基本動詞の用法
be・do・have を中心に、使役動詞・知覚動詞まで使い方を一気にマスター!
Lesson 007📘 目次
- 1. 基本動詞とは?
- 1 - 1. be, do, have の語形変化
- 1 - 2. be の主な用法
- 1 - 3. do の主な用法
- 1 - 4. have の主な用法
- 2. 使役動詞
- 2 - 1. let の主な用法
- 2 - 2. make の主な用法
- 2 - 3. have の主な用法
- 3. 知覚動詞とは?
- 3 - 1. 知覚動詞 + 名詞 / 形容詞 / 副詞 (基礎用法)
- 3 - 2. 知覚動詞 + 目的語 + 形容詞
- 3 - 3. 知覚動詞 + 目的語 + 原形
- 3 - 4. 知覚動詞 + 目的語 + 現在分詞
- 3 - 5. 知覚動詞 + 目的語 + 過去分詞
- 3 - 6. その他の知覚動詞と注意点
- 🔍 Lesson007 基本動詞と使役・知覚動詞 まとめ
- 📝 総まとめクイズ
1. 基本動詞とは?

英語のあらゆる文に登場するのが「be」「do」「have」の3つの基本動詞です。
「〜です」「〜をします」「〜を持っています」など、どれも日常会話や英文法の土台となる重要表現です。
beは「〜である・存在する」を表し、進行形・受動態などにも使われます。
doは「〜する」を意味し、疑問文や否定文を作るときの補助動詞にもなります。
haveは「〜を持つ・経験する」だけでなく、完了形や使役動詞にも使われます。
たとえば、こんな使い方があります:
The book is on the table.
(その本はテーブルの上にあります)
Do you play tennis?
(あなたはテニスをしますか?)
I have to go now.
(もう行かないといけません)
1 - 1. be, do, have の語形変化
主語の人称と時制に応じた語形の変化や、省略形(短縮形)・否定形の作り方を以下の表にまとめました。特に be動詞は不規則な変化が多く、主語により am / is / are を使い分ける必要があります。do / have は三人称単数で does / has に変わる点や、否定文で don't / doesn't、haven't / hasn't となる点にも注意しましょう。
人称 | 主語 | 現在形 | 過去形 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
be | do | have | be | do | have | ||
1人称 | I | am (I'm) |
do (don't) |
have (I've) |
was (wasn't) |
— | had (I'd) |
We | are (We're) |
do (don't) |
have (We've) |
were (weren't) |
had (We'd) |
||
2人称 | You | are (You're) aren't |
do don't |
have (You've) haven't |
were (weren't) |
did (didn't) |
had (You'd) |
You (複数) | are (You're) |
do (don't) |
have (You've) |
were (weren't) |
did (didn't) |
had | |
3人称 | He | is (He's) isn't |
does doesn't |
has (He's) hasn't |
was (wasn't) |
did (didn't) |
had (He'd) |
She | is (She's) |
does | has (She's) |
was | did | had (She'd) |
|
They | are (They're) |
do | have (They've) |
were | did | had | |
現在分詞 | being | doing | having | — | |||
過去分詞 | been | done | had | — |
He's という短縮形は He is または He has の略で、前後の文脈によって意味が変わります。たとえば He's nice. は「彼は優しい」、He's gone. は「彼は行ってしまった(現在完了)」となります。また He's doing his homework. のように進行形で使われることもあります。
また、be動詞は主語によって形が異なり、I am, He is, They are のように使い分ける必要があります。特に is / are / am の混同に注意しましょう。
1 - 2. be の主な用法

be動詞は「〜である」「存在する」「〜にいる」「〜になる」など、状態や存在、変化を表すときに使われます。最も基本的な動詞であり、主語によって形(am, is, are)が変わるのが特徴です。
be動詞は「場所にある・いる」「〜である」「〜になる」など、文の意味によって柔軟に使い分けます。例えば My bag is under the chair.(存在), I am twenty.(状態), He wants to be a pilot.(変化)などです。
📍 場所にある・いる(存在を表す)
My bag is under the chair.
(私のカバンはイスの下にある)
構造:S + V + 前置詞句
He is in the kitchen.
(彼はキッチンにいます)
構造:S + V + 前置詞句
📍 〜である(状態を表す)
Today is Sunday.
(今日は日曜日だ)
構造:S + V + 補語
I am happy.
(私は幸せです)
構造:S + V + 補語
📍 〜になる(変化を表す)
He wants to be a pilot.
(彼はパイロットになりたがっている)
構造:S + V + to不定詞
It will be cold tomorrow.
(明日は寒くなるでしょう)
構造:S + V + 形容詞
【よくある間違い】
主語が I
のときに is
を使ってしまうミスが多いので注意! 正しくは I am
です。また、He's
は He is
か He has
の略で、文脈によって意味が異なります。
1 - 3. do の主な用法

