名詞の性とは?男性・女性・中性・通性を整理しよう
英語の名詞は、男性・女性・中性・通性 という見方で整理すると、
he / she / it / they の使い分けがグッとわかりやすくなります😊
このページでは、まず全体像をつかんでから、それぞれのグループの特徴と注意点を順番に整理していきます。
▮ 目次
✅ 迷ったら 「1 → 2 → 3 → 4 → 5 → 総まとめ」 の順で読むのがおすすめです。
📱 スマホでは、気になる項目から先に読んでもOKです。
-
1. 名詞の性(全体像) 最初にここ男性・女性・中性・通性の4つの見方と、
he / she / it / theyの基本をつかみます。 -
2. 男性男性を表す名詞の代表例と、
he / him / hisで受ける感覚を整理します。 -
3. 女性女性を表す名詞の代表例と、
she / her / hersの使い分けを確認します。 -
4. 中性物・場所・概念などを
itで受ける基本と、擬人化の考え方を見ていきます。 -
5. 通性性別に関係なく使う名詞と、単数
theyを含めた自然な受け方を整理します。 -
🧾 総まとめ:名詞の性の要点チェック 迷ったらここ代名詞の選び方、よく出るパターン、注意点をまとめて確認できます。
-
📝 まとめクイズ:名詞の性 理解度チェック
he / she / it / theyと、his / her / its / theirなどの使い分けを、 総まとめクイズで確認できます。
1. 名詞の性(全体像)
英語の 名詞の性(gender of nouns) は、
日本語の「男ことば・女ことば」のような話ではなく、
名詞をどの代名詞で受けるか を考えるための見方です。
基本は
男性 → he、
女性 → she、
物・抽象名詞 → it、
性別を限定しない人 → they
の4つを押さえると見通しがよくなります。
まずは
人を表す名詞
なのか、
物・事・抽象概念
なのかを見分けます。
人なら he / she / they、
物や概念ならふつう it です。
it を避ける
人を it で受けるのは基本NG です。
性別が分からない人・言いたくない人には、
they(単数)
を使うと自然です。
動物や赤ちゃんは、
性別が分からない・意識しない → it、
家族のように身近・性別が分かる → he / she
になることがあります。
⚠️ ここでつまずきやすいポイント
teacher, student, friend などは、
単語自体に男女の区別がありません。性別が分からないなら
they が自然です。
it
book, car, music, hope などは、
人ではないので基本は it です。「愛」や「勇気」も人ではないので
it で受けられます。
policeman / stewardess のような語が目立ちましたが、
今は
police officer、
flight attendant
などの中立表現もよく使われます。
🗂️ 名詞の性の4分類を一気に確認しよう
| 分類 | ふつう使う代名詞 | 代表的な名詞 | 覚え方 | 注意 |
|---|---|---|---|---|
| 👨 男性 |
he / him / his
|
father, uncle, king, actor
|
男性だとはっきり分かる人を表す語 | 最近は職業名で gender-neutral 表現も増えています。 |
| 👩 女性 |
she / her / hers
|
mother, aunt, queen, actress
|
女性だとはっきり分かる人を表す語 |
人なので、基本は it で受けません。
|
| 📦 中性 |
it / its
|
desk, phone, music, hope
|
物・こと・考え・感情などはまず it
|
抽象名詞でも人ではないので it が基本です。
|
| 🧑 通性 |
they / them / their(単数のこともある) |
student, teacher, friend, customer
|
性別を限定しない「人」を表す語 |
性別不明の人・一般的な人を言うときは they が自然です。
|
he / him / his
男性だと分かる人を表す名詞です。
father, uncle, king
she / her / hers
女性だと分かる人を表す名詞です。
mother, aunt, queen
it / its
物・こと・抽象名詞を表すときの基本です。
phone, music, hope
they / them / their
性別を限定しない人を表すときによく使います。
student, teacher, customer
he / she / they、人でなければまず it」で考えると、
かなり迷いにくくなります ✨
💬 例文で感覚をつかもう!
My grandfather is seventy-two, but he still swims every morning.
(私の祖父は72歳ですが、彼は今でも毎朝泳ぎます。)
🔧 grandfather は男性だとはっきり分かる名詞なので、代名詞は he です。
✨ 後半の he still swims ... で、同じ人物をくり返し名前で言わずに自然につないでいます。
📌 「男性名詞 → he」の基本を確認する、もっとも分かりやすい型です。
Ms. Green is our coach, and she gives us clear advice.
(グリーン先生は私たちのコーチで、彼女は分かりやすい助言をしてくれます。)
🔧 Ms. Green は女性として示されているので、受ける代名詞は she です。
💡 固有名詞のあとに代名詞を置くと、英文がすっきり読みやすくなります。
📘 advice は不可算名詞で、「助言・アドバイス」という意味です。
This phone is expensive, but it is very reliable.
(このスマホは高価ですが、とても信頼できます。)
🔧 phone は物なので、ふつうは it で受けます。
✅ 「物・機械・道具」はまず it と考えると、かなり判断しやすくなります。
📌 英語では同じ名詞を何度もくり返すより、代名詞で受けるほうが自然です。
Patience is not easy, but it helps you make better decisions.
(忍耐は簡単ではありませんが、それはよりよい判断をする助けになります。)
🔧 patience は「忍耐」という抽象名詞です。人ではないので it で受けます。
✨ 「物」だけでなく、考え・気持ち・性質 も中性として it を使う点が大事です。
📌 Lesson 052 では、この「抽象名詞も it」を押さえると理解が深まります。
A new customer called a minute ago. They want to change the order.
