a → e に変わる
頻出「a が e になる」入門パターン。 小学生向けヒント：「ア」→「エ」に口の形が変わるイメージ。
man → men（男の人 → 男の人たち） /mæn/ → /men/woman → women（女の人 → 女の人たち） /ˈwʊmən/ → /ˈwɪmɪn/
💡 コツ： まず声に出して「ア→エ」。そのあとに
a→e のつづりを確認。
名詞の数（単数・複数の作り方）
英語は「1つ＝単数」「2つ以上＝複数」。-s と -es の基本、
y / o / f・fe の綴り変化、不規則複数までを一気に整理します。最初に全体像をつかんでから、細部のルールへ進みましょう。
※ 読み方（発音）も「/s/・/z/・/ɪz/」の3パターンが基本。本文で丁寧に解説します。
まずは全体像
- 可算名詞はふつう
-s、語尾によっては-esを付ける。 baby → babiesのように綴りが変わるパターンがある。man → menのように不規則な変化もある。
🔥 学習のコツ：「例外だ！」と構えず、まずは3つの大きな箱（基本 / 綴り変化 / 不規則）に分けて覚えると、
ワーキングメモリに優しく定着が早まります（チャンク化の効果）。
▮ 目次
-
1. 名詞の数（まずは全体像）
単数と複数の考え方／発音の3パターン
-
2. 規則複数の作り方（-s / -es）
語尾に応じて s / es を付ける基本
-
2-1. 無声子音で終わる（-s 発音 /s/）
例：book → books, cap → caps
-
2-2. 母音・有声子音で終わる（-s 発音 /z/）
例：flag → flags, card → cards
-
2-3. s, sh, ch, x, z など（-es 発音 /ɪz/）
例：bus → buses, church → churches
-
2-4. 子音 + y（y→i + es）
例：baby → babies, city → cities
-
2-5. 母音 + y（そのまま -s）
例：boy → boys, day → days
-
2-6. 子音 + o（-es が多い）
例：tomato → tomatoes, hero → heroes（photo → photos など例外あり）
-
2-7. 母音 + o（そのまま -s）
例：radio → radios, studio → studios
-
2-8. -f / -fe（ふつう -ves）
例：knife → knives（roof → roofs などの例外も）
-
3. 不規則複数の作り方
man→men / child→children / mouse→mice など
- 3-1. 母音交替（man→men など）
- 3-2. -en / -ren（child→children など）
- 3-3. 単複同形（deer, sheep など）
- 3-4. 外来語の複数（datum→data / analysis→analyses など）
-
4. 特殊な複数形
常に複数扱い・複合名詞・意味が変わる複数 など
- 4-1. 常に複数形（pants, scissors など）
- 4-2. 複合名詞の複数（fathers-in-law など）
- 4-3. 意味が分かれる複数（genius→geniuses / genii など）
- 4-4. 単数と複数で意味が変わる（work / works 等）
- 4-5. 交換・交友を表す複数（shake hands など）
-
5. 総まとめ：名詞の数（複数形）攻略ガイド
「音→綴り→例外」で迷いゼロ。キーポイント・早見表・判定フローを一気に確認。
💪 モチベUP： 「1日1ルール」でOK。達成感は次の学習意欲を生むので、まずは「-s / -es」だけ完璧にしてみましょう。
1. 名詞の数（まずは全体像）
英語では、ものや人が1つなのか、2つ以上なのかを常に意識します。
この違いを 単数（singular） と 複数（plural） と呼び、
多くの可算名詞（countable nouns）は -s か -es を付けて複数を作ります。
※ くわしい作り方は Section 2、例外的な変化（man → men など）は Section 3 で扱います。
まずはここをおさえる
- 1つ＝単数：
a cat/one cat。a / anは必ず単数にだけ付きます。 - 2つ以上＝複数：
two cats、many catsなど。数字やmany / fewが来たら名詞は複数になります。 - 文の形も少し変わる：
is → are、this → these、that → thoseなど。 - 不可算名詞（uncountable nouns：数えない名詞）には
-sを付けません （例：water,advice,furniture）。→ much / little を使うのが基本。
複数の語尾の読み方は「3つだけ」
| 語末の音（単数の最後の音） | 複数の読み方 | 例（単数 → 複数） | 読みの目安 |
|---|---|---|---|
無声音 p, t, k, f など |
/s/ |
cap → caps, book → books |
「ス」に近い音 |
母音・有声音 b, d, g, l, m, n, v など |
/z/ |
flag → flags, card → cards |
「ズ」に近い音 |
s, sh, ch, x, z で終わる |
/ɪz/ |
bus → buses, church → churches |
「イズ」に近い音 |
※ 詳細は Section 2 の「2-1〜2-3」で分けて解説します。
可算名詞（countable noun）
1つ、2つ…と数えられる名詞。例：
cat, book, pen不可算名詞（uncountable noun）
まとまりで扱う名詞。数えず、量で表します。例：
water, rice, advice語尾（word ending）
単語のいちばん最後の文字や音。複数形にするときのヒントになります。
無声／有声（voiceless/voiced）
声帯が震えない音＝無声（
p,t,k）、震える音＝有声（b,d,g）。読み分けに関係します。
💪 学習のコツ：まずは「-s / -es」の基本と、読み方の3パターンだけでOK。
ルールを3つの箱に分けると覚えやすく、次のセクション（規則複数）にスムーズに進めます。
ルールを3つの箱に分けると覚えやすく、次のセクション（規則複数）にスムーズに進めます。
💬 例文で「単数・複数」の感覚をつかもう！
肯定文
単数
A cat is cute.
（a は「1つの」。数えられる名詞に付きます。ねこはかわいい。）
学習ポイント： a/an は必ず単数にだけ付きます。
is は単数主語に合わせた be 動詞。
構造：a + 可算名詞(単数) + is + 形容詞 ／ 発音：cat の最後は無声音 t（「ト」）
肯定文
複数
Cats are cute.
（ねこは＜たくさん＞かわいい。）
学習ポイント： 複数はふつう
-s。主語が複数になると are を使います。
※ cat → cats の -s は /s/（ス） と読む。
構造：主語（複数） + are + 形容詞
疑問文
複数
Do you have two pens?
（ペンを2本持っていますか？）
学習ポイント： 数字（
twoなど）が来たら名詞は複数に。
pen → pens（最後の音が有声 n なので /z/（ズ） の読み）。
構造：Do + 主語 + 動詞原形 + 数字 + 名詞(複数)?
対比
単数⇔複数
This is a problem. ／ These are problems.
（これは問題だ。／ これらは問題だ。）
学習ポイント： 指示語も動詞も数に合わせて変化。
this → these、is → are、problem → problems
構造：this/these + be + 名詞(単/複)
疑問文
複数
How many books do you have?
（本を何冊持っていますか？）
学習ポイント： many + 可算名詞(複数)。
「たくさんの」をたずねるときは
how many。
構造：How many + 名詞(複数) + 助動詞/一般動詞 … ?
注意
不可算
There is much water in the bottle.
（そのボトルには水がたくさん入っている。）
学習ポイント： water は数えない名詞。
量を表す語と使い、much / a lot of / plenty of などが相性よし。
※ ふだんの会話では
※ ふだんの会話では
a lot of water が自然。
構造：There is + 量表現 + 不可算名詞 …
注意
不可算
I need some advice.
（私はアドバイスが少し必要です。）
学習ポイント： advice は不可算なので × advices。
個数で言いたいときは a piece of advice / two pieces of advice。
類：information / furniture / homework も不可算。
肯定文
不可算→量詞で可算化
Please give me two pieces of paper.
（紙を2枚ください。）
学習ポイント： paper は「材質」だと不可算。
枚数は a piece of / two pieces of のように量詞を使う。
他：a cup of tea, a bottle of water, a slice of bread
語い
常に複数
My glasses are new.
（私のメガネは新しい。）
学習ポイント： glasses（メガネ）は見た目が左右一対のため常に複数扱い。
動詞も are に。※ 1つの「はさみ・ズボン」も同様に複数形。
関連：scissors / pants / jeans は複数形で使う。
語法
数量表現
A pair of scissors is on the desk.
（1丁のはさみが机の上にある。）
学習ポイント： a pair of + 複数名詞 は全体で単数扱い。動詞は is。
一方、
The scissors are ... のように名詞を主語にすると複数扱い。
対比：Two pairs of scissors are ...（pairs が複数）。
肯定文
不規則
People are friendly here.
（ここでは人々は親切だ。）
学習ポイント： person（1人） → people（複数）。
are を使う。※
persons は公的文書など特殊用法。
構造：主語（複数） + are + 形容詞
肯定文
不規則
There are three children in the park.
（公園に子どもが3人いる。）
学習ポイント： child → children は不規則。数字が来たら名詞は複数、動詞も are。
構造：There are + 数字 + 名詞(複数) + 場所
肯定文
-es
Many buses are late today.
（今日は多くのバスが遅れている。）
学習ポイント： 語末が s / sh / ch / x / z のときは -es。
発音は /ɪz/（イズ）：
bus → buses。
構造：Many + 名詞(複数) + be動詞(複数)
恋愛
ことわざ
Two hearts are better than one.
（心は2つ、1つより心強い＝力を合わせよう。）
学習ポイント： two + 名詞(複数) → 動詞は are。
決まり文句なので丸ごと覚えると表現力が上がります。
応用：Two minds are better than one.（2人で考えると良い案が出る）
注意
不可算
She has a lot of knowledge about art.
（彼女は美術についてたくさんの知識を持っている。）
学習ポイント： knowledge は不可算。× knowledges は不可。
量は a lot of / much で表す。
関連：advice / information / luggage / equipment も不可算。
肯定文
不規則
Men are working in the field.
（男性たちが畑で働いている。）
学習ポイント： man → men は母音が変わる不規則。
読みは
man /mæn/ → men /men/。
他：tooth→teeth / foot→feet / mouse→mice
✅ コツ： まずは今日のうちに「
a は単数だけ」「数字や many が来たら複数」「不可算は -s を付けない」――この3点だけ完璧に。
小さな達成を積み重ねると、記憶が定着して次の学習がラクになります。
▮ セクション案内（ここから読み進めよう）
2. 規則複数の作り方（-s / -es）
基本
語末の音で -s と -es を使い分け。
無声（p,t,k,f…）→ /s/ ／ 有声・母音 → /z/ ／ s,sh,ch,x,z → /ɪz
2-1 無声 → -s (/s/)
2-2 有声/母音 → -s (/z/)
2-3 s,sh,ch,x,z → -es
2-4 子音+y → ies
2-5 母音+y → s
2-6 子音+o → es 多い
2-7 母音+o → s
2-8 -f/-fe → -ves
🚀 学習のすすめ： まずは「
-s / -es のルール（Section 2）」から。3つの発音パターンに慣れると、
例外（Section 3・4）の理解もグッと楽になります。
2. 規則複数の作り方（-s / -es）
複数形は -s / -es の使い分けが基本。カギは語末の音とつづりです。
下のカードで 2-1〜2-8 の判定ポイントをサクッと把握し、詳細はそれぞれの小セクションへ。
※ 発音は /s/・/z/・/ɪz/ の3パターン。例も併記しています。
/s/
語末が 無声（p,t,k,f,θ…）→
-s を「ス」読みcap → caps, book → books
/z/
語末が 有声・母音（b,d,g,l,m,n,v…）→
-s を「ズ」読みflag → flags, card → cards
/ɪz/
語末が s, sh, ch, x, z →
-es を「イズ」読みbus → buses, church → churches
🎯 攻略順： ①語末の音で
/s/・/z/・/ɪz をつかむ → ②つづり（y / o / f・fe）のパターンを見る。
迷ったら単語の最後の音をチェック！
2-1. 無声で終わる → -s（読み /s/）
単語の最後の音が p / t / k / f / θ（θ は th の無声音）などの
無声なら、複数はふつう -s を付け、読みは 「/s/（ス）」になります。
これは文字ではなく音で判定します。たとえば book の最後は /k/（無声）なので
books（/s/）。※ s / sh / ch / x / z で終わる語は「2-3」で -es（/ɪz/）。-f / -fe の特別な変化は「2-8」。
▮ クイック判定（アルゴリズム）
-
① 単語の最後の音をチェックp / t / k / f / θ など無声か？ （小ワザ：のどに軽く手を当てる→ 震えない＝無声、震える＝有声）
-
② 例外グループを除外s / sh / ch / x / z で終わる → 2-3（
-es/ 読み/ɪz/）
-f / -fe で終わる → 2-8（多くは-ves：leaf → leaves）
※ ただしchiefs / roofs / proofs / beliefs / cliffsのように-sの例外もあります（2-8で一覧）。 -
③ ①が無声で②に当てはまらない →
-sで複数（読み/s/）/p/・/t/・/k/ の例cap → caps（/s/）／hat → hats（/s/）／book → books（/s/）/f/・/θ/ の例（※ 2-8 の注意あり）chief → chiefs（/s/）／cliff → cliffs（/s/）／month → months（/s/）
無声（voiceless）
のどが震えない音。例：
p, t, k, f, θ。→ 複数は -s を/s/で読む。有声（voiced）
のどが震える音。例：
b, d, g, l, m, n, v。→ 2-2 で -s を/z/で読む。語末の音
最後の文字ではなく、実際の音で判断。
book は /k/、path は /θ/。
⚠️ つまずき注意：
s / sh / ch / x / z は -es（2-3）。-f / -fe は多くが -ves（2-8）ですが、
chiefs / roofs / proofs / beliefs / cliffs のように -s の重要例外もあります。
代表パターン表：語末が無声なら -s（読み /s/）
ポイントは文字ではなく音。単語のいちばん最後の音が
p / t / k / f / θ（＝のどが震えない無声）なら、ふつう -s を付け、
読みは「ス」に近い /s/ になります。
※ s / sh / ch / x / z で終わる語は 2-3（-es / 読み /ɪz/）。-f / -fe は 2-8 参照。
| 語末の音 | 単数 → 複数 | 読み（語尾） | 意味（やさしい日本語） | 音声 |
|---|---|---|---|---|
/p/ |
cap → caps ／ cup → cups |
/s/（ス） | cap = 帽子、cup = カップ | |
/t/ |
hat → hats ／ coat → coats |
/s/（ス） | hat = （つばのある）帽子、coat = コート | |
/k/ |
book → books ／ clock → clocks |
/s/（ス） | book = 本、clock = 置き時計・壁時計 | |
/f/ |
chief → chiefs ／ cliff → cliffs |
/s/（ス） | chief = 長・リーダー、cliff = がけ | |
/θ/（無声 th） |
month → months ／ myth → myths |
/s/（ス） | month = 月（1か月）、myth = 神話・作り話 |
⚠️ 注意：
-f / -fe 語の多くは 2-8 で扱う -ves（leaf → leaves / knife → knives）ですが、
chiefs / roofs / proofs / beliefs / cliffs のように -s を取る重要例外もあります。
最小対比：無声なら /s/、有声なら /z/
**のどチェック**をしてみましょう。のどが震えない音（無声）で終わると「ス」読み（/s/）、
のどが震える音（有声）で終わると「ズ」読み（/z/）になります。
下のカードは、最後の音だけが違うミニマルペアです。
無声 /p/ →
/s/
対比：/b/ → /z/
cap → caps
（cap = 帽子）
cab → cabs
（cab = タクシー）
/s/（ス） vs
/z/（ズ）
/p/ は息だけの音 → 無声 → caps は /s/。/b/ はのどが震える → 有声 → cabs は /z/。
無声 /k/ →
/s/
対比：/g/ → /z/
back → backs
（back = 背中／後ろ）
bag → bags
（bag = かばん）
/s/（ス） vs
/z/（ズ）
/k/ は無声 → backs は /s/。/g/ は有声 → bags は /z/。
無声 /t/ →
/s/
対比：/d/ → /z/
coat → coats
（coat = コート）
code → codes
（code = 規則／暗号／コード）
/s/（ス） vs
/z/（ズ）
/t/ は無声 → coats は /s/。/d/ は有声 → codes は /z/。
無声 /f/ →
/s/
対比：/v/ → /z/
cliff → cliffs
（cliff = がけ）
glove → gloves
（glove = 手袋）
/s/（ス） vs
/z/（ズ）
/f/ は無声 → cliffs は /s/。/v/ は有声 → gloves は /z/。
💡 コツ（のどチェック）： 片手をのどに当て、語の最後の音をゆっくり言ってみる。震えなければ無声（→
-s を /s/）、震えたら有声（→ -s を /z/）。
💬 例文で「無声 → -s（/s/）」の感覚をつかもう！
肯定文
/p/ → -s (/s/)
I have two caps.
（私は 帽子を2つ持っている。）
学習ポイント：
語い：
cap の語末は /p/（無声） → 複数は -s、読みは /s/（ス）。語い：
cap = ふだんの帽子（野球帽など）。
構造：主語 + have + 数字 + 名詞(複数) ／ 発音：caps /kæps/
肯定文
/t/ → -s (/s/)
These hats are new.
（これらの 帽子は新しい。）
学習ポイント：
hat の最後は /t/（無声） → hats は /s/。
these + 複数 に合わせて be 動詞は are。
構造：These + 名詞(複数) + are + 形容詞 ／ 発音：hats /hæts/
疑問文
/k/ → -s (/s/)
Do you read many books?
（あなたは本をたくさん読みますか？）
学習ポイント：
book の語末は /k/（無声） → books は /s/。
many + 可算名詞(複数) の定番パターン。
構造：Do + 主語 + 動詞 + many + 名詞(複数)? ／ 発音：books /bʊks/
描写
/k/ → -s (/s/)
Two clocks are slow.
（2つの時計は遅れている。）
学習ポイント：
clock 語末 /k/ → clocks は /s/。
数字（two）が来たら名詞は必ず複数。
構造：数字 + 名詞(複数) + be(複数) + 形容詞 ／ 発音：clocks /klɒks/
肯定文
/θ/ → -s (/s/)
The months pass quickly.
（数か月はあっという間に過ぎる。）
学習ポイント：
month の語末は /θ/（無声 th） → months は /s/（/mʌnθs/）。
「時が過ぎる」は time/months pass と言う。
構造：The + 名詞(複数) + 動詞(複数)
語い
/θ/ → -s (/s/)
Many myths spread online.
（多くの 神話／誤った話がネットで広まる。）
学習ポイント：
myth 語末 /θ/ → myths は /s/。
語い：myth は「神話」だけでなく「誤解（迷信）」の意味も。
構造：Many + 名詞(複数) + 動詞(複数)
語法
/f/ → -s (/s/)
The department chiefs met yesterday.
（部門の長（リーダー）たちが昨日会合した。）
学習ポイント：
chief 語末 /f/（無声） だが、これは -s を取る重要例外（/s/ 読み）。
関連：roofs / proofs / beliefs / cliffs も -s。
構造：The + 複合名詞(複数) + 動詞(過去)
描写
/f/ → -s (/s/)
High cliffs line the coast.
（高い崖が海岸線に続いている。）
学習ポイント：
cliff 語末 /f/ → cliffs は /s/。
注意：leaf → leaves / knife → knives は 2-8（-ves へ）。
構造：形容詞 + 名詞(複数) + 動詞(複数)
肯定文
/k/ → -s (/s/)
We brought some snacks for the trip.
（旅行のためにおやつを少し持ってきた。）
学習ポイント：
snack 語末 /k/ → snacks は /s/。
語い：some は「いくつかの」＝数をぼかす便利表現。
構造：主語 + 動詞(過去) + some + 名詞(複数)
恋愛
/t/ → -s (/s/)
Small gifts keep love warm.
（小さな贈り物が、愛を温かく保つ。）
学習ポイント：
gift 語末 /t/ → gifts は /s/。
「心づかいは回数で効く」というニュアンスを英語で自然に表現。
構造：形容詞 + 名詞(複数) + 動詞(複数) + 目的語
描写
/k/ → -s (/s/)
The city has many parks.
（その街には公園がたくさんある。）
学習ポイント：
park 語末 /k/ → parks は /s/。
many + 複数 は数が多いことを強調。
構造：The city + has + many + 名詞(複数)
肯定文
/k/ → -s (/s/)
All desks are reserved.
（すべての机は予約済みだ。）
学習ポイント：
desk 語末 /k/ → desks は /s/。
all + 名詞(複数) + are は「全部〜だ」。
構造：All + 名詞(複数) + are + 過去分詞
疑問文
/t/ → -s (/s/)
Are the tickets still available?
（そのチケットはまだ手に入りますか？）
学習ポイント：
ticket 語末 /t/ → tickets は /s/。
語い：available = 利用可能／入手可能。
構造：Are + the + 名詞(複数) + 形容詞?
描写
/t/ → -s (/s/)
Winter coats are on sale.
（冬用のコートがセール中だ。）
学習ポイント：
coat 語末 /t/ → coats は /s/。
語い：on sale = セールで（割引中）。
構造：名詞(複数) + are + 句
語い
/k/ → -s (/s/)
We discussed several topics today.
（今日はいくつかの話題について話し合った。）
学習ポイント：
topic 語末 /k/ → topics は /s/。
語い：several = いくつかの（3〜5個程度のイメージ）。
構造：主語 + 動詞(過去) + 数量 + 名詞(複数)
✅ コツ： 迷ったら、単語の最後の音をゆっくり言ってみる。のどが震えなければ無声 →
-s を /s/（ス）で読む。
※ s / sh / ch / x / z は 2-3（-es / /ɪz/）、-f / -fe は多くが 2-8（-ves）。
2-1 FAQ：無声で終わる → -s（読み /s/）
判定の軸
単語の最後の音が無声（p, t, k, f, θ …）→ -s を /s/（ス）で読む
ミニコツ のどに手→震えない＝無声
要点最後の文字ではなく、最後の音で判断します。のどに手を当て、震えない音＝無声なら -s を /s/で読みます。
英文
I get hiccups when I laugh.
笑うとしゃっくりが出ます。
※
hiccup の語末音は /p/（無声）→ hiccups は /s/。要点最後の音が無声なら、子音が並んでいても発音は /s/ です（例：stops /stɒps/、cats /kæts/、books /bʊks/）。
英文
The cats sit on the mats.
そのネコたちはマットの上に座っている。
cat の語末 /t/ は無声 → cats は /s/。余計な母音（カツォのような音）を入れないのがコツ。発音の地域差bath の複数 baths は、米では /bæθs/（無声→/s/）が一般的、英では /bɑːðz/（有声→/z/）も広く使われます。
英文
I take two baths a week.
私は週に2回入浴します。
学習のコツ：テストや授業では、まず /s/（米式）で覚えておけば安全。地域差がある語もあります。
可算/不可算その通りです。数えられない名詞（例：advice 助言、rice 米）は、語末が無声でも -s を付けません。
英文
I need some advice.
私はアドバイスが少し必要です。
数を言いたいときは a piece of advice / two pieces of advice のように言います。
例外-f/-fe 語は 2-8 で多くが -ves になりますが、chief や cliff は -s を取る重要例外です（読みは /s/）。
英文
Two department chiefs attended the meeting.
2人の部門長が会議に出席した。
同じ仲間：roofs / proofs / beliefs / cliffs（いずれも /s/）。
応用はい。動詞でも語末の音が無声なら、三単現 -s の読みは /s/ になります（stop → stops /stɒps/）。
英文
He stops quickly.
彼はすばやく止まる。
※ 動詞の語尾が s / sh / ch / x / z なら
-es（/ɪz/）になる点は名詞と同じです（詳細は 2-3）。文法メモ数字 / many / these / those などの後は複数形。each / every の後は単数形です。
英文
Two caps are black. / Each cap is black.
2つの帽子は黒い。／ それぞれの帽子は黒い。
cap は語末 /p/（無声）→ 複数 caps は /s/。発音のコツ唇は横に、舌先は上の歯の近く、声は出さず息だけ。母音を入れずに一息で語尾へつなげます。
英文
I bought caps yesterday.
私は昨日帽子をいくつか買った。
カプスではなく [kæps] のように、母音を挟まないことに注意。
短語でも同じはい。同じルールです。app（アプリ）, pic（写真）など語末が無声なら、複数は -s で読みは /s/。
英文
I use two apps for work.
仕事でアプリを2つ使っています。
app 語末 /p/ → apps は /s/。pic も /k/ → pics は /s/。無音 eはい。type は語末の音が /p/（無声）なので、複数 types は /taɪps/ と /s/ で読みます。
英文
We compared three types of plans.
私たちは3つの種類のプランを比較した。
type の e は発音しません（無音）→ 最後の音は /p/。綴りと音-ph は多くの場合 /f/ と発音します。無声なので、複数は -s で /s/ 読みになります。
英文
The report includes two graphs.
そのレポートには2つのグラフが含まれている。
graph 語末 /f/ → graphs は /s/。同様に photograph → photographs。2-2. 母音／有声音で終わる → -s（読み /z/）
単語の最後の音が 母音（例：/a/・/e/・/iː/・/uː/ など）
または 有声音（のどが震える音：b, d, g, v, ð, ʒ, ʤ, l, m, n, r, ŋ…）なら、複数はふつう
-s を付け、語尾は /z/（ズ）で読みます。
※ s / sh / ch / x / z は 2-3（-es / /ɪz/）、-y / -o / -f・-fe は 2-4/2-5/2-6/2-7/2-8 を参照。
代表パターン表：母音／有声音で終わると -s を /z/ で読む
文字ではなく音を見ます。のどに手を当てて震えれば有声＝語尾 /z/。母音で終わる語も基本 /z/ 読みです。
| 語末の音グループ | 単数 → 複数 | 読み（語尾） | 意味（やさしい日本語） | 音声 |
|---|---|---|---|---|
| 母音（例：/iː/・/ə/） |
tree → trees ／
idea → ideas ／
camera → cameras
|
/z/（ズ） | tree = 木、idea = 考え、camera = カメラ | |
/b/ /d/ /g/（有声） |
club → clubs ／
road → roads ／
dog → dogs
|
/z/ | club = クラブ、road = 道、dog = 犬 | |
/v/ /ð/（有声） |
glove → gloves ／
scythe → scythes
|
/z/ | glove = 手袋、scythe = 大かま（上級語彙） | |
/ʒ/ /ʤ/（有声） |
garage → garages ／
badge → badges
|
/z/ | garage = 車庫、badge = 章・バッジ | |
/l/ /m/ /n/ /r/ /ŋ/（有声） |
girl → girls ／
room → rooms ／
pen → pens ／
car → cars ／
song → songs
|
/z/ | girl = 女の子、room = 部屋、pen = ペン、car = 車、song = 歌 |
⚠️ 境界に注意： 語末が
s / sh / ch / x / z の語は 2-3（-es / 読み /ɪz/）。-y・-o・-f/-fe は 2-4/2-5/2-6/2-7/2-8 で個別に扱います。
最小対比：有声なら /z/、無声なら /s/
最後の音だけを変えて、語尾の読みが /z/（ズ）⇄ /s/（ス）に切り替わるのを耳で確認します。
のどチェック：震える＝有声＝/z/、震えない＝無声＝/s/。
有声 /n/ →
/z/
対比 無声 /t/ → /s/
pen → pens
（pen = ペン）
pet → pets
（pet = ペット）
/z/（ズ） vs
/s/（ス）
/n/ は有声 → pens は /z/。/t/ は無声 → pets は /s/。
有声 /g/ →
/z/
対比 無声 /k/ → /s/
dog → dogs
（dog = 犬）
dock → docks
（dock = 埠頭）
/z/ vs
/s/
/g/ は有声 → dogs は /z/。/k/ は無声 → docks は /s/。
有声 /r/ →
/z/
対比 無声 /t/ → /s/
car → cars
（car = 車）
cat → cats
（cat = ネコ）
/z/ vs
/s/
/r/ は有声 → cars は /z/。/t/ は無声 → cats は /s/。
有声 /d/ →
/z/
対比 無声 /t/ → /s/
code → codes
（code = 規則／暗号／コード）
coat → coats
（coat = コート）
/z/ vs
/s/
/d/ は有声 → codes は /z/。/t/ は無声 → coats は /s/。
✅ コツ：最後の音が母音 or のどが震える音（有声）→
-s を /z/（ズ）。迷ったら「のどチェック」！
💬 例文で「母音・有声音 → -s（/z/）」の感覚をつかもう！
肯定文
母音終わり → /z/
The trees along this street are tall.
（この通り沿いの木々は背が高い。）
学習ポイント：
tree は母音 /iː/ で終わる → 複数 trees の語尾は /z/（ズ）。
語い：along=〜に沿って。
構造：The + 名詞(複数) + be(複数) + 形容詞 ／ 発音：trees /triːz/
描写
母音終わり → /z/
Her ideas changed the plan.
（彼女の考えが計画を変えた。）
学習ポイント：
idea は語末が母音 → ideas は /z/。
語い：change=変える。
構造：所有格 + 名詞(複数) + 動詞(過去) + 目的語 ／ 発音：ideas /aɪˈdɪə(z)/
語い
母音終わり → /z/
Modern cameras process images fast.
（最新のカメラは画像を素早く処理する。）
学習ポイント：
camera は母音終わり → cameras は /z/。
語い：process=処理する。
構造：形容詞 + 名詞(複数) + 動詞(複数) + 副詞 ／ 発音：cameras /ˈkæm(ə)rə(z)/
肯定文
有声 /g/ → /z/
Many dogs need daily walks.
（多くの犬は毎日の散歩が必要だ。）
学習ポイント：
dog の語末は有声 /g/ → dogs は /z/。
語い：daily=毎日の、walk=散歩。
構造：Many + 名詞(複数) + 動詞(複数) + 目的語 ／ 発音：dogs /dɔːgz/
描写
有声 /r/ → /z/
Three cars were parked here.
（車が3台、ここに停めてあった。）
学習ポイント：
car の語末は有声 /r/ → cars は /z/。
語い：park=駐車する。
構造：数字 + 名詞(複数) + were + 過去分詞 ／ 発音：cars /kɑːrz/
疑問文
有声 /n/ → /z/
Do these pens write smoothly?
（これらのペンは滑らかに書けますか？）
学習ポイント：
pen は有声 /n/ → pens は /z/。
語い：smoothly=なめらかに。
構造：Do + these + 名詞(複数) + 動詞 原形... ? ／ 発音：pens /pɛnz/
お知らせ
有声 /m/ → /z/
All rooms are booked tonight.
（今夜はすべての部屋が満室です。）
学習ポイント：
room 語末 /m/（有声）→ rooms は /z/。
語い：booked=予約されている（満室）。
構造：All + 名詞(複数) + are + 過去分詞 ／ 発音：rooms /ruːmz/
描写
有声 /ŋ/ → /z/
Old songs bring back memories.
（昔の歌は思い出を呼び戻す。）
学習ポイント：
song 語末 /ŋ/（有声）→ songs は /z/。
語い：bring back=〜を呼び戻す。
構造：形容詞 + 名詞(複数) + 動詞(複数) + 目的語 ／ 発音：songs /sɔːŋz/
語い
有声 /v/ → /z/
Warm gloves keep hands warm.
（温かい手袋は手を温かく保つ。）
学習ポイント：
glove 語末 /v/（有声）→ gloves は /z/。
語い：keep A B=AをBの状態に保つ。
構造：形容詞 + 名詞(複数) + keep + 名詞(複数) + 形容詞 ／ 発音：gloves /ɡlʌvz/
肯定文
有声 /d/ → /z/
Country roads get quiet after sunset.
（田舎の道は日没後に静かになる。）
学習ポイント：
road 語末 /d/（有声）→ roads は /z/。
語い：get + 形容詞=〜になる。
構造：名詞(複数) + 動詞(複数) + 形容詞 + 時の副詞句 ／ 発音：roads /roʊdz/
恋愛
有声 /d/ → /z/
Kind words matter more than price.
（やさしい言葉は、値段よりも大事だ。）
学習ポイント：
word 語末 /d/（有声）→ words は /z/。
語い：matter=重要である。
構造：形容詞 + 名詞(複数) + 動詞(複数) + 比較表現 ／ 発音：words /wɜːdz/
描写
有声 /r/ → /z/
Many rivers flow into the sea.
