ought to の用法
ought to は「規則・道徳・理屈に照らして当然〜すべき/〜のはず」を表す助動詞。should より少し強め、must / have to ほど強くないのがコツ。
📘 目次
1. ought to の基本
ought to は 規則・道徳・理屈に照らして「当然〜すべき/〜のはず」 を表す助動詞。
強さの目安は should < ought to < must / have to。
使い方は大きく 義務・助言 と 見込み・推量 の2本柱です。
📊 ought to の用法(総覧)
全体像をまず掴んでから、後続セクションで深掘りしよう。
強さの目安
should < ought to < must / have to
You ought to pay your debts.
(君は借金を払うべきだ。)
- ✔️規範・理屈に照らして当然という含み。
- 💡否定:
ought not to(英:oughtn’t to)。
It ought to be fine tomorrow.
(明日は晴れるはずだ。)
- ✔️should より少し確信強めの印象。
- 🧭状況・常識・理屈に基づく推量。
| 項目 | 形・ポイント | 例 |
|---|---|---|
| 肯定 | S + ought to + V |
例:You ought to study more. |
| 否定 | ought not to + V(英:oughtn’t to) |
例:You ought not to be late. |
| 疑問 | Ought + S + to + V?(会話は Should ...? が一般的) |
例:Ought I to apologize? |
| 過去 | ought to have + 過去分詞 |
例:You ought to have told me. |
| 注意 | 🔔to は必須:ought の直後に必ず to。ought + V にはしない。 |
|
ought to have + p.p.だけ覚えれば、実戦でほぼ困らない!
💬 例文で感覚をつかもう!
People ought to follow safety rules.
(人は安全規則に従うべきだ。)
構造:S + ought to + 動詞原形 / 発音:[ˈɔːt tə]
You ought to tell her how you feel.
(彼女に気持ちを伝えるべきだよ。)
🧠 学習継続Tip:「次の小さな一歩」を決めると行動が続く。今日は短いメッセージを送るだけでOK。
ought to は常に to が必要(ought + V にはしない)。
📘 まとめ:ought to の核
- 🔹
ought to=「当然〜すべき/〜のはず」 - 🔹強さ:should < ought to < must/have to
- 🔹否定は
ought not to、疑問は形式上可能だが会話はShould ...?が自然。 - 🔹過去は
ought to have + p.p.(反省/見込み)。
🌟 全体像→用法→法形の順で覚えると、定着が一気に早くなる!
2. 義務:当然〜すべきだ(否定・疑問も)
まずはここだけ:義務の ought to
- 使う場面:規則・道徳・理屈に照らして「当然〜すべきだ」と言いたいとき。
- 強さの目安:should ought to must / have to
- 最小フォーム:
肯定
S + ought to + V/ 否定ought not to + V(英:oughtn’t to) / 疑問Ought + S + to + V?(会話はShould ...?が自然)
🔔 to は必須。 ought + V にはしない。🗣️ 弱形で [ˈɔːt tə] とつながりやすい。
💬 例文で感覚をつかもう!
People ought to follow safety rules.
(人は安全規則に従うべきだ。)
構造:S + ought to + V(原形)/発音:[ˈɔːt tə]
🔁 類義:should(やや弱い) ≪ ought to ≪ must/have to(強い)
We ought to submit the report by Friday.
(金曜までに報告書を提出すべきだ。)
文型:SVO(submit + 名詞)/時間制約や社内規程に基づく「当然」
You ought not to ignore safety warnings.
(安全上のお知らせを無視すべきではない。)
📌 英では oughtn’t to も可。カジュアル米語なら shouldn’t もよく使う。
Ought I to tell her the truth?
(彼女に本当のことを言うべきだろうか。)
— Yes, I think you ought to.
(— はい、そうすべきだと思います。)
👉 口語では Should I tell her the truth? がより一般的。
Everyone ought to be treated with respect.
(誰もが敬意をもって扱われるべきだ。)
構造:ought to + be + 過去分詞(受動)/規範・倫理の一般論
You ought to call her tonight.
(今夜、彼女に電話すべきだよ。)
🧠 心理的ハードルを下げるには「時間・行動を具体化」:tonight など具体時刻を添えると行動に移しやすい。
A: I am not sure whether to text her now.
B: You ought to be honest about your feelings.
