名詞の種類
英語の名詞は、まず可算/不可算の視点で分け、さらに
普通名詞・集合名詞・固有名詞・物質名詞・抽象名詞の5タイプに整理します。
小学生にも伝わる言葉で、社会人にも役立つ深さで、「数えられるか」「特定か」の軸からていねいに解説します。
小さな習慣が大きな結果を生む——心理学でも証明されています。今日のあなたの一歩は、明日の大きな自信に変わります。
▮ 目次
-
1. 名詞(全体像と可算/不可算)
まずは「数えられる?」の視点で土台づくり
-
2. 普通名詞
数えられる名詞の基本(冠詞・複数形)
-
2-1. a / an + 単数形
初出・種類の説明・単位表現など
-
2-2. the + 単数形
特定のもの/種全体を象徴する用法
-
2-3. (無冠詞・不定量語)+ 複数形
その種類の一般・全体を指す
-
2-4. the + 複数形
特定条件下の「種類の全体」
-
3. 集合名詞
単数扱い/複数扱いの使い分け
- 3-1. 単数・複数の両方で扱う集合名詞
- 3-2. 常に複数で扱う集合名詞
- 3-3. 常に単数で扱う集合名詞
-
4. 固有名詞
大文字で始める/theやaが付く特別なケース
- 4-1. 通常の固有名詞
- 4-2. the を付ける固有名詞
- 4-3. a / an を付ける固有名詞
-
5. 物質名詞
基本は不可算/量の言い方の型を覚える
- 5-1. 物質名詞の用法
- 5-2. 物質名詞の種類
- 5-3. 分量の表し方(a piece of など)
-
6. 抽象名詞
性質・状態・動作など形のない名詞
- 6-1. 抽象名詞の種類
- 6-2. 抽象名詞の用法
- 6-3. 程度や量の表し方
- 6-4. 種類・具体的事象として扱う場合
-
🧾 まとめ:名詞の種類(5分類 × 可算性)
冠詞・数量化・種類化の「3秒ルール」+ 可算化ユニット早見 + クイック例文
1. 名詞の全体像と「可算/不可算」
英語の名詞は、まず数えられるか(可算)、数えられないか(不可算)で考えると迷いません。
ポイントはたった2つ──「1つ2つと数える発想が自然か」と、「量でまとめて捉えるか」。ここが分かれば、a / an / the、複数形-s、many / muchなどの使い分けが一気に整理できます。
このセクションでできるようになること
- これは数えられる?を自力で判定できる(
one/twoと言えるかをまず考える)。 - 冠詞の基本:不特定の単数=
a/an、特定=the、可算複数や不可算の一般=無冠詞の型を理解。 - 数量語の相性:可算は
many/(a) few、不可算はmuch/(a) little、両方OKはa lot of等。 - 不可算を数える型:
a/an + 単位語 + of + 不可算(例:a piece of advice)。
🔤 用語ミニ辞書(かんたん)
- 可算名詞:1つ2つと数えられる名詞。
a/anが付き、複数形-sが作れる(例:a book / two books)。 - 不可算名詞:水や砂、情報のように、まとまり・量で捉える名詞。基本は
a/an不可・複数形なし(例:water, information)。 - 数量語:量や数を示す語(例:
manyは可算、muchは不可算)。 - 単位語:コップ・瓶・枚など細かく数えるときに使う語(例:
a cup of coffee)。
🗂 早見表:冠詞・数量語の相性
| 目的 | 可算(数えられる) | 不可算(数えられない) |
|---|---|---|
| 不特定の単数 | a / an + 名詞 |
(基本なし)※単位語で言う |
| 特定 | the + 名詞 |
the + 名詞 |
| 一般・全体 | 複数形(無冠詞が多い) |
無冠詞(例:Water is essential.) |
| 数量語 | many, (a) few, several |
much, (a) little |
| 両方OK | a lot of / lots of / plenty of / some / any |
|
| 不可算を数える | a/an + 単位語 + of + 不可算(例:a bottle of water) |
|
※ many ↔ much、few ↔ littleはセットで覚えると早いです。
これを1週間続けると、脳が自動で仕分けしてくれるようになります。学習は“仕組み化”が近道です。
直感づくり:数える vs 量で測る
名詞はまず可算(数えられる)か不可算(数えられない)かで分けると迷いません。コア質問はたった2つ:「1つ2つと数える発想が自然?」それとも「重さ・量・まとまりで捉える?」。
詳しい規則は後の各セクションで扱いますが、ここでは直感の土台を作ります。
「1つ、2つ…」と数える発想が自然
- 特徴:
a/anが付く/複数形-sが作れる。 - 例:
book(本),dog(犬),idea(考え) - 数量語:
many,(a) few,several
例文:I bought a book.(私は本を1冊買った)
※ 詳しい冠詞・複数形は Section 2(普通名詞) で扱います。
「まとまり・物質・抽象」として量で捉える
- 特徴:基本は
a/an不可/複数形なし(単数扱い)。 - 例:
water(水),information(情報),advice(助言) - 数量語:
much,(a) little
例文:We need water.(私たちには水が必要だ)
※ 不可算リストの落とし穴(×informations 等)は Section 6(抽象名詞) ほかで補足します。
速習表(冠詞・複数形・数量詞の相性まとめ)
「どれとどれが“仲良し”か」を先に覚えると、細かなルールはあとから自然に入ります。表でざっと眺め、詳細は各セクションへ進みましょう。
| 目的 | 可算・単数 | 可算・複数 | 不可算 |
|---|---|---|---|
| 不特定を言う | a / an + 名詞例:a book |
無冠詞が多い例:Books are useful. |
基本なし(単位語で) 例:— / a cup of tea |
| 特定を言う | the + 名詞例:the book |
the + 名詞例:the books |
the + 名詞例:the water |
| 一般・種類全体 | the + 単数で種を代表することも例:The bear is dangerous. |
複数・無冠詞例:Bears are dangerous. |
無冠詞例:Water is essential. |
| 数量語の相性 | — |
many, (a) few, several, a number of |
much, (a) little, a great deal of |
| 両方に使える | a lot of, lots of, plenty of, some, any |
||
| 不可算を数える | a/an + 単位語 + of + 不可算(例:a piece of advice, two bottles of water) |
||
📝 チートメモ(対で覚える)
many⇔much(可算複数 ⇔ 不可算)(a) few⇔(a) little(可算複数 ⇔ 不可算)a/anは可算単数だけに付く- 迷ったら単位語で言い換える:
a piece of,a cup of,a bottle of
💬 ミニ例文(音声付き)
How many books do you have?
We don’t have much time.
I drank a cup of coffee.
例文の詳しい解説は Section 2 / Section 5-1 で行います。
advice, information, furniture, equipment などは不可算です。×advices / ×informations は誤り。どうしても数えたいときは
a piece of advice のように単位語を使いましょう。
不可算を数えるときの「単位+of」型
物質・まとまり・抽象のように「数えにくい名詞(不可算)」は、a/an + 単位語 + of + 不可算名詞で
“ひとかたまり”として数えます。2つ以上は 数詞 + 複数の単位語 + of + 不可算名詞 にします。
a/an + unit + of + uncountable(例:a piece of advice) /
two + units + of + uncountable(例:two bottles of water)
| 単位語(unit) | 使いどころ | 英語の例 | ひとこと日本語 |
|---|---|---|---|
a piece of |
切り分け・個体化(助言/家具など) | a piece of advice / furnituretwo pieces of furniture |
ひとかけ・ひとつ |
a bottle of |
容器で数える | a bottle of water / two bottles of water |
〜1本 / 2本 |
a cup of / a glass of |
一杯で数える | a cup of coffee / two glasses of milk |
コップ・カップ |
a slice of |
薄切りで数える | a slice of bread / two slices of cake |
1枚 / 2枚 |
a bar of |
棒状の固まり | a bar of chocolate / a bar of soap |
板チョコ等 |
a sheet of |
薄い1枚(紙など) | a sheet of paper / two sheets of paper |
紙1枚 |
a bit of |
少量・ちょっと | a bit of luck / information |
少しの〜 |
I need a piece of advice.(助言を一ついただきたいです)
She bought two bottles of water.(彼女は水を2本買った)
Please give me a cup of coffee.(コーヒーを1杯ください)
coffee(飲み物)は不可算ですが、a coffee と言うと「(1杯の)コーヒー」という
可算の意味になります。これは下の「意味で可算化/不可算化」の話に直結します。
意味で可算化/不可算化が変わる語(要注意ゾーン)
同じ単語でも、「物質として」言うのか、「1つの例・種類・回」として言うのかで 不可算 ⇄ 可算が切り替わることがあります。細かな規則は各セクションで扱いますが、まずは代表例で感覚をつかみましょう。
| 語 | 不可算(物質・概念として) | 可算(1つの例・種類・個体として) |
|---|---|---|
coffee |
I like coffee. (コーヒーという飲み物全般) |
Two coffees, please. (コーヒー2杯/2種類) |
paper |
We need paper. (紙という素材) |
I wrote a paper. (論文・レポート・新聞など1本) |
chicken |
We ate chicken. (鶏肉という食材) |
I saw a chicken. (ニワトリ1羽=生き物) |
glass |
It’s made of glass. (ガラスという素材) |
Pass me a glass. (コップ1個) |
hair |
She has long hair. (髪全体=集合) |
I found two hairs. (2本の髪の毛) |
room |
There is no room for doubt. (余地・スペース) |
I booked a room. (部屋1室) |
experience |
I have experience. (経験一般=知見) |
I had a bad experience. (1つの出来事) |
time |
Time is precious. (時間という概念) |
I tried three times. (回数) |
I like coffee.(私はコーヒーが好きだ)
Two coffees, please.(コーヒーを2杯お願いします)
I wrote a paper.(私は論文を1本書いた)
advice, information, furniture, equipment, luggage/baggage, homework, knowledge, news(単数扱い)。どうしても数えるときは
a piece of 〜 / a bit of 〜 を使いましょう。
ここは“感覚づくり”の速習です。くわしい使い分けは Section 2(普通名詞)・ Section 5(物質名詞)・ Section 6(抽象名詞)で深掘りします。
絶対に複数形にしない代表不可算リスト(覚え得)
ここに挙げる名詞は、基本的に複数形(-s)にしません。数えたいときは
a piece of 〜 など単位語で言い換えます(詳しくは各セクションで説明)。
| 語 | 意味(かんたん) | 正しい使い方(例) | 数えたいときの言い換え |
|---|---|---|---|
advice |
助言 | She gave me some advice. × advices |
a piece of advice / two pieces of advice |
information |
情報 | useful information × informations |
a piece/bit of information |
furniture |
家具 | much furniture × furnitures |
a piece/item of furniture |
equipment |
機器・装置 | new equipment × equipments |
a piece of equipment |
luggage / baggage |
手荷物 | some luggage × luggages |
a piece of luggage / two pieces of baggage |
homework |
宿題 | a lot of homework × homeworks |
a piece of homework / an assignment |
news |
ニュース(単数扱い) | The news is surprising. × The news are... |
a piece of news / items of news |
knowledge |
知識 | much knowledge × knowledges |
a bit of knowledge |
research |
研究 | research shows... × researches(名詞は不可算扱い) |
a piece of research / a study |
evidence |
証拠 | clear evidence × evidences |
a piece of evidence |
bread |
パン(素材) | some bread × breads |
a loaf of bread / two slices of bread |
traffic |
交通(量) | heavy traffic × traffics |
a lot of traffic(量で言う) |
scenery |
風景 | beautiful scenery × sceneries |
views / scenes(可算の別語) |
jewelry |
宝石類 | much jewelry × jewelries |
a piece of jewelry / two pieces of jewelry |
money |
お金 | little money × moneys(一般には不可) |
an amount of money / two amounts of ... |
I need some information.(情報が必要だ)
She gave me a piece of advice.(助言を一つくれた)
two coffees=2杯/2種類)。
ただし上のリストは基本は不可算として覚えるのが安全です。
判断フローチャート(意思決定の型)
名詞を見るたびに、次の順でチェックすると迷いません。YES/NOの二択で素早く決めて、必要なら「単位+of」で言い換えます。 詳細なルールは各セクションで扱います。
-
それは「1つ2つ」と数える発想が自然?
YES → 可算へ。
単数なら
a/an + 名詞、複数や一般なら複数形(無冠詞)。数量語はmany / (a) fewなど。I bought a book.(1冊)/Books are useful.(一般)NO → ②へ。 -
「物質」「まとまり」「抽象」として量で捉える?
YES → 不可算へ。
基本は
a/an不可・複数なし。数量語はmuch / (a) little。We need water.(水=物質)NO → ③へ。 -
数えたい?(1杯・1枚・1本などで言いたい)
YES → 単位+ofで可視化。
a/an + 単位語 + of + 不可算(a bottle of water/two slices of bread)Please give me a cup of coffee.NO → ④へ。 -
意味で可算化できる語?(例:coffee, paper, chicken...)
YES → 文脈次第で可算化。
Two coffees, please.(2杯/2種類)/I wrote a paper.(論文1本)NO → ⑤へ。 -
上の「覚え得リスト」に入る“ほぼ不可算専用”か?
入るなら不可算固定で覚える(
advice, information, furniture...)。 どうしても数えるときはa piece of 〜などで言い換え。
「迷ったら単位語に逃げる」—これだけで英語の名詞は怖くなくなります。
💬 例文で感覚をつかもう!
I bought a book.
(私は本を1冊買った。)
- ポイント:
aは「1つの」。a/anは可算名詞の単数だけに付けます。 - 構造:
S + V + a + 可算単数 - 単語メモ:
bought=buyの過去(買った) /book=本
Books are useful.
(本は役に立つものだ。)
- ポイント:種類全体=複数形+無冠詞がよく使われます。
- 構造:
可算複数(主語) + be + 形容詞 - 単語メモ:
useful=役に立つ
We do not have much time.
(私たちには時間があまりない。)
- ポイント:
muchは不可算に使う量のことば。可算にはmany。 - 構造:
S + do not have + much + 不可算 - 単語メモ:
time=時間(概念→不可算)
How many books do you have?
(あなたは本を何冊持っていますか?)
- ポイント:
manyは可算複数。不可算ならmuch。 - 構造:
How many + 複数名詞 + 助動詞(do) + 主語 + 動詞原形 - 単語メモ:
have=持っている
Please give me a cup of coffee.
(コーヒーを1杯ください。)
- ポイント:不可算を数えるときは
a/an + 単位語 + of + 不可算。 - 構造:
give + 人 + a cup of + 不可算 - 単語メモ:
cup=カップ /coffee=コーヒー(飲み物→普通は不可算)
Two bottles of water are in the bag.
(水のペットボトル2本がかばんの中にある。)
- ポイント:数詞 + 複数の単位語。動詞の一致は「bottles」に合わせて
are。 - 構造:
Two + 単位複数 + of + 不可算 + be - 単語メモ:
bottle=ボトル /bag=かばん
I need some information.
(私は情報が必要だ。)
- ポイント:
informationは不可算。× informations は不可。 - 構造:
S + need + some + 不可算 - 言い換え:
a piece of information(情報1件)
She gave me a piece of advice.
(彼女は助言を一つくれた。)
- ポイント:
adviceは不可算。数えるならa piece of advice。 - 構造:
give + 人 + a piece of + 不可算 - 単語メモ:
advice=助言 /gave=giveの過去
The bear is a dangerous animal.
(クマは危険な動物だ。)
- ポイント:
the + 単数で種類全体を代表させる言い方。 - 比較:
Bears are dangerous.(複数・無冠詞でもOK)
Two coffees, please.
(コーヒーを2杯お願いします。)
- ポイント:
coffeeは通常不可算だが、「杯・種類」で可算化できます。 - 構造:
数詞 + 可算化した名詞複数
I wrote a paper on AI.
(私はAIについての論文を1本書いた。)
- ポイント:
paper=紙(不可算)だが、論文・新聞など「作品」なら可算。 - 構造:
S + wrote + a + 可算名詞 - 単語メモ:
wrote=writeの過去 /on=〜について
There is no room for doubt.
(疑いの余地はない。)
- ポイント:
room(余地・スペース)は抽象的で不可算。 - 対比:
a room(部屋1室)は可算。
I booked a room for tonight.
(私は今夜の部屋を1室予約した。)
- ポイント:「部屋」という個体は可算で
aが付く。 - 単語メモ:
book=予約する /tonight=今夜
I feel a love I have never known.
(私は今まで知らなかったある種類の愛を感じている。)
- ポイント:
loveは普通は不可算(概念)。でも「ある種類の愛」と言うときはa loveと可算化できます。 - 構造:
a + 抽象名詞(種類として) + 関係節 - 単語メモ:
feel=感じる /never=決して〜ない /known=knowの過去分詞
We have few options, but little time.
(私たちには選択肢は少しだけあるが、時間はほとんどない。)
- ポイント:
few=可算複数に「ほとんどない」/little=不可算に「ほとんどない」。 - 構造:
few + 可算複数 / little + 不可算 - 単語メモ:
option=選択肢 /time=時間
We have a lot of ideas and a lot of energy.
(私たちはたくさんのアイデアとたくさんのエネルギーがある。)
- ポイント:
a lot ofは可算複数にも不可算にも使える便利表現。 - 構造:
a lot of + 名詞 - 単語メモ:
idea=考え(可算) /energy=エネルギー(不可算)
用途別セクションへの分岐
いま知りたい用途から選べます。1~2分で全体像→そのまま詳説へジャンプ。
2. 普通名詞:a/an, the, 複数形の使い分け
「初めて出す話題か?」「特定のものか?」「一般論か?」──この3つを見分ければ、a/an・the・複数形の迷いは激減します。
ここでは2-1〜2-4で何を学べるかを先に把握。詳しいルールと例文は各セクションでじっくり進めます。
🔤 用語ミニ辞書(かんたん)
- 不定冠詞 a/an:はじめて出す「1つの〜」。音が母音では
an(an hour)。 - 定冠詞 the:特定の「その〜」。話し手と聞き手が同じものを指しているとき。
- 無冠詞の複数:一般論・種類全体(
Books are useful.)。 - the + 複数:特定の集合(
The books on the desk)。
🗂 超要約:4つの型
| 型 | ざっくり用途 |
|---|---|
a/an + 単数 |
初登場/種類説明/職業名など(例:a book, an hour) |
the + 単数 |
特定の1つ(例:Close the door.=そのドア) |
Ø(無冠詞) + 複数 |
一般・種類全体(例:Books are useful.) |
the + 複数 |
特定の集合(例:The books on the desk are new.) |
細部(例:a/anの発音基準、既出・文脈特定の見極め等)は各セクションで詳解します。
I bought a book.
(私は本を1冊買った。)
a/an は可算単数に付く「1つの」。初めて出す話題や種類説明に使います。
Close the door.
(そのドアを閉めなさい。)
the は特定の「その〜」。文脈や共有知識でどれか決まっているとき。
Books are useful.
(本は役に立つものだ。)
一般論・種類全体は 複数形+無冠詞が基本。Books=「本という種類」全体。
The books on the desk are new.
(机の上の本は新しい。)
the + 複数は条件で限定された集団をまとめて指す形。on the desk が集合を特定。
2-1〜2-4 の学習ルート(クリックで移動)
各カードに「1行の学習メリット」を添えました。まずは知りたい型からどうぞ。
人は小さい成功で続けられます。1日1型×1例文でOK!
2-1. a/an + 単数形:初登場の「1つ」/分類の「1種」
a と an は「文字」ではなく 発音の頭の音 で決めます。
付けられるのは可算名詞の単数だけ。さらに、
初めて出す話題や分類(職業・役割・種類)でよく登場します。
ここでは迷ったときに戻れる最短3ルールと、すぐ使える短例で直感を作ります。
まず用語をそろえる(かんたん)
- 可算名詞:1つ2つと数えられる名詞(
book,carなど)。 - 不可算名詞:数えにくい物質・まとまり・概念(
water,informationなど)。 - 初登場(first mention):会話・文で初めて出すもの(→
a/an)。 - 特定(shared/限定):話し手と聞き手でどれか同じものが分かる(→
the)。
まずここだけ(最短3ルール)
She has an MBA.
(彼女は MBA を持っている。)
an は母音の音(あ・い・う・え・お系)で始まるとき。
MBA は発音が「エム・ビー・エイ」→母音で始まる音なので an。
逆に a university(発音「ユニバーシティ」=子音の音 /j/)、
a one-way ticket(「ワン」=/w/)のように、文字ではなく音で決めます。
参考:an hour(h無音=「アワー」)、an honest man(「オネスト」)、
a USB cable(「ユー」=/j/)。
I bought a book.
(私は本を1冊買った。)
book のように数えられるモノ1つに付けます。
反対に information や water のような不可算には
a/an は不可。数えたいときは
a piece of information / a bottle of water のように
単位+of を使います(詳しくは Section 5)。
There is a cat in the garden.
(庭に猫が1匹いる。)
初めて出すので a。次の文では
The cat is sleeping. のように the へ切替(特定へ)。
He is a doctor.
(彼は医者だ。)
人や物の種類・役割を言うときも a/an。as a student(学生として)などの表現も同じ考え方です。
音のルール徹底:綴りではなく「発音の頭の音」で a / an を決める
an は 母音の音(あ・い・う・え・お系)で始まるとき、a は 子音の音で始まるときに使います。 ここで言う「母音/子音」は 綴り(スペル)ではなく発音です。英語は「見た目と音」がずれることが多いので、耳で判断するのがコツ!
| ケース | a / an の例 | なぜ?(頭の音) |
|---|---|---|
無音の h |
an hour, an honest person, an honor, an heir |
発音は アワー / オネスト / オナー / エア → 母音の音で始まる |
| 頭文字・略語を「アルファベット読み」 | an MBA, an FBI agent, an MRI, an X-ray, an SOS call |
M / F / X / S は エム/エフ/エックス/エス → 母音の音で始まる |
| 数字で始まる | an 8-year-old, an 18th-century painting |
eight / eighteen は母音の音で始まる |
綴りは母音でも /j/(ユ)や /w/(ワ) |
a university, a European city, a union, a one-way ticket |
ユニ…/ユーロ… は子音の音 /j/、ワン… は /w/ → a |
| U で始まる略称を「単語読み」 | a UFO, a UNICEF campaign, a U.S. company |
ユー…で始まる(/juː/)→ 子音の音なので a |
h を発音する語 |
a history book, a hotel, a house |
ヒストリー/ホテル/ハウス → 子音 /h/ が聞こえるので a |
I waited for an hour.
(私は1時間待った。)
hour は h を発音しない(アワー)。母音の音で始まるので an。
She is an FBI agent.
(彼女はFBI捜査官だ。)
F は エフで母音の音から始まる → an。
He studies at a university.
(彼は大学で学んでいる。)
ユニバーシティ=子音 /j/ で始まる → a。
He works for a US company.
(彼はアメリカ企業で働いている。)
ユーエス=/juː/(子音の音)→ a。
We booked a hotel near the station.
(駅の近くにホテルを予約した。)
ホテルは h を発音 → 子音の音で始まるので a。
He is an 8-year-old boy.
(彼は8歳の男の子だ。)
eight は母音の音から始まる → an。
hotel など)で歴史的に an を見ることがありますが、現代英語では
a hotel が一般的です。判断はいつでも耳で!
意味のルール(主用法):a/an を使う典型パターン
I watched a movie last night.
(昨夜、映画を1本見た。)
会話・文で初めて出すものは a/an。
次の文では The movie was exciting. のように the へ切り替わり、同じ映画が特定されます。
She is a teacher.
(彼女は教師だ。)
人や物をどんな種類に属するかで説明するときは a/an。
become / as と相性がよく、He became a leader.,
As a student, I studied abroad. なども同じ用法です。
It costs three dollars a kilo.
(それは1キロ3ドルだ。)
a は per(〜につき) の意味でも使います:
twice a week(週2回)、60 km an hour(時速60km)。
形は違いますが意味は「1〜につき」。
What a beautiful day!
(なんてすてきな日だ!)
What a + 形容詞 + 名詞!, Such a + 形容詞 + 名詞 などの決まり表現でも a を使います。
参考:quite a few + 複数名詞(かなり多くの〜)は 2-3(数量表現)で詳しく扱います。
The gallery owns a Picasso.
(その美術館はピカソの作品を1点所蔵している。)
名前(固有名詞)でも、その人の作品/〜家の一員/〜という人 のように
「一例」や「種類」として扱うときは a を付けられます:
a Mr. Smith(スミスさんという人)、a Kennedy(ケネディ家の人)。
a/an を「付けない・付かない」ゾーン
a/an は「可算名詞の単数」専用なので、次の場面では基本的に使いません。
迷ったら、数えられる1つか?を自問 → それ以外は a/an なし(= 無冠詞)、または the / 数量語 を使います。
We need water.
(私たちは水が必要だ。)
water, information, advice, furniture, bread, money などは数えないため a/an は不可。
数えたいときは a bottle of water, a piece of advice のように
単位+of を使います(詳しくは Section 5-3)。
Books are useful.
(本は役に立つ。)
複数は a/an が付けられません。一般論は 複数形+無冠詞。
数を言うなら two books、特定なら the books とします。
| 無冠詞(制度目的) | 意味(かんたん) | 冠詞を付けると…(建物として) |
|---|---|---|
at school / go to school |
学校「で/へ」(学ぶ目的) | at the school=その学校という建物 |
in hospital(英) / in the hospital(米) |
入院して(患者として) | at the hospital =病院という施設の場所 |
go to bed |
寝る(行為) | sit on the bed =ベッド(家具) |
in class / at work / in prison / at sea |
授業中/勤務中/服役中/航海中 | 建物・具体を指すときは the が登場 |
「制度・役割としての活動」に焦点があると無冠詞に。
例:She is in hospital.(入院中)⇔ I'm at the hospital.(病院の建物にいる)
We had lunch at noon.
(正午に昼食をとった。)
meals(breakfast/lunch/dinner)、languages(English, Japanese)、subjects(math, history)、sports(baseball, soccer)は通常無冠詞。
ただし特別な食事なら a special dinner、特定の授業なら the math class のように冠詞を使います。
a/an なし。
数えたいなら a piece of 〜 / a cup of 〜 などの単位+ofへ。
意味で可算化(橋渡し):不可算でも「種類・個体」にすると a/an が付く
ふつうは数えない名詞でも、「種類」「1杯」「1つの作品」など、数えられる単位に切り替えると a/an が使えます。
下の表は「不可算 ⇄ 可算」で意味が変わる代表例です。
| 語 | 不可算(素材・概念など) | 可算(種類・個体・1件) |
|---|---|---|
coffee |
コーヒー(液体全体)I like coffee. |
a coffee=1杯/1種類Two coffees, please. |
paper |
紙(素材)We need paper. |
a paper=論文/新聞1部I wrote a paper. |
chicken |
鶏肉(料理)I ate chicken. |
a chicken=鶏1羽(生き物) |
room |
余地・空間(抽象)no room for doubt |
a room=部屋1室(個体) |
light |
光(現象)need more light |
a light=灯り/照明1個 |
glass |
ガラス(素材) | a glass=コップ1個 / 1杯 |
iron |
鉄(素材) | an iron=アイロン1台 |
experience |
経験(総体)much experience |
experiences=個々の体験(複数) |
work |
仕事・作業(総体) | a work=作品1点(芸術)/ works=工場・全集 |
business |
商売・業務(概念) | a business=会社・事業体1社 |
hair |
髪の毛(全体)long hair |
a hair=一本の毛 |
Two coffees, please.
(コーヒーを2杯ください。)
通常不可算の coffee も、杯・種類など「数えられる単位」にすれば可算にできます。
I wrote a paper on AI.
(AIについての論文を1本書いた。)
paper(紙=不可算)→「論文・新聞」のように作品になると可算。
I booked a room for tonight.
(今夜の部屋を1室予約した。)
room は「余地=不可算」もあれば「部屋1室=可算」もある。意味の切替に注意。
Please turn on the light.
(電気をつけて。)
light=光(不可算)だが、a light は「照明1個(モノ)」で可算。ここでは文脈上、特定の照明なので the。
a/an + 単位語 + of + 不可算 も安全策です(a piece of advice など)。
💬 例文で感覚をつかもう!(a/an + 単数形)
I bought a book.
(私は本を1冊買った。)
- ポイント:
aは「1つの」。はじめて出すモノ=初登場。 - 構造:
S + V(過去) + a + 可算単数 - 単語メモ:
bought=buyの過去 /book=本
I saw an elephant at the zoo.
