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複合関係代名詞

Lesson 066

目次

複合関係代名詞

   先行代名詞が含まれている関係代名詞を 複合関係代名詞 といいます。先行詞が漠然としていたり、特に明示する必要が無い場合に用いられます。

   ( 例 ) whatthe thing which など

whatの用法

2 - 1.  関係代名詞節を 主語 とする場合

What I say is true.

( 私の言うことは本当です。 )

What I really need is a telephone.

( 私に本当に必要なのは電話だ。 )

What's done is done.

( 済んだことは済んだこと。 )

2 - 2.  関係代名詞節を 目的語 とする場合

He always does what he believes is right.

( 彼はいつも正しいと信じることをする。 )

I don't believe what you say.

( 私は君が言うことを信じない。 )

I will send what was promised.

( お約束の物を送りましょう。 )

2 - 3.  関係代名詞節を 補語 とする場合

I made my son what I wanted him to be.

( 私は息子をそうあってほしいと望む人間に育て上げた。 )

I am not what I used to be.

( 私は昔の私ではない。 )

This is what he says.

( これが彼の発言です。 )

whatever の用法

3 - 1.  「 whateveranything that 」となる場合

   「 ( ~ する ) ことは何でも 」という意味を表します。この用法の whatever に続く関係代名詞節は 名詞節 として用いられ、文中で 主語目的語補語 の働きをします。

You may do whatever you like.

( 君は何でも好きなことをしてよい。 )

Whatever has a beginning also has an end.

( 初めあるものにはすべて終わりもある。 )

She is whatever the majority of men regard as sexy.

( 彼女は男性の大部分が皆、色っぽいと考えている人です。 )

3 - 2.  「 whateverno matter what 」となる場合

   「 どんなこと(もの)が ~ でも 」「 いかに ~ でも 」 という 譲歩 の意味を表します。この用法の whatever に続く関係代名詞節は 副詞節 として用いられ、文中の動詞を修飾します。

Whatever happens, I will do it.

( 何事が起こっても私はそれをするのだ。 )

I'll buy the car, whatever the cost.

( 費用がいくらかかろうとその車を買う。 )

He is innocent, whatever you think.

( 君がどう考えようと彼は無実だ。 )

whoever の用法

4 - 1.  「 whoeveranyone who ( that ) 」となる場合

   「 ~ する人はだれでも 」という意味を表します。この用法の whoever に続く関係代名詞節は 名詞節 として用いられ、文中で 主語目的語補語 の働きをします。

Whoever comes is welcome.

( 来る人は誰でも歓迎です。 )

4 - 2.  「 whoeverno matter who 」となる場合

   「 だれが ~ しても 」 という 譲歩 の意味を表します。この用法の whoever に続く関係代名詞節は 副詞節 として用いられ、文中の動詞を修飾します。

Whoever calls on me, tell him ( her, them ) I'm out.

( だれが訪ねてきてもいないと言いなさい。 )

whichever の用法

5 - 1.  「 whicheverany one that 」となる場合

   「 どれでも 」 という意味を表します。この用法の whichever に続く関係代名詞節は 名詞節 として用いられ、文中で 主語目的語補語 の働きをします。

Take whichever you like best.

( どれでもいちばん好きなのをお取りなさい。 )

You can take whichever you like.

( あなたは、好きな方どちらでも取ることができます。 )

5 - 2.  「 whicheverno matter which 」となる場合

   「 どちらが ~ しても 」 という 譲歩 の意味を表します。この用法の whichever に続く関係代名詞節は 副詞節 として用いられ、文中の動詞を修飾します。

Whichever wins, he will be satisfied.

( どちらが勝ったとしても、彼は満足するでしょう。 )

📚 英文法 全120 Lesson