関係副詞(where / when / why / how)とは?
関係副詞は、場所・時・理由・方法を表す名詞(先行詞)を、あとから説明する節(=文のかたまり)へつなぐことばです。
代表は where / when / why / how の4つ。
「関係代名詞」との違いは、前置詞+名詞を丸ごと受けられる点。(例:in the house → where)
大人にも役立つ実用解説を、小学生にも伝わる言葉で丁寧に進めます。
▮ 目次
-
1. 関係副詞の全体像(まずここから)
関係代名詞との違い・4種の役割と基本ルール
-
2. where の用法(場所)
a「〜する場所 / 〜した場合」/b「, where = そしてそこで」/c 先行詞省略
- 2-1. 「〜する場所」「〜した場合」
-
2-2. 非制限用法:
, where(そしてそこで) - 2-3. 先行詞が省略される場合
-
3. when の用法(時)
a「〜する時 / 〜した時」/b「, when = そのとき」/c 先行詞省略/d when の省略
- 3-1. 「〜する時」「〜した時」
-
3-2. 非制限用法:
, when(そしてそのとき) - 3-3. 先行詞が省略される場合
-
3-4. 関係副詞
whenが省略される場合 -
4. why の用法(理由)
a 省略しない形/b 先行詞省略/c why の省略
-
4-1. 先行詞・
whyを省略しない場合 - 4-2. 先行詞が省略される場合
-
4-3. 関係副詞
whyが省略される場合 -
5. how の用法(方法)
the wayとの関係/「the way how」にならない理由 -
6. 関係副詞としての that
where / when / why / how の口語的代用
-
🧾 総まとめ:関係副詞の要点チェック
関係代名詞との使い分け・省略・非制限用法をまとめて確認
1. 関係副詞の全体像
関係副詞は、場所・時・理由・方法という情報を、前の名詞(= 先行詞)に
あとから説明として付け足すための“つなぎことば”です。
代表は where / when / why / how の4つ。
「関係代名詞」との最大の違いは、前置詞+名詞(例:in the house)をひとかたまりで受けられることです。
the house) /
節=主語+動詞を含む文のかたまり
関係副詞とは
「名詞(先行詞)を、うしろから説明する節につなぐ」ための語で、 先行詞の種類に応じて次を使います:
-
where:場所を説明(=in/at/on + whichの言い換え) 場所 -
when:時を説明(=in/on/at + whichの言い換え) 時 -
why:理由を説明(先行詞はふつうreason) 理由 -
how:方法を説明(しばしばthe wayと対応) 方法
where ≈ in/at/on + which、when ≈ in/on/at + which、
why ≈ for which(= reason)、
how ≈ the way (that) / the way in which。
This is the house where Susan was born.
これは、スーザンが生まれた家です。(where = in the house)
in the house という “前置詞+名詞” を where が丸ごと受けています。
関係代名詞とのちがい
迷ったら、受けたい要素が「名詞そのもの」か「前置詞+名詞」かで判断します。
関係副詞を使うとき
- 前置詞+名詞をひとかたまりで受けたいとき(例:
in the house)。 - →
where / when / why(+how)で接続。
the house where Susan was born
(= the house in which Susan was born と同義)
関係代名詞を使うとき
- 名詞そのもの(主語・目的語など)を受けたいとき。
- →
who / which / thatを使用。前置詞は「前に出す」か「後ろに残す」。
a)
the house where Susan was bornb)
the house in which Susan was bornc)
the house (that) Susan was born in
I remember the day when we met.
私たちが出会った日のことを覚えています。(= the day on which we met)
on the day」のように前置詞+名詞が潜んでいれば、when で自然につなげます。
the place I was born のように where が見えない形は、
多くが「that/which の省略 + 前置詞(in など)を後ろに残す」構造です。
「where が“省略”された」と早合点しないようにしましょう。
4種類の対応関係チートシート
関係副詞は、前置詞+名詞(例:in the house / on the day / for that reason)を
ひとかたまりで受けとめる“橋”です。下の対応表を「置換の地図」として使いましょう。
| アイコン | 関係副詞 | 意味・先行詞 | 置換の型(⇄ 言い換え) | 例(句レベル) | メモ |
|---|---|---|---|---|---|
| 📍 | where 場所 |
先行詞:place / room / town / area / site など |
where ⇄ in/at/on + which |
the house where … / the house in which … |
注意 where は原則そのまま使う。見かけの省略は別構文。 |
| 🕒 | when 時 |
先行詞:time / day / year / moment など |
when ⇄ in/on/at + which |
the day when … / the day on which … |
先行詞が明らかなら when を省く書き方も頻出。 |
| 💡 | why 理由 |
先行詞:ふつう reason |
why ⇄ for which(= reason) |
the reason why … / the reason for which … |
reason や why が省かれることも多い。 |
| 🛠 | how 方法 |
対応:the way(しばしば先行詞なし) |
how ⇄ the way (that) / the way in which |
how he solved … / the way (that) he solved … |
NG the way how は冗長で避ける。 |
This is the house where Susan was born.
これはスーザンが生まれた家です。(= This is the house in which Susan was born.)
where ≈ in the house。前置詞+名詞を丸ごと受け止めています。
where / when / why を優先検討、方法なら how。
制限用法と非制限用法
関係副詞には、情報をしぼるための使い方(制限用法)と、あとから説明を付け足す使い方(非制限用法)があり、 カンマの有無が合図になります。
制限用法 カンマなし(必須情報)
- 先行詞を特定するために不可欠な情報。
- 訳のコツ:自然に「〜する…」「…した…」としぼる。
先行詞 + where/when + S + V …
The park where we met is near here.
私たちが出会った公園はこの近くにあります。
非制限用法 , + where/when(補足情報)
- 先行詞はすでに特定済み。あとから説明を足すニュアンス。
- 訳のコツ:「そしてそこで」「そしてそのとき」とつなぐと自然。
…, where/when + S + V …
Wait till eight, when he will be back.
8時まで待ちなさい、そのとき彼は戻ってきます。
, when を使います。
非制限用法は書き言葉でよく使われ、話し言葉では2文に分けることも多いです。
省略の可否・頻度
関係副詞は、状況によって「書かれていない(省略)」形が現れます。まずは「どれが省略されやすいか」を地図でつかみ、つぎに 「それは本当に関係副詞の省略なのか?」を見分けるのがコツです。
| 関係副詞 | 先行詞の例 | 省略傾向 | 見分けのヒント | 最小例 |
|---|---|---|---|---|
when 時 |
time / day / year / moment |
🟢 よく省略される(先行詞が「時」を示す語なら) | チェック on/in/at + the day/time が文に潜んでいないかを見る |
the day (when) I moved |
why 理由 |
reason |
🟢 省略されやすい(reason自体が省かれることも多い) |
チェック for (that) reason の意味が読み取れるか |
the reason (why) I came |
where 場所 |
place / room / town / area |
🟠 原則そのまま使う(見かけ上の省略に注意) | 注意 the place I was born は多くが
that/which 省略+前置詞後置(in が文末へ) |
the place where we met |
how 方法 |
the way(先行詞なしの単独用法も多い) |
🟡 省略というより言い換えで現れる | NG the way how は冗長/
OK how … / the way (that) … |
how he solved it / the way (that) he solved it |
1) まず「前置詞+名詞」が元にあるか探す。
2) それが
on the day / for that reason なら when/why 省略の可能性大。3) 「場所」で
where が見えない場合は、that/which の省略+前置詞後置を疑う(例:the house (that) Susan was born in)。
, when / , where のようにカンマがあれば非制限用法(補足)。省略の有無と用法(制限/非制限)は別問題。まずは機能(しぼる/補足)を見極めてから省略を判断。
I remember the day we met.
私たちが出会った日のことを覚えています。(= I remember the day when we met.)
on the day の意味が文脈にあるので、when がよく省かれます。
This is the house Susan was born in.
ここがスーザンが生まれた家です。(= This is the house where Susan was born.)
that/which の省略+in を後ろに残す」。where の省略ではありません。
フォーム(形)のテンプレ
迷ったときは、下の「型」に当てはめて作ればOKです。先行詞 + 関係副詞 + S + V を基本線にして、必要なら 前置詞+関係代名詞との言い換えに切り替えます。
基本形(関係副詞)
先行詞(名詞) + where/when/why + S + V …(方法)how + S + V …/the way (that) + S + V …
the house where she grew upthe year when we movedthe reason why he quithow he solved the problem
That’s how he learned English.
彼が英語を身につけたのは、そういう方法です。
言い換え形(前置詞+関係代名詞)
先行詞 + 前置詞 + which + S + V …- 口語なら「前置詞を後ろへ残す」形も可:
… (that) S + V + 前置詞
the house in which she grew upthe year in which we movedthe reason for which he quitthe house (that) she grew up in
This is the way that I cook pasta.
これが私のパスタの作り方です。(= This is how I cook pasta.)
where ⇄ in/at/on + which/when ⇄ in/on/at + which/
why ⇄ for which (= reason)/how ⇄ the way (that) / the way in which
where / when / why / how の直後で軽く間を取り、節のスタートをはっきりさせると理解が定着します。
💬 例文で感覚をつかもう(関係副詞・総合)
The library where I study is very quiet.
私が勉強する図書館はとても静かです。
🔧 構造:
the library + where + S + V(= the library in which I study)
We reached the summit, where we took a deep breath.
私たちは頂上に到着し、そこで深呼吸しました。
💡 カンマ
, where =「そしてそこで」の合図。
The moment when the lights went out felt endless.
明かりが消えたその瞬間は、終わりがないように感じられました。
🔁 言い換え:
the moment on which the lights went out(形式的)
I was cooking, when the doorbell rang.
料理をしていた、そのときドアベルが鳴りました。
💡
, when は出来事の追加説明。「そしてそのとき」と読むと自然。
The reason why she left is personal.
彼女が去った理由は個人的なものです。
🔁 言い換え:
the reason for which she left(硬い表現)
This is why I changed my plan.
これが私が計画を変えた理由です。
the reason の意味が潜みます(= This is the reason why ...)。
change one’s plan(計画を変える)
Please show me how you solved the puzzle.
そのパズルをどう解いたのか、教えてください。
🚫 the way how は冗長なので避ける。
That is the way that we handle complaints.
それが私たちが苦情に対応するやり方です。
✅ 言い換え:
That is how we handle complaints.
2010 is the year when our company was founded.
2010年は私たちの会社が設立された年です。
🔁 言い換え:
the year in which our company was founded
This is where I keep my keys.
ここが私が鍵を置く場所です。
the place の意味(= This is the place where ...)。keep(置いておく)
I can't forget the moment when our eyes met.
私たちの目が合った瞬間を忘れられません。
🎯 「時」を表す名詞
moment → when でつなげる。
Kyoto is the city where I felt at peace.
京都は私が心が落ち着いた街です。
✅
where ≈ in the city の対応。
We opened a branch in Osaka, where many of our clients live.
私たちは大阪に支店を開き、そこで多くの顧客が暮らしています。
💡 先に場所が特定されているので「補足」の
, where。
There are times when practice beats theory.
実践が理論に勝つときだってあります。
✅
times when ... は「〜する時がある」の定番。
よくあるミス&避け方
関係副詞は「場所・時・理由・方法」をつなぐ便利な“橋”ですが、典型的なつまずきポイントがあります。誤り→正しい言い換え→理由の順で確認しましょう。
| 誤り例 | 正しい形 | どこが問題?/どう直す? |
|---|---|---|
NG
the way how he works
|
OK
how he works / the way (that) he works
|
重複です。how と the way は役割が同じなので二重にしない。
|
NG
Wait till eight when he will be back.
|
OK
Wait till eight, when he will be back.
|
, when は非制限用法(補足)なのでカンマが必須。
|
誤解
the place I was born(where の省略だと思う)
|
正解の理解
the place (that) I was born in = the place where I was born
|
実態は that/which の省略+前置詞後置。where の省略ではない。
|
NG
the reason when we changed the schedule
|
OK
the reason why we changed the schedule / the reason for which ...
|
when は時用。理由には why/for which を使う。
|
NG
the reason is because the server was down
|
OK
the reason is that the server was down / because the server was down
|
重複構文を避ける(reason と because は役割が被る)。 |
要注意
a situation where ...
|
推奨
a situation in which ... /(文脈次第で)a case where ...
|
where は基本場所。抽象名詞は in which が無難。case など「状況=場」の比喩なら where も可。
|
✖ the way how the app works.
✔ This is how the app works.
✔ This is the way (that) the app works.
(アプリがどう動くかの説明です)
how と the way は重ねない。Wait until noon, when the shop opens.
正午まで待ちなさい、そのときお店が開きます。
, when は「補足」のカンマを忘れない。This is the hospital where she was treated.
This is the hospital (that) she was treated in.
ここが彼女が治療を受けた病院です。
that が省略され、in が後ろに残る形。where / when / why で受けられるか検討!
3ステップ練習導線
“読める・書ける・言い換えられる”の順で力を積み上げます。各ステップは 1〜2 文でOK。解説7:例文3の比率を意識して、理由も口で説明できるようにしましょう。
STEP 1二文を「関係副詞」でつなぐ
- 二文から共通情報(場所/時/理由/方法)を見つける。
- 前置詞+名詞に置き換えられるか確認(例:in the room / on that day / for that reason)。
- 対応する関係副詞(where / when / why / how)で一文に結合。
in / on / at / for が見えたらチャンス。where / when / why を検討、方法なら how。
I found a café. I wrote my first novel in the café.
This is the café where I wrote my first novel.
カフェを見つけました。私はそのカフェで初めての小説を書きました。→ ここが私が初めての小説を書いたカフェです。
in the café が where に対応。STEP 2三態言い換え(スタイル選択)
同じ内容でも、関係副詞 ⇄ 前置詞+関係代名詞 ⇄ that 省略+前置詞後置の3通りに言い換えられます。書く場面(フォーマル/カジュアル)や長さで選択。
a)
the year when we launched the productb)
the year in which we launched the productc)
the year (that) we launched the product in
Choose the style you prefer for formal writing.
a) We improved service in the year when customer satisfaction rose.
b) We improved service in the year in which customer satisfaction rose.
c) We improved service in the year (that) customer satisfaction rose in.
好みや場面に合わせて選べます(b はよりフォーマル)。
STEP 3制限/非制限・省略の判断
- しぼり込みが必要なら制限用法(カンマなし)。
- すでに特定済みで補足なら非制限用法(
, where/when)。 - 先行詞が
time/dayならwhen省略可、reasonならwhy省略可。whereは省略ではなく別構文になりやすい。
We waited until six, when the gates finally opened.
Do you remember the day we first spoke?