(私は動物園でゾウを1頭見た。)
- ポイント:
anは母音の音で始まる語(elephant)に。 - 構造:
S + saw + an + 名詞 + 場所句 - 単語メモ:
saw=seeの過去 /zoo=動物園
Do you have a pen?
(ペン1本持っていますか?)
- ポイント:相手が持つ「どれでも1本」でOK →
a。 - 構造:
Do + S + have + a + 名詞? - 単語メモ:
pen=ペン /have=持つ
I don't have a car.
(私は車を1台持っていない。)
- ポイント:否定でも「どれでも1台」という単位感があると
aを保つ。 - 構造:
S + do not have + a + 名詞 - 単語メモ:
car=車 /don’t=do notの短縮形
She is a teacher.
(彼女は教師だ。)
- ポイント:人の「種類・役割」を言うときは
a/an。 - 構造:
S + be + a + 職業名 - 単語メモ:
teacher=教師
He became a leader in the project.
(彼はそのプロジェクトでリーダーになった。)
- ポイント:
becomeは「〜になる」。役割=分類なのでa。 - 構造:
S + became + a + 役割 - 単語メモ:
project=計画・案件 /leader=指導者
As a student, I studied abroad.
(学生として、私は留学した。)
- ポイント:
as + a + 役割で「〜として」。 - 構造:
As a + 役割, S + V - 単語メモ:
abroad=海外へ /studied=studyの過去
It costs three dollars a kilo.
(それは1キロあたり3ドルだ。)
- ポイント:
aは per(〜につき) の意味。 - 構造:
cost + 金額 + a + 単位 - 単語メモ:
kilo=キログラム(kg)
We were driving at 60 kilometers an hour.
(私たちは時速60kmで走っていた。)
- ポイント:
hourはh無音→母音の音なのでan。 - 構造:
at + 速度 + an + 時間 - 単語メモ:
drive=運転する /kilometer=キロメートル
What a beautiful day!
(なんてすてきな日だ!)
- ポイント:
What a + 形容詞 + 名詞!は「なんて〜だ!」の定型。 - 構造:
What a + adj + 名詞! - 単語メモ:
beautiful=美しい
Such a nice idea!
(なんていい考えなんだ!)
- ポイント:
Such a + 形容詞 + 可算単数で強調。 - 構造:
Such a + adj + 名詞 - 単語メモ:
nice=良い /idea=考え
She is an FBI agent.
(彼女はFBI捜査官だ。)
- ポイント:
F=「エフ」→母音の音で始まる→an。 - 構造:
S + be + an + 略語 + 名詞
He has an MBA from Oxford.
(彼はオックスフォード大学でMBAを取得している。)
- ポイント:
M=「エム」→母音の音→an。 - 構造:
S + have + an + MBA
She studies at a university in Tokyo.
(彼女は東京の大学で学んでいる。)
- ポイント:university は「ユ」=
/j/で始まる→a。 - 構造:
study at a + 場所
I need a one-way ticket to Osaka.
(大阪行きの片道切符が必要です。)
- ポイント:one は「ワン」=
/w/→a。 - 構造:
need + a + 名詞 + to + 目的地
I feel a love I have never known.
(私は今まで知らなかったある種類の愛を感じている。)
- ポイント:
loveは通常不可算(概念)だが、種類としての「ある愛」と言うときは可算化してa。 - 構造:
a + 抽象名詞(種類として) + 関係節 - 単語メモ:
never=一度も〜ない /known=knowの過去分詞
The gallery owns a Picasso.
(その美術館はピカソの作品を1点所蔵している。)
- ポイント:固有名詞でも「作品・一例」として扱うと
aが付けられる。 - 構造:
own + a + 作品名
She gave me a piece of advice.
(彼女は助言を1つくれた。)
- ポイント:
adviceは不可算。数えるにはa piece ofのような「単位」を作る。 - 構造:
give + 人 + a piece of + 不可算名詞
I exercise three times a week.
(私は週に3回運動する。)
- ポイント:
a week=「1週間につき」。 - 構造:
回数 + a + 期間
We waited for an hour in the lobby.
(私たちはロビーで1時間待った。)
- ポイント:
hourはhを発音しない→an。 - 構造:
wait for + an + 時間 - 単語メモ:
lobby=ロビー
2-1 FAQ:a/an + 単数形(音で決める&意味で使う)
型
a / an + 可算名詞(単数)
判定
頭の音で決定(母音音=an/子音音=a)
主用法
初登場・分類/役割・単価/速度/感嘆 など
はい。最初に発音される語の頭の音で決めます。
It’s a useful idea.
(それは役に立つアイデアだ。)
It’s an unusual idea.
(それは珍しいアイデアだ。)
useful は /j/(ユ)→ a、unusual は母音音→ an。
はい。アルファベットを一文字ずつ読むときは、その音で判定します。
I bookmarked a URL.
(私はURLをブックマークした。)
U は「ユー」=/juː/(子音音)→ a。
対して M は「エム」(母音音)→ an MBA となります。
これも頭の音で決めます。
He is an 11-year-old student.
(彼は11歳の生徒だ。)
eleven は母音音で始まるため an。
例:a 110-euro fee(ワンハンドレッド…→子音音 /w/)なら a。
現代英語では a historic が主流。h を発音するため子音音です。
It was a historic moment.
(それは歴史的な瞬間だった。)
古風・一部地域で an historic も見られますが、授業・試験・実務では a を推奨。
どちらもOK。語順の違いだけで意味は同じです。
Please wait for half an hour.
(30分待ってください。)
We talked for a half hour.
(私たちは30分話した。)
a=種類の「1つ」、one=数(数量)を強調。対比や正確さを出したいときは one。
I have a brother.
(私は兄弟が1人いる。)
I have one brother, not two.
(私は1人だけで、2人ではない。)
可算単数なら What a + 名詞!。不可算・複数は a を付けません。
What beautiful music!
(なんて美しい音楽だ!)
国籍・民族を指すときは、丁寧に a Japanese person のように言うのが無難です(人を一個体として丁重に扱うニュアンス)。
He is a Japanese person.
(彼は日本人の方です。)
はい。複合語の先頭の発音で決めます。
We had an hour-long meeting.
(私たちは1時間の会議をした。)
hour は h無音→ an。
対照:a university-wide event(ユニ…=/j/)。
a kind of=「ある種の」(多数ある中の1種)。the kind of=「(話題の中で)そういう種類の」。
This is a kind of fruit.
(これは一種の果物だ。)
This is the kind of problem we must solve.
(これは私たちが解決すべき類の問題だ。)
はい。読み方で変わります。E は「イー」(母音音)→ an、U は「ユー」(子音音)→ a。
They discussed an EU policy.
(彼らはEUの政策1件について議論した。)
飲み物・商品は「1つ/1杯/1本」ならOK:a Coke / a Pepsi / a Big Mac。ただし企業名そのものは普通は数えません(例外:a Google engineer のように形容詞的に使う場合)。
He ordered a Coke.
(彼はコーラを1本注文した。)
グループ名は集合体。個々のメンバーを指すなら a Beatle のように単数形にします。
He was a Beatle.
(彼はビートルズの一員だった。)
2-2. the + 単数形:「その〜」と特定する
the は、話し手と聞き手のあいだで「どれのことかがわかっている」サインです。
つまり 対象が1つにしぼれる ときに使います。
語注:specific/specified(特定の)/unique(唯一の)/context(文脈=話の流れ)
まずは直感:「the は “わかってる その1つ”」
例:Please open the door.
(そのドアを開けてください。)
- この場(部屋)には「開けるべきドア」がひと目で決まる →
the - door=ドア(名詞)/open=開ける(動詞)
対比:Please open a door.
(どれでも1つドアを開けて。)
- 「どのドアでもOK」で特定していない →
a/an - a/an=「ある1つ」:初登場・紹介に強い
the か」を3秒で説明すると記憶が定着します(retrieval practice)。
まずここだけ:最短3ルール
the
I bought a book. The book is interesting.
(本を1冊買った。その本はおもしろい。)
ポイント:1文目で紹介(a book)→ 2文目は「その本」=共有済み → the。
the
Turn off the light, please.
(その部屋の電気を消して。)
the door / the floor / the ceiling / the bathroom など、環境的に「どれか決まる」もの。
the
Read the book on the desk.
(机の上にある本を読みなさい。)
She is the engineer you recommended.
(彼女はあなたが推薦したエンジニアです。)
of句・前置詞句・関係節が「しぼり込み(限定)」を作る → the。
shared(共有)
キーワード:unique(唯一)
キーワード:restrict/limit(限定)
the を付けません(Ø)。ただし the life of the artist のように「誰の・どれの」を言うと特定になるため
the。
特定の4トリガー(核):the が必要になる“決め手”
the は「どれのことかが 1つに決まる」サイン。下の4つが出たら the を疑おう。 共有 唯一 限定 唯一化語
The sun rises in the east.
(太陽は東から昇る。)
世界で1つしかない・皆が知っている → the。例:the Internet / the government
Please close the door.
(そのドアを閉めてください。)
その場(部屋)にふつう1枚 → the door / the floor / the ceiling / the bathroom
Read the book on the desk.
(机の上の本を読みなさい。)
前置詞句・関係節・of 句が「絞り込み」になる:the person who called / the report on AI
This is the only way.
(これが唯一の方法だ。)
the only / the first / the best / the same / the very などは自動的に唯一化。
意味の広がり:実務・日常でよく出る the の定型
I usually study in the morning.
(私はふつう朝に勉強する。)
in the morning / in the afternoon / in the evening / in the past / in the future など固定で the。
He took me by the hand.
(彼は私の手を取った。)
所有(my/your)ではなく行為に注目するときは by/on + the + 部位:on the back / in the face。
She plays the piano.
(彼女はピアノを弾く。)
楽器はふつう the。発明も慣用的に:the telephone / the wheel(※地域・文体差で「play piano」もある)
Did you watch the news?
(ニュースを見た?)
番組・コーナー名のイメージで the を取る慣用。ほかに go to the movies / do the dishes など日常定型も。
a / an・Ø と the の対比:同じ場面を三つの視点で
Dogs are loyal.
(犬という種は忠実だ。)
種類全体=一般論。a/the は付けない。
I want a dog.
(私は犬を1匹ほしい。)
「どれでもいい1つ」を紹介する感じ。
Where is the dog you adopted?
(あなたが引き取ったその犬はどこ?)
後ろの説明で1匹に限定されている → the。
Reports must be clear.
(報告書は明確であるべきだ。)
種類全体への一般的な主張。
I need a report by Friday.
(金曜までに報告書を1本必要とする。)
どの報告書でもよい(まだ特定されていない)。
Have you read the report on AI?
(AIに関するその報告書を読んだ?)
on AI で限定され、話し手同士に共有 → the。
💬 例文で感覚をつかもう!(the + 単数形=「その〜」と特定)
I bought a book. The book is about AI.
(本を1冊買った。その本はAIについてだ。)
- ポイント:1文目で紹介した名詞が共有情報になったので
the。 - 構造:
a book(初登場)→the book(再登場) - 語注:
about=〜について /AI=人工知能
Please close the door.
(そのドアを閉めてください。)
- ポイント:部屋にはふつうドアは1枚=その場で唯一なので
the。 - 関連:the floor / the ceiling / the bathroom も同様。
Read the book on the desk.
(机の上の本を読みなさい。)
- ポイント:
on the deskが対象を1つに絞り込み(限定)→the。 - 言い換え:the book near the window / the book you bought
She is the engineer you recommended.
(彼女はあなたが推薦したエンジニアです。)
- ポイント:
you recommendedが誰のことかを1人に特定。 - 語注:
recommend=推薦する /engineer=技術者
This is the only way.
(これが唯一の方法だ。)
- ポイント:the only / the first / the best / the same / the very は自動的に「唯一」=
the。
He was the first guest to arrive.
(彼は到着した最初の客だった。)
- ポイント:序数(first/second…)・最上級(best/most…)は一意になるため
the。
This is the best solution.
(これは最良の解決策だ。)
- ポイント:
bestは「一番良い」=1つに定まる →the。 - 語注:
solution=解決策
The sun sets in the west.
(太陽は西に沈む。)
- ポイント:世界に1つだけ(唯一)&誰でも知っている事実 →
the。 - 関連:the moon / the Earth / the Internet / the government
I take a walk in the evening.
(私は夕方に散歩する。)
- ポイント:in the morning / in the afternoon / in the evening は慣用で
the。
He took me by the hand.
(彼は私の手を取った。)
- ポイント:所有(my/your)よりも動作に焦点→by/on + the + 部位。
- 関連:on the back / in the face / on the shoulder
He plays the guitar well.
(彼はギターが上手だ。)
- ポイント:楽器名はふつう
theを付ける(地域差で play guitar もあり)。
Did you watch the news?
(ニュースを見た?)
- ポイント:番組名のイメージで固定的に
the。他に do the dishes / go to the movies など。
This is the same error we saw yesterday.
(これは昨日見た同じエラーだ。)
- ポイント:the same(同一)や the very(まさにその)も一意にする語。
I’ll never forget the moment we met.
(私たちが出会ったその瞬間を決して忘れない。)
- ポイント:
we metが指す瞬間は一度きり=特定 →the。 - 語注:
forget=忘れる /moment=瞬間
2-2 FAQ:the + 単数形(「その〜」をどう特定する?)
核
the + 可算名詞(単数)=話し手と聞き手で「どれか」が一致
判定共有/唯一/限定(修飾)/唯一化語
注意固有名詞・慣用・語法差はFAQで補強
The bear is dangerous.
(熊は危険な動物だ。)
Bears are dangerous.
(熊は危険だ。)
どちらも「種全体」を言えます。the + 単数は教科書・論説調で固い響き、
Ø + 複数(Bears)は日常・一般文で自然。場面の文体に合わせて選びましょう。
I talked to the teacher.
(私はその先生と話した。)
I talked to a teacher.
(私はある先生と話した。)
He is at school now.
(彼は今授業・学校活動に参加している。)
the teacher:誰か特定の先生(文脈で一意)。a teacher:どの先生でもよい1人(未特定)。at school:学校という制度(institution)の中にいる=無冠詞。建物を指したい時は at the school。
I heard the song on the radio.
(その歌をラジオで聴いた。)
I saw the interview on TV.
(そのインタビューをテレビで見た。)
慣用の違いです。radio は機器・放送媒体のイメージで the を取りやすく、
TV はメディア名として無冠詞が普通。試験対策は on the radio / on TV をセット暗記。
This is the best solution for this project.
(これはこのプロジェクトにとって最良の解決策だ。)
the best / the first は「一意」だが、どの集団の中かを示すと親切です。
in our team / in history / of the three options など範囲を添えましょう。
I’ll call you next week.
(来週電話します。)
I’ll call you the next week after that.
(その次の週に電話します。)
時を指す慣用では next/last + 名詞 が普通(無冠詞)。特定の文脈内で「その次/その前」の意味を強めるときは
the next / the last を用います。
He moved to the United States.
(彼はアメリカ合衆国へ移住した。)
The conference was held near the Thames.
(会議はテムズ川の近くで行われた。)
国名でも連合体・複数形は the(the United Kingdom / the Netherlands)。河川・海・砂漠・山脈・新聞名も the。
一方、Japan, Mount Fuji, Lake Biwa は無冠詞が普通です。
I’m busy at the moment.
(今この瞬間は忙しい。)
We didn’t know it at the time.
(当時はそれを知らなかった。)
どちらも固定句で the を付けます。at the moment=今まさに/at the time=その時点(過去の特定時)。
This is the same idea we discussed.
(これは私たちが話し合った同じ考えだ。)
That’s the right answer.
(それが正しい答えだ。)
the same / the very / the right は「他と区別して一意」を作る語。比較対象が暗黙にあるため the が自然です。
Write your name at the top of the page.
(名前はそのページの上部に書きなさい。)
ある「全体」の中で位置が一つに決まる(上・下・中央など)ので the。
the center of the city / the left side of the box も同じ考え方です。
That’s the way I learned English.
(それが私が英語を学んだやり方だ。)
I hate the fact that I’m late.
(遅れているという事実が嫌だ。)
the way / the reason / the fact は後ろに説明(関係節・that節)がつき、内容が1つに特定されるため the を取りやすい定型です。
The president will address the nation tonight.
(今夜、大統領が国民に演説する。)
その組織・国において「今まさにその役職にいる特定の人」を指すため the。
一般的に「大統領という役割」を語るなら a president も可能です(例:A president must be... )。
The more you practice, the more confident you become.
(練習すればするほど、もっと自信がつく。)
ここでの the は冠詞ではなく副詞(程度の the)。「〜すればするほど…」の比較構文です。
名詞の特定とは別物だと覚えておくと混乱しません。
2-3. (無冠詞/数量詞)+ 複数形:一般論と不特定の複数
名詞を 複数形にすると、「種類全体(一般論)」や「いくつか(数だけ伝える)」が言えます。 語注:generalization(一般化)/quantity(量・数)/unspecified(特定しない)
Lesson 049 / Section 2-3まずは直感:「種全体」vs「いくつか」
Dogs are loyal.
(犬という種は忠実だ。)
- ポイント:どの犬かは決めない=種類全体の性質。
- 語注:loyal=忠実な。
Some dogs are friendly.
(何匹かの犬は人なつっこい。)
- ポイント:数は伝えるが、どの犬かは特定しない。
- 語注:friendly=友好的な。
まずここだけ:最短3ルール
Reports must be clear.
(報告書は明確であるべきだ。)
ポイント:全部の種類をまとめて語る=Ø + 複数。
There are many options.
(選択肢がたくさんある。)
代表:some / any / many / several / a few / few / a lot of / plenty of
The students in this class will take a test.
(このクラスの生徒たちはテストを受ける。)
Please invite the members you met yesterday.
(昨日会ったそのメンバーたちを招待してください。)
※「どの集団か」が明らか=特定 → the + 複数(詳細は 2-4)。
general(一般)
キーワード:quantity(数・量)
キーワード:limited group(限定集団)
コア用法(用途別):Ø + 複数 と 数量詞 + 複数 の4シーン
Dogs are loyal.
(犬という種類全体は忠実だ。)
「どの犬」ではなく「犬という種」の性質=一般化。a/the は付けません。
There are several ways to solve this.
(これを解決するいくつかの方法がある。)
several は「3〜5くらい」の体感。some / many / a lot of などもここに入ります。
We need two more chairs.
(イスを2脚追加で必要だ。)
two/three/ten... のように数字を置いて、その後ろは必ず複数形。
Some students like math.
(何人かの生徒は数学が好きだ。)
どの生徒かは特定しない=the は付けない。some は前向きに「いくつか・何人か」。
数量詞マップ(感触の差):多い/少ない × くだけた/硬い
There are many reasons.
(理由がたくさんある。)
論文・テストで無難。可算名詞の複数に。
We have a lot of ideas.
(アイデアがたくさんある。)
話し言葉で自然。可算・不可算どちらもOK。
There is plenty of time.
(時間は十分ある。)
「足りてる」ニュアンス。可算・不可算OK。
We visited several museums.
(いくつかの博物館を訪れた。)
「少なすぎず多すぎず」。可算複数専用。
I have a few questions.
(少し質問があります。)
少ないけどある前向きニュアンス。可算複数。
We have few options.
(選択肢はほとんどない。)
不足・困り感。可算複数。対になるのが a few。
We need some volunteers.
(何人かのボランティアが必要だ。)
数はぼかすが、ある程度は確かに存在。
You can choose any seat.
(どれでも好きな席を選んでよい。)
肯定:どれでもOK。否定疑問:一つもの意味に(後述)。
some / any の使い分け:まずは3原則 + 例外
some
We have some time before the meeting.
(会議までに少し時間がある。)
some は前向きに「いくつか/少し」。数はぼかすが、あることは確か。
any
We don’t have any questions.
(質問は一つもありません。)
not ... any で「全くない」。疑問文でも any が基本。
any(どれでも/いくらでも)
If you have any ideas, tell me.
(どんなアイデアでもあれば教えて。)
any=「種類を問わず」。比較では「いくらでも」:faster than any car。
some
Would you like some coffee?
(コーヒーを少しいかがですか?)
相手が「Yes」と答えやすい前提(ポジティブ)なので some を使うのが自然。
any(どれでもよい)
You can start at any time.
(いつでも始めてよい。)
any は「選ばない」=自由に選んでOK のニュアンス。
数字・程度副詞との連携:数詞 + 複数形を土台に、幅をもたせる言い方
基本は two books / three days / 25 users のように、数字 + 複数形。そこへ
about(約)、
nearly / almost(ほぼ)、
over / more than(より多く)、
under / less than(未満)、
at least / at most(少なくとも/多くても)などの
程度副詞で“幅”を表現します。
We waited about ten minutes.
(私たちは約10分待った。)
about / around / roughly / approximately は「およそ」。数字の前に置くのが基本。
It took nearly two hours.
(ほぼ2時間かかった。)
nearly / almost は「もう少しで〜」。nearly 100=「100に近い」。
More than fifty people joined.
(50人を超える人が参加した。)
over / more than は「超」。口語は over もよく使う。
Less than ten tickets remain.
(残りは10枚未満。)
fewer than は「(数が)より少ない」。可算名詞には fewer がより厳密。
At least five students passed.
(少なくとも5人は合格した。)
at least=最低でも/at most=最大でも。数の“幅”を手早く伝える道具。
Dozens of users reported bugs.
(何十人ものユーザーが不具合を報告した。)
dozens of / hundreds of / thousands of=「何十/何百/何千もの」。ざっくり“とても多い”。
One of the students is absent.
(その生徒の中の1人が欠席。)
one of + 複数形 でも、動詞は単数(is)。two of + 複数形 なら are。
We publish three articles a week.
(私たちは週に3本公開する。)
per week でも同じ意味(ややフォーマル)。
例:1.5 million people(150万人), over 2 billion users(20億超)。
a/an・the との対比:同じ場面を4視点で言い分ける
まず「これは種類全体?」「数だけ伝える?」「特定の集団?」「1つだけ紹介?」の順に判断しましょう。
Smartphones are useful.
(スマホは役に立つ。)
種類全体の性質。a/the は付けない。
Many smartphones support 5G.
(多くのスマホは5G対応だ。)
数の多さを伝える。どの機種かは特定しない。
Where are the smartphones on the table?
(机の上のスマホたちはどこ?)
前置詞句などで集団が特定されている → the。
I bought a smartphone.
(スマホを1台買った。)
どれでもよい1つを“紹介”。まだ特定されない。
Drivers must be careful at night.
(運転手は夜間注意すべき。)
職業・集団の一般的性質。
A few drivers reported delays.
(数名の運転手が遅延を報告した。)
a few=「少しはある(ポジ)」。
The drivers who volunteered will be paid.
(志願した運転手たちには支給がある。)
関係節で限定 → the。
We need a driver tonight.
(今夜運転手を1人必要とする。)
まず「1人」を紹介。まだ誰かは決めない。
💬 例文で感覚をつかもう!(Ø/数量詞 + 複数形)
Cats are independent.
(猫は自立心が強い。)
Ø + 複数=「種類全体」の性質。どの猫かは特定しない。 語注:independent=自立した。
Drivers must be careful at night.
(運転手は夜間、注意すべきだ。)
職業や集団の一般的性質も Ø + 複数。 語注:careful=注意深い。
Some students need extra help.
(何人かの生徒は追加の助けが必要だ。)
some=前向きに「いくつか/何人か」。どの生徒かは特定しない(the は付けない)。 語注:extra=追加の。
Many companies use AI tools.
(多くの企業がAIツールを使っている。)
many=可算名詞の複数に。ややフォーマル。会話では a lot of も自然。
We considered several options.
(いくつかの選択肢を検討した。)
several=「3〜5くらい」の手触り。some より具体的、many ほど多くない。
I have a few questions.
(質問が少しあります。)
a few=「少しはある」ポジティブ。対義の few と混同注意。
We have few options left.
(残された選択肢はほとんどない。)
few は不足のニュアンス。意味は almost no に近い。a few と意味が逆。
We don’t have any tickets left.
(チケットは一枚も残っていない。)
not ... any + 複数=「全くない」。同義:We have no tickets left.
Do you have any allergies?
(アレルギーはありますか?)
疑問では any が基本。「何か/どれか」。allergies=アレルギー(複数形で種類を想定)。
You can choose any seat.
(どの席でも選べます。)
肯定での any=「どれでも(自由に)」。選ばない=制限なしのニュアンス。
We waited about ten minutes.
(私たちは約10分待った。)
about/around は数字の前。数詞 + 複数形が土台。
More than fifty people attended.
(50人を超える人が参加した。)
more than / over=「より多い」。over は口語でよく使う。
At least five students passed.
(少なくとも5人は合格した。)
at least=最低でも。対:at most=最大でも。
Hundreds of users joined today.
(今日は何百人ものユーザーが参加した。)
dozens of / hundreds of / thousands of=ざっくり「とても多い」。後ろは複数形。
There are several museums nearby.
(近くにいくつか博物館がある。)
「〜がある/いる」を言う標準形。There are + 数量詞 + 複数名詞。 語注:nearby=近くに。
A few kind words can change hearts.
(優しい言葉が少しだけで、人の心は変わることがある。)
a few=「少しはある」前向き。一般論なので Ø + 複数(hearts) で“人々の心”全体を指す。
2-3 FAQ:Ø/数量詞 + 複数形(一般論・不特定の複数)
主題
一般論(Ø + 複数)/数量詞の実務運用/限定 vs 非限定の境界/語法の細かい違い
想定ミス
people/persons/a number of vs the number of/dozens of など
結論 現代英語では「Ø + 複数」が一般論の主流。A dog や The dog も辞書的には可能ですが、やや古風/教科書的で、文脈次第です。
Dogs are loyal.
(犬は忠実だ。)
種全体の性質=最も自然。
A dog is a loyal animal.
(犬という動物は忠実だ。)
a + 単数の総称。定義っぽい響き・説明調。
The dog is a loyal animal.
(犬は忠実な動物である。)
古風/論説文調。日常ではやや不自然になりやすい。
結論 ふつうは people(人々)。フォーマル書類・法的文脈では persons(人数を厳密に区別)も。
People are waiting outside.
(外で人々が待っている。)
people は最も一般的な複数名詞。
The elevator holds ten persons.
(そのエレベーターは10名まで乗れる。)
掲示・規約など「定員」「人数」強調で使われることがある。
基本
Most + 複数=一般的に大部分。
Most of + 代名詞/限定語 + 名詞=「〜のほとんど」。
Most of the + 名詞=特定集団の大部分。
Most people like music.
(ほとんどの人は音楽が好きだ。)
Most of the students in this class passed.
(このクラスのほとんどの生徒が合格した。)
前置詞句で特定の集団が決まっている → the を伴う。
結論
A number of + 複数名詞 → 動詞は複数。
The number of + 複数名詞 → 動詞は単数。
A number of issues are pending.
(いくつかの課題が保留中だ。)
The number of issues is increasing.
(課題の数が増えている。)
結論 two hundred=ぴったりの数。hundreds of=「何百もの」ざっくり大量感。
Exactly two hundred people attended.
(ちょうど200人が参加した。)
Hundreds of people attended.
(何百人もの人が参加した。)
dozens/hundreds/thousands of + 複数名詞 は “ざっくり大量”。
実務の目安 研究論文・公的文書では 複数扱い(The data are …)。日常・ビジネス一般では 単数扱い も多い(The data is …)。
The data are consistent.
(そのデータは一貫している。)
The data is consistent.
(そのデータは一貫している。)
読み手・文脈に合わせて統一すればOK。
目安 There are=「存在」を言う。We have=「持っている/用意がある」。
There are several rooms available.
(利用できる部屋がいくつかある。)
We have several rooms available.
(私たちは利用できる部屋をいくつか持っている/用意している。)
伝えたい焦点(存在か、提供側か)で使い分け。
ざっくり All + 複数=全体を「集団」として。Every + 単数=1つ1つ「個」を強調。
All students must submit the form.
(全ての生徒はその用紙を提出しなければならない。)
Every student must submit the form.
(生徒一人ひとりがその用紙を提出しなければならない。)
意味はほぼ同じでも、視点(集団 vs 個)に差がある。
ルール 単数なら this kind of + 単数、複数なら these kinds of + 複数。
This kind of problem is common.
(この種類の問題はよくある。)
These kinds of problems are common.
