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📚 英文法 全120 Lesson

助動詞 do の用法

助動詞としての do は、一般動詞の疑問文や否定文に使われるだけでなく、強調や倒置、代用動詞としても重要な働きをします。

Lesson 017

1. 助動詞 do の用法

助動詞 do は、動詞の働きをサポート!

do は一般動詞と一緒に使うことで、「疑問文・否定文・強調・倒置・代動詞」などの表現が可能になります。
使い方をおさえれば、シンプルな英文が一気に表現力アップ!

用法 例文 解説
疑問文 Do you like music? 一般動詞の疑問文に do / does / did を使う。
否定文 I don’t play tennis. do not(省略形 don’t)で否定文を作る。
強調 I do want to help! 気持ちを強く伝えるときに do で強調。
倒置文 Never did I expect that. 否定語が先頭に来ると疑問文の語順になる(倒置)。
代動詞 She runs faster than I do. do が前の動詞を代わりに表す(反復回避)。

図:助動詞 do の使い道まとめ

Do you know her?

(彼女を知っていますか?)

🔍 一般動詞 know を疑問文にするとき、do を使います。

構造:疑問文(Do + 主語 + 動詞) / 発音:duː

I don’t have a car.

(私は車を持っていません。)

🔍 否定文では do not(don’t)を使って否定の意味を加えます。

構造:否定文(主語 + do not + 動詞) / 発音:dəʊnt

I do want to go to Tokyo.

(ぜひ東京に行きたいんです。)

🔍 感情を強調したいときに do を加えると「本当に!」のニュアンスが出せます。

構造:強調(主語 + do + 動詞) / 発音:duː

Never did I imagine such a thing.

(そんなこと想像もしなかった。)

🔍 否定語が先頭にくると、語順が「倒置」され、助動詞 did が主語の前に出ます。

構造:倒置文(否定語 + did + 主語 + 動詞) / 発音:ˈnevər dɪd

She speaks English better than I do.

(彼女は私より英語が上手です。)

🔍 前に出た動詞(speak English)を繰り返さず、do で代用しています。

構造:比較文 + 代動詞 / 発音:duː

📘 まとめ:助動詞 do の使い方をおさえよう!
  • 🔹
    疑問・否定文で使う: do / does / did が文を助ける。
  • 🔹
    意味を強調: do を入れると意志や感情を強く表現できる。
  • 🔹
    倒置文にも活躍: 否定語が文頭に来たときの語順変更に使う。
  • 🔹
    代動詞: do が他の動詞の代わりになる。

🚀 do の活用をマスターすれば、日常英会話がグンと自然になります!

2. 疑問文

一般動詞の疑問文には do / does / did を使う!

be動詞や助動詞以外の一般動詞を疑問文にするときは、必ず do 系を使います。
主語が三人称単数のときは does、過去の話なら did を使いましょう。

Do you like cats?

(あなたは猫が好きですか?)

🔍 主語が「you(複数 or 一般)」なので、Do を使います。

構造:Do + 主語 + 動詞? / 発音:duː

Does he play the guitar?

(彼はギターを弾きますか?)

🔍 三人称単数(he, she, it)のときは does に。

構造:Does + 主語 + 動詞? / 発音:dʌz

Did you see that movie?

(その映画を見ましたか?)

🔍 過去の疑問文では did を使い、動詞は原形に戻ります。

構造:Did + 主語 + 動詞? / 発音:dɪd

Does she love him?

(彼女は彼を愛していますか?)

🔍 love には s がつかず、原形のままにします。

構造:Does + 主語 + 動詞? / 発音:dəz ʃiː lʌv

Did he think it was true?

(彼はそれが本当だと思っていましたか?)

🔍 think は原形。did + 動詞 の形で文の時制をコントロールします。

構造:Did + 主語 + 動詞? / 発音:dɪd hiː θɪŋk

📘 まとめ:疑問文での do の使い方
  • 🔹
    主語が you, we, they: Do を使う。
  • 🔹
    主語が he, she, it: Does を使い、動詞は原形に。
  • 🔹
    過去形の場合: Did を使い、動詞は必ず原形。

🙌 疑問文に慣れれば、英会話のキャッチボールがグンとスムーズに!

3. 否定文

do not(don’t) を使って否定文を作ろう!

一般動詞の否定には do not / does not / did not を使います。
be動詞や助動詞(can, will など)は do を使わずに 直接否定できますが、一般動詞には do が必要です!

I don’t like coffee.

(私はコーヒーが好きではありません。)

🔍 主語が「I」なので、do not → don’t を使います。

構造:主語 + do not + 動詞 / 発音:dəʊnt

She doesn’t eat meat.

