進行時制とは?
進行形は「ある時点で進行中の動作」を表す時制です。be動詞+~ingで表し、現在・過去・未来・完了形にも展開できます。
Lesson 013📘 目次
- 1. 進行時制とは?
- 2. 進行形の種類
- 3. 現在進行形
- 3-1. 現在進行中の動作や出来事
- 3-2. 瞬間的動作の継続
- 3-3. 動作の始まり・終了へ近づく
- 3-4. 現在の動作を強調
- 3-5. 習慣的・反復動作
- 3-6. 近い未来の予定
- 4. 過去進行形
- 4-1. 過去のある時点で進行中だった動作
- 4-2. 過去の反復・習慣的動作
- 4-3. 過去時点で予定されていた未来
- 5. 未来進行形
- 5-1. 未来のある時点で進行中の動作
- 5-2. 近い未来の予定
- 5-3. 丁寧な予定確認の表現
- 6. 現在完了進行形
- 6-1. 継続:ずっと〜している
- 6-2. 動作の強調:まさに続いている最中
- 6-3. 話題の導入:〜してたところなんです
- 7. 過去完了進行形
- 7-1. 過去のある時点まで続いていた動作
- 7-2. 感情・関係の積み重ね
- 8. 未来完了進行形
- 8-1. 未来のある時点まで続く動作
- 8-2. 感情や関係の未来的な積み重ね
- 9. 進行形にできない!?感情・知識の特別ルール
- 📘 Lesson 013:進行時制のまとめ
- 📝 総まとめクイズ
1. 進行時制とは?
「今、まさに〜している」を伝えたいあなたへ
英語では、「今やっていること」をダイレクトに表現するために進行時制(progressive tense)を使います。
例えば「今、勉強している」「ちょうどギターを弾いているところ」など、ある時点で進行中の動作や出来事を伝えることができるのです。
この進行形は、英語らしい“今を切り取る力”を持つ表現であり、話す力・描写力・共感力を高めてくれます。
be動詞 + 現在分詞(〜ing) の形が基本で、時制を変えることで「過去・未来・完了の途中経過」も自在に表現可能です。
📐 進行形のつくり方は?
進行形の基本ルールはとてもシンプルです。主語+be動詞+動詞のing形 で完成!
(am / is / are) + 動詞+
ing
※ be動詞は主語によって am / is / are
に変わります
I am studying English now.
(私は今、英語を勉強しています)

She is cooking dinner now.
(彼女は今、夕食を作っているところです)
🔍 今まさに進行中の動作を伝える「現在進行形」
🔁 同義表現: She’s making dinner now.
構造:S + am/is/are + ~ing
/ 発音:[ɪz ˈkʊkɪŋ]
I was watching TV when he called.
(彼が電話をかけてきたとき、私はテレビを見ていました)
🔍 過去のある時点で進行していた動作を表す「過去進行形」
🔁 同義表現: I was in the middle of watching TV.
構造:S + was/were + ~ing
/ 発音:[wəz ˈwɑːtʃɪŋ]
They will be traveling around Europe next month.
(彼らは来月ヨーロッパを旅行しているでしょう)
🔍 未来のある時点で進行しているであろう動作を表す「未来進行形」
🔁 同義表現: They’re scheduled to travel around Europe.
構造:S + will be + ~ing
/ 発音:[wɪl bi ˈtrævəlɪŋ]
I have been working here since 2020.
(私は2020年からずっとここで働いています)
🔍 過去から今までずっと続いている動作を表す「現在完了進行形」
🔁 同義表現: I started in 2020 and still work here.
構造:S + have/has been + ~ing
/ 発音:[hæv bɪn ˈwɜːrkɪŋ]
She had been crying before I arrived.
(私が着いたとき、彼女は泣いていたようでした)
🔍 過去のある時点までずっと続いていた動作「過去完了進行形」
🔁 同義表現: She cried for a while before I came.
構造:S + had been + ~ing
/ 発音:[hæd bɪn ˈkraɪɪŋ]
He will have been studying English for 5 years by then.
(その時までに、彼は5年間英語を勉強し続けていることになります)
🔍 未来のある時点まで動作が続いている「未来完了進行形」
🔁 同義表現: He started and will still be studying then.
構造:S + will have been + ~ing
/ 発音:[wɪl hæv bɪn ˈstʌdiɪŋ]
現在形と現在進行形の違いに注意!
一見同じように見える I live in Tokyo.
と I am living in Tokyo.
ですが、意味はまったく違います!
文 | 意味 | ニュアンス |
---|---|---|
I live in Tokyo. |
私は東京に住んでいます。 | 普段ずっと(定住) |
I am living in Tokyo. |
私は今のところ東京に住んでいます。 | 一時的に(留学・出張など) |
✅ 現在進行形は「今の状況・変化の途中」を表すため、一時的・限定的な状態を示すのにぴったりです。
🌱 状態も“変化の途中”ととらえることで、英語らしい感覚がグンと身につきます!
📘 まとめ:進行時制とは?
-
🔹
進行形は「be動詞 + 動詞のing形」が基本
進行形とは「動作の途中」「変化の真っ最中」を表す時制のことです。 -
🔹
時制によって be動詞が変化:
am / is / are
→ 現在進行形
was / were
→ 過去進行形
will be
→ 未来進行形
have / has / had + been
→ 完了進行形 -
🔹
まずは「現在進行形」からスタート!
「今〜しているところ」を言えるだけでも日常会話はグッと自然になります。 -
🔹
進行形を使うと英語が“生きて”聞こえる!
単なる事実だけでなく、「今まさに起きている感情・動作・変化」を伝えられます。
🌟 進行時制を使いこなせば、英語で時間を“感じる”力がアップします!
2. 進行形の種類
💭 進行形って…6種類もあるの?
そうなんです。進行形には 現在・過去・未来 に加えて、完了形と組み合わさった進行形 もあるため、合計6種類になります。
でも安心してください。どの進行形も「be動詞 + 動詞のing形」という形は共通!違うのはbe動詞の時制だけなんです。
まずは「今していること(現在)」「していたこと(過去)」「しているだろうこと(未来)」の3つから始めましょう。完了形と組み合わせたものは、ステップアップで学べば大丈夫!
🌟 進行形を使いこなせば、「過去・今・未来」を生き生きと表現できるようになります!
種類 | 構造 | 場面 | 例文 |
---|---|---|---|
🔵 現在進行形 | am / is / are + ~ing |
今まさに動作が進行中 | I am eating lunch. |
🕓 過去進行形 | was / were + ~ing |
ある過去の時点で進行していた | He was sleeping at 10 p.m. |
🕒 未来進行形 | will / shall + be + ~ing |
未来のある時点で〜している予定 | She will be flying tomorrow. |
🟢 現在完了進行形 | have / has + been + ~ing |
今までずっと〜し続けている | I have been reading since morning. |
🟠 過去完了進行形 | had + been + ~ing |
過去のある時点まで〜し続けていた | They had been working all day. |
🔴 未来完了進行形 | will / shall + have been + ~ing |
未来のある時点まで〜し続けているだろう | He will have been living here for 5 years. |
📘 まとめ:進行形の種類をマスターしよう
-
🔹
進行形はすべて「
be動詞 + ~ing
」の型!
時制が違っても構造は同じ。まずはこの型をしっかり覚えよう。 -
🔹
be動詞の変化で時制を表す:
am / is / are
→ 現在
was / were
→ 過去
will be
→ 未来
have/has/had + been
→ 完了+進行 -
🔹
最初は「現在・過去・未来」の3つからでOK!
完了進行形は後から覚えれば大丈夫。焦らなくてOK! -
🔹
文の意味は「いつ?どんな動作が続いているか」を意識しよう
今しているのか?していたのか?これからするのか?をbe動詞が教えてくれる。
🌟 進行形を使いこなせば、時間をコントロールする表現力が一気に広がる!
3. 現在進行形(am / is / are + ~ing)
英語で「今〜しているところです」と表現したいときに使うのが 現在進行形 です。
be動詞 + 動詞のing形
という形で、「動作の途中」をリアルに伝えることができます。
用法 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
📺 3-1. 現在進行中の動作 | 今まさに行われている動作や出来事を表す |
例:I am studying English now. (私は今、英語を勉強しているところです) |
🔁 3-2. 瞬間的動作の継続 | ノックやジャンプなど、短時間の動作が連続して起こる様子 |
例:He is kicking the ball again and again. (彼はボールを何度も蹴っている) |
🔄 3-3. 動作の始まりや終了へ近づく | 「〜しかけている」「〜しそうだ」といった状態の変化の途中を表す |
例:The train is arriving at the station. (電車が駅に到着しかけている) |
🎯 3-4. 現在の動作を強調する | 「今まさに〜しているんだ」と行動の真っ最中であることを主張 |
例:I’m telling you the truth. (本当のことを言ってるんだよ) |
♻️ 3-5. 反復・習慣的動作 | 「またか…」など、話者の感情をこめた繰り返しを表現 |
例:He is always making careless mistakes. (彼はいつも不注意なミスばかりしている) |
📅 3-6. 近い未来の予定された動作 | すでに確定している未来の予定を現在進行形で表す |
例:She is leaving Japan this afternoon. (彼女は今日の午後、日本を発つ予定です) |
現在進行形をマスターしよう!
「今何してるの?」「ちょうど今やってるところ!」—— そんな会話、英語で言えたら素敵ですよね。
現在進行形は、まさにこの「今この瞬間」の動作や変化を伝えるための表現です。
日常会話でもビジネス英語でも、実はとてもよく使われています。
I'm waiting for the bus.
(バスを待っているところです)
Are you having dinner now?
(今、夕食中ですか?)
🌟「進行形」を使いこなせば、英語が動き出す感覚が身についていきます!
3-1. 現在進行中の動作や出来事

