時制の一致
このページでは、主節の動詞が過去になったときに、従属節の時制も過去側へそろえる
時制の一致
を、表・例文・イメージでやさしく整理します。
現在 → 過去、
will → would、
過去 → 過去完了
のようなバックシフトに加えて、普遍の真理・今も続く事実・歴史上の事実・仮定法などの例外も確認していきましょう😊
▮ 目次
✅ 迷ったら 「1 → 2 → 3 → 4 → 総まとめ」 の順がおすすめです。
📱 スマホでも見やすいように、今回はサブセクションを使わず、章ごとのリンクに整理しています。
-
1. 時制の一致(まずは全体像) 最初にここ「主節が過去なら、従属節も過去側へ」という基本イメージをつかみます。
-
2. 主節の動詞が過去時制の場合
said/thought/knewなどの後ろで、従属節の時制がどう変わるかを整理します。 -
3. 主節の動詞が現在時制や未来時制の場合主節が現在・未来のときは、従属節を「実際の時間」に合わせて選ぶ感覚を確認します。
-
4. 時制の一致の例外 重要普遍の真理・今も続く習慣や事実・歴史上の事実・仮定法など、「過去にそろえない」ケースを確認します。
-
🧾 総まとめ:時制の一致の要点チェック 最後に基本ルール・主節が現在/未来のとき・例外パターンを、最後にまとめて復習します。
-
📝 Lesson113 まとめクイズ — 時制の一致 総仕上げ主節が過去の場合・現在/未来の場合・時制の一致の例外をまとめて確認します。
1. 時制の一致(まずは全体像)
時制の一致
とは、ざっくり言うと、
主節が過去になったら、
その中に入っている
従属節も過去側にそろえる
というルールです。
特に said / thought / knew など、
「過去にそう言った・思った・知っていた」と表す文でよく使います😊
主節が過去
+
that / if / 疑問詞 などの従属節
→
従属節の時制を過去側へ
時制の一致で最初に見るのは、
メインの文=主節
です。
たとえば She said that she was tired. なら、
She said
が主節、
that she was tired
が従属節です。
主節の said が過去なので、従属節も is ではなく was に寄せます。
主節が過去になると、従属節の時制はよく
1段うしろ
に動きます。これを
バックシフト
と考えると覚えやすいです。
例:is → was、
will → would、
can → could、
did → had done。
時制の一致は大事ですが、
今も変わらない事実
や
普遍の真理
は、現在形のままにすることがあります。
例:The teacher said that water boils at 100 degrees Celsius.
「水は100℃で沸騰する」は今も変わらない事実なので、boils のままにできます。
⚠️ よくあるミス(最初にここを防ごう)
She said that she is busy.✅
She said that she was busy.said が過去 なので、従属節も基本は
was にそろえます。
He said that he lost his key.✅
He said that he had lost his key.「言った」より前に「なくした」なら、 had + 過去分詞 が自然です。
📌 時制の一致:全体像まとめ
| 分類 | 代表語・合図 | 時制の動き | 例の形 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 発言 |
🗣️ say(言う)tell(伝える)explain(説明する)report(報告する)mention(言及する)
|
基本
現在 → 過去未来 will → would
|
She said that she was busy.He told me that he would call later.
|
「過去に言った内容」なので、中身も過去側へ寄せるのが基本。 |
| 思考 |
💭 think(思う)believe(信じる)guess(推測する)suppose(思う・仮定する)expect(予想する)
|
基本
is / am / are → was / were助動詞 can → could
|
I thought that the shop was open.We believed that he could solve it.
|
「その時はそう思っていた」という過去の視点になる。 |
| 認識 |
👀 know(知っている)realize(気づく)notice(気づく)understand(理解する)remember(覚えている)
|
過去より前
過去 → 過去完了形 had + 過去分詞
|
I realized that I had left my wallet at home.She knew that he had already arrived.
|
「気づいた」より前の出来事なら had を使うと時間差が見える。
|
| 質問 |
❓ ask(尋ねる)wonder(〜かなと思う)want to know(知りたい)check(確認する)confirm(確認する)
|
間接疑問
語順は平叙文時制 過去側へ
|
He asked where I lived.She wondered if the train was delayed.
|
Where do you live? の語順をそのまま入れない点にも注意。
|
| 未来予定 |
📅 will(〜するつもり)be going to(〜する予定)plan(計画する)promise(約束する)hope(望む)
|
未来
will → would予定 is going to → was going to
|
He said that he would join us.They said that they were going to move.
|
「過去の時点から見た未来」は would / was going to が便利。
|
| 例外 |
🌏 be(〜である)boil(沸騰する)rise(昇る)belong(所属する)live(住んでいる)
|
例外
現在形のまま理由 今も変わらない
|
Our teacher said that the earth goes around the sun.She said that her brother lives in Osaka.
|
普遍の真理・今も続く事実は、過去へ変えないことがある。 |
発言 say / tell / explain
say(言う)
tell(伝える)
explain(説明する)
report(報告する)
mention(言及する)
✅ 主節が said なら、従属節は was / would など過去側へ。
思考 think / believe / expect
think(思う)
believe(信じる)
guess(推測する)
suppose(思う・仮定する)
expect(予想する)
✅ 「その時はそう思っていた」なので、is は was に寄せやすいです。
認識 know / realize / notice
know(知っている)
realize(気づく)
notice(気づく)
understand(理解する)
remember(覚えている)
✅ 「気づいた」より前のことは had + 過去分詞 で時間差を出します。
質問 ask / wonder / confirm
ask(尋ねる)
wonder(〜かなと思う)
want to know(知りたい)
check(確認する)
confirm(確認する)
✅ 間接疑問では、時制だけでなく語順も where I lived のように整えます。
未来予定 will / be going to / plan
will(〜するつもり)
be going to(〜する予定)
plan(計画する)
promise(約束する)
hope(望む)
✅ 過去の時点から見た未来は would / was going to が基本です。
例外 今も変わらない事実
be(〜である)
boil(沸騰する)
rise(昇る)
belong(所属する)
live(住んでいる)
✅ 普遍の真理・今も続く事実は、現在形のまま残すことがあります。
💬 例文で感覚をつかもう!
