疑似関係代名詞(as / but / than)とは?
ふだんは接続詞として使う as / but / than が、文の中で
関係代名詞のように先行詞と関係節をつなぐことがあります。これを「疑似関係代名詞」と呼びます。
小学生でもわかるイメージ:“言葉の橋渡し役”が、いつもと違う帽子(役割)をかぶる感じです。
まずは全体像
本レッスンでは、as(同一・例示・程度)/but(否定語+but)/than(比較の残り)という
3つの観点から、「どの語が先行詞で、関係節側でどんな役割になるか(主語?目的語?)」を一つずつ確認します。
▮ 目次
-
1. 疑似関係代名詞とは?(まずは定義)
接続詞が「関係代名詞みたいに」働くときの見抜き方
-
2. as の用法
the same / such / as ... as / 文全体を受ける as
-
2-1. the same A as B
「Bと同じA」— 先行詞は the same を含む語句
-
2-2. such A as B
「BのようなA」— 例示されるタイプの A
-
2-3. as(so)A as B
「Bと同じほどのA」— 程度・数量の枠組み
-
2-4. 文の一部/全体を受ける as
「〜なのはよくあることだが」の as など
-
3. but の用法
否定語+but = 「〜しない者はほとんどいない」
-
4. than の疑似関係代名詞(全体像)
比較級+than の後ろに「空席」があるとき、than が関係代名詞相当で働く
-
4-1. 骨格と見抜き方(全体像)
比較級/than節/空席(主語・目的語・前置詞)の3チェック
-
4-2. 空席=主語型
more N than is/are ...など、一致は先行詞に合わせる -
4-3. 空席=目的語型
more N than S can Vなど、V の目的語が抜けている -
4-4. 空席=前置詞の目的語型(stranding)
... than S have been toのように前置詞は文末へ -
🧾 総まとめ:疑似関係代名詞の要点チェック
先行詞の見つけ方/関係節の役割(主語・目的語)早見表
1. 疑似関係代名詞とは?(まずは定義)
ふだんは 接続詞 として使う as / but / than が、文の中で
関係代名詞のように「名詞(=先行詞)と、その名詞を説明する節(=関係節)をつなぐ」ことがあります。これを
疑似関係代名詞と呼びます。
学習目標・到達基準
- 疑似関係代名詞の意味:
as / but / thanが先行詞と関係節をつなぐ「橋」になるときがある、と理解する。 - 先行詞(説明される名詞)を見つけ、関係節の中で何が欠けているか(主語/目的語/補語)を特定する3ステップを身につける。
- 代表パターン(
the same A as B、such A as B、as(so)A as B、否定語+but、比較級+than)の「合図」を知る。
- 文中の先行詞を指で示せる。
- 関係節の中で「何が抜けて」先行詞で埋まるのかを言える(主語/目的語/補語)。
- 上記の代表パターンで、なぜ疑似関係代名詞になるかを1文で説明できる。
- 先行詞:これから説明される名詞(例:
the same bagの bag)。 - 関係節:先行詞を詳しく説明する節(主語+動詞を持つ固まり)。
- 欠け:関係節の中で抜けている要素(例:目的語が空席→先行詞が入る)。
定義と全体像
疑似関係代名詞とは、ふだんは接続詞として働く as / but / than が、
文の中で関係代名詞(who/which/that と同じ役割)のように、先行詞と関係節をつなぐ使い方のことです。
形そのものは接続詞のままですが、役割(機能)が「名詞と節を結ぶ橋」に変わります。
- 見た目:
who/which/thatの代わりにas / but / thanが現れる。 - 役割:やることは同じ。先行詞を受けて、関係節内の欠け(主語/目的語/補語)を埋める。
- 出現パターン:the same、such、 as … as、否定語+but、 比較級+than などにくっつきやすい(=合図)。
- 合図を探す:the same / such / as…as / 否定語(no/none/scarcely など)/ 比較級(more/less/-er)。
as / but / thanの直後の節を見る:主語+動詞が来ているか?- その節で何が欠けているかを特定:抜けている役(主語/目的語/補語)=先行詞が入る場所。
This is the same bag as I bought last week.
(これは私が先週買ったのと同じかばんです。)
There is no one but knows it.
(それを知らない人はいない=みんな知っている。)
I want the same happiness as you have.
(あなたと同じしあわせがほしい。)
the same happiness(先行詞)」を「as you have(関係節)」が説明する構図です。
as は用法が多く、単なる「〜なので」や「〜するとき」との区別が必要。先行詞が直前にあり、後ろに(主語+動詞の)節が続くときは、疑似関係代名詞の可能性を考えよう。but は前置詞(=except)と混同しないよう、ここでは 否定語+but に限定して扱います。
共通ルールの俯瞰
the same bag / such people / more money など
※ ここが「橋」になって先行詞と節を結ぶ
S + V ...(主語+動詞を持つまとまり)
🔎 見抜く3ステップ
- 合図語を探す: the same / such / as … as / 否定語(no/none/scarcely)+ but / 比較級(more/less/-er)+ than
-
as / but / than の直後を見る:
S + Vの節が続いているか確認。 - 関係節の「欠け」を特定:主語/目的語/補語のどれが抜けている? ➝ その空席に先行詞が入る。
This is the same bag as I bought.
(これは私が買ったものと同じかばんです。)
the same bag / 関係節:as I bought(bought の目的語が欠け→先行詞が入る)
There is no one but knows it.
(それを知らない人はいない=みんな知っている。)
no one / but ≒ who ... not(文語的)
We need more helpers than we can find today.
(今日は見つけられる人数よりも多くの助っ人が必要だ。)
more helpers / 関係節:than we can find (today)(find の目的語が欠け→先行詞が入る)
超要約の早見表
| 🔗 接続詞 | 🪄 合図(前兆) | 先行詞になりやすい形 | 関係節での役割(欠け) | 言い換えのヒント | 例(最小) |
|---|---|---|---|---|---|
as |
the same such as … as |
the same + 名詞 / such + 名詞 /
as/so + 形容詞 + 名詞 + as
|
主に目的語(ときに主語/補語)。 例: as I bought(bought の目的語が欠け)
|
who/which/that に置換してみて筋が通ればOK。 |
the same bag as I bought例 bag を関係節が説明
|
but |
否定語+but no/none/scarcely など |
否定語を含む名詞:no one / none of us など
|
多くは主語として解釈(who ... not のイメージ)。
|
who ... not に言い換え可能(やや文語)。 |
no one but knows it意 知らない人はいない |
than |
比較級+than more/less/-er |
量・程度を表す名詞:more money / more helpers など
|
目的語や主語が欠けるケースが多い。 例: than we can count(count の目的語が欠け)
|
that/which の関係節へ言い換え可能なときがある。 |
more stars than we can count意 数えきれないほど多くの星 |
💬 例文で感覚をつかもう!(疑似関係代名詞 / as・but・than)
※ ここでは「疑似関係代名詞」の型と先行詞・関係節のつながりに集中します。
例文は 英文 → 日本語訳 → 音声 の順で表示。学習のポイントになる語句は
枠線・背景・下線・色で強調しています。
She chose the same dress as her sister did.
(彼女は姉[妹]が選んだのと同じドレスを選んだ。)
the same dress / 関係節:as her sister did(did=chose。目的語が欠け→先行詞dressが入る)語彙:chose(choose の過去)= 選んだ
Bring such documents as are required for the application.
(出願に必要とされるような書類を持参してください。)
such documents / 関係節:as are required (for ...)(主語が欠け→先行詞documentsが主語として入る)語彙:required= 必要とされる、application= 出願・申請
It was as tough a decision as I have ever made.
(それはこれまでで同じくらい難しい決断だった。)
as tough a decision(名詞句)/ 関係節:as I have ever made(madeの目的語が欠け→先行詞decisionが入る)語彙:tough= 難しい・厳しい、decision= 決断
He arrived late, as was expected.
(予想された通り、彼は遅れて到着した。)
He arrived late / 関係節:as was expected(expected の状態を説明)語彙:arrived= 到着した、expected= 予想された
Such students as study consistently succeed.
(こつこつ勉強するような生徒は成功する。)
Such students / 関係節:as study consistently(主語が欠け→先行詞studentsが主語)語彙:consistently= 一貫して、succeed= 成功する
You are as precious a person as I could ever hope to meet.
(あなたは私が出会えたらと願えるほどにかけがえのない人だ。)
as precious a person / 関係節:as I could ever hope to meet(meet の目的語が欠け→先行詞personが入る)語彙:precious= 大切な・尊い、hope to= 〜したいと願う
There is no rule but has exceptions.
(例外のない規則はない。)
no rule / but ≒ that/which ... not(=例外がない規則はない→二重否定で肯定の意)語彙:exception= 例外(複数 exceptions)
There is none of us but respects her honesty.
(私たちの中で彼女の誠実さを尊敬しない者は一人もいない。)
none of us / but ≒ who ... not(=みんな尊敬している)語彙:honesty= 誠実さ、respect= 敬意を払う
There is hardly a person but knows his name.
(彼の名前を知らない人はほとんどいない。)
hardly a person(ほとんどいない人)/ but ≒ who ... not語彙:hardly= ほとんど〜ない
We have more time than we need.
(私たちは必要以上の時間がある。)
more time / 関係節:than we need(need の目的語が欠け→先行詞timeが入る)語彙:need= 必要とする
She showed more patience than I could imagine.
(彼女は私が想像できる以上の忍耐を見せた。)
more patience / 関係節:than I could imagine(imagine の目的語が欠け→先行詞patience)語彙:patience= 我慢・忍耐、imagine= 想像する
The lake holds more water than the city uses in a day.
(その湖は、その都市が1日で使う量より多くの水をたたえている。)
more water / 関係節:than the city uses (in a day)(uses の目的語が欠け→先行詞water)語彙:hold= 含む・たくわえる、in a day= 1日で
We encountered more problems than were reported.
(報告されたよりも多くの問題に直面した。)
more problems / 関係節:than were reported(受動文。関係節の主語が欠け→先行詞problemsが主語として入る)語彙:encounter= 直面する、reported= 報告された
見抜き方の手順(3ステップで迷わない)
例:
the same plan / such measures / more books
接続詞の見た目のまま、関係代名詞の働きをする
S + V ...)中に「欠け」があり、そこへ先行詞が入る
🔎 見抜く3ステップ
-
合図語を探す。
the same/ such/ as … as/ 否定語(no/none/scarcely/hardly)+ but/ 比較級(more/less/-er)+ than
※ 合図語の直後に来るas/but/thanを目印に。 -
as / but / thanの直後に「S + Vの節」があるか確認。
主語+動詞が続いていれば、関係節の可能性が高い。 -
関係節の中の「欠け」を特定(主語/目的語/補語)。
その空席に先行詞が入るなら、疑似関係代名詞として成立。
| 関係節の形 | どこが欠け? | 先行詞の入り方(例) |
|---|---|---|
as/but/than + S + V(他動詞) |
目的語が欠け | V の目的語が空席 → 先行詞が目的語として入る 例: as we discussed(discuss の目的語=先行詞) |
as/but/than + V(受動) |
主語が欠け | 受動文の主語が空席 → 先行詞が主語として入る 例: than were reported(主語=先行詞) |
as/but/than + C(補語) + be動詞 〜 |
主語が欠け | 補語を説明する主語が空席 → 先行詞が主語として入る 例: as is usual(主語=先行詞) |
- as の多義(理由・時間・様態など)と混ざる → 先行詞が直前にあるか、直後に S+V の節があるかで判定。
- but = except(前置詞)と混ざる → 本項は 否定語+but+S+V の型(文語的)に限定して扱う。
- than の単なる省略と混ざる → than の後ろが節(S+V)で、欠けが先行詞で埋まるかを確認。
We adopted the same plan as we discussed yesterday.
(私たちは昨日話し合ったのと同じ計画を採用した。)
as + we discussed(S+V) →
③ 欠け:discussed の目的語が空席 → 先行詞 plan が入る。語彙:adopt= 採用する、discuss= 議論する。
There is no teacher but knows the rule.
(その規則を知らない先生は一人もいない。)
but + knows(S+V) →
③ 欠け:関係節の主語が空席 → 先行詞 teacher が主語として入る(who does not know に相当)。語彙:rule= 規則、no ... but= 〜しない…はいない(文語)。
We bought more books than fit on the shelf.
(棚に置ける数よりも多くの本を買った。)
than → ② 直後:than + fit(S 省略型だが books が主語) →
③ 欠け:関係節の主語が空席 → 先行詞 books が主語として入る。語彙:fit= 入る・収まる、shelf= 棚。
It was as clear an answer as I could expect.
