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関係形容詞とは?

関係形容詞は、名詞をともないながら後ろの文をつなぐ表現です。
what / which / whatever / whichever などが使われ、 「どんな〜でも」「どちらの〜でも」「〜するその…」のような意味を作ります。
このレッスンでは、まず基本の形を整理してから、それぞれの語の違いをやさしく確認していきます。

Lesson 069

目次

✅ まずは 「1 → 2 → 3 → 4 → 5 → 総まとめ」 の順で読むのがおすすめです。
📘 サブセクションは使わず、章ごとにスッキリ整理しています。

1 まずここ 見分け方が大事 relative determiner 基礎整理

1. 関係形容詞の基本

関係形容詞の基本イメージ図

関係形容詞は、 関係語 + 名詞 がひとかたまりになって、 後ろの内容まで含めて 文の中で名詞の役目 をする表現です。
代表は what / which / whatever / whichever
まずは 「直後に名詞がある」 ことと、 そのあとが ひとかたまりで S や O になれる ことを押さえれば、かなり見分けやすくなります😊

まず覚える語 what which whatever whichever

ポイント① 形は 関係語 + 名詞 + S + V

たとえば what information you havewhichever seat is free のように、 関係語のすぐあとに名詞 が来ます。
この「すぐあとに名詞」が、まず最初の見分けポイントです。

ポイント② かたまり全体で「名詞の役目」

関係形容詞は 1語だけで働く のではなく、 後ろまで含めた全体 で、 「もの」「こと」に近い働きをします。
だから文の中では 目的語主語 などに入りやすいです。

🔍 まずはこの 3 ステップで見分けよう!

Step 1 直後は名詞?

what advicewhatever planwhichever train のように、 関係語の直後に名詞 が来るかを確認します。

Step 2 ひとかたまりにできる?

whatever tools are available 全体で 「使える道具は何でも」のように読めるならOK。
後ろまで含めて1セット で読めるかが大切です。

Step 3 文の部品になっている?

そのかたまりが 主語・目的語・補語 に入って自然なら、関係形容詞として考えやすいです。

🧭 4語のざっくり比較

コア感覚 基本イメージ ざっくり訳 注意
what 全部まとめる what + 名詞 + S + V 「あるだけの〜」「〜するその…」 先行詞を別に置かない のが大事です。
which 限られた選択肢 which + 名詞 + S + V 「どの〜でも」「その〜する…」 この用法は ややかたい・文語的 で、会話では whichever が好まれやすいです。
whatever 制限なし whatever + 名詞 + S + V 「どんな〜でも」「〜は何でも」 範囲を広く取り、 制限をかけない 感じが強いです。
whichever 選択肢の中から自由 whichever + 名詞 + S + V 「どちらの〜でも」「どれでも」 複数の候補が見えている ときに特に使いやすい語です。
what 全部まとめる
what + 名詞 + S + V
「あるだけの〜」「〜するその…」の感じ。
⚠️ 先行詞を別に置かない のがポイント。
which 限られた選択肢
which + 名詞 + S + V
候補が見えている中で「どの〜」を表します。
⚠️ この用法は少しかたく、会話では whichever が自然なことも多いです。
whatever 制限なし
whatever + 名詞 + S + V
「どんな〜でも」「〜は何でも」という広い感じ。
✅ 条件を広く受け入れる言い方に向いています。
whichever 選択肢の中から自由
whichever + 名詞 + S + V
「どちらでも」「どれでも」の選択感が強いです。
✅ 候補がいくつかある場面でとても使いやすい語です。

⚠️ ここでつまずきやすいポイント

ミス① 関係語の直後に名詞がない

関係形容詞は 関係語 + 名詞 が基本。
すぐ後ろに名詞がなければ、別の用法を疑いましょう。

ミス② what に先行詞を足す

what はそれ自体が 「〜するその…」 を含むので、 × *the thing what ... のようにはしません。

ミス③ whichwhichever の混同

whichever のほうが 「候補の中からどれでも」 が出しやすく、現代英語では使いやすい場面が多いです。

覚え方 迷ったら、 直後に名詞後ろまでひとかたまり文の中で名詞の役目 の順で確認すると、かなり安定します✨

💬 例文で感覚をつかもう!(関係形容詞の基本)

what 目的語 実用的

Use what information you already have.

(すでに持っている情報を使いなさい。)

🔧 what information you already have 全体が Use の目的語です。

✨ ここでの what は「どんな情報?」とたずねる疑問ではなく、「あなたがすでに持っているその情報」というひとかたまりを作っています。

📌 実際の会話や説明でよく使える、かなり自然なタイプの例文です。

what what little 頻出パターン

The chef used what little butter was left.

(そのシェフは、残っていたわずかなバターを使いました。)

🔧 what little + 名詞 は「少ないながらもあるだけの〜」という意味を作る定番表現です。

little が入ることで、「量は少ないけれど、その全部」という感じがはっきり出ます。

💡 all the little butter that was left に近い感覚で読むと理解しやすいです。

whatever 指示・案内 よく使う

Read whatever instructions come with the medicine.

(その薬に付いてくる説明は、どんなものであれ読んでください。)

🔧 whatever instructions come with the medicine が丸ごと目的語です。

whatever は「説明の種類は問わない」「付いてきたものは全部対象」という、制限なしの感じを出します。

📘 こうした注意書き・案内文では whatever がとても実用的です。

whichever 選択 会話向き

Bring whichever notebook fits in your bag.

(バッグに入るほうのノートを持ってきてください。)

🔧 whichever notebook fits in your bag が「持ってくるもの」の内容を表しています。

✅ ここではノートが複数候補としてあり、その中で 条件に合うものならどれでもよい という意味です。

💡 日常会話では、このタイプの選択感を出すのに whichever がかなり使いやすいです。

whichever 場所 自然表現

We can meet at whichever station is easiest for you.

