形容詞の用法(限定用法・叙述用法)
形容詞は、名詞の性質や状態を説明することば。名詞の前後で直接説明する
限定用法と、be動詞などと組み合わせて補語(C)として主語や目的語を説明する
叙述用法の2つが軸です。語順(並べ方)・名詞の前後どちらに置くか・SVC/SVOCでの働きまで、ステップ順に丁寧に解説します。
まず全体像:形容詞の骨格は「名詞を説明 or 補語で説明」の二択。
小学生でも分かるコツは、①名詞の見張り番(名詞の前後)と②補語で主語/目的語の性質を言い切るの2視点だけ意識すること。
学習モチベPOINT:形容詞を制する者は説明力を制す。今日のあなたの一歩が、伝わる英語の近道です。
▮ 目次
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1. 形容詞の用法(まずは全体像)
限定用法と叙述用法の違い・使い分け
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2. 限定用法
名詞の前後で直接説明する使い方
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2-1. 形容詞の語順(英語特有の並び)
意見→大きさ→年齢→形→色→出身/材質→用途
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2-2. 名詞の前に置く場合
基本は「Adj + N」。複数形容詞の並べ方のコツ
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2-3. 名詞の後ろに置く場合
-thing/-one 系・possible/imaginable 型・長い語句の後置
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3. 叙述用法
補語Cで主語や目的語を説明(SVC/SVOC)
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3-1. 形容詞が主格補語となる(SVC)
be / look / sound / become で S=C(主語の状態を説明)
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3-2. 形容詞が目的格補語となる(SVOC)
make / keep / find / paint で O=C(目的語の状態を指定)
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4. 限定用法のみの形容詞
mere / only / former / upper / favorite …
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4-1. 強調の意味を表す形容詞(mere / only / sheer / utter など)
名詞の前だけで使い、ニュアンスをぐっと強くする語
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4-2. 元は比較・最上級だった形容詞(former / upper / utmost など)
語源的に比較・最上級の形から来たため、前置限定で使う語
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4-3. その他の前置限定のみ(favorite / indoor / drunken / fallen など)
意味・形の性質から名詞の前だけに置く語のまとまり
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5. 叙述用法のみの形容詞
a- 系(afraid / asleep / alive など)
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6. 用法で意味が変わる形容詞
certain / present / sorry などの二面性
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7. 他の品詞への転化
the + 形容詞(名詞化)、副詞的用法
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7-1. 名詞へ転化(the + 形容詞)
the rich / the poor / the sick など集合名詞化のルール
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7-2. 副詞へ転化(程度を示す:dead / pretty / quite …)
形容詞を強める副詞用法とニュアンスの強弱
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8. 分詞形容詞
-ing / -ed の意味差(能動と受動)
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8-1. -ing 形容詞:原因側の性質
人をそう感じさせる性質(boring / exciting など)
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8-2. -ed 形容詞:感情の受け手
感じている人の状態(bored / interested など)
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8-3. 前置詞パターンと意味の広がり
in / about / at(by) / withなどの接続先で意味が具体化 -
8-4. 限定/叙述ポジション&語順
名詞の前(限定)/
be後ろ(叙述)の配置ルール -
9. 人を主語にできない形容詞
It構文やto不定詞と相性が良い語
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9-1. It 構文の基本(to不定詞/that節/for・of)
It + be + 形容詞 + to/that/for(of) ...:人を主語にしない言い方の土台
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9-2. 対象主語で言い換える(名詞 + be + 形容詞 + to)
The task is easy to do. のように「対象(名詞)」を主語にする書き換え
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10. 人が主語になる形容詞
感情・能力系(angry / happy / able など)
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11. 目的語をとる形容詞
like / near / worth / opposite など
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11-1. like / unlike / alike / -like の使い分け
比喩・対照・互いの類似・「〜風」の4系統を整理
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11-2. near / opposite 系(前置詞的に名詞を直後に置ける)
場所関係を簡潔に言い切る配置ルール
-
11-3. worth 系の型
worth + 金額/数とworth + ~ing(to不定詞不可) -
11-4. 対照・言い換え・レジスター
くだけた言い方/フォーマル/学術調の言い換えセット
-
🧾 総まとめ:形容詞の用法の要点チェック
語順・置き場所・SVC/SVOC を一気に復習
1. 形容詞の用法(まずは全体像)
形容詞(adjective)は、名詞(noun)の
性質・状態・特徴を説明することばです。英語では大きく
限定用法と叙述用法の2つの使い方があります。
・限定用法:名詞を直接説明(名詞の前、または後ろにくる)
・叙述用法:be/look/seem/feel/become/find/keep などの動詞と組み、補語(C:complement)として
主語や目的語を間接に説明(SVC / SVOC)
a beautiful garden
(うつくしい庭)
You look happy.
(あなたは幸せそうだ。)
look + 形容詞 は「見た目の印象」。主語の状態を補語Cで言い切ります。
▮ 俯瞰マップ:どこに置く?どう繋ぐ?
まずは配置と文型の地図を頭に入れます。迷ったら「名詞の見張り番(前後で直接説明)」か、 「補語Cで主語/目的語を言い切る」の二択で考えるのがコツです。
- 基本形:
Adj + N(例:beautiful garden) - 後置:
N + 形容詞(句/節)(例:something useful) - 語順:意見 → 大きさ → 年齢 → 形 → 色 → 出身・材質 → 用途(詳しくは2-1)
a small red bag
(小さな赤いかばん)
SVC/SVOCで間接に説明
- SVC:
S + V + C(Adj)(例:She is kind.) - SVOC:
S + V + O + C(Adj)(例:I found the room clean.) - 合図になる動詞:
be / look / seem / feel / become / get / keep / find
I found the room clean.