She said that she was busy that afternoon.
(彼女は、その日の午後は忙しいと言いました。)
🔧 主節は She said。動詞 said が過去なので、従属節の is は was に寄せます。
✅ that afternoon は「その日の午後」。過去の話の中で使うと自然です。
⚠️ She said that she is busy は「今も忙しい」感じが残るため、普通は was が基本です。
I thought that the cafe was open until nine.
(私は、そのカフェは9時まで開いていると思っていました。)
🔧 I thought は「過去にそう思っていた」。その思考の中身も was open と過去側にします。
✅ 実際に今も9時まで開いているかどうかではなく、「その時点で私はそう思っていた」という視点です。
💡 until nine のように時間を入れると、日常会話でとても使いやすい文になります。
He realized that he had left his phone in the taxi.
(彼は、携帯電話をタクシーに置き忘れたことに気づきました。)
🔧 「気づいた」より前に「置き忘れた」ので、従属節は had left になります。
✅ had + 過去分詞 は、過去の中でさらに前の出来事を示すサインです。
📌 時制の一致では、ただ過去形にするだけでなく「時間の前後関係」を見せることが大切です。
They said that they would send the documents by Friday.
(彼らは、金曜日までに書類を送ると言いました。)
🔧 直接話法なら We will send ...。それを過去の発言として伝えるため、will が would になります。
✅ would は「過去の時点から見た未来」を表す、と考えるとわかりやすいです。
💡 ビジネスメールや報告でよく使える、実用性の高い形です。
The manager asked where I lived.
(マネージャーは、私がどこに住んでいるのか尋ねました。)
🔧 asked が過去なので、live は lived に寄せます。
✅ 間接疑問では where did I live ではなく、where I lived の語順になります。
⚠️ 時制の一致と間接疑問の語順が同時に出るので、試験でも実用でも大切な形です。
Our science teacher explained that water boils at 100 degrees Celsius.
(理科の先生は、水は摂氏100度で沸騰すると説明しました。)
🔧 主節は explained で過去ですが、「水は100℃で沸騰する」は今も変わらない事実です。
✅ そのため、従属節は boiled ではなく boils のままにできます。
📌 普遍の真理・科学的事実は、時制の一致の代表的な例外です。
She told me that her brother lives in Osaka.
(彼女は、兄が大阪に住んでいると私に言いました。)
🔧 told は過去ですが、兄が今も大阪に住んでいるなら lives のままにできます。
✅ 「その時だけ住んでいた」のではなく、「今も続く事実」として伝えたいときの形です。
⚠️ もし今は住んでいないなら、lived のほうが自然です。意味で選びます。
I believed that the new app could help beginners practice speaking.
(私は、その新しいアプリが初心者のスピーキング練習に役立つと思っていました。)
🔧 主節の believed が過去なので、can は could に変わります。
✅ could はここでは「過去の能力」というより、時制の一致で can が1段うしろに動いた形です。
💡 助動詞も時制の一致で形が変わる、という点を押さえておきましょう。
- ✅ 時制の一致は、主節が過去のとき、従属節も過去側にそろえるルール。
- ✅ 基本の動きは
現在 → 過去、過去 → 過去完了、will → would、can → could。 - ✅ 「過去より前」は
had + 過去分詞で時間差を見せる。 - ⚠️ 普遍の真理・今も続く事実は、現在形のまま残すことがある。
2. 主節の動詞が過去時制の場合
主節の動詞が
過去時制
になると、従属節の時制はふつう
1段うしろ
に下がります。これが、時制の一致のいちばん基本の形です。
特に said(言った)、
thought(思った)、
knew(知っていた)、
heard(聞いた)、
asked(尋ねた)などが出てきたら、
「このあとに来る内容は、過去の視点で見るんだな」
と考えるのがコツです 😊
たとえば
He says that he is tired.
なら「今そう言っている」ので現在形ですが、
これを過去にすると
He said that he was tired.
になります。
ここで大切なのは、
今の事実を言う
のではなく、
そのとき彼がどう言ったか
を伝えている、ということです。
主節が過去でも、従属節の内容が
それより前
に起こったことなら、
had + 過去分詞
を使います。
たとえば
She realized that she had forgotten her umbrella.
では、
「気づいた」より前に「忘れていた」ので
過去完了
がぴったりです。
時制の一致は
be動詞だけ
ではありません。
will → would、
can → could、
may → might、
is studying → was studying
のように、
助動詞・進行形・完了形もまとめて
過去側へ動きます。
⚠️ よくあるミス(ここで差がつく!)
He said that he is hungry.✅
He said that he was hungry.主節が
said なら、従属節も
過去側にそろえる
のが基本です。
I knew that she lost her ticket.✅
I knew that she had lost her ticket.「知っていた」時点より前に「なくした」ので、 過去完了 が自然です。
📌 主節が過去のときの変化パターン一覧
| 分類 | 代表語・形 | 変化 | 例 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 現在形 |
am / is / are(〜である)live(住んでいる)need(必要とする)know(知っている)work(働いている)
|
基本
現在形 → 過去形
|
She said that she was tired.I thought he worked nearby.
|
まず最優先で覚える基本パターンです。 |
| 現在進行形 |
am studying(勉強している)is waiting(待っている)are talking(話している)is cooking(料理している)are using(使っている)
|
変化
現在進行形 → 過去進行形
|
He said that he was waiting outside.
|
am / is / are の部分が
was / were
に変わります。
|
| 現在完了 |
have finished(終えている)has arrived(到着している)have seen(見たことがある)has broken(壊れてしまった)have forgotten(忘れてしまった)
|
変化
現在完了 → 過去完了
|
She said that she had finished the report.
