不定代名詞 |
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Lesson 061 |
目次
1. 不定代名詞
2. allの用法
3. bothの用法
4. eachの用法
5. everyの用法
6.oneの用法
6 - 1.前に出た名詞の代わりをする用法
6 - 2.( 特定の種類・群の中の ) 一人、一つ を表す用法
6 - 3.「 一方 ( のもの ) 」、または 「 片方 」を表す用法
6 - 4.一般の 「 人 」 を表す用法
6 - 5.形容詞などの修飾語句を伴う用法
7. noneの用法
8. otherの用法
9. anotherの用法
10. eitherの用法
11. neitherの用法
12. someの用法
13. anyの用法
不定代名詞
不定代名詞とは、不特定の人・物・数量を漠然と表す代名詞のことで次のようなものがあります。
単一語 | all ( すべて ( のもの ) ) | both ( 両者 ) |
---|---|---|
each ( 各自 ) | every ( すべての ) | |
any ( 何でも ) | some ( 多少 ) | |
either ( どちらか一方 ) | neither ( どちらも ~ でない ) | |
one ( 一つ ) | none ( 何一つ ~ ない ) | |
another ( もう一つのもの ) | other ( ほかのもの ) | |
複合語 | anybody ( だれでも ) | everybody ( 誰も ( みな ) ) |
nobody ( だれも ~ ない ) | somebody ( ある人 ) | |
anything ( 何でも ) | everything ( 何でもみな ) | |
nothing ( 何も ~ ない ) | something ( 何か ) | |
anyone ( どれか一つ ) | everyone ( 皆さん ) | |
no one ( 誰も ~ ない ) | someone ( ある人 ) |
allの用法
2 - 1. 代名詞用法
all は 3 つ以上のときに用いられます。「 人 」を指す場合は複数扱い、「 事 ( 物 ) 」 を指す場合は単数扱いとなります。
a. 単数扱い
All is lost.
( 万事がだめになった。 )
All was still in the house.
( 家の中は静まりかえっていた。 )
b. 複数扱い
All were happy.
( みな喜んでいた。 )
He ate all of the apples.
( リンゴをみな食べた。 )
「 all 」 を単独で用いるのは文章体。基本的に口語体では 「 すべての人 」 は 「 everyone 」、「 すべてのもの 」 は 「 everything 」 が用いられます。
2 - 2. 形容詞用法
「 すべての、あらゆる、全部の、全体の 」 という意味を表し名詞の前に置きます。名詞の前に the を置くと、その名詞は特定のものの全体を指すことになります。
He lived here all his life.
( 彼は一生涯ここに暮らした。 )
All men are equal before the law.
( 法の下では全ての人は平等です。 )
This is all the money I have.
( 私の持っているお金はこれだけだ。 )
2 - 3. 副詞用法
「 完全に、全く、すっかり 」という意味を表します。
The field was all covered with snow.
( 野原はすっかり雪に覆われていた。 )
I don't want to be left all alone.
( たった一人で取り残されたくない。 )
2 - 4. 慣用表現
above all ( とりわけ )
after all ( 結局 )
all in all ( 全体的に見て )
and all ( その他いろいろ )
for all ~ ( ~ にもかかわらず )
not ~ at all ( 少しも ~ でない )
in all ( 全部で )
all smiles ( 笑顔を振りまいて )
All in all, it was a very good vacation.
( 全体的には、非常にいい休暇でした。 )
I don't trust him at all.
( 私は彼を全然信頼していない。 )
He likes swimming above all.
( 彼はとりわけ水泳が好きです。 )
bothの用法
both は 「 両方の人 ( もの ) 」 という意味を表し、常に複数扱いとなります。
3 - 1. 代名詞用法
Both of them are happy.
( 彼らは共に幸福だ。 )
I love both of them.
( 彼(女)らをどちらも愛している。 )
3 - 2. 形容詞用法
I've lost both my gloves.
( 手袋を両方ともなくした。 )
I don't want both books.