(1分前に新しいお客さまから電話がありました。その方は注文内容を変更したいそうです。)
🔧 customer は男女どちらにも使える名詞です。性別が分からないので they が自然です。
✅ ここで he や she を決め打ちしないのが、今の自然な英語です。
📞 コールセンターや接客の場面でも、そのまま使いやすい実用的な文です。
The baby is awake now. It is smiling at everyone.
(その赤ちゃんは今起きています。みんなに向かってにこにこしています。)
🔧 baby は、性別を特に言わないときに it で受けることがあります。
👶 ただし、赤ちゃんの性別が分かっていて親しい文脈なら he / she もよく使います。
📌 このように、赤ちゃんは 文脈で代名詞が変わりうる 代表例です。
Our rabbit is sick today, so she needs medicine.
(うちのウサギは今日は具合が悪いので、薬が必要です。)
🔧 動物は一般論では it でも、大切なペットで性別が分かっているなら he / she がよく使われます。
🐰 この文では「家族の一員」として見ている感じが出ています。
💡 動物の代名詞は「距離感」も反映しやすいので、実際の会話ではかなり大事です。
If a student forgets their password, they can reset it online.
(生徒が自分のパスワードを忘れた場合、その人はオンラインで再設定できます。)
🔧 a student は1人を表していますが、性別を限定しないので their / they が自然です。
✅ これがいわゆる singular they で、現代英語ではとてもよく使われます。
📌 「1人なのに they?」と最初は感じますが、実際にはかなり一般的です。
- ✅ 男性を表す名詞は
he、女性を表す名詞はsheで受ける。 - ✅ 物・抽象名詞は、ふつう
itで受ける。 - ✅ 性別を限定しない人・性別不明の人には
theyが自然。 - ⚠️ 人に対して
itを使うのは基本的に避ける。 - 🌱 動物や赤ちゃんは、性別の分かり方や話し手の気持ちによって
it/he/sheが変わることがある。
2. 男性
男性を表す名詞 は、
代名詞で受けるときに
he、
him、
his、
himself
などで言いかえられます。
ただし、今の英語では
職業名をむやみに男性形だけで決めない ことも大切です。
たとえば businessman より businessperson、
chairman より chairperson のように、
より中立的な言い方が選ばれることも多くなっています。
father, brother, king, prince などは、
単語自体が
男性を表す
ので、受ける代名詞は基本的に he です。
he / him / his / himself の役割を分ける
主語なら he、目的語なら him、所有なら his、
「彼自身」なら himself です。
形の違いごとに役割が違う
ので、セットで覚えるのがコツです。
chairman, businessman, fireman などは見かけますが、
文脈によっては
より中立な言い方
が自然です。
ただし「その人物が男性だと分かっている」なら、
文の中で he を使うこと自体は問題ありません。
⚠️ よくあるミスと見分け方
it を使ってしまう
he
です。❌
My father is kind. It helps me a lot.✅
My father is kind. He helps me a lot.
man の複数形を mans にする
man の複数形は
men
です。同じように
woman → women もセットで覚えると便利です。
businessman だけでなく
businessperson
という言い方もあります。「男性を学ぶセクション」ですが、今の英語の感覚も一緒に押さえておくと実用的です。
📚 男性名詞の見分け方と、よく出る語
| 分類 | 代表語 | 受ける形 | 意味・使い方 | 注意 |
|---|---|---|---|---|
| 👨 基本語 |
man, boy, gentleman
|
he / him / his
|
男性そのもの、または男性の少年・紳士を表す基本語です。 |
man の複数形は men です。
|
| 👨👩👦 家族 |
father, brother, son, uncle
|
he / him / his
|
家族・親族を表す男性名詞は会話でもとてもよく使います。 |
人なので it では受けません。
|
| 👑 身分・肩書 |
king, prince, emperor
|
he / his
|
王族や身分を示す語で、物語・ニュース・歴史文で見かけます。 |
対になる女性語として queen, princess もあります。
|
| 🎩 敬称 |
Mr., sir
|
he / him
|
男性への呼びかけ・紹介に使います。 |
Mr. は姓とセットで使うのが基本です。
|
| 💼 伝統的な職業語 |
businessman, chairman, fireman
|
文脈により he
|
男性を表す形として残っていますが、今は中立表現もよく使います。 |
businessperson, chairperson, firefighter も要チェックです。
|
| 🐓 オスの動物 |
rooster, bull, stallion
|
he / hisまたは文脈で it
|
性別を意識しているときは男性扱いになります。 | 動物は「ペットとして親しいか」「性別を気にするか」で表現が変わることがあります。 |
he / him / his
男性そのものや少年・紳士を表す基本語です。
man, boy, gentleman
he / him / his
家族・親族の男性名詞は日常会話でとてもよく出ます。
father, brother, son, uncle
he / his
王族や歴史上の人物を表すときによく出ます。
king, prince, emperor
Mr., sir
男性への呼びかけや紹介のときに使います。
Mr. はふつう姓と一緒に使います。
男性形として残る語ですが、今はより中立な表現もよく使われます。
businessman, chairman, fireman
he / his or it
性別を意識すると男性扱いになりますが、文脈で it になることもあります。
rooster, bull, stallion
he を思い出す」
そして必要に応じて him・his・himself に変えていくと整理しやすいです 👍
💬 例文で感覚をつかもう!
My brother says he will call you after dinner.
(私の兄(弟)は、夕食のあとであなたに電話すると言っています。)
🔧 brother は男性を表す家族語なので、受ける代名詞は he です。
📘 says のあとの he will call you は、「彼があとで電話する」という内容を続けて説明しています。
✨ 家族語は会話で頻出なので、brother → he の反応を早くしておくと便利です。
The boy near the window said he had seen the missing dog.