（多くの川が海へ流れ込む。）
学習ポイント：
river 語末 /r/ → rivers は /z/。
語い：flow into=〜に注ぐ。
構造：Many + 名詞(複数) + 動詞(複数) + 前置詞句 ／ 発音：rivers /ˈrɪvər(z)/
上級語い
有声 /ð/ → /z/
Farmers sharpen their scythes before harvest.
（農家は収穫の前に大かまを研ぐ。）
学習ポイント：
scythe 語末 /ð/（有声 th）→ scythes は /z/。
語い：sharpen=研ぐ、harvest=収穫。
構造：主語(複数) + 動詞(複数) + 所有格 + 名詞(複数) + 副詞句 ／ 発音：scythes /saɪðz/
肯定文
有声 /l/ → /z/
The girls sing in harmony.
（その少女たちはハモって歌う。）
学習ポイント：
girl 語末 /l/（有声）→ girls は /z/。
語い：in harmony=調和して（ハモって）。
構造：The + 名詞(複数) + 動詞(複数) + 前置詞句 ／ 発音：girls /ɡɜːlz/
✅ コツ： 迷ったら最後の音で判断。母音／のどが震える音（有声）なら
-s を /z/（ズ）。
※ s / sh / ch / x / z は 2-3（-es / /ɪz/）、-y・-o・-f/-fe は 2-4/2-5/2-6/2-7/2-8 を参照。
2-2 FAQ：母音／有声音で終わるときの -s（発音 /z/）
合言葉
最後の音が母音 or 有声音 → -s を /z/（ズ）
チェック のどに手：震える＝有声＝/z/
仕組み直前が声帯が震える音（母音／有声音）だと、その流れで -s も有声になり、読みが /z/ になります（発音の“同化”）。
英文
Her ideas matter.
彼女の考えは重要だ。
※
ideas は語末が母音音 → /z/。無声音の後は 2-1（/s/）。ハミングテスト/m/ /n/ /ŋ/ /l/ /r/ などは声を伸ばせる＝有声。伸ばせる音で終わる語は -s を /z/ で読みます。
英文
The rooms are quiet.
その部屋は静かだ。
重要語末が /ʤ/（「ジ」） や /ʒ/（「ジュ」） の語は、**2-3 グループ**で -es を付け、読みは /ɪz/ になります。
英文
I collected two badges.
私はバッジを2つ集めた。
※
badges /ˈbædʒɪz/, garages /-ɪz/。2-2 の /z/ 対象からは外れます。用法注文の場面では「一杯・一種類」の意味で可算化し、coffees / teas と複数にできます（語尾は母音→ /z/）。
英文
We ordered two coffees and two teas.
私たちはコーヒーを2杯と紅茶を2杯注文した。
固有名ふつうは -s を付けます（読みは /z/）。例：the Tanakas, two Marios。
英文
The Tanakas live next door.
田中さん一家は隣に住んでいる。
※ 末尾が
-s 等の姓は -es（2-3）。例：the Joneses。略語語末が母音音で終わる読み方なら /z/。例：CEOs /ˌsiːiːˈoʊz/, TVs /ˌtiːˈviːz/。
英文
The CEOs will meet tomorrow.
CEOたちは明日会合する。
発音コツ母音を足さない。eggs は [egz]（エグズ）で一息。bags /bægz/、roads /roʊdz/ も同様。
英文
We bought eggs and bags.
私たちは卵と袋を買った。
つながりはい。後ろが母音で始まると、/z/ が次語に連結して聞こえます（cars are ≈ carz are）。
英文
Cars are useful in the countryside.
車は田舎で役に立つ。
先取りはい、語尾が母音 + y ならそのまま -s を付けて読みは /z/。詳細ルールは 2-5 で扱います。
英文
The toys are new.
そのおもちゃは新しい。
同形どちらも語尾はふつう /z/。文脈（動詞が単数 is / 複数 are など）で単複を見分けます。
英文
Two species live here.
2つの種がここに生息する。
同様に series（連続もの）・means（手段）も文脈で判断。
注意clothes は /kloʊðz/（有声 /ð/ の後に /z/）。cloths は /klɔːθs/（無声 /θ/ の後に /s/）。意味も別です。
英文
Your clothes are clean.
あなたの服はきれいだ。
※ cloths は「布切れ（複数）」で /θs/（2-1 側）。
2-3. 「シュー音」で終わる → -es（読み /ɪz/）
単語の最後の音が
/s/、
/z/、
/ʃ/（sh）、
/ʒ/（zh）、
/tʃ/（ch）、
/dʒ/（j）、
/ks/（x）
の擦れる音（sibilant）なら、複数は
-es を付け、語尾を
/ɪz/（イ ズ）で発音します。
例：
bus → buses /ˈbʌsɪz/、
watch → watches /ˈwɒtʃɪz/、
box → boxes /ˈbɒksɪz/
合言葉：シュー音 → -es /ɪz/
判定は「音」で！
音節が +1（手拍子が1回増える）
※ 2-1（無声で終わる →
※
-s //s/）、2-2（母音・有声で終わる → -s //z/）との区別に注意。※
-y / -o / -f・-fe は 2-4/2-5/2-6/2-7/2-8 へ。
クイック判定：3ステップで迷わない！
-
最後の「音」を耳でチェック（綴りではなく発音）。
のどが震える/震えないは関係なく、擦れる音（シューっと聞こえる）かどうかを意識。
-
この7音のどれか？
/s/ （例：bus） /z/ （例：lens） /ʃ/ = sh （例：brush） /ʒ/ = zh （例：garage） /tʃ/ = ch （例：watch） /dʒ/ = j （例：badge） /ks/ = x （例：box）
-
該当したら：
-es を付けて、
/ɪz/ で読む。
※ 手拍子で数えると、語末に 1 拍増える感じになれば成功！
bus → buses
/ˈbʌsɪz/（イ ズ）
These buses are crowded.
これらのバスは混んでいる。
watch → watches
/ˈwɒtʃɪz/
He collects vintage watches.
彼はビンテージ腕時計を集めている。
box → boxes
/ˈbɒksɪz/
Two boxes are missing.
2つの箱が見当たらない。
⚠️ よくある迷い：
・
quiz → quizzes（z を重ねる）／gas → gases（名詞複数の標準形）。
・house → houses は綴り s でも語末音が /z/ → -es /ɪz/（/ˈhaʊzɪz/）。
・index → indexes（一般）／indices（学術）などの使い分けは後述の本文で扱います。
代表パターン表：語末が s / z / sh / zh / ch / j / x の音 → -es（読み /ɪz/）
文字ではなく最後の音で判定します。/ɪz/ = イ ズ（音節が1つ増えるのが合図）。 例や発音をクリックして耳で確認しましょう。
| 語末の音 | 単数 → 複数（-es） | 例の発音 | やさしい意味 | 音声 |
|---|---|---|---|---|
/s/（綴り s など） |
bus → buses ／
class → classes ／
glass → glasses
|
buses /ˈbʌsɪz/ | bus=バス、class=クラス、glass=コップ/ガラス | |
/z/（綴り s/ze などでも音が /z/） |
lens → lenses ／
rose → roses ／
house → houses
|
roses /ˈroʊzɪz/ | lens=レンズ、rose=バラ、house=家 | |
/ʃ/（sh） |
dish → dishes ／
brush → brushes
|
dishes /ˈdɪʃɪz/ | dish=皿、brush=ブラシ | |
/ʒ/（zh っぽい音） |
garage → garages ／
massage → massages
|
garages /-ʒɪz/ | garage=車庫、massage=マッサージ | |
/tʃ/（ch） |
watch → watches ／
match → matches ／
church → churches
|
watches /ˈwɒtʃɪz/ | watch=腕時計、match=試合/マッチ棒、church=教会 | |
/dʒ/（j） |
badge → badgees ／
bridge → bridgees ／
judge → judges
|
badges /ˈbædʒɪz/ | badge=バッジ、bridge=橋、judge=裁判官 | |
/ks/（x の音） |
box → boxes ／
fox → foxes ／
index → indexes （学術では indices も）
|
boxes /ˈbɒksɪz/ | box=箱、fox=キツネ、index=索引/指数 |
⚠️ よくある注意：
quiz → quizzes（z を重ねる）／gas → gases（名詞複数はこれが標準）／
house → houses は綴り s でも語末音が /z/ なので -es /ɪz/（発音 /ˈhaʊzɪz/）。
最小対比：/s/・/z/・/ɪz/ を耳で聞き分けよう
/s/ = ス /z/ = ズ /ɪz/ = イ ズ（音節+1）
/s/（無声）
/ɪz/（シュー音）
book → books（/s/） vs bus → buses（/ɪz/）
These books are heavy, but the buses are crowded.
これらの本は重いが、バスは混んでいる。
/k/ で終わる book は 2-1（/s/）。bus は s 音で終わるので 2-3（-es /ɪz/）。
/z/（有声）
/ɪz/（シュー音）
dog → dogs（/z/） vs dish → dishes（/ɪz/）
Our dogs wait while we wash the dishes.
私たちが皿を洗う間、犬たちは待っている。
dog は /g/（有声）→ 2-2（/z/）。dish は /ʃ/ → 2-3（-es /ɪz/）。
/z/（有声）
/ɪz/（シュー音）
car → cars（/z/） vs watch → watches（/ɪz/）
Old cars and vintage watches are valuable.
古い車やビンテージ腕時計は価値がある。
car は /r/ で終わり 2-2（/z/）。watch は /tʃ/ → 2-3（-es /ɪz/）。
/s/（無声）
/ɪz/（シュー音）
cap → caps（/s/） vs glass → glasses（/ɪz/）
Two caps fell, and the glasses broke.
帽子が2つ落ち、コップが割れた。
cap は /p/ → 2-1（/s/）。glass は /s/ 終わり → 2-3（-es /ɪz/）。
/z/（有声）
/ɪz/（シュー音）
road → roads（/z/） vs rose → roses（/ɪz/）
The roads are empty, but the roses are blooming.
道路は空いているが、バラは咲いている。
road は /d/ → 2-2（/z/）。rose は語末音が /z/ でも -es を付けて /ɪz/。
/z/（有声）
/ɪz/（シュー音）
bag → bags（/z/） vs badge → badges（/ɪz/）
New bags and shiny badges arrived.
新しいバッグと光るバッジが届いた。
bag は /g/ → 2-2（/z/）。badge は /dʒ/ → 2-3（-es /ɪz/）。
✅ コツ：最後の音が
迷ったら手拍子：/ɪz/ なら1拍増えるはず！
s / z / sh / zh / ch / j / x のいずれかなら、-es を付けて語尾は /ɪz。迷ったら手拍子：/ɪz/ なら1拍増えるはず！
💬 例文で「-es（/ɪz/）」の耳と口を鍛えよう！
肯定文
語末 /s/ → -es /ɪz/
These buses are always late.
（これらのバスはいつも遅れる。）
学習ポイント：
語い：
文型：
bus は語末音が /s/。複数は -es を付け、語尾は /ɪz/（イ ズ）で読む。語い：
always=いつも、late=遅れて。文型：
These + 名詞(複数) + are + 形容詞 ／ 発音：buses /ˈbʌsɪz/
描写
語末 /s/ → -es /ɪz/
Morning classes start at nine.
（午前の授業は9時に始まる。）
学習ポイント：
語い：
文型：
class は /s/ で終わる → -es /ɪz/。1拍増える感覚を意識。語い：
start=始まる、at nine=9時に。文型：
名詞(複数) + 動詞(複数) ／ 発音：classes /ˈklæsɪz/
肯定文
語末 /ʃ/（sh）→ -es /ɪz/
He washed the dishes after dinner.
（彼は夕食のあと皿を洗った。）
学習ポイント：
語い：
文型：
dish の語末 /ʃ/（sh） は「シュー音」→ -es /ɪz/。語い：
wash=洗う、after=〜のあと。文型：
主語 + 動詞(過去) + 目的語 + 副詞句 ／ 発音：dishes /ˈdɪʃɪz/
語い
語末 /ʃ/ → -es /ɪz/
I keep spare brushes in the drawer.
（予備のブラシを引き出しに入れている。）
学習ポイント：
語い：
文型：
brush も /ʃ/ 終わり → -es /ɪz/。語い：
spare=予備の、drawer=引き出し。文型：
主語 + 動詞 + 目的語(複数) + 前置詞句 ／ 発音：brushes /ˈbrʌʃɪz/
描写
語末 /tʃ/（ch）→ -es /ɪz/
Vintage watches are popular among collectors.
（ビンテージの腕時計はコレクターの間で人気だ。）
学習ポイント：
語い：
文型：
watch の語末 /tʃ/ → -es /ɪz/。語い：
vintage=古く価値のある、among=〜の間で。文型：
名詞(複数) + be + 形容詞 + 前置詞句 ／ 発音：watches /ˈwɒtʃɪz/
肯定文
語末 /ks/（x）→ -es /ɪz/
Three boxes arrived this morning.
（今朝箱が3つ届いた。）
学習ポイント：
語い：
文型：
x は音で /ks/ → -es /ɪz/。語い：
arrive=到着する。文型：
数詞 + 名詞(複数) + 動詞(過去) ／ 発音：boxes /ˈbɒksɪz/
描写
語末 /ks/（x）→ -es /ɪz/
Foxes are active at night.
（キツネは夜に活動的だ。）
学習ポイント：
語い：
文型：
fox → foxes /ɪz/。x は /ks/ の音。語い：
active=活動的な、at night=夜に。文型：
名詞(複数) + be + 形容詞 + 副詞句 ／ 発音：foxes /ˈfɒksɪz/
語い
語末 /dʒ/（j）→ -es /ɪz/
Employees must wear ID badges at work.
（社員は勤務中にIDバッジを着用しなければならない。）
学習ポイント：
語い：
文型：
badge 語末 /dʒ/ → -es /ɪz/。語い：
employee=社員、must=〜ねばならない、wear=着用する。文型：
主語(複数) + must + 動詞原形 + 名詞(複数) ／ 発音：badges /ˈbædʒɪz/
肯定文
語末 /dʒ/ → -es /ɪz/
Old bridges need regular maintenance.
（古い橋は定期的なメンテナンスが必要だ。）
学習ポイント：
語い：
文型：
bridgeも /dʒ/ 終わり → -es /ɪz/。語い：
regular=定期的な、maintenance=維持管理。文型：
形容詞 + 名詞(複数) + 動詞(複数) + 名詞 ／ 発音：bridges /ˈbrɪdʒɪz/
描写
語末 /z/ → -es /ɪz/
The roses in the garden smell wonderful.
（庭のバラは良い香りがする。）
学習ポイント：
語い：
文型：
rose の語末は有声 /z/。-es を足して読むのは /ɪz/。語い：
smell=においがする、wonderful=素晴らしい。文型：
The + 名詞(複数) + 動詞(複数) ／ 発音：roses /ˈroʊzɪz/
注意
綴り s でも語末音 /z/ → -es /ɪz/
New houses are being built near the river.
（川の近くで新しい家が建設中だ。）
学習ポイント：
語い：
文型：
house は綴りが s でも語末音は /z/。→ houses /ˈhaʊzɪz/。語い：
be built=建設中である。文型：
形容詞 + 名詞(複数) + 進行受動
つづり注意
z を重ねる → -es /ɪz/
We have short quizzes every Friday.
（毎週金曜日に短い小テストがある。）
学習ポイント：
語い：
文型：
quiz は z を重ねて quizzes。語尾は /ɪz/。語い：
short=短い、every=毎〜。文型：
We + have + 名詞(複数) + 時の副詞句 ／ 発音：/ˈkwɪzɪz/
つづり注意
gases が名詞複数の標準
Greenhouse gases warm the planet.
（温室効果ガスは地球を温める。）
学習ポイント：
語い：
文型：
gas の名詞複数は普通 gases（語尾 /ɪz/）。gasses は動詞（ガスをかける）の形で使うことがある。語い：
greenhouse=温室、warm=温める。文型：
名詞(複数) + 動詞(複数) + 目的語 ／ 発音：/ˈɡæsɪz/
恋愛
語末 /s/ → -es /ɪz/
Hugs and kisses matter more than gifts.
（抱きしめることやキスは、プレゼントよりも大切だ。）
学習ポイント：
語い：
文型：
kiss は /s/ 終わり → kisses /ˈkɪsɪz/。/ɪz/ の1拍を感じよう。語い：
matter=重要である、more than=〜よりも。文型：
名詞(複数) + 動詞(複数) + 比較表現
ℹ️ index の複数：一般用途は
indexes（/ɪz/）。数学・学術では indices を使うこともあります（意味と文脈で選ぶ）。
2-3 FAQ：語末が s/z/sh/zh/ch/j/x の音 → -es（発音 /ɪz/）
合言葉
「シュー音」で終わったら -es、読みは /ɪz/（イ ズ）
判定 文字ではなく最後の音で決める
感覚 音節が1つ増える
理由英語は同じ種類の擦れる音（シュー音）が連続すると発音しにくいので、小さな母音 /ɪ/ をはさんで言いやすくします。その結果、綴りは -es、読みは /ɪz/ になります。
英文
Watches and boxes are on sale.
腕時計と箱がセール中です。
watch→watches /ˈwɒtʃɪz/、box→boxes /ˈbɒksɪz/。
結論はい、このグループでは /ɪz/ が原則です。速い会話では弱く短くなっても、音節が1つ増える感覚は残ります。
英文
He washes the dishes and fixes the boxes.
彼は皿を洗い、箱を修理する。
ポイントch の音で決めます。語末が /tʃ/（チ音）なら -es → /ɪz/。/k/ なら -s だけ。
- /tʃ/：watch → watches /ˈwɒtʃɪz/、church → churches
- /k/：stomach → stomachs /ˈstʌməks/、monarch → monarchs
英文
Two watches and two stomachs—different endings, different sounds.
腕時計と胃では、語尾も発音も違う。
ルールx は発音が /ks/ なので -es を付けて /ɪz/。例：box → boxes、fax → faxes、suffix → suffixes。
英文
Please label the boxes and send the faxes.
箱にラベルを貼り、ファックスを送ってください。
※ matrix / appendix などは学術で不規則（matrices / appendices）もありますが、別テーマで扱います。
判定語末の音が /z/ になるタイプは -es → /ɪz/。例：rose → roses、phase → phases、browse → browses。
英文
The roses bloom as the project enters new phases.
バラが咲き、計画は新しい段階に入る。
- quiz → quizzes：z を重ねる +
-es（/ˈkwɪzɪz/）。 - gas → gases：名詞複数は gases（/ˈɡæsɪz/）。gasses は動詞形で使う場合あり。
英文
Weekly quizzes cover greenhouse gases.
毎週の小テストは温室効果ガスを扱う。
答え/ʒ/ も「シュー音」の仲間。-es を付けて /ɪz。地域によって garage の音が /ʒ/ や /dʒ/ でも、どちらも /ɪz です。
英文
Two garages offer good massages for drivers.
2つのガレージは運転手向けに良いマッサージを提供している。
はい三人称単数現在（he/she/it + 動詞）でも、語末がこの音なら -es で /ɪz。例：watches、fixes、judges（語末音 /dʒ/ → /ɪz/）。
英文
She watches and fixes what he judges to be wrong.
彼女は見守り、直し、彼が誤りだと判断することに対応する。
※ 名詞だけでなく、動詞の語尾発音にも同じ考え方が適用されます。
コツbuses は1語で /ˈbʌsɪz/（アクセントは先頭）。bus is は2語なので、軽く切れ目が入ります（bus | is）。
英文
Buses are late. / The bus is late.
バス（複数）は遅れている。／そのバス（単数）は遅れている。
意味差glasses は「メガネ」（複数形が決まり文句）。glass は「ガラス（不可算）」や「コップ（可算）」で、複数は glasses になります。
英文
My glasses broke, and we need two glasses for water.
私のメガネが壊れた。水用にコップが2つ必要だ。
発音はい。綴りが違っても語末音は /s/ 由来のシュー音なので、複数や三単現は -es → /ɪz です（practices /ˈpræk.tɪs.ɪz/）。
英文
Good practices improve results.
良いやり方は成果を高める。
2-4. 子音 + y で終わる → y を i に替えて -es（つづり -ies）
直前1文字が子音（b,c,d,f,g, ... , z の母音以外）なら、
単数形の ...y が複数で ...ies になります。
例：baby → babies /ˈbeɪbiz/、city → cities /ˈsɪtiz/
（語尾 /ɪz/（イ ズ）。音節は増えません）
合言葉：子音 + y → -ies
判定は「綴り」：y の直前を見る
発音：語尾は
/ɪz/（イ ズ）
音節：据え置き（増えない）
※ 母音 + y（toy, key など）はこのルールではありません → 2-5（
※ child→children などの不規則は 3章で扱います。
-s を付ける）。※ child→children などの不規則は 3章で扱います。
💡 モチベUP：「直前1文字を見るだけ」で即答できます。小さな即時成功が記憶を強化します！
Lesson 050 / Section 2-4
クイック判定：3ステップで迷わない！
-
単語が
yで終わる？ いいえ → 2-1 / 2-2 / 2-3 / 2-6 以降のルールへ。 -
yの直前は「母音」？（a, e, i, o, u） はい → 2-5：-s（例：toy→toys, key→keys）。 いいえ（= 子音） → 次へ。 -
子音 +
y→ y を i に替え-es（-ies）。 読みは /ɪz/（イ ズ）、音節は増えない。
baby → babies
/ˈbeɪbiz/（イ ズ）
The babies are sleeping.
その赤ちゃんたちは眠っている。
city → cities
/ˈsɪtiz/（音節数は単数と同じ）
These cities are growing fast.
これらの都市は急速に成長している。
party → parties（対比：toy → toys）
/ˈpɑːrtiz/（parties）／/tɔɪz/（toys）
We planned two parties for children who love new toys.
新しいおもちゃが大好きな子どもたちのために、2つのパーティーを計画した。
⚠️ よくある迷い：
例：
-ies の読みは /aɪz/（アイズ）ではなく /ɪz/（イ ズ）。例：
family → families /ˈfæməliz/、company → companies /ˈkʌmpəniz/。
固有名詞の家族名は the Kennedys のように -s を用いることもあります（詳細は本文注で）。
代表パターン表：子音 + y → -ies（読み /ɪz/）をジャンルで覚える
判定 y の直前が子音なら y → i に替えて -es（つづり -ies）。
発音 語尾 -ies は /ɪz（イ ズ）。音節数は増えません（例：city 2拍 → cities も 2拍）。
| ジャンル | 単数 → 複数（-ies） | 発音の目安 | やさしい意味 | 音声（語） |
|---|---|---|---|---|
| 人・家族 |
baby → babies ／
lady → ladies ／
family → families
|
/ˈbeɪbiz/, /ˈleɪdiz/, /ˈfæməliz/ | baby=赤ちゃん、lady=女性、family=家族 | |
| 場所・地理 |
city → cities ／
country → countries ／
valley → valleys ※ 母音+y は -s（対比）
|
/ˈsɪtiz/, /ˈkʌntriz/, /ˈvæliz/／valleys=/z/ | city=都市、country=国/田舎、valley=谷 | |
| 出来事・話題 |
party → parties ／
story → stories ／
duty → duties
|
/ˈpɑːrtiz/, /ˈstɔːriz/, /ˈdjuːtiz/ | party=パーティー/政党、story=話/物語、duty=義務 | |
| 仕事・組織 |
company → companies ／
industry → industries ／
faculty → faculties
|
/ˈkʌmpəniz/, /ˈɪndəstriz/, /ˈfækəltiːz/→faculties=/ˈfækəliz/ | company=会社、industry=産業、faculty=学部/教員団 | |
| 学術・抽象 |
theory → theories ／
category → categories ／
tragedy → tragedies
|
/ˈθɪəriz/, /ˈkætɪgɔːriz/, /ˈtrædʒədiz/ | theory=理論、category=範疇/分類、tragedy=悲劇 | |
| 物・エネルギー |
library → libraries ／
melody → melodies ／
energy → energies
|
/ˈlaɪbrəriz/, /ˈmɛlədiz/, /ˈɛnərdʒiz/ | library=図書館、melody=メロディー、energy=エネルギー |
⚠️ 対比：母音 + y は
固有名詞の家族名は
-s（例：boy→boys, key→keys, valley→valleys）。固有名詞の家族名は
the Kennedys のように -s を用いることもあります。
最小対比：-ies（/ɪz/）と -s（/z/）を耳で聞き分けよう
-ies = /ɪz/（イ ズ） -s = /z/（ズ） ─ y の直前が子音か母音かで判断します。
子音+y → cities（/ɪz/）
母音+y → keys（/z/）
city → cities vs key → keys
These cities are safe, and we keep spare keys.
これらの都市は安全で、予備の鍵を保管している。
city は ty（子音 + y）→ cities（/ɪz/）。key は key（母音 + y）→ keys（/z/）。
families（/ɪz/）
days（/z/）
family → families vs day → days
Many families spend summer days by the river.
多くの家族が夏の日々を川辺で過ごす。
family（l は子音）→ families。day（a は母音）→ days。
countries（/ɪz/）
toys（/z/）
country → countries vs toy → toys
In many countries, handmade toys are popular.
多くの国々で、手作りのおもちゃが人気だ。
country（r は子音）→ countries。toy（o は母音）→ toys。
theories（/ɪz/）
monkeys（/z/）
theory → theories vs monkey → monkeys
Competing theories were inspired by studies of monkeys.
対立する理論はサルの研究から着想を得た。
theory（r は子音）→ theories。monkey（e は母音）→ monkeys。
tragedies（/ɪz/）
valleys（/z/）
tragedy → tragedies vs valley → valleys
Ancient tragedies were performed in open valleys.
古代の悲劇は開けた谷で上演された。
tragedy（d は子音）→ tragedies。valley（e は母音）→ valleys。
ladies（/ɪz/）
boys（/z/）
lady → ladies vs boy → boys
Ladies and boys lined up for the show.
女性たちと少年たちがショーに並んだ。
lady（d は子音）→ ladies。boy（o は母音）→ boys。
✅ コツ：y の直前が子音なら y → i にして -es（発音 /ɪz）。母音なら -s（/z/）。
迷ったら「直前1文字チェック → 発音確認（/ɪz/ or /z/）」の順で！
迷ったら「直前1文字チェック → 発音確認（/ɪz/ or /z/）」の順で！
💬 例文で「子音 + y → -ies（/ɪz/）」の耳と目を鍛えよう！
肯定文
子音 + y → -ies /ɪz/
The babies are sleeping.
（その赤ちゃんたちは眠っている。）
学習ポイント：
語い：
文型・発音：
baby は 子音 b + y なので y → i ＋ -es → babies。語尾は /ɪz/（イ ズ）。語い：
sleep=眠る。文型・発音：
The + 名詞(複数) + be + V-ing ／ babies /ˈbeɪbɪz/
描写
子音 + y → -ies /ɪz/
These cities are growing fast.
（これらの都市は急速に成長している。）
学習ポイント：
語い：
文型・発音：
city（t は子音）→ cities。音節は増えないが語尾は /ɪz/。語い：
grow=成長する、fast=速く。文型・発音：
名詞(複数) + be + V-ing ／ cities /ˈsɪtiz/
肯定文
子音 + y → -ies /ɪz/
Many countries rely on tourism.
（多くの国々が観光に依存している。）
学習ポイント：
語い：
文型・発音：
r は子音 → countries。語尾は /ɪz/。語い：
rely on=〜に頼る、tourism=観光産業。文型・発音：
Many + 名詞(複数) + 動詞(複数) ／ /ˈkʌntriz/
語い
子音 + y → -ies /ɪz/
Two families share this house.
（2つの家族がこの家を共有している。）
学習ポイント：
語い：
文型・発音：
l は子音 → families。読みは /ˈfæməliz/。語い：
share=共有する。文型・発音：
数詞 + 名詞(複数) + 動詞
描写
子音 + y → -ies /ɪz/
Ladies and gentlemen, welcome.
（ご婦人方、そして紳士の皆さま、ようこそ。）
学習ポイント：
語い：
発音：
d は子音 → ladies。語い：
gentleman/gentlemen=紳士（単/複）。発音：
ladies /ˈleɪdiz/
対比
子音 + y → -ies
母音 + y → -s
We organized two parties for kids who love new toys.
（新しいおもちゃが大好きな子どもたちのために、2つのパーティーを開催した。）
学習ポイント：
語い：
発音：
party（t は子音）→ parties（/ɪz/）。toy（o は母音）→ toys（/z/）。語い：
organize=企画する、kid=子ども。発音：
parties /ˈpɑːrtiz/、toys /tɔɪz/
恋愛
子音 + y → -ies /ɪz/
Our small stories became big memories.
（私たちの小さな物語は、大きな思い出になった。）
学習ポイント：
語い：
発音：
story（r は子音）→ stories。語尾 /ɪz/。語い：
memory=思い出（複数：memories）。発音：
stories /ˈstɔːriz/
肯定文
子音 + y → -ies /ɪz/
Global companies invest in clean energy.
（世界的な企業はクリーンエネルギーに投資している。）
学習ポイント：
語い：
発音：
company（n は子音）→ companies。語い：
invest=投資する、clean energy=再エネ等。発音：
companies /ˈkʌmpəniz/
語い
子音 + y → -ies /ɪz/
Competing theories explain the data.
（対立する理論がそのデータを説明する。）
学習ポイント：
語い：
発音：
theory（r は子音）→ theories。語い：
competing=競合する。発音：
theories /ˈθɪəriz/
描写
子音 + y → -ies /ɪz/
Products fall into several categories.
（製品は複数のカテゴリーに分類される。）
学習ポイント：
語い：
発音：
category（r は子音）→ categories。語い：
fall into=〜に分類される。発音：
/ˈkætɪɡɔːriz/
否定文
子音 + y → -ies /ɪz/
These duties are not optional.
（これらの義務は任意ではない。）
学習ポイント：
語い：
文型・発音：
duty（t は子音）→ duties。語い：
optional=任意の。文型・発音：
名詞(複数) + be + not + 形容詞 ／ /ˈdjuːtiz/
疑問文
子音 + y → -ies /ɪz/
Are public libraries open on Sundays?
（公共の図書館は日曜日に開いていますか？）
学習ポイント：
語い：
発音：
library（r は子音）→ libraries。語い：
public=公共の。発音：
libraries /ˈlaɪbrəriz/
語い
子音 + y → -ies /ɪz/
Simple melodies can be unforgettable.
（シンプルなメロディーは忘れがたいことがある。）
学習ポイント：
語い：
発音：
melody（d は子音）→ melodies。語い：
unforgettable=忘れられない。発音：
/ˈmɛlədiz/
注意
子音 + y → -ies /ɪz/
We studied different energies in physics.
（物理ではさまざまなエネルギーの種類を学んだ。）
学習ポイント：
語い：
発音：
energy は通常不可算（数えない）が、種類を言うときは可算化 → energies。語い：
physics=物理学、different=さまざまな。発音：
/ˈɛnərdʒiz/
✅ コツ：y の直前が子音なら y → i にして -es（発音 /ɪz）。
母音 + y は -s（/z/）：例
toy → toys, key → keys。
固有名詞の家族名は the Kennedys のように -s を用いることもあります（スタイル差）。
2-4 FAQ：子音 + y → -ies（読み /ɪz/）
型
... Consonant + y → ...i + es（つづり -ies）
判定 y の直前1文字が母音か子音かを見る
発音 -ies は /ɪz（イ ズ）、音節は増えない
理由英語のつづりの決まりごとで、子音 + y のときは語尾に母音が来ると y → i にして発音を安定させるためです（baby → babies）。
英文
Two babies smiled at me.
