should の用法 |
|
Lesson 024 |
目次
should の用法
should は shall の過去形として用いられるほかにも、義務 ・ 当然 ( ~ すべきである、 ~ しなければならない )、 当然の推量 ・ 期待 ( ~ のはずだ )、丁寧 ・ 控えめ ( 私としては ~ したいが )、驚き ・ 遺憾 ( いったい ~ だろうか )、 提案 ・ 要求 ・ 必要 ・ 妥当 ( ~ すべきである ) を表します。
義務 ・ 当然 : ~ すべきである、 ~ しなければならない
話し手の主観による 義務 ・ 当然 を表します。 must や ought to よりも意味が弱く、しばしば 義務 よりも 「 ~ する方がよい 」 という 勧告 の意味で用いられます。
You should be more punctual.
( 君はもっと時間を守るべきだ。 )
You shouldn't cut class.
( 授業をさぼってはいけない。 )
「 should have + 過去分詞 」 で 「 ~ すべきであった ( のにしなかった ) 」 という過去のことに対する 非難 や 後悔 を表すことがあります。
You should have seen the film.
( 君はその映画を見るべきだった。 )
I think you should have seen a doctor earlier.
( もっと早く医者にかかればよかったのに。 )
当然の推量 ・ 期待 : ~ のはずだ
話し手の確信度合いは may < should < must の順で強さが増します。
He should be home by now.
( 彼はもう家に着いたはずだ。 )
The plane should be landing right on schedule.
( その飛行機は予定通りに着陸するはずです。 )
丁寧 ・ 控えめ : 私としては ~ したいが
話し手の意見や感情を婉曲 ( かどが立たないよう遠まわしに ) に表現したいときに用いられます。
I should think so.
( まぁ、そう思うけど。 )
I should think you would like that house.
( 私はあなたがその家を気に入ると思いますが。 )
驚き ・ 遺憾 : いったい ~ だろうか
主に who, why, how などの 疑問詞 で始まる 疑問文・感嘆文 で用いられます。また 「 主語 + be 動詞 + 驚き・遺憾 を表す形容詞 + that ~ 」 という構文で 話し手の 驚き・遺憾を表したいときは that 節の中で should を用います。
Why should he go for you?
( いったい どうして彼があなたの代わりに行くのだろうか。 )
It is strange that you should believe him.
( 君が彼の言うことを信じるなんて不思議だ。 )
提案 ・ 要求 ・ 必要 ・ 妥当 : ~ すべきである
「 主語 + be 動詞 + ( 提案 ・ 要求 ・ 必要 ・ 妥当 を表す動詞・形容詞・名詞 ) + that ~ should ~ 」 の構文で 「 ~ すべきである」 という意味を表します。
He insisted that I should attend the conference.
( 彼は私がその会議に出席するよう主張した。 )
It's not necessary that I should go there.
( 私がそこに行く必要はない。 )
《 米 》では should は用いず動詞の原形を使用しますが、近年 《 英 》 でも 《 米 》 式の用法が好まれる傾向にあります。