(窓の近くにいたその少年は、いなくなった犬を見たことがあると言いました。)
🔧 boy は男性の子どもを表すので、代名詞は he です。
📌 near the window は「窓の近くにいる少年」と名詞を詳しく説明しています。
💡 had seen は「見たことがあった」という過去完了で、少しレベル高めですが、ニュースっぽい場面でよく出ます。
Our grandfather keeps his old letters in a wooden box.
(私たちの祖父は、昔の手紙を木箱の中にしまっています。)
🔧 his は「彼の〜」という所有を表します。ここでは祖父の手紙なので his old letters です。
📘 keep A in B は「AをBの中に保管しておく」という便利な形です。
📝 grandfather → his のように、男性名詞から所有格へつなげる練習にもぴったりの文です。
The prince thanked the crowd, and he smiled at every child.
(その王子は群衆に感謝し、子ども一人ひとりにほほえみかけました。)
👑 prince は男性の王族名詞なので、受ける代名詞は自然に he になります。
📘 the crowd は「群衆・集まった人たち」、every child は「子ども一人ひとり」です。
✨ 物語・ニュース・セレモニー系の英文で、こうした王族語が出ることがあります。
Mr. Aoki introduced himself to the new staff.
(青木さんは新しいスタッフに自己紹介をしました。)
🔧 himself は「彼自身」を表す再帰代名詞です。ここでは「自分自身を紹介した」=自己紹介した、という意味になります。
📌 Mr. は男性の敬称で、ふつう姓と組み合わせて使います。
💼 会議・職場・学校など、実際の場面でもとても使いやすい例文です。
My son forgot his lunch, so I took it to him at school.
(息子が昼食を忘れたので、私はそれを学校まで届けました。)
🔧 him は目的格で、「彼に」「彼を」のように動詞や前置詞のあとで使います。
📘 この文では to him なので、「彼のところへ」「彼に向かって」という感覚です。
🍱 his lunch と him が同じ人物(son)を指している点にも注目すると理解しやすいです。
The waiter isn't free right now, but he will come back in a minute.
(そのウェイターは今は手が離せませんが、すぐに戻ってきます。)
🔧 waiter は伝統的には男性の給仕を表す語です。この文では文脈上、男性スタッフとして扱われています。
📌 ただし、今は server のような中立表現もよく使われます。
⏰ come back in a minute は「すぐ戻る」という接客で使いやすい言い方です。
The businessman checked his watch before he entered the meeting room.
(その実業家は会議室に入る前に腕時計を確認しました。)
💼 businessman は男性を表す職業語として理解できますが、今は businessperson という中立表現も一般的です。
📘 この文では his watch で所有、he entered ... で主語として受けています。
✨ 1つの文の中で his と he の役割の違いを同時に確認できるのがポイントです。
Is that gentleman the owner of this hotel?
(あの紳士はこのホテルのオーナーですか。)
🔧 gentleman は「紳士・礼儀正しい男性」というやや丁寧な語です。
📘 Is that gentleman ... ? は人物確認の疑問文で、接客・案内・物語の描写でも使えます。
💡 くだけた会話なら man を使うこともありますが、gentleman のほうが少し上品な響きになります。
- ✅
father,brother,king,boyなど、男性だとはっきり分かる名詞は基本的にheで受ける。 - ✅ 役割によって
he(主語)・him(目的語)・his(所有)・himself(彼自身)を使い分ける。 - ⚠️ 人を受けるときは、基本的に
itを使わない。 - ⚠️
man → menのような不規則変化に注意する。 - 🌱
businessmanなどの男性形を知りつつ、必要に応じて中立表現も選べるようにすると、より自然で実用的です。
father や brother、prince などの男性を表す語を見て、
he / him / his / himself を正しく使い分けられるかな?
人を it で受けないことや、男性名詞の見分け方もクイズで確認してみよう 😊
3. 女性
女性を表す名詞 は、
代名詞で受けるときに
she、
her、
hers、
herself
などを使います。
ただし、現代英語では
「女性形の職業語を毎回使う」とは限らない 点も大切です。
たとえば actress は今も使われますが、
場面によっては actor を男女共通で使うこともあります。
mother, sister, queen, princess など、
単語そのものが
女性を表している
場合は、受ける代名詞は基本的に she です。
she / her / hers / herself の役割を分ける
主語なら she、目的語なら her、所有なら her / hers、
「彼女自身」なら herself です。
形ごとに働きが違う
ので、セットで覚えるのがコツです。
girl と woman を使い分ける
girl は少女・若い女の子、
woman は成人女性が基本です。
大人の女性にむやみに girl を使わない
ほうが自然な場面も多いので、文脈に合わせて選びます。
⚠️ よくあるミスと見分け方
it で受けてしまう
she
です。❌
My aunt is busy. It will call later.✅
My aunt is busy. She will call later.
woman の複数形を間違える
woman の複数形は
women
です。発音もつづりも少し変わるので、
man → men と一緒に覚えると便利です。
Ms.