前者は「補足」なのでカンマ必須。後者は the day (when) で when が省略された形。
・前置詞+名詞が見える? →
where/when/why で受けられる?・カンマの有無は正しい?(補足=カンマあり)
・省略は正しく使えている?(
when/why は可、where は原則不可)
🧾 総まとめ:関係副詞の要点チェック
A. コア発想
- 前置詞+名詞をひとかたまりで受けたい → 関係副詞(where / when / why)。方法は
how。 - 名詞そのもの(主語・目的語)を受けたい → 関係代名詞(who / which / that)。
- 合図 文中に
in / on / at / forが見えたら、まず関係副詞を検討。
B. 置換の地図
| 関係副詞 | ⇄ 言い換え | メモ |
|---|---|---|
where 場所 |
in/at/on + which |
原則省略しない(見かけの省略は that 省略+前置詞後置)。 |
when 時 |
in/on/at + which |
the day/time なら when を省く書き方が多い。 |
why 理由 |
for which(= reason) |
reason や why を省くことも多い。 |
how 方法 |
the way (that) / the way in which |
NG the way how(重複)。 |
C. 制限/非制限の見分け
- 制限 しぼり込み(必須情報)→ カンマなし:
the park where we met - 非制限 補足情報 → , where / , when:「そしてそこで/そのとき」
D. 10秒ミニ診断
- on the day(その日に)→ when
- in the city(その街で)→ where
- for that reason(その理由で)→ why
- the way(〜のやり方)→ how / the way (that)
これだけで、読み・書き・言い換えの精度が一段上がります。
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ここまでで「橋の作り方(関係副詞)」の全体像がつかめました。下のジャンプカードから、用途別の詳しい使い方へ進みましょう。
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2. where の用法(場所)
where は、場所を表す名詞(先行詞)をあとから説明する節へつなぐ「橋」です。
コアは where ≈ in/at/on + which。つまり、前置詞+名詞をひとかたまりで受け止めます。
このセクションでは、つぎの3つの場面に分けて丁寧に学びます。
- 2-1:「〜する場所/〜した場合」をしぼる(制限用法が中心)
- 2-2:
, where(非制限)=「そしてそこで」と補足する書き方 - 2-3:先行詞(
the placeなど)が文脈で明らかなときの省略
学べること
- 前置詞+名詞(例:
in the room/at the station)をwhereに置換するコツ - 制限(しぼる)と非制限(補足)の読み分け:
… where …と…, where … - 「先行詞が見えない」文の正体(that/which 省略+前置詞後置 との区別)
in / at / on が見えたら、まず where を検討。
例:the corner in the library → the corner where …
小見出しへのジャンプ
2-1. 「〜する場所/〜した場合」— where の基本(制限用法)
where は場所を表す名詞(先行詞)を、うしろから説明する節へつなぐ「橋」です。
コアイメージは where ≈ in/at/on + which。つまり、前置詞+名詞(例:in the office)を
ひとかたまりで受け止めます。ここでは制限用法(情報をしぼる用法)に絞って、形・見分け方・最小例で理解を固めます。
the office) /
節=主語+動詞を含む文のかたまり /
制限用法=「どの〜か」をしぼる必須情報
要点チェック
1) 見分けの合図:前置詞+名詞が潜んでいるか?
文中に in / at / on / inside / near などの前置詞が見えたら、
それに続く名詞とセット(in the office など)を where に置き換えられないか検討します。
| 元の形(2文・句) | 置換の発想 | 結果(制限用法) |
|---|---|---|
I work in the office. |
in the office ≈ where |
the office where I work |
We met at the station. |
at the station ≈ where |
the station where we met |
whereでひとまとめ。
2) フォーム(形):まずはこの型に当てはめる
先行詞(場所名詞) + where + S + V …先行詞 + in/at/on + which + S + V … / 口語 先行詞 + (that) + S + V + 前置詞the café where I study = the café in which I study = the café (that) I study in
The corner where I can focus is by the window.
私が集中できるその角は、窓のそばにあります。
🔁 言い換え:
the corner in which I can focus / the corner I can focus in
3) 抽象名詞は in which が無難なことも
where は本来「場所」。case / situation / context のような抽象名詞には
in which が自然な場面もあります(比喩的に「場」なら where が使われることも)。
a situation in which we must decide(≒ a case where we must decide)4) 誤解しやすいポイント
- 注意 where の“省略”に見える形(例:
the house I was born in)は、 実際にはthat/whichの省略+inの後置。where自体が消えたわけではありません。 - 合図
, whereは非制限(補足)で、ここでは扱いません。制限用法はカンマなし。
💬 例文で感覚をつかもう(where:場所をしぼる=制限用法)
The laboratory where the vaccine was developed is on the third floor.
ワクチンが開発されたその研究室は、3階にあります。
構造:
laboratory + where + S + V(= laboratory in which the vaccine was developed)。
The drawer where I keep the spare keys is locked.
合鍵をしまってある引き出しは、鍵がかかっています。
置換の発想:
in the drawer → where。
The folder where you saved the report isn’t shared.
あなたがレポートを保存したフォルダは、共有されていません。
言い換え:
the folder in which you saved the report / 口語:the folder you saved the report in。
The restaurant where they serve vegan ramen closes at nine.
ヴィーガンラーメンを出すそのレストランは、9時に閉店します。
ポイント:
at the restaurant → where に置換。
The riverbank where the fireworks are launched gets crowded in summer.
花火が打ち上げられるその川べりは、夏は混み合います。
構造:
riverbank + where + 受動(are launched)。
The rooftop where we watch the stars is safe and well lit.
私たちが星を見るあの屋上は、安全で照明も十分です。
置換:
on the rooftop → where。
The mailbox where customers send questions is monitored daily.
顧客が質問を送るそのメールボックスは、毎日監視されています。
言い換え:
the mailbox to which customers send questions(前置詞語法の別解)。
The shelf where the science books belong is empty today.
理科の本があるべき棚は、今日は空です。
置換:
on the shelf → where。
The airport gate where Flight 102 departs has changed.
102便が出発するその搭乗口が変更になりました。
言い換え:
the gate from which Flight 102 departs。
The studio where she records the podcast has excellent acoustics.
彼女がポッドキャストを収録するスタジオは、音響がとても良いです。
置換:
in the studio → where。
The bench where we first held hands is still there.
私たちが初めて手をつないだあのベンチは、今もそこにあります。
ニュアンス:場所で思い出を特定(制限用法)。
The website where you registered your account no longer exists.
あなたがアカウントを登録したそのウェブサイトは、もう存在しません。
ポイント:仮想的な「場所」でも
on the website → where が自然。
The server room where access is restricted requires a badge.
入室制限のあるサーバー室には、通行証が必要です。
構造:
server room + where + S + be + 過去分詞(受動)。
The corner desk where Mr. Ito usually sits faces the window.
伊藤さんがふだん座るその角の机は、窓のほうを向いています。
置換:
at the corner desk → where。主語は desk、動詞は faces。
in/at/on + 場所の文)を作り、where で橋渡しして一文にまとめてみましょう。
2-1 FAQ:where の基本(制限用法)
型
先行詞(場所名詞) + where + S + V …
言い換え
先行詞 + in/at/on which … / 口語:先行詞 + (that) + S + V + 前置詞
用法 制限(しぼり込み)=カンマなし
意味は基本同じですが、where は会話・一般文で自然、in/at/on which はフォーマル寄りで前置詞のニュアンスを明確にできます。
細かい場所感(点=at、中=in、接触=on)を強調したいなら 前置詞 + which が便利です。
The station where we transfer is crowded.
乗り換えるその駅は混んでいます。
The station at which we transfer …(at を明示)。
物理的な“場所”を言いたい時は where が自然ですが、組織としての性質を言うなら
that/which や 前置詞 + which が合うこともあります。
- 場所感:
the school where I study(その学校という“場所”) - 制度・組織の性質:
the company to which I applied(応募“先”=方向性を強調)
The company to which I applied is hiring.
私が応募したその会社は採用中です。
live は「〜に住む」で 前置詞が必要です。
✅ the house where I live /
✅ the house which I live in
❌ the house which I live
The house where I live is old but cozy.
私が住んでいる家は古いけれど居心地がいいです。
be born は受動の形が必須。× where I born ではなく、
✓ where I was born。
The town where I was born is by the sea.
私が生まれた町は海のそばにあります。
制限(しぼり込み)はカンマなし。カンマを入れると「補足」(非制限)になり、意味が変わります(2-2 で詳述)。
The museum where we started is small.
私たちが開始した(=どの博物館かを特定する)その博物館は小さい。
The museum, where we started, … は「補足」=非制限。
ダメです。where ですでに「そこで」の意味を含むため、there を重ねるのは冗長です。
The place where he lives is quiet.
彼が住んでいるその場所は静かです。
OK です。where は単複を問いません。動詞の一致に注意しましょう。
The cities where I have lived are very different.
私が住んだことのある都市は、とても違います。
形容詞は先行詞の前、where 節は先行詞の直後に置きます。制限用法なのでカンマは付けません。
the small café where we study
私たちが勉強する「小さなカフェ」。
抽象名詞でも「場」の比喩なら使われますが、in which のほうが無難なことも。文脈で選びましょう。
This is a situation in which we must act fast.
これは私たちが素早く行動しなければならない状況です。
a case where we must act fast(比喩的に「場」)
文法的には可能ですが、長くなると読みづらいです。文を分けるか、片方を 前置詞 + which にすると整理できます。
the mall where there’s a shop where they fix phones
携帯を修理してくれる店があるショッピングモール。
the mall in which there’s a shop where they fix phones/二文に分ける。
where は多くの前置詞を吸収しますが、細部の違いを残したいなら 前置詞 + which を使います。
at(点):the corner at which the roads meetin(内部):the room in which the meeting is heldon(表面):the wall on which the painting hangs
The room in which the meeting is held has a projector.
会議が開かれるその部屋にはプロジェクターがあります。
2-2. 「, where」= そしてそこで(非制限用法)
, where は、すでに特定されている場所について補足説明を足すための橋です。
読み替えると and there(そしてそこで)。
直前の文・名詞が示す「場所」に掛かるので、カンマが必須(=非制限用法)。情報の「しぼり込み」はせず、後から情報を足すのが役割です。
要点チェック
1) 意味と型:補足「そしてそこで」
主節, where + S + V …名詞(場所), where + S + V ……, and there …(意味は近いが、, where のほうが文が締まります)We reached the museum , where we tried a VR exhibit.
私たちは博物館に到着し、そこでVR展示を体験しました。
係り先:
the museum(直前の「場所」)に補足を足している。
2) 制限 vs 非制限:カンマで意味が変わる
| 書き方 | 役割 | ニュアンス |
|---|---|---|
the café where we met |
制限(しぼる) | 「どのカフェか」を特定する必須情報。 |
We visited the café, where we met years ago. |
非制限(補足) | 「そのカフェ」についての追加情報。「そしてそこで…」 |
The café where we met is closed.
私たちが会った(=どの店か特定する)そのカフェは閉まっています。
We visited the café , where we met years ago.
私たちはそのカフェを訪れ、そこで数年前に会ったのでした。
, where。カンマがないと「特定」になり、意味が変わります。
3) どこに掛かる? アンカー(拠り所)の決め方
- 直前の「場所」表現(名詞:
the park、または前置詞句:in Tokyo)がアンカーになりやすい。 - 「場所」がないと不自然:
We discussed the plan, where …はアンカー不足。at the officeなどを先に置く。 thereと重ねて使わない:We arrived→there, where …We arrived at the station, where …
We stayed in Kyoto , where the streets are narrow.
私たちは京都に滞在し、そこで通りが細いのを見ました。
4) 文体と読み方:軽いポーズ「, where|…」
音読時は , where の前で軽く区切ると、and there の感覚が伝わります。ビジネス文では、事実→補足の順で情報整理できるため、読み手の負担を減らす効果があります。
He opened the window , where a cold wind blew in.
彼は窓を開け、そこで冷たい風が吹き込みました。
, where の前で小休止。・直前に「場所」を言っている? ・補足説明なら
, where? ・音読で「小休止」を入れられる?
, where で補足を足してみよう。例:
I’m at my desk, where I plan my day.(机にいて、そこで一日の計画を立てています)
💬 例文で感覚をつかもう(, where:補足を足す=非制限用法)
We arrived at the harbor, where fishermen were unloading their catch.
私たちは港に着き、そこで漁師たちが漁獲を荷下ろししているのを見ました。
構造:
主節 + , where + 主語+動詞…。アンカーは the harbor。
She moved into a share house, where she met lifelong friends.
彼女はシェアハウスに引っ越し、そこで一生の友人たちに出会いました。
ポイント:
and there と同じ感覚で「補足」を追加。
The trail climbed to a ridge, where the view stretched for miles.
小道は尾根へと登り、そこで景色は何キロも先まで広がっていました。
構造:名詞アンカー型(
ridge に補足)。
We stopped at a roadside diner, where the owner insisted we try the pie.
私たちは道路沿いの食堂に立ち寄り、そこで店主にパイを勧められました。
ニュアンス:出来事の舞台を示す補足。
We passed through the old gate, where paper lanterns were hanging.
私たちは古い門をくぐり、そこで紙の提灯がぶら下がっているのを見ました。
ポイント:
the old gate が場所アンカー。
The meeting continued in the annex, where the air conditioner was broken.
会議は別館で続き、そこでエアコンが故障していました。
構造:前置詞句
in the annex をアンカーにして補足。
The train pulled into Shinjuku Station, where thousands of commuters were rushing.
電車は新宿駅に入っていき、そこで何千もの通勤客が急いでいました。
画像のような情景を「場所に関する補足」で描写。
We reached the campsite, where we set up our tent before sunset.
私たちはキャンプ場に到着し、そこで日没前にテントを張りました。
注意:
, where のカンマを忘れない。
The email landed in the spam folder, where I almost missed it.
そのメールは迷惑メールフォルダに入り、そこで私は危うく見落とすところでした。
デジタル上の「場所」にも
, where は使える。
She kept the letters in a wooden box, where they stayed for years.
彼女は手紙を木の箱にしまい、そこでそれらは何年もそのままでした。
構造:
in + 場所 → その場所に関する補足を , where で追加。
The river curved past a small island, where herons were standing in the shallows.
川は小さな島のそばを曲がり、そこでサギが浅瀬に立っていました。
叙景の補足に最適な
, where。
The ceremony ended at City Hall, where the couple posed for photos.
式は市庁舎で終わり、そこで新郎新婦が写真撮影をしました。
アンカー:
City Hall。
We waited on the platform, where the train doors aligned with painted marks.
私たちはホームで待ち、そこで電車のドアが目印とぴったり合うのを見ました。
置換発想:
on the platform → 補足は , where。
We studied in the reading room, where silence is required.
私たちは閲覧室で勉強し、そこでは静粛が求められます。
文体:一般的事実の補足を現在形で表現。
in/at/on + 場所)→ その場所で起きたことを , where で一文に補足。
2-2 FAQ:, where(=そしてそこで)を安全に使うコツ
型
… , where + S + V …
役割 補足(非制限)=カンマ必須・本筋はカンマ前に完結
読み替え …, and there …(意味は近いが , where がより洗練)
, where は直前の「場所」を表す語句(名詞・地名・前置詞句)に掛かります。場所が見えていない文には使えません。
We had lunch at the riverside, where a cool breeze was blowing.
私たちは川べりで昼食を取り、そこで涼しい風が吹いていました。
the riverside。文全体ではなく直前の場所名詞に掛かっています。
どちらも「そしてそこで」の意味ですが、, where は非制限関係節として文に自然に溶け込み、書き言葉で上品です。口語なら and there も可。
We reached the plaza , where street musicians were playing.
私たちは広場に到着し、そこでストリート音楽家が演奏していました。
We reached the plaza, and there street musicians were playing.
広場に着いて、そこで演奏がありました。
, where のほうが分を引き締めます。
はい。固有名詞自体が「場所」なら、, where を直接つなげられます(前置詞は不要)。
The train stopped at Osaka Station, where the signs are bilingual.
電車は大阪駅に停まり、そこで標識は二言語表記でした。
Osaka Station(場所名)。
基本は場所に関する補足です。明確な因果を言いたいときは so / therefore などを使いましょう。
He waited at the bus stop, where the timetable had just been updated.
彼はバス停で待ち、そこで時刻表がちょうど更新されたところでした。
はい。前置詞句でも「場所」を示していれば、その直後に , where で補足が可能です。
We met in front of the theater, where a long line had formed.
私たちは劇場の前で会い、そこで長い列ができていました。
in front of the theater(場所を示す前置詞句)。
「比喩の場」(context, environment, setting など)では、フォーマル文体で , in which を選ぶことが多いです。
The policy was drafted in a context, in which transparency was prioritized.
その方針は、透明性が優先されるという「文脈」で起草されました。
, where、比喩的な「場」なら , in which が無難。はい。主節と時間軸が自然につながる時制・相を選べばOKです。
The meeting moved to Room B, where the projector was fixed recently.
会議はB室へ移り、そこでプロジェクターが最近修理されました。
We walked along the canal, where cherry trees were blooming.