(それは私が期待できるのと同じくらい明快な答えだった。)
as + I could expect(S+V) →
③ 欠け:expect の目的語が空席 → 先行詞 answer が目的語として入る。語彙:clear= 明快な、expect= 期待する。
「欠け」を見つけて先行詞がきれいにハマれば、疑似関係代名詞の読みが成功です。
よくある勘違い(誤りパターンの見本市)
「見た目は接続詞(as / but / than)なのに、関係代名詞のように働く」——ここが楽しくも難しいところ。
下のチェックリストで、つまずきポイントを一気に潰していきましょう。用語はできるだけやさしく説明しています。
-
as
理由・時間の as と混同
誤解
Asは「〜なので」「〜するとき」など意味が多い。
見分け方 直前に先行詞(説明される名詞)があるか、直後が S+V の節かを確認。
例:He went home as he was tired.は「理由の as」。一方、He went home, as was predicted.は「文全体を受ける as」で疑似関係代名詞。 -
as
the same A as Bをthe same A that Bにしてしまう原則 比較・同一性はthe same A as Bを基本に。
ポイント 先行詞はthe same + 名詞、関係節はas + S + V。
(地域やスタイルによってthatも見られるが、学習段階ではasを推奨) -
as
such ... asとsuch/so ... thatの取り違え用法such A as Bは「BのようなA(例示)」、so/such ... thatは「結果」。
×such a cold night as we couldn't sleep→ ◯It was such a cold night that we couldn't sleep. -
but
前置詞
but(=except)と混同区別 前置詞のbutは名詞を取る:Everyone but John came.
疑似関係代名詞のbutは 否定語+but+S+V の形:There is no one but knows it. -
but
no/noneとbutの二重否定が「肯定」の意味になる例:There is no student but understands.= 「理解しない学生はいない」=「みんな理解している」。 -
than
単なる比較(省略)と疑似関係代名詞の混同
単なる比較:
He is taller than I am.(先行詞なし)/ 疑似関係代名詞:We have more time than we need.(先行詞timeを関係節が受ける) -
Grammar
数の一致(主語・動詞)を忘れる
×
more people than is expected→ ◯more people than are expected -
Form
as/but/thanの直後が「節」になっていない×than I can(動詞がない) → ◯than I can finish -
Style
先行詞が遠くて読みづらい/曖昧
先行詞(名詞)と
as/but/thanの距離を詰め、読み手に「何を説明しているか」を明確に。 -
Register
no ... butは文語寄り会話ではwho/that ... notに言い換えると自然:There is no one who doesn't know it.
He missed the deadline, as was predicted.
(予想されたとおり、彼は締切に間に合わなかった。)
as + 受動 がよく使われる。
前置詞:
Everyone but John came.
(ジョン以外は全員来た。)
疑似関係:
There is no student but understands this rule.
(この規則を理解しない学生は一人もいない。)
単なる比較(省略あり)
He is taller than I am.
(彼は私より背が高い。)
疑似関係(先行詞あり)
We collected more data than we needed.
(必要だったより多くのデータを集めた。)
data が先行詞で、関係節 than we needed に目的語として入る。
ミニまとめ&次セクションへのブリッジ
- 疑似関係代名詞:見た目は
as/but/thanでも、先行詞+関係節をつなぐときがある。 - 判断は 合図語 → 直後の S+V → 関係節の欠け(主語/目的語/補語) の順。
- 代表パターン:the same A as B / such A as B / as … as / 否定語+but / 比較級+than
2. as の用法(疑似関係代名詞)— 全体像と道しるべ
ふだんは接続詞の as が、文の中で関係代名詞のように
「先行詞(説明される名詞)と 関係節(主語+動詞をもつ説明の節)を結ぶ “橋”」になることがあります。
本セクションでは、学習でよく使う 4 つの型に分けて、どんなときに “橋” になるのか、
どこが欠けて(主語/目的語/補語)先行詞が入るのかを見える化します。
as が「橋」になる条件(やさしい整理)
- 合図語が近くにある: the same / such / as … as / (文全体を受ける as)
-
asの直後が節(S+V)になっている: 例)as I expected,as was predicted - 関係節の中に欠けがある(主語/目的語/補語): その空席に先行詞が入る。
- 先行詞:これから説明される名詞。例)
the same planの plan - 関係節:先行詞を説明する「主語+動詞」のかたまり。例)
as we discussed - 欠け:関係節の中で空いている役(主語/目的語/補語)。例)
discussedの目的語が空席
as(「〜なので/〜するとき」)と混同しないこと。
先行詞が手前にあり、as の直後が節(S+V)で、そこに欠けが見えるなら、疑似関係代名詞の可能性大。
4つの型へジャンプ(役割と合図で選ぶ)
読み方のヒント
どの型でも、まず先行詞と合図を見つけ、asの直後に節(S+V)が来ているかを確認。
つぎに、節の中の欠け(主語/目的語/補語)を特定し、そこに先行詞が入るかどうかを確かめます。
それでは、上のカードから2-1 → 2-4の順に進み、先行詞と欠けの位置を図と例文でしっかり体感していきましょう。
2-1. the same A as B(「Bと同じA」)
合図the same + 名詞 が見えたら要チェック。直後の as から始まる
関係節(S + Vの節)が、その 名詞=先行詞 を説明します。
多くの場合、関係節の動詞の目的語が空席になっており、その「空席」を先行詞が埋めるしくみです。
🧭要点ナビ(the same A as B)
the same A
S + V ...)多くは 目的語が欠け
- 先行詞=
the same + 名詞(例:the same plan)。 - 関係節=
as + S + V。動詞の目的語が空席になりやすい。 - 空席に先行詞が入れば、as は関係代名詞相当の働き。
- 先行詞:これから説明される名詞(例:plan)。
- 関係節:先行詞を説明する「主語+動詞」のかたまり。
- 欠け:関係節内の空席(主語/目的語/補語)。多くは目的語が欠ける。
as + 主語 + 助動詞/一般動詞 のほか、as + 主語 + do/does/did の「代動詞」も定番(動詞を繰り返さずに済む形)。例:
the same hotel as our friends did(= stayed at)。
This is the same laptop as I bought last year.
(これは私が昨年買ったのと同じノートPCです。)
the same laptop / 関係節:as I bought last year(bought の目的語が空席 → 先行詞 laptop が入る)
We stayed at the same hotel as our friends did.
(私たちは友人たちと同じホテルに泊まった。)
did は直前の動詞 stayed を受ける「代動詞」。関係節の目的語が空席 → 先行詞 hotel が入る。
They reached the same conclusion as we did.
(彼らは私たちと同じ結論に達した。)
the same conclusion / 関係節:as we did(= reached)。reached の目的語が空席 → 先行詞 conclusion が入る。
🧩使い分けと注意ポイント
- 基本は as:比較・同一性の
the sameはasが標準。the same A that ...が現れることもあるが、学習・運用では as を推奨。 - as の直後は節(S+V):
as + S + Vを確認。例:as I expected/as she chose - 欠けを探す:関係節で 目的語 が抜けていないか → 先行詞が入ればOK。
- 前置詞 as と混同しない:
as a teacher(〜として)は前置詞。ここで扱うのはas + S + Vの節。 - 代動詞 do/does/did を活用:動詞の重複を避けつつ、関係節をすっきり書ける。
- チェック法:who/which/that に置換して意味が通るかを確認(ニュアンスはやや変わるが、構造チェックに有効)。
💬 例文でつかむ:the same A as B
※ すべて 英文 → 日本語訳 → 音声 の順。学習のポイントになる語句は
枠線・背景・下線・色で強調。
キー用語:route=道順、client=顧客、propose=提案する、uniform=制服、scene=場面、password=パスワード、solution=解決策。
I ordered the same coffee as you got.
(私はあなたが買ったのと同じコーヒーを注文した。)
the same coffee / 関係節:as you got(got の目的語が空席 → 先行詞 coffee が入る)
He reads the same books as I do.
(彼は私と同じ本を読む。)
do は read を受ける「代動詞」。関係節の目的語が空席 → 先行詞 books が入る
We’ll take the same route as the bus takes.
(私たちはバスが通るのと同じルートを行く。)
take の目的語が空席 → 先行詞 route が入る。route= 道順
She used the same password as she uses on her phone.
(彼女はスマホで使うのと同じパスワードを使った。)
as she uses ... の目的語が空席 → 先行詞 password。password= パスワード
They arrived at the same station as we did.
(彼らは私たちと同じ駅に到着した。)
did は arrived (at it) を受ける。前置詞句は主節側にあり、関係節は代動詞で簡潔に。
Choose the same color as your partner chose.
(相手が選んだのと同じ色を選びなさい。)
chose の目的語が空席 → 先行詞 color。choose–chose–chosen
He met the same client as I did last week.
(彼は私が先週会ったのと同じ顧客に会った。)
did が met を受ける。関係節の目的語が空席 → 先行詞 client(顧客)
She found the same solution as the textbook proposes.
(彼女は教科書が提案するのと同じ解決策を見つけた。)
proposes の目的語が空席 → 先行詞 solution。propose= 提案する
This photo shows the same scene as we saw at sunset.
(この写真は私たちが夕暮れに見たのと同じ場面を映している。)
saw の目的語が空席 → 先行詞 scene。sunset= 日没
They wear the same uniform as the coaches wear.
(彼らはコーチたちが着るのと同じ制服を着ている。)
wear に目的語がない → 先行詞 uniform が入る。uniform= 制服
We are facing the same problem as was reported yesterday.
(私たちは昨日報告されたのと同じ問題に直面している。)
was reported の主語が空席 → 先行詞 problem が主語として入る
I’ll have the same thing as he’s having.
(私は彼が今食べているのと同じものにします。)
he’s having(= he is having)の目的語が空席 → 先行詞 thing が入る
He reached the same speed as the car reached.
(彼はその車が出したのと同じ速度に達した。)
reached の目的語が空席 → 先行詞 speed が入る
The machine produces the same results as we expected.
(その機械は私たちが期待したのと同じ結果を出す。)
expected の目的語が空席 → 先行詞 results。produce= 産出する
2-1 FAQ:the same A as B
「Bと同じA」をつくるときの細かな疑問に答えます。用語はやさしく、でも内容はしっかり大人向けに説明。
キー語:identical=完全に同じ、similar=似ている、preposition=前置詞、ellipsis=省略。
結論:学習・運用の基本は the same + 名詞 + as + S + V。the same A that ... も見られますが、まずは as を軸にすると迷いません。
This is the same method as we used before.
(これは以前私たちが使ったのと同じ方法です。)
used の目的語が欠け → 先行詞 method が入る。※ the same A that ... も可。ただし授業・試験では as を優先すると安定。
- 目的語が欠けるのが最も多い(動詞のうしろが空席)。
- 受動文では 主語が欠けることがある(be + 過去分詞の主語が空席)。
She bought the same album as I bought.
(彼女は私が買ったのと同じアルバムを買った。)
bought の目的語が欠け → album が入る。We found the same issue as was reported last month.
(私たちは先月報告されたのと同じ問題を見つけた。)
was reported の主語が欠け → issue が主語として入る。原則:as の前に前置詞は置かない。英語は「前置詞を文末に残す」形が自然です。
This is the same chair as I sat on.
(これは私が座ったのと同じ椅子です。)
the same chair on as I sat は不可。必要なら on which で書き換え可(やや堅い)。the same as = identical(完全一致)、like = similar(似ている)。
We chose the same design as the sample shows.
(私たちはサンプルが示すのと同じデザインを選んだ。)
We chose a design like the sample.
(私たちはサンプルに似たデザインを選んだ。)
可。the same one/ones as ... として名詞を省略できます。
I bought the same one as you did.
(私はあなたが買ったのと同じものを買った。)
did が動詞を受ける。先行する名詞の実数に合わせます。現実の数で決めるのがコツ。
They chose the same book as I chose.
(彼らは私が選んだのと同じ本を選んだ。)
They chose the same books as I chose.
(彼らは私が選んだのと同じ本(複数)を選んだ。)
動詞の単複一致も忘れずに。
OK。直前の動詞を受ける 代動詞 として自然です。
We use the same brand as she does.
(私たちは彼女と同じブランドを使っている。)
does は uses を受ける。目的語が欠け → 先行詞 brand が入る。会話でよくあります。same が代名詞化します。
I’ll take the same as he had.
(私は彼が頼んだのと同じものにします。)
可。ニュアンスを「完全一致」に寄せます。
This is the very same model as they released last year.
(これは彼らが昨年発売したのとまさに同じモデルだ。)
通常はカンマなし(限定用法)。the same A を特定するための必須情報だからです。
He picked the same seat as I picked.
(彼は私が選んだのと同じ席を選んだ。)
as(as was expected など)は「別パターン」。本項では扱わない。有効です。意味が通るなら、先行詞が関係節の欠けを埋めることの確認になります(最終文は as に戻す)。
This is the same schedule as we followed last year.
