間接疑問 |
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Lesson 064 |
目次
間接疑問
間接疑問は、文中で疑問を表す名詞節で 主語・補語・目的語 の役割を持ち、疑問詞 や 「 if / whether 」 で始まります。普通の疑問文とは異なり、疑問詞 や if / whether のあとは平叙文と同じ 「 主語 + 動詞 」の語順になります。
「 if [ whether ] + 主語 + 動詞 」の間接疑問
一般疑問文 ( Yes / No 疑問文 ) や 選択疑問文 ( A or B 疑問文 ) が 間接疑問文 になると、接続詞として if または whether が用いられ 「 ~ かどうか 」 という意味になります。 間接疑問では平叙文の語順になっていることに注意する。
一般疑問文 | Is he an American? ( 彼はアメリカ人ですか。 ) |
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間接疑問文 | I don't know if [ whether ] he is an American. ( 彼がアメリカ人かどうか知らない。 ) |
選択疑問文 | Will she go or stay? ( 彼女は行くのですか、それともとどまるのですか。 ) |
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間接疑問文 | Please ask her if [ whether ] she will go or stay. ( 彼女が行くのか、とどまるのか聞いてください。 ) |
口語体では主に if が用いられますが、次のような制約があります。以下に該当する場合は whether が用いられます。
主語の名詞節として文頭に置くことはできない。
補語として用いることはできない。
前置詞の目的語になることができない。
名詞の同格節になることができない。
if の直後に or not を置くことはできない。末尾に置くことは可能。
「 疑問詞 ( を含む語句 ) + 主語 + 動詞 」の間接疑問
特殊疑問文 ( 疑問詞を含む疑問文 ) の場合は、疑問詞をそのまま間接疑問の節頭に置きます。この用法でも語順は平叙文と同じとなる。
特殊疑問文 | When is his birthday? ( 彼の誕生日はいつですか。 ) |
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間接疑問文 | Please tell me when his birthday is. ( 彼の誕生日がいつか教えてください。 ) |
3 - 1. 間接疑問が主語となる場合
Which of the two is the prettier?
( その 2 人のうち どちらのほうがきれいですか。 )
3 - 2. 間接疑問が目的語となる場合
Nobody knew who he was.
( だれも彼がだれなのか知らなかった。 )
3 - 3. 間接疑問が補語となる場合
The question is how we can get it.
( 問題はどのようにしてそれを手に入れるかだ。 )
3 - 4. 間接疑問が前置詞の目的語となる場合
For what did Susan go to New York?
( スーザンがニューヨークに行ったのは何のためですか。 )