2人の赤ちゃんが私にほほえんだ。
発音：
babies /ˈbeɪbɪz/（語尾は /ɪz）。答え/ɪz（イ ズ）です。多くの単語で音節数は増えません（city 2拍 → cities も 2拍）。
英文
These cities are famous.
これらの都市は有名だ。
発音：
cities /ˈsɪtiz/（アクセント位置も単数と同じ）。注意いいえ。母音 + y は -s を付けるだけです（toy→toys, key→keys）。
英文
Kids love new toys and colorful keys.
子どもは新しいおもちゃや色とりどりの鍵が大好きだ。
- 三人称単数現在：study → studies、try → tries。
- 過去・過去分詞：study → studied、try → tried。
- 母音 + y：play → plays、played（yはそのまま）。
英文
She studies every day, and he plays soccer.
彼女は毎日勉強するし、彼はサッカーをする。
※
-ing は例外（study → studying：y はそのまま）。- -ing：y はそのまま（study → studying）。
- -er/-est：多くは y → i（happy → happier / happiest）。
英文
She is studying and feels happier now.
彼女はいま勉強中で、前より幸せに感じている。
一般家族名は普通 -s を付けます（例：the Kennedys）。つづりを変えないのが一般的です。
英文
The Kennedys moved next door.
ケネディ家が隣に引っ越してきた。
※ スタイルによっては例外もありますが、一般学習では -s で十分です。
- energies：「種類」を数えるとき（kinetic/thermal など）。
- monies：法律・金融で「資金の種類・勘定」を区別する用法。
英文
The project draws on different energies and allocated monies.
その計画はさまざまなエネルギーと、用途別の資金に依拠している。
※ いずれも専門的な文脈の表現です。
上級soliloquy / colloquy は -quies になります（soliloquies）。qu は音で /kw/（子音を含む）なので 子音 + y と考えると覚えやすいです。
英文
The play contains two soliloquies.
その劇には独白が2つ含まれている。
基本アクセント位置は単数と同じことが多く、意味は「複数になる」だけです。
英文
Small cities can be very innovative.
小さな都市はとても革新的な場合がある。
対象外このセクションは名詞の複数が対象です。why は通常は副詞/接続詞ですが、名詞として使う特別な言い回しでは whys と -s を付けるのが普通です（つづりを変えないのが慣例）。
英文
We discussed the whys and hows.
私たちは理由と方法について議論した。
※ 記号や語そのものを名詞にする場合は、慣習的に -s を付ける書き方が広く見られます。
あります。語末が y かどうかを見てください。company は y 終わり → companies、companion は y 終わりではない → companions。
英文
Companies hire skilled companions for tours.
企業はツアーの同行者として技能のある人材を雇う。
2-5. 母音 + y で終わる → つづりは変えずに -s（読みは /z/）
直前1文字が母音（a / e / i / o / u）なら、y はそのままにして
-s を付けます。
例：toy → toys /tɔɪz/、key → keys /kiːz/、monkey → monkeys /ˈmʌŋkiz/
（語尾は/z/（ズ）。音節は増えません）
※ この章は「母音 + y」。子音 + y（city, family など）は 2-4 で
※ 綴りと発音がズレる外来語に注意：
-ies（/ɪz/）になります。※ 綴りと発音がズレる外来語に注意：
quay → quays は /kiː/ → /kiːz/。
💡 モチベUP：直前1文字を見るだけで即判定。小さな成功の積み重ねが記憶を強くします！
Lesson 050 / Section 2-5
クイック判定：3ステップで一発解決！
-
単語が
yで終わる？ いいえ → 2-1 / 2-2 / 2-3 / 2-6 以降を確認。 -
yの直前は「母音」？（a, e, i, o, u） はい → この章：-s（/z/）。 いいえ（= 子音） → 2-4：-ies（/ɪz/） -
発音チェック：語尾の
-sは /z/（ズ）。音節は増えません。
toy → toys
/tɔɪz/（ズ）
These toys are handmade.
これらのおもちゃは手作りだ。
key → keys
/kiːz/（ズ）
Spare keys are on the tray.
予備の鍵はトレーの上。
monkey → monkeys（対比：family → families）
/ˈmʌŋkiz/（monkeys）／/ˈfæməliz/（families）
Two monkeys played near the river; many families watched.
川のそばで2匹のサルが遊び、多くの家族が見守った。
⚠️ よくある間違い：
迷ったら「直前1文字チェック → 語尾の音（/z/ か /ɪz/）」の順で！
toies ❌ → toys ✅ ／ keies ❌ → keys ✅。迷ったら「直前1文字チェック → 語尾の音（/z/ か /ɪz/）」の順で！
代表パターン表：母音 + y → -s（語尾は /z/）をジャンルで覚える
判定 y の直前が母音（a/e/i/o/u）なら つづりは変えずに -s。
発音 語尾 -s は /z（ズ）。音節は増えません（toy 1拍 → toys も 1拍）。
| ジャンル | 単数 → 複数（-s） | 発音の目安 | やさしい意味 | 音声（語） |
|---|---|---|---|---|
| 人・生き物 |
boy → boys ／
monkey → monkeys ／
donkey → donkeys
|
/bɔɪz/, /ˈmʌŋkiz/, /ˈdɒŋkiz/ | boy=少年、monkey=サル、donkey=ロバ | |
| モノ |
toy → toys ／
key → keys ／
tray → trays ／
alloy → alloys
|
/tɔɪz/, /kiːz/, /treɪz/, /ˈælɔɪz/ | toy=おもちゃ、key=鍵、tray=トレー、alloy=合金 | |
| 場所 |
valley → valleys ／
alley → alleys ／
quay → quays ※ 発音注意
|
/ˈvæliz/, /ˈæliz/, quays=/kiːz/ | valley=谷、alley=小道、quay=埠頭（発音は「キー」） | |
| 出来事・時間 |
day → days ／
delay → delays（名詞/動詞）
|
/deɪz/, /dɪˈleɪz/ | day=日々、delay=遅れ・遅延/遅らせる | |
| 旅行・学術・文章 |
journey → journeys ／
survey → surveys ／
essay → essays
|
/ˈdʒɜːrniz/, /ˈsɜːrveɪz/, /ˈɛseɪz/ | journey=旅、survey=調査、essay=小論文 |
⚠️ 対比：子音 + y は
迷ったら y の直前だけを見るのがコツ！
-ies（/ɪz/）になります（例：lady→ladies, family→families, country→countries）。迷ったら y の直前だけを見るのがコツ！
最小対比：-s（/z/）と -ies（/ɪz/）を耳で聞き分けよう
-s = /z/（ズ） -ies = /ɪz/（イ ズ） ─ y の直前が母音か子音かをチェック！
母音+y → keys（/z/）
子音+y → cities（/ɪz/）
key → keys vs city → cities
Spare keys are required in big cities.
大きな都市では、予備の鍵が必要だ。
key（母音 + y）→ keys /kiːz/。city（子音 + y）→ cities /ˈsɪtiz/。
days（/z/）
families（/ɪz/）
day → days vs family → families
Summer days bring many happy families to the park.
夏の日々には、多くの家族が公園に訪れる。
day（母音 + y）→ days /deɪz/。family（子音 + y）→ families /ˈfæməliz/。
toys（/z/）
countries（/ɪz/）
toy → toys vs country → countries
Handmade toys are exported to many countries.
手作りのおもちゃは多くの国々へ輸出される。
toy → toys /tɔɪz/。country → countries /ˈkʌntriz/。
alleys（/z/）
ladies（/ɪz/）
alley → alleys vs lady → ladies
Quiet alleys led to cafés where ladies chatted.
静かな路地は、女性たちがおしゃべりするカフェへ続いていた。
alley → alleys /ˈæliz/。lady → ladies /ˈleɪdiz/。
journeys（/z/）
stories（/ɪz/）
journey → journeys vs story → stories
Long journeys often become shared stories.
長い旅は、しばしば皆の物語になる。
journey → journeys /ˈdʒɜːrniz/。story → stories /ˈstɔːriz/。
quays（/kiːz/）
cities（/ɪz/）
quay → quays vs city → cities
Old quays shaped the trade of many cities.
古い埠頭は多くの都市の交易を形作った。
quay は綴りに注意：単数 /kiː/、複数 quays /kiːz/。
✅ コツ：y の直前が母音なら -s（/z/）。子音なら -ies（/ɪz/）。
まず「直前1文字チェック」→ 次に「語尾の音（/z/ or /ɪz/）」で二重確認！
まず「直前1文字チェック」→ 次に「語尾の音（/z/ or /ɪz/）」で二重確認！
💬 例文で「母音 + y → -s（/z/）」を身につけよう！
肯定文
母音 + y → -s（/z/）
These toys are safe for toddlers.
（これらのおもちゃは幼児にとって安全だ。）
学習ポイント：
語い：
文型・発音：
toy は 母音 + y → つづりはそのまま -s。語尾は /z/（ズ）。語い：
toddler=よちよち歩きの幼児。文型・発音：
These + 名詞(複) ／ toys /tɔɪz/
描写
母音 + y → -s（/z/）
Please leave the keys on the trays.
（鍵はそのトレーの上に置いてください。）
学習ポイント：
語い：
文型：
key / tray はどちらも 母音 + y → -s。発音は keys /kiːz/, trays /treɪz/。語い：
leave=置く・残す。文型：
leave A on B
恋愛
母音 + y → -s（/z/）
Our days felt brighter with your smile.
（あなたの微笑みで、私たちの日々は明るく感じられた。）
学習ポイント：
語い：
文型：
day → days（/deɪz/）。音節は増えない（day 1拍 → days も1拍）。語い：
brighter=より明るい。文型：
feel + 形容詞
肯定文
母音 + y → -s（/z/）
Monkeys sometimes use simple tools.
（サルは簡単な道具を使うことがある。）
学習ポイント：
語い：
文型：
monkey → monkeys /ˈmʌŋkiz/。語い：
sometimes=ときどき、tool=道具。文型：
S + sometimes + V
描写
母音 + y → -s（/z/）
The donkeys carried supplies up the hill.
（ロバたちは丘の上まで物資を運んだ。）
学習ポイント：
語い：
文型：
donkey → donkeys /ˈdɒŋkiz/。語い：
supplies=物資・補給品。文型：
carry A up B
風景
母音 + y → -s（/z/）
The valleys were covered with morning mist.
（その谷は朝もやに包まれていた。）
学習ポイント：
語い：
文型：
valley → valleys /ˈvæliz/。語い：
mist=もや・霧。文型：
S + be covered with + 名詞
対比あり
母音 + y → -s
子音 + y → -ies（/ɪz/）へ
Quiet alleys lead to hidden cafés.
（静かな路地は隠れたカフェへ続いている。）
学習ポイント：
語い：
文型：
alley → alleys /ˈæliz/。lady→ladies は 2-4 のパターン（子音 + y）。語い：
hidden=隠れた。文型：
lead to + 名詞
肯定文
母音 + y → -s
Their journeys changed their perspectives.
（彼らの旅は物の見方を変えた。）
学習ポイント：
語い：
文型：
journey → journeys /ˈdʒɜːrniz/。語い：
perspective=見方・視点。文型：
change + 名詞
語い
母音 + y → -s
Online surveys collect feedback quickly.
（オンライン調査は素早く意見を集める。）
学習ポイント：
語い：
文型：
survey → surveys /ˈsɜːrveɪz/。動詞の三単現も surveys（同じ綴り）。語い：
feedback=意見・反応。文型：
collect + 名詞
学校
母音 + y → -s
I graded the essays last night.
（昨夜、小論文を採点した。）
学習ポイント：
語い：
文型：
essay → essays /ˈɛseɪz/。語い：
grade=採点する。文型：
grade + 名詞
否定文
母音 + y → -s
There were no delays this morning.
（今朝は遅延がなかった。）
学習ポイント：
語い：
文型：
delay → delays /dɪˈleɪz/。語い：
this morning=今朝。文型：
There were no + 名詞(複)
注意
母音 + y → -s
Historic quays line the river.
（歴史ある埠頭がその川沿いに並ぶ。）
学習ポイント：
語い：
文型：
quay は綴りと発音がズレる：単数 /kiː/ → 複数 quays /kiːz/。語い：
line=（道に沿って）並ぶ。文型：
S + line + 場所
スポーツ
母音 + y → -s
The team wore new jerseys for the final.
（チームは決勝で新しいユニフォームを着用した。）
学習ポイント：
語い：
文型：
jersey → jerseys /ˈdʒɜːrziz/。語い：
wore=wear の過去形。文型：
S + wear + 名詞(複)
理科
母音 + y → -s
Lightweight alloys improve fuel efficiency.
（軽量合金は燃費を向上させる。）
学習ポイント：
語い：
文型：
alloy → alloys /ˈælɔɪz/。語い：
fuel efficiency=燃費。文型：
improve + 名詞
自然
母音 + y → -s
Wild turkeys live in this forest.
（野生の七面鳥がこの森に生息している。）
学習ポイント：
語い：
文型：
turkey → turkeys /ˈtɜːrkiz/。語い：
wild=野生の。文型：
S + live in + 場所
✅ まとめ：母音 + y は -s、語尾は /z/（ズ）、音節は増えない。
迷ったら「y の直前1文字チェック → 語尾の音（/z/ or /ɪz/）」で二重確認！
2-5 FAQ：母音 + y で終わる名詞は -s（読みは /z/）
型
... Vowel + y → ... + s（つづりは y のまま）
判定y の直前1文字が母音（a/e/i/o/u）かを見る
発音-s は /z（ズ）、音節は増えない
理由key は 母音 + y なので、y を変えずに -s を付けます（keys）。読みは /kiːz/。
英文
I lost two keys today.
今日は鍵を2本なくしてしまった。
直前が母音（e）→ -s。直前が子音なら -ies（例：city → cities）。
- storey（英式の「階」）：母音 + y → storeys
- story（物語）：子音 + y → stories（-ies）
英文
The building has five storeys.
その建物は5階建てだ。
英文
Old stories were told by the fire.
古い物語が焚き火のそばで語られた。
つづりを必ず確認：直前1文字が母音なら -s、子音なら -ies。
注意どちらも 母音 + y なので chimneys / valleys です（*chimnies*, *vallies* は誤り）。
英文
Old houses had tall chimneys in narrow valleys.
古い家には細い谷間に高い煙突があった。
語尾
-s は /z/：chimneys /ˈtʃɪmniz/, valleys /ˈvæliz/。- 名詞：guy → guys（複数）
- 動詞（三人称単数）：buy → buys、enjoy → enjoys
英文
That guy buys gifts and enjoys surprises.
その男性は贈り物を買い、驚きを楽しむ。
いずれも 母音 + y（uy / oy）なので -s。語尾は /z/。
はい。どちらも 母音 + y なので days / delays です（delays は名詞でも動詞でも使えます）。
英文
Rainy days often cause delays.
雨の日は遅延を引き起こすことが多い。
注意quay は単数 /kiː/、複数 quays /kiːz/。つづりは 母音 + y なので -s です。
英文
Old quays face the river.
古い埠頭が川に向かい合っている。
はい。単語末が母音 + y なら -s。例：alleyway → alleyways、playboy → playboys。
英文
The alleyways were quiet at night.
その路地裏は夜に静かだった。
語尾を見るときは「単語の最後の y」に注目しましょう。
valley の直前は母音（e）→ valleys。family の直前は子音（l）→ families（-ies）。
英文
Two deep valleys cut through the plain.
2つの深い谷が平野を横切っている。
英文
Many families enjoyed the festival.
多くの家族が祭りを楽しんだ。
境界は「y の直前が母音か子音か」。それだけで即判定！
journey は可算（journeys）、travel は通常は不可算（複数形なし）です。
英文
Three long journeys changed her life.
3つの長い旅が彼女の人生を変えた。
「旅」を数で言いたいときは journey/journeys を使うと明確です。
はい。名詞の複数は essays、動詞（三人称単数）は essays（挑戦する・試みる）です。
英文
She essays new ideas in her essays.
彼女は自分のエッセイで新しい考えに挑んでいる。
どちらも 母音 + y → -s。文脈で名詞/動詞を見分けます。
volley → volleys。母音 + y なので y はそのまま、語尾は /z/。
英文
He scored two brilliant volleys.
彼は見事なボレーシュートを2本決めた。
2-6. 子音 + o で終わる → 多くは -es（読みは /z/）
直前1文字が子音（母音 a/e/i/o/u 以外）なら、
-es を付けるのが基本です。
例：hero → heroes /ˈhɪəroʊz/、tomato → tomatoes /təˈmeɪtoʊz/、echo → echoes /ˈɛkoʊz/
※ 表記は -es でも、語尾の音は/z/（ズ）に聞こえます。
合言葉：子音 + o → -es（/z/）
判定：o の直前を見る
例外：外来語・略語・音楽語は -s
両形可：mango(es), volcano(es) など
対比：母音 + o → -s（radio → radios）
例外で -s を取ることが多い語：
両形可（どちらも見かける）：
piano, photo, video, logo, memo, radio, kilo, solo, soprano, cello など。両形可（どちらも見かける）：
mango(s/es), volcano(s/es), tornado(s/es), mosquito(s/es), zero(s/es), cargo(s/es)。学校・試験では -es を推奨することが多いです。
💡 モチベUP：直前1文字を見るだけで即判定！「原則」と「例外グループ」をセットで覚えると迷いが消えます。
Lesson 050 / Section 2-6
クイック判定：4ステップで迷わない！
-
単語が
oで終わる？
いいえ → 2-1/2-2/2-3/2-4/2-5 を確認。 -
oの直前は「子音」？
はい → 原則：-es（音は /z/）。
いいえ（= 母音） → 2-7：-s（radio → radios） -
例外グループに入る？（外来語・略語・音楽語）
例：piano, photo, video, logo, memo, radio, kilo, solo, soprano, cello…
入る → -s を採用（pianos, photos, videos...）。 -
両形可の語？（
mango, volcano, tornado, mosquito, zero, cargoなど）
公式・学習用途 → -es を推奨（mangoes, volcanoes...）。広告・IT記事では -s も見られます。
hero → heroes
/ˈhɪəroʊz/（ズ）
Many heroes acted quietly.
多くの英雄が静かに行動した。
tomato → tomatoes
/təˈmeɪtoʊz/（ズ）
Fresh tomatoes improve the flavor.
新鮮なトマトは風味を高める。
piano → pianos（例外）
/piˈænoʊz/（ズ）
Two grand pianos were delivered.
2台のグランドピアノが配送された。
mango → mangoes/mangos
学校・試験では mangoes 推奨
Ripe mangoes smell sweet.
熟したマンゴーは甘い香りがする。
対比：母音 + o → -s
radio → radios /ˈreɪdioʊz/、studio → studios /ˈstuːdioʊz/
Old radios filled the studios.
古いラジオがスタジオに並んだ。
⚠️ よくある誤り：
迷ったら「直前1文字チェック → 原則 or 例外グループ → 両形可か」を順に確認！
tomatos ❌ → tomatoes ✅ ／ heros ❌ → heroes ✅。迷ったら「直前1文字チェック → 原則 or 例外グループ → 両形可か」を順に確認！
代表パターン表：子音 + o → 原則 -es（読みは /z/）
判定
o の直前1文字が子音なら -es。
耳でのコツ
-es も -s も語尾は多くが /z/（ズ）。音だけでは区別しにくいので、綴り・語種で判断！
| ジャンル | 単数 → 複数（ルールバッジ付き） | 発音の目安（IPA） | やさしい意味 | 音声（語） |
|---|---|---|---|---|
| 人物・役割 |
原則 -es
hero → heroes ／
veto → vetoes
|
/ˈhɪəroʊz/, /ˈviːtoʊz/ | hero=英雄、veto=拒否権（動詞もあり） | |
| 食べ物 |
原則 -es
tomato → tomatoes ／
potato → potatoes
|
/təˈmeɪtoʊz/, /pəˈteɪtoʊz/ | tomato=トマト、potato=ジャガイモ | |
| 自然・現象 |
原則 -es
volcano → volcanoes ／
echo → echoes
|
/vɒlˈkeɪnoʊz/, /ˈɛkoʊz/ | volcano=火山、echo=こだま・反響 | |
| 音楽（例外） |
例外 -s（外来語）
piano → pianos ／
solo → solos ／
cello → cellos
|
/piˈænoʊz/, /ˈsoʊloʊz/, /ˈtʃɛloʊz/ | piano=ピアノ、solo=独奏、cello=チェロ | |
| 略語・短縮語 |
例外 -s
photo → photos ／
video → videos ／
logo → logos ／
memo → memos ／
kilo → kilos
|
/ˈfoʊtoʊz/, /ˈvɪdioʊz/, … | photo=写真、video=動画、logo=ロゴ、memo=メモ、kilo=キロ | |
| 一般語（例外） |
例外 -s
radio → radios ／
zoo → zoos ／
portfolio → portfolios
|
/ˈreɪdioʊz/, /zuːz/, /pɔːrtˈfoʊlioʊz/ | radio=ラジオ、zoo=動物園、portfolio=書類ばさみ・作品集 | |
| 両形可 |
-es / -s どちらも
mango → mangoes / mangos ／
volcano → volcanoes / volcanos ／
zero → zeroes / zeros ／
cargo → cargoes / cargos
|
いずれも語尾は多くが /z/ | mango=マンゴー、zero=ゼロ、cargo=貨物 など |
⚠️ よくある誤り：
✅ 迷ったら「o の直前→ 子音なら -es ／ 例外（外来語・略語）は -s ／ 両形可は場面で選択」。
tomatos ❌ → tomatoes ✅ ／ heros ❌ → heroes ✅。✅ 迷ったら「o の直前→ 子音なら -es ／ 例外（外来語・略語）は -s ／ 両形可は場面で選択」。
最小対比（耳で判定）：-es と -s はどちらも /z/ に聞こえる！
ポイント
ここでは「同じ /z/ で聞こえる語尾」を並べて、耳では区別しづらいことを体感します。
判断は 綴り・語種（外来語か？略語か？原則グループか？）で。
tomato → tomatoes（-es）
radio → radios（-s）
tomato → tomatoes vs radio → radios
Fresh tomatoes and vintage radios filled the stall.
新鮮なトマトと古いラジオが屋台に並んだ。
どちらも語尾は /z/。tomato は原則 -es、radio は例外グループで -s。
echo → echoes（-es）
photo → photos（-s）
echo → echoes vs photo → photos
Echoes faded, but the photos remained.
こだまは消えたが、写真は残った。
耳は /ˈɛkoʊz/ と /ˈfoʊtoʊz/（どちらも /z/）。語種（外来語）で綴りが変わる。
hero → heroes（-es）
solo → solos（-s）
hero → heroes vs solo → solos
Heroes stepped back so the solos could shine.
英雄たちは一歩引き、ソロが映えるようにした。
どちらも /-oʊz/。原則 vs 音楽語（例外）の違い。
volcano → volcanoes（-es）
piano → pianos（-s）
volcano → volcanoes vs piano → pianos
Volcanoes shaped the islands where old pianos were kept.
火山がその島々を形づくり、古いピアノが保管されていた。
耳では両方 /-oʊz/。綴りのルールを思い出すのがコツ。
veto → vetoes（-es）
video → videos（-s）
veto → vetoes vs video → videos
She issued two vetoes and archived old videos.
彼女は拒否権を2回行使し、古い動画をアーカイブした。
veto（原則 -es）と video（略語系 -s）。どちらも語尾は /z/。
両形可：mangoes / mangos
スタイルで選択
mango → mangoes / mangos
Ripe mangoes—some write mangos—perfumed the room.
熟したマンゴー（mangoes とも mangos とも書く）が部屋に香りを満たした。
どちらも発音は /ˈmæŋgoʊz/。学校・試験では mangoes を推奨することが多い。
両形可：zeroes / zeros
分野差あり
zero → zeroes / zeros
Write the zeros clearly; some manuals use zeroes.
ゼロははっきり書こう。マニュアルでは zeroes とする場合もある。
IT・数学では zeros がよく使われますが、zeroes も誤りではありません。
✅ まとめ：耳ではどちらも /z/ に聞こえる → 綴り（直前文字）・語種（外来語/略語）・用域で判断！
まず「o の直前1文字チェック」→ 次に「例外グループか」「両形可か」で二重確認。
💬 例文で「子音 + o → -es（/z/）」を身につけよう！
肯定文
原則：子音 + o → -es
Quiet heroes changed the town.
（静かな英雄たちが町を変えた。）
学習ポイント：
語い：
発音：
hero は 子音 + o → heroes。語尾音は /z/（ズ）。語い：
quiet=静かな, change=変える。発音：
heroes /ˈhɪəroʊz/
描写
原則：-es
Fresh tomatoes and potatoes were on sale.
（新鮮なトマトとジャガイモが特売だった。）
学習ポイント：
語い：
発音：
tomato, potato はともに 子音 + o → -es。*tomatos* は誤り。語い：
on sale=特売で。発音：
tomatoes /təˈmeɪtoʊz/, potatoes /pəˈteɪtoʊz/
情景
原則：-es
Echoes filled the tunnel.
（こだまがトンネルに響き渡った。）
学習ポイント：
語い：
発音：
echo → echoes。語尾は /oʊz/ と連続して聞こえる。語い：
fill=満たす, tunnel=トンネル。発音：
echoes /ˈɛkoʊz/
肯定文
原則：-es
Volcanoes shaped these islands.
（火山がこれらの島々を形づくった。）
学習ポイント：
語い：
発音：
volcano → volcanoes（volcanos も見かけるが学習では -es 推奨）。語い：
shape=形づくる。発音：
/vɒlˈkeɪnoʊz/
ニュース
原則：-es
Tornadoes caused severe damage last night.
（昨夜、竜巻が深刻な被害をもたらした。）
学習ポイント：
語い：
発音：
tornado → tornadoes（tornados もあり）。語尾は /z/。語い：
severe=深刻な, damage=被害。発音：
/tɔːrˈneɪdoʊz/
健康
原則：-es
Mosquitoes can carry diseases.
（蚊は病気を運ぶことがある。）
学習ポイント：
語い：
発音：
mosquito → mosquitoes（mosquitos も見るが -es が無難）。語い：
carry=運ぶ, disease=病気。発音：
/mɒˈskiːtoʊz/
名詞
原則：-es
Two unexpected vetoes stalled the plan.
（思いがけない拒否権行使が2回あり、計画は停滞した。）
学習ポイント：
語い：
発音：
veto → vetoes。動詞の三単現も vetoes。語尾は /z/。語い：
stall=行き詰まらせる。発音：
/ˈviːtoʊz/
運輸
両形可
The cargoes—some write cargos—arrived at midnight.
（その貨物（cargoes とも cargos とも書く）は真夜中に到着した。）
学習ポイント：
語い：
発音：
cargo は -es も -s も用法あり。学校では -es が安心。語い：
arrive=到着する, midnight=真夜中。発音：
/ˈkɑːrgoʊz/
遊び
両形可
Dominoes—or dominos—fell one by one.
（ドミノのコマが一つずつ倒れた。）
学習ポイント：
語い：
発音：
domino は -es / -s 両形あり。読みはいずれも語尾 /z/。語い：
one by one=次々に。発音：
/ˈdɒmɪnoʊz/
例外 -s（外来語）
音楽語
Two grand pianos were tuned today.
（グランドピアノが2台、今日調律された。）
学習ポイント：
語い：
発音：
piano は例外グループ → -s。語源が外来語（イタリア語由来）。語い：
tune=調律する。発音：
/piˈænoʊz/
例外 -s（略語）
日常
Old photos look grainy but charming.
（昔の写真は粒状感があるが味がある。）
学習ポイント：
語い：
発音：
photo は photograph の短縮形 → 例外で -s。語い：
grainy=粒状の, charming=魅力的な。発音：
/ˈfoʊtoʊz/
例外 -s（略語・新語）
ビジネス
New logos improved brand recognition.
（新しいロゴがブランド認知を高めた。）
学習ポイント：
語い：
発音：
logo は例外で -s。テック語・略語系は -s が多い。語い：
recognition=認知。発音：
/ˈloʊgoʊz/
恋愛
例外 -s（音楽語）
原則 -es（対比）
Your solos still echo in my heart.
（あなたのソロは今も僕の心に反響している。）
学習ポイント：
語い：
発音：
solo は例外で solos、echo は原則で echoes。どちらも語尾は /z/。語い：
still=今も, in my heart=心の中で。発音：
solos /ˈsoʊloʊz/, echoes /ˈɛkoʊz/
食べ物
両形可
Ripe mangoes—some write mangos—perfumed the room.
（熟したマンゴー（mangoes とも mangos とも書く）が部屋に甘い香りを漂わせた。）
学習ポイント：学校・試験では mangoes を推奨。広告や商品名では mangos も多い。
語い：
発音：
語い：
ripe=熟した, perfume=香りで満たす。発音：
/ˈmæŋgoʊz/
数学・IT
両形可
Write the zeros clearly; some manuals use zeroes.
（ゼロははっきり書こう。マニュアルでは zeroes とする場合もある。）
学習ポイント：実務では zeros が優勢だが、zeroes も誤りではない。どちらも語尾 /z/。
語い：
発音：
語い：
manual=手引き。発音：
/ˈzɪəroʊz/
✅ まとめ：子音 + o は -es が基本（語尾は /z/）。
例外（外来語・略語・音楽語）は -s、両形可は文脈や分野で選択。迷ったら「o の直前1文字→ 原則 or 例外 → 両形可か」で二重チェック！
例外（外来語・略語・音楽語）は -s、両形可は文脈や分野で選択。迷ったら「o の直前1文字→ 原則 or 例外 → 両形可か」で二重チェック！
2-6 FAQ：子音 + o は たいてい -es（読みは /z/）
型
... Consonant + o → ... + es（語尾音は多くが /z（ズ））
判定
o の直前1文字が子音か母音かを見る
例外
外来語・略語・音楽語は -s（pianos, photos, logos...）
両形可
mango(es), volcano(es), cargo(es), zero(es) など
原則
tomato は 子音 + o なので tomatoes が正解。語尾音は /z/ なので耳には「トメイトズ」。
英文
Fresh tomatoes were sold out.
新鮮なトマトは売り切れていた。
スペルは -es、音は /z/。見た目と音がズレるのがポイント。
hero の直前は子音 r。よって heroes。heros は誤りです。
英文
Quiet heroes rarely ask for credit.
控えめな英雄たちは、称賛を求めることがほとんどない。
ついでに：hero's は「英雄の（所有格）」で、複数ではありません（例：the hero's cape）。
例外グループ
音楽語・外来語は -s をとることが多い語群。piano → pianos, solo → solos, cello → cellos など。
英文
Two grand pianos were tuned today.
グランドピアノが2台、今日調律された。
綴りは -s でも語尾の音は /z/（ピアノズ）。
はい。両形可ですが、学校・試験・公的文書では volcanoes（-es）を推奨することが多いです。
英文
Volcanoes formed the archipelago.
火山がその群島を形づくった。
読みはどちらも /-oʊz/（ズ）。綴りの選択は場面のフォーマル度で決めよう。
両方とも正しいとされます。フォーマル・学習用途では cargoes が安心、ニュースや業界文書では cargos も見かけます。
英文
The cargoes—some write cargos—arrived at midnight.
その貨物（cargoes とも cargos とも書く）は真夜中に到着した。
どちらもOK。数学・ITでは zeros が一般的、zeroes も否定されません。
英文
Write the zeros clearly; some manuals use zeroes.
ゼロははっきり書こう。マニュアルでは zeroes とする場合もある。
両方ありですが、学習・試験では mosquitoes（-es）が無難です。
英文
Mosquitoes can carry diseases.
蚊は病気を運ぶことがある。
- 名詞の複数：one veto → two vetoes
- 動詞の三人称単数：The president vetoes a bill.（大統領が法案を拒否する）
- 過去形：vetoed（-ed）
英文
Two unexpected vetoes stalled the plan.
思いがけない拒否権行使が2回あり、計画は停滞した。
英文
The committee vetoes risky proposals.