(今すぐメッセージを送るべきか迷ってる。/気持ちは正直に伝えるべきだよ。)
ought to + V。ought + V にしない/Do you ought to ...? としない(形式は Ought you to ...?、会話は Should ...? が自然)。
ought to は should と似た意味ですが、ニュアンスや使う場面には少し違いがあります。
以下の比較カードで、両者の使い分けを押さえておきましょう。
📌 should と ought to のニュアンス比較
一般的な助言・提案(やわらかい)
You should see a doctor.
(医者に診てもらったほうがいいですよ)
理屈・道徳上の根拠あり(やや強め)
You ought to pay your debts.
(借りたお金は返すべきです)
💡 強さの目安
🗣️ ミニ会話:should と ought to の使い分け
A: I am feeling sick, but I have a meeting.
(体調が悪いけど会議があるんだ)
B (soft): You should see a doctor.
(医者に診てもらったほうがいいよ)
B (reason-based): Given your condition, you ought to rest today.
(その状態なら今日は休むべきだ)
A: The deadline is tight.
(締切が厳しいね)
B (suggestion): We should submit by Friday.
(金曜までに提出したほうがいい)
B (rule-based): According to the contract, we ought to submit by Friday.
(契約上、金曜までに提出すべきだ)
should=提案・一般助言/ought to=規則・道徳・契約など根拠があるとき。
| 文の種類 | 型(フォーマット) | 例文+意味 |
|---|---|---|
|
肯定 |
S + ought to + V主語+ought to+動詞原形 |
例:You ought to study more.(もっと勉強すべきだ。) |
|
否定 |
ought not to + V英: oughtn’t to も可
|
例:You ought not to be late.(遅れるべきではない。) |
|
疑問 |
Ought + S + to + V?会話は Should ...?が自然
|
例:Ought we to leave now?(今出発すべきですか。) |
⚠️ 間違えやすいポイント(ought to/義務)
-
誤
ought + V(to を落としがち)
正ought to + V例:You ought to keep your promise. -
誤
ought to to + V
正ought to + V -
誤
Do you ought to leave?
正Ought you to leave?(形式上は可/会話はShould we leave?が自然) -
誤
ought to not + V(意味は伝わるが避ける)
正ought not to + V例:You ought not to be late. -
注意
英では
oughtn’t toも可。oughtn'tの位置は ought の直後。
例:You oughtn’t to say that. -
誤
ought to had + p.p./ought have + p.p.
正ought to have + 過去分詞例:You ought to have told me. -
誤
ought be + p.p.
正ought to be + p.p.例:Everyone ought to be treated with respect. -
注意
副詞は
ought toの前が自然:You really ought to apologize.(You ought to really apologize.も可だが分割しすぎは不自然) -
運用
米口語では疑問・否定で
shouldを選ぶ場面が多い。 例:Should I tell her?/You shouldn’t say that.
🌏 文化的背景メモ
- 🇬🇧 英国英語では使用頻度高め:日常会話や新聞でも
ought toは比較的よく使われます。 - 🇺🇸 米国英語ではややフォーマル寄り:日常会話よりも、ビジネス・法的文書・公的発言で使われる傾向。
- ニュアンスの硬さ:
shouldよりも「根拠に基づく当然さ・規範性」を感じさせるため、時に強い響きになります。 - 発音:カジュアル会話では "oughta"(/ˈɔːtə/)のように省略されることもあります。
💬 学習者あるあるQ&A
Q1:ought to と should は全く同じ意味ですか?
A: 基本的な意味は似ていますが、ought to は「理屈・規則・道徳」に基づく強めの勧めや当然さを表すことが多いです。should はもっと柔らかく日常的です。
Q2:会話で使うと堅苦しいですか?
A: アメリカ英語では少しフォーマル寄りに聞こえることもありますが、イギリス英語では普通に使われます。カジュアルに使いたい場合は "oughta" と発音すると自然になります。
Q3:ought to の後ろは必ず動詞の原形ですか?
A: はい。ought to + 動詞の原形 が基本です。時制は文全体で表現します(例:ought to have done =〜すべきだったのにしなかった)。
Q4:否定文は not の位置が tricky?
A: はい、ought not to が正しい形です。口語では oughtn't to と縮約されることもあります。
📚 セクション2 まとめ:ought to の使い方
🔍 ニュアンス比較(should との違い)
- 日常的・柔らかめ
- 助言や軽い推奨
- 話し手の主観的判断が多い
- 例:You should try this café.
- 理屈や規範に基づく当然さ
- ややフォーマル寄り(米)
- 話し手の確信度が高め
- 例:You ought to follow the safety rules.
