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前置詞の基本 つまずき注意 文法基礎

前置詞の目的語とは?名詞・動名詞・句や節まで整理しよう

前置詞の目的語とは、in / on / at / for / with などの 前置詞のすぐ後ろに置く語句のことです。
基本は 名詞・代名詞・名詞句 が入りますが、文の中では 動名詞・句・節 が目的語の役割をすることもあります😊
このレッスンでは、「前置詞の後ろに何を置けるのか」を、基本から例外まで順番に整理します。

Lesson 086

目次

✅ 迷ったら 「1 → 2 → 3 → 4 → 5 → 6 → 総まとめ」 の順がおすすめです。
📱 スマホでも見やすいように、各章だけをシンプルに並べています。

1 前置詞 目的語 名詞の仲間 基本ルール

1. 前置詞の目的語(まずは基本)

前置詞の目的語:前置詞の後ろに名詞の仲間を置く基本イメージ図

in / on / at / for / with などの 前置詞 は、 「場所・時間・相手・理由」などの関係を作る言葉です。
そして、前置詞のすぐ後ろに置かれる語句を 前置詞の目的語 と呼びます😊

基本公式 前置詞 + 名詞の仲間
ここでいう「名詞の仲間」は、 名詞代名詞の目的格名詞句名詞節、 そして動作を名詞化した 動名詞 などです。
よく出る前置詞 in on at for with to from about under between during without
ポイント① 前置詞は「後ろの目的語」とセット

in だけ、for だけでは意味がぼんやりします。
in the roomfor her のように、 後ろに目的語を置くことで「どこに?」「だれのために?」がはっきりします。

ポイント② 動詞の目的語とは別もの

動詞の目的語 は「何を?」に答える語、 前置詞の目的語 は「前置詞の後ろで関係を完成させる語」です。
たとえば look at the screen では、the screenat の目的語です。

注意① 代名詞は目的格にする

前置詞の後ろに代名詞を置くときは、 me / him / her / us / them のような目的格を使います。
× for I / × with he
for me / with him

注意② 動作を置くなら基本は動名詞

前置詞の後ろに「〜すること」という動作を置くときは、 V-ing を使うのが基本です。
× without to check
without checking
※例外的な except to do などは後のセクションで整理します。

📌 代表的な前置詞と「目的語」の入り方

分類 代表語(日本語訳) 目的語になりやすいもの かたまりの例 読むコツ
場所・位置 in(〜の中に)
on(〜の上に・接して)
at(〜で・〜に)
under(〜の下に)
near(〜の近くに)
between(〜の間に)
名詞句 場所名
the room / my desk / the entrance
in my bag
on the wall
at the front desk
between two buildings
「どこ?」に答える。場所のイメージを先に考える。
時間 at(〜時に)
on(〜日に)
in(〜月・年・季節に)
before(〜の前に)
after(〜の後に)
during(〜の間に)
時刻 日付 期間
five o'clock / Monday / the meeting
at noon
on Friday
in April
during the break
「いつ?」に答える。時間の幅を意識する。
方向・到達点 to(〜へ・〜に)
into(〜の中へ)
onto(〜の上へ)
from(〜から)
toward(〜の方へ)
through(〜を通って)
場所 出発点・到着点
school / the office / the tunnel
to the station
from Canada
into the room
through the gate
動きのスタート・ゴール・通り道を見る。
理由・目的 for(〜のために・〜を求めて)
because of(〜のために)
due to(〜が原因で)
about(〜について)
over(〜をめぐって)
against(〜に反対して)
理由 話題
the delay / the plan / your idea
for safety
because of the rain
about the schedule
against the rule
「なぜ?」「何について?」に答える。
相手・対象 for(〜のために)
to(〜に)
with(〜と)
about(〜について)
of(〜の・〜について)
at(〜をめがけて)
代名詞の目的格
me / her / us / them
for her
to us
with them
about me
代名詞なら必ず目的格にする。
一緒・手段 with(〜と一緒に・〜を使って)
by(〜によって・〜で)
without(〜なしで)
like(〜のように)
as(〜として)
instead of(〜の代わりに)
道具 動名詞
a pen / my team / checking
with a pencil
by email
without help
instead of calling
「何を使って?」「誰と?」「何なしで?」を見る。
場所・位置
in(〜の中に)
on(〜の上に・接して)
at(〜で・〜に)
under(〜の下に)
near(〜の近くに)
between(〜の間に)
in my bag / at the front desk
時間
at(〜時に)
on(〜日に)
in(〜月・年・季節に)
before(〜の前に)
after(〜の後に)
during(〜の間に)
during the break / after the meeting
方向・到達点
to(〜へ・〜に)
into(〜の中へ)
onto(〜の上へ)
from(〜から)
toward(〜の方へ)
through(〜を通って)
to the station / through the gate
理由・目的
for(〜のために・〜を求めて)
because of(〜のために)
due to(〜が原因で)
about(〜について)
over(〜をめぐって)
against(〜に反対して)
for safety / about the schedule
相手・対象
for(〜のために)
to(〜に)
with(〜と)
about(〜について)
of(〜の・〜について)
at(〜をめがけて)
for her / with them
一緒・手段
with(〜と一緒に・〜を使って)
by(〜によって・〜で)
without(〜なしで)
like(〜のように)
as(〜として)
instead of(〜の代わりに)
with a pencil / instead of calling
読み方 前置詞を見つけたら、まず「右を見る」。右側の語句が 名詞の仲間 になっていれば、前置詞の目的語として読めます。

⚠️ よくあるミス(基本でつまずきやすいところ)

ミス① 主格を置いてしまう
× between you and I
between you and me
× with they
with them
前置詞の後ろは、代名詞なら 目的格 にします。
ミス② 動作を to 不定詞で置いてしまう
× without to read
without reading
前置詞の後ろに「〜すること」を置くなら、 動名詞(V-ing) が基本です。
覚え方前置詞を見つけたら、右を見る」 → 右側が 名詞の仲間 ならOKです✨

💬 例文で感覚をつかもう!(前置詞の目的語)

場所 前置詞+名詞句 in

The charger is in my backpack.

(充電器は私のリュックの中にあります。)

🔧 in は「〜の中に」を表す前置詞です。

my backpack は「私のリュック」という名詞句で、in の目的語になっています。

💡 in + 入れ物・空間 と考えると、場所のイメージがつかみやすいです。

相手 前置詞+目的格 for

Please wait for her near the entrance.

(入口の近くで彼女を待ってください。)

🔧 wait for ... で「〜を待つ」。for の後ろに待つ相手を置きます。

hershe の目的格。前置詞の後ろなので she ではなく her です。

⚠️ × Please wait for she. にはしません。

出どころ 前置詞+名詞句 from

I learned a useful phrase from this short video.

(私はこの短い動画から役立つ表現を学びました。)

🔧 from は「〜から」という出どころ・出発点を表します。

this short video は名詞句で、from の目的語です。

💡 「どこから学んだ?」「何から来た?」と考えると from の目的語を見つけやすいです。

依存・関係 前置詞+名詞句 on

The answer depends on your choice.

(答えはあなたの選択によって決まります。)

🔧 depend on ... は「〜に依存する/〜によって決まる」というよく使うセットです。

your choice は「あなたの選択」という名詞句で、on の目的語です。

💡 動詞+前置詞のセットは、前置詞までまとめて覚えると自然に読めます。

場所 位置関係 at / by

We stayed at a small hotel by the river.

(私たちは川のそばの小さなホテルに泊まりました。)

🔧 at a small hotel は「小さなホテルで/に」という場所を表します。

by the river は「川のそばに」。the riverby の目的語です。

💡 1文の中に前置詞句が複数出ることもよくあります。前置詞ごとに右側の目的語を確認しましょう。

相手 前置詞+目的格 with / after

The manager spoke with us after the meeting.

(マネージャーは会議のあとで私たちと話しました。)

🔧 with us は「私たちと」。uswe の目的格です。

after the meeting は「会議のあとで」。the meetingafter の目的語です。

⚠️ × with we ではなく、 with us です。

動名詞 前置詞+V-ing in

She is interested in learning Japanese.

(彼女は日本語を学ぶことに興味があります。)

🔧 be interested in ... は「〜に興味がある」という定番表現です。

learning Japanese は「日本語を学ぶこと」という動名詞句で、in の目的語です。

⚠️ × interested in to learn ではなく、 interested in learning です。

名詞節 話題 about

Tell me about what happened yesterday.