委員会は危険な提案を拒否する。
どちらも語尾は /-oʊz/（ズ）。品詞で意味が変わります。
どちらも見られますが、torpedoes（-es）が伝統的。新聞・技術文書では torpedos も出現します。動詞の三単現も torpedoes。
英文
The old submarine still carried two torpedoes.
その旧式潜水艦は魚雷を2発搭載していた。
両方可です。学習では dominoes を覚え、カジュアル文では dominos を見かけると知っておくと安心。
英文
Dominoes fell one by one.
ドミノのコマが次々に倒れた。
英語の複数語尾は、前の音とつながって /s/・/z/・/ɪz/ に変わります。o の直前が多くは有声化するので、結果として /z/ が出やすいのです。
英文
We picked ripe mangoes and sliced tomatoes.
私たちは熟したマンゴーを摘み、トマトを薄切りにした。
耳で「ズ」に聞こえるのが普通。スペルの
-es は「発音が1拍増える」印ではない点に注意。塊（チャンク）で覚えると効率的。まずはこのセット：
piano, solo, cello（音楽）／ photo, logo, memo（略語・短縮）／ kilo（単位）
「音楽・略語・単位」は -s と覚えると迷いが減ります。どれも語尾音は /z/。
✅ コツ：o の直前1文字 → 子音なら -es、ただし 外来語・略語・音楽語は -s、両形可は場面で選ぶ。
迷ったら「原則 → 例外グループ → 両形可」の順でチェック！
迷ったら「原則 → 例外グループ → 両形可」の順でチェック！
2-7. 母音 + o で終わる → -s（読みは多くが /z/）
ポイントは「o の直前1文字」。直前が母音（a・e・i・o・u）なら、複数は
-s が原則です。
例：radio → radios /ˈreɪdioʊz/、studio → studios /ˈstuːdioʊz/、
zoo → zoos /zuːz/、bamboo → bamboos /bæmˈbuːz/。
※ 綴りは -s でも、多くは語尾が /z/（ズ） に聞こえます。
radio → radios
ラジオ。/ˈreɪdioʊz/
Old radios filled the studio.
古いラジオがスタジオに並んだ。
studio → studios
制作室・撮影所。/ˈstuːdioʊz/
Two quiet studios were available.
静かなスタジオが2室空いていた。
zoo → zoos
動物園。/zuːz/
Many zoos open early in summer.
夏は多くの動物園が早く開く。
💡 モチベUP：判定は 直前1文字を見るだけ！まずは
Lesson 050 / Section 2-7
-io/-eo/-oo の語（radio, video, studio, zoo, bamboo…）を
一塊（チャンク）で覚えると最速で定着します。
クイック判定：5ステップで迷わない！
-
単語が
oで終わる？
いいえ → 本セクションの対象外（2-1/2-2/2-3/2-4/2-5 を参照）。 -
oの直前は「母音」？（a/e/i/o/u）
はい → 原則：-s（音は /z/）。
いいえ（= 子音） → 2-6：-es（tomato → tomatoes） -
-io/-eo/-oo終わり？
ほぼ -s：radios, videos, studios, zoos, bamboos, kangaroos, tattoos。 -
固有名詞？（Tokyo など）
ふつう複数にしないが、必要なら -s（例：We visited two Tokyos?のような特殊文脈）。 -
よくある誤りを最終チェック
radioes❌ → radios ✅、zooes❌ → zoos ✅。
radio → radios
/ˈreɪdioʊz/（ズ）
Local radios stayed on during the storm.
嵐の間も地域のラジオは放送を続けた。
studio → studios
/ˈstuːdioʊz/（ズ）
Studios rent quiet rooms for podcasts.
スタジオはポッドキャスト用に静かな部屋を貸し出す。
zoo → zoos
/zuːz/（ズ）
Zoos open early in summer.
夏は動物園が早く開園する。
⚠️ まぎらわしい語：
✅ 本セクは「母音 + o は -s」に集中し、まずは
piano・photo・logo などは綴り上「子音 + o」だが、例外として -s（2-6 の例外群）。✅ 本セクは「母音 + o は -s」に集中し、まずは
radios / studios / zoos を完璧に。
代表パターン表：母音 + o → 原則 -s（語尾は多くが /z/）
判定
o の直前が母音（a/e/i/o/u）なら -s。例：radios / zoos / studios ...
チャンク学習
-io／-eo／-oo は -s が基本（radios, videos, studios, zoos, bamboos...）
| グループ | 単数 → 複数（原則バッジ） | 発音の目安（IPA） | やさしい意味（覚え方） | 音声（語） |
|---|---|---|---|---|
| メディア・IT |
母音 + o → -s
radio → radios ／
video → videos ／
audio → audios
|
/ˈreɪdioʊz/, /ˈvɪdioʊz/, /ˈɔːdioʊz/ | ラジオ／動画／音声（-io は -s と覚える） | |
| 仕事・学習 |
母音 + o → -s
studio → studios ／
portfolio → portfolios ／
scenario → scenarios ／
ratio → ratios
|
/ˈstuːdioʊz/, /pɔːrtˈfoʊlioʊz/, /sɪˈnærioʊz/, /ˈreɪʃioʊz/ | 制作室／作品集／シナリオ／比（-io は -s） | |
| 場所・屋外 |
母音 + o → -s
patio → patios ／
rodeo → rodeos
|
/ˈpætioʊz/, /ˈroʊdeɪoʊz/ | 中庭／ロデオ（-eo も -s） | |
| 自然・動物・もの |
母音 + o → -s
zoo → zoos ／
bamboo → bamboos ／
kangaroo → kangaroos ／
tattoo → tattoos
|
/zuːz/, /bæmˈbuːz/, /ˌkæŋgəˈruːz/, /tæˈtuːz/ | 動物園／竹／カンガルー／タトゥー（-oo は -s） | |
| 音楽・人数 |
母音 + o → -s
duo → duos ／
trio → trios
|
/ˈdjuːoʊz/, /ˈtriːoʊz/ | デュオ（二重奏）／トリオ（三重奏） |
✅ まとめ：-io/-eo/-oo は -s が基本。語尾は多くが /z/（ズ）！
迷ったらまず o の直前を見て「母音なら -s」。つづりは目で、音は耳で確認。
最小対比（耳で判定）：どちらも /z/ に聞こえる！ だから「直前1文字」で決める
本セク（-s）〈母音 + o〉の複数は -s だが、語尾は /z/。
対比（-es）〈子音 + o〉の複数は -es。耳ではどちらも /z/ に聞こえるので、つづりは「o の直前」で判定！
radio → radios（-s / 本セク）
tomato → tomatoes（-es / 2-6）
Local radios played ads for fresh tomatoes.
地域のラジオは新鮮なトマトの広告を流した。
両方 /-oʊz/。radio（母音 + o）→ -s、tomao （子音 + o）→ -es。
studio → studios（-s）
potato → potatoes（-es）
Two quiet studios faced fields of potatoes.
静かなスタジオがジャガイモ畑に面していた。
どちらも語尾は /z/。-io は -s、-to は子音 + o → -es。
zoo → zoos（-s）
hero → heroes（-es）
Many zoos honor local heroes with free days.
多くの動物園が地域の英雄を無料開放日で称える。
耳は両方 /-oʊz/。-oo は -s、-ro は子音 + o → -es。
video → videos（-s）
veto → vetoes（-es）
Archived videos explained the sudden vetoes.
保存された動画が突然の拒否権行使を説明した。
どちらも /-oʊz/。-eo は -s、-to は子音 + o → -es。
duo → duos（-s）
mango → mangoes（-es ／ 両形可）
Two jazz duos played while vendors sold ripe mangoes.
2組のジャズデュオが演奏し、店では熟したマンゴーを売っていた。
duo は母音 + o → -s。mango は子音 + o → -es（mangos もあり）。
patio → patios（-s）
torpedo → torpedoes（-es／動詞も三単現 torpedoes）
Sunlit patios lined a harbor where old torpedoes were displayed.
日当たりの良い中庭が港に並び、古い魚雷が展示されていた。
-io は -s、-do は子音 + o → -es。耳はどちらも /z/。
🎯 コツ：耳では両方 /z/ に聞こえる → 綴りは「o の直前」だけ見て決める。
まずは radios / videos / studios / zoos をチャンクで覚え、2-6 の tomatoes / heroes と対比させて定着！
🔁 モチベUP：今日のうちに「-io/-eo/-oo は -s」を口に出して3回読み上げてみよう。
脳は声＋耳の二重入力で覚えやすくなります。ボタンで音もチェック！
💬 例文で「母音 + o → -s（/z/）」を体で覚えよう！
肯定文
原則：母音 + o → -s
Local radios stayed on during the storm.
（嵐のあいだも地域のラジオ局は放送を続けた。）
学習ポイント：
語い：
radio は直前が母音 → radios。語尾は多くが /z/（ズ）。語い：
stay on=（電源・放送が）続く。発音：radios /ˈreɪdioʊz/
描写
-io 終わりは -s
Short videos explained the new policy.
（短いビデオが新しい方針を分かりやすく説明した。）
学習ポイント：
語い：
video → videos。-io は -s が合図。語尾 /z/。語い：
policy=方針。発音：videos /ˈvɪdioʊz/
場所
-io 終わりは -s
Two quiet studios were available.
（静かなスタジオが2室利用できた。）
学習ポイント：
語い：
studio → studios。直前 i が母音。語尾 /z/。語い：
available=利用できる。発音：studios /ˈstuːdioʊz/
ビジネス
-io 終わり → -s
Designers updated their portfolios before the fair.
（デザイナーたちは展示会の前に自分の作品集を更新した。）
学習ポイント：
語い：
portfolio → portfolios。-io は -s！語い：
update=更新する、fair=展示会。発音：/pɔːrtˈfoʊlioʊz/
計画
-io 終わり → -s
We prepared backup scenarios just in case.
（念のため、予備のシナリオも用意した。）
学習ポイント：
語い：
scenario → scenarios。-io → -s。語尾 /z/。語い：
backup=予備の、just in case=念のため。発音：/sɪˈnærioʊz/
数学
-io 終わり → -s
Mix the paint at 1:3 ratios.
（その塗料は比1対3で混ぜてください。）
学習ポイント：
語い：
ratio → ratios。-io → -s。語尾 /z/。語い：
mix=混ぜる。発音：/ˈreɪʃioʊz/
場所
-io 終わり → -s
Sunlit patios face the garden.
（日当たりの良い中庭が庭園に面している。）
学習ポイント：
語い：
patio → patios。母音 + o は -s。語い：
sunlit=日の当たる、face=面する。発音：/ˈpætioʊz/
文化
-eo 終わり → -s
Summer rodeos draw big crowds.
（夏のロデオは大勢の観客を集める。）
学習ポイント：
語い：
rodeo → rodeos。-eo → -s。語尾 /z/。語い：
draw=引きつける、crowd=群衆。発音：/ˈroʊdeɪoʊz/
自然
-oo 終わり → -s
Many zoos support conservation projects.
（多くの動物園が保護活動を支援している。）
学習ポイント：
語い：
zoo → zoos。-oo → -s。語尾 /z/。語い：
conservation=保護。発音：/zuːz/
動物
-oo 終わり → -s
Kangaroos move in powerful bounds.
（カンガルーは力強く跳びはねて進む。）
学習ポイント：
語い：
kangaroo → kangaroos。-oo → -s。語尾 /z/。語い：
bound=大跳躍。発音：/ˌkæŋgəˈruːz/
鳥
-oo 終わり → -s
Cuckoos call at dawn in these woods.
（この森では、明け方にカッコウが鳴く。）
学習ポイント：
語い：
cuckoo → cuckoos。-oo → -s。語い：
dawn=夜明け。発音：/ˈkʊkuːz/
文化
-oo 終わり → -s
Minimalist tattoos became popular.
（ミニマルなタトゥーが人気になった。）
学習ポイント：
語い：
tattoo → tattoos。-oo → -s。語尾 /z/。語い：
minimalist=最小限主義の。発音：/tæˈtuːz/
音楽
母音 + o → -s
Two jazz duos played back-to-back.
（2組のジャズデュオが続けて演奏した。）
学習ポイント：
語い：
duo → duos。u は母音 → -s。語尾 /z/。語い：
back-to-back=連続で。発音：/ˈdjuːoʊz/
音楽
母音 + o → -s
Their string trios rehearsed nightly.
（彼らの弦楽トリオは毎晩リハーサルを行った。）
学習ポイント：
語い：
trio → trios。母音 + o → -s。語尾 /z/。語い：
rehearse=リハーサルする。発音：/ˈtriːoʊz/
恋愛
原則 -s（/z/）
Your travel videos felt like postcards I could replay.
（あなたの旅行ビデオは、何度も読み返せる絵はがきのように感じられた。）
学習ポイント：
語い：
video → videos。-io → -s。耳は /z/。「音はズ、綴りは s」で記憶。語い：
postcard=絵はがき、replay=繰り返し見る。発音：/ˈvɪdioʊz/
✅ まとめ：母音 + o → -s が原則（
👂 耳では多くが /z/ に聞こえる → つづりは o の直前を見て判定！
-io/-eo/-oo はまず -s）。👂 耳では多くが /z/ に聞こえる → つづりは o の直前を見て判定！
2-7 FAQ：母音 + o は -s（語尾は多くが /z/）
型
... Vowel + o → ... + s
判定 o の直前1文字が母音（a/e/i/o/u）なら -s
発音 多くが /z/（ズ）
頻出 -io／-eo／-oo → -s
radio は 母音 + o なので複数は -s。綴りは radios、語尾の音は /z/（ラジオズ）。
英文
Old radios filled the studio.
古いラジオがスタジオに並んだ。
「
radioes」は綴り誤り。直前1文字の i が母音なので -s だけ付けます。はい、radios / videos / audios / studios / ratios / scenarios / portfolios など、-io は原則 -s でOK。語尾は多くが /z/ に聞こえます。
英文
Short videos explained the new features.
短い動画が新機能を説明した。
英文
We checked the price-to-income ratios.
私たちは価格対所得の比を確認した。
母音 + o のかたまりとして「-io → -s」をチャンクで覚えると効率的。
はい、母音 + o の代表グループなので原則 -s。例：zoos, bamboos, kangaroos, tattoos, cuckoos。読みは /z/。
英文
Many zoos support conservation projects.
多くの動物園が保護活動を支援している。
-oo は「見た目は -s、耳は /z/」の好例です。patios / rodeos のように -s。直前が母音なので本セクの原則通りです。
英文
Sunlit patios face the garden.
日当たりの良い中庭が庭園に面している。
英文
Summer rodeos draw big crowds.
夏のロデオは大勢の観客を集める。
綴りは -s、耳は /z/。ここも同じルール。
- 不可算（物質名詞）：音響・音声データ全体 → The audio is clear.
- 可算（個別ファイル）：何本かの音声クリップ → three audios（IT・SNS では普通に使われる）
英文
The audio is clear.
その音声ははっきりしている。
英文
We uploaded three audios for the course.
講座用に音声を3本アップした。
どちらも正しい使い方。意味（不可算/可算）で使い分けます。
増えません。 radio（/ˈreɪ.di.oʊ/）も radios（/ˈreɪ.di.oʊz/）も3音節。語尾は /z/ が1音足されるだけで、音節は増えないのがふつうです。
英文
Radios stayed on during the storm.
ラジオ局は嵐のあいだも放送を続けた。
※
-es で /ɪz/ が足される語（例：buses）とは現象が異なります。本セクは -s → /z/ に聞こえるのがポイント。発音は /ˈreɪʃioʊz/（レイシオズ）。綴りのミス「ratioes」に注意。-io → -s だけ付けます。
英文
We compared expense-to-income ratios.
支出対所得の比率を比較した。
計画・想定・台本など、複数の「筋書き」を並べるときに scenarios を使います。
英文
We prepared several fallback scenarios.
いくつかの代替シナリオを用意した。
-io → -s。ビジネス・防災・映画など幅広く使われます。
duo/trio は duos/trios（母音 + o → -s）。solo は直前が子音だが慣用的に solos をとる語で、詳細は 2-6 の「外来語・音楽語例外」へ。（ここでは言及のみに留めます）
英文
Two jazz duos played before the trios.
2組のジャズデュオがトリオの前に演奏した。
固有名詞は「一つしかないものの名前」なので通常は複数にしません。比喩や仮定で「二つの東京」のように言うときだけ Tokyos のように -s をつけます（珍しい用法）。
英文
The novel imagines two very different Tokyos.
その小説は、まったく異なる二つの東京を想像している。
固有名詞の複数化は特殊。基本は単数だと考えてOK。
✅ 母音 + o → -s（音は /z/） ／ ✅ -io/-eo/-oo → -s ／ ❌
radioes, zooes は誤り
英文
We archived the audios and videos from two studios.
2つのスタジオから音声と動画を保存した。
直前1文字を見るだけで 5秒チェックができます。目（綴り）と耳（/z/）の両方で覚えましょう。
🎯 今日のゴール：radios / videos / studios / zoos を声に出して3回。
声＋耳のダブル入力で、母音 + o → -s（/z/） が一気に定着します！
声＋耳のダブル入力で、母音 + o → -s（/z/） が一気に定着します！
2-8. 語尾が -f / -fe → 多くは -ves（読みは /vz/）
原則：語尾の f / fe が v に変わり、
es をつけます（= -ves）。
例：leaf → leaves /liːvz/、knife → knives /naɪvz/、wolf → wolves /wʊlvz/。
※ ただし chiefs / roofs / beliefs のように -s のみで複数にする「例外」もあります。
原則：
f/fe → v + es（-ves）
例外：-s（chiefs, roofs, proofs, beliefs...）
両形可：scarves/scarfs など
語尾音：/vz/（-ves） vs /fs/（-s 例外）
leaf → leaves /liːvz/
Fallen leaves covered the path.
落ちた葉が小道を覆った。
knife → knives /naɪvz/
He keeps his knives sharp.
彼はナイフをよく研いでいる。
chief → chiefs /tʃiːfs/（例外）
Local chiefs signed the pact.
地域の長たちが協定に署名した。
💡 モチベUP：まずは
Lesson 050 / Section 2-8
leaf/knife/wolf/life/shelf を「f→v + es」で一気に覚えよう。耳で /vz/ を確認すると忘れにくくなります！
クイック判定：5ステップで迷わない！
-
語尾が
-fまたは-feですか？
いいえ → 本セクションの対象外（2-1/2-2/2-3/2-4/2-5/2-6/2-7 を参照）。 -
「原則 -ves 語」リストに入りますか？
→-ves（f/fe → v + es）
代表：leaf/leaves・loaf/loaves・wolf/wolves・calf/calves・knife/knives・shelf/shelves・life/lives・wife/wives・thief/thieves・self/selves -
「例外 -s 語」リストに入りますか？
→-s（f/fe そのまま）
代表：chiefs・chefs・roofs・proofs・beliefs・reliefs・cliffs・safes -
「両形可」リストですか？
→ どちらも可（用域メモを参考に統一）
scarf→scarves/scarfs（一般は scarves）／dwarf→dwarves/dwarfs（文学で dwarves 多め）／hoof→hooves/hoofs／wharf→wharves/wharfsなど -
最後に耳チェック：語尾の音で自己確認！
-ves → 多くが /vz/（ズ） -s 例外 → 多くが /fs/（フス）Green leaves welcomed spring.
青々とした葉が春を迎えた。
/liːvz/ → -ves の典型音。Old roofs leaked in the storm.
古い屋根は嵐で雨漏りした。
/ruːfs/ → -s 例外の音。
🎯 合言葉：まずは原則「f/fe → v + es」。そこに例外 -sと両形可を足して完成！
迷ったら「語尾の音」もヒントに（/vz/ か /fs/）。
代表パターン表：-f/-fe は原則 -ves（読みは多くが /vz/）
合言葉
f / fe → v + es（= -ves）／ 例外は -s ／ 一部は両形可。
耳では /vz/（ズ）と /fs/（フス）の違いを確認！
| ジャンル | 単数 → 複数（綴りの変化） | 発音（IPA） | やさしい意味（覚え方） | 音声（語） |
|---|---|---|---|---|
| 自然・生き物 |
原則 -ves
leaf → leaves ／
wolf → wolves ／
calf → calves ／
loaf → loaves
|
leaves /liːvz/，wolves /wʊlvz/，calves /kævz/，loaves /loʊvz/ | 葉／オオカミ／子牛／パンの一塊。f→v + es の王道。 | |
| 生活・道具 |
原則 -ves
knife → knives ／
shelf → shelves ／
self → selves
|
knives /naɪvz/，shelves /ʃɛlvz/，selves /sɛlvz/ | ナイフ／棚／自己。語尾の f/fe が v になって es。 | |
| 人・人生 |
原則 -ves
life → lives ／
wife → wives ／
thief → thieves
|
lives /laɪvz/，wives /waɪvz/，thieves /θiːvz/ | 人生／妻／泥棒。-ves の読みは基本 /vz/。 | |
| 例外（-s） |
例外 -s
chief → chiefs ／
roof → roofs ／
proof → proofs ／
belief → beliefs ／
cliff → cliffs ／
safe → safes
|
chiefs /tʃiːfs/，roofs /ruːfs/，beliefs /bɪˈliːfs/ | f はそのままで -s。多くが語尾 /fs/ に。 | |
| 両形可 |
両形可
scarf → scarves/fs，
dwarf → dwarves/fs，
hoof → hooves/fs，
wharf → wharves/fs，
handkerchief → handkerchiefs/handkerchieves（稀）
|
scarves /skɑːrvz/ ~ scarfs /skɑːrfs/，hooves /huːvz/ ~ hoofs /huːfs/ | 文脈・地域差でゆれ。一般文書は scarves / hooves / wharves が無難。 |
✅ 覚え方：まずは -ves の「かたまり」を暗記（leaf/knife/wolf/life/shelf...）。
その後に -s 例外 と 両形可 を上乗せすると記憶が安定（スキーマ学習）。
その後に -s 例外 と 両形可 を上乗せすると記憶が安定（スキーマ学習）。
最小対比（耳で判定）：-ves は /vz/、例外 -s は /fs/
同じ f 系語
でも、語尾の音が変わる！英語は「耳の合図」で綴りが決まることが多いです。
/vz/（ズ）なら -ves、/fs/（フス）なら -s を疑おう。
-ves（/vz/）
-s（/fs/）
Fallen leaves impressed local chiefs with their colors.
落ち葉の色合いは、地域の長たちに強い印象を与えた。
leaves /liːvz/ と
chiefs /tʃiːfs/ を耳で対比。
ズなら -ves、フスなら -s！
-ves（/vz/）
-s（/fs/）
Howling wolves echoed off the cliffs.
遠吠えするオオカミの声が崖に反響した。
wolves /wʊlvz/ vs cliffs /klɪfs/。終わりの音に注目。
-ves（/vz/）
-s（/fs/）
Sharp knives repaired torn tarps on old roofs.
鋭いナイフで古い屋根の破れたシートを補修した。
/naɪvz/ と /ruːfs/ のコントラストで綴りを確定。
-ves（/vz/）
-s（/fs/）
The new policy improved workers’ lives and produced measurable proofs.
新方針は労働者の生活を改善し、測定可能な証拠を生んだ。
lives /laɪvz/ と proofs /pruːfs/ を聞き分け。
-ves（/vz/）
-s（/fs/）
Library shelves stood beside heavy safes.
図書館の棚が重い金庫の横に並んでいた。
shelves /ʃɛlvz/ vs safes /seɪfs/。
-ves（/vz/）
-s（/fs/）
The ranch raised healthy calves and challenged old beliefs.
その牧場は健康な子牛を育て、古い信念に挑戦した。
calves /kævz/（/vz/ に近い）と beliefs /bɪˈliːfs/ の対比。
🎧 ヒント：/vz/（ズ）なら f/fe → v + es を疑う、/fs/（フス）なら -s 例外を疑う。
👶 小学生向けに言うと…「ズで終わったら“v＋es”、フスで終わったら“s”だけ！」耳の合図で綴りを決めよう。
👶 小学生向けに言うと…「ズで終わったら“v＋es”、フスで終わったら“s”だけ！」耳の合図で綴りを決めよう。
💬 例文で「-f / -fe → -ves（/z/）」と例外「-s」をつかもう！
原則 -ves
f → v + es
Fallen leaves covered the path.
（落ちた葉が小道を覆った。）
学習ポイント：
語い：
leaf → leaves（f→v + es）。語尾は /vz/（ズ）。語い：
fallen=落ちた。発音：leaves /liːvz/
原則 -ves
At dusk, wolves howled in the distance.
（夕暮れにオオカミが遠くで遠吠えした。）
学習ポイント：
語い：
wolf → wolves（/wʊlvz/）。f→v + es をパターンで暗記！語い：
dusk=夕暮れ、howl=遠吠えする。発音：/wʊlvz/
原則 -ves
He keeps his knives sharp.
（彼はナイフをよく研いでいる。）
学習ポイント：
語い：
knife → knives（/naɪvz/）。fe → v + es に注意。語い：
keep ... sharp=切れ味を保つ。発音：/naɪvz/
原則 -ves
All the shelves were full of books.
（すべての棚が本でいっぱいだった。）
学習ポイント：
語い：
shelf → shelves。語尾 /ʃɛlvz/。f→v + es を目で確認。語い：
be full of=〜でいっぱい。発音：/ʃɛlvz/
恋愛
原則 -ves
I want our lives to grow together.
（私たちの人生が一緒に育っていってほしい。）
学習ポイント：
語い：
life → lives（/laɪvz/）。「ライフ」→「ライブズ」。f→v + es。語い：
grow together=共に成長する。発音：/laɪvz/
原則 -ves
Two wives launched a bakery.
（2人の妻がベーカリーを立ち上げた。）
学習ポイント：
語い：
wife → wives（/waɪvz/）。fe → v + es。語い：
launch=（事業を）始める。発音：/waɪvz/
原則 -ves
The bakery sold fresh loaves every morning.
（そのパン屋は毎朝焼きたてのパン1本分を販売した。）
学習ポイント：
語い：
loaf → loaves（/loʊvz/）。f→v + es。語い：
loaf=（パンの）1本。発音：/loʊvz/
原則 -ves
The ranch raised healthy calves.
（その牧場は健康な子牛を育てた。）
学習ポイント：
語い：
calf → calves（/kævz/）。f→v + es。語い：
ranch=大きな牧場。発音：/kævz/
原則 -ves
Thieves stole laptops during the night.
（泥棒たちが夜のあいだにノートPCを盗んだ。）
学習ポイント：
語い：
thief → thieves（/θiːvz/）。f→v + es。語い：
steal=盗む。発音：/θiːvz/
例外 -s
f をそのまま + s
Local chiefs signed the pact.
（地域の長たちが協定に署名した。）
学習ポイント：
語い：
chief → chiefs。f は v に変えない。語尾は /fs/（フス）。語い：
pact=協定。発音：/tʃiːfs/
例外 -s
Heavy rain damaged old roofs.
（大雨で古い屋根が傷んだ。）
学習ポイント：
語い：
roof → roofs（/ruːfs/）。f はそのままで -s。語い：
damage=損なう。発音：/ruːfs/
例外 -s
The report presented clear proofs.
（その報告書は明確な証拠を示した。）
学習ポイント：
語い：
proof → proofs（/pruːfs/）。f はそのまま。語い：
present=提示する。発音：/pruːfs/
例外 -s
Personal beliefs shape our choices.
（個々の信念が私たちの選択を形作る。）
学習ポイント：
語い：
belief → beliefs。動詞 believe（信じる）と混同注意！語い：
shape=形作る。発音：/bɪˈliːfs/
例外 -s
Steep cliffs blocked the trail.
（険しい崖が登山道をふさいだ。）
学習ポイント：
語い：
cliff → cliffs（/klɪfs/）。f はそのままで -s。語い：
steep=急な、trail=小道。発音：/klɪfs/
🎯 チェック：-ves（/vz/）の代表（leaf/knife/wolf/life/shelf/loaf/calf/thief/self）を固めてから、例外 -s（chief/roof/proof/belief/cliff/safe…）を上乗せ。
👂 耳が ズなら f→v + es、フスなら -s を疑おう！
2-8 FAQ：-f/-fe の複数は原則 -ves、例外は -s
合言葉
f / fe → v + es（= -ves）
例外chiefs, roofs, proofs, beliefs...
両形可scarves/scarfs, dwarves/dwarfs, hooves/hoofs...
耳ヒント-ves は多くが /vz/、例外 -s は多くが /fs/
現代の標準は roofs。古い綴り rooves は今ではほぼ使われません（試験・実務では roofs を推奨）。
英文
Heavy snow collapsed several roofs.
大雪でいくつかの屋根が崩れた。
例外 -s の代表。語尾は多くが /fs/（ルーフス）。
通常は leaves（leaf → leaves）。ただしチーム名や固有名などでは綴りが固定されていて Leafs のような形が使われます。文法としての一般形とは切り分けて覚えましょう。
英文
Autumn leaves covered the square.
秋の落ち葉が広場を覆った。
一般語は
leaves /liːvz/。固有名詞はその公式表記に従います。- 名詞複数：
life → lives（発音/laɪvz/、ライヴズ）＝「人生・命」の複数 - 動詞三単現：
live → lives（発音/lɪvz/、リヴズ）＝「住む／生きる」
英文（名詞）
Their lives changed after the quake.
地震の後、彼らの人生は変わった。
英文（動詞）
She lives near the station.
彼女は駅の近くに住んでいる。
母音が違うので聞き分け可能：名詞 /laɪ-/（ライ）、動詞 /lɪ-/（リ）。
名詞は belief → beliefs（例外 -s）。動詞は believe → believes。語尾の ve があるのは動詞です。
英文（名詞）
Cultural beliefs differ across regions.
地域ごとに文化的な信念は異なる。
スペル暗記フック：belief は名詞、believe は動詞。
half-life → half-lives（half → halves を保ったまま、ハイフンも維持）。
英文
Some isotopes have very short half-lives.
同位体によっては半減期が非常に短いものもある。
halfs-life のような形は不可。-ves の形を保ちます。どちらも正しいが、一般文書では scarves がやや無難。会話や地域差で scarfs も見られます。文章内では一貫性を保って統一しましょう。
英文
Handmade scarves sold out at the market.
手作りのスカーフが市場で完売した。
両形可。一般的・科学文脈（天文学の dwarf planets 等）では dwarfs が普通。ファンタジー作品などでは dwarves が好まれることがあります。
英文
Old tales describe mountain dwarves.
古い物語は山の小人たちを描いている。
文章ではどちらかに統一するのが読みやすさのコツ。
- 証拠の複数：strong proofs（例外 -s）
- 出版・写真：校正刷り・試し焼き（可算）→ page proofs, contact proofs
- 酒の度数：80 proof の proof は通常不可算（複数にしない）
英文
The editor checked the page proofs.
編集者は校正刷りを確認した。
綴りは
proofs。prooves などは誤り。- 安心・安堵の意味はふつう不可算（great relief）。
- 救援物資・救済は文脈により可算で reliefs とすることも。
- レリーフ（彫刻）は可算で reliefs。
英文
Emergency reliefs arrived after the storm.
嵐の後、緊急の救援物資が届いた。
selves は「自己たち」。自己啓発・心理・教育で頻出：their true/better selves（本来の自分／より良い自分たち）。
英文
The program helps students find their better selves.
そのプログラムは生徒がより良い自分たちを見つけるのを助ける。
現代ではhandkerchiefs が一般的。handkerchieves は稀な旧形として扱われます（辞書には載るが実務では推奨されない）。
英文
Clean handkerchiefs are in the top drawer.
清潔なハンカチは一番上の引き出しにある。
名詞の「金庫」は safe → safes（例外 -s）。動詞の save に -s がついた saves は「（彼が）保存する／救う」の意味で別語です。
英文
Two large safes stood in the office.
オフィスには大きな金庫が2台置かれていた。
つづりの最後は
-fes（名詞）。saves は動詞三単現。はい、どちらも calves。calf → calves（/kævz/）。
英文
The runner massaged his calves after the race.
