名詞の性(Gender of Nouns)とは?
英語の名詞は、男性・女性に加えて、中性(無生物など)・通性(性別に関係なく使う)の4つの見方で理解できます。
まずは「全体像」と「he / she / it の使い分け」をつかみ、例でイメージを固めましょう。
▮ 目次
-
1. 名詞の性(全体像)
4分類(男性・女性・中性・通性)と基本の考え方
-
2. 男性
代表語と
heで受けるときのコツ -
3. 女性
代表語と
sheで受けるときのコツ -
4. 中性
itが基本/擬人化でhe / sheを使う例 -
5. 通性
child / friend / student など性別に左右されない名詞
-
🧾 総まとめ:名詞の性の要点チェック
代名詞の選び方・早見表・頻出パターン・落とし穴(アコーディオン)・学習ハック
1. 名詞の性(全体像)
英語の「名詞の性(gender)」は、男性・女性に加えて、
中性(物や概念など)・通性(性別に関係なく使う)の
4つの見方で理解します。
代名詞では、he(男性)・she(女性)・it(物や概念)が基本。
近年は、性別が分からない「人」を指すときに they(単数)もよく使われます。
he? she? it? they?」と
つぶやく習慣をつけると、即時の自己フィードバックが得られて記憶が定着しやすくなります。できたら小さくガッツポーズ!🙌
まずは全体像をつかもう
| 区分 | 受ける代名詞 | 代表例(名詞) | メモ |
|---|---|---|---|
| 👨 男性 | he / him / his |
man, boy, father, actor |
人 男性を指す語。 |
| 👩 女性 | she / her / hers |
woman, girl, mother, actress |
人 女性を指す語。 |
| 📘 中性 | it / its |
book, river, music, love |
物・概念 ふつうは it で受ける。 |
| 🧑 通性 |
they / them / their(性別不明の人) |
child, friend, student, teacher |
性別に依存しない
性別が分からない人を指すときは近年 they が自然。
動物・赤ちゃんなどでは状況により it も使われます。
|
注意:英語では人に対して it は基本的に使いません(失礼に響くため)。
性別が分からない人には they を使うのが一般的です。
💬 例文で「受ける代名詞」を体感しよう
This is Tom. He is my brother.
(こちらはトムです。彼は私の兄です。)
受ける代名詞:Tom → he
This is Emma. She plays the piano very well.
(こちらはエマです。彼女はピアノがとても上手です。)
受ける代名詞:Emma → she
This book is new. It looks interesting.
(この本は新しいです。おもしろそうです。)
受ける代名詞:book → it
The teacher is absent today. They are sick.
(その先生は今日は欠席です。体調を崩しています。)
受ける代名詞:teacher(性別不明の人) → they
Love is powerful. It can change our lives.
(愛は力強いものです。それは私たちの人生を変えることがあります。)
受ける代名詞:love(抽象名詞) → it
he / she
人の性別が不明 → they
物・動物(性不明)・概念 → it
2. 男性
男性を表す名詞は、代名詞で he / him / his として受けます。
ただし、職業名などは近年性別に中立な言い方(例:police officer, server)がよく使われます。
場面に合わせて自然な言い換えも覚えておきましょう。
代表語一覧(男性を表す名詞)
| 名詞 | 意味 | メモ/近い語 |
|---|---|---|
man |
男(成人男性) | 複数 men |
boy |
少年 | 対 girl(少女) |
father |
父 | dad はくだけた言い方 |
son |
息子 | 対 daughter(娘) |
husband |
夫 | 対 wife(妻) |
uncle |
おじ | 対 aunt(おば) |
nephew |
おい | 対 niece(めい) |
king |
王 | 対 queen(女王) |
prince |
王子 | 対 princess(王女) |
hero |
英雄・主人公(男性) | 対 heroine(女性) |
actor |
俳優 | 用法 近年は男女どちらにも actor を使うことが多い |
waiter |
ウェイター(男性) | 中立形 server(性別を限定しない) |
gentleman |
紳士 | ladies and gentlemen で「皆さま」 |
rooster (= cock) |
雄鶏 | 米語は rooster が一般的 |
policeman |
警官(男性) | 推奨 police officer(中立形) |
fireman |
消防士(男性) | 推奨 firefighter(中立形) |
businessman |
実業家(男性) | 推奨 businessperson / executive(中立形) |
注意:人に対してはふつう it は使いません。性別が不明の「人」を受けるときは単数 they が自然です(例:The teacher is absent. They are sick.)。
頻出コロケーション(よく一緒に使われる形)
-
型
a man of + 名詞: 性質・特徴を表す。「〜の人」「〜なタイプ」例:a man of few words(寡黙な人)/a man of his word(約束を守る人) -
型
ladies and gentlemen: あいさつ・アナウンスの定番「皆さま」フォーマルな場での呼びかけ -
型
best man: 結婚式で新郎側の立会人(主に海外文化)女性版はmaid of honor(新婦側) -
型
father figure: 実の父ではないが「父のような存在」尊敬・支えのニュアンス -
型
boy band / schoolboy:boyを含む複合語ジャンルや年齢像を示す語として出やすい
He is a man of few words.
(彼は寡黙な人です。)
意味:口数が少ないタイプを表す定番コロケーション
He's a man of his word.
(彼は約束を守る人です。)
表現ノート:his word は「約束」の意味
Ladies and gentlemen, welcome aboard.
(皆さま、ご搭乗ありがとうございます。)
アナウンスでよく聞く定型句
Mr. Tanaka was a father figure to me.
(田中さんは私にとって父のような存在でした。)
実の父でなくても「支え・導き」を示す
His brother will be the best man at the wedding.
(兄が結婚式で新郎側の立会人を務めます。)
文化ノート:海外の結婚式での役割名
They started a boy band in high school.
(彼らは高校でボーイズグループを結成しました。)
ジャンル名としての boy
he で受ける?」と
声に出して確認→すぐに自己フィードバックを入れると、記憶が定着します。小さな成功を積み重ねよう!💪
💬 例文で感覚をつかもう(男性)
He is a man of few words.
(彼は寡黙な人です。)
- a man of + 名詞 =「〜の人」「〜なタイプ」。
fewは「ほとんどない」→ 言葉数が少ない。 - he は男性を 主格で受ける形(彼は〜)。
He's a man of his word.
(彼は約束を守る人です。)
his word=「彼の言葉」→ここでは「約束」。- He is → He's は縮約形。会話では自然。
Ladies and gentlemen, please take your seats.
(皆さま、席にお着きください。)
gentlemenはgentlemanの複数形(紳士方)。フォーマルな呼びかけ。pleaseで丁寧に依頼。「〜してください」。
His brother will be the best man at the wedding.