が幅広く使いやすいです。Miss や Mrs. は、場面によっては少し限定的に響くことがあります。
📚 女性名詞の見分け方と、よく出る語
| 分類 | 代表語 | 受ける形 | 意味・使い方 | 注意 |
|---|---|---|---|---|
| 👩 基本語 |
woman, girl, lady
|
she / her / hers
|
女性そのもの、または少女・女性を表す基本語です。 |
woman は成人女性、girl は子ども・若い女性の文脈が基本です。
|
| 👨👩👧 家族 |
mother, sister, daughter, aunt
|
she / her / hers
|
家族・親族を表す女性名詞は日常会話でとてもよく出ます。 |
人なので it では受けません。
|
| 👑 身分・肩書 |
queen, princess, empress
|
she / her
|
王族や身分を表す語で、物語・ニュース・歴史文で見かけます。 |
対になる男性語として king, prince もあります。
|
| 🎀 敬称 |
Ms., Mrs., Miss
|
she / her
|
女性への呼びかけ・紹介に使います。 |
今は Ms. が最も幅広く使いやすいです。
|
| 🎭 伝統的な女性形 |
actress, waitress, hostess
|
文脈により she
|
女性を表す形として残っている語です。 |
今は actor, server, host などの中立表現もあります。
|
| 🐓 メスの動物 |
hen, cow, mare
|
she / herまたは文脈で it
|
性別を意識しているときは女性扱いになります。 | 動物は「性別を気にするか」「ペットとして親しいか」で表現が変わることがあります。 |
she / her / hers
女性そのものや少女を表す基本語です。
woman, girl, lady
she / her / hers
家族・親族の女性名詞は日常会話でとてもよく出ます。
mother, sister, daughter, aunt
she / her
王族や物語・歴史の人物を表すときによく出ます。
queen, princess, empress
Ms., Mrs., Miss
女性への呼びかけや紹介で使います。
Ms. が幅広く使いやすいです。
女性形として残る語ですが、今は中立表現もよく使われます。
actress, waitress, hostess
she / her or it
性別を意識すると女性扱いになりますが、文脈で it になることもあります。
hen, cow, mare
she を思い出す」
そこから必要に応じて her・hers・herself に変えていくと整理しやすいです 🌸
💬 例文で感覚をつかもう!
My mother said she would be home by six.
(母は6時までには帰宅すると言っていました。)
🔧 mother は女性を表す家族語なので、受ける代名詞は she です。
📘 would be home は、「帰宅しているだろう・帰宅する予定だ」という文脈の自然な言い方です。
✨ 家族語は会話で頻出なので、mother → she のつながりをすぐ言えるようにしておくと便利です。
The girl in the front row said she loved science.
(前の列にいたその女の子は、理科が大好きだと言っていました。)
🔧 girl は女性の子ども・若い女の子を表すので、代名詞は she です。
📌 in the front row は「前列にいるその女の子」と、名詞を詳しく説明しています。
💡 大人に対しては woman を使うことが多いので、その違いも意識すると自然です。
My sister left her notebook on the kitchen table.
(姉(妹)はキッチンテーブルの上にノートを置き忘れました。)
🔧 ここでの her は「彼女の〜」という所有を表しています。つまり her notebook は「彼女のノート」です。
📘 left ... on the table は「〜をテーブルの上に置き忘れた」という便利な表現です。
📝 sister → her のように、女性名詞から所有格へつなげる感覚をつかむのにぴったりです。
The queen greeted the visitors, and she thanked them warmly.
(その女王は来客を迎え、温かく感謝の言葉を伝えました。)
👑 queen は女性の王族名詞なので、受ける代名詞は she です。
📘 greeted は「出迎えた」、warmly は「温かく」という意味で、ニュースや物語でもよく使われます。
✨ 身分・肩書を表す女性名詞も、基本ルールは日常語と同じで she につながります。
Ms. Tanaka introduced herself to the new class.
(田中先生は新しいクラスで自己紹介をしました。)
🔧 herself は「彼女自身」を表す再帰代名詞です。ここでは「自分自身を紹介した」=自己紹介した、という意味になります。
📌 Ms. は女性一般に使いやすい敬称で、婚姻状態を言わないのが特徴です。
💼 学校・職場・会議など、実際の場面でもそのまま使いやすい例文です。
My daughter forgot her umbrella, so I brought it to her.
(娘が傘を忘れたので、私はそれを娘のところへ持っていきました。)
🔧 文末の her は目的格で、「彼女に」「彼女のところへ」という意味です。
📘 bring A to 人 は「Aを人のところへ持っていく」という実用的な表現です。
☔ 同じ文の中で her umbrella(所有)と to her(目的格)の違いを見比べられるのがポイントです。
The actress wasn't nervous because she had practiced for weeks.
(その女優は何週間も練習していたので、緊張していませんでした。)
🎭 actress は女性を表す職業語として今も使われます。この文では文脈上、女性としてはっきり示されています。
📌 ただし、現代英語では actor を男女共通で使う場面もあります。
✨ 文法的には、女性名詞である以上、受ける代名詞は自然に she です。
This seat isn't mine. It's hers.
(この席は私のではありません。彼女のものです。)
🔧 hers は所有代名詞で、「彼女のもの」という意味です。後ろに名詞を置かないのがポイントです。
📘 her seat なら「彼女の席」、hers なら「彼女のもの」と、形と働きが違います。
💡 his は所有格と所有代名詞が同形ですが、her と hers は分かれるので注意です。
Is that woman the manager of this store?
(あの女性がこの店のマネージャーですか。)
🔧 woman は成人女性を表す基本語です。大人の女性を一般的に言うときに自然です。
📘 人物確認の疑問文 Is that woman ... ? は、案内・接客・描写の場面で使えます。
🌷 ここで girl にすると、相手が若いことを強く感じさせる場合があるので、文脈に合わせて選びましょう。
- ✅
mother,sister,queen,girlなど、女性だとはっきり分かる名詞は基本的にsheで受ける。 - ✅ 役割によって
she(主語)・her(目的語 / 所有格)・hers(所有代名詞)・herself(彼女自身)を使い分ける。 - ⚠️ 人を受けるときは、基本的に
itを使わない。 - ⚠️
woman → womenのような不規則変化と、woman/girlの使い分けに注意する。 - 🌱
actressのような女性形を知りつつ、必要に応じて中立表現も選べるようにすると、より自然で実用的です。
mother や sister、queen などの女性を表す語を見て、
she / her / hers / herself を正しく使い分けられるかな?
