不定代名詞とは?
不定代名詞は、特定しない人・物・量をさす言葉です。
例:all / both / each / every / some / any / either / neither / one / none / another / other。
中学生から社会人まで、だれでも迷いがちなポイント(単数・複数の扱い、語順、否定との相性など)を
やさしい言葉と実用的な例で丁寧に解説します。
▮ 目次
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1. 不定代名詞(全体像)
まずは「特定しない」をざっくり理解。代表語の地図を作る
-
2. all の用法
全部・全体・完全に(代名詞/形容詞/副詞/慣用)
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2-1. 代名詞用法
All is... / All are... の単複の考え方
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2-2. 形容詞用法
all + 名詞 / all the + 名詞(全体を指す)
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2-3. 副詞用法
all covered のような「完全に」
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2-4. 慣用表現
after all / in all / at all / above all など
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3. both の用法
2つとも(代名詞/形容詞/副詞:both A and B)
-
3-1. 代名詞用法
both (of) + 代名詞/名詞。常に複数動詞:Both are... / Both of them were... -
3-2. 形容詞用法
both + 所有格 + 名詞/both + the + 名詞。「両方とも」。not both=両方ではない -
3-3. 副詞用法
both A and B=AもBも。並列は同じ品詞で(形容詞+形容詞 など) -
4. each の用法
一人ひとり/一つひとつ(単数扱いが原則)
-
4-1. 代名詞用法
each of + 複数名詞。動詞は単数が原則:Each of them has... -
4-2. 形容詞用法
each + 単数名詞(各〜)。主語は単数扱い、代名詞はhis/herなどで受けるのが自然 -
4-3. 副詞用法
「各自」「それぞれに」。
ten dollars each/We each paid... -
5. every の用法
「すべての」単数名詞に続く/部分否定との相性
-
5-1. 基本用法
every + 単数名詞(すべての〜)。見た目は単数だが、集合全体を意識 -
5-2. 部分否定
Not every ~=「すべてが〜とは限らない」。= Not all ~ -
5-3. 抽象名詞を伴う
every + 抽象名詞=「可能な限り/十分な」。例:every reason / every effort -
5-4. every + 時間・距離
頻度・間隔:
every + 数詞 + 複数名詞(例:every three days=3日おき) -
6. one の用法
a + 可算名詞の言い換え/it との違い
-
6-1. 直前名詞の代用
直前の
a/an + 可算名詞を繰り返さないためのone。特定物は it(例:a pen → one / this pen → it) -
6-2. one of + 複数名詞
型:
one of + the/my/these + 複数名詞。「〜の一人(つ)」が主語なので動詞は単数(One of my friends is ...) -
6-3. one / the other / another
2つなら
one ... the other。3つ以上ならone ... another ... the others/othersで配分・対比を表す -
6-4. 一般人を表す one
フォーマルな「人は〜するものだ」:
One should ...。所有はone's。会話ではwe/you/theyが自然 -
6-5. 形容詞+one(s)
型:
a/this/that + 形容詞 + one/複数はones(例:a smaller one / the red ones)。不可算名詞・所有格・数詞の後ろは不可 -
7. none の用法
単複の扱い/none of + 名詞(特定集合のゼロ)
-
7-1. 「 なに(だれ)も 〜 ない 」を表す場合
単独の
none/存在文と合わせて「該当ゼロ」 -
7-2. none of + 単数(代)名詞
money / information / his workなど不可算名詞で「少しも〜ない」 -
7-3. none of + 複数(代)名詞
会話は複数動詞が自然/フォーマルは単数も可
-
8. other の用法
代名詞・形容詞・副詞/others, the other, each other など
-
8-1. 代名詞用法
others / the other / each other の関係
-
8-2. 形容詞用法
other + 複数名詞が基本/例:other things -
8-3. 副詞用法
other than ~= 〜以外に/否定でよく使う -
9. another の用法
単数が基本/another + 単数名詞
-
9-1. 代名詞用法
もう一つ(人/物)を指す — 例:Have another.
-
9-2. 形容詞用法
another + 単数名詞/期間・数量の another -
10. either の用法
どちらか一方/either A or B
-
10-1. 代名詞用法
単数扱いが原則/either of + 複数名詞も
-
10-2. 形容詞用法
単数名詞を修飾 — either side など
-
10-3. 副詞用法
接続:either A or B/文末の either(〜もまた...ない)
-
11. neither の用法
どちらも〜ない/neither A nor B
-
11-1. 代名詞用法
二者のどちらも〜ない(単数扱いが原則)
-
11-2. 形容詞用法
neither + 単数名詞(どちらの〜も〜ない)
-
11-3. 副詞用法
接続:neither A nor B/倒置に注意
-
12. some の用法
数量の目安/依頼・勧誘での some
-
12-1. 代名詞用法
いくらか/ある人たち — Some say ..., others ...
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12-2. 形容詞用法
some + 名詞/疑問・条件では any と比較
-
13. any の用法
否定・疑問が基本/条件文での any
-
13-1. 代名詞用法
何でも・誰でも・どれでも/否定で「少しも〜ない」
-
13-2. 形容詞用法
any + 名詞/比較級や最上級との相性
-
🧾 総まとめ:不定代名詞の要点チェック
単数・複数/語順/否定表現との相性を一気に確認
1. 不定代名詞(全体像)
不定代名詞ってなに?
不定代名詞は、だれ・どれ・どのくらいかを
ハッキリ決めずに指すことばのグループです。
たとえば all(全部), both(両方), each(それぞれ), every(すべての〜),
some(いくつか/いくらか), any(どれでも/否定・疑問で「少しも」),
either(どちらか一方), neither(どちらも〜ない),
one(同じ種類の別の1つ), none(ひとつもない),
another(もう1つ), other(ほかの)などです。
some/any はどちらにも使えます。
both / either / neither。
三者以上なら all / some / any / none など。
今日のゴール(3つ)
- まず「どのグループのことばか」地図で把握できる。
- 単数・複数の扱いの基本が分かる(例:
each/everyは単数名詞)。 - 迷いやすいペア(
some/any,each/every,both/either/neither,one/it,another/other/the other/others)の最短ルールを掴む。
不定代名詞マップ
迷ったら意味のグループで先にしぼり込み。形(単数/複数・語順など)の細部は「早見表」に任せ、 ここでは使う場面とイメージだけをサクッと把握します(重複説明は省略)。
all… 集団の全部(まとまり全体)。例:All the members …every… 「全部」を一つずつ数える目線で全体を語る。例:Every student …each… それぞれを個別に取り上げる。例:Each person …
one=同じ種類の別個体
↔ it=特定されたそれ
another… 「もう1つ/1人」。例:Show me another color.other / others… 「ほかのいくつか/ほかの人たち」。例:Some agree, but others don't.the other… 二者の「もう一方」または限定セットの「残り」。例:I chose one; she chose the other.
one と it は「特定か不特定か」だけで即決。数や形のルールは早見表で確認。
🗂️ 30秒でわかる「単数・複数」早見
| 語 | 主語のとき | 後ろの名詞 | 典型パターン | ひとことメモ |
|---|---|---|---|---|
🧩 all |
可変(単数/複数) | 可算複数 / 不可算 | all + 名詞 / all the + 名詞 / all of + 代名詞 |
「全部」。人=複数 / 物・概念=単数になりやすい(例:All are... / All is...)。 |
👥 both |
複数 | 可算複数 | both + 複数名詞 / both of + 代名詞 |
「二者とも」。常に複数扱い。 |
🔹 each |
単数 | 単数名詞(原則) | each + 単数名詞 / each of + 複数名詞(主語は単数扱いが原則) |
「一つずつ、個別に」。 |
🔹 every |
単数 | 単数名詞 | every + 単数名詞 |
「すべての」だがひとつひとつをまとめて見る感覚。× every students → ○ every student |
📦 some |
文脈依存 | 可算複数 / 不可算 | some + 複数名詞 / some + 不可算名詞 |
「いくつか/いくらか」。平叙文が基本、依頼・勧誘の疑問でもよく使う。 |
📦 any |
文脈依存 | 可算複数 / 不可算 /(単数も可:any person) |
any + 名詞 / 否定・疑問で頻出 |
「どれでも/少しも」。否定・疑問が基調。肯定で「どんな〜でも」の意味も可。 |
➖2 either |
単数(原則) | 単数名詞 / either of + 複数 |
either + 単数名詞 / either of them |
「どちらか一方」。二者に限る。 |
🚫2 neither |
単数(原則) | 単数名詞 / neither of + 複数 |
neither + 単数名詞 / neither of them |
「どちらも〜ない」。口語で複数動詞も見られるが、基本は単数。 |
1️⃣ one |
単数 | — | one / ones |
同じ種類の別個体を指す代用語。不可算名詞は置き換え不可(× wine → one)。 |
0️⃣ none |
可変(単数/複数) | none of + 名詞 |
none of + the/these/them |
「一つも/だれも〜ない」。改まった文体は単数、口語は複数も多い。 |
➕1 another |
単数 | 単数名詞 | another + 単数名詞 |
「もう1つ/もう1人」。 |
🔁 other |
—(形容詞/代名詞) | 形容詞:ふつう複数名詞 代名詞: others / the other |
other + 複数名詞 / the other / others |
単数を直接修飾は原則不可。ただし the/any/every/no/some などが前にある時や不可算なら可。 |
each/every の後ろは単数名詞/both は常に複数扱い/either/neither は二者限定。
まず「二者かそれ以上か」を判断してから、全体(all/every)・個別(each)・量(some/any/none)へ絞り込みましょう。
⚡ 迷いやすいペア “一撃”ルール
- 平叙文 →
some、否定・疑問 →any。 - ただし依頼・勧誘の疑問は
someが自然(Would you like some coffee?)。
We have some time.
(少し時間があります。)
We don't have any time.
(時間はまったくありません。)
each=個別に一つずつ、every=全体をひとまとめ。- どちらも後ろは単数名詞(× every students → ○ every student)。
Each student has a locker.
(生徒はそれぞれロッカーを持っています。)
Every student has a locker.
(どの生徒もロッカーを持っています。)
both=両方(複数扱い)、either=どちらか一方、neither=どちらも〜ない(単数扱いが原則)。
Both of them are ready.
(二人とも準備できています。)
Is either day okay for you?
(どちらの日でも大丈夫ですか?)
Neither answer is correct.
(どちらの答えも正しくありません。)
one=同じ種類の別個体(不特定)。it=会話ですでに特定されたもの。
I lost a pen. Can I borrow one?
(ペンを失くしました。1本貸してくれますか?)
I lost my pen. I need it.
(私のペンを失くしました。それ(そのペン)が必要です。)
another=「もう1つ/1人」(単数)。other + 複数名詞/others=「ほかのいくつか」。the other=二者の「もう一方」/限定グループの「残り全部」。
I'll have another cup.
(もう1杯いただきます。)
Some agree, but others don't.
(賛成する人もいるが、ほかの人は賛成しない。)
I chose one, and she chose the other.
(私は一方を選び、彼女はもう一方を選んだ。)
We both know I love you with all my heart.
(私が心からあなたを愛していることは、私たち二人とも分かっている。)
both は「二人とも(2つとも)」で複数扱い、all は「全部」。恋愛文では気持ちの全部を表す決まり文句 with all my heart がよく使われます。
💬 例文で感覚をつかもう!(不定代名詞)
All is ready.
(すべて準備できています。)
🔧 構造:All が主語で「すべて・万事」を指すとき、物ごと=単数扱いになり is をとることがあります。
💡 語注:人を指すときは複数動詞になることが多い(例:All are happy.)。
All the students passed.
(すべての学生が合格しました。)
🔧 構造:all + the + 複数名詞=「その集団の全部」。
⚠️ ポイント:全体感を出したいときは all / 個々を一つずつ見るなら each。
Both of them are ready.
(二人とも準備できています。)
🔧 構造:both of + them/us。常に複数扱いなので動詞は are。
💡 ヒント:二者限定のときに活躍(threeつ以上には使わない)。
Either day is fine.
(どちらの日でも大丈夫です。)
🔧 ルール:either + 単数名詞 → 動詞も単数。
⚠️ 二者だけの場面で使う。三者以上なら any や one of などへ。
Neither answer is correct.
(どちらの答えも正しくありません。)
🔧 ルール:neither + 単数名詞 → 動詞は単数。意味は「AもBも…ない」。
💡 口語では neither of + 複数 に複数動詞が来ることもあるが、試験では単数が無難。
Each student has a locker.
(生徒はそれぞれロッカーを持っています。)
🔧 ルール:each + 単数名詞。一人ひとりを見る感覚。
⚠️ × Each students have... → ○ Each student has...
Every child needs love.
(どの子どもも愛を必要とします。)
🔧 ルール:every + 単数名詞。全体をひとまとめに見る。
⚠️ × Every children → ○ Every child
Would you like some more coffee?
(コーヒーをもう少しいかがですか?)
💡 コツ:疑問文でも、勧誘・依頼は some が自然。
語注:some は「いくらか」。数えられない名詞(coffee, water)にもOK。
We don't have any sugar.
(砂糖は少しもありません。)
🔧 基本:否定・疑問では any(「少しも/1つも」)。
応用:肯定で「どんな〜でも」(例:Any student can apply.)。
None of the money was recovered.
(そのお金は1円も取り戻せませんでした。)
🔧 ポイント:money は不可算名詞なので、none は単数動詞 was をとるのが自然。
備考:none of + 複数名詞 は文体により単数/複数どちらも見られる。
I lost a pen. Can I borrow one?
(ペンを失くしました。1本貸してくれますか?)
💡 意味:one は「同じ種類の別の1本」。特定していない。
⚠️ 不可算名詞は置き換え不可(× wine → one)。
I lost my pen. I need it.
(私のペンを失くしました。そのペンが必要です。)
💡 it は会話ですでに特定されたモノを指す。one とセットで覚えると迷わない。
Please show me another color.
(別の色を見せてください。)
🔧 ルール:another + 単数名詞(「もう1つ」)。
比較:複数を直接修飾なら other + 複数名詞(例:other colors)。
Some agree, but others don't.
(賛成する人もいるが、ほかの人たちは賛成しない。)
💡 others は「ほかの人たち/もの」の代名詞形。
関連:the other=二者の「もう一方」/other + 複数名詞=形容詞。
Any student can apply.
(どんな学生でも応募できます。)
💡 any は肯定文で「どんな〜でも」の意味もとれる。文脈に注意。
We both know I love you with all my heart.
(私が心からあなたを愛していることは、二人とも分かっている。)
💡 both=「二人とも」。with all my heart=「心の底から」。
📝 表現:気持ちの全部を伝える定番フレーズ。フォーマルでもカジュアルでも使える。
🔀 超短フローチャート:これだけで選べる不定代名詞
まず何を言いたいかで大きく決めます。迷ったら下の順番で「はい / いいえ」をたどってください。
-
Step 1:対象は ちょうど2つ だけ?例:AとBの二択/兄と妹の2人 ※3つ以上なら「いいえ」はい(2つ) いいえ(2つじゃない)
-
Step 2:今は 何を伝えたい?当てはまるカードを1つ選べばOK(リンクは詳しい解説へ)。
-
Step 3:最後に 形(単数/複数)だけチェック単数になる
each + 単数名詞every + 単数名詞either/neither(原則)none of + 不可算
複数になるboth(常に複数)others/other + 複数名詞none of + 複数(口語で複数動詞OK)
量(可算/不可算)some / anyは可算・不可算どちらもOK- 不可算例:water, money, advice
二者の決まり文句both A and Beither A or Bneither A nor B
both / either / neither、全体→all / every、
個別→each、量→some / any / none、言い換え→one / it / another / other(s) / the other。
🧭 用途別サブセクションへジャンプ
「いま何を言いたい?」でカードを選ぶだけ。用語はやさしく説明しています。 クリックすると該当セクションへ移動します(単数・複数など細かい形は各セクションで確認)。
one=同じ種類の別個体(不特定) ↔it=特定されたそれanother=もう1つ/1人the other=二者のもう一方、others/other + 複数名詞=ほかのいくつか
-body / -one=人、-thing=物。語頭で意味が変わります:
some-(ある) /
any-(どれでも/否定疑問で) /
no-(ゼロ) /
every-(すべて)
somebody / someone / something
anybody / anyone / anything
nobody / no one / nothing
everybody / everyone / everything
Nobody came./「何かある?」=Is there anything…?一度で覚えようとしなくてOK。まずは「目的で選ぶ」感覚をつかんで、最後に形(単数/複数)を確認しましょう。
🧾 総まとめへ2. all の使い方(まずは全体像)
all のコアは「全部・すべて」。文の中での役割によって
代名詞 /
形容詞 /
副詞 /
慣用表現
の4つに分かれます。ここでは各小セクション「2-1〜2-4」で何を学ぶかを、やさしい日本語で先に把握しましょう。
all が文中で何を説明しているか(名詞? 形容詞/副詞? 句のまとまり?)を見抜き、
それに合わせて「代名詞 / 形容詞 / 副詞 / 慣用」を使い分ける。✅ 先に役割 → あとで形(単数/複数・語順)をチェックすると迷いません。
2-1. all の 代名詞用法
ここでは all が名詞の代わりに「全部」を表す使い方を学びます。
「人みんな」「物ごと全部」「金額の全て」など、one word で言い切れるのが代名詞用法の強みです。
文の形はシンプルですが、動詞の単複やall of + 代名詞の形など、
つまずきポイントを先に把握しておくと迷いません。
▮ 基本イメージ
all はそれだけで「全部」を指す代名詞。
文の主語にも目的語にもなれます。
- 人をまとめる → 動詞はふつう 複数: All were happy.
- 物・事をまとめる → 動詞はふつう 単数: All is well.
-
範囲をはっきり示す ときは
all of+ 代名詞/限定された名詞: All of them are ready. / All of the money was gone.
▮ 形・語順のコツ
-
人称代名詞との並び:主語なら
We all / They all、
目的語なら
us all / them all も自然。
強調したいときは
all of us / all of them。 -
allとwhole: all は「点の集合」、 whole は「一つのかたまり」。 例:all the days(毎日全部) / the whole day(一日中)。 - 会話では「人みんな」は everyone を使うことが多い(文章体で all 単独も可)。
- 否定と一緒:not all は 「全部が〜というわけではない(部分否定)」の意味になります。
All were excited.
(みんなワクワクしていました。)
All is ready.
(すべて準備万端です。)
all を「全部という意味のかたまり」として覚えると、文を見るだけで
「単数/複数」「all of の有無」が自然に判別できるようになります。
All were excited.
(みんなワクワクしていました。)
🔧 構造:S(=All) + V(=were)。All が「人」をまとめる時は 複数動詞になります。
💡 会話では Everyone was excited. もよく使いますが、文体は少しやわらかくなります。
All is well.
(万事うまくいっています。)
🔧 構造:All が「状況・物事の全体」を指すときは 単数動詞。
📝 固い文・標語のようにキリッと言い切る表現です。
All of them are ready.
(彼らは全員準備できています。)
🔧 形:All of + 目的格代名詞。範囲(全員)をはっきり示す時に便利。
🔁 主語位置では They all are ... とも言えます(語感は少し会話的)。
All of the money was gone.
(お金は全額なくなっていました。)
🧩 名詞が「不可算(数えない)」(money, water など)なら 単数動詞。
✅ 「その〜の全体」を表すので the がよく付きます。
The teacher gave us all a copy.
(先生は私たち全員にプリントを配りました。)
🔧 並び:us all(= 私たち全員)。強調したい時は all of us でもOK。
🎯 「配る・与える」動詞と相性が良い並びです。
We all agree.
(私たちは全員同意します。)
🧭 会話では We all ... が自然。書き言葉寄りなら All of us も可。
📝 どちらも意味は同じ。「強調したい箇所」(全員 or 行為)で選びます。
Not all of them passed.
(彼らの全員が合格したわけではありません。)
🎯 not all は「一部は〜でない」= 部分否定。全部×ではありません。
⚠️ All of them didn't ... は避けるのが無難(誤解のもと)。
All that matters is health.
(大事なことのすべて=一番大事なのは健康です。)
🔧 意味:All that + 動詞 = 「〜するすべてのこと」。
📌 主語が「こと(抽象)」なので is の単数動詞になります。
That’s all.
(以上です/それだけです。)
💬 依頼や注文の締めに便利。とても自然で、丁寧にもカジュアルにも使えます。
All but two were absent.
(2人以外は全員欠席でした。)
🧠 all but + 数詞/名詞 =「〜を除いて全部」。中上級の読み物でよく出ます。
All of it was delicious.
(それは全部おいしかったです。)
🍲 「料理・体験・作品全体」などのまとまりを一気にほめる時に便利。不可算扱いで was。
All are welcome.
(どなたでも大歓迎です。)
📣 「人」をまとめるので複数動詞。ポスターや掲示でよく見る一文です。
All I need is your love.
(私に必要なのはあなたの愛だけです。)
🔧 形:All + (主語) + 動詞 =「〜するすべてのもの」→ この文では「必要なものの全部=ただ1つ」。
💘 感情がまっすぐ伝わる定番表現。All I want is you. も同パターン。
All rise.
(皆さんご起立ください。)
🏛️ 法廷などでの号令。All が人全体をまとめて呼びかけています(省略形でも意味は完全)。
2-1 FAQ:all(代名詞用法・全部をひとことで)
基本型
All + 動詞(人=複数 / 物事=単数) /
All of + 代名詞(all of them/us/it など)
人称代名詞の並び
We/They all + 動詞 /
All of us/them + 動詞
答え:人をまとめるなら 複数動詞、物事・状況なら 単数動詞が基本。
All are invited.
(皆さんご招待です。)
All is ready.
(すべて準備OKです。)
- We all + 動詞:会話で自然。主語「私たち」を先に出す形。
- All of us + 動詞:
allを強く示したい時・書き言葉寄り。
We all agree.
(私たちは全員賛成です。)
All of us agree.
(全員賛成です。)
ルール:主語(We/They)と助動詞/Be/Haveのあとに all を置くのが自然。
We have all finished.
(私たちは全員終えました。)
They can all join./We are all ready.
- All + 数詞 + of + 代名詞:All three of us(私たち3人全員)
- All + 数詞 + + 複数名詞:All three students(3人の学生全員)
- All of + the + 数詞 + 名詞 も文法的には可(やや硬い):All of the three students
All three of us were tired.
(私たち3人とも疲れていました。)
- ×
the all of it(不自然) - ○ All of it(それの全部)
- ○ The whole of it(それの全体:やや硬い)
All of it was delicious.
(それは全部おいしかった。)
whole は形容詞、「ひとかたまり」を強調。all は「点の集合(全部)」を強調。基本は Not all of them … を使います(部分否定)。
Not all of them passed.
(彼らの全員が合格したわけではない。)
All of them didn't … は「全員が〜しなかった」と誤解されやすいので避けるのが無難。- everyone / everything:単数扱い(
is / was)。くだけた会話で自然。 - all:書き言葉・標語的にも使える。人をまとめるなら複数動詞になることが多い。
Everyone is here.
(みんな来ています。)
All are here.
(全員来ています。)
All that + 動詞 … =「〜するすべてのもの/こと」。that を使うのが普通です。
All that matters is time.
(大事なことは時間だけです。)
二者限定なら both が最適。all はふつう「3つ以上の集まり」や「人数不明の集団」に使います。
Both are correct.
(どちらも正しいです。)
- どちらも正しい。of は 代名詞の前では必須(all of them)。
- the など限定語の前は、of は 省略可(all (of) the students)。
All (of) the students were present.
(学生は全員出席しました。)
2-2. all の 形容詞用法
ここでの all は名詞の前に置いて「全〜 / すべての〜」を作る役割です。
all + 名詞 は一般に「全部」を、
all the + 名詞 は「(特定の)その集団の全体」を表します。
小学生にも分かる言い方にすると、モノ・人のグループを前から「ぜんぶ!」とシールで貼るイメージです。
the の有無が変わる
可算/不可算 どちらにも使える
▮ 基本イメージとコアイメージ
all は名詞の前で「ひとかたまりの全部」に印を付けます。
「その全体(特定)」なら all the + 名詞、
「一般に全部」なら all + 複数名詞/不可算名詞。
-
一般:All students need sleep.
(学生はみな睡眠が必要だ)
-
特定:All the money is gone.
(そのお金は全額なくなった)
▮ 配置ルール(冠詞・所有格・数詞)
- 所有格と一緒: all + 所有格 + 名詞(例:all my friends)
- 数をはっきり: all + 数詞 + 複数名詞(例:all three students) /やや硬く all of the three students も可
-
限定語の前:
all (of) the + 名詞(
ofは省略可) - 時間・期間: all day / all night / all year(一日中・一晩中・一年中)
All my life, I studied.
(生涯ずっと学び続けた。)
▮ よくある迷いとサッと解決
all と whole の違い「点の集まり」を前から塗るのが all、ひとつの塊を丸ごと強調するのが whole。
「その集団の全部」なら all the + 名詞。ふつうに一般なら all + 名詞。
All students must submit the form.
(学生は全員、その用紙を提出しなければなりません。)
all + 複数名詞。「一般に学生はみな」の意。the がない=特定のクラスではなく一般論。
All the books on the list are out of print.
(そのリストにある本はすべて絶版です。)
All water is precious.
(すべての水は貴重です。)
water は数えない名詞 → 単数動詞と一致。
All the sugar was used.
(砂糖は全部使われました。)
the で特定の砂糖全量。不可算なので was。
All my friends live nearby.
(私の友だち全員が近所に住んでいます。)
all + 所有格 + 名詞。all my friends は自然な頻出形。
All three students passed.
(3人の学生全員が合格しました。)
all + 数詞 + 複数名詞=「〜人/個全員」。語順に注意。
We studied all day.
(私たちは一日中勉強しました。)
all + 時間名詞 は「〜中ずっと」。all night / all year も同様。
He is calm all the time.
(彼はいつも落ち着いています。)
all the time=「いつも」。the を入れる決まり表現。
All kinds of music are welcome.
(あらゆる種類の音楽を歓迎します。)
all kinds of + 名詞=「あらゆる種類の〜」。名詞は複数扱いになりやすい(are)。
All these problems are solvable.
(これらすべての問題は解決可能です。)
all + these/those + 複数名詞。不可算なら all this + 名詞(例:All this noise is annoying.)。
All Tokyo schools are closed today.
(都内のすべての学校は本日休校です。)
All + 固有名詞(地域/組織) + 複数名詞 で「〜のすべての〜」。
I gave her all my love.
(私は彼女に私の愛のすべてを捧げました。)
all + 所有格 + 不可算名詞。love は不可算なので、量の全体を表すぴったりの形。
2-2 FAQ:all(形容詞用法・名詞の前で「全〜」)
型
All + 名詞 /
All the + 名詞(特定の集団)/
All + 数詞 + 複数名詞 /
All + this/these/those + 名詞
正しい並びは All the + 名詞。× The all students は不自然です。
All the students are here.
(その学生は全員ここにいます。)
名詞を修飾するなら順番は All + these/those + 複数名詞。
All these files are important.
(これらすべてのファイルは重要です。)
These all files(名詞修飾では不可/代名詞構造なら別ルール)。よく使うのは All + 固有名詞 + 複数名詞。
All Tokyo schools are closed today.
(都内のすべての学校は本日休校です。)
形容詞用法では、後ろの名詞が単数/不可算なら単数動詞、複数名詞なら複数動詞に一致。
All water is precious.
(すべての水は貴重です。)
All computers are expensive now.
(いまはすべてのコンピューターが高いです。)
- all day =「一日中ずっと」(一般的・口語的)
- the whole day =「その一日まるごと」(少し強調・やや硬い)
I studied all day.
(私は一日中勉強しました。)
- 自然:all + 数詞 + of + 所有格名詞 → all three of John’s books
- やや強調:all + 所有格 + 数詞 + 名詞 → all John’s three books
All three of John’s books are here.
(ジョンの本3冊全部がここにあります。)
標準は all kinds of + 名詞(「あらゆる種類の〜」)。
All kinds of music are welcome.
(あらゆる種類の音楽を歓迎します。)
はい。All this + 不可算名詞/All that + 不可算名詞 が自然。
All this noise is distracting.
(このすべての騒音は気が散ります。)
all these noise(不可算なので this/that)。all はいちばん前。その後ろに the/所有格/指示語 → 形容詞 → 名詞。
All the important documents are backed up.
(その重要な書類はすべてバックアップ済みです。)
- all the time=「いつも・常に」(継続的な状態)
- every time=「〜するたびに」(when に近い条件)
He smiles all the time.
(彼はいつも笑っています。)
every time は通常、Every time he comes, ... のように節を導きます。2-3. all の 副詞用法
ここでの all は形容詞・副詞・分詞を前から強めて、
「完全に/すっかり/とても」の意味を作る語です。
小学生にも伝わる言い方にすると、ことばの前に置いて “MAX ボタン” を押すイメージ。
例:all wet(びしょぬれ)/all booked(満席)/all too easy(あまりにも簡単)
all + 形容詞/副詞/分詞
▮ コアイメージ(MAX ボタン)
- all + 形容詞:all wet / all right / all wrong
- all + 分詞:all covered / all booked / all dressed up
- all + 副詞/比較級:all too often / all the more(※「慣用寄り」は 2-4 で詳しく)
The field was all covered with snow.
(野原はすっかり雪で覆われていました。)
▮ 主要パターン早見(副詞用法)
| 型 | 意味 | 例(訳・音声) |
|---|---|---|
all + 形容詞 |
完全に/とても |
all wet(びしょぬれ)
He came home all wet. (彼は全身びしょぬれで帰ってきた。) |
be + all + 分詞 |
すっかり〜された |
all covered(すっかり覆われた)
The wall is all covered in ivy. (壁はツタで一面覆われている。) |
all too + 形容詞 |
あまりにも(強い強調) |
That is all too true. (それはあまりにももっともだ。) |
▮ ここで区別!よくある取り違え
all ready と alreadyall ready=「みな準備OK」(all は副詞)/already=「すでに」。スペルも意味も別物。
We are all ready.
(私たちは全員準備できています。)
not at all(少しも〜ない)、all but(〜も同然)、all over(至る所に)などは慣用表現の色が濃いので、詳しくは「2-4:慣用表現」で扱います。
It’s not at all difficult.
(それは少しも難しくありません。)
very all のように very と重ねることは基本しません。
また、名詞を直接修飾するのは副詞の役目ではないので、all students のような用法は 形容詞用法(2-2)に分類します。
He came home all wet.
(彼は全身びしょ濡れで帰ってきた。)
all + 形容詞。「完全に・すっかり」を作るブースター。very wet よりも「状態全体」を強調。
The wall is all covered in ivy.
(壁はツタで一面覆われている。)
all が分詞 covered を強める。「全体が~された」イメージ。
The plan is all wrong.
(その計画は全部まちがっている。)
The hotel is all booked tonight.
(ホテルは今夜満室です。)
The cookies are all gone.
(クッキーは全部なくなった。)
gone は形容詞扱い。
The screen went all black.
(画面がまっ黒になった。)
It’s all clear now.
(今はすっかりはっきりしました。)
The streets were all quiet after the storm.
(嵐のあと、通りはしんと静まり返っていた。)
That exam was all too easy.
(その試験はあまりにも簡単だった。)
all too は「強すぎるほどに」。all too often(あまりにもしばしば)など副詞にも使える。
Her advice made the task all the easier.
(彼女の助言で、その作業はいっそう簡単になった。)
The files are all mixed up.
(ファイルが全部ごちゃ混ぜだ。)
all で「徹底的に」を添える。
I felt all alone until I met you.
(君に会うまで、私はずっとひとりぼっちだと感じていた。)
2-3 FAQ:all の副詞用法(「完全に/すっかり/とても」)
型
all + 形容詞 /
be + all + 過去分詞 /
go/get + all + 形容詞 /
all too + 形容詞/副詞 /
all the + 比較級
all は「全体がそう」「完全に」を強調。very は単に度合いを上げるだけ。
It’s all clear now.
(今はすっかりはっきりしています。)
It’s very clear now.
(今はとてもはっきりしています。)
all、程度が高い=very。be covered は「覆われている」。be all covered は「すっかり・一面に覆われている」。
The wall is all covered in ivy.
(壁はツタで一面覆われている。)
all が分詞 covered を副詞的に強めています。状態の変化をドラマチックに言うときに便利。色・感情・見た目など。
The screen went all black.
(画面がまっ黒になった。)
all too は「あまりにも(強すぎるほど)」。感情や評価を強く出したいときに。
That is all too common.
(それはあまりにもよくあることだ。)
「なおさら/いっそう〜」。理由や条件があると強まりやすい。
Her help made it all the easier.
(彼女の助けで、それはいっそう簡単になった。)
- all ready=「みんな準備OK」または「完全に準備OK」
- already=「すでに」
We are all ready.
(私たちは全員準備できています/完全に準備OKです。)
標準的な書き言葉は all right(二語)。alright は口語・くだけた文脈で見られます。
Are you all right?
(大丈夫ですか?)
all が right を強めた歴史的由来。いいえ。名詞の前に置くのは 形容詞用法(2-2)。副詞用法は形容詞・副詞・分詞の前に置きます。
We studied all day.
(私たちは一日中勉強した。)
基本不可。all 自体が最大級の強調なので、very などは重ねません。
It’s all wrong.
(それは全部まちがいだ。)
これらは慣用表現寄り(固定フレーズ)。仕組みより「セット」で覚える方が早いので、詳細は 2-4(慣用)で扱います。
It’s not at all difficult.
(それは少しも難しくない。)
2-4. all の慣用表現(固定フレーズを一気に攻略)
ここでは all を含むよく出る決まり表現をまとめて学びます。慣用表現は
「単語どうしの組み合わせで1つの意味になる」ため、丸ごと覚えるのが近道です。
小学生向けに言い換えると、レゴの完成パーツみたいなもの。パーツ名を覚えておけば、読む・聞くスピードがグンと上がります。
使いどころの整理
▮ ミニ索引(まずはこの10表現)
at all(少しでも)- 疑問・否定と相性◎:Do you mind at all?(少しでも気にしますか)
- 否定で「少しも〜ない」:not at all
not at all(少しも〜ない/どういたしまして)- 丁寧返答:—Thanks! —Not at all.(どういたしまして)
after all(結局/そもそも)- 理由づけ:We should wait—after all, it’s raining.
- 「やっぱり」結論:He came after all.(結局来た)
above all(とりわけ/何よりも)- 最優先ポイントの提示に:Above all, be kind.
in all(全部で)- 合計を言う:There are ten in all.(全部で10)
all in all(全体的に見て)- 総評・要約に最適:All in all, it was great.
for all A(Aにもかかわらず)- 逆風でも成立:For all his efforts, he failed.
all over(至る所に/すっかり)- 場所全体:Snow all over the city.
all but + 形容詞/動詞(ほとんど〜/〜も同然)- The plan is all but decided.(ほぼ決まり)
all the same(それでもやはり)- 逆接のひとこと:It’s risky; all the same, I’ll try.
once and for all(これを最後に/きっぱり)- 終止符を打つ:Let’s settle this once and for all.
All in all, the project was a success.
(全体的に見れば、そのプロジェクトは成功でした。)
He didn’t help at all.
(彼は少しも手伝いませんでした。)
For all her youth, she is very wise.
(彼女は若いのに、それにもかかわらずとても賢い。)
▮ 使い分けのコア(意味の地図で覚える)
in all=合計(数)all over=範囲(場所全体)all but=程度(ほとんど)
all in all=総括after all=結論・理由above all=最優先
for all A=Aにもかかわらずall the same=それでもやはり
once and for all=これを最後にnot at all=ゼロ(否定の強さ)
I don’t understand this at all.
(これが少しもわかりません。)
… not + at all/疑問文でもOK(「少しでも?」)。at all は「ゼロ〜少しでも?」の幅を表す助け。
— Thanks for your help! — Not at all.