(あなたにとっていちばん都合のよい駅なら、どこでも会えます。)

🔧 前置詞 at のあとに、whichever station is easiest for you という名詞のかたまりが入っています。

✅ 「駅は一つに固定されていないけれど、候補の中から都合のよいところを選べばよい」という、柔らかい選択のニュアンスです。

📌 待ち合わせ・予約・日程調整でそのまま応用しやすい文です。

whatever 状況描写 実際によく使う

I packed whatever clothes were still dry.

(まだ乾いていた服は何でも荷物に入れました。)

🔧 whatever clothes were still dry 全体で「荷物に入れたもの」を表します。

✅ 「服の種類は問わない」「乾いているなら何でも」という、かなり広い受け入れ方が出ています。

🌧️ 雨の日・旅行・洗濯など、場面がイメージしやすく、意味もつかみやすい例文です。

whichever 座席選び 使いやすい

Take whichever seat is closer to the screen.

(スクリーンに近いほうの席に座ってください。)

🔧 whichever seat is closer to the screen は、席を説明するひとかたまりです。

✅ 候補が複数あり、その中から条件に合うものを選ぶので、whichever がぴったりです。

🎯 「何でもよい」ではなく「条件に合う中からどれでもよい」という感じがポイントです。

which やや文語的 比較用

Go which way you please; the trail joins again ahead.

(どの道を進んでもかまいません。道はこの先でまた合流します。)

🔧 which way you please が、進む道を表す名詞のかたまりになっています。

✅ ただしこのタイプの which は、現代のふつうの会話では少しかたく感じることがあります。

💡 日常会話なら whichever way you like のほうが自然に感じられることも多く、ここでは 比較のための基本例 として見ておくと分かりやすいです。

ミニまとめ Section 1 基本の見方
  • ✅ まずは 関係語の直後に名詞があるか を見る。
  • ✅ 次に 後ろまで含めてひとかたまり で読めるかを確認する。
  • ✅ 最後に、そのかたまりが 主語・目的語などの名詞の役目 をしているかを見る。
  • ⚠️ what は先行詞を別に置かず、whichever は「候補の中からどれでも」が出しやすいです。
2 what 関係形容詞 先行詞なし 基本の中心

2. what の用法

関係形容詞 what の用法イメージ図

関係形容詞 what は、 すぐ後ろに名詞 を置いて、 その名詞を後ろの内容でしぼりこむ 形です。
たとえば what advice he gave me なら、 「彼が私にくれた助言」という ひとかたまりの名詞表現 になります。
ここで特に大事なのは、 what は外に先行詞を置かない ことです。

まず意識したい形 what + 名詞 + S + V what little ... what few ... 主語にも目的語にもなる
ポイント① 直後に名詞が来る

what advicewhat moneywhat time のように、 what のすぐ後ろに名詞 が来ます。
ここが、ただの疑問語との大きな見分けポイントです。

ポイント② 全体で名詞の働き

what information you need 全体で 「あなたが必要な情報」という意味になります。
つまり 後ろまで含めた全体 が、 文の中で 主語・目的語・補語 に入ります。

ポイント③ 先行詞を足さない

× *the thing what he said のようにはしません。
what 自体に 「〜するその…」 の役割が入っているので、 外に名詞を重ねない のがコツです。

⚠️ よくあるミスと見分けるコツ

ミス① 疑問語の what と混同する
疑問文の What do you need? は「何が必要?」ですが、
I know what information you need.what information ...目的語になる名詞のかたまり です。
ミス② 先行詞を外に置いてしまう
× *the advice what he gave
ではなく、
what advice he gave
のように、 what 自体でまとまりを作ります。
ミス③ what little を見落とす
what little money は 「少ないながらもあるだけのお金」。
little / few とセット になると、 実際の英文でかなり見かけやすい形です。
覚え方 what の直後に名詞 があって、 後ろまで含めて1セット で読めるなら、 関係形容詞の what をまず疑うと見分けやすいです✨

📌 what の代表パターン整理

分類 意味のイメージ よくある位置 ひとことメモ
基本形 what + 名詞 + S + V 「〜するその…」「あるだけの〜」 目的語・主語 まずは 直後の名詞 を見抜くのがコツ。
目的語 use / know / follow + what ... 「〜を使う/知る/従う」 動詞の後ろ 実際の英文では いちばん見つけやすい位置 です。
主語 What + 名詞 + S + V + 動詞 ... 「〜するその…が…する」 文頭 長めでも 主語のまとまり としてそのまま使えます。
what little what little + 不可算名詞 「少ないながらもあるだけの〜」 主語・目的語 money / time / hope / patience などと相性がよいです。
what few what few + 複数名詞 「少ないながらも残っている〜」 主語・目的語 数えられる名詞の 複数形 に使います。
抽象名詞 what patience / courage / skill ... 「〜だけの忍耐・勇気・技能」 主語・目的語 少し文章寄りですが、 感情や程度を 品よく表現 できます。
実用表現 what advice / data / support / help ... 「ある助言・情報・支援」 案内・報告・会話 学習用だけでなく、 日常・仕事でも使いやすい型です。
注意 × the thing what ... 外に先行詞を足さない 全体共通 whatそれ自体でまとまりを作る と覚えましょう。

「〜するその…」「あるだけの〜」という基本形。まずは 直後の名詞 に注目します。

use / know / follow + what ... の形。いちばん見つけやすい使い方です。

What time remained was ... のように、長い主語としてそのまま使えます。

what little money / time / hope ... で「少ないながらもあるだけの〜」を表します。

what few chances / books / neighbors ... のように、数えられる複数名詞に使います。

抽象名詞と組むと、「持っているだけの忍耐・勇気」のような、少し品のある表現になります。

日常会話・説明・仕事でそのまま使いやすい名詞と組ませると、ぐっと実用的になります。

× the thing what ... ではなく、what ... だけでまとまりを作ります。

💬 例文で感覚をつかもう!(what の用法)

基本形 目的語 実用表現

Please use what data the survey collected.

