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Lesson 008 図で理解 学び直しOK やさしく解説

群動詞とは?

群動詞(句動詞 / phrasal verbs)は、 動詞+副詞・前置詞 がセットになって、1つの意味を作る英語表現です。
たとえば give up は「与える」ではなく「あきらめる」という意味になります。 このレッスンでは、群動詞を 型・意味・語順ルール の3つに分けて、例文といっしょにわかりやすく整理していきます😊

群動詞の意味と型をイメージした英語学習イラスト

目次

✅ 迷ったら 「1 → 2 → 3 → 4 → 5 → まとめ」 の順がおすすめです。
📱 スマホはまず「見たい章だけ」開いてOKです。子項目は折りたたみ式で確認できます😊

Section 1 群動詞 句動詞 phrasal verbs まずは全体像

1. 群動詞とは?(まずは全体像)

群動詞(句動詞)の全体像:動詞と副詞・前置詞がセットになって意味を作るイメージ図

群動詞とは、 動詞副詞前置詞 がくっついて、 全体で1つの意味 を作る表現です😊

たとえば look は「見る」ですが、look up になると 「調べる」という意味になります。つまり、群動詞では 単語を1つずつ直訳しない ことが大切です。

まず覚える視点 🧠 セットで意味を見る 🔁 語順に注意する 🎯 よく使う場面で覚える 📘 直訳しすぎない
ポイント① 意味は「セット」で考える

give は「与える」でも、give up は「あきらめる」。 このように群動詞は、 2語以上で1つの意味 として見るのがコツです。

ポイント② 副詞型は語順が動くことがある

put away the phoneput the phone away もOKですが、 代名詞なら put it away が基本。 代名詞は真ん中 と覚えると安全です。

ポイント③ 前置詞型は後ろに目的語が必要

listen todepend on のような前置詞型は、 後ろに 名詞・代名詞 が続きます。listen music ではなく listen to music です。

⚠️ よくある誤解を先に整理しよう

誤解① 「動詞の意味だけ」で判断してしまう

look up を「上を見る」とだけ考える
look up = 調べる のように、セットで覚えます。文脈によって意味が変わるものもあります。

誤解② 全部を丸暗記しようとして疲れる

群動詞は数が多いので、最初から全部暗記しなくてOKです。
まずは よく使う場面 で整理すると、自然に覚えやすくなります。

覚え方 群動詞は「動詞+小さな語」ではなく、 “意味のまとまり” として見るのが近道です✨

📌 群動詞の型と代表表現

意味の見方 代表表現(日本語訳) 語順・注意点
動詞 + 副詞
目的語なし
動作の方向・状態変化を表すことが多い。
自動詞型
wake up(目を覚ます)
show up(現れる)
sit down(座る)
move on(先へ進む/気持ちを切り替える)
grow up(成長する)
後ろに目的語を置かなくても意味が完成します。
The plane took off.
動詞 + 副詞
目的語あり
「何を?」にあたる目的語を取るタイプ。
他動詞型
put away(片づける)
give away(無料であげる/配る)
set up(設置する/準備する)
carry out(実行する)
call off(中止する)
名詞は後ろでも真ん中でもOKなことがあります。
ただし代名詞は基本的に真ん中:put it away
動詞 + 前置詞 前置詞までセットで意味を作る。
前置詞の後ろに目的語が必要。
look at(〜を見る)
listen to(〜を聞く)
wait for(〜を待つ)
care about(〜を気にかける)
depend on(〜に頼る/〜次第である)
前置詞の後ろに名詞・代名詞を置きます。
× listen music
listen to music
動詞 + 副詞 + 前置詞 3語まとめて1つの表現。
途中で切らずにセットで覚える。
look forward to(〜を楽しみにする)
run out of(〜を使い果たす)
come up with(〜を思いつく)
get along with(〜とうまくやっていく)
catch up with(〜に追いつく)
最後が前置詞なので、後ろに目的語が来ます。
look forward to your reply のように使います。
動詞 + 名詞 + 前置詞 名詞も含めて1セットの熟語的表現。
形ごと覚えると強い。
take care of(〜の世話をする)
make fun of(〜をからかう)
pay attention to(〜に注意を払う)
take advantage of(〜を利用する)
keep an eye on(〜を見守る/注意して見る)
名詞部分まで含めて固定表現になりやすいです。
keep an eye on は日常・仕事どちらでも便利です。
動詞 + 副詞 目的語なし

動作の方向・状態変化を表します。目的語なしで文が完成します。

wake up(目を覚ます)
show up(現れる)
sit down(座る)
move on(先へ進む/気持ちを切り替える)
grow up(成長する)
動詞 + 副詞 目的語あり

「何を?」にあたる目的語を取るタイプです。代名詞は真ん中に置くのが基本です。

put away(片づける)
give away(無料であげる/配る)
set up(設置する/準備する)
carry out(実行する)
call off(中止する)
動詞 + 前置詞

前置詞の後ろに名詞・代名詞が続きます。前置詞を落とさないように注意します。

look at(〜を見る)
listen to(〜を聞く)
wait for(〜を待つ)
care about(〜を気にかける)
depend on(〜に頼る/〜次第である)
動詞 + 副詞 + 前置詞

3語まとめて意味を作ります。途中で切らずにセットで覚えると楽です。

look forward to(〜を楽しみにする)
run out of(〜を使い果たす)
come up with(〜を思いつく)
get along with(〜とうまくやっていく)
catch up with(〜に追いつく)
動詞 + 名詞 + 前置詞

名詞も含めて1つの表現になるタイプです。形ごと覚えると会話でも使いやすいです。

take care of(〜の世話をする)
make fun of(〜をからかう)
pay attention to(〜に注意を払う)
take advantage of(〜を利用する)
keep an eye on(〜を見守る/注意して見る)
学習のコツ 群動詞は「一覧で暗記」よりも、 意味実際の場面 の順で覚えると、読解でも会話でも使いやすくなります。

💬 例文で感覚をつかもう!(群動詞の全体像)

動詞 + 副詞 目的語なし 日常

The baby woke up at six.

(赤ちゃんは6時に目を覚ましました。)

🔧 wake up は「目を覚ます」。wake だけより、日常会話では wake up がよく使われます。

✅ この文では目的語がありません。The baby woke up だけで意味が完成しています。

💡 at six を足すと「いつ目を覚ましたか」がわかり、自然な英文になります。

動詞 + 副詞 目的語あり 語順注意

Please put away your phone before the test.

(テストの前にスマホをしまってください。)

🔧 put away は「片づける/しまう」。学校・仕事・日常でよく使います。

your phone は目的語です。名詞なので put your phone away と言うこともできます。

⚠️ 代名詞なら put it away が基本です。put away it は不自然です。

中止 受け身 予定

The outdoor event was called off because of heavy rain.

(大雨のため、屋外イベントは中止されました。)

🔧 call off は「中止する」。予定・試合・会議・イベントなどに使いやすい群動詞です。

✅ この例では was called off と受け身になり、「中止された」という意味になっています。

💡 because of heavy rain を足すと、中止の理由まで自然に伝えられます。

調べる 分離できる型 便利表現

She looked up the address online.

(彼女はオンラインで住所を調べました。)

🔧 look up は「調べる」。辞書・ネット・データベースなどで情報を探すときによく使います。

the address は目的語です。名詞なので look the address up も可能です。

⚠️ look up をいつも「上を見る」と訳すと、この文の意味が取れなくなります。セットで見ましょう。

3語セット run out of 仕事

We ran out of printer paper this morning.

(今朝、プリンター用紙を切らしてしまいました。)

🔧 run out of は「〜を使い果たす/切らす」。3語で1つの意味です。

✅ 最後の of は前置詞なので、後ろに printer paper のような名詞が続きます。

💡 日常では run out of milk、仕事では run out of time もよく使います。

3語セット 人間関係 会話

He gets along with everyone on the team.

(彼はチームのみんなとうまくやっています。)

🔧 get along with は「〜とうまくやっていく」。人間関係を表す便利な表現です。

with の後ろに everyone on the team が続いています。

💡 get along with my boss(上司とうまくやる)のように、職場の話でもよく使えます。

動詞 + 名詞 + 前置詞 見守る 日常

Please keep an eye on my bag for a minute.

(少しの間、私のバッグを見ていてください。)

🔧 keep an eye on は「〜を見守る/注意して見る」。直訳では少しわかりにくい表現です。

an eye という名詞も含めて、ひとまとまりで覚えると使いやすくなります。

💡 for a minute をつけると「少しだけお願い」というやわらかい依頼になります。

実行する 仕事 フォーマル寄り

The company carried out a customer survey last month.