do は「する・行う・務める・旅する」など、広い意味で使われる動詞です。基本的な意味は「何かの動作を行う」で、主語に応じて do / does
のように活用します。
do は疑問文や否定文を作るときの補助動詞としても頻出します(例:Do you play tennis?
/ I don't like coffee.
)。文の中では主に動作の実行や役割を強調する目的で使われます。
📍 行為・仕事をする
I do the cooking.
(私は料理をする)
構造:S + V + O
Do your duty to your country.
(国家に対する義務を果たせ)
構造:V + O
📍 役割を務める・演じる
He does the leading role.
(彼が主役を演じる)
構造:S + V + O
She did a great job as the narrator.
(彼女は語り手として素晴らしい役を務めた)
構造:S + V + O
📍 見物する・観光する
I did the town yesterday.
(私は昨日、町を見物した)
構造:S + V + O + 時
We did the museum tour in the afternoon.
(私たちは午後に博物館見学をした)
構造:S + V + O + 時
📍 距離を進む・旅行する
We did only 10 miles today.
(私たちは今日たった10マイル進んだ)
構造:S + V + O + 時
They did 100 kilometers by bike.
(彼らは自転車で100キロ走った)
構造:S + V + O + 手段
【よくある間違い】
主語が he / she / it
のときは do
ではなく does
を使いましょう。また過去形は did
で、否定や疑問のときは didn't
や Did ...?
の形にします。
1 - 4. have の主な用法

have は「持つ・経験する・〜させる・食べる」など、様々な文脈で用いられる動詞です。基本的には「所有」や「状態」を表す一方で、使役動詞や完了形など、文法的な役割も多岐にわたります。
have は主語によって has
に変化します(例:He has a dog.)。また have to
(〜しなければならない)や have + 過去分詞
(現在完了)などでも頻出です。
【ワンポイント】
have
は「所有」だけでなく「経験」「行動」「使役」などの意味もあります。文脈によって意味が変わるので、「何をしているか(状態 or 動作)」を見極めると理解がスムーズになります。
📍 所有・状態を表す
I have a new phone.
(私は新しいスマホを持っています)
構造:S + V + O
He has a headache.
(彼は頭痛がします)
構造:S + V + O
They have a dog.
(彼らは犬を飼っています)
構造:S + V + O
📍 経験・出来事を表す
I have been to France.
(私はフランスに行ったことがあります)
構造:S + V + 前置詞句
I have had many chances to speak English.
(私は英語を話す機会がたくさんありました)
構造:S + V + O
📍 使役の意味で使う(〜させる)
She had her hair cut yesterday.
(彼女は昨日髪を切ってもらった)
構造:S + V + O + 過去分詞
We had the technician fix our computer.
(私たちは技術者にパソコンを修理してもらった)
構造:S + V + O + 原形
📍 食事・飲み物・風呂など
We had dinner at 7.
(私たちは7時に夕食を食べました)
構造:S + V + O
I had a cup of coffee this morning.
(私は今朝コーヒーを一杯飲んだ)
構造:S + V + O
【よくある間違い】He have
のような誤用に注意!三人称単数では has
を使います。また have to
の否定形は don't have to
(〜する必要はない)であり、must not
とは意味が異なります。
2. 使役動詞
使役動詞とは、「人に〜させる」ことを表す動詞で、代表的なものに let
、make
、have
があります。
それぞれ「許可」「強制」「依頼・合意」とニュアンスが異なり、後に続く語の形も変わるので注意しましょう。
let
は「許可」、make
は「強制」、have
は「依頼や合意」を表します。
どれも 「使役動詞 + 目的語 + 動詞(原形・分詞など)」の形で用いられます。
2 - 1. let の主な用法