(その調査で集められたデータを使ってください。)

🔧 what data the survey collected 全体が use の目的語です。

what の直後に data があり、そのあとで「調査が集めた」という説明が続いています。

💡 仕事やレポートでそのまま使いやすい、とても実用的なタイプの文です。

主語 文頭 時間

What time remained was not enough for one more test.

(残っていた時間では、もう1回テストするには足りませんでした。)

🔧 What time remained が文全体の主語です。

✅ ここでは time が不可算名詞で、「残っていた時間」というまとまりを作っています。

📘 文頭に長めの主語が来るので、一見むずかしそうですが、かたまりで見ると読みやすくなります。

what little 不可算名詞 頻出

He spent what little cash he had on a taxi home.

(彼は、持っていたわずかなお金を帰りのタクシーに使いました。)

🔧 what little cash he had は「持っていた少ないながらもあるだけの現金」です。

little が入ることで、「量は少ないが、その全部」というニュアンスが強くなります。

💡 money だけでなく、cash と組むと日常場面がイメージしやすくなります。

what few 複数名詞 読み分け重要

We kept what few tickets were left for the staff.

(残っていたわずかなチケットは、スタッフ用に取っておきました。)

🔧 what few tickets were left は「少ないながら残っていたチケット」です。

few なので、名詞は 複数形tickets になります。

📌 what littlewhat few の違いは、不可算か・複数可算かで見分けると整理しやすいです。

抽象名詞 感情・性質 少しかため

What patience she had disappeared by noon.

(彼女が持っていたわずかな忍耐も、正午までには消えてしまいました。)

🔧 What patience she had が主語になっています。

patience のような抽象名詞と組むと、「持っているだけの忍耐」という少し文学的で上品な響きが出ます。

💡 会話で多用するタイプではありませんが、読解では見かけやすいので押さえておくと便利です。

実用表現 advice 会話・文章

She followed what advice her doctor had given her.

(彼女は、医師から受けていた助言に従いました。)

🔧 what advice her doctor had given herfollowed の目的語です。

✅ 「医師が与えた助言」というまとまりを、what + 名詞 で自然に表しています。

🩺 advice は学習用にも実用用にも使いやすく、意味の取りやすい名詞です。

実用表現 support 主語

What support the school could offer made a real difference.

(学校が提供できた支援は、本当に大きな違いを生みました。)

🔧 What support the school could offer が主語です。

✅ 「学校が提供できた支援」という内容を一気に主語に入れているので、英語らしい凝縮感があります。

📘 文章では、このように長めの内容を主語にまとめる形がよく出ます。

基本形 残り全部 自然表現

The hikers shared what water they had left.

(ハイカーたちは、残っていた水を分け合いました。)

🔧 what water they had left は「彼らに残っていた水」です。

✅ ここでは「あるだけの水」という感じがあり、全部を含めるニュアンスが自然に出ています。

🏕️ 場面が想像しやすいので、what の感覚をつかむ練習に向いています。

what little 時間 頻出感覚

We used what little time we had to check the final page.

(私たちは、残っていたわずかな時間を使って最後のページを確認しました。)

🔧 what little time we had は、「少ないながら手元にあった時間」という意味です。

time のような不可算名詞と what little はとても相性がよく、読解でもよく見かけます。

⏰ 「時間が足りない中でやりくりした」という状況が自然に伝わる、使いやすい文です。

まとめ what 関係形容詞
  • ✅ 基本は what + 名詞 + S + V
  • what の直後に名詞があり、後ろまで含めて ひとかたまりの名詞表現 になる。
  • ✅ 文の中では主語にも目的語にもなれる。
  • what little ...what few ... は特によく出るのでセットで覚える。
  • ⚠️ what には外に先行詞を足さない。
3 which 関係形容詞 限定された候補 やや文語的

3. which の用法

関係形容詞 which の用法イメージ図

関係形容詞 which は、 「限られた候補の中のどの〜」 という感覚を出しやすい語です。
形は which + 名詞 + S + V が基本で、 後ろまで含めた全体が 主語や目的語になる名詞のまとまり になります。
ただし、現代のふつうの会話では whichever のほうが自然で分かりやすい 場面も多く、 which少しかため・文語寄り に見えることがあります。

まず押さえたいこと which + 名詞 + S + V 候補が見えている どれでも / どの〜でも 会話では whichever が一般的なことも
ポイント① 候補が限られている

which選べる範囲がある程度見えている ときに相性がよいです。
たとえば「この中のどの席」「いくつかある道のうちどの道」という感じです。

ポイント② 直後に名詞が来る

which seatwhich roadwhich page のように、 which の直後に名詞 が来ます。
この形は what と似ていますが、意味の中心は「候補からの選択」です。

ポイント③ whichever との違い

which でも「どの〜でも」に近い意味は出せますが、
現代英語では 自由選択をはっきり言うなら whichever のほうが分かりやすいことが多いです。
そのため which は少し上品・古風に感じられることがあります。

⚠️ which でつまずきやすいポイント

ミス① 間接疑問と混同する
I know which train she took. は 「どの電車に乗ったか知っている」という 間接疑問 とも読めます。
関係形容詞として見るときは、 文全体で「まとまりの名詞」になっているか を確認します。
ミス② whichever のほうが自然な場面を見落とす
「どれでも好きなほうでいい」と 自由さを強く出したい ときは、 whichever のほうが伝わりやすいです。
which は少し硬い印象になることがあります。
ミス③ 候補が見えていないのに使う
whichある程度候補がしぼられている ときに自然です。
範囲が広く「何でも」という感じなら、whateverwhichever のほうが合うことがあります。
覚え方 which「候補つきのどの〜」
迷ったら、 候補が見えているか今の英語なら whichever のほうが自然ではないか の2つをチェックすると整理しやすいです✨

