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or, nor の用法

このページでは、等位接続詞 ornor の使い方を、 「選択」「言い換え」「さもないと」「AもBも〜ない」という意味ごとに整理します。
either A or Bneither A nor B もあわせて確認し、 英作文や読解で迷わず使えるようにしていきましょう😊

or と nor の用法をイメージした英語学習イラスト

目次

✅ 迷ったら 「1 → 2 → 総まとめ」 の順がおすすめです。
📱 スマホでも見やすいように、主要セクションだけをシンプルに並べています。

1 or 選択 言い換え さもないと

1. or の用法

or の選択・言い換え・警告の使い方を表す英語学習イラスト

or は、まず A または B という「選択」の意味で覚えるのが基本です。
ただし、英文ではそれだけでなく、 つまり・すなわち のように前の語句を言い換えたり、 さもないと のように注意や警告を表したりします。

まず覚える3つ A or B(AまたはB) , or ...(つまり・言い換えると) 命令文, or ...(〜しなさい、さもないと) or else(さもないと)
基本 「どちらか」を選ぶ

tea or coffee のように、2つ以上の候補から選ぶときに使います。
日本語では「または」「あるいは」「それとも」に近いです。

言い換え 前の内容を説明する

comma + or で「つまり」「言い換えれば」の意味になります。
難しい語を、やさしい語で説明するときによく使います。

注意 「さもないと」を表す

Do it now, or ... は「今やりなさい、さもないと…」という流れです。
or else にすると、よりはっきりした警告になります。

⚠️ よくあるミスと見分け方

ミス① 「or = いつも選択」と思い込む

, or の形では、 前の内容の言い換え になることがあります。
例:a sofa, or a couch
「ソファ、つまりカウチ」のように説明を足しています。

ミス② 命令文の後ろの or を見落とす

命令文, or ... は「〜しなさい、さもないと…」です。
Hurry up, or we will be late.
「急いで、さもないと遅れるよ」という注意の流れになります。

覚え方 or「選ぶ」「言い換える」「別の悪い結果を示す」 という流れで考えると整理しやすいです😊

📌 or の用法まとめ

分類 基本イメージ よく使う型 代表語例 注意点
選択
AまたはB
2つの候補から、どちらかを選ぶ。 A or B
Would you like A or B?
tea(お茶)
coffee(コーヒー)
rice(ご飯)
bread(パン)
cash(現金)
card(カード)
疑問文では「Aですか、それともBですか」のニュアンスになりやすい。
一覧
どれか1つ
3つ以上の候補から、どれかを選ぶ。 A, B, or C
Monday, Wednesday, or Friday
Monday(月曜日)
Wednesday(水曜日)
Friday(金曜日)
small(小さい)
medium(中くらい)
large(大きい)
最後の候補の前に or を置く。書き言葉ではカンマを入れることが多い。
疑問
それとも
相手に選択肢を提示して、どちらかを聞く。 Is it A or B?
Do you want A or B?
today(今日)
tomorrow(明日)
online(オンラインで)
in person(対面で)
here(ここで)
outside(外で)
or の前後は、できるだけ同じ種類の語句にすると自然。
言い換え
つまり
前の語句を、別の言い方で説明する。 A, or B, ...
an elevator, or a lift
sofa(ソファ)
couch(カウチ)
elevator(エレベーター)
lift(エレベーター)
apartment(アパート)
flat(アパート)
コンマ付きの , or は「または」ではなく「言い換え」のことがある。
別名
〜とも呼ばれる
専門用語・別名・別表現を示す。 A, or B
AI, or artificial intelligence
AI(人工知能)
artificial intelligence(人工知能)
Wi-Fi(ワイファイ)
wireless internet(無線インターネット)
app(アプリ)
application(アプリケーション)
読み手にわかりやすくするため、難しい語の後ろに説明を置くことが多い。
警告
さもないと
そうしない場合の悪い結果を示す。 命令文, or ...
命令文, or else ...
hurry up(急ぐ)
save(保存する)
leave now(今出発する)
be late(遅れる)
lose data(データを失う)
miss the train(電車に乗り遅れる)
or else は少し強め。友人への軽い注意なら or だけでも十分。
選択:AまたはB