人を it で受けないことや、女性名詞の見分け方もクイズで確認してみよう 🌸
4. 中性
中性名詞 は、
ふつう
人ではないもの
を表します。
たとえば、
物、
動物(性別を意識しないとき)、
抽象名詞、
天気・時間・距離
などが代表例です。
受ける代名詞は基本的に
it / its / itself
です。
it
desk, phone, plan, music, love など、
人ではないもの
は基本的に中性です。
迷ったらまず it を考えると整理しやすいです。
its と it's を混同しない
its は「それの」という
所有、
it's は it is / it has の短縮です。
見た目が似ているので、
超重要な注意点
です。
性別を特に言わないなら it が自然ですが、
大切なペット や
性別が分かっている相手
には he / she が使われることもあります。
⚠️ よくあるミスと見分け方
its と it's を混同する
Its color is beautiful.(その色は美しい)✅
It's beautiful.(それは美しい)アポストロフィの有無で意味が変わる ので注意です。
hope, music, beauty などは人ではないので、
基本的には
it
で受けます。
it だけを使う
it でOKですが、
ペットとして親しい文脈
では he / she のほうが自然なこともあります。
📚 中性名詞の代表パターンを整理しよう
| 分類 | 代表語 | 受ける形 | 意味・使い方 | 注意 |
|---|---|---|---|---|
| 📦 物 |
book, bag, phone, car
|
it / its
|
いちばん基本の中性名詞です。人でない物はまずここに入ります。 |
同じ名詞をくり返さず、2回目以降は it で受けることが多いです。
|
| 📝 事・計画 |
plan, idea, rule, story
|
it / its
|
物ではなくても、人でない「こと・内容」は中性として扱います。 |
目に見えなくても、人でなければ it になることが多いです。
|
| 💭 抽象名詞 |
hope, love, beauty, music
|
it / its
|
気持ち・概念・性質・芸術なども基本は中性です。 |
「人っぽい意味」に引っぱられて he / she にしないよう注意です。
|
| 🐾 動物・赤ちゃん |
the dog, the bird, the baby
|
ふつう it文脈で he / she
|
性別を意識しない説明では中性になることがあります。 |
ペット・家族のように話すときは he / she も自然です。
|
| 🌦️ 天気・時間・距離 |
weather, time, distance
|
it
|
It is raining., It is five o'clock. のように it がよく使われます。
|
これは「特定の物」を指すというより、英語の言い方としての it です。
|
| 🔁 再帰 |
itself
|
itself
|
「それ自身」を表します。 | 強調にも使えますが、まずは「それがそれ自身に〜する」形を押さえればOKです。 |
it / its
いちばん基本の中性名詞です。人でない物はまずここです。
book, bag, phone, car
it / its
目に見えなくても、人でない「こと・内容」は中性です。
plan, idea, rule, story
it / its
気持ち・概念・性質なども基本は中性です。
hope, love, beauty, music
it or he / she
性別を意識しないなら it、親しい文脈では he / she も自然です。
the dog, the bird, the baby
it
英語では天気・時間・距離を言うときにも it がよく使われます。
It is raining., It is midnight.
itself
「それ自身」を表す形です。
The door opened itself. のような形で見かけます。
it」で考えると、
中性名詞はかなり整理しやすくなります 👍
💬 例文で感覚をつかもう!
I bought a new laptop yesterday, and it works perfectly.
(昨日新しいノートパソコンを買いましたが、それは完璧に動いています。)
🔧 laptop は物なので、中性名詞として it で受けます。
💡 同じ名詞をもう一度 laptop と言わずに it にすると、英文が自然で読みやすくなります。
📘 works perfectly は「完璧に動く」という、機械やシステムの説明でよく使う表現です。
The plan sounds simple, but it needs more time.
(その計画は簡単そうに聞こえますが、もっと時間が必要です。)
🔧 plan は人ではない「内容・計画」なので、中性として it を使います。
📘 sounds simple は「簡単そうに思える・聞こえる」という意味です。
📝 目に見える物でなくても、人でない「こと」は中性名詞になる、という感覚が大事です。
Hope is important because it gives people strength.
(希望は大切です。なぜなら、それは人に力を与えるからです。)
🔧 hope は「希望」という抽象名詞です。人ではないので、基本的には it で受けます。
✨ 「抽象名詞でも it」というルールをつかむのに、とても分かりやすい例です。
📌 感情や概念は人間っぽく感じても、英文法上は中性になることが多いです。
The company changed its logo last year.
(その会社は昨年、ロゴを変更しました。)
🔧 ここでの its は「それの」という所有を表しています。its logo で「その会社のロゴ」です。
📘 company は組織名詞で、アメリカ英語では単数として it / its で受けることが多いです。
⚠️ it's logo にすると間違いになるので、アポストロフィに注意です。
Look at that bird. It is building a nest.
(あの鳥を見てください。それは巣を作っています。)
🐦 この文では鳥の性別を特に意識していないので、it で受けています。
📘 build a nest は「巣を作る」という自然な表現です。
💡 動物は一般的な説明なら it が自然ですが、飼っているペットなら he / she に変わることもあります。
The baby is asleep now, so it won't cry for a while.
(その赤ちゃんは今眠っているので、しばらくは泣かないでしょう。)
👶 baby は性別を特に言わない文脈では it で受けることがあります。
📌 ただし、家族の会話などで性別が分かっていれば he / she を使うこともよくあります。
✨ 「赤ちゃんは絶対に it」ではなく、文脈しだいで変わることを覚えておくと実際の英語に近づきます。
It is getting cold, so take your coat.