|
「すでに〜している」は過去の視点では
had + 過去分詞
に下がります。
|
| 過去形 |
went(行った)saw(見た)bought(買った)lost(なくした)forgot(忘れた)
|
変化
過去形 → 過去完了
|
I knew that he had left early.
|
主節の過去よりさらに前なら、過去形も過去完了になります。 |
| 未来 |
will come(来るだろう)will help(手伝うつもりだ)will start(始まるだろう)will call(電話するつもりだ)will rain(雨が降るだろう)
|
変化
will → would
|
They said that they would arrive soon.
|
過去の時点から見た未来は
would
で表します。
|
| 助動詞 |
can(できる)may(〜かもしれない)shall(〜するつもりだ)must(〜しなければならない)※文脈注意need to(〜する必要がある)
|
代表
can → couldmay → might
|
She thought that she could win.He said that it might rain.
|
助動詞も機械的にではなく、意味を意識して変化を見ます。 |
| be going to |
am going to leave(出発する予定だ)is going to study(勉強する予定だ)are going to move(引っ越す予定だ)is going to buy(買う予定だ)are going to meet(会う予定だ)
|
変化
am / is / are going to → was / were going to
|
He said that he was going to change jobs.
|
予定・意図の表現も、過去の視点では
was / were going to
になります。
|
| 間接疑問 |
where she lived(彼女がどこに住んでいたか)if he was ready(彼が準備できていたか)what they wanted(彼らが何を欲しがっていたか)when the store opened(店がいつ開くか)whether it would work(それがうまくいくかどうか)
|
注意
語順は平叙文時制も過去側へ
|
She asked where I had parked my bike.
|
時制の一致と語順の両方を同時にチェックします。 |
am / is / are(〜である)live(住んでいる)need(必要とする)know(知っている)work(働いている)
She said that she was tired.am studying(勉強している)is waiting(待っている)are talking(話している)is cooking(料理している)are using(使っている)
He said that he was waiting outside.am / is / are が was / were に変わります。have finished(終えている)has arrived(到着している)have seen(見たことがある)has broken(壊れてしまった)have forgotten(忘れてしまった)
She said that she had finished the report.had に下がります。went(行った)saw(見た)bought(買った)lost(なくした)forgot(忘れた)
I knew that he had left early.will come(来るだろう)will help(手伝うつもりだ)will start(始まるだろう)will call(電話するつもりだ)will rain(雨が降るだろう)
They said that they would arrive soon.can(できる)may(〜かもしれない)shall(〜するつもりだ)must(〜しなければならない)※文脈注意need to(〜する必要がある)
She thought that she could win.am going to leave(出発する予定だ)is going to study(勉強する予定だ)are going to move(引っ越す予定だ)is going to buy(買う予定だ)are going to meet(会う予定だ)
He said that he was going to change jobs.where she lived(彼女がどこに住んでいたか)if he was ready(彼が準備できていたか)what they wanted(彼らが何を欲しがっていたか)when the store opened(店がいつ開くか)whether it would work(それがうまくいくかどうか)
She asked where I had parked my bike.did の語順を入れない点も重要です。💬 例文で感覚をつかもう!
My father said that the bakery opened at seven every morning.
(父は、そのパン屋は毎朝7時に開くと言いました。)
🔧 主節の said が過去なので、従属節の内容も過去の視点で表し、opens ではなく opened にしています。
✅ 「父がそう言った時点での情報」として述べているので、時制の一致が自然です。
💡 ただし、今でもその店が毎朝7時に開くと強く言いたい場合は、現在形を保つこともあります。意味で選びます。
Emma told me that she was preparing dinner when I called.
(エマは、私が電話したとき夕食の準備をしているところだったと私に言いました。)
🔧 元の内容は「I am preparing dinner.」のようなイメージですが、主節が told なので was preparing に変わります。
✅ 進行中の動作を伝えるときは、進行形のまま過去側へずらすのがポイントです。
📌 when I called を添えることで、「その瞬間の動作」だとはっきりわかります。
The assistant said that she had already printed the meeting agenda.
(アシスタントは、会議の議題をすでに印刷してあると言いました。)
🔧 「すでに印刷してある」は元は現在完了 has already printed の感覚です。
✅ それを過去の発言内容として伝えるので、had already printed に下がります。
💡 already は「すでに」を表し、完了のニュアンスと相性がとてもよい語です。
I noticed that I had left my student ID at home.
(私は、学生証を家に置いてきたことに気づきました。)
🔧 「気づいた(noticed)」よりも前に「置いてきた(left)」ので、had left を使っています。
✅ ここをただの left にしても意味は通じることがありますが、時間の前後関係は had left のほうが明確です。
📌 時制の一致では、「ただ下げる」だけでなく「どちらが先か」を判断するのが大切です。
Ken promised that he would return the book by Monday.
(ケンは、月曜日までにその本を返すと約束しました。)
🔧 元の約束内容は「I will return the book ...」のような未来表現です。
✅ 主節が promised という過去形なので、従属節の will は would に変わります。
💡 would はここでは丁寧表現ではなく、「過去から見た未来」です。
We believed that our team could win the final match.
(私たちは、自分たちのチームが決勝戦に勝てると思っていました。)
🔧 主節は believed。そのため、従属節の can は could に下がります。
✅ ここでの could は「過去の能力」というより、「当時そう思っていた可能性・見込み」を表しています。
📌 助動詞も時制の一致の対象になる、という感覚をしっかり押さえましょう。
The weather report said that it might rain in the evening.
(天気予報は、夕方に雨が降るかもしれないと言っていました。)
🔧 推量の may は、主節が過去のときによく might に変わります。
✅ 「夕方に雨が降るかもしれない」という予測を、過去の報告として伝えている形です。
💡 天気予報・ニュース・うわさ話などで、とてもよく出る使い方です。
Naomi told us that she was going to study abroad the following year.