( 両方の本が欲しいわけではない。 )
「 both 」の否定は部分否定を表すため、上記の場合は「 2 冊のうち必要なのは 1 冊だけだ 」という意味になります。
3 - 3. 副詞用法
「 both A and B 」 という形で 「 A も B も ( 2 つながら ) 」「 ~ のみならずまた 」という意味を表します。
She's both intelligent and beautiful.
( 彼女は聡明である上に美人だ。 )
Both brother and sister are doctor.
( 兄も妹も医者をしている。 )
eachの用法
2 つ以上の 「 物 」「 人 」 について「 一人ひとり ( 一つひとつ ) 」というように個別に取り立てていうときに用いられ 「 それぞれ 」「 めいめい 」 という意味を表します。原則として単数扱いとなり以下のような用法があります。
4 - 1. 代名詞用法
「 各々 」「 一つ一つ 」「 めいめい 」という意味を表します。
Each of us has a room of his or her own.
( 我々はそれぞれが自分の部屋を持っている。 )
Each hated the other.
( 2人は互いに憎み合っていた。 )
4 - 2. 形容詞用法
「 それぞれの 」「 一つ一つの 」「 めいめいの 」という意味を表します。
Each student has his own room.
( どの学生も自分の部屋を持っている。 )
The trend in each paper's circulation is clear.
( それぞれの新聞の普及傾向は明らかだ。 )
4 - 3. 副詞用法
「 一つにつき 」「 めいめいに 」という意味を表します。
The tickets are ten dollars each.
( チケットはそれぞれ 10 ドルです。 )
My wife and I each contribute five dollars a year.
( 妻と私はそれぞれ年に 5 ドルずつ寄付をする。 )
everyの用法
every は「 すべての ~ 」「 どの ~ も 」という意味を表し単独では常に形容詞として用いられます。原則として単数名詞の前に置き、単数扱いとなります。
5 - 1. 基本用法
I enjoyed every minute of the concert.
( 私はコンサートの一瞬一瞬を楽しみました。 )
Almost every copy machine is broken.
( どのコピー機もほとんどみんな壊れている。 )
5 - 2. 部分否定
「 not … every ~ 」「 every ~ not … 」 という形で「 すべての ~ が(を) … とは限らない 」という部分否定を表します。
Not every man can be an artist.
( だれでも芸術家になれるものとは限らない。 )
Every means has not been tried.
( 全ての手段が試みられたわけではない。 )
5 - 3. 抽象名詞を伴う場合
「 every + 抽象名詞 」という形で「 可能な限り 」「 十分な 」「 あらゆる 」という意味を表します。
I have every confidence in him.
( 私は彼に全幅の信頼を寄せている。 )
We have every reason to believe that.
( 私たちにはそれを信じるだけの十分な理由がある。 )
5 - 4. 「 every + 時・距離などを表す単数名詞 」
「 毎 ~ 」「 ~ ごとに、 ~ おきに 」という意味を表します。複数扱いになります。
Trash is collected every three days.
( ゴミは 3 日おきに集められます。 )
Learn little by little every day.
( 毎日少しずつ学びなさい。 )
oneの用法
6 - 1. 前に出た名詞の代わりをする用法
前に出た 「 a ( an ) + 数えられる名詞 」 の反復を避けるために用いれます。
Do you need a notebook? → Yes, I need one.
( ノートは要りますか。 → はい、1 冊必要です。 )
I don't have a pen. Will you lend me one?
( ペンがありません。ペンを貸してくれませんか。 )
特定のものを指す場合は one ではなく it を用います。
Is this your pen? Will you lend it to me?
( これはあなたのペンですか。このペンを貸してくれませんか。 )
6 - 2. ( 特定の種類・群の中の ) 一人、一つ を表す用法
通常は「 one of + 特定複数名詞 」という形になり 「 ~ の 一人 ( 一つ ) 」 という意味を表す表します。
We treated him as one of our family.
( 彼を家族の一員として扱った。 )
He wrote several novels, only one of which was successful.
( いくつか小説を書いたが, 成功作は1つだけだった。 )
6 - 3. 「 一方 ( のもの ) 」、または 「 片方 」を表す用法
「 one , the other ( s ) , another 」 が伴に用いられます。
One went one way and the other went another.