私たちは運河沿いを歩き、そこで桜が咲いていました。
文法的には可能ですが、2回以上の連鎖は読みにくくなります。別文に分けるか、, in which などで形を変えて整理しましょう。
We returned to the village, where we had grown up, where everyone knew our names.
私たちは村に戻り、そこで育ち、そこで皆が私たちの名前を知っていました。
We returned to the village, where we had grown up. Everyone there knew our names.使えます。サイトや画面も「仮想的な場所」として扱えます。
She opened a ticket in the help center, where an agent replied within minutes.
彼女はヘルプセンターでチケットを作成し、そこで数分以内に担当者が返信しました。
the help center(アプリ内の場所)。可能です。最後に出てくる場所がアンカーになります。文頭の副詞句は雰囲気づくりとして併存できます。
At dusk, we reached the campsite, where the lights had been turned on.
夕暮れに、私たちはキャンプ場に着き、そこで明かりが点いていました。
the campsite。文頭の At dusk は時間の副詞句。基本は、, where のカンマは引用符(英語)の内側に置きます(米語標準)。
We met at “Blue Bird Café,” where they roast their own beans.
私たちは「Blue Bird Café」で会い、そこで自家焙煎が行われています。
比喩的に「領域=場」として使われます。フォーマルなら , in which も検討。
The company operates in a niche market, where trust matters more than price.
同社はニッチ市場で事業を行い、そこでは価格より信頼が重視されます。
, where、比喩なら , in which も検討。読み手が情景を思い浮かべられるかどうかを基準に、補足の一言を磨いていきましょう。
2-3. 先行詞の省略:the place を心の中に置く「where」の使い方
文脈から 場所(the place / the room / the spot …) が明らかなとき、
その名詞(=先行詞)を省いて where だけで言い切れます。
これを融合関係節(fused relative)と呼び、where 以下が「〜という場所」をまるごと表します。
直感的には the place where … → where … への短縮です。
This is the place where we met. → This is where we met.(意味は同じ/後者がスッキリ)
2-3 要点チェック(使いどころ・注意点・最小例)
① 何が省略される?──見えない the place
- 省略対象: 場所名詞(
the place / the spot / the area …)。 - 文の働き:
where 以下が「〜という場所」の塊として機能(融合関係節)。 - 語順: 先行詞なしでも
where + S + Vの語順は同じ。
This is where we start.
ここが、私たちが始める場所です。
This is the place where we start.(the place を省いても自然)
② いつ省略する?──頻度が高い3つの場面
| 場面 | 型(テンプレ) | コメント |
|---|---|---|
| デモ(指差し) | This/That/Here/There + be + where S V |
いま指している「場所」が明白 → the place を省略。 |
| 直前に場所を言及 | We got to X. There’s where S V. |
there と where の重複は避け、This/That is where … で言い直すと上品。 |
| 「結果の場所」を指す | That’s where S V |
原因の説明のあと「だから<その場所>で〜」という締めに便利。 |
That’s where I left my backpack.
あそこが、私がリュックを置き忘れた場所です。
That’s the place where I left my backpack.We followed the signs, and this is where they lead.
標識に従ってきました。ここが、その標識が導く場所です。
③ 「残す/省く」の使い分け
- 残すほうがよい: 先行詞に説明語を付けたいとき(
the quiet little café where …)や、名詞を焦点化したいとき。 - 省くとスッキリ: 先行詞が一般語(place/spot/area など)で、情報の重心を
where 以下に置きたいとき。
This is the quiet little café where we wrote our first draft.
ここは、私たちが初稿を書いた「静かで小さなカフェ」です。
This is where we wrote our first draft.
ここが、私たちが初稿を書いた場所です。
④ よくあるエラーと回避
- ×
the reason where …(理由はwhy):✓the reason why …/ ✓That’s why … - ×
the way how …(重複):✓the way …/ ✓how … - 注意
whereにthereを重ねない:✓That’s where …(There is where …は避ける)
The reason where I moved is simple.
(誤)私が引っ越した理由は単純です。
修正
The reason why I moved is simple.
(正)私が引っ越した理由は単純です。
This is where … を1文作ろう。例)
This is where I focus best.(ここが一番集中できるんだ)
💬 例文で感覚をつかもう(the place を省いて where だけで言い切る)
This is where the festival takes place every summer.
ここが、毎年夏にその祭りが行われる場所です。
言い換え:
This is the place where the festival takes place …(the place を省いてスッキリ)
That’s where I parked the car last night.
あそこが、昨夜わたしが車を停めた場所です。
That’s the place where I parked …(先行詞を復元してもOK)。Here’s where things get tricky.
ここからが難しくなるポイントです(=難しくなる場所)。
This is where the path splits into two.
ここが、小道が二つに分かれるところです。
the place を省いても自然。That’s where you’ll find the reset button in Settings.
そこが、設定内でリセットボタンが見つかる場所です。
That’s the place where you’ll find …(説明的)。This is where our team made a breakthrough last year.
ここが、昨年わたしたちのチームがブレークスルー(大きな進展)を起こした場所です。
This is where I realized I loved you.
ここで、私はあなたを愛していると気づきました。
where で言えるのが英語の便利さ。We’ll camp where the ground is flat and dry.
地面が平らで乾いたところに、私たちはテントを張ります。
where S V 全体が「〜の場所」という名詞相当になる。Put the router where the signal is strongest.
ルーターは電波が最も強いところに置いてください。
Turn left where the road forks near the shrine.
神社の近くで道が分岐するところを左に曲がってください。
She returned where she grew up after college.
大学卒業後、彼女は育った場所に戻りました。
I’ll be waiting where we first met, at sunset.
夕暮れに、私たちが初めて会った場所で待っています。
the place を心の中で補って自然なら、where だけで言い切れるサイン。例:
Put it where everyone can see. = Put it in the place where everyone can see.
2-3 FAQ:the place を省いて where だけで言い切るときの疑問
用語 融合関係節(fused relative)=「where 以下がまるごと『〜という場所』を表す」形
判定ワザ 心の中で the place を挿入して自然なら、省略OK:This is [the place] where … → This is where …
「心の中で the place を戻して自然か?」をチェック。自然なら省略OK、ぎこちなければ先行詞を残しましょう。
This is where we register.
ここが、私たちが受付をする場所です。
This is the place where we register.(自然)- 名詞に説明語(形容詞・句)を付けて見せたい時に便利:
the quiet little place where … - 話の焦点を「場所」そのものに置ける。
This is the quiet little place where we drafted the plan.
ここは、私たちが計画書を作成した「静かで小さな場所」です。
where は基本的に「in/at + 場所」を内包。
他の前置詞は「where … from/to/into」のように後置してOK(口語寄り)。フォーマルなら from which / to which も選べます。
This is where we came from.
ここが、私たちが来た場所です。
This is the place from which we came.
ここは、私たちが来た場所です。
where … from は会話で非常に自然。
本セクションは関係副詞の where(場所=名詞相当)です。
一方、間接疑問の where は「どこに〜か」という情報を節として受け取るタイプで、動詞の目的語などになります。
This is where she lives.
ここが、彼女が住んでいる場所です。
I don’t know where she lives.
私は、彼女がどこに住んでいるかを知りません。
where は「疑問の意味」を持ち、動詞 know の目的語になっています。This/That/Here/There + be + where … は関係副詞の定番型。可能です。文語寄りですが、強い主張や定義に使えます。
Where we begin matters.
どこから始めるかが重要です。
It matters where we begin. のほうが自然。できます。口語でよく使う自然な強調です。
This is right where we stopped yesterday.
ここが、昨日私たちが止まったまさにその場所です。
That’s exactly where the issue occurs.
そこが、その問題が起きるまさに場所です。
使えます。比喩的な「場」(状況・段階・文脈)にも自然。ただしフォーマル文章では in which に置き換える選択肢も。
This is where the argument breaks down.
ここが、その議論が破綻するところ(段階)です。
This is the point at which the argument breaks down.- That’s where …:後ろが「文」(
where + S + V)。理由や結果の締めにも使える。 - There:副詞(そこに)。
There is/are …は存在構文で別物。
That’s where we disagree.
そこが、私たちの意見が食い違う点です。
There is a problem.
問題があります。
- when:
the timeを省略 →That’s when … - why:
the reasonを省略 →That’s why … - how:
the wayを省略 →That’s how …(ただしthe way howは×)
That’s when we decided.
That’s why I called you.
That’s how we solved it.
それが、私たちが決めた時です。/それが、私があなたに電話した理由です。/それが、私たちがそれを解決した方法です。
where、時間は when、理由は why、方法は how。where to + 動詞 は「〜すべき場所」を1語塊で表す不定詞。where + S + V は「完全な文」を伴う点が違います。
Tell me where to park.
どこに駐車すべきか教えてください。
Tell me where I can park.
どこに駐車できるか教えてください。
whereas は「対比」を作る接続詞で、場所の意味はありません。
She prefers tea, whereas I prefer coffee.
彼女は紅茶が好きだが、私はコーヒーが好きだ。
where とは役割が別物。the place を心で戻して自然なら省略OK。迷ったら先行詞を残し、必要なら
from which / at which などで前置詞を明示してフォーマルに整えましょう。
3. when の用法(時間をつなぐ関係副詞)
when は「時間・時点・時代」に関する語(the time, the day, the year, the moment など)とセットで、
2つの文をなめらかに時間で接続します。「そのとき〜した」「〜する時」のほか、
カンマ付きの補足(, when …=そしてそのとき)や、
the time を省略して短く言うパターン、さらには when 自体を省くパターンまであります。
直感のコツ:時間の名詞(the time / day / year …)を心の中に置いてみて自然なら when がハマります。
3-1. 「〜する時/〜した時」 制限用法
the time / the day / the moment などを先行詞に取り、when + S + V が後ろから説明。
文の意味に必須の情報を足すタイプ。
N (time) when S V
例
the day when I moved in
3-2. , when = そしてそのとき
非制限用法
主文がすでに完結。カンマの後に「そのとき起きたこと」を補足として添えます。 雰囲気をスッと描き足す、大人の文体。
… , when S V …
例
It was past noon, when the news broke.
3-3. 先行詞の省略(the time を心に置く) 短く・自然
the time などが明らかなときは名詞を省略し、
This/That is when … のように短く言えます。
This/That is when S V
例
That’s when I realized it.
3-4. when 自体の省略
語感を軽く
the day / the time / the year など「時間名詞」がはっきりしていると、
when を落として the day I left のように言うことも多いです。
N (time) ( when ) S V
例
I remember the day I met her.
使い分けの早見表
| 場面 | おすすめ型 | ニュアンス |
|---|---|---|
| 必要情報として「どの時か」を限定したい | the time when S V |
情報が文の芯。落とすと意味が不明瞭に。 |
| 主文は完結、雰囲気だけ添えたい | …, when S V … |
「そしてそのとき〜」。物語的で上品。 |
| 短くテンポよく言いたい | This/That is when S V |
先行詞(the time)を心に置いて省略。 |
| 名詞を重ねたくない(軽くしたい) | the day S V(when 省略) |
口語・文語とも自然。when を戻してもOK。 |
when 系が使える合図。
I remember the day when we launched the app.
私たちがアプリを公開したその日を覚えています。
It was getting dark, when the lights finally came on.
あたりが暗くなってきた、そのときようやく明かりが点いた。
3-1. when の基本:時間を名詞で受けて説明する
when は「時間」を表す名詞(先行詞)を後ろから説明する関係副詞です。
典型的な先行詞は the time / the day / the year / the moment / the week / the era など。
型は N(時間) + when + S + V。
例:I remember the day when we met.
役割は「どの時点のことか」を特定して文の意味を締めること。カンマ(,)は付けません(カンマ付きは 3-2 で扱う補足用法)。
Lesson 070 / Section 3-1要点チェック(まずはここから)
① 基本の型とコアイメージ
| 型 | 意味 | ミニ例(英→日) |
|---|---|---|
N(時間) when S V |
「S が V する時の N」 |
the day when we moved=「私たちが引っ越した日」 |
the moment when S V |
「まさにその瞬間」 |
the moment when I realized=「気づいた瞬間」 |
the year when S V |
特定の年 |
the year when the team won=「チームが勝った年」 |
I’ll never forget the moment when we met.
私たちが出会った瞬間を決して忘れません。
② 言い換え:when と that/省略/in which
thatに置換:会話ではthe day that …もよく使われます(意味は同じ)。whenの省略:the day (when) I met herのようにwhenを落として自然なことが多いです。- フォーマルな書き言葉:
the day on which …やthe time at which …とする選択肢も。
the day when I started
私が始めた日
the day that I started
(同じ意味/口語で自然)
the day on which I started
(硬めの書き言葉)
the time / day / year を心の中で入れて自然なら when が使える合図。
③ よくある落とし穴と回避
-
×
the reason when …(理由はwhyで受ける) → ✓the reason why …/That’s why … -
×
カンマを入れる:
… , when …は補足(3-2)なので、ここ(3-1)では使わない。 -
注意
whenの前に前置詞は置けません(on whenなどは不可)。前置詞を出したいならon which / at whichを使う。
The reason when I moved is simple.
(誤)私が引っ越した理由は単純です。
修正
The reason why I moved is simple.
(正)私が引っ越した理由は単純です。
例)
I remember the day when I passed the exam.(試験に合格した日を覚えている)
💬 例文で感覚をつかもう(N(時間) + when + S + V)
I cherish the day when my daughter was born.
私は、娘が生まれたその日を大切にしています。
cherish=大切にする/be born=生まれる。言い換え:
the day that my daughter was born/the day my daughter was born(when省略)。
Please tell me the time when the workshop begins.
ワークショップが始まる時間を教えてください。
the time at which the workshop begins。
Do you remember the year when our company was founded?
私たちの会社が設立された年を覚えていますか。
found(創設する)の受動形 was founded=設立された。
He still keeps the ticket from the moment when he first saw her.
彼は、彼女を初めて見た瞬間のチケットを今でも取ってあります。
the moment (when) he first saw her/the instant (when) ...(when 省略も自然)。
The week when we moved into the new office was hectic.
新オフィスに引っ越した週は、本当に多忙でした。
move into=(建物に)引っ越す/hectic=とても忙しい。
The era when people wrote letters by hand is fading.
手書きで手紙を書いていた時代は、薄れつつあります。
the era in which people wrote letters by hand(書き言葉で上品)。
The instant when the alarm rang, everyone stood up.
警報が鳴った瞬間、全員が立ち上がりました。
the instant/the moment は「まさにその時」を表す強い語感。
I marked the calendar for the day when our subscription renews.
カレンダーに、サブスクリプションが更新される日をマークしました。
renew=更新する(自動更新なら現在形でOK)。
She showed me the photo of the summer when she traveled alone.
彼女は、一人で旅をした夏の写真を見せてくれました。
the summer in which she traveled alone。
We celebrated the anniversary on the day when the café reopened.
私たちは、カフェが再オープンしたその日に記念日を祝いました。
… on the day the café reopened.(when 省略)
The first time when I cooked for the team, I felt nervous.
チームのために初めて料理をしたとき、私は緊張しました。
The first time I cooked …(多くは when を落とす)。
The period when trains are most crowded is around 8 a.m.
電車が最も混雑する時間帯は午前8時ごろです。
crowded → more crowded → most crowded。
when が使える合図。フォーマル文書では
at/on/in which も使い分けられると表現の幅が広がります。
3-1 FAQ:N(時間) + when + S + V を迷わず使うために
コア
the day / time / year / moment … + when + S + V(カンマなし・名詞を後ろから説明)
判定ワザ
心の中で「どの時?」と問い、その答えを when 以下で言えればOK。
- 関係副詞 when:時間の名詞を後ろから説明する(本セクション)。
- 接続詞 when:文(S+V)をつないで「〜するとき」を作る(先行詞なし)。
I remember the day when we met.
私たちが出会った日を覚えています。
When we met, I smiled.
