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分詞構文(Participle Construction)とは?

分詞構文は、分詞(〜ing / 過去分詞動詞+接続詞の役割を兼ねて副詞節の意味(時・原因・条件・譲歩・付帯状況)をコンパクトに表す文。 書き言葉でよく使われ、会話では when / because / if などの通常の節に置き換えると自然です。

例)Hearing the news, she turned pale.(その知らせを聞いて、彼女は青ざめた)

Lesson 043

目次

1. 分詞構文とは?(まずは全体像)

分詞構文は、分詞現在分詞:〜ing過去分詞:Vpp)が 動詞+接続詞の役目をいっしょに担い、副詞節の意味 (「とき」「理由」「条件」「譲歩」「付帯状況」など)を 主語や接続詞を省いてコンパクトに表す書き言葉中心の表現です。 会話では when / because / if / though などの普通の節にすると自然です。

Lesson 043 / Section 1

まずは用語ミニ辞書

  • 分詞(participle):動詞から作られる形。現在分詞(〜ing)過去分詞(Vpp:done / gone など)がある。
  • 副詞節(adverbial clause)when / because / if など 接続詞+主語+動詞で、時・理由などを説明する節。
  • 分詞構文:上の副詞節を分詞で短くした形。多くの場合、 接続詞と主語を省略して文頭や文末に置く。

型の早見表(副詞節 → 分詞構文)

時間関係・能動/受動・否定・完了の作り方を一目で確認
基本:V-ing(同時) 完了:having + Vpp(先に完了) 受動:(being) + Vpp(〜されて) 否定:not + 分詞
用途 時間関係 例文(英語+和訳)
副詞節(ふつうの文) 分詞構文(主語・接続詞を省略)
⏱ 同時
現在分詞
When she heard the news, she turned pale.
(その知らせを聞いたとき、彼女は青ざめた。)
Hearing the news, she turned pale.
=「〜したとき」
(その知らせを聞いて、彼女は青ざめた。)
型:V-ing, S + V
理由(能動) ⏱ 同時〜理由
現在分詞
Because he was tired, he went to bed early.
(彼は疲れていたので、早く寝た。)
Being tired, he went to bed early.
形容詞/状態でもOK
(疲れていたので、彼は早く寝た。)
型:Being + 形容詞, S + V
理由(受動) ⏱ 同時〜理由
受動
As he was ignored by them all, he lost his temper.
(皆に無視されたので、彼はかっとなった。)
(Being) ignored by them all, he lost his temper.
being は省略可
(皆に無視されて、彼はかっとなった。)
型:(Being) + Vpp, S + V
否定 ⏱ 同時
否定
Since he was not a fool, he understood my question.
(彼はばかではなかったので、私の質問が分かった。)
Not being a fool, he understood my question.
否定は分詞の前
(ばかではなかったので、彼は私の質問が分かった。)
型:Not + V-ing, S + V
完了 ⏮ 先に完了
完了分詞
Since he had finished his work, he went straight home.
(仕事が終わっていたので、彼はまっすぐ家に帰った。)
Having finished his work, he went straight home.
主節より前
(仕事を終えて、彼はまっすぐ家に帰った。)
型:Having + Vpp, S + V
※ どの行も意味は同じです。分詞構文は書き言葉寄り。出来事の自然な順序が伝わる位置に配置しましょう。
⏱ 同時
副詞節
When she heard the news, she turned pale.
(その知らせを聞いたとき、彼女は青ざめた。)
分詞構文
Hearing the news, she turned pale.
(その知らせを聞いて、彼女は青ざめた。)
型:V-ing, S + V
理由(能動) ⏱ 同時〜理由
副詞節
Because he was tired, he went to bed early.
(彼は疲れていたので、早く寝た。)
分詞構文
Being tired, he went to bed early.
(疲れていたので、彼は早く寝た。)
型:Being + 形容詞, S + V
理由(受動) ⏱ 同時〜理由
副詞節
As he was ignored by them all, he lost his temper.
(皆に無視されたので、彼はかっとなった。)
分詞構文
(Being) ignored by them all, he lost his temper.
(皆に無視されて、彼はかっとなった。)
型:(Being) + Vpp, S + V
否定 ⏱ 同時
副詞節
Since he was not a fool, he understood my question.
(彼はばかではなかったので、私の質問が分かった。)
分詞構文
Not being a fool, he understood my question.
(ばかではなかったので、彼は私の質問が分かった。)
型:Not + V-ing, S + V
完了 ⏮ 先に完了
副詞節
Since he had finished his work, he went straight home.
(仕事が終わっていたので、彼はまっすぐ家に帰った。)
分詞構文
Having finished his work, he went straight home.
(仕事を終えて、彼はまっすぐ家に帰った。)
型:Having + Vpp, S + V
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使い分けのコツ

主語一致 dangling を避ける

分詞の主語は主節の主語と同じに。

Walking down the street, I saw a cat.

⚠️ Walking down the street, the building appeared.(× 主語不一致)

時間関係 順序で選ぶ
  • V-ing:同時(例 Hearing the bell, he stood up.)
  • having + Vpp:先に完了(例 Having finished, he left.)
「どちらが先?」と考えると選びやすい。
受動のとき 影響を受ける側

(being) + Vpp を使う。

Praised by everyone, she blushed.

being はしばしば省略可:Praised by ...

配置のコツ 読みやすさ優先
  • 出来事の順に:先に起きたことは文頭、結果は文末に置きやすい。
  • 分詞部はコンマで主節と区切る:...,

例:Finishing the report, she went home.

会話のコツ 自然に話す

話し言葉では普通の副詞節にすると自然。

Because I'm tired, I'll go to bed early.

Being tired, は文章向け。

💬 例文で感覚をつかもう!

肯定文

Hearing the news, she turned pale.

(その知らせを聞いて、彼女は青ざめた。)

🔍 Hearing = 「聞いたとき」=同時。副詞節 When she heard the news, ... と同じ意味。

構造:V-ing + 目的語, S + V ...

理由 受動

Ignored by them all, he entirely lost his temper.

(皆に無視されて、彼はすっかり腹を立ててしまった。)

🔍 受動は (being) + 過去分詞being はしばしば省略されます。

対応:As he was ignored by them all, ...

完了 肯定文

Having finished his work, he went straight home.

(仕事が終わって、彼は真っ直ぐ家に帰った。)

🔍 Having + Vpp は「主節より前に完了」。順序がはっきりします。

対応:Since he had finished his work, ...

恋愛 感情

Being with you, I feel at peace.

(あなたと一緒にいると、心が落ち着く。)

🔍 Being with you は「一緒にいると(とき/理由)」のニュアンス。やわらかい言い方で日常でも使いやすい。

構造:Being + 前置詞句, S + V ...

2. 分詞構文の形

この章では 分詞構文の「型」を7つに分けて見ます。基本形 → 否定 → 完了 → 受動 → 置き場所 → 独立分詞構文 → 接続詞つき の順で、だんだん応用が利くように設計しました。 まずは下のカードから興味のある項目へどうぞ。

Lesson 043 / Section 2

2-1. 基本形:V-ing / 過去分詞(副詞節をギュッと短く)

分詞構文の基本形は、副詞節(When/Because/If + 主語 + 動詞)分詞だけで表したものです。接続詞と主語を省いて、「時」「理由」などの意味を コンパクトに伝えます。まずは「時」を例に、副詞節 → 分詞構文の変換を見てみましょう。

Lesson 043 / Section 2-1

用語ミニ辞書(やさしい説明)

接続詞
conjunction:文と文をつなぐことば。when(〜すると)because(〜なので)など。
主語
subject:だれが・何が行うか。例:She(彼女)。
動詞
verb:する・状態である。例:heard(聞いた)。
分詞
participle:動詞からできた形。現在分詞:〜ing / 過去分詞:Vpp

副詞節 → 分詞構文(対応表)

副詞節(When + 主語 + 動詞) 主節
接続詞 主語 動詞 目的語など 文(メインの内容)
When she heard the news, she turned white with shock.
分詞構文(接続詞・主語を省略) 主節
接続詞 主語 分詞 目的語など 文(メインの内容)
(省略) (省略) Hearing the news, she turned white with shock.
和訳:(その知らせを聞いたとき、彼女はショックで真っ青になった。)
ポイント:Whenshe を省き、heardHearing に。意味は同じですが、文が短くなります。

変換のコツ(まずはこれだけ)

  • 主語が同じなら、接続詞と主語を省いてOK。
  • 動詞は V-ing(受動なら (being) + Vpp)。
  • コンマで主節と区切る:V-ing ..., S + V ...
※ 読みやすさを優先。長くなりすぎるときは、ふつうの副詞節(When/Because …)に戻しましょう。

💬 例文で感覚をつかもう!(分詞構文 ⇔ 副詞節 の基本)

基本形

Hearing the news, she turned pale.

(その知らせを聞いて、彼女は青ざめた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

When she heard the news, she turned pale.

(その知らせを聞いたとき、彼女は青ざめた。)

🔍 ポイント: Hearing = 現在分詞(〜ing)When S VV-ing に圧縮。

単語:pale = 顔が青白い/青ざめた

構造:V-ing + 目的語, S + V ...

理由 状態

Being tired, he went to bed early.

(疲れていたので、彼は早く寝た。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because he was tired, he went to bed early.

(彼は疲れていたので、早く寝た。)

🔍 ポイント:Being + 形容詞 で「状態の理由」。

単語:go to bed=就寝する/early=早く

構造:Being + 形容詞, S + V ...

同時進行 学校

Walking to school, I listened to music.

(学校へ歩いて行きながら、私は音楽を聞いた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While I was walking to school, I listened to music.

歩いている間、私は音楽を聞いた。)

🔍 ポイント:V-ing は「〜しながら」。

単語:listen to=〜を聞く/while=〜している間

構造:V-ing + 前置詞句, S + V ...

連続

Opening the door, she greeted me.

(ドアを開けて、彼女は私にあいさつした。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

When she opened the door, she greeted me.

ドアを開けたとき、彼女は私にあいさつした。)

🔍 ポイント:分詞部が先に起き、続いて主節。

単語:greet=あいさつする/構造:V-ing + 目的語, S + V ...

過去分詞 感情

Surprised at the news, she cried.

(その知らせに驚いて、彼女は泣いた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because she was surprised at the news, she cried.

(その知らせに驚いたので、彼女は泣いた。)

🔍 Vppでも理由が表せる(=Because S was Vpp ...)。

単語:surprised at=〜に驚いて/構造:Vpp + 前置詞句, S + V ...

恋愛 感情

Seeing you, my heart beats faster.

(あなたを見ると、私の心臓はドキドキ速く鼓動する。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

When I see you, my heart beats faster.

(あなたを見ると、私の心臓は速く鼓動する。)

構造:V-ing + 目的語, S + V ...

さらに練習しよう!(基本形の追加例文)

日常

Finishing my homework, I went out to play.

(宿題を終えて、私は外へ遊びに行った。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

After I finished my homework, I went out to play.

宿題を終えたあと、私は外へ遊びに行った。)

構造:V-ing + 目的語, S + V ...

理由 学校

Being late for the meeting, he ran to the station.

(会議に遅れそうだったので、彼は駅まで走った。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because he was running late for the meeting, he ran to the station.

(会議に遅れそうだったので、彼は駅まで走った。)

受動 感情

Invited to the party, she felt happy.

(パーティーに招待されて、彼女はうれしかった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because she was invited to the party, she felt happy.

招待されたので、彼女はうれしかった。)

否定 基本形

Not knowing what to do, we asked for help.

(どうしたらよいか分からなかったので、私たちは助けを求めた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because we did not know what to do, we asked for help.

どうしたらよいか分からなかったので、助けを求めた。)

同時進行 自然

Looking out of the window, we saw a rainbow.

(窓の外を見ていると、私たちは虹を見つけた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While we were looking out of the window, we saw a rainbow.

外を見ている間、私たちは虹を見つけた。)

同時進行 通学

Reading on the train, I fell asleep.

(電車で本を読みながら、私は眠ってしまった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While I was reading on the train, I fell asleep.

電車で読んでいる間、私は眠ってしまった。)

受動 比較

Compared with last year, sales increased.

(昨年と比べると、売上は増えた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

When we compare it with last year, we see that sales increased.

(昨年と比べると、売上が増えたことが分かる。)

🔍 慣用 Compared with ... を、試験向けに When we compare ... でフル文化。

生活 コツ

Working from home, I save commuting time.

(在宅勤務をすることで、私は通勤時間を節約している。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because I work from home, I save commuting time.

在宅勤務だから、通勤時間を節約できる。)

移動

Arriving at the station, he called me.

(駅に着いて、彼は私に電話した。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

When he arrived at the station, he called me.

(駅に到着したとき、彼は私に電話した。)

受動 理科

Mixed with water, the powder turns blue.

(水と混ぜると、その粉は青色になる。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

When it is mixed with water, the powder turns blue.

(水と混ぜると、その粉は青くなる。)

🔍 受動の分詞の条件感(=When it is mixed ...)。

2-1 FAQ:基本形のよくある疑問

中学生でもスッと分かるように、用語の意味作り方のコツをQ&Aで整理しました。 分詞構文は「When / Because + 主語 + 動詞」を V-ing(現在分詞)にして短くするのが基本です。

Lesson 043 / Section 2-1 FAQ

答え:副詞節(When / Because + 主語 + 動詞)を短くします。

副詞節 When she heard the news, she turned pale.
(その知らせを聞いたとき、彼女は青ざめた。)
分詞構文 Hearing the news, she turned pale.
(その知らせを聞いて、彼女は青ざめた。)

  • V-ing同時(起きている最中)
    例:Walking to school, I listened to music.(歩きながら、音楽を聞いた)
  • having + Vpp先に完了(主節より前)
    例:Having finished my homework, I went out.(終えてから、出かけた)
※ さらに詳しくは 2-3 完了形 で扱います。

受け身は (Being)+ 過去分詞(Vpp) を使います。being はよく省略されます。

例:(Being) invited to the party, she felt happy.
(パーティに招待されて、彼女はうれしかった。)
※ 受動をまとめて学ぶなら 2-4 受動 へ。

否定は not + 分詞分詞の前に置きます。

例:Not being a fool, he understood my question.
(ばかでなかったので、彼は質問を理解した。)
※ 否定は not を必ず分詞の直前に。being not とはしません。

基本は 主節と同じ主語です。違うときは分詞の前に主語を置く 独立分詞構文にします。

例:Weather permitting, we will go out.(天気が許せば、出かけます)
※ くわしくは 2-6 独立分詞構文 を参照。

  • 位置:文頭・文中・文末どこでもOK。ただし出来事の順序が自然に伝わる場所に。
  • カンマ:分詞部分と主節は , で区切るのが基本。
※ 例やコツは 2-5 置き場所 で詳しく確認。

日常会話では、普通の副詞節(When / Because …)のほうが自然です。

会話:Because I’m tired, I’ll go to bed early.(疲れたから、もう寝る)
文章:Being tired, I’ll go to bed early.
※ レポートや物語など「書き言葉」では分詞構文がよく使われます。

目安は10語前後まで。長くなるなら 副詞節に戻すのが親切です。

例:When he was walking in the park with his dog early in the morning, ... のように長い条件は分詞構文にしない方が読みやすいことが多いです。

2-2. 否定形:not + 分詞(「〜ではない」「〜しない」で始める)

分詞構文を否定にするときは、not分詞の直前に置きます。現在分詞:not + V-ing受動(過去分詞):not + Vpp完了:not having + Vpp の3パターンが基本です。 まずは「意味は同じ/形が短く」の感覚をつかみましょう。

Lesson 043 / Section 2-2

用語ミニ辞書

  • 否定(negation) 「〜ではない」「〜しない」と打ち消すことば。英語では not を使う。
  • 分詞(participle) 動詞からできた形。現在分詞:〜ing過去分詞:Vpp(done, invited など)。
  • 受動(passive) 「〜される」の形。分詞構文では (being) + Vppbeing は省略しがち)。

副詞節(ふつうの文)→ 分詞構文(否定)の3パターン

ルール:not は分詞の直前に置く(× being not not being)。
副詞節(Because + 主語 + was not + 形容詞)主節
接続詞主語動詞 補語など文(メイン)
Because he was not hungry, he skipped lunch.
分詞構文(not + being + 形容詞)主節
接続詞主語分詞 補語など文(メイン)
(省略) (省略) Not being hungry, he skipped lunch.
和訳:(お腹がすいていなかったので、彼は昼食を抜いた。)
副詞節(As + 主語 + was not + Vpp)主節
接続詞主語動詞 目的語など文(メイン)
As I was not invited to the party, I stayed home.
分詞構文(not + Vpp主節
接続詞主語分詞 目的語など文(メイン)
(省略) (省略) Not invited to the party, I stayed home.
和訳:(招待されていなかったので、私は家にいた。)
副詞節(Since + 主語 + had not + Vpp)主節
接続詞主語動詞 目的語など文(メイン)
Since he had not finished his homework, he couldn't go out.
分詞構文(not + having + Vpp主節
接続詞主語分詞 目的語など文(メイン)
(省略) (省略) Not having finished his homework, he couldn't go out.
和訳:(宿題を終えていなかったので、彼は外出できなかった。)

作り方のコツ(まずはここだけ)

  • 配置:文頭・文中・文末どこでもOK。読み手に伝わりやすい自然な順序を意識。
  • 主語:分詞の主語は主節と同じに(違うなら 独立分詞構文)。
  • カンマ:分詞部と主節を , で区切る。
  • 長さ:10語前後を目安に短く。長いなら Because / Since に戻すのも親切。

💬 例文で感覚をつかもう!(否定:not + 分詞)

否定 現在分詞

Not being hungry, he skipped lunch.

(おなかがすいていなかったので、彼は昼食を抜いた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because he was not hungry, he skipped lunch.

(彼はおなかがすいていなかったので、昼食を抜いた。)

🔍 ポイント:否定は分詞の直前に(× being not → not being)。

語彙:skip=抜く/hungry=空腹の

構造:Not + V-ing + 補語, S + V ...

否定 受動

Not invited to the party, I stayed home.

(パーティーに招待されていなかったので、私は家にいた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because I was not invited to the party, I stayed home.

招待されていなかったので、私は家にいた。)

🔍 受動は (being) + Vpp。否定は not + Vppbeing はしばしば省略)。

語彙:invite=招待する/stay=とどまる

構造:Not + Vpp + 句, S + V ...

否定 完了

Not having finished his homework, he couldn't go out.

(宿題を終えていなかったので、彼は外出できなかった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Since he had not finished his homework, he could not go out.

