📚 クイックナビ
📚 英文法 全120 Lesson

助動詞 have の用法

助動詞の have は「完了表現」の中心!
今につながる完了(現在完了)だけでなく、 過去のさらに前(過去完了)未来のある時点まで(未来完了)も表せます。

Lesson 016 イメージで理解 見分け方も整理 会話・試験に強い
💬 まずは超ざっくり(ここでは意味の雰囲気だけ)
I have finished my homework. (宿題を終えました → 今「終わっている」につながる)

目次

✅ 迷ったら 「1 → 2 → 3 → 4 → 7」 の順がおすすめです。
📱 スマホは「見たい章だけ」開いてOK(子項目は折りたたみ式)。

STEP 1 まずは全体像 完了表現 have + 過去分詞 Section 1

1. 助動詞 have の用法(まずは全体像)

ふだん have は「持っている」の意味ですが、文法では 助動詞としても働きます😊
その合図はとてもシンプルで、 have + 過去分詞 の形になっていること。 ※ 過去分詞(かこぶんし)= done, seen, gone, finished など(動詞の「完了形」)

助動詞 have の全体像:過去の出来事が、今・過去・未来の基準時点につながるイメージ図
イメージ 過去の出来事 今の状態 経験の記録 過去より前(大過去)

助動詞 have は「過去の出来事」を、 その時点でどうなっているか とセットで伝える感じです。

  • 現在完了: 「いま」の時点で 完了・結果・経験・継続 を持っている
  • 過去完了: 「過去のある時点」で、さらに前に起きたことが もう終わっていた
  • 未来完了: 「未来のある時点までに」 終わっている状態 になる

🧩 「助動詞 have」かどうかの見分け方

  • 🔎
    直後に過去分詞 が来たら、だいたい助動詞!
    例:have done, has seen, had left
  • 🔎
    have の後が名詞(a car など)なら、 「持っている」 の可能性が高い
  • 🔎
    時点を示す言葉 がよく一緒に出る(already, yet, since, by など)

🧠 「いつ」の基準で見ればいい?

完了系は「起きた時」だけじゃなく、 どの時点を基準に見るか が大事です。

  • ⏱️
    Now(いま) を基準 → 現在完了
  • Then(あの時) を基準 → 過去完了
  • 📅
    By then(その時までに) を基準 → 未来完了
種類 形(パターン) 何を表す?(ざっくり) ミニ例(短く)
現在完了 have / has + 過去分詞 完了 結果 経験 継続 例:I have already paid. (もう支払いました)
過去完了 had + 過去分詞 過去のある時点より さらに前 の出来事 例:The train had left. (電車は出た後だった)
未来完了 will have + 過去分詞 未来のある時点までに 完了している 例:We will have finished by Friday. (金曜までに終わっています)
完了不定詞 to have + 過去分詞 主節より前のこと/推量/「〜したようだ」など 例:He seems to have left. (彼は出たようだ)
完了分詞・完了動名詞 having + 過去分詞 「〜してから/〜したので」や「〜したこと(名詞)」など 例:Having finished, I called you. (終えてから電話した)

💬 例文で感覚をつかもう!(助動詞 have の全体像)

現在完了 完了 肯定文 ビジネス

I have already sent the email.

(メールはもう送ってあります。)

✅ 「送った(過去)」+「今は送付済み(状態)」までまとめて伝えられます。

現在完了 経験 疑問文 ever

Have you ever tried natto?

(納豆を食べたことありますか?)

ever は「今までに」。経験の質問でとてもよく使います。

現在完了 結果 肯定文 今困ってる

She has lost her keys, so she cannot get in.

(彼女は鍵をなくしてしまって、中に入れません。)

✅ 「なくした(過去)」→「今入れない(結果)」がセットで伝わります。

現在完了 継続 肯定文 since

We have known each other since high school.

(私たちは高校のころからずっと知り合いです。)

since は「〜以来」。スタート地点がはっきりします。

過去完了 肯定文 時系列 already

By the time I got to the station, the train had already left.

(駅に着いたときには、電車はすでに出た後でした。)

✅ 「着いた(過去)」より前に「出発が完了」=過去完了がピッタリ。

未来完了 肯定文 by 目標

By next Friday, we will have completed the report.

(来週の金曜までには、レポートを仕上げ終えています。)

By + 期限 が出たら「その時までに完了」を疑うのがコツです。

完了不定詞 推量 肯定文 〜したようだ

He seems to have forgotten my name.

(彼は私の名前を忘れたみたいです。)

to have + 過去分詞 で「(今そう見えるけど)実際はその前に〜した」を表せます。

ミニまとめ

  • 🔹
    助動詞の合図は have + 過去分詞
  • 🔹
    大事なのは「起きた時」より、 どの時点を基準に見るか (Now / Then / By then)
  • 🔹
    まずは 現在完了・過去完了・未来完了 を「3兄弟」だと思って整理するとスッキリします😊
Section 2 現在完了 have / has 過去分詞 4つの意味

2. 現在完了形:have / has + 過去分詞

現在完了(have/has + 過去分詞)の全体像:経験・完了・継続・変化(結果)を整理

現在完了は、過去の出来事を いま(現在)に結びつけて話す形です。
形はシンプル:have / has + 過去分詞(これが“型”)✨

✅ まずはこの4つの「目的」だけ覚えればOK:
🎯 経験:〜したことがある ✅ 完了:もう〜した/まだ〜してない ⏳ 継続:ずっと〜している 📈 変化・結果:〜になった/〜してしまった
① 経験 ever / never

いつかの経験を話す(いつかは言わない)。
「行ったことある?」がこれ。

have/has + 過去分詞
② 完了 already / yet

いまの時点で 終わった?まだ? を確認。
仕事・連絡・手続きで超頻出。

have/has + 過去分詞
③ 継続 since / for

過去から今まで ずっと続く
since(起点) / for(期間) が目印。

have/has + 過去分詞
④ 変化・結果 just / recently

過去の出来事の 結果がいま残っている
「さっき〜した」「最近〜してる」もこの仲間。

have/has + 過去分詞

🧩 形の作り方(肯定・否定・疑問)

