📚 クイックナビ
📚 英文法 全120 Lesson

冠詞の位置(a / an / the の置き方と例外)

原則:冠詞は修飾語(形容詞など)のに置く → a very beautiful flower
例外:表現上の結び付きが強いと、a/an が名詞の直前に回ることがあります(so good a man など)。
小学生でも読める言い換えで、覚える順番とコツから始めましょう。

Lesson 056

目次

1. 冠詞の位置(まずは原則)

冠詞 a / an / the は、名詞を紹介する「合図」。名詞句のいちばん左端に置くのが原則です。
例:a very beautiful flower冠詞 → 程度を表す語(very)→ 形容詞(beautiful)→ 名詞(flower)
まずはこの左端ルールを一本化して覚え、例外(many a / so + 形容詞 + a など)は次のセクションで扱います。

Lesson 056 / Section 1

🎯学習のねらい(まずはこの3つ)

  • 1 冠詞は「名詞句の左端スロット」に置く(修飾語や形容詞より前)。
    イメージ:[冠詞] → [very / really など] → [形容詞] → [名詞]
  • 2 a / an は「直後の音」で選ぶ(文字ではなく音)。
    例:an extremely difficult problemextremely は母音の音で始まる)
  • 3 後ろに説明が長く続いても、冠詞の位置は動かない
    例:the book that you recommended yesterdaythat 〜 が後置修飾でも the は左端)
学習のコツ: 今日は位置だけ完璧に。例外は次へ。脳は「ひとつのルールを明確に覚える」ほどラクになります。

📚用語のやさしい整理

名詞句の並び(左から右へ)
冠詞 程度の副詞(very / really など) 形容詞 名詞 (必要に応じて後ろの説明:of句 / 関係節 など)
例:a very beautiful flower / the really important decision
用語 意味(やさしい説明) ひと目ポイント
冠詞 (article) 名詞を紹介する合図。a / an / the のこと。 左端スロットに座る。
名詞 (noun) もの・人・こと・考えの名前。例:flower, book 中心(ヘッド)になる語。
修飾語 (modifier) 名詞をくわしくする語。程度の副詞(very など)や形容詞(beautiful など)。 ふつう名詞のに置く。
名詞句 (noun phrase) 名詞を中心に、前や後ろに説明がついたまとまり。 [冠詞] → [修飾] → [名詞] が基本。
ヘッド名詞 (head noun) 名詞句の中心になる名詞。a cup of coffee のヘッドは cup 冠詞はヘッド名詞に対応。
前置修飾 / 後置修飾 名詞の前で説明(前置)/名詞の後ろで説明(後置:of句・関係節など)。 後置が長くても冠詞は左端のまま。
a / an の選択 文字ではなく直後の音で決める。母音の音なら an 例:an extremely old car
冠詞スロット(学習用語) 左端の「席」。a/an/the のほか this/that/my/some/any/each/every なども同じ席に座る。 同時に2つは座れない(例:× the my book)。
注意:a / an / the の「意味の使い分け」は本レッスンの主題ではありません。ここでは位置だけを確実に。例外の語順(many a / so + 形容詞 + a など)は次セクションで扱います。

左端ルール:冠詞は名詞句のいちばん左

冠詞 a / an / the は、名詞を“紹介する合図(しるし)”。だから 名詞句の左端(いちばん前)に置きます。
並びの基本:[冠詞] → [程度の副詞 very / really など] → [形容詞] → [名詞]

正しい並び
a very beautiful flower
冠詞 程度副詞 形容詞 名詞
誤りの例
very a beautiful flower(× 冠詞が左端でない)
a flower very beautiful(× 形容詞の位置が不自然)
ポイント:「冠詞は左端」という合図を守るだけで、名詞句の形がスッと安定します。

修飾がいくつ重なっても、冠詞は動かない

程度の副詞や形容詞が増えても、冠詞は左端の席(スロット)をキープします。 文が長く見えても、「左端=冠詞」の位置は変わりません。

イメージ
a really very old wooden table
a はずっと左端のまま。 really / very などが中ほどに挿入されても位置は固定。
OK
the fairly new international airport
NG
fairly the new international airport(× 冠詞の左端が崩れる)

後置修飾(of句・関係節)が長くても、冠詞は左端のまま

名詞の後ろに説明が長く続く(of 句や関係節 that / who ... など)ときも、 冠詞の位置は動きません。冠詞は「ヘッド名詞(中心になる名詞)」に対応します。

並び ヘッド名詞 解説
a cup of hot coffee cup 冠詞 acup に対応。of hot coffee は後ろから cup を説明。
the book that you recommended yesterday book that ... は後置修飾。the は左端のまま、book にかかる。
an issue we need to discuss today issue 後ろに説明が伸びても、冠詞は常に左端でヘッド名詞を指す。
注意:「どの語がヘッド名詞か?」を先に見つけると、冠詞の位置で迷いません。

「冠詞スロット」は1席だけ(他の限定詞との関係)

左端の席=冠詞スロットには、a/an/the のほか this / that / my / her / some / any / each / every などの 限定詞(determiner)も座れます。ただし1席しかないので、同時には置けません。

✅ OK(どれか1つだけが左端に座る)
the new plan
this new plan
my new plan
some interesting ideas
❌ NG(左端スロットの取り合い)
the my book
a this plan
every the student
合言葉:左端スロットは1席のみ。 まず「誰が座るか」を決め、そのあとは修飾語→形容詞→名詞の順で並べるだけ。
ひとことモチベ:毎回「左端=冠詞スロット」を確認するだけで、 名詞句の読み書きが一気に迷いなしになります。小さな一手が、大きな自信に。

🖼️可視化アイデア

「冠詞は左端」という原則を、一目で分かる図にします。ここでは、後で制作する図版の 構図・ねらい・ファイル名・代替テキスト(alt)まで設計します。

A. 名詞句の水平スロット図(左端=冠詞)

名詞句を横一列の「席」で表現し、冠詞が必ずいちばん左に座る様子を可視化。 子どもには「入口(受付)=冠詞」、大人には「determiner slot(限定詞スロット)」の概念として説明します。

ワイヤーフレーム(表示例)
冠詞 程度の副詞
(very / really)
形容詞 名詞 後置修飾(of句 / 関係節 など)
キャプション例:a very beautiful flower(冠詞→修飾→名詞→後置修飾の順)
  • ファイル名案:/images/grammar/056-noun-phrase-slots.webp
  • alt案:「名詞句の並び:冠詞→副詞→形容詞→名詞→後置修飾」

B. a / an は「直後の音」で決まる図

文字でなくで選ぶことを、左右比較の図で示します。
例:an hour(hが発音されない → 母音の音)/a hotel(hを発音)/ a universityyouの音)/an umbrella(母音の音)。

母音の音 → an
an hour / an umbrella / an MRI
※ MRI の頭字語は em で始まる(母音の音)。
子音の音 → a
a hotel / a university / a useful idea
※ university / useful は you の音(子音)で始まる。
  • ファイル名案:/images/grammar/056-a-vs-an-sound.webp
  • alt案:「a と an の選び方:直後の音が母音なら an、子音なら a」

C. 冠詞とヘッド名詞の対応(矢印マッピング)

「冠詞はどの名詞にかかるのか?」を矢印で示す図。
a cup of hot coffee の場合、acup に対応(coffee ではない)。

ワイヤーフレーム(表示例)
a cup of hot coffee
「a」→(矢印)→「cup」/「of hot coffee」は後ろから cup を説明
  • ファイル名案:/images/grammar/056-article-to-head.webp
  • alt案:「冠詞 a がヘッド名詞 cup に対応し、of句が後置修飾になる図」

D. 限定詞スロットは1席だけ(席取り図)

左端の「席」は1つだけ。a/an/thethis/that/my/some/each/every などは 同時に座れないことを、座席アイコンや × マークで可視化します。

OK(1席に1人)
the new planthis new planmy new plan
NG(席の取り合い)
the my booka this planevery the student
  • ファイル名案:/images/grammar/056-determiner-slot.webp
  • alt案:「左端スロットは1席:冠詞か他の限定詞のどちらか一方のみ置ける図」

E. 冠詞配置の決め方フローチャート

迷ったときの手順の道案内。ボックスを追うだけで配置が決まる図を用意します(小学生にも直感的)。

  1. ヘッド名詞(中心の名詞)を見つける。
  2. 左端の限定詞スロットに何を置くか決める(a/an/the or this/my/some...)。
  3. a/an のときは直後の音で選ぶ。
  4. 必要なら前に修飾(副詞→形容詞)を追加。
  5. 説明が長いときは後置修飾(of句/関係節)を後ろに足す。
完成形のイメージ:[冠詞/限定詞] → [副詞] → [形容詞] → [名詞] → [後置修飾]
  • ファイル名案:/images/grammar/056-flow-article-placement.webp
  • alt案:「冠詞配置の手順:ヘッド名詞→限定詞スロット→a/anの音→前置修飾→後置修飾」
ひとことモチベ:図で分かれば、文章はもっと速く理解できます。まずは「左端=冠詞」を目で覚えましょう。

💬 例文で感覚をつかもう!(原則:冠詞は左端)

肯定文 基本型

A very beautiful flower bloomed in the garden.

(とても美しい花が庭に咲いた。)

🔧 構造:a(冠詞)→ very(程度の副詞)→ beautiful(形容詞)→ flower(名詞)

🧠 単語:bloom=咲く / garden=庭。

💡 ポイント:冠詞は左端スロット固定。修飾が増えても動かない。

肯定文 a / an の音

An extremely difficult problem remained.

(とても難しい問題が残った。)

🔧 構造:an + extremely + difficult + problem

🧠 単語:remain=残る。extremely=非常に。

💡 ポイント:anは直後が母音の音(ex-)のとき。文字ではなくで判断。

肯定文 ビジネス

They announced the really important decision yesterday.

(彼らは昨日、その本当に重要な決定を発表した。)

🔧 構造:the + really + important + decision

🧠 単語:announce=発表する / decision=決定。

💡 ポイント:theも左端。後ろに名詞が来るまで修飾語をはさめる。

比較 a / an の音

A truly honest answer can build trust.

(本当に正直な答えは信頼を築ける。)

🧠 単語:truly=本当に / honest=正直な / trust=信頼。

💡 ポイント:honestは母音の音だが、直後はtruly(子音の音)なので a


An extremely honest answer can be refreshing.

(とても正直な答えは新鮮に感じられることがある。)

💡 ポイント:直後がextremely(母音の音)なので an を選ぶ。

肯定文 後置修飾あり

A simple solution to this complex problem is needed.

(この複雑な問題への簡単な解決策が必要だ。)

🔧 構造:a + simple + solution + to ...(後置修飾)

🧠 単語:solution=解決策 / complex=複雑な。

💡 ポイント:後ろが長くても冠詞は左端のまま。

肯定文 ヘッド名詞

A useful piece of advice changed my approach.

(役立つ助言が私のやり方を変えた。)

⚠️ 注意:冠詞は ヘッド名詞に対応。ここでは piece がヘッド、advice ではない。

🧠 単語:advice=助言(不可算)/ approach=やり方・取り組み方。

疑問文 会話

Is there a really good place to eat near here?

(この近くに、本当においしい食事ができる場所はありますか?)

🧠 単語:near=近く / place to eat=食事場所。

💡 ポイント:疑問文でも語順は同じ。aは左端スロットに固定。

否定文 抽象名詞

I don't have a very clear idea yet.

(まだとても明確な考えは持っていない。)

🧠 単語:clear=はっきりした / idea=考え。

💡 ポイント:否定でも冠詞の位置は不変(左端ルール)。

肯定文 音で判断

We had a one-hour meeting this morning.

(今朝、1時間の会議を行った。)

⚠️ ポイント:one は「ワン」の音(子音 /w/)で始まるので a

🧠 単語:meeting=会議。

肯定文 最上級

She is the most important member of our team.

(彼女は私たちのチームで最も重要なメンバーだ。)

🧠 単語:important=重要な / member=メンバー。

💡 ポイント:the + most + 形容詞でも、左端ルールは変わらない。

肯定文 後置修飾あり

The detailed report that you sent yesterday was helpful.

(あなたが昨日送ったその詳しい報告書は役に立った。)

🔧 構造:the + detailed + report + that ...

💡 ポイント:関係節が長くても、the左端に居続ける。

恋愛 肯定文

I met a very special person who understands me.

(私を理解してくれる、とても特別な人に出会った。)

🧠 単語:special=特別な / understand=理解する。

💡 ポイント:avery より左(左端スロット)。関係節 who ... が後ろに来ても位置は固定。

肯定文 形容詞 複数

We crossed a very old wooden bridge at sunset.

(私たちは夕暮れに、とても古い木の橋を渡った。)

🧠 単語:cross=渡る / wooden=木製の / sunset=日没。

💡 ポイント:形容詞が増えても、冠詞は左端のまま

肯定文 人物描写

He is a highly experienced engineer.

(彼は経験が非常に豊富な技術者だ。)

🧠 単語:highly=非常に / experienced=経験豊富な / engineer=技術者。

💡 ポイント:a + 副詞 + 形容詞 + 名詞 の王道パターン。

肯定文 描写

The surprisingly narrow street was crowded.

(驚くほど狭いその通りは混み合っていた。)

🧠 単語:surprisingly=驚くほど / narrow=狭い / crowded=混雑した。

💡 ポイント:the + 副詞 + 形容詞 + 名詞 でも位置は左端。

1-FAQ:冠詞の位置(原則)

位置 冠詞 → 副詞(very など) → 形容詞 → 名詞 → (後置修飾) キーワード 左端スロット / ヘッド名詞 / a / an は音で決める

原則はいつでも左端です。名詞の前に修飾語がいくつ重なっても、 冠詞(a / an / the)は一番左の「席(スロット)」に座ります。

A really very old wooden table stood there.

(そこには本当にとても古い木のテーブルが置かれていた。)

🧠 ポイント:[冠詞] → [副詞] → [形容詞] → [名詞] の並び。冠詞は左端固定です。

はい。本当です。直後の音が母音(a, i, u, e, o の音)なら an、子音の音なら a を使います。

An hour passed quickly.

(1時間があっという間に過ぎた。)

hour は h を発音しないため、アウア(母音の音)で始まります。

A university can be expensive.

(大学は高額になることがある。)

university は yu(子音 /j/ の音)で始まるので a
略語も同様:例)an MRIem で始まる音)/a URLyu の音)。

変わりません。冠詞は左端のままです。後ろに説明がどれだけ長く付いても、冠詞は ヘッド名詞 (中心になる名詞)に対応します。

The detailed report that you sent yesterday was helpful.

(あなたが昨日送ったその詳しい報告書は役に立った。)

合言葉:冠詞は左端、ヘッド名詞に対応

いいえ。左端の「席」は1つだけです。a/an/the か、 this/that/my/your/some/any/each/every、あるいは two/three などの数詞のいずれかが座ります。

Two very important points remain.

(とても重要な点が2つ残っている。)

My new plan starts today.

(私の新しい計画は今日始まる。)

× the my book / × a this plan(左端の席の取り合い)。

ふつうは不要です。固有名詞はそれ自体で特定できる名前だからです。ただし、普通名詞化した表現や地名の慣用では the を使うこともあります(例:the Amazon)。

Tokyo Station is busy in the morning.

(東京駅は朝は混雑している。)

The station is old but clean.

(その駅は古いが清潔だ。)

※ 固有名詞に別の説明が付いて普通名詞化すると the を使うことも(例:the young Emma I know)。

a/an「1つの」を示すので、不可算名詞や複数形には通常使いません。必要ならヘッド名詞を作ります(例:a bottle of water)。

I need water.

(水が必要だ。)

不可算名詞はふつう冠詞なし。

A bottle of water is on the table.

(水の入ったボトルがテーブルの上にある。)

ヘッド名詞は bottlea は bottle に対応。

akind / sort / type にかかります。後ろの of + 名詞 はその種類を説明しているだけです。

A kind of music helps me relax.

(ある種の音楽は私のリラックスに役立つ。)

ヘッド名詞=kindof music は後置修飾。

はい。the はやはり左端に置きます。

The most important step is to start.

(最も大事な一歩は、始めることだ。)

The first useful lesson sticks.

(最初の役立つレッスンは心に残る。)

「the + 最上級/序数 + 名詞」でも配置は変わりません。

English teacher のように名詞(English)が名詞(teacher)を前から説明する場合でも、冠詞は左端に置きます。

An English teacher helped me.

(英語の先生が私を助けてくれた。)

語の正体が名詞でも形容詞でも、冠詞の位置は変わりません。

friendlylovely形容詞です(副詞ではありません)。したがって並びは通常どおり、 冠詞 →(副詞があれば)→ 形容詞 → 名詞 です。

A very friendly neighbor greeted us.

(とても親しみやすい近所の人が私たちにあいさつしてくれた。)

形は -ly でも品詞は形容詞。冠詞の位置は左端のままです。

はい。the は左端に置きます。あとは形容詞 → 名詞の順です。

The same basic rule applies.

(同じ基本ルールが当てはまる。)

The only safe option remains.

(安全な選択肢はそれだけだ。)

固定表現でも左端ルールは不変です。

あります。左端スロットを最初に確定し、次にヘッド名詞、その後に修飾を足すと迷いません。
  1. ヘッド名詞(中心の名詞)を見つける。
  2. 左端スロットに a/an/thethis/my/some/数詞 のどれを置くか決める。
  3. a / an なら直後の音で選ぶ。
  4. 必要に応じて、前に副詞 → 形容詞を足す。
  5. 説明が長いなら、後ろにof句 / 関係節を足す。
✅ 合言葉:左端=冠詞スロットヘッド名詞 → 修飾(前/後)。

2. 決まり語順:many a / such a / rather a / quite a / half a(n) / a = per / what a

原則(Section 1)は [冠詞/限定詞] → [副詞] → [形容詞] → [名詞]
しかし、このセクションでは特定のことばが先頭に来るため、見かけ上 a / an の位置がずれる“決まりの型”を扱います。
ポイントは「例外」ではなく型として覚えること。

Lesson 056 / Section 2

🎯導入:ここが分かれば迷わない

型の骨組み(前置プレフィックス)
[such / many / rather / quite / half …] + a / an + (副詞) + 形容詞 + 名詞
  • 左端スロットは維持:プレフィックスがその前に立つ感覚。
  • a = pertwice a day など)は「〜あたり」の意味(2-5 で整理)。
  • 数に注意many a + 単数half a(n) + 名詞quite a few + 複数
見かけに惑わされないコツ
  1. ヘッド名詞(中心の名詞)を先に見つける。
  2. 先頭に専用のことば(such / many / half …)が来ていないか確認。
  3. a / an直後の音で決める(half an hour / half a mile)。
  4. 意味のまとまりを型として丸ごと認識(例:quite a few=「かなり多くの」)。
モチベひとこと:「例外」ではなく「」だと決めれば、読むスピードが一気に上がります
合言葉:ヘッド名詞を先に見つけ、 前置プレフィックスの有無を確認。 単数/複数a = per をセットで判断すれば、語順の“迷子”になりません。

2-1. many a + 単数名詞

見た目は「many=たくさん」なのに、名詞は単数、そして 動詞も単数扱いが基本という、ちょっと不思議な表現。 コツは「集まりを一つ一つ思い浮かべる言い方」と理解することです(やや文語・スピーチや書き言葉でよく登場)。

Lesson 056 / Section 2-1

🎯このセクションでつかむこと

やさしい定義

many a は「たくさんの〜」という意味だけど、一人(ひとつ)ずつ思い浮かべて語る感じ。 だから後ろは 単数名詞 になり、文全体でも 単数扱いになることが多い。

プロの定義

many a + 単数名詞分配的解釈(distributive reading)を表し、 集合を個体の列へ展開して叙述するため、形態は単数一致(主語-動詞)は単数が基本。 レジスターはやや文語で、叙述・スピーチ・ニュースの書き言葉で好まれる。

型(フォーミュラ)
many a (形容詞:optional) 単数名詞
※ 形容詞をはさめます(例:many a brave soldier のような語順)(例文セクションは後で作成)
使いどころ(シーン)
  • スピーチ・記事・エッセイでの叙述や回想
  • 文学的・印象的に量感を出したいとき
  • 「多くのX(=個々のXを思い浮かべて)」と語りたいとき
ニュアンス(感触)
  • 分配的:集合を一つずつ数える視線
  • 叙述的:やや改まった語り口
  • 強調:「多かった」という事実を印象づけたい
しっかり区別しよう:many amany + 複数名詞
表現 品詞・数の形 主語-動詞の一致 ニュアンス
many a + 単数名詞 名詞は単数 単数扱い 分配的・叙述的(1つ1つに目を向ける)
many + 複数名詞 名詞は複数 複数扱い 一般的・口語的(純粋に量を述べる)
どちらも意味は「多くの〜」ですが、many a形は単数・雰囲気は文語寄りという違いがあります。
よくある誤り: × many a students(名詞を複数にしない) / × many a are ...(主語-動詞は単数に)
チェックポイント:
  • = many a + (形容詞) + 単数名詞
  • 一致 = 文の動詞は単数が基本
  • レジスター = やや文語的(スピーチ・書き言葉)
モチベひとこと:「例外」だと思うと覚えにくいですが、として覚えれば一瞬で判別できます。 まずは「名詞も動詞も単数」を合言葉にしましょう。

💬 例文で感覚をつかもう!(many a + 単数名詞)

教育 主語は単数扱い

Many a student has felt nervous before an exam.

(多くの生徒が、試験の前に緊張したことがある。)

🔧 構造:many a + 単数名詞 + 単数動詞/🧠 単語:nervous=緊張した。
💡 ポイント:見かけは「多い」でも動詞は単数(has)
慣用 語彙:time = 回数

Many a time, I have missed the last train.

(何度も、私は終電を逃したことがある。)

🔧 構造:句全体が副詞的(「何度も」)。主語は I なので動詞は have
🧠 単語:miss=逃す/last train=終電。
💡 ポイント:many a time = many times の堅め言い回し。
一般 主語は単数扱い

Many a child is curious about the stars.

(多くの子どもは星に興味をもっている。)

🧠 単語:curious=好奇心がある/star=星。
💡 動詞は is(三単現)に! are にしない。
ことわざ風 主語は単数扱い

Many a small mistake becomes a big problem.

(多くの小さなミスが大きな問題になる。)

🧠 単語:mistake=ミス/become=〜になる。
💡 small mistake は単数なので動詞は becomes と -s。
社会 形容詞をはさむ 主語は単数扱い

Many a brave firefighter has saved lives.