(昨日何が起きたのか教えてください。)

🔧 about は「〜について」。後ろの what happened yesterday は「昨日起きたこと」という名詞節です。

✅ 1語の名詞だけでなく、文のかたまりでも「名詞の役割」をすれば前置詞の目的語になれます。

💡 長い目的語でも、まずは about の右側全体を1つのかたまりとして読みます。

まとめ 前置詞+目的語 名詞の仲間
  • ✅ 前置詞の目的語は、 前置詞のすぐ後ろに置く名詞の仲間 です。
  • ✅ 代名詞を置くなら me / him / her / us / them のような目的格にします。
  • ✅ 動作を置くときは、基本的に 動名詞(V-ing) を使います。
  • ⚠️ 読むときは「前置詞を見つける → 右を見る → 目的語のかたまりを囲む」の順で確認しましょう。
2 慣用表現 形容詞由来 前置詞+形容詞 固定表現

2. 形容詞が目的語になる慣用表現

前置詞の後ろに形容詞由来の語が入り、慣用表現としてまとまるイメージ図

前置詞の後ろは、基本的には 名詞の仲間 が入ります。
ただし英語には、at first / for sure / in general のように、 形容詞に見える語 が前置詞の後ろに入り、 1つの決まった表現 として使われるものがあります😊

基本イメージ 前置詞 + 形容詞由来の語 = ひとかたまりの慣用表現
たとえば sure は「確かな」という形容詞ですが、 for sure になると「確かに・きっと」という副詞的な意味になります。
このセクションでは、こうした表現を “前置詞+形容詞っぽい語のセット” として整理します。
よく出るセット at first at last for sure for certain in general in particular in short in brief for free at best at worst from bad to worse
ポイント① 1語ずつ直訳せず、セットで意味を取る

for sure を「〜のために 確かな」と読むと不自然です。
これは for sure = 確かに・きっと という1つの表現として読みます。
慣用表現では、 前置詞と後ろの語をまとめて覚える のがコツです。

ポイント② 文の中では副詞のように働くことが多い

at first は「最初は」、 in general は「一般的に」、 in short は「要するに」という意味で、 文全体や動詞の内容を説明します。
つまり、形としては 前置詞+形容詞由来の語 でも、働きとしては 副詞句 になりやすいです。

注意 すべての形容詞を自由に置けるわけではない

× for beautiful のように、好きな形容詞を前置詞の後ろへ自由に置けるわけではありません。
このタイプは、 昔から決まった言い方として残っている表現 が中心です。
そのため、 意味+セットの形 で覚えるのが安全です。

📌 形容詞由来の語を含む慣用表現まとめ

分類 代表語(日本語訳) 意味のまとまり よく使う形 覚え方
順序・時間 at first(最初は)
at last(ついに)
at once(すぐに)
for long(長い間)
before long(まもなく)
so far(今のところ)
時間の流れ・順番を表す副詞句として使う。 At first, S + V ...
S + V at once.
Before long, S + V ...
「いつ?」を足す表現。
確信・確実 for sure(確かに・きっと)
for certain(確実に)
of course(もちろん)
without doubt(疑いなく)
to be sure(確かに)
in fact(実際に)
話し手の確信・事実確認を表す。 I know for sure.
We cannot say for certain.
Of course, S + V ...
「本当度」を上げる。
範囲・程度 at least(少なくとも)
at most(多くても)
at best(よくても)
at worst(悪くても)
by far(はるかに)
in total(合計で)
数・評価・程度の上限や下限を表す。 at least three days
at most ten people
at best, okay
数字・評価と相性◎。
一般・個別 in general(一般的に)
in particular(特に)
in common(共通して)
in usual(通常は、とは言わず usually が普通)
as usual(いつものように)
on average(平均して)
全体の傾向・特定のポイントを示す。 In general, S + V ...
I like A in particular.
as usual
「全体か、特にか」を見る。
要約・説明 in short(要するに)
in brief(簡単に言うと)
in simple terms(簡単に言えば)
in other words(言い換えると)
in plain English(わかりやすい英語で言うと)
for example(たとえば)
話を短くまとめる・言い換える。 In short, S + V ...
In brief, S + V ...
In other words, ...
説明の「看板」になる。
状態・公開性 in public(人前で・公に)
in private(内密に・個人的に)
in secret(秘密に)
in full(完全に・全額で)
in detail(詳しく)
in person(直接会って)
行動の状態・見せ方・方法を表す。 speak in public
talk in private
pay in full
「どんな状態で?」を見る。
価格・条件 for free(無料で)
for nothing(ただで・無駄に)
at no cost(費用なしで)
for good(永久に)
for better or worse(良くも悪くも)
on sale(セール中で)
お金・条件・結果の受け止め方を表す。 get it for free
leave for good
for better or worse
条件ごとセットで覚える。
変化・対比 from bad to worse(さらに悪くなって)
from good to great(良い状態からさらに良く)
from old to new(古いものから新しいものへ)
from simple to complex(単純なものから複雑なものへ)
from small to large(小さいものから大きいものへ)
from near to far(近くから遠くへ)
状態の変化・段階の移動を表す。 go from bad to worse
change from old to new
move from simple to complex
from A to B で変化。

at first(最初は)
at last(ついに)
at once(すぐに)
before long(まもなく)
使い方 「いつ?」を文に足す副詞句として使います。

for sure(確かに・きっと)
for certain(確実に)
of course(もちろん)
without doubt(疑いなく)
使い方 「どれくらい確かか」を表します。

at least(少なくとも)
at most(多くても)
at best(よくても)
at worst(悪くても)
使い方 数・評価・程度の上限や下限を表します。

in general(一般的に)
in particular(特に)
in common(共通して)
on average(平均して)
使い方 全体の話か、特定の話かを示します。

in short(要するに)
in brief(簡単に言うと)
in other words(言い換えると)
for example(たとえば)
使い方 説明を短くまとめる・言い換えるときに使います。

in public(人前で・公に)
in private(内密に・個人的に)
in secret(秘密に)
in full(完全に・全額で)
使い方 行動の状態・見せ方・方法を表します。

for free(無料で)
for nothing(ただで・無駄に)
at no cost(費用なしで)
for good(永久に)
使い方 お金・条件・結果のニュアンスを足します。

from bad to worse(さらに悪くなって)
from good to great(良い状態からさらに良く)
from simple to complex(単純なものから複雑なものへ)
for better or worse(良くも悪くも)
使い方 状態の変化・対比を表します。
読み方 形容詞っぽい語が前置詞の後ろに来たら、まずは 慣用表現かも? と考えて、前置詞ごとまとめて意味を確認しましょう。

⚠️ よくあるミス(形容詞なら何でも置ける、ではない)

ミス① 好きな形容詞を自由に置いてしまう
× for beautiful
× in happy
前置詞の後ろに形容詞が来るように見える表現は、 決まった慣用表現 が中心です。
自分で自由に作るのではなく、よく使われるセットを覚えましょう。
ミス② 1語ずつ直訳してしまう
in short は「短い中に」ではなく、 要するに という意味です。
for good も「良いもののために」ではなく、 永久に という意味になることがあります。
慣用表現は、セットの意味で覚えるのが大切です。
覚え方前置詞+形容詞っぽい語」を見たら、 まず 熟語ボックス に入れて、1つの意味で読む✨

💬 例文で感覚をつかもう!(形容詞が目的語になる慣用表現)

順序・時間 at first 日常

At first, the new app looked difficult, but I got used to it quickly.

(最初はその新しいアプリが難しそうに見えましたが、すぐに慣れました。)

🔧 at first は「最初は」という意味の慣用表現です。

first は形容詞っぽく見えますが、at first 全体で副詞句として働きます。

💡 後ろに but が来ると、「最初は〜だったが、今は違う」という変化を表しやすいです。

確信 for sure 会話

I don't know for sure, but the meeting may start at ten.

(確かなことはわかりませんが、会議は10時に始まるかもしれません。)

🔧 for sure は「確かに・確実に」という意味です。

I don't know for sure は「確実にはわからない」という自然な表現です。

💡 ビジネスでも日常会話でも、断定を避けたいときに便利です。

範囲・程度 at least 数量

Please arrive at least ten minutes before the interview.

(面接の少なくとも10分前には到着してください。)

🔧 at least は「少なくとも」。最低ラインを示します。

at least ten minutes で「少なくとも10分」というまとまりになります。

📌 数字の前に置くと、条件や目安をわかりやすく伝えられます。

一般・個別 in general 説明

In general, online lessons are easier to schedule than in-person lessons.

(一般的に、オンラインレッスンは対面レッスンより予定を組みやすいです。)

🔧 in general は「一般的に」。全体の傾向を述べるときに使います。

✅ 文頭に置くと、「例外はあるけれど全体としては」という柔らかい言い方になります。

💡 意見を断定しすぎず、落ち着いて説明したいときに便利です。

要約 in short まとめ

In short, we need a simpler checkout page.

(要するに、私たちにはもっとシンプルな購入手続きページが必要です。)

🔧 in short は「要するに」。長い説明を短くまとめる合図です。

short を「短い」と1語で読むより、in short 全体で「要するに」と覚えるのが自然です。

📌 プレゼン・会議・記事のまとめでよく使えます。

状態 in private 会話

Can we discuss this in private after the call?