(この種類の問題はよくある。)
these kind of… は口語で見かけても、文法的には非推奨。
区別 a couple of + 複数=「2つくらい」。a couple=「カップル(2人組)/ 夫婦」。
I’ll be back in a couple of minutes.
(2分くらいで戻るよ。)
A couple was walking in the park.
(カップルが公園を歩いていた。)
2-4. the + 複数:限定された「その集団」を指す
型
the + 複数名詞
意味
「(話し手・聞き手にとって)どのグループか決まっている人・物の集まり」
the + 複数 は Ø + 複数(種類全体)や 数量詞 + 複数(数だけ言う)と違い、 文の中に「特定のしるし」があるときに点灯します。 小学生向けに言うと、“どの人?どの物?”を指させるときの the です。
Please bring the books on the desk.
(机の上の本を持ってきてください。)
on the desk という前置詞句で 「どの本か」が決まる=the + 複数。 語注:bring=持ってくる/desk=机
まずここだけ(最短3ルール)
前置詞句(on/in/under …)、of 句(所属)、
関係節(who/that …)などで「どの集団か」が決まったら the を使います。
Where are the keys in the drawer?
(引き出しの中の鍵はどこ?)
「引き出しの中」という説明で、どの鍵かが一意に。drawer=引き出し
会議・授業・イベントなど、参加者全員が何を指すか分かるとき(場に1組しかない集団)は the を使います。
The guests have arrived.
(招待客たちが到着しました。)
パーティーの文脈では「招待客」という集団がその場で一意。guest=招待客
種類全体の性質→ Ø + 複数/数や量だけ→ 数量詞 + 複数。 the は「特定の集団」がある時だけ。
Dogs are friendly.
(犬は友好的だ。)
種全体の一般論=Ø + 複数でOK。friendly=友好的な
We hired several engineers.
(私たちは数名のエンジニアを採用した。)
数だけ伝える=数量詞 + 複数。the は不要。hire=雇う
核トリガー(the を呼ぶ4本柱)
合言葉
「どのグループ?が説明や状況でハッキリすると the + 複数」
- ① 修飾で限定前置詞句/of句/関係節で「どの集団か」を指定
- ② 直前参照一度出た複数名詞を「その〜」として再登場
- ③ 状況で一意場の共有知識で、誰でも同じ集団を指せる
- ④ 意味的まとまり姓の複数(The Smiths)/
the + 形容詞(the rich)等
Please email the files that you sent yesterday.
(昨日あなたが送ったファイルをメールでください。)
関係節(that you sent yesterday)が「どのファイルか」を限定。 同様に in this folder(前置詞句)や of our team(of句)も限定の合図。
I found bugs in the app. The bugs were minor.
(アプリにバグを見つけた。そのバグは小さかった。)
1文目の bugs が導入され、2文目は「その」= the bugs と特定して再登場。
Please close the windows.
(窓を閉めてください。)
会議室に窓が複数あり、「この部屋の窓たち」と場で一意に決まる → the + 複数。
The Smiths moved next door.
(スミス一家は隣に引っ越してきた。)
姓の複数=家族全体を表す。
もう一種:the + 形容詞(例:the rich)は「〜である人たち」という集団。
限定の作り方(よく出る型)
「the + 複数」を引き出す“限定の型”をテンプレで覚えましょう。前置詞句/ of句/ 関係節/ 数量 + of the/ including / with 句 など。
Where did you put the documents on the shelf?
(棚の上の書類はどこに置いた?)
on / in / under / near / at などの前置詞句が集団を特定。
We will meet the members of the board this afternoon.
(今日の午後、取締役会のメンバーに会います。)
the + 複数 + of + 名詞=「〜の…たち」。所属で限定。
The users who signed up yesterday will receive a bonus.
(昨日登録したユーザーはボーナスを受け取ります。)
関係節が「どのユーザーか」を説明し、the + 複数が自然に成立。
Two of the students were absent.
(その生徒のうち2人が欠席した。)
数詞/数量詞 + of the + 複数=「〜のうち…」。動詞の一致にも注意(Two … were)。
The volunteers, including parents, helped a lot.
(保護者を含むボランティアが大いに助けてくれた。)
including / with / excluding / led by などの説明句で、既知の集団に具体性を与える。
2-2/2-3との一発対比:目的で選ぶ “4つの顔”
まず「これは一般論? 数の話? 限定された集団? 1つだけ特定?」の順に判断。 それぞれに最適な型が決まります。
Reports are useful for alignment.
(レポートは足並みをそろえるのに役立つ。)
種類全体の性質。冠詞なし + 複数。 語注:alignment=方針の一致
Several reports need updates.
(いくつかのレポートは更新が必要だ。)
どのレポートかは未特定。several=3〜5の手触り。
Please review the reports from last week.
(先週のレポートを確認してください。)
from last week で「どの集団か」が特定 → the + 複数。
Please sign the report on my desk.
(私の机の上のそのレポートにサインしてください。)
1つに特定できる → the + 単数。
Windows let in natural light.
(窓は自然光を取り入れる。)
種類全体の性質を言うだけ。
Three windows need repairs.
(3つの窓は修理が必要だ。)
数字+複数=数だけ伝える。どの窓かは未特定。
Please close the windows.
(窓を閉めてください。)
会議室で言えば「この部屋の窓」=場面で一意に特定 → the + 複数。
Open the window next to you.
(あなたの隣のその窓を開けて。)
説明で1つに特定 → the + 単数。
境界で迷いがちなケース:文法は合ってるのに違和感…を解消
The elderly often need assistance.
(高齢の人たちは助けを必要とすることが多い。)
the + 形容詞 で「〜な人々」という集団を作る(the elderly / the young / the injured など)。動詞は複数が基本。
語注:assistance=助け
The Smiths are on vacation.
(スミス一家は休暇中だ。)
the + 姓 + s=「〜家の人々」。The Tanakas もOK(田中家)。単数形での the Smith は不可。
The police are investigating.
(警察が捜査している。)
police, clothes, scissors, trousers, glasses は常に複数扱い。
「一人の警官」は a police officer。道具は a pair of scissors/trousers/glasses で“1つ”を表す。
Those students need help.
(あの生徒たちは助けが必要だ。)
those/these は「指さし」のニュアンス(視覚的・直指示)。
文脈で既知の特定集団なら the students を使う。
Two of the tickets are missing.
(そのチケットのうち2枚が見当たらない。)
数詞/数量詞 + of the + 複数 は主語が複数になる → are。
逆に the number of tickets は単数動詞(数という“1つの名詞”)。
The Alps are beautiful in summer.
(アルプス山脈は夏に美しい。)
the Alps / the Netherlands / the Philippines など、固有名詞として慣用的に the + 複数形 をとるケース。
一般の「the + 複数(限定集団)」とは用途が異なる点に注意。
💬 例文で感覚をつかもう!(the + 複数:限定された“その集団”)
The reports from last week are due today.
(先週のレポートは今日が締め切りです。)
the + 複数 を from last week が限定。 語注:due=締め切りの、期限の。
The students in this class have a quiz tomorrow.
(このクラスの生徒たちは明日小テストがあります。)
in this class が「どの生徒たち?」を特定。 語注:quiz=小テスト。
The files that you uploaded contain errors.
(あなたがアップロードしたファイルにはエラーが含まれています。)
that you uploaded で「どのファイルか」を限定。語注:upload=アップロードする、contain=含む。
The guests for tonight have arrived.
(今夜の招待客たちが到着しました。)
パーティー文脈で「招待客」という集団が場面で一意。guest=招待客、来客。
I bought apples at the market. The apples were fresh.
(市場でりんごを買った。そのりんごは新鮮だった。)
1文目で導入した apples を2文目で「その〜」として特定→ the + 複数。
Two of the tickets are missing.
(そのチケットのうち2枚が見当たりません。)
数詞/数量詞 + of the + 複数=「〜のうち…」。主語は複数 → are を取る。
Most of the users prefer dark mode.
(ユーザーの大部分はダークモードを好みます。)
most of the + 複数=特定集団の大部分。語注:prefer=より好む。
The volunteers, including parents, helped a lot.
(保護者を含むボランティアが大いに助けてくれました。)
including A=Aを含めて。既知の集団に説明を足して特定がよりクリアに。
The members of the board will decide the budget.
(取締役会のメンバーが予算を決めます。)
the + 複数 + of + 名詞=「〜の…たち」。語注:board=(企業などの)取締役会。
Please close the windows; the rain is coming in.
(窓を閉めてください。雨が吹き込んでいます。)
会議室で言えば「この部屋の窓たち」=場面で一意に特定 → the + 複数。
I treasure the moments we shared.
(私たちが一緒に過ごしたあの時間が宝物です。)
the moments + 関係節(we shared)が「どの時間?」を特定。 語注:treasure=大切にする。
The bags under the seat must be small.
(座席の下の手荷物は小さくなければなりません。)
前置詞句 under the seat で場所限定。機内アナウンス風の自然な用法。
The notes from the meeting are attached.
(会議の議事メモを添付しました。)
from the meeting がどのノートかを限定。語注:attached=(メールに)添付した。
The children who missed the class should read the summary.
(授業を欠席した子どもたちは要約を読むべきです。)
関係節 who missed the class で集団を特定。語注:summary=要約。
2-4 FAQ:the + 複数(限定された「その集団」)
基礎
the + 複数名詞=「話し手・聞き手にとって どの集団かが特定できる複数」
見分け方
文中の 場所/時期/
所属(of)/関係節/
数量 + of the が“特定のしるし”
「Students」は“学生という種類全体”。「the students」は“この話で特定されている学生たち”。
Students need sleep.
(学生は睡眠が必要だ。)
The students in this class need sleep.
(このクラスの学生たちは睡眠が必要だ。)
all students=“学生全般”。 all the students=“(今話している)特定グループの学生全員”。
All students must register online.
(すべての学生はオンライン登録しなければならない。)
All the students in Class A must register online.
(A組の学生全員はオンライン登録しなければならない。)
ラベル・見出しでは冠詞を省くことが多く、Open windows は“機能名”のような言い方。 具体的に“この部屋の窓”などを指す命令なら Open the windows。
Open the windows, please.
(その窓を開けてください。)
the rest of the + 複数=“その残りの〜たち”。
主語は複数扱い(動詞は are など)。
The rest of the tickets are digital.
(残りのチケットはデジタルです。)
複数形の固有名詞(the Beatles, the Lakers)は複数動詞が自然。 単数形のグループ名(Coldplay など)は単数動詞が普通。
The Lakers are on a winning streak.
(レイカーズは連勝中だ。)
用法は近いですが、形は the + 形容詞。意味は「〜な人々」で、複数動詞が基本。
配慮表現として people who are ... と言い換えるのも◎。
The rich have responsibilities.
(裕福な人々には責任がある。)
形は each of the + 複数 ですが、主語は単数扱い(「それぞれ1人」に注目)。
Each of the students has a locker.
(その学生たちの各人にロッカーがある。)
一般論は Dinosaurs(種類全体)。 the dinosaurs は「恐竜たち」という集団像を前面に出す語り口(ナレーション的)。
Dinosaurs died out.
(恐竜は絶滅した。)
The dinosaurs died out.
(その恐竜たちは絶滅した。※語り口がやや物語調)
the following + 複数=「次に挙げる〜」(アナウンス・手続き的)。 these + 複数=“目の前にある/今示す”指さし感。
Please read the following instructions.
(次の指示を読んでください。)
Please read these instructions.
(この指示を読んでください。)
家族全体を指すときに使う固定形。the + 姓 + s。 単数で the Smith とは言わない点に注意。
The Tanakas are our neighbors.
(田中一家は私たちの近所です。)
3. 集合名詞(collective nouns)の入口
集合名詞とは?
同じ種類の人や物の集まりを1語で表す名詞です(例:team チーム、family 家族、staff 職員)。
英語では、ひとまとまりとして見ると単数、中のメンバーに注目すると複数になることがあります。
小学生向けに言うと……「クラス全員」をひとつのチームとして言うか、 「クラスの一人ひとり」として言うかの違いです。 その見方で、動詞(is/are・has/have など)が変わります。
3-1. 単数にも複数にもなる集合名詞:視点で決める is/are
集合名詞とは team / family / staff / audience / committee / class のように、 同じ種類の人や物の集まりを1語で表す名詞です。
ポイントは「箱を見るか、 「中の人」を見るか。 箱=ひとまとまりとして語るなら 単数(is/has/it)、 中の人=メンバーに注目するなら 複数(are/have/they) を選びます。
※ アメリカ英語では単数寄り(The team is ...)が無難。イギリス英語では複数(The team are ...)もよく使われます。 大切なのは、同じ段落では視点を揃えること。
Section 3-1The team is expanding.
(チームは拡大中だ。)
「チーム」という組織全体(箱)の動きを言っているので is。 語注:expand=拡大する。
The team are discussing their options.
(チームのメンバーはそれぞれの選択肢を話し合っている。)
「人々の動き」に焦点があるため are+their を使用。 語注:options=選択肢。
まずここだけ(最短3ルール)
組織の方針・成績・発表など、チーム全体の1つの行為/性質を言うときは is / has / it。
The committee has reached a decision.
(委員会は結論に到達した。)
「委員会という箱」の出した1つの結論 → has / it 系が自然。 語注:reach a decision=結論に達する。
各人の意見の不一致・着席・移動・着用など、バラバラの行動を言うときは are / have / they。
The staff are wearing their badges.
(職員はそれぞれ名札を着けている。)
個々の動作(着用)に注目 → are / their。 語注:badge=名札・バッジ。
途中で is → they → has のように視点が揺れると読み手が迷子に。
視点を切り替えたいときは文を区切るのが安全です。
悪い例 The team is confident, and they has prepared a lot.(視点と一致が混在)
良い例A(単数で統一)
The team is confident, and it has prepared a lot.
(チームは自信があり、それは多くの準備をしてきた。)
箱視点で is / it has に統一。
良い例B(複数で統一)
The team are confident, and they have prepared a lot.
(チームの人たちは自信があり、彼らは多くの準備をしてきた。)
メンバー視点で are / they have に統一。
動詞・代名詞の一致ガイド:箱=単数 / 人=複数
集合名詞(team, family, staff, audience, committee, class など)は、視点で動詞・代名詞が変わります。
まずは「箱(まとまり)を見る?」「中の人(メンバー)を見る?」を決めましょう。
| 視点 | be動詞(現在) | be動詞(過去) | 一般動詞 | 主語代名詞 | 所有代名詞 | 目的格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 箱=単数 | is |
was |
has / decides / announces ... |
it |
its |
it |
| 人=複数 | are |
were |
have / agree / vote ... |
they |
their |
them |
A team of experts は「team」が頭語。迷ったら「it が自然?」「they が自然?」の心テストで即決!
The committee has approved the budget.
(委員会は予算を承認した。)
「委員会」というひとまとまりが下した1つの決定 → has / it 系。 語注:approve=承認する、budget=予算。
The committee are divided on the issue.
(委員の人たちはその問題で意見が割れている。)
メンバーそれぞれの意見に注目 → are / they / their。 語注:be divided=意見が割れている、issue=問題。
A team of experts is reviewing the data.
(専門家のチームがそのデータを見直している。)
頭語は team → 箱視点で is。
メンバー視点で言い換えるなら:The experts on the team are reviewing the data.
実務では段落内で統一すれば安全です(it 系か they 系かを決める)。
視点を誘う“シグナル語”:文脈のヒントで単数/複数を素早く決める
文の中には、読んだ瞬間に「箱=単数」「人=複数」を示すヒント語が潜んでいます。 これを先に見つけると、is/are・it/theyが一瞬で決まります。
- 一体の行為:
decide,announce,approve,launch,set a goal - 組織の性質・成果:
strategy,policy,performance,reputation - 公的アクション:
issue a statement,publish a report
The team has a new strategy.
(チームには新しい戦略がある。)
「戦略」というひとつの方針に注目 → 箱=単数(has / it)。
The company is announcing its results today.
(会社は本日、業績を発表する。)
組織としての発表 → 単数視点。its も単数に一致。
- 意見の不一致・投票:
disagree,argue,vote,are divided - 個別の所作:
take their seats,wear their badges,submit their reports - 面談・持ち物:
meet their mentors,bring their own devices
The audience were taking their seats.
(観客は席に着いているところだった。)
それぞれが座る=個々の動き → 複数視点(were / their)。
The staff have submitted their reports.
(職員はそれぞれ報告書を提出した。)
複数の提出行為 → 複数視点(have / their)。
The audience was silent.
(観客は静まり返っていた。)
会場全体という“箱”の状態 → 単数。
The audience were clapping their hands.
(観客は手をたたいていた。)
一人ひとりの所作に注目 → 複数。
主語は“頭”を見る:of句のワナ
of で名詞が続くとき、動詞を決めるのは先頭(頭語=head)です。
まず「of の前にある名詞」が単数か複数か、または「箱視点か人視点か」を見ます。
| 型 | 頭語(決定権) | 正しい一致(例) | 理由 |
|---|---|---|---|
A team of experts |
team(単数) | A team of experts is reviewing... | 頭語は team。箱視点 → 単数。 |
The members of the team |
members(複数) | The members of the team are meeting... | 頭語は members。人視点 → 複数。 |
A series of delays |
series(単数) | A series of delays has affected... | series は形が s でも単数扱い。 |
A number of issues |
issues(複数) | A number of issues are pending. | a number of + 複数 は「多くの〜」=複数動詞。 |
The number of issues |
number(単数) | The number of issues is increasing. | 意味は「〜の数」→ number が主語=単数。 |
A lot of water / people |
後ろ次第 | A lot of water is cold./A lot of people are here. | 不可算は単数、可算複数は複数に一致。 |
A series of delays has disrupted the schedule.
(一連の遅延がスケジュールを乱した。)
頭語は series(単数)→ has。語注:disrupt=混乱させる。
The members of the committee are reviewing their notes.
(委員のメンバーは各自メモを見直している。)
頭語は members(複数)→ are / their。
A number of applicants are overseas.
(多くの応募者が海外にいる。)
「多くの〜」=複数扱い。
The number of applicants is rising.
(応募者数は増えている。)
主語は「数」→ 単数扱い。
地域差と安全策(BrE vs AmE)
- 集合名詞は単数寄りが無難:The team is ...
- 契約書・マニュアル・公式文書は単数で統一を推奨。
- 代名詞も it / its にそろえる。
- 集合名詞の複数がよく出る:The team are ...
- ニュース・スポーツ記事・会話では自然。
- 代名詞は they / their も可。
AmE:The team is preparing its strategy.
(チームは戦略を準備している。)
BrE:The team are preparing their strategy.
(チームの人たちは戦略を準備している。)
AmE:The government has announced its plan.
(政府は計画を発表した。)
BrE:The government have announced their plan.
(政府の人たちは計画を発表した。)
ミニ判定フロー(3秒)
- 頭語チェック:
[A/This/The] ★ of ...の ★ を見る(単数/複数)。 - 視点決定:箱(組織)=単数 / 人(メンバー)=複数。
- 地域差:実務は AmE 単数統一が安全。BrE なら複数も自然。
- 代名詞をそろえる:単数→
it/its、複数→they/their。 - 心テスト:主語を it / they に置換して自然なほうを採用。
The committee is ready. It has set its goals.
(委員会は準備万端だ。それは目標を定めた。)
is / it / its に統一。
The committee are ready. They have set their goals.
(委員の人たちは準備万端だ。彼らは目標を定めた。)
are / they / their に統一。
💬 例文で感覚をつかもう!(集合名詞=単数/複数の切り替え)
The team is hiring.
(チームは採用活動中だ。)
組織としての動きに注目 → is。hire=雇う/採用する。
The team are meeting their mentors.
(チームの人たちはそれぞれメンターと面談している。)
個々の行動に注目 → are+their。mentor=指導者・相談役。
A team of experts is reviewing the data.
(専門家のチームがデータを見直している。)
主語の「頭」は team(単数) → is。review=見直す。
The members of the team are reviewing their notes.
(チームのメンバーはそれぞれメモを見直している。)
頭語は members(複数)→ are。note=メモ。
The committee has announced its decision.
(委員会は決定を発表した。)
組織の発表=ひとまとまり → has / its。announce=発表する、decision=決定。
The committee are divided on the issue.
(委員の人たちはその問題で意見が割れている。)
各人の意見に注目 → are。be divided=意見が割れている、issue=論点。
The audience was silent.
(観客は静まり返っていた。)
会場全体(箱)の状態 → was。silent=静かな。
The audience were taking their seats.
(観客は席に着いているところだった。)
一人ひとりの所作 → were+their。
The staff is friendly and efficient. (AmE)
(職員は親切で仕事が速い。)
組織の性質 → 単数(AmE)。efficient=効率的な・手際がよい。
The staff have submitted their reports. (BrE)
(職員はそれぞれ報告書を提出した。)
個々の提出 → 複数(BrE)。submit=提出する、report=報告書。
The company is expanding its business in Asia.
(その会社はアジアで事業拡大中だ。)
会社という組織の方針・動き → 単数。expand=拡大する、business=事業。
My family is my greatest love.
(私の家族は、私にとって一番の愛です。)
「家族」というひとまとまりを1つの愛として語る → 単数。greatest=最上級:いちばん大きい/大切。
My family are planning their holiday.
(家族の人たちはそれぞれ休暇の計画を立てている。)
各人の予定に注目 → are+their。plan=計画する。
The government have tightened their rules.
(政府の人たちは規則を厳しくした。)
構成員の動きとして捉えるニュース文体 → 複数。tighten=厳しくする、rule=規則。
3-1 FAQ:集合名詞の単数/複数の迷いを解決
判断軸
箱=組織(単数) / 人=メンバー(複数)
対象語
team/family/committee/audience/company など
原則は1文1視点。ただし、切替の合図(as a group / as individuals など)を入れれば読み手に優しいです。
As a group, the team is ready; as individuals, they are still reviewing their notes.
(組織としてはチームは準備万端だが、個人としては彼らはまだメモを見直している。)
- the majority of + 複数名詞 → ふつう複数動詞(人々に注目)。
- a majority of は文脈次第。箱視点なら単数、メンバー視点なら複数。
The majority of members are in favor.
(メンバーの大多数は賛成だ。)
A majority of the committee is needed to pass the motion.
(動議を通すには委員会の過半数が必要だ。)
一般に staff は「職員という集団」=不可算(数えない)で使います。個人を言うなら a staff member/複数は staff members。
The staff is friendly. / Staff members are friendly.
(職員は親切だ。/職員の人たちは親切だ。)
地域差です。AmE は単数寄り(My family is ...)、BrE では複数(My family are ...)も自然。
My family is supportive. (AmE推奨)
(私の家族は支えてくれる。)
My family are planning their trip. (BrE)
(私の家族の人たちは旅行を計画している。)
会社名も集合名詞のように扱われ、AmEは単数、BrEは複数もあり。ニュース文体では are / their が見られます。
Apple has updated its policy. (AmE)
(Apple は方針を更新した。)
Apple have updated their policy. (BrE/ニュース)
(Apple は方針を更新した。)
決めるのは主語の視点です。関係代名詞は飾り(説明)であり、数そのものは左右しません。
The team is a group that values its culture.
(そのチームは自分たちの文化を大事にする集団だ。)
The team are people who bring their strengths.
(そのチームは、それぞれの強みを持ち寄る人たちだ。)
There is/are の一致は、直後の名詞の形に合わせます。a team なら単数、two teams なら複数。
There is a team available now.
(今、1つのチームが空いている。)
There are two teams available now.
(今、2つのチームが空いている。)
its は代名詞所有で簡潔、the team's は名詞所有で強調・可読性(長い文で対象が見えやすい)。
The team presented its plan.
(チームはその計画を提示した。)
The team's plan was approved.
(チームの計画は承認された。)
each/every one of は「一人ひとり」を強調するので単数動詞が基本。自然なのは Each member of the team ...。
Each member of the team is responsible for one task.
(チームの各メンバーが1つの作業を担当する。)
Every one of them is ready.
(彼ら一人ひとりが準備OKだ。)
couple も集合名詞的。AmE は単数が多く、BrE は複数も自然。視点の一貫性を優先。
The couple is traveling this week. (AmE)
(その夫婦は今週旅行中だ。)
The couple are choosing their rings. (BrE)
(その夫婦は指輪を選んでいる。)
3-2. 常に複数で扱う集合名詞:are / have / they が基本
代表語 police / people / cattle / vermin などは、いつも「人たち・群れ・集団」というイメージ。 だから単数(is / was / it / its)にしません。
さらに a / an も付けません(× a police, × a people)。
“1人にしたい・数を言いたい”ときは、安全な言い換えにします:
a police officer / a person / two head of cattle など。
迷ったら、まずbe動詞は are / were、代名詞はthey / their / themにしておけば安全。 数や個人を言いたい時だけ「言い換え」で数えればOKです。
Section 3-2❌ The police is here.
(❌ 警察はいる。)
✅ The police are here.
(✅ 警察が来ています。)
まずここだけ(最短3ルール)
are / were / have、代名詞は they / their / them を基本形に。
単数(is / was / it / its)にしないのがコツ。
The people are waiting; they have their tickets.
(人々は待っています。彼らは自分のチケットを持っています。)
× a police / × a people / × a cattle。 個人・頭数を言うなら a police officer / a person / two head of cattle に置換。
✅ A police officer is here. / ✅ Two police officers are here.
(✅ 警察官が1人来ています。/✅ 警察官が2人来ています。)
使える:many / (a) few / several / these / those / a number of
使わない:much / little / this / that(単数・不可算向け)
These people are from overseas. / A few cattle were sold.
(これらの人々は海外から来ています。/少数の牛が売られました。)
代表語リスト&「安全な言い換え」:数えたいときは“個人化・単位化”
ここにある語はいつも複数として扱います(are / have / they/their)。
「1人/1頭…と数えたい」ときは、安全な言い換えに切り替えましょう。
| 語 | 基本の意味(やさしい説明) | 数えたいときの安全な言い換え | 正しい例(✔) | よくある誤り(✖) |
|---|---|---|---|---|
| police | 警察という「人の集団」。人数は決めない。 | a police officer(警察官1人)/two police officers |
The police are on the scene. | ✖ a police / ✖ the police is |
| people | 人々。いつも複数の意味。 | 1人=a person/2人=two people(掲示・法令の硬い文で persons を使うことも) |
Many people are waiting. | ✖ a people / ✖ much people |
| cattle | (家畜の)牛の群れ全体。 | a cow / a bull(個体)two head of cattle(家畜の数え方) |
The cattle are grazing. | ✖ a cattle / ✖ cattles |
| vermin | 害獣・害虫の総称(ネズミ・ゴキ等の「類」)。 | 具体名で数える:a rat / a cockroach など |
Vermin are hard to eliminate. | ✖ a vermin / ✖ vermins |
people=ふつうの「人々」。peoples=「諸民族」(学術)。persons=掲示・法令などの硬い表現。
動詞・代名詞の一致(超短表):まずは “are / they” に固定
| 主語 | be(現在/過去) | have / 一般動詞 | 代名詞(主語/所有/目的) | ミニ例 |
|---|---|---|---|---|
police / people / cattle / vermin |
are / were |
have / do / go ...(-s を付けない) |
they / their / them |
The police are here. They have a report. |
The people are calm, and they have their tickets ready.
(人々は落ち着いており、自分のチケットを用意している。)
be=are、have=have、代名詞=they/their にそろえるのがコツ。
数量詞・指示語マップ:複数用セットに合わせる
- 数量詞:
many,(a) few,several,a number of - 指示語:
these,those - その他:
a lot of,lots of
much,little(不可算向け:much water はOK、much people はNG)this,that(単数向け:this person はOK、this people はNG)
Many people are waiting outside.
(たくさんの人々が外で待っている。)
people は複数固定 → are を使う。
A few cattle were moved to the barn.
(少数の牛が納屋へ移された。)
cattle も複数固定 → 過去は were。
Several police officers have arrived.
(数人の警察官が到着した。)
police を個人化(officers)すると数量が言いやすい。
These people are new to the city.
(これらの人々はその街に来たばかりだ。)
these/those は複数名詞にだけ使う(× this people)。
A number of people are interested.
(多くの人々が興味を持っている。)
a number of + 複数名詞 は複数動詞。
✖ Much people is waiting. / ✖ This people is new.