(ナオミは、翌年留学する予定だと私たちに言いました。)
🔧 「〜するつもりだ/予定だ」の be going to も、主節が過去なら was going to に変わります。
✅ the following year は「翌年」。過去の文脈で未来を言うときに便利な表現です。
📌 will だけでなく、予定表現もきちんと時制の一致を起こす点が重要です。
My aunt asked where I had bought that jacket.
(叔母は、私がそのジャケットをどこで買ったのか尋ねました。)
🔧 主節の asked が過去で、さらに「買った」のは尋ねた時点より前なので had bought を使っています。
✅ 間接疑問では語順が where had I bought ではなく、where I had bought になる点にも注意しましょう。
💡 時制の一致と間接疑問のルールが同時に入る、学習価値の高い例文です。
- ✅ 主節の動詞が過去時制なら、従属節はふつう 過去側へバックシフト します。
- ✅ 代表的な変化は
現在形 → 過去形、現在完了 → 過去完了、will → would、can → could、may → mightです。 - ✅ 主節より前の出来事なら、過去完了(had + 過去分詞) を使って時間差をはっきりさせます。
- ⚠️ 間接疑問では、時制だけでなく 語順も平叙文 にすることを忘れないようにしましょう。
said や thought のような過去形になったとき、従属節の時制を正しく「過去側」にそろえられるかな?
現在形 → 過去形、will → would、can → could、過去形 → 過去完了 などをクイズで確認してみよう 😊
3. 主節の動詞が現在時制や未来時制の場合
主節の動詞が
現在時制
や
未来時制
の場合は、従属節をむりに過去へ下げる必要はありません。
この場合は、
従属節の内容が「いつ」のことなのか
を見て、現在形・過去形・未来表現・現在完了などを選びます😊
I know that ... や She says that ... のように主節が現在の場合、
従属節は
今のこと、
過去のこと、
未来のこと
をそのまま表せます。
例:I know that he lives in Kyoto. / I know that he moved last year. / I know that he will visit us tomorrow.
I will tell you that ... や We will check whether ... のように主節が未来でも、
従属節を全部未来にする必要はありません。
今の状態
なら現在形、
過去の出来事
なら過去形、
これからの予定
なら未来表現を使います。
主節が現在・未来のときは、バックシフトしないだけです。
従属節の内容が過去なら
過去形
を使います。
たとえば I remember that we met at the station. は、
「覚えている」は現在ですが、「会った」のは過去なので met になります。
⚠️ よくあるミス(現在・未来の主節で迷いやすいところ)
I remember that she leaves early yesterday.✅
I remember that she left early yesterday.remember は現在でも、
yesterday は過去
なので left を使います。
I will check whether the door will be locked now.✅
I will check whether the door is locked now.now は現在の状態 なので、従属節は現在形でOKです。
📌 主節が現在・未来のときの時制選び
| 分類 | 代表語・合図 | 従属節の時制 | 例の形 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 今の事実 |
🌱 know(知っている)think(思う)believe(信じる)say(言う)notice(気づく)understand(理解している)
|
現在
現在形is / lives / works
|
I know that she works near the station.He says that the room is quiet.
|
今の状態・習慣なら現在形を使います。 |
| 過去の出来事 |
🕰️ remember(覚えている)know(知っている)hear(聞く)read(読む)learn(知る・学ぶ)forget(忘れる)
|
過去
過去形went / met / bought
|
I remember that we met in April.She knows that he bought a new laptop.
|
主節が現在でも、従属節の内容が過去なら過去形です。 |
| 経験・完了 |
✅ know(知っている)see(わかる・見る)realize(気づく)notice(気づく)understand(理解する)be sure(確信している)
|
完了
現在完了has finished / have seen
|
I can see that you have improved a lot.She knows that he has already left.
|
今につながる完了・経験なら現在完了が自然です。 |
| 進行中 |
👀 see(見える・わかる)notice(気づく)hear(聞こえる)say(言う)think(思う)feel(感じる)
|
進行
現在進行形is waiting / are working
|
I can hear that someone is playing music.She says that they are preparing the room.
|
今まさに進行中なら現在進行形です。 |
| 未来の予定 |
📅 think(思う)hope(望む)expect(予想する)say(言う)promise(約束する)believe(信じる)
|
未来
willbe going towill be doing
|
I think that it will get colder tonight.She says that she is going to apply for the job.
|
これから起こることなら未来表現を使います。 |
| 未来の主節 |
🔎 will check(確認するつもりだ)will tell(伝えるつもりだ)will ask(尋ねるつもりだ)will see(確認する・わかるだろう)will find out(調べてわかるだろう)will explain(説明するつもりだ)
|
内容次第
現在 / 過去 / 未来
|
I will check whether the file is ready.I will ask why she left early.I will tell you when the next class will start.
|
主節が未来でも、従属節は内容の時間に合わせます。 |
今の事実 現在形
know(知っている)
think(思う)
believe(信じる)
say(言う)
notice(気づく)
understand(理解している)
✅ 今の状態・習慣なら、従属節は現在形で表します。
過去の出来事 過去形
remember(覚えている)
know(知っている)
hear(聞く)
read(読む)
learn(知る・学ぶ)
forget(忘れる)
✅ 主節が現在でも、従属節の内容が過去なら過去形です。
経験・完了 現在完了
know(知っている)
see(わかる・見る)
realize(気づく)
notice(気づく)
understand(理解する)
be sure(確信している)
✅ 今につながる完了・経験は have / has + 過去分詞 を使います。
進行中 現在進行形
see(見える・わかる)
notice(気づく)
hear(聞こえる)
say(言う)
think(思う)
feel(感じる)
✅ 今まさに進行中なら is / are + ing を使います。
未来の予定 will / be going to
think(思う)
hope(望む)
expect(予想する)
say(言う)
promise(約束する)
believe(信じる)
✅ これから起こることなら、従属節も未来表現にします。
未来の主節 従属節は内容次第
will check(確認するつもりだ)
will tell(伝えるつもりだ)
will ask(尋ねるつもりだ)
will see(確認する・わかるだろう)
will find out(調べてわかるだろう)
will explain(説明するつもりだ)
✅ 主節が未来でも、従属節は現在・過去・未来を意味で選びます。
💬 例文で感覚をつかもう!
