人称代名詞(I / you / he / she / it / we / they)を整理しよう
人称代名詞は、人やものの名前の代わりに使う大切な語です。
まずは 主格・目的格・所有格・所有代名詞 の違いをつかめば、文がぐっと読みやすくなります😊
このページでは、基本の形だけでなく、一般の人々を表す we / you / they や
特別な it の使い方 まで、やさしく順番に整理します。
▮ 目次
✅ 迷ったら 「1 → 2 → 3 → 4 → 5 → 6 → 総まとめ」 の順がおすすめです。
📱 今回はサブセクションを出さず、章の大きな流れだけ見やすくしています。
-
1. 人称代名詞(まずは定義) 最初にここ
I / you / he / she / it / we / theyの全体像と、「代わりに使う語」という基本イメージをつかみます。 -
2. 人称代名詞の種類(一覧表)単数・複数と、
主格 / 目的格 / 所有格 / 所有代名詞を表でまとめて確認します。 -
3. 人称代名詞の格(使い分け)「主語になる形」「目的語になる形」「〜の」「〜のもの」を、文の中でどう使い分けるか整理します。
-
4. 一般の人々を表す人称代名詞の特別用法
we / you / theyが「私たち」「あなたたち」ではなく、一般論として使われる感覚を見ていきます。 -
5.
weの特別用法editorial we・parental we・royal we など、話し手の立場や距離感が表れる特別なweを学びます。 -
6.
itの特別用法形式主語・形式目的語・天候や時間のitなど、英語らしい使い方をまとめて確認します。 -
🧾 総まとめ:人称代名詞・特別用法の要点チェック 迷ったらここ基本の形と特別用法を最後に整理して、理解をしっかり固めます。
-
🎯 Lesson058 まとめクイズ — 人称代名詞 総仕上げ
I / me / my / mineの使い分けから、weやitの特別用法まで、 Lesson058全体の理解をクイズでまとめて確認します。
1. 人称代名詞(まずは定義)
人称代名詞は、
人やものの名前の代わりに使うことばです。
たとえば、同じ名前を何度もくり返すと文が少し重たく見えますが、
I / you / he / she / it / we / they
を使うと、文が
短く・自然に・読みやすく
なります 😊
英語では、同じ人やものを何度も書くより、
代名詞で言いかえる
ほうが自然です。
つまり人称代名詞は、文を
スッキリ見せる道具
なんです。
話し手なら
I / we、
聞き手なら
you、
それ以外なら
he / she / it / they
を使います。
まずはこの「だれを指すか」の感覚が土台です。
it と you
it は基本的に
人以外
を指します。
また you は
単数でも複数でも同じ形
です。ここは最初につまずきやすいので、先に意識しておくと安心です。
🔁 「名前をくり返す文」→「代名詞で自然な文」
Yuki has a dog. Yuki walks the dog every evening.
同じ名前や名詞が続くので、意味は通じても少し重たく見えます。
Yuki has a dog. She walks it every evening.
She は Yuki、it は dog の言いかえです。
これが人称代名詞のいちばん大事な役目です。
📌 人称代名詞の基本メンバー 7語
| 代名詞 | 分類 | だれ・なにを指す? | 日本語の目安 | 覚え方・注意 |
|---|---|---|---|---|
I
|
1人称 単数 | 話している自分自身 | 私 | まずは「話し手=I」と覚える。 |
you
|
2人称 単複同形 | 話しかけている相手 | あなた / あなたたち | 単数でも複数でも you のまま。 |
he
|
3人称 単数 | 話し手・聞き手以外の男性 | 彼 | 男の人を指す基本形。 |
she
|
3人称 単数 | 話し手・聞き手以外の女性 | 彼女 | 女の人を指す基本形。 |
it
|
3人称 単数 | もの・動物・出来事・天気など | それ | 基本は人に使わない。ここが大事。 |
we
|
1人称 複数 | 話し手を含むグループ | 私たち | 「自分 + だれか」が入るイメージ。 |
they
|
3人称 複数 | 話し手・聞き手以外の複数 | 彼ら / 彼女ら / それら | 人にも物にも使える複数形。 |
I」と覚えるのがスタートです。⚠️ 最初に知っておくとラクな注意点
it は基本、人に使わない
it は「もの・動物・出来事」を指すのが基本です。人を
it で呼ぶと不自然・失礼になることがあるので、最初は
人には he / she / they
と覚えておくのが安心です。
you は単数も複数も同じ
you。つまり 形ではなく場面で判断 します。
次のセクションでは
I → me、she → her のような
形の変化
を整理します。
💬 例文で感覚をつかもう!
I need a notebook for class.
(授業で使うノートが必要です。)
🔧 I は「話している自分」を表す、いちばん基本の人称代名詞です。
🧠 need は「必要とする」、notebook は「ノート」です。
💡 自分の予定・気持ち・必要な物を言うときは、まず I から始まる文がとても多いです。
You look busy today.
(今日は忙しそうですね。)
🔧 you は「話しかけている相手」を指します。単数でも複数でも形は変わりません。
🧠 look busy は「忙しそうに見える」という自然な言い方です。
💡 相手の様子をやわらかく言うときに使いやすい文です。
He runs every morning before work.
(彼は仕事の前に毎朝走ります。)
🔧 he は、話し手でも聞き手でもない男性を指します。
🧠 every morning があるので、「習慣」の文だと分かります。
💡 「その人について説明する文」は、英語では He ... / She ... で始まることがとても多いです。
She works at a bakery near the station.
(彼女は駅の近くのパン屋で働いています。)
🔧 she は女性を指す人称代名詞です。人について説明するときの基本形です。
🧠 bakery は「パン屋」、near the station は「駅の近く」です。
💡 人の仕事・住んでいる場所・好きなものを説明するときに、She ... はよく使われます。
This printer is old, but it still works well.
