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📚 英文法 全120 Lesson

関係代名詞とは?

関係代名詞は、文と文をつなぐ(接続)前の名詞を受ける(代名)の2役を同時にこなす便利ワザ。 例えば「This is Bill.」「He is a singer.」の2文は、 This is Bill who is a singer. のように1文にまとめられます。 先行詞(説明される名詞)と関係詞節(説明のかたまり)をセットで見れば、だれでも理解できます。 学びのコツ:まず「先行詞が人か/物か」を判断 → 役割(主語/目的語/所有)を確認 → カンマの有無で「補足説明」かどうかを見ると迷いません。

Lesson 065

先行詞=説明される名詞関係詞節=あとから付け足す説明。 who / which / that / whom / whose を「人・物」「主語・目的語・所有」の観点で選ぶだけです。

モチベUPひとこと:「毎日1つの用法」を押さえるだけで、1週間後には英文の理解スピードがぐんと上がります。小さな達成を積み重ねましょう!

目次

1. 関係代名詞とは?(まずは全体像)

関係代名詞は、文と文をつなぐという接続の役割と、 前に出た名詞を受けるという代名の役割を同時にこなす文法ツールです。 2つの文を1文にまとめ、あとから情報を「足して」読みやすくします。 学習のコツ:①先行詞が人か物か②主語/目的語/所有のどれか③カンマ(,)の有無の順に判断すれば迷いません。

Lesson 065 / Section 1

ことばの定義

先行詞 説明される名詞のこと。あとから説明(関係詞節)がくっつきます。 例:This is Bill.Bill が先行詞。

関係詞節 先行詞を説明するかたまり(節)。中に主語と動詞が入ります。 例:who is a singer が「ビル」を説明している関係詞節。

関係代名詞 先行詞と関係詞節をのように結ぶ語。代表は who / which / that / whom / whose「人か物か」「主語・目的語・所有」の役割で選びます。

基本 主格(人)

This is Bill who is a singer.

(こちらは歌手であるビルです。)

🔧 構造:先行詞 Bill[who + S + V](関係詞節)で 2文→1文。

💡 who は「人」を受けるときに使うのが基本。

基本 主格/目的格(物)

The book that I bought yesterday is great.

(きのう買ったその本は素晴らしい。)

🔧 構造:先行詞 the book[that I bought yesterday] が説明。

⚠️ that所有格がない× that’s cover)。非制限用法(カンマ付き)では通常使いません。

モチベひと言:「言葉の正体が分かると、例文が一気に読みやすくなる」。まずは用語を“使える言葉”にしておきましょう。

見取り図ミニ表(まずは最短ルート)

先行詞の種類 主語 目的語 所有 メモ
人(people) who who / whom whose 口語whom はかたい文体。目的格は省略されることも。
物・動物(things/animals) which / that which / that whose / of which 注意that は所有格なし。of which はやや硬い。
人・物どちらも that that(省略可) 非制限×カンマ付き(補足)では通常 that は使わない。

例(人/主語):a person who speaks English

例(物/目的語):the book (which/that) I recommended

使い分けの合言葉:先行詞が人か物か → 役割が主語/目的語/所有カンマの有無。

使い方の3ステップ(思考手順の固定化)

  1. 先行詞は「人」か「物・動物」か?
    先行詞=説明される名詞。人 → who/whom/whose物・動物 → which/whose/of which、どちらでもOKならthat(ただし所有格は不可)。
    例:a person(人)→ who / whoma book(物)→ which / that
  2. 関係代名詞は「主語」「目的語」「所有」のどれ?
    関係詞節の中での役割を考えます。主語:who/which/that目的語:who/whom/which/that(省略されやすい)所有:whose/of which
    例(主語):a person who speaks English
    例(目的語):the photo (which/that) I tookwhich/that は省略可)
    例(所有):a girl whose father is a pilot
  3. カンマ , はある?(意味が変わります)
    ない=情報を絞り込む(制限用法)。ある=あとからの補足(非制限用法)。非制限では通常thatは使いません。
ステップ通し例 主格(人)

I know a person who can help us.

(私たちを助けられる人を知っています。)

🔍 先行詞=a person(人)→ who 候補。

🔧 役割=who が関係詞節の主語(who can help)。カンマなし=「助けられる人」という条件で絞り込む用法。

覚え方のコツ:「人 or 物」→「主語/目的語/所有」→「カンマ有無」。この順で必ず決めると、迷いが一気に減ります。

制限用法 vs 非制限用法(カンマ , の意味)

種類 書き方 意味(直感) 訳のコツ 使える関係代名詞
制限用法 先行詞 + 関係代名詞節カンマなし 同じ先行詞が複数あり、どれかを特定(絞り込み) 「〜する◯◯」「〜である◯◯」と名詞を限定 who / whom / which / that / whose
非制限用法 先行詞, 関係代名詞節カンマあり 先行詞はすでに特定済みで、あとから補足 日本語では「〜で、その…」「〜で、しかも…」など追伸の感じ who / whom / which / whose通常 that は不可
制限用法 絞り込み

My brother who lives in Osaka is a doctor.

大阪に住んでいるほうの私の兄は医者です。)

兄が複数いる前提。「大阪に住む兄」に限定しています(情報で絞り込む)。

非制限用法 補足

My brother, who lives in Osaka, is a doctor.

(私の兄は、大阪に住んでいて、医者です。)

兄はどの兄か特定する必要がない(たぶん兄は一人)。「大阪在住」は追伸(補足)情報。

非制限では通常 that は使いません(× My brother, that ...)。

制限用法 目的格(省略可)

The book (which/that) I recommended won a prize.

(私が薦めたその本が賞を取りました。)

目的格はしばしば省略:The book I recommended ...

非制限用法 , which

The book won a prize, which surprised everyone.

(その本が賞を取り、それにはみんなが驚きました。)

, which は直前の節や内容全体を受けて補足する用法(「そしてそれは…」)。

注意:非制限用法(カンマあり)は情報を「付け足す」だけなので、削っても文の主旨は保たれます。対して制限用法は削るとだれ・どれを指すか分からなくなるため、意味が崩れます。

省略の超基本(目的格)

関係代名詞が関係詞節の「目的語」になるとき、who / which / thatしばしば省略されます。読むときは、(目的語が抜けている→前の名詞を受けている)と 脳内で補ってください。

  • 主語の who/which/that省略不可(主語が消えると文が成り立たないため)。
  • 前置詞の直後に置く場合(to whom / about which など)は省略不可。 代わりに前置詞を文末へ移動(いわゆる前置詞残置)すれば省略が可能:
目的格 省略OK

The woman (who) you met is my aunt.

(あなたが会った女性は私のおばです。)

関係詞節「you met (誰を?)」の目的語が省略され、先行詞 the woman を受けます。

目的格 省略OK

The book (which/that) I bought is on the desk.

(私が買った本は机の上にあります。)

I bought (何を?) の目的語が省略され、先行詞 the book を受けています。

前置詞と省略 フォーマル vs 口語

The person to whom I spoke was very kind.

(私が話しかけた相手はとても親切でした。)


The person (who) I spoke to was very kind.

(私が話しかけた人はとても親切でした。)

前置詞がに来る形(to whom)では省略不可/フォーマル。

前置詞を文末に置く形(spoke to)では who/which/that を省略しやすい/口語的。

注意:that前置詞の直後に置けません(× the person to that I spoke)。必要なら to whom / about which などを使うか、前置詞を後ろへ移動して省略しましょう。
モチベひと言:「目的格は消えることがある」と知っておくと、実際の英文が一気に読みやすくなります。

強調構文への橋渡し(見取り図だけ)

強調構文(It is/was ... that/who ~)は、もとの文の一部分をぐっと目立たせる仕組みです。 関係代名詞に似た that / who が後ろに続きますが、役割は「補足」ではなく強調です。

もとの文 強調したい要素 強調構文(形) メモ
I love you. 対象(人) It is you who I love. 人なら whothat も可)。「愛しているのはあなただ」
I bought a book yesterday. モノ It is the book that I bought yesterday. that が万能。モノ・場所・時など広くOK。
We met in Osaka. 場所 It was in Osaka that we met. 「会ったのは大阪でだ」
We met yesterday. It was yesterday that we met. 「会ったのは昨日だ」
John knows the answer. 主語(人) It is John who knows the answer. 「答えを知っているのはジョンだ」
強調構文 恋愛

It is you who I love.

愛しているのはあなたです。)

原形:I love you. → 強調:It is you who I love.(対象を前面に)

強調構文 モノ

It is the book that I bought yesterday.

きのう買ったのはその本です。)

that は人以外で広く使える。人に対しても使われます(whoも可)。

覚え方:It is/was + 強調したい部分 + that/who + S + V「何を際立たせたいか」を先に決めると、文が組み立てやすくなります。
主格(人) 絞り込み

Anyone who arrives early can get a good seat.

早く来る人はだれでも、良い席を取れます。)

🔧 構造:Anyone(先行詞・人)+ [who + arrives early](関係詞節)。who は節の主語

語注:arrive 到着する、early 早く、seat 座席。

目的格(人) 前置詞直後=省略不可

The colleague with whom I worked moved to Canada.

(私が一緒に働いていた同僚はカナダに引っ越しました。)

with whom:前置詞の直後は whomthat は置けません(× with that)。

語注:colleague 同僚、move 引っ越す。

目的格(人) 省略OK/口語

The colleague (who) I worked with got promoted.

(私が一緒に働いた同僚は昇進しました。)

目的格の who は省略可。前置詞を後ろに残す形(前置詞残置)。

語注:get promoted 昇進する。

所有(人) whose + 名詞

I admire a scientist whose ideas changed medicine.

(私は、その考えが医学を変えた科学者を尊敬しています。)

whose + 名詞 が基本形。whose ideas=「その人の考え」。

語注:admire 敬服する、medicine 医学。

所有(物) whose(物にも可)

We stayed in a city whose skyline is unforgettable.

(私たちはスカイラインが忘れられない街に滞在しました。)

whose は「物」にも使える(硬めなら of which)。

語注:skyline 都市の輪郭、unforgettable 忘れがたい。

非制限 of which(硬い)

The company, the profits of which have doubled, is hiring.

(その会社は、利益が2倍になっており、採用活動をしています。)

, で補足(非制限)。of which は所有を表す硬い言い方。

語注:profit 利益、hire 採用する。

主格(物) which

A storm which hit the coast last night caused serious damage.

(昨夜、海岸を襲った嵐が深刻な被害をもたらしました。)

which は物・事を受ける主語に使える。

語注:coast 海岸、damage 被害。

非制限 , which(前文全体)

He missed the last train, which was unfortunate.

(彼は終電に乗り遅れ、それは残念なことでした。)

, which は直前の内容全体を受けて「そしてそれは…」と補足。

語注:miss 逃す、unfortunate 残念な。

thatの好発 最上級

This is the best solution that we can offer.

(これは私たちが提案できる最良の解決策です。)

最上級(the best)があると that を選びやすい。

語注:solution 解決策、offer 提案する。

thatの好発 the only

She is the only person that understands me.

(彼女は私を理解してくれる唯一の人です。)

the only / the first / the same など「唯一・特定」を示す語も that と好相性。

語注:understand 理解する。

thatの好発 everything / all

Everything that matters is here.

大事なものはすべて、ここにあります。)

everything / all / nothing / anything などの後は that を使いやすい。

語注:matter 重要である。

主格(人) パターン:Those who ~

Those who are willing to learn improve quickly.

学ぶ意欲がある人は上達が早い。)

Those who ...=「…する人たち」。willing 進んで〜する意欲がある。

語注:improve 上達する、quickly すばやく。

恋愛 主格(人) 定番フレーズ

You are the one who makes me smile.

私を笑顔にしてくれるのはあなたです。)

the one who ...=「…する人」。smile 微笑む。

言い換え:You make me smile.(強調なしの平叙文)。

よくある落とし穴(小さなアラート)

① 非制限用法(カンマあり)で that は基本使わない
非制限=あとからの補足。「, who / , which / , whose」などを使う。

Our manager, who travels a lot, is in Paris now.

(私たちのマネージャーは、よく出張していて、今はパリにいます。)

× Our manager, that travels a lot, ...(不自然)
that に所有格はない → whose / of which
人・物どちらでも whose + 名詞 が基本。硬めは of which

I visited a museum whose collection is world-famous.

(私はコレクションが世界的に有名な博物館を訪れました。)

× a museum that's collection ...(誤り)
③ 目的格は省略できるが、前置詞の直後は省略できない
前置詞が前に出る形:to whom / about which など(フォーマル)。残置なら省略しやすい。

The mentor to whom I spoke encouraged me.

(私が相談したメンターは私を励ましてくれました。)

The mentor (who) I spoke to encouraged me.

(私が話しかけたメンターは私を励ましてくれました。)

× The mentor to that I spoke ...(前置詞直後に that は置けない)
④ 主語になっている who/which/that は省略不可
主語が消えると文として成立しない。

The engineer who designed this bridge is brilliant.

(この橋を設計したエンジニアは素晴らしい人です。)

× The engineer designed this bridge is ...who を落とせない)
⑤ カンマの有無で意味が大きく変わる(限定 vs 補足)

The students who submitted early got feedback.

早く提出した学生たちがフィードバックを受けた。=絞り込み)

The students, who submitted early, got feedback.

(学生たちは、早く提出しており、フィードバックを受けた。=補足)

⑥ 動詞の一致は「関係詞節の主語」に合わせる
見かけに釣られず、who/that が受ける語(数)で決める。

People who know the rule follow it.

(その規則を知っている人々はそれに従う。)

× People who knows the rule ...people は複数 → know
one of + 複数名詞 + who ... の中の動詞は複数形になることが多い
who は直前の複数名詞を受けるため、節内の動詞は複数形に。

She is one of the students who work part-time.

(彼女はアルバイトをしている学生の一人です。)

ただし文脈上「その一人が…する」を強調したい時に単数を使う例もあります(文体判断)。
, which は「直前の内容全体」を受ける(名詞単体と誤解しない)

She passed the exam, which surprised her family.

(彼女が合格し、そのことは家族を驚かせました。)

カンマなしの which は直前の名詞を修飾しやすい。, which は「そしてそれは…」の補足。
⑨ 場所・時は where/when前置詞 + which を使う
自然さを重視:the place where ... / the day when ...。硬めなら in/on which

This is the place where we first met.

(ここが私たちが初めて会った場所です。)

This is the place in which we first met.

(ここは私たちが初めて会った場所です。※やや硬い)

the place which we first met(多くの場面で不自然。前置詞が欲しい)
⑩ 非制限は両側にカンマ(挟み込み)
先行詞の後ろと、関係詞節の終わりにカンマ。読みやすさと誤解防止。

My car, which I bought last year, runs well.

(私の車は、去年買ったのですが、調子が良いです。)

⑪ 先行詞が「人+物」のセットなら that を選びやすい
例:the writer and the books that ...(who/which を混ぜづらい場面)。

The writer and the books that inspired me are here.

(私に影響を与えた作家と本がここにあります。)

ワンポイント:先行詞は人か物か」「主語/目的語/所有」「カンマの有無」の3チェックを毎回ルーティン化すれば、落とし穴は自然に回避できます。

Lesson 065 内ナビ

重要な章だけをコンパクトにご案内します。カードをクリックすると、その章の先頭へ移動します。 まずは上から順に読んでも、気になる章からでもOKです。

1

関係代名詞とは?(全体像)

接続代名の2役。先行詞(説明される名詞)と関係詞節(説明のかたまり)を橋渡しして、2文を1文にまとめます。

概要 はじめての人向け
2

関係代名詞の種類

人なら who/whom/whose、物なら which/whose、万能は that所有格なし)。まずは人か物か × 役割で選びます。

対応表 最短ルート
3

who の用法

を受ける。主語:who目的語:who/whom(省略可), who は補足説明(非制限)です。

主語・目的語
4

whose の用法

所有を表すときの基本形は whose + 名詞。人にも物にも使えます(硬めなら of which)。

所有 人・物どちらも
5

whom の用法

目的格(人)。文語や前置詞直後で用いられます:to whom / with whom。口語は who か省略が一般的。

目的格 前置詞直後
6

which の用法

物・動物を受ける。, which は直前の内容全体を受けて「そしてそれは…」と補足する便利な型。

非制限:, which
7

that の用法

who/whom/which代用として広く使える万能型。所有格は持たない/非制限(カンマあり)では通常使いません。

万能 最上級・the only 等
🧾

総まとめ:要点チェック

使い分け早見表・, which / , who のコツ・目的格の省略・強調構文との違いを一気に復習します。

復習 仕上げ

2. 関係代名詞の種類(まずは道しるべ)

迷わないコツは3ステップ①先行詞は人か物?②役割は主語・目的語・所有?③カンマ(,)の有無?
このセクションは、後続の who / whose / whom / which / that を選ぶための全体地図です。 ※ 非制限(カンマ付き)では通常 that は使いません/that には所有格がありません。

Lesson 065 / Section 2

導入ミニ定義(軽いおさらい)

先行詞(せんこうし)

説明される名詞のこと。あとに来る「説明のかたまり(関係詞節)」が、この名詞にくっつきます。

言いかえ:ターゲットの名詞

例:I met a girl.(私は女の子に会った)
関係詞節

先行詞を説明する文のかたまり。中には主語と動詞が入ります(ミニ文)。

言いかえ:説明パーツ

例:[who plays the violin](バイオリンを弾く)
関係代名詞

先行詞と関係詞節を橋渡しする語。代表は who / whom / whose / which / that

選び方:人か物×主語/目的語/所有×カンマ

例:a girl who plays the violin
基本 主格(人)

I met a girl who plays the violin.

(私はバイオリンを弾く女の子に会いました。)

🔧 構造:先行詞 a girl[who plays the violin] が説明。who は節内の主語

語注:meet 会う、play the violin バイオリンを弾く。

基本 目的格(物)

This is the camera (that) I bought yesterday.

(これは私が昨日買ったカメラです。)

🔧 目的格の that/which はよく省略the camera I bought ...

注意:that所有格はありません/, that は原則不可。

モチベひと言:まず「用語の正体」をつかむと、表や例文の意味がスッと入ります。次は“選び方の最短ルート”へ進みましょう。

マスター早見表(最短ルート)

迷ったら、まずはこの表。先行詞が「人」か「物」か、関係代名詞の役割(主語/目的語/所有)、そしてカンマ(,)の有無で選びます。

先行詞の種類 主語(省略不可) 目的語(しばしば省略) 所有 非制限(カンマあり) メモ
who who / whom / that whose , who / , whom / , whose 口語は who または省略が多い。前置詞直後は whom
物・動物 which / that which / that whose / of which , which / , whose of which はやや硬い。内容全体への補足は , which
両方(人/物) that that (所有なし) 通常不可 that は万能寄りだが、所有格なし非制限×前置詞直後×
  • 主語の関係代名詞は省略不可。目的語は省略されやすい(例:the book (that) I read)。
  • 前置詞直後は whom/which を使い、that は置けません(例:to whom / with which)。
  • , which直前の内容全体を受けて補足することがあります。
人 × 主語 who

Anyone who tries can improve.

挑戦する人はだれでも上達できます。)

物 × 目的語 省略OK

The laptop (which/that) I bought works well.

(私が買ったノートPCは調子が良いです。)

覚え方:人か物か」→「主語/目的語/所有」→「カンマ」の順で決めれば、最短で正解にたどり着きます。

選び方の意思決定ツリー(迷わない3チェック)

Step 1 先行詞は「人」?それとも「物・動物」?
人なら who/whom/whose、物なら which/whose/of which。どちらにも当てはまる時は that(ただし所有×/非制限×)。
例(人):a person who helps / 例(物):a book which/that sells well
Step 2 関係詞節の中での役割は?(主語/目的語/所有)
  • 主語who / which / that省略不可
  • 目的語who/whom/which/that省略されやすい
  • 所有whose(物にも可)/硬いなら of which
前置詞が直前に来るときは whom/which を使い、that は置けません(例:to whom / with which)。
Step 3 カンマ(,)はある? — 制限用法 or 非制限用法
制限用法(絞り込み)

カンマなし。どれを指すかを限定します。that も使用可。

The students who submitted early got feedback.

早く提出した学生がフィードバックを受けた。)

非制限用法(補足)

カンマあり。情報をあとから付け足すだけ。通常 that不可

The students, who submitted early, got feedback.

(学生たちは、早く提出しており、フィードバックを受けた。)

+ 補足:that を選びやすい場面
  • 最上級/the only / the same / the very など:the best solution that ...
  • 不定代名詞(everything / nothing / anything / all ...):Everything that matters ...
  • 人+物の並列先行詞:The author and the books that inspired me ...
  • 強調構文It is/was ... that
that(最上級) 制限用法

This is the best idea that we have.

(これは私たちが持つ最高のアイデアです。)

コツ:毎回「人か物か役割カンマ」の順に固定すると、選択は数秒で決まります。

that を選びやすい場面(優先度ルール)

thatwho/whom/which の代わりに広く使える万能型。ただし 所有格がない非制限(カンマあり)では通常使わない前置詞直後に置けないという制限があります。 下のルールに当てはまるときは、まず that を候補にしましょう。

優先1最上級 / the only / the same / the very

「唯一」「最も」「まさに同じ」など特定性が高いときは that が自然。

最上級

This is the most effective method that we know.

(これは私たちが知る中で最も効果的な方法です。)

the only

She is the only person that can help us.

(彼女は私たちを助けられる唯一の人です。)

優先2不定代名詞/数量形容詞

everything / anything / nothing / all / every / any / no などの後ろは that がハマりやすい。

everything

Everything that you need is included.

(必要なものはすべて含まれています。)

any

Any idea that saves time is welcome.

(時間を節約できるどんなアイデアでも歓迎します。)

優先3人+物の並列先行詞

先行詞が「人」と「物」のセットだと、whowhich を混ぜにくいので that が便利。

並列

The singer and the songs that inspired me changed my life.

(私に影響を与えたその歌手と歌は、私の人生を変えました。)

優先4強調構文(It is/was ... that ~)

「どの部分を強調したいか」を前に出す型。人を強調する場合は who も可。

強調構文

It is patience that makes progress possible.

忍耐こそが前進を可能にします。)

注意:that非制限(,付き)では基本使わない所有格がない前置詞の直後に置けない× to that)。必要なら who/whom/whichwhose / of which を選びます。

whose vs of which(所有の選び分け)

所有を表すときの基本は whose + 名詞。実はにも使えます。of which はやや硬い文体で、補足(,付き)語が長くなるときに読みやすくなることがあります。

おすすめwhose + 名詞(人・物どちらもOK)

口語~標準の文章で自然。読みやすい。

物にもOK

We visited a city whose riverfront is beautiful.

(私たちは川沿いが美しい都市を訪れました。)

語注:riverfront 川沿いの地区。

I respect a teacher whose advice changed my study plan.

(私は助言が私の学習計画を変えた先生を尊敬しています。)

フォーマルof which(所有をof A の形で)

硬めの文体。非制限(補足)語が長いときに見通しがよい。

非制限(補足)

The company, the profits of which doubled last year, is expanding.

(その会社は、利益が昨年倍増したのだが、事業拡大している。)

長い修飾

They bought a house, the roof of which was damaged by a storm.

(彼らは、嵐で屋根が損傷した家を買いました。)

観点 whose + 名詞 of which ひとこと
文体 自然・標準(口語~一般文) やや硬い(論述・補足で多い) 迷ったら whose
対象 人・物どちらもOK 主に物(人も可だが一般的でない) whose は物にも使える!
位置関係 先行詞の直後に置きやすい 「X of which Y」構造で補足に向く 長い語句は of which が見通し◯
非制限(,付き) , whose も可 , of which はよく用いられる 補足情報はどちらも可能
誤りに注意:

× a museum that's collection is famousthat に所有格はない)

a museum whose collection is famousthe museum, the collection of which is famous

コツ:whose を基本形として素早く使い、硬く整えたい補足に回したい語が長いときに of which を選ぶのが最短ルートです。

whom vs who(目的格・前置詞)

whomwho目的格(動詞や前置詞のうけ手)。日常会話では who に置き換えたり、目的格を省略することがよくあります。 ただし前置詞の直後では whom が基本で、that置けません

前置詞を前に出す(フォーマル)

前置詞(to, with, about など)が直前に来る形。目的語は whom/which で受ける。

The mentor to whom I spoke encouraged me.

(私が相談したメンターは私を励ましてくれました。)

× to that は不可。

The tool with which we work is reliable.

(私たちがそれで作業する道具は信頼できる。)

前置詞を後ろに残す(口語・自然)

前置詞は節の末尾へ(前置詞残置)。who を使いやすく、目的格は省略可

The mentor (who) I spoke to encouraged me.

(私が話したメンターは私を励ましてくれました。)

省略OK:(who) を落として自然。

The tool (which/that) we work with is reliable.

(私たちが使っている道具は信頼できる。)

省略OK:(which/that) は省ける。

フォーマル/前置詞直前:whom / whichthat不可)

口語/前置詞残置:who省略(物は (which/that) か省略)

主語の who/that は省略不可(例:The engineer who designed ...

よくある誤り:

× The person to that I spoke ...to that は不可)

× The person whom I think is honest ...whom はここで主語ではない → who

The person who I think is honest ...who が「is」の主語)

コツ:前置詞の直後=whom/which、それ以外は who/省略 でOK」――この合言葉で迷いを減らせます。

, which の2つの顔(名詞修飾 vs 文全体への補足)

which2通りに働きます。カンマなしなら直前の名詞をしぼり込む(制限)。カンマあり(, which)なら直前の内容全体を受けて、「そしてそれは…」と補足します。 , that は通常不可です。

カンマなし:名詞を修飾(制限)

どの名詞を指すかを限定。名詞の情報として不可欠。

名詞修飾

The book which I bought yesterday is on the desk.

昨日買ったその本は机の上にあります。)

which は名詞 book を限定。
that も可

The book (that) I bought yesterday is on the desk.

昨日買った本は机の上。)

制限用法では that もよく使われ、省略も可。
カンマあり:文全体を受ける補足(非制限)

直前の出来事・事実を「それは…」と受ける。情報のつけ足し。

内容全体

She passed the exam, which surprised her family.

(彼女が合格し、そのことは家族を驚かせました。)

, which は「合格した」という事実全体を受ける。
名詞に付け足す補足

My car, which I bought last year, runs well.

(私の車は、去年買ったのですが、調子が良いです。)

→ 「車」を説明するが、なくても文は成立(補足情報)。
読み方のヒント:
  • 非制限(, which)前で少し間を置くと自然(音読のリズム)。
  • 制限(which/that)は名詞とぴったり密着して読む。
落とし穴:
  • × , that は不可(非制限は , which/, who/, whose)。
  • 「内容全体」を受けたいのにカンマを忘れると、名詞修飾に誤解される。
  • 非制限は両側にカンマ(挟み込み)にするのが原則。
ミニ対比

He missed the last train, which was unfortunate.