(多くの勇敢な消防士が命を救ってきた。)

🔧 構造:many a + 形容詞 + 単数名詞
🧠 単語:brave=勇敢な/save lives=命を救う。
💡 動詞は has(三単現・現在完了)。
描写 主語は単数扱い

On that shelf, many a book is a classic.

(あの棚の多くの本は名作だ。)

🧠 単語:classic=古典的名作。
💡 主語は book(単数)→ 動詞は is
一般論 主語は単数扱い

Many a plan fails without feedback.

(多くの計画は、フィードバックがなければ失敗する。)

🧠 単語:feedback=反応・評価・助言。
💡 fails に注目:三単現の -s を忘れない。
ビジネス/社会 主語は単数扱い

Many a leader has admitted a mistake.

(多くのリーダーが、過ちを認めてきた。)

🧠 単語:admit=認める/mistake=過ち。
💡 has + 過去分詞で「これまでに~してきた」。
叙述 主語は単数扱い

Many a day was wasted on rumors.

(多くの日々がうわさ話で無駄になった。)

🧠 単語:rumor=うわさ/waste=無駄にする。
💡 単数主語 day → 動詞は was(過去・単数)。
恋愛 主語は単数扱い

Many a heart has been changed by a kind word.

(多くの心が、やさしいひと言で変えられてきた。)

🔧 受動:has been changed=「変えられてきた」。
🧠 単語:kind=親切な。
💡 主語 heart は単数→ has を使う。
ビジネス 主語は単数扱い

Many a company has grown through patience.

(多くの企業が、忍耐によって成長してきた。)

🧠 単語:grow=成長する/through=〜を通じて。
💡 has grown の完了形で「これまでに成長してきた」。
IT 主語は単数扱い

Many a user reports no issues after the update.

(アップデート後、問題はないと報告するユーザーが多い。)

🧠 単語:issue=問題/update=更新。
💡 単数主語 user → 動詞は reports(-s)。
目的語 語順そのまま

We discussed many a plan to reduce costs.

(私たちは、コストを下げるための多くの計画を話し合った。)

💡 many a + 単数名詞 は主語だけでなく目的語でも使える。
🧠 単語:discuss=話し合う/reduce=減らす。
アカデミック 可算化のコツ

Many a piece of evidence has supported the theory.

(多くの証拠片が、その理論を支持してきた。)

🔧 可算化:evidence は不可算 → a piece of evidence の形に。
💡 主語は piece(単数)→ 動詞は has
モチベ 主語は単数扱い

Many a small step leads to a great change.

(多くの小さな一歩が、大きな変化へとつながる。)

🧠 単語:lead to=〜につながる。
💡 三単現 leads を忘れずに(主語は単数)。

2-1 FAQ:many a + 単数名詞

many a (+ 形容詞) + 単数名詞 一致 主語=単数 → 動詞も単数 レジスター やや文語(スピーチ・記事・叙述で好まれる)

many a は「たくさん」を言うけれど、一人(ひとつ)ずつを思い浮かべて語る特別な言い方。
② 文の主語として数を決めるのは、ヘッド名詞(直後の名詞)単数
③ だから動詞も 単数 にそろう(主語-動詞の一致)。

Many a student is nervous before exams.

(多くの生徒は試験前に緊張する。)

ヘッド名詞 = student(単数) → 動詞は is
意味は「生徒がたくさん」でも、文法上の“主語の形”は単数として扱います。

Many a leader has learned from failure.

(多くのリーダーが失敗から学んできた。)

一致 単数主語 leaderhas(単数)
しくみ(文の骨組み)
many a 名詞(単数) + 動詞(単数)
  • many a限定詞(名詞の前に置く決まり言葉)。
  • 直後の名詞が 単数 なので、動詞も単数に合わせる。
  • 意味合いは「たくさん」でも、文の形は単数として扱う=これがポイント。
たとえ話(イメージ)

りんごがたくさん並んでいても、一つずつ手にとって話している感じです。
(一つの)生徒は緊張する」「(一人の)リーダーは学んだ」…と、 同じパターンを何度も並べて語っているイメージ。だから文法上は単数形になるのです。

注意:× many a students are ...(名詞も動詞も複数にしない) / many a student is ...※「複数で言いたい」なら many students are ... へ言い換え。

はい。many a + 形容詞 + 単数名詞 が基本で、very のような程度副詞が形容詞を修飾するのも自然です。

Many a very brave firefighter has acted quietly.

(とても勇敢な消防士が何人も、静かに行動してきた。)

動詞は単数(has)。

× many a students は誤りです。many a の直後は必ず単数名詞。 一方 many students は普通の複数表現で、動詞も複数になります。

Many a student has tried.

(多くの生徒が挑戦してきた。)

単数扱い。

Many students have tried.

(多くの生徒が挑戦してきた。)

複数扱い。
ニュアンス:many a=「一人ひとりに視線」/many + 複数=量の事実をフラットに述べる。

many a time は「何度も」のやや改まった言い方。意味は many times と同じです。

Many a time, I missed the last train.

(何度も、終電を逃した。)

書き言葉・スピーチで雰囲気を出したいときに有効。

使えます。主語が単数なので、基本は There is ...

There is many a reason to be hopeful.

(希望を持てる理由はたくさんある。)

口語では There are many reasons ... がより自然。

× many a of the ... は不可。正しくは many of the + 複数名詞 です。
✅ 正しい
many of the students(複数)/many a student(単数)
意味は近いが、文法の作りが別物と覚えると安全。

many a + 名詞 and 名詞 の形はあります(修辞的)。
伝統的には単数動詞を取りますが、読み手によっては違和感が出るため、無難に書くなら言い換えを推奨します。

Many a student and teacher was moved by the speech.

(多くの生徒と教師が、そのスピーチに感動した。)

より自然にするなら:Many students and teachers were ...

OKです。主語の動詞は単数のままにしつつ、後続の代名詞は**単数they**で自然に受けられます。

Many a student has found that they need help.

(多くの生徒が、自分には助けが必要だと気づいてきた。)

has は単数、they は性別を限定しない自然な受け方。

使えます。モノ・抽象名詞・時間表現にもOKです。

Many a plan fails without feedback.

(多くの計画はフィードバックがなければ失敗する。)

Many a day has passed since then.

(それ以来、多くの日々が過ぎた。)

どちらも主語は単数(fails/has)。

口語では少し改まった・古風な響きがありますが、書き言葉やスピーチでは今も現役です。
日常会話なら many + 複数名詞 へ言い換えると自然です。
目的(叙述的に強調したい/響きを出したい)なら many a を選ぶ価値あり。

使えます。動詞は単数を維持します。口語では堅く響くので、書き言葉向きです。

Has many a hero been forgotten?

(多くの英雄が忘れ去られてしまったのだろうか。)

× Have many a ... にはしない(単数一致を守る)。

文頭で副詞的に前置する場合は、Many a time, ... のようにカンマを置くのが一般的です(軽いポーズ)。 本文中に組み込むならカンマは不要です。
例(文頭):
Many a time, I wished I had studied earlier.

文芸的には too many a + 単数名詞 も見られますが、学習・ビジネスでは推奨しません
紛れが少ない too many + 複数名詞 を使うのが実務的です。

Too many mistakes were made.

(あまりにも多くのミスが起きた。)

これは口語・方言・文芸的な慣用で、意味は many a ... に近い修辞表現です。ふつうの学習・実務では使いません。

Many’s the time I thought of calling you.

(君に電話しようと思ったことは何度もあった。)

読み物で見かける程度の知識として知っておけば十分です。

2-2. such a (+ 形容詞) + 名詞

役割 分類と強調を一度に表す決まり語順。such が先頭に立ち、 a / an がその直後に来ます。形容詞があれば such a + 形容詞 + 名詞
日本語では「そんな〜」「とても〜な」の両方のニュアンスを持ちます。

Lesson 056 / Section 2-2

🎯このセクションでつかむこと

  • 語順の固定: [such] → [a/an] → (形容詞) → 名詞× a such(順番逆)
  • 可算・不可算の違い: 可算・単数なら such a + 名詞複数/不可算such + 名詞a を付けない)
  • a/an の決め方: スペルではなく直後の音(母音の音→an/子音の音→a
合言葉:such が先、a/an が後。名詞が複数・不可算なら a を落とす
やさしい定義

such a は、どんな種類(タイプ)かを示しつつ、 「とても〜な」という強い気持ちも足します。

例:such a helpful idea(とても役立つ「種類」のアイデア)
プロの定義

such限定詞(前置修飾)として機能し、a/an と結んで 名詞句のカテゴリー+強調を表す。語順は such が必ず先行。

可算単数:such a + N / 複数・不可算:such + N

🧩型(フォーミュラ)とスロットの位置

such a / an (形容詞:optional) 名詞
a/an直後の音で決める:such an honor(/ɑ/)/such a useful tool(/j/ 子音)。
使いどころ
  • 「種類」を指し示しつつ強く評価したいとき(分類+強調
  • ポジティブな驚き・称賛・落胆を短く強く伝えたいとき
  • スピーチ・レビュー・日常会話の強い感情を込めたいとき
ニュアンス(感触)
  • 強調:「こんなに〜な」
  • 分類:「このタイプの〜」
  • 口語OK:やわらかく自然に使える
可算・不可算/単数・複数で形が変わる
ターゲット 正しい形 意味(やさしい説明) NG 例
可算・単数 such a helpful idea 「とても役立つ(というタイプの)アイデア」 a such idea(語順誤り)
複数 such helpful ideas 「そんな役立つアイデア(がたくさん)」 such a helpful ideas(a は付けない)
不可算 such useful information 「そんな有益な情報」 such an information(不可算に a は付けない)

It was such a pleasant surprise.

(それはとても嬉しい驚きだった。)

🔧 such が先、a が後 → such a + 形容詞 + 名詞
よくある誤り:
  • × a such person such a person
  • × such an informations such information
  • × such a people such people
チェックポイント:
  • 語順固定such → a/an → (形容詞) → 名詞
  • 数・可算:単数可算=such a/複数・不可算=such
  • a/an:直後ので決める(例:such an honor
関連: 形容詞を強く押し出す強調型so / how / as / too / this / that / what + 形容詞 + a + 名詞)は Section 3 で扱います。ここでは such a に集中!

💬 例文で感覚をつかもう!(such a / such an + 形容詞 + 名詞)

基本 分類+強調

That was such a helpful idea.

(それはとても役に立つアイデアだった。)

🔧 型:such a + 形容詞 + 名詞。🧠 helpful=役に立つ/idea=アイデア。
a/anの音 hは無音

It is such an honor to meet you.

(お会いできてとても光栄です。)

🧠 honor は最初の h を発音しない → 母音の音で始まるので an
a/anの音 /ju/ で開始

This is such a useful tool.

(これはとても便利な道具だ。)

🧠 useful の頭は子音 /j/(ユ音)→ a を使う(綴りではなく音で判断)。
a/anの音 /ju/ で開始

It was such a unique opportunity.

(それはとてもまたとない機会だった。)

🧠 unique は /ju/ で始まる → a を使う。
a/anの音 母音で開始

We had such an unusual event last night.

(昨夜はとても珍しい出来事があった。)

🧠 unusual は母音の音で開始 → an
否定で緩和 口語

It’s not such a big deal.

(そんなに大ごとじゃないよ。)

💡 not such a + 名詞=「それほど〜ではない」。big deal=大ごと・重大事。
感嘆 省略型あり

Such a beautiful day!

(なんてすてきな日だ!)

🔧 主語・動詞が省略された感嘆文(丁寧な文なら It is such a beautiful day.)。
a/anの音 /ju/ で開始

Kyoto is such a European-friendly city.

(京都はヨーロッパの人にとても親しみやすい都市だ。)

🧠 European は /ju/ で始まる → a-friendly=〜に優しい/適した。
恋愛 気持ちの強調

You have such a warm smile.

(あなたの笑顔はとてもあたたかい。)

🧠 warm=あたたかい(人柄・雰囲気の形容にも使える)。
議論 評価の強調

This is such a complex problem.

(これはとても複雑な問題だ。)

🧠 complex=複雑な/入り組んだ。
注意喚起 日常

He made such a silly mistake.

(彼はとてもばかげたミスをした。)

🧠 silly=ばかげた/軽率な。
叙述 過去の回想

It was such a long journey.

(それはとても長い旅だった。)

🧠 journey=旅/長めの移動。
a/anの音 /w/ で開始

This is such a one-time chance.

(これは一度きりのとても貴重なチャンスだ。)

🧠 one は音が /wʌn/ で始まる → a を使う。
参考 可算性の注意

We received such useful information.

(私たちはとても有益な情報を受け取った。)

💡 不可算名詞(information)は a を付けない:× such an information
複数でも such のまま:such helpful ideas× such a helpful ideas)。

2-2 FAQ:such a (+ 形容詞) + 名詞

such a / an (+ 形容詞) + 名詞 可算性 可算・単数=such a/複数・不可算=such(aなし) a/an スペルでなくで決める(例:such an honor, such a useful tool

ルール such限定詞で、必ず名詞句の先頭スロットに立ちます。a/an はその後に来るのが固定語順。

It was such a pleasant surprise.

(それはとても嬉しい驚きだった。)

× a such surprise(語順誤り) → such a surprise

  • 可算・単数:such a + 名詞
  • 複数・不可算:such + 名詞aは付けない)

She gave me such a helpful tip.

(彼女はとても役立つコツを教えてくれた。)

They shared such useful information.

(彼らはとても有益な情報を共有した。)

不可算(information)や複数(tips, ideas)は such にする。

  • such名詞(句)を強めるsuch a + 形容詞 + 名詞
  • so形容詞・副詞を強めるso + 形容詞 + a + 名詞 という語順も可能

It was such a good idea that everyone agreed.

(それはとても良い考えだったので、全員が賛成した。)

It was so good an idea that everyone agreed.

(それはあまりに良い考えだったので、全員が賛成した。)

語順の違いに注意(such a ... vs so + adj + an + ...)。詳細は Section 3 で扱います。

はい。a/an直後の音で選びます。

It’s such an honor to be here.

(ここにいられて光栄です。)

honor は h を発音しない=母音の音 → an

That’s such a unique chance.

(それはとてもユニークな機会だ。)

unique は /ju/ で開始=子音の音 → a
他にも:such a European city(/ju/)/such an MBA(/ɛm/)など。

基本は such a + very/really/quite + 形容詞 + 名詞。強め語は形容詞の前に置くのが自然。重ねすぎはクドいので1つ推奨。

It’s such a very good plan.

(それはとてもとても良い計画だ。)

such a really... も口語で見ますが、フォーマルには such a very... が安定。

OK。評価を含む名詞(fool, mess, pity, shame など)では自然です。

It was such a pity.

(本当に残念だった。)

中身が評価そのものの名詞は、形容詞なしでも強調が伝わります。

評価をやわらげる言い方。「それほど〜ではない」のニュアンスになります。

It’s not such a big deal.

(そんなに大ごとじゃないよ。)

できます。Such a + 名詞 + be動詞 + 主語(文語寄り)/感嘆なら Such a + 名詞!

Such a challenge it was!

(なんて大きな挑戦だったんだ!)

Such a beautiful view!

(なんて美しい景色!)

フォーマル度が上がるので、日常会話では通常語順を推奨。

  • such + N + as ...=やや文語「…のようなN」(例:such people as live here
  • such as A, B, ...=「例えばAやB」
  • as such=「それ自体として/そのものとして」

We need such leaders as can listen.

(私たちには、耳を傾けられるようなリーダーが必要だ。)

会話では leaders who can listen の方が自然。

口語では比喩的に使うことがあります(「いかにもジョンらしい人」「東京っぽい雰囲気」)。ただし文脈依存でくだけた響き。

He is such a John.

(彼はいかにもジョンっぽい人だ。)

フォーマル文書では避け、明確な名詞に置換(such a typical Tokyo vibe など)。

現象を一回の出来事として数えるとき、不可算でも可算化して a を付けることがあります(語彙依存)。

They made such a noise last night.

(昨夜はとても大きな物音を立てた。)

ただし weather など多くは可算化できない:× such a weather → 〇 such bad weather

感嘆文は ! を置くのが一般的。フォーマル度は文脈次第で、ビジネスメールなら多用せず文体を整えると◎。

Such a relief!

(なんて安心だ!)

2-3. rather a + 形容詞 + 名詞

役割 上品に「かなり〜な思ったより〜」と評価する強調表現rather が前に出て、 a / an が続き、形容詞 → 名詞の順に並びます。 英米ともに通じますが、文語寄り・やや英国的な響きです。

Lesson 056 / Section 2-3

🎯このセクションでつかむこと

  • 語順の固定:[rather] → [a/an] → [形容詞] → [名詞]× rather + 形容詞 + a ではない)
  • a / an の決め方:スペルではなく直後の音(例:rather an unusual idearather a useful tool
  • 使い分け:rather a ... は上品・修辞的、日常は a rather + 形容詞 + 名詞 が自然
合言葉:「rather が先、a/an が後」a/an は音で決める
やさしい定義

rather a は、ものごとを少し控えめだけど、はっきり高めに評価する言い方。 「かなり〜だね」「思ったより〜だ」の感じで、言い過ぎずに強さを出せます。

語形例:rather a difficult taskrather an unusual idea
プロの定義

rather は程度副詞。rather a + adj + N強度の前置により名詞句全体を評価し、 話法:ややフォーマル英語変種:BrEでやや多いというレジスターを持つ。

分布上、a rather + adj + N が一般的で、rather a + adj + N は修辞的効果が強い。

🧩型(フォーミュラ)とスロットの位置

rather a / an 形容詞 名詞
語形例:rather an interesting bookrather a useful tool
a / an の選択次の語の音に従う(母音の音→an/子音の音→a)。
使いどころ(シーン)
  • レビューやレポートで、やや控えめに強い評価を出したい
  • スピーチ・エッセイで上品な強調を出したい
  • 予想外の度合いを「思ったより〜」と伝えたい
ニュアンス(感触)
  • 上品文語寄りやや英国的
  • 婉曲:直接的な very より角が立たない
  • 名詞全体の評価:名詞句を丸ごと強める
比較:よく迷う形との使い分け
表現 語順 レジスター コメント
rather a + adj + N rather → a/an → adj → N 上品・修辞的(ややBrE) 控えめだが強い評価。「思ったより」の含み
a rather + adj + N a/an → rather → adj → N 一般的・自然(会話でも◎) 普段はこちらが無難
quite / pretty / fairly + adj + N 限定詞 → 副詞 → adj → N 口語的(米:pretty、英:quite) rather より感触が軽め
落とし穴:
  • × rather very ...(重ね強調は不自然)
  • × rather a booksrather a可算・単数名詞に限る)
  • × rather + adj + a + N(語順誤り)
モチベひとこと:rather が前、a/an が後」だけ守れば大崩れしません。 まずはフレーズ単位(rather a great idea)でパターン認識→後で文に広げましょう。

💬 例文で感覚をつかもう!(rather a / rather an + 形容詞 + 名詞)

基本 文語寄りの強調

It was rather an unusual idea.

(それはかなり風変わりな考えだった。)

🔧 型:rather an + 形容詞 + 名詞。🧠 unusual は母音の音で始まる → an を使う。
注意喚起 名詞全体の評価

He made rather a serious mistake.

(彼はかなり重大なミスをした。)

🧠 serious=重大な。rather a は「名詞句ぜんぶ」を強める(ただの very より上品)。
議論 評価の強調

That’s rather a bold claim.

(それはかなり大胆な主張だね。)

🧠 bold=大胆な/思い切った。claim=主張。
a/anの音 h を発音しない

She gave rather an honest answer.

(彼女はかなり率直な答えをした。)

🧠 honesth を発音しない → 母音の音で開始 → an
a/anの音 /ju/ で開始

This is rather a useful tool.

(これはかなり便利な道具だ。)

🧠 useful は /ju/(ユ)で始まる=子音の音 → a
叙述 回想

We had rather a long journey.

(私たちはかなり長い旅をした。)

🧠 journey=旅。口語では a rather long journey もよく使う。
ビジネス 難易度の強調

They faced rather a tough challenge.

(彼らはかなり手ごわい課題に直面した。)

🧠 face=直面する/challenge=課題・難題。
恋愛 感情の強調

It was rather a romantic surprise.

(それはかなりロマンチックなサプライズだった。)

🧠 romantic=ロマンチックな/愛情表現の。
会議 予想外の展開

The meeting turned into rather a complicated debate.

(その会議はかなり複雑な討論に発展した。)

🧠 turn into=〜に発展する/debate=討論。
判断 コスト感

That’s rather an expensive option.

(それはかなり高くつく選択肢だね。)

🧠 option=選択肢。母音音 expensivean
アカデミック 検証

It proved rather a difficult task.

(それはかなり困難な作業だと分かった。)

🧠 prove=結果として〜だと分かる/判明する。
人の評価 ポジ評価

He showed rather a mature attitude.

(彼はかなり大人びた態度を見せた。)

🧠 mature=成熟した/大人びた。attitude=態度。
結果 驚き

It was rather an unexpected outcome.

(それはかなり予想外の結果だった。)

🧠 outcome=結果。unexpected は母音音で始まる → an
コツ: 語順固定 rather → a/an → 形容詞 → 名詞 を守ればOK。
会話では a rather + 形容詞 + 名詞 も自然ですが、このセクションでは rather a + 形容詞 + 名詞 の修辞的スタイルに慣れましょう。

2-3 FAQ:rather a + 形容詞 + 名詞

rather a / an + 形容詞 + 名詞 レジスター 上品・やや文語(BrE でやや多い)/会話は a rather + 形容詞 + 名詞 が自然

どちらも「かなり〜な」という評価ですが、語感が違います。
  • rather a + …:修辞的・上品・やや文語。印象をぐっと出す。
  • a rather + …:自然でニュートラル。日常会話で無難。

That is rather a bold claim.

(それはかなり大胆な主張だ。)

That is a rather bold claim.

(それはかなり大胆な主張だ。)

意味は近いが、前者は「強め+上品」な響き。

レジスターはやや文語で、BrE(イギリス英語)で頻度高め。
ビジネス文でも文体に合えばOK。口語で硬く感じるなら a rather + adj + N に切替えが安全。

It was rather a difficult decision.

(それはかなり難しい決断だった。)

可能です。評価そのものを表す名詞(pity, mess, shame, shock など)では自然。

It was rather a pity.

(それは本当に残念だった。)

評価名詞はそれ自体に「良い/悪い」の含みがあるため、形容詞なしでも強調が伝わる。

使えます。be の補語はもちろん、make / prove / find / consider の補語にも可。

It proved rather a difficult task.

(それはかなり難しい作業だと分かった。)

We found the exam rather a tough challenge.

(その試験はかなり手ごわいと私たちは感じた。)

rather a可算・単数名詞に使います。複数には不可。不可算は rather + 形容詞 + 不可算名詞 などに言い換え。

They had rather a good ideas.