2つの候補からどちらかを選ぶ基本形です。

A or B / Would you like A or B?

tea(お茶)
coffee(コーヒー)
cash(現金)
card(カード)

一覧:どれか1つ

3つ以上の候補から、どれかを選ぶときに使います。

A, B, or C

Monday(月曜日)
Wednesday(水曜日)
Friday(金曜日)
small(小さい) / medium(中くらい) / large(大きい)

疑問:それとも

相手に選択肢を出して、どちらかを聞く形です。

Is it A or B?

today(今日)
tomorrow(明日)
online(オンラインで)
in person(対面で)

言い換え:つまり

前の語句を、別の言い方で説明します。

A, or B, ...

sofa(ソファ)
couch(カウチ)
elevator(エレベーター)
lift(エレベーター)

別名:〜とも呼ばれる

難しい語や専門用語を、わかりやすく言い換えます。

AI, or artificial intelligence

AI(人工知能)
artificial intelligence(人工知能)
app(アプリ)
application(アプリケーション)

警告:さもないと

そうしない場合の悪い結果を伝えます。

命令文, or ... / 命令文, or else ...

hurry up(急ぐ)
save(保存する)
be late(遅れる)
lose data(データを失う)

💬 例文で感覚をつかもう!(or)

選択 A or B 日常会話

Would you like tea or coffee?

(お茶にしますか、それともコーヒーにしますか。)

🔧 A or B で「AまたはB」。相手に2つの選択肢を出す、もっとも基本的な使い方です。

Would you like ...? と組み合わせると、ていねいに希望を聞けます。

💡 会話では teacoffee のように、同じ種類の語を並べると自然です。

選択 支払い 実用表現

You can pay by card or in cash.

(カードでも現金でも支払えます。)

🔧 by cardin cash は、どちらも「支払い方法」を表しています。

or は「どちらでもよい」という選択肢を示します。

📌 店員さんの案内やWebサイトの説明文でもよく使われる自然な表現です。

一覧 A, B, or C 予定調整

We can meet on Monday, Wednesday, or Friday.

(月曜日、水曜日、または金曜日に会えます。)

🔧 3つ以上の候補を並べるときは、最後の候補の前に or を置きます。

✅ この文では「月・水・金のどれかなら会える」という意味です。

💡 書き言葉では Monday, Wednesday, or Friday のようにカンマで区切ると読みやすくなります。

疑問 それとも 確認

Is this form for students or for teachers?

(この用紙は学生用ですか、それとも先生用ですか。)

🔧 疑問文の中の or は「それとも」という選択の意味になりやすいです。

for studentsfor teachers のように、同じ形を並べるときれいです。

⚠️ Is this form for students and teachers? にすると「学生と先生の両方のため」という意味になり、少し違います。

言い換え , or 説明

A couch, or a sofa, is useful in a small living room.

(カウチ、つまりソファは、小さなリビングで役に立ちます。)

🔧 , or ... , は「または」ではなく、前の語を言い換えていることがあります。

couchsofa は近い意味なので、「別の言い方を足している」と考えます。

💡 難しい語・地域差のある語を説明するときに便利です。

別名 専門語 説明文

AI, or artificial intelligence, is used in many online services.

(AI、つまり人工知能は、多くのオンラインサービスで使われています。)

🔧 AI の後ろに or artificial intelligence を置いて、正式名称を説明しています。

✅ この or は「どちらかを選ぶ」ではなく、「別名・言い換え」です。

📌 説明文・ニュース・学習教材でよく見るパターンです。

警告 さもないと 期限

Please send the file today, or we will miss the deadline.

(今日中にファイルを送ってください。さもないと締め切りに間に合いません。)

🔧 or の後ろに「悪い結果」が来ると、「さもないと」という意味になります。

Please ... を使っているので、命令文よりも少しやわらかい依頼です。

⚠️ ビジネスでは、相手を責めるより「結果」を示す形にすると自然です。

or else 強めの注意 日常会話

Hurry up, or else we will miss the last train.