(その部屋はきれいだと分かった。)
O(目的語)の状態を形容詞で言い切るのが SVOC。
- 名詞(noun):人・物・場所・考えなどの名前。
- 形容詞(adjective):名詞の性質や状態を説明することば。
- 補語(complement, C):主語や目的語の状態/性質を説明して文を完成させる要素。
- SVC / SVOC:文型の略。Cは“説明役”。例:
You look happy.(SVC)
使い分けミニ表(限定 vs 叙述)
形容詞(adjective)は、名詞(noun)の性質・状態・特徴を説明することばです。
英語では名詞のすぐ近くで直接説明するか(限定用法)、
be / look / seem / feel / become / get / keep / find などの動詞と組んで
補語(C:complement)として間接的に説明するか(叙述用法)の2通りがあります。
| 観点 | 限定用法(attributive) | 叙述用法(predicative) |
|---|---|---|
📍どこに置く? |
名詞の前(基本)/後ろ(語が長い・somethingなど) | 述部に置き、補語CとしてS(主語)やO(目的語)を説明 |
🧩形(パターン) |
Adj + N / N + 形容詞(句・節) |
SVC(例:You look happy.)/SVOC(I found it useful.) |
🔎合図 |
名詞にピタッとくっつく配置 | be / look / seem / feel / become / get / keep / find などが見えたらCを疑う |
🧠コアイメージ |
名詞の「名札」を直接書き換える | SやOの「状態・性質」を言い切る |
⚠️よくあるミス |
形容詞の並べに and を入れがち(色×色以外は原則不要) |
I'm interesting.(×)→ I'm interested.(〇:感じる側は -ed) |
a beautiful garden
(うつくしい庭)
You look happy.
(あなたは幸せそうだ。)
look + 形容詞 は「見た目の印象」を述べるSVC。Cは“説明役”です。
最低限おさえる「型」クイック一覧
まずは「どの形で出やすいか」を早押し暗記。英語はパターン語学です。 迷ったら、名詞のすぐ近く(限定)か、補語Cで言い切る(叙述)かの二択で考えましょう。
| パターン | 説明(やさしい一言) | 最小例(英→日→TTS) |
|---|---|---|
🧱Adj + N |
名詞の「名札」を直接書く基本形。 |
a small red bag (小さな赤いかばん)
語順のコツ:意見 → 大きさ → 年齢 → 形 → 色 → 出身/材質 → 用途
|
🪄N + 形容詞(句・節) |
語が長いときや something / anything などを説明するときに後ろに置く。 |
something useful (役に立つもの) |
🏁the + N + possible / imaginable |
all / every / the best などと相性良し。形容詞が後ろに回る決まりパターン。 |
the best plan imaginable (考えうる最良の計画) |
🎯S + V + C(Adj) |
主語Sの状態を補語Cで言い切る。be / look / seem / feel / become / getなど。 |
She is kind. (彼女はやさしい。) |
🧭S + V + O + C(Adj) |
find / make / keep などで、目的語Oの状態を形容詞で言い切る。 |
I found the room clean. (その部屋はきれいだと分かった。) |
🧩It + be + Adj + to V |
人を主語にしづらい形容詞(necessary, possible, easy など)は It で受けて自然に。 |
It is necessary to call her. (彼女に電話することは必要だ。) |
-ed、感じさせる側=-ing も合わせて定着させましょう。
つまずきポイント対策(誤り → 正解)
よくある誤りを「なぜ?」とセットで整理します。英文は英語 → 日本語訳 → 音声(data-tts)の順で示します。 ルールは覚えやすい一言に圧縮しているので、意味づけしながら定着させましょう。
I'm interesting.I'm interested.I'm interested.
(私は興味をもっている。)
-ed、感じさせる側=-ing。interested は「興味を持った」。
He is like music.He likes music.He likes music.
(彼は音楽が好きだ。)
like(動詞)=「〜が好き」。like(形容詞/前置詞的)=「〜のような」。ここは「好き」→動詞が必要。
She is worth.It is worth a try. / This book is worth reading.
It is worth a try.
(やってみる価値がある。)
worth は「価値がある」の形容詞。基本は be worth + 名詞 / be worth + ~ing。
a small and red baga small red baga small red bag
(小さな赤いかばん)
and 不要。色×色 の並列だけ red and blue lines のように and 可。
She is necessary to meet.It is necessary to meet her.It is necessary to meet her.
(彼女に会うことは必要だ。)
necessary / possible / difficult などは It + be + Adj + to V が自然。
an afraid boyThe boy is afraid.The boy is afraid.
(その男の子はこわがっている。)
a- が付く形容詞(afraid, asleep, alive など)は叙述用法のみ(前に置けない)。
an useful somethingsomething usefulsomething useful
(役に立つもの)
something / anything / nothing / everything を説明するときの形容詞は後ろに置く。
💬 例文で感覚をつかもう!(形容詞の用法 / Section 1)
a delicious little Italian restaurant
(おいしい小さなイタリア料理のレストラン)
🔧 構造:Adj(opinion) → Adj(size) → Adj(origin) + N
🧠 語順のコツ:意見→大きさ→年齢→形→色→出身/材質→用途 の順で並べます。
📚 語彙:delicious=「おいしい」、 little=「小さな」、 Italian=「イタリアの」。
Is there anything interesting for kids?
(子ども向けにおもしろいものは何かありますか?)
🔧 構造:anything + 形容詞(後置)
📌 ルール:something / anything / nothing / everything を修飾する形容詞は後ろに置く。
📚 語彙:interesting=「人をおもしろくさせる」。
He tried every method possible.
(彼は考えうるあらゆる方法を試した。)
🔧 構造:every + 名詞 + possible/imaginable(形容詞が後ろに回る型)
📚 語彙:every=「あらゆる」、 possible=「可能な」。
The plan seems risky.
(その計画は危険そうだ。)
🔧 構造:S + seem/look/feel + C(形容詞)
📚 語彙:risky=「危険がある」。
She became famous overnight.
(彼女は一夜にして有名になった。)
🔧 構造:S + become/get/stay + C(形容詞)
📚 語彙:famous=「有名な」、 overnight=「一晩で」。
Keep the door closed.
(ドアを閉めた状態にしておきなさい。)
🔧 構造:V + O + C(形容詞)。keep は「OをCのままにする」。
📚 語彙:closed=「閉まった(状態)」の形容詞。
The news made me happy.