(宿題を終えていなかったので、彼は外出できなかった。)

🔍 having + Vpp は主節より前に完了。否定は not having + Vpp

語彙:finish=終える/go out=外出する

構造:Not having + Vpp + 目的語, S + V ...

否定 現在分詞

Not knowing what to say, she kept silent.

(何と言ってよいか分からなかったので、彼女は黙った。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because she did not know what to say, she kept silent.

何と言えばよいか分からなかったので、彼女は黙った。)

🔍 what to say=「何を言うべきか」(不定詞)。

語彙:keep silent=黙っている

構造:Not + V-ing + 説明語句, S + V ...

恋愛 否定

Not hearing from you for days, I got worried.

(何日もあなたから連絡がなかったので、心配になった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because I did not hear from you for days, I got worried.

(何日も連絡がなかったので、心配になった。)

構造:Not + V-ing + 期間, S + V ...

否定 受動

Not allowed to use phones in class, students kept them in their bags.

(授業中はスマホの使用が許されていないので,生徒たちはそれらをかばんに入れておいた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because students are not allowed to use phones in class, they kept them in their bags.

(生徒たちは授業中にスマホの使用が許されていないので、それらをかばんに入れておいた。)

🔍 be allowed to + 動詞=〜することを許されている。

構造:Not + Vpp + 不定詞句, S + V ...

否定 現在分詞

Not being careful, he made a mistake.

(注意していなかったので、彼はミスをした。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because he was not careful, he made a mistake.

(彼は注意していなかったので、ミスをした。)

🔍 状態形容詞とも好相性(careful=注意深い)。

構造:Not + being + 形容詞, S + V ...

さらに練習しよう!(not + 分詞のバリエーション)

否定現在分詞

Not paying attention, he missed his stop.

(注意していなかったので、彼は降りる駅を乗り過ごした。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because he was not paying attention, he missed his stop.

(彼は注意していなかったので、降りる駅を乗り過ごした。)

語彙:pay attention=注意する/miss one’s stop=降りる駅を通過する

構造:Not + V-ing, S + V ...

否定現在分詞安全

Not wearing a helmet, you shouldn’t ride a bike.

(ヘルメットをかぶっていないなら、自転車に乗るべきではない。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

If you are not wearing a helmet, you should not ride a bike.

ヘルメットをかぶっていないなら、自転車に乗るべきではない。)

構造:Not + V-ing + 目的語, S + should + 動詞

否定現在分詞

Not being used to spicy food, she drank a lot of water.

(辛い食べ物に慣れていなかったので、彼女はたくさん水を飲んだ。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because she was not used to spicy food, she drank a lot of water.

(彼女は辛い食べ物に慣れていなかったので、たくさん水を飲んだ。)

構造:Not being + 形容詞/句, S + V ...

否定完了

Not having eaten breakfast, I felt weak.

(朝食を食べていなかったので、私は弱っていた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because I had not eaten breakfast, I felt weak.

朝食を食べていなかったので、私は弱っていた。)

構造:Not having + Vpp + 目的語, S + V ...

否定受動

Not told the rules, we made mistakes.

(ルールを教えられていなかったので、私たちはミスをした。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because we were not told the rules, we made mistakes.

ルールを教えられていなかったので、私たちはミスをした。)

構造:Not + Vpp + 目的語, S + V ...

否定受動ビジネス

Not informed of the change, many customers arrived late.

(変更を知らされていなかったので,多くの客が遅れて到着した。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because many customers were not informed of the change, they arrived late.

(多くの客が変更を知らされていなかったので、遅れて到着した。)

構造:Not + Vpp + 前置詞句, S + V ...

否定現在分詞能力

Not being able to swim, he stayed in the shallow end.

(泳ぐことができなかったので、彼は浅いほうにとどまった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because he could not swim, he stayed in the shallow end.

(彼は泳げなかったので、浅いほうにとどまった。)

語彙:be able to=〜できる/shallow=浅い

構造:Not being able to + 動詞, S + V ...

否定完了天気

Not having brought an umbrella, we got wet.

(傘を持って来ていなかったので、私たちはぬれてしまった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because we had not brought an umbrella, we got wet.

傘を持って来ていなかったので、私たちはぬれてしまった。)

構造:Not having + Vpp + 目的語, S + V ...

否定現在分詞予定

Not being free tomorrow, I suggest we meet next week.

(明日は暇ではないので、来週会うことを提案します。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because I am not free tomorrow, I suggest that we meet next week.

明日は暇ではないので、来週会うことを提案します。)

構造:Not being + 形容詞, S + V ...

否定現在分詞健康

Not feeling well, she stayed home.

(気分がよくなかったので、彼女は家にいた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because she was not feeling well, she stayed home.

(彼女は気分がよくなかったので、家にいた。)

構造:Not + V-ing, S + V ...

2-2 FAQ:否定の分詞構文でよくある疑問

ここでは not + 分詞 に特化した疑問をまとめました。 形は not + V-ing / not + Vpp / not having + Vpp の3タイプ。使い分けや言い換えのコツに集中します。

Lesson 043 / Section 2-2 FAQ

  • 現在分詞 not + V-ingNot being hungry, he skipped lunch.
  • 受動 not + VppNot invited to the party, I stayed home.
  • 完了 not having + VppNot having finished his homework, he couldn’t go out.
⚠️ being not は不可。必ず not being に。

可能ですが、学習初期は省略しないほうが安全です。

  • OK:Not being ready, we waited.(=Not ready, we waited. も可:書き言葉寄り)
  • 受動では普通に省略:Not (being) allowed to use phones, ...
※ 迷ったら not being + 形容詞/名詞 と書くのが読み手に親切。

  • without + V-ing=「〜しないで(ゼロ)」:Without saying a word, he left.(一言も言わずに)
  • not + V-ing=「〜していないので(理由)」:Not knowing what to say, he left.(何と言えばいいか分からなかったので)
意味は近いが、without は行為の欠如、not ~ing は理由になりやすい、が目安。

どちらもOK。no のほうが短くて強め。

  • Having no time, I took a taxi.(=Not having any time, ...)
  • 名詞の前なら no + 名詞 にしやすい:Having no money, ...
※ 「no invited」は不可。受動は not invited を使う。

never は「今まで一度も〜したことがない」。完了形と相性がよいです。

  • Never having been to London, I asked for advice. (ロンドンに一度も行ったことがないので、助言を求めた)
  • Not having been ... は「その時点で行っていなかった」という事実寄り。

可能。「〜だけでなく」の強調を分詞構文でも作れます。

例:Not only studying hard, but also helping friends, she grew confident. (一生懸命勉強するだけでなく、友だちを助けることで自信がついた)
※ 文が長くなるなら、ふつうの文2つに分けるほうが読みやすいです。

分詞の主語は主節と同じに。あいまいなら 独立分詞構文にします。

  • × Not knowing the rules, the game was hard.(誰が知らない?)
  • Not knowing the rules, we found the game hard.
※ 主語が違うなら:We not knowing the rules, the game was hard. のように主語を明示。

  • failing to + 動詞(=しそこなって) 例:Failing to submit the form, he missed the deadline.
  • refusing to + 動詞(=〜するのを拒んで) 例:Refusing to answer, she left the room.
ニュアンスが具体的になり、文章が引き締まります。

2-3. 完了形:having + Vpp(主節より前に“先に”終わっている)

分詞構文の完了形は、having + 過去分詞(Vpp)主節よりも前に起きて「もう終わっていること」を表します。
例)Having finished my homework, I went out. (宿題を終えてから、出かけた)

Lesson 043 / Section 2-3

用語ミニ辞書(やさしい説明)

完了(perfect)
ある時点よりも前に完了していること。ここでは主節の前に終わった出来事。
Vpp
過去分詞の略。finished, written, invited など。
受動完了
having been + Vpp(例:having been invited)。実務では 文脈が明らかならVppに省くこともある(例:Invited, ...)。
主節
文のメイン部分(分詞の後ろ)。例:I went out.

副詞節(ふつうの文)→ 分詞構文(完了形)の対応

副詞節(After / Since + 主語 + had + Vpp 主節
接続詞 主語 動詞 目的語など 文(メイン)
After he had finished his homework, he went out.
分詞構文(having + Vpp 主節
接続詞 主語 分詞 目的語など 文(メイン)
(省略) (省略) Having finished his homework, he went out.
和訳:(宿題を終えてから、彼は出かけた。)
  • 時間関係:分詞部分が先に完了 → その後に主節。
  • 受動完了Having been invited, she joined the party.(招待されていたので、参加した)
  • 省略の注意:書き言葉では Invited, ... と省くこともあるが、学習初期は省略しないほうが安全。

作り方のコツ(3ステップ)

  1. 接続詞(After / Since など)を消す。
  2. 主語が主節と同じなら消す。
  3. 動詞having + Vpp にする(受動なら having been + Vpp)。

💬 例文で感覚をつかもう!(完了:having + Vpp)

完了 時間順

Having finished my homework, I went out.

(宿題を終えてから、私は外出した。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

After I had finished my homework, I went out.

(宿題を終えたあとで、私は外出した。)

🔍 ポイント:having + Vpp主節より前に完了。

語彙:finish=終える / go out=外出する

構造:Having + Vpp + 目的語, S + V ...

完了 理由

Having eaten too much, I felt sleepy.

(食べすぎてしまっていたので、私は眠くなった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Since I had eaten too much, I felt sleepy.

食べすぎていたので、私は眠くなった。)

語彙:sleepy=眠い

構造:Having + Vpp + 副詞, S + V ...

完了 理由

Having lost my key, I could not open the door.

(鍵をなくしていたので、私はドアを開けられなかった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because I had lost my key, I could not open the door.

(鍵をなくしていたので、私はドアを開けられなかった。)

語彙:lose=失う / open=開ける

構造:Having + Vpp + 目的語, S + 助動詞 + 動詞原形

完了 結果

Having studied hard for months, she passed the exam.

(何か月も一生懸命に勉強してきたので、彼女は合格した。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

After she had studied hard for months, she passed the exam.

(何か月も一生懸命に勉強したあと、彼女は合格した。)

語彙:exam=試験 / pass=合格する

構造:Having + Vpp + 期間, S + V ...

完了 選択

Having seen the movie before, we chose another one.

(その映画を前に見ていたので、私たちは別の作品を選んだ。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Since we had seen the movie before, we chose another one.

(私たちはその映画を以前に見ていたので、別の作品を選んだ。)

語彙:choose=選ぶ(過去形 chose)

構造:Having + Vpp + 名詞, S + V ...

受動完了 完了

Having been invited to the party, he felt excited.

(パーティーに招待されていたので、彼はワクワクした。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

As he had been invited to the party, he felt excited.

(彼はパーティーに招待されていたので、ワクワクした。)

語彙:invite=招待する / excited=ワクワクした

構造:Having been + Vpp + 句, S + V ...

否定(完了) not having + Vpp

Not having finished his homework, he could not play games.

(宿題を終えていなかったので、彼はゲームで遊べなかった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Since he had not finished his homework, he could not play games.

(彼は宿題を終えていなかったので、ゲームで遊べなかった。)

語彙:finish=終える / play games=ゲームで遊ぶ

構造:Not having + Vpp + 目的語, S + 助動詞 + 動詞原形

完了 結果

Having saved enough money, they bought a used car.

(十分に貯金していたので、彼らは中古車を買った。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

After they had saved enough money, they bought a used car.

(彼らが十分に貯金したあと、中古車を買った。)

語彙:save money=お金を貯める / used car=中古車

構造:Having + Vpp + 目的語, S + V ...

完了 ビジネス

Having read your email, I have a question.

(あなたのメールを読んだうえで、質問があります。)

書き換え:副詞節(ふつうの文) (実務では主節が現在形でも自然)

After I had read your email, I had a question.

(メールを読んだあとで、質問がありました。)

語彙:question=質問

構造:Having + Vpp + 名詞, S + V ...

恋愛 完了

Having met you, I felt my world become brighter.

(あなたに出会ってから、私の世界は明るくなったと感じた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

After I had met you, I felt my world become brighter.

(あなたに出会ったあと、世界が明るくなったと感じた。)

語彙:bright=明るい / world=世界

構造:Having + Vpp + 目的語, S + V ...

2-3 FAQ:完了分詞(having + Vpp)のよくある疑問

having + 過去分詞(Vpp)主節より前に完了した出来事を表す形です。書き言葉でよく使われます。 ここでは「完了ならでは」の疑問にしぼって解説します。

Lesson 043 / Section 2-3 FAQ

主節より前に完了を表します。

例:Having finished my homework, I went out. (宿題を終えてから出かけた)
After I had finished my homework, I went out.

  • V-ing同時・「〜しながら」:Walking to school, I listened to music.
  • having + Vpp先に完了:「〜してから」:Having walked to school, I felt tired.
時間の前後がポイント。迷ったら「前なら having + Vpp、同時なら V-ing」。

受動は having been + 過去分詞 を使います。

例:Having been invited to the party, she felt excited. (招待されていたので、ワクワクした)
文脈が明らかなら Invited, ... と省略されることもあります(上級者向け)。

完了進行で、主節より前から続いていた動作を強調します。

例:Having been studying all night, he was sleepy. (一晩中勉強してきて、眠かった)
長くなりやすいので多用は避け、必要なときだけ使いましょう。

経験を示すときに便利です。

  • Never having been to London, I asked for advice.(一度も行ったことがないので)
  • Having ever tried this app, I can recommend it.(使ったことがあるので)
never は「一度も〜ない」。文章のトーンはやや書き言葉になります。

  • Having + 名詞=「〜を持って/〜があって」(動詞 have の現在分詞) 例:Having a car, I can go anywhere.(車を持っているので)
  • Having + Vpp=完了分詞(すでに〜した) 例:Having saved money, I bought a bike.(貯金していたので)
⚠️ Having + 名詞は「完了」ではありません。意味が全く違うので注意!

文法的には可能ですが、冗長(長い)と感じられることがあります。

  • ◎ 簡潔:Having finished the task, we went home.
  • ◎ ふつう:After finishing the task, we went home.
  • △ 冗長:After having finished the task, we went home.
テストや実務では、簡潔な2択を優先すると読みやすくなります。

  • 長すぎる分詞部(10語超え)は読みにくい → After / Because の副詞節に戻す。
  • 会話では不自然になりがち → 普通の文に言い換える。
  • 主語不一致の恐れがあるとき → 独立分詞構文や接続詞つきに。
読み手への親切を最優先にすると失敗しません。

2-4. 受動の分詞構文:(being) + Vpphaving been + Vpp

受動(passive)は「〜される」の形。
分詞構文では、受け身の基本 be + Vpp分詞になって being + Vpp(進行の受動)や having been + Vpp(完了の受動)になります。
文章では being を省略して Vpp だけにすることもよくあります。

基本 (Being) invited to the party, she felt happy.  (パーティーに招待されて、彼女はうれしかった)
完了の受動 Having been invited, she joined the event.  招待されていたので、参加した)
Lesson 043 / Section 2-4

用語ミニ辞書

  • 受動(passive)〜される」の形。be + Vpp(例:is invited)。
  • Vpp(過去分詞) 動詞の特別な形。invited, made, written など。「〜された」イメージ。
  • 省略(omission) 読みやすさのために beinghaving been を省くことがある(上級表現)。 学習の最初は省略しない形で覚えると安心。

副詞節(ふつうの文)→ 分詞構文(受動)の対応

副詞節(As + 主語 + was + Vpp 主節
接続詞 主語 動詞(受動) 補語・修飾(by 〜 など) 文(メインの内容)
As he was ignored by them all, he entirely lost his temper.
分詞構文((being) + Vpp / 省略して Vpp 主節
接続詞 主語 分詞(受動) 補語・修飾(by 〜 など) 文(メインの内容)
(省略) (省略) Ignored = (Being) ignored by them all, he entirely lost his temper.
和訳:(彼ら全員に無視されて、彼はすっかり腹を立ててしまった。)
  • 受動は Vpp(過去分詞)を使う:ignored, loved, invited など。
  • being は省略可Being ignoredIgnored。読みやすさ重視でOK。
  • by + 人 が「〜によって」の行為者。必要なときだけ添える。
  • 分詞部と主節はカンマで区切る:Ignored ..., S + V ...

💬 例文で感覚をつかもう!(受動:(being) + Vpphaving been + Vpp

受動基本

Invited to the party, she felt happy.

(パーティーに招待されて、彼女はうれしかった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because she was invited to the party, she felt happy.

(彼女はパーティーに招待されていたので、うれしかった。)

🔍 being はしばしば省略可(= Being invited ...)。

構造:Vpp + 句, S + V ...

受動進行の受動

Being surprised by the news, he couldn’t speak.

(そのニュースに驚かされて、彼は話せなかった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because he was surprised by the news, he couldn’t speak.

(そのニュースに驚いたので、彼は話せなかった。)

語彙:surprised=驚いた / by=〜によって

構造:Being + Vpp + by + 人/物, S + 助動詞 + 動詞原形

否定受動

Not allowed to use phones in class, students kept them in their bags.

(授業中はスマホの使用が許されていないので,生徒たちはかばんにしまっておいた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because students were not allowed to use phones in class, they kept them in their bags.

(授業中はスマホの使用が許されていなかったので,生徒たちはかばんにしまっておいた。)

語彙:be allowed to=〜することを許されている

構造:Not + Vpp + 不定詞句, S + V ...

完了の受動having been + Vpp

Having been warned about the weather, we stayed inside.

(天気について警告されていたので,私たちは屋内にとどまった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Since we had been warned about the weather, we stayed inside.

(天気について警告されていたので,私たちは屋内にとどまった。)

語彙:warn=警告する

構造:Having been + Vpp + 句, S + V ...

恋愛受動

Loved by everyone, she felt grateful.

(みんなに愛されて、彼女は感謝の気持ちでいっぱいだった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because she was loved by everyone, she felt grateful.

(彼女はみんなに愛されていたので、感謝の気持ちでいっぱいだった。)

語彙:grateful=感謝している / by=〜によって

構造:Vpp + by + 人, S + V ...

受動状況説明

Surrounded by mountains, the town is very quiet.

(山に囲まれていて、その町はとても静かだ。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because the town is surrounded by mountains, it is very quiet.

(その町は山に囲まれているので、とても静かだ。)

語彙:surround=囲む

構造:Vpp + by + 名詞, S + be + 形容詞

受動慣用

Born in Tokyo, he moved to Osaka in elementary school.

(東京に生まれて、彼は小学校のとき大阪へ引っ越した。)

書き換え:フル文(ふつうの文) (この表現は副詞節にしにくい)

He was born in Tokyo, and he moved to Osaka in elementary school.