英語で「今、何してるの?」や「ちょうど今やってるところ!」と伝えたいとき、どんな表現を使えばよいでしょうか?
そんなときに使うのが 現在進行形。be動詞(am / is / are)+ 動詞のing形
で、今この瞬間に起きている動作をリアルに伝えることができます。
このセクションでは、進行形の中でも一番よく使われる「今していること」の表現をマスターしていきましょう!
I am reading a book now.
(私は今、本を読んでいるところです)
🔍 「今まさに読書中」という状況。am
は「I(私)」に対応するbe動詞。
🔁 同義表現: I’m in the middle of reading a book.
(読んでいる途中=読みかけ)というニュアンスがより強調されます。
構造:S + am + ~ing / 発音:[æm ˈriːdɪŋ]
She is writing an email at the moment.
(彼女はちょうど今、メールを書いています)
🔍 「ちょうど今やっている最中」を表す at the moment
は現在進行形と相性◎。
🔁 同義表現: She’s composing an email right now.
"compose" は少しかしこまった言い方。ビジネスシーンでよく使います。
構造:S + is + ~ing / 発音:[ɪz ˈraɪtɪŋ]
They are playing soccer in the park.
(彼らは公園でサッカーをしているところです)
🔍 「今、どこで何をしているか」を伝えるときに使いやすいパターン。
🔁 同義表現: They’re having a soccer match right now.
"have a match" は「試合をしている」の定番表現です。
構造:S + are + ~ing / 発音:[ɑːr ˈpleɪɪŋ]
We are holding hands and walking together.
(私たちは手をつないで一緒に歩いています)
🔍 「いま手をつないで歩いている」=愛情や親密さを伝える進行形の好例。
🔁 同義表現: We’re walking hand in hand.
少し詩的でロマンチックな響きがあります。
構造:S + are + ~ing / 発音:[ɑːr ˈhoʊldɪŋ]
My dad is cooking dinner right now.
(父はちょうど今、夕食を作っているところです)
🔍 「普段しないけど、今だけやっている」ような動作にも現在進行形が使えます。
🔁 同義表現: He’s preparing a meal right now.
「準備中」のニュアンスで、やや丁寧な表現です。
構造:S + is + ~ing / 発音:[ɪz ˈkʊkɪŋ]
📘 まとめ:今この瞬間を伝えるには?
-
🔹
be動詞 + ~ing
で「今ちょうど〜してる」と伝える!
「今している途中」の動作を描写したいときは現在進行形がぴったり。 -
🔹
be動詞の選び方に注意:
am(I)
,is(he/she/it)
,are(you/we/they)
を主語に合わせて使い分けよう。 -
🔹
現在形との違いを押さえよう:
I read books.
(習慣) vsI am reading a book.
(今してる最中) -
🔹
一時的・非日常の行動にも使える!
普段はやらないことでも「今だけやってる」なら進行形でOK。
🌟「進行形」を使いこなせば、英語で“いま”を描写する力が一気に高まります!
3-2. 瞬間的動作の継続

ドアを「トントントン…」と何度もノックしている様子や、サッカーボールを繰り返し蹴っている場面を思い浮かべてみてください。
こうした動作は1回だけなら一瞬で終わりますが、何度も繰り返されているなら、その「途中」を切り取って進行形で表すことができます。
つまり、「瞬間的な動作」でも、継続性のある動きとして捉えれば、進行形で自然に使えるのです!
このセクションでは、「えっ、それも進行形でいいの?」と驚くような動詞の使い方を、具体的な例文でしっかり学んでいきましょう。
実際には「何度も蹴ってる」「コツコツ叩いてる」など、反復される動作として進行形が使われます。
He is kicking the ball again and again.
(彼は何度もボールを蹴っています)
🔍 「蹴る」という瞬間的な動作も、何度も繰り返されていれば進行形でOK!
🔁 同義表現: He keeps kicking the ball.
構造:S + is + ~ing / 発音:[ɪz ˈkɪkɪŋ]
Someone is knocking on the door.
(誰かがドアをノックし続けています)
🔍 ノックは本来「一瞬」だけど、トントントン…と続く音を描写したいときに進行形がぴったり。
🔁 同義表現: Someone keeps knocking at the door.
構造:S + is + ~ing / 発音:[ˈnɒkɪŋ]
She is nodding off in class.
(彼女は授業中にうとうとしています)
🔍 nod off は「コックリコックリ」と首が何度も落ちる様子=進行形が自然。
🔁 同義表現: She’s dozing off in class.
構造:S + is + ~ing / 発音:[ˈnɑːdɪŋ]
My cat is tapping the screen with her paw.
(うちの猫が肉球で画面をトントンしています)
🔍 tap は「軽く叩く」という動作。繰り返している時は進行形で自然に使えます。
🔁 同義表現: She keeps tapping it.
構造:S + is + ~ing / 発音:[ˈtæpɪŋ]
He is winking at me from across the room.
(彼は部屋の向こうから私にウィンクし続けています)
🔍 wink(ウィンク)も繰り返す動作になれば進行形で表現可能。愛情表現の場面にもぴったり!
🔁 同義表現: He keeps winking at me.
構造:S + is + ~ing / 発音:[ˈwɪŋkɪŋ]
📘 まとめ:一瞬の動作でも「繰り返し」なら進行形!
-
🔹
kick, knock, nod など「瞬間的な動作」も進行形OK!
1回では一瞬でも、何度も繰り返されていれば進行形で表現できます。 -
🔹
進行形は「動作の途中」だけではない!
He is kicking the ball.
は「何度も蹴っている」様子を描写します。 -
🔹
反復的な動きは“続いている状態”として捉えよう
連続する動作も進行中=途中である、という感覚がポイントです。 -
🔹
会話に臨場感を出すときにも進行形は有効!
She is nodding off in class.
→「今まさに眠そう!」という状況描写にぴったり。
🌟 「一瞬=進行形NG」は思い込み!繰り返しがあるなら進行形でどんどん使おう!
3-3. 動作の始まりや終了へ近づくことを表す

「彼は死にかけている」「音楽が止まりかけている」「彼女はどんどんきれいになってきた」—— こんなふうに、変化の途中や移り変わりの最中を伝えたいとき、英語では現在進行形が活躍します。
arrive(到着する)や die(死ぬ)のように、一度だけの出来事にも思える動詞でも、その「直前の動き」に注目すれば進行形で表現できるんです。
つまり、「まさに今〜しかけている」という変化の瞬間を描写するとき、進行形はとても自然で臨場感のある表現になります。
実はそれ、間違いではないけれど、視点が足りないのです。
「変化が起きている途中」に注目すれば、完了動詞でも進行形で自然に表現できます。
例:
He is dying.
→ (死にかけている=まだ完了していない)進行形は“途中の描写”ができる便利なツールだと考えましょう。
The train is arriving at the station.
(その列車は駅に到着しようとしています)
🔍 「まだ着いていない=今まさに到着しつつある」状態を進行形で表現。
🔁 同義表現: The train is about to arrive.
構造:S + is + ~ing / 発音:[ɪz əˈraɪvɪŋ]
He is dying from hunger.
(彼は飢えで死にかけている)
🔍 die は完了動詞だが、「死につつある=まだ完了していない」ので進行形が使える。
🔁 同義表現: He is close to dying.
構造:S + is + ~ing / 発音:[ˈdaɪɪŋ]
The leaves are falling from the tree.
(木から葉が落ちつつあります)
🔍 空中を舞いながら落ちている“変化の途中”を進行形でリアルに描写。
🔁 同義表現: The leaves are starting to fall.
構造:S + are + ~ing / 発音:[ɑːr ˈfɔːlɪŋ]
The music is stopping now.
(音楽が止まりかけています)
🔍 ちょうど今「終わりかけている」動作=変化の最中だから進行形で表現。
🔁 同義表現: The music is fading out.
構造:S + is + ~ing / 発音:[ˈstɒpɪŋ]
You are becoming more and more beautiful.
(あなたはどんどん美しくなってきています)
🔍 become は「変化の途中」をとらえる動詞。感情や感覚の変化にも進行形は有効!
🔁 同義表現: You’re getting more and more beautiful.
構造:S + are + ~ing / 発音:[ɑːr bɪˈkʌmɪŋ]
She is falling in love with him.
(彼女は彼に恋をしつつあります)
🔍 fall in love は感情の変化を表す表現。今まさに惹かれ始めている場面で進行形が使えます。
🔁 同義表現: She is starting to have feelings for him.
構造:S + is + ~ing / 発音:[ˈfɔːlɪŋ ɪn lʌv]
He is getting nervous before the presentation.
(彼は発表前でだんだん緊張してきています)
🔍 get nervous は感情の変化(落ち着き→緊張)を進行形で描写する例です。
🔁 同義表現: He is starting to feel nervous.
構造:S + is + ~ing / 発音:[ˈɡɛtɪŋ ˈnɜːvəs]
📘 まとめ:「変化の途中」なら進行形でOK!
-
🔹
完了的な動詞(arrive / die / stop / fall など)も進行形で使える!
「変化が起きている途中」=進行中の出来事と捉えれば自然に使えます。 -
🔹
感情や気持ちの変化も進行形で描写できる!
She is falling in love.
やHe is getting nervous.
などがその例です。 -
🔹
ポイントは「まだ終わっていない」「変化の最中であること」
進行形は“途中の描写”にぴったりな文法です。
🌟 動作だけでなく「心の変化」まで表現できるのが進行形の魅力です!
3-4. 現在の動作を強調する

「ほんとに言ってるんだって!」「お願いだから聞いて!」—— こんなふうに気持ちを込めて、今まさにしている行動を強調したいとき、英語では現在進行形が使われます。
I’m telling you!(ほんとに言ってるんだよ!)や I’m begging you!(お願いしてるんだって!)のように、“今してる”を強く伝えることで相手に迫る表現が可能になります。
実際の会話やドラマでもよく耳にするフレーズばかり。感情のこもったリアルな英語を身につけるチャンスです!
Believe me. I’m telling you the truth.
(信じてよ。本当に言ってるんだってば)
🔍 「今まさに言ってる」という臨場感を出す進行形。説得や感情をこめた主張にぴったり。
🔁 同義表現: I’m not lying. / I swear it’s true.
構造:S + am + ~ing / 発音:[ˈtɛlɪŋ]
I am warning you. Don’t open that door!
(警告してるんだぞ。そのドアを開けるな!)
🔍 その場の緊張感や「今まさに忠告している」気持ちを進行形で強調。
🔁 同義表現: I really mean it. / This is a warning.
構造:S + am + ~ing / 発音:[ˈwɔːrnɪŋ]
I am begging you. Just hear me out.
(お願いだから聞いて…!)
🔍 懇願の気持ちをリアルに伝える。「今この瞬間に言ってる」ことを示す進行形。
🔁 同義表現: I’m pleading with you. / Please don’t ignore me.
構造:S + am + ~ing / 発音:[ˈbɛɡɪŋ]
I am loving this moment with you.
(君と一緒にいるこの瞬間が最高だよ)
🔍 love の進行形は一時的な感情の強調に使える。広告やSNSでもよく見かけるカジュアルな表現。
🔁 同義表現: I’m really enjoying this. / I’m so happy right now.
構造:S + am + ~ing / 発音:[ˈlʌvɪŋ]
I am not joking. It’s really true.
(冗談じゃないよ。本当なんだ)
🔍 「今、冗談で言ってるわけじゃない」という強い主張。否定の進行形が説得力を与えます。
🔁 同義表現: I’m serious. / I mean it.
構造:S + am + not + ~ing / 発音:[ˈdʒoʊkɪŋ]
I am explaining it to you right now.
(今ちゃんと説明してるところなんだ)
🔍 進行形で「今まさに説明中」であることを強調。反論や言い訳シーンでもよく登場。
🔁 同義表現: I’m trying to make it clear. / Listen, please.
構造:S + am + ~ing / 発音:[ɪkˈspleɪnɪŋ]
📘 まとめ:「今してる!」を伝えたいときに進行形が活躍!
-
🔹
現在進行形は「今まさにしている」ことをリアルに伝える表現
説得・懇願・説明・真剣な主張などでよく使われます。 -
🔹
感情や行動を強調して伝えることができる
例:I’m telling you.
,I’m begging you.
,I’m not joking.
-
🔹
状態動詞も「一時的な強調」なら進行形OK!
I’m loving this moment.
のように、その場の感情や印象の変化に使えます。
🌟 強調・感情・臨場感を込めて話すなら、進行形を味方にしよう!
3-5. 反復・習慣的動作を表す進行形