(これは去年私たちが従ったのと同じスケジュールです。)
that/which に替えても構造は成り立つ(最終形は as が自然)。2-2. such A as B(「BのようなA」)
such + 名詞(=先行詞) のあとに as + S + V が続くと、ふだんは接続詞である as が
関係代名詞のように働いて、その名詞(先行詞)を説明します。
関係節(as + 主語 + 動詞)の中には空席(欠け)があり、そこに先行詞が入るのがポイントです。
S + V か → ③ 関係節のどこが欠け?(主語/目的語/補語)
🧭要点ナビ(such A as B)
such A
as + S + V ...)主語 or 目的語が欠けやすい
- 先行詞=
such + 名詞(例:such students/such advice)。 - 関係節=
as + S + V。先行詞がその節の主語または目的語として入る。 - 意味は「BのようなA」。Bは「説明している人・物の条件や性質」。
- 可算単数:
such a + 形容詞 + 名詞(例:such a helpful idea) - 可算複数:
such + 形容詞 + 名詞複数(例:such helpful ideas) - 不可算:
such + 不可算名詞(例:such information)
前置詞用法
such as の後ろが名詞だけ:for example の意味。疑似関係代名詞
such A as + S + V:節(S+V)が来て、先行詞がその節の欠けを埋める。
| 関係節の型 | 欠ける場所 | イメージ/例 |
|---|---|---|
such A as + S + V(他動詞) |
目的語 | V の目的語が空席 → 先行詞 A が入る 例: such tools as I used(used の目的語=tools) |
such A as + V(受動) |
主語 | 受動文の主語が空席 → 先行詞 A が主語として入る 例: such measures as are required |
such + a/an + 形 + 名 + as + S + V |
目的語 or 主語 | 単数名詞でもOK。先行詞は such a/an + 名詞例: such a person as helps others |
We need such measures as are required in emergencies.
(私たちは緊急時に必要とされるような対策を必要としている。)
are required の主語が空席 → 先行詞 measures が入る。measure= 対策、emergency= 緊急時
Bring such tools as I used yesterday.
(昨日私が使ったような道具を持ってきてください。)
used の目的語が空席 → 先行詞 tools が入る。tool= 道具
He admires such a person as always keeps promises.
(彼はいつも約束を守るような人を尊敬する。)
keeps の主語)→ 先行詞 person が主語として入る。admire= 尊敬する
🧩使い分けと注意ポイント
- 「such ... that」(結果)と混同しない:
It was such a cold night that we couldn't sleep.(結果)/such A as B(例示・条件)。 - like と区別:
likeは「似ている」。such A as Bは「B の条件に当てはまる A」。 - 前置詞は文末へ:
the same chair as I sat onのように、asの前に置かない(on asは不可)。 - 文体:
such A as Bはやや書き言葉寄り。会話ではlikeで言い換えることも。 - チェック法:
who/which/thatに一度置き換えて、先行詞が関係節の欠けを埋めるか確かめる(最終形はasに戻す)。
💬 例文でつかむ:such A as B
※ すべて 英文 → 日本語訳 → 音声 の順。学習ポイントの語句は
枠線・背景・下線・色で強調。
キー用語:available=利用可能な、overlook=見下ろす、risk=危険、trust=信頼する、method=方法、live=生演奏の。
Such students as study hard succeed.
(よく勉強するような生徒は成功する。)
such students / 関係節:as study hard(主語が空席 → 先行詞 students が入る)。
She collects such data as are available online.
(彼女はオンラインで入手可能なようなデータを集める。)
such data / are available の主語が空席 → data が主語として入る。available=利用可能な。
We hired such people as we trusted.
(私たちは信頼したような人たちを採用した。)
as we trusted(動詞 trusted の目的語が空席 → 先行詞 people)。
Please submit such documents as are required by the law.
(法律で要求されるような書類を提出してください。)
are required の主語が空席 → documents。submit=提出する、required=要求される。
He showed such kindness as moved everyone.
(彼はみんなを感動させるような優しさを示した。)
moved の主語が空席 → kindness。kindness=優しさ。
Use such tools as fit the small screws.
(小さなネジに合うような道具を使ってください。)
tools。fit=(サイズが)合う、screw=ネジ。
I need such advice as you can give.
(あなたが与えられるような助言が必要です。)
give の目的語が空席 → advice。advice は不可算名詞(複数形なし)。
They chose such a place as overlooks the river.
(彼らは川を見下ろすような場所を選んだ。)
place。overlook=見下ろす。
We will avoid such risks as could harm children.
(子どもに害を及ぼしうるような危険は避ける。)
risks。harm=害を与える。
She bought such books as I recommended.
(彼女は私が推薦したような本を買った。)
recommended の目的語が空席 → books。
He seeks such love as lasts a lifetime.
(彼は一生続くような愛を求めている。)
love。last=続く、a lifetime=一生。
The lab uses such methods as have been tested thoroughly.
(その研究室は十分に検証されてきたような方法を用いる。)
have been tested の主語が空席 → methods。thoroughly=徹底的に。
We follow such rules as the school sets.
(私たちは学校が定めるような規則に従う。)
sets の目的語が空席 → rules。
I prefer such music as is played live.
(私は生で演奏されるような音楽が好きだ。)
is played の主語が空席 → music。prefer=好む、live=生演奏の。
2-2 FAQ:such A as B
「BのようなA」をつくる such A as B の細かな疑問を、やさしい言葉でしっかり解説します。
キー語:example=例、result=結果、countable=数えられる、uncountable=数えられない、ellipsis=省略。
前置詞用法名詞だけが続き、for example の意味。
疑似関係代名詞節(S+V)が続き、先行詞 A を説明します。
We visited cities such as Kyoto and Nara.
(私たちは例えば京都や奈良のような都市を訪れた。)
We chose such hotels as are near stations.
(私たちは駅に近いようなホテルを選んだ。)
見分け方:as の直後が S+V なら関係節、名詞だけなら「たとえば」。
such A as B は「条件・性質の提示」。such ... that は「結果」を出します。 場合により意味が近づくこともありますが、役割が違います。
It was such a noise that we couldn’t sleep.
(それはとても大きな音だったので、私たちは眠れなかった。)
such A as B に単純置換は不可。- 単数可算:
such a/an + 形容詞 + 名詞 - 複数可算:
such + 形容詞 + 名詞複数 - 不可算:
such + 不可算名詞
She is such a careful person as always double-checks.
(彼女はいつも二重チェックするような慎重な人だ。)
We need such patience as is required in surgery.
(手術で必要とされるような忍耐が必要だ。)
冠詞(a/an)は名詞の前、such のすぐ後に置くのがルール。
基本は不可。such A as + S + V はセットで、as が「橋」の役目を担います。
Please bring such tools as we used last time.
(前回私たちが使ったような道具を持ってきてください。)
such tools we used は不可。原則はas を保つのが自然。書き換えは可能でも、ニュアンスや文体が変わりがちです。
We welcome such people as are willing to help.
(私たちは進んで助けてくれるような人たちを歓迎する。)
We welcome people who are willing to help.
(助けてくれる人を歓迎する。)
such の「条件に合う種類」というニュアンスは弱まる。学習では「such A as = セット」と覚えると迷いにくい。
可。関係節側に there + be を置いて、主語が欠けるタイプとして先行詞が入ります。
Please submit such documents as there are available today.
(今日用意できるような書類を提出してください。)
英語は「前置詞を文末に残す」形が自然です(口語)。as の前に置くのは不可。
We chose such a topic as everyone could agree on.
(私たちはみんなが賛成できるような話題を選んだ。)
on as は不可。堅い文体なら on which で書き換え可。no such N as ... は「…のような N はない」。名詞だけでも、節(S+V)でも使えます。
There is no such thing as a free lunch.
(ただで手に入る昼食なんて存在しない。)
There is no such plan as was announced yesterday.
(昨日発表されたような計画は存在しない。)
plan が入る。such A as to V は「とても … なので V する」に近い、結果寄りの表現です(文語的)。
It was such a storm as to cancel all flights.
(それは全便を欠航にするほどの嵐だった。)
so ... that に言い換える方が自然なことが多い。and such / or such は「など」「といった類のもの」。関係節ではありません。
Bring snacks, drinks, and such.
(お菓子や飲み物などを持ってきて。)
such は代名詞的に「そのようなもの」。as + S + V ではない点に注意。2-3. as (so) A as B(形容+名詞や数量を、うしろの節で説明)
ここでの as は、ふつうの比較「as ... as ~(~と同じくらい)」だけではありません。
前半に「as / so + 形容詞 + a/an + 名詞」「as / so + many/much + 名詞」などが来て、
後半の as + S + V がその名詞(=先行詞)を説明します。つまり、後ろの as は
関係代名詞のように働いて名詞を詳しく言い足します。
as + S + V の中に「入れて」読む(主語or目的語の空席をAが埋める)。
🧭要点ナビ:形と意味を一気につかむ
形容詞 + a/an + 名詞・
many/much + 名詞
as + S + V ...節の主語/目的語に空席 → 前の名詞が入る
| 型 | 欠けやすい所 | ニュアンス/例 |
|---|---|---|
as/so + 形 + a/an + 名 + as + S + V
|
主語 or 目的語 |
とても〜な「名詞」…という評価を、うしろの節で具体化。
例:
as brave a man as ever lived(空席=主語) |
as/so + many/much + 名 + as + S + V
|
主語 か 目的語 |
数・量を提示し、条件で絞り込む。
例:
as many stars as you can count(空席=count の目的語) |
so + 形/多量 + 名 + as + S + V
|
同上 | so は強調寄り(やや書き言葉)。現代は as のほうが一般的。 |
as/so + 形容詞 + a/an + 名詞 の順序を守る。
× as a brave man as ... →
○ as brave a man as ...
単なる比較(Tom と同じくらい〜)ではなく、名詞をうしろの節で説明する構造。
うしろの as + S + V が「関係代名詞っぽい as」。
He is as brave a man as ever lived.
(彼はこれまでに生きた誰にも劣らないほど勇敢な男だ。)
as ever lived の主語が空席 → 先行詞 man が主語として入る。
ever は「これまでで」の慣用。
There are as many stars as you can count.
(数えられるだけのたくさんの星がある。)
count の目的語が空席 → 先行詞 stars が入る。
Choose as simple a solution as will work under pressure.
(プレッシャー下でもうまく機能するような、できるだけ簡単な解決策を選ぼう。)
will work の主語が空席 → 先行詞 solution が入る。
as + S + V →
③ 節の欠け(主語/目的語)に前の名詞が入るか?ここまで埋まれば「疑似関係代名詞 as」として正解です。
💬 例文でつかむ:as (so) A as B
※ すべて 英文 → 日本語訳 → 音声 の順。学習ポイントは 枠線・背景・下線・色で強調しています。
We need as clear a plan as will convince everyone.
(みんなを納得させられるほど明確な計画が必要だ。)
as will convince everyone の主語が空席 → 先行詞 plan が入る。
convince=納得させる、clear=明確な。
We bought as many tickets as we could get.
(私たちは手に入れられるだけの多くのチケットを買った。)
get の目的語が空席 → 先行詞 tickets が入る。get=得る。
Take as much time as is necessary.
(必要なだけの時間を取りなさい。)
is necessary の主語が空席 → time が入る。necessary=必要な。
It’s as bright a star as has appeared this year.
(それは今年現れた中でも同じくらい明るい星だ。)
has appeared の主語が空席 → star。bright=明るい、appear=現れる。
That’s as good an answer as I can think of.
(それは私が思いつける中で同じくらい良い答えだ。)
think of の目的語が空席 → answer。
前置詞は文末に残すのが自然。answer=答え。
Please submit as detailed a report as was requested by the board.
(取締役会が求めたのと同じくらい詳細な報告書を提出してください。)
was requested の主語が空席 → report。
detailed=詳細な、board=取締役会。
She hopes for as steady a love as will weather any storm.
(彼女はどんな嵐も乗り越えられるほど確かな愛を望んでいる。)
love。
Choose as safe a route as is available today.
(今日は利用可能な中で同じくらい安全な経路を選びなさい。)
is available の主語が空席 → route。available=利用可能な。
We made as few mistakes as we could manage.
(私たちはできるだけ少ないミスに抑えた。)
manage の目的語が空席 → mistakes。
as few … as=できるだけ少ない。
Take as close a look as will reveal the flaw.
(欠陥が見つかるくらい注意深く観察しなさい。)
look。
Set as flexible a schedule as suits your team.
(あなたのチームに合うくらい柔軟なスケジュールを組みなさい。)
schedule。
Assign as many tasks as remain unfinished.
(未完のまま残っているタスクを同じくらい割り当てなさい。)
remain の主語が空席 → tasks。unfinished=未完の。
Use as simple a tool as gets the job done.