(彼は東京で生まれ、小学校のとき大阪へ引っ越した。)

🔍 Born は通常 Being born にしない(慣用)。

構造:Vpp(慣用), S + V ...

受動場所

Located near the station, the café is easy to find.

(駅の近くに位置していて、そのカフェは見つけやすい。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because the café is located near the station, it is easy to find.

(そのカフェは駅の近くに位置しているので、見つけやすい。)

語彙:locate=位置づける / easy to ~=〜しやすい

構造:Vpp + 場所句, S + be + 形容詞

受動お願い

Asked to help, I said yes.

(手伝うように頼まれて、私は「いいよ」と言った。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because I was asked to help, I said yes.

(私は手伝うように頼まれたので、「いいよ」と言った。)

語彙:ask A to ~=Aに〜するよう頼む

構造:Vpp + to 不定詞, S + V ...

受動条件

Given more time, they could finish the project.

(もっと時間が与えられれば、彼らはそのプロジェクトを終えられただろう。)

書き換え:副詞節(ふつうの文/条件)

If they were given more time, they could finish the project.

(もし彼らにもっと時間が与えられたなら、そのプロジェクトを終えられただろう。)

語彙:project=計画/プロジェクト

構造:Vpp + 名詞, S + 助動詞 + 動詞原形

2-4 FAQ:受動の分詞構文(Vpp)のよくある疑問

受動の分詞構文は (Being) + VppHaving been + Vpp の形で 「〜されて」「〜されていたので」を短く言う表現です。 中学生でも安心して使えるルールにしぼって解説します。

Lesson 043 / Section 2-4 FAQ

〜されて」を (Being) + Vpp で始める形です。 例:Ignored by them, he got angry. (彼らに無視されて、彼は怒った)

As he was ignored by them, he got angry. 

  • 多くの場合、省略OK:Being invitedInvited
  • 短い語born / given / located / surrounded など)は省略されることが非常に多い。
  • 学習初期や分かりにくい文では、省略しないほうが安全。
例:(Being) surrounded by mountains, the town is quiet.

主節より前に「もう〜されていた」ことを言いたい時です。

例:Having been warned about the weather, we stayed inside. (天気について警告されていたので、屋内にいた)

いいえ。必要なときだけ付けます(誰がしたか重要なとき)。

例:Written by my father, this letter is precious.(父に書かれて)
行為者が明らか/重要でないなら省略してOK。

  • 形容詞:名詞を修飾 → a broken window(壊れた窓)
  • 分詞構文:文頭で背景説明 → Broken by the wind, the window fell.(風で壊されて)
文頭でカンマまで続き、後ろに主節が来れば分詞構文です。

はい。not を分詞の直前に置きます。

例:Not invited to the party, I stayed home. (招待されていなかったので家にいた)

はい。そのまま Vpp で文頭に置くのが普通です(Being born は一般に使いません)。

例:Born in Tokyo, he moved later. / Located near the station, the café is busy.

  • 分詞の「受け手(主語)」は主節の主語と同じにする。
  • 違う場合は 独立分詞構文で主語を明示:We invited, the event began.
× Invited to the party, it was fun.
Invited to the party, we had fun.

  • 位置:文頭・文中・文末OK(読み手が理解しやすい順序に)。
  • 長さ:10語前後を目安に短く。長くなるなら副詞節(As / Because)に戻す。
  • カンマ:分詞部と主節は , で区切る:Invited ..., S + V ...

2-5. 分詞構文の置き場所:文頭・文中・文末の使い分け

分詞構文は副詞節の代わりになる表現なので、文頭文中文末のどこにでも置けます。
コツは読み手が自然に時間や理由の流れを追える位置にすること。基本は 分詞部, 主節(文頭)/主語, 分詞部, 動詞(文中)/主節, 分詞部(文末)の順で、 カンマで区切ります。

Lesson 043 / Section 2-5

どこに置く? 3ポジション早見表

位置 基本の型 使いどころ(日本語の感覚) 短い例(🔊で音声)
文頭 V-ing / Vpp, S + V ... 「まず状況・理由を言ってから本題」:When / Because に近い流れ Walking to school, I listened to music.
(学校へ歩きながら、音楽を聴いた)
文中 S, V-ing / Vpp, V ... 主語の様子を挿入で補足(カンマで挟む) The boy, smiling shyly, said hello.
(その少年ははにかみながらあいさつした)
文末 S + V ..., V-ing / Vpp 「結果・同時進行」を後置きで追加 He left the room, looking upset.
(彼は怒った様子で部屋を出て行った)

用語ミニ辞書(やさしい説明)

  • 主節文のメイン部分。分詞構文の後ろに続く S + V ... のところ。
  • カンマ分詞部と主節を区切る記号 ,。読みやすくするために必ず入れよう。
  • ぶら下がり分詞分詞の主語と主節の主語が違ってしまうミス。
    × Walking to school, the rain started.(誰が歩いてる?) → Walking to school, I got caught in the rain.

2-5 タブで見る:置き場所別 例文ギャラリー

置き場所ごとに 型(パターン)やさしい説明例文+和訳+音声注意点 を一気に確認できます。

🧱 型(パターン)と日本語の感覚

日本語の感覚短い例(🔊)
V-ing, S + V ... 同時/理由:「〜しながら/〜なので」 Walking to school, I listened to music.
Having + Vpp, S + V ... 先に完了:「〜してから/〜してしまって」 Having finished my homework, I went out.
(Being) + Vpp, S + V ... 受動:「〜されて」(being は省略多い) Invited to the party, she felt happy.
文頭同時・理由

Feeling tired, I went to bed.

疲れていたので、私は寝た。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because I was tired, I went to bed.

(私は疲れていたので、寝た。)

✅ 主語一致(Feeling の主語=I)。
文頭同時

Walking to school, I listened to music.

(学校へ歩きながら、音楽を聴いた。)

書き換え:副詞節

While I was walking to school, I listened to music.

(学校へ歩いている間、音楽を聴いた。)

文頭先に完了

Having read the instructions, we started the game.

(説明書を読んでから、私たちはゲームを始めた。)

書き換え:副詞節

After we had read the instructions, we started the game.

(説明書を読み終えてから、ゲームを始めた。)

文頭先に完了

Having saved enough money, they bought a used car.

(十分に貯金していたので、彼らは中古車を買った。)

書き換え:副詞節

After they had saved enough money, they bought a used car.

(十分に貯金したあと、中古車を買った。)

文頭受動

Invited by my friend, I joined the party.

(友だちに招待されて、私はパーティーに参加した。)

書き換え:副詞節

Because I was invited by my friend, I joined the party.

(友だちに招待されたので、参加した。)

文頭完了の受動

Having been warned about the weather, we stayed inside.

(天気について警告されていたので、私たちは屋内にいた。)

書き換え:副詞節

Since we had been warned about the weather, we stayed inside.

(天気について警告されていたので、屋内にいた。)

文頭同時・理由

Seeing the sign, I turned left.

(標識を見て、私は左に曲がった。)

書き換え:副詞節

When I saw the sign, I turned left.

(その標識を見たとき、左に曲がった。)

文頭先に完了

Having eaten lunch, we started the meeting.

(昼食を食べてから、私たちは会議を始めた。)

書き換え:副詞節

After we had eaten lunch, we started the meeting.

(昼食を食べ終えて、会議を始めた。)

文頭受動

Shocked by the news, he stayed silent.

(そのニュースにショックを受けて、彼は黙っていた。)

書き換え:副詞節

Because he was shocked by the news, he stayed silent.

(ニュースにショックを受けたので、黙っていた。)

文頭完了の受動

Having been chosen as captain, she trained harder.

(キャプテンに選ばれていたので、彼女はもっと練習した。)

書き換え:副詞節

Because she had been chosen as captain, she trained harder.

(キャプテンに選ばれていたので、もっと練習した。)

🧱 型(パターン)と日本語の感覚

日本語の感覚短い例(🔊)
S, V-ing, V ... 能動の挿入:「Sは〜しながら/〜して」 The boy, smiling shyly, said hello.
S, Vpp, V ... 受動の挿入:「Sは〜されて」 The window, broken by the wind, made a noise.
文中能動補足

The boy, smiling shyly, said hello.

(その少年ははにかみながら、あいさつした。)

書き換え:副詞節

While the boy was smiling shyly, he said hello.

(少年がはにかみながら、あいさつした。)

文中能動補足

My teacher, speaking slowly, explained the rule.

(私の先生はゆっくり話しながら、そのルールを説明した。)

書き換え:副詞節

While my teacher was speaking slowly, he explained the rule.

(先生がゆっくり話しているとき、そのルールを説明した。)

文中受動補足

The window, broken by the wind, made a noise.

(その窓は風で壊れていて、音を立てた。)

書き換え:副詞節

Because the window was broken by the wind, it made a noise.

(その窓が風で壊れていたので、音を立てた。)

文中受動補足

The museum, located near the station, is popular.

(その博物館は駅の近くに位置していて、人気がある。)

書き換え:副詞節

Because the museum is located near the station, it is popular.

(その博物館は駅の近くに位置しているので、人気がある。)

文中受動補足

The students, encouraged by the coach, practiced harder.

(生徒たちはコーチに励まされて、もっと練習した。)

書き換え:副詞節

Because the students were encouraged by the coach, they practiced harder.

(生徒たちはコーチに励まされたので、もっと練習した。)

文中受動補足

My bag, filled with books, felt heavy.

(私のかばんは本でいっぱいで、重く感じた。)

書き換え:副詞節

Because my bag was filled with books, it felt heavy.

(かばんが本でいっぱいだったので、重く感じた。)

文中能動補足

Our cat, sleeping on the sofa, looks peaceful.

(うちの猫はソファで眠っていて、穏やかに見える。)

書き換え:副詞節

When our cat is sleeping on the sofa, it looks peaceful.

(猫がソファで眠っていると、穏やかに見える。)

文中能動補足

My sister, carrying a heavy bag, walked slowly.

(姉は重いかばんを持って、ゆっくり歩いた。)

書き換え:副詞節

Because my sister was carrying a heavy bag, she walked slowly.

(姉は重いかばんを持っていたので、ゆっくり歩いた。)

文中受動補足

This book, written in simple English, is easy to read.

(この本はやさしい英語で書かれていて、読みやすい。)

書き換え:副詞節

Because this book is written in simple English, it is easy to read.

(この本はやさしい英語で書かれているので、読みやすい。)

文中受動補足

The street, lined with trees, looks beautiful in spring.

(その通りは木で並べられていて、春に美しく見える。)

書き換え:副詞節

Because the street is lined with trees, it looks beautiful in spring.

(その通りは木が並んでいるので、春に美しく見える。)

🧱 型(パターン)と日本語の感覚

日本語の感覚短い例(🔊)
S + V ..., V-ing 同時・様子:「〜しながら/〜の様子で」 He left the room, looking upset.
S + V ..., Vpp 受動の背景:「〜された状態で」 The café stayed open, filled with people.
S + V ..., Having + Vpp 先に完了(後置き):「〜してから」 They arrived on time, having left early.
文末同時・様子

He left the room, looking upset.

(彼は怒った様子で部屋を出た。)

書き換え:副詞節

While he was looking upset, he left the room.

(彼は怒った様子で、部屋を出た。)

文末同時・様子

She walked home, singing softly.

(彼女は小さな声で歌いながら家へ歩いた。)

書き換え:副詞節

While she was singing softly, she walked home.

(彼女は小さな声で歌いながら家へ歩いた。)

文末受動の背景

The café stayed open, filled with people.

(そのカフェは人でいっぱいの状態で開いていた。)

書き換え:副詞節

Because the café was filled with people, it stayed open.

(カフェが人でいっぱいだったので、開いていた。)

文末受動の背景

The road was dangerous, covered with ice.

(その道路は氷で覆われていて、危険だった。)

書き換え:副詞節

Because the road was covered with ice, it was dangerous.

(道路が氷で覆われていたので、危険だった。)

文末先に完了(後置き)

They arrived on time, having left early.

(彼らは早く出発していたので、時間どおりに到着した。)

書き換え:副詞節

Because they had left early, they arrived on time.

(彼らは早く出発していたので、時間どおりに到着した。)

文末感情の原因

She couldn’t sleep, worried about the test.

(彼女はテストのことが心配で、眠れなかった。)

書き換え:副詞節

Because she was worried about the test, she couldn’t sleep.

(テストが心配だったので、眠れなかった。)

文末同時・様子

He sat by the window, reading a comic.

(彼は窓のそばに座り、マンガを読みながら過ごした。)

書き換え:副詞節

While he was reading a comic, he sat by the window.

(彼はマンガを読みながら、窓のそばに座っていた。)

文末同時・様子

She finished her homework, feeling relaxed.

(彼女は宿題を終えて、リラックスした気持ちでいた。)

書き換え:副詞節

After she finished her homework, she felt relaxed.

(宿題を終えたあと、リラックスした気持ちになった。)

文末受動の背景

The stadium fell silent, shocked by the result.

(その競技場は結果に衝撃を受けて静まり返った。)

書き換え:副詞節

Because people in the stadium were shocked by the result, the stadium fell silent.

(競技場の人々が結果に衝撃を受けたので、競技場は静まり返った。)

文末先に完了(後置き)

They passed the test, having studied every day.

(彼らは毎日勉強していたので、テストに合格した。)

書き換え:副詞節

Because they had studied every day, they passed the test.

(彼らは毎日勉強していたので、テストに合格した。)

2-5 FAQ:分詞構文はどこに置く?(文頭/文中/文末)

分詞構文は副詞節の代わりになる表現。文頭文中文末どこでもOKですが、 読みやすさ主語一致がカギです。

Lesson 043 / Section 2-5 FAQ

  • 文頭理由・時間の順序を先に:V-ing / (Being) Vpp / Having + Vpp, S + V ...
  • 文中主語を挿入で補足:S, V-ing / Vpp, V ...
  • 文末結果・同時進行をあと置き:S + V ..., V-ing / Vpp / Having + Vpp
例:Feeling tired, I went to bed.(疲れていて寝た) 

  • 文頭分詞部, 主節 例:Walking to school, I listened to music.
  • 文中S, 分詞部, V ... 例:The boy, smiling shyly, said hello.
  • 文末主節, 分詞部 例:He left the room, looking upset.
📌 迷ったら「分詞部と主節の間にカンマ」を思い出そう。

分詞の主語=主節の主語にそろえるのが鉄則。

× Walking to school, the rain started.(誰が歩いてる?)
Walking to school, I got wet.
⚠️ 主語が違うなら 2-6「独立分詞構文」(分詞の前に意味上の主語を置く)を使う。

  • 文頭:理由や時間を先に伝えたい。例:Having finished the task, we went home.
  • 文末:様子や結果を後から足したい。例:We went home, feeling tired.
➡ 「理由を強調=文頭」「メインを先に言いたい=文末」。

  • 文中の分詞S, V-ing/Vpp, V ...(短く、動作や状態を追加)
  • 非制限用法S, who/which ..., V ...(情報が長い/細かい説明)
例:
分詞:My teacher, speaking slowly, explained the rule.
非制限:My teacher, who was speaking slowly, explained the rule.
➡ 長くなるなら who/which を使うと読みやすい。

目安は10語前後。長くなったら副詞節に戻すと親切。

Having finished my homework and cleaned my room and called my friend, I went out.
After I had finished my homework and cleaned my room, I went out.

基本的にどの位置でも可。ただし意味がクリアになる場所を選ぼう。

  • 受動:Surrounded by mountains, the town is quiet.(文頭)
  • 完了:They arrived on time, having left early.(文末)
  • 否定:Not invited to the party, I stayed home.(文頭)

短いならOK。and やカンマで接続。ただし読みやすさを最優先。

例:Tired and hungry, we took a rest.
長くなるなら別文に分ける。

  • 文頭の分詞部は背景情報(理由・時間)=カンマまで飛ばして主節を先に読んでもOK。
  • 文中は挿入情報=カンマで挟まれた部分を後回しにしてもよい。
  • 文末は追加情報=主節の理解後に意味を足すイメージ。
例:Having finished homework, I went out. → まず I went out(主節)をつかむ。

  • V-ing:同時・様子 → 「〜しながら/〜して」
  • Having + Vpp:先に完了 → 「〜してから/〜してしまって」
  • Vpp:受動・状態 → 「〜されて/〜された状態で」
例:He left the room, looking upset. → 「怒った様子で部屋を出た」

2-6. 独立分詞構文:N(意味上の主語) + V-ing / Vpp / having + Vpp, S + V ...

独立分詞構文は、分詞の主語(=意味上の主語)が 主節の主語と一致しないときに、分詞の前にその主語(名詞・代名詞)を置く形です。
つまり「誰が(何が)〜する/〜される」を分詞の直前でハッキリ示します。 文章(書き言葉)でよく使われ、会話では Because / When / After などの副詞節に戻すのも自然です。

受動 It being rainy, we stayed home.  雨だったので、私たちは家にいた)
完了 Everyone having finished the test, the teacher collected it.  みんなが解き終えたので、先生は答案を集めた)
状態 His arms folded, he listened in silence.  腕を組んだまま、彼は黙って聞いた)
Lesson 043 / Section 2-6

型(パターン)と日本語の感覚

型(独立分詞構文) 日本語の感覚 短い例(🔊で音声)
N + V-ing, S + V ... 能動:「Nが〜しながら/〜して」 The weather improving, we went out. (天気が回復して
N + Vpp, S + V ... 受動・状態:「Nが〜されたので/〜された状態で」 Dinner finished, we left. (夕食が終わったので
N + having + Vpp, S + V ... 完了:「Nが〜してしまって/〜し終えて」 Everyone having finished the task, we relaxed. (みんなが終えたので
It being + 形/名, S + V ... 天候・時間などの一般条件 It being late, we went home. 遅かったので

用語ミニ辞書

  • 意味上の主語 分詞の動作・状態の「やり手/受け手」。独立分詞構文では分詞の前に置いて明示する。
  • V-ing(現在分詞) 「〜しながら/〜して」の能動のイメージ。例:improving, shining
  • Vpp(過去分詞) 「〜された/〜された状態」のイメージ。例:finished, folded, closed
  • having + Vpp 「先に完了」=主節より前に終わっている。例:having finished

副詞節(ふつうの文) → 分詞構文(独立分詞構文)の対応

主節は右端に表示。音声は下のボタンから再生できます。

副詞節 (Because + 主語 + was + 形容詞) 主節(メイン)
接続詞 主語 動詞 補語(形容詞) 文(メイン)
Because it was stormy I could not go to school.
分詞構文 (It being + 形容詞) 主節(メイン)
接続詞 主語(意味上) 分詞 補語(形容詞) 文(メイン)
(省略) It being stormy I could not go to school.
和訳 嵐だったので)私は学校へ行けなかった。
主語不一致→独立 分詞の主語 It(天候)と主節の主語 I一致しないため、分詞の前に意味上の主語を置く。
背景提示 It being + 形 は天候・時刻・状況を手短に示せる便利な型。
省略の注意 上級では being を省いて It stormy, ... とする例もあるが、学習初期は省略しない形(It being ...)が安全。

2-6 例文でつかむ:独立分詞構文

分詞の前に意味上の主語(N)を置いて、N + V-ing / N + Vpp / N + having + Vpp / It being ... の形で背景を手短に表します。

独立分詞構文 能動 N + V-ing

The weather improving, we went out.