(その知らせで私はうれしくなった。)
🔧 構造:make + O + C(形容詞)。「OをCにする」。
📚 語彙:happy=「幸せな/うれしい」。
It is difficult to answer quickly.
(素早く答えるのはむずかしい。)
🔧 構造:It + be + Adj + to V(necessary/possible/easy/difficult などに相性◎)
📚 語彙:difficult=「むずかしい」、 quickly=「素早く」。
They were bored during the meeting.
(彼らは会議のあいだ退屈していた。)
🧭 ルール:感じる側=-ed、感じさせる側=-ing。
📚 語彙:bored=「退屈した」。
The baby is asleep.
(赤ちゃんは眠っている。)
📌 ルール:asleep / alive / alone / aware … などの a- 形容詞は前に置けない(叙述のみ)。
This movie is worth watching.
(この映画は見る価値がある。)
🔧 形:be worth + 名詞 / ~ing。
📚 語彙:worth=「価値がある」。
He is proud of his team.
(彼は自分のチームを誇りに思っている。)
📌 形容詞 + 前置詞のセット:proud of(〜を誇りに思う)。
I'm crazy about you.
(あなたのことが大好きです。)
🧠 ニュアンス:crazy about ~ は「〜に夢中・ゾッコン」。
📚 語彙:crazy=「正気でない→(口語)夢中の」。
This solution isn't practical.
(この解決策は現実的ではない。)
🔧 構造:S + be + not + Adj。
📚 語彙:practical=「実用的な/現実的な」。
🧾 ミニまとめ:形容詞の用法(Section 1)
形容詞(adjective)は、名詞(noun)の 性質・状態・特徴を説明することば。英語の使い方は次の2本柱です。
-
限定用法
名詞の前(基本)/後ろ(語が長い・something等)に置いて
Adj + N / N + 形容詞(句・節)の形で直接説明。 -
叙述用法
be / look / seem / feel / become / get / keep / findなどと組み、SVC / SVOCで 主語Sや目的語Oの性質を補語Cで言い切る。 - 語順の感覚 意見 → 大きさ → 年齢 → 形 → 色 → 出身/材質 → 用途(詳しくは 2-1)。
-
よくあるミス
形容詞の複数並べに
andは原則不要(red and blue のような色×色はOK)。 感じる側=-ed(interested)、感じさせる側=-ing(interesting)。
be/look/seem… が見えたら叙述用法(Cの合図)。
名詞にピタッと付くなら限定用法。二択で判断すればOK。
▶ 次はどこへ進む?(学習ルート案内)
2. 限定用法(名詞を直接説明する)
限定用法は、形容詞が名詞のすぐ近くに来て、その名詞の
性質・状態・特徴をダイレクトに説明する使い方です。基本形は
Adj + N(例:a beautiful garden)。
ただし、語句が長いときや something/anything などを説明するときは
N + 形容詞(句・節) と後ろに置きます。
- 語順は慣れが命:意見 → 大きさ → 年齢 → 形 → 色 → 出身/材質 → 用途。
- andは原則不要(色×色を並べるときのみ
red and blueのように使用)。 - 後置の決まり:-thing/-one/-bodyを説明、
every/the best+ possible/imaginable など。
限定用法を3ステップで攻略(語順 → 前置き → 後置き)
まずは地図を頭に入れてから、個別ページでじっくり練習しましょう。
下のカードはホバー/フォーカス時にふわっと浮き上がるアニメ付き。クリックで各セクションへ移動します。
<a>と入れ子にしないため)。
- 限定用法:名詞の「名札」を直接書く感じ(
Adj + N/N + 形容詞(句・節))。 - 前置き:名詞の前に置く(基本形)。
- 後置き:名詞の後ろに置く(語が長い・something等・possible/imaginable 型)。
2-1. 形容詞の語順(英語特有の並び)
英語では、1つの名詞をいくつもの形容詞で説明するとき、置く順番にルールがあります。 これを覚えると、自然な英語がすぐ作れます。基本は次の並びです:
a cozy little French café
(居心地のよい小さなフランス風のカフェ)
a jacket with red and white stripes
(赤と白のしま模様のジャケット)
and を使うのが基本(red and white)。
語順の要点ナビ
下表は「前に来るほど主観的(ざっくり)」「後ろに行くほど具体的(客観・素材・用途)」の目安です。 迷ったら、左から右へ積み重ねるイメージで。
| 順番 | カテゴリ | 例(英→日) | ヒント |
|---|---|---|---|
| ① | 意見(opinion) | delicious / おいしい、nice / すてきな |
話し手の感じ方。 |
| ② | 大きさ(size) | little / 小さい、huge / とてつもなく大きい |
物理的なサイズ。 |
| ③ | 年齢(age) | new / 新しい、old / 古い |
時間の属性。 |
| ④ | 形(shape) | round / 丸い、square / 四角い |
見た目の形。 |
| ⑤ | 色(color) | blue / 青い、black / 黒い |
色は名詞直前の近く。 |
| ⑥ | 出身・材質(origin/material) | French / フランスの、wooden / 木製の |
どこの?何でできている? |
| ⑦ | 用途(purpose) | coffee cup / コーヒー用のカップ |
名詞化した用途語(running shoes など)。 |
- 基本は and もカンマも不要。ただし色×色だけ
red and whiteのようにandを使うのが基本。 - 限定詞(冠詞・所有・指示語)は形容詞より前:
a / the / my / thisなど →Adj→N。 - 複合形容詞はハイフン:
a three-year-old boy(three years oldを名詞の前に置くとき)。 - 順番違いは意味不明ではないが不自然になりがち:
a red small bag(×)→a small red bag(〇)。
a beautiful old wooden chair
(美しい古い木製のいす)
a old beautiful chair
→
a beautiful old chair
(語順を「意見→年齢」に直す)
💬 例文で感覚をつかもう!(形容詞の語順 / Section 2-1)
a stylish small black Italian leather handbag
(おしゃれな小さな黒いイタリア製の革ハンドバッグ)
意見 → 大きさ → 色 → 出身 → 材質 + 名詞📚 語彙:stylish=おしゃれな / Italian=イタリアの / leather=革製の
a charming little old round wooden table
(魅力的な小さな古い丸い木のテーブル)
an elegant long blue silk dress
(上品な長い青いシルクのドレス)
a practical small square metal toolbox
(実用的な小さな四角い金属製工具箱)
a modern small white Japanese kitchen appliance
(現代的な小型の白い日本製の台所家電)
kitchen appliance は「用途・分類」を表す名詞の組み合わせ。
two adorable tiny brown rescue puppies
(かわいらしいとても小さな茶色の保護子犬が2匹)
Is this the best small black travel backpack?