(彼は終電を逃し、そのことは残念だった。)


The train which he missed was crowded.

(彼が乗り損ねた電車は混んでいた。)

上:, which出来事全体。下:which名詞 train を限定。
コツ:名詞だけを説明?それとも出来事全体を補足?」を先に決め、必要ならカンマを入れる――これで読解も作文もスムーズです。

💬 例文で感覚をつかもう!(関係代名詞の種類)

主格(who)

The scientist who discovered the comet became famous.

(その彗星を発見した 科学者は有名になった。)

🔧 構造:scientist(先行詞)を [who discovered ...] が説明。who は節内の主語で、省略不可
語注:comet 彗星、famous 有名な。
目的格(省略OK)

The musician (who) you invited has arrived.

(あなたが招待した 音楽家が到着しました。)

🔧 目的格の関係代名詞はしばしば省略される:the musician (who) you invited ...
語注:invite 招待する、arrive 到着する。
前置詞直前 フォーマル

The colleague to whom I reported retired last year.

(私が報告していた 同僚は昨年退職した。)

✅ 前置詞が直前に来るときは whom/which を用い、that不可(× to that)。
語注:report to ~の部下である、retire 退職する。
前置詞残置 口語・自然

The investor (who) I negotiated with agreed.

(私が交渉した 投資家は同意した。)

🔧 who省略可。前置詞は節の末尾に残す(自然な口語)。
語注:negotiate 交渉する、agree 同意する。
主格(which/that)

The device which monitors sleep also tracks breathing.

(睡眠を監視する 装置は、呼吸も記録する。)

🔧 主格は省略不可whichthat に置換してもOK(制限用法)。
語注:monitor 監視する、track 追跡・記録する。
目的格(省略OK)

The painting (which/that) we saw at the museum was a Monet.

(私たちが博物館で見た はモネの作品だった。)

✅ 目的格は省略されやすい:The painting we saw ...
語注:museum 博物館、Monet モネ(画家名)。
所有

A chef whose restaurant won awards opened a new place.

レストランが受賞した 料理人が、新店舗をオープンした。)

🔧 whose + 名詞 で「~の」。人・物どちらにも使える。
語注:award 受賞、open a place 店を開く。
所有 物に使える whose

A company whose products last long earns trust.

製品が長持ちする 会社は信頼を得る。)

whoseにも使える(自然)。
語注:last 長持ちする、earn trust 信頼を得る。
フォーマル 非制限(, of which)

The bridge, the construction of which started in 1990, connects the islands.

(そのは、建設が1990年に始まったのだが、島々をつないでいる。)

🔧 of which はやや硬いが、語が長くなる補足に向く。非制限は両側にカンマ
語注:construction 建設、connect つなぐ。
非制限 , who

My father, who loves gardening, grows herbs on the balcony.

園芸が好きな私のは、ベランダでハーブを育てている。)

✅ 非制限(補足)は , who/which/whose が基本。, that は通常不可
語注:herb ハーブ、balcony ベランダ。
非制限 内容全体を受ける , which

The server went down, which affected thousands of users.

サーバーがダウンし、そのことは何千人ものユーザーに影響した。)

🔧 , which は直前の出来事全体を受けて補足。「そしてそれは…」。
語注:go down 落ちる/停止する、affect 影響を与える。
that 優先 the only / 最上級

This is the only route that avoids traffic.

(これは渋滞を避けられる唯一のルートです。)

the only / the same / the very / 最上級that が使われやすい。
注意:that には所有格なし, that は通常不可。
that 優先 不定代名詞

Anything that makes learning fun is valuable.

(学びを楽しくするものであれば、何でも価値がある。)

🔧 anything / everything / nothing / all / any / every ... の後ろは that が自然。
語注:valuable 価値のある。
that 優先 並列先行詞

The team and the strategy that won the championship impressed everyone.

(優勝したチーム戦略は、皆を感心させた。)

🔧 先行詞が「人+物」のとき、whowhich を混ぜずに that で一括が自然。
恋愛 目的格(省略OK)

You are the person (that) I trust with my heart.

(あなたは、私が心から信頼する人です。)

🔧 目的格の that省略して自然(the person I trust ...)。
語注:trust 信頼する、with my heart 心から。

🧾セクション2 まとめ(要点カード)

人か物か」→「主語/目的語/所有」→「カンマの有無」の順で選べば迷いません。下のカードで最速復習!

Step 1Step 2Step 3
  1. 先行詞は「人」?「物(動物)」?
    人なら who / whom / whose、物なら which / whose(硬めは of which)。どちらにも当てはまるときは that(※所有×/非制限×)。
  2. 関係詞節の役割は?(その中で何をしている?)
    主語=who / which / that省略不可)/目的語=who/whom/which/that省略されやすい)/所有=whose(物にもOK)・of which(硬い)。
  3. カンマ(,)はある?
    ない=制限用法(しぼり込み、that可)/ある=非制限用法(補足、, which / , who / , whose, that は不可
先行詞 主語 目的語 所有 非制限(,付き) 覚えるコツ
who who/whom/that(省略可) whose , who / , whom / , whose 前置詞直前は whom× to that)。
物・動物 which/that which/that(省略可) whose / of which , which / , whose , which は直前の内容全体を受けやすい。
人+物 / どちらも that that(省略可) ―(所有なし) 通常不可 that万能寄りだが「所有×・,×・前置詞直後×」。

that を選びやすい場面

  • 最上級the only / the same / the very
  • 不定代名詞:everything / anything / all / no / any …
  • 人+物の並列先行詞
  • 強調構文:It is/was … that ~(人を強調なら who も可)
  • NG:所有×, that×前置詞直後×

whose vs of which(所有)

  • whose + 名詞:人・物どちらにもOK(自然)。
    例:a city whose skyline is beautiful
  • of which:硬め。非制限長い語句に向く。
    例:the project, the success of which surprised us
  • NG:that’s + 名詞(所有には使えない)

whom vs who(目的格・前置詞)

  • 前置詞直前whom/which× to that
  • 前置詞残置(口語):who省略が自然(物は (which/that) 省略可)
  • 主語の who/that は省略不可(例:the engineer who designed …)

, which の2つの顔

  • カンマなし:直前の名詞を限定(which/that
  • カンマあり:直前の内容全体を受けて補足(, which, that×
  • 非制限は基本両側カンマで挟む
制限 that(最上級)

This is the best idea that we have.

(これは私たちが持つ最高のアイデアです。)

非制限 , which(出来事全体)

She passed the exam, which surprised her family.

(彼女が合格し、そのことは家族を驚かせた。)

よくある誤り:
  • × , that(非制限は , which / , who / , whose
  • × a museum that's collection … a museum whose collection …
  • × 前置詞直後の that to whom / with which
コツ:毎回「人or物役割カンマ」の順に決めると、選択は数秒で完了。
迷いを減らす「思考手順の固定化」で、読むのも書くのもスムーズに。
次へ:Section 3(who の用法) →

3. who の用法(概要&道しるべ)

who は「」を説明するときに使う関係代名詞です。ポイントは次の3つ: ① 主語の who(省略不可) ② 目的語の who(口語では省略しやすい/whom はフォーマル) ③ 非制限(, who)での補足・強調構文との関係

Lesson 065 / Section 3

who の正体(先行詞=人)

先行詞(説明される名詞)が「人」のとき、その人を説明する関係詞節をつなぐ橋が who です。 例:a teacher who explains clearlyわかりやすく説明する先生)

主語の who:省略不可 目的語の who:省略されやすい/whom はフォーマル , who:補足(非制限)
3-1

who が主語のとき

関係詞節の主語が人なら who。ここは省略できません

A guide who knows the city is helpful.

(その町に詳しいガイドは助けになります。)

→ 詳しく
3-2

who/whom(目的語)と省略

口語は who省略が自然。前置詞の直後whom

The friend (who) you recommended is great.

(あなたが推薦した友だちは素晴らしい。)

→ 詳しく
3-3

強調構文:It is/was … who

「~なのは…だ」と人を強調。出来事の主役をクッキリ見せます。

It was Ken who fixed the bug.

(バグを直したのはケンでした。)

→ 詳しく
3-4

非制限 , who(補足)

カンマで付け足し。メイン情報はそのまま、あとから人物情報を補足します。

My manager, who travels a lot, works remotely.

(私の上司は出張が多く、リモートで働いています。)

→ 詳しく
3-5

先行詞を省く who(口語)

くだけた文では who が「~する」の意味をまとめて表すことがあります(丁寧には whoever)。

Take who you like.

好きな人を連れていきなさい。)

→ 詳しく
コツ:毎回「先行詞=人?主語か目的語?カンマ有無?」と確認すれば、who の使い分けは迷いません。 「思考手順の固定化」で、読むのも書くのもスムーズに。

3-1. who主語のとき

who は「」を説明する関係代名詞です。ここでは 関係詞節の主語 になる who を扱います。主語の who省略できません。基本の骨格は 名詞(人) + who + 動詞 …

Lesson 065 / Section 3-1

基本の形(骨格)

2つの文をつなげて、を後ろから説明します。

(2文)
I met a doctor. / He treats children.
↓↓ 1文にまとめる

I met a doctor who treats children.

(私は子どもを診る医者に会いました。)

🔧 who は節内の主語省略不可treat 診る/treats は三単現
(単数・複数の一致)

The student who studies hard wins awards.

まじめに勉強する生徒は賞を取ります。)

The students who study hard win awards.

まじめに勉強する生徒たちは賞を取ります。)

🔧 動詞は who が指す名詞(先行詞)に一致:student → studiesstudents → study
学びのコツ:誰を説明する?who は主語?動詞は単数/複数?」の順で確認するとミスが激減します。

要点(ここを押さえる)

要点1 who は節の主語。省略不可。

名詞(人) + who + 動詞 … のかたち。who を落とすと主語が消えるので文が崩れます。

The runner who finished first was humble.

1位でゴールした走者は謙虚でした。)

要点2 動詞は、who が指す先行詞に合わせて単・複を決める。

💡 one of those who ... は多くの場合 whothose を受けるので複数動詞

He is one of those people who work late.

(彼は遅くまで働く人たちの一人です。)

✔️ the only one who ... のように one を受けると単数動詞

She is the only one who understands the code.

(彼女はそのコードを理解している唯一の人です。)

要点3 カンマ無し=絞り込み(制限)。カンマ有り=補足(非制限)。

制限用法では who の代わりに that を使えることがあります(主語位置)。ただし 非制限(,付き)に that は通常不可

制限(カンマなし)

The engineer who designed the bridge is here.

橋を設計した技師が来ています。)

that でも可:the engineer that designed ...
非制限(補足・カンマあり)

My mentor, who lives in Osaka, is visiting.

(私のメンターは大阪在住で、訪ねてきます。)

, that は不可
要点4 先行詞のすぐ後ろに置く/音読は「名詞+who」を密着させる。

who は説明する名詞の直後へ。非制限なら「名詞(小休止), who …」とリズムを付けると伝わりやすい。

メモ:who は基本的に「人」に使います。ペットなどに「who」を使うこともありますが、一般には that/which を選ぶのが無難です。

💬 例文で感覚をつかもう!(who が主語)

主格 who 制限 単数一致

Anyone who shows up early gets a good seat.

早く来る人はだれでも、良い席を取れます。)

🔧 構造:Anyone(先行詞)+ who(主語)+ showsAnyone は単数扱いなので gets と三単現。
語注:show up 来る/現れる、seat 席。
主格 who 制限 複数一致

People who live near the sea often love seafood.

(海の近くに住む人々は、しばしば海産物が好きです。)

🔧 動詞は who が受ける People に合わせて複数love)。
語注:seafood 海産物。
主格 who 制限

The engineer who leads the team schedules each sprint.

(チームを率いるエンジニアが、各スプリントの予定を組みます。)

🔧 who は節の主語。先行詞 engineer は単数 → leads / schedules と三単現。
語注:sprint(開発)短期開発サイクル。
主格 who 制限

The colleague who sits next to me speaks three languages.

(私の隣に座っている同僚は、3言語を話します。)

語注:sit next to ~の隣に座る、language 言語。
主格 who 制限

The player who scored the winning goal thanked the fans.

(決勝点を決めた選手は、ファンに感謝しました。)

語注:winning goal 決勝点、thank 感謝する、fan ファン。
主格 who 制限 複数一致

Those who read widely think more clearly.

(幅広く読む人たちは、より明確に考えます。)

🔧 whoThose を受けるので複数動詞think)。
語注:widely 幅広く、clearly 明確に。
主格 who 制限

The teacher who smiles a lot creates a friendly classroom.

(よく笑顔を見せる先生は、親しみやすい教室を作ります。)

語注:friendly 親しみやすい、classroom 教室。
主格 who 制限

The customer who called yesterday left a message.

(昨日電話してきたお客様は、伝言を残しました。)

語注:leave a message 伝言を残す。
非制限 主格 who

My sister , who teaches biology, lives in Kyoto.

(私の生物を教えていて、京都に住んでいます。)

🔧 補足, who, that は通常不可。非制限は両側カンマで挟む。
主格 who 制限

The person who answers the phone is my assistant.

(電話に出るは、私のアシスタントです。)

🔧 who主語なので省略不可。
語注:answer the phone 電話に出る、assistant 助手。
恋愛 主格 who

You are the one who makes me smile.

(あなたは、私を笑顔にしてくれるです。)

🔧 one を受けるので動詞は単数makes)。
語注:make someone smile 人を笑顔にする。
主格 who 制限

Volunteers who know first aid are especially helpful.

(応急手当を知っているボランティアは特に役立ちます。)

語注:first aid 応急手当、especially 特に。
主格 who 制限

The speaker who starts on time respects the audience.

(時間どおりに始める講演者は、聴衆を尊重しています。)

語注:on time 時間どおりに、audience 聴衆、respect 尊重する。
応用 主格 who

The first person who notices an error should report it immediately.

最初にミスに気づいた人は、すぐに報告すべきです。)

🔧 first person は単数 → notices
語注:notice 気づく、immediately すぐに。

3-1 FAQ:who主語のときの素朴な疑問

「人」を説明する who主語になる場面の、少し踏み込んだ質問集です。語尾の形(単・複)やカンマ、語順など、つまずきやすい点をやさしく整理します。

制限用法(カンマなし)では、主語位置でも that に置き換え可能です。ただし、人には who がより自然で丁寧な響き。非制限(補足、, who)では , that は通常不可です。

The researcher who leads the project is here.

(そのプロジェクトを率いる研究者が来ています。)

→ 制限用法なら that でも可:the researcher that leads ...。でも人には who を基本に。

米語では集合名詞を単数扱いしがち、英語(英)では複数扱いもよくあります。文脈で「一つの組織」なら単数、「構成員」を意識すれば複数にします。

The team who is practicing looks confident.

練習しているそのチームは自信があるように見える。)

The team who are practicing look confident.

練習しているそのチーム〈メンバー〉は自信があるように見える。)

※ 学習の指針:まずは米語寄りに単数で統一すると迷いにくい(is/looks)。

anyone / everyone / someone単数扱いwho の後ろの動詞は三単現になります。

Everyone who works here follows the policy.

(ここで働く人はだれでもその方針に従います。)

原則として、説明したい名詞(先行詞)の直後に置きます。離すと誤解のもとです。

❌ I met a teacher yesterday who explains things clearly.

昨日会ったのが「who節」なのか、「説明がわかりやすい」のか曖昧。)

◯ I met a teacher who explains things clearly yesterday.

わかりやすく説明する先生に、昨日会いました。)

※ 時を表す副詞(yesterday)などを入れる位置にも注意。

and who / or who でつなげられます。カンマの有無で「限定」か「補足」かも変わります。

The mentor who guides me and who listens well is invaluable.

(私を導き、よく耳を傾けるメンターはかけがえがありません。)

※ 繰り返しを避けて who guides me and listens well としても自然。

固有名詞は1人に特定されることが多いので、補足, who になりがちです。ただし同名が複数いる文脈では限定(カンマなし)もあり得ます。

Ken, who works in sales, is visiting.

営業部で働くケンが来訪します。)

状況により:Ken who works in sales(ほかの Ken と区別)も理屈として可。

これは自由関係詞(free relative)で、先行詞なしに「~する人はだれでも」という意味になります。3-1 の範囲(先行詞+who)とは別物。詳しくは 3-5 で扱います。

Who comes late will miss the beginning.

遅れて来る人は、最初の部分を見逃します。)

疑問詞は質問を作る語、関係代名詞は名詞を後ろから説明する語。役割と語順が違います。

Who called me?

誰が私に電話したのですか?)

The person who called me was polite.

(私に電話した人は礼儀正しかった。)

基本は先行詞の直後。近くにある前置詞句(in my class など)があっても、who は説明したい名詞のすぐ後ろに置きます。

The student who sits by the window in my class is diligent.

(私のクラスで窓際に座るその生徒は勤勉です。)

student in my class who ... でもよいが、who がどの名詞を修飾するか常に明確に。

原則はに使います。ペットなどに感情移入して who を使うこともありますが、学習段階では that/which を使う方が無難です。

The cat that sleeps on my laptop likes warmth.

(私のノートPCの上で眠るその猫は、ぬくもりが好きです。)

3-2. who/whom目的語のとき(省略・前置詞)

who/whom動詞や前置詞のうけ手=目的語になるケースです。会話では who を使う関係代名詞を省略するのが自然。フォーマル文では 前置詞の直後whom を置くのが基本です(× to that)。 目的格の that もよく使われ、省略可です。

Lesson 065 / Section 3-2

基本骨格と省略:名詞(人) + (who/whom/that) + S + V

目的格では関係代名詞を省略しても意味が通ることが多い(口語的で自然)。

省略なし

The candidate who we interviewed impressed us.

(私たちが面接した候補者は、私たちに良い印象を与えた。)

🔧 who は節内の目的語whom/that に置換可。
省略あり(自然)

The candidate we interviewed impressed us.

(私たちが面接した候補者は、良い印象だった。)

✅ 目的格は (who/whom/that)落としてOK
コツ:who を消しても主語と動詞がつながる?」→ つながるなら目的格で省略OK。つながらないなら主語(省略不可)。

前置詞の位置で選ぶ:直前=whom残置=who/省略

前置詞を前に出す(フォーマル)

前置詞の直後whomthat は置けません(× to that)。

The lawyer to whom we referred him accepted the case.

(私たちが彼を紹介した弁護士が、その案件を引き受けた。)

The author with whom she collaborated won a prize.

(彼女が協働した作家が、賞を受けた。)

前置詞を後ろに残す(口語・自然)

前置詞は節の末尾へ。who を使いやすく、しばしば省略も可能。

The lawyer (who) we referred him to accepted the case.

(私たちが彼を紹介した弁護士が、その案件を引き受けた。)

The author (who) she collaborated with won a prize.

(彼女が協働した作家が、賞を受けた。)

✅ 残置では who落としても自然(人)。
落とし穴:前置詞の直後that は置けません(× the person to that I spoke)。to whom か、who ... to にしましょう。

省略できないパターンを見抜く

見極めは「who を外しても節に主語が残る?」。残らなければ省略不可=それは主語の who

省略不可(主語の who)

The person who we think is honest will lead.

(私たちが正直だと考える人が、リードします。)

🔧 who は下位節 who is honest主語なので落とせない。× The person we think is honest ...(学習段階では非推奨)
省略可(目的語の who)

The person (who) we think you trust will lead.

(私たちがあなたが信頼していると考える人が、リードします。)

🔧 whoyou trust (who)目的語なので省略可。
✅ 迷ったら「who を消しても文が成り立つ?」チェック。成り立てば目的格で省略可、成り立たなければ主語で省略不可。

that との関係(目的格)

  • 制限用法では that も頻用。目的格は省略されやすい:the colleague (that) I emailed
  • 前置詞直後that 不可:× to that to whomwho ... to
  • 非制限(補足)は , which / , who / , whose を用い、, that は通常不可

The colleague (that) I emailed replied quickly.

(私がメールした同僚は、すぐに返信した。)

実務のコツ(読み・書き)

読むとき
  • 前置詞直前の whom を見たら「フォーマル+目的語」と理解。
  • who 省略後の語順に注意:名詞 + S + V が続くのは目的格の合図。
  • , who は補足。who(カンマなし)は絞り込み。
書くとき
  • ビジネス文書や願書なら to whom / with whom などが無難。
  • メールや会話は who 残置/省略 で自然に。
  • 迷ったらまず省略なしでクリアに → 慣れてきたら省略へ。
合言葉:前置詞の直後=whom/それ以外はwho か省略that は前置詞直後とカンマつきでは使わない」。

💬 例文で感覚をつかもう!(who/whom が目的語)

目的格(省略OK) that も可

The neighbor (who/that) I met yesterday offered me tomatoes.

(昨日会った近所の人が、トマトをくれました。)

✅ 目的格はしばしば省略The neighbor I met yesterday ...
語注:offer 申し出る。
前置詞直前 フォーマル(whom)

The professor to whom I wrote last week hasn’t replied yet.

(先週私が手紙を書いた教授からは、まだ返事がありません。)

✅ 前置詞の直後whom× to that
語注:reply 返信する。
目的格(省略OK) that も可

The artist (who/that) we invited to the festival canceled.

(私たちがフェスに招待したアーティストは、キャンセルしました。)

💡 目的格は落として自然:artist we invited ...
前置詞残置 口語・自然

The girl (who) I sat next to on the bus was reading Murakami.

(バスで私が隣に座った女の子は、村上春樹を読んでいました。)

✅ 残置では who省略可next to = ~の隣に。
前置詞直前 フォーマル(whom)

The mentor from whom I learned the most retired last year.

(私が最も多くを学んだメンターは昨年退職しました。)

💡 知識の出所from whom
前置詞残置 省略OK

The person (who) I was waiting for didn’t show up.

(私が待っていたは来ませんでした。)

show up 来る/現れる。残置は会話で自然。
the only ~ whom(フォーマル)

The only person whom I would trust with the keys is Mia.

(鍵を任せたい唯一の人はミアです。)

💡 会話は who省略the only person I would trust ...
序数+目的格 who/whom/省略

The first person (who/whom) I saw at the party was my teacher.

(パーティーで私が最初に見かけたは、私の先生でした。)

✅ 目的格は省略しやすい
非制限 数量句(of whom)

We interviewed ten candidates, two of whom had PhDs.

(私たちは10人の候補者に面接し、そのうち2人は博士号を持っていました。)

💡 , two of whom ...補足(非制限)。
前置詞直前 whom(フォーマル)

The colleague with whom I share an office is on leave.

(私がオフィスを共有している同僚は休職中です。)

会話では:the colleague I share an office with ...残置)。
目的格(省略OK) that も可

The client (who/that) we promised to call back is waiting.

(私たちが折り返すと約束した顧客が、待っています。)

promise to call back 折り返し電話を約束する。
恋愛 前置詞残置(自然)

You are the person (who) I fell in love with.

(あなたは、私が恋に落ちたです。)

フォーマル:with whom I fell in love
前置詞残置 省略OK

The manager (who) we reported to has moved to London.

(私たちが報告していた上司はロンドンに異動しました。)

report to ~の部下である/~に報告する。
埋め込み 目的格(省略OK)

The guy (who) I told you I met is my cousin.

(私があなたに会ったと話したは、いとこです。)

💡 whoI met (who)目的語 → 省略可。

3-2 FAQ:who/whom目的語のときの深掘り

省略・前置詞・that の可否・of whom など、目的格に特有の“もやっ”を一気に解消します。英文はすべて 英文 → 和訳 → TTS の順で確認できます。

関係代名詞は1つだけ× the person who that I met は誤りです。使うなら whothat省略のどれか一つ。

The person who I met was kind.

(私が会った人は親切でした。)

固有名詞はもともと特定なので、制限での that はやや不自然に響くことがあります。口語ならゼロ関係(省略)が最もなめらか。

Ken (whom/who) I met yesterday is a designer.

(昨日私が会ったケンはデザイナーです。)

※ 同名が複数いて区別したいなら Ken who I met ... もあり。Ken that I met ... は地域差・文脈により可だが推奨度は低め。

受け身や形容詞が続くときは、省略(短縮関係節)が可能。「who/whom + be」を落としてスッキリ書けます。

The guests (who were) invited yesterday left early.

(昨日招待された客は早めに帰りました。)

※ 主語系(who is/are …)短縮との混同に注意。これは目的格+受け身なので短縮OK。

どちらも目的語の形です。疑問文は「質問を作る語」、関係代名詞は「名詞を後ろから説明する語」。役割が違います。

Whom did you meet?

(あなたは誰に/誰を会いましたか?)

The person whom you met was my advisor.

(あなたが会った人は、私の指導教員でした。)

会話では疑問文も Who did you meet? と言うことが多いです。

of の後ろは目的格になるので whom。ふつうは非制限(カンマ付き)で、前の名詞集合に「そのうち~」と補足します。

We invited ten researchers, many of whom presented new data.

(私たちは10人の研究者を招き、その多くが新しいデータを発表しました。)

言い換え:many of them と似た働きだが、1文に接続できるのが利点。

同じ並列ならスタイルをそろえるのが原則。片方は前置詞前置き、もう片方は残置だとアンバランスです。

We contacted two clients: to whom we sent proposals and to whom we spoke yesterday.

(私たちは2人の顧客に連絡しました。提案書を送った顧客と、昨日話した顧客です。)

口語なら両方とも残置で:... who we sent proposals to and who we spoke to ...

that前置詞の直後に置けないというルールがあるためです。選べるのは whom/which

The person to whom I spoke was helpful.

(私が話しかけた人は親切でした。)

口語の残置なら that 可:The person (that) I spoke to ...to は後ろへ逃がす)。

直前の名詞句「the manager」に係る可能性が高く、曖昧になりがち。誤解を避けるなら書き換えましょう。

We met the manager, and the assistant who works for him guided us.

(私たちはマネージャーに会い、彼の補佐をするアシスタントが案内してくれました。)

コツ:近接配置(修飾したい名詞のすぐ後ろに置く)か、文を分ける。

of の後ろは目的格なので whom。集合からの取り出し(部分)を言うのに向きます。whose所有+名詞で個別の属性を前に置きます。

We hired three interns, each of whom has a different skill set.

(私たちは3人のインターンを雇い、それぞれ得意分野が違います。)

We interviewed a candidate whose portfolio was outstanding.

(ポートフォリオが際立っていた候補者に面接しました。)

文法的には目的語=whom。ただし現代英語では who も広く使われます。フォーマル文書は whom、日常文は who でも通じます。

My professor, whom I greatly respect, supported my research.

(私がとても尊敬している教授が、私の研究を支援してくれました。)

会話寄り:「..., who I greatly respect, ...」も実際よく見かけます。

外側・内側の主語/目的語を一つずつ確認。目的格は多くの場合省略できるので、頭の中で「( )」を補って読み下します。

The colleague (whom) I told you about who joined last month is leading the project.