(兄が結婚式で新郎側の立会人を務めます。)
best man=新郎側のメイン補佐。女性側はmaid of honor。will beは未来の予定(〜になる)。
Mr. Sato is a father figure to many students. He always helps them.
(佐藤先生は多くの生徒にとって父のような存在です。いつも助けてくれます。)
Mr.は男性に付ける敬称(苗字に付ける:Mr. Sato)。father figure=実父ではないが「父のような存在」。figureは「像・人物像」。
A gentleman offered me his seat on the train. He was very kind.
(ある紳士が電車で席を譲ってくれました。彼はとても親切でした。)
offer=「申し出る/提供する」。offered me his seat=「私に席を譲った」。- he は前文の
gentlemanを受ける。
A police officer helped the boy cross the street. He stopped the traffic.
(警察官がその少年の道路横断を助けました。彼は車を止めました。)
police officerは性別中立の職業名。ここでは見た目等から男性と分かる想定で he を使用。help + 人 + 動詞原形=「人が〜するのを助ける」。
He calls himself a night owl.
(彼は自分のことを夜型人間だと言います。)
himselfはheの再帰形(「彼自身」)。night owl=夜更かしタイプ(対:early bird早起き)。
Is he your father?
(彼はあなたのお父さんですか。)
Is + 主語 + 補語?の第2文型疑問。your father=「あなたの父」。家族語は頻出。
He isn't my uncle; he's my cousin.
(彼は私のおじではありません。いとこです。)
isn'tはis notの縮約形。否定でハッキリ訂正。uncle(おじ)とcousin(いとこ)の区別に注意。
I love him for who he is.
(私は彼という存在を、そのまま愛しています。)
- him は 目的格(動詞
loveの目的語)。 for who he is=「彼が彼であるがゆえに」→ 条件付きでなく存在そのものを肯定。
The actor said he was nervous before the show.
(その俳優は、公演の前に緊張していたと言いました。)
actorは文脈上の男性俳優。近年は男女ともにactorと言う場面も多い。was nervous=「緊張していた」(過去の状態)。
The boy said he lost his wallet, but he found it later.
(その少年は財布をなくしたと言いましたが、あとで見つけました。)
lost(lose の過去)/found(find の過去)。対で覚える。- he は同一人物(the boy)を受け続けている。
If a man works hard, he can achieve his goals.
(もし男性が努力すれば、彼は目標を達成できます。)
achieve=「達成する」。goals=「目標」。- 一般論では近年
If a person works hard, they can ...と 単数 they も多用。
2-FAQ:男性(he / him / his / himself)まわりのよくある疑問
主格he
目的格him
所有格his
再帰himself
使い分けを丁寧に確認しましょう。
he / him / his / himself を
指でなぞって品詞(主語?目的語?所有?)を確認すると、記憶定着が2倍速に。1分でOK!🙌
- he:主語(「彼は〜」)
- him:目的語(「彼を/に」)
- his:所有(形容詞/代名詞:彼の/彼のもの)
- himself:再帰(「彼自身」)
He is my coach.
(彼は私のコーチです。)
I respect him.
(私は彼を尊敬しています。)
This is his idea.
(これは彼の考えです。)
He introduced himself.
(彼は自己紹介をしました。)
基本的に人に it は使いません(失礼に響くため)。性別が分からない人なら
they(単数)を使うのが自然です。
赤ちゃんや動物は性別が分かれば he/she、不明なら it も使われます。
The baby is sleeping. He looks peaceful.
(赤ちゃんは眠っています。彼は穏やかな顔です。)
性別が分からないときは The baby ... They look ... と言うこともあります(単数でも動詞は are/look)。
近年は男女とも actor を使う場面が増えています。
文脈が男性なら代名詞は he を使います。
He is a famous actor.
(彼は有名な俳優です。)
actress という語もありますが、賞名や職業名では中立的に actor と言うことが多いです。
police officer は性別中立の職名。
policeman は男性を指す古い言い方として残りますが、現代は police officer を推奨。
文脈上「男性の警官」と分かるなら代名詞は he を使えます。
A police officer talked to the driver. He checked the license.
(警察官が運転手に話しかけ、彼は免許証を確認しました。)
- Mr. + 姓:男性への敬称(例:Mr. Tanaka)
- Sir:男性への丁寧な呼びかけ(知らない人・接客など)
Excuse me, sir. Is this seat taken?
(すみません、席は埋まっていますか。)
「〜さん」は Mr. + 姓。名前だけに Mr. はつけません(× Mr. Taro)。
man は名詞(「男」)。male は形容詞(「男性の」)で、生物学的性を客観的に述べるときに使います。
He is a kind man.
(彼は親切な男性です。)
There are more male students in this class.
(このクラスには男子学生が多いです。)
複数の男性(men など)は they / them / their で受け、動詞は複数形になります。
The men are waiting outside. They look tired.
(その男性たちは外で待っています。彼らは疲れて見えます。)
動物の雄は bull(雄牛)、
rooster(雄鶏)、
stallion(種馬) など専用語があります。
性別が分かれば he、不明なら it で受けます。
The bull is strong. He weighs a lot.
(その雄牛は力強い。彼はとても重いです。)
gentleman の複数は gentlemen(発音注意)。 「礼儀正しい男性」「紳士」という丁寧な言い方です。
Three gentlemen are standing by the door.
(3人の紳士がドアのそばに立っています。)
old man は文脈により 「年配の男性」またはくだけた表現で「父」を指すことがあります(地域差あり、丁寧ではありません)。
My old man taught me to be honest.
(親父が正直であれと教えてくれました。)
フォーマル場面では my father を使いましょう。
3. 女性
「女性」を表す名詞は、代名詞で she / her / hers(再帰は herself)で受けます。
英語では人を指す言葉の選び方(例:職業名の性別中立表現)も大切。woman(成人女性)と
girl(少女)を区別したり、場に合った丁寧さを選ぶことが求められます。
代表語一覧(女性を表す名詞)
| 名詞 | 意味 | 複数・対になる語 | 用語ノート / 注意 |
|---|---|---|---|
woman |
成人女性 | 複数 women |
発音注意 ウーマン → ウィミン(不規則) |
girl |
少女 | 対 boy(少年) | 年齢ニュアンス。大人には通常使わない。 |
lady |
ご婦人(丁寧) | — | 接客・アナウンスで自然。個人呼称に乱用は避ける。 |
mother |
母 | 対 father(父) | mom はくだけた言い方。 |
daughter |
娘 | 対 son(息子) | つづり:gh の発音に注意。 |
wife |
妻 | 複数 wives |
f → v に変化(life→lives と同じ型)。 |
aunt |
おば | 対 uncle(おじ) | 発音:ɔː(地域差あり)。 |
niece |
めい | 対 nephew(おい) | 綴り ie に注意。 |
queen |
女王 | 対 king(王) | 比喩で「第一人者」の意味でも使う。 |
princess |
王女 | 対 prince(王子) | ss の二重子音に注意。 |
heroine |
女主人公・女の英雄 | 対 hero(主人公・英雄) | 注意 heroin(麻薬)と別語。 |
actress |
女優 | — | 近年 男女どちらにも actor を使う場面が増加。 |
bride |
花嫁 | 対 groom(新郎) | 結婚式の語彙。bridesmaid(新婦側の介添え) |
hen |
雌鶏 | 対 rooster/cock(雄鶏) | 動物は性が分かれば she/he で受ける。 |
Ms. / Mrs. / Miss |
女性敬称(ミズ/ミセス/ミス) | — | 迷ったら Ms. が無難(婚姻状態を示さない)。 |
it は基本使いません。性別が不明の「人」には単数 they を使うのが自然です。
頻出コロケーション(よく一緒に使われる形)
-
型
a woman of + 名詞:性質・特徴を表す「〜の女性」「〜なタイプ」例:a woman of courage(勇気ある女性)/a woman of few words(寡黙な女性)/a woman of science(科学の人)a woman of courageShe is a woman of courage.