(このプリンターは古いですが、それでもまだよく動きます。)
🔧 ここでの it は This printer の言いかえです。ものを二度くり返さずに自然に書けます。
🧠 still は「まだ」、works well は「よく動く」です。
⚠️ この it は人ではなく「プリンター」を指しています。ここが大切です。
We have a meeting at nine.
(私たちは9時に会議があります。)
🔧 we は「話している自分を含むグループ」を表します。
🧠 つまり we には、話し手がちゃんと入っています。
💡 「私たちの予定」「私たちの考え」を言うときの基本の形なので、会議や学校の文でよく使います。
They live next to the station.
(彼らは駅のとなりに住んでいます。)
🔧 they は、話し手・聞き手以外の複数を指します。
🧠 next to は「〜のとなりに」という便利な表現です。
💡 家族・友人・生徒たちなど、複数の人をまとめて言うときにとてもよく使われます。
Mika bought a new bag, and she uses it every day.
(ミカは新しいバッグを買って、それを毎日使っています。)
🔧 she は Mika、it は a new bag の言いかえです。
🧠 1つの文の中でも、英語は同じ名詞を何度も書かずに代名詞へ切り替えることが多いです。
💡 これができると、英文が一気に自然に見えてきます。人称代名詞の「使う意味」がよく分かる例です。
- ✅ 人称代名詞は、人やものの名前の代わりに使うことばです。
- ✅ まず覚えるのは
I / you / he / she / it / we / theyの7語です。 - ✅
I / weは話し手、youは聞き手、he / she / it / theyはそれ以外を指します。 - ⚠️
itは基本的に人以外、youは単数も複数も同じ形です。 - 🌱 次では、これらが 主格・目的格・所有格・所有代名詞 にどう変わるかを整理します。
2. 人称代名詞の種類(一覧表)
人称代名詞は、
だれを指すか と
文のどこに置くか
で形が変わります。
たとえば I は主語の形ですが、目的語では me になります。
このセクションでは、まず
「表で全体の地図をつかむ」
のが目標です 🗺️
1人称 は話し手、
2人称 は聞き手、
3人称 はそれ以外です。
まず「だれの立場か」を見ると迷いにくいです。
単数か複数かでも形は変わります。
ただし
you は単数でも複数でも同じ
です。
ここは最初の定番つまずきポイントです。
文の中で
主語なのか、
目的語なのか、
持ち主なのかで形が変わります。
つまり「置き場所」がとても大事です。
📌 人称代名詞の早見表
| 分類 | 主格 | 目的格 | 所有格 | 所有代名詞 | だれ・なにを指す? | 覚え方・注意 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
1人称・単数 👤 話し手 |
I |
me |
my |
mine |
話している自分 | まず最初に覚える基本セット。 |
|
2人称 👤 / 👥 聞き手 |
you |
you |
your |
yours |
話しかける相手 | 単複同形 単数でも複数でも形は同じ。 |
|
3人称・単数 👨 男性 |
he |
him |
his |
his |
話し手・聞き手以外の男性 | his は所有格と所有代名詞が同じ形。 |
|
3人称・単数 👩 女性 |
she |
her |
her |
hers |
話し手・聞き手以外の女性 | her は目的格と所有格が同じ形。 |
|
3人称・単数 📦 もの・動物 |
it |
it |
its |
通常なし | もの・動物・出来事など |
要注意
its はあるが、所有代名詞は通常使わない。
|
|
1人称・複数 👥 話し手を含む |
we |
us |
our |
ours |
話し手を含むグループ | 「自分 + だれか」のセット。 |
|
3人称・複数 👥 それ以外 |
they |
them |
their |
theirs |
話し手・聞き手以外の複数 | 人にも物にも使える複数形。 |
I / 目的格memy / 所有代名詞mineyou です。his は所有格と所有代名詞が同じです。his を使います。her は目的格と所有格が同じです。hers になるので区別が必要です。it は主格も目的格も同じです。its はあるが、所有代名詞は通常使いません。we の大事なポイントです。us になります。them、所有代名詞は theirs です。⚠️ ここでつまずきやすいポイント
its と it's は別物
its は「それの」、it's は it is または it has の短縮です。アポストロフィの有無で意味が大きく変わります。
my と mine は置き場所が違う
my は
名詞の前で使います。mine は
名詞なしで使います。❌
mine book のようにはしません。
💬 例文で感覚をつかもう!
I am ready for the test.
(私はテストの準備ができています。)
🔧 I は主語の位置にあるので、主格です。
🧠 「だれが準備できているの?」に答える語が主語です。
💡 一覧表では I の行のいちばん左寄りにある「主格」を見れば、この形だと分かります。
Please call me after lunch.
(昼食のあとで私に電話してください。)
🔧 call のあとで「だれに?」の位置にあるので、me は目的格です。
🧠 I ではなく me になるのは、主語ではないからです。
💡 「動詞のあとに来たら目的格かも」と考えるクセをつけると読みやすくなります。
Her bike is parked outside.
(彼女の自転車は外に止めてあります。)
🔧 her のすぐあとに bike という名詞があるので、これは所有格です。
🧠 「彼女を」なら目的格の her、「彼女の自転車」なら所有格の her です。
⚠️ 同じ her でも役割が違うので、後ろに名詞があるかどうかを見ます。
This seat is mine.
(この席は私のものです。)
🔧 mine のあとに名詞がないので、所有代名詞です。
🧠 my seat なら所有格、This seat is mine. なら所有代名詞です。
💡 「〜のもの」と言い切るときは、所有代名詞が活躍します。
I saw him at the library.
(私は図書館で彼を見かけました。)
🔧 him は saw の目的語なので目的格です。
🧠 男性の行では he → him → his → his の順に並びます。
💡 表の「主格から1つ右」が目的格、と横に読む練習にもぴったりです。
We usually study together on Fridays.