(その会社は先月、顧客アンケートを実施しました。)

🔧 carry out は「実行する/実施する」。調査・計画・実験など、少しフォーマルな内容と相性が良い表現です。

a customer survey が目的語です。何を実施したのかを後ろに置いています。

💡 do a survey よりも、carry out a survey のほうが文書やビジネスで少し引き締まった印象になります。

まとめ 群動詞 セットで意味 語順注意
  • ✅ 群動詞は、動詞+副詞・前置詞がまとまって1つの意味を作る表現です。
  • look uprun out ofkeep an eye on のように、直訳ではわかりにくいものも多いです。
  • ✅ まずは「型」と「よく使う場面」で整理すると、暗記だけに頼らず理解しやすくなります。
  • ⚠️ 副詞型では、目的語が代名詞のとき put it away のように真ん中に置く点に注意しましょう。
Section 2 動詞 + 副詞 自動詞型 他動詞型 語順ルール phrasal verbs

2. 動詞 + 副詞(群動詞の基本タイプ)

動詞と副詞が組み合わさって群動詞になる基本タイプのイメージ図

動詞 + 副詞 は、群動詞の中でもとてもよく出る基本タイプです。
take off のように 目的語なしで意味が完成するタイプ と、 turn off the light のように 目的語を取るタイプ があります。

特に大切なのは、目的語が it / them / him などの 代名詞 になったときです。
この場合は、基本的に 動詞 + 代名詞 + 副詞 の語順になります。

このセクションの合言葉 🛫 take off = 目的語なし 💡 turn off the light = 名詞目的語 ✅ turn it off = 代名詞は真ん中 ⚠️ turn off it は不自然

Section 2 ミニ目次(動詞 + 副詞)🚀

✅ おすすめ順:2-1 → 2-2
📌 まずは 「目的語があるか」 を見ると、群動詞の形がぐっと読みやすくなります。

ポイント① 目的語なしで完成するタイプ

take offsit downgo out のように、 後ろに「何を?」がなくても意味が通るタイプです。
主語 + 群動詞 だけで文が完成します。

ポイント② 名詞の目的語は位置が動ける

turn off the lightturn the light off は、どちらも自然です。
名詞目的語は 後ろ にも 真ん中 にも置けることがあります。

ポイント③ 代名詞は必ず真ん中が基本

the lightit になると、 turn it off が基本です。
× turn off it は不自然なので注意しましょう。

2-1 自動詞 + 副詞 目的語なし

2-1. 自動詞 + 副詞(目的語なし)

このタイプは、 後ろに目的語を置かなくても意味が完成 します。
たとえば The plane took off. は「飛行機が離陸した」で、 「何を離陸した?」とは考えません。
つまり、動き・状態変化そのもの を表すイメージです。

よくある意味 動きの方向

come in(入ってくる)、 go out(外出する)、 stand up(立ち上がる)など、 「どちらへ動くか」が副詞でわかります。

よくある意味 状態の変化

slow down(減速する)、 calm down(落ち着く)、 break down(故障する)など、 「状態が変わる」感じを作ります。

2-2 他動詞 + 副詞 + 目的語 代名詞は真ん中

2-2. 他動詞 + 副詞 + 目的語(語順ルールあり)

このタイプは、turn offpick upfill out のように、 後ろに「何を?」という 目的語 を取ります。
ただし目的語が 代名詞 になると、語順に注意が必要です。

名詞目的語 後ろでも真ん中でもOK

turn off the light
turn the light off
名詞の the light は、後ろにも真ん中にも置けます。

代名詞目的語 真ん中が基本

turn it off
× turn off it
代名詞の it は、動詞と副詞の間に置きます。

覚え方 名詞は動ける、代名詞は真ん中。
turn off the light / turn the light off はOK。 でも it なら turn it off と覚えましょう✨

📌 動詞 + 副詞の代表表現

意味のイメージ 代表表現(日本語訳) 語順・注意点
自動詞 + 副詞
動きの方向
入る・出る・上がる・離れるなど、動きの方向を表します。 come in(入ってくる)
go out(外出する)
stand up(立ち上がる)
sit down(座る)
take off(離陸する)
目的語なしで文が完成します。
The plane took off.
自動詞 + 副詞
状態変化
落ち着く・減速する・故障するなど、状態が変わるイメージです。 calm down(落ち着く)
slow down(減速する)
break down(故障する/泣き崩れる)
cool down(冷める/落ち着く)
cheer up(元気になる)
人・機械・状況の変化を表しやすいです。
The car broke down.
他動詞 + 副詞
名詞目的語
「何を?」にあたる目的語を取るタイプです。 turn on(つける)
turn off(消す)
fill out(記入する)
write down(書き留める)
throw away(捨てる)
名詞は後ろでも真ん中でもOKなことがあります。
turn off the TV
turn the TV off
他動詞 + 代名詞 + 副詞
代名詞目的語
目的語が it / them などになると語順が固定されます。 turn it off(それを消す)
pick them up(それらを拾う/迎えに行く)
write it down(それを書き留める)
throw it away(それを捨てる)
try it on(それを試着する)
turn it off
× turn off it
代名詞は動詞と副詞の間に置きます。
よく使う会話表現 日常会話・学校・職場で頻出する短い表現です。 hurry up(急ぐ)
hang on(少し待つ)
come back(戻ってくる)
drop by(立ち寄る)
keep up(ついていく)
短い表現ほど会話でよく使われます。
まずは場面ごとに覚えるのがおすすめです。
自動詞 + 副詞 動きの方向

目的語なしで意味が完成します。入る・出る・上がる・離れるなどの動きです。

come in(入ってくる)
go out(外出する)
stand up(立ち上がる)
sit down(座る)
take off(離陸する)
自動詞 + 副詞 状態変化

落ち着く・減速する・故障するなど、状態が変わるイメージです。

calm down(落ち着く)
slow down(減速する)
break down(故障する/泣き崩れる)
cool down(冷める/落ち着く)
cheer up(元気になる)
他動詞 + 副詞 名詞目的語

名詞の目的語は、後ろにも真ん中にも置けることがあります。

turn on(つける)
turn off(消す)
fill out(記入する)
write down(書き留める)
throw away(捨てる)
他動詞 + 代名詞 + 副詞

目的語が代名詞なら、基本的に動詞と副詞の間に置きます。

turn it off(それを消す)
pick them up(それらを拾う/迎えに行く)
write it down(それを書き留める)
throw it away(それを捨てる)
try it on(それを試着する)
よく使う会話表現

短い表現ほど会話でよく出ます。場面ごとに覚えるのがおすすめです。

hurry up(急ぐ)
hang on(少し待つ)
come back(戻ってくる)
drop by(立ち寄る)
keep up(ついていく)
整理のコツ まずは 目的語なし目的語あり かを見る。次に、目的語が 代名詞なら真ん中 と判断しましょう。

💬 例文で感覚をつかもう!(動詞 + 副詞)

自動詞 + 副詞 目的語なし 移動

Our flight took off on time.

(私たちの便は時間どおりに離陸しました。)

🔧 take off は「離陸する」。飛行機が主語になると、とてもよく使う群動詞です。

✅ この文では目的語がありません。Our flight took off だけで意味が完成します。

💡 on time は「時間どおりに」。交通・予定の話と相性がよい表現です。

自動詞 + 副詞 状態変化 落ち着く

Please calm down and tell me what happened.

(落ち着いて、何があったのか教えてください。)

🔧 calm down は「落ち着く」。相手が慌てているとき、やさしく声をかける表現です。

down は「気持ちの高ぶりが下がる」ようなイメージで使われています。

⚠️ 命令口調に聞こえることもあるので、状況によっては Please をつけると柔らかくなります。

自動詞 + 副詞 状態変化 乗り物

The bus slowed down near the school.

(バスは学校の近くで速度を落としました。)

🔧 slow down は「減速する/速度を落とす」。車・電車・人の動きにも使えます。

✅ 目的語なしで、The bus slowed down だけで意味が完成しています。

💡 near the school を足すと、どこで減速したのかがはっきりします。

自動詞 + 副詞 会話 待つ

Hang on. I need to check the schedule.

(ちょっと待ってください。予定を確認する必要があります。)

🔧 hang on は会話で「ちょっと待って」。電話・チャット・対面の会話でも使われます。

✅ ここでは目的語なしの短い表現です。会話ではこのように単独で使われることもあります。

💡 かなりカジュアルなので、丁寧にしたい場合は Please hold on a moment. も使えます。

他動詞 + 副詞 名詞目的語 日常

I turned off the lights before leaving.

(出かける前に、私は電気を消しました。)

🔧 turn off は「消す」。電気・テレビ・エアコン・スマホ通知などに使えます。

the lights は名詞目的語なので、I turned the lights off とも言えます。

⚠️ them に変えるなら I turned them off。代名詞は真ん中です。

他動詞 + 副詞 名詞目的語 書類

Could you fill out this form by Friday?

(金曜日までにこの用紙に記入していただけますか。)

🔧 fill out は「記入する」。申込書・アンケート・フォームなどによく使います。

this form が目的語です。名詞なので fill this form out も使われます。

💡 Could you ...? にすると、依頼としてやわらかく丁寧になります。

代名詞は真ん中 pick up 動作

She picked it up and put it in her pocket.

(彼女はそれを拾い上げて、ポケットに入れました。)

🔧 pick up は「拾い上げる/持ち上げる」。文脈によって「車で迎えに行く」という意味にもなります。

✅ 目的語が it なので、picked it up の語順になります。

⚠️ × picked up it は不自然です。代名詞は真ん中、と覚えましょう。

代名詞は真ん中 write down メモ

Please write it down before you forget.

(忘れる前に、それを書き留めてください。)

🔧 write down は「書き留める」。アイデア・番号・予定などをメモするときに便利です。

it が目的語なので、write it down になります。

💡 before you forget を足すと、「忘れる前に」という自然な理由づけになります。

他動詞 + 副詞 IT 仕事

We need to back up the files tonight.