(私があなたに話していた先月入社したその同僚がプロジェクトを率いています。)

外側:colleague (whom) I told you about(目的格・省略可)/内側:who joined ...(主語)。

3-3. It is/was + 焦点 + who/that + 節:強調構文(cleft sentence)

伝えたいポイント(人・物・時・場所・理由など)にスポットライトを当てる表現。元の文の一部分を It is/was の直後に置き、後ろの who/that + S + V で残りを説明します。 意味は元の文と同じですが、何を強調したいかがハッキリ伝わります。

Lesson 065 / Section 3-3

まずは最小パターン

It was John who broke the window.

(窓を割ったのはジョンでした。)

🔧 元の文は John broke the window.。人(先行詞:John)を前に出して強調。

It is the window that John broke.

(ジョンが割ったのはその窓です。)

🔧 もの・ことを強調するときは一般に that を用いるのが自然(人でも that を使うことはあります)。

It was yesterday that she called.

(彼女が電話してきたのは昨日です。)

It was in Kyoto that we met.

(私たちが会ったのは京都でした。)

It was because I was sick that I stayed home.

(私が家にいたのは、体調が悪かったからです。)

学びのコツ:何を強調したい? → それを It is/was の直後へ → 後半を who/that + S + V で補う」――この流れを固定化!

要点(最重要の見取り図)

要点1 型は It is/was + 焦点 + who/that + S + V時間のズレに注意。
  • is/was は「今それを言っている時点」の時制、後半の動詞は「出来事の時制」。
  • 過去の出来事を言うなら It was ... who/that ... が自然。

It was Sarah who won last year.

(昨年優勝したのはサラでした。)

要点2 who はふつうthat人・物どちらもOK(特に物は that)。

会話では「人」でも that をよく使います。フォーマルに人を強調するなら who が無難。

It is Emma who manages the budget.

(予算を管理しているのはエマです。)

It is this approach that saves time.

(時間を節約するのはこのやり方です。)

要点3 基本はカンマなし。強調できる「焦点」は 名詞句/前置詞句(場所・時)/理由句(because)など。
場所

It was at the library that I found the answer.

(答えを見つけたのは図書館でした。)

理由

It is because the roads were closed that we were late.

(私たちが遅れたのは道路が封鎖されていたからです。)

※ 強調構文では when / where は置かず、前置詞句+that にするのが基本(in 2020 that ... / at school that ...)。
要点4 否定や対比で「違い」をクッキリさせる。

It wasn’t budget that failed us; it was timing.

(私たちを失敗させたのは予算ではなくタイミングでした。)

🔎 強調構文は、論点をはっきり示したいときに有効。プレゼンやレポートで説得力が増します。
要点5 細かなルール&注意
  • を強調:who / that のどちらも可。It was Ken who/that helped me.
  • 物・事・時・場所・理由を強調:ふつう thatwhich は不可)。
  • 代名詞格の形は会話で自然に:It’s me that they’re looking for.(フォーマル:It is I who ...)。
  • カンマは基本つけない(制限的)。リズムで区切りたいときは音読で小さく区切るイメージ。
モチベUP:強調構文は「主張の見出し」を作る魔法。英語でも論点を先に出せると、伝わるスピードがグッと上がります!

💬 例文で感覚をつかもう!(It is/was ~ who/that ...)

主語を強調 who(人)

It was Maya who solved the puzzle.

パズルを解いたのはマヤでした。)

🔧 元文:Maya solved the puzzle.を強調するので who が自然。
目的語を強調 that(物)

It is the battery that needs to be replaced.

交換が必要なのはバッテリーです。)

💡 物・ことを強調するときは that が基本。
時間を強調 that

It was at dawn that the city woke up.

街が目覚めたのは明け方でした。)

⏰ 「時・場所」は前置詞句+thatで表すのが定番。
場所を強調 that

It was on this bridge that we took the photo.

(私たちがその写真を撮ったのはこの橋の上でした。)

📸 「どこで?」をはっきりさせたいときに効果的。
理由を強調 that

It was because the file was corrupted that the app crashed.

(アプリが落ちたのはファイルが壊れていたからです。)

because を焦点にして「理由」を明確化。
目的語(前置詞) that(口語自然)

It was the manager that we were waiting for.

(私たちが待っていたのはマネージャーでした。)

💡 前置詞は後ろに残す(残置)語順。フォーマルなら It was the manager for whom we were waiting.
前置詞句を強調 that

It was to the manager that we complained.

(私たちが苦情を伝えた相手そのマネージャーでした。)

📌 「誰に?」をフォーマルにクッキリ示す言い方。
口語 代名詞

It’s me that they’re looking for.

(彼らが探しているのはです。)

🗣️ 会話では It’s me that ... が自然(フォーマルなら下記)。
フォーマル 一致(who + 動詞)

It is I who am in charge.

責任者は私です。)

who の後ろの動詞は who の中身(I)に合わせて am
否定+対比 that

It wasn’t the idea that failed us; it was the execution.

(私たちを失敗させたのはアイデアではなく実行でした。)

🧭 対比で論点を明確化できるのが強調構文の強み。
限定語 + 時間 that

It is only after midnight that the streets become quiet.

真夜中を過ぎて初めて、通りは静かになります。)

🔎 「only + 時/条件 + that + 文」は「〜して初めて…」の強調に便利。
Not until 構文 that

It was not until I re-read the email that I understood the instructions.

メールを読み直すまで、私は指示を理解しませんでした。)

⌛ 時制は It was ... that S 過去 の並びに注意。
方法を強調 that(物)

It is the way that she explains things that inspires me.

(私を励ましてくれるのは、彼女の説明のしかたです。)

🧩 the way (that) ... は「方法」を名詞化して強調。
恋愛 who(人)

It is you who keep me steady.

(私の心を支えてくれるのはあなたです。)

✅ 主語が you なので動詞は keep(三単現の s は不要)。

3-3 FAQ:It is/was ~ who/that ...(強調構文)

「何を強調したいか」をピンポイントで示す It-cleft の、実務で迷いやすいポイントをやさしく整理。
それぞれ 英文 → 和訳 → 音声(TTS) の順で確認できます。

It-cleft では、物・事を強調するとき多くの場合 that を使います。which は一般に不自然です(研究書などでごく例外的に見かけることはある)。

It is the design that needs revision.

見直しが必要なのはそのデザインです。)

who 節の動詞は、who が指す語(=焦点)に一致します。

It is the students who are leading the project.

(プロジェクトを主導しているのは学生たちです。)

複数名詞 students に合わせて are

ふつうは名詞句前置詞句を焦点にします。副詞そのものは不自然になりやすく、前置詞句名詞化で表すのが安全です。

It was with great care that she packed the samples.

(彼女がサンプルを荷造りしたのは細心の注意をもってでした。)

できます。Is/Was it ... who/that ... ? の形にします。Yes/No で答えやすく、該当するかどうかを確かめるのに便利です。

Was it Sara who called you on Monday?

月曜日にあなたへ電話したのはサラでしたか?)

It is/was not X that ... は「Xではない」を強調します。対比したいなら not X but Y と並べます。

It wasn’t the deadline that stressed us out, but the uncertainty.

(私たちを追い詰めたのは締切ではなく、先の見えなさでした。)

Only + 時・条件 + thatIt was not until A that B は「そのときになって(初めて)…」をクッキリ表します。

It is only when I practice daily that I improve steadily.

毎日練習してはじめて、私は着実に上達します。)

手順:It is/was + 焦点を外し、who/that 節を主語・述語の形に直します。

It was our mentor who inspired us to apply.

(私たちが応募しようと励ましてくれたのはメンターでした。)

→ 元に戻す:Our mentor inspired us to apply.

どちらも可能。フォーマルなら前置詞直後に whom/which口語なら残置(前置詞を後ろへ)+ that が自然です。

It was the client that we negotiated with.

(私たちが交渉した相手その顧客でした。)

フォーマル:It was the client with whom we negotiated.

副詞句を文頭に置くのは「話の流れ」を整えるだけ。It-cleftは「そこを強調点として明言」します。

On Monday, she confirmed the schedule.

月曜日に彼女はスケジュールを確認した。)

It was on Monday that she confirmed the schedule.

(彼女がスケジュールを確認したのは月曜日でした。)

It-cleft は普通1か所を強調します。重ねると読みにくくなるため、文を分けるか、別の構文(疑似分裂文など)を使います。

It was Naomi who launched the feature. It was in June that the team celebrated.

(その機能を立ち上げたのはナオミでした。チームが祝ったのは6月でした。)

It-cleftは「焦点」を It の後ろに置き、What-cleftは「~すること/もの」を主語にします。語順の自然さや言いたいニュアンスで選びます。

It is clear communication that we value most.

(私たちが最も重視するのは明確なコミュニケーションです。)

What we value most is clear communication.

(私たちが最も重視するのは、明確なコミュニケーション。)

3-4. , who / , which / , whose / , whom:非制限用法(補足)

カンマ付きの関係節は、名詞に追加情報(補足)をつけ足す用法です。前の名詞を絞り込む(どれかを特定する)のではなく、「ちなみに…」の情報を添えます。
重要ポイントは次の3つ:1) カンマ必須2) , that は不可3) 目的格は原則省略不可

Lesson 065 / Section 3-4

非制限(補足)と制限(絞り込み)の一発理解

非制限(補足:カンマあり)

My brother , who lives in Osaka, is a chef.

(私の大阪に住んでいて料理人です。)

🔎 兄が誰かはすでに分かっている想定で、「住まい」を補足しているだけ。
✅ 文から , who lives in Osaka, を消しても核の意味は残ります。
制限(絞り込み:カンマなし)

The brother who lives in Osaka is a chef.

大阪に住んでいるほうの兄料理人です。)

🎯 「どの兄か」を限定して特定している。
合言葉:情報の足し算=カンマ」「範囲のしぼり込み=カンマなし」。

要点(非制限の運用ルール)

要点1 , that は使えない。, who / , which / , whose / , whom を使う。

Our CEO , who founded the company in 2010, is retiring.

(2010年に会社を創業した私たちのCEOが、退任します。)

× Our CEO, that founded ... は不可。
要点2 非制限では目的格の省略は不可(基本ルール)。

The book , which I bought yesterday, is out of print.

(昨日買ったそのは、絶版です。)

× The book, I bought yesterday, ...(関係代名詞の抜けは不可)。
要点3 , whose で「その人(物)の~」を補足できる。

My neighbor , whose garden won a prize, shared seeds with us.

受賞した近所の人が、私たちに種を分けてくれました。)

whose + 名詞」がセット。of which に言い換え可能な場面も。
要点4 非制限でも、フォーマルは 前置詞 + whom が無難。口語は who 残置もよく使う。

Mr. Brown , to whom I spoke yesterday, approved the plan.

(昨日私が話したブラウンさんが、その計画を承認しました。)

会話寄り:Mr. Brown, who I spoke to yesterday, approved the plan.
要点5 カンマは両側に置く(文末に来る場合は右側のみ)。

The museum , which reopened last month, is free on Sundays.

(先月再オープンしたその博物館は、日曜日は無料です。)

📌 節が文の途中なら「, 節 ,」で挟む/文末なら「, 節.」でOK。
読み書きのコツ:補足部分(カンマ内)を頭の中で(カッコ)として外しても文が成立すれば非制限。成立しなければ制限の可能性大。

💬 例文で感覚をつかもう!(非制限:, who / , which / , whose / , whom)

非制限 , which(物・事)

Nara , which welcomes many visitors each year, is peaceful.

(奈良は毎年多くの観光客を迎えるのですが、静かな場所です。)

✅ 「奈良」を限定せず、後ろの , which ... は「ちなみに」の補足。, that は不可。
非制限 , who(人)

Ms. Lee , who teaches chemistry, will coach the team.

(化学を教えているリー先生が、チームの指導を担当します。)

語注:coach 指導する/監督する。非制限なので先生の追加プロフィールを述べているだけ。
非制限 , whose(所有)

Acorn Corp. , whose revenue doubled this year, is hiring.

(今年売上が倍増したエイコーン社が、人材を募集しています。)

whose + 名詞 がセット。「会社の売上」という所有関係を補足。
非制限 , whom(人・目的格)

Dr. Patel , whom I met in Berlin, will give the keynote.

(私がベルリンでお会いしたパテル博士が、基調講演をします。)

✅ 非制限では目的格の省略不可× Dr. Patel, I met in Berlin, ...
非制限 of which(物の所有)

The temple , the roof of which was recently restored, reopened to visitors.

屋根が最近修復されたその寺は、参拝客に再公開されました。)

of which はフォーマルで書き言葉に自然。whose の物用法より堅め。
非制限 , which(物・動物)

The panda , which can sleep up to 14 hours a day, eats mostly bamboo.

(パンダは1日に最大14時間眠ることがあり、主に竹を食べます。)

📌 「一般的事実」の補足。文から外しても主文が成立。
文全体への補足 , which(結果)

He missed the last train , which meant we had to walk home.

(彼は終電に乗り遅れました。その結果、私たちは歩いて帰らなければなりませんでした。)

🧩 , which は直前の出来事全体を受けて「結果・理由」を補足。
文全体への補足 , which(評価)

She didn’t back up her files , which was unfortunate.

(彼女はファイルをバックアップしませんでした。それは残念なことでした。)

which が前文全体を受けて、話し手の評価を補足。
非制限 , which(物・購入情報)

My laptop , which I purchased in 2015, still runs smoothly.

(私のノートPCは2015年に購入したものですが、今でも快適に動きます。)

🔧 非制限では目的格の省略不可× My laptop, I purchased in 2015, ...
非制限 many of which(部分)

The islands , many of which are uninhabited, are protected areas.

(その島々の多くは無人で、保護区域に指定されています。)

of which は「集合 → そのうちの一部」を補足する便利表現。
フォーマル to which / in which など

The contract , to which several clauses were added, was signed yesterday.

(いくつかの条項が追加されたその契約書は、昨日締結されました。)

🧷 前置詞を前に出すとぐっと書き言葉らしい響きに。
非制限 , which(情報追加)

March 11 , which is my birthday, coincides with our school festival this year.

3月11日(私の誕生日)は、今年は学校祭と重なります。)

coincide with ~と重なる/一致する。
恋愛 , who(人の性質)

You , who always listen without judging, are my safe place.

(いつも批判せずに耳を傾けてくれるあなたは、私の安心できる場所です。)

💗 話し相手(you)の性質を補足する非制限。主文は You are my safe place.
非制限 , which(機能補足)

Our app , which launched last spring, now supports offline mode.

(私たちのアプリは昨春リリースされ、現在はオフラインモードをサポートしています。)

🛠️ which launched ... はアプリの背景情報。核は now supports ...

3-4 FAQ:非制限(, who / , which / , whose / , whom)の実務ポイント

カンマ付きの関係節は「情報の足し算」。読みやすさ・誤解回避・話し手の評価表現など、現場で迷いがちな点をまとめました。

英語の標準用法では、非制限(補足)に that は使いません。that は「絞り込み(制限)」側のマーカーだからです。

Our CFO , who joined last year, is presenting today.

(昨年入社した私たちのCFOが、今日は発表します。)

× Our CFO, that joined last year, ...

基本できません(特に目的格)。抜くと文が壊れます。

The device , which I tested yesterday, works fine.

(その装置は、私が昨日テストしましたが、問題なく動作します。)

× The device, I tested yesterday, ...

カンマの前後で小さな間。カッコ書きのイメージです。

My sister , who lives abroad, is visiting next week.

海外に住んでいる私のが、来週来ます。)

声の抑揚も少し下げ、情報の「おまけ」であることを示すと◎。

可能ですが、読みづらくなります。原則は1つまで、または文を分ける。

Tokyo , which is Japan’s capital, , which attracts many startups, hosts the event.

(東京は日本の首都で多くのスタートアップを引きつけ、イベントを開催します。)

👉 実務では:Tokyo, which is Japan’s capital, hosts the event. Many startups are attracted there.

, which は直前の状況全体を受けられます。曖昧さを避けるには、名詞のすぐ後に置かない/別文にするのが安全。

He missed the deadline , which surprised the team.

(彼が締切に間に合わなかったことは、チームを驚かせました。)

名詞に係らせたいなら:He missed the deadline, which deadline surprised the team. は不可。書き換え推奨。

固有名詞はもともと特定なので、非制限が自然。名詞+カンマ+同格との混同に注意。

Ken , who leads the QA team, joined in 2022.

QAチームを率いるケンは、2022年に入社しました。)

同格の例:Ken, the QA lead, joined in 2022.(関係代名詞なしで名詞を補足)

many of which/whom1文の中で接続できるのが利点。many of them だと別文に分けるか接続詞が必要です。

The proposals , many of which were innovative, received funding.

(その提案の多くは革新的で、資金提供を受けました。)

→ 別案:Many of them were innovative, and the proposals received funding.

使えます。場所/時に補足をつけます(堅めにするなら in/at/on which)。

Kyoto , where he studied ceramics, influenced his style.

陶芸を学んだ京都は、彼の作風に影響を与えました。)

フォーマル:Kyoto, in which he studied ceramics, ...

いずれも補足ですが、ニュアンスが異なります。—which はやや強いブレイク、( )は控えめ。, whichは標準的で読みやすい。

We missed the ferry — which was unexpected — and had to wait.

(私たちはフェリーに乗り遅れ— それは予想外でした — そして待たねばなりませんでした。)

フォーマル文書では , which が無難。

可能ですが、読みにくくなります。節内は短く、並列が要るなら主文側に逃すのが安全。

The museum , which reopened last month and offers free tours, is crowded.

(その博物館は、先月再オープンし無料ツアーも提供していて混雑しています。)

長くなるなら:The museum reopened last month. It offers free tours, which is why it’s crowded.

原則:修飾したい名詞のすぐ後に置く。迷ったら言い換え。

I praised the designer of the poster , which won a prize.

(私はそのポスターのデザイナー称賛しました。そのポスター受賞しました。)

もし「デザイナーが受賞」だと誤読されそうなら:I praised the designer, who won a prize, for the poster.

3-5. 先行詞の省略(who ~ / whoever ~)=「~する人」そのもの

ふつうの関係代名詞は 先行詞(説明される名詞) が前にありますが、先行詞をあえて書かずwho / whoever 自体が「~する人」まで含んで名詞の役割をすることがあります。 これを 自由関係詞(free relative) と呼びます。

合言葉は “the (one/s) who …” で言い換えできるか?。 言い換えできれば先行詞省略の型である可能性が高いです(例:Invite whoever is free ≒ Invite anyone who is free)。

Lesson 065 / Section 3-5

見取り図(最短理解)

主語になる

Whoever finishes first wins.

最初に終える勝ちです。)

Anyone who finishes first wins.
目的語になる

I’ll help who you recommend.

(あなたが薦めるを、私は手伝います。)

会話では whoever の方が明瞭:I'll help whoever you recommend.
前置詞の目的語

We’ll talk with whoever is in charge.

責任者話します。)

フォーマル:with whomever is in charge(口語は whoever で十分)。
判定テスト:文中の who / whoever ~the (one/s) who ~anyone who ~ に置き換えて意味が通れば、先行詞の省略パターンです。

要点(先行詞省略のコア・ルール)

要点1 whoever は「だれでも~する人」= anyone who と同義。広く使えて安全。

Whoever needs help can join the workshop.

助けが必要な人はだれでも、そのワークショップに参加できます。)

言い換え:Anyone who needs help can join...
要点2 who 単体も先行詞省略として使われる(特に目的語で)。ただし whoever の方が誤解されにくい。

Choose who you trust.

(あなたが信頼するを選びなさい。)

より明確:Choose whoever you trust.
要点3 疑問の who(「だれが?」という質問の中身)と混同しない。
自由関係(名詞化)

Whoever calls first gets a spot.

(最初に電話するが、枠を取れます。)

The person who calls first ...
埋め込み疑問(名詞節)

I don’t know who called first.

(私は、だれが最初に電話した知りません。)

この who は「疑問の中身」を表すだけで、the person who に置換できない。
要点4 whomever は非常にフォーマル。会話・実務は whoever が無難。

Please assign the task to whoever is available.

(その仕事は、手が空いている人に割り当ててください。)

形式張った文:to whomever is available(学校文法の格一致)。現代英語では whoever が広く容認。
要点5 単数・複数の扱い:whoever は意味上複数になることも。動詞は文脈に合わせて。

Whoever wants to volunteer is welcome.

(ボランティアをしたいは、歓迎です。)

状況次第では複数解釈も:are welcome とする例も現実にはあります。
学習Tip:迷ったら those who ~ / anyone who ~ に一旦言い換える。 それで伝わるなら、whoever / who に絞って自然さを調整すればOK!

💬 例文で感覚をつかもう!(先行詞の省略:who / whoever)

主語 whoever=だれでも~する人

Whoever arrives earliest gets a front-row seat.

いちばん早く到着する人が、最前列の席をもらえます。)

= Anyone who arrives earliest .../語注:front-row seat 最前列の席。
主語 勧誘・案内

Whoever is interested is welcome to apply.

興味がある人は、どなたでも応募できます。)

= Anyone who is interested ...be welcome to V 「自由に~してよい」。
目的語 自由選択

Invite whoever you like.

だれでも、あなたが好きな人を招待してください。)

= Invite anyone who you like.(会話では who より whoever が誤解されにくい)
目的語 who 単体

I’ll support who you hire.

(あなたが採用するを、私は支援します。)

より明確:I'll support whoever you hire.whoever の方が先行詞省略だと気づきやすい)
前置詞の目的語 実務表現

We’ll meet with whoever you assign.

(あなたが割り当てると、私たちは打ち合わせます。)

with + whoever は口語で自然。フォーマルなら with whomever
フォーマル whomever(目的格)

Please send the report to whomever you deem appropriate.

(そのレポートは、あなたが適切だと判断する送ってください。)

日常では whoever で十分。語注:deem ~と見なす(硬め)。
条件・否定 規則告知

Whoever doesn’t have ID can’t enter.

身分証を持っていない人は、入場できません。)

= Anyone who doesn’t have ID ...(規則・アナウンスで頻出)
慣用 激励

Whoever you are, keep going.

あなたがだれであっても進み続けてください。)

全体を「だれであろうと」の主語/呼びかけにする型。モチベーション文で定番。
目的語 意思表示

I’ll follow whoever leads.

先頭に立つ人に、私はついていきます。)

= the person who leads。簡潔で力強い言い回し。
主語 依頼・当番

Whoever can stay late should help clean up.

遅くまで残れる人は、片付けを手伝ってください。)

help clean up 片付けを手伝う。= Anyone who can stay late ...
恋愛 約束

Whoever you become, I will love you all the same.

(あなたがどんな人になっても、私は変わらず愛しています。)

all the same それでもなお/変わらず。
前置詞の目的語 支援表現

We provide free meals for whoever needs them.

(私たちは、必要としているには無料の食事を提供します。)

= for anyone who needs themmeals ... them で代名詞の照応も確認。
主語 ことわざ風

Who breaks it pays for it.

それを壊したが、弁償します。)

who 単体が「~する人」を名詞化。= The one who breaks it ...
一致 文脈次第

Whoever wants to volunteer is welcome.

(ボランティアをしたいは、歓迎です。)

原則は単数扱いだが、複数の人を想定して are welcome とする例も現実には見られる(意味上複数)。

3-5 FAQ:先行詞の省略(who / whoever)の実務ポイント

合言葉 the one(s) who ~anyone who ~ に置き換えできたら先行詞の省略注意 句読点・格(who/whomever)・ニュアンス差(whoever / anyone who / no matter who)を押さえよう。

文中の who / whoeverthe one(s) who または anyone who に置き換え、意味が通ればOK。

Whoever submits on time receives feedback.

期限内に提出するは、フィードバックを受け取ります。)

置き換え例:Anyone who submits on time receives feedback.

ふつう不要whoever ~ が文の主語(名詞節)になるからです。

Whoever applies gets a reply within a week.

応募するは、1週間以内に返答があります。)

カンマはリズム調整で入れる例もあるが、学習段階では付けない方が安全。

whoever は口語でコンパクト、anyone who は明示的、no matter who は「だれであっても」の強調。

Whoever asks gets help.

頼むは、助けを得られます。)

Anyone who asks gets help. / 強調:No matter who asks, help is provided.

実務・会話はwhoeverで十分(広く容認)。フォーマル文書・テストでは目的格に whomever を使う場合あり。

Send it to whoever needs it most.

(それは、最も必要としている送ってください。)

フォーマル:to whomever needs it most

原則文法的に単数で扱いますが、意味上複数なら複数動詞になる例もあります。

Whoever wants to join is welcome.

(参加を望むは、歓迎です。)

状況によっては are welcome も見られる(意味上複数)。

OK。口語は with/for/to + whoever が自然。フォーマルは whomever も。

We’ll collaborate with whoever applies.

応募するとは、私たちは協力します。)

明確化:with anyone who applies でもOK。

疑問の中身なら the one(s) who 置換ができません。

I can’t tell who called first.

(私はだれが最初に電話したのか分かりません。)

× I can’t tell the one who called first.(意味が変わる)

アリ。簡潔・断言調の標語によく使われます(やや硬い/文語的)。

Who violates the rule faces a penalty.

(規則を破るは、罰則の対象となります。)

柔らかく:Anyone who violates the rule will face a penalty.

whosoever は非常に古風・文語(法・宗教文書など)。通常は whoever を使います。

Whosoever enters must sign the log.

入室するは、名簿に署名しなければなりません。)

現代的:Whoever enters must sign the log.

可能。C(補語)として「〜する人」をそのまま置けます。

The winner is whoever scores the most.

(優勝者は、最も得点するです。)

言い換え:The winner is the one who scores the most.

外側は前置詞 to の目的語、内側は will use の主語。実務では whoever でOK。

Give it to whoever you think will use it.

(それは、あなたが使うだろう思う渡してください。)

学校文法:to whomever you think will use it も可(よりフォーマル)。

those who は「特定グループ(集合)」、whoever は「条件を満たすだれでも」。

Those who live here know the rules.

(ここに住む人たちは、規則を知っています。)

Whoever moves in must follow them.

入居する人ならだれでも、それらに従わなければなりません。)

4. 所有の関係代名詞:whoseof which

ある名詞(人・物)に「~の(持ち主・所属)」という関係で情報をつなぐときに使うのが 所有の関係代名詞です。基本は whose + 名詞(人/物どちらにも使える)で、 かたい文では the + 名詞 + of which と言い換えることもできます。

例:the boy whose bike broke(自転車が壊れた少年)/ the building whose roof is blue(屋根が青い建物)/ the roof of which is blue(=同義、よりフォーマル)

Lesson 065 / Section 4

ミニ見取り図(まずは全体像)

基本
whose + 名詞 が名詞を「~の…」でつなぐ
the girl whose brother plays tennis
(テニスをする兄をもつ少女)
言い換え
the + 名詞 + of which(よりフォーマル)
the company the CEO of which is new
the company whose CEO is new
カンマ(補足)
カンマあり=非制限で「ついで情報」
Our school, whose library is huge, ...
(学校を特定した上で、図書館が大きいと付け足す
コツ:whose は「人」だけでなく「物」にも使えます。 「かたくなる/語順が長くなる」場合は of which も検討。

4-1. 所有をつなぐ whose の基本(人・物/語順と意味)

whose は「〜の」を一発でつなぐ<所有の関係代名詞>。にもにも使え、 形は 先行詞 + whose + 名詞 + …。日本語の「AのB」に相当します。

例:the boy whose bike broke(自転車が壊れた少年)/ the museum whose roof is glass(屋根がガラスの博物館)

Lesson 065 / Section 4-1

超シンプル定義

先行詞 + whose + 名詞 + (S + V …)

The girl whose brother plays tennis is my classmate.

