動名詞を含む慣用表現
動名詞は 動詞 + ing の形で、文中では名詞として働きます。
このレッスンでは、there is no ~ing / cannot help ~ing / look forward to ~ing など
会話でよく使う「型」をまとめて学びます。
学び方のコツ:「to の正体」に注意。look forward to の to は
前置詞 なので、後ろは必ず ~ing に!
▮ 目次
-
1. there is no + ~ing:〜することはできない/否定できない
例:
There is no denying that ... -
2. cannot help + ~ing:〜せざるをえない
例:
I cannot help laughing. -
3. it is no use + ~ing:〜しても無駄だ
例:
It is no use crying over spilt milk. -
4. be worth (while) + ~ing:〜する価値がある
例:
The show is worth seeing. -
5. on + ~ing:〜するやいなや
例:
On arriving in Tokyo, ... -
6. in + ~ing:〜するときに/〜する点で
例:
Be careful in using this drug. -
7. feel like + ~ing:〜したい気がする
例:
feel like doing -
8. be busy (in) + ~ing:〜するのに忙しい
例:
be busy doing -
9. (It) goes without saying (that) ...:〜は言うまでもない
例:
It goes without saying that ... -
10. not (never) ~ without + ~ing:…すれば必ず〜する
例:
They never meet without quarreling. -
11. on the point of + ~ing:まさに〜しようとして
例:
on the point of leaving -
12. far from + ~ing:〜するどころではない
例:
Far from reading the letter, ... -
13. look forward to + ~ing:〜するのを楽しみにしている
例:
look forward to seeing you(※to は前置詞) -
14. with a view to + ~ing:〜するのを目指して
例:
with a view to being a doctor(※to は前置詞) -
🧾 総まとめ:動名詞を含む慣用表現(チートシート & ミニドリル)
14パターンの「型」と最短例を一気に復習
1. there is no + ~ing:〜することはできない/否定できない
形は There is no + 動名詞(~ing)。no=ゼロ がカギで、
「〜という行為が存在しない」=できない/否定できない ときっぱり断定する表現です。
※ 会話では There's no ~ing と短縮するのが普通。
※ V-ing は「動名詞(=名詞のはたらきの〜すること)」で、不定詞 to + 動詞 は使いません。
ウォームアップ まずは“使う場面”をイメージ
There is no denying that I love you.
(あなたを愛していることは、否定しようがない。)
There is no + denying + that S V ...
deny=否定する/認めない、denying=その名詞化(〜すること)that節=「…ということ」
個人の感想というより、みんなが認めざるを得ない事実を淡々と断定する響き。
意味・ニュアンステーブル
| 型 | コア意味 | 自然な訳 | 使用場面・含意(ひとことで) |
|---|---|---|---|
🧩 There is no denying that S V ... |
否定できない | …は否定しようがない/認めざるを得ない | 客観っぽく事実認定するとき。議論・発表で強い。 |
🧩 There is no stopping + 人/物 |
止められない | (誰にも)止められない | 勢い・熱量が高いときの不可避。ポジ/ネガ両方OK。 |
🧩 There is no telling + wh-節 |
予測不能 | 何が(いつ/誰が…)〜か分からない | 先行き不透明を冷静に共有。安全・リスク話題と相性◎ |
🧩 There is no going back |
後戻り不可 | もう後戻りはできない | 意思決定後の腹くくり。プロジェクトや人生選択で。 |
to + 動詞)は使いません。/口語では There's no ~ing が自然。
語注(小学生にも届く粒度)
deny / denying (動)
「ちがうと言う/認めない」。denying は「ちがうと言うこと」。
例:There is no denying that she is right.
stop / stopping (動)
「止める/止まる」。短母音+p なので stop → stopping は pを重ねる。
例:There is no stopping the kids.
tell / telling (動)
ここでは「言い当てる/断言する」の感じ。telling=「言い当てること」。
例:There is no telling what will happen.
go back / going back (句動詞)
「戻る」。going back=「戻ること」。
例:There is no going back now.
There is ... (構文)
「〜がある/いる」を言うときの形。ここでは「〜ということはない」。
例:There is no denying ...
that節・wh-節 (文の部品)
that S V=「…ということ」。wh-(what/when/where...)で「何が/いつ…か」。
例:There is no denying that ... / There is no telling what ...
There is no + V-ing は「〜することがゼロ」→ できない・否定できない・分からない のどれかに自然変換されます。
💬 例文で感覚をつかもう!(There is no + V-ing)
There is no denying that I love you.
(あなたを愛していることは、否定しようがない。)
🔧 構造:There is no + denying + that S V ...
🧠 単語:deny=否定する/認めない。denying=「否定すること」(動名詞)。
💡 ニュアンス:個人の気持ちでも、みんなも否定できないほど確かな響き。
There is no denying that the data supports the proposal.
(そのデータが提案を裏づけているのは否定できない。)
📊 客観っぽい断定を出すときに便利。
語:support=支持する・裏づける、proposal=提案。
There is no stopping the kids once the music starts.
(いったん音楽が始まると、子どもたちはもう止められない。)
🧩 型:There is no + stopping + 人/物=誰にも止められない。
語:once=ひとたび…すると、start=始まる。
There is no stopping her now.
(今の彼女は、もう誰にも止められない。)
💡 now を置くと「いまの勢い」を強調。
置換練習:him / them / us に入れ替え。
There is no telling what will happen.
(何が起こるかは分からない。)
🧩 型:There is no telling + wh-節(what/when/who など)。
語:tell=ここでは「言い当てる」→ 断言できない=予測不能。
There is no telling when the next quake will strike.
(次の地震がいつ起きるかは分からない。)
語:quake=地震、strike=(災害などが)襲う。
💡 危険を煽らず、不確実性を共有するときに使える丁寧な言い方。
There is no going back now.
(もう後戻りはできない。)
🧩 型:There is no + going back。
語:go back=戻る → going back=戻ること(動名詞)。
There is no going back after you press “Send”.
(「送信」を押したら、もう取り消しはできない。)
語:press=押す、after=〜したあとで。
💡 行動前の注意喚起にも使える便利フレーズ。
There is no denying the fact that the climate is changing.
(気候が変化しているという事実は、否定しようがない。)
👀 バリエーション:denying that ... の代わりに denying the fact that ... もOK。
語:fact=事実、climate=気候。
There is no telling who will win the match.
(どちらが試合に勝つかは分からない。)
語:who=誰が、match=試合。
💡 勝負ごとの不確実性を落ち着いて伝える言い方。
There is no denying that practice makes progress.
(練習が上達を生むのは、否定できない事実だ。)
語:practice=練習、progress=進歩・上達。
🧠 モチベUPに最適。「小さな練習でも積み重ねは力」。
There is no stopping the market once panic sets in.
(一度パニックが起きると、市場はもう止められない。)
語:panic=恐慌、set in=(よくない状況が)始まる。
💡 条件節 once ... は「ひとたび〜すると」。
There is no denying that she led the team to success.
(彼女がチームを成功へ導いたのは否定できない。)
語:lead A to B=AをBへ導く、success=成功。
💡 功績を“冷静に”認める言い方として自然。
There is no telling how long it will take.
(どれくらい時間がかかるかは分からない。)
語:how long=どれくらい長く、take=(時間が)かかる。
💡 予定の不確実性を角を立てずに伝えられる便利表現。
denying / stopping / telling / going back に自由に入れ替え可能。いま1つ、声に出せたら合格!次は別の語に入れ替えて2回目いきましょう。
1-FAQ:There is no + V-ing(否定できない/不可能・予測不能)
型
There is no + V-ing
意味
できない/否定できない/分からない(stopping / denying / telling など)
口語There's no ~ing
There is no + V-ing は「〜という行為(名詞)がゼロ」の意味を作る定型表現です。
だから to + 動詞(不定詞)ではなく、名詞化された形=動名詞(V-ing)を置きます。
There is no denying that she is right.
(彼女が正しいのは、否定しようがない。)
会話では that を省くことがあります。ただし学習初期やフォーマル文書では、that を付けるほうが安全で読みやすいです。
There's no denying (that) the data is solid.
(そのデータが確かなのは否定しようがない。)
- There is no V-ing:事実・状況として客観的に言い切る響き(断定度が高い)。
- You can't + 動詞:話し手の主観や場面依存の不可能(口語的)。
There is no denying that the plan works.
(その計画が機能するのは否定しようがない。)
You can't deny that the plan works.
(その計画が機能するのは、君も否定できないよ。)
※ 丁寧に柔らげたいときは It's hard to deny ... も有効。
stopping の意味上の主語は、後ろに置く 人/物 です(止められない対象)。
「誰にも止められない」という不可避のニュアンスになります。
There is no stopping the kids once the music starts.
(いったん音楽が始まると、子どもたちはもう止められない。)
代表は what / when / who / how / how long など。tell はここで「言い当てる/断言する」の意味です。
There is no telling what will happen.
(何が起こるかは分からない。)
There is no telling how long it will take.
(どれくらい時間がかかるかは分からない。)
※ 予測不能を落ち着いて共有する“丁寧な”言い方です。
- No + V-ing:標識・ルールの禁止(命令文の短縮形)。
- There is no V-ing:状況の不可能/否定不可/予測不能という事実の断定。
No smoking.
(禁煙。)
There is no smoking in this building.
(この建物では喫煙はできません。)
※ 後者は「禁止」よりも「不可能(制度上・規則上)」の言い方に近いです。
意味は同じですが、the fact that を入れると「事実であること」を強調し、ややフォーマルに響きます。
There is no denying that the team improved.
(チームが良くなったのは否定しようがない。)
There is no denying the fact that the team improved.
(チームが良くなったという事実は否定しようがない。)
角を立てたくない場面では、断定度を一段落として伝えます。
- It's hard to deny that ...(否定するのは難しい)
- It seems clear that ...(明らかなように思える)
- We might agree that ...(〜と認めてもよさそう)
It's hard to deny that the results are promising.
(結果が有望だというのは、否定しにくいですね。)
文法的には可能ですが、There is no denying ... が慣用・定番です。自然さ・明瞭さの点でこちらを使いましょう。
There is no denying that he helped.
(彼が助けたのは否定できない。)
一般的ではありません。**knowing / telling / denying / stopping / going back** などの定番動詞で覚えるのが実用的です。 不自然になりやすいので、There is no being ... は避けましょう。
There is no knowing what tomorrow brings.
(明日が何をもたらすかは分からない。)
2. cannot help + ~ing:〜せざるを得ない(つい〜してしまう)
形は cannot(can't) + help + V-ing。ここでの help は「助ける」ではなく
「(〜するのを)避ける/こらえる」の意味です。つまり
「避けたいけど避けられない → つい〜してしまう」 を、短く自然に言える表現です。
※ 不定詞(to + 動詞)は使いません:× I can't help to laugh. → ○ I can't help laughing.
※ バリエーション:can't help but + 動詞原形(〜せずにはいられない)/I can't help it.(仕方ないんだ)。
まずは全体像(やさしく)
- V-ing は「〜すること」=名詞に変える形(笑うこと=laughing)。
- can't help V-ing は「その行動をこらえられない」=つい〜してしまう。
- 感情・反射の動詞と相性◎:
smiling, laughing, crying, thinking, wonderingなど。
ウォームアップ まずは“使う場面”をイメージ
I couldn't help laughing at his joke.
(彼のジョークには、笑わずにいられなかった。)
couldn't help + V-ing(過去のその瞬間に“こらえられなかった”)
help=ここでは「避ける/こらえる」、
joke=冗談。laughing=笑うこと(動名詞)。
× I can't help to laugh. → ○ I can't help laughing.
強調したいなら
I can't help but laugh. もOK(but + 原形)。
意味・ニュアンステーブル(「内側の衝動」か、「外からの義務」か)
| 型 | コア意味 | 自然な訳 | 使用場面・含意 | 近い表現(違い) |
|---|---|---|---|---|
🧩 can't help V-ing |
内側の衝動 | つい〜してしまう/〜せざるを得ない | 感情・反射・思考が勝手に出る。 笑う・微笑む・涙ぐむ・考える等。 |
can't stop V-ing=止められない(すでに継続中)。こちらは始まりの瞬間の反射が中心。 |
🧩 can't help but V |
内側の必然 | 〜せずにはいられない | 強めに言いたいとき/半フォーマル。 but の後は原形。 |
cannot but V は文語的・古風。学習初期は上記2種でOK。 |
🧩 I can't help it. |
不可避 | (それは)仕方ないんだ | it は事情・性格など「それ」。理由説明とセットで自然。 |
I have no choice.(選択肢がない=外的事情)より柔らかい。 |
🧩 couldn't help V-ing |
過去の反射 | (そのとき)こらえられなかった | 一瞬の反応・場面描写に最適。 | had to V は外的義務(理由が外側)。 |
I can't help laughing.
(つい笑ってしまう。)
内側の反射。
I can't stop laughing.
(笑いが止まらない。)
すでに起きている継続を止められない。
I have to leave now.
(今、行かないといけない。)
外側からの義務・必要(can't help とは別物)。
語注(小学生にも届く粒度)
help(この構文)
ここでは「助ける」ではなく、「(〜するのを)避ける/こらえる」の意味。
例: I can't help smiling. (笑うのをこらえられない → つい笑ってしまう。)
but(can't help but + 原形)
but はここでは「〜以外に(選べない)」の感じ。後ろは原形。
例: I can't help but agree. (賛成せずにはいられない。)
it(I can't help it.)
it は「状況・性格・癖」などを指すダミー目的語。=「それはどうにもできない」。
例: I'm nervous. I can't help it. (緊張しちゃうのは仕方ないんだ。)
V-ing(動名詞)
動詞に -ing をつけて「〜すること」=名詞にした形。to 不定詞は使わない。
例: I can't help thinking about it. (そのことを考えずにいられない。)
stop / resist / avoid(近い表現)
stop V-ing=止める/resist V-ing=誘惑に抗う/
avoid V-ing=避ける。ニュアンスが少しずつ違う。
例: I can't resist buying chocolate. (チョコを買う誘惑に勝てない。)
wonder / think(思考のちがい)
wonder=「〜かな?と不思議に思う」/think=「〜と考える」。
「つい〜と思ってしまう」は can't help thinking ...。
例: I can't help wondering why he left. (彼がなぜ去ったのか、つい不思議に思ってしまう。)
💬 例文で感覚をつかもう!(cannot help + ~ing / can't help but + 原形 / can't help it)
I can't help loving you.
(あなたを愛さずにはいられない。)
構造:can't help + V-ing(ここでは loving=愛すること)。
単語:love=愛する。to 不定詞は不可:× help to love。
ニュアンス:気持ちが自然にあふれる感じ(我慢できない)。
I can't help but admire her dedication.
(彼女の献身には、感嘆せずにいられない。)
構造:can't help but + 原形(× to admire は誤り)。
単語:admire=敬服する、dedication=献身。
ニュアンス:V-ing より少し強めに響くことがある。
I can't help thinking that we need more data.
(もっとデータが要る、とつい考えてしまう。)
単語:think=考える、data=データ(不可算扱いが一般的)。
ポイント:that節=「…ということ」。
I can't help wondering why the meeting was canceled.
(その会議がなぜ中止になったのか、つい不思議に思ってしまう。)
wonder=「〜かな?と思う」、why=なぜ。
構造:can't help wondering + wh-節(why/what/how…)。
I couldn't help laughing at the typo in the title.
(タイトルの誤字に、思わず笑ってしまった。)
typo=誤字、タイプミス。
過去の一瞬の反射を描写:couldn't help V-ing。
I'm shy. I can't help it.
(私は恥ずかしがり屋なんだ。仕方ないんだよ。)
it=状況・性格などの「それ」。具体的な名詞を指さずに使う。
「どうにもできない」という受け止めの表現。
He can't help crying when he hears this song.
(彼はこの曲を聴くと、泣かずにはいられない。)
cry=泣く、hear=聞く。
感情が自然にこみ上げるタイプの動詞と相性◎。
We can't help comparing ourselves to others sometimes.
(ときどき、他人と自分を比べてしまうのは避けられない。)
compare A to B=AをBにたとえる/比べる、ourselves=私たち自身。
ニュアンス:人間の自然な傾向に触れる言い方。
I can't help noticing the improvements in your writing.
(あなたの文章が上達しているのに、思わず気づいてしまう。)
notice=気づく、improvement=上達/改善。
ポジティブな気づきを伝える丁寧な表現。
I can't help buying snacks late at night.
(夜遅くに、ついお菓子を買ってしまう。)
snack=軽食/お菓子、late at night=夜遅く。
「我慢できないクセ」のニュアンス。
They can't help but agree after seeing the evidence.
(証拠を見れば、彼らは賛成せずにいられない。)
evidence=証拠、after -ing=〜したあとで。
文脈:客観的資料が強く背中を押すイメージ。
She can't help smiling back when babies smile at her.
(赤ちゃんに微笑みかけられると、彼女も思わず笑顔で返してしまう。)
smile back=笑顔で返す、at=〜に向かって。
心が動く瞬間の反射を表すのに最適。
I can't help feeling nervous before a big presentation.
(大きな発表の前は、緊張せずにはいられない。)
feel=感じる、nervous=緊張した、presentation=発表。
自然な身体反応をやわらかく伝える言い方。
You can't help but love this city.
(この街は、好きにならずにいられないよ。)
言い換え:You can't help loving this city.(やや口語的/柔らかい)。
どちらも「魅力に抗えない」ポジティブな響き。
cry → crying、smile → smiling、admire → admiring。
2-FAQ:cannot help + ~ing(つい〜してしまう)
型
can't help + V-ing
言い換え
can't help but + 原形/I can't help it.
コア感情や思考がこらえきれず出る
- can't help + V-ing:いちばん自然・口語的。迷ったらこれ。
- can't help but + 原形:同義だが少し強め/やや硬めに響くことがある。but の後は原形。
I can't help smiling.
(つい笑顔になってしまう。)
I can't help but smile.
(笑わずにはいられない。)
※ 学習初期は V-ing を基本にすると安全です。
it は「状況・性格・癖」などの“それ”。具体的な名詞を挙げずに「仕方ない」と言う定番フレーズです。
I'm shy. I can't help it.