出会ったとき、私は微笑みました。
いいえ。必須情報として名詞を限定するのでカンマなしです(補足の , when は3-2)。
The day, when we moved, was rainy.
(誤)私たちが引っ越した日は雨だった。
修正
The day when we moved was rainy.
(正)私たちが引っ越した日は雨でした。
- 会話:
the day that …も自然(時間のニュアンスは少し薄め)。 - 書き言葉・フォーマル:
the day on which …/the time at which …。 - 注意:前置詞+
thatは不可(*on thatは×)。
the day that we met
私たちが会った日
the day when we met
(時間の名詞+when)
the day on which we met
(硬め・報告書など)
when。試験で安全・会話でも自然。the day / time / year / moment などがはっきりしていれば、省略可なことが多いです。
I remember the day I moved.
私が引っ越した日を覚えています。
I remember the day when I moved.
(同じ意味。学習初期は when を残すと安心)
at/on/in which に言い換えるときは when を省略しません。会話では耳にしますが、標準は the time when …。テスト・文章では when を推奨。
There were times when I felt lost.
迷ったと感じたときが何度もありました。
多くの場面で 省略されがち。残しても誤りではありません。
The first time I gave a speech, I shook.
初めてスピーチをしたとき、私は震えました。
The first time when I gave a speech, I shook.
(意味は同じ。初学者は残してOK)
the next time / every time も同様に (when) 省略がよく見られます。いいえ。関係節は名詞の後ろに置きます(前に置くのは接続詞の用法)。
When we met the day was sunny.
(誤)私たちが会った日、晴れていた。
修正
The day when we met was sunny.
(正)私たちが会った日は晴れでした。
- 単に伝える:
on June 1, we launched.(前置詞+日付) - どんな日かを名詞で特定:
the day (when) we launched
We launched on June 1.
私たちは6月1日に公開しました。
I remember the day when we launched.
私たちが公開した日を覚えています。
文脈に合わせて決めます。when 節は「名詞を説明」するだけなので、出来事の時制をそのまま置けばOK。
the year when our team won
私たちのチームが勝った年
the time when the store opens
店が開く時間(習慣なので現在形)
will など)と素直に選べばOK。文法的には可。ただし日常文では少し言い過ぎに聞こえることも。次のいずれかが自然です:
at that time(副詞句にする)the time (when) …(関係副詞の基本形)the time at which …(フォーマル)
We left at that time.
私たちはその時出発しました。
the time when we left
私たちが出発した時
the time at which we left
(書き言葉・硬め)
3-2. , when の用法:そしてそのとき(非制限)
, when は、すでに完結した文のあとにカンマで添えて、
「そのときに起きたこと」を補足説明します。
直訳のコツは「そして、そのとき〜」。
先行する文全体の中にある漠然とした「その時点」を受けるので、
time や day のような名詞は不要です。
位置は文末寄りが基本:… , when S V./声のリズムは「ちょいポーズ → when …」。
要点チェック(使いどころと形)
| 型 | 意味・ニュアンス | 使うと良い場面 |
|---|---|---|
主文 , when S V …
|
「そしてそのとき〜」=後置の補足(非制限) | 主文だけで意味が通る。雰囲気・結果・思い出を添えたい。 |
主文 … , when S V … |
主文の出来事と同じ時間帯の出来事を追加 | 「直後に起きたこと」「そこで起きたこと」を短く追加。 |
… , when … ➜ … and then … |
多くは and then に置換可(会話寄り) | カジュアルに言い換えたい/学習者に意味確認したい時。 |
, when 部分を取っても文として成立していればOK。
We were about to leave, when it started to rain.
私たちは出発しようとしていた、そのとき雨が降り出しました。
I pressed “Send”, when I noticed a typo.
私は「送信」を押しました、そのとき誤字に気づきました。
3-1(制限)との違いを 1 分で掴む
I remember the day when we launched.
私たちが公開した日を覚えています。
We launched, when the servers spiked.
私たちは公開しました、そのときサーバー負荷が跳ね上がりました。
, when …は「そしてそのとき〜」の追加情報。, when)。消すと意味が欠ける → 制限(the day when …)。
つまずきポイントと回避ワザ
-
×
名詞を限定したいのに
, whenを使う(the day などに付けるならカンマなし)。 -
×
主文が未完のまま
, whenを置く(カンマ前で完結させる)。 -
注意
, whenは多くの場合and thenに置換可能。硬めに言うならat which pointも可。
The day, when we met was rainy.
(誤)私たちが会った日は雨だった。
修正1(制限)
The day when we met was rainy.
(正)私たちが会った日は雨でした。
修正2(非制限)We met, when it was raining.
(正)私たちは会いました、そのとき雨が降っていました。
言い換えカタログ(場面で選ぶ)
I hit “Send”, and then I noticed a typo.
「送信」を押して、それから誤字に気づきました。
That’s when I realized the mistake.
そのとき、私は間違いに気づきました。
We launched, at which point traffic surged.
私たちは公開しました、その時点でアクセスが急増しました。
and then / 指差し回想=That’s when … / 公式文書=at which point。
, when … を使って「今日のハイライト」を書いてみましょう。例)
I finished the puzzle, when I finally smiled.
💬 例文で感覚をつかもう(主文 , when S V:補足で「そしてそのとき」)
I had just sat down, when the doorbell rang.
私はちょうど腰を下ろしたところでした、そのとき玄関のベルが鳴りました。
had just + 過去分詞=ちょうど〜したところ/doorbell=玄関ベル。構造:主文(完結)
, when 補足。「そしてその瞬間に〜が起きた」。
She was packing up, when her boss called.
彼女は片づけているところでした、そのとき上司が電話してきました。
pack up=片づける/call=電話する。ニュアンス:進行中の出来事に、別の出来事が割り込む感じ。
I reached the station, when I realized my wallet was missing.
駅に着いた、そのとき財布がないと気づきました。
reach=到着する(前置詞なし)/realize=気づく。コツ:
, when の前で主文が完結しているかチェック。
He looked into her eyes, when he knew it was love.
彼は彼女の目を見つめました、そのときそれが恋だと分かりました。
look into=(目などを)見つめる/know=悟る。物語口調の「
, when=そしてそのとき」が効く場面。
The campaign went live, when traffic doubled within minutes.
キャンペーンが公開されました、そのときトラフィックは数分で2倍になりました。
go live=(サイト・広告などが)公開される/traffic=アクセス量。用法:主文の事実に、その時点の結果を後置で添える。
The experiment finished, when the solution turned blue.
実験は終わりました、そのとき溶液が青色に変わりました。
solution=溶液/turn + 色=(色に)変わる。科学描写にも「
, when=その時点で」を使える。
We stepped outside, when snow began to fall.
私たちは外へ一歩踏み出しました、そのとき雪が降り始めました。
step outside=外へ出る/begin to=〜し始める。情景の追加にぴったりの
, when。
The update completed, when the screen flickered once.
アップデートが完了しました、そのとき画面が一度ちらつきました。
flicker=ちらつく。事実(完了)+同時点のサインを短く後置。
I was crossing the street, when a bike came out of nowhere.
私は道を渡っているところでした、そのとき自転車がどこからともなく現れました。
come out of nowhere=突然現れる。進行中 → 予期せぬ出来事、の流れが自然。
They signed the agreement, when the clock struck twelve.
彼らは合意書に署名しました、そのとき時計が12時を打ちました。
strike twelve=(時計が)12時を打つ。物語調で「とき」の演出を加える使い方。
We handed in our tests, when the bell rang.
私たちはテストを提出しました、そのときチャイムが鳴りました。
hand in=提出する。, when は時点の合図を後置で描ける。
I took the cake out, when the timer beeped.
私はケーキを取り出しました、そのときタイマーがピッと鳴りました。
beep=ピッと鳴る。動作→合図音という時間のつながりを
, when で簡潔に。
置き換えチェック:多くは
and then に置換可 → 意味がほぼ変わらなければ , when の使い方は自然です。
3-2 FAQ:, when の使い方を迷わないために
型
主文 , when S + V …(主文はカンマ前で完結/後ろは「そしてそのとき〜」の補足)
役割時間の指さし(その瞬間)/叙述のリズムづけ
- 中立〜やや書き言葉:
, whenは叙述に多用される。 - カジュアル:
and thenに置換可。 - フォーマル:
at which point/whereuponが上品。
We announced, when questions poured in.
私たちは発表しました、そのとき質問が殺到しました。
We announced, and then questions poured in.
発表して、それから質問が殺到しました。
We announced, at which point questions poured in.
発表し、その時点で質問が殺到しました。
いいえ。この型は主文の後に置く後置の補足です。文頭に置くなら接続詞の When(別用法)。
, when the lights went out, we stopped.
(誤)
接続詞で文頭
When the lights went out, we stopped.
明かりが消えたとき、私たちは止まりました。
, when は時間の同時点を添えるだけ。原因は原則表しません。理由は because / since を使います。
We left, when the alarm went off.
私たちは出発しました、そのときアラームが鳴りました。(時間の同時点)
We left because the alarm went off.
アラームが鳴ったので、私たちは出発しました。(原因)
時間のアクセント語は when のすぐ後ろや文頭寄りに置くと効果的。
The lights dimmed, when suddenly the crowd cheered.
照明が暗くなり、そのとき突然観客が歓声を上げました。
進行中の背景に、瞬間的な出来事が割り込む像がくっきりします。
I was reading, when the window burst open.
私は読書をしていました、そのとき窓がバンと開きました。
命令は通常、条件を前置詞句や接続詞で表します。, when より when 節(接続詞)が自然。
Be quiet, when the teacher enters.
(不自然)
When the teacher enters, be quiet.
先生が入ってきたら、静かにしなさい。
はい。主文の出来事が時間の基準です。抽象的でも、出来事・状態があればOK。
I felt relieved, when the email arrived.
私はほっとしました、そのときメールが届きました。
冗長になりがち。出来事の列挙は and then / after that / later などで分ける方が読みやすいです。
I finished, and then I called, and later I went home.
私は終えて、それから電話し、その後帰宅しました。
whereupon はフォーマルで文語的。「その結果すぐに」という含みが出ます。
The board approved the plan, whereupon we proceeded.
取締役会が計画を承認し、その結果ただちに私たちは進めました。
The board approved the plan, when we proceeded.
取締役会が承認しました、そのとき私たちは進めました。
できません。このパターンは カンマ+when がセット。カジュアルには and then に言い換えます。
He pressed “Play”, and then the music started.
彼は「再生」を押して、それから音楽が流れ始めました。
3-3. 先行詞が省略される場合(when)
when は本来「the time / the day / the year(~という時)」など
時間を表す名詞=先行詞を後ろから説明する語です。
ただし、その先行詞が文脈から明らかなときは
先行詞ごと省略できます。
省略後の when + S + V は、名詞の代わりに働く
名詞節(内容を一まとまりにした節)として、主語・目的語・補語の位置に置けます。
▮ 形の違いと働き(先行詞あり/なし)
| 形 | 型(コード) | 働き・例 |
|---|---|---|
| 先行詞あり(形容詞節) |
N (time/day/year …) + when + S + V
|
名詞 N を後ろから説明(= 形容詞の働き)。例: I remember the day when we met.
|
| 先行詞なし(名詞節) |
when + S + V
|
文全体が名詞の代わり(主語/目的語/補語)。 例: I remember when we met.
|
最小限の例で確認
I remember when we first talked.
私は最初に私たちが話したときのことを覚えています。
remember(覚えている)+
when節全体が目的語。「the time を覚えている」のイメージ。
Do you know when the store opens?
その店がいつ開くか知っていますか。
when は「いつという情報」を導く疑問の名詞節。
文末は ? でも、when 節の中は語順が S + V(倒置しない)。
Our question is when we should start.
私たちの問いはいつ始めるべきかです。
is の後ろで文全体を説明する位置(補語)。when 節が「問いの中身」になっています。
要点チェック
- 区別 形容詞節(先行詞あり)=名詞を説明 / 名詞節(先行詞なし)=名詞の代わり(主語・目的語・補語)として使う。
- 判定 the time / day / year / moment が頭に浮かべば、省略可のサイン。
-
注意
, when(カンマ+when)は別物(非制限用法の補足)。ここで扱う省略whenは カンマなしで名詞節を導きます。 -
語順
when + S + V(平叙語順)。*when opens the storeのように倒置しない。 -
言い換え
必要なら the time (that) を補ってもOK:
I remember the time (that) we first talked.
💬 例文で感覚をつかもう(when + S + V:名詞節として使う)
He can’t recall when he lost his keys.
彼は鍵をなくしたときがいつだったかを思い出せません。
recall=思い出す。構造:
recall + when節(the time を心の中で補えるので名詞節)。
Tell me when you are free.
空いている時間がいつか私に教えてください。
when you are free 全体が「空き時間」という情報(名詞)を表します。
I wonder when she will arrive.
彼女がいつ到着するか考えています(気になっています)。
wonder=〜かなと思う。語順:S + V(
*when will she arrive にはしない)。
When the meeting starts is still unknown.
会議がいつ始まるかは、まだ不明です。
When節全体=主語。is unknown=「不明である」。
The question is when we can get approval.
問題(問い)は、私たちがいつ承認を得られるかです。
approval=承認。役割:
when節が質問の内容(名詞)を示す。
Could you find out when the museum opens on weekends?
その博物館が週末にいつ開くか調べてくれますか。
find out=調べて分かる。コツ:
when節は「開館時間という情報」を表す“名詞”。
I still remember when I fell in love with you.
私はあなたに恋に落ちたときを今でも覚えています。
fall in love with A=A に恋をする。使いどころ:思い出話で「その時」を一塊の出来事として語る。
Let me know when the package arrives.
荷物が届いたときに知らせてください。
let A know=A に知らせる。構造:
when節が「知らせる内容(いつか)」を表す。
No one knows when the power will be restored.
電気がいつ復旧するかを誰も知りません。
restore=復旧させる。ニュアンス:復旧時期という情報が分かっていない。
She forgot when her appointment was.
彼女は予約がいつだったか忘れてしまいました。
forget + when節。was は過去の予定の中身(時制の一致)。
Remind me when the meeting starts.
会議が始まるときに私に知らせてください。
Let me know when the meeting starts.(通知依頼)。
We need to decide when we should leave.
私たちはいつ出発すべきか決める必要があります。
decide when to leave もよく使います(本稿の主題は when + S + V)。
I can’t predict when it will stop raining.
雨がいつ止むか予測できません。
predict=予測する。使い分け:原因ではなく「時点」という情報に焦点。
He couldn’t say when he had last eaten.
彼は最後にいつ食事をしたか言えませんでした。
had + 過去分詞(過去完了)。
when + S + V 全体が“時という名詞”になっています。
3-3 FAQ:when + S + V(名詞節/先行詞省略)で迷わない
型
when + S + V(= the time that … の省略版。文中で「名詞」と同じ働き)
主な位置主語/目的語/補語
- 名詞節なら、文中で名詞の位置(主語・目的語・補語)に入ります。
- 形容詞節なら、前にある名詞(the time / day …)を説明します。
I remember when we met.
私は私たちが会ったときを覚えています。
when 節全体=目的語(名詞)。
I remember the day when we met.
私は私たちが会った日を覚えています。
when(形容詞の働き)。
It-構文を使って、後ろに when節 を移動します。
When we will start is unclear.
私たちがいつ始めるかは明確ではありません。
推奨(自然)
It is unclear when we will start.
いつ始めるかは明確ではありません。
- if / whether:起こるかどうか(Yes/No の不明)
- when:起こる時点が不明(起こる前提)
I don’t know whether it will happen.
それが起こるかどうか分かりません。
I don’t know when it will happen.
それがいつ起こるか分かりません。
*I don’t know when or not it will happen. は不可。
「〜かどうか」は whether を使います。
報告(過去)では、未来は would、それより前は had + 過去分詞 を使うのが普通です。
I didn’t know when he would arrive.
彼がいつ到着するか私は知らなかった。
さらに前の出来事
He couldn’t say when he had last eaten.