(この件について、通話のあとで個別に話せますか。)

🔧 in private は「個別に・内密に」という意味です。

private は形容詞ですが、in private で1つの副詞句として使われます。

💡 人前では話しにくい内容を、丁寧に切り出すときに便利です。

価格・条件 for free 日常

You can try the basic plan for free for seven days.

(基本プランを7日間無料で試せます。)

🔧 for free は「無料で」という意味です。

free は「自由な・無料の」という形容詞ですが、for free 全体で副詞句として働きます。

📌 サービス紹介・キャンペーン・アプリ説明でよく使われます。

評価 at best 控えめ表現

The first draft is at best a rough idea.

(最初の草案は、よくても大まかなアイデアにすぎません。)

🔧 at best は「よくても」。評価の上限を低めに言う表現です。

✅ 「最大限よく見てもこの程度」というニュアンスがあるため、少し厳しめの表現になります。

⚠️ 人に直接使うときは強く響くことがあるので、ビジネスでは対象や言い方に注意しましょう。

変化 from bad to worse 状況説明

The connection went from bad to worse during the video call.

(ビデオ通話中に、接続状況はさらに悪くなりました。)

🔧 from bad to worse は「悪い状態からさらに悪い状態へ」という固定表現です。

go from A to B で「AからBへ変化する」という流れを作ります。

💡 トラブル・体調・状況の悪化を説明するときによく使われます。

まとめ 形容詞由来 慣用表現
  • for sure / in short / at first などは、 前置詞+形容詞っぽい語 のセットで覚えます。
  • ✅ 文の中では、 副詞句 のように「いつ・どの程度・どんな状態で」を補足することが多いです。
  • ⚠️ 好きな形容詞を自由に置けるわけではありません。 決まった慣用表現 として覚えるのが安全です。
  • 📌 迷ったら「1語ずつ直訳」ではなく、 前置詞ごと1つの意味 で読むようにしましょう。
3 副詞 慣用表現 here / there / now / then セットで覚える

3. 副詞が目的語になる慣用表現

前置詞の後ろに here there now then などの副詞が入り、慣用表現としてまとまるイメージ図

前置詞の後ろは、ふつう 名詞・代名詞・動名詞など が入ります。
でも英語には、from here / until now / by then のように、 副詞が前置詞の後ろに来るように見える表現 があります😊

基本イメージ 前置詞 + 副詞 = 場所・時間・方向を表す決まったかたまり
特に多いのは、 here / there のような場所の副詞と、 now / then / recently のような時間の副詞です。
1語ずつバラバラに読むより、 前置詞ごと1つのフレーズ として読むとスムーズです。
よく出るセット from here around here over there from there until now by now by then since then from now on until recently from abroad upstairs / downstairs
ポイント① 場所の副詞は「どこから・どこへ・どの辺で」を作る

here は「ここで・ここへ」、 there は「あそこで・そこへ」という副詞です。
そこに前置詞がつくと、 from here(ここから)around here(この辺りで)over there(あそこに) のように、場所の関係がはっきりします。

ポイント② 時間の副詞は「今まで・その時まで・それ以来」を作る

now / then / recently などは時間を表す副詞です。
前置詞とセットになると、 until now(今まで)by then(その時までに)since then(それ以来) のように、時間の区切りを作ります。

注意 副詞なら何でも前置詞の後ろに置けるわけではない

× with quickly のように、好きな副詞を自由に前置詞の後ろへ置けるわけではありません。
このタイプは、 場所・時間を表す副詞 が中心で、しかも 決まった表現 として覚えるものが多いです。

📌 副詞を含む前置詞慣用表現まとめ

分類 代表語(日本語訳) 意味のまとまり よく使う形 読むコツ
ここ・この辺 from here(ここから)
around here(この辺りで)
near here(この近くに)
over here(こっちに)
up here(ここ上の方に)
down here(ここ下の方に)
話し手の近く・現在地を基準に場所を表す。 from here to ...
around here
come over here
「ここ」を中心に読む。
そこ・あそこ from there(そこから)
over there(あそこに)
around there(その辺りで)
near there(その近くに)
up there(あそこ上の方に)
down there(あそこ下の方に)
話し手から少し離れた場所・前に出た場所を指す。 go over there
from there, ...
near there
「そこ・あそこ」を中心に読む。
今・現在 until now(今まで)
up to now(今までのところ)
by now(今ごろまでには)
for now(今のところは)
from now on(これからは)
right now(今すぐ・今まさに)
「今」を基準に、過去から今・今から未来を表す。 until now
for now
from now on
今を境目として考える。
その時 by then(その時までには)
until then(それまでは)
since then(それ以来)
from then on(その時からずっと)
before then(その前に)
after then(その後に)
すでに話題に出た時点を基準に時間を表す。 by then, ...
since then, ...
from then on
前に出た時点を探す。
最近・過去 until recently(最近まで)
since recently(最近以来、とは通常あまり使わない)
before recently(最近より前に)
as recently as yesterday(つい昨日)
long before now(今よりずっと前に)
not until recently(最近になって初めて)
最近まで続いた状態・最近起きた変化を表す。 until recently
not until recently
as recently as ...
変化のタイミングを見る。
外・中・上下 from outside(外から)
from inside(中から)
from upstairs(上の階から)
from downstairs(下の階から)
inside out(裏返しに・徹底的に)
from above(上から)
位置・方向・見える場所を表す。 come from upstairs
look from outside
turn inside out
上下・内外の方向を見る。
海外・遠方 from abroad(海外から)
go abroad(海外へ行く)
come from overseas(海外から来る)
from far away(遠くから)
far from here(ここから遠くに)
away from home(家から離れて)
遠い場所・海外・離れた位置を表す。 from abroad
far from here
away from home
距離感を意識する。
強調・範囲 by far(はるかに)
so far(今のところ)
as far as(〜する限り)
far beyond(はるかに超えて)
from far and wide(あちこちから)
near and far(近くから遠くまで)
程度・範囲・距離を強めて表す。 by far the best
so far
as far as I know
範囲や程度の広さを見る。

from here(ここから)
around here(この辺りで)
near here(この近くに)
over here(こっちに)
使い方 話し手の現在地を中心に場所を表します。

from there(そこから)
over there(あそこに)
around there(その辺りで)
near there(その近くに)
使い方 話し手から少し離れた場所を指します。

until now(今まで)
up to now(今までのところ)
by now(今ごろまでには)
from now on(これからは)
使い方 「今」を境目に、過去や未来を表します。

by then(その時までには)
until then(それまでは)
since then(それ以来)
from then on(その時からずっと)
使い方 前に話題に出た時点を基準にします。

until recently(最近まで)
not until recently(最近になって初めて)
as recently as yesterday(つい昨日)
long before now(今よりずっと前に)
使い方 状態の変化や、最近起きたことを表します。

from outside(外から)
from inside(中から)
from upstairs(上の階から)
from downstairs(下の階から)
使い方 上下・内外の位置や方向を表します。

from abroad(海外から)
from overseas(海外から)
from far away(遠くから)
away from home(家から離れて)
使い方 距離感・離れた場所を表します。

by far(はるかに)
so far(今のところ)
as far as(〜する限り)
far beyond(はるかに超えて)
使い方 程度・範囲・距離を強めて表します。
読み方 here / there / now / then が前置詞の後ろに来たら、 場所・時間のかたまり としてまとめて読むのがコツです。

⚠️ よくあるミス(副詞なら何でもOKではない)

ミス① 自由に副詞を置いてしまう
× with quickly
× for carefully
前置詞の後ろに副詞が来る表現は、 場所・時間の副詞を使う固定表現 が中心です。
何でも自由に作れるわけではありません。
ミス② by now と until now を混同する
by now今ごろまでには
until now今までずっと
どちらも now を使いますが、前置詞が変わると意味も変わります。
覚え方前置詞+副詞」は、 場所・時間のラベル として読む✨

💬 例文で感覚をつかもう!(副詞が目的語になる慣用表現)

ここ・場所 from here 道案内

The station is only five minutes from here.

(駅はここからたった5分です。)

🔧 from here は「ここから」という場所の出発点を表します。

here は副詞ですが、from here で1つの場所表現として使われます。

💡 距離や時間と一緒に使うと、道案内でとても自然です。

あそこ・場所 over there 日常

Please put the empty boxes over there.

(空き箱はあそこに置いてください。)

🔧 over there は「あそこに・あそこへ」という意味です。

there は副詞で、話し手から少し離れた場所を指します。

📌 指差しながら使う場面が多く、会話でとてもよく出ます。

今・時間 until now 変化

Until now, I had never used this software at work.

(今まで、私は仕事でこのソフトを使ったことがありませんでした。)

🔧 until now は「今まで」という意味です。

✅ 過去から現在まで続いていた状態を表しやすい表現です。

💡 この例では「今までは未経験だった」という流れを作っています。

今・時間 from now on 方針変更

From now on, all requests must be sent through the online form.