(彼女は勇気ある女性です。)
ポイント:
of + 名詞で性質を名詞化して表す定番パターン。 -
型
women's + 名詞:女性に関する組織・分野・所有文法womenは複数形。'sを付けて「女性の〜」。例:women's team / women's rights / women's healthwomen's teamOur women's team won the match.
(私たちの女子チームが試合に勝ちました。)
ポイント:
women'sのアポストロフィ'の位置に注意(woman's ではない)。 -
型
working/single/stay-at-home + mother:母のタイプを表す複合語例:working mother(働く母)/single mother(ひとり親の母)/stay-at-home mom(専業の母:主に米)working motherShe is a working mother with two kids.
(彼女は2人の子どもを育てる働く母です。)
ポイント:
with + 名詞で状況(子どもの人数など)を追加。 -
型
leading lady:映画・舞台の「主演女優/ヒロイン」対になる語はleading man(主演男優)。leading ladyThe leading lady delivered a stunning performance.
(主演女優は見事な演技を見せました。)
語彙:
deliver(提供する・披露する)、stunning(とてもすばらしい)。 -
型
career woman:仕事に重きを置く女性文脈によって評価が変わる語。中立的に使うのが無難。career womanShe is a career woman who leads a global team.
(彼女はグローバルチームを率いるキャリア女性です。)
語彙:
lead(率いる)。「役職名」で言い換えるのも自然:She is a department head. -
型
girl + 名詞:ジャンル・属性を示す複合(例:girl group)girl power(女性の力・自己肯定)などスローガン的表現もある。girl groupShe joined a girl group in high school.
(彼女は高校でガールズグループに入りました。)
語彙:
join(参加する)。 -
型
girlfriend(恋人)とa girl friend(女の友だち)重要 つづりが違うと意味が大きく変わる!girlfriend(恋人)She is my girlfriend.
(彼女は私の恋人です。)
a girl friend(女の友だち)She is a girl friend from my club.
(彼女は部活の女友だちです。)
語順・スペースに注意:
girl friendは「女の友だち」全般。 -
型
Mother + 名詞(比喩):Mother Nature(自然)/mother tongue(母語)女性語が比喩的に使われる定着表現。Mother NatureMother Nature can be unpredictable.
(自然は予測できないことがあります。)
語彙:
unpredictable(予測不能な)。 -
型
Ms. + 姓:女性一般への丁寧な敬称(婚姻状態を示さない)例:Ms. Smith。名前だけにMs.は付けない(× Ms. Emma)。Ms. + 姓I had a meeting with Ms. Johnson.
(ジョンソンさんと会議がありました。)
ビジネスメールの宛名:
Dear Ms. Johnson,が定番。
she? her? hers?」と
1秒チェック。小さな自己確認を積み重ねると、記憶の“定着率”がぐっと上がります。🙌
女性を受ける代名詞の使い分け
| 形 | つく文の位置 | ミニ解説 | 例(語の役割のみ/文は後のセクションで) |
|---|---|---|---|
she |
主語 | 「彼女は〜」と主語に置く形。 | She + 動詞 … |
her |
目的語/所有(形容詞) | 目的語なら「彼女を/に」。所有なら名詞の前で「彼女の 〜」。 | 動詞 + her / her + 名詞 |
hers |
所有(代名詞) | 名詞なしで「彼女のもの」。 | This is hers. |
herself |
再帰 | 「彼女自身」。主語と同じ人をもう一度指すとき。 | … by herself |
※ 人に対して it は基本使いません。性別不明の「人」を受けるなら単数 they が便利(詳細は本レッスンの前半を参照)。
ここに注意(ニュアンス&言い換え)
-
区別
womanは名詞、「女性という人」。femaleは主に形容詞「女性の」。
例:a female doctor(女性の医師)/a woman doctor(女性医師:名詞+名詞)。 -
ていねいさ
ladyは丁寧だが、 全員をまとめて呼ぶ(例:Ladies and gentlemen)や接客で自然。個人に乱用しない。 -
中立語
性別が関係ない場では
server/police officer/firefighterを優先。hostess→host(文脈で男女共通)も一般的。
💬 例文で「she / her / hers / herself」を体感しよう
She is my sister.
(彼女は私の妹/姉です。)
- she は主語。「彼女は〜」。
sister=姉/妹(年上・年下は文脈で判断)。
I met her at the station.
(駅で彼女に会いました。)
- her は目的格。「彼女に/を」。
meet + 人=「(偶然/約束で)会う」。
Her idea is brilliant.
(彼女の考えは素晴らしいです。)
- her + 名詞=「彼女の〜」。
brilliant=すごく良い・きらめく(褒め言葉)。
This bag is hers.
(このカバンは彼女のものです。)
- hers は名詞なしで「彼女のもの」。
her'sと書かない!
She introduced herself to the team.
(彼女はチームに自己紹介しました。)
introduce oneself=「自己紹介する」。herself は「彼女自身」。to + 人で「〜に対して」。
Is she your teacher?
(彼女はあなたの先生ですか。)
- be動詞の疑問は
Is + 主語 + 補語?。 your teacher=「あなたの先生」。
She isn't my aunt; she's my cousin.
(彼女は私のおばではありません。いとこです。)
isn't=is not。she's=she isの短縮。aunt(おば)とcousin(いとこ)の区別に注意。
The woman said she couldn't attend the meeting.
(その女性は、会議に出席できないと言いました。)
- she は直前の
womanを受ける。 couldn't=「〜できなかった」。attend=出席する。
The girl says she wants to become a scientist.
(その少女は科学者になりたいと言っています。)
want + to 不定詞=「〜したい」。become=「〜になる」。
Ms. Tanaka said she will join us online.