💬 会話スニペット
A: I'm not sure if I should tell her the truth.
B: You ought to. She deserves to know.
(彼女には真実を伝えるべきだよ。彼女は知る権利がある。)
🌏 文化的背景メモ & 💬 Q&A
- 🇬🇧 英国英語では日常的に使用。🇺🇸 米国英語ではややフォーマル寄り。
shouldよりも根拠・規範性が強く響く。- 口語では "oughta"(/ˈɔːtə/)と発音されることも。
Q: 否定はどう作る?
A: ought not to が正しい形(例:You ought not to be late.)
Q: 時制は?
A: 過去の義務は ought to have + 過去分詞(〜すべきだったのにしなかった)。
📊 形と用法まとめ
| 形 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|
ought to + 動詞の原形 |
You ought to study harder. | もっと勉強すべきだ |
ought not to + 動詞 |
You ought not to lie. | 嘘をつくべきではない |
ought to have + 過去分詞 |
You ought to have called me. | 電話すべきだった(のにしなかった) |
⚠️ 間違えやすいポイント
ought toの後は必ず動詞の原形。- 否定は
ought not to(don'tやdoesn'tは使わない)。 - 過去形は
ought to have + 過去分詞で表す。 - 口語の "oughta" はカジュアルだが、書き言葉では避ける。
ought to(肯定・否定・疑問)を正しく使える? クイズで確認してみよう。🔔 to を落とさない/否定は
ought not to/疑問は形式上 Ought + S + to + V?(会話は Should ...? が自然)も要チェック!
3. 見込み・推量:〜のはずだ/〜に違いない
🔍 「〜のはずだ」「きっと〜だろう」と予想を述べる ought to
ought to は「義務」や「助言」だけでなく、
状況や情報から見て、そうなる可能性が高い という「見込み・推量」を表すこともできます。
ニュースや天気予報、計画に基づく予測など、根拠があって自信をもって予想するときに使われます。
このときのニュアンスは should に近いですが、
場合によってはややフォーマルまたは書き言葉寄りに響くこともあります。
例えば天気予報で「明日は晴れるはずです」と言うときや、 友人の到着時刻を予測するときに使えます。
📊 義務感・当然さのニュアンス比較
must、ought to、should の義務感や当然さの強さを比較してみましょう。
★の数が多いほど「強い義務・当然さ」を表します。
| 表現 | 義務の強さ | 主なニュアンス | 例文 |
|---|---|---|---|
must |
★★★★★ | 法律・規則や強制的な義務。避けられない必要性。 | You must wear a helmet. (ヘルメットを着用しなければならない) |
ought to |
★★★★☆ | 強い当然感や道徳的義務。守るべきこと。 | You ought to respect your parents. (両親を敬うべきだ) |
should |
★★★☆☆ | 推奨や助言。必須ではないが望ましい行動。 | You should drink more water. (もっと水を飲んだほうがいい) |
💬 例文で「〜のはずだ」を掴もう!
✅ まずは基本の3パターン:見込み・推量の ought to
形:S + ought to + V
It ought to work.
(うまくいくはずだ)
形:ought not to + V(英:oughtn’t to)
It ought not to take long.
(時間はかからないはずだ)
形:Ought + S + to + V?
Ought it to be ready by noon?
(正午までに準備できているはずですか?)
💬 会話では Should it be ready by noon? がより自然。
🔔 to は必須:ought + V にしない/否定は ought not to。
It ought to be sunny tomorrow.
(明日は晴れるはずだ。)
構造:S + ought to + V(原形)/根拠:天気図・予報
She ought to be home by now.
(彼女はもう家に着いているはずだ。)
ヒント:by now は「もう〜していてよい頃」を示す強い手がかり
It ought not to take long.
(時間はかからないはずだ。)
否定は ought not to(英:oughtn’t to)。to は必ず残す。
The meeting ought to finish by five.
(会議は5時までには終わるはずだ。)
根拠:アジェンダ・過去の所要時間/フォーマル寄りの言い回し
This device ought to be compatible with USB‑C.
(この機器はUSB‑Cに対応しているはずだ。)
仕様・マニュアル・型番情報などの「客観根拠」があると自然
They ought to have arrived by noon.
(正午までには到着していたはずだ。)
構造:ought to have + 過去分詞/「過去時点で起きていたはず」
He ought to text you soon.