肯定 まずはこれ
主語 + have / has + 過去分詞
例:I have finished.
否定 まだ〜してない
主語 + have/has + not + 過去分詞
例:We haven't decided yet.
疑問 もう〜した?
Have/Has + 主語 + 過去分詞 ?
例:Have you seen it?
💡 コツ:現在完了は 「いまに関係がある」話をするときに選びやすいです。

📌 「どれの現在完了?」が一発で分かる表

目的 よく使う目印 日本語の感覚 ミニ例(型)
経験 ever / never / before 〜したことがある Have you ever + 過去分詞 ?
完了 already / yet / just もう〜した/まだ〜してない I've already + 過去分詞.
継続 since(起点) / for(期間) ずっと〜している She has lived here for ...
変化・結果 recently / lately / just 〜になった/結果が残る My phone has stopped working.
✅ 迷ったら: 「いまに関係ある?」 → Yes なら現在完了が候補です。

⚠️ よくある混同:過去形(did)と現在完了(have done)

過去形 いつやったかが大事
  • yesterday / last week / in 2020 などがある
  • 「その時の話」をしている
I sent it yesterday.
現在完了 いまに関係がある
  • いつは言わない/言えない(経験など)
  • 「今の状態・結果」を含む
I've sent it.(送った=今その状態)

💬 例文で感覚をつかもう!(現在完了)

完了 already 仕事

I've already sent the report.

(レポートはもう送ってあります。)

🔧 「完了+結果(送った状態)」が伝わります。

✅ “いつ送ったか”より「もう済んだ」が大事な場面。

完了 yet 確認

Have you received it yet?

(もう受け取りましたか?)

🔧 yet は「もう?まだ?」の確認に強い。

✅ メール・荷物・手続きの確認でそのまま使えます。

経験 ever 日常

Have you ever tried making sushi at home?

(家で寿司を作ったことありますか?)

🔧 ever は「経験ある?」の定番。

✅ 会話のきっかけ作りに便利です。

継続 since 仕事

We have worked on this project since April.

(4月からこのプロジェクトに取り組んでいます。)

🔧 since は「起点(いつから)」がポイント。

✅ 継続の説明(業務・学習・習慣)でよく使います。

継続 for 日常

She has lived in Osaka for three years.

(彼女は大阪に3年住んでいます。)

🔧 for は「期間(どれくらい)」。

✅ 住む・働く・学ぶなど“続いている状態”と相性◎。

変化・結果 just トラブル

My phone has just stopped working.

(スマホがたった今動かなくなりました。)

🔧 「起きたばかり」+「今も影響がある」が出せます。

✅ サポート依頼・状況説明で自然。

完了 not ... yet 仕事

I haven't updated the schedule yet.

(スケジュールはまだ更新していません。)

🔧 「まだ」= not ... yet の鉄板。

✅ 進捗共有で角が立ちにくい言い方です。

Section 3 過去完了 had 過去分詞 時系列

3. 過去完了形:had + 過去分詞

過去完了(had + 過去分詞):過去の中の『さらに前』を示すタイムライン図

過去完了は、かんたんに言うと 「過去の中の、さらに前」を表す形です。
つまり、過去の出来事を2つ並べたときに 「どっちが先?」をはっきりさせるための文法です。

✅ 形はこれだけ:had + 過去分詞
✅ 目印になりやすい言葉: 🔖 before 🔖 when 🔖 by the time 🔖 already 🔖 because / since
① 前後関係 before / when

2つの過去の出来事があるとき、
先に起きた方had + 過去分詞 にする。

  • (先)had done → (後)did
  • 話のズレ・誤解を防げる
② ある時点までに by the time

「〜するころには、すでに…」を言いたいとき。
by the time が出たら過去完了が候補!

例の形:By the time + 過去形, had + 過去分詞
③ 背景・理由 because / since

「なぜそうなったのか」の背景に、
すでに起きていた出来事を置くと、文章が自然になります。

例の感覚:原因(先)結果(後)

📌 どっちが先?を決める早見表

言いたいこと 合図(目印) おすすめ形 ポイント
過去の2つの出来事の順番 before / when (先)had + 過去分詞 / (後)過去形 「先に完了していた」ことを明確にする
〜するころには、すでに… by the time By the time + 過去形, had + 過去分詞 “時点の線”を引いて、その前に終わっていたことを表す
背景(理由)を先に用意したい because / since Because/Since + had + 過去分詞, 過去形 「先に起きていた原因」→「その後の結果」
過去の時点までずっと〜していた for / since had + 過去分詞 + for/since その過去時点まで継続していた(今には続かない)
💡 迷ったら: 「過去の基準点(あの時)」を決めて、そこより前が had done です。

⚠️ ありがちなミス:過去形だけだと順番があいまい

あいまい順番が伝わりにくい

When I arrived, she left.
「到着→出発」に見えやすい(意図とズレることがある)

✅ “到着したらもういなかった” を言いたいなら、先の出来事を had に。

明確先に起きたと分かる

When I arrived, she had left.
「到着した時点で、すでに出発済み」が一瞬で伝わる

✅ 過去完了は「誤解防止の安全装置」みたいなものです。

💬 例文で感覚をつかもう!(過去完了)

背景・理由 because ビジネス

I was late because I had missed the bus.

(バスに乗り遅れたので遅刻しました。)

🧠 時系列: バスに乗り遅れる(先) → 遅刻する(後)

ポイント: 遅刻の“原因”は遅刻より先に起きています。だから原因側に had missed を置くと自然。

💬 ニュアンス: 「遅刻した」だけでなく「その前に、もう乗り遅れていた」=遅刻が避けられなかった感じも出ます。

🔁 言い換え: I was late because I missed the bus. でも通じますが、過去完了のほうが“順番がよりはっきり”します。

ある時点までに by the time 日常

By the time I got there, the store had closed.

(着いたころには、お店は閉まっていました。)

🧠 時系列: 店が閉まる(先)→ 私が到着する(後)

合図: by the time は「その時点までに」を作る強いサイン。後ろは “過去”、もう一方は “過去完了” になりやすい。

💬 伝わること: 「着いたら閉まっていた」=到着時点で閉店が完了済み。

🔁 似た表現: When I got there, the store had closed.(when でも同じ方向にできる)

前後関係 before 仕事

She had prepared everything before the guests arrived.

