📚 クイックナビ
📚 英文法 全120 Lesson

代名詞の種類(Pronouns)

代名詞は、名詞の代わりに人・物・ことを指すことば。
このページでは、7つの代名詞(人称/所有/再帰/指示/不定/疑問/関係)を、やさしい説明+例でスッキリ整理します。 🧠 学びのコツ:「誰を指す?(指示先)」「文での役割(主語・目的語など)」の2点を見ると迷いにくい!

Lesson 057

このページでできるようになること

  • 代名詞の全体像をすぐに把握できる
  • 7種類の使い分けを、例で理解できる
  • 文の中で「何を指しているか」を見抜ける
🔥 モチベUP:「10分だけ」と時間を区切ると集中力が続きます。まずは目次から気になるところへどうぞ!

目次

1. 代名詞とは?(まず全体像)

代名詞(pronoun)は、名詞の代わりに人・物・ことを指すことばです。くり返しを避け、文章を読みやすくします。
例:Taro(太郎)→ hethe book(その本)→ it。文の中では名詞と同じように 主語(S)目的語(O)補語(C)の位置に置けます(骨格:S V O / S be C)。
選ぶときは、何を(だれを)指すか=先行詞と、単数・複数/人称の一致をまず確認。使い分けは大きく 7種類(人称・所有・再帰・指示・不定・疑問・関係)で考えると迷いにくくなります。 用語ミニ解説:先行詞=代名詞が指している「もとの名詞」。=文での役割による形の違い(主格:I/目的格:me/所有格:my/所有代名詞:mine)。

Lesson 057 / Section 1

概要

Lesson 057 / Section 1

代名詞(pronoun)は、名詞の代わりに「人・物・こと」を指すことばです。
例:Taro(太郎)→hethe book(その本)→it
同じ名詞を何度もくり返すと読みづらくなるため、代名詞に置きかえると文章がすっきりします。代名詞は名詞と同じように 主語(S)目的語(O)補語(C)の位置に置けます。

この章のポイント

  • だれ/何を指すのか=先行詞(前に出た名詞や文脈の人物)を常に意識する。
  • 文での役割(主語・目的語・補語)によって、形が変わることがある()。
  • 代名詞は大きく7種類(人称・所有・再帰・指示・不定・疑問・関係)。用途で使い分ける。
人称(I / you / he / she / it / we / they) 所有(mine / yours / his / hers / ours / theirs) 再帰(myself / yourself / …) 指示(this / that / these / those) 不定(some / any / one / another / other / none …) 疑問(who / what / which / whose) 関係(who / which / that / what)

用語ミニ辞書(大人にも子どもにもわかる言い方)

代名詞
名詞の代わりに指すことば(例:Tarohe)。文章を短く、分かりやすくする。
先行詞
代名詞が指している「もとの名詞」。直前の名詞や、会話で共有している人・物。
文での役割に合わせて形が変わること。主格(主語用)・目的格(目的語用)・所有格(〜の)・所有代名詞(〜のもの)。
形式主語 (it)
内容をあとに回すための「文の形をととのえる it」。例:天気・時間・距離、It is important to ... など。

このセクションの学習目標

  • 目標1 「代名詞=名詞の代わり」という役割とメリットを、自分のことばで説明できる。
  • 目標2 文を読む/書くときに、先行詞と単数・複数/人称が一致しているかをチェックできる。
  • 目標3 代名詞の7種類の名前と代表例を言える(細かい使い分けは次セクションで練習)。
💡 モチベ・ヒント:「まず7つの名前だけ」を声に出して言えるようにしましょう。宣言効果で学習が続きやすくなります。

代名詞の役割:主語・目的語・補語

英文ではよく S(主語)V(動詞)O(目的語)の順で並びます。
代名詞(pronoun)は名詞の代わりに人・物・ことを指し、文のどこでも使えます。 まずは3つの役割を、短い定義と言葉の形(格)で整理しましょう。

役割 できること(やさしい定義) 主な代名詞の形(格) 骨格パターン・置き場所
🧑‍🏫 主語(S) 文の主人公。「だれ/何が〜する」を表す場所。 主格
I / you / he / she / it / we / they
🧩S V ...
例(語のみ):She(主語)
🎯 目的語(O) 動作の行き先。「だれ/何を〜する」を表す場所。
前置詞for, to, with など)の後ろも目的語。
目的格
me / you / him / her / it / us / them
🧩S V OPrep + O
例(語のみ):him(目的語)/for me
🧱 補語(C) 主語の中身を説明して完成させる。
be動詞 などの後ろに置かれることが多い。
所有代名詞 ほか
mine / yours / his / hers / ours / theirs
※補語は名詞・形容詞・代名詞などが来る
🧩S be C
例(語のみ):mine(補語)

見分け方のコツ(初心者〜大人まで共通)

  • ① 主語の場所=動詞の前に来る「だれ/何が」。→ 主格 を使う。
  • ② 目的語の場所=動詞や前置詞の後ろに来る「だれ/何を・に・と」。→ 目的格 を使う。
  • ③ 補語の場所be 等の後で主語を説明。→ 所有代名詞 など、名詞扱いの語もOK。
  • ④ 先行詞を確認:指しているもの(人/物)・単数/複数・人称が合っているか必ずチェック。

用語ミニ辞書(やさしい説明)

主語(S)
文の主人公。「だれ/何が〜する」。
目的語(O)
動作の行き先。「だれ/何を(に・と)〜する」。
補語(C)
主語の説明。be の後ろに来やすい。
役割で形が変わること(主格/目的格/所有格/所有代名詞)。
前置詞
名詞の前に置いて関係を示す語(for, to, with など)。
よくある注意
  • 前置詞の後ろは目的格for me / to him / with them
  • 「所有格(my)」は名詞とセット、所有代名詞(mine)は名詞なしで単独可。
  • It's me. は会話で自然。形式的には It is I. とする説明もある(試験の指示に従う)。
  • it は「それ」以外に天気・時間などの形式主語にも使う(例示は後のセクション)。

7種類の「地図」:どれを選べばいい?(ナビカード)

代名詞は用途で7種類。まずは「何を指す?(先行詞)」と「どんな目的?(紹介・所有・説明…)」の2軸で選ぶと迷いません。
すべてのカードは詳しい解説セクション(#section-2#section-8)へジャンプします。

🧠 コツ:まず「名前だけ」7つ言えるように練習→次に各カードの代表語を口に出す。音読の宣言効果で記憶が定着します。

「誰を指す?」先行詞と一致(合意のルール)

代名詞は必ずどれか(誰か)を指しているので、まずは先行詞(もとの名詞)を見つけます。次に、 数(単数/複数)人称(I/you/he...)文脈上の距離(this / that) を合わせるのがルールです。

  • Rule 1 先行詞を特定:いちばん近くの名詞や、会話で共有済みの人・物を探す。 例:the bookitTom and Lisathey
  • Rule 2 数を一致:単数なら he / she / it、複数なら they例:booksthey / them / their
  • Rule 3 人称を一致:話し手=I、聞き手=you、第三者=he/she/it/they
  • Rule 4 距離と話題:近い/直近の話題=this、離れている/前の話題=that複数は these / those
  • Rule 5 単数 they:性別が不明・伏せたいときは1人でもthey / them / theirが使える。 例:If anyone calls, tell them I’ll call back.
状況 先行詞(もとの名詞) 選ぶ代名詞 メモ
単数の人 a teacher(性別不明) they / them / their 単数theyで自然に受ける。
複数の人 Tom and Lisa they / them / their 複数は必ず they 系。
単数の物 the book it / it / its 物は基本 it
不特定 anyone / everyone / someone they / them / their “人” だが性別不明 → 単数they。
距離・話題 this pen / that idea this / that / these / those 近い=this/these、遠い=that/those
コツ:代名詞を置く前に「今、何を指したい?」と自問し、表に当てはめて確認しましょう。迷ったら、先行詞をもう一度“名詞で書き直す”とミスに気づけます。

it の特別用法(形式主語・形式目的語)

it は「それ」だけではありません。文の形をととのえる道具として使う 形式主語形式目的語 を早めに知っておくと、読み書きがぐっと楽になります。

① 形式主語(anticipatory it)

本当の主語(内容)をあとに回して、文頭に軽い it を置く形。英語は「重い内容を後ろに置く」ほうが自然です。

  • It + be + 形容詞 + to 不定詞It is important to sleep well.(よく眠ることは大切だ)
  • It + be + 形容詞 + that 節It is clear that...(〜は明らかだ)
  • It + 動詞(take等) + 時間/距離 + to 不定詞It takes 20 minutes to get there.(そこまで20分かかる)
  • 天気・時間・距離:It’s raining. / It’s 5 o’clock. / It’s 3 km.
To sleep well is important. も文法的には可能ですが、英語では It is important to ... の語順がより自然です。

② 形式目的語(expletive it / dummy object)

動詞の目的語が長い内容to 不定詞 / that 節 など)になるとき、先に軽い it を置き、内容は後ろへ送ります。

  • S + find/make/consider + it + 形容詞/名詞 + to 不定詞
    例:I find it easy to use.(それは使いやすいと感じる)
  • S + make/think/consider + it + 形容詞 + that 節
    例:She made it clear that...(〜であると明確にした)
「重い内容を後ろへ」=読み手が理解しやすい並びになります。
よくあるミスと直し方
  • × I think easy to use. I think it is easy to use. / I find it easy to use.
  • × To sleep well is important.(不自然) → It is important to sleep well.
  • × Is it rain? Is it raining?(天候の itbe + -ing とセット)
🔎 観察ポイント:長い内容はうしろへ、軽い it は前へ。この並びを見つけられると、英文が一気に読みやすくなります。

2. 人称代名詞(I / you / he / she / it / we / they)

人称代名詞(personal pronouns)は、話し手・聞き手・第三者など「だれ/何」を指す基本の代名詞です。
英文では、置く場所(主語/目的語など)によって形が変わります。これを格(case)といい、主格(主語用)目的格(目的語/前置詞の後)所有格(名詞あり)所有代名詞(名詞なし)の4種類をまず押さえます。 用語ミニ解説:前置詞=名詞の前に置いて関係を示す語(for / to / with など)。

Lesson 057 / Section 2

全体マップ:人称 × 単複 × 格(形の早見表)

人称 主格
(主語)
目的格
(目的語/前置詞の後)
所有格
(名詞あり)
所有代名詞
(名詞なし=〜のもの)
一人称 単数 I me my mine
二人称 単複同形 you you your yours
三人称(男性) 単数 he him his his
三人称(女性) 単数 she her her hers
三人称(物・事) 単数 it it its (通常なし)
一人称 複数 we us our ours
三人称 複数 they them their theirs
三人称
参考
単数(性別不明) they them their theirs

選び方のコツ(超重要)

  • 動詞の前=主語 → 主格I / he / they など)。
  • 動詞や前置詞の後=目的語 → 目的格me / him / them)。
  • 所有格は「名詞とセット」my book)。
  • 所有代名詞は「名詞なし」mine=私のもの)。
  • 単数they:性別が分からない1人を自然に指す(they / them / their)。
先に避けたい混同
  • its(所有格)と it’sit is / it has の短縮)は別物。
  • her は「目的格」と「所有格(形容詞)」が同じ形。位置で見分ける。
  • you は単数・複数とも同形。文脈で判断。
  • 前置詞の後ろは必ず目的格for me / to him / with them)。
🔁 覚え方:場所 → 形(格)の順で判断。声に出して「主語=主格/後ろ=目的格/名詞あり=所有格/なし=所有代名詞」と唱えると定着が速いです。

💬 例文で感覚をつかもう!(人称代名詞)

主語(主格) ビジネス

She works from home on Fridays.

彼女は金曜日は在宅勤務です。)

🔧 構造:S(主格) + V + ...She は主語の位置なので主格。

🧠 単語:work from home=在宅勤務する / on Fridays=毎週金曜。

💡 ニュアンス:習慣を淡々と述べる丁寧表現。

主語(主格) 複数

They are on the way.

彼らは今向かっているところです。)

🔧 構造:They(主格) + be + ...

🧠 単語:on the way=道中、移動中。

💡 ニュアンス:到着途中である軽い連絡の定番。

目的語(目的格) 依頼

Please call me later.

(後で私に電話してください。)

🔧 構造:V + O(目的格) → 動詞 call の後は目的格 me

🧠 単語:later=後で。

💡 ニュアンス:丁寧な依頼。Pleaseで柔らかい印象。

前置詞+目的格 ギフト

This gift is for him.

(この贈り物は彼のためのものです。)

🔧 ルール:前置詞の後ろは必ず目的格for + him

🧠 単語:gift=贈り物。

💡 ニュアンス:宛先を明確に伝える表現。

所有格(名詞あり) 日常

This is my favorite mug.