(今夜、そのファイルをバックアップする必要があります。)

🔧 back up は「バックアップする/控えを取る」。ITや仕事の場面でよく使われます。

the files が目的語です。名詞なので back the files up も可能です。

⚠️ them にするなら back them up。ここでも代名詞は真ん中です。

まとめ 動詞 + 副詞 自動詞型 他動詞型 代名詞は真ん中
  • 自動詞 + 副詞 は、take off のように目的語なしで意味が完成します。
  • 他動詞 + 副詞 は、turn off the lights のように目的語を取ります。
  • ✅ 名詞目的語は turn off the light / turn the light off のように位置が動けることがあります。
  • ⚠️ 代名詞目的語は turn it offwrite it down のように、基本的に動詞と副詞の間に置きます。
2-1 自動詞 + 副詞 目的語なし 意味が完成 intransitive phrasal verbs

2-1. 自動詞 + 副詞(目的語なし)

自動詞と副詞で意味が完成する群動詞のイメージ図

自動詞 + 副詞 は、 目的語なしで意味が完成する 群動詞です。
たとえば take off は「離陸する」という意味で、 何を離陸する? とは考えません。

このタイプでは、副詞が 方向状態の変化 を足して、動詞全体の意味を作ります。
まずは「後ろに名詞がなくてもOK」という感覚をつかみましょう😊

合言葉 ✅ 後ろに目的語なし 🧭 副詞が方向を足す 🔄 副詞が状態変化を足す 📘 文の形はシンプル
ポイント① 「何を?」がいらない

stand upgo outcome back のように、 主語 + 群動詞 だけで文が成立します。
目的語を無理に足さないのがポイントです。

ポイント② 副詞が「方向」を足す

inoutupdown などは、 動きの向きをイメージしやすい副詞です。
come in = 入ってくる のように、方向で意味をつかみます。

ポイント③ 副詞が「変化」を足す

calm downcool downdie down のように、 副詞が 状態が変わる感じ を作ることもあります。
気持ち・音・温度・勢いなどに使いやすいです。

⚠️ よくあるミス(自動詞 + 副詞でつまずきやすい所)

ミス① 目的語を無理に置いてしまう

× The plane took off the sky.
The plane took off.
take off は「離陸する」で意味が完成するため、後ろに目的語は不要です。

ミス② 副詞を前置詞のように考えすぎる

sit downdown は、ここでは「下へ」という副詞の働きです。
後ろに名詞を要求しない ため、まずはセットで意味を覚えましょう。

覚え方自動詞 + 副詞」は、 “主語がどう動く/どう変わるか” を言う表現です。
「何を?」ではなく、「どうなる?」に注目しましょう✨

📌 自動詞 + 副詞の代表表現

分類 意味のイメージ 代表表現(日本語訳) 使い方の注意
上・開始 上に動く、起きる、勢いが増すイメージ。 get up(起きる)
stand up(立ち上がる)
go up(上がる)
speed up(速度が上がる)
warm up(温まる/準備運動する)
人・数値・温度・速度などが「上がる」イメージで使えます。
下・弱まる 下がる、落ち着く、勢いが弱くなるイメージ。 sit down(座る)
slow down(減速する)
calm down(落ち着く)
cool down(冷める/落ち着く)
die down(弱まる/静まる)
気持ち・音・温度・スピードなどが落ち着く場面で便利です。
外へ・離れる 外に出る、離れる、去るイメージ。 go out(外出する/火が消える)
move out(引っ越して出る)
back away(後ずさる)
run away(逃げる)
walk away(立ち去る)
場所・危険・会話などから「離れる」感覚で使えます。
戻る・到着 戻る、入ってくる、到着するイメージ。 come back(戻ってくる)
go back(戻る)
pull in(到着する/停車する)
check in(チェックインする)
drop by(立ち寄る)
移動・到着・短い訪問など、日常会話でよく使います。
遅れ・継続 遅れる、続く、ついていくイメージ。 fall behind(遅れる)
keep up(ついていく)
go on(続く)
carry on(続ける)
hold on(そのまま待つ)
勉強・仕事・会話・予定の流れを表すときに便利です。
発生・出現・故障 現れる、起こる、壊れるイメージ。 show up(現れる)
pop up(突然現れる)
come up(話題に出る/起こる)
turn up(現れる/見つかる)
break down(故障する/泣き崩れる)
人・問題・予定外のこと・機械トラブルに使いやすい表現です。
上・開始

上に動く、起きる、勢いが増すイメージです。

get up(起きる)
stand up(立ち上がる)
go up(上がる)
speed up(速度が上がる)
warm up(温まる/準備運動する)
下・弱まる

下がる、落ち着く、勢いが弱くなるイメージです。

sit down(座る)
slow down(減速する)
calm down(落ち着く)
cool down(冷める/落ち着く)
die down(弱まる/静まる)
外へ・離れる

外に出る、離れる、去るイメージです。

go out(外出する/火が消える)
move out(引っ越して出る)
back away(後ずさる)
run away(逃げる)
walk away(立ち去る)
戻る・到着

戻る、入ってくる、到着するイメージです。

come back(戻ってくる)
go back(戻る)
pull in(到着する/停車する)
check in(チェックインする)
drop by(立ち寄る)
遅れ・継続

遅れる、続く、ついていくイメージです。

fall behind(遅れる)
keep up(ついていく)
go on(続く)
carry on(続ける)
hold on(そのまま待つ)
発生・出現・故障

現れる、起こる、壊れるイメージです。

show up(現れる)
pop up(突然現れる)
come up(話題に出る/起こる)
turn up(現れる/見つかる)
break down(故障する/泣き崩れる)
整理のコツ 自動詞 + 副詞は、 方向状態変化 で分けると覚えやすくなります。

💬 例文で感覚をつかもう!(自動詞 + 副詞)

上方向 go up 建物

The elevator went up to the tenth floor.

(エレベーターは10階まで上がりました。)

🔧 go up は「上がる」。ここではエレベーターが上方向へ移動しています。

The elevator went up だけで「上がった」という意味が完成します。

💡 to the tenth floor は「どこまで上がったか」を追加する表現で、目的語ではなく到達点です。

離れる move back 人の動き

The crowd moved back when the doors opened.

(ドアが開いたとき、人々は後ろへ下がりました。)

🔧 move back は「後ろへ下がる」。back が動きの方向を表しています。

✅ 目的語はありません。「人々がどう動いたか」を説明しているだけです。

📌 when the doors opened を足すと、後ろへ下がったタイミングがはっきりします。

整列 line up 学校・イベント

The students lined up quietly outside the classroom.

(生徒たちは教室の外で静かに並びました。)

🔧 line up は「並ぶ/整列する」。学校・イベント・店の列などでよく使います。

The students lined up で「生徒たちが並んだ」という意味が完成します。

💡 quietly は「静かに」、outside the classroom は「教室の外で」を表す追加情報です。

消える go away 体調

My headache went away after lunch.

(昼食後、頭痛はなくなりました。)

🔧 go away は「去る/消える」。痛み・不安・問題などがなくなるときにも使えます。

My headache went away で「頭痛が消えた」という意味が完成します。

💡 人だけでなく、症状や感情にも使えるのがポイントです。

故障 break down 機械

The old fan broke down last night.

(その古い扇風機は昨夜故障しました。)

🔧 break down は「故障する」。車・機械・家電などに使えます。

The old fan broke down で「扇風機が故障した」と意味が完成します。

📌 last night は時を表す語句で、目的語ではありません。

遅れる fall behind 勉強・仕事

I fell behind in math after missing two classes.

(2回授業を休んだあと、私は数学で遅れをとりました。)

🔧 fall behind は「遅れる/遅れをとる」。勉強・仕事・予定の進み具合に使えます。

I fell behind だけで「私は遅れた」という意味が成立します。

💡 in math は「何の分野で遅れたか」を表す追加情報です。

弱まる die down 音・風

The noise finally died down after midnight.

(真夜中を過ぎて、ようやく騒音は静まりました。)

🔧 die down は「弱まる/静まる」。音・風・興奮・勢いなどが落ち着くときに使います。

The noise died down で「騒音が静まった」という意味が完成します。

💡 finally を入れると、「やっと静かになった」という気持ちが出ます。

消える go out 火・明かり

The candle went out during the night.

(夜の間に、ろうそくの火が消えました。)

🔧 go out は「外出する」だけでなく、火や明かりが「消える」という意味でも使えます。

The candle went out で「ろうそくの火が消えた」と意味が完成します。

⚠️ 同じ群動詞でも、主語によって意味が変わることがあります。主語とセットで考えましょう。

到着 pull in 交通

The train pulled in at platform three.