(お客さんが来る前に、彼女は全部準備していました。)

🧠 時系列: 準備する(先)→ お客さんが到着(後)

ポイント: before があると「前にやったこと」を明確にする必要が出ます。先の動作を had prepared に。

💬 ニュアンス: “到着時点で準備が完了していた” =段取りの良さも伝わりやすい。

🪄 会話での応用: Had you prepared it before the meeting?(会議前に準備した?)

前後関係 already 会話

When I called him, he had already heard the news.

(電話したとき、彼はすでにその知らせを聞いていました。)

🧠 時系列: 彼が知らせを聞く(先)→ 私が電話する(後)

ポイント: when は “後の出来事の時点” を作ります。その時点で “すでに” 起きていたほうを had heard に。

💬 ニュアンス: already を入れると「私が知らせる必要がなかった」感じが出ます。

🔁 言い換え: He had heard the news before I called.(before にしてもOK)

継続(過去まで) for 生活

They had lived there for ten years before they moved.

(引っ越す前に、彼らはそこに10年間住んでいました。)

🧠 時系列: 住んでいた(継続)→ 引っ越す(後)

ポイント: 現在完了の継続(have lived for〜)は「今まで続く」ですが、過去完了の継続(had lived for〜)は「その過去時点まで続いていた」。

💬 ニュアンス: “引っ越す時点” を基準に「それまでの長さ」を言っています。

🧷 覚え方: for は“期間”の定規、had は“過去の基準点”の印。

トラブル when 仕事

When the meeting started, I realized I had forgotten my notes.

(会議が始まったとき、メモを忘れていたことに気づきました。)

🧠 時系列: 忘れる(先)→ 会議開始(後)→ 気づく(後)

ポイント: “気づいた時” より前に「忘れる」が起きています。だから had forgotten がぴったり。

💬 伝わること: 「会議が始まってから忘れた」ではなく「始まる前から忘れていた」=準備不足の状態が強調される。

🛠️ 実用: 仕事の報告で “原因(先)→結果(後)” を整理して話すときに便利です。

Section 4 未来完了 will have 過去分詞 by 締切

4. 未来完了形:will have + 過去分詞

未来完了(will have + 過去分詞):未来のある時点までに完了しているイメージ図

未来完了は、 「未来のある時点までに、もう終わっている」 を言うための形です。
いちばん大事なのは by(〜までに)などの “しめきり・ゴール”をセットで考えること。

✅ 形:will have + 過去分詞
✅ 目印になりやすい言葉: by 🕰️ by the time 🔜 by tomorrow / by next week already 📌 before
① 締切までに完了 by + 時刻/日付

未来のゴール(締切)を決めて、
その時までに完了していることを言う。

  • 例:by 6 p.m. / by Monday
  • 仕事の予定・進捗報告で超よく使う
② その時点では完了済み by the time

「〜するころには、もう…」の型。
by the time が出たら未来完了が候補。

例の形:By the time + 現在形, will have + 過去分詞
③ その時点で“何年目” for / since

未来のある日を基準に、
「〜して何年になる」を言える。

例:will have worked ... for 10 years

📌 未来完了の使い分け早見表

言いたいこと 目印 コツ
〜までに終わっている by + 時刻/日付 will have + 過去分詞 「ゴール(締切)」をまず決める
〜するころには、もう… by the time By the time + 現在形, will have + 過去分詞 未来の文でも time節は現在形になりやすい
〜して何年になる for / since will have + 過去分詞 + for/since 未来の基準日から「期間」を数える
💡 未来完了は「未来の基準点」を作って、 そこまでに完了している状態を言う文法です。

⚠️ よくある注意ポイント(これでミスが減る)

  • by the time の後ろは、多くの場合 現在形By the time you arrive, ... (✗ will arrive になりやすいので注意)
  • by がないと、未来完了の「締切」感が弱くなることがあります。 (締切・期限があるなら by を付けるのがおすすめ)
  • 「ただの未来(will)」と混同しやすい:
    will do=未来にする / will have done=未来の時点で完了している

💬 例文で感覚をつかもう!(未来完了)

締切 by 仕事

I will have completed the report by 3 p.m.

(午後3時までにレポートを完成させています。)

🧠 イメージ: 未来の基準点=3 p.m.。その時点で「完成済み」になっている。

ポイント: will have completed は「未来のある時刻に、完了している状態」。今からやるけど、3時の時点では終わっている。

📌 実用: 進捗報告で「いつまでに終えるか」を明確にできる。締切がある場面で強い。

🔁 比較: I will complete the report by 3 p.m. でもOK。ただし未来完了のほうが「3時には“終わった状態”」がよりはっきり。

その時点では完了 by the time 日常

By the time you arrive, we will have started dinner.

(あなたが着くころには、私たちは夕食を始めています。)

🧠 時系列: 夕食を始める(先)→ あなたが到着(後)

ポイント: by the time の後ろは未来でも arrive(現在形)が自然になりやすい。

💬 ニュアンス: 「着く頃にはもう始めちゃってるかも」=到着時点で“開始が完了している”。

🛠️ 会話でよく出る: 遅刻連絡・予定調整・家庭の予定で便利。

予定 by 手続き

We will have processed your request by Monday.

(月曜日までにご依頼を処理します/処理済みになります。)

🧠 イメージ: 未来の基準点=Monday。その時点で「処理が終わっている状態」を約束。

実用: カスタマー対応・メール文でよく使われる「完了見込み」の言い方。

🔍 ここが強い: “やります”だけでなく “その時には終わっています” と状態で伝えるので安心感が出やすい。

🧩 語句: process=処理する(申請・依頼など)

推測 already 会話

Don’t worry. She will have arrived already.

(大丈夫。彼女はもう着いているはずだよ。)

🧠 ポイント: 未来完了は「予定」だけでなく「推測」にも使える。状況から「もう着いてるはず」と見立てる感じ。

already を入れると「今この時点で、完了している可能性が高い」ニュアンスが強まる。

💬 よくある場面: 友だちの待ち合わせ/配送・到着の見込み。

🔁 言い換え: She’s probably arrived by now.(by now=今頃)

継続 for 仕事

Next April, I will have worked here for five years.