(彼女は肉を食べません。)

🔍 三人称単数(She)なので does not → doesn’t。

構造:主語 + does not + 動詞 / 発音:ˈdʌzənt

He didn’t understand the question.

(彼はその質問を理解しませんでした。)

🔍 過去の否定は did not → didn’t。動詞は原形に戻します。

構造:主語 + did not + 動詞(原形) / 発音:ˈdɪdnt

We don’t need anything else.

(私たちは他に何も必要ありません。)

🔍 否定文でも 動詞には -s をつけません!

構造:主語 + don’t + 動詞 / 発音:dəʊnt

She never tells a lie.

(彼女は決してうそをつきません。)

🔍 never などの否定語を使うときは、do を使わずに否定ができます。

構造:主語 + never + 動詞 / 発音:ˈnevə

📘 まとめ:否定文での do の使い方
  • 🔹
    現在の否定文: do not(don’t) / does not(doesn’t)を使う。
  • 🔹
    過去の否定文: did not(didn’t)を使い、動詞は原形に戻す。
  • 🔹
    never / hardly など: これらの否定副詞を使う場合は do を使わない。

💡 否定の文型は、英語の土台!確実にマスターしよう!

4. 動詞の意味を強調する

do を使って「本当に〜するんだよ!」を表現

肯定文の中に do / does / did を入れると、動詞を強調して「本当に〜する」「絶対に〜した」と気持ちを込めた表現ができます。
英会話でも感情を込めたいときによく使われる、とっても便利なテクニックです。

I do love you.

(あなたのこと、本当に愛してる。)

🔍 「love you」を強く言いたいときに do を使って感情をこめる。

構造:主語 + do + 動詞 / 発音:duː

She does like math.

(彼女は数学が本当に好きなんです。)

🔍 通常なら “She likes math.” ですが、強調したい場合は does を入れます。

構造:三人称単数 + does + 動詞(原形) / 発音:dʌz

We did try everything we could.

(できることは全部やったんだ。)

🔍 過去の強調では did を使い、動詞は原形で使います。

構造:did + 動詞(原形) / 発音:dɪd

You do make me happy.

(君のおかげで幸せなんだよ。)

🔍 「make me happy」を強調したいときに do を加えると感情がより伝わります。

構造:do + make(動詞原形) / 発音:duː

He did tell me the truth.

(彼は確かに本当のことを言ったよ。)

🔍 疑われているときなど「言ったってば!」のニュアンスに。

構造:did + 動詞原形 / 発音:dɪd

📘 まとめ:do を使って気持ちを伝える強調表現
  • 🔹
    肯定文の中で強調: 普通の文にも do / does / did を入れて感情をこめる。
  • 🔹
    動詞は原形: 過去の強調でも did + 原形 に注意!
  • 🔹
    疑われたときや主張するときに使える! 💬「ちゃんとやったよ!」を英語で言えるようになろう!

🌟 英語で気持ちをしっかり伝えたいとき、強調 do が心強い味方になります!

5. 倒置文

never / only などの否定語句が先頭に来ると倒置が起きる!

Never, Only, Hardly, Rarely, Little などの否定・制限を表す語句が文頭に来ると、語順が疑問文の形になります。
一般動詞のときは do / does / did を使って、倒置構文を作ります。

Never did I imagine such a thing.

(そんなこと想像もしなかった。)

🔍 否定語 Never が文頭に来ると、did を前に出して語順が変わります。

構造:否定語句 + did + 主語 + 動詞 / 発音:ˈnevər dɪd

Only then did she realize the truth.

(そのとき初めて彼女は真実に気づいた。)

🔍 Only で始まる副詞句でも倒置になります。

構造:Only + 時・条件句 + did + 主語 + 動詞 / 発音:ˈəʊnli ðen dɪd

Hardly did he speak a word.

(彼はほとんど何も話さなかった。)

🔍 Hardly も倒置を起こす否定語のひとつ。

構造:Hardly + did + 主語 + 動詞 / 発音:ˈhɑːdli dɪd

Only after the rain stopped did we go outside.

(雨が止んでからようやく外に出た。)

🔍 条件句や時間句(Only after 〜)でも倒置が発生します。

構造:Only + after節 + did + 主語 + 動詞 / 発音:ˈəʊnli ˈæftə dɪd

Not only did she win the prize, but she also became famous.

(彼女は賞を取っただけでなく、有名にもなった。)

🔍 Not only の強調でも倒置になります。but also とセットで使おう!