(✖ たくさんの人々は待っている。/✖ この人々は新しい。)
正しくは:Many people are … / These people are …
of句&頭語リマインド:of の前(頭)が動詞を決める
原則:動詞の単複は「of の前にある名詞」=頭語(head)で決まる。
ただし、英語には 慣用パターン も存在(a number of + 複数名詞 は複数動詞など)。
| 頭語(★=ofの前) | 型 | 動詞の一致 | 備考(迷ったらの安全策) |
|---|---|---|---|
| ★number | A number of + 複数名詞 |
複数(are/have) |
「多くの〜」=実体は後ろの複数。 |
| ★number | The number of + 複数名詞 |
単数(is/has) |
主語は「数」。 |
| ★majority / minority | The/A majority of + 複数名詞 |
複数が自然 | 人に注目(メンバー視点)。公式要件文なら単数可も、一貫を優先。 |
| ★group / series / range | A group/series/range of + 名詞 |
頭語に合わせる | 実務は単数寄り(箱視点)。会話・記事は複数も可(人視点)。 |
| ★variety | A variety of + 複数名詞 |
複数が普通 | 「さまざまな〜」。 |
a number of + 複数 = 複数動詞
A number of people are applying.
(多くの人々が応募している。)
頭は a number だが慣用で複数扱い。people は常に複数なので意味的にも自然。
the number of + 複数 = 単数動詞
The number of applicants is increasing.
(応募者数は増えている。)
主語は「数」= 単数。is を選ぶ。
a group of + 複数名詞:文体で選択
A group of police is on duty. (実務・単数統一)
(警察の一団が勤務中だ。)
組織(箱)に注目 → 単数。police 自体は常に複数だが、頭語は group。
A group of police are coordinating their patrols. (記事・会話)
(警察の一団はそれぞれの巡回を調整している。)
人に注目 → 複数。文書全体での一貫が大切。
the/a majority of + 複数:複数動詞が自然
The majority of people are satisfied with the plan.
(大多数の人々がその計画に満足している。)
人々=メンバー視点に寄るため複数が読みやすい。
a number of は複数、the number of は単数。group/series は文体に合わせ一貫させる。
判断フロー(3秒版):いつも複数 → 例外は「頭語」と「慣用」
- 語が「常に複数」リスト?(police / people / cattle / vermin)→
are / have / theyに固定。 - of句がある? → 頭語(of の前)を見て決定。
a number of(複数)/the number of(単数)。 - 数えたい? → 個人化・単位化:
police officer/a person/head of cattle。 - 代名詞の一貫性:複数なら
they / their / them、単数ならit / its(文体を統一)。 - 最後に置換テスト:主語を
they/itに替えて自然な方を採用。
The police are investigating.
(警察が捜査している。)
リスト語は即 are / they。
The number of people is rising.
(人数が増えている。)
主語は「数」= 単数。
Two police officers have arrived.
(警察官2人が到着した。)
police を police officers に置換して数量を明確化。
The people are calm. → They are calm.
(人々は落ち着いている。→ 彼らは落ち着いている。)
自然なので複数で正解。
💬 例文で感覚をつかもう!(police / people / cattle / vermin は “いつも複数”)
The police are investigating the case.
(警察がその事件を捜査している。)
be動詞は are。investigate=捜査する、case=事件。
The police have released their report.
(警察は自分たちの報告書を公表した。)
have / their と複数形に統一。release=公表する、report=報告書。
Many people are waiting in line.
(たくさんの人々が列に並んで待っている。)
many + 複数名詞 → 動詞は are。in line=列に。
The people were evacuated to the gym.
(人々は体育館へ避難させられた。)
過去のbeは were。evacuate=避難させる、gym=体育館。
The peoples of the region are culturally diverse.
(その地域の諸民族は文化的に多様だ。)
peoples は「民族(= nations)」の複数。動詞は are。diverse=多様な。
The cattle are grazing on the hillside.
(牛が丘の斜面で草を食べている。)
cattle は常に複数扱い。graze=草を食べる、hillside=丘の斜面。
There are two head of cattle for sale.
(売りに出ている牛が2頭ある。)
two head of cattle=「牛2頭」。主語が複数なので are。
Vermin are hard to eliminate in old buildings.
(古い建物では害獣・害虫の駆除が難しい。)
vermin は集合的な複数。eliminate=取り除く・駆除する。
These people are new to the city.
(これらの人々はその街に来たばかりだ。)
these + people → 動詞は are。× this people。
The police are coordinating their patrols, and they have increased night shifts.
(警察はそれぞれの巡回を調整しており、夜勤を増やした。)
are / have と their / they を複数で統一。patrol=巡回。
A few cattle were moved to the barn due to the storm.
(嵐のため、牛が数頭納屋へ移された。)
a few + 複数名詞 → 動詞は were。barn=納屋。
A number of people are interested in the proposal.
(多くの人々がその提案に興味を持っている。)
a number of + 複数名詞 は複数動詞が慣用。proposal=提案。
People in love are often patient with each other.
(恋をしている人たちは、たいてい互いに我慢強い。)
主語は people(複数)→ are。patient=我慢強い。
Those people were given shelter for the night.
(あの人たちは一晩の宿を与えられた。)
those + people → 過去のbeは were。shelter=避難所・宿。
3-2 FAQ:police / people / cattle / vermin を「いつも複数」で迷わない
合言葉
いつも複数 → are / have / they / their
数えたい
police officer/a person/head of cattle へ言い換え
ふつうの「人々」は people are。ただし「民族」という意味の a people は単数扱いが可能です。
People are gathering in the square.
(人々が広場に集まっている。)
A people is defined by its traditions.
(ある民族はその民族の伝統によって特徴づけられる。)
- people=ふつうの「人々」(最頻)。
- persons=掲示・法令などの硬い表現(例:Maximum 10 persons)。
- peoples=「諸民族」(学術)。
Only ten persons are allowed in the room. (掲示)
(部屋には10名までしか入れません。)
The peoples of Asia are diverse.
(アジアの諸民族は多様である。)
police は「警察という集団」で数えない:× a police。
ただし形容的に名詞を修飾するのはOK:a police car(パトカー), a police station(警察署)。
A police car is parked outside.
(パトカーが外に停まっている。)
Two police officers are talking to witnesses.
(警察官2人が目撃者に話を聞いている。)
police 自体は複数名詞なので these police と言える文脈もありますが、一般的・実務ではofficers を付けた方が明瞭で安全です。
These police officers are on night duty.
(これらの警察官は夜勤中だ。)
head は「家畜を数える単位語」。英語では単位語が単数形のまま使われる定型があり(例:ten head of cattle)。
There are ten head of cattle on the farm.
(その農場には牛が10頭いる。)
vermin は「害獣・害虫の総称」(集合)。一方 pest は**個体**や**種類**を数えやすい語(複数=pests)。
Vermin are difficult to eradicate.
(害獣・害虫の根絶は難しい。)
Several pests were found in the storage room.
(倉庫でいくつかの害虫が見つかった。)
livestock は「家畜一般」の集合・不可算。文脈で単複ゆれますが、実務では複数動詞に寄せると安全です(数は head of cattle / animals などで表現)。
Livestock are vulnerable to the heat.
(家畜は暑さに弱い。)
- people=人々(複数)。
- the public=「一般の人々」集合(しばしば単数視点で扱う)。
- the population=人口(統計的・集合名詞)。
People are concerned about prices.
(人々は物価を心配している。)
The public is increasingly aware of the issue.
(一般の人々はその問題への意識を高めている。)
直後が複数なら There are。people も cattle も複数扱いなので are を使います。
There are people waiting outside, and there are cattle in the field.
(外で人々が待っており、野原には牛がいる。)
影響しません。複合語は形容詞的に働き、主語の単複は主語そのもので決まります。
People-friendly policies are essential.
(人にやさしい政策は欠かせない。)
Police-related matters are handled by the city.
(警察関連の案件は市が扱う。)
3-3. 常に単数で扱う集合名詞:is / was / it / its が基本
代表語
furniture / luggage(baggage)/ equipment / clothing / machinery / merchandise / produce
これらは「ジャンル・集合・材料のまとまり」として見ます。だから 1つ2つと数えないのが原則。
- 動詞は
is / was / has(三単現)、代名詞はit / itsにそろえる。 - 数を言いたいときは、単位+of で個体化(例:
a piece of furniture/two pieces of equipment)。 - 似た語の対比にも注意:clothing(不可算) vs clothes(複数名詞) など。
The equipment is outdated, and it has issues with its power supply.
(その装置類は古く、その電源に問題がある。)
主語は集合(equipment)=単数扱い。is / has / its に統一。
まずここだけ(最短3ルール)
The furniture is new, and it has its own style.
(その家具類は新しく、それ自身のスタイルがある。)
furniture は集合=単数扱い。動詞・代名詞を単数に統一。
Merchandise is displayed near the entrance.
(商品は入口付近に並べられている。)
merchandise は不可算(単数扱い)。
✖ The merchandises are displayed…
(✖ merchandises と複数にしない)
可算にしたい時は products / items などへ置換。
We bought two pieces of equipment—a camera and a printer.
(私たちは装置を2点、カメラとプリンターを購入した。)
equipment 自体は数えない → piece(s) of で個数化、または a camera / a printer に言い換え。
代表語リスト & 安全な言い換え:単位+of か 個体語で数える
下の語はいつも単数扱い(不可算)。動詞は is/was/has、代名詞は it/its。
個数・点数を言うときは piece/item/article/set などの「数えられる名札」を付けます。
| 語 | ざっくり意味(やさしい説明) | 数えたいときの安全な言い換え | 正しい例(✔ 単数扱い) | よくある誤り(✖) |
|---|---|---|---|---|
| furniture | 家具の集合(机・椅子など全部をまとめて) | a piece of furniture / two pieces of furniture個体名詞: a chair, a table |
The furniture is stylish. | ✖ furnitures |
| luggage / baggage | 手荷物の集合(スーツケースなど全部) | a piece of luggage / two pieces of luggage個体名詞: a suitcase, a bag |
Your luggage is over the limit. | ✖ luggages |
| equipment | 装置類・機材のまとまり | a piece of equipment / two pieces of equipment個体名詞: a camera, a router |
The equipment is available. | ✖ equipments |
| clothing | 衣類というジャンル(服全体) | an item of clothing / two items of clothing個体名詞: a shirt, a coat |
Functional clothing is essential. | ✖ clothings |
| machinery | 機械類の集合(工場の機械全体) | a piece of machinery / a machine(個体に言い換え) |
The machinery is noisy. | ✖ machineries |
| merchandise | 商品(売り物)全体 | an article of merchandise / a product / an item |
The merchandise is fragile. | ✖ merchandises |
| produce | 農産物・青果(野菜・果物) | 個体名詞:an apple, a tomato, a bunch of grapes |
Fresh produce is delivered daily. | ✖ produces(※他動詞の三単現と混同しない) |
clothes は「服」=複数名詞(Clothes are …)。
一方 clothing は不可算(Clothing is …)。
item / unit / SKU や個体名詞に寄せると誤解ゼロ。
数え方ガイド:単位+of で「点数化」/個体語で「もの化」
furniture / equipment / clothing / luggage / machinery / merchandise / produce は
「まとまり・ジャンル」=ふつう数えません。
でも、点数や個数を言いたい時は「単位+of」か、
具体的な個体名詞に置き換えて数えます。
| 不可算名詞 | 単位+of(点数化) | 個体語(もの化) | サンプル(✔) |
|---|---|---|---|
| furniture | a piece of furniture/two pieces of furniture |
a chair, a table, a sofa |
Two pieces of furniture were delivered. |
| equipment | a piece of equipment/three pieces of equipment |
a camera, a printer, a router |
We bought a piece of equipment. |
| clothing | an item of clothing/two items of clothing |
a shirt, a coat, a dress |
Three items of clothing are on sale. |
| luggage/baggage | a piece of luggage/two pieces of luggage |
a suitcase, a bag, a backpack |
One piece of luggage is missing. |
| machinery | a piece of machinery/a set of machinery |
a machine, a press |
A piece of machinery was repaired. |
| merchandise | an article of merchandise/two articles of merchandise |
a product, a unit, an item |
Two articles of merchandise were damaged. |
| produce | a pound of produce/a box of produce |
an apple, a tomato, a bunch of grapes |
A box of produce was delivered. |
We ordered two pieces of equipment for the studio.
(私たちはスタジオ用に機材を2点注文した。)
equipment 自体は数えない → pieces of で「点数化」。
I bought a chair and a table for the office.
(オフィス用に椅子1脚と机1台を買った。)
furniture を中身で具体化(chair / table)。
We need a box of produce and two pounds of tomatoes for the event.
(イベント用に農産物1箱とトマト2ポンドが必要だ。)
produce は集合。個体に焦点なら tomatoes と可算で表現。
数量詞マップ(不可算向け):much / little / some ... を使う
- much / little / a little(量の大小)
- some / any(いくらか/いくらでも)
- a lot of / lots of / plenty of(たくさんの)
- more / less(比較)
We have little equipment in this lab.
(この研究室には機材がほとんどない。)
不可算+little で「量が少ない」。
- many / (a) few / several(複数名詞専用)
- these / those(複数名詞専用の指示語)
✖ many equipment → ✔ many pieces of equipment
(✖ たくさんの機材 → ✔ たくさんの機材の点数)
複数専用の数量詞は「単位+of」を挟もう。
There isn’t much furniture in the room.
(その部屋にはあまり家具がない。)
不可算+much。否定・疑問で出やすい。
Do we have any merchandise left?
(商品はまだ残っていますか。)
疑問文は any が基本。肯定なら some。
We need more equipment but less luggage.
(機材はもっと必要だが、荷物は少なめにしたい。)
more/less は不可算にも複数にも使える万能比較。
動詞・代名詞の一致(超短表):is / was / has と it / its
| 主語(不可算) | be(現在 / 過去) | have(三単現) | 代名詞(主語 / 所有 / 目的) | ミニ例(✔) |
|---|---|---|---|---|
| furniture / equipment / clothing / luggage / machinery / merchandise / produce | is / was |
has |
it / its / it |
The equipment is new, and it has its manual. |
The machinery is noisy, and it has its parts replaced regularly.
(その機械類はうるさく、その部品は定期的に交換される。)
主語が不可算(単数)なので、be=is、have=has、代名詞=it/its。
The merchandise was damaged during shipping.
(その商品は配送中に破損した。)
不可算主語 → 過去の be は was。
The clothing has its labels removed.
(その衣類はそのラベルが外されている。)
三単現 has、所有は its。
例)Furniture → It is … / It has … / Its …
よくある対比(迷うペア):素材(不可算)か、個体・品目(可算)か
同じ語でも「ジャンル・素材」を表すと不可算(単数扱い)になり、「個体・枚数・種類」を表すと可算(複数可)になります。 迷ったら“箱(ジャンル)か? 中身(個体)か?”で考えましょう。
clothing(衣類というジャンル全体)
Clothing is essential in winter.
(冬には衣類が欠かせない。)
ジャンル=不可算 → is
clothes(服=個々の品)
Clothes are on sale today.
(服が今日はセールだ。)
個体の集まり=複数 → are
produce(農産物・青果)
Fresh produce is delivered daily.
(新鮮な農産物が毎日届く。)
不可算 → is
product(s)(製品・商品)
These products are popular among students.
(これらの製品は学生に人気だ。)
可算・複数 → are
luggage / baggage(手荷物全体)
Your luggage is overweight.
(あなたの手荷物は重量超過です。)
不可算 → is
bag(s) / suitcase(s)(具体的なカバン)
Two suitcases are missing.
(スーツケース2個が見当たらない。)
可算・複数 → are
machinery(機械類全体)
Machinery is expensive to maintain.
(機械類は維持費が高い。)
不可算 → is
machine(s)(個々の機械)
Two machines are broken.
(機械が2台故障している。)
可算・複数 → are
merchandise(商品全体)
Merchandise is inspected on arrival.
(商品は到着時に検品される。)
不可算 → is
goods / products(品物・製品)
The goods are ready for shipment.
(その品物は出荷準備ができている。)
複数名詞 → are
of句・頭語(3-1ブリッジ):動詞は“頭”(head)に合わせる
A of B で主語になっているとき、動詞は A(頭=head)に一致します。B(of以下)に引っ張られないよう注意!
The amount of + 不可算 → 単数
The amount of equipment is limited.
(機材の量には制限がある。)
amount が頭=単数 → is
A number of + 複数 → 複数動詞 / The number of + 複数 → 単数動詞
A number of products are delayed.
(多くの製品が遅れている。)
a number of=「多数の」→ 中身(products)に合わせare
The number of products is increasing.
(製品の数が増えている。)
the number が頭=単数 → is
piece(s) of + 不可算:頭が piece(s)
Two pieces of equipment are missing.
(機材2点が見当たらない。)
頭は pieces(複数) → are
a set of + 複数/不可算:頭が set(単数)
A set of machinery is being installed.
(機械一式が設置中だ。)
頭は set(単数) → is
the rest of + 名詞:中身の単複に合わせる
The rest of the merchandise is stored.
(残りの商品は保管されている。)
merchandise=不可算 → 単数動詞
The rest of the products are in transit.
(残りの製品は輸送中だ。)
products=複数 → 複数動詞
判断フロー(3秒版):箱か?中身か?ですぐ決める
-
① その語は「ジャンル/集合(箱)」?例:furniture, equipment, clothing, luggage, machinery, merchandise, produce …箱なら:is / was / has / it / its
-
unit / item② 数えたい?(点数・個数・種類)→ 単位+of(a piece of … / two pieces of …)か、個体名詞(a chair / a machine)に変換。
-
much? many?③ 数量詞チェック不可算OK:much / little / some / any / a lot of / more / less
複数専用:many / (a) few / several / these / those → 単位+ofに。 -
it-test④ 最後は「itテスト」主語を it に置き換えて自然なら単数でOK(is/has/its)。
Equipment is expensive.
(機材は高価だ。)
ジャンル → 単数動詞
Two pieces of equipment are on backorder.
(機材2点が取り寄せ待ちだ。)
頭=pieces(複数) → 複数動詞
Two machines are idle.
(機械が2台遊休している。)
個体=複数 → 複数動詞
💬 例文で感覚をつかもう!(3-3:常に単数で扱う集合名詞)
The equipment is expensive to maintain.
(その機材は維持費が高い。)
equipment は「機材全体」というジャンル=数えない → 動詞は is(単数)。複数にしない(✖ equipments)。
There isn’t much furniture in the room.
(その部屋にはあまり家具がない。)
不可算名詞は much / little と相性◎。 many は複数専用なので使わない。
Functional clothing is popular because it protects its wearer.
(機能性衣類は、それが着用者を守るので人気だ。)
clothing は不可算=単数扱い。代名詞は it / its に統一。
Clothing is essential in winter, but clothes are on sale today.
(冬は衣類が不可欠だが、今日は服がセールだ。)
clothing=ジャンル(不可算・単数)/
clothes=個体(複数名詞)。動詞が is と are に分かれる。
You can check one piece of luggage for free.
(手荷物1個は無料で預けられます。)
luggage は不可算。個数は a piece of で表す(✖ luggages)。
Two pieces of equipment are missing.
(機材2点が見当たらない。)
動詞は head(左側) に一致。
pieces が複数 → are。
A set of machinery is being installed.
(機械一式が設置中だ。)
head は set(単数)→ is。machinery 自体も不可算。
Merchandise is inspected on arrival, and the products are labeled later.
(商品(総称)は到着時に検品され、製品(個々)には後でラベルが貼られる。)
merchandise=不可算・単数/products=可算・複数。
We ordered a box of produce and two pounds of tomatoes.
(農産物1箱とトマト2ポンドを注文した。)
produce は集合名詞(不可算)。中身を具体化すると tomatoes のように可算に。
The amount of equipment is limited for safety reasons.
(安全上の理由で機材の量は制限されている。)
head は amount(単数)→ is。of以下に引っ張られない。
Her taste in clothing is simple—I love it.
(彼女の服の好みはシンプルで、私はそれが大好きだ。)
clothing は不可算・単数 → is。代名詞は it で受ける。
Our luggage is heavy, but our bags are durable.
(私たちの手荷物は重いが、バッグは丈夫だ。)
luggage=不可算(単数)/bags=可算(複数)。
Merchandise is fragile; one article of merchandise was damaged.
(商品は壊れやすく、商品1点が破損した。)
総称は不可算(is)。点数は an article of / a product で可算化。
The machinery was upgraded last year.
(その機械類は昨年アップグレードされた。)
不可算・単数の過去は was。
3-3 FAQ:常に単数で扱う集合名詞(不可算)
代表語
furniture / luggage / equipment / clothing / machinery / merchandise / produce / information / advice / homework
コア原則
is / was / has / it / its に統一。数えたいときは piece / item / article / set / box / kilo などの「単位」を使う。
これらは「ジャンル・集合」を表す不可算名詞(mass noun)。ふつうは 複数形にしないため、語尾 -s を付けません。
- 正:
equipment / furniture / luggage(不可算・単数扱い) - 数えたい:a piece of / two pieces of ~ / 個体語へ(a chair, a suitcase…)
Two pieces of equipment are missing.
(機材2点が見当たらない。)
furniture は不可算。個数を言うときは piece / item などの単位を使います。
We bought two pieces of furniture.
(家具を2点買いました。)
具体化してもOK:a chair and a table(椅子と机)。
- clothing(不可算):衣類ジャンル。Clothing is…
- clothes(複数名詞):服。Clothes are…
- garment(可算):衣服1点(ややフォーマル)
- outfit(可算):上下ひとそろい
- apparel(不可算/業界語):衣料(販売・法務文書)
Clothing is essential; these clothes are durable.
(衣類は必要だ。これらの服は丈夫だ。)
merchandise は不可算の総称。「品目」を言うなら goods / products / items(可算・複数)へ。
Merchandise is inspected; the products are labeled.
(商品は検品され、製品にはラベルが貼られる。)
1点を強調なら an article of merchandise / an item。
luggage / baggage は不可算。個数は a piece of / two pieces of luggage を使います。
Each passenger may check one piece of luggage for free.
(乗客は手荷物1個を無料で預けられます。)
machinery は「機械類全体」(不可算)。個体は a machine / two machines。
Machinery is expensive to maintain.
(機械類は維持費が高い。)
Two machines are down today.
(機械2台が今日は停止中。)
produce は不可算。a box of / a kilo of / a pound of などの量・箱で言うか、apples / tomatoes のように具体的な個体名詞にします。
We need a kilo of produce and six apples.
(農産物1キロとリンゴ6個が必要だ。)
発音注意:名詞の produce は第1音節強勢 /ˈprɒd.juːs/(動詞「生産する」は第2音節)。
はい、いずれも不可算。informations / advices / homeworks は不可。数えるときは a piece of / two pieces of。
She gave me a piece of advice.
(彼女は助言を1つくれた。)
a lot of / lots of は「後ろの名詞」に合わせます。不可算なら単数動詞、可算複数なら複数動詞。
A lot of equipment is available.
(機材がたくさん利用できる。)
A lot of machines are available.
(機械がたくさん利用できる。)
equipment は不可算なので a number of equipment は不自然。数えられる形(pieces)を挟みます。また、動詞は頭語(ofの左)に合わせます。
A number of pieces of equipment are missing.
(機材の数点が見当たらない。)
The amount of equipment is limited.
(機材の量は限られている。)
ルール:a number of + 複数 → 複数動詞 / the number of + 複数 → 単数動詞。
- piece:最も汎用。「点数」感。a piece of equipment, furniture
- item:在庫・会計でよく使う。「品目」感。an item of clothing
- article:法務・販売文書で「商品1点」。an article of merchandise
- unit:工業・電機で「1台・1ユニット」。a unit of air conditioner
- set:ひとそろい。a set of tools / a set of machinery
We received one unit of the new router and a set of tools.
(新しいルーターを1台と、工具一式を受け取った。)
4. 固有名詞(Proper Nouns):大文字・the・a/anの世界
固有名詞は「たった一つの名前」です。人名・国名・川や山脈・新聞名など、そのもの固有の呼び名を指します。基本は
文中でも最初の文字を大文字。さらに地名などでthe を付ける場合、比喩・分類のときにa/an を付ける場合があり、ここが実務での“差”になります。
🧠 モチベ:ルールは「図鑑のしおり」。大文字・the・a/anの型を掴めば、読む力も書く力も一気にラクになります。
4-1 通常の固有名詞:大文字(Capitalization)と Ø(無冠詞)の基本
固有名詞(proper noun)=「たった一つの名前」。人名・国名・都市名・月/曜日・祝日・学校や会社・ブランドなど、そのもの固有の呼び名を指します。英語では、 文の途中でも先頭を大文字にし、ふつうは 冠詞なし(記号:Ø)で呼びます。
a / an / the。Øは「何も付けない」記号。
まずここだけ(最短3ルール)
文中でも先頭は大文字
例:Tokyo / Will Smith / April
tokyo → ✅ Tokyo
単独名はふつう Ø(無冠詞)
例:Tokyo / Mount Fuji / Lake Biwa
the Tokyo → ✅ Ø Tokyo
複合名:主要語は大文字、of/in/and等は小文字
例:University of Oxford / Bank of Japan
Bank Of Japan → ✅ Bank of Japan
A. 人名・敬称・役職(名前とセットで大文字)
- 人名:
Will Smith(姓・名とも大文字) - 敬称:
Mr./Ms./Dr.+ 姓(例:Dr. Tanaka) - 役職:名前とセットなら大文字(
President Biden)。役職だけなら小文字(the president)。
President Biden met Dr. Tanaka in Tokyo.
(バイデン大統領は田中博士と東京で会談した。)
B. 地名(単独名は Ø〈無冠詞〉が通常)
- 国・都市:
Japan,France,Tokyo - 通り・公園・空港:
Oxford Street,Ueno Park,Haneda Airport - 単独の山・湖:
Mount Fuji,Lake Biwa
the Tokyo / ❌ a Mount Fuji → ✅ Ø Tokyo/Ø Mount Fuji
複数形・集合体の地理名は the を付ける:the Himalayas(山脈)/the Pacific Ocean(海)/the Nile(川) など。
the を付ける固有名詞」は 4-2 で体系化!
Tokyo is beautiful in April.
(東京は4月が美しい。)
C. 月・曜日・祝日(ぜんぶ大文字・ふつう Ø)
- 月:
April,September(前置詞は小文字:in April) - 曜日:
Monday,Friday(on Monday) - 祝日:
Independence Day,New Year’s Day
Our meeting is on Monday.
(会議は月曜日です。)
in, on)。
D. 学校・会社・ブランド(名前そのものを大文字)
- 学校:
Harvard University(主要語は大文字) - 会社・ブランド:
Apple,Toyota - of型:
University of Oxford(ofは小文字)
University Of Oxford → ✅ University of Oxford
一部の機関名は伝統的に the を付ける:the United Nations, the European Union など。
the を付ける固有機関名」は 4-2 で!
She graduated from Harvard University.
(彼女はハーバード大学を卒業した。)
E. 天体(Celestial Bodies):惑星・恒星・銀河/Sun・Moon・Earth の書き分け
- 惑星・恒星:
Mercury,Mars,Jupiter,Sirius,Betelgeuse(ふつう Ø) - 星座:
Orion,Ursa Major(主要語は大文字) - 銀河:
Andromeda Galaxy(慣用でthe Andromeda Galaxyとすることも多い) - 天の川:
the Milky Way(固定的にtheを付ける)
Ø Mars/✅ Ø Sirius/✅ the Milky Way
- 日常・一般語:
the sun,the moon,the earth(小文字+the) - 天文学・他天体との対比:
the Sun,the Moon,Earth(固有名扱い。Earthはtheなしが多い)
The sun rises in the east.
(太陽は東から昇る。)
Earth is the third planet from the Sun.
(地球は太陽から3番目の惑星です。)
Our galaxy is called the Milky Way.
(私たちの銀河は天の川と呼ばれます。)
禁止・注意ゾーン(ここでつまずきやすい!)
the Tokyo / tokyo / University Of Oxford のような書き方はNG。
-
❌
tokyo→ ✅ Tokyo(文中でも大文字) -
❌
the Tokyo→ ✅ Ø Tokyo(都市名はふつう冠詞なし) -
❌
Mount fuji→ ✅ Mount Fuji(各語の頭文字を大文字)/Mt. Fuji -
❌
University Of Oxford→ ✅ University of Oxford(ofは小文字) -
❌
the April→ ✅ in April(月名は大文字・冠詞なし、前置詞は小文字) -
❌
the Will Smith→ ✅ Will Smith(人名は冠詞なし ※「あの有名な…」等の特殊用法は 4-3)
- 固有名詞(proper noun):Tokyo, Will Smith のような「固有の名前」。
- 一般名詞(common noun):city, man のような「種類の名前」。
- 冠詞(article):
a / an / the。Ø は「何も付けない」記号。 - 大文字化(capitalization):単語の頭を大文字にすること。
Tokyo is larger than many other cities in Japan.