(誤り:ideas は複数)

They had rather good ideas.

(彼らにはかなり良いアイデアがあった。)

不可算例:rather bad weather× rather a weather)。

比較級はふつう a rather + 比較級 + 名詞 が自然。rather a better ... は修辞的で文体を選びます。

This is a rather better idea.

(これはかなりより良い考えだ。)

This is rather a better idea.

(修辞的:かなりより良い考えだ。)

最上級は通常 a rather + the best ... のようにしない。言い換え推奨。

可能。短い感嘆文や文語的な倒置で雰囲気が出ます。

Rather a surprise!

(なんて驚きだ!)

Rather a challenging task it was.

(それはなんとも難しい作業だった。)

日常会話では通常語順が自然。

rather は上品で婉曲的な強め。pretty は口語的、quite / fairly は中間的。

That’s rather a risky move.

(それはかなりリスキーな手だ。)

That’s pretty risky.

(それはけっこうリスキーだ。)

That’s quite/fairly risky.

(それはまあまあ/かなりリスキーだ。)

文体・相手・場面で選択。ビジネス文には rather が収まりやすい。

「not rather a ...」は不自然。ふつうは not a very + 形容詞 + 名詞 に言い換えます。
逆に否定評価なら rather a + 悪い形容詞 + 名詞 が自然。

It’s not a very good idea.

(それはあまり良い考えではない。)

It’s rather a bad idea.

(それはかなり悪い考えだ。)

別物です。rather a lot of + 名詞 は「かなり多くの〜」という数量の話。
rather a + 形容詞 + 名詞評価を強めます。

We spent rather a lot of money.

(かなり多くのお金を使った。)

本セクションは数量表現ではなく、評価の強調が主題。

× rather very ... / rather quite ... は不自然。
一つの強調語に絞るのが上品です(rather または very/quite のどれか)。

It was rather a complex process.

(それはかなり複雑な手順だった。)

使えます。ハイフンつきの形容詞(複合形容詞)もそのまま置けます。

She is rather a well-known writer.

(彼女はかなり知られた作家だ。)

音が母音で始まる形容詞なら rather an になる(例:rather an unusual idea)。

2-4. quite a / half a (+ 名詞)

範囲 quite a + 単数名詞(かなりの〜)/quite a few + 複数名詞(かなり多くの〜)/ half a(n) + 名詞(半分の〜)。
注意 a / an直後の音で選ぶ(half an hourhalf a mile)。

Lesson 056 / Section 2-4

🎯ここが分かれば迷わない

  • 意味のまとまりで覚える:quite a=「かなりの(単数)」/quite a few=「かなり多い(複数)」。
  • half は「半分」:half a(n) の後ろは数えられる単位名詞が来やすい(時間・距離・個数など)。
  • a / an は音:母音の音から始まれば an(例:an hour は /aʊər/)。
合言葉:「まとまり=ひとつのパーツ」として読む。quite ahalf a先に塊で認識
やさしい定義

quite a は「かなりの〜」という強さのことばが前にくっついた形。 half a(n) は「半分の〜」。a / an名詞の手前に置くのが約束です。

例のイメージ:quite a challenge(かなりの挑戦)/half an hour(30分)
プロの定義

quite は強度副詞として限定詞 a を伴い、名詞句全体を増幅(quite a + C-singular)。 half は分量名詞的に a(n) と結び、単位名詞と親和(half a(n) + unit N)。 a/an は限定詞であり、名詞直前に配置される。

不可算は half + 不可算名詞(例:half sugar は不可。half the sugar などの形に)。

🧩型(フォーミュラ)とスロットの位置

quite a 単数名詞 quite a few 複数名詞
half a / an 単位名詞 half of 限定詞 + 名詞 (half of the money / half of my time)
単位名詞(unit nouns):hourmilecupkilo など「数えられる基準」。
quite a(単数)
  • 強さを足す:=「かなりの」
  • 可算単数に使う(idea, challenge, mess など)
  • quite a few との混同に注意!
quite a few(複数)
  • 数の多さ=「かなり多い」
  • 後ろは複数名詞people, books, mistakes など)
  • 少なくない=ポジティブ寄り
half a(n)(半分)
  • 分量・単位と相性が良い
  • an は母音音の前(hour
  • half of + 限定詞 + 名詞 もよく使う
よくある誤りとチェック
言いたいこと 正しい形 NG 例 メモ
かなり多くの学生 quite a few students quite a student quite a は単数、quite a few複数
30分 half an hour half a hour hour は母音音 /aʊ/ で始まる → an
半分のお金 half of the money half money 不可算は of + 限定詞 を使うのが自然
かなりの挑戦 quite a challenge quite many challenges quitemany とは組み合わせにくい
注意:half hour という複合的な言い方もありますが、名詞句としては half an hour が最も無難です。
モチベの種: 「塊で読む」練習をすると一気に読解がラクに。 まず quite aquite a fewhalf a(n)先にキャッチしよう!

💬 例文で感覚をつかもう!(quite a / half a (+ 名詞))

quite a 単数

Solving this puzzle is quite a challenge.

(このパズルを解くのは、かなりの挑戦だ。)

🔧 quite a + 単数名詞=「かなりの〜」。challenge=挑戦。a は名詞直前(形容詞ではない)。
quite a few 複数

We have quite a few books to donate.

(私たちは寄付する本がかなりたくさんある。)

🧠 quite a few は「少なくない→かなり多い」の意味。後ろは複数名詞
half a(n) 時間

It takes half an hour to get there.

(そこへ行くのに30分かかる。)

⏱️ hour は母音の音 /aʊ/ で始まる → an を使う。take 時間 to ...=…するのに〜かかる。
half a(n) 距離

The school is half a mile from here.

(その学校はここから半マイルの場所にある。)

📏 mile は子音音 /m/ → afrom here=ここから。
quite a 評価

This is quite a mess, but we can fix it.

(これはかなりの混乱/散らかりだけど、直せるよ。)

💬 mess=散らかった状態・面倒。口語頻出の評価語。
恋愛 quite a

It was quite a romantic evening. I won’t forget it.

(それはとてもロマンチックな夜だった。忘れないよ。)

❤️ quite a + 形容詞 + 名詞 の定番。romantic evening=ロマンチックな夜。
half a(n) 数量

We bought half a dozen eggs.

(卵を6個買った。)

🥚 dozen=12。half a dozen=6(半ダース)。
half a(n) 料理・計量

Add half a cup of sugar and mix well.

(砂糖を1/2カップ加えて、よく混ぜてください。)

🍰 cup は料理の計量カップ。of で中身の名詞をつなぐ。
quite a few 複数

Quite a few people agreed with the plan.

かなり多くの人がその計画に賛成した。)

quite a few はポジティブ寄りの「多い」。 quite few(かなり少ない)とは逆。
half of 不可算

I saved half of the money for the trip.

(旅行のためにお金の半分を貯めた。)

💡 不可算は half of + 限定詞 + 名詞 が自然(例:the money / my time)。
quite a 慣用

We talked for quite a while.

(私たちはかなり長い間話した。)

🕰️ a while=しばらくの時間。for + 期間 で「〜の間」。
half a(n) 期間

The museum will be closed for half a day.

(その博物館は半日休館する。)

🏛️ for + 期間=「〜の間」。half a day=半日。
half a(n) 慣用

Give me half a chance, and I’ll prove it.

少しのチャンスをくれたら、証明してみせる。)

💬 half a chance=「わずかな機会」。英語の定番イディオム。
quite a 評価

The fireworks were quite a sight last night.

(昨夜の花火は本当に見ものだった。)

🎆 quite a sight=「大した見物」。last night=昨夜。
コツ: quite a(単数)quite a few(複数)half a(n)(単位)3パターンを塊で認識a / an は直後の音で選ぶ(an houra mile)。

2-4 FAQ:quite a / half a (+ 名詞)

quite a + C-singularquite a few + C-pluralhalf a / an + 単位名詞 注意 a / an は直後の音an hour / a mile)。

近いですがニュアンスが違います。quite a N名詞全体を強める常套句で自然。 a quite + adj + N は文体的にやや硬めで、形容詞を控えめに強めます。

It was quite a surprise.

(それはかなりの驚きだった。)

It was a quite surprising result.

(それはわりと驚くべき結果だった。)

会話では左(quite a N)が圧倒的に自然で頻出。

はい。quite a few=「かなり多い」、 quite few=「かなり少ない」です(a の有無に注意)。

Quite a few students joined.

かなり多くの学生が参加した。)

Quite few students joined.

(学生はかなり少ししか参加しなかった。)

  • quite a lot of可算・不可算どちらにも使える(量全般)。
  • quite a few可算複数のみに使う(人数・件数など)。

We spent quite a lot of time on it.

(私たちはそれにかなり多くの時間を使った。)

Quite a few people helped us.

かなり多くの人が助けてくれた。)

コツ 対象が不可算(time, money など)なら quite a lot of が安全。

どちらも「1/2」ですが、使い方が少し違います。
  • half a(n) + 単位:最も自然(half an hour)。
  • a half + 名詞:名詞を修飾する名詞として(a half share)。

Wait half an hour.

30分待って。)

日常会話では half a(n) が圧倒的に多い。

名詞としては half an hour が基本。 形容詞として前に置くときは 複合形容詞half-hour を使うことがあります。

The meeting was a half-hour session.

(その会議は30分のセッションだった。)

表記 名詞=half an hour/形容詞=half-hour + 名詞

レシピでは half a cup of が最も自然。 a half-cup of とハイフンで形容詞化する書き方もあります(文体差)。

Add half a cup of milk.

(牛乳を1/2カップ加えてください。)

「a half cup of」は可だがレシピでは少数派。迷ったら half a cup of を使う。

of 構文 を使います:half of + 限定詞 + 不可算名詞。 例:half of the moneyhalf of my time

We spent half of the money on books.

(お金の半分を本に使った。)

× half money は不自然。

dozen=12half a dozen=6。 dozen は数詞が前に来るときは複数 不要two dozen eggs)。冠詞が付くときは単数扱い(a dozen eggs)。

Please buy half a dozen eggs.

(卵を6個買ってきて。)

同じ長さを表します。会話では six months が一般的、文脈次第で half a year も自然。

He lived abroad for six months.

(彼は6か月間、海外に住んだ。)

数字で言えるときは six months がスムーズ。ざっくり半分感を出したいときは half a year

はい。quite + 形容詞 は英米で“強さ”が違うことがあります(BrE=「かなり」〜文脈で「非常に」まで/AmE=「とても」寄り)。 ただし quite a + 名詞 はどの地域でも「相当な〜」の安定した意味で使えます。

It was quite a challenge for me.

(それは私には相当な挑戦だった。)

迷ったら quite a + N を使うとブレにくい。

可能ですが、読みやすさのために of 構文 を使うのがおすすめ:half a cup of large beans ではなく、 half a large cup of beans / half a cup of large beans修飾の位置を工夫しましょう。

Add half a large cup of beans.

(豆を大カップ半分加えてください。)

「何を修飾しているか」が一目で分かる配置を選ぶのがコツ。

本セクションの half a(n) は「分量・単位の半分」。 レート(twice a day などの「〜あたり」)は **2-5** で扱います。**文脈が「単位の半分」か「〜あたり」か**を先に見極めましょう。

We walked half a mile today.

(今日は半マイル歩いた。)

「半分」=量の切り分け/「a=per」=配分の頻度・単価・速度。

2-5. a = per(レート:回数・単価・速度)

コア a / an = “per(〜あたり)” と読めばOK。
例:twice a day(1日あたり2回)/$5 a kilo(1キロあたり5ドル)/ 60 km an hour(1時間あたり60km)

Lesson 056 / Section 2-5

🎯ここが分かれば迷わない

  • 「配る」イメージ:何かを一定の単位に均等に割り当てるa / an は「〜あたり」。
  • 単位はふつう単数:a daya kiloan hour× a days)。
  • a / an は音で決める:母音の音なら anan hour)、子音音なら aa day)。
合言葉:「a / an = per」心の中で置換して読むだけで意味がスッと入ります。
やさしい定義

a / an はここでは「〜あたり」の意味。
だから twice a day は「1日あたり2回」、$5 a kilo は「1キロあたり5ドル」。

「単位に配る」という絵で覚えるのがコツ。
プロの定義

計量補語としての a/an + 単位名詞(単数) は、句レベルで per と等価な率(rate)を形成。 度数(times)、価格(price)、速度(speed)などの配分関係を表す。

音韻規則により an hour のように an を採る(母音音)。

🧩型(フォーミュラ)とスロット

回数 once / twice / three times … a / an 単位(day / week ...)
単価 $ / ¥ / € + 数値 a / an kilo / liter / ticket …
速度 数値 + km / miles a / an hour / minute …
単位名詞は基本単数× twice a days
使いどころ
  • 回数:once / twice / N times a + 単位
  • 単価:$X a + 単位(価格設定・相場)
  • 速度:Y km an hour(移動・処理速度)
言い換え
  • a/anper(ややフォーマル:twice per day
  • 表記:km/h¥/kg のスラッシュ体も可
  • 会話は a/an が自然、文書では per も多い
よくある誤り
  • × twice a days(単位は単数)
  • × 60 km a hourhour は母音音→ an
  • × $5 a kilos(単位は単数)
比較:a = perhalf a(n) の違い
目的 意味 例(フレーズ)
配分(レート) … a / an + 単位 「〜あたり」 twice a week$5 a kilo60 km an hour
分量(半分) half a(n) + 単位 「半分の〜」 half an hourhalf a milehalf a cup
見分け方:「単位ごとに配る話?」なら a = per/「量を半分に切る話?」なら half a(n)
モチベの種:英語ニュースは a = per のオンパレード。 この“置換ルール”を体に入れると、数字の含まれる英文が一気に読みやすくなります。

💬 例文で感覚をつかもう!(a = per:回数・単価・速度 など)

頻度 a = per

I water the plants once a day.

(私は植物に1日あたり1回、水をやる。)

🧠 once=1回。a day1日あたり(a=per の合図)。
頻度 a = per

She takes this medicine twice a day.

(彼女はこの薬を1日あたり2回飲む。)

💊 twice=2回。× twice a days(単位は単数)。
頻度 a = per

We meet three times a week.

(私たちは週あたり3回会う。)

📅 N times a + 単位=「単位あたりN回」。
恋愛 頻度

I text her twice a day to say I love her.

(彼女に「愛してる」と伝えるために、1日2回メッセージを送る。)

❤️ text=メッセージを送る。a=per で「1日あたり」。
単価 a = per

Tomatoes cost $5 a kilo at the market.

(トマトは市場で1キロあたり5ドルする。)

🛒 cost $X a kilo=「1kgあたりXドル」。単位は単数(kilo)。
単価 a = per

Milk is ¥180 a liter today.

(今日は牛乳が1リットルあたり180円だ。)

🥛 a liter=1リットルあたり。数字は読み上げやすく英語で。
単価 an(母音音)

Land here costs $3,000 an acre.

(この辺りの土地は1エーカーあたり3,000ドルする。)

🌾 acre は母音音 /eɪ/ → an を使う。
速度 an(母音音)

The train runs at 120 km an hour.

(その列車は1時間あたり120キロで走る。)

🚄 hour は母音音 /aʊ/ → an。スラッシュ体 120 km/h も可。
速度 a = per

He types 60 words a minute.

(彼は1分あたり60語の速さでタイプする。)

⌨️ words a minute=WPMの自然表現。単位は単数(minute)。
生産レート a = per

The factory makes 200 cars a day.

(その工場は1日あたり200台の車を製造する。)

🏭 量(cars)+a+単位(day)で“1日あたり”。
時給 an(母音音)

She earns $20 an hour as a tutor.

(彼女はチューターとして1時間あたり20ドル稼ぐ。)

💼 earn $X an hour=時給表現の定番。
配分(人数) a = per

We sell only one ticket a person.

(チケットは1人あたり1枚のみ販売。)

🎟️ a person=「1人あたり」。a head も口語表現。
学習速度 an(母音音)

I can read 30 pages an hour when I focus.

(集中すれば1時間あたり30ページ読める。)

📖 pages an hour=読書速度。focus=集中する。
慣用 a = per

The store is open 24 hours a day.

(その店は1日あたり24時間営業している=年中無休のイメージ。)

🕘 24 hours a day は定番イディオム。「いつでも開いている」のニュアンス。
コツ: a / an = per と置き換えて読む。 単位は原則単数an は母音の音(an hour)、 a は子音の音(a day)。

2-5 FAQ:a = per(「〜あたり」)

基本型 once/twice/three times a / an + 単位$X a / an + 単位Y km an hour 読み替え a / an ≒ per(〜あたり)

a / an が「1つの基準」を示すからです。a day は「(基準としての)1日あたり」。 その「1単位」に回数や数量を配るイメージです(だから単位は単数)。

I drink coffee twice a day.

(コーヒーは1日あたり2回飲む。)

× twice a days(単位に複数は不可)。

どちらも意味は「〜あたり」ですが、a / an=会話的per=ややフォーマル/技術文書の傾向。 単位略記では km/h¥/kg のようにスラッシュ体も一般的です。

Fuel costs $1.5 a liter.

(燃料は1リットルあたり1.5ドル。)

Fuel costs $1.5 per liter.

(燃料は1リットル当たり1.5ドル。)

会話=a / an が自然。仕様書・科学=per・スラッシュ体が多い。

直後の音で決めます。母音の音なら an、子音の音なら ahour は /aʊər/(母音音)なので an hour

The car goes 80 km an hour.

(その車は1時間あたり80キロで走る。)

× a hour an hour

どれも「毎日」を示しますが、a dayレート(配分)の視点、every/each day反復・習慣を強調。 フィーや料金では a が自然、スケジュールでは every/each がよく使われます。

Parking costs $20 a day.

(駐車料金は1日あたり20ドル。)

I study English every day.

(私は毎日英語を勉強する。)

a person は会話的、per person は案内・規約でよく見る固い表現、each は品物・人数の個別配分を強調。

Only one ticket per person.

(チケットはお一人様1枚まで。)

per head は口語/やや俗。per capita は統計用語(1人当たり)。

違います。twice a day1日に2回every two days2日に1回(頻度が半分)。

I post updates every two days.

2日に1回更新を投稿する。)

× twice every day(不自然ではないが、通常は twice a day)。

はい。速度はふつう at + 速度。口語では do 60 km an hour もよく使います。

The bus was at 50 km an hour.

(バスは時速50キロだった。)

This car can do 200 km an hour.

(この車は時速200キロ出せる。)

with 60 km an hour は不可。必ず at を使うか、動詞 do を用いる口語へ。

その場合は per が定番です(per 100,000 people)。 a はこうした複合単位では使いません。

The rate was 12 cases per 100,000 people.

(発生率は人口10万人あたり12件だった。)

a / an の後ろ=単位は単数a minute)。 一方で前に来る数量名詞は、中身に応じて複数になれます(1.5 liters)。

The pump moves 1.5 liters a minute.

(そのポンプは1分あたり1.5リットル送れる。)

単位スロット(a/an + unit)は常に単数、数量スロットは文意に応じて単数/複数。

意味は同じでも、a month は会話で自然、monthly はビジネス文書・広告で見かけやすい表現です。

The plan costs $10 a month.

(そのプランは月あたり10ドルかかる。)

名詞を修飾する複合形容詞ならハイフンで結ぶのが読みやすい:a 60-kilometer-per-hour wind。 略記なら 60 km/h wind でもOK。会話では at 60 km an hour が自然。

We faced a 60-kilometer-per-hour wind.

(私たちは時速60キロの風に向かった。)

文脈次第ですが、会話・広告up to ... a day が柔らかく、 規約・医療no more than ... per day のように per を用いると明確でフォーマルです。

Use up to three times a day.

1日最大3回まで使用してください。)

Do not use more than three times per day.

1日3回を超えて使用しないでください。)

per は禁止・上限などの厳密な指示に向いています。

2-6. what a(感嘆):なんて〜だ!

What a / an + 単数名詞 (+ S + V)
コア驚き・賞賛・落胆」など強い気持ちを一言で。疑問文ではありません(語尾は ! が基本)。

Lesson 056 / Section 2-6

🎯ここが分かれば迷わない(3行)

  1. what a + 名詞 は「なんて〜だ!」の感嘆文で、疑問文ではない
  2. a / an直後の音で決める(an honora pity)。名詞は基本可算・単数
  3. 続きの文(+ S + V)はあってもOK:What a surprise it is!/省略可。
合言葉:感嘆のスイッチを入れる一言」= What a ...!。まず 名詞の形(単数/母音音)を確認!
やさしい定義

what a は、気持ちをギュッとつめて言う「ひとこと感嘆」: What a view!(なんて景色!)/What a pity!(なんて残念!)

疑問ではないので語順はそのまま、語尾は !a/an は名詞の直前。
プロの定義

感嘆構文の一種。what が名詞句(しばしば a/an + C-singular N)を前置し、 述部(S + V)は省略可能。母音音前で an を採る(例:What an honor!)。

形容詞介在の強調型(what + adj + a + N)は別章で詳述。

🧩型(フォーミュラ)とスロット

What a / an 可算・単数名詞 (+ S + V)
  • a / an の決定:母音音なら anhonor /ˈɒnəran honor)。
  • 名詞の数:基本は単数。複数・不可算の場合は what 単独(例:What luck!What ideas!)。
  • 文体:会話・スピーチ・SNSで頻出。短く強いトーン。
よくある誤りと区別
言いたいこと 正しい形 NG 例 メモ
なんて良いアイデア! What a good idea! What good idea! 単数可算名詞は a/an が必要
なんて名誉だ! What an honor! What a honor! honor は母音音で始まる → an
なんて運だ! What luck! What a luck! luck は不可算 → a は付けない(本章の守備範囲外だが区別として提示)
先取りメモ:「形容詞をはさむ強調型」= What + adj + a + N! は後続の章で詳説します。
モチベの種:What a ...!」を1つ覚えるだけで、会話のリアクションが一気に自然に。 まずは a / an の音ルール単数名詞をセットで掴もう。

💬 例文で感覚をつかもう!(what a:なんて〜だ!)

基本 短い感嘆

What a view!

なんて景色だ!)

🧱 型:What a + 名詞view=景色。短い一言で強い驚き・賞賛を表す。
基本 S+V あり

What a surprise it is!

なんて驚きだ!)

🔧 述部 it is省略可What a surprise! でもOK)。surprise=驚き。
感情 残念

What a pity!

なんて残念なんだ。)

💬 pity=哀れ・残念。優しく同情するニュアンス。より強い非難は What a shame!(No.10)。
a / an の音 母音音

What an honor!

