助動詞 be の用法 |
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Lesson 015 |
目次
1. 助動詞 be の用法
5. be + to do
5 - 1.[ 予定・約束 ] ~ することになっている、~ する予定である
5 - 2.[ 義務・命令 ] ~ する義務がある、 ~ しなければならない
5 - 3.[ 可能 ] ~ することができる
5 - 4.[ 運命 ] ~ する運命である
助動詞 be の用法
助動詞としての be は 進行形 と 受動態 ( 受け身 ) 以外にも 完了形 に用いられることもあります。
進行形 : be + 現在分詞 ( -ing )
2 - 1. ~ している最中だ、 ~ しているところである
Susan is singing now.
( スーザンは今歌っている。 )
2 - 2. たえず ~ している
しばしば非難の気持ちが含まれ、always, constantly, all day などを伴います。
We are always complaining.
( 私たちは文句ばかり言っている。 )
2 - 3. ~ しようとしている、 ~ しかけている
近い将来を表します
She must be going.
( 彼女は もう行かなければなりません。 )
受動態 : be + 他動詞の過去分詞
「 ~ される 」 や 「 ~ されている 」 という意味で受身の動作や状態を表します。
He was loved by her.
( 彼は彼女から愛されていた。 )
He is known as a leading poet.
( 彼は一流の詩人として知られている。 )
完了形 : be + 自動詞の過去分詞
「 ~ した 」 や 「 ~ している 」 という意味で動作の結果としての状態を表します。
Winter is gone.
( 冬は過ぎた。 )
本来、完了形は 「 have + 過去分詞 」 で表されるが、動作が完了したあとの状態に重点を置いて表現するときに 「 be + 過去分詞 」 が用いられることがあります。 come, go, arrive, rise, set, fall, grow など運動や変化を表す自動詞がこの形式となるが、中でも特に come, go がよく用いられます。
be + to do
5 - 1. [ 予定・約束 ] ~ することになっている、~ する予定である
She is to leave today.
( 彼女は今日発つことになっている。 )
We're to meet at 7.
( 私たちは 7 時に集合することになっている。 )
5 - 2. [ 義務・命令 ] ~ する義務がある、 ~ しなければならない
( He says ) you're to get the car back by seven.
( 7 時までに車を返してほしい ( と彼は言っている。 ) )
You're not to use my computer.
( 私のコンピュータを使ってはいけない。 )
5 - 3. [ 可能 ] ~ することができる
The watch was not to be found anywhere.
( 時計はどこにも見つからなかった。 )
通常、否定文で用いられ see, find など 受け身 の不定詞が伴います。
5 - 4. [ 運命 ] ~ する運命である
He was never to see his homeland again.
( 彼は再び国に帰らぬ運命だった。 )
通常、過去形で用いられます。
were + to do ( 実現性の乏しい仮定 )
「 仮に ~ だとしたら 」 という意味で実現性の乏しい仮定を表します。
If it were to rain, I would stay here.
( もし雨が降るようなら、ここにいる。 )
should よりも実現性が乏しい。