let + 人 + 動詞の原形 の形で、「〜させてあげる」「〜することを許す」という意味になります。
I let her talk freely.
(私は彼女に自由に話させた)
Will you let me smoke?
(タバコを吸っていいですか)
Don't let him go.
(彼を行かせないで)
Let's go and play basketball.
(バスケットボールをしに行こう)
Let me know if you're free.
(時間があるなら教えてね)
let
は「許可・容認」を意味し、原形不定詞を後ろに取ります(to を付けない点に注意)。
Let's
は「〜しよう(勧誘)」の意味になり、Let us
とは使い分けが必要です。
否定形:don't let
で「〜させない」という意味になります。
例:Don't let him go.(彼を行かせないで)
【よくある間違い】
❌ Let him to go.
→ ✅ Let him go.
let
の後は to 不定詞 ではなく 動詞の原形 を使います。
【ワンポイント】
Let me know
(知らせてね)や Let it go
(放っておいて)など、日常表現でもよく使われます。文の型はシンプルですが、使いこなすととても自然な英語になります。
2 - 2. make の主な用法

make + 人 + 動詞の原形 の形で、「(無理やり)〜させる」という強制の意味を表します。
You always make me laugh.
(あなたはいつも私を笑わせてくれる)
The movie made her cry.
(その映画を見て彼女は泣いた)
I can make myself understood in English.
(英語で自分の意思を伝えられる)
make
は 強制的な使役 を表す動詞で、「人に無理やり〜させる」ときに使います。
構文は make + 人 + 動詞の原形
ですが、目的語が「物」の場合は 結果を引き起こす意味になります(例:The news made me happy.)。
否定形:don’t make
で「〜させない」という意味になります。
例:Don't make me angry.(怒らせないで)
【よくある間違い】
❌ Make him to go.
→ ✅ Make him go.
make
の後も to 不定詞 ではなく 動詞の原形 を使います。
【ワンポイント】
make oneself understood
(自分の考えを理解してもらう)などの表現は、英会話でも非常によく使われる便利なフレーズです。
2 - 3. have の主な用法

have + 人 + 動詞の原形 で「〜してもらう」、have + 物 + 過去分詞 で「〜される」、have + 人 + 現在分詞 で「〜している状態にしておく」など、使役と被害の両方の意味を表します。
I had her clean my room.
(私は彼女に部屋を掃除してもらった)
He had his watch stolen.
(彼は時計を盗まれた)
We had water dripping from the ceiling.
(天井から水が漏れていた)
have の使役構文:
have + 人 + 動詞の原形
:〜してもらう(例:I had her help me.)have + 物 + 過去分詞
:〜される(例:I had my bag stolen.)have + 人 + 現在分詞
:〜している状態にしておく(例:We had him waiting outside.)
否定形・疑問文:
否定形は don’t / didn’t have + 人 + 動詞
、疑問文は Do / Did you have + 人 + 動詞?
の形になります。
例:Did you have her call me?(彼女に電話させた?)
【よくある間違い】
❌ I had him to clean the room.
→ ✅ I had him clean the room.
have
の後は to 不定詞 ではなく 動詞の原形 を使います。
【ワンポイント】
have something done
は日常会話でもよく使われる表現です。
例:I’ll have it delivered.(それを配達させます)
アメリカ英語とイギリス英語の違い
アメリカ英語では have
、イギリス英語では get + to 不定詞
を使うこともあります。
例:I got him to help me.
【応用:拒絶や不許可の表現】
can't / won't / wouldn't
を前に置くと、「〜させておくわけにはいかない」という拒絶の意味になります。
例:I won't have you saying such things.(君にそんなことは言わせない)
※ 現在分詞では「〜しているのを許さない」、原形では「絶対に〜させない」といった強い主張になります。
3. 知覚動詞とは?

知覚動詞とは、「五感を使って何かを感じたり知ったりする動詞」のことです。代表的なものに see
(見る), hear
(聞こえる), feel
(感じる), watch
(見守る), notice
(気づく)などがあります。
知覚動詞の後には、「名詞・形容詞・副詞」などが直接続くシンプルな文と、「目的語 + 補語(原形・分詞など)」が続く複雑な構文があります。
例:
I see a bird.
(鳥を見る) ← 名詞I saw him enter the room.
(彼が部屋に入るのを見た) ← 原形不定詞I saw him entering the room.
(彼が入っている途中を見た) ← 現在分詞I saw the door opened.
(ドアが開けられていたのを見た) ← 過去分詞
【使い分けのポイント】
enter
(原形)は「動作の始まり〜終わりまでを全部見た」イメージ、entering
(現在分詞)は「その途中だけ見た」イメージになります。
【よくある間違い】
❌ I saw him to enter the room.
→ ✅ I saw him enter the room.
知覚動詞の後ろでは to を付けない原形不定詞 を使います。
【ワンポイント】
feel
や see
などは、「五感で何かを知る」イメージが大切です。
実際に目で見たり、耳で聞いたりして直接知覚したことを表すときに使います。
3 - 1. 知覚動詞 + 名詞 / 形容詞 / 副詞(基礎用法)

