年輪は、一本だけでは読めない
大学生のEmiとSotaが、自然史博物館で大きな木の断面標本を見ています。まずは音声に集中して挑戦します。英文・日本語訳・解説は、答え合わせ後に確認できます。
Eiken Style
英文を見ないで聞く
対話を聞き、最後の文に続く最も自然な返答を1〜3から選びましょう。
英文は最初は表示しません。音だけで選び、答え合わせ後または必要なときに確認できます。
英文を見る答え合わせ前は開かなくてもOK
This tree section has more rings than I can count.
この木の切り口には、数え切れないほど年輪があるね。
Scientists compare its rings with rings from other trees.
科学者は、その年輪をほかの木の年輪と比べるんだ。
So one tree alone is not enough?
では、1本の木だけでは十分ではないの?
Right. They need several trees for comparison.
そう。比べるには何本かの木が必要なんだ。
Right. They need only the museum label.
そう。博物館の説明札だけが必要なんだ。
Right. They need only the tree's height.
そう。木の高さだけが必要なんだ。
After Story
年輪は、一本だけでは読めないのその後
本編の「年輪は、一本だけでは読めない」から少し先へ進んだ会話です。先に音で流れをつかみ、3問の内容確認後に英文と日本語訳を確かめます。
Emiは以前、何があれば昔のことを読み取れると思っていましたか。
研究者が複数の木の年輪パターンを比べるのはなぜですか。
二人は、年輪を読むときに何が大切だと考えていますか。
After Storyを読む答え合わせ後に、英文と日本語訳を1文ずつ確認できます。
I used to think one tree was enough to read the past.
前は、一本の木だけで昔のことが読み取れると思ってた。
A ring often marks a year, but a single sample can be misread.
年輪は一年を示すことが多いけど、標本ひとつだけだと読み違えることもあるんだ。
So researchers compare its pattern with rings from other trees.
だから研究者は、そのパターンをほかの木の年輪と比べるんだね。
Right. Wide and narrow rings form patterns that can overlap across samples.
そう。太い年輪と細い年輪が、標本どうしで重なるパターンを作るんだ。
Is that why the method is called crossdating?
それで、その方法をクロスデーティングって呼ぶの?
Exactly. Matching the patterns helps assign each ring to a calendar year.
そのとおり。パターンを照合すると、それぞれの年輪を暦の年に対応させやすくなるんだ。
Does a narrow ring always mean a dry year?
細い年輪なら、いつも雨の少ない年ってこと?
Not by itself. Temperature, sunlight, competition, and other stress can also affect growth.
それだけでは決められないよ。気温や日光、ほかの木との競争など、別の負担も成長に影響するから。
So each ring is evidence, but the pattern becomes stronger when many trees agree.
じゃあ、年輪一本一本が証拠だけど、多くの木で一致すると、パターンの確かさが増すんだね。
Yes. A forest keeps better notes than any single tree.
うん。一本の木より、森全体のほうが詳しい記録を残してるんだね。
Chunks
重要チャンク
compare its rings with ...
その年輪を〜と比べる
compare its rings with ...で「その年輪を〜と比べる」です。ここでは1本の木の年輪をほかの木の年輪と比べています。
one tree alone
1本の木だけで
名詞 + aloneで「その〜だけで」を表します。aloneは、ほかの資料がない状態を強調します。
compare A with B
AをBと比べる
違いや共通点を調べるために二つのものを比べるときに使います。例: Compare this year's data with last year's data.(今年のデータを昨年のデータと比べてください。)
be called + 名称
〜と呼ばれる
方法・物・現象の名称を紹介するときに使えます。例: This process is called crossdating.(この方法はクロスデーティングと呼ばれます。)
not by itself
それだけではない・それ単独では
一つの情報だけでは判断できないと伝える表現です。例: The number is useful, but not by itself.(その数字は役立ちますが、それだけでは判断できません。)