( 一人が一方の道を行き、もう一人の人は別の道を行った。 )
I cannot tell one from the other.
( 両者の区別がつかない。 )
6 - 4. 一般の 「 人 」 を表す用法
「 人は誰でも 」 という意味を表し、ふつう文章体の主語で用いられます。口語体で同じ意味を表す場合には we , you , they などを用います。
One should always set realistic goals.
( 人は常に現実的な目標を設定すべきだ。 )
One must obey one's parents.
( 人は親の言うことに従わねばならない。 )
6 - 5. 形容詞などの修飾語句を伴う用法
「 ( 冠詞 ) + 形容詞 + one(s) 」という形で複数の場合は ones になります。
This hat is too large for me. Show me smaller ones.
( この帽子は私には大きすぎる。もっと小さいのを出してくれ。 )
Which shirt would you like to wear? → This white one.
( どのシャツが着たいですか。→ この白いのが着たいです。 )
water などの数えられない名詞は one で代用することができません。また「 -'s , my 」などの名詞や人称代名詞、または数を表す語の後ろにも使用できない。
He likes red wine better than white one.
( 彼は白ワインより赤ワインのほうが好きだ。 )
her one , two one など
noneの用法
「 なに ( だれ ) も ~ ない、 少しも ~ ない 」 という意味を表します。数えられない名詞を指す場合は単数扱い、数えられる複数名詞を指す場合は複数扱いとなります。
7 - 1. 「 なに ( だれ ) も ~ ない 」を表す場合
There were none present.
( だれも出席していなかった。 )
The children were playing, and she took care that none were hurt.
( 子供たちが遊んでいたので彼女はだれにもけがのないよう気をつけた。 )
7 - 2. 「 none of + 単数(代)名詞 」
「 いかなる[どんな]部分[分量]も ~ ない 」「 少しも ~ ない 」「 決して ~ ない 」という意味で、 名詞には必ず the,this のような限定する語がつきます。
None of his work has been done.
( 彼の仕事はなにもできていない。 )
None of the money was recovered.
( その金は一銭も取り戻せなかった。 )
7 - 3. 「 none of + 複数(代)名詞 」
「 なに ( だれ ) も ひとつ ( 一人 ) も ~ ない 」という意味を表します。改まった表現では原則単数扱いとなるが、口語では複数扱いとなることが多い。
None of them lives in my neighborhood.
( 彼らはだれも私の近所には住んでいません。 )
None of us are infallible.
( あやまちを犯さないですむ者はいない。 )
otherの用法
「 ほかの人 ( もの ) 」 という意味で、代名詞用法のほかに形容詞用法、副詞用法があります。特定のものを指す場合は the を付けます。
8 - 1. 代名詞用法
「 ほかの人 ( もの ) 」「 ( 二つのうちの ) ほかの一方 ( の人)、 他方」という意味を表し複数形は「 others 」、所有格の単数形は「 other's 」、所有格の複数形は「 others' 」の形になります。
To some life means pleasure, to others suffering.
( ある者には人生は喜びを意味し, ある者には苦しみを意味する。 )
Two of the guests, one American and the other Japanese, were talking to each other preasantly.
( 客のうちの二名は、 一人はアメリカ人、一人は日本人だったが、 お互いに楽しそうに話し合っていた )
I must consult the others about the matter.
( その件については他の人たちにも相談しなければならない。 )
8 - 2. 形容詞用法
「 別の ~ 」「 他の ~ 」という意味を表します。other の後ろの名詞は複数形になります。単数名詞を直接修飾する時には原則 another を用います。
I have some other things to do.
( まだほかにやることがいくつかある。 )
Two or three other boys will go along with you.
( 2 ~ 3 人のほかの少年は、あなたと一緒に行くだろう。 )
不可算名詞 ( 数えられない名詞 ) を修飾する場合や any ,
every ,
no ,
some ,
the などの限定詞が先に付く場合は、単数名詞も修飾可能となります。
The police have other evidence.
