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shall の用法

shall はフォーマル寄りの助動詞。本来の「義務」ニュアンスを背景に、申し出・提案法律・規則予言・強い決意などで用いられます。使いどころを押さえれば、丁寧さと説得力がグッと上がる!

Lesson 023

1. shall の用法(概要)

フォーマルさ+「義務」ニュアンスが土台

shall はフォーマル寄りの助動詞で、もともと「~する義務がある」という法的・規範的な背景があります。 現代英語では未来一般は will が主流ですが、申し出・提案Shall I / Shall we ~?)、 法律・規則~とすること/~すべし)、予言・強い決意必ず~する)で今も活躍します。

形と基本ルール
  • 🔹
    形:shall + 動詞の原形/否定 shall not(口語の shan't は英国寄り)
  • 🔹
    疑問文:Shall I ~?(申し出)/Shall we ~?(提案)
  • 🔹
    法律・規則:2・3人称主語で「~とすること/~すべし」の拘束力
  • 🔹
    will との違い:日常の未来=willが基本。shallは用途限定で丁寧・厳格さを出す。

🌟モチベUP:用途を限定して覚えるのがコツ!「申し出/規則/強い意志」の3本柱に当てはまる時だけ使う、と決めると迷いが激減します。

💬 例文で感覚をつかもう!(概要ミックス)

Shall I open the window for you?

(窓を開けましょうか?)

🔍 「私が〜しましょうか?」の申し出。相手のための行為を丁寧に申し出る定番形。

🔁 同義表現: Would you like me to open it?, Do you want me to open it?

構造:Shall + I + 動詞原形 / 発音:ʃæl aɪ ˈoʊpən

Shall we go out for dinner tonight?

(今夜、夕食に出かけませんか?)

🔍 「一緒に〜しませんか?」の提案。恋人・気になる相手にも自然に使えるやさしい誘い。

🔁 同義表現: How about having dinner together?, Why don’t we grab dinner?

構造:Shall + we + 動詞原形 / 発音:ʃæl wi ɡoʊ aʊt

The company shall provide a refund within seven days.

(会社は7日以内に返金を行うものとする。)

🔍 規約・契約での「~とすること」。強い拘束力・義務のニュアンス。

🔁 同義表現: must provide(義務を表すが、契約文では shall が慣例的)

構造:主語(2・3人称) + shall + 動詞原形 / 発音:ʃæl prəˈvaɪd

We shall overcome.

(私たちは必ず乗り越える。)

🔍 強い決意・運命的必然を表す。演説やスローガンで力強さを出す時に有効。

🔁 同義表現: We will definitely overcome., We are determined to overcome.

構造:主語 + shall + 動詞原形 / 発音:wi ʃæl ˌoʊvərˈkʌm

ここで差がつく!よくあるミス

  • Will I ~? を「私が〜しましょうか?」の意味で使う → それは「私は〜することになる?」の意味になり不自然。Shall I ~? を使おう。
  • カジュアル会話で何でも shall にする → 日常の未来は will が基本。shall は用途限定で効果的に。
  • shan’t は英国寄り・やや古風。学習段階では shall not を優先。

💪モチベUP:ミスは「用途を固定」すれば激減。申し出/提案/規則/強い意志に当てはまる時だけ使えばOK!

📘 まとめ:shall の使いどころを3本柱で覚える
  • 🔹
    申し出・提案:Shall I / Shall we ~? は丁寧でスマート。
  • 🔹
    法律・規則:2・3人称主語で「~とすること/~すべし」の拘束力。
  • 🔹
    予言・強い決意:演説・スローガン・文学調で「必ず~する」。

🌟「使う場面を限定」=最短で“使いこなせる”実力に!

2. 申し出・提案:Shall I / Shall we ~?

「私が〜しましょうか?」「一緒に〜しませんか?」を自然に言える!

Shall I ...?自分が相手のために何かをしてあげる申し出Shall we ...?相手と一緒に行動する提案に使います。

「〜してあげようか?」というときは Shall I、「〜しようか?」と一緒に何かを計画するなら Shall we が自然です。

似た表現には、丁寧な Would you like me to ...?(〜して差し上げましょうか)や、カジュアルな How about ...?(〜するのはどう?)もあります。

💬 例文で感覚をつかもう!