知覚動詞の後には、名詞・形容詞・副詞などが単独で続くことがあります。これは「五感で感じた状態や特徴」を直接述べるときの形です。
I watch a video.
(私はビデオを見る)
構造:S + V + 名詞
It tastes good.
(それは良い味がする)
構造:S + V + 形容詞
Now watch carefully.
(さあ、注意深く見てください)
構造:V + 副詞
このように、知覚動詞の直後に名詞や補語を置いて、その対象や様子を簡潔に述べる表現が可能です。
日常英語では「見て!」「聞こえる!」「うまい!」など、主語 + 知覚動詞 + 補語という短く直感的な形で頻出します。
【ワンポイント】
taste
, sound
, smell
, feel
などは、状態を表す補語と一緒に使われやすい動詞です(例:It feels soft.)。
3 - 2. 知覚動詞 + 目的語 + 形容詞

知覚動詞の後ろに 目的語 + 形容詞 を置くことで、「〜が〜の状態であると感じる・見る・知る」などを表します。
I saw her alone.
(私は彼女が一人でいるのを見た)
構造:S + V + O + 補語(形容詞)
We found the room empty.
(私たちはその部屋が空だとわかった)
構造:S + V + O + 補語(形容詞)
SVOC構文では、O + C
の部分が「目的語がどういう状態なのか」を表します。補語には名詞や形容詞が来ますが、知覚動詞の場合は形容詞が自然なケースが多いです。
【よくある間違い】
❌ I saw her loneliness.
(名詞で状態を表そうとして誤用)
✅ I saw her alone.
(形容詞で「一人の状態」を自然に表現)
【ワンポイント】
目的語の後に来る補語が「その人の様子」を表すとき、feel
や find
と一緒に使うと柔らかい印象になります。
3 - 3. 知覚動詞 + 目的語 + 原形

知覚動詞 + 目的語 + 原形動詞 は「その人がその動作を最初から最後まで行うのを知覚した」ことを表します。
I saw him enter the room.
(私は彼が部屋に入るのを見た)
構造:S + V + O + 原形動詞
We heard her sing a song.
(私たちは彼女が歌を歌うのを聞いた)
構造:S + V + O + 原形動詞
They watched him run across the field.
(彼らは彼がグラウンドを走るのを見ていた)
構造:S + V + O + 原形動詞
この構文では to を付けない原形不定詞(bare infinitive)を使います。
「動作のすべてを見た・聞いた・感じた」という意味になるので、entering
(一部を見る)とはニュアンスが異なります。
【よくある間違い】
❌ I saw him to enter the room.
→ ✅ I saw him enter the room.
知覚動詞のあとに to
は不要です!
【ワンポイント】
知覚動詞は誰が何をしたかをリアルに描写する表現に最適です。動作を全部見たときは原形、途中だけなら -ing
と使い分けましょう。
【モチベーションUP💪】
この構文は、ネイティブの会話で本当に頻繁に使われます。ここをマスターすれば、「英語っぽさ」が一気にアップ!
「おっ、ネイティブみたい!」と自分でも感じられるはずです。
3 - 4. 知覚動詞 + 目的語 + 現在分詞

知覚動詞 + 目的語 + 現在分詞(〜ing) は、「動作の途中」「ある瞬間の様子」など、部分的に見た・聞いたことを表します。
I saw him entering the room.
(私は彼が部屋に入っていく途中の様子を見た)
構造:S + V + O + 現在分詞
We heard her singing a song.
(私たちは彼女が歌っているのを聞いた)
構造:S + V + O + 現在分詞
They watched him swimming in the river.
(彼らは彼が川で泳いでいるのを見ていた)
構造:S + V + O + 現在分詞
この構文では 〜ing(現在分詞) を使い、動作の一部分・瞬間的な場面・継続している様子を表現します。
enter
(原形)との違いを理解すると、より自然な描写が可能になります。
【よくある間違い】
❌ I saw him enters the room.
→ ✅ I saw him entering the room.
三単現の s は不要!そして 進行中の動作 には entering
のように現在分詞を使います。
【ワンポイント】
〜ing
を使うと「途中の様子」「今まさに行っている感覚」が出せます。
ドラマや映画でもよく出てくる構文です。
【モチベーションUP🔥】
ネイティブの「見たまま描写」を真似すれば、自然で生きた英語が使えるようになります!小さな違いが「伝わる力」になるので、ここでマスターして差をつけましょう!
3 - 5. 知覚動詞 + 目的語 + 過去分詞