(その電車は3番線に到着しました。)

🔧 pull in は、車・電車・バスなどが「到着する/入ってくる」という意味で使えます。

The train pulled in だけで「電車が入ってきた/到着した」と意味が完成します。

💡 at platform three は「3番線に」という場所情報です。

まとめ 自動詞 + 副詞 目的語なし 方向 状態変化
  • 自動詞 + 副詞 は、後ろに目的語がなくても意味が完成します。
  • go upmove back のように、副詞が「方向」を足すことがあります。
  • die downbreak down のように、副詞が「状態変化」を表すこともあります。
  • ⚠️ take off のような表現に、目的語を無理に足さないようにしましょう。
2-2 他動詞 + 副詞 目的語あり 代名詞は真ん中 語順ルール separable phrasal verbs

2-2. 他動詞 + 副詞 + 目的語(語順ルールあり)

他動詞と副詞の群動詞で、名詞目的語と代名詞目的語の語順が変わるイメージ図

他動詞 + 副詞 + 目的語 は、 「何を?」にあたる目的語 を取る群動詞です。
たとえば turn down the volume は「音量を下げる」、 clean up the room は「部屋を片づける」という意味になります。

ここでいちばん大切なのは、 名詞の目的語代名詞の目的語 で語順が変わることです。
名詞なら位置が動けることがありますが、代名詞なら基本的に 動詞 + 代名詞 + 副詞 の順番にします。

このセクションの合言葉 ✅ 名詞は動ける ✅ 代名詞は真ん中 ⚠️ put off it は不自然 🎯 put it off が基本
ポイント① 名詞目的語は2パターンOK

turn down the musicturn the music down はどちらも自然です。
目的語が 名詞 のときは、後ろにも真ん中にも置けることがあります。

ポイント② 代名詞目的語は真ん中

the musicit になると、 turn it down が基本です。
× turn down it は不自然なので注意しましょう。

ポイント③ 目的語が長いと後ろが自然

目的語が長い場合は、 動詞 + 副詞 + 長い目的語 の形が読みやすいです。
例:write down the address of the new office

🧭 語順ルールを一目で確認

名詞① 後ろに置く

turn down the music

名詞目的語 the music を群動詞の後ろに置く形です。いちばん見た目がわかりやすい基本形です。

名詞② 真ん中に置く

turn the music down

名詞目的語を動詞と副詞の間に置く形です。短い名詞ならこの形もよく使われます。

代名詞 必ず真ん中が基本

turn it down
× turn down it

it / them / him などの代名詞は、動詞と副詞の間に置きます。

覚え方 名詞は動ける。代名詞は真ん中。
turn off the TV / turn the TV off はOK。
でも it なら turn it off です✨

⚠️ よくあるミス(ここを直すと自然な英語に近づく)

ミス① 代名詞を後ろに置いてしまう

× put off it
put it off
目的語が it のような代名詞なら、 動詞と副詞の間 に入れます。

ミス② 長い目的語を真ん中に入れて読みにくくする

write the address of the new office down
write down the address of the new office
長い目的語は、群動詞の後ろに置くと読みやすくなります。

判断の流れ ① 目的語がある? → ② 名詞?代名詞? → ③ 代名詞なら真ん中!
この順番で見ると、語順ミスをかなり減らせます😊

📌 他動詞 + 副詞の代表表現

分類 意味のイメージ 代表表現(日本語訳) 語順・注意点
電源・音量 つける・消す・上げる・下げるなど、機械や音の操作。 turn on(つける)
turn off(消す)
turn up(音量などを上げる)
turn down(音量などを下げる)
shut off(止める/遮断する)
turn the TV on / turn it on
代名詞なら it は真ん中。
片づけ・処分 片づける、捨てる、取り除くイメージ。 clean up(片づける/掃除する)
throw away(捨てる)
clear out(一掃する/空にする)
put away(しまう)
take out(取り出す/持ち帰る)
clean up the room / clean it up
it は後ろに置かない。
記入・記録 書く、印刷する、記録する、提出する。 fill out(記入する)
write down(書き留める)
print out(印刷する)
hand in(提出する)
send back(送り返す)
長い目的語は後ろが読みやすい。
write down the new password
延期・中止 予定を後ろへずらす、やめる、取り消す。 put off(延期する)
call off(中止する)
push back(延期する/後ろへずらす)
cancel out(打ち消す)
hold off(延期する/控える)
put the meeting off / put it off
× put off it
身につける・外す 服・靴・アクセサリーなどの着脱。 put on(身につける)
take off(脱ぐ)
try on(試着する)
zip up(ファスナーを上げる)
button up(ボタンを留める)
try on this coat / try it on
代名詞なら真ん中。
運ぶ・届ける 拾う、降ろす、渡す、配る。 pick up(拾う/迎えに行く)
drop off(降ろす/届ける)
hand out(配る)
give back(返す)
pass around(回して配る)
drop my sister off / drop her off
人の代名詞も真ん中に置きます。
電源・音量

つける・消す・上げる・下げるなど、機械や音の操作です。

turn on(つける)
turn off(消す)
turn up(音量などを上げる)
turn down(音量などを下げる)
shut off(止める/遮断する)
片づけ・処分

片づける、捨てる、取り除くイメージです。

clean up(片づける/掃除する)
throw away(捨てる)
clear out(一掃する/空にする)
put away(しまう)
take out(取り出す/持ち帰る)
記入・記録

書く、印刷する、記録する、提出する表現です。

fill out(記入する)
write down(書き留める)
print out(印刷する)
hand in(提出する)
send back(送り返す)
延期・中止

予定を後ろへずらす、やめる、取り消す表現です。

put off(延期する)
call off(中止する)
push back(延期する/後ろへずらす)
cancel out(打ち消す)
hold off(延期する/控える)
身につける・外す

服・靴・アクセサリーなどの着脱に使います。

put on(身につける)
take off(脱ぐ)
try on(試着する)
zip up(ファスナーを上げる)
button up(ボタンを留める)
運ぶ・届ける

拾う、降ろす、渡す、配る表現です。

pick up(拾う/迎えに行く)
drop off(降ろす/届ける)
hand out(配る)
give back(返す)
pass around(回して配る)
整理のコツ 他動詞 + 副詞では、 目的語が名詞か代名詞か を最初に見ましょう。

💬 例文で感覚をつかもう!(他動詞 + 副詞 + 目的語)

音量 turn down 代名詞は真ん中

The music is too loud. Please turn it down.

(音楽が大きすぎます。音量を下げてください。)

🔧 turn down は「音量などを下げる」。ここでは the musicit で受けています。

✅ 目的語が代名詞なので turn it down の語順になります。

⚠️ × turn down it は不自然です。代名詞は真ん中、と覚えましょう。

試着 try on 買い物

I like this jacket. Can I try it on?

(このジャケットが気に入りました。試着してもいいですか。)

🔧 try on は「試着する」。服・靴・帽子などを身につけて試すときに使います。

this jacketit にしているため、try it on になります。

💡 お店では Can I try this on? もよく使います。名詞ではなく this を目的語にする自然な言い方です。

移動 drop off 人を降ろす

Could you drop me off at the station?

(駅で私を降ろしてもらえますか。)

🔧 drop off は「車などで降ろす/届ける」。人にも物にも使えます。

✅ 目的語が me なので、drop me off の語順です。

💡 at the station は「駅で」という場所情報。目的語ではありません。

片づけ clean up 家・職場

Let's clean up the kitchen before the guests arrive.

(お客さんが来る前に、キッチンを片づけましょう。)

🔧 clean up は「片づける/掃除する」。散らかった場所をきれいにする感じです。

the kitchen は名詞目的語なので、clean the kitchen up と言うこともできます。

⚠️ it にすると clean it up です。clean up it にはしません。

提出 hand in 学校・仕事

Please hand in your report by noon.

(正午までにレポートを提出してください。)

🔧 hand in は「提出する」。宿題・レポート・申請書などに使いやすい表現です。

your report は名詞目的語なので、hand your report in も可能です。

💡 代名詞なら hand it inhand in it は不自然です。

延期 put off 予定

We may need to put the interview off until next week.

(面接を来週まで延期する必要があるかもしれません。)

🔧 put off は「延期する」。会議・面接・予定などに使えます。

the interview は名詞目的語なので、ここでは put the interview off と真ん中に置いています。

💡 it に言い換えると put it off です。代名詞は必ず真ん中に置くのが基本です。

配る give out イベント

The staff gave out discount coupons at the entrance.

(スタッフは入口で割引クーポンを配りました。)

🔧 give out は「配る」。チラシ・資料・サンプル・クーポンなどを配る場面で使います。

discount coupons は名詞目的語なので、gave discount coupons out も文法上は可能です。

📌 目的語が長くなると、give out discount coupons のように後ろへ置くほうが読みやすいです。

脱ぐ take off 服・靴

Please take your shoes off before entering the room.

(部屋に入る前に靴を脱いでください。)

🔧 take off は「脱ぐ」という意味でも使います。飛行機の「離陸する」とは文脈で区別します。

your shoes は名詞目的語なので、take off your shoes も自然です。

⚠️ them にすると take them offtake off them は不自然です。

印刷 print out 仕事

Could you print out the meeting agenda?