(急いで。さもないと終電に乗り遅れるよ。)

🔧 or elseor よりも「本当にそうしないと困るよ」という強い響きがあります。

Hurry up のような命令文と相性がよく、注意・警告で使われます。

💡 友人同士なら自然ですが、ビジネスでは少し強く聞こえる場合があります。

警告 IT 実用表現

Save your work now, or your changes may be lost.

(今すぐ作業を保存してください。さもないと変更内容が失われるかもしれません。)

🔧 Save your work now は命令文で、その後ろの or が「保存しない場合の結果」を示しています。

may be lost は「失われるかもしれない」。可能性をやわらかく伝えています。

📌 アプリやWebサービスの警告文でもよく見かける、とても実用的な形です。

まとめ 選択 言い換え 警告
  • A or B は「AまたはB」。選択肢を出す基本形。
  • , or ... は「つまり・言い換えれば」になることがある。
  • 命令文, or ... は「〜しなさい、さもないと…」。or else はさらに強め。
  • ⚠️ or の前後は、できるだけ同じ種類の語句を並べると英文が自然になります。
2 nor 否定のつながり neither A nor B 倒置

2. nor の用法

nor と neither A nor B の使い方を表す英語学習イラスト

nor は、 「〜でないし、〜でもない」 という 否定のつながり を表す語です。
ふつうは 否定語のあと に出てきたり、 neither A nor B の形で 「AもBも〜ない」 をまとめて言ったりします。
また、 文頭近くに出る nor倒置 になることが多く、 少しフォーマルな響きがあります。

まず押さえる型 no A nor B never V nor V ..., nor do / does / is + S neither A nor B
基本 否定を受けて続く nor

no, not, never などの否定語が前にあるとき、 nor「〜でもない」 を追加できます。

超重要 neither A nor B

これは AもBも〜ない を一気に言える、とてもよく使う形です。
名詞だけでなく、 形容詞・副詞・動詞なども並べられます。

注意 倒置が起こることがある

I don't like it, nor does he. のように、 nor のあとが 助動詞 / be動詞 / do + 主語 の順になることがあります。

⚠️ よくあるミスと覚え方

ミス① 肯定文のあとにそのまま nor を置く

I like tea, nor coffee.
否定の流れが必要です。
たとえば I like neither tea nor coffee. のようにします。

ミス② 倒置を忘れる

I don't ski, nor he does.
I don't ski, nor does he.
nor のあとでは、語順に注意しましょう。

ミス③ neither A nor B の動詞一致

動詞はふつう B側(動詞に近いほう) に引っぱられます。
例:Neither Tom nor his friends are ...

覚え方 否定 → さらに否定をつなぐ ときが nor の出番です。
まずは neither A nor B をしっかり覚え、 そのあとで 倒置の nor に広げていくと理解しやすいです✨

📌 nor の使い方まとめ

分類 基本イメージ よく使う型 代表語例 注意点
名詞
no A nor B
「Aもないし、Bもない」 no + 名詞 + nor + 名詞
no time nor money
time(時間)
money(お金)
interest(興味)
patience(忍耐)
light(明かり)
heat(暖かさ)
少しかための言い方。会話では no A or B よりも文語的に感じることがあります。
動作
never V nor V
「〜もしないし、〜もしない」 never + 動詞 + nor + 動詞
never smiled nor answered
call(電話する)
reply(返事する)
smile(ほほえむ)
answer(答える)
apologize(謝る)
explain(説明する)
同じ主語で、否定の動作を並べる形。書き言葉で見かけやすいです。