I know that Maya works at the front desk on weekends.
(私は、マヤが週末に受付で働いていることを知っています。)
🔧 主節の I know は現在形です。従属節の内容も「今の習慣」なので works を使います。
✅ 主節が現在の場合、従属節を過去へ下げる必要はありません。
💡 on weekends は「週末に」という習慣を表す合図です。
I remember that we visited this museum ten years ago.
(私は、10年前に私たちがこの博物館を訪れたことを覚えています。)
🔧 remember は現在形ですが、ten years ago は明らかに過去です。
✅ そのため、従属節は現在形ではなく visited を使います。
⚠️ 「主節が現在だから従属節も現在」と機械的に考えないのがポイントです。
I can see that your pronunciation has improved since last month.
(先月からあなたの発音が上達しているのがわかります。)
🔧 has improved は現在完了で、「先月から今まで上達してきた」というつながりを表します。
✅ 主節が現在なので、現在完了をそのまま自然に使えます。
💡 since last month は現在完了と相性のよい表現です。
I can hear that someone is moving chairs upstairs.
(誰かが上の階で椅子を動かしている音が聞こえます。)
🔧 I can hear は現在の感覚です。聞こえている内容も「今進行中」なので is moving を使います。
✅ 従属節の内容が現在進行中なら、現在進行形を選びます。
📌 upstairs は「上の階で」。状況説明でよく使える語です。
I think that the traffic will get heavier after five.
(5時を過ぎると交通量がもっと多くなると思います。)
🔧 主節は I think で現在形ですが、従属節の内容は未来の予想です。
✅ そのため、従属節では will get を使います。
💡 主節が現在でも、未来の内容なら未来表現を使えることを確認しましょう。
I will check whether the conference room is available now.
(会議室が今空いているか確認します。)
🔧 主節は I will check で未来ですが、確認する内容は「今空いているか」です。
✅ now があるので、従属節は will be ではなく is が自然です。
⚠️ 主節が未来だからといって、従属節も必ず未来にするわけではありません。
I will ask why Daniel missed the morning meeting.
(ダニエルがなぜ朝の会議を欠席したのか尋ねます。)
🔧 主節は未来の行動 will ask ですが、欠席したのはすでに起こった過去の出来事です。
✅ そのため、従属節は missed という過去形になります。
📌 未来の主節でも、従属節の内容が過去なら過去形を使う好例です。
Sara says that she is going to apply for a scholarship next spring.
(サラは、来年の春に奨学金に応募する予定だと言っています。)
🔧 主節の says は現在形なので、従属節は実際の予定に合わせて is going to apply を使います。
✅ next spring は未来の合図なので、未来予定の表現が自然です。
💡 apply for は「〜に応募する」。進学・仕事・奨学金の文脈でよく使います。
I will tell the team that we have completed the first draft.
(最初の草案が完成したことをチームに伝えます。)
🔧 主節は will tell で未来ですが、伝える内容は「もう完成している」という現在完了の状態です。
✅ 今の時点で完了していて、その事実をこれから伝えるので have completed が自然です。
📌 未来の主節でも、従属節は現在完了を使えることを押さえましょう。
- ✅ 主節が現在時制・未来時制の場合、従属節を自動的に過去へ下げる必要はありません。
- ✅ 従属節の内容が今なら
現在形、過去なら過去形、未来ならwill / be going toを使います。 - ✅ 今につながる完了・経験なら
現在完了、今まさに進行中なら現在進行形が自然です。 - ⚠️ 主節が未来でも、従属節まで必ず未来にするわけではありません。内容の時間で判断しましょう。
I know や She says、I will check のように現在時制・未来時制のとき、従属節の時制を正しく選べるかな?
「今のこと」「過去のこと」「未来のこと」「今につながる完了」を、意味に合わせて見分けてみよう 😊
4. 時制の一致の例外
時制の一致では、主節が過去なら従属節も過去側へ動かすのが基本です。
でも、すべてを機械的に過去へ変えるわけではありません。
今も変わらない事実
や
普遍の真理
は、主節が過去でも現在形のままにすることがあります😊
今も成り立つなら 現在形のまま にする選択肢があります。
水は100℃で沸騰する
、
地球は太陽の周りを回る
、
光は音より速い
のように、今も変わらない事実は現在形で残せます。
例:The teacher said that light travels faster than sound.
たとえば「彼女は今も東京に住んでいる」と伝えたいなら、
She said that she lives in Tokyo.
のように
lives
を残すことがあります。
lived にすると、「今も住んでいるかはわからない」感じが出ることがあるので、
意味の違い
に注意します。
例外だからといって、いつでも現在形にするわけではありません。
今はもう成り立たないなら、
過去形
にします。
例:以前は大阪に住んでいたが今は違うなら、
She said that she lived in Osaka.