(これは私のお気に入りのマグカップです。)

🔧 ルール:名詞が続くときは所有格my + mug

🧠 単語:favorite=一番好きな / mug=マグカップ。

💡 ニュアンス:身近な物の所有を示す基本形。

所有代名詞(名詞なし) 確認

Is this seat yours?

(この席はあなたのものですか?)

🔧 ルール:名詞がないときは所有代名詞 → yoursyour seatの代わり)。

🧠 単語:seat=座席。

💡 ニュアンス:丁寧な席の確認。

所有格(名詞あり) 職場

Their office is on the second floor.

彼らのオフィスは2階にあります。)

🔧 ルール:their + 名詞(所有格は名詞とセット)。

🧠 単語:second floor=2階(米語)。英語圏で階の数え方に差あり。

💡 ニュアンス:場所案内の定番表現。

主語(it) カジュアル

It’s me.

私です。)

🔧 ポイント:会話では自然。形式文では It is I. とする説明も。

🧠 単語:It’s=It is の短縮。

💡 ニュアンス:電話やインターホンでの定番の返答。

前置詞+目的格 注意

Between you and me, it’s a secret.

ここだけの話ですが、それは秘密です。)

🔧 ルール:前置詞 between の後は目的格me× you and I

🧠 単語:secret=秘密。

💡 ニュアンス:「内緒で」の慣用句。

単数 they 案内

If anyone has questions, they can email me.

(もしどなたか質問があれば、その人は私にメールしてください。)

🔧 ルール:不特定単数(anyone)を they で自然に受ける。

🧠 単語:email=メールを送る(動詞)。

💡 ニュアンス:性別に配慮した丁寧なガイド文。

単数 they 職場

The new designer said they will send the files.

(新しいデザイナーは、その人がファイルを送ると言いました。)

🔧 ルール:肩書き・役割で紹介した未知の個人にも they が自然。

🧠 単語:designer=デザイナー / file=ファイル(複数files)。

💡 ニュアンス:中立的・配慮ある言い方。

恋愛 主語+目的語+内容 it

I love you, and you know it.

あなたを愛しているよ。あなたそのことを知っている。)

🔧 構造:S V O/内容を受ける it(直前の「愛していること」)。

🧠 単語:love=愛する / know=知っている。

💡 ニュアンス:ストレートで温かい言い方。

比較 試験で注意

She runs faster than I do. / (口語) faster than me.

(彼女はより速く走る。)

🔧 ルール:形式的には省略を補って than I (do)。口語では than me も一般的。

🧠 単語:faster=より速く。

💡 ニュアンス:文脈や試験の指示に合わせて選ぶ。

所有代名詞(名詞なし) 会話

Whose notebook is this? It’s hers.

(これは誰のノートですか? 彼女のものです。)

🔧 ルール:名詞なし → 所有代名詞 hersIt’s=It isits と混同注意)。

🧠 単語:whose=誰の / notebook=ノート。

💡 ニュアンス:持ち主確認の自然なやり取り。

2-FAQ:人称代名詞マップ(主格/目的格/所有格/所有代名詞)

ねらい この章の最重要=「場所で形が決まる(格)」を、迷いポイントにしぼって解決します。
※このFAQはSection 3(所有代名詞)や Section 4(再帰代名詞)と重ならない内容に限定しています。

  • 主格:主語の形(I / he / she / we / they / it)
  • 目的格:動詞や前置詞の後(me / him / her / us / them / it)
  • 所有格(形容詞):名詞とセット(my book / her idea)
  • 所有代名詞:名詞なしで「〜のもの」(mine / hers など)

I called my friend for him. The ticket is mine.

私は友だちに彼のために電話した。チケットは私のものです。)

主語なら主格(I)、目的語なら目的格(me)。迷ったら片方を外して判定!

Tom and I visited Kyoto.

(トムと私は京都を訪れた。)

The guide spoke to Tom and me.

(ガイドはトムと私に話しかけた。)

チェック:spoke to me がOKなので Tom and me もOK。

会話→ It’s me が自然。形式的な文書→ It is I とされることも。

It’s me.

私です。)

電話・インターホンなど日常は It’s me. を使えばOK。

前置詞(for / to / with / at / about …)の後ろは目的格

Could you speak to him about it?

(その件について彼に話してもらえますか?)

  • than I (do):文法的に明示(省略を補った形)
  • than me:会話でよく使う自然な形

She runs faster than I do. / … than me.

(彼女はより速く走る。)

試験では指示に合わせて選び、会話では自然な than me も広く容認されています。

who=主格whom=目的格。会話では whomwho に置き換えることが多いです。

Whom did you invite? — I invited him.

(誰を招待しましたか? — 彼を招待しました。)

コツ:he/him で言い換えテスト。him なら whom

形はそのまま:主格 they/目的格 them/所有格 their/所有代名詞 theirs

Someone forgot their bag. I hope they find it.

(誰かがその人のカバンを忘れた。その人が見つけるといいな。)

you は単複同形。必要なら you all / you guys / you two / you both などで補います(地域・場面の丁寧さに注意)。

You all can submit your reports by Friday.

皆さんは金曜までにレポートを提出してください。)

  • each / everyone / someone → 後続代名詞は中立的に they/their/them がよく使われる
  • of + 代名詞目的格none of us / each of them

Each of them shared their ideas.

彼らのそれぞれが自分のアイデアを共有した。)

会話では as tall as me が自然。形式的に書くなら as tall as I am

He is as tall as me. / … as I am.

(彼はと同じくらい背が高い。)

丁寧には自分は後ろに置くのが通例(you and I / my friend and I)。目的語でも同様(for my friend and me)。

You and I have a meeting today.

あなたと私は今日ミーティングがあります。)

会話では目的格が普通:It’s me / us / them. 形式的には It is I / we / they とされる場合も。

Who is there? — It’s us.

(そこにいるのは誰? — 私たちです。)

3. 所有代名詞(〜のもの)

所有代名詞(possessive pronouns)は、名詞をつけずに単独で「〜のもの」と言える語です。
代表:mine / yours / his / hers / ours / theirs
いっぽう、所有格(possessive adjectives)名詞とセットで使う語:my / your / his / her / its / our / their(例:my book)。
まずは「名詞あり → 所有格」「名詞なし → 所有代名詞」という一本ルールを固めます。

Lesson 057 / Section 3

まずは核ルール(最短で迷わないための4本柱)

  1. Rule 1 名詞があるときは「所有格」my/your/her + 名詞例(語の並びだけ):my + bagtheir + idea※全文の例文は後のセクションで扱います
  2. Rule 2 名詞がないときは「所有代名詞」mine/yours/hers/ours/theirs「これは私のもの」のように、語だけで完結します。
  3. Rule 3 be 動詞の後ろ(補語)に来やすい: 構文の骨格は S be CC(補語)に所有代名詞を置くと、「A は 〜のものだ」という形が作れます(例の全文は後で)。
  4. Rule 4 it に独立の所有代名詞は基本なしits は所有(名詞とセット)。 It is its. 言い換えで回避:its + 名詞を使うか、別の所有代名詞へ(例:This cover is mine. など)。

用語ミニ辞書(やさしいことばで)

所有格
名詞とセットの「〜の」。my book, their plan など。
所有代名詞
名詞なしで「〜のもの」。mine, yours など。
補語
主語の説明をして文を完成させる部分(be の後ろに来やすい)。
先に避けたい混同ポイント
  • his は二役:所有格(名詞あり)/所有代名詞(名詞なし)。
  • its(所有格)と it’sit is / it has)は別物。
  • your’s は誤り。正しくは yours
💡 モチベTip:声に出して3回―― 名詞あり=所有格 / 名詞なし=所有代名詞。 たったこれだけで、判断は一瞬で決まります。

クイック対照表(「名詞あり=所有格」「名詞なし=所有代名詞」)

人称 所有格(名詞あり)
=名詞とセットで「〜の」
所有代名詞(名詞なし)
=単独で「〜のもの」
一口メモ
一人称 単数 my(例:my bag) mine be動詞の後で補語に置きやすい:This is mine.
二人称 単複 your yours × your’s は誤り。 yours
三人称(男性) his his 二役 形は同じでも、名詞が来れば所有格/来なければ所有代名詞。
三人称(女性) her(例:her idea) hers 形が変わるペア:herhers
三人称(物・事) its(例:its cover) 独立形なしIt is its. は不可。itsit’s(it is/has)
一人称 複数 our ours 所有代名詞は名詞を伴わず単独で使える。
三人称 複数 their theirs 集合・グループの所有:their project / This project is theirs.
ワンポイント: 名詞あり→所有格名詞なし→所有代名詞 を唱えると迷いません。
応用:a friend of mine のように of + 所有代名詞 で「〜の(複数の)うちの一つ」というニュアンスも表現できます。

構文で分かる使いどころ(型カタログ)

型A

This is + 所有代名詞

be動詞の後ろ(補語)に所有代名詞を置いて、「〜は誰それのものだ」をシンプルに表す。

This is mine.

(これは私のものです。)

🔧 構造:S be C/C = 所有代名詞。 *This is my. は不可(名詞なしで所有格は使えない)。
型B

Whose + 名詞 … ? — It’s + 所有代名詞.

持ち主をたずねて、名詞なしの所有代名詞で答える定番ペア。

Whose notebook is this? It’s hers.

(これは誰のノートですか? 彼女のものです。)

🔧 ポイント:hers は名詞を伴わない独立形。It’sIt is の短縮(its と混同注意)。
型C

名詞 + of + 所有代名詞(Double Genitive)

「〜のうちの一つ」「〜さんの(あの)…」のように、集合の中の一つや評価ニュアンスを表す。

a friend of mine

私の友人のひとり

🔧 使い分け:my friend は所有関係をただ述べる/a friend of mine は複数の中の一人を示唆。
型D

名詞 + of one’s own(自分自身の〜)

「自分だけの/自前の」という専有感を出す決まり表現。

a room of my own

自分だけの部屋)

🔧 形:of + 所有格(my/your/his...) + own※所有代名詞ではなく所有格を使う× of mine own)。
恋愛

感情表現 × 所有代名詞(言い切りが美しい)

My heart is yours.

(私の心はあなたのものです。)

🔧 構造:S be C/C = 所有代名詞。yours は名詞なしで完結。× My heart is your.
🧭 見分け術:名詞が来るなら所有格(my/her/their)来ないなら所有代名詞(mine/hers/theirs)
この判断を声に出して確認してから文を作ると、ミスが激減します。

💬 例文で感覚をつかもう!(所有代名詞 / 所有格)

所有代名詞(名詞なし) S be C

This is mine.

(これは私のものです。)

🔧 構造:S be CC(補語)に mine(所有代名詞)を置いて「〜のもの」を言い切る。

⚠️ 名詞なし=所有代名詞× *This is my.

所有代名詞(名詞なし) 会話

That seat is yours.

(その席はあなたのものです。)

🧠 単語:seat=座席。

⚠️ × your’s は誤り。 yours

Whose 応答 持ち主確認

Whose notebook is this? It’s hers.

(これは誰のノートですか? 彼女のものです。)

🔧 応答は名詞なしの所有代名詞で完結:hers

⚠️ It’sIt isits(所有格)と混同注意。

所有格(名詞あり) 所有代名詞(名詞なし)

This is my book. — This book is mine.

(これは私の本です。/この本は私のものです。)

my + 名詞mine(名詞なし)

同形二役 位置で判断

This is his car. — The red car is his.

(これは彼の車です。/赤い車は彼のものです。)

his + 名詞=所有格/単独の his=所有代名詞。

注意 独立形なし

The cat loves its toy. × This toy is its.)

(その猫は自分のおもちゃが大好きです。)

its は所有で名詞とセット。独立の所有代名詞は通常なし。

所有代名詞 比較

Our plan is better than theirs.

(私たちの計画は彼らのものより良い。)

theirs が名詞を受けて「彼らのもの」。繰り返しを避けて文がすっきり。

Double Genitive 集合の一部

She is a friend of mine.

(彼女は私の友人のひとりです。)

a + 名詞 + of + 所有代名詞 で「〜のうちの一人/一つ」。

of one’s own 専有

I want a workspace of my own.

(私は自分だけの作業スペースがほしい。)

形は of + 所有格(my/your/his...) + own× *of mine own

Whose 応答 省略でスッキリ

Whose tickets are these? — They’re ours.

(これらのチケットは誰のですか? — 私たちのものです。)

our tickets を繰り返さず ours 一語で置き換え。

ビジネス 対比

ACME’s revenue grew, but ours fell.

(ACME社の売上は伸びたが、私たちのものは落ちた。)

oursour revenue を受ける。繰り返しを避けて読みやすい。

情報設計 文末フォーカス

The decision is theirs, not ours.

(その決定は彼らのものであって、私たちのものではない。)

対比 not A but B 型。theirs / ours で所有を明確に対照。

Double Genitive 数量感

She read a paper of his at the conference.

(彼女は学会で、彼の論文のひとつを読んだ。)

a + 名詞 + of + 所有代名詞=「複数ある中の一つ」を示す自然な言い方。

恋愛 言い切り

My heart is yours, always.