なんて名誉だ!)

🗣️ honor は h を発音しない → 母音の音 /ˈɒnər/ で始まるため an を使う。
口語 状況評価

What a mess!

なんて散らかりだ!/ひどい状態だ!)

🧹 mess=散らかり・混乱。家庭でも職場でも超頻出。
恋愛 肯定

What a romantic evening!

なんてロマンチックな夜なんだ!)

❤️ romantic=ロマンチックな。形容詞は What a と名詞の間に自然に入れられる。
強い否定

What a disaster!

なんて大失敗/大惨事だ!)

⚠️ disaster=惨事・最悪の事態。仕事のトラブル報告などで。
偶然

What a coincidence!

なんて偶然だ!)

🔍 coincidence=偶然の一致。うれしい驚きにも、皮肉にも使える。
安堵

What a relief!

なんて安心したことか!)

😮‍💨 relief=ホッとすること。緊張が解けた瞬間に。
感情 非難寄り

What a shame!

なんて残念なんだ!/呆れた!)

🧭 pity よりも批判や落胆が強め。状況・相手への不満がにじむ。
お得

What a bargain!

なんてお買い得なんだ!)

🛒 bargain=掘り出し物・安値。買い物レビューで頻出。
否定評価

What a waste of time!

なんて時間の無駄だ!)

waste of A=A の無駄。of で後ろに対象(time, money 等)を接続。
慣用

What a way to start the day!

なんて一日の始め方だ!)

🌅 文脈で皮肉にも賞賛にもなる多用途表現。way to do=〜するやり方。
S+V あり a/an の音

What an interesting book this is!

(これはなんて面白い本なんだ!)

📚 interesting は母音音で始まる形容詞 → anS+V を付けると感嘆がより丁寧・明確に。
コツ: What a + 名詞(+ 形容詞)で覚える。a / an は直後ので選択(an honora pity)。 述部 + S + VあってもなくてもOK(短く強い!or 丁寧に強い!)。

2-6 FAQ:what a(なんて〜だ!)

What a / an + 可算・単数名詞 (+ S + V) コアイメージ「強い気持ちをひとことで」/疑問文ではない(語尾は!

what a=感嘆(気持ちの爆発)、such a=叙述・分類や強調(普通の文)。 目的が違います。文末の ! と語順で見分けましょう。

What a movie!

なんてすごい映画だ!)

It was such a good movie.

(それはとても良い映画だった。)

置換可能な場面もあるが、感嘆の勢いwhat a の方が強い。

what名詞を強調、how形容詞・副詞を強調します。

What a beautiful day!

なんてすばらしい日だ!)

How beautiful this day is!

(この日はなんて美しいのだ!)

How + adj + S + VWhat a + N (+ S + V) の対比で覚える。

ルール 複数・不可算では 冠詞を付けないWhat ideas!What luck!

What ideas!

なんて考え(案)なんだ!)

What luck!

なんて運だ!)

× What a luck!(不可算に a は不可)。

どちらもOK。短く強く言いたいなら省略、丁寧に言い切るなら付ける(it is など)。

What a surprise it is!

なんて驚きだ!)

会話では省略形(What a surprise!)が頻出。

直後の音で決めます。母音の音→an、子音の音→ahonor(h を発音しない)は an honor

What an honor!

なんて名誉だ!)

× What a honor! は不可。

どちらも可能。文脈・声のトーンで変わります。

What a bargain!

なんてお買い得だ!)

What a disaster!

なんて大惨事だ!)

皮肉なら声を下げてゆっくり言う等の**音のサイン**が手がかり。

名詞の直後に置いて、名詞を詳しく説明します(自然な連結)。

What a waste of time!

なんて時間の無駄だ!)

What a place to live!

なんて住むのに良い場所だ!/皮肉にも使える)

of/不定詞 は前の名詞を説明する尻尾だと考えると自然。

感嘆文なので疑問文ではありません。語尾は基本 !。 (上げ調子で言うことはあるが、書記上は ! が定番)

What a view!

なんて景色だ!)

原則不要。続けるなら S + V平叙語順で置きます。

What a game it was!

なんて試合だったんだ!)

疑問形(was it?)にしない点に注意。

別物です。What a day! は「なんて一日だ」の名詞句twice a dayaper(〜あたり) の意味(2-5 参照)。

What a day!

なんて一日だ!)

I post twice a day.

(私は1日あたり2回投稿する。)

同じ a day でも、役割(名詞句 vs レート)が違う。

正しいです(強調型)。本レッスンの守備範囲外ですが、存在だけ紹介します。

What an amazing idea this is!

(これはなんて驚くべきアイデアなんだ!)

詳細は次章(形容詞を挟む型)で扱います。

別物です。What the ...?くだけた驚きの疑問で、しばしば不適切な語が続くスラング。教材・ビジネスでは避けましょう。

What a relief!

なんて安心したことか!)

推奨 感情は What a ...! で上品に表そう。

3. [前置語] + 形容詞 + a(n) + 名詞(結びつきが強い型の総覧)

骨格 [前置語] + 形容詞 + a / an + 名詞名詞の直前に a/an が“吸い寄せられる”イメージ)
a/an の決め方 a / an直後の音で決める(本型では a/an の直後=名詞)。an honor / a problem など。
使いどころ 強調・比較・程度指示・質問・感嘆を、上品&手短に。

Lesson 056 / Section 3

🎯ここが分かれば迷わない(3行)

  1. 形容詞+名詞の結びつきが強いから、a/an名詞直前へ回る型だと覚える。
  2. a/an直後の音で決める(本型は名詞の音を見ればOK)。
  3. 用途別に7つの型を地図化:質問(How)/断定(So)/比較(As)/過度(Too)/指示(This/That)/感嘆(What)/譲歩(However)。
合言葉:「これは例外」ではなく「決まった型」。型で読めば一瞬で意味が立つ
スロット図(色は目線誘導)
HOW / SO / AS / TOO / THIS / THAT / WHAT ADJ a / an N (+ 比較句 / 不定詞 / 節 など)
a / an名詞の“直前”にくる。選択は直後の名詞の音で。
学習のコツ: ヘッド名詞を先に探す → 前置語 + 形容詞の後ろへ a / an名詞直前に置く → 用途(質問/断定/比較/過度/指示/感嘆/譲歩)で型を選ぶ。

3-1. How + 形容詞 + a(n) + 名詞 + do/does + S + V ...?(どのくらい〜なN?)

ものごとの程度(大きさ・長さ・重さ・値段・難しさ など)を、名詞を中心にしてピンポイントで質問できる型。 コア 形容詞と名詞の結びつきが強いため、a/an名詞の直前に回ります。

Lesson 056 / Section 3-1

🎯ここが分かれば迷わない(3行)

  1. 名詞の程度を聞くときは How + 形容詞 + a(n) + 名詞 ...? を使う。
  2. a / an直後の音で決める(本型では直後=名詞)。
  3. 主語・動詞は後ろ(do/does + S + V)に置く:丁寧で的確な質問になる。
合言葉:a/an は名詞の直前ヘッド名詞を先に見つける!
やさしい定義

「どのくらい大きい/長い/高い/難しい〇〇?」と、名詞を中心にしてたずねる質問の形。 例:家の大きさ、休みの長さ、値段の高さ など。

  • 形容詞=程度(big, long, expensive, difficult ...)
  • a/an=名詞を数える印 → 名詞の直前へ置く
プロの定義

程度形容詞を先行させた名詞句の前置により、a/an名詞直前に回る倒置的配置。 後続は助動詞+主語+動詞:How adj a(n) N + do/does + S + V ...?

可算・単数名詞に適用。不可算・複数は別手段(How much ...?/How adj + plural N ...?)で扱う。

🧩型(フォーミュラ)とスロットの位置

How 形容詞 a / an 可算・単数名詞 + do / does S V (+ 目的語 / 副詞句 ...)?
  • a/an の選択直後の名詞の音で決める(例:an hour / a house)。
  • ヘッド名詞を先に見つける → どの形容詞が「程度」を言っているかを確認。
  • 助動詞:三単現なら does、複数主語なら do
似た形との区別(ここがズレやすい)
用途 正しい型 メモ
数を聞く(可算・複数) How many + 複数名詞 + do/does + S + V ...? How many rooms do you need? a/an は使わない
量を聞く(不可算) How much + 不可算名詞 + do/does + S + V ...? How much time do we have? 不可算は a/an 不可
感嘆(美しさなど) How + 形容詞 + S + V! How beautiful this is! 疑問ではなく感嘆文
本セクション(程度を質問) How + 形容詞 + a(n) + 名詞 + do/does + S + V ...? How long a break should we take? a/an を名詞直前に
ワンポイント:「数・量」なら many/much 系、「程度」なら How + adj + a(n) + N へ。
導入用ミニ実例①(家の大きさ)

How big a house do you need?

(どのくらい大きな家が必要ですか?)

big=「大きい」。a は直後の名詞 house の音で選ぶ(子音音 → a)。
導入用ミニ実例②(休憩の長さ)

How long a break should we take?

(どのくらい長い休憩を取るべきですか?)

long=「長い」。助動詞 should と主語 we は後半へ。
※ここでは理解のために最小限の実例のみを示しました。本格的な例文カードはこの後のセクションでまとめて提示します。
よくある誤り
  • × How big house do you need?a を忘れている)
  • × How a big house do you need?a の位置が誤り。名詞の直前へ)
  • × How many a rooms ...?manya は共存しない。複数は How many rooms ...?
モチベの種:この型をつかむと、相手が本当に欲しい条件(どのくらい大きい?どのくらい長い?)を一発で聞けるようになります。

💬 例文で感覚をつかもう!(How + adj + a(n) + N ...?)

住まい 基本

How big a house do you need?

(どれくらい大きい家が必要ですか?)

🧱 型:How + adj + a + 名詞 + do/does + S + V ...?big=大きい。a は直後が house(子音音)なので a
学校・仕事

How long a break should we take?

(どれくらい長い休憩を取りましょうか?)

⏱️ long=長い。助動詞 should のようなバリエもOK。a の直後は break(子音音)。
買い物

How expensive a laptop can we afford?

(どれくらい高いノートPCまでなら買えますか?)

💰 expensive=高価な。can we afford=「買える余裕がある」。
建築

How tall a building can they construct under the current code?

(現行の規定のもとで、どれくらい高い建物まで建てられますか?)

🏗️ tall=高い(高さ)。under the current code=現行規定のもとで。
判断基準

How important a factor is price in your decision?

(あなたの決定において、価格はどれほど重要な要素ですか?)

🎯 important=重要な。a factor=一つの要素。be動詞型でもOK(is price ...?)。
恋愛 丁寧

How serious a relationship are you looking for?

(どれくらい真剣な関係を求めていますか?)

❤️ serious=真剣な。are you looking for=探している(求めている)。
a/an の音

How big an impact will the change have?

(その変更はどれほど大きな影響を与えますか?)

🔤 impact は母音音 /ɪ/ で始まる → an を使用。big=大きい。
課題設定

How difficult a problem was it to solve?

(それは解くのにどれほど難しい問題でしたか?)

🧩 difficult=難しい。was it to solve のように to V で目的を添えると自然。
移動

How long a distance do we have to walk?

(どれくらいの距離を歩かなければいけませんか?)

🚶 long=長い。distance=距離(名詞)。「どのくらい遠い?」は通常 How far ...? を使う別型。
日程

How early a start will we need tomorrow?

(明日はどれくらい早い開始が必要ですか?)

early=早い。a start=開始(名詞)。be/助動詞の位置は文法どおり後半へ。
ルール

How strict a rule is this?

(これはどれほど厳しい規則ですか?)

📏 strict=厳しい。be動詞疑問の語順でも本型は維持。
体力

How heavy a bag can you carry?

(どれくらい重いカバンを運べますか?)

🧳 heavy=重い。助動詞 can と相性がよい質問。
試験

How high a score do I need to pass?

(合格するにはどれくらい高い得点が必要ですか?)

📝 high=高い。to pass=合格するために(目的)。
評価

How good a job did she do?

(彼女はどれくらい良い仕事をしましたか?)

good=良い。過去形の疑問でも語順は維持:did + S + V
コツ: まず ヘッド名詞(house/break/impact など)を見つける → その直前a / an を置く → 形容詞は名詞と強く結びつく(How + adj + a(n) + N)。 a/an直後の音(名詞の先頭音)で決定!

3-1 FAQ:How + adj + a(n) + N …?(程度をたずねる型)

How adj a / an N + do/does/S + V ...? コア a/an は名詞の直前/選択は直後ので決定

  • 本型まだ特定していない名詞について、必要レベルを聞く(例:必要な家の大きさ)。
  • How adj is the N?既に特定された名詞の性質を測る(例:その家がどれくらい大きいか)。

How big a house do you need?

(どれくらい大きい家が必要?)

How big is the house?

(その家はどれくらい大きいの?)

未特定(a house)vs 特定(the house)の違いを意識。

可算名詞の単数は、基本的に冠詞(a/an/the)か所有格などが必要。形容詞が前に来ても、a/an は名詞の直前に残ります。

How big a mistake did you make?

(どれくらい大きなミスをしたの?)

× How big mistake ...?(冠詞なし)は不可。

ルール 本型では a/an直後=名詞。名詞の先頭の音で決めます(母音音→an/子音音→a)。

How big an impact will it have?

(それはどれほど大きな影響を与える?)

impact は母音音 /ɪ/ で始まるため an

  • 不可算How much + UCN ...? が基本。
  • 影響・問題のように可算用法もある名詞は、How much of a(n) + N ...? も自然。
  • 複数How adj are + plural N ...? などへ。

How much time do we have?

時間はどのくらいありますか?)

How much of an impact will it have?

(どれほど大きな影響を与える?)

複数なら:How big are the houses you need? が自然。

使えます。程度副詞 much / far / a little などで比較級を強められます。

How much bigger a budget do we need than last year?

(昨年よりどれくらいもっと大きな予算が必要?)

How bigger ...? は不可。比較級には程度語(much等)を添えるのが自然。

可能です。間接疑問では**語順が平叙**になり、末尾に ? は付けません(全体が疑問なら付く)。

Do you know how long a break we should take?

(どれくらい長い休憩を取るべきか、わかりますか?)

埋め込み内は do we ではなく we should の順。

名詞の直後に置いて名詞を詳しく説明します。長くなる場合は文を分けると読みやすいです。

How big a house with two bedrooms do you need?

2寝室の家はどれくらい大きければいい?)

How big a house do you need if it has two bedrooms?

(もし2寝室なら、どれくらい大きければ?)

後置修飾が長いときは条件節・関係節で分けるのが読みやすい。

本型の「名詞句」部分の後ろに、文法どおり配置します。

How strict a rule is this?

(これはどれほど厳しい規則?)

How strict a rule do you think this is?

(これはどれほど厳しい規則だとあなたは思う?)

think などが入っても、本型の名詞句は先頭で保つ。

本型は標準的ですが、状況によっては少し丁寧・書き言葉寄りに響きます。柔らかくするなら「レンジ」で聞くのも手。

How expensive a room can we book?

(どれくらい高い部屋を予約できますか?)

What price range are you considering?

(どの価格帯をお考えですか?)

相手や場面に合わせて言い換えられるとコミュ力が上がります。

  • 固有名詞(Tokyo など)は通常 a/an を伴わないため、本型よりも別言い換えが自然。
  • 抽象語は可算化(a risk, a hope)できるものは本型OK。できないものは How much ... 等へ。

How serious a risk is it?

(それはどれほど深刻なリスク?)

「東京」は How big is Tokyo? が自然。

可能です。形容詞を強める副詞を形容詞の前に置けます(ややフォーマル/文語寄り)。

How very difficult a task is it?

(それはどれほどとても難しい課題?)

How very ... は丁寧・慎重な響き。

本型は疑問文なので ? を付け、語尾は上げ調子が自然。埋め込み疑問では文全体の疑問符のみ付けます。

How early a start will we need?

(どれくらい早い開始が必要?)

「埋め込み」例:Do you know how early a start we will need?

3-2. so + 形容詞 + a(n) + 名詞(非常に〜な N だ/〜な N すぎて…)

形容詞と名詞の結びつきがとても強いため、a/an名詞の直前へ回る語順。 結果(理由)を言いたい時は so ... a(n) N that ~ で「…な N なので〜」と続けられます。

Lesson 056 / Section 3-2

🎯ここが分かれば迷わない(3行)

  1. 骨格so + 形容詞 + a(n) + 名詞(a/an は名詞の直前)。
  2. 意味:「非常に〜なNだ」。結果は that 節で示せる(原因→結果)。
  3. a/an の選択直後の名詞の音で決める(母音音→an / 子音音→a)。
合言葉:「例外」ではなく決まりの型。ヘッド名詞の直前a / an
やさしい定義

「とても〜な(名詞)」という強い程度を、すっきり言う言い方。 形容詞(good, difficult など)が名詞と強くくっつくため、冠詞 a/an は名詞の直前へ。

so good a person

とても善良な人

プロの定義

程度副詞 so により形容詞を前置し、可算・単数名詞を核とする名詞句の内部で a/an名詞直前へ移動させた語順。 結果節を導くときは so + adj + a(n) N that S V ...

so difficult a problem that nobody solved it

とても難しい問題なので、誰も解けなかった)

🧩型(フォーミュラ)とスロットの位置

so 形容詞 a / an 可算・単数名詞 (+ that S V ...)
  • a/an の選択直後の名詞の音で決める(an ideaa book)。
  • 可算・単数が原則。複数は so + adj + plural N(例:so big houses は不自然 → houses so big that ... などへ言い換え)。
  • 結果that 節で自然に接続できる(原因→結果)。

🔁so + adj + a(n) + Nsuch a + adj + N の違い

語順の焦点 使いどころ 例(英・日・TTS)
so + adj + a(n) + N 形容詞の程度を前に出す(a/an は名詞直前 「とても〜なN」+ 結果の that 節とも好相性

so interesting an idea

とても面白いアイデア

such a + adj + N 名詞グループ全体をひとまとまりにして強調 会話で自然。複数・不可算でも使える(such + adj + N

such an interesting idea

とても面白いアイデア

ポイント:so は「程度」を前面に、such は「名詞まとまり」を前面に。どちらも正しいが見せ方の違いです。
a / an の選び方(この型では「名詞の音」を見る)

so honest a person

とても正直な人

名詞 person は子音音 → a

so urgent an issue

とても急を要する問題

名詞 issue は母音音 /ɪ/ → an
よくある誤り
  • × so an interesting ideaa/an の位置が誤り → 名詞直前so interesting an idea
  • × so difficult problem(冠詞がない → so difficult a problem
  • × so big a houses(単複不一致 → 複数は houses so big that ... などへ)
モチベの種:so + adj + a(n) + N を使えると、一言で強い評価+理由まで自然につなげられます。読むのも書くのも一気に上品で速くなります。

💬 例文で感覚をつかもう!(so + adj + a(n) + N)

基本 評価

so good a person that everyone trusts him

とても善良な人なので、みんなが彼を信頼する。)

🧱 構造:so + adj + a + N + that 節good=良い。a の直後は person(子音音)→ a
企画

so interesting an idea that it changed our plan

とても面白いアイデアだったので、計画が変わった。)

🔤 idea は母音音 /aɪ/ → aninteresting=興味深い。
学習 難易度

so difficult a problem that even experts hesitated

(専門家でさえためらうほどのとても難しい問題だった。)

🧩 difficult=難しい。even experts=専門家でさえ。
意思決定

so important a factor that we can’t ignore it

(無視できないほどとても重要な要素だ。)

🎯 important=重要な。ignore=無視する。factor=要素。
対応優先

so urgent an issue that we must act today

(今日すぐ動くべきほどとても緊急の問題だ。)

🚨 urgent=緊急の。issue=問題・課題。母音音 /ɪ/ → an
買い物 コスト

so high a price that we decided to wait

(待つことにしたほどとても高い価格だった。)

💰 high=高い。price=価格。decide to=〜することを決める。
体力 物理量

so heavy a bag that I couldn’t lift it

(持ち上げられないほどとても重いカバンだった。)

🧳 heavy=重い。lift=持ち上げる。bag は子音音 → a
日程 時間

so early a start that the city was still asleep

(街がまだ眠っているほどとても早い開始だった。)

early=早い。a start=開始。風景描写で余韻を出せる型。
機会 希少

so rare an opportunity that you shouldn't miss it

(見逃すべきでないほどとても貴重な機会だ。)

🌟 rare=まれな。opportunity は母音音 /ɒ/ → an
チーム運営 方針

so clear a goal that everyone stayed focused

(みんなが集中し続けたほどとても明確な目標だった。)

🎯 clear=明確な。goal=目標。stay focused=集中したままでいる。
リスク 判断

so small a risk that it’s acceptable

(受け入れられるほどとても小さなリスクだ。)

small=小さい。risk は可算名詞として扱える(a risk)。
比較 実感

so big a difference that you notice it at once

(すぐに気づくほどとても大きな違いだ。)

👀 notice=気づく。at once=すぐに。
恋愛 表現

so deep a love that words fail me

(言葉が出ないほどとても深い愛だ。)

💗 deep=深い。words fail me=言葉が出ない(強い感情の表現)。
感情 心情

so great a relief that I finally slept well

(ようやくよく眠れたほどとても大きな安心だった。)

😌 relief=安心・安堵。finally=ついに。
コツ: 形容詞名詞の結びつきが強いから、 a / an名詞の直前へ。選択は直後の音an ideaa person)。 that 節で「結果」をつなげると、理由づけまで一息で言えます。

3-2 FAQ:so + adj + a(n) + N(非常に〜なNだ)

so adj a / an N (that S V ...) コア 形容詞の程度を前面化/a/an名詞の直前

  • so型形容詞の程度にフォーカス(a/an は名詞直前)。
  • such型名詞グループ全体を強調(会話で自然)。

so interesting an idea

とても面白いアイデア

such an interesting idea

とても面白いアイデア

どちらも正解。見せ方の違いとして覚えよう。

必須ではありません。結果を言いたいときに追加。口語では that を省略することもあります。前にカンマは不要です。

so high a price (that) we decided to wait

(待つことにしたほどとても高い価格

※ 書き言葉では that を残すと親切。

位置は名詞の直前。選択は名詞の先頭音で決めます(形容詞の音には左右されません)。

so honest a person

とても正直な人

名詞 person は子音音 → a

so good an idea

とても良いアイデア

名詞 idea は母音音 /aɪ/ → an
× so an interesting idea(順序ミス)

  • 複数such + adj + plural Nso + adj + plural N ... that が自然。
  • 不可算such + adj + UCNso + adj + UCN ... thatso much/little + UCN

such difficult problems

とても難しい問題[複数])

so high a cost that ... → so high a cost(単数)/ so high costs(複数)

(コストがとても高い → 単複で形が変わる)

× so big a houses(単複不一致)

  • too過度で不適/不可能(否定的ニュアンス)。
  • enough十分で可能(肯定的)。
  • so ... that:結果を客観的に述べる(正負どちらもOK)。

too difficult a problem to solve

(解くには難しすぎる問題

difficult enough a problem to challenge us

(私たちに挑戦させるのに十分難しい問題

so difficult a problem that nobody solved it

(誰も解けないほどとても難しい問題

「評価の向き」を意識すると選び分けが楽になります。

可能です。形容詞の直前に程度副詞を足せます(丁寧・書き言葉寄り)。

so very clear a goal

とても非常に明確な目標

really / quite / extremely なども同様。

使えます。主語補語・目的語どちらの位置でも自然です。

It was so early a start that the city was asleep.