(私は人見知り。どうにもならないんだ。)
この構文では help は「こらえる」の意味なので、肯定形は「こらえられる」=不自然になりやすいです。通常は別表現を使います。
- ✅ I managed to avoid laughing.(笑わずに済んだ)
- ✅ I was able to hold back my laughter.(笑いをこらえられた)
I can't help laughing.
(笑わずにいられない。)
- can't help:反射・感情が自然に出る(始まりの瞬間)。
- can't stop:始まっている行為が止められない(継続)。
- can't resist:誘惑に抗えない(魅力に負ける)。
- avoid:意識して避ける(肯定文で使用)。
I can't stop laughing.
(笑いが止まらない。)
I can't resist buying chocolate.
(チョコを買う誘惑に勝てない。)
※ ニュアンスの違いを言い分けると英語が自然になります。
地域差で見かけることはありますが、標準的・フォーマルには避けるのが無難。以下のどちらかを使いましょう。
- ✅ can't help + V-ing
- ✅ can't help but + 原形
I can't help laughing.
(笑わずにいられない。)
感情・思考・反射に関する動詞が自然です:smiling / laughing / crying / feeling / thinking / wondering / noticing / admiring など。
I can't help wondering what comes next.
(次に何が起こるのか、つい不思議に思ってしまう。)
※ 行為系(run, cook など)も文脈次第でOKですが、感情・思考動詞が定番です。
- 過去:couldn't help + V-ing(その瞬間こらえられなかった)
- 未来:won't be able to help + V-ing(〜せずにいられなくなるだろう)
I couldn't help laughing.
(笑ってしまった。)
I won't be able to help smiling.
(笑顔にならずにいられないだろう。)
角を立てたくないときは、断定を和らげる表現が便利です。
- It's hard to avoid ~.(避けるのは難しい)
- I tend to ~.(〜しがちです)
- I often find myself ~ing.(気づくと〜している)
I often find myself thinking about it.
(気づくとそのことを考えていることが多いです。)
読み手に分かりにくいので避けるのが無難です。肯定形の動詞を V-ing にして言い換えると明快になります。
✅ I can't help disagreeing.
(反対せずにいられない。)
❌ I can't help but not agree.
(二重否定で読みにくい)
※ 伝えたいのは「反対の気持ち」なので disagree を素直に使うのが◎。
意味が変わるので注意。really の位置で強調の対象が変わります。
- I really can't help laughing.(本当に抑えられない)
- I can't really help laughing.(実はあまり抑えられない=ニュアンス曖昧)
I really can't help laughing.
(本当に笑わずにいられない。)
help には2つの顔:①「助ける」②この構文では「こらえる」。意味が違います。
He helped me (to) move the desk.
(彼は机を動かすのを手伝ってくれた。)
I can't help laughing.
(笑わずにいられない。)
※ 前者は「人 + (to) 動詞」でOK/後者は V-ing 固定です。
- can't help it:状況全体が「どうにもできない」。
- can't help myself:自分を制御できない(食べすぎ・喋りすぎ等の自己制御のニュアンス)。
I can't help it.
(仕方ないんだ。)
I can't help myself.
(自分を抑えられないんだ。)
※ どちらも会話でよく使いますが、ニュアンスの差に注意。
3. it is no use + ~ing:〜しても無駄だ/効果がない
形は It is no use + V-ing(会話:It's no use ~ing)。ここでの
use は名詞で「役に立つこと」。no=ゼロなので、
「役に立つことがゼロ」→ しても効果がない/結果は変わらない を丁寧に伝えます。
※ V-ing は「〜すること」=動名詞。to 不定詞は基本使いません(× It's no use to argue. → ○ It's no use arguing.)。
※ 近い表現:It's no good ~ing(口語)/There's no point (in) ~ing(意味がない)。
まずは全体像(小学生にもわかる言い方)
- use(名)=「役に立つこと」。※動詞「使う」とは別物。
- no use=「役立たない」。
It's no use ~ing=「〜しても意味がない」。 - V-ing=「〜すること」:
arguing / waiting / tryingなど。
ウォームアップ ミニ・ストーリーで“使いどころ”をつかむ
It's no use arguing with the staff.
(係員に食ってかかっても、無駄だよ。)
It's no use + V-ing + (相手/対象)=「〜しても効果なし」。ここでは
arguing(口論すること)。
argue=言い争う・主張する/staff=職員。use(名)=役立ち(/juːs/)。× It's no use to argue → ○ It's no use arguing
感情を抑えて現実的に判断する言い回し。命令形より角が立たず、大人の言い方。
意味・ニュアンステーブル(断定度・トーン・配慮)
| 表現 | 断定度 | トーン | 配慮の度合い・使い所 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
🧩 It's no use V-ing |
強い断定 | はっきり・実務的 | 結果が変わらない事実を短く示す | to 不定詞は×。V-ing固定。 |
🧩 It's no good V-ing |
中〜強 | 口語・やや柔らかい | 会話で自然。子どもにも伝わりやすい | 書面では no use / no point が無難 |
🧩 There's no point (in) V-ing |
中(説明的) | 丁寧・理由づけ | 議論をクールダウン、目的の薄さを共有 | inは省略可。論理の補足と相性◎ |
🧩 It's useless to V |
強い(硬い) | フォーマル・書き言葉 | 規定・報告書などで「無益」を明示 | 会話ではきつく聞こえることがある |
🧩 It's not worth V-ing |
評価判断 | 冷静・ビジネス向き | コスト対効果の線引き、優先度付け | worthの後はV-ing(名詞扱い) |
It's no use trying to rush.
(急いでも無駄だ。)
結果は変わらない、を短く言い切る。
There's no point in waiting any longer.
(これ以上待つ意味はない。)
「理由が薄い」→丁寧に撤退を提案。
It's not worth fixing it.
(それを直す価値はない。)
コスパ判断。「やめる勇気」を言語化。
価値判断なら It's not worth ~ing と使い分けましょう。
文法メモ(小学生にも届く粒度)
① It は「置き物の主語」(ダミー主語)
本当に言いたい内容は後ろの V-ing(〜すること)。It 自体に意味はほぼありません。
It's no use waiting.
(待っても無駄だ。)
② use はここでは名詞(発音:/juːs/ ユース)
no use=「役立つことがゼロ」→「無駄」。動詞「使う(/juːz/)」とは発音も意味も違います。
It's no use trying to call.
(電話しようとしても無駄だ。)
③ V-ing の作り方(かんたんルール)
| もとの動詞 | ルール | V-ing 形 |
|---|---|---|
| wait | そのまま + ing | waiting |
| make | 語尾の e を取って + ing | making |
| stop | 短母音 + 子音末 → 子音重ね + ing | stopping |
| lie | ie → y にして + ing | lying |
※ × It's no use to wait ではなく、必ず waiting のように V-ing を使います。
④ There's no point (in) V-ing の in は省略可
どちらも正しい:There's no point in waiting./There's no point waiting.。
There's no point in waiting here.
(ここで待つ意味はない。)
⑤ 角を立てない言い方
- I'm afraid it's no use ~ing.(恐れ入りますが…)
- It probably won't help to V.(おそらく助けになりません)
I'm afraid it's no use complaining.
(申し訳ないですが、文句を言っても無駄です。)
💬 例文で感覚をつかもう!(「やっても効果がない」を言い分ける)
It's no use arguing with the data.
(データに逆らって議論しても、無駄だ。)
構造:It's no use + V-ing(arguing=「言い争うこと」)。
単語:data=データ(不可算扱いが一般的)。
ポイント:感情で押しても結果は変わらない状況を短く断つ言い方。× to argue は不可。
It's no use crying over spilt milk.
(こぼれたミルクを嘆いても仕方がない=覆水盆に返らず。)
単語:spilt/spilled=「こぼれた」。
ニュアンス:過去の失敗に時間を使っても効果ゼロ、前を見る合図。
There's no point in waiting any longer.
(これ以上待つ意味はない。)
構造:no point (in) V-ing=「目的・意義がない」。inは省略可。
言い分け:no useが「効果ゼロ」なら、no pointは「意味が薄い」。
It's not worth fixing this old printer.
(この古いプリンターは修理する価値がない。)
単語:worth=価値がある、fix=直す。
使い所:コスト>ベネフィットの線引きを冷静に伝える。
It's useless to complain about the weather.
(天気に文句を言っても、無益だ。)
構造:useless to + 動詞(やや書き言葉)。
言い分け:no use ~ingよりフォーマル寄りに無益を明示。
It's no good shouting; they can't hear us.
(大声を出しても意味がない。相手には聞こえないから。)
口調:no good ~ing は会話で自然。
文法:セミコロン(;)で理由を後続。
It's no use trying to log in without the password.
(パスワードなしでログインしようとしても無駄だ。)
単語:log in=ログインする、without=〜なしで。
ポイント:条件が欠けていて、どうやっても結果が出ない場面。
It's no use pretending I don't love you.
(あなたを愛していないふりをしても、無駄だ。)
単語:pretend=ふりをする。
ニュアンス:気持ちを隠しても現実(感情)は変わらない。
It's no use memorizing without understanding.
(理解なしの暗記は、意味がない。)
単語:memorize=暗記する、understanding=理解。
言い換え:There's no point in memorizing without understanding.
There's no point taking a taxi in rush hour.
(ラッシュの時間にタクシーに乗っても、意味がない。)
単語:rush hour=通勤ラッシュ。
理由づけ:渋滞で早くならないから。
It's not worth skipping sleep for one more email.
(メールを1通多く処理するために睡眠を削る価値はない。)
単語:skip=飛ばす・抜かす。
含意:長期の健康コストが見合わない。
It's no use rebooting if the server is down.
(サーバーが落ちているなら、再起動しても無駄だ。)
単語:reboot=再起動する、be down=停止している。
論理:原因が別なら効果なし。
I'm afraid it's no use pushing the door; it's locked.
(申し訳ないですが、そのドアを押しても無駄です。鍵がかかっています。)
表現:I'm afraid ... で丁寧さUP。
文法:it's locked=受動態(鍵がかけられている)。
It won't help to argue about blame now.
(いま責任の話で言い争っても、助けにはならない。)
言い換え:It's no use arguing about blame now.(より断定的)。
ニュアンス:相手に配慮しつつ方向転換を促す。
useless to や won't help to ではOKですが、It's no use と It's no good は V-ing 固定です。
3-FAQ:It's no use ~ing(〜しても無駄)
型
It's no use + V-ing
言い換え
It's no good ~ing/There's no point (in) ~ing/It's not worth ~ing/It's useless to V
位置文頭が基本(カンマ不要)
It's no use は固定で動名詞(V-ing)。「行為そのもの」を名詞化して「役に立たない行為だ」と言い切る型です。一方、It's useless to V や It won't help to V のように to 不定詞が自然な別表現もあります。
It's no use calling him now.
(彼に今電話しても無駄だ。)
It's useless to call him now.
(今電話するのは無益だ。)
※ 学習者はまず It's no use + V-ing を基本形として覚えるのが安全です。
in なしがより慣用的で簡潔。in を入れると少し説明的な響きになります(どちらも可)。
It's no use waiting here.
(ここで待っても無駄だ。)
There's no use in waiting here.
(ここで待つことに意味はない。)
意味はほぼ同じ。会話ではIt's no use のほうが自然で素早く言えます。
It's no use arguing now.
(今さら議論しても無駄だ。)
There's no use arguing now.
(今さら議論しても無駄だ。)
英語には my doing のような所有格+動名詞もあります(特に英・文語)。ただし学習初期は簡潔な動名詞単体か 目的語なしで十分です。
It's no use me/my arguing with him.
(彼と議論しても無駄だ。)
※ 推奨:It's no use arguing with him.(最もすっきり・安全)
pointless は形容詞。「無意味だ」を述べるなら to 不定詞が最も一般的です(It's pointless to argue.)。pointless doing も見られますが、学習者は to を推奨。
It's pointless to wait any longer.
(これ以上待つのは無意味だ。)
直接の命令を避け、提案・合意形成に向ける表現が便利です。
I'm afraid it's no use pressing the issue.
(恐れ入りますが、その件を押しても無駄です。)
It won't help to argue about blame now.
(いま責任論で言い争っても助けになりません。)
文法的にはOKですが意味が回りくどくなりがち。「むしろやろう」という勧めに聞こえます。
It's no use not trying.
(やってみないのは無駄=やってみよう。)
※ 端的に言うなら Let's try. や We should try. のほうが明快です。
V-ing のあと・文末に置くと自然です。
There's no point waiting any longer.
(これ以上待つ意味はない。)
It's no use trying at this point.
(今の時点で試しても無駄だ。)
OKです。文全体がより論理的になります。
It's no use complaining if we won't take action.
(行動しないのなら、文句を言っても無駄だ。)
Since the deadline has passed, there's no point submitting now.
(締切が過ぎたので、今出しても意味がない。)
no use で空回りを止める → 代わりの行動を let's / how about ~ / we could で提示すると前向きです。
It's no use arguing. Let's list our options instead.
(言い争っても無駄だ。代わりに選択肢を挙げよう。)
There's no point waiting. How about emailing support?
(待っても意味がない。サポートにメールしては?)
4. be worth (while) + ~ing:〜する価値がある/見合う
基本形は S + be worth + V-ing。
worth は「見合う・価値がある」の意味で、後ろに「名詞扱い」のものを置きます。
だから × worth to do ではなく、
○ worth doing(=「〜すること」)が正解です。
※ 近い語:worthwhile(形)=「やるだけの価値がある」/
worthy of(形)=「(賞・称賛に)ふさわしい」。用途とニュアンスが少し違います。
まずは全体像(小学生にもわかる言い方)
- worth=「時間・お金・手間に見合う」。
- V-ing=動詞に
-ingを付けて「〜すること」に変える。 - 言い方の箱:
It's worth trying.(やってみる価値がある)/It's not worth fixing it.(直す価値はない) - It's worth it. の
itは「さっき話した計画・物」を指すダミー。
ウォームアップ ミニ・ストーリーで“価値の線引き”を体感
It's not worth repairing this laptop.
(このノートPCは、修理する価値はない。)
It's (not) worth + V-ing=「(〜する)価値がある/ない」
× worth to repair → ○ worth repairing
worth=見合う/価値があるrepair=修理する(=fix)laptop=ノートPC
お金・時間・労力のバランスを見て、
修理のリターンが小さいと冷静に判断。
意味・ニュアンステーブル(断定度・トーン・使い所)
| 表現 | 断定度 | トーン | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
🧩 It's worth V-ing |
前向き | 実利的・中立〜推奨 | 小コストで試す価値を示す | to 不定詞は不可(× worth to do) |
🧩 It's not worth V-ing |
撤退判断 | 冷静・事務的 | 費用対効果が合わないとき | やわらげるなら may not be worth ~ing |
🧩 It's worth it. |
簡潔な肯定 | 口語・力強い | 提案に即答で賛成 | it=前文脈のモノ・行動 |
🧩 S be worth + 金額/時間 |
客観評価 | 事実ベース | 価格・時間価値の提示 | be worth $/時間の語順に注意 |
🧩 be worth one's while |
推奨(丁寧) | ややフォーマル | 相手の時間を尊重して勧める | to V / V-ing どちらも可 |
🧩 worthwhile(形容詞) |
有意義 | 前向き・少し格式 | 学習/投資/体験の価値づけ | to do も doing も可 |
🧩 worthy of + 名/V-ing |
称賛・資格 | 格調高め | 賞・称賛・検討に値する | of を忘れない |
🧩 強調 well worth V-ing |
強い推し | 熱量ある肯定 | 本当に勧めたい時 | well は副詞 |
It may be worth considering other options.
(ほかの選択肢を検討する価値はありそうです。)
配慮:may で断定度を下げ、提案を柔らかく。
This app is worth $5.
(このアプリは5ドルの価値がある。)
金額型:be worth + 金額。冠詞不要。
The idea is worthy of consideration.
(そのアイデアは検討に値する。)
worthy of=品位・資格の評価。実利の worth とは軸が違う。
文法メモ(小学生にも届く粒度)
① worth は「前置詞っぽく」うしろに名詞相当が来る
だから × worth to do ではなく、○ worth doing(=「〜すること」)。
It's worth reading.
(読む価値がある。)
② be worth + 名詞(金額・時間・名詞)
「そのもの自体の価値」を言えます:$5 / an hour / a visit / the effort。
This course is worth the time.
(この講座は時間に見合う。)
③ worthwhile と worthy of の使い分け
| 語 | 意味の軸 | 型 | 例 |
|---|---|---|---|
worthwhile(形) |
有意義・時間に見合う | It's worthwhile to do / doing |
It's worthwhile to apply. |
worthy of(形) |
資格・品位に値する | be worthy of + 名/V-ing |
She is worthy of respect. |
※ 実利判断は worth + V-ing、格調や評価は worthy of / worthwhile。
④ V-ing の作り方(かんたんルール)
wait → waiting(そのまま + ing)make → making(語尾 e を取って + ing)stop → stopping(短母音+子音末 → 子音重ね)lie → lying(ie → y + ing)
※ 例:worth waiting / worth making / worth lying(←rare)
⑤ よくある誤り(× → ○)
- × It's worth to try. → ○ It's worth trying.
- × It's worthy to try. → ○ It's worthy of a try.
- × It's well worthy to read. → ○ It's well worth reading.
It's well worth reading the report.
(その報告書は読む価値が十分ある。)
worth は [wɜːrθ](ワース)。worthy は [wɜːrði](ワージー)。
意味の芯:「時間・お金・労力に 見合う か?」を言う語。だから後ろは名詞っぽい形(V-ing / 名詞)が来ます。
💬 例文で「価値の線引き」を体得しよう
It's worth considering a pilot project.
(試験プロジェクトを検討する価値がある。)
構造:worth + V-ing=「〜することは見合う」。
注意:× worth to consider → ○ worth considering
It's not worth fixing this old printer.
(この古いプリンターは修理する価値がない。)
ニュアンス:コスト > ベネフィット。冷静な撤退判断。
It's worth a try.
(試してみる価値があるよ。)
言い換え:worth a shot / worth the effort / worth the wait も頻出。
The museum is well worth visiting.