(仕事が片づくくらい十分にシンプルな道具を使おう。)
gets の主語が空席 → tool。get the job done=仕事をやり遂げる(定番表現)。
2-3 FAQ:as (so) A as B
ここでは as/so + 形 + a/an + 名/as/so + many/much/few/little + 名 のあとに続く
as + S + V(=名詞を説明する節)の疑問をまとめます。
キー語:clause=節、countable=数えられる、uncountable=数えられない、agreement=主語と動詞の一致。
- 比較:
as + 形 + as + 比較対象(うしろは名詞句や代名詞) - 名詞説明:
as/so + 形 + a/an + 名 + as + S + V(うしろは節)
This building is as tall as that one.
(この建物はあの建物と同じくらい高い。)
It is as tall a building as stands here.
(それはここに建っているのと同じくらい高い建物だ。)
as + S + V(stands の主語が空席 → 先行詞 building)。見分けのコツ:名詞グループのあとに「as + S + V」が来れば名詞説明型。
この形は英語の固定語順です。× as a difficult task as ... ではなく、○ as difficult a task as ...。
We face as difficult a task as awaits us.
(私たちは目の前に待ち受けているのと同じくらい難しい課題に直面している。)
task が入る。await=待ち受ける。- 複数可算:
as many + 名複数 + as + S + V - 不可算:
as much + 不可算 + as + S + V - 少なさ:
as few + 名複数/as little + 不可算
We invited as many volunteers as were needed.
(必要とされたのと同じ人数のボランティアを招いた。)
Please provide as much information as is available.
(入手可能なだけの情報を提供してください。)
volunteers → were、information → is。so + 形 + a/an + 名 + as + S + V はやや文語的・強調。日常文では as ... a/an ... as ... が無難です。
It drew so large a crowd as filled the hall.
(その催しはホールが満員になるほどの大勢を集めた。)
as large a crowd as ... でもOK。動詞は先行詞(名詞グループ)と一致します。単数なら is/has、複数なら are/have。
This is as clear an answer as has been given today.
(これは今日示されたものの中で同じくらい明確な答えだ。)
These are as clear answers as have been given today.
(これらは今日示された中で同じくらい明確な答えだ。)
answer → has / 複数 answers → have。迷ったら、「as の後ろの節の主語が空席」と考え、そこに先行詞を入れて一致を決める。
possible は「可能な限り」の形容詞。意味は as ... as you can とほぼ同じです。
Gather as many ideas as possible.
(できるだけ多くのアイデアを集めなさい。)
Gather as many ideas as you can think of.
(あなたが思いつけるだけのアイデアを集めなさい。)
possible 自体は節ではないので、後ろに S + V はきません。
ever(これまでに)や never を入れると、最上級に近い強い褒め/強調になります。
He is as generous a friend as ever walked the earth.
(彼はこの世でかつてないほど気前のよい友人だ。)
as ... a/an ... as + S + V は条件の提示、so ... that ... は結果です。
It was so heavy a box that we couldn’t move it.
(それはとても重い箱だったので、私たちは動かせなかった。)
We chose as heavy a box as two people could lift.
(私たちは2人で持ち上げられるくらい重い箱を選んだ。)
会話で迷ったら、that が来れば「結果」、as + S + V が来れば「名詞説明」と覚える。
不要が原則。うしろの as + S + V は名詞を限定する必須情報(制限用法)だからです。
Pick as reliable a supplier as meets the standards.
(基準を満たす同程度に信頼できる仕入先を選べ。)
フォーマルさを避けたいときは、a/an + 名 + that ... や enough to で言い換え可能。
Use as simple a tool as gets the job done.
(仕事が片づくくらい十分にシンプルな道具を使え。)
Use a tool that gets the job done / a tool simple enough to get the job done.
(仕事が片づく道具/十分にシンプルな道具を使え。)
試験・論文=原型、会話=言い換え、と使い分けよう。
2-4. as が「文(節)そのもの」を受ける用法
ここでは as が 主節まるごと(またはその一部) を受けて、「〜であるように」「〜ということは」と説明・コメントする働きを学びます。
よく使われるのが as is often the case (with ...)(よくあることだが)や、as was expected(予想どおり)など。
この as は 関係代名詞的 に働き、後ろの節の 主語や目的語の空席を「直前の内容(=先行詞)」が埋めます。
🧭要点ナビ:形・意味・位置のルール
節の主語/目的語に空席 → 直前の内容が入る
| 基本型 | 意味のコア | 先行詞 | 例(概要) |
|---|---|---|---|
S + V, as + S + V. |
「〜であるように/〜ということは」 | 直前の主文(事実全体) | He is late, as is often the case (with him). |
As + S + V, S + V. |
前置きのコメント(文頭に出す) | 後続の主文(これから述べる事実) | As was expected, the plan failed. |
..., as + S + V + 前置詞. |
目的語が欠けるタイプ | 直前の内容(名詞句相当) | ..., as we hoped for.(for は文末) |
- 主語になる as:
as is/was ...(as がbeの主語) - 目的語になる as:
as we expected/feared/hoped - 受動と相性◎:
as was expected / as is known
- 後置:
S + V, as + S + V(カンマ要の挿入コメント) - 前置:
As + S + V, S + V(文頭に出すときはカンマ) - ※ like で代用しない:×
like is often the case
He was late, as is often the case with him.
(彼にはよくあることだが、遅刻した。)
is の主語が空席 → 直前の内容(遅刻したという事実)が入る。
As was expected, the event was canceled.
(予想どおり、そのイベントは中止になった。)
was expected の主語が空席 → これから述べる「中止になったこと」全体が入る。
The results were good, as we hoped for.
(結果は望んでいたとおり良かった。)
..., which is often the case. でも通じますが、
as is often the case は「前述のとおり/かねてより知られるとおり」という
一致・相応のニュアンスが強め。like は使いません。
🎯 学習メモ:「型 → 役割 → 置き場所」の順で必ず確認。
「小さく分けて確実に理解する」ことは自己効力感を高めます。今の一歩が次の理解を呼びます。コツコツ行きましょう!
💬 例文で感覚をつかもう!(as が文全体を受ける用法)
※ 英文 → 日本語訳 → 音声の順。学習ポイントは 枠線・背景・下線・色で強調しています。
The train was delayed, as was announced on the board.
(その列車は掲示されたとおり遅延した。)
was announced の主語が空席 → 直前の内容(遅延したという事実)が入る。announce=発表する。
As is well known, water boils at 100°C.
(よく知られているように、水は100℃で沸騰する。)
is well known の主語は直後の文全体。boil=沸騰する。
They extended the deadline, as we requested.
(締切は私たちの依頼どおり延長された。)
As has been pointed out, the budget is too small.
(指摘されているように、予算は少なすぎる。)
The team won again, as we predicted.
(チームは予想したとおりまた勝った。)
As is sometimes the case with true love, distance made their hearts grow fonder.
(真実の愛には時々あることだが、距離が2人の絆を強くした。)
as is (often/sometimes) the case (with ...)。grow fonder=より好きになる。
As was the case last year, sales spiked in December.
(昨年と同様に、売上は12月に急増した。)
The package arrived early, as was hoped.
(荷物は期待どおり早く届いた。)
As is clear from the chart, our costs are falling.
(グラフから明らかなように、コストは下がっている。)
He apologized, as he had promised.
(彼は約束したとおり謝罪した。)
As we agreed on, the meeting will be online.
(取り決めたとおり、会議はオンラインで行う。)
as の前に置かない(× on as)。
The solution worked, as is shown below.
(その解決策は下に示すとおり機能した。)
is shown の主語は直前事実(うまくいったこと)。
2-4 FAQ:as が「文(節)全体」を受けるとき
型
S + V, as + S + V ... /
As + S + V, S + V ...
はたらき 前文(または後続文)全体を受けるコメント・説明
よくある語 as was expected / as is known / as is often the case
- as:前後どちらにも置ける(前置・後置)。「そのとおりに/よく知られているように」の同意・合いの手ニュアンス。
- which:基本は後置のみ(カンマで挟む)。「今言った事実」を後から補足する感じ。
The plan failed, as was expected.
(予想どおりその計画は失敗した。)
was expected の主語が空席 → 直前の内容(失敗)。The plan failed, which surprised nobody.
(計画は失敗し、それは誰も驚かせなかった。)
which は後置で補足。文頭に出すのは通常不可。フォーマル文ではどちらも使えるが、文頭に出したいときは as を選ぶ。
基本は直前の内容全体。一部だけが先行すると曖昧になるので、語を補うと安全です。
Sales rose in Q4, as the chart shows.
(売上は第4四半期に上がった。グラフが示すとおりだ。)
as this chart shows のように指示語を足す。本来は As it is mentioned above / As has been mentioned above。it is / has been が省略されています。
As mentioned above, the samples were stored at 4°C.
(前述のとおり、サンプルは4℃で保管した。)
As has been mentioned above, the samples were stored at 4°C.
(すでに述べたように、サンプルは4℃で保管した。)
口語・実務文書では省略形が自然。
as is known:今も事実として知られている。as was known:当時はそうだった(今は違うか不明)。as has been shown:これまでに示されてきた(現在完了)。
As has been shown in recent studies, sleep affects learning.
(近年の研究で示されてきたように、睡眠は学習に影響する。)
フォーマル文では不可。会話では Like we expected, ... も耳にするが、As we expected, ... が無難。
As we expected, the app crashed under load.
(予想したとおり、そのアプリは高負荷で落ちた。)
Like we expected, the app crashed under load.
(会話では使う人もいるが、フォーマルには不向き。)
as を使おう。like は名詞比較に強い(例:like a bird)。節を導くのは as が基本。
- 前置:先に前提を出して読み手の負荷を下げたいとき(論文・報告)。
- 後置:事実→コメントの順で自然な流れにしたいとき(ニュース・説明)。
As is clear from these results, we will change the policy.
(これらの結果から明らかなように、方針を変更します。)
英語では前置詞を文末に残すことが多い:as we agreed on。× on as we agreed
The meeting will start at nine, as we agreed on.
(取り決めたとおり、会議は9時開始です。)
as agreed も可(受動分詞)。as + S + V を挿入するなら、両側をカンマで挟むのが原則(非制限の補足)。
The device, as was reported yesterday, will be recalled.
(その装置は、昨日報じられたとおり、回収される。)
- 報告書:
As shown in Fig. 1, .../As discussed above, ... - メール:
As we discussed, ...(口語でも〇) - 論文:
As has been demonstrated, ...
As discussed in the previous section, we adopt a simpler model.
(前節で述べたように、より単純なモデルを採用する。)
As + 過去分詞 もよく使う省略形。as it is は「実のところ/実際は」という成句。文全体を受けるasと機能は近いが、談話マーカー寄りの表現です。
We hoped to finish today; as it is, we need another day.
(今日終えるつもりだったが、実際のところもう1日必要だ。)
3. but の用法(疑似関係代名詞)
ここで扱う but は「しかし」でも「〜以外(except)」でもありません。主節に否定語
(no / none / nobody / nothing / few / little / hardly / scarcely など)があるときに現れ、
who/that ... not と同じ働きをする 疑似関係代名詞です。結果として
二重否定 ⇒ 肯定に解釈されます。
キー型:There is/are + no/none 名詞 + but + V ... / 再言:no 名詞 + who/that do/does not V ... / 平易化:everyone/all + V ...
導入:but が「〜以外」の but じゃない?
本セクションの but は、ふつうの「しかし」(等位接続詞)でも「〜以外」(前置詞)でもなく、
疑似関係代名詞として働く but です。意味は
who / that ... not(〜でない)
と同じで、主節に否定の語(no, none, nobody, few, little, hardly, scarcely...)があるときに現れ、
結果として二重否定 ⇒ 肯定になります。
| 種類 | はたらき | 後ろに来るもの | 超短例 |
|---|---|---|---|
| 疑似関係代名詞(本章) | who/that ... not と同義。直前の名詞を説明。 | S + V(節) |
There is no one but knows it. |
| 等位接続詞 | 「しかし」=意味の転換。 | 文(節) | We tried, but it failed. |
| 前置詞(= except) | 「〜以外」。 | 名詞・代名詞 | Everyone but Tom left. |
There is no one but knows the rule.
(そのルールを知らない人は誰もいない=みんな知っている。)
but + V は who/that + do/does not + V と同義:no one who does not know ⇒「全員知っている」へ反転。
Everyone but Tom left early.
(トム以外の全員が早く帰った。)
but + S + V が来たら「疑似関係 but」を疑う!