(街が眠るほどとても早い開始だった。)

We faced so difficult a problem that we needed help.

(助けが要るほどとても難しい問題に直面した。)

語順は常に「形容詞 → a/an → 名詞」。

近い意味で、ややフォーマル。結果を不定詞で表します。

so great a relief that I cried

とても大きな安堵で、泣いてしまった)

so great a relief as to make me cry

(泣かせるほどとても大きな安堵

as to V は硬めの文体。レポートや論文で見かけます。

カジュアル会話では such a + adj + N のほうが耳なじみなことも多いです。文脈・相手に合わせて選びましょう。

so clear a goal

とても明確な目標

such a clear goal

とても明確な目標

どちらも正しい。一貫性を大切に。

名詞の直後に置きます。長くなる場合は文を分けると読みやすいです。

so big a house with two bedrooms that we invited friends

(友人を招いたほど2寝室のとても大きな家

It was so big a house that we invited friends who love parties.

(パーティー好きの友人を招いたほどとても大きな家だった)

関係節が長いなら後ろの文に回すのも手。

使えます。so much / far などで比較級を強調できます。

so much bigger a budget that we expanded the project

(計画を拡大したほどずっと大きな予算

× so bigger a ...(程度語なし)は不自然。

上品に気持ちの強さを伝えられます。結果節を添えると余韻が出ます。

so deep a love that words fail me

(言葉が出ないほどとても深い愛

日記・手紙・スピーチで映える表現。

3-3. as + 形容詞 + a(n) + 名詞 + as ...(…と同じくらい〜なN)

同じ程度」を作る比較の型。形容詞と名詞の結びつきが強いので、a/an名詞の直前に回ります。 可算名詞の単数を比べるのがコア用途。相手(比較対象)は後ろの as + 語句 で示します。

Lesson 056 / Section 3-3

🎯ここが分かれば迷わない(3行)

  1. 骨格as + 形容詞 + a / an + 名詞 + as + 比較対象
  2. 意味:「…と同じくらい〜な(名詞)」。
  3. a/an の選択直後の名詞の音で決める(母音音→an/子音音→a)。
合言葉:ヘッド名詞直前a / an」。形容詞が前に来ても位置はぶらさない!
やさしい定義

「AはBと同じくらい〜な(名詞)だよ」という言い方。
形容詞(big, honest など)と名詞が強く結びつくので、a/anは名詞の直前へ。

as honest a person as my father

(父と同じくらい正直な人

プロの定義

程度同等比較を表す二項比較構文。可算・単数名詞を核とする名詞句内で、a/an名詞直前に配置し、as 節(語句)で比較対象を提示する。

as difficult a task as last year's project

(昨年のプロジェクトと同じくらい難しい課題

🧩型(フォーミュラ)とスロットの位置

as 形容詞 a / an 可算・単数名詞 as 比較対象
  • a/an の選択:直後の名詞の音an ideaa person)。
  • 数の制御:単数が基本。複数は as + adj + plural N as ... に(a は付けない)。
  • 不可算as + adj + UCN as ... または as much + UCN as ... を用いる。
よくある誤り
  • × as an honest person as ...a/an の位置が誤り → 形容詞の後・名詞の直前
  • × as big a houses as ...(単複ミスマッチ → 複数は as big houses as ...
  • × as honest as a person as ...a person を切り離さない。名詞句は一塊に)
モチベの種:この型を身につけると、「同じくらい」の比較が一文で上品に言えます。読むときも「as + 形容詞 + a/an + 名詞」を見つければ、意味がすっと入ります。

💬 例文で感覚をつかもう!(as + adj + a(n) + N + as ...)

基本 同程度

as honest a person as my father

(私の父と同じくらい正直な人

🧱 構造:as + adj + a + N + as + 比較対象honest=正直な。person は子音音 → a
企画 a/an

as good an idea as yours

(あなたの案と同じくらい良いアイデア

🔤 idea は母音音 /aɪ/ → an を使用。yours=あなたのもの。
住まい 条件

as big a house as we can afford

(私たちが買えるのと同程度に大きな家

💰 afford=(金銭的に)余裕があって〜できる。as ... as we can=可能な限り〜と同じくらい。
学習 難易度

as difficult a problem as last year’s exam

(昨年の試験と同じくらい難しい問題

🧩 difficult=難しい。exam=試験。比較対象を as + 名詞句 で提示。
意思決定 重みづけ

as important a factor as cost

(コストと同じくらい重要な要素

🎯 factor=要素。cost=費用。「何と比べるか」を as の後で明確に。
日程 時間

as early a start as possible

(可能な限り早い開始

as ... as possible=可能な限り。start は可算で「開始(回)」の意味を持てる。
休憩 健康

as long a break as you need

(あなたが必要とするのと同じくらい長い休憩

🧘 long=長い。break=休憩。as you need=必要なだけ。
分析 影響

as significant an impact as we expected

(私たちが予想したのと同じくらい大きな影響

📊 significant=大きい・重要な。impact は母音音 /ɪ/ → an
チーム運営 方針

as clear a goal as we set last time

(前回設定したのと同じくらい明確な目標

🎯 clear=明確な。set=設定する(過去形も set)。
日常 比較

as heavy a bag as this one

(このカバンと同じくらい重いカバン

🧳 heavy=重い。this one=この(もの)。
恋愛 感情

as deep a love as I've ever known

(今までに知った中で同じくらい深い愛

💗 I've ever known=今までに知ったことがある中で。経験の上限と比較する響き。
仕事術 品質

as reliable a method as the previous one

(前の方法と同じくらい信頼できる方法

reliable=信頼できる。previous=前の。
投資 価値

as worthy an investment as any alternative

(どの代替案にも劣らない価値のある投資

💹 worthy=価値のある。investment は母音音 /ɪ/ → anas ... as any=どれにも劣らず。
コツ: 形容詞名詞の結びつきが強いから、 a / an名詞の直前へ。 選択は直後の音an ideaa person)。
比較対象を as + 語句 で明確にすると、読み手にスッと伝わります。

3-3 FAQ:as + adj + a(n) + N + as ...(…と同じくらい〜なN)

as adj a / an N as 比較対象 コア「同じ程度」の比較。a/an名詞の直前

  • as〜as型程度(どれくらい)を比べる。
  • the same型同一性(まったく同じ物・種類)を比べる。

as big a house as mine

(私の家と同じくらい大きな家)

the same house as mine

(私の家と同じ(同一の)家

「大きさ」などの性質を比べるなら as〜as 型が自然。

位置は名詞の直前。選択は名詞の先頭音で決定(形容詞の音は関係なし)。

as honest a person as your father

(あなたのお父さんと同じくらい正直な人

名詞 person は子音音 → a

as good an idea as yours

(あなたの案と同じくらい良いアイデア

名詞 idea は母音音 /aɪ/ → an
× as an honest person as ...(位置ミス)。

語順は同じ。否定は最初の as を含む文のほうに付くのが普通。

not as clear a goal as we expected

(予想したのと同じくらい明確な目標ではない

会話では not quite as ... as(完全には同じではない)もよく使う。

可能です。これらは前の as の直後に入るのが自然。

just as good a cook as my mom

(母とまったく同じくらい上手な料理人

almost as hard a task as last time

(前回とほぼ同じくらい難しい課題

nearly as big a house as theirs

(彼らの家とほとんど同じくらい大きな家

quite / almost / nearly / exactly / just などがよく使われる副詞。

  • 複数as + adj + plural N + as ...a/an なし)。
  • 不可算as + adj + UCN + as ...as much + UCN + as ...

as reliable methods as ours

(私たちの方法と同じくらい信頼できる方法(複数)

as clear information as we had

(私たちが持っていたのと同じくらい明確な情報

× as clear a informations as ...(不可算に a は付けない)。

名詞の直後に置きます。長い説明は文を分けると読みやすい。

as big a house with a garden as theirs

(彼らの家と同じくらい大きく庭付きの家

関係節は ... as theirs (is) のように動詞が省略されることも多い。

  • as ... as any:どれにも劣らない(実質「最上級に近い」)。
  • as ... as ever:今までで見た中でも同じくらい〜(非常に)。

as worthy an investment as any

(どれにも劣らない価値のある投資

as deep a love as ever

(今までにないほど深い愛と同程度の深さ

as ... as I've ever known/seen でも同じニュアンス。

できます。繰り返しが明らかなときは mine / yours / his / theirs などに代名化します。

as comfortable a chair as mine

私のと同じくらい座り心地の良い椅子)

as ... as (I have / I own) の動詞は文脈で省略されるのが普通。

はい。名詞句なので、文中のどの名詞スロットでも使えます。

as difficult a task as ours was assigned to me.

私たちの課題と同じくらい難しい課題が私に割り当てられた。)

We need as clear a goal as theirs.

(私たちには彼らと同じくらい明確な目標が必要だ。)

語順は常に「形容詞 → a/an → 名詞」。

名詞との相性で選びます。physical(物理)なら big/large、抽象なら great がよく合う、など。

as big a house as mine

(私のと同じくらい大きい家

as large a audience as last time

(前回と同じくらい多い聴衆

as great a success as before

(以前と同じくらい大きな成功

辞書の用例で「名詞との相性」を確かめる癖をつけると精度が上がります。

3-4. Too + adj + a(n) + N (to V)(過度 → できない)

形容詞と名詞の結びつきが強いとき、不定冠詞 a(n)名詞の直前に寄せます。
too + 形容詞 + a(n) + 名詞 + to 不定詞 は「〜すぎて…できない」を表す便利な型。 例:too difficult a problem to solve(解くには難しすぎる問題) a / an直後の音で選びます(母音の音→an)。名詞は基本可算・単数です。

Lesson 056 / Section 3-4

基本の「型」と意味

型: too + 形容詞 + a(n) + 名詞 + to + 動詞の原形

意味: 「(名詞)が〜すぎて、(to 以下)ができない

例:too heavy a bag to carry(運ぶには重すぎるかばん)

語のポイント(小学生にもわかる)

  • too =「〜しすぎ」。very(とても)より行き過ぎ
  • a(n) =「1つの」。名詞の直前に置く。
  • to + 動詞 =「〜すること」。ここでは「できない理由」を表す。
並び順に注意: too 形容詞 a(n) 名詞 の順。  × too a difficult problem too difficult a problem

ニュアンスと言い換え

ニュアンス:限度オーバー(やりたい/やるべきだが度が過ぎて無理)。

  • too は「嬉しいけど、やれない」などのもどかしさを出せる。
  • 名詞部分は具体物・抽象名詞どちらもOK(例:too big a risk)。

よくある言い換え:

  • so + 形容詞 + a(n) + 名詞 + that S can't V
    例:so difficult a problem that we can't solve it
  • too + 形容詞 + for + 人 + to V
    例:too heavy a bag for me to carry(人を明示)
学習のコツ: まずは「too + 形容詞を見たら『やりすぎ→できない』」の合図と覚える。 かたまりで音読too–形容詞–a–名詞–to)すると定着が速い!

🧠 モチベUPヒント:「今日は“型を1回説明できる”まで」を目標に。 小さな達成を積み重ねると、自己効力感が高まり学習が長続きします。

💬 例文で感覚をつかもう!(Too + adj + a(n) + N (to V))

ビジネス コスト過大

That's too high a price to pay.

(それは払うには高すぎる値段だ。)

🔧 構造:too + high + a + price + to pay

🧠 単語:price=値段/pay=払う。

💡 ニュアンス:限度を超えていて、払えない(払うべきでない)という判断。

日常 物理的に無理

This is too heavy a bag to carry.

(これは運ぶには重すぎるかばんです。)

🔧 型:too + heavy + a + bag + to carry

🧠 単語:heavy=重い/carry=運ぶ。

✅ 位置:a名詞の直前a bag)。

勉強 難度過大

It was too difficult a problem to solve.

(それは解くには難しすぎる問題でした。)

🔁 言い換え:so difficult a problem that we couldn't solve it

🧠 単語:difficult=難しい/solve=解く。

日常 容量不足

This is too small a room to hold a party.

(ここはパーティーを開くには小さすぎる部屋です。)

🧠 表現:hold a party=パーティーを開く。

✅ 語順:×too a small roomtoo small a room

勉強 環境の問題

This is too noisy a place to concentrate.

(ここは集中するにはうるさすぎる場所です。)

🧠 単語:noisy=うるさい/concentrate=集中する。

💡 名詞:place のような具体・抽象名詞どちらもOK。

意思決定 リスク過大

It is too big a risk to take.

(それは引き受けるには大きすぎるリスクだ。)

🧠 単語:risk=危険/take a risk=リスクを取る。

💬 気持ち:やりたいけど度が過ぎて実行できない、という含み。

仕事 時間制約

It's too tight a deadline to meet.

(それは守るには締切がきつすぎる。)

🧠 単語:tight=きつい/deadline=締切/meet=(条件・締切を)満たす。

✅ 自然な名詞選択:deadlinelate an hour などより自然。

日常 温度過大

This is too hot a bowl of soup to eat.

(これは食べるには熱すぎるスープの一杯です。)

✅ 数え方:soup は不可算寄り。a bowl of soup とすると自然。

🧠 単語:bowl=ボウル・椀。

ビジネス 承認不可

This is too risky a plan to approve.

(これは承認するには危険すぎる計画です。)

➕ 拡張:for + 人 を挿入可 → too risky a plan for us to approve

🧠 単語:risky=危険な/approve=承認する。

仕事術 時間不足

It is too hard a task to finish today.

(今日は終えるには難しすぎる作業だ。)

🧠 単語:task=作業/finish=終える。

💡 時間語(today など)は文末が自然。

恋愛 気持ちはあるが言えない

He is too shy a person to say 'I love you'.

(彼は「愛してる」と言うには恥ずかしがり屋すぎる人だ。)

🧠 単語:shy=恥ずかしがり屋の/say=言う。

💬 含み:言いたい気持ちはあるのに度が過ぎて言えない、という“うれしい不可能”。

日常 距離の過大

It is too long a distance to walk.

(歩くには長すぎる距離だ。)

🔁 言い換え:It's too far to walk.(より口語的)

🧠 単語:distance=距離。

ビジネス 資源不足

It's too small a budget to hire another engineer.

(エンジニアをもう一人雇うには小さすぎる予算だ。)

🧠 単語:budget=予算/hire=雇う/engineer=技術者。

💡 コツ:具体的な目的(to以下)を添えると伝わりやすい。

コミュニケーション 説得力不足

That's too weak an excuse to accept.

(それは受け入れるには弱すぎる言い訳だ。)

🧠 単語:weak=弱い/excuse=言い訳/accept=受け入れる。

✅ 冠詞:母音の音で始まる excusean を使用。

学習TIP: 赤枠の too + 形容詞 + a(n) + 名詞 + to V を“かたまり”で3回音読。 口が自然に並び順を覚えます(例:too heavy a bag to carry / too tight a deadline to meet)。

3-4 FAQ:Too + adj + a(n) + N (to V)

too + 形容詞 + a(n) + 名詞 + to + 動詞 位置 a(n)名詞の直前 意味 「〜しすぎて…できない」

理由はまとまり(かたまり)の強さです。too + 形容詞が先に一つの意味の塊になり、a(n) はいつも名詞の直前に来ます。

That's too complex a policy to explain quickly.

(それは手早く説明するには複雑すぎる方針だ。)

× too a complex policy too complex a policy

OKです。分詞やハイフンでつないだ複合形容詞でも同じ語順です。

It was too time-consuming a task to finish in a day.

(それは1日で終えるには時間のかかりすぎるタスクだった。)

🔎 語注:time-consuming=時間のかかる/finish=終える。

for + 人は通常to 不定詞の直前に置いて、「誰にとって無理なのか」を明確にします。

It's too demanding a course for beginners to follow.

(それは初心者がついていくには要求が厳しすぎる講座だ。)

🧠 語注:demanding=要求が厳しい/follow=(内容に)ついていく。

基本は可算・単数が前提です。不可算は「ひとかたまり」に数え直します。

That's too valuable a piece of information to ignore.

(それは無視するには価値がありすぎる情報のひとかたまりだ。)

✅ 言い換え(複数・不可算向け):The details are too complex to explain here.(名詞抜きの基本型)

多くの場面でその通りです。「not too ... to V」は「(あまり〜しすぎていない=)できる」という肯定に近い意味になります。

It wasn't too late a notice to act on.

(それは行動するのに遅すぎる通知ではなかった=行動できた。)

📝 注意:文脈によっては皮肉・婉曲のニュアンスもありえます。

too much of a + 名詞名詞そのものの度合いが過剰であることを示します。

It's too much of a distraction to work with.

(それは作業するには気が散りすぎる存在だ。)

比較:too distracting a noise(形容詞中心) vs too much of a distraction(名詞中心)。

できます。目的・対象を表して条件の不適合を示せます(to V がない用法)。

This is too small a venue for 500 people.

(ここは500人には小さすぎる会場だ。)

🧩 用途:人数・年齢・レベルなど(例:for kidsfor advanced learners)。

使えます。too の度合いをさらに強くします(口語では way がよく使われます)。

That's far too long a meeting to attend today.

(それは今日参加するには長すぎる会議だ。)

🗣️ 口語:way too long も自然(例:way too long a process)。

問題ありません。簡潔に強い含意(不可能・不適合)を示せるため、報告書・提案書でも有用です。

It is too sensitive a matter to disclose publicly.

(それは公に開示するには繊細すぎる事案だ。)

語注:sensitive=扱いが難しい/disclose=開示する。

はい。次の語の最初の音が母音なら an、子音なら a

That's too obvious an error to overlook.

(それは見過ごすにはあまりに明白な誤りだ。)

例:an honor(h を発音しない)/a university(/juː/ で始まる)。

3-5. This/That + adj + a(n) + N(程度の指示)

this / that + 形容詞 + a(n) + 名詞 は、話し手が「このくらい/あのくらい」という 具体的な大きさ・長さ・程度を指し示す言い方です。 たとえば this big a problem は「これくらい大きな問題」、 that long a break は「あれくらい長い休憩」を表します。 ポイント:a(n) は必ず名詞の直前に置き、形容詞はその前に置きます。

Lesson 056 / Section 3-5

基礎:型と意味

型:this / that + 形容詞 + a(n) + 名詞

意味:これくらい/あれくらい〜な(名詞)」=程度をはっきり指し示す

  • a(n) は常に名詞の直前:this big a problem
  • 名詞は原則可算・単数を用いる(複数・不可算は別の言い回しが自然)
  • a / an の選択は次の音で決める(母音の音→an

ニュアンスと使いどころ

場面:サイズ・長さ・時間・金額など 具体的な程度を示したいとき。

  • サイズ:this big a box(これくらい大きい箱)
  • 時間:that long an absence(あれくらい長い欠席)
  • 価格:this high a price(これくらい高い価格)

言い換えの感覚:

  • so + 形容詞 + a(n) + 名詞(説明寄り):so big a problem
  • this/that + 形容詞 + a(n) + 名詞(指差し寄り):this big a problem
  • 口語(米):this/that big of a + 名詞 も見られる(ややカジュアル)

ミニ例(使い方のイメージ)

We can't ignore this big a problem.

(これくらい大きな問題は、無視できない。)

I can't take that long a break.

(あれくらい長い休憩は取れない。)

よくある誤りと注意点

  • × this a big problem this big a problem
  • 複数や不可算は別表現が自然: These problems are this big.The delay was that long.
  • a / an の判定は「綴り」ではなくthat obvious an error(母音の音→an
覚え方: this/that + 形容詞 + a(n) + 名詞 をひとかたまりで音読。a(n) は必ず名詞の直前、と口で確認しましょう。

🧠 モチベUPヒント:きょうは「this big a ... を3回言える」を目標に。 小さな達成を積み重ねると、自己効力感が上がり学習が続きます。

💬 例文で感覚をつかもう!(This/That + adj + a(n) + N)

ビジネス 程度の指示

Do we really need this high a budget?

(本当にこれくらい高い予算が必要ですか?)

🔧 型:this + 形容詞 + a + 名詞a は名詞の直前)

🧠 単語:budget=予算/high=高い。

💡 ニュアンス:これくらいの高さを指差し感覚で示す。

ビジネス スケジュール

We can't afford that long a delay.

(あれくらい長い遅延は許容できない。)

🧠 単語:afford=(経済的・時間的に)余裕がある、許容できる。

💡 文法:that + 形容詞 + a + 名詞 で「あれくらいの程度」。

日常 判断

We can't ignore this big a problem.

(これくらい大きな問題は無視できない。)

🔧 語順:× this a big problem this big a problem

製造・調達 時間制約

We can't work with that short a lead time.

(あれくらい短いリードタイムでは対応できない。)

🧠 単語:lead time=納期までの所要期間。

💡 用法:前置詞 with で「〜の条件で」を表す。

戦略 方針

This narrow a focus won't help us grow.

(これくらい狭い焦点では私たちの成長に役立たない。)

🧠 単語:focus=焦点/grow=成長する。

💡 ニュアンス:選択と集中が行き過ぎのイメージ。

ファイナンス 意思決定

That heavy an investment is hard to justify.

(あれくらい重い投資は正当化しづらい。)

🧠 単語:heavy=(比喩)大きい/justify=正当化する。

IT 運用

This complex a system is hard to maintain.

(これくらい複雑なシステムは維持が難しい。)

🧠 単語:complex=複雑な/maintain=維持する。

スポーツ 比喩・物理

Few runners can clear that high a hurdle.

(あれくらい高いハードルを越えられる走者は少ない。)

🧠 単語:clear=(障害を)越える。

規則 運用

This strict a rule is hard to follow.

(これくらい厳しい規則は守りにくい。)

🧠 単語:strict=厳しい/follow=従う。

旅行 スケジュール

I can't catch that early a flight.

(あれくらい早い便には乗れない。)

🧠 単語:catch a flight=飛行機(便)に乗る。

勉強・仕事 能力

We can't keep up with this fast a pace.

