コロケーション

the public at large

  • 表現タイプ: コロケーション
  • 文法情報: 定型表現
  • 英語レベル: 中級:名詞の後ろのat large、対象範囲と別義
  • 中心語: at large

固定のAI音声を再生できます。

科学館の展示準備室で、左の深緑ブラウスの女性が無文字の案内用紙を両手で持ち、右の生成りカーディガンの男性が青い球体模型と展示台を扱うイラスト
専門家だけに限らず、伝わりやすい案内と簡単な模型を準備します。

QUICK CHOICE

迷ったら、意図から選ぶ

先に場面の意図を決めると、似た表現から自然な形を選びやすくなります。

  • 一般の人々を広く対象にするならthe public at large
  • ある公演の観客や媒体の読者ならthe audience
  • 人前でという状況を述べるならin public
  • 囚人が捕まっていない別義ならa prisoner at large
目的別の使い分けを確認する
AUDIO SETTINGS音声設定1.00倍速・1回

ここで選んだ速度と回数を、表現・対話・例文・発音のすべてに使います。

1.00×
再生回数

1.00倍速・1回再生です。

CHAPTER 1

理解する

意味・形・似た表現の境界を先に整理します。

MEANING & NUANCE

意味と使い方

特定の専門家や関係者に限らない、広く一般の人々です。対象範囲と実際の参加・理解は別です。at largeはthe publicの後ろに置きます。

使い方を詳しく読む基本の意味と使うときの判断

the public at largeは、特定の専門家や団体のメンバーに限らない、広く一般の人々です。一般向けに資料を作る、結果を伝えるといった場面で使えます。全員がすでに読んだ・賛成した・参加したことまでは意味しません。

ニュアンスを確かめる似た表現とずれるポイント
  • the public at largeは、広く一般の人々を一つの対象範囲として捉える名詞句です。専門家、特定の会員、組織の内部だけへ向けた資料と対比できます。誰を対象に説明するかを述べるもので、全員が実際に読んだ、参加した、賛成したことまでは意味しません。対象範囲と実際の参加・理解を区別します。
  • the general publicは近い言い方です。the community at largeはある地域や共同体の全体、society at largeは社会全体に焦点があります。the audienceは公演の観客や、媒体の読者・視聴者なので、一般の人々全体と同じ範囲とは限りません。人口の増減を述べるpopulation growthや、その場の全員が来ているeveryone is hereとも焦点が違います。
  • at largeはこの意味ではthe publicの後ろに置きます。theを落としたり、at large the publicと前へ出したりしないようにします。in publicは人前でという別の働きです。by and largeは概してという副詞句で、the public at largeという名詞のまとまりとは区別します。
  • a prisoner at largeのat largeは、捕まっていないという別義です。また、publicは集合を表す名詞で、辞書には単数・複数どちらの動詞とも使う形が示されています。主語にしたときの動詞を一律に一方だけと決めつけません。今回は主にforやtoの後ろへ置く形で、一般向けの説明という場面を練習します。
使用場面・ことばの調子説明・報告:広く一般の人々を対象にする
  • 説明・報告:広く一般の人々を対象にする

FORM & ORDER

形と組み立て方

まず英文の設計図を確認します。形の変化や入れ替えは、必要な項目を開いて読めます。

英文の設計図
for / to に続けて the public に続けて at large

3段階で組み立てる

  1. 1 誰向けかを述べる形を作る

    This guide is for

    ここではforを使って、案内の対象を述べます。

  2. 2 一般の人々を置く

    This guide is for the public

    the publicは一般の人々という名詞のまとまりです。

  3. 3 後ろから広い全体を示す

    This guide is for the public at large.

    at largeを後ろへ添え、広く一般の人々を対象にします。

語順と形の変化英文を作る順番と形の変化
  • the publicの後ろにat largeを置きます。for the public at largeなら一般の人々を対象に、to the public at largeなら一般の人々に、というつながりです。at large the publicの順にしません。
後ろに置けるもの・関連形入れ替えられる語と広げ方
  • 前の動詞や前置詞を替えて、write for the public at large、explain something to the public at large、interest the public at largeなどと使えます。the community at largeやsociety at largeでは、全体として捉える対象が変わります。
直訳と組み立ての補足ヒーローでは省略した詳しい直訳
  • publicはここでは「一般の人々」という名詞です。後ろのat largeは、全体として、広く一般にという意味を添えます。大きな場所にいる、逃走中であると直訳しません。
短縮形・言い換え会話形と自然な別表現
短縮形
we will → we’ll; it is → it’s; let us → let’s
言い換え
ordinary people in general(広く一般の人々)