(東京は日本の他の多くの都市より大きい。)
4-1 FAQ:通常の固有名詞(大文字&Øの基本)
核
固有名詞=文中でも大文字/単独名は Ø(無冠詞)/of / in / and は小文字
対象
人名・国名・都市名・月/曜日・祝日・学校/会社/ブランド名 など
都市名は「そのものの名前」=固有名詞なので、ふつうは Ø(無冠詞)で呼びます。
Tokyo is a safe city.
(東京は安全な都市です。)
Ø Tokyo / ❌ 誤:the Tokyo
※ 一部の特例(例:地名に the を含む慣用)は 4-2 で扱います。
はい。月(April)・曜日(Monday)は大文字にします。ふつうは Ø(無冠詞)で、前置詞は小文字(in / on)。
The event is on Monday.
(そのイベントは月曜日です。)
in April/on Monday(前置詞は小文字) / ❌ the April
通常は小文字で書きます:spring, summer, autumn/fall, winter。特別なタイトルや詩的表現などを除き、小文字が安全です。
I love spring in Tokyo.
(東京の春が大好きです。)
役職+名前で一つの「称号」のように使うときは大文字:President Biden。役職だけなら小文字:the president。
President Biden is visiting Japan.
(バイデン大統領は日本を訪問中だ。)
President + 姓 / ✅ the president(役職単独)
複合名の前置詞(of/in/and)は小文字が基本:University of Oxford。the は機関名で慣用的に付く場合があります(詳細は 4-2)。
She studied at the University of Oxford.
(彼女はオックスフォード大学で学んだ。)
University of Oxford(of は小文字)/the の有無は慣用・公式名の扱いに依存(4-2へ)。
Mount(山)や Lake(湖)は名前の一部として大文字。通常は Ø で呼びます。
Mount Fuji is famous.
(富士山は有名です。)
Ø Mount Fuji/✅ Ø Lake Biwa / ❌ the Mount Fuji
言語名は大文字で、ふつうは Ø。ただし the English は「イングランドの人々」という**複数名詞**の用法で別物(詳細は 4-2)。
I am learning English.
(私は英語を学んでいます。)
English/Japanese)/the English は「イングランド人」。
ブランド名は大文字。製品1台を指すときは a/an を付けて可算名詞的に言うことがあります(詳細は 4-3)。
I bought an iPhone yesterday.
(昨日、iPhone を1台買いました。)
a/an(比喩・種類化の考え方は 4-3)。
主要語は大文字、つなぎの短語(of / in / and)は小文字が基本です(語頭に来る場合は大文字)。
Bank of Japan / University of Oxford
(日本銀行/オックスフォード大学)
Bank Of Japan → ✅ Bank of Japan
祝日名は大文字:Independence Day, New Year’s Day。ふつうは Ø(無冠詞)。
We celebrate Independence Day in July.
(7月に独立記念日を祝います。)
on New Year’s Day / ❌ the Independence Day(通常は the 不要)
ブリッジ:次は「the を付ける名前」→「a/an を付ける名前」へ
ふだんは 大文字+Ø が通常形。でも、集合・唯一感がある固有名詞には the、種類化・比喩するときには a/an が登場します。
4-2 the を付ける固有名詞:集合・線/面・公式機関の「みんなが特定できる名前」
the は「みんなに共有された特定性」を示す冠詞です。特に、川や海などの“線/面”として広がる地理名、山脈や諸島のような“集合”名、そして 国際機関・博物館・新聞などの“公式名”で頻出します。
4-1 では「大文字+Ø(無冠詞)」が通常形でしたが、ここでは 「the を付ける型」を一気に整理します。
🧩 用語ミニ解説:冠詞(article)=a / an / the。Ø は「何も付けない」記号。
💡 学習メリット:地名・機関名で悩まない→読む/書くスピードが大幅アップ!
Lesson 049 / Section 4-2まずここだけ(最短3ルール)
地理の「線/面/群」= the
川・海・海峡・運河・湾・半島・山脈・諸島・砂漠などは the を付けるのが原則。
例:the Nile(ナイル川)/the Pacific (Ocean)(太平洋)/the Himalayas(ヒマラヤ山脈)/the Galápagos(ガラパゴス諸島)
The Nile flows north.
(ナイル川は北へ流れる。)
機関・建造物・メディアの「公式名」= the が付きやすい
国際機関・省庁・博物館・官邸・放送局・新聞/雑誌など。
例:the United Nations/the British Museum/the White House/the BBC/the New York Times
the University of Tokyo(University of X 型は the を取りやすい)/Harvard University(X University 型は通常 Ø)
She visited the British Museum.
(彼女は大英博物館を訪れた。)
国名の「複数/記述」= the
複数形の国名や、記述型(United/Republic/Kingdom/Emirates など)は the を付ける。
例:the Netherlands/the Philippines/the United States/the United Kingdom/the United Arab Emirates/the Czech Republic
He moved to the Netherlands last year.
(彼は昨年オランダへ移住した。)
Mount Fuji/Lake Biwa/Tokyo/Japan)。
コア・トリガー(the を呼ぶ4本柱)
小学生にも一言で:みんなが同じものだと分かる名前には the が付くことが多いよ。
Plural / Set(複数・集合)
山脈・諸島など、同種が集まった名前。
the Himalayas(ヒマラヤ山脈)/the Galápagos(ガラパゴス諸島)
Line / Area(線・面の広がり)
川・海・海峡・運河・湾・半島など。
the Nile/the Pacific Ocean/the English Channel
Institution(機関・施設・媒体)
国際機関・省庁・博物館・官邸・放送局・新聞/雑誌など。
the United Nations/the British Museum/the New York Times
Famous Unique(有名で唯一)
世界で一つと共有される名所・建造物。
the Eiffel Tower/the Statue of Liberty/the Great Wall of China
A. 地理(海・川・山脈・諸島・砂漠・海峡・運河・湾・半島)
the
- 海・大洋:
the Pacific (Ocean),the Atlantic,the Mediterranean (Sea) - 川:
the Nile,the Thames - 海峡・運河:
the English Channel,the Suez Canal,the Strait of Hormuz - 山脈・諸島:
the Himalayas,the Andes/the Galápagos - 砂漠・湾・半島:
the Sahara,the Gulf of Mexico,the Iberian Peninsula
the +(川/海/山脈/諸島/砂漠/海峡/運河/湾/半島)
- 単体の山・湖:
Ø Mount Fuji/Ø Lake Biwa(Mount / Lake は名前の一部) - 単独の都市・国:
Ø Tokyo/Ø Japan - 固有例:
the Matterhorn(Mount を付けない英名は the を取ることがある)
We sailed across the Mediterranean last summer.
(去年の夏、私たちは地中海を横断した。)
B. 機関・組織・建造物・メディア(公式名)
the
- 国際機関:
the United Nations,the World Bank,the European Union - 官邸・裁判所・博物館:
the White House,the Supreme Court,the British Museum - 放送局・新聞/雑誌:
the BBC,the New York Times,The Economist(誌名の The は公式表記)
the University of Tokyo(University of X 型は the を取りやすい)Harvard University(X University 型は通常 Ø)
He works at the Bank of Japan.
(彼は日本銀行で働いている。)
C. 国名(複数・記述型・慣用例)
the
- 複数形:
the Netherlands,the Philippines - 記述型:
the United States,the United Kingdom,the United Arab Emirates,the Czech Republic - 慣用:
the Gambia
the +(複数/記述型/慣用) / ❌ Ø United States
ふつうの単名国は Ø:Japan, France, Brazil, China など。
They moved from Japan to the United States.
(彼らは日本からアメリカ合衆国へ引っ越した。)
D. 家族/姓の集合(“一家”)
「~家の人々」=the + 姓の複数形。姓は通常 -s を付けて複数にします(Jones → the Joneses のような綴り変化あり)。
The Smiths are on vacation.
(スミス家は休暇中です。)
a Kennedy(ケネディ家の一員/ケネディのような人)=種類化・比喩で a を使う世界へ。
E. 有名建造物・唯一物(世界で共有される固有)
the
the Eiffel Tower(エッフェル塔)the Statue of Liberty(自由の女神像)the Great Wall of China(万里の長城)the Empire State Building(エンパイア・ステート・ビル)the Colosseum(コロッセオ)
the。例:
the Eiffel Tower はパリのあの塔だと皆が知っている。
固有名でもブランド名っぽい単独名は Ø のことも(例:Tokyo Skytree は通常 Ø)。
ただしニュース文脈や説明で「その建造物」を指し直すために the が付くこともあります。
We finally saw the Eiffel Tower at night.
(ついに夜のエッフェル塔を見た。)
禁止・注意ゾーン(境界ケア)
「the を付ける」ルールの例外/迷いやすい境界を一気に確認。公式名と慣用を優先するのが安全策です。
- ❌
the Mount Fuji→ ✅ Mount Fuji(Mountは名前の一部で Ø) - ❌
the Lake Biwa→ ✅ Lake Biwa(湖名はふつう Ø)/✅the Great Lakes(複数・集合はthe) - ❌
the Tokyo→ ✅ Tokyo(都市名は Ø)/✅the Tokyo metropolitan area(普通名詞化して限定が付けば the) - ✅ the Matterhorn(Mount を付けない英名は
theになることがある) - ✅ the Middle East/the Arctic(地域名は the を伴う慣用が多い)
We camped near Lake Biwa, not far from Mount Fuji.
(私たちは琵琶湖の近くで、富士山からさほど遠くない場所にキャンプした。)
- ✅ the Netherlands/the Philippines(複数形の国)
- ✅ the United States / the United Kingdom / the United Arab Emirates(記述型の国)
- ❌
the Ukraine→ ✅ Ukraine(現代標準は the なし) - ✅ the Congo River(川)/✅ the Republic of the Congo(正式国名)/⚠ 国名の短縮「Congo」は the なしが普通
- ✅ The Hague(公式に The を含む都市名)/✅ the Bronx(固有に the を含む地区名)
- ✅ the EU / the UN(頭字語でも「連合/機関」→ the)/✅ NASA / JAXA(固有名扱いで Ø が普通)
- ✅ The Economist(誌名の The が公式)/✅ Time(The なしの公式名)
She reported for The Economist and later joined the UN.
(彼女はエコノミスト誌で取材し、その後国連に加わった。)
4-2 FAQ:the を付ける固有名詞(境界・慣用の疑問)
核
集合/線・面/公式名/唯一は the が立ちやすい。
運用のコツ
迷ったら公式表記を確認・踏襲。
国としては単数扱い(is)が無難です(英では文脈で複数扱いも見かけますが、学習では単数を基本に)。
The Netherlands is a constitutional monarchy.
(オランダは立憲君主国だ。)
国名としては単数扱いが一般的です(語形は複数でも、国=ひとつの主体と考える)。
The Philippines is an archipelago in Southeast Asia.
(フィリピンは東南アジアの群島国家だ。)
現代標準ではUkraineが国名で、the は付けません(歴史的には地域名扱いの用法があったため)。
She moved to Ukraine for work.
(彼女は仕事でウクライナへ移住した。)
国の公式名・慣用が「the」を含んでいる固有例です(同様に the Netherlands など)。
He volunteered in the Gambia for two years.
(彼はガンビアで2年間ボランティアをした。)
the Congo は文脈上ふつう川や地域名のこと。国名は the Republic of the Congo と the Democratic Republic of the Congo が正式です。
They sailed up the Congo.
(彼らはコンゴ川をさかのぼった。)
はい。The Hague は都市名に The を含み、the Bronx も固有に the を含む地区名です。
Their office is in The Hague, not in Amsterdam.
(彼らのオフィスはハーグにあり、アムステルダムではない。)
連合・機関名= the(the EU, the UN)。固有名スタイル= Ø(NASA, JAXA, MIT)。ただし下位組織は the MIT Media Lab のように the が付くことも。
He interned at MIT and later worked with the EU.
(彼はMITでインターンをし、その後EUと仕事をした。)
原則は公式名に従うこと。The Economist, The New York Times のように The が正式名なら大文字で付けます。Time, Nature のように The を含まないものは Ø。
I read Time and The New York Times every week.
(私は毎週タイムとニューヨーク・タイムズを読む。)
唯一と共有が前提の名称は the を付けるのが慣用:the Solar System, the Milky Way。惑星・恒星名は Mars, Sirius のように Ø が普通。
Life has been found nowhere else in the Solar System.
(太陽系の他の場所では生命は見つかっていない。)
多くはthe を伴う慣用名:the Golden Gate Bridge, the Empire State Building, the Colosseum。一方で Tokyo Skytree のように Ø のままの固有名もあります(公式表記優先)。
We walked across the Golden Gate Bridge at sunset.
(私たちは夕暮れにゴールデン・ゲート・ブリッジを渡った。)
4-3 固有名詞に a/an:「1つの例・タイプ」に変えるスイッチ
ふつう固有名詞(Tokyo, Picasso, iPhone など)はそのまま「名前」として使います(4-1 / 4-2)。しかし
a / an を付けると「1つの例・タイプ」として数えられる名詞に“意味変換”できます。
例:a Picasso(ピカソ作品1点)/an iPhone(iPhone1台)/
a young Einstein(アインシュタイン級の天才)。
🧩 用語ミニ解説:種類化=「名前」を「種類・タイプ」に変えて、1つとして数えること。
💡 学習メリット:比喩・要約・注文・ビジネス表現が一気に表現しやすくなります。
Lesson 049 / Section 4-3まずここだけ(最短3ルール)
「1つの例・タイプ」にしたいときは a/an
人名をタイプ化:a young Einstein(若い天才)/未知の人物:a Mr. Smith(スミスという人)。
We need a young Einstein on our team.
(私たちのチームには若い天才が必要だ。)
作品・製品・メニューは「1点/1台/1皿」→ a/an
作品:a Picasso(ピカソ作品1点)/製品:an iPhone(1台)/飲食:a latte(ラテ1杯)。
She bought a Picasso at the auction.
(彼女はオークションでピカソの作品を1点買った。)
公式名のまま呼ぶときは Ø / the の世界
Harvard University(Ø)/the United Nations(the)。
a/an を付けるときは、意味を変えて種類化しているか要確認。
Harvard University is famous. (not a Harvard University)
(ハーバード大学は有名だ。(a は付けない))
an(an MBA:エム…)/子音の音の前は a(a European:ユ…)。綴りではなく音で決めます。
コア用法(代表パターンの地図)
a + 人名=その人のタイプや特徴をもつ人/未知の「ある〜さん」。
a Mr. Smith(スミスという人/見知らぬスミスさん)a young Einstein(アインシュタイン級の若い天才)
There is a Mr. Smith waiting in the lobby.
(ロビーでスミスさんという方がお待ちです。)
作者名を「作品」の意味に変換:a Picasso=ピカソの作品1点。
a genuine Picasso(本物のピカソ作品)two Picassos(ピカソ作品が2点)
The gallery is displaying two Picassos this month.
(今月、そのギャラリーはピカソ作品を2点展示している。)
ブランド名を「個体」に:an iPhone(1台)/a Toyota(トヨタ車1台)。 飲食物も:a Coke(コーラ1本)/a latte(ラテ1杯)。
I’ll have a latte and a Coke, please.
(ラテを1杯とコーラを1本お願いします。)
国名・都市名を抽象化して「〜のような世界」を語る:a Japan where…(〜な日本像)。
We hope for a Japan where everyone feels safe.
(誰もが安心できる日本という姿を私たちは望む。)
新サービスを既存の巨人で例える:a Google for healthcare(医療版の Google)。
They’re building a Google for healthcare.
(彼らは医療のための「Google」のような仕組みを作っている。)
音の頭がポイント:母音音→an、子音音→a。スペルは関係なし。
an MBA(/ɛm-…/)/an hour(h 無音)a European(/juː-…/)/a UNESCO official(/juː-…/)
He is an MBA student at European Business School.
(彼はMBA課程の学生で、ヨーロッパのビジネススクールに通っている。)
各ブロックの意図(使いどころと設計メモ)
4-3 は「a/an を付けて “名前”→“1つの例・タイプ”に変換する」技術のまとめです。下のカードは、実装時の解説トーンと注意点の指針として使えます。
- 狙い:人名を「タイプ」化して要点を一撃で伝える(例:
a young Einstein)。 - できること:未知の人物の提示(
a Mr. Smith)/資質の比喩化。 - 落とし穴:レッテル感や皮肉に注意。丁寧な文脈づくりが必須。
- 運用Tips:前後に評価軸を添えて誤解防止(例:a young Einstein in data science)。
We’re looking for a young Einstein in AI safety.
(私たちは AI 安全性分野の若き天才を探している。)
- 狙い:作者名を 作品の1点へ意味変換(例:
a Picasso)。 - できること:真贋・点数・所蔵の話がしやすい(
a genuine Picasso,two Picassos)。 - 落とし穴:作者名そのものを話題にする時は Ø / the 側。
- 運用Tips:後ろにジャンル語を補って明確化(a Picasso painting)。
The museum acquired a genuine Picasso.
(その美術館は本物のピカソ作品を取得した。)
- 狙い:注文・在庫・台数など「個体数」を示す(
an iPhone,a Toyota)。 - できること:会話を具体化(1台/1本/1杯…)。
- 落とし穴:企業そのものは Ø(Apple announced…)。
- 運用Tips:型番や仕様でより明確に(a Toyota hybrid)。
We need a Toyota with better fuel economy.
(より燃費の良いトヨタ車が1台必要だ。)
- 狙い:実物ではなく「あり方・イメージ」を語る(
a Japan where…)。 - できること:政策目標・未来像を柔らかく表現。
- 落とし穴:過度な一般化は禁物。根拠を添える。
- 運用Tips:関係節で具体化(a city that welcomes startups)。
They envision a Japan where innovation is inclusive.
(彼らは、イノベーションが誰にも開かれた日本の姿を思い描いている。)
- 狙い:立ち位置・機能を短く比喩化(
a Google for healthcare)。 - できること:初対面の相手にサービス像を素早く共有。
- 落とし穴:商標の取り扱い・誇大表現に注意。
- 運用Tips:後置修飾で精密に(a Netflix of games for schools)。
Our product aims to be a Netflix of learning.
(私たちの製品は、学習版のNetflixを目指している。)
a / an を決める)
- 原則:母音の音→
an(an MBA),子音の音→a(a European)。 - 落とし穴:綴りではなく発音で判断(hour は h 無音 →
an hour)。 - 運用Tips:声に出して最初の音を確認。
She is an MBA and a European policy expert.
(彼女はMBAで、ヨーロッパの政策専門家だ。)
一発対比:Ø / the / a・an
「名前そのもの」「共有で特定」「1つの例・タイプ」の三択で考えると失敗しません。
- 都市・国・単体の山/湖・大学名(X University 型)など。
- 例:
Tokyo,Japan,Mount Fuji,Lake Biwa,Harvard University
Tokyo is safer than many capitals.
(東京は多くの首都より安全だ。)
the = 共有で特定(集合・線面・公式・唯一)
- 山脈・諸島・川・海・機関・唯一物など。
- 例:
the Himalayas,the Nile,the UN,the Milky Way,the United States
She presented at the UN last week.
(彼女は先週国連で発表した。)
a / an = 1つの例・タイプ(作品・製品・比喩)
- 人名のタイプ化、作品1点、製品1台/1本/1杯。
- 例:
a young Einstein,a Picasso,an iPhone,a latte
She bought a Picasso and ordered a latte.
(彼女はピカソ作品を買い、ラテを1杯注文した。)
a / an を選ぶ)。
禁止・注意ゾーン(うっかりミスと配慮ポイント)
a/an は「名前 → 1つの例・タイプ」へ意味を変える強力なスイッチ。だからこそ、場面の配慮と
公式名の尊重が大切です。小学生にも一言で:人や会社の“ほんものの名前”はそのまま、例え話にするときだけ a/an。
公式名を a/an でいじらない
大学名・機関名などは公式表記をそのまま使います。
- ❌
a Harvard University→ ✅Harvard University - ❌
a United Nations→ ✅the United Nations
Harvard University is highly selective.
(ハーバード大学は非常に入学選抜が厳しい。)
人名の「種類化」は文脈次第で失礼に
評価や皮肉の色が強く出ることがあります。褒めたいのか・説明のための比喩なのかを明確に。
- 💬 無難:
a young Einstein in physics(物理での若き天才) - ⚠ 個人へのレッテル・侮蔑に聞こえる言い方は避ける
We’re looking for a young Einstein in data science.
(データサイエンス領域で若き天才を探しています。)
ブランド名は「個体化」OKだが誤解に注意
an iPhone(1台)や a Coke(1本)はOK。ただし会社そのものは Ø(例:Apple announced ...)。
「XのGoogle」のような比喩は説明目的であることを示す。
I bought an iPhone, and Apple released new features.
(私はiPhoneを1台買った。アップルは新機能を発表した。)
同じ語でも意味が分かれるときは補足を
a Newton は「ニュートン(人)タイプ」なのか「力の単位」なのか曖昧。補語や名詞を足して明確にする。
- ✅
a Newton of force(1ニュートン) - ✅
a Newton-like physicist(ニュートンのような物理学者)
The device measures a newton of force precisely.
(その装置は1ニュートンの力を正確に測定する。)
a / an は「音」で決める(綴りではなく最初の発音)
She is an MBA student and a European scholar.
(彼女はMBAの学生で、ヨーロッパ研究の学者だ。)
ミニ判定フロー(3秒で冠詞を決める!)
「名前そのもの」を言っている?
都市・国・大学・機関・単体の山/湖など。
❌ いいえ → STEP 2
Tokyo is huge. / the UN is international.
(東京は大きい/国連は国際機関。)
「1つの例・タイプ」として数えたい?
作品1点/製品1台/飲み物1杯/人のタイプ化。
❌ いいえ → STEP 3
She ordered a latte and bought an iPhone.
(彼女はラテを1杯注文し、iPhoneを1台買った。)
「イメージ(概念)の世界」を語っている?
国・都市・人物などを抽象化(〜のような)。
❌ いいえ → 文脈に合わせ Ø / the を再検討
We hope for a Japan where everyone thrives.
(誰もが活躍できる日本という姿を望む。)
公式名・商標・敬意の配慮を確認
正式名称はそのまま(Ø / the)。比喩や製品・作品として話すときにだけ a/an。
Apple announced updates, and I bought an iPhone.
(アップルが更新を発表し、私はiPhoneを1台購入した。)
最後に:a か an か(発音で)
母音の音 → an(an MBA)/子音の音 → a(a European)。
He is an MBA and a European policy expert.
(彼はMBAで、ヨーロッパ政策の専門家だ。)
🎯 モチベUP:この順に3秒で決める習慣をつけると、冠詞の迷いが激減します!
4-3 FAQ:a/an が付く固有名詞(種類化・比喩・作品/製品)
核
a/an + 固有名詞 = 「名前」を 1つの例・タイプ に変える(作品1点・製品1台・比喩・概念化)。
判断の順番
「名前そのもの?」→ Ø / the |「1例・タイプ?」→ a/an |「音の頭?」→ a か an
a Mr. Smith は「スミスという ある人物(未知)」。Mr. Smith は相手に既知の特定人物。さらに the Mr. Smith は「(みな知っている)あのスミスさん」。
There is a Mr. Smith on the phone for you.
(あなたにお電話ですが、スミスさんという方です。)
※ 初出=a、共有で特定=the、既知の固有名として呼ぶ=Ø(敬称+姓名)。
はい。作者名を「作品」の意味に変えれば可算化でき、複数形も取れます(ジャンル補足で誤解を防げます)。
The museum owns two Picassos—both paintings.
(その美術館はピカソ作品を2点所蔵しており、どちらも絵画だ。)
※ 「人そのもの」ではなく「作品」だから数えられます。
「実物」ではなく、イメージ・あり方を語るときに可能です(概念化)。
We hope for a Tokyo that is even greener and safer.
(もっと緑が多く、より安全な東京の姿を望む。)
※ 「名前そのもの」なら Ø、「概念化してタイプ化」なら a/an。
ピッチや一般向け説明では便利。ただし正式文書では機能を具体化して補うのが安全です。
Our platform is a Google for healthcare—a search engine for medical records.
(私たちの基盤は医療版のGoogle、すなわち医療記録の検索エンジンだ。)
※ 商標名の敬意と、何をどう似せたのかの説明を添えると丁寧。
a Toyota / a Coke は「製品1台/1本」。一方、会社そのものは Ø(Toyota / Coca-Cola)。
I bought a Toyota, and Toyota announced new hybrids.
(私はトヨタ車を1台購入した。トヨタは新しいハイブリッドを発表した。)
※ 「個体」か「企業」かで冠詞が変わります。
料理名は辞書・店の表記に揺れがあります。一般には a Caesar salad(固有名由来で C が大文字)/a margherita pizza(小文字のことも)など、店・媒体の表記に合わせるのが安全です。
I’ll have a Caesar salad and a margherita pizza.
(シーザーサラダを1皿と、マルゲリータピザを1枚お願いします。)
※ ここでは a/an は「1皿・1枚」としての可算化です。
文脈で二通り:①作品1点(=a Shakespeare play)②その人のようなタイプ(= 作家としての偉才)。名詞補足で誤解を避けましょう。
The theater staged a Shakespeare this summer.
(その劇場は今夏、シェイクスピア作品を上演した。)
※ 明確にするなら a Shakespeare play / sonnet など。
はい、出来事としての1回を表すときに使えます(固有名を「1回の出来事」として数える)。
It was a Monday I’ll never forget.
(それは私が決して忘れないある月曜日だった。)
※ 「名前そのもの」→ Ø、「特定の一回」→ a/an で可算化。
これは主に発音規則(母音音→an / 子音音→a)の話です。この章の「固有名を種類化」ではなく、a/an の形選びの基礎(でも併用されます)。
She is an MBA and a UNESCO consultant.
(彼女はMBAで、ユネスコのコンサルタントだ。)
※ 綴りでなく音で a / an を決める点に注意。
a Kennedy は「ケネディ家の一員(またはそのようなタイプの人)」、the Kennedys は「ケネディ家の一家(複数)」。
He married into the Kennedys, and she is a Kennedy.
(彼はケネディ家に婿入りし、彼女はケネディ家の一員だ。)
※ the + 複数姓=一家・一族、a + 姓=一員/タイプ化。
5-1 物質名詞の用法:数えず、量で言う
物質名詞(mass/material nouns)は、water, rice, air, oil, paper のように
ひとつずつ数えない名詞です。英語ではふつう
複数形(-s)にせず、
a / an も付けません。代わりに
量で言います(例:a bottle of water)。
まずここだけ(最短3ルール)
一般・性質を言うなら Ø + 物質名詞。
Water is essential to life.
(水は生命に不可欠だ。)
場所・前出などで特定できるなら the + 物質名詞 + しばり。
The water in this pond is polluted.
(この池の水は汚れている。)
数えたい・注文したいときは a + 単位 + of + 物質名詞。
I’d like a bottle of water.
(水を1本ください。)
コア用法マップ(Ø / the / 単位+of / 種類⇄量)
- 「〜というもの全体」を語るとき。
- 標語・一般論・説明書で多用。
Salt raises the boiling point of water.
(塩は水の沸点を上げる。)
- 場所・限定語でどれを指すか決まる。
- 会話で「さっきの〜」も the。
Please recycle the paper on your desk.
(机の上のその紙をリサイクルしてね。)
- 容器:a bottle/cup/glass of water
- 形状:a slice/loaf of bread
- 部分:a piece of information(※ information は不可算!)
I had a slice of bread and a cup of tea.
(パンを1切れと紅茶を1杯いただいた。)
- coffee(飲み物一般/液体の量)
- a coffee(1杯)/two coffees(2杯)
- paper(紙という物質)/a paper(論文/レポート/新聞)
Could I get a coffee? I don’t drink much coffee at night.