(田中さんはオンラインで参加すると言いました。)
Ms. + 姓は婚姻不明の丁寧な呼称。名前だけにMs.は付けない(× Ms. Emi)。will=予定・意思の未来。
I love her for who she is.
(私は彼女という存在を、そのまま愛しています。)
- her は目的格(動詞
loveの目的語)。 for who she is=「彼女が彼女であるがゆえに」→ 条件なしで人柄を丸ごと肯定。
Please ask her to call me back.
(彼女に、折り返し電話するよう伝えてください。)
ask + 人 + to 動詞=「人に〜するよう頼む」。call back=「折り返し電話する」。
The queen said she would visit the city next spring.
(女王は、来春その都市を訪問すると述べました。)
wouldはwillの「過去の形」→ 引用文でよく使う。visit=訪問する。next spring=来春。
She finished the project by herself.
(彼女はそのプロジェクトをひとりでやり遂げました。)
by herself=「ひとりで/自力で」。aloneとほぼ同義だが「自分でやった感」を強調しやすい。finish=終える、やり遂げる。
3-FAQ:女性(she / her / hers / herself)にまつわる疑問
敬称Ms./Mrs./Miss/ma'am
語形woman/women/woman's/women's
言い換えfemale(形容詞)/woman(名詞)
- 単数
woman(成人女性) - 複数
women(発音は ウィミン) - 所有(単数)
woman's(ある一人の女性の〜) - 所有(複数)
women's(女性たちの〜)
Our women's team won the tournament.
(私たちの女子チームが大会で優勝しました。)
women's は複数所有。woman's と書かない。
A woman's idea changed the project.
(ある女性のアイデアがプロジェクトを変えました。)
Ms.(ミズ):婚姻不明・一般的で無難。推奨Mrs.(ミセス):既婚女性。Miss(ミス):未婚・若年に使うことが多い(場面注意)。ma'am:丁寧な呼びかけ(接客など)。男性のsirに相当。
Excuse me, ma'am. May I help you?
(失礼します、奥さま。お手伝いしましょうか。)
メールの宛名は Dear Ms. + 姓 が安全。下の名前だけに Ms. は付けない(× Ms. Emma)。
lady は丁寧・上品な響きで、接客やアナウンスで自然(Ladies and gentlemen など)。
ふつうの説明では中立の woman が安心です。
A woman in her thirties asked a question.
(30代の女性が質問しました。)
客席全体に呼びかけるときは Ladies and gentlemen が定番。
female:主に形容詞(女性の)。客観的で事務的な響きになりやすい。woman:名詞(女性という人)。日常の表現に自然。
There are more female students this year.
(今年は女子学生が多いです。)
Many women joined the seminar.
(多くの女性がそのセミナーに参加しました。)
人を指す名詞は women が中立的で自然。
maiden name は「旧姓」。married name は「結婚後の姓」です。
She kept her maiden name after marriage.
(彼女は結婚後も旧姓を名乗りました。)
keep one's maiden name=旧姓を保持する。
a woman leader:一人の女性リーダー(singular + 名詞)women leaders:女性のリーダーたち(plural + 名詞)women's leadership program:女性のためのリーダーシップ・プログラム(所有)
She joined a women's leadership program.
(彼女は女性向けのリーダーシップ研修に参加しました。)
アポストロフィ位置に注意:women's。
hers:所有代名詞「彼女のもの」。*her's は誤り。herself:再帰「彼女自身」。by herself:「ひとりで/自力で」。
This book is hers.
(この本は彼女のものです。)
She introduced herself at the meeting.
(彼女は会議で自己紹介しました。)
She solved the problem by herself.
(彼女はその問題を一人で解決しました。)
herself は主語と同じ人を指す必要がある/by herself は「単独で」を強調。
接客や公共の場では ma'am が丁寧。個人あての文書なら Ms. + 姓 を使います。
Excuse me, ma'am. Could you help me?
(すみません、奥さま。手伝っていただけますか。)
ma'am は地域・世代で受け止め方が異なることも。迷ったらフラットに Excuse me でも可。
Queen:女王(肩書)Princess:王女Her Majesty:陛下(敬称、三人称で用いる)
Her Majesty will attend the ceremony.
(女王陛下が式典にご出席になります。)
The princess visited the hospital.
(王女は病院を訪問しました。)
一般に women-owned company(女性が所有する会社)と言います。形容詞句なのでふつうハイフンでつなぎます。
They support women-owned small businesses.
(彼らは女性所有の小規模事業を支援しています。)
公的制度名では Women-Owned Small Business のように語頭を大文字にすることがあります。
4. 中性(neuter)
中性は、人ではなく物・場所・自然・時間・抽象的な概念などを指すときの見方です。
英語では、こうした名詞を受けるときの代名詞は基本的に it / its を使います。
例:book(本) /
river(川) /
music(音楽) /
love(愛・概念) など。
※ 「赤ちゃん・動物」は性別が分からない場合に it を使うことがあります(性別が分かれば he/she)。
代表語一覧(中性=ふつう it / its で受ける名詞)
| カテゴリ | 名詞 | 意味 | 代名詞 | 用語ノート / コツ |
|---|---|---|---|---|
| 具体物(モノ) | book, phone, car, table, computer |
本・電話・車・机・コンピュータ | it / its | its + 名詞 で「それの〜」(例:its cover)。 |
| 場所・建物 | river, park, station, school, city |
川・公園・駅・学校・都市 | it / its | 前置詞の相性:at the station/in the park/by the river |
| 自然・天体 | sun, moon, nature, weather |
太陽・月・自然・天候 | it / its | 事実説明では it が無難。 |
| 抽象名詞(概念) | love, time, music, happiness |
愛・時間・音楽・幸福 | it / its | 形のない“考え・気持ち”も it で受ける。 |
| 不可算(数えない) | information, advice, furniture, news |
情報・助言・家具・ニュース | it | 単数扱い:The news is good. It .../a piece of advice |
| 動物・赤ちゃん(性不明) | cat, bird, baby など |
— | it(性別が分かれば he/she) |
ペットで性別が分かるなら he/she。 |
| 船・国(※修辞) | ship, country |
船・国 | it(文学的に she も) |
詩的・物語で she/her と言うことがある(擬人化)。 |
it は失礼。性別不明の「人」なら単数 they が自然です。
頻出コロケーション(よく一緒に使う語・前置詞・表現)
-
book
a book about/on ~(〜についての本)/
on the cover(表紙に)/
its cover(その本の表紙)
about / its cover
This book is about space. Its cover is blue.
(この本は宇宙についてです。表紙は青いです。)
itsは「それの」。it's(= it is)と混同に注意。 -
place
by the river(川のそば)/
at the station(駅で)/
in the park(公園の中で)
by / at / in
The park is by the river. It is peaceful.