(その博物館はぜひ訪れる価値がある。)
ポイント:well は副詞で「とても」。推しの度合いを上げる。
It's worth your while to apply early.
(早めに応募するのは、あなたの時間に見合います。)
型:worth one's while to V / V-ing。相手の時間を尊重した言い方。
It's worthwhile to document your process.
(作業手順を記録するのは有意義だ。)
文法:worthwhile to do / worthwhile doing の両方OK。
This course is worth the time.
(この講座は時間に見合う。)
他:worth $5 / worth an hour など。
Our love is worth fighting for.
(私たちの愛は、戦って守る価値がある。)
表現:be worth V-ing + 前置詞 の定番。fight for=〜のために戦う。
It's worth revisiting your notes after 24 hours.
(24時間後にノートを見直す価値がある。)
語:revisit=もう一度確認する。
The old town is worth the detour.
(旧市街は、回り道をする価値がある。)
表現:worth the detour / worth the trip は観光レビューで定番。
It's not worth losing sleep over one more email.
(メール1通のために睡眠を削る価値はない。)
熟語:lose sleep over A=Aで眠れないほど悩む。
It's worth automating routine tasks.
(定型作業は自動化する価値がある。)
語:routine=日常の/automate=自動化する。
The proposal is worthy of consideration.
(その提案は検討に値する。)
軸:worthy of は品位・資格評価。実利の worth と使い分け。
It's worth it.
(それはやる価値があるよ/買う価値があるよ。)
指示:it が直前の計画・物をまとめて指す便利表現。
4-FAQ:be worth (while) + ~ing(〜する価値がある)
型
It's worth V-ing /
S + be worth + 名 /
be worth one's while (to V / V-ing) /
well worth + V-ing
言い換え(近縁)
worthwhile (to do / doing) / worthy of + 名/V-ing
位置主語直後(形容詞的)/名詞直前は不可
it は直前の「計画・出費・労力・物」をまとめて指す指示語。言い換えは It's worth the money/time/effort. など具体名詞にできます。
It's worth it.
(それ、やる価値あるよ。)
It's worth the effort.
(労力をかける価値がある。)
worth + V-ing:行為そのものの価値(例:読むこと)。worth + 名詞:具体名詞の価値(例:the time / a visit / the price)。
The book is worth reading.
(その本は読む価値がある。)
The museum is worth a visit.
(その博物館は訪れる価値がある。)
worth:実利・コスパ。worth + V-ing / 名詞worthwhile:有意義(ややフォーマル)。It's worthwhile to do / doingworthy of:資格・品位に値する。worthy of + 名/V-ing
It's worthwhile to apply for the grant.
(助成金に応募するのは有意義だ。)
The idea is worthy of consideration.
(その案は検討に値する。)
相手の時間を尊重してすすめるときに便利。to 不定詞 も V-ing も可能です。
It's worth your while to apply early.
(早めに応募するのは、あなたの時間に見合います。)
It's worth your while applying early.
(早めに応募するのは、時間に見合います。)
well は副詞。「とても」の意味で worth の直前が自然。口語でも書き言葉でも使え、強い推しに。
The exhibition is well worth visiting.
(その展覧会はかなり行く価値がある。)
be worth + 金額/時間:価値の評価(価値がある)。cost + 金額:実際の価格(いくら「かかる」)。
This app is worth $5.
(このアプリは5ドルの価値がある。)
This app costs $5.
(このアプリは5ドルかかる/値段が5ドルだ。)
may not be worth ~ing(〜する価値はなさそう)hardly worth ~ing(ほとんど価値がない)probably not worth ~ing(おそらく価値がない)
It may not be worth fixing the old copier.
(古いコピー機は直す価値がなさそうです。)
worth は原則「be動詞の後ろ」で使い、名詞の直前の形容詞にはなりません。正しくは a book worth reading(= 読む価値のある本)。
This is a book worth reading.
(これは読む価値がある本だ。)
worthy of being done は格調高く「〜されるに値する」。一方 worth doing は実利的で自然。場面のトーンで選択。
The proposal is worthy of being considered.
(その提案は検討されるに値する。)
The proposal is worth considering.
(その提案は検討する価値がある。)
質問は Is it worth ~ing?/Is it worth the cost/time?。返事は Yes, it is./No, it isn't. で簡潔に。
Is it worth upgrading now?
(今アップグレードする価値はありますか?)
Yes, it is. / No, it isn't.
(はい、あります。/いいえ、ありません。)
5. on / upon + ~ing:〜するやいなや/〜するとただちに
コア型は
On / Upon V-ing, S + V ...(文頭に置き、カンマで区切る)。
on と upon の意味は同じですが、upon のほうがややフォーマルです。
V-ing=『〜すること』」。On / Upon + 〜ing は「〜したら すぐ」の合図です。
ウォームアップ ミニ・ストーリーで「すぐに」を体感
飛行機が着陸した瞬間、家族に無事到着のメッセージを送ります。
Upon landing, I texted my family.
(着陸するとすぐ、家族にメッセージを送った。)
Upon + landing,(V-ing=着陸すること)+ I texted ...文頭に置いたらカンマで区切る。
land=着陸する → landingtext=スマホでメッセージを送る
on / upon は「すぐ」。
upon は少しフォーマル、メール・案内文でも◎。
今日の1文は、あなたの段取り力にすぐに効きます。
意味・ニュアンステーブル(即時性・レジスター・注意点)
| 表現 | 即時性 | レジスター | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
🧩 On / Upon + V-ing, S + V ... |
強い(瞬時) | 書き言葉〜中立 | 叙述・レポート・手順書 | 文頭+カンマ。主語一致が必須。 |
🧩 S + V on / upon V-ing(文中) |
中〜強 | 中立 | 短く自然に続けたい時 | 前置きが長くなりすぎないように。 |
🧩 On / Upon being + Vpp, ...(受け身) |
強い | ややフォーマル | 被動作主を前面に出したい時 | being + Vpp の自然さを確認。 |
🧩 on / upon + 名詞(定番句) |
強い(即時) | ビジネス定型 | 通知・規約・メール | of で中身を補う:receipt of payment |
🧩 on doing so(代名指示) |
強い | マニュアル・UI | 操作手順の次の動作 | 「so」が何を指すか明確に。 |
🧩 on not V-ing(否定・文語) |
強い | 書き言葉 | 報告文・文学調 | ふつうは If you don't ... に言い換え可。 |
🧩 upon ⇔ on |
同等 | upon がややフォーマル |
ビジネス通知・規約 | 意味は同じ。トーンで選ぶ。 |
On clicking “Submit,” you'll see a confirmation.
(「送信」をクリックするとすぐ、確認画面が出ます。)
on doing so でもOK:先行操作を指せます。
We left upon finishing the meeting.
(会議を終えるとすぐ、私たちは出発した。)
文中に置くと、文章が流れるように自然。
On not hearing back, we sent a reminder.
(返事が来なかったので、リマインドを送った。)
日常文では If we didn't hear back, ... が自然。
文法メモ(小学生にも届く粒度)
① V-ing は「〜すること」に変える形
arrive → arriving(到着する → 到着すること)open → opening(開ける → 開けること)
On arriving, I called her.
(到着してすぐ彼女に電話した。)
② 主語一致:V-ing の動作主=主文の主語
この2つが違うと「ぶら下がり修飾(dangling)」で不自然になります。
× On opening the door, the rain started.
○ On opening the door, I noticed the rain.
On opening the door, I noticed the rain.
(ドアを開けたとたん、雨に気づいた。)
③ 位置とカンマ:文頭に置いたらカンマ
文中にも置けます(頻度は低め)。
We left upon finishing the meeting.
(会議を終えるとすぐ出発した。)
④ upon = on(意味は同じ/ややフォーマル)
通知・規約文では upon がよく使われます。
Upon approval, your order will be processed.
(承認され次第、ご注文を処理します。)
⑤ 受け身:on/upon being + Vpp(〜されてすぐ)
being は「〜である/〜される」の受け身を作る助けです。
Upon being told the news, she cried.
(知らせを受けるやいなや、彼女は泣いた。)
⑥ 名詞版:on/upon + 名詞(ビジネス定番)
on arrival / upon request / upon receipt (of payment) / upon completion など。
On arrival, please check in.
(到着したらすぐチェックインしてください。)
⑦ 否定形:on not V-ing(文語・レポート)
日常会話では If S don't ~ に言い換える方が自然。
On not hearing back, we sent a reminder.
(返事が来なかったので、催促を送った。)
⑧ よくある誤り(× → ○)
- ×
On to arrive, ...→ ○On arriving, ... - ×
On opened the door, ...→ ○On opening the door, ... - ×
On arriving, the rain started.→ ○On arriving, I noticed the rain.
On opening the email, I replied at once.
(メールを開けたらすぐ、返信した。)
💬 例文で「すぐに(on/upon)」の感覚をつかもう
Upon landing, please remain seated.
(着陸したらすぐ、着席のままでお待ちください。)
構造:Upon + V-ing(文頭)+カンマ+命令文。
単語:landing=着陸すること/remain seated=座ったままでいる。
Upon receipt of payment, we will ship your order.
(支払いを受領し次第、ご注文を発送します。)
定番句:upon receipt (of A)=Aの受領と同時に。
語:receipt=受け取り(レシートの receipt と同語源)。
On clicking “Submit,” you'll see a confirmation.
(「送信」をクリックするとすぐ、確認画面が表示されます。)
語:confirmation=確認画面・確認通知。
言い換え:On doing so, ...(そうするとすぐ)。
We left upon finishing the meeting.
(会議を終えるとすぐ、私たちは出発した。)
ポイント:文中配置でも「すぐに」を自然に表現できる。
On hearing the news, she burst into tears.
(その知らせを聞いたとたん、彼女は泣き出した。)
語:burst into tears=突然泣き出す。
構文:文頭の On V-ing の後はカンマ。
Upon being informed of the change, we updated the schedule.
(変更を知らされるやいなや、私たちは予定表を更新した。)
型:upon being + 過去分詞=「〜されてすぐ」。
語:inform=知らせる/schedule=予定表。
Upon seeing you, my heart skipped a beat.
(あなたを見た瞬間、胸が高鳴った。)
語感:skip a beat=(心臓が)ドキッとする。
主語一致:seeing の動作主=my heart(I)の話者側。
On hearing the fire alarm, evacuate the building immediately.
(火災報知器が鳴ったらすぐ、建物から退避してください。)
語:evacuate=避難する。
トーン:命令文で緊急性を表現。
Upon completion of the course, a certificate will be issued.
(講座を修了し次第、修了証が発行されます。)
語:completion=完了/certificate=修了証。
The device restarts upon detecting an update.
(その端末は、更新を検知するとすぐ再起動します。)
語:detect=検知する/restart=再起動する。
On not receiving a reply, we will close the ticket.
(返信が来なければすぐ、チケットをクローズします。)
注意:書き言葉寄り。会話なら If we don't receive ... が自然。
On doing so, you'll receive a verification code.
(そうするとすぐ、認証コードが届きます。)
指示語:so=直前の手順全体を指す。
On arrival, please present your passport.
(到着したらすぐ、パスポートをご提示ください。)
定番:on arrival=到着次第。旅行英語の必須句。
On opening the app for the first time, enable notifications.
(アプリを初めて開いたらすぐ、通知をオンにしてください。)
語:enable=有効にする/notifications=通知。
5-FAQ:on / upon + ~ing(〜するやいなや)
型
On / Upon V-ing, S + V ... /
S + V on/upon V-ing ... /
on/upon + 名詞(定番句:on arrival / upon receipt)
言い換え
as soon as S+V/once S+V/when S+V
位置文頭+カンマ/文中も可
upon は on よりややフォーマルですが、意味は基本的に同じです。通知文・規約・アナウンスなら upon、会話寄りや説明なら on でOK。
Upon approval, your account will be activated.
(承認され次第、あなたのアカウントは有効化されます。)
On finishing the report, I sent it to the client.
(レポートを仕上げるとすぐ、顧客に送った。)
V-ing 部分は「〜すること」で時制を持ちません。未来は主文で表します。
On arriving, I will call you.
(到着したらすぐ、あなたに電話します。)
On / Upon V-ing の動作主は、主文の主語と同じにします。違うと不自然(ぶら下がり修飾)。
✕ On opening the door, the rain started.
(× ドアを開けたのは話者だが、主語が「雨」)
○ On opening the door, I noticed the rain.
(○ ドアを開けたのも気づいたのも「私」)
はい。案内・安全指示・業務手順でとても自然です。
Upon entering, please sanitize your hands.
(入室したらすぐ、手指を消毒してください。)
「〜されてすぐ」を出したい時に使います。報告書やお知らせ文で便利。
On being told the news, he apologized at once.
(知らせを受けるやいなや、彼はすぐ謝罪した。)
頻出はこの4つ:on arrival(到着し次第)/upon request(依頼があればすぐ)/upon receipt (of A)(受領し次第)/upon completion(完了し次第)。
Upon request, we will provide a receipt.
(ご依頼があればすぐ、領収書を発行します。)
on not V-ing は書き言葉寄り。日常では条件文に言い換える方が自然です。
On not hearing back, we sent a reminder.
(返事が来なかったので、催促を送った。)
→ 会話なら If we didn't receive a reply, we sent a reminder.
so は直前の「操作・手順・行為そのもの」を指す指示語です。UI/マニュアルで便利。
On doing so, you'll receive a verification code.
(そうするとすぐ、認証コードが届きます。)
文頭に置くときはカンマで主文と区切ります。文中に置くことも可能です。
On clicking “Submit,” you'll see a confirmation.
(「送信」をクリックするとすぐ、確認画面が表示されます。)
We left upon finishing the meeting.
(会議を終えるとすぐ、出発した。)
on/upon + V-ing:書き言葉寄り。手順・通知で即時を簡潔に。as soon as:会話で自然。初心者にも安全。once:条件が満たされたあとの自動的な次動作感。
As soon as I get home, I'll call you.
(家に着いたらすぐ電話するね。)
on having done は試験問題では見かけますが、実務・日常では稀。ふつうは on/upon + V-ing で充分です。
Upon finishing the setup, restart the device.
(セットアップを完了したらすぐ、端末を再起動してください。)
upon は会話だと少しかしこまり、on も書き言葉寄り。会話では as soon as が最も自然です。
As soon as we arrive, we'll check in.
(着いたらすぐチェックインしよう。)
6. in + ~ing:〜するときに / 〜する点で
in + V-ing には大きく 2つの軸 があります。
① 時間・状況(= when/while の仲間)…「〜しているときに」
② 観点・側面(= in terms of / regarding)…「〜する点で/〜するうえで」
in + V-ing(V-ing = ~すること)
✔ 口語の置換:when/while + V-ing
✔ 手段との区別:by + V-ing は「どうやって?」
in + V-ing は「その作業の中で」/「その見方の中で」と覚えよう。
ウォームアップ ミニ・ストーリーで「in + ~ing」の2軸を体感
薬品を扱うときには、みんなに注意してほしい。掲示ポスターの一言を英語で作ります。
Use caution in handling chemicals.
(薬品を扱うときには注意してください。)
in + handling=「扱うことの最中に」。「時間・状況」の in + V-ing です。
会話では
when/while using にも言い換えOK。
caution=注意/用心handle → handling=扱う→扱うことchemicals=薬品
in + V-ing は掲示・注意書きでよく使う落ち着いた言い方。
by + V-ing は「方法」になるので別物(例:by wearing gloves 手袋をはくことで)。
意味・ニュアンステーブル(用法・場面・置き換え)
| 用法 | 中心意味 | レジスター | 向いている場面 | 置き換え | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|
🧩 in + V-ing(時間・状況) |
作業の最中に/〜するときに | 説明文・掲示・注意書きで自然 | 安全指示、操作手順、校則・社内規定 | when/while V-ing(口語へ置換) |
「方法」を言いたい時は by V-ing を使う |
🧩 in + V-ing(観点・評価) |
〜する点で/〜において | レポート・レビュー・論考 | 効果・妥当性・経験値の評価 | in terms of / regarding |
日本語は「〜するうえで」と訳すと自然 |
🧩 固定動詞:succeed/engaged/involved in V-ing |
前置詞固定 | ビジネス・アカデミック | 実績・担当・関与の表明 | — | × succeed to do → ○ succeed in doing |
🧩 in doing so |
その際に/その過程で | 手順書・UIテキスト | 副次動作・注意点の提示 | while doing so(時間),as you do so(補助) |
by doing so(手段)とは意味が異なる |
🧩 可変:have difficulty (in) V-ing |
in は省略可 | 中立(フォーマル〜口語) | 困難・負荷の明示 | — | difficulty は可算だがこの型では単数が普通 |
時間・状況
Be polite in talking with customers.
(お客さまと話すときには丁寧にしましょう。)
会話なら when talking でもOK。
観点・評価
The team is experienced in managing remote projects.
(このチームは遠隔プロジェクトの管理に経験がある。)
「〜する点で」の評価を表す in。
固定:succeed in
We succeeded in reducing the cost by 20 percent.
(私たちはコストを20%削減することに成功した。)
× succeed to reduce → ○ succeed in reducing
in doing so
In doing so, please avoid exposing personal data.
(その作業の途中で、個人データが見える状態にしないでください。)
by doing so は「そのやり方で(手段)」の意味になる点に注意。
- ×
succeed to do→ ○succeed in doing - × 「方法」を
in V-ingで言う → ○by V-ing - × すべて口語で
in V-ing→ ○ 会話はwhen/whileに置換が自然
文法メモ(小学生にも届く粒度)
① V-ing は「〜すること」に変える形
use → using(使う → 使うこと)read → reading(読む → 読むこと)
Please be quiet in reading the contract.
(契約書を読むときは静かにしてください。)
② in の気持ち:内側(作業の中・評価の枠の中)
だから「過程で/〜する点で」のニュアンスが生まれます。
This guideline is clear in explaining the steps.
(このガイドは手順を説明する点で明確だ。)
③ when / while / by との区別
- when/while=「いつ?」(時間)
- by=「どうやって?」(手段)
- in=「その中で」(過程・観点)
Improve accuracy by adding more data.
(データを追加することで、精度を上げよう。)
④ 前置詞が固定の動詞
succeed in doing(〜することに成功する)be engaged/involved in doing(〜に従事/関与している)be justified in doing(〜する点で正当)
They succeeded in finding the leak.