彼は最後にいつ食べたか言えなかった。
- 簡潔:
decide when to start(主語が一致しているときに自然) - 明示的:
decide when we should start(誰がするかをはっきりさせる)
We must decide when to start.
私たちはいつ始めるかを決めなければいけません。
We must decide when we should start.
私たちはいつ始めるべきか決めなければいけません。
when + S + should + 動詞 など、だれがするかを明示しましょう。
不要です。, when は別用法(非制限の「そしてそのとき」)。名詞節ではカンマを置きません。
Please tell me when the class starts.
授業がいつ始まるか教えてください。
文全体が質問なら「?」を付けますが、when 節の中は平叙語順(S + V)のままです。
Do you know when the store opens?
その店がいつ開くか知っていますか。
*Do you know when does the store open? は不可。
about whenは可(「だいたいいつ」)。by when / until whenは会話で見かけるものの、正式にはby what time / until what timeが無難。
Do you know about when it will finish?
それがだいたいいつ終わるか知っていますか。
By what time should we submit it?
私たちは何時までにそれを提出すべきですか。
when を使うより、what time / the deadline など名詞に寄せると安全。
会話やメモでは見かけますが、標準的な書き言葉では非推奨。主語・動詞を入れて明確にしましょう。
Tell me when you’re free.
空いているときを私に知らせてください。
どちらも可。強調したい「名詞」があるなら the time when ...、情報として簡潔に言うなら名詞節の when ... が便利です。
I miss the time when we studied together.
私は一緒に勉強したあの時期が懐かしい。
I remember when we studied together.
私は一緒に勉強したときを覚えています。
the time を付けると感情や時期を前面に出しやすく、when 名詞節は情報としてスッと流せます。
3-4. 関係副詞 when が省略される場合
時間を表す名詞(先行詞)が目の前にあるとき(the time / day / year / moment など)、
その名詞を後ろから説明する when は多くの場合
省略可能です。
つまり the day (when) S + V のように、when を落としても意味は変わりません。
▮ 概要と使い分け(省略OKかNGかの見極め)
省略OK:先行詞が時間名詞で、その名詞を「いつ?」で説明しているだけのとき。
省略NG:, when のような非制限の補足(「そしてそのとき」)では when を落とせません。また、
先行詞が時間名詞でない場合(the reason / the place など)も when は使いません。
| 可否 | 型(コード) | コメント |
|---|---|---|
| 省略OK | the day (when) S + V |
日付・時刻・年などを後ろから説明。口語では that にも置換可。 |
| 別解 | the day that S + V/the day on which S + V |
that は前置詞を取れないので、前置詞を使うなら on which がフォーマル。 |
| 省略NG | 主文, when S + V |
非制限の補足。「そしてそのとき」。ここでは when を落とさない。 |
| 不可 | the reason when … |
reason は時間ではないので why/that/for which を用いる。 |
I remember the day you came.
あなたが来た日を覚えています。
That was the year in which our team won.
それは私たちのチームが勝った年でした。
We finished the test, when the bell rang.
私たちはテストを終えました、そのときベルが鳴りました。
on which / at which も便利。
▮ 要点チェック(ミスしやすい点を一気に整理)
-
基本
先行詞(time/day/year/moment) + (when) + S + V。whenは落としてOK。 -
カンマ
制限用法(情報を絞る)ではカンマなし。
, whenは補足の別用法。 -
言い換え
カジュアル=
that/フォーマル=on/at which。文体に合わせて選ぶ。 - 置換テスト 心の中で the time を残したまま意味が通れば、省略OKのサイン。
-
混同注意
the reason には
why / that / for which。the placeにはwhere / that / in which。
That’s the moment I knew it.
それは私がそれを確信した瞬間です。
Do you remember the year that we moved?
私たちが引っ越した年を覚えていますか。
💬 例文で感覚をつかもう(the day / time / year / moment (when) + S + V)
I’ll never forget the moment I realized I loved you.
私はあなたを愛していると気づいた瞬間を決して忘れません。
realize=気づく/はっきり自覚する。the moment は「瞬間(=時間名詞)」なので (when) を省略可。構造:the moment (+ when) + S + V(形容詞節)。
I will never forget the day we moved into this house.
この家に引っ越してきた日を私は決して忘れません。
move into A=Aに引っ越す。ポイント:the day は時間名詞 ⇒
when 省略OK(the day (when) we moved ...)。
Do you remember the year our company was founded?
私たちの会社が創立された年を覚えていますか。
found=(組織などを)設立する。構造:the year (+ when) + 受動態。
That was the morning I missed the train.
あれは私が電車に乗り遅れた朝でした。
miss the train=電車に乗り遅れる。コツ:the morning(時間名詞)→
(when) 省略OK。
Next Monday is the day our new policy takes effect.
来週の月曜日は新しい方針が施行される日です。
take effect=効力が生じる・施行される。
Summer is the season many fruits are at their best.
夏は多くの果物が最もおいしい季節です。
at one’s best=最盛・最高の状態。注意:the season(時間名詞)→
(when) 省略OK。
3 p.m. is the time at which the doors close.
午後3時がドアが閉まる時刻です。
that は不可 → at which を使う(フォーマル)。口語なら
the time (when) the doors close でもOK。
January 1 is the day fireworks light up the sky.
1月1日は花火が空を彩る日です。
light up=(光で)照らす・彩る。
2010 was the year I first traveled abroad.
2010年は私が初めて海外旅行をした年でした。
travel abroad=海外へ旅行する。
Friday is the day I work from home.
金曜日は私が在宅勤務をする日です。
work from home=在宅勤務をする(= WFH)。
It was the night we saw the comet.
それは私たちが彗星を見た夜でした。
comet=彗星(すいせい)。
The exact moment the lights went out is still a mystery.
明かりが消えたまさにその瞬間はいまだ謎のままです。
go out=(明かりが)消える。構造:名詞句(主語)+(省略された
when)+節。
They investigated the day on which the incident occurred.
彼らはその出来事が起きた日を調査しました。
the day (when) the incident occurred(口語)⇄ the day on which ...(フォーマル)。
That was the moment everything made sense to me.
あれはすべてが腑に落ちた瞬間でした。
make sense=筋が通る/理解できる。
(when) を落としてOK。フォーマルに前置詞を使いたいときは
on/at which を選びましょう(that は前置詞の直後に置けません)。
3-4 FAQ:the day / time / year / moment (when) + S + V の疑問をまとめて解決
型
the day / time / year / moment (when) S + V
/… that S + V / … on/at/in which S + V
用法 先行詞=時間名詞なら when 省略可(制限用法)
先行詞が時間を表す名詞(day, time, year, moment, evening, morning, season など)で、その名詞を「いつ?」で説明しているときは省略できます。
I still remember the day we first met.
私たちが初めて会った日を今でも覚えています。
the day (when) we first met。(when) は落としてOK。- 口語で簡潔:
the day Ø S + Vまたはthe day that S + V - 意味をハッキリ(「いつ」感)にしたい:
the day when S + V
Monday is the day the museum opens late.
月曜日は博物館が遅く開く日です。
Monday is the day when the museum opens late.
月曜日は博物館が遅く開く日です。
on/at which も有力(Q3)。on which:特定の日付・曜日at which:特定の時刻・瞬間in which:年・月・時代など幅のある期間
Three o’clock is the time at which the meeting starts.
3時が会議が始まる時刻です。
the time (when) the meeting starts でもOK。不可です。, when は「補足説明(非制限)」の用法なので when を落としません。
We were about to leave, when the storm stopped.
私たちは出発しようとしていました、そのとき嵐がやみました。
where は場所に使います。日・時は (when) / that / on/at which を使いましょう。
That was the day I passed the exam.
それは私が試験に合格した日でした。
✗ That was the day where I passed the exam.
「where=場所」なので時を表す day には不適切。
the place where …、時なら the day (when) … と覚える。不可です。前置詞の直後は which を使います(on/at/in which)。
This is the year in which our city hosts the event.
今年は私たちの街がそのイベントを主催する年です。
*in that は不可。口語なら the year (when) our city hosts … でOK。不可です。that/when/Ø(省略)のいずれか1つだけを選びます。
That was the moment I made the decision.
それは私が決断した瞬間でした。
✗ That was the moment that when I made the decision.
二重マーカーは不可。that か when か Ø のいずれか1つ。
OKです。this/that + 時間名詞 でも同じルールが働きます。
That day we promised to keep in touch changed everything.
その日、私たちは連絡を取り続けると約束し、それがすべてを変えました。
That day (when) we promised … の (when) は省略可。on/at/in which を使うと引き締まって見えます。学術・公的文書にも適します。
On the day on which the contract was signed, the partners celebrated.
契約が調印された日に、パートナーたちは祝いました。
the day (when) the contract was signed でも十分自然。できます。年・十年・世紀などでも「時間名詞」なので同様に省略OKです。
That was the decade smartphones became common.
それはスマートフォンが一般的になった10年でした。
in which を使って the decade in which smartphones became common。4. 関係副詞 why(総覧)
why は「理由」を表す名詞 reason を先行詞(せんこうし:あとで説明する語)にとって、
その理由を後ろから説明する形容詞節を作ります。
たとえば the reason why I was late で「私が遅れた理由」という意味になります。
口語では why を省いて the reason I was late と言うことも多いです。
▮ why の基本:何をする語?
- 先行詞はふつう
reason(理由)。the reason (why) S + Vがコアの形です。 - 意味は「〜という理由」。先行詞の内容をしぼる(制限する)働きがあります。
- 省略:
whyを落としてthe reason S + Vと言える場面が多いです(詳細は 4-2 / 4-3)。
This is the reason why I changed my plan.
これは私が計画を変えた理由です。
the reason why ... と the reason ... はどちらも自然です。文体に合わせて選びましょう。
▮ 学習のコツ(迷ったらココ)
- 置換テスト:
whyをthatやfor whichに置き換えて意味が保てるか確認。 - 簡潔 vs. 明示:短くスムーズに=
the reason I ...、理由をはっきり示す=the reason why I ...。 - フォーマル度:より改まって書くなら
the reason for which ...も選択肢。
why / Ø / that / for which を使い分けられる自分を想像して、今日の学びをメモに一行残そう!
4-1. the reason why S + V(先行詞・why を省略しない)
「理由」を表す名詞 the reason を先行詞に取り、後ろから説明する形容詞節を
why + S + V で作る基本形です。読み手に「ここが理由だよ」と明示したいときに最適で、
フォーマルな文でも安心して使えます。
▮ まずは全体像(ことばの意味をやさしく)
- 先行詞(せんこうし):あとで説明される名詞。ここでは
the reason(理由)。 - 形容詞節:名詞(先行詞)を後ろから説明する文のかたまり。
why + S + Vがそれに当たります。 - 意味:「〜という理由」。情報をしぼる(制限する)働きがあります。
- 文体:明示的で読みやすく、ビジネスやレポートなどフォーマル文にも適合。
This is the reason why we changed the plan.
これが私たちが計画を変更した理由です。
Could you explain the reason why you declined the offer?
その提案を断った理由を説明していただけますか。
the reason why ... は読み手のストレスを軽くし、説得力も上がります。
▮ 要点チェック(ミスを先回りで防ぐ)
| 項目 | 型・例 | コメント |
|---|---|---|
| 基本形 | the reason why S + V |
もっとも安全。理由を明示できる。 |
| 言い換え | the reason that S + V / the reason for which S + V |
thatは口語寄り、for whichはフォーマル。 |
| カンマ | the reason ..., のようにカンマは置かない |
制限用法(情報をしぼる)なのでカンマなし。 |
| 注意 | *the reason that why ...(二重マーカー) |
NG。why / that / for which はどれか1つを選ぶ。 |
| 前置詞 | the reason for which ... |
前置詞を明示したい場合はこれが自然(フォーマル)。 |
That’s the reason that we revised the schedule.
それが私たちがスケジュールを見直した理由です。
This is the reason for which the application was rejected.
これがその申請が却下された理由です。
why を that や for which に入れ替えて自然なら OK。
迷ったらまず the reason why ... を選べば安全です。
💬 例文で感覚をつかもう(the reason why S + V)
This is the reason why our proposal was accepted.
これが、私たちの提案(proposal)が採用された(accepted)理由です。
proposal=提案/企画書。accept=受け入れる。構造:the reason +
why + 節(受動態)。
That is exactly the reason why I set two alarms.
それこそが、私が目覚ましを2つセットした理由です。
exactly=まさに。set an alarm=目覚ましをセットする。Could you tell me the reason why the meeting was postponed?
会議が延期された(postponed)理由を教えていただけますか。
postpone=延期する(put off と同義)。We discussed the reason why sales have dropped this quarter.
私たちは、今期(this quarter)売上が落ちた(have dropped)理由を話し合いました。
drop=落ちる/下がる。quarter=四半期。I couldn’t understand the reason why she avoided me.
私は、彼女が私を避けた(avoided)理由が理解できませんでした。
avoid=避ける(くっつくのを避けるイメージ)。Safety is the reason why the bridge is closed tonight.
今夜その橋が通行止め(closed)なのは、安全(safety)が理由です。
be closed=閉鎖されている(受動)。Curiosity is the reason why children ask so many questions.
好奇心(curiosity)こそ、子どもたちがたくさん質問する理由です。
curiosity=好奇心。ask questions=質問する。Lack of evidence was the reason why the case was dismissed.
証拠不足(lack of evidence)が、その事件が棄却された(dismissed)理由でした。
dismiss a case=訴えを棄却する。The teacher clearly explained the reason why the answer is wrong.
先生は、その答えが間違い(wrong)である理由をはっきり説明しました。
explain=説明する。wrong=間違っている。Do you remember the reason why we chose Kyoto for the trip?
私たちが旅行先に京都を選んだ理由を覚えていますか。
choose A for B=BのためにAを選ぶ。Transparency is the reason why customers trust this brand.
透明性(transparency)が、顧客がこのブランドを信頼する(trust)理由です。
transparency=情報が隠されず明らかなこと。Her kindness is the reason why I fell in love with her.
彼女のやさしさ(kindness)が、私が彼女を好きになった(fell in love)理由です。
fall in love with A=Aを好きになる。過去形は fell。why を置いて「〜という理由」を明示。置換チェック:
the reason why ... → the reason that .../the reason for which ... に替えて意味が保てばOK。
4-1 FAQ:the reason why S + V をめぐる疑問をまとめて解決
型
the reason why S + V
言い換え
the reason that S + V / the reason for which S + V
用法 理由を明示・制限して先行詞 the reason を説明
多くのスタイルガイドでは冗長とされ、避けるのが無難です。次のどちらかにしましょう。
The reason is that ...(名詞節)That’s why ...(結果・理由を前文とつなぐ)
The reason is that I missed the last train.
理由は、私が終電を逃したということです。
The reason is because I missed the last train. は避ける。why:いちばん自然。理由を明示。that:口語寄りで簡潔。多用される。for which:フォーマル。前置詞forを保ちたい時に有効。
That’s the reason why we left early.
それが私たちが早く出発した理由です。
This is the reason for which the permit was denied.
これが、その許可が却下された理由です。
the reason why が安全。That’s why ... は「だから〜なんだ」と文全体を結ぶ接続表現。the reason why ... は名詞(the reason)を説明する相対節です。
I missed the bus. That’s why I arrived late.
バスに乗り遅れた。だから遅く着いた。
That is the reason why I arrived late.
それが、私が遅く着いた理由です。
, which is why ... は前の文全体を受けて「そのためだ」という後置の補足。the reason why ... は名詞 reason をしぼる制限です。
The road was flooded, which is why we turned back.
道路が冠水した。そのため、私たちは引き返した。
避けた方が自然です。次のどちらかに分けるのが王道。
the reason why I decided to do ...(なぜするのか=節)the reason to do ...(〜する理由=名詞句)
That’s the reason why I decided to apply.
それが、私が応募することに決めた理由です。
I have a reason to apply.
