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動名詞の意味上の主語

Lesson 045

目次

動名詞の意味上の主語

   すべての動名詞には意味上の主語がありますが、不定詞と同じように明示しなくてもいい場合と明示する必要がある場合に分かれます。

動名詞の主語を明示する必要がない場合

2 - 1.  文の主語と一致する場合

He is fond of playing golf.

( 彼はゴルフをするのが大好きだ。 )

2 - 2.  目的語と一致する場合

They prevented me from telling her the truth.

( 彼らは、私に本当のことを彼女に話させなかった。 )

2 - 3.  一般の人を指す場合

Doing nothing is doing evil.

( 何もしないことは悪いことをしていることだ。 )

2 - 4.  文脈から明らかな場合

He hates studying.

( 彼は勉強することが大嫌いだ。 )

動名詞の主語が明示される場合

動名詞の主語は、所有格目的格 を動名詞の前に置きます。

3 - 1.  動名詞が文の主語の場合

動名詞が文の主語の場合は、ふつう 所有格 を動名詞の前に置きます。

Their singing is so attractive.

( 彼らの歌は非常に魅力的です。 )

3 - 2.  動名詞が動詞や前置詞の目的語の場合

   動名詞が動詞や前置詞の目的語の場合も、原則として 所有格 を動名詞の前に置くが、口語では 目的格 になることもあります。

Do you mind my smoking

Do you mind me smoking ( 口語 )

( タバコ吸ってもいいですか? )

He insists on his son's paying the bill.

He insists on his son paying the bill. ( 口語 )

( 彼は彼の息子が勘定を払うべきだと言っている。 )

3 - 3.  無生物の名詞が動名詞の主語の場合

   無生物の名詞が動名詞の主語の場合、原則として所有格を示す 「 's 」 を付けられないため、そのまま ( 目的格 ) 動名詞の前に置きます。

I heard about the house being for sale.

( 私はその家が売りに出ていることを聞いた。 )