兄がテニスをするその少女は、私のクラスメイトです。)

ポイント:whose の直後は必ず名詞(ここでは brother)。
物にもOK

We visited a museum whose roof is made of glass.

(私たちは屋根がガラスでできている博物館を訪れました。)

堅い言い換え:a museum the roof of which is made of glass
合言葉:whose + 名詞 = 「先行詞の 名詞」。日本語の順でイメージすると早い!

要点(運用ルール)

1 whose の直後は必ず名詞

the author whose books won awards

本が受賞したその作家

× the author whose won awards(名詞がないので不可)
2 whose は「人・物」どちらにも使える。

a country whose population is aging

人口が高齢化している国)

より形式ばるなら:a country the population of which is aging
3 カンマ(非制限)で「補足」もできる。

Our school , whose library is huge, has extended hours.

(私たちの学校(図書館がとても大きい)は、開館時間が延長されています。)

先行詞はすでに特定済み。「ついで情報」を足すイメージ。
4 長くて読みにくいとき・前置詞と相性を出したいときは of which

the device the battery of which lasts 48 hours

バッテリーが48時間持つそのデバイス)

平易に:the device with a battery that lasts 48 hours
5 所有の重ねすぎに注意。日本語の発想で整理すると読みやすい。

the friend whose brother’s car broke down

兄の車が故障した友人)

無理に whosewhose と連鎖させず、’sof も併用して整理。
学習Tip:文を見たらまず「A の B」になっていないかをチェック。whose + 名詞 に置き換えられたら勝ち筋です。
小さな成功の積み重ねが、文法の「速い理解」を作ります。今日のあなたの一歩、すでに十分すごい!

💬 例文で感覚をつかもう!(whose の基本:所有をつなぐ)

基本

The scientist whose theory transformed cancer treatment is speaking today.

がん治療を変えた理論をもつ科学者が、きょう講演します。)

構造:先行詞(scientist) + whose + 名詞(theory)。「科学者理論」が主語の一部に。
基本

A startup whose product solves a real problem tends to grow quickly.

本当の課題を解決する製品をもつスタートアップは、速く成長する傾向があります。)

語注:tend to V ~する傾向がある。
身近 物(動物)

The cat whose tail is bent looks adorable.

しっぽが曲がっているは、とてもかわいく見えます。)

ポイント:whose + 名詞 の名詞は「持ち物・一部(tail)」もOK。
非制限(補足) 風景

The village , whose houses are built of stone, lies in the valley.

(その村(家々が石で建てられているは、谷に位置します。)

, whose …, は「付け足し情報」。カンマを忘れない。
ルール・案内 人(複数)

Students whose homework is late must email the teacher in advance.

宿題が遅れている生徒は、事前に先生へメールしてください。)

文頭が複数でも whose + 名詞 はそのまま使える。
地理 説明

The river whose source is in the mountains flows through the city.

水源が山にあるが、その町を流れています。)

source 源・水源。地理の説明でも自然な whose。
ビジネス

The manager whose team won three awards will lead the project.

チームが3つの賞を獲得したマネージャーが、そのプロジェクトを率います。)

先行詞(manager)を限定して特定化する制限用法。
文化 受動表現

The painting whose colors had faded was restored last year.

色があせていた絵画は、昨年修復されました。)

whose + 名詞 の後ろはどんな時制でもOK。
ライフ 一般論

A child whose parents both work often learns independence.

両親が共働きの子どもは、しばしば自立学びます。)

主語は単数(child)なので動詞は learns
街歩き 視覚情報

The café whose door is painted red is easy to spot.

ドアが赤く塗られているカフェは、見つけやすいです。)

be painted(塗られている)も自然に接続可能。
恋愛 定番

I want to spend my life with someone whose heart is kind.

(私は、優しいと一生を過ごしたいです。)

言い換え:someone who has a kind heart(意味は同じだが、whose の方がコンパクト)。
ビジネス 一致注意

The company whose headquarters are in Tokyo plans to expand overseas.

本社が東京にある会社は、海外へ拡大する計画です。)

headquarters は形は単複同形だが、are を取る用法が多い点を確認。
テク 注意喚起

The device whose screen folds in half should be handled with care.

画面が半分に折りたためるデバイスは、丁寧に扱うべきです。)

語注:handle with care 取り扱い注意。
自然 比喩

The tree whose branches were broken still blooms in spring.

枝が折れてしまったでも、春には花を咲かせます。)

受動の情報(were broken)を途中に挟んでも OK。
複合所有

The candidate whose sister’s recommendation impressed the panel received an offer.

姉の推薦状審査員を感心させた候補者が、オファーを受け取りました。)

入れ子所有:whose + 名詞(sister’s recommendation)× whose impressed the panel(名詞がない)。

4-1 FAQ:whose の基本(所有をつなぐ)

合言葉 先行詞 + whose + 名詞 =「先行詞の 名詞」。注意「物」にも使える/カンマ(非制限)/of which との使い分け/語順固定。

物にもOKです。ニュースや論文でも普通に使われます。

A car whose engine is electric produces no exhaust.

エンジンが電気式のは、排気ガスを出しません。)

堅めにするなら:A car the engine of which is electric ...

はい。とても自然です(「~に属する/備わる」の意味)。

A city whose subway runs all night feels very convenient.

地下鉄が終夜運転する都市は、とても便利に感じます。)

  • 読みやすさ重視whose が短く自然。
  • フォーマル/前置詞と直結the + 名詞 + of which が使いやすい。

The device whose battery lasts 48 hours is popular.

バッテリーが48時間持つ機器は、人気です。)

The device the battery of which lasts 48 hours is popular.

(=同義・やや堅い言い方)

先行詞がすでに特定されていて、付け足し情報を言いたい時。「, ... ,」で両側を挟むのが基本です。

Kyoto , whose temples attract millions, is beautiful in autumn.

寺院が何百万人を引きつける京都は、秋に美しい。)

もちろんOK。先行詞が名詞的なら問題ありません。

I relied on someone whose advice I trust.

(私は、助言信頼している頼りました。)

直後は必ず名詞。語順は固定です。

the team whose members trained daily

メンバーが毎日練習したチーム

× the team whose trained daily members(名詞が直後でない)

動詞は関係節の主語に一致します(whose + 名詞の名詞に合わせる)。

The child whose teeth are coming in needs a soft brush.

歯が生えてきている子どもは、やわらかい歯ブラシが必要です。)

with + 名詞that節に逃がすと読みやすくなります。

the laptop with a keyboard that has customizable lights

ライトをカスタマイズできるキーボード付きのノートPC

元の形:the laptop whose keyboard has customizable lights

可能ですが、in which / during which などの方が自然なことも多いです。

the year in which our sales grew rapidly

(私たちの売上が急成長した

対照:the year whose sales grew rapidly(やや不自然)。

日本語の「AのB」を A whose B に並べ替えるだけ。慣れると一瞬です。

the stadium whose roof opens and closes

屋根が開閉するスタジアム

元:the roof of the stadium that opens and closes → 整理して短く。

可能。own は「まさにその人の」を強めます。

the author whose own children inspired the story

自分の子どもたちが物語に着想を与えた作家

修飾語を減らす/分割する/of whichwith を使い、塊を短くしましょう。

the program whose budget was cut last year needs sponsorship

予算が昨年削減されたプログラムは、支援が必要です。)

分割例:The program needs sponsorship. Its budget was cut last year.

4-2. of which と非制限の使いこなし(, of whichmost of which など)

of which は、物・概念などに対して「〜の」を表すフォーマルな所有表現です。 「人・物どちらにも使える」whoseの硬い言い換えとして、また 数量詞 + of whichmost / many / both / all / none など)で 非制限(カンマ付き)の補足説明にも大活躍します。

例:the report the results of which surprised us(その報告書の結果が私たちを驚かせた)/ We bought ten chairs, two of which were damaged.(10脚のうち2脚が壊れていた)

Lesson 065 / Section 4-2

超シンプル定義

型(所有:制限/非制限どちらも可)
先行詞 + the + 名詞 + of which + S + V ...

The bridge the arches of which are crumbling needs repairs.

アーチ崩れかけているは、修理を要します。)

= the bridge whose arches are crumblingwhoseの方が平易)
型(補足:数量詞 + of which)
..., 数量詞 + of which + S + V ...

She cited twenty studies, most of which support the claim.

(彼女は20本の研究を引用し、その多くその主張を支持しています。)

数量詞:most / many / some / both / all / half / none + of which/whom
コツ:読みやすさ重視なら whose + 名詞。 文章をフォーマルに整えたい/前置詞と直結させたいときは the + 名詞 + of which

要点(運用ルール)

1 無生物・抽象名詞の「〜の」を、フォーマルに言いたいときに最適。

the policy the purpose of which is unclear

目的不明な方針

= the policy whose purpose is unclear(こちらの方が口語的で読みやすい)
2 数量詞 + of which は非制限(カンマ)で「内訳・割合」を補足。

We shipped 5,000 units, none of which were returned.

(5,000台を出荷し、そのどれも返品されませんでした。)

主語が「none」(複数扱いも可)なので were を使用。
3 カンマで意味が変わる(制限 vs 非制限)。

The manuscript the title of which was missing was rejected.

タイトル欠けていた原稿却下されました。)

The manuscript, the title of which was missing, was rejected.

(その原稿(タイトルが欠けているという補足)却下されました。)

前者=絞り込み/後者=付け足し情報。
4 前置詞と直結でき、長い名詞句でも語順が崩れない。

the dataset the quality of which we assessed over six months

(私たちが6か月かけて評価した品質データセット

= the dataset whose quality we assessed ...
5 × of which + its の二重所有は不可。

誤:The building, of which its roof is green, ...

The building, the roof of which is green, won an award.

屋根緑の建物は、賞を受賞しました。)

常に the + 名詞 + of which を使う(its は入れない)。
学習Tip:まずは「whose + 名詞で言えるか」を確認。 文が長くなる・前置詞でつなぎたい・内訳を補足したいときに、the + 名詞 + of which数量詞 + of which を選べばスッと読みやすくなります。 小さな置き換え練習の積み重ねが「迷わない英語」を作ります。

💬 例文で感覚をつかもう!(of which:フォーマル所有/数量詞 + of which/非制限)

フォーマル所有 制限用法

The contract the terms of which are confidential was signed yesterday.

条項非公開の契約は、昨日締結されました。)

構造:先行詞(contract) + the + 名詞 + of which。言い換え:the contract whose terms are confidential
数量詞 + of which 非制限(補足)

We purchased twelve laptops, two of which failed within a week.

(私たちは12台のノートPCを購入しそのうち2台が1週間以内に故障しました。)

カンマ(非制限)で「内訳」を追加。数量詞は one/two/half/both/none/many などが使える。
フォーマル所有 学術

She wrote a thesis the conclusion of which challenges the common view.

(彼女は、結論通説に異議を唱える論文執筆しました。)

語注:challenge(異議を唱える)/common view(通説)。
注意書き フォーマル所有

They proposed a plan the details of which are subject to change.

(彼らは、詳細変更される場合がある計画提案しました。)

be subject to ~(〜の対象である/〜の可能性がある)。
描写 フォーマル所有

He owns a house the windows of which face the sea.

(彼は、海に面している所有しています。)

平易に:a house whose windows face the sea でもOK。
数量詞 + of which 非制限

The museum opened three new galleries, each of which focuses on a different era.

(その博物館は新しい展示室を3つ開設しそれぞれが別々の時代に焦点を当てています。)

語注:era(時代)。
数量詞 + of which 非制限

The dataset, much of which was collected in winter, requires cleaning.

(そのデータセット(多く冬に収集されたは、整形(クリーニング)が必要です。)

require(必要とする)/data cleaning(データ整形)。
非制限 前置詞句 + of which

We set a two-year program, at the end of which participants present their work.

(私たちは2年のプログラムを設けその終了時に参加者が成果を発表します。)

at the end of which=「その終わりに」。during which / after which なども有用。
技術 制限用法

The alloy the components of which include nickel and chromium resists corrosion.

成分ニッケルとクロムを含む合金は、腐食に強いです。)

語注:resist corrosion(腐食に耐える)。
恋愛 芸術

I fell in love with a melody the composer of which remains unknown.

(私は、作曲者分かっていないメロディー恋をしました。)

言い換え:a melody whose composer remains unknown
非制限 配置説明

The garden, the center of which is a fountain, attracts many visitors.

(その庭(中心部噴水は、多くの人を引きつけます。)

非制限は「特定済み+補足」の語感。両側のカンマを忘れずに。
数量詞 + of which 非制限

Our company runs two subsidiaries, both of which are profitable.

(当社は子会社を2社運営しておりどちらも黒字です。)

subsidiary(子会社)/profitable(利益が出ている)。
情景 制限用法

The corridor the walls of which are lined with books leads to the reading room.

本で並んでいる回廊は、閲覧室へと続いています。)

be lined with ~(〜が並んでいる)。
製品仕様 制限用法

He bought a camera the lenses of which are interchangeable.

(彼は、レンズ交換可能なカメラ購入しました。)

平易に:a camera with interchangeable lenses

4-2 FAQ:of which(フォーマル所有/数量詞 + of which/非制限)

合言葉 the + 名詞 + of which(所有の関係)/ 数量詞 + of which(内訳の補足)/ カンマで非制限。は通常 of whom

フォーマルに整えたいとき、または前置詞 of と名詞を直結して語順を安定させたいときに便利です。

The algorithm the output of which varies by input is robust.

出力入力によって変わるアルゴリズムは、堅牢です。)

平易:the algorithm whose output varies by input

of which物・組織に。には通常 of whom を使います。

We invited thirty experts, ten of whom spoke on day one.

(私たちは30人の専門家を招きそのうち10人が1日目に登壇しました。)

We tested fifty prototypes, a few of which passed every trial.

50個の試作品を検査しそのうち数個がすべての試験を通過しました。)

カンマなし=絞り込み(制限)カンマあり=補足(非制限)

The book the cover of which is torn was discounted.

表紙破れているその本は、値引きされました。)

The book, the cover of which is torn, was donated.

(その本(表紙が破れているという補足)は、寄贈されました。)

おすすめは常に the + 名詞 + of which。英語の流れが自然で誤読を防ぎます。

The building, the top floors of which are vacant, will be renovated.

(その建物(上層階空室は、改装されます。)

of which the top floors ... も文法上可能だが、一般に読みづらい。

none単複どちらの一致も可。可算名詞の集合なら are がよく使われます。

We offered three options, none of which was chosen.

(私たちは3つの選択肢を提示しましたが、どれも選ばれませんでした。)

We offered three options, none of which were chosen.

(=同義。are/were も可)

普通は先行詞の直後に置きます。途中に補足、そのあと本文を続けられます。

He bought twenty paintings, some of which he later sold, and kept the rest.

(彼は20枚の絵を買いそのうちいくつかをのちに売り、残りは手元に置きました。)

most / many / some / several / a few / a number / both / all / half / none / the rest / the majority / a part など。

They published fifteen articles, the majority of which appeared in top journals.

(彼らは15本の記事を発表しその大半が一流誌に掲載されました。)

OK。読みやすさ優先で言い換えましょう。

a car the roof of which is glass

屋根ガラスの

a car with a glass roof

(=同義・より簡潔)

不可です。二重所有や縮約はしません。

The device, the case of which is metal, feels sturdy.

(その機器(外装金属は、頑丈に感じます。)

誤:*of which's case*of which its case

いいえ。文全体へのコメントは , which を用います。of which は必ず名詞を伴う所有関係。

He missed the train, which made him late.

(彼は列車に乗り遅れそのことが彼を遅刻させました。)

その通り。of which は所有。理由・場所・時などは for which / in which / at which / during which などを使います。

the reason for which we met

(私たちが会った理由

誤:the reason of which we met(所有ではないので不可)。

非制限で「全体 → 内訳」を自然に示せます。

The island, part of which is a nature reserve, closes in winter.

(その島(一部自然保護区は、冬期は閉鎖されます。)

5. whom の用法(導入)

whom は「」を指すときの 目的格の関係代名詞です。やっていること(動作)の「される側」を受けます。 例:「〜の人を」「〜の人に」など。
会話では who に置き換えたり、省略したりすることが多いですが、 前置詞の直後では whom を使うのが堅めの正確な言い方です。

Lesson 065 / Section 5
🚀
一気に覚えようとしなくてOK! 「どんなときに whom?」→「目的格(される側)」「前置詞の直後」という2つの灯台を先に覚えると、 迷わなくなります。(心理学:方略目標を先に決めると継続率が上がります)

🔎 ひと目で要点

  • 目的格?whom(会話では who や省略もOK)
  • 前置詞の直後?to/with/of + whom が堅い表現
  • 補足を入れたい? → カンマ , whom(非制限)
  • 先行詞ごと言いたい? → 先行詞を省く whom
💡 言い換えの幅を広げると、読解も英作文も一気にラクになります。
ミニTip(語の役割)
主語 目的語 所有格

who は主語でも目的語でも使われます(会話)。
whom は原則目的語専門。前置詞の直後は特に相性◎。
whose所有を表す関係代名詞です。

📘
次の一歩: 上の3枚カードから気になる順に学べばOK。 まずは「5-1 基本用法」で土台を作って、非制限先行詞省略の順で広げると、スムーズに定着します。

5-1. 基本用法:目的格 whom(人を説明)

whom は「人」を受ける目的格の関係代名詞動作を受ける側(される側)を表します。
会話では who に置き換えたり、目的格を省略することも多いですが、前置詞の直後では whom を使うと正確で改まった表現になります。

Lesson 065 / Section 5-1
🎯
覚え方:+(あとから)その人を説明」→ “the person whom …”。
迷ったら「前置詞の直後は whom」を合言葉に。少しずつでOK、積み上げが最強です。

🔎 用語のミニ辞典

  • 先行詞(せんこうし):説明したい“もとの名詞”。例:the person
  • 関係詞節:あとから説明を足す文のかたまり。例:whom I met yesterday
  • 目的格:動作の「される側」。例:I met himhim に当たる役。

💬 例文で感覚をつかもう(目的格 whom

目的格 会話では省略も

The person whom I met yesterday was very kind.

(きのう会った その人を、と説明している → とても親切な人でした)

🔧 構造:the person(先行詞)+ whom I met yesterday(関係詞節)

💡 会話では whom を省略して the person I met yesterday と言うことが多いです。

恋愛 目的格

She is the person whom I love the most.

(彼女は私がいちばん愛している人です)

📝 whom はここでも省略可:She is the person I love the most.

✅ “the person” が先行詞、whom I love the most がその人を説明。

前置詞+whom(フォーマル) 前置詞の位置に注意

The doctor to whom I spoke was very helpful.

(私が話しかけた医師はとても親切でした)


会話でよく使う形 前置詞を後ろへ

The doctor who I spoke to was very helpful.

(同じ意味。くだけた言い方)

📌 フォーマルto + whom(前置詞を前)/ カジュアルwho ... to(前置詞を後ろ)

※ テストや論文では to whom のほうが安全です。

🧭 ひと目で要点(5-1 基本)

  • whom = 人を受ける目的格(“される側”)
  • 会話では who に置換/目的格の省略も頻出:the person (whom) I met
  • 前置詞の直後はフォーマルに to/with/of + whom が無難:the person to whom I spoke
  • くだけた言い方:前置詞を後ろへ(前置詞後置)the person who I spoke to
🔄 読解では両パターンを見分けられると強いです。作文では文脈に合わせて丁寧さを調整しましょう。

💬 例文で徹底練習(目的格 whom

肯定文 目的格

The author whom I admire writes very clearly.

(私が尊敬している作家は、とても分かりやすく書きます)

語注:author=著者・作家、admire=尊敬する、clearly=明確に。

構造:the author(先行詞)+ whom I admire(関係詞節=whom は「される側」)。

否定文 目的格

He isn’t the man whom I trusted before.

(彼は以前、私が信頼していた人ではありません)

語注:trust=信用する、before=以前。

ポイント:whomtrusted の目的語(される側)。会話では the man I trusted と省略されがち。

疑問文 目的格

Is she the person whom you recommended?

(彼女が、あなたが推薦した人ですか?)

語注:recommend=推薦する。

ポイント:語順は平叙文と同じで、文全体が疑問形。whom を省いても意味は通る(会話)。

前置詞+whom(フォーマル) 目的格

The colleague with whom I worked won an award.

(私が一緒に働いた同僚が、賞を受け取りました)

語注:colleague=同僚、award=賞。

ポイント:前置詞を前に出すのがフォーマル:with whom。会話では who I worked with と後置も可。

前置詞+whom(フォーマル) ビジネス

The client to whom we sent the proposal accepted it.

(私たちがその提案書送った顧客が、承認しました)

語注:client=顧客、proposal=提案書、accept=受け入れる。

ポイント:to whom は「〜に」。くだけた形は the client who we sent the proposal to

前置詞+whom(フォーマル) 学術

The professor from whom I learned linguistics inspired me.

(私が言語学学んだ教授は、私に大きな刺激を与えました)

語注:professor=教授、linguistics=言語学、inspire=刺激/触発する。

ポイント:from whom=「〜から」。人から学ぶ、受け取るの from に注目。

恋愛 前置詞+whom 目的格

She is the person to whom I confessed my love.

(彼女は、私が愛を告白した相手です)

語注:confess=(秘密・気持ちを)打ち明ける/告白する。

ポイント:ていねいな形 to whom。会話では the person I confessed my love to も自然。

前置詞+whom 目的格

The panelists, among whom were two Nobel laureates, discussed climate policy.

(その討論者たちの中にはノーベル賞受賞者が2名いて、気候政策を議論しました)

語注:panelist=討論者、laureate=受賞者、policy=政策。

ポイント:among whom=「その中に」。非制限用法(カンマ)で補足情報を挿入。

肯定文 省略可 目的格

Those whom we invited all arrived on time.

(私たちが招待した人たちは、みな時間どおりに到着しました)

語注:invite=招待する、on time=時間どおりに。

ポイント:会話では Those we invited ...whom を省くのが自然。

前置詞+whom(フォーマル) 目的格

The manager to whom he apologized accepted it.

(彼が謝罪した部長は、それを受け入れました)

語注:apologize=謝罪する、accept=受け入れる。

ポイント:to whom=「〜に」。会話では the manager who he apologized to とも。

前置詞+whom 目的格

The mentor, without whom I couldn’t have succeeded, supported me from the start.

(私が成功できなかったであろうその人なしでは—つまり、そのメンターがいなければ—、最初からずっと支えてくれました)

語注:mentor=指導者・良き相談相手、support=支える。

ポイント:without whom=「〜なしでは」。非制限用法(カンマ)で補足。

前置詞+whom 目的格

The pianist for whom the piece was composed attended the premiere.

(その曲が作られた相手であるピアニストが、初演に出席しました)

語注:compose=作曲する、premiere=初演。

ポイント:for whom=「〜のために」。受動態 was composed の後ろに目的(ために)が来る形。

前置詞+whom 目的格

The researcher about whom the report was written later joined our team.

(その報告書が書かれた研究者は、のちに私たちのチームに参加しました)

語注:report=報告書、join=参加する。

ポイント:about whom=「〜について」。受動態 was written と相性が良い表現。

肯定文 目的格

The investor whom we had met at the conference called us back.

(私たちがその会議で会っていた投資家が、折り返し連絡してきました)

語注:investor=投資家、conference=会議、call back=折り返し連絡する。

ポイント:過去完了 had met で「それより前に会っていた」。whommet の目的語。

豆知識 ビジネス定型

To whom it may concern,

(「関係各位」—ビジネス文書の冒頭で使う定型句)

解説:これは関係代名詞節が先頭に来る慣用句で、「関係者の方へ」の意味。実務メールでは宛名不明時の形式的な呼びかけ。

注意:会話ではあまり使わない。具体名が分かるときは Dear Hiring Manager などに置換。

5-1 FAQ:目的格 whom のギモンに答える

テーマ whom の基本/省略ルール/前置詞との相性/whothat との違い/疑問文との区別

答え「人」を受ける目的格(される側)のときに whom を使います。迷ったら him/her テスト

  • その場所に him / her が入れば → 目的格whom
  • he / she が合うなら → 主語who
判定法 目的格

The engineer whom we hired last month starts today.

(先月私たちが採用したエンジニアが、今日から勤務開始です)

語注:hire=雇う。

入れ替え:we hired him が自然 → 目的格 → whom が正解。会話では省略して The engineer we hired ... も可。

  • who=主語(する側)でも目的語(される側)でも会話では幅広く使われる。
  • whom=原則目的格専用。特に前置詞の直後では whom が堅くて正確。
目的格 会話では who も

The artist whom I interviewed was humble.

(私がインタビューしたそのアーティストは、控えめな人でした)

会話では The artist who I interviewed ... でもよく言います。

  • 動詞の目的語のとき → 省略しがち:the book (whom) I recommended(※先行詞は人が普通だが、例の形として)
  • 前置詞の直後to/with/from + whom)→ 省略不可。省略したいなら前置詞を後ろへ移動:who ... to
前置詞直後=省略不可 形式:to whom

The supervisor to whom I reported left the company.

(私が報告していた上司は、その会社を退職しました)

省略したい場合は The supervisor who I reported to ... のように前置詞を後置します。

  • 前置詞+whomwith whom など)=フォーマル・正確・書き言葉向き。
  • who ... with(前置詞後置)=カジュアル・自然・会話向き。
フォーマル 前置詞前置

The lawyer with whom I consulted explained the risks.

(私が相談した弁護士は、リスクを説明しました)

会話形:The lawyer who I consulted with ...(どちらも正しいが、用途に応じて使い分け)。

  • that は人も受けられます(口語的・制限用法中心)。ただし 前置詞の直後には置けません× to that)。
比較 that の可否

The person that I emailed replied quickly.

(私がメールした相手は、すぐに返信しました)

これはOK(that は動詞 emailed の目的語)。

× the person to that I spoke the person to whom I spoke か、the person who I spoke to に。

違います。役割が別物:

  • 疑問代名詞:文頭に出て「だれを?」と尋ねる。例:Whom did you invite?
  • 関係代名詞:名詞を後ろから説明。例:the person whom you invited
疑問 目的格

Whom did you nominate for the award?

(その賞にだれを推薦しましたか?)

関係代名詞 目的格

The candidate whom you nominated has strong credentials.