(—手伝ってくれてありがとう! —どういたしまして。)
Let’s stay inside—after all, it’s raining.
(家にいようよ。だって雨が降っているんだもの。)
He joined us after all.
(彼は結局(やっぱり)参加した。)
Above all, be kind.
(何よりも優しくあれ。)
There are twenty students in all.
(全部で20人の生徒がいます。)
all told(少し硬い)。All in all, it was a good day.
(全体的に見て、良い一日だった。)
For all his money, he isn’t happy.
(多くのお金があるのに、彼は幸せではない。)
For all + 名詞 の語順に注意。The news spread all over the town.
(そのニュースは町中に広まった。)
The deal is all but done.
(その取引はほとんど決まりだ。)
It’s risky; all the same, we’ll try.
(危ない。それでもやってみよう。)
Let’s settle this once and for all.
(これをきっぱり決着させよう。)
I loved you all along.
(私はずっと前から君を愛していた。)
All of a sudden, the lights went out.
(突然、明かりが消えた。)
We’re all set for the trip.
(旅行の準備は万端です。)
She ran all the way home.
(彼女は家までずっと(全力で)走った。)
2-4 FAQ:all を含む慣用表現(迷いどころを一気に解決)
対象
at all/after all/all but/for all/all over/all the same/once and for all/all along/all in all/all of a sudden/by all means/all set
覚え方 かたまり(チャンク)で暗記
at all は「少しでも/全然」を表す補助ワード。疑問・否定・条件でよく使います。
Do you understand at all?
(少しでもわかりますか?)
If it helps at all, let me know.
(もし少しでも役に立つなら、教えてください。)
- 理由:文中で「だって/そもそも」。
- 結論:文末に置いて「結局/やっぱり」。
We should stay inside—after all, it’s late.
(家にいようよ—だってもう遅いし。)
He came after all.
(彼は結局来た。)
all but + 形容詞/動詞 は「ほとんど〜/〜も同然」。否定語ではありません。
The plan is all but decided.
(計画はほぼ決まりだ。)
for all + 名詞:やや文語・婉曲。「〜にもかかわらず」。despite + 名詞/動名詞:中立的で広く使える。
For all his talent, he is humble.
(彼は才能があるのに、控えめだ。)
〜ing は for all では不可。all over:点在・広がり(くだけた)all around:周囲・取り囲む感じthroughout:全域にわたり(やや硬い)
The rumor spread all over the city.
(噂は街中に広まった。)
文頭・文中に置き、逆接をさらっと示します。カンマで区切ると読みやすい。
It’s risky; all the same, we’ll try.
(危ない。それでもやってみよう。)
「最終決定」「きっぱり」を表す強い表現。議論・問題の終結に。
Let’s settle this once and for all.
(これをきっぱり決着させよう。)
all along=「最初からずっと」all the time=「(ある期間)その間ずっと」
I knew it all along.
(私は最初からずっと知っていた。)
総括フレーズなので、文頭+カンマが自然。文末でも可。
All in all, the trip was worth it.
(全体的に見れば、旅行は行く価値があった。)
all of a sudden:口語「突然」suddenly:標準的な「突然」at once:すぐに(即時)all at once:不意に/同時に(二義)
All of a sudden, the lights went out.
(突然、明かりが消えた。)
by all means:許可・賛同「もちろん/どうぞ」at all costs:強い決意「どんな犠牲を払っても」
—May I use your desk? —By all means.
(—机を使ってもいい? —もちろん。)
all set は軽快・口語。「段取り済み」のニュアンスが出やすい。
We’re all set for the meeting.
(会議の準備は万端です。)
3. both の全体像(「両方」をハッキリ言う)
both は 「2つとも/両方」を表す語です。3つ以上には使いません(その場合は all)。
文法上は 基本「複数扱い」。
小学生向けに一言で言うと、2人(2つ)まとめてYES を伝える魔法のことばです。
▮ 1分ガイド:迷いやすいポイント
- 代名詞用法(3-1):
both (of) + 代名詞/both of + the/these + 複数名詞。動詞は複数(Both are ...)。 - 形容詞用法(3-2):
both + 所有格 + 複数名詞(✅both my parents/ ❌my both parents)。 - 副詞用法(3-3):
both A and B(AもBも)。主語が A and B なら動詞は複数。
3-1. 代名詞用法 them / us など
both (of) + 代名詞 で「どちらも」。
例:Both of them are ready.
Both of them are here.
(彼ら二人ともここにいます。)
both (of) + 目的格/動詞は複数
3-2. 形容詞用法 名詞を修飾
名詞の前で「両方の」。語順は both + 所有格 + 複数名詞。
例:both my parents(私の両親)
Both my hands are cold.
(両方の手が冷たい。)
my both hands
3-3. 副詞用法 both A and B
both A and B で「AもBも」。主語が A and B なら動詞は複数。
例:Both Tom and Ken are here.
Both smart and kind, she inspires us.
(賢くてしかも優しい彼女は私たちを励ます。)
💡 迷いがちな否定:「両方ではない」と「どちらも〜ない」
not both=「両方ではない」(片方はOKの含み)。
neither=「どちらも〜ない」。
They are not both doctors.
(彼らは両方が医者というわけではない=片方は違う。)
3-1. both の代名詞用法(「二人とも/二つとも」を一言で)
both は「2つとも・2人とも」を表す語です。3つ以上は使えません(その場合は all)。
代名詞用法では、both (of) + 代名詞 を使い、
文全体の主語や目的語として「どちらも=両方」をまとめて言います。動詞は必ず複数形になります(are / have / do など)。
both of us が自然
▮ ゴール(1分で把握)
- 基本型:
both (of) + 代名詞(目的格)例)both of them/us/you/(やや硬いが)both of + the/these/those + 複数名詞 - 主語にする:
Both of them are ready.(二人とも準備OK) - 目的語にする:
I invited both of them.(二人とも招待した) - 省略の可否:
both of usが標準。both usはカジュアルで地域差あり(推奨はofあり)。 - まちがえやすい点:× They is both ...(単複不一致)/× for three people → both(3つ以上は
all)。
both of + 代名詞 を丸ごと口に出して練習すると、会話でスッと出ます!
▮ ミニ用例(発音チェック用)
Both of us are excited.
(私たち二人ともワクワクしている。)
I called both of them this morning.
(今朝、二人ともに電話した。)
Both of them are ready.
(彼らは二人とも準備できている。)
both of + 目的格代名詞+複数動詞。are など複数形に一致させる。
I invited both of them to dinner.
(私は二人ともを夕食に招待した。)
動詞 + both of + 代名詞。Both of us have tickets.
(私たち二人ともチケットを持っている。)
both of us / both of you。× us both have ではなく、Both of us have が基本。They are both hungry.
(彼らは二人ともお腹がすいている。)
both は助動詞/Be動詞の後に置くのが自然:They have both finished.Are both of you coming?
(君たち二人とも来るの?)
both of + you/us/them をそのまま入れる。They don’t both agree.
(彼らは両方とも賛成というわけではない=片方は賛成していない。)
「どちらも賛成しない」なら:
Neither of them agrees.
Both of them are active; either of them is fine; neither of them is available.
(両方活動的/どちらか一方でOK/どちらも空いていない。)
either/neither + 単数動詞 が原則。Both of these reports are important.
(この二つの報告書はどちらも重要だ。)
both of + 限定詞 + 複数名詞」でも二者を一括指示できる。They have both finished the task.
(彼らは二人ともその作業を終えた。)
助動詞/Be の直後に both を置くのが自然。Let’s keep it between us.
(この話は二人の間だけにしておこう。)
between は「2者の間」。× between both of us は冗長になりがち。I met two authors, both of whom are from Canada.
(私は2人の作家に会ったが、二人ともカナダ出身だ。)
both of which。Both of us fell in love at the same time.
(私たちは二人とも、同時に恋に落ちた。)
both of us が便利。Please sign both of them.
(どちらもにサインしてください。)
sign both of them。Neither of them is available now.
(今はどちらも対応できない。)
Both of them aren’t ... は解釈がぶれるので避け、Neither of them ... で明確に。
Both of them are good, but Emma is better.
(二人とも良いが、エマのほうがより良い。)
both ... but ... で自然に対比。3-1 FAQ:both の代名詞用法(二人とも/二つとも)
型
Both (of) + 目的格代名詞(them / us / you)
一致
both=複数扱い(are / have / do など)
位置
助動詞/Be の直後が自然(例:They have both finished.)
- both of us:最も無難。会話・文書どちらでもOK。
- we both:主語でよく使う自然な語順。
- both us:地域・口語で見かけるが、学習者は推奨しない。
Both of us are nervous.
(私たち二人とも緊張している。)
both は「二者まとまり」でも文法上は複数扱い。動詞は複数形になります。
Both of them are qualified.
(彼らは二人とも資格がある。)
どちらも可。both は通常 助動詞/Be の直後か主語の直後に置きます。
They have both finished.
(彼らは二人とも終えた。)
- not both=「両方ではない」(片方はOKの可能性)。
- neither=「どちらも〜ない」(完全否定)。
They don’t both agree.
(彼らは両方とも賛成というわけではない。)
正しいが、やや書き言葉寄り。会話なら both + 複数名詞 に言い換えも自然。
Both of these ideas are brilliant.
(この二つのアイデアはどちらも素晴らしい。)
ダメです。both of の後ろは目的格(them/us/you)。
I saw both of them at the station.
(駅で二人ともを見かけた。)
between 自体が「二者の間」。both を重ねると冗長になりがち。between us で十分。
Let’s keep it between us.
(この話は二人の間だけにしておこう。)
- both:二者をまとめて扱う(動詞は複数)。
- each:二者を一人ずつ個別に見る(単数扱い)。
Both of them are friendly.
(彼らは二人ともフレンドリーだ。)
意味が重複します。ふつうは both of the + 複数名詞 か the two + 複数名詞 のどちらかを選びます。
Both of the options are fine.
(その選択肢はどちらも良い。)
「種類」として二者を区別すれば使えます(例:tea と coffee)。その後ろを代名詞化するなら both of them。
I drink tea and coffee; both of them help me focus.
(紅茶とコーヒーを飲む。どちらも集中に役立つ。)
both A and B は副詞用法(語を並列)。本セクションは代名詞用法(二者を「それら=them/us/you」で受ける)。
Both of them are here.(=代名詞)
(二人ともここにいる。)
会話ではOK。より丁寧にするなら Both of us./Both of them. と補うと親切です。
—Who is coming? —Both of us.
(—誰が来るの? —二人とも(私たち)。)
3-2. both の形容詞用法(名詞を修飾して「両方の」)
both は ちょうど2つ の名詞につけて「両方の〜」を表します。
文法上は 複数扱い なので、動詞も複数形に合わせます。
基本の語順は both + 所有格(my/your/his...)+ 複数名詞 または
both of + the/these/those + 複数名詞。
※ × my both hands ではなく both my hands が自然。
▮ 1分ガイド:まずは「型」をつかむ
- 型A:
both + 所有格 + 複数名詞(例:both my parents/both your eyes) - 型B:
both of + the/these/those + 複数名詞(例:both of these books) - 動詞は複数:
Both my hands are cold.(×is) - NG語順:×
my both hands→ ✅both my hands - 3つ以上なら
allを使う(× three things にboth)
both my + 複数名詞/both of these + 複数名詞 を声に出して3回!
▮ ミニ用例(発音チェック用)
Both my hands are cold.
(両方の手が冷たい。)
Both of these tickets are valid.
(この2枚のチケットはどちらも有効です。)
both」「指示語・the には both of」で一撃クリア。
▮ よく使うセット(覚えておくと会話が速い)
💬 例文で感覚をつかもう!(both の形容詞用法=「両方の〜」)
Both my hands are cold.
(両方の手が冷たい。)
both + 所有格 + 複数名詞。動詞は複数に一致(are)。× my both hands は不可。
Both your eyes look tired.
(君の両目が疲れて見える。)
both + 所有格 + 複数名詞。Both of these books are classics.
(この2冊の本はどちらも名作だ。)
both of + the/these/those + 複数名詞。こちらも動詞は複数。Both my parents support me.
(私の両親は二人とも私を支えてくれる。)
parents(親たち)は常に複数名詞。both と好相性。Both the doors are locked.
(両方のドアに鍵がかかっている。)
both + the + 複数名詞 も可:対象が特定の2つであると明示。Both the options are reasonable.
(両方の選択肢は妥当だ。)
Both options are reasonable.Both reports are not final.
(両方の報告書が最終版というわけではない=片方は未確定。)
Neither report is final.
Are both your essays ready?
(君の両方の小論文は準備できている?)
both は名詞句の先頭に置く。Both the teams played well.
(両方のチームはよく戦った。)
The two teams played well.。「two」を重ねて both of the two とはしない。
Both lanes are closed.
(両方の車線が通行止めだ。)
both sides/lanes/ends などは実務でよく出るコロケーション。Both our hearts were racing.
(私たちの二つの心=二人の心は高鳴っていた。)
both + 所有格 + 複数名詞 の王道パターン。I bought both the tickets, and I’ll use them tomorrow.
(両方のチケットを買った。明日それらを使う。)
them(複数)で受ける。× it。Both our plans were postponed.
(私たちの二つの計画はどちらも延期になった。)
Both the companies agreed on the terms.
(両方の会社が条件に合意した。)
both the companies。一般なら both companies でもOK。3-2 FAQ:both の形容詞用法(名詞の前で「両方の〜」)
型A
Both + 所有格 + 複数名詞
型B
Both of + the/these/those + 複数名詞
一致動詞は複数(are / were / have ...)
both は所有格の前に置きます:both my hands が正解。
Both my hands are cold.
(両方の手が冷たい。)
どちらも正しい。both of my はやや丁寧・強調寄り。
Both (of) my knees are fine now.
(両方のひざはもう大丈夫。)
- both these + 複数名詞:特に英・国際英語で自然。
- both of these + 複数名詞:米英どちらでも無難。
Both (of) these tickets are valid.
(この2枚のチケットはどちらも有効。)
どちらも可。both big windows は種類や性質を述べ、both the big windows は特定の2枚を指す。
Both the big windows are open.
(その大きな2枚の窓はどちらも開いている。)
不可算名詞はそのままでは不可。both pieces of ... や both types of ... とすればOK。
Both pieces of information are helpful.
(両方の情報が役に立つ。)
2つの「ペア」を言いたい時は both pairs of ... を使う。
Both pairs of scissors are on the desk.
(2本のはさみ=2ペアとも机の上にある。)
both は名詞の直前。on both sides of A の形が定番。
There are trees on both sides of the river.
(川の両側に木がある。)
- both the companies:二者を「セット」で捉える語感。
- the two companies:数「2」を明示。説明的で中立。
Both the companies have responded.
(両方の会社が回答した。)
可。見出しは冠詞を省きがち。本文では Both (of) the companies などと書くことも多い。
Both companies sign deal.
(両社が契約に署名。)
Close your eyes だけで普通は「両目」を指す。Close both eyes は両方であることを明確に強調。
Close both eyes, please.
(両目を閉じてください。)
不可。both はちょうど「2つ」の時だけ。3つ以上は all を使う。
✗ All both doors are open. → ✓ Both doors are open.
(両方のドアが開いている。)
staff 自体は不可算扱い。人数を言うなら both staff members / both members of staff とする。
Both staff members are on duty tonight.
(二人のスタッフは今夜当直だ。)
3-3. both の副詞用法(「どちらも/二つとも」=文の中で広く修飾)
both は「ちょうど2つ」の対象について、二つとも当てはまることを示す言葉です。副詞用法では
both A and B の形で語や句を並列したり、
助動詞/be動詞の直後に置いて動詞全体を修飾したりします。
文法上は複数扱い(動詞は are / have / do など複数形)。
both A and B
▮ 1分ガイド:副詞用法の「型」をつかむ
-
並列の型:
Both A and Bで「AもBも」。語や句・節を同じ文法レベルでつなぎます。Both Tom and Lisa are here.
(トムもリサもここにいる。)
-
動詞を修飾:
助動詞/
be動詞の直後に置くのが自然。They have both finished.
(彼らは二人とも終えた。)
-
否定の注意:
not both は「両方ではない」(部分否定)。
「どちらも〜ない」は
neither ... nor ...を使うのが確実。 -
3つ以上は
allを使用(× three things にboth)。
have both/are both/both A and B をリズムで3回!
▮ よくある落とし穴(ここだけ押さえれば安心)
-
語順ミス:
×
They both have finished.も会話では耳にしますが、 教科書的には have both がより自然で安定。 -
品詞のレベルを合わせる:
×
both quickly and accuracy→ ✅both quickly and accurately(どちらも副詞)。 -
否定と並列を混ぜない:
×
not both A and Bを「どちらも〜ない」の意味で使わない。 完全否定はneither A nor B。
💬 例文で感覚をつかもう!(both の副詞用法)
They have both finished.
(彼らは二人とも終えた。)
助動詞 + both + 動詞。× Both they have finished.(語順注意)
We are both excited.
(私たちは二人ともわくわくしている。)
are の直後に both を置くと自然で読みやすい。Both Tom and Lisa are here.
(トムもリサもここにいる。)
both A and B は同じ品詞同士をつなぐ。Her idea is both simple and powerful.
(彼女のアイデアはシンプルで力強い。)
She can both sing and dance.
(彼女は歌うことも踊ることもできる。)
can(助動詞)の直後に both を置くと安定。It works both online and offline.
(それはオンラインでもオフラインでも動く。)
You two must both sign here.
(あなたたち二人は二人ともここに署名してください。)
you two を添えると親切。They were both late because of the snow.
(雪のせいで彼らは二人とも遅れた。)
be の直後に both。後ろに理由を足して情報を厚く。We have both loved you for years.
(私たちは二人ともずっとあなたを愛してきた。)
have の直後。There are both advantages and disadvantages.
(長所も短所もある。)
He speaks both English and Spanish fluently.
(彼は英語とスペイン語の両方を流ちょうに話す。)
both A and B の語順を固定化。They both have tickets. = They have both got tickets.
(彼らは二人ともチケットを持っている。)
They both have ... もよく使う。教科書的には助動詞/ have の直後が安定。
He both studied and worked last night.
(彼は昨夜勉強も仕事もした。)
both は可能なら助動詞の直後に。助動詞がないときは文頭寄りに置く書き方も可。The results are both surprising and important.
(その結果は驚くべきで、しかも重要だ。)
3-3 FAQ:both の副詞用法(both A and B / have both / are both ...)
型1
Both A and B
型2
助動詞/Be + both + 動詞/形容詞
一致「二つ=複数」→ 動詞は複数形
- They both have finished.:会話で自然。
bothは主語直後。 - They have both finished.:教科書的に安定。助動詞
haveの直後。 - Both of them have finished.:主語を言い換えて強めに提示。
They have both finished.
(彼らは二人とも終えた。)
can’t both は「両方ではあり得ない」=部分否定。both can’t は会話で言う人もいるが「どちらも〜ない」と誤解されやすく非推奨。
They can’t both be right.
(二人とも正しい、とは言えない=どちらかは間違い。)
- not both A and B:両方ではない(片方は当てはまるかも)。
- neither A nor B:どちらも〜ない(完全否定)。
Not both Alice and Bob passed.
(アリスとボブが二人とも合格したわけではない。)
Neither Alice nor Bob passed.
(アリスもボブもどちらも合格しなかった。)
はい。both A and B は同じ文法レベルを並べます。
She is both smart and kind.
(彼女は賢くて、しかも優しい。)
both smart and kindness(形容詞+名詞のミックスは不可)文の骨(助動詞・be)の直後に置くと、both が「主語の2つに等しくかかる」ことが明確になるからです。
We are both ready.
(私たちは二人とも準備OK。)
共有部分の前に both を置くと読みやすいです。
He wants to both study and work.
(彼は勉強も仕事もしたい。)
He wants to study and (to) work./名詞化 both studying and working もOK。できません。both は常に「二つ」=複数扱いです。
Both A and B are important.
(AもBも両方重要だ。)
Both A and B is ...be/助動詞 の直後に置きます。
Are both of you ready?
(あなたたち二人とも準備できた?)
Have both of you finished?
(あなたたち二人とも終わった?)
- both A and B:AとBを同価値で並列。
- not only A but also B:B側をやや後出し強調。
She both studied and worked.
(彼女は勉強も仕事もした。)
She not only studied but also worked.
(彼女は勉強しただけでなく、仕事もした。)
通常は不要。both A and B は二者を直接つなげます。
The plan is both practical and affordable.
(その計画は実用的で、しかも手頃だ。)
4. each の全体像(「それぞれ/めいめい」)
each は、二つ以上の集まりを「一つずつ個別に」見るレンズです。基本は単数扱い。使い方は大きく3タイプ:
代名詞、
形容詞、
副詞。
▮ 1分ガイド:ここが分かれば「each」は怖くない
- 代名詞:
Each of + 複数名詞でも、動詞は単数(例:Each of us has ...)。 - 形容詞:
each + 単数名詞(名詞の前)。「それぞれの〜」。 - 副詞:「〜それぞれ」「〜につき」。文末に置くことが多い(例:
The tickets are $10 each.)。
Each of us has ... / each student / ... $10 each
4-1. each の代名詞用法(「(〜の)それぞれ」=単数扱い)
each は、グループを一人ずつ/一つずつに分けて見るレンズです。代名詞用法では
Each of + 複数名詞 / 代名詞
の形をとり、動詞は単数になります(has / is など)。
Each of + 複数
比較:every=全体像
▮ 1分ガイド:まずは「型」と「一致」
-
基本型:
Each of + 複数名詞(代名詞) + 単数動詞Each of us has a role.
(私たちそれぞれに役割がある。)
-
単独主語:
Eachだけでも主語になり、単数動詞をとります。Each is responsible.
(各人が責任を負う。)
-
every との違い:
everyは「全体をひとまとまり」として見る。eachは「個々」にフォーカス。
Each of us has ...」を3回。声に出すと「単数動詞」のリズムが身体に入ります。
▮ 先回りチェック(ミスを防ぐ“3ポイント”)
-
動詞は単数:
×
Each of us have→ ✅Each of us has -
代名詞の格:
each of them/us/you(目的格)を使う。 -
所有の表現:
each ... ownで「各自の〜」を自然に言える。They have their own desks each.
(彼らは各自の机を持っている。)
※ より堅い文ならEach of them has his/her own desk.でもOK。
💬 例文で感覚をつかもう!(each の代名詞用法)
Each of us has a role.
(私たちそれぞれに役割がある。)
Each of + 複数(us / them / the students ...) + 単数動詞。
× Each of us have → ✅ has。
語い:role=役割。
Each of them is ready.
(彼らはそれぞれ準備できている。)
Each of you was given a map.
(あなたたちそれぞれに地図が配られた。)
Each of the students has their own locker.
(生徒それぞれに自分専用のロッカーがある。)
his or her も可。
Each is different.
(どれもそれぞれ違う。)
I spoke to each of the parents separately.
(保護者それぞれに、別々に話をした。)
The manager met each of us after the meeting.
(マネージャーは会議のあとで私たちそれぞれに会った。)
Please give each of the children a sticker.
(子どもたちそれぞれにシールを1枚あげてください。)
I’ve read each of your emails carefully.
(あなたのメールを一通一通ていねいに読みました。)
We cherish each of our memories with you.
(あなたと過ごした思い出一つひとつを大切にしています。)
Each of the solutions has pros and cons.
(どの解決策にも長所と短所がある。)
Each of the two plans is feasible.
(2つの計画はそれぞれ実行可能だ。)
Each of the books was signed by the author.
(本はそれぞれ作者のサイン入りだった。)
Each of us has been assigned a task.
(私たちはそれぞれ仕事を割り当てられている。)
4-1 FAQ:each の代名詞用法(「(〜の)それぞれ」=単数扱い)
型
Each of + 複数名詞/代名詞 + 単数動詞
一致主語は単数扱い(has/is など)
コツ格は them/us/you のように目的格
each は「集合を一つずつに切り分けて見る」語なので、意識上の主語は「1人(1つ)」です。
Each of us has a role.
(私たちそれぞれに役割がある。)
Each of us have は誤り。正しくは has。of の後ろは目的格を使います(them / us / you)。
I spoke to each of them today.
(今日は彼らそれぞれに話をした。)
each of they は不可。必ず them。- We each ...:会話で軽快・自然。
- Each of us ...:やや丁寧・書き言葉寄り。
We each have a notebook.
(私たちはそれぞれノートを持っている。)
Each of us has a notebook.
(私たちそれぞれノートを持っている。)
- each:個々に注目(配る・別々・個別)。
- every:全体を一つのパターンとして見る。
Each of the apples is fresh.
(リンゴはどれもそれぞれ新鮮だ。)
Every apple is fresh.
(リンゴはどのリンゴも新鮮だ。)
every of は不可。必要なら every one of the apples。each one は「一つ一つ」を強調。名詞をはっきり受けたいときに使えます。
Each one was different.
(それぞれ違っていた。)
each 単独よりやや口語的・強調気味。each of the two/three ... のように数を明示できます。動詞は単数のまま。
Each of the two routes is scenic.
(2つの道はそれぞれ景色がよい。)
現代英語では、性別を限定しない singular they(their)が自然です。かたい文書では his or her も可。
Each of the students has their own tablet.
(生徒それぞれに自分のタブレットがある。)
who は直前の名詞 students を受けるので、多くの場合は複数になります。一方、主節の動詞は each に合わせて単数。
Each of the students who are absent will be contacted.
(欠席している生徒はそれぞれ連絡を受ける。)
will be contacted は単複同形なので混乱しにくい文を選ぶと◎。not each は不自然。not every(全員ではない)や not all を使います。
Not every student passed.
(全ての学生が合格したわけではない。)
Not all (of) the students ... も便利。文末の each は「〜につき」の意味で、分配を表す副詞的用法です(本節は代名詞用法が中心/参考として紹介)。
They were given two tickets each.
(彼らは各自2枚のチケットを与えられた。)
4-2. each の形容詞用法(each + 単数名詞)
each を名詞の前に置くと「それぞれの〜」という意味になります。名詞は必ず単数形(student, page, seat など)。
配布・担当・席順の説明など、個別に割り当てる場面でとてもよく使います。
every=全体像
▮ 1分ガイド:まずは「型」と「コアイメージ」
-
型:
each + 単数名詞(=それぞれの〜)Each student has a locker.
(生徒それぞれにロッカーがある。)
-
単数名詞がポイント:×
each students→ ✅each student。 -
主語一致:
Each studentが主語なら動詞は単数(is/has)。 -
言い換え:全体感を言うなら
every(例:Every student has ...)。 個別配分を強調するならeach。
each student/each page/each team member をゆっくりハッキリ3回。
▮ ミニ例&先回りチェック(よくあるつまずき)
Please read each page carefully.
(それぞれのページをていねいに読みなさい。)
Each seat is numbered.
(それぞれの座席に番号が付いている。)
- 語順:
eachは名詞の直前(形容詞)に置く。×the each student→ ✅each student - 冠詞:
eachの前にthe/aは通常つけない(例外:each and everyなど慣用)。 - 複数名詞を使いたいときは、形容詞用法ではなく 代名詞用法を使う:
each of + 複数名詞(例:Each of the students has ...)。
▮ 「each と every」の超シンプル比較
Each employee is responsible for one task.
(従業員それぞれが1つの仕事を担当する。)
Every employee is responsible.
(どの従業員も責任がある=全体像。)
each、全体的な原則なら every。
💬 例文で感覚をつかもう!(each の形容詞用法=each + 単数名詞)
Each student has a locker.
(生徒それぞれにロッカーがある。)
each + 単数名詞。× each students → ✅ each student。語い:locker=ロッカー。Each seat is numbered.
(それぞれの座席に番号が付いている。)
each seat なので動詞は単数 is。Please check each answer carefully.
(それぞれの解答を注意深く確認してください。)
each + 名詞 は同じ。carefully=注意深く。Each team member is responsible for one task.
(チームメンバーそれぞれが1つの仕事を担当している。)
Each device must be charged overnight.
(各デバイスは夜の間に充電しておくこと。)
Each question has three choices.
(それぞれの設問には選択肢が3つある。)
has は単数動詞。Each page shows one example with a note.
(各ページに例と注意書きが1つずつ載っている。)
s を忘れない!Each child receives a gift bag at the entrance.
(入口でそれぞれの子どもにおみやげ袋が渡される。)
Each ticket includes one drink.
(各チケットにはドリンクが1杯ついている。)
Each day brings a new chance to learn.
(毎日、新しく学ぶチャンスがある。)
each day=日ごとに。全体(every day)より「その日その日」の感じが強い。Each parent signs the consent form.
(保護者それぞれが同意書に署名する。)
signs。Each and every student is valued here.
(ここでは一人ひとりの生徒が大切にされている。)
each and every は強い強調。フォーマルな場やスピーチでよく使われる。Each moment with you is precious.
(あなたといる一瞬一瞬が大切だ。)
Each chapter ends with a summary.
(各章は要約で終わる。)
4-2 FAQ:each の形容詞用法(名詞の前に置く「それぞれの〜」)
型
each + 単数名詞
位置名詞の直前(形容詞)
コアイメージ集合を1つずつに切る=個別配分
形容詞用法の each は必ず単数名詞を修飾します。複数名詞に付けたい時は「each of + 複数名詞」(←これは別セクション)を使います。
Each student has a pass.
(それぞれの生徒に許可証がある。)
each students/each books は不可。必ず each student / each book。each は独立した限定語なので、通常は他の限定詞と並べません。不自然:× the each student / my each student / this each page。
言い換えは2通り:
- 所有の
'sを使う:each student's ... - of 構文を使う:
each of my students ...(※「代名詞用法」へ変わる)
Each student's file is updated.
(各生徒のファイルが更新済みだ。)
- each student's:ストレートで簡潔(話し言葉でもOK)。
- each of the students':集合(the students)を前置し、やや書き言葉寄り。
Each student's notebook was checked.
(各生徒のノートが点検された。)
Each of the students' notebooks was checked.
(生徒それぞれのノートが点検された。)
each and every は強調(「一人ひとりすべて」)。単数名詞にのみ使用、of 構文は不可(× each and every of ...)。
Each and every member is welcome.
(会員一人ひとりが歓迎される。)
語順は each + 形容詞 + 名詞。× each member new のように名詞の後ろへは置きません。
Each new idea matters.
(それぞれの新しいアイデアが大事だ。)
own は所有を強める語。形容詞用法の each と組み合わせるときは次のどちらか:
Each student has their own notebook.(主節で言う)Each student's own notebook ...(名詞を前から修飾)
each own notebook は不可(所有の主は誰か不明)。- each day:その日その日、日にちを1日ずつ切って見る感覚。
- every day:習慣・頻度の一般化。
Each day offers a small chance to improve.
(一日一日が成長の小さなチャンスをくれる。)
配布・番号付け・ルール説明など、個別規定に最適です。
Each page is numbered on the top right.
(各ページの右上に番号がある。)
不可算名詞は「1つ2つ」と数えないので、そのまま each は付けません。単位語を挟みます。
- ✅
each piece of advice / each item of information - ❌
each advice / each information
Please consider each piece of advice carefully.
(それぞれの助言を注意深く検討してください。)
両方に each を効かせたい時は、繰り返して置くのが明快です。
Each student and each teacher has a pass.
(それぞれの生徒とそれぞれの先生が許可証を持つ。)
Each student and teacher has ... とも言えるが、曖昧さを避けたい場面では each を繰り返すのが安全。4-3. each の副詞用法(「〜それぞれに」「1人/1個につき」)
副詞の each は、ものや人に均等に配るイメージを表します。日本語だと「それぞれに」「1人につき」「1個につき」。
「どこに置くか」で意味は同じでも、文のリズムが少し変わります。
apiece(口語)/per(書き言葉)
▮ 使い方の「型」まとめ(コアイメージ=配分)
S + V + 数・名詞 + each
We paid 500 yen each.
(私たちは1人につき500円払った。)
数 + 名詞 + each
They gave us two tickets each.
(私たちに1人あたり2枚のチケットをくれた。)
each。主語 + each + 動詞 ...
We each have a locker.
(私たちはそれぞれロッカーを持っている。)
we each have)。Each of us has ... と違いに注意。each ≒ apiece(口語)/per(書き言葉, 単位表現)。❗ 不可算名詞は単位語と合わせる:
each cup of water(× each water)
each は「均等配布」の魔法の印。値段・枚数・持ち物の説明が一気にスムーズに!
💬 例文で感覚をつかもう!(each の副詞用法)
We paid 500 yen each.
(私たちは1人につき500円を払った。)
S + V + 数・名詞 + each。配分を文末で「ポン」と示す自然な言い方。They gave us two tickets each.
(私たちに1人あたりチケットを2枚くれた。)
数 + 名詞の直後に each を置くと、配る枚数が明確に伝わる。We each have a locker.
(私たちはそれぞれロッカーを1つ持っている。)
we each have(主語に一致)。× has ではない。The students each submitted a report.
(学生たちはそれぞれレポートを1つ提出した。)
each が主語グループを「1人ずつ」に切ってイメージ化。Take two cookies each.
(1人につきクッキーを2枚取ってね。)
each が配る数の公平さを示す。The chairs cost $30 each.
(その椅子は1脚につき30ドルだ。)
cost ... each が最短ルート。apiece でも可。The bottles hold 500 ml each.
(そのボトルは1本あたり500ml入る。)
hold ... each で「容量×本数」を手短に表せる。The players each wore a badge.
(選手たちはそれぞれバッジを付けていた。)
The rooms are 10 square meters each.
(部屋は1部屋あたり10平方メートルだ。)
The twins each chose a different book.
(双子はそれぞれ別の本を選んだ。)
We can carry two bags each.
(私たちは1人あたり2つのバッグを持ち運べる。)
The teachers each have their own classroom.
(先生たちはそれぞれ自分の教室を持っている。)
their own=それぞれの自分の。配分+所有の相性が良い。We each wrote a little love note.
(私たちはそれぞれ小さなラブレターを書いた。)
Please hand out one worksheet each.
(1人1枚ワークシートを配ってください。)
one ... each で「1人1つ」の明確な指示。The volunteers each spent 10 minutes reading.
(ボランティアはそれぞれ10分ずつ読書に当てた。)
each は使える。spend ... -ing=…して時間を過ごす。4-3 FAQ:each の副詞用法(均等配分を表す)
型
S + V + … + each /
数 + 名詞 + each /
S + each + V …
言い換え
apiece(口語)/per(書き言葉・単位)
コアイメージ集合を1人ずつ/1個ずつに配る
いちばん自然なのは S + 助動詞 + each + 動詞。主語のすぐ後ろに置く形も可能ですが、助動詞の直後が最頻です。
We can each take one.
(私たちはそれぞれ1つ取ってよい。)
We each can take one.(強調寄り)。最頻:can each 配置。be の直後に入れるのが基本:S + be + each + 過去分詞。
The students were each given a badge.
(学生たちはそれぞれバッジを渡された。)
each は目的語代名詞の後ろに置けます:Give them each ...。名詞句の後ろに置く形もOK:Give ... two pens each。
Give them each a sticker.
(彼らにそれぞれステッカーを1枚あげなさい。)
Give a sticker to each of them.(意味は同じ/語感はやや硬め)。OK。数 + 名詞 + each の「数」の前に修飾語を入れます。
We can borrow up to three books each.
(私たちは1人あたり最大で3冊借りられる。)
at least / at most / exactly なども同様に置ける。- both=二者をひとまとめに扱う。
- each=二者(以上)を1人ずつに配る。
We bought a gift for both of them.
(2人のためのプレゼントを1つ買った<まとめ>。)
We bought a gift each.
(私たちはそれぞれ(=1人1つ)プレゼントを買った<配分>。)
自然なのは文末:… pay how much each?/… take how many each?
How much did they pay each?
(彼らは1人あたりいくら払ったの?)