(私たちはたいてい金曜日にいっしょに勉強します。)
🔧 we は話し手を含む複数の主語です。
🧠 単数の I に対して、複数になると we に変わります。
💡 「自分も入っているグループ」という感覚を意識すると、they との違いも見えやすいです。
The coach thanked them after the game.
(コーチは試合のあとで彼らに感謝しました。)
🔧 them は they の目的格です。
🧠 複数の相手が「される側・受ける側」になると them を使います。
💡 they → them のペアは会話でも文章でもとてもよく出ます。
The dog is wagging its tail.
(その犬はしっぽを振っています。)
🔧 its のあとに tail があるので、これは所有格です。
🧠 it の行は it / it / its / (通常なし) と見るのがコツです。
⚠️ it's と書くと意味が変わるので、スペルに注意しましょう。
Those red umbrellas are theirs.
(あの赤い傘は彼らのものです。)
🔧 theirs は所有代名詞なので、後ろに名詞は置きません。
🧠 their umbrellas なら所有格、The umbrellas are theirs. なら所有代名詞です。
💡 所有格と所有代名詞の違いを確認する、仕上げにぴったりの文です。
- ✅ 人称代名詞は、主格・目的格・所有格・所有代名詞 の4つを見分けるのが基本です。
- ✅ まずは
I → me、he → him、they → themのようなペアから覚えるとラクです。 - ✅
my / your / her / theirなどは名詞の前、mine / yours / hers / theirsなどは名詞なしで使います。 - ⚠️
youは単数でも複数でも同じ、itは所有代名詞が通常ない、itsとit'sは別物です。
I / me / my / mine の違いや、
you / your / yours、
he / him / his、
she / her / hers などの使い分けを、
クイズで楽しく確認してみよう 😊
3. 人称代名詞の格(使い分け)
人称代名詞は、ただ
「だれを指すか」
だけでなく、
「文のどこに置くか」
でも形が変わります。
たとえば I は主語の形ですが、「私を」なら me、「私の本」なら my、「私のもの」なら mine です。
つまり、このセクションのいちばん大事なポイントは
「意味」ではなく「席」で判断する
ことです 😊
文のいちばん中心で、
「〜が」
にあたるところなら主格です。
例:I / he / they
動詞や前置詞のあとで、
「〜を / 〜に」
にあたるところなら目的格です。
例:me / him / them
名詞の前
なら所有格、
名詞なし
なら所有代名詞です。
ここがいちばん混ざりやすい所です。
📌 格ごとの使い分け早見表
| 格の種類 | どこに置く? | はたらき | 例 | 見分け方のコツ |
|---|---|---|---|---|
|
主格 🟢 主語 |
文の主語の位置 | 「〜が」にあたる | I / you / he / she / it / we / they |
「だれが?」で考えると見つけやすい。 |
|
目的格 🔵 目的語 |
動詞や前置詞のあと | 「〜を / 〜に」にあたる | me / you / him / her / it / us / them |
「何を?」「だれに?」で見る。 |
|
所有格 🟡 名詞の前 |
名詞の直前 | 「〜の」にあたる | my / your / his / her / its / our / their |
後ろに名詞が来るかを確認する。 |
|
所有代名詞 🔴 名詞なし |
補語などの位置 | 「〜のもの」にあたる | mine / yours / his / hers / ours / theirs |
後ろに名詞を置かないのが決定的ポイント。 |
I / you / he / she / it / we / theyme / you / him / her / it / us / themmy / your / his / her / its / our / theirmine / yours / his / hers / ours / theirs⚠️ よくあるミスと直し方
Me am ... のように主語で目的格を使う
Me am tired.✅ I am tired.
主語の席では、必ず 主格 を使います。
mine book のように所有代名詞の後ろに名詞を置く
mine book✅ my book
✅ This book is mine.
名詞があるかどうかで判断します。
💬 例文で感覚をつかもう!
She studies at the library after school.
(彼女は放課後、図書館で勉強します。)
🔧 She は文の主語なので、主格です。
🧠 「だれが勉強するの?」と考えると、主語の席だと分かります。
💡 主語の席では she、目的語の席なら her になるので、席で見分ける練習にぴったりです。
The teacher called me after class.
(先生は授業のあとで私を呼びました。)
🔧 me は called の目的語なので、目的格です。
🧠 主語ではないので I にはなりません。
💡 「動詞のあとに来て、呼ばれる側・見られる側・助けられる側なら目的格」と考えると見分けやすいです。
Can you sit next to him?
(彼の隣に座ってくれますか。)
🔧 next to は前置詞句なので、そのあとには目的格の him が来ます。
🧠 前置詞のあとに主格は置けない、という基本ルールの確認にもなります。
💡 to / with / for / near / beside などのあとも、同じように目的格を使います。
Our train leaves in ten minutes.
(私たちの電車は10分後に出発します。)
🔧 our のすぐあとに train という名詞があるので、これは所有格です。
🧠 「私たちの電車」という1つのまとまりを作っています。
💡 所有格は「持ち主 + 名詞」のセットで覚えると自然です。our plan、their room のように広く使えます。
The cat is cleaning its paws.
(その猫は自分の足をなめてきれいにしています。)
🔧 its のあとに paws があるので、所有格です。
🧠 ものや動物の「〜の」にも所有格を使います。
⚠️ its は所有格、it's は it is の短縮形なので、スペルの違いに注意です。
This blue jacket is hers.
(この青いジャケットは彼女のものです。)
🔧 hers の後ろに名詞がないので、所有代名詞です。
🧠 her jacket なら所有格、This jacket is hers. なら所有代名詞です。
💡 「〜のもの」と言い切るときは、所有代名詞がとても便利です。
Those desks are ours, not theirs.
(あの机は私たちのもので、彼らのものではありません。)
🔧 ours も theirs も、後ろに名詞がないので所有代名詞です。
🧠 所有代名詞どうしを並べると、「だれのものか」をはっきり比べられます。
💡 名詞をくり返さなくていいので、英文がすっきり自然になります。
They forgot their tickets at home.