のほうが自然です。
⚠️ よくあるミス(例外で混乱しやすいところ)
He said that the sun rose in the east.✅
He said that the sun rises in the east.「太陽は東から昇る」は今も変わらないので、 現在形 が自然です。
He said that he works at that store.✅
He said that he worked at that store.もうその店で働いていないなら、 過去形 にしたほうが意味が正確です。
📌 時制の一致の例外パターン一覧
| 分類 | 代表語・合図 | 時制の扱い | 例の形 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 普遍の真理 |
🌏 boil(沸騰する)freeze(凍る)rise(昇る)set(沈む)travel(進む)go around(周回する)
|
基本
現在形のまま
|
He said that water freezes at zero degrees Celsius.She learned that the earth goes around the sun.
|
科学的・一般的に変わらない事実は、現在形で残せます。 |
| 今も続く事実 |
🏠 live(住んでいる)work(働いている)belong to(所属している)own(所有している)have(持っている)know(知っている)
|
今も本当
現在形のまま可
|
She said that she lives near the river.He told me that he works for a travel agency.
|
今も続くことを伝えたいなら現在形が自然です。 |
| 歴史的事実 |
🏯 happen(起こる)take place(行われる)begin(始まる)end(終わる)build(建てる)discover(発見する)
|
事実固定
過去形のまま
|
The guide explained that the castle was built in the 1600s.We learned that the event took place in 1964.
|
歴史上の出来事は「事実の過去」として過去形のまま残します。 |
| 仮定法 |
🪄 wish(〜ならいいのにと思う)if I were(もし私が〜なら)as if(まるで〜のように)would rather(むしろ〜してほしい)could(できたら)would(〜だろうに)
|
形を保つ
仮定法の時制を維持
|
She said that she wished she were taller.He spoke as if he knew everything.
|
仮定法の過去形は「本当の過去」とは限らないので、意味を優先します。 |
| 過去完了 |
⏪ had finished(終えていた)had left(出発していた)had lost(なくしていた)had already seen(すでに見ていた)had never tried(一度も試していなかった)had been(〜であった)
|
それ以上下げない
過去完了のまま
|
He said that he had already sent the file.She realized that she had never met him before.
|
過去完了は、基本的にさらに別の形へ下げません。 |
| 変化しにくい助動詞 |
🧩 should(〜すべき)would(〜だろう)could(できた・できるかもしれない)might(〜かもしれない)ought to(〜すべき)used to(以前は〜したものだ)
|
注意
そのまま残ることが多い
|
He said that we should be careful.She thought that it might be too late.
|
すでに過去形の形を持つ助動詞は、そのまま残ることが多いです。 |
| 原文の事実性を強調 |
📌 still(まだ)now(今)currently(現在)these days(最近は)at present(現在)as of today(今日現在)
|
意味重視
現在形を残すことがある
|
He said that the system is still unstable.She told me that her son is currently studying abroad.
|
今も続くことを強調したいときは、現在形を残すと明確です。 |
| ことわざ・一般論 |
💬 practice makes perfect(習うより慣れよ)time flies(時は飛ぶように過ぎる)honesty is important(正直さは大切だ)money does not buy happiness(お金で幸せは買えない)health comes first(健康第一)actions speak louder than words(行動は言葉より雄弁)
|
一般論
現在形のまま
|
My coach always said that practice makes perfect.My grandmother told me that health comes first.
|
ことわざ・一般論は、時代に関係なく成り立つので現在形が自然です。 |
boil(沸騰する)freeze(凍る)rise(昇る)set(沈む)travel(進む)go around(周回する)
He said that water freezes at zero degrees Celsius.live(住んでいる)work(働いている)belong to(所属している)own(所有している)have(持っている)know(知っている)
She said that she lives near the river.happen(起こる)take place(行われる)begin(始まる)end(終わる)build(建てる)discover(発見する)
The guide explained that the castle was built in the 1600s.wish(〜ならいいのにと思う)if I were(もし私が〜なら)as if(まるで〜のように)would rather(むしろ〜してほしい)could(できたら)would(〜だろうに)
She said that she wished she were taller.had finished(終えていた)had left(出発していた)had lost(なくしていた)had already seen(すでに見ていた)had never tried(一度も試していなかった)had been(〜であった)
He said that he had already sent the file.should(〜すべき)would(〜だろう)could(できた・できるかもしれない)might(〜かもしれない)ought to(〜すべき)used to(以前は〜したものだ)
He said that we should be careful.still(まだ)now(今)currently(現在)these days(最近は)at present(現在)as of today(今日現在)
He said that the system is still unstable.practice makes perfect(習うより慣れよ)time flies(時は飛ぶように過ぎる)honesty is important(正直さは大切だ)money does not buy happiness(お金で幸せは買えない)health comes first(健康第一)actions speak louder than words(行動は言葉より雄弁)
My coach always said that practice makes perfect.💬 例文で感覚をつかもう!
The guide explained that the moon reflects sunlight.
(ガイドは、月は太陽光を反射すると説明しました。)
🔧 主節の explained は過去ですが、「月が太陽光を反射する」は今も変わらない科学的事実です。
✅ そのため、従属節は reflected ではなく reflects のままにできます。
📌 普遍の真理は、時制の一致の代表的な例外です。
Rina told me that her parents run a small cafe near the beach.
(リナは、両親が海の近くで小さなカフェを経営していると私に言いました。)
🔧 told は過去ですが、両親が今もカフェを経営しているなら run のままにできます。
✅ 現在形を残すことで、「今も続いている事実」として伝わります。
⚠️ もし今は経営していないなら、ran のほうが自然です。
The teacher said that the first modern Olympic Games were held in Athens in 1896.
(先生は、最初の近代オリンピックは1896年にアテネで開催されたと言いました。)
🔧 歴史上の出来事は、主節が過去でも「事実としての過去形」のまま表すのが自然です。
✅ were held は受け身の過去形で、「開催された」という歴史的事実を表しています。
📌 年号がある歴史的事実は、過去完了にしなくてもよいことが多いです。
Yuki said that she wished she could speak Spanish fluently.
(ユキは、スペイン語を流ちょうに話せたらいいのにと言いました。)
🔧 wished や could は、仮定法のニュアンスを含む形です。
✅ ここでは「本当に過去に話せた」という意味ではなく、「話せたらいいのに」という願望です。
📌 仮定法は、時制の形よりも「現実ではない・願望・仮定」という意味を優先して見ます。
The engineer reported that the backup system had already started.
(エンジニアは、バックアップシステムはすでに起動していたと報告しました。)
🔧 従属節がすでに had already started という過去完了になっています。
✅ 過去完了は、基本的にさらに別の時制へ下げません。
💡 already があるため、「報告した時点より前に起動していた」ことがはっきりします。
The doctor said that I should avoid heavy meals before bed.
