助動詞の使い分け

can / may / must / should の違いをやさしく整理

can / may / must / should は、どれも動詞の前に置いて 「気持ち」や「確信の強さ」を足す助動詞です。 まずは can = できる・あり得るmay = してもよい・かもしれないmust = しなければならない・違いないshould = したほうがよい・はずだ と整理しましょう。

can:能力・許可・可能性 may:許可・控えめな推量 must:強い義務・強い確信 should:助言・当然の予想
助動詞 + 動詞の原形
形は全部同じ

You can go. / You may go.

You must go. / You should go.

後ろは必ず動詞の原形。違うのは、話し手の気持ちの強さや意味です。

助動詞の種類と役割を整理した図

まず結論:4つの役割

can

できる / してもよい / あり得る

I can swim.
泳ぐことができます。

may

してもよい / かもしれない

May I come in?
入ってもよろしいですか。

must

しなければならない / 違いない

You must wear a helmet.
ヘルメットをかぶらなければなりません。

should

したほうがよい / はずだ

You should rest.
休んだほうがいいです。

それぞれの中心イメージ

can:できる・可能性がある

can と could の基本用法を整理した図

She can speak English.

能力:彼女は英語を話せます。

許可なら Can I use this?、可能性なら Accidents can happen. のように使います。

may:許可・かもしれない

may と might の基本用法を整理した図

It may rain tomorrow.

推量:明日は雨が降るかもしれません。

May I ...? は改まった許可依頼。might はさらに控えめな推量に使えます。

must:強い必要・強い確信

must の義務・推量・禁止を整理した図

You must submit it today.

義務:今日提出しなければなりません。

推量では He must be tired. で「彼は疲れているに違いない」。must not は禁止です。

should:助言・当然の予想

should の助言・推量・控えめ表現を整理した図

You should see a doctor.

助言:医者に診てもらったほうがいいです。

推量では The train should arrive soon. で「もうすぐ着くはず」です。

場面別の使い分け

場面 can may must should
能力 I can swim.
泳げる
基本は使わない 基本は使わない 基本は使わない
許可 Can I sit here?
座っていい?
May I sit here?
座ってもよろしいですか
You must not enter.
入ってはいけない
許可より助言に使う
義務・助言 義務には使わない 義務には使わない You must study.
勉強しなければならない
You should study.
勉強したほうがよい
推量 It can happen.
起こり得る
It may happen.
起こるかもしれない
It must be true.
本当に違いない
It should be true.
本当のはずだ

強さで比べる

義務・助言の強さ

やわらかい

You may leave.

出てもよいです。

おすすめ・助言

You should leave.

出たほうがよいです。

強い義務

You must leave.

出なければなりません。

推量の強さ

可能性あり

It may be true.

本当かもしれない。

かなり自然

It should be true.

本当のはずだ。

強い確信

It must be true.

本当に違いない。

よくある注意点

助動詞の後ろは原形

正:He can swim.

誤:He can swims.

must not は禁止

You must not touch it.

「触ってはいけない」。否定の推量ではありません。

should は must よりやわらかい

You should apologize.

命令ではなく「謝ったほうがいい」という助言です。

ミニクイズ

Q1. 「私はピアノを弾けます」は can / may / must / should のどれ?

答え:can。能力を表すので I can play the piano. です。

Q2. 「入ってもよろしいですか」は、丁寧に言うならどれ?

答え:May I come in?。改まった許可依頼では may が自然です。

Q3. 「君は休んだほうがいい」は mustshould のどちら?

答え:should。助言なので You should rest. です。

Q4. He must be tired. の意味は?

答え:彼は疲れているに違いない。義務ではなく、強い推量の must です。

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