(これくらい速いペースにはついていけない。)

🧠 フレーズ:keep up with=〜に遅れずついていく。

日常 環境

No one can sleep through that loud a noise.

(あれくらい大きな音では誰も眠っていられない。)

🧠 フレーズ:sleep through A=A(騒音など)にもかかわらず眠り続ける。

学習 要件

The exam demands this deep an understanding.

(この試験にはこれくらい深い理解が求められる。)

🧠 単語:demand=要求する/understanding=理解。

💡 可算化:抽象名詞でも a(n) を伴って一単位として扱える。

データ 性能

Our servers can't process that large a dataset overnight.

(あれくらい大きなデータセットは一晩では処理できない。)

🧠 単語:process=処理する/dataset=データセット。

3-5 FAQ:This/That + adj + a(n) + N(程度の指示)

this / that + 形容詞 + a(n) + 名詞 コアイメージ 指さしで「これ/あれくらい」 位置 a(n)名詞の直前

物理的な距離(近い= this/遠い= that)に加え、心理的距離でも使い分けます。

We can’t accept this high a risk.

(これくらい高いリスクは受け入れられない。)

気持ち的に自分ごと→this、距離感がある・突き放す→that

スライドのグラフを指しながら程度を示すのに相性抜群です。

We achieved this big a growth in a year.

(1年でこれくらい大きな成長を達成しました。)

指し示す動作とセットで「具体的な大きさ」を体感的に伝えられます。

抽象名詞も OK。程度をはっきり示せます。

The exam requires this deep an understanding.

(この試験にはこれくらい深い理解が必要だ。)

抽象名詞でも a(n) を付けて「一単位」として扱えます。

口語的な米語でよく聞きます(カジュアル)。フォーマルには避け、標準形を推奨。

It isn’t this big of a problem.

(これはこれくらい大きな問題ではないよ。)

推奨:this big a problem(標準形)。

可能です。「差の大きさ」を強調できます(やや書き言葉寄り)。

This is this much better a plan for us.

(これは私たちにとってこれくらい良い改善案だ。)

this much + 比較級=「これだけ…より良い/悪い」。

自然なのは文全体を修飾する位置へ。about this big a … は不自然になりがち。

We need about this large an amount of data.

(およそこれくらい大量のデータが必要だ。)

副詞は文頭/助動詞後/目的語前などで調整:We roughly need … など。

OK:this/that + 形容詞 + a(n) + amount/level/kind + of + 不可算 で自然。

Nobody expected that huge an amount of traffic.

(あれくらい莫大なアクセス量は誰も予想していなかった。)

不可算を直接修飾しにくい時は amount / level / kind を介す。

名詞を詳しくする of / in / on / for などは、名詞のすぐ後ろに置きます。

We rarely see this advanced a method in physics.

(物理学でこれくらい高度な方法はめったに見ない。)

語順:this + adj + a(n) + 名詞 + 前置詞句

評価語(amazing, ridiculous, serious など)と相性が良く、強い印象を与えます。

I didn’t expect that serious an issue.

(あれくらい深刻な問題だとは思わなかった。)

言い過ぎを避けたい場面では quite / rather などで弱める手も。

this/that + 形容詞 + a(n) + 名詞 を塊で音読すると定着が速いです。

This difficult a task needs more time.

(これくらい難しい作業には、もっと時間が必要だ。)

× this a difficult task this difficult a task

3-6. What + a(n) + 形容詞 + 名詞 + !(感嘆:なんて〜な…!)

What + a(n) + 形容詞 + 名詞 + ! は、驚き・称賛・落胆など強い気持ちを一言で伝える言い方です。 これは疑問文ではありません(語頭の What にだまされないで)。a / an名詞の直前に置き、 どちらを使うかは次に来る音で決めます(母音の音→ an)。

Lesson 056 / Section 3-6

基礎:型と意味

基本型: What + a(n) + 形容詞 + 名詞 + ! (可算・単数)

  • What an exciting game!(母音の音→ an
  • What a beautiful day!(子音の音→ a

変形:形容詞なし/複数・不可算

  • What a surprise!(形容詞なしで名詞だけ)
  • What beautiful flowers!(複数=a(n)は付けない)
  • What terrible weather!(不可算=a(n)は付けない)

語順の注意:a(n) は必ず名詞の直前

× What a beautiful a day!
What a beautiful day!

使い方のイメージ(最小例)

What an amazing idea!

(なんてすばらしいアイデアだ!)

ニュアンスと使いどころ(How との違いも

名詞を主役にする感嘆(物・出来事・人)

What + a(n) + 形容詞 + 名詞 + ! は、名詞にスポットライトを当てます。
例:賞賛(What a talented musician!)、驚き(What a strange coincidence!)、 落胆(What a terrible mistake!)など。

How との違い(形容詞を主役に)

  • What a beautiful day!(名詞=day を強調)
  • How beautiful the day is!(形容詞=beautiful の度合いを強調)

What a fast runner he is!

(彼はなんて足が速いんだ!)

よくある誤りとワンポイント

  • 疑問文ではない:語尾は ? ではなく !
  • a / an の選び方:次ので決める。 What an honor!(/ˈɒnər/)/What a unique idea!(/juː/ → a
  • 文の骨格を足してもOK:What a beautiful day it is!What an expensive car that is!
覚え方: What + a(n) + 形容詞 + 名詞 + ! を“ひとかたまり”で声に出す。a(n) は必ず名詞の直前——ここを口で確認するとミスが激減します。

🧠 モチベUPヒント:今日は「What a ...! を3種類言える」を目標に。 小さな成功体験の積み重ねは自己効力感を高め、学習が続きます。

💬 例文で感覚をつかもう!(What + a(n) + 形容詞 + 名詞 + !)

ビジネス 称賛

What a bold strategy!

(なんて大胆な戦略だ!)

構造:What + bold + a + strategy + !

単語:bold=大胆な/strategy=戦略

ニュアンス:良い意味で思い切りがある、の強い称賛。

学習 称賛

What an insightful question!

(なんて洞察に満ちた質問だ!)

構造:What + an + insightful + question + !

単語:insightful=洞察に富む/question=質問

ポイント:母音の音で始まるので an

日常 喜び

What a beautiful day!

(なんて美しい日だ!)

単語:beautiful=美しい/day=日

注意:疑問文ではないので ! で終える。

旅行 驚き

What an incredible view!

(なんて信じられないほどの景色!)

単語:incredible=信じられない/view=景色

使いどころ:写真やプレゼンで視覚的に示しながら相性◎。

恋愛 称賛

What a lovely smile you have!

(なんてすてきな笑顔なんだ!)

形:What + a + lovely + smile + you have!

単語:lovely=とてもかわいい・すてきな/smile=笑顔

効果:主語を明示して相手を直接ほめられる。

IT 称賛

What a brilliant solution!

(なんて見事な解決策だ!)

単語:brilliant=極めて優れた/solution=解決策

ニュアンス:技術・企画の場面で強い称賛。

注意 落胆

What a terrible mistake!

(なんてひどい間違いだ!)

単語:terrible=ひどい/mistake=間違い

ポイント:強い否定的感情も短く表現。

映画・本 驚き

What an unexpected turn!

(なんて予想外の展開!)

単語:unexpected=予想外の/turn=転換・展開

場面:ストーリーやプロジェクトの局面転換。

食べ物 喜び

What a delicious meal!

(なんておいしい食事だ!)

単語:delicious=おいしい/meal=食事

言い換え:What a great dinner! などもOK。

天気 驚き

What a violent storm!

(なんて激しい嵐だ!)

単語:violent=激しい/storm=嵐

注意:ネガティブ感嘆の代表例。

芸術 称賛

What a talented musician he is!

(彼はなんて才能ある音楽家なんだ!)

形:What + a + talented + musician + he is!

単語:talented=才能がある/musician=音楽家

日常 疲労

What a long day!

(なんて長い一日だ!)

単語:long=長い

使い方:大変さ・疲れがにじむ言い方。

買い物 驚き

What an expensive car!

(なんて高い車だ!)

単語:expensive=高価な/car=車

記事:母音の音で始まるので an

3-6 FAQ:What + a(n) + 形容詞 + 名詞 + !(感嘆)

What + a(n) + 形容詞 + 名詞 + !
コアイメージ 強い気持ちを一言で!

疑問文ではありません。語尾は「!」。語順の倒置も不要です。

What an amazing concert!

(なんて素晴らしいコンサートだ!)

会話では声の高低で感情を伝えます。文法的には感嘆文です。

入れられます。形容詞の前に置きます。

What a very interesting book!

(なんてとてもおもしろい本だ!)

really / incredibly / so なども同位置に置けます。

はい。複数・不可算では a(n) を付けません。

What beautiful music!

(なんて美しい音楽!)

「ひとかたまり」にしたい時は a piece of などで可算化します。

many/much そのままより a lot of の方が自然です。

What a lot of people!

(なんて大勢の人!)

What so many people! は不自然。So many people! はOK。

What は名詞を主役にした感嘆。Such は「種類・性質がこういう」とまとめて評価します。

What a wonderful day!

(なんて素晴らしい日だ!)

Such a wonderful day!

(本当に素晴らしい日だ!)

意味は近いですが、響きの焦点が少し違います。どちらも感嘆として使えます。

主語をはっきり示したい、響きを強めたい時に足します。

What a talented team they are!

(彼らはなんて才能あるチームなんだ!)

短く言うなら What a talented team! だけでもOKです。

名詞の後に of + 名詞 を続けて内容を詳しくできます。

What a waste of time!

(なんて時間のむだだ!)

例:What a waste of money!What a piece of luck!

あります。声の調子で称賛か皮肉かが決まります。

What a friend you are!

(なんて「いい」友だちなんだ!〈皮肉〉)

文脈とイントネーションに注意。誤解されやすい表現です。

使えます。度合いが最大級であることを示します。

What an absolute mess!

(なんて完全な混乱だ!)

complete / total / utter なども同様です。

よく使います。短い一言で感情を共有できます。

What a night!

(なんて夜だ!)

他に What a day!What a weekend! など。

丁寧な感嘆にも使えます。過度な多用は避ければOK。

What an honor!

(なんという光栄!)

式典やスピーチ冒頭で来賓への敬意を表すのに自然です。

3-7. However + adj + a(n) + N …(譲歩・文語)

However + 形容詞 + a(n) + 名詞 は「どんなに〜な(名詞)であっても…」という譲歩を表す少しカタめの表現です。 意味は「No matter how + 形容詞 + a(n) + 名詞 …」とほぼ同じですが、こちらは書き言葉・スピーチでよく使われます。 ポイント:a(n) は必ず名詞の直前、このかたまり(However + 形容詞 + a(n) + 名詞)は文頭に置き、後ろにカンマを入れます。

Lesson 056 / Section 3-7

型と意味(まずは骨格)

基本型:However + 形容詞 + a(n) + 名詞, S + V ...

  • 意味:どんなに〜な(名詞)であっても → 後半で「それでも…」
  • a / an次の音で選ぶ。母音の音→ an、子音の音→ a
  • 文語では it may be を挿入する形も自然:However difficult a task it may be, ...

最小イメージ(レイアウト順:英文→日本語→音声)

However hard a task it may be, we will finish it.

(それがどんなに難しい作業でも、私たちはやり遂げる。)

使いどころとニュアンス

こういう場面で便利

  • 方針・決意を宣言するスピーチや文面
  • 困難を認めつつ、続ける意思を示すとき
  • 報告書やエッセイで反対意見を受け止めるクッションとして

No matter how との違い

  • However + 形容詞 + a(n) + 名詞, ...:文語・演説的で引き締まった印象
  • No matter how + 形容詞 + a(n) + 名詞, ...:より一般的・口語でも広く可
  • 意味はほぼ同じ。場面のフォーマル度で使い分けると自然

However uncertain a future it seems, we keep learning.

(未来がどれほど不確かに見えても、学び続ける。)

よくあるミスとコツ

  • 語順ミス:However a difficult task は不可。 正:However difficult a task
  • 冠詞の位置:a(n) は名詞の直前。However difficult a task の並びを暗唱
  • カンマ忘れ:文頭のかたまりの後にカンマを置く
覚え方: However + 形容詞 + a(n) + 名詞, を声に出して3回。口が並び順を覚えます。

🧠 モチベUPヒント:きょうは「However hard a task, ... を1文書く」を目標に。小さな達成の積み重ねが自信になります。

💬 例文で感覚をつかもう!(However + adj + a(n) + N …)

基礎 譲歩・文語

However hard a task it may be, we will finish it.

(それがどんなに難しい作業でも、私たちはやり遂げる。)

構造:However + hard + a + task, S + V ...

単語:task=作業/任務、finish=終える

ニュアンス:「困難を認めつつ前進」=前向きな宣言。

恋愛 気持ち

However long a distance it is, I will come to see you.

(それがどれほど遠い距離でも、あなたに会いに行く。)

単語:distance=距離、come to see=会いに行く

ニュアンス:愛情や決意の強さを静かに伝える表現。

買い物 判断

However high a price they set, we will not buy it.

(どれほど高い値段を付けられても、私たちは買わない。)

単語:price=価格、set=設定する

ニュアンス:原則を曲げない、という固いスタンス。

仕事 進行

However tight a deadline we face, we will not cut corners.

(どれほど厳しい締切に直面しても、手抜きはしない。)

単語:deadline=締切、cut corners=手を抜く(慣用句)

ニュアンス:品質最優先の姿勢を示す。

連絡 礼儀

However short a notice it is, I will try to attend.

(どれほど急なお知らせでも、参加できるよう努力します。)

単語:notice=通知/連絡、attend=出席する

ポイント:short notice=急な通知(定番コロケーション)。

問題解決 方法

However complex a problem it seems, break it into steps.

(どれほど複雑な問題に見えても、段階に分けて解こう。)

単語:complex=複雑な、break ... into steps=段階に分解する

ニュアンス:学習・仕事での実用アドバイス。

プロジェクト 資金

However small a budget we have, we can make progress.

(どれほど少ない予算でも、前進はできる。)

単語:budget=予算、progress=進歩/前進

ニュアンス:制約の中で工夫する姿勢。

リスク 判断

However serious a risk it is, we must inform the client.

(それがどれほど重大なリスクでも、顧客には知らせなければならない。)

単語:serious=重大な、inform=知らせる、client=顧客

ポイント:透明性(transparency)を重視する姿勢。

スケジュール 早朝

However early a start it is, I will be there.

(どれほど早い出発でも、私はそこに行きます。)

単語:early=早い、start=開始/出発

ニュアンス:強い責任感・約束を示す言い方。

発表 スピーチ

However big an audience it is, speak slowly and clearly.

(どれほど大勢の聴衆でも、ゆっくりはっきり話しなさい。)

単語:audience=聴衆、clearly=はっきりと

ポイント:an audience(母音の音→an)。

キャリア 挑戦

However new a field it is, curiosity will help.

(どれほど新しい分野でも、好奇心が助けになる。)

単語:field=分野、curiosity=好奇心

ニュアンス:初心者を励ますときに最適。

業務 負荷

However heavy a workload it becomes, keep tasks prioritized.

(どれほど仕事量が重くなっても、優先順位を守ろう。)

単語:workload=仕事量、prioritized=優先された状態

ポイント:行動指針を示す助言文として定番。

機会 前向き

However rare an opportunity it is, we should seize it.

(どれほど貴重な機会でも、それはつかむべきだ。)

単語:rare=まれな、opportunity=機会、seize=つかむ

ニュアンス:チャンスに対する積極姿勢を明確化。

3-7 FAQ:However + adj + a(n) + N …(譲歩・文語)

However + 形容詞 + a(n) + 名詞, S + V ... 意味 どんなに〜な(名詞)でも…

疑問文ではありません。文頭のかたまりの後にカンマ、語尾はふつうピリオドです。

However hard a task it may be, we will try.

(それがどんなに難しい作業でも、私たちはやってみる。)

読み方は落ち着いた平叙文。発音で気持ちを添えます。

a(n)名詞の直前。形容詞はその前に置きます。

However difficult a task it is, we keep going.

(どんなに難しい作業でも、続ける。)

× However a difficult task … / However difficult a task …

どちらも可能。it may be は文語的に丁寧、it seems は「そう見える」の控えめトーン。

However uncertain a future it seems, we will prepare.

(未来がどんなに不確かに見えても、備える。)

省略形:However uncertain a future, we will prepare.(より硬い文体)。

意味はほぼ同じ。However はやや文語的、No matter how は会話で自然。

No matter how hard a task it is, we won’t give up.

(どんなに難しい作業でも、あきらめない。)

書き言葉:However hard a task, .../会話:No matter how hard a task, ...

OK。形は同じです。ハイフン語も問題ありません。

However time-consuming a process it is, accuracy comes first.

(それがどれほど時間のかかる過程でも、正確さが最優先。)

語注:time-consuming=時間のかかる/accuracy=正確さ。

可算・単数が基本。複数・不可算は言い換えます。

However valuable a piece of information it is, verify the source.

(どれほど価値ある情報でも、出どころを確認する。)

不可算は a(n) + amount/level/piece + of + 名詞 で可算化/複数は However complex the problems are, ... と名詞を複数主語に。

however 自体が「どんなに〜でも」を表すので、ふつう不要です。

However very difficult a task it is, ...

(不自然な言い方)

必要なら主節側で強める:…, we will definitely continue.

導入部では be / seem / appear が自然。主節ではどんな動詞も使えます。

However steep a learning curve it appears, we will support newcomers.

(学習曲線がどれほど急でも、新人を支援する。)

語注:learning curve=慣れるまでの難しさ。

基本は文頭。文中は堅く不自然になりやすいので避けましょう。

However small a budget we have, we will deliver quality.

(どれほど少ない予算でも、品質は提供する。)

迷ったら文頭+カンマに固定すると安全です。

Even if は「もし〜でも」の仮定。However は「どれほど〜でも」の程度です。

Even if it is hard, we will try.

(たとえ難しくても、やってみる。)

程度を言いたいなら However hard a task …/条件を言いたいなら Even if …

はい。後ろの語の最初の音で決めます。

However honest an answer it is, we will respect it.

(どれほど率直な答えでも、尊重する。)

例:an honor(hを発音しない)/a university(/juː/で始まる)。

4. [ all / both / half / double ] + the + 名詞(量・全体・二者・倍数)

the + 名詞 に「どれくらい?」を重ねて表す型です。全員(all)、二者とも(both)、半分(half)、2倍(double)を 名詞のままスッと言えます。ここでは4つを短く丁寧に紹介します。詳細は 4-1〜4-4 で掘り下げます。

Lesson 056 / Section 4

4-1. all the + 名詞(全体・全部)

all the + 名詞 は、ある集団・量の全部をひとまとめにして言う形です。 可算名詞の複数や、数えない不可算名詞と相性が良い表現です。 まずは「どこまでを“全部”とするのか」をはっきりさせるのがコツ(the が 「そのグループ」を指し示します)。

Lesson 056 / Section 4-1

基礎:型と意味(まずは骨格)

基本型: all the + 名詞 (可算〈複数〉/不可算)

  • all the students(その学生全員
  • all the water(その水の全部

名詞タイプ別の相性

  • 可算・単数:基本は不適(単数をひとかたまり=the whole + 単数名詞 が自然)
  • 可算・複数: all the books / all the kids
  • 不可算: all the money / all the time

同じ意味になりやすい形

  • all the + 名詞all of the + 名詞(ほぼ同義、やや丁寧)
  • all + 所有格 + 名詞all my friends(the ではなく所有格の場合)
  • the whole + 単数名詞the whole day(1つを“丸ごと”)
  • every + 単数名詞every student(一人ずつ=“各”)

最小イメージ(英文 → 日本語 → 音声)

All the students passed.

(学生たちは全員合格した。)

使い分けの核心(小学生でも分かる言い換え)

“全部”の言い方、ざっくり比較

  • all the + 複数=みんな全部(人・物の集まり)
  • all the + 不可算=量の全部(水・お金)
  • the whole + 単数=1つ丸ごと(1日・1試合)
  • every + 単数=一人ずつ全部(名簿を上から全部)

語順の注意

  • all the + 名詞the が先
  • all + 所有格 + 名詞my/our が the の代わり
  • 代名詞は all of + 代名詞all of them / all of us
  • × all students the× all of the them
覚え方:all the」は the で“その集団”を指してから「全部」をかぶせるイメージ。声に出して all the students / all the water を3回ずつ。

よくあるミスとリライト

  • × all the student all the students(可算は複数形)
  • × all the day the whole day / all day
  • × all of the them all of them
  • × every students every studentevery は単数)

🧠 モチベUPヒント:今日は「all the + 名詞 を3つ口に出す」を目標に。 小さな成功(micro goal)の積み重ねが、学習の継続力を高めます。

💬 例文で感覚をつかもう!(all the + 名詞)

学校 全体

All the seats were taken.

(席は全部ふさがっていた。)

構造:all the + 複数名詞 → 動詞は複数扱い(ここでは受動態)。

単語:seat=席/be taken=ふさがっている。

言い換え:Every seat was taken.(一つずつ全部)も自然。

生活

She drank all the water at once.

(彼女はその水を全部いっきに飲んだ。)

構造:all the + 不可算名詞 → 動詞は単数扱い(主語が不可算なら)。

単語:at once=いっきに。

注意:不可算(water, money, information)は複数形にしない。

ビジネス 機密

All the information is confidential.

(その情報はすべて機密です。)

単語:information=情報(不可算)/confidential=機密の。

一致:不可算主語なので is

言い換え:フォーマルに All of the information is ... も可。

料理 完了

All the cookies are gone.

(クッキーは全部なくなった。)

単語:cookie=クッキー/be gone=なくなっている。

一致:可算複数主語なので are

ニュアンス:「一枚残らず」の感覚。

寄付

All the money was donated to charity.

(お金は全部、慈善団体に寄付された。)

単語:donate=寄付する/charity=慈善団体。

一致:不可算 moneywas

言い換え:the whole amount(金額丸ごと)もOK。

学校 場所指定

All the teachers in this school are kind.

(この学校の先生はみんなやさしい。)

語順:all the + 名詞 + 前置詞句 の並び。

単語:kind=やさしい。

比較:単数なら the whole school(学校丸ごと)と別の意味。

環境音 妨害

All the noise made it hard to focus.

(その騒音のせいで集中しにくかった。)

単語:noise=騒音(不可算扱いが基本)/focus=集中する。

構文:make it + 形容詞 + to V=〜するのを…にする。

プロジェクト 評価

All the time we spent was worth it.