(これからは、すべての依頼をオンラインフォームで送る必要があります。)

🔧 from now on は「これからは」という意味です。

✅ ルール変更・方針変更・新しい習慣を伝えるときに使いやすい表現です。

📌 must と一緒に使うと、「今後のルール」としてはっきり伝わります。

その時 by then 予定

The report is due on Friday, so please finish your part by then.

(報告書の締め切りは金曜日なので、それまでに自分の担当分を終えてください。)

🔧 by then は「その時までに」という締め切りを表します。

then は前に出た時点、ここでは Friday を指します。

💡 by は「期限までに完了」のイメージです。

その時 since then 継続

I changed my study routine last month, and since then I have practiced English every morning.

(先月、学習習慣を変えて、それ以来毎朝英語を練習しています。)

🔧 since then は「それ以来」という意味です。

then は「学習習慣を変えた時点」を指しています。

💡 since は「その時から今まで」という継続の流れと相性がよいです。

最近 until recently 状態変化

Until recently, this feature was available only on desktop.

(最近まで、この機能はデスクトップでしか使えませんでした。)

🔧 until recently は「最近まで」という意味です。

✅ 「以前はそうだったが、今は変わった」というニュアンスを出しやすい表現です。

📌 サービス変更・仕様変更・近況説明でよく使われます。

上下・場所 from upstairs 日常

I heard a loud noise from upstairs.

(上の階から大きな音が聞こえました。)

🔧 upstairs は「上の階で・上の階へ」という副詞です。

from upstairs で「上の階から」という出どころを表します。

💡 音・声・においなどが「どこから来たか」を説明するときに使いやすいです。

海外・遠方 from abroad 仕事

Several guests joined the webinar from abroad.

(数名のゲストが海外からウェビナーに参加しました。)

🔧 abroad は「海外へ・海外で」という副詞です。

from abroad で「海外から」という意味になります。

📌 オンライン会議・イベント・留学・輸入などの話題でよく使われます。

強調 by far 比較

This is by far the most useful shortcut in the app.

(これはそのアプリの中で、はるかに最も便利なショートカットです。)

🔧 by far は「はるかに」という強調表現です。

✅ 最上級と一緒に使うと、「他と大きな差がある」ことを表せます。

💡 by far the best / by far the easiest のように、評価を強めるときによく使います。

まとめ 副詞由来 場所・時間
  • from here / by then / until now などは、 前置詞+副詞 のセットで覚えます。
  • ✅ よく出る副詞は here / therenow / then / recently です。
  • ⚠️ 好きな副詞を自由に置けるわけではありません。 固定表現として覚える のが安全です。
  • 📌 読むときは「前置詞+副詞」をまとめて、 場所・時間のラベル として処理しましょう。
4 動名詞 V-ing 前置詞+動作 to不定詞に注意

4. 動名詞(〜ing)が目的語になる用法

前置詞の後ろに動名詞 V-ing を置いて、動作を目的語にするイメージ図

前置詞の後ろに「食べること」「確認すること」「話すこと」のような 動作 を置きたいときは、基本的に 動名詞(V-ing) を使います😊
つまり、形は 前置詞 + 動詞のing形 です。

基本公式 前置詞 + V-ing = 「〜すること」を目的語にする
たとえば before leaving は「出発する前に」、 without checking は「確認せずに」、 by practicing は「練習することによって」という意味です。
前置詞の後ろに to do を置かない ことが、このセクションの大事なポイントです。
よく出るセット before leaving after checking without asking by practicing instead of calling look forward to meeting be good at explaining apologize for being late object to changing succeed in solving
ポイント① 前置詞の後ろでは、動詞を「名詞化」する

前置詞の後ろには、基本的に 名詞の仲間 が必要です。
そこで、動詞をそのまま置くのではなく、 check → checkingleave → leaving のように V-ing にして「〜すること」という名詞の働きにします。

注意① 前置詞の to と to不定詞を混同しない

look forward toto は、to不定詞の to ではなく、 前置詞の to です。
そのため後ろは × to meet ではなく、 to meeting になります。

注意② without / instead of は特に V-ing が出やすい

without は「〜せずに」、 instead of は「〜する代わりに」という意味です。
どちらも後ろに動作を置くときは、 without askinginstead of sending のように V-ing を使います。

📌 前置詞+動名詞の代表パターンまとめ

分類 代表語(日本語訳) 意味のまとまり よく使う形 注意点
時間 before doing(〜する前に)
after doing(〜した後で)
on doing(〜するとすぐに)
upon doing(〜するとすぐに・改まった表現)
while doing(〜している間に)
since doing(〜して以来)
動作の前後・同時進行・開始点を表す。 before leaving
after submitting
upon receiving
時間の流れを意識する。
方法・手段 by doing(〜することによって)
through doing(〜することを通して)
in doing(〜する際に)
without doing(〜せずに)
with doing(通常は使いにくい)
from doing(〜することから)
どうやって行うか・何をせずに行うかを表す。 by practicing
without checking
through talking
by は手段。
代わり・比較 instead of doing(〜する代わりに)
rather than doing(〜するよりむしろ)
apart from doing(〜することを除いて)
besides doing(〜することに加えて)
other than doing(〜すること以外に)
except for doing(〜することを除けば)
選択・追加・除外を表す。 instead of calling
besides studying
rather than waiting
比較対象をそろえる。
感情・得意 be good at doing(〜するのが得意だ)
be bad at doing(〜するのが苦手だ)
be interested in doing(〜することに興味がある)
be tired of doing(〜することにうんざりしている)
be afraid of doing(〜することを恐れている)
be responsible for doing(〜する責任がある)
感情・得意不得意・責任の対象を表す。 good at explaining
interested in learning
tired of waiting
形容詞+前置詞をセットで覚える。
動詞+前置詞 look forward to doing(〜するのを楽しみにする)
apologize for doing(〜したことを謝る)
insist on doing(〜すると主張する)
object to doing(〜することに反対する)
succeed in doing(〜することに成功する)
think about doing(〜することを考える)
動詞と前置詞がセットになり、その後ろに動作を置く。 look forward to meeting
apologize for arriving
succeed in solving
to が前置詞のこともある。
名詞+前置詞 reason for doing(〜する理由)
chance of doing(〜する可能性)
way of doing(〜する方法)
problem with doing(〜することの問題)
advantage of doing(〜する利点)
risk of doing(〜する危険性)
名詞の中身・理由・方法・問題点を動名詞で説明する。 a reason for leaving
a way of saving
the risk of losing
名詞の後ろの前置詞に注目。
禁止・回避 keep from doing(〜するのを控える・妨げる)
prevent A from doing(Aが〜するのを防ぐ)
stop A from doing(Aが〜するのを止める)
refrain from doing(〜するのを控える)
avoid doing(〜するのを避ける)※前置詞なし
be kept from doing(〜するのを妨げられる)
「〜しないようにする」「〜を防ぐ」を表す。 prevent mistakes from happening
refrain from sharing
stop him from leaving
from doing に注意。
慣用表現 be used to doing(〜することに慣れている)
get used to doing(〜することに慣れる)
be committed to doing(〜することに専念している)
be opposed to doing(〜することに反対している)
devote oneself to doing(〜することに専念する)
when it comes to doing(〜することになると)
to が前置詞として働く重要表現。 used to working
committed to improving
when it comes to speaking
to + V-ing を見抜く。

before doing(〜する前に)
after doing(〜した後で)
on doing(〜するとすぐに)
upon doing(〜するとすぐに・改まった表現)
使い方 動作の前後関係を表します。

by doing(〜することによって)
without doing(〜せずに)
through doing(〜することを通して)
in doing(〜する際に)
使い方 方法・手段・省略した動作を表します。

instead of doing(〜する代わりに)
rather than doing(〜するよりむしろ)
besides doing(〜することに加えて)
apart from doing(〜することを除いて)
使い方 選択・比較・追加を表します。

be good at doing(〜するのが得意だ)
be interested in doing(〜することに興味がある)
be tired of doing(〜することにうんざりしている)
be responsible for doing(〜する責任がある)
使い方 感情・得意不得意・責任の対象を表します。

look forward to doing(〜するのを楽しみにする)
apologize for doing(〜したことを謝る)
object to doing(〜することに反対する)
succeed in doing(〜することに成功する)
使い方 動詞+前置詞をセットで覚えます。

reason for doing(〜する理由)
way of doing(〜する方法)
problem with doing(〜することの問題)
risk of doing(〜する危険性)
使い方 名詞の中身を動名詞で説明します。

prevent A from doing(Aが〜するのを防ぐ)
stop A from doing(Aが〜するのを止める)
refrain from doing(〜するのを控える)
keep from doing(〜するのを控える・妨げる)
使い方 「〜しないようにする」を表します。

be used to doing(〜することに慣れている)
get used to doing(〜することに慣れる)
be committed to doing(〜することに専念している)
when it comes to doing(〜することになると)
使い方 to が前置詞なので、後ろは V-ing です。
読み方 前置詞の後ろに動作が来たら、まず V-ing になっているか を確認しましょう。

⚠️ よくあるミス(to do にしたくなるところに注意)

ミス① 前置詞の後ろに to do を置いてしまう
× without to check
without checking
× before to leave
before leaving
前置詞の後ろに動作を置くときは、 動名詞 が基本です。
ミス② look forward to の後ろを原形にしてしまう
× I look forward to meet you.
I look forward to meeting you.
ここでの to は、 前置詞 です。
だから後ろは V-ing にします。
覚え方前置詞の後ろで動作を言いたい」 → 動詞を ing にして名詞化 する✨

💬 例文で感覚をつかもう!(動名詞が目的語になる用法)

時間 before + V-ing 日常

Please save the file before closing the browser.

