コロケーション

bring back a memory

  • 表現タイプ: コロケーション
  • 文法情報: 定型表現
  • 英語レベル: 初中級:句動詞、単数と複数、不規則変化、代名詞の位置を学ぶ
  • 中心語: memory

固定のAI音声を再生できます。

居間で昔の木製オルゴールに耳を傾け、懐かしそうにほほ笑む成人の兄妹を描いた純2D現代アニメ風イラスト
昔のオルゴールの音色が、祖母と過ごした夕食後のひとときを思い出させます。

QUICK CHOICE

迷ったら、意図から選ぶ

先に場面の意図を決めると、似た表現から自然な形を選びやすくなります。

  • きっかけから思い出がよみがえるならThis photo may bring back a memory.
  • 自分が覚えている・思い出すならI remember our first concert.
  • 誰に思い出させるかを示すならThis tune reminds me of our first concert.
  • 覚える力の話をするならI have a good memory for faces.
目的別の使い分けを確認する
AUDIO SETTINGS音声設定1.00倍速・1回

ここで選んだ速度と回数を、表現・対話・例文・発音のすべてに使います。

1.00×
再生回数

1.00倍速・1回再生です。

CHAPTER 1

理解する

意味・形・似た表現の境界を先に整理します。

MEANING & NUANCE

意味と使い方

歌や写真などが思い出を呼び起こすときにbring back a memory。複数ならmemories、自分が思い出すならremember、相手を明示して思い出させるならremind + 人 + ofです。

使い方を詳しく読む基本の意味と使うときの判断

歌・写真・味などを主語にして、思い出すきっかけを述べられます。楽しい思い出だけでなく、つらい記憶にも使えます。

ニュアンスを確かめる似た表現とずれるポイント
  • bring back a memoryは、何かがきっかけになって思い出がよみがえること。rememberは思い出す人、remindは思い出させる相手を含む型です。記憶力がよくなる、という意味ではありません。
使用場面・ことばの調子日常会話・昔の出来事を振り返る場面で使う
  • 日常会話・昔の出来事を振り返る場面で使う

FORM & ORDER

形と組み立て方

まず英文の設計図を確認します。形の変化や入れ替えは、必要な項目を開いて読めます。

英文の設計図
something に続けて can / may / might に続けて bring back に続けて a memory; bring back memories of ...

3段階で組み立てる

  1. 1 きっかけを主語にする

    This song / This photo / That smell

    思い出を呼び起こす歌・写真・においなどを先に置きます。

  2. 2 思い出がよみがえる型を続ける

    may bring back + a memory

    一つの思い出ならa memory。mayを置くと、よみがえるかもしれないと述べられます。

  3. 3 何の思い出かを足す

    a memory of ... / memories from childhood

    内容や時期を足します。複数の思い出ではaを付けずmemoriesにします。

語順と形の変化英文を作る順番と形の変化
  • まずbring backをまとめて、その後ろにa memoryを置く形を覚えます。bring a memory backという語順も使えます。
後ろに置けるもの・関連形入れ替えられる語と広げ方
  • 一つならa memory、複数ならmemoriesです。of ...やfrom childhoodを続けて内容や時期を足せます。代名詞で受けるときはbring it backの順にします。
直訳と組み立ての補足ヒーローでは省略した詳しい直訳
  • bring backは戻す、a memoryは一つの思い出です。歌や写真、においなどが、過去の記憶を心に戻してくるイメージで捉えます。
短縮形・言い換え会話形と自然な別表現
短縮形
I did not → I didn't; it will → it'll; do not → don't
言い換え
make someone remember an event from the past

COMPARE BY PURPOSE

目的ごとに、似た表現を選び分ける

表現を一列に並べず、何を伝えたいかで分けて確認します。

単数・複数と時制の使い分け

一つの思い出と複数の思い出、現在と過去を述べ分けます。

この表現を選ぶ場面

This photo may bring back a memory.

写真をきっかけに一つの思い出がよみがえるかもしれない、と述べます。mayの後ろは原形です。

この表現を選ぶ場面

That smell brings back a memory of summer.

においが夏のある思い出を呼び起こします。主語がthat smellなのでbringsです。

この表現を選ぶ場面

The old toy brought back a memory.

古いおもちゃを見て思い出がよみがえった、という過去の出来事です。bringの過去形はbroughtです。

この表現を選ぶ場面

These songs bring back memories of school.

複数の思い出をまとめて述べるならmemoriesを使います。複数形の前にaは置きません。

何を主語にして思い出すか

きっかけ、人、思い出そのもののどれに焦点を置くかを選びます。

この表現を選ぶ場面

I remember our first concert.