(来年4月で、ここで働いて5年になります。)

🧠 基準点: Next April(未来のある日)。そこで「5年分の勤務がたまっている状態」=未来完了の継続。

ポイント: 未来完了の継続は「未来の時点までずっと続いていることになる」。年数・記念日トークでよく使う。

💬 会話での自然さ: “来年で〜年になる” は日本語でもよく言うので、英語でもこの形が刺さる。

🔁 似た言い方: I will have been here for five years next April.(be動詞でもOK)

準備 before 予定

We will have set everything up before the event begins.

(イベントが始まる前に、準備は全部整っている状態にします。)

🧠 時系列: セットアップ完了(先)→ イベント開始(後)

ポイント: before があると「開始より前に完了している」ことが重要。未来完了で“完了済み状態”を強く出せる。

💬 ニュアンス: “始まる前にやる” だけでなく “始まる時には全部整っている” =安心感のある言い方。

🧩 set up=準備する/設置する(実務で頻出)

Section 5 不定詞 to have + p.p. 時制のズレ 前後関係

5. 完了不定詞:to have + 過去分詞

完了不定詞(to have + 過去分詞):主節より前・未実現・未来完了など時制のズレを図で整理

完了不定詞 は、主節の出来事と比べて 「もっと前に起きた」「実現しなかった」「未来の時点までに完了している」 など、時制のズレを一発で表せる便利表現です。

✅ まずは形を固定:to have + 過去分詞
✅ 使い道は大きく3つ(このあとミニ目次で迷わないよう整理します):
↳ 5-1:主節より前(〜したようだ) ↳ 5-2:未実現(〜するつもりだったのに) ↳ 5-3:未来で完了(その時までには終えている)

Section 5 ミニ目次(完了不定詞:to have + 過去分詞)⏳

✅ おすすめ順:5-1 → 5-2 → 5-3
📌 合言葉:「主節と比べて、時間がズレている」

Lesson016 5-1 完了不定詞 ~したようだ

5-1. 主節の動詞より過去を表す(~したようだ)

ここは 「時制のズレ」がポイントです😊
主節(seem / appear など) は 「いまの判断・見た感じ」を表し、
to have + 過去分詞 は 「その判断より前に起きたこと(=すでに終わった出来事)」を表します。

完了不定詞:主節より前の出来事(~したようだ)のイメージ
まず覚える型

主語 +(判断/伝聞)+ to have + 過去分詞

✅ 例:She seems to have left.(彼女は出かけたみたい)
🔍 seems は「今の判断」、 to have left は「その前に出かけた」

※「~したようだ」を、短くスパッと言える便利な形です。

イメージ 時間の順番

主節 …「いま(その時)どう見える/どう言われている?」

to have + 過去分詞 …「それより前に起きたこと(=すでに終わったこと)」

💡
“判断” と “出来事” を分けると、迷いが減ります。
⚠️
時刻(yesterday / in 2020 など) をハッキリ言うなら、完了不定詞より 過去形 が自然なことも多いです。
よく出る形 ニュアンス ミニ例(日本語訳つき)
seem to have + p.p. 「~したようだ」(見た感じ・判断) She seems to have left. (彼女は出かけたみたいです)
appear to have + p.p. 「~したようだ」(やや硬め・客観的) He appears to have lost it. (彼はそれを失くしたようです)
be said to have + p.p. 「~したと言われている」(伝聞) They are said to have moved. (彼らは引っ越したと言われています)
be believed to have + p.p. 「~したと考えられている」(推定) The file is believed to have leaked. (そのファイルは漏えいしたと考えられています)
turn out to have + p.p. 「結果として~だった」(あとで判明) It turned out to have been true. (それは本当だったと分かりました)
推量 会話 電車

She seems to have missed the last train.

(彼女は終電に乗り遅れたみたいです。)

seems は「今の判断」。 いまの状況(連絡がない/駅にいない等)から「たぶん…」と推測しています。

to have missed は 「判断より前に“乗り遅れた”」=出来事はすでに完了。

💡 last train のように “もう戻せないタイミング” と相性がよく、自然な推測になります。

推量 IT 注意

He appears to have forgotten his password.

(彼はパスワードを忘れたようです。)

appears は「見たところ〜らしい」。 (seems より少し客観的・硬め)

to have forgotten で 「忘れたのは判断より前(すでに起きた)」を示します。

💡 password のように “今困っている原因” が過去の出来事(忘れた)だと、完了不定詞がピッタリです。

伝聞 ニュース 定番

The actor is said to have donated a large amount.

(その俳優は多額の寄付をしたと言われています。)

is said は「〜と言われている」(情報の出どころは自分じゃない)。

to have donated で 「寄付したのは“すでに”起きたこと」を示し、ニュースの言い方として自然です。

💡 amount のような名詞を入れると “具体性” が出て、文章でも会話でも使いやすい表現になります。

推定 ビジネス フォーマル

The company is believed to have reduced its costs.

(その会社はコストを削減したと考えられています。)

is believed は「〜と考えられている」。 (根拠はあるが、断言はしない)

to have reduced にすることで 「削減はすでに完了している(=過去の出来事)」と分かります。

💡 costs のような“成果”は、 完了不定詞と相性がよく、レポート文でもよく使われます。

判明 ストーリー よく使う

It turned out to have been a simple mistake.

(それは単純なミスだったと分かりました。)

turned out は「結局〜だと分かった」(あとで判明)。

to have been で 「“分かった時点”より前からそうだった(=すでにそういう状態だった)」を表します。

💡 simple mistake のように 結論を名詞で置くと、話のオチがスッキリします。

偶然 会話 人間関係

I happen to have met him before.

(たまたま、以前に彼に会ったことがあります。)

happen は「たまたま〜だ」。 “偶然” をやわらかく出せます。

to have met で 「会ったのは今の会話より前(すでに起きた)」を示します。

💡 before を添えると 「前に(どこかで)」の雰囲気が出て、自然な会話表現になります。

まとめ 覚え方
  • 🔹
    主節 = 「いま(その時)の判断・見た感じ・伝聞」
  • 🔹
    to have + 過去分詞 = 「その判断より前に起きた出来事(完了済み)」
  • 🔹
    迷ったら「いつの判断?」→ 「いつの出来事?」の順で整理!
  • ⚠️
    過去の時刻をピンポイントで言う文脈なら、 完了不定詞より 過去形 が自然なこともあります。

🌟 「判断(seem/appear)」と「出来事(to have + p.p.)」を分けて考えると、一気にスッキリします!

