品詞問題
選択肢が同じ語根なら、まず品詞問題を疑います。
Part 5は、英文の空欄に入る語句を選ぶ問題です。単語の意味だけでなく、 空欄の前後を見て「品詞」「動詞の形」「文のつながり」を判断する力が大切です。
空欄だけを見るのではなく、前後の形から「何が必要か」を先に決めるのが基本です。
名詞・形容詞・副詞・動詞のどれが入るかを、文の位置で判断します。
時制、受動態、三単現、分詞、不定詞、動名詞などの形を見ます。
前置詞、接続詞、関係詞など、後ろに何を続けるかを確認します。
depend on、be responsible for など、語と前置詞の組み合わせも見ます。
まずはこの順番で確認すると、空欄前後の判断がしやすくなります。
| 優先 | 文法 | Part 5で見るポイント | 復習ページ |
|---|---|---|---|
| 1 | 品詞 | 空欄に名詞・形容詞・副詞・動詞のどれが必要かを判断します。 | 品詞の見分け方 |
| 2 | 文の要素・5文型 | 主語・動詞・目的語・補語の位置を見て、欠けている役割を探します。 | 英文の5要素 |
| 3 | 動詞と時制 | 現在・過去・未来、完了形、進行形など、文の時間と形を合わせます。 | 時制の全体像 |
| 4 | 助動詞 | 助動詞の後ろは動詞の原形。意味だけでなく形のルールも見ます。 | 4助動詞の違い |
| 5 | 受動態 | be動詞+過去分詞、byの有無、受け身の意味を確認します。 | 受動態の基本 |
| 6 | 不定詞・動名詞 | to do と doing のどちらを取る動詞か、前置詞の後ろかを見ます。 | to不定詞と動名詞ingの違い |
| 7 | 分詞 | 修飾される名詞が「する側」なら -ing、「される側」なら過去分詞を考えます。 | 分詞の用法 |
| 8 | 前置詞・接続詞 | 後ろが名詞なら前置詞、主語+動詞なら接続詞を考えます。 | at / in / on の違い |
| 9 | 関係詞 | 空欄の後ろに文が続くとき、先行詞と文の欠け方を見ます。 | 関係代名詞 |
| 10 | 比較 | more、most、as ... as、than など、比較表現の形を確認します。 | 比較の基本 |
特に迷いやすい文法は、イメージで先に整理しておくと戻りやすくなります。
問題を解くときは、意味より先に形を見ると迷いにくくなります。
success / successful / successfully のように形が違うなら品詞問題の可能性が高いです。
空欄の前が冠詞なら名詞、動詞を修飾する位置なら副詞など、文の位置で候補を絞ります。
動詞問題なら、主語が単数か複数か、時を表す語があるか、受動態かを見ます。
形で絞ったあと、文全体の意味に合うかを確認します。最初から全文を訳そうとしすぎないのがコツです。
実際の試験問題ではありません。判断の練習用の短い例です。
The team completed the project ______.
(A) successful (B) successfully (C) success
答え:(B) successfully
completed を修飾するので副詞が入ります。
The report was ______ by the manager.
(A) review (B) reviewed (C) reviewing
答え:(B) reviewed
was + 過去分詞で受動態の形になります。
The seminar will begin ______ 9 a.m.
(A) at (B) in (C) on
答え:(A) at
時刻には at を使います。
名詞・形容詞・副詞の位置を確認します。
時制、三単現、受動態をまとめて確認します。
不定詞・動名詞・分詞の違いを整理します。
前置詞・接続詞・関係詞を見分けます。
as ... as、比較級、最上級の形を確認します。
動詞と前置詞、形容詞と前置詞の組み合わせを見ます。
形で判断してから意味で確認する流れを練習します。
間違えた単元だけ文法ページに戻ります。
単語力は必要ですが、それだけでは足りません。空欄の位置から品詞や動詞の形を判断する文法力も必要です。
品詞と文の要素から始めるのがおすすめです。空欄に必要な役割が見えると、時制・受動態・前置詞などの判断も進めやすくなります。
文法の理解には役立ちますが、スコア対策ではTOEIC形式の問題演習も必要です。文法で土台を作ったら、時間を意識して問題を解く練習へ進みましょう。
文法を確認したら、Part 5形式の問題で「短い時間で判断する」練習へ進みましょう。基礎に不安がある場合は、品詞から戻るのが近道です。