How many tickets each did they buy?(やや硬い)。- each:会話で自然。「配る」イメージ。
- apiece:口語寄り。位置は
eachと同様に文末が多い。 - per:書き言葉・単位表現に強い(
per person, per hour)。
Tickets are $10 each / apiece.
(チケットは1枚あたり10ドル。)
The fee is $10 per person.
(料金は1人につき10ドル。)
可能。each が主語を「個々」に切るので、後ろの名詞句全体が配分対象になります。
They each brought a pen, a notebook, and a ruler.
(彼らはそれぞれペン・ノート・定規を持ってきた。)
文末に置けますが、配分先が曖昧になりがち。より明快にするには書き換えを推奨。
There are two prizes each (for the teams).
((各チームに)賞が2つずつある。)
The teams get two prizes each.(配分先=teams がはっきり)- each:配分(1人ずつ)。
- each other:相互(お互いに)。
They gave a small gift each.
(彼らはそれぞれ小さな贈り物を渡した=自分が受け取るとは限らない。)
They gave each other small gifts.
(彼らはお互いに小さな贈り物を贈り合った。)
Section 5:every の用法(イントロダクション)
every は「どの〜も」という感覚を、集合のメンバー一つひとつに当てはめる語です。基本は every + 単数名詞(文法上は単数扱い)。
よく使う 4 パターン(5-1〜5-4)を、このページではやさしい日本語+例文+音声で概観します。
✅ 学びのコツ: まずは全体像→具体の順で理解しましょう。心理学の「オーバービュー効果」で、理解・記憶が安定します。ここを読めば、もう半分クリアです!
▮ セクション 5 の見取り図
| 🧩 形 | 意味・感覚 | ポイント | 例 |
|---|---|---|---|
every + 単数名詞 |
どの〜も / すべての〜 | 文法上は単数扱い | 例:Every student has a desk. |
Not ... every ~ |
部分否定 | 「全部が…とは限らない」 | 例:Not every plan works. |
every + 抽象名詞 |
あらゆる / 十分な | every reason / every chance など |
例:We have every reason to believe it. |
every + 数詞 + 単数名詞 |
〜ごとに / 〜おきに | 頻度・間隔(時間/距離) | 例:every three days / every 5 km |
5-1. 基本用法:every + 単数名詞
every は「どの〜も」という意味を、集合のメンバー一つひとつに当てはめる語です。
形は every + 単数名詞。そのため動詞は単数形(is/has/動詞+s)になります。
比較:all + 複数名詞 は集合を「ひとかたまり」と見る/each は一人(つ)ずつ個別に取り上げるニュアンスが強め。
🧩 一目で分かる:コアの型と注意点
| 形 | 意味 | 動詞 | ミニ例 |
|---|---|---|---|
every + 単数名詞 |
どの〜も / すべての〜 | 単数(is/has/動詞+s) |
Every student has a desk. |
| 紛らわしい語 | every day=毎日(副詞句) | — | everyday=形容詞「日常の」(例:everyday clothes) |
| 言い換え | almost/nearly/practically + every =「ほとんど全部」 | 文の主語なら単数 | Almost every seat is taken. |
every + 単数名詞 → 動詞は単数 のセットだけ覚える。心理学では「一点集中」が記憶定着に効くと言われます。ここができれば 5-1 の土台はクリア!
🔍 用語ミニ辞典(やさしく確認)
- 単数名詞:student / book / idea のように「1つ扱い」の名詞。
- 三単現:He/She/It(三人称・単数・現在)のときの動詞の形(
lives / goes / is / has)。 - 配分的:集合のメンバーそれぞれに性質を配る感じ(=
everyのコアイメージ)。
💬 ミニ例で“単数動詞”を固定しよう
Every student has a desk.
(どの生徒にも机がある。)
Every + 単数名詞 → 動詞は単数(has)。Every moment with you is special.
(あなたと過ごすすべての瞬間が特別だ。)
Every moment(単数)なので is を使う。💬 例文で感覚をつかもう!(every の基本 / 5-1)
Every student has a desk.
(どの生徒にも机がある。)
Every + 単数名詞 → 動詞は単数(has)。🧠 語注:student=生徒/desk=机。
Every child needs sleep.
(どの子どもにも睡眠が必要だ。)
children。sleep は「睡眠」(不可算)。✅
Every child は単数主語なので needs。
Every house has a roof.
(どの家にも屋根がある。)
📌
Every + 単数名詞 は「それぞれの〜に当てはまる」イメージ。
Every answer is important.
(どの答えも大切だ。)
✅ 主語が単数なので
is。
Every rule has an exception.
(どんな規則にも例外がある。)
💡 「every」は規則ひとつひとつに“例外があるかもしれない”という一般原理を当てはめる感じ。
Every city has its own history.
(どの都市にも、その独自の歴史がある。)
📌 無生物主語の所有は
its(= それの)。it's(= it is / it has)と混同しない!
Every morning brings new chances.
(毎朝は新しいチャンスを運んでくる。)
✅
Every + 単数 → 動詞は三単現 -s(brings)。
Every door has a handle.
(どのドアにも取っ手がある。)
🎯 モノの一般的性質を述べるときにも
every は便利。
Every mistake teaches a lesson.
(どんな失敗も教訓を与える。)
✅ 三単現
teaches(ch → -es)。
Every member pays a fee.
(どの会員も会費を払う。)
✅
pays の -s を忘れない(単数主語)。
Every second with you is precious.
(あなたと過ごす一秒一秒がかけがえのない時間だ。)
✅
Every second(単数)→ is を使う。
Every device has a battery.
(どの機器にもバッテリーがある。)
💡 生活実感のある名詞で「every」を練習すると記憶に残る!
Every person is different.
(どの人もみな違う。)
🎯 個性や多様性を述べるときの便利フレーズ。
Does every student bring a notebook?
(どの生徒もノートを持ってきますか。)
Does + 主語 + 動詞の原形(三単現は Does に吸収)。🧠 語注:bring=持ってくる/notebook=ノート。
Every book has a story.
(どの本にも物語がある。)
✅
Every + 単数 → has。
Every teacher knows your effort.
(どの先生もあなたの努力を知っている。)
✅ 三単現
knows。主語が Every + 単数 なので動詞は単数。
5-1 FAQ:every + 単数名詞(基本の型と使い分け)
型
Every + 単数名詞 → 動詞は単数
NG 例
every of(×)
関連
every one of + 複数名詞(動詞は単数) / all + 複数名詞(動詞は複数)
✖ every of は誤りです。正しくは every one of + the/these/those + 複数名詞(動詞は単数)、 あるいは each of + 複数名詞(原則単数扱い)、 または all + 複数名詞(動詞は複数)を使います。
Every one of the students has a laptop.
(学生の全員がノートPCを持っている。)
All the students have laptops.(動詞は複数)
いいえ。every + 単数名詞が原則です。 複数で言いたいときは all + 複数名詞 を使います。
Every car is checked.
(どの車も点検されている。)
All cars are checked.
基本は不可。every water のようには言えません。
代わりに every + 単位表現 + of + 不可算名詞 を使います。
例:every drop of water(水の一滴一滴)、every piece of advice(助言の一つ一つ)。
Every drop of water counts.
(水の一滴一滴が大切だ。)
現代英語では、性別を特定しないときに 単数 they(their)が広く使われます。 形式ばった文では his or her も可。
Every applicant must bring their ID.
(どの応募者も身分証を持参しなければならない。)
Every applicant must bring his or her ID.
every single + 単数名詞 は「一つ残らず本当に全部!」という口語的強調。 every last + 単数名詞 は強めの強調で「最後の一つまで」のニュアンスです。
Every single detail matters.
(一つひとつの細部が重要だ。)
He ate every last piece.
(彼は最後の一切れまで食べた。)
基本的な意味は同じですが、主語に置くと全体の話題になりやすく、 目的語に置くと動作の対象を列挙・強調する感じになります。
Every page is numbered.
(どのページにも番号が振られている。)
I checked every page.
(私はすべてのページを確認した。)
語順は every + 形容詞 + 単数名詞。
例:every possible solution/every available seat。
We tried every possible solution.
(私たちは考えられるあらゆる解決策を試した。)
はい。almost / nearly / practically / virtually などで 「ほとんど全部」のニュアンスを作れます(※完全否定ではありません)。
Almost every seat is taken.
(ほとんどすべての席が埋まっている。)
Practically every shop closes early here.
(ここではほぼどの店も早く閉まる。)
all + 複数名詞 は集合を「ひとかたまり」で見る感じ(動詞は複数)。
every + 単数名詞 は集合の各メンバーに「一つひとつ当てはめる」感じ(動詞は単数)。
All windows were open.
(すべての窓が開いていた。)
Every window was open.
(どの窓も開いていた。)
each and every + 単数名詞 は強い強調で、 「一人一人そして全員」の両方を念押しします(やや改まった・スピーチ調)。
I appreciate each and every one of you.
(ここにいる一人一人、そして全員に感謝します。)
every + 単数名詞 → 動詞は単数 の型に戻る。そこから all(複数)/each of/every one of に広げると混乱が減ります。
5-2. 部分否定:Not ... every ~(「すべてが…とは限らない」)
Not ... every ~ は、
「全部が … というわけではない(=一部は当てはまらない)」という意味です。
形としては Not every + 単数名詞 + 単数動詞 / 言い換えは Not all + 複数名詞 + 複数動詞。
※ every は単数扱い、all は複数扱い。Every A is not ... は曖昧になりやすいので避けるのが安全。
🧩 一目で分かる:型・意味・ロジック
| 型 | 意味(やさしい日本語) | 文法 | ミニ例 |
|---|---|---|---|
Not every + 単数名詞 + 単数動詞 |
全部が…とは限らない | 単数扱い | Not every plan works. |
Not all + 複数名詞 + 複数動詞 |
同義(言い換え) | 複数扱い | Not all plans work. |
Every A is not ... |
非推奨:全否定に読まれる/曖昧 | →安全に書き換え | Not every A is ... か No A is ...(全否定)に。 |
not ... any |
全否定=「一つも/だれも…ない」 | ≠ 部分否定 | We don't have any seats.(= 座席はゼロ) |
「全部」(∀) を 「否定」(¬) するので ¬∀ = ∃¬。
つまり「少なくとも1つは当てはまらない」。この一点を押さえればブレません!
🔍 用語ミニ辞典
- 部分否定:全部を否定するのではなく「一部は違う」。
- 単数/複数:
everyは単数扱い(works / is / has)。allは複数扱い(work / are / have)。 - not ... any:全否定(= none / nobody / nothing と同義)。
💬 例で“部分否定”の感覚を固定しよう
Not every plan works.
(すべての計画がうまくいくわけではない。)
every は単数扱い → works。Not all plans work.
(すべての計画がうまくいくわけではない。)
all + 複数名詞 なので動詞は work(複数)。We don't have any seats.
(席が一つもない。)
部分否定で「席は全部は空いていない(= 一部は空いている)」と言うなら:
Not every seat is taken.
⚠️ よくあるミス
- 語順 ×
Every student is not here.→ 曖昧/全否定に読まれがち。〇Not every student is here. - 数の一致 ×
Not every students are ...→ 〇Not every student is ... - 意味の取り違え
not ... anyは全否定。部分否定にしたいときはNot every .../Not all ...を使う。
Not every + 単数名詞 + 単数動詞」で書く → 次に「Not all + 複数名詞 + 複数動詞」で言い換えてチェック。
2パターンで相互確認するとミスが激減します。
💬 例文で感覚をつかもう!(5-2:部分否定 Not every / Not all)
Not every seat is taken.
(すべての席が埋まっているわけではない=空席がいくつかある。)
Not every + 単数名詞 + 単数動詞。every は単数扱い。
Not all seats are taken.
(全部の席が埋まっているわけではない。)
all + 複数名詞 → 动詞は複数。Not every ... と意味は同じで言い換え可。
Not every idea works.
(どのアイデアも必ずうまくいくわけではない。)
Not all solutions work in practice.
(すべての解決策が実際に機能するとは限らない。)
in practice=「実際のところ・現場で」Not everyone likes cilantro.
(みんながパクチーを好きなわけではない。)
likes。Not every applicant brings their ID.
(すべての応募者が身分証を持参するとは限らない。)
their(単数)/動詞は brings(単数)。Not every device supports offline mode.
(すべての機器がオフラインモードに対応しているとは限らない。)
Not all of the money was returned.
(全額が返金されたわけではなかった。)
all of + the/this/that + 名詞 は特定集合の一部否定を表しやすい。Not every day is easy.
(毎日が簡単というわけではない。)
every day(毎日)と everyday(日常の)は別語。Not every question has a single answer.
(すべての質問に一つだけの答えがあるとは限らない。)
a single=「ただ一つの」。多義的・主観的な問いで使える型。Not all advice is helpful.
(すべての助言が役に立つとは限らない。)
every advice。いいかえるなら:
every piece of advice。
Not every country has adopted the rule.
(すべての国がその規則を採用しているわけではない。)
adopt=採用する/導入する。現在完了の「経験・結果」にも接続しやすい。Not all of us agree.
(私たち全員が賛成というわけではない。)
all of + 代名詞(us/them/you)もよく使う言い回し。Not every love story has a happy ending.
(すべての恋愛物語がハッピーエンドとは限らない。)
💬 さらに練習!(5-2:Not every ~ 追加例)
Not every book on the shelf is mine.
(棚にある本すべてが私のものというわけではない。)
on the shelf は「棚にある」という位置を説明する前置詞句。every + 単数名詞 なので動詞は is(単数)。Not every student who studies hard succeeds.
(一生懸命勉強するすべての生徒が成功するとは限らない。)
who studies hard は「一生懸命勉強する」という説明。主語全体が単数扱いのため succeeds。Not every rumor is true.
(すべてのうわさが本当とは限らない。)
Not every road leads to the city center.
(すべての道が中心街へ通じているわけではない。)
lead to=「~へ通じる」。every + 単数→leads。Not every email needs a reply.
(すべてのメールに返信が必要というわけではない。)
need a reply=「返信を要する」。一括処理の判断に便利な型。Not every piece of equipment is new.
(すべての機材が新品というわけではない。)
every equipment。every piece of で単位化。Not every day goes as planned.
(毎日が計画した通りに進むわけではない。)
as planned=「計画通りに」。気持ちを整える定番フレーズ。Not every solution is practical.
(すべての解決策が現実的とは限らない。)
Not every child learns at the same pace.
(すべての子どもが同じペースで学ぶわけではない。)
at the same pace=「同じ速度で」。個の違いを尊重する表現。Not every picture tells the whole story.
(すべての写真が物事のすべてを伝えるとは限らない。)
the whole story=「物事の全体像」。断片情報への注意喚起に。Not every promise should be kept.
(すべての約束を守るべきとは限らない。)
should be + 過去分詞。Not every question has an easy answer.
(すべての質問に簡単な答えがあるとは限らない。)
Not every success comes quickly.
(すべての成功がすぐにやって来るとは限らない。)
quickly=素早く。Not every love lasts forever.
(すべての愛が永遠に続くとは限らない。)
※比較提示としてのみ他表現(no)を併記。通常は本題の Not every ~ をおすすめ。
5-2 FAQ:部分否定(Not every / Not all)をめぐる疑問
型
Not every + 単数名詞 + 単数動詞 /
Not all + 複数名詞 + 複数動詞
ロジック
¬∀A = ∃¬A(「全部が…ではない」=「少なくとも1つは…でない」)
どちらも「全部ではない」ですが、否定(not)のかかり方が異なります。
They didn't all go. は「みんなが行ったわけじゃない」(動詞側に否定)、
Not all of them went. は「全員が行ったわけじゃない」(全体側に否定)で、結論は同じでも焦点が違います。
They didn't all go.
(全員が行ったわけではない。)
Not all of them went.
(彼らがみんな行ったわけではない。)
They all didn't go. は「誰も行かなかった」に解釈されやすく危険。
同じではありません。Not all A can B は「全員ではない」=部分否定。
一方 All A can't B は「誰もできない」(全否定)に誤解されがちで不自然です。
Not all students can afford a laptop.
(すべての学生がノートPCを買えるわけではない。)
Not all A ... を使うのが安全。
「決して〜ない」ではなく「必ずしも〜ではない」の弱い否定。not とセットで述語の直前に置くのが自然です。
Not every assumption is necessarily correct.
(すべての前提が必ずしも正しいわけではない。)
Not all of our assumptions are necessarily correct.
主語が everyone でも、付加疑問はふつう they を使います。
Not everyone came, did they?
(みんなが来たわけじゃないよね?)
Not everyone is here, are they?
「全部じゃない」と答えるときは、Not every ... や Not all ... を使うのが簡単。補足で Some ... don't. と言うと分かりやすいです。
— Does every member agree?
— No, not every member does. Some members don't.
(— 全員賛成ですか? / — いいえ、全員ではありません。賛成しない人もいます。)
They can't all be right. は「みんなが正しいことはありえない」(動詞側に否定)、
Not all of them can be right. は「全員が正しいわけではない」(全体側に否定)。
They can't all be right.
(全員が正しいはずはない。)
Not all of them can be right.
(全員が正しいわけではない。)
部分否定は否定語が目立つため、some を使って 「一部は〜でない」に言い換えると柔らかい印象になります。
Some rules don't work in real life.
(一部の規則は実生活では機能しない。)
OK。不可算は every を直接つけにくいので、Not all + 不可算名詞 が自然です。
より明確にするなら every + 単位 の形に。
Not all information is accurate.
(すべての情報が正確というわけではない。)
Not every piece of information is accurate.
(情報の一つ一つが正確というわけではない。)
強い表現を少し和らげたいときは、not always や not perfect を添えて
「例外がある」ことを上手に伝えられます。
Not every plan is perfect.
(すべての計画が完璧というわけではない。)
Not all suggestions are always helpful.
(すべての提案がいつも有益とは限らない。)
Not every / Not all は「例外あり」のやわらかい否定。no / none は「例外なし」の強い全否定です。
Not every seat is available.
(すべての席が空いているわけではない。)
No seats are available.
(席は一つも空いていない。)
Not every + 単数名詞/Not all + 複数名詞 の2フォームを暗記。
そこから「語順で焦点を動かす(didn't all / can't all)」→「やわらかく言い換える(some)」の順で広げると迷いません。
5-3. 抽象名詞を伴う every:every + 抽象名詞(あらゆる/十分な)
every が 抽象名詞(目に見えにくい概念語:confidence, reason, chance, effort など)につくと、
「あらゆる/十分な」という広がり・充足のニュアンスになります。
形は基本的に every + 単数名詞 なので単数扱いです(動詞:is/has/動詞+s)。
※ 時間・距離・間隔の every two days / every five kilometers は 5-4 で扱います。
🧩 よく使う「every+抽象名詞」の型(まずはここから)
| 頻出パターン | 意味(やさしい日本語) | 品詞・文型メモ | 典型コロケーション |
|---|---|---|---|
have every confidence (in A) |
(A を)全幅の信頼を置いている | 名詞句/主語は人・組織 | complete / full と近い強さ |
have every reason to V |
十分な理由がある(〜して当然) | 不定詞補語 | to believe / to doubt / to be proud など |
make every effort to V |
あらゆる努力をする(全力) | 動詞句+不定詞 | ensure / reduce / improve / help など |
take every precaution |
万全の予防策を取る | 動詞+名詞 | necessary / possible と相性◎ |
have every chance of ~ / that ... |
十分な見込みがある | 前置詞句/that節 | success / recovery / winning など |
have every right to V |
〜する正当な権利が十分にある | 不定詞補語 | complain / know / refuse など |
meet every need / cover every angle |
あらゆるニーズを満たす/あらゆる角度をカバー | 他動詞+目的語 | need / requirement / angle / detail |
in every respect / at every stage |
あらゆる点で/段階で | 前置詞句(副詞的) | respect / stage / level / step |
まずは
have every reason to V と make every effort to V の2つを口に出して暗唱しましょう!
🔍 用語ミニ辞典
- 抽象名詞:目で数えにくい「考え・状態」などの名詞(例:confidence, effort, reason)。
- コロケーション:一緒に使われやすい語の組み合わせ(自然な英語の型)。
- 単数扱い:
every + 名詞は単数。動詞はis / has / V+s。
💬 ミニ例でニュアンスをつかむ(英→和→音声)
We have every reason to believe this will work.
(これがうまくいくと信じるだけの十分な理由がある。)
have every reason to V=「〜して当然」。強い根拠があるイメージ。I have every confidence in us.
(私たちの関係には全幅の信頼があるよ。)
every confidence=「強い信頼」。in us は「私たち(の関係)に対して」。⚠️ 注意:5-4 と混同しない
- 本セクション:
every + 抽象名詞=「十分な/あらゆる」。例:every reason,every effort,every chance。 - 次セクション(5-4):
every + 時間・距離・数量=「毎〜/〜おき」。例:every three days,every 10 km。
💬 例文で感覚をつかもう!(5-3:every+抽象名詞)
We have every reason to believe that the plan will succeed.
(その計画が成功すると信じるに足る十分な理由がある。)
have every reason to V=「〜して当然」。every+名詞(単数)の定型コロケーション。I have every confidence in you.
(あなたを完全に信頼しています。)
confidence=自信・信頼。対格は in 人/組織。We will make every effort to deliver on time.
(期日どおりに納品できるようあらゆる努力をします。)
make every effort to V=「全力を尽くす」。on time=時間どおりに。They took every precaution to protect customer data.
(顧客データを守るため万全の予防策を講じた。)
precaution=予防策。take と強く結びつく定番。She has every right to say no.
(彼女には断る正当な権利が十分にある。)
There is every chance that the rain will stop soon.
(雨がまもなく止むという十分な見込みがある。)
every chance=高確度の見込み。There is ... 構文と相性が良い。The new policy meets every requirement.
(新しい方針はあらゆる要件を満たしている。)
meet a requirement=要件を満たす。ビジネス文書の鉄板表現。The team examined every angle before making a decision.
(意思決定の前にあらゆる観点を検討した。)
angle=角度→転じて「視点・観点」。The proposal is in every respect sound.
(その提案はあらゆる点で堅実だ。)
in every respect=「あらゆる点で」。You deserve every opportunity to learn and grow.
(あなたは学び成長するあらゆる機会を受けるに値する。)
deserve=〜に値する。応援メッセージとしても自然。He acted with every intention of helping, not hurting.
(彼は傷つけるためではなく、助けるつもりで行動した。)
with every intention of ~=「〜する強い意図で」。V-ing を続ける。At every stage of development, we test the product.
(開発のあらゆる段階で製品をテストする。)
at every stage は「段階ごとに」ではなく「全段階で抜け漏れなく」のニュアンス。Every detail matters in safety reviews.
(安全審査ではすべての細部が重要だ。)
matters)。I have every confidence in our relationship.
(私たちの関係には全幅の信頼がある。)
in our relationship=「私たちの関係に対して」。5-3 FAQ:every+抽象名詞(confidence / reason / effort / precaution など)
型
every + 抽象名詞(単数) → 動詞は単数
代表コロケーション
have every confidence/have every reason to V/make every effort/take every precaution/every chance
every confidence は慣用で「全幅の信頼」。confidence 自体はふつう不可算ですが、セット表現として成立します。
同義に full/complete confidence もOK。
I have every confidence in the team.
(チームを全面的に信頼しています。)
in(〜に対して)。× confidences(この意味では複数不可)。every reason to V は「〜する十分な理由」と動作に直結。 every reason for 名詞 は「名詞(状態)に対する十分な理由」。
We have every reason to celebrate.
(お祝いするだけの十分な理由がある。)
We have every reason for optimism.
(楽観視する十分な理由がある。)
コロケーションは make every effort。× do every effort。
形容詞 possible は every possible effort(最も普通)/
every effort possible(後置で強調)どちらも可。
We will make every possible effort to help.
(支援のために可能な限りあらゆる努力をします。)
目的を言うなら to + 動詞、予防対象を言うなら against + 名詞。
Please take every precaution to protect your privacy.
(プライバシーを守るため万全の予防策を講じてください。)
We took every precaution against leaks.
(漏えいに対して万全の予防策を取った。)
every chance は「かなり見込みが高い」。 形は every chance of + V-ing/ every chance that S + V の両方が自然です。
There is every chance of winning.
(勝てる見込みは十分ある。)
There is every chance that she will recover soon.
(彼女がまもなく回復する見込みは十分ある。)
かなり力強い正当性を主張する表現。場面によっては角が立つので、 be entitled to V / It's reasonable to V などでやわらげると丁寧です。
You have every right to ask questions.
(質問する十分な権利がある。)
You're entitled to ask questions. / It's reasonable to ask questions.every+名詞 は単数扱い、all+複数名詞 は複数扱い。
Every detail matters.
(あらゆる細部が重要だ。)
All details matter.
(すべての細部は重要だ。)
どちらも自然。「every + respect(単数)」と 「all + respects(複数)」の違いだけ。意味はほぼ同じです。
The plan is sound in every respect.
(その計画はあらゆる点で堅実だ。)
The plan is sound in all respects.
(その計画はあらゆる点で堅実だ。)
段階・局面は点のイメージなので at every stage が基本。 期間全体なら in every phase などが使われます。
We test the product at every stage of development.
(開発のあらゆる段階で製品をテストする。)
使えますが、多くは可算の具体名詞に強調として使います。 抽象なら every possible effort/ every reasonable precaution のように 形容詞で中身を具体化する方が自然。
We made every possible effort to fix it.
(直すために考えられる限りの努力をした。)
× every of。集合の中の「それぞれ」を強調するなら
every one of + 複数名詞 を使います(抽象名詞でも可算化されていればOK)。
Every one of the efforts was documented.
(そのあらゆる努力の一つ一つが記録された。)
代表例:meet every need/ address every concern/ cover every angle/ consider every possibility。
The update addresses every concern raised by users.
(そのアップデートはユーザーのあらゆる懸念に対応している。)
have every reason to V/make every effort/take every precaution」の
3セットを声に出して暗唱。コロケーションで覚えると、作文が一気に自然になります。
5-4. every + 時間・距離・回数:毎〜/〜ごとに/〜おきに
every が 時間・距離・回数を表す語につくと、規則的な間隔を表す副詞的表現になります。
形は大きく2通り:
型1every + 単数名詞(毎日:every day)/
型2every + 数詞 + 複数名詞(3日おき:every three days)。
※ 「〜おき」は every other + 単数名詞 でも表せます(例:every other day=隔日=every two days)。
🧩 よく使う「every+間隔」の型(まずはここから)
| 型 | 意味 | 例(語注) | 語順・位置 |
|---|---|---|---|
every + 単数名詞 |
毎〜 | every day(毎日)/every week(毎週) |
文末が自然。文頭ならカンマ:Every week, S + V ... |
every + 数詞 + 複数名詞 |
〜ごとに/〜おきに | every three days(3日ごと)/every 5 km(5kmごと) |
副詞句として使う(主語にはしないのが基本) |
every other + 単数名詞 |
一つおき(隔〜) | every other day(隔日=2日に1回) |
every two days と同義だが「1つ飛ばし」の感触 |
every + 数量(距離・停車など) |
一定間隔で | stops every three stations(3駅ごとに停車) |
主に文末・述部修飾で使用 |
- every day(副詞句:毎日)と everyday(形容詞:日常の)は別物。
- ×
every of three days(ofは不可)。正しくはevery three days。 - ×
every days(every+単数名詞が原則)。ただしevery three daysのように数詞が入ると名詞は複数形。 perと重ねない:×every per week。代わりにevery week/once a weekなどを使う。
💬 ミニ例でニュアンスをつかむ(英→和→音声)
Trash is collected every three days.
(ゴミは3日おきに回収されます。)
every + 数詞 + 複数名詞=規則的な間隔。名詞は days のように複数形。I water the plants every other day.
(植物に水やりを1日おきにします。)
every other day=「1日おき」=every two days。具体的に1つ飛ばす感覚が出ます。🔍 用語ミニ辞典
- interval(インターバル):ある動作と次の動作の「間隔」。
- every other:一つおき(隔〜)。other=「ほかの」を1つ飛ばすイメージ。
- once / twice / three times a ...:
aは「〜につき」。everyとの言い換えが可能(例:twice a week ≒ every three or four days 目安)。
If it's 8 p.m., then I'll study English for 15 minutes every day.
時間トリガー+everyの型で、学習が自動化します。
💬 例文で感覚をつかもう!(5-4:every+時間・距離・回数)
I study English every day.
(私は毎日英語を勉強します。)
every + 単数名詞 の基本形。every day は「副詞句」、everyday は「形容詞(=日常の)」で別物。She takes a walk every morning.
(彼女は毎朝散歩をします。)
every + 単数 でOK。We meet every Friday.
(私たちは毎週金曜日に会います。)
every + 曜日=「毎〜曜日」。月名は不可(× every January)。The bus comes every 10 minutes.
(バスは10分ごとに来ます。)
every + 数詞 + 複数名詞。名詞は minutes のように複数形。I water the plants every other day (= every two days).
(植物に水やりを1日おきにします。)
every two days。He checks his email every few hours.
(彼は数時間おきにメールを確認します。)
They take a short break every 100 kilometers.
(彼らは100キロごとに短い休憩を取ります。)
every + 数詞 + 複数名詞 をそのまま使える。The train leaves this station every two hours.
(この駅からは2時間ごとに列車が出ます。)
leave=出発する。every two hours は規則的な間隔。I set a timer to stir the soup every 15 minutes.
(スープをかき混ぜるためのタイマーを15分おきに設定します。)
We call each other every night before bed.
(私たちは寝る前に毎晩電話をかけ合います。)
each other=お互いに。The software saves a backup every hour.
(そのソフトは1時間ごとにバックアップを保存します。)
every + 時間 が最短&明快。There is a bus every 30 minutes until midnight.
(深夜まで30分ごとにバスがあります。)
There is a bus ... で「本数」を簡潔に言える。until=〜まで。Take this medicine every six hours.
(この薬は6時間おきに服用してください。)
every 6 hours/every 8 hours など。I visit my grandparents every weekend.
(私は毎週末、祖父母の家を訪ねます。)
5-4 FAQ:every + 時間・距離・回数(「毎〜/〜ごと」)
型
every + 単数名詞 /
every + 数詞 + 複数名詞 /
every other + 単数名詞
位置文末が自然/文頭はカンマ「,」必須
用途が違います。every day=副詞句(毎日)。everyday=形容詞(日常の)。
I study English every day.
(私は毎日英語を勉強します。)
These are my everyday shoes.
(これは普段の靴です。)
意味はほぼ同じ(1日おき)。every other は「1つ飛ばし」のイメージがより強いです。
I go jogging every two days.
(私は2日に1回ジョギングします。)
I go jogging every other day.
(私は1日おきにジョギングします。)
once a week=週1回、twice a week=週2回。every week=毎週1回必ず、every two weeks=2週ごと。頻度を回数で言うか、間隔で言うかの違いです。
We have a meeting once a week.
(私たちは週に1回会議をします。)
We have a meeting every two weeks.
(私たちは2週ごとに会議をします。)
per は数式・単位(速度や料金)に強い、every は時刻表や習慣など定期性の表現に強いです。
The speed limit is 60 kilometers per hour.
(制限速度は時速60キロです。)
The bus leaves every 30 minutes.
(バスは30分ごとに出ます。)
複数です。数が付くと名詞は複数になります。
He takes a break every three hours.
(彼は3時間おきに休憩を取ります。)
every hour)/every + 数詞 + 複数名詞(例:every three hours)。基本は文末。文頭に置くときはカンマを入れて区切ります。
I read the news every morning.
(私は毎朝ニュースを読みます。)
Every morning, I read the news.
(毎朝、私はニュースを読みます。)
使えます。進行形は「一時的に繰り返している」・「最近よく〜している」感じを出せます。
He's calling me every day these days.
(彼はここ最近、毎日私に電話をかけてきます。)
The bus leaves every 30 minutes.)。自然な並びは「頻度→曜日→時間」。隔週などは先に言い切るとスムーズ。
We train every other week on Fridays at 7 a.m.
(私たちは隔週の金曜日、午前7時にトレーニングします。)
every + 数詞 + 複数名詞 をそのまま距離や区間にも使えます。
The express train stops every three stations.
(その急行は3駅おきに停まります。)
There are rest areas every 50 kilometers.
(50キロごとに休憩所があります。)
until(〜まで)や from A to B と組み合わせます。
There is a bus every 30 minutes until midnight.
(深夜まで30分ごとにバスがあります。)
From June to August, it rains every afternoon.
(6〜8月は毎日の午後に雨が降ります。)
every=「習慣・定期性」を強く出す一般的な言い方。each =「一つ一つ」を取り立てて言う感じで、やや硬め・文語的。
We have classes every Monday.
(私たちは毎週月曜に授業があります。)
We have a quiz each Monday.
(私たちは毎週月曜ごとに小テストがあります。)
every few + 複数名詞 は「だいたい〜おき」。正確な間隔が不明・不要なときに便利です。
Please stretch every few hours when you study.
(勉強するときは数時間おきに体を伸ばしてください。)
every + 単数(every day)/every + 数詞 + 複数(every three days)/every other + 単数(every other day)の3本柱を音読で定着させましょう。
迷ったら「回数で言う(once/twice a...)」⇄「間隔で言う(every...)」の言い換えで整理!
6. one の用法 — 反復回避・集合からの「1つ」・一般人称・形容詞+one(s)
one は文中で「1つ(1人)」を示す便利な代用品。a + 名詞の言い直しに使えたり、one of + 複数名詞で「〜のうちの1つ(1人)」を示せます。
ただし 特定の物なら it、数えられない名詞は oneで置換不可、など注意点もセットで覚えましょう。
🧩 まずは要点チェック
- 反復回避:前に出た
a(an) + 可算名詞を言い直すときにone/onesを使用。 - 特定 vs 非特定:特定の「それ」=
it。非特定の「どれでも1つ」=one。 - 不可算は不可:
water,informationなどはoneで置換できない。 - 形容詞+one(s):
the red one,smaller onesなどで種類・色・サイズを区別。 - 一般人称 one:文章体で「人は〜するものだ」。口語では
we/you/theyが自然。
▮ 次の学習ステップ(6-1〜6-5)
6-1. 前に出た名詞の代わりをする one / ones
会話では、同じ名詞を何度もくり返すと重くなります。そこで登場するのが
one(単数) /
ones(複数)。直前や前文で出た
a(an) + 可算名詞 を非特定に言い直して、省エネで滑らかにできます。
いっぽう特定のそれを指すなら it / them を使い分けます。
🧩 基本の型と使い分け
| 型 | 意味・使いどころ | ミニ例 |
|---|---|---|
a(an) + 名詞 → one |
「(どれでもよい)1つ」=非特定を言い直す | Do you need a notebook? — Yes, I need one. |
形容詞 + one(s) |
色・サイズなどで種類をしぼって言い直す | a smaller one / the white one / smaller ones |
this/that + one |
指さし+種類区別(口語でよく使う) | I like this one.(= このタイプ) |
these/those(※onesは通常つけない) |
複数をまとめて指すときの代名詞 | I’ll take these.(= これら) |
it / them |
特定のもの(すでにわかっている「それ」) | Is this your pen? Can I borrow it? |
- 不可算名詞(water, advice, information など)は
oneで置換不可。▶some water/a piece of advice - ×
two ones(形容詞なしは不自然)。▶twoだけ言う/two small onesのように形容詞を添える。 - ×
her one(所有を言いたいとき)。▶hersを使う:The red one is hers. those onesは通常避け、thoseを使うのが標準的。
💬 ミニ例でサクッと確認(英→和→音声)
Do you need a notebook? — Yes, I need one.
(ノート必要? — うん、1冊必要だよ。)
one に置き換えてスッキリ。This hat is too large for me. Could you show me a smaller one?
(この帽子は大きすぎます。もっと小さいのはありますか?)
Is this your pen? — Yes, please lend it to me.