COMPARE BY PURPOSE

目的ごとに、似た表現を選び分ける

表現を一列に並べず、何を伝えたいかで分けて確認します。

一般の人々・共同体・社会の範囲

どの全体に焦点を当てるかを比べます。

この表現を選ぶ場面

the public at large

特定の専門家や関係者だけでなく、広く一般の人々を指します。

この表現を選ぶ場面

the general public

特定の団体などに属していない一般の人々という、近い言い方です。

この表現を選ぶ場面

the public

社会の一般の人々です。at largeを添えると、その広い全体を意識します。

この表現を選ぶ場面

the community at large

ある地域や共通の背景を持つ共同体の全体です。どの共同体かは文脈で決まります。

この表現を選ぶ場面

society at large

社会全体です。publicは一般の人々、societyは人々が共に暮らす社会に焦点があります。

観客・専門家・その場の全員

一般向けの範囲と、特定の集団や実際の出席を分けます。

この表現を選ぶ場面

the audience

公演を見聞きする人や、ある媒体の読者・視聴者です。一般の人々全体と必ず同じ範囲になるわけではありません。

この表現を選ぶ場面

specialists

特定分野の専門家です。一般向けの説明を作る場面では、対比する相手になります。

この表現を選ぶ場面

everyone here

ここにいる全員です。一般向けの対象範囲と、その場の全員が実際にいることを分けます。

似た形と別義を分ける

人前で、捕まっていない、概して、数が多いという別の意味を整理します。

この表現を選ぶ場面

in public

人前で、公の場でという意味です。一般の人々を指すthe public at largeとは文の働きが異なります。

この表現を選ぶ場面

a prisoner at large

捕まっておらず自由になっている囚人という、at largeの別義です。

この表現を選ぶ場面

by and large

概して、全体として見るとという副詞句です。名詞の後ろに置く今回のat largeと分けます。

この表現を選ぶ場面

a large audience

観客・聴衆の数が多いことです。at largeを単に大人数と読み替えません。

CHAPTER 2

使って覚える

音・対話・例文を行き来しながら、場面ごと覚えます。

PRONUNCIATION

発音のコツ

カタカナに置き換えるより、まず単語、次にチャンク全体を聞き、長さ・語のつながり・強勢を確かめましょう。

まず単語を聞く
at large

固定のAI音声を再生できます。

次にチャンクを聞く
the public at large

固定のAI音声を再生できます。

  1. 後ろの2語を聞く

    at large

    中心語の音声でat largeのつながりを確認します。

  2. 4語全体へ戻る

    the public at large

    中心語だけの音声にはthe publicが含まれません。表現全体でも聞きます。

続きの6ステップつながり・強勢・仕上げ
  1. theを軽く始める

    the public

    舌先を歯の近くへ軽く出す子音からpublicへ続けます。

  2. publicの前を強く

    public

    publicは最初の部分に強勢があります。後ろを同じ強さで長く伸ばしません。

  3. kの後に母音を足しすぎない

    public at

    publicの終わりからatへ進む流れを聞きます。

  4. atを短くつなぐ

    at large

    atを独立した大きなかたまりにせず、次のlargeへ軽くつなげて練習します。

  5. largeの終わりを確かめる

    large

    終わりの/dʒ/を聞き、日本語の長い「ジ」にしすぎないようにします。

  6. rの違いを聞く

    large

    米国式と英国式でrの響きが異なります。掲載音声を手本に、4語の流れへ戻ります。

IN CONTEXT

場面で使う短い対話

科学館の案内を一般向けに整える

科学館で展示の案内を準備している二人。専門家だけでなく広く一般の人々へ伝わるように、用語を減らし、簡単な模型を添えることにします。

固定のAI音声を再生できます。

  1. 一般向けの案内を見直す女性

    Is this guide just for scientists?

    この案内は科学者だけに向けたものなの?

    この発話の固定AI音声を再生できます。

  2. 伝える相手を確かめる男性

    No, it's for the public at large.

    いいや、広く一般の人々に向けたものだよ。

    この発話の固定AI音声を再生できます。

  3. 一般向けの案内を見直す女性

    Then let's use fewer technical terms.

    それなら専門用語を減らそう。

    この発話の固定AI音声を再生できます。

  4. 伝える相手を確かめる男性

    A simple model will help explain the idea.

    簡単な模型があれば、その考えを説明しやすくなるね。

    この発話の固定AI音声を再生できます。

LISTEN & REPEAT

7つの例文で、意味と音を確認

短い基本例から場面のある応用例へ進みます。各例文の音声を聞いて、続けて声に出してみましょう。

全例文を順番に再生し、各文の間にまねして話す時間を取ります。

未再生です。

基本例

The report was written for the public at large.