私は応募する理由があります。
the reason why to apply は不自然。正しい表現です。「〜しない理由はない」→「〜してよい/できる」と勧める柔らかい言い方になります。
There is no reason why you shouldn’t ask.
あなたが質問しない理由はないですよ。(= 質問してみましょう)
no reason + why + 否定 = 二重否定ではなく「遠回しに肯定」の丁寧表現。ここでの why は関係副詞。疑問文のような倒置(did he ...?)は起きません。
I know the reason why he left early.
私は、彼が早く帰った理由を知っています。
I know the reason why did he leave early. は誤り。不要です。制限用法なのでカンマで区切りません。補足的に理由を足す場合は別構文(, which is why ...)を使います(Q4)。
This is the reason why the store closes early on Sundays.
これが、その店が日曜に早く閉まる理由です。
This is the reason, why ... は不可。フォーマルなら the reason for which ... が自然です。for which は「〜のための理由」という前置詞の関係を明示します。
Cost is the reason for which the project was canceled.
費用が、その計画が中止された理由です。
the reason why ... でも意味は同じだが、for の語感を保てるのが利点。現代英語では普通に使われます。フォーマル文でも広く見られます。気になるなら reason that に置換可能。
Noise is the reason why I moved.
騒音が、私が引っ越した理由です。
Noise is the reason that I moved.
同じ意味で自然。
the reason that why は二重マーカーで不可。4-2. 先行詞(reason)を省略する why:This is why ...
「理由」を表す名詞 reason が文脈から明らかなときは、名詞そのものを省略して
why + S + V だけで表せます。典型は This is why S + V.(=これは〜という理由だ)。
簡潔でテンポの良い言い回しとして、話し言葉でも書き言葉でも頻出です。
▮ まずは全体像(ことばの意味をやさしく)
- 省略の中身:
the reasonを省き、whyだけで「理由」を導く。 つまりThis is the reason why ...→This is why ...。 - 指示語:
This / Thatは「これ/それ」。直前の内容を受けて「それが理由だよ」と示します。 - 自然な文体:会話・メール・説明文のどれでもOK。
the reason why ...よりも軽快。 - 注意:
That’s why ...は前文全体に「だから〜」と結果をつなぐ接続的な用法にもなります。 本節は「This/That is why ...=これは(それは)〜という理由だ」の相対節用法が中心です。
This is why I changed my route.
これが、私が通勤経路を変えた理由です。
Is that why you called me?
それが、あなたが電話してきた理由ですか。
This is why ... の自分例」を1つ書いてみよう。
▮ 要点チェック(ミスを先回りで防ぐ)
| 項目 | 型・例 | コメント |
|---|---|---|
| 基本形 |
This/That is why S + V.例: This is why we need a plan.
|
reason 省略。端的で明快。 |
| 言い換え |
This is the reason why S + V.This is the reason that S + V.
|
明示・丁寧にしたいなら the reason を戻す。 |
| 注意 | *This is the reason that why ... |
二重マーカーは不可。that/why/for which は1つだけ。 |
| 接続用法 |
..., and that’s why S + V.例: I missed the bus, and that’s why I was late.
|
前文全体を受ける「だから〜」。相対節とは役割が違う。 |
| カンマ | *This is why, we ... |
This is why ... の途中にカンマは不要。 |
This is why we’re revising the policy.
これが、私たちが方針を見直している理由です。
This is the reason why we’re revising the policy.
(同じ意味。より明示的)
This is why ... を This is the reason why ... に戻して同じ意味なら省略OK。
💬 例文で感覚をつかもう(This/That is why + S + V)
This is why we set a deadline.
だから私たちは締切(deadline)を設定する(set)のです。
deadline=しめ切り。set a deadline=締切を設ける。This is why the event was canceled.
これが、そのイベントが中止された(canceled)理由です。
cancel=中止・取り消す。Is this why you’re upset?
それが、あなたが怒っている/動揺している(upset)理由ですか。
upset=気分が乱れている、怒っている。Is that why the lights are off?
だから照明が消えている(off)のですか。
the lights are off=電気が消えている。This is why you should back up your files.
だから、ファイルはバックアップを取る(back up)べきなんです。
back up=(データを)バックアップする。This is why I decided to switch jobs.
これが、私が転職することに決めた(decided to switch jobs)理由です。
switch jobs=仕事を替える、転職する。That is why the policy will change next year.
だから、その方針は来年変わる(change)のです。
policy=方針、ポリシー。This is why the city is investing in parks.
だから市は公園(parks)に投資している(is investing)のです。
invest in A=Aに投資する。Is this why our internet keeps dropping?
それが、うちのインターネットがしょっちゅう切れる(keeps dropping)理由ですか。
keep ~ing=繰り返し〜する。This is why I love you.
だから、私はあなたを愛している(love)のです。
That is why the report must be revised.
だから、その報告書は改訂されなければならない(revised)のです。
revise=修正・改訂する。This is why we don’t give up.
だから、私たちは諦めない(give up)のです。
give up=あきらめる。表現の芯:This/That is why で「理由」を短く明示。
S + V(普通の語順)。置換チェック:
This is why ... → This is the reason why ... に戻して意味が同じなら省略が正しく効いています。
4-2 FAQ:This/That is why S + V(先行詞 reason の省略)
型
This/That is why S + V.
言い換え
This is the reason why S + V. /
The reason is that S + V.
用法 the reason(先行詞)を文脈で省略し、why だけで理由節を導く
- This:今まさに話している出来事を近くに感じているとき(直前の文や状況に近い)。
- That:少し距離のある内容を指すとき(過去の出来事や前段落など、文脈的に一歩離れる)。
We’ve had three accidents this month. This is why we added safety checks.
今月は事故が3件ありました。だから安全チェックを追加したのです。
The system failed last year, and that is why we migrated to the cloud.
昨年システムが故障しました。だからクラウドへ移行しました。
This でも大半は自然に通じます。意味差は「話題との距離感」のニュアンスです。not を is の後ろに置いて、仮説を否定します。
This is not why I refused the offer.
それは、私がその提案を断った理由ではありません。
refuse=断る。誤り例 ✗ *This is why not I refused ...(not の位置が誤り)。Is this/that why + S + V? で「だから〜なのですか?」と丁寧に確認できます。
Is that why you left early?
それが、あなたが早く帰った理由ですか。
Yes, that’s why./No, that’s not why.is:今ここで説明している現在の結論として理由を言い切る(過去の出来事が理由でもOK)。was:過去の物語として、当時の理由を過去時制で語るとき。
This is why we moved the meeting.
これが、私たちが会議を移動した理由です。
That was why everyone left early that day.
それが、その日みんなが早く帰った理由でした。
is が無難(今の説明として述べる姿勢)。問題なく使えます。「〜すべき/〜しなければならない理由だ」と筋を通して言えます。
This is why you must wear a helmet.
これが、ヘルメットをかぶらなければならない理由です。
must / have to / should いずれも可。強さは must > have to > should。why の後ろは通常の S + V。what / that などの名詞節や動名詞句が S になってもOKです。
This is why what you said matters.
だから、あなたが言ったことが大事なのです。
what you said は「あなたが言ったこと」。動名詞でも可:why taking breaks helps など。基本は直前に「理由」を示す文脈が必要です。前置きなしで冒頭に置くと読者は「何が理由?」となります。
The roads are icy today. This is why schools are closed.
今日は道路が凍っています。だから学校は休校です。
*This is why schools are closed.
冒頭からだと「何が理由?」となりやすい。
For this reason, ... はややフォーマルな文頭の遷移句。「この理由により、〜」。意味は近いが、This is why ... より改まった印象です。
This is why we will proceed carefully.
だから、私たちは慎重に進めます。
For this reason, we will proceed carefully.
この理由により、私たちは慎重に進めます。
This is why ... でも十分。報告書・論文=For this reason, ... が無難。This is why ..., right? や付加疑問 ..., isn’t it? が自然で柔らかい確認になります。
This is why you moved here, right?
これが、あなたがここに引っ越してきた理由だよね?
This is why you moved here, isn’t it?置換テスト:This is why ... を This is the reason why ... に戻して同じ意味なら、省略OKです。
This is why we change the filters monthly.
だから、私たちはフィルターを毎月交換します。
This is the reason why we change the filters monthly.
(意味が同じ=省略は正しく機能)
4-3. 接続的 That’s why:前文全体を受けて「だから〜」
That’s why は前の文全体(原因・事情)を受けて、結果を簡潔に言い表す「つなぎことば」です。
関係副詞の why(先行詞 reason を修飾する相対節)とは役割が別物。
型は [原因]. That’s why S + V. もしくは
[原因], and that’s why S + V.。
▮ まずは全体像(「前→だから→結果」の順でつなぐ)
- 原因(理由)を最初に述べる。
That’s whyで結果へ橋渡し。- 後ろは通常の
S + V(主語+動詞)。
The train was delayed. That’s why I was late.
電車が遅れた。だから私は遅刻した。
We lost power, and that’s why the lights went out.
停電になった、だから電気が消えた。
▮ 要点まとめ(関係副詞の why とのちがいを明確に)
| 観点 | 接続的 That’s why |
関係副詞 why(相対節) |
|---|---|---|
| 役割 | 前の文全体を受け、結果を導く「つなぎ」。 | reason 等の名詞(先行詞)を修飾する節。 |
| 型 | [原因]. That’s why S + V.[原因], and that’s why S + V. |
This is the reason why S + V.This is why S + V. |
| 位置 | 通常は文頭(新しい文)または , and の後。 |
先行詞の直後に置く。 |
| NG例 | *That’s why is the reason ...(is を足さない) |
*the reason that why(that と why の二重使用) |
| 言い換え | So, .../Therefore, .../For this reason, ... |
The reason (why) .../This is why ... |
We found a bug in the system. That’s why we postponed the release.
システムにバグが見つかりました。だからリリースを延期しました。
I couldn’t sleep well, and that’s why I’m tired today.
よく眠れなかったんだ。だから今日は疲れてる。
That’s why の直後はふつうの S + V です。
💬 例文で感覚をつかもう(That’s why + S + V)
We ran out of time. That’s why we skipped the last part.
時間がなくなりました(run out of time)。だから最後の部分を省略しました(skip)。
run out of A=Aを使い果たす/なくす。skip=飛ばす・省く。The road was closed, and that’s why the delivery was delayed.
道路が封鎖されました。だから配送(delivery)が遅れたのです。
be closed=閉鎖されている。delivery=配送。be delayed=遅れる。She sent a reminder, and that’s why everyone showed up on time.
彼女がリマインダー(reminder)を送った。だからみんな時間どおりに来た(show up)のです。
reminder=再通知。show up=現れる・来る。I forgot my wallet, and that’s why I’m paying by phone.
財布を忘れたんだ。だからいまはスマホで支払っているところ。
The servers were down overnight. That’s why we lost some data.
サーバが一晩中(overnight)落ちていました。だから一部のデータを失ったのです。
be down=停止中。overnight=一晩中。lose data=データを失う。He trained every day; that’s why he won the race.
彼は毎日練習しました。だからレースに勝ちました。
;(セミコロン)でも自然。It started to rain; that’s why the picnic was moved indoors.
雨が降りだしました。だからピクニックは屋内(indoors)に移されました。
move A indoors=Aを屋内に移す。We raised prices last year, and that’s why sales dropped at first.
昨年価格を上げました。だから売上は最初は(at first)落ちました。
raise prices=値上げする。drop=落ちる。I didn’t get your message. That’s why I didn’t reply.
あなたのメッセージを受け取っていませんでした。だから返信できなかったのです。
reply=返信する。原因と結果の時制はそろえると読みやすい。They cut the budget; that’s why the project got canceled.
予算が削られました。だからプロジェクトは中止になったのです。
got canceled(=was canceled)。フォーマルは was を推奨。The teacher explained it again, and that’s why I finally understood.
先生がもう一度説明してくれた。だから私はやっと理解できたんです。
finally=ついに・やっと。understand=理解する。We care about privacy; that’s why we don’t track you.
私たちはプライバシー(privacy)を大切にしています。だからあなたを追跡(track)しません。
track=追跡する(ウェブ解析など)。The app needs an update; that’s why it keeps crashing.
アプリはアップデートが必要です。だから何度も落ちる(keep crashing)のです。
keep ~ing=〜し続ける/何度も〜する。crash=強制終了する。You believed in me, and that’s exactly why I love you.
あなたは私を信じてくれた。だからこそ私はあなたを愛しているのです。
exactly=まさに。believe in A=Aを信じる/信頼する。置換テスト:
..., and that’s why S + V. → ..., and therefore S + V.(意味が通ればOK)。
4-3 FAQ:That’s why(前文全体を受ける接続)
型
[原因]. That’s why S + V. /
[原因], and that’s why S + V.
言い換え
So, .../Therefore, .../For this reason, ...
位置新しい文頭 or , and の後に置く
アリです。ただし直前に原因(事実)があることが前提。前提がないと「何が理由?」と読み手が迷います。
My phone battery died. That’s why I missed your call.
スマホの電池が切れました。だからあなたの電話に出られませんでした。
*That’s why I missed your call.(前提がなく不親切)- ピリオド:最も読みやすい。原因→(新文)結果。
- , and:一続きで滑らかに。
- ;(セミコロン):文を近く結び、やや硬め。
We didn’t back up the files; that’s why we lost them.
ファイルをバックアップしませんでした。だからそれらを失ったのです。
*..., that’s why ...(カンマだけで等位は不自然)That’s why:直前の内容を指し示す感じ(指さし)。So:会話で最頻。ややカジュアル。Therefore:論理・レポートでフォーマル。
We found a leak. That’s why we closed the pool.
漏れを見つけました。だからプールを閉鎖しました。
So we closed the pool./Therefore, we closed the pool.which is why は直前の文・節を which で受けて一文にまとめる書き方。ややフォーマル。
The server was overloaded, which is why the site slowed down.
サーバーが過負荷でした。そのためサイトが重くなりました。
The server was overloaded. That’s why the site slowed down.That’s why は結果提示、because は原因提示。同じ文で重ねると冗長になりやすいです。
*That’s why we canceled because the venue closed.
(「だから…なぜなら…」と二重でくどい)
The venue closed. That’s why we canceled./書き換え2:We canceled because the venue closed.OK。That’s exactly why ...(まさに)/That’s mainly why ...(主な理由)/That’s partly why ...(一因)などでニュアンスを調整できます。
You helped everyone, and that’s exactly why we trust you.
みんなを助けてくれた。だからこそ私たちはあなたを信頼しています。
That’s why の後ろは通常の時制選択。今の結果なら 現在完了 や 現在進行 も自然です。
We fixed key bugs, and that’s why the app has become more stable.
主要なバグを修正しました。だからアプリは安定してきています。
has become=(今に影響が残る)変化の結果を示す現在完了。使えます。直前スライドや前段落に原因が示されている前提で、結果を端的に提示できます。
That’s why we will focus on quality this quarter.
だから、今期は品質に注力します。
意味は同じ。That’s は自然で会話的、That is は少し改まった響き。
That is why we recommend a backup.
だから、バックアップを推奨します。
That is why でもOK。会話やスライドは That’s why が自然。長い原因の後に 要約語を挟むと親切:Given all that, that’s why .../Because of these factors, that’s why ...
Because of these factors, that’s why we changed the plan.
これらの要因のため、だから計画を変更しました。
Because of these factors, we changed the plan.(冗長さが気になる場合)5. how の用法(方法をつなぐ関係副詞)
キーワード「どのように?」=方法を表すときの関係副詞が how。
疑問詞の How did you do it?(質問)とは別で、関係副詞の This is how I did it. は「方法を説明する節」をつなぐ役です。
how S V ⇄ the way (that) S V ⇄ the way in which S V
禁止
the way how ... / how that ...
This is how we do it.
これがわたしたちのやり方です。
That’s the way (that) she cooks. = That’s how she cooks.