Lesson016 5-2 完了不定詞 未実現

5-2. 実現しなかった内容を表す(~するつもりだったのに)

「やる予定だったのに、できなかった」to have + 過去分詞 で表せます😊
ここでは 主節(意図・計画)現実(未実現) のギャップがポイントです。

完了不定詞:未実現(~するつもりだったのに)のイメージ
未実現の基本

主語 +(意図/予定/約束)+ to have + 過去分詞

✅ 例:I meant to have called you.
🔍 「電話するつもりだった(でもしなかった)」= 意図 + 未実現

※「言い訳」や「フォロー」の場面でとてもよく使われます。

よく一緒に出る 主節側の動詞
  • 🧩
    mean: ~するつもりだった
  • 🧩
    intend: ~するつもりだった(やや硬め)
  • 🧩
    hope: ~できたらと思っていた(でも叶わなかった)
  • 🧩
    plan: ~する予定だった(でもダメだった)
⚠️
完了不定詞は「やった/やらなかった」の結果が確定しているニュアンスになります。
「今からやる予定」なら to do が自然です。
意味(日本語) よくある場面
mean to do (今/これから)~するつもりだ 意思・予定の表明(まだ未確定/これから実行)
mean to have + p.p. (本当は)~するつもりだった(でもしなかった) 謝罪・フォロー・言い訳(やるはずができなかった)
hope to do ~したい/できたらいいと思う 願望(未来志向・まだ可能性がある)
hope to have + p.p. ~できたらと思っていた(でも叶わなかった) 残念・事情説明(機会を逃した)
謝罪 連絡 日常

I meant to have called you last night, but I fell asleep.

(昨夜電話するつもりだったんだけど、寝落ちしちゃった。)

meant は「つもりだった」。ここでは過去なので「意図はあった」。

to have called にすることで、 「電話は 結局しなかった」が含みとして伝わります(未実現)。

💡 last night のような時間語があると、 “やるはずだったタイミング” がはっきりして、言い訳が自然に聞こえます。

仕事 フォロー メール

I intended to have sent the file earlier, but the system was down.

(もっと早くファイルを送るつもりでしたが、システム障害でした。)

intended は「意図していた」。 (mean より少しフォーマル)

to have sent は “送るはずだったが送れていない” を示し、理由説明(but~)につながります。

💡 file を目的語に置くと、 「何を」できなかったかが明確で、ビジネス文でも使いやすい形です。

予定 未実現 家族

We planned to have visited my parents, but my kid got a fever.

(両親に会いに行く予定だったけど、子どもが熱を出した。)

planned は「予定していた」=計画はあった。

to have visited により、 「訪問は実現しなかった」ことが自然に含まれます。

💡 parents のような生活語彙だと、 日常会話でそのまま使える “ありがちな事情” を作れます。

残念 旅行 丁寧

I hoped to have stayed an extra night, but my flight was moved up.

(もう1泊できたらと思っていたけど、便が前倒しになった。)

hoped は「できたらいいなと思っていた」。 強い計画というより “願望寄り” です。

to have stayed で 「滞在は結局できなかった」=未実現が表れます。

💡 night のように “具体的に何ができなかったか” を入れると、相手に状況が伝わりやすいです。

言い訳 約束 友達

I was supposed to have met you at six, but my train got delayed.

(6時に会うはずだったのに、電車が遅れて。)

was supposed は「~するはずだった」。 自分の意思というより “予定・取り決め” のニュアンス。

to have met で 「会うことが実現していない」=約束を守れなかった状況が伝わります。

💡 時刻 six を入れると “遅刻の言い訳” として超実用的です。

仕事 会議 未実現

She was expected to have finished the report by noon.

(彼女は正午までにレポートを終えているはずでした。)

was expected は「~すると見込まれていた/期待されていた」。 個人の意図ではなく “周りの期待・予定” が主語になります。

to have finished は 「その時点までに終わっているはず」→ 現実には終わっていない可能性が高い(未実現の含み)。

💡 by noon のような期限表現は、 “完了しているはずだった” を作りやすい鉄板です。

まとめ 未実現のコツ
  • 意図・予定(mean / plan / intend / be supposed)to have + 過去分詞 =「やるはずだったが、実現しなかった」
  • 💡
    「言い訳」ではなく 状況説明 として使うと、印象がやわらかくなります。
  • ⚠️
    これからの予定なら to do、 「できなかった」なら to have + p.p. と覚えるとスッキリします。

🌟 「つもりだったのに…」を英語で自然に言えると、謝罪・フォローが一気に上手くなります!

5-3. 未来に完了する出来事を表す(その時までには終えている)

plan / expect / hope などの動詞と一緒に to have + 過去分詞 を使うと、 「未来のある時点までに完了している」 を自然に表せます。
仕上げの合図は by + 時間before + 期限 です。

完了不定詞(未来完了イメージ):plan/expect/hope + to have + 過去分詞 + by/before の図
未来の見込み 期限
基本パターン:
plan / expect / hope / aim + to have + 過去分詞 + by / before ...
✅ いまの時点では「予定・見込み」だけど、
✅ 未来の期限までに「完了している状態」を描けるのがポイントです。
ニュアンス(ここが差)
完了不定詞 expect to have finished 例: I expect to have finished it by Friday. 見込み 「金曜までに終えていると思う」= “思っている/予想” が前面
未来完了 will have finished 例: I will have finished it by Friday. 断定寄り 「金曜までに(きっと)終わっている」= “未来の事実” を置く感じ
ふつうの不定詞 plan to finish 例: I plan to finish it by Friday. 行動予定 「終える予定」= “完了済み状態” までは強調しない
よく使う 予定・見込み
📌 計画・目標
plan, aim, intend (〜する計画/目標)
📌 予想・期待
expect, hope, be likely (〜だと思う/期待する)
✅ コツ:
未来の期限(by/before)」が見えたら、 to have + 過去分詞 がハマりやすいです。

💬 例文

見込み to have + 過去分詞 by

I expect to have finished the report by Friday.

(金曜までにレポートを仕上げていると思います。)

解説
  • expect=「〜だと思う/見込み」→ 断定よりやわらかい。
  • to have finished=「(金曜の時点で)完了している状態」。
  • by Friday が “完了の締切” をはっきり示します。
計画 before 完了不定詞

We plan to have launched the new FAQ page before the campaign starts.