型と意味のコア(最重要)
もっとも頻出の型は下の3つ。who/that … not への書き換え・さらに平易な肯定文への言い換え(everyone / all / almost など)まで
セットで覚えると読み解きが一気にラクになります。
| 基本型 | = who/that … not(再言) | = 平易な肯定(意味) | メモ |
|---|---|---|---|
There is no one + but + V ... |
There is no one who/that does not V ... |
Everyone V ... |
二重否定→肯定。one は三単現 V-s。 |
None of us + but + V ... |
None of us who do not V ... |
All of us V ... |
none of + 複数 → 動詞は文脈で単複どちらもあり得るが、実務文では複数一致が自然多め。 |
Hardly/Scarcely anyone + but + V ... |
Hardly anyone who does not V ... |
Almost everyone V ... |
hardly/scarcely=ほとんど〜ない(準否定)。 |
Few/Little + 名 + but + V ... |
Few/Little + 名 that do/does not V ... |
Almost all 名 V ... |
few=ほとんど(数)ない / little=ほとんど(量)ない。 |
There is no one but remembers her name.
(彼女の名前を覚えていない人はいない=みんな覚えている。)
There is no one who does not remember her name. = Everyone remembers her name.
None of us but agree on this point.
(この点に同意しない人は私たちの中にいない=全員同意だ。)
None of us who do not agree ... ≒ All of us agree ...。agree on=〜に合意する。
Hardly anyone but noticed the error.
(そのミスに気づかなかった人はほとんどいない=ほぼ全員が気づいた。)
Almost everyone noticed the error. 読解では「肯定」に反転して解釈。one は単数(remembers)/people は複数(know)。⚠️ 三重否定に注意:主節がすでに否定(
no/none/few/little/hardly...)なので、but 節にさらに not を追加しない(追加すると意味が壊れます)。
小さな手順化が理解の近道です。読むたびに同じ手順をなぞれば、難文も怖くありません。
トリガー語(主節の否定)一覧と相性
疑似関係 but は、主節に「否定の気配」があると現れやすい構文です。下の表で「どの否定語と相性が良いか」をざっくり掴みましょう。
右端の型は、who/that ... not に書き換えられることがポイントです。
| 否定トリガー(主節) | 意味ニュアンス | 相性 | よくある型(骨組み) | ミニ例 |
|---|---|---|---|---|
| no / none / nobody / nothing | 完全否定(ゼロ) | とても強い | There is/are no/none + 名詞 + but + V ... |
There is no student but understands ... |
| hardly / scarcely / rarely / seldom | ほとんど〜ない(準否定) | 強い | Hardly/Scarcely + 名/代 + but + V ... |
Scarcely a day passes but brings ... |
| few / little | few=数がほぼゼロ/little=量がほぼゼロ | やや強い | Few/Little + 名 + but + V ... |
Few books but teach us ... |
| never(古風) | 一度も〜ない(叙述的・文語寄り) | スタイル注意 | There never was ... but + V ... |
There never was a time but ... |
There is no student but understands the basics.
(基本を理解していない生徒は一人もいない=全員が理解している。)
There is no student who does not understand ... = All students understand ...None of the members but support the idea.
(その考えに賛成しないメンバーは一人もいない=全員賛成。)
Scarcely a day passes but brings some news.
(一日たりとも何かニュースがないことはない=毎日何か起こる。)
Few books but teach us something.
(教えてくれない本はほとんどない=たいていの本は何かを教えてくれる。)
almost everyone)。疑似関係 but を誘発するのは
否定(no/none)や準否定(hardly/scarcely/few/little)です。
文中での役割(主語/目的語/前置詞の目的語)
but + 節 の中には、空席が1つあります。そこに入るのは直前の名詞(=先行詞)。空席の種類は主に3つ:
主語/目的語/前置詞の目的語。
それぞれの骨組みとコツを、最小限の例で確認します。
| 空席の種類 | 骨組み | 動詞一致 | コツ |
|---|---|---|---|
| 主語が欠け | There is/are + 否定 + 先行詞, but + V ... |
V は 先行詞に一致(単数/複数) | 「先行詞=主語」で読む(例:rule → has)。 |
| 目的語が欠け | ..., but + S + V ... |
人称・数は S に一致 | V の目的語が空席 → 先行詞が入る(例:know/enjoy/solve)。 |
| 前置詞の目的語が欠け | ..., but + S + V + 前置詞 |
前置詞は文末に残す(stranding) | 例:rely on/talk about/be proud of。 |
There is no rule, but has exceptions.
(例外のない規則はない=どんな規則にも例外がある。)
There were few songs but everyone remembered.
(みんなが覚えていない歌はほとんどなかった=たいていの歌は皆が覚えていた。)
There are few cities but I have been to.
(私が行ったことがない都市はほとんどない=ほとんどの都市に行ったことがある。)
to but I have been
✅ 迷ったら who/that … not に書き換えて確認しましょう。
見抜き方の手順
「疑似関係 but」は、主節の否定とセットで現れ、意味は
who / that ... not と同じです。下の手順で毎回チェックすると失敗しません。
-
否定トリガーを探す。 文頭〜主節に
no / none / nobody / nothing / few / little / hardly / scarcelyなどがあるか確認。 例:There is no one .../Hardly anyone ... -
but + 節を確認。butのあとにS + V(主語+動詞)が続いているか。 ※「but=しかし(等位接続)」や「but=〜以外(前置詞)」は節をとらないことが多い。 -
空席(抜けている成分)を見つける。
but節の中で主語/目的語/前置詞の目的語のどれが欠けているかを特定。 その空席には直前の名詞(先行詞)が入るはず。 -
書き換えて確かめる。
who / that ... not に変換して意味が自然になるかチェック。
例:
There is no one but knows it.→There is no one who does not know it. -
意味は「肯定」に反転して読む。 二重否定 ⇒ 「全員〜する/ほとんど〜する」などの肯定に着地。
=
Everyone / Almost everyone ...と同義になることが多い。
| 合図 | 確認すること | OKなら解釈 |
|---|---|---|
| 否定語 が主節にある | 完全否定か準否定か(no / none / few / little / hardly 等) |
二重否定により肯定解釈に向かう |
but + S + V |
「節」をとる but(疑似関係)か? |
who/that ... not に置換可能 |
| 節内の空席 | 主語/目的語/前置詞の目的語の欠けを特定 | 直前の名詞(先行詞)がそこに入る |
There is no rule but has exceptions.
(例外のない規則はない=どんな規則にも例外がある。)
There is no rule that does not have exceptions. → 意味は肯定に着地。There are few cities but I have been to.
(私が行ったことがない都市はほとんどない。)
... cities that I have not been to./to を文末に残すのが自然。but」で確定です。
よくある誤りと回避法
つまずきポイントは「否定の重ねすぎ」「but の種類の取り違え」「動詞の一致」「前置詞の位置」。それぞれ、
ダメ例(×)→OK例(✓)で整理します。
✗ There isn’t anyone but doesn’t know the answer.
(否定が多すぎて意味が崩れる。)
OK
There is no one but knows the answer.
(答えを知らない人はいない=みんな知っている。)
✗ Everyone but knows the rule.
(前置詞 but と混同。ここは「節」が必要。)
OK(疑似関係)
There is no one but knows the rule.
(みんな知っている。)
✗ There is no one but remember her name.
(one は単数なので remember ではなく三単現。)
OK
There is no one but remembers her name.
(みんな覚えている。)
✗ There are few cities to but I have been.
(前置詞 to の位置が不自然。)
OK(前置詞を文末へ)
There are few cities but I have been to.
(行ったことがない都市はほとんどない。)
been to。Everyone but Tom agreed.
(トム以外は全員賛成。)
We cannot but admire her courage.
(彼女の勇気を称賛せずにいられない。)
but と別物。💬 例文で感覚をつかもう!(but の疑似関係代名詞)
There is no colleague but uses email every day.
(毎日メールを使わない同僚はいない=どの同僚も毎日メールを使う。)
no colleague + but + V(先行詞 colleague が節内の主語を埋める)🔁 書換:
There is no colleague who does not use email every day. ≒ Every colleague uses ...📝 語注:colleague=同僚/every day=毎日。
None of the reports but contain a typo.
(誤字がないレポートは一つもない=全部に誤字がある。)
None of the reports that do not contain a typo.(省略補い)≒ All the reports contain a typo.📝 語注:typo=タイプミス・誤字/contain=含む。
none of + 複数 → 動詞は複数一致が自然。
Hardly anyone but has a smartphone now.
(今どきスマホを持っていない人はほとんどいない=ほぼ皆スマホ持ち。)
Hardly anyone who does not have a smartphone now. ≒ Almost everyone has ...📝 語注:hardly=ほとんど〜ない/smartphone=スマホ。
Few rules but allow exceptions.
(例外を認めない規則はほとんどない=多くの規則に例外がある。)
Few rules that do not allow exceptions. ≒ Most rules allow exceptions.📝 語注:exception=例外/allow=許す。
Scarcely a meeting ends but someone asks about the budget.
(会議が終わっても予算の質問が出ないことはほとんどない。)
There is hardly any meeting that ends without someone asking about the budget.📝 語注:budget=予算。scarcely=ほとんど〜ない(文語寄りの準否定)。
There is no policy but is reviewed annually.
(年1回見直されない方針はない=すべて年次見直しがある。)
There is no policy that is not reviewed annually. ≒ Every policy is reviewed annually.📝 語注:annually=毎年。
There was nothing but could be improved.
(改良の余地がないものは何ひとつなかった=全部、改良できた。)
There was nothing that could not be improved. ≒ Everything could be improved.
There were few proposals but the committee approved.
(委員会が承認しなかった提案はほとんどなかった=ほぼ承認された。)
🔁 書換:
Few proposals that the committee did not approve. ≒ Most proposals were approved.
There are few tools but we rely on in emergencies.
(緊急時に頼りにしない道具はほとんどない=多くの道具に頼る。)
on は文末に残す(stranding)。📝 語注:rely on=〜に頼る/in emergencies=緊急時に。
There are few restaurants but I go back to for their soup.
(そのスープ目当てで行き直さない店はほとんどない=多くの店にまた行く。)
... restaurants that I do not go back to for their soup.📝 語注:go back to=〜に戻って行く(再訪する)。
Not a day passes but I think of you.
(あなたを思わない日は一日もない。)
There is not a day that I do not think of you. ≒ I think of you every day.📝 語注:not a ...=一つも〜ない(強い否定)。
There is no dataset but requires cleaning.
(整形(クレンジング)が必要ないデータセットはない=どのデータも手入れが要る。)
There is no dataset that does not require cleaning.📝 語注:require=必要とする/cleaning=整形。
Few nights but he works late.
(彼が残業しない夜はほとんどない=ほぼ毎晩残業している。)
There are few nights when he does not work late. ≒ He works late most nights.
There was no match but drew a huge crowd.
(大観衆を集めなかった試合はなかった=どの試合も大盛況だった。)
There was no match that did not draw a huge crowd. ≒ Every match drew a huge crowd.📝 語注:draw a crowd=観客を集める。
FAQ:but の疑似関係代名詞(Lesson 067 / Section 3)
コア
no/none/few/little/hardly/scarcely ... + but + S + V → who/that ... not と同義(=二重否定→肯定)
言い換え
Everyone / Almost everyone + V
文体やや文章的・古風でも現役
but は先行詞(直前の名詞)を受けるので、関係節と同じ感覚でカンマなしが基本。古い文体やリズム調整で
カンマが入る例もありますが、実務では付けないのが安全です。
There is no rule but has exceptions.
(例外のない規則はない。)
None of the members but support the plan.
(賛成しないメンバーはいない=全員賛成。)
All the members support the plan.anything but + 形容詞 は「全く〜ではない」。疑似関係 but は「〜でない…はいない(=みんな〜する)」の二重否定。
The room is anything but quiet.
(その部屋は全く静かではない=とても騒がしい。)
There is no student but knows the rule.
(その規則を知らない生徒はいない=全員知っている。)
not A but B は等位接続「しかし」型で、Aを否定しBを採用します。疑似関係 but は先行詞を説明する関係節です。
It was not luck but effort.
(それは運ではなく努力だった。)
There is no effort but pays off.
(報われない努力はない。)
but + S + V か、言い換え(who/that ... not/everyone)を推奨します。
There is no truth (but that) stands the test of time.
(時の試練に耐えない真理はない。)
There is no truth that does not stand ... とするのが無難。There 構文は頻出ですが、主語始まりも可能。
No scientist but acknowledges uncertainty.
(不確実性を認めない科学者はいない。)
acknowledges。but はすでに「否定トリガー」を含むため、さらに not を重ねるのは危険(意味が崩れます)。疑問文も作れますが、平叙文で運用するのが読みやすいです。
✗ Is there anyone but doesn’t know?
(三重否定っぽくなり不自然。)
Is there anyone who doesn’t know?
(知らない人はいますか?=who節で素直に。)
but 節はふつうの節なので、文脈に合わせて時制や態を自由に選べます。
There has been no case but has been reported.