それが彼女の料理のやり方です。
how は「方法の導線」。迷ったらまず how、フォーマルにしたい時は the way in which。the way how だけは二重マークで不可。
🗺️ how/the way/in which の対応表(迷ったらここ)
| 場面・用途 | 自然(口語) | 中立 | フォーマル/前置詞に強い | 避ける |
|---|---|---|---|---|
| やり方を示す導入 | 📌 how S V例: This is how we start. |
🔧 the way (that) S V |
🏛️ the way in which S V |
❌ the way how S V |
| 手順・説明文 | 📌 Here’s how S V. |
🔧 This is the way (that) S V. |
🏛️ This is the way in which S V. |
❌ ..., how ...(非制限不可) |
| 前置詞を使いたい | —(how 直前に前置詞は置かない) | —(the way (that) はOK/thatは省略可) | 🏛️ the way in which S V前置詞+which で安全 |
❌ in that(関係用法で不可) |
| 短く言いたい(会話) | 📌 That’s how S V. |
🔧 That’s the way (that) S V. |
— | ❌ how that ... |
| 非制限(追加情報) | —(, how … は使わない) | — | 🏛️ , which ... 等で説明 |
❌ , how ... |
✅ 省略:the way (that) の that はしばしば省略されます(目的語位置)。
✅ 非制限:how はカンマで後ろに足さない。追加情報は , which ... に切替。
✅ 言い換えコツ:迷ったらまず how。フォーマル文書や前置詞を前に出したい時だけ the way in which に。
Here’s how the app works.
これがアプリの動き方(仕組み)です。
🧭how の基本(“単独 how” と “the way ~” の住み分け)
意味
how は「どのように(方法)」を示す関係副詞。文と文をつないで「方法の中身」を説明します。
疑問文の How do you...?(質問)と役割が違い、ここでは説明の導入です。
先行詞(the way など)がなくてもOK。This is how ... が定番。
This is how I learned English.
これが私が英語を学んだ方法です。
the way (that) に言い換え可能。that は多くの場合省略可。
This is the way (that) I learned English.
これが私が英語を学んだやり方です。
書き言葉で読みやすく、前置詞+which で組めるのが利点。前置詞直後に that は置けないため、フォーマルではこちらが安全。
This is the way in which our team solved the issue.
これが私たちのチームがその問題を解決した方法です。
how ⇄ the way (that) ⇄ the way in which の三択に整理。
🚫非制限用法は不可(カンマ禁止の理由)
前提
非制限用法とは「カンマで区切って後から情報を付け足す」書き方(例:Paris, which is beautiful, ...)。
how は「方法の中身を限定して示す」性質が強く、付け足しでは使いません。つまり , how ... は不可。
which で説明She showed me the process, which was surprisingly simple.
彼女は手順を見せてくれたが、それは驚くほど簡単だった。
whichは直前の名詞(the process=手順)を受けて「それは…」と説明。howは「どのように」の中身を限定するので、付け足し説明には向かない。
, how ... は使わない✖ She showed me the process, how it worked.
(誤)彼女は手順を見せてくれた、どうやってそれが動いたか。
howは後ろに「完全な説明節」を要求し、制限的に結びつける働き。カンマ後の付け足しでは不自然。- 言い換えるなら
andで新しい文にする orwhichで説明へ。
Here’s how it works.
これがそれが動く方法です。
It works like this, which is efficient.
/
It works like this. It’s efficient.
how は「方法の中身」を限定してつなぐツール。, how ... と付け足す代わりに、
, which ... で説明するか、文を分ければ読みやすく正確です。
✂️省略の可否・頻度(ゼロ関係詞)
ここで言う「省略(ゼロ関係詞)」は、the way (that) ... の that を落とせるか?という話です。
how 自体は省略できません(役割が消えて文の骨が折れるため)。
| 型 | 省略の可否 | 頻度・ニュアンス | 例(英→日) |
|---|---|---|---|
the way (that) S V |
that 省略可 | 口語で非常に一般的。スッキリ短く。 |
That’s the way (that) I do it.
それが私のやり方です。
|
how S V |
省略不可 | 先行詞なしで方法を導く核。抜くと意味が崩れる。 |
This is how we solve problems.
これが私たちの解決のしかたです。
|
the way in which S V |
原則そのまま | フォーマル・書き言葉。in を残して明確に。 |
Explain the way in which it works.
それがどのように動くのか(という方法)を説明して。
|
- コアイメージ:
howは「方法の導線」そのもの。消せない。the wayに続くthatはしばしば省略。 - 前置詞+which と相性:前置詞を直前に出したいときは
the way in whichが安全(in thatは関係用法として不可)。
🧯よくあるミスと避け方(先に“誤りパターン”を意識)
the way how「方法」を二重に表してしまうため不自然。
✖ That’s the way how she speaks.
(誤)それが彼女の話し方です。
That’s the way (that) she speaks. / That’s how she speaks.
, how ... を使うhow は「中身を限定」する役。カンマで付け足すなら which を使う。
✖ She showed me the process, how it worked.
(誤)彼女は手順を見せてくれた、どうやってそれが動いたか。
She showed me the process, which was simple. / 文を分ける:She showed me the process. It was simple.
how that の連結役割が重複。how か that のどちらか一方にする。
✖ This is how that we achieved it.
(誤)これが私たちがそれを達成したやり方です。
This is how we achieved it. / This is the way (that) we achieved it.
the way which の多用「方法」を受けるなら the way (that) か the way in which が自然。
✖ That’s the way which I fixed it.
(誤)それが私がそれを直した方法です。
That’s the way (that) I fixed it. / That’s the way in which I fixed it.
how to + 動詞 と how + S + V の混同「~する方法」= how to do(不定詞)。「どのように~か」= how + S + V。
✖ I explained how to it works.
(誤)私はそれがどうやって動くかを説明した。
I explained how it works. / I explained how to use it.
how/the way (that)/the way in which」の三択に戻し、二重化とカンマ後の howを避ける。これでミスの大半は防げます。
🧩書き換えテンプレ(フォームの型)
「how=どのように(方法)」を言い換える基本フォームです。how は先行詞なしで使え、the way を用いれば
(that) や in which に書き換え可能。the way how は二重なので不可です。
This/That is how + S + VThis is how our chefs prepare the soup.
これがシェフたちがスープを作る方法です。
This/That is the way (that) + S + V ※ that はしばしば省略This is the way (that) our chefs prepare the soup.
これがシェフたちの作り方です。
This/That is the way in which + S + VThis is the way in which our chefs prepare the soup.
これがシェフたちがスープを準備する方法です。
| 用途 | テンプレ | 最小例 |
|---|---|---|
| 導入(ここから説明) | Here is how / the way (that) / the way in which + S + V |
Here is how the system logs you in. |
| 指示(〜を説明せよ) | Explain how / the way (that) / the way in which + S + V |
Explain how the device saves power. |
| 結果の指摘 | That’s how / the way (that) + S + V |
That’s how we met. |
| 学び(コツ) | This is how + S + can + V |
This is how you can remember it. |
the way (that) または the way in which に。
📝ミニ練習(how ⇄ the way の瞬間変換)
各問は「正しい英語→日本語→音声」の順で確認できます。ヒントを読み、頭の中で答えを作ってから解答を見てください。
-
Identify 正しいものを選ぶ:(二重マークに注意)A)
That’s the way how I found the cafe./ B)That’s how I found the cafe./ C)That’s the way in which I found the cafe.解答 B と CThat’s how I found the cafe.
それが私がそのカフェを見つけた方法です。
-
Identify 正しいものを選ぶ:(非制限 ,how は不可)A)
I followed the steps, how they were written./ B)I followed the steps, which were written clearly./ C)I followed how the steps were written.解答 BI followed the steps, which were written clearly.
私は手順に従ったが、それははっきり書かれていた。
-
Fill-in 空欄に最適な語を入れて:(
how/the way/the way in which)This is _____ we improved customer support.解答例how/the way (that)/the way in whichThis is how we improved customer support.
これが私たちがカスタマーサポートを改善した方法です。
-
Fill-in 空欄に最適な語を入れて:(前置詞を使いたい →
in whichが安全)They analyzed _____ the system in _____ it failed.解答the way/in whichThey analyzed the way in which the system failed.
彼らはシステムがどのように故障したのかという方法を分析した。
-
Sort 並べ替えて自然な文に:
how / show / me / please / you / organized / the files解答Please show me how you organized the files.
ファイルをどのように整理したか、見せてください。
-
Sort 並べ替え:
the way / that / is / we / collaborate / this解答This is the way (that) we collaborate.
これが私たちの協力の仕方です。
-
True/False 文として自然か:
That’s the way how we schedule meetings.答え False(the way how は不可)→
That’s how we schedule meetings./That’s the way (that) we schedule meetings. -
True/False 文として自然か(恋愛テーマ):
That’s how I realized I loved you.答え TrueThat’s how I realized I loved you.
そうやって、私はあなたを愛していると気づいた。
💬 例文で感覚をつかもう!(how/the way の言い換え)
This is how I start my day.
これが私の一日の始め方です。
🔧 型:This is how + S + V。「どのように?」=方法を示す。
🪄 言い換え:This is the way (that) I start my day.(that は省略可)
Could you explain how this coffee machine works?
このコーヒーメーカーがどうやって動くか説明してもらえますか。
📌 explain / show / tell などの後ろに how + S + V がよく来る。
⚠️ explain how to it works は誤り。how it works / how to use it に分ける。
I don't like the way (that) he talks to customers.
彼のお客さんへの話し方が好きではありません。
💡 the way は「やり方」。that は多くの場合省略可。
🪄 言い換え:I don't like how he talks to customers.
That’s not how the contract was signed.
契約書はそんな方法では署名されていません。
🔧 型:That’s not how + 受動態 =「方法の否定」。
🪄 言い換え:That isn’t the way (that) the contract was signed.
Is this how you want the logo to appear?
ロゴはこのように表示されるのがご希望ですか。
want A to V=「AにVしてほしい」。
🪄 言い換え:Is this the way (that) you want the logo to appear?
We’ll outline the way in which the funds are distributed.
資金がどのように配分されるかという方法の概要を説明します。
🏛️ the way in which は書き言葉で明確。in that は関係用法では不可。
🪄 口語:We’ll outline how the funds are distributed.
The ways in which people learn differ.
人が学ぶ方法は人それぞれ違います。
ways(複数)に合わせて in which も複数名詞を受ける。
🪄 口語:People learn in many different ways.
She showed me how she tracks her expenses.
彼女は支出をどうやって記録しているかを見せてくれた。
track expenses=「支出を記録する」。
🪄 言い換え:She showed me the way (that) she tracks her expenses.
That’s how we avoid wasting time.
そうやって私たちは時間のムダを避けます。
avoid V-ing=「〜するのを避ける」。
🪄 言い換え:That’s the way (that) we avoid wasting time.
That’s how I fell in love with you.
そうやって、私はあなたを好きになりました。
fall in love with A=「Aを好きになる」。
🪄 言い換え:That’s the way (that) I fell in love with you.
Please teach me the way (that) you tie this knot.
この結び目をどう結ぶか、そのやり方を教えてください。
🪢 tie a knot=「結び目を作る」。
🪄 口語:Please teach me how you tie this knot.
Let me demonstrate how the backup is created.
バックアップがどのように作成されるかを実演します。
demonstrate=「実演する」。be + Vpp=受動。
🪄 フォーマル:demonstrate the way in which the backup is created
We documented the way in which the material is tested.
その素材がどのように試験されるかという手順を記録しました。
🧪 document=「記録する」。研究・仕様書でよく使う。
🪄 口語:We documented how the material is tested.
5-FAQ:how/the way の使い分け
主役how + S + V / the way (that) + S + V / the way in which + S + V
禁止the way how / , how ...
TIPShow to + 動詞 は「〜する方法」(名詞句)
はい、the way how は方法を二重に表すため不自然です。how か the way (that) のどちらか一方で表現します。
That’s how I fixed the bug.
それが私がバグを直した方法です。
That’s the way (that) I fixed the bug.how は名詞(the way など)の中身を限定する語なので、付け足し情報の「非制限(カンマ)」では使えません。非制限にしたいときは which を用いるか、文を分けます。
I followed the instructions, which were very clear.
私は手順に従いましたが、それはとても分かりやすかったです。
how to + 動詞… 名詞句(〜する方法)。how + S + V… 節(どのように〜か)。
Show me how to back up the data.
データをバックアップする方法を教えてください。
Show me how the data is backed up.(どのようにバックアップされるか)the way (that) は中立〜口語的、the way in which はよりフォーマルで前置詞を明示できます。意味は同じです。
This is the way in which the device operates.
これがその装置が作動する方法です。
This is how the device operates.the way (that) + S + Vのthatはしばしば省略可。howとthatは一緒に使わない(役割が重複)。
That’s how we solved it.
そうやって私たちはそれを解決しました。
the manner in which は非常にフォーマルで、学術・法律文書など硬い文でよく使われます。日常会話では how / the way が自然です。
We assessed the manner in which the data was collected.
データがどのように収集されたかという手順・様式を評価しました。
how はそれ自体が「どのように」を表す導線で、先行詞を必要としません。the way は名詞(やり方)で、その後ろに節がついて中身を説明します。
This is how we collaborate.
これが私たちの協力のやり方です。
This is the way (that) we collaborate.what=「何(もの・内容)」、how=「どのように(方法)」。
I know what he said, but I don’t know how he said it.
彼が何を言ったかは知っているが、どのように言ったかは知らない。
why=理由、how=方法。混同しないようにしましょう。
That’s why we were late. / That’s how we caught up.
それが私たちが遅れた理由です。/そしてこうして挽回しました。
可能ですが、書き言葉寄り・堅めの響きになります。日常会話では形式主語 It を使うと自然です。
How she handled the crisis surprised us.
彼女がその危機をどう切り抜けたかは、私たちを驚かせた。
It surprised us how she handled the crisis.6. 関係副詞としての that(代用の実像と安全運用)
英語では 名詞(先行詞)+節 の形で、その名詞を説明する「関係節」を作ります。
where / when / why / how は「場所・時・理由・方法」を表す関係副詞ですが、
実際の英語では the place / the day / the reason / the way などの名詞を受けて
that を使う言い換え(代用)がとてもよく現れます。
文法用語上は「関係代名詞 that」と呼ばれますが、学習上は
名詞+that = thatで名詞を説明
と捉えるとスッと入ります。
- OK:
the place that we visited(=... where we visited) - OK:
the day that we met(=... when we met) - OK:
the reason that I left(=... why I left) - OK:
the way that she speaks(≒how she speaks)
that は使えません(the park, where ... はOK)。
② 前置詞の直後に that は置けません(in which を使う)。
例1:
This is the place that we visited.
ここが私たちが訪れた場所です。
例2:
I'll never forget the day that we met.
私たちが出会った日を決して忘れません。
▮ 対応関係チートシート(that ⇄ where/when/why/how ⇄ 前置詞+which)
| カテゴリ | 先行詞(名詞) | 口語でよくある言い換え | 関係副詞 | 前置詞+which(フォーマル) |
メモ |
|---|---|---|---|---|---|
| 📍 場所 place | the place / the town |
the place that S V |
... where S V |
... in which S V |
that=口語◎ / 地名などでもOK |
| ⏰ 時 time | the day / the time / the year |
the day that S V |
... when S V |
... on which S V |
that=口語◎ / on that は不可 |
| 💡 理由 reason | the reason |
the reason that S V |
... why S V |
... for which S V |
※ the reason that why は二重化で不可 |
| 🛠 方法 manner | the way |
the way that S V |
how S V |
—(前置詞化しにくい) | ※ the way how は不可(重複) |
🔎 ミニ例(最小限・各1文):
This is the place that I mentioned.
ここが私が話に出した場所です。
I remember the day that we started.
私たちが始めた日を覚えています。
That’s the reason that I changed my plan.
それが私が計画を変えた理由です。
I like the way that you explain things.