そのランナーはレース後にふくらはぎをマッサージした。
🎯 今日のゴール：leaf/knife/wolf/life/shelf を
👂 耳の合図：語尾が /vz/（ズ） なら -ves、/fs/（フス） なら -s を疑おう！
f/fe → v + es で暗唱し、roofs/proofs/beliefs を例外 -s としてセット記憶。👂 耳の合図：語尾が /vz/（ズ） なら -ves、/fs/（フス） なら -s を疑おう！
3. 不規則複数の作り方（サマリー & ガイド）
規則の -s / -es では説明できない「不規則複数」を 4タイプに分類。
下のカードから 3-1〜3-4 へ移動できます（軽いアニメつき）。レイアウトは見やすい2カラム固定です。
🎯 攻略順： ①母音変化 → ②-en/-ren → ③単複同形 → ④外来語。
一度に全部は覚えず、毎日3語のように細分化して積み上げましょう。
🚀 小さな成功の連続： 「今日は men / feet / mice の3つだけ」など、達成可能な超ミニ目標を。
翌日に音声で想起 → ミニテストの順で記憶が定着します。
3-1. 母音を変化させる（man→men / foot→feet / mouse→mice）
規則の -s / -es ではなく、語の中の「母音（あ・い・う・え・おの仲間）」が変わって複数形になるタイプです。
コツは ①まず音で覚える → ②つづりで確認。たとえば man の「a」が men で「e」に変わります。
※ むずかしいところは 声に出して、下の🔊ボタンで音もチェックしましょう。
oo → ee に変わる
よく出る「ウー（oo）」が「イー（ee）」に。 ヒント：口をすぼめた「ウー」→ 横に広げた「イー」へ。
foot → feet（足） /fʊt/ → /fiːt/tooth → teeth（歯） /tuːθ/ → /tiːθ/goose → geese（ガチョウ） /ɡuːs/ → /ɡiːs/
🗣️ 発音ポイント：
th は舌先を上の歯に軽く当てて息だけ（無声 /θ/）。
ou → i に変わる
要チェック
mouse のように二重母音「アウ」が、複数で「アイ」に変わります。
ヒント：口を大きく開け「アウ」→ すばやく「アイ」へ。
mouse → mice（ネズミ） /maʊs/ → /maɪs/louse → lice（シラミ） /laʊs/ → /laɪs/
※ ITの「マウス（機器）」は
mice のほか mouses という表記も見かけます（専門用法）。
🚀 1日1カードだけでOK。音読→書き（3回ずつ）→TTSで自己チェック。
「できた！」を積み重ねると記憶が定着します。
▮ ルールのコア解説（音で覚える → 綴りで確認）
STEP 1：音でつかむ
耳
- a → e … 「ア」→「エ」に（
man → men）。 - oo → ee … 「ウー」→「イー」（
foot → feet/tooth → teeth）。 - ou → i … 「アウ」→「アイ」（
mouse → mice）。
口の形も一緒に：ウ→イは口を横に広げる／アウ→アイは素早く切り替える。
STEP 2：綴りで確認
目
a → e（ア→エ）
man → menwoman → womenoo → ee（ウ→イ）
foot → feettooth → teethgoose → geeseou → i（アウ→アイ）
mouse → mice / louse → lice
⚠️ woman → women は綴りも音も変化（
/ˈwʊmən/ → /ˈwɪmɪn/）。o が e になっても、音は「ウ→イ」で覚えると早いです。
🚀 小さな勝ちを積む： 今日は men / feet / mice の3語だけを「声に出す→書く→TTSで確認」を2周。翌日は1語増やす「＋1方式」で長期記憶に。
▮ 代表語リスト（意味・発音・TTS）
| パターン | 単数 → 複数 | 意味（やさしい日本語） | 発音（単 → 複） | 音声 |
|---|---|---|---|---|
| a → e | man → men |
男の人 → 男の人たち | /mæn/ → /men/ |
|
| a → e | woman → women |
女の人 → 女の人たち | /ˈwʊmən/ → /ˈwɪmɪn/ |
|
| oo → ee | foot → feet |
足（片足） → 足（複数/両足） | /fʊt/ → /fiːt/ |
|
| oo → ee | tooth → teeth |
歯（1本） → 歯（複数） | /tuːθ/ → /tiːθ/ |
|
| oo → ee | goose → geese |
ガチョウ → ガチョウたち | /ɡuːs/ → /ɡiːs/ |
|
| ou → i | mouse → mice |
ネズミ → ネズミたち | /maʊs/ → /maɪs/ |
|
| ou → i | louse → lice |
シラミ → シラミ（複数） | /laʊs/ → /laɪs/ |
💡 豆知識：
foot は長さの単位「フィート」でも複数 feet。
teeth の th は無声音 /θ/（舌先を上の前歯に軽く当てて息だけ）。
💬 例文で身につけよう：母音が変わる不規則複数（a→e / oo→ee / ou→i）
肯定文
a→e
Three men are waiting outside.
（3人の男の人が外で待っています。）
学習ポイント：
man（男の人）の複数は men。
語い：outside = 外で／外に、wait = 待つ。
構造：数字 + 名詞(複数) + be(複数) + ~ing ／ 発音：men /men/
肯定文
a→e（発音：ウ→イ）
Two women work at this shop.
（2人の女の人がこの店で働いています。）
学習ポイント：
woman → women は綴りも発音も変化（/ˈwʊmən/ → /ˈwɪmɪn/）。
語い：work = 働く、shop = 店。
構造：数字 + 名詞(複数) + 動詞(複数) ／ 発音：women /ˈwɪmɪn/
描写
oo→ee
My feet are cold.
（私の足（両足）が冷たい。）
学習ポイント：
foot（片足）→ feet（複数・両足）。
語い：cold = 冷たい。
構造：所有格 + 名詞(複数) + be(複数) + 形容詞 ／ 発音：feet /fiːt/
お願い
oo→ee
Please keep your feet off the chair.
（足をいすにのせないでください。）
学習ポイント：
語い：
keep ~ off = ～を離しておく・のせない。語い：
chair = いす。
構造：Please + 動詞原形 + 目的語 + 副詞(句) ／ 発音：feet /fiːt/
肯定文
oo→ee
Brush your teeth after meals.
（食事のあとに歯をみがきましょう。）
学習ポイント：
tooth（歯1本）→ teeth（歯の複数）。
語い：brush = みがく、meal = 食事。
構造：命令文(動詞原形) + 目的語 + 副詞(句) ／ 発音：teeth /tiːθ/
疑問文
oo→ee
How many baby teeth do children have?
（子どもには乳歯が何本ありますか？）
学習ポイント：
How many + 名詞(複数) で「何本／何人／いくつ」。
語い：baby teeth = 乳歯、children = 子どもたち。
構造：How many + 名詞(複数) + do + 主語 + 動詞原形?
描写
oo→ee
Geese fly south in winter.
（ガチョウたちは冬に南へ飛びます。）
学習ポイント：主語が複数（
geese）なので動詞は 三単現の s を付けない → fly。
語い：south = 南へ、in winter = 冬に。
構造：複数主語 + 動詞(複数) + 副詞(句) ／ 発音：geese /ɡiːs/
否定文
oo→ee
There aren't any geese in the park today.
（今日は公園にガチョウが1羽もいません。）
学習ポイント：
There aren't any + 名詞(複数) = 「～が1つもない」。
語い：park = 公園、today = 今日。
構造：There are not + any + 名詞(複数) + 場所・時
疑問文
ou→i
Did you see any mice in the kitchen?
（台所でネズミを見ましたか？）
学習ポイント：
mouse → mice。疑問・否定では any をよく使う。
語い：kitchen = 台所。
構造：Did + 主語 + 動詞原形 + any + 名詞(複数) + 場所? ／ 発音：mice /maɪs/
肯定文
ou→i
I saw two mice last night.
（昨夜ネズミを2匹見ました。）
学習ポイント：数字（
two）の後は必ず複数形。
語い：last night = 昨夜。
構造：主語 + 動詞(過去) + 数字 + 名詞(複数) + 時
説明
ou→i
Lice are tiny insects.
（シラミはとても小さな虫です。）
学習ポイント：
louse（1匹）→ lice（複数）。tiny = とても小さい。
語い：insect = 昆虫。
構造：名詞(複数) + be(複数) + 形容詞 + 名詞 ／ 発音：lice /laɪs/
描写
a→e
Men and women shared their ideas.
（男の人たちと女の人たちは自分の考えを共有した。）
学習ポイント：
A and B は複数扱い。所有代名詞は their（彼らの）。
語い：share = 共有する、idea = 考え。
構造：名詞(複数) + and + 名詞(複数) + 動詞(過去)
恋愛
oo→ee
When we're together, our feet almost dance on their own.
（一緒にいると、私たちの足は思わず踊り出しそうになる。）
学習ポイント：気持ちの高まりを「
feet dance（足が踊る）」と比喩で表現。
語い：together = 一緒に、on one's own = 自然と／ひとりで。
構造：When + 文, 主語 + 動詞(複数) + 副詞(句)
一般
ou→i
Mice love cheese.
（ネズミはチーズが大好きです。）
学習ポイント：習慣や一般的な事実は現在形。主語が複数でも動詞は原形（
love）。
語い：love = 大好き、cheese = チーズ。
構造：名詞(複数) + 動詞(原形) + 目的語
運用
ミックス
Two men carried the boxes, and three women counted the mice in the lab.
（男の人2人が箱を運び、女の人3人が実験室でネズミの数を数えた。）
学習ポイント：複数主語の動詞は原形（
carry → carried / count → counted）。lab は laboratory の略。
語い：carry = 運ぶ、count = 数える、box = 箱。
構造：数字 + 名詞(複数) + 動詞(過去) ..., and 数字 + 名詞(複数) + 動詞(過去) ...
✅ 練習法： ①青枠の複数形だけを3回音読 → ②英語文をTTSで確認 → ③日本語だけを見て英作文。
「音」→「綴り」→「自力アウトプット」の順で定着します。
3-1 FAQ：母音が変わる不規則複数（man→men / foot→feet / mouse→mice など）
コア原則
音で覚える → 綴りで確認（耳と目のダブル記憶）
対象
man/woman・foot/tooth・goose/mouse/louse など
背景古い英語（古英語）の音変化が今まで残った「化石」だと考えればOKです。文法ルールで作るのではなく、セットで覚える語です。
英文
These men have big feet.
（この男の人たちは足が大きい。）
発音woman = /ˈwʊmən/（ウ）、women = /ˈwɪmɪn/（イ）。口をすぼめる「ウ」→横に広げる「イ」に変わります。
英文
Many women play tennis on weekends.
（週末に女性たちがテニスをすることが多い。）
ルール語末が -man なら多くは -men になります（policemen, firemen）。※ 現代では性別中立の言い方（police officers, firefighters, salespeople）もよく使います。
英文
Two policemen arrived, or two police officers arrived.
（警官2人が到着した。）
使い分け数量の後は foot（1）/ feet（2以上）。名詞を修飾する「形容詞」では 2-foot board（2フィートの板）のように 単数形＋ハイフンになります。
英文
The table is two feet long. / a two-foot table
（その机は2フィートの長さだ。／ 2フィートの机）
ポイント複合語では中の語が基本形のままになることが多く、toothbrush → toothbrushes。toothache も同様です。
英文
We bought new toothbrushes.
（私たちは新しい歯ブラシを買った。）
実情どちらも使われます。一般記事や会話では mice が多め、ITマニュアルでは mouses も見かけます。テスト対策なら まずは mice でOK。
英文
The office ordered three computer mice (or mouses).
（会社はパソコン用のマウスを3台注文した。）
用法複数形で話すことが多く、動詞も複数形（are）に合わせます。単数は a louse。
英文
Lice are common in schools.
（学校ではシラミがよく見られる。）
注意名詞の複数は geese。ただし goose には「つつく（悪ふざけでつつく）」という動詞もあり、その三単現は gooses です。
英文
We saw many geese at the lake.
（私たちは湖でたくさんのガチョウを見た。）
使い分けmen / women は性別をはっきり言いたいとき。一般に「人々」は people。persons は法律・掲示などの硬い表現で使われます。
英文
There were five people in the room.
（部屋には5人いた。）
暗記術テーマで固めて覚えます。体の一部＝foot→feet / tooth→teeth、人＝man→men / woman→women、動物・虫＝goose→geese / mouse→mice / louse→lice。
英文
Men have two feet, and mice are small.
（男の人には足が2本あり、ネズミは小さい。）
所有格-sで終わる複数（students など）は students' とアポストロフィだけ。men や women のように -s で終わらない複数は men's / women's と 's を付けます。
英文
The men's room is on the left.
（男性用トイレは左にあります。）
3-2. 語尾 -en / -ren の不規則複数
現代英語で「生きている」パターンは少数ですが、試験では超重要です。特に
child → children は会話でも必須。
まずは耳で音をつかんで、あとから綴りを確認するのが近道です。
※ -ren を取るのはほぼ children だけ。-en は ox → oxen など一部。
brother → brethren は「兄弟」じゃなく同胞（仲間）の固い表現です。
▮ クイック見取り図：まず「音」で覚える → 次に「綴り」で確認
▮ コア解説：まず「音」で覚える → それから「綴り」を確かめる
不規則複数（-en / -ren）は数が少ないぶん、「耳でかたまりごと」覚えるのが近道です。
あとから綴り（スペル）で形を確認し、テストで間違えないようにしましょう。
-
① 音のかたまりを作る（声に出す→TTSで確認）children /ˈtʃɪldrən/（チルドレン） oxen /ˈɒksən/（オクスン） brethren /ˈbrɛðrən/（ブレðレン）小学生向けメモ：子どもたち＝children、 （家畜の）ウシ＝oxen、 同胞（同じ仲間）＝brethren。
-
② 綴りを確認（形で覚えるコツ）child → children（
-ren） ／ ox → oxen（-en） ／ brother → brethren（「同胞」）※childsやoxesは誤り。固有の形をセットで覚える。 -
③ 使う頻度で優先度をつける最優先children（会話でも必須） ／ 読解向けoxen（説明文・物語で） ／ 限定brethren（宗教・団体）
❌ よくある誤り：childs ／
oxes ／ breathren
→ ✅ 正しくは：children ／
oxen ／ brethren
💡 コツ：音で覚えてから綴りを確認すると、記憶が強くなります（心理学で言う「二重符号化」＝音と文字の二重で覚える）。
▮ 代表語リスト（意味・発音・TTS・備考）
まずは children を確実に。 oxen と brethren は読み書きで見かけます。 ※ 各行の右端から音声を再生できます（TTS）。
| 単数 → 複数 | 発音（複数形） | 意味（やさしい日本語） | 備考（使う場面・注意） | 音声 |
|---|---|---|---|---|
child → children |
/ˈtʃɪldrən/ |
子どもたち（family・学校・日常会話で頻出） |
最優先
childs は誤り。
所有格は children’s。
|
|
ox → oxen |
/ˈɒksən/ |
（家畜として使う）ウシの複数 | 読解向け 会話では cow(s) を見ることが多い。 | |
brother → brethren |
/ˈbrɛðrən/ |
同胞（同じ団体の仲間・宗教的な「兄弟」） | 用法限定 家族の兄弟の複数は brothers が普通。 | |
cow → kine |
/kaɪn/ |
ウシ（古風・歴史的表現） | 歴史語 現代ではほぼ使わない。普通は cows。 | |
kid → kids |
/z/ 読み |
子ども（くだけた言い方）の複数 |
対比
規則：ただの -s。children よりカジュアル。
|
🔊 TTS の使い方：行末のボタンを押すと英語の音が再生されます。音をマネしてから綴りを見ると、記憶が長持ちします。
💬 例文で感覚をつかもう！（-en / -ren の不規則複数）
肯定文
最頻出
The children are reading quietly.
（その子どもたちは静かに読書している。）
学習ポイント：
children は 複数なので動詞は are。
語い：quietly = 静かに。
構造：The + children + are + 動詞-ing
所有格
形の注意
The children’s room is upstairs.
（子どもたちの部屋は上の階にある。）
学習ポイント：
children の所有格は children’s。childs は誤り。
語い：upstairs = 上の階へ／に。
構造：The + 名詞(所有格) + 名詞 + be + 場所
疑問文
数量語
How many children are in the class?
（クラスには何人の子どもがいますか？）
学習ポイント：
How many + 可算名詞(複数)。in the class は「クラスの中に」。
発音：
children /ˈtʃɪl-drən/（チルドレン）。
構造：How many + 複数名詞 + are + 場所句?
描写
頻度
The children often help at home.
（その子どもたちはよく家の手伝いをする。）
学習ポイント：
often = よく、しばしば。
children は複数でも、動詞の原形（三単現 -s は不要）。
構造：The + children + 副詞 + 動詞(原形) + 場所句
注意
表現
Please keep the children safe.
（子どもたちを安全にしてください。）
学習ポイント：
keep + 目的語 + 形容詞＝「…を〜の状態に保つ」。
語い：safe = 安全な。
構造：Please + 動詞(原形) + 目的語 + 形容詞
恋愛
名言調
Small acts of love make children feel safe.
（小さな愛情が、子どもたちを安心させる。）
学習ポイント：
acts of love = 愛の行い（やさしい行動）。make + 人 + 形容詞 = 「人を〜にする」。
語い：feel safe = 安心だと感じる。
構造：主語 + make + 人(複数) + 形容詞
描写
歴史・説明文
Two oxen pulled the heavy cart.
（2頭のウシが重い荷車を引いた。）
学習ポイント：
ox の複数は oxen（-en）。oxes は誤り。
語い：pull = 引く、cart = 荷車。
構造：数字 + oxen + 動詞(過去) + 目的語
文法
受動
The oxen were yoked together.
（そのウシはくび木でつながれていた。）
学習ポイント：
be + 過去分詞 = 受動（〜される）。yoke は家畜をつなぐ道具。
oxen は複数 → were を使う。
構造：The + 複数主語 + were + 過去分詞
用法限定
宗教・団体
The brethren gathered at dawn.
（その同胞（仲間）たちは夜明けに集まった。）
学習ポイント：
brethren = 宗教・団体の「兄弟（仲間）」という固い言い方。家族の兄弟なら brothers。
語い：dawn = 夜明け。
構造：The + brethren + 動詞(過去) + 副詞(場所/時)
依頼
フォーマル
Dear brethren, please offer your support.
（親愛なる同胞の皆さま、ご支援をお願いします。）
学習ポイント：
手紙や告知で見かけるフォーマル表現。日常会話では friends / everyone が自然。
offer = 申し出る、support = 支援。
構造：呼びかけ, please + 動詞(原形) + 目的語
対比
語域
The children are excited. / The kids are excited.
（その子どもたちはワクワクしている。/ その子どもはワクワクしている。）
学習ポイント：
children は標準的、kids はカジュアル。どちらも are を使う（複数）。
発音：
children /ˈtʃɪldrən/、kids は /z/ 読み。
構造：The + 複数名詞 + are + 形容詞
描写
活動
The children are working on a project together.
（その子どもたちは一緒にプロジェクトに取り組んでいる。）
学習ポイント：
work on A = A に取り組む。together = いっしょに。
are + 動詞-ing で「今している最中」。
構造：The + children + are + 動詞-ing + 前置詞句
数量
語法
Many children joined, and a few left early.
（多くの子どもが参加し、少しの子は早く帰った。）
学習ポイント：
many + 複数名詞、a few + 複数名詞。
語い：join = 参加する、left = leave の過去。
構造：Many + 複数, and + a few + 複数 + 動詞(過去)
表現
所属
A group of children visited the museum.
（子どもたちの一団が博物館を訪れた。）
学習ポイント：
a group of + 複数名詞 で「〜の集団」。動詞は group に一致（単数：visited は過去形）。
語い：museum = 博物館。
構造：A group of + 複数名詞 + 動詞(単数/過去)
✅ コツ： children（最優先）→ oxen → brethren の順で覚える。
音で覚えてから綴りを確認すると、記憶が長持ちします。
3-2 FAQ：-en / -ren（children / oxen / brethren）
対象
child → children／ox → oxen／brother → brethren（限定用法）
覚え方
音で覚える → 綴りで確認（チルドレン／オクスン／ブレズリンに近い音）
理由children は英語の古い形（歴史的変化）が残った例外の複数です。ふつうは -s をつけますが、この語は特別に -ren になります。※ childs は×（誤り）。
英文
Two children are waiting outside.
2人の子どもが外で待っています。
語い：outside = 外で。
結論正しくは children’s（最後に ’s をつける）。childrens は×。
英文
This is the children’s playground.
ここは子どもたちの遊び場です。
語い：playground = 遊び場。
結論標準的には oxen が正解。oxes は一般には誤りとして扱われます（まれにユーモアや方言で見かける程度）。
英文
Two oxen were used to pull the cart.
2頭のウシが荷車を引くのに使われた。
語い：cart = 荷車。
使い分けbrethren は宗教・団体の同志／同胞など、古風で堅い場面で使います。家族の兄弟はふつう brothers。
英文
The brethren gathered for the ceremony.
同胞たちは式典のために集まった。
英文
My brothers live in different cities.
私の兄弟は別々の都市に住んでいる。
語い：ceremony = 式典。
ポイントchildren は可算の複数名詞なので、many / a few / several などがそのまま使えます。
英文
Many children joined the event.
多くの子どもがそのイベントに参加した。
語い：join = 参加する。
主語一致a group of children の主語は group（単数）なので、動詞は通常単数扱いです。
英文
A group of children is playing outside.
子どもたちの一団が外で遊んでいる。
イギリス英語では文脈により複数動詞もあり得ますが、学習初期は単数でOK。
覚えるだけでOK現代英語でよく使うのは主に children・oxen・（限定的に）brethren の3つ。
ほかは歴史的・古語レベルで、日常ではまず出ません。
💡 覚え方：チルドレン・オクスン・ブレズリン（音）→ 綴り（children / oxen / brethren）を確認。
語域child は標準的／やや丁寧、kid はカジュアル。複数は children／kids で、文法（are など）は同じです。
英文
The children are excited. / The kids are excited.
子どもたちはワクワクしている。（両方OK）
主語一致children / oxen / brethren は複数主語なので、are / were や they / them / their を使います。
英文
Children are curious; they ask many questions.
子どもたちは好奇心が強い。彼らはたくさん質問する。
- childs × → children ✅
- childrens × → children’s ✅（所有格）
- oxes × → oxen ✅
- brethrens × → brethren ✅
🎯 小ワザ：まず音（チルドレン／オクスン／ブレズリン）で思い出し、次に綴り（children / oxen / brethren）を確認。
✅ これで 3語を完璧に押さえれば、-en / -ren の不規則複数はほぼ攻略完了。
「音 → 綴り」の順で反復すると、記憶が長持ちします。今日の自分にナイス一歩！🚀
「音 → 綴り」の順で反復すると、記憶が長持ちします。今日の自分にナイス一歩！🚀
3-3. 単数と複数が同じ形の名詞（zero plural）
形は同じでも、数（1つか、2つ以上か）で文法が変わる名詞があります。
例：sheep / deer / fish（意味で fishes も可）/ aircraft / series / species / means / headquarters など。
🧠 合言葉：音で覚える（よく使う言い方を丸ごと暗唱）→ 綴りで確認（辞書で plural invariable / zero plural の表示をチェック）
A. 常に形が同じタイプ（zero plural の代表）
基本単数も複数もつづりが同じ。数は前の言葉で判断します。
a sheep（1匹）／two sheep（2匹）a deer／three deertwo aircraft（2機）※ -s を付けない
ミニ例文（動詞の一致に注目）
English: Two sheep are eating.
日本語: 2匹のヒツジが食べている。
B. 意味で形を使い分け（個体の数 vs 種の数）
注意
fish はふつう単複同形。種類（species）を言うときは fishes も使われます。
同様に series / species は単複同形で、a series / two series のように前の語で数を示すのが基本。
Many fish live here.（ここには魚がたくさんいる＝個体）Three fishes live here.（ここには3種の魚がいる＝種類）a series／two series、one species／several species
ミニ例文（意味差）
English: We found three fishes in the lake.
日本語: その湖に3種類の魚がいるのを見つけた。
C. 専門・公的用語で同形（-sを付けない／単複同形）
実務
aircraft / spacecraft は数が増えても -s を付けないのが普通。
means は単複同形（a means / various means）。
headquarters も単複同形で、is/are の両方あり（文体・地域差）。
three aircraft are ready（3機の航空機が準備完了）a means（1つの手段）／these means（これらの手段）The headquarters is/are downtown.
ミニ例文（型を丸ごと覚える）
English: Three aircraft are on the runway.
日本語: 3機の航空機が滑走路上にいる。
ルールのコア解説：音で覚える → 綴りで確認
ここで学ぶ名詞は、単数でも複数でも 形（つづり）が同じです（例：sheep、deer、aircraft、series など）。
大事なのは「フレーズごとに耳で型を覚える」こと。その後で「辞書の表記で綴り・扱いを確認」します。
-
① よく出る音の型を丸ごと暗唱（音で覚える）Two sheep are … ／ Three aircraft are … ／ A series is … / Two series are … ／ A means is … / These means are …
-
② 「数」を示す前の語で判断（a / one / two / many / these …）a や one → 単数動詞（
isなど）／ two / many / these → 複数動詞（areなど）。 -
③ 辞書で表記を確認（綴りで確認）plural invariable／zero plural／ pl（= 複数形）項で単複同形か、fishes（種を表す）のような意味別フォームがあるかをチェック。
⚠️ よくあるスペル誤りに注意：deers ×／
aircrafts ×／
serieses ×／
meanses ×。
コツ：「形は同じでも、文法は数で変わる」— 動詞や指示語（this/these）で単数・複数を合わせましょう。
コツ：「形は同じでも、文法は数で変わる」— 動詞や指示語（this/these）で単数・複数を合わせましょう。
🎯 小さな勝ちを積み上げよう： 今日は表から 3語だけ音読→明日は ＋3語。繰り返しは記憶に最強のごほうびです。
代表語リスト（単数＝複数の形／意味・発音・例・TTS・備考）
見方 語形は「単数＝複数」を示します。必要に応じて備考で「種類のとき」などの特例を説明します。
| 語形（単 = 複） | 意味（やさしい日本語） | 発音（IPA） | 短い例文 | TTS | 備考（文法メモ） |
|---|---|---|---|---|---|
sheep = sheep |
ヒツジ | /ʃiːp/ |
Two sheep are grazing. | 常に同形。two/many/these などで複数動詞に。 | |
deer = deer |
シカ | /dɪə(r)/ |
We saw three deer. | deers ×。数は前の語で示す（例：three）。 |
|
fish = fish（種類を言うとき
fishes も可） |
魚 | /fɪʃ/ |
Many fish live here. | 通常は同形。fishes は種類を数える用法（例：three fishes = 3種）。 | |
salmon = salmon |
サケ | /ˈsæmən/ |
Two salmon are swimming upstream. | 魚名で同形の代表。-s は付けない。 | |
trout = trout |
マス | /traʊt/ |
Several trout are in the stream. | こちらも同形。数は several/many などで示す。 | |
Japanese = Japanese |
日本人（〜の人々） | /ˌdʒæpəˈniːz/ |
The Japanese are polite. | the + 形容詞 で「〜の人々」＝複数扱い。※ 個人なら a Japanese person が明確。 |
|
series = series |
シリーズ（続きもの） | /ˈsɪəriːz/ |
This series is new. | 単複同形：a series／two series。動詞は前の数で一致。 | |
species = species |
種（生物の単位） | /ˈspiːʃiːz/ |
One species is rare here. | one species／several species。常に同形。 | |
aircraft = aircraft |
航空機 | /ˈeəkrɑːft/ |
Three aircraft are ready. | -s を付けない専門語。数は前の語で示す。 | |
spacecraft = spacecraft |
宇宙船 | /ˈspeɪskræft/ |
Two spacecraft are in orbit. | こちらも専門語で同形。-s 不要。 | |
means = means |
手段／方法 | /miːnz/ |
Email is a means of communication. | a means（単）／these/various means（複）。meanses × | |
headquarters = headquarters |
本部／本社 | /ˌhedˈkwɔːtəz/ |
The company’s headquarters is in Tokyo. | 単複同形。is/are の両用あり（地域差・文体）。授業では is でOK。 |
💡 覚え方： まずは Two sheep are … /
Three aircraft are … /
A series is … / Two series are …
のように音で型を暗唱 → あとで辞書で plural invariable / zero plural を確認！
💬 例文で「単数＝複数の名詞」を体で覚えよう！
自然
同形（sheep）
Two sheep are eating grass.
（2匹のヒツジが草を食べている。）
学習ポイント：
sheep は 単数＝複数で同じ形。two と来たら動詞は are（複数）にします。
語い：eat = 食べる、grass = 草。
構造：数字 + 名詞 (同形) + be(複数) + -ing
自然
同形（deer）
Three deer were crossing the road.
（3頭のシカが道路を横切っていた。）
学習ポイント：
deer も同形。過去の複数は were。
語い：cross = 横切る、road = 道路。
構造：数字 + 名詞 (同形) + were + -ing
水辺
同形（fish）
Many fish live in this lake.
（この湖には多くの魚がすんでいる。）
学習ポイント：ふつうは
fish＝fish で同形。many が来たら動詞は複数形。
補足：fishes は「種類」を数える特別用法（例：three fishes = 3種類）。
構造：Many + 名詞 (同形) + 動詞(複数)
理科
同形（species）
Two species are protected here.
（ここでは2つの種が保護されている。）
学習ポイント：
species は単複同形。two がある→動詞は are。
語い：protect = 守る・保護する。
構造：数字 + 名詞 (同形) + are + 過去分詞
メディア
同形（series）
This series is popular worldwide.
（このシリーズは世界中で人気だ。）
学習ポイント：This（単数）なら動詞は is。形は同じでも、前の語で単複を見分けます。
構造：This + 名詞 (同形/単) + is + 形容詞
メディア
同形（series）
Two series are airing this fall.
（この秋、2つのシリーズが放送される。）
学習ポイント：Two が来る→are。注意：
serieses ×（綴りは変えない）。
構造：数字 + 名詞 (同形/複) + are + -ing
語法
同形（means）
Email is a means of communication.
（メールは連絡の手段だ。）
学習ポイント：単数は必ず a means と a を付ける。
means に -es はいらない（meanses ×）。
構造：主語 + is + a means + of + 名詞
恋愛
同形（means）
Small gifts and kind words are means to keep love warm.
（小さなプレゼントややさしい言葉は、愛を温かく保つ手段だ。）
学習ポイント：means は複数でも形は同じ。主語が複数（gifts and words）→ 動詞は are。
語い：
kind = やさしい、keep ~ warm = 温かいままにする。
構造：複合主語 + are + 名詞(同形/複)
乗り物
同形（aircraft）
Three aircraft are ready for takeoff.
（3機の航空機が離陸準備完了だ。）
学習ポイント：
aircraft は専門語の同形名詞。aircrafts × に注意。
語い：takeoff = 離陸。
構造：数字 + 名詞 (同形) + are + 形容詞
宇宙
同形（spacecraft）
Two spacecraft are in orbit now.
（2機の宇宙船が今、軌道上にいる。）
学習ポイント：
spacecraft も同形。in orbit = 軌道上で。
構造：数字 + 名詞 (同形) + are + 前置詞句
ビジネス
同形（headquarters）
The company’s headquarters is in Tokyo.
（その会社の本社は東京にある。）
学習ポイント：
headquarters は形は複数っぽいが、is を使うことが多い（単数扱い）。
語い：company = 会社。
構造：The + 名詞 (同形) + is + 場所
ビジネス
同形（headquarters）
Their headquarters are in London.
（彼らの本部はロンドンにある。）
学習ポイント：地域差・文体差で are を使う例もあり。試験ではどちらかに統一すればOK（学校では is 推奨が多い）。
構造：所有代名詞 + 名詞 (同形) + are + 場所
国・民族
同形（Japanese）
The Japanese are known for punctuality.