(私の心はあなたのもの、いつだって。)

所有代名詞で感情を端的に表現。名詞なし=yours の型を体に入れる。

🧭 仕上げの合言葉:名詞あり=所有格(my/your/her/their)名詞なし=所有代名詞(mine/yours/hers/theirs)。声に出すと定着が速い!

3-FAQ:所有代名詞(mine / yours / his / hers / ours / theirs)

テーマ 名詞なし=所有代名詞名詞あり=所有格 の境界で迷いがちな疑問を、ミニ例とともに解消します。
このFAQは他セクションで扱っていないポイントを中心にまとめています。

「名詞の前で所有を示す語」は 所有格(her / my / their ...)
「名詞なしで“〜のもの”と言い切る語」は 所有代名詞(hers / mine / theirs ...) です。

This pen is hers.

(このペンは彼女のものです。)

✅ 正:her book(名詞あり)/ This book is hers(名詞なし)。
hers book は不可。役割が違う

  • mine(代名詞)=「私のもの」。
  • mine(名詞)=鉱山・地雷など、全く別の単語。

This seat is mine, not his.

(この席は私のもので、彼のものではありません。)

文脈で意味は明確になりますが、発音・品詞も違うと覚えると混同しません。

of + 所有代名詞 がセット(Double Genitive)。of me は不自然で誤り。

She is a friend of mine.

(彼女は私の友人のひとりです。)

「複数いる友人の中のひとり」という“集合の中の一つ”のニュアンスも添えられます。

  • Whose is this?=「これは誰のもの?」(名詞を言わずに聞く)
  • Whose book is this?=「これは誰の?」(名詞を明示)

— It’s hers.

(— 彼女のものです。)

答えるときは名詞なしの所有代名詞(mine/his/hers)が自然です。

所有代名詞は語として完成した形なので、さらに ’s を付ける必要がありません。

your’s / her’s / their’s →  yours / hers / theirs

  • yours=「あなたのもの」(中立)
  • your own + 名詞=「あなた自身の〜」(強調・専有)

The choice is yours.

(選択はあなたのものです。)

「自分の力で」の意味を出したいときは on your own(一人で)なども使います。

原則として所有代名詞は名詞の代わりに単独で用います。副詞をつけるのは稀で、通常は entirely mine など限定的・文体的な強調に限られます。

The decision is entirely mine.

(その決定は完全に私のものです。)

普段は mine だけで十分です。副詞は言い過ぎに注意

会話では使われます(「私の友人の一人の本」)。ただし書き言葉では重くなりがちなので、one of my friends’ books など言い換えが無難。

I borrowed a friend of mine’s book.

(私は私の友人の一人の本を借りた。)

フォーマルには I borrowed a book from one of my friends. が読みやすいです。

単数 they を使うとき、所有も their / theirs がそのまま使えます(性別に配慮した表現)。

Someone left their umbrella. Is it theirs?

(誰かがその人の傘を忘れました。これはその人のものですか?)

動詞は通常複数形で受けますが、意味は「1人」を指しています。

mine own は古風・文学的。現代標準は my own(所有格+own)。

I made it with my own hands.

(私は自分の手でそれを作った。)

会話・実務では my/your/his/her + own を使いましょう。

単独の所有代名詞の直後に of + 名詞 は通常つけません。必要なら語順を変えます。

mine of friends a friend of mine
the book is mine of Tom the book is mine / Tom’s book

4. 再帰代名詞(myself / yourself / himself / herself / itself / ourselves / yourselves / themselves)

再帰代名詞(reflexive pronouns)は、主語と受け手が同じときに使う特別な代名詞です。
もう一つの働きは強調で、I myself のように「まさに自分が」という力点を置きます。 やさしい定義:自分に跳ね返る=再帰言い切りを強くする=強調。まずは「主語=受け手?」を確認すれば迷いません。

Lesson 057 / Section 4

まずは核ルール(これだけ押さえれば使い分けられる)

  1. Rule 1 主語と受け手が同じなら再帰代名詞
    型:S + V + oneself(自分に向かう動き・影響)
    よく一緒に出る動詞:cut(切る)、hurt(傷つける)、teach(教える=自分に教え込むの意で使うことも)、introduce(自己紹介する)、prepare(準備する=自分を整える)など。
    ※「体の部位」を目的語にする場合はふつう 所有格+名詞(例:his finger)を用い、再帰代名詞は使いません。
  2. Rule 2 前置詞の後ろでも、受け手が自分なら再帰代名詞
    型:prep. + oneself(例の語:at / for / by など)
    ヒント:前置詞の後=目的語の位置。主語と同じ人・物を指すなら再帰を選ぶ。
  3. Rule 3 強調用法(emphatic)かどうかは「取り外しテスト」
    型:主語/名詞 + oneself(例の語:I myselfthe CEO herselfthe device itself など)
    外しても文意が保てば=強調。外すと意味が欠けるなら再帰用法。
  4. Rule 4 「ひとりで/自力で」は by oneself / on one’s own
    by oneself=一人きり(同行者や助けがない)/ on one’s own=自分の力で(自立ニュアンス)。
    どちらも再帰代名詞を使う固定表現。意味の違いだけ意識。
  5. Rule 5 使わないケースを覚えておく
    丁寧に見せようとして myself を乱用しない:Contact Tom or me.myself は不可)
    between の後で再帰形は使わない:between you and memyself ではない)
    非標準形:hisself / theirselves himself / themselves
  6. Rule 6 形の早見(主語に合わせて変化)
    単数 myself / yourself / himself / herself / itself 複数 ourselves / yourselves / themselves

用語ミニ辞書(やさしい言い換え)

再帰(reflexive)
主語に働きが「跳ね返る」こと。
強調(emphatic)
だれ/何であるかを強く示すこと(外すと意味は残る)。
前置詞(prep.)
名詞の前に置き、関係を示す語(in/at/for/with など)。
🧭 迷ったら2ステップ:
① 主語=受け手? → はい=再帰
② その語を外しても意味が通る? → はい=強調/いいえ=再帰

クイック一覧(人称 × 単複 × 形)— 再帰代名詞の「完全版」早見表

人称 再帰代名詞 ヒント(覚え方・よく出る型)
一人称 単数 myself 語尾 -selfby myself(ひとりで)/ for myself(自分のために)
二人称 単数 yourself 「あなた自身」。help yourself(ご自由にどうぞ)
二人称 複数 yourselves 綴り注意:× yourselfs yourselvesby yourselves
三人称(男性) 単数 himself 「彼自身」。for himselfby himself
三人称(女性) 単数 herself 「彼女自身」。by herselfto herself
三人称(物・事・組織) 単数 itself 物・状況・会社名にも使う。in itself(それ自体)
一人称 複数 ourselves 「私たち自身」。by ourselvesfor ourselves
三人称 複数 themselves 綴り注意:× theirselves themselvesby themselves
判断のコア(2ステップ)
  1. 主語=受け手? → はい=再帰代名詞。
  2. その再帰語を外しても文が通る? → はい=強調用法/いいえ=真の再帰
先に避けたいミス
  • Contact Tom or myself. → Contact Tom or me.
  • between you and myself between you and me.
  • 身体部位は通常 所有格+名詞(例:cut his finger)。
用語ミニ辞書: 前置詞=名詞の前に置く語(for, to, with 等) 真の再帰=「自分に跳ね返る」目的語 強調=「まさに自分が」の力点(外しても文義が保つ)

構文で分かる使いどころ(型カタログ)

まずは「主語=受け手?」をチェック。はい → 再帰(自分に跳ね返る)。
その語を外しても文が通る? はい → 強調(言い切りを強くする)。

型A

真の再帰:S + V + oneself

「主語がしたこと」が自分自身に戻るとき。introduce / prepare / blame / remind などとよく結びつく。

She introduced herself to the team.

(彼女はチームに自己紹介した。)

🔧 ポイント:主語=受け手
⚠️ 体の部位は普通 所有格+名詞(例:He cut his finger.)。
型B

前置詞の後:prep. + oneself

目的語の位置(前置詞の後ろ)が自分を指すときも再帰を使う。

He looked at himself in the mirror.

(彼は鏡で自分を見た。)

🔧 よくある前置詞:at, for, to, with, by など。
型C

強調:主語/名詞 + oneself

まさに〜が」という力点。外しても文は成立するのが見分け方。

The CEO herself approved the plan.

(その計画は、CEO自ら承認した。)

🔧 位置:主語・名詞の直後に置くのが自然(I myself ... / the report itself ...)。
型D

慣用:help oneself (to A)

「(飲食物などを)自分で取る」「ご自由にどうぞ」の定番フレーズ。

Please help yourself to some cake.

(ケーキをご自由にどうぞ。)

🔧 to の後に取るものを置く:to coffee / to snacks
型E

慣用:make oneself heard/understood

「声・考えを相手に届くようにする」。heard=聞こえるように/understood=理解されるように。

I couldn’t make myself understood in French.

(フランス語でうまく意思を伝えられなかった。)

🔧 形:make + 目的語 + 過去分詞(目的語=myself)。
型F

固定表現:by oneselfon one’s own

by oneself=一人きり/on one’s own=自力で。どちらも「助けなし」のニュアンス。

She solved the problem by herself.

(彼女は一人でその問題を解いた。)

He learned coding on his own.

(彼は独学でコーディングを学んだ。)

🔧 one’s は主語に合わせて変化:my/your/his/her/our/their
型G

名詞+itself(それ自体)

物・組織・状況などの「それ自体」。強調にもなる。

The device itself is simple.

(その装置自体は単純だ。)

🔧 強調用法:外しても文が通る(The device is simple.)。
関連(橋渡し)

相互:each other / one another(お互いに)

再帰ではないが、目的語の位置に来て「お互い」を表す。使い分けは次レッスンで詳解。

They helped each other during the project.

(彼らはプロジェクトの間、お互いに助け合った。)

🔧 再帰(themselves)は「自分自身へ」。相互(each other)は「相手へ」。
🧭 迷ったら「主語=受け手?」→ はい:型A/Bの再帰。
外しても通る?」→ はい:型C/Gの強調。表現の軸がブレません。

💬 例文で感覚をつかもう!(再帰代名詞 / 強調)

真の再帰 日常

I cut myself while cooking.

(料理をしていて自分を切ってしまった。)

🧠 ルール:主語=受け手 → 再帰代名詞

⚠️ 体の部位なら通常は 所有格+名詞:He cut his finger.(自分の指を切った)。

真の再帰 職場

She introduced herself to everyone at the meeting.

(彼女は会議でみんなに自己紹介した。)

🔧 動詞 introduce(紹介する)+ oneself で「自己紹介する」。
前置詞+再帰 描写

He looked at himself in the mirror.

(彼は鏡で自分を見た。)

前置詞 at の後=目的語の位置 → 主語と同じなら再帰を使う。
強調 職場

The CEO herself signed the contract.

CEO 自らその契約書に署名した。)

🪄 herself を外しても文は成立 → 強調用法
慣用 接客

Please help yourself to some coffee.

(コーヒーをご自由にどうぞ。)

help oneself to A=「Aを自分で取る」。to の後に食べ物・飲み物など。
慣用 コミュニケーション

I couldn’t make myself understood in French.

(フランス語でうまく意思を伝えられなかった。)

make + O + 過去分詞O=myselfunderstood=理解された状態。
固定表現 勉強

She solved the problem by herself.

(彼女は一人でその問題を解いた。)

by oneself=「他の助けなしで/単独で」。
固定表現 スキル

He learned coding on his own.

(彼は独学でコーディングを学んだ。)

on one’s own=「自力で」。自立ニュアンスがやや強め。
真の再帰 感情

They blamed themselves for the delay.

(彼らは遅れを自分たちのせいだと責めた。)

blame oneself for A=「Aで自分を責める」。
真の再帰 習慣

Remind yourself to take breaks.

(休憩を取るように自分に言い聞かせよう。)

remind=思い出させる。自分に対して行うから yourself
恋愛 慣用

I can’t help myself—I love you.

自分でも抑えられない――あなたを愛している。)

can't help oneself=「自分を抑えられない」。強い感情の定番表現。
強調 説明

The device itself is easy to use.

(その装置自体は使いやすい。)

外しても文は成立(The device is easy to use.)→ 強調
慣用 評価

She prides herself on being punctual.

(彼女は時間を守ることを誇りに思っている。)

pride oneself on A=「A を誇る」。punctual=時間に正確な。
慣用(命令) 注意

Behave yourself.

行儀よくしなさい。)

behave=ふるまう。自分に向ける命令なので yourself
前置詞+再帰 秘密

Please keep it to yourself.