(ブラウザを閉じる前に、ファイルを保存してください。)

🔧 before closing は「閉じる前に」。before の後ろに動作を置くため、closing にします。

closing the browser 全体が、前置詞 before の目的語になっています。

⚠️ × before to close にはしません。

時間 after + V-ing 仕事

After submitting the form, you will receive a confirmation email.

(フォームを送信した後、確認メールが届きます。)

🔧 after submitting は「送信した後で」。after の後ろも V-ing が自然です。

submitting the form は「フォームを送信すること」という動名詞句です。

💡 手順説明・申請画面・メール案内などでよく使えます。

方法 by + V-ing 学習

You can improve your pronunciation by recording your voice every day.

(毎日自分の声を録音することで、発音を改善できます。)

🔧 by recording は「録音することによって」。by + V-ing は方法・手段を表します。

recording your voiceby の目的語です。

💡 「どうやって?」に答えるときは by + V-ing がとても便利です。

否定・回避 without + V-ing 注意

Do not share the document without checking the latest version.

(最新版を確認せずに、その資料を共有しないでください。)

🔧 without checking は「確認せずに」という意味です。

without の後ろに動作を置くため、checking にします。

📌 注意喚起・ルール説明でよく出る形です。

代わり instead of + V-ing 仕事

Let's send a short message instead of scheduling another meeting.

(もう一度会議を設定する代わりに、短いメッセージを送りましょう。)

🔧 instead of scheduling は「予定を組む代わりに」という意味です。

instead of は前置詞句なので、後ろは scheduling になります。

💡 「AではなくBしよう」と提案するときに便利な表現です。

得意 good at + V-ing 人物説明

She is good at explaining difficult ideas in simple words.

(彼女は難しい考えをやさしい言葉で説明するのが得意です。)

🔧 be good at + V-ing は「〜するのが得意だ」という定番表現です。

at は前置詞なので、後ろは explaining になります。

📌 good at to explain ではなく、good at explaining と覚えましょう。

toが前置詞 look forward to + V-ing メール

I look forward to working with your team next month.

(来月、御社のチームと一緒に働けることを楽しみにしています。)

🔧 look forward to + V-ing は「〜するのを楽しみにする」という重要表現です。

✅ ここでの to は前置詞なので、working を置きます。

⚠️ × look forward to work ではなく、 look forward to working です。

謝罪 apologize for + V-ing ビジネス

We apologize for sending the wrong attachment.

(誤った添付ファイルを送ってしまい、申し訳ございません。)

🔧 apologize for + V-ing は「〜したことを謝る」という形です。

for の後ろに、謝る理由となる動作 sending the wrong attachment を置いています。

📌 メールでよく使える実用表現です。

慣れ used to + V-ing 混同注意

I am used to answering customer questions over the phone.

(私は電話でお客様の質問に答えることに慣れています。)

🔧 be used to + V-ing は「〜することに慣れている」という意味です。

✅ ここでの to も前置詞なので、後ろは answering です。

⚠️ used to do(昔はよく〜した)とは別の形なので注意しましょう。

防止 prevent A from + V-ing 注意喚起

This setting prevents users from deleting important files by mistake.

(この設定により、ユーザーが誤って重要なファイルを削除するのを防げます。)

🔧 prevent A from V-ing は「Aが〜するのを防ぐ」という形です。

from の後ろに deleting を置いて、避けたい動作を表しています。

💡 セキュリティ・操作ミス防止・注意書きでよく使える表現です。

まとめ 前置詞+V-ing 動作の名詞化
  • ✅ 前置詞の後ろに動作を置くときは、 動名詞(V-ing) が基本です。
  • before leaving / without checking / by practicing のように、 前置詞+V-ing で1つの意味のかたまりを作ります。
  • ⚠️ look forward to / be used toto は、 前置詞 なので、後ろは V-ing です。
  • 📌 迷ったら「前置詞の後ろで動作を言うなら ingで名詞化 」と考えましょう。
5 例外注意 to do but / except 慣用表現

5. 不定詞(to do)が目的語になる慣用

前置詞の後ろは基本 V-ing だが、but や except などで to do が続く例外的な慣用表現のイメージ図

前のセクションで見た通り、前置詞の後ろに動作を置くときは、基本的に 動名詞(V-ing) を使います。
ただし、英語には but to doexcept to do のように、 to不定詞が続く決まった表現 があります😊

基本イメージ 原則:前置詞 + V-ing / 例外:but / except + to do など
このセクションの表現は、自由に作るというより、 決まった型として覚える のが安全です。
特に no choice but to do は「〜するしかない」、 nothing to do except to do は「〜する以外に何もない」という意味で、実用場面でもよく出ます。
よく出るセット no choice but to do no option but to do no alternative but to do nothing to do except to do nothing but to do except to say except to add other than to do
ポイント① これは「例外としての to do」

前置詞の後ろに動作を置くときの基本は、あくまで V-ing です。
でも、 butexcept を含む一部の慣用表現では、 to do が続くことがあります。
つまり、これは「好きに作る形」ではなく、 例外として覚える形 です。

ポイント② no choice but to do は「〜するしかない」

choice は「選択肢」なので、 no choice but to cancel は「キャンセルする以外に選択肢がない」→「キャンセルするしかない」という意味になります。
同じ仲間に no option but to dono alternative but to do があります。

注意 without to dobefore to do にはしない

このセクションは「前置詞の後ろで to do が使える例外」を扱いますが、 すべての前置詞で to do が使えるわけではありません
× without to check / without checking
× before to leave / before leaving

📌 不定詞(to do)が続く代表的な慣用表現

分類 代表語(日本語訳) 意味のまとまり よく使う形 注意点
選択肢なし no choice but to do(〜するしかない)
little choice but to do(ほとんど〜するしかない)
have no choice but to do(〜せざるを得ない)
be left with no choice but to do(〜する以外の選択肢が残されていない)
他の選択肢がなく、仕方なくその行動をする。 have no choice but to cancel
had no choice but to wait
実用頻度が高い。
方法なし no option but to do(〜するしか選択肢がない)
no alternative but to do(〜する以外に代案がない)
no way but to do(〜する以外に方法がない)
nothing for it but to do(〜するよりほかない)
代案・方法がなく、行動がほぼ決まる。 no option but to restart
no alternative but to report
やや硬めの表現もある。
〜以外ない nothing to do except to wait(待つ以外にすることがない)
little to do except to accept(受け入れる以外ほとんどできない)
not much to do except to try again(もう一度試す以外あまりできない)
nothing left to do except to apologize(謝る以外に残されたことがない)
「できること」が限定されている。 nothing to do except to wait
nothing left to do except to call
nothing と相性◎。
望み・目的だけ want nothing but to do(ただ〜したいだけだ)
ask for nothing but to do(ただ〜することだけを求める)
seek nothing but to do(ただ〜することだけを求める)
care for nothing but to do(ただ〜することにしか関心がない)
目的や願いが1つに絞られている。 want nothing but to help
ask for nothing but to be heard
やや文語的な響き。
補足・ただし書き except to say(ただ〜と言う以外は)
except to add(ただ〜を付け加える以外は)
except to mention(ただ〜に触れる以外は)
except to note(ただ〜と述べる以外は)
本題に入らず、最小限の補足だけをする。 I have nothing to add except to say ...
There is little to say except to note ...
書き言葉で便利。
例外・除外 other than to do(〜する以外に)
save to do(〜する以外に・古風/硬め)
except to do(〜する以外に)
but to do(〜する以外に)
「例外として残る行動」を表す。 no reason other than to help
nothing to do but to wait
自由作文では使いすぎ注意。
選択肢なし
no choice but to do(〜するしかない)
little choice but to do(ほとんど〜するしかない)
have no choice but to do(〜せざるを得ない)
had no choice but to cancel
方法なし
no option but to do(〜するしか選択肢がない)
no alternative but to do(〜する以外に代案がない)
no way but to do(〜する以外に方法がない)
no option but to restart
〜以外ない
nothing to do except to wait(待つ以外にすることがない)
nothing left to do except to apologize(謝る以外に残されたことがない)
not much to do except to try again(もう一度試す以外あまりできない)
nothing to do except to wait
望み・目的だけ
want nothing but to do(ただ〜したいだけだ)
ask for nothing but to do(ただ〜することだけを求める)
seek nothing but to do(ただ〜することだけを求める)
want nothing but to help
補足・ただし書き
except to say(ただ〜と言う以外は)
except to add(ただ〜を付け加える以外は)
except to mention(ただ〜に触れる以外は)
nothing to add except to say ...
例外・除外
other than to do(〜する以外に)
save to do(〜する以外に・古風/硬め)
except to do(〜する以外に)
but to do(〜する以外に)
注意 自由に増やすより、定型表現として覚えます。
読み方 but to do / except to do を見たら、 「〜する以外に」 という限定の意味を考えましょう。