(あなたが推薦した候補者は、素晴らしい経歴です)

もちろんOK。to/for などの前置詞とよく組み合わさります。

間接目的語 前置詞+whom

The student to whom I lent the book returned it yesterday.

(私がその本を貸した学生が、きのうそれを返しました)

lend A to B(A を B に貸す)→ Bwhom の位置に来ます。会話形は the student who I lent the book to

はい。メール・レポート・試験では whom を使うと文法的に明確。日常会話では who や省略が自然です。

書き言葉 明確さ重視

The editor whom we consulted approved the revision.

(私たちが相談した編集者が、その改訂を承認しました)

会話寄り:The editor we consulted ...whom 省略)。目的格なので him/her テストで確認可能。

  • 省略できる whom は省く(ただし前置詞直後はNG)。
  • 動詞をシンプルにthat were など冗長表現を避ける)。
簡潔表現 省略

The mentor I trusted most guided me through challenges.

(私が最も信頼していたメンターが、困難を通して導いてくれました)

whom を省略。意味は明確なまま、読みやすくなります。

前置詞を前に出すときは whom を使います(× to who)。後置なら who ... to でOK。

正誤チェック 前置詞の位置

The customer to whom we spoke had specific questions.

(私たちが話しかけた顧客は、具体的な質問を持っていました)

× the customer to who we spoke 後置なら the customer who we spoke to

5-2. カンマ whom(非制限用法)

非制限用法は、先行詞(もとの名詞)について補足情報を「ついでに」足します。
先行詞を特定・限定するのではなく、すでに分かっているその人に説明を添えるイメージ。
例:My father, whom I respect deeply, runs a clinic.

Lesson 065 / Section 5-2
コツ: 「カンマ=補足」。カンマを両側に置いた , whom ... , は、言わなくても文は成り立つ情報を足す合図です。声に出すときも少し間を空けると自然!

🔎 用語のミニ辞典(やさしく要点)

  • 非制限用法:カンマでくくって補足。先行詞の特定には不要。
  • 制限用法:カンマなし。どの人かを絞り込む、必要情報。
  • 目的格:動作を受ける側。we admire himwhom
  • 音の切れ目:読み上げるときはカンマの前後で小休止。

💬 例文で感覚をつかもう(, whom ... , の補足)

非制限 目的格

My father, whom I respect deeply, runs a small clinic.

(私の父は小さな診療所を運営していて、私は父をとても尊敬しています—という補足)

語注:clinic=診療所、respect=尊敬する、deeply=深く。
ポイント:whom I respect deeply がなくても文は完成=補足。
非制限 目的格

The director, whom many investors trust, announced a new strategy.

(多くの投資家が信頼しているその取締役が、新戦略を発表しました)

語注:investor=投資家、announce=発表する。
限定ではなく「その人」に関する追加説明。
前置詞+whom 非制限 目的格

Ms. Rivera, with whom I collaborated on the project, will present today.

(プロジェクトで私が一緒に協力したリベラさんが、今日プレゼンします)

語注:collaborate=協働する、present=発表する。
前置詞を前に出すフォーマル形でも、非制限(補足)として自然。
恋愛 非制限 目的格

My partner, whom I truly love, supports my dreams.

(私のパートナーは私が心から愛している人で、私の夢を支えてくれます)

語注:support=支える、dream=夢。補足なので削っても主文は成立。
比較 意味のちがい

The candidates whom we interviewed will be notified tomorrow.

私たちが面接した候補者たちが、明日通知を受けます)※制限:面接した人だけに限定


The candidates, whom we interviewed, will be notified tomorrow.

(候補者たちは、私たちが面接したのですが、明日通知を受けます)※非制限:候補者はすでに特定済み。面接は補足

カンマの有無で「限定」か「補足」かが変わる点に注意。
前置詞+whom 非制限 目的格

The researcher, about whom we often hear, is visiting next week.

私たちがよく耳にするその研究者が、来週来訪します)

語注:hear about ...=〜について耳にする。ニュース調の文体に合います。

🧭 ひと目で要点(5-2 非制限)

  • カンマで両側をくくる:N, whom S V,(補足)。
  • 先行詞の特定に不要な情報=なくても文は成り立つ。
  • 発音時はカンマで小休止。書き言葉で頻出、会話では who や言い換えも多い。
  • that は非制限に使わない(× N, that ...)。
  • 前置詞を前に出すなら with/to/about + whom。前置詞後置なら who ... with/to/about
✅ 読解で意味の広がり(限定/補足)を見抜けると、長文がグッと読みやすくなります。

💬 例文で徹底練習(, whom ... , の補足情報)

非制限 ビジネス

Our CEO, whom I met at the company retreat, will retire next spring.

(私たちのCEOは来春に退職します。そのCEOに私は会社の合宿で会いました—という補足)

語注:retreat=合宿/研修、retire=退職する。
ポイント:カンマで挟まれた whom I met ... は補足。外しても文は成立。
非制限 学校

The teacher, whom many parents respect, volunteers on weekends.

(その先生は週末にボランティアをします。多くの保護者が尊敬している先生—という補足)

語注:respect=尊敬する、volunteer=ボランティア活動をする。
構造:whomrespect の目的語(される側)。
前置詞+whom 非制限 家族

My uncle, to whom I owe a lot, taught me carpentry.

(私の叔父は私に大工仕事を教えてくれました。私は叔父に多くを負っています—という補足)

語注:owe=恩義がある、carpentry=大工仕事。
ポイント:前置詞を前に出すフォーマル形 to + whom
前置詞+whom 非制限 美術

The curator, from whom we borrowed the painting, thanked us afterward.

(私たちがその絵を借りた学芸員は、その後私たちにお礼を言いました)

語注:curator=学芸員、borrow=借りる、afterward=その後。
補足節を外しても主文は成立:The curator thanked us afterward.
前置詞+whom 非制限 スポーツ

The athlete, for whom the crowd cheered, waved to the stands.

(その観客が声援を送った選手が、観客席に手を振りました)

語注:cheer=声援する、stands=観客席。
for + whom は「〜のために/〜に向けて」。
前置詞+whom 非制限 調停

The mediator, through whom both sides communicated, kept careful notes.

(両者がその人を通じて連絡を取り合った調停者は、丁寧に記録を取りました)

語注:mediator=調停者、communicate=連絡する。
through whom=「〜を通じて」。
前置詞+whom 非制限 音楽

The composer, by whom the piece was written, attended the rehearsal.

(その曲を作曲した作曲家が、リハーサルに出席しました)

語注:piece=曲、rehearsal=リハーサル。
受動態+by whom=「〜によって」。
前置詞+whom 非制限 研究

Dr. Sato, with whom I shared a lab, moved to Kyoto.

(私が同じ研究室を共有していた佐藤先生は、京都へ移られました)

語注:share=共有する、lab=研究室。
非制限なので Dr. Sato moved to Kyoto. でも主旨は伝わる。
非制限 家族

My grandmother, whom we all miss, told wonderful stories.

(私の祖母はすばらしい物語を語ってくれました。私たちは皆、祖母を恋しく思っています—という補足)

語注:miss=恋しく思う、wonderful=すばらしい。
whommiss の目的語。
前置詞+whom 非制限 採用

The applicant, to whom the board offered a position, seemed relieved.

(その応募者は安心した様子でした。取締役会が職を提示した応募者—という補足)

語注:applicant=応募者、offer a position=職を提示する、relieved=ほっとした。
前置詞直後は whom× to who)。
前置詞+whom 非制限 日常

The neighbor, about whom I told you yesterday, brought us cookies.

(きのうあなたに話したあの隣人が、私たちにクッキーを持ってきてくれました)

語注:neighbor=隣人、cookie=クッキー。
about whom=「〜について」。
前置詞+whom 非制限 学術

The advisor, under whom I studied, now heads the department.

(私が師事していた指導教員は、今ではその学科の長を務めています)

語注:advisor=指導教員、head=率いる/長になる、department=学科。
under whom=「〜のもとで」。
前置詞+whom 非制限 文化

The novelist, at whom critics once scoffed, won a major prize.

(批評家たちがかつて嘲笑していたその小説家が、大きな賞を受賞しました)

語注:critic=批評家、scoff at=嘲笑する、major prize=主要な賞。
評価の変化を非制限で「ついでに」伝えている。

5-2 FAQ:カンマ whom(非制限用法)のよくある疑問

焦点 カンマ位置/読み上げの間/固有名詞との相性/of whom / many of whom/主語・動詞の一致/長文のさばき方/同格とのちがい/誤置換の回避

  • 非制限用法は両側をカンマで挟むN, whom S V,
  • 文末に来るときは前だけカンマN, whom S V.
非制限(文中) カンマ両側

Mr. Tanaka, whom I consulted, approved the plan.

(田中さんはその計画を承認しました。私は田中さんに相談しました—という補足)

非制限(文末) 前だけカンマ

I called the manager, whom I had met last year.

(私はその部長に電話しました。去年会ったことがある相手です—という補足)

はい。非制限は限定不要=追加情報なので、固有名詞・肩書・所有表現と相性が良いです。未特定の「a/an + 名詞」には基本不向き。

適切 非制限

Alice, whom I first met in college, lives in Osaka now.

(アリスは今大阪に住んでいます。大学時代に初めて会った人—という補足)

注意 未特定は不自然

A teacher, whom I met yesterday, explained the rule.

ある先生—が誰か不明—に非制限は不自然。まず特定してから使うのが基本)

→ 自然にするなら:Our new English teacher, whom I met yesterday, ...

カンマは軽い休止。非制限部は声のトーンを少し落として「ついで情報」のニュアンスを出すと上手くいきます。

非制限 音読の間

My sister, whom I admire so much, is a nurse.

(私の姉は看護師です。私は姉をとても尊敬しています—という補足)

カンマ前後で軽く間を置き、非制限部はトーンを下げると自然に聞こえます。

of whom は「その人たちの(うち)」の意味。many / most / several / two など数量語と相性抜群です。

頻出表現 非制限

The participants, many of whom were students, asked great questions.

(参加者たちは素晴らしい質問をしました。その多くは学生でした—という補足)

数量表現 非制限

The reviewers, two of whom were external experts, approved the paper.

(査読者たちは論文を承認しました。そのうち2名は外部の専門家でした—という補足)

one of whom は「そのうちの1人」。whom の中の動詞は 内容に合わせて一致させます。主文側の主語が複数なら主文の動詞は複数。

一致 非制限

The volunteers, one of whom is my neighbor, are arriving early.

(ボランティアたちが早めに到着します。そのうち1人は私の近所の人です—という補足)

非制限部の is は「1人」に対応/主文の arevolunteers(複数)に対応。

  1. 二文に分ける(可読性最優先)。
  2. 同格名詞(名詞句)に置き換える:N, my mentor, ...
  3. 動詞を軽く(冗長な挿入句を削る)。
軽量化 非制限

Our project lead, whom we expected to reject the idea because of budget limits, approved it.

(プロジェクトリードはその案を承認しました。予算の都合で却下すると私たちは予想していた人—という補足)

→ 二文に分けると読みやすい:We expected her to reject the idea. Our project lead approved it.

同格は名詞=名詞の説明、非制限は名詞+文で動作を加えて説明します。

同格(名詞=名詞)

My brother, a doctor, lives in Sapporo.

(私の兄は札幌に住んでいます。医者である兄—という同格)

非制限(名詞+文) 目的格

My brother, whom I admire, lives in Sapporo.

(私の兄は札幌に住んでいます。私が尊敬している人—という補足)

  • カンマ:標準的で控えめ。
  • ダッシュ(—):ややドラマチック、強調気味。
  • 括弧:挿入メモっぽい、軽く疎外。
文体比較 非制限

My cousin—whom I haven’t seen in years—just moved back home.

(いとこがちょうど実家に戻ってきました。長年会っていなかった人—という挿入・強調)

フォーマル文書ではカンマが無難。ブログ等ではダッシュも可。

原則、先行詞の直後に置きます。離すと「どれを説明しているの?」と誤解されます。

正しい配置 非制限

Our legal advisor, whom we consulted last week, suggested revisions.

(法務アドバイザーは修正案を提案しました。先週相談した相手—という補足)

先行詞 Our legal advisor の直後に非制限部を置くのが鉄則。

可能ですが読みにくくなりがち。非制限+同格、または非制限+二文化で整理しましょう。

読みやすさ優先 非制限+同格

Ms. Brown, head of our EU team, whom I met in Berlin, will visit Tokyo.

(EUチームの責任者であるブラウンさんが東京を訪れます。ベルリンで私が会った人—という補足も添えています)

必要があれば二文に:Ms. Brown, head of our EU team, will visit Tokyo. I met her in Berlin.

5-3. 先行詞を省く whom(=「…する人を/に」)

先行詞を省くとは、本来あるはずの「the person / anyone(その人・だれでも)」を省いて、
whom + S + V をそのまま名詞句のように使うことです。 意味は 「(だれでも)S が V する人を/に」
例:Ask whom you like.(=Ask the person whom you like.

Lesson 065 / Section 5-3
🚀
合言葉:文中で whom の前にこっそり the person を入れてみて自然ならOK。
(例)Talk to whom you trust → Talk to the person whom you trust

🔎 基本パターンと用語

  • 先行詞(せんこうし):もともと説明される名詞(ここでは省略される the person など)。
  • 関係代名詞節whom + S + V のかたまり。
型1 V + whom S V (動詞の目的語として使う)
型2 Prep + whom S V (前置詞の目的語として使う:to/with/for など)
言い換え whomever(よりフォーマル)/whoever(口語で広く許容)/the person (that/who) ...

💬 代表例でイメージ(短く覚えやすく)

型1:動詞の目的語 省略先行詞 フォーマル寄り

Ask whom you like.

好きな人に尋ねなさい/だれでも好きな人に聞きなさい)

✅ 裏に the person を補うと意味が見える:Ask the person whom you like.
💬 口語では Ask whoever you like. / Ask the person you like. も自然。
型1:動詞の目的語 権利・自由の表現

She can marry whom she chooses.

(彼女は自分が選ぶ人と結婚できます)

🔁 言い換え:She can marry whomever she chooses.... the person she chooses.
📌 whomchooses の目的語(される側)。
型2:前置詞+whom 相談

Talk to whom you trust.

信頼している人に相談しなさい)

🎙️ カジュアルなら Talk to whoever you trust. と言い換え可。
🧩 to は「〜に」、whom you trust は「あなたが信頼する人」。

🧭 ひと目で要点(5-3 先行詞を省く whom)

  • 意味whom + S + V =「(だれでも)S が V する人を/に」。背後に the person が隠れている。
  • 使い所ask / choose / invite / marry / call / see / trust など「人」を目的語に取る動詞や、to/with/for などの前置詞の目的語に収まりやすい。
  • 文体:フォーマルなら whom / whomever、会話寄りなら whoever も広く許容。
  • テストhim/her を入れて自然なら目的格=whom 系でOK(例:I trust herwhom you trust)。
  • カンマ:基本つけない(制限用法)。補足情報なら 5-2 の , whom ... , を参照。
🌱 一歩ずつ:「the person を心の中で足して読めるか?」を毎回チェックすると迷いません。

💬 例文で徹底練習(whom:先行詞を省く=「…する人を/に」)

動詞の目的語 判断 フォーマル寄り

Consult whom you consider trustworthy before investing.

(投資をする前に、あなたが信頼できると考える人に相談しなさい)

語注:consult=相談する、trustworthy=信頼できる、invest=投資する。
構造:whom you consider trustworthy は「信頼できると考える人」=consider の補語に trustworthy。背後に the person が隠れています。
動詞の目的語 会議・イベント

Invite whom you think would benefit.

役に立つと思う人を招待してください)

語注:benefit=利益を得る・役立つ。
ポイント:you think のような挿入は意味を弱める「思う」の一言。主文の目的語は whom ... 全体。
動詞の目的語 評価

Support whom you believe to be qualified.

資格があると信じる人を支持しなさい)

語注:qualified=資格のある。
構造:believe + 人 + to be + 形/名 の形(原形不定詞)。whombelieve の目的語。
前置詞+whom 人間関係

Apologize to whom you offended yesterday.

(きのう気分を害してしまった相手に謝りなさい)

語注:apologize to A=Aに謝る、offend=気分を害する。
ポイント:to + whom は前置詞直後なので whom が必須(× to who)。
前置詞+whom 返金・約束

Give the refund to whom you promised it.

(返金は、それを約束した相手に渡しなさい)

語注:refund=返金、promise A (to 人)=(人に)Aを約束する。
補足:カジュアルなら Give the refund to the person you promised. でもOK。
前置詞+whom 職場

Work with whom your manager assigns to the project.

(上司がそのプロジェクトに割り当てる人と一緒に働きなさい)

語注:assign A to B=AをBに割り当てる。
構造:whomassigns の目的語。
動詞の目的語 判断

Choose whom you can trust under pressure.

(プレッシャーの中でも信頼できる人を選びなさい)

語注:under pressure=圧力下で。
ヒント:trust her が自然 → 目的格=whom
前置詞+whom 共同作業

Share the file with whom you are collaborating.

(そのファイルは、あなたが共同作業している人と共有してください)

語注:collaborate (with 人)=(人と)協働する。
カジュアル形:Share the file with the person you’re collaborating with.
動詞の目的語 連絡

Contact whom I mentioned earlier.

私が先ほど名前を挙げた人に連絡してください)

語注:mention=言及する、earlier=先ほど。
構造:背後に the person を補えば読みやすい:Contact the person whom ...
動詞の目的語 採用

We hired whom we could find after the deadline.

(締め切り後に、見つけられた人は誰であれ採用しました)

解説:実質「可能な範囲で」というニュアンス。口語なら whoever も自然:We hired whoever we could find.
前置詞+whom 事務連絡

Send the report to whom the committee recommended we send it.

(その報告書は、委員会が送るべきだと勧めた相手に送ってください)

ヒント:内側にもう一つ文(we send it)が入る入れ子構造。whom はその中の send の目的語。
前置詞+whom 取引先

Collaborate with whom the client appoints.

(取引先が指名する人と協働してください)

語注:appoint=指名する。
カジュアル言い換え:Work with whoever the client appoints.
動詞の目的語 判断材料

Trust whom the evidence points to.

証拠が指し示す相手を信頼しなさい)

解説:句の内側では前置詞 to が後置(最後に来る)されています。
フォーマルにするなら:Trust to whom the evidence points.
動詞の目的語 紹介

Introduce whom you invited to the meeting to the team.

(会議に招待した人を、チームに紹介してください)

語注:introduce A to B=AをBに紹介する。
構造:主文の目的語は whom ... 全体。
恋愛 動詞の目的語 定番フレーズ

Choose whom you love with all your heart.

心から愛している人を選びなさい)

語注:with all your heart=心から。
口語:Choose the person you truly love.Choose whoever you truly love.

5-3 FAQ:先行詞を省く whom(=「…する人を/に」)のギモンに答える

V + whom S VPrep + whom S V 言い換え whoever / whomeverthe person (that/who) ... 注意 非制限カンマは不可(5-2は別物)

背後にある the person / anyone などの名詞(=先行詞)を省き、whom + S + V 全体を「名詞句」として使っています。 心の中で the person を足して自然ならOK。

基本 目的語位置

Call whom you prefer after 6 p.m.

(18時以降に、あなたが好む人に電話しなさい)

= Call the person whom you prefer. と同じ。prefer=好む。

  • whoever=誰でも〜する人(主語でも目的語でも会話で広く許容)。
  • whomever=フォーマル。内側の節で目的語なら使える。
whoever=主語

Invite whoever arrives first.

最初に到着した人はだれでも招待してください)

whomever=目的語

Invite whomever you like.

あなたが好きな人はだれでも招待してください)

会話では whoever を使ってもよく見られます(厳密には目的格)。
判定のコツ

Give it to whoever is in charge.

(それは責任者である人に渡してください)

to の直後でも、内側で主語なら whoever× to whomever is in charge とする必要はありません(フォーマルなら可)。

フォーマルなら Prep + whom ...。自然な会話は with whoever ... のほうが一般的です。

フォーマル

Coordinate with whom you were assigned.

割り当てられた相手と連携してください)

会話

Coordinate with whoever you were assigned to.

割り当てられた相手と連携してください)

ありますが、日常では whoever を使う方が自然です。

主語用法

Whomever you recommend is fine.

あなたが推薦する人ならだれでも問題ありません)

フォーマル:whomever。会話では Whoever you recommend is fine. が一般的。

文脈で変わります。whom you mentioned は「(既に話題の)その人」。whoever / whomever は「だれでも」。

特定

Call whom you mentioned earlier.

(先ほどあなたが話題にした人に電話しなさい)

だれでも

Call whoever you think can help.

助けになりそうだと思う人はだれでも電話しなさい)

これは埋め込み疑問(間接疑問)で、名詞を修飾していません。Ask whom you like. は「先行詞省略の関係代名詞」。役割が違います。

埋め込み疑問

I don’t know whom to ask.

(私は誰に尋ねるべきかが分かりません)

先行詞省略の関係

Ask whom you like.

好きな人に尋ねなさい)

先行詞のない自由関係(free relative)では that は使えません。

不可

Choose that you like.

誤り:「好きな人を選びなさい」の意味では使えない)


Choose whomever you like.

好きな人はだれでも選びなさい)

  • 「だれでも」=anyonewhoever
  • 「その人」=the person (that/who) ...
フォーマル→自然

Contact whomever is responsible.

責任者に連絡してください)

言い換え①:Contact the person in charge./言い換え②:Contact anyone who is responsible.

whoever/whomever は「だれでも…なら」や「だれであっても…しない」のように、条件や否定の範囲を広く取れます(スコープに注意)。

条件

If needed, consult whoever is available.

(必要なら、手が空いている人はだれでも相談しなさい)

否定

Don’t forward the data to whomever you don’t fully trust.

十分に信頼できない人には、そのデータを転送しないでください)

6. which の用法 — 4つの入口ガイド

which人以外(事・物・動物)を受けて説明を足すときに使う関係代名詞です。
このセクションでは、主語として使う形(6-1)、目的語として使う形(6-2)、 カンマで補足説明する形(6-3)、そして 前の節の一部/全体を受ける形(6-4)を見ていきます。

Lesson 065 / Section 6 Overview

🔎 まずここを押さえる

  • who=人、which=事物・動物、that=人も物もOK(ただし 6-3 のような非制限(カンマ)では that は不可)。
  • 6-1 主語which + 動詞。例:The river which flows ...
  • 6-2 目的語which はしばしば省略可能。例:The book (which) I bought ...
コツ:カンマ=補足」「省略できる=目的語」の合言葉で迷いにくく。
少しずつでOK。理解の階段を一段ずつ上がれば、長文読解がグッと楽になります。

6-1. which主語になる

「〜するもの/こと」を述べる。N which + 動詞 ... の型。
例:The bridge which connects the islands ...

構造 N + which + V ...

6-2. which目的語になる

よく省略される位置。(which) を外しても自然なことが多い。
例:The laptop (which) I ordered arrived.

構造 N + (which) + S + V

6-3. カンマ which(非制限用法)

先行詞について補足を足す。「言わなくても文が成立」する情報。
例:The plan, which needs more data, was postponed.

構造 N, which S V, ...

6-4. 前の節の 一部/全体を受ける which

直前の文や述べた事柄全体を「それは〜で」と受けて説明。
例:He missed the deadline, which surprised everyone.

構造 [前の内容], which S V ...

🗺️ 学び方のロードマップ

  1. まずは 6-1 で「which + 動詞(主語)」の流れに慣れる。
  2. 次に 6-2 で「which 省略OK」の見抜き方を練習。
  3. 6-3 で「カンマ=補足」の感覚をゲット。
  4. 最後に 6-4 で「前文全体を受ける which」まで読解力を拡張。

6-1. which主語になるとき

which人以外(事・物・動物)を受けて説明を足します。ここでは、関係節の中で which + 動詞主語の役割をする形を学びます。
例:The sensor which detects smoke sends an alert.煙を検知するセンサーが警報を送る)

Lesson 065 / Section 6-1
学習のコツ:「できた!」の小さな成功を3回重ねると、脳はその分野に自信を持ちます。
まずは which + 動詞 の型だけに集中して、ミニ例文を3つ音読してみましょう。🚀

🧭 要点マップ(主語の which

  1. 型:先行詞(人以外) + which + 動詞 + …(=「〜する◯◯」)。※カンマなし=必要情報
  2. 見分け方:関係節の中で whichit に置き換えると主語として自然に読める。例:which detects → it detects
  3. 語の選び方:who は人、which は物・事・動物。制限用法なら多くの場合 that に置換も可(カンマ付きの非制限では不可)。
  4. 語順:関係節は必ず先行詞の直後へ。離すと「どれを説明?」と誤解のもと。
  5. 発音とリズム:主要文の拍を保ち、関係節は軽めに。意味がまとまった“かたまり”として読み下ろすと聞きやすい。

🔧 パターン図解

N(人以外) + which + V + …
  • 主語の whichwhich の直後に動詞が来る。
  • 意味は「〜する◯◯」。
見分けのコツ
🧪 置き換えテスト:whichit
The device which saves energy is popular.
→ The device it saves energy …(不自然
✔ 正しい読みは it saves → 関係節内だけで主語が完結しているかを確認する、という意味です。
注意:制限用法なら whichthat に替えられることが多い:The app that crashes needs an update.
ただしカンマ付きの非制限では that は使えません(→ 6-3 で学習)。

💬 代表例(主語の which を目で確認)

テクノロジー 主語の which

The engine which powers this car is electric.

(この車を動かしているエンジンは電動です)

語注:engine=エンジン/power=動力を与える/electric=電動の。
構造:which powerswhich が関係節の主語。
公共施設 主語の which

The museum which opened last year is free on Sundays.

(昨年開館したその博物館は、日曜日は無料です)

語注:open=開く/free=無料の。
「カンマなし」=その情報がないとどの博物館か特定できない(必要情報)。
デジタル 主語の which

The app which tracks your steps needs permission.

(あなたの歩数を記録するそのアプリは、許可が必要です)

語注:track=追跡/記録する/permission=許可。
主語テスト:whichit に置換すると節内で主語が成立(it tracks)。

⚠️ よくある落とし穴

  • カンマの誤用:The printer, which is fast, …補足(非制限)。本セクションの「必要情報」を言いたいときはカンマなし
  • 人を受けない:人には who。例:The person who helps me …× which)。
  • 語順:先行詞の直後に関係節。× 先行詞と関係節の間に余計な語句を挟まない。

💬 例文で徹底練習(which + 動詞 が主語)

テクノロジー 主語の which

The device which uses solar energy charges itself.

(太陽エネルギーを使う装置は、自動で充電されます)

語注:device=装置/solar energy=太陽エネルギー/charge=充電する。
構造:which uses が関係節の主語+動詞。「使う装置」= “装置 which uses ...”。(制限用法のためカンマなし)
景観・旅行 主語の which

The road which leads to the castle is closed today.