(そのことは内緒にしておいてください。)

keep A to oneself=「A を他人に言わない」。to の後は oneself
🧭 合言葉:主語=受け手 → 再帰(myself / yourself / ...)外して通る → 強調(herself / itself など)
まずはこの二択で判断すれば、迷いが激減します。

4-FAQ:再帰代名詞のよくある疑問(myself / yourself / …)

判断キー 主語=受け手? → 再帰外しても通る? → 強調 対象 本セクション未扱い or 補足が必要なポイントを中心に整理しました。

英語では日常の動作は目的語を省略して言うのが自然です(「自分を」は暗黙)。再帰を付けるのは「だれを?」が曖昧なときだけ。

I need to shave before the meeting.

(会議の前にひげをそらないと。)

✅ OK:shave / shower / dress(暗黙に「自分」)。
明示したいなら:He washed himself quickly.

どちらも「行儀よくしなさい」。yourself を付けると対象をはっきりさせるぶん、やや丁寧・正式寄りになります。

Behave yourself, please.

行儀よくしてください。)

  • for oneself=自分の利益のために
  • by oneself=一人で(助けなしで)
  • to oneself=自分に向けて/独り言で・内緒で

He muttered to himself.

(彼は独り言を言った。)

itself=「それ自体」を強調。in itself=「それ自体は(本質的には)」という評価の枠組み。

The idea itself is simple, but execution is hard.

(発想自体は単純だが、実行は難しい。)

単数は -self、複数は -selvesyourselves / ourselves / themselves が正規形です。

Please take care of yourselves.

(みなさん、自分の身を守ってください。)

× yourselfs/theirselves は誤り。

themselves=自分たち自身へ(再帰)。each other=お互いに(相互)。

They blamed themselves, not each other.

(彼らは自分たち自身を責め、互いを責めたのではない。)

形式ばった文は one/oneself、会話は you/yourself が自然です。

One should believe in oneself.

(人は自分自身を信じるべきだ。)

どちらも見られます。学習段階では無難に themselves を使えばOK。スタイルガイドによっては themself を採用する場合もあります。

Someone hurt themselves during the game.

(誰かが試合中にけがをした。)

  • dressed himself=彼が自分で着替えた(能動+再帰)。
  • was dressed=(誰かに)着せられた/着衣状態だった(受動/状態)。

He dressed himself and left.

(彼は自分で着替えて出かけた。)

自動詞(到着する・起こる・現れる等)は目的語を取らないので再帰を付けられません。手段なら by oneself を使います。

He arrived by himself.

(彼は一人で到着した。)

地域・方言では見かけますが、標準的には by myself を使います(簡潔で自然)。

I fixed the bike by myself.

(私は自力でその自転車を直した。)

5. 指示代名詞(this / that / these / those)

指示代名詞(demonstrative pronouns)は、人や物・出来事を指し示す語です。判定の軸は 距離(近い/遠い)× (単数/複数)。
近い単数 this/近い複数 these/遠い単数 that/遠い複数 those。 会話では心理的な距離・時間の距離(いま話している事=this/少し離れた話題=that)も選び分けのヒントになります。

Lesson 057 / Section 5

まずは核ルール(迷ったらここだけ見る)

  1. Rule 1 距離 × 数で4分割:近い=this / these、遠い=that / those。単数=this / that、複数=these / those

    This is new.

    (これは新しい。)

    Those are my keys.

    (あれらは私の鍵だ。)

  2. Rule 2 代名詞用法(単独)と限定詞用法(名詞つき)を区別
    代名詞(単独で主語・目的語)

    This is expensive.

    (これは高い。)

    限定詞(名詞の前から修飾)

    This phone is expensive.

    (このスマホは高い。)

  3. Rule 3 時間・心理距離でも選ぶ:直近や今取り上げる話題=this、一区切りついた/相手側の話題=that

    That was tough.

    さっきの件は大変だったね。)

  4. Rule 4 繰り返しを避ける言い換え:that of / those of(=「〜のもの」)。

    Your result is better than that of our team.

    (あなたの結果は、私たちのチームのものより良い。)

  5. Rule 5 主語と動詞の一致this/that は単数 → is/doesthese/those は複数 → are/do

    These are useful.

    (これらは役に立つ。)

  6. Rule 6 thatit の違いthat=新しく指し示す/離れた対象、it=すでに特定済みのものを指す。

    That is my car. It is red.

    あれは私の車。それは赤い。)

用語ミニ辞書(やさしい言い換え)
心理距離
気持ちの近さ/遠さ。近い話題は this、距離があると that
限定詞用法
名詞の前に置く使い方(例:this book)。
代名詞用法
語だけで主語・目的語になる使い方(例:This is...)。
先に避けたいミス
  • These is These are
  • 数の不一致:these kind of book this kind of book / these kinds of books
  • 何でも it にしない。新しく指し示す場面は that/those を選ぶ。
🧭 合言葉:距離(近/遠)× 数(単/複)で一発判定。
説明や比較では that/those of を使って語をムダに繰り返さないのがプロの文!

クイック一覧(距離 × 単複 × 役割)— 「指でさす」感覚で一発判定!

最重要の合言葉: 近い=this / these遠い=that / those単数→this/that複数→these/those
距離 代名詞(単独で使う) 限定詞(名詞につける) よく使う相棒 短い例(英文 → 日本語 → 音声)
近い 単数 this this + 名詞
例:this book / this idea
this one(これ=名詞の代わり this time(今回)

This is my seat.

これは私の席です。)

近い 複数 these these + 名詞
例:these books / these ideas
these days(近ごろ) these two(この二つ)

These are fresh.

これらは新鮮です。)

動詞は複数形:are
遠い 単数 that that + 名詞
例:that bus / that problem
that one(あれ) that of + 名詞(〜のもの)

That is your bus.

あれがあなたのバスです。)

心理的に「さっきの話題」でも that
遠い 複数 those those + 名詞
例:those people / those files
those who + 動詞(〜する人々) those of + 名詞(〜のもの)

Those are my keys.

あれらは私の鍵です。)

複数主語 → are を使う。
プロの言い換え術
  • that/those of + 名詞 で繰り返し回避:Your plan is better than that of last year.
  • those who …複数扱いThose who know are
  • this/that one で名詞を省略(these/those ones は冗長になりやすい)
よくあるミス
  • These is These are(主語と動詞の一致)
  • these kind of book this kind of book / these kinds of books
  • 何でも it にしない。新しく指すときは that/those を選ぶ。
用語ミニ辞書: 代名詞=語だけで主語・目的語になる(This is … 限定詞=名詞の前について修飾(this book 心理距離=気持ちの近さ/遠さ(this=今・身近、that=少し離れた話題)

構文で分かる使いどころ(型カタログ)

まずは「距離(近/遠)×数(単/複)」で土台を確定。下の“型”で、どんな文に入れると自然かを体で覚えます。

型A

基本宣言:This / That is + CThese / Those are + C

目の前(近い)なら this/these、離れた対象や話題なら that/those。複数は are

This is urgent.

これは急ぎだ。)

Those are optional.

あれらは任意です。)

語順は超シンプル。まずは 指示語 + be + 補語 を鉄板に。
型B

質問応答:What’s this/that?What are these/those?

未知の物の“正体”を問う。答えは It’s ... / They’re ... で簡潔に。

What’s this? — It’s a prototype.

(これは何? — 試作品だよ。)

複数を聞くときは What are these/those? に。
型C

名詞省略:this/that onethese/those(複数は “ones” 省くのが自然)

同じ名詞の繰り返しを避けるスマート表現。

I’ll take this one.

(私はこれを買います。)

I prefer those.

(私はあれらの方が好きです。)

these/those ones は冗長に響くことが多く、通常は these/those だけでOK。
型D

言い換え:that / those of + 名詞(=「〜のもの」)

名詞の重複を避けて、文章を引き締める。

Our profits exceeded those of last quarter.

(当社の利益は前四半期のものを上回った。)

単数は that of、複数は those of
型E

談話指示:This / That + 文(まとめ・理由・結果)

This=今から言う/直近の内容、That=一歩引いた内容や相手の発言。

This means we need more time.

つまりもっと時間が必要ということだ。)

That’s why we changed the plan.

だから計画を変えたのです。)

説明文の“カギ”になる文頭表現。論理が通りやすくなります。
型F

定義表現:those who + 動詞(〜する人々)

those は複数扱い。後ろの動詞も複数に合う形に。

Those who arrive early get a seat.

(早く来た人たちが席を確保できる。)

who は「〜する人を説明する」節を導きます。
型G

方法・機会:this/that + way/time

“この方法/その方法”“今回/その時”と、やり方・タイミングを指し示す。

Do it this way.

このやり方でやって。)

We’ll win this time.

今回は勝つよ。)

距離だけでなく「今この機会」「そのやり方」も this/that で自然に示せます。
関連(予告編)

限定詞 suchsuch + a + 形容詞 + 名詞such + 複数名詞

such は「こんなに〜な」。指示代名詞ではないが、評価+指示の近さを加えるときにセットで現れやすい。

It was such a great idea.

(それはとてもすばらしいアイデアだった。)

詳しくは Lesson 060:指示代名詞 で扱います。
🧭 迷ったら:近い/遠い × 単数/複数 → 型Aで土台。
繰り返し回避は型C/D、説明を進めるときは型E(This/That 文頭)。

💬 例文で感覚をつかもう!(this / that / these / those)

距離×数 近い・単数(代名詞)

This is heavy.

これは重い。)

🔧 構造:This + be動詞 + 形容詞目の前の1つを指すときの最短形。
🧠 語彙:heavy=重い。
距離×数 遠い・複数(代名詞)

Those are your seats.

あれらがあなたたちの席です。)

These/Those + are(複数)に注意。✖ These is は不可。
🧠 語彙:seat=席。
限定詞 近い・単数(名詞つき)

This book changed my life.

この本は私の人生を変えた。)

🔧 限定詞:this + 名詞 で「この〜」。
🧠 語彙:changed=変えた、life=人生。
談話指示 まとめ

This means we need more time.

つまりこれで、もっと時間が必要ということだ。)

🔧 直前までの話全体=this で受ける。
🧠 語彙:means=〜を意味する。
談話指示 理由

That’s why we changed the plan.

だから計画を変えたのです。)

🔧 That’s why …=前の内容を受けて「その理由で〜」。
🧠 語彙:plan=計画。
言い換え 比較・所有

Your results are better than those of last year.

(あなたの結果は昨年のものより良い。)

🔧 単数→that of/複数→those of
🧠 語彙:results=結果、better=より良い。
名詞省略 選択

I’ll take this one, not that one.

これにします、あれではなく。)

✅ 複数はふつう these/those だけでOK(“ones” は冗長になりがち)。
🧠 語彙:take=(買い物等で)〜にする。
定義表現 複数一致

Those who arrive early get a seat.

(早く来た人たちが席を確保できる。)

those は複数扱い → 動詞も 複数形
🧠 語彙:arrive=到着する、seat=席。
方法/機会 近い話題

Do it this way. We’ll win this time.

このやり方でやろう。今回は勝つよ。)

🔧 「やり方」「タイミング」も this/that で指示可能。
🧠 語彙:way=方法、win=勝つ。
場所×指示 区別

Put the box there. That is the correct shelf.

(箱はそこに置いて。あれが正しい棚だよ。)

here/there=場所(副詞)、this/that=モノや話題(代名詞/限定詞)。
よくあるミス 数の一致

I don’t read these kinds of books.

(私はこういう種類の本は読まない。)

✅ 単数:this kind of book/複数:these kinds of books
✖ these kind of book は不一致。
恋愛 談話指示

This is why I love you.

だからあなたを愛しているんだ。)

🔧 This is why …=直前の出来事や相手の行動を受けて「これが理由」。
🧠 フレーズ:I love you=愛している。
区別 既知/未知

That is my car. It is red.

あれが私の車。それは赤い。)

that=新しく指す/離れた対象、it=すでに特定済みのものを受ける。
近い・複数 名詞省略(代名詞)

These are my favorite memories.

これらは私の大切な思い出です。)

🔧 複数主語→動詞は are
🧠 語彙:favorite=いちばん好きな、memories=思い出。

5-FAQ:指示代名詞(this / that / these / those)

ねらい 距離(近い/遠い)× 数(単数/複数)という基本は押さえた前提で、会話で迷いやすい実務ポイントを解決します。
※他セクション(所有・再帰・格)とかぶらないよう、指示に特化した疑問を集めました。

this / that=物や出来事を名指しhere / there場所を指す副詞。組み合わせて使うことも。

Put the box there. That is the storage shelf.

(箱はそこに置いて。あれが収納棚だよ。)

電話・オンラインの最初の名乗りは This is + 名前 が定番。聞き手から見て「今話している相手」を指し示す感覚。

This is Ken from ABC Corp.

(ABC社のケンです。)

  • this morning:今日の朝(話し手に近い時間)
  • that day:あの日(文脈で少し離れた過去)
  • these days:近ごろ(現在寄りの期間)
  • those days:当時(遠い過去の期間)

I’m busy these days.

近ごろ忙しい。)

名詞の重複を避けるときに便利。単数は that of、複数は those of

Your idea is similar to that of our team.