(その公園は川のそばにあります。落ち着いた場所です。)
場所コロケーションは by/at/in の使い分けが要点。
-
mirror
in the mirror(鏡の中で)/
reflect(反射する)
reflect
The mirror is clean. It reflects the light.
(その鏡はきれいです。光を反射します。)
reflect=「反射する」。理科の語とも相性よし。 -
sun / moon
rise(昇る)/
set(沈む)/
full(満ちた)
rise / set
The sun rises in the east. It sets in the west.
(太陽は東に昇り、西に沈みます。)
-
time
spend time(時間を使う)/
save time(時間を節約する)/
waste time(時間を無駄にする)/
on time(時間どおり)/
in time(ぎりぎり間に合って)
time flies
Time flies. It goes by quickly.
(時間はあっという間に過ぎます。すぐに流れていきます。)
on timeとin timeの違い:前者=定刻どおり/後者=期限に間に合って。 -
love
fall in love (with ~)(〜に恋をする)/
be in love(恋している)/
love at first sight(一目ぼれ)
定番+抽象
Love takes patience. It grows slowly.
(愛には我慢が必要です。それはゆっくり育ちます。)
-
uncountable
some information/
a piece of advice/
good news(※ news は単数扱い)
news(単数)
The news is surprising. It spread fast.
(そのニュースは驚くべきものです。それはすぐに広まりました。)
newsは見た目が複数形でも文法上は 単数。 -
station
platform(ホーム)/
crowded(混雑した)/
its exits(その駅の出口)
its(所有)
The station is crowded. It has two platforms and its exits are wide.
(その駅は混んでいます。ホームが2つあり、出口は広いです。)
-
device
turn it off/on(電源を切る/入れる)/
charge it(充電する)
pronoun relay
I bought a new phone. It works well. I charge it every night.
(新しいスマホを買いました。よく動きます。毎晩充電します。)
同じモノを指し続けるときは it をリレーのように使う。
-
ship(擬人化)
文学的には she と呼ぶことがある(ふだんは
it)poeticThat's a lovely ship. What's her name?
(すてきな船ですね。名前は何ですか。)
日常説明では its name が中立で安全。
he / she / they
モノ・場所・概念? → it
※ 文芸表現(擬人化)では she/he になることもあるが、まずは客観説明=it を基本に。
he/she/they、それ以外→it」と口に出して確認しよう。声に出すと記憶の“定着率”が上がります 🙌
擬人化(personification):it → she/he に“詩的に”切り替える例
-
例
船(ship)・
国(country)・
自然(nature) などを、愛情や敬意を込めて
she / her で語ることがあります。
日常会話では必須ではありません。文芸的・修辞的な使い方として知っておく程度でOK。
-
ポイント
客観説明(説明文・ニュース等)では
itが無難/感情移入・物語ではshe/heもあり。
会社・学校・チームなどはふつう it(集合名詞の扱い)
-
基本
a company / the school / the team は1つの組織(モノ)として
itで受けるのが標準。 - 補足 イギリス英語では文脈により「構成員(人)」に視点を合わせて they を使うこともあります(上級知識)。
用語ミニ辞典(やさしく確認)
-
無生物(inanimate)
人ではない物体・場所など。代名詞は
it。 -
抽象名詞(abstract noun)
形のない概念(例:love / time / music)。
itで受ける。 -
擬人化(personification)
物や自然を人のように表現する技法。詩・物語で
she/heにすることがある。
-
形式主語(形式目的語)
it + be + 形容詞 + to 不定詞 / that節 などで使う
it。中性のitと形は同じでも機能が異なる(詳細は次セクションで)。 -
非人称構文(天候・時刻・距離)
天気・時間・距離を言うときの
it。例示は後の例文セクションで扱います。
まとめの要点:「人でないなら it」。ただし詩的表現(擬人化)や、文法上の 形式主語の it など“役割が違う it”がある点をおさえよう。
💬 例文で「it / its(中性)」を体感しよう
This book is interesting. Its cover is beautiful.
(この本はおもしろいです。その本の表紙は美しいです。)
- its =「それの」。it's(it is)と混同注意。
The park is by the river. It is peaceful.
(その公園は川のそばにあります。そこは静かです。)
by the river=「川のそば」。場所の説明で it を使い回す。
The river is long. It flows to the sea.
(その川は長いです。それは海へ流れます。)
flow to ~=「〜へ流れる」。自然物も it で受けるのが基本。
It's raining.
(雨が降っています。)
- 主語に具体物がない「天気の it」。非人称(誰かを指すわけではない)。
It's seven o'clock.
(7時です。)
- 時刻・日付・曜日などにも 非人称 it を使う。
It's about five kilometers from here.
(ここから約5キロです。)
about=「およそ」。距離・時間の表し方で頻出。
It takes time to build trust.
(信頼を築くには時間がかかります。)
- 形式主語の
it:本当の主語(to build trust)を後ろに置く形。 take time=「時間がかかる」定番表現。
It is important to be honest.
(正直であることは大切です。)
It is + 形容詞 + to 動詞=評価・感想を先に述べる型。
The news is surprising. It spread fast.
(そのニュースは驚きです。それはすぐ広まりました。)
- news は見た目が複数でも文法上は単数 →
isを使う。
Our team is small. It has ten members.
(私たちのチームは小規模です。それには10人のメンバーがいます。)
- 会社・学校・チームなどの組織名は通常 it。
Love takes patience. It grows slowly.
(愛には忍耐が必要です。それはゆっくり育ちます。)
- 形のない概念(愛・時間・音楽など)も it で受けられる。
I bought a new phone. It works well. I charge it every night.
(新しいスマホを買いました。それはよく動きます。毎晩それを充電します。)
- 同じモノを何度も指すとき、it を“リレー”のように使う。
It's cold today.
(今日は寒いです。)
- 天候・気温の形容は 非人称 it を使う:It's hot / windy / sunny ...
It snowed overnight. It made the roads slippery.
(夜のあいだに雪が降りました。道路はすべりやすくなりました。)
snowは自動詞(主語は 非人称 it)。slippery=「すべりやすい」。
4-FAQ:中性 it / its / it's(非人称・形式主語・談話参照)
非人称It’s raining. / It’s 7 o’clock. / It’s 5 km ...
形式主語It + be + 形容詞 + to V / that節
導入 vs 説明There is/are ... ↔ It is ...
- it’s =
it is / it hasの短縮形(動詞が入る) - its = 所有(それの〜)※ her’s のように it’s を所有にしない
It’s a sunny day.
(晴れの日です。)
The city is famous for its history.
(その都市はその歴史で有名です。)
There is/are=新情報を導入(「〜がある/いる」)。 It is=すでに出たものを説明(「それは…だ」)。
There is a park near my house.