(私たちが費やした時間はすべて価値があった。)

関係節:the time we spent=私たちが費やした時間。

語法:be worth it=それだけの価値がある。

一致:不可算 timewas

レポート 結論

All the evidence points to the same conclusion.

(証拠はすべて同じ結論を指し示している。)

単語:evidence=証拠(不可算)/conclusion=結論。

一致:不可算主語なので points の三単現。

ニュアンス:バラバラではなく「全部が一方向」。

恋愛 気持ち

All the love in my heart is yours.

(私の心にある愛はぜんぶ、あなたのものだよ。)

単語:love=愛(ここでは不可算)/yours=あなたのもの。

一致:不可算主語 → is

表現:ロマンティックだがシンプルで使いやすい。

子ども 場面描写

All the children in the park were laughing.

(公園にいた子どもたちはみんな笑っていた。)

語順:in the park の前置詞句で場所を限定。

進行形:were laughing=笑っている最中だった。

一致:複数主語 → were

停電 出来事

All the lights went out.

(明かりが全部消えた。)

句動詞:go out=(灯りが)消える。

一致:複数主語 → 動詞は過去形 went

ニュアンス:一斉に消えたイメージ。

募集 規則

All the applicants must submit a resume by Friday.

(応募者は全員、金曜までに履歴書を提出してください。)

単語:applicant=応募者/submit=提出する/resume=履歴書。

助動詞:must=〜しなければならない(義務)。

語順:期限は by + 曜日/日付

感謝 人間関係

All the support you gave helped me a lot.

(あなたがくれた支えは、私をとても助けてくれた。)

関係節:the support you gave=あなたがくれた支援。

句:a lot=とても。

一致:不可算 support → 動詞は単数 helped(過去形)。

IT 完了

We have fixed all the bugs.

(バグは全部修正しました。)

単語:bug=(ソフトの)不具合。

完了:have + 過去分詞=今に関係する完了。

言い換え:丁寧に all of the bugs も可。

安全 注意

Please keep all the doors closed.

(すべてのドアを閉めておいてください。)

構文:keep + 目的語 + 形容詞=〜を…の状態にしておく。

単語:closed=閉まっている。

ニュアンス:施設や職場の掲示でよく見る言い回し。

4-1 FAQ:all the + 名詞(全体・全部)

all the + 名詞 コアイメージ 指し示したグループや量(the)の全部

all the + 名詞all of the + 名詞ほぼ同じ意味of を入れると少し丁寧・硬めになります。

All the tickets are sold out.

(チケットはすべて売り切れです。)

All of the tickets are sold out.

(上と同じ意味。やや丁寧。)

ただし、代名詞の前では of が必須(→ Q4)。

  • 可算複数名詞 → 動詞は複数
  • 不可算名詞 → 動詞は単数

All the computers are working.

(パソコンは全部動いている。)

All the equipment is new.

(機器はすべて新しい。)

語順の基本は all the + 形容詞 + 名詞 +(前置詞句/関係節)

All the new books on the shelf are mine.

(棚の上の新しい本は全部ぼくのだ。)

「どの集団か」→ the が示す、「どんな名詞か」→ 形容詞・後ろの説明でしぼる。

代名詞の前は 必ず all of を使います。

All of them agreed.

(彼らはみんな賛成した。)

× All the them は不可。

  • Not all the ...=「全部が…というわけではない」
  • Almost/Nearly all the ...=「ほとんど全部」

Not all the students passed.

(全員が合格したわけではない。)

Almost all the seats were taken.

(ほとんどの席が埋まっていた。)

通常の疑問文の語順にします。All the + 名詞 は主語位置に置くだけ。

Are all the documents ready?

(書類は全部そろっていますか?)

答え方:Yes, they are. / No, not all of them.

  • all the + 複数/不可算=集まりや量の全部
  • the whole + 単数=1つを丸ごと

All the students are here.

(学生は全員ここにいる。)

The whole class is here.

(クラス全体がここにいる。)

名詞の“数え方”で自然な方を選ぶのがコツ。

all + 所有格 + 名詞 で言います(the は不要)。丁寧に言うなら all of my + 名詞 も可。

All my friends were invited.

(友だちは全員招待された。)

× all the my friends は不可。

allは副詞的にも使え、助動詞/be/haveの後に置いて「主語の全員が~した」を表せます。

The students have all finished.

(学生は全員やり終えた。)

主語を強調したいなら All the students have finished. と名詞型で言うと分かりやすいです。

  • all the time=「いつも/ずっと」〈継続〉
  • every time=「~するたびに」〈反復〉

He is late all the time.

(彼はいつも遅れる。)

He is late every time we meet.

(会うたびに彼は遅れる。)

staff / policeなどは基本不可算。人数をはっきりさせたいなら staff members / police officers と言います。

All the staff members signed the form.

(職員は全員その用紙に署名した。)

不可算のままなら All the staff is/are ... と地域差も出るため、学習段階では members を付けると安全です。

4-2. both the + 名詞(複数)(二者とも)

both the + 複数名詞 は、対象がちょうど 2つのときに「どちらも=二者とも」とまとめて言う形です。 the が「その2つ」を指し示し、both が「両方」を重ねるイメージ。
小学生にも一言で言えば、“2つまとめて全部”を言う魔法のことばが both です。

Lesson 056 / Section 4-2

基礎:型と意味(まずは骨格)

基本型:

  • both the + 複数名詞 … 二者とも(名詞を主語に)
  • both of the + 複数名詞 … ほぼ同義(やや丁寧)
  • both of + 代名詞both of them / both of us など(代名詞の前は of が必須)
  • A and B と合わせる接続型:both A and B(A も B も)

ここがポイント

  • 数量 2つだけに使う(3つ以上は不可)。
  • 一致 名詞は複数形、動詞は複数扱い
  • 限定 the / these / those / my / our など“どの2つか”が分かる語と相性◎。

似た表現とのちがい

  • two … ただの数(2個ある)。both … その2つが両方ともという含み。
  • either … どちらか一方、neither … どちらも〜ない。
  • all the … 人数が2以上の全部(3つ以上も含む)。

使いどころ&語順のコツ

よく使う並び

  • Both the + 複数名詞 + 複数動詞(主語=二者)
  • 主語 + be/have/助動詞 + both + 補語/過去分詞/動詞の原形(副詞的 both)
  • Both of + these/those/my + 複数名詞 + 複数動詞
  • Both A and B + 単複一致は後ろに合わせる(例:名詞句なら複数扱い)

避けたいミス

  • × 単数名詞に both複数形に)
  • × 3つ以上に bothall を使う)
  • × 代名詞の前で both the themboth of them
  • × the both of をフォーマルに多用(砕けた口語。学習サイトでは both of the を推奨)
覚え方:both the + 複数名詞」=“その 2つは両方”。 口に出して both the handsboth the answersboth the doors を3回ずつ練習すると、 複数形と複数動詞がセットで身につきます。

クイックチェック(3問)

  1. 対象はちょうど2つか?(3つ以上なら all
  2. 名詞は複数形になっているか?(例:answers / parents)
  3. 代名詞の前は both of を使っているか?(both of them

🧠 モチベUPヒント:今日は「both の3パターン」を口ならしだけ。both the Nboth of the Nboth of + 代名詞。やることを小さく区切ると継続しやすくなります。

💬 例文で感覚をつかもう!(both the + 名詞 / both of the + 名詞)

ビジネス 承認

Both the proposals were approved.

(その提案は 2つとも 承認された。)

構造:Both the + 複数名詞 + 複数動詞(ここでは were)。

単語:proposal=提案/approve=承認する。

コツ:「ちょうど2つ」を頭で数えてから both を選ぶとミスが減ります。

旅行 遅延

Both the flights were delayed.

(その便は 2つとも 遅延した。)

単語:flight=航空便/delay=遅らせる・遅れる。

ニュアンス:特定の2便を the で指してから both で「両方」。

家庭 状態

Both the windows are open.

(その窓は 2つとも 開いている。)

語法:open は形容詞(開いている状態)。

比較:3つ以上なら All the windows are open. を使います。

意思決定 比較

Both the options have risks.

(その選択肢は どちらも リスクがある。)

単語:option=選択肢/risk=危険・リスク。

一致:主語が複数 → 動詞は複数(ここでは have)。

恋愛 気持ち

Both the letters you sent made me smile.

(あなたが送ってくれた手紙は 2通とも 私を笑顔にしてくれた。)

関係節:the letters you sent=あなたが送った手紙。

単語:make someone smile=人を笑顔にする。

スポーツ 評価

Both the teams played well.

(そのチームは 両方 とも良い試合をした。)

単語:play well=良いプレーをする。

コツ:対戦カードの2チームを思い浮かべて表現。

都市 交通

Both the bridges were closed last night.

(昨夜は橋が 2つとも 封鎖されていた。)

語法:be closed=閉鎖されている(受動態の状態)。

時間表現:last night=昨夜。

試験 難易度

Both the questions were tricky.

(その問題は どちらも ひっかけだった。)

単語:tricky=ひっかけの/難しい。

場面:二択問題や2問しかない場で自然。

研究 結果

Both the experiments produced the same result.

(その実験は 2つとも 同じ結果を生んだ。)

単語:produce=生み出す/result=結果。

ニュアンス:「再現性がある」ことを簡潔に伝えます。

食事 選択

Both the dishes are vegetarian.

(その料理は どちらも ベジタリアン対応です。)

単語:dish=料理/vegetarian=菜食の。

注意:both + 複数名詞are を使う。

契約 合意

Both the parties agreed to the terms.

(当事者は 双方、条件に合意した。)

単語:party=(契約の)当事者/terms=条件。

法務では「二者とも」を明確にするのに便利です。

道案内 方向

Both the roads lead to the station.

(その道は どちらも 駅へ続いている。)

動詞:lead to=〜へ通じる。

ニュアンス:2つのルートが同じ行き先。

持ち物 紛失

Both of the keys were missing.

(鍵は 2本とも 見当たらなかった。)

バリエーション:both of the + 複数名詞(やや丁寧)。

語法:代名詞の前では of が必須(→次例)。

予定

Both of them are available tomorrow.

(彼らは 2人とも 明日空いている。)

ポイント:代名詞の前は both of× both the them

単語:available=都合がつく・空いている。

応用 語順

The speakers have both arrived.

(登壇者は 二人とも 到着した。)

副詞用法:have/are/can など助動詞/ be / haveの後に置く形。

基本は名詞型(Both the speakers ...)を先に身につけ、その後でこの語順に広げると安全。

4-2 FAQ:both the + 名詞(二者とも)

both the + 複数名詞both of the + 複数名詞both of + 代名詞 コアイメージ “ちょうど2つどちらも

はい。bothぴったり 2つのときだけ。“全部”といいたい(3つ以上)なら all を使います。

Both the phones are new.

(その電話は 2台とも 新しい。)

two は「2個ある」だけ。both はその 2つがどちらも当てはまる ことを強調します。

Both the books are interesting.

(その本は 2冊とも おもしろい。)

The two books are interesting.

(その2冊はおもしろい=数だけ述べた中立的言い方。)

  • both=二者とも○、either=どちらか一方○、neither=二者とも×

Either answer is fine.

(どちらの答えでもいい。)

Neither answer is correct.

(どちらの答えも正しくない。)

基本は both + 所有格 + 名詞× my both hands)。the/these/those などともよく結びつきます。

Both my hands are cold.

(私の手は 両方 冷たい。)

はい。代名詞の前は both of + them/us/you が基本です。

Both of them are ready.

(彼らは 二人とも 準備OKだ。)

  • both + 名詞複数主語 → 動詞は複数形
  • 不可算名詞には使えません(数えられないので “二者” にならない)

Both the laptops are fast.

(ノートPCは 2台とも 速い。)

Both the equipment is heavy.

(誤り:equipment は不可算)

Both pieces of equipment are heavy.

2つの機器 は重い。)

どちらも可。ふつうは be/助動詞/haveに置く形(They are both ready.)が自然です。

They are both ready.

(彼らは 二人とも 準備できている。)

They both agreed.

(彼らは 二人とも 同意した。)

both A and B=「A も B も」。A と B の品詞・形をできるだけ平行にします。

Both speed and quality are important.

(速度も品質も大切だ。)

× Both of speed and quality は不可。both A and B で一対。

  • × both two boththe two のどちらか
  • between both(口語にあるが冗長) → between the two

Between the two options, choose the safer one.

(2つの選択肢なら、安全な方を選びなさい。)

  • not both=「両方ではない」(片方は○かも)
  • neither A nor B=「どちらも×

Not both answers are correct.

両方が 正しいわけではない。)

Neither answer is correct.

(どちらの答えも正しくない。)

the both of us のような形はカジュアル英語で見かけますが、学習初期は both of us を推奨します。

Both of us are excited.

(私たち 二人とも ワクワクしている。)

4-3. half the + 名詞(半分)

half (of) the + 名詞 は、ある集団・量の半分を名詞のまま指します。the が「どの集団・量か」を示し、 half が「その半分」を重ねるイメージ。可算(複数)にも不可算にも使えます。 小学生向けにひとことで言うと、“そのグループを半分に切る”表現です。

Lesson 056 / Section 4-3

基礎:型と意味(まずは骨格)

基本型:

  • half the + 複数名詞 … 人・物の半分(例:half the students
  • half the + 不可算名詞 … 量の半分(例:half the water
  • half of the + 名詞 … 意味はほぼ同じ(丁寧・強調寄り)
  • half of + 代名詞half of them / half of it(代名詞の前は of が必須)

名詞タイプ別の相性

  • 可算・複数: half the people / half the books
  • 不可算: half the time / half the money
  • 可算・単数は基本不可 → 1つ丸ごと半分は a half of + 単数名詞 より 数量名詞で言い換え(例:half a loaf)。

よく使う固定句・数表現

  • half an hour / half a mile(時間・距離)
  • one and a half + 名詞one and a half hours(名詞は複数
  • half the size/price/amount(「半分の大きさ/値段/量」)

最小イメージ(英文 → 日本語 → 音声)

Half the students are absent today.

(今日は生徒の半分が欠席している。)

使い分けの核心(語順・一致・似た表現)

half the と half of the の違い

  • どちらも意味はほぼ同じ。half of the はやや丁寧・強調。
  • 代名詞の前は必ず half of + 代名詞(例:half of them)。
  • 固有名詞や所有格と相性:half of Japan's population / half of my time

主語と動詞の一致(単複)

  • half the + 複数名詞 → 動詞は複数Half the people are ...
  • half the + 不可算名詞 → 動詞は単数Half the water is ...
  • 割合主語は後続の名詞に引っぱられる、と覚える。

比較表現との住み分け

  • 名詞で半分half the price/size
  • 形容詞で半分half as + 形容詞 + as(例:half as expensive as A
  • 同じ意味でも視点が違う:名詞(値段・大きさ)vs 形容詞(高い・大きい)。

頻出コロケーション(自然な相性)

  • half the class/participants/seats(人数)
  • half the time/day/year(時間)
  • half the cost/effort/energy(費用・労力)
覚え方:half the + 名詞」を声に出して、 peopletimemoney の3語で練習。 代名詞は half of themof を忘れない!

よくあるミスとリライト

  • × a half of the time half the time / half of the timea は通常不要
  • × half the equipments half the equipment(不可算) / half the pieces of equipment
  • × half the student is ... half the students are ...(複数主語→複数動詞)
  • × 代名詞に half the them half of them
  • × one and a half hour one and a half hours(名詞は複数)

🧠 モチベUPヒント:今日のマイクロゴールは「half the + people/time/money を各3回音読」。 小さな反復は記憶の定着(分散学習)を強くします。

💬 例文で感覚をつかもう!(half the + 名詞)

学校 人数(複数名詞)

Half the students are absent today.

(今日は生徒の半分が欠席している。)

構造:half the + 複数名詞 → 動詞は複数are)。

単語:absent=欠席して。

コツ:「半分」の主語は後ろの名詞に数(単複)が引っぱられます。

生活 量(不可算)

Half the water was wasted during the leak.

(漏れのあいだに水の半分がムダになった。)

一致:不可算主語 → 動詞は単数was)。

単語:waste=ムダにする/leak=漏れ。

言い換え:丁寧に Half of the water も可。

仕事 時間(不可算)

We spend half the time fixing tiny issues.

(時間の半分を小さな不具合の修正に費やしている。)

構造:spend + 時間 + V-ing=〜するのに時間を使う。

単語:tiny=とても小さい/issue=問題。

ポイント:time はここでは不可算扱い。

イベント 数量(複数名詞)

Half the seats were empty.

(席の半分が空いていた。)

語法:empty=空の/空いている(形容詞)。

一致:複数主語 → were

比較:Most of the seats(大半)との違いに注意。

家計 量(不可算)

Half the money has been spent already.

(お金の半分はもう使ってしまった。)

一致:money は不可算 → has(単数)。

文法:受動完了 has been spent=使われてしまっている。

語:already=すでに。

イベント 人数(複数名詞)

Half the participants in this workshop signed up online.

(このワークショップの参加者の半分はオンラインで申し込んだ。)

語順:half the + 名詞 + 前置詞句 の形で「どの集団か」を絞り込み。

句:sign up=申し込む/登録する。

一致:複数主語 → 動詞も複数。

学習 成績(複数名詞)

Half the class passed the test, and the rest will retake it.

(クラスの半分が合格し、残りは再受験する。)

class は集合名詞:ここでは「クラスの人々」という意味合いで複数的に扱う文脈。

語:the rest=残り/retake=再受験する。

ニュアンス:事実+次のアクションを淡々と述べる丁寧表現。

理科 量(不可算)

In this process, half the energy is lost as heat.

(この過程ではエネルギーの半分が熱として失われる。)

構文:be lost as ...=〜として失われる。

一致:不可算主語 → is

語:process=過程/energy=エネルギー。

食べ物 量(不可算)

Half the bread is moldy.

(パンの半分がカビている。)

bread はふつう不可算。個数を言うなら a loaf / slices を使います。

単語:moldy=カビの生えた。

言い換え:Half of the bread も自然。

IT 件数(複数名詞)

Half the emails we received were spam.

(受け取ったメールの半分は迷惑メールだった。)

関係節:the emails we received=受け取ったメール。

単語:spam=迷惑メール。

一致:複数主語 → were

代名詞 用法

Half of them live abroad.

(彼らの半分は海外に住んでいる。)

ポイント:代名詞の前は of が必須(× half the them)。

単語:abroad=海外で/海外に。

主語:複数の人々 → live(複数扱い)。

プロジェクト 進捗(不可算)

Half the work is done. Let's finish the rest.

(作業の半分は終わった。残りを片づけよう。)

work は不可算 → is

表現:be done=完了している/the rest=残り。

語気:簡潔で前向きな進捗共有に最適。

移動 距離(名詞句)

We walked half the distance to the station and took a bus.

(駅までの半分の距離を歩いて、バスに乗った。)

用法:half the + 名詞 は主語だけでなく目的語にも置けます。

句:take a bus=バスに乗る。

語順:to the station で距離の範囲を限定。

買い物 価格(名詞)

This jacket is half the price it was last year.

(このジャケットは昨年の半額だ。)

名詞で倍数・比率を表す型:half/twice/three times + the + 名詞

比較との違い:形容詞なら half as expensive as last year

ニュアンス:「価格」という名詞を半分にする見方。

恋愛 気持ち(不可算)

Half the love songs on this playlist are from the ’90s.

(このプレイリストのラブソングの半分は90年代の曲だ。)

名詞:ここでは love songs(可算複数)なので動詞は複数are)。

表記:’90s=1990年代。

範囲指定:on this playlist で対象を限定。

4-3 FAQ:half (of) the + 名詞(半分)

half (of) the + 名詞half of + 代名詞 コアイメージ 指定された集団・量(the)をちょうど半分に切る。

half the + 名詞half of the + 名詞ほぼ同義of を入れるとやや丁寧/強調寄りに聞こえます。

Half the tickets were sold.

(チケットの半分が売れた。)

Half of the tickets were sold.

(同じ意味。少し丁寧。)

代名詞の前は必ず half of を使う(→ Q2)。

はい。them / us / it など代名詞の前では half of + 代名詞 を使います。

Half of them arrived early.

(彼らの半分が早く到着した。)

× half the them は不可。

  • half the + 複数名詞 → 動詞は複数
  • half the + 不可算名詞 → 動詞は単数

Half the people are here already.

(人の半分はもうここにいる。)

Half the water is gone.

(水の半分がなくなった。)

名詞で言うなら half the price。形容詞比較なら half as expensive as ...

This phone is half the price it was last year.

(このスマホは去年の半額だ。)

This phone is half as expensive as last year's model.

(このスマホは去年のモデルの半分の値段感だ。)

名詞で値段を半分にする見方 vs 形容詞で「高い度合い」を半分にする見方。

  • ふつう:an hour and a half
  • 名詞の前で形容詞的に:a one-and-a-half-hour meeting(ハイフンで連結)

The meeting took an hour and a half.

(会議は1時間半かかった。)

It was a one-and-a-half-hour meeting.

(それは1時間半の会議だった。)

どちらも「数が半分」。
half the number of + 複数名詞=数という名詞にフォーカス。
half as many + 複数名詞 + as ...=“多さ”の度合いにフォーカス。

We have half the number of participants we had last year.

(参加者数は去年の半分だ。)

We have half as many participants as last year.

(去年の半分の人数がいる。)

副詞でニュアンス調整できます:about half(だいたい半分)/nearly/almost half(ほぼ半分)/over/more than half(半分)。

About half the class joined online.

(クラスのだいたい半分がオンライン参加した。)

  • half the day=その日の半分の時間という中身に注目
  • half-day + 名詞=「半日の〜」という形容詞(ハイフンあり)

I worked half the day.

(その日の半分働いた。)

We took a half-day trip.

(私たちは半日の小旅行に出かけた。)

口語で half the time は「たいてい/しょっちゅう」の意味にもなります(誇張表現)。文字どおりの“半分の時間”でないことも。

Half the time, the app just freezes.

しょっちゅうアプリが固まる。)

単数を半分に言うなら、自然なのは half an applehalf the applea half of the apple は不自然になりやすいです。

I ate half an apple.

(リンゴを半分食べた。)

I ate half the apple.

(そのリンゴを半分食べた。)

50%half と同じ。ざっくり言うなら over half(半分超)/almost half(ほぼ半分)も便利です。

Over half the respondents chose option A.

(回答者の半分超がAを選んだ。)

時刻は half past + 時 を使います。half the three のようには言いません。

The meeting starts at half past three.