(寒くなってきているので、コートを持っていってください。)
🌦️ 天気を言うとき、英語では it を主語にすることがとても多いです。
📘 この it は「特定の物」を指しているというより、英語の自然な言い方として使われています。
🧥 take your coat は「コートを持っていく」という、日常会話でよく使う表現です。
It is already midnight, but the café is still open.
(もう真夜中ですが、そのカフェはまだ開いています。)
⏰ 時間を言うときも、英語では It is ... の形が基本です。
📘 already は「もう」、still は「まだ」という意味で、時間感覚を出すのに便利です。
☕ 店や施設の営業時間を話す場面でもそのまま使いやすい例文です。
The door closed by itself.
(そのドアはひとりでに閉まりました。)
🔧 itself は「それ自身」を表します。by itself で「自然に・ひとりでに」という意味になります。
📘 機械やドア、画面など、中性名詞が自動で動く場面でよく見かける形です。
✨ himself / herself と同じ仲間ですが、中性名詞には itself を使います。
- ✅ 物・事・抽象名詞は、基本的に
itで受ける。 - ✅ 所有は
its、再帰はitselfを使う。 - ⚠️
its(それの)とit's(it is / it has)は別物。 - ⚠️ 動物や赤ちゃんは、性別を意識しないなら
it、親しさや文脈によってはhe/sheになることがある。 - 🌦️ 天気・時間・距離を表すときも、英語では
itがよく使われる。
book や car、plan、music などの中性名詞を見て、
it / its / itself を正しく使い分けられるかな?
its と it's の違いや、物・事・抽象名詞を it で受ける感覚もクイズで確認してみよう 📘
5. 通性
通性名詞 とは、
男性にも女性にも使える「人」を表す名詞 のことです。
たとえば
teacher、
student、
friend、
customer
などです。
性別を言わない・分からない・限定したくないときは、
こうした名詞を
they / them / their
で受けるのが、今の自然な英語です。
teacher や friend などは、
男・女どちらにも使える
名詞です。
単語そのものには性別情報が入っていないので、
文脈なしに he / she を決めないのが大切です。
they が使える
a student や someone のように
1人を表していても、
性別を限定しないなら they を使えます。
これを
singular they
といいます。
he を使う古い言い方に引っぱられない
昔の英文では「一般の人」を he で受けることもありましたが、
今は
they
のほうが自然で広く使われます。
現代的でやわらかい表現として覚えるのがおすすめです。
⚠️ よくあるミスと見分け方
teacher を見たらすぐ he にする
teacher は男性とも女性とも限りません。性別不明なら、
they
で受けるのが自然です。
they を使えないと思う
If a student has a question, they can ask me.
のように、
1人を表していても they は使えます。
their と there を混同する
their は「彼らの/その人の」、
there は「そこ」です。音が似ているので、 つづりと意味の区別 に注意です。
📚 通性名詞の代表パターンを整理しよう
| 分類 | 代表語 | ふつう受ける形 | 意味・使い方 | 注意 |
|---|---|---|---|---|
| 🧑 基本の人名詞 |
person, people, friend, neighbor
|
they / them / their
|
男女を限定しない「人」を表す基本語です。 |
文脈で性別がはっきりすれば he / she になることもあります。
|
| 🎓 学校・学習 |
student, teacher, classmate
|
they / them / their
|
学校場面でよく出る、性別を限定しない人名詞です。 | 性別が分からないときにとても使いやすいグループです。 |
| 💼 仕事・役割 |
doctor, manager, customer, staff member
|
they / them / their
|
職業名や役割名でも、今は中立表現が基本です。 |
chairman より chairperson のような形もあります。
|
| ❓ 不定の人 |
someone, anyone, everyone, nobody
|
ふつう they / them / their
|
「だれか」「みんな」のように、相手が特定されないときによく使います。 |
単数扱いの語でも、代名詞は they が自然です。
|
| 🏠 日常生活 |
guest, passenger, visitor, driver
|
they / them / their
|
生活・移動・案内の場面でよく出る通性名詞です。 | 接客英語やアナウンスでも使いやすい語が多いです。 |
| 🔁 再帰 |
themselves
|
themselves
|
「その人自身」「自分自身」を表します。 |
単数の they でも themselves が広く使われます。
|
they / them / their
男女を限定しない「人」の基本語です。
person, friend, neighbor
they / them / their
学校でよく使う通性名詞です。
student, teacher, classmate
they / them / their
職業名や役割名も、今は中立表現が基本です。
doctor, manager, customer
they / them / their
「だれか」「みんな」のように、相手が特定されないときに使います。
someone, anyone, everyone
they / them / their
接客・案内・移動の場面でも使いやすい通性名詞です。
guest, visitor, driver
themselves
「その人自身」を表す形です。
Students should ask themselves that question.
they」で考えると、
通性名詞はとても整理しやすいです 🌟
💬 例文で感覚をつかもう!
A new student joined the class today, and they looked a little nervous.
(今日、新しい生徒がクラスに入り、その人は少し緊張しているようでした。)
🔧 student は男性にも女性にも使える通性名詞なので、性別を決めないなら they が自然です。
📘 ここでは a new student は1人ですが、they を使っています。これが singular they です。
✨ 学校英語でも日常会話でもとてもよく使う形です。
If a teacher changes the schedule, their students need to know right away.
(先生が予定を変更したら、その先生の生徒たちはすぐに知る必要があります。)
🔧 their は「その人の〜」という所有を表しています。ここでは teacher の性別を限定していません。
📘 right away は「すぐに」という意味で、連絡・案内の文で便利です。
📝 昔なら his students とする文もありましたが、今は their students が自然です。
The customer said they needed a receipt by email.