(これは小型の黒い旅行用バックパックの中でいちばん良いものですか?)
travel は用途の名詞修飾。
a compact new black wireless mouse
(小型で新しい黒のワイヤレスマウス)
wireless mouse は用途・種類を表す固定の組み合わせ。
three beautiful old European stone bridges
(美しい古いヨーロッパの石橋が3つ)
those ugly huge green plastic containers
(あの見た目が悪い、とても大きい緑色のプラスチック容器)
a delightful little antique silver spoon
(楽しい気分にさせる小さなアンティークの銀のスプーン)
a blue and yellow scarf
(青と黄色のスカーフ)
and を使える(それ以外は原則 and 不要)。
a well-designed small portable solar charger
(設計が優れた小型の携帯用ソーラー充電器)
an expensive large dark-green German sports sedan
(高価で大きなダークグリーンのドイツ製スポーツセダン)
sports は用途/分類。
a three-year-old Japanese boy
(3歳の日本人の男の子)
three years old を three-year-old にハイフンで一語化→年齢の位置へ。
2-1 FAQ:形容詞の語順(英語特有の並び)
「どの形容詞をどこに置く?」の細かい疑問を、短い例とコツで解決します。
ルールの軸:意見 → 大きさ → 年齢 → 形 → 色 → 出身/材質 → 用途 + 名詞
基本は不要です(語順どおりに並べるだけ)。ただし、同じカテゴリの形容詞を並べるときはカンマやandが使われることがあります。
- 色×色:
a blue and yellow scarf - 同じ種類(等位)の形容詞:
a long, narrow road(入れ替え可/and可)
基本は 限定詞(a/the/this など)の後ろ、形容詞の前に置きます。
a very old wooden house
(とても古い木の家)
限定詞 → 程度副詞 → 形容詞(語順に沿って複数可) → 名詞色の修飾語(dark / light / navy など)は色の直前。模様を表す形容詞(striped / checked など)は色と近い位置に置くのが自然です。
a light-blue striped shirt
(淡い青のしま模様のシャツ)
light-blue など一語化するとスッキリ。ブランド・国名は出身/原産(origin)にあたるので、色の後、材質の前に置くのが普通です。
black Nike running shoes
(黒いナイキのランニングシューズ)
running は用途(purpose)。順番:色 → 出身(ブランド/国) → 用途。- 名詞の前に置くとき:
a three-year-old boy/a well-known singer - 名詞の後で述べるとき:
The boy is three years old./The singer is well known.
a well-known local artist
(よく知られた地元のアーティスト)
a coffee cup は用途(コーヒーを飲むためのカップ)。a cup of coffee は中身(コーヒーが入った1杯)。
I bought a coffee cup.
(コーヒー用のカップを買った。)
数量語は限定詞の働きがあり、形容詞より前に置きます。
many beautiful old trees
(美しい古木がたくさん)
多くは意見・評価に近い性質なので、前半(意見の位置)に置くのが自然です。
an exciting new game
(わくわくする新しいゲーム)
-ing、感じる側=-ed(叙述用法の話は Section 3 で詳しく)。この FAQ では語順の基本を扱っています。後ろに置く特別なケース(every method possible など)は 2-3 で詳しく説明します。
every method possible
(考えうるあらゆる方法)
- OSASCOMP(意見→大きさ→年齢→形→色→出身/材質→用途)を唱える。
- 入れ替えテスト:前にあるほど「ふわっと主観的」、後ろほど「具体で名詞に近い」。
- 3語以上なら圧縮:
a well-designed, portable chargerのように等位はカンマでまとめる。
a nice small blue bag
(すてきな小さな青いかばん)
2-2. 名詞の前に置く場合(限定用法の基本)
形容詞が名詞を直接説明するときの基本形は
Adj + N です(例:a beautiful garden)。
形容詞が複数あるときは、英語特有の順番
意見 → 大きさ → 年齢 → 形 → 色 → 出身/材質 → 用途
に沿ってそのまま並べるのがコツ。多くの場合 and や , は不要です。
- 限定詞(a / the / my / this / 数量語など)は、形容詞より前に置く:
my two nice small cups - 程度の副詞(very / quite / really など)は、形容詞の直前:
a really big red umbrella - 複合形容詞はハイフンで一語化:
a three-year-old boy / a well-known writer
前に置くときの要点(Quick ルール)
-
基本形
限定詞→(程度)形容詞→名詞。複数の形容詞は 意見 → 大きさ → 年齢 → 形 → 色 → 出身/材質 → 用途で並べる。 -
and/カンマ
原則不要。同じ種類を並べるときだけカンマや
andが使える(色×色など)。 -
ハイフン
前から名詞を修飾する語が「一まとまり」なら
three-year-old / stainless-steel / part-timeのようにハイフンで一語化。
this really big red umbrella
(この、とても大きい赤い傘)
an affordable compact stainless-steel bottle
(手頃な価格の小型のステンレス製ボトル)
my two favorite old books
(私の、気に入りの古い本が2冊)
💬 例文で感覚をつかもう!(名詞の前に置く / Section 2-2)
She bought an incredibly soft light-blue cotton sweater.
(彼女はとてもやわらかい淡い青の綿のセーターを買った。)
light-blue はハイフンで一語化。
We explored a fascinating small ancient stone chapel.
(私たちは魅力的な小さな古い石造りの礼拝堂を探検した。)
Please pass me that really heavy black cast-iron pan.
(あの、とても重い黒い鋳鉄のフライパンを取ってください。)
He drives a stylish new red electric car.