天気が回復して、私たちは外出した。)

対応:副詞節(ふつうの文)

As the weather improved, we went out.

天気がよくなったので、私たちは外出した。)

構造:N(意味上の主語) + V-ing, S + V ...

語彙:improve=よくなる/回復する

📌 ポイント:N = The weather が分詞 improving の主語。主節の主語 we と一致しなくてOK(=独立)。
独立分詞構文 受動・状態 N + Vpp

Dinner finished, we left the restaurant.

夕食が終わったので、私たちはレストランを出た。)

対応:副詞節(ふつうの文)

After dinner was finished, we left the restaurant.

夕食が終わってから、レストランを出た。)

構造:N + Vpp, S + V ...

語彙:finish=終える/終わる / restaurant=レストラン

📌 ポイント:Vpp は「〜された/終わった状態」。being はしばしば省略(= Dinner being finished)。
独立分詞構文 完了 N + having + Vpp

Everyone having arrived, the meeting began.

みんなが到着し終えて、会議が始まった。)

対応:副詞節(ふつうの文)

After everyone had arrived, the meeting began.

みんなが到着してから、会議が始まった。)

構造:N + having + Vpp, S + V ...

語彙:arrive=到着する / begin=始まる

📌 ポイント:主節よりに完了していることを表す。
独立分詞構文 一般条件 It being + 形/名

It being rainy, we stayed home.

雨だったので、私たちは家にいた。)

対応:副詞節(ふつうの文)

Because it was rainy, we stayed home.

雨だったので、家にいた。)

構造:It being + 形容詞/名詞, S + V ...

語彙:rainy=雨の / stay=とどまる

📌 ポイント:天候・時間・状況などを手短に示す便利な型。It は形式主語。
独立分詞構文 状態 N + Vpp

His arms folded, he listened in silence.

腕を組んだまま、彼は黙って聞いた。)

対応:副詞節(ふつうの文)

Because he had his arms folded, he listened in silence.

腕を組んでいたので、彼は黙って聞いた。)

構造:N + Vpp, S + V ...

語彙:in silence=黙って

📌 ポイント:Vpp が「〜された状態」を表す。様子描写にぴったり。
独立分詞構文 情景 N + V-ing

The sun setting, the sky turned orange.

太陽が沈みかけて、空がオレンジ色になった。)

対応:副詞節(ふつうの文)

As the sun was setting, the sky turned orange.

太陽が沈みつつあったので、空がオレンジ色になった。)

構造:N + V-ing, S + V ...

語彙:turn=〜になる / orange=オレンジ色

📌 ポイント:時間の流れ(先→後)が自然。情景描写でよく使う。
独立分詞構文 受動+行為者 N + Vpp (+ by ...)

The lights switched off by the teacher, the classroom became quiet.

先生が電気を消したので、教室は静かになった。)

対応:副詞節(ふつうの文)

After the teacher had switched off the lights, the classroom became quiet.

先生が電気を消したあと、教室は静かになった。)

構造:N + Vpp + by + 人, S + V ...

語彙:switch off=消す / quiet=静かな

📌 ポイント:by + 人 で「誰が」を明確に。必要なときだけ添える。
独立分詞構文 恋愛 N + V-ing

Her heart racing, she whispered, “I like you.”

彼女の心臓がドキドキして、彼女は「好き」とささやいた。)

対応:副詞節(ふつうの文)

Because her heart was racing, she whispered, 'I like you.'

心臓が高鳴っていたので、彼女は「好き」とささやいた。)

構造:N + V-ing, S + V ...

語彙:heart racing=心臓が高鳴って / whisper=ささやく

📌 ポイント:Her heart(意味上の主語)≠ she(主節の主語)。だから独立分詞構文。
独立分詞構文 一般状況 It being + 名詞句

It being Monday, the library was crowded.

月曜日だったので、図書館は混んでいた。)

対応:副詞節(ふつうの文)

Because it was Monday, the library was crowded.

月曜日だったので、図書館は混んでいた。)

構造:It being + 名詞句, S + V ...

語彙:crowded=混んだ

📌 ポイント:It being + 時・曜日・天候 は“背景設定”に最適。
独立分詞構文 否定の意味 N + V-ing

No one watching, he opened the box.

誰も見ていなかったので、彼は箱を開けた。)

対応:副詞節(ふつうの文)

Because no one was watching, he opened the box.

誰も見ていなかったので、彼は箱を開けた。)

構造:N(No one) + V-ing, S + V ...

語彙:no one=誰も〜ない

📌 ポイント:No onewatching の主語。独立分詞は「誰が〜しているか」を必ず分詞の直前で明示。

2-6 FAQ:独立分詞構文(Absolute Construction)

独立分詞構文は、分詞の主語主節の主語と違うときに使う形。分詞の前にその意味上の主語(名詞・代名詞)を置いて、 背景・理由・状況を短く伝えます。

Lesson 043 / Section 2-6 FAQ

分詞の前にその分詞の主語を置く形。主節の主語とは一致しなくてOKです。

例:The weather improving, we went out. 天気が回復して、私たちは外出した)

  • 背景・状況を手短に言いたいとき。
  • 主語が違うため、ふつうの分詞構文(主語一致)にできないとき。
  • 文章(書き言葉)でよく使う。会話では Because / When / After に戻すと自然。
例:Dinner finished, we left. 夕食が終わったので、私たちは帰った)

日本語の感覚短い例(🔊)
N + V-ing, S + V ... 能動:「Nが〜しながら/〜して」 The sun setting, the sky turned orange.
N + Vpp, S + V ... 受動・状態:「Nが〜されたので/〜された状態で」 Dinner finished, we left.
N + having + Vpp, S + V ... 完了:「Nが〜し終えて/〜してしまって」 Everyone having finished the test, the teacher collected it.
It being + 形/名, S + V ... 天候・時刻などの一般条件 It being rainy, we stayed home.
There being + 名詞, S + V ... 「〜がある/ないので」 There being no bus, we walked.
📌 being は省略されることも:It being rainy → It rainy, ...(学習初期は書かないほうが安全)。

  • It being:天候・時刻・状況などを表す「形式主語」。例:It being late, we went home.
  • There being:存在の有無。例:There being no seats, we stood.
どちらも「状況を手短に提示」できる便利な型です。

基本は分詞部, 主節の順にしてカンマで区切る

It being rainy, we stayed home.We stayed home, the wind getting stronger.
※ 文末に置く例もあるが、読みやすさを最優先に。

独立分詞は分詞の主語を明示するので安全。ぶら下がりは主語が不明で不自然。

× Walking to school, the rain started.(誰が歩いた?)
I walking to school, it started to rain.
※ もっと自然にするなら:As I was walking to school, it started to rain.

  • 否定No one watching, he opened the box.
  • 受動The lights switched off, the room was dark.
  • 完了Everyone having finished the test, the teacher collected it.
どれもOK。意味が一番クリアな位置に置こう。

正しいです。His arms folded で「腕を組んだ状態」を表します。

例:His arms folded, he listened in silence.

  • 文頭:理由・状況を先に提示。読みやすい基本形。
  • 文末:主節の後に“追加情報”。主節は短めに。
例:We kept walking, the wind getting stronger.

  • カンマまでが背景。主節(S + V)を先につかむ。
  • 分詞部の主語をすばやく確認(NIt/There)。
  • 訳は「〜なので/〜して/〜の状態で」など、文脈に合う日本語にする。
例:There being no bus, we walked. → 「バスがないので、歩いた」

2-7. 接続詞のある分詞構文:Conj. + V-ing / Vpp / having + Vpp, S + V ...

ふつう分詞構文は接続詞を省略しますが、意味(時間・理由・条件・譲歩 など)を よりハッキリさせたいときは 接続詞 + 分詞 にできます。
使える主な接続詞は when while after before because since if though/although など。文章(書き言葉)で読みやすさがアップします。

時間 When leaving school, please call me.  下校するときは電話してね)
理由 Because being tired, he went to bed early.  疲れていたので、彼は早く寝た)
完了 After having finished dinner, we took a walk.  夕食を終えて、散歩した)
Lesson 043 / Section 2-7

型と意味の対応(よく使う接続詞)

接続詞 日本語の感覚 短い例(🔊)
when / while when/while + V-ing, S + V ... 「〜するとき/〜している間」 When walking, I listen to music.
after / before after/before + having + Vpp, ... 「〜したあと/〜する前」 After having finished homework, I played.
because / since because/since + being + 形/名, ... 「〜なので」(理由) Since being busy, she emailed me later.
if if + V-ing/Vpp, ... 「もし〜なら」 If invited, I will join.
though / although though/although + V-ing/Vpp, ... 「〜だけれども」(譲歩) Though tired, he kept studying.

▶ 副詞節(When + S + was + V-ing) → 分詞構文(When + V-ing)

主節は右端に表示。音声は下のボタンから再生できます。

副詞節 (When + 主語 + was + V-ing) 主節(メイン)
接続詞 主語 動詞 目的語など 文(メイン)
When he was reading a book, he fell asleep.
分詞構文 (When + V-ing) 主節(メイン)
接続詞 主語 分詞 目的語など 文(メイン)
When (省略) reading a book, he fell asleep.
和訳 本を読んでいるとき、彼は眠り込んだ。)
主語一致 分詞構文では主語が主節と同じなので、he を省略して When reading, ... と書けます。
時間の意味 When + V-ing は「〜しているとき」。While + V-ing(〜している間)でもOK。

💬 例文で感覚をつかもう!(接続詞 + 分詞)

時間 When + V-ing

When walking to school, I listen to music.

学校へ歩いていくとき、私は音楽を聴く。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

When I walk to school, I listen to music.

学校へ歩いていくとき、私は音楽を聴く。)

語注:walk to school=学校へ歩いて行く/listen to=〜を聴く

ポイント:When + V-ing の主語は主節と同じだから省略可。

時間 While + V-ing

While waiting for the bus, she read a book.

バスを待っている間、彼女は本を読んだ。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While she was waiting for the bus, she read a book.

バスを待っている間、彼女は本を読んだ。)

コツ:while は「間ずっと」の継続感。

順序 Before + V-ing

Before leaving the office, please turn off the lights.

オフィスを出る前に、電気を消してください。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Before you leave the office, please turn off the lights.

オフィスを出る前に、電気を消してください。)

語注:turn off=電源を切る/明かりを消す

完了 After + having + Vpp

After having finished his homework, he went out.

宿題を終えてから、彼は出かけた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

After he had finished his homework, he went out.

宿題を終えてから、彼は出かけた。)

ポイント:having + Vpp=分詞部が主節より先に完了。

受動 When + Vpp

When heated, water expands.

加熱されると、水は膨張する。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

When water is heated, it expands.

加熱されると、水は膨張する。)

語注:expand=膨張する

受動 While + being + Vpp

While being watched, the cat stayed still.

見られている間、そのネコはじっとしていた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While the cat was being watched, it stayed still.

見られている間、そのネコはじっとしていた。)

語注:stay still=じっとしている

条件 If + Vpp

If invited, I'll join.

招待されたら、参加します。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

If I am invited, I will join.

招待されたら、参加します。)

語注:join=参加する

譲歩 Though + 形 / Vpp

Though tired, he kept studying.

疲れていたけれど、彼は勉強を続けた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Though he was tired, he kept studying.

疲れていたけれど、彼は勉強を続けた。)

語注:keep -ing=〜し続ける

理由/時間 Since + V-ing

Since moving to Tokyo, I use the train more.

東京に引っ越して以来、電車を使うことが増えた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Since I moved to Tokyo, I use the train more.

東京に引っ越して以来、電車を使うことが増えた。)

意味は文脈で「〜以来」または「〜なので」に読み分ける。

恋愛 When + V-ing

When falling in love, we tend to overlook small flaws.

恋に落ちるときは、小さな欠点を見逃しがちだ。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

When we fall in love, we tend to overlook small flaws.

恋に落ちるときは、小さな欠点を見逃しがちだ。)

語注:tend to=〜しがちだ/overlook=見落とす

2-7 FAQ:接続詞のある分詞構文

分詞構文に when / while / after / before / if / though / since などの 接続詞をつけて、意味(時間・順序・条件・譲歩・理由)を明確にする使い方をまとめます。

🌟 目標:Conj. + V-ing / Vpp / having + Vpp, S + V ... を“型で”瞬時に読めるように!

ふつうの分詞構文は 接続詞なしで始めますが、意味をはっきり示したいときに 接続詞 + 分詞で始められます。

例:When walking, I listen to music. 歩いているとき、音楽を聴く)

接続詞日本語の感覚
when / while when/while + V-ing, S + V ... 〜するとき / 〜している間
after / before after/before + (having) + Vpp / V-ing, ... 〜したあと / 〜する前(having + Vpp は「先に完了」)
if if + Vpp / adj., ... もし〜なら(= If (you are / you are invited) の省略)
though / although though/although + adj. / Vpp / V-ing, ... 〜だけれども(譲歩)
since since + V-ing, ... 〜以来/〜なので(文脈で判断)
📌 Vpp=過去分詞/adj.=形容詞。

一般には不自然です。理由は Because + S + V にするか、 分詞だけで Being + 形/過去分詞, S + V ... とします。

Because he was tired, he went to bed.
Being tired, he went to bed.
Because being tired, ...(避ける)

  • when:点・短い瞬間にも合う。「〜すると(そのとき)」
  • while:ある程度の時間が続く。「〜している間ずっと」
When crossing the street, look both ways.
While waiting for the bus, she read a book.

having + Vpp は「先に完了してから主節」のニュアンスを強調。ふつうは after V-ing でもOK。

強調:After having finished dinner, we took a walk.
一般:After finishing dinner, we took a walk.

正しいです。省略された形(= If it is / you are invited)。

If necessary, call me. If invited, I will join.

主節の主語と同じときだけ省略OK。違うときは主語を出す(独立分詞構文)か、副詞節に戻す。

✅ 同じ:When leaving school, I call my mom.
✗ 違う:When leaving school, she called me. (誰が leaving?曖昧)

  • 文頭に置くとき:Conj. + 分詞, S + V ... のようにカンマで区切る
  • 文中に挿入するとき:両側をカンマで挟む。S, Conj. + 分詞, V ...
While eating, we talked a lot.We, while eating, talked a lot.

  • when/while + V-ing, before/after + V-ing は会話でも自然。
  • after having + Vpp, though + adj. はやや書き言葉寄り。
迷ったら Because / When / After + S + V に戻せば十分伝わります。

  1. 接続詞を見る(時間?条件?譲歩?)。
  2. 分詞の型を確認:V-ing / Vpp / having + Vpp
  3. 訳は「〜するとき/〜してから/〜なら/〜だけれど」など、文脈に合う日本語でOK。
例:If handled with care, glass lasts long. 丁寧に扱えば、ガラスは長持ちする)

3. 分詞構文の意味ガイド

分詞構文は 副詞節(When/Because/If…)の短縮形。文どうしの関係をコンパクトに伝えます。
ここでは意味別に 5つ(時・理由/原因・条件・譲歩・付帯状況)をカードでナビします。

Lesson 043 / Section 3

3-1. 時を表す分詞構文 — 省略が基本 / 必要なら接続詞

分詞構文は副詞節の短い形。ふつうは接続詞なしV-ing / Vpp / having + Vpp)で始めます。 ただし意味が曖昧になりそうなときは When / While / Before / After などの 接続詞を付けてもOK です。

分詞構文(基本)接続詞なし 主節(メイン)
接続詞 主語 分詞 目的語など 文(メイン)
(省略) (省略) Walking to school, I listen to music.
分詞構文(接続詞あり)意味を先にサイン 主節(メイン)
接続詞 主語 分詞 目的語など 文(メイン)
When (省略) walking to school, I listen to music.
副詞節(ふつうの文)最も誤解が少ない 主節(メイン)
接続詞 主語 動詞 目的語など 文(メイン)
When I walk to school, I listen to music.
和訳 学校へ歩いて行くとき、私は音楽を聴く。)

クイック早見:よく使う合図(シグナル)

合図日本語の感覚ミニ例(🔊)
同時 When/While + V-ing 〜するとき/〜している間 While studying, I drink tea.
前後 Before/After + V-ing 〜する前/〜したあと Before leaving, check the lights.
直後 On/Upon + V-ing 〜するとすぐ On hearing the bell, they stood up.
完了先行 After having + Vpp 先に完了→その後主節 After having finished, we left.
受動 When + Vpp / While + being + Vpp 〜されたとき/〜されている間 When completed, it opens.

💬 例文で感覚をつかもう!(When / While / Before / After / On / having + Vpp / 受動)

時間:同時 When + V-ing

When walking home, I call my mom.

家へ歩いて帰るとき、私は母に電話する。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

When I walk home, I call my mom.

家へ歩いて帰るとき、私は母に電話する。)

語注:walk home=歩いて帰る/call=電話する

構造:When + V-ing, S + V ...(分詞部と主節の主語は同じ

時間:継続 While + V-ing

While studying at night, he drinks tea.

夜に勉強している間、彼はお茶を飲む。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While he is studying at night, he drinks tea.

夜に勉強している間、彼はお茶を飲む。)

コツ:while は「間ずっと」の継続感。

順序:前 Before + V-ing

Before starting class, please turn off your phone.

授業を始める前に、携帯を消してください。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Before you start class, please turn off your phone.

授業を始める前に、携帯を消してください。)

語注:turn off=電源を切る

順序:後 After + V-ing

After finishing the test, don't talk.

テストを終えたあとは、話さないで。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

After you finish the test, don't talk.

テストを終えたあとは、話さないで。)

ポイント:教室ルールの指示にもよく使う形。

完了先行 After + having + Vpp

After having eaten lunch, we returned to work.

昼食を食べ終えてから、私たちは仕事に戻った。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

After we had eaten lunch, we returned to work.

昼食を食べ終えてから、私たちは仕事に戻った。)

having + Vpp=分詞部が先に完了→その後に主節。

直後 On / Upon + V-ing

On hearing the alarm, everyone left the room.