(そのお客さまは、領収書をメールで必要としていると言いました。)
🛍️ customer は典型的な通性名詞です。接客の場面では特に、性別を勝手に決めず they を使うと自然です。
📘 a receipt by email は「メールでの領収書」という意味です。
✨ 実務でもそのまま使いやすい、かなり実用的な文です。
I met a new neighbor this morning, but I didn't ask them any personal questions.
(今朝、新しい近所の人に会いましたが、個人的な質問はしませんでした。)
🔧 them は目的格です。ここでは ask them で「その人に尋ねる」という意味になります。
🏠 neighbor も男女どちらにも使える通性名詞です。
💡 1人を表していても、性別をぼかしたいときは them がとても自然です。
If someone leaves their bag here, please bring it to the front desk.
(だれかがここにバッグを置いていったら、それを受付まで持ってきてください。)
🔧 someone は「だれか1人」ですが、性別が分からないので their bag が自然です。
📘 front desk は「受付」で、ホテル・会社・病院などでよく使います。
📌 不定代名詞+their は、実際の英語でとても頻出の組み合わせです。
Is your doctor available today, or are they away?
(あなたの担当医は今日は対応できますか。それとも不在ですか。)
🩺 doctor も通性名詞なので、性別を言わないときは they を使えます。
📘 available は「対応可能な・空いている」、away は「不在の」です。
✨ 疑問文でも、通性名詞を受けるときの考え方は同じです。
Every student wants to do well, but they don't always know how to study efficiently.
(どの生徒もよい成績を取りたいと思っていますが、効率よく勉強する方法をいつも知っているわけではありません。)
🔧 Every student は1人ひとりを表す言い方ですが、受ける代名詞は they が自然です。
📘 do well は「うまくやる・よい成績を取る」、efficiently は「効率よく」です。
📚 学習アドバイス系の英文でよく見るパターンです。
This umbrella isn't mine. It must be theirs.
(この傘は私のものではありません。きっとその人のものです。)
🔧 theirs は所有代名詞で、「その人のもの」という意味です。後ろに名詞を置きません。
☂️ 持ち主の性別が分からないので、theirs を使うと自然です。
📌 their umbrella なら「その人の傘」、theirs なら「その人のもの」です。
A good leader asks themselves hard questions.
(よいリーダーは、自分自身に厳しい問いを投げかけます。)
🔧 leader は通性名詞なので、再帰形も themselves が自然です。
📘 単数の通性名詞に対しても、現代英語では themselves が広く使われます。
🌱 少し大人っぽい英文ですが、考え方としては「人だけど性別を決めない → they 系」の延長です。
- ✅
teacher,student,customer,friendなどは、男女どちらにも使える通性名詞。 - ✅ 性別を言わない・分からない・限定したくないときは、
they / them / their / theirs / themselvesが自然。 - ✅ 1人を表す
a studentやsomeoneにも、現代英語ではtheyを使える。 - ⚠️ 通性名詞を見たら、すぐに
he/sheを決めつけない。 - 🌟 「人だけど男女を限定しない →
they」という感覚をつかむと、かなり自然な英語になります。
teacher や student、customer、someone などの通性名詞を見て、
they / them / their / theirs / themselves を正しく使い分けられるかな?
1人を表していても they を使えることや、性別を決めつけない自然な英語の感覚もクイズで確認してみよう 🌟
🧾 総まとめ:名詞の性の要点チェック
ここでは Lesson 052 の内容を
最後に一気に整理
します。
ポイントは、
男性名詞 → he、
女性名詞 → she、
物・抽象名詞 → it、
性別を限定しない人 → they
をすばやく判断できるようになることです。
迷ったときは
「その名詞は 人? 物? 性別は出ている?」
の3つを順に見ると整理しやすいです。
その名詞が
人なら he / she / they、
人でなければまず it
を考えます。
これが、いちばん大きな分かれ道です。
they
teacher, customer, student などは、
男とも女とも限らない人名詞
です。
性別不明・非公開・限定しないなら
they
が自然です。
he / him / his、
she / her / hers、
it / its / itself、
they / them / their / theirs のように、
主語・目的語・所有・再帰
の違いまで見られると、かなり完成形です。
🚦 迷ったときの3ステップ判定
人なら he / she / they の方向へ。
物・こと・考えなら、まず it を考えます。
はっきりしていれば he / she。
はっきりしない・言わないなら they が自然です。
主語なら he / she / it / they、
所有なら his / her / its / their のように形を選びます。
🗂️ 名詞の性を最後に整理しよう
| 分類 | 代表的な名詞 | ふつう使う形 | ポイント | 注意 |
|---|---|---|---|---|
| 👨 男性 |
father, brother, king, boy
|
he / him / his / himself
|
男性だとはっきり分かる人名詞です。 |
人なので、基本的に it では受けません。
|
| 👩 女性 |
mother, sister, queen, girl
|
she / her / hers / herself
|
女性だとはっきり分かる人名詞です。 |
her と hers の違いに注意します。
|
| 📦 中性(物) |
car, phone, book, bag
|
it / its / itself
|
人でない物は、まず中性と考えます。 |
its と it's を混同しないことが大事です。
|
| 💭 中性(抽象) |
hope, music, beauty, love
|
it / its
|
目に見えない概念や気持ちも基本は中性です。 |
意味が人間っぽくても、人ではないので it が基本です。
|
| 🐾 動物・赤ちゃん |
dog, bird, baby
|
ふつう it文脈で he / she
|
性別を意識しない説明では中性になることがあります。 |
ペット・家族のように親しい文脈では he / she も自然です。
|
| 🧑 通性 |
teacher, student, friend, customer
|
they / them / their / theirs / themselves
|
男性にも女性にも使える「人」の名詞です。 |
性別不明なら、すぐに he / she を決めないようにします。
|
| ❓ 不定の人 |
someone, anyone, everyone
|
ふつう they / them / their
|
1人を表していても、性別を限定しないので they が自然です。
|
これが singular they です。
|
| ⚠️ 最重要注意 |
its, it's, her, hers
|
形の区別 | 似た形でも、役割が違うものがあります。 | 意味だけでなく「主語・目的語・所有」で見ると間違いにくいです。 |
father, brother, kingit を使いません。mother, sister, queenher と hers の違いに注意します。book, car, phoneits と it's を混同しないことが大切です。hope, music, beautyit が基本です。dog, baby, birdit が自然です。he / she もよく使います。teacher, student, customerthey が自然です。someone, anyone, everyonethey が自然です。singular they です。its = それの / ✅ it's = it is / it hasher = 彼女の / 彼女を / ✅ hers = 彼女のものhe / she / they、人でなければまず it。
そして、性別を限定しない人には they を使う、これが全体の芯です 🌱
⚠️ 最後にチェックしたいミスしやすいポイント
it で受ける
he / she / they を使います。人に
it は基本NG と覚えると分かりやすいです。
its と it's を混同する
its = それのit's = it is / it hasアポストロフィの有無で意味が変わります。
teacher や doctor は、見ただけでは男とも女とも限りません。性別不明なら
they
が自然です。
💬 例文で総復習しよう!