(キャンペーンが始まる前に、新しいFAQページを公開し終えている計画です。)

解説
  • plan=「計画」→ 実行する意図が強め。
  • to have launched=「開始前に、公開が完了している」状態を強調。
  • before + 文 で “基準になる未来イベント” を置けます。
期待 by 達成

She hopes to have saved enough money by next summer.

(来年の夏までに、十分なお金を貯め終えていることを願っています。)

解説
  • hope=「願う」→ 予定よりも “希望” が中心。
  • to have saved は「貯金が完了している状態」を描く。
  • “いつまでに?” があると完了不定詞が自然にハマります。
目標 to have + 過去分詞 within

They aim to have completed the onboarding within two weeks.

(2週間以内にオンボーディングを完了させていることを目標にしています。)

解説
  • aim=「目標にする」→ “達成ライン” を意識した言い方。
  • to have completed=「2週間の時点で完了済み」を強く示す。
  • within は “期限の幅” を作れるので、実務でもよく使います。
高確率 be likely by

He is likely to have received the confirmation email by tomorrow.

(明日までには、確認メールを受け取っている可能性が高いです。)

解説
  • be likely to=「〜しそう」→ 予測をスマートに言える。
  • to have received=「明日の時点で “受信済み”」を表す。
  • 予定が不確実なときほど、この形が便利です。
期待 before 完了

I expect to have replied to all tickets before the end of the day.

(今日中に、すべての問い合わせに返信し終えている見込みです。)

解説
  • reply のような実務動作と相性が良い(業務報告・共有に使える)。
  • to have replied=「終業時点で返信が完了している」状態を示す。
  • before the end of the day は “今日中” を丁寧に言える表現。
まとめ to have + 過去分詞
  • plan / expect / hopeto have + 過去分詞 で「未来の時点で完了済み」を表せる。
  • 仕上げの目印は by / before
  • 「予定(plan)」よりも “完了済み状態” を強めたいときに、この形が刺さる。

6. 完了分詞・完了動名詞:having + 過去分詞

having + 過去分詞:完了分詞(副詞)と完了動名詞(名詞)の見分け方イメージ

having + 過去分詞 は、ひとつの形なのに 副詞(分詞構文)にも、 名詞(動名詞)にもなれます。
だから大事なのは、「形」よりも 文の中での立ち位置(役割) を見ることです。

完了分詞 役割:副詞 意味:先に完了 → その後

文の前半で「〜してから」「〜したので」を短くスマートに言える形。
コツは 主節より前に終わったことを匂わせることです。

完了動名詞 役割:名詞 意味:「〜した事実

regret / deny / admit などの後ろで、 「〜したこと」を名詞として扱います。
“行動そのもの” を話題にしたいときに便利です。

見分け方 位置 役割 訳し方
  • 文頭・文の途中で「〜してから/〜したので」っぽい → 完了分詞(副詞)
  • 動詞の目的語・前置詞の後ろで「〜したこと」になっている → 完了動名詞(名詞)
  • どちらも共通の感覚は 「先に完了している」(主節より前を意識)

Section 6 ミニ目次(having + 過去分詞)🧭

✅ おすすめ順:6-1 → 6-2
📌 合言葉:「先に完了」+「役割(副詞 or 名詞)」

6 - 1 having + 過去分詞 完了分詞 順序 理由

6 - 1. 完了分詞:~してから/~したので

完了分詞(having + 過去分詞):先に完了したことを短く表し、『~してから/~したので』のニュアンスを整理

having + 過去分詞(完了分詞)は、 先に終わったこと を先に置いて、 その後の出来事 へつなげる形です。
日本語だと、だいたい 「~してから」 「~したので」 になります。

✅ まずはこの2つだけ押さえればOK:
順序:Having + 過去分詞, 主節(~してから) 理由:Having + 過去分詞, 主節(~したので)
ポイント① 「先に完了」→「その後」

完了分詞は “時間の順番” を短く見せます。
ざっくり After S had + 過去分詞 と近い感覚です。

言い換え After I had finished ...Having finished ...
ポイント② 主語は「基本同じ」

完了分詞は 主語が同じ ときに使うのが基本です。
主語がズレると「誰がやったの?」が崩れて不自然になります。

目安 Having ... の動作をした人 = 主節の主語
ポイント③ 「理由」にもなる

文脈しだいで 「~したので」 の意味にもなります。
「先に起きたこと」が「その後の判断・行動の理由」になっているかを見ます。

コツ 「それが理由で」っぽい内容なら “理由” になりやすい

📌 完了分詞の「順序」と「理由」見分け

タイプ 日本語の目安 チェックポイント
順序 Having + 過去分詞, 主節 ~してから 「先に終えた」→「それから主節」になっている
理由 Having + 過去分詞, 主節 ~したので 「先に起きたこと」が「判断・行動の理由」になっている
受け身もOK Having been + 過去分詞, 主節 (~されたので/~されてから) 「自分がした」ではなく「される」出来事が先にある
💡 文が固め(書き言葉寄り)なので、会話では After ... / Because ... に言い換えてもOKです。

⚠️ よくあるミス:主語がズレる(dangling)

注意 Having ... の動作主と、主節の主語は一致させる
  • Having arrived at the office, the meeting had already started. (到着したのは “私” のはずなのに、主語が meeting になってズレる)
  • Having arrived at the office, I found that the meeting had already started.

💬 例文で感覚をつかもう!(完了分詞)

順序 仕事

Having finished the report, I emailed it to my manager.

(レポートを仕上げてから、上司にメールしました。)

🔍 ポイント:「仕上げる」→「メールする」 の順番。

✅ 言い換え:After I had finished the report, ... とほぼ同じ。

📝 文章の冒頭に置くと、段取りがスッキリ伝わります(ビジネス文でも自然)。

順序 段取り

Having checked the schedule, we moved the meeting to Friday.

(予定を確認してから、会議を金曜に変更しました。)

🔍 「確認した」ことが先に終わっているから、次の行動(変更)が自然につながります。

✅ “we” が主語なので、確認したのも we(私たち)で一致しています。

💡 会話なら After we checked the schedule, ... にしてもOK。

理由 トラブル

Having lost my key, I had to call a locksmith.