(会議の議題を印刷していただけますか。)

🔧 print out は「印刷する」。PDF・資料・予定表などを紙に出すときに使います。

the meeting agenda は名詞目的語で、少し長めなので後ろに置くと読みやすいです。

💡 代名詞なら print it out。ここでも代名詞は真ん中です。

まとめ 他動詞 + 副詞 目的語あり 名詞は動ける 代名詞は真ん中
  • 他動詞 + 副詞 は、後ろに「何を?」という目的語を取ります。
  • ✅ 名詞目的語は turn down the music / turn the music down のように位置が動けることがあります。
  • ✅ 代名詞目的語は turn it downhand it in のように、基本的に動詞と副詞の間に置きます。
  • ⚠️ put off itturn down ithand in it のような語順にしないよう注意しましょう。
Section 3 動詞 + 副詞 + 前置詞 3語で1セット 分解注意 three-word phrasal verbs 目的語あり

3. 動詞 + 副詞 + 前置詞(3語で1セット)

動詞・副詞・前置詞の3語がセットになって意味を作る群動詞のイメージ図

動詞 + 副詞 + 前置詞 は、 3語まとめて1つの意味 を作る群動詞です。
たとえば look forward to は、1語ずつ直訳するより、 look forward to = 〜を楽しみにする とセットで覚えるほうが自然です😊

このタイプは最後が 前置詞 なので、後ろに 名詞・代名詞・動名詞(〜ing) が続くことが多いです。
特に look forward toto は不定詞の to ではなく前置詞なので、 to + 動詞の原形ではなく、to + 名詞 / 〜ing に注意しましょう。

このセクションの合言葉 🔗 3語で1セット 🚫 途中で分解しない 📌 最後は前置詞 ✅ 後ろに名詞・代名詞・〜ing
ポイント① 3語をまとめて意味にする

come up with は「上に来る」ではなく、 〜を思いつく という意味です。
3語のうち1語だけを見て訳さず、セットで意味を取ります。

ポイント② 最後の前置詞の後ろに目的語

run out of coffee のように、最後の of の後ろに 目的語 が続きます。
ofwith などを落とすと、不自然になります。

ポイント③ 分離しないのが基本

3語セット型は分離しない のが基本です。
たとえば look forward to the trip は自然ですが、 look the trip forward to のようにはしません。

⚠️ よくあるミス(3語セットで特に注意)

ミス① 最後の前置詞を落としてしまう

× I'm looking forward your reply.
I'm looking forward to your reply.
look forward to は3語で1セットなので、最後の to まで必要です。

ミス② to の後ろに動詞の原形を置く

× I'm looking forward to meet you.
I'm looking forward to meeting you.
ここでの to は前置詞なので、後ろは meeting のような動名詞にします。

覚え方 3語型は「最後の前置詞までが名前」と考えましょう。
look forward to / come up with / run out of のように、3語をひとかたまりで見ます✨

📌 動詞 + 副詞 + 前置詞の代表表現

分類 意味のイメージ 代表表現(日本語訳) 使い方の注意
期待・楽しみ 未来の予定・返信・再会などを楽しみに待つ。 look forward to(〜を楽しみにする)
look ahead to(〜を見据える/楽しみに考える)
count down to(〜までカウントダウンする)
gear up for(〜に向けて準備する)
get ready for(〜の準備をする)
look forward to の後ろは名詞・代名詞・動名詞。
to meeting が自然です。
不足・限界 時間・お金・材料などがなくなる、足りなくなる。 run out of(〜を使い果たす/切らす)
come up against(〜に直面する)
fall short of(〜に達しない)
cut back on(〜を減らす)
get by on(〜でなんとかやっていく)
最後の前置詞の後ろに、何が不足したかを置きます。
run out of time
関係・対応 人や状況とうまくやる、追いつく、我慢する。 get along with(〜とうまくやっていく)
catch up with(〜に追いつく)
keep up with(〜についていく)
put up with(〜を我慢する)
get on with(〜とうまくやる/〜を続ける)
人・仕事量・授業・変化などに使えます。
keep up with the news
発想・解決 アイデアを出す、解決策を思いつく、計画をやり通す。 come up with(〜を思いつく)
go through with(〜をやり通す)
follow through with(〜を最後までやる)
come out with(〜を発表する/言い出す)
work up to(〜へ徐々に進む)
come up with は会議・仕事・勉強で頻出。
後ろにアイデアや解決策を置きます。
注意・確認 注意して見る、確認する、危険に気をつける。 watch out for(〜に気をつける)
look out for(〜に注意する/〜を探す)
check up on(〜を確認する/様子を見る)
follow up on(〜を追跡確認する)
look in on(〜の様子を見に行く)
注意対象・確認対象を最後の前置詞の後ろに置きます。
watch out for cars
評価・向き合う 尊敬する、見下す、期待に応える、問題に向き合う。 look up to(〜を尊敬する)
look down on(〜を見下す)
live up to(〜に応える)
face up to(〜に向き合う)
stand up for(〜を擁護する/守る)
抽象名詞とも相性がよいです。
live up to expectations
期待・楽しみ

予定・返信・再会などを楽しみに待つ表現です。

look forward to(〜を楽しみにする)
look ahead to(〜を見据える/楽しみに考える)
count down to(〜までカウントダウンする)
gear up for(〜に向けて準備する)
get ready for(〜の準備をする)
不足・限界

時間・お金・材料などが足りない、限界に近いときに使います。

run out of(〜を使い果たす/切らす)
come up against(〜に直面する)
fall short of(〜に達しない)
cut back on(〜を減らす)
get by on(〜でなんとかやっていく)
関係・対応

人・授業・仕事量・変化などについていく/我慢する表現です。

get along with(〜とうまくやっていく)
catch up with(〜に追いつく)
keep up with(〜についていく)
put up with(〜を我慢する)
get on with(〜とうまくやる/〜を続ける)
発想・解決

アイデア・解決策・計画に関する表現です。

come up with(〜を思いつく)
go through with(〜をやり通す)
follow through with(〜を最後までやる)
come out with(〜を発表する/言い出す)
work up to(〜へ徐々に進む)
注意・確認

危険・確認事項・様子を見る対象を表すときに便利です。

watch out for(〜に気をつける)
look out for(〜に注意する/〜を探す)
check up on(〜を確認する/様子を見る)
follow up on(〜を追跡確認する)
look in on(〜の様子を見に行く)
評価・向き合う

尊敬・軽視・期待・問題対応などに使う表現です。

look up to(〜を尊敬する)
look down on(〜を見下す)
live up to(〜に応える)
face up to(〜に向き合う)
stand up for(〜を擁護する/守る)
整理のコツ 3語型は、 意味のまとまり最後の前置詞 をセットで覚えると、文の中で見つけやすくなります。

💬 例文で感覚をつかもう!(動詞 + 副詞 + 前置詞)

期待・楽しみ look forward to to + 〜ing 注意

I'm looking forward to meeting your family.

(あなたのご家族に会うのを楽しみにしています。)

🔧 look forward to は「〜を楽しみにする」。3語で1つの表現です。

✅ この to は前置詞なので、後ろは meeting のように 〜ing にします。

⚠️ × looking forward to meet ではなく、looking forward to meeting です。

不足 run out of 会議

We ran out of coffee during the meeting.

(会議中にコーヒーを切らしてしまいました。)

🔧 run out of は「〜を使い果たす/切らす」。最後の of までセットです。

of の後ろに、何を切らしたのかを置きます。この文では coffee です。

💡 run out of time(時間がなくなる)や run out of money(お金がなくなる)もよく使います。

発想 come up with 仕事

She came up with a simple solution.

(彼女はシンプルな解決策を思いつきました。)

🔧 come up with は「〜を思いつく」。アイデア・計画・解決策によく使います。

with の後ろに、思いついた内容を置きます。この文では a simple solution です。

💡 会議では come up with an idea(アイデアを思いつく)がとても便利です。

我慢 put up with 不満

I can't put up with this noise anymore.

(もうこの騒音には我慢できません。)

🔧 put up with は「〜を我慢する」。不快なことを耐えるときに使います。

with の後ろに、我慢する対象を置きます。この文では this noise です。

📌 anymore をつけると「これ以上は無理」という気持ちがはっきり出ます。

追いつく catch up with 勉強

He finally caught up with the rest of the class.

(彼はようやくクラスのみんなに追いつきました。)

🔧 catch up with は「〜に追いつく」。勉強・仕事・人の移動などに使えます。

with の後ろに、追いつく相手や基準を置きます。

💡 finally を入れると、「努力してやっと追いついた」感じが出ます。

注意 watch out for 安全

Please watch out for cyclists on this road.

(この道では自転車に気をつけてください。)

🔧 watch out for は「〜に気をつける」。危険や注意対象を伝えるときに便利です。

for の後ろに、気をつける対象を置きます。この文では cyclists です。

💡 道案内・注意喚起・安全説明でよく使える実用的な表現です。

期待 live up to 評価

The project didn't live up to our expectations.

(そのプロジェクトは私たちの期待に応えませんでした。)

🔧 live up to は「〜に応える」。期待・基準・評判などと一緒によく使います。

✅ この文では our expectations が「応えるべき期待」です。

📌 否定文にすると、「期待ほどではなかった」という評価を自然に表せます。

訪問 drop in on 日常

I dropped in on my grandmother on my way home.

(帰り道に祖母のところへ立ち寄りました。)

🔧 drop in on は「〜のところへ立ち寄る」。人を訪ねるときに使います。

on の後ろに、立ち寄る相手を置きます。この文では my grandmother です。

💡 on my way home を足すと、「帰り道に」という自然な状況が加わります。

向き合う face up to 問題対応

We need to face up to the problem before it gets worse.