📌 which の使いどころ整理

分類 意味の中心 よくある場面 ひとことメモ
基本形 which + 名詞 + S + V 限られた候補の中の「どの〜」 案内・指示・やや文語 まずは 候補が見えているか を意識します。
目的語 take / follow / read + which ... 「どの〜でも」「その〜を」 指示文・案内文 文全体では 動詞の目的語 になりやすいです。
主語 Which + 名詞 + S + V + 動詞 ... 「〜するどの…も」 文章・説明文 文頭に置くと やや硬く見える ことがあります。
候補あり which seat / road / day / page ... すでに見えている選択肢 座席・道順・日程 身近な名詞と組むと 意味をつかみやすい です。
文体 which ... you please / prefer 「どちらでも」「どの〜でも」 やや古風・上品 現代の普通の会話では whichever が選ばれやすいです。
比較 which vs whichever どちらも選択感はある 文体差・自然さ whichever のほうが 自由選択が明確 です。
読解向き 説明・物語・やや古めの文体 上品・書き言葉寄り 本文・ナレーション 学習では 意味を取る力 を優先するとよいです。
注意 間接疑問と区別する 「どれか」を問うのか、 まとまりを作るのか 読解全般 かたまり全体が 名詞の役目 なら関係形容詞として見やすいです。

限られた候補の中の「どの〜」を表し、後ろまで含めて名詞のまとまりを作ります。

指示文の中で「どの席を」「どの道を」のように、目的語として使いやすいです。

文頭の主語にもなれますが、現代英語では少し文語的に感じることがあります。

候補が見えている名詞と組むと、which の感覚がつかみやすくなります。

現代の会話では whichever のほうが自然なことも多く、which は少し書き言葉寄りです。

両方とも選択感はありますが、自由選択をはっきり出すなら whichever が明快です。

まずは「理解できること」を目標にして、見かけたときに意味を取れるようにしておくと安心です。

その部分が「質問の中身」なのか、「まとまりの名詞」なのかを文全体で判断します。

💬 例文で感覚をつかもう!(which の用法)

基本形 目的語 候補あり

Take which seat is closer to the aisle.

(通路に近いほうの席に座ってください。)

🔧 which seat is closer to the aisle 全体が Take の目的語です。

✅ 「席」という候補がいくつか見えていて、その中から条件に合うものを取る感覚です。

💡 現代の会話なら whichever seat is closer ... のほうが自然に感じられることもありますが、which でも意味の方向はつかめます。

道順 限定候補 案内

Follow which road stays along the river.

(川沿いに続くほうの道を進んでください。)

🔧 which road stays along the river が「進むべき道」を表しています。

✅ 候補の道がいくつかあり、その中で条件に合う道を選ぶので、which の「限定された選択」が出ています。

📌 旅行案内ややや書き言葉の説明で、こうした形は読み取りやすいです。

ページ 目的語 学習場面

Read which pages are marked with a star.

(星印が付いているページを読んでください。)

🔧 which pages are marked with a star が読む対象を表す目的語です。

✅ 教科書や資料の中で「この印が付いたページ」という、ある程度しぼられた集合を指しています。

📘 こうした例は、which が「見えている候補から選ぶ」語だと理解すると読みやすくなります。

日程 限定候補 実用的

We can meet on which day works best for both of us.

(私たち二人にとっていちばん都合のよい日に会えます。)

🔧 前置詞 on のあとに、which day works best for both of us という名詞のまとまりが入っています。

✅ 「日」は候補が限られていて、その中で一番合う日を選ぶので、which の感覚が出しやすいです。

💡 ただし会話では whichever day works best ... のほうが自然に聞こえることもあります。

文語寄り please 型 比較に便利

Choose which book you please.

(お好きなほうの本を選んでください。)

🔧 which book you please で「あなたがよいと思うどの本でも」というまとまりを作っています。

you please が入ると、少し古風で上品な書き言葉の感じが出ます。

📌 現代の日常会話なら Choose whichever book you like. のほうがぐっと自然です。ここでは which の文体差をつかむための例として見ると分かりやすいです。

主語 説明文 やや硬め

Which route remained open after the storm became the only safe option.

(嵐のあとも通れたほうのルートが、唯一の安全な選択肢になりました。)

🔧 Which route remained open after the storm が主語です。

✅ 文頭に長めの主語が来るので、口語より説明文・物語文で見かけやすいタイプです。

🌧️ まずは「嵐のあとも通れたルート」というひとかたまりで取ると、文の骨組みが見えやすくなります。

目的語 候補しぼり 実務寄り

Send which files still need a final signature.

(まだ最終署名が必要なファイルを送ってください。)

🔧 which files still need a final signature が送る対象です。

✅ 「ファイル」は複数候補の中から条件に合うものだけを取り出しているので、which の限定感が出ています。

📁 実務ではこの意味なら whichever files still need ... のほうが分かりやすい場合もありますが、構造理解の練習にはちょうどよい例です。

進路 口調比較 古風寄り

Go which way seems shortest.

(いちばん近そうな道を進んでください。)

🔧 which way seems shortest が「進む道」を表しています。

way のような語と組むと、少し物語調・書き言葉っぽい響きが出ます。

💡 日常会話なら Go whichever way seems shortest. のほうが、今の英語では自然に感じる人が多いです。

席・選択 比較向き 理解重視

You may keep which ticket has the lower number.