..., nor + 倒置
「〜ないし、〜もまたない」 ..., nor do / does / did + S
..., nor is / are / was + S
do(〜する)
does(〜する)
did(〜した)
is(〜である)
are(〜である)
can(〜できる)
倒置 に注意。
nor does he のように助動詞が先です。
基本形
neither A nor B
「AもBも〜ない」 neither A nor B
neither meat nor fish
meat(肉)
fish(魚)
tea(お茶)
coffee(コーヒー)
buses(バス)
trains(電車)
一番大事な形。
「どちらも〜ない」を一気に言えます。
主語
neither A nor B + 動詞
「AもBも〜しない/〜でない」 Neither A nor B + 動詞
Neither Tom nor his friends are ...
Tom(トム)
his friends(彼の友人たち)
the key(鍵)
the card(カード)
my boss(上司)
my coworkers(同僚たち)
動詞は B側(近いほう) に合わせるのが基本です。
形容詞
neither adj. nor adj.
「〜でもないし、〜でもない」 neither + 形容詞 + nor + 形容詞
neither clear nor helpful
clear(明確な)
helpful(役に立つ)
easy(簡単な)
cheap(安い)
practical(実用的な)
safe(安全な)
人・物の性質を2つまとめて否定できます。
副詞
neither adv. nor adv.
「〜のようにも〜ないし、〜のようにも〜ない」 neither + 副詞 + nor + 副詞
neither loudly nor clearly
loudly(大声で)
clearly(はっきりと)
slowly(ゆっくり)
carefully(注意深く)
politely(礼儀正しく)
directly(直接)
話し方・やり方・様子を2つまとめて否定するときに便利です。
動詞
neither V nor V
「〜もしないし、〜もしない」 neither + 動詞 + nor + 動詞
neither called nor texted
call(電話する)
text(メッセージする)
agree(同意する)
object(反対する)
laugh(笑う)
complain(不平を言う)
同じ主語の動作を並べて、「どちらの行動もしなかった」と言えます。

no + 名詞 + nor + 名詞
「Aもないし、Bもない」を表す、ややフォーマルな形です。
time(時間)
money(お金)
interest(興味)
patience(忍耐)

never + 動詞 + nor + 動詞
同じ主語の「しない動作」を2つ並べます。
call(電話する)
reply(返事する)
smile(ほほえむ)
answer(答える)

..., nor do / does / is + S
「〜ないし、〜もまたない」。倒置に注意です。
do(〜する)
does(〜する)
did(〜した)
is(〜である)

neither A nor B
「AもBも〜ない」を一気に言える重要表現です。
meat(肉)
fish(魚)
tea(お茶)
coffee(コーヒー)

Neither A nor B + 動詞
動詞はB側(近いほう)に合わせるのが基本です。
Tom(トム)
his friends(彼の友人たち)
my boss(上司)
my coworkers(同僚たち)

neither + 形容詞 + nor + 形容詞
性質を2つまとめて否定できます。
clear(明確な)
helpful(役に立つ)
practical(実用的な)
safe(安全な)

neither + 副詞 + nor + 副詞
話し方・やり方を2つまとめて否定します。
loudly(大声で)
clearly(はっきりと)
slowly(ゆっくり)
politely(礼儀正しく)

neither + 動詞 + nor + 動詞
同じ主語の「しない動作」を2つ並べるときに使います。
call(電話する)
text(メッセージする)
agree(同意する)
object(反対する)

💬 例文で感覚をつかもう!(nor)

名詞 no A nor B 日常表現

He had no time nor energy to cook dinner.

(彼には夕食を作る時間も気力もありませんでした。)

🔧 no time nor energy で「時間もないし、気力もない」という意味です。

nor は前の no を受けて、2つ目の名詞も否定の仲間に入れています。

💡 少しかためですが、文章ではすっきりした表現です。会話なら He had no time or energy ... と言うこともあります。

動作 never V nor V 描写

She never smiled nor answered my question.

(彼女は一度もほほえまず、私の質問にも答えませんでした。)

🔧 never smiled nor answered は、同じ主語の「しなかった動作」を2つ並べています。

nor によって「笑わなかったし、答えもしなかった」という流れができます。

📌 人物描写・小説・記事などで見かけやすい表現です。

倒置 ..., nor does + S 比較

I don't enjoy horror movies, nor does my wife.