(お城へ通じる道は、今日は通行止めです)

語注:lead to=〜へ通じる/closed=閉鎖された。
置換テスト:whichitit leads)で節内の主語になる=「主語の which」。
ビジネス 主語の which

The policy which applies to part-time workers changed last month.

(パートタイム労働者に適用される方針は、先月変更されました)

語注:policy=方針/apply to=〜に当てはまる。
ポイント:which applies は「どの policy か」を特定する必要情報(カンマ不要)。
エンタメ 主語の which

The movie which won the award is now streaming.

(その賞を受賞した映画は、今ストリーミング配信中です)

語注:award=賞/streaming=配信中。
言い換え:that won でも可(制限用法)。ただし非制限では that は不可。
ライフハック 主語の which

The habit which shapes your morning shapes your day.

(朝を形作る習慣は、一日全体をも形作ります)

語注:habit=習慣/shape=形作る・左右する。
文法:同じ主語 The habit ... が主文の shapes にも効いている点に注意。
学習 主語の which

The book which explains quantum physics in plain language is popular.

(量子物理学をやさしい言葉で説明する本は、人気があります)

語注:plain language=平易な言葉/popular=人気がある。
構造:which explains ... の直後に動詞が来て、主語の which を示す。
オフィス 主語の which

The email which includes the invoice needs your signature.

(請求書を含むメールには、あなたの署名が必要です)

語注:invoice=請求書/signature=署名。
目印:which 直後に includes(三単現の -s)。動詞の一致もチェック。
ニュース 主語の which

The bridge which collapsed in the storm is being rebuilt.

(嵐で崩落したその橋は、再建中です)

語注:collapse=崩れる/be rebuilt=再建されている。
時制:関係節は過去(collapsed)、主文は進行受動(is being rebuilt)。
動物 主語の which

The dog which guards the farm rarely barks at children.

(その農場を見張る犬は、子どもにほえることはめったにありません)

注意:動物でも which を使える(人には who)。
語注:rarely=めったに〜ない/bark at=〜にほえる。
恋愛 主語の which 定番フレーズ

The song which reminds me of you always calms me.

(あなたを思い出させるその曲は、いつも私を落ち着かせます)

語注:remind A of B=AにBを思い出させる/calm=落ち着かせる。
言い換え:that reminds(制限)も可。
デジタル 主語の which

The app which syncs across devices saves a lot of time.

(複数の端末間で同期するアプリは、時間を大幅に節約します)

語注:sync (synchronize)=同期する/across devices=端末間で。
文法:app(単数)→ saves と三単現一致。
日常IT 主語の which

The notification which appears at midnight resets your streak.

(深夜に表示される通知は、連続記録をリセットします)

語注:notification=通知/streak=連続達成日数。
コツ:時間・場所などの副詞句(at midnight)は関係節の後ろに自然に置けます。

6-1 FAQ:which が主語になるときの“ここが知りたい”

対象 N(人以外) + which + V ... 要点 省略可否/thatとの違い/動詞の一致/語順/分詞への言い換え/読み上げのリズム

できません。主語の位置にある関係代名詞は省略不可です(目的語の which は省略されることが多い → 6-2)。

省略不可 主語の which

The printer which jams often needs maintenance.

(よく紙づまりするプリンターは、整備が必要です)

× The printer jams often needs... のようには省けません。

多くの制限用法では置換できます(カンマなし)。ただし非制限(カンマ)は that不可です。

置換OK 制限用法

The plan which reduces costs will continue.

(コストを下げる計画は継続されます)

The plan that reduces costs... でも自然。

関係節内の動詞は、先行詞(説明される名詞)に一致させます。

単数

The feature which makes this camera special is stabilization.

(このカメラを特別にしている特徴は、手ぶれ補正です)

複数

The features which make this camera special are stabilization and AI focus.

(このカメラを特別にしている機能は、手ぶれ補正とAIフォーカスです)

基本不可。人には who を使います(職業名などで例外的に見える表現は上級トピック)。

人=who

The scientist who leads the team will present the results.

(チームを率いる科学者が結果を発表します)

説明したい名詞(先行詞)のすぐ後ろに置きます。離すと誤解されます。

正しい配置

The report which analyzes Q3 sales was published yesterday.

(第3四半期の売上を分析する報告書は、きのう公開されました)

× The report was published yesterday which analyzes... は不自然。

主語の whichbe + 形/分詞 のときは短くできます(which is 省略)。進行の意味なら V-ing に。

省略

The device which is designed for beginners is affordable.

(初心者向けに設計された機器は、手ごろです)

The device designed for beginners... と短く可。
V-ing

The robot which cleans floors runs quietly.

(床を掃除するロボットは、静かに動きます)

The robot cleaning floors... としても意味は保てます。

いいえ。Prep + which前置詞の目的語になる形です(= 6-2/6-3 の領域)。主語にしたいときは which + V

主語

The method which uses less water is eco-friendly.

(より少ない水を使う方法は、環境にやさしい)

× The method by which uses... は文法的に誤り。

where は場所の関係副詞。主語の which で言うなら which + be で場所情報を述べられます。

場所情報

The park which is near the river opens at nine.

(川の近くにある公園は、9時に開きます)

= The park near the river opens at nine./意味上は where を使う別表現も可。

  1. 二文に分ける(読みやすさ優先)。
  2. 分詞・同格で短く(Q6 参照)。
  3. 不要な挿入句を削る。
軽量化例

The guideline which explains all exceptional cases in great detail can confuse beginners.

(例外を非常に詳しく説明するそのガイドラインは、初心者を混乱させることがあります)

The guideline explaining all exceptional cases can confuse beginners./または二文にする。

先行詞までをしっかり、関係節は軽く“かたまり読み”。意味のブロックごとに軽く間を置くと聞きやすいです。

音読 主語の which

The course which starts next Monday covers data ethics.

(来週月曜に始まるコースは、データ倫理を扱います)

音読イメージ:The course | which starts next Monday | covers data ethics.

6-2. which目的語になるとき

which人以外(事・物・動物)を受ける関係代名詞です。本セクションでは、 関係節の中で which動詞や前置詞の目的語として働く形を学びます。
例:The book ( which ) I bought was inspiring.(私が買った本は刺激的だった)

Lesson 065 / Section 6-2
学習のコツ:目的語の which は省略しやすい」を合言葉に。 まずは音読で耳慣らし → 目で型を確認 → 自分の文で1行作る、の順に進めると記憶が定着します。🌱

🧭 要点マップ(目的語の which

  1. 基本型(動詞の目的語): N + ( which ) + S + V  例:The laptop (which) I ordered...
    会話では省略が非常に多いThe laptop I ordered ...)。
  2. 前置詞が関わるとき:
    口語的 ... (which) S V Prep  例:the topic (which) we talked about(省略可)
    フォーマル ... Prep which S V  例:the topic about which we talked(省略不可)
  3. 主語の which は省略不可:省略できるのは目的語のときだけ(6-1 参照)。
  4. カンマに注意:補足の非制限, which ...)では which を省略しない。 しかも that は使えない(→ 6-3)。
  5. 人には使わない:人には whom / who。物・事・動物なら which

🔧 形の見取り図(前置詞の位置で意味は同じ)

基本
N ( which ) S V
The book (which) I bought
口語
N ( which ) S V Prep
the tool (which) I was looking for
フォーマル
N Prep which S V
the tool for which I was looking
ヘンな並びに注意:× the tool for I was lookingwhich を落とせない位置)/ × the tool which I was lookingfor を忘れない!)

💬 ミニ例(必要に応じてそのまま音読)

動詞の目的語 省略OK

The article (which) I read was easy to follow.

(私が読んだその記事は、分かりやすかった)

省略形:The article I read ...(自然)。
前置詞:後置(口語) 省略OK

The tool (which) we talked about is open source.

(私たちが話題にしたそのツールは、オープンソースです)

about を必ず残す。フォーマルなら the tool about which we talked(省略不可)。
前置詞:前置(フォーマル) 省略不可

The reason for which the project failed remains unclear.

(そのプロジェクトが失敗した理由は、今も不明だ)

口語では the reason (why) the project failed が自然。

⚠️ よくある落とし穴(テストに出やすい)

  • 前置詞の“置き忘れ”:the movie (which) I was talking ×talking about を忘れない。
  • カンマの誤用:My phone, which I bought yesterday, ...補足。特定に必要なときはカンマなし:The phone (which) I bought ...
  • that の使い分け:制限用法なら that 代用可(The book that I bought)。非制限(カンマ)では that 不可。

💬 例文で徹底練習((which) が動詞/前置詞の目的語

オフィス 省略OK

The email (which) I sent yesterday bounced back.

(昨日送ったメールは、配信不能で戻ってきました

語注:bounce back=エラーで返ってくる。
文法:(which) I sent は目的語の which → 会話では省略が普通:The email I sent ...
アート 省略OK

The painting (which) she bought at the auction is genuine.

(オークションで彼女が買った絵は、本物です)

語注:auction=競売、genuine=本物の。
コア:(which) she boughtbuy の目的語=絵。
テック 省略OK

The software (which) we tested last week failed under heavy load.

(先週テストしたソフトは、高負荷で失敗しました)

語注:under heavy load=負荷が高い状態で。
目的語省略:The software we tested ... とするのが自然。
生活 省略OK

The café (which) my friend recommended is closed on Mondays.

(友人がすすめたカフェは、月曜は休みです)

動詞:recommend A=Aをすすめる → A= café
省略形:The café my friend recommended ...
IT 省略OK

The password (which) you entered is incorrect.

(入力したパスワードは間違いです)

語注:enter=入力する、incorrect=正しくない。
会話:The password you entered ...(省略が自然)。
学術 省略OK

The data (which) the researchers collected supports the hypothesis.

(研究者が収集したデータは、その仮説を支持しています)

文法:米語では data を単数扱いにすることが多く、supports と一致(英語圏でも揺れあり)。
言い換え:The data the researchers collected supports ...
口語(前置詞は後ろ) 省略OK

The chair (which) I was sitting on broke suddenly.

(私が座っていた椅子が、突然壊れました)

コツ:sit on Aon を忘れない!
フォーマル:The chair on which I was sitting ...which 省略不可
口語(前置詞後置) 省略OK

The issue (which) we are dealing with requires patience.

(私たちが取り組んでいる問題は、忍耐が必要です)

句動詞:deal with=対処する。× which we are dealingwith忘れ)。
口語(前置詞後置) 省略OK

The conference (which) they applied for was postponed.

(彼らが申し込んだ会議は、延期になりました)

apply for A=Aに申し込む。フォーマル:The conference for which they applied ...
口語(前置詞後置) 省略OK

The photo (which) you are looking for is in the shared folder.

(あなたが探している写真は、共有フォルダにあります)

語注:shared folder=共有フォルダ。省略形:The photo you are looking for ...
ビジネス 省略OK

The solution (which) the team came up with was elegant.

(チームが考え出した解決策は、見事でした)

come up with A=Aを思いつく。× which the team cameup withを忘れない)。
フォーマル 省略不可

The file for which you asked has been archived.

(あなたが要求したファイルは、アーカイブ済みです)

口語:The file (which) you asked for ...for を後置、which 省略OK)。
上級 省略不可

The conditions under which the contract was signed were unfair.

(契約が締結された状況(条件)下は、不公平でした)

型:N + under which + S V=「そのもとで」。
意味は in the conditions where ... に近いが、フォーマルで明確。
プロジェクト 省略OK

The project (which) we started last spring has finally launched.

(昨春始めたプロジェクトが、ついに公開されました)

時間句(last spring)は関係節の後ろに自然に置けます。
恋愛 省略OK 定番フレーズ

The message (which) you sent me last night made my day.

(昨夜あなたが送ってくれたメッセージは、私を一日中幸せにしてくれました)

語注:make my day=「最高の気分にする」。
カジュアル:The message you sent me last night...

6-2 FAQ:which が目的語になるときの疑問に答える

対象 N(人以外) + ( which ) + S + VN (which) S V PrepN Prep which S V 焦点 省略可否/前置詞の位置とレジスター/誤りやすい型/長い動詞句の扱い/受動との相性 など

動詞の目的語なら省略可:The tool (which) I need ...
ただし 前置詞が前に出ると省略不可:the tool for which I paid× *for ( ) I paid

省略OK

The report (which) I finished yesterday has been submitted.

(きのう仕上げた報告書を提出しました)


省略不可(前置詞前置)

The report to which you referred is outdated.

(あなたが言及した報告書は古いです)

  • 口語:... (which) S V Prep前置詞は後ろwhichは省略されやすい)
  • フォーマル:... Prep which S V前置詞は前whichは省略不可)

The guideline (which) we relied on was updated.

(私たちが頼りにしたガイドラインが更新されました)


The guideline on which we relied was updated.

(フォーマル表現:その上で頼ったガイドライン)

制限用法なら多くの場合 that 代用可:The project that we finished ...
ただし 前置詞の直後には置けません:× the topic about that we talkedabout which(which) ... talked about

The issue that we discussed needs a decision.

(私たちが議論した課題は、決定が必要です)

カンマなし(制限)なら that 可。

できます。which最も近い動詞の目的語になります。

The app (which) I want to download is not available in Japan.

(私がダウンロードしたいそのアプリは、日本では利用できません)

download の目的語=the appwhich は省略可能。

節の中に「目的語が抜けている動詞」があるかをチェック。
× 目的語ではない場所の語を無理に抜くのは不可。

The wall (which) I painted blue was the kitchen one.

(私が青く塗った壁は、台所の壁でした)


The color which I painted the wall was blue.

誤り。「塗る」の目的語は the wall で、the color ではない)

意味は The wall (which) I painted blue... と言うべき。

句動詞の 前置詞・小詞(with, into, for など)を必ず残します。

The noise (which) we can’t put up with must be reduced.

(私たちが我慢できない騒音は、減らさなければなりません)

× which we can’t putup with抜け)に注意。

The matter (which) the committee will look into is urgent.

(委員会が調査する件は、緊急です)

ダメです。再開指示(resumptive pronoun)は標準英語では誤り。which が抜けた目的語の役目をすでに果たしています。

The laptop which I broke it was expensive.

誤り:「それ」を重ねている)


The laptop which I broke was expensive.

(私が壊したノートPCは高価でした)

なります。例:We were given the file.the filewhich に対応します。

The file (which) we were given contained sensitive data.

(私たちが渡されたファイルには、機微情報が含まれていました)

give 人 物 → 受動にして we were given which に。

意味は「だれも/ほとんど~ない + その目的語」。
which はその「~されなかった対象」を指します。

The mistakes (which) nobody noticed caused delays later.

だれにも気づかれなかったミスが、のちに遅延を招きました)

直前の名詞を修飾します。あいまいなら語順を調整しましょう。

曖昧さ回避

I liked a photo of the cat (which) you took.

(あなたが撮った猫の写真が気に入りました)

(which) you took は直前の a photo を修飾。
もし「猫」を修飾したいなら:I liked a photo of the cat that was playing. など文を調整。

6-3. , which で補足する(非制限用法)

カンマ + which は、先行詞(=説明したいモノ・コト・動物)について “なくても意味は通る追加情報”を後ろから付け足す形です。 日本語だと「〜、そしてそれは…/〜でして…」の感じ。
例:This model(この機種), which supports eSIM, is popular.(この機種は eSIMに対応していて、人気です)

Lesson 065 / Section 6-3
学習のコツ:脳は「対比」で覚えます。 制限用法(カンマなし)非制限用法(カンマあり)を必ずペアで音読して、意味の違いを体で覚えましょう。🎧

🧭 要点マップ(, which の非制限)

  1. 役割:先行詞に補足を足す。文の核情報ではない → カンマ(前後で軽いポーズ)。
  2. 形:N(人以外), which + V ~ , .../前置詞前置も可:N, about which S V, ...
  3. 省略不可:非制限では which落とせない(目的語でも不可)。
  4. that不可:カンマがある非制限では that は使わない。
  5. 読みのコツ:先行詞|一拍置くwhich節|一拍置く|主文へ。
  6. 注意:, which が直前の名詞句を補足するのが基本。直前の節全体を受ける , which は 6-4 で学習。

🔍 制限(カンマなし)と非制限(カンマあり)の違い

制限(特定する)

The laptop which I ordered last week arrived.

先週私が注文したそのノートPC〈どれかを特定〉が届いた)

どのノートPCかを絞り込む情報=主情報。that に置換可/which省略(目的語)も可。
非制限(補足する)

The laptop, which I ordered last week, arrived.

(そのノートPCは届いた。先週注文したのだけれど

追加情報として「先週注文した」を付け足す。that不可/which省略不可。
制限

The museum which opened in 2020 is free on Fridays.

2020年に開館した〈どの博物館か特定〉博物館は金曜無料)

非制限

The museum, which opened in 2020, is free on Fridays.

(その博物館は金曜無料。2020年開館で、…)

訳し分けヒント:制限は「〜する◯◯」、非制限は「◯◯は…。(そして)〜で、…」のように文を分けて訳すと伝わりやすい。

🔧 よく使う言い回し & 注意点

代表例 非制限

Our proposal, which you reviewed yesterday, has been approved.

(私たちの提案は承認されました。あなたが昨日レビューしたあの提案です)

主文:承認された/補足:昨日レビューしてくれたやつthat不可・省略不可。
前置詞前置 非制限

The device, about which we spoke, will ship next month.

(その装置は来月出荷予定です。それについては先日話しましたね)

about which はフォーマルで明快。非制限なので which を落とせません。
場所情報の補足 非制限

City Hall, which is located downtown, is being renovated.

(シティホールは改修中です。中心街にあるあの建物のことです)

which is は分詞に短縮可:City Hall, located downtown, ...(書き言葉的)。

⚠️ よくある落とし穴

  • that を使わない:My phone, that I bought yesterday, ... ×which
  • カンマ忘れ:non-restrictive は前後にカンマ。読みでも軽く区切る。
  • 情報の重さ:主情報は主文へ。, which はあくまで「おまけ」。
  • 先行詞の範囲:直前の名詞句を補う。文全体を受ける用法は 6-4 で詳しく。

💬 例文で徹底練習(, which の非制限用法)

IT 非制限

Our website, which was redesigned last month, loads faster now.

(私たちのウェブサイトは、先月リニューアルされて、今は読み込みが速いです)

語注:redesign=再設計する/load=読み込む。文法:, which補足なので落とせない(thatも不可)。
ビジネス・法務 非制限

The contract, which is legally binding, must be reviewed carefully.

(その契約書は、法的拘束力があり、注意深く確認しなければなりません)

語注:legally binding=法的に拘束力のある/review=精査する。which isbeing にはしない(恒常的性質)。
自然 非制限

The lake, which freezes in winter, attracts many skaters.

(その湖は、冬に凍り、多くのスケーターを引きつけます)

語注:freeze=凍る/attract=引きつける。読み方:The lake | which freezes in winter | attracts ... と軽く区切る。
ガジェット 非制限

The smartwatch, which tracks your sleep, needs charging every night.

(そのスマートウォッチは、睡眠を記録し、毎晩の充電が必要です)

needs charging=充電が必要。that不可・省略不可(, whichはおまけ情報)。
注意 非制限

The dessert, which contains nuts, may cause allergies.

(そのデザートは、ナッツが入っており、アレルギーを引き起こす可能性があります)

語注:contain=含む/allergy=アレルギー。非制限は「補足の注意喚起」に便利。
スポーツ 非制限

The stadium, which seats fifty thousand, was sold out.

(その競技場は、5万人収容で、満員でした)

seat=収容する(動詞)。which seats ... は恒常的性質の補足。
アート 非制限

The painting, which was thought lost, was found in an attic.

(その絵は、失われたと思われていましたが、屋根裏で見つかりました)

言い換え:which was thought lostthought lost と分詞に短縮可(書き言葉的)。
プロジェクト 非制限

The plan, which we adjusted after the survey, saved costs.

(その計画は、調査の後に私たちが調整したもので、コストを削減しました)

対比:特定に必要ならカンマなし(制限)。ここでは補足的に「調整した事実」を伝える。
交通 非制限

The train, which departs from Platform 3, is usually on time.

(その列車は、3番ホームから出るもので、たいてい定刻どおりです)

語注:depart=出発する/on time=時間どおりに。非制限で場所情報を添える。
動物 非制限

The shelter dog, which was rescued last year, has finally found a family.

(その保護犬は、昨年救助された犬で、ついに家族が見つかりました)

人には通常 who。動物・物は which が基本。
フォーマル 非制限 前置詞前置

The startup, for which we raised seed funding, is hiring.

(そのスタートアップは、私たちがシード資金を調達した会社で、採用中です)

口語なら:The startup, which we raised seed funding for, ...(非制限なので whichは省略不可)。
恋愛 非制限 定番フレーズ

The note, which you left on my desk, made me smile.

(そのメモは、私の机にあなたが置いてくれたもので、私を笑顔にしてくれました)

心に届く一言:非制限は「想い」をそっと添えるのに最適。thatは使えない/which省略不可。

6-3 FAQ:, which(非制限)の細かい疑問を一気に解決

対象 N(人以外) , which + V ...N , Prep which S V , ...(前置詞前置も可) テーマ カンマの数/数量表現/and which の連結/ダッシュ・括弧との違い/固有名詞との相性 など

文の途中に挿入するなら前後2つで挟みます。文末に置くなら前だけ1つでOK。

非制限(中挿し)

Our campus, which is near the river, has a large library.

(私たちのキャンパスは大きな図書館があります。川の近くにあって、…)

非制限(文末)

We chose the hybrid model, which was cost-effective.

(私たちはハイブリッド方式を選びました。費用対効果が高かったのです)

, which + be を使うと読み手にやさしい「数値キャプション」になります。

数値補足

Sales hit 1.2 million units, which is 20% higher than last year.

(売上は120万台に達しました。昨年より20%多い数です)

日付補足

The next release is in December, which is ahead of schedule.

(次のリリースは12月です。予定より早いです)

可能です。意味の流れが自然ならOK。情報が重くなりすぎる場合は文を分けるのが安全。

追加

The proposal, which you revised last week and which the client approved, will proceed.

(その提案は、あなたが先週修正し顧客が承認したもので、前進します)

対比

The venue, which is spacious but which lacks parking, is downtown.

(その会場は広いですが、駐車場が足りない場所で、中心街にあります)

  • , which:丁寧・中立。説明を滑らかに追加。
  • — ダッシュ:やや強い挿入・目立たせたいとき。
  • ( ) 括弧:「注記」感。読み飛ばされてもよい補足。

Our app, which is free, has no ads.

(私たちのアプリは無料で、広告はありません)

ダッシュ例:Our app — which is free — has no ads./括弧例:Our app (which is free) has no ads.

違います。本セクションは直前の名詞句を補足。文全体を受けるのは 6-4 のテーマです。

名詞を受ける

The auditorium, which has new speakers, sounds great.

新しいスピーカーがある講堂は音が素晴らしい)

文全体(6-4へ)

He missed the last train, which meant he had to take a taxi.

(彼は終電を逃しました。つまりタクシーに乗らざるをえなかったのです)

ここでは直前の名詞ではなく事実全体を受けています(詳細は 6-4)。

相性が良いです。もともと特定できるので、情報は補足扱いになります。

Mount Fuji, which is 3,776 meters high, is visible today.

(富士山は、標高3,776mで、今日は姿が見えます)

通常はwhich(法人は「物」扱い)。英国では who を見ることもありますが、学習初期は which を推奨。

The nonprofit, which supports local schools, is expanding.

(その非営利団体は、地元の学校を支援しており、拡大中です)

使えます。集合名詞の「一部」を補足するのに便利です。

We published 50 articles, many of which focus on grammar.

(私たちは50本の記事を公開しました。その多くが文法に焦点を当てています

The course has three modules, one of which covers writing skills.

(その講座は3つのモジュールがあり、そのうち1つがライティングを扱います)

主語+, which …, + 動詞の順が基本です。is の前後を誤らないように。

正しい語順

The new policy, which applies to interns, is fair.

(新方針はインターンに適用され、公正です)

誤り

The new policy is, which applies to interns, fair.

誤りis を分断しない)

書き言葉では自然です。which is locatedlocated のように短縮できます。

The conference center, which is connected to the hotel, is convenient.

(その会議場は、ホテルにつながっていて、便利です)

短縮:The conference center, connected to the hotel, is convenient.

6-4. 文全体を受ける which(結果・理由・評価をそっと追加)

カンマ + which直前の節(出来事・事実)全体を指して、結果・理由・評価などを 「つまり/それは…」の感覚で付け足す用法です。
例:The server went down for an hour, which affected all customers. (サーバーが1時間落ちました。そのせいで全顧客に影響が出ました)

Lesson 065 / Section 6-4
学習のコツ:which = それ(直前の事実)」と心の中で日本語に置き換えながら音読すると理解がスピードアップします。小さい成功体験を重ねると記憶は強化されます。🎯

🧭 要点マップ(文全体を受ける , which

  1. 指すもの:直前の節全体や事実(名詞1語ではない)。「それは~」と解釈。
  2. 必ず非制限:前にカンマthat には置き換え不可、which省略不可
  3. よく使うペア:which means ...(つまり)/which is why ...(だから)/which led to ...(その結果)/which made ...(…にした)。
  4. 長すぎ注意:先行する節が長いと読みづらい → This/That で言い換え可(例:That means ...)。
  5. 誤りやすい形:× , which is because ...(多くは不自然)。理由を言いたいなら This is because ... が無難。
  6. 人そのものは受けない:「彼女が辞任した,which…(=その事実)」はOKだが、人そのものを which で受けない。

🔧 形の見取り図(自然に言い足すための定番パターン)

結果
S + V, which led to + 名詞
…,その結果Aになった
例:..., which led to delays.
言い換え
S + V, which means + 文
…,つまり〜だ
例:..., which means we need more time.
原因提示
S + V, which is why + 文
…,だから〜だ
例:..., which is why I called early.
NG に注意:× S + V, which is because ... → 多くの文脈で不自然。 ✅ 代替:S + V. This is because ...

💬 ミニ例(直前の事実=「それ」を which で受ける)

IT 結果

The server went down for an hour, which disrupted online payments.

(サーバーが1時間ダウンしました。そのためオンライン決済が止まりました)

仕事術 効果

She turned off notifications, which helped her focus.

(彼女は通知をオフにしました。そのおかげで集中できました)

天候 原因→結果

The temperature dropped suddenly, which caused black ice on the road.

(気温が急に下がりました。その結果路面にブラックアイスができました)

セキュリティ 解決

We deployed a patch, which fixed the vulnerability.

(パッチを適用しました。それによって脆弱性が修正されました)

発表 困難

He forgot his notes, which made the presentation harder.

(彼はメモを忘れました。そのせいで発表が難しくなりました)

スケジュール 安心

They extended the deadline, which was a relief for everyone.

(締切が延長されました。それは皆にとって安心でした)

交通 評価

The bus arrived early, which is unusual.

(バスが早く着きました。それは珍しいことです)

恋愛 感情 定番フレーズ

You texted me first, which made my day.