「またその話か!」「いつも遅れてくるんだから…」
そんな癖のような繰り返しを、英語では 現在進行形+always / constantly / continually などの副詞を使って表現できます。
He is always making careless mistakes. のように、行動の“くせ”や“パターン”を
感情をこめて伝えたいときに、この形がぴったりなんです。
感情をこめて「またかよ!」と言いたいときは、進行形+副詞が最強の型!
✔️ 文法は正しいのに、感情が伝わらない英語ではもったいない!
✔️ 驚き・不満・皮肉・ちょっとした照れにも、この表現が効きます。
He is always making careless mistakes.
(彼はいつも不注意なミスばかりしている)
🔍 always+現在進行形で「癖のように繰り返す」習慣を強調。不満がこもった言い方です。
🔁 同義表現: He keeps making mistakes. / He’s never careful.
構造:S + is + always + ~ing / 発音:[ˈmeɪkɪŋ]
She is constantly checking her phone.
(彼女はいつもスマホばかり見ている)
🔍 constantlyは「常に・絶えず」の意味。少し皮肉を込めて使われることが多い副詞です。
🔁 同義表現: She can’t stop checking her phone.
構造:S + is + constantly + ~ing / 発音:[ˈʧɛkɪŋ]
You are continually interrupting me.
(君はいつもしつこく話を遮ってばかりいる)
🔍 continuallyは「しょっちゅう・やたらに」というニュアンス。不快感をこめた非難に適します。
🔁 同義表現: You keep cutting me off. / Let me speak!
構造:S + are + continually + ~ing / 発音:[ɪnˈtʌrʌptɪŋ]
They are always showing up late.
(彼らはいつも遅れてくる)
🔍 show up(現れる)を使って「遅刻の常習」を表現。不満・呆れが含まれる言い回し。
🔁 同義表現: They’re never on time.
構造:S + are + always + ~ing / 発音:[ˈʃoʊɪŋ]
I am always falling in love too easily.
(私はいつもすぐ恋に落ちてしまう)
🔍 自分の癖・傾向をちょっと恥ずかしげに言う時にも現在進行形+alwaysが使えます。
🔁 同義表現: I fall for people too fast. / I can’t help it.
構造:S + am + always + ~ing / 発音:[ˈfɔːlɪŋ]
📘 まとめ:感情をこめた「またか…!」を進行形で表そう
-
🔹
always / constantly / continually などの副詞+進行形
単なる習慣ではなく、「感情」をこめた繰り返し表現にぴったりです。 -
🔹
不満・皮肉・驚き・照れなどをナチュラルに伝えられる
例:He is always making careless mistakes.
「またミスしてるよ…」というニュアンスが自然に伝わります。 -
🔹
自分の癖にも使える便利な表現
例:I’m always falling in love too easily.
少し照れをこめた「やっちゃう癖」も、進行形で感情ごと表現できます。
🌟 感情のこもった“リアルな英語”を話したいとき、進行形+副詞のコンビは最強です!
3-6. 近い未来の予定を現在進行形で表す

英語では、すでに決まっている未来の予定を、現在進行形(be + ~ing)で表すことができます。
たとえば、I’m meeting my friend tomorrow. のように言うと、「明日友達と会う予定なんだよ」と自然に伝わります。
「いつ・誰と・どこで・何をする」がすでに確定している未来は、willよりも進行形の方がナチュラルです。
🔹 「いま決めたばかりの予定」や「ただの予測」には使えません。
🔹 そのような場合は
will
や be going to
を使いましょう。
I am going shopping tomorrow.
(私は明日、買い物に行く予定です)
🔍 be + ~ing で「確定済みの未来の予定」を表現。go shopping
のような日常動作にもOK。
🔁 同義表現: I’m planning to go shopping tomorrow.
構造:S + am + ~ing / 発音:[ˈɡoʊɪŋ ˈʃɑːpɪŋ]
She is leaving Japan this afternoon.
(彼女は今日の午後、日本を発つ予定です)
🔍 「乗り物・移動」に関する予定は、現在進行形がとてもよく使われるパターンです。
🔁 同義表現: She has a flight this afternoon.
構造:S + is + ~ing / 発音:[ˈliːvɪŋ]
We are buying a new PC next week.
(私たちは来週、新しいパソコンを買う予定です)
🔍 グループでの予定や家族計画などでも進行形が活躍。未来表現としてとても自然です。
🔁 同義表現: We’ve already decided to get one.
構造:S + are + ~ing / 発音:[ˈbaɪɪŋ]
Are you coming to the meeting?
(あなたは会議に来る予定ですか?)
🔍 be動詞を前に出すことで、予定を尋ねる疑問文に。Are you coming?
は会話でも定番。
🔁 同義表現: Will you be at the meeting?
構造:be動詞 + S + ~ing(疑問) / 発音:[ˈkʌmɪŋ]
I am seeing him again this weekend.
(私は今週末、また彼に会う予定です)
🔍 see は「見る」以外に「会う」という意味も。
予定された「再会」にぴったりの進行形。
🔁 同義表現: I’m meeting him again soon.
構造:S + am + ~ing / 発音:[ˈsiːɪŋ]
📘 まとめ:「すでに決まってる予定」は進行形で自然に!
-
🔹
「be動詞 + ~ing」で未来の予定も表現できる!
例:I’m going shopping tomorrow.
(明日買い物に行く予定) -
🔹
「すでに決まっている」予定にだけ使える
✔️ アポ・移動・日程など
❌ その場の思いつきや予測には使わない -
🔹
疑問文でもよく使われる
例:Are you coming to the meeting?
相手に「参加予定かどうか」を自然に聞ける便利表現
🌟 スケジュールがある未来なら「現在進行形」で伝えると、英語らしくてスマート!
「確定した未来」を伝えるには現在進行形が大活躍!今すぐクイズでマスターしよう 🛫📅
4. 過去進行形(was / were + ~ing)
「昨日の◯時、何してた?」というように、特定の過去の時点で進行していた出来事を伝えたいとき、英語では 過去進行形 を使います。
基本の形は was / were + ~ing
。たとえば:
I was studying English at 8 last night.
(昨晩8時に、私は英語を勉強していました)
また、「〜していたときに、別のことが起きた」という場面では、 進行中の動作(背景)+突発的な出来事を組み合わせることで、より自然なストーリーが描けます。
I was watching TV when the phone rang.
(電話が鳴ったとき、私はテレビを見ていました)
✅ 覚えておこう: 過去進行形は「そのとき何してた?」に答える便利な形。
状況説明や日記、ストーリーテリングにぴったりです!
用法 | 意味・使い方 | 例文 |
---|---|---|
🕰️ 4-1. 過去の進行 |
過去の特定の時点で「まさに〜していた」動作や出来事を表します。 他の出来事と組み合わせて「背景描写」として使われることも多いです。 |
例:I was watching TV when she called. (彼女が電話してきたとき、私はテレビを見ていた) |
🔁 4-2. 反復・習慣的動作 | 「当時いつも〜していた」や「何度も〜していた」など、感情や癖を含んだ過去の習慣を表します。 |
例:He was always making silly jokes. (彼はいつもくだらない冗談ばかり言っていた) |
📅 4-3. 過去の予定 |
「過去のある時点で予定されていた未来の動作」を表現できます。 例:旅行・会合など、実際に実行されたかどうかは問わない。 |
例:We were meeting them the next day. (私たちは翌日、彼らと会う予定だった) |
過去進行形で「そのときの情景」をリアルに描こう!
「〜していたときに、〇〇が起きた」「あの頃はいつも〜していた」など、物語・回想・状況説明が一気にリアルになるのが過去進行形の魅力です。
たとえばこの文:
I was walking home when it started to rain.
(雨が降り出したとき、私は家に向かって歩いていた)
☔「その時の様子」や「感情」を自然に表現できるので、ストーリー性のある英語を話したい人にはぴったり!
🌟 会話・日記・スピーチにも使える“臨場感”をあなたの英語に!
4-1. 過去のある時点で進行中だった動作や出来事