(彼らはチケットを家に忘れました。)
🔧 They は主語なので主格、their は tickets の前なので所有格です。
🧠 1つの文の中で、違う格が同時に使われることはとてもよくあります。
💡 「文の中のどの席か」を1つずつ見ると、混ざらずに読めます。
My aunt sent us her homemade cookies.
(おばは私たちに手作りクッキーを送ってくれました。)
🔧 us は「私たちに」なので目的格、her は homemade cookies の前なので所有格です。
🧠 sent us ... のように、動詞のあとに来る人称代名詞は目的格になることが多いです。
💡 そのあとに「だれのクッキーか」を足すので、所有格も自然に登場します。
- ✅ 主語の席なら 主格、動詞・前置詞のあとなら 目的格 を使います。
- ✅ 名詞の前なら 所有格、名詞なしで「〜のもの」と言い切るなら 所有代名詞 です。
- ✅ 人称代名詞の格は、意味で決めるより、文の中の席で決める と迷いにくくなります。
- ⚠️ 特に
my / mine、her / hers、their / theirsは「後ろに名詞があるかどうか」を必ず確認しましょう。
I / me / my / mine のように、
人称代名詞の形を「意味」ではなく「文の中の席」で見分けられるかな 😊
主語の席・動詞や前置詞のあと・名詞の前・名詞なしの違いを、
クイズで楽しく確認してみよう!
4. 一般の人々を表す人称代名詞の特別用法
人称代名詞はふつう、
特定のだれか
を指します。
でも英語では、ときどき
「人々一般」
や
「世の中ではよくそうする」
という意味で、
we・you・they を使います。
つまり、このセクションの大事なポイントは
「その代名詞が、ほんとうに特定の人を指しているのか」を文脈で見る
ことです 👀
you は「あなた」だけじゃない
会話では
相手本人
ではなく、
だれでもそうだよね
という意味で you を使うことがあります。
日本語なら「人って〜するよね」に近い感覚です。
we は「人間みんな」っぽくなることがある
we は本来「私たち」ですが、
聞き手も含めた一般論
として使うと、
「私たちはふつう〜する」「人は〜しがちだ」という柔らかい言い方になります。
they は「世間・人々」をぼかして言える
they say ... のように、
だれか特定しないまま
情報源をぼかして言うことがあります。
「世間では〜と言われている」に近い使い方です。
📌 一般の人々を表す特別用法 3パターン
| タイプ | 表すもの | よく出る場面 | 例 | 読み方のコツ |
|---|---|---|---|---|
|
generic we 👥 we |
話し手と聞き手を含む「人間一般」 | 説明、共感、社会の話、習慣の話 | We all need sleep. |
「本当に私たち全員の話か?」ではなく、「人はふつう」の意味かを考える。 |
|
generic you 🗣️ you |
相手本人ではなく「だれでも」 | 会話、アドバイス、体験談、あるある話 | You get tired after a long trip. |
「あなた」ではなく「人は」と置き換えると自然なら、この用法。 |
|
generic they 🌍 they |
世間の人々、関係者、一般にそう言う人たち | うわさ、世間話、制度、ニュースの感覚 | They say it'll rain tomorrow. |
「だれが?」がはっきりしないなら、世間一般の they の可能性が高い。 |
We all need sleep.You get tired after a long trip.They say it'll rain tomorrow.⚠️ 読み違えやすいポイント
you をいつも「あなた」と決めつけない
✅ 「人は長旅のあと疲れるものだ」と読むと自然なら、 generic you の可能性が高いです。
they に具体的な先行詞がないときがある
They say ... の they は、
だれかはっきり示していないことが多いです。「世間では〜」「一般には〜」のように、少しぼかして読むと自然です。
💬 例文で感覚をつかもう!
You feel sleepy after a heavy lunch.
(昼ごはんをたくさん食べると、眠くなるものです。)
🔧 ここでの you は、目の前の相手だけを指しているわけではありません。
🧠 「人って、重い昼食のあと眠くなるよね」という一般論をやわらかく言っています。
💡 英会話ではこの generic you がとてもよく出るので、「あなた」に直訳しすぎないのがコツです。
When you move to a new city, you need time to adjust.
(新しい町に引っ越すと、慣れるまで時間が必要なものです。)
🔧 2つの you はどちらも「人は」を表す generic you です。
🧠 特定の相手の引っ越しについて言っているのではなく、だれでもそうなりやすい話です。
💡 体験談を一般化するとき、英語は generic you を使って共感しやすくします。
We all make mistakes sometimes.
(私たちはだれでも、ときには間違いをします。)
🔧 この we は、話し手のグループだけではなく「人間みんな」を含む感じです。
🧠 「だれでも失敗するよ」という共感やなぐさめのニュアンスが出ます。
💡 generic we は、相手を責めずに話したいときにやさしい響きになります。
These days, we spend too much time on our phones.
(最近は、私たちはスマホに時間を使いすぎがちです。)
🔧 ここでの we は「私たち人間」「現代の人々」くらいの広い意味です。
🧠 聞き手も含めて「みんなそうなりやすいよね」と共有する言い方です。
💡 一般論をやわらかく言いたいとき、generic we はとても便利です。
They say this winter will be colder than usual.
(この冬は例年より寒くなるらしいです。)
🔧 この they は、特定の人たちを指していません。
🧠 「世間ではそう言われている」「ニュースや人々の話ではそうらしい」という、ぼかした言い方です。
💡 情報源をはっきり言わずに一般的な見方を伝えるときによく使います。
They don't allow parking here after 8 p.m.
(ここでは午後8時以降、駐車できません。)
🔧 この they は「管理する人たち」「当局」「その場所のルールを決める側」くらいの意味です。
🧠 だれかを具体的に言わなくても、ルールの存在を自然に伝えられます。
💡 日本語では主語を出さないことが多いですが、英語では generic they で自然に表せます。
In summer, you have to drink plenty of water.