(これはあなたのペンですか? — はい、それを貸してください。)
it。非特定なら one を使う。🔍 用語ミニ辞典
- 可算名詞:数えられる名詞(例:book, pen, hat)。
- 不可算名詞:数えにくい名詞(例:water, information, advice)。
- 特定/非特定:話し手・聞き手が「どれか」が特定できるかどうか。特定=
it/them、非特定=one/ones。
💬 例文で感覚をつかもう!(6-1:one / ones)
Do you need a notebook? — Yes, I need one.
(ノート要る? — うん、1冊必要。)
a(n) + 可算名詞 を繰り返さず one に置換。notebook(可算)だからOK。
This hat is too large for me. Could you show me a smaller one?
(この帽子は大きすぎます。もっと小さいのを見せてください。)
Do you have these shoes in blue? — Yes, we have blue ones.
(この靴の青はありますか? — はい、青いのがあります。)
*two ones は不自然(→ two か two blue ones)。
Which one would you like? — The red one, please.
(どれがよろしいですか? — 赤いのをお願いします。)
this/that one も口語で自然(指さしのニュアンス)。Is this your pen? — Yes, please pass it to me.
(これはあなたのペンですか? — はい、それを渡してください。)
it。同タイプの「どれでも1本」でよければ one。
The black umbrella is hers, and the small one is mine.
(黒い傘は彼女の、小さいのは私のです。)
her one は通常言わず hers を使うのが自然。
You are the one who makes my heart calm.
(あなたは私の心を落ち着かせてくれるたった一人です。)
That cookie was great. I’ll have another one.
(そのクッキーおいしかった。もう1つください。)
another 単独でもOK(= another one)。another は単数可算にだけ使える。
This size doesn’t fit me. Do you have a different one?
(このサイズは合いません。別のはありますか?)
I tried three pens and bought the cheapest one.
(ペンを3本試して、一番安いのを買いました。)
Are these cookies homemade? — Yes, try one!
(このクッキー手作り? — うん、1つ食べてみて!)
Could you give me two small ones, please?
(小さいのを2つください。)
two small ones が自然。I’ll take those.
(あれらをください。)
The ones on the top shelf are fragile.
(一番上の棚のものは壊れやすいです。)
I can’t find a plug adapter. Can I borrow one?
(変換プラグが見つかりません。1つ借りてもいいですか?)
one。I need some information about the school.
(その学校について情報をいくらか必要としています。)
information は不可算なので one は不可。小分けは a piece of information を使う。
6-1 FAQ:one / ones(名詞のくり返しを避ける代用)
核ルール
one = 非特定の「1つ」 /
ones = 非特定の複数 /
it / them = 特定のそれ
よくある誤り
two ones(✗)/information → one(✗)/her one(✗)
「非特定(どれでもよい同種のもの)」=one / ones。「特定(これ・それ・あれ)」=it / them。
I need a pencil. Do you have one?
(鉛筆が1本必要です。1本ありますか?)
I like this pencil. Can I use it?
(この鉛筆が気に入っています。それを使ってもいいですか?)
形容詞なしの two ones は不自然。数だけなら two、種類をしぼるなら two small ones のように形容詞+ones を使います。
I'll take two small ones, please.
(小さいのを2つください。)
不可算名詞(water, information, advice など)は one で置換不可。量を言うときは some water、小分けは a piece of advice のように言います。
I need some advice on studying.
(勉強についてアドバイスをいくらか必要としています。)
標準的な文体では these / those だけで十分(these ones は避けるのが無難)。一部の地域変種では口語的に見られますが、学習段階では標準形を推奨。
I'll take those.
(あれらをください。)
a + 形容詞 + one は「ある1つ」。the + 形容詞 + one は「文脈で特定できる1つ」。
Show me a cheaper one, please.
(もっと安いのを見せてください。)
I'll buy the red one.
(私は赤いのを買います。)
所有は 所有代名詞 を使うのが自然:mine / yours / his / hers / ours / theirs。
The black umbrella is hers, and the small one is mine.
(黒い傘は彼女ので、小さいのは私のです。)
the one + 関係詞節で、「〜する(している)その人/そのもの」を特定できます。
She is the one who encouraged me to study.
(彼女は私に勉強を勧めてくれた人です。)
one(「人は〜するものだ」)とは別物。一般人称は 6-4 で扱います。Which one=限られた候補から選ぶのに自然。What one は一般に不自然で、実際には Which one ...? を使います。
Which one would you like, A or B?
(A と B、どちらがよろしいですか?)
どちらも可。口語では this/that 単独もよく使われます。one を付けると「同種の別個体」の意識がやや明確。
I’ll take this ( this one ).
(これにします。)
ones は通常、形容詞や後置修飾を伴います(種類を示すため)。修飾なしの I like ones. は不自然。
I like the ones with leather covers.
(革のカバーが付いたものが好きです。)
会話の超短縮では通じることもありますが、the red one のほうが明確で自然。試験・文書では one を付けるのが安全。
I’ll take the red one.
(赤いのにします。)
文脈で区別されます。必要なら「one piece」「one item」のように名詞を添えて明確化。
I’ll take one.
(1つもらいます/どれでも1つでOK。)
I’ll take one piece.
(1切れください。)
a + 名詞 を二度言いそう → one に置換、複数なら ones」を合図に。
「指させるなら it / them」とセットで思い出すと、迷いが一気に減ります。
6-2. one of + 複数名詞:集合の中の「1つ / 1人」
one of + 複数名詞 は、まとまり(グループ)の中から1つ(1人)を取り出して述べるときに使う型です。
たとえば one of my friends は「私の友達のうちの1人」。文法上のキモは
直後の名詞は必ず複数形、そして
主語が one のときは動詞はふつう単数という点です。
🧩 基本の型と意味
| 型 | 意味・使いどころ | ミニ例(英) |
|---|---|---|
one of + 複数名詞 |
集合(複数)の中の1つ/1人を指す | one of my friends(友達のうちの1人) |
One of + 複数名詞 + 単数動詞 |
主語が One なので動詞は単数が原則 |
One of my friends lives in Osaka. |
one of the + 最上級 + 複数名詞 |
「最も〜なものの一つ」 | one of the best books |
the only one of + 複数名詞 + that is ... |
the only one がコア主語 → 単数 |
the only one of the members that is ... |
- 名詞は必ず 複数形:×
one of my friend→ ○one of my friends - 主語が
Oneのとき、動詞は 単数が基本:lives / is / hasなど - 関係代名詞節(
who/that ...)が後ろに来るとき、先行詞がどれかに注意 例:one of the students who are ...は students を説明 → 複数動詞が自然
💬 代表パターン(英 → 和 → 音声)
One of my friends lives in Osaka.
(私の友達の1人は大阪に住んでいます。)
friends は複数形、動詞は lives(単数)。This is one of the best books I have ever read.
(これは私が今までに読んだ中で最高の本の一つです。)
one of the + 最上級 + 複数名詞=「最も〜なものの一つ」。She is one of the students who are always curious.
(彼女は、いつも好奇心旺盛な学生たちの一人です。)
who の先行詞は students(複数)→ 動詞は are。
※ who が one を説明する場合は who is もありうるが、意味が変わる点に注意。
🔍 用語ミニ辞典
- 最上級:the best / the most interesting など、グループ内で一番を示す形。
- 先行詞:関係代名詞(who/that/which)が説明する名詞。動詞の単・複はここに合わせる。
one of + 複数 がスッと定着します。
まずは自分の身近な集合で作文:one of my hobbies / one of our teachers / one of the reasons を毎日1文ずつ!
💬 例文で感覚をつかもう!(6-2:one of + 複数名詞)
One of my friends lives in Osaka.
(私の友達の1人は大阪に住んでいます。)
friends は 複数形。主語は One なので動詞は 単数の lives。
I met one of my classmates yesterday.
(昨日、クラスメイトの1人に会いました。)
This is one of the best movies I have ever seen.
(これは私が今まで見た中で最高の映画の一つです。)
one of the + 最上級 + 複数名詞。One of the reasons is that I’m interested in science.
(理由の一つは、私が科学に興味があることです。)
One → 動詞は is(単数)。reasons は複数。She is one of the students who are always on time.
(彼女は、いつも時間を守る学生たちの一人です。)
who の先行詞は students(複数)→ 動詞は are。
※ who が one を説明する解釈なら who is もあり(意味が変わる)。
Only one of the participants was late.
(参加者のうちただ1人だけ遅刻しました。)
Only one=本当に1人だけ → was が自然。Not one of the answers was correct.
(どの答えも1つも正しくありませんでした。)
He wrote several novels, only one of which was successful.
(彼はいくつか小説を書いたが、成功したのはそのうち1つだけだった。)
which を使う。人には one of whom。One of us has to stay here.
(私たちのうちの1人はここに残らなければなりません。)
us/them は集合。動詞は単数(has)。He is one of those people who never give up.
(彼は、決してあきらめない人たちの一人です。)
those people が先行詞(複数)→ give は複数形に対応。This is one of my favorite songs.
(これは私の大好きな曲の1つです。)
Let’s have lunch together one of these days.
(近いうちに一緒にランチしましょう。)
She is one of the few people who understand this problem.
(彼女はこの問題を理解している数少ない人たちの一人です。)
the few + 複数名詞=「少数の〜」。people が先行詞 → understand(複数)。One of the causes of stress is lack of sleep.
(ストレスの原因の一つは睡眠不足です。)
causes は複数、主語は One → is。6-2 FAQ:one of + 複数名詞(集合の中の「1つ/1人」)
型
One of + 複数名詞 + 単数動詞
要点
名詞は必ず複数/主語は one → 動詞は単数/関係節の一致に注意
「たくさんあるものの中から1つ」を選ぶため、後ろは必ず複数名詞になります。
One of my friends lives in Kyoto.
(私の友達の1人は京都に住んでいます。)
主語は One(単数)なので、動詞は単数が基本です。
One of my colleagues works remotely.
(私の同僚の1人はリモート勤務です。)
who が説明する先行詞が何かで決まります。先行詞が students なら are、one なら is。
She is one of the students who are always early.
(彼女はいつも早い学生たちの一人だ。)
She is one of the students who is always early.
(彼女は学生の中で(彼女という)その1人がいつも早い、という意味。)
my friend's:友達が1人で、その人の本の中から1冊。my friends':友達が複数いて、その誰かの本の中から1冊。
This is one of my friend's books.
(これは私の友達(1人)の本の1冊です。)
This is one of my friends' books.
(これは私の友達(複数)のうち誰かの本の1冊です。)
意味はほぼ同じ。「私の友達の一人」。of + 所有代名詞 は少し文語的で、柔らかい響き。
She is a friend of mine.
(彼女は私の友達の一人です。)
She is one of my friends.
(彼女は私の友達の一人です。)
「最も〜なものの一つ」。最上級+複数名詞を忘れない。
This is one of the most interesting books I’ve read.
(これは私が読んだ中で最もおもしろい本の一つです。)
the few:数が少ないグループthe many:数が多いグループ(やや書き言葉)several:いくつかの(3〜5程度の感覚)
She is one of the few people who understand quantum physics.
(彼女は量子物理を理解している数少ない人たちの一人だ。)
Only one は「たった1人/1つ」。主語が単数なので動詞も単数。
Only one of the candidates was selected.
(候補者のうち1人だけが選ばれた。)
「1つも/1人も〜ない」という強い否定。ゼロを強調します。
Not one of the plans was feasible.
(どの計画も1つも実行可能ではなかった。)
直前の名詞句をまとめて受けるとき、通常はカンマを置いて非制限用法にします。
I read several papers, one of which was about AI.
(私はいくつか論文を読み、そのうちの1つはAIについてだった。)
one of は「集合から1つを取り出す」。among は「集合の中で(状態・比較)」。
He is one of my best friends.
(彼は私の親友の1人です。)
Among my friends, he is the kindest.
(友人たちの中で彼が一番優しい。)
one in three:割合(3人に1人)one of three:具体的な3つ/3人のうちの1つ/1人
One in three students has a part-time job.
(3人に1人の学生がアルバイトをしている。)
She is one of three finalists.
(彼女は3人のファイナリストの1人だ。)
those who が複数を指すため、後続の代名詞は they/them/their が自然です。
He is one of those who never give up, and they inspire others.
(彼は決してあきらめない人たちの一人で、彼らは他の人を励ます。)
会話ではどちらも可。who は人向けの標準、that は制限用法でよく使われます。
He is one of the teachers who are popular.
(彼は人気のある先生方の一人です。)
He is one of the teachers that are popular.
(同上。that でも可。)
one of + 複数・『主語は one → 動詞は単数』・『関係節は先行詞に一致』」の3点セットで暗記。
迷ったら、まず先行詞(説明したい名詞)がどれかを指さして確認しよう!
6-3. one / the other(s) / another:『一方』『もう一方』『別の』をきっちり言い分ける
物や人が2つのときは
one(一方)/the other(もう一方)。3つ以上のときは
追加・別物を示す another(= an + other)も登場します。
※ the other は「残りが特定されているもう一方」、another は「(たくさんある中の)別の1つ・もう1つ」。
🧭 要点(まずここだけ)
- 2つだけ ⇒
one ... the other(一方…もう一方) - 3つ以上 ⇒
one ... another ... the other(s)(一つ…別の一つ…残り) anotherは単数名詞に直結(例:another book)。数量ならanother two books(= もう2冊)the othersは「残りの全部(複数)」、the otherは「残りの1つ(単数)」
🧩 基本の型と意味
| 型 | 意味 | ミニ例 |
|---|---|---|
one ... the other |
(2つのうち)一方…もう一方 | One is red, the other is blue. |
one ... another ... the other(s) |
(3つ以上で)一つ…別の一つ…残り(全部/残りの一部) | One is A, another is B, the others are C. |
the other / the others |
残りの1つ / 残りのもの全部(複数) | I’ll take this; you take the other. |
another + 単数名詞 |
別のもう1つ/もう1人/もう1回 | another chance, another cup |
another + 数詞 + 複数名詞 |
さらに〜(数量追加) | another two days(さらに2日) |
anotherは基本単数名詞とセット(×another books)。数量を足すときだけanother two booksの形がOK。- 「2つだけ」なら必ず
one / the other。anotherは「もっと他にもある」感じ。
💬 すぐ使えるミニ例(英 → 和 → 音声)
One cookie is soft, the other is crunchy.
(クッキーの一方はやわらかく、もう一方はカリッとしている。)
One idea is simple, another is bold, and the others are complex.
(1つのアイデアは単純で、別の1つは大胆、残りは複雑だ。)
We need another two chairs.
(椅子がもう2脚必要です。)
another + 数詞 + 複数名詞=「さらに〜」。two more chairs と同じ意味。🔍 用語ミニ辞典
- 限定(definite):話し手・聞き手に「どれかが特定」されている状況(
the other)。 - 非限定(indefinite):特定しない・数が多い中の一部(
another)。
One pen is blue; the other is black. → 3つ以上なら
One ... another ... the others ...。体で覚えると忘れません!
💬 例文で感覚をつかもう!(6-3:one / the other(s) / another)
One book is thin, the other is thick.
(本が2冊あります。一方は薄く、もう一方は分厚いです。)
one ... the other。
I’ll take this one; you take the other.
(私はこちらを買うので、あなたはもう一方を取ってください。)
one は直前の名詞の代わり(this/that と相性◎)。One student is from Tokyo, another is from Osaka, and the others are from abroad.
(1人は東京、別の1人は大阪、残りは海外出身です。)
another=「別の1人(1つ)」、the others=「残りの全部(複数)」。
Could I have another cup of tea?
(紅茶をもう一杯いただけますか。)
another + 単数名詞:「もう1つ/1人」。We need another two chairs.
(椅子がもう2脚必要です。)
two more chairs と同じ意味。Two kids are playing chess; the others are reading.
(2人の子はチェスで遊び、残りの子たち全部は読書しています。)
the others=残り全部、others=「その他(いくつか)」で全部か不明。
We have five tickets. Three are for students; the other two are for teachers.
(チケットは5枚。3枚は学生用、残りの2枚は先生用です。)
I have two phones: one is personal and the other phone is for work.
(私は携帯を2台持っています。1台は私用で、もう1台は仕事用です。)
the other + 名詞 としてもOK。Cars passed one after another.
(車が次々と通り過ぎた。)
News spreads from one person to another.
(噂は人から人へ広がる。)
Let’s meet another day. I saw him the other day.
(また別の日に会いましょう。彼には先日会いました。)
another day=別の日、✅ the other day=先日(過去の特定しない日)。
One side of love is patience; the other is trust.
(愛の一方は忍耐、もう一方は信頼です。)
These two routes are safe: one is shorter, the other is cheaper.
(この2つのルートは安全です。一方は短く、もう一方は安いです。)
If this plan fails, we’ll try another.
(この計画がダメなら、別の案を試しましょう。)
another は名詞省略も可能(前に出た名詞を受ける)。6-3 FAQ:one / the other(s) / another の迷いどころ
型
One ... the other(2つだけ) /
One ... another ... the others(3つ以上) /
another + 単数名詞 / + 数詞 + 複数名詞
言い換えのヒント
another ≒ one more / a different / the others ≒ the rest
the は「特定」を示す冠詞。2つしかないなら、残りは1つに特定できます → the other。
I have two gloves: one is missing, the other is here.
(手袋が2つあります。片方はなくて、もう片方はここにあります。)
the others を使うのが自然。3つなら「一つ(one)・別の一つ(another)・残りの一つ(the other)」。
I bought three pens: one is blue, another is red, and the other is black.
(ペンを3本買いました。1本は青、もう1本は赤、残りの1本は黒です。)
others:名詞なしで「他の人/もの(いくつか)」。全部とは限らない。the others:名詞なしで「(集合の)残りの全部」。other + 名詞:「他の〜(名詞が必要)」。
Some students are here; the others are online.
(何人かの学生はここにいて、残りの全員はオンラインです。)
Some students are here; others are online.
(何人かはここにいて、他の人たちはオンラインです。)
another は基本「数えられる単数」に付く。不可算なら more / other を使う。
Could you give me more information?
(もっと情報をいただけますか。)
We need other equipment.
(他の装置が必要です。)
どちらも「さらに2つ」。another two は会話で自然、two more は数を強調したい時にも。
We’ll need another two volunteers.
(さらに2人のボランティアが必要です。)
We’ll need two more volunteers.
(もう2人のボランティアが必要です。)
会話では自然。名詞を繰り返したくない時に使う。名詞を続けるなら another + 名詞。
I finished my coffee. Can I have another one?
(コーヒーを飲み終えました。もう1杯いいですか。)
my other friend:友達が「2人」想定で、もう一方の人。another of my friends:友達が「3人以上」いて、その中の別の1人。
I’ll invite Tom and my other friend.
(トムと、もう一人の友達を招待します。)
I’ll invite another of my friends.
(私の友達のうち別の一人を招待します。)
on the other hand はセットの慣用句(対比)。on another hand は不自然。
This plan is costly; on the other hand, it’s reliable.
(この計画は高くつくが、一方で信頼性が高い。)
one by one:一人ずつ/一つずつ(順番に、整然と)。one after another:次々と(間を置かずに、連続して)。
The children entered one by one.
(子どもたちは一人ずつ入ってきた。)
Phone calls came one after another.
(電話が次々とかかってきた。)
one or the other=「どちらか一方」。否定なら neither が自然。
You should choose one or the other.
(どちらか一方を選ぶべきです。)
Neither option works for me.
(どちらの選択肢も私には合いません。)
人・場所・時間・考えなど幅広く使える汎用パターン。
The festival moves from one city to another each year.
(その祭りは毎年町から町へ移動する。)
the other day=過去のある日(最近)。another day=別の日(未来や別の機会)。
I met her the other day.
(先日彼女に会いました。)
Let’s talk another day.
(別の日に話しましょう。)
one / the other」「3つ以上→ one / another / the others」のスイッチをまず定着。
つぎに、another は単数名詞(または another + 数詞 + 複数名詞)。
迷ったら、対象の数を指で数えてから文を組もう。指先の「操作」が記憶を助けます。
6-4. one / one’s / oneself:『人は〜するものだ』を上品に言う
one は「誰でも当てはまる〈一般の人〉」を表す語。文章やフォーマルな説明でよく使われます。
会話では we / you / they を使うのが自然なことも多いですが、書き言葉では
one — one’s — oneself と形をそろえるのがルールです。
※ 例:One should set one’s goals and believe in oneself.
🧭 要点(まずここだけ)
- 意味:
one=「人はだれでも」「一般論としての人」。特定の個人のことではない。 - 形:one → one’s(所有)→ oneself(再帰) を統一する(混ぜない)。
- 使い分け:会話では
you(一般のあなた=「人」)が自然。作文・説明文・規範文ではoneが上品。 - 禁止事項:×
One should keep his promise.(one と his が不統一)
🧩 基本の型とよくある文
| 型 | 意味 / 用途 | ミニ例(英→和→音声) |
|---|---|---|
One + 動詞(一般現在) |
一般論・普遍的な習慣 |
One learns by doing. (人は実行して学ぶものだ。) |
If one V, (then) one should V |
条件+助言・規範 |
If one makes a mistake, one should apologize. (もし人がミスをしたら、その人は謝るべきだ。) |
one’s + 名詞 |
所有(自分の〜) |
One’s time is valuable. (人の時間は貴重だ。) |
by oneself / for oneself |
一人で/自分のために |
One should think for oneself. (人は自分のために考えるべきだ。) |
one’s own + 名詞 |
強い所有「自分自身の〜」 |
Set one’s own goals. (自分自身の目標を立てよう。) |
one → one’s → oneself を使い、one と you / he / they を混在させない。✅ 会話で自然に言うなら:
If you make a mistake, you should apologize.
🔍 やさしい語注
- general(一般的):だれにでも当てはまること。
- formal(フォーマル):ていねいで改まった言い方。作文・説明文・ルールに合う。
- register(場面の調子):話す場面に合う表現の選び方(会話/文章体)。
🚫 よくあるNG → ✅ こう言い換える
× One should follow their dream.
✅ One should follow one’s dream.
(同じ人物を指す語を統一)
× When one studies, you get better.
✅ When one studies, one gets better. /
When you study, you get better.
One should ... を3行、One’s ... を3行、... for oneself. を3行。たった9行でも「自動で口から出る」感覚が育ちます。小さな達成が次のやる気を生みます!
💬 例文で感覚をつかもう!(6-4:one / one’s / oneself)
One should keep one’s promises and believe in oneself.
(人は約束を守り、自分を信じるべきだ。)
One → one’s → oneself をそろえる。📗 promise=約束 / believe in=信じる。
If one makes a mistake, one should apologize.
(人がミスをしたなら、その人は謝るべきだ。)
One learns by doing.
(人は実際にやって学ぶものだ。)
One should think for oneself.
(人は自分のために考えるべきだ。)
for oneself=「自分のために/自分で」。Setting one’s own goals keeps one motivated.
(自分自身の目標を立てると、人はやる気を保てる。)
One must take care of oneself to help others.
(他人を助けるには、まず自分自身のケアが必要だ。)
One should arm oneself with facts before a meeting.
(会議の前に、人は事実で自分を武装(準備)すべきだ。)
At formal events, one is expected to conduct oneself politely.
(フォーマルな場では、人は礼儀正しくふるまうことが求められる。)
In difficult times, one should try to be oneself.
(つらい時こそ、人は自分らしくあろうとすべきだ。)
One needs to stand on one’s own feet sooner or later.
(遅かれ早かれ、人は自分の力で立てるようになる必要がある。)
One should remind oneself to take breaks.
(人は休憩を取るように自分に言い聞かせるべきだ。)
In love, one should be oneself rather than perfect.
(恋では、完璧であるより自分らしくいることが大切だ。)
One may pride oneself on honesty, not on speed.
(人は速さではなく、正直さを誇りにしてよい。)
At night, one should protect oneself and be aware of one’s surroundings.
(夜は、人は自分を守り、自分の周囲に気を配るべきだ。)
6-4 FAQ:one / one’s / oneself を徹底整理
型
One should + V … / one’s + 名詞 / V + oneself
会話の言い換え
you / we / they
レジスター文章体・フォーマル
一般論をていねいに述べる語が one。会話では自然さを優先して you がよく使われます。
One should be kind.
(人は親切であるべきだ。)
You should be kind.
((一般に)あなた=人は親切であるべきだ。)
one / 会話=you と覚えると使い分けが簡単。主語を統一すると、誰のことかがクリアに伝わります。混在は不自然です。
✖ One should follow their dream.
(one と their が不統一。)
✔ One should follow one’s dream.
(人は自分の夢に従うべきだ。)
oneと混在させるのは避けるのが無難。by oneself:一人で(助けなしに)。for oneself:自分のために/自分で判断して。to oneself:心の中で/独り占めして(keep ~ to oneself)。
One can learn a lot by oneself.
(一人で多くを学べる。)
It’s wise to decide for oneself.
(自分で決めるのは賢い。)
Please keep this to oneself.
(このことは他言しないでください。)
one’s own + 名詞 は「自分自身の〜」と所有を強く示す表現です。
One should have one’s own opinion.
(自分自身の意見を持つべきだ。)
不特定の「人」を想定するため、一般化しやすいからです。
One cannot be too careful.
(いくら注意してもしすぎることはない=十分注意すべき。)
should:話し手の助言・規範。is expected to:社会や相手からの期待・求められる行動。
One should arrive on time.
(人は時間通りに到着すべきだ。)
One is expected to arrive on time.
(時間通りに到着することが求められている。)
OK。時制・態は通常の主語と同じように変えられます。
One is judged by one’s actions.
(人はその人の行動で判断される。)
One has learned to trust oneself.
(人は自分自身を信じることを学んできた。)
ask oneself=「自問する」。
One should ask oneself why one wants it.
(なぜそれが欲しいのか自分に問いかけるべきだ。)
one:抽象的な「人は…」の主語(単数扱い)。people:実在する複数の人々(複数扱い)。
One often fears change.
(人は変化を恐れがちだ。)
People often fear change.
(人々は変化を恐れがちだ。)
“you版”に書き換えるとカジュアルで自然になります。
When one is tired, one should rest.
(人は疲れたら休むべきだ。)
When you are tired, you should rest.
(疲れたら休むべきだ。)
One should …」「One’s …」「… oneself.」を
それぞれ3文ずつ“手で書く”。手を動かすことで記憶の定着(運動記憶)が高まり、口から自然に出るようになります。今日の3分投資が明日の流暢さを作ります。
6-5. 形容詞+one / ones:前に出た名詞を「種類」で言い換える
前に出た可算名詞(数えられる名詞)を、名詞をくり返さずに言い換えるのが
one / ones。one は単数、ones は複数です。
「どの種類?」を説明するために、前に形容詞や
限定詞(a/the/this など)をつけて使います。
例:the small one / these blue ones / a cheaper one
🧭 要点(先に全体像)
- 目的:同じ名詞をくり返さずに「種類(どれ?どんな?)」を示す。
- 形:
[限定詞] + [形容詞] + one/ones(名詞は省略)。 - 単複:単数=
one/複数=ones。 - it との違い:
itは「その特定の1つ」/oneは「同じ種類の1つ」。 - 使えない名詞:不可算名詞(water, wine など)は
oneで置き換えない。
🧩 基本の型とミニ例
| 型 | よくある意味 | ミニ例(英→和→音声) |
|---|---|---|
a/an + 形容詞 + one |
「(同じ種類で)別の1つ」 |
I'd like a smaller one. (もっと小さいのがほしいです。) |
the + 形容詞 + one |
「(選択肢の中で)その〜のやつ」 |
The red one is mine. (赤いのが私のです。) |
this/that + 形容詞 + one |
指し示し+種類 |
I’ll take this bigger one. (このもっと大きいのにします。) |
形容詞 + ones |
複数の「〜のやつ」 |
I prefer soft ones. (柔らかいのが好きです。複数) |
比較級 + one / ones |
二者比較・値段比較など |
Is there a cheaper one? (もっと安いのはありますか?) |
it と one の対比 |
特定物=it/同種の別物=one |
— Is this your pen? — Yes, I need it. (これ、あなたのペン?— はい、それが必要です。=目の前の一本) — Do you have a pen? — Yes, I have one. (ペン持ってる?— はい、一本持っています。=種類としての一本) |
- 不可算名詞は
oneで置き換えない:×white one(= white wine の意味では不可)→ ✅red wine ... white wineと言い直す。 oneを my/your/his... の直後に置くのは避ける:✅mine/yours/his...を使う(例:Which cake is yours?)。these/those onesは会話では見られるが、these/those だけで十分(フォーマルではthese onesを避ける)。
🔍 やさしい語注
- 種類:どんなタイプか(赤いの/大きいの/安いの…)。
- 限定詞:名詞の前について「どれ」を示す語(a, the, this, that, my など)。
- 不可算名詞:数えない名詞(water, rice, advice など)。
the + 色 + one を5個、a + 比較級 + one を5個書いて声に出す。
たった10文で、買い物や比較の会話がグッと滑らかになります!
💬 例文で感覚をつかもう!(6-5:形容詞+one/ones)
I need a new one.
(新しいのが必要です。)
📗 need=必要とする。
The red one is mine.
(赤いのが私のです。)
Is there a cheaper one?
(もっと安いのはありますか?)
cheaper=「より安い」。価格比較で頻出。I prefer soft ones.
(柔らかいのが好きです。複数)
I bought the smallest one.
(一番小さいのを買いました。)
the + 最上級 + one=範囲内でのNo.1を指す。I’ll take this bigger one.
(このもっと大きいのにします。)
Is this your pen? — Yes, I need it.
(これ、あなたのペン?— はい、それが必要です。=目の前の1本)
Do you have a pen? — Yes, I have one.
(ペン持ってる?— はい、一本持っています。=同じ種類の1本)
it=「その特定の1つ」/one=「同種の別の1つ」。Could I have another one?
(もう一ついただけますか?)
There are two options. I’ll take the other one.
(選択肢が2つあります。もう片方にします。)
🧭 the other one=残りの1つ(二者のうちのもう片方)。another one=(三者以上で)別の1つ。
We ordered the same one last time.
(前回も同じのを注文しました。)
Make sure this is the right one, not the wrong one.
(これが正しいのか、間違ったのではないか確認して。)
Among all candidates, I chose the kind one.
(候補の中で、私はやさしい人を選びました。)
I don’t like the noisy ones; I prefer the quiet ones.
(うるさいのは好きではなく、静かなのが好きです。)
onesで受ける。Cheaper ones are over there.
(もっと安いの(複数)はあちらです。)
形容詞 + ones を置くパターン。6-5 FAQ:形容詞+one / ones(名詞のくり返しを省く)
基本型
[限定詞] + [形容詞] + one/ones
単数/複数
one = 1つ / ones = 複数
注意
不可算名詞は置き換え不可・these/thoseはones省略可
同じ名詞をくり返す代わりに、種類を示して言い換える時に使います(可算名詞のみ)。
I’ll choose the blue one.
(青いのを選びます。)
形容詞で示す(blue / small / cheap など)。it=目の前の特定の1つone=同じ種類の別の1つ
— Is this your umbrella? — Yes, I need it.
(これ、あなたの傘?— はい、それが要ります。)
— Do you need an umbrella? — Yes, I need one.
(傘いる?— うん、1本必要。)
不可算名詞は one/ones にできません。別の言い換えを使います。
× I need a water. → ✔ I need a bottle of water.
(× 水1つではなく、✔ 水1本のように容器で数える。)
会話では聞くこともありますが、フォーマルには ones を省いて these/those だけで十分。
Those are too big. Do you have smaller ones?
(あれらは大きすぎます。もっと小さいの(複数)はありますか?)
Those are ... と smaller ones の組み合わせが自然。OK。後ろで説明を足して「どのやつ」を特定できます。
She is the one who helped me.
(彼女が私を助けてくれた人です。)
Pick the ones that fit.
(合うやつらを選んでください。)
多くの場面では所有代名詞を使います:mine / yours / his / hers / ours / theirs。
Which cake is yours?
(どのケーキがあなたの(もの)ですか?)
my one を耳にすることはあるが、学習者は所有代名詞を基本にすると安全。Which one ...?(単数)/Which ones ...?(複数)。
Which ones would you recommend?
(どれ(複数)をおすすめしますか?)
another one:三者以上の中で「もう1つ(別の)」the other one:二者の残りの1つother ones:他のいくつか(複数)others:名詞なしで「ほかの人/もの(複数)」
There are three colors. I’ll take another one.
(色が3つあります。別の1つにします。)
OK。the + 数詞 + 形容詞 + ones や some/any + 形容詞 + ones が自然です。
Please bring the two big ones.
(大きいの2つを持ってきてください。)
one of the ones は冗長になりがち。元の名詞に戻すとスッキリします。
✔ He is one of the students who passed.
(彼は合格した学生の一人です。)
動詞句は do so(または do it/that)で置き換えます。one/ones は名詞句専用。
— Will you change the tire? — Yes, I’ll do so.
(タイヤ交換してくれる?— うん、そうするよ。)
the poor / the rich=「貧しい人々/裕福な人々」(形容詞が名詞化、集合的)the old one(s)=「古いほう(の物・人)」のように特定集合内の種類を指す
The poor need support.
(貧しい人々は支援を必要としている。)
Replace the knives with the new ones.
(ナイフを新しいのに取り替えて。)
Which one(s) ...?/The + 形容詞 + one(s)/a + 比較級 + one を
3文ずつ “声+手書き” で練習。音読+書写の組み合わせは記憶を二重に固定し、会話で即使える表現になります。
7. none の用法:ゼロ(まったくない)をスマートに言う
none は「何も/誰も/一つも 〜 ない」を表す不定代名詞。
単独でも、none of + 名詞でも使えます。
指す名詞が 不可算名詞なら単数扱い、可算名詞の複数なら複数扱いになるのがコツ。
🧭 セクション構成(7-1 ~ 7-3)
- 7-1:基本(none 単独)…「何も/誰も〜ない」を手短に。主語・目的語どちらにも。
- 7-2:
none of + 単数名詞(the/this など付き)…分量ゼロ「その〜はいっさい無い」。文語寄りで落ち着いた響き。 - 7-3:
none of + 複数名詞…人数・個数が対象。「誰も/ひとつも〜ない」。口語では複数動詞も可。
🔎 ミニ例(雰囲気だけ先に体験)
None were injured.
(けが人は一人もいませんでした。)
None of the money was recovered.
(そのお金は一銭も取り戻せませんでした。)
📘 用語ミニ辞典
- 可算名詞:数えられる名詞(book, apple など)。2個以上は
-sがつく。 - 不可算名詞:数えない名詞(water, advice など)。
-sをつけない。 - 単数/複数扱い:動詞の形(is/are, was/were)が変わること。
None ...」「None of the ...」「None of my ...」を各3文、
合計9文だけ作って音読。小さな反復が“使える英語”への最短ルートです!
7-1. none の基本(単独使用)
none は「何も/誰も/一つも 〜 ない」を1語で言える不定代名詞。
名詞を後ろに置かずに単独で使え、主語にも目的語にもなれます。
直感のコツは「not any をギュッと1語にした感じ」。
型
None + be/do/have など(動詞の単複は対象で決まる)
扱い
不可算=単数動詞 / 可算複数=単複どちらも可(会話は複数が自然)
🎯 このセクションのゴール
- none 単独で「ゼロ(まったくない)」を手早く言える。
- 動詞の単複を、頭の中で指しているもの(不可算/可算複数)に合わせて選べる。
- 簡潔な返答・要約で使える(例:Any questions? → None.)。
🔑 単数/複数の選び方
- 不可算(time, money, information など)を指す → 単数動詞(is/was)。
- 可算複数(people, books, tickets など)を指す → 単数/複数どちらも可。
※ フォーマル=単数寄り(None was…)、会話=複数寄り(None were…)。
📘 ミニ用語(小学生にもやさしく)
- 可算名詞:数えられる名詞(book 1冊、2冊…)。
- 不可算名詞:数えない名詞(water, money など)。
- 単数動詞/複数動詞:is/was(単数)と are/were(複数)。
🔎 まずは雰囲気をつかむミニ例
None was available.