過去のある時点で「ちょうど〜していた」と言いたいときに使うのが 過去進行形。
状況説明や物語、日記などで大活躍する表現です。
たとえば、こんな場面を思い浮かべてみてください:
-
📺
電話が鳴ったとき、あなたはテレビを見ていました。
→I was watching TV when the phone rang.
-
🍽️
夜7時、家族で夕食中でした。
→We were having dinner at 7 o’clock.
このように、「ある瞬間に進行していたこと」や
「別の出来事が起きたときの背景」を表すときに、過去進行形はぴったりです。
when / while / at that timeなどとよくセットで使われます。
ストーリーや会話に臨場感を加える便利な表現を、ここでマスターしていきましょう!
I was reading a book when the lights went out.
(停電したとき、私は本を読んでいました)
🔍 「進行していた動作」+「突然の出来事」という自然な組み合わせ
🔁 同義表現: While I was reading, the lights went out.
構造:S + was + ~ing + when + S + 過去形 / 発音:[aɪ wəz ˈriːdɪŋ]
They were eating dinner at 7 o’clock.
(彼らは7時に夕食をとっていました)
🔍 「その時していたこと」を時刻で明示する定番パターン
🔁 同義表現: At 7, they were having dinner.
構造:S + were + ~ing / 発音:[ðeɪ wɚ ˈiːtɪŋ]
I was walking in the park when I saw a cat.
(猫を見かけたとき、公園を歩いていました)
🔍 背景の動作と、新たな発見を組み合わせた典型例
🔁 同義表現: As I was walking, I saw a cat.
構造:S + was + ~ing + when + S + 過去形 / 発音:[aɪ wəz ˈwɔːkɪŋ]
My sister was studying while I was cooking.
(私が料理している間、妹は勉強していました)
🔍 2つの動作が同時進行している状況を伝える
🔁 同義表現: While my sister was studying, I was cooking.
構造:S + was + ~ing / 発音:[wɑɪl aɪ wəz ˈkʊkɪŋ]
❤️ We were watching the sunset together.
(私たちは一緒に夕日を見ていました)
🔍 進行形で「思い出を切り取る」ロマンチックな表現
🔁 同義表現: We were enjoying the sunset together.
構造:S + were + ~ing / 発音:[wɪ wɚ ˈwɑːtʃɪŋ]
📘 まとめ:過去の「ちょうどそのとき」を描写しよう
-
🔹
過去進行形 =
was / were + ~ing
「そのとき〜していた」ことを表現できる便利な時制。 -
🔹
when
やwhile
と一緒に使う!
進行中の動作と、もう1つの出来事をつなげて自然な英文に。 -
🔹
時間の背景や同時進行を描写できる
状況説明・ナレーション・ストーリー表現に最適! -
🔹
英語らしいリズム感を意識しよう
動作が「流れている」感覚を意識すると、表現がぐっと自然になります。
🌟「そのとき何してたの?」を自然に表現できると、会話がぐっとスムーズに!
過去の“進行中の出来事”を英語で自然に描写できるか、クイズで試してみましょう 🕰️📚
4-2. 反復・習慣的動作

「あの頃いつも〜してたなぁ」「またやってたよ…」というように、過去に繰り返していた行動を伝えたいとき、過去進行形がとても便利です。
特に always / constantly / continually
などの副詞と組み合わせると、話し手の感情や皮肉、懐かしさまで表現できます。
-
🙄
「彼、またミスしてたよ」→
He was always making mistakes.
-
💬
「彼女、授業中いつもスマホいじってた」→
She was constantly texting during class.
✅ この用法は、ただの事実ではなく、驚き・不満・感情をこめる場面でよく使われます。
会話に「人間味」を出せる表現としても覚えておくととても役立ちます!
He was always making careless mistakes.
(彼はいつも不注意なミスばかりしていた)
🔍 過去の「うんざりする習慣」をあらわす代表例
🔁 同義表現: He kept making the same mistakes.
構造:S + was + always + ~ing / 発音:[hiː wəz ˈɔːl.weɪz ˈmeɪ.kɪŋ]
She was constantly texting during class.
(彼女は授業中ずっとスマホをいじっていた)
🔍 「やめてほしいのに…」という不満を含む言い方
🔁 同義表現: She was always on her phone in class.
構造:S + was + constantly + ~ing / 発音:[ʃiː wəz ˈkɑːn.stənt.li ˈtɛkstɪŋ]
You were always borrowing my stuff!
(君はいつも私の物を勝手に借りてたよね!)
🔍 過去に抱いた不満や怒りをぶつけるときにぴったり
🔁 同義表現: You never asked before using my things!
構造:S + were + always + ~ing / 発音:[juː wɚ ˈɔːl.weɪz ˈbɑː.roʊ.ɪŋ]
They were continually arguing over nothing.
(彼らはいつもくだらないことで口げんかしていた)
🔍 「またかよ…」という呆れ・諦めの雰囲気を込めて表現
🔁 同義表現: They fought all the time over small things.
構造:S + were + continually + ~ing / 発音:[ðeɪ wɚ kənˈtɪn.ju.ə.li ˈɑːr.gju.ɪŋ]
❤️ He was always thinking about her.
(彼はいつも彼女のことを考えていた)
🔍 やさしさや思慕を含んだ「いつも〜してた」のやわらか表現
🔁 同義表現: She was always on his mind.
構造:S + was + always + ~ing / 発音:[hiː wəz ˈɔːl.weɪz ˈθɪŋ.kɪŋ]
📘 まとめ:「いつも〜していた」の感情表現をマスターしよう
-
🔹
過去進行形 + always / constantly / continually
「過去の繰り返し動作」をリアルに表現できる便利なパターン。 -
🔹
話し手の感情を込めることが多い!
不満・文句・皮肉・好意など、気持ちをニュアンスごと伝えられる。 -
🔹
習慣の描写だけでなく印象描写にも使える
「彼はいつも考えていた」「彼女はいつも笑っていた」などにも対応。 -
🔹
be動詞+副詞+〜ing の語順に慣れよう!
was always doing
,were constantly saying
のような並びを体で覚えよう。
🌟 気持ちのこもった「英語らしい表現力」が身につきます!
4-3. 過去のある時点で予定されていた未来の動作

実は 過去進行形 は、「〜していた」という進行中の動作だけではありません。
過去のある時点で、すでに決まっていた予定や計画を表すときにも使われます。
たとえば I was meeting my friend at 5.
(5時に友達と会う予定だった)のように、
「そのときは◯◯することになっていた」という意味で使います。
✅ 実際にその予定が実行されたかどうかは、文の中には明示されません。
「当時はそういう予定だった」という予定の背景描写に使われるのがポイントです。
結果がわからない、または別のことが起きて予定が変わった可能性も含みます。
We were buying a new PC last week.
(私たちは先週、新しいパソコンを買う予定だった)
🔍 「その時点では買う予定だったけど、実際買ったかどうかは不明」
🔁 同義表現: We were planning to buy a new PC.
構造:S + were + ~ing / 発音:[wiː wɚ ˈbaɪ.ɪŋ]
I was meeting my friend at 5 p.m.
(私は午後5時に友達と会う予定だった)
🔍 決まっていた予定や約束ごとを自然に表現できる
🔁 同義表現: I had a plan to meet my friend at 5.
構造:S + was + ~ing / 発音:[aɪ wəz ˈmiː.tɪŋ]
She was flying to London that morning.
(彼女はその朝ロンドンへ飛ぶ予定だった)
🔍 すでに決まっていた未来の予定を過去の視点から語る
🔁 同義表現: She had a flight to London that morning.
構造:S + was + ~ing / 発音:[ʃiː wəz ˈflaɪ.ɪŋ]
They were leaving the next day.
(彼らは翌日に出発する予定だった)
🔍 「出発する」という動詞は未来の予定表現でよく使われる
🔁 同義表現: They had planned to leave the next day.
構造:S + were + ~ing / 発音:[ðeɪ wɚ ˈliː.vɪŋ]
❤️ We were having dinner together that night.
(私たちはその夜、一緒に夕食をとる予定だった)
🔍 愛や約束のある予定表現にも過去進行形は使える
🔁 同義表現: We were supposed to have dinner together.
構造:S + were + ~ing / 発音:[wiː wɚ ˈhæv.ɪŋ]
📘 まとめ:過去の「予定だったこと」を過去進行形で表現しよう
-
🔹
形は
was / were + ~ing
「そのとき〜するつもりだった」「予定だった」と言いたいときに使える。 -
🔹
予定が実行されたかは関係なし!
あくまで「そのときにはそう決まっていた」という事実を伝える表現。 -
🔹
使える動詞は?
meet / leave / fly / buy / have dinner
など、予定・スケジュールに関係する動詞でよく使われる。 -
🔹
丁寧な背景説明に最適!
「実は〜するつもりだったんだけどね…」のように、会話で相手に配慮した表現ができる。
🌟「そのときの計画」を自然に伝えられると、英語に深みと人間らしさが出てきます!
5. 未来進行形(will be + ~ing)
「明日の今ごろ、たぶん勉強してるな…」
こんなふうに、未来のある瞬間に進行中の動作を伝えたいときに使うのが
未来進行形(will be + ~ing)です。
「~するつもり」や「予定です」というだけでなく、未来の流れの中で自然とそうしている様子を描写できるのが特徴です。 また、予定を丁寧に伝えたいときや、相手の予定を気づかいながら質問するときにも使われます。
📌 未来進行形を使いこなせば、未来の状況をより具体的に・丁寧に伝える力がグッとアップします!
will + 動詞は「これからする」と未来の予定・意志を表すのに対し、
will be + ~ingは未来のある時点で進行している状態を描写します。
✅ 例:
I will eat dinner at 7.
→「7時に夕食を食べる(始める)」という未来の行動
I will be eating dinner at 7.
→「7時には夕食を食べている最中だろう」という進行中の様子
用法 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
⏳ 進行中の動作 | 未来のある時点で「〜しているところ」を表す |
例:I will be studying at 8 p.m. (夜8時には勉強していると思う) |
📅 未来の予定 | 成り行きで決まっている予定を丁寧に表現 |
例:We will be arriving around noon. (正午ごろに到着予定です) |
🙋 丁寧な質問 | 相手の予定を丁寧にたずねる表現 |
例:Will you be using this room? (この部屋をご使用のご予定ですか?) |
未来進行形をマスターしよう!
「その時はこうしているはず」という未来の途中経過を伝えられると、
会話にリアリティとやさしさが生まれます。
たとえば約束の場面で…
I'll be waiting for you at the station.
(駅で待ってるね)
「待ってるよ」とストレートに言うよりも、自然でやさしいニュアンスになりますよね。
また、ホテルの予約やビジネス英語でも使われます:
Will you be using the meeting room this afternoon?
(本日午後、会議室はご使用の予定ですか?)
🌟 未来進行形が使えると、一歩先の丁寧なコミュニケーションができるようになります!
5-1. 未来のある時点で進行中の動作や出来事

