コロケーション

you should know better

直訳 you(あなたは)+ should(〜するのが当然・適切だ)+ know better(もっと良い判断を分かっている)という組み立てです。

  • コロケーション
  • 文法: expression
  • レベル: 中上級(C2 idiom。shouldの語順自体は初級)
  • もとの単語: know better

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明るいオフィスで不審メールの警告が出たノートパソコンを前に、落ち着いて安全対応を確認する成人の同僚二人
不審なリンクを開いた後、ネットワークを外し、IT担当へ連絡する次の行動を二人で確認します。

MEANING & NUANCE

意味と使い方

You should know better. は、相手には経験や知識があり、その行動がよくないと分かっているはずだ、と伝える表現です。

使い方を詳しく読む基本の意味と使うときの判断

You should know better. は、相手には経験や知識があり、その行動がよくないと分かっているはずだ、と伝える表現です。

単なる「〜した方がよい」という助言ではなく、「分かっていたはずなのに」という失望や批判を含みやすいのが要点です。

規則を知っている人の不注意、同じ失敗の繰り返し、安全やマナーに反する判断などを指摘するときに使います。

親しい間柄や指導する立場では自然ですが、初対面の人や同僚へ強く言うと、見下した響きになることがあります。

行動だけを止めたい場面では、Please don't ...、It's safer not to ...、Be careful not to ... の方が中立的です。

何を避けるべきだったかを続けるときは、You should know better than to + 動詞原形を使います。

CambridgeとOxfordの辞書ではknow betterを、好ましくない行動をしないだけの分別があることとして説明しています。

ニュアンスを確かめる似た表現とずれるポイント
  • 中心にあるのは「正しい判断をするための知識や経験が、相手にはすでにあるはずだ」という期待です。
  • その期待に反した行動を見た後で使うため、助言というより、たしなめ・失望・批判として聞こえやすくなります。
  • You should know better. だけで止めると、何が悪かったかを相手も共有している前提が強くなります。
  • than to ...を続けると、避けるべき行動が明確になりますが、批判の響き自体は消えません。
  • 安全や再発防止で必要な指摘をするときも、落ち着いた声で理由と次の行動を続けると建設的です。
  • 単に初めてやり方を教える場面では、You should ...やPlease ...の方が適切です。
  • youを強く言い過ぎると個人を責める響きが増すため、自然な発話ではknow betterを中心に置きます。
使用場面・ことばの調子会話で使う標準的な表現ですが、親しい関係、指導、規則を共有する職場で使われやすく、批判的です。
  • 会話で使う標準的な表現ですが、親しい関係、指導、規則を共有する職場で使われやすく、批判的です。
  • 初対面・同僚・顧客への中立的な注意ではPlease don't ...を優先します。

FORM & ORDER

形と組み立て方

まず英文の設計図を確認します。形の変化や入れ替えは、必要な項目を開いて読めます。

英文の設計図
[主語] You に続けて [助動詞] should に続けて [動詞句] know better (+ than to + [動詞原形])
語順と形の変化英文を作る順番と形の変化
  • 基本の語順は You + should + know + better です。
  • shouldは助動詞なので、その直後には動詞原形knowを置きます。
  • should to knowやshould knewにはしません。
  • ここでのbetterは単なる比較の「よりよく」ではなく、know better全体で「もっと分別がある・してはいけないと分かる」という慣用的な意味を作ります。
  • 避ける行動を明示する形は、know better + than to + 動詞原形です。
  • You should know better than to open links like that. のように、thanの後ろにもtoを残します。
  • 主語はI / we / he / she / theyなどへ替えられます。
  • 過去の判断を振り返るときはshould have known better、過去に実際に分別があったと述べるときはknew betterを使います。
後ろに置けるもの・関連形入れ替えられる語と広げ方
  • YouをWeに替えると、We should know better. 「私たちなら分かっているはずです」と自分を含む批判になります。
  • he / she / theyを使う場合も、shouldの後ろはknowのままです。
  • than toの後ろには、lie、share the file、ignore the warning、click unknown linksなど、避けるべき行動を動詞原形で置けます。
  • You know better than to ... は、shouldを使わず、「あなたは〜しないだけの分別がある」と期待を事実のように述べます。
  • You should have known better. は、すでに起きた行動への「分かっているべきだった」という強い振り返りです。
  • I know better now. は「今ではもっとよく分かっています」で、相手への非難ではなく、自分が学んだことを表します。
  • know better than someoneは「その人より詳しい」という別用法もあるため、than to + 動詞の形と区別します。
短縮形・言い換え会話形と自然な別表現
短縮形
you shouldに標準的な肯定の短縮形はありません。
否定はshould not → shouldn'tですが、You shouldn't know better. は今回の意味の自然な否定にはなりません。
過去形のshould haveは会話でshould'veになることがあります。
言い換え
you ought to know better; you know better than to do that; please don't do that again; be careful not to do that

PRONUNCIATION

発音のコツ

カタカナに置き換えるより、まず単語、次にチャンク全体を聞き、長さ・語のつながり・強勢を確かめましょう。

まず単語を聞く
know better

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次にチャンクを聞く
you should know better

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  1. shouldは会話で弱く

    should /ʃəd/; strong /ʃʊd/

    通常の文中ではshouldを弱形/ʃəd/で短く言えます。
    shouldだけを訂正・強調するときは強形/ʃʊd/になります。

  2. you shouldを一息で

    you‿should /ju ʃəd/

    youの後で大きく切らず、you‿shouldを一まとまりにします。
    youを強く押し出すと責める響きが増すため、通常は軽く始めます。

続きの3ステップつながり・強勢・仕上げ
  1. knowのkは発音しない

    know /noʊ/

    knowの最初のkは無音で、/n/から始めます。
    米音は/noʊ/、英音は/nəʊ/を目安に、母音を一音で滑らかに動かします。

  2. betterの最初を強く

    BET-ter UK /ˈbet.ər/; US /ˈbet̬.ɚ/

    betterは最初のBETにアクセントを置き、後半を軽くします。
    米音では中央のtが軽い弾き音になり、日本語のラ行に近く聞こえることがあります。

  3. know betterを中心に下げる

    you should KNOW BET-ter.