(彼はすぐにメッセージしてくるはずだよ。)
状況:既読・約束・これまでの行動パターンなどの根拠があると自然
| 形 | 意味・ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|
肯定形ought to + 動詞の原形
|
かなり高い確信を持って「〜のはずだ」と言う。事実や状況から判断。 |
例:It ought to be sunny tomorrow.明日は晴れるはずだ。 |
否定形ought not to / oughtn’t to
|
「〜のはずがない」「〜ではないだろう」という推測。 |
例:She ought not to be late.彼女が遅れるはずはない。 |
疑問形Ought + 主語 + to + 動詞 ?
|
推測を尋ねるときに使えるが、日常会話ではあまり一般的ではない。 ※ 多くは Should を使う。
|
例:Ought it to be fine tomorrow?明日は晴れるはずですか? |
過去形ought to have + 過去分詞
|
過去の出来事について「〜だったはずだ」と推測する。 |
例:He ought to have arrived by now.彼はもう到着しているはずだ。 |
🌏 文化的背景メモ(見込み・推量の ought to)
-
🇬🇧 英国英語:
日常会話・ニュース・書き言葉で比較的ふつうに使われる。否定の
ought not toや縮約oughtn’t toも目にする。 -
🇺🇸 米国英語:
会話では
shouldが主流。ought toはややフォーマル/書き言葉寄りに響くことが多い。 -
確信度の体感:
should≒ 予想(控えめ) <ought to(根拠に基づく期待)<must(強い推論)。
例:It should be fine.→It ought to be fine.→It must be fine. -
疑問形の運用:
形式は
Ought + S + to + V?で正しいが、会話ではShould ...?が自然。 - 発音・表記: 口語で oughta(/ˈɔːtə/)のように弱化。書き言葉では oughta 表記は避けるのが無難。
-
丁寧さ・角の立ちにくさ:
「当然さ」を帯びるため断定的に響くことも。やわらげたいときは
probably, I think, it looks like, according to ... などの“根拠・ヘッジ”を添えるとよい。
例:I think it ought to be fine, according to the forecast. -
根拠語の相性:
by now / according to the schedule / based on the forecast / usuallyなどと相性がよい(説得力が増す)。 -
否定の選び分け:
英では
ought not to/oughtn’t toも自然。米口語ではshouldn’tがよく使われる。
ought to は「規範に基づく期待」を丁寧に示せる。カジュアル会話では無理に使わず should に置き換えてもOK。
⚠️ 間違えやすいポイント
-
1.
shouldとの使い分け
両方とも「〜のはずだ」と訳せるが、ニュアンスが違う。He should be at home now.(今ごろ家にいるはずだ:可能性60〜80%)
He ought to be at home now.(今ごろ家にいるはずだ:可能性80〜95%)
→ought toの方が確信度が高い。 -
2. 否定形の位置
notはoughtの直後に置く。❌※ イギリス英語では省略形She ought to not be late.(文法的に不自然)
✅She ought not to be late.oughtn't toも可。 -
3. 疑問形は日常会話ではほぼ使わない
形式上はOught she to be here?で正しいが、
普段はShould she be here?を使う方が自然。 -
4. 過去の推測は
have + 過去分詞を忘れない
❌He ought to arrive by now.(到着するはずだ:現在)
✅He ought to have arrived by now.(もう到着しているはずだ:過去の推測) -
5. アメリカ英語ではあまり使われない
日常会話ではshouldに置き換えられることが多い。
⏱️ 時制・助動詞との組み合わせ例
ought to は 進行形・受け身・完了 などと組み合わせて、より具体的な「〜のはず」を表せます。
ふだんの会話では should でも言い換えOKですが、根拠がはっきりしている時は ought to がハマります。
| 形 | 意味・使いどころ | 例(英→和) |
|---|---|---|
進行ought to be + V-ing |
今まさに進行中のはず。 | The train ought to be arriving now.(今ごろ電車が到着しているはず) |
受け身ought to be + p.p. |
結果状態が整っているはず。 | The report ought to be finished by five.(5時までに仕上がっているはず) |
完了ought to have + p.p. |
過去時点までに起きていたはず/起きるべきだった。 | She ought to have arrived by now.(もう到着していたはず) |
完了受け身ought to have been + p.p. |
過去時点で完了済みのはず(受け身)。 | The package ought to have been delivered.(荷物は配達済みのはず) |
完了進行ought to have been + V-ing |
その頃ずっと〜していたはず(文語寄り)。 | He ought to have been studying, not gaming.(ゲームでなく勉強していたはず) |
能力ought to be able to + V |
条件からして〜できるはず(can の代替)。 | You ought to be able to access the file.(そのファイルにアクセスできるはず) |
許可ought to be allowed to + V |
規範上〜が許されるべき/許されているはず。 | People ought to be allowed to love freely.(人は自由に愛することが許されるべきだ) |
They ought to be boarding now.