「明日の夜9時、きっとまだ勉強してるな…」
そんなふうに、未来の特定の時点で行動が進行中であることを伝えたいときに使うのが、
未来進行形(will be + ~ing)です。
“その瞬間に何をしているか” を未来の視点から描写するこの形は、
単なる未来の予定よりも、動作の途中や状況のイメージがしやすいのが特徴です。
未来進行形は会話だけでなく、映画のナレーション・予定の丁寧な説明・ビジネスのやりとりなどでも大活躍します。
I will be working at 10 tomorrow.
(私は明日の10時に仕事をしているところでしょう)
🔍 「その時間帯は作業中だよ」と伝えたいときに便利
🔁 同義表現: I will be in the middle of working at 10.
構造:S + will be + ~ing / 発音:[aɪ wɪl bi ˈwɝː.kɪŋ]
She will be sleeping at that time.
(彼女はその時間、寝ているでしょう)
🔍 相手に配慮して「そのときは寝てるだろうから…」と伝えたいときに
🔁 同義表現: She'll be in bed at that time.
構造:S + will be + ~ing / 発音:[ʃiːl bi ˈsliː.pɪŋ]
They will be traveling in Europe next month.
(彼らは来月ヨーロッパを旅行中でしょう)
🔍 長期の未来の予定を自然に描写できる
🔁 同義表現: They will be on a trip in Europe next month.
構造:S + will be + ~ing / 発音:[ðeɪ wɪl bi ˈtræv.lɪŋ]
My brother will be playing soccer in the afternoon.
(弟は午後にサッカーをしているでしょう)
🔍 スポーツやイベントの時間帯を表現するのにも使える
🔁 同義表現: My brother will be at soccer practice in the afternoon.
構造:S + will be + ~ing / 発音:[maɪ ˈbrʌ.ðɚ wɪl bi ˈpleɪ.ɪŋ]
❤️ We will be having dinner at 7.
(私たちは7時に夕食をとっているところでしょう)
🔍 デートや予定を優しく伝える場面でも使える
🔁 同義表現: We will be eating around 7.
構造:S + will be + ~ing / 発音:[wiː wɪl bi ˈhæv.ɪŋ]
📘 まとめ:未来の「そのとき何をしているか?」を描写しよう
-
🔹
未来進行形 =
will be + ~ing
「明日の今ごろは〜しているところだろう」という進行中のイメージを伝える。 -
🔹
動作の“途中”を未来から見ている感じ
単なる「する予定」ではなく、そのときまさに動作中であることにフォーカス。 -
🔹
自然なトーンや丁寧な印象を与える
“I'll wait.” より “I'll be waiting.” の方がやさしく、思いやりのある表現に。
🌟 未来の行動を「予告」ではなく「実況」することで、英語の表現力がワンランクアップします!
5-2. 近い未来の予定

「私は明日、出張の予定があります」や「彼女は来週の火曜に飛び立ちます」など、
すでに決まっている未来の予定を、やわらかく自然に伝えたいときに便利なのが、
未来進行形(will be + ~ing)です。
I will be visiting Osaka next week.
のように言えば、
「(もう決まっている)来週の大阪出張」という予定をスマートに共有できます。
“〜するよ” よりも “〜してる予定なんだ” というトーンになるため、
日常会話でもビジネスでも、押しつけがましくなく予定を伝えられるのがポイントです。
We will be meeting the new manager next Monday.
(私たちは来週の月曜に新しいマネージャーと会う予定です)
🔍 固定されたスケジュールの共有に便利
🔁 同義表現: We’re scheduled to meet the new manager.
構造:S + will be + ~ing / 発音:[wiː wɪl bi ˈmiː.tɪŋ]
She will be flying to Canada this Friday.
(彼女は今週の金曜にカナダへ飛ぶ予定です)
🔍 航空券・予約などが確定しているときによく使う
🔁 同義表現: She is going to fly to Canada.
構造:S + will be + ~ing / 発音:[ʃiː wɪl bi ˈflaɪ.ɪŋ]
The team will be launching the new app soon.
(そのチームは間もなく新しいアプリをリリースする予定です)
🔍 ビジネスシーンでもよく使われる丁寧な表現
🔁 同義表現: The team is going to launch the app.
構造:S + will be + ~ing / 発音:[ðə tiːm wɪl bi ˈlɔn.tʃɪŋ]
I will be visiting my parents this weekend.
(私は今週末、両親を訪ねる予定です)
🔍 家族との予定などもやさしく伝えられる
🔁 同義表現: I’m planning to visit my parents.
構造:S + will be + ~ing / 発音:[aɪ wɪl bi ˈvɪ.zɪ.tɪŋ]
❤️ We will be having a celebration next Friday.
(私たちは来週の金曜日にお祝いをする予定です)
🔍 未来の楽しみな予定をやわらかく伝える
🔁 同義表現: We’re planning to celebrate.
構造:S + will be + ~ing / 発音:[wiː wɪl bi ˈhæv.ɪŋ]
📘 まとめ:「すでに決まっている未来」をやさしく伝えよう
-
🔹
未来進行形(will be + ~ing) は、
「ほぼ確定している未来の予定」をやわらかく伝えるのに便利。 -
🔹
カレンダーに書いてあるような予定にぴったり:
会議・出張・旅行・イベントなど、フォーマルな予定にも使える。 -
🔹
通常の未来形(will)よりも丁寧で配慮ある印象
相手に対して“予定を共有する”ときに最適な語り口。
💡 will と will be ~ing の違いをおさえよう!
- will:「これから〜する」意思や予定をストレートに表現
- will be ~ing:「そのとき〜している状態」をやさしく丁寧に表現
例①:I will meet him at 6.
→(会う予定です)
例②:I will be meeting him at 6.
→(会う“ことになっています”)
🌟 未来進行形の方が、相手に配慮したやわらかい印象を与えられます!
🌟 “予定しているよ”を自然に伝えられるようになれば、英会話の信頼感がグッとアップ!
5-3. 他人の予定を尋ねる丁寧用法

誰かに「〜する予定ですか?」と聞きたいとき、Will you ~?
を使うのが基本ですが、
実はこれ、少しかたい・命令っぽく聞こえてしまうこともあります。
そこでおすすめなのが 未来進行形の疑問文です。
Will you be working tomorrow?
のように言えば、
控えめで丁寧な印象になり、自然に相手の予定をたずねることができます。
上司・先生・お客様などにも安心して使える聞き方です。
Will you be working in the office tomorrow?
(明日はオフィスでお仕事されるご予定ですか?)
🔍 丁寧に相手の出勤予定を確認する定番表現
🔁 言い換え: Are you scheduled to work tomorrow?
構造:Will + you + be + ~ing / 発音:[wɪl juː bi ˈwɝː.kɪŋ]
Will you be using the meeting room at 3?
(3時に会議室をご利用の予定でしょうか?)
🔍 ビジネスでも自然な聞き方として好印象
🔁 言い換え: Do you plan to use the meeting room?
構造:Will + you + be + ~ing / 発音:[wɪl juː bi ˈjuː.zɪŋ]
Will she be attending the seminar next week?
(彼女は来週のセミナーに出席される予定ですか?)
🔍 第三者の予定を控えめに確認できる便利表現
🔁 言い換え: Is she planning to attend?
構造:Will + she + be + ~ing / 発音:[wɪl ʃiː bi əˈtɛn.dɪŋ]
Will they be staying at the hotel near the station?
(彼らは駅近くのホテルに泊まるご予定ですか?)
🔍 相手の行動予定を尋ねるときに最適
🔁 言い換え: Are they going to stay there?
構造:Will + they + be + ~ing / 発音:[wɪl ðeɪ bi ˈsteɪ.ɪŋ]
❤️ Will you be joining us for dinner tonight?
(今晩の夕食、ご一緒されますか?)
🔍 お誘いや確認の場面にも自然であたたかい印象
🔁 言い換え: Would you like to join us for dinner?
構造:Will + you + be + ~ing / 発音:[wɪl juː bi ˈdʒɔɪ.nɪŋ]
📘 まとめ:予定をたずねるときは、やわらかく!
-
🔹
Will you be ~ing? は、
相手の予定や行動をやんわりとたずねる表現。 -
🔹
単純未来形よりも丁寧・控えめ
ビジネス・接客・上司との会話にも安心して使える。 -
🔹
“予定+敬意” が伝わる万能フレーズ
相手に気持ちよく応えてもらえる表現を目指そう。
Will you ~?
は行動を直接たずねるため命令的に聞こえることも。一方
Will you be ~ing?
は「そのとき〜してるご予定ですか?」と相手の状況に配慮した聞き方になるため、控えめで丁寧な印象を与えます。
🌟 やさしく予定をたずねられると、あなたの英語も信頼度アップ!
6. 現在完了進行形(have/has been ~ing)
「ずっと~し続けている」というとき、現在完了形(have + 過去分詞)だけでなく、
現在完了進行形(have/has been + ~ing)を使うと、
動作が続いている最中であることをリアルに伝えられます。
「動作の継続」を表すのが現在完了進行形です!
用法 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
📚 継続 | ある過去の時点から今まで、ずっと〜している |
例:I have been studying since this morning. (今朝からずっと勉強しています) |
🏃 動作の強調 | 行動や動作が「続いていること」にフォーカス |
例:It has been raining all day. (一日中ずっと雨が降っています) |
💬 話題の導入 | 近況報告や話し始めのきっかけとしても使える |
例:We’ve been talking about you! (ちょうど君の話をしていたんだよ!) |
現在完了進行形を使いこなそう!
「ずっと勉強してる」「ずっと待ってた」など、感情のこもった時間の経過を表現するにはピッタリな形です。
英会話でも、自分の状況をリアルに伝える強力なツールになります!
I’ve been thinking about you.
(君のことをずっと考えてたよ)
🌟「何をしていたか」をナチュラルに語れるようになろう!
6-1. 継続:ずっと〜している

「今までずっと〜している」ことを伝えたいとき、
現在完了進行形(have/has been ~ing)が活躍します。
動作が過去から現在までずっと続いている最中であることを、
生き生きと伝えることができます。
since
(〜以来)や for
(〜の間)などと一緒に使われます。
両方とも「継続」を表せますが、ニュアンスに違いがあります。
- ✅ 現在完了:結果や状態の継続を強調(例:I have lived here for 5 years.)
- ✅ 現在完了進行形:動作の継続を強調(例:I have been living here for 5 years.)
I have been studying since this morning.
(私は今朝からずっと勉強しています)
🔍 since
で「始点」を明確にする典型パターン
🔁 同義表現: I started studying this morning and I'm still doing it.
構造:S + have been + ~ing / 発音:[aɪ hæv bɪn ˈstʌ.di.ɪŋ]
He has been working at that company for 10 years.
(彼はその会社で10年間ずっと働いています)
🔍 for + 期間
を使って「継続期間」を伝える
🔁 同義表現: He started 10 years ago and he still works there.
構造:S + has been + ~ing / 発音:[hiː hæz bɪn ˈwɝː.kɪŋ]
They have been waiting for the bus.
(彼らはずっとバスを待っています)
🔍 現在も続いている行動や状態を表す
🔁 同義表現: They started waiting earlier and are still waiting now.
構造:S + have been + ~ing / 発音:[ðeɪ hæv bɪn ˈweɪ.t̬ɪŋ]
She has been feeling tired lately.
(最近ずっと疲れを感じています)
🔍 lately
も「継続」の文脈でよく使われる副詞
🔁 同義表現: She has felt tired for some time now.
構造:S + has been + ~ing / 発音:[ʃiː hæz bɪn ˈfiː.lɪŋ]
❤️ I have been thinking about you all day.
(一日中あなたのことを考えていました)
🔍 愛や感情をこめて継続を伝える表現
🔁 同義表現: You've been on my mind all day.
構造:S + have been + ~ing / 発音:[aɪ hæv bɪn ˈθɪŋ.kɪŋ]
📘 まとめ:「ずっと〜している」を表す現在完了進行形
-
🔹
現在完了進行形 = have/has + been + ~ing
「過去から今までずっと〜し続けている」動作や行動を表します。 -
🔹
since や for で「いつから続いているか」を明確に
since this morning / for 10 years
などがよく使われます。 -
🔹
感情や努力を込めたリアルな継続表現にぴったり
会話でも「一生懸命やってる感」が伝わる便利な時制です。
- ✅ 現在完了:状態の継続や結果にフォーカス(例:I have lived here for 5 years.)
- ✅ 現在完了進行形:動作の継続にフォーカス(例:I have been living here for 5 years.)
🌟「ずっと〜している」を自然に使えると、時間の流れを伝える英語力がぐんとアップ!
6-2. 動作の強調:まさに続いている最中!