(コーヒーを1杯ください。夜はあまりコーヒーを飲みません。)
a piece of … で言う。
単位+of 型カタログ(「数える枠」をつける言い方)
物質名詞はそのままでは数えません。容器・切り方・ひとかたまりなどの「単位語」を前に置き、a/an + 単位 + of + 物質名詞 で「1個分」を作ります。
📝 ルール:of の後ろは基本単数形(a piece of advice ✅ / advices ❌)
| カテゴリ | 単位語(英語) | 例(英文) |
|---|---|---|
| 容器(飲み物) | a cup / a glass / a bottle / a can |
a cup of tea / a bottle of water |
| 切り方・形 | a slice / a piece / a chunk / a loaf |
a slice of bread / a chunk of cheese |
| 入れ物・束 | a bag / a box / a pack / a jar |
a bag of rice / a jar of honey |
| 少量・ひと振り | a bit / a touch / a pinch / a splash |
a pinch of salt / a splash of milk |
| 抽象名詞 | a piece / a bit |
a piece of advice / a bit of information |
| 集合名詞系 | a piece / an item / a piece of |
a piece of furniture / an item of clothing |
Could I have a slice of cake and a cup of coffee?
(ケーキを1切れとコーヒーを1杯お願いします。)
a piece of advice / a piece of information / a piece of furniture。
数量詞ライン(物質名詞に使う “どれくらい?” の言い方)
物質名詞は「多い・少ない」を数量詞で表します。感触(カジュアル/フォーマル、ポジ/ネガ)も一緒に覚えると自然に使えます。
🔎 ニュアンス:little(ほとんど無い=否定的)/a little(少しはある=肯定的)。much は否定・疑問で自然(肯定は a lot of が会話的)。
- some=肯定・提案・依頼で柔らかい肯定感。
- any=否定・疑問が基本。「どれでも」の意味でも使う。
- much=否定/疑問/フォーマル肯定。
- a lot of / lots of / plenty of=多い(会話で自然)。
- 依頼:Could I have some water?(お水を少しいただけますか?)
- 否定:We don’t have much time.(時間はあまりない。)
- 強調:a huge amount of data(膨大なデータ)
I have a little time, but not much energy.
(少し時間はあるが、あまり気力はない。)
Do you have any milk? — Sure, some is in the fridge.
(牛乳はありますか?―― うん、少し冷蔵庫にあるよ。)
the を呼ぶトリガー(物質名詞バージョン)
物質名詞に the が付くのは「どれを指すかが分かる」時です。次の4本柱をチェックすれば迷いません。
前置詞句や関係節で絞り込まれている。
The water in this bottle is cold.
(このボトルの水は冷たい。)
一度出た名詞を受けて「その〜」。
I bought water. The water was warm.
(水を買った。その水はぬるかった。)
場面的に1つに決まるもの。
Please open the window to let the air in.
(空気を入れるために窓を開けて。)
世界で一つ/制度上の固有の指標。
The air quality index is improving today.
(今日は空気質指数が改善している。)
禁止・注意ゾーン(うっかりミスを一掃!)
物質名詞は ふつう数えないので、-s をつけたり
a / an を付けたりしません。どうしても「1つ分」を言いたい時は
単位 + of を使います(例:a piece of advice)。
✅ 言い換え:a piece of furniture, a piece of information, a piece of equipment…
hair(髪)
hair は「髪(全体)」なら不可算。hairs は「数本の毛」を数えるときだけ。
Her hair is long. / I found two hairs on the desk.
(彼女の髪は長い/机の上に毛が2本あった。)
paper(紙 / 新聞 / 論文)
paper=「紙(物質)」/a paper=「新聞・論文・レポート(1つの作品)」。
Recycle the paper, and submit a paper by Friday.
(紙はリサイクルして、レポート1本は金曜までに提出。)
time / light / food(s)
- time(時間・不可算)/times(回数・複数)。
- light(光・不可算)/lights(灯り・照明器具)。
- food(食べ物全般・不可算)/foods(食品の種類)。
We tried different foods at the festival.
(その祭りでいろいろな食品の種類を試した。)
data / work / glass
- data は実務では不可算扱い多め(学術では複数扱いも)。
- work(仕事・不可算)/a work(作品)。
- glass(ガラス素材・不可算)/a glass(コップ1個)。
This work is a famous work of art.
(この仕事…ではなく、これは有名な作品だ。)
a piece of advice)。
ミニ判定フロー(3秒で Ø / the / 単位+of を決める)
一般の話?(性質・全体)
→ Ø + 物質名詞
Water is essential.
(水は大切だ。)
どれか特定できる?(場所・前出)
→ the + 物質名詞 + しばり
The water in this glass is warm.
(このコップの水はぬるい。)
数えたい?注文したい?
→ a + 単位 + of + 物質名詞
I’d like a cup of tea.
(紅茶を1杯ください。)
量感だけ言う?(多い/少ない)
→ 数量詞 + 物質名詞
We have a little time but not much energy.
(少し時間はあるが、あまり気力はない。)
🔥 モチベUP:この順で3秒判定を習慣化すると、冠詞ミスがみるみる減ります!
Water is essential to life.
(水は生命に不可欠だ。)
「水というもの全体」を語るので Ø + water(無冠詞)。waters は「海域」など特殊用法になるためここでは不要。
The water in this pond is polluted.
(この池の水は汚染されている。)
in this pond が「どの水か」を絞る限定句。特定できるので the を付ける。
Could I get a glass of water?
(水を1杯いただけますか?)
物質名詞は数えない ⇒ 「a + 単位 + of + 名詞」で「1個分」を作る。ここでは a glass(コップ1杯)。
I had a slice of bread and some butter.
(パンを1切れと少しバターを食べた。)
bread(不可算)は a slice of で可算化。butter は量感だけを言うので some を使用。
I have a little time, but not much energy.
(少し時間はあるが、あまり気力はない。)
a little=「少しはある(肯定)」、much=否定・疑問で自然(肯定なら a lot of が会話的)。
Let me give you a piece of advice.
(ひとつ助言をさせてください。)
advice は不可算なので ✗ an advice。数量は a piece of advice で表す。
Two coffees, please. I don’t drink much coffee at night.
(コーヒーを2杯ください。夜はあまりコーヒーは飲みません。)
飲み物一般=不可算 coffee。杯=a coffee / two coffees として可算化できる。
Recycle the paper, and submit a paper by Friday.
(紙はリサイクルして、レポート1本は金曜までに提出。)
paper=「紙(物質・不可算)」/a paper=「論文・レポート(1本)」で意味が切替。
We collected a huge amount of data.
(私たちは膨大な量のデータを集めた。)
data は実務では不可算扱いが多い。量を強く言うときは a (huge) amount of + 不可算 が便利。
Her hair is beautiful, but I found two hairs on the desk.
(彼女の髪は美しいが、机の上に毛が2本あった。)
集合としての「髪」=不可算 hair。本数を言うときは hairs と可算化。
Please open the window to let the air in.
(空気を入れるために窓を開けて。)
室内という状況で入ってくる「その空気」は場面で一意に決まる ⇒ the air。
Love grows with a little patience.
(愛は少しの辛抱で育つ。)
love は抽象名詞(不可算)。量感を添えるなら a little が“少しはある”の前向きなニュアンスに。
We sampled different foods at the market.
(市場でさまざまな食品の種類を試食した。)
food(食べ物全般・不可算)/foods(種類を数えるときは可算)。「多様性」を示すときに便利。
We bought a piece of equipment and a piece of furniture.
(機器を1台と家具を1点購入した。)
equipment / furniture は不可算(✗ equipments / furnitures)。数量は a piece of … で表す。
5-1 FAQ:物質名詞の用法(Ø / the / a + 単位 + of)
ポイント
物質名詞は数えずに「量」で表すのが基本。Ø(一般)/the(特定)/a + 単位 + of(数える枠)の3本柱を守れば迷いません。
学習効果
“advices / informations / furnitures” などの誤りが一掃され、実務文でも安定します。
bread は「パンという物質」で不可算(数えない)。数量は a slice/loaf/piece of bread のように「単位 + of」で表します。
I bought two loaves of bread and three slices of cheese.
(パンを2斤と、チーズを3切れ買った。)
※ loaf=パン1塊、slice=薄切り、piece=一般的な「ひとかけ・1点」。
「一般のコーヒー(飲み物全体)」は Ø + coffee。会話で「そのコーヒー(特定の分量/カップ)」を指すなら the coffee。
The coffee on the table is cold. / I don’t drink coffee at night.
(テーブルのコーヒーは冷めている。/夜はコーヒーを飲まない。)
特定の位置(on the table)で絞り込める → the を使う。
飲み物を「何杯」と数えるときは可算化(servings)。一方、飲み物そのもの(液体)を表すときは不可算。
Two coffees, please. / I don’t drink much coffee.
(コーヒー2杯ください。/私はあまりコーヒーを飲まない。)
a bottle of water=「水が入ったボトル1本」→中身の量を言う。a water bottle=「水筒/水用のボトル」→物の種類(容器そのもの)。
I bought a bottle of water and a water bottle.
(水1本と水筒を買った。)
はい、不可算なので複数形は不可。数える場合は a piece of ... や an item of ... を使うのが安全です。
I need a piece of information and a piece of advice.
(1件の情報と1つの助言が必要だ。)
※ item は衣類などに相性が良い(an item of clothing)。
「種類」を表すときは複数形にできます。French cheeses(フランスの各種チーズ)、 Italian wines(イタリアの各種ワイン)。the waters は地理・法で「領海」など。
We sampled local wines and traditional cheeses.
(地元のワイン各種と伝統的なチーズ各種を試した。)
Add sugar=材料としての砂糖一般を加える(手順の一般指示)。Add the sugar=前に量取りした/目の前にあるその砂糖を加える(特定)。
Add the sugar you measured earlier.
(先ほど量った砂糖を加えてください。)
基本は 肯定=some、否定・疑問=any。ただし「申し出・依頼」では肯定でも some が柔らかく丁寧。
Do you have any milk? — Yes, some is in the fridge.
(牛乳はありますか?―― はい、少し冷蔵庫にあります。)
詳細は数量詞セクション(5-1)参照。ここでは物質名詞での最小ルールを確認。
- 実務・IT・一般記事:不可算扱い(単数動詞)— Data is …
- 学術・理系論文:複数扱いも依然あり — Data are …
Data is limited in this study, but we collected a large amount of data.
(この研究ではデータは限られているが、多くのデータ量を集めた。)
迷ったら不可算として扱い、量は a large/huge amount of data で表すのが安全。
ふつうは不可算(money is)。法律・金融文書では「資金種別」を表す monies も見られるが日常ではまれ。
Money is tight, so we need a lot of planning.
(お金に余裕がないので、入念な計画が必要だ。)
数えたいときは a sum of money / funds などの言い換えが自然。
luggage / baggage は不可算。a piece of luggage / two pieces of baggage のように数えます。
I have two pieces of luggage to check in.
(預け荷物が2個あります。)
5-2 物質名詞の種類:まず「素材」を見抜く
物質名詞(mass/uncountable nouns)は、形がはっきり数えられないもの(「水・空気・砂糖・木材・情報」など)。英語では基本的に
数えない(Ø)/特定するとき the/数える枠は a + 単位 + of
を使い分けます。
まずここだけ(最短3ルール)
-
一般の性質・全体の話をするときは Ø + 物質名詞
Wateris essential.(水は大切) -
どれを指すか特定できるときは the + 物質名詞
The waterin this bottle is cold.(このボトルの水) -
数えたい・注文したい・具体量を言いたいときは a + 単位 + of + 物質名詞
acupof tea/asliceof bread/apieceof advice
a piece of advice / information / furniture迷ったら「素材かどうか」から考えると速い(液体・粉末・素材名は物質名詞のサイン)。
気体・液体(air / water / oil / gas / steam...)
代表語 air water oil gas steam humidity liquid
気体・液体は形に区切りがない素材なので基本は Ø(無冠詞)。特定の場所や容器で絞ると the、 数えたい/注文したいときは a + 単位 + of を使います。
*gas は米国で「ガソリン」の意味も(gasoline)。
Open the window to let the air in.
(空気を入れるために窓を開けて。)
「部屋に入ってくる空気」と特定できるので the air。
鉱物(gold / silver / coal / iron ore / sand / earth)
代表語 gold silver coal iron ore sand earth(「土」)
鉱物は素材名なので原則 Ø。特定の場所・種類なら the、量や個体は a + 単位 + of。
They found a nugget of gold near the river.
(川の近くで金塊1つを見つけた。)
素材を数えるには「個体化」= a nugget of が便利。
食料(rice / bread / sugar / salt / tea / coffee / chocolate…)
代表語 rice bread sugar salt tea coffee chocolate cheese
食料の多くは不可算(素材としての食べ物)。数量は a + bowl/loaf/slice/bar/cup + of で個体化。 「種類」を言うときだけ複数(foods / wines / cheeses)が使えます。
✗ two breads → 〇 two loaves of bread / two slices of bread
- coffee(飲み物一般・不可算)⇄ a coffee(1杯)
- chocolate(素材・不可算)⇄ a chocolate(1粒の菓子)
We ordered two cups of coffee and a slice of cake.
(コーヒー2杯とケーキ1切れを注文した。)
注文=具体数 → a + 単位 + of で可算化。
材料(wood / paper / cloth / glass / steel / fabric…)
代表語 wood(木材) paper cloth(布) glass(ガラス) steel fabric(生地)
素材そのものは不可算(Ø)。製品・個体は可算化(例:a paper=新聞/論文、a glass=コップ)。
- paper(紙・素材)⇄ a paper(論文/新聞/レポート)
- glass(ガラス・素材)⇄ a glass(コップ1個)
Please hand me a sheet of paper and a glass of water.
(紙1枚と水1杯を取ってください。)
素材(paper)は a sheet of で個体化。a glass は「コップ」という製品名。
その他(不可算の定番:誤りを一掃)
*money は基本不可算。法/金融で monies(資金種別)という複数もあるが日常ではまれ。
We need a piece of equipment and two pieces of luggage tags.
(機器1台と荷物タグ2個分が必要だ。)
✗ equipments は不可。数量は a piece of … で表すのが安全。
よくある多義/地雷早見(素材⇄個体・作品・種類のスイッチ)
同じ語でも「素材(不可算)」「個体/作品(可算)」「種類(複数形)」で意味と形が変わります。迷ったら 素材=Ø 個体/作品=a/an 種類=複数 を当てはめましょう。
| 語 | 不可算(素材・一般) | 可算(個体/作品) | 種類(複数形) | 地雷ポイント / 安全な言い換え |
|---|---|---|---|---|
| paper | 紙(素材)→ Ø paper | 論文・新聞 → a paper | 書類一式 → papers | 素材を数える時は a sheet of paper |
| glass | ガラス(素材)→ Ø glass | コップ1個 → a glass | 照明など複数器具 → glasses | 飲み物は a glass of water |
| coffee | コーヒー(飲み物一般) | 1杯 → a coffee | 各種豆/銘柄 → coffees | 注文は two coffees が自然 |
| chocolate | チョコ(素材・菓子全般) | 一粒/一個の菓子 → a chocolate | 種類 → chocolates | 板チョコ1枚は a bar of chocolate |
| work | 仕事・作業(不可算) | 作品 → a work (of art) | 作品群 → works | 仕事は ✗ works → 〇 a lot of work |
| light | 光(不可算) | 明かり1つ → a light | 照明複数 → lights | 部屋の照明は the lights |
| time | 時間(不可算) | 回数 → a time | 回数複数 → times | 3回は three times |
| experience | 経験(抽象・不可算) | 体験談・出来事 → an experience | 複数の体験 → experiences | 就活では work experience(不可算) |
| hair | 髪(全体・不可算) | 1本の毛 → a hair | 数本 → hairs | 抜け毛1本=a hair |
| chicken | 鶏肉(不可算) | 鶏1羽 → a chicken | 複数羽 → chickens | 料理は chicken(肉) |
| water | 水(不可算) | — | 海域・鉱泉 → waters | 領海=territorial waters |
| business | 商売・用事(不可算) | 会社 → a business | 企業複数 → businesses | 用事がある=have business |
I read a paper on climate change, then recycled the paper.
(気候変動に関する論文を1本読み、その後紙をリサイクルした。)
同じ paper でも、a paper=作品(可算)、paper=素材(不可算)。
ミニ判定フロー(カテゴリ版:3秒で冠詞・形を決める)
- 素材判定:液体(water, oil)・粉末(sugar, rice)・素材名(wood, paper)・抽象(information)ならまず Ø。
- 特定可否:「in this bottle / on the table / you mentioned」などで一意に絞れるなら the。
- 数量化:数えたい/注文したい → a + 単位 + of(a cup of tea、a piece of advice)。
- 種類化:「各種」「銘柄」を言うなら複数(wines, cheeses)。一般素材は不可算のまま。
- 地雷語チェック:information / advice / furniture / equipment / luggage / research / evidence は 複数形にしない。数量は a piece/item of …。
- 多義スイッチ:paper / glass / coffee / chocolate / work / experience は 素材=Ø / 個体=a/an / 種類=複数 で判定。
Could I have a cup of tea and a piece of advice?
(紅茶1杯と助言を1ついただけますか?)
どちらも素材語(tea / advice)。数えたいので a + 単位 + of を使用。
Please throw away the paper on the desk.
(机の上のその紙を捨ててください。)
「机の上」という場所で一意に特定 → the。素材としての紙なので複数にしない。
💬 例文で感覚をつかもう!(5-2 物質名詞の種類)
Water is essential for life.
(水は生命にとって欠かせない。)
ルール1:一般=Ø 「水という物質全体」の話。essential=「とても大切な」。
語注:essential(本質的に必要な),for life(生命にとって)
Please chill the water in this bottle.
(このボトルの水を冷やしてください。)
ルール2:特定=the 「このボトルの」という限定で一意に特定。
語注:chill(冷やす),in this bottle(このボトルの中の)
I’d like a glass of water, please.
(水をコップ1杯お願いします。)
ルール3:数える=a + 単位 + of a glass of=「コップ1杯分」。
語注:I’d like …(…をください),please(お願いします)
There isn’t much smoke now.
(今はあまり煙はない。)
不可算 × 数量詞 smokeは不可算。否定・疑問でmuchが自然。
語注:There isn’t …(…はない),now(今は)
Gold is a soft metal.
(金は柔らかい金属だ。)
素材一般=Ø 素材名は数えずに述べる。
語注:soft(柔らかい),metal(金属)
The gold in this ring is 18-karat.
(この指輪の金は18金だ。)
場所で特定=the 「この指輪の中の金」と限定。
語注:18-karat(金の純度の単位)
They found a nugget of gold near the river.
(川の近くで金塊1つを見つけた。)
個体化 a nugget of=「小さな塊1つ」。
語注:nugget(金塊),near the river(川の近くで)
We bought two loaves of bread and a bar of chocolate.
(パンを2本とチョコを1枚買った。)
不可算を数える枠 loaf=パン1本,bar=板状1枚。
語注:loaves(loafの複数),a bar of(板チョコ1枚)
She had a coffee and we ordered two teas.
(彼女はコーヒー1杯を、私たちは紅茶2杯を注文した。)
飲み物は「1杯=個体」と見なして可算化:a coffee / two teas。
語注:order(注文する),had(飲んだ/食べた)
Add sugar and salt to taste.
(味を見ながら砂糖と塩を加える。)
レシピの一般指示は素材一般=Ø。特定の砂糖なら the sugar。
語注:to taste(好みの味になるまで)
Please recycle the paper on the table.
(机の上の紙をリサイクルしてください。)
場所句 on the table で特定 → the。
語注:recycle(再利用する)
Could you pass me a sheet of paper and a piece of cloth?
(紙1枚と布1枚を取ってくれますか?)
a sheet/piece of … で素材を個体として扱う。
語注:pass(手渡す),cloth(布)
We need a piece of equipment and two pieces of furniture.
(機器1台と家具2点が必要だ。)
✗ equipments/furnitures は不可。数量は a piece of … が安全。
語注:equipment(機器・装備),furniture(家具)
She gave me a piece of advice and a piece of information.
(彼女は私に助言を1つと知らせを1つくれた。)
advice / information は不可算。a piece ofで個数化。
語注:give(与える),advice(助言),information(情報)
Traffic is heavy this morning.
(今朝は交通量が多い。)
traffic は不可算で複数にしない(✗ traffics)。
語注:heavy(激しい/多い)
The waters around the island are rough today.
(その島のまわりの海域は今日は荒れている。)
waters は「海域・鉱泉」などの特別な複数。普通の水=waterは不可算。
語注:rough(荒れている)
5-2 FAQ:カテゴリ別に迷いやすいところを一気に解決
想定シーン注文・レシピ・仕様書・科学説明・旅行案内 など
コア原則Ø(一般)/the(特定)/a + 単位 + of(数量化)
飲み物・食べ物は「1杯・1皿=1つの提供単位」として可算化できます。素材として一般に言うときは不可算(coffee)ですが、注文や回数では可算(a coffee / two coffees)。
Two coffees, please.
(コーヒー2杯お願いします。)
chocolate は「チョコという素材/食品全般」(不可算)。a chocolate は「一粒/一個のチョコ菓子」(可算)。chocolates は「複数個」や「種類」の複数。
I bought a chocolate, but I don’t eat much chocolate.
(チョコを1個買ったけど、チョコ全般はあまり食べない。)
粉・粒・液体は「a + 単位 + of」で個体化します。例:a spoonful of sugar(スプーン1杯の砂糖)、a pinch of salt(塩ひとつまみ)、a bowl of rice(ご飯1杯)、a grain of rice(米1粒)。
Add a pinch of salt and a spoonful of sugar.
(塩をひとつまみ、砂糖をスプーン1杯加えて。)
water は通常不可算の「水」。waters は主に「海域・鉱泉」の意味で使う特別な複数です。
Ships entered the waters near the cape.
(船がその岬の近くの海域に入った。)
paper=「紙(素材)」不可算。a paper=「論文/新聞/レポート」可算。papers=「書類一式・複数の論文」。素材を数えるときは a sheet of paper を使います。
I need a sheet of paper for a paper.
(論文(レポート)用に紙1枚が必要だ。)
glass=「ガラス(素材)」(不可算)、a glass=「コップ1個」(可算)、glasses=「メガネ/複数の照明器具など」(複数)。
This window is made of glass, and I need a glass of water.
(この窓はガラスでできていて、私は水をコップ1杯欲しい。)
学術では複数扱い(the data are)、一般ビジネスでは不可算・単数扱い(the data is)も広く使われます。社内スタイルに合わせて統一するのが安全。
The data is consistent across regions.
(データは地域をまたいでも一貫している。)
The data are consistent across regions. (academic style)
(データは地域をまたいでも一貫している。)
news は不可算・単数扱い(語尾が s でも複数ではない)。「1つの知らせ」は a piece of news が自然です。
I have a piece of news for you.
(あなたに一つの知らせがあります。)
research は基本不可算。「個別の研究」は a study / studies を使うのが安全。researches は「研究活動(動詞/名詞)」として専門分野で見られることもありますが一般文では避けるのが無難。
We conducted a study on consumer behavior.
(消費者行動に関する1件の研究を行った。)
luggage / baggage は不可算。「個数」は pieces of を使います。スーツケースという個体を言うなら suitcases が素直。
I have two pieces of luggage. / I have two suitcases.
(手荷物が2点あります。/スーツケースが2個あります。)
money は不可算の「お金」一般。現金は cash(不可算)。特定用途の資金は funds(複数形が普通)。
We don’t have enough cash, but we can raise funds.
(現金は十分ないが、資金は調達できる。)
ice は通常不可算(氷)。ただし英(BrE)では an ice =「アイスクリーム1つ」の口語が見られます。国際文では an ice cream が安全。
I’ll have an ice cream, please.
(アイスクリームを1つください。)
英語は「数量 → 単位 → of → 物質名」。two liters of water が正しい語順です。
We need two liters of water for the experiment.
(実験には水2リットルが必要だ。)
cheese は素材として不可算。cheeses は「種類・銘柄」の複数で使えます。
This shop sells many cheeses from Europe.
(この店はヨーロッパ産の多くの種類のチーズを販売している。)
5-3 物質名詞の分量の表し方:a + 単位 + of で「数える枠」を作る
5-2で学んだように、物質名詞(water, sugar, paper など)はそのままだと数えにくいものです。
そこで 単位(unit)・容器(container)・計量(measure) を使って
a + 単位 + of + 物質名 の形にすると、1つ・2つ…と数えられるようになります。
単位(unit)=「ひとかたまり」 容器(container)=「入れもの」 計量(measure)=「はかる言葉」 サービング(serving)=「お店で出す1杯・1皿ぶん」
まずここだけ(最短3ルール)
-
基本形はこれ:
数 + 単位(複数OK) + of + 物質名
two cups of water(水2杯) /a sheet of paper(紙1枚) -
複数にするのは「単位」側:物質名は不可算のまま。
✗ two waters → 〇two bottles of water(水2本)
※ 会話で「2杯の水」はtwo watersもOK(サービング扱い)ですが、説明文や書類ではtwo glasses/bottles of waterが無難。 -
語順の鉄則:
数 → 単位 → of → 物質。
✗ water two liters → 〇two liters of water
Two cups of hot coffee, please.
(熱いコーヒーを2杯お願いします。)
数→単位→of→物質 の順。
two large cups of hot coffee=カップが大きい。
two cups of very hot coffee=コーヒーがとても熱い。
I bought a 200-gram bar of chocolate.
(200グラムの板チョコを買った。)
数+単位で前から修飾する時は ハイフン(200-gram)。
ツールボックス(単位カタログ)
迷ったらこの「言い換え辞典」。安全・高頻度の単位を中心にチョイスしています(※小学生向け語注つき)。
Could I have a piece of advice?
(助言を1ついただけますか?)
I’d like a glass of water, please.
(水をコップ1杯お願いします。)
Add a pinch of salt and a spoonful of sugar.
(塩をひとつまみ、砂糖をスプーン1杯加えて。)
Two coffees, please.
(コーヒー2杯お願いします。)
This shop sells many types of cheese.
(この店は多くの種類のチーズを売っている。)
- ✗ two breads → 〇
two loaves of bread - ✗ much coffees → 〇
much coffee/many cups of coffee - ✗ two liters water → 〇
two liters of water - ✗ advices → 〇
a piece of advice
We bought two loaves of bread.
(パンを2本買った。)
5-3 組み立て文法:a + 単位 + of に修飾語を“正しく”はめる
量の英語は「型」→「部品をはめる」の順で組み立てると迷いません。
まず 数 → 単位(可算) → of → 物質名(不可算)。形容詞や数値は「どこに掛かるか」で置き場所が変わります。
基本フォーマ(まずはこの式)
[数] [(大きさ)形容詞] [単位] of [(温度・味)形容詞] [物質名] (+ 場所/条件)
two large cups of hot coffee (on the table)
=(大きめの)カップ2杯の(熱い)コーヒー(テーブルの上の)
数 → 単位 → of → 物質
✗ water two liters → 〇 two liters of water
Two liters of water are enough.
(水2リットルで足ります。)
物質名(water, sugar)は不可算のまま。
We bought two bottles of water.
(水2本を買った。)
形容詞の掛かり先:単位に掛ける? 物質に掛ける?
| 文 | 意味(どこに掛かる?) | 語注(小学生向け) |
|---|---|---|
two large cups of hot coffee |
「カップが大きい」→ カップのサイズ | large=大きい(容器の大きさ) |
two cups of very hot coffee |
「コーヒーがとても熱い」→ 中身の温度 | hot=熱い(中身の性質) |
I ordered two large cups of coffee.
(大きめのカップ2杯のコーヒーを注文した。)
Please bring two cups of very hot coffee.
(とても熱いコーヒーを2杯持ってきてください。)
ハイフン表記:200-gram / 3-liter の形
数+単位で名詞を前から修飾するときはハイフンでつなぎ、単位は複数形にしません。
a 200-gram bar of chocolate
(200グラムの板チョコ)
a 3-liter bottle of water
(3リットル入りの水のボトル)
a 10-year plan
(10年計画)
[数-単位]は形容詞ブロック。名詞の前では複数の s を付けない(例:200-gram、× 200-grams)。
分数・小数の置き方:half / quarter / 1.5
half a cup of water
(水半分のカップ=半カップ)
米口語で a half cup of water も可。学習初期は half a cup of が安全。
a quarter of a kilo of cheese
(チーズ4分の1キロ=250g)
We need 1.5 liters of water.
(水が1.5リットル必要だ。)
1を超えるので単位は複数形(liters)。
We drank one and a half liters of water.
(水を1.5リットル飲んだ。)
数量まわりの補助語:another / one more・each / per
I’ll have another cup of tea.
(紅茶をもう1杯ください。)
another=もう1つ(会話で自然)/one more は数量を強調。
Could you give me one more piece of paper?
(紙をもう1枚いただけますか?)