(利用できるものは一つもありませんでした。)
None were late.
(遅れた人は一人もいませんでした。)
None was ...(不可算)/None were ...(複数)を
それぞれ3回ずつ音読+手書き。声×手のダブル入力で記憶がガッチリ定着します。
💬 例文で感覚をつかもう!(none:単独で「まったくない」)
None was available.
(利用できるものは一つもありませんでした。)
🔧 構造:None + 単数動詞(指しているのは「空き(availability)」=不可算)。
語注:available=「利用できる/空いている」。予約や在庫で頻出。
None were late.
(遅れた人は一人もいませんでした。)
会話では「人=複数」なので were がよく使われます。改まった文では was も可。
言い換え:No one was late.(より日常的)
— Any questions? — None.
(— 質問はありますか? — ありません。)
ポンッと一語で「ゼロ」を伝える便利な返事。メールでも可。
There is none left.
(残りはありません。)
left=「残って」。食べ物・在庫でよく使う言い回し。
After the sale, none remained.
(販売後は1つも残りませんでした。)
前の文で tickets / seats / copies などが出ている想定。後続でスッキリ言い換え。
I saw none.
(一つも見ませんでした。)
直前に「何を?」が分かっている時にスマートに省略(例:stars, errors など)。
She did none (of the tasks implied).
(彼女は(話題の)作業を一つもやりませんでした。)
前文で tasks が共有されている前提。did none で一気に否定。
We tried five fixes; none worked.
(5つ試したが、どれも効きませんでした。)
fix=「対処法」。セミコロン(;)で簡潔に対比。
None has emerged.
(何も明らかになっていません。)
前文の主題が evidence / proof / progress など不可算だと単数動詞。
言い換え:No evidence has emerged.
None are underage.
(未成年は一人もいません。)
underage=未成年。人を指すので複数動詞が耳に自然。
None loves you more than I do.
(私以上にあなたを愛する人は一人もいない。)
会話では No one loves you more than I do. がより一般的。None は強調・文語的な響き。
None injured in minor quake.
(小規模な地震で負傷者はゼロ。)
ヘッドラインでは be 動詞や冠詞を省略して短く伝えるのが通例。
When in doubt, choose none.
(迷ったら、どれも選ばないを選択しよう。)
チェックボックスや設問で「該当なし」を意味する実務的フレーズ。
We’ve searched for hours—still none.
(何時間も探したが、それでも何も見つからない。)
still=「それでも」。ダッシュ(—)で文を切って要点を強調。
7-1 FAQ:none(単独で「まったくない」)
型
None + 動詞(is/are/was/were など)
位置主語/目的語/短い返答
対象人・物・数(ゼロ)
- 不可算(information, money, progress など)を指すなら 単数動詞:
None is/was ... - 可算複数(people, tickets など)を指すなら 単数/複数どちらも可。会話は複数(are/were)が自然、改まった文は単数(is/was)寄り。
None was available.
(利用できるものは一つもありませんでした。)
None were late.
(遅れた人は一人もいませんでした。)
- none:人・物・数など幅広く。「ゼロ」をまとめて指す。
- no one / nobody:人だけ。日常会話は
no one / nobodyがより普通。
None agreed.
(賛成した人は一人もいなかった。)
No one agreed. / Nobody agreed.- none=「(前に出た)ものの中でゼロ」。集合の中に「該当がない」。
- nothing=「何もない」。対象を特定せず、存在そのものがゼロ。
We found none.
(探していた中で一つも見つかりませんでした。)
We found nothing.
(何も見つかりませんでした。)
どちらも「残っていない」。none はまとめて「ゼロ」を言い、no + 名詞 は名詞を明示します。
There is none left.
(残りはありません。)
There are no tickets left.
(チケットは残っていません。)
no + 名詞 が明瞭。はい。会議や授業、メールでも OK。短い=はっきりした否定で、ビジネスでも自然です。
— Any questions? — None.
(— 質問はありますか? — ありません。)
新聞・見出しでは be 動詞や冠詞を省略する慣習があります。文として展開すると下のようになります。
(Full) None were injured in the quake.
(地震による負傷者はゼロだった。)
はい、可能です。with/among/of などの後ろで「ゼロ」を名詞的に表せます。
With none missing, we can start.
(欠席がゼロなので、始められます。)
Among us, none agreed.
(私たちの中で賛成した人はゼロだった。)
none 自体が「否定」なので、ふつうは didn’t などと重ねません(口語の方言を除く)。
I saw none.
(一つも見ませんでした。)
I didn’t see any.(こちらは正しい標準表現)None を人に対して主語に置くのはやや文語的・強調的。日常は No one ... が自然です。
None loves you more than I do.
(私以上にあなたを愛する人は一人もいない。)
No one loves you more than I do.- none too + 形容詞/副詞=「あまり〜ではない」(副詞用法)。例:none too happy(あまり嬉しくない)。
- none other than + 名詞=「ほかならぬ〜」(強調)。
これらは別の慣用表現。本セクションの「代名詞 none(=ゼロ個/人)」とは用法が異なります。
He was none too pleased.
(彼はあまり嬉しそうではなかった。)
7-2. none of + 単数/不可算名詞(分量ゼロ・一部もない)
none of は「(~の)どの部分も/少しも ない」を表す型です。
後ろに来る名詞が 単数名詞(特定物の全体) または 不可算名詞(数えない物質・概念) のとき、
動詞は 原則 単数(is / was / has など)になります。
型
None of + the/this/his + 単数名詞・不可算名詞 + 単数動詞
意味分量ゼロ/部分ゼロ(全体の中に「残りゼロ」)
用法書き言葉でも話し言葉でもOK
🔑 単数・不可算なら 単数動詞!
- 不可算(money, time, information, evidence, progress など)は
数えない塊 → 単数動詞:
None of the money was ... - 単数名詞(特定のひとつの物・領域の全体)→ 単数動詞:
None of this room is ...
none of の of は「~の中から」を示し、「該当がゼロ」を表します。
📘 ミニ用語(小学生にもやさしく)
- 不可算名詞:数えずに量で考える名詞(例:水、水分、お金、情報)。
- 限定詞:the, this, his, our など。
none ofの後ろの名詞は 限定詞つきになるのが基本です。
⚠️ よくあるミス
- ×
→ ○None of water was recovered.None of the water was recovered.(the/this/his などの 限定詞 が必要) - ×
→ ○None of the money were returned.None of the money was returned.(不可算 → 単数動詞)
🔎 ミニ例でイメージ
None of the money was recovered.
(そのお金は一銭も取り戻せなかった。)
None of his work has been done.
(彼の仕事は何も終わっていない。)
None of the money was .../None of his work has ... を
3回ずつ音読+暗写。短い型ごと丸暗記が最速の近道です。
💬 例文で感覚をつかもう!(none of + 単数/不可算名詞=分量ゼロ・部分ゼロ)
None of the money was recovered.
(そのお金は一銭も取り戻せなかった。)
none of + the + 不可算 + 単数動詞。moneyは数えない名詞=不可算。
None of the information is accurate.
(その情報はどれも正確ではない。)
None of my luggage was damaged.
(私の荷物は一つも傷つかなかった。)
None of this furniture is modern.
(この家具はどれも現代的ではない。)
None of the equipment is working.
(その機器はどれも動いていない。)
None of his work has been finished.
(彼の仕事は何も完了していない。)
has。finish=終える。None of the evidence has surfaced.
(その証拠は一つも明らかになっていない。)
None of the homework was easy.
(その宿題はどれも簡単ではなかった。)
None of the bread was fresh.
(そのパンはどれも新鮮ではなかった。)
None of the water is drinkable.
(その水はどれも飲めない。)
None of the plan makes sense.
(その計画のどの部分も筋が通っていない。)
makes(三単現)。None of her advice was helpful.
(彼女の助言はどれも役に立たなかった。)
None of the data is available.
(そのデータはどれも利用できない。)
data are と複数扱いもあります。
None of the time was wasted.
(その時間は一切無駄にならなかった。)
None of her love was returned.
(彼女の愛は少しも報われなかった。)
7-2 FAQ:none of + 単数/不可算名詞(分量ゼロ・部分ゼロ)
型
None of + the/this/my/his + 単数名詞・不可算名詞 + 単数動詞(is/was/has)
ポイント
限定詞が必須/動詞は 原則 単数
はい。none of は「~の中からゼロ」という意味なので、その集合を特定する語(限定詞)が必要です。
None of the water is safe.
(その水のどの部分も安全ではない。)
None of water is safe.(集合が特定されていない) →
○ None of the water ...
不可算は「数えない塊」なので 単数動詞を使います。
None of the information is accurate.
(その情報はどれも正確ではない。)
informations は不可。
はい。「ひとつの対象をいくつかの部分に分けて考え」その中で該当がゼロ、というときに使えます。
None of the plan makes sense.
(その計画のどの部分も筋が通っていない。)
No part of the plan makes sense.使えます。対象が既に分かっているときに便利。動詞は単数です。
None of it is my fault.
(それのどの部分も私の責任ではない。)
almost/practically/virtually などを前に置いて「ほとんどゼロ」を表せます。
Almost none of the time was wasted.
(その時間はほとんど無駄にならなかった。)
意味は同じですが、none of の方が簡潔で自然です。not any of は強調・対比で使うことがあります。
None of the advice is helpful.
(その助言はどれも役に立たない。)
Not any of the advice is helpful—this is.普通は不自然です。none of は「中身を部分に分けてどれも〜ない」を言うときに使います。
No part of the city is quiet at night.
(夜に静かな場所は市内に一つもない。)
No part of ... が自然。置けます。関係節は of の後ろの名詞にかかります。
None of the information that was leaked is accurate.
(流出したその情報のどれも正確ではない。)
会話では自然です。フォーマル文書では None of it is ... のように短縮を避けるのが無難。
None of it’s true.
(それはどれも本当ではない。)
もちろん。動詞の直後に置いて「〜は一つも使っていない/含まない」を表せます。
We used none of the money.
(そのお金は一切使わなかった。)
None of the + 不可算 + is/was .../None of the + 単数名詞 + 動詞三単現 を
自分の例で3文ずつ作成→音読→暗写。短い型を回すと記憶が定着します。
none of + 複数名詞(例:None of them are/were ...)を扱います。
人や複数の物を指すときの are/were の使い方に注目!
7-3. none of + 複数名詞/代名詞(誰一人も・どれ一つも〜ない)
none of は「(〜の中で)該当ゼロ」を表す型。後ろに
複数名詞(the students, these problems など) や 複数代名詞(them / us / you) が来るとき、
動詞は 口語では複数動詞(are / were) が非常に自然。フォーマル文では
単数動詞(is / was) も許容されます(“not one” のニュアンス)。
型
None of + the/these/those/my + 複数名詞 + are/were ... /
None of + them/us/you + are/were ...
意味誰一人も/どれ一つも〜ない
🔑 これだけ覚える(動詞一致)
- 会話・実務文:複数動詞が自然
例:
None of the students are absent.(学生は誰一人欠席していない) - フォーマル文や「not one」を強く意識:単数動詞も可
例:
None of the students is missing.(やや堅い) - 限定詞が必要(集合を特定):
the / these / those / my / ourなど。
代名詞them / us / youのときは限定詞不要:None of them are ...
📘 ミニ用語(小学生にもやさしく)
- 複数名詞:students, books, ideas, tickets など「数が2以上」。
- 複数代名詞:them, us, you(人や物が何人・何個かいる/ある)。
⚠️ よくあるミス
- ×
→ ○None students are late.None of the students are late./No students are late. - 「二者」のときは neither (of) を優先。
例:
Neither of the two options is/are ideal.(none は本来3つ以上) - 主語が長いときは語尾の動詞一致を忘れがち:
None of the emails that arrived this morning were urgent.
🔎 ミニ例でイメージ
None of the students are absent today.
(今日は誰一人欠席していない。)
None of them were ready.
(彼らは誰も準備できていなかった。)
None of the + 複数 + are/were ... / None of them are/were ... を
3回音読 → 3文自作 → 1分復唱。短い型の反復で一気に定着します。
💬 例文で感覚をつかもう!(none of + 複数=誰一人も/どれ一つも〜ない)
None of the students are absent today.
(今日は誰一人欠席していない。)
none of + the + 複数名詞 + are。会話では are が自然。フォーマルなら is も可。
None of them were ready.
(彼らは誰一人準備できていなかった。)
None of my friends are coming tonight.
(今夜は友だちが誰も来ない。)
None of the reasons have been convincing.
(その理由はどれ一つとして説得力がなかった。)
None of the tickets are left.
(そのチケットは一枚も残っていない。)
None of the emails that arrived this morning were urgent.
(今朝届いたメールはどれも至急ではなかった。)
None of the photos are clear enough.
(その写真はどれも十分にはっきりしていない。)
None of those ideas are practical.
(それらの案はどれも実用的ではない。)
No ideas there are practical.(意味は近いが、自然さは上の文が上)None of your excuses are valid.
(君の言い訳はどれも正当ではない。)
Are none of the keys working?
(そのキーはどれも反応しないのですか?)
Aren’t any of the keys working? の方がよく使われる。None of her messages were answered.
(彼女のメッセージは一通も返事がもらえなかった。)
None of the laptops are compatible with this software.
(そのノートPCはどれもこのソフトに対応していない。)
None of the options are ideal.
(その選択肢はどれも最適ではない。)
Neither (of the two) is ideal. がより自然。None of us are perfect.
(私たちは誰一人完璧ではない。)
is も可。None of the solutions are working so far.
(今のところ、解決策はどれも効いていない。)
None of + the/these/those + 複数名詞 + are/were ... と None of them/us/you + are/were ... を
交互に3セット音読 → 自分の文を3つ作る → 音声で確認。型+反復が最速で定着します。
7-3 FAQ:none of + 複数(誰一人も・どれ一つも〜ない)
型
None of + the/these/those/my/our + 複数名詞 + are/were ... /
None of + them/us/you + are/were ...
動詞一致
会話=複数が自然/フォーマル=単数も可
どちらも文法上は可。会話や実務文では複数動詞(are/were)が自然、フォーマルや「not one」の感じを出すなら単数(is/was)。
None of the students are late.
(学生は誰一人遅れていない。)
None of the students is late.- none of + the/these/my + 複数名詞:特定の集合の中でゼロ。
- no + 複数名詞:集合を特定せず一般にゼロ。短くダイレクト。
None of the emails were urgent.
(そのメールの中で至急は一通もなかった。)
No emails were urgent.(一般化・一括表現)会話では 複数動詞が自然。フォーマルなら単数も可。
None of us are perfect.
(私たちは誰一人完璧ではない。)
OK。three / four / several / many などで集合の規模を明示できます。
None of the three options are ideal.
(三つある選択肢はどれも最適ではない。)
二つだけのときは neither (of) がより標準的。none of も可能だが好まれにくい場面あり。
Neither of the two answers is correct.
(二つの答えのうちどちらも正しくない。)
none of を使う。使えます。直前の複数名詞を受けて「そのうち誰も/どれも〜ない」。カンマで挿入します。
We interviewed five designers, none of whom were available next month.
(5人のデザイナーに面接したが、誰一人来月は空いていなかった。)
Are none of ... ?:やや書き言葉・硬め。Aren’t any of ... ?:会話で自然。
Aren’t any of the printers working?
(プリンターはどれも動いていないの?)
使えます。主語が複数感なら have、単数感なら has。
None of the solutions have worked so far.
(今のところ、解決策はどれもうまくいっていない。)
None of ... は文頭に来ても通常倒置しません(そのまま S+V)。
None of the reports were complete.
(報告書はどれも完成していなかった。)
Never や Hardly などの副詞とは性質が違う。集合名詞は英米差・文脈差あり。メンバー個々に意識を向けるなら複数、団体を一つと捉えるなら単数。
None of the staff are available right now.
(スタッフは誰も今は対応できない。)
None of the staff is available ...None of + the + 複数 + are/were と None of + them/us/you + are/were を
「一般 → 特定 → 数(three)」の順に3セット音読。型+反復で瞬発力がつきます。
8. other の用法(代名詞/形容詞/副詞)
キーワード
other / others / the other / the others / another
コア意味
「ほかの」「別の」を指す語群。特定か・不特定か/単数か・複数かの2軸で整理するのがコツ。
🧠 モチベUp:「違いが分かると一気に迷わない!」 3枚のカードで地図を作ってから各セクションに進みましょう。
代名詞用法:others / the other / the others
型
others(ほかの人たち=不特定複数)/
the other(残りのもう一方=特定単数)/
the others(残り全部=特定複数)
I must consult the others.
(他の人たちにも相談しなければならない。)
形容詞用法:other + 名詞
型
other + 複数名詞(ほかの〜)/
the other + 単数名詞(残りのもう一方)/
every other + 単数名詞(1つおき)
I have some other tasks today.
(今日は他の作業がいくつかある。)
副詞用法:other than(〜以外に)
型
other than A=「A 以外に/A とは別の方法で」。否定文で頻出。
We can’t go other than on foot.
(歩いて以外には行けない。)
except や besides で言い換え可能
8-1. 代名詞用法:others / the other / the others
コア 「ほかの(人・物)」を名詞の代わりに言い表す形。ポイントは 特定か?と 単数か複数か? の2軸で決まります。 🧠 モチベUp:“the は指さし(特定)、-s はたくさん(複数)”の合言葉で迷いゼロ!
Lesson 061 / Section 8-1▮これだけは外せない①:判断チャート(the と -s の2キー)
- Step 1特定?(「残り」「その人たち」など指すものが決まっている)
→ はい:the あり / いいえ:the なし - Step 2単数 or 複数?
→ 単数:the other(特定)/ 複数:the others(特定) orothers(不特定)
| 形 | 特定性 | 単複 | ひとこと覚え |
|---|---|---|---|
others |
不特定 | 複数 | 「ほかの人たち/物」(誰かは限定しない) |
the other |
特定 | 単数 | 「(二者の)もう一方」 |
the others |
特定 | 複数 | 「(グループの)残り全部」 |
※ other は単体だと通常「形容詞」。代名詞は others / the other / the others を使う(詳しくは 8-2)。
▮これだけは外せない②:型と文法ルール(of 構文/動詞一致)
-
動詞一致
others / the others→ 複数動詞 /the other→ 単数動詞 -
of 構文
the other + of + 限定された複数(例:of the two, of them)the others + of + 限定された複数(例:of us, of these students)注意othersは通常そのまま使い、直後にof + 名詞は置かない(必要ならother + 名詞を検討)。 -
二者 vs 多者
「二者のうち」=
the other/「三者以上の残り全部」=the others/「不特定の別グループ」=others
the other(s)に 名詞を付け足さない(代名詞なので後ろに名詞は来ません)。otherを代名詞として単数で使わない(✗ other is... → ◯ the other is...)。othersにof + 名詞を直結しない(必要ならthe others of .../other + 名詞へ)。the othersなのに単数動詞にしない(✗ The others is → ◯ The others are)。
the other(特定・単数)/the others(特定・複数)/others(不特定・複数)
▮これだけは外せない③:境界整理(紛らわしい仲間)
8-1 は
others / the other / the others が主役。※ 例文は 9 セクションで詳しく。
other 単体で主語にならない。→ 8-2 で学習。
the others と意味が近いが、数えずに一塊として扱うニュアンス。
💬 例文で感覚をつかもう!(others / the other / the others:代名詞用法)
One shoe is here; the other is under the bed.
(片方の靴はここに、もう一方はベッドの下にあります。)
🔧 構造:One ...; the other ... は「二つのうち片方/もう一方」。the other は単数なので is を使う。
📝 語注:shoe(靴:片足分)/under(〜の下に)。
Of the two keys, the other is missing.
(その2本の鍵のうち、もう片方が見当たりません。)
✅ of the two があると「二者のうちのもう一方」は必ず the other(単数)。
📝 missing=行方不明の。
Tom finished early; the others are still working.
(トムは早く終えましたが、残りの人たちはまだ作業中です。)
🔁 the others は「(同じグループの)残り全部」。動詞は 複数扱いで are。
📝 still(まだ)/working(働いている)。
Some people like spicy food; others prefer mild flavors.
(辛い料理が好きな人もいれば、ほかの人たちは味のうすいものを好みます。)
📌 others は「不特定の他者」。直後に名詞は置かず、動詞は複数形。
📝 spicy(辛い)/mild(やさしい味)。
I chose you; the others are just friends.
(私はあなたを選びました。ほかの人たちはただの友だちです。)
💡 「選んだ相手以外の“残り”」が特定されているので the others を用いる。
📝 chose=choose(選ぶ)の過去形。
Some stayed, others left.
(ある人たちは残り、ほかの人たちは去りました。)
🧩 決まり文句:Some ..., others ...(〜な人もいれば、…な人もいる)。
📝 stayed(とどまった)/left(去った)。
One student asked a question; the other took notes.
(一人の生徒は質問し、もう一人はメモを取りました。)
📎 One ..., the other ... は「二者の役割分担」を述べる型。
📝 take notes(メモを取る)。
Two volunteers arrived early; the others of the team came later.
(2人のボランティアは早く来て、チームの残りの人たちは後で来ました。)
✅ the others of + 限定名詞=「そのグループの残りの全員」。
📝 volunteer(ボランティア)/arrive(到着する)。
Listen to others and you will learn more.
(他の人たちの話を聞けば、もっと学べます。)
📌 others は名詞なしで「他者」を表す代名詞。
📝 listen to(〜に耳を傾ける)。
This pen works; the other doesn't.
(このペンは書けますが、もう1本は書けません。)
単数主語なので否定も doesn't(三単現)。
📝 work(機能する)。
I finished my tasks; the others were delayed by traffic.
(私は仕事を終えましたが、他の人たちは渋滞で遅れました。)
the others は複数主語 → were / are を用いる。
📝 traffic(交通渋滞)。
One of the twins is talkative; the other is shy.
(その双子のうち一人はおしゃべりで、もう一人は内気です。)
「双子=二者」→ the other 一択。
📝 talkative(話し好き)/shy(内気な)。
The others who arrived late apologized.
(遅れて到着した他の人たちは謝りました。)
the others(特定複数)+who ... で「その中でも〜な人たち」。
📝 apologize(謝る)。
I ate two cookies; the others are for you.
(クッキーを2枚食べました。残りはあなたの分です。)
「特定の皿のクッキー」という集合の中で「残り全部」→ the others。
📝 cookie(クッキー)。
This seat is taken; the other is free. *Not: Other is free.
(この席は埋まっています。もう一方は空いています。※ Other is ... は不可)
⚠️ 代名詞の単数は the other。other 単独は通常「形容詞」で名詞を伴う。
We shared ideas and learned from others.
(私たちは意見を共有し、他の人たちから学びました。)
from others で「他者から」。ビジネス・学校どちらでも使える万能表現。
8-1 FAQ:other / others / the other / the others(代名詞用法)
型
the other(二者のもう一方・単数)/
the others(特定グループの残り全部・複数)/
others(不特定の他者・複数)/
other + 名詞(形容詞)
基本的に other は形容詞です。後ろに名詞が必要です。
代名詞として単独で使いたいときは the other(二者)や
others(不特定の複数)を使います。
This seat is free; the other is taken.
(この席は空いています。もう一方は埋まっています。)
Some stayed; others left.
(ある人たちは残り、ほかの人たちは去りました。)
- the others:特定のグループの「残り全部」(複数)。
- others:不特定の「ほかの人/物」(複数)。
Two finished; the others are still working.
(2人は終わりましたが、残りの人たちはまだ作業中です。)
Some people like tea; others prefer coffee.
(お茶が好きな人もいれば、ほかの人たちはコーヒーを好みます。)
the other=二つだけあるときの「もう一方」(特定・単数)。
another=「もう一つ/もう一人」(不特定に追加・単数)。※「another」は 8-2 以降で詳しく扱いますが対比として掲載。
I have two pens. One works; the other doesn't.
(ペンが2本あります。1本は書けますが、もう一方は書けません。)
I'm thirsty. Could I have another glass of water?
(のどが渇きました。水をもう1杯いただけますか。)
可能です。the other of the two(二者のうちもう一方・単数)/ the others of the team(そのチームの残り全員・複数)のように、限定語(the, my など)付き名詞と相性が良いです。
Of the two routes, the other is shorter.
(2つの経路のうち、もう一方のほうが短いです。)
Three arrived early; the others of the group came later.
(3人は早く着き、グループの残りの人たちは後で来ました。)
会話では other ones も耳にしますが、文法的でスッキリしているのは others です。フォーマル文書やテストでは others を推奨。
I don't like these. Do you have others?
(これは気に入りません。ほかのものはありますか。)
- one … the other …:対象が2つのとき。
- one … the others …:3つ以上のとき、「1つ」と「残り全部」。
One twin is quiet; the other is outgoing.
(双子のうち一人は静かで、もう一人は社交的です。)
One student volunteered; the others stayed silent.
(一人の生徒が手を挙げ、残りの生徒は黙ったままでした。)
others の所有格は others'(語尾にアポストロフィだけ)。 単数形 the other の所有格は the other's。
We should respect others' opinions.
(他の人たちの意見を尊重すべきです。)
I borrowed the other's notebook.
(もう一人の人のノートを借りました。)
可能です。the other + 数詞 + 複数名詞 は 「(特定集合の中の)残りの〜個/人」を表します。※ × the others two は不可。
Three members arrived; the other two are on the way.
(メンバー3人は到着し、残りの2人は向かっているところです。)
8-2. other の用法(形容詞)
other は「ほかの」「別の」を表す“形容詞”です。基本は
other + 複数名詞ですが、不可算名詞や
限定詞(the / my / any / no / every / some など)
を伴うと単数名詞も修飾できます。
一方、another は「もう一つ(もう一人)」の
単数に使う語、the other は
「二者のうちもう一方(単数)」または「残りの(複数)」です。
▮ 基本の型(フォーマット)
-
基本
other + 複数名詞… ほかの〜(複数) -
限定詞あり
(the / my / any / no / every / some) + other + 単数名詞… the other side / any other way / no other choice など -
不可算名詞
other + 不可算名詞… other information / other evidence(情報・証拠のような数えない名詞) -
既知の集合
the other + 名詞… 二者なら単数「もう一方」、三者以上なら文脈次第で「残りの〜(複数)」も可:the other students -
隔〜表現
every other + 単数名詞… 1つおきに/隔〜(every other day「1日おき」)
▮ となり合う語の違いを一発整理
- 基本:
other + 複数名詞 - 単数も可:
the/any/no/my + other + 単数名詞 - 不可算も可:
other information
another + 単数名詞- 複数は
another two daysのように「数詞」を介在
the other + 単数名詞(二者)the other + 複数名詞(残りの〜)
⚠ よくあるつまずき(テストで狙われやすい!)
- ×
other book(不自然) → 〇another book/the other book(文脈で選択) - ×
others students(品詞混同) → 〇other students(形容詞) /others(代名詞・名詞なし) - ×
the others two→ 〇the other two(残りの2人/2つ) - ×
every others day→ 〇every other day(1日おき)
other than(〜以外)は 8-3「副詞用法」で扱います。▮ 用語ミニ辞典
- 可算名詞(countable)
- 1つ・2つと数えられる名詞。book / apple / idea など。
- 不可算名詞(uncountable)
- 数えず「量」で考える名詞。water / information / evidence など。
- 限定詞(determiner)
- 名詞の前について「どれ」「いくつ」を示す語。the / a / my / any / no / every / some など。
💡 学習ハック:実行意図(Implementation Intention)で定着率UP
「いつ・どこで・何を」を先に決めると続けやすくなります。
例:毎朝7:30に、朝食の後で、other / another / the other の3択カードを3枚だけ復習する。
小さな成功の積み重ねが、語感を育てます。
I talked with other students after class.
(授業のあと、ほかの学生たちと話しました。)
🔧 型:other + 複数名詞。「ほかの〜(複数)」を表す基本形。
📝 語注:other は形容詞なので必ず名詞を後ろに続けます(代名詞 others とは別)。
We need other information to decide.
(決めるにはほかの情報が必要です。)
💡 不可算名詞にも使える:other information / other evidence。
❌ others information は不可。品詞が合っていません。
The café is on the other side of the street.
(そのカフェは通りの反対側にあります。)
🔧 型:the + other + 単数名詞。二者のうち「もう一方(単数)」。
🧭 the other side は頻出の固定表現。
Is there any other way to solve this?
(これを解決するほかの方法はありますか?)
✅ any other + 単数名詞:「どんな別の〜でも」。
対比:another way は「もう一つの方法(不特定に1つ追加)」のニュアンス。
We had no other choice but to wait.
(待つしか他に選択肢はありませんでした。)
🧩 セットで覚える:no other choice but to + 動詞「〜する以外に道はない」。
The other two books are out of stock.
(残りの2冊は在庫切れです。)
🔧 型:the other + 数詞 + 複数名詞=「残りの〜」。× the others two は誤り。
I jog every other day.
(私は1日おきにジョギングします。)
📌 「隔〜」は every other + 単数名詞。例:every other seat(1席おき)。
Let’s talk some other time.
(また別の機会に話しましょう。)
some other + 名詞:「どこか別の/また別の」。丁寧で押しつけがましくありません。
My other friend lives in Osaka.
(私のもう一人の友だちは大阪に住んでいます。)
🧩 my other friend は「友だちが二人」いる状況で「もう一人」を指すのに自然。
比較:another friend は「さらに別の友だち(不特定に1人追加)」。
No other person makes me as happy as you do.
(あなたほど私を幸せにしてくれる人は他にいません。)
✨ no other + 単数名詞 は「他に〜はいない/ない」の強い断定。比べて一番だと伝わります。
Be kind to other people online.
(ネット上でもほかの人たちに親切にしましょう。)
people は複数扱いの名詞。others people ではなく other people(形容詞+名詞)。
The other students were already in the gym.
(他の生徒たちはすでに体育館にいました。)
the other + 複数名詞=「(特定の集合の)残りの〜」。文脈で集合が共有されている前提。
Many other countries use this system.
(他の多くの国々がこの制度を使っています。)
many は数量、「other」 は種類の違いを示す。many other + 複数名詞 の並びに注意。
Please leave every other seat empty.
(1席おきに空けてください。)
📎 every other は「隔〜」。every others seat ではない点に注意。
Do you have other ideas we could try?
(試せそうなほかのアイデアはありますか?)
✅ other + 複数名詞 は「複数の別案」。
対比:another idea は「もう一案(1つ)」のニュアンス。
8-2 FAQ:other の形容詞用法(「別の/ほかの」)
型
other + 複数名詞/
(限定詞)+ other + 単数名詞(例:the/any/no/my other + 名詞)/
the other + 数詞 + 複数名詞/
every other + 単数名詞
比較
another(もう1つ)/others(代名詞)/the other(二者の残り)
注意
other than は副詞・前置詞的(8-3 参照)
品詞が違います。other は形容詞で後ろに名詞が必要。another は形容詞(不特定の「もう1つ」)。others は代名詞(=other + 名詞の代わり)。
I’ll ask other students.
(ほかの学生たちに聞いてみます。)
I need another student to help.
(手伝ってくれるもう1人の学生が必要です。)
Some came; others didn’t.
(来た人もいれば、来なかった人たちもいました。)
通常は複数名詞につけますが、限定詞(the / my / any / no など)があると単数にもOKです。
Is there any other way?
(別の方法はありますか?)
other way(単独)は不自然。✅ the/my/any/no other way のように限定詞を添える。
the other は二者のうち残りを指します。another は不特定の「もう1つ」です。
I have two bags: one is blue, and the other bag is white.
(カバンが2つあります。1つは青、もう一方は白です。)
I’ll buy another bag someday.
(いつか別のカバンをもう1つ買います。)
「集合の残り全部」をはっきり示します。例:5冊の本のうち3冊に言及済みなら、the other two books(残りの2冊)。
The other two students are absent today.
(残り2人の生徒は今日は欠席です。)
はい。「1つおき、隔〜」を表し、必ず単数名詞を続けます。
We meet every other week.
(私たちは隔週で会います。)
every other weeks(複数)ではなく、✅ every other week(単数)。other people は「形容詞 + 名詞」。others は代名詞で単独で使えます。
Be kind to other people.
(ほかの人たちに親切にしましょう。)
Some helped; others didn’t.
(助けた人もいれば、そうでない人たちもいました。)
よくある型は comparative + than any other + 単数名詞(<〜より他のどの…よりも>)。
Tokyo is bigger than any other city in Japan.
(東京は日本の他のどの都市よりも大きい。)
in Japan など)を書き忘れると意味が広がり過ぎます。some other は穏やかで幅を持たせた言い方(どこか別の/また別の)。another は「もう1つ」をはっきり追加。
Let’s choose some other day.
(別の日を選びましょう。)
We need another day to finish.
(終わらせるにはもう1日必要です。)
いいえ。形容詞なので必ず名詞が必要です。名詞なしで言いたいときは代名詞 another / others / the other を使います。
(誤)I’ll take other. → (正)I’ll take another one.
((誤)別のにします。→(正)もう1つにします。)
other than は「〜以外に」という前置詞/副詞的用法で、8-3(副詞用法)で扱います。形容詞用法(8-2)とは区別しましょう。
I have no plan other than studying.
(勉強以外に計画はありません。)
8-3. 副詞・前置詞用法:other than(〜以外に/〜とは別に)
コア意味:除外 を表す表現。多くの場合は 前置詞として名詞をとり、文全体にかかるときは 副詞的に機能します。except と近いですが、 besides(追加)とは逆方向の意味なので注意。
Lesson 061 / Section 8-3▮ 基本パターン(型だけ覚える)
-
除外
other than + 名詞 / 動名詞(V-ing)「〜以外に/〜とは別に」。前置詞なので名詞句を受けるのが基本。 -
文頭配置
Other than + 名詞(,) S + V ...文頭に置いてもOK。前置詞句なのでカンマで区切ると読みやすい。 -
慣用①
anything / anyone / anywhere other than + 名詞「〜以外の何でも/誰でも/どこでも」。否定語と相性がよい。 -
慣用②
nothing other than + 名詞「〜にほかならない/〜だけ」=強い限定。 -
慣用③
none other than + 名詞「ほかでもない、まさしく〜」(意外性・強調をこめる固い言い方)。 -
特殊型
do nothing other than + 動詞原形「〜するほかない/〜しかしない」。このときは to なしの原形 になるのがポイント。
▮ ニュアンス早見(似た語との違い)
| 表現 | 基本イメージ | 使いどころ |
|---|---|---|
other than |
除外(〜を除いて) | 日常・ビジネスともに広く使用。anything/anyone とよく組む |
except (for) |
除外(事実の例外・但し書き) | フォーマル寄り。文書で「〜を除き」を明確化したいとき |
besides |
追加(〜に加えて) | 除外ではない。情報を足すときに使う |
apart from |
文脈次第で 除外 / 追加 | 英英圏で幅広く使うが、意味が揺れやすいときは other than / except が安全 |
other than=除外」「besides=追加」と覚えると混同しません。
▮ 品詞・語法チェック(ここが落とし穴)
-
前置詞
名詞・代名詞・動名詞を目的語に取ります。
例:
other than work / other than studying / other than that - 副詞的に文頭・文末へも移動可。読みやすさのため 文頭ではカンマを添えると◎。
-
否定語と相性
any / no / none / nothing とよく共起。
例:
nothing other than ...(〜だけ) -
原形動詞
do nothing other than + 動詞原形 は特別ルール。
✖️
to 動詞ではなく、✔️動詞原形。 -
言い換え可
多くの文で
except (for)に置換可能。ただし 語感や フォーマル度が微妙に異なる点は意識。
▮ よくある誤り → 正しい直し方
not ... other than ...」は読みにくいことが多い。except (for) ... に替える。nothing other than + 原形」はセットで覚える。▮ 学習のコツ(1分で腑に落とす)
- 意味は1語:「除外」。長くても怖くない。
- 型で記憶:
other than + 名詞/動名詞、nothing/none other than、do nothing other than + 原形。 - 比較で固定:「
besides=追加」「other than=除外」。 - コツコツ型が最強。今日の1分が、明日の「自然に言える」に変わります ✨
💬 例文で感覚をつかもう!(other than:〜以外に)
I eat nothing other than vegetables.