(家の近くに公園があります。)
It is big and quiet.
(その公園は大きくて静かです。)
本当の主語(長い to 不定詞や that 節)を後ろに回し、読みやすくするための「ダミー主語」。
It is important to be on time.
(時間を守ることは大切です。)
To be on time を前に出すと硬い:To be on time is important.
It is true that practice helps.
(練習が役立つのは本当です。)
誰も指しません(非人称)。主語が必要だから置く「文法上の it」。
It’s three kilometers to the station.
(駅まで3キロです。)
× There are three kilometers ... とは言わない。
文の一部(時・場所・人など)を強く見せるための型。
It was yesterday that we met.
(私たちが会ったのは昨日でした。)
標準は it(組織=1つのモノ)。イギリス英語では「構成員」に視点を合わせて they になることも。
Our team is small. It is strong.
(私たちのチームは小規模です。それは強いです。)
The team are wearing their new jerseys.
(そのチームは新しいユニフォームを着ています。※メンバーに焦点)
英では複数扱いの用法も見られる。米ではふつう単数(The team is ... It ...)。
直前の出来事・発言など「内容全体」をまとめて指す it。
She apologized. It meant a lot to me.
(彼女が謝ってくれました。それは私にとって大きな意味がありました。)
it=「謝罪したという事実」。モノだけでなく“出来事”にも使える。
代名詞(it)は間に入れるのが原則:turn it off。名詞ならどちらも可(turn off the light / turn the light off)。
Please turn it off.
(それの電源を切ってください。)
× turn off it(代名詞のときは不自然)。
見た目・状況からの推測を表す便利表現。
It seems that the meeting will be delayed.
(会議は遅れそうです。)
It looks like it’s going to rain.
(雨が降りそうです。)
like の後は名詞句/節(口語では It looks like it will rain. も可)。
これは形式目的語の it。後ろの to 不定詞 が本当の目的語です。
I find it easy to focus in the morning.
(朝は集中しやすいと感じます。)
find + 目的語 + 形容詞 の形で「〜だと感じる」。
固定表現で、具体物を指さない「慣用の it」。意味は全体で覚えるのが近道です。
Let’s call it a day.
(今日はこのへんで終わりにしましょう。)
I can make it by six.
(6時までに行けます/間に合います。)
make it=到着する/間に合う/成功する(文脈で訳す)。
5. 通性(common gender)
通性は、性別に関係なく人を表す名詞のグループです。
たとえば friend(友だち)、student(学生)、teacher(先生)、
child(子ども)、doctor(医師) など。
こうした名詞は、実際の性別が分かれば he / she、分からない・言わないときは
単数 they が自然です。
代表語一覧(通性=性別に依存せず人を表す名詞)
| 名詞 | 意味 | ふつうの受け方 | よく一緒に出る語 | 注意・メモ |
|---|---|---|---|---|
friend |
友だち | he / she/they | best ~/~ of mine/make friends | 単数 they は性別不明時に自然。 |
classmate / colleague |
クラスメイト/同僚 | he / she/they | fellow ~/new colleague | colleague の発音 コリーグ。 |
student / teacher |
学生/先生 | he / she/they | exchange student/homeroom teacher | 人なので関係代名詞は who が基本。 |
child / kid / teen |
子ども/子(口語)/10代 | he / she/they | take care of ~/raise ~ | 人に it は基本NG(そっけない響き)。 |
person / people |
人/人々 | he / she/they | the person in charge | person=単数、people=複数。 |
partner |
相棒・配偶者・ビジネス相手 | he / she/they | business ~/partner with | 状況で意味が広い語。前に説明語を置くと親切。 |
neighbor |
近所の人 | he / she/they | next-door ~/friendly ~ | 英綴り:neighbour(英)、neighbor(米)。 |
customer / client / guest |
客(一般)/依頼人/来客・宿泊客 | he / she/they | customer service/client meeting | 業界で使い分け:法律・会計は client が多い。 |
doctor / nurse / engineer |
医師/看護師/エンジニア | he / she/they | see a doctor/software engineer | 職業名は性別中立が基本。 |
applicant / visitor / passenger |
応募者/訪問者/乗客 | he / she/they | job applicant/incoming visitor | 事務・アナウンスで頻出。 |
athlete / player / artist / writer |
運動選手/選手/芸術家/作家 | he / she/they | professional athlete/young artist | 肩書き・形容詞と相性が良い。 |
頻出コロケーション(よく一緒に使う語・型・前置詞)
-
friend
a friend of mine/yours(私/あなたの友だちの一人)
所有の表し方
A friend of mine is moving to Osaka.
(私の友だちの一人が大阪に引っ越します。)
my friendとの違い:a friend of mineは複数いる中の「一人」。 -
friend
make friends with 人(〜と友だちになる)
She made friends with a new classmate.
(彼女は新しいクラスメイトと友だちになりました。)
make friendsは常に複数形。 -
friend
best/close friend(親友/親しい友)
愛・友情
I love my best friend. They are always there for me.
(私は親友が大好きです。親友はいつも支えてくれます。)
単数 they で性別に依存しない言い方。
-
student
a fellow student(同級生)
He helped a fellow student with math.
(彼は同級生の数学を手伝いました。)
help + 人 + with 物=「〜のことで手伝う」。 -
student
an exchange student/
join the student council
An exchange student joined the student council.
(留学生が生徒会に入りました。)
join=「参加する/入る」。 -
person
the person in charge(担当者)
Please contact the person in charge.
(担当者に連絡してください。)
in charge=「責任者の/管轄の」。 -
partner
a business partner/
partner with 人/組織(〜と提携する)
Our company partnered with a local startup.
(当社は地元のスタートアップと提携しました。)
partnerは名詞・動詞どちらでも使える。 -
neighbor
the next-door neighbor(隣の人)
The next-door neighbor is very friendly.
(隣人はとても親切です。)
friendly=「親切な/フレンドリーな」。 -
customer
customer service(顧客対応)/
a loyal customer(常連客)
We value feedback from loyal customers.
(私たちは常連のお客様からの意見を大切にしています。)
value=「重視する」。feedback=「意見・反応」。 -
client
a client meeting(顧客との打合せ)
We have a client meeting at two.
(2時に顧客との打合せがあります。)
-
baby
take care of ~(〜の世話をする)/
a baby stroller(ベビーカー)
They took care of the baby all night.
(彼らは一晩中、赤ちゃんの世話をしました。)
赤ちゃんを指す代名詞は、性別不明なら they が自然。
-
doctor
see a doctor(診てもらう)/
a family doctor(かかりつけ医)
If a student feels sick, they should see a doctor.
(学生が気分が悪いときは、医師に診てもらうべきです。)
theyは単数の人にも使える(性別を前提しない丁寧さ)。 -
applicant
a job applicant(応募者)/
apply for a job(仕事に応募する)
We interviewed three job applicants.