アラームを聞くとすぐ、全員が部屋を出た。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

As soon as they heard the alarm, everyone left the room.

アラームを聞くやいなや、全員が部屋を出た。)

on/upon + V-ing=「〜するとすぐ」。口語では as soon as が自然。

受動 When + Vpp

When completed, the bridge will be open to the public.

完成したとき、その橋は一般公開される。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

When the bridge is completed, it will be open to the public.

完成したとき、その橋は一般公開される。)

受動 While + being + Vpp

While being repaired, the elevator is out of service.

修理中の間、そのエレベーターは使用停止だ。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While the elevator is being repaired, it is out of service.

修理中の間、そのエレベーターは使用停止だ。)

語注:out of service=使用停止

配置 V-ing(文末配置)

We walked along the river, enjoying the sunset.

(私たちは夕日を楽しみながら、川沿いを歩いた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While we were enjoying the sunset, we walked along the river.

夕日を楽しみながら、私たちは川沿いを歩いた。)

語注:along=〜に沿って/sunset=夕日

恋愛 When + V-ing

When falling in love, we lose track of time.

恋に落ちるとき、私たちは時間を忘れがちだ。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

When we fall in love, we lose track of time.

恋に落ちるとき、私たちは時間を忘れがちだ。)

語注:lose track of time=時間を忘れる

日常 Before + V-ing

Before leaving home, check the weather.

家を出る前に、天気を確認しよう。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Before you leave home, check the weather.

家を出る前に、天気を確認しよう。)

語注:check=確認する

3-1 FAQ:時を表す分詞構文

「〜するとき/〜している間/〜したあと」など、時間を表す分詞構文の疑問に答えます。 基本は 接続詞なしV-ing / Vpp / having + Vpp)ですが、 When / While / Before / After / On を付けると意味が明確になります。

副詞節(When/While/After...)の短い形で、時間関係を表します。

省略(基本):Walking to school, I listen to music. 歩いて行くとき、音楽を聴く)
接続詞あり:When walking to school, I listen to music.
副詞節(フル):When I walk to school, I listen to music.

用語:V-ing 現在分詞/Vpp 過去分詞/having + Vpp 先に完了。

  • when:点/短い瞬間にも合う「〜すると(そのとき)」
  • while:ある程度の時間が続く「〜している間ずっと」
When crossing the street, look both ways. While waiting for the bus, she read a book.

having + Vpp は「先に完了」を強調。ふつうは After + V-ing でもOK。

強調:After having finished dinner, we took a walk.
一般:After finishing dinner, we took a walk.

on/upon + V-ing=「〜するとすぐ」。ややフォーマルだが便利。

On hearing the alarm, everyone left the room. (アラームを聞くとすぐ出た)

完了点:When completed, the bridge will open.
進行中:While being repaired, the elevator is out of service.

being + Vpp は「〜されている最中」。

  • 文頭:分詞部のあとにカンマ → When/While V-ing, S + V ...
  • 文中挿入:両側をカンマ → S, while V-ing, V ...
While eating, we talked a lot.

主節の主語と同じときにだけ省略OK。違うときは主語を出す(独立分詞構文)か、副詞節へ。

When leaving school, I call my mom.
When leaving school, she called me. (誰が leaving?曖昧)

since は文脈で時間(〜以来)/理由(〜なので)の両方あり。

Since moving to Tokyo, I use the train more. 引っ越して以来

曖昧なら「時間」なら after、「理由」なら because に言い換え可。

  • during + 名詞during class など)
  • while + V-ingwhile studying など)
During class, keep your phone silent.While studying, keep your phone silent.

  • 曖昧な分詞Finishing his homework, he went out. → 時?理由?  After finishing ... が安全。
  • because + being は不可:理由は Because + S + VBeing + 形/過去分詞
  • カンマ忘れ:文頭の分詞部のあとにカンマ。

3-2. 原因・理由を表す分詞構文 — まずは Being / V-ing でシンプルに

分詞構文は副詞節(Because/Since/As ...)の短い形
「〜なので」「〜したので」を表すとき、ふつうは 接続詞なしBeing + 形/過去分詞V-ing から始めます。 ただし、長くなる・曖昧になりそうなときは、 Because / Since / As など接続詞を付けてもOKです。

① 基本:Being + 形/過去分詞, S + V ... ② 動作が理由:V-ing ..., S + V ... ③ 先に終わっていた:having + Vpp, S + V ... + 明確化:Because/Since/As + S + V
用語 V-ing=現在分詞(〜して)/ Vpp=過去分詞(〜された)/ having + Vpp=完了分詞(先に完了していた)。
Lesson 043 / Section 3-2
分詞構文(基本)接続詞なし 主節(メイン)
接続詞 主語 分詞 目的語など 文(メイン)
(省略) (省略) Not knowing what to do, he was at a loss.
分詞構文(接続詞あり)理由サインを先に 主節(メイン)
接続詞 主語 分詞/句 目的語など 文(メイン)
Because of (省略) not knowing what to do, he was at a loss.
副詞節(ふつうの文)最も誤解が少ない 主節(メイン)
接続詞 主語 動詞 目的語など 文(メイン)
As he did not know what to do, he was at a loss.
和訳 何をすればいいのか分からなかったので、彼は途方に暮れた。)

クイック早見:理由の合図と型

合図日本語の感覚ミニ例(🔊)
状態が原因 Being + 形/過去分詞 〜なので(〜の状態で) Being hungry, he ate.
行為が原因 V-ing / Not V-ing 〜したので/〜しなかったので Not studying, he failed.
先に完了 having + Vpp 前もって〜していたので Having finished, she relaxed.
名詞で一言 Because of + 名詞/動名詞 〜のために Because of traffic, we were late.

💬 例文で感覚をつかもう!(Being / V-ing / Not V-ing / having + Vpp / 受動 など)

理由 Being + 形容詞

Being tired, he went to bed early.

疲れていたので、彼は早く寝た。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because he was tired, he went to bed early.

疲れていたので、彼は早く寝た。)

語注:tired=疲れた/go to bed=寝る

構造:Being + 形容詞, S + V ...(状態が原因を示す)

理由 V-ing

Seeing no bus, we decided to walk.

バスが来ないのを見たので、私たちは歩くことにした。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because we saw no bus, we decided to walk.

バスが来ないのを見たので、私たちは歩くことにした。)

語注:decide to=〜することに決める

ポイント:no は「一本もない/全くない」の強い否定。

理由 Not + V-ing

Not understanding the rule, she made a mistake.

規則が分からなかったので、彼女はミスをした。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because she didn’t understand the rule, she made a mistake.

規則が分からなかったので、彼女はミスをした。)

語注:make a mistake=ミスをする

受動の理由 Being + Vpp

Being invited to the event, I felt honored.

(そのイベントに招待されたので、光栄に感じた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because I was invited to the event, I felt honored.

招待されたので、光栄に感じた。)

語注:honored=光栄な

完了先行 having + Vpp

Having lost my wallet, I couldn’t pay.

財布をなくしていたので、支払えなかった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Since I had lost my wallet, I couldn’t pay.

財布をなくしていたので、支払えなかった。)

having + Vpp=分詞部が先に完了→その結果が主節。

理由(省略形) (Being) + 形

Afraid of dogs, she didn’t enter the yard.

犬が怖かったので、彼女は庭に入らなかった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because she was afraid of dogs, she didn’t enter the yard.

犬が怖かったので、彼女は庭に入らなかった。)

会話では Being を省略して自然。

明確化 Because of + 名詞句

Because of heavy rain, the game was canceled.

大雨のため、試合は中止になった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because it rained heavily, the game was canceled.

大雨が降ったので、試合は中止になった。)

語注:cancel=中止にする

学校 Not + V-ing

Not bringing your textbook, please share with a partner.

教科書を持ってきていないので、となりの人と見せ合ってください。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

If you didn’t bring your textbook, please share with a partner.

教科書を持ってきていないなら、となりの人と見せ合ってください。)

指示文では If 条件にする方が丁寧で自然。

受動の理由 Being + Vpp

Being told to wait, the students stayed quiet.

待つように言われたので、生徒たちは静かにしていた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because they were told to wait, the students stayed quiet.

待つように言われたので、生徒たちは静かにしていた。)

語注:stay quiet=静かにしている

恋愛 Being + 形/V-ing

Being in love, he wrote her a letter every day.

恋をしていたので、彼は毎日彼女に手紙を書いた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Because he was in love, he wrote her a letter every day.

恋をしていたので、彼は毎日彼女に手紙を書いた。)

感情が原因のときも Being + 形 が自然。

3-2 FAQ:原因・理由を表す分詞構文

「〜なので」「〜したので」をスッキリ表す分詞構文の疑問にまとめて回答します。 基本は 接続詞なしBeing + 形/過去分詞 / V-ing / Not V-ing / having + Vpp)。
長い・曖昧なときは Because / Because of / Since / As で明確にしましょう。

副詞節(Because/Since/As + S + V)の短い形で、理由を表します。

  • Being + 形/過去分詞Being tired, he slept.
  • V-ingNoticing the error, she fixed it.
  • Not + V-ingNot knowing what to do, he hesitated.
  • having + Vpp(先に完了):Having lost his key, he couldn’t enter.

用語:Vpp=過去分詞。having + Vpp は「原因が先に起きていた」の合図。

  • Because + S + V:いちばん明確(文)。
  • Because of + 名詞(句/動名詞):名詞化して理由を一言で。
  • 分詞構文:短く自然に(主語は主節と同じ)。
Because it rained, the game was canceled.
Because of the rain, the game was canceled.
Being rainy, the game was canceled.(文語寄り)

Because being ... は不可。Because は後ろに「文(S+V)」が必要です。

Yes。どちらも「〜なので」。ただし since時間(〜以来)の意味もあり、文脈で曖昧になることがあります。

Since you’re here, let’s start. As it’s late, we should go.

迷ったら Because が無難(理由が最もはっきり)。

  • Not + V-ing:しなかったので(=原因)。
  • Without + V-ing:〜せずに(=手段・条件っぽい)。
Not studying, he failed the test. He passed the test without studying.

having + Vpp は「原因が先に完了していた」を強調。単に順番だけ言うなら After + V-ing でOK。

Having finished the report, she relaxed. (終えていたので、くつろいだ)

Being invited, I felt honored.
Having been told to wait, we stayed here.

前者=「〜されて(そのため)」。後者=「前もって〜と言われていたので」。

  • 文頭:分詞部のあとにカンマ → Being/Not V-ing/having + Vpp, S + V ...
  • 文中挿入:両側をカンマ → S, being tired, V ...
Being busy, she replied later.

分詞部の意味上の主語は主節と同じときにだけ省略OK。違う場合は独立分詞構文副詞節へ。

独立分詞構文:Her car being broken, she took a taxi.
副詞節:Because her car was broken, she took a taxi.

日常会話は Because / Because of が分かりやすく安全。分詞構文は短く明快なときだけ使うと自然。

Because of a delay, the meeting starts at 3.(自然)
Being delayed, the meeting ...(やや書き言葉)

  • because + being を書いてしまう。
  • ぶら下がり分詞(主語不一致)。
  • カンマ抜け(文頭の分詞部のあと)。
  • 長い分詞句で読みづらい → Because / Because of へ切替。
Because being tired, ... → 〇 Because he was tired, ... / 〇 Being tired, ...

3-3. 条件を表す分詞構文 — 「もし〜なら」を短く言う方法

条件はふつう If + 主語 + 動詞 で表しますが、文を短くしたいときは 分詞構文で置き換えられます。意味は同じでも、が変わるだけです。 例:If you turn left, you’ll see the station.Turning left, you’ll see the station.

① 動作が条件:V-ing, S + V ... ② 受動の条件:Vpp, S + V ... ③ 否定の条件:Not + V-ing, S + V ... ④ 先に完了なら:having + Vpp, S + V ... ⑤ 状況の条件:with + 名 + V-ing/Vpp/形
用語 V-ing=現在分詞(〜して)/ Vpp=過去分詞(〜されて)/ having + Vpp=完了分詞(前もって〜して)。
Lesson 043 / Section 3-3

▶ 副詞節(If + S + V) → 分詞構文(条件)

条件は If + 主語 + 動詞 が基本。文を短くするなら Vpp(過去分詞)V-ing で始める分詞構文へ置換できます。 長い・曖昧なら If を使って明確に。

分詞構文(基本)接続詞なし 主節(メイン)
接続詞 主語 分詞 目的語など 文(メイン)
(省略) (省略) Kept in the fridge, the salad stays fresh.
副詞節(ふつうの文)最も誤解が少ない 主節(メイン)
接続詞 主語 動詞 目的語など 文(メイン)
If it is kept in the fridge, the salad stays fresh.
和訳 冷蔵庫に入れておけば、そのサラダは新鮮なままでいる。)

クイック早見:条件の合図と型

合図日本語の感覚ミニ例(🔊)
受動条件 Vpp, S + V ... 〜されれば/〜してあれば Kept closed, it’s safe.
動作条件 V-ing, S + V ... 〜すれば Turning right, you’ll see it.
否定条件 Not + V-ing/Vpp, S + V ... 〜しなければ/〜されていなければ Not wearing a mask, you can’t enter.
完了条件 Having + Vpp, S + V ... 先に〜していれば Having booked, you can check in fast.
前提条件 With + 名 + Vpp/V-ing/形 〜という条件で/〜の状態なら With the door locked, we can’t enter.

💬 例文で感覚をつかもう!(Vpp / V-ing / Not V-ing / having + Vpp / with構文 / 慣用)

条件:Vpp Vpp, S + V ...

Kept in the fridge, the salad stays fresh.

冷蔵庫に入れておけば、そのサラダは新鮮なままだ。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

If it is kept in the fridge, the salad stays fresh.

冷蔵庫に入れておけば、そのサラダは新鮮なままだ。)

語注:fridge=冷蔵庫/keep O + Vpp=Oを〜の状態に保つ

条件:V-ing V-ing, S + V ...

Turning left, you’ll see the station.

左に曲がれば、駅が見えます。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

If you turn left, you’ll see the station.

左に曲がれば、駅が見えます。)

語注:turn left=左に曲がる

条件:否定 Not + V-ing, S + V ...

Not wearing a helmet, you can’t enter.

ヘルメットを着けていなければ、入れません。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

If you are not wearing a helmet, you can’t enter.

ヘルメットを着けていなければ、入れません。)

代案:丁寧に言うなら Unless you wear a helmet, ... も可。

条件:完了先行 Having + Vpp, S + V ...

Having finished your homework, you can play games.

宿題を終えていれば、ゲームをしていいよ。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

If you have finished your homework, you can play games.

宿題を終えていれば、ゲームをしていいよ。)

条件:with構文 With + 名 + Vpp ...

With the door locked, we can’t get in.

ドアが施錠されていれば、私たちは入れない。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

If the door is locked, we can’t get in.

ドアが施錠されていれば、私たちは入れない。)

条件:with構文 With + 名 + V-ing ...

With the engine running, don’t touch the fan.

エンジンが回っているなら、ファンに触れてはいけません。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

If the engine is running, don’t touch the fan.

エンジンが回っているなら、ファンに触れてはいけません。)

条件:Vpp Vpp, S + V ...

Asked politely, she will help you.

丁寧に頼まれれば、彼女は手伝ってくれる。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

If she is asked politely, she will help you.

丁寧に頼まれれば、彼女は手伝ってくれる。)

条件:否定受動 Not + Vpp, S + V ...

Not properly stored, the medicine may go bad.

適切に保管されていなければ、その薬は傷むかもしれない。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

If it is not properly stored, the medicine may go bad.

適切に保管されていなければ、その薬は傷むかもしれない。)

語注:properly=適切に/go bad=傷む

慣用 Weather permitting, ...

Weather permitting, we’ll have a picnic.

天気がよければ、ピクニックをしよう。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

If the weather permits, we’ll have a picnic.

天気がよければ、ピクニックをしよう。)

恋愛 Being + 形, S + V ...

Being in love, you may overlook small flaws.

恋をしていれば、小さな欠点は見逃してしまうかもしれない。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

If you are in love, you may overlook small flaws.

恋をしていれば、小さな欠点は見逃してしまうかもしれない。)

語注:overlook=見逃す/flaw=欠点

3-3 FAQ:条件(if)を表す分詞構文

「もし〜なら」を短くするテクニックを、Vpp / V-ing / Not V-ing / having + Vpp / with構文で押さえます。 迷ったら If + 主語 + 動詞 に戻ればOK。

if節(If + S + V)の短い形。主語が主節と同じときに使います。

  • Vpp, S + V ...Kept in the fridge, the salad stays fresh.
  • V-ing, S + V ...Turning left, you’ll see the station.
  • Not + V-ing, S + V ...Not wearing a helmet, you can’t enter.
  • Having + Vpp, S + V ...Having finished your homework, you can play.
  • With + 名 + Vpp/V-ing/形, S + V ...With the door locked, we can’t get in.

用語:Vpp=過去分詞(〜されれば)/V-ing=現在分詞(〜すれば)。

  • Vpp:受け身・状態が条件(〜されていれば)。
    例)Properly stored, the food lasts longer.
  • V-ing:主語が行う動作が条件(〜すれば)。
    例)Pressing this button, you can reset it.

基本は不可。if の後ろは「文(S+V)」が必要です。

If being late, call me.
If you are late, call me. / 〇 Being late, call me.(命令と組み合わせるなら可・やや書き言葉)

明確にしたいときは素直に If + S + V を使いましょう。

  • Not + V-ing:〜しなければ(条件)。
  • unless:〜でない限り(例外条件)。
Not wearing an ID, you can’t enter.
Unless you wear an ID, you can’t enter.

細かなニュアンスが異なるので、試験では素直に If ... not or Unless を選び分けるのが安全。

先に完了していれば」という条件に使えます。

Having saved your work, you can close the app. = If you have saved ...

その状況が成り立っていれば」という条件サインになります。環境・前提を作る感じ。

With the lights off, we can see the stars.

if節よりも「前提・環境」を強く意識させる言い方です。

  • 文頭:分詞部・with部のあとにカンマ → Vpp/V-ing, S + V ...
  • 文中挿入:両側をカンマ → S, Vpp/V-ing, V ...
Given enough time, you’ll solve it.

分詞部の意味上の主語は主節と同じときのみ省略OK。違うなら with構文if節へ。

Driving fast, I got a ticket.
Driving fast, the police stopped me. (誰が driving?曖昧)

  • provided (that)=「〜という条件で」(ややフォーマル)。
  • as long as=「〜しさえすれば」(十分条件)。
  • in case=「〜に備えて/〜するといけないから」(予防・備え)。
Provided that you have ID, you can enter.You can stay as long as you are quiet.Take an umbrella in case it rains.