(彼らは漏れの特定に成功した。)
⑤ have difficulty (in) V-ing の (in) は省略OK
I had difficulty (in) falling asleep.
(なかなか寝つくことができなかった。)
⑥ in doing so の so は「その行為(直前の操作)全体」
In doing so, avoid sharing passwords.
(その作業をする際に、パスワード共有は避けてください。)
by doing so は「そのやり方で(手段)」なので意味が違います。
⑦ 位置は自由(長いなら後ろへ)
副詞句なので、文頭・文中・文末に置けます。長くなるなら文末が読みやすいです。
Check the cable, especially in connecting external devices.
(外部機器を接続するときは、とくにケーブルを確認しましょう。)
⑧ 口語の硬さを下げたい → when/while へ
While cooking, keep the ventilation on.
(料理中は、換気をつけておいてね。)
💬 例文で「in + V-ing(過程/観点)」の感覚をつかもう
Be careful in using this device.
(この機器を使うときは注意してください。)
構造:in + using=使用中に(過程)。掲示文でよく使う硬めの言い方。
言い換え:会話なら when/while using が自然。
In doing so, create a backup copy.
(その作業をする途中で、バックアップを作成してください。)
so=直前の操作全体を指す指示語。
手段のby doing soとは意味が違う点に注意。
This method is effective in reducing errors.
(この方法は、ミスを減らす点で効果的だ。)
単語:reduce=減らす/error=誤り。
She is experienced in leading cross-functional teams.
(彼女は部門横断チームのリードに経験がある。)
experienced in は履歴書・実務紹介で頻出。
He was justified in taking a day off.
(彼が休みを取ったのは、その判断の点で正当だった。)
justified=妥当・正当と認められる。
They succeeded in restoring the server.
(彼らはサーバーの復旧に成功した。)
× succeed to restore → ○ succeed in restoring
We are engaged in developing a new platform.
(私たちは新しいプラットフォームの開発に従事している。)
engaged in=〜に従事/関与。受け身形での常套表現。
I had difficulty (in) finding the file.
(そのファイルを見つけるのに苦労した。)
ポイント:in は省略OK。difficulty は通常単数扱い。
Data plays a key role in improving decisions.
(データは意思決定を改善する点で重要な役割を果たす。)
key role=重要な役割/improve=改善する。
Be patient in teaching children.
(子どもを教えるときは辛抱強くいましょう。)
patient=がまん強い。過程の最中を表す in。
Please be quiet in reading the contract.
(契約書を読むときは静かにしてください。)
会話寄りの言い換え:when you read the contract。
You are right in asking questions.
(質問するのは正しいことだよ。)
肯定的な評価(観点)を in で表す定番。
Avoid distractions in studying at home.
(家で勉強するときは、気が散るものを避けよう。)
distraction=注意散漫にさせるもの。
In connecting the cables, ensure the power is off.
(ケーブルを接続するときは、電源が切れていることを確認してください。)
掲示・説明文らしい硬さ。会話なら When connecting the cables, ...。
6-FAQ:in + ~ing(過程/観点)
型
in V-ing /
Adj + in V-ing /
N + in V-ing /
In doing so, ...
言い換え
when/while V-ing(時間)/in terms of(観点)/by V-ing(手段)
位置文頭・文中・文末(文頭はカンマ)
結論:掲示・説明・注意書きでは自然、日常会話では少し硬めです。口語は when/while が第一選択。
Be careful in using this app.
(このアプリを使うときは注意してください。)
会話なら → Be careful when using this app.
in doing so が一般的。in so doing はやや文語的ですが意味は同じです。
In doing so, you reduce the risk of errors.
(そうする途中で、ミスのリスクを減らせます。)
In so doing, you reduce the risk of errors.
(同上。やや堅めの言い方。)
はい。特に「観点」の評価でよく使います。
She was justified in not sharing the data.
(彼女がデータを共有しなかったのは正当だった。)
小ワザ:「〜しなかった点で正しい」= right/justified in not V-ing
状況によりアリ。評価系の形容詞と相性がよいです。
He was right in being cautious.
(彼が用心深くあったことは正しかった。)
「招待されて光栄だ」など感情系は honored to be invited の方が自然。
think/feel/know などでも、right/justified など評価語を添えると自然になります。
You were right in thinking that the rule applied.
(その規則が当てはまると考えた点で、あなたは正しかった。)
単独の in knowing などは目的語が曖昧になりやすく、避けるのが無難。
careful/strict/polite in V-ing(〜する時に慎重/厳格/丁寧)quick/slow/prompt in V-ing(〜するのが速い/遅い/迅速)right/wrong/justified in V-ing(〜する点で正しい/誤り/妥当)
Please be careful in handling samples.
(サンプルを扱う時は、慎重にお願いします。)
N + in V-ing は「〜する点での N」という意味になります。
She has rich experience in leading projects.
(彼女はプロジェクトのリードをする点での経験が豊富だ。)
Data plays a key role in improving safety.
(データは安全性の向上という点での役割を果たす。)
by は「どうやって?(方法)」、in は「その最中に/その点で」。
We reduced errors by adding checks.
(チェックを追加することで、ミスを減らした。)
This method is effective in reducing errors.
(この方法はミスを減らす点で効果的だ。)
文頭・文中・文末のどこでもOK。文頭ならカンマで主文と区切ります。
In connecting devices, check the power first.
(機器を接続する時は、まず電源を確認して。)
Check the power first in connecting devices.
(機器を接続する時には、まず電源を確認して。)
with は「付帯状況」:with + 名詞 + V-ing(独立分詞構文)。in + V-ing は「過程/観点」。
With the engine running, don't leave the car unattended.
(エンジンがかかったまま、車を放置しないで。)
→ in running はこの意味では不可。役割が違います。
多くは不可。in を要求する語(succeed/engaged/involved/justified など)は固定です。
They succeeded in finding a solution.
(彼らは解決策を見つけることに成功した。)
× succeed to find は誤り。
interested in doing=一般的な関心/趣味。interested to do=特定の事柄に触れて「〜してみたい」「聞けてうれしい」など限定的。
I'm interested in learning data science.
(データサイエンスを学ぶことに興味がある。)
I'd be interested to hear your feedback.
(あなたの意見を聞けるとうれしい。)
7. feel like + ~ing:その場の気分で「〜したい」
feel like + V-ing は、今この瞬間の気分による「〜したい」。
want to(はっきり強い望み)よりやわらかく、would like to(丁寧)よりカジュアル。
feel like V-ing(V-ing = 〜すること)
✔ 誘い:Do you feel like V-ing?(〜しない?)
✔ やんわり否定:I don't feel like V-ing.(その気分じゃない)
✔ 名詞版:feel like + 名詞(例:I feel like a coffee.)
V-ing は「〜すること」。前置詞
like の後ろは名詞=だから V-ing(動詞を名詞化)になるよ。
ウォームアップ ミニ・ストーリーで「feel like」を体感
Do you feel like going for ice cream?
(アイス、食べに行かない?)
Do you + feel like + V-ing ?V-ing は「〜すること」。ここでは
going(行くこと)。「〜しない?」のやさしい質問になる。
feel=感じる/like=(ここでは)〜の気分でgo for A=Aを食べ/しに行く(口語の定番)ice cream=アイスクリーム
feel like はふんわりした誘い。
want to より押しつけ感がなく、断られても角が立ちにくい。
丁寧にしたい時は Would you like to…? にも言い換えOK。
今日の一文をそのまま使って、だれかをやさしく誘ってみよう!
意味・ニュアンステーブル(強さ・ていねい度・場面)
| 表現 | 中心意味 | 強さ | ていねい度 | 向いている場面 | 置き換え・注意 |
|---|---|---|---|---|---|
🧩 feel like V-ing |
今の気分で「〜したい」 | 弱〜中 | カジュアル | 日常会話・軽い希望 | like は前置詞 → **V-ing**。× feel like to V |
🧩 Do you feel like V-ing? |
やさしいお誘い | — | やや丁寧〜普通 | 提案・打診(押しつけたくない) | Would you like to ... ? よりカジュアルでソフト |
🧩 I don't feel like V-ing. |
穏やかな断り | — | 丁寧め | 提案を避ける・体調や気分 | feel like not V-ing より don't feel like V-ing が自然 |
🧩 feel like + 名詞 |
〜が欲しい気分 | 弱〜中 | カジュアル | 飲食・活動名(a / 複数に注意) | 可算名詞:a coffee/不可算:water |
🔁 want to + V |
はっきり欲しい | 強 | 普通 | 決意・計画・本気の希望 | 相手に強く響くことも → 場面注意 |
🔁 would like to + V |
丁寧な希望 | 中 | 丁寧 | 接客・初対面・フォーマル | 提案・注文に最適 |
🔁 be in the mood for + 名 / to + V |
雰囲気に合う気分 | 中 | 普通 | 食事・娯楽の選択 | for + 名詞/to + V の形 |
🔁 be up for V-ing(米) / fancy V-ing(英) |
ノリがある・やる気 | 中 | カジュアル | 友人・同僚の雑談 | 地域差あり(fancy は英寄り) |
feel like V-ing
I feel like reading outside.
(外で読書したい気分だ。)
V-ing = 動詞を名詞化(〜すること)。
やんわり断り
I don't feel like going out tonight.
(今夜は出かける気分じゃない。)
否定は don't feel like V-ing が自然。
やさしいお誘い
Do you feel like watching a movie?
(映画を観ない?)
強くない・断りやすい提案。
名詞版
We feel like a break.
(ちょっと休憩したい気分だ。)
可算名詞の形(a / 複数)に注意。
言い換え(丁寧)
I'd like to join the meeting.
(会議に参加したいです。)
丁寧さが必要なら would like to。
言い換え(強い意思)
I want to learn Spanish.
(スペイン語を学びたい。)
「本気度」が上がる言い方。
文法メモ(小学生にも届く粒度)
① like は 前置詞:だから後ろは名詞(= 動詞は V-ing)
play → playing(遊ぶ → 遊ぶこと)cook → cooking(料理する → 料理すること)
I feel like reading now.
(今は読書したい気分。)
× feel like to read は不可。
② 否定は don't/doesn't feel like V-ing
I don't feel like doing homework now.
(今は宿題をする気分じゃない。)
feel like not V-ing より自然で丁寧。
③ 疑問は Do/Does を前に:Do you feel like V-ing?
Do you feel like joining us?
(いっしょに参加しない?)
やさしいお誘いの定番形。
④ 名詞版:可算名詞は a・複数に注意
I feel like a break.
(ちょっと休憩したい気分。)
coffee は通例不可算だが、口語で飲み物一杯=a coffee とも言う。
⑤ feel like it:it は「さっきの行為」
A: Do you feel like cooking?
B: I don't feel like it.
(A:料理する気分?/B:その気分じゃないな。)
it =「cooking(料理すること)」。
⑥ V-ing の綴り:ゆっくり確認
- 語尾が
e:make → making(eを取る) - 短母音+子音で終わる:run → running(子音重ね)
- play → playing(そのまま ing)
He feels like running today.
(今日は走りたい気分だ。)
⑦ 別の意味:feel like + 節 は「〜のように感じる」
I feel like I'm floating.
(まるで浮いているように感じる。)
これは欲求ではなく印象。混同に注意。
⑧ 位置は普通「主語+feel like…」:文全体は短く保つ
Sometimes I feel like staying offline.
(ときどき、ネットから離れていたい気分になる。)
言いたいことは先に、理由は後ろに足すと読みやすい。
💬 例文で「feel like + V-ing(〜したい気分)」を体に入れる
I feel like taking a walk.
(散歩に行きたい気分だ。)
構造:S + feel like + V-ing(V-ing=〜すること)。
語注:feel=感じる / like(ここでは)〜の気分。
ニュアンス:「今この瞬間」の軽い希望。want toよりやわらかい。
Do you feel like trying a new café?
(新しいカフェ、行ってみない?)
語注:try=試す / café=カフェ。
言い換え:丁寧に → Would you like to try…?
I don't feel like cooking tonight.
(今夜は料理する気分じゃないな。)
ポイント:否定は don't feel like V-ing が自然。× feel like not V-ing
I feel like a coffee.
(コーヒーが飲みたい気分。)
注意:coffee は通常不可算だが、「一杯」なら a coffee と言える(口語)。
A: Do you feel like cooking?
B: I don't feel like it.
(A:料理する気分?/B:その気分じゃないな。)
it=直前の動作「cooking(料理すること)」。
The kids don't feel like going to bed yet.
(子どもたちは まだ寝る気分じゃない。)
yet=まだ。自然な家庭シーンの言い方。
Do you feel like jumping on a quick call?
(ちょっと通話、どうですか?)
jump on a call=さっと通話する(ビジネス口語)。
After the long meeting, we felt like taking a break.
(長い会議のあと、私たちは休憩したい気分だった。)
過去の気分は felt like にする。
Sometimes I feel like staying offline.
(ときどき、オフラインで過ごしたい気分になる。)
Sometimes=ときどき / offline=ネットなしで。
I don't feel like going out. How about staying in?
(外出は気分じゃないな。家にいない?)
How about ~?=〜はどう?(代案の提示)。
When it rains, I feel like reading at home.
(雨の日は家で読書したい気分。)
When it rains=雨が降ると(ときは)。
I feel like holding your hand.
(君の手をつないでいたい気分だ。)
やさしい感情の表現。want to hold よりソフト。
I feel like taking notes today.
(今日はメモを取りたい気分だ。)
雰囲気を強めに言うなら → I'm in the mood to take notes.
I didn't feel like explaining everything again.
(全部をもう一度説明する気分ではなかった。)
didn't feel like=その時は気分じゃなかった(過去の状態)。
7-FAQ:feel like + ~ing(〜したい気分)
型
S + feel like + V-ing /
Do you feel like V-ing? /
I don't feel like V-ing.
言い換え
would like to/be in the mood (for/to)/be up for/(BrE) fancy V-ing
結論:like は前置詞なので、後ろは 名詞(= 動詞は V-ing にして名詞化)。
I feel like going for a run.
(走りに行きたい気分だ。)
× feel like to go は不可。
feel like は会話寄り。ビジネス初対面やメールでは、丁寧な置き換えが無難です。
Would you be available to discuss this tomorrow?
(この件、明日お時間ありますか?)
Would you be interested in joining a quick call?
(短い通話に参加していただけますか?)
柔らかい提案のまま丁寧にできる表現:Would you like to…?/Would you be open to…?
+ 名詞=「〜が欲しい気分」/+ V-ing=「〜したい気分」。可算名詞は a または複数を忘れずに。
I feel like a snack.
(軽いおやつが欲しい気分。)
I feel like taking a nap.
(昼寝したい気分。)
really=とても、kind of / sort of=ちょっと、just=今まさに/ただ…。
I really feel like going out.
(本当に出かけたい気分。)
I kind of feel like staying home.
(ちょっと家にいたい気分。)
don't の否定に、緩衝材(now / right now / maybe later / thanks)を重ねるとやさしい印象に。
I don't feel like going out right now, but thanks.
(今は出かける気分じゃないけど、誘ってくれてありがとう。)
代案を添えるとさらに◎:Maybe another time?
相手も「そう思っているはず」という期待・驚きが少し含まれます。普通の誘いは肯定疑問で。
Don't you feel like going for a walk?
(散歩、行きたいんじゃないの?)
Do you feel like going for a walk?
(散歩、どう?)
it は直前に出た「行為(V-ing の内容)」をまとめて指します。
A: Do you feel like cooking?
B: I don't feel like it.
(A:料理、する気分?/B:その気分じゃないな。)
feel like oneself は「体調や気分が戻って自分らしく感じる」という慣用句。欲求の feel like V-ing とは別物です。
I finally feel like myself again.
(やっといつもの自分に戻った感じだ。)
feel like + 節 は「印象」。欲求の表現にしない時は that などを続けます。
I feel like I'm floating.
(浮いているように感じる。)
欲求なら:I feel like floating.(浮かびたい気分)—意味が変わります。
fancy は主に英国のカジュアル。be up for は米で「ノリが良い」。どちらも「乗り気?」の誘いです。
Fancy going for a coffee?
(コーヒー、行かない?)
Are you up for trying a new place?
(新しい店、試してみる気分?)
OK。気分は時間で変わるので、時を示す副詞をよく添えます。
I don't feel like working now, but I might feel like doing it later.
(今は仕事する気分じゃないが、あとではする気分になるかも。)
We feel like ordering in tonight.
(今夜は出前を取りたい気分。)
やわらかく気持ちを伝えるのに最適。強すぎず、押しつけない表現です。
I feel like holding your hand.
(君の手をつなぎたい気分だ。)
I feel like spending more time with you.
(君ともっと一緒に過ごしたい気分。)
8. be busy + ~ing:〜するのに忙しい
be busy + V-ing は「(今)〜するので手がふさがっている」という意味。
仕事でも日常でも超よく使う、現場感のある表現です。
S + be + busy + V-ing(V-ing = 〜すること)
✔ 名詞版:busy with + 名詞(例:busy with emails)
✔ 注意:× busy to do は不可
V-ing は「〜すること」。だから
busy + V-ing は「〜することで忙しい」だよ。
/ˈbɪzi/(ビジィ)
頻出コロケーション:busy preparing/busy studying/busy answering emails
ウォームアップ ミニ・ストーリーで「be busy」を体感
でもあなたは、図表の調整とリハーサルで手がふさがっている……。
I'm busy preparing for tomorrow's presentation.
(明日のプレゼンの準備で忙しいんだ。)
S + be + busy + V-ingV-ing は「〜すること」:
prepare → preparing目的語:
for tomorrow's presentation(明日の発表に向けて)
busy=忙しい / prepare=準備するpresentation=発表・プレゼンfor=〜のために(目標・目的)
「手がふさがっていて、今すぐは難しい」という実務的な忙しさ。
とても自然な断り文にも使えます。
例:I'm busy right now. Can we talk later?
例:I'm busy with emails.(メール対応で忙しい)
〇 I'm busy preparing./〇 I'm busy with preparation.