(私たちは3人の応募者に面接しました。)
interview + 人=「〜に面接する」(前置詞不要)。 -
staff / crew
the staff are/is ...(英では複数扱いも)/
flight crew
The staff are preparing for the event.
(スタッフはイベントの準備をしています。)
米では単数扱いが一般的(The staff is ...)。地域差に注意。
-
people
a people person(人付き合いが得意な人)/
client-facing role(顧客対応の役割)
She is a people person in a client-facing role.
(彼女は顧客対応の役割で、人付き合いが得意です。)
people person=社交的で人と関わるのが得意な人。
he / she / they
モノ? → it
通性名詞は「人」を表すので who で説明し、代名詞は場に応じて he/she/they を選ぼう。
「人 →
he/she/they」「モノ → it」と口に出して確認すると、記憶が強く残ります 🙌
丁寧&中立な言い方のヒント
-
推奨
gender-neutral(性別中立)の職業名:
police officer/firefighter/server/flight attendant - 代名詞 性別を前提しないときは they / them / their。 文法的にも広く認められています。
-
避けたい
人に対して
it(冷たく・失礼に聞こえがち)。言いにくいときは名詞を繰り返すのも◎。
💬 例文で「通性名詞 × he / she / 単数 they」を体感しよう
A student forgot their book, so I lent them mine.
(ある学生が本を忘れたので、私はその人に自分の本を貸しました。)
- 単数 they=性別が分からない/言わない人に使える丁寧な代名詞。
lend A B=「AにBを貸す」。mine=「私のもの」。
I texted my friend, and they replied quickly.
(友だちにメッセージを送りました。すぐに返事が来ました。)
text=メッセージを送る(動詞)。reply=返答する。
The teacher who helped me said they were proud of my effort.
(私を助けてくれた先生は、私の努力を誇りに思うと言いました。)
- 人を説明する語は who が基本(× which)。
be proud of ~=〜を誇りに思う。
The doctor said they can see you at 3 p.m.
(医師は、午後3時に診られると言いました。)
see a patient=診察する。at 3 p.m.=時刻はat。
Each applicant must submit their resume by Friday.
(各応募者は金曜までに履歴書を提出しなければなりません。)
- each + 単数名詞でも、人は their で中立に受けられる。
submit=提出する。by Friday=金曜までに。
A customer left their umbrella. Please return it to them.
(お客様が傘を置き忘れました。それをその方に返してください。)
- 人→they / them、物→it の切替に注目。
If a child loses their way, help them find their parents.
(子どもが道に迷ったら、その子が親を見つけられるよう手助けしましょう。)
help + 人 + 原形=「人が〜するのを助ける」。
A colleague asked me to join their project.
(同僚が、自分のプロジェクトに私を誘いました。)
ask + 人 + to 動詞=「人に〜するよう頼む」。
My business partner said they would negotiate the price.
(ビジネスパートナーは、価格交渉をすると言いました。)
would=willの「過去の形」(引用でよく使う)。negotiate=交渉する。
The visitor said they were from Canada.
(その来訪者はカナダ出身だと言いました。)
be from=出身を言う定番表現。
My manager is a people person; they remember every name.
(私の上司は社交的で、人の名前をすべて覚えています。)
people person=人付き合いが得意な人(褒め言葉)。
If you truly love someone, respect their boundaries.
(もし本当に誰かを愛しているなら、その人の境界線(嫌なこと・大切なこと)を尊重しましょう。)
someone → theirは自然な組み合わせ。boundaries=守ってほしい線引き・ルール。
Please ask the person in charge; they can help you.
(担当者に聞いてください。その人が手伝ってくれます。)
in charge=担当の/責任のある。
Someone left their phone on the desk. I put it at the front desk.
(誰かが机にスマホを置き忘れました。私はそれを受付に置きました。)
- their=人(誰か)を受ける。it=物(スマホ)を受ける。
Mr. Sato is my teacher. He said he would call my parents.
(佐藤先生は私の先生です。彼は私の両親に電話すると言いました。)
- 性別や敬称(Mr./Ms. など)で明らかな場合は he / she を使う。
5-FAQ:通性(gender-neutral)名詞と代名詞の実践
キーワード
singular they/who(人)/gender-neutral titles/inclusive style
ねらい性別に依存しない自然で丁寧な英語
性別が分からない/言わない一人の人を指すときの they / them / their / theirs / themselves。動詞は通常 複数形扱いです(they are)。
If a customer calls, they can leave their number.
(お客様から電話があれば、その方は電話番号を残してもらえます。)
文法上一人でも、they は自然で丁寧。he or she の繰り返しを避けられます。
- 主語の動詞は単数(Each student has ...)。
- 代名詞は中立に
theirを使用可(Each student must bring their ID.)。
Each applicant must submit their resume by Friday.
(各応募者は金曜までに履歴書を提出しなければなりません。)
Someone left their bag on the train.
(誰かが電車にカバンを置き忘れました。)
- 担当者不明:Dear Hiring Manager/Dear Admissions Team
- 相手の姓+中立敬称:Dear Mx. Taylor(
Mx.=男女を区別しない敬称、近年普及) - 最終手段:To whom it may concern,(汎用・やや距離感)
Dear Hiring Manager, I am writing to apply for the position.
(人事ご担当者様、このたび応募のためご連絡いたします。)
- police officer(警察官)
- flight attendant(客室乗務員)
- chair / chairperson(議長)
The chair thanked every speaker for their insights.
(議長は、登壇者それぞれの見識に感謝しました。)
chairman/chairwoman も文脈で用いられるが、chair が中立で便利。
- 恋人:partner
- 配偶者:spouse
- 婚約者:fiancé / fiancée(性別に依る)→ 中立なら partner が無難
I’m going to the event with my partner.
(私はパートナーと一緒にイベントへ行きます。)
性別が分からない/言わないなら they が丁寧。it は事務的・非人称で、避けると無難。
The baby looks sleepy. They need a nap.
(赤ちゃんは眠そうですね。お昼寝が必要です。)
性別が分かれば he/she を使いましょう(例:The baby is smiling. He is happy.)。
who が基本・安全。口語では that も見られるが、学習段階では who 推奨。
The teacher who called said they will email later.
(電話をくれた先生は、後でメールすると言いました。)
人=who,物=which,状況でまとめるなら that(上級)。
一般には themselves が広く使われます。themself も単数 they に合わせた形として見られますが、学習時は themselves を使えば安心。
Each participant should introduce themselves briefly.
(参加者はそれぞれ簡単に自己紹介してください。)
単数 they に慣れないなら、名詞を複数にして they を素直に使うのもコツ。
Students must bring their IDs.