Each cup contains 200 ml.
(それぞれのカップには200ミリ入っている。)
The fee is 1000 yen per person.
(料金は1人あたり1000円です。)
実務・説明文では per がよく使われ、会話では each も自然。
of の省略は基本しない
✗ a spoonful sugar / ✗ a cup tea
✗ a spoonful sugar
✗ a cup tea
a spoonful of sugar
a cup of tea
(砂糖スプーン1杯/紅茶1杯)
複合の積み上げ:サイズ × 本数 の並べ方
推奨:[数][ハイフン付きサイズ][単位(複数)] of [物質] の順でスッキリ。
two 500-ml bottles of water
(500mlのボトル2本の水)
× two bottles of 500 ml of water(of が重なって読みにくい)
two bottles of 500 ml of water
[数] [サイズ-単位] [容器(複数)] of [物質] → two 330-ml cans of soda / three 1-liter bottles of milk
仕上げ(総合例)
Please bring two large bottles of very cold water for the team.
(チーム用に、大きなボトル2本分のよく冷えた水を持ってきてください。)
語順:数→単位(容器+複数)→of→物質+性質→目的/条件。
💬 例文で感覚をつかもう!(5-3 物質名詞の分量)
I’d like a glass of water, please.
(水をコップ1杯お願いします。)
🔎 語注(小学生向け):glass=コップ / please=お願いします
Please bring two large cups of hot coffee.
(大きめのカップ2杯の熱いコーヒーを持ってきてください。)
🔎 語注:large=大きい / bring=持ってくる
Could I have a piece of advice?
(助言を1ついただけますか?)
🔎 語注:piece=ひとかけ / advice=助言
I had a slice of bread and a bar of chocolate.
(パンを1切れ、チョコを1枚食べた。)
🔎 語注:had=食べた/飲んだ
Please hand me a sheet of paper.
(紙を1枚取ってください。)
🔎 語注:hand me=手渡す / sheet=うすい1枚
We bought two bottles of water.
(水2本を買った。)
🔎 語注:bought=買った
We need three liters of milk.
(牛乳が3リットル必要だ。)
🔎 語注:need=必要とする / liter=リットル
Add a pinch of salt and a spoonful of sugar.
(塩をひとつまみ、砂糖をスプーン1杯加える。)
🔎 語注:add=加える
Could you give me half a cup of rice?
(お米を半カップいただけますか?)
🔎 語注:give=渡す/与える / rice=米/ご飯
We bought two 500-ml bottles of soda.
(炭酸飲料を500mlボトル2本買った。)
🔎 語注:soda=炭酸飲料
Two coffees, please.
(コーヒー2杯お願いします。)
🔎 語注:please=お願いします
Most of the water evaporated.
(水のほとんどが蒸発した。)
🔎 語注:evaporate=蒸発する
This is a kind of music I love.
(これは私が大好きな一種の音楽だ。)
🔎 語注:kind=種類 / love=愛する/大好き
She bought a bar of chocolate for the trip.
(彼女は旅行のためにチョコを1枚買った。)
🔎 語注:trip=旅行
Add a drop of oil to the hinges.
(ちょうつがいに油を1滴さして。)
🔎 語注:hinges=(ドアの)ちょうつがい
Have a handful of nuts as a snack.
(おやつにナッツをひとにぎりどうぞ。)
🔎 語注:snack=軽食/おやつ
All I want is a little bit of your love.
(欲しいのは、あなたの愛をほんの少しだけ。)
🔎 語注:all I want=私が欲しいすべて / love=愛
5-3 FAQ:分量の英語をブレずに言うコツ
型
数 + 単位 + of + 物質名
周辺表現
less/fewer/the amount/number of/half (of)/% of/about/between/up to/…’s worth of
位置文章中・命令文・ラベル表示にも対応
less + 不可算/fewer + 複数(=単位や入れ物)。
We need less water but fewer bottles.
(水はもっと少なく、ボトルはより少ない本数でよい。)
- the amount of + 不可算:量(体積・重さ)。
- the number of + 複数名詞:個数・本数。
The amount of water increased, and the number of bottles decreased.
(水の量は増え、ボトルの本数は減った。)
half of + 特定の集合=「その全体の半分」。/half a + 単位 + of=計量カップ基準の「半分」。
We drank half of the water.
(その水の半分を飲んだ。)
We need half a cup of sugar.
(砂糖が半カップ必要だ。)
- some + 不可算/複数(肯定・申し出)
- any + 不可算/複数(疑問・否定)
- much + 不可算/many + 複数
- a lot of / lots of(どちらにもOK、口語的)
Do we have any milk?
(牛乳はいくらかありますか?)
We have many bottles of milk but not much milk left.
(牛乳のボトルはたくさんあるが、牛乳そのものは多く残っていない。)
- enough + 不可算:中身そのものの量(enough water)。
- enough + 複数(単位):本数・個数(enough bottles)。
We don’t have enough water.
(水が足りない。)
We don’t have enough bottles of water.
(水のボトルが足りない。)
- 20% of + 特定名詞:その集合の2割。
- a 20% + 名詞:形容詞化(ハイフン不要/%はそのまま)。
Twenty percent of the water evaporated.
(水の20%が蒸発した。)
We made a 20% sugar solution.
(砂糖20%の溶液を作った。)
名詞+名詞(water bottle)=「水用のボトル」(種類名)。/a bottle of water=「水が中身のボトル」(中身)。
I bought a bottle of water and a new water bottle.
(水の入ったボトルと新しい水筒を買った。)
材料リストは表記の省略可(200 g sugar)。文章では 200 grams of sugar が安全。
Add 200 grams of sugar to the bowl.
(ボウルに砂糖を200グラム加える。)
X per Y=YあたりX(速度・比率)。技術・説明文で多用。
The pump delivers 10 liters per minute.
(そのポンプは1分あたり10リットルを送る。)
- about/around 2 liters(約2L)
- between 2 and 3 liters(2〜3L)
- up to 5 liters(最大5L)
Drink about two liters of water a day.
(水を1日に約2リットル飲みなさい。)
Add between two and three cups of flour.
(小麦粉を2〜3カップ加える。)
[金額]’s worth of + 名詞=「[金額]分の〜」。不可算にも可算にも使える。
We bought ten dollars’ worth of apples and five dollars’ worth of rice.
(リンゴを10ドル分、米を5ドル分買った。)
原則:[数][サイズ-単位][容器(複)] of [中身] にまとめるとスッキリ。
We ordered two 330-ml cans of soda.
(炭酸飲料を330ml缶を2本注文した。)
- a little / little + 不可算(液体・粉などの「少量」)
- a few / few + 複数(カップ・ボトルなど「少数」)
We have a little milk but few cups.
(牛乳は少しあるが、カップはほとんどない。)
おすすめ:[数][サイズ-単位][容器] of [程度/温度/味] [中身]。
Please prepare three 1-liter bottles of very cold water.
(とても冷たい水の1リットルボトルを3本用意してください。)
6. 抽象名詞(Abstract Nouns)とは?
抽象名詞=形がない概念・気持ち・状態(例:love, happiness, advice, research)。
基本は 不可算ですが、出来事化(a success)/種類化(types of support)で可算にも。
a/an/③量?→a piece of …。
6-1 抽象名詞の種類:形のない「コト」を見える化
抽象名詞 (abstract noun) とは、目に見えないもの・心の動き・状態・活動の名前です。例: love(愛), happiness(幸せ), advice(助言), research(研究), freedom(自由)など。 多くは 不可算(数えない)ですが、出来事の1回分や種類として扱うときは a/an が付いて可算になります。
🔎 小学生にも:抽象=形がない/不可算=1個2個と数えない/種類=タイプのこと
まずここだけ:抽象名詞の 最短3ルール
-
一般の話は Ø(無冠詞) が基本。
例)Happiness matters.(幸せは大切だ) -
一件・出来事は a/an + 名詞(可算化)。
例)We had a success.(成功が1回あった) -
量を数えるときは a + 枠 + of + 名詞(partitive)。
例)a piece of advice(助言ひとつ)/a bit of luck(少しの運)
量や個数は
a piece of …、研究1件は a study を用いる。
a) 性質・状態(Qualities & States)
人の性質や心の状態、社会の状態など。「形がない特徴」を表します。
代表語 love(愛) life(生命) truth(真実) beauty(美) honesty(正直) bravery(勇気) kindness(親切) freedom(自由) childhood(幼年期) friendship(友情)
語尾の合図 -th-ty-ness-dom-hood-ship
- 一般論は不可算:Love is powerful.
- 一件の行いで可算:an act of kindness(親切1回)
- 種類で複数:different truths(様々な真理)
Freedom is precious.
(自由は貴重だ。)
「自由という概念」=一般論なので Ø(無冠詞)。
b) 動作・行為・過程(Actions & Processes)
行為そのもの/過程/結果を表す語。
代表語 advice(助言) success(成功) stay(滞在) choice(選択) driving(運転) sale(販売) movement(運動) flight(飛行) creation(創造) agreement(同意)
語尾の合図 -ing-ion-ment
- 過程名は不可算:driving / movement(一般)
- 出来事は可算:a stay / a choice / a sale / a flight / an agreement
- advice は不可算 → a piece of advice で数える
We reached an agreement yesterday.
(私たちは昨日合意1件に達した。)
具体的に「1件の合意」→ a/an を付ける。
c) 学問・分野(Academic Fields)
教科・研究分野の名前。語尾が -ics / -logy だと抽象名っぽい。
代表語 science(科学) physics(物理学) mathematics(数学) sociology(社会学) world history(世界史) philosophy(哲学) physical education(体育)
- 学科名は単数扱いが基本:Physics is difficult.
- 種類・分野で複数:the sciences(諸科学)
- コースや授業は可算:a physics course
Mathematics is essential in engineering.
(数学は工学に不可欠だ。)
教科名=一般論なので 単数扱い が自然。
d) スポーツ・活動(Sports & Activities)
競技名・活動名は「その競技という概念」=不可算が基本。
代表語 tennis(テニス) baseball(野球) golf(ゴルフ) soccer(サッカー)
- 一般:I play tennis.(✗ a tennis)
- 試合は可算:a tennis match / two soccer games
- 動名詞=活動名:swimming / running(不可算)
She won a tennis match today.
(彼女は今日テニスの試合1つに勝った。)
「試合1件」という出来事 → a/an を付ける。
e) 病名(Diseases & Conditions)
病名は「病気という状態」=不可算・冠詞なしが基本。
代表語 lung cancer(肺がん) leukemia(白血病) flu(インフルエンザ) measles(はしか)
- 一般:He has cancer.(冠詞なし)
- 一件の症例:a case of lung cancer
- 一般的な軽い病気は可算:a cold / a fever
- measles は語形は複数でも 単数扱い が普通
The hospital reported a case of lung cancer.
(その病院は肺がんの症例1件を報告した。)
病名を「症例という枠」に入れて数える= a case of。
6-1-A 不可算 ⇄ 可算の切替ポイント
同じ単語でも、一般(全体の話)なら不可算、一件・個体・作品・種類として言うと可算になります。
🔎 小学生にも:一般=全体/一件=1回・1つ/作品=作られた1点。
experience(経験/体験)
「経験という力」=不可算/「体験談1つ」=可算
- 不可算:She has a lot of experience.(経験が豊富)
- 可算:It was an experience I’ll never forget.(忘れられない体験1つ)
work(仕事/作品)
「仕事の量」=不可算/「作品1点」=可算
- 不可算:We have too much work today.(仕事が多い)
- 可算:A work of art was displayed.(芸術作品1点)
change(変化/変更・おつり)
「変化という現象」=不可算/「1回の変更」=可算。※「小銭・おつり」も不可算
- 不可算:Change takes time.(変化には時間がかかる)
- 可算:We made a change to the plan.(計画に変更1つ)
hope(希望)
「希望という気持ち」=不可算/「いくつかの望み」=複数可算
- 不可算:We still have hope.(希望はまだある)
- 可算:Her hopes and fears(いくつかの望みと不安)
interest(興味/関心分野・利子)
「興味」=不可算/「関心分野が複数」=可算複数/金融の「利子」=不可算
- 不可算:He showed great interest.(強い興味を示した)
- 可算:She has many interests, including music.(音楽など多くの関心分野)
difficulty(困難)
「困難という状態」=不可算/「諸問題」=複数可算
- 不可算:There is little difficulty now.(今はほとんど困難がない)
- 可算:We faced several difficulties.(いくつかの問題に直面した)
6-1-B 語尾で推測:見た目から抽象名を見抜く
すべてに当てはまるわけではありませんが、語尾(終わりの形)には抽象名詞のサインが多いです。
🔎 小学生にも:-ness は「〜さ」、-ment は「〜という状態・結果」、-ion は「〜すること」。
| グループ | 語尾の合図 | 代表語(意味) |
|---|---|---|
| 性質・状態 | -th -ty -ness -dom -hood -ship | truth(真実) honesty(正直) kindness(親切さ) freedom(自由) childhood(幼年期) friendship(友情) |
| 行為・過程・結果 | -ing -ion/-sion -ment -al -ance/-ence | driving(運転) creation(創造) agreement(同意) approval(承認) evidence(証拠) |
| 学問・分野 | -ics -logy | physics(物理学) mathematics(数学) sociology(社会学) biology(生物学) |
| 注意 | 語尾はヒントであって絶対規則ではない。辞書とセットで確認しましょう。例:success は状況により不可算/可算 | |
Honesty is important in our team.
(私たちのチームでは正直さが大切だ。)
語尾 -ty の honesty は「性質」を表し、一般論だから Ø。
We saw a sudden improvement in quality.
(品質に突然の向上が見られた。)
improve+-ment=名詞化。具体の「一回の向上」なら a が付くことも。
6-1-C 自然な「動詞+抽象名」
単語を正しく選ぶと、文章がぐっと自然に。よく結びつく動詞(コロケーション)を覚えましょう。
🔎 小学生にも:give advice=「助言を与える」のように、ペアで覚えるとラク。
助言・研究まわり
- give / take advice(助言する/助言を受ける)
✗ advices → 〇 a piece of advice - do / conduct research(研究を行う)
✗ make research は不自然 - make progress(進歩する)
進歩は不可算:much/little progress
Could you give me a piece of advice?
(助言を1ついただけますか?)
We conducted research on consumer behavior.
(消費者行動に関する研究を行った。)
合意・成功/失敗まわり
- reach an agreement(合意に達する)
make an agreement も可だが reach が自然 - achieve success(成功を収める)
- suffer a failure / experience a failure(失敗を経験する)
They finally reached an agreement.
(彼らはついに合意に達した。)
She achieved success after years of effort.
(何年もの努力の末に彼女は成功を収めた。)
知識・情報・証拠まわり
- gain knowledge(知識を得る)
- share information(情報を共有する)
✗ informations → 〇 a piece of information - collect / gather evidence(証拠を集める)
集合体で a body of evidence
We gathered a body of evidence.
(私たちは多くの証拠を集めた。)
Let’s share information regularly.
(定期的に情報共有をしよう。)
分析・評価語まわり
- assess risk(リスクを評価する)
- mitigate impact(影響を抑える)
- monitor progress(進捗を監視する)
We need to mitigate the impact on users.
(ユーザーへの影響を和らげる必要がある。)
Please monitor progress weekly.
(毎週進捗を確認してください。)
6-1 ミニ判定フロー:3秒で「Ø / a / of / 複数」を決める
抽象名詞は「形がないコト」。まず一般か一件か、それとも量・種類かを見分ければ、迷いは消えます。
🔎 小学生にも:一般=全体の話/一件=1回の出来事/量=どれくらい/種類=タイプ
- 抽象かどうか判定:形がない気持ち・性質・活動・状態? → 抽象名の可能性大(例:happiness, success, permission)
-
一般論は Ø:全体について語るときは無冠詞。
例)Progress takes time.(進歩には時間がかかる) -
一件は a/an:出来事・個体・作品の「1つ」。
例)We made a decision.(決定を1つした) -
量は a + 枠 + of:a piece of advice / a bit of luck / a body of evidence。
例)I need a piece of advice.(助言を1つ欲しい) - 種類は複数:different types of feedback / various successes など。
- 地雷語を回避:progress / feedback / permission / homework / evidence / information は複数にしない(※用法差はFAQへ)。
She made a choice after getting feedback.
(彼女はフィードバックを受けて選択を1つした。)
一件=a choice/量や一般=feedback(不可算)
Permission is required to access the lab.
(研究室に入るには許可が必要だ。)
permission は概念=一般 → Ø。
6-1 FAQ:抽象名詞で迷いやすいポイントを一気に解決
範囲成功・進歩・許可・宿題・行動様式・詳細・証拠・損害・部屋/空間 など
原則一般=Ø/一件=a/量=a + 枠 + of/種類=複数
success は「成功という概念」では不可算、個々の成果を言うときは可算(a success / two successes)。
Our campaign was a success.
(私たちのキャンペーンは成功だった(成功1件)。)
一般論:Success requires effort.(成功という概念)→ Ø
progress は不可算が基本。a progress や progresses は普通使いません。コロケーションは make progress / monitor progress。
We are making progress.
(私たちは進歩しつつある。)
量を強める:significant progress, steady progress
permission は「許可という状態・概念」(不可算)。a permit は「許可証(紙/カード)」で可算。
Permission is required. / You need a permit.
(許可が必要です。/許可証が必要です。)
小学生にも:概念=見えない → permission/カード=見える → a permit
homework は不可算。個数は a piece of homework でもOKですが、自然なのは an assignment / a task。
We have an assignment due tomorrow.
(明日締め切りの課題が1つある。)
学校では「課題=assignment」が便利。
米語では behavior は不可算が普通。英語(英)では種類を表すとき behaviours もあります。
His behavior has improved.
(彼の行動様式は良くなった。)
「いろいろな型」を言うなら BrE で different behaviours も可。
information は不可算の「情報」。個々の項目は detail(s) で数えます。
Please send the details when you have more information.
(さらに情報があれば詳細を送ってください。)
✗ informations → 〇 more information / further information
evidence は「証拠(材料)」で不可算が普通。proof は「証明(決定的な裏づけ)」で不可算/可算両方(数学の a proof など)。
We have enough evidence, but not definitive proof.
(証拠は十分あるが、決定的な証明はない。)
集合で言うなら a body of evidence が便利。
damage は「損害」=不可算。damages は法務で「損害賠償金」(複数形で固定)。
The storm caused severe damage. She claimed damages.
(嵐でひどい損害が出た。彼女は損害賠償金を請求した。)
保険・法務でよく出る区別。意味がガラッと変わるので注意。
room が「空間・余地」なら不可算、物理的な「部屋」なら可算で a room。
There isn’t enough room here. / We booked a room.
(ここには十分なスペースがない。/部屋を1室予約した。)
見えない抽象=不可算/見える物体=可算の好例。
feedback は「評価・反応の総体」(不可算)。opinion は「意見1つ」(可算)。
We collected feedback and several opinions.
(フィードバックといくつかの意見を集めた。)
「数える必要があるか」で判断:総体=不可算、個々=可算。
6-2 抽象名詞の用法:どこに置く?どうつなぐ?
抽象名詞は目に見えない「コトの名前」(love, progress, permission など)。英語では、
主語・補語/目的語/前置詞句/名詞化パターン
の4つの使い方が中心です。土台は Ø(一般)・the(特定)・a(1件) の切替。
最短3ルール(まずはここだけ)
-
一般論=Ø(無冠詞)
Progress takes time.
(進歩には時間がかかる。)
「進歩というもの全体」の話だから Ø。語注:progress=進歩(不可算)
-
特定できるとき=the
We reviewed the evidence you sent.
(あなたが送ってくれたその証拠を確認した。)
説明(you sent)で「どの証拠か」一意に決まる→ the。
-
「1件・1回」は a/an
They reached a decision last night.
(彼らは昨夜決定を1つ下した。)
出来事1つ→ a decision。語注:decision=決定(可算)
a piece of / a body of で安全に。
用法マップ(4大パターン)
概念を“主役”にする/説明に置く
一般論は Ø が基本。形容詞で意味を絞ると論文・レポート風に。
Honesty is essential.
(正直さは不可欠だ。)
概念一般なので Ø honesty。essential=とても大切
Her fear is the problem.
(彼女の恐れが問題だ。)
補語(=の右側)に抽象名を置いて主語を説明。
動詞+抽象名は“固定ペア”で覚える
英語らしい言い方:make progress / reach an agreement / give permission など。
We made progress last week.
(先週進歩した。)
✗ do progress → 〇 make progress
They reached an agreement quickly.
(彼らはすぐに合意に達した。)
出来事1件 → an agreement。
セットで覚えると一瞬で言える
in danger / under pressure / at risk / on purpose / by accident など“お決まり”が多い。
The team is under pressure.
(チームはプレッシャーの下にある。)
under=下に→「圧力の下」→精神的に圧がかかる
He did it on purpose, not by accident.
(彼はそれをわざとやった。うっかりではなく。)
on purpose=意図して/by accident=偶然に
文を“名詞のかたまり”に変える
よく使う型:the fact that + SVthe decision to dothe possibility of doing
We respect the decision to postpone the event.
(イベントを延期するという決定を尊重する。)
to+動詞=「〜すること」
We can’t ignore the possibility of failing.
(失敗する可能性を無視できない。)
of+-ing=「〜することの…」
言葉の決まった組み合わせ
コロケーション=よく一緒に使われる言葉のペア/セット。
例:make と progress は相性がよく、make progress と言います(✗ do progress)。
小学生にも:「いつも一緒にくっつく言葉」=そのまま覚えるのが近道!
「合意に達する」「許可を与える」など、動詞がほぼ固定です。
They reached an agreement after the meeting.
(会議の後、彼らは合意に達した。)
reach(到達する)+agreement(合意)
「進歩する」は make progress。「影響を与える」は have an impact。
The new policy had an impact on our sales.
(新しい方針は売上に影響を与えた。)
impact=影響/mitigate=弱める
不可算の抽象名詞と相性の良い動詞をセットで。
We gathered evidence to support the claim.
(主張を裏づけるため証拠を集めた。)
evidence=証拠(不可算)/proof=証明(可算/不可算)
心に関する抽象名詞は「動詞+前置詞」の形もよく使います。
They fell in love at first sight.
(彼らは一目で恋に落ちた。)
at first sight=一目見て
冠詞と修飾のミニガイド:Ø / the / a と形容詞・of句
抽象名詞は「なにを」「どれを」話しているかで形が変わります。基本のスイッチは Ø(一般)/the(特定)/a(1件)。 さらに 形容詞 と of 句 で意味をくっきりさせます。
Love is powerful.
(愛は力強い。)
一般論=Ø(無冠詞)
We admired the courage of the firefighters.
(私たちは消防士たちのその勇気に感服した。)
どの勇気か特定 → the
It was a success.
(それは成功だった。)
一件・一例 → a
strong evidence / clear evidence / compelling evidence
(強い/明確な/説得力のある証拠)
形容詞で「どれくらい・どんな性質」をハッキリ
a deep love / unconditional love
(深い愛/無条件の愛)
a sense of humor / a lack of time / the risk of failure
(ユーモアのセンス/時間の不足/失敗のリスク)
名詞+of+名詞 で「〜の…」を自然に
フォーム変換トレ:動詞/形容詞 → 名詞 + 名詞化の型
英語は「形を変えて」意味を保つのが得意。decide → decision のように品詞変換を覚えると表現力がグンと広がります。 小学生にも:形を着替えるイメージ。服が変わっても中身(意味)は同じ!
-ion/-tion/-sion:create→creation|decide→decision|inform→information
-ment:move→movement|agree→agreement
-al/-ure:approve→approval|fail→failure
We made a decision after careful discussion.
(慎重な議論の後、私たちは決定を下した。)
動詞(decide, discuss)→ 名詞(decision, discussion)
-ness:kind → kindness|happy → happiness(y→i)
-ty/-ity:safe → safety|equal → equality
-dom/-hood/-ship:free → freedom|child → childhood|friend → friendship
They value honesty and kindness.
(彼らは正直さと親切さを大切にする。)
honest → honesty/kind → kindness
the fact that + S V(…という事実)
the decision to + 動詞原形(…する決定)
the possibility of + 動名詞(…する可能性)
We cannot ignore the fact that prices are rising.
(物価が上がっているという事実を無視できない。)
She supported the decision to expand the team.
(彼女はチーム拡大という決定を支持した。)
伝えたいことが行為なら decide のように動詞ベースで書くとスッキリ!
前置詞句コンパス:意味の “方向” をつかむ
抽象名詞は in / on / at / by / under などとセットでよく使います。
小学生にも:前置詞は「方向のしるべ」。in=中に、under=下で など、イメージで覚えると速い!
「ある状態の内側」。状況に“包まれている”イメージ。
Many families are in need of support.
(多くの家族が支援を必要としている状態にある。)
in need=助けが必要な「中にいる」状態
The idea works in practice, not just in theory.
(その考えは理論上だけでなく実践でも機能する。)
on=接触/at=一点/by=手段・原因/under=下に
He broke it by accident, not on purpose.
(彼はそれをうっかり壊したのであって、わざとではない。)
by=原因・手段/on=意図に“触れて”いるイメージ
The project is under control now.
(プロジェクトは今、管理下にある。)
「道具・気持ち・条件」を持つ/持たない。
Please proceed with caution.
(注意して進めてください。)
with=道具や方法を“連れて”
Do not enter without permission.
(許可なく立ち入らないでください。)
for=目的/of=〜の/within=範囲内/beyond=外側/against=反対
Please keep it for reference.
(それは参考用に保管してください。)
for=目的の矢印が“先”を向くイメージ
His honesty is beyond doubt.
(彼の正直さは疑いの余地がない。)
ミニ判定フロー:冠詞 → 位置 → 前置詞 → 名詞化
文章を作る前に4つのスイッチを順番にチェック。小学生にも:標識を順に見るイメージで進めよう!
- 特定? きのう集めた証拠=特定 → the evidence
- 一件? 決定は1つ → a decision
- どこに置く? 目的語(O)で動詞ペア → make a decision, review the evidence
- 接続:時表現・前置詞で自然に
We made a decision after reviewing the evidence.
(その証拠を確認した後、私たちは決定を一つ下した。)
- 一般? 愛という概念一般 → Love
- どこに置く? 主語(S)にしてメッセージ性UP
- 前置詞句:時間とともに=with time
Love grows with time.
(愛は時間とともに育つ。)
- どこに置く? 目的語として“事実”を受けたい
- 名詞化の型:the fact that + S V
We cannot ignore the fact that prices are rising.
(物価が上がっているという事実を無視できない。)
この順で考えると、抽象名詞の文章は3秒で骨格が決まる!
💬 例文で感覚をつかもう!(6-2 抽象名詞の用法)
Patience leads to better results.
(がまん強さは、より良い結果をもたらす。)
一般論=Ø 概念全体の話なので冠詞なし。patience=忍耐・がまん
語注:lead to(〜につながる),result(結果)
The motivation you showed yesterday inspired us.
(あなたが昨日見せたそのやる気に、私たちは刺激を受けた。)
「yesterday」で説明されておりどのやる気か特定 → the motivation。
語注:inspire(やる気を与える/刺激する)
Her biggest strength is the ability to focus.
(彼女の最大の強みは、集中する力だ。)
to + 動詞=「〜すること」。抽象名詞 ability を不定詞で具体化。
語注:strength(強み),focus(集中する)
We made progress after the workshop.
(ワークショップの後、私たちは進歩した。)
make progress が自然(✗ do progress)。progress=進歩(不可算)
語注:workshop(勉強会/研修)
They reached a consensus in the end.
(最終的に、彼らは合意を1つ得た。)
出来事を「1件」で数える → a consensus。consensus=合意
語注:in the end(結局/最後には)
The team worked under pressure but stayed in control.
(チームはプレッシャーの中で働いたが、落ち着いて対処した。)
under = 下で(圧力の下)/in control = 制御の内側のイメージ。
語注:stay(〜のままでいる)
She did it on purpose, not by accident.
(彼女はそれをわざとした。うっかりではない。)
on purpose=意図に“触れて”/by accident=原因・手段を表す by。
We cannot ignore the fact that prices are rising.
(物価が上がっているという事実を無視できない。)
文(SV)を the fact that + SV で名詞のかたまりにする。
We respect the decision to postpone the launch.
(私たちは発売を延期するという決定を尊重する。)
decision to + 動詞原形=「〜する決定」。postpone=延期する/launch=発売・開始
We must reduce the risk of failing in public.