意味・ニュアンステーブル(忙しさの“温度”と場面)
| 表現 | 中心意味 | 温度(忙しさ) | ていねい/カジュアル | 向いている場面 | 短い例(コード) |
|---|---|---|---|---|---|
🧩 S + be + busy + V-ing |
今まさに「〜することで忙しい」 | 中 | ふつう(会話〜ビジネス) | 電話・チャットの断り/現状報告 | I'm busy preparing. |
🧩 名詞版:be busy with + 名詞 |
「〜で」手がふさがっている | 中 | ふつう | 対象が名詞で言いやすい時 | I'm busy with emails. |
🔁 be tied up (with N / V-ing) |
(予定に)がっちり縛られている | 中〜高 | ややカジュアル | 電話・会話の断り | She's tied up with calls. |
🔁 be swamped with + 名 |
仕事が「洪水」状態 | 高 | カジュアル寄り | 仲間内・社内チャット | We're swamped with orders. |
🔁 be snowed under (with N)(英) |
仕事に「雪埋もれ」 | 高 | カジュアル〜新聞調 | 英圏ニュース/会話 | I'm snowed under with work. |
🔁 be occupied/engaged in + V-ing |
フォーマルに「従事している」 | 中 | ややフォーマル | 文書・社外メール | She's engaged in testing. |
🔁 進行形:be + V-ing(単体) |
行為の進行中を淡々と表す | — | ふつう | 状況説明(忙しさの含意は弱い) | I'm preparing now. |
🔁 不可:busy to + V |
誤用:to 不定詞は置けない | — | — | — | × I'm busy to prepare. |
✅ 例外パターン:be too busy to + V |
「忙しすぎて〜できない」 | 高 | ふつう | 否定的な可否を明確化 | I'm too busy to talk. |
be busy + V-ing
She's busy answering emails.
(彼女はメールの対応で忙しい。)
行為=answering emails が原因で「手がふさがっている」。
be busy with + 名詞
We're busy with the new release.
(私たちは新リリースで忙しい。)
with + 名詞 =「〜で(〜に関して)」忙しい。
文法メモ(小学生にも届く粒度)
① busy + V-ing:V-ing は「〜すること」
cook → cooking(料理する → 料理すること)prepare → preparing(準備する → 準備すること)
I'm busy cooking dinner.
(夕食を作ることで忙しい。)
× busy to cook では言わない。
② busy with + 名詞:名詞を直接つなぐ
He's busy with homework.
(彼は宿題で忙しい。)
with は「〜で/〜に関して」。
③ too busy to + V:忙しすぎて〜できない
I'm too busy to talk right now.
(今は忙しすぎて話せない。)
「busy to はダメ」だが、too busy to はOKという例外ルール。
④ 時間語と相性◎:right now / at the moment / today
We're busy packing right now.
(私たちはいま荷造りで忙しい。)
「いま手がふさがっている」がより伝わる。
⑤ V-ing の綴り:小さな注意
- 語尾が
e:make → making(eを取る) - 短母音+子音:plan → planning(子音重ね)
- そのまま:read → reading, play → playing
She's busy planning the trip.
(彼女は旅行の計画で忙しい。)
⑥ busy being + 形/名:状態を言うことも可能
The website is busy being updated.
(そのサイトは今、更新作業で忙しい=更新中だ。)
being + 過去分詞=「〜されているところ」。
⑦ 進行形単体との違い:busy は“手がふさがっている”を明示
I'm preparing slides.
(資料を作っているところ。)
ただの進行説明。
I'm busy preparing slides.
(資料作りで手がふさがっている。)
相手に「今は対応が難しい」ことが伝わる。
⑧ 否定・疑問は be 動詞で
I'm not busy studying now.
(今は勉強で忙しくない。)
Are you busy finishing that task?
(その作業の完了で忙しい?)
be 動詞なので、do/does は使わない。
💬 例文で「be busy + V-ing(〜するのに忙しい)」を体に入れる
I'm busy finishing the report.
(その報告書の仕上げで忙しい。)
構造:S + be + busy + V-ing(finish → finishing)。
語注:finish=終える。「今まさに手がふさがっている」現場感。
She's busy answering emails at the moment.
(彼女はいまメールの対応で忙しい。)
語注:answer=(メールに)返信する/at the moment=今この瞬間。
We're busy getting the booth ready for the expo.
(展示会に向けてブースの準備で忙しい。)
語注:get A ready=Aを準備万端にする/expo=展示会。
He's busy looking after the kids right now.
(彼はいま子どもたちの世話で忙しい。)
look after=世話をする(= take care of)。They're busy renovating the kitchen these days.
(彼らはこのところキッチンの改装で忙しい。)
renovate=改装する/these days=このところ。I'm busy studying for the exam.
(試験勉強で忙しい。)
for the exam=試験に向けて。The team is busy fixing a critical bug.
(チームは重大なバグの修正で忙しい。)
critical=重大な/bug=不具合。I'm busy packing for a trip.
(旅行の荷造りで忙しい。)
pack=荷造りをする。Are you busy meeting clients this afternoon?
(今日の午後は顧客対応で忙しい?)
clients=顧客。I'm not busy cooking right now.
(いまは料理で忙しくない。)
be の後に not。Sorry, I'm too busy to talk at the moment.
(ごめん、今は忙しすぎて話せない。)
too busy to はOK。She was busy cooking when I called.
(私が電話したとき、彼女は料理で忙しかった。)
when I called=電話したとき。I'm busy with paperwork this morning.
(今朝は書類仕事で忙しい。)
paperwork=事務書類の処理。We're busy planning our anniversary dinner.
(私たちは記念日のディナーの計画で忙しい。)
anniversary=記念日。8-FAQ:be busy + ~ing(〜するのに忙しい)
型
S + be + busy + V-ing /
be busy with + 名詞 /
be too busy to + V
関連
be tied up (with)/keep (someone) busy V-ing/(BrE) the line is engaged
原則:busy の後ろは 名詞(=動詞なら V-ing)。× busy to do は不可。
ただし例外で too busy to + 動詞(忙しすぎて〜できない)はOK。
I'm busy preparing now.
(今は準備で忙しい。)
I'm too busy to talk right now.
(今は忙しすぎて話せません。)
- 日常英語:
busy with + 名詞/busy + V-ingが自然。 - busy in は古風・限定的(「〜に従事して」の書きことば寄り)。通常は推奨しません。
She's busy with paperwork.
(彼女は書類作業で忙しい。)
She's busy preparing documents.
(彼女は書類を準備するので忙しい。)
be V-ing は「〜しているところ」。be busy V-ing はそこに手がふさがって対応できないニュアンスを足します。
I'm preparing slides.
(資料を作っているところ。)
I'm busy preparing slides, can I get back to you later?
(資料作りで忙しいので、あとで連絡してもいい?)
現在完了進行形で、過去から今までの継続を表します:have/has been busy V-ing。
I have been busy working on this project since Monday.
(月曜からこのプロジェクトでずっと忙しい。)
電話回線には busy を使います。英では engaged も一般的。
The line is busy.
(電話が話し中だ。)
(BrE) The line is engaged.
(〈英〉電話が話し中だ。)
カジュアルな Are you busy? 以外に、**相手の時間を尊重**する聞き方があります。
Is this a good time to talk?
(今、お話ししても大丈夫ですか?)
Do you have a minute to chat?
(少しお時間ありますか?)
keep は「〜の状態に保つ」。誰かを「忙しい状態にしておく」=やることが多い、という含み。
The new orders keep us busy shipping every day.
(新しい注文のおかげで、私たちは毎日発送作業で忙しい状態だ。)
OK。being + 形/過去分詞 で 状態 を表せます(受け身の最中を言うことも)。
The site is busy being updated.
(サイトは今、更新作業で忙しい=更新中だ。)
too busy to V=忙しすぎて できない(不可能・否定的)。so busy that S can't V=とても忙しくて、その結果 できない(結果節で説明)。
I'm too busy to join today.
(今日は忙しすぎて参加できない。)
I'm so busy that I can't join today.
(今日はとても忙しくて参加できない。)
busy schedule は名詞を修飾する形容詞(予定が詰まった)。be busy V-ing は主語の状態(行為で手がふさがっている)。
I have a busy schedule this week.
(今週は予定が詰まっている。)
I'm busy meeting clients this week.
(今週は顧客対応で忙しい。)
「今は難しい」+「代案 or 感謝」で柔らかく。
I'm busy wrapping up a task right now, could we do tomorrow?
(今は作業の締めで忙しいので、明日にしませんか?)
I'm busy at the moment—thanks for understanding.
(今は手が離せません—ご理解ありがとうございます。)
9. It goes without saying (that) ...:〜は言うまでもない
It goes without saying (that) S + V ... は
「それは言うまでもない(みんな分かっている)」という前置きフレーズです。
実は中で without + saying と 動名詞(V-ing)が使われています。
It goes without saying (that) + S + V ...
✔ 言い換え:
Needless to say, ... / Obviously, ...
✔ 注意:
× It goes without to say は不可
/ɡoʊz/(ゴウズ)/wɪˈðaʊt/(ウィザウト)/ˈseɪɪŋ/(セイイング)
よく一緒に:It goes without saying that safety/quality/trust comes first.
ウォームアップ ミニ・ストーリーで「言うまでもない」を体感
そこで、みんなが心の中で当たり前に思っていることを、礼儀正しく確認する一言を添える。
It goes without saying that quality comes first today.
(言うまでもありませんが、今日は品質が最優先です。)
It(形だけの主語) + goes + without + saying(前置詞+動名詞)
+ (that) S + V中身は that 以下が本題。
go=進む/without=〜なしで/saying=言うことquality=品質、質
「当然だよね」を角を立てずに共有する前置き。
砕けた言い方:Needless to say, .../ もっと直球:Obviously, ...
Obviously, safety comes first.
〇 It goes without saying (that) ...
意味・ニュアンステーブル(「言うまでもない」の強さ・場面・言い換え)
| 表現 | 中心意味 | 断定度 | フォーマル度 | 置き場所 / 句読点 | 短い例(コード) |
|---|---|---|---|---|---|
🧩 It goes without saying (that) S + V ... |
「みんな分かっている前提」を丁寧に確認 | 中〜高 | 中(会話〜資料) | 文頭。that は省略可。, but ... を続ける形も多い。 |
It goes without saying (that) safety comes first. |
🔁 Needless to say, ... |
「言う必要もないが」 | 中〜高 | 中 | 文頭+カンマ必須。 | Needless to say, safety comes first. |
🔁 Obviously, ... |
明白・当然(相手を見下す響きに注意) | 高 | カジュアル〜中 | 文頭+カンマ。文中も可。 | Obviously, we must comply. |
🔁 It is obvious/clear that ... |
客観っぽく断定 | 高 | ややフォーマル | 文頭。報告書・記事で多い。 | It is clear that quality matters. |
🔁 Of course, ... |
当たり前・同意。反論の含みで強すぎることも。 | 中 | 会話 | 文頭+カンマ/返答単独も可。 | Of course, we'll help. |
🔁 It should go without saying that ... |
本来は当然だが守られてない暗示 | 高 | 中 | 文頭。「注意喚起」にも使う。 | It should go without saying that we respect privacy. |
🔁 It stands to reason that ... |
論理的に当然という含み | 中 | ややフォーマル | 文頭。議論・論説。 | It stands to reason that practice helps. |
🔁 As you know, ... |
共有知識の確認(やわらかい) | 低〜中 | 中 | 文頭+カンマ。聞き手限定。 | As you know, safety is key. |
基本 It goes without saying (that) ...
It goes without saying that trust matters.
(言うまでもありませんが、信頼は大切です。)
礼儀正しく「前提」を共有する定番の前置き。
言い換え Needless to say, ...(カンマ必須)
Needless to say, quality comes first.
(言うまでもなく、品質が最優先です。)
より軽快・口語寄り。文章でもよく使う導入句。
文法メモ(小学生にも届く粒度)
① 文の仕組み:It は「形だけの主語」
It(形だけ) + goes + without + saying(前置詞+動名詞) + (that) S + V(本題)。
It goes without saying that honesty matters.
(言うまでもないが、正直さは大切だ。)
中身は that 以降にある、と理解しよう。
② without + V-ing:前置詞の後ろは名詞(動詞は名詞化)
without の後ろに来るのは名詞。動作を置きたいときは V-ing(動名詞)にして名詞化。
We finished it without rushing.
(私たちは急がずにそれを終えた。)
× without to say は不可。
③ that は省略可
It goes without saying that quality comes first.
(言うまでもないが、品質が最優先だ。)
It goes without saying quality comes first.
(言うまでもなく、品質が最優先だ。)
文頭の「合図」なので、that を入れても入れなくても自然。
④ 時制:ふつうは現在形 goes。過去なら went
In our field, it goes without saying that safety is essential.
(この分野では、安全が必須なのは言うまでもない。)
Back then, it went without saying that people wrote letters.
(当時は、人々が手紙を書くのは言うまでもなかった。)
has gone は文脈次第で可能だが頻度は低め。
⑤ 句読点:Needless to say, はカンマ必須/It goes without saying (that) はカンマ不要
Needless to say, we'll double-check.
(言うまでもなく、再確認します。)
It goes without saying that we'll double-check.
(言うまでもないが、再確認します。)
It goes without saying, but ... として、あとに対比・注意を続ける用法も多い。
⑥ 固定表現:直訳せず「前置きフレーズ」と覚える
「それは言わないで進む」ではなく、礼儀正しく前提共有のサイン。
It goes without saying, but please double-check the numbers.
(言うまでもないけど、数字は再確認してね。)
軽いクッション言葉としても便利。
⑦ 強さ調整:弱め(控えめ)〜強め(きっぱり)
- 弱:As you know, ...(ご存じの通り)
- 中:It goes without saying (that) ...
- 強:Obviously, .../It is clear that ...
As you know, deadlines are tight.
(ご存じの通り、締め切りは厳しいです。)
without + V-ing=「〜せずに」の形も一緒に覚えよう!
💬 例文で「It goes without saying (that) ...(言うまでもない)」を体に入れる
It goes without saying that quality comes first.
(言うまでもないが、品質が最優先だ。)
構造:It(形主語) + goes without saying + (that) S + V
語注:quality=品質/comes first=最優先。
ニュアンス:「みんな分かっているけど、改めて確認」。
It goes without saying that safety comes before speed.
(言うまでもなく、安全はスピードより大事だ。)
comes before=〜より優先する。
言い換え:Needless to say, safety comes before speed.
It goes without saying that we respect your privacy.
(言うまでもありませんが、当社はお客様のプライバシーを尊重します。)
respect=尊重する/privacy=個人情報・私生活。
ニュアンス:「信頼前提」を礼儀正しく明示。
It goes without saying, but deadlines aren't flexible.
(言うまでもないけど、締め切りは融通がきかない。)
deadline=締切/flexible=柔軟な。
ポイント:, but ... で注意をやんわり補足。
It goes without saying that proper citations are required.
(言うまでもなく、適切な引用が必要だ。)
proper=適切な/citation=引用・出典明記。
言い換え:It is clear that citations are required.
It goes without saying that homework comes before games.
(言うまでもないけど、宿題が先でゲームはあとだよ。)
come before=〜より先。
ニュアンス:角を立てずにルールを共有。
It goes without saying that fair play matters more than winning.
(言うまでもないが、勝つことよりフェアプレーが大事だ。)
fair play=公正なプレー。
言い換え:Obviously, fair play matters.(やや強め)
It goes without saying that you should check your passport's validity.
(言うまでもありませんが、パスポートの有効期限は確認してください。)
validity=有効期限。
ニュアンス:言外に「忘れずにね」をソフトに伝える。
It should go without saying that regular backups are essential.
(定期バックアップが必須なのは、本来言うまでもないはずだ。)
should で「当然なのに守られてない暗示」。
語注:essential=不可欠。
It goes without saying that getting enough sleep helps you focus.
(言うまでもなく、十分な睡眠は集中力に役立つ。)
getting enough sleep=十分に眠ること/focus=集中する。
It goes without saying that I care about you.
(言うまでもないけど、あなたのことを大切に思っているよ。)
care about=大切に思う。
言い換え:Obviously, I care about you.(やや直球)
It goes without saying that we appreciate your feedback.
(言うまでもありませんが、ご意見に感謝しています。)
appreciate=感謝する・ありがたく思う/feedback=意見・感想。
ニュアンス:礼儀正しく前置き+好意の表明。
that は省略OK、ただし言いたい「中身」は必ず S + V で。
9-FAQ:It goes without saying (that) ...(言うまでもない)
型
It goes without saying (that) S + V ...
よくある言い換え
Needless to say, .../Obviously, .../As you know, ...
注意
× It goes without to say
やや丁寧だがビジネスでも自然。相手への配慮として「前提をやさしく確認」する一言です。
It goes without saying that we value your time.
(言うまでもありませんが、皆さまの時間を大切にしています。)
可能。途中に入れると「挿入句」のニュアンスになり、前後をカンマで区切ります。
Quality, it goes without saying, comes first.
(言うまでもなく、品質が最優先だ。)
よく使われる実用パターン。前提を共有してから、注意点や例外を穏やかに述べます。
It goes without saying, but please double-check the numbers.
(言うまでもないけど、数字は再確認してください。)
should を入れると「本来は当然だが、守られていない気配」をほのめかします。
It should go without saying that we respect privacy.
(プライバシー尊重は本来言うまでもないはずだ。)
almostで弱める:事実上は当然。doesn't go without saying:当然視できない=説明が必要。
It almost goes without saying that clear communication helps.
(はっきりしたコミュニケーションが役立つのは、ほぼ言うまでもない。)
In this context, it doesn't go without saying.
(この文脈では、言うまでもないとは言えない。)
OK。直後に具体を続けるのが自然です(that 節で内容を明示すると明快)。
This goes without saying, but please be on time.
(これは言うまでもないけど、時間厳守でお願いします。)
基本は that 節(S + V)。名詞だけを続けると不自然になりやすいです。
✗ It goes without saying the rules.
(不自然)
✓ It goes without saying that we follow the rules.
(規則を守るのは言うまでもない。)
あります。軽い皮肉として「みんな分かってるはずだよね?」の含みをもたせる使い方。
It goes without saying that we don't share passwords—yet here we are.