(私はホラー映画が好きではありませんし、妻も好きではありません。)

🔧 ここでは nor が新しい節をつないでいます。

nor does my wife は倒置です。ふつうの語順 my wife does not ではない点がポイントです。

⚠️ この形は少しフォーマルですが、読解ではとてもよく出ます。

基本形 neither A nor B 食べ物

The café serves neither meat nor dairy products.

(そのカフェでは、肉も乳製品も出していません。)

🔧 neither meat nor dairy products で「肉も乳製品も〜ない」です。

neither A nor B は、2つのものをまとめて否定できる便利な形です。

💡 レストラン案内・商品説明・注意書きなどで実際によく使われます。

主語 Neither A nor B + 動詞 トラブル

Neither the key nor the card worked.

(鍵もカードも使えませんでした。)

🔧 この文では Neither A nor B 全体が主語です。

✅ 「鍵もカードもどちらもダメだった」という意味が、短く自然に言えます。

📌 ホテル・入館・機械トラブルなど、実用場面でもよく使われる英文です。

一致 B側に合わせる 主語

Neither my boss nor my coworkers were in the office.

(上司も同僚たちも、オフィスにいませんでした。)

🔧 動詞 were は、直後の my coworkers(複数)に引っぱられています。

Neither A nor B を主語にしたときは、B側の語との一致を意識するとミスが減ります。

💡 もし Neither my coworkers nor my boss ... なら、近いほうが単数なので was が自然になります。

形容詞 neither adj. nor adj. 評価

The instructions were neither clear nor helpful.

(その説明書は、わかりやすくも役に立つものでもありませんでした。)

🔧 ここでは clearhelpful という2つの形容詞をまとめて否定しています。

✅ 「明確でもないし、役にも立たない」という不満をコンパクトに表せます。

📌 商品レビューや意見文でも使いやすい形です。

副詞 neither adv. nor adv. 話し方

He spoke neither slowly nor clearly enough for the audience.

(彼は、観客にとって十分にゆっくりでも、はっきりでも話しませんでした。)

🔧 slowlyclearly は副詞で、「どう話したか」を説明しています。

neither ... nor ... は、副詞どうしにも使える点がポイントです。

💡 「速すぎる」「聞き取りにくい」といったニュアンスを、やわらかくまとめて表現できます。

動詞 neither V nor V 連絡

She neither called nor texted me after the meeting.

(彼女は会議のあと、私に電話もメッセージもしませんでした。)

🔧 calledtexted という2つの動作を、neither ... nor ... でまとめて否定しています。

✅ 1つの主語について「どちらの行動も取らなかった」と言いたいときにとても便利です。

📌 日常会話でもメール・チャット・連絡の文脈で自然に使えます。

まとめ 否定のつながり neither A nor B 倒置
  • nor は、nonever などの否定を受けて「〜でもない」を足す語です。
  • ✅ もっとも大事なのは neither A nor B で、「AもBも〜ない」を表します。
  • ..., nor does he. のように、節をつなぐときは 倒置 に注意しましょう。
  • ⚠️ Neither A nor B が主語のときは、動詞が B側(近いほう) に一致することが多いです。
総まとめ or nor 使い分け 最終チェック

🧾 総まとめ:or / nor の使い分けチェック

or と nor の使い分けを整理する英語学習イラスト

ornor は、どちらも「AとBをつなぐ」語ですが、 役割はかなり違います。
or は「選ぶ・言い換える・警告する」nor は「否定をさらに続ける」 と考えると、ぐっと整理しやすくなります😊

最終チェックの合図 A or B A, B, or C , or ... 命令文, or ... or else no / not / never + nor neither A nor B nor + 倒置
or 基本は「選択」