(あなたのアイデアは私たちのチームのものに似ている。)

✔ 自然な代替:Your ideas are better than his.those of his より簡潔)
※ 所有代名詞で十分なら、それを優先して読みやすく。

複数扱い。動詞も複数形に。

Those who work hard are rewarded.

(努力する人たちは報われる。)

those people は目の前の集団を指し示して区別する語感。やや距離や評価がにじむことも。単なる代用なら they/them で中立。

I don’t know those people. Do you know them?

あの人たちを知らない。彼ら知ってる?)

通常は付けません。紹介・識別の場面では可(「こちらが〜です」)。

This is Ms. Tanaka, our designer.

(こちらはデザイナーの田中さんです。)

限定詞として「this Tokyo」のように単独で地名に付けるのは不自然(this Tokyo office のように名詞で受ける)。

  • this kind of + 単数名詞(例:this kind of book)
  • these kinds of + 複数名詞(例:these kinds of books)

I don’t read these kinds of books.

(私はこういう種類の本は読まない。)

会話で耳にしますが、冗長に聞こえることが多いので通常は these / those だけで十分。

I’ll take those.

あれらにします。)

that=新しく指し示す/相手側・一歩引いた話題。it=すでに特定済みの対象を受ける代名詞。

That is my car. It is electric.

あれが私の車。それは電気自動車だ。)

限定詞の順序:指示語(this/that)→ 数(two)→ 形容詞(big)→ 名詞(books)

These two big books

この2冊の大きな本)

方言的・口語的にはありますが、標準的な書き言葉では避けるのが無難。

Use this one, not that one.

これを使って、あれじゃなくて。)

6. 不定代名詞(some / any / no / every 系と「量」のことば)

不定代名詞(indefinite pronouns)は、はっきり決まらない人・物・量をまとめて指す語です。
例:someone(だれか)/anything(何でも)/nothing(何も〜ない)/everyone(みんな)など。
まずは some / any / no / every の仲間と、many / much / few / little といった「量」の語を、使う場面でサッと選べるようにします。

Lesson 057 / Section 6

まずは核ルール(ここだけ押さえれば実戦9割OK)

  1. Rule 1 some / any は「場面」で切り替える
    • some:肯定文、申し出・依頼で「少し/いくらか」
    • any:否定文・疑問文・条件で「少しでも/どれでも」

    Could I have some water?

    (水を少しいただけますか?)

    I don’t have any cash.

    (現金は全く持っていません。)

  2. Rule 2 no 系は「0」を強く言う。二重否定は避ける。

    I have no idea.

    (全然わかりません。)

    標準は I don’t have any…× I don’t have no…(二重否定)。
  3. Rule 3 every と each:どちらも単数扱い、意味は「集合」vs「個別」
    • every=全体をひとまとめ(イメージ:みんなまとめて
    • each=一人ずつ(イメージ:一人ずつ

    Every student has a laptop.

    すべての学生はノートPCを持っている。)

  4. Rule 4 everyone / someone などは文法上「単数」。ただし代名語は単数 they が自然

    Everyone should bring their ID.

    全員、身分証を持参してください。)

    動詞は単数(Everyone is)。人を受ける代名語には they/their を使うのが一般的。
  5. Rule 5 可算/不可算で「量の語」を選ぶ(名詞との相性が命)。
    可算名詞(数えられる)
    many / (a) few / several / a number of …

    We have many options.

    (選択肢がたくさんある。)

    不可算名詞(数えない)
    much / (a) little / a great deal of …

    We don’t have much time.

    (時間があまりない。)

    a few / a little=「少しはある」/ few / little=「ほとんどない」。
  6. Rule 6 「of 構文」で集合から切り出すsome of / most of / none of / all of / both of + (the/our/them)

    Most of them agreed.

    ほとんどの人が賛成した。)

    口語では None of them are もよく使われます(形式的には is も可)。
  7. Rule 7 2つ限定なら「both / either / neither」(数の前提が「2」)。
    • both=両方とも
    • either=どちらか一方
    • neither=どちらも〜ない

    Either answer is fine.

    (どちらの答えでも大丈夫。)

  8. Rule 8 most と most of の違い:一般論は most + 複数名詞、特定の集合は most of + the/人称代名詞

    Most students study at night.

    たいていの学生は夜に勉強する。)

    Most of the students passed.

    (その学生のほとんどが合格した。)

用語ミニ辞書(やさしい言い換え)
可算名詞
数えられる名詞(book, idea など)
不可算名詞
数えない名詞(water, time, information など)
二重否定
否定を2回重ねる誤り(意味が反転しやすい)
of 構文
集合(the/our/them 等)から一部を取り出す表現
🧭 合言葉:場面で some/any0 を強く=no数量は可算/不可算で選ぶ
人を広く指すときは 単数 they が自然です。

クイック一覧(場面 × 名詞タイプ × 範囲)— 「空気で選ぶ」感覚で一発判定!

不定代名詞は 場面(肯定/否定/疑問/依頼/条件)名詞タイプ(可算/不可算)、そして 範囲(all / most / some / none / both / either / neither) の3軸で決めれば迷いません。

表1

-one / -body / -thing 系(人・物の基本セット)

接頭語 some- / any- / no- / every- と語尾 -one(人) / -body(人) / -thing(物・事) を組み合わせます。

接頭語 人(-one / -body) 物・事(-thing) 用途の合図(空気) 文法ポイント
some- someone / somebody something 肯定・依頼・申し出に合う(やわらかい) 受けは they / their が自然(性別に依存しない)。
any- anyone / anybody anything 否定・疑問・条件(「少しでも/どれでも」) not + any が標準の否定。
no- no one / nobody nothing 「0」を強く言う(きっぱり) 二重否定にしない(× don’t + no)。
every- everyone / everybody everything 全員・全部をひとまとめ(網羅) 単数扱い。代名語は they/their 推奨。
🧭 合言葉:some=前向きany=幅広く可否を問うno=0を明言every=全体を一つに見る
表2

量のことば × 可算 / 不可算(名詞タイプで選ぶ)

名詞が「数えられる(可算)」か「数えない(不可算)」かで、選べる語が変わります。 a few / fewa little / little のニュアンス差に注意。

目的 可算名詞(数える) 不可算名詞(数えない)
多い manya number ofseveral mucha great deal of
少しある a few a little
ほとんどない few(不足感) little(不足感)
どちらにも使える someanynoa lot oflots ofplenty ofmostallenough
a few / few の差
  • a few=「少しはある(前向き)」
  • few=「ほとんどない(不足)」
a little / little の差
  • a little=「少しはある(前向き)」
  • little=「ほとんどない(不足)」
🔎 よくある誤り:× many information much informationa lot of information
表3

範囲を示す語:対象数・肯否・一致

「対象はいくつ?」→ 2つなら both / either / neither。それ以外は all / most / some / noneof 構文で限定集合も表せます。

対象数 肯定/否定の向き 動詞の一致 典型スロット(限定するとき)
all 数不定(全体) 肯定寄り 名詞に合わせる(複数が多い) all of + the/our/them
most 数不定(大部分) 肯定寄り 名詞に合わせる most of + the/代名詞
some 数不定(いくつか) 中立 名詞に合わせる some of + the/代名詞
none 数不定(0) 否定(0を明言) 口語は複数可(are)。形式的には単数も。 none of + us/them
both 2つ限定 肯定(両方とも) 複数扱い both of + the/代名詞
either 2つ限定 どちらか一方 単数扱い either of + the/代名詞
neither 2つ限定 どちらも〜ない 単数扱い neither of + the/代名詞
each 個別(全員を一人ずつ) 中立 単数扱い each of + 複数名詞/代名詞(動詞は単数)
every 集合(まとめて全員) 肯定寄り 単数扱い —(形容詞的:every + 単数名詞
🧩 判断フロー:対象は2つ?both / either / neither。 それ以外は all / most / some / none で幅を決め、 限定するときは of 構文へ。
表4

場面スイッチ:some / any / no の最短マップ

文の種類ごとに「基本のスイッチ」を固定。まずはこの表を土台に、細かい例外はあとから。

文の種類 基本 補足メモ(空気・ていねいさ)
肯定文 some 量を曖昧に前向きに示す。some + 名詞
否定文 any(標準)/no(強い否定) not + any が基本。no + 名詞は「0」を強く言いたい時。
疑問文 any 「少しでもある?」のニュアンス。確認・調査に向く。
条件文 any 「どれでも/もしあれば」の幅広さ。
依頼・申し出 some ていねい・柔らかい印象に。
✅ 小ワザ:まずは基本に固定 → 違和感が出る場面だけ例外を学ぶと、迷いません。

構文で分かる使いどころ(型カタログ)— 「場面でスイッチ」を体で覚える

不定代名詞は、場面(肯定/否定/疑問/依頼/条件)名詞タイプ(可算/不可算)、そして 範囲(all / most / some / none / both / either / neither)を意識すると迷いません。
下の“型”は、文の形(型)英語日本語要点の順で超コンパクトに押さえます。

型A

供給・依頼:some + 名詞

We need some volunteers.

何人かのボランティアが必要です。)

Could I have some water?

(水を少しいただけますか?)

肯定/申し出・依頼で some。可算・不可算どちらにもOK。
型B

探索・有無確認:not + anyany?if any

I don’t have any time.

(時間が全くない。)

Do you have any questions?

(何か質問はありますか?)

否定・疑問・条件で any。「少しでも?」のひろい聞き方。
型C

強いゼロ:no + 名詞

We have no choice.

選択肢はない。)

二重否定にしない:× don’t have no → ✓ don’t have any / have no
型D

不特定の人・物:everyone / someone / anything文法上は単数

Everyone is here. Please take their seats.

全員来ています。それぞれ席に着いてください。)

動詞は単数(is/has)。人を受ける代名語は性別に依存しない they/their が自然。
型E

限定集合:some / most / none / all / both of + the/代名詞

Most of them were surprised.

ほとんどの人は驚いた。)

none of は口語で複数動詞(are/were)もよく使われる。
型F

量のニュアンス:a few / few(可算)/a little / little(不可算)

We have a few tickets left.

(チケットが少しはある。)

a few / a little=「少しはある(前向き)」/few / little=「ほとんどない(不足)」。
型G

二者集合:both / either / neither

Either option is fine.

(どちらの選択肢でも大丈夫。)

both=両方<複数一致>/either=どちらか1つ<単数一致>/neither=どちらも〜ない<単数一致>。
型H

一般論と限定:most + 名詞most of + the/代名詞

Most students study at night.

たいていの学生は夜に勉強する。)

Most of the students passed.

(その学生のほとんどが合格した。)

無冠詞=一般論/of あり=特定の集合。
型I

ゼロ集合:none (of ...) の一致

None of them are available today.

(彼らのうち誰も今日は空いていない。)

口語では複数動詞が普通。形式的には単数動詞も可(文脈に合わせて)。
型J

個別 vs まとめ:each / every(どちらも単数)

Each student has an ID card.

学生はIDカードを持っている。)

each=一人ずつの感じ/every=全体をひとまとめ。どちらも動詞は単数。
型K

代名語の配慮:someone/anyone/everyonethey / their

Someone left their umbrella.

誰かが傘を忘れていった。)

不特定の人を受けるときは he/she でなく they が自然で実務的。
🧭 合言葉:場面で some/anyゼロは no/none数は可算/不可算で2つなら both/either/neither
人を広く指すときは 単数 they を迷わず使おう。

💬 例文で感覚をつかもう!(不定代名詞:some / any / no / every 系+量・範囲)

場面 依頼(ていねい)

Could I have some advice?

少しアドバイスをいただけますか?)

🔧 some は肯定文・依頼・申し出で「いくらか」。advice は不可算名詞(複数形なし)。
場面 否定

I don’t have any time.

(時間がまったくない。)

標準否定は not + any× don’t have no は二重否定。
場面 疑問

Do you have any questions?

(何か質問はありますか?)

any は「少しでもある?」と幅広くたずねるとき。
強い否定 0を明言

We have no choice.

選択肢はない。)

同じ意味で We don’t have any choice. も可。no + 名詞 は強い言い切り。
-one/-body/-thing 単数扱い

Someone left their phone on the desk.

誰かが机の上に携帯を忘れていった。)

主語 someone は文法上単数。受ける代名語は性別に依存しない they/their が自然。
-one/-body/-thing 単数扱い

Everyone has to show their ID.

全員、身分証を提示してください。)

動詞は単数(has/is)。代名語は their が一般的。
場面 条件 If

If you need anything, call me.

何か必要なら電話して。)

any- は条件で「どんなものでも/もしあれば」。
強い否定 出来事ゼロ

Nothing happened.

何も起きなかった。)

nothing / nobody / no one などの no- は「0」を直接表現。
量(可算) ニュアンス

We have a few tickets left.

(チケットが少しはある。)

We have few options.