(パスワードを共有しないのは言うまでもない—なのに、ほらこの有様。)
- Needless to say, ...:軽快な書き言葉・話し言葉。カンマ必須。
- Obviously, ...:強めで、相手を見下す響きに注意。
Needless to say, safety comes first.
(言うまでもなく、安全が最優先だ。)
Obviously, safety comes first.
(当然、安全が最優先だ。)
goes without saying は「常識・前提」。stands to reason は「論理的に当然」。
It stands to reason that practice improves skills.
(練習が能力を伸ばすのは、理屈として当然だ。)
多くの文で that は省略可。Needless to say, はカンマ必須ですが、It goes without saying (that) は文頭でカンマ不要。
It goes without saying quality comes first.
(言うまでもなく、品質が最優先だ。)
曖昧さを避けるため、To avoid doubt, .../For the avoidance of doubt, ... のように直接的に明記するのが無難です。
For the avoidance of doubt, the Company may terminate this Agreement with 30 days' notice.
(疑義を避けるため、当社は30日前の通知で本契約を終了できる。)
10. not / never ~ without + V-ing:…すれば必ず〜する
not / never ~ without + V-ing は、直訳すると「〜せずに…しない」ですが、意味は
「…すれば必ず〜する」(習慣・お決まりのセット)になります。
ここでも V-ing は 動名詞(「〜すること」)です。
S + never V ... without V-ing ~
✔ 言い換え:
Whenever S V ..., S V ~ / Every time S V ..., S V ~
✔ 注意:
否定の直訳に引っ張られない(実際は「いつも〜する」)
/ˈnɛvər/(ネヴァー)/wɪˈðaʊt/(ウィザウト)
頻出:never leave ... without ~ing/never meet ... without ~ing/No day passes without ~ing
ウォームアップ ミニ・ストーリーで「必ずセットになる」感覚をつかむ
家族はそれが「お約束」だと分かっているので、来客の知らせを聞くとオーブンのいい匂いを思い浮かべます。 この「来る ↔ クッキーが必ずセット」こそ、今日の文型。
Grandma never visits us without bringing cookies.
(おばあちゃんは私たちの所へ来ると、必ずクッキーを持ってくる。)
S + never V ... without V-ing ~「…しないで〜することはない」=いつも〜する。
visit=訪ねる/without=〜なしで/bringing=持ってくること
「毎回セット」を強く示す。
言い換え:Every time Grandma visits, she brings cookies.
意味・ニュアンステーブル(「…すれば必ず〜する」系の整理)
| 表現 | 中心意味 | 断定度 | フォーマル度 | よくある場面 | 短い例(コード) |
|---|---|---|---|---|---|
🧩 never V ... without V-ing ~ |
…すると必ず〜する(習慣) | 高 | 中 | 口癖・習慣・お約束 | I never leave without checking. |
🧩 not V ... without V-ing ~ |
実質同義(やや書きことば寄り) | 中〜高 | 中 | レポート・説明 | I don't go without saying thanks. |
🧩 cannot V ... without V-ing ~ |
〜せずには…できない(必要条件) | 高 | 中 | 手順・安全・前提条件 | You can't enter without showing ID. |
🧩 No N passes/goes by without V-ing ~ |
決まり文句「〜しない日はない」 | 高 | 中 | 感情・思い出・日課 | No day passes without reading. |
🧩 hardly/seldom V ... without V-ing ~ |
ほとんどいつもセット | 中 | 中 | 傾向・癖 | He seldom calls without a reason. |
🔁 Whenever / Every time S V ..., S V ~ |
言い換え(条件→結果) | 中 | 中 | 会話・説明 | Whenever I cook, I clean. |
🔁 If S V ..., S (always) V ~ |
言い換え(ifで一般条件) | 中 | 中 | 一般論・ルール | If I go out, I text. |
🔁 強調句 Not a day goes by without V-ing ~ |
文頭強調(情緒的) | 高 | やや文語 | スピーチ・手紙 | Not a day goes by without thinking of you. |
核心 never ... without V-ing
I never leave home without checking the keys.
(家を出るときは必ず鍵を確認する。)
必要条件 cannot ... without V-ing
You can't access the lab without wearing a badge.
(バッジを着用しないと、研究室には入れない。)
言い換え Whenever ...
Whenever I study, I take notes.
(勉強するときはいつもメモを取る。)
情緒 Not a day goes by ...
Not a day goes by without reading a few pages.
(数ページ読まずに過ぎる日はない。)
文法メモ(やさしく核心をつかむ)
① 仕組み:never + without は見た目は否定×否定でも、意味は 肯定の「いつも〜する」。
He never calls without saying hello.
(彼は電話するとき、必ず「ハロー」と言う。)
② without の後ろ:前置詞の後ろは 名詞。動作は V-ing で名詞化。
Don't leave without locking the door.
(ドアに鍵をかけずに出ないでね。)
× without to lock は不可。
③ 時制:今の習慣は現在形、昔の習慣は過去形。
I never go to bed without brushing my teeth.
(今は、歯を磨かずに寝ることはない。)
Back then, I never left without thanking the host.
(当時は、ホストにお礼を言わずに帰ることはなかった。)
④ cannot ~ without:「〜しないと、…できない」=必要条件を示す。
You can't improve without practice.
(練習なしでは上達できない。)
⑤ 定番コロケーション(よく一緒に出る言い回し)
never leave ... without ~ing(家・机・会議 など)never meet ... without ~ing(人に会う → 挨拶/議論)No day passes/goes by without ~ing(毎日の決まり)
We never meet without laughing.
(私たちは会えば必ず笑う。)
⑥ 強さ調整:「ほぼいつも」なら hardly/seldom ... without。
He seldom leaves without saying goodbye.
(彼はめったにさよならを言わずに帰ることはない=ほとんど毎回言う。)
⑦ 文頭強調:Not a day goes by without ~ing は決まり文句。上級では Never do I ... without ~ing の倒置も。
Not a day goes by without thinking of her.
(彼女のことを思わない日はない。)
⑧ よくある誤り:直訳「〜せずに…しない」に引っ張られない。意味は「いつも〜する」。
I never start work without planning.
(仕事は必ず計画から始める。)
💬 例文で「not / never ~ without + V-ing(…すれば必ず〜する)」を体に入れる
I never send a report without double-checking the numbers.
(私は報告書を出すときは、必ず数字を二重チェックする。)
構造:S + never + V ... + without + V-ing ~
語注:double-check=二重確認する。
言い換え:Every time I send a report, I double-check the numbers.
I never go to bed without brushing my teeth.
(私は歯を磨かずに寝ることはない=必ず磨く。)
go to bed=寝る/brush=磨く。
We never meet without sharing a laugh.
(私たちは会えば必ず一緒に笑う。)
share a laugh=一緒に笑う。Mom never leaves home without taking her phone.
(お母さんは出かけるとき、必ずスマホを持っていく。)
leave home=家を出る/take=持っていく。He never starts a test without reading the instructions carefully.
(彼はテストを始める前に、必ず注意書きをよく読む。)
instructions=説明・注意。You can't deploy without running the tests.
(テストを実行せずにリリースすることはできない。)
deploy=本番反映する。You can't enter the building without scanning your ID.
(IDをスキャンせずに建物に入ることはできない。)
scan=読み取る。No week passes without calling my parents.
(両親に電話をしない週はない=毎週必ず電話する。)
No + 時間名詞 + passes/goes by + without V-ingHe hardly emails me without attaching a file.
(彼からのメールは、ほとんどいつもファイルが添付されている。)
attach=添付する/hardly=ほとんど〜ない(=実質「ほぼいつも」)。I never travel abroad without buying insurance.
(私は海外に行くとき、必ず保険に入る。)
abroad=海外へ/insurance=保険。She never texts me without sending a heart emoji.
(彼女からのメッセージには、必ずハートの絵文字が付く。)
emoji=絵文字。The CEO never speaks in public without thanking the team.
(CEOは公の場で話すとき、必ずチームに感謝を述べる。)
in public=公の場で。I never drink coffee without adding a little milk.
(私はコーヒーに必ず少しミルクを入れる。)
add=加える。The coach never starts practice without warming up properly.
(コーチは練習を始めるとき、必ずしっかり準備運動を行う。)
warm up=準備運動をする/properly=きちんと。10-FAQ:not / never ~ without + V-ing(…すれば必ず〜する)
型
S + never / not V ... without V-ing ~
言い換え
Whenever / Every time .../cannot ... without ~ing(必要条件)
注意
× without to V
- never … without:習慣や「毎回のセット」。
- cannot … without:必要条件(〜しないとできない)。
I never start a meeting without checking the agenda.
(会議は必ず議題を確認してから始める。)
You can't access the lab without showing your ID.
(IDを提示しないと研究室に入れない。)
Whenever I travel, I bring a first-aid kit.
(旅行のたびに救急セットを持っていく。)
never ... without はややことばの味が強い定番表現。You can't board without showing your ticket.
(チケットを見せないと乗れない。)
You can't board unless you show your ticket.
(チケットを見せない限り乗れない。)
unless は「〜しない限り」。実質同義だが、語順がスッキリすることが多い。- 一般動詞:
neverは動詞の前(I never start)。 - be動詞:
neverはbeの後(I am never late)。 - 助動詞:助動詞の後(
I will never leave)。
I never leave without locking the door.
(出るときは必ずドアに鍵をかける。)
We never began class without taking attendance.
(当時は、出席を取らずに授業を始めることはなかった。)
文語寄りだが正しい形。会話では without 人 V-ing もよく使われます。
She left without my knowing.
(彼女は私が気づかないうちに出て行った。)
She left without me noticing. (口語)
(彼女は私が気づかないで出て行った。)
The report was published without being reviewed.
(その報告書はレビューされずに公開された。)
意味は同じ。Not a day ... は文頭強調でやや情緒的、No day ... はフラット。
Not a day goes by without thinking of my mentor.
(恩師のことを思わない日はない。)
not without + 名詞 は「(全くないわけではない)=ある程度ある」。動名詞構文とは別物です。
The plan was approved, not without concerns.
(その計画は懸念が全くないわけではなく承認された。)
フォーマル・文語的に、Never を文頭に出すと倒置になります。
Never do we start practice without warming up.
(私たちは練習を準備運動なしで始めることは決してない。)
- × without to check → 〇 without checking
- 語順の誤り:× I leave never ... → 〇 I never leave ...
I never submit a draft without revising it.
(下書きは必ず手直ししてから出す。)
without + 名詞 は「〜なしで」物や状態、without + V-ing は「〜せずに」動作。言いたい中身に合わせて選びます。
I never drink tea without adding sugar.
(紅茶には必ず砂糖を入れる。)
11. on the point of + V-ing:まさに〜しようとして
be + on the point of + V-ing は、
「ほんとうに直前」のニュアンス。
例:on the point of leaving(出発しようとして)、on the point of crying(泣き出す直前)。
S + be + on the point of + V-ing
✔ 近い言い換え:
be about to + V/be on the verge of + V-ing
✔ 注意:
× on the point to do は不可。of を忘れずに。
point は /pɔɪnt/(ポイント)。「on the point of」は滑らかに一息で。
ウォームアップ ミニ・ストーリーで「直前」の手触りをつかむ
その瞬間を英語で言うなら…「電車が出る直前」= on the point of leaving。
The train was on the point of leaving when I arrived.
(私が着いたとき、電車はちょうど出発しようとしていた。)
S + be + on the point of + V-ing「今まさに〜するところ」。過去なら
was/were。
point=点・瞬間/leave=出発する/arrive=到着する。of の直後は V-ing(動名詞)。
秒読みの直前感。
言い換え:The train was about to leave.(同じく直前)
of と V-ing はセット!
意味・ニュアンステーブル(「直前」を表す近い表現の違い)
どれも「もうすぐ」の意味ですが、緊迫度(秒読み)や 感情(ドラマ度)、フォーマルさが少しずつ違います。
| 表現 | 直前度 | 感情/ドラマ度 | フォーマル度 | よくある場面 | 短い例(英→日→音声) |
|---|---|---|---|---|---|
🧩 be on the point of + V-ing⇒ 本命(「まさに」) |
非常に高い | 中(冷静) | 中〜やや硬い | 出発直前/泣き出す直前/開始直前 |
We're on the point of starting. (私たちはまさに始めるところだ。) |
🧩 be about to + V |
高い | 低(フラット) | 口語的(よく使う) | 会話で手早く言う/実況 |
The show is about to begin. (ショーが今まさに始まる。) |
🧩 be on the verge of + V-ing |
中〜高 | 中〜高(じわじわ境界) | やや硬い | 破綻・失敗・成功など境目 |
The deal is on the verge of falling through. (その取引は今にもご破算になりそうだ。) |
🧩 be on the brink of + N/V-ing |
中〜高 | 高(劇的) | やや硬い | 危機・崩壊・大発見 など劇的 |
The city was on the brink of collapse. (街は崩壊寸前だった。) |
🧩 be close to + N/V-ing/be moments away from + V-ing |
中 | 低〜中 | 中 | 進捗があと少し/時間的にもうすぐ |
We're close to finishing. (私たちはほぼ終わるところだ。) |
🧩 be on the cusp of + N/V-ing |
中(直前より「境目」感) | 中(期待・前向き) | やや硬い | 新時代・新フェーズ入り |
The team is on the cusp of winning the title. (チームは優勝の一歩手前だ。) |
🧩 be just about to + V(just で即時性UP) |
非常に高い | 低(口語) | 口語 | 「ちょうど今」言い添える |
I'm just about to leave. (ちょうど今出るところ。) |
on the point of + V-ing が最適。
砕けた会話は about to、劇的に言いたいなら on the brink of。
文法メモ(やさしく核心をつかむ)
① 形:S + be + on the point of + V-ing(of の後ろは名詞なので動作は V-ing で名詞化)
She is on the point of crying.
(彼女は今にも泣き出しそうだ。)
× on the point to cry は不可。
② 時制:今は am/is/are、過去は was/were。未来は will be で表現。
I am on the point of leaving.
(私は今まさに出るところだ。)
The train was on the point of departing when we arrived.
(私たちが着いたとき、電車は出る直前だった。)
③ 「ちょうどその時」につなぐ語:when / just as と相性抜群(直前→別の出来事)。
I was on the point of calling you when you texted me.
(君からメッセージが来たその時、ちょうど電話しようとしていた。)
④ 動詞の相性:「動きのある動詞(leave/start/stand up など)」と相性がよい。状態動詞(know/like)は不自然。
✓ She is on the point of standing up.
(彼女は立ち上がるところだ。)
? on the point of knowing は通常言わない。
⑤ 名詞パターン:on the point of + 名詞 も可(涙・崩壊・成功などの出来事名詞)。
He was on the point of tears.
(彼は今にも泣き出しそうだった。)
動作をハッキリさせたいなら on the point of crying と言い換え。
⑥ 強さ調整:just を足すと「まさに今」、almost/nearly は「もう少しで」。
We're just on the point of starting.
(私たちはちょうど今始めるところ。)
She was almost on the point of quitting.
(彼女はもう少しで辞めるところだった。)
⑦ 否定・疑問:be の前に否定語/疑問形を置くだけ。意味は「まだ直前ではないか?」。
He isn't on the point of leaving yet.
(彼はまだ出る直前ではない。)
Are they on the point of signing?
(彼らは今にも署名しそう?)
⑧ 「about to」との住み分け:
ふだんは about to が簡単で万能。少し改まった文/書き言葉や「直前」を強めたい時は
on the point of。
The keynote is about to begin.
(基調講演がまもなく始まる。)
The keynote is on the point of beginning.
(基調講演がまさに始まるところだ。)
💬 例文で「on the point of + V-ing(まさに〜しようとして)」を体に入れる
We are on the point of starting the meeting.
(私たちはまさに会議を始めるところだ。)
構造:S + be + on the point of + V-ing
語注:meeting=会議。
言い換え:We are about to start the meeting.
The doors were on the point of closing when he jumped in.
(彼が飛び乗った時、ドアはちょうど閉まる直前だった。)
jump in=飛び乗る。She was on the point of crying, but she smiled instead.
(彼女は今にも泣き出しそうだったが、代わりに笑った。)
I am on the point of sending the email. Could you check the attachment?
(私はメールを今まさに送るところです。添付ファイルを確認してもらえますか?)
attachment=添付ファイル。The server is on the point of crashing unless we add more capacity.
(容量を増やさないと、サーバは今にも落ちそうだ。)
crash=停止・落ちる/capacity=容量。The team is on the point of scoring.
(チームは今にも得点しそうだ。)
The storm is on the point of hitting the coast.
(嵐が今まさに海岸を直撃しようとしている。)
hit=襲う/直撃する。I was on the point of telling her I love her.
(私は彼女に「愛している」と言いかけたところだった。)
tell 人=人に伝える。They were on the point of signing the contract when the call came.
(連絡が来た時、彼らは契約書に今まさにサインしようとしていた。)
contract=契約書。He is on the point of leaving the company to start his own business.
(彼は自分のビジネスを始めるために、その会社をまさに辞めようとしている。)
We were on the point of laughing when the teacher walked in.
(先生が入って来たとき、私たちは吹き出す直前だった。)
walk in=入って来る(口語)。I am on the point of apologizing publicly.
(私はまさに公に謝罪しようとしている。)
publicly=公に、公の場で。The glass is on the point of breaking. Please handle it carefully.
(そのグラスは今にも割れそうだ。丁寧に扱ってください。)
handle=扱う。We will be on the point of boarding by 7:50, so let's meet at the gate.
(私たちは7:50にはちょうど搭乗する直前になっているはずだから、ゲートで会おう。)
will be + on the point of + V-ing で未来の「直前」も表現可。11-FAQ:on the point of + V-ing(まさに〜しようとして)
型
S + be + on the point of + V-ing
言い換え
be about to + V/be on the verge/brink of + V-ing
注意
× on the point to do/of の直後は V-ing or 名詞
- on the point of:直前・秒読み。文体はやや丁寧。
- about to:直前だが口語で軽快。
- on the verge of:境界線上。「(良くも悪くも)転機の手前」。
- on the brink of:劇的・危機的(崩壊・破綻など)。
We are on the point of starting.