現在完了進行形は「継続」だけでなく、動作の真っ最中を強調したいときにも使えます。
「ちょうどやってる」「ずっと動いている感じ」を出したいときに便利です。
視覚・感覚的に動きを伝えるニュアンスが強くなります。
「今している最中」なのは同じですが、時間の幅とニュアンスに違いがあります。
- 🟦 現在進行形: 今まさにしている真っ最中の行動(瞬間フォーカス)
- 🟧 現在完了進行形: 少し前から続いていて今も続いている(流れや背景を含む)
It has been raining all day.
(一日中ずっと雨が降り続いている)
🔍 継続+動きのある自然現象を描写する定番表現
🔁 同義表現: It started raining and hasn’t stopped.
構造:S + has been + ~ing / 発音:[ɪt hæz bɪn ˈreɪ.nɪŋ]
My phone has been vibrating in my pocket.
(ポケットの中でスマホがずっと振動してる)
🔍 まさに「今その動きが続いている」感じを伝える
🔁 同義表現: It keeps vibrating in my pocket.
構造:S + has been + ~ing / 発音:[maɪ foʊn hæz bɪn ˈvaɪ.breɪ.tɪŋ]
The dog has been barking for an hour.
(犬が1時間ずっと吠え続けている)
🔍 騒がしさやうるささが続いている様子を強調
🔁 同義表現: The dog started barking an hour ago and hasn't stopped.
構造:S + has been + ~ing / 発音:[ðə dɔːɡ hæz bɪn ˈbɑːr.kɪŋ]
I have been coughing since last night.
(昨晩からずっと咳が止まらない)
🔍 継続する身体的動作にもぴったりの時制
🔁 同義表現: I started coughing last night and still am.
構造:S + have been + ~ing / 発音:[aɪ hæv bɪn ˈkɔː.fɪŋ]
❤️ I have been chasing my dream for years.
(何年も夢を追いかけ続けています)
🔍 強い意志や努力が込められた継続行動に最適
🔁 同義表現: I’ve never stopped going after my dream.
構造:S + have been + ~ing / 発音:[aɪ hæv bɪn ˈʧeɪ.sɪŋ]
📘 まとめ:「まだ終わっていない動作」を伝えたいときに
-
🔹
現在完了進行形 = have/has been + ~ing
「少し前から続いていて、今も続いている」動作をリアルに表せます。 -
🔹
継続だけでなく「動いている感」を出すのが目的
雨・音・体の動き・感情の高ぶりなど、連続性を感じさせる場面で使おう。 -
🔹
現在進行形との違いにも注目!
I’m coughing
は「今この瞬間」、I’ve been coughing
は「昨日からずっと」など、時間の幅が違う。
🌟 一時的な行動の「続いてる感」を伝えられると、会話も描写もグッとリアルに!
6-3. 話題の導入:「〜してたところなんです」

会話を始めるときや近況を報告したいとき、「ちょうど〜してたんだ」という表現がよく使われますよね。
英語ではそんなとき、現在完了進行形(have/has been + ~ing)がとても便利です。
「今まさに終わったところ」「ずっとしていた感じ」など、自然な流れで話題を切り出すことができます。
フォーマルすぎず、親しみのある語り出しにぴったり!
We have been talking about you.
(私たち、あなたの話をしてたところなんだ)
🔍 話題の導入によく使うパターン。「実はちょっと前まで…」という雰囲気
🔁 同義表現: We were just talking about you.
構造:S + have been + ~ing / 発音:[wiː həv bɪn ˈtɔː.kɪŋ]
I have been cleaning my room.
(部屋を掃除してたところです)
🔍 「ちょっとバタバタしてたんだ」と状況を説明する時に便利
🔁 同義表現: I was just tidying up.
構造:S + have been + ~ing / 発音:[aɪ həv bɪn ˈkliː.nɪŋ]
She has been reading that novel.
(彼女、あの小説をずっと読んでるの)
🔍 相手の様子や話題を紹介するときの自然な語り出し
🔁 同義表現: She’s been into that novel lately.
構造:S + has been + ~ing / 発音:[ʃiː hæz bɪn ˈriː.dɪŋ]
They have been preparing for the event.
(彼らはそのイベントの準備をしてたところです)
🔍 仕事や行事の直前に使いやすい自然な報告
🔁 同義表現: They were working on the event plan.
構造:S + have been + ~ing / 発音:[ðeɪ həv bɪn prɪˈper.ɪŋ]
❤️ I have been waiting for your message.
(君からのメッセージをずっと待ってたよ)
🔍 恋愛・感情系の表現でよく使われるロマンチックな定番
🔁 同義表現: I’ve been hoping to hear from you.
構造:S + have been + ~ing / 発音:[aɪ həv bɪn ˈweɪ.tɪŋ]
just
を入れると、「今ちょうど〜してたところ」というニュアンスがより明確になります。例:
I’ve just been thinking about that.
👉 口語での自然さ・臨場感を演出したいときにおすすめ!
I’ve been waiting for your reply.
のように、思いのこもった行動をやわらかく伝えるときにも活躍します。
📘 まとめ:「ちょうど〜してたところ」を会話で自然に伝えよう
-
🔹
現在完了進行形 = have/has been + ~ing
「少し前から今までしていたこと」を自然に語る便利な表現。 -
🔹
会話の流れを作る“話し始め”にぴったり
「掃除してたところ」「ちょうど考えてた」など、近況や気持ちをやんわり伝えられる。 -
🔹
“愛のある”表現にも活躍!
I’ve been waiting for you.
のように、気持ちのこもった行動も表現できる。
🌟「ちょっと前から〜してたよ」と英語で自然に伝えられると、会話にやさしさと余裕が生まれる!
7. 過去完了進行形(had been + ~ing)
英語で「そのときまでずっと〜していた」と言いたいときは、過去完了進行形(had been + ~ing)が活躍します。
これは、ある過去の時点をゴールにして、それまでに続いていた動作を伝える表現です。
たとえば、 「雨が降り続いていた」、「ずっと待っていた」、「何年も付き合っていた」など、継続していた動きや感情の積み重ねを、やわらかく丁寧に表現できます。
had done
(結果)とhad been doing
(動作の継続)は使い分けが重要!過去のある時点に「どれくらい続いていたか」を伝えたいなら 進行形を選びましょう。
用法 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
🕰️ 継続動作 | ある過去の時点までずっと何かをしていた |
例:I had been studying for hours before the test. (テスト前に何時間も勉強していた) |
❤️ 関係の継続 | 人との関係や感情が長く続いていたことを表す |
例:They had been dating for five years before they got married. (結婚する前に5年間付き合っていた) |
過去完了進行形を使いこなそう!
この時制をマスターすれば、「そのときまでに、どれくらい続いていたか」をリアルに描写できるようになります。
小説、日記、スピーチなど、時間の流れと感情の深さを伝えたい場面で大活躍します。
たとえば恋愛表現でも、
They had been seeing each other for years.
のように、
積み重ねられた関係をしっとりと伝えることができます。
🌟 英語で「背景を語れる力」は、人を惹きつける表現力につながります!
7-1. 過去のある時点まで続いていた動作

英語で「その時までずっと〜していた」と言いたいときに使えるのが、過去完了進行形(had been + ~ing)です。
「テストの前にずっと勉強していた」や「バスが来るまで30分も待っていた」など、動作がどれだけ続いていたかに注目する表現です。
この時制を使えば、過去の出来事に“時間の厚み”を加えることができます。
たとえば、「ずっと耐えていた」「長く準備していた」など、努力や経過をしっかり伝えたい場面にぴったりです。
had done
。「どれくらい続けていたか」を伝えたいなら 進行形(had been ~ing)を選びましょう!
- 📘 過去完了形(had + 過去分詞):
→ 状態や事実が過去のある時点まで続いていたことを表す。
I had lived in Tokyo for 5 years.
(私は5年間東京に住んでいた) - 🌀 過去完了進行形(had been + ~ing):
→ 動きのある行動が過去のある時点まで続いていたことを表す。
I had been living in Tokyo for 5 years.
(私は5年間東京に住み続けていた)
I had been studying for hours before the test.
(私はテストの前に何時間もずっと勉強していた)
🔍 勉強が続いていたという経過を伝える表現
🔁 同義表現: I had studied for hours.(やや完了的)
構造:S + had been + ~ing / 発音:[aɪ həd bɪn ˈstʌ.di.ɪŋ]
The ground had been shaking before the building collapsed.
(建物が崩れる前に、地面が揺れ続けていた)
🔍 「前兆となる動作」があったことを描写する
🔁 同義表現: The ground had shaken before the collapse.
構造:S + had been + ~ing / 発音:[ðə ɡraʊnd həd bɪn ˈʃeɪ.kɪŋ]
She had been waiting for the bus for 30 minutes.
(彼女はバスを30分間待ち続けていた)
🔍 継続時間「30分間」に焦点を当てる構文
🔁 同義表現: She had waited for 30 minutes.
構造:S + had been + ~ing / 発音:[ʃiː həd bɪn ˈweɪ.tɪŋ]
❤️ They had been living together before they got married.
(彼らは結婚する前に一緒に暮らしていた)
🔍 一時的または長期間の生活の継続をやわらかく伝える
🔁 同義表現: They had lived together before marriage.
構造:S + had been + ~ing / 発音:[ðeɪ həd bɪn ˈlɪv.ɪŋ]
I had lived in Osaka for ten years before I moved to Tokyo.
(私は東京に引っ越す前に10年間大阪に住んでいた)
🔍 「10年間住んでいた」という事実を落ち着いて伝える表現
🔁 違い:動きよりも「状態」がメイン
構造:S + had + 過去分詞 / 発音:[aɪ həd lɪvd]
I had been living in Osaka for ten years before I moved to Tokyo.
(私は東京に引っ越す前、10年間ずっと大阪で暮らし続けていた)
🔍 「ずっと暮らしていた」という動作の経過をより鮮明に伝える
🔁 ニュアンス:動き・変化・継続の描写にフォーカス
構造:S + had been + ~ing / 発音:[aɪ həd bɪn ˈlɪv.ɪŋ]
📘 まとめ:過去のある時点までの継続を表す
-
🔹
基本形:
had been + ~ing
「〜していた(しかもずっと)」という動作の継続を表す過去の時制。 -
🔹
「どれくらい続いたか」を伝えるのが目的
for 〜 / since 〜 / before 〜
などとよく組み合わせて使う。 -
🔹
静的な状態 → 過去完了形(had + Vpp)
動きのある行動・経過 → 過去完了進行形(had been + ~ing)
7-2. 感情・関係の積み重ね