A or B は「AまたはB」。
ただし、コンマ + or では「つまり」と言い換えることもあります。

or 命令文の後ろは「警告」

命令文, or ... は「〜しなさい、さもないと…」。
or else は、さらに強めの注意になります。

nor 否定を続ける

nor は「〜でもない」。
とくに neither A nor B は「AもBも〜ない」の最重要表現です。

⚠️ 使い分けで迷いやすいポイント

迷い① ornor の入口

or選択肢を出す とき。
nor否定の流れを続ける ときです。

迷い② , or は「または」だけではない

A, or B, ... のようにコンマで挟まれると、 「つまりB」 という言い換えになることがあります。

迷い③ nor の倒置

..., nor can I. のように、 nor + 助動詞 + 主語 になる形があります。語順に注意しましょう。

覚え方 or「どれ?」 と選ぶイメージ。
nor「それも違う」 と否定を追加するイメージです✨

📌 or / nor 使い分け一覧

分類 意味・役割 よく使う型 代表語例 見分け方・注意点
or
選択
AまたはB。2つの候補から選ぶ。 A or B
Would you like A or B?
notebook(ノート)
pen(ペン)
printed copy(印刷した資料)
PDF file(PDFファイル)
morning(朝)
afternoon(午後)
「どちらか」を聞く・示すとき。まずはこの意味で覚えます。
or
一覧
3つ以上の候補から、どれか1つ。 A, B, or C bus(バス)
train(電車)
taxi(タクシー)
online(オンラインで)
by phone(電話で)
in person(対面で)
最後の候補の前に or。書き言葉ではカンマで区切ると読みやすいです。
or
言い換え
つまり・別の言い方を足す。 A, or B, ...
A, or in other words, B
attorney(弁護士)
lawyer(弁護士)
physician(医師)
doctor(医師)
objective(目的)
goal(目標)
コンマで挟まれる , or ... , は「選択」ではなく「説明」のことがあります。
or
警告
〜しなさい、さもないと…。 命令文, or ... check(確認する)
confirm(確認する)
lock(鍵をかける)
update(更新する)
be delayed(遅れる)
go wrong(うまくいかない)
or の後ろに「悪い結果」が来たら「さもないと」。
or else
強めの警告
さもないと。or より強く聞こえることがある。 命令文, or else ... hurry(急ぐ)
leave(出発する)
save(保存する)
apologize(謝る)
lose access(アクセス権を失う)
get in trouble(困ったことになる)
親しい会話ではOK。ビジネスでは強く響く場合があります。
nor
否定の追加
〜でもない。否定の流れを続ける。 no / not / never + A nor B no reply(返事なし)
no explanation(説明なし)
never agreed(同意しなかった)
never objected(反対しなかった)
no sign(兆候なし)
no record(記録なし)
前に否定語があるか確認。肯定文から急に nor へ行かないのが基本です。
nor
倒置
〜もまたそうでない。 ..., nor do / does / did + S
..., nor can / is / are + S
do(〜する)
does(〜する)
did(〜した)
can(〜できる)
is(〜である)
have(持っている / 完了を作る)
nor + 助動詞 / be動詞 + 主語 の語順に注意。
neither ... nor
両方否定
AもBも〜ない。 neither A nor B manager(管理者)
assistant(助手)
answer(答え)
solution(解決策)
simple(簡単な)
practical(実用的な)
主語にするときは、動詞が近いほうの語に合うことが多いです。

A or B
2つの候補からどちらかを選ぶ基本形です。
notebook(ノート)
pen(ペン)
morning(朝)
afternoon(午後)

A, B, or C
3つ以上の候補から、どれか1つを示します。
bus(バス)
train(電車)
taxi(タクシー)
in person(対面で)

A, or B, ...
前の語を別の言い方で説明します。
attorney(弁護士)
lawyer(弁護士)
physician(医師)
doctor(医師)

命令文, or ...
そうしない場合の悪い結果を伝えます。
check(確認する)
lock(鍵をかける)
be delayed(遅れる)
go wrong(うまくいかない)

命令文, or else ...
「本当にそうしないと困るよ」という強めの注意です。
hurry(急ぐ)
save(保存する)
lose access(アクセス権を失う)
get in trouble(困ったことになる)

no / not / never + A nor B
前の否定を受けて「〜でもない」を足します。
no reply(返事なし)
no explanation(説明なし)
never agreed(同意しなかった)
never objected(反対しなかった)

..., nor + 助動詞 + 主語
「〜もまたそうでない」。語順に注意します。
do(〜する)
can(〜できる)
is(〜である)
have(持っている / 完了を作る)

neither A nor B
2つをまとめて否定する最重要表現です。
manager(管理者)
assistant(助手)
answer(答え)
solution(解決策)

💬 例文で感覚をつかもう!(or / nor)

or 選択 日常

You can choose the blue notebook or the green one.