(医師は、寝る前の重い食事は避けるべきだと言いました。)
🔧 should は、時制の一致でさらに別の形へ変えにくい助動詞です。
✅ 主節が said でも、従属節では should avoid のまま自然に使えます。
📌 助言・注意・義務の内容は、should のまま残ることがよくあります。
Our manager mentioned that the online form is still available.
(上司は、そのオンラインフォームはまだ利用可能だと言及しました。)
🔧 mentioned は過去ですが、still があることで「今もまだ」という意味が強く出ます。
✅ 今も利用できることを伝えたいなら、is still available のままがわかりやすいです。
⚠️ was still available にすると、「その時点ではまだ利用可能だった」という意味に寄り、今の状態はぼやけます。
My music teacher always said that practice makes difficult songs easier.
(私の音楽の先生はいつも、練習すれば難しい曲も簡単になると言っていました。)
🔧 practice makes ... は一般論として今も成り立つ内容です。
✅ 主節が said でも、一般論は現在形のままにすることがよくあります。
💡 ことわざ・教訓・人生のアドバイスは、現在形で残すと自然に響きます。
He said that his sister works in Canada now.
(彼は、妹が今カナダで働いていると言いました。)
🔧 now があるため、「今も働いている」という意味が強くなります。
✅ そのため、従属節は worked ではなく works のままにできます。
⚠️ worked in Canada だと「当時働いていたが、今は不明・または今は違う」感じが出ることがあります。
- ✅ 普遍の真理・科学的事実・ことわざ・一般論は、主節が過去でも 現在形のまま にできます。
- ✅ 今も続いている事実を伝えたいときも、現在形を残すと意味がはっきりします。
- ✅ 歴史的事実は、事実としての 過去形のまま 表すことが多いです。
- ✅ 仮定法・過去完了・変化しにくい助動詞は、形を無理に変えず、意味を優先します。
- ⚠️ 例外は「全部現在形でよい」という意味ではありません。今も本当か、当時だけか を確認しましょう。
said や explained のような過去形でも、従属節をいつも過去形にするとは限りません。
「普遍の真理」「今も続く事実」「歴史的事実」「仮定法」「変化しにくい助動詞」など、時制の一致の例外をクイズで確認してみよう 😊
🧾 総まとめ:時制の一致の要点チェック
ここでは、Lesson 113 で学んだ
時制の一致
を最後にまとめて確認します。
ポイントは大きく分けると、
主節が過去なら従属節も過去側へ、
主節が現在・未来なら内容の時間で選ぶ、
例外は意味で判断する
の3つです😊
次に、 従属節の内容がいつのことか を確認します。
said、thought、knew、asked など、主節の動詞が過去なら、
従属節は基本的に
1段うしろ
に動きます。
現在形 → 過去形、
過去形 → 過去完了、
will → would
が中心です。
主節が I know や I will check のように現在・未来の場合、
従属節を自動的に過去へ下げる必要はありません。
今のことなら現在形、
過去のことなら過去形、
未来のことなら未来表現
を使います。
普遍の真理
や
今も続く事実
は、主節が過去でも現在形のままにできます。
ただし、今はもう成り立たないなら過去形にします。
現在形にするか過去形にするかで意味が変わる
ことを意識しましょう。
⚠️ 総まとめで確認したいミスパターン
She said that she is nervous.✅
She said that she was nervous.主節が
said なら、従属節も基本は
過去側
へそろえます。
He said that light traveled faster than sound.✅
He said that light travels faster than sound.科学的事実は 現在形のまま が自然です。
📌 時制の一致:最終チェック表
| 分類 | 代表語・合図 | 判断ポイント | 例の形 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 主節が過去 |
🗣️ say(言う)tell(伝える)think(思う)know(知っている)ask(尋ねる)explain(説明する)
|
基本
現在 → 過去主節が過去なら従属節も過去側へ。 |
The clerk said that the package was ready.
|
まず最初に押さえる基本ルールです。 |
| 過去より前 |
⏪ realize(気づく)notice(気づく)remember(思い出す)find out(わかる)admit(認める)report(報告する)
|
時間差
過去 → 過去完了主節の過去より前なら had + 過去分詞。
|
She realized that she had entered the wrong address.
|
「どちらが先か」を見るのがコツです。 |
| 主節が現在 |
🌱 know(知っている)think(思う)believe(信じる)remember(覚えている)see(わかる)understand(理解している)
|
内容次第
現在 / 過去 / 未来従属節の内容の時間で選ぶ。 |
I know that the password expires tomorrow.
|
主節が現在でも、従属節が過去なら過去形です。 |
| 主節が未来 |
🔎 will check(確認するつもりだ)will tell(伝えるつもりだ)will ask(尋ねるつもりだ)will explain(説明するつもりだ)will confirm(確認するつもりだ)will find out(調べてわかるだろう)
|
内容次第 主節が未来でも、従属節は現在・過去・未来を意味で選ぶ。 |
I will confirm whether the printer is connected.
|
従属節まで自動的に未来にしないこと。 |
| 未来のバックシフト |
📅 will(〜するだろう)be going to(〜する予定だ)plan to(〜する予定だ)promise(約束する)expect(予想する)hope(望む)
|
過去から見た未来
will → wouldis going to → was going to
|
He said that he would call after lunch.
|
would は丁寧表現ではなく、過去から見た未来の場合があります。
|
| 普遍の真理 |
🌏 boil(沸騰する)freeze(凍る)rise(昇る)travel(進む)go around(周回する)reflect(反射する)
|
例外
現在形のまま今も変わらない事実は現在形で残せる。 |
The teacher said that sound travels through air.
|
科学的事実・一般論は現在形が自然です。 |
| 今も続く事実 |
🏠 live(住んでいる)work(働いている)study(勉強している)belong to(所属している)own(所有している)run(経営している)
|
今も本当
現在形のまま可今も続くなら現在形で残す。 |
Tom told us that his daughter studies nursing now.