My uncle lives in Kobe, and he visits us every spring.
(私のおじは神戸に住んでいて、毎年春に私たちを訪ねてきます。)
🔧 uncle は男性を表す親族名詞なので、受ける代名詞は he です。
📘 visits us は「私たちを訪ねる」という意味で、家族や友人の文脈でよく使います。
✅ 男性名詞を見たら、まず he を思い出す練習にぴったりです。
Our aunt forgot her glasses at school.
(私たちのおばは学校に眼鏡を置き忘れました。)
🔧 aunt は女性を表す親族名詞なので、所有は her になります。
📘 forgot her glasses で「彼女の眼鏡を忘れた」となり、所有格の練習にもなります。
✅ 女性名詞では she だけでなく her もセットで確認すると定着しやすいです。
The printer is making a strange noise, but it still works.
(そのプリンターは変な音を立てていますが、まだ動いています。)
🔧 printer は物なので、中性として it で受けます。
📘 make a strange noise は「変な音を立てる」、still works は「まだ動く」です。
✅ 物や機械は、まず中性と考える練習になります。
Honesty matters because it builds trust.
(正直さは大切です。なぜなら、それは信頼を築くからです。)
🔧 honesty は抽象名詞なので、人ではなく中性です。したがって it で受けます。
✨ 気持ちや性質のような言葉も、英文法上は人ではないので it が基本です。
📌 「抽象名詞も中性」という感覚を定着させるのに向いています。
Our cat is very old, but she still jumps onto the sofa.
(うちの猫はとても年を取っていますが、それでもソファに飛び乗ります。)
🐱 動物でも、ペットで性別が分かっているなら she / he が自然に使われます。
📘 この文では「うちの猫」という親しい文脈なので、単なる it よりも she が自然です。
✅ 動物は「いつも it」ではない、という大事な確認になります。
The visitor said they had an appointment at ten.
(その来訪者は、10時に予約があると言いました。)
🔧 visitor は男女どちらにも使える通性名詞なので、性別を言わないなら they が自然です。
📘 受付・案内・接客の場面では、こうした通性名詞がとてもよく出ます。
✅ 実際の会話や仕事の場面で、そのまま使いやすい例文です。
If anyone forgets their ID card, they cannot enter the building.
(だれかがIDカードを忘れたら、その人は建物に入れません。)
🔧 anyone は1人を表す語ですが、性別を限定しないので their / they が自然です。
📘 これが singular they の代表例です。
✅ 「単数なのに they」に慣れる練習として、とても重要な例です。
This coat is not mine. It's hers.
(このコートは私のものではありません。彼女のものです。)
🔧 hers は所有代名詞で、「彼女のもの」という意味です。後ろに名詞は置きません。
📘 her coat なら「彼女のコート」、hers なら「彼女のもの」と役割が違います。
✅ 形の違いまで復習するのにぴったりの文です。
The restaurant changed its menu, and it's more popular now.
(そのレストランはメニューを変え、今ではもっと人気があります。)
🔧 この文では its menu が「その店のメニュー」、it's more popular が「それはより人気がある」です。
📘 つまり、同じ文の中に its と it's が両方出ていて、違いを見比べるのに最適です。
✅ Lesson 052 の最後に確認しておきたい超重要ポイントです。
- ✅ 男性名詞は
he、女性名詞はsheで受ける。 - ✅ 物・抽象名詞は基本的に
itで受ける。 - ✅ 通性名詞や性別不明の人は、現代英語では
theyが自然。 - ✅ 動物や赤ちゃんは、文脈によって
it/he/sheが変わる。 - ⚠️
itsとit's、herとhersなど、似た形の違いも最後まで意識する。 - 🌟 迷ったら「人? 物? 性別は出ている?」の順で考えると、かなり判断しやすくなります。
男性・女性・中性・通性
の見分け方や、
he / him / his / himself、
she / her / hers / herself、
it / its / itself、
they / them / their / theirs / themselves
の使い分けをしっかり整理できているかな?
名詞の性と代名詞のつながりを、まとめクイズで楽しく確認してみよう 😊
🔁 次におすすめのレッスン
Lesson 052 で
名詞そのものの性質
を整理できたら、次は
名詞の前につく語
に進むと理解がつながりやすいです✨
とくに
冠詞(a / an / the)
は、名詞学習の次に学ぶとグッと定着しやすい単元です。