代不定詞と分割不定詞 |
|
Lesson 040 |
目次
代不定詞
同じ語句の繰り返しを避けるために 「 to + 動詞の原形 ( + 目的語など ) 」 を使用せず to のみを用いる形式を 代不定詞 といいます。
You need not go with him if you don't want to.
( 彼と一緒に行きたくなければ、行かなくてよい。 )
相手が言ったことの繰り返しを避ける場合にも代不定詞を用いることがあります。
Do you play the piano? ( ピアノは弾きますか。 )
I used to, but I don't now. ( 以前は弾いていましたが、今は弾いてはいません。 )
< 代不定詞の主な組み合わせ >
want to ( ~ したい )
expect to ( [ ~ することを ] 予期する )
intend to ( 予定する )
be able to ( ~ する能力がある )
have to ( ~ する必要がある )
used to ( 慣れている )
would like to ( ~ したい )
分割不定詞
副詞が to 不定詞を修飾していることを分かりやすくするために to と動詞の原形の間に副詞を置く用法を 分割不定詞 といいます。 程度・様態・時・否定 を表す副詞の場合に多く用いられます。
He wished to completely forget his memory of her.
( 彼は彼女の思い出を完全に忘れ去りたいと願っていた。 )
副詞を置く位置に特に決まりはありません。ですが
He wished to forget his memory of her completely.
と不定詞の後ろに置くと completely が wished に係るのか forget に係るのか分かりにくくなります。したがって forget を修飾していることを明確にするためには forget の直前に completely を置くことになります。