(番号の小さいほうのチケットを取っておいてよいです。)

🔧 which ticket has the lower numberkeep の目的語です。

✅ 候補が二枚ほど見えていて、その中で条件に合う一枚を選ぶ感覚なので、which の中心イメージに合っています。

🎫 「候補が限られている」という感覚をつかむには、こうした小さな選択場面の例がとても分かりやすいです。

まとめ which 関係形容詞 限定された候補
  • ✅ 基本は which + 名詞 + S + V
  • ✅ 「候補が見えている中のどの〜」という感覚が中心。
  • ✅ 後ろまで含めて、主語や目的語になる名詞のまとまりを作る。
  • ✅ 現代英語では、自由選択をはっきり言いたいときは whichever のほうが自然なことが多い。
  • ⚠️ 間接疑問との区別では、「その部分が文の中で名詞の役目をしているか」を見る。
4 whatever 関係形容詞 制限なし 実用度高め

4. whatever の用法

関係形容詞 whatever の用法イメージ図

関係形容詞 whatever は、 「何でも」「どんな〜でも」 という 制限なしの自由さ を表すのが中心です。
形は whatever + 名詞 + S + V が基本で、 たとえば whatever tools are available なら、 「使える道具なら何でも」という ひとかたまりの名詞表現 になります。
which が「限られた候補の中から」なのに対して、 whatever範囲を広く受け入れる 感覚が強いです😊

まず押さえたいこと whatever + 名詞 + S + V 何でも / どんな〜でも 候補をしぼらない 現代英語でも自然で使いやすい
ポイント① 範囲を広く取る

whatever は、 「条件に合えば何でもOK」 という感じを出せます。
候補が限定されているというより、 制限しない のがポイントです。

ポイント② 直後に名詞が来る

whatever reasonwhatever clotheswhatever budget のように、 whatever のすぐ後ろに名詞 が来ます。
ここは whatwhich と同じ見分けポイントです。

ポイント③ which より自由度が高い

which限られた候補 が意識されますが、 whatever「種類は問わない」 感じが強いです。
現代英語ではこの自由さがはっきりしていて、かなり使いやすい語です。

⚠️ whatever でつまずきやすいポイント

ミス① which と同じ感覚で読む
which は候補がしぼられていますが、 whateverもっと広く「何でも」 です。
まずは自由度の差を意識すると読み分けやすくなります。
ミス② 疑問語の whatever と混同する
Whatever do you mean? のような感情的な疑問の whatever とは別です。
関係形容詞では 名詞の前に置かれる ことをまず確認しましょう。
ミス③ 単なる「全部」とだけ訳す
文によっては「何でも」「どんな〜でも」「〜ならどれでも」と訳し分けたほうが自然です。
日本語を一つに固定しない のがコツです。
覚え方 whatever「条件に合えば何でも」
迷ったら、 名詞の前にあるか候補をしぼっていないか を確認すると整理しやすいです✨

📌 whatever の使いどころ整理

分類 意味の中心 よくある場面 ひとことメモ
基本形 whatever + 名詞 + S + V 何でも / どんな〜でも 会話・説明・指示 制限なし が中心イメージです。
目的語 use / bring / choose + whatever ... 条件に合うものは何でも 指示文・案内文 動詞の後ろで使うと かなり自然 です。
主語 Whatever + 名詞 + S + V + 動詞 ... 〜するものは何でも 説明文・文章 文頭主語でも 比較的自然に使えます
抽象名詞 whatever reason / patience / hope ... どんな理由でも / 残っているだけの〜 説明・感情表現 抽象名詞と組むと こなれた表現 になります。
複数名詞 whatever clothes / plans / problems ... どんな〜でも / あるものは全部 日常会話・連絡 複数でも 広く受け入れる 感じは同じです。
前置詞の後 with / from / for + whatever ... 〜なら何でも 実務・説明 前置詞のあとでも 名詞句として自然 に使えます。
比較 whatever vs which 自由選択 vs 限定選択 読み分け全般 whatever のほうが 範囲が広い です。
注意 疑問・感情表現の whatever と区別 名詞の前にあるかを見る 読解全般 まず 直後に名詞があるか を確認します。

「何でも」「どんな〜でも」という、制限なしの自由選択を表す基本形です。

「条件に合うものなら何でも」のように、実際の会話や指示でかなり自然に使えます。

「〜するものは何でも」のように、文頭主語としても使いやすいです。

「どんな理由でも」「残っているだけの忍耐でも」のように、抽象的な内容にもよく合います。

複数名詞でも「どんな〜でも」「あるものは全部」の感覚をそのまま出せます。

前置詞のあとでも、まとまった名詞句としてかなり自然に使えます。

which が限定選択なのに対して、whatever は範囲をしぼらない自由さが中心です。

関係形容詞では、まず 名詞の前にあるか を見ると判定しやすいです。

💬 例文で感覚をつかもう!(whatever の用法)

基本形 目的語 実用的

Bring whatever documents the bank asks for.

(銀行から求められた書類は、どんなものでも持ってきてください。)

🔧 whatever documents the bank asks for 全体が Bring の目的語です。

✅ 「どの書類か」は固定せず、銀行が必要と言うものなら何でも対象にしています。

📄 役所・銀行・申請手続きでそのまま応用しやすい、とても実用的な文です。

主語 文頭 自然表現

Whatever support the school can provide will help a lot.

(学校が提供できる支援なら、どんなものでも大いに役立ちます。)

🔧 Whatever support the school can provide が主語です。

✅ 「支援の種類は問わない」という広い受け入れ方が、whatever らしいポイントです。

🎓 教育・福祉・相談の文脈で使いやすく、意味もつかみやすい例です。

抽象名詞 reason 比較的よく使う

I don't care about whatever reason he gives.

(彼がどんな理由を言おうと、私は気にしません。)

🔧 前置詞 about のあとに、whatever reason he gives という名詞句が入っています。

✅ 「理由の中身は何でもよい=問題にしない」という、制限なしの感じがよく出ています。

💡 reason と組むと、会話でも文章でも使いやすい自然な表現になります。

複数名詞 plans 日常会話

We can adjust to whatever plans they make for the weekend.

(彼らが週末にどんな予定を立てても、私たちは合わせられます。)

🔧 whatever plans they make for the weekendadjust to の目的語です。

✅ 予定の内容を限定せず、「どんな予定でも対応できる」という柔らかい自由度が出ています。

📅 家族や友人との会話でそのまま応用しやすい文です。

目的語 道具 実務向き

Use whatever tools are already available in the office.

(オフィスですでに使える道具なら、どんなものでも使ってください。)

🔧 whatever tools are already available in the office 全体が目的語です。

✅ 「特定の道具に限定しない」ので、which よりも whatever が自然です。

🛠️ 作業指示・業務説明・研修などで使いやすいタイプの文です。

抽象名詞 patience 感情表現

She answered with whatever patience she had left.