(悪化する前に、その問題に向き合う必要があります。)

🔧 face up to は「〜に向き合う」。避けたい問題を正面から扱うイメージです。

to の後ろに、向き合う対象を置きます。この文では the problem です。

💡 before it gets worse を足すと、「早めに対応したほうがよい」という理由が伝わります。

まとめ 動詞 + 副詞 + 前置詞 3語で1セット 分離しない 最後は前置詞
  • 動詞 + 副詞 + 前置詞 は、3語まとめて1つの意味を作る群動詞です。
  • look forward tocome up withrun out of のように、最後の前置詞までセットで覚えます。
  • ✅ 最後が前置詞なので、後ろに名詞・代名詞・動名詞(〜ing)が続くことが多いです。
  • ⚠️ look forward to meeting のように、前置詞 to の後ろは動名詞になる点に注意しましょう。
Section 4 動詞 + 前置詞 目的語は後ろ 前置詞を落とさない inseparable verb + preposition

4. 動詞 + 前置詞(前置詞の後ろに目的語)

動詞と前置詞がセットになり、前置詞の後ろに目的語が続くイメージ図

動詞 + 前置詞 は、 前置詞の後ろに目的語 を置くタイプです。
たとえば listen to music は「音楽を聞く」ですが、 listen music とは言いません。

2-2 の 動詞 + 副詞 では、 turn it off のように目的語が真ん中へ入ることがありました。
でも、この Section 4 の 動詞 + 前置詞 は、基本的に 動詞 + 前置詞 + 目的語 の順番です。

このセクションの合言葉 ✅ 前置詞の後ろに目的語 🚫 前置詞を落とさない 🚫 目的語を真ん中に入れない 📘 動詞と前置詞をセットで覚える
ポイント① 前置詞までセットで覚える

listen だけではなく、 listen to で「〜を聞く」と覚えます。
depend onbelieve in も同じように、前置詞までセットです。

ポイント② 目的語は前置詞の後ろ

look at the screen のように、 前置詞 + 名詞 の形で目的語が続きます。
× look the screen at とは言いません。

ポイント③ 副詞型の語順と混ぜない

turn it off はOKですが、 listen it to は不自然です。
このタイプは 動詞 + 前置詞 + 目的語 の並びを守りましょう。

⚠️ よくあるミス(前置詞を落とさない!)

ミス① 日本語につられて前置詞を消す

× listen music
listen to music
日本語では「音楽を聞く」ですが、英語では listen の後ろに to が必要です。

ミス② 目的語を真ん中に入れてしまう

× depend the weather on
depend on the weather
on は前置詞なので、目的語 the weather はその後ろに置きます。

覚え方動詞 + 前置詞」は、前置詞が 目的語への橋 になります。
listen to music / depend on the result / talk about the plan のように、前置詞の後ろへ目的語をつなげます✨

📌 動詞 + 前置詞の代表表現

分類 意味のイメージ 代表表現(日本語訳) 使い方の注意
見る・聞く 視線・注意・耳を対象へ向ける。 look at(〜を見る)
listen to(〜を聞く)
stare at(〜をじっと見る)
glance at(〜をちらっと見る)
focus on(〜に集中する)
look at it / listen to her
代名詞でも前置詞の後ろです。
話す・考える 話題・意見・考えの対象を示す。 talk about(〜について話す)
think about(〜について考える)
dream about(〜の夢を見る/〜を夢見る)
argue about(〜について議論する)
complain about(〜について不満を言う)
about の後ろに話題を置きます。
talk about the issue
頼る・信じる 支え・信頼・条件の対象を示す。 depend on(〜に頼る/〜次第である)
rely on(〜に頼る)
count on(〜を当てにする)
believe in(〜を信じる)
trust in(〜を信頼する)
depend on it のように、代名詞も on の後ろに置きます。
所属・関係 所属・一致・関係性を表す。 belong to(〜に属する/〜のものである)
agree with(〜に賛成する)
deal with(〜に対処する)
connect with(〜とつながる)
relate to(〜に関係する)
belong to me のように、前置詞の後ろに相手・対象を置きます。
依頼・謝罪 求める・待つ・謝る対象や理由を示す。 ask for(〜を求める/頼む)
wait for(〜を待つ)
apologize for(〜について謝る)
apply for(〜に応募する/申請する)
pay for(〜の代金を払う)
for の後ろに、求めるもの・待つもの・理由を置きます。
原因・影響 原因・病気・影響・結果を示す。 suffer from(〜に苦しむ)
recover from(〜から回復する)
result from(〜から生じる)
lead to(〜につながる)
happen to(〜に起こる)
原因や到達先を前置詞でつなぎます。
lead to success
見る・聞く

視線・注意・耳を対象へ向ける表現です。

look at(〜を見る)
listen to(〜を聞く)
stare at(〜をじっと見る)
glance at(〜をちらっと見る)
focus on(〜に集中する)
話す・考える

話題・意見・考えの対象を表します。

talk about(〜について話す)
think about(〜について考える)
dream about(〜の夢を見る/〜を夢見る)
argue about(〜について議論する)
complain about(〜について不満を言う)
頼る・信じる

支え・信頼・条件の対象を示します。

depend on(〜に頼る/〜次第である)
rely on(〜に頼る)
count on(〜を当てにする)
believe in(〜を信じる)
trust in(〜を信頼する)
所属・関係

所属・一致・関係性を表します。

belong to(〜に属する/〜のものである)
agree with(〜に賛成する)
deal with(〜に対処する)
connect with(〜とつながる)
relate to(〜に関係する)
依頼・謝罪

求める・待つ・謝る対象や理由を表します。

ask for(〜を求める/頼む)
wait for(〜を待つ)
apologize for(〜について謝る)
apply for(〜に応募する/申請する)
pay for(〜の代金を払う)
原因・影響

原因・病気・影響・結果を示します。

suffer from(〜に苦しむ)
recover from(〜から回復する)
result from(〜から生じる)
lead to(〜につながる)
happen to(〜に起こる)
整理のコツ 動詞 + 前置詞は、 前置詞までセット で覚えると、前置詞抜けを防げます。
listen to / depend on / apologize for のように、2語セットで見ましょう。

💬 例文で感覚をつかもう!(動詞 + 前置詞)

聞く listen to 前置詞 to 必須

I listened to the podcast on the train.

(私は電車の中でそのポッドキャストを聞きました。)

🔧 listen to は「〜を聞く」。to まで含めて覚えます。

the podcastto の後ろに置かれています。

⚠️ × listen the podcast ではなく、listen to the podcast です。

見る look at 資料確認

Please look at this chart carefully.

(この表を注意深く見てください。)

🔧 look at は「〜を見る」。視線を対象へ向けるイメージです。

this chart は前置詞 at の後ろに置きます。

💡 carefully を入れると、「よく確認して」という意味が加わります。

条件 depend on 予定

The picnic depends on the weather.

(ピクニックは天気次第です。)

🔧 depend on は「〜次第である/〜に頼る」。条件を表すときによく使います。

the weatheron の後ろに置かれています。

📌 It depends on ... は「それは〜次第です」という超便利表現です。

謝罪 apologize for 仕事

She apologized for the delay right away.

(彼女はすぐに遅れたことを謝りました。)

🔧 apologize for は「〜について謝る」。for の後ろに理由を置きます。

✅ この文では the delay が謝罪の理由です。

💡 メールでは We apologize for the inconvenience.(ご不便をおかけして申し訳ありません)もよく使われます。

所属 belong to 所有

This notebook belongs to my brother.

(このノートは私の弟のものです。)

🔧 belong to は「〜に属する/〜のものである」。所有や所属を表します。

my brotherto の後ろに置きます。

⚠️ belong は進行形にしにくい動詞です。基本は belongs to のように使います。

話題 talk about 会議

We talked about the new schedule after lunch.

(昼食後、私たちは新しい予定について話しました。)

🔧 talk about は「〜について話す」。話題を表すときに使います。

the new scheduleabout の後ろに置かれています。

💡 talk to 人 は「人に話しかける」。talk about 内容 は「内容について話す」です。

依頼 ask for お店

He asked for a refund at the counter.

(彼はカウンターで返金を求めました。)

🔧 ask for は「〜を求める/頼む」。欲しいもの・必要なものを後ろに置きます。

✅ この文では a refund が求めたものです。

📌 ask 人 for 物 の形もあります。例:ask the staff for help

賛成 agree with 意見

I agree with your idea.

(私はあなたの考えに賛成です。)

🔧 agree with は「〜に賛成する」。人・意見・考えに同意するときに使います。

your ideawith の後ろです。

💡 I agree. だけでも「賛成です」と言えますが、対象を言うなら agree with ... が便利です。

対処 deal with 問題対応

The team dealt with the problem calmly.