(夏は、水をしっかり飲まないといけないものです。)
🔧 ここでの you も「だれでも」に近い一般論です。
🧠 相手だけに命令しているというより、「人は夏に水分補給が必要だよね」という話です。
💡 アドバイス文では、generic you がとても自然に使われます。
We depend on the internet for many things now.
(今では、私たちは多くのことをインターネットに頼っています。)
🔧 ここでの we は、話し手の仲間だけではなく「現代の人々全体」に近い意味です。
🧠 社会や生活の変化を語るときに、この広い we はよく使われます。
💡 聞き手を自然に巻き込みながら一般論を言えるのが、generic we の強みです。
They are building a new station near the river.
(川の近くに新しい駅を建設しているそうです。)
🔧 この they は、建設会社や関係機関などをはっきり言わずにまとめています。
🧠 「だれが建てているか」は主題ではなく、「建設が進んでいる」という事実のほうが大事な文です。
💡 英語では、こうした不特定の主語として generic they が自然に使われます。
- ✅
we・you・theyは、特定の人ではなく 一般の人々 を表すことがあります。 - ✅
generic youは「人は〜する」、generic weは「私たち人間は〜だ」、generic theyは「世間では〜」「関係者が〜」に近いです。 - ✅ 不自然に感じたら、「この代名詞は本当に特定の人を指している?」と考えると意味がつかみやすくなります。
- ⚠️ とくに
youは「あなた」だけに固定せず、一般論として読む柔らかさを持つと理解しやすいです。
we・you・they が、
「特定のだれか」ではなく
「人々一般・世間・だれでも」を表しているか見分けられるかな?
クイズで確認してみよう 😊
5. we の特別用法
we はふつう「私たち」を表しますが、英語ではそれだけではありません。
話し手が
相手をやわらかく巻き込む ときや、
書き手として説明する とき、
さらに
会社・組織・王室などの立場
を背負って話すときにも we が使われます。
このセクションでは、
「人数」ではなく「立場・距離感・役割」で we が変わる
ことをつかむのが目標です 😊
we
we を使うと、
「あなたも一緒に考えよう」
という柔らかい空気を作れます。
命令や断定を少しやわらげる効果があります。
we を使うことがある
論文・説明・授業などでは、
書き手ひとり
でも we を使うことがあります。
これが editorial / author’s we です。
we
会社・医師・教師・王室などでは、
役割や制度の声
として we を使うことがあります。
ここでは「人数」より「立場」が大切です。
📌 we の特別用法まとめ
| タイプ | どういう we? |
よく出る場面 | 例 | 読み方のコツ |
|---|---|---|---|---|
|
inclusive 🤝 協調 |
相手も巻き込んで「一緒に」考える we |
提案、会議、やわらかい指示、共同作業 | Let's see where we can improve. |
本当に「私たち全員」かよりも、距離を縮める働きに注目します。 |
|
editorial ✍️ 書き手 |
書き手・話し手が自分ひとりでも使う we |
教科書、論文、解説、授業、発表 | In this section, we examine ... |
「筆者が読者を導く we」として読むと自然です。 |
|
parental / doctor’s 🧒🏥 保護者・医師 |
子どもや患者に寄り添いながら話す we |
病院、子育て、指導、やさしい声かけ | How are we feeling today? |
実際に医師や親も含めるというより、やわらかく寄り添う効果があります。 |
|
institutional 🏢 組織 |
会社・店・学校などの立場として話す we |
案内文、メール、公式発表、接客 | We are pleased to inform you ... |
個人の意見ではなく、「組織として」の声です。 |
|
royal / official 👑 公式 |
王・君主・公的立場が権威を帯びて使う we |
歴史、儀礼的表現、非常に堅い文体 | We are not amused. |
現代の日常会話ではかなりまれ。知識として押さえればOKです。 |
we
Let's see where we can improve.we
we を使います。In this lesson, we will look at ...we
we です。How are we feeling today?we
We are pleased to inform you ...we
we です。We are not amused.we は
本当に複数の私たち
なのか、
それとも
立場や距離感を表している
のか」を考えると、意味がつかみやすくなります。
⚠️ 読み違えやすいポイント
we をいつも「私たち全員」と決めつけない
we は、
実際に人数を数えているわけではないことがあります。とくに editorial we は「筆者が読者を案内する言い方」と考えると自然です。
we と少し役割が違う
we は「人間一般」を広く表す用法でした。一方このセクションでは、 話し手の立場・場面・距離感 によって特別な
we が使われる点を見ています。
💬 例文で感覚をつかもう!
Let's see where we can improve this report.
(この報告書のどこを改善できるか、いっしょに見てみましょう。)
🔧 この we は、話し手が相手を巻き込んで「一緒に考えよう」と言う inclusive we です。
🧠 「あなたが直して」よりも、協力的でやわらかい響きになります。
💡 会議やレビューで角を立てずに話したいときに、とても便利な言い方です。
First, we need to check the schedule again.
(まず、もう一度スケジュールを確認する必要があります。)
🔧 ここでも we は「一緒に確認しよう」という協調の空気を作っています。
🧠 実際には相手に確認してほしい場面でも、we にすると命令っぽさが弱まります。
💡 職場や教室で、やわらかく動いてもらいたいときによく使える形です。
In this lesson, we will look at the difference between my and mine.
(このレッスンでは、my と mine の違いを見ていきます。)
🔧 これは editorial / author’s we です。筆者が読者を案内する感じで使っています。
🧠 書き手がひとりでも、I will look at ... より説明が自然で読みやすくなります。
💡 教科書、参考書、授業、プレゼンでとてもよく見かける用法です。
As we can see from the chart, sales rose in April.