過去完了進行形は、単なる動作だけでなく感情や人間関係の積み重ねを表すこともできます。
たとえば「ずっと好きだった」「長く信じていた」「疑っていた」など、内面の動きが続いていたことをしっかり伝えたいときに使えます。
過去のある時点でその感情がピークに達していたような場面で、had been ~ing の形がぴったりです。
「耐えていた」「信じ続けていた」「気にしていた」など、感情の積み重ねを描写する表現としてとても効果的です。
I had been loving her for years before she knew it.
(彼女が気づく前から、私はずっと彼女を愛していた)
🔍 感情の継続・積み重ねを表す用法
🔁 言い換え: I had loved her for years.(やや抽象的)
構造:S + had been + ~ing / 発音:[aɪ həd bɪn ˈlʌ.vɪŋ]
She had been trusting him until the truth came out.
(真実を知るまで、彼女は彼を信じ続けていた)
🔍 信頼が続いていたが終わったことを示す文脈
🔁 言い換え: She had trusted him until then.
構造:S + had been + ~ing / 発音:[ʃiː həd bɪn ˈtrʌst.ɪŋ]
They had been arguing for weeks before the breakup.
(別れる前、彼らは何週間も言い争いを続けていた)
🔍 感情的対立の「続き具合」にフォーカス
🔁 言い換え: They had argued for weeks.
構造:S + had been + ~ing / 発音:[ðeɪ həd bɪn ˈɑːɡ.ju.ɪŋ]
❤️ I had been hoping she'd feel the same way.
(彼女も同じ気持ちでいてくれると、私はずっと願っていた)
🔍 内面的な願望の継続・想いの積み重ね
🔁 言い換え: I had hoped she'd feel the same way.
構造:S + had been + ~ing / 発音:[aɪ həd bɪn ˈhoʊ.pɪŋ]
He had been missing her since she left.
(彼女がいなくなってから、彼はずっと寂しがっていた)
🔍 「喪失感」が継続していることを描写
🔁 言い換え: He had missed her since she left.
構造:S + had been + ~ing / 発音:[hiː həd bɪn ˈmɪs.ɪŋ]
📘 まとめ:感情・関係の“経過”を伝える
-
🔹
感情にも進行形が使える!
「信じていた」「愛していた」「願っていた」などの内面的な動きの継続を伝えられます。 -
🔹
「had + 過去分詞」との違いはニュアンス
完了形は状態・事実寄り、進行形は積み重ねや感情の深さを表現するのに効果的。 -
🔹
愛や信頼の時間の厚みを出す表現
背景を丁寧に伝えたいときにぴったりです。
🌟 感情の“経過”を英語で伝えると、文章に深みが出る!
8. 未来完了進行形(will have been + ~ing)
英語で「その時までずっと〜していることになる」と言いたいときに使えるのが、未来完了進行形(will have been + ~ing)です。
これは、ある未来の時点をゴールにして、それまでに続いているであろう動作を描写する時制です。
たとえば、「5月で勤続10年になる」、「あなたに会う頃には、3ヶ月間も恋しく思っていた」など、未来を見据えて経過を語る場面で活躍します。
will have done
(未来の完了)とwill have been doing
(未来の継続+完了)は、目的に応じて使い分けましょう!「どれくらい続いてきたか」を強調したいときは 進行形がぴったりです。
用法 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
📅 未来の継続 | ある未来の時点まで、ずっと何かをしていることになる |
例:I will have been working here for 20 years next month. (来月で勤続20年になる) |
❤️ 感情・関係の継続 | 未来の再会や記念日などに向けて、気持ちが続いていることを表す |
例:I will have been missing you for three months when we meet again. (また会うときには3ヶ月ずっと恋しく思っていたことになる) |
未来完了進行形を使いこなそう!
この時制が使えると、「その時までに、どれくらい続いているか」を未来の視点から描写できます。
キャリア・努力・恋愛・記念日など、時の重みや深さを自然に表現できる力がつきます。
たとえば、
They will have been seeing each other for five years when they get married.
のように、
関係の積み重ねを未来の幸せな瞬間と結びつけて語ることができます。
🌟 時間を味方につけた表現ができると、英語の説得力と深みがグンと増します!
8-1. 未来のある時点まで続く動作

「来年の今ごろには、私は10年この仕事を続けていることになる」——そんな未来から振り返った継続を表すのが、未来完了進行形(will have been + ~ing)です。
この表現では、未来のある時点を「到達点」として、そのときまでにどれくらい長く動作が続いていたかを自然に描写できます。
「ずっと働いている」「長く学び続けている」「何時間も待っている」など、時間と努力の積み重ねを伝えるときに大活躍します。
by the time she arrives や in 2030 など、未来の基準点をはっきり示すことで、深みのある未来描写ができるようになります。
will have done
(未来完了形)は「完了=終わったこと」を伝えるときに使います。一方、
will have been doing
(未来完了進行形)は、どれだけの時間その動作が続いていたかを強調したいときに使います。👉「ただ終わる」ではなく、「ずっと続けてきた感覚」を出したいなら進行形がぴったり!
I will have been working here for 10 years next April.
(来年の4月で、私はここで働いて10年になる)
🔍 継続勤務・経歴など「積み上げた時間」に焦点
🔁 同義表現: I will have worked here for 10 years.
構造:S + will have been + ~ing / 発音:[aɪ wɪl həv bɪn ˈwɜː.kɪŋ]
She will have been driving for three hours by the time she arrives.
(到着するころには、彼女は3時間ずっと運転していることになる)
🔍 「by the time」構文で未来の基準を設定
🔁 同義表現: She will have driven for three hours.
構造:S + will have been + ~ing / 発音:[ʃiː wɪl həv bɪn ˈdraɪ.vɪŋ]
They will have been building the house for two years by next spring.
(来年の春で、彼らはその家を2年間建て続けていることになる)
🔍 プロジェクトや作業の継続にも使える
🔁 同義表現: They will have built the house in two years.
構造:S + will have been + ~ing / 発音:[ðeɪ wɪl həv bɪn ˈbɪl.dɪŋ]
We will have been waiting for over an hour when the train arrives.
(電車が来る頃には、私たちは1時間以上待っていることになる)
🔍 未来の「待ち時間の積み重ね」を強調
🔁 同義表現: We will have waited for over an hour.
構造:S + will have been + ~ing / 発音:[wiː wɪl həv bɪn ˈweɪ.tɪŋ]
I will have been studying English for five years next March.
(来年の3月で、私は英語を5年間勉強していることになる)
🔍 学習の継続・努力の蓄積を伝える
🔁 同義表現: I will have studied English for five years.
構造:S + will have been + ~ing / 発音:[aɪ wɪl həv bɪn ˈstʌ.di.ɪŋ]
📘 まとめ:未来の継続を自然に描写しよう
-
🔹
未来完了進行形は「will have been + ~ing」
「ずっと~してきていることになる」という、未来視点の継続表現を実現できます。 -
🔹
by the time / next year などと相性◎
未来の到達点を具体的に設定すると、使いやすくなります。 -
🔹
努力・活動・経歴などに最適
「働いている」「勉強している」「待っている」など、時間の蓄積がある動作に向いています。
🌟 未来をリアルに描写できると、英語表現が一気にレベルアップ!
未来完了進行形で「あなたの未来」を描こう!
この時制が使えるようになると、「未来から見た自分の歩み」をリアルに語ることができます。
「○年働いているはず」「来年で英語を5年勉強してる」など、時間と努力の価値を言葉で表現できるのです。
たとえば、
I will have been working here for 10 years next April.
のように、
英語であなたのキャリアや人生の節目を誇りを持って伝えることができます。
また、進行形にすることで「ただ終わった」だけではなく、続けてきた自分への肯定感が込められます。
🌟 英語で未来の自分を語れる力は、モチベーションも表現力も高めてくれる最強スキル!
8-2. 感情や関係の未来的な積み重ね