(そのチームは落ち着いて問題に対処しました。)

🔧 deal with は「〜に対処する/〜を扱う」。問題・顧客・仕事など幅広く使えます。

the problemwith の後ろに置きます。

💡 calmly を入れると、「落ち着いて対処した」という様子が伝わります。

まとめ 動詞 + 前置詞 前置詞の後ろに目的語 分離しない 前置詞を落とさない
  • 動詞 + 前置詞 は、前置詞まで含めて1つの意味として覚えると使いやすくなります。
  • ✅ 目的語は listen to musicdepend on the weather のように、前置詞の後ろに置きます。
  • ✅ 代名詞でも look at itagree with him のように、前置詞の後ろです。
  • ⚠️ listen musicdepend the result on のような前置詞抜け・語順ミスに注意しましょう。
Section 5 動詞 + 名詞 + 前置詞 名詞をはさむ セット表現 分解注意 fixed expressions

5. 動詞 + 名詞 + 前置詞(名詞をはさむセット表現)

動詞・名詞・前置詞がセットになって1つの意味を作る表現のイメージ図

動詞 + 名詞 + 前置詞 は、 名詞も含めて1セット で意味を作る表現です。
たとえば take care of は、直訳すると「世話を取る」ではなく、 〜の世話をする というまとまった意味になります😊

このタイプでは、真ん中の名詞も大切です。 careattentionadvantagepart などが 意味の中心 になります。
そして最後の前置詞の後ろに、 対象となる名詞・代名詞・動名詞 を置きます。

このセクションの合言葉 🧩 名詞もセットで覚える 📌 最後の前置詞まで必要 🎯 前置詞の後ろに対象 🚫 直訳しすぎない
ポイント① 名詞まで含めて固定表現

take care ofcarepay attention toattention は、 表現の一部 です。
動詞だけでなく、名詞までセットで覚えると安定します。

ポイント② 最後の前置詞の後ろに対象

pay attention to the signs のように、 最後の前置詞 to の後ろに 注意を向ける対象 を置きます。
前置詞を落とすと意味がつながりません。

ポイント③ 意味は直訳よりまとまりで見る

make fun of は「楽しみを作る」ではなく、 〜をからかう です。
1語ずつ訳すより、表現全体で意味を取るのが大切です。

⚠️ よくあるミス(名詞と前置詞を落とさない!)

ミス① 名詞を抜いてしまう

× Please pay to the warning sign.
Please pay attention to the warning sign.
pay attention to は、attention まで入れて1つの表現です。

ミス② 最後の前置詞を忘れる

× She took care the plants.
She took care of the plants.
take care of は最後の of まで必要です。

覚え方動詞 + 名詞 + 前置詞」は、 3つで1つの看板 のように覚えましょう。
take care of / pay attention to / take part in のように、最後の前置詞までセットです✨

📌 動詞 + 名詞 + 前置詞の代表表現

分類 意味のイメージ 代表表現(日本語訳) 使い方の注意
世話・注意 人・物・情報を大切に扱う、注意を向ける。 take care of(〜の世話をする/〜を処理する)
pay attention to(〜に注意を払う)
keep an eye on(〜を見守る/注意して見る)
take notice of(〜に気づく/注意を向ける)
give thought to(〜をよく考える)
最後の前置詞の後ろに、世話・注意の対象を置きます。
take care of it
利用・活用 機会・道具・情報などをうまく使う。 make use of(〜を利用する)
take advantage of(〜を利用する/〜につけ込む)
make the most of(〜を最大限に活かす)
put emphasis on(〜を重視する)
place value on(〜に価値を置く)
take advantage of は、良い意味にも悪い意味にもなります。文脈に注意します。
参加・関係 活動に参加する、関係を持つ、役割を持つ。 take part in(〜に参加する)
play a role in(〜で役割を果たす)
have access to(〜を利用できる/〜にアクセスできる)
keep in touch with(〜と連絡を保つ)
get in touch with(〜に連絡を取る)
intowith の後ろに対象を置きます。
除去・整理 不要なものを取り除く、整理する、距離を置く。 get rid of(〜を取り除く/処分する)
make room for(〜のために場所を空ける)
lose sight of(〜を見失う)
take control of(〜を管理する/支配する)
keep track of(〜を把握し続ける)
抽象的な対象にも使えます。
keep track of expenses
態度・行動 からかう、責任を取る、行動を起こす。 make fun of(〜をからかう)
take responsibility for(〜に責任を持つ)
take action on(〜に対して行動を起こす)
put pressure on(〜に圧力をかける)
show respect for(〜に敬意を示す)
人に対して使う表現は、失礼にならない文脈か注意しましょう。
原因・変化 原因になる、影響を与える、変化を起こす。 give rise to(〜を引き起こす)
put an end to(〜を終わらせる)
make a difference to(〜に影響を与える)
have an effect on(〜に影響を与える)
take account of(〜を考慮に入れる)
書き言葉・ニュース・説明文でよく出ます。ややフォーマルな表現もあります。
世話・注意

人・物・情報を大切に扱ったり、注意を向けたりする表現です。

take care of(〜の世話をする/〜を処理する)
pay attention to(〜に注意を払う)
keep an eye on(〜を見守る/注意して見る)
take notice of(〜に気づく/注意を向ける)
give thought to(〜をよく考える)
利用・活用

機会・道具・情報などをうまく使う表現です。

make use of(〜を利用する)
take advantage of(〜を利用する/〜につけ込む)
make the most of(〜を最大限に活かす)
put emphasis on(〜を重視する)
place value on(〜に価値を置く)
参加・関係

活動への参加、関係、連絡、アクセスを表します。

take part in(〜に参加する)
play a role in(〜で役割を果たす)
have access to(〜を利用できる/〜にアクセスできる)
keep in touch with(〜と連絡を保つ)
get in touch with(〜に連絡を取る)
除去・整理

不要なものを取り除いたり、状況を整理したりする表現です。

get rid of(〜を取り除く/処分する)
make room for(〜のために場所を空ける)
lose sight of(〜を見失う)
take control of(〜を管理する/支配する)
keep track of(〜を把握し続ける)
態度・行動

からかう、責任を取る、行動を起こすなどの表現です。

make fun of(〜をからかう)
take responsibility for(〜に責任を持つ)
take action on(〜に対して行動を起こす)
put pressure on(〜に圧力をかける)
show respect for(〜に敬意を示す)
原因・変化

原因になる、影響を与える、変化を起こす表現です。

give rise to(〜を引き起こす)
put an end to(〜を終わらせる)
make a difference to(〜に影響を与える)
have an effect on(〜に影響を与える)
take account of(〜を考慮に入れる)
整理のコツ このタイプは、 動詞 + 名詞 + 前置詞 をひとかたまりで見ると、意味も語順も安定します。

💬 例文で感覚をつかもう!(動詞 + 名詞 + 前置詞)

世話 take care of 日常

My sister takes care of the plants every morning.

(私の姉は毎朝、植物の世話をしています。)

🔧 take care of は「〜の世話をする/〜を処理する」。人・動物・植物・仕事など幅広く使えます。

of の後ろに、世話をする対象 the plants を置いています。

💡 take care だけだと「気をつけて」という別の使い方になることもあります。of までセットで確認しましょう。

注意 pay attention to 学習

Please pay attention to the pronunciation of this word.

(この単語の発音に注意してください。)

🔧 pay attention to は「〜に注意を払う」。授業・仕事・説明でよく使います。

attention を抜かさず、最後の to の後ろに注意する対象を置きます。

⚠️ × pay attention the pronunciation ではなく、pay attention to the pronunciation です。

活用 make use of 仕事

We should make use of the data from last year.

(私たちは昨年のデータを活用すべきです。)

🔧 make use of は「〜を利用する/活用する」。少し丁寧で説明文にも向いています。

of の後ろに、活用する対象 the data from last year を置いています。

💡 use だけでも言えますが、make use of にすると「うまく活かす」感じが出ます。

除去 get rid of 片づけ

They got rid of the old chairs in the office.

(彼らはオフィスの古い椅子を処分しました。)

🔧 get rid of は「〜を取り除く/処分する」。不要な物・問題・悪い習慣などに使えます。

of の後ろに、取り除く対象 the old chairs を置いています。

📌 物だけでなく、get rid of stress(ストレスを取り除く)のように抽象的なものにも使えます。

参加 take part in イベント

Many students took part in the volunteer event.

(多くの生徒がそのボランティアイベントに参加しました。)

🔧 take part in は「〜に参加する」。行事・活動・大会・プロジェクトなどに使えます。

in の後ろに、参加する活動 the volunteer event を置きます。

💡 join より少し説明的で、「活動に加わる」感じを出しやすい表現です。

からかう make fun of 注意

Don't make fun of someone's mistakes.

(人の間違いをからかってはいけません。)

🔧 make fun of は「〜をからかう」。相手を傷つけるニュアンスになりやすい表現です。

of の後ろに、からかう対象 someone's mistakes を置いています。

⚠️ 日常会話で出ますが、人に対して使うと失礼になりやすいので注意しましょう。

記録・管理 keep track of 仕事

This app helps me keep track of my daily expenses.

(このアプリは、毎日の支出を把握するのに役立ちます。)

🔧 keep track of は「〜を把握し続ける/記録して追う」。予定・支出・進捗などに使えます。

of の後ろに、把握する対象 my daily expenses を置いています。

💡 track は「跡・記録」のイメージです。数字や進捗を追いかける場面に合います。

機会活用 take advantage of 良い意味

You should take advantage of the free trial.

(無料体験を活用したほうがいいですよ。)

🔧 take advantage of は「〜を利用する/活用する」。よい機会を使う意味でよく出ます。

of の後ろに、活用する対象 the free trial を置いています。

⚠️ 人に対して使うと「つけ込む」という悪い意味になることもあります。文脈で判断しましょう。

影響 make a difference to ややフォーマル

Small changes can make a difference to your health.