(報告されていない事例はない=全部報告済み。)
There is no one but remembers her.
(彼女を覚えていない人はいない=みんな彼女を覚えている。)
no/none/few/little/hardly...) ②but + S + V ③
who/that ... not に置換して意味が自然。
There are few days but we learn something new.
(新しいことを学ばない日などほとんどない。)
There are few days that we do not learn ... ≒ We learn something new almost every day.4. than の疑似関係代名詞(比較級+than の「空席」)
比較級(more / less / fewer / better / other ...)のあとに than + S + V が続き、その節の中に主語・目的語・前置詞の目的語の「空席」があると、than は関係代名詞のように 直前の名詞(先行詞) をその空席に送り込みます。
書き換えは 先行詞 + that/which + S + V を基本に確認しましょう。
There is more money than is needed.
(必要以上のお金がある。)
money that is needed(以上にある) の発想。
The Milky Way has more stars than we can count.
(数えきれないほど多くの星がある。)
that/which 書き換えで自然なら正解!
| 空席タイプ | よくある骨組み | 書き換え(確認) | ミニメモ |
|---|---|---|---|
| 主語 | more/fewer N than is/are ... |
N that/which is/are ... |
動詞の一致は 先行詞 N に合わせる(単複)。 |
| 目的語 | more/less N than S can/could V |
N that/which S cannot V |
V の目的語が空席 → 先行詞が入る。 |
| 前置詞の目的語 | ... than S V + 前置詞 |
N that/which S V + 前置詞 |
前置詞は文末に残す(stranding)。 |
4-1. 骨格と見抜き方(全体像)
比較級(more / less / fewer / better / other ...)のあとに than + S + V が続き、than 節の中に「空席(抜けている成分)」があるとき、than は
関係代名詞と同じ役割をします。空席は
①主語 / ②目的語 / ③前置詞の目的語のどれかで、先行詞(than の直前の名詞)がそこに入ります。
最後は that/which への書き換えで自然かどうかを確認しましょう。
全体像:3手読みで必ず解ける
- 比較級を見つける:
more/fewer/less/better + 名詞など。 - than 節を確認:
than + S + V(1つの節になっているか)。 - 空席(主語/目的語/前置詞の目的語)を探す:空席に直前の名詞(先行詞)が入るはず。
| 空席タイプ | よくある型(骨組み) | 書き換え(確認用) | 見抜きの合図 |
|---|---|---|---|
| 主語 | more/fewer N than is/are ... |
N that/which is/are ... |
than の直後が V から始まり、誰がの主語が見当たらない。 |
| 目的語 | more/less N than S can/could V |
N that/which S cannot V |
than 節に V の相手(目的語)がいない。 |
| 前置詞の目的語 | ... than S V + 前置詞 |
N that/which S V + 前置詞 |
than 節の最後に to/of/with/for/about/on などの前置詞が文末に残る(stranding)。 |
There is more money than is needed.
(必要以上のお金がある。)
money that is needed(以上にあるイメージ)。
We have more tasks than we can finish.
(終えられないほど多くの作業がある。)
tasks that we cannot finish。
We saw more places than I have been to.
(私が今までに行ったことがある場所よりも多くの場所を見た。)
ここは区別しよう(似て非なる than)
more than + 形容詞/副詞(=とても/期待以上):例more than happy(とても幸せ)→ 疑似関係ではない。other than(=〜以外):前置詞/接続詞としての用法。関係節は作らない。no sooner ... than(=〜するとすぐ):慣用の時間対比構文。比較級の疑似関係ではない。than I / than me問題:本セクションの主題はthan + S + V(空席)。格問題は後の FAQ で整理。
チェックリスト(学習の要点)
- 比較級 → than 節 → 空席の3手読みを固定化する。
- 空席は主語/目的語/前置詞の目的語のいずれか。先行詞を差し込んで意味が通るか確認。
- 動詞の一致(
is/are等)は先行詞に合わせる。 - 前置詞の位置は文末に残す(stranding)。
- 最後は that/which 書き換えでチェック。
💬 例文で感覚をつかもう!(than の疑似関係・4-1 骨格と見抜き方)
There is less space than is required for safe storage.
(安全に保管するのに必要な量より、空きスペースが少ない。)
than 節の主語を埋める。書換:space that is required ...📝 語注:required=必要とされる/storage=保管。
There are fewer rules than are enforced in practice.
(実際に適用されているよりも、規則は少ない。)
rules は複数 → are enforced。🔁 書換:
rules that are enforced in practice.
There is more evidence than has been published.
(公表された以上の証拠がある。)
📝 語注:published=公表された。
She has more mentors than she can thank.
(彼女には、感謝しきれないほど多くのメンターがいる。)
🔁 書換:
mentors that she cannot fully thank.
We faced more risks than we could predict.
(予測できた以上のリスクに直面した。)
risks that we could not predict(=目的語が先行詞)。
I get more emails than I can handle each morning.
(毎朝、さばききれないほどのメールが来る。)
The vendor offered more options than we had asked for.
(こちらが求めた以上の選択肢を提示してくれた。)
for を文末に残す(stranding)。🔁 書換:
options that we had not asked for.
This tool has more features than I know about.
(このツールには、私が把握している以上の機能がある。)
about は文末へ。
We collected more data than we can make sense of.
(私たちは解釈しきれないほど多くのデータを集めた。)
🔁 書換:
data that we cannot make sense of.
The project involves more stakeholders than are listed on the page.
(このプロジェクトには、ページに記載されているよりも多くの関係者が関わっている。)
stakeholders(複数)→ are listed。🔁 書換:
stakeholders that are listed ... の否定的書換で意味確認。
The team achieved better results than were expected.
(チームは、期待されていたよりも良い結果を出した。)
We share more memories than I can put into words.
(私たちには、言葉にできないほどたくさんの思い出がある。)
🔁 書換:
memories that I cannot put into words(前置詞 into は文末に残すのが自然)。
4-1 FAQ:than の疑似関係(骨格と見抜き方)
合図
比較級 + 名詞 + than + S + V + 節の空席(主語/目的語/前置詞の目的語)
確認
先行詞 + that/which + S + V に書き換えて自然ならOK
位置 基本は名詞直後
He is taller than me.
(彼は私より背が高い。)
We have more applicants than are interviewed.
(面接される人数より応募者が多い=主語が欠ける型)
applicants that/which are interviewed(以上にいる)。than is necessary は節で、疑似関係の学習確認に向いています。than necessary は形容詞の省略表現で、口語でよく使います。
We spent more time than is necessary.
(必要以上に時間を費やした。)
We spent more time than necessary.
(必要以上に時間を費やした。)
is/has、複数なら are/have。
There are fewer seats than are available online.
(オンラインで表示される数より席が少ない=複数一致)
than we can finish)。
The team took on more projects than we could manage.
(私たちが処理できた以上の案件を引き受けた。)
We visited more cities than I had traveled to before.
(以前に行ったことがある数より多くの都市を訪ねた。)
We visited more cities than to which I had traveled before.
(非常に形式的な言い回し。通常は上の文で十分。)
than + 節 は先行詞を説明する関係節なので、通常はカンマなしで直後に置きます。
The issue raised more questions than were answered.
(解答された数より多くの疑問を生んだ。)
more than + 数字は「〜を超える」、more than + 形容詞は「とても〜」の意味。
We invited more than 50 guests.
(50名を超えるゲストを招待した。)
I’m more than happy to help.
(喜んでお手伝いします=とても喜んで。)
than + S + V の節ではない=疑似関係ではない。do は前の動詞の代用で、疑似関係の「空席」を埋める働きではありません。
She works harder than I do.
(彼女は私より一生懸命働く。)
than + S + V の中に空席(主語/目的語/前置詞の目的語)があるとき。that S cannot V のように not が入ることが多いですが、主語欠けでは単に N that is/are ... と肯定形で済むケースもあります。
We printed more pages than the device can handle.
(装置が処理できる以上のページを印刷した=目的語欠け)
pages that the device cannot handle(not 入り)。There is more evidence than is archived.
(保存されている以上の証拠がある=主語欠け)
evidence that is archived(肯定形で一致を確認)。The policy includes more exceptions than are listed in the summary.
(要約に載っている以上の例外を含む。)
We received more feedback than has been analyzed so far.
(これまでに分析された以上のフィードバックを受け取った。)
has been analyzed でもOK。4-2. 空席=主語型(more/fewer N than is/are ...)
比較級+than のあとの節で主語が抜けているとき、than は関係代名詞のように働き、直前の名詞(先行詞)がその節の主語に入ります。
動詞(is/are/has/have など)の単複一致は、必ずその先行詞に合わせます。
骨格:先行詞 → than節の主語へ
| 型(骨組み) | 意味のコア | 見抜きの合図 | 書き換え確認 |
|---|---|---|---|
more / fewer / less + N than is / are / has / have + ...
|
「〜されている数/量 より 多い・少ない N」 | than の直後に V が来て、誰がの主語が見当たらない |
N that/which is/are/has/have ... にして自然ならOK |
is/are 等)は than の直前の名詞=先行詞 に合わせます。一致のコツ(単数/複数/不可算)
- 単数
time / money / evidence / supportなどは is/has。 - 複数
results / rules / people / optionsなどは are/have。 - 不可算
information / furniture / trafficは is 扱い。
There is less light than is ideal for reading.
(読書に理想的とされるよりも光が少ない。)
light that is ideal for reading(未満であるイメージ)。
The report contains fewer errors than are recorded in the log.
(ログに記録されているよりも誤りが少ない。)
errors that are recorded。
The city has more greenery than is shown on the map.
(地図に表示されているよりも緑が多い。)
greenery that is shown on the map。
重要チェックポイント
- 空席=主語:than 節は
Vから始まり、主語が省かれる(そこに先行詞が入る)。 - 一致:
is/are/has/haveは先行詞の数に合わせる(evidence → is / results → are)。 - 語順:than 節は先行詞の直後に置き、間に長い修飾を挟まない。
- 書き換えテスト:
N that/which is/are ...にして自然なら OK(意味確認に最適)。 - 省略形:
than necessary / than expectedは形容詞の省略。学習初級はthan is necessary / than was expectedと節で把握すると見抜きやすい。
よくある落とし穴
- ×
There are more evidence than is ...→ 不可算 evidence は単数扱い:There is more evidence than is ... - ×
... more results than is expected→ results は複数:... more results than are expected - ×
... more time than are available→ time は不可算:... more time than is available
💬 例文で感覚をつかもう!(4-2:空席=主語型)
There are more applicants than are admitted each year.
(毎年、合格者よりも志願者のほうが多い。)
are admitted。📝 語注:admit=入学を許可する(合格させる)。
We produced more units than were ordered.
(受注数よりも多くの製品を生産した。)
were ordered。🔁 書換:
units that were ordered(以上に生産)。
The schedule has more sessions than are shown on the flyer.
(チラシに載っているよりもセッションの数が多い。)
The city recorded less rainfall than is typical for June.
(その都市は6月として通常よりも降水量が少なかった。)
is typical。📝 語注:typical=典型的な・普通の。
The device requires less power than is supplied by the battery.
(その装置は、バッテリーで供給されるよりも少ない電力で動く。)
The team received more support than was expected.
(チームは予想されていたよりも多くの支援を受けた。)
was expected。
The museum welcomed more visitors than are counted by the gate system.
(ゲートシステムで計測されるよりも多くの来館者がいた。)
visitors that are counted by the gate system(以上に来館)。
The company faces fewer risks than are listed in the report.
(会社が直面するリスクは、報告書に列挙されたものより少ない。)
We have more time than is available tomorrow.
(明日確保できるよりも多くの時間が必要だ。)
is available。
There is more information than has been released so far.
(これまでに公表された以上の情報がある。)
has been ...。
The room contains fewer chairs than are needed for the meeting.
(会議に必要な数よりもいすが少ない。)
are needed。
The newsletter includes more updates than have been posted on the website.
(ニュースレターには、Webに掲載された以上の更新情報が載っている。)
have been posted。
We encountered more roadblocks than were anticipated.
(想定されていたよりも多くの障害に遭遇した。)
The app sends fewer notifications than are configured by default.
(そのアプリは、既定設定で設定されているよりも少ない通知しか送らない。)
We made more memories than were captured on camera.
(私たちには、写真に収められたよりも多くの思い出がある。)
were captured。
4-2 FAQ:空席=主語型(than の疑似関係)
型
more / fewer / less + N + than + is / are / has / have ...
コア
than節の「主語」が抜ける → 直前の名詞(先行詞)が入る
確認
N that/which is/are/has/have ... に書き換えて自然ならOK
than の直後に 動詞(is/are/has/have ...)が来ます。一方、目的語欠けは than + S + V の形で、動詞のあとに目的語が見当たりません。
We need more tickets than are available.