構造:Not only + did + 主語 + 動詞 / 発音:nɒt ˈəʊnli dɪd

📘 まとめ:否定語句+倒置文のルール
  • 🔹
    Never / Only / Hardly / Not only などが文頭に来ると倒置が起きる。
  • 🔹
    一般動詞の場合は do / does / did を使って疑問文と同じ語順にする。
  • 🔹
    倒置に慣れると、文章にメリハリと説得力が生まれる!

✨ 倒置文は英語らしい響きを演出する、上級テクニックの入口!

💡 なぜ疑問文の語順になるの?

否定語や制限語(Never, Only など)が文の先頭に来たとき、英語ではその文が「特別な構文」であることを示すために語順を変える(倒置)というルールがあります。

このとき、一般動詞には助動詞がないため、do / does / did を補って疑問文と同じ語順にします。

普通の文: He understood the message.

倒置文: Never did he understand the message.

  • 🔹
    倒置文は「これは特別な意味だよ!」というサイン。
  • 🔹
    疑問文と同じ語順にすることで、読み手・聞き手に注意を促す。
  • 🔹
    一般動詞だけでは構造が作れないため、do を「助ける」ために入れる。

✨ 倒置構文は、英語で感情や強調を自然に伝える上級テクニックです!

🕰️ どうして倒置のルールができたの?

昔の英語(古英語)は語順が自由で、「誰が何をしたか」を単語の語尾(格)で表していました。 しかし時代が進むにつれて格変化が失われ、語順で文の意味を示す必要が出てきました。

その結果、英語では語順=文の種類を伝えるサインになりました。 たとえば、疑問文は「助動詞+主語+動詞」の語順。倒置文も同じように、 否定語が文頭に来たときは「これは普通じゃない文ですよ!」と合図するため、 語順を疑問文と同じ形にするようになったのです。

古英語: 語順自由、格変化あり

現代英語: 語順で文の意味・種類を伝える

だから: 否定語が文頭に来ると語順も変える(=倒置)

  • 🔹
    聞き手にわかりやすく伝えるための工夫だった
  • 🔹
    疑問文や倒置文の語順は、「これは特別な文だよ」という合図!

📘 英語の語順には、歴史とやさしさがつまっているんですね!

6. 代動詞(do の置き換え用法)

do は前に出てきた動詞の代わりにもなる!

「She sings better than I do.」のように、同じ動詞を繰り返したくないときdo を使ってスマートに省略できます。
これは代動詞(substitute verb)と呼ばれる使い方で、英語らしい省略表現のひとつです。

She speaks English better than I do.

(彼女は私より英語が上手です。)

🔍 do は「speak English」の代わり。繰り返さず自然!

構造:比較構文 + 代動詞 / 発音:duː

A: Do you love him? — B: Yes, I do.

(あなたは彼を愛してるの? — はい、愛してます。)

🔍 2回目の「love him」は do で代用!自然な受け答えに。

構造:Yes / No の省略回答 + 代動詞 / 発音:duː

They play the guitar, and so do we.

(彼らはギターを弾きます、私たちもです。)

🔍 「So + 助動詞 + 主語」は「〜も〜する」という肯定の省略パターン!

構造:so + do + 主語(we) / 発音:duː

I didn’t go to the party, and neither did he.

(私はパーティーに行かなかったし、彼も行かなかった。)

🔍 「Neither + 助動詞 + 主語」は否定の「〜もまた〜しない」構文。

構造:neither + did + 主語(he) / 発音:dɪd

You don’t like spicy food, do you?

(あなたは辛い食べ物が好きじゃないんですね?)

🔍 文末に付け加える「付加疑問」でも do が使われます。

構造:否定文 + , do you? / 発音:duː juː

📘 まとめ:do を使った省略表現(代動詞)
  • 🔹
    同じ動詞の繰り返しを避けるときに do / does / did を代わりに使う
  • 🔹
    会話の中では Yes, I do. / No, I don’t. のような答え方が自然!
  • 🔹
    So do I / Neither did he など、共感や否定の応答にも使える!

🎯 代動詞 do を使えば、英語が「くどくなく、かっこよく」なります!

📘 Lesson 017 のまとめ

助動詞 do の使い方を一気に整理!
  • 🔹
    疑問文: Do / Does / Did を主語の前に置いて質問文を作る
  • 🔹
    否定文: don’t / doesn’t / didn’t で否定する(動詞は原形)
  • 🔹
    強調: 肯定文に do を加えると「本当に~!」という気持ちを強調できる
  • 🔹
    倒置文: Never / Only など否定語が文頭に来たときは do / did を使って疑問文の語順に
  • 🔹
    代動詞: 繰り返しを避けるとき、前の動詞の代わりに do を使う
💬 英語の「質問・否定・強調・共感」には do が大活躍!使いこなせば会話力アップ間違いなし!