(小さな変化が健康に影響を与えることがあります。)

🔧 make a difference to は「〜に影響を与える/違いを生む」。説明文やアドバイスでよく使えます。

to の後ろに、影響を受ける対象 your health を置いています。

💡 make a big difference to ... にすると「大きな影響を与える」と強調できます。

まとめ 動詞 + 名詞 + 前置詞 名詞もセット 最後の前置詞まで必要 直訳注意
  • 動詞 + 名詞 + 前置詞 は、名詞も含めて1つの意味を作るセット表現です。
  • take care ofpay attention totake part in のように、最後の前置詞まで覚えます。
  • ✅ 前置詞の後ろには、世話・注意・参加・影響などの対象を置きます。
  • ⚠️ pay attention toattention や、take care ofof を抜かさないようにしましょう。
まとめ Lesson 008 群動詞 語順チェック 前置詞注意 phrasal verbs

🧾 まとめ:Lesson008 群動詞の要点チェック

Lesson008 群動詞の型と語順ルールをまとめた復習イメージ図

この Lesson008 では、群動詞を 意味語順 の3つの視点で整理してきました。

群動詞は数が多いですが、最初から全部を丸暗記しなくても大丈夫です😊
まずは 「何語で1セットか」目的語の位置 を見ると、文の中で意味を取りやすくなります。

最終チェック ✅ セットで意味を見る ✅ 目的語の位置を見る ✅ 前置詞を落とさない ✅ 直訳しすぎない
要点① 群動詞は「まとまり」で読む

give uplook forward totake care of のように、 2語・3語以上で1つの意味 を作る表現があります。1語ずつ直訳せず、セットで意味を見ます。

要点② 副詞型は目的語の位置に注意

turn off the heaterturn the heater off はOKですが、 it なら turn it off が基本です。
代名詞は真ん中に置きます。

要点③ 前置詞型は分離しない

listen to musicdepend on the result のように、 前置詞の後ろに目的語 を置きます。
listen music のように前置詞を落とさないよう注意します。

🧠 群動詞を見つけたときの判断フロー

STEP 1 何語セット?

look up のような2語か、 look forward to のような3語かを見ます。

STEP 2 目的語はある?

take off のように目的語なしで完成するのか、 turn off the light のように目的語が必要かを確認します。

STEP 3 名詞?代名詞?

副詞型で目的語が it / them なら、 turn it off のように真ん中へ置きます。

STEP 4 前置詞を落としてない?

listen torun out oftake care of は最後の前置詞まで必要です。

📌 Lesson008 群動詞の型まとめ

見分け方 代表表現(日本語訳) 最重要ポイント
動詞 + 副詞
目的語なし
主語の動き・状態変化を表し、後ろに「何を?」がなくても意味が完成します。 stand up(立ち上がる)
calm down(落ち着く)
come back(戻ってくる)
fall behind(遅れる)
show up(現れる)
目的語を無理に足さない。
The speaker showed up.
動詞 + 副詞
目的語あり
「何を?」にあたる目的語を取ります。名詞と代名詞で語順に注意します。 turn off(消す)
fill out(記入する)
pick up(拾う/迎えに行く)
hand in(提出する)
try on(試着する)
代名詞は真ん中。
turn it off
× turn off it
動詞 + 副詞 + 前置詞 3語まとめて1つの意味。最後の前置詞の後ろに対象を置きます。 look forward to(〜を楽しみにする)
come up with(〜を思いつく)
run out of(〜を使い果たす)
catch up with(〜に追いつく)
watch out for(〜に気をつける)
分離しない。前置詞までセット。
look forward to seeing you
動詞 + 前置詞 前置詞が目的語への橋になります。目的語は前置詞の後ろです。 listen to(〜を聞く)
look at(〜を見る)
depend on(〜に頼る/〜次第である)
talk about(〜について話す)
agree with(〜に賛成する)
前置詞を落とさない。
× listen music
listen to music
動詞 + 名詞 + 前置詞 真ん中の名詞も含めて固定表現。最後の前置詞まで必要です。 take care of(〜の世話をする)
pay attention to(〜に注意を払う)
make use of(〜を利用する)
get rid of(〜を取り除く)
take part in(〜に参加する)
名詞も前置詞も抜かさない。
pay attention to the details
動詞 + 副詞 目的語なし

主語の動き・状態変化を表します。後ろに「何を?」がなくても意味が完成します。

stand up(立ち上がる)
calm down(落ち着く)
come back(戻ってくる)
fall behind(遅れる)
show up(現れる)
動詞 + 副詞 目的語あり

目的語を取ります。代名詞なら turn it off のように真ん中へ置きます。

turn off(消す)
fill out(記入する)
pick up(拾う/迎えに行く)
hand in(提出する)
try on(試着する)
動詞 + 副詞 + 前置詞

3語で1セット。最後の前置詞の後ろに対象を置きます。

look forward to(〜を楽しみにする)
come up with(〜を思いつく)
run out of(〜を使い果たす)
catch up with(〜に追いつく)
watch out for(〜に気をつける)
動詞 + 前置詞

前置詞の後ろに目的語を置きます。前置詞を落とさないようにします。

listen to(〜を聞く)
look at(〜を見る)
depend on(〜に頼る/〜次第である)
talk about(〜について話す)
agree with(〜に賛成する)
動詞 + 名詞 + 前置詞

名詞も含めて固定表現です。最後の前置詞までセットで覚えます。

take care of(〜の世話をする)
pay attention to(〜に注意を払う)
make use of(〜を利用する)
get rid of(〜を取り除く)
take part in(〜に参加する)
復習のコツ 群動詞は、 意味 だけでなく、 語順前置詞の有無 をセットで確認しましょう。

💬 例文で総復習しよう!(Lesson008 群動詞)

動詞 + 副詞 目的語なし 出現

The delivery person showed up earlier than expected.

(配達員は予想より早く現れました。)

🔧 show up は「現れる」。人が到着したり、予定していた場所に来たりするときによく使います。

✅ この文では目的語がありません。The delivery person showed up だけで意味が完成します。

💡 earlier than expected は「予想より早く」。実用的な追加表現です。

動詞 + 副詞 代名詞は真ん中 家電

The heater is still on. Could you turn it off?

(暖房がまだついています。消してもらえますか。)

🔧 turn off は「消す」。電気・暖房・テレビなどに使えます。

the heaterit で受けているので、turn it off の語順になります。

⚠️ × turn off it ではありません。代名詞は真ん中です。

3語セット look forward to to + 〜ing

I'm looking forward to hearing your presentation.

(あなたの発表を聞くのを楽しみにしています。)

🔧 look forward to は「〜を楽しみにする」。3語で1セットです。

✅ ここでの to は前置詞なので、後ろは hearing のように 〜ing にします。

⚠️ × to hear としない点が大切です。

動詞 + 前置詞 depend on 条件

The final decision depends on the budget.

(最終決定は予算次第です。)

🔧 depend on は「〜次第である/〜に頼る」。条件を表すときに便利です。

the budget は前置詞 on の後ろに置きます。

💡 It depends on ... は「それは〜次第です」という会話でもよく使う表現です。

動詞 + 名詞 + 前置詞 pay attention to 注意

Please pay attention to the safety instructions.

(安全説明に注意を払ってください。)

🔧 pay attention to は「〜に注意を払う」。attention も含めて表現の一部です。

✅ 最後の to の後ろに、注意する対象 the safety instructions を置きます。

⚠️ pay attention the safety instructions のように to を落とさないようにしましょう。

発想 come up with 会議

Our group came up with three new ideas.

(私たちのグループは3つの新しいアイデアを思いつきました。)

🔧 come up with は「〜を思いつく」。アイデア・計画・解決策とよく一緒に使います。

with の後ろに、思いついた内容 three new ideas を置きます。

💡 会議やプレゼンの場面で使いやすい、実用度の高い群動詞です。

動詞 + 前置詞 talk about 相談

Let's talk about the next lesson after class.

(授業のあとで、次のレッスンについて話しましょう。)

🔧 talk about は「〜について話す」。話題を示すときに使います。

the next lessonabout の後ろに置きます。

📌 talk to 人 は「人に話す」、talk about 内容 は「内容について話す」です。

動詞 + 名詞 + 前置詞 make the most of 活用

We should make the most of this chance.

(私たちはこの機会を最大限に活かすべきです。)

🔧 make the most of は「〜を最大限に活かす」。機会・時間・経験などと相性がよい表現です。

of の後ろに、活かす対象 this chance を置きます。

💡 chance のほかに、make the most of your time(時間を最大限に活かす)も便利です。

Lesson008 まとめ セットで意味 代名詞は真ん中 前置詞を落とさない 直訳注意
  • ✅ 群動詞は、動詞に副詞・前置詞などが加わり、全体で1つの意味を作る表現です。
  • turn it off のように、動詞 + 副詞型では代名詞の位置に注意します。
  • listen tolook forward totake care of のように、前置詞までセットで覚える表現があります。
  • ✅ 迷ったら「何語セット?」「目的語はどこ?」「前置詞は必要?」の3点で確認しましょう。
  • ⚠️ 直訳だけで判断せず、実際によく使われる意味のまとまりとして覚えることが大切です。