(利用可能な数よりも多くのチケットが必要だ。)
tickets that are available(以上に必要)。We need more tickets than we can buy.
(買える以上に多くのチケットが必要だ。)
data is ...。学術分野や厳密な文体では 複数扱いの data are ... も見られます。方針は文脈に合わせましょう。
There is more data than is shown in the summary.
(要約に表示されている以上のデータがある。)
There are more data than are shown in the table.
(表に示されているよりも多くのデータがある。)
The survey raised more issues than remain unresolved.
(未解決のまま残っているよりも多くの問題が浮上した。)
remain も複数一致。We have more rooms than are currently reserved.
(今予約されているよりも部屋が多い。)
are reserved を説明しているだけ。The draft contains fewer mistakes than are usually found.
(ふつう見つかるより間違いが少ない。)
The recipe uses less sugar than is common.
(一般的と比べて砂糖が少ない。)
There is more funding than is available. のように、不可算なら is。
There are more seats than are assigned.
(割り当てられているより座席の数が多い。)
than 節に主語も動詞も明示されており、空席はありません。
She runs faster than do the others.
(彼女はほかの人たちより速く走る。)
than + is/are ... などで始まるのが目印。We used more of the files than are shared with the team.
(チームに共有されているより多くのファイルを使った。)
We disclosed more of the information than is public.
(公開されているより多くの情報を開示した。)
there は形式主語で、実質的な主語は後ろの名詞句です。先行詞はその主語に対応しています。
We need more volunteers than there are on the list.
(リストに載っているよりも多くのボランティアが必要だ。)
there are でも、空席は依然として主語(volunteers)です。The system handles more requests than are being processed today.
(きょう処理されているよりも多くのリクエストに対応できる。)
We received more applications than have been approved.
(承認されたよりも多くの応募を受け取った。)
4-3. 空席=目的語型(more / fewer / less + N + than + S + V ...)
ポイント:than のあとの節に 主語(S)と動詞(V)はあるのに、目的語(何を?誰を?)がないとき、than は関係代名詞のように働きます。直前の名詞(=先行詞)が、その節の目的語として入ります。
例:We got more emails than we could answer.(答えられる以上のメール)
骨格とコア意味(やさしい早見)
| 型(骨組み) | 意味のコア | 見抜きの合図 | 書き換え確認 |
|---|---|---|---|
more / fewer / less + N than S + V(目的語がない)
|
「S が V できる(扱える・数えられる…)以上の N」 | than 節に what?/whom? の答えが無い(=目的語が空席) |
N that/which S cannot V(or don’t V) にして自然ならOK |
handle(扱う), finish(終える), read(読む), count(数える), afford(買える/余裕がある),
store(保存する), solve(解く), cover(カバーする), process(処理する), serve(対応する)など。🔧 can / could / will / would / should などの助動詞と相性が良いです。
学習チェック(やることリスト)
- 比較級 + 名詞を見たら、すぐに
than節を探す。 - than 節に S + V があるか確認。次に
what? / whom?をあて、答えが欠けるなら目的語型。 - 書き換えテスト:
N that S cannot Vにして意味が自然かチェック(notが入ることが多い)。 - 一致(単複)は than 節の中ではなくメイン文側の語に合わせる(例:
more emailsなど)。 - 前置詞の目的語が空くタイプ(
deal withなど)は 4-4 で扱うので分けて考える。
We received more emails than we could answer today.
(今日返せる以上のメールを受け取った。)
emails that we could not answer (today)。She bought more books than she could read during the trip.
(旅行中に読める以上の本を買った。)
The warehouse stores more items than it can process in one night.
(倉庫は一晩で処理できる以上の品目を保管している。)
よくある誤りと回避法
- ×
We got more emails than we could answered.→ could + 動詞の原形:could answerにする。 - ×
She bought more books than read.→ than 節には主語が必要:than she could read。 - × 前置詞目的語型(
deal withなど)を混同 → それは 4-4 で扱う。ここは動詞の目的語が空く型のみ。
💬 例文で感覚をつかもう!(4-3:空席=目的語型)
We got more messages than we could answer before noon.
(正午までに返せる以上のメッセージが来た。)
messages that we could not answer (before noon)。
He borrowed more magazines than he could read this month.
(今月読める以上の雑誌を借りた。)
The team accepted more tasks than it can handle right now.
(今すぐさばける以上のタスクを引き受けた。)
tasks that it cannot handle right now。The printer received more pages than it could print in an hour.
(1時間で印刷できる以上のページを受け付けた。)
They loaded more boxes than the truck could carry safely.
(トラックが安全に運べる以上の箱を積み込んだ。)
boxes that the truck could not carry safely。We faced more problems than we could solve overnight.
(一晩で解決できる以上の問題に直面した。)
She took more photos than she could upload on the train.
(電車の中でアップできる以上の写真を撮った。)
The cafe had more customers than the staff could serve at once.
(スタッフが一度に対応できる以上の客がいた。)
The warehouse ordered more items than it could store on site.
(倉庫が敷地内に保管できる以上の品目を発注した。)
I have more reasons to love you than I can put into words.
(言葉にできる以上のあなたを愛する理由がある。)
I heard more names than I could remember later.
(あとで覚えていられる以上の名前を聞いた。)
The jar holds more marbles than I can count.
(そのびんには、私が数えられる以上のビー玉が入っている。)
The app adds more features than most users will ever use.
(そのアプリは、ほとんどのユーザーが使う以上の機能を追加している。)
The session got more questions than the speaker could answer in time.
(そのセッションでは、登壇者が時間内に答えられる以上の質問が出た。)
questions that the speaker could not answer in time。4-3 FAQ:空席=目的語型(than の疑似関係)
型
more / fewer / less + N + than + S + V (目的語がない)
コア
直前の名詞(先行詞)が than 節の目的語として入る
確認
N that/which S cannot V に書き換えて自然ならOK
handle, finish, read, use, solve, serve, edit, distribute など。
We collected more feedback than we could analyze today.
(今日分析できる以上のフィードバックを集めた。)
feedback that we could not analyze (today)。than 節を受動にしても、空いているのは目的語の位置(= 先行詞が入る)という発想は変わりません。
The printer made more copies than could be distributed before the meeting.
(会議前に配布できる以上の部数を作成した。)
than could be distributed の目的語(何を配る?)=先行詞 copies。could は文脈上の「実際には難しい」ニュアンスを柔らかく示せます。
They invited more guests than they could seat.
(彼らが座らせることができる以上の招待客を招いた。)
They invited more guests than they seated last year.
(昨年座らせた数よりも多くの招待客を招いた。)
✗ We saw more delays than happened.
(happen は自動詞で目的語を取れないので不適。)
do (so) は前述動作の「代動詞」ですが、先行詞を受け取る目的語の空席を埋める用途には不向きです。素直に空席のままにします。
✗ We had more chores than we could do so.
(do so は不自然)
We had more chores than we could do.
(できる以上の家事があった。)
than which が使われることもありますが、学習・実務では目的語省略のほうが自然で読みやすいです。
We offered more help, than which no team could receive in a week.
(私たちは、1週間でどのチームも受け取れないほどの支援を申し出た。)
We faced more issues than we could deal with.
(私たちは対処できる以上の問題に直面した。)
more N than we can’t V は誤りです。
✗ We have more tasks than we can’t finish.
(二重否定で不自然)
We have more tasks than we can finish.
(終えられる以上の仕事がある。)
I have more feelings for you than I could ever express.
(あなたへは、私が表現できる以上の想いがある。)
She has more ideas than she can put into practice this year.
(彼女には、今年実行に移せる以上のアイデアがある。)
4-4. 空席=前置詞の目的語型(than 節で「with/for/to …」のあとが空く)
ねらい:比較構文 more / fewer / less + 名詞 + than ... のあとに続く than 節で、前置詞のあと(=前置詞の目的語)が空席になるタイプを見抜き、正しく書き換え・音読できるようにします。
例:We had more participants than we had seats for.(=「for の目的語」が空席→先行詞 participants が入る)
やさしい導入:何が「空く」の?
than のあとの文(than 節)が 前置詞 + (名詞) を必要としているのに、その 名詞だけが抜けている形です。抜けた名詞は、than の直前の 先行詞(名詞)で埋まります。
| ミニ図解 | コア意味 | よく出る前置詞 | 書き換え(フォーマル) |
|---|---|---|---|
more/fewer/less + N than S + V + PREP ___例: ... than we can rely on ___
|
「S が PREP + (先行詞 N)できる量を超えて」=「〜できる以上の N」 |
with, for, to, on, about, at, of, from, over など
|
PREP + which を前に出す:... than on which we can rely
|
... than we can rely on. / 形式ばった文では ... than on which we can rely. も可。
要点チェック(ミスしやすい所を先回り!)
- 比較級 + 名詞(
more/fewer/less + N)を見たらthan節を点検。 than + S + Vのあとが 前置詞で終わる(with / for / to ...)なら「前置詞の目的語」が空席。- 空席に入るのは直前の 先行詞 N。書き換えテスト:
N (that) S + V + PREP/PREP + whichを使っても意味が同じならOK。 - 文体で使い分け:会話→
... than we can talk about./ かたい文→... than about which we can talk. - 避ける:
than + PREP + which + S + V + PREPのような 前置詞ダブりや、意味のないdo soでの置換。
We need more people than we can rely on.
(私たちが頼れる以上の人手が必要だ。)
... than on which we can rely.There were more participants than we had seats for.
(用意した席より参加者が多かった。)
participants for whom we had seats。We have more topics than we can talk about today.
(今日話せる以上の話題がある。)
topics about which we can talk(今日)。💬 例文で感覚をつかもう!(4-4:空席=前置詞の目的語型)
We have more tasks than we have time for.
(私たちが時間を割ける以上の作業がある。)
for の目的語(=tasks)が空席 → フォーマル書換:more tasks than for which we have time。
The lab received more samples than we can work with today.
(今日扱える以上のサンプルが届いた。)
samples with which we can work(than 以下)。The trip costs more extras than we can pay for now.
(今支払える以上の追加費用がかかる。)
There were more risks than we were aware of at the time.
(当時私たちが認識していた以上のリスクがあった。)
risks of which we were aware。We considered more services than we could subscribe to on our budget.
(予算内で加入できる以上のサービスを検討した。)
We received more samples than we asked for.
(私たちが依頼した以上のサンプルを受け取った。)
samples for which we asked。The festival drew more visitors than we had planned for.
(私たちが想定していた以上の来場者が来た。)
We need more mentors than our students can depend on now.
(今、学生たちが頼れる以上のメンターが必要だ。)
mentors on whom our students can depend。They proposed more terms than we could agree on in one meeting.
(1回の会議で合意できる以上の条件を提示してきた。)
The model shows more variance than the theory can account for.
(理論で説明できる以上のばらつきが示されている。)
variance for which the theory can account。The clinic admitted more patients than it could care for overnight.
(一晩で世話できる以上の患者を受け入れた。)
We had more leads than we could search for in a day.
(1日で探せる以上の手がかりがあった。)
leads for which we could search。I have more reasons to love you than I can think of.
(私が思いつく以上のあなたを愛する理由がある。)
The help desk received more tickets than we could cope with this morning.
(今朝、私たちが対処できる以上の問い合わせが来た。)
tickets with which we could cope。4-4 FAQ:空席=前置詞の目的語型(than の疑似関係)
型
more / fewer / less + N + than + S + V + PREP ___
コア
直前の名詞(先行詞)が than 節の前置詞の目的語として入る
確認
PREP + which/N that S + V + PREP に書き換えて自然ならOK
- 比較級+名詞(
more/fewer/less + N)を見たらthan節へ。 than + S + Vのあとが 前置詞で終わる(to / for / with / on ...)かチェック。- 前置詞のあとに「何を?誰を?」が無ければ、その空席に直前の N が入ると考える。
We had more volunteers than we could count on.
(私たちが頼りにできる以上のボランティアがいた。)
volunteers on whom we could count。PREP + which/whom の前置詞前置(pied-piping)も可。
She found more suppliers than we can rely on.
(私たちが頼れる以上の仕入れ先を見つけた。)
She found more suppliers than on which we can rely.
(前置詞前置の書き換え。)
during / regarding / concerning のような内容説明系は文末残しが不自然になりがち。→ 書き換えか、語順を調整しましょう。
✗ We met more issues than we could respond during.
(during を文末に残すのは不自然)
We met more issues than we could respond to during the week.
(to を使って目的語空席を作り、during the week は状況語に)
... than during which we could respond.which / whom を使います。
✗ We had more applicants than for that we could pay.
(for that は不可)
... than for which we could pay./口語:... than we could pay for.We had more books than we could read.
(読める以上の本)
We had more books than we had shelves for.