思い出す人を主語にして、その人の記憶を述べます。bring backでは歌や写真などのきっかけを主語にできます。

この表現を選ぶ場面

This tune reminds me of our first concert.

remind + 人 + of + 思い出す対象の形です。meを入れるので、誰が思い出すのかも明示できます。

この表現を選ぶ場面

I can recall the sound of the piano.

recallにも思い出すという意味があります。この用法はrememberより改まった言い方です。

この表現を選ぶ場面

A memory of that evening came back to me.

思い出そのものを主語にし、私の中によみがえったと述べます。何がきっかけかは明示していません。

別の意味と代名詞の語順

記憶力・物の返却・復活の意味と、itを置く位置を整理します。

この表現を選ぶ場面

I have a good memory for faces.

顔を覚えるのが得意という記憶力の話です。bring back a memoryのmemoryは、一つの過去の出来事の記憶です。

この表現を選ぶ場面

Please bring back the borrowed umbrella.

借りた傘を持って戻るという、物を返す意味です。bring backの意味は目的語と場面で変わります。

この表現を選ぶ場面

The shop may bring back its old logo.

店が以前のロゴを復活させるかもしれない、という意味です。過去の思い出を呼び起こす用法とは区別します。

この表現を選ぶ場面

That scent brought it back.

itが既に話題に出た思い出を指すなら、broughtとbackの間に置きます。brought back itとはしません。

CHAPTER 2

使って覚える

音・対話・例文を行き来しながら、場面ごと覚えます。

PRONUNCIATION

発音のコツ

カタカナに置き換えるより、まず単語、次にチャンク全体を聞き、長さ・語のつながり・強勢を確かめましょう。

まず単語を聞く
memory

固定のAI音声を再生できます。

次にチャンクを聞く
bring back a memory

固定のAI音声を再生できます。

  1. bringの出だし

    /br/

    唇を閉じた/b/から/r/へ移ります。ブ・リと間に強い母音を足しすぎないようにします。

  2. bringの母音

    /brɪŋ/

    /ɪ/は短い音です。ブリーンと長く伸ばさず、後ろの鼻音へつなぎます。

続きの6ステップつながり・強勢・仕上げ
  1. bringの終わり

    /ŋ/

    舌の奥で息を鼻へ通します。語末に独立したグの音を付け足しません。

  2. backの母音

    /bæk/

    /æ/では口をやや広く開きます。平らな日本語のアだけにせず、口の形を音声で確かめます。

  3. backとaをつなぐ

    back a /bæk ə/

    backの/k/から、弱く短いaへ続けます。単語の間に長い休みを置きません。

  4. memoryの強勢

    MEM-o-ry /ˈmeməri/

    最初の音節を明瞭にし、後ろを軽く続けます。メモリーの最後だけを強く伸ばさないようにします。

  5. まとまりのリズム

    bring BACK a MEMory

    backとmemoryの最初を軸に、aを軽くすると練習しやすくなります。強く言う場所は文脈でも変わります。

  6. broughtの形と音

    brought /brɔːt/

    過去形・過去分詞はbringedではなくbroughtです。語末の/t/に余分なオの母音を付けずに終えます。

IN CONTEXT

場面で使う短い対話

昔のオルゴールの音色

成人した兄妹が実家の居間で、引き出しから見つけた昔のオルゴールを聴きます。懐かしい音色が、祖母と過ごした時間を思い出させます。

固定のAI音声を再生できます。

  1. 昔のオルゴールを見つけた兄

    I found our old music box in this drawer.

    この引き出しに、昔のオルゴールがあったよ。

    この発話の固定AI音声を再生できます。

  2. 音色を懐かしむ妹

    Play it. The tune might bring back a memory.

    鳴らしてみて。その音色で何か思い出すかもしれないわ。

    この発話の固定AI音声を再生できます。

  3. 昔のオルゴールを見つけた兄

    I remember hearing it in Grandma's living room.

    おばあちゃんの居間でこれを聴いたのを覚えているよ。

    この発話の固定AI音声を再生できます。

  4. 音色を懐かしむ妹

    Me too. She played it for us after dinner.

    私も。夕食の後に、私たちのために鳴らしてくれたわね。

    この発話の固定AI音声を再生できます。

LISTEN & REPEAT

7つの例文で、意味と音を確認

短い基本例から場面のある応用例へ進みます。各例文の音声を聞いて、続けて声に出してみましょう。

全例文を順番に再生し、各文の間にまねして話す時間を取ります。

未再生です。

基本例

A familiar smell can bring back a memory.

なじみのあるにおいで、ある思い出がよみがえることがあります。

固定のAI音声を再生できます。

場面例

This photo may bring back a memory of your first day at school.

この写真を見ると、初登校の日の思い出がよみがえるかもしれません。

固定のAI音声を再生できます。

別の5場面も見る応用例と固定音声

場面例

An old toy can bring back a memory from childhood.

古いおもちゃで、子どものころの思い出がよみがえることがあります。

固定のAI音声を再生できます。

展開例

Walking along this beach might bring back a memory of our trip.