Shall I open the window?

(窓を開けましょうか?)

🔍 相手が暑そう・換気したほうがよさそうな状況で、自分が代わりに窓を開けることを申し出る表現。
Shall I は「私が〜しましょうか?」というニュアンスで、答えは Yes/No で返されます。

構造:Shall I + 動詞(原形) / 発音:[ʃæl aɪ ˈoʊpən]

Shall I help you with your bags?

(荷物を持ちましょうか?)

🔍 相手が荷物を運んでいて大変そうなときの申し出。
help you with ~ は「〜を手伝う」という意味で、手助け対象を明確にできます。

構造:Shall I + 動詞(原形) / 発音:[ʃæl aɪ hɛlp]

Shall we go for a walk?

(散歩に行きませんか?)

🔍 一緒に何かをする提案。go for a walk は「散歩に行く」という決まり表現。
Shall we は提案や計画を持ちかけるときに使われます。

構造:Shall we + 動詞(原形) / 発音:[ʃæl wi ɡoʊ]

Shall we have lunch together?

(一緒にランチしませんか?)

🔍 食事に誘う提案。together を付けることで「一緒に」というニュアンスを強調できます。

構造:Shall we + 動詞(原形) / 発音:[ʃæl wi hæv]

Shall I turn off the lights?

(電気を消しましょうか?)

🔍 部屋を出る前や就寝前などの状況で使える申し出。turn off は「スイッチを切る、消す」。

構造:Shall I + 動詞(原形) / 発音:[ʃæl aɪ tɜrn ɒf]

Shall we start the meeting?

(会議を始めませんか?)

🔍 ビジネスシーンでの提案に最適。会議や作業の開始を促すときに使われます。

構造:Shall we + 動詞(原形) / 発音:[ʃæl wi stɑːrt]

表現 意味・ニュアンス 例文 フォーマル度
Shall I ~? 自分が相手のために何かをしてあげる申し出。 Shall I carry your bag?(カバンを持ちましょうか?) ややフォーマル
Shall we ~? 相手と一緒に何かをする提案。 Shall we go for a walk?(散歩に行きませんか?) ややフォーマル
Would you like me to ~? より丁寧な申し出。「〜いたしましょうか?」 Would you like me to open the window?(窓を開けましょうか?) フォーマル
How about ~? カジュアルに提案。「〜するのはどう?」 How about going to the park?(公園に行くのはどう?) カジュアル
🌟 使い分けのコツ:
  • Shall I / Shall we はややフォーマルで丁寧。ビジネスや目上の人にも使える。
  • Would you like me to はさらに丁寧で、相手の意思を尊重するニュアンスが強い。
  • How about はカジュアルで、友人や家族など親しい間柄で使いやすい。
  • 場面や相手との関係によって、フォーマル度を調整すると自然な会話になる。
💬 実際の会話例

A: Shall I open the window?

B: Yes, please. It's a bit stuffy in here.

(A: 窓を開けましょうか?/B: はい、お願いします。ちょっと空気がこもっているので。)
🔍 Shall I は相手の意思を尊重した丁寧な申し出。

A: Shall we meet at 3 PM in the lobby?

B: Sure, that works for me.

(A: 午後3時にロビーで会いましょうか?/B: ええ、それで大丈夫です。)
🔍 Shall we は提案の定番。会議や予定の確認に便利。

A: Would you like me to carry that box for you?

B: Thank you, that would be great.

(A: その箱を運びましょうか?/B: ありがとう、それは助かります。)
🔍 Would you like me to はさらに丁寧で、ビジネスや初対面にも安心。

A: How about grabbing lunch together?

B: Sounds good! I know a great place nearby.