(私たちはまさに始めるところだ。)
We are about to start.
(今すぐ始めるところ。)
The bridge is on the point of being closed due to safety issues.
(安全上の問題で、その橋はまさに閉鎖されるところだ。)
通常は不自然。動きのある動詞(leave/start/stand up など)と相性がよい。言い換えで自然にできます。
We are about to find out the truth.
(私たちはまさに真実を知ろうとしている。)
- 否定:
beの後を否定(is not / was not)。 - 疑問:
beを前出(Are you ... ? / Were they ... ?)。 - 過去:
was/were。未来の見込み:will be。
Are you on the point of leaving?
(あなたは今まさに出るところですか?)
He was not on the point of quitting yet.
(彼はまだ辞める直前ではなかった。)
We are just on the point of starting.
(私たちはちょうど今始めるところだ。)
She was almost on the point of crying.
(彼女はもう少しで泣き出すところだった。)
I was on the point of calling you when you arrived.
(君が到着したまさにその時、電話しようとしていた。)
when は接続詞で自然につながる)。「出来事名詞」なら可。動作をはっきり言いたい時は V-ing に。
He was on the point of tears.
(彼は今にも涙が出そうだった。)
- on the point of:「今にも〜するところ」(直前)。
- at the point of:ほぼ同義だが、より字義的・記述的。
- at this point:「現時点で」=時間の今。
- on point(米口語):「的を射ている/完璧」※全く別義。
Her analysis is on point.
(彼女の分析は的確だ。)
OK。機械・イベント・天気など「動き」を持つなら自然。
The conference is on the point of beginning.
(会議はまさに始まるところだ。)
We will be on the point of boarding at 7:50.
(7:50 にはちょうど搭乗直前のはずだ。)
be scheduled to / be set to も便利。会話では about to が速くて自然。メールやスピーチで丁寧に言うなら on the point of。
I am about to leave. Can I call you later?
(今まさに出るところ。あとで電話してもいい?)
- × on the point to start → 〇 on the point of starting
- × on the point starting → 〇 on the point of starting
We are on the point of launching the product.
(私たちは製品をまさに発売しようとしている。)
12. far from + V-ing:〜するどころではない/まったく〜ではない
be + far from + V-ing は、
直訳すると「〜から遠い」。そこから転じて、「全然そうではない」という強い否定になります。
例:far from finishing(終わるどころではない)、far from understanding(理解とは程遠い)。
S + be + far from + V-ing
✔ 頻出コロケーション:
far from being + 形/名(例:far from being perfect)
✔ 近い言い換え:
nowhere near + V-ing/not even close to + V-ing
from は前置詞なので後ろは 名詞(=V-ing で名詞化)、または名詞・形容詞にすること。
far from being + adj/n
ウォームアップ ミニ・ストーリーで「まだまだ」の手触りをつかむ
We are far from finishing; we've only done five kilometers.
(終わるどころではないよ。まだ5キロしか走ってないんだから。)
S + be + far from + V-ing/
far from being + 形/名V-ing は「動作の名詞化」。
being を使うと、perfect / ready / a success などをつなげやすい。
far=遠い/finish=終える/only=たった〜。from の後ろは名詞 → 動作は V-ing で名詞化。
「期待よりもずっと離れている」=まだ道のりが長い。
言い換え:We're nowhere near finishing.
from は前置詞=後ろは名詞(V-ing/名詞/形容詞に限る)。
意味・ニュアンステーブル(「far from」の強い否定と周辺表現)
far from は直訳「〜から遠い」→ 「全然〜ではない」「〜にはほど遠い」という強い否定を作ります。 似た表現とのニュアンスも合わせて整理しましょう。
| 表現 | 否定の強さ | 文体/トーン | よくある場面 | 短い例(英→日→音声) |
|---|---|---|---|---|
🧩 be + far from + V-ing
(〜するどころではない)
|
強い | 中(やや硬い) | 進捗・締め切り・理解度の評価 |
We are far from finishing. (終わるどころではない。) |
🧩 far from being + 形/名
(決して〜ではない)
|
強い | 中(説明的) | 品質・評価・身分/状態の否定 |
The device is far from being safe. (その装置は安全とはほど遠い。) |
🧩 be + far from + 形/名
(=「being」を省いても可)
|
強い | 中(スッキリ) | 形容詞直結:easy/ready/perfect など |
The task is far from easy. (その作業は全然簡単ではない。) |
🧩 be nowhere near + V-ing
(〜には程遠い:口語)
|
とても強い | 口語(くだけた) | 日常会話で「まだまだ」感を強く |
We are nowhere near finishing. (終わるにはほど遠い。) |
🧩 be not even close to + V-ing
|
強い | 口語(やや強め) | カジュアルに強調 |
It is not even close to working. (うまくいくなんてほど遠い。) |
🧩 a far cry from + 名詞
(〜とはほど遠い:慣用句)
|
強い | やや硬い/書き言葉 | 理想や前評判との差を述べる |
Reality is a far cry from the promise. (現実は約束とは程遠い。) |
🧩 not far from + 名/数値
(否定の否定=「ほぼ〜」「近い」)
|
否定ではない | 中 | 距離・達成率の「あと少し」 |
The result is not far from perfect. (結果はほぼ完璧だ。) |
🧩 文字通り:far from + 地名
|
— | 中 | 物理的な距離 |
The hotel is far from the station. (そのホテルは駅から遠い。) |
be far from ...。
会話でサッと言うなら nowhere near/not even close to も便利です。
文法メモ(やさしく核心をつかむ)
① 形:
S + be + far from + V-ing /
far from being + 形/名
He is far from understanding the issue.
(彼はその問題を理解するどころではない。)
The plan is far from being perfect.
(その計画は決して完璧ではない。)
② なぜ V-ing? 「from」は前置詞で、後ろには名詞が来ます。動作は V-ing で名詞化します。
× far from to finish → 〇 far from finishing
③ 相性のよい動詞:be / seem / appear / remain / look
It seems far from clear.
(それは明確とはほど遠いように見える。)
④ 文頭での強調(書き言葉):
Far from V-ing, S + V ...(「〜どころか、むしろ…」)
Far from hurting the project, the delay helped.
(その遅れはプロジェクトを損なうどころか、むしろ助けた。)
※ カンマを置いて後半の事実を対比します。
⑤ まぎらわしい仲間:
not far from=「近い/ほぼ」、by far=「(比較で)はるかに」
The goal is not far from complete.
(目標はほぼ達成だ。)
This is by far the best option.
(これは群を抜いて最高の選択だ。)
⑥ よく組み合わさる語:
The discussion is far from over.
(議論は終わるどころではない。)
⑦ 小学生にも: far from = ゴールから まだ遠い! と覚えよう。
We are far from the finish line.
(ゴールからはまだまだ遠い。)
from は前置詞=後ろは名詞扱いです。
💬 例文で「far from + V-ing(〜するどころではない)」を体に入れる
We are far from finishing the report.
(私たちはその報告書を終えられる段階では全くない。)
構造:S + be + far from + V-ing
語注:finish=終える/完了する。
言い換え:We are nowhere near finishing the report.
The device is far from being safe.
(その装置は安全とはほど遠い。)
構造:far from being + 形容詞=「決して〜ではない」
ニュアンス:評価・レビューで丁寧に強い否定。
Her explanation is far from clear.
(彼女の説明は全然わかりやすくない。)
ポイント:far from clear は far from being clear の省略形。
The negotiations are far from over.
(その交渉は終わるどころではない。)
語注:over=「終わった」(形容詞的)。よく使うセット。
He is far from understanding the rules.
(彼はそのルールを理解するどころではない。)
語注:understand は「理解する」=V-ing で名詞化(understanding)。
The city is far from recovering.
(その街は回復するには程遠い。)
recover=回復する/立て直す。I am far from satisfied with the result.
(私はその結果に全く満足していない。)
satisfied=満足した(感情形容詞)。The team is far from ready for launch.
(そのチームは公開に全然準備ができていない。)
launch=立ち上げ/ローンチ。The plan is far from realistic.
(その計画は現実的とは程遠い。)
She is far from giving up.
(彼女はあきらめるどころでは全くない。)
The rumor is far from being true.
(その噂は真実とは程遠い。)
true=真実の、本当の。I am far from forgetting you.
(あなたのことを忘れるなんて全くない=むしろずっと覚えている。)
The project is far from meeting the deadline.
(そのプロジェクトが締め切りに間に合う見込みは全くない。)
meet the deadline=締め切りに間に合う。We are far from winning the title this season.
(今季の優勝には程遠い状況だ。)
12-FAQ:far from + V-ing(〜するどころではない)
型
S + be + far from + V-ing
派生
far from being + adj/n / be far from + adj/n
注意
× far from to do(fromは前置詞→後ろは名詞=V-ing)
- not:中立的な否定(淡い)。
- far from:強い否定。「まだまだ」「程遠い」。ていねいに厳しめ。
The plan is far from realistic.
(その計画は現実的とは程遠い。)
The plan is not realistic.
(その計画は現実的ではない。)
- V-ing:動作の名詞化。「進捗がまだ」。
- being + adj/n:状態の否定。「〜であることから程遠い」。
- adj/n(being省略):簡潔な書き方。far from easy / far from ideal など定番。
We are far from finishing.
(終わるどころではない。)
The product is far from being perfect.
(その製品は完璧とは程遠い。)
- nowhere near:口語で「全然近くない」。砕けた強調。
- not even close to:口語でやや強め。
- far from:書き言葉寄り・丁寧な響き。
We are nowhere near finishing.
(終わるには程遠い。)
We are far from finishing.
(終わるどころではない。)
書き言葉でよく使う強調。カンマで後半と対比。
Far from solving the problem, the change created new issues.
(その変更は問題を解決するどころか、新しい問題を生んだ。)
- not far from=「近い/ほぼ」。far from の逆のイメージ。
- 数値は not far from 80%(=ほぼ80%)が自然。強い否定は nowhere near 80%。
The result is not far from eighty percent.
(結果はほぼ80%だ。)
The result is nowhere near eighty percent.
(結果は80%には程遠い。)
同じ形だが意味が違う。文字通りは「距離が遠い」。比喩は「期待から遠い=強い否定」。
The hotel is far from the station.
(そのホテルは駅から遠い。)
The project is far from finished.
(そのプロジェクトは終わるどころではない。)
「終えている段階からは程遠い」と完了を意識するときに使える。通常は far from doing で十分。
We are far from having finished the work.
(その作業を終えているどころではない。)
The discussion is far from over.
(議論は終わるどころではない。)
- 丁寧に強く:
be far from ... - カジュアルに強く:
be nowhere near .../be not even close to ... - 婉曲に弱く:
be less than ideal(理想的とは言い難い)
The proposal is less than ideal.
(その提案は理想的とは言い難い。)
very far from も可能だが冗長になりがち。自然には nowhere near などへ。
It is nowhere near ready.
(準備ができているなんて程遠い。)
相手の推測をきっぱり否定する決まり文句。「全然そんなことはない」。
— Are you satisfied?
— Far from it.
(— 満足していますか?/— 全くそんなことはありません。)
- × far from to finish → 〇 far from finishing
- × far to finish(
from落ち) → 〇 far from finishing
We are far from meeting the deadline.
(締め切りに間に合うどころではない。)
13. look forward to + V-ing:〜するのを楽しみにしている
look forward to + V-ing は、メール・会話で超定番の「丁寧なワクワク表現」。
ポイントは この to は“前置詞”。だから後ろは
名詞が来ます。動作を名詞化するために
V-ing を使うのがルールです。
S + look(s) forward to + N/V-ing /
S + be + looking forward to + N/V-ing✔ よく使うセット:
look forward to meeting you/
look forward to hearing from you(ご連絡楽しみに)/
look forward to working with you
be + looking 進行形
ウォームアップ ミニ・ストーリーで「ていねいなワクワク」をつかむ
We are looking forward to meeting you next week.
(私たちは来週お会いできるのを楽しみにしております。)
S + look(s) forward to + N/V-ingS + be + looking forward to + N/V-ing進行形は「今まさにワクワク中」のていねい表現。
forward=前へ/meeting=会うこと(meetを名詞化)。to は前置詞→後ろは名詞(= V-ing)。
ビジネスでは「礼儀正しい期待」。 カジュアルに強く言うなら I can't wait to see you! (※カジュアル)
意味・ニュアンステーブル(look forward to の丁寧なワクワク)
look forward to は
「〜を楽しみにする」の丁寧表現。この to は前置詞なので、
後ろは名詞(=V-ingで名詞化/名詞そのもの/代名詞)を置きます。
| 表現 | 丁寧度 | 使用場面 | ニュアンス | 短い例(英→日→音声) |
|---|---|---|---|---|
🧩 look forward to + V-ing
(〜するのを楽しみにしている)
|
丁寧 | ビジネスメール/初対面の挨拶 | 礼儀正しい期待の気持ち |
I look forward to meeting you. (お会いできるのを楽しみにしています。) |
🧩 be looking forward to + N / V-ing
(今まさにワクワク中)
|
とても丁寧 | メール結びの定番/話し言葉でも自然 | 「現在進行形の期待」を表す |
We are looking forward to working with you. (ご一緒にお仕事ができるのを楽しみにしています。) |
🧩 look forward to + 名詞 / 代名詞(it / that)
|
丁寧 | 既出の予定や名詞を受ける | 「それ」を楽しみに |
I'm looking forward to it. (それを楽しみにしています。) |
🧩 定番:look forward to hearing from you
|
丁寧(決まり文句) | メールの結び | ご連絡を待つ気持ち |
I look forward to hearing from you. (ご連絡をお待ちしております。) |
🧩 look forward to being + 名/形
(〜であることを楽しみに)
|
丁寧 | 立場・状態になること | 加入・就任・参加の喜び |
I'm looking forward to being part of the team. (チームの一員になれるのを楽しみにしています。) |
🧩 can't wait to + 動詞原形
(早く〜したい!)
|
カジュアル | 友人・SNS | ワクワク度が高い・くだけた口調 |
I can't wait to see you! (早く会いたい!) |
🧩 言い換え:be eager to + V/be excited about + N/V-ing
|
中〜丁寧 | 会話/メール/発表 | eager=意欲強め/excited=感情が高ぶる |
We are excited about working together. (ご一緒に仕事できることにワクワクしています。) |
look forward to + V-ing/N。
もっと砕けて強く言いたい=can't wait to + V。
気持ちを柔らかく共有=be excited about + N/V-ing。
文法メモ(やさしく・ていねいに使いこなす)
① 形:
S + (be) looking forward to + N / V-ing
to は前置詞。後ろは名詞の形が必要。動作は V-ing で名詞化。
I'm looking forward to meeting you.
(お会いできるのを楽しみにしています。)
× look forward to meet → 〇 look forward to meeting
② 進行形と現在形:
I'm looking forward to ...:いちばん自然でていねい。I look forward to ...:よりフォーマル。メールの定型文でよく使う。
I look forward to your reply.
(ご返信をお待ちしております。)
③ 後ろに来られるもの:
- 名詞:your visit / the meeting / the event
- 代名詞:it / that(既出内容を受ける)
- V-ing:seeing you / hearing from you
- 名詞節:what you'll say(あなたが言うこと)
We're looking forward to what you'll say.
(あなたが何を言うのか楽しみにしています。)
④ being の使いどころ:状態・身分をつなぐとき。
I look forward to being your partner.
(あなたのパートナーになるのを楽しみにしています。)
※ being + 名/形容詞 によく合います。
⑤ 否定・疑問・時制:
- 否定:
be not looking forward to ... - 疑問:
Are you looking forward to ... ? - 過去:
I looked forward to ...(当時の期待)
Are you looking forward to meeting them?
(彼らに会うのが楽しみですか?)
⑥ よくあるミス:
- × look forward to meet you → 〇 meeting you
- × look forward for ... → 〇 look forward to ...
- 「返事を楽しみに」:look forward to hearing from you(to hear ではない)
I look forward to hearing from you soon.
(近いうちのご連絡をお待ちしております。)
⑦ 小学生にも: forward=「前を向く」、 to=「〜へ」。 「その出来事(名詞)の方向を見てワクワク」→ 動作は V-ing で名詞にする!
We are looking forward to the party.
(私たちはそのパーティーを楽しみにしています。)
💬 例文で「look forward to + V-ing(〜するのを楽しみにしている)」を体に入れる
We are looking forward to meeting you next week.
(私たちは来週お会いできるのを楽しみにしています。)
S + be + looking forward to + V-ing語注:
meet → meeting(名詞化)言い換え:We are excited about meeting you.
I look forward to hearing from you.
(ご連絡をお待ちしております。)
hear from 人=「(人)から連絡をもらう」注意:× to hear you ではなく to hearing from you
We are looking forward to working with your team.
(御社チームとご一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。)
work with + 人/組織=「〜と働く(協力する)」類語:We anticipate working with your team.(やや堅め)
I am looking forward to your visit to Tokyo.
(あなたの東京へのご訪問を楽しみにしています。)
I am looking forward to being part of the team.
(チームの一員になるのを楽しみにしています。)
be part of A=「A の一員である」型:
look forward to being + 名/形
Thank you for the invitation. I am looking forward to it.
(お招きありがとうございます。楽しみにしています。)
it で受ける丁寧な省略
Are you looking forward to starting high school?
(高校生活が楽しみですか?)
be を前に出す(Are you ... ?)
I am not looking forward to taking the exam.
(その試験は気が重い=楽しみではない。)
take an exam=試験を受けるニュアンス:丁寧さを保ちながら否定できる
Every spring, we looked forward to seeing the cherry blossoms.
(毎年春になると、桜を見るのが楽しみでした。)
looked forward to で「当時の期待」
I have been looking forward to meeting you for a long time.
(ずっと前からあなたに会えるのを楽しみにしていました。)
have been + V-ing=「ずっと〜してきた」
We look forward to our continued cooperation.
(今後も引き続きのご協力を楽しみにしております。)
continued cooperation=継続的協力(名詞直結)
I am looking forward to spending time with you this weekend.
(今週末、あなたと一緒に過ごすのが楽しみです。)
spend time with 人=「人と時を過ごす」
We are looking forward to exploring Kyoto together.