(彼はおしゃれな新しい赤の電気自動車に乗っている。)
electric)。
I'm looking for a durable waterproof hiking jacket.
(丈夫で防水のハイキング用ジャケットを探しています。)
hiking(用途)。
They foster two adorable young white cats.
(彼らはかわいらしい若い白猫を2匹保護している。)
He gave me a sweet little handwritten love letter.
(彼は私に、甘い小さな手書きのラブレターをくれた。)
love letter)。
Is this the most comfortable lightweight travel pillow?
(これは最も快適な軽量の旅行用まくらですか?)
It isn't a very good long-term plan.
(それはとても良い長期計画ではない。)
We bought some beautiful round wooden plates.
(私たちは美しい丸い木の皿をいくつか買った。)
I need an extremely fast compact home printer.
(私は非常に速くて小型の家庭用プリンターが必要だ。)
She carries a simple small beige canvas tote bag.
(彼女はシンプルで小さなベージュのキャンバス地のトートバッグを持ち歩く。)
He collects rare old Japanese stamps.
(彼は珍しい古い日本の切手を集めている。)
Could you hand me that large square glass bowl?
(あの大きな四角いガラスのボウルを渡してくれますか?)
2-2 FAQ:名詞の前に置く(限定用法の基本)
前置修飾でよく迷うポイントを、短い例とコツで整理します。基本型は
型
Adj + N
/複数なら語順(意見 → 大きさ → 年齢 → 形 → 色 → 出身/材質 → 用途)に沿って並べます。
「〜すぎる◯◯」を名詞の前で一気に言いたいときに使います。a が真ん中に来るのがポイント。
It’s too heavy a bag for me.
(それは私には重すぎるかばんだ。)
so + 形 + a + 名(やや文語)/such a + 形 + 名(口語で一般的)。形容詞の後ろに置くのが原則。前に置く very と対で覚えると便利です。
We need a big enough car.
(私たちには十分大きな車が必要だ。)
「種類・用途」を言うなら 名詞+名詞 が定番です(chicken soup, school bus)。形容詞は「性質・評価」を表すのが得意。
I installed a security camera.
(防犯カメラを設置した。)
- 材質そのもの:gold ring / wood table
- 色・比喩・性質:golden hair / wooden voice(木のような=無機質な)
She wears a gold ring with a golden glow.
(彼女は金の指輪を、金色に輝く光沢とともに身につけている。)
固有名詞は大文字。歴史的な固定表現(the Great Wall)は語順が決まっています。
We visited the old Tokyo Station building.
(私たちは古い東京駅の駅舎を見学した。)
main, only, very(まさにその) のように分類・限定の役割が強い語は、名詞のすぐ前に来やすいです。
It was the only option left.
(それが残された唯一の選択肢だった。)
比較・最上級はしばしば意見/評価の位置に来ます。多語になるときは、等位の語をカンマでまとめると読みやすいです。
a more useful, compact tool
(より役立つ、小型の道具)
前から名詞を修飾するときはハイフンで一語にして置きます(語順では「意見/評価」寄り)。
an up-to-date guide
(最新のガイド)
数詞+単位(複数形)をハイフンで一語化し、名詞の前に置きます。
It’s a 20-minute walk.
(徒歩20分です。)
full / aware / afraid などは後ろで述べる形(叙述)が基本ですが、a full glass of water のように名詞句の中で 形容詞+名詞+of〜 の形を作れる語もあります。
He poured a full glass of water.
(彼は水でなみなみのコップに注いだ。)
2-3. 名詞の後ろに置く場合(後置修飾の基本)
英語の形容詞はふつう Adj + N のように名詞の前に置きますが、次のようなときは
名詞の後ろに置くのが自然・必須になることがあります。
- 補語が必要な形容詞(前置詞句や不定詞が続く)…
a plan difficult to carry out(実行するのが難しい計画) - -thing / -one / -body などの不定代名詞を修飾…
something interesting,someone kind enough to help - possible / available / imaginable のように最上級・全称語と相性がよい語…
every method possible,the only seat available - 場所・時を表す語が形容詞的に働くとき…
the students here,the situation now
後ろに置く主なパターン(Quick ルール+最小限例)
N + Adj + to 不定詞 / 前置詞句
a problem difficult to solve
(解くのが難しい問題)
people aware of the risks
(その危険に気づいている人々)
aware / afraid / eager / ready / responsible など、後ろに説明が必要な語は後置にすると読みやすい。
something / anything / nothing / someone / anyone / everyone + Adj (+ to ...)
something new
(新しい何か)
someone kind enough to help
(助けてくれるほど親切な人)
every / any / the only / the best + N + possible / available / imaginable
We chose the best route available.
(選べる中で最良の経路を選んだ。)
He tried every method possible.
(考えうるあらゆる方法を試した。)
This is the only seat left.
(残っている席はこれだけだ。)
every possible method も可。ただし every method possible は名詞の後ろで強調する定番の言い回し。
N + here / there / now / present / absent
the students here
(ここにいる学生たち)
the members present
(出席しているメンバー)
present を名詞の前に置くと the present members =「現在のメンバー」になり、意味が変わります(位置で意味が変わる代表例)。
Adj + 補語 のかたまりや -thing/-one は後置が合言葉。
💬 例文で感覚をつかもう!(名詞の後ろに置く / Section 2-3)
We need a leader capable of making tough decisions.
(私たちには、難しい決断ができるリーダーが必要だ。)
tough=難しい・厳しい、decision=決断。
This is the simplest solution possible.
(これは考えうる中で最も簡単な解決策だ。)
*the possible simplest solution は不自然。
I have nothing to wear tonight.
(今夜着るものが何もない。)
to V が置かれるのが約束。to wear は「着るための」の意味。
She found someone easy to talk to.
(彼女は話しかけやすい人を見つけた。)
to を文末に置けます(口語で普通)。easy to talk to が someone を後ろから説明。
Are there any seats available near the window?
(窓際に空いている席はありますか?)
any seats available で「空席があるか」を尋ねる自然な言い方。
The road ahead is blocked by snow.