(グラフから分かるように、売上は4月に増加しました。)
🔧 we can see は、話し手と聞き手が一緒に資料を見ているような説明の形です。
🧠 実際に複数人が見ていなくても、読み手を自然に内容へ導く効果があります。
💡 発表や解説で「ここに注目してください」とやわらかく示すときに便利です。
How are we feeling today?
(今日はどんな具合ですか。)
🔧 これは医師や看護師が患者にやさしく話しかけるときの we です。
🧠 実際に「私たちが感じている」という意味ではなく、相手への距離を縮める効果があります。
💡 子どもへの声かけや、やわらかい対人コミュニケーションでよく使われます。
Now, we don't run in the hallway, do we?
(さて、廊下では走らないよね。)
🔧 先生や保護者が子どもにルールをやわらかく伝えるときの we です。
🧠 You don't run ... よりも、責める感じを弱めて指導できます。
💡 相手を頭ごなしに叱らず、いっしょにルールを確認するような響きになります。
We are pleased to inform you that your order has shipped.
(ご注文の商品が発送されましたことをお知らせいたします。)
🔧 この we は、メールを書いている担当者個人ではなく、会社・店舗の立場を表しています。
🧠 「会社としてお知らせする」という公式な響きが出ます。
💡 通知メール、接客、学校・自治体の案内文などで非常によく使われる用法です。
We have updated our opening hours for the holiday season.
(休暇シーズンに向けて、営業時間を変更いたしました。)
🔧 ここでも we は組織の声です。だれが変更したかを細かく言う必要はありません。
🧠 店舗・会社・団体が自分たちの立場から発信するとき、自然に we が使われます。
💡 公式なお知らせでは、個人名よりもこの institutional we のほうがまとまりやすいです。
We are not amused.
(われわれは、それを面白いとは思わない。)
🔧 これは royal we の有名なタイプで、王や君主が自分を公的立場から表すときの言い方です。
🧠 ここでの we は、複数人というより「権威ある立場の私」です。
⚠️ 現代の日常会話ではほとんど使わないので、知識として理解できれば十分です。
- ✅
weは単なる「私たち」だけでなく、協調・説明・寄り添い・組織・権威 を表すことがあります。 - ✅ inclusive
weは相手を巻き込み、editorialweは読者を導き、institutionalweは組織として話します。 - ✅ parental / doctor’s
weはやさしい距離感を作り、royalweは特別に公的な立場を表します。 - ⚠️
weを見たら、まず「本当に複数の私たち? それとも立場・役割のwe?」と考えると読みやすくなります。
we がいつも「私たち全員」とは限らないって気づけるかな? 😊
相手をやわらかく巻き込む we、説明文の we、
組織や立場を表す we など、
特別な使い方をクイズで確認してみよう!
6. it の特別用法
it というと、まず
「それ」
を思い浮かべやすいですが、英語ではもっと広く使われます。
たとえば
天気・時間・距離・気温
を言うときや、
長い主語や目的語を後ろへ回す
ときにも it が登場します。
つまり、このセクションで一番大事なのは
「it = いつも“それ”ではない」
と気づくことです 🌟
it
It is raining. の it は、
特定の“何か”を指していません。
英語では文の形を整えるために it を置くことがあります。
英語は長い主語を文頭に置くのを少し避けるので、
先に it を置いて、
本当の内容は後ろへ回すことがあります。
これが形式主語です。
it
It was Ken who called me. のように、
強調したい部分
を目立たせるために使うこともあります。
これも「それ」ではありません。
📌 it の特別用法まとめ
| 分類 | どんな it? |
よく出る場面 | 例 | 読み方のコツ |
|---|---|---|---|---|
|
天気・自然 🌦️ 状況 |
天気や外の自然状態を言う it |
雨、雪、晴れ、暗さなど | It is snowing. |
「何が?」と訳そうとせず、状況全体を言っていると考えます。 |
|
時間・日付 🕒📅 基準 |
時刻・曜日・日付を言う it |
現在時刻、曜日、誕生日、締切日 | It is Monday. |
「今日は」「今は」とまとめて受ける感じです。 |
|
距離・気温 📏🌡️ 数値 |
距離、気温、所要時間などを言う it |
学校までの距離、暑さ寒さ、所要時間 | It is 10 km from here. |
場所や状況全体を受けて「〜だ」と言っています。 |
|
形式主語 🧩 後ろへ回す |
本当の主語を後ろへ回すための it |
to不定詞、that節が長いとき | It is important to rest. |
本当の主語は後ろの to rest などです。 |
|
形式目的語 🎯 後ろへ回す |
本当の目的語を後ろへ回すための it |
find / make / think + it + 形容詞 + to do | I found it hard to sleep. |
本当の目的語は後ろの不定詞です。 |
|
強調構文 🔦 強調 |
特定の語を目立たせる it |
人・時間・場所・理由の強調 | It was Tom who won. |
「強調されているのはどこ?」を見ると意味が取れます。 |
it
it です。It is snowing.it
It is Monday.it
It is 10 km from here.it
it です。It is important to rest.to rest です。it
I found it hard to sleep.it
It was Tom who won.⚠️ よくあるつまずきポイント
it をいつも「それ」と訳さない
It is cold today. を「それは寒い」ではなく、
今日は寒い
と訳すほうが自然です。状況を受ける
it では、和訳を少し柔らかく考えます。
It is fun to travel alone. なら、
本当に言いたい内容は
to travel alone
です。it 自体に深い意味を求めすぎないのがコツです。
it、
長い内容を後ろへ = 形式の it、
どこを目立たせる? = 強調の it
と分けると整理しやすいです ✨
💬 例文で感覚をつかもう!
It is getting dark.
(暗くなってきています。)
🔧 この it は「それ」という具体物ではなく、外の状況全体を受けています。
🧠 英語では、天気や明るさの変化を言うときに it をよく置きます。
💡 日本語では主語を出さず「暗くなってきた」と言うことが多いので、その感覚で読むと自然です。
It was very humid last night.