(一緒に京都を散策するのが楽しみです。)
explore=探検する/じっくり見て回る
The attendees are looking forward to hearing your keynote.
(参加者はあなたの基調講演を楽しみにしています。)
attendee=参加者/keynote=基調講演
13-FAQ:look forward to + V-ing(〜するのを楽しみにしている)
型
S + (be) looking forward to + N / V-ing
言い換え
can't wait to + V / be excited about + N/V-ing / be eager to + V
注意
to は前置詞 → 後ろは名詞(= V-ing/名詞/代名詞/名詞節)
答え:look forward to の to は 前置詞。だから後ろは名詞が必要。動作は V-ing で名詞化します。
I look forward to meeting you.
(お会いできるのを楽しみにしています。)
- 現在形:よりフォーマル/定型的(メールの結びでよく使う)。
- 進行形:今まさにワクワク中の、少しやわらかい丁寧さ。
I look forward to your reply.
(ご返信をお待ちしております。)
I'm looking forward to hearing from you.
(ご連絡を楽しみにしております。)
meet は最も自然。meet with は特に米語で「会合する」ニュアンス(やや公的)。
We look forward to meeting you.
(お会いできるのを楽しみにしています。)
We look forward to meeting with the committee.
(委員会の皆様と会合できるのを楽しみにしています。)
メールでは慣用的にOK(主語 I'm の省略)。レポートや試験では完全文を推奨。
Looking forward to seeing you tomorrow.
(明日お会いできるのを楽しみにしています。)
- it:直前の出来事をまるごと受ける(最安全)。
- that:話し手の指し示しを強調。
- what 節:内容そのものを名詞節化。
I'm looking forward to it.
(それを楽しみにしています。)
We're looking forward to what you'll say.
(あなたが何を言うのか楽しみにしています。)
not … looking forward to は丁寧さを保った否定。社内や親しい間柄で。
I'm not looking forward to taking the exam.
(その試験は気が重いです。)
have been looking forward to + V-ing で「以前からずっと」待っていた気持ちを表現。
I have been looking forward to meeting you.
(あなたに会えるのをずっと楽しみにしていました。)
- フォーマル:
We look forward to your reply. - ていねい+気持ち:
We're excited about working with you. - カジュアル強め:
We can't wait to see you!
We can't wait to see you!
(早く会いたい!)
× look forward for/about … は不可。常に to。
I'm looking forward to working together.
(ご一緒に働けるのを楽しみにしています。)
- 文として完結させ、最後はピリオド。
- 署名の前に Best regards, などの結辞(カンマ付)を置く。
- 件名や宛名には句読点をつけ過ぎない(簡潔に)。
I look forward to hearing from you.
(ご連絡をお待ちしております。)
後ろに名詞・形容詞を置いて「〜であること」を名詞化したいとき。
I look forward to being your partner.
(あなたのパートナーになるのを楽しみにしています。)
- look forward to:丁寧な「期待・楽しみ」。実際に起こる前提が強い。
- hope to + V:実現を望む(可能性は未知)。
- expect to + V:起こると見込む(ビジネスで断定度高め)。
- wish:現実と違う願望や丁寧な祈り。
We look forward to working with you.
(ご一緒に仕事できるのを楽しみにしています。)
We expect to sign the contract next week.
(来週契約になる見込みです。)
14. with a view to + V-ing:〜するのを目指して/〜する目的で
with a view to + V-ing は、中長期の目的を
ていねいに言うフォーマル表現です。view は「見通し/考え」、この to は前置詞なので、
後ろは名詞が来ます。動作を名詞化するために V-ing を使うのがルール。
with a view to + N/V-ing✔ よくあるコロケーション:
with a view to improving quality(品質向上を目指して)/
… reducing costs/
… expanding our business/
… being more sustainable
for the purpose of + N/V-ing(やや硬い)/
with the aim of + V-ing/
in order to + V(直接的・短期目的。to は不定詞)注意 × with a view to reduce → 〇 with a view to reducing
ウォームアップ ミニ・ストーリーで「目的の丁寧表現」をつかむ
We will phase out plastic straws with a view to reducing waste across our stores.
(私たちは全店舗でプラスチック製ストローを段階的に廃止し、廃棄物を減らすことを目指します。)
..., with a view to + V-ing/N文の後ろに置いて「〜という目的で」。文頭に出すとより硬く公的に。
phase out=段階的にやめる/
waste=廃棄物。to は前置詞→後ろは名詞(= reducing)
in order to + V よりも 計画性・方針感が強いフォーマル文体。 報告書やプレスリリースにぴったり。
意味・ニュアンステーブル(with a view to の「目的」をていねいに言う)
with a view to + V-ing は「〜するのを目指して/〜する目的で」。
この to は前置詞なので、後ろは名詞の形(= V-ing / 名詞 / 代名詞)を置きます。
報告書・方針説明・プレス文などフォーマル寄りにぴったり。
| 表現(型) | 丁寧度 | 使う場面 | ニュアンス | 短い例(英→日→音声) |
|---|---|---|---|---|
🧩 with a view to + V-ing
(〜するのを目指して)
|
フォーマル | 方針・社内外報告・提案書 | 中期的な方針・計画性をにおわせる丁寧表現 |
We reviewed the policy with a view to reducing costs. (コスト削減を目指して方針を見直した。) |
🧩 with a view to being + 形/名
(〜であることを目指して)
|
フォーマル | 状態・身分をゴールにする | beingで「〜の状態になること」を名詞化 |
We set new targets with a view to being carbon-neutral by 2030. (2030年までにカーボンニュートラルになることを目指し、新目標を設定した。) |
🧩 with a view to + 名詞
|
ややフォーマル | 行為でなく名詞目標を直結 | 「将来の〜を見据えて」 |
We bought the land with a view to expansion. (将来の拡張を見据えてその土地を購入した。) |
🧩 言い換え:with the aim of + V-ing
|
フォーマル | 報告・研究計画 | aim=ねらい。viewより意味が直接的 |
We launched a pilot with the aim of improving service quality. (サービス品質の向上を目指して試験運用を始めた。) |
🧩 言い換え:for the purpose of + V-ing
|
かなり硬い | 規程・法務・約款 | 手続的・法律文書の匂い |
Data are collected for the purpose of ensuring safety. (データは安全性を確保する目的で収集される。) |
🧩 対比:in order to + V
|
中立(文語) | 手段をストレートに | 「〜するために」:方針感は薄い |
We redesigned the UI in order to reduce errors. (エラーを減らすためにUIを再設計した。) |
🧩 対比:so as to + V / so as not to + V
|
やや硬い | 説明書・手順書 | 否定形 so as not to がよく使われる |
Close the lid so as not to spill the liquid. (液体をこぼさないようにふたを閉めてください。) |
🧩 近縁:for + V-ing(用途/機能)
|
中立 | 道具・仕組みの用途説明 | 人の意図より「物の用途」を説明 |
This tool is for cutting paper. (この道具は紙を切るためのものです。) |
with a view to + V-ing。
直接に言うなら in order to + V、法律文書なら for the purpose of + V-ing。
物の用途は for + V-ing を使い分け。
文法メモ(形・位置・よくあるミスをまとめて理解)
① 形:
..., with a view to + N / V-ing
- to は前置詞 → 後ろは名詞(動作は V-ing)。
- a を忘れない:with a view to(× with view to)。
We revised the plan with a view to improving safety.
(安全性の向上を目指して計画を見直した。)
② 置き場所:文頭も可能(カンマで続ける)/文中・文末に添えるのが自然。
With a view to reducing waste, we changed our packaging.
(廃棄物を減らすことを目指して、包装を変更した。)
文頭に出すとよりフォーマルな印象。
③ being を使う場面:「〜である(状態)」を目的にするとき。
We updated our policy with a view to being more inclusive.
(より包摂的であることを目指して方針を更新した。)
④ 否定方向の目的:avoiding / preventing と相性◎。
We added guardrails with a view to preventing misuse.
(誤用を防ぐことを目指してガードレールを追加した。)
⑤ 定番コロケーション: improving / enhancing / promoting reducing / lowering / cutting increasing / expanding ensuring / safeguarding achieving / delivering being + 形容詞(efficient / sustainable など)
⑥ よくあるミス:
- × with a view to reduce → 〇 reducing
- × with view to(
a抜け) → 〇 with a view to - × with a view of(前置詞違い) → 〇 with a view to
We hired interns with a view to training future leaders.
(将来のリーダーを育成することを目指してインターンを採用した。)
⑦ 小学生にも: with=「〜をもって」、a view=「ねらい」、 to=「〜へ」。 地図に矢印を描いて「このゴールへ!」のイメージ。動きを名詞にするため V-ing を使うよ。
We planted trees with a view to protecting the park.
(公園を守ることを目指して木を植えた。)
💬 例文で「with a view to + V-ing(〜するのを目指して)」を体に入れる
We reviewed our policy with a view to reducing costs.
(コスト削減を目指して方針を見直した。)
…, with a view to + V-ing語注:
reduce=減らす → reducing(名詞化)注意:× … to reduce costs(前置詞toでは不可) → 〇 … to reducing costs
The company switched to renewable energy with a view to reducing emissions.
(排出量を減らすことを目指して、再生可能エネルギーに切り替えた。)
emissions=排出量、特にCO₂など
We added guardrails with a view to preventing accidents.
(事故を防ぐことを目指してガードレールを追加した。)
prevent=防ぐ → preventing(名詞化)コロケーション:preventing accidents / errors / misuse
We hired interns with a view to training future leaders.
(将来のリーダーを育成することを目指してインターンを採用した。)
intern=研修生/インターン、future leaders=将来のリーダー
We updated our policy with a view to being more transparent.
(より透明性を高めることを目指して方針を更新した。)
transparent=透明性が高い(情報を開く)型:
with a view to being + 形/名
We purchased the site with a view to expansion.
(将来の拡張を見据えてその用地を購入した。)
expansion=拡張)を直結
The school launched a new program with a view to fostering creativity.
(創造性を育むことを目指して新プログラムを開始した。)
foster=はぐくむ(ゆっくり育てるニュアンス)
The study was designed with a view to assessing efficacy.
(有効性を評価することを目指して研究を設計した。)
efficacy=有効性(医学・研究で頻出)
We refactored the code with a view to improving maintainability.
(保守性を高めることを目指してコードをリファクタリングした。)
refactor=作り直して整理する、maintainability=保守性
We adjusted pricing with a view to increasing customer retention.
(顧客維持率を高めることを目指して価格設定を調整した。)
retention=維持(お客さんが離れないこと)
We are saving money with a view to getting married next year.
(来年の結婚を目指して貯金しています。)
save money=お金を貯める、get married=結婚する
We revised the contract with a view to ensuring compliance.
(法令順守を確保することを目指して契約書を改訂した。)
compliance=法令遵守、ensure=確実にする
With a view to improving fairness, we will review the policy annually.
(公平性を高めることを目指して、毎年方針を見直します。)
We consolidated our tools with a view to streamlining operations.
(業務を効率化することを目指してツールを統合した。)
streamline=無駄を減らして効率化する、operations=業務全般
「方針・計画のていねい表現」→ with a view to improving/reducing/ensuring … の型で暗唱!
14-FAQ:with a view to + V-ing(〜するのを目指して)
型
..., with a view to V-ing / N
近い言い換え
with the aim of + V-ing/for the purpose of + V-ing/in order to + V
注意
to は前置詞 → 後ろは名詞(= V-ing/名詞)
答え:with a view to は慣用句で、基本は単数不定冠詞 a を伴います(× with view to は不可)。
We revised the rules with a view to reducing risk.
(リスクを減らすことを目指して規則を改訂した。)
会話や社内チャットでは to + V や so we can + V のほうが自然です。
We changed the plan to cut costs.
(コストを減らすために計画を変えた。)
We changed the plan so we can cut costs.
(コストを減らせるように計画を変えた。)
名詞も可です(expansion, growth など)。動作を言いたいときは V-ing。
We bought the land with a view to expansion.
(将来の拡張を見据えてその土地を購入した。)
We bought the land with a view to expanding the plant.
(工場の拡張を目指してその土地を購入した。)
「〜である状態を目指す」なら being + 形/名 が自然です。
We updated our policy with a view to being more inclusive.
(より包摂的であることを目指して方針を更新した。)
基本は不可。慣用は with a view to 固定です。用途説明なら for + V-ing(物の機能)に置き換え。
This tool is for cutting paper.
(この道具は紙を切るためのものです。)
文頭置きはフォーマルで自然。後続が長いときは読みやすさのためカンマを入れることが多いです。
With a view to improving quality, we will audit suppliers regularly.
(品質を高めることを目指して、仕入先を定期監査します。)
avoiding / preventing を使うと自然です。
We added guardrails with a view to preventing misuse.
(誤用を防ぐことを目指してガードレールを追加した。)
形式的には可能ですが、現代英語では省くことが多いです。
We adjusted pricing with a view to (our) increasing customer retention.
(顧客維持率を高めることを目指して価格を調整した。)
慣用では単数固定がふつうです(複数は不自然)。
We invested with a view to achieving long-term growth.
(長期成長を達成することを目指して投資した。)
全般にフォーマル文書(報告書・規程・プレス文)でよく見ます。会話では to + V などが一般的。
We launched the program with a view to improving accessibility.
(アクセシビリティの向上を目指してプログラムを開始した。)
基本は不可。前置詞なので名詞形が必要。節にしたいなら名詞節に変換を(the idea of … など)。
We revised the plan with a view to supporting what the community needs.
(地域が必要とすることを支えることを目指して計画を見直した。)
- with a view to + V-ing:方針感・計画性、フォーマル。
- in order to + V:中立で直接的、説明文全般。
- so as to + V:やや硬い。否定 so as not to がよく使われる。
- for the purpose of + V-ing:最も硬い。規程・法務。
We simplified the process in order to reduce errors.
(ミスを減らすために手順を簡素化した。)
We simplified the process with a view to reducing errors.
(ミス削減を目指して手順を簡素化した。)
🧾 総まとめ:動名詞を含む慣用表現の「型」とコツ
本レッスンで学んだ 14のキーフレーズを一枚で振り返り。
to が 前置詞 か 不定詞か、V-ing で名詞化など、
つまずきやすい所を 例文+訳+音声で固めます。
🔖 一枚でわかるチートシート(型・意味・最短例)
| 型 / キー | 意味(やさしい日本語) | 最短例(英 → 日 → 音声) |
|---|---|---|
There is no V-ing |
〜することはできない/余地がない |
There is no denying that he is a superstar. (彼がスーパースターなのは否定できない。) |
can't help V-ing |
〜せずにいられない(感情が勝つ) |
I can't help laughing at his joke. (彼の冗談には笑わずにいられない。) |
It's no use V-ing |
〜してもムダだ・効果がない |
It's no use crying over spilt milk. (こぼれたミルクを嘆いてもムダ。) |
be worth V-ing |
〜する価値がある |
The show is worth seeing. (そのショーは一見の価値あり。) |
On V-ing, … |
〜するとすぐに/〜したとたん |
On arriving in Tokyo, she called him. (東京に着くやいなや彼に電話した。) |
in V-ing |
〜する時に/〜する点で |
Be careful in using this product. (この製品を使うときは注意。) |
feel like V-ing |
〜したい気がする(ふっと) |
I feel like taking a walk. (散歩に行きたい気分。) |
be busy V-ing |
〜するのに忙しい |
He is busy preparing for the exam. (彼は試験勉強で忙しい。) |
It goes without saying (that …) |
〜は言うまでもない |
It goes without saying that health comes first. (健康第一なのは言うまでもない。) |
not/never … without V-ing |
…すれば必ず〜する(必ずセット) |
They never meet without quarreling. (彼らは会えば必ず口論する。) |
on the point of V-ing |
まさに〜しようとして |
She was on the point of leaving. (彼女は出かけようとしていた。) |
far from V-ing |
〜するどころではない(むしろ逆) |
Far from agreeing, he opposed it. (彼は賛成どころか反対した。) |
look forward to V-ing / N |
〜するのを楽しみにしている(丁寧) |
I'm looking forward to meeting you. (お会いできるのを楽しみにしています。) |
with a view to V-ing / N |
〜するのを目指して(方針・計画) |
We revised the plan with a view to reducing errors. (ミス削減を目指して計画を見直した。) |
🧠 文法メモ(まとめ)— 小学生にも届く粒度で要点整理
迷いやすいポイントだけを、「一目でわかる」形で再確認。前置詞の後ろ=名詞(= V-ing / 名詞)という大原則を軸に、似た表現の使い分けも押さえます。
① 前置詞 + 名詞(= V-ing)の大原則
- before / after / without / by / in / on / to(前置詞) の後ろは名詞。
- 動作を名詞にするには V-ing を置く。
He left without saying goodbye.
(彼はさよならを言わずに去った。)
② to の見分け:前置詞か 不定詞か
- 前置詞の to:後ろは名詞(= V-ing)。例:
look forward to meeting - 不定詞の to:後ろは動詞の原形。例:
hope to meet
I'm looking forward to meeting you.
(お会いできるのを楽しみにしています。)
I hope to meet you soon.
(近いうちにお会いしたいです。)
③ worthファミリーの整理
be worth V-ing:行為に価値 → The show is worth seeing.be worthy of N / V-ing:人・物が価値あり。It is worthwhile to V / V-ing:その行為はやる価値あり。
The museum is worth visiting.
(その博物館は訪れる価値がある。)
④ can't help V-ing と can't help but V
- どちらも「〜せずにいられない」。会話では
V-ingが最も一般的。 but + Vはやや書き言葉寄り。
I can't help smiling.
(思わず笑ってしまう。)
I can't help but smile.
(笑わずにいられない。)
⑤ “no + V-ing” 系(ムリ・無意味)
There is no V-ing(〜はできない)It's no use V-ing(〜してもムダ)There's no point in V-ing(〜する意味がない)
There's no point in arguing now.
(今言い争っても意味がない。)
⑥ on / in + V-ing と when S V の使い分け
On V-ing=「〜するとすぐに」(文語寄り)。When S V=誰が何をしたかが明確、会話で自然。
On arriving, she called me.
(着くとすぐ、彼女は私に電話した。)
When she arrived, she called me.
(彼女は着いたとき、私に電話した。)
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