分詞構文に無理にせず、これらはそのまま使うのが自然です。

  • If + V-ing と書いてしまう。
  • 主語不一致のぶら下がり分詞。
  • カンマ抜け(文頭の分詞部・with部のあと)。
  • 長い分詞句で読みづらい → If + S + V に戻す。
If being sick, stay home.
If you are sick, stay home. / 〇 Being sick, stay home.(命令となら可・やや書き言葉)

3-4. 譲歩を表す分詞構文 — 「〜だけれども」を短く上手に言う

譲歩は 「事実Aなのに、Bだ」 という対立を表します。 ふつうは Though / Although / Even though + 主語 + 動詞 で言いますが、 文を短くしたいときは 分詞構文V-ing / Vpp / (Being)+ 形 など)で置き換えられます。

① 基本:Though + V-ing/Vpp/(Being+形), S + V ... ② 省略:V-ing/Vpp/形, S + V ... ③ 強い譲歩:Even though + S + V ... ④ 名詞句:Despite / In spite of + 名/動名詞
用語 V-ing=現在分詞(〜して)/Vpp=過去分詞(〜されて)/ (Being) + 形=「〜である(が)」の短縮。譲歩は曖昧になりやすいので、必要なら Though/Although を付けると安全です。
Lesson 043 / Section 3-4

▶ 副詞節(Though/Although/Even though + S + V) → 分詞構文(譲歩)

「AだけれどもB」を短く言うときは、 Vpp / V-ing / (Being + 形) を文頭に。 曖昧・長文なら Though/Although/Even though を付けて明確にします。

分詞構文(基本)接続詞なし 主節(メイン)
接続詞 主語 分詞 目的語など 文(メイン)
(省略) (省略) Invited to the party, she didn’t go.
分詞構文(接続詞あり)譲歩サインを先に 主節(メイン)
接続詞 主語 分詞/形 目的語など 文(メイン)
Though (省略) invited to the party, she didn’t go.
副詞節(ふつうの文)最も誤解が少ない 主節(メイン)
接続詞 主語 動詞 目的語など 文(メイン)
Though she was invited to the party, she didn’t go.
和訳 パーティーに招待されていたけれど、彼女は行かなかった。)

クイック早見:譲歩の合図と型(Though / Although / Even though ほか)

基本:Though/Although + S + V 強い譲歩:Even though + S + V 仮定の譲歩:Even if + S + V 分詞省略:V-ing / Vpp / (Being + 形), S + V 名詞句:Despite / In spite of + 名/動名詞
合図 日本語の感覚 ミニ例(🔊)
基本 Though/Although + S + V 〜だけれども(事実の対立) Although it was late, we kept working.
強い譲歩 Even though + S + V それでもなお(強調) Even though it was raining, they played.
仮定 Even if + S + V たとえ〜だとしても(仮定) Even if it rains, we’ll go.
分詞(省略) V-ing/Vpp/(Being + 形), S + V ... 〜だけれども(短く上品)※主語は主節と同じ Tired, he kept studying.
分詞+接続詞 Though Vpp/V-ing/形, S + V ... 曖昧さ回避(譲歩サインを先出し) Though invited, she didn’t go.
名詞句 Despite/In spite of + 名/動名詞 〜にもかかわらず(名詞で一言) Despite the rain, they played.
参考 While/Whereas + S + V 対比寄り(AだがB)※譲歩より「比較・対照」を強調 While it’s risky, it can work.

💬 例文で感覚をつかもう!(Vpp / V-ing / 形容詞 / Though系 / 比較用フル文)

分詞省略(形) (Being) + 形, S + V

Tired, he kept studying.

疲れていたけれど、彼は勉強を続けた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Although he was tired, he kept studying.

疲れていたけれど、彼は勉強を続けた。)

語注:tired=疲れた / keep ~ing=〜し続ける

構造:(Being) + 形, S + VThough/Although S + be + 形。口語では Being をよく省略。

分詞(Vpp) Vpp, S + V

Invited to the party, she didn’t go.

(パーティーに招待されていたけれど、彼女は行かなかった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Although she was invited to the party, she didn’t go.

(パーティーに招待されていたけれど、彼女は行かなかった。)

語注:invite=招待する / be invited=招待されている(受動)

ポイント:Vpp は「〜されて(いる)が」の前置きで譲歩を簡潔に。

分詞(V-ing) V-ing, S + V

Living far from school, he was never late.

(学校から遠くに住んでいたけれど、彼は遅刻したことがなかった。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Though he lived far from school, he was never late.

(学校から遠くに住んでいたけれど、彼は遅刻したことがなかった。)

語注:far from ~=〜から遠く / be late=遅刻する

コツ:V-ing で「事実AだがBだった」を前置。主語は主節と同じに。

分詞(否定) Not + having + Vpp, S + V

Not having much money, he still bought her a present.

お金はあまりなかったけれど、彼は彼女にプレゼントを買った。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Even though he didn’t have much money, he still bought her a present.

お金はあまりなかったけれど、それでも彼はプレゼントを買った。)

語注:present=贈り物 / still=それでも

ポイント:still を主節に置くと「逆境でも」の譲歩感が明確。

接続詞+分詞 Though + Vpp/V-ing/形, S + V

Though warned about the risks, they went ahead.

(危険を注意されていたけれど、彼らは強行した。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Although they were warned about the risks, they went ahead.

(危険を注意されていたけれど、彼らは強行した。)

語注:warn=警告する / go ahead=強行する

コツ:Though + 分詞 は「譲歩サイン」を明示して曖昧さを回避。

接続詞+形 Though + 形, S + V

Though small, the phone is powerful.

小さいけれど、そのスマホは高性能だ。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Although it is small, the phone is powerful.

小さいけれど、そのスマホは高性能だ。)

語注:powerful=高性能な

注意:Although being small は不自然。→ 〇 Although it is small/〇 Though small

比較:フル文 Even though + S + V ...

Even though it was raining, they played.

雨だったけれども、彼らは試合をした。)

書き換え:分詞構文

It being rainy, they played.

雨ではあったが、彼らは試合をした。)

語注:rainy=雨の

メモ:It being + 形 は独立分詞(背景提示)。やや書き言葉/叙述的。

ビジネス Though + 形, S + V

Though expensive, the laptop is worth it.

高いけれど、そのノートPCは買う価値がある。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Although it is expensive, the laptop is worth it.

高いけれど、そのノートPCは買う価値がある。)

語注:worth it=それだけの価値がある

使いどころ:商品比較・提案資料などで簡潔に「逆接」を出すのに最適。

学校 V-ing, S + still + V

Failing the first exam, he still tried again.

(最初のテストに落ちたけれど、彼はそれでももう一度挑戦した。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Even though he failed the first exam, he still tried again.

(最初のテストに落ちたけれど、それでも再挑戦した。)

語注:fail=不合格になる / try again=再挑戦する / still=それでも

ニュアンス:still / yet で「逆境にも屈しない」を表現。

恋愛 Though + 形, S + V

Though far apart, they stayed in love.

遠く離れていたけれど、二人は愛し合い続けた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Although they were far apart, they stayed in love.

遠く離れていたけれど、二人は愛し合い続けた。)

語注:far apart=遠く離れて / stay in love=愛し合い続ける

表現:感情テーマでは Though + 形 が短く美しく決まる。

3-4 FAQ:譲歩(「〜だけれども」)を表す分詞構文

「AだけれどもB」を短く言うテクニック。V-ing / Vpp / (Being + 形) の分詞構文や、 Though / Although / Even thoughDespite / In spite of の使い分けをやさしく整理します。

「AだけれどもB」を短く表す形。主語が主節と同じときに使います。

  • (Being) + 形, S + VTired, he kept studying.
  • Vpp, S + VInvited to the party, she didn’t go.
  • V-ing, S + VLiving far away, he was never late.
  • Though + Vpp/V-ing/形, S + V(譲歩サインを明示)
  • Despite / In spite of + 名/動名詞(名詞句で)

用語:Vpp=過去分詞(〜されて)/V-ing=現在分詞(〜して)。

  • Though:ややカジュアル。Though small, ... のように形容詞や分詞もOK。
  • Although:ややフォーマル。基本は「文(S+V)」を後ろに。
  • Even though強い対立「それでもなお」。
Even though it was raining, they played.

不自然なことが多いです。

Although being small, it’s powerful.
Although it is small, it’s powerful. / 〇 Though small, it’s powerful.

  • 分詞構文:短く言える/主語が主節と同じ/意味が一つ。
  • Though/Although:長い・修飾が多い・曖昧さを避けたい。
Tired, he kept studying.(短い) / Although he was very tired after the trip, he kept studying.(長い)

分詞部の意味上の主語は主節と同じに。違うなら Though + S + Vwith構文へ。

Tired, he kept studying.
Tired, the exam was difficult.(誰が tired?不明)

  • 文頭:分詞部のあとにカンマ → Vpp/V-ing/形, S + V ...
  • 文中挿入:両側をカンマ → S, Vpp/V-ing/形, V ...
Though warned, they went ahead.

  • Despite / In spite of + 名/動名詞(名詞で一言)。
  • Although + 文(S+V をはっきり書く)。
Despite the rain, they played. Although it was raining, they played.

  • Even though:事実の対立(実際にAだがB)。
  • Even if:仮定の対立(たとえAだとしてもB)。
Even though it’s expensive, I’ll buy it.Even if it’s expensive, I won’t buy it.

不可(二重接続)。

Although it was late, but we kept working.
Although it was late, we kept working. / 〇 We kept working, though.

though は文末副詞的に「〜だけどね」の意味でも使えます。

  • albeit + 名/形/分詞「〜ではあるが」(かなりフォーマル)。
    例)Useful, albeit expensive.
  • much as + 文「〜だけれども」(文語)。
  • even so は接続副詞「それでも」。
    例)It was raining; even so, they played.

中高レベルでは Though/Although/Even though と分詞構文をまずマスターすれば十分です。

3-5. 付帯状況を表す分詞構文 — 「〜したまま/〜しつつ」を自然に添える

付帯状況は、主文の動作に“様子・姿勢・状態”をそっと足す表現です。 短く言うなら V-ing / Vpp / (Being)+ 形 を使い、 同時進行:V-ing状態・受け身:Vpp形容詞:(Being) + 形 のいずれかで主文を彩ります。意味上の主語は主文と同じが原則。違うなら with + O + C を使いましょう(例:with his eyes closed)。

① 同時進行:V-ing, S + V ... ② 状態提示:Vpp, S + V ... ③ 形容詞:(Being)+形, S + V ... ④ 文中挿入:S, V-ing/Vpp/形, V ... ⑤ 別主語:with + O + C
用語 V-ing=現在分詞(〜しつつ)/Vpp=過去分詞(〜された状態)/ カンマで主文と軽く区切るのがコツ。曖昧・長文ならふつうの副詞節(while / as / when + S + V など)へ戻すと安全です。
Lesson 043 / Section 3-5

▶ 副詞節(同時進行:While/As/When + S + V) → 分詞構文(付帯状況)

「主文の動作に“様子・状態”を添える」場面では、 V-ing / Vpp / (Being + 形) を使って短く言い換えられます。 主語が違うなら with + O + C を使って別主語の状態を添えます。

分詞構文(基本)接続詞なし・文頭に配置 主節(メイン)
接続詞 主語 分詞 目的語など 文(メイン)
(省略) (省略) Listening to music, he walked home.
with構文(別主語の状態)O + C で状況提示 主節(メイン)
前置詞 O(対象) C(補語/分詞) 補足 文(メイン)
With the TV on (状態) he studied.
副詞節(ふつうの文)同時進行を明示 主節(メイン)
接続詞 主語 動詞 目的語など 文(メイン)
While he was listening to music, he walked home.
和訳
Listening to music, he walked home.
(彼は音楽を聴きながら歩いて帰った。)
With the TV on, he studied.
(彼はテレビをつけたまま勉強した。)
While he was listening to music, he walked home.
(彼は音楽を聴いている間、歩いて帰った。)
Listening to music, he walked home.
(彼は音楽を聴きながら歩いて帰った。)
With the TV on, he studied.
(彼はテレビをつけたまま勉強した。)
While he was listening to music, he walked home.
(彼は音楽を聴いている間、歩いて帰った。)

クイック早見:付帯状況の合図と型(V-ing / Vpp / (Being)+形 / with + O + C)

同時進行:V-ing, S + V ... 状態提示:Vpp, S + V ... 形容詞:(Being)+形, S + V ... 別主語の状態:with + O + C 文中挿入:S, V-ing/Vpp/形, V ... 否定:Not + V-ing, S + V ...
合図 日本語の感覚 ミニ例(訳→音声)
同時進行 V-ing, S + V ... 〜しながら/〜しつつ(メイン動作の背景) Walking to school, he listened to music.
(彼は歩きながら音楽を聴いた。)
状態(Vpp) Vpp, S + V ... 〜されたまま/〜の状態で Lost in thought, he missed his stop.
考え事をしたまま、彼は降りる駅を通り過ぎた。)
形容詞 (Being)+形, S + V ... 〜な様子で/〜のまま (Being) calm and focused, she finished the task.
落ち着いて集中したまま、彼女は作業を終えた。)
with構文 with + O + C 別主語の状態を添える(O = 名詞、C = 形/V-ing/Vpp など) With the window open, we enjoyed the breeze.
(窓を開けたまま、私たちは風を楽しんだ。)
文中挿入 S, V-ing/Vpp/形, V ... メインの途中で様子を一言 He walked, humming softly, to the station.
(彼は鼻歌を歌いながら駅へ歩いた。)
否定 Not + V-ing, S + V ... 〜せずに/〜しないで(背景として) Not knowing the rule, she made a mistake.
(その規則を知らずに、彼女はミスをした。)
並列 V-ing / Vpp を並列 姿勢+動作などを同時に描写 She sat, legs crossed, reading a book.
(彼女は足を組み本を読みながら座っていた。)
恋愛 V-ing, S + V ... 手をつなぐ・寄り添う等の情景を添える Holding hands, they walked in silence.
(二人は手をつないだまま、黙って歩いた。)

💬 例文で感覚をつかもう!(付帯状況の描写 + 副詞節への書き換え)

同時進行 V-ing, S + V ...

Walking to school, he listened to music.

(彼は学校へ歩きながら音楽を聴いた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While he was walking to school, he listened to music.

(彼は学校へ歩いている間、音楽を聴いた。)

語注:listen to「〜を聴く」/while は「〜している間」。

ポイント:V-ing同時進行の背景を短く添える形。

状態(Vpp) Vpp, S + V ...

Lost in thought, he missed his stop.

考え事をしたまま、彼は降りる駅を通り過ぎた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While he was lost in thought, he missed his stop.

(彼は考え事をしている間、降りる駅を乗り過ごした。)

語注:lost(過去分詞)「(思考に)没頭した」/miss one’s stop「駅を乗り過ごす」。

ポイント:Vpp状態を前置きして描写。

形容詞 (Being) + 形, S + V ...

(Being) quiet, they listened carefully.

(彼らは静かに注意して聞いた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While they were quiet, they listened carefully.

(彼らは静かにしている間、注意して聞いた。)

語注:carefully「注意深く」。Being はしばしば省略可。

ポイント:様子(形容詞)で背景を短く提示。

with構文 with + O + C

With the window open, we enjoyed the breeze.

(窓を開けたまま、私たちは風を楽しんだ。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While the window was open, we enjoyed the breeze.

(窓が開いている間、私たちは風を楽しんだ。)

語注:breeze「そよ風」。O=the window、C=open(状態)。

ポイント:with + O + C別主語の状態を足す。

文中挿入 S, V-ing/Vpp/形, V ...

He walked, humming softly, to the station.

(彼は小さく鼻歌を歌いながら駅へ歩いた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While he was humming softly, he walked to the station.

(彼は小さく鼻歌を歌っている間、駅へ歩いた。)

語注:hum「鼻歌を歌う」/softly「小さく」。

ポイント:文中挿入は両側をカンマで挟む。

否定 Not + V-ing, S + V ...

Not knowing the rule, she asked the teacher.

(その規則を知らなかったので、彼女は先生に質問した。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

Since she did not know the rule, she asked the teacher.

(その規則を知らなかったので、彼女は先生に質問した。)

語注:since/because は「〜なので」。

ポイント:Not + V-ing理由としても自然。

並列 V-ing / Vpp を並列

She sat, legs crossed, reading a book.

(彼女は足を組み本を読みながら座っていた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While she was reading a book, she sat with her legs crossed.

(彼女は本を読んでいる間足を組んで座っていた。)

語注:legs crossed=「足を組んで」の状態表現。

ポイント:状態は with + O + C に置き換えるとフル文にしやすい。

恋愛 V-ing, S + V ...

Holding hands, they walked along the beach.

(二人は手をつないだまま、海辺を歩いた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While they were holding hands, they walked along the beach.

(二人は手をつないでいる間、海辺を歩いた。)

語注:hold hands「手をつなぐ」/along「〜に沿って」。

ポイント:感情シーンは仕草(V-ing)で温度感アップ。

ビジネス with + O + C

With the deadline near, the team worked late.

締め切りが近い状況で、チームは遅くまで働いた。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

As the deadline was near, the team worked late.

締め切りが近かったので、チームは遅くまで働いた。)

語注:as/since は「〜なので」。

ポイント:with + 名 + 形 の状態提示は、副詞節では as/when/while + S + be + 形 へ。

学校 V-ing, S + V ...

Carrying a heavy bag, he climbed the stairs.

(彼は重いカバンを持ったまま階段を上った。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

While he was carrying a heavy bag, he climbed the stairs.