    自然な注意ではKNOW BET-を聞かせ、文末を下げます。
    YOUを強く言い過ぎず、声量を抑えると、必要以上に威圧的になるのを避けられます。

IN CONTEXT

場面で使う短い対話

職場で不審なリンクを開いた後に対応する

不審なメールのリンクを開いて警告が出た直後、同僚二人が問題を認め、端末を切り離してIT担当へ報告します。

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  1. マヤ

    I opened a link from an unknown sender, and this warning appeared.

    知らない送信者からのリンクを開いたら、この警告が出ました。

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  2. ノア

    You should know better than to open links like that.

    そのようなリンクは開かないと分かっているはずです。

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  3. マヤ

    You're right. I'll disconnect the laptop and call IT now.

    そのとおりです。ノートパソコンを切り離して、今IT担当へ連絡します。

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  4. ノア

    Good. Let's report it and make sure the account is secure.

    よし。報告して、アカウントが安全か確認しましょう。

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LISTEN & REPEAT

5つの例文で、意味と音を確認

短い基本例から場面のある応用例へ進みます。各例文の音声を聞いて、続けて声に出してみましょう。

基本例

You should know better than to lie.

あなたはうそをつくほど愚かではないはずです。

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場面例

After two safety briefings, you should know better.

安全説明を二度受けたのだから、もっと分別があるはずです。

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別の3場面も見る応用例と固定音声

場面例

You should know better than to click links from unknown senders.

知らない送信者からのリンクを開かないだけの分別があるはずです。

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展開例

We know better than to ignore repeated warning signs.

私たちは、繰り返し出る警告を無視してはいけないと分かっています。

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対比例

I should have known better than to reuse that password.

あのパスワードを使い回すべきではないと分かっていたはずなのに。

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COMPARE

似た表現との違い

この表現を選ぶ場面

you should know better

相手には正しい判断ができる経験があるはずだ、と指摘します。単なる助言より批判や失望が強い表現です。

この表現を選ぶ場面

you know better than to ...

「〜しないだけの分別がある」と期待を述べます。shouldがなくても、文脈によってはたしなめる響きがあります。

この表現を選ぶ場面

you should have known better

すでに起きた行動について「分かっているべきだった」と振り返ります。現在形より過去への非難が明確です。

ほかの5表現も比べる文脈・強さ・ことばの調子

この表現を選ぶ場面

you should be more careful

今後もっと注意するよう助言します。know betterより、相手の人格や分別を直接評価しにくい言い方です。

この表現を選ぶ場面

please don't do that again

再発を直接、丁寧に止めます。理由を続ければ、know betterより中立的で具体的な注意になります。

この表現を選ぶ場面

it's safer not to ...

安全上の理由に焦点を置く柔らかい言い方です。相手の分別を評価せず、選ぶ行動を示します。

この表現を選ぶ場面

I know better now

「今ではもっとよく分かっています」。自分が経験から学んだことを表し、相手への批判ではありません。

この表現を選ぶ場面

know better than someone

「その人より詳しい・よく分かっている」という別の意味です。than to + 動詞で避ける行動を示す形と区別します。

COMMON MISTAKES

よくある間違い

左の不自然な形と、右の自然な形を1組ずつ見比べます。

避けたい形

You should to know better.

shouldの後ろにtoは置かず、動詞原形knowを直接続けます。

自然な形

You should know better.

You + should + know betterの語順です。

避けたい形

You should knew better.

助動詞shouldの後ろは過去形knewではなく原形knowです。

自然な形

You should know better than to lie.

避ける行動はthan to + 動詞原形で続けます。

避けたい形

You should know better to click that link.

「〜するほど無分別ではない」はknow better than to ...です。

自然な形

You should know better than to click that link.

thanとtoをどちらも残し、その後ろにclickを置きます。

避けたい形

Yesterday, you should know better.

起きた行動への過去の批判ならshould have known betterが明確です。

自然な形

You should have known better.

should + have + 過去分詞knownで過去を振り返ります。

CHECK YOURSELF

最後に1問で思い出す

「安全説明を受けたのだから、もっと分別があるはずです」と言うとき、空欄に入る表現を答えてください。

After the safety briefing, you ____.

SOURCES & EDITORIAL POLICY

参考資料とEigoNaviの編集方針

最終確認日:

EigoNaviの編集方針

Cambridge Dictionary、Cambridge Grammar Today、British Council LearnEnglish、Oxford Advanced Learner's Dictionary、Merriam-Websterの公式学習資料・辞書を照合し、EigoNaviが初心者向けに日本語で整理しました。各資料の発行元がこのページを監修・承認したという意味ではありません。資格・経歴を伴う個人監修者の表示は行っていません。例文・対話・日本語説明は資料からの転載ではなく、EigoNaviの編集内容です。

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