(人前で失敗するリスクを減らさなければならない。)
the risk of + 動名詞=「〜する危険」。reduce=減らす/in public=公の場で
We need clear evidence to proceed.
(先へ進むには、はっきりした証拠が必要だ。)
形容詞+抽象名詞で具体性UP。clear=明確な/evidence=証拠(不可算)
She has a sense of humor, not a lack of it.
(彼女にはユーモアのセンスがある。それが足りないわけではない。)
a sense of 〜(〜の感覚)/a lack of 〜(〜の不足)。
Please act with confidence and reply without delay.
(自信を持って行動し、すぐに返信してください。)
with=道具・方法/without=〜なしで。抽象名詞を自然に副詞化。
Love grows with time and through trust.
(愛は時間とともに、そして信頼を通して育つ。)
一般=Ø の Love。with time=時間を“連れて”/through trust=信頼を“通って”。
6-2 FAQ:抽象名詞の用法まわりの「ここが知りたい」
テーマ
effect/affect の違い/risk of の型/access と approach/「increase in/of/by」の前置詞/「制度全体」の the など。
小学生にもわかるように:むずかしい言葉は“たとえ”や“イメージ”で 丁寧に解説します。
effect(名詞)=結果・影響 / affect(動詞)=影響を与える
小学生にも:effect=「できあがった結果」/affect=「影響をあたえる動き」
This policy has a big effect on productivity.
(この方針は生産性に大きな影響[結果]がある。)
This policy affects productivity.
(この方針は生産性に影響を与える。)
基本は the risk of + 動名詞。✗ the risk to do は不自然(「〜するための危険」になりやすい)。
We must reduce the risk of making mistakes.
(間違いをするリスクを減らさなければならない。)
- in + 対象:何が増えた? increase in sales
- of + 数値:どれくらい? an increase of 10%
- by + 差分:どれだけ増えた? sales increased by 10%
There was an increase in sales of 10% last quarter.
(前四半期、売上に10%の増加があった。)
access to 〜 は不可算(✗ an access)。an approach to 〜 は可算で「やり方・道筋」。
We need better access to information.
(情報へのアクセスをもっと良くする必要がある。)
We tried a new approach to problem-solving.
(問題解決への新しいアプローチ[方法]を試した。)
permission=「していいよ(許可)」/approval=「よいと認める(承認)」。許可はGOサイン、承認は評価OKのハンコ。
I got permission to leave early.
(早退する許可を得た。)
We received approval of the budget.
(予算の承認を受けた。)
effectiveness=「目的を達成できる度合い(効果)」/efficiency=「ムダなくできる度合い(効率)」。 効果=ゴールに届くか/効率=燃費がよいか
We measured the effectiveness of the campaign.
(そのキャンペーンの効果を測定した。)
We improved operational efficiency.
(業務の効率を改善した。)
- influence/effect/impact on A(Aへの影響)
- result in B(Bという結果に終わる)/result from A(Aが原因で生じる)
- the cause of A(Aの原因)/the reason for A(Aの理由)
The policy had a positive impact on education.
(その政策は教育に良い影響を与えた。)
The delay resulted in higher costs.
(遅れはより高い費用という結果になった。)
「地球の環境」「国の経済」のように世界共通・一つの体系を指すとき、the で「その全体」を特定します。
We must protect the environment.
(私たちは環境を守らなければならない。)
lack of A=抽象的に「Aが足りない状態」。shortage of A=現場で数えられる不足(在庫・人手など)。
There is a lack of trust.
(信頼の不足がある。)
We face a shortage of nurses.
(看護師の不足に直面している。)
一般論は behavior(不可算:米語)。「いくつかの型・パターン」を区別するときは behaviors(複数、特に学術)。“種類”を数えるときだけ -s
We studied different behaviors of the system.
(そのシステムのさまざまなふるまい方を研究した。)
どちらもOK。It is a pleasure to … は読みやすい「形式主語」。-ing 主語はフォーマルで硬めになることも。
It is a pleasure to meet you.
(お会いできて光栄です。)
Meeting you is a pleasure.
(あなたに会うことは光栄です。)
6-3 抽象名詞の「程度・量」の表し方
抽象名詞(progress, risk, evidence, support, confidence など)は目に見えませんが、英語では
「どれくらいの量?」と「どのくらい強い?」の2本のものさしで表します。
小学生にも:水の“量”(コップ1杯/たくさん)と、火の“強さ”(弱火/強火)のイメージです。
- 量のものさし:
a lot of / much / little(不可算)・many / few(可算) - 強さのものさし:
slightly / significantly / dramaticallyなどの副詞、strong / clearなどの形容詞
まずここだけ(最短3ルール)
-
不可算/可算を先に見る
不可算(information / evidence / progress…) → much / little / a lot of / a great deal of
可算(complaints / options / reasons…) → many / few / a number of
小学生にも:“水・砂”のように『つぶさないと数えにくいもの』=不可算 -
“強さ”は安全コロケーションで
strong/clear/compelling/overwhelming + evidence great/considerable + progress high/low + risk
✗ very progress → 〇 great progress / ✗ very evidence → 〇 clear/strong evidence -
数字は
in / of / byの役割で迷わない
increase in sales(何が?)/ an increase of 10%(どれくらい?)/ sales increased by 10%(どれだけ増えた?)
We need a lot of information.
(たくさんの情報が必要だ。)
The risk significantly decreased.
(リスクは大きく下がった。)
🧰 程度・数量ツールキット(使えば安全なカタログ)
*肯定文では a lot of / plenty of が自然。much は否定・疑問・フォーマルに寄りやすい。
We have little time, but a little hope.
(時間はほとんどないが、希望は少しある。)
We received a few emails yesterday, but fewer today.
(昨日は少しメールを受け取ったが、今日はより少ない。)
Efficiency dramatically improved after the update.
(アップデート後、効率は劇的に向上した。)
great / considerable / substantial + progress
deep regret / sincere gratitude
high / low risk (of -ing)
We have clear evidence to support the claim.
(その主張を裏づける明確な証拠がある。)
degree/level=程度・水準|amount=量|quantity=数量(数で数える傾向)|volume=交通量/通話量など
We observed a high level of satisfaction.
(私たちは高い水準の満足度を観測した。)
There is a high risk of delay.
(遅延の高いリスクがある。)
Love grows gradually with trust.
(愛は信頼とともに少しずつ育つ。)
🔥 強さのはしご(弱 → 強 を視覚でつかむ)
小学生にも:火加減のイメージです。slightly=弱火、dramatically=強火。 形容詞も弱→強の階段で覚えると、“ちょうどいい強さ”を選べます。
Costs slightly increased this month.
(今月、コストはわずかに上がった。)
Costs dramatically increased this month.
(今月、コストは劇的に上がった。)
コツ:動詞(increase/improve/reduce)や形容詞(effective/likely)にかけて“火力調整”します。
We have clear evidence.
(明確な証拠がある。)
We have overwhelming evidence.
(圧倒的な証拠がある。)
Trust gradually deepens love.
(信頼は愛を少しずつ深める。)
語注:gradually=「だんだんと」。強さのはしごでは「弱〜中」の穏やかな変化。
📈 比較・増減の型(more/less と in・of・by の使い分け)
小学生にも:“どっちが多い?”は more/less(量)。“どれだけ変わった?”は by(差)。“何が増えた?”は in(対象)。“どのくらい?”は of(幅)。
不可算名詞:more / less + 不可算
We need more information and less noise.
(もっと多くの情報と、より少ない雑音が必要だ。)
可算名詞:more / fewer + 複数名詞
We need more options and fewer errors.
(より多くの選択肢と、より少ないエラーが必要だ。)
- in + 対象:何が増減?(increase in sales)
- of + 数値:幅・量(an increase of 10%)
- by + 差分:どれだけ増減した?(sales increased by 10%)
There was an increase in applications.
(応募数の増加があった。)
Applications increased by 15%.
(応募は15%増えた。)
語注:percent=「%の単位」/percentage=「割合(名詞)」
例:10%(ten percent)/a high percentage of students
- double(2倍にする/なる)・triple(3倍)
- twice / three times(〜の2倍/3倍)
Sales doubled last year.
(昨年、売上は2倍になった。)
- year-on-year(前年同期比)
- quarter-on-quarter(前期比)
- compared with/to(〜と比べて)
Profits rose 8% year-on-year.
(利益は前年同期比で8%上昇した。)
🎯 測る動詞(“何をどう測るか”の相性表)
小学生にも:ものさしは1つじゃないよ。ruler(ものさし)で長さ、はかりで重さ…英語も「動詞×名詞」の組み合わせで自然さが決まります。
We measure performance every month.
(私たちは毎月、業績を測定する。)
We track progress weekly.
(進捗を毎週追跡する。)
語感メモ:measure=数値で測る/gauge=感覚的な度合いも含めて見積もる/track/monitor=時間をかけて追う。
We assessed the risk of delay.
(遅延リスクを評価した。)
Experts evaluated the campaign’s effectiveness.
(専門家がそのキャンペーンの効果を評価した。)
小技:assess=総合的に見立てる/evaluate=基準に照らして点数付け/appraise=価値を査定。
We tried to quantify the social impact.
(社会的影響を数値化しようとした。)
We estimated the probability at 30%.
(その確率を30%と見積もった。)
6-3 FAQ:抽象名詞の「程度・量」まわりの迷いを一気に解消
コア原則
量=much/many/a lot of / 強さ=副詞・形容詞 / 増減=in/of/by
語感
slightly → significantly → dramatically
はい、日常文では肯定で much はやや硬く聞こえます。a lot of / plenty of を使うと自然です。否定・疑問では much も普通に使えます。
We have a lot of information.
(私たちはたくさんの情報を持っている。)
We don’t have much information yet.
(まだあまり情報がない。)
very は幅広く使えますが、抽象名詞と相性の良い形容詞には highly が好まれます(かたい文体)。例:highly likely / highly effective / highly successful。
It is highly likely that the plan will succeed.
(その計画が成功する可能性はとても高い。)
- percent=「%の単位」:
10%(ten percent) - percentage=「割合」:
a high percentage of users - percentage point=「ポイント」:10%→15% は 5 percentage points 上昇
The rate rose by 5 percentage points (from 10% to 15%).
(率は5ポイント上がった[10%→15%]。)
less=不可算、fewer=可算複数。time / money / traffic / work などは「かたまり」で考えるので通常は不可算=less。
We spent less money and finished in less time.
(私たちはより少ないお金で、より短い時間で終えた。)
very は形容詞・副詞を強めますが、名詞は強めません。抽象名詞 progress を強めたいときは、名詞を修飾する形容詞にします(great / considerable / substantial)。
We made great progress today.
(今日は大きな進歩があった。)
- increase in A=何が増えた?(対象)
- an increase of X=どれだけ?(幅)
- A increased by X=Xだけ増えた(差分)
There was an increase in demand of 20%.
(需要の増加が20%あった。)
Demand increased by 20%.
(需要は20%増えた。)
- significantly:統計的・実務的に意味があるほど「かなり」
- substantially:実質的に大きい(法務・公式文でよく使用)
- dramatically:劇的に(見た目の変化・インパクトが大)
Costs decreased significantly after automation.
(自動化後、コストはかなり下がった。)
- a number of + 複数名詞=「多くの」→ 動詞は複数扱い
- the number of + 複数名詞=「〜の数」→ 動詞は単数扱い
A number of students are absent. / The number of students is increasing.
(多くの学生が欠席している。/学生の数が増えている。)
- so much=とても多い(しばしば結果→
that …へ) - too much=多すぎ(否定的ニュアンス)
- very much=動詞や過去分詞を強める(
thank you very much) - a lot=口語で「とても」/「たくさん」
Thank you very much. We learned a lot today.
(どうもありがとうございます。今日はたくさん学びました。)
- mitigate risk=(対策で)緩和する(専門・実務)
- reduce risk / lower risk=単に下げる(一般的)
These measures will mitigate the risk of failure.
(これらの対策は失敗リスクを緩和するだろう。)
- about / around(口語的)
- approximately(かため・報告書)
- roughly(大ざっぱに)
We have approximately 200 participants.
(参加者は約200名です。)
6-4 種類・具体的事象として扱う場合
抽象名詞でも、①「種類」として話すときは 複数形、②「具体的な1件」を話すときは a/an + 名詞 で可算化します。小学生にも:ジュースは「飲み物(抽象)」だけど、リンゴ味・ぶどう味は 「ジュースの種類」。お店で「ジュース1杯」と数えるのも同じ切り替えです。
types/kinds
1件=an instance / a case
成果物=a work / a paper / a study
経験=an experience
真実=a truth / truths
抽象:policy(政策)一般
種類:policies(各種の政策)
→ 「タイプ分け」するので複数形。
抽象:experience(経験は大事)
1件:an experience(1つの体験)
→ 「個別の出来事」なので a/an。
まずここだけ:最短3ルール
-
全体・一般の性質の話 → 不可算(Ø)
Love is powerful.
(愛は強い力を持つ。)
語注:powerful=強力な。概念全体を言うので無冠詞(Ø)。
-
「具体的な1件・出来事・成果物」を言う → a/an + 名詞
She had an unforgettable experience abroad.
(彼女は海外で忘れられない体験を1つした。)
語注:experience は「経験全体」だと不可算、an experience は「体験1件」。
-
「種類・タイプ」の話 → 複数形
We tested three policies in the pilot.
(試験運用で3種類の政策を試した。)
語注:pilot=試験運用。種類を数えるので複数 policies。
→ これらが見えたら「1件 or 種類」の読み替えサイン。
- research は通常不可算。1件は a study / a piece of research。
- work(仕事)は不可算。作品なら a work / works が可算。
- information / advice は不可算。数えるときは a piece of …。
- truth は文脈で可算化可(universal truths)。
🗺️ 用法マップ:抽象 ⇄ 種類/具体(2×2で一目)
小学生にも:まず「全体の話?」それとも「種類や1つの出来事の話?」を見分けよう。全体=数えない(Ø) / 種類=複数形 / 1件=a/an が合図。
例:lovebeautyfreedomworkresearch
Research drives innovation.
(研究はイノベーションを推進する。)
語注:research は「研究という活動全体」→ 不可算(Ø)で使うのが基本。
例:policiesrisksbehaviorsstrategies
We compared three strategies.
(3種類の戦略を比較した。)
種類は複数形が自然。「type/kind of + 名詞」も便利。
例:an experiencea successa failurea change
She reported a finding from the survey.
(彼女は調査からの発見1件を報告した。)
「1件」を表す語の例:a case, an instance, a finding, a decision。
例:a work (of art)a papera studytwo reports
He published a paper last year.
(彼は昨年、論文を1本発表した。)
work は「仕事」だと不可算、a work は「作品1点」で可算。
🔔 シグナル集:これが見えたら「数える」サイン
小学生にも:“旗(フラグ)”を見つけよう。a/an, numbers(数字), types/kinds が見えたら「種類 or 1件」へスイッチ!
We made a change and planned two more changes.
(1つ変更し、さらに2つの変更を計画した。)
a change / two changes のように、数字や a/an が付けば可算と判断。
We observed different types of behavior.
(さまざまな種類の行動を観察した。)
「種類」を言うときは名詞が複数形になりやすい(behaviors など)。
They published a study on climate risks.
(彼らは気候リスクに関する研究1件を発表した。)
「成果物」は点数で数えられる → a/an が立ちやすい。
- ✗ many researches → ✅ much research / a study
- ✗ a information → ✅ a piece of information
- ✗ works(=仕事) → ✅ a lot of work(仕事は不可算)
- ✅ 作品なら a work / works(ピカソの作品群など)
We conducted a study and gathered a lot of research.
(私たちは1件の研究を実施し、多くの研究(資料)を集めた。)
名詞の“顔”が変わると文法も変わる。意味(仕事or作品)を必ず確認!
📚 代表トピックと例(教材用ネタ出し)
小学生にも:まずは「種類(たくさんのタイプ)」か「1件(出来事や作品)」かを見分けます。種類=複数形/1件=a/an が合図。
It was an unforgettable experience for us.
(それは私たちにとって忘れられない体験1つだった。)
experience=経験全体(不可算)/an experience=体験1件(可算)。
The event was a great success.
(そのイベントは大成功だった。)
成功/失敗は「出来事」なので数えられる(a/an)。
We need a small change in the plan.
(計画に小さな変更を1つ加える必要がある。)
change=抽象(変化全般)/a change=変更1件。
She drew a clear conclusion from the data.
(彼女はデータから明確な結論を1つ導いた。)
「結論/発見」は“結果物”として数えられる。
This is a work by a young artist.
(これは若手アーティストの作品1点だ。)
work(仕事)は不可算/a work(作品)は可算。
Honesty is a basic principle in our team.
(正直さは私たちのチームの基本原則の1つだ。)
principle=原則。具体の“数えられる項目”。
We reached an agreement after the meeting.
(会議後に合意に1つ達した。)
“到達”を表す動詞と相性が良い可算名詞。
We noted several behaviors in class.
(授業の中でいくつかの行動タイプを記録した。)
“種類分け”なので複数形が自然。
The school introduced two new policies.
(学校は新しい方針を2つ導入した。)
“種類の数”を言う → 複数形。
They reported an incident to the office.
(彼らは1件の出来事(事故)を事務所に報告した。)
出来事は数えられる → a/an。
🧭 ミニ判定フロー(簡易アルゴリズム)
小学生にも:左から右へ“質問”するだけ。最後にルール(Ø / a/an / 複数形)が自動で決まります。
- 概念チェック:全体・一般を言いたい?(例:Love is powerful.)→ Ø
- 種類チェック:「type/kind」「many / several」「-s(複数)」が見える? → 複数形
- 1件チェック:「a/an/one」「first/second」「report/produce/draw」+名詞? → a/an
- 成果物かどうか:paper / study / report / work は点数で数える → a/an・複数OK
- 落とし穴リスト:information / advice / research / work(=仕事) は原則不可算。必要なら a piece of … / a study / a lot of work へ言い換え。
Q1 概念? → 研究全体=Ø:Research is important.
We conducted a study on sleep.
(私たちは睡眠について1件の研究を行った。)
“1件”なので a study。research を数えたいときの安全策。
Q2 種類? → 複数形:
We compared two policies and made a change.
(私たちは2種類の方針を比べ、1つの変更を加えた。)
“種類”は複数(policies)/“出来事1件”は a/an(a change)。
Q3 成果物? → 可算:
He exhibited three works last month, and he still has a lot of work to do.
(彼は先月作品を3点展示し、まだ多くの仕事が残っている。)
works=作品(可算)/work=仕事(不可算)。意味でスイッチ!
💬 例文で「種類/1件」をつかもう!(6-4 抽象名詞の可算化)
We encountered a failure during testing.
(テスト中に不具合が1件発生した。)
ポイント failure は「失敗という概念」だと不可算だが、個別の出来事は a failure と数えられる。
語注:encounter(遭遇する),testing(試験)
Different behaviors emerge under pressure.
(プレッシャー下ではさまざまな行動タイプが表れる。)
ポイント 「行動という概念」は不可算だが、タイプ分けするなら behaviors のように複数形に。
語注:emerge(現れる),under pressure(圧力下で)
After a long debate, we reached a decision.
(長い議論の末、決定を1つ下した。)
型 reach a decision は「決定という出来事」を1件で数える定番表現。
語注:debate(討論)
Their findings support two competing theories.
(彼らの研究結果(複数)は、相反する2つの理論を支持している。)
ポイント finding は「発見・結果」1件、複数の結果は findings。
語注:competing(競合する/相反する)
He created a work of art inspired by nature.
(彼は自然に着想を得た作品を1点制作した。)
注意 work(仕事)は不可算だが、a work (of art) は「作品1点」で可算。
語注:inspired by(~に着想を得た)
Our love taught me a truth I won’t forget.
(私たちの愛は、忘れられない真実を1つ教えてくれた。)
ポイント truth は「真理(一般)」だと不可算。具体的な真実のひとつは a truth。複数なら truths。
語注:taught(teachの過去:教えた)
We observed several changes and made a change to the schedule.
(いくつかの変化を観察し、予定に1つの変更を加えた。)
ポイント changes=種類・複数の変化,a change=具体的な変更1件。文中で両方出せる。
語注:schedule(予定/時間割)
The committee requested a report on safety.
(委員会は安全に関する報告書を1本求めた。)
型 a report / two reports のように成果物は数で扱える。
語注:committee(委員会),requested(要請した)
I had an experience that changed my perspective.
(自分の見方を変えた体験を1つした。)
注意 experience(経験全体)=不可算/an experience=体験1件。
語注:perspective(視点/見方)
The museum displayed the artist’s early works.
(その美術館はその芸術家の初期作品群を展示した。)
注意 works=「作品」の複数。work(仕事)は不可算(✗ works=仕事たち)。
語注:display(展示する),early(初期の)
There are different risks associated with this plan.
(この計画にはさまざまな種類のリスクがある。)
ポイント risk(危険概念)→ 不可算。項目として並べると risks(複数)。
語注:associated with(~に関連する)
Kindness is a core value here, and these values guide us.
(親切はここでの中核的価値の1つで、これらの価値観が私たちを導く。)
ポイント value は「価値という概念」も「価値項目1つ」も表せる。a value / values で可算化。
語注:core(中核の),guide(導く)
We finally reached an agreement on the terms.
(条件について最終的に合意に1つ達した。)
型 reach an agreement は「合意という出来事」を1件で数える。
語注:terms(条件)
We drew a conclusion, but other teams reached different conclusions.
(私たちは結論を1つ導いたが、他チームは別の結論(複数)に至った。)
ポイント 「結論」は“結果物”としてa/anや複数で数えられる。
語注:drew(drawの過去:引き出した/導いた)
6-4 FAQ:抽象名詞を「種類・1件・成果物」として上手に使うコツ
合図
a/an(1件)/
複数(種類)/
the(特定)
注意
fun / knowledge / permission などは基本「数えない」→ 言い換え術が必要
原則「出来事・1件・成果物」になったとき。たとえば success(成功という概念) は不可算ですが、a success(1回の成功) は可算です。
The project was a success.
(そのプロジェクトは大成功(1回の成功)だった。)
ほかの例:a failurea changea decisiona discoverya truth(具体の真実1つ)
- confidence(不可算)=自信・信頼(量や程度)
- a confidence(可算)=「打ち明け話・秘密」の意味(古典的だが今も使用)
She spoke with confidence.
(彼女は自信をもって話した。)
He told me a confidence last night.
(彼は昨夜、私に打ち明け話を1つした。)
豆知識 「内密に」は in confidence と言います。
基本 permission は不可算。1件なら a permit(許可証) / an approval(承認) / consent(同意) へ。
We obtained permission to film.
(撮影する許可を得た。)
We obtained a permit to film.
(撮影のための許可証を1つ取得した。)
knowledge は不可算。ふつう ✗ a knowledge とは言いません。代わりに…
- a fact(事実1つ)
- an insight(洞察1つ)
- a piece of knowledge(やや堅いが可)
She has deep knowledge of biology.
(彼女は生物学の深い知識がある。)
She shared an insight with the team.
(彼女はチームに洞察を1つ共有した。)
fun は通常不可算。a fun は基本NG。ただし a fun time のように fun を形容詞として使うのが自然。
We had fun at the festival.
(私たちはお祭りで楽しく過ごした。)
We had a fun time at the festival.
(お祭りで楽しい時間を1度過ごした。)
注意 funny は「おもしろい(可笑しい)」で別語。
- success(不可算)=成功という状態・概念(量の話)
- a success / successes(可算)=成功の事例・回数
Success takes patience.
(成功には忍耐が必要だ。)
Her book became a success.
(彼女の本はヒット作(成功例)になった。)
「気持ち一般」は不可算ですが、「個別の中身」として挙げると複数形にできます。
She shared her hopes and fears.
(彼女は自分のいくつもの期待と不安を打ち明けた。)
「種類・項目」として列挙 ⇒ 複数形が自然。
文脈で特定のものが指せるとき(場所・前出・限定語など)。
I appreciate the support you gave me.
(あなたがくれたその支援に感謝します。)
コツ the + 抽象名詞 + 具体の限定(you gave me) で一意に絞る。
- politics=政治(学/活動)<不可算扱いが一般的>
- policy / policies=方針(可算)
Politics is a complex field.
(政治は複雑な分野だ。)
The school introduced two new policies.
(学校は新しい方針を2つ導入した。)
- practice(不可算)=練習・実践(一般)
- a practice(可算)=慣行・習わし/(医者・弁護士の)開業・事務所
- best practices(複数)=最良事例・お手本のやり方
Practice makes perfect.
(練習は完璧をつくる=継続は力なり。)
We adopted several best practices.
(私たちはいくつかの最良事例を採用した。)
型 一般=不可算 / 1件=a + 名詞 / 複数=名詞 + s
We saw improvement in quality.
(品質に改善(一般)が見られた。)
We made an improvement to the app.
(アプリに改善を1つ加えた。)
We made two changes to the plan.
(計画に2つの変更を加えた。)
「the + 形容詞」で「その性質そのもの」「そういう人々全体」を表すことがあります(高レベル表現)。可算化ではなく、ひとかたまりの抽象として扱います。
We must face the unknown.
(私たちは未知のものに立ち向かわねばならない。)
注意 可算にしたいなら an unknown factor(未知の要因1つ)のように名詞を足します。
📌 名詞の5分類 × 可算性(まずはここを“地図”に)
a/an/それ(前に出た・場所で分かる)? → はい:the。
⏱️ 最短3ルール:冠詞と数を3ステップで決める
「〜というもの一般」を言うときは何もつけない。
例:Water is essential.(水は大切)
※固有名詞も通常は冠詞なし(Tokyo)。
前に出たもの/場所や条件で一意に分かるもの。
例:the water in this bottle(このボトルの水)
※複数でも特定なら the books。
可算単数は a/an + 名詞(a book)。
不可算は a + 単位 + of + 名詞(a cup of tea)。
※抽象を「種類/事例」にすれば可算化(a success)。
安全策:a piece of advice/a piece of information/a piece of equipment
🧭 ミニ判定フロー:可算/不可算 × 冠詞を3秒で決める
- 素材判定:water / rice / paper / information / love など 「形に区切りがない」もの=まず Ø(無冠詞)。 小学生メモ:水や砂糖は「1個2個」とは数えにくい=まず何も付けない。
- 特定化:「このコップの」「机の上の」などで一意に絞れたら the。 例:the water in this bottle(このボトルの水)
- 数量化:可算単数=a/an + 名詞/ 不可算=a + 単位 + of + 名詞。 例:a book/a cup of tea
- 種類化:種類・銘柄を言うなら複数(wines, cheeses)。 抽象も「事例・タイプ」にすると可算化(a success)。
安全策 → a piece of advice/a piece of information/a piece of equipment
🧺 可算化ユニット早見:a + 単位 + of で「1つ」を作る
ヒント:容器・体積・一口(ひと呼吸)で「1つ」の枠を作る。
ヒント:loaf(パン1本)/slice(薄切り1枚)/scoop(アイス1すくい)。
ヒント:素材は形を区切る語(sheet/piece/pane/roll/block)で個体化。
ヒント:粒=grain/塊=nugget/chunk/一つかみ=handful。
ヒント:複数化NGの語は a piece/item/body/bit を使うと安全。
💬 クイック例文(声に出して確認:TTS対応)
Water is essential for life.
(水は生命にとって欠かせない。)
一般=Ø。「水という物質全体」の話なので無冠詞。
Please chill the water in this bottle.
(このボトルの水を冷やしてください。)
場所句 in this bottle で一意に特定 → the。
I would like a glass of water, please.
(水をコップ1杯お願いします。)
容器で「1つ」の枠を作る → a glass of。
We bought two loaves of bread and a slice of cake.
(パンを2本とケーキを1切れ買った。)
loaf=パン1本、slice=薄切り1枚。✗ two breads は不可。
Please hand me a sheet of paper and a glass of water.
(紙1枚と水1杯を取ってください。)
paper は素材(不可算)→ a sheet of で個体化。a glass は「コップ」という製品名(可算)。
She achieved a great success as a designer.
(彼女はデザイナーとして大きな成功を収めた。)
抽象 success を「具体的な1件」とみなす → a success。
He shows a deep love for his family.
(彼は家族への深い愛情を示している。)
love を「ある種類の愛情」として可算化 → a deep love for ...。
Could you give me a piece of advice and a piece of information?
(助言を1つと知らせを1ついただけますか。)
✗ advices / informations は不可。a piece of … で安全に個数化。
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