(会議は3時半に始まる。)

4-4. double the + 名詞(2倍の〜)

double the + 名詞 は、ある基準のちょうど2倍という量・数・大きさを名詞でズバッと言い表す形です。 the は「どの集団・どの値か」という基準を指し示します。 小学生にも一言でいえば、“その名詞を2つ分にする”イメージです。

Lesson 056 / Section 4-4

基礎:型と意味(まずは骨格)

基本型:

  • double the + 名詞 … その名詞の2倍の〜(例:double the price/amount/size/speed
  • twice the + 名詞 … ほぼ同義の言い換え(例:twice the price
  • double + 名詞(形容詞)… double price のように the を省くのは一般に不自然。→ 具体物には double the price を推奨

どんな名詞と相性が良い?

  • 数量 double the amount/number/figure/volume
  • お金 double the price/cost/budget/revenue
  • 寸法 double the size/length/height/capacity
  • 速度・頻度 double the speed/rate/frequency
  • 時間 double the time(所要時間が2倍)

似た表現の住み分け

  • double the price(名詞)⇄ twice as expensive as …(形容詞)
  • double the number of + 複数名詞twice as many + 複数名詞 + as …
  • double the amount of + 不可算名詞twice as much + 不可算名詞 + as …
  • 名詞で“量そのもの”を、形容詞/副詞で“性質・度合い”を比べる視点の違いです。

用法マップ:名詞で言う / 形容詞で言う / 動詞で言う

① 名詞で言う(本セクションの主役)

  • double the price/size/speed … 名詞を2倍化して表現
  • double the number of attendeesthe number of + 複数名詞を中核に
  • 主語・目的語・補語のどこにも置ける(例:目的語として使いやすい

② 形容詞・副詞で言う(比較構文)

  • twice as adj as …twice as fast/high/large as …
  • twice as many/few 名詞 + as …
  • twice as much/little 不可算 + as …

③ 動詞で言う(double=動詞)

  • Revenue doubled.(自動詞:2倍になった)
  • We doubled our budget.(他動詞:2倍にした)
  • 動詞は“変化そのもの”を描写できて便利
覚え方: 口に出す順番を固定化するとラクです。
①まず double the を言う → ②つづけて「何を?」(price/number/size など) → ③必要なら of + 名詞 で中身をしぼる(例:double the number of participants)。

よくあるミス → 安全運転への置き換え

  • × double of the price double the priceof は不要)
  • × double than twice as ... as / double the ...
  • two times bigger than(解釈ゆれ) → twice as big as / double the size of
  • costs double the price(冗長) → costs doubleis double the price of ...
  • twice more(地域差・曖昧) → twice as much/many

クイックチェック(3問)

  1. 「何を2倍にする?」が 名詞で言えているか(double the price/number/size)。
  2. 中身をしぼる必要があれば the number/amount of ... の形にできているか。
  3. 比較構文に替えるなら twice as + adj/adv + as / twice as many/much + as を選べているか。

🧠 モチベUPヒント:今日は「double the」のあとに price / number / size / time / speed を順に付けて声に出すだけでOK。
小さな音読でも“言い出しの型”が体に入り、実戦でスッと口から出るようになります。

💬 例文で感覚をつかもう!(double the + 名詞 / 2倍の〜)

買い物 価格

The coffee at the airport is double the price it is downtown.

(空港のコーヒーは、街中の2倍の値段だ。)

構造:double the price + 比較対象。「値段」という名詞を2倍化して表現。

単語:downtown=街の中心部で。

コツ:「double of the price」は誤り。double the price

イベント 人数

We need double the number of volunteers this year.

(今年はボランティアが2倍の人数必要だ。)

the number of + 複数名詞 で「人数」を名詞化。ここを double する。

単語:volunteer=ボランティア(をする人)。

料理 量(不可算)

The recipe uses double the amount of sugar.

(このレシピは砂糖の量が2倍だ。)

amount は「量」を表す名詞。不可算名詞(sugar, water など)と相性◎。

単語:recipe=レシピ。

ガジェット サイズ

This screen is double the size of my old one.

(この画面は、前のものの2倍の大きさだ。)

double the size of A=Aの2倍の大きさ。

言い換え:twice as large as A(形容詞)もOK。

交通 速度

The new train runs at double the speed of the old model.

(新型列車は旧型の2倍の速度で走る。)

at + speed で「〜の速度で」。

単語:model=型・機種。

プロジェクト 時間

It took double the time we expected.

(想定の2倍の時間がかかった。)

take + 時間=〜の時間がかかる。

単語:expect=予想する。

ビジネス 収益

They reported double the revenue this quarter.

(今四半期は収益が2倍だと報告した。)

単語:revenue=収益/quarter=四半期。

コツ:ニュース調の簡潔さが出せる便利な名詞表現。

運動 距離

He walked double the distance I did.

(彼は私の2倍の距離を歩いた。)

I did は前の動詞 walked を受ける省略。

置き換え:twice as far as I did も可。

ガジェット 容量

This battery has double the capacity of the old one.

(このバッテリーは旧型の2倍の容量がある。)

単語:capacity=容量・収容力。

文型:have + double the N of ... で性能比較が簡単に書ける。

マーケ 率・頻度

After the campaign, we saw double the sign-up rate.

(キャンペーン後、登録率が2倍になった。)

表現:see + 変化=(結果として)〜を目にする/経験する。

単語:sign-up=登録。

学習 件数

That's double the number of problems that we solved last week.

(それは先週解いた数の2倍の問題数だ。)

that we solved last week で比較の軸(基準)を明示。

単語:solve=解く。

恋愛 気持ち

Being with you brings me double the joy.

(あなたと一緒にいると、喜びが2倍になる。)

語法:気持ち・感情(joy/courage/energy など)も名詞として2倍化できる。

単語:bring someone joy=人に喜びをもたらす。

荷物 重さ

The box is double the weight of the limit.

(その箱は制限の2倍の重さだ。)

比較:twice as heavy as the limit も可だが、double the weight は名詞で明快。

単語:limit=上限・制限。

経費 コスト

The repair is double the cost of a replacement.

(修理は交換の2倍の費用がかかる。)

× costs double the price は冗長になりやすい。is double the cost がすっきり。

単語:replacement=取り替え・交換品。

仕事 労力

This approach takes double the effort with little benefit.

(このやり方は、効果が少ないのに労力が2倍かかる。)

単語:effort=労力/benefit=利益・良い効果。

語法:take + effort=労力がかかる。

4-4 FAQ:double the + 名詞(2倍の〜)

double the + 名詞 言い換え twice the + 名詞twice as + 形/副 + as ... 基準 of + 名詞 / 比較節 で「何を基準に2倍か」を示せます。

double the + 名詞量そのものを2倍化、twice as + 形容詞/副詞 + as性質・度合いを2倍化します。

This phone is double the price of that one.

(このスマホはあれの2倍の値段だ。)

This phone is twice as expensive as that one.

(このスマホはあれより値段の高さが2倍だ。)

  • double the size of A:名詞で基準を明示
  • double the time we planned:関係節・従属節で基準を説明

This desk is double the size of mine.

(この机は私のの2倍の大きさだ。)

× double of the price は不自然。 double the price が基本です。

The ticket is double the price on weekends.

(週末はチケットが2倍の値段だ。)

  • double the number of + 複数名詞(人数などの数を名詞で)
  • double the amount of + 不可算(量を名詞で)
  • twice as many/much ... as(度合いで比べる言い方)

We need double the number of seats.

(席が2倍の数必要だ。)

We need twice as many seats as before.

(以前の2倍の席数が必要だ。)

使えます。名詞が何であれ「その名詞を2倍の量に」するイメージです。

We need double the water for this recipe.

(このレシピには水が2倍必要だ。)

The stadium can hold double the people now.

(今は収容人数が2倍になった。)

  • 主語:Double the budget will be needed.
  • 目的語:We need double the budget.
  • 補語:The cost is double the budget.

地域差や解釈のブレが出やすい表現です。
安全形twice as big as ...double the size of ...

This model is twice as big as that one.

(このモデルはあれの2倍の大きさだ。)

  • nearly/almost double the ...(ほぼ2倍)
  • more than/over double the ...(2倍
  • about/around double the ...(おおよそ2倍)

We got nearly double the orders today.

(今日はほぼ2倍の注文が入った。)

  • 名詞:double the price(値段という名詞を2倍に)
  • 動詞:Prices doubled.(値段が2倍になった
  • 動詞:We doubled the price.(値段を2倍にした

Prices doubled overnight.

(一晩で価格が2倍になった。)

double the time=所要時間という名詞にフォーカス、twice as long as=長さ(時間の長さ)という性質にフォーカス。

The project took double the time we expected.

(この計画は予想の2倍の時間がかかった。)

The project took twice as long as we expected.

(この計画は私たちの予想の2倍の長さかかった。)

× double the price than は誤り。 double the price of ... または twice as expensive as ...

It's double the price of the basic plan.

(それはベーシックプランの2倍の値段だ。)

  • almost/nearly:ほぼ
  • about/around:だいたい
  • up to:最大で(〜まで)

We achieved up to double the speed in tests.

(テストでは最大で2倍の速度を達成した。)

🧾 総まとめ:冠詞の位置 チェックリスト

本レッスン「冠詞の位置(Lesson 056)」の要点を 一目で確認できる まとめセクションです。 実装時は以下の各カードに具体例・短解説・注意点を追記してください(英⽂を入れる場合は既定のレイアウトと data-tts ルールを遵守)。

Lesson 056 / Summary

総覧マップ(レッスン全体の見取り図)

このマップは「どの型をいつ使うか」を5秒でつかむためのダッシュボードです。 難しい言葉をなるべく避け、大人にも小学生にも通じる説明でまとめています。 各カードは 要点最小ルールミニ例(英→和→音声) の順で確認できます。

要点 冠詞 a/an/the は、修飾語(very / beautiful など)の前に置くのが原則。

最小ルール a/an + (副詞) + 形容詞 + 名詞

She found a very beautiful flower.

(彼女はとても美しい花を見つけた。冠詞 a は修飾語の

  • コツ:まず冠詞→修飾→名詞」を口ぐせに。
  • 注意:可算・不可算、単複で動詞一致も確認。

要点 いくつかの表現は語順が固定。覚えた型のまま使うのが近道。

最小ルール such a + 形容詞 + 名詞many a + 単数名詞 など

It’s such a good idea.

(それはとても良いアイデアだ。)

  • コツ:a/an形容詞の前に固定される型がある。
  • 覚え方:「丸ごと暗記」→「そのまま口に出す」。

要点 a/an名詞の直前へ押し出す型(例:How/So/As/Too/This/That/What/However)。

最小ルール How + 形容詞 + a/an + 名詞 ... ? など

How big a house do you need?

(どれくらい大きな家が必要ですか?)

  • 合図:How/So/As/Too/This/That/What/However を見たら語順注意。
  • 例:so good a manas honest a person as ...

要点 the が「どの集団・どの量か」を示し、all/both/half/double が「全体・二者・半分・2倍」を上書き。

最小ルール all/both/half/double the + 名詞

The ticket is double the price on weekends.

(週末はチケットが2倍の値段だ。)

  • 一致:half the + 複数=動詞も複数/half the + 不可算=動詞は単数。
  • 比較の切替:double the pricetwice as expensive
使い方: ① まず該当セクションのカードで「型」を確認 → ② ミニ例文を英→和→音声の順に3回音読 → ③ 本文の練習問題へ。 小さな反復(分散学習)が記憶の定着に効きます。

要点チェック(Yes/No で確認)

レッスンの要点だけを、大人にも小学生にも通じる短い言葉で整理しました。
各項目を読んで「できる」と思ったらチェック ✅。右側のメーターで進捗が分かります。

進捗 0 / 9 クリア
  • 原則 冠詞 a/an/the修飾語(very, beautiful 等)の前に置けている?

    She found a very beautiful flower.

    (彼女はとても美しい花を見つけた。冠詞は修飾語の

    ヒント:まず「a/an」と言ってから、修飾語→名詞の順に口に出す。
  • 固定語順 such a + 形容詞 + 名詞many a + 単数 など、型どおりに言えている?

    It’s such a good idea.

    (それはとても良いアイデアだ。)

    注意:a/an は形容詞のに固定される型があります。
  • 語順注意 How/So/As/Too/This/That/What/However が来たら、形容詞 + a/an + 名詞 にできている?

    How big a house do you need?

    (どれくらい大きな家が必要?)

    合図を見つけたら、a/an名詞の直前へ。
  • 一致 half the + 名詞 のとき、動詞は名詞の単複に合わせられている?

    Half the people are here, but half the water is gone.

    (人の半分はいるが、水の半分は無くなった。)

    複数=are、不可算=is
  • 量・倍数 all / both / half / double the + 名詞 で「どの集団・量か」を示せている?

    The ticket is double the price on weekends.

    (週末は2倍の値段

    the が基準(どれか)を示すカギ。
  • 言い分け 「量そのもの」は double the + 名詞、「性質の度合い」は twice as + 形/副 + as に切替できる?

    This phone is double the price / twice as expensive as that one.

    (このスマホはあれの2倍の値段2倍高い

  • 代名詞 代名詞の前は of が必要(half of them / all of us / both of you)と言える?

    Half of them arrived early.

    (彼らの半分が早く着いた。)

    対して、所有+複数名詞は both my hands の語順(× my both hands)。
  • 発音 a / an は文字ではなくで選べている?(母音の音の前は an

    an unusual idea / a useful tool

    アン・ユージュアル/・ユースフル)

  • 名詞の性質 不可算名詞には s を付けず(equipment / advice / furniture)、必要なら数え方で言い換えられる?

    We bought two pieces of equipment.

    (私たちは2台(2点)の機器を買った。)

※ チェックはこのページ上のみで記録します。
学習アドバイス:各チェック項目のミニ例文は、英→和→音声の順で3回音読
小さな反復(分散学習)が記憶を強くします。できたら ✅ を入れて前へ進みましょう。

型別マトリクス(パッと見比較)

迷ったらこの表。基本型ミニ例注意 の順で、一目で正しい言い方にたどり着けます。
英文は必ず 英→和→音声 の順で確認できるようにしています(発音練習は data-tts ボタンで)。

カテゴリ 基本型(コードで固定) ミニ例(英→和→音声) 注意・コツ
原則 a/an + (副詞) + 形容詞 + 名詞
冠詞は修飾語より前に置く

She found a very quiet town.

(彼女はとても静かな町を見つけた。)

  • a/an を先に口に出す→修飾→名詞の順
  • 不可算は冠詞なし(water, advice など)
固定語順 such a + 形容詞 + 名詞
many a + 単数名詞
rather/quite a + 形 + 名

It’s such a beautiful day.

とてもすてきな日だ。)

  • a/an は形容詞のに固定される型あり
  • many a + 単数 でも意味は「多くの〜」
語順注意 How/So/As/Too/This/That + 形 + a/an + 名
What a + 形 + 名!(感嘆)

So big a change!

(なんて大きな変化だ!)

  • a/an名詞の直前へ押し出す特別な語順
  • 感嘆は What a + 形 + 名!× What + 形 + a + 名)
量・倍数 all/both/half/double the + 名詞
the が「どの集団・値か」を指す

The ticket is double the price on weekends.

(週末は2倍の値段だ。)

  • half the + 複数→動詞は複数/half the + 不可算→動詞は単数
  • double of the price は誤り → double the price
言い換え double the + 名詞(量そのもの)
twice as + 形/副 + as ...(度合い)

This phone is double the price / twice as expensive as that one.

(このスマホはあれの2倍の値段2倍高い

  • ニュース調で明快→名詞(double the price
  • 性質の度合いを強調→比較(twice as ... as
代名詞 all/both/half of + 代名詞
例:all of us / both of you / half of them

Both of us were surprised.

(私たち二人とも驚いた。)

  • 所有+名詞なら both my hands× my both hands)
  • 代名詞の前には必ず of
発音 an + 母音の音a + 子音の音

an honest answer / a university student

アン・オネスト/・ユニバーシティ)文字でなくで判断

  • hour / honest は母音の音→an
  • university / useful は子音の音 /juː/→a
不可算 two pieces of equipment
不可算名詞を数えるときの型

We bought two pieces of equipment.

(機器を2台(2点)買った。)

  • advice / furniture / equipments は付けない
  • a piece of / two pieces of で数量表現
使い方:各行の基本型を声に出してから、ミニ例を英→和→音声の順に3回音読。
「型→例→注意」の3点セットで、迷いなく正しい語順が選べるようになります。

よくあるミス → 安全運転の置き換え

間違えやすいパターンを NGOK の対で整理。
大人にも小学生にもわかるように、短いコツと言い換えルールを添えました。 英文は 英→和→音声 の順で確認できます。

NGよくある誤り  OK正しい言い方  強調部は ハイライト 表示
NG double of the price
OK double the price

The ticket is double the price on weekends.

(週末はチケットが2倍の値段だ。)

ルール:double は名詞を直接修飾(of は不要)。
NG my both hands
OK both my handsboth of my hands

Both my hands were cold.

(私の両手が冷たかった。)

語順:both は所有語(my)の
NG half the equipments
OK half the equipmenthalf the pieces of equipment

Half the equipment is new.

(機器の半分は新しい。)

不可算名詞:equipments を付けない。数えるなら pieces of を使う。
NG such pretty a day
OK such a pretty day

It’s such a pretty day.

とてもすてきな日だ。)

型:such + a + 形容詞 + 名詞× such + 形 + a + 名)。
NG How a big house do you need?
OK How big a house do you need?

How big a house do you need?

(どれくらい大きな家が必要?)

語順:How + 形 + a + 名× How + a + 形 + 名)。
NG too a difficult problem to solve
OK too difficult a problem to solve

It’s too difficult a problem to solve.

(それは解くには難しすぎる問題だ。)

型:too + 形 + a + 名 + to V
NG as a honest a person as I've known
OK as honest a person as I’ve known

He is as honest a person as I’ve known.

(彼は私の知る中で最高に誠実な人だ。)

型:as + 形 + a + 名 + as ...a は名詞の直前)。
NG What a interesting book!母音の音の前は an
OK What an interesting book!

What an interesting book!

(なんておもしろい本なんだ!)

感嘆:What + a/an + 形 + 名!an は母音の音の前。
NG both the two students
OK both studentsthe two students

Both students passed the test.

2人とも合格した。)

重複禁止:boththe two は意味がかぶるので併用しない。
NG all them were excited
OK all of them were excited

All of them were excited.

(彼らは全員わくわくしていた。)

代名詞の前には of が必要(all/both/half of + 代名詞)。
NG twice more than last year(曖昧)
OK twice as many/much as ...double the number/amount of ...

We have twice as many orders as last year.

(今年は去年の2倍の注文数だ。)

名詞で言うなら double the number of orders
NG double than last year
OK twice as much/many as last yeardouble last year’s sales

We sold twice as many units as last year.

(去年の2倍の台数を売った。)

doublethan は付けない。
仕上げ:OK 例を英→和→音声で3回音読。 口の筋肉に「語順のクセ」を覚えさせると、実戦で迷いません。

迷ったときの道順(Decision Tree)

「どの型を使えばいい?」に一発回答できるよう、質問 → はい/いいえで進む道順を用意しました。
できるだけやさしい言葉で書き、各ステップにミニ例(英→和→音声)を添えています。

STEP 1 言いたいのは「量そのもの」? (数・量・大きさ・値段・速度・時間など)

all / both / half / double the + 名詞 the は「どの集団・どの基準か」を示す合図

We need double the number of seats.

(席が2倍必要だ。)

  • the number/amount of で「人数・量」を名詞化してから double を当てる。
  • × double of the price double the price
STEP 2 言いたいのは「性質の度合い」? (高い/速い/大きい などの形容詞・副詞)

twice as + 形/副 + as ... (2倍の度合い)

This phone is twice as expensive as that one.

(このスマホはあれより2倍高い。)

  • 名詞で言うなら double the price(ニュース調で明快)。
  • × double thantwice more は避ける。
STEP 3 この表現は「決まりの語順」? (such a / many a / rather a / quite a / half a / a = per / what a)

such a + 形容詞 + 名詞many a + 単数名詞

It’s such a good idea.

(それはとても良いアイデアだ。)

  • a/an は形容詞のに固定(× such pretty a day)。
STEP 4 文頭や前に How / So / As / Too / This / That / What / However が来る? (結びつきの強い語順)

How/So/As/Too/... + 形容詞 + a/an + 名詞

How big a house do you need?

(どれくらい大きな家が必要?)

  • a/an名詞の直前へ押し出すのがポイント。
  • 感嘆は What a + 形 + 名!× What + 形 + a + 名)。
STEP 5 直後は「代名詞」? (us / you / them など)

all / both / half of + 代名詞

Both of us were surprised.

(私たち二人とも驚いた。)

  • 所有+名詞なら both my hands× my both hands)。
STEP 6 a / an は「文字」ではなく「音」で選べている?

原則 母音のの前は an,子音の音の前は a

an honest answer / a useful tool

アン・オネスト/・ユースフル)

STEP 7 その名詞は「不可算」? (advice / furniture / equipment など)

one/two piece(s) of + 不可算名詞

We bought two pieces of equipment.

(機器を2台(2点)買った。)

  • 不可算名詞に s は付けない(equipments は不可)。
ヒント: 迷ったら「①量そのもの? ②性質の度合い?」の順で判断すると早いです。
例文は 英→和→音声の順に3回音読して、口グセとして定着させましょう。

6. クイック確認(ミニ小テスト)

レッスンのツボだけを小問で確認します。
大人にも小学生にもわかるように、各問の下に やさしい解説英→和→音声の例文を付けました。

スコア 0 / 6 正解
Q1 正しい語順はどれ?(such a + 形容詞 + 名詞

解説a は形容詞のに固定。「such a + 形 + 名」がセット。

It’s such a pretty day.

とてもすてきな日だ。)

Q2 正しい語順はどれ?(How + 形容詞 + a + 名詞

解説a名詞の直前へ押し出す特別な語順。

How big a house do you need?

(どれくらい大きな家が必要?)

Q3 正しい言い方はどれ?(名詞で「2倍」)

解説double は名詞を直接修飾(of は不要)。

The ticket is double the price on weekends.

(週末はチケットが2倍の値段

Q4 動詞はどっち?(half the + 名詞 → 名詞に合わせる)

解説複数名詞(people)なので動詞も複数(are)。不可算なら単数(is)。

Half the water is gone.

(水の半分は無くなった。)

Q5 正しい組み合わせはどれ?(音で a / an)

解説母音のの前は anhonest は最初の h を発音しない。

an honest answer

正直な答え)

Q6 正しい言い方はどれ?(度合いで「2倍」)

解説doublethan は不可。度合いなら twice as + 形/副 + as

We sold twice as many units as last year.

(去年の2倍の台数を売った。)

※ 採点すると解説が開きます。
コツ:各問の「OK型」を声に出して3回読んでから、似た文を自分の言葉で1つ作ると定着が早いです。