（日本人は時間を守ることで知られている。）
学習ポイント：the + 形容詞 で「〜の人々」＝ 複数扱い。個人なら a Japanese person と言う。
構造：The + 形容詞 (人々) + are + 過去分詞
水辺
同形（salmon）
Two salmon were caught this morning.
（今朝、サケが2匹つれた。）
学習ポイント：
salmon は複数でも -s を付けない。同形名詞の代表例。
構造：数字 + 名詞 (同形) + were + 過去分詞
学び
同形（series）
Our research series is expanding this year.
（私たちの研究シリーズは今年、拡大している。）
学習ポイント：単数の series は is。複数なら are。形はずっと同じ。
構造：所有格 + 名詞 (同形/単) + is + -ing
3-3 FAQ：単数＝複数が同じ形の名詞（Zero plural）
例
sheep / deer / fish / salmon / series / species / aircraft / headquarters / means
コア「形は同じでも、数で動詞や指示語（this/these）が決まる」
考え方形で判断せず、数の情報（two / many / these / each / aなど）で決めます。
英文
Two sheep are sleeping. / A sheep is sleeping.
ヒツジが2匹は寝ている。／ ヒツジが1匹は寝ている。
数字や
these があれば 複数動詞、a / each なら 単数動詞。結論数を数えるときはふつう fish（同形）。fishes は種類を言うときに使います。
英文（数）
We caught three fish.
私たちは魚を3匹つった。
英文（種類）
Three fishes live in this river.
この川には3種類の魚がすんでいる。
学校テストは three fish が基本。生物の話（分類・研究）では fishes もOK。
コツthis/that や a が付けば単数、two/these なら複数。
英文
This series is famous, but two series are new.
このシリーズは有名だが、2つのシリーズは新しい。
綴りは同じでも、前の語で単複が決まり、動詞（is/are）も変わります。
ポイント単複同形。a species（1種）, two species（2種）。
英文
A species is rare. / Two species are common.
1種は珍しい。／ 2種はよく見られる。
specie × に注意（※別語義「硬貨（金種）」の古語扱い）。
用法単数は必ず a means。複数は means のまま（形は同じ）。
英文（単数）
Email is a means of contact.
メールは連絡の手段だ。
英文（複数）
We need different means to solve this.
これを解決する手段をいくつか必要とする。
meanses × は誤り。熟語 by means of ~ = 「〜によって」。
実務どちらも見られますが、学校英語では is（単数扱い）が無難。ニュースや企業文書では are もあります。
英文
The company’s headquarters is in Tokyo. / Their headquarters are in London.
その会社の本社は東京にある。／ 彼らの本部はロンドンにある。
試験では is に統一が安全。文脈・地域差を知っておくと実務でも安心。
理由これらは歴史的に集合名詞の性質が強く、単複同形として定着しています。
英文
Two aircraft are on the runway.
2機の航空機が滑走路にいる。
aircrafts × / spacecrafts ×（一般には誤り）。
ルールthe + 形容詞 で「〜の人々」＝複数扱い。個人なら a Japanese person が自然です。
英文
The Japanese are known for politeness.
日本人は礼儀正しさで知られる。
a Japanese だけでも文法上は可だが、丁寧に言うなら a Japanese person。
使い分け料理としての肉は物質名詞扱いが多く、ふつう salmon のまま。数えるなら a piece of を使います。
英文（物質）
I’ll have some salmon.
サーモンを少しください。
英文（数量）
I bought two pieces of salmon.
サーモンを2切れ買った。
salmons は「複数のサケ（個体）」を強調したい特殊な文脈以外では避けるのが無難。
区別Zero plural は「単数＝複数が同形」のこと（sheep→sheep）。
一方 police / pants / scissors は常に複数扱い（単数形が使えない）。a pant ×。
英文
The police are here. / My pants are new.
警察が来ている。／ 私のズボンは新しい。
これは「常に複数形になる名詞」のグループで、本セクション（Zero plural）とは別物。
辞書記号語義欄に pl same（複同形）・sing. & pl.・plural same のような注記があります。
品詞欄の [C]（可算）や [U]（不可算）も合わせて確認しましょう。
🔎 ヒント：単語の先頭付近に「復数形：
sheep」のように同じ綴りが再掲されていれば Zero plural の合図です。
コツ周りの手がかりを拾いましょう。two / many / these → 複数、a / this / each → 単数。動詞（is/are）もヒント。
英文
These deer are beautiful.
これらのシカは美しい。
指示語・数字・動詞を「合図」として使い分けましょう。
3-4. 外来語の複数形（ラテン語・ギリシャ語など）
英語には、もとの言語のルールで複数形が変わる語があります（例：datum → data）。
ただし今の英語では -s を付ける形も広く使われます（例：formulas, indexes）。
迷ったら、まず音（どんな読み方か）で気づき、次に綴りで確かめるのがコツ。
小学生向けの言い換え：語尾（ことばの「しっぽ」）が-umや-onだと、複数で-aになるなど「しっぽチェンジ」が起きます。
A. ラテン型（学術寄り・伝統形が生きる）
学術でよく使用
語尾の「しっぽ」が規則的に変化します。基本のパターンを覚えておくと安全です。
-
-um → -a
datum → data,medium → media,curriculum → curricula -
-us → -i
alumnus → alumni,cactus → cacti（cactusesも可） -
-a → -ae
alumna → alumnae,formula → formulae（formulasも可）
小学生向けヒント： -um の語は複数で -a に“しっぽチェンジ”。datum → data は「データ1個 → データたくさん」のイメージ。
ルールのコア解説：音で覚える → 綴りで確認
外来語の複数形は、まず耳（発音のサイン）で気づき、次に目（綴りパターン）で確かめるのが近道です。 大人向けの正確さを保ちつつ、小学生にもわかるように「語尾＝ことばのしっぽ」に注目しましょう。
-
① 耳でサインを拾う（読みの変化に反応）例：
phenomena（/fəˈnɒmɪnə/）やcriteria（/kraɪˈtɪəriə/）のように、語尾が -a や -ia で 「ア」「イア」に聞こえると複数形サインの可能性が高いです。 -
② 綴りで確認（外来語の基本パターン）ラテン型
-um → -a（datum → data）／-us → -i（alumnus → alumni）／-a → -ae（alumna → alumnae）ギリシャ型-on → -a（phenomenon → phenomena）／-is → -es（analysis → analyses）／-ex/-ix → -ices（matrix → matrices） -
③ 場面（学術/日常）で選ぶ日常では
formulas / indexes / appendixes / cactusesのように -s 形が無難。 学術ではformulae / indices / appendices / cactiのような伝統形を選ぶ場面が多いです。
⚠️ 落とし穴：
data / media / criteria / bacteria / phenomena はもともと複数。
単数は datum / medium / criterion / bacterium / phenomenon。学習ステージでは複数扱い（are など）で覚えておくと安全です。
小学生へのひとこと
語尾（しっぽ）が -um なら、たくさんのとき -a に変身するよ。
例：
datum（データ1つ）→ data（データがたくさん）モチベUPメッセージ
毎日1分だけでもOK。同じパターンを繰り返し見ると、脳は勝手に見抜けるようになります。小さな反復が“あとで効く”。
ラテン型代表語リスト
「学術寄り」では伝統形、日常では -s 形が共存する語に注意。意味はやさしい日本語で添えています。
| パターン | 単数 → 複数 | 意味（やさしい日本語） | 発音（目安） | 使用域 / 備考 | 音声 |
|---|---|---|---|---|---|
-um → -a |
datum → data |
データ1つ → データたくさん | /ˈdeɪtəm/ → /ˈdeɪtə/ |
学術では複数扱い推奨 | |
-um → -a |
medium → media |
媒体（手段・メディア） | /ˈmiːdiəm/ → /ˈmiːdiə/ |
集合的に複数扱い多い | |
-um → -a |
curriculum → curricula / curriculums |
カリキュラム（学習計画） | /kəˈrɪkjʊləm/ → /kəˈrɪkjʊlə/ |
学校文書では両形を見る | |
-us → -i |
alumnus → alumni |
男子卒業生 → 卒業生たち | /əˈlʌmnəs/ → /əˈlʌmnaɪ/ |
女子単数 alumna / 複数 alumnae | |
-us → -i |
cactus → cacti / cactuses |
サボテン | /ˈkæktəs/ → /ˈkæktaɪ/ |
日常は cactuses も多い | |
-a → -ae |
alumna → alumnae |
女子卒業生 → 女子卒業生たち | /əˈlʌmnə/ → /əˈlʌmniː/ |
男女混合複数は alumni | |
-us → -i |
focus → foci / focuses |
焦点・中心 | /ˈfəʊkəs/ → /ˈfəʊsaɪ/ |
日常は focuses が無難 | |
-a → -ae |
formula → formulae / formulas |
公式・決まり | /ˈfɔːmjʊlə/ → /ˈfɔːmjʊliː/ |
理系文書で formulae 多い | |
-um → -a |
memorandum → memoranda / memorandums |
覚書・メモ | /ˌmɛmɒˈrændəm/ → /ˌmɛmɒˈrændə/ |
契約実務では両形 | |
(単複) |
bacterium → bacteria |
細菌1つ → 細菌たち | /bækˈtɪəriəm/ → /bækˈtɪəriə/ |
学術では複数扱い必須 |
ギリシャ型代表語リスト
理系・研究文脈で頻出。単数・複数の取り違えに注意（特に phenomenon/phenomena, criterion/criteria）。
| パターン | 単数 → 複数 | 意味（やさしい日本語） | 発音（目安） | 使用域 / 備考 | 音声 |
|---|---|---|---|---|---|
-on → -a |
phenomenon → phenomena |
現象1つ → 現象いくつも | /fɪˈnɒmɪnɒn/ → /fɪˈnɒmɪnə/ |
試験で頻出の要注意語 | |
-on → -a |
criterion → criteria |
判断基準1つ → 複数の基準 | /kraɪˈtɪəriən/ → /kraɪˈtɪəriə/ |
単数 criterion を忘れがち | |
-is → -es |
analysis → analyses |
分析 → 複数の分析 | /əˈnæləsɪs/ → /əˈnæləsiːz/ |
-sis→-sees と覚えるとラク | |
-is → -es |
thesis → theses |
論文・主張 → 複数形 | /ˈθiːsɪs/ → /ˈθiːsiːz/ |
卒論・修論で頻出語 | |
-is → -es |
crisis → crises |
危機 → 複数の危機 | /ˈkraɪsɪs/ → /ˈkraɪsiːz/ |
ニュース英語でも登場 | |
-ex/-ix → -ices |
matrix → matrices |
行列（数学） | /ˈmeɪtrɪks/ → /ˈmeɪtrɪsiːz/ |
IT/数理でよく見る | |
-ex/-ix → -ices |
appendix → appendices / appendixes |
付録（本）・虫垂（医） | /əˈpɛndɪks/ → /əˈpɛndɪsiːz/ |
出版は両形、医は -ices 多め | |
-is → -es |
axis → axes |
軸 → 複数の軸 | /ˈæksɪs/ → /ˈæksiːz/ |
axe（斧）の複数と同綴り | |
-is → -es |
hypothesis → hypotheses |
仮説 → 複数の仮説 | /haɪˈpɒθəsɪs/ → /haɪˈpɒθəsiːz/ |
アカデミックで多用 |
フランス語系・その他代表語リスト
英語化が進んで -s 形が一般的な語も多いですが、新聞・美術分野では伝統綴りを見かけます。
| パターン | 単数 → 複数 | 意味（やさしい日本語） | 発音（目安） | 使用域 / 備考 | 音声 |
|---|---|---|---|---|---|
-eau → -eaux |
bureau → bureaux / bureaus |
局・事務所 | /ˈbjʊərəʊ/ → /ˈbjʊərəʊz/ |
米英では bureaus が一般的 | |
-eau → -eaux |
plateau → plateaux / plateaus |
台地・高原 | /plæˈtəʊ/ → /ˈplætəʊz/ |
地理文脈では両形あり | |
-eau → -eaux |
tableau → tableaux / tableaus |
絵・場面描写 | /ˈtæbləʊ/ → /ˈtæbləʊz/ |
美術分野で伝統綴り多い | |
-eu → -eux |
beau → beaux / beaus |
（古風）恋人/紳士 | /bəʊ/ → /bəʊz/ |
文学的。一般は beaus |
💡 まとめ： まずは 耳で「いつもと違う音」を察知 →
綴りパターン表で確認 →
場面（学術/日常）に合わせて選ぶ、の順で運用すると失敗が減ります。
💬 例文で「外来語の複数形」をつかもう！
重要
学術
The data are limited.
（そのデータは限られている。）
学習ポイント：
data はもともと datum（1つ） の複数形。学術文では are を使うのが基本。
日常英語では単数扱い（data is）も見られますが、試験や論文は複数扱いが安心。
発音：/ˈdeɪtə/ ／ 構造：The + 複数名詞 + are + 形容詞
メディア
学術寄り
Social media are powerful tools.
（ソーシャルメディアは強力な道具だ。）
学習ポイント：
medium → media。media は集合（SNS/TV/新聞など全体）として複数扱い。
単数のときは medium（例：a news medium）。
発音：/ˈmiːdiə/ ／ 構造：複数主語 + are + 形容詞 + 名詞
試験頻出
学術
We set three criteria for the project.
（そのプロジェクトの基準を3つ定めた。）
学習ポイント：単数
criterion、複数 criteria。
「criterias」は誤り。
発音：/kraɪˈtɪəriə/ ／ 構造：set + 数字 + 複数名詞 + for ~
科学
用語
Strange phenomena were observed at night.
（夜に奇妙な現象が観測された。）
学習ポイント：
phenomenon（1つ）→ phenomena（複数）。
綴り・読みともに混同注意。
発音：/fɪˈnɒmɪnə/（複） ／ 構造：複数主語 + were + 過去分詞
研究
-is→-es
The report compares two analyses.
（その報告書は2つの分析を比較している。）
学習ポイント：
-is → -es の代表。音は アナラシーズに近い（/əˈnæləsiːz/）。
単数は analysis /əˈnæləsɪs/。
構造：compare + 数字 + 複数名詞
大学院
-is→-es
Their theses were published online.
（彼らの論文はオンラインで公開された。）
学習ポイント：
thesis（1本）→ theses（複数）。
語尾 -sis → -ses ではなく発音 /-siːz/ に注意。
発音：/ˈθiːsiːz/ ／ 構造：複数主語 + were + 過去分詞
出版
二形共存
Please see the appendices for tables.
（表は付録を参照してください。）
学習ポイント：
appendix → appendices（伝統形）／ appendixes（一般形）どちらも可。
医療の「虫垂」は appendices をよく見る。
発音：/əˈpɛndɪsiːz/ ／ 構造：see + the + 複数名詞 + for ~
数学
-ix→-ices
We multiplied two matrices.
（私たちは2つの行列を掛け算した。）
学習ポイント：
matrix → matrices。IT/数理では超頻出。
読みは メイトリシーズに近い。
発音：/ˈmeɪtrɪsiːz/ ／ 構造：multiply + 数字 + 複数名詞
日常
二形共存
I bought two cacti for my room.
（部屋用にサボテンを2つ買った。）
学習ポイント：
cactus → cacti（伝統形）／ cactuses（日常）。どちらも正しい。
テストでは cacti を出す学校も。
発音：/ˈkæktaɪ/ ／ 構造：buy + 数字 + 複数名詞 + for + 名詞
理系
二形共存
This book lists several formulae.
（この本にはいくつもの公式が載っている。）
学習ポイント：
formulae（学術寄り）／ formulas（一般）。授業や論文では formulae を目にすること多め。
発音：/ˈfɔːmjʊliː/（複） ／ 構造：list + several + 複数名詞
光学
二形共存
The foci of the lenses are different.
（そのレンズの焦点は異なる。）
学習ポイント：
focus の複数は foci（学術）／ focuses（一般）。
読み：フォウサイ /ˈfəʊsaɪ/。
構造：The + 複数名詞 + are + 形容詞
学校
性別形
Many alumni attended the ceremony.
（多くの卒業生が式に参加した。）
学習ポイント：男子単数
alumnus／女子単数 alumna。複数は男女混合 alumni、女子のみ alumnae。
学校案内などでよく見る表現。
発音：/əˈlʌmnaɪ/（複） ／ 構造：Many + 複数名詞 + 過去動詞
教育
二形共存
Our curricula were updated last year.
（私たちのカリキュラムは昨年更新された。）
学習ポイント：
curricula（伝統形）／ curriculums（一般形）両方OK。学校文書はどちらも見かける。
発音：/kəˈrɪkjʊlə/（複） ／ 構造：複数主語 + were + 過去分詞
理科
単複注意
These bacteria are harmful.
（これらの細菌は有害だ。）
学習ポイント：単数は
bacterium。bacteria は複数で are をとるのが基本。
発音：/bækˈtɪəriə/ ／ 構造：These + 複数名詞 + are + 形容詞
ビジネス
二形共存
The company issued three memoranda this week.
（今週、会社は3通の覚書を発行した。）
学習ポイント：
memoranda（伝統形）／ memorandums（一般形）。契約実務ではどちらも使われる。
発音：/ˌmɛmɒˈrændə/（複） ／ 構造：issue + 数字 + 複数名詞
3-4 FAQ：外来語の複数形（ラテン語・ギリシャ語など）
ねらい 英語に入ってきた学術語の単数・複数を、使う場面（学術／日常）と綴り・発音の両面からサッと判断できるようにします。 学習のコツ迷ったらまず意味（1つ？ たくさん？）→次に辞書で綴り確認。
学術伝統 研究論文や授業では data are が基本。
日常・IT 会話やビジネス資料では data is も広く使われます。
The data are reliable.
そのデータは信頼できる。
試験対策では are を推奨。社内資料などでは文書全体のスタイルに合わせましょう。
本来は medium の複数なので media are。
ただし「マスコミという集合」を1つとみなして media is も使用されます（特に米語のニュース文体）。
The media are watching closely.
（報道機関が注意深く見ている。）
学校英文法／検定では 複数扱いが無難。
はい、不可。単数 criterion、複数 criteria。criterias は誤りです。
We have clear criteria for hiring.
採用の基準は明確です。
語尾メモ -on → -a（phenomenon → phenomena）／ -um → -a（bacterium → bacteria）。
記憶術
-on は「1（ワン）に近い音」→ 単数。-a は「あ（たくさん）」→ 複数。
This phenomenon is rare.
この現象はまれだ。
- 学術寄り論文・教科書 →
formulae / indices / matrices - 一般寄り会話・IT・ビジネス →
formulas / indexes / matrices（indices も可）
The textbook shows several formulae.
その教科書にはいくつもの公式が示されている。
IT/書籍indexes が普通。数学/金融indices がよく使われます。
Database indexes speed up searches.
データベースのインデックスは検索を速くする。
いいえ。正しくは viruses。ラテン語由来でも英語では -s を取る語が多い例です。
Computer viruses spread quickly.
コンピュータウイルスはすぐ広がる。
octopuses が標準。octopi は誤解から生まれた形で、octopodes は希少な古典形。
We saw two octopuses at the aquarium.
水族館でタコを2匹見た。
覚え方：-us → -uses（bonus → bonuses と同じ発想）。
現代英語では 単数扱いが普通で、複数は agendas。
The agenda is ready.
その議題リストは準備できています。
どちらも正しいです。大学などの正式文書では syllabi を見ることも多いですが、一般的には syllabuses も広く使われます。
The department posted all syllabi online.
学科はすべてのシラバスをオンラインに掲載した。
analyses：アナラシーズ /ə-nál-ə-siːz/（単数 analysis は /-sɪs/）theses：スィーシーズ /θíː-siːz/（単数 thesis）matrices：メイトリシーズ /méɪ-trɪ-siːz/（単数 matrix）
The two analyses reach different results.
その2つの分析は異なる結果に達している。
- 意味で判断：1つ？ いくつ？（単複の意識）
- 音で覚える：慣用の読み（/siːz/ など）
- 綴りで確認：辞書で単複形をチェック（
criterion → criteriaなど） - 文脈：学術なら伝統形、会話なら -s 形も可、に寄せる
Our indices show steady growth.
私たちの指数は着実な成長を示している。
IT 文書なら indexes に置き換える、などの「場面合わせ」も有効です。
4. 特殊な複数形（落とし穴まとめ & すぐ引けるリンク）
ここではふつうの -s/-es 以外の複数形や、意味で単複が変わる語などを一気見します。
「まず音で覚える → 綴りで確認」の流れで、4-1～4-5の全体像をサクッとつかみ、それぞれの小セクションへ進んでください。
意味で決まる
「ズボン・はさみ」などは形が左右一対→複数扱いが原則（pants / scissors など）。
語構成で決まる
複合名詞は中心語を複数に（brothers-in-law）。語によっては末尾だけ複数（grown-ups）。
🎯 攻略順： ①「意味で複数」か？ → ②「語の作り（複合）」か？ → ③「意味差・語義変化」か？ → ④「慣用表現」か？ を3秒で判定。
🌱 モチベUP： 人はできた回数が増えると続けやすくなります。カードを1枚読むごとに小さくガッツポーズ！それだけで記憶の定着率が上がります。
🌱 モチベUP： 人はできた回数が増えると続けやすくなります。カードを1枚読むごとに小さくガッツポーズ！それだけで記憶の定着率が上がります。
4-1. 常に複数形になる名詞（左右で1組のもの）
形が左右で1組になっている服や道具は、英語だと いつも「複数形」で書きます。
例：scissors（はさみ）/ pants（ズボン）/ glasses（メガネ）など。
「1つ（1組）」と言いたいときは a pair of + 複数名詞 を使います（例：a pair of scissors）。
※ 主語と動詞の一致：These scissors are …／A pair of scissors is …
A. 形で複数：左右がセットの名詞
基本体の左右で使うもの・2つで1つとして使う道具は、いつも複数形： scissors（はさみ）、 glasses（メガネ）、 pants / trousers（ズボン）、 goggles（保護メガネ）、 pliers（ペンチ）、 tongs（トング）、 binoculars（双眼鏡） など
ミニ例文
These scissors are sharp.
（このはさみはよく切れる）
覚え方
「左右で使う？ ➜ 複数形にする」
コツ 語尾に
s があっても「数が多い」意味ではないよ（形の話）B. 数え方：a pair of / pairs of
数える
型
a pair of + 複数名詞 + is（1組）
two / three pairs of + 複数名詞 + are（2組以上）
ミニ例文
A pair of scissors is on the desk.
（はさみ1本（=1組）が机の上にある）
🧩 動詞の一致：
a pair が主語なら is、名詞本体（scissors など）が主語なら are。
C. 文の形：主語と動詞の一致（単数？複数？）
文法セット複数として言うとき
These / Those + 複数名詞 + are
Those trousers are too long.
（そのズボンは長すぎる）
1組として言うとき
This / That + a pair of + 複数名詞 + is
This pair of goggles is yours.
（このゴーグル1組はあなたのです）
豆知識
米英差：pants は米＝ズボン、英＝下着。英で「ズボン」は trousers を使うのが安全。
4-1 コア解説：「音」で覚える → 「綴り」で確認
「左右で1組」になっている服や道具は、いつも複数形の音で聞こえ、綴りもたいてい-s / -esで終わる（例：scissors、glasses、jeans）。
ただし、語尾の s は「数が多い」という意味ではなく、形が2つで1組という種類サインです。
-
① 耳チェック：複数っぽい音？
scissors /ˈsɪzərz/のように、語尾が/z/または/ɪz/の複数っぽい音で終わって聞こえるものが多いです。 まずは音で「いつも複数かも」と気づけるようにしましょう。 -
② 形チェック：左右で1組？二股の道具？目で見て左右（2つのレンズ・刃・脚など）がセットになっているなら、「常に複数形」に分類： glasses（メガネ）・scissors（はさみ）・ trousers / pants（ズボン）・tongs（トング）など
-
③ 綴りで確認：
-s/-es＆ 文法綴りが-s / -esで終わるか確認。主語がその名詞の時は are を使うのが基本（例：These scissors are sharp.）。
数えるときは a pair of + 複数名詞（1組）／ two/three pairs of + 複数名詞（2組以上）。
🎯 覚え方：「左右で1組 → いつも複数」「1組と数える → a pair of」。音（/z/・/ɪz/）で気づいて、綴り（
-s/-es）と文法（are）で仕上げ！
代表語リスト（意味・発音・例文＋TTS・備考）
例文は中学生～社会人向けの自然な文にしつつ、小学生にも分かる日本語で意味を添えています。 音声ボタンは data-tts 方式です。
| 語（発音） | 意味（やさしい日本語） | 例（英文 → 日本語 → TTS） | 備考 |
|---|---|---|---|
| scissors /ˈsɪzərz/ | はさみ（2枚の刃で1組） |
These scissors are sharp.
（このはさみはよく切れます）
|
1組＝a pair of scissors。主語にすると動詞は are。 |
| glasses /ˈɡlæsɪz/ | メガネ（レンズが2つ） |
Where are my glasses?
（私のメガネはどこ？）
|
1本（1組）と言うときは a pair of glasses。 |
| sunglasses /ˈsʌnˌɡlæsɪz/ | サングラス |
Sunglasses are essential in summer.
（夏はサングラスが必需品です）
|
1組＝a pair of sunglasses。 |
| trousers / pants /ˈtraʊzərz/・/pænts/ | ズボン（2本の脚で1着） |
Those trousers are too long.
（そのズボンは長すぎます）
|
米：pants。英：trousers。1着＝a pair of trousers/pants。 |
| jeans /dʒiːnz/ | ジーンズ |
Her jeans are faded.
（彼女のジーンズは色あせています）
|
1着＝a pair of jeans。 |
| shorts /ʃɔːrts/ | ショートパンツ・短パン |
His shorts are wet.
（彼の短パンはぬれています）
|
1着＝a pair of shorts。 |
| pajamas（英：pyjamas） /pəˈdʒɑːməz/ | パジャマ |
My pajamas are soft.
（私のパジャマはやわらかいです）
|
1着＝a pair of pajamas/pyjamas。 |
| clothes /kloʊðz/ | 服（まとめて） |
My clothes are dirty.
（私の服はよごれています）
|
数えるときは a piece of clothing（服1点）。a cloth は「布」で別語。 |
| goggles /ˈɡɑːɡəlz/ | ゴーグル |
These goggles are for swimming.
（このゴーグルは水泳用です）
|
1組＝a pair of goggles。 |
| binoculars /bɪˈnɒkjʊlərz/ | 双眼鏡 |
Binoculars are useful for birdwatching.
（双眼鏡はバードウォッチングに便利です）
|
1組＝a pair of binoculars。 |
| pliers /ˈplaɪərz/ | ペンチ |
Pliers are in the toolbox.
（ペンチは道具箱にあります）
|
1丁＝a pair of pliers。 |
| tongs /tɔŋz/ | トング |
The tongs are on the grill.
（トングはグリルの上にあります）
|
1本（1組）＝a pair of tongs。 |
| tweezers /ˈtwiːzərz/ | ピンセット |
Tweezers are handy for small parts.
（ピンセットは小さい部品に便利です）
|
1本（1組）＝a pair of tweezers。 |
| leggings /ˈleɡɪŋz/ | レギンス |
Leggings are comfortable.
（レギンスははき心地がよいです）
|
1着＝a pair of leggings と数えるのが普通。 |
| spectacles /ˈspɛktəkəlz/ | めがね（かたい語） |
His spectacles are broken.
（彼のめがねはこわれています）
|
glasses の改まった言い方。1組＝a pair of spectacles。 |
✅ まとめ： 左右で1組の服・道具は 常に複数形。主語にすると are。
「1組」は a pair of、複数組は pairs of を使おう。
💬 例文で「常に複数形（左右で1組）」の感覚をつかもう！
肯定文
左右で1組
Scissors are on the desk.
（はさみは机の上にあります。）
学習ポイント：
scissors は常に複数扱いなので動詞は are。
1本（1組）と言いたいときは a pair of scissors と数える。
構造：複数主語 + are + 場所
疑問文
左右で1組
Where are my glasses?
（私のメガネはどこ？）
学習ポイント：
glasses（メガネ）も常に複数。
Where are ... ? と are を使う点に注意。
※ glass（ガラス／コップ1個）とは別語。
構造：Where + are + 所有形容詞 + 複数名詞 ?
描写
左右で1組
These pants are too big.
（このズボンは大きすぎる。）
学習ポイント：米語では pants、英語では trousers が一般的。
どちらも複数扱いなので be 動詞は are。
構造：These + 複数名詞 + are + 形容詞
語法
数え方
A pair of jeans is on sale.
（ジーンズ1本（1着）がセール中だ。）
学習ポイント：a pair of + 複数名詞 は主語が a pair（単数）なので is。
複数組なら two pairs of jeans are ...
構造：A pair of + 複数名詞 + is + 句
肯定文
数量
Two pairs of shorts were in the laundry.
（短パン2着が洗濯物の中にあった。）
学習ポイント：two pairs は複数主語なので were。
shorts 単体は常に複数扱い。
構造：Two pairs of + 複数名詞 + were + 場所
肯定文
左右で1組
Pajamas are warm in winter.
（パジャマは冬にあたたかい。）
学習ポイント：
pajamas（英綴り pyjamas）は常に複数扱い。
1着＝a pair of pajamas と数える。
構造：複数主語 + are + 形容詞 + 句
描写
左右で1組
Goggles are in the locker.
（ゴーグルはロッカーの中にある。）
学習ポイント：
goggles も複数扱い。
1組＝a pair of goggles。
構造：複数主語 + are + 場所
描写
左右で1組
Binoculars are useful for stargazing.
（双眼鏡は星を見るのに役立つ。）
学習ポイント：
binoculars は「両目でのぞく道具」→ 常に複数。
1組＝a pair of binoculars。
構造：複数主語 + are + 形容詞 + 目的
肯定文
工具
Pliers are in the toolbox.
（ペンチは道具箱の中にある。）
学習ポイント：
pliers も左右で1組 → 常に複数。
1丁＝a pair of pliers と数える。
構造：複数主語 + are + 場所
注意喚起
料理
The tongs are hot—be careful!
（そのトングは熱い——気をつけて！）
学習ポイント：
tongs も常に複数。
1本（1組）＝a pair of tongs。
構造：The + 複数名詞 + are + 形容詞
描写
工具
Tweezers are handy for small parts.
（ピンセットは小さい部品に便利。）
学習ポイント：
tweezers も複数扱い。
1本（1組）＝a pair of tweezers。
構造：複数主語 + are + 形容詞 + 用途
肯定文
集合名詞（複数形の形）
Clothes are on the line.
（服が物干しざおにかかっている。）
学習ポイント：
clothes は「服（全体）」で複数扱い。
1点の服は a piece of clothing と言う。
構造：複数主語 + are + 場所
描写
左右で1組
His spectacles are broken.
（彼のめがねは壊れている。）
学習ポイント：
spectacles は glasses のかたい言い方。どちらも複数扱い。
構造：所有格 + 複数主語 + are + 過去分詞
恋愛
左右で1組
Your sunglasses look amazing—I love your style.
（あなたのサングラス、とっても似合うね——そのセンスが大好き。）
学習ポイント：
sunglasses は複数扱い → 動詞は look（複数）。
表現：look amazing = とても似合う／すてきに見える。
構造：所有格 + 複数主語 + 動詞(複数) + 形容詞
対比
単数 vs 複数
This is a pair of scissors. / These are scissors.
（これははさみ1本（1組）です。／ これははさみです。）
学習ポイント：a pair of + 名詞 は単数扱いで This is、
名詞そのもの（複数形）を主語にすると These are。
構造：This is + a pair of + 複数名詞 / These are + 複数名詞
4-1 FAQ：常に複数形になる名詞（scissors / glasses / pants など）
ポイント
「左右で1組」= いつも 複数形（are / these / they）
数え方
a / two pairs of ...