この浜辺を歩くと、私たちの旅行の思い出がよみがえるかもしれません。

固定のAI音声を再生できます。

場面例

Can this song bring back a memory of the concert?

この歌を聴くと、あのコンサートの思い出がよみがえりますか。

固定のAI音声を再生できます。

展開例

I did not expect this taste to bring back a memory of home.

この味で故郷の思い出がよみがえるとは思っていませんでした。

固定のAI音声を再生できます。

場面例

Even a small detail can bring back a memory from long ago.

ちょっとしたことでも、遠い昔の思い出がよみがえることがあります。

固定のAI音声を再生できます。

CHAPTER 3

確認する

間違いやすい形を直し、最後に自力で思い出します。

COMMON MISTAKES

よくある間違い

避けたい形から自然な形へ、理由ごと1組で直します。

避けたい形

This photo bring back a memory.

主語がthis photoで現在のことを述べるので、bringに-sが必要です。

自然な形

This photo brings back a memory.

単数の主語に合わせてbringsにします。

避けたい形

The tune may brings back a memory.

mayの直後に三人称単数の-sは付けません。

自然な形

The tune may bring back a memory.

mayの後ろは原形bringです。

残りの4組も確認する誤り・理由・自然な形を組のまま表示

避けたい形

This toy brought back a memories.

aと複数形memoriesは組み合わせません。

自然な形

This toy brought back a memory.

一つの思い出ならa memoryです。複数ならaを取ってmemoriesにします。

避けたい形

The smell bringed back a memory.

bringは-edを付ける規則変化ではありません。

自然な形

The smell brought back a memory.

bringの過去形・過去分詞はbroughtです。

避けたい形

That tune brought back it.

itのような代名詞の目的語は、bringとbackの間に置きます。

自然な形

That tune brought it back.

既に出た思い出をitで受け、brought it backにします。

避けたい形

This photo reminds me my school.

学校を思い出させるという意味では、meの後ろにofが必要です。

自然な形

This photo reminds me of my school.

remind + 人 + of + 対象の型です。bring back a memoryとは目的語の組み立てが違います。

TRANSFER CHECK

3問で、別の場面へ移す

同じ表現を別の状況でも取り出せるか、1問ずつ確かめます。

0 / 3 問完了

QUESTION 1 / 3

『一つの思い出をよみがえらせる』になるよう、空欄に4語を入れてください。

An old song can ___ ___ ___ ___.

QUESTION 2 / 3

bringを過去形にして入れてください。

My old school bag ___ back a memory yesterday.

QUESTION 3 / 3

前に出た一つの思い出を指す代名詞を入れてください。

The memory was unclear, but the tune brought ___ back.

SOURCES & EDITORIAL POLICY

参考資料とEigoNaviの編集方針

最終確認日

確認資料9件

表示方針根拠と編集判断を分けて表示

EigoNaviの編集方針資料の扱いと日本語説明の作り方

Oxford Learner’s DictionariesとBritish Councilの公開資料をAIが照合し、EigoNaviが英語学習用に独自再構成しました。資料発行元による監修・承認・推薦ではなく、個人監修者はいません。記憶をよみがえらせるきっかけ、単数・複数、代名詞の位置、bringの活用と関連表現の違いを整理しています。

確認した参考資料 9件公式・一次学習資料のリンクと採用根拠
  • bring back phrasal verb

    Oxford Advanced Learner's Dictionary

    思い出を呼び起こす意味、物の返却と復活の別義、目的語を置く型を照合しました。

  • memory noun

    Oxford Advanced Learner's Dictionary

    思い出と記憶力の語義、可算のmemoryと複数形memories、of/fromやcome backとの結び付きを照合しました。

  • bring verb

    Oxford Advanced Learner's Dictionary

    brings/brought/bringingの語形とbring・broughtの辞書発音を照合しました。

  • remember verb

    Oxford Advanced Learner's Dictionary

    思い出す人を主語にする型と、過去の経験をremember + -ingで述べる型を照合しました。

  • remind of phrasal verb

    Oxford Advanced Learner's Dictionary

    remind somebody of somebody/somethingの型を確認し、bring backとの組み立ての違いを整理しました。

  • recall verb

    Oxford Advanced Learner's Dictionary

    思い出すという用法のformal表示を照合しました。

  • Phrasal verbs

    British Council

    分離可能な句動詞で名詞の位置に選択肢があり、代名詞は動詞と小辞の間に置くという原則を照合しました。

  • Modals: deductions about the present

    British Council

    may/mightが可能性を表すことと、助動詞の後ろにtoなしの不定詞を置く原則を公式索引本文で照合しました。

  • back adverb

    Oxford Advanced Learner's Dictionary

    backの発音/bæk/と、句動詞の意味は各動詞の項で確認するという指針を照合しました。