(私は野菜以外は食べません=野菜だけ食べます。)
🔧 構造:nothing other than + 名詞(=「〜にほかならない/〜だけ」)。nothingは「何も…ない」。
🪄 比較:except でも可(I eat everything except meat.)だが、nothing other than は「それ以外はゼロ」の強い言い切り。
We accept payments other than cash.
(当店は現金以外の支払いも受け付けています。)
語注:accept 受け付ける、payments 支払い(複数)。
ポイント:other than は前置詞。直後に名詞句(cash)を置く。
Other than the weather, everything was perfect.
(天気以外はすべて完璧でした。)
🔧 構造:Other than + 名詞, S + V ... 文頭に置くときはカンマで区切ると読みやすい。
比較:Except for に置換可(ややフォーマル)。ニュアンス差は小さめ。
He did nothing other than wait for hours.
(彼は何時間も、待つこと以外は何もしなかった。)
✅ ここは to不定詞 ではなく 動詞原形(wait)。
言い換え:He did nothing but wait.(= 同義の定番表現)。
Anyone other than members must register.
(会員以外の方は登録が必要です。)
anyone/anything/anywhere other than = 「〜以外の誰でも/何でも/どこでも」。
語注:register 登録する。
There is nothing we can do other than wait.
(待つ以外に私たちにできることはありません。)
ポイント:nothing + other than + 原形 の鉄板リズムで「〜しかできない」。
言い換え:We have no choice but to wait.(but to + 動詞 の構文もよく使う)
She talked about nothing other than work all night.
(彼女は一晩中、仕事のこと以外は話さなかった。)
語注:all night 一晩中。talk about A Aについて話す。
Other than that, I'm fine.
(それ以外は元気です。)
that は直前内容を指す指示語。「それ以外は大丈夫」の便利前置き。
The result was nothing other than a miracle.
(その結果は奇跡以外の何ものでもなかった。)
nothing other than は「=まさに…だ」という強い評価にも使える。
It was none other than the CEO who called.
(電話してきたのは、ほかでもないCEOでした。)
語法:none other than + 名詞(驚き・強調)。
構文:強調構文 It was ... who/that ... と相性が良い。
We found no solution other than changing the plan.
(私たちは計画を変更すること以外の解決策は見つけられなかった。)
ポイント:changing は動名詞(名詞として機能)。other than は前置詞なので名詞句を受けられる。
I wish for nothing other than your happiness.
(私はあなたの幸せ以外、何も望みません。)
語注:wish for 〜を心から願う。丁寧で温かい言い方。
You can contact us by methods other than email.
(メール以外の方法でもご連絡いただけます。)
🔁 比較:besides email は「メールに加えて」。除外ではない点に注意。
語注:contact 連絡する、methods 方法。
Everything is fine other than that.
(それ以外はすべて順調です。)
that は前の話題を指す。ビジネスメールでも使える簡潔定型。
Other than being a bit pricey, the service was excellent.
(少し高いこと以外は、サービスは素晴らしかった。)
being + 形容詞 で「〜であること」という名詞的まとまりを作れる。
💬 例文で感覚をつかもう!(other than:〜以外に)
I eat nothing other than vegetables.
(私は野菜以外は食べません=野菜だけ食べます。)
🔧 構造:nothing other than + 名詞(=「〜にほかならない/〜だけ」)。nothingは「何も…ない」。
🪄 比較:except でも可(I eat everything except meat.)だが、nothing other than は「それ以外はゼロ」の強い言い切り。
We accept payments other than cash.
(当店は現金以外の支払いも受け付けています。)
語注:accept 受け付ける、payments 支払い(複数)。
ポイント:other than は前置詞。直後に名詞句(cash)を置く。
Other than the weather, everything was perfect.
(天気以外はすべて完璧でした。)
🔧 構造:Other than + 名詞, S + V ... 文頭に置くときはカンマで区切ると読みやすい。
比較:Except for に置換可(ややフォーマル)。ニュアンス差は小さめ。
He did nothing other than wait for hours.
(彼は何時間も、待つこと以外は何もしなかった。)
✅ ここは to不定詞 ではなく 動詞原形(wait)。
言い換え:He did nothing but wait.(= 同義の定番表現)。
Anyone other than members must register.
(会員以外の方は登録が必要です。)
anyone/anything/anywhere other than = 「〜以外の誰でも/何でも/どこでも」。
語注:register 登録する。
There is nothing we can do other than wait.
(待つ以外に私たちにできることはありません。)
ポイント:nothing + other than + 原形 の鉄板リズムで「〜しかできない」。
言い換え:We have no choice but to wait.(but to + 動詞 の構文もよく使う)
She talked about nothing other than work all night.
(彼女は一晩中、仕事のこと以外は話さなかった。)
語注:all night 一晩中。talk about A Aについて話す。
Other than that, I'm fine.
(それ以外は元気です。)
that は直前内容を指す指示語。「それ以外は大丈夫」の便利前置き。
The result was nothing other than a miracle.
(その結果は奇跡以外の何ものでもなかった。)
nothing other than は「=まさに…だ」という強い評価にも使える。
It was none other than the CEO who called.
(電話してきたのは、ほかでもないCEOでした。)
語法:none other than + 名詞(驚き・強調)。
構文:強調構文 It was ... who/that ... と相性が良い。
We found no solution other than changing the plan.
(私たちは計画を変更すること以外の解決策は見つけられなかった。)
ポイント:changing は動名詞(名詞として機能)。other than は前置詞なので名詞句を受けられる。
I wish for nothing other than your happiness.
(私はあなたの幸せ以外、何も望みません。)
語注:wish for 〜を心から願う。丁寧で温かい言い方。
You can contact us by methods other than email.
(メール以外の方法でもご連絡いただけます。)
🔁 比較:besides email は「メールに加えて」。除外ではない点に注意。
語注:contact 連絡する、methods 方法。
Everything is fine other than that.
(それ以外はすべて順調です。)
that は前の話題を指す。ビジネスメールでも使える簡潔定型。
Other than being a bit pricey, the service was excellent.
(少し高いこと以外は、サービスは素晴らしかった。)
being + 形容詞 で「〜であること」という名詞的まとまりを作れる。
8-3 FAQ:other than の副詞用法(「〜以外に/〜を除いて」)
型
S + V ... other than A
/ anything other than A
/ nothing other than A
コアイメージ
集合から A を除く
言い換え
except (for)/apart from(英)/(追加の意)besides
位置文中が基本(文頭可:Other than A, ...)
I drink anything other than soda.
(炭酸飲料以外なら何でも飲むよ。)
anything other than A=「A 以外なら何でも」。except soda に置換可。We found no issue other than a minor typo.
(小さな誤字以外に問題は見つからなかった。)
other than は前置詞なので、名詞・代名詞・動名詞(〜ing)を取れます。to 不定詞は普通取りません。
He did nothing other than wait.
(彼は待つこと以外何もしなかった。)
wait は「名詞相当」(= 待つこと)。waiting でも可。nothing other than A=「A に他ならない(まさに A)」という強い断定。
This is nothing other than a miracle.
(これは奇跡そのものだ。)
Other than price and size, the two models are similar, so choose what you like.
(価格とサイズ以外は両モデルは似ているので、好きな方を選んで。)
I prefer tea rather than coffee.
(コーヒーよりむしろ紅茶が好き。)
anything other than A。単なる比較とは別物。other than の語感に由来する慣用句。除外ではなく強い同定です。
The guest speaker was none other than our mayor.
(来賓講演者はほかならぬ我が市長だった。)
aside from / apart from:除外または追加の両義(英ではapart fromが一般的)。besides:基本「〜に加えて(追加)」の肯定的用法。other than:純粋な除外・区別に強い。
Other than a few typos, the report is fine.
(数カ所の誤字以外は、レポートは良好。)
9 another の用法(単数が基本/「もう1つ・もう1人」)
コアイメージ
“an + other” = 集合から 別の1つ を足す
頻出
another + 単数名詞 / another one / another + 数詞 + 複数名詞(例:another ten days)
another(単数) the other(残りの1つ) other + 複数名詞 / others(複数)
another cup/単独で代名詞:another, please.another + 数詞 + 複数名詞the other を使用(例:二者のうちの残り)。others または other + 複数名詞 を使う(例:others agreed)。代名詞用法:単独で「もう1つ/もう1人」
直前の可算名詞の言い換え:Do you want one? — I’ll take another.
特定のモノを指すなら it、種類を問わず「別の1つ」なら another。
another (one)/another of + the + 複数名詞
形容詞用法:another + 単数名詞
「もう1つの〜/別の〜」。さらに数量を足す:another + 数詞 + 複数名詞(another three books)。
二者の「残り1つ」は the other を使う。
another + N/another + 数詞 + Ns
9-1. another の用法(代名詞)
another は an + other が一語になった語で、つねに「1つ/1人」=単数を指す代名詞です。
文脈により one more(もう1つ/もう1人) と
a different one(別の1つ/1人)のどちらにもなります。
another の代名詞用法だけ。学習を小分けにする chunking は記憶保持を助けます。
「one more か a different one の二択」と決めて覚えると迷いません。
▮要点チェック(代名詞 another)
- 単数扱い 常に「1つ/1人」。動詞・代名詞の一致も単数に揃えます。
- 意味 one more(追加) / a different one(別の)の2軸で理解。
-
形のポイント
・代名詞として単独で使える(直前の名詞を言い換える)。
・所有:another's(例示は後続セクションで扱うためここでは省略)。
・集合から取り出すときの型:another of + 所有格 + 複数名詞(型だけ示します)。 -
会話の型
another one(口語寄り)。「もう1つ/1人」を明確にしたい時の型として覚えておくと便利。 -
注意点
・×
anothers(複数形は不可)
・×an other(原則一語:another)
・不可算名詞にはそのまま使えないことが多い(量の追加はmoreなどを検討)。 -
関連語の区別
二者セットの残り
the other(2つのうちのもう一方)複数の代名詞others(ほかのもの/人:複数)名詞を直接修飾another+ 名詞(形容詞用法/9-2で扱う)
another は1つだけを指す代名詞。
文脈で one more(追加)か a different one(別物)かを見極め、
単数一致を徹底する。
💬 例文で感覚をつかもう!(another:代名詞/単数)
I'd like another, please.
(もう一つお願いします。)
🔧 構造:would like + another(名詞を繰り返さずに「もう1つ」を指す)
📝 語注:another=one more(追加)。please=丁寧表現。
Can I have another?
(もう一ついただけますか?)
🔧 構造:Can I have + another(丁寧な依頼)
📝 語注:have=ここでは「もらう」。
This seat is taken. Please find another.
(この席は使われています。別のを探してください。)
🔧 構造:命令文 find + another(直前の名詞 seat を言い換え)
📝 語注:is taken=「使用中」。
I'll take another, thanks.
(もう一つもらいます、ありがとう。)
🔧 構造:take + another(「追加でもらう」の口語)
📝 語注:thanks=丁寧な一言を添えると自然。
One cookie isn't enough. I'll have another.
(クッキー1枚じゃ足りない。もう1枚いただきます。)
🔧 構造:対比 one ... another(前の名詞 cookie を受ける)
📝 語注:enough=「十分」。
He finished one task and moved on to another.
(彼は1つの作業を終え、別の作業に移った。)
🔧 構造:one ... another(「次の別物へ」)
📝 語注:move on to=「〜へ進む」。
Let's try another.
(別のを試してみよう。)
🔧 構造:提案 Let's + 動詞 + another
📝 語注:try=「試す」。
This color doesn't suit me. Do you have another?
(この色は私に似合いません。別のはありますか?)
🔧 構造:疑問文 Do you have + another?
📝 語注:suit=「似合う」。
I don't like this reason. Give me another.
(この理由は好きじゃない。別のを出して。)
🔧 構造:命令文 Give me + another
📝 語注:reason=「理由」。
She refused, so I asked another.
(彼女に断られたので、別の人に頼んだ。)
🔧 構造:ask + another(名詞 person を省略し代名詞で言い換え)
📝 語注:refuse=「断る」。
I talked with another of my friends about it.
(その件について、友人のもう一人とも話した。)
🔧 構造:another of + my friends=「私の友人たちのうちのもう1人」
📝 語注:talk with=「~と話す」。
Another of his ideas was accepted.
(彼の考えのもう一つが採用された。)
🔧 一致:another は単数扱い→was
📝 語注:accept=「採用する」。
I took another's seat by mistake.
(間違えて他の人の席に座ってしまった。)
🔧 構造:another's + 名詞=「他の人の〜」
📝 語注:by mistake=「間違えて」。
Could you show me another one?
(別のを見せてもらえますか?)
🔧 メモ:another one は会話でよく使う強調形(代名詞)。
📝 語注:show=「見せる」。
I gave you a rose and kept another for tomorrow.
(あなたにバラを1本渡して、もう1本は明日のために取っておいた。)
🔧 代名詞:直前の名詞 rose を another で受ける。
📝 語注:keep=「取っておく」。
9-1 FAQ:another(代名詞)
テーマ
another は 常に「1つ/1人」=単数を指す代名詞。文脈で
one more(追加) /
a different one(別物)のどちらにもなる。ここでは「よく迷うポイントだけ」を丁寧に解消します。
another は「one more(追加)」か「a different one(別)」の二択に整理して判断するとスッと定着します。
- another「1つ/1人を追加 or 別物」=単数扱い。
- the other「2つのペアの残り」=原則一意。
- others「他の(複数)」=複数の代名詞。
Two cups are here. I'll take the other. Later, I may choose another.
(カップが2つある。私はもう一方を取る。後で別の1つを選ぶかもしれない。)
She was busy, so I asked another.
(彼女は忙しかったので、別の人に頼んだ。)
another だけで「別の人」を指せます。名詞 person を繰り返す必要はありません。
I took another's seat by mistake.
(間違えて他の人の席に座ってしまった。)
I'll have another.
(もう一ついただきます。)
I'll have another one.
(もう一ついただきます。※口語でやや強調)
Could I have more water?
(水をもう少しいただけますか?)
Could I have another glass of water?
(水をもう一杯いただけますか?)
Another of my friends is coming.
(私の友人のもう一人が来る。)
another は単数扱いなので、動詞は is/was のように単数に一致させます。
Another arrived late.
(もう一人が遅れて到着した。)
Oh no, not another!
(やめて、もう一つは勘弁!)
Is there anyone else?
(他に誰かいますか?)
Is there another?
(別の人/物はいますか?)
This seat is broken. Take another.
(この席は壊れています。別のにしてください。)
9-2. another の用法(形容詞)
another は an + other が一語になった語で、名詞の前に置いて修飾(=形容詞)します。基本の意味は
one more(もう1つ/もう1人) と
a different(別の) の二軸。
とくに 可算名詞の単数とセットになるのが基本ですが、another + 数詞 + 複数名詞 のように
数量拡張もできます(例文は次セクションでカード化します)。
another は「one more(追加)」か「different(別)」の二択で判断。選択肢を絞るとワーキングメモリの負担が減り(choice reduction)、定着が早まります。
▮要点チェック(形容詞 another)
-
基本型
another + 単数可算名詞one more(もう1つ/もう1人)/ a different(別の)のどちらにもなります。
例文は後ほど作成するため、ここでは「型」と意味だけを押さえましょう。 -
数量拡張
another + 数詞 + 複数名詞合計数を増やす表現:another two days(さらに2日)、another three questions(もう3問)など。
近い型:another few + 複数名詞(もう少しの〜)、another couple of + 複数名詞(あと2〜3の〜)。 -
不可算名詞
そのままでは数えられません。量を足すときは more + 不可算名詞(例:more water)、 または another + 容器・単位名詞 + of + 不可算名詞 (例:another glass of water)の形を使います。
-
位置&修飾
anotherは名詞の直前に置きます。形容詞を挟む場合はanother + 形容詞 + 名詞(例:another good idea)の順序に注意。 -
所有と並び
✗ my another book は不自然。
正しい型は another of my + 複数名詞(例:another of my books) もしくは my other + 名詞(例:my other book)。 -
使い分け
1つだけ増やす/別の1つ
another + 単数名詞不特定の複数other + 複数名詞二者の残りthe other + 名詞 -
よくある誤り
✗ anothers(複数不可)/ ✗ another + 複数名詞(数詞なしでは不可)/ ✗ an other + 名詞(特殊な対比を除き、通常は
another)。 -
用語メモ
可算名詞=数えられる名詞(book, idea, friend など) / 不可算名詞=数えられない名詞(water, advice, information など)
数量拡張=another + 数詞 + 複数名詞で「さらに◯◯」を表す型。
another(形容詞)は基本「もう1つ/別の1つ」を名詞の前で表す。
不可算は more か another + 容器・単位名詞 + of + 不可算。
数を足すときは another + 数詞 + 複数名詞 を使い分ける。
💬 例文で感覚をつかもう!(another:形容詞/名詞を前から修飾)
I'd like another cup, please.
(もう一杯お願いします。)
🧱 型:another + 単数可算名詞(ここでは cup)。
📝 語注:another=one more(追加)/please=丁寧表現。
This size is too big. Do you have another size?
(このサイズは大きすぎます。別のサイズはありますか?)
another は a different のニュアンスでも使えます。
🔎 単語:size=サイズ/too=「〜すぎる」。
We need another reason to support the plan.
(その計画を支持するためにもう一つの理由が必要だ。)
構造:need + another + 名詞。名詞の反復を避けつつ「追加」を明確に。
単語:reason=理由/support=支持する。
Please give us another chance.
(私たちにもう一度チャンスをください。)
another chance=「もう一度の機会」。人間関係で非常によく使います。
単語:give=与える/chance=機会。
Let's meet another day.
(別の日に会いましょう。)
another + 日時名詞 で「別の日/時間」。
単語:meet=会う。
Maybe we can talk another time.
(たぶん別の機会に話せるよ。)
another time=「別のとき」。丁寧に断るときにも使える。
単語:maybe=たぶん。
We need another two days to finish.
(終えるにはさらに2日必要です。)
型:another + 数詞 + 複数名詞(合計を増やす)。
単語:finish=終える。
Please wait another few minutes.
(あと数分お待ちください。)
another few + 複数名詞=「もう少しの〜」。
単語:minute=分/wait=待つ。
I have another couple of questions.
(もう2〜3個の質問があります。)
a couple of=「2〜3の」。口語でよく使う数量表現。
単語:question=質問。
Another hundred people joined the event.
(さらに100人がそのイベントに参加した。)
注意:hundred は数詞の直後では通常 s を付けない(× another hundreds)。
単語:join=参加する。
Could I have another glass of water?
(水をもう一杯いただけますか?)
another + 容器/単位名詞 + of + 不可算(例:glass, cup, bottle)。
不可算名詞(water等)は直接は数えられない → 容器で数える。
Can I ask for another piece of advice?
(もう一つ助言をいただいてもいいですか?)
advice は不可算 → a piece of で数える。
単語:ask for=求める/advice=助言。
This is another great idea.
(これはもう一つのすばらしい考えだ。)
語順:another + 形容詞 + 名詞(× a great another idea)。
単語:idea=考え。
This road is closed; let's take another route.
(この道は通行止めだ。別の道を行こう。)
route=道・ルート。another で「別の」道を指定。
表現:is closed=閉鎖されている。
I lent you a book; I'll bring another book of mine tomorrow.
(君に本を1冊貸したから、明日私の別の本を持ってくるね。)
型:another + 名詞 + of mine/yours/his...=「(人)の別の〜」。
単語:lend=貸す/bring=持ってくる。
9-2 FAQ:another(形容詞:名詞を前から修飾)
基本
another + 単数名詞=「もう1つ/別の1つ」。
数量を足すときは another + 数詞 + 複数名詞(例:another two days)。
細かな使い分けを、短い例と語注でやさしく整理します。
We need another two days to finish.
(終えるにはさらに2日必要です。)
We need two more days to finish.
(終えるにはあと2日必要です。)
Please wait another few minutes.
(あと数分お待ちください。)
Please wait several more minutes.
(あと数分お待ちください。)
Let's meet another day.
(別の日に会いましょう。)
I saw him the other day.
(先日/この前、彼に会った。)
We have another Monday meeting next week.
(来週、もう一度の月曜ミーティングがあります。)
固有名詞そのものに付けるより、another + 名詞句(Monday meeting / Tokyo trip)の形が自然。 another Tokyo のように唯一物に直接つけるのは一般に不自然です。
She won another first prize in a different contest.
(彼女は別の大会でもう一つの一等賞を取った。)
We should find another, better option.
(別の、より良い選択肢を見つけるべきだ。)
another better option でも意味は通るが、 2段階で説明したい時はカンマで区切ると読みやすい(まず「別の」、さらに「より良い」)。
Another two of my friends are joining us.
(私の友人のさらに2人が合流する。)
another of my friends(=9-1)とは別パターンです。
It will cost another $10.
(さらに10ドルかかります。)
We need another 10% improvement.
(さらに10%の改善が必要だ。)
I'll have another coffee, please.
(コーヒーをもう一杯ください。)
Could I have more coffee?
(コーヒーをもう少しいただけますか?)
They announced another five-year plan.
(彼らはもう一つの5カ年計画を発表した。)
five years plan(名詞複数+名詞)は不可。
現代英語では原則 another(一語)を使います。 an other(二語)は詩的・対比的な特殊用法で稀。 迷ったら一語に統一しましょう。
Could you suggest another solution?
(別の解決策を提案してもらえますか?)
We need another person on the team.
(チームにもう1人必要だ。)
10. either の用法(総覧・入口)
either は「二者のうちどちらか一方」という意味を中心に、代名詞(名詞の代わり)・
形容詞(名詞を前から説明)・副詞(語や文全体を説明)の
3つの顔を持つ語です。ここでは 10-1 ~ 10-3 の学習ポイントを一望し、各ページ(カード)へスムーズに進めるように整理します。
用語ミニ解説:代名詞=I, you, one, either など名詞の代わり/形容詞=名詞を直前で説明(either side)/
副詞=語や文を説明(either A or B など)。
either は常に「A か B」の二択で考えると迷いません。各カードでも「二択フレーム」で解説します。
▮学習マップ(このあと各カードで深掘り)
-
10-1
either単独=代名詞(単数扱いが基本)/否定ではneitherと比較。 -
10-2
either + 単数名詞(どちらの〜でも)/語順・一致・部分否定の読み分け。 -
10-3
否定+文末
eitherと、文頭Neither + 倒置の使い分け(文体差)。
10-1. either の用法(代名詞)
本セクションでは either を代名詞(名詞の代わり)として使う型を整理します。意味のコアは
「二者のうちどちらか一方」。文の中では 主語・
目的語・補語 など名詞の位置に置けます。
また either of + 複数名詞/代名詞 という拡張型もよく使います。
※ 文末の either(否定に呼応して「〜も…ない」)は 10-3(副詞)で扱います。
either は常に「二者限定」を意識して覚えましょう。
▮要点チェック:代名詞 either
-
定義
二者のうちどちらか一方を指す代名詞。名詞の位置で使う(主語・目的語・補語)。
例の作成は次セクションで行うため、ここでは型と意味だけを押さえます。
-
型
either/either of + the/my/these + 複数名詞/either of + 代名詞(them/us/you)of 構文では後ろは必ず複数(two / the books / them など)。
×either of book/ ×either of a book -
数の一致
- either(単独) → 原則 単数扱い(動詞は三単現で一致)。
- either of + 複数 → 文語では単数一致が基本。会話では複数一致も許容されます(どちらか一方=単数/後ろが複数=複数視点)。
-
否定との関係
代名詞
eitherは否定文中で「どちらも〜ない」の解釈になることがあります(not … either)。
明確に言いたいときは代名詞 neither(「どちらも〜ない」)を使う方法もあります。
※ 文末 either の用法は 10-3(副詞)で扱います。 -
言い換え・強調
either one =「どちらか一方」をハッキリさせる言い方。
所有と合わせるときは either of my + 複数名詞 の型が自然(例の提示は次セクション)。 -
使い分け
二者のうち一方
either(代名詞)二者の両方both(代名詞)二者のどちらも〜ないneither(代名詞) -
よくある誤り
- ×
either of book(s)(the / my / these などの限定語が必要)。 - × 三者以上で使用(
eitherは二者限定。三者以上はanyなどを検討)。 - ×
neither ... not ...の二重否定(neitherだけで否定を完結)。
- ×
-
用語メモ
代名詞:名詞の代わりになる語(例:either, neither, both など)。
限定語:名詞を特定する語(例:the / my / these など)。
一致:主語と動詞の数(単数・複数)をそろえるルール。
either(代名詞)は「二者のどちらか一方」。単独なら単数扱いが基本。
either of + 複数 は文語で単数一致・会話で複数一致もあり。否定は neither と使い分けを意識。
💬 例文で感覚をつかもう!(either:代名詞)
You can choose either.
(どちらでも選んでいいよ。)
choose + either(either=二つのうち“どちらか一方”)。🔎 単語:choose=選ぶ。
Either is fine with me.
(どちらでも私はOKです。)
is。🔎 単語:fine=問題ない・良い。
I don't like either.
(どちらも好きじゃない。)
※ 文末に置く either は 10-3(副詞)で学習。
Either of them is fine.
(彼らのどちらか一方で大丈夫です。)
either of + 代名詞(them/us/you)。文語は単数一致is、会話ではareも耳にします。
Either of the two proposals has merit.
(その2つの提案のうちどちらにも長所がある。)
🔎 単語:proposal=提案/merit=長所。
If either of you has time, please call me.
(もし君たちのどちらかに時間があれば、私に電話して。)
has(単数一致)。会話では have も見かけます。🔎 単語:call=電話する。
We can sit on either of the sofas.
(そのソファのどちらかに座ってもいいよ。)
There are two entrances; you may use either.
(入口は2つあるよ。どちらでも使っていい。)
Either of us can apologize first.
(私たちのどちらかが先に謝ろう。)
can で「〜してもよい」。
Either will do.
(どちらでも結構です。)
Better: Neither answer is correct.
(どちらの答えも正しくない。=二者とも×)
Tell me if either of them comes early.
(どちらかが早く来たら教えて。)
comes。会話の自然さ重視なら come も見られますが、試験では単数が安全。
Would either of your parents be available?
(ご両親のどちらかはご都合つきますか?)
I don't think either of them knows the rules.
(彼らのどちらかがその規則を知っているとは思わない。)
knows。
If either of the cards is missing, we can't start the game.
(カードがどちらか一方でも欠けていたら、ゲームを始められない。)
10-1 FAQ:either(代名詞:二者のうちどちらか一方)
型
either /
either of + the/my/these + 複数名詞 /
either of + 代名詞(them/us/you)
言い換え
either one/one or the other(丁寧)
位置名詞の位置(主語・目的語・補語)
any (one) へ切替!
We have three options. You can choose any.
(選択肢は3つあります。どれでも選べます。)
Either of the answers is acceptable.
(その答えのどちらかで大丈夫です。)
Either one of the answers is acceptable.
(その答えのどちらか一つで大丈夫です。)
We can use either’s idea.
(どちらかのアイデアを使えます。)
This seat is not comfortable for either.
(この席はどちらにも座り心地がよくない。)
We reserved seats for either of them.
(彼らのどちらかのために席を取っておいた。)
Either way, we’ll support you.
(どちらに転んでも、私たちはあなたを支えます。)
Either can bring their laptop.
(どちらかが自分のノートPCを持ってきてくれればよい。)
Either of the keys is fine.
(その鍵はどちらでもいい。)
Either is acceptable. / Neither is acceptable.
(どちらかは可。/どちらも不可。)
Either of them can help.
(彼らのどちらかが手伝える。)
Both of them can help.
(彼らの両方が手伝える。)
✗ Either of them both is fine.
(誤り。either と both は同時に使えません。)
✓ Either of them is fine. / Both of them are fine.
(正:どちらかで良い。/両方で良い。)
Either A or B is fine.
(AかBのどちらかで良い。)
10-2. either の用法(形容詞・限定詞)
ここでは either を名詞の前に置いて使う方法(=形容詞・限定詞の用法)を学びます。意味の核は
「二者のうち どちらの〜でも」。
数えられる名詞の単数形に付けるのが原則です(例:either side / either book など)。
※ 「either of + 複数名詞」は 10-1(代名詞)で扱った of 構文。ここでは 名詞の直前に置くタイプに絞ります。
either は常に A と B の二者だけを意識しましょう。
▮要点チェック:either(形容詞・限定詞)
-
定義
either + 単数名詞=二者のうちどちらの〜でもという意味。名詞の直前に置く。
例の作成は後続セクションで行うため、ここでは型とルールを固めます。
-
型
either + 単数名詞動詞は単数に一致side, end, hand, eye, way, route, option, answer など対になりやすい名詞と相性が良い。 -
比較
either + 単数名詞 … 名詞を直接修飾(例:
either side)。either of + 複数名詞 … 集合(2つ)から「どちらか」を取り出す(例:either of the two sides)。both + 複数名詞 … 二者の両方(例:both sides)。 -
語順
冠詞 the / a は不要:either book(自然)。
「×the either book」「×either the book」は不可。
具体物を特定したい場合は either of + the + 複数名詞 に切替。 -
否定との関係
「どちらの〜も〜ない」を名詞の直前で言い切るなら neither + 単数名詞 が明快(例は後続セクション)。 「not + either + 名詞」は意味は通じても不自然になりがち。
※ 文末の either(副詞)は 10-3 で扱います。 -
よく使う組み合わせ
on either side of A(A の両脇のどちら側でも) at either end(どちらの端でも) in either hand(どちらの手でも) for either purpose(どちらの目的にも) take either route(どちらの経路でも)
-
発音
/ˈiːðər/(イーザー)と/ˈaɪðər/(アイザー)のどちらも正しい。地域差・個人差による。 -
よくある誤り
- ×
either books(単数名詞にする) - ×
either two books(二者全体を示すなら both books) - ×
the either book(冠詞は不要/特定は either of + the + 複数) - × 三者以上で使用(3つ以上は any (one) 等に変更)
- ×
-
読解のコツ
either + 単数名詞 を見たら、背後に必ず二者のセットがあるはず、と考える。 文脈からその二者(A/B)を素早く特定するのが読解スピードの鍵。
💬 例文で感覚をつかもう!(either:形容詞・限定詞)
Don’t park on either side of the street.
(道のどちらの側にも駐車しないで。)
either + 単数名詞(side)。🔎 単語:side=側。
✅ ポイント:either は二者のうち「どちらでもOK」。動詞は基本、単数一致(本例は命令文)。
There are exits at either end of the hall.
(ホールのどちらの端にも出口があります。)
💡 either end はセットでよく使う表現。
You can hold the spoon in either hand.
(スプーンはどちらの手で持ってもいいよ。)
✅ either hand=右手か左手の二択。
We can take either route to the station.
(駅へはどちらのルートでも行けます。)
🧭 二者のルート(A/B)から一つを選べる=either。
You may choose either option.
(どちらの選択肢でも選んでよい。)
✅ either + 単数名詞 を守る(× either options)。
Either answer is acceptable.
(どちらの答えでも受け入れられる。)
is。🔎 acceptable=受け入れ可能。
Either day works for me.
(どちらの日でも私には都合がつきます。)
💡 ビジネスの返答で頻出。
Please take either seat.
(どちらの席でもお掛けください。)
✅ ここでも単数名詞を忘れない(× either seats)。
Either solution solves the problem.
(どちらの解決策でも問題は解けます。)
💡 either を使うと「A案でもB案でもOK」が一撃で伝わる。
Either parent can sign the form.
(どちらの親でもこの用紙に署名できます。)
✅ either + 単数名詞 を守る(parents にしない)。
You can kick with either foot.
(どちらの足でもキックできるよ。)
🔎 kick=蹴る。
He can wink with either eye.
(彼はどちらの目でもウィンクできる。)
✅ 「目」は二つ=either の世界。
You can wear the earpiece in either ear.
(イヤホンはどちらの耳につけてもいい。)
💡 身体のペア(耳・目・手・足)とは特に相性が良い。
Either way, I love you.
(どっちにしても、あなたを愛している。)
✅ way は単数名詞、ルールどおり「either + 単数名詞」。
Place the cameras at either end of the corridor.
(カメラは廊下のどちらの端にも設置してください。)
🧠 コロケーションで丸ごと覚えると速い:at either end of A。
10-2 FAQ:either(形容詞・限定詞:名詞の直前で「どちらの〜でも」)
型
either + 単数名詞
相性の良い名詞
side/end/hand/route/option など(ペアで考えられる語)
一致主語なら単数動詞
either を置く――それだけで「どちらの〜でもOK」を素早く伝えられます。
✗ Either books are fine.
(誤り。either は単数名詞につける。)
✓ Either book is fine.
(どちらの本でも良い。)
✓ Both books are fine.
(両方の本が良い。)
Either available date works.
(どちらの空いている日でも大丈夫です。)
例:
either free seat / either shorter route
✓ Either book is fine.
(どちらの本でも良い。)
✓ Either of the books is fine.
(その本のどちらかが良い。)
You can write with either hand.
(どちらの手でも書ける。)
You can write with either of my hands.
(私の手のどちらかで書ける。)
✗ Either advice is helpful.
(誤り。advice は数えない名詞。)
✓ Either piece of advice is helpful.
(どちらの助言でも役に立つ。)
There are trees on either side of the road.
(道のどちら側にも木がある。)
at either end of A/in either hand/by either route など。
Either seat is free.
(どちらの席でも空いています。)
is/works/helps など)。
There are not shops on either side of the river.
(川のどちら側にも店はない。)
There are shops on neither side of the river.
(川のどちら側にも店はない。)
Either student's answer is acceptable.
(どちらの学生の答えでも受け入れられる。)
's がその名詞につく。
より明確にするなら either of the students' answers でもOK。
We can take either shorter route.
(どちらの短いルートでも行ける。)
We can take either of the shorter routes.
(その短いルートのどちらかで行ける。)
✗ Either of the book is new.
(誤り。of の後ろは複数にする。)
✓ Either of the books is new.
(その本のどちらかは新しい。)
Is either date convenient for you?
(どちらの日でもご都合はよろしいですか?)
10-3. either の用法(副詞)
ここでは either を副詞として使う形を学びます。意味は
「〜もまた(…ない)」。
否定文のあとに置いて、前の文や相手の発言に「自分も同じく〜でない」と付け足すのが基本です。
位置は原則として文末(句の最後)に来ます。
※ 肯定文に「〜も」を言いたいときは too / also / as well を使います(副詞の either は否定専用)。
either を置けるようにすると、共感の返しが一瞬でできます。
▮要点チェック:either(副詞)
- 定義 either(副詞)=前の否定内容に「…もまた〜でない」と同意して付け足す語。
- 位置 原則は文末。カンマで区切られた節のあとに置くことも多い(例文は後続セクションでまとめて扱います)。
-
型
S + (助)動詞 + not + V ... , either.否定文の文末Either は単体で肯定に使わない → 肯定の「〜も」は too / also / as wellNeither + (助)動詞 + S.(倒置で「〜でもない」=よりフォーマル。not ... either と意味対応) -
使い分け
肯定:at the end → too / as well 肯定:文中→ also(主語の後など) 否定:文末→ either 否定を言い切る→ Neither + 倒置
-
よくある誤り
- × 肯定文で
eitherを使用(肯定はtoo/also/as well)。 - ×
either notの語順(not ... eitherが正しい)。 - ×
either(副詞)とeither(限定詞:10-2)、either A or B(接続詞)を混同。
- × 肯定文で
-
省略のコツ
直前の否定で使われた 助動詞(do/does/did/can/will など)を保って、文末に either を置くと簡潔にまとまる。 例文は別セクションでまとめます。
-
書換え対応
not ... either ⇄ neither ... nor(語気は
neither ... norの方が硬め)。 -
発音
/ˈiːðər/(イーザー)と/ˈaɪðər/(アイザー)のどちらも可。地域差・個人差による。 -
読解のコツ
文末の either を見たら、直前の否定を受けているサイン。誰が何を否定しているか(主語・動詞・時制・助動詞)を素早く対応づける。
-
スタイル
カジュアル会話では「短く・最後に」が基本。フォーマル文書や試験では倒置の Neither + 助動詞 + 主語 を選ぶと安定。
💬 例文で感覚をつかもう!(either:副詞=「〜もまた…ない」※文末)
I don’t like coffee, and I don’t like tea either.