まぎらわしい語
news / mathematics / measles は見た目が複数でも 単数扱い
要点左右で1組の物（はさみ・メガネ・ズボンなど）は、形が「2つで1つ」なので英語では複数形の名詞です。だから動詞は are、代名詞は they / them を使います。
英文
Scissors are sharp. Be careful.
（はさみは切れ味がよい。気をつけてね。）
数え方a pair of + 複数名詞 で「1組」。文の主語は pair（単数）なので動詞はふつう is。2組以上は two pairs of ... で動詞は are。
英文
A pair of scissors is missing.
（はさみ1本（1組）が見当たらない。）
英文
Two pairs of jeans are on the sofa.
（ジーンズ2本（2着）がソファにある。）
※ 会話では「2本のはさみ」を two scissors と言うこともあります（= はさみ2個体）。数を強調・明確化したいときは pairs of が安全。
まぎらわしさglasses は文脈で2通り：①「メガネ」（常に複数扱い） ②「コップ（glass）の複数」。意味は周辺の語で判断します。
英文
Where are my glasses?
（私のメガネはどこ？）
英文
We need three glasses of water.
（コップ3杯の水が必要だ。）
※ メガネを明確に言うなら eyeglasses / spectacles も便利。
語いshorts（短パン）は常に複数。short は「短い」という形容詞。コツは語尾の -s と文の役割を見ること。
英文
These shorts are comfortable.
（この短パンははき心地がいい。）
※ 1着は a pair of shorts。
可算・不可算clothes は「服（全体）」で複数扱い。1点は a piece of clothing / a garment と言います。
英文
Clothes are drying on the balcony.
（服がベランダで乾いている。）
英文
I bought a piece of clothing.
（服1点を買った。）
一致はい。常に複数形の名詞は、代名詞 they / them / their、指示語 these / those と一致させます。
英文
These pants are new. I like them.
（このズボンは新しい。私はそれらが気に入っている。）
注意あります。news（ニュース）や mathematics（数学）、measles（はしか）などは単数扱いです。語尾 -s だからといって必ず複数とは限りません。
英文
The news is surprising.
（そのニュースは驚きだ。）
← ここは 4-1 の「左右で1組」ルールとは別グループですが、混同しやすいので合わせて覚えておくと安心。
語順どちらも可能ですが、a new pair of scissors が一般的で自然です（pair を形容）。a pair of new scissors は「はさみ自体が新品」であることを強調したい時に用いられます。
英文
I bought a new pair of scissors.
（私は新しいはさみ1本（1組）を買った。）
一致glasses は複数扱いなので are broken。片方のレンズだけなら One of the lenses is broken.
英文
My glasses are broken.
（私のメガネは壊れている。）
英文
One of the lenses is cracked.
（レンズの片方にヒビが入っている。）
動詞一致pants / trousers / jeans は複数扱いなので fit / don’t fit。a pair of pants を主語にすると単数扱いで fits / doesn’t fit。
英文
These pants don’t fit me.
（このズボンは私に合わない。）
英文
A pair of pants fits me well.
（ズボン1本は私にぴったり合う。）
豆知識ファッションの専門文脈で pant（パンツ1本）と書く例はあります。ただし一般英語では pants（複数）が基本。scissor は動詞（切る）でよく見ますが、名詞は通常 scissors を使いましょう。
英文
He scissored the paper neatly.
（彼は紙をきれいにはさみで切った。）
4-2. 複合名詞の複数形
複合名詞は、2語以上が合体して1つの名詞になったもの。複数にするときは
意味の中心（頭名詞 / head noun）
を見つけて、そこだけを複数にします。
大人向けの正確さはキープしつつ、子どもにも通じる言い方でまとめると、
「何のこと？を答える言葉＝真ん中（中心）に-s / -esの印をつける」と覚えるのがコツです。
▮ ルールのコア解説：音で覚える → 綴りで確認
複合名詞（two or more words → one noun）は、「意味の中心（head noun）」だけを複数形にします。
迷わないための超シンプル手順は下の通りです。
-
① まず「音」で中心をつかむ単語全体をゆっくり読んで、いちばん物の名前らしい核に耳を集中。
例：brother-in-lawは「義理の兄弟」→ brother が中心。 -
② 次に「綴り」で確認（どこに -s / -es？）語尾が中心 →
toothbrush → toothbrushes（/ɪz/ 読み）
前置詞や修飾語に注意 →brothers-in-law（in-law にはつけない）
「名詞が中にない」タイプ →grown-ups（語全体の末尾に -s） -
③ 読み分けはいつも通り
/s/・/z/・/ɪz中心語の最後の音で決まる：無声→/s/、有声/母音→/z/、s, sh, ch, x, z→/ɪz。
例：toothbrushesは/ɪz/、editors-in-chiefは/z/。
⚠️ 落とし穴：
最初の語が中心のケース（
court-martial → courts-martial）や、
不規則を含むケース（man-of-war → men-of-war）もあるので、中心語の品詞と複数形の型を辞書でダブルチェック！
▮ 代表語リスト（パターン別） — 意味・発音・例・TTS・備考
A最後が中心 B真ん中が中心（前置詞・句に挟まれる） C名詞を含まないまとまり
| 型 | 単数 → 複数（中心を太字） | 意味（やさしい日本語） | 語尾の読み | 例（英文） | TTS | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A | bookcase → bookcases |
本棚（本を入れる箱） | /z/ | I built two bookcases. | 中心＝case（語尾 /z/ 読み） |
|
| A | toothbrush → toothbrushes |
歯ブラシ | /ɪz/ | I bought new toothbrushes. | sh で終わる → -es /ɪz/ |
|
| A | shoebox → shoeboxes |
靴箱 | /ɪz/ | The shoeboxes are under the bed. | x で終わる → -es /ɪz/ |
|
| A | car factory → car factories |
自動車工場 | /z/ | There are many car factories here. | y → ies（子音＋y → i + es） |
|
| B | brother-in-law → brothers-in-law |
義理の兄弟 | /z/ | He has three brothers-in-law. | 前置詞句 in-law には付けない |
|
| B | editor-in-chief → editors-in-chief |
編集長（編集責任者） | /z/ | Two editors-in-chief joined the panel. | 中心＝editor（人を表す） |
|
| B | passer-by → passers-by |
通行人 | /z/ | Passers-by stopped to help. | by はそのまま（副詞） |
|
| B | attorney general → attorneys general |
司法長官（米）／検事総長（文脈） | /z/ | Several attorneys general met today. | general は形容詞（複数化しない） |
|
| B | court-martial → courts-martial |
軍法会議 | /z/ | Two courts-martial were held. | 中心＝court（最初が中心） |
|
| B | man-of-war → men-of-war |
軍艦（歴史語） | /z/ | Old men-of-war were displayed. | 不規則：man → men（中心語だけ変化） |
|
| C | grown-up → grown-ups |
大人（形容詞＋副詞のまとまり） | /z/ | The grown-ups are talking. | 語全体の末尾に -s |
|
| C | go-between → go-betweens |
仲介役 | /z/ | They used two go-betweens. | 名詞コアなし → 末尾に -s |
|
| C | merry-go-round → merry-go-rounds |
回転木馬 | /z/ | Kids love merry-go-rounds. | 複合全体を「1語」と見なして複数化 | |
| C | good-for-nothing → good-for-nothings |
役立たず（人） | /z/ | They called them good-for-nothings. | 形容詞句ベース → 語末に -s |
✅ コツ：「何のこと？」と聞いてみて、その答えになる語＝中心語（head noun）にだけ -s / -es を付ける。
発音はいつも通り
発音はいつも通り
/s/・/z/・/ɪz。（最後の音で決定：無声→/s/、有声/母音→/z/、s, sh, ch, x, z→/ɪz）
💬 例文で「複合名詞の複数」の感覚をつかもう！
A: 最後が中心
基本
I built two bookcases last weekend.
（先週末、本棚を2つ作った。）
学習ポイント：
bookcase は「本 + ケース＝本棚」。中心語は case なので、複数は case + s → bookcases。
読みは語末が有声なので /z/。
語い：build=作る、last weekend=先週末
A: 最後が中心
-es
Please replace your toothbrushes every three months.
（歯ブラシは3か月ごとに交換してください。）
学習ポイント：中心語は
brush。sh で終わるので -es を付けて toothbrushes、読みは /ɪz/。
「音」で シュと終わる語 → 「イズ」。
語い：replace=交換する、every three months=3か月ごと
A: 最後が中心
-es
The shoeboxes are under the bed.
（その靴箱はベッドの下にある。）
学習ポイント：中心語は
box。x で終わるので -es を付けて shoeboxes、読みは /ɪz/。
語い：under=〜の下
A: 最後が中心
綴り変化
There are many car factories in this area.
（この地域には自動車工場がたくさんある。）
学習ポイント：中心語は
factory。子音 + y は y → i + es → factories。
※ valley など母音 + y は -s。
語い：area=地域、many=たくさんの
B: 真ん中が中心
注意
She has two brothers-in-law.
（彼女には義理の兄弟が2人いる。）
学習ポイント：中心語は
brother。前置詞句 in-law は複数にしない。→ brothers-in-law。
読みは語末音が有声 → /z/。
語い：have=持つ/いる
B: 真ん中が中心
注意
Passers-by stopped to help.
（通行人たちが助けるために立ち止まった。）
学習ポイント：中心語は
passer（通る人）。副詞 by はそのまま。→ passers-by。
stop to V＝立ち止まって〜する。
語い：help=助ける
B: 真ん中が中心
注意
Two editors-in-chief joined the panel.
（2人の編集長がその討論会に参加した。）
学習ポイント：中心語は
editor。形容語句 in-chief は複数化しない。→ editors-in-chief。
読み分けは語末音が母音/有声 → /z/。
語い：panel=討論会・審査団、join=参加する
B: 真ん中が中心
要チェック
Several attorneys general met today.
（複数の司法長官が今日会合した。）
学習ポイント：中心語は
attorney（弁護士）。形容詞 general は複数化しない。→ attorneys general。
言い換え：州の司法トップ。
語い：several=いくつかの、met=会った
B: 真ん中が中心
要チェック
Two courts-martial were held last year.
（昨年、軍法会議が2回開かれた。）
学習ポイント：中心語は
court（法廷）。語頭が中心になるめずらしいタイプ。→ courts-martial。
※ -martial は「軍の」という形容詞。
語い：were held=開かれた
B: 真ん中が中心
不規則
Old men-of-war appear in the museum.
（古い軍艦がその博物館に展示されている。）
学習ポイント：中心語は
man → 不規則 men。前置詞句 of war はそのまま。→ men-of-war。
歴史語だが辞書に必ず載る代表例。
語い：appear=現れる/展示される
C: 名詞なし（まとまり）
基本
The grown-ups are talking now.
（いま大人たちが話している。）
学習ポイント：
grown-up は「成長した + 上へ（up）」のまとまり。名詞が中にないタイプは 語の最後に -s を付ける。→ grown-ups。
語い：are talking=話している（進行）
C: 名詞なし（まとまり）
基本
Kids love merry-go-rounds.
（子どもたちは回転木馬が大好きだ。）
学習ポイント：名詞を含まない語の連結は、まとめて1語として扱い、語末に -s。→
merry-go-rounds。
語い：love=大好き
C: 名詞なし（まとまり）
基本
They needed two go-betweens to reach an agreement.
（合意に達するために仲介役が2人必要だった。）
学習ポイント：名詞が中にないタイプ → 末尾に -s。
go-between＝間を行く人＝仲介者。
語い：reach an agreement=合意に達する
B: 真ん中が中心
注意
Two runners-up also received prizes.
（準優勝者2名にも賞が授与された。）
学習ポイント：中心語は
runner。副詞 up はそのまま。→ runners-up。
日本語でもよく使うスポーツ用語。
語い：prize=賞
B: 真ん中が中心
家族
My sisters-in-law are visiting this weekend.
（今週末、私の義理の姉妹が遊びに来る。）
学習ポイント：家族語の複合はこの形が多い：
mother/father/brother/sister/son/daughters-in-law。
複数の -s をつける位置に注意（in-law はそのまま）。
語い：visit=訪ねる
4-2 FAQ：複合名詞の複数形（brothers-in-law / courts-martial / grown-ups など）
基本原則
「何の一種？」= 中心語だけ複数
書き方
ハイフン語／空白語／閉じ語（辞書で確認）
発音
語末の音で /s/・/z/・/ɪz/ を決める
- ①これは何の一種？と自問。brother-in-law は「兄弟の一種」→ brother が中心。
- ②中心語だけに -s / -es。前置詞や副詞（in-law / by / up）はそのまま。
英文
She has two brothers-in-law.
彼女には義理の兄弟が2人いる。
原則high school student は「何の一種？」→ student。したがって high school students。
✅ 正：two high school students
❌ 誤：two high schools student
英文
Two high school students won the prize.
2人の高校生がその賞を受賞した。
- 単数の所有
my brother-in-law’s car（義理の兄弟1人の車）→ ’s は語末。 - 複数の所有
my brothers-in-law’ car（複数の義理の兄弟の1台の車）→ まず中心語を複数に、所有の記号は最後に。
英文
My brother-in-law’s advice was helpful.
私の義理の兄弟のアドバイスは役に立った。
ルール名詞が前から他の名詞を修飾するときは、ふつう中身は単数のまま：runner-up prizes（準優勝賞）。
英文
They received two runner-up prizes.
彼らは準優勝賞を2つ受け取った。
- 名詞として
two-year-olds（2歳児たち）→ 最後に -s。 - 形容詞として
a ten-kilogram bag（10キロの袋）→ 中は単数形。
英文
Two two-year-olds are playing in the park.
2人の2歳児が公園で遊んでいる。
ポイントまとまり全体の最後に -s を付けます：CD-ROMs、Ph.D.s、the 1990s。
英文
We archived old CD-ROMs and Ph.D.s theses.
古いCD-ROMと博士号（Ph.D.）論文を保存した。
方針サイト全体・授業全体で表記ルールを統一します（例：本教材ではハイフン形 passer-by を採用 → 複数 passers-by）。
英文
Passers-by reported the accident.
通行人たちがその事故を通報した。
ルールattorney general の中心語は attorney → attorneys general。notary public も同様で notaries public。
英文
Two attorneys general issued a joint statement.
2人の司法長官が共同声明を出した。
- 名詞
courts-martial（軍法会議：複数） - 動詞
court-martialed/court-martialled（軍法会議にかける：過去）※地域差あり
英文
Two courts-martial were held last year.
昨年、軍法会議が2回開かれた。
答えto-be は副詞句。中心語 mother / bride を複数にして、mothers-to-be / brides-to-be。
英文
The class is designed for mothers-to-be.
その講座は妊娠中の女性（これから母になる人）のために作られている。
ルール名詞が中にない＝語末に -s：grown-ups / go-betweens / look-alikes。
英文
Two go-betweens helped the teams negotiate.
2人の仲介役がチームの交渉を助けた。
- ① 音語末の音で
/s/・/z/・/ɪzを決める。 - ② 意味「何の一種？」で中心語を見極め、そこだけ複数化。
- ③ 辞書ハイフン/空白/閉じ語の表記は辞書やスタイルに合わせる。
英文
The editors-in-chief discussed the policy.
編集長たちが方針について議論した。
4-3. 意味が変わる「2つの複数形」
同じ名詞でも、複数形が2種類あり、意味や使い分けが変わるものがあります。たとえば
penny は pennies（コインの枚数）
と pence（お金の合計）で意味が違います。
小学生にも一言で言うと：「何を数えているの？」— 枚数・個体なのか、金額・種類・集団なのかで形が変わる、という考え方です。
🚀 コツは「意味のレンズ」！ まずは「枚数？ 金額？ 種類？ 集団？」のどれで見ているかを決めると、正しい複数形が自然に選べます。今日の自分に小さな＋1（penny）を積み上げよう！
▮ 4-3 コア解説：二つの複数形は「何を数えるか」で決める
同じ名詞でも 複数形が2種類あり、数え方や分野で意味が変わることがあります。
まずは 音でイメージ（意味の違い） → 次に 綴りで確認 の順で覚えるとラクです。
A. 何を数える？
個体・枚数 を数えるのか、合計・金額を言うのか、種類を言うのかで形が変化。
例）
例）
penny → pennies（枚数）/pence（金額）、
fish → fish（個体）/fishes（種類）
B. 分野で分岐
日常の言い方（英語形）と、学術・古典ベース（ラテン/ギリシャ形）で分かれる。
例）
例）
index → indexes（索引）/indices（数学・統計）
C. 用法で分岐
人間関係や用途で意味が分かれる。
例）
例）
brother → brothers（兄弟）/brethren（同胞・古風）die → dice（サイコロ）/dies（金型）
🎯 決め方のコツ（超シンプル）
① これは 個体・枚数？ 金額・合計？ 種類？
② 日常？ 学術/専門？ 古風？
③ ①②で当てはまる側の複数を選ぶ → 最後に綴りを確認（
① これは 個体・枚数？ 金額・合計？ 種類？
② 日常？ 学術/専門？ 古風？
③ ①②で当てはまる側の複数を選ぶ → 最後に綴りを確認（
-es/-ae/-i など）。
枚数 vs 金額
Two pennies. / Thirty pence.
個体 vs 種類
Many fish. / Many fishes.
▮ 代表語リスト：二つの複数形（意味・分野で使い分け）
意味違い 分野違い 古風/専門 を一目で。発音（主に複数側）と、超短文で音の確認（TTS）もできます。
| 基本形 | 複数①（意味） 発音 |
複数②（意味） 発音 |
ミニ例文 | TTS | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
penny |
pennies（コインの枚数）/ˈpɛniz/ |
pence（金額・合計）/pɛns/ |
Two pennies / Thirty pence. |
試験頻出の対。枚数 vs 金額 | |
fish |
fish（個体の複数）/fɪʃ/ |
fishes（種類の複数）/ˈfɪʃɪz/ |
Many fish / Many fishes. |
理科（生物）で fishes＝種類 |
|
brother |
brothers（実の兄弟）/ˈbrʌðərz/ |
brethren（同胞・教団）/ˈbrɛðrən/ |
My brothers / church brethren |
古風/宗教よりの語感 | |
die |
dice（サイコロ）/daɪs/ |
dies（金型）/daɪz/ |
Roll the dice / two metal dies |
用途で分岐（ゲーム vs 工業） | |
index |
indexes（書籍の索引等）/ˈɪndɛksɪz/ |
indices（数学・統計）/ˈɪndɪsiːz/ |
book indexes / price indices |
分野で定着した違い | |
formula |
formulas（一般・日常）/ˈfɔːrmjələz/ |
formulae（学術寄り）/ˈfɔːrmjʊliː/ |
math formulae / baby milk formulas |
どちらも可。学術は -ae が目立つ | |
genius |
geniuses（天才たち）/ˈdʒiːniəsɪz/ |
genii（守護霊・精霊）/ˈdʒiːnɪaɪ/ |
two geniuses / ancient genii |
意味が全く異なる | |
appendix |
appendixes（解剖学：虫垂など）/əˈpɛndɪksɪz/ |
appendices（本の付録）/əˈpɛndɪsiːz/ |
two surgical appendixes / book appendices |
米用法多：医学で -es 形が出やすい | |
antenna |
antennas（テレビ等のアンテナ）/ænˈtɛnəz/ |
antennae（昆虫の触角）/ænˈtɛniː/ |
radio antennas / insect antennae |
分野（工学 vs 生物）で固定 | |
medium |
media（媒体）/ˈmiːdiə/ |
mediums（霊媒師たち）/ˈmiːdiəmz/ |
the mass media / two mediums |
意味が分かれる好例（媒体 vs 人） | |
person |
people（ふつうの複数）/ˈpiːpəl/ |
persons（法・掲示などで）/ˈpɜːrsənz/ |
young people / authorized persons |
公用・看板で persons |
|
cloth |
cloths（布きれ・種類）/klɔːðz/ |
clothes（衣服）/kloʊðz/ |
cleaning cloths / winter clothes |
発音＆意味の違いに注意（布 vs 衣服） | |
stadium |
stadiums（一般）/ˈsteɪdiəmz/ |
stadia（古典・技術）/ˈsteɪdiə/ |
new stadiums / ancient stadia |
古典形は文脈次第 | |
cactus |
cactuses（一般）/ˈkæktəsɪz/ |
cacti（学術寄り）/ˈkæktaɪ/ |
small cactuses / desert cacti |
どちらも可。文体で選ぶ | |
corpus |
corpuses（一般）/ˈkɔːrpəsɪz/ |
corpora（学術：言語資料など）/ˈkɔːrpərə/ |
two text corpora / legal corpuses |
学術では corpora が圧倒的 |
✅ 覚え方TIP：まずは 意味の違い（個体/金額/種類/用途/分野）を耳でイメージ → それに対応する
綴り（-s/-es/-ae/-i）をセットで記憶すると忘れにくい！
▮ 4-3 例文カード：意味・分野・用途で分かれる「二つの複数形」
それぞれのカードに 学習ポイント・やさしい語い を入れました。
右側のボタンで音声（🔊）も確認できます（speak() に対応）。
意味の違い
枚数 vs 金額
I found two pennies in my pocket.
A ticket costs thirty pence.
（ポケットで2枚の1ペニー硬貨を見つけた／チケットは30ペンスだ）
学習ポイント：
pennies は枚数、pence は金額を表す合計。
発音：
pennies /ˈpɛniz/・pence /pɛns/
意味の違い
個体 vs 種類
We saw many fish in the river.
The lake has several fishes of rare kinds.
（川でたくさんの魚（個体）を見た／その湖には珍しい魚の種類がいくつかある）
学習ポイント：fish＝個体の複数、fishes＝種類の複数。
語い：rare=めずらしい。
語感・文体
家族 vs 同胞（古風）
My brothers live in Osaka.
He spoke to his brethren at the temple.
（私の兄弟は大阪に住んでいる／彼はお寺で同胞（仲間）に語りかけた）
学習ポイント：brothers＝実の兄弟。brethrenは宗教・団体などの同胞でやや古風。
発音：
/ˈbrɛðrən/
用途の違い
ゲーム vs 工業
Roll the dice and move your piece.
The factory replaced two cutting dies.
（サイコロを振ってコマを進めて／工場は切断用の金型を2つ交換した）
学習ポイント：dice＝サイコロ、dies＝金属を加工する金型。
語い：piece=ボードゲームのコマ。
分野
書籍の索引 vs 学術（統計）
The book has detailed indexes at the back.
Inflation is tracked by price indices.
（その本は後ろに詳しい索引がある／インフレは物価指数で追跡される）
学習ポイント：indexes＝書籍の索引、indices＝数学・統計などの指数。
語い：inflation=インフレ。
分野
日常・商品 vs 学術
The company sells baby milk formulas.
We learned two math formulae today.
（その会社は赤ちゃん用ミルクの配合品を売っている／今日は数学の公式を2つ学んだ）
学習ポイント：日常・商品は formulas、学術では formulae が使われることが多い。
意味の違い
天才たち vs 守護霊・精霊
The team gathered three geniuses.
In ancient myths, genii protect places.
（チームは天才を3人集めた／古代の神話では守護霊が場所を守る）
学習ポイント：geniuses＝天才たち、genii＝古典語で守り神・精霊。
分野
医学 vs 書籍の付録
The surgeon studied two inflamed appendixes.
Check the appendices for charts.
（外科医は炎症を起こした虫垂を2例調べた／図表は付録を見よ）
学習ポイント：appendixes＝医学（虫垂など）、appendices＝本の付録。
分野
工学（電波） vs 生物（触角）
The car has two radio antennas.
Ants use their antennae to feel.
（その車にはラジオアンテナが2本ある／アリは触角でさわって確かめる）
学習ポイント：工学は antennas、生き物は antennae（読み
/-niː/）。
意味の違い
媒体 vs 霊媒師
The news media reported the story.
Two famous mediums joined the event.
（ニュースメディアがその話を報道した／有名な霊媒師が2人そのイベントに参加した）
学習ポイント：media＝テレビ・新聞など媒体、mediums＝人（霊媒師）。
場面
一般 vs 法・掲示
Many young people volunteer here.
Authorized persons only beyond this point.
（多くの若い人々がここでボランティアをしている／この先は許可された人のみ）
学習ポイント：ふつうは people。掲示や法的文では persons を見かける。
意味・発音
布きれ vs 衣服
We use cleaning cloths for the desks.
Put on warm clothes in winter.
（机には掃除用の布を使う／冬は暖かい服を着よう）
学習ポイント：cloths は /klɔːðz/、clothes は /kloʊðz/。意味も発音も違うので注意！
文体差
一般 vs 古典・技術
The city built new stadiums last year.
Historians discussed ancient stadia.
（市は去年新しいスタジアムを建てた／歴史学者は古代の競技場について議論した）
学習ポイント：一般には stadiums が多い。stadia は古典寄り・技術文献で見かける。
分野・文体
一般 vs 学術寄り
We planted small cactuses in pots.
The desert is home to many cacti.
（小さなサボテンを鉢に植えた／砂漠にはたくさんのサボテンが生える）
学習ポイント：どちらも正しい。一般会話は cactuses、論文や博物館説明では cacti もよく使う。
分野
一般 vs 学術（言語・法）
The lawyer cited several legal corpuses.
We compared two text corpora in class.
（弁護士は複数の法文集を引用した／授業でテキスト・コーパスを2つ比べた）
学習ポイント：学術分野では corpora が圧倒的に一般的。corpuses も可だが頻度は低い。
✅ まとめ： まずは意味・分野でどちらの複数を使うか決める → 音（発音）でイメージ →
綴り（
-s/-es/-i/-ae など）を最後にチェックするのが覚えやすい流れです。
4-3 FAQ：二つの複数形の使い分け（意味・分野・文体で変わる）
判断の軸
① 意味 → ② 分野 → ③ 文体
例
pennies（枚数）/ pence（金額）／indexes（索引）/ indices（指数） など
- ① 意味：枚数か 合計か？（
pennies/pence）／個体か 種類か？（fish/fishes） - ② 分野：日常なら indexes・formulas、学術では indices・formulae が多い。
- ③ 文体：一般文＝わかりやすさ重視（stadiums）、古典・専門＝伝統形（stadia）。
英文
The book has clear indexes.
日本語訳：その本にはわかりやすい索引がある。
- pennies（枚数） ⇄ pence（金額）
- fish（個体） ⇄ fishes（種類）
- indexes（書籍の索引） ⇄ indices（指数）
- antennas（電波アンテナ） ⇄ antennae（昆虫の触角）
- media（媒体） ⇄ mediums（霊媒師）
- brothers（実の兄弟） ⇄ brethren（同胞・宗教的）
どちらも用例があります。The media are（形式上は複数）／The media is（集合体＝一つの機関として）
英文
The media are reporting the case.
日本語訳：メディアはその事件を報道している。
英文
The media is changing fast.
日本語訳：メディアという仕組みは急速に変化している。
実務では、社内スタイルに合わせるのが安全。迷ったら the media を「集合体」と見て is で統一する例も多いです。
ゲームでは、口語で one dice と言う人もいますが、厳密には one die / two dice。工業では a die（金型）→ dies（複数）。
英文
Roll one die, then roll the two dice.
日本語訳：サイコロ1個を振ってから、2個のサイコロを振って。
英文
The workshop replaced two cutting dies.
日本語訳：作業場は切断用の金型を2つ交換した。
- people＝ふつうの「人々」。
- persons＝掲示・法律などの堅い文（例：Authorized persons only）。
- peoples＝「民族・諸民族」。
英文
The museum shows art from many peoples.
日本語訳：その博物館は多くの民族の美術を展示している。
日常・一般向け記事なら indexes / formulas が読みやすい。数学・統計・学術では indices / formulae が伝統的で自然。
英文
We compared price indices across countries.
日本語訳：国ごとの物価指数を比べた。
この対は主に英・ポンド圏の表現。米国の1セント硬貨は a penny / pennies を使うが、pence（金額）という言い方は通常しません。
英文
A souvenir costs fifty pence in the UK.
日本語訳：英国ではおみやげが50ペンスです。
- antennae /æn-tɛ-nī/（最後は ニー）⇄ antennas /æn-tɛ-nəz/
- indices /ɪn-dɪ-siːz/ ⇄ indexes /ɪn-dɛk-sɪz/
- appendices /ə-pɛn-dɪ-siːz/ ⇄ appendixes /ə-pɛn-dɪk-sɪz/
コツ：-ces（/siːz/）と -xes（/ksɪz/）の耳ざわりの違いで覚える。
- 試験・一般向け：indexes, formulas, stadiums などの「わかりやすい形」に寄せる。
- 学術・専門文書：分野慣習に合わせ indices, formulae, antennae などを選ぶ。
英文
Use the form your audience expects.
日本語訳：読む人が期待する形を使いましょう。
cloths＝/klɔːðz/（ズ）・「布きれ」、clothes＝/kloʊðz/・「服」。母音の長さと e の有無で区別。
英文
Please wash the cleaning cloths.
日本語訳：掃除用の布を洗ってください。
英文
Fold your clothes neatly.
日本語訳：服をきちんとたたみなさい。
4-4. 単数形と複数形で意味が変わる名詞
同じ名詞でも、単数（1つ・抽象）と複数（いくつも・種類・道具など）で
意味がガラッと変わるものがあります。
まずは「単数＝抽象/物質 ↔ 複数＝具体/種類/道具」という大きな考え方をつかみましょう。
意味シフト
可算/不可算の切替
用法で発音・文法も変化
① 抽象 → 具体（単数＝概念 / 複数＝具体物・作品）
単数は「まとまり・概念」を表し、複数で「個々のもの」「作品」「種類」に変わるタイプ。
work（仕事・作品全体）→works（作品たち）good（利益）→goods（商品）air（空気）→airs（気取った様子）
英文
The museum shows his early works.
日本語訳：その美術館は彼の初期の作品を展示している。
② 物質/集合 → 道具・一対（単数＝素材/集合 / 複数＝道具/対の物）
単数は「素材・集合体」、複数は「道具」や「左右一対」を表すことが多い。
glass（ガラス）→glasses（メガネ）arm（腕）→arms（武器）iron（鉄）→irons（アイロンや足かせ）
英文
I need new glasses.
日本語訳：新しいメガネが必要です。
③ 慣用で意味が固定（単数＝一般 / 複数＝決まり表現）
複数が決まり文句として別の意味を持つタイプ。丸ごと覚えるとラク。
custom（習慣）→customs（税関）manner（やり方）→manners（礼儀作法）pain（痛み）→pains（骨折り・努力）
英文
He took great pains to explain it.
日本語訳：彼はそれを説明するために大変な努力をした。
ルールのコア解説：音で覚える → 綴りで確認
このセクション（4-4）は、単数と複数で意味が変わる名詞がテーマです。ポイントは次の2ステップ。
-
① 音（表現）で覚える：まずは耳で「複数で決まり表現」をつかむ例：
customsは 税関、glassesは メガネ、painsは 努力。 会話では塊として聞こえるので、まず音ごと覚えるのが近道です。 -
② 綴りで確認：意味の違いに合わせて
-s/-esの有無をチェック単数＝抽象・素材・集合／複数＝具体物・一対・慣用 になりやすい。 例：glass（ガラス）→glasses（メガネ／一対の道具）、work（作品全体/仕事）→works（個々の作品）。
💡 学習のコツ：「意味が変わる複数」は丸ごとチャンクで暗記 → あとで文法的に確認。
例文を音読し、単数＝抽象・素材／複数＝具体・道具・慣用の感覚を育てましょう。
代表語リスト：単数と複数で意味が変わる名詞
コア原則：単数＝抽象・素材・全体 ／ 複数＝個々・種類・慣用表現（まず意味の軸で当てて → 綴りと用例で確認）
| 単数 | 単数の意味 | 複数 | 複数の意味 | ミニ例文（→ 訳・音声） |
|---|---|---|---|---|
air |
空気；雰囲気（抽象） | airs |
気取った様子・気取り（慣用） |
She put on airs at the party.