(今、搭乗中のはずだ。)
根拠:搭乗時刻・アナウンス
The tickets ought to have been sent by email.
(チケットはメール送信済みのはずだ。)
構造:ought to have been + p.p.
We ought to be allowed to take things slow.
(私たちは、ゆっくり進めることが許されるべきだ。)
価値観・規範に基づく「当然」+受け身の許可表現
✗ ought to can / ought to must などは不可。
代わりに ✓ ought to be able to(能力)/✓ ought to have to は一般に不自然なので have to を使い分ける。💡 進行形は「今まさに進行中」の見込み、完了形は「すでに完了しているはず」の見込みを表す。
be ~ing(進行)/be + p.p.(受け身)/have + p.p.(完了)の3型にought toを乗せるだけ!
「型×根拠語(by now / according to ...)」をセットで口に出すと、一気に使えるようになる。
💬 会話での使い方
A: Where’s Emily? It’s already 8 p.m.
(エミリーはどこ?もう夜8時だよ)
B: She ought to be at the restaurant by now.
(今ごろレストランにいるはずだよ)
A: The bus left ten minutes ago.
(バスは10分前に出発したよ)
B: Then they ought to arrive soon.
(じゃあ、もうすぐ着くはずだね)
A: Did Tom get your message?
(トムはあなたのメッセージを受け取った?)
B: He ought to have read it by now.
(今ごろは読んでいるはずだよ)
A: He’s still driving without a license?
(彼、まだ免許なしで運転してるの?)
B: He ought not to do that. It’s dangerous.
(そんなことはするべきじゃない、危ないよ)
📘 まとめ:見込み・推量の ought to を使いこなそう
-
🔹
意味と強さ:
ought toは 状況・証拠に基づく「〜のはずだ」。強さはshould< ought to <must(推論)/have to(必要)。 -
🔹
基本形:
肯定S + ought to + V/ 否定ought not to + V(英:oughtn’t to)/ 疑問Ought + S + to + V?(会話はShould ...?が自然)/ 過去の推量ought to have + p.p. -
🔹
相性のよい根拠語:
by now,according to the forecast/schedule,based on ...,usuallyなどを添えると説得力UP。 -
🔹
よくある場面: 天気・到着/終了時刻の見込み・仕様/規格に基づく判断・進行中/完了済みの予想。
例:ought to be + V-ing(今~しているはず)/ought to be + p.p.(~されているはず)/ought to have + p.p.(~していたはず)。 -
🔹
ミス予防:
toを落とさない(✗ ought + V)/ 否定はought not to/ 疑問でdoを使わない(✗ Do you ought to ...?)。
It ought to be fine tomorrow.
(明日は晴れるはずだ)
She ought to have arrived by now.
(もう到着していたはずだ)
🌟 ヒント:「型 × 根拠語」をセットで口に出す練習をしよう。毎日1例ずつでも、確実に“使える表現”になります。
ought to を正しく使える?クイズで確かめよう。🔔 ヒント:
toは必須(ought + Vにしない)/否定は ought not to /過去の推量は ought to have + 過去分詞 /進行・受け身もOK(ought to be V-ing / be + p.p.)
4. 過去:〜すべきだった/〜していたはずだ(ought to have + p.p.)
🔍 過去の ought to:ought to have + p.p.
- 2つの柱: 未履行の義務「〜すべきだった(のにしなかった)」/ 過去の推量「〜していたはずだ」
- 基本形:
ought to have + 過去分詞(否定はought not to have + p.p.) - 確信度:
should have< ought to have <must have(推論の強さ)
✅ 「現実とズレがある/後悔・非難」
例:
You ought to have called me.
(電話すべきだった)
✅ 「根拠にもとづく推測」
例:
They ought to have arrived by noon.