(私はコーヒーが好きではないし、紅茶も好きではありません。)
not + V ..., ... not + V either.🔎 語彙:either=「〜もまた(…ない)」※否定専用。位置は文末。
✅ 「〜も(肯定)」は too/also/as well を使う。
She can’t drive, and she can’t ride a bicycle either.
(彼女は運転ができないし、自転車も乗れません。)
✅ 助動詞の否定(can’t, won’t など)でも配置は最後。
He didn’t call yesterday, and he didn’t text either.
(彼はきのう電話しなかったし、メッセージも送りませんでした。)
We won’t join the meeting, and we won’t send a report either.
(私たちは会議に参加しないし、レポートも送りません。)
I haven’t seen the movie, and I haven’t read the book either.
(私はその映画を見ていないし、本も読んでいません。)
have/has + not + 過去分詞 + ... either。🔎 read(読む)は過去分詞も綴り同じだが発音は
/red/。
The museum isn’t open today, and the café isn’t open either.
(博物館は今日開いていないし、カフェも開いていません。)
If you don’t go, I won’t go either.
(あなたが行かないなら、私も行きません。)
They don’t live in Tokyo, and they don’t live in Osaka either.
(彼らは東京に住んでいないし、大阪にも住んでいません。)
This plan isn’t cheap, and it isn’t reliable either.
(この計画は安くないし、信頼できるわけでもありません。)
💡 特性AもBも否定、の二段否定で明確に。
I can’t live without you, and I can’t stop loving you either.
(君なしでは生きられないし、君を愛するのを止めることもできない。)
“I didn’t sleep well.” — “I didn’t either.”
(「よく眠れなかった」—「私も(眠れなかった)」)
I don’t need a bag, and I don’t need a receipt either.
(袋はいりませんし、レシートも要りません。)
You shouldn’t skip breakfast, and you shouldn’t stay up late either.
(朝食を抜くべきではないし、夜更かしもすべきではありません。)
“I don’t eat sugar.” — “Me either.”
(「砂糖はとらない」—「私も」)
I don’t watch TV, I don’t play games, and I don’t use social media either.
(テレビは見ないし、ゲームもしないし、SNSも使いません。)
代案:I don’t watch TV or play games or use social media, either.
10-3 FAQ:either(副詞:…もまた〈〜ない〉)
型
S + (助)動詞 + not + V ..., S + (助)動詞 + not + V ..., either.
言い換え
Neither + (助)動詞 + S.(倒置:よりフォーマル)
位置原則:文末(節末)
✗ I like apples, and I like oranges either.
(誤り:either は否定専用)
I like apples, and I like oranges too.
(私はリンゴが好きだし、オレンジも好きです。)
I don’t eat meat at night either.
(夜は肉を食べないし、他の人も食べません/私も食べませんの含み。)
“I didn’t sleep well.” — “I didn’t either.”
(「よく眠れなかった」—「私も」)
“I didn’t sleep well.” — “Neither did I.”
(同意の別表現:倒置でややフォーマル)
I never drink coffee, and I never drink tea either.
(コーヒーは決して飲まないし、紅茶も飲みません。)
No one called, and no one emailed either.
(誰からも電話が来なかったし、メールも来ませんでした。)
I don’t own a car, and I don’t own a bike either.
(車を持っていないし、自転車も持っていません。)
I own neither a car nor a bike.
(車も自転車も持っていません。)
If he doesn’t come, I won’t either.
(彼が来ないなら、私も来ません。)
I don’t watch TV or play games either.
(テレビも見ないし、ゲームもしません。)
I don’t have time either.
(時間がありません。私も/その点でも。)
“I don’t eat sugar.” — “Me either.”
(口語では聞くが、カジュアル。フォーマル・試験では非推奨)
“I don’t eat sugar.” — “Neither do I.”
(推奨の丁寧表現)
I’m not hungry, and she isn’t hungry either.
(私はお腹が空いていないし、彼女も空いていません。)
We don’t accept cash on weekends at this counter either.
(この窓口では週末は現金を受け付けていませんし、それ以外も同様です の含み。)
So you don’t have a printer either?
(ということは、プリンターも持っていないのですか?)
11. neither の使い方(総合イントロ)
neither は「(二者のうち)どちらも〜でない」を表す否定のキーワードです。役割は大きく3つ:
代名詞(単独で「どちらも〜ない」)、
限定詞(形容詞)(名詞の前で「どちらの〜も〜ない」)、
相関接続詞(neither A nor B)です。
似た表現 not ... either と使い分け、動詞の一致や語順(倒置)もここで土台づくりをします。
neither の3つの型だけを押さえ、例文はあとからまとめて吸収しましょう。
▮到達目標(ここを押さえると迷わない)
- 意味 neither=「二つのうちどちらも〜ない」。肯定の「〜も」は too / also / as well(eitherは否定専用の副詞)。
-
動詞一致
Neither of + 複数名詞 は単数動詞が基本(会話では複数もあり)。
Neither A nor Bは後ろ(B)に近い主語に動詞を一致させるのが現代英語の実用ルール。 - 語順 否定の強調型 Neither + 助動詞/Be + 主語(倒置)はフォーマル。会話は not ... either が自然。
▮neither と either の使い分け(超要約)
not ... either・強い否定:
Neither do I.(倒置)・二者否定:
Neither A nor B ...
either + 単数名詞(どちらでも)・肯定の「〜も」:
too / also / as well(eitherは否定専用)
11-1. neither の用法(代名詞)
ここでは neither を代名詞として使う形を学びます。意味は
「(二者のうち)どちらも〜でない」。
neither(単独) または neither of + 複数名詞(them / us / these / the + 複数名詞 など)
の形で主語にも目的語にもなれます。基本は単数扱いですが、会話では複数動詞が現れることもあります(試験・文章では単数が安全)。
▮要点チェック(代名詞 neither)
-
型
Neither + 単数動詞 ...単独主語Neither of + 複数名詞/代名詞 + 単数動詞 ...基本目的語にも可:V + neither/V + neither of + O -
一致
原則単数動詞(is / does / was など)。 会話では複数動詞(are / do / were)も耳にしますが、試験・文章は単数を推奨。
-
倒置(相づち)
否定への同意に使うフォーマル型:
Neither + 助動詞/Be + 主語.(会話では not ... either がより自然。詳しくは 10-3 / 11-3 を参照) -
使い分け
either(代名詞)=「どちらか一方」
neither(代名詞)=「どちらも〜ない」
none(代名詞)=「(三者以上で)ひとつも/だれも〜ない」 -
of の中身
neither ofの後ろは必ず特定の複数(them / us / these / those / the + 複数名詞)。
不特定の複数を裸で置く(例:*neither of people)のは不可。 -
語順・省略
主語で使うときは
Neither (of ...)が先頭。相づち倒置はNeither + 助動詞/Be + 主語。
直前の文脈が明らかならNeither単独で指示できる(参照先は文脈で決まる)。 -
スタイル
口語:not ... either が軟らかい。
文章・試験:主語や一致がはっきりする neither(代名詞) と単数動詞が堅実。 -
よくある誤り
- ×
neither of + 複数に複数動詞を固定的に合わせる(会話では可でも、試験は単数が基本)。 - ×
neither of peopleのように不特定複数を置く。 - × 「三者以上」に
neitherを使う(その場合はnone)。
- ×
-
やさしい言い換え
neither=「2つあっても、ゼロ」/either=「2つあって、どっちか1つ」/both=「2つあって、2つとも」。
💬 例文で感覚をつかもう!(11-1:neither=代名詞「どちらも〜ない」)
Neither is correct.
(どちらも正しくありません。)
Neither + 単数動詞。対象は「2つ」であることが前提。✅ 学習ポイント:Neither は2者に限定。3つ以上は none を使う。
Neither of the answers is correct.
(その答えのうちどちらも正しくありません。)
✅ 動詞一致:文章・試験は 単数(
is)が基本。会話では are も耳にするが推奨は単数。
Neither of them was available yesterday.
(きのうはどちらも都合がつきませんでした。)
✅ 一致:原則
was。会話で were もありうるが、試験は was が安全。
We invited two speakers, but neither showed up.
(講演者を2人招待したが、どちらも来ませんでした。)
You can take two routes, but neither is safe in winter.
(道は2つあるが、冬はどちらも安全ではない。)
✅ 二者比較の否定は neither が最短。
I trust neither.
(私はどちらも信頼しません。)
動詞 + neither(目的語)。trust=信頼する。💡 直前の会話に「2つの候補」が出ている前提で自然。
She chose neither.
(彼女はどちらも選びませんでした。)
✅ 名詞句を繰り返さずにスパッと言えるのが利点。
Neither of the proposals meets our budget.
(その提案はどちらも私たちの予算に合いません。)
✅
meets は単数一致に注意。
Neither convinces me.
(どちらも私を納得させません。)
✅ 説得力を比較するときの短い言い切り表現。
“Ask Tom or Jerry.” — “Neither knows the code.”
(「トムかジェリーに聞いて」—「どちらも暗証番号を知りませんよ」)
Neither of us is perfect, but we keep trying.
(私たちはどちらも完璧ではないけれど、努力は続けます。)
The doors look identical, but neither opens from the outside.
(ドアは同じに見えるが、外側からはどちらも開きません。)
✅
neither opens の opens は単数に一致。
Neither of the keys works in this lock.
(この鍵穴にはどちらの鍵も合いません。)
🚫 ×
Neither of the keys work(会話では見かけるが試験は非推奨)。
11-1 FAQ:neither(代名詞:どちらも〜ない)
型
Neither + 単数動詞 ... /
Neither of + 複数名詞/代名詞 + 単数動詞 ... /
V + neither(目的語)
注意
「neither ... nor ...」(接続)は 11-3 で扱います。
Neither fits our needs.
(どちらも私たちのニーズに合いません。)
None of the options works.)。
Neither of the plans is realistic.
(その計画はどちらも現実的ではありません。)
is / was / does)が原則。口語で複数も耳にしますが、まずは単数で固めましょう。
Neither of these options works.
(これらの選択肢はどちらも機能しません。)
*neither of people
I trust neither.
(私はどちらも信頼しません。)
We compared the two designs. Neither stands out.
(2つのデザインを比較しました。どちらも際立ちません。)
Neither one fits me.
(どちらも私には合いません。)
Neither’s answer was convincing.
(どちらの答えも説得力がありませんでした。)
Neither has responded so far.
(今のところどちらも返事をしていません。)
Neither of them really agrees.
(2人とも、本当には賛成していません。)
代わりに程度の副詞(really / quite / fully など)でニュアンスを調整。
“A or B?” — “Neither.”
(「A?それともB?」—「どちらでもない。」)
“I don’t drive.” — “I don’t either.” / “Neither do I.”
(「運転しません」—「私もしません。」/「私もしません。」)
Neither of the proposals aligns with our priorities.
(その提案はどちらも当社の優先事項に合致しません。)
11-2. neither の用法(限定詞 / 形容詞)
neither を名詞の前に置くと、「(二者のうち)どちらの〜も〜ない」という意味を作る限定詞(形容詞)として働きます。基本形は
neither + 単数名詞 + 単数動詞。
例:Neither option works.(どちらの選択肢も機能しない)
「接続詞型」の neither ... nor ... は 11-3 で扱います。
neither + 単数名詞 + 単数動詞」だけを反射で言えるようにしましょう。
▮要点チェック(限定詞 neither)
- 意味 neither + 名詞 =「(二者のうち)どちらの〜も〜ない」。 三者以上のときは no / none of を使う。
-
型
neither + 単数名詞 + 単数動詞例:Neither option works./Neither road is open. -
よく一緒に使う名詞
side(側)/ hand(手)/ end(端・終点)/ option / choice / alternative(選択肢)/ approach(やり方)など。例:
on neither side of the street(通りのどちら側にも) -
形の違い
名詞の前=限定詞(11-2):
Neither plan is ideal.
名詞なし=代名詞(11-1):Neither is ideal.
※「どちらも〜ない」を2語で言う会話表現は not ... either(例:I don't either.)。 -
動詞の一致
単数動詞で受ける(
is / was / works / mattersなど)。 ×Neither options are ...→Neither option is ...かNeither of the options is ... -
語順・位置
通常は名詞の直前:
neither + 名詞。場所表現では前置詞句の中で:on neither side。 -
よくある誤り
- 複数名詞を直接置く:×
neither options→ ○neither option - 二者でないのに使用:× 三者以上 → ○
none of + 複数 neither ... nor ...と混同(それは接続詞。11-3 参照)。
- 複数名詞を直接置く:×
-
やさしい言い換え
neither + 名詞=「2つあるけど、どっちの名詞も 0」と覚える。
💬 例文で感覚をつかもう!(11-2:neither + 単数名詞=「どちらの〜も〜ない」)
Neither option works for me.
(どちらの選択肢も私には合いません。)
neither + 単数名詞 + 単数動詞。🔎 語い:option=選択肢、work=(条件に)合う/役立つ。
⚠️ ×
neither options are → ○ neither option is
Neither proposal aligns with our priorities.
(どちらの提案も当社の優先事項に合致しません。)
✅
aligns は三単現(単数主語)に一致。
Neither road is open today due to snow.
(きょうは雪のため、どちらの道路も開通していません。)
✅
road は単数、動詞は is に。
Neither day works for me.
(どちらの日も私には都合がつきません。)
Neither hand is free right now.
(今はどちらの手も空いていません。)
is。
There is a handle at neither end of the box.
(その箱のどちらの端にも取っ手はありません。)
at neither end でも end は単数で表すのが定型。
Neither approach solves the root cause.
(どちらのやり方でも根本原因は解決しません。)
✅
solves(三単現)に注意。
Neither version sounds natural in English.
(英語ではどちらの言い方も自然ではありません。)
💡 添削で多用:natural=自然な表現。
Neither explanation makes sense to me.
(私にはどちらの説明も筋が通っているように思えません。)
✅
makes(単数)を忘れずに。
Neither movie was available in English yesterday.
(きのうはどちらの映画も英語版がありませんでした。)
was(単数)。available=入手できる/観られる。
Neither gift matters more than your love.
(あなたの愛ほど大切なものは、どちらの贈り物にもありません。)
Neither password meets the new security policy.
(新しいセキュリティ規程に、どちらのパスワードも適合しません。)
⚠️ ×
Neither passwords meet ...(複数名詞を直接置かない)
Neither plan has worked so far.
(今のところ、どちらの計画もうまくいっていません。)
has。so far=今のところ。
In neither case is a delay acceptable.
(どちらの場合でも、遅延は許容されません。)
is + 主語)が起こることがある。会話では通常語順 A delay is not acceptable in either case. もOK。
11-2 FAQ:neither + 単数名詞(限定詞/形容詞用法)
型
Neither + 単数名詞 + 単数動詞
意味二者のうち「どちらの〜も〜ない」
注意接続詞 neither ... nor ... は 11-3 で扱います
Neither option works.
(どちらの選択肢も機能しません。)
Neither of the options works.
(その選択肢はどちらも機能しません。)
✅ 具体的に特定(the / these / those / my などが付く)なら neither of + 複数。
✗ Neither options are good.
(誤:どちらの選択肢も良くない。)
✓ Neither option is good.
(正:どちらの選択肢も良くありません。)
Neither practical solution addresses the issue.
(どちらの実用的な解決策も問題を解決していません。)
「実用的かどうか」を述べるだけなら Neither solution is practical. の方が自然なことも多いです。
✗ Neither advice is helpful.
(誤:どちらの助言も役に立たない。)
✓ Neither piece of advice is helpful.
(正:どちらの助言も役に立ちません。)
There were lights on neither side of the road.
(道のどちらの側にも明かりはありませんでした。)
In neither case is a refund available.
(どちらの場合でも返金はできません。)
助動詞/Be + 主語)が起きることがあります。会話では通常語順でも可:A refund is not available in either case.
Either road is fine. / Neither road is open.
(どちらの道でも大丈夫。/どちらの道も開いていません。)
Neither option is any better.
(どちらの選択肢も、少しも良くなっていません。)
✗ Not neither day is okay.
(誤:どちらの日も大丈夫ではない。)
✓ Neither day is okay.
(正:どちらの日も大丈夫ではありません。)
Neither time works for me.
(どちらの時間も都合がつきません。)
Neither route is safe. = No route is safe.
(どちらのルートも安全ではない。=どのルートも安全ではない。)
11-3. neither ... nor ... の用法(接続詞:AでもBでもない)
neither ... nor ... は二者(2つのもの・こと)を並べて、どちらも当てはまらない=ゼロを作る接続詞です。
例文カードは後で作りますので、ここでは型・ルール・落とし穴を、中学生〜社会人まで一目で分かるように整理します。
※ 三者以上は基本的に none of + 複数 などに切替(無理に nor を増やさない)。
「
either ... or ...(どちらか1つ=1)」の反対が「neither ... nor ...(どちらも0)」だと頭に固定すると、選択肢問題で迷いません。
▮要点チェック(neither ... nor ...)
-
型
Neither A nor B + 動詞 ...主語に置く/補語に置く/目的語に置くなどどの位置でも使える。
例の作成は次セクションで行うため、ここではパターンだけ覚える:S + be + neither 形容詞 nor 形容詞、V + neither 名詞 nor 名詞。 - 意味 二者の両方を否定。「AでもないしBでもない」=not A and not B(意味上の合体)。
-
動詞の一致
原則:直前の主語(B)に一致(近いほうと一致)。
・A/Bとも単数 → 単数動詞 / A/Bとも複数 → 複数動詞
・単数+複数が混在 → B(nor の後)に合わせる。
💡 安全策:言い換え(None of the A and B ... など)や語順調整で迷いを回避。 -
並列の形
品詞・形をそろえる(名詞+名詞/形容詞+形容詞/動名詞+動名詞)。
× 名詞 + 動詞の原形 などのチグハグ配置。
✅ 例の型:neither honesty nor kindness(名詞+名詞)/is neither cheap nor durable(形容詞+形容詞) -
対象
基本は二者。三者以上を全部否定したいときは none of + 複数名詞 が自然。
どうしても列挙したい場合のneither A nor B nor Cは読みにくく推奨しません。 -
追加の否定
1文目を否定し、norで続けるときは倒置が起きる:
..., nor + 助動詞/Be + 主語 ...(例文は次章で)。 -
紛らわしい表現
not A or B は文脈により「AもBも〜ない」を意味することもありますが曖昧。
試験・ビジネスは neither ... nor ... を推奨。 -
場所・場合
前置詞句でも使える:
in neither A nor B/on neither side/at neither end(名詞は単数形で書くのが定型)。 -
人称代名詞
「I / you / he」が混ざる主語ではnor直後の人称・数に合わせる(例文は後章)。
迷ったら主語を分ける:Neither A is ..., and B isn't either. -
ありがちミス
- ×
neither A or B→ ○neither A nor B - × 二重否定
not neither A nor B(否定は1回で) - × 並列の不一致(名詞+形容詞など)→ 形をそろえる
- × 動詞の数ミス → nor 直後の主語に一致
- ×
-
チートシート
S + V + neither 名詞 nor 名詞/S + be + neither 形容詞 nor 形容詞/Neither 名詞 nor 名詞 + 単数/複数動詞(Bに一致)/..., nor + 助動詞/Be + S ...
このチェックリストを口ずさむだけで、テスト本番のミスが大幅に減ります。
💬 例文で感覚をつかもう!(11-3:neither ... nor ...=AでもBでもない)
Neither coffee nor tea is included.
(コーヒーも紅茶も含まれていません。)
is。🔎 語い:be included=料金などに「含まれる」。
Neither the manager nor the employees were available.
(部長も従業員も手が空いていませんでした。)
were。💡 安全策:
None of them were available. と言い換えてもOK。
We considered neither option nor timeline acceptable.
(どの選択肢も、どのスケジュールも受け入れられないと判断しました。)
V + neither 名詞 nor 名詞 + 形容詞。consider A acceptable=Aを妥当とみなす。
The plan is neither cheap nor realistic.
(その計画は安くも現実的でもありません。)
neither cheap nor reality(名詞が混ざってNG)。
The feature exists in neither iOS nor Android.
(その機能は iOS にも Android にも存在しません。)
in neither A nor B。定型句:on neither side/at neither end。
I didn't agree, nor did my team.
(私は同意しなかったし、私のチームも同意しませんでした。)
..., nor + 助動詞/Be + 主語(倒置)。会話では ..., and my team didn't either. でも自然。
The system recorded neither access nor modification on the file.
(そのファイルへのアクセスも更新も、システムは記録していません。)
Your proposal is neither feasible nor aligned with our strategy.
(ご提案は実現可能でも、当社戦略に合致しているわけでもありません。)
Neither a quick fix nor long-term investments solve the issue alone.
(即席の対処も長期投資も、それだけでは問題を解決しません。)
solve(複数動詞)。💡 逆順にすると動詞も変わる:
Neither long-term investments nor a quick fix solves...
Neither distance nor time matters when love is true.
(愛が本物なら、距離も時間も問題ではありません。)
The data is neither complete nor reliable.
(そのデータは完全でも信頼できるものでもありません。)
neither ... nor ...。
Neither approach is any better than the other.
(どちらのやり方も、もう一方より少しもましではありません。)
not any better=「全然よくない」ニュアンスを強化。
He has no ID, nor does she.
(彼は身分証を持っていないし、彼女も持っていません。)
nor + 助動詞 + 主語。🔎 ID=身分証明書。
In neither scenario is a refund possible, nor is an exchange.
(どちらのシナリオでも返金は不可能で、交換もできません。)
nor + Be + 主語 で否定を追加。🔎 scenario=想定ケース。
11-3 FAQ:neither ... nor ...(AでもBでもない/接続詞)
型
Neither A nor B + 動詞 ...
並列品詞・形をそろえる(名詞+名詞/形容詞+形容詞/動名詞+動名詞 など)
動詞一致nor直後(B)に合わせる
Neither my father nor my mother drives at night.
(父も母も、夜は運転しません。)
drives。🔎 at night=夜に。
She chose neither to apologize nor to explain.
(彼女は謝ることも説明することも、どちらもしないと選びました。)
neither to apologize nor explaining(チグハグで不可)。
Neither staying late nor coming early will fix the issue.
(遅く残るのも早く来るのも、問題を解決しません。)
We didn’t receive your form, nor did our partner.
(私たちも、パートナー会社も、あなたの書類を受け取っていません。)
✅ コンマ(,)を
nor の前に置く。
Neither you nor I am ready.
(あなたも私も、準備ができていません。)
am。会話では安全に We aren’t ready. とまとめてもOK。
I invited neither him nor her.
(彼も彼女も、どちらも招待しませんでした。)
neither he nor she。
She doesn’t smoke, and he doesn’t either.
(彼女はタバコを吸いませんし、彼も吸いません。)
Neither she nor he smokes.
(彼女も彼も、どちらも吸いません。)
Neither the proposal we discussed on Monday nor the alternative suggested by the client meets our budget.
(月曜に話し合った提案も、顧客が出した代案も、どちらも予算に合いません。)
The device is neither particularly fast nor especially durable.
(その装置は、とくに速くも、とくに丈夫でもありません。)
The answer lies in neither the manual nor the FAQ.
(答えはマニュアルにも、よくある質問にも載っていません。)
Neither A nor B is ready.
(A も B も、どちらも準備できていません。)
neither ... nor ...。
I want neither coffee nor tea, thank you.
(コーヒーも紅茶も、どちらも結構です。ありがとう。)
12. some の用法(いくつか/いくらか)
some は「数・量が はっきりしない少し」を表す語。形容詞(限定詞)として名詞の前に置く使い方と、代名詞として単独で使う使い方の2本柱です。
ポジティブな文でよく使われ、疑問文では「相手のYesを期待する勧誘・依頼」や「可能性が高い条件文」で登場するのがコツ。any との違いは後述の要点で一目チェック!
カードを1枚読むたびに自分をほめる——マイクロ達成は記憶を強くします。
▮要点チェック(someの地図)
- 意味 いくつか/いくらか/ある〜(数・量は不明/不特定)。文脈しだいで「かなりの/相当の」の強調にも。
-
品詞
形容詞(限定詞)用法:
some + 名詞/ 代名詞:someだけで「いくらか(のもの/人)」。 -
可算・不可算
可算名詞→複数扱い(
some books)。不可算名詞→単数扱い(some water)。 -
典型の場面
肯定文に強い。疑問文は「Yesを期待」する勧誘・依頼(
Would you like some...?)や、起こりそうな条件文で使用可。 -
言い換え
少数:
a few + 複数名詞/ 少量:a little + 不可算名詞。
範囲限定:some of + 限定語(the/this/my)+ 名詞。 - 紛らわしい any は通常「否定・疑問」に強いが、肯定でも「どんな〜でも」の意味あり。場面で使い分け。
▮やさしい用語メモ
12-1. some(代名詞)— 単独で「いくらか/ある人たち」
some が 代名詞として使われるときは、名詞を続けずに単独で「いくつか」「いくらか」「ある人たち/あるもの」を指します。
たとえば「グループの一部」「残りのうち少し」「具体的に言わない数・量」を示したいときに便利です。some of + 限定語(the / this / my など)+ 名詞 や some of + 代名詞(us / them) という形で、集合の一部を指すこともできます。
▮要点チェック(some:代名詞用法のコア)
- 意味のコア 一部・いくらか・ある人たち(もの)。数・量をはっきり言わずに「ぼかす」働き。
-
置き方
主語(例:
Someは〜)、目的語(例:〜にsomeを)、補語(例:結果はsome)など、名詞の位置すべてで使える。 -
可算・不可算
● 可算名詞を受けるとき:複数扱い(例:Some are ... の感覚)。● 不可算名詞を受けるとき:単数扱い(例:Some is ... の感覚/実際は Some of the water ... のように
ofで示すのが自然)。 -
some ofの条件● some of + 代名詞:us / you / themなど。● some of + 名詞 のとき、名詞には 限定語が必要(the / this / my / these など)。⚠️ ×some of people(限定語なしは不可) → ○some of the people - 否定の読み not ... some は部分否定(「全部×」ではなく「一部×」)。「全部×」にしたいなら not any / none を検討。
-
anyと比較● some:ポジティブに「いくらか/一部」。● any:否定・疑問に強い/肯定なら「どんな〜でも」。場面のトーンで選ぶ(迷ったら「具体的に一部」を言いたい=some)。 -
よくあるNG
● ×
some of people→ ○some of the people● × 可算単数に合わせた動詞(Some isと決め打ち)→ 受ける名詞が複数か不可算かで一致を決める。● ×some ... any ...を恣意的に混在 → 文の極性(肯定/否定/疑問)と意味の狙いをそろえる。 -
用語ミニ解説
限定語(determiner)=名詞に「どれ/どのくらい」を付ける語(the, this, my, some など)。
可算/不可算=数えられる名詞(books)/数えられない名詞(water)。
💬 例文で感覚をつかもう!(12-1:some=代名詞)
Some are missing.
(何人か/いくつかが見当たりません。)
🔧 意味:some=一部(人や物)。ここでは「可算」を想定→動詞は are(複数)。
📝 単語:missing=行方不明の/不足している。
some of + the + 名詞
複数一致
Some of the students are absent today.
(きょうは何人かの学生が欠席です。)
✅ some of の後ろは「限定語」が必要(the/this/my/theseなど)。
⚠️ × some of students → ○ some of the students。
You can have some.
(少しどうぞ。)
💡 前に出た名詞(例:cake, cookies など)を繰り返さず、some で受ける=「少し」を意味。
🗣️ 丁寧な申し出にも自然:You can have some more.(もっとどうぞ)
Would you like some?
(少しいかがですか?)
✅ 勧誘・依頼の疑問文は some が自然。ふつうの情報質問なら any を使いがち。
📝 返答例:Yes, please. / No, thank you.
If you have some, please share.
(もし少しあるなら、分けてください。)
💡 条件文でも「起こりそう」な場面なら some がよく使われます。
📝 share=分け合う、共有する。
We didn't fix some of the bugs.
(バグをいくつかは直せませんでした=全部ではない。)
⚠️ not ... some は「一部できなかった」=部分否定。
「全部×」と言いたいなら We didn't fix any bugs. / None of the bugs were fixed.
Some say that love grows with time.
(人は言います——愛は時間とともに深まると。)
💡 Some=ある人たち(不特定多数)。
📝 grow=成長する/深まる。
some of + it
不可算=単数
Some of it was wasted.
(それの一部は無駄になりました。)
✅ 不可算(例:time, money, water など)を受けると単数動詞。
📝 wasted=むだになった/浪費された。
some of + us
複数一致
Some of us are ready.
(私たちの何人かは準備OKです。)
🔎 some of + 代名詞 は us/you/them が使えます。
📝 ready=準備ができている。
I tried to call, but some didn't answer.
(電話しましたが、何人かは出ませんでした。)
some=some people の省略。
📝 answer=電話に出る/答える。
Can I have some?
(少しもらえますか?)
🗣️ 子どもから大人まで自然な依頼フレーズ。some が受ける名詞は文脈で決まる(例:water, cake など)。
比較:情報を「あるかどうか」尋ねるなら Do you have any?
some of + the + 不可算
単数一致
Some of the water is still cold.
(その水の一部は、まだ冷たいです。)
✅ 不可算名詞(water)→動詞は is(単数扱い)。
📝 still=まだ、今でも。
some of + these
所有表現
Some of these are mine.
(これらのいくつかは私のです。)
these(これら)には the と同じく「限定」の力があるため some of と相性◎。
📝 mine=私のもの(所有代名詞)。
There were ten applicants; some were experienced, others were not.
(応募者は10人。何人かは経験者で、ほかの人たちは未経験でした。)
some ... others ...=「Aの人もいればBの人もいる」の定番対比。
📝 experienced=経験のある。
some of + the + 不可算
単数一致
Some of the feedback was helpful.
(そのフィードバックの一部は役に立ちました。)
✅ feedback は不可算名詞 → was。
📝 helpful=役に立つ。
12-1 FAQ:some(代名詞)
型
Some .../
Some of + us/you/them/
Some of + the/this/my/these + 名詞
一致
可算=are / 不可算=is
ニュアンス「一部/いくらか(数・量をぼかす)」
基本:some は「Yesを期待する勧誘・申し出」で自然。情報質問(あるかどうか)なら any が普通です。
Would you like some?
(少しいかがですか?)
some of は「特定された集合の一部」を指す形。だから名詞には the/this/my/these などの「限定語」が要ります。
Some of the students are late.
(その学生たちの何人かは遅刻しています。)
some of students → ○ some of the students受けている名詞が可算複数なら are、不可算なら is。
Some are missing.
(何人か/いくつかが見当たりません。)
Some of it is left.
(それの一部は残っています。)
できます。Some say ... は「ある人たちは〜と言う」。特定を避けるやわらかい言い方なので、一般論や控えめな主張に向きます。
Some say that love grows with time.
(人は言います——愛は時間とともに深まると。)
形は同じでも用法が違う。some twenty people は「およそ20人」の意味で、数詞をゆるくする限定詞用法。12-1は代名詞(名詞ナシで「いくらか」)。
Some twenty people attended.
(およそ20人が参加しました。)
some は代名詞ではなく限定詞。紛らわしいので役割に注目!some 単独=前後の文脈から何を指すかが分かる前提。some of them=集合の中の一部を明確化。
I tried to call, but some didn't answer.
(電話したが、何人かは出ませんでした。)
ダメです。some of のあとは「限定された名詞」か「代名詞」。修正は次のどちらか。
some people(限定詞用法)/ some of the people
Some of the people are new here.
(その人たちの何人かは、ここでは新人です。)
部分否定=「一部×」。全部×にしたいときは not any や none を使います。
We didn't fix some of the bugs.
(バグをいくつかは直せませんでした=全部ではない。)
数量・範囲を明確にしたい場面では、several(数個/数名)、a few(少しの/数個)、具体数で置き換えるのが安全。
Some were delayed due to traffic.
(何名かは交通事情で遅れました。)
できます。直前に出た名詞の繰り返しを避ける省略として自然です。
We have extra tickets—do you want some?
(余分なチケットがあります——何枚か欲しいですか?)
12-2. some(形容詞)— 名詞の前について「いくらかの/ある〜」
some が 形容詞(限定詞)として使われるときは、名詞の直前に置いて
「いくらかの/いくつかの/ある〜」という幅のある量・範囲を表します。
可算名詞(数えられる名詞)に付けば「いくつかの」、不可算名詞(数えられない名詞)に付けば「いくらかの」のニュアンスになります。
▮要点チェック(some:形容詞用法のコア)
-
基本型
some + 可算複数名詞(例:books)=「いくつかの」/some + 不可算名詞(例:water, time)=「いくらかの」。 - ニュアンス 数・量をぼかすやわらかい表現。肯定文でよく使われ、ポジティブな響き。
-
疑問・依頼
依頼・勧誘の疑問文では
someが自然(例:some more coffee)。
情報として有無をたずねるならanyを使うのが基本。 -
条件文
実現可能性が高い場面の if 節では
someがよく使われる(例:if you need some help)。 -
単数に付く
some + 単数可算で「ある〜/どこかの〜」と特定しない一つを指すことがある(例:some reason / some place)。 - 強意 文脈によって「かなりの/たいした」を表す(例:some distance=かなりの距離)。皮肉的に使って「たいした〜だ!」の意味になることも。
- 相性 some more(もう少し)、some of との併用で「特定集合の一部」を表せる(of の先は限定語 or 代名詞)。
- 比較 some=肯定・勧誘・依頼に強い/ any=否定・疑問(有無)に強い。意味の狙いで選ぶ。
-
よくあるNG
● ×
a some(someはすでに限定詞)● ×some informations(information は不可算→ some information)● ×some of people→ some of the people / some people - 語順 形容詞が複数あるときは some + 形容詞 + 名詞(例:some good ideas)の順で置く。
💬 例文で感覚をつかもう!(12-2:some=形容詞/限定詞)
I bought some apples.
(私はリンゴをいくつか買いました。)
🔧 some + 可算複数=「いくつかの」。数をぼかして言う、やわらかい表現。
📝 単語:bought=buy(買う)の過去形/apples=リンゴ(複数)。
I need some water.
(私は水を少し必要としています。)
some + 不可算名詞=「いくらかの」。water は数えない名詞。
📝 need=必要とする。
Would you like some more coffee?
(コーヒーをもう少しいかがですか?)
勧誘・依頼の疑問では some が自然。some more=「もう少し」。
返答例:Yes, please. / No, thank you.
Can I get some advice?
(アドバイスを少しいただけますか?)
advice は不可算(複数形は基本なし)→ some advice。
具体的な件数を言うなら a piece of advice(1件)。
If you need some help, call me.
(もし手助けが少し必要なら、私に電話して。)
現実に起こりそうな条件では some がよく使われます。
📝 help は不可算名詞。
For some reason, my phone won't turn on.
(何らかの理由で、私のスマホの電源が入りません。)
some + 単数可算=「ある〜」。具体名はぼかして伝える。
📝 turn on=電源を入れる。
The park is at some distance from here.