(A: 一緒にランチしない?/B: いいね!近くにいいお店知ってるよ。)
🔍 How about はカジュアルな提案。友人や同僚との会話に最適。

📌 まとめ:申し出・提案の使い分け
  • ◆ 申し出(Offer)
    自分が何かをしてあげることを提案する
    Shall I open the window?(窓を開けましょうか?)
    Can I help you with that?(お手伝いしましょうか?)
  • ◆ 提案(Suggestion)
    相手と一緒に何かをすることを提案する
    Shall we go for a walk?(散歩に行きましょうか?)
    Why don’t we try this restaurant?(このレストランを試してみませんか?)
  • ◆ 丁寧度・やわらげ表現
    状況や相手に応じて表現をやわらげる
    Would you like me to call a taxi?(タクシーを呼びましょうか?)
    If you’d like, I can wait here.(よければ、ここで待ちますよ。)

3. 法律・規則:〜とすること/〜すべし

法律や規則に使われる shall の意味

法律文や契約書、規則などでは shall が頻繁に使われます。
この場合の shall は「〜しなければならない」という義務や「〜すること」という規則・決まりを表します。

口語の日常会話ではあまり使いませんが、公式な文章では定番の表現です。
例えば、社内規定、契約条件、法律条文などでよく見られます。

📘 このセクションでは、法律・規則における shall の使い方と例文を学びます。

💬 例文で理解を深めよう!

All employees shall wear an ID badge at all times.

(全従業員は常にIDバッジを着用すること。)

🔍 社内規定やマニュアルに記載される義務表現。wear = 着用する。

構造:主語 + shall + 動詞 / 発音:[ʃæl wɛər]

The tenant shall pay the rent by the first day of each month.

(借主は毎月1日までに家賃を支払うこと。)

🔍 契約書の条件を示す文。pay = 支払う。

構造:主語 + shall + 動詞 / 発音:[ðə ˈtɛnənt ʃæl peɪ]

The committee shall meet twice a year.

(委員会は年2回会合を開くものとする。)

🔍 「〜とする」型の規定。meet = 会合を開く。

構造:主語 + shall + 動詞 / 発音:[ðə kəˈmɪti ʃæl miːt]

No person shall be subjected to torture.

(いかなる者も拷問を受けてはならない。)

🔍 法律や国際条約などで使われる禁止の規定。be subjected to = 〜を受ける。

構造:主語 + shall + be + 過去分詞 / 発音:[noʊ ˈpɜːrsən ʃæl biː]

Students shall submit their assignments by Friday.

(学生は金曜日までに課題を提出すること。)

🔍 学校規則やシラバスに使われる表現。submit = 提出する。

構造:主語 + shall + 動詞 / 発音:[ˈstjuːdənts ʃæl səbˈmɪt]

📜 実際の使用例(規則・契約文)

契約書抜粋:

Article 5. Payment

The Buyer shall make payment in full within 30 days of delivery.

(買主は納品後30日以内に全額を支払うものとする。)

社内規定抜粋:

Section 12. Attendance

Employees shall notify their manager in advance of any planned absence.

(従業員は計画的な欠勤について事前に上司に通知するものとする。)

助動詞 意味(法律・規則文脈) ニュアンス・特徴 例文
shall 〜しなければならない / 〜すること 公式文書での義務規定。伝統的な法律・契約用語。 The tenant shall pay the rent by the first day of each month.
(借主は毎月1日までに家賃を支払うこと。)
must 〜しなければならない 日常会話〜公式文書まで広く使える義務表現。現代の法律文書では shall の代替として推奨される場合も。 All passengers must wear seat belts.
(すべての乗客はシートベルトを着用しなければならない。)
will 〜する予定である / 〜することとする 未来の予定や取り決めを示す。義務ではなく合意事項・スケジュールを表す場合が多い。 The committee will meet twice a year.
(委員会は年2回会合を開くこととする。)

💡 法律分野では、近年 shall よりも must を推奨する動きがあり、will は義務ではなく合意・予定に使われる傾向があります。

📄 実務的な置き換えガイド
  • 契約書・法律文書(伝統形式)shall が多用される。義務や禁止を明確に規定。
  • 契約書・法律文書(現代形式)must に置き換えて、読みやすさ・誤解防止を優先。
  • 日常会話・業務指示must が自然。shall は堅すぎる印象。
  • スケジュールや合意事項will を用いて「予定・意志」を表現。