(正午までには着いていたはず)
🧭 比較:should have=控えめ/ought to have=根拠・規範ベースでやや強め/
must have=「〜に違いない」(強い推論)/had to=過去の必要(推量ではない)
🔔 to を落とさない(✗ ought have)/否定は ought not to have/
疑問は形式上 Ought S to have + p.p.?(会話は Should S have + p.p.? が自然)。
✅ これはどっち?「未履行の義務」 or 「過去の推量」
- 🔎 現実とズレがある?(やるべきだったのにしていない/やるべきではなかったのにした) → 未履行の義務 例:You ought to have called me.(電話すべきだった)
- 🔎 根拠からの推測?(by now / by noon / already / at that time など) → 過去の推量 例:They ought to have arrived by noon.(正午までには着いていたはず)
💬 例文で使い分けを体感!
🔍 サイン語:
by now / by noon / at that time / already などは過去の推量の強い手がかり。
You ought to have paid your debts.
(借金は払うべきだった。)
構造:ought to have + p.p./ニュアンス:軽い非難・反省
- 🎯 狙い:本来は支払うべき規範があったのに、実際はしていない。
- 🔁 言い換え:should have paid(やや柔らかい)。must have paid は「払ったに違いない」で意味が別。
- ⚠️ 誤りやすい:❌
ought to had paid→ ✅ought to have paid
You ought not to have said that.
(そんなこと言うべきじゃなかった。)
否定の位置:ought not to have + p.p.
- 🎯 狙い:過去の発言が規範に反していた=控えるべきだった。
- 🔁 言い換え:shouldn’t have said(口語で自然)。
- ⚠️ 誤りやすい:❌
ought to not have said→ ✅ought not to have said
They ought to have arrived by noon.
(正午までには到着していたはずだ。)
根拠:時刻表・距離・これまでの所要時間など
- 🔎 根拠語:
by noon=「その時点までに完了しているはず」。 - 🔁 言い換え:must have arrived(より強い確信)/should have arrived(控えめ)。
- 🧩 現実とのズレ:まだ到着していない場合は「想定外」の含み:…but they haven’t.
The package ought to have been delivered by now.
(荷物はもう配達済みのはずだ。)
構造:ought to have been + p.p.
- 🔎 根拠語:
by now=「今ごろまでには完了のはず」。 - 🆚 能動との違い:❌
ought to have delivered(「〜したはず」主語が行為者)→ 今回は状態を述べる受け身が正解。
He ought to have been studying at that time.
(そのときは勉強していたはずだ。)
構造:ought to have been + V-ing
- 🎯 狙い:当時の進行中の行為を推測。
- 🗣️ 運用:会話では should have been V-ing のほうが耳なじみな場面も多い。
I ought to have told you how I felt.
(気持ちを伝えるべきだった。)
🧠 後悔を言語化→次の行動に移しやすい(セルフ・コンパッション)。
- 🔁 言い換え:I should have told you…(よりやさしい響き)。
- 🌱 前向きに:I’ll tell you next time. と未来志向で締めると良い習慣化に繋がる。
| 種類 | 形(フォーマット) | 例(英 → 和訳) |
|---|---|---|
| 未履行の義務 |
ought to have + p.p.本来すべきだったのに、現実はしなかった。 |
You ought to have called me.(私に電話するべきだった。) |
| 未履行の義務(否定) |
ought not to have + p.p.英: oughtn’t to have。not は ought の直後。
|
You ought not to have lied.(嘘をつくべきではなかった。) |
| 過去の推量 |
ought to have + p.p.根拠から見て「〜していたはず」。 |
They ought to have arrived by noon.(正午までには到着していたはずだ。) |
| 完了受け身 |
ought to have been + p.p.状態が「完了しているはず」。 |
The report ought to have been finished.(報告書は仕上がっていたはずだ。) |
| 完了進行 |
ought to have been + V-ing当時ずっと〜していたはず。 |
He ought to have been working then.(その頃は働いていたはずだ。) |
| 疑問(形式) |
Ought + S + to have + p.p.?会話は Should S have + p.p.? が自然。
|
Ought we to have booked earlier?(もっと早く予約しておくべきでしたか?) |
🧩 相性のよい根拠語(添えると説得力UP)
例:They ought to have arrived by now, according to the schedule.
(予定によれば、今ごろには到着していたはずだ)
🔍 似た表現との違い(過去の場面での評価・推量)
- 未履行の義務(後悔・軽い非難)
- 過去の推量(控えめ)
- 口語で最も自然(柔らかい)
You should have told me.
(私に言っておくべきだった)
- 未履行の義務(規範寄り・やや強め)
- 過去の推量(should より確信高め)
- ややフォーマル/英では自然
You ought to have told me.