彼女はパーティーで気取っていた。
|
arm |
腕（からだの一部） | arms |
武器；兵器（慣用） |
The country reduced its arms.
その国は兵器を削減した。
|
custom |
習慣；慣例 | customs |
税関（機関名・慣用複数） |
We went through customs at the airport.
空港で税関を通過した。
|
glass |
ガラス（素材）；コップ1杯（単位） | glasses |
メガネ（道具；恒常複数） |
I can’t read without my glasses.
私はメガネなしでは読めない。
|
work |
仕事；労働；創作活動（抽象） | works |
作品群；工場（the works） |
The museum displays early works by the artist.
その美術館はその画家の初期作品を展示している。
|
good |
利益；善 | goods |
商品；貨物 |
The store sells imported goods.
その店は輸入商品を販売している。
|
pain |
痛み（身体・心の痛み） | pains |
骨折り；尽力（take pains） |
She took great pains with the report.
彼女はそのレポートに大変な労力をかけた。
|
force |
力；影響力 | forces |
軍隊；部隊（armed forces） |
The forces withdrew at night.
軍隊は夜間に撤退した。
|
letter |
手紙；文字 | letters |
文学・教養（学問分野） |
He studied letters at university.
彼は大学で文学（人文学）を学んだ。
|
wood |
木材（素材） | woods |
森；林（場所） |
They got lost in the woods.
彼らは森で道に迷った。
|
experience |
経験（総体的・抽象） | experiences |
個々の体験（出来事の数） |
He had many experiences abroad.
彼は海外で多くの体験をした。
|
light |
光；明かり（現象） | lights |
灯り（灯具）／舞台照明 |
The city lights were beautiful.
街の灯りが美しかった。
|
paper |
紙（素材）；学術の論文（ジャンル） | papers |
書類一式；新聞 |
Please hand in your papers.
書類を提出してください。
|
coffee |
コーヒー（飲み物・物質） | coffees |
銘柄・種類／カップの単位 |
Two coffees, please.
コーヒー2杯お願いします。
|
hair |
髪（全体・集合） | hairs |
数本の毛（個々の本数） |
I found two hairs on my shirt.
シャツに毛が2本ついていた。
|
chicken |
鶏肉（食材） | chickens |
ニワトリたち（個体） |
They raise chickens and sell chicken.
彼らはニワトリを飼い、鶏肉を売っている。
|
💡 ヒント：まず「意味の軸（抽象⇄個別・種類）」で判断 → 例文の使われ方をチェック。迷ったら辞書の
[U]/[C] とコロケーション（周りの語）を見ると確実です。
4-4 例文でマスター：単数⇄複数で意味が変わる名詞
下のカードは英文 → 日本語訳 → 音声の順。単数＝抽象・素材／ 複数＝具体・道具・慣用の切り替えに注目。
work → works
作品（個々）
His early works are on display.
彼の初期の作品が展示されています。
学習ポイント：
語い：
work は「仕事／作品全体（抽象）」、works は
個々の作品。語尾の -s は多くが /z/ 読み。語い：
on display = 展示されて
good → goods
商品
The store sells local goods.
その店は地元の商品を売っています。
学習ポイント：
語い：
good（善・利益）は抽象、goods は
商品（具体物）。語い：
local = 地元の／地域の
air → airs
気取った様子
Don’t put on airs.
気取らないでください。
学習ポイント：
air は「空気／雰囲気」、複数 airs は
気取った様子。慣用句 put on airs（気取る）で丸暗記。
arm → arms
武器
The country reduced its arms.
その国は武器を削減した。
学習ポイント：
arm は「腕」、arms は
武器（ニュース頻出）。arms control ＝ 軍縮。
glass → glasses
メガネ（一対）
I broke my glasses.
私はメガネを壊してしまった。
学習ポイント：
glass は素材「ガラス」。glasses は
一対の道具＝メガネ（常に複数扱い）。語尾は /ɪz/。
custom → customs
税関
We passed through customs quickly.
私たちは税関をすばやく通過した。
学習ポイント：
custom（習慣）と customs（税関）は意味が大きく違う。
語い：pass through = 通り抜ける。
manner → manners
礼儀作法
Mind your manners, please.
礼儀作法に気をつけてください。
学習ポイント：
manner は「方法・やり方」、manners は
礼儀作法。学校・家庭でよく使う表現。
pain → pains
骨折り・努力
She took great pains with the project.
彼女はそのプロジェクトにたいへんな努力を注いだ。
学習ポイント：
take pains = 努力する（慣用）。pain は「痛み」。
force → forces
軍隊・部隊
They deployed peacekeeping forces.
彼らは平和維持部隊を派遣した。
学習ポイント：
force は「力（抽象）」、forces は
軍隊。語尾は多くが /ɪz/。
nerve → nerves
緊張・いらいら
Before the exam, I had bad nerves.
試験の前、私はとても緊張していた。
学習ポイント：
nerve は「神経（器官）」、複数 nerves は
神経の状態＝緊張・いらいらの意味。
spirit → spirits
蒸留酒／気分
They don’t sell spirits here.
ここでは蒸留酒は売っていません。
学習ポイント：英式では
spirits = 蒸留酒。
気分の複数（in high spirits = 上機嫌）も要確認。
content → contents
目次／中身一覧
Read the contents first.
まず目次を読みましょう。
学習ポイント：
content（内容＝抽象）と contents（目次・中身一覧）は使い分け。語尾は /ɪz/。
brain → brains
知力；切れ者
She’s the brains of the team.
彼女はそのチームの頭脳（中心人物）だ。
学習ポイント：
brains は口語で「切れ者・頭脳役」。単数 brain は器官「脳」。
water → waters
海域；領海
They fish in these waters.
彼らはこの海域で漁をする。
学習ポイント：
water は物質「水」、waters は
地理的な水域を指すニュース語。
cloth → clothes
発音注意
Fold your clothes, please.
服をたたんでください。
学習ポイント：
cloth /klɒθ/（布）と clothes /kloʊðz/（衣服）は
綴りも発音も別。cloths は「布の複数」。
語い：fold = たたむ。
mean → means
手段；資力
We need a cheaper means of transport.
私たちはもっと安い手段で移動する必要がある。
学習ポイント：
means は形は複数でも
単複同形で用いられる（単数扱いも複数扱いもあり）。ここは単数ニュアンス。
news（形は複数）
単数扱い
The news was surprising.
そのニュースは驚くべきものだった。
学習ポイント：
news は形が -s でも
単数扱い（was）。4-1 の「常に複数形で使う名詞」とあわせて区別を。
4-4 FAQ：単数⇄複数で意味が変わる名詞
見分け方
単数＝抽象・素材・全体 ／ 複数＝個々・種類・慣用表現
辞書のヒント
[U]=不可算 ／ [C]=可算 ／ plural noun 表示に注目
コア原則多くの語で 単数は「全体・抽象」、複数は「個々の物・種類」を表します。まずはこの軸で当てる→辞書で [U]/[C]・用例を確認、が安全です。
英文
This museum shows modern art, not just famous arts.
この美術館は美術（全体）だけでなく、各分野の芸術（種類）も展示します。
※ the arts = 音楽・絵画などの「芸術分野（複数）」の総称。
区別paper は素材の「紙」や学術の「論文（ジャンル）」で [U]。papers は 書類一式・新聞など [C]。
英文
I need more paper for the printer.
プリンター用の紙がもっと必要です。
英文
Please hand in your papers by Friday.
金曜までに書類を提出してください。
法務で重要damage は物理・精神の被害（[U]）。damages は 損害賠償金（法律用語・複数形）です。
英文
The company paid damages to the customer.
その会社は顧客に損害賠償を支払った。
用法time は「時間」（[U]）。times は 回数や時代（in ancient times）。
英文
I’ve been there three times.
私はそこへ3回行ったことがある。
英文
Life was hard in medieval times.
中世の時代は生活が厳しかった。
物質⇄個体chicken は料理や食材としての鶏肉（[U]）。chickens は ニワトリ（複数）。
英文
They raise chickens and sell chicken.
彼らはニワトリを飼い、鶏肉を販売している。
全体⇄本数hair は頭髪の集合体（[U]）。hairs は 個々の毛（数えられる）です。
英文
There are two hairs on the desk.
机の上に毛が2本あります。
量⇄単位coffee は飲み物（[U]）。coffees は 銘柄・種類やカップの単位で使われます。
英文
Two coffees, please.
コーヒーを2杯ください。
全体⇄種類fruit は食べ物の総称（[U]）。fruits は 種類（apple, orange…）を数えるとき。
英文
This market sells tropical fruits.
この市場では熱帯の果物（いろいろな種類）を売っている。
意味差people は「人々」（集合）。peoples は 民族（複数）。
英文
The museum exhibits art of indigenous peoples.
その博物館は先住民族の美術を展示している。
語義差letter は「手紙」。複数 letters は通常「手紙たち」ですが、文脈によって 文学・教養（学問分野）の意味もあります（やや改まった表現）。
英文
He studied letters at university.
彼は大学で文学（人文学）を学んだ。
英文
I received three letters today.
今日は手紙を3通受け取った。
物質⇄道具iron は物質の「鉄」（[U]）。irons は アイロン（道具）や手かせを指すことがあります。
英文
The prisoner was in irons.
その囚人は手かせをはめられていた。
三者区別cloth = 布（物質, [C]/[U]）／ clothes = 衣服（常に複数扱い）／ clothing = 衣料（集合名詞, [U]）。
英文
Warm clothing is required.
暖かい衣料が必要です。
英文
These clothes are too big for me.
この服は私には大きすぎます。
4-5. 同種の物の交換や交友関係を示すときの「複数形」
「同じ種類のものをやり取り・交替する／人と人が関わる」場面では、
名詞が複数形になる慣用表現があります。
たとえば change trains（列車を乗り換える）や shake hands（握手する）のように、
相手や回数・両手など、ふつう「2つ以上」関わるからです。
4-5 ルールのコア解説：音で覚える → 綴りで確認
🎯 要点：
同じ種類のものをやり取り・交替する／人と人が関わるときは、
名詞が 慣用的に複数形になります（例：
shake hands）。
まず 耳で複数語尾の音（/s/・/z/）をつかみ、次に 綴りで確認しましょう。
-
① なぜ複数？（意味のコア）trains / seats / hands / turns / friends は 複数（2つ以上）か相手＋自分が前提のため複数に。 例：
shake handsは「相手の手＋自分の手」＝2つ以上。 -
② まず「音」でインプット（最後の音に注目）語尾 -s の読みは /s/（ス） か /z/（ズ）。 無声（t, p, k…）の後→/s/、有声・母音の後→/z。✅ この章の代表：
seats/s/、trains/z/、hands/z/、turns/z/、friends/z/。 -
③ それから「綴り」で確認（型を覚える）交換・交替の型
change trains（乗り換える）／exchange seats (with 人)（席を替わる）／take turns (at) -ing（交替で～する）交友関係の型shake hands (with 人)（握手する）／be / make friends (with 人)（親しくなる）⚠️ NG：shake hand／exchange seat／change trainは不自然。必ず 複数を使う慣用だと覚えましょう。
/s/
seats /siːts/（t は無声 → /s/）
/z/
trains /treɪnz/、
hands /hændz/、
turns /tɜːnz/、
friends /frendz/（有声音の後は /z/）
代表語リスト：交換・交替・交友で「複数」になる慣用表現
| 型（覚える形） | 意味（やさしい日本語） | 語尾の音 | ミニ例文（英→日＋🔊） |
|---|---|---|---|
change trains |
列車を乗り換える | /z/（ズ） |
We changed trains at Shin-Osaka.新大阪で乗り換えました。
|
exchange seats (with 人) |
～と席を替わる | /s/（ス） |
Could we exchange seats?席を替わっていただけますか。
|
shake hands (with 人) |
～と握手する | /z/（ズ） |
She shook hands with the mayor.彼女は市長と握手した。
|
take turns (at) -ing |
交替で～する | /z/（ズ） |
They take turns cleaning the classroom.彼らは教室の掃除を交替でする。
|
be / make friends (with 人) |
～と親しくなる | /z/（ズ） |
I became friends with Ken at camp.キャンプでケンと友だちになった。
|
💡 言い換えヒント：
shake hands ↔ have a handshake（名詞で言い換え）／
be friends ↔ be on friendly terms（「親しい間柄」）。
ただし、この章の慣用は複数形が基本形です。
基本
過去
We changed trains at Tokyo Station.
（私たちは東京駅で乗り換えました。）
学習ポイント：
s が付くのは「乗っていた列車と次の列車＝複数」を意識するため。
語い：
change trains は「列車を乗り換える」の決まり文句。s が付くのは「乗っていた列車と次の列車＝複数」を意識するため。
語い：
at Tokyo Station＝東京駅で。
構造：We + changed + trains + at + 駅名
疑問
頻度
Do you change trains often on your way to work?
（仕事へ行くとき、よく乗り換えますか？）
学習ポイント：
語い：
often（よく）などの頻度副詞は動詞の前に置くのが基本。語い：
on your way to work＝通勤の途中に。
語尾の音：trains は /treɪnz/（有声→/z/）
丁寧依頼
疑問
Would you exchange seats with me so I can sit next to my child?
（席を替わっていただけますか。子どもの隣に座りたいのです。）
学習ポイント：
seat は一つの席、seats は「あなたの席＋私の席」で複数。
would you ...? は丁寧な依頼。with me を忘れずに。seat は一つの席、seats は「あなたの席＋私の席」で複数。
構造：Would you + exchange seats + with 人 + 目的（so ...）
口語の言い換え
注意
Can we exchange seats? (= Can we swap seats?)
（席を替わりませんか？（＝swap seats とも言う））
学習ポイント：
exchange seats はフォーマル寄り、swap seats はカジュアル。
断るときの丁寧表現：I’m sorry, but I need to stay here.
語尾の音：seats は /siːts/（/t/ の後→/s/）
基本
過去（不規則）
They shook hands after the agreement.
（合意のあと、彼らは握手した。）
学習ポイント：
語い：
shake の過去は shook。hands（相手＋自分の手）で複数。語い：
agreement＝合意。
構造：主語 + shook hands + after + 名詞
否定
語彙UP
He refused to shake hands for health reasons.
（彼は健康上の理由で握手するのを断った。）
学習ポイント：
発音：
refuse to + 動詞＝「～するのを断る」。for health reasons＝健康上の理由で。発音：
hands は /hændz/（有声→/z/）。
構造：主語 + refused to + shake hands + for + 理由
提案
動名詞
Let’s take turns cooking this week.
（今週は交替で料理をしよう。）
学習ポイント：
語い：
take turns (at) -ing＝「交替で～する」。cooking は動名詞（～すること）。語い：
Let’s＝「～しよう」（相手を誘う）。
語尾の音：turns /tɜːnz/（有声→/z/）
学校・仕事
名詞句
The groups take turns at presentations.
（グループは順番に発表をする。）
学習ポイント：
語い：
at + 名詞 で場面名詞を置くこともできる（at presentations＝発表の場面で）。語い：
groups＝グループ（複数）。
構造：主語(複数) + take turns + (at) + 名詞
交友関係
状態／変化
We are friends now, but we became friends last year.
（私たちは今は友だちですが、去年友だちになりました。）
学習ポイント：
状態は
語い：
be friends、変化は become/became friends。語い：
now=今、last year=去年。
発音：friends /frendz/（有声→/z/）
行為
期間表現
She made friends with her neighbors in a week.
（彼女は1週間で近所の人たちと親しくなった。）
学習ポイント：
注意：
make friends with + 人＝「～と親しくなる」。in a week＝「1週間で」（所要時間）。注意：
with を落とさない。
構造：主語 + made friends with + 人 + in + 期間
安全
長距離ドライブ
On long trips, we take turns driving to avoid fatigue.
（長距離旅行では、交替で運転して疲れを避ける。）
学習ポイント：
to avoid A＝「Aを避けるために」。fatigue＝疲れ（フォーマル）。
日常なら tiredness でもOK。
発音：turns /tɜːnz/、driving /ˈdraɪvɪŋ/
丁寧依頼
フォーマル
If possible, could anyone exchange seats so this family can sit together?
（可能であれば、こちらのご家族が一緒に座れるように、どなたか席をお替わりいただけますか。）
学習ポイント：
語い：
If possible, could ...? はとても丁寧な依頼の言い出し方。語い：
sit together＝一緒に座る。
語尾の音：seats /siːts/（/t/→/s/）
自己紹介
with + 人
Nice to meet you. Let’s shake hands, Mr. Sato.
（はじめまして。握手しましょう、佐藤さん。）
学習ポイント：
相手を明示するときは
語い：
with + 人 をつけるのが丁寧（省略も可）。語い：
Nice to meet you.＝はじめまして。
構造：Let’s + shake hands (+ with 人)
対比
会話のコツ
Are you two still friends? — Yes, we are. / No, we aren’t friends anymore.
（あなたたち2人は今も友だちなの？ — うん、そうだよ。／ ううん、もう友だちじゃないんだ。）
学習ポイント：
語い：
still＝今も、anymore＝もはや（否定文で）。語い：
you two＝あなたたち2人。
発音：friends /frendz/（有声→/z/）
実用
家庭
We take turns doing the dishes and laundry.
（私たちは交替で皿洗いと洗濯をしている。）
学習ポイント：
-ing：
doing the dishes＝皿洗い、laundry＝洗濯物／洗濯。-ing：
take turns + -ing の形を崩さない。
構造：主語 + take turns + -ing + A and B
4-5 FAQ：複数形になる定型表現を徹底理解
対象表現
change trains
exchange seats
shake hands
take turns
(be/make) friends
答え：change trains は「（今の）列車から（次の）列車へ乗り換える」というペアの動きをまとめた慣用表現です。2つの列車を意識するので trains と複数にします。小学生向けに言うと、「電車AからBへお引っ越し」だから“s”がつく、ということ。
英文
We changed trains at Shin-Osaka.
日本語訳：私たちは新大阪で乗り換えました。
※「乗り換える」を1語で言う transfer もよく使います（詳しくは Q10）。
答え：exchange は「AとBを取り替える」。席は最低2つ（あなたの席＋私の席）なので普通は seats。exchange seat は不自然です。カジュアルなら swap seats もOK。
英文
Could we exchange seats so my friend can sit by the window?
日本語訳：友だちが窓側に座れるように、席を替わっていただけますか？
- shake hands（動詞句）＝握手する（両者の手＝複数）。
- handshake（名詞）＝握手という行為。
- shake someone’s hand ＝「〜の手を握る」も自然。
英文
They shook hands after the meeting.
日本語訳：会議のあと、彼らは握手した。
英文
She shook my hand and smiled.
日本語訳：彼女は私と握手して、ほほえんだ。
発音メモ：hands は /hændz/（有声→/z/）。
答え：take turns は「みんなで交替でする」。take a turn は「一人が自分の番を取る」。場面で使い分けます。
英文
Let’s take turns reading.
日本語訳：交替で音読しよう。
英文
You can take a turn next.
日本語訳：次はあなたの番ね。
- be friends ＝状態（友だちである）。
- become friends ＝変化（友だちになる）。
- make friends (with) ＝過程（友だちを作る／親しくなる）。
英文
We are friends now, but we became friends last year.
日本語訳：今は友だちですが、去年友だちになりました。
英文
She made friends with her new classmates quickly.
日本語訳：彼女はクラスメートとすぐに仲よくなった。
× be friend／be friend with は不可。friends を忘れずに。
答え：相手（パートナー）を明示したいときは with + 人 をつけます。相手が文脈で明らかなときは省略もOK。
英文
I shook hands with the coach.
日本語訳：私はコーチと握手した。
有声音の後は /z/、無声音の後は /s/ が基本。
trains /z/、hands /z/、friends /z/、seats /s/、turns /z/。
英文
We changed trains and became friends.
日本語訳：私たちは乗り換えて、友だちになった。
- Can we swap seats?（カジュアル）
- Could we exchange seats?（丁寧）
- Would you mind swapping seats?（さらに丁寧・婉曲）
英文
Would you mind swapping seats so my partner and I can sit together?
日本語訳：パートナーと一緒に座れるように、席を替わっていただけますか。
※ Would you mind + -ing は「〜していただいても構いませんか？」の控えめな依頼。
in a week ＝「1週間で（所要時間）」、for a week ＝「1週間の間ずっと（期間）」。
英文
We became friends in a week.
日本語訳：私たちは1週間で友だちになった。
英文
We were friends for a week during the camp.
日本語訳：キャンプの間、1週間ずっと私たちは友だちだった。
change trains は英米どちらでも自然。transfer は動詞1語で「乗り換える」を表し、掲示やアナウンスでよく聞きます。米国では transfer to Line 2 のように案内されることが多め。
英文
Please transfer to Line 2 at this station.
日本語訳：この駅で2号線にお乗り換えください。
a friend of mine／my friend を使います。be friend は×。状態を言うときは be friends。
英文
He is a friend of mine, and we are friends from college.
日本語訳：彼は私の友人の一人で、大学時代からの友だちです。
誤りです。動詞句なら shake hands、名詞なら have a handshake を使います。
英文
We shook hands and agreed.
日本語訳：私たちは握手して、同意した。
英文
They had a handshake on stage.
日本語訳：彼らはステージ上で握手を交わした。
Lesson 050 まとめ：名詞の数（単数・複数）
このレッスンの核心だけをサッと復習
🔑 ポイントは 音 → 綴り。最後の“音”で
/s/・/z/・/ɪz の読みが決まり、必要なら -es にします。
読み：/s/（ス）
基本
語末が無声（p / t / k / f / θ） → -s
のどが震えない音で終わるときは -s を付けて
/s/ と読みます。
（例）cap → caps，
book → books，
month → months
ミニTip：
片手をのどに当てると判定しやすい。震えなければ無声＝/s/。
読み：/z/（ズ）
基本
語末が有声・母音（b / d / g / l / m / n / v …）→ -s
のどが震える音や母音で終わるときは -s を付けて
/z/ と読みます。
（例）flag → flags，
card → cards，
cave → caves
ミニTip：
震えたら有声＝/z/。母音終わりも /z/。
読み：/ɪz/（イズ）
-es
語末が s / sh / ch / x / z → -es
「シュッ」と出る音で終わるときは -es を付けて
/ɪz/ と読みます。
（例）bus → buses，
brush → brushes，
church → churches
ミニTip：
-es を付けると、自然に「イズ」と読めます。
💡 覚え方： まず音で決める → つづりで微調整。-y／-o／
-f・-fe の特別ルールや、不規則複数（
man → men など）は各セクションで確認！
早見表：音 → 綴り → 例外
「最後の音」で読む /s・z・ɪz を決め、綴りで微調整 → 主要な例外をチェック
読み /s/（ス）
無声
のどが震えない音で終わる
/p/ /t/ /k/ /f/ /θ/ など →
-s
cap → caps，
book → books，
month → months
読み /z/（ズ）
有声・母音
のどが震える音 or 母音で終わる
/b/ /d/ /g/ /l/ /m/ /n/ /v/・母音 →
-s
flag → flags，
card → cards，
cave → caves
読み /ɪz/（イズ）
-es
「シュッ」と出る音で終わる
語末が
s / sh / ch / x / z → -es
bus → buses，
brush → brushes，
church → churches
綴りの特別ルール（迷ったらここ）
-y
子音 + y → y→i + es
lady → ladies，
city → cities
母音 + y → -s
boy → boys，
day → days
-o
子音 + o → -es（多い）
tomato → tomatoes，
hero → heroes
外来語・略語 → -s
photo → photos，
piano → pianos
-f / -fe
ふつう f → v + -es
leaf → leaves，
knife → knives
ただし -s の語も
chief → chiefs，
roof → roofs，
proof → proofs
⚠️ 数えられない名詞（rice, information など）は -s を付けません。量を言うときは
a piece of ~ / two pieces of ~ の形に。
主要な例外・不規則（まずはここだけ）
母音交替
man → men，woman → women，tooth → teeth，foot → feet，goose → geese，mouse → mice
語尾 -en
child → children，ox → oxen（古風）
形が同じ
sheep → sheep，deer → deer，salmon → salmon，Japanese → Japanese
外来語（学術より）
datum → data，phenomenon → phenomena，analysis → analyses，crisis → crises，radius → radii
※ 日常では
data を単数扱いすることもあります／formulae より formulas が一般的など、用法差あり常に複数扱い
scissors（はさみ），pants（ズボン），glasses（メガネ）など
→ a pair of ~ / two pairs of ~ の形で数える
判定フロー：音 → 綴り（迷ったらこの順）
①最後の音で /s/・/z/・/ɪz を決める → ②綴りで -es / y / o / f・fe を確認 → ③不規則・特殊名詞を思い出す
-
① 最後の音をチェック/s/ 無声（/p t k f θ/）→
-sbook → books，cap → caps/z/ 有声・母音 →-sflag → flags，code → codes/ɪz/ s/sh/ch/x/z →-esbus → buses，church → churches💡 のどに軽く手を当てると「無声／有声」が分かります。震える＝有声 → /z/、震えない＝無声 → /s/。 -
② 綴りを確認（つづりで形が変わる）子音 + y → y→i + es
lady → ladies／city → cities母音 + y → -sboy → boys／day → days子音 + o → 多くは -estomato → tomatoes／hero → heroes※ 外来語・略語は -s（photo → photos）-f / -fe → 多くは -vesleaf → leaves／knife → knives例外：chiefs / roofs / proofs / beliefs / cliffs -
③ 不規則・特殊名詞を思い出す不規則（母音交替）
man → men，tooth → teeth，mouse → mice形が同じsheep → sheep，deer → deer，salmon → salmon常に複数扱いscissors，pants，glasses（→a pair ofで数える）⚠️ 不可算名詞（advice, information, rice など）は -s 不可。a piece of adviceのように数えます。
発音
/s/（ス）
無声 /p/ 終わり →
-s
英文
I washed five cups after dinner.
日本語訳
夕食のあと、コップを5個洗いました。
語注
wash = 洗う
cup = コップ
after dinner = 夕食のあと
解説
語末の音が無声/p/（のどが震えない）なので、
-sをつけて読みは/s/になります（cup → cups）。
発音
/s/（ス）
無声 /k/ 終わり →
-s
英文
She stacked the books neatly on the shelf.
日本語訳
彼女は本をきちんと棚に積み重ねました。
語注
stack = 積み重ねる
neatly = きちんと
shelf = 棚
解説語末 /k/（無声）→
-sで読みは/s/（book → books）。
発音
/z/（ズ）
有声 /g/ 終わり →
-s
英文
Two dogs were waiting by the door.
日本語訳
2匹の犬がドアのそばで待っていました。
語注
by = 〜のそばで
解説語末 /g/ は有声なので
-sでも読みは/z/（dog → dogs）。
発音
/z/（ズ）
母音終わり →
-s
英文
Bees make honey in spring.
日本語訳
春にはミツバチがはちみつを作ります。
語注
bee = ミツバチ
honey = はちみつ
解説語末が母音（
beeの ee）→ -sで読みは/z/。
発音
/ɪz/（イズ）
s・sh・ch・x・z 終わり →
-es
英文
Two buses arrived at the same time.
日本語訳
2台のバスが同時に到着しました。
語注
arrive = 到着する
解説
busは s で終わるため -es をつけ、読みは/ɪz/。
綴りルール
子音 + y →
y→i + es
英文
These cities are famous for their bridges.
日本語訳
これらの都市は橋で有名です。
語注
famous = 有名な
bridge = 橋
解説
city は 子音 t + y → cities。発音は語末が有声なので語尾は/z/。
綴りルール
母音 + y →
-s
英文
The boys play soccer after school.
日本語訳
その男の子たちは放課後にサッカーをします。
語注
after school = 放課後
解説
boy は 母音 o + y → そのまま -s（読みは/z/）。
綴りルール
子音 + o →
-es（多い）／外来語は -s
英文
Fresh tomatoes taste great, and the old photos look beautiful.
日本語訳
新鮮なトマトはとてもおいしく、古い写真は美しく見えます。
語注
fresh = 新鮮な
taste = 味がする
photo = 写真（外来語）
解説
tomato は多くの 子音 + o と同様 -es → tomatoes。photo は外来語なので -s → photos。
綴りルール
-f / -fe →
-ves
英文
The leaves turn red in autumn.
日本語訳
秋には葉が赤くなります。
語注
turn = 色が変わる
autumn = 秋
解説
leaf は f → v に変えて -es → leaves。
綴りルール
例外：そのまま
-s
英文
Three chiefs attended the meeting on the roofs.
日本語訳
3人の長（リーダー）が屋上の会議に出席しました。
語注
chief = 長・リーダー
attend = 出席する
roof = 屋根・屋上
解説
chief/roof/proof/belief/cliff は例外で -s のみ。
不規則
child → children
英文
The children enjoyed the science show.
日本語訳
子どもたちはサイエンスショーを楽しみました。
語注
enjoy = 楽しむ
science show = 科学実験ショー等
解説
child は特殊に children。語形が大きく変わるため丸ごと覚える。
不規則
母音交替
英文
The men fixed the broken bridge, and two mice ran under it with tiny teeth showing.
日本語訳
男たちは壊れた橋を修理し、2匹のネズミが小さな歯を見せながらその下を走りました。
語注
fix = 直す
tiny = とても小さい
解説
man → men／mouse → mice／tooth → teeth は母音が変わるタイプ。
例外
単複同形
英文
Ten sheep are grazing, and two deer are watching.
日本語訳
10匹の羊が草を食べ、2頭のシカが見ています。
語注
graze = 草を食べる
解説
sheep と deer は単数も複数も形が同じ。
例外
常に複数扱い
英文
I bought a pair of scissors and two pairs of glasses.
日本語訳
私はハサミを1丁とメガネを2つ買いました。
語注
a pair of = 1組の
解説
scissors / glasses / pants などは「2つで1つ」なので a pair of で数える。
不可算名詞
-s 不可
英文
He gave me some advice and useful information.
日本語訳
彼は私にいくつかのアドバイスと役立つ情報をくれました。
語注
advice = 助言（数えない）
information = 情報（数えない）
解説不可算は -sを付けない。必要なら
a piece of advice のように「かたまり」で数える。
綴り×音 例外
発音 /k/ →
-s
英文
After dinner, our stomachs felt full.
日本語訳
夕食のあと、私たちのお腹はいっぱいに感じました。
語注
stomach = 胃・お腹
full = 満腹の
解説
stomach は語尾 -ch でも発音が /k/ なので -s（/s/）。
学術語
-is → -es
英文
The analyses were peer-reviewed during two crises.
日本語訳
その分析結果は2つの危機の最中に査読されました。
語注
analysis = 分析
crisis = 危機
peer-reviewed = 査読された
解説
-isで終わる学術語は複数で -es（analysis → analyses / crisis → crises）。
数え方
単位 × 不可算
英文
We need three bottles of water and two pieces of bread.
日本語訳
水を3本とパンを2切れ必要とします。
語注
bottle = ボトル
piece = ひとかけら・切れ
解説
water / bread は不可算。bottle / piece のような「単位名詞」を複数にして数える。
発音
/s/（ス）
無声 /θ/ 終わり →
-s
英文
It took three months to finish the project.
日本語訳
そのプロジェクトを終えるのに3か月かかりました。
語注
take 時間 = 〜（時間）がかかる
解説/θ/（スに近い無声音）→ 語尾は
-s で読みは/s/。
発音
/ɪz/（イズ）
-ch（/tʃ/）→
-es
英文
My brother collects old watches and soccer matches are his favorite events.
日本語訳
兄は古い腕時計を集めていて、サッカーの試合が一番好きなイベントです。
語注
collect = 集める
watch = 腕時計
match = 試合
解説
-ch（/tʃ/）は -es をつけ、語尾は/ɪz/（watch → watches / match → matches）。