⚠️ よくあるミス(例外を広げすぎない)

ミス① 普通の前置詞にも to do を使ってしまう
× before to leave
before leaving
× without to check
without checking
不定詞が続くのは、主に but / except などの決まった慣用 です。
ミス② but の後ろがいつも to do だと思ってしまう
but は文脈によって形が変わります。
このセクションでは no choice but to do のような型を扱っていますが、 do nothing but wait のように to が出ない形もあります。
まずは よく出る型ごと に覚えるのが安全です。
覚え方 「前置詞の後ろは基本 V-ing。ただし but / except の例外型だけ to do が出ることがある」✨

💬 例文で感覚をつかもう!(不定詞が目的語になる慣用)

選択肢なし no choice but to do 予定変更

We had no choice but to cancel the outdoor event because of the storm.

(嵐のため、私たちは屋外イベントを中止するしかありませんでした。)

🔧 no choice but to cancel は「中止する以外に選択肢がない」→「中止するしかない」という意味です。

but to cancel の部分が、残された唯一の行動を示しています。

📌 予定変更・トラブル対応・判断理由の説明でよく使えます。

方法なし no option but to do IT

The screen froze, so I had no option but to restart the computer.

(画面が固まったので、コンピューターを再起動するしかありませんでした。)

🔧 no option but to restart は「再起動する以外の選択肢がない」という意味です。

choice より option の方が、やや実務的・手続き的な響きになります。

💡 システム障害や操作トラブルの説明で自然に使えます。

代案なし no alternative but to do 報告

After checking the data, we found no alternative but to report the error.

(データを確認した結果、私たちはそのエラーを報告する以外に方法がないとわかりました。)

🔧 no alternative but to report は「報告する以外に代案がない」という意味です。

alternative は「代案」。少しフォーマルなので、ビジネス文書にも合います。

📌 判断の根拠を説明するときに便利です。

〜以外ない nothing to do except to do 待機

There was nothing to do except to wait for the next update.

(次の更新を待つ以外に、できることはありませんでした。)

🔧 nothing to do except to wait は「待つ以外にすることがない」という意味です。

except to wait が、残っている唯一の行動を示しています。

💡 「今できることが限られている」と説明したいときに使えます。

補足 except to say 会話

I have nothing to add except to say that your presentation was very clear.

(あなたの発表はとてもわかりやすかった、と言う以外に付け加えることはありません。)

🔧 except to say は「〜と言う以外は」という補足の表現です。

nothing to add と組み合わせると、「付け加えることはほとんどないが、これだけ言いたい」という自然な形になります。

📌 フィードバックやコメントの締めで使いやすい表現です。

補足 except to add 会議

There is little to discuss except to add one more deadline to the plan.

(計画にもう1つ締め切りを加えること以外、話し合うことはほとんどありません。)

🔧 except to add は「〜を加える以外は」という意味です。

little to discuss と合わせることで、「議論することは少ないが、これだけは追加する」という流れを作れます。

💡 会議・議事録・計画修正の場面に合います。

目的だけ nothing but to do 気持ち

He wanted nothing but to help his younger sister.

(彼は妹を助けたいだけでした。)

🔧 wanted nothing but to help は「助けること以外は望んでいなかった」→「助けたいだけだった」という意味です。

nothing but は「〜だけ」という強い限定を作ります。

📌 少し文語的ですが、気持ちや目的を強く表すときに使えます。

例外・除外 other than to do 理由説明

She had no reason other than to protect the customer's privacy.

(彼女には、お客様のプライバシーを守ること以外の理由はありませんでした。)

🔧 other than to protect は「守ること以外に」という意味です。

no reason other than ... で「それ以外の理由はない」と限定できます。

💡 理由を明確に絞りたいときに便利です。

選択肢なし be left with no choice but to do 対応

When the supplier missed the deadline, we were left with no choice but to find another vendor.

(仕入れ先が締め切りに間に合わなかったため、私たちは別の業者を探すしかありませんでした。)

🔧 be left with no choice but to do は「〜する以外の選択肢が残されていない」という意味です。

left with が入ることで、「状況の結果としてそうせざるを得ない」という感じが強まります。

📌 トラブル対応やビジネス判断の説明で使いやすい表現です。

まとめ 例外型 but / except + to do
  • ✅ 前置詞の後ろに動作を置く基本は V-ing です。
  • ✅ ただし、 no choice but to donothing to do except to do のような例外的な慣用表現があります。
  • ⚠️ without to do / before to do のように、普通の前置詞へ広げて使うのはNGです。
  • 📌 迷ったら「原則は 前置詞+V-ing 、例外は but / except の決まった型 」と整理しましょう。
6 句・節 長い目的語 wh節 whether節

6. 句・節が目的語になる場合

前置詞の後ろに句や節が入り、長いかたまり全体が目的語になるイメージ図

前置詞の目的語は、1語の名詞だけとは限りません。
長い句 や、 what / where / whether などで始まる節 が、前置詞の後ろにまとまって入ることがあります😊

基本イメージ 前置詞 + 長いかたまり = そのかたまり全体が目的語
たとえば from behind the door では、 behind the door 全体が from の後ろに入っています。
また、about what happened では、 what happened 全体が about の目的語です。
つまり、読むときは 「前置詞の右側を、どこまで1つのかたまりとして読むか」 が大切です。
よく出るセット from behind the door from under the table until after lunch since before the pandemic about what happened on whether we should continue depending on what you need because of what he said
ポイント① 句は「主語+動詞」を持たないかたまり

は、behind the doorafter lunch のように、 文のような 主語+動詞 を持たないかたまりです。
たとえば from behind the door では、 behind the door 全体from の目的語のように働きます。

ポイント② 節は「主語+動詞」を持つかたまり

は、what happenedwhether we can finish it のように、 中に 主語+動詞 を含むかたまりです。
about what happened では、 what happened 全体about の目的語になります。

注意 前置詞の後ろに普通の that節は置きにくい

前置詞の後ろには what 節や whether 節はよく来ますが、 普通の that 節をそのまま置く形 は一般的ではありません。
× about that he was late
about the fact that he was late
about why he was late
「that節を置きたい」ときは、 the fact that ...why / what / whether ... に言い換えると自然です。