(私に言っておくべきだった)
- 強い推論「〜だったに違いない」
- 義務ではなく 推量のみ に使う
- 過去の必要は
had to
He must have left early.
(彼は早く出たに違いない)
📈 確信度の目安(推量の場合)
must have + p.p.は推量。過去の必要はhad to:He had to leave early.(早く出る必要があった)。- 否定の後悔は
shouldn’t have / ought not to have + p.p.:You shouldn’t have said that. - 書き言葉・フォーマル寄りなら ought to have、カジュアル会話なら should have が無難。
⚠️ 間違えやすいポイント(ought to have + p.p.)
-
誤
ought to had + p.p./ought have + p.p.正ought to have + p.p.
理由:助動詞の後は to have。had ではなく have。
✅ 例:You ought to have called me.— (私に電話するべきだった) -
誤
ought to not have + p.p.正ought not to have + p.p.(英:oughtn’t to have)
理由:not は ought の直後。
✅ 例:You ought not to have lied.— (嘘をつくべきではなかった) -
注意受け身は
have been + p.p.
❌It ought to have approved.→ ✅It ought to have been approved.
— (それは承認されていたはずだ) -
誤
Did he ought to have ... ?
正Ought he to have + p.p.?会話Should he have + p.p.?が自然
✅ 例:Should we have booked earlier?— (もっと早く予約すべきだった?) -
注意口語の oughta は書かない。
to ofも誤り。
✅ 例:We ought to have left earlier.— (もっと早く出るべきだった) -
注意副詞は前が自然:
really / probably / definitelyなど
✅He probably ought to have called./ △He ought to probably have called.
— (彼はおそらく電話すべきだった) -
誤
ought to must have / ought to can have
正言い換え:ought to be able to + V/must have + p.p.など用途で分ける
✅ 例:You ought to be able to access it.— (アクセスできるはずだ) -
運用
must haveは推量、「必要だった」はhad to
✅He must have left early.— (彼は早く出たに違いない)
✅He had to leave early.— (彼は早く出る必要があった)
🪜 同じ内容を場面に合わせて言い換えよう
You ought to have informed us earlier.
(もっと早くご連絡いただくべきでした)
You should have informed us earlier.
(早めにご連絡いただくべきでした)
It would have been better if we had been informed earlier.
(早めにご連絡を頂けていれば、より良かったかと存じます)
💡 角を立てたくない場面では「仮定法の和らげ表現」がおすすめ。
🔈 発音Tips:ought to / ought to have の弱形と連結(IPA+カタカナ目安)
- ought:英
[ɔːt]/米[ɔt](ghは無音) |カナ目安:オート(英)/オット(米) - to(弱形):
[tə](強形[tuː]) |カナ目安:タ(弱形)/トゥー(強形) - have(弱形):
[əv]または[v](’ve) |カナ目安:アヴ/ヴ(ブより唇を軽く震わせる) - been:英
[biːn]/米[bɪn]|カナ目安:ビーン(英)/ビン(米)
| 書き言葉(丁寧発音) | 話し言葉(弱形・連結) | カタカナ目安 | 例(英 → 和訳) |
|---|---|---|---|
ought to [ɔːt tuː] |
oughta [ˈɔːtə](米寄り [ˈɔɾə]) | オートゥ → オータ(米:オーラ) |
We ought to go. → We oughta go.(行くべきだ/行くほうがいい) |
ought to have [ɔːt tuː hæv] |
oughta’ve [ˈɔːtəv](米 [ˈɔɾəv]) | オートゥ ハヴ → オータヴ(米:オーラヴ) |
They ought to have called. → They oughta’ve called.(彼らは電話すべきだった) |
ought to have been [ɔːt tuː həv biːn/bɪn] |
oughta’ve been [ˈɔːtəv bɪn/biːn] | オートゥ ハヴ ビーン/ビン → オータヴ ビン |
It ought to have been delivered. → It oughta’ve been delivered.(配達済みだったはずだ) |
ought not to have [ɔːt nɒt tuː həv] |
oughtn’t to’ve [ˈɔːtn(t) təv] | オート ノットゥ ハヴ → オートン(トゥ)ヴ |
You ought not to have said that. → You oughtn’t to’ve said that.(そんなこと言うべきじゃなかった) |
🎧 15秒シャドーイング:丁寧→弱形を交互に3回
💡 米口語は [t→ɾ] の弾音化で オーラに近く聞こえることも。
ought to (have) を使う。✅ カタカナは目安。最終的には音声(🔊)で耳を慣らすのが近道!