💡 国際契約では shall の多用が避けられ、義務は must、単なる未来や予定は will で区別するスタイルが増えています。

📌 まとめ:法律・規則における shall

  • 法律・規則・契約書では shall が「〜しなければならない」の義務を表す。
  • 日常会話ではほとんど使わず、代わりに musthave to を使う方が自然。
  • 禁止を表すときは shall not(〜してはならない)を使うが、口語では must not が主流。
  • 契約条項や規則文は、主語が特定の役職・人物・団体になりやすい(例:The tenant shall…)。
  • 文体はフォーマルかつ簡潔に書くのが基本。

4. 予言・強い決意:きっと〜であろう

shall を使った未来への強い予言・決意

shall は未来表現としても使われますが、この用法では「必ず〜する」「きっと〜であろう」という強い決意や予言のニュアンスを含みます。

特に一人称(I / We)で使うと、自分や自分たちの意志を力強く示すことができます。 また、文学的・演説的な響きを持ち、フォーマルな文体や詩・歌の中でよく見られます。

💡 現代英語の日常会話では、同じ意味を表すのに willbe going to が使われることが多いです。

💬 例文で理解を深めよう!

I shall return before sunset.

(私は日没前に必ず戻ります。)

🔍 一人称+shallで強い意志を示す。return = 戻る。

構造:主語 + shall + 動詞原形 / 発音:[aɪ ʃæl rɪˈtɜːrn]

We shall overcome these difficulties together.

(私たちは必ずこの困難を共に乗り越える。)

🔍 演説やスローガンに多い表現。overcome = 克服する。

構造:主語 + shall + 動詞原形 / 発音:[wi ʃæl ˌoʊvərˈkʌm]

He shall be our next leader.

(彼が次のリーダーになるだろう。)

🔍 三人称にも使えるが、予言や確信を込めた響きになる。

構造:主語 + shall + be + 名詞 / 発音:[hi ʃæl biː]

You shall hear from us soon.

(近いうちにこちらから連絡します。)

🔍 ビジネスや公式文書で、相手に確実な未来行動を約束するときに使う。

構造:主語 + shall + 動詞原形 / 発音:[juː ʃæl hɪr]

This day shall be remembered forever.

(この日は永遠に記憶されるだろう。)

🔍 式典や歴史的スピーチに合う荘厳な響き。

構造:主語 + shall + be + 過去分詞 / 発音:[ðɪs deɪ ʃæl biː]

🗣 実際の会話・演説風スクリプト

A: The road ahead is tough, but we shall never give up.

B: Yes, together we shall make it to the end.

(A: これからの道は険しいが、私たちは決して諦めない。 B: そうだ、一緒に最後までやり遂げよう。)

表現 意味 ニュアンス 例文
shall 必ず〜する / きっと〜であろう 強い決意・予言。フォーマル・文学的。 I shall return before sunset.
(私は日没前に必ず戻ります。)
will 〜するだろう 中立的な未来表現。 I will return before sunset.
(私は日没前に戻るでしょう。)
be going to 〜する予定だ / 〜しそうだ 計画や予測に基づく未来表現。 I am going to return before sunset.
(私は日没前に戻るつもりです。)

📌 まとめ:予言・強い決意の shall

  • 一人称で使うと「必ず〜する」という意志を力強く表せる。
  • 三人称でも予言・確信を込めた意味で使える。
  • 現代の日常会話では willbe going to が主流。
  • フォーマル・文学的・演説的な響きを持つ。

5. 命令・警告:〜せよ、〜してはならない

shall を使った命令・警告

法律や公式文書だけでなく、厳しい命令や警告にも shall が使われます。 この場合は「〜せよ」「〜してはならない」という強制力のある指示を表します。

日常会話ではめったに使わず、軍隊・儀礼・式典・公式スローガンなど、フォーマルで威厳のある場面で登場します。

📘 このセクションでは、命令・警告としての shall の使い方を学びます。

💬 例文で理解を深めよう!

You shall not pass!