知覚動詞 + 目的語 + 過去分詞 は、目的語が「〜される」のように受け身の意味になる構文です。
I saw the door opened.
(私はドアが開けられるのを見た)
構造:S + V + O + 過去分詞
We heard our names called.
(私たちは自分たちの名前が呼ばれるのを聞いた)
構造:S + V + O + 過去分詞
They felt the building shaken.
(彼らは建物が揺れるのを感じた)
構造:S + V + O + 過去分詞
この構文は、目的語が受け身になる表現です。「〜される」「〜された」場面を五感で知覚したことを表します。
called
(呼ばれた)や opened
(開けられた)のように受け身の分詞を使いましょう。
【よくある間違い】
❌ I saw the door opens.
→ ✅ I saw the door opened.
受け身の文には過去分詞を使います!opens
(現在形)は主語が行動する意味になるので間違いです。
【ワンポイント】
この形は「〜された様子を知覚した」ときに使います。ニュースやミステリードラマなどで頻出する構文です。
【モチベーションUP🚀】
この構文をマスターすれば、「見た・聞いた・感じた出来事」をドラマチックに描写できるようになります!
ネイティブのような表現力に近づける一歩ですよ!
3 - 6. その他の知覚動詞と注意点
知覚動詞は see / hear / feel だけでなく、他にも look at / watch / observe / notice / listen to / smell など多くの動詞が該当します。
これらは目的語+原形 / 分詞を続ける構文を取りやすく、日常会話・描写・報告表現などでよく使われます。
📘 主な知覚動詞一覧(覚えておくと便利!)
動詞 | 意味 | 例 |
---|---|---|
see | 見る | I saw her leave. / leaving. |
hear | 聞く | We heard a song played. |
feel | 感じる | He felt the floor shaking. |
watch | じっと見る | They watched him running. |
notice | 気づく | I noticed her crying. |
observe | 観察する | We observed the team practicing. |
listen to | 注意して聞く | I listened to her speaking French. |
smell | においを感じる | I smelled something burning. |
【注意点】
「知覚動詞 + 目的語 + 原形 / 現在分詞 / 過去分詞」の使い分けが大切です。動作の一部は 〜ing
、全体は原形、受け身は過去分詞で表します。
意味の違いを意識しながら使い分けましょう。
【よくある間違い】
We heard him to sing.
❌ は誤り。正しくは We heard him sing.
✅
知覚動詞のあとに to 不定詞は使わず、原形不定詞や 分詞 を使います。
【ワンポイント】
「何を」「どう知覚したか」を視覚・聴覚・感覚に合わせて使い分けると、描写力が飛躍的にアップします。英作文やスピーキングでも非常に効果的です。
【モチベーションUP✨】
この知覚動詞構文をマスターすれば、映画やネイティブの自然な表現がグンと聞き取れるようになります!
あなたの英語が「感覚まで伝えられるレベル」に進化しますよ!
🔍 Lesson007 基本動詞と使役・知覚動詞 まとめ
be / do / have は英語の土台。
さらに let / make / have(使役) と see / hear / feel(知覚) を組み合わせれば、一気に表現の幅が広がります!
構文の違いや形に注意しながら、何度も口に出して練習しましょう。

📝 主な学習ポイント
- 🔹 be / do / have の用法と変化
- 🔹 使役動詞:let(許可)、make(強制)、have(依頼・合意)
- 🔹 知覚動詞:see / hear / feel + 原形 / 分詞 / 過去分詞
- 🔹 語順と品詞の違いに注意(to 不定詞は使わないなど)
- 🔹 ワンパターン表現からの脱却が可能になる応用力
【よくある混同】
make 人 to 動詞
や see 人 to 動詞
は ❌。
正しくは 原形や 分詞を使います(例:make him go / saw her crying)。
【ワンポイント】
使役・知覚表現を覚えると、ネイティブの会話・歌詞・映画での理解度が一気に上がります!
【モチベーションUP🔥】
このレッスンをマスターすれば、「英語の描写力」=伝える力がグンとUP!
中学レベルから一気に ナチュラルで洗練された英語へ飛躍できます。