(この先の道路は雪で通行止めだ。)
Students ready for the exam may enter Room B.
(試験の準備ができている生徒はB教室に入室してよい。)
We collected data relevant to the case.
(その事件に関連のあるデータを集めた。)
data を後ろから限定して必要なものだけに絞る。
He asked for the best price possible.
(彼はできるかぎり安い価格を求めた。)
Is there anything interesting to do around here?
(このあたりで何かおもしろいことはありますか?)
The only person present was the manager.
(出席していたのはその人だけ、つまり部長だけだった。)
the present は「現在の」で意味が変わる。
There is always something new to learn.
(学ぶべき新しいことはいつもある。)
We enjoyed a meal fit for a king.
(私たちは王にふさわしいほどのごちそうを楽しんだ。)
fit を後ろに置く古くからの定型。
I hope to meet someone special to love.
(愛せる特別な誰かに出会えたらいいなと思う。)
2-3 FAQ:名詞の後ろに置く(後置修飾)
「長い説明はあと出し」が基本。次の型がよく使われます。
型
N + Adj + to 不定詞/
N + Adj + 前置詞句/
something / someone + Adj/
N + possible / available
名詞の説明が長いと、先に名詞を見せてから詳細を足すと読みやすいからです。
a plan difficult to put into practice
(実行に移すのが難しい計画)
difficult の後ろに to 不定詞 が必要=重いので後ろにまわす。- concerned(心配している/関係している)
- present(現在の/出席して)
- involved(複雑な/関与した)
the present situation
(現在の状況)
the people present
(出席している人々)
どちらも正しいですが、後置のほうが「方法」を先に出して、その範囲を強調しやすい言い方です。
He tried every method possible.
(考えうるあらゆる方法を試した。)
はい、必ず後ろです。anything / everything / nothing / someone / anyone なども同じ。
We need someone ready to help.
(助ける準備ができている人が必要だ。)
正しいです。口語でも書き言葉でも普通。関係詞や不定詞のまとまりでは、前置詞を文末に置けます。
She is looking for someone easy to talk to.
(彼女は話しかけやすい人を探している。)
- -ing:名詞が「している」側(能動)… waiting, shining
- -ed:名詞が「されている」側(受動)… broken, excited
the students waiting outside
(外で待っている学生たち)
the students excited about the game
(試合にワクワクしている学生たち)
- available:利用可能(使える状態)
- vacant:空室・空席(誰も使っていない状態)
- free:予定が空いている/無料(文脈で決まる)
Are there any seats available?
(空いている席はありますか?)
伝統的な固定語順です(フランス語の影響)。複数形は attorneys general のように名詞側を複数にします。
The attorney general announced the policy.
(司法長官が方針を発表した。)
OK。副詞でも形容詞的に後ろで名詞を説明する用法があります。
the way back
(戻る道)
意味が連続するならカンマなしで順に重ねます。説明を挟み込みたいときはカンマで挿入できます。
the books available now in stores
(いま店頭で手に入る本)
3. 叙述用法(be動詞や知覚・変化の動詞と組み、名詞を説明する形容詞)
叙述用法とは、形容詞が補語(C)となって主語や目的語の性質・状態を説明する用法です。基本は次の2種類:
- SVC(第2文型):
S + V + C(形容詞)… C が 主語Sを説明(例:be, look, sound, become など) - SVOC(第5文型):
S + V + O + C(形容詞)… C が 目的語Oを説明(例:make, find, keep, paint など)
まずは「形」を一口サイズで
The soup smells delicious.
(そのスープはおいしい匂いがする。)
smell / look / sound / feel / taste は「五感動詞」。後ろの形容詞が 主語の状態を説明します。
The news made me happy.
(その知らせで私はうれしくなった。)
make / keep / find / paint / call などは 目的語の状態を形容詞で示せます。O = C の関係を意識しましょう。
3-1. 形容詞が主格補語となる(SVC)
叙述用法の基本が S + V + C(形容詞)=SVC。
ここで C(補語)は主語 S の性質・状態を言い切る役目です。
例:She is kind.(彼女=親切)/The soup smells good.(スープ=良い匂い)
My cat is sleepy.
(うちのネコは眠そうだ。)
She looks happy today.
(彼女は今日はうれしそうだ。)
要点マップ(Quickルール+最小限の例)
① S + be動詞 + Adj /
② S + look / sound / smell / taste / feel + Adj③ S + become / get / grow / turn / go / fall + Adj(変化) /
④ S + remain / stay / keep + Adj(状態維持)
The milk tastes sour.
(牛乳は酸っぱい味がする。)
The sky turned red at sunset.
(夕方、空が赤くなった。)
She looks happily.
She looks happy.
well は「上手に(副詞)」の意味が強く、smell well は「嗅覚が良い」寄り。匂いの質は smell good。
so + Adj + that S V / too + Adj + to V / Adj + enough to Vseem / appear + Adj(=「~のように見える」)/ appear / seem to be + Adj
He is too young to drive.
(彼は運転するには若すぎる。)
They seem busy today.
(今日は忙しそうに見える。)
be aware of / afraid of / familiar with / ready for …
We are aware of the risks.
(私たちはそのリスクに気づいている。)
be + 形容詞 + 前置詞 + 名詞 のひとかたまり。後ろの前置詞句まで含めて主語の状態を説明します。
💬 例文で感覚をつかもう!(SVC:主語=形容詞)
This room is spacious and bright.
(この部屋は広くて明るい。)
spacious=広々とした、bright=明るい。is + Adj で主語の性質を言い切るのが基本。
The music sounds lively.
(その音楽は元気な感じに聞こえる。)
The leaves turned yellow in autumn.
(秋に葉は黄色くなった。)
turn / get / grow は「〜になる」。後ろの形容詞が新しい状態を表す。
The door remained closed during the meeting.
(会議の間、そのドアは閉じたままだった。)
closed は形容詞用法(「閉じた状態」)。受動態 was closed(閉められた)と区別。
She appears confident on stage.
(彼女は舞台上で自信があるように見える。)
appear / seem + Adj=「〜のように見える」。confident=自信のある。
The movie was so moving that I cried.