(お前は通すわけにはいかない!)

🔍 ファンタジー作品などで有名な強い禁止の命令。

構造:主語 + shall not + 動詞 / 発音:[juː ʃæl nɒt pæs]

The soldiers shall obey the command without question.

(兵士は命令に絶対服従せよ。)

🔍 軍隊・規律における命令文。

構造:主語 + shall + 動詞 / 発音:[ðə ˈsoʊldʒərz ʃæl oʊˈbeɪ]

All visitors shall leave the building immediately in case of fire.

(火災時、すべての来訪者は直ちに建物を退去せよ。)

🔍 災害時マニュアルなどで見られる強制避難命令。

構造:主語 + shall + 動詞 / 発音:[ɔːl ˈvɪzɪtərz ʃæl liːv]

⚠️ 実際の使用例(警告フレーズ)

警備員の警告:

"You shall not enter this area without authorization."

(許可なくこの区域に立ち入ってはならない。)

助動詞 意味(命令・警告文脈) ニュアンス・特徴 例文
shall 〜せよ / 〜してはならない フォーマルで威厳のある命令。軍隊・式典・公式スローガンなどで使用。 強い禁止は shall not を用いる。 Visitors shall not enter the restricted area.
(訪問者は立入禁止区域に入ってはならない。)
must 〜しなければならない 現代英語で命令・警告を伝える最も一般的な表現。 標識や案内文にも多用され、直接的でわかりやすい。 You must wear a helmet in this area.
(この区域ではヘルメットを着用しなければならない。)
will 〜せよ / 〜する予定だ 軍隊・公式スケジュールの命令で使用されることがある。 「予定・決定事項としての命令」のニュアンス。 The parade will commence at 10 a.m. sharp.
(パレードは午前10時ちょうどに開始せよ。)

💡 命令の場合、shall は伝統的・格式的、must は現代的で直接的、will は予定・決定を伴う命令として使われます。

📌 まとめ:命令・警告における shall

  • 公式・儀礼的な命令に使われる(軍隊・式典・映画台詞など)。
  • 強い禁止は shall not を使う。
  • 日常会話では堅すぎるため、musthave to が自然。
  • 文体はフォーマルで簡潔。

📚 Lesson023 まとめ:shall の使い方総復習

全体像をつかもう!

shall は、日常会話ではあまり頻繁に使われませんが、 法律・規則・契約文書などでは非常に重要な役割を持つ助動詞です。
また、イギリス英語では一人称の未来表現や提案にも使われることがあります。

このレッスンでは 5つの主要な用法 を学びました。 以下の表で復習し、使い分けを整理しましょう。

用法 意味 例文 日常会話での代替 主な場面
1. 未来表現(主に英) 〜するだろう / 〜でしょう I shall be there at 6. will フォーマル、英国式手紙
2. 申し出・提案 〜しましょうか / 〜しませんか Shall we start the meeting? Shall we はそのまま可 / Do you want to 会議、提案、接客
3. 法律・規則 〜しなければならない / 〜すること The tenant shall pay the rent... must, have to 契約、社内規定、法律
4. 予言・強い決意 きっと〜であろう / 必ず〜する You shall have your reward. will(強調)、be going to 文学的表現、力強い発言
5. 命令・警告 〜せよ / 〜してはならない All visitors shall report to reception. must 規則掲示、契約条項
⚠️ 注意点
  • 現代英語では、日常会話での shall 使用頻度は非常に低く、特にアメリカ英語ではほぼ will に置き換わります。
  • 法律・契約分野では依然として頻出するが、近年は must に置き換える動きもあります。
  • 命令や禁止の shall not はフォーマルすぎるため、口語では must notcannot を使用。

💡 学習のポイント

  • 日常英会話では無理に使わなくてもOK。ただし読解では意味を即理解できるようにする。
  • TOEICや契約書読解問題では必須知識。特に「義務」「規則」「禁止」を表す shall の理解が重要。
  • イギリス英語やフォーマルな文書では、未来表現や提案でも使われることを覚えておくと差がつく。
📚 英文法 全120 Lesson