(公園はここからかなりの距離にあります。)
文脈次第で some は「かなりの」を表す強意に。
関連:some time=かなりの時間/some effort=かなりの努力。
She came up with some good ideas.
(彼女はいくつかの良いアイデアを思いつきました。)
some + 形容詞 + 名詞 の順。
📝 come up with=思いつく。
I'll see you at some point this week.
(今週のどこかの時点で会いましょう。)
some point=はっきりしない一時点。
※ someday(いつか)と混同注意(綴りも意味も別)。
I need some time to think about us.
(私たちのことを考える時間を少しください。)
time は不可算。「少し時間がほしい」をやわらかく伝える。
📝 think about=〜について考える。
There are some people waiting outside.
(外で何人かの人が待っています。)
There are=〜がいる/ある の型。主語は後ろに来る。
📝 outside=外で。
We made some progress today.
(今日はいくらかの進捗がありました。)
progress は不可算=複数形にならない。
📝 make progress=進歩する/進捗する(コロケーション)。
We had some rain last night.
(昨夜は少し雨が降りました。)
天気の名詞は不可算が多い:rain / snow など。
📝 last night=昨夜。
This is some story!
(これはたいした話だね!)
口語では感嘆で「とんでもない/すごい」の強意を表すことも。
フォーマル文書では多用しないほうが無難。
12-2 FAQ:some(形容詞/限定詞)
型
some + 可算複数 / some + 不可算 / some + 単数可算(=ある〜) /
some + 数詞(=およそ〜) / some more + 名詞(=もう少しの〜)
ニュアンス 数・量をぼかす/やわらかく丁寧に伝える
⚙️ some other + 複数名詞=「いくつかの別の〜」。another + 単数名詞=「もう1つ(1人)の〜」。
We need some other options.
(いくつかの別の選択肢が必要です。)
We need another option.
(もう1つの選択肢が必要です。)
🧭 綴りで意味が激変!
I need some time to finish this.
(これを終えるのにある程度の時間が必要です。)
Let's meet sometime next week.
(来週いつか会いましょう。)
I sometimes work from home.
(私はときどき在宅勤務をします。)
📏 some hundred=「約100前後」。hundreds of=「数百(=200以上の可能性が高い)」。
Some hundred people attended.
(100人前後が参加しました。)
Hundreds of people attended.
(数百人が参加しました。)
🍰 some more + 名詞=「追加の/もう少しの」。比較級の more + 形容詞 は「より〜な」。
Could you send some more documents?
(資料をもう少し送っていただけますか?)
This is more useful than that.
(これはそれよりもっと有用です。)
🧩 可能です。some + 単数可算 で「ある〜/どこかの〜」。特定をぼかします。
Some guy called you a minute ago.
(ある男性がさっきあなたに電話しました。)
📚 次は不可算の代表:information, furniture, equipment, homework, advice。複数形にせず some + 名詞 でOK。
We need some equipment for the event.
(イベントにいくらかの機材が必要です。)
I have some homework today.
(今日は宿題が少しあります。)
equipments / homeworks / informations → ○ some equipment / some homework / some information🗓️ someday=「いつか(将来)」、some day=「(来週の)ある一日」のように具体的期間内でぼかす。
Let's meet someday.
(いつか会いましょう。)
Let's choose some day next week.
(来週のどこか一日を選びましょう。)
🚦 正しくは some of the other + 名詞。× some other of the students は不自然。
Some of the other students are absent.
(ほかの学生の何人かは欠席です。)
🧩 some は限定詞。基本は some + 形容詞 + 名詞(意見→大きさ→年代→色…の順)。
She showed us some beautiful old houses.
(彼女はいくつかの美しくて古い家を見せてくれました。)
💬 やさしく勧めるなら some がぴったり。
Have some water.
(お水を少しどうぞ。)
Get some rest.
(少し休んでください。)
🤝 角を立てず伝えるとき、some で強さを調整できます。
We have some concerns about the timeline.
(スケジュールにいくつかの懸念があります。)
🎉 カジュアルに驚き・称賛・皮肉を込める口語。フォーマルでは控えめに。
That was some party!
(とんでもなくすごいパーティーだった!)
13. any の全体像 — 否定・疑問・条件で強い/肯定で「どんな〜でも」
any は「どれでも/だれでも/いくらでも」の幅広い可能性を示す語。
否定文では「少しも〜ない」、
疑問文・条件文では有無や可能性をたずねるニュアンスに。
肯定でも free choice(どんな〜でも) を表せます。
▮要点プレビュー:any を使い分けるコツ
- 語形 any + 可算複数(any books)/ any + 不可算(any water)/ any + 単数可算(any student=「どんな学生でも」)
-
文型
否定:
not ... any=「少しも〜ない」/ 疑問:有無・選択の幅を問う/ 条件:if ... any=「もしあるなら」 -
free choice
肯定でも
anyは「どれでもOK」を表現(例:Any time is fine.) -
比較表現
any + 比較級:any better / any easier(少しでも/いくぶん) - セット表現 any of + 限定語 + 名詞/代名詞(any of the students / any of them)
-
注意
不可算は複数にしない:×
any informations→ ○any information
13-1. any の〈代名詞〉用法 — 「どれでも/だれでも」「(もし)あるなら」
any が名詞を伴わずに単独で働く用法です。
集合の中から「どれでも一つ(または何人か/いくつかでも)」を指したり、
any of + 限定語 + 名詞/代名詞 の形で
「(その中の)どれでも/いくらでも」を表します。否定・疑問・条件では有無を尋ねたり、存在を弱めて表すのがコツ。
▮要点プレビュー:any(代名詞)の型と使い分け
Any will do.
any of + 限定語 + 名詞/代名詞Any of the N / these N / them
if any / without any
not any(=none)
none に置換可能(意味はほぼ同じ)。🧭 文法チェック(ここで差がつく!)
-
一致
Any 単独は多くの場合「any one」の意味で 単数動詞:
Any is fine./Any will help.
一方、any of + 複数名詞 は 複数動詞が普通:Any of them are OK.(文体によっては単数も可だが実務は複数推奨) -
限定語
any ofの後ろは必ず the/these/those/所有格/代名詞 など「限定された集合」にする。 - 意味 肯定文での any(代名詞)は free choice(どれでも可)を表しがち。否定や条件では「もし(少しでも)あるなら」の最小量ニュアンスに注意。
-
言い換え
not any ⇔ none。
ただし口語では
not anyの方が素直で分かりやすい場面が多い。 -
避けたい誤り
×
any of students→ ○any of the students(the を忘れない)。
🎯 使いどころ
Any will do./Take any you like.
Do you have any?(※ここでは代名詞として省略形で受けられる前提をつくる)
💬 例文で感覚をつかもう!(any:代名詞)
Any will do.
(どれでもいいですよ。)
🔧 構造:Any(代名詞) + will do。do=「役に立つ・用が足りる」。
💡 ニュアンス:候補が複数あるとき「どれでもOK」。単数動詞(= any one の含み)をとるのが自然。
Do you have any?
(何かありますか?)
🗣️ 文脈で名詞を省略(例:pens, tickets, questions など)。
💡 ポイント:any は「あるかどうか」を幅広く尋ねる便利表現。
I don't need any.
(どれも必要ありません。/少しも要りません。)
🔁 言い換え:I need no .../I need none.(やや堅い)。
🚫 注意:× I don't need any of(後ろに集合がなければ誤り)。
Any of them are fine.
(彼ら/それらのどれでも大丈夫です。)
🧭 語順:any of + 限定語(them / the N / these N)。
✔️ 動詞:口語では 複数が普通(are)。文体によっては単数も可。
Is any of this yours?
(この中のどれかはあなたの物ですか?)
📌 this(まとまり)を受ける場合、動詞は 単数 が自然。
🗣️ 語注:yours=「あなたのもの」(所有代名詞)。
Take any you like.
(どれでも好きなのを取りなさい。)
🔧 構造:any(省略名詞を受ける)+ you like(関係節)。
💡 「名詞は文脈から明らか」(pens / seats / cookies など)。
If any, the differences are minor.
(もしあるとしても、違いはわずかです。)
🧩 if any=「あるとしても/あったとしてもごくわずか」。
🗣️ 語注:minor=「小さい・重要でない」。
Without any, we can't proceed.
(何もなければ、先へ進めません。)
🧭 文脈で「any = 資料 / 情報 / 予算 …」などを受ける。
🗣️ 語注:proceed=「進める」。
Hardly any were left.
(ほとんど残っていませんでした。)
📌 hardly any=「ほぼ無し」。後ろの名詞が文脈で省略。
🗣️ 語注:were left=「残っていた」。
If you have any, please share.
(もし何かあれば、共有してください。)
🧩 any が「資料/アイデア/情報」などを代用。
🤝 丁寧依頼の定番セット:If you have any, please ...
Has any of it been tested?
(その中のどれかはテスト済みですか?)
📌 any of it はまとまりを指すので 単数 動詞(has)。
🗣️ 語注:tested=「テストされた」。
If there are any, they'll be on the shelf.
(もしあれば、棚の上にあるはずです。)
🔧 構造:If there are any, ...(存在を仮定)。
🗣️ 語注:shelf=「棚」。
Ask any of us; we'll help.
(私たちの誰にでも聞いてください。手伝います。)
🧭 集合の一部:any of + 代名詞(us / them)。
💡 冒頭の Ask ... は丁寧依頼の口語基本。
Any will do, as long as it's your choice.
(どれでもいいよ。君が選んだものならね。)
💘 デートの店選び等で自然な一言。
🗣️ 語注:as long as ...=「…である限り」。
13-1 FAQ:any(代名詞)で迷いやすいポイントまとめ
対象「どれでも/だれでも/いくらでも」を名詞なしで受ける用法
核心一致(単数/複数)・any ofの制約・noneとの違い・定番フレーズ(if any / at all / hardly any)
要点 代名詞は名詞を省略して単独で「どれでも」を指す/形容詞(限定詞)は名詞の前で使う。
Any will do.
(どれでもいいです。)
any bookのように名詞を修飾。
- Any 単独=any one の含み → 単数動詞が自然。
- Any of + 複数名詞 / them → 複数動詞が普通(文体により単数も可)。
- Any of + this/that などまとまりは 単数。
Any of them are fine.
(彼ら/それらのどれでも良いです。)
はい。限定された集合を示す語が必要(the/these/those/所有格/代名詞など)。
× any of students
○ any of the students
Any of the students can join.
(その学生なら誰でも参加できます。)
not ... any は口語で自然、none はやや堅い・文語的。意味はどちらも「ひとつも/だれも」。
I don't need any.
(何も要りません。)
None is necessary.
(どれも必要ありません。)
- if any=「もし(少しでも)あるなら」(存在の最小量)。
- at all=「少しでも/全く」(強い強調)。
If any, the risks are minimal.
(もしあるとしても、リスクは最小です。)
Do you have any at all?
(少しでもありますか?)
hardly any=「ほとんどない」。後ろの名詞は文脈で省略可能。
Hardly any were left.
(ほとんど残っていなかった。)
- any:有無を問う/範囲を広くとる(疑問・条件・否定で強い)。
- some:話し手に「ある程度ある」見込みがあるとき。勧誘・依頼にも。
Do you have any?
(何かありますか?)
Would you like some?
(少しいかがですか?)
any one of us は「私たちのうちの誰か一人」を強調。any of us は文脈により「誰でも(単数)/誰でも(複数)」と広く使う。
Any one of us can handle it.
(誰か一人で対処できます。)
自然なのは Are。any of you が複数を想定するため、口語では複数一致が普通。
Are any of you available?
(この中でどなたか空いていますか?)
はい。肯定文の any は「どんな〜でも」という自由選択の意味になります。
Any will do for me.
(私にはどれでも構いません。)
はい。直前に出た不可算名詞(例:milk / water / money / information)を文脈で受けられます。
Do we have any?
(少しでもありますか?)
informations)。13-2 any の形容詞用法(名詞を直接修飾)
ここでは any を 名詞の前に置く使い方=「形容詞(限定詞)」として学びます。
基本は 可算名詞(複数形)や
不可算名詞と相性が良く、
疑問文・否定文・条件文で「あるか?」「ない」「あれば」と幅広く使えます。
肯定文では「どんな〜でも(自由選択)」のニュアンスになります。
▮ 型(パターン)とコアイメージ
any + 複数可算名詞:any questions / any ideasany + 不可算名詞:any water / any moneyany + of + the/these/those/my + 名詞:限定集合から「どれか」- 意味:あるの?/少しもない/もしあれば
any + 単数可算名詞:any student(どんな学生でも)any + 複数/不可算も可:文脈で「どんな〜でも」- 比較や副詞と:any better / any more / any longer
- 定型:at any time / in any case / by any chance?
▮ 文法の要注意ポイント(落とし穴)
-
一致
any + 単数可算名詞は 単数扱い(例:Any student is welcome.)。any + 複数可算名詞は 複数扱い(例:any students are ...)。any + 不可算名詞は 単数扱い(例:any information is ...)。 -
集合の限定
any of + 名詞は 必ず限定語を伴う:the/these/those/所有格/代名詞。 ×any of students→ ○any of the students -
否定の言い換え
not ... any + 名詞はno + 名詞に書き換え可。 例:not ... any time = no time -
比較・副詞
any better / any easier= 「少しも/いくらかも より良く(易しく)」。not ... any more/longer= 「もはや〜ない(= no longer)」。 英米差:anymore(副詞)は米語で広く用いられます。 -
比較構文
自分を集合に含める比較では
any other + 単数名詞を使う: He is taller than any other student in his class. (×than any studentだと本人も含み意味が破綻) - セット表現 by any chance?(ひょっとして?/控えめ依頼), at any time(いつでも), under any circumstances(いかなる状況でも)
-
語感の違い
anyは「幅広く網をかける」イメージ、someは「ある程度あるはず」のイメージ。 勧誘・依頼はsome、有無の確認はanyが基本。
any の型を3つ口に出して言えるようにする」など、
小さな達成を積み重ねると自己効力感が上がり、継続がラクになります。
💬 例文で感覚をつかもう!(13-2:any の形容詞用法)
Do you have any questions?
(何か質問はありますか?)
🔧 型:any + 複数可算名詞(questions)。「ある?」と有無を広くたずねる。
🧠 単語:question=質問(数えられる名詞)。any は「どれでも/何でも(あるなら)」の幅広い網。
We don't have any time to waste.
(無駄にできる時間は少しもありません。)
🔧 型:not ... any + 不可算名詞(time)。no time に言い換え可。
🧠 単語:waste=無駄にする。不可算名詞=数えない(× times の意味ではない)。
If you have any problems, let me know.
(もし何か問題があれば、知らせてください。)
🔧 型:if + S + have + any + 複数可算名詞。現実に起こる可能性がある条件。
🧠 単語:problem=問題(数えられる)。let me know=教えてください。
Any student is welcome.
(どんな学生でも歓迎です。)
🔧 意味:自由選択(どの学生でもOK)。any + 単数可算名詞は単数扱いで is。
🧠 単語:welcome=歓迎される(形容詞)。
Can any of the tickets be refunded?
(そのチケットのいずれかは払い戻しできますか?)
🔧 ポイント:any of は the/these/those/所有格などの限定語が必要。
🧠 単語:refund=払い戻す。受動態 be refunded=払い戻される。
Please share any information you have.
(お持ちのいかなる情報でも共有してください。)
⚠️ information は不可算(× informations)。
🧠 any の自由選択:「どんな情報でも(種類を限定しない)」。
Any day with you is special.
(あなたと一緒なら、どんな日だって特別だ。)
💡 自由選択の any:「どの日でも」。any + 単数可算名詞 → 単数動詞 is。
🧠 単語:special=特別な。
You may cite any sources you consider reliable.
(信頼できると考えるどんな資料でも引用してよい。)
🗂️ 自由選択:種類・範囲を限定しない。対比:any of the sources は「その資料群のいずれか」。
🧠 単語:cite=引用する、reliable=信頼できる。
Do you have this in stock, by any chance?
(ひょっとして、これ在庫ありますか?)
💬 by any chance=控えめ依頼。「もしかして」のクッション言葉。
🧠 単語:in stock=在庫がある。
I don't live here any more.
(ここにはもう住んでいません。)
📌 any more / any longer=「もはや〜ない」。名詞修飾ではないがセットで覚えたい。
🧠 米語では anymore と一語にする表記も一般的。
We didn't receive any emails overnight.
(夜間にメールは一通も受け取りませんでした。)
🔁 書き換え:no emails。any は「数量ゼロ」を強調する否定で相性が良い。
🧠 単語:overnight=夜間に。
You can use any tools available here.
(ここで使えるどんな道具でも使ってよい。)
🆚 any of the tools=「(その)道具のいずれでも」。自由選択 vs 限定集合の違いを意識。
🧠 単語:available=利用可能な。
If you need any help, just ask.
(少しでも手助けが必要なら、遠慮なく言ってね。)
help は不可算。any + 不可算で「少しでも」。
🧠 just ask=声をかけて(直訳:ただ聞いて)。
You can contact us at any time and we will not share your data under any circumstances.
(いつでもご連絡ください。お客様のデータはいかなる状況でも共有しません。)
at any time=いつでも、under any circumstances=どんな状況でも。
🧠 circumstances は複数形が普通(状況・事情)。
13-2 FAQ:any の形容詞用法(名詞を直接修飾)
型
any + 名詞(可算・不可算)
よく使う場面
疑問/否定/条件/肯定の「どんな〜でも」
はい。「どんな〜でも/自由選択」のニュアンスになります。
Any student can apply.
(どんな学生でも応募できます。)
any + 単数可算名詞 は単数扱い(is/can など)。「差別せず誰でもOK」という広い許可の感じ。
- any:有無が未確定・幅広く網(疑問・否定・条件に強い)。
- some:話し手は「あるはず」と想定(勧誘・申し出に強い)。
Do you have any questions?
(何か質問はありますか?)
Would you like some coffee?
(コーヒーを少しいかがですか?)
any + 単数可算名詞→ 単数扱い(例:Any suggestion is welcome.)any + 複数可算名詞→ 複数扱い(例:Any suggestions are welcome.)any + 不可算名詞→ 単数扱い(例:Any information is helpful.)
Any suggestion is appreciated.
(どんな提案でも感謝します。)
advice, information, water などは数えない名詞。複数形にしません。
Do you have any advice for me?
(私へのアドバイスは何かありますか?)
はい。限定語を付けて「特定の集合の中のどれか」を表します。
Can any of the books be borrowed?
(その本のどれかは借りられますか?)
多くの場面で同義。語順・強調の違いです。
We did not receive any updates.
(アップデートは一つも受け取りませんでした。)
We received no updates.
(アップデートはゼロでした。)
any other + 単数名詞 を使って「本人を除く集合」を作ります。
She is faster than any other runner on the team.
(彼女はチームの他のどの走者よりも速い。)
はい、any を含む慣用表現です(形容詞用法から派生)。
Could you call me at any time, by any chance?
(いつでも、もしよろしければお電話いただけますか?)
hardly(ほとんど〜ない)+ any で「ほとんど無い」。名詞は可算・不可算どちらもOK。
We have hardly any time left.
(残り時間はほとんどありません。)
できます。any further questions / any useful tips など。
Do you have any further questions?
(他に何か質問はありますか?)
any → 形容詞 → 名詞。法律・ビジネス文で「ありとあらゆる」を強調する定番。
Please submit any and all documents related to the case.
(本件に関するあらゆる資料を提出してください。)
🧾 総まとめ:不定代名詞の要点チェック
本セクションは Lesson 061(不定代名詞)の総復習用アウトラインです。
①一目でわかる対応表 ②選び分けフローチャート ③注意点チェックリスト ④頻出コロケーション一覧 ⑤ミス防止ノート ⑥FAQダイジェスト の順に配置します。
▮ 1. 一目でわかる対応表
「基本意味 → 品詞用法 →
数の一致 →
典型型(語順) →
相性・注意」の順で1枚ずつ確認できます。
all
すべて/全部all (of) + the/my/these + 名/S + all + V / all + 名
everyone / everything が自然。位置は we all のように S と V の間にも置ける。
both
両方both + 複名 / both of + the/them/both A and B
I don't want both.=「両方とも欲しいわけではない」)。
each
それぞれeach + 単名/each of + 複名(動詞は単数が基本)/十ドル each
every と混同注意。
every
すべての(各〜)every + 単名/every + 数詞 + 複名(=「〜おき」)
Not every ...=部分否定(「すべてが〜とは限らない」)。
one / ones
(前に出た名詞の)代用a + 形 + one / 形 + ones/特定物は it / them
water one)。
none
何ひとつ(誰ひとり)〜ないnone (of + 限定語 + 名)
none of + 代名詞 の動詞は単複どちらも可(文体で選択)。
other / another
別の/もうひとつthe other / others/another + 単名/another two days
another、複数なら other。
either / neither
どちらか/どちらも〜ないeither (of) + 複名/neither A nor B
either の否定=neither。語順に注意(Neither do I. など)。
some / any
いくらか/どれでも・少しもsome/any + 名/疑問・条件では any が基本、依頼・勧誘は some
any は否定で「少しも〜ない」。some + 単名 は「ある〜」の不特定。
some/any/no/every + body/one/thing
だれか/なにか…something + 形容詞(後置)/someone + to 不定詞
no one は2語。everyone は単数扱い(Everyone is ...)。
▮ 2. 選び分けフローチャート(迷ったらここ)
不定代名詞は 「人数・量」 → 「文の極性(肯定/否定/疑問/条件)」 → 「集合の限定(the/this/my など)」 の順に決めると失敗しません。
下は「質問に答えていく」だけで最適表現が選べるフローチャートです。専門用語はやさしい日本語で補足しています。
A/B=どちらか、~=名詞が入る場所、of + the/my=「特定の集まりから」STEP 1まず「人数・数量」は?
one=「(特定でない)1つ」/前に出た可算名詞の言い換え。another + 単名=「もう1つ・別の1つ」。another + 数詞 + 複名(例:another two days)も可。
both A and B=両方とも。either A or B=どちらか一方。neither A nor B=どちらも〜ない。
all=全部(集合をひとまとめ)。each=それぞれ一つずつ(個別に見る/単数扱い)。every + 単名=あらゆる〜(単数扱い)。
some=「いくつか/ある〜」(存在を想定)。any=「どれでも/いくらでも」(自由選択・制限なし)。
STEP 2文の極性(肯定/否定/疑問/条件)は?
- 勧誘・申し出の疑問文でも
someを使える(例:Would you like some ~ ?)。 every + 単名は「全体を1つずつ網羅」。
not ... any≒no + 名(二重否定に注意)。- 「どちらも〜ない」=
neither、単なる部分否定はnot both。
no-/none や neither に切替。
STEP 3「特定の集まり」から選ぶ?(of 構文)
all/both/none/either/neither + of + the/these/my + 名- 例:
none of my ~/either of the ~(動詞は単複どちらも可な語あり:noneなど)
every + 単名/each + 単名/other + 複名- ※
every of ~は不可(必ず名詞を直接修飾)。
STEP 4名詞は数えられる?(可算/不可算)
some + 複名/any + 複名/many + 複名- 1つだけ言い換え:
a 名 → one、複数はones
some + 不可算/any + 不可算/much + 不可算- ※ 不可算は
oneに置換できない。
STEP 5「他の〜」は other / another / the other を使い分け
another + 単名/another + 数詞 + 複名the other + 単名/the others=残り全部other + 複名/others(代名詞)このフローを毎回なぞれば、選択は自動化されます!
▮ 3. 要点チェックリスト(必修)
不定代名詞は「意味 → 数の一致 → 文の極性(肯定/否定/疑問/条件) → 特定の集まりか?」の順で選ぶとミスが激減します。
下のチェック項目を Yes/No で確認していけば、some / any / each / every / all / both / either / neither / other / another / one / none の使い分けが自然に身につきます。
-
1まず「何を言いたい?」(意味の核)「全部」=all/「両方」=both/「それぞれ」=each/「どの〜も」=every/「どちらか」=either/「どちらも〜ない」=neither/「もう1つ」=another/「他の」=other / the other/「1つ」言い換え=one/ones/「ひとつも〜ない」=none
-
2数の一致を合わせた?(単数/複数/不可算)each / every / another / either / neither / one → 単数
both / others → 複数
none / all / some / any → 名詞により単複どちらも(不可算=単扱い)
※ 不可算名詞(water, advice など)は one/ones に置き換え不可。 -
3文の極性は?(肯定/否定/疑問/条件)基本:肯定=some / 否定・疑問・条件=any
例外:勧誘・依頼の疑問(Would you like ...?)は some が自然。
「ひとつも〜ない」は not ... any ≒ no + 名詞(二重否定に注意)。 -
4「特定の集まり」から選ぶ?(
of + the/this/my)all / both / none / either / neither + of + the/these/my + 名 はOK。
×every of ~(every + 単数名詞 が正しい)。 -
5「他の〜」の3兄弟を区別できた?another + 単名=もう1つ/追加。
the other + 単名 / the others=(2つの)残り/特定の残り全部。
other + 複名 / others=その他一般。
×the/no/any/some + another(不可)。 -
6each/every/all/both の視点の違いを意識した?each=一人ずつ個別に見る(単数)。
every + 単名=全体をくまなくカバー(単数)。
all + 名=集合をひとまとめ。
both=二者の両方(複数)。 -
7none / either / neither のきまりを守った?either of / neither of / none of は of + the/these/my + 名 と相性が良い。
none は単複どちらの動詞も可(文体で揺れ)。
否定の共感:—I can't ~. —Neither can I.(語順は倒置) -
8代名詞用法/形容詞用法を区別できた?代名詞用法=名詞の代わりに単独で使う(例:
some,none,others)。
形容詞用法=名詞の前で修飾(例:some people,other ideas,every student)。
※everyは形容詞専用。単独では使えない。 -
9口語でより自然に言えている?人についての「全部」は会話で everyone、物なら everything が自然。
勧誘・申し出は some を優先(some more coffee?など)。 -
10最終ミス防止チェックevery of ~ と書いていない/another + 複名 と直結していない(another + 数詞 + 複名 が正)。
one を不可算で使っていない/both not としていない(部分否定になる)。
「意味→数→極性→of 構文」の順番を口に出して唱えると、脳が自動手順として覚えます。
▮ 4. コロケーション&固定句(サッと使える決まり表現)
不定代名詞は「単語の意味」だけでなく、決まりの組み合わせ(コロケーション)で覚えると会話が一気に自然になります。
ここでは all / both / either / neither / one / other / another / some / any / every / none / no に関する頻出の型を、やさしい日本語とミニ例で整理します。
all 系「全部」「まったく」「合計」などを作る型
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not ... at all=少しも〜ないとてもよく使う否定強調。at all は「少しでも」の意味が反転して「全然」に。I’m not tired at all.
(私は全然疲れていません。)
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after all=結局(理由・当然の含み)We stayed home, after all.
(結局、私たちは家にいました。)
-
in all=合計でThere were twenty people in all.
(全部で20人いました。)
-
all the + 比較級=それだけいっそう…This news makes me all the more careful.
(この知らせで、私はいっそう注意深くなる。)
-
above all=とりわけ/何よりもAbove all, be kind.
(何よりも、やさしくあれ。)
接続型セットで覚える:both / either / neither
-
both A and B=AもBもBoth my parents and my sister are doctors.
(私の両親も妹も医者です。)
-
either A or B=AかBのどちらかYou can choose either tea or coffee.
(お茶かコーヒーのどちらかを選べます。)
-
neither A nor B=AもBも〜ないNeither he nor I was ready.
(彼も私も準備ができていなかった。)
-
… , either.=(否定文に)〜も…ないI can’t swim, and I can’t dive, either.
(泳げないし、潜ることもできない。)
one / other 系「もう1つ」「残り」「順番」を表す型
-
one of + 複名 + 単動詞=〜のうちの1つOne of my friends lives abroad.
(友だちの1人は海外に住んでいる。)
-
another + 数詞 + 複名=さらに〜(数量の追加)We need another two chairs.
(いすがあと2脚必要です。)
-
one by one=一人ずつ/一つずつThe children came in one by one.
(子どもたちは一人ずつ入ってきた。)
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one after another=次々と(列が続く感じ)Questions came one after another.
(質問が次々と出た。)
-
the other day=この前/先日I met her the other day.
(先日、彼女に会いました。)
some / any 系「いくつか」「どれでも」「もしあれば」
-
some ~, others ~=〜する人もいれば…する人もSome like tea; others prefer coffee.
(お茶が好きな人もいれば、コーヒーが好きな人もいる。)
-
if any=もしあるとしても(量はわずか)There is, if any, little risk.
(あるとしても、危険はほとんどない。)
-
by any chance=もしかして(丁寧な疑問)Do you, by any chance, know his address?
(もしかして、彼の住所をご存じですか?)
-
not ~ any longer/any more=もはや〜ないI don’t live here any more.
(私はもうここには住んでいません。)
every / no / none 系「すべて」「ゼロ」を上手に言う
-
every single + 単名=一つ残らず/一人残らず(強調)I checked every single detail.
(一つ残らずすべての細部を確認した。)
-
every other + 名=1つおきに/隔〜I go jogging every other day.
(私は一日おきにジョギングする。)
-
none of + the/these/my + 名=〜のどれも(誰も)…ないNone of the answers are correct.
(その答えはどれも正しくない。)
-
no more than=わずか〜しかない/no less than=〜も(多さ強調)He has no more than five dollars.
(彼はたった5ドルしか持っていない。)
「意味で選ぶ → 型で言う」を癖にすると、会話で考える速度がぐっと上がります。
▮ 5. よくあるミス&回避策(不定代名詞)
テストでも会話でも頻出のつまずきポイントを、NG → OKの順でサクッと修正できるように並べました。
それぞれの例は、NGパターンとOKパターンを比べて覚えるのがコツです。
-
ミス #1 「every of」は存在しない「every」は形容詞専用なので必ず単数名詞を直に修飾します。特定集合を言いたい時は
all of + the/these/my + 複名を使います。✖ Every of students is busy.
(× すべての学生は忙しい。)
✓ Every student is busy.
(どの学生も忙しい。)
✓ All of the students are busy.
(学生は全員忙しい。)
-
ミス #2
another + 複数名詞に数詞がないanother は「もう1つ」。複数名詞に続ける時は another + 数詞 + 複名(=「さらに〜」)にします。一般の「他の〜」はother + 複名。✖ We need another chairs.
(× ほかの椅子が必要だ。)
✓ We need another two chairs.
(椅子があと2脚必要です。)
✓ We need other chairs.
(別の椅子が必要です。)
-
ミス #3 one を不可算名詞に使ってしまう不可算名詞(information, advice, furniture など)には some や a piece of を使います。
✖ I need one information.
(× 1つの情報が必要だ。)
✓ I need some information.
(いくつか情報が必要です。)
✓ I need a piece of information.
(情報を一件必要としています。)
-
ミス #4 both not と not both の混同both not は曖昧になりがち。
どちらも〜ない=neither (of ...)、両方ではない=not both (of ...)と言い分けます。✖ Both my brothers are not doctors.
(× どちらの意味にも取れる:どちらも医者でない/二人のうち一人だけ医者でない)
✓ Neither of my brothers is a doctor.
(兄弟はどちらも医者ではない。)
✓ Not both of my brothers are doctors.
(兄弟二人ともが医者というわけではない=一人は医者でない。)
-
ミス #5
either/neither/none ofの動詞一致を迷うeither/neither は基本「単数動詞」。none は文体で揺れます(どちらも可)。試験は単数が安全。✓ Either of the plans is fine.
(どちらの計画でも良い。)
✓ None of the students was / were late.
(学生はだれも遅刻しなかった。)
-
ミス #6 some / any の極性を取り違える基本は「肯定=some/否定・疑問・条件=any」。ただし、申し出・勧誘の疑問は some を使うのが自然。
✖ Do you have some questions?
(× 一般質問では不自然)
✓ Do you have any questions?
(質問はありますか?)
✓ Would you like some tea?
(お茶をいかがですか?)
-
ミス #7 the another など混合形「もう1つ」は another(不特定の追加)。二者の残りは the other。others / other + 複名 は「その他の(一般)」。
✖ I’ll take the another one.
(× the と another は一緒に使えない)
✓ I’ll take another one.
(もう1つにします。)
✓ I’ll take the other one.
((二つのうち)残りのほうにします。)
-
ミス #8 every + 複数名詞/whole の使い分けevery は単数。all + 複名 と置換可。時間は all day または the whole day。
✖ Every students are here.
(× すべての学生がここにいる。)
✓ Every student is here. / All the students are here.
(どの学生もここにいる/学生は全員ここにいる。)
✓ I studied all day / the whole day.
(私は一日中勉強した。)
-
ミス #9 my one など所有+one を乱用基本は所有代名詞(mine/yours/hers…)か the one を使う。my one は地域差があり、学習英語では避けるのが安全。
✖ This pen is my one.
(× このペンは私のものです。)
✓ This pen is mine.
(このペンは私のものです。)
✓ This is my pen / the one I bought.
(これは私のペン/私が買ったものです。)
-
ミス #10 二重否定(
not ... no/none)not ... anyまたはno + 名を使い、否定は1つに保つ。✖ I don’t have no time.
(× 時間がない。)
✓ I don’t have any time.
(時間が全くない。)
✓ I have no time.
(時間がない。)
脳は「間違いの形」もセットで覚えるので、本番で自動回避できるようになります。
6. FAQダイジェスト:不定代名詞の「迷いどころ」だけサッと復習
1分で読み切れるように、超要点だけを質問→答えで圧縮。
例文は中学生でも直感で分かる語を中心に作成。必要語はその場でやさしく解説します。
every は 単数名詞を「どの〜も」個々に見る感じ。
all は 複数/不可算で「全部」をひとまとめに。
Every student is here.
(どの学生も=全員いる)
All the students are here.
(学生がまとめて全員いる)
- another=「もう1つ/1人」(不特定の追加)
- the other=「(二者の)残りのほう」
- other + 複名 / others=「その他の〜」
I'll have another cup.
(もう1杯ください)
I'll take the other one.
(残りのほうを取ります)
either=「どちらか1つ(1人)」→単数動詞が基本。
neither=「どちらも〜ない」→単数動詞。
both=「両方」→複数動詞。
Either answer is fine.
(どちらの答えでもOK)
基本:疑問・否定・条件は any。ただし申し出・勧誘の疑問は気持ちが前向きなので some。
Do you have any questions?
(質問はありますか?)
Would you like some coffee?
(コーヒーをいかがですか?)
現代英語ではどちらも可。ただし試験やフォーマル文では 単数が安全。
None of the members was / were absent.
(メンバーはだれも欠席しなかった)
each=「一つずつ個別フォーカス」。every=「集合全体を抜け漏れなく」。
Each student has a locker.
(学生それぞれロッカーを持つ)
one=「同じ種類の別物」。it=「そのもの(特定物)」。
This cake is too big. Show me a smaller one.
(このケーキは大きすぎ。別の小さいのを見せて)
- no one / nobody=「だれも〜ない」(人)
- none=「どれも/何も〜ない」(集合の中に0)
- nothing=「何も〜ない」(物・事)
No one knows the answer.
(だれも答えを知らない)
時間・距離などの反復はふつう every + 数詞 + 複数名(例:every three days)。配布・割当の「一人につき」は each。
We meet every Monday.
(私たちは毎週月曜に会う)
意味はほぼ同じ。someone はややフォーマル、somebody はくだけた口調。試験や文章では someone が無難。
Someone is at the door.
(だれかが玄関にいる)
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- 語順と
doの位置 - 否定:
do not + 動詞原形 - 肯定強調:
I do like it.
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to have + 過去分詞 の読み解きもここで。
- to + 原形/完了不定詞
- 感情の理由:
It is ... to do - 目的表現:
to do