📘 まとめ:ought to have + p.p. をマスター
1) 意味の柱
- 未履行の義務「〜すべきだった(のにしなかった)」
- 過去の推量「〜していたはずだ」
- 文脈(後悔/根拠)でどちらかを判断
2) 形(フォーマット)
- 基本:
ought to have + p.p. - 否定:
ought not to have + p.p.(英:oughtn’t to have) - 受け身:
ought to have been + p.p. - 疑問は形式上
Ought S to have ...?(会話はShould S have ...?)
3) 似た表現との比較
should have… 弱め・口語で自然- ought to have … 規範寄り・やや強め
must have… 強い推論「〜に違いない」- 「必要だった」は
had to
✅ Do(こう使う)
You ought to have called me.(電話すべきだった)The package ought to have been delivered by now.(配達済みのはず)You ought not to have said that.(言うべきじゃなかった)
❌ Don’t(避けたい形)
✗ ought to had + p.p.→✓ ought to have + p.p.✗ ought to not have + p.p.→✓ ought not to have + p.p.✗ must have(=推量)=必要→had toが「必要」
🌟 今日のゴール:「型 × 用途 × 根拠語」をセットで定着。
明日は別の例文に差し替えて、1週間で自然に「過去の評価&推量」が口から出るようにしよう!
ought to have + 過去分詞 を正しく使える?クイズで確かめよう。🔔 ヒント:
toは必須(✗ ought have → ✓ ought to have)/
否定は ought not to have + p.p.(英:oughtn’t to have)/
受け身は ought to have been + p.p./
進行は ought to have been + V-ing。🆚 比較:推量の強さは
should have < ought to have < must have。必要だったは had to。
🧾 総まとめ:ought to(Lesson 025)
1) 要点サマリー
-
🔹
意味の二本柱: 義務・助言「当然〜すべき」/ 見込み・推量「〜のはずだ」。 文脈(規範/根拠)で判断!
-
🔹
強さの目安:
should< ought to <must(推論)/have to(必要)。 -
🔹
フォーム: 肯定
S + ought to + V/ 否定ought not to + V(英:oughtn’t to)/ 疑問Ought + S + to + V?(会話はShould ...?が自然)/ 過去ought to have + p.p.
2) フォーム早見(訳つき)
| 用法 | 形(フォーマット) | 例(英 → 和訳) |
|---|---|---|
| 義務・助言 | ought to + V |
You ought to save more.(もっと貯金すべきだ) |
| 否定 | ought not to + V(英:oughtn’t to) |
You ought not to smoke here.(ここで喫煙すべきではない) |
| 見込み・推量 | ought to + V |
It ought to be fine tomorrow.(明日は晴れるはずだ) |
| 過去 | ought to have + p.p. |
They ought to have arrived by now.(今ごろ到着していたはずだ) |
| 受け身 | ought to have been + p.p. |
The report ought to have been finished.(報告書は仕上がっていたはずだ) |
💡 会話の疑問は Should ...? が自然/to を落とさない。
3) Do / Don’t(運用チェック)
✅ Do(こう使う)
You ought to apologize.(謝るべきだ)It ought to work.(うまくいくはずだ)You ought not to be late.(遅刻すべきではない)
❌ Don’t(避けたい形)
✗ ought to had + p.p.→✓ ought to have + p.p.✗ ought to not + V→✓ ought not to + V✗ must have=必要(must have は推量)→ 必要はhad to
🛠️ フォーマル寄りなら ought to、カジュアル会話なら should も使いやすい。
4) ショート例(音声つき)
You ought to be more careful.
(もっと注意すべきだ)
It ought to be fine tomorrow.
(明日は晴れるはずだ)
They ought to have arrived by now.
(今ごろ到着していたはずだ)
🎯📘 Lesson025 総まとめクイズ
3つの用法を一気にチェック(各10分以内)
ought to
見込み・推量 ought to
過去 ought to have + p.p.
-
コア:
toは必須(✗ ought have → ✓ought to (have)) -
否定:
ought not to .../ought not to have ...(英:oughtn’t to) -
過去:
ought to have + 過去分詞(受け身はhave been + p.p.) -
疑問:形式は
Ought + S + to (have) ... ?(会話はShould ... ?が自然) -
根拠語:
by now/according to .../alreadyを添えると判断しやすい