(彼女は、残っているだけの忍耐で答えました。)

🔧 with のあとに、whatever patience she had left という名詞句が置かれています。

✅ ここでは「たっぷりある」ではなく、「わずかでも残っている分なら全部」という感じです。

💡 抽象名詞と組むと、やや文章的ですがとても表現力のある英語になります。

主語 問題対応 実務的

Whatever problems come up during the test should be reported at once.

(テスト中に起きる問題は、どんなものであってもすぐ報告すべきです。)

🔧 Whatever problems come up during the test が主語です。

✅ 問題の種類を限定せず、「起きるものは全部対象」としているので、緊急対応や案内文でとても自然です。

🚨 マニュアル・試験監督・サポート現場でも使いやすい内容です。

前置詞の後 from 日常的

You may choose from whatever menu items are still available.

(まだ注文できるメニューなら、どれでも選んでよいです。)

🔧 from のあとに whatever menu items are still available が入っています。

✅ メニューの候補はあるけれど、「その中で制限せずどれでもよい」という言い方なので、whatever がぴったりです。

🍽️ レストラン・イベント・注文案内でそのまま使えそうな自然な例です。

複数名詞 receipts 旅行・実務

Keep whatever receipts you get during the trip.

(旅行中にもらう領収書は、どんなものでも取っておいてください。)

🔧 whatever receipts you get during the tripKeep の目的語です。

✅ 「領収書の種類は問わない」「もらったものは全部残す」というニュアンスがはっきり出ます。

🧾 出張・経費精算・旅行の場面でかなり実用的な文です。

まとめ whatever 関係形容詞 自由選択
  • ✅ 基本は whatever + 名詞 + S + V
  • ✅ 意味の中心は 「何でも」「どんな〜でも」 という制限なしの自由さ。
  • ✅ 後ろまで含めて、主語・目的語・前置詞の目的語になる名詞句を作る。
  • which よりも範囲が広く、現代英語でもかなり自然で使いやすい。
  • ⚠️ 疑問・感情表現の whatever と混同しないために、まず 名詞の前にあるか を見る。
5 whichever 関係形容詞 限定された候補 自由選択

5. whichever の用法

関係形容詞 whichever の用法イメージ図

関係形容詞 whichever は、 「どちらの〜でも」「どの〜でも」 という意味で、 限られた候補の中から自由に選ぶ 感覚を表します。
形は whichever + 名詞 + S + V が基本で、 たとえば whichever seat is empty なら、 「空いている席ならどれでも」という ひとかたまりの名詞表現 になります。
whatever よりも 候補が見えている のがポイントで、 which よりも 自由に選べる感じ がはっきりしています😊

まず押さえたいこと whichever + 名詞 + S + V どちらでも / どれでも 候補はある程度見えている 自由選択がはっきり
ポイント① 候補はあるが、自由に選べる

whichever は、 「選べる範囲が見えている」 うえで、 その中ならどれでもよい という感じを出します。
ここが which との大きな違いです。

ポイント② 直後に名詞が来る

whichever roomwhichever routewhichever ticket のように、 直後に名詞 が来ます。
ここは whatever と似ていますが、意味は「候補つきの自由選択」です。

ポイント③ which より自然なことが多い

現代英語では、 限定された候補の中から自由に選ぶ なら、 which より whichever のほうが自然 なことがよくあります。
なので、実用面でもかなり大事な語です。

⚠️ whichever でつまずきやすいポイント

ミス① whatever と同じだと思う
whatever範囲をしぼらない 感じが強く、 whichever候補がある中でどれでもOK です。
ミス② which の代わりに必ず置けると思う
which は 「どれか」を示すだけでも使えますが、 whichever自由選択のニュアンス が強いです。
だから意味まで同じとは限りません。
ミス③ 候補が一つしかない文でも使う
whichever は、 二つ以上の候補 を意識する語です。
選ぶ余地がないなら、ほかの言い方のほうが自然です。
覚え方 whichever「候補つきで、どれでも」
迷ったら、 候補が見えているかその中で自由に選べるか の2つを確認すると整理しやすいです✨

📌 whichever の使いどころ整理

分類 意味の中心 よくある場面 ひとことメモ
基本形 whichever + 名詞 + S + V どちらの〜でも / どの〜でも 会話・案内・実務 候補が見えていて、 その中なら自由 という語です。
目的語 take / choose / use + whichever ... 条件に合うものならどれでも 指示文・会話 動詞の後ろで使うと かなり自然 です。
主語 Whichever + 名詞 + S + V + 動詞 ... 〜するものはどれでも 説明文・注意書き 文頭主語としても 比較的自然 に使えます。
二択 whichever side / room / button ... どちらでも 左右・二部屋・二択 「どちらでもよい」の感覚を はっきり出せます
複数候補 whichever train / date / route ... 候補の中でどれでも 日程・交通・選択 候補が複数でも、 自由選択 の感じは同じです。
前置詞の後 on / at / with + whichever ... 〜ならどれでも 実務・日常会話 前置詞のあとでも 名詞句として自然 に入ります。
比較 whichever vs which / whatever 限定自由選択 読み分け全般 which より自由、 whatever より限定的です。
注意 候補が一つしかない文では不向き 選択の余地が必要 読解・作文 まず 選べる候補があるか を確認します。

「どちらの〜でも」「どの〜でも」という、限定された候補の中での自由選択を表します。

条件に合うものならどれでもよい、という指示や会話でとても自然です。

「〜するものはどれでも」のように、文頭主語としても使いやすいです。

「どちらでもよい」と言いたい場面では、特に分かりやすく使えます。

候補が三つ以上あっても、「その中ならどれでもOK」の感覚は同じです。

前置詞のあとでも、「〜ならどれでも」というまとまった名詞句を自然に作れます。

which より自由で、whatever より限定的。ここがいちばん大事な整理ポイントです。

まず「選択肢が二つ以上あるか」を確認すると、使うべきかどうか判断しやすいです。

💬 例文で感覚をつかもう!(whichever の用法)

基本形 目的語 日常的

Choose whichever room feels warmer.