(あなたが先にメッセージをくれました。そのおかげで最高の一日になりました)

⚠️ よくある落とし穴(テストで差がつくポイント)

誤り

The class was canceled, which is because the teacher was ill.

誤り。「which is because」はぎこちない)


自然な言い換え

The class was canceled. This is because the teacher was ill.

(授業は中止になりました。これは先生が病気だったためです

読みにくい

We discussed many topics in detail during the workshop yesterday, which confused some participants.

(昨日のワークショップで多くの話題を詳しく議論しましたが、それが一部の参加者を混乱させました)

先行情報が長い → 分けると明快: We discussed many topics in detail yesterday. This confused some participants.

✅ クイックチェック(自分で確認)

  • which の直前にあるのは「名詞1語」ではなく出来事全体
  • カンマは付いている? that に置換したり、省略したりしていない?
  • which = それ」と読み替えて自然に通る?
  • 長すぎるなら This/That に言い換えた方が読みやすくならない?

💬 例文で徹底練習(直前の事実=「それ」を , which で受ける)

ニュース 結果

The city raised parking fees, which angered downtown workers.

(市が駐車料金を値上げしました。その結果、中心街の労働者が怒りました

語注:raise fees=料金を上げる/downtown=中心街。文法:whichは直前の出来事(値上げ)全体を受ける。
ビジネス 結果

Our team missed the milestone, which put us behind schedule.

(わたしたちのチームはマイルストーンを逃しました。そのせいでスケジュールが遅れました)

語注:milestone=節目の目標/put A behind schedule=Aを予定より遅らせる。
IT 効果

I backed up the database, which gave us peace of mind.

(データベースをバックアップしました。それで安心できました)

語注:back up=保存する/peace of mind=安心。whichは直前全体(バックアップした事実)を指示。
環境 結果

They switched to LED lights, which reduced energy use.

(彼らはLED照明に切り替えました。その結果、エネルギー使用量が減りました

語注:switch to=〜へ切り替える/energy use=エネルギー消費。
働き方 効果

The meeting was moved online, which made it easier for remote staff.

(会議がオンラインに変更されました。そのためリモートの職員にとって楽になりました

語注:remote staff=遠隔勤務の職員。
コミュニケーション 回復

He apologized publicly, which helped rebuild trust.

(彼は公に謝罪しました。それが信頼の再構築に役立ちました)

語注:apologize publicly=公に謝罪する/rebuild trust=信頼を取り戻す。
イベント 言い換え

We arrived an hour early, which meant we could rehearse.

(1時間早く到着しました。つまりリハーサルができました)

型:..., which means/meant S + can/could ...=「つまり」。
研究 理由

The experiment failed twice, which is why we changed the method.

(実験は2回失敗しました。だから方法を変えました)

型:..., which is why S + V=「だから〜だ」。that 置換不可。
社会 評価

She donated anonymously, which was incredibly kind.

(彼女は匿名で寄付しました。それはとても親切な行為でした)

語注:anonymously=匿名で/incredibly=非常に。
旅行 結果

The flight was overbooked, which resulted in compensation vouchers.

(その便は過剰予約でした。その結果、補償のバウチャーが配られました)

語注:overbook=定員以上に予約を受ける/result in=〜という結果になる。
フォーマル 原因

I lost my wallet, because of which I had to cancel my cards.

(財布を失くしました。そのためにカードを停止しなければなりませんでした)

表現:because of which=「そのために」(書き言葉寄り)。口語なら I lost my wallet, so I had to ... でもOK。
恋愛 感情 定番フレーズ

You held my hand during the checkup, which calmed me down.

(検査のあいだ、あなたが手を握ってくれました。そのおかげで落ち着けました)

語注:checkup=検査/calm down=落ち着かせる。
開発 証明

The code passed all tests, which proves the fix works.

(コードはすべてのテストに合格しました。それは修正が機能していることを証明します

語注:prove=証明する/fix=不具合修正。
環境 連鎖

We planted native trees, which in turn attracted more birds.

(在来種の木を植えました。その結果さらに多くの鳥を引き寄せました)

in turn=「今度は」「次に」→連鎖的な結果を表す。
IT 評価

The app crashed after the update, which is not ideal for users.

(アプリがアップデート後にクラッシュしました。それはユーザーにとって望ましくありません

語注:crash=(アプリが)落ちる/not ideal=好ましくない(婉曲的な否定評価)。

6-4 FAQ:文全体を受ける , which を使いこなす

S + V, which + 結果/評価/説明 ... 用途 「それは〜だ」「その結果〜」と事実全体を受けて理由・結果・評価を添える

直前の事実を受けるのが原則ですが、情報が多いと曖昧になりがち。短く切る/This/That で言い換えると安全です。

曖昧

She lost her key and missed the bus, which ruined her morning.

(鍵をなくしてバスに乗り遅れました。それが朝を台無しにしました)※「それ」がどちらか曖昧


明確

She missed the bus. That ruined her morning.

(バスに乗り遅れました。それが朝を台無しにしました)

形式上は可能ですが、硬く響くことがあります。会話では and that / so に言い換えると自然です。

フォーマル寄り

Please submit your report today, which will help us finalize the budget.

(本日レポートを提出してください。それにより予算を確定できます)

自然

Please submit your report today, and that will help us finalize the budget.

(本日レポートを提出してください。そうすれば予算を確定できます)

前半が長いときは、セミコロン+which で区切ると読みやすくなることがあります(やや書き言葉)。

We tested four prototypes under different temperatures; which improved reliability.

(異なる温度で4つの試作品をテストしました。そのことで信頼性が向上しました)

厳密にはカンマでも可。読みやすさで選択。

therefore / thus / so、分詞構文 thereby V-ingresulting in ... などで自然に言い換えできます。

書き言葉

We optimized the images, thereby reducing load time.

(画像を最適化しました。その結果読み込み時間が短縮されました)

中立

Traffic was heavy, resulting in delays.

(交通量が多く、その結果遅延が生じました)

否定の事実全体を受けるので、which の中身はしばしば「望ましくない結果」や「残念さ」を表します。

We didn’t reach an agreement, which complicates the project.

(合意に至りませんでした。そのことがプロジェクトを複雑にします)

OK。客観データ → 主観的評価の流れがスムーズになります。

We waited thirty minutes, which felt like an hour.

(30分待ちました。体感では1時間に感じました)

使えます。直前の出来事全体を時間・場所の観点から受けます(ややフォーマル)。

時系列

The briefing ran long, after which we canceled the tour.

(説明会が長引き、その後ツアーを中止しました)

期間

There was a blackout, during which all elevators were stopped.

(停電があり、その間エレベーターはすべて止まりました)

カジュアルな文体では見ますが、正式な文書では非推奨。完全文にしましょう。

非推奨

We finished ahead of time. Which was surprising.

(予定より早く終わりました。というのが驚きでした)※ 断片文


推奨

We finished ahead of time, which was surprising.

(予定より早く終わりました。それは驚きでした)

可能ですが、読み手が追いづらくなります。This / That で新文に分けるのがおすすめです。

We reviewed all historical data and interviewed five experts. This strengthened our conclusion.

(過去データをすべて見直し、5人の専門家に聞きました。このことが結論を強めました)

, which is because ... は不自然になりやすいので避け、This is because ... で新文を作るのがベストです。

推奨

The seminar was postponed. This is because the speaker is ill.

(セミナーは延期されました。それは講演者が病気だからです)

7. 関係代名詞 that の全体像(人・物どちらにも使える)

that人・物・動物のどれにも使える便利な関係代名詞。主語目的語補語の位置に入り、 さらに It is + 名詞 + that ...強調構文でも活躍します。
ただし カンマ(非制限用法)では使えない前置詞の直後に置けないなどのルールも大切です。

Lesson 065 / Section 7(that の用法)
学習のコツ:小さな「型」を声に出して覚えると長期記憶に残りやすくなります。 まずは S + V + (N) that S + V を3回音読→英作文で1文作る…この1分ルーチンが驚くほど効きます。🧠✨

🧭 先に押さえる4つの柱

  • 主語の thatThe book that sold well ...(売れた本)— 誰・何が〜した。
  • 目的語の that(省略可):The book (that) I bought ...誰・何を〜した。
  • 補語の thatHe is not the genius that I thought (he was). — C(補語)の位置。
  • 強調構文It is + 名詞 + that S + V ... —「〜なのは…だ」を強く言い分け。
好発環境:the best / the only / the firstall / any / every / no+名詞/anything / everything / nothing などの後ろは that が好まれます。
7-1
主語 基礎

主語に入る that

先行詞(名詞)=〜する(した)人・物の「主語」になるタイプ。

The team that wins advances.

勝つチームが次へ進む)

7-2
目的語 省略OK

目的語位置の that

口語でよく省略:(that) を消しても自然。

This is the book that I recommended.

(これが私が勧めた本です)

7-3
補語 やや上級

補語位置の that

C(補語)に入る。比較・評価と相性◎。

He isn’t the person that I thought (he was).

(彼は私が思っていたような人ではない)

7-4
強調構文 表現力UP

It is + 名詞 + that ...

「〜なのは…だ」をくっきり強調。

It was your advice that saved me.

(私を救ったのはあなたの助言でした)

✅ 使う前のクイックチェック

  • 非制限用法(カンマ挿入)では that は不可, which を使う。
  • 前置詞の直後に that は置けないto which / for which などを使う)。
  • 目的格の that は省略可能(音の流れを優先してOK)。
  • 好相性の先行詞:最上級/the only / the first / the sameall / any / every / no+名詞/anything / everything / nothing など。

7-1. 主語に入る that(先行詞が「〜する」)

that は関係代名詞。前の名詞(=先行詞)を説明する文をつなぎ、その文の主語として働きます。
例:I like cats. They have blue eyes.I like cats that have blue eyes.
青い目をしている」の説明文(that have blue eyes)が、直前の cats を説明します。

Lesson 065 / Section 7-1

🔗 2文を1文に合体:主語スロットに that

Before

There is a bus. It goes to the museum.

After

There is a bus that goes to the museum.

ポイント
  • that + 動詞 が「先行詞=名詞」を説明(主語の役目)。
  • 三単現の goes など、動詞は先行詞の数に一致bus=単数)。
  • 主語の that は省略不可(抜くと主語が消えるため)。

I need a charger that works with this phone.

(このスマホで使える充電器が必要です)

学習のコツ:声に出して「名詞 + that + 動詞」をリズムで覚えると、文を組み立てるスピードがぐっと上がります。1日3文の音読を1週間だけ続けてみましょう。📈

🧭 ここを押さえれば迷わない(主語の that

  1. 基本形: N that + V ...N that + be + C ...
    例:The map that shows bike lanes is new.
    「自転車レーンを示している地図」=that shows ...map を説明
  2. 一致(数・人称): 動詞は先行詞に合わせる。
    The people that live here ...(複数) / The person that lives here ...(単数)
  3. 置き換え可: 主語位置では多くの場合 who(人)/which(物)に置換可。
    ただし 最上級・the only・anything / everything・all / any / every / no などの後は that好まれやすい
  4. カンマ禁止: , that は不可(非制限用法では使えない)。必要なら , which を用いる。
  5. 省略は不可: 主語の that落とせない(目的語の that と違う点)。
  6. 意味の見抜き方: 心の中で that = 「〜する」 と読み替え、どの名詞を説明しているかを確認する。長くなったら先行詞のすぐ後に that を置く。

🧩 よく使う型(口に出してサクッと暗唱)

現在形

The team that wins moves on.

勝つチームが次へ進む)

受動

The room that is used for exams is quiet.

(試験に使われる部屋は静かです)

最上級+that

This is the best plan that exists.

(これが存在する中で最良の計画です)

※ 主語位置なので that を省略しないこと。

✅ クイックチェック(自分で確認)

  • that の後ろは動詞?(主語として機能しているか)
  • 動詞の形は先行詞に一致?(単数=lives / 複数=live
  • カンマを入れていない?, that は不可)
  • 必要なのに省略していない?(主語の that は省略不可)

💬 例文で徹底練習(that が関係節の 主語になる)

セキュリティ 主語の that

People that care about privacy use strong passwords.

(プライバシーを気にする人たちは強力なパスワードを使います)

語注:privacy=プライバシー/strong password=推測されにくいパスワード。文法:thatcare の主語。
交通 最上級・唯一

The only bus that stops here comes at 7 a.m.

(ここに停まる唯一のバスは午前7時に来ます)

the only の後ろは that が好まれます。動詞は先行詞 bus(単数)に一致して stops
学習法 不定代名詞

Anything that takes practice gets easier.

(練習を要するものは何でも、だんだん簡単になります)

anythingeverything の後も that が基本。thattakes の主語。
ビジネス 複数主語

The decisions that shape our future are never simple.

(私たちの未来を形作る決定は決して単純ではありません)

複数の先行詞 decisions → 動詞は複数形 shape
家・建物 単数主語

The door that faces the garden is locked.

(庭に面したドアは施錠されています)

faces=「〜に面している」。主語は that(=the door)。
メール 最初・最上級系

The first email that arrives each morning sets the tone.

(毎朝最初に届くメールがその日の雰囲気を決めます)

the first / the best / the only の後は that が好まれます。
学校 受動・現在進行

Students that are absent today must submit a note tomorrow.

(今日欠席する生徒は明日欠席届を提出してください)

be absent=欠席している。主語は that(=students)。
ライフハック 汎用

A habit that starts small can change your life.

(小さく始まる習慣が人生を変えることがあります)

語注:start small=小さく始まる。
都市計画 受動(過去)

The bridge that was built in 1890 needs repair.

(1890年に建てられたは修理が必要です)

受動態:was built=建てられた。that が受動文の主語。
IT 進行形・副詞

The app that runs quietly in the background saves battery.

(バックグラウンドで静かに動作するアプリは電池を節約します)

in the background=裏で/save battery=電池を節約する。
恋愛 感情表現 定番フレーズ

The smile that lights up the room is yours.

(部屋を明るくするその笑顔はあなたのものです)

light up=明るくする/雰囲気を華やがせる(比喩)。
トラブル 助動詞

Everything that could go wrong went wrong.

(うまくいかない可能性のあることは全て、実際にうまくいきませんでした)

could go wrong=うまくいかなくなる可能性がある。
コーヒー 比較の語感

The coffee that is grown at high altitude tastes brighter.

(高地で栽培されるコーヒーは風味が明るく感じられます)

be grown=栽培される/bright=明るい(味が軽やかで鮮やかな感じ)。
チーム 歓迎表現

Any idea that helps the team is welcome.

(チームの役に立つどんなアイデアでも歓迎です)

any+名詞の後ろも that が自然。主語は that(=any idea)。

7-1 FAQ:主語の that を正しく使いこなす

N that + V (+ …) 役割先行詞(名詞)を説明する関係節の主語 注意that省略不可, that は不可

主語位置の that人・物どちらにも使える万能タイプ。口語・文章ともに広くOKです。特に 最上級/the only/不定代名詞(anything, everything など)/all/any/every/no + 名詞 の後ろでは that好まれます

人でもOK

The people that live upstairs are friendly.

(上の階に住む人たちは親切です)

物でもOK

The only bus that comes at night is the N7.

(夜に来る唯一のバスは N7 です)

フォーマルな文章で「人」は who を選ぶこともありますが、that でも文法的に正しいです。

できません。主語の that を消すと、関係節の主語が消えて文が壊れます(目的語の that は省略可ですが別テーマ)。

誤り

The car parks here gets towed.

誤り:主語がなくなる)


正しい

The car that parks here gets towed.

(ここに駐車するはレッカー移動されます)

that非制限用法(カンマ挿入)では使えません。カンマを使いたいときは , which, who を使います。

不可

My laptop, that runs Linux, is fast.

不可


My laptop, which runs Linux, is fast.

(私のノートPCは Linux で動いており、高速です)

関係節の動詞は先行詞に合わせます(単数→lives/複数→live)。

複数

The students that live nearby walk to school.

(近所に住む生徒たちは歩いて登校します)

単数

The student that lives nearby walks to school.

(近所に住む生徒は歩いて登校します)

多くの場合、that は直後の 複数名詞 を受けるので複数動詞にします。

自然

She is one of the scientists that work on the project.

(彼女はそのプロジェクトに取り組む科学者の一人です)

先行詞=scientists(複数)→ work
※ 文脈によっては「one」を強調して単数動詞が来ることもありますが、試験では複数が安全です。

置けません。前置詞+関係代名詞なら which / whom を使います(または前置詞を後ろへ回す)。

不可

The policy, to that many object, was revised.

不可


The policy, to which many object, was revised.

(多くの人がそれに反対しているその方針は改定されました)

通常の文と同じ。主語が that になるだけで、時制や受動の作り方は変わりません。

過去

The movie that won last year is on TV tonight.

(昨年受賞した映画が今夜TVで放送されます)

受動

The bridge that is being repaired will reopen soon.

修理中の橋はまもなく再開します)

that は必ず先行詞(名詞)が必要。一方 what は「先行詞+関係代名詞」が合体した語で、「〜するもの」という意味を自分だけで表します。

that(先行詞あり)

I chose the plan that saves the most money.

(一番節約できるプランを選びました)

what(先行詞なし)

I chose what saves the most money.

(一番節約できるものを選びました)

those who がややフォーマル/書き言葉寄り、those that は中立〜口語寄り。意味は同じです。

フォーマル

Those who apply early get priority.

(早期に申し込む人たちは優先されます)

中立

Those that apply early get priority.

(早期に申し込む人たちは優先されます)

原則として先行詞の直後に置きます。間に長い句を挟むと読みづらくなります。

読みにくい

The plan, after careful consideration by the committee, that saves costs will start next month.

(委員会での慎重な検討のあと…離れすぎ


明快

The plan that saves costs, after careful consideration by the committee, will start next month.

コストを節約する計画は、委員会での慎重な検討ののち来月開始します)

7-2. 目的語に入る that(多くは省略OK)

ここでは、関係節の中で 動詞や前置詞の目的語 になる that を扱います。
ポイントは ①多くは省略できる②ただし前置詞の直後には置けない③カンマ用法では使えない の3つです。

Lesson 065 / Section 7-2

🔧 作り方(3ステップ)

  1. 先行詞(説明したい名詞)を決める。
  2. 後ろに that + 主語 + 動詞 をつなぐ。
  3. 関係節内で 目的語に当たる語は「空所(=言わない)」にする(=that が受け持つ)。
省略なし

This is the book that I bought __.

(これは私が買った本です)

空所(__)は that が受ける 目的語の位置。
省略あり(自然)

This is the book I bought __.

(=上と同じ意味。会話でよく使う)

that は目的語なので省略可能。
学習のコツ:名詞 + (that) + S + V + __」の空所を意識して音読すると定着が早まります。that を入れる版→抜く版の順でリズム練習を。⏱️

🧭 迷わないための要点

  1. 省略ルール: that目的語なら省略OK。
    例)

    The movie (that) we watched __ was touching.

    (私たちが見た映画は感動的だった)

    主語の that は省略不可(7-1参照)。
  2. 前置詞直後は不可: for thatto that の形はNG。
    OK①(前置詞後置・口語):

    The job (that) I’m looking for __ is remote.

    (私が探している仕事はリモートです)

    OK②(前置詞前置・フォーマル):

    The job for which I’m looking is remote.

    (=同義。フォーマル)

  3. 句動詞(動詞+副詞/前置詞)との位置: look up / pick up / deal with などは、that を間に入れない。

    The term (that) I’ll look up __ is technical.

    (私が調べる用語は専門的です)

    × *the term that I'll look it upit を入れない)。
  4. カンマ用法は不可: , that は使えません(非制限用法は , which / , who)。
  5. 好相性の先行詞: 最上級/the only/the first/the sameanything / everything / nothingall / any / every / no + 名詞 の後は that が好ましい。
  6. 見分けテスト(it 置き換え): 関係節部分を独立文にして it を入れて自然なら目的語。
    例:This is the book (that) I bought.I bought it.(目的語OK)
  7. 語順のコツ: 関係節は先行詞のすぐ後に。長い句を挟むと読みづらいので注意。

💬 例文で徹底練習(that が関係節の 目的語になる)

メール 省略OK

The message that you sent __ yesterday made my day.

(きのうあなたが送ったメッセージが、私の一日を幸せにしてくれました)

語注:make someone's day=誰かをとても嬉しくさせる。thatsent の目的語(__ は空所)。
グルメ 省略OK

The restaurant that we tried __ last night was amazing.

(ゆうべ私たちが行ってみたレストランは最高でした)

try=試す/行ってみる。目的語の that は省略可:The restaurant we tried last night ...
写真 過去

The photo that I took __ on the beach won a prize.

(海辺で私が撮った写真が賞を取りました)

語注:win a prize=賞を取る。that=目的語(写真)。
ビジネス 能動

The plan that our team proposed __ needs more data.

(私たちのチームが提案した計画には、さらなるデータが必要です)

propose=提案する。目的語の that は省略可。
人間関係 句動詞

The friend that I can rely on __ lives nearby.

(私が頼ることができる友人は近くに住んでいます)

rely on A=Aを頼る。前置詞の直後に that は置けないので、rely on を文末へ(前置詞後置)。
音楽 現在完了

The song that she recommended __ has been on repeat.

(彼女がおすすめしてくれた曲をずっとリピートしています)

on repeat=繰り返し再生で。目的語の that は省略可。
キャリア 句動詞

The skills that employers look for __ include communication.

(雇用主が求めるスキルには、コミュニケーション能力が含まれます)

look for=探す/求める。that は目的語で省略可。
教育 句動詞

The course that I’m applying for __ starts in April.

(私が出願する講座は4月開講です)

apply for A=Aに出願する。for that は不可、必ず語尾に for を残す。
旅行 過去

The car that we rented __ broke down.

(私たちが借りた車が故障しました)

break down=(車・機械が)故障する。
助言 授与動詞

The advice that you gave me __ changed my mind.

(あなたが私にくれたアドバイスで、考えが変わりました)

構文:give 人 物that(advice)の位置=目的語。
約束 コロケーション

The promise that he made __ to me was sincere.

(彼が私にした約束は誠実なものでした)

make a promise=約束をする。to me は約束の相手。
恋愛 定番フレーズ

The words that you whispered __ stayed with me.

(あなたがささやいた言葉は、今も心に残っています)

stay with 人=(記憶・印象が)心に残る。
IT 完了の影響

The app that we downloaded __ yesterday keeps crashing.

(きのう私たちがダウンロードしたアプリが、何度も落ちます)

keep V-ing=〜し続ける/crash=(アプリが)落ちる。
読書 -ing 目的語

The books that I grew up reading __ still inspire me.

(子どものころ読みながら育った本は、今も私を励ましてくれます)

動名詞 reading の目的語が thatgrow up V-ing=〜しながら育つ。
時間 コロケーション

The time that we spent __ together taught me a lot.

(一緒に過ごした時間は、多くのことを教えてくれました)

spend time=時間を過ごす。that は目的語(time)。

7-2 FAQ:目的語の that を“自然に”使い分けるコツ

N (that) + S + V + __ 役割関係節の目的語(__ が空所) 注意前置詞 + thatは不可/カンマ用法は不可

  • 会話では省略が基本(テンポ良く、自然に聞こえる)。
  • 曖昧さ・聞き取りづらさが出る時は残す(先行詞が長い/長い関係節が続く など)。
自然(省略)

The solution I proposed __ worked.

(私が提案した解決策はうまくいきました)


明確さを優先(非省略)

The solution that the external consultant we hired last month proposed __ worked.

(先月雇った外部コンサルが提案した解決策はうまくいきました)

先行詞や関係節が長いときは that を残して読解を助けるのが◎。

先行詞が「物」のとき、that直接目的語を受けます(人は間接目的語)。

give 人 物

The feedback that she gave me __ was specific.

(彼女が私にくれたフィードバックは具体的でした)

that は「feedback」を指す。me は間接目的語。

二択が基本:前置詞後置(口語的) or 前置詞前置+which/whom(フォーマル)

後置(自然)

The topic (that) we talked about __ was education.

(私たちが話し合った話題は教育でした)


前置(フォーマル)

The topic about which we talked was education.

(=同義。よりフォーマル)

× *about that は不可。that は前置詞の直後に置けません。

「〜したい/〜するつもり」の to V目的語that によって空所化します。

to read(読む)

The book (that) I want to read __ is out of print.

(私が読みたい本は絶版です)

I want to read itit が消えているイメージ。

関係節を一旦復元してみると見抜けます。

This is the camera (that) I said I would buy __.

(これが、私が買うと言ったカメラです)

復元:I would buy itI said (that) ...thatbuy の目的語。

一方は省略、または which に置換、語順の調整で回避します。

避けたい

This is the thing that that manual recommends __.

that that が連続して読みづらい)


改善1(省略)

This is the thing (that) the manual recommends __.

(マニュアルが推奨しているもの)

改善2(which)

This is the thing which that manual recommends __.

(=同義、ややフォーマル)

これらは that と相性が良く、目的語なら省略もOKです。

Is there anything (that) I can do __ for you?

(私があなたのためにできることは何かありますか?)

anything 後ろの that は目的語→省略自然。

使えます。名詞節の that(接続詞)と、関係代名詞の that は役割が別物です。

I heard that you bought the camera that I recommended __.

(あなたが私の勧めたカメラを買ったと聞きました)

前者=接続詞、後者=関係代名詞(目的語)。

  • 口語:省略 or that
  • 中立that/省略
  • フォーマルwhom(前置詞前置なら特に)

The mentor (that) I met __ changed my career.

(私が出会ったメンターが、私のキャリアを変えました)

よりフォーマル:The mentor whom I met ...with whom など。

可能ですが、and で並列するか、片方を分詞や前置詞句に変えると読みやすくなります。

冗長

The book (that) I bought __ (that) you recommended __ was insightful.

(私が買って、あなたがすすめた本は示唆に富んでいました)


改善

The book you recommended and I bought was insightful.

(あなたがすすめて、私が購入した本は良書でした)

片方を分詞に:The book you recommended, bought yesterday, was ... なども可。

  • the way (that/∅) はどちらも広く使用。
  • the reason (that/why) どちらも可。ただし 重言the reason is because は避ける。
  • the fact (that)that を置くのが自然。

The way (that) he explained __ things was clear.

(彼の説明の仕方は分かりやすかった)

That’s the reason (that/why) I chose __ this option.

(それが私がこの選択肢を選んだ理由です)

7-3. 補語になる that(C の that

補語(Complement)とは「主語を説明して完成させる語」のこと。be / become / seem / remain などの後ろに来る 役割名性質が補語です。
関係節の中で that補語の位置を受け持つとき、形は N + that + S + be (+ 形容詞/名詞/句) のようになります。
例)「彼は私が思っていた“天才”だ」= He is the genius that I thought he was __.

Lesson 065 / Section 7-3

🧩 基本の型

先行詞 + that + S + be + __(補語の空所)
空所に入るはずの語(名詞・形容詞など)を that が受けています。
例①(be動詞)

He is not the leader that we thought he was __.