その報告書は広く一般の人々に向けて書かれました。

固定のAI音声を再生できます。

展開例

We need to explain the plan to the public at large.

その計画を広く一般の人々に説明する必要があります。

固定のAI音声を再生できます。

別の5場面も見る応用例と固定音声

展開例

Will the exhibition be open to the public at large?

その展示は広く一般の人々に公開されるのでしょうか。

固定のAI音声を再生できます。

展開例

The results may interest the public at large.

その結果は広く一般の人々の関心を引くかもしれません。

固定のAI音声を再生できます。

展開例

This guide helps the public at large understand the research.

この案内は、広く一般の人々がその研究を理解する助けになります。

固定のAI音声を再生できます。

展開例

We should share the findings with the public at large.

その調査結果を広く一般の人々と共有するとよいでしょう。

固定のAI音声を再生できます。

展開例

If we avoid technical terms, we can reach the public at large.

専門用語を避ければ、広く一般の人々に情報を届けられます。

固定のAI音声を再生できます。

CHAPTER 3

確認する

間違いやすい形を直し、最後に自力で思い出します。

COMMON MISTAKES

よくある間違い

避けたい形から自然な形へ、理由ごと1組で直します。

避けたい形

This report is for public at large.

今回の「一般の人々」というまとまりではtheが抜けています。

自然な形

This report is for the public at large.

the public at largeを一まとまりで使います。

避けたい形

We will explain it to at large the public.

at largeを名詞の前に置いています。

自然な形

We will explain it to the public at large.

at largeはここではthe publicの後ろです。

残りの4組も確認する誤り・理由・自然な形を組のまま表示

避けたい形

The guide is for the public at largely.

副詞largelyへ形を変えています。

自然な形

The guide is for the public at large.

at largeという形を保ちます。

避けたい形

The report is for the public by and large.

文として成り立つ場合もありますが、by and largeは「概して」で、今回指定した名詞句とは異なります。

自然な形

The report is for the public at large.

広く一般の人々という対象のまとまりを述べます。

避けたい形

The meeting is for the public at large, so everyone has attended.

文法ではなく意味の飛躍です。一般向けでも、全員の参加を意味しません。

自然な形

The meeting is for the public at large, but some people cannot attend.

対象範囲と実際の出席を分けて述べます。

避けたい形

The public at large means a group of people who escaped from prison.

at largeの別義を、今回の名詞句へ当てはめています。

自然な形

The public at large means ordinary people in general.

囚人が捕まっていない意味とは文脈を分けます。

TRANSFER CHECK

3問で、別の場面へ移す

同じ表現を別の状況でも取り出せるか、1問ずつ確かめます。

0 / 3 問完了

QUESTION 1 / 3

「この案内は広く一般の人々のためのものです」となるように、今回の4語を入れてください。

This guide is for ___.

QUESTION 2 / 3

今回の形になるように、名詞の後ろへ続く2語を入れてください。

The results may interest the public ___.

QUESTION 3 / 3

今回の「一般の人々」というまとまりで必要な冠詞を入れてください。

We will share it with ___ public at large.

SOURCES & EDITORIAL POLICY

参考資料とEigoNaviの編集方針

最終確認日

確認資料8件

表示方針根拠と編集判断を分けて表示

EigoNaviの編集方針資料の扱いと日本語説明の作り方

Oxford Learner’s Dictionaries、British Councilの公開資料をAIが照合し、EigoNaviが英語学習用に独自再構成しました。資料発行元の監修・承認・推薦ではなく、個人監修者はいません。一般の人々への対象範囲と実際の参加・理解、名詞後のat largeと逃走中の別義、集合名詞publicの単数・複数両用を区別します。

確認した参考資料 8件公式・一次学習資料のリンクと採用根拠
  • large: at large

    Oxford University Press

    名詞の後ろのat largeが全体・一般を表すことと、捕まっていない別義を確認。

  • public: noun

    Oxford University Press

    一般の人々という名詞、in publicとの違い、単数・複数の動詞が使われることを確認。

  • the general public

    Oxford University Press

    特定の団体に属さない一般の人々という、近い言い方を確認。

  • community

    Oxford University Press

    地域や背景を共有する人々の集まりと、全体としての範囲を確認。

  • society

    Oxford University Press

    共同で生活する人々という社会の意味を確認。

  • audience

    Oxford University Press

    観客・聴衆や媒体の読者など、対象が定まる範囲を確認。

  • Group nouns

    British Council

    publicを含む集合を表す名詞で、集合全体・個々の人という見方と単数・複数の扱いを確認しています。

  • The definite article: 'the'

    British Council

    theで指す対象を共有する基本を公式教材で確認しています。the publicという固定した形は辞書資料と合わせて学びます。