(より暖かく感じるほうの部屋を選んでください。)

🔧 whichever room feels warmer 全体が Choose の目的語です。

✅ 部屋はいくつか候補としてあり、その中で条件に合うならどれでもよい、という自由選択が出ています。

🏠 二部屋以上から選ぶ場面がイメージしやすく、whichever の感覚をつかみやすい例です。

実用表現 充電器 会話向き

You can borrow whichever charger works with your phone.

(あなたのスマホで使える充電器なら、どれでも借りていいです。)

🔧 whichever charger works with your phone が借りてよい物を表す目的語です。

✅ 候補は複数あり、その中で条件に合えば自由に選んでよい、という意味が自然に出ています。

🔌 日常会話でかなり使いやすい、実感しやすい内容です。

主語 文頭 案内文

Whichever gate opens first will be used for boarding.

(先に開いたゲートなら、どれでも搭乗に使われます。)

🔧 Whichever gate opens first が主語です。

✅ ゲートは複数候補として見えていて、その中で先に開いたものが採用される、という整理です。

✈️ 空港・会場案内のような、条件付きの自由選択を表すのにぴったりです。

日程 前置詞の後 自然表現

We can meet on whichever day suits you better.

(あなたにより都合のよい日なら、どの日でも会えます。)

🔧 前置詞 on のあとに、whichever day suits you better という名詞句が入っています。

✅ 「日程の候補はあるが、その中であなたに合う日ならどれでもよい」という、柔らかい自由選択です。

📅 予定調整・予約・打ち合わせでとても使いやすい文です。

二択 左右 わかりやすい

Press whichever button is easier to reach.

(押しやすいほうのボタンを押してください。)

🔧 whichever button is easier to reach が押す対象を表しています。

✅ 「左右どちらでもよいが、条件に合うほうを選ぶ」という感覚が、whichever にとても合っています。

🎛️ 二択のイメージがはっきりしているので、語の感覚をつかむ練習に向いています。

交通 複数候補 実用的

Take whichever train arrives first after six.

(6時以降で最初に来る電車なら、どれに乗ってもかまいません。)

🔧 whichever train arrives first after six が乗る対象です。

✅ 候補は複数あるものの、条件に合うものならどれでもよいので、whatever ではなく whichever が自然です。

🚆 交通案内や待ち合わせで、そのまま応用しやすい文です。

主語 比較 説明向き

Whichever route has less traffic will save us the most time.

(交通量が少ないほうのルートなら、どれでも最も時間を節約できます。)

🔧 Whichever route has less traffic が主語です。

✅ ルートの候補は見えていて、その中で条件に合うものを自由に選ぶという整理です。

🗺️ which route だと単なる選択に寄りやすいですが、ここでは「その条件に合うならどれでもよい」ので whichever がしっくりきます。

書類 署名 仕事向き

Keep whichever copy has the original signature.

(原本の署名があるほうの控えを取っておいてください。)

🔧 whichever copy has the original signature が保存する対象です。

✅ コピーが複数ある中で、条件を満たすものならどれでもよい、という意味です。

📄 契約・申請・業務文書などで使いやすい、かなり実務的な例です。

食べ物 条件つき 日常会話

Pick whichever dessert contains no nuts.

(ナッツが入っていないデザートなら、どれでも選んでください。)

🔧 whichever dessert contains no nuts が選ぶ対象です。

✅ デザートの候補が複数ある中で、条件に合うものなら自由に選んでよい、という自然な使い方です。

🍰 アレルギー配慮や注文時の表現として、会話でもとても実用的です。

まとめ whichever 関係形容詞 限定自由選択
  • ✅ 基本は whichever + 名詞 + S + V
  • ✅ 意味の中心は 「候補がある中で、どれでも/どちらでも」
  • which より自由選択がはっきりし、whatever より範囲は限定される。
  • ✅ 主語・目的語・前置詞の目的語として自然に使える。
  • ⚠️ 候補が一つしかない場面では不向きなので、まず 選択肢があるか を確認する。
総まとめ Lesson 069 4語比較 見分け方チェック 迷いやすい所を整理

🧾 総まとめ:関係形容詞の要点チェック

関係形容詞 what which whatever whichever の総まとめ図

関係形容詞は、 関係語の直後に名詞 が来て、 後ろまで含めた全体が 名詞のかたまり になるのが基本でした。
そのうえで、4語の違いは大きく分けるとこうです。
what は「外に先行詞を置かない」which は「限られた候補の中のどの〜」whatever は「何でも・どんな〜でも」whichever は「候補つきで、どれでも」 です。
総まとめでは、 「直後の名詞」と「候補の広さ」 に注目して、一気に整理していきましょう✨

最終チェックの合言葉 直後に名詞はある? 後ろまで含めて1セット? 候補は広い? 限られる? what だけ先行詞なし
要点① まずは「直後に名詞」

what advicewhich seatwhatever planwhichever route のように、 関係語のすぐ後ろに名詞 があるかを見ると、かなり見分けやすくなります。

要点② 候補の広さで区別する

whatever = 範囲を広く受け入れるwhichever = 候補はあるが、その中ならどれでも です。
ここが一番まぎれやすいので、最後にもう一度押さえておくと安心です。

要点③ what だけ特別

what外に先行詞を置かず、 それ自体で「〜するその…」のまとまりを作ります。
× *the thing what ... のようにはしない、 という点がとても大事です。

📌 4語を一気に比較しよう!