(学生は身分証を持参しなければなりません。)
単数で書くと:Each student must bring their ID.(どちらもOK。好みと文脈で選ぶ)
フォーマルな場ではフォームに Pronouns 欄を設けるのが自然。会話では次のようにやさしく確認できます。
What pronouns do you use?
(あなたはどの代名詞を使いますか?)
If a student shares their pronouns, please respect them.
(学生が自分の代名詞を伝えたら、それを尊重してください。)
🧾 Lesson 052 総まとめ:名詞の性(男性・女性・中性・通性)
英語の名詞は大きく 男性/女性/ 中性/通性 の4つ。 文を書く前にまず 人? / モノ? を仕分けすると、代名詞(he / she / they / it)が迷いません。
it は基本NGです。
✅ 要点スナップショット(30秒チェック)
-
男性
he / him / hisman, father, boy, king など「男性を指す語」→ 代名詞はhe系で受ける。 -
女性
she / her / her(s)woman, mother, girl, queen など「女性を指す語」→ 代名詞はshe系で受ける。 -
中性
it / itsbook, river, station, idea など(モノ・概念)人にitは基本使わない。非人称 it(天気・時刻・距離)や 形式主語 it(It is + adj + to V)も押さえる。 擬人化(船・国など)でsheを使う表現は「効果」として稀にある。 -
通性(common gender)
they / them / their(単数も可) friend, student, teacher, child, doctor など性別が分からない/言わない一人の人には 単数 they が自然。 関係代名詞は人ならwhoが基本(× which)。 -
判断フロー
① 人?→ he / she / they
② モノ・概念?→ it
③ 特例:非人称 it/擬人化
まず「人かモノか」を0.5秒で仕分け→代名詞決定。迷ったら中立の
they。 -
中立表現
police officer(警察官)/
flight attendant(客室乗務員)/
chair / chairperson(議長)/
partner / spouse(恋人・配偶者)
職業名・肩書きは性別に依存しない語が基本。宛名で性別不明なら Dear Hiring Manager なども便利。
-
落とし穴
it's(= it is) vs its(所有)
person(単)/ people(複)
staff は集合名詞
フォーマル文書や案内文では 単数 they を積極活用して丁寧に。
2) 早見表(名詞の性 → 代名詞 → 代表例 → 注意)
| カテゴリ | 受ける代名詞(主/所有/目的/再帰) | 代表名詞 | よくある使い方・注意 |
|---|---|---|---|
|
男性
male
|
he / his / him / himself
|
man / father / boy / king |
TIP
his は「彼の(所有形容詞)」と「彼のもの(所有代名詞)」の2役。
敬称は Mr.。
|
|
女性
female
|
she / her / her / herself
|
woman / mother / girl / queen |
注意
her は「彼女を(目的格)」と「彼女の(所有形容詞)」で形が同じ。
敬称は Ms. / Mrs. など。
|
|
中性
neuter / things & ideas
|
it / its / it / itself
|
book / river / station / idea |
特例
天気・時刻・距離は 非人称 it(例:It's raining.)。
it's ≠ its(it's = it is / it has、its = 所有)。
|
|
通性
common gender / people
|
they / their / them / themselves
※ 性別不明・不問の一人にも使える(単数 they)
|
friend / student / teacher / child / doctor |
人を説明するときは関係代名詞 who が基本(× which)。
迷ったら中立の they を選ぼう。
|
|
集合名詞
organization
|
it(米) / they(英で構成員視点)
|
team / staff / audience |
ふつうは一つの組織=it。
イギリス英語ではメンバーを意識して they にもなる。
|
he / she / they
モノ・概念? → it
特例 → 非人称 it・擬人化(上級)
3) 判断フロー:最短で正しい代名詞にたどり着く
- 性別が分かる →
he / she - 性別不明・不問/言わない → 単数
they - 複数の人 →
they - 人を説明する語は
who(例:the student who won)
it- 物・場所・会社・学科名など →
it / its - 集合名詞(team / staff)は通常
it(英ではtheyも) - 注意:
it's(= it is / it has) とits(それの)
- 非人称
it:天気・時刻・距離(例:It's 7 o'clock.) - 形式主語
it:It is + 形容詞 + to 動詞/It is + 形容詞 + that S V - 擬人化:船・国・自然などを
sheで受ける表現(上級・文芸的)
he / she / they / it を口に出して決めると、迷いが消えてスラスラ書けます 🙌
4) 頻出パターンひな形(まずは“型”を口に出す)
It’s + 天気/時刻/距離/気温
it を置く。
It’s five kilometers to the station.
(駅まで5キロです。)
距離・時間・天気などは There is/are ではなく It is。
It is + 形容詞 + to 不定詞 / that S V
It is important to be on time.
(時間を守ることは大切です。)
To be on time is important. でも文法OKだが硬い語感。
It takes + 時間 + to 動詞原形
it。It takes ten minutes to get there.
(そこへ行くのに10分かかります。)
If a [person], they ...
they を使う。If a student is absent, they should email the teacher.
(学生が欠席する場合は、先生にメールすべきです。)
they は丁寧で自然。he or she を何度も繰り返す必要なし。
There is/are + 新情報 → It is ...(既出の説明)
It で受けて詳しく述べる。There is a new library near the station. It is very quiet.
(駅の近くに新しい図書館があります。それはとても静かです。)
It seems (that) ... / It looks like ...
It looks like it’s going to rain.
(雨が降りそうです。)
It was + 強調したい要素 + that + 文
It was yesterday that we met.
(私たちが会ったのは昨日でした。)
find it + 形容詞 + to 動詞原形
it を仮置き。I find it easy to focus in the morning.
(朝は集中しやすいと感じます。)
5) よくある落とし穴(ここでミスを防ぐ!)
It’s cold today, but the city is famous for its food.
(今日は寒いですが、その都市は食べ物で有名です。)
アポストロフィがあるのは動詞を含む短縮形(it is / it has)。所有は its。
Someone called, but they didn’t leave their name.
(誰かから電話がありましたが、名前は残しませんでした。)
人に it を使うと冷たく聞こえる。迷ったら they。
- who=人(最も安全)
- which=モノ
- that=人・モノどちらも可(口語・制限用法で多い)
The student who won the prize thanked their teacher.
(賞を取ったその学生は、先生に感謝しました。)
The news is exciting. I got some useful advice.
(そのニュースはわくわくします。私は役立つアドバイスをいくつかもらいました。)
news は語尾が -s でも単数扱い。advice も不可算(an advice は不可)。
Please turn it off.
(それの電源を切ってください。)
代名詞 it は句動詞の間に置く:turn it off(× turn off it)。名詞なら両方可(turn off the light / turn the light off)。
Our team is small, but it is strong.
(私たちのチームは小規模ですが、強いです。)
イギリス英語では、メンバーに注目して The team are ... They ... と複数扱いも見られる。
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