(選択肢がほとんどない。)

a few=前向き「少しはある」/few=不足「ほとんどない」。どちらも可算名詞。
量(不可算) ニュアンス

We have a little time before the meeting.

(会議まで少しは時間がある。)

We have little time to waste.

(ムダにできる時間はほとんどない。)

a little=前向き/little=不足。不可算名詞と使う。
範囲(2つ) 一致

Both answers are acceptable.

どちらの答えも受け入れられる。)

Either day is fine.

どちらか一方の日で大丈夫。)

Neither idea is practical.

どちらの考えも実用的ではない。)

both=複数一致/either=単数一致/neither=単数一致。
of 構文 限定集合

Most of the students passed.

(その学生のほとんどが合格した。)

None of them are available now.

(今、彼らの誰も空いていない。)

none of は口語で複数動詞(are)が普通。形式的には単数も可。
範囲 一般 vs 特定

Most people like music.

たいていの人は音楽が好きだ。)

Most of my friends play an instrument.

(私の友人のほとんどは楽器を演奏する。)

無冠詞 most + 名詞=一般論/most of + 限定語=特定集合。
量(多い) 可算・不可算

We don’t have much information yet.

(まだ情報はあまりない。)

We have many ideas to test.

(試すべきアイデアがたくさんある。)

much=不可算/many=可算複数。肯定では a lot of も自然。
恋愛 強い言い切り

No one means more to me than you.

(あなた以上に大切な人は誰もいない。)

主語 no one は「0人」を強く表す。比較表現 more … than … と相性がよい。

6-FAQ:不定代名詞で迷いがちなポイント

テーマ some / any / no / every 系と「量」「範囲」の使い分け。
現場でよく出る疑問だけをピンポイントに解決します。英語の「空気(場面)」と「数(可算/不可算・2つ/それ以外)」の2軸で考えると迷いません。

結論 ていねいな申し出・依頼は some、在庫の有無を広く確認する質問は any が基本。

Could I have some water?

(水を少しいただけますか?)

Do you have any sugar?

(砂糖はありますか?)

🧭 合図:Could you / May I などの丁寧表現→ some が自然。

結論 肯定文の any は「どれでも好きなもの(自由選択)」のニュアンス。

You can choose any book.

どの本でも選んでいいよ。)

Any student can join.

どの学生でも参加できる。)

✅ コアイメージ:制限なし=「どれでもOK」。否定・疑問の any とは役割が違います。

結論no + 名詞 は「0」を強く言い切り、not + any は標準的な否定。

We have no time.

(時間が全くない。)

We don’t have any time.

(時間がない。)

❌ 二重否定は不可:× We don’t have no time.

  • 違いはほぼなし。一般に someone / no one はやや書き言葉寄り、somebody / nobody は口語寄り。

Someone is at the door.

誰かがドアのところにいる。)

Nobody knows.

誰も知らない。)

📝 受ける代名語は性別に依存しない they / their が自然(例:Someone left their bag.)。

結論動詞は単数。人を受ける代名語は they / their が一般的。

Everyone is ready. Please take their seats.

全員準備できています。席に着いてください。)

✅ 動詞:is / has。代名語:they/their

結論much は肯定文だと固く響くことが多い。a lot of / lots of / plenty of を推奨。

We have a lot of time.

(時間がたくさんある。)

We don’t have much time.

(時間はあまりない。)

結論either2つのうちの1つ。3つ以上から選ぶときは any

Either option is fine.

どちらか一方で大丈夫。)

You can take any seat.

どの席でも座ってよい。)

結論語順は something/anything + 形容詞後置)。

I need something interesting.

何か面白いものが必要だ。)

someone important / nothing special も同様に形容詞が後ろに来ます。

結論a few / a little=前向き、「少しはある」。few / little=不足、「ほとんどない」。

We still have a little hope.

(まだ少しは希望がある。)

We have few chances left.

(残されたチャンスはほとんどない。)

📌 可算=few 系、不可算=little 系。名詞タイプに注意。

結論意味は近いが形が違う。none of + 複数 は集合から切り出し、no + 複数名詞 は主語そのものを「0」にする。

None of the students are late.

(その学生の誰も遅刻していない。)

No students are late.

どの学生も遅刻していない。)

🔎 none of は口語で複数動詞(are)が普通。形式的には単数も可。

結論most + 名詞=一般論、most of + the/代名詞=特定の集団。

Most people enjoy music.

たいていの人は音楽を楽しむ。)

Most of the team was tired.

(チームのほとんどが疲れていた。)

さらに深める:Lesson 061「不定代名詞」

総復習 場面で選ぶ 実戦フレーズ多め

このカードの先でできること: some/any/no/every の使い分け」「a fewfewa littlelittle の違い」 「both/either/neither(2つの世界)」「mostmost of」「of 構文」「単数 they」「something interesting の語順」などを、 小学生でも迷わない“合図”でマスターできます。

🔍 ちら見せ(不定代名詞の基本スイッチ)

Do you have any questions?

(何か質問はありますか?)


Could I have some water?

(水を少しいただけますか?)

  • Goal 1 文の「空気」(肯定/否定/疑問/依頼/条件)で some / any / no を一発判定できる。
  • Goal 2 可算・不可算の違いで a few / fewa little / little を迷わず選べる。
  • Goal 3 2つの時は both / either / neither、それ以外は all / most / some / none の地図で即決できる。
❗よくあるミス:二重否定(× I don’t have no time.)→ I don’t have any time.I have no time.

7. 疑問代名詞

疑問代名詞は、質問で 「だれ(人)」「なに(物・事)」「どれ(選ぶ)」「だれの(所有)」をたずねるときに使う“質問の主役”です。
ここでは種類・意味・作り方の最短地図だけをおさえます(詳しくは Lesson 062 へ)。

Lesson 057 / Section 7

まずは核ルール:疑問代名詞の最短3ステップ

STEP 1 何を聞きたい?
  • who(主語)/whom(目的語:かたい)/whose(所有)
  • 物・事what
  • 選ぶwhich(選択肢が見えている時)
STEP 2 文の形(型)を決める
  • 主語を聞くWho/What + 動詞 ... ?倒置なし
  • 目的語を聞くWhat/Who + do/does/did + 主語 + 動詞 ... ?
  • 所有を聞くWhose + 名詞 + be ... ?
  • 選択を聞くWhich (one) + do/does + 主語 + 動詞 ... ?Which + 名詞 ... ?
STEP 3 仕上げの“安全運用”
  • be動詞Who/What + is/are ... ?
  • whom はフォーマル。会話では who に置換されがち。
  • whose名詞の前に置く(例:Whose book ... ?)。
  • × What you saw? What did you see?
🧭 合言葉:見えている選択肢 → which見えていない(オープン) → what。人は who/whose を基本に。

クイック対照表(最小でわかる一覧)— 「誰・何・どれ・誰の」を一発選択!

聞きたいこと 疑問詞(基本) 型(語順) 使う場面の合図
人(主語) who Who + 動詞 ... ?(倒置なし) 「だれが?」を知りたい。Who called?
人(目的語) who(口語)/whom(形式) Who/Whom + do/does/did + 主語 + 動詞 ... ? 「だれを?」を聞く。フォーマルなら whom
所有 whose Whose + 名詞 + be ... ? 「だれの〜?」。名詞の前に置く。
物・事 what What + 動詞 ... ?(主語)/What + do/does/did + S + V ... ?(目的語) 制限なしのオープン質問。「何が/何を?」
選択 which Which (one) + do/does + S + V ... ?Which + 名詞 ... ? 選択肢が見えている(色、A/B、番号など)。
前置詞つき who/which(口語)/whom/which(形式) 口語:Who/Which ... with?/形式:With whom/which ... ? ていねい・改まった文では前置詞をに出す。
who / whom / whose の並べ替え
  • who=主語(だれが?)/whom=目的語(だれを?)
  • whose + 名詞=所有(だれの〜?)
  • 会話では whomwho に置換されがち
what / which の境界線
  • 選ぶ相手が見えていないwhat
  • 目の前に選択肢があるwhich
  • which + 名詞 で集合から限定(例:Which color ... ?
❗語順ミス注意:× What you like? What do you like?(目的語をたずねるときは do/does/did を必ず入れる)

構文で分かる使いどころ(型カタログ)— 疑問の「型」をそのまま口に出して覚える

疑問代名詞は「何を聞きたいか」で型が決まります。 例文は 英文 → 日本語訳 → 音声 の順。太字・枠・下線でポイントを強調しています。

型A

主語をたずねる:Who + 動詞 ... ?(倒置なし)

Who called last night?

(昨夜、だれが電話しましたか?)

🔧 who=人の主語。「do/does/did は入れない」のがコツ。
型B

目的語をたずねる:What/Who + do/does/did + S + V ... ?

What did you see?

何を見ましたか?)

✅ 目的語の疑問は補助動詞が必要。× What you saw? What did you see?
型C

be動詞で聞く:Who/What + is/are ... ?

What is your job?

(あなたの仕事はですか?)

🔎 「~は何/だれ?」をたずねる定義型。is/are の一致に注意。
型D

所有を聞く:Whose + 名詞 + be ... ?

Whose notebook is this?

(これはだれのノートですか?)

🧩 whose名詞の前に置く/発音:who–z に近い。
型E

選択(動作):Which (one) + do/does + S + V ... ?

Which one do you recommend?

どれをおすすめしますか?)

💡 which=目の前の選択肢から選ぶ。one を付けると「どれ(1つ)」が明確に。
型F

選択(名詞を限定):Which + 名詞 ... ?

Which color do you prefer?

どの色が好みですか?)

🏷️ which + 名詞 は「集合の中から名詞を指定して選ぶ」型。
型G

集合から選ぶ:Which of + 複数名詞/代名詞 + is/are ... ?

Which of these books is yours?

(これらの本のどれがあなたのものですか?)

⚖️ 動詞は後ろの名詞の数に合わせる(ここでは単数の is)。
型H

前置詞つき:口語とフォーマルの並走

Who are you talking with?

(だれと話しているの?)

With whom are you speaking?

(どなたとお話し中でしょうか?)

💬 会話=語尾前置詞(自然)/書き言葉・改まった場=with whom(前置詞を前へ)。
型I

主語が複数のとき:Who is/are ... ? の選択

Who are your favorite artists?

(あなたの好きなアーティストはだれ(複数)?)

📌 文脈で単数/複数が決まる。一般論なら Who is ... ?、複数を想定なら are
型J

出来事そのもの:What happens/happened ... ?

What happened here?

(ここで何が起きたの?)

🧠 what は「種類を限定しない」オープン質問。過去は happened で補助動詞なし。
🧭 合言葉:主語=倒置なし / 目的語=do/does/didwhose は名詞の前which は“見えている選択肢”

💬 例文で感覚をつかもう!(疑問代名詞:who / whom / whose / what / which)

主語疑問 倒置なし

Who called last night?

(昨夜、だれが電話しましたか?)

🔧 who が主語なので do/does/did は不要。last night=昨夜。
目的語疑問

What did you see?

何を見ましたか?)

✅ 目的語をたずねるときは did(過去) などの補助動詞が必要。see=見る(原形)。
be動詞

What is your job?

(あなたの仕事はですか?)

🔎 「~は何?」をたずねる定義型。job=職業/仕事。
主語疑問 一致

Who are your favorite artists?

(好きなアーティストはだれ(複数)ですか?)

⚖️ 複数を想定しているので are。一般論なら Who is ... ? も可。
所有

Whose notebook is this?

(これはだれのノートですか?)

🧩 whose名詞の前に置く。notebook=ノート、this=これ。
選択

Which color do you prefer?

どの色が好みですか?)

💡 which + 名詞 は「目の前の選択肢から選ぶ」。prefer=より好む。
選択 of 構文

Which of these books is yours?

(これらの本のどれがあなたのものですか?)

⚖️ 動詞は後ろの名詞の数に合わせる。ここでは単数(is)。
前置詞型 口語

Who are you talking with?

だれと話しているの?)

💬 会話では前置詞(with, to など)を文末に置く形が自然。talk with/to=〜と話す。
前置詞型 フォーマル

With whom are you speaking?

(どなたとお話し中でしょうか?)

🧠 ていねい・改まった場では前置詞を前に出し、whom を使う(目的語)。
出来事

What happened here?

(ここで何が起きたの?)

🔎 happen は自動詞。過去の出来事は did を使わず happened でOK。
目的語疑問

Who did you invite to the meeting?

(会議にだれを招待しましたか?)

🧩 invite 人 to 行事(人を〜に招待する)。did + 動詞原形 invite の型。
be動詞以外 言い回し

What do you do for fun?

(楽しみで何をしますか?/趣味は何ですか?)

📌 for fun=楽しみで/趣味として。自然な自己紹介表現。
所有 発案者

Whose idea was it to start early?

(早く始めようと言い出したのはだれの考えでしたか?)

🧠 Whose + 名詞 + be ... ? の型。it to ~ は内容を受ける「形式主語」っぽい言い回し。
恋愛 目的語疑問

Who do you love the most?

