動名詞の用法 |
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Lesson 044 |
目次
1. 動名詞
2. 動名詞の名詞的性質
2 - 1.動名詞が主語になる場合
2 - 2.動名詞が補語になる場合
2 - 3.動名詞が他動詞の目的語になる場合
2 - 4.動名詞が前置詞の目的語になる場合
2 - 5.動名詞が複数形になる場合
2 - 6.動名詞が所有格になる場合
2 - 7.動名詞に冠詞がつく場合
3. 動名詞の動詞的性質
動名詞
動名詞 は 現在分詞と同じ「 動詞 + ing 」 の形になる。現在分詞には「 動詞と形容詞 」の性質があるのに対し、動名詞には 「 動詞と名詞 」 の性質があります。
動名詞の名詞的性質
名詞として文中で主語・目的語・補語になります。基本的には 「 ~ すること ( であること ) 」 という意味を表します。
2 - 1. 動名詞が主語になる場合
Learning a foreign language is not easy.
( 外国語を勉強するのは簡単ではない。 )
2 - 2. 動名詞が補語になる場合
One of her hobbies is collecting foreign coins.
( 彼女の趣味の一つは外国のコインを集めることです。 )
2 - 3. 動名詞が他動詞の目的語になる場合
She continued reading a detective story.
( 彼女は推理小説を読み続けた。 )
2 - 4. 動名詞が前置詞の目的語になる場合
Thank you for sending me the details of this extremely worrying case.
( このとても厄介な問題の詳細を私に送ってくれてありがとう。 )
2 - 5. 動名詞が複数形になる場合
All his doings are making the world a better place.
( 彼の行為は全て世界をよりよいところにすることだ。 )
2 - 6. 動名詞が所有格になる場合
His telling a lie at that time was the cause of his misfortune.
( 彼があの時、嘘をついたことが彼の不幸の原因だった。 )
2 - 7. 動名詞に冠詞がつく場合
I heard a knocking on the door.
( ドアをたたく音がした。 )
動名詞の動詞的性質
動名詞は次のように補語や目的語を取るなど動詞的役割も持っています。
3 - 1. 動名詞が補語をとる場合
Every woman likes being beautiful.
( 女性はみな美しくいたいと望んでいる。 )
3 - 2. 動名詞が目的語をとる場合
I remember seeing her once.
( 私は彼女に一度会ったことを覚えている。 )
3 - 3. 動名詞が副詞に修飾される場合
Not eating properly can result in many different kinds of sicknesses.
( 適切に食事をとらないことで、さまざまな種類の病気になる可能性があります。 )
3 - 4. 動名詞が完了形になる場合
He regretted not having done his best.
( 彼はベストを尽くさなかったことを悔いた。 )
3 - 5. 動名詞が受動になる場合
She is afraid of being transferred to a local office.
( 彼女は地方支店に転勤させられることを怖れている。 )