📌 句・節が前置詞の目的語になる代表パターン

分類 代表語(日本語訳) 意味のまとまり よく使う形 読むコツ
前置詞句 from behind the door(ドアの後ろから)
from under the table(テーブルの下から)
from in front of the station(駅前から)
out from inside the box(箱の中から外へ)
from across the street(通りの向こうから)
from beyond the fence(フェンスの向こうから)
すでに前置詞句になっている場所のかたまりを、さらに別の前置詞の後ろに置く。 come from behind ...
move from under ...
start from in front of ...
場所のかたまりをまとめる。
時間句 until after lunch(昼食後まで)
since before the renovation(改装前から)
from before sunrise(日の出前から)
until after the meeting(会議後まで)
since before April(4月以前から)
from after work(仕事の後から)
時間を表すかたまりが、前置詞の後ろに入る。 wait until after lunch
live here since before ...
work from before sunrise
時間の境目を探す。
wh節 about what happened(何が起きたかについて)
from what I heard(私が聞いたことからすると)
for what you did(あなたがしたことに対して)
with what we have(私たちが持っているもので)
by what we learned(私たちが学んだことによって)
on what matters most(最も大切なことに)
what が「〜すること・もの」を作り、前置詞の目的語になる。 talk about what happened
decide based on what we know
thank you for what you did
what 以下を1つに囲む。
whether節 about whether we should continue(続けるべきかについて)
on whether the client agrees(顧客が同意するかに)
depending on whether it rains(雨が降るかによって)
regardless of whether it is easy(それが簡単かどうかに関係なく)
as to whether this is possible(これが可能かどうかについて)
uncertain about whether to accept(受け入れるべきか迷っている)
「〜かどうか」という選択・判断の内容が目的語になる。 depend on whether ...
talk about whether ...
regardless of whether ...
yes/no の判断を読む。
疑問詞+to do about what to do next(次に何をすべきかについて)
on where to meet(どこで会うかについて)
about how to explain it(それをどう説明するかについて)
as to when to start(いつ始めるかについて)
on which plan to choose(どの計画を選ぶかについて)
about who to contact(誰に連絡するかについて)
「何をするか・どうするか」という未確定の内容を表す。 talk about what to do
decide on where to meet
ask about how to apply
疑問詞+to do を1つにする。
that節の言い換え about the fact that he was late(彼が遅れたという事実について)
because of the fact that prices rose(価格が上がったという事実のために)
despite the fact that it was raining(雨が降っていたにもかかわらず)
in spite of the fact that we were busy(忙しかったにもかかわらず)
due to the fact that the system failed(システム障害が起きたため)
except for the fact that it is expensive(高いという点を除けば)
前置詞の後ろに直接 that節を置きにくいとき、the fact that ... で名詞句にする。 because of the fact that ...
despite the fact that ...
about the fact that ...
the fact で名詞化。
前置詞句
from behind the door(ドアの後ろから)
from under the table(テーブルの下から)
from in front of the station(駅前から)
from across the street(通りの向こうから)
コツ 場所のかたまりを1つにまとめて読みます。
時間句
until after lunch(昼食後まで)
since before the renovation(改装前から)
from before sunrise(日の出前から)
until after the meeting(会議後まで)
コツ 時間の境目を探します。
wh節
about what happened(何が起きたかについて)
from what I heard(私が聞いたことからすると)
for what you did(あなたがしたことに対して)
on what matters most(最も大切なことに)
コツ what 以下を1つの名詞のかたまりとして読みます。
whether節
about whether we should continue(続けるべきかについて)
depending on whether it rains(雨が降るかによって)
regardless of whether it is easy(簡単かどうかに関係なく)
as to whether this is possible(可能かどうかについて)
コツ 「〜かどうか」という判断内容として読みます。
疑問詞+to do
about what to do next(次に何をすべきかについて)
on where to meet(どこで会うかについて)
about how to explain it(どう説明するかについて)
about who to contact(誰に連絡するかについて)
コツ 「疑問詞+to do」を1つのかたまりにします。
that節の言い換え
about the fact that he was late(彼が遅れたという事実について)
because of the fact that prices rose(価格が上がったという事実のために)
despite the fact that it was raining(雨が降っていたにもかかわらず)
due to the fact that the system failed(システム障害が起きたため)
コツ the fact that ... で名詞句にします。
読み方 前置詞の後ろが長いときは、 どこまでが1つの目的語か を先に囲むと読みやすくなります。

⚠️ よくあるミス(長い目的語を途中で切らない)

ミス① 前置詞の後ろを1語だけで切ってしまう
from behind the door では、
× from behind だけで切るのではなく、
behind the door 全体 を1つの場所のかたまりとして読みます。
長い目的語は、途中で切らずに「かたまり」で見るのが大切です。
ミス② 前置詞の後ろに that節を直接置いてしまう
× about that the price changed
about why the price changed
about the fact that the price changed
前置詞の後ろでは、 wh節the fact that ... が使いやすいです。
覚え方 「前置詞を見つけたら右を見る」 → 右側が長くても、 意味のかたまり全体を目的語として囲む

💬 例文で感覚をつかもう!(句・節が目的語になる場合)

前置詞句 from behind ... 場所

A small cat came out from behind the vending machine.

(小さな猫が自動販売機の後ろから出てきました。)

🔧 from は「〜から」。その後ろに behind the vending machine という場所の句が入っています。

behind the vending machine 全体が、from の目的語のように働きます。

💡 「どこから?」に答える長い場所のかたまりとして読みましょう。

前置詞句 from under ... 日常

He picked up the key from under the mat.

(彼はマットの下から鍵を拾いました。)

🔧 under the mat は「マットの下」という場所の句です。

from under the mat で「マットの下から」という出どころを表します。

📌 from の後ろに、さらに場所を表す句が続く形です。

時間句 until after ... 予定

The lobby will be closed until after the inspection.

(ロビーは点検後まで閉鎖されます。)

🔧 after the inspection は「点検の後」という時間の句です。

until after the inspection で「点検後まで」という時間の範囲を作ります。

💡 until は「〜まで続く」というイメージで読みます。

時間句 since before ... 継続

This bakery has been popular since before the station opened.

(このパン屋は、駅が開業する前から人気があります。)

🔧 before the station opened は「駅が開業する前」という時間のかたまりです。

since before ... で「〜より前からずっと」という継続の始まりを表します。

📌 since は現在完了と相性がよく、継続の文でよく使われます。

wh節 about what ... 会話

Can you tell me more about what happened during the call?

(通話中に何が起きたのか、もう少し詳しく教えてもらえますか。)

🔧 what happened during the call は「通話中に起きたこと」という節です。

✅ その節全体が about の目的語になっています。

💡 what は「何が〜したか」だけでなく、「〜したこと」という名詞のかたまりも作れます。

wh節 for what ... 感謝

Thank you for what you did for our team.

(私たちのチームのためにしてくれたことに感謝します。)

🔧 what you did for our team は「あなたが私たちのチームのためにしてくれたこと」という節です。

for の後ろに、1語ではなく節全体が入っています。

📌 感謝の理由を具体的に言うときに便利な形です。

whether節 depend on whether ... 判断

The next step depends on whether the client approves the budget.

(次の段階は、顧客が予算を承認するかどうかによって決まります。)

🔧 whether the client approves the budget は「顧客が予算を承認するかどうか」という節です。

depend on ...on の後ろに、判断内容の節が入っています。

💡 whether は「〜かどうか」と覚えると読みやすいです。

疑問詞+to do about what to do 相談

We need to talk about what to do next.

(次に何をするべきかについて話し合う必要があります。)

🔧 what to do next は「次に何をするべきか」というかたまりです。

about の後ろに、疑問詞+to do のかたまりが入っています。

📌 相談・会議・問題解決の場面でとてもよく使えます。

that節の言い換え the fact that ... 理由説明

The delay was due to the fact that the system needed extra checks.

(遅延は、システムに追加確認が必要だったことが原因でした。)

🔧 due to は「〜が原因で」。後ろには名詞のかたまりが必要です。

the fact that the system needed extra checks 全体が名詞句として働いています。

⚠️ × due to that the system needed ... ではなく、the fact that ... を使うと自然です。

まとめ 句・節 長い目的語
  • ✅ 前置詞の目的語は、1語の名詞だけでなく、 になることがあります。
  • from behind the door のように、 前置詞句がさらに別の前置詞の後ろに入る ことがあります。
  • about what happened / on whether ... のように、 wh節・whether節 が目的語になることもあります。
  • ⚠️ 前置詞の後ろに普通の that 節を直接置きにくい場合は、 the fact that ... で名詞句にすると自然です。
  • 📌 長い目的語は、途中で切らずに 意味のかたまり全体 として読みましょう。
総まとめ Lesson 086 前置詞の目的語 名詞の仲間 最終チェック

総まとめ:前置詞の目的語の要点チェック

前置詞の目的語を名詞・代名詞・動名詞・句・節まで総まとめするイメージ図

このレッスンでは、in / on / at / for / with などの 前置詞 の後ろに置く 目的語 を確認してきました。
基本は 名詞・代名詞・名詞句 ですが、実際の英文では 動名詞慣用表現句・節 まで、いろいろな形が目的語になります😊

最終公式 前置詞 + 名詞の働きをするかたまり
1語でも、長い句でも、節でも、ポイントは同じです。
前置詞を見つけたら、 右側を見て 「どこまでが目的語のかたまりか」を考えます。
この読み方ができると、長い英文でも 意味の区切り がかなり見つけやすくなります。
最終チェック語 in the room for them at first from here without checking no choice but to do about what happened on whether ... the fact that ...
基本 前置詞の右を見る