(彼は私たちが思っていたリーダーではありません)

例②(become系)

She became the kind of mentor that I had hoped she would be __.

(彼女は私が願っていたタイプのメンターになりました)

例③(seem/appear系+to be)

This isn’t the simple problem that it appears to be __.

(これは見かけほど単純な問題ではありません)

🔎 見分けのコツ(“空所にitを戻す”テスト

関係節だけを取り出して be の後ろに it を戻して自然なら、そこは補語です。

文:the genius that I thought he was __
復元:I thought he was it.(自然)→ 補語
比較:the book (that) I bought __
復元:I bought it. → これは目的語(7-2の用法)。

📌 よく出る3パターン

  • 同一性(the same) The same N that S + used to be __ / is __
    例)He is the same person that he used to be __.(彼は昔と同じ人柄です)
  • 評価(seem/appear + to be) N that S + seem/appear to be __
    例)not the bargain that it appears to be __(見かけほどお得ではない)
  • 文学的感嘆 N that S + be!
    例)Fool that I am!(私ってなんて愚かなの)

🧭 要点まとめ(ここだけ押さえる)

  1. 補語の位置be / become / seem などの後ろ。that はその空所を受ける。
  2. 省略は自然:補語の that は多くの場合省略可(例:the person I thought he was)。ただし、長い関係節では明確化のため残すのも◎。
  3. , that不可(非制限なら , which / , who)。
  4. 前置詞 + that は不可。補語用法ではそもそも前置詞直後になりにくい。
  5. テスト法:関係節を単独文にし、be の後ろへ it を戻して自然なら補語
小さな成功を積み上げよう: 補語の that は「空所に入る言葉を見抜く」パズルです。1日3文、復元テストを声に出して解くだけで、翌週の正答率がぐっと上がります。まずはここで挙げた型を音読から!

💬 例文で定着!(that が関係節の 補語になる)

人物像 used to

He is no longer the man that he used to be __.

(彼はもはや、昔の彼ではありません)

語注:no longer=もはや〜でない/used to V=以前は〜だった。__ は補語の空所で、that が受けています。
評価 would

She is the kind of leader that we expected she would be __.

(彼女は私たちが期待していたタイプのリーダーです)

文構造:leader を説明する関係節。would be の後ろが補語の空所。
噂・評価 say + S + be

This is the musician that everyone says she is __.

(これが、みんなが彼女だと言っているミュージシャンです)

say (that) S Vthat は省略可。関係節内の is の補語が __
印象の落差 seem to be

It isn’t the result that it seemed to be __ at first.

(それは最初に思えた結果ではありません)

語注:at first=最初は。seem to bebe の後ろが補語の空所。
関係性 remain

He remained the friend that I knew he was __.

(彼は私が知っていたとおりの友人のままでした)

remain=〜のままでいる。was の補語が空所。
結果判明 turn out

It turned out to be the challenge that it truly was __.

(それは結局、本当にそうだったとおりの難題でした)

turn out to be=〜だと判明する。was の後ろが補語の空所。
スポーツ/組織 believe

They are exactly the team that we believed they were __.

(彼らはまさに、私たちが信じていたチームです)

語順:the team の直後に関係節。were の補語が空所。
自己実現 have always wanted

She is the person that she has always wanted to be __.

(彼女は自分がずっとなりたかった人になっています)

不定詞 to be の補語が空所。always で継続を強調。
仕事術 appear to be

This isn’t the quick fix that it first appeared to be __.

(これは最初に見えたような「手早い解決策」ではありません)

quick fix=その場しのぎの解決。appeared to be の後ろが補語の空所。
結果 prove to be

The opportunity was the turning point that it proved to be __.

(その機会は結果として転機であると証明されました)

prove to be=〜であると分かる/判明する。
恋愛 dreamed … would

You are the partner that I always dreamed you would be __.

(あなたは、私がずっと夢見ていたパートナーです)

dream (that) S would V=〜だと夢見ていた。would be の補語が空所。
街・環境 once

The city is not the quiet place that it once was __.

(この街は、かつてのような静かな場所ではありません)

once=かつて。was の後ろが補語の空所。
プロジェクト hope … would

The project became the success that we hoped it would be __.

(そのプロジェクトは、私たちが望んでいた成功になりました)

主節の became と関係節の would be を区別。空所は補語。
人物評価 appears to be

He is not the teacher that he appears to be __.

(彼は見かけどおりの先生ではありません)

appear to be=〜のように見える。be の後ろの補語が空所。

7-3 FAQ:that が「補語」になるときの見抜き方&迷いどころ

核心 補語の that は、関係節内の be系動詞の後ろに来るべき語(役割名・性質)を受け取る“空所”を作ります。
N + that + S + be + __(補語の空所)

be + it テスト:関係節だけを取り出し、be の直後に it を戻して自然なら補語動詞 + it が自然なら目的語です。

補語(C)

He is the expert that everyone agrees he is __.

(彼は、みんなが認めるところの「専門家」です)

復元:everyone agrees he is it(自然)→ 補語。

目的語(O)比較

This is the laptop (that) I bought __.

(これは私が買ったノートPCです)

復元:I bought it(自然)→ 目的語。

なります。be系の意味を持つ seem / appear / become / remain / turn out / prove などでよく起きます。

This isn’t the shortcut that it turned out to be __.

(これは結局だと分かった近道ではありません)

turned out to bebe の後ろ=補語の空所。

多くの場合省略可。ただし関係節が長いとき・読み手が迷いそうなときは残すと親切です。

省略版(口語的)

He is not the person we thought he was __.

(彼は私たちが思っていたような人ではない)


非省略(明確化)

He is not the person that we naively imagined he was __ back then.

(彼は当時、私たちが甘く想像していたような人ではない)

長い関係節では that を残すと読み手が迷いません。

what先行詞を含む「〜であるもの」という意味(自由関係)。that先行詞あり。意味もニュアンスも異なります。

先行詞あり

He is the person that he really is __.

(彼は、彼が本当にそうである人だ)=「どんな人か」を指す補語の空所


先行詞なし(自由関係)

He is what he really is.

(彼は彼が本当にそうであるところの人だ=「彼そのもの」)

what は「the thing(s) that ...」に相当。使い分けに注意。

the same as は比較。the same N that ... be __ は関係節で、同一人物・同一物であることを言い切ります。

関係節(補語)

He is the same person that he used to be __.

(彼は昔と同じ人だ)


比較(as)

His bag is the same as mine.

(彼のかばんは私のと同じです)

補語の thatbe の後ろの空所を受ける点が比較表現と違うところ。

who/which も可能ですが、口語では that が最も普通。とくに「人+補語」を述べる型では that がスムーズです。

that が自然

She became the leader that we believed she was __.

(彼女は、私たちが信じていたリーダーになった)


置換例(who)

She became the leader who we believed she was __.

(意味は同じ。やや書き言葉)

読みやすさ・口調で選択。試験ではいずれも可とされることが多い。

古風で文学的な型ですが、be の後ろがやはり補語の空所です。

Fool that I am __!

(私はなんて愚か者なんだ!)

「N(役割名)=補語」が空いている、という感覚をつかみましょう。

関係節が受動でも、be の後ろに空所があれば補語です。

This is the title that the project is officially called __.

(これが、そのプロジェクトが正式に呼ばれている称号です)

is called の後ろ(本来は名詞)が空いている=補語の空所。

階層を分けて復元しましょう。「言った(he said)」の中に「〜だ(he was)」が入っています。

She is the author that he said he was __.

(彼が自分はそうだと言っていた作家が、彼女です)

復元:He said (that) he was it. → 補語。

, that は不可です(文法的に×)。非制限用法は , which / , who を使います。

不可

*He is the mentor, that I thought he was __.

カンマ+that は使えません)


OK(制限用法)

He is the mentor that I thought he was __.

(彼は、私がそうだと思っていたメンターです)

非制限なら:He is a mentor, which is rare these days. など。

OK。同じく be の後ろが空所です(名詞でも形容詞でも扱いは同じ)。

This isn’t the easy task that it seemed to be __.

(これは、見かけほど簡単な作業ではありません)

形容詞 easy が本来の補語。空いているので that が受けている、と考える。

7-4. It-cleft:It is/was ... that ~ で名詞語句を強調する

It-cleft(分裂文)は、文のある部分だけをスポットライトのように強く目立たせるための型です。
元の文を「It + be(時制) + 焦点(フォーカス) + that + 残り」に組み替えます。 これで「強調したいものはコレ!」がクリアに伝わります。

Lesson 065 / Section 7-4

🧩 基本の型(まずはここから)

It + beis / was / will be など) + 焦点(人・物・時・場所・句) + that + 残り(文)
be の時制は「出来事の時」に合わせて変化させます(現在なら is、過去なら was)。
主語を強調

It was John that broke the window.

(窓を割ったのはジョンでした)

目的語を強調

It is this book that I want to read.

(私が読みたいのはこの本です)

場所・時を強調

It was in Kyoto that we met (each other).

(私たちが会ったのは京都でした)

🧭 要点まとめ(ここを押さえればOK)

  1. 時制は be で表す:出来事が過去なら was/were、今の事実なら is/are
    例)It was yesterday that we met. / It is today that we decide.
  2. 焦点は名詞だけじゃない場所前置詞句も置けます(It was at noon that ...)。
  3. that の中は「穴あき」イメージthat 以下の文から、焦点に当たる部分が空所になっていると考えると読みやすい。
    例)It was John that I saw __.(空いているのは動詞 see の目的語)
  4. who/which も使える(特に英・書き言葉):It was John who called. / It was the book which won the prize. ただし、学習の第一歩は that 固定でOK。
  5. 前置詞直後は that 不可*It was John to that I spoke. は×。
    ✅ 自然:It was John that I spoke to./フォーマル:It was John to whom I spoke.
  6. 疑問/否定も簡単Was it X that ...?It wasn’t X that ... でOK。
  7. What-cleft と混同しないWhat S V is ... は「〜なことは...だ」。焦点の置き方が逆向きです。

🔁 変換の手順(元の文 → It-cleft)

  1. 元の文を作る(まずは普通の語順)。
  2. 強調したい部分(焦点)を決める。
  3. It + be を前に置き、焦点をその直後へ。残りを that 節に送る。
元の文

We met in Kyoto yesterday.

(私たちは昨日、京都で会いました)

It-cleft(時間を強調)

It was yesterday that we met in Kyoto.

昨日だったのです、私たちが会ったのは)

フォーカス練習で上達は加速: 1日3文、元の文→It-cleft→元の文の順に「声に出して往復」してみましょう。 音読の往復練習は記憶を安定させ、テスト本番での語順ミスを大幅に減らします。

💬 例文で体得!(It is/was ... that ~ の強調)

主語を強調 過去

It was my sister that called me last night.

(昨夜、私に電話してきたのはでした)

型:It + was + 焦点 + that + 残りcalled の主語が my sister だと強く伝える。
目的語を強調 現在

It is honesty that I value most in a friend.

(友人において私が一番大切にしているのは誠実さです)

語注:honesty=誠実さ/value=価値を置く。動詞の目的語に当たる部分を焦点化。
場所を強調 過去

It was at the library that we first talked.

(私たちが初めて話したのは図書館ででした)

前置詞句 at the library を焦点化すると、場所が強く伝わる。
時を強調 過去

It was in 2010 that the team won the championship.

(そのチームが優勝したのは2010年でした)

in 2010 の位置が「いつ?」にスポットライトを当てる。
前置詞目的語 注意点あり

It was my teacher that I spoke to about the plan.

(計画について私が話したのは先生でした)

前置詞直後に that は置けないので speak to ... にし、that は後ろの節を導く。
理由を強調 因果

It was because it rained that the game was canceled.

(試合が中止になったのは、雨が降ったからでした)

焦点に because節 も置ける(会話でよく使う自然な型)。
方法を強調 表現

It was in this way that she solved the problem.

(彼女がその問題を解決したのはこのやり方ででした)

in this way=このようにして。方法に光を当てる。
助動詞 強い義務

It is you that must decide.

決めなければならないのはあなたです)

焦点 you を強く示す。must のニュアンス=強い必要。
疑問文 過去

Was it your idea that changed the plan?

(計画を変えたのはあなたのアイデアでしたか?)

語順:Was it X that ... ? で「本当にXなの?」を確認。
否定+対比 原因

It wasn’t the weather that caused the delay — it was traffic.

(遅れの原因は天候ではなく、交通事情でした)

It-cleft は対比提示にも便利。 で「実は〜だ」を提示。
受動態 過去

It was the laptop that was stolen from the office.

(オフィスから盗まれたのはノートPCでした)

動作主が不明/不要でも、焦点(盗まれた物)を明確化。
現在完了 学習習慣

It is this habit that has helped me improve.

(私の上達を助けてきたのは、この習慣です)

has helped=今現在まで効いている効果。
進行形 時間帯

It was during the break that they were practicing.

(彼らが練習していたのは休憩時間でした)

時間帯を表す前置詞句 during the break を前面に。
恋愛 定番

It is you that I love.

(私が愛しているのはあなたです)

焦点 you を強く打ち出すロマンティックな定番表現。
トラブル 過去

It was my wallet that I lost on the bus.

(バスで私がなくしたのは財布でした)

目的語 my wallet を焦点化。原因・場所などは後置して情報を足すと読みやすい。

7-4 FAQ:It-cleft「ここを強調!」の疑問を一気に解決

It + be(is/was など) + 焦点 + that + 残り 狙い だれ・何・いつ・どこ・なぜ・どのようにをピンポイント強調

It-cleftは「焦点→that節」の順。What-cleftは「中身→is→焦点」。言いたいことは同じでも語順が逆です。

It-cleft

It is a break that I need.

(私に必要なのは休憩です)


What-cleft

What I need is a break.

(私に必要なのは休憩です)

どちらもOK。作文では言いたい部分をより目立たせる方を選びましょう。

人は who物は which に置換可(特に英・書き言葉)。口語では that が無難です。

人(who)

It was Emma who helped me.

(私を助けてくれたのはエマでした)


物(which)

It is this method which works best.

(最もうまく機能するのはこの方法です)

試験では that 固定でも十分高得点。文体に応じて選択を。

口語や文学では省略可(意味は同じ)。ただし学習初期は付けるのが安全です。

通常形

It is you that I trust.

(私が信頼しているのはあなたです)


省略形(口語)

It is you I trust.

(=上と同じ意味)

that を落としても、焦点は同じです。

「〜になるまで…しなかった」を、時点にフォーカスして言う型です。

It was not until midnight that the lights went out.

真夜中になるまで電気は消えませんでした)

not until =「〜まで…ない」。作文の定番パターン。

できます。自然なのは It is/was because ... that ...

It was because I was sick that I missed the meeting.

(私が会議を欠席したのは、体調不良だったからです)

*It was the reason why that ... のような重ねは不自然。because がシンプルで明快。

基本は焦点の直前。意味の広がり(スコープ)が変わるので注意。

時間を限定

It was only yesterday that I heard the news.

昨日に限ってそのニュースを聞きました=昨日になってやっと)


人物を限定

It is only Tom that can fix it.

(それを直せるのはトムだけです)

only の位置で「どこを限定しているか」が決まります。

出来事の時点に合わせます。現在の事実→is/are、過去の出来事→was/were

現在の事実

It is today that we make the decision.

(私たちが決断するのは今日です)


過去の出来事

It was last week that we met.

(私たちが会ったのは先週でした)

that節側の動詞も時制一致(例:met)。

口語は前置詞を後置(自然)。フォーマルは前置詞+whom/which

口語

It was the client that I spoke to.

(私が話したのはその顧客でした)


フォーマル

It was the client to whom I spoke.

(同上・より改まった文体)

to + whom は書き言葉で丁寧。会話は後置が自然。

本当です。It-cleft はスポットライト。1文中・段落頭で使うと効果的。連発は読みづらさを招きます。

中立

We moved to Osaka in April.

(私たちは4月に大阪へ引っ越しました)


焦点化(1回が効果的)

It was in April that we moved to Osaka.

4月だったのです、私たちが大阪へ引っ越したのは)

段落冒頭など“ここぞ”で使うと読者の注意を引けます。

焦点語を強く、that は軽く。前半で上げ、that節で滑らかに下げるイメージ。

It was the budget that we discussed yesterday.

(昨日議論したのは予算でした)

焦点語にアクセントを置くと、伝わり方が劇的に良くなります。

do強調は「動作が本当に起きた」ことを強める。It-cleft は「だれ/何/いつ/どこ」を強めます。

do 強調

I did finish the report.

(私はその報告書を本当に終えました)


It-cleft

It was yesterday that I finished the report.

(その報告書を終えたのは昨日でした)

強調の「対象」が違う、と覚えると迷いません。

🧾 総まとめ:関係代名詞(who / whose / whom / which / that)

関係代名詞は、2つの文を1つにまとめるための道具です。働きは「接続詞(つなぐ)+代名詞(受ける)」の合体。
先行詞(説明したい名詞)に後ろから情報を足すのが基本です。

  • 主格=「〜が/〜は」役、目的格=「〜を/〜に」役、所有格=「〜の」役。
  • 非制限用法(カンマあり)は“おまけ情報”。カンマなしは“必要情報”。
  • that は便利なオールラウンダー。ただし , that不可
Lesson 065 / Summary

✅ 要点チェック(できる?と言える?)

1
「人」には who / whom / whose を基本に使える
主語=who、目的語=whom(会話は who でも可)、所有=whose

The boy who won the prize is my cousin.

(その賞を取った少年は私のいとこです)

2
「物・動物」には which、所有は whose / of which
whose は人以外にも使える(=その〜の)。フォーマルには of which も可。

I visited a museum whose roof is made of glass.

(屋根がガラスでできている博物館を訪れた)

3
that は人・物どちらにも使える“共通選手”
特に「最上級」「the only / the first」「all / any / no」「不定代名詞(everything など)」と相性◯。

This is the best movie that I have ever seen.

(これは私が今まで見た中で最高の映画です)

4
目的格(「〜を/〜に」役)の関係代名詞はしばしば省略できる
省略OKでも、読み手が迷いそうなら残すのが親切。

The book ( which ) I bought yesterday was interesting.

(昨日買った本は面白かった)

5
カンマあり(非制限)は追加情報。, who / , which を使う
, that は使えない。カンマがあると訳は「そしてその〜は…」の雰囲気。

My brother, who lives in Osaka, is a chef.

大阪に住む私の兄はシェフです)

6
前置詞は直前に置くとフォーマル、後置すると会話的
前置:the person to whom I spoke/後置:the person (that) I spoke to
フォーマル

This is the client to whom I spoke.

(これが私が話した相手の顧客です)

会話的

This is the client that I spoke to.

(同上)

📊 早見表:先行詞 × 文中の役割(主格/所有格/目的格)

先行詞(説明したい名詞) 主格(〜が) 所有格(〜の) 目的格(〜を/〜に) 目的格の省略 ポイント
who / that whose whom / who / that ◯(文脈が明確なら) 会話では whom より who が一般的
物・動物 which / that whose / of which which / that ◯(しばしば省略) , which は非制限(追加情報)
人・物 共通 that —(所有は whose を使う) that 最上級/the only/all/any 等で that 推奨
注意 , that(カンマ+that)は使えません。非制限は , who / , which を使用。
人 × 主格

The student who sits here is new.

(ここに座っている生徒は新入生です)

物 × 目的格(省略可)

The book ( which ) I need is out of stock.

(私が必要としている本は在庫切れです)

共通 × 最上級

She is the best leader that we have.

(彼女は私たちの中で最高のリーダーです)

ミニTIP:関係代名詞の後ろは「穴あき文」と考えると分かりやすい。
例:The girl who __ lives next door(空所=主語)/The song which I like __(空所=目的語)

🧭 選び方フローチャート(テキスト版)

「どの関係代名詞を使えばいい?」を、Yes/Noでサクサク決める手順です。迷ったらここに戻るだけでOK。

  1. 先行詞は「人」?(説明したい名詞が人なら Yes)
    Yes → who(主語)/ whom(目的語)/ whose(所有) を基本に。
    No → which(主語・目的語)/ whose・of which(所有) を基本に。
  2. 文中での役割は?(主語=「〜が」、目的語=「〜を/〜に」、所有=「〜の」)
    主語who / which / that(※主語の関係代名詞は省略不可
    目的語whom / which / that多くは省略可
    所有whose / of which(名詞を必ず後ろに)
  3. 最上級」「the only / the first」「all / any / no」や 不定代名詞(everything, anything) がある?
    Yes → that が最有力。No → 上の基本に従う。
  4. 情報は“必要”それとも“おまけ”?(カンマの有無)
    必要情報(制限)カンマなし。that / who / which いずれも可。
    おまけ情報(非制限)カンマあり。, who / , which を使い、, that は不可
  5. 前置詞はどこに置く?
    フォーマルto whom / with which
    会話的that / who / which を使って前置詞は後置(例:the person (that) I spoke to
  6. 迷ったら共通選手 that
    ただし , that(カンマ+that)は使えない点に注意。
  7. 「強調したい」だけなら…
    関係代名詞ではなく It-cleft(It is/was ... that ~) でスポットライトを当てるのも手。

The teacher ( whom ) I met yesterday was kind.

(昨日会った先生は親切でした)

先行詞=人/役割=目的語 → whom だが、目的格は省略可。文脈が明確なら落として自然。

🧯 ケアレスミス撲滅(よくある落とし穴を一掃)

NG 非制限

My brother, that lives in Osaka, is a chef.

大阪に住む私の兄はシェフです)※ , that は不可。


OK

My brother, who lives in Osaka, is a chef.

(同上)

非制限(カンマあり)は , who / , which を使う。
NG 前置詞位置

This is the person to that I spoke.

(私が話した相手です)※ to that は不可。


OK(会話)

This is the person that I spoke to.

(同上)

フォーマルなら to whom、会話は ... spoke to
NG 主格省略

The book (which) is on the desk is mine.

(机の上にあるその本は私のです)※ which を落とすと文が壊れる。


OK

The book which is on the desk is mine.

(同上)

主格(主語)を受ける who/which/that は省略不可。
NG 所有

I visited a museum which roof is made of glass.

(ガラス屋根の博物館に行った)※ which roof は不可。


OK

I visited a museum whose roof is made of glass.

(同上)

whose + 名詞 の形にする。フォーマルなら the roof of which も可。
NG 先行詞選択ミス

He failed the test which surprised me.

(彼はテストに落ちたそれが私を驚かせた)※ 直前の test を限定してしまう。


OK

He failed the test, which surprised me.

(彼がテストに落ちたことは、私を驚かせた)

, which は「直前の出来事/文全体」を受ける非制限の用法。
NG スペル

The man who's car is red is my boss.

(赤い車の男性は上司です)※ who'swho is。所有の「〜の」ではない。


OK

The man whose car is red is my boss.

(同上)

whose=所有格。「だれの〜」の 〜の

🧪 仕上げ確認(ミニドリル 10問)

空所に最適な語(who / whom / whose / which / that など)を入れて完成させましょう。 目的格は 省略可 のことがあります。
🔎 各問題の「答えを見る」を押すと、完成文(英文)日本語訳音声の順で確認できます。

Q1 主格(人) 省略不可

The boy ____ won the prize is my cousin.

The boy who won the prize is my cousin.

(その賞を取った少年は私のいとこです)

解説:主語を受けるので who または that。主格は省略できません。
Q2 目的格(人) 省略可

The teacher ____ I met yesterday was kind.

The teacher (whom / that / Ø) I met yesterday was kind.

(昨日会った先生は親切でした)

whom は目的格。会話では who も多用され、省略も自然。
Q3 所有(人)

This is the artist ____ paintings I admire.

This is the artist whose paintings I admire.

(これは私が敬愛する絵の作者です)

whose + 名詞 のかたまりで「〜の」を作ります。
Q4 主格(物) 省略不可

The book ____ is on the desk is mine.

The book which is on the desk is mine.

(机の上にある本は私のものです)

主格なので which/that が入り、省略はできません。
Q5 目的格(物) 省略可

The car ____ he bought last week was expensive.

The car (which / that / Ø) he bought last week was expensive.

(彼が先週買った車は高価でした)

目的格は省略がよく起きます(読みやすさを優先して使い分け)。
Q6 最上級/限定語

She is the only person ____ can solve the problem.

She is the only person that can solve the problem.

(その問題を解けるのは彼女だけです)

the only / the first / the best などでは that が自然(who も可)。
Q7 非制限(カンマ) 追加情報

My cat, ____ is very shy, hides under the bed.

My cat, which is very shy, hides under the bed.

(私の猫はとても臆病で、ベッドの下に隠れます)

非制限(カンマあり)は , which / , who, that は不可
Q8 前置詞の位置

This is the client ____ I spoke.

This is the client to whom I spoke.

(これが私が話した顧客です)

会話なら This is the client (that) I spoke to. でも自然(前置詞は後置)。
Q9 文全体を受ける , which

He failed the test, ____ surprised me.

He failed the test, which surprised me.

(彼がテストに落ちたことは、私を驚かせた)

, which は直前の出来事(節全体)を受ける非制限表現。
Q10 It-cleft(強調)

It was yesterday ____ we met.

It was yesterday that we met.

(私たちが会ったのは昨日でした)

It + be + 焦点 + that + 残りthat は省略可だが、学習初期は付けた方が安全。
採点の目安:8/10 以上で合格。間違えた番号は「役割(主格/目的格/所有)」「制限/非制限(カンマ)」「前置詞の位置」のどこでつまずいたかメモしておきましょう。

🗣️ 音読復習セット(5文)

英文 → 日本語 → 音声の順で、ゆっくり・大きく・はっきりを意識して音読しましょう。
重要部分に色や下線でマークしています(どこを“受けているか”に注目)。

主格(人)

The scientist who discovered this method changed history.

(この方法を発見した科学者は歴史を変えた)

語注:discover(発見する)、method(方法)
目的格(省略)

The cafe (which / that / Ø) we found was cozy.

(私たちが見つけたカフェは居心地がよかった)

語注:cozy(居心地がよい)
所有(whose)

I met a pianist whose music inspired me.

(私は私を励ます音楽を奏でるピアニストに出会った)

語注:inspire(刺激・触発する)
非制限(, which)

We missed the last train, which was unfortunate.

(私たちは終電を逃したが、それは不運だった)

語注:miss(逃す)、unfortunate(不運な)
It-cleft(強調:愛)

It is you that I love.

(私が愛しているのはあなたです)

焦点(you)を強く、that は軽く読むと伝わりやすい。
仕上げのコツ:音読は「英→日→英」の順で3回。関係代名詞の直後で軽く区切り、先行詞関係節のつながりを意識して読むと理解が深まります。

🔁 次におすすめのレッスン

関係代名詞の理解をさらに深めるために、つながりが強い順にレッスンを厳選しました。 サイドバー(Sidebar.ascx)の分類とも整合するタイトルを採用し、一覧からも辿りやすくなっています。

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