未来完了進行形は、「働く」「学ぶ」といった動作だけでなく、感情や人間関係の積み重ねを描写するときにも効果的です。
たとえば「ずっと恋しく思っていることになる」や「何年も付き合っていることになる」など、未来の感情の“厚み”を伝える表現として使われます。
when we meet again(また会うとき) や on our anniversary(記念日) など、未来の“感情のピーク”となる時点をゴールに据えると自然な表現になります。
気持ちが続いていることを明確に伝えたいときは
will have been ~ing
を使いましょう!
❤️ I will have been missing you for three months when we meet again.
(また会うときには、私は3ヶ月間ずっとあなたを恋しく思っていることになる)
🔍 感情の継続+再会という未来の感動的な到達点を描写
🔁 同義表現: I will have missed you for three months.
構造:S + will have been + ~ing / 発音:[aɪ wɪl həv bɪn ˈmɪs.ɪŋ]
They will have been dating for five years on their next anniversary.
(次の記念日で、彼らは5年間付き合っていることになる)
🔍 関係の歴史・積み重ねに焦点を当てた構文
🔁 同義表現: They will have dated for five years.
構造:S + will have been + ~ing / 発音:[ðeɪ wɪl həv bɪn ˈdeɪ.tɪŋ]
She will have been trusting him for years by then.
(そのころには、彼女は何年も彼を信頼してきたことになる)
🔍 継続した信頼関係を未来のある時点で振り返る構文
🔁 同義表現: She will have trusted him for years.
構造:S + will have been + ~ing / 発音:[ʃiː wɪl həv bɪn ˈtrʌst.ɪŋ]
We will have been seeing each other for two years next month.
(来月で、私たちは2年間付き合っていることになる)
🔍 恋愛関係などの継続と深まりを未来から描写
🔁 同義表現: We will have dated for two years.
構造:S + will have been + ~ing / 発音:[wiː wɪl həv bɪn ˈsiː.ɪŋ]
He will have been hoping for her return every day until she comes back.
(彼女が戻ってくるまで、彼は毎日ずっと帰りを願っていることになる)
🔍 「待ち望む気持ち」の継続を表す構文
🔁 同義表現: He will have hoped for her return every day.
構造:S + will have been + ~ing / 発音:[hiː wɪl həv bɪn ˈhoʊ.pɪŋ]
📘 まとめ:感情・関係の深まりを“未来から”語る
-
🔹
未来完了進行形は感情にも使える!
「恋しく思っている」「信じている」など、気持ちの継続をやわらかく伝えることができます。 -
🔹
記念日・再会・節目と相性◎
感情の「積み重ね」が伝わるシーンで深みある表現ができます。 -
🔹
完了形との違いは“生きた感情表現”
I will have loved
より、I will have been loving
の方が今も続く想いを示せます。
未来の「気持ちの積み重ね」を英語で伝えよう!
誰かを想い続けること、信頼を築いてきた関係── そんな感情の深さや時間の重みを伝えたいとき、未来完了進行形は最高の表現ツールになります。
たとえば、I will have been missing you for three months when we meet again.
のように、
「再会」や「記念日」など心が動く瞬間に向けて、あなたの気持ちの継続を丁寧に描写できます。
「〜していた」ではなく「〜し続けていることになる」── その表現の違いが、あなたの想いに時間の深みを加えてくれるのです。
🌟 感情や関係も、英語で“未来から語れる”ようになれば、あなたの表現力は本当に豊かになる!
9. 進行形にできない!?感情・知識の特別ルール

「I am eating.(食べてる)」や「She is running.(走ってる)」のように、進行形は“今していること”を表す便利な表現ですよね。
でも実は、すべての動詞が進行形にできるわけではないって知っていましたか?
「I am knowing the answer.」「She is loving chocolate.」
……どこか変な感じがしませんか?
このように、「知っている」「好きだ」「必要だ」などの感情・状態・認識を表す動詞には、進行形にできない特別ルールがあるんです。
それらは非進行動詞(stative verbs)と呼ばれ、「ずっとそうである」「一時的な動作ではない」という特徴があります。
このセクションでは、進行形にしない動詞の種類や使い方のコツを、例文と一緒にやさしく解説していきます!
💡 よくある「進行形NG」の動詞分類
-
🧠
思考・認識:
know, believe, understand, remember, mean
→ 頭の中で「わかっている」「覚えている」などの状態を表します。 -
💓
感情:
like, love, hate, want, prefer
→ 「好き・嫌い」は一時的な動作ではないため、進行形にしません。 -
👁️
知覚(感覚):
see, hear, smell, taste
→ 感覚として「感じる」「見える」は自然に起こる状態です。 -
🪙
所有・関係:
have, own, belong, consist
→ 「〜を持っている」「〜に属する」も変化しない状態として扱います。 -
⚖️
その他の状態:
need, contain, seem, include
→ 状況や構成・必要性なども、進行中の動きではないとされます。
A: Do you know where my glasses are?
B: Yes, I know they're on your desk.
(A:僕のメガネ知らない? B:うん、机の上にあるよ)
🔍 「知識」として知っていることは進行形にしない
🔁 × I am knowing they're on your desk.(文法的にNG)
構造:会話形式(現在形の非進行動詞) / 発音:[aɪ noʊ]
He loves her more than words can say.
(彼は言葉にできないほど彼女を愛している)
🔍 感情の深さや継続は「状態」として表す
🔁 × He is loving her...(一時的に聞こえ不自然)
構造:S + 動詞(状態動詞) / 発音:[hiː lʌvz]
Waiter: Please note that this cake contains nuts.
(ウェイター:こちらのケーキにはナッツが含まれています)
🔍 「含まれている」という事実・状態は進行形にせず、現在形で表現
🔁 × This cake is containing nuts.
構造:S + 動詞(状態動詞) / 発音:[ðɪs keɪk kənˈteɪnz]
We have known each other since high school.
(私たちは高校時代からの知り合いです)
🔍 「〜という関係がずっと続いている状態」なので進行形では表さない
🔁 × We are having known each other...(構文的にも不自然)
構造:現在完了形(have + Vpp) / 発音:[wiː hæv noʊn]
At the hospital, the nurse said, He needs rest right now.
(病院で看護師が「彼には今すぐ休養が必要です」と言った)
🔍 「必要とする」は一時的な行動ではなく、状態として扱う
🔁 × He is needing rest.
構造:主節内の非進行動詞 / 発音:[hiː niːdz]
❗ 例外:非進行動詞が進行形になる特別なケース
状態動詞(like, love, know, see など)は通常、進行形にしませんが、以下のような場合は進行形で使われることがあります。
-
🔹
意味が「動作」に変わるとき
He is seeing me today.
(彼は今日、私と会う予定です)
→「see(=見える:状態)」が「会う(=動作)」として使われている例 -
🔹
状態の進行的変化を表すとき
I'm already feeling better.
(もう気分がよくなってきた)
→「feel」は通常状態動詞ですが、「変化の途中」を示している -
🔹
一時的な特徴・行動を強調したいとき
Amy is being beautiful this evening.
(今夜のエイミーは特別にきれいだ)
→ 「be」の一時的・印象的なふるまいを強調 -
🔹
感情・印象の強調(広告・カジュアル会話)
- 📢
I'm loving it!
(いま最高に気に入ってる!) - 🎧
He's really liking the new song.
(彼、新曲めっちゃハマってるね) - 👃
You're smelling great today!
(今日いい匂いするね!)
- 📢
💡 ただし! これらはあくまで例外的な使い方です。英語学習の初期段階では、原則に忠実に進行形と状態動詞の使い分けを身につけましょう。
📘 まとめ:進行形にならない動詞に注意しよう
-
🔹
進行形が使えない動詞がある!
「状態」や「感情」「認識」などを表す 非進行動詞(stative verbs) は、通常be + ~ing
で使いません。 -
🔹
見分け方のコツ:
「今まさに起きている行動か?」「一時的な動きか?」で判断しましょう。
🌟 状態と動作を見極められれば、進行形の使い分けが一気に上達!
英語の“気持ち”を自然に伝えるために
「I love you.」「I know this place.」など、ずっと変わらない感情や認識は、英語でも進行形にしません。
逆に進行形にすると、不自然に聞こえたり、意味が変わってしまうこともあります。
このルールを知っておけば、表現がぐっとナチュラルになります。
「なんとなく変だな?」と思う感覚も大事にしてOK!
🌟 状態と動作の違いがわかれば、英語の理解力がワンランクアップ!
📘 Lesson 013:進行時制のまとめ
1. 進行形のキホン
be動詞 + ~ing
の形で「動作が進行中」であることを表します。
種類 | 構造 | 意味・使い方 | 例文 |
---|---|---|---|
🔵 現在進行形 | am / is / are + ~ing |
今まさに動作が進行している状態 |
例:She is cooking dinner now. (彼女はいま夕食を作っているところです) |
🕓 過去進行形 | was / were + ~ing |
過去のある時点でしていた動作 |
例:I was reading when she called. (彼女が電話したとき、私は読書中だった) |
🕒 未来進行形 | will / shall + be + ~ing |
未来のある時点でしている予定 |
例:They will be flying this time tomorrow. (明日の今頃、彼らは飛行中のはず) |
🟢 現在完了進行形 | have / has + been + ~ing |
過去から今までずっと続いている動作 |
例:I have been working all morning. (午前中ずっと働いている) |
🟠 過去完了進行形 | had + been + ~ing |
過去のある時点まで続いていた動作 |
例:She had been crying before I arrived. (私が来る前に、彼女は泣いていた) |
🔴 未来完了進行形 | will / shall + have been + ~ing |
未来のある時点まで続いている予定 |
例:I will have been working here for 10 years next April. (来年の4月で働き始めて10年になる) |
2. 似ているけど違う?意味のちがいに注意
進行形と他の時制は、意味の細かい違いで選び分けます。
I've lived here for 10 years.
(=状態の事実)I've been living here for 10 years.
(=継続の実感・暮らしぶり)
🔍「住んでいた」か「暮らしてきた」か。背景の“厚み”を出したいなら進行形が◎
I had known her for years.
(=知っていた状態)I had been seeing her for years.
(=会っていた・関係があった)
🔍 状態 vs 行動で進行形の使いどころが変わります
3. 進行形にできない動詞もある?
「状態・感情・所有・知覚」を表す動詞は原則、進行形にしません。
例:
✔ I love chocolate.
/ ✖ I am loving chocolate.
✅ ただし
I'm loving it!
のように感情を一時的に強調する時は使われることもあります。
状態・非進行動詞 | 動作・進行可動詞 |
---|---|
know, believe, like, want, have(=所有) | run, talk, write, study, wait |
need, contain, understand, belong | eat, cry, laugh, sleep, travel |
4. 応用:進行形で伝えるストーリー
He will be waiting with flowers.
→ ロマンチックな場面描写She had been crying when I found her.
→ 背景と感情の積み重ねI’m working on something exciting!
→ “今まさに”のワクワク感を伝える
🔍 時間・感情・ストーリーを動かせるのが進行形の力!
進行形で“生きている英語”を描こう!
進行形は、単なる「〜している」だけじゃありません。過去からの思い・今まさに進むこと・未来の計画まで
あなたの物語を英語でリアルに描けるツールです。
英語を話すとき、「今この瞬間の動きや感情」を伝える表現ができれば、伝わり方が一気に変わります!
🌟 “時間を描く力”は、あなたの英語に「表現力」と「深み」を与えてくれます。