(その映画はとても感動的で、私は泣いてしまった。)
so + 形容詞 + that S V=「とても〜なので…」。moving=感動的な(人を動かす)。
The box is too heavy to carry.
(その箱は重すぎて運べない。)
too + 形容詞 + to V=「〜すぎて…できない」。heavy=重い。
This tea is hot enough to drink now.
(このお茶はいま飲めるくらい十分に熱い。)
Adj + enough to V=「〜するのに十分…な」。文末前置詞 in / on / with などが来る場合もあり(例:warm enough to swim in)。
He is proud of his son.
(彼は息子を誇りに思っている。)
be proud of/be afraid of/be ready for/be familiar with …。
She is familiar with the new software.
(彼女はその新しいソフトを使い慣れている。)
familiar with=「〜に詳しい/慣れている」。familiar to(〜にとってなじみがある)との違いにも注意。
This area is prone to flooding in spring.
(この地域は春に洪水になりやすい。)
be prone to N/V-ing=「〜しがち」。見込みは be likely to V(〜しそう)を使う。
It is likely to rain tonight.
(今夜は雨になりそうだ。)
It で「〜しそうだ」を言う定番。likely は形容詞。
I feel safe here.
(私はここで安心だと感じる。)
feel + 形容詞=心身の状態。副詞 safely は「安全に(方法)」で意味が別。
The crowd went wild when the band appeared.
(バンドが現れると観衆は大興奮になった。)
go + Adj は感情・状態への変化(go crazy/silent/bad など)。
I feel loved when you smile.
(あなたがほほえむと、私は愛されていると感じる。)
loved は過去分詞由来の形容詞=「愛されている状態」。feel + Adj で心の状態を述べる。
3-1 FAQ:SVC(主語=形容詞)で迷いやすいポイント
型
S + V(linking verb) + Adj
主要動詞
be/look/sound/feel/taste/smell/
become/get/go/grow/turn/remain/stay/keep
主語と後ろの形容詞=補語を「=(イコール)」で結ぶ動詞です。動作を表すというより、状態・印象・変化をつなぎます。
- 状態:
be / remain / stay / keep - 印象(五感):
look / sound / feel / taste / smell - 変化:
become / get / go / grow / turn
The sky became dark.
(空が暗くなった。)
形容詞です。主語の状態を説明するから。副詞は「やり方」を説明する語で、SVCのCにはなれません。
She looks tired.
(彼女は疲れて見える。)
She looks tiredly. は不可。tiredly は「疲れた様子で(振る舞う)」の副詞で、SVCのCではないから。
- feel good:気分が良い(形容詞)
- feel well:体調が良い/上手く触知できる(副詞)※医療・技能文脈で使うことあり
I feel good today.
(今日は気分がいい。)
is closed は形容詞(状態)/ was closed (by 人) は受動態(行為)を表しやすいです。
The store is closed on Sundays.
(その店は日曜は閉まっている。)
was closed by the manager のように by を伴うと明確。- get + Adj:口語的・一時的・比較的突然の変化
- become + Adj:ややフォーマル・段階的/客観的な変化
It got cold after sunset.
(日没後、急に寒くなった。)
- grow + Adj:ゆっくり変化(grow old / grow tired)
- turn + 色/状態:はっきり変化(turn red / turn sour)
- go + 感情/評価:変質・悪化・感情化(go crazy / go bad / go silent)
The milk went bad.
(牛乳が悪くなった/腐った。)
- remain + Adj:変わらずその状態にとどまる(硬め)
- stay + Adj:その状態でいる(口語的)
- keep + Adj:主体の努力・意志がにじむ(「保つ」感じ)
Please keep quiet during the test.
(テスト中は静かにしてください。)
keep は「静かな状態を保て」というニュアンス。基本は叙述用法のみ(SVCで使う)。名詞の前に置かないのが自然です。
The baby is asleep.
(赤ちゃんは眠っている。)
意味差はほぼなく、to be を入れるとやや丁寧・書き言葉寄り。響きで選べます。
He seems honest.
(彼は正直そうだ。)
He seems to be honest.
(彼は正直そうだ。)
はい。be + worth + -ing は「〜する価値がある」という主語の評価を表す定番パターンです。
This book is worth reading.
(この本は読む価値がある。)
3-2. 形容詞が目的格補語となる(SVOC)
SVOC は S + V + O + C(形容詞) の形。
O(目的語)と C(補語)が
=(イコール)関係になり、目的語の状態・性質を言い切ります。
We found the plan effective.
(私たちはその計画が効果的だとわかった/判断した。)
find / consider / think で「評価」を表しやすい。Please keep your voice low.
(声は小さくしてください。)
keep / leave は「状態を保つ/残す」。要点マップ(SVOCのコアと頻出動詞)
O = C(Adj)(目的語と補語はイコール)。例外的に
name / call / elect / make O N のように名詞がCになることもありますが、
本セクションは形容詞Cにフォーカスします。
The teacher made the task clear.
(先生は課題を明確にした。)
- 評価:
find / consider / think / judge(例:find O helpful) - 状態保持:
keep / leave / hold(例:keep O clean) - 変化・結果:
make / drive / render / turn(例:make O happy/drive O crazy) - 色・見た目:
paint / dye / stain(例:paint O red)
find / think / consider + it + Adj + to V / that S V「it(仮の目的語)」で言いやすくするパターン。
I found it easy to talk with her.
(彼女とは話しやすいと感じた。)
The students were made sleepy by the long lecture.
(長い講義で学生は眠くなった。)
- 副詞は置かない:
make O happilyは不可。happilyは動作の様子(副詞)で、O の状態を言い切れない。 - 色・形容の語順:
paint O red(正)/paint red O(通常不可)。 - leave / keep の違い:
leaveは「そのままにしておく」、keepは「保ち続ける」意志が出やすい。
They painted the door red.
(彼らはドアを赤く塗った。)
💬 例文で感覚をつかもう!(SVOC:目的語を形容詞で言い切る)
I consider this approach practical.
(私はこのやり方を実用的だと考える。)
approach=やり方/手法、practical=実用的な。O=approach と C=practical がイコール。
Please leave the window open.