(あなたがいちばん愛しているのはだれ?)

💡 the most=最も。do + 動詞原形 love の目的語疑問。

7-FAQ:疑問代名詞でつまずきやすい所だけサクッと解決

対象 who / whom / whose / what / which 合図か」「物・事か」「選ぶのか」「だれのか」を先に決めると迷いません。

結論 who=主語(だれが?)、whom=目的語(だれを?)。会話ではほぼ who 一択でOK。テストやフォーマル文では whom を意識。

Who did you meet?

だれに会いましたか?)

Whom did you meet?

(どなたに会いましたか?)※フォーマル

✅ 判定コツ:答えを him/her に置き換えられるなら目的語=whom(会話は who にしがち)。

結論what=オープン(選択肢が見えていない)、which=限定(目の前に候補がある)。

What do you want to eat?

何を食べたい?)

Which dessert do you want, cake or ice cream?

(ケーキとアイス、どちらのデザートにする?)

🧭 合図:候補が目に見える/列挙できるwhich、見えていない→what

結論whose は基本「名詞の前」。ただし省略して代名詞的に使う形もあります。

Whose bag is this?

(これはだれのかばん?)

Whose is this?

(これはだれの?)※名詞を省略

📝 省略版は会話でよく使うが、学習初期は whose + 名詞 を優先して定着させると安全。

結論文脈次第。答えが1人なら is複数を想定なら are

Who is your teacher?

(あなたの先生はだれ?)

Who are your favorite singers?

(好きな歌手はだれ(複数)?)

👍 迷ったら一般的な聞き方として Who is ... ? が無難。

結論会話=語尾に前置詞(自然)。フォーマル=前置詞を前に出す+whom

Who are you talking with?

だれと話しているの?)

With whom are you speaking?

(どなたとお話し中でしょうか?)

🧠 試験ではどちらも正解になり得るが、フォーマル文では後者がより好まれる。

結論間接疑問(I wonder ... / Do you know ... など)は倒置なしの平叙語順。

Who is he?

(彼はだれ?)

I wonder who he is.

(彼がだれか知りたい。)

× I wonder who is he.(倒置してはいけない)

結論選ぶ数」で決める。1つを想定=単数、複数可=複数。

Which of these photos is the best?

(これらの写真のどれがいちばん良い?)

Which of these students are available?

(これらの学生のどの人たちが対応できますか?)

🔧 文脈で判断。テストでは単数狙いの出題が多め(ベスト=1つ)。

結論Why は理由一般、What ... for? は「用途・目的」より具体。

Why did you buy this?

(どうしてこれを買ったの?)

What did you buy this for?

(これは何のために買ったの?)

💬 くだけた会話では What ... for? がよく使われる(語尾前置詞)。

結論Which one=「1つ」を強調、Which 単体は「どれ?」全般(複数もあり得る)。

Which one do you recommend?

どれをおすすめしますか? ※1つ想定)

Which do you prefer?

どちら/どれが好き?)

🧭 候補が2つと明示なら「どちら?」のニュアンスが強くなる。

結論else は「ほかに」。疑問代名詞の直後に置く。

Who else is coming?

ほかにだれが来るの?)

What else do we need?

ほかに何が必要?)

📝 else は形容詞。Which else は通常言わず、Which other + 名詞 を用いる:Which other days are good?

さらに深める:Lesson 062「疑問代名詞」

語順マスター what ⇔ which の境界 who / whom / whose 間接疑問 & 前置詞型

who / whom / whose / what / which」を、何を聞きたいのか(人・物事・選択・所有)から素早く選べるようにします。 目的語の疑問で使う do/does/didwhose + 名詞 の位置、which (of) の単複一致、 そして 間接疑問(I wonder / Do you know ...)前置詞を伴う丁寧形(With whom ... ?)まで一気に整理。

🔍 ちら見せ(直接疑問 ⇄ 間接疑問/選択の一致)

I wonder who he is.

(彼がだれなのか知りたい。)


Which of these bags is yours?

(これらのかばんのどれがあなたのもの?)

  • Goal 1 主語疑問(倒置なし)と目的語疑問(do/does/did 必須)の差を瞬時に判定できる。
  • Goal 2 what(オープン)と which(限定)の使い分け、which of単複一致をミスしない。
  • Goal 3 who / whom / whose主語・目的語・所有で正しく使い分け、間接疑問の語順(倒置なし)を定着。
❗よくあるミス:× I wonder who is he. I wonder who he is.(間接疑問は平叙語順

8. 関係代名詞

関係代名詞は、前にある名詞(先行詞)を、後ろの文で説明して 1つの文に“つなぐ”ためのことばです。
例:the girl who lives next door(「隣に住んでいる女の子」=girl を説明)。
ここでは「だれに何を割り当てるか」「カンマと前置詞のルール」を最短地図で押さえます(詳しくは Lesson 065 へ)。

Lesson 057 / Section 8
地図

配役と基本マップ(だれに何を割り当てる?)

  • 人を説明 主語=who / 目的語=who(口語)/whom(形式) / 所有=whose + 名詞
    例:the person who helped methe person whom I meta friend whose advice I trust
  • 物・事を説明 主語・目的語=which
    例:the book which won the prizethe book (which) I bought
  • 万能(人・物どちらも) that
    例:the movie that everyone loves
  • 省略のコツ 省略できるのは目的格のみthe book (which/that) I read)。
    主格(who/which/that が節内の主語)は省略不可the person who lives ... は必須。
🧭 合言葉:人=who物=which両方=that(ただし「カンマ」と「前置詞」には注意→右カラム)
文法運用

カンマ & 前置詞ルール(ここを外さない)

  • 制限 vs 非制限 制限用法(必須情報)=カンマなし:the students who passed
    非制限用法(追加情報)=カンマあり:my car, which I bought last year, ...
    非制限では that は使えない
  • 前置詞の位置 口語:前置詞は後ろに置く(the person I spoke to)。
    フォーマル:to whom / with which のように前に出す
    that は前置詞の直後に置けない(× to that)。
  • 一致と位置 関係節の動詞は、節の主語に一致させる(先行詞の単複・意味に注意)。
    whose + 名詞 は疑問でも関係でも名詞の前に置く:the company whose policy ...
❗落とし穴:that × カンマ後that × 前置詞直後主格の省略はすべて不可。

✅ 一行まとめ: 人=who/物=which/両方=thatただし「非制限」「前置詞前置」では that 不可。 省略できるのは目的格のみ

クイック対照表(最小でわかる一覧)— 「誰/物・事/所有 × 主語/目的語」を一発判定!

先行詞 関係節の役割 推奨形 省略可 カンマ(非制限) 前置詞前置 メモ
主語 who ×(主格) 可(who 主語をつなぐ役。省略不可
目的語 who(口語)/whom(形式)/that that不可whoのみ) to/with + whom whomはかたい文体。会話はwhoが自然。
物・事 主語 which ×(主格) 可(which 主語は必ず明示(省略不可)。
物・事 目的語 whichthat that不可whichのみ) with/for + which 口語では後置前置詞(the tool I cut with)。
所有 whose + 名詞 × 可(whose whoseは人・物どちらにも可。名詞の前に置く。
万能 主/目 that 主×/目✓ 不可 不可 thatは便利だが、カンマ後×/前置詞直後×
前置詞直後 whom / which ✔️ フォーマル:to whomwith whichthatは置けない。
🧭 合言葉:人=who物=which両方=that(ただし非制限×・前置詞直後×)省略できるのは目的格のみ

構文で分かる使いどころ(型カタログ)— 文の“つなぎ方”を型で覚える

それぞれの型にひとつだけ例文を添えています(英文 → 日本語訳 → 音声)。太字・枠・下線でポイントを強調。

型A

人(主語):N + who + V ...

The person who lives next door is my friend.

隣に住んでいる人は私の友だちです。)

主格は省略不可
型B

人(目的語):N + (who / whom / that) + S + V

The person (who) I met yesterday was kind.

(昨日会った人は親切でした。)

目的格は省略可whomは形式、会話はwhoが自然。非制限では that 不可
型C

物(主語):N + which + V ...

The book which won the prize became a bestseller.

(その賞を受賞した本はベストセラーになった。)

主格は必ず明示(省略不可)。
型D

物(目的語):N + (which / that) + S + V

The movie (that) we watched was exciting.

(私たちが見た映画はワクワクした。)

目的格は省略可非制限では that 不可
型E

所有:N + whose + 名詞 + V ...

The student whose laptop broke needs help.

(ノートPCが壊れたその学生は助けが必要だ。)

whose は人・物どちらにも可。名詞の前に置く。
型F

非制限(追加情報):N, which + V ...,

My car, which I bought last year, is very reliable.

(私の車は、昨年買ったのだが、とても信頼できる。)

that は非制限不可。カンマで「挿入情報」を示す。
型G

前置詞前置(フォーマル):Prep + whom/which + S + V ...

The colleague to whom I spoke will join us.

(私が話しかけた同僚は私たちに加わる予定だ。)

会話では the colleague I spoke to が自然。 前置詞直後に that は置けない
🧭 仕上げの合言葉:主格=省略なし/目的格=省略OKthat は便利だが非制限×&前置詞直後×。迷ったら「人=who/物=which」で堅実に。

💬 例文で感覚をつかもう!(who / whom / whose / which / that)

主語(省略不可)

The woman who lives upstairs is a doctor.

上の階に住んでいる女性は医者です。)

🔧 who節の主語なので省略できません。upstairs=上の階に。
目的語(省略可)

The man (who/whom) I met yesterday was kind.

(昨日会った男性は親切でした。)

✅ 目的格は省略OK:The man I met ...whom は形式ばった表現、会話は who が自然。
前置詞 口語(後置)

The colleague I spoke to was helpful.

話しかけた同僚は頼りになった。)

💬 会話では前置詞は文末に置きがち:speak to 人
前置詞 フォーマル(前置)

The colleague to whom I spoke was helpful.

話しかけた同僚は頼りになった。)

📌 前置詞の直後は whom/whichto that は不可。
物・事 主語(省略不可)

The book which won the prize became a bestseller.

(その賞を受賞した本はベストセラーになった。)

🔎 主格は省略できません。prize=賞、bestseller=ベストセラー。
物・事 目的語(省略可)

The tool (which/that) I bought online broke.

(ネットで買ったその道具は壊れた。)

✅ 目的格は省略OK:The tool I bought ...online=オンラインで。
非制限 カンマあり

My car, which I bought last year, is very reliable.

(私の車は、去年買ったのだが、とても信頼できる。)

that は非制限不可reliable=信頼できる。
所有

The student whose laptop broke needs help.

(ノートPCが壊れたその学生は助けが必要だ。)

🧩 whose + 名詞名詞の前に置きます。laptop=ノートPC。
所有 物にも可

The city whose skyline I love is Tokyo.

(私が景観を愛している都市は東京です。)

📌 whose は「物」にも使えます(意味上の所属)。skyline=都市のスカイライン。
不定代名詞

Anyone who wants to join is welcome.

(参加したい人はだれでも歓迎します。)

🔎 anyone=だれでも。who が後ろから「どんな人か」を説明(制限用法)。
慣用 序数・最上級

The first thing that you should do is relax.

(あなたが最初にすべきことは、リラックスすることです。)

💡 序数(first)・最上級、all/only/anything/nothing などの後は that がよく使われます。
慣用 否定語

There is nothing that we can do now.

(今できることは何もありません。)

nothing / everything / anything / all などの後ろは that が自然。
物・事 受動・主語

The painting which was stolen has been found.

盗まれたその絵は見つかりました。)

🔐 主格は省略不可。was stolen=盗まれた(受動)。
恋愛 目的語(省略可)

You’re the one (who/whom) I love the most.

(あなたは私がいちばん愛している人だよ。)

💗 口語は who/形式は whom。目的格なので省略も可能:the one I love the most

8-FAQ:関係代名詞の「ここが気になる」を一気に解決

対象 who / whom / whose / which / thatwhere / when / why ほか 考え方 先行詞(説明したい名詞)→ 役割(主語/目的語/所有)→ 追加か必須か(カンマ有無)の順に判断。

結論 非制限用法(カンマあり)の which は、直前の名詞だけでなく直前の内容全体を受けることができます。

She missed the bus, which meant she was late.

(彼女はバスに乗り遅れた。それは彼女が遅刻したことを意味した。)

✅ ただし カンマ後に that は不可。非制限は which/who を使う。

結論 what は「the thing(s) that ...」の意味をひとまとめにした形(先行詞を自分で含む)。前に名詞を置かない。

What you said helped me.

(あなたが言ってくれたことは私の助けになった。)

the thing what は不可。 what ...the thing that ... のどちらかに。

結論the way の後は (that)(in which)the way how は通常不可

I like the way (that) you think.

(あなたの考え方が好きです。)

I like the way in which you think.