(昨夜はとても蒸し暑かったです。)
🔧 ここでも it は空気や天候の状態をまとめて言っています。
🧠 humid は「湿度が高い、蒸し暑い」という意味です。
💡 「それは蒸し暑かった」とは訳さず、「昨夜は蒸し暑かった」と状況で取るのがポイントです。
It is almost noon.
(もうすぐ正午です。)
🔧 時刻を言うときの it です。これも具体物を指してはいません。
🧠 「今は正午に近い」という、時間全体の基準を示しています。
💡 It is 7 o'clock.、It is late. なども同じ仲間です。
It is July 1st today.
(今日は7月1日です。)
🔧 日付も it で表せます。日本語では主語が見えにくいので最初は不思議に感じやすいです。
🧠 「今日は〜だ」という場面全体を受けているイメージです。
💡 曜日・月・日付は、英語ではこの形でまとめて言えるようにしておくと便利です。
It takes about twenty minutes to walk to the station.
(駅まで歩くのに20分ほどかかります。)
🔧 It takes ... to do は「〜するのに…かかる」という超重要表現です。
🧠 本当に知りたい内容は後ろの to walk to the station で、it は文頭を整えています。
💡 時間・費用・労力を言うときによく使うので、丸ごと覚えると強いです。
It is hard to stay calm during an emergency.
(緊急時に落ち着いているのは難しいです。)
🔧 これは形式主語の it です。本当の主語は後ろの to stay calm ... です。
🧠 英語は長い主語を後ろへ回して、先に It is hard ... と置くと読みやすくなります。
💡 It is easy to ...、It is dangerous to ... など、評価を言う文で非常によく出ます。
It is surprising that nobody noticed the mistake.
(だれもそのミスに気づかなかったのは驚きです。)
🔧 この文でも、本当に言いたい内容は後ろの that nobody noticed the mistake です。
🧠 まず It is surprising と評価を言い、そのあとで内容を説明する流れです。
💡 感想・評価・判断をスムーズに言いたいときの定番パターンです。
I found it difficult to explain the rule in one minute.
(そのルールを1分で説明するのは難しいと感じました。)
🔧 これは形式目的語の it です。本当に「難しい」と感じた内容は後ろの to explain ... です。
🧠 find it + 形容詞 + to do は、「〜するのは…だと感じる」という便利な型です。
💡 make it easier to ...、consider it important to ... などにも広がります。
It was Aya who solved the problem first.
(最初にその問題を解いたのはアヤでした。)
🔧 これは強調構文です。普通に言えば Aya solved the problem first. です。
🧠 It was Aya who ... にすると、「アヤこそが」と人を目立たせられます。
💡 人だけでなく、時間や場所も強調できます。強調したい部分を見抜くのがコツです。
- ✅
itは、ものを指すだけでなく、天気・時間・距離・気温 を言うときにも使います。 - ✅ 形式主語・形式目的語では、本当に言いたい内容は後ろ にあります。
- ✅ 強調構文の
It is / was ... who (that) ...では、どこを目立たせているかを見るのが大事です。 - ⚠️
itを見たら、まず「これは具体物? それとも状況・形式・強調のit?」と考えると読みやすくなります。
it を見たとき、
いつも「それ」と考えていないかな?
天気・時間・距離・形式主語・形式目的語・強調構文の
it を、クイズでしっかり見分けてみよう 🌟
🧾 総まとめ:人称代名詞・特別用法の要点チェック
ここまでで、
人称代名詞の基本形、
格の使い分け、
一般の人々を表す用法、
そして
特別な we と it
を見てきました。
最後は、細かく丸暗記するより
「この語は今、文の中でどんな役割をしているか」
を見抜けるかどうかが大切です 😊
まず
「だれが?」
を見ます。
そこに入るなら
I / he / she / they
などの
主格
です。
後ろに名詞がある
なら
my / your / their
などの
所有格。
名詞がなければ
mine / yours / theirs
の可能性が高いです。
you / we / they が
人々一般
を表すこともあります。
it も
天気・時間・形式主語
の可能性があります。
📌 要点チェック表
| 項目 | 見分けるポイント | 主な形・パターン | よくあるミス | 覚え方 |
|---|---|---|---|---|
|
主格 🟢 主語 |
「だれが?」「何が?」の席 | I / you / he / she / it / we / they |
Me is ... のように目的格を主語に置く |
主語の席ならまず主格を疑う |
|
目的格 🔵 目的語 |
動詞や前置詞のあと | me / you / him / her / it / us / them |
for I や saw she など |
「〜を / 〜に」なら目的格 |
|
所有格 🟡 名詞の前 |
後ろに名詞が続くか | my / your / his / her / its / our / their |
mine book のように所有代名詞を使う |
「〜の + 名詞」なら所有格 |
|
所有代名詞 🔴 名詞なし |
後ろに名詞を置かない | mine / yours / his / hers / ours / theirs |
her book is her のような混同 |
「〜のもの」と言い切る形 |
|
generic pronouns 🌍 一般論 |
本当に特定の人を指すか | you / we / they が「人は」「世間では」になる |
you を全部「あなた」と決めつける |
不自然なら「人は」で置き換える |
|
special we 🤝🏢👑 立場 |
人数より、立場や距離感が大事か | inclusive / editorial / institutional / royal | いつも単純な「私たち」とだけ読む | 「一緒に」「組織として」「公的に」で考える |
|
special it 🌦️🕒🧩🔦 |
具体物を指しているかどうか | 天気・時間・距離・形式主語・形式目的語・強調構文 | it を全部「それ」と訳す |
「状況の it」「形式の it」と考える |
I / you / he / she / it / we / theyme / you / him / her / it / us / themmy / your / his / her / its / our / theirmine / yours / his / hers / ours / theirsyou / we / they が「人は」「世間では」を表すことがあります。it を何でも「それ」と訳さないのがコツです。⚠️ 最後にここだけ注意
you を全部「あなた」と読まない
you では、
「人はふつう〜する」
の意味になることがあります。
my と mine を混ぜない
my は
名詞の前、
mine は
名詞なし。
ここを見ればかなり防げます。
it を全部「それ」と決めない
It is late. や It is important to ... の it は、
具体物ではなく
状況や形式
を支える it です。
💬 例文で感覚をつかもう!