あなたの説明の仕方が好きです。
where/when/why/how や 前置詞+which へ双方向に書き換えできると自在に表現できます。
⚠ 制限用法/非制限用法の使い分け(注意アラート)
何を「制限」する? → 直前の名詞(先行詞)の範囲です。
制限用法は「どの名詞のことか」を絞り込みます。非制限用法は名詞はもう分かっていて、追加情報をカンマで添えます。
| 項目 | 制限用法(限定する) | 非制限用法(限定しない) |
|---|---|---|
| 役割 | 先行詞の候補からこれ!と絞る | 先行詞は既知。情報を付け足す |
| カンマ | 使わない | 使う(前後を「,」で挟む) |
thatの可否 |
可(口語で頻出) | 不可(thatは使えない) |
| 例(場所) | The city that/where we visited is small.(訪れたほうの都市だよ、と絞る) |
Kyoto, where my grandparents live, is beautiful.(京都は既知。「祖父母が住む」という追加情報) |
| 例(時) | The day that/when we met was Monday. |
Monday, when we usually meet, is busy. |
制限(限定):
The office that faces the river is bright.
川に面しているほうのオフィスは明るい。
非制限(追加情報):
Our office, which faces the river, is bright.
私たちのオフィスは、川に面していて、明るい。
thatは非制限用法では使えません(*Our office, that faces ...は不可)。- 非制限用法は
, where / , whenのようにカンマ+関係副詞で。 - 前置詞の直後に
thatは置けません(in which / on which / for whichを使用)。
🔎 省略の可否・頻度(ゼロ関係詞の整理)
会話では、制限用法の関係節で that / when / why などが省略されることがあります。これを「ゼロ関係詞」と呼びます。
ただし省略できる位置は決まっています。まずは次の指針を覚えましょう。
| 位置 | 省略可? | 例(→ 正しい/× 誤り) | メモ |
|---|---|---|---|
| 関係節の目的語 | 可 | The café (that) we chose was cozy. |
口語で頻出。書き言葉では残してもOK。 |
| 関係節の主語 | 不可 | *The man () works here is kind. → The man who/that works here ... |
主語位置は省略できない。 |
| 前置詞の直後 | 不可 | *the room in that we slept → the room in which we sleptまたは the room (that) we slept in |
前置詞+which か、前置詞残しで語尾へ。 |
when / why(時・理由) |
多くは可 | the day (when) we met / the reason (why) I left |
意味が明確なら省略されやすい。 |
where(場所) |
可(置換して) | the place (that) we stayed (at)(= the place where ...) |
whereをthat+前置詞残しに寄せて省略することが多い。 |
how / the way(方法) |
注意 | how he solved it / the way (that) he solved it× the way how ... |
howとthe wayは重ねない。 |
省略できる(目的語):
This is the café (that) I recommended.
ここが私がおすすめしたカフェです。
省略できない(主語):
The man who works here is kind.
ここで働いているその男性は親切です。
前置詞を残す書き換え(自然):
This is the room we slept in.
ここが私たちが寝た部屋です。
▮ フォーム(形)のテンプレ提示(書き換えの型)
「名詞(先行詞)+説明する節」は、言い換えの選択肢がいくつかあります。基本は次の3本立てです:
A名詞 + that + S + V(口語で◎)/
B名詞 + where/when/why/how + S + V(関係副詞)/
C名詞 + 前置詞 + which + S + V(フォーマル・書き言葉)
| カテゴリ | A:that 型 |
B:関係副詞 型 | C:前置詞+which 型 |
NG/注意 |
|---|---|---|---|---|
| 📍 場所(place) | the place that S V |
the place where S V |
the place in which S V |
注意 *in that は不可 |
| ⏰ 時(time) | the day/time that S V |
the day/time when S V |
the day/time on which S V |
注意 *on that は不可 |
| 💡 理由(reason) | the reason that S V |
the reason why S V |
the reason for which S V |
NG *the reason that why |
| 🛠 方法(manner) | the way that S V |
how S V |
—(通常なし) | NG *the way how |
place/day/reason/way など。② 口語なら that が手早い。③
フォーマル・詳述は 前置詞+which。④ 前置詞直後に that は不可、非制限(カンマ付き)で that は不可。
This is the place that we stayed (in).
ここが私たちが泊まった場所です。
the place where we stayed / the place in which we stayed
I remember the day that we first met.
私たちが初めて会った日を覚えています。
the day when we first met / the day on which we first met
That’s the reason that I changed my plan.
それが私が計画を変えた理由です。
the reason why I changed my plan / the reason for which I changed my plan×
*the reason that why ...(二重マーカー)
I like the way that you explain things.
あなたの説明の仕方が好きです。
how you explain things/
× *the way how ...
where/when/why/how や 前置詞+which に双方向で書き換えられれば自在に使えます。
「前置詞直後に that は不可/カンマ付き(非制限)で that は不可」を常にチェック!
💬 例文で感覚をつかもう!(that の代用・書き換え)
The museum that we talked about is closed today.
私たちが話題にしたその博物館は、今日は閉まっています。
🔧 構造:the museum + (関係節)。that は先行詞 museum を限定。
🧠 語注:talk about A=Aについて話す/be closed=閉まっている(状態)。
📝 言い換え:the museum where we talked about it は不自然。→ the museum we talked about / フォーマル:the museum about which we talked
This is the bridge that we walked across.
ここが私たちが渡ったその橋です。
⚠️ *across that のように前置詞の直後に that は置けません。
📝 言い換え:the bridge across which we walked(フォーマル)/the bridge that we walked across(自然)
The building in which she works is historic.
彼女が働いているその建物は歴史的です。
📝 言い換え:The building that she works in ...(口語)/*in that は不可。
🧠 語注:historic=歴史的な(価値がある)。
The summer that I spent in Canada changed me.
私がカナダで過ごしたその夏は、私を変えました。
📝 言い換え:the summer when I spent time in Canada(やや冗長)/the summer in which ...(フォーマル)
🧠 語注:spend A in B=AをBで過ごす。
Do you remember the morning that we missed the train?
私たちが電車に乗り遅れたその朝を覚えていますか?
📝 言い換え:the morning when we missed the train / the morning on which we missed the train
The reason that I moved is simple.
私が引っ越した理由は単純です。
📝 言い換え:The reason why I moved ... / The reason for which I moved ...
⚠️ × the reason that why(二重マーカー)。
Is there any reason that we should cancel the trip?
私たちが旅行を中止すべきだという理由は何かありますか?
🧠 語注:cancel=取り消す・中止する。言い換え:the reason why ...
The way that she solves problems is creative.
彼女の問題解決の仕方は創造的です。
📝 言い換え:How she solves problems ...
⚠️ × the way how(重複)。
I like the way that you treat people.
私はあなたの人への接し方が好きです。
🧠 語注:treat 人=人に接する・扱う。
I cherish the day that we fell in love.
私たちが恋に落ちたあの日を大切にしています。
🧠 語注:cherish=大切にする/fall in love=恋に落ちる。
That’s the book (that) I was looking for.
それが私が探していた本です。
✅ 目的語位置の that は省略しやすい。
📝 言い換え:the book which I was looking for / the book for which I was looking(フォーマル)
Paris, where I first studied art, changed my life.
パリは、私が初めて美術を学んだ場所で、私の人生を変えました。
⚠️ 非制限(カンマ付き)では that は使えません。× *Paris, that I first studied art, ...
I don’t understand the reason for which he resigned.
私は彼が辞職した理由が分かりません。
📝 口語言い換え:the reason that he resigned。
⚠️ × for that は不可(前置詞直後に that は置けない)。
The town that I grew up in is small.
私が育った町は小さいです。
📝 言い換え:The town where I grew up ...
🧠 語注:grow up=育つ。
6-FAQ:that の代用・省略・書き換えの実務ポイント
対象 the place / the day / the reason / the way など名詞+関係節
主な論点 非制限用法での不可/前置詞位置/ゼロ関係詞/the way how など
基本は先行詞がはっきりあるときだけ置き換え可能です。
- 場所:
the place that ...(=the place where ...) - 時:
the day/time that ...(=... when ...) - 理由:
the reason that ...(=... why ...) - 方法:
the way that ...(≒how ...)
This is the place that we chose.
ここが、私たちが選んだ場所です。
the way がすでに「方法」を表すので、how を重ねると二重マークになります。
I like the way that you cook.
あなたの料理の仕方が好きです。
how you cook / × the way how you cook
非制限用法は「追加情報」を添えるとき。ここでは that ではなく which/where/when を使います。
Kyoto, where my grandparents live, is beautiful.
京都は、祖父母が住んでいる場所で、美しいです。
*Kyoto, that my grandparents live, ...(非制限で that は不可)
はい。本来は in which / on which / for which を使います。口語では前置詞を文末に残す方法も自然です。
This is the room we slept in.
ここが、私たちが寝た部屋です。
the room in which we slept / × *in that
目的語のときに省略できます。主語のときは省略できません。
That’s the book (that) I mentioned.
それが、私が言及した本です。
*The man () lives here ... → The man who/that lives here ...
that と why が同じ役割を重複して担うからです。どちらか一方にします。
That’s the reason that I left early.
それが、私が早退した理由です。
the reason why I left early / × the reason that why ...
制限用法ではどちらも可。会話は that がスッキリ、書き言葉は which もよく使う、と覚えると楽です。
The plan that/which we discussed was approved.
私たちが話し合った計画が承認されました。
which を使う(the plan, which ...)。that は不可。
この場合、that がよく選ばれます(口語で自然)。
This is the only reason that I stayed.
これが、私が残ったただ一つの理由です。
置きません。that は制限用法専用と考えると、カンマ問題で迷いにくくなります。
The day that we moved was rainy.
私たちが引っ越した日は雨でした。
概ねOKです。さらに、場所・時・理由は会話で that+前置詞残しが自然、フォーマルでは 前置詞+which が読みやすくなります。
The town that I was born in is quiet.
私が生まれた町は静かです。
the town in which I was born
🧾 総まとめ:関係副詞 where / when / why / how(+ that の代用)
関係副詞は、名詞(場所・時・理由・方法)にくっついて、その名詞を「どんな〜か」と説明する形容詞節を作ることばです。
例:the café where we met(私たちが会ったカフェ=どのカフェ?を説明)。
※ how は特別で、先行詞なしでも「どのように」を表せます(=the way (that) に言い換え可能)。
✔ 要点スナップ(3本柱)
- 場所
where=in/at which=the place (where) - 時
when=at/on/in which=the time/day (when) - 理由
why=for which=the reason (why) - 方法
how=the way (that / in which)
This is the museum where they filmed the drama.
ここがそのドラマを撮影した博物館です。
where)。
N(place) + where + S + V⇄N(place) + in/at which + S + VN(time) + when + S + V⇄N(time) + on/at/in which + S + VN(reason) + why + S + V⇄N(reason) + for which + S + Vhow + S + V⇄the way (that / in which) + S + V
I remember the evening when we first met.
私たちが初めて会った夕方を覚えています。
... the evening on which we first met(OK なら型も正しい)- 非制限OK
, where/, when(=「そしてそこで/そのとき」)。 - 非制限NG
, howは不可。whyも通常は非制限にしない。 - 省略
the day/timeが明確ならwhen省略可、the reasonがあればwhy省略可、the way (that)のthatは省略多い。 - NGthe way how(二重表現)。
We arrived in Osaka, where we tried takoyaki.
私たちは大阪に到着し、そこでたこ焼きを食べた。
例:
Kyoto, where we stayed, ...(, where ... を外しても主文は成立 → 非制限)
🗂 対応関係チートシート(ミニ表)
「名詞の種類」に合わせて関係副詞を選びます。場所=where/時=when/理由=why/方法=how。難しいときは「前置詞+which」や「名詞+関係詞」に言い換えれば確認できます。
| 意味 | 主要形(主役) | 書き換え(等価表現) | 非制限(カンマ) | 省略の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 場所 | where |
in/at which / the place (where) |
, where 可 | 先行詞が明確なら省略可 |
| 時 | when |
at/on/in which / the time/day (when) |
, when 可 | the day/time が明確なら省略可 |
| 理由 | why |
for which / the reason (why) |
非制限は通常 × | the reason と併用しやすい |
| 方法 | how |
the way (that) / the way in which |
, how は不可 | the way の that 省略多い |
| 代用 | that |
口語で where/when/why/how を代用(特に the way (that)) |
用法に依存 | しばしば省略されがち |
This is the city where I grew up.
ここが私が育った街です。
That’s how we solve problems.
それが私たちの解決方法です。
, where / , when は使えますが , how は使えません。
🧩 フォーム(型)早見&書き換えテンプレ
まずは「名詞の種類 → ぴったりの型」で決めて、必要なら書き換え(=検算)をします。英語の「形」を覚えると、語順が安定します。
N(place) + where + S + V(どの場所?)⇄N(place) + in/at which + S + VN(time) + when + S + V(どの時?)⇄N(time) + at/on/in which + S + VN(reason) + why + S + V(どんな理由?)⇄N(reason) + for which + S + Vhow + S + V(どのように?)⇄the way (that) + S + V/the way in which + S + V
A is the place where B→A is the place in which BA remembers the day when B→A remembers the day on which Bthe reason why B→the reason for which BThis is how B→This is the way (that) B→This is the way in which B- the way how は不可(方法の重複)
I’ll never forget the day when we met.
私たちが出会った日を決して忘れません。
... the day on which we met.Show me how you did it.
あなたがどうやってそれをやったのか教えてください。
Show me the way (that) you did it.where → in which)。検算できれば、本来形への自信がつきます。
🎯 制限/非制限・省略の要点ボックス
- 名詞をしぼり込むための情報。外すと「どれ?」が不明になる。
- カンマなしで直結:
the café where she works - 対応:
where / when / why / howすべて可。
The café where she works is small.
彼女が働いているカフェは小さい。
- 名詞はすでに特定済み。おまけ情報をカンマで付け足す。
- 書き方:
, where/, whenは可。, how は不可。 whyも通常は非制限にしない(, whyは不自然)。
We visited Kyoto, where we tried matcha sweets.
私たちは京都を訪れ、そこで抹茶スイーツを味わった。
the time / the day / the yearが明確ならwhenを省くことがある:OK:I remember the day (when) we met.the reasonが先行詞ならwhyを省くことがある:OK:That’s the reason (why) I left.the way (that)のthatはしばしば省略(意味は保たれる)。- the way how は二重表現で不可。
howを使うならthe wayは付けない。 where自体の省略は基本しない(先行詞the placeを省略して表現するのが普通)。
I’ll never forget the year (when) we moved.
私たちが引っ越した年を決して忘れない。
That’s the way (that) I learned coding.
それが私がプログラミングを学んだやり方だ。
🔁 次におすすめのレッスン
関係副詞(Lesson 070)の次は、発展のすぐ隣にある単元から進むのが効率的。where / when / why / howの理解を土台に、
「複合」「形容詞的はたらき」「代名詞の特別用法」へ滑らかに橋渡しします。
複合関係副詞(wherever / whenever / however / whichever)
「〜するところはどこでも」など、範囲や条件を一気に包み込む便利な表現をまとめて習得。応用力がグッと上がります。
wherever=どこで〜しても / どこへ〜してもwhenever=いつ〜しても / 〜するときはいつでもhowever=どんなふうに〜しても
関係形容詞(what / which / whose の形容詞用法)
名詞を前からキュッと限定する表現。「関係副詞=後ろから説明」と対比すると、理解が立体的になります。
whose + 名詞(だれの〜)which + 名詞(どの〜)
関係代名詞の特別用法
which の非制限用法や、that の使い分けなど、「細部のルール」でミスを減らします。
, whichで文全体にコメントthatが好まれる場面の整理
関係代名詞(who / which / that)基本
人・物を主語/目的語としてつなぐ基本回路。関係副詞の学びを支える根っこの単元です。
who(人) /which(物)thatの使いどころ