(青いノートか、緑のノートを選べます。)

🔧 A or B で「AまたはB」。ここでは2つのノートから選べるという意味です。

the green oneone は、前に出た notebook のくり返しを避ける代名詞です。

💡 選択肢を出す or は、会話・案内・注文などでとてもよく使います。

or 場所の選択 予定

The meeting will be held online or in Room 302.

(会議はオンライン、または302号室で行われます。)

🔧 online or in Room 302 で「オンラインか302号室」の選択です。

will be held は「開催される」という受け身の表現です。

📌 予定案内では、場所・時間・方法を or で並べることがよくあります。

or さもないと 配送

Please check your address, or the package may be sent to the wrong building.

(住所を確認してください。さもないと荷物が別の建物に送られるかもしれません。)

🔧 Please check ... , or ... は「確認してください、さもないと…」という注意の流れです。

may be sent は「送られるかもしれない」。可能性としてやわらかく警告しています。

⚠️ or の後ろに悪い結果が来たら、「または」ではなく「さもないと」と読むのが自然です。

or else 強めの注意 機器

Turn off the lights, or else the battery will run out.

(電気を消して。さもないとバッテリーが切れるよ。)

🔧 or else は「さもないと」を強めに言う表現です。

run out は「尽きる・切れる」。バッテリーや時間、お金などにも使えます。

💡 友人・家族への注意では自然ですが、仕事のメールでは少し強く聞こえる場合があります。

or 言い換え 説明

A physician, or doctor, can explain the test results.

(医師、つまりドクターが検査結果を説明できます。)

🔧 physician, or doctor, は「physician を doctor と言い換えている」形です。

✅ この or は「どちらか」ではなく、「つまり・別の言い方では」です。

📌 少しかたい語を、読者にわかりやすい語で説明するときに便利です。

nor 否定の追加 報告

The report gave no reason nor evidence for the decision.

(その報告書は、その決定について理由も証拠も示していませんでした。)

🔧 no reason nor evidence で「理由も証拠もない」という否定のつながりを作っています。

nor は、前の no を受けて2つ目の名詞も否定しています。

💡 文章では引き締まった印象になります。会話では no reason or evidence のほうが自然に聞こえる場合もあります。

neither ... nor AもBも〜ない 職場

Neither the manager nor the assistant knew the new password.

(管理者も助手も、新しいパスワードを知りませんでした。)

🔧 Neither A nor B で「AもBも〜ない」。2人をまとめて否定しています。

✅ ここでは the managerthe assistant がどちらも単数なので、動詞の形で迷いにくいです。

📌 人・物・性質・動作など、いろいろなものを neither ... nor ... で並べられます。

nor 倒置 IT

I can't access the file, nor can my teammate.

(私はそのファイルにアクセスできませんし、チームメイトもできません。)

🔧 nor can my teammate は倒置です。ふつうの語順ではなく、can が主語の前に出ています。

✅ 「私もできないし、相手もできない」という否定の追加です。

⚠️ nor my teammate can とはしないので、語順に注意しましょう。

neither ... nor 形容詞 評価

The plan is neither simple nor practical.

(その計画は、簡単でも実用的でもありません。)

🔧 simplepractical という2つの形容詞を、まとめて否定しています。

neither ... nor ... は名詞だけでなく、形容詞どうしにも使えます。

💡 意見文やレビューで「AでもBでもない」と評価するときに便利です。

最終まとめ or or else nor neither ... nor
  • or は「選択」が基本。A or B で「AまたはB」。
  • , or ... は「つまり・言い換えれば」になることがある。
  • 命令文, or ... は「〜しなさい、さもないと…」。or else は強め。
  • nor は否定の追加。「〜でもない」を表す。
  • neither A nor B は「AもBも〜ない」。主語にするときは動詞の一致にも注意。
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