(鍵をなくしてしまったので、鍵屋さんを呼ばないといけませんでした。)

🔍 これは「順番」よりも 理由(だから~した) が強い例。

✅ 言い換え:Because I had lost my key, ...

📝 “had to” と相性がよく、「避けられない行動になった理由」をスッと出せます。

理由 日常

Having missed the last train, she took a taxi home.

(終電に乗り遅れたので、彼女はタクシーで帰りました。)

🔍 「終電に乗り遅れた」→「タクシー」の流れは、原因→結果として読むのが自然。

✅ 主語は she。乗り遅れたのも彼女なので一致しています。

💡 会話なら She missed the last train, so ... の方が口語的です。

順序 連絡

Having received your message, I called you right away.

(メッセージを受け取ってから、すぐに電話しました。)

🔍 “right away” があるので、すぐ次の行動につながる「順序」が強め。

✅ 仕事でもOK:返信・折り返しの説明に使えます。

📝 “Having received …” は少し丁寧で、書き言葉(メール文・報告)に合います。

受け身 ビジネス

Having been told the policy, he apologized immediately.

(方針を伝えられたので、彼はすぐに謝りました。)

🔍 “tell” の受け身で Having been told(伝えられたあと/伝えられたので)。

✅ 「自分がした」ではなく、外から受けた出来事が先に起きています。

📝 “理由” として読むと自然:伝えられた → それで謝った。

6 - 2 having 完了動名詞 名詞の働き 時制のズレ

6 - 2. 完了動名詞:~したこと

完了動名詞 having + 過去分詞:主節より前の出来事を名詞として表す(regret / deny / admit など)

having + 過去分詞 は、「(主節より前に)すでに〜したこと」を 名詞(動名詞) として扱う形です。

✅ まずはこの2点だけ押さえればOK:
形:having + 過去分詞 意味:~したこと(主節より前)
💡 ざっくり言うと、動名詞(〜すること)に 「先に完了」 の情報を足したイメージです。
ポイント① 「主節より前」を明確にする

having + 過去分詞 は「出来事の順番」をはっきりさせたいときに便利。
すでに終わっていることを、あとから名詞として持ってきます。

regret having said ...
ポイント② よく来る動詞・表現がある

特に多いのは regret / deny / admit など。
「〜した事実」を言う場面で使われやすいです。

コツ 「事実・謝罪・反省」系と相性◎
ポイント③ 否定・受け身も作れる

否定は not having + 過去分詞
受け身なら having been + 過去分詞 も使えます(少し硬め)。

not having done / having been done

📌 完了動名詞の「型」まとめ(見分けの軸)

言いたいこと 日本語イメージ よくある相手(動詞/前置詞)
基本 having + 過去分詞 (すでに)〜したこと regret deny admit
否定 not having + 過去分詞 〜しなかったこと apologize for / regret など
受け身(やや硬い) having been + 過去分詞 〜されたこと be proud of / complain about など
💡 迷ったら: 「主節より前に完了してる?」 を自分に質問すると判断しやすいです。

⚠️ 使いどころ:普通の動名詞でもOKな場合が多い

ポイント 完了動名詞は「順番をはっきり」させたいときに使うと自然
  • ✅ 自然:I regret having said that. (言ってしまったことを後悔)
  • ✅ 日常ではこれも多い:I regret saying that. (同じ意味で言えることが多い)

💬 例文で感覚をつかもう!(完了動名詞:having + 過去分詞)

regret 丁寧め 仕事

I regret having said that in the meeting.

(会議であんなことを言ってしまったのを後悔しています。)

🔧 regret の内容として「〜したこと」を名詞で置いています。

🕒 「言った」→ その後に「後悔」:順番が明確になります。

✅ 謝罪・反省の場面で少し丁寧に聞こえます。

deny 事実の否定 注意

He denied having accessed the customer account.

(彼は顧客アカウントにアクセスしたことを否定しました。)

🔧 deny の目的語として「アクセスしたこと」を置いています。

🕒 否定の対象は“すでに起きた行為”。だから having + 過去分詞 が相性◎。

✅ 仕事の報告・調査の文脈でよく出る形です。

admit 事実の認め 仕事

She admitted having forgotten to reply.

(彼女は返信を忘れていたことを認めました。)

🔧 「忘れていたこと(すでに完了した事実)」を having forgotten で表現。

🕒 admitted は後の行為、忘れたのはそれより前。

✅ 「ミスを認める」場面にそのまま使えます。

apologize for 謝罪 会話

I apologized for having kept you waiting.

(お待たせしてしまって、謝りました。)

🔧 for の後ろは動名詞。そこに「先に起きたこと」を入れたいので having kept

🕒 「待たせた」→ その後「謝った」:順番がスッキリ。

✅ ビジネスでも日常でも使いやすい謝罪フレーズです。

be accused of 疑い 注意

They were accused of having leaked the data.

(彼らはデータを漏らした疑いをかけられました。)

🔧 accused of の後ろは動名詞。「漏えいした(先に起きた)事実」を表します。

🕒 疑いをかける時点より前に、行為が起きた想定。

✅ ニュース・社内調査の文脈で見かけやすい形です。

否定 not having 仕事

I apologized for not having replied sooner.

(返信が遅くなったことを謝りました。)

🔧 否定は not having + 過去分詞(「〜しなかったこと」)。

🕒 「返信しなかった(その間)」→ その後「謝った」。時間のズレが自然に出ます。

✅ メール・チャットの定番謝罪として実用度高めです。

まとめ have(助動詞) 完了 見分け方

have の助動詞用法まとめと比較(見分け方)

have の助動詞用法まとめ:現在完了・過去完了・未来完了・完了不定詞・having + 過去分詞の見分け方

have は「持っている」だけじゃなく、 “完了(すでに〜した/〜してしまっている)” を作る助動詞にもなります。
しかも 周りの形が変わると、意味も「いつ完了したか」「主節より前か」まで変わるのがポイントです。

✅ まずはこの合図だけ見ればOK:
have/has の直後が 過去分詞 → 完了シリーズ had + 過去分詞 →「その時点より前に完了」 will have + 過去分詞 →「未来の時点までに完了」
Step 1 直後は何?