( 警察は他の証拠も握っている。 )
I wash my hair every other day.
( 私は髪を 1 日おきに洗っている。 )
8 - 3. 副詞用法
「 other than ~ 」 という形で 「 ( ~ とは ) 別の方法で 」「 ~ 以外に 」という意味を表し通常、否定文で用いられます。
I couldn't do anything other than obey him.
( 私は彼に従うしかありませんでした。 )
We can't get there other than by walking.
( そこへは歩いてしか行けない。 )
anotherの用法
「 an + other 」から成り立った代名詞であるため 単数 で「 もう 1 つほかの物 ( 人 ) 」という意味を表します。
9 - 1. 代名詞用法
所有格を表す場合は another's という形になります。
He finished his beer and ordered another.
( 彼はビールを飲んでしまうともう 1 杯 注文した。 )
This towel is wet. Hand me another.
( このタオルはぬれています。 別のをください。 )
9 - 2. 形容詞用法
Have another cup.
( もう 1 杯召しあがれ。 )
We've got another ten days' journey.
( あともう 10 日の旅程です。 )
複数名詞を直接修飾する時には other を用います。また another の前に
the ,
no ,
any ,
some などの限定詞は付きません。
eitherの用法
2 つの物 ( 人 ) について 「 どちらでも 」「 どちらか一方 」という意味を表します。代名詞用法のほかに形容詞用法、副詞用法があります。
10 - 1. 代名詞用法
単数扱いが原則ですが 「 either of + 複数(代)名詞 」となる場合は複数扱いになることがあります。 否定文では 「 どちらも ~ ない 」という意味を表します。
Which dictionary should I choose? - You can choose either.
( どちらの辞書を選んだらいい? - どちらでもいいよ。 )
Either of them is ( are ) good enough.
( それらのどちらもけっこうです。 )
I don't know either. ( = I know neither. )
( どちらも知らない。 )
Is either of the books available?
( その本のどちらかでも手にはいりますか。 )
10 - 2. 形容詞用法
単数名詞を修飾します。
Don't park on either side of the street.
( 道のどちらの側にも車を駐車するな。 )
I don't know either boy.
( どちらの少年も知らない。 )
10 - 3. 副詞用法
「 ~ かまたは ~ か 」という意味を表します。
Either he or I must go.
( 彼か私かどちらかが行かなければならない。 )
If you do not go, I shall not either.
( 君が行かないなら私も行かない。 )
neitherの用法
「 not ~ either 」 と同じ 「 どちらも ~ でない 」 という意味を表します。単数扱いが原則ですが、口語では複数扱いもあります。代名詞用法のほかに、形容詞用法、副詞用法があります。
11 - 1. 代名詞用法
「 どちらも ~ でない 」 という意味を表します。
I believe neither of the stories.
( どちらの話も信じない。 )
Which do you want? → Neither, thank you.
( どちらが欲しいですか。 → いや、 どちらもけっこうです。 )
11 - 2. 形容詞用法
「 ( 二者のうちの ) どちらの ~ も ~ でない 」 という意味を表し、単数名詞を修飾します。
Neither boy paid much attention to what I said.
( どちらの子も私の言うことにあまり注意を払わなかった。 )
In neither case can I agree.
( どちらにしても賛成できない。 )
11 - 3. 副詞用法
「 either A nor B 」 という形で 「 A も B もどちらも ~ ない ( しない ) 」という意味を表します。
They have neither knowledge nor understanding of politics.
( 彼らには政治についての知識も理解もない。 )
If you cannot go, neither can I.
( 君が行けなければ私も行けない。 )
上記のように否定を含む文や節に続く場合、neither は常に節または文の先頭に置かれ、そのあとは「 (助)動詞 + 主語 」の語順となります。
someの用法
some は 可算名詞 ( 数えられる名詞 ) については不定の数を表し 複数扱い になります。不可算名詞 ( 数えられない名詞 ) については不定の量を表し 単数扱い となります。
12 - 1. 代名詞用法
「 多少 」「 いくらか 」「 ある人たち 」「 ~ という人(もの)(もある) 」という意味を表します。
Is there any sugar? → Yes, there's some.