She sent me a photo this morning.
(彼女は今朝、私に写真を送ってくれました。)
🔧 She は主語なので主格、me は「私に」に当たるので目的格です。
🧠 1つの文の中に、主格と目的格が一緒に出るのはとても普通です。
💡 迷ったら「だれが送った?」「だれに送った?」と分けて考えると見えやすくなります。
Their room is on the second floor.
(彼らの部屋は2階にあります。)
🔧 their の後ろに room があるので、これは所有格です。
🧠 「彼らの部屋」という1まとまりを作っています。
💡 「後ろに名詞があるか」を見るだけで、所有格かどうかかなり判断しやすくなります。
This locker is ours.
(このロッカーは私たちのものです。)
🔧 ours の後ろに名詞がないので、所有代名詞です。
🧠 our locker なら所有格、This locker is ours. なら所有代名詞です。
💡 「〜のもの」と言い切る文を見たら、所有代名詞を思い出すと整理しやすいです。
In a big city, you have to watch your step.
(大きな町では、足元に気をつけないといけないものです。)
🔧 この you は、目の前の相手だけではなく「人はふつう」に近い意味です。
🧠 generic you なので、「あなた」に固定しすぎると少し不自然になります。
💡 一般論・あるある話・やわらかい助言では、この読み方がとても大切です。
We all need quiet time sometimes.
(私たちはだれでも、ときには静かな時間が必要です。)
🔧 この we は、話し手グループだけでなく「人間みんな」に広がる感覚があります。
🧠 聞き手も自然に含めるので、共感ややわらかいまとめに向いています。
💡 generic we は、相手を責めずに「みんなそうだよね」と言いたいときに便利です。
They say the old café will reopen next month.
(あの古いカフェは来月また開くらしいです。)
🔧 この they は、特定の人たちではなく「世間では」「人々の話では」を表しています。
🧠 generic they は、情報源をぼかしたまま自然に話せる形です。
💡 「だれが言ったの?」が主題ではない文では、この用法がよく出ます。
Before we finish, we should check the last page once more.
(終わる前に、最後のページをもう一度確認しましょう。)
🔧 ここでの we は、相手を巻き込んで「一緒に確認しよう」と言う inclusive we です。
🧠 単なる複数主語というより、場の空気をやわらかくまとめる働きがあります。
💡 会議・授業・共同作業で、とても自然に使える便利な特別用法です。
It is important to back up your files regularly.
(ファイルを定期的にバックアップすることは大切です。)
🔧 これは形式主語の it で、本当に言いたい内容は後ろの to back up your files regularly です。
🧠 英語は長い主語を後ろへ回して、先に It is important ... と置くことがよくあります。
💡 it を「それ」と無理に訳さず、「〜することは大切だ」と取るのが自然です。
It was my sister who found the missing key.
(なくした鍵を見つけたのは、私の姉でした。)
🔧 これは強調構文で、強調されているのは my sister です。
🧠 普通に言えば My sister found the missing key. ですが、この形にすると「見つけたのは姉なんだ」と強く出せます。
💡 it が出てきても、いつも代名詞の「それ」とは限らないと分かる代表例です。
- ✅ 人称代名詞は、まず 主語か・目的語か・名詞の前か・名詞なしで言い切るか を見ます。
- ✅
you / we / theyは、文脈によって 一般の人々 を表すことがあります。 - ✅
weは人数だけでなく、協調・説明・組織の立場 を表すことがあります。 - ✅
itは「それ」だけでなく、天気・時間・形式主語・強調構文 などでも使われます。 - 🌱 迷ったときは、「この語は今どの席にいる?」「本当に特定の人や物を指している?」 の2つを確認すると整理しやすいです。
I / me / my / mine の使い分けや、
we の特別な用法までしっかり整理できているかな? 😊
Lesson058のまとめとして、
人称代名詞の形・役割・文の中での使い方をクイズで楽しく確認してみよう!
🔁 次におすすめのレッスン
人称代名詞を学んだあとは、
「自分自身を表す代名詞」
や
「これ・それ・あれ」
のような近いテーマへ進むと、知識がつながりやすいです。
まずは
Lesson 059 を最優先
にして、そのあとに周辺の代名詞レッスンを広げる流れがおすすめです ✨
💡 Lesson 059:再帰代名詞
myself / yourself / himself などの
「〜自身」
を表す形を学びます。
人称代名詞の形変化に慣れた
今のタイミング
で進むと、とても理解しやすいです。
📘 Lesson 057:代名詞の種類
人称代名詞を 代名詞全体の中で見直したい ときにおすすめです。全体の地図を確認し直せます。
👉 Lesson 060:指示代名詞
this / that / these / those の感覚を整理できます。
「人を指す代名詞」
の次に、
「ものを指す代名詞」
へ広げる流れとして自然です。
🌱 Lesson 061:不定代名詞
someone / anyone / everything など、
代名詞の世界をさらに広げたいときにぴったりです。
代名詞の応用力
がしっかり伸びます。
🚀 Lesson 065:関係代名詞
代名詞を 文と文をつなぐ働き まで発展させたい人向けです。 少し先の内容ですが、代名詞学習の大きな到達点としておすすめです。
学習の目安 迷ったら Lesson 059 → Lesson 060 → Lesson 061 の順がスムーズです。復習したいときは Lesson 057 に戻ると整理しやすいです。