まずは have の直後を見ます。

  • 過去分詞 が来る → 完了(助動詞)
  • 名詞 が来る → 所有の have(助動詞ではない)
  • 人 + 原形 / 物 + 過去分詞 → 使役・手配の have(助動詞ではない)
Step 2 前に何が付く?

完了なら、今度は have の前を見ると「時点」が決まります。

  • have / has → 現在完了(今につながる)
  • had → 過去完了(過去の基準点より前)
  • will have → 未来完了(未来の基準点までに)
Step 3 to / having がある?

have の形そのものが変わると、 「主節より前」「原因」「未実現」などの情報が乗ります。

  • to have + 過去分詞 → 完了不定詞(主節より前/未実現のズレも)
  • having + 過去分詞 → 完了分詞/完了動名詞(順序・原因/「〜したこと」)

📌 これで迷わない:have 系 “見分け” 早見表

カテゴリ 形(合図) 意味の核 見分けのコツ
現在完了 have / has + 過去分詞 今につながる完了・経験・継続・結果 already / just / yet / since / for が相性◎
過去完了 had + 過去分詞 過去の基準点より前に完了 「その時にはもう〜していた」/ when / by the time が合図
未来完了 will have + 過去分詞 未来の時点までに完了 by + 未来時点(by tomorrow / by next week)が鉄板
完了不定詞 to have + 過去分詞 主節より前/「〜したようだ」/未実現のズレ seem/appear/claim + to have…、または meant/intended to have…
having 系 having + 過去分詞 (先に完了→)その後/原因/「〜したこと」 文頭なら分詞構文寄り・deny/regret などの後なら動名詞寄り
所有 have + 名詞 持っている/ある 直後が名詞(a car / a question / time)ならこれ
使役・手配 have + 人 + 原形 / have + 物 + 過去分詞 人にやってもらう/〜してもらう 「人が動く」or「物がされる」=助動詞ではない
💡 一番速い見分け:have の直後 過去分詞 なら「完了(助動詞)」の可能性が高いです。

⚠️ 混同しやすいペア(ここだけチェック)

現在完了 vs 過去形
  • 現在完了: 今に関係が残る (結果・経験・継続)
  • 過去形:過去の一点で完結(yesterday / last year など)
過去完了 の合図
  • 過去の基準点が文に出る: when / by the time / before
  • 「その時点ではもう〜していた」= had + 過去分詞 が自然

💬 例文

現在完了 結果 仕事

I have sent the updated schedule to everyone.

(更新したスケジュールを全員に送ってあります。)

🔎 「送った」という行為より、“今、送信済みの状態”が大事=結果の現在完了。

✅ 相手に「もう対応済みです」をやわらかく伝えたいときに便利です。

現在完了 経験 日常

Have you ever tried this app before?

(このアプリ、今まで使ったことありますか?)

🔎 ever は「経験」の合図。“これまでの人生のどこかで”を聞いています。

✅ 具体的な日時(yesterday など)を言わないのがコツです。

過去完了 順序 仕事

By the time I joined the call, they had already started the briefing.

(通話に参加した時には、すでに説明が始まっていました。)

🔎 By the time ... が「基準点」。その時点より前に完了=had + 過去分詞

✅ 「参加した(過去)」より前に「始まった(さらに前)」という順序をはっきりさせます。

未来完了 by 予定

By next Monday, we will have completed the rollout.

(来週月曜までには、展開を完了しているはずです。)

🔎 By + 未来の時点 が出たら未来完了が最有力。“その時までに終わっている”を言います。

✅ 進行中の作業でも「締切に間に合う見込み」を表せます。

完了不定詞 推測 会話

She seems to have missed your last message.

(彼女、あなたの前のメッセージに気づいていないみたいです。)

🔎 seems(今の判断)+ to have + 過去分詞(起きたのはそれより前)。

✅ 「今そう見える」+「前に起きた出来事」という“時制のズレ”が出せます。

完了不定詞 未実現 日常

I meant to have called you earlier, but I got busy.

(もっと早く電話するつもりだったんですが、忙しくなってしまって。)

🔎 meant to ... は「つもりだった」。そこに完了を足すと「その時点までに済ませるつもりだった(でも未実現)」に。

✅ 言い訳・事情説明が丁寧になります(責める感じが弱い)。

having 系 完了分詞 仕事

Having confirmed the details, I sent a quick follow-up.

(内容を確認してから、さっとフォローの連絡を送りました。)

🔎 「確認(先)」→「送信(後)」の順序を短く表現。“先に完了したこと”を強調します。

✅ after を使わず、文章をスッキリまとめたいときに便利です。

having 系 完了動名詞 注意

He denied having shared the login information.

(彼はログイン情報を共有したことを否定しました。)

🔎 deny の後は名詞扱い(動名詞)。“共有したという事実”を丸ごと指します。

✅ “share した”が主節より前に起きたことを、自然に含められます。

比較 所有 助動詞 使役

I have a question, and I have already checked the FAQ. Yesterday, I had my phone screen replaced.

(質問があります。それと、FAQはもう確認済みです。昨日はスマホの画面を交換してもらいました。)

🔎 1つの文で見分け練習:

  • have + 名詞=所有(助動詞ではない)
  • have + 過去分詞=完了(助動詞)
  • have + 物 + 過去分詞=手配(助動詞ではない)

🚀 次におすすめのレッスン NEXT

⭐ 学習の流れ:助動詞 have → Lesson017
最優先おすすめ Lesson017 助動詞 do の用法

強調・否定・疑問の「do」を一気に整理!

「I do know.」「Do you ...?」「I don’t ...」のように、 文を動かす“スイッチ役”としての do を理解すると、英文の反応速度が上がります。

会話で頻出 ミスが減る テスト対策にも
おすすめ度 90%
復習 Lesson012

完了時制(全体像)

have + 過去分詞の「完了」を全体で整理して、用法の見分けがラクに。

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関連 Lesson039

不定詞の時制

「to have + 過去分詞」の“ズレ”が最短で腑に落ちます。

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拡張 Lesson043

分詞構文

having + 過去分詞(完了分詞)を「順序・原因」で使い分け。

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整理 Lesson047

動名詞の種類

having + 過去分詞(完了動名詞)を「名詞扱い」でスッキリ。

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