in the box / with my team のように、 前置詞のすぐ後ろにある 名詞のかたまり を見つけるのが最初のステップです。

注意 動作なら基本 V-ing

before leaving / without checking のように、 前置詞の後ろで動作を言うなら 動名詞 が基本です。

応用 長いかたまりも目的語

about what happened のように、 節全体 が前置詞の目的語になることもあります。長くても1つのかたまりとして読みます。

📌 前置詞の目的語:総チェック表

チェック項目 代表語(日本語訳) 見分け方 よくあるミス 復習ポイント
名詞・名詞句 in the drawer(引き出しの中に)
on the second floor(2階に)
at the service counter(サービスカウンターで)
during the lunch break(昼休みの間に)
between two stations(2つの駅の間に)
前置詞の後ろに「もの・場所・時間」の名詞句が来る。 前置詞だけを見て、後ろの名詞句を読み飛ばす。 まずは右を見る。
代名詞 for me(私のために)
with him(彼と一緒に)
between you and me(ここだけの話だが)
about them(彼らについて)
from us(私たちから)
前置詞の後ろの代名詞は、基本的に目的格にする。 × for I
× with he
me / him / her / us / them
形容詞由来の慣用 at first(最初は)
for sure(確かに・きっと)
in general(一般的に)
in short(要するに)
for free(無料で)
at best(よくても)
形容詞っぽく見えても、前置詞とセットで副詞句のように働く。 1語ずつ直訳して不自然に読む。 セットで意味を覚える。
副詞由来の慣用 from here(ここから)
over there(あそこに)
until now(今まで)
by then(その時までに)
since then(それ以来)
from abroad(海外から)
場所・時間の副詞が前置詞とセットになっている。 by nowuntil now を混同する。 場所・時間のラベルとして読む。
動名詞 before leaving(出発する前に)
after submitting(提出した後で)
without checking(確認せずに)
by practicing(練習することによって)
look forward to meeting(会うのを楽しみにする)
be used to working(働くことに慣れている)
前置詞の後ろで動作を言うとき、動詞を V-ing にする。 × without to check
× look forward to meet
動作は ing で名詞化。
to do の例外 no choice but to cancel(キャンセルするしかない)
no option but to restart(再起動するしかない)
nothing to do except to wait(待つ以外にすることがない)
except to say(ただ〜と言う以外は)
other than to protect(守ること以外に)
but / except などを含む決まった慣用表現。 例外を広げすぎて、普通の前置詞にも to do を使う。 原則は V-ing
from behind the door(ドアの後ろから)
from under the table(テーブルの下から)
until after lunch(昼食後まで)
since before April(4月以前から)
from across the street(通りの向こうから)
主語+動詞を持たない長いかたまりが、前置詞の後ろに入る。 途中で切って、意味のかたまりを見失う。 句全体を囲む。
about what happened(何が起きたかについて)
for what you did(あなたがしたことに対して)
on whether we should continue(続けるべきかについて)
depending on whether it rains(雨が降るかによって)
about what to do next(次に何をするかについて)
what 節・whether 節・疑問詞+to do が目的語になる。 前置詞の後ろに普通の that 節を直接置く。 節全体を名詞として読む。
that節の名詞化 about the fact that he was late(彼が遅れたという事実について)
because of the fact that prices rose(価格が上がったという事実のために)
despite the fact that it was raining(雨が降っていたにもかかわらず)
due to the fact that the system failed(システム障害が起きたため)
the fact that ... で、that節を名詞句にして前置詞の後ろに置く。 × about that he was late the fact で受ける。

in the drawer(引き出しの中に)
at the service counter(サービスカウンターで)
during the lunch break(昼休みの間に)
コツ 前置詞を見つけたら、まず右側の名詞句を探します。

for me(私のために)
with him(彼と一緒に)
between you and me(ここだけの話だが)
注意 I / he / she / we / they ではなく、目的格を使います。

at first(最初は)
for sure(確かに・きっと)
from here(ここから)
by then(その時までに)
コツ 1語ずつではなく、前置詞ごとセットで読みます。

before leaving(出発する前に)
without checking(確認せずに)
look forward to meeting(会うのを楽しみにする)
注意 前置詞の後ろで動作を言うなら、基本は V-ing です。

no choice but to cancel(キャンセルするしかない)
nothing to do except to wait(待つ以外にすることがない)
except to say(ただ〜と言う以外は)
注意 例外型です。普通の前置詞では基本 V-ing です。

from behind the door(ドアの後ろから)
until after lunch(昼食後まで)
since before April(4月以前から)
コツ 長くても1つの場所・時間のかたまりとして読みます。

about what happened(何が起きたかについて)
on whether we should continue(続けるべきかについて)
about what to do next(次に何をするかについて)
コツ 節全体を名詞のかたまりとして読みます。

about the fact that he was late(彼が遅れたという事実について)
due to the fact that the system failed(システム障害が起きたため)
注意 前置詞の後ろに普通の that 節を直接置きにくい場合があります。
読み方 前置詞の目的語は「1語」とは限りません。 右側の意味のかたまり全体 を見るのが大切です。

⚠️ よくあるミス総点検

ミス① 代名詞を主格にしてしまう
× for I / × with he
for me / with him
前置詞の後ろでは、 目的格 を使います。
ミス② 前置詞の後ろに to do を置いてしまう
× without to check
without checking
前置詞の後ろに動作を置くなら、基本は V-ing です。
ミス③ 長い目的語を途中で切ってしまう
about what happened during the call では、 what happened during the call 全体 が目的語です。
長い場合ほど、かたまりで囲む意識が大切です。
ミス④ that節を前置詞の後ろへ直接置いてしまう
× about that he was late
about why he was late
about the fact that he was late
the fact that ... で名詞句にすると自然です。
覚え方前置詞を見つけたら右を見る」 → 右側が短くても長くても、 名詞の働きをするかたまり なら目的語です✨

💬 例文で最終チェックしよう!(前置詞の目的語)

名詞句 under + 名詞句 基本

The spare batteries are under the front counter.

(予備の電池は正面カウンターの下にあります。)

🔧 under は「〜の下に」を表す前置詞です。

the front counter は名詞句で、under の目的語です。

💡 まずは「前置詞+名詞句」を正確に見つけるのが基本です。

代名詞 for + 目的格 注意

This notice is for them, not for us.

(このお知らせは彼ら向けで、私たち向けではありません。)

🔧 for themthem は、前置詞 for の目的語です。

✅ 代名詞なので、they ではなく目的格の them を使います。

⚠️ × for they にはしません。

慣用表現 in general 説明

In general, shorter forms are easier for users to complete.

(一般的に、短いフォームのほうがユーザーは入力を完了しやすいです。)

🔧 in general は「一般的に」という慣用表現です。

general は形容詞に見えますが、in general 全体で副詞句のように働きます。

💡 1語ずつ直訳せず、セットで意味を取ります。

副詞由来 from now on 方針

From now on, please upload receipts through the app.

(これからは、アプリから領収書をアップロードしてください。)

🔧 from now on は「これからは」という時間の慣用表現です。

now は副詞ですが、from now on 全体で時間のかたまりになります。

📌 ルール変更・運用変更を伝えるときに使いやすい表現です。

動名詞 before + V-ing 手順

Please check the address again before sending the package.

(荷物を送る前に、住所をもう一度確認してください。)

🔧 before sending は「送る前に」。before の後ろに動作を置いています。

✅ 前置詞の後ろなので、to send ではなく sending を使います。

⚠️ × before to send にはしません。

to do 例外 no choice but to do 判断

Because the room was double-booked, we had no choice but to move the workshop online.

(部屋が二重予約されていたため、私たちはワークショップをオンラインに移すしかありませんでした。)

🔧 no choice but to move は「移す以外に選択肢がない」という意味です。

but to do が出る例外的な慣用表現として覚えます。

📌 原則は V-ing、この形は決まった例外型です。

from behind ... 場所

A delivery robot appeared from behind the glass wall.

(配送ロボットがガラスの壁の後ろから現れました。)

🔧 behind the glass wall は「ガラスの壁の後ろ」という場所の句です。

from の後ろに、句全体が入っています。

💡 長くても「どこから?」に答える1つのかたまりとして読みます。

whether節 depend on whether ... 判断

The launch date depends on whether the final test passes.

(公開日は、最終テストに合格するかどうかによって決まります。)

🔧 whether the final test passes は「最終テストに合格するかどうか」という節です。

depend onon の目的語として、節全体が入っています。

💡 whether は「〜かどうか」と考えると読みやすいです。

that節の名詞化 due to the fact that ... 理由

The store closed early due to the fact that the power went out.

(停電したため、その店は早めに閉店しました。)

🔧 due to は前置詞的に使われるため、後ろには名詞のかたまりが必要です。

the fact that the power went out 全体が名詞句として働いています。

⚠️ × due to that the power went out ではなく、the fact that ... を使うと自然です。

最終まとめ 前置詞の右を見る かたまりで読む
  • ✅ 前置詞の目的語は、 前置詞の後ろに来る名詞の働きをする語句 です。
  • ✅ 代名詞なら 目的格 、動作なら基本 V-ing を使います。
  • at first / from here などは、 慣用表現としてセット で読みます。
  • about what happened / on whether ... のように、 節全体 が目的語になることもあります。
  • ⚠️ 前置詞の後ろに普通の that 節を直接置きにくい場合は、 the fact that ... で名詞句にしましょう。
  • 📌 迷ったら「前置詞を見つける → 右を見る → 目的語のかたまりを囲む」の順で確認しましょう。
次におすすめ 2カラム 前置詞カテゴリ Lesson087 推奨

🔁 次におすすめのレッスン

Lesson086では「前置詞の後ろに何が来るか」を学びました。 次は、前置詞が文のどこに置かれるか、 そして前置詞句が文の中でどんな働きをするかへ進むと理解がつながります😊

学習ルート 086 → 087 → 088

迷ったら、まずは Lesson087:前置詞の位置 に進むのがおすすめです。 「前置詞の後ろに何が来るか」から「前置詞が文のどこに置かれるか」へ進むと、英文を読む力がぐっと上がります✨