直後の名詞 候補の広さ コアイメージ 注意・ひとことメモ
what ✅ 来る 候補というより 内容をまとめる 「〜するその…」「あるだけの〜」 外に先行詞を置かない のが最大のポイント。
which ✅ 来る 限られた候補 「どの〜」「その〜する…」 やや文語的・かため。今の英語では whichever が自然 な場面も多いです。
whatever ✅ 来る かなり広い 「何でも」「どんな〜でも」 種類や範囲をしぼらず、 条件に合えば全部OK の感じ。
whichever ✅ 来る 候補あり + 自由選択 「どちらでも」「どれでも」 which より自由で、 whatever より限定的。
つまり ちょうど中間 の語です。
what 先行詞なし
what + 名詞 + S + V
「〜するその…」「あるだけの〜」をまとめる語です。
✅ 外に先行詞を置かないのが最大ポイント。
which 限られた候補
which + 名詞 + S + V
「どの〜」を表しますが、ややかために見えることがあります。
✅ 今の英語では whichever が自然なことも多いです。
whatever 制限なし
whatever + 名詞 + S + V
「何でも」「どんな〜でも」で、範囲を広く受け入れます。
✅ 条件に合うなら全部OK、という感じです。
whichever 候補あり + 自由
whichever + 名詞 + S + V
「どちらでも」「どれでも」で、候補の中から自由に選べます。
whichwhatever の中間にある語です。

⚠️ 最後にここだけ!まぎれやすい組み合わせ

比較① what vs what little
what money he had は「彼が持っていたお金」、 what little money he had「少ないながらも持っていたお金」little が入ると「少なさ」がはっきり出ます。
比較② whatever vs whichever
whatever範囲が広いwhichever候補はあるが、その中で自由。 ここが一番重要な読み分けです。
比較③ which vs whichever
which は 「どれか」という 選択そのもの に寄りやすく、 whichever自由選択 の感じがもっと強いです。

💬 例文で総仕上げしよう!(関係形容詞まとめ)

what 基本形 目的語

Please send what details you have so far.

(今のところ分かっている詳細を送ってください。)

🔧 what details you have so far 全体が send の目的語です。

what は外に先行詞を置かず、「あなたが今持っているその詳細」というまとまりを作っています。

📨 連絡や確認メールで使いやすい、かなり実用的な例です。

what little 少量 不可算名詞

He used what little fuel was left.

(彼は、残っていたわずかな燃料を使いました。)

🔧 what little fuel was left は「少ないながら残っていた燃料」です。

little が入ることで、「量が少ない」というニュアンスがはっきり加わります。

what の基本形との違いを確認するのにぴったりの文です。

which やや文語的 限定候補

Take which path looks less slippery.

(滑りにくそうなほうの小道を進んでください。)

🔧 which path looks less slippery が進む対象を表しています。

✅ 候補がいくつか見えている中から「どの道か」を選ぶ感覚です。

📘 ただし現代のふつうの会話では、ここは whichever path ... のほうが自然に感じられることもあります。

whatever 制限なし 案内文

Keep whatever receipts you receive today.

(今日受け取る領収書は、どんなものでも保管してください。)

🔧 whatever receipts you receive today 全体が Keep の目的語です。

✅ 領収書の種類や数をしぼらず、「受け取ったものは全部対象」にしているので whatever が自然です。

🧾 出張・買い物・経費精算などでとても実用的です。

whatever 主語 範囲広め

Whatever ideas come up at the meeting should be written down.

(会議で出てくるアイデアは、どんなものでも書き留めるべきです。)

🔧 Whatever ideas come up at the meeting が主語です。

✅ 出てくるアイデアの内容を限定せず、「どんな案でも対象」としている点がポイントです。

💡 会議・ブレスト・打ち合わせの場面で、そのまま使いやすい文です。

whichever 自由選択 二択以上

Use whichever browser loads the page fastest.

(ページをいちばん速く開けるブラウザなら、どれを使ってもかまいません。)

🔧 whichever browser loads the page fastest が使う対象です。

✅ ブラウザは複数候補として見えていて、その中で条件に合うならどれでもよい、という整理です。

🌐 which よりも「自由に選べる」感じがはっきり出ています。

whichever 前置詞の後 日程調整

We can start at whichever time is easier for the client.

(クライアントにとって都合のよい時間なら、どの時間でも開始できます。)

🔧 前置詞 at のあとに、whichever time is easier for the client が入っています。

✅ 候補時間はあるけれど、その中ならどれでもよいので whichever がぴったりです。

🗓️ 仕事の予定調整でかなり実用的な言い方です。

総合比較 読み分け 最終確認

Take whatever food you need, but use whichever tray is already labeled.

(必要な食べ物は何でも取ってよいですが、トレーはラベルが付いているものならどれを使ってもかまいません。)

🔧 前半の whatever food you need は「食べ物の種類を限定しない」ので whatever、後半の whichever tray is already labeled は「候補の中で条件に合うもの」なので whichever です。

✅ この1文で、whateverwhichever の違いがかなりはっきり見えます。

🎯 最後の仕上げとして、とても良い比較文です。

最終まとめ Lesson 069 関係形容詞4語
  • ✅ まずは 関係語の直後に名詞があるか を見る。
  • ✅ 次に、後ろまで含めて 名詞のまとまり になっているかを確認する。
  • what先行詞を外に置かない
  • which限られた候補whichever候補つきの自由選択whatever範囲を広く受け入れる自由選択
  • ✅ 迷ったら「候補が見えているか」「その中ならどれでもよいのか」を考えると整理しやすい。
次におすすめ Lesson 069 の次に学ぶ 関係詞の流れで復習 2カラム

🔁 次におすすめのレッスン

Lesson 069「関係形容詞」を学んだあとなら、 次の関係詞へそのまま進む流れ と、 似た形をまとめて復習する流れ の両方がおすすめです。
まずは Lesson 070 で「関係副詞」に進み、そのあと必要に応じて周辺単元を広げていくと理解がつながりやすいです😊

学び方のコツ おすすめ順

迷ったら 070 → 071 の順で進み、 似た語の整理をしたくなったら 066、 関係詞全体を補強したいときは 068 に戻る流れがおすすめです。