(窓は開けたままにしておいてください。)
leave=「〜のままにしておく」。open は形容詞=開いた状態。
Keep your hands clean in the lab.
(実験室では手を清潔に保ちなさい。)
keep は「維持」。clean は形容詞=清潔な。副詞 cleanly とは役割が異なる点に注意。
Strong coffee makes me nervous.
(濃いコーヒーは私を神経質にさせる。)
make は「〜にする」。
The constant noise drove us crazy.
(絶え間ない騒音で私たちは参ってしまった。)
drive O crazy=「Oを正気でなくさせるほど参らせる」。口語で頻出。The latest update rendered the app unusable.
(最新のアップデートでそのアプリは使えなくなった。)
render=(結果として)〜にする。unusable=使用不能な。The cold wind turned my hands numb.
(冷たい風で手がかじかんだ/しびれた。)
numb=感覚がない、しびれた。Hold the rope tight.
(ロープをしっかり持って。)
tight は形容詞(きつい/しっかり)。副詞 tightly ではない点に注意(ここはO=tightの関係)。They set the bird free.
(彼らはその鳥を放してやった。)
free は形容詞=自由な。結果補語の定番コロケーション。I will get the documents ready by noon.
(正午までに書類を準備しておきます。)
get O ready=Oを準備万端にする。口語で自然。He pushed the door open.
(彼はドアを押して開けた。)
open で「押した結果=開いた状態」。kick O open / pull O shut なども同様。Please leave me alone for a while.
(しばらく一人にしておいてください。)
alone は叙述用法の形容詞(名詞前に置かない)。We had the room ready by noon.
(私たちは正午までに部屋を準備しておいた。)
have O Adj=Oを〜の状態にしておく(結果維持)。Your message made me happy.
(あなたのメッセージで私は幸せになった。)
3-2 FAQ:SVOC(S + V + O + 形容詞)を使いこなす
型
S + V + O + Adj
代表動詞
make/find/consider/keep/leave/get/set/drive/render/paint/hold/push
語順のコツ
O の直後に Adj を置いて O の状態を言い切る
短く言えるときは find O Adj。説明が長いときは「it(仮目的語)」を使って後ろへ回します。
I find this topic interesting.
(この話題はおもしろいと思う。)
I find it hard to say no.
(断るのは難しいと感じる。)
it 型が自然になりやすいです。- keep O Adj:努力してその状態を維持する
- leave O Adj:手を加えずその状態のまま放置する
Keep the room clean.
(部屋をきれいに保ちなさい。)
Leave the door open, please.
(ドアは開けたままにしておいてください。)
補語Cは形容詞。ただし、形容詞を副詞で強めるのはOKです(例:very / quite / extremely)。
That movie made me extremely happy.
(その映画で私はすごく幸せな気持ちになった。)
made me happily は不可(happily は副詞で、O=Cを言い切れない)。- get O Adj:Oをその状態に整える/させる
- get O to V:Oに〜させる/V するよう説得する
I’ll get the documents ready.
(書類を準備しておきます。)
He got her to join the team.
(彼は彼女をチームに参加させた。)
基本は V + O + Adj。結果として O がその状態になることを表します。
He pushed the door open.
(彼はドアを押して開けた。)
They painted the wall red.
(彼らは壁を赤く塗った。)
- call O Adj:O を(〜だと)評価/形容する
- call O N:O に(〜という)名前・身分を与える/呼ぶ
They called the plan brilliant.
(彼らはその計画を素晴らしいと評した。)
They called him a hero.
(彼らは彼をヒーローと呼んだ。)
- keep O Adj:O をその状態に保つ(C=形容詞)
- keep O doing:O にその行為を続けさせる(C=動詞ing)
Keep the engine running.
(エンジンを回したままにしておいて。)
- make:最も一般的。「〜にする」全般。
- drive:強い力で(感情面に)追い込む。drive O crazy/mad など。
- render:フォーマル。結果として「〜にする」。IT・法律・報告書調でよく見る。
The update rendered the app unstable.
(その更新でアプリは不安定になった。)
目的語 O が主語に出て、be + Vpp + Adj の形になります。
動作よりも「結果の状態」を強調できます。
The door was pushed open.
(ドアは押されて開いた。)
ready / open / clean / quiet / safe / free / available / possible / clear / empty / full などが相性◎。
Please keep the channel quiet.
(チャンネルは静かな状態を保ってください。)
O + Adj で「状態を作る/保つ」を表すのがSVOCの強みです。4. 限定用法のみの形容詞 — 名詞の前だけで働く仲間
形容詞の中には、名詞の前に置くだけで使う特別チームがあります(=限定用法 only)。
例えば mere(単なる), only(唯一の), former(前の), favorite(お気に入りの)など。
述語(SVC の C)には原則置きません。
a mere rumor
(単なるうわさ)
mere は「ただの」。*The rumor is mere. のように C には普通置けません。
my favorite song
(私の大好きな歌)
favorite は「一番好きな」。*The song is favorite. は不自然(ふつうは My favorite is this song. などと名詞化します)。
mere rumor/former member/favorite song …。「置ける場所」で記憶すると、作文の迷いが一気に減ります。
4-1. 強調の意味を表す形容詞 — 名詞の前だけで威力を発揮
mere / only / sheer / utter / total / very などは、名詞の前に置いて「程度・唯一性・完全さ」を一言でグッと強める役目を持ちます(= 限定用法)。
述語位置(SVC など)では基本的に使いません(※意味や語義が変わる例外あり)。
It took a mere three minutes.
(たった3分でした。)
mere=「ただの/たったの」。小ささ・取るに足りなさを強調。She is my only friend here.
(彼女はここでの唯一の友だちだ。)
only は名詞の前で「唯一の」。冠詞・所有格と相性が良い(the only / my only)。It’s the very book I wanted.
(それは私が欲しかったまさにその本だ。)
very はここでは副詞ではなく形容詞。「まさにその〜」の意味で名詞の前に置く。要点セット(頻出語の使い分け・語順・よくある誤り)
- mere