(彼は重いカバンを持っている間、階段を上った。)

語注:stairs「階段」/carry「持つ/運ぶ」。

ポイント:while + 進行形同時進行が明確。

3-5 FAQ:付帯状況(「〜したまま/〜しつつ」を添える)

合図 V-ing / Vpp / (Being)+形with + O + C の使い分け・カンマ位置・主語一致のコツをすっきり整理。

主文の動作に様子・姿勢・状態を“背景情報”として短く添える表現。長い副詞節を V-ing / Vpp / (Being)+形 に圧縮し、読みやすく洗練された文にします。

He left, smiling.
(彼は笑いながら立ち去った。)

イメージ:主節=主役分詞部=写真の背景

  • V-ing同時進行・動作の様子(〜しながら)
  • Vpp状態・受け身的な様子(〜されたまま)
  • (Being)+形形容詞で様子(〜な状態で)※Beingは省略可
Walking fast, he caught the bus.
(彼は早歩きしながらバスに間に合った。)
Surprised, she couldn’t speak.
(彼女は驚いたまま、声が出なかった。)
(Being) quiet, they listened.
(彼らは静かに耳を傾けた。)

分詞部の意味上の主語が主節と違うなら with + O + C を使います。 Cには 形容詞 / 前置詞句 / V-ing / Vpp などが置けます。

He studied, with the TV on.
(彼はテレビをつけたまま勉強した。)

  • 文頭V-ing/Vpp/形, S + V ...(分詞部のあとにカンマ)
  • 文中挿入S, V-ing/Vpp/形, V ...(両側をカンマ)
Humming softly, he walked to the station.
(彼は小さく鼻歌を歌いながら駅へ歩いた。)
He walked, humming softly, to the station.
(同上。文中に挿入してもOK。)

Not + V-ing, S + V ... で「〜せずに/〜しないで」を背景にできます。

Not knowing the rule, she asked the teacher.
(その規則を知らなかったので、彼女は先生に質問した。)

長い修飾が多い誤解の余地があるなら副詞節へ戻すのが安全。

While he was walking home after practice, he called me.
(部活の後家へ歩いている間、彼は私に電話した。)

可能です。ただし読みやすさ優先で2つ程度までが無難。

She sat, legs crossed, reading a book.
(彼女は足を組み本を読みながら座っていた。)

  • 主語一致(分詞の意味上の主語=主節の主語)
  • 時間関係(同時ならV-ing、状態ならVpp
  • カンマ位置(文頭は1つ、文中挿入は両側)
While he was listening to music, he walked home.
Listening to music, he walked home.

会話でも文でも使えます。with + O + C は説明的でやや書き言葉寄り、V-ingは口語でも自然。

Holding a cup, he smiled.
(彼はカップを持ったまま微笑んだ。)

分詞部の後や文中挿入のカンマで軽く区切る。主節の内容を少し強めに読むと伝わりやすい。

Humming softly, | he walked to the station.
| は軽いポーズの目安。)

4. 分詞構文を含む慣用表現 — 主語明示なしでも自然に伝わる定番フレーズ

分詞構文の主語と主節の主語が一致しなくても、慣用的に主語を明示しない決まり表現があります。
文頭で 「全体へのコメント/話題転換/判断の根拠/条件の提示/譲歩」を手短に添えるのがコツ。

Lesson 043 / Section 4

このセクションでできるようになること

  • Judging from ~:根拠を先出しして結論へ
  • Generally speaking:一般論を滑らかに提示
  • Speaking of ~:話題の橋渡しを自然に
  • Taking ~ into consideration:条件・制約を前置き
  • Granted (that) ~:譲歩(〜は認めるとして)を簡潔に

4-1. judging from ~(~から判断すると) — 根拠を先に添えて、結論をスムーズに

Judging from ~ は 「〜から判断すると」の意味。
文頭に置いて根拠を先に出し、カンマで主文につなげます。

Lesson 043 / Section 4-1

型(パターン)と使い分け

情報源から判断:
Judging from A, S + V ...
A=天気・数字・資料・状況 など
例)Judging from the sales, it’s a hit.
手がかりから判断:
Judging by A, S + V ...
A=表情・声・におい・動き など
例)Judging by her face, she’s upset.

🧱 型(パターン)と日本語の感覚

日本語の感覚短い例(🔊)
Judging from A, S + V ... 資料・状況Aから判断すると Judging from the clouds, it will rain.
Judging by A, S + V ... 表情・反応Aからすると Judging by her face, she is upset.
判断の根拠 from=情報源

Judging from the clouds, it will rain.

(雲の様子から判断すると、雨が降りそうだ。)

書き換え:副詞節(ふつうの文)

As we can judge from the clouds, it will rain.

(雲から判断できるように、雨になりそうだ。)

語注:clouds=雲/judge=判断する

ポイント:文頭+カンマで根拠→結論の順に。

学校 from=データ

Judging from his score, he studied hard.

(彼の点数からすると、よく勉強したのだろう。)

書き換え

From his score, we can tell he studied hard.

(点数から、彼がよく勉強したと分かる。)

語注:score=点数/tell=分かる・判断できる

感情 by=手がかり

Judging by her face, she’s upset.

(彼女の表情からすると、取り乱している/怒っている感じだ。)

書き換え

From her face, I can tell she’s upset.

(彼女の表情から、取り乱しているのが分かる。)

語注:upset=感情が乱れている(怒り・悲しみ・不安 など)

日常 from=状況

Judging from the long line, the café is popular.

(長い行列からすると、そのカフェは人気だ。)

書き換え

Because there’s a long line, the café seems popular.

(行列があるので、そのカフェは人気があるようだ。)

語注:line=行列/seem=〜のように見える

ビジネス from=数字

Judging from the sales, it’s a hit.

(売上から判断すると、それはヒット商品だ。)

書き換え

As we can judge from the sales, it’s a hit.

(売上から判断できるように、ヒットだ。)

語注:sales=売上/hit=大人気の物

学習 by=手がかり

Judging by your writing, your English has improved.

(あなたの文章からすると、英語が上達している。)

書き換え

From your writing, I can tell your English has improved.

(あなたの文章から、英語が上達したと分かる。)

語注:improve=上達する

気配 by=音

Judging by the sound, someone is upstairs.

(音からすると、誰かが2階にいる。)

書き換え

From the sound, we can tell someone is upstairs.

(音から、誰かが2階にいると分かる。)

語注:upstairs=上の階に

観察 from=観測

Judging from its shadow, the tree is tall.

(影の長さからすると、その木は高い。)

書き換え

As we can judge from its shadow, the tree is tall.

(影から判断できるように、その木は高い。)

語注:shadow=影/tall=背が高い

生活 by=におい

Judging by the smell, the milk has gone bad.

(においからすると、その牛乳は傷んでいる。)

書き換え

From the smell, we can tell the milk has gone bad.

(においから、牛乳が傷んだと分かる。)

語注:go bad=腐る・傷む

スポーツ by=様子

Judging by his speed, he’ll win the race.

(スピードからすると、彼はレースに勝ちそうだ。)

書き換え

From his speed, I think he’ll win the race.

(スピードから、彼は勝つと思う。)

語注:race=レース/win=勝つ

恋愛 by=反応

Judging by the way she smiles at you, she likes you.

(彼女のあなたへの笑い方からすると、あなたを好いているよ。)

書き換え

From the way she smiles at you, I think she likes you.

(笑い方から、彼女はあなたのことが好きだと思う。)

語注:the way S V=SがVする様子/like=好きである

注意 from=情報が少ない

Judging from this photo alone, we can’t be sure.

(この写真だけで判断すると、はっきりとは言えない。)

書き換え

Because we have only this photo, we can’t be sure.

(この写真しかないので、断言はできない。)

語注:alone=単独で/be sure=確信している

4-1 FAQ — Judging from ~(よくある質問)

文頭で「〜から判断すると」を手短に添える便利表現。中学生向けに、使い方と語注をコンパクトに整理しました。

🧱 テンプレ

Judging from + 根拠, 〈結論〉.

Judging from her smile, she is happy.

彼女の笑顔から判断すると、うれしそうだ。)

語注:judge=判断する / from=〜から(情報源) / smile=笑顔

意味はほぼ同じですが、ニュアンスが少し違います。

  • Judging from A … Aを情報源として判断
  • Judging by A … Aという手がかり・基準で判断

Judging by his accent, he is from Osaka.

話し方からすると、彼は大阪出身だ。)

語注:accent=なまり / be from=〜の出身

基本は文頭に置き、カンマで主文につなぎます。

Judging from the clouds, it will rain.

雲から判断すると、雨が降りそう。)

📌 文中挿入も可能ですが、読みやすさは文頭が◎。

Judging from ~ は「話し手の判断」を示す慣用表現主節の主語と一致しなくてもOKです。

✅ OK:

Judging from his face, we should help him.

(彼の表情からすると、私たちは助けるべき。)

✅ OK(主語が物でも可):

Judging from sales, the product needs a redesign.

(売上から判断すると、その製品は再設計が必要だ。)

💡 根拠は短く・具体的にすると伝わりやすい。

中立〜やや口語。学校の作文・スピーチでも自然です。

  • よりフォーマル:Based on data, ...
  • やわらかめ:From what I see, ...

語注:based on=〜に基づいて / what I see=私が見るところでは

OK!「〜ということ」も根拠にできます。

Judging from what he said, it is true.

彼の発言からすると、それは本当だ。)

Judging from how she looks, she didn’t sleep well.

彼女の様子からすると、よく眠れていない。)

4-2. Generally speaking 一般的に言えば — 一般論の前置きで断定をやわらげる

Generally speaking, は「おおむね/全体として」を示す定番の前置き句文頭+カンマで主文へつなぐのが基本です。断定をやわらげ、客観トーンで話を始められます。 言い換え:in general / on the whole / broadly speaking

型:Generally speaking, S + V ... 位置:文頭+カンマ 役割:総論・客観・前置き
Lesson 043 / Section 4-2

型(パターン)と使い分け

総論の前置き(基本形):
Generally speaking, S + V ...
断定をやわらげ、客観トーンで話を始める。
例)Generally speaking, electric cars are quiet.
範囲を限定して一般化:
Generally speaking, in 地域/分野/時期, S + V ...
過度な一般化を避け、対象を明示して丁寧に。
例)Generally speaking, in Japan, trains are punctual.

🧱 型(パターン)と日本語の感覚

日本語の感覚 短い例(🔊)
Generally speaking, S + V ... 一般的に言えば)全体としての傾向をやわらかく前置き Generally speaking, cats are quiet.
In general, S + V ... 言い換え(全体として In general, exercise is good.
On the whole, S + V ... 言い換え(おおむね)少し書き言葉 On the whole, trains are punctual here.
As a rule, S + V ... 言い換え(たいていは/ならわしとして As a rule, we start at nine.
一般論 文頭+カンマ

Generally speaking, electric cars are quiet.

一般的に言えば、電気自動車は静かだ。)

言い換え

In general, electric cars are quiet.

語注:electric=電気の/ quiet=静かな

ポイント:総論→具体例の流れを作る前置き。直後に「なぜ?」や例を足すと説得力UP。

一般論+範囲限定 地域を明示

Generally speaking, in Japan, trains are punctual.

(一般的に言えば、日本では電車は時間に正確だ。)

言い換え

On the whole, trains in Japan are punctual.

語注:punctual=時間に正確な

ポイント:範囲のひとこと(in Japan / at school / these days など)を入れると誤解が減る。

学校 学習のコツ

Generally speaking, homework helps us review.

(一般的に言えば、宿題は復習に役立つ。)

別表現In general / As a rule

語注:review=復習する

ポイント:断定を弱めるクッションとして使える(聞き手の抵抗感を下げる)。

健康 例外に注意

Generally speaking, exercise is good for your health.

(一般的に言えば、運動は健康に良い。)

語注:exercise=運動/health=健康

科学 一般化の言い出し

Generally speaking, water freezes at 0°C.

(一般的に言えば、水は0℃で凍る。)

言い換えIn general, water freezes at 0°C.

語注:freeze=凍る/degrees Celsius=摂氏℃

ポイント:正確さが必要なら「条件」(気圧など)を足すと◎。

ビジネス 仕事のコツ

Generally speaking, clear emails save time.

(一般的に言えば、わかりやすいメールは時間を節約する。)

別表現On the whole / In general

語注:clear=はっきりした/save time=時間を節約する

ポイント:言い切りを弱めて提案したい時のクッションに最適。

恋愛 定番

Generally speaking, love grows when we communicate honestly.

(一般的に言えば、私たちが正直に話し合うと、愛は深まる。)

語注:grow=育つ・深まる/ communicate=やり取りする/ honestly=正直に

ポイント:when節で条件を足すと、一般論がより伝わる。

社会 傾向

Generally speaking, people live longer than before.

(一般的に言えば、人々は昔より長く生きるようになっている。)

言い換えIn general / On the whole

語注:longer=より長く(long の比較級)

ポイント:数字(平均寿命など)を後ろに足すと、根拠のある一般論になる。

4-2 FAQ:generally speaking(一般的に言えば)

Generally speaking, S + V ... 位置文頭+カンマ 役割総論の前置き(断定をやわらげる)

Generally speaking, は「一般的に言えば」という前置きの決まり表現。 意見の言い出しで断定を弱め、聞き手に「これは総論だよ」と伝えます。

Generally speaking, cats are quiet.
(一般的に言えば、猫は静かだ。)

語注:generally=一般的に/speaking=話すという観点で

基本は文頭+カンマ。そのあとに主文を続けます。

Generally speaking, people need sleep.
(一般的に言えば、人は睡眠が必要だ。)

言い換え In general, S + V ...
=全体として。口語でも文でも自然。
例)In general, exercise is good.
やや書き言葉 On the whole, S + V ...
=おおむね。レポートや説明で◎。
例)On the whole, classes start on time.
ほかに As a rule(たいていは)、Broadly speaking(大づかみに言えば)も近い表現。

「どこで/だれにとって/いつ」を先に示すと丁寧。

Generally speaking, in Japan, trains are punctual.
(一般的に言えば、日本では電車は時間に正確だ。)

語注:punctual=時間に正確な

会話でも文章でもOK。Generally speaking はやや説明的なので、言い過ぎ回避のクッションとして効果的。

Generally speaking, clear emails save time.
(一般的に言えば、分かりやすいメールは時間を節約する。)

文中使用は不自然になりがち。副詞の generally を主語の後ろに置くと自然。

People generally sleep about seven hours.
(人はふつう約7時間眠る。)

Generally speaking
=一般論の前置き(総論)。
例)Generally speaking, kids need exercise.
Speaking of 〜
=話題転換「〜と言えば」。
例)Speaking of kids, how is your son?

ポイント:役割が違うので置き換え不可。

一般論の直後に例・理由・数字を添えると説得力が増します。

Generally speaking, online lessons are useful. For example, you can learn anytime.
(一般的に言えば、オンライン授業は便利だ。例えば、いつでも学べる。)

speakingV-ing 形の独立した前置き句のように働く慣用表現。 主節の主語と一致させる必要はありません(一般に言えば〜という全体コメントだから)。

  • 導入Generally speaking, ... で総論→次文で理由・例。
  • 言い過ぎ回避often / usually / in many cases を足す。
  • 範囲を限定in Japan / for teenagers / these days など。
Generally speaking, reading helps us learn. In many cases, it builds vocabulary.
(一般的に言えば、読書は学びに役立つ。多くの場合、語彙力が伸びる。)

4-3. Speaking of ~ 〜と言えば — 話題の橋渡しを自然にする前置き

Speaking of + 話題 は、さっき出た話題に乗って関連トピックへ軽く移るための表現です。 基本は Speaking of + 名詞/代名詞/動名詞, S + V ... の形で、文頭に置いてカンマで主文へつなぎます。 似た表現に By the way(ところで:話題の関連が弱め)や Speaking of which(今の話で思い出したけど)があります。

Lesson 043 / Section 4-3

型(パターン)と使い分け

関連づけ:さっきの話題に乗る
Speaking of topic, S + V ...
topic=今出たもの(人・物・テーマ)。
例)Speaking of homework, how was your math test?
語注:speaking of=「〜と言えば」/ topic=話題
近い表現との違い
By the way:関連が弱い「ところで」
Speaking of which:今の話から連想
例)By the way, did you finish the report?
例)Speaking of which, I need to email Ms. Tanaka.

🧱 型(パターン)と日本語の感覚

日本語の感覚 短い例(🔊)
Speaking of N, S + V ... さっき出た話題と言えば…(関連トピへ橋渡し) Speaking of homework, how was the test?
Speaking of which, S + V ... (今の話で思い出したけど)それで言うと Speaking of which, I need to call him.
By the way, S + V ... ところで(関連が弱い話題転換) By the way, do you have time?
話題の橋渡し 学校

Speaking of homework, how was your math test?

宿題と言えば、数学のテストはどうだった?)

語注:homework=宿題/test=テスト

ポイント:直前に「宿題」の話が出ていた想定。関連があるから自然に話題がつながる。

提案 食べ物

Speaking of lunch, shall we try the new sandwich shop?

ランチと言えば、新しいサンドイッチ店に行ってみない?)

語注:shall we ~?=「〜しようか?」(提案)

ポイント:Speaking of + 話題提案・質問の流れが作りやすい。

恋愛 定番

Speaking of love, saying thank you really matters.

愛と言えばありがとうと言うことは本当に大切だ。)

語注:matter=重要である/saying thank you=「ありがとう」と言うこと

ポイント:一般的な教訓へ自然につなげられる表現。

質問 テクノロジー

Speaking of apps, do you use LINE?

アプリといえば、LINE使ってる?)

語注:app(s)=アプリ

ポイント:固有名詞(LINEなど)は背景色で目立たせると記憶に残る。

会話のつなぎ スポーツ

Speaking of soccer, did you watch the game last night?

サッカーと言えば、昨夜の試合見た?)

語注:watch=(動くものを)見る/last night=昨夜

ポイント:時表現(last night / this morning)で具体性UP。

質問

Speaking of Kyoto, have you tried matcha ice cream?

京都といえば、抹茶アイス食べた?)

語注:try=試す/matcha=抹茶

ポイント:Have you tried ~?体験を聞く定番の現在完了。

助言 お金

Speaking of money, we should save a little each month.

お金と言えば、毎月少しは貯金したほうがいいね。)

語注:save=貯める/each month=毎月

ポイント:助言(should)につなげるのも自然。

関連想起 which=今の話

She bought a new bike. Speaking of which, where is the pump?

(彼女は新しい自転車を買った。それで言うと、空気入れはどこ?)

語注:which=今話した内容/pump=空気入れ

ポイント:直前の文を受けるなら Speaking of which が自然。

違い 関連弱

By the way, can you help me with my project?

ところで、私の課題を手伝ってくれる?)

語注:project=課題・プロジェクト

ポイント:前の話題と関係が薄いなら By the way を選ぶ。

言い換え ニュアンス近い

As for games, I like puzzle ones.
When it comes to games, I like puzzle ones.

ゲームと言えば、パズル系が好きだ。)

語注:As for ~=〜に関しては/When it comes to ~=〜の話になると

ポイント:やや説明的。Speaking of ~ より広く話題を切り出す感じ。

4-3 FAQ:speaking of ~(〜と言えば)

Speaking of + 名詞/代名詞/動名詞, S + V ... 位置文頭+カンマ 役割直前の話題から関連トピックへ橋渡し

Speaking of ~ は「〜と言えば」という話題の橋渡しの表現。直前に出た話題から、関連する別の話題へ自然に移るときに使います。

Speaking of exams, are you ready?
テストと言えば、準備はできてる?)