(用意した棚以上の本)
in a day / at once / this year などは状況語。PREP + ___ の空席とは別扱い。語尾に重ねて置けます。
The team had more requests than it could deal with in a day.
(1日で対処できる以上の依頼があった。)
✗ We offered more help than on which we could rely on.
(on が二重)
We offered more help than on which we could rely.
(文末の on を削除)
The nursery admitted more children than we could look after safely.
(安全に世話できる以上の子どもを受け入れた。)
The plan has more rules than the team can stick to.
(チームが守り続けられる以上のルールがある。)
of which、口語や自然さ重視なら別言い換えを検討。whose を物に使う用法もあるが、学習段階では of which が安全。
The device produced more data than our app was aware of.
(アプリが把握していた以上のデータを出した。)
data of which our app was aware。I have more love for you than I can speak of.
(私が語れる以上の愛がある。)
🧾 総まとめ:疑似関係代名詞(as / but / than)
疑似関係代名詞とは、本来は接続詞や前置詞句の一部である as・but・than が、文中で関係代名詞のように「名詞(先行詞)」を受けて後ろの節と結ぶはたらきをする用法です。
ポイントは「どの位置が空席(=名詞が省略)になっているか」を見抜くこと。主語/動詞の目的語/前置詞の目的語のいずれかが空きやすいです。
一気に把握:3つのキーと見抜きワザ
the same / such / as … asで同一・同程度を作る。asが先行詞を受けて節をつなぐことがある。- 例(型):
the same N as (S + V)
- 否定語(no / none / few / hardly など)が主節にあるときに発動。
butが「~でない人・物は…いない」=二重否定=肯定の意味に導く。- 例(型):
No one but (S + V)
more / fewer / lessと相性抜群の比較表現。- than節で主語/目的語/前置詞の目的語が空席になりやすい。
- 例(型):
more N than (S + V ...)
迷ったら
which / whom / PREP + which の書き換えテストで確かめる。
コアイメージ早見表(空席=どこが省略?)
| 項目 | 型(雛形:文の骨格) | 先行詞(受けられる名詞) | 空席の位置 | 一言メモ |
|---|---|---|---|---|
| as the same | the same + N + as + (S + V) |
the same の後ろの N |
動詞の目的語/主語 など(文による) | 「B と同じN」。一致の as。 |
| as such | such + N + as + (S + V) |
such で限定される N |
動詞の目的語/主語 など(文による) | 「B のような N」。選別の as。 |
| as as … | as + adj + a + N + as + (S + V) |
N |
主語 or 目的語(比較対象次第) | 「B と同じくらい〜な N」。程度の as。 |
| as(節全体を受ける) | as + (be) + 過去分詞 / as is often the case ... |
直前の節・内容 | —(内容全体を受ける) | 「〜であるように/〜だが」。挿入・非制限的。 |
| but(否定トリガー) | no / none / few ... + N + but + (S + V) |
N |
主語(=N) | 「〜でない者はいない」→結果的に肯定。 |
| than 主語欠落型 | more / fewer / less + N + than + (are/is/was ...) + Vpp |
N |
than 節の主語 | 受動と相性◎:more N than are needed |
| than 目的語欠落型 | more / fewer / less + N + than + (S + V) |
N |
than 節の動詞の目的語 | 他動詞中心:than we can handle など。 |
| than 前置詞の目的語欠落型 | more / fewer / less + N + than + S + V + PREP |
N |
than 節の前置詞の目的語 | 口語:... rely on./フォーマル:on which ... |
ミニ例文(要点だけ)
This is the same color as my bag.
(これは私のバッグと同じ色です。)
There is no student but knows the rule.
(その規則を知らない学生は一人もいない。)
We bought more apples than were needed.
(必要だった量より多くのリンゴを買った。)
I have more work than I can finish.
(私が終えられる以上の仕事がある。)
We have more chairs than we have room for.
(置けるスペースよりいすが多い。)
more chairs than for which we have room。見抜き方フローチャート(迷ったらこの順でチェック)
-
比較・同一のサインを探す →
as
the same / such / as ... as / as + 節全体、 butno / none / few / hardlyなどの否定語とセット、 thanmore / fewer / less + 名詞 + than「サイン」が見つかったら、すぐ後ろの名詞=先行詞候補をメモ。 -
先行詞(説明される名詞)を確定 →
サインの直前や直後にある名詞句が候補。
先行詞の位置
We bought more apples than were needed.
(必要だった量より多くのリンゴを買った。)
先行詞=apples。than 節の were needed の主語が空席→apples が入る。 -
どこが「空席」かを3択で判定 →
主語/
動詞の目的語/
前置詞の目的語
主語が空く
... than are/is Vppなど受動で出やすい。
例:than are needed目的語が空く... than S can do/make/finishなど他動詞。
例:than I can finish前置詞の目的語が空く... than S V PREPで文末が前置詞。
例:than we can rely on -
書き換えテストで確定 →
自然なら疑似関係と判断OK。
元の文 口語(前置詞残し) フォーマル(前置詞前置) We have more topics than we can talk about.(そのまま自然) ... than about which we can talk.There is no one but knows it.= No one who does not know it.(意味は肯定)— -
仕上げ(文体・一致・語順) →
会話なら口語順、文書ならフォーマルも可。数(単複)・時制・代名詞の一致を最終確認。
文体の選択
We had more participants than we had seats for.
(用意した席以上の参加者がいた。)
フォーマル書換:... than for which we had seats.
よくある誤りチェックリスト(×を避けて✓に)
-
前置詞の二重化(
on which ... onなど)をしない。誤り✗ We offered more help than on which we could rely on.
(on が二重)
正しい✓ We offered more help than on which we could rely.
(文末の on を削除)
-
前置詞+that を使わない(
for thatは不可)→for which/ 口語なら語尾前置詞。誤り✗ We had more applicants than for that we could pay.
(for that は不可)
✓ 正:... than for which we could pay./... than we could pay for. -
but のトリガー(主節の否定語)を忘れない。
no / none / few / hardly / scarcelyなどが必要。不自然✗ Someone but knows the answer.
(否定語がないと意味が崩れる)
正しい✓ There is no one but knows the answer.
(知らない人は一人もいない=全員知っている)
-
「空席」を見誤らない(動詞の目的語か、前置詞の目的語か)。
動詞の目的語型(4-3)
We had more books than we could read.
(読める以上の本)
前置詞の目的語型(4-4)We had more books than we had shelves for.
(用意した棚より本が多い)
-
as の仲間を取り違えない(
the same / such / as ... asで意味が変わる)。注意This is the same size as mine.
(これは私のものと同じ大きさだ)
such N as ...=「...のようなN」/as ... as=「...と同じくらい〜」。 -
フォーマルに寄せるときは that を使わない(
PREP + which/whomを使う)。正しいWe faced more issues than about which we could speak.
(私たちが話せる以上の問題に直面した)
口語:... than we could speak about.(about を語尾に残す)
which/whom・PREP + which)を当てる。自然なら正解、ぎこちなければ別解や語順を再検討。
一問一答ミニドリル(as / but / than)
まず選択肢をタップ → 「答えを見る」で正解と解説が出ます(自動採点)。
正解as
This is the same model as I used before.
(これは私が前に使っていたものと同じ型です。)
the same + N + as + S + V。likeは前置詞で構造が変わる/thatはこの定型では不可。正解as
Choose such friends as will support you.
(あなたを支えてくれるような友人を選びなさい。)
such N as ...=「…するようなN」。書換:friends who will support you。正解As
As is often the case, plans change.
(よくあることだが、計画は変わる。)
as。That/Which は不自然。正解but
There is no student but knows the rule.
(その規則を知らない学生は一人もいない。)
no)がスイッチ。書換:No student who does not know ...正解were
We bought more chairs than were needed.
(必要だった以上のいすを買った。)
were。正解do
I have more tasks than I can do.
(自分ができる以上の仕事がある。)
can の後は原形。空席=do の目的語(= tasks)。正解for
We had more people than we had seats for.
(用意した席より人が多かった。)
than for which we had seats。正解to
The plan has more rules than the team can stick to.
(チームが守り続けられる以上の規則がある。)
正解of
I have more love for you than I can speak of.
(言葉に語れる以上の愛がある。)
love of which I can speak。正解count
We saw more stars than we could count.
(私たちは数えきれないほど多くの星を見た。)
正解as / as
She is as kind a teacher as I have ever met.
(彼女はこれまで会った中でこの上なく優しい先生だ。)
as + adj + a + N + as の語順に注意。正解but
There are few people but love music.
(音楽を愛さない人はほとんどいない=ほぼ皆が好きだ。)
few)がトリガー。書換:There are few people who do not love ...✅ 視認性:
.wsで強制スペース、.blankで空欄を明示。
音読・書換テンプレ(as / but / than の型を声に出して覚える)
発音しながら型(フォーマット)を体に入れ、すぐに書換テスト(which/whom や PREP + which)に切り替えられるようにします。
キーワード:先行詞(節で説明される名詞)/空席(主語・目的語・前置詞の目的語の省略)。
the same + N + as + S + Vthe same book as I readthe same book that I readThis is the same book as I read last year.
(これは私が去年読んだものと同じ本です。)
the same ... as は同一を表す定型。such + N + as + S + Vsuch people as help otherspeople who help othersChoose such friends as encourage you.
(あなたを励ましてくれるような友だちを選びなさい。)
such N as ...=「…のようなN」=選別の as。as + adj + a + N + as + S + Vas brave a person as ever liveda person who is very braveShe is as kind a teacher as I have ever met.
(彼女は今まで会った中でこの上なく優しい先生です。)
as adj a N as の語順に注意(as a kind teacher as ×)。As is often the case, S + V ...As is often the case, plans change.
(よくあることだが、計画は変わる。)
as は直前(または直後)の内容全体を指す。no/none/few/hardly + N + but + S + VNo N who/that do(es) not ...(二重否定→肯定)There is no one but knows the answer.
(答えを知らない人は一人もいない。)
more/fewer/less + N + than are/is Vppthan are needed/than is allowedWe bought more chairs than were needed.
(必要だった以上のいすを買った。)
more/fewer/less + N + than S + can/will + Vthan we can finish/than I could carryI have more tasks than I can handle.
(自分がこなせる以上の仕事がある。)
... than S + V + PREP... than PREP + which S + Vthan we have room for/than for which we have roomWe have more chairs than we have room for.
(置けるスペースよりいすが多い。)
for which に前置。用語ミニ辞書(やさしく+専門的に)
| 用語 | 意味(やさしい説明) | 学習のコツ・備考 |
|---|---|---|
| 先行詞 (antecedent) | 後ろの節(文のかたまり)が説明する名詞。 | 直前や直後にある名詞句が候補。空席に入る「中身」。 |
| 関係節 (relative clause) | 先行詞を説明する節。who/which/that などで始まることが多い。 |
本レッスンでは as/but/than が代わりをするのがテーマ。 |
| 空席 (gap) | 省略されている部分。主語/動詞の目的語/前置詞の目的語のどれか。 | 書換テスト(which/whom・PREP + which)で位置を確定。 |
| 前置詞残し (preposition stranding) | 前置詞を文末に残す言い方。... we rely on. |
口語的で自然。フォーマルは on which に前置。 |
| 前置詞前置 (pied-piping) | 前置詞を前に出す言い方。... on which we rely. |
フォーマル・書き言葉で好まれる。 |
| 否定トリガー (negative trigger) | no/none/few/hardly など、but を疑似関係にするスイッチ。 |
No one but V ... =「〜でない人はいない」(二重否定→肯定)。 |
We saw more stars than we could count.
(私たちは数えきれないほど多くの星を見た。)
We had more issues than we could agree on.
(私たちが合意できる以上の問題があった。)
... than on which we could agree.There is no student but knows this.
(これを知らない学生は一人もいない。)
but の後は肯定の動詞形(knows)。意味は全体で肯定に着地。🔁 次におすすめのレッスン
疑似関係代名詞の理解をさらに深めるなら、関連テーマに進むのが最短ルート。まずは特別用法で「例外の型」を押さえ、その後に周辺テーマで定着させましょう。
Lesson 068:関係代名詞の特別用法
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標準ルールから外れる例外的なつながり方をまとめて攻略。
「なぜそう言えるのか?」を理屈で理解し、長文の読解スピードを一段上げます。
- ・
all that/the very N thatなどの型を整理 - ・省略や語順変化の安全な見抜き方
- ・フォーマル書き換え(
PREP + which)のスムーズ練習
Lesson 066:複合関係代名詞
基礎を固める
whoever / whatever / whichever など、名詞節も作れる関係語のまとめ。
疑似関係代名詞と役割の違いを対比しながら、迷いどころを解消します。
- ・複合形の「文中での役割」を図解で整理
- ・
whoever = anyone who ...の言い換え感覚 - ・誤用しやすい
thatとの線引き