|
今は違うなら過去形にします。 |
| 歴史・仮定法など |
🏯 happen(起こる)open(開業する)be built(建てられる)wish(〜ならいいのにと思う)if I were(もし私が〜なら)as if(まるで〜のように)
|
意味優先 歴史は過去形、仮定法は形を保つ。 |
The article said that the bridge opened in 1958.
|
機械的に変えず、意味で判断します。 |
say(言う)tell(伝える)think(思う)know(知っている)ask(尋ねる)explain(説明する)
The clerk said that the package was ready.realize(気づく)notice(気づく)remember(思い出す)find out(わかる)admit(認める)report(報告する)
She realized that she had entered the wrong address.had + 過去分詞。know(知っている)think(思う)believe(信じる)remember(覚えている)see(わかる)understand(理解している)
I know that the password expires tomorrow.will check(確認するつもりだ)will tell(伝えるつもりだ)will ask(尋ねるつもりだ)will explain(説明するつもりだ)will confirm(確認するつもりだ)will find out(調べてわかるだろう)
I will confirm whether the printer is connected.will(〜するだろう)be going to(〜する予定だ)plan to(〜する予定だ)promise(約束する)expect(予想する)hope(望む)
He said that he would call after lunch.would がよく使われます。boil(沸騰する)freeze(凍る)rise(昇る)travel(進む)go around(周回する)reflect(反射する)
The teacher said that sound travels through air.live(住んでいる)work(働いている)study(勉強している)belong to(所属している)own(所有している)run(経営している)
Tom told us that his daughter studies nursing now.happen(起こる)open(開業する)be built(建てられる)wish(〜ならいいのにと思う)if I were(もし私が〜なら)as if(まるで〜のように)
The article said that the bridge opened in 1958.💬 例文で感覚をつかもう!
The clerk said that the package was ready for pickup.
(店員は、その荷物は受け取りの準備ができていると言いました。)
🔧 主節は The clerk said。said が過去なので、従属節は is ではなく was にしています。
✅ 「過去に店員がそう言った内容」を伝える文なので、時制の一致が自然です。
📌 ready for pickup は「受け取り準備ができている」という実用的な表現です。
Mina realized that she had entered the wrong address.
(ミナは、間違った住所を入力していたことに気づきました。)
🔧 「気づいた」より前に「入力していた」ので、従属節は had entered になります。
✅ 過去の中でさらに前の出来事は、had + 過去分詞 で時間差をはっきりさせます。
💡 住所・メール・番号などの入力ミスを説明するときに使いやすい文です。
I know that this password expires tomorrow.
(私は、このパスワードが明日期限切れになることを知っています。)
🔧 主節は現在形 I know なので、従属節を過去へ下げません。
✅ expires tomorrow は、予定・期限として現在形で未来を表す自然な言い方です。
📌 主節が現在の場合は、従属節の内容の時間に合わせて時制を選びます。
I will confirm whether the printer is connected to Wi-Fi.
(プリンターがWi-Fiに接続されているか確認します。)
🔧 主節は未来の行動 will confirm ですが、確認する内容は「今の接続状態」です。
✅ そのため、従属節は will be connected ではなく is connected が自然です。
⚠️ 主節が未来でも、従属節まで自動的に未来にしない点が重要です。
The teacher said that sound travels through air.
(先生は、音は空気中を伝わると言いました。)
🔧 主節は said で過去ですが、「音は空気中を伝わる」は今も変わらない事実です。
✅ 普遍の真理なので、従属節は traveled ではなく travels のままにできます。
📌 科学的事実は、時制の一致の例外としてよく出ます。
Tom told us that his daughter studies nursing in Fukuoka now.
(トムは、娘さんが今、福岡で看護学を学んでいると私たちに話しました。)
🔧 told は過去ですが、now があるので「今も学んでいる」ことを表したい文です。
✅ そのため、従属節は studies のままにできます。
⚠️ studied にすると、「当時は学んでいたが今は不明」という感じが出ることがあります。
The article said that the bridge opened in 1958.
(その記事には、その橋は1958年に開通したと書かれていました。)
🔧 歴史的事実は、主節が過去でも「事実としての過去形」のまま表せます。
✅ in 1958 のような年号があるため、opened が自然です。
📌 歴史上の出来事を、無理に過去完了へ変える必要はありません。
The trainer said that we should stretch before running.
(トレーナーは、走る前にストレッチをするべきだと言いました。)
🔧 should は、時制の一致でさらに別の形へ変えにくい助動詞です。
✅ 主節が said でも、従属節では should stretch のまま自然に使えます。
📌 助言・ルール・注意の文では、should がそのまま残ることがよくあります。
- ✅ 主節が過去なら、従属節は基本的に 過去側へバックシフト します。
- ✅ 主節より前の出来事なら、過去完了(had + 過去分詞) を使います。
- ✅ 主節が現在・未来なら、従属節は 内容の時間 に合わせて時制を選びます。
- ✅ 普遍の真理・今も続く事実・一般論は、主節が過去でも 現在形のまま にできます。
- ⚠️ 例外は「何でも現在形でよい」という意味ではありません。今も本当か、当時だけか を確認しましょう。
said や thought のような過去形のときは従属節を過去側へそろえるのが基本です。
でも、主節が現在・未来のときは実際の時間に合わせて選び、普遍の真理や今も続く事実では現在形を残すこともあります。
クイズで「バックシフトする場面」と「例外として残す場面」を見分けてみよう!
🔁 次におすすめのレッスン
「時制の一致」を理解したら、次は 話法 や that節・間接疑問 とつなげて学ぶと、英語の文の流れがかなり見えやすくなります😊
まずは
Lesson114:話法
へ進むのが最もおすすめです。
そのあと、
that節・間接疑問・仮定法
を復習すると、時制の一致が「暗記」ではなく「文の流れ」として理解しやすくなります😊