語注:speaking of=〜と言えば/exam=試験

基本は文頭+カンマ。その後にメインの文(主文)を続けます。

Speaking of music, I love piano.
音楽と言えば、ピアノが大好き。)

Speaking of ~
=直前の話題と関連ありの橋渡し。
例)Speaking of soccer, did you watch the game?
By the way / Speaking of which
By the way=関連が弱い「ところで」。
Speaking of which=今の話から連想して思い出したとき。
例)By the way, can you help me?
例)Speaking of which, I need to email her.

ポイント:Speaking of ~ は必ず関連づけて使うこと。

名詞・代名詞・動名詞(V-ing)が置けます。

Speaking of her, she called me.
彼女と言えば、彼女から電話があった。)
Speaking of studying, let’s make a plan.
勉強と言えば、計画を立てよう。)

語注:studying=勉強すること(動名詞)

前の話題とのつながりが弱いと不自然。そんな時は By the way が安全。

By the way, do you have a minute?
ところで、少し時間ある?)

Speaking of ~会話でとても自然。文章で使うなら軽めの文体に合います。フォーマル文書なら Regarding ~ / As for ~ などへ。

Regarding the schedule, we will inform you later.
予定に関しては後ほどお知らせします。)

speaking about と言いたくなりますが、会話の橋渡しにはふつう使いません。Speaking of ~ を覚えよう。

  • Speaking は文頭なので大文字S。
  • Speaking of ~ の直後にカンマ
Speaking of club activities, let’s practice more.
部活と言えば、もっと練習しよう。)

質問へ
Speaking of movies, which do you like?
(映画と言えば、どれが好き?)
提案へ
Speaking of lunch, shall we go now?
(ランチと言えば、今行かない?)
情報共有へ
Speaking of homework, the deadline is Friday.
(宿題と言えば、締切は金曜日だよ。)

ポイント:橋渡し → 目的(質問/提案/共有)の2ステップを意識!

  • 会話文で話題転換を自然にするために使う。
  • エッセイではカジュアル寄り。フォーマルにするなら Regarding ~ / As for ~
  • 関連があるかを常にチェック(採点者は論理のつながりを見ています)。
We talked about health. Speaking of which, walking is easy and useful.
(健康の話をしたね。それで言うと、歩くのは手軽で役立つ。)

4-4. Taking ~ into consideration 〜を考慮に入れると — 条件・制約を先に示して、結論をわかりやすく

Taking + 要因 + into consideration は、判断の根拠や制約を文頭で“前置き”してから結論に続ける言い方です。 ビジネスや説明文でよく使われ、Taking A into consideration, S + V ...Taking A into account, S + V ... と言い換えできます。 より簡潔に Considering A, ...、書き言葉寄りなら In light of A, ... もOK。

Lesson 043 / Section 4-4

型(パターン)と使い分け

基本:根拠・制約を前置き
Taking A into consideration, S + V ...
= Aを考慮に入れると、…という結論になる。
例)Taking the budget into consideration, we canceled the plan.
語注:budget=予算/ consideration=考慮
言い換えでトーン調整
Taking A into account, S + V ... (=consideration と同義)
Considering A, S + V ... (簡潔・口語でもOK)
In light of A, S + V ... (書き言葉寄り・ややフォーマル)
例)Considering the weather, the game was postponed.
語注:in light of=〜を踏まえると/ postpone=延期する

🧱 型(パターン)と日本語の感覚

日本語の感覚短い例(🔊)
Taking A into consideration, S + V ... Aを考慮に入れると、…という結論 Taking the budget into consideration, we will wait.
S + V ..., taking A into consideration. 文末に置いて「ついで情報」に We will wait, taking the budget into consideration.
ビジネス 予算

Taking the budget into consideration, we decided to wait.

予算を考慮に入れると、待つことに決めた。)

語注:budget=予算 / decide=決める

ポイント:理由→結論の順で、聞き手が理解しやすい。

学校 締切

Taking the deadline into consideration, let's start today.

締切を考えると、今日から始めよう。)

語注:deadline=締切

ポイント:let’s行動の号令に自然につなげる。

スポーツ 天候

Taking the weather into consideration, the game was postponed.

天候を考慮に入れると、試合は延期された。)

語注:postpone=延期する

ポイント:受動態でもOK(was postponed)。

安全 大雨

Taking the heavy rain into consideration, we canceled the event.

大雨を考慮に入れて、イベントを中止した。)

語注:heavy=激しい/cancel=中止する

ポイント:安全を理由にする実務的な言い回し。

評価 年齢

Taking his age into consideration, he did well.

彼の年齢を考慮すると、よくやったと言える。)

語注:age=年齢

ポイント:主語一致(評価する主体=後ろの主語)を守る。

恋愛 気持ち

Taking her feelings into consideration, he apologized gently.

彼女の気持ちを考慮して、彼はやさしく謝った。)

語注:feelings=気持ち/ gently=やさしく

ポイント:Taking + 人の立場/気持ち思いやりを表現。

テクノロジー 節電

Taking the low battery into consideration, we should turn off Wi-Fi.

電池残量が少ないことを考慮すると、Wi-Fiを切るべきだ。)

語注:battery=電池/ turn off=切る

ポイント:助言(should)とも相性◎。

移動 渋滞

Taking the traffic into consideration, we will take the train.

渋滞を考慮すると、電車で行くことにする。)

語注:traffic=交通(渋滞)

ポイント:手段の選択を合理的に示せる。

健康 体調

Taking your cold into consideration, you should rest.

風邪のことを考えると、休むべきだ。)

語注:cold=風邪

ポイント:助言の前置きでトゲが減る。

家計 貯金

Taking our savings into consideration, we can’t buy it now.

貯金を考慮すると、今はそれを買えない。)

語注:savings=貯金

ポイント:can’t現実的判断を表現。

環境 騒音

Taking the noise level into consideration, let’s move to a quiet room.

騒音を考えると、静かな部屋へ移ろう。)

語注:noise=騒音/quiet=静かな

ポイント:提案(let’s)をやわらかく導入。

学校 試験

Taking the level of the exam into consideration, the teacher gave extra time.

試験の難易度を考慮して、先生は時間を追加した。)

語注:level=レベル/ extra=追加の

ポイント:配慮を表す実用的コロケーション。

4-4 FAQ:taking ~ into consideration(〜を考慮に入れると)

Taking A into consideration, S + V ... 言い換え ... into accountConsidering A, ...In light of A, ... 位置文頭+カンマ

Taking A into consideration は「Aを考慮に入れると」という理由や条件の前置きです。先に根拠を言ってから結論へ進むので、話がわかりやすくなります。

Taking the budget into consideration, we will wait.
予算を考慮に入れると、私たちは様子を見ることにする。)

語注:budget=予算/consideration=考慮

... into consideration / ... into account
ほぼ同義。ややフォーマル。ビジネス文でも◎。
例)Taking his age into account, he did well.
Considering ~ / In light of ~
Considering=簡潔で中立。In light of=書き言葉寄り。
例)Considering the weather, the game was postponed.

ポイント:場面に合わせて言い換えできると表現力UP!

基本は文頭+カンマ。「理由→結論」の順に。

Taking the deadline into consideration, we started today.
締切を考えると、今日から始めた。)

考慮する主体は、後ろの主文の主語と一致させるのが原則。

✅ 自然:Taking the cost into account, we changed the plan.
⚠️ 不自然:Taking the cost into account, the plan was changed.

はい、できます。テストでは両方向の書き換えを練習しよう。

分詞構文 → 副詞節:
Considering the weather, the game was postponed.
Because the weather was bad, the game was postponed.

  • Taking A into consideration / account:ややフォーマル、説明文・ビジネスで◎
  • Considering A:中立・簡潔(日常会話〜文章)
  • In light of A:書き言葉寄り(お知らせ文・レポート)
例)In light of your feedback, we changed the plan.

Without taking A into account で「Aを考慮に入れずに」。Given A で「Aを考えると(前提として)」。

例)Without taking cost into account, we can’t decide.
(費用を考慮せずに、決めることはできない。)
例)Given the time, we should hurry.
(時間を考えると、急ぐべきだ。)

ポイント:Given短くキリッと前提を示すときに便利。

budget 予算 deadline 締切 weather 天候 age 年齢 safety 安全 feedback フィードバック circumstances 状況
例)Taking safety into consideration, we canceled the event.

分詞句のあとで軽く区切る(カンマの位置で息を整える)。主文の結論部分を少し強めに。

Taking the budget into consideration, | we will wait.

  • 理由→結論」の論理を意識しよう。
  • 主語一致(判断主体=主文の主語)。迷ったら Because/Since に戻す。
  • 言い換え(consideration/account/Considering/In light of)で表現の幅を持たせる。
Because the deadline is near, we started today.
Taking the deadline into account, we started today.

4-5. Granted (that) ~ 〜は認めるとして — 先に「認めた上で」反対・本論につなぐ

Granted (that) + 事実, S + V ... は、まず相手の主張や事実を 「それは確かに(認める)」と前置きしてから、でも…と自分の結論を述べる言い方です。 Granted (that) S + V, ...that 省略可)/ Granted, ...(独立句)と短くも言えます。より平易なら Even though / Even if、書き言葉寄りなら WhileAdmittedly, ... も近い働きです。

Lesson 043 / Section 4-5

型(パターン)と使い分け

基本:譲歩を先に出してから本論
Granted (that) 事実, S + V ...
Granted, S + V ...
=「〜は認めるとして、…」
例)Granted (that) the plan is risky, we still want to try.
語注:granted=(前置きで)確かに/認めるとして/ risky=危険がある
言い換えでトーン調整
Even though S + V, S' + V ... (会話でも自然)
While S + V, S' + V ... (書き言葉寄り)
Admittedly, S + V ... (「確かに」=副詞での譲歩)
例)Admittedly, the task is hard, but we can finish it.

🧱 型(パターン)と日本語の感覚

日本語の感覚短い例(🔊)
Granted (that) S + V, S' + V ... 〜は認めるとして、…(でも〜)」=譲歩→本論 Granted (that) the plan is risky, we still want to try.
Granted, S + V ... 独立句で短く「確かに」→ でも … Granted, the test was hard, but you did your best.
ビジネス リスク

Granted (that) the plan is risky, we still want to try.

(その計画が危険だということは認めるとして、それでも挑戦したい。)

語注:risky=危険がある/still=それでも

ポイント:Granted (that)譲歩の合図。後半で自分の主張をはっきり。

学校 テスト

Granted, the test was hard, but you did your best.

確かにテストは難しかった。でも、あなたは全力を尽くしたよ。)

語注:do one’s best=最善を尽くす

ポイント:Granted, ... but ... の型でねぎらい前向きな結論へ。

家計 物価

Granted (that) prices are high, we need to save more.

物価が高いのは確かだとしても、もっと貯金する必要がある。)

語注:save=貯金する/節約する

ポイント:課題→対策の流れが自然に作れる。

学校 遅刻

Granted, I was late, but I called the teacher right away.

確かに遅れた。でも、すぐに先生に電話した。)

語注:right away=すぐに

ポイント:Granted, + 事実butフォローを提示。

評価 年齢

Granted (that) he is young, he is very talented.

彼が若いのは認めるとしても、とても才能がある。)

語注:talented=才能がある

ポイント:逆接で評価を上げる時に便利。

恋愛 感情と現実

Granted, I love you, but we need to talk calmly.

確かにあなたを愛している。でも、落ち着いて話す必要がある。)

語注:calmly=落ち着いて

ポイント:感情を認めてから、建設的な提案へ。

スポーツ 天候

Granted (that) the weather is bad, the match will go on.

天気が悪いのは確かだとしても、試合は続行する。)

語注:go on=続行する

ポイント:Granted (that)that省略もOK:Granted the weather is bad, ...

学習 モチベ

Granted, English is difficult, but it gets fun when you see progress.

確かに英語は難しい。でも、成長が見えると楽しくなる。)

語注:progress=上達/進歩

ポイント:前半を受け止め、後半で希望を示す定番型。

努力 時間

Granted (that) it takes time, practice will pay off.

時間がかかるのは確かだとしても、練習は必ず実を結ぶ。)

語注:pay off=(努力が)報われる

ポイント:it takes time は学習の鉄板フレーズ。

レビュー 品質

Granted, the price is high, but the quality is excellent.

確かに値段は高い。でも、品質はとても良い。)

語注:excellent=非常に優れた

ポイント:Granted, A, but B はレビュー文でも自然。

4-5 FAQ:Granted (that) ~(〜は認めるとして)

基本型 Granted (that) S + V, S' + V ...Granted, S + V ... 位置文頭+カンマで「譲歩 → 本論」

Granted (that) ~ は「〜は認めるとして…」の意味。先に相手の主張や事実を認め、その上で自分の意見を述べると、角が立ちにくくなります。

例)Granted (that) the plan is risky, we still want to try.
(その計画が危険なのは認めるとして、それでも挑戦したい。)

語注:risky=危険がある/still=それでも

  • Granted (that) + S + V, ...that省略可
  • Granted, ...:後ろが独立した文。短く「確かに」のニュアンス。
例)Granted, the test was hard, but you did your best.

基本は文頭+カンマ。譲歩(認める点)→ 本論(自分の主張)の順で読みやすくします。

Granted (that) prices are high, we need to save more.
(値段が高いのは認めるとして、もっと節約する必要がある。)

会話で自然
Even though / Although S + V, S' + V ...
例)Even though it’s hard, we’ll keep going.
書き言葉寄り・副詞
While S + V, S' + V ... / Admittedly, S + V ...
例)Admittedly, the task is tough, but we can do it.

ポイント:Granted はややフォーマル寄り。「丁寧に認めてから主張」したい場面で◎。

Granting (that) も「〜だと認めれば」の意味ですが、今はやや古め・硬め。まずは Granted (that) を覚えればOK。

例)Granting that he is young, he did an excellent job.

  • 後半の主張をはっきり:..., we still think ...
  • Granted, の後は完全な文に(主語+動詞)。
✅ 良い:Granted, the price is high, but the quality is excellent.
⚠️ 弱い:Granted, high price.(述語がなく不完全)

Granted (that) は事実を認めるニュアンス、Even if仮定も含む条件の譲歩。

例)Even if it rains, we will play.

カンマで軽く区切り、後半の主張を少し強めに読むと伝わる。

Granted, | the test was hard, | but you did your best.

分詞由来の慣用 → 副詞節:
Granted (that) the weather is bad, the match will go on.
Even though the weather is bad, the match will go on.

言い換え例:

  • I admit (that) ...(「認めるよ」)
  • It’s true that ...(「…はたしかに」)
  • Sure, ... but ...(「たしかに…でも…」)
例)I admit that the price is high, but it’s worth it.

🧾 総まとめ:分詞構文の要点チェック — 形・意味・配置・安全策を一気に復習

分詞構文は V-ing / Vpp(現在分詞/過去分詞)で副詞節(時・理由・条件・譲歩・付帯状況)を短く表す表現です。
主語一致カンマ位置長いときは副詞節へ が三種の神器。

用語:V-ing=現在分詞/ Vpp=過去分詞
Lesson 043 / Summary

形(フォーム):基本〜応用

基本 同時進行・背景
V-ing, S + V ...

Walking to school, he listened to music.

学校へ歩きながら、彼は音楽を聴いた。)

状態 Vpp, S + V ...

Lost in thought, he missed his stop.

考え事をしたまま、彼は降りる駅を乗り過ごした。)

形容詞 (Being)+形, S + V ...Beingしばしば省略可)

(Being) quiet, they listened.

(彼らは静かに耳を傾けた。)

否定 Not + V-ing, S + V ...

Not knowing the rule, she asked the teacher.

(その規則を知らなかったので、彼女は先生に質問した。)

完了 Having + Vpp, S + V ...

Having finished homework, he played games.

宿題を終えてから、彼はゲームをした。)

受動 (Being) + Vpp / Having been + Vpp

(Being) invited, she joined us.

招待されたので、彼女は私たちに加わった。)

意味マップ:分詞構文 ⇄ 副詞節の書き換え(文→訳→音声)

意味 分詞構文(例) 副詞節(例) ポイント

Hearing the news, she cried.

(その知らせを聞いて、彼女は泣いた。)

When she heard the news, she cried.

(彼女がその知らせを聞いたとき、泣いた。)

出来事の発生順に文頭へ。テンポ良く。
理由

Being tired, he went to bed early.

疲れていたので、彼は早く寝た。)

Because he was tired, he went to bed early.

疲れていたので、彼は早く寝た。)

長い理由はBecauseに戻すと明確。
条件

Taking the cost into consideration, we will choose plan B.

(費用を考慮に入れると、プランBを選ぶ。)

If we consider the cost, we will choose plan B.

(もし費用を考えるなら、プランBを選ぶ。)

判断者=主節の主語にそろえる。
譲歩

Granted, the price is high, but it’s worth it.

確かに値段は高い。でも価値はある。)

Even though the price is high, it’s worth it.

(値段は高いけれど、その価値はある。)

Grantedはややフォーマル。Even thoughは口語でも自然。
付帯状況

Holding hands, they walked in silence.

手をつないで、二人は黙って歩いた。)

While they were holding hands, they walked in silence.

手をつないでいる間、二人は黙って歩いた。)

主語が違うなら with + O + C を使う。

安全運用:やること / 避けること

Do 守るポイント
  • 主語一致:分詞部の意味上の主語=主節の主語。
  • 自然な順序:背景 → メイン。
  • カンマ:文頭は分詞部のあとに1つ/文中挿入は両側。
  • 受動の省略:状態なら (Being) + VppBeing を省略可。
Don't 避けたいミス
  • ぶら下がり分詞:主語不一致のまま開始しない。
  • 修飾を詰め込みすぎない。
  • 理由や条件が不明確なのに省略表現でごまかさない。

30秒ドリル:書き換え練習(両方とも 文→訳→音声)

Q1(理由)
副詞節

Because she was tired, she went home early.

(彼女は疲れていたので、早く帰宅した。)

分詞構文

Being tired, she went home early.

疲れていたので、彼女は早く帰宅した。)

Q2(時)
副詞節

When he heard the news, he jumped for joy.

(彼はその知らせを聞いたとき、小躍りして喜んだ。)

分詞構文

Hearing the news, he jumped for joy.

(その知らせを聞いて、彼は小躍りして喜んだ。)

Q3(条件)
副詞節

If we consider the cost, we will choose plan B.

(費用を考えるなら、私たちはプランBを選ぶ。)

分詞構文

Taking the cost into consideration, we will choose plan B.

(費用を考慮に入れると、私たちはプランBを選ぶ。)

慣用フレーズ:文頭コメントで一気に洗練

すべて文頭+カンマで「全体コメント→本論」。