( まだ砂糖が残っていますか。 → はい残っています。 )
Some of these books are quite interesting.
( これらの本の中にはたいへんおもしろいものもある。 )
Some say it's true, some not.
( 本当だと言う人もいるしそうでないと言う人もいる。 )
Not all labor is hard. Some is preasant.
( 労働はすべて苦しいとは限らない。 楽しいものもある。 )
12 - 2. 形容詞用法
a. 基本用法
「 多少の 」「 いくらかの 」「 若干の 」という意味を表しますが、意味が弱く、日本語に訳さなくてもよい場合もあります。
I want some money.
( 私はお金が ( 少し ) ほしい。 )
There is some oil left in the barrel.
( 樽には油が若干残っている。 )
b. 疑問文の場合
「 多少の 」「 いくらかの 」という意味の疑問文では通常 any を用いますが、相手から 「 yes 」 という肯定の返事を期待する勧誘・依頼の場合は some を用います。
Aren't there some letters for me?
( 手紙が来ていませんか。 )
Will you have some more coffee?
( もう少しコーヒーを召しあがりませんか。 )
c. 条件文の場合
内容が実際に起こる可能性が高い場合に用いられます。
If there are some calls for me, please let me know.
( もし私に電話があったら、知らせてください。 )
If I have some time, I'll read it.
( 時間があればそれを読むよ。 )
d. 「 some + 単数形の可算名詞 」
「 ある ~ 」「 どこかの ~ 」「 だれかの ~ 」という意味で、話し手にとって不明、または不特定の人 ( 物 ) を指したり、明確に示したくない場合に用いられます。
He went to some place in America.
( 彼はアメリカのどこかへ行った。 )
I found it in some book.
( 私はそれをある本の中で見つけた。 )
e. 「 かなりの 」「 相当な 」「 たいした 」「 すてきな 」などを表す場合
The airport is at some distance from here.
( 空港へはここからかなりの距離がある。 )
I call that some poem.
( あれはすばらしい詩だと思う。 )
Some friend you were!
( 君はたいした友人だったよ。 ) - [ 皮肉 ]
anyの用法
any も some と同様で 可算名詞 ( 数えられる名詞 ) については不定の数を表し 複数扱い になります。不可算名詞 ( 数えられない名詞 ) については不定の量を表し 単数扱い となります。
13 - 1. 代名詞用法
「 何でも 」「 だれでも 」「 どれでも 」「 いくらでも 」という意味を表します。
He's better at the job than any before him.
( 彼は前任者のだれよりもよく仕事ができる。 )
They have some food, but we don't have any left.
( 彼らには食糧が多少あるが、 こちらには少しも残っていない。 )
I want some butter. Do you have any?
( バターが少しほしいのですが、 ありますか。 )
If any of your friends are coming, let me know.
( もし君の友人のだれか見えるようだったら私に知らせてください。 )
13 - 2. 形容詞用法
a. 基本用法
「 どんな ~ でも 」「 どれでも ~ 」「 だれ(何)でも ~」「 いくらでも 」という意味を表します。
Any person can do it.
( どんな人にでもできる。 )
Any schoolboy can answer these questions.
( どんな生徒でもこれらの問いに答えられます。 )
I'll loan you any books you need.
( 本は必要なだけ貸してあげる。 )
b. 否定文
「 少しも ( ~ ない ) 」「 だれ(何)も ( ~ ない ) 」「 ただの 」という意味を表します。
He doesn't have any money.
( 彼にはお金は少しもない。 )
There isn't any beauty salon near here.
( この近くには美容院は 1 軒もない。 )
He isn't any ordinary student.
( ただの学生ではない。 )
c. 疑問文・条件文
「 いくらかの 」「 何人かの 」「 一つの 」「 だれか一人の 」という意味を表します。
Do you have any friends in Tokyo?
( 東京に(何人か)友人がいますか。 )
If you have any questions, ask them.
( 質問があったら、 彼らに聞きなさい。 )