(あなたの考え方が好きです。)

結論意味は同じ。口語では where/when/why、形式ばると in/on/for + which を使う。

This is the place where we met.

(ここが私たちが会った場所です。)

This is the place in which we met.

(ここが私たちが会った場所です。)

結論as は「前全体を受ける」関係詞として使われることがあり、定型句でよく出る。

As is often the case, he was late.

(よくあることだが、彼は遅刻した。)

📝 as は「〜のとおり」のニュアンス。通常の who/which/that の代用ではない点に注意。

結論「〜する人(もの)は誰(何)でも」の意味で、先行詞を自分で含む。

Whoever finishes first wins.

(最初に終えた人は誰でも勝ちだ。)

Take whichever seat you like.

(好きな席をどれでも取ってください。)

結論これらの語の後は that がよく使われます(特に会話)。非制限では不可。

Everything that happened is recorded.

(起きたすべてのことは記録されている。)

❗ カンマを伴う非制限では that は使えない → , which ...

結論カンマなし=限定(どの人かを特定)。カンマあり=非制限(追加説明)。意味が大きく変わることも。

My father who lives in Osaka is a chef.

(大阪に住んでいるほうの父はシェフだ。※父が複数いるような文脈を作る=不自然になりやすい)

My father, who lives in Osaka, is a chef.

(私の父は大阪に住んでいて、シェフだ。※父は一人という前提で情報を追加)

🧭 固有名詞・唯一物(my father / the sun など)は基本非制限のほうが自然。

結論 本文の動詞は one に一致して単数。関係節内の動詞は 後ろの名詞に一致(多くは複数)。

One of the students who are absent is Tom.

欠席している生徒の一人はトムだ。)

✅ 本文:is(one に一致)/ 関係節:are(students に一致)。

結論 会話では the reason (why) どちらも自然。形式ばるなら the reason for which も可。意味は同じ。

This is the reason why I left.

(これが私が去った理由です。)

This is the reason I left.

(これが私が去った理由です。)※why 省略

This is the reason for which I left.

(これが私が去った理由です。)※フォーマル

さらに深める:Lesson 065「関係代名詞」

制限 / 非制限(カンマ) 主格は省略不可 目的格は省略可 前置詞前置(to whom / with which) whose(所有) that の制限(カンマ後× / 前置詞直後×)

関係代名詞は、前にある名詞(先行詞)を後ろの文で説明して一文にまとめる“のり”
Lesson 065 では who / whom / whose / which / that の使い分けと、 カンマ(非制限)省略(主/目的)前置詞の位置を整理して、読みやすく正確な英文に仕上げます。

🔍 ちら見せ(制限 / 非制限 / 前置詞前置)

The girl who is playing the piano is my sister.

(ピアノを弾いている女の子は私の妹です。)


My laptop, which I bought last year, still works great.

(私のノートPCは、昨年買ったのだが、今も快調だ。)


The person to whom I spoke was very helpful.

(私が話しかけた人はとても親切だった。)

  • Goal 1 人=who/物=which/万能=that の地図をベースに、主格=省略不可 / 目的格=省略可を定着。
  • Goal 2 非制限(カンマ)では that を使わない、というルールを瞬時に判断できる。
  • Goal 3 前置詞の位置を文体で使い分け:会話=I spoke to the person/フォーマル=to whom
❗よくあるミス:× My car, that ...× to that(前置詞直後に that は置けない)

🧾 総まとめ:代名詞の種類(7つの地図を1枚に)

代名詞は名詞の代役。文の中で 主語(だれ/何が)目的語(だれ/何を)補語(=と説明する部分) の位置で、名詞と同じ働きをします。
このレッスンでは、人称所有 再帰指示 不定疑問 関係7種類を、用途の「地図」で把握しました。
さらに、先行詞と一致(誰を指す?)や it の特別用法(形式主語・形式目的語)も入り口だけ確認済みです。

Lesson 057 / Summary

🎯 学習ゴール・チェック(できるか一目で確認)

  • Goal 1 文の中で主語・目的語・補語の位置を見分け、そこに代名詞を正しく置ける。 主語=だれ/何が、目的語=だれ/何を、補語=〜だ/〜に見えるの説明役。
  • Goal 2 7種類の代名詞をひとこと定義で言い分けられる。 例:人称=「私・あなた・彼…」/所有=「〜のもの」/再帰=「〜自身」/指示=「これ/それ」/不定=「だれか・いくつか」/疑問=「だれ?なに?」/関係=「名詞を後ろから説明してつなぐ」。
  • Goal 3 先行詞と一致の原則を説明できる(指す相手・数・人/物の区別)。 「誰を指す?」が曖昧なら、誤解が生まれます。前にある名詞(先行詞)と数・人称・性を合わせる癖を付ける。
  • Goal 4 疑問代名詞(who/what/which/whose)と関係代名詞(who/which/that/whose)の「入口の違い」を言える。 文頭で質問=疑問。名詞を後ろから説明して1文にまとめる=関係。
  • Goal 5 よくあるルールを一言で暗唱できる。 人=who/物=which/両方=that(ただしカンマの後×前置詞直後×)/ 主格は省略不可・目的格は省略可
🔥 小さな達成が次の集中を連れてくる(自己効力感の原理)。上のゴールを声に出して言えたら✓(できた)と自分に印をつけよう。学びが「続く設計」になります。

🔎 超要約マップ(1スクリーン)— 7種類を「ひと目」で把握

代名詞は名詞の代役です。まずは「何を指す語か」で地図化(人/所有/自分自身/これそれ/不特定/質問/つなぐ)。
各カードは一言定義 → 代表形 → 使いどころの順で、子どもでも迷わない最短ルートにしています。

1

人称代名詞

人や物そのものを指す:私/あなた/彼/それ…

I / you / he / she / it we / they
使いどころ主語・目的語・補語の基本の代役。
2

所有代名詞

「〜のもの」を表す(名詞なしで単独OK)。

mine / yours / his hers / ours / theirs
使いどころmy bookmine のように置換。
3

再帰代名詞

「〜自身」。動作の向きが自分へ戻る。

myself / yourself / himself herself / ourselves / themselves
使いどころ「自分で」「自分自身」を強める。
4

指示代名詞

「これ/それ/あれ」。距離感と単複で選ぶ。

this / that these / those
使いどころ近い= this/these,遠い= that/those
5

不定代名詞

数や人をぼんやり指す(だれか/いくつか/全部)。

some / any / no- one / body / thing
使いどころ数量・不特定の人/物を手早く指示。
6

疑問代名詞

質問で「だれ/何/どれ/だれの」をたずねる。

who / whom / whose what / which
使いどころ文頭で質問。間接疑問は平叙語順
7

関係代名詞

先行詞を後ろの文で説明し、1文につなぐ

who / which / that whose + 名詞
使いどころ 人= who/物= which/両方= that ただし:カンマ後×・前置詞直後×
✅ 一行まとめ:人=who/物=which/両方=that所有=whose + 名詞不特定=some/any 系質問=who/what/which/whose「関係」は名詞をつなぐ/「疑問」は情報をたずねる

🧩 役割クイック表(主語・目的語・補語)—「だれ/何が」「だれ/何を」「=説明」を一発理解

代名詞は名詞の代役。文の中での役割は大きく3つだけです。
主語だれ/何が目的語だれ/何を(に)補語=〜だ/〜に見えるの説明役。

役割 質問に答える よく置く場所 使える代表(例) ポイント
主語 だれ/何が? 文頭近く(S + V I / you / he / she / it / we / they 動詞と人称・数が一致(he likes)。
目的語 だれ/何を(に)? 動詞や前置詞の後ろ me / you / him / her / it / us / them 前置詞の後ろは目的格for her / with them
補語 =何だ?どう見える? Be動詞・第2文型の後ろ It’s me. / This is she. 会話では It’s me が普通(形式文法では I)。場面で使い分け。
主語(S)

She plays tennis.

彼女はテニスをします。)

目的語(O)

I like them.

(私は彼らが好きです。)

補語(C)

It is me.

(それはです。)

✅ 合言葉:主語=文の主人公目的語=動作の相手補語==の右側(説明の場所)。

🗺️ 使い分け最小セット(3枚の小表)— 最小限で迷わない

「まずはここだけ」の最短マップ。細部は各 Lesson で深掘りしましょう。

小表1

人称 × 単複 × 格(最小)

人称単数(主/目)複数(主/目)所有形容詞所有代名詞
1人称 I / me we / us my / our mine / ours
2人称 you / you(単複同形) your yours
3人称 he / himshe / herit / it they / them his / her / its / their his / hers / theirs

They love their dog.

(彼らは自分たちの犬を愛している。)

your は単複同形。3人称単数は動詞の -s と相性(he likes)。
小表2

指示代名詞:距離 × 単複(最小)

距離単数複数ヒント
近い this these 手に持つ/目の前
遠い that those 離れている/過去の話題

This is delicious.

これはおいしい。)

this/that は単数、these/those は複数。
小表3

疑問 vs 関係:入口の見分け

タイプ 語順の骨 目的
疑問代名詞質問 Who / What / Which + 助動詞/動詞 ... ? 情報をたずねる(文頭に来る)
関係代名詞つなぐ N + who/which/that ... 名詞を後ろから説明して1文に
間接疑問(参考) I wonder + wh- S V(平叙語順) 「〜か」を文中で表す

Who is he?

(彼はだれ?)

I wonder who he is.

(彼がだれなのか知りたい。)

※ 間接疑問は倒置しない× I wonder who is he.)。
🌟 最小ルール:人=who/物=which/両方=that主格は省略不可目的格は省略可thatはカンマ後×・前置詞直後×。

📚 用語ミニ辞書 — わかると迷わないキーワード

まずは「一言で言える」ことが大切。細かい理屈はあとからでOKです。必要なときにここへ戻って確認しましょう。

  • 1 先行詞 (antecedent)後ろの語句が説明する、にある名詞。例:the girl who is singing
  • 2 主格 / 目的格:関係代名詞・代名詞の「役割の形」。主語の形=主格、目的語の形=目的格(前置詞の後ろも目的格)。
  • 3 補語 (complement)be などの右側で主語を説明する語(=〜だ)。例:She is a teacher.
  • 4 制限用法 / 非制限用法:名詞をしぼるならカンマなし(制限)。追加説明ならカンマあり(非制限・, which ... ,)。
  • 5 形式主語 / 形式目的語:長い主語・目的語を it に一度入れて、本体を後ろへ送る読みやすい形。
  • 6 所有代名詞 / 所有形容詞mine(単独で「〜のもの」)/my(名詞の前で「〜の」)。
  • 7 一致 (agreement):代名詞は先行詞と 人/物・単/複 をそろえる。例:the team ... it(米語では単数扱いも多い)
  • 8 指示代名詞 (this/that/these/those):距離と単複で選ぶ。「近い/今の話題= this/these」「遠い/前の話題= that/those」。
  • 9 不定代名詞 (someone/anything など):数や人をぼんやり指す語群。文の穴埋めに強い。
  • 10 間接疑問:質問を文の中に入れる形。平叙語順になる。例:I wonder who he is.
🔍 用語を使ったミニ例(先行詞/非制限/形式主語)

The laptop, which I bought last year, is fast.

(ノートPCは、去年買ったのだが、速い。)※非制限(カンマあり)


It is important to sleep well.

(よく眠ることは大切だ。)※形式主語

⏱️ 1分セルフチェック — 選んでから「答え」を見よう

1) 問題を開く → 2) 選択肢を選ぶ → 3) 答えを確認
ヒントは任意で開けます。日本語訳と解説・音声は採点後にだけ表示されます。

非制限(カンマあり)では that は使えません。人=who/物=which。

The book, which won a prize, is popular.

(その本は、賞を取ったのだが、人気がある。)

※ 非制限=追加説明。カンマありでは that 不可。

長い主語は it に入れて後ろへ(形式主語)。

It is difficult for me to refuse.

(私には断るのがむずかしい。)

※ 形式主語:It + be + 形容詞 + to V

this/these=近い、that/those=遠い。複数は -se

These are fresh.

これらは焼きたてだ。)

The book is mine.

(その本は私のものです。)

mine=所有代名詞(単独で「〜のもの」)。

主語=省略不可、目的語=省略可。ただし非制限(カンマあり)は省略不可。

The book (which) I bought was cheap.

(私が買ったその本は安かった。)

It seems to me that he is right.

(彼が正しいように私には思える。)

※ 感覚・意見の「所有者」は to 人

🔁 次におすすめのレッスン

いま学んだ「代名詞の全体地図」を、個別レッスンでピンポイントに強化しましょう。 最初の一歩は 人称代名詞(Lesson 058) が最短ルートです。

最もおすすめ Lesson 058

人称代名詞 — I / you / he / she / it / we / they を完璧に

文の主役(主語)相手(目的語)説明(補語)にどう置くか。
主格・目的格・所有形 の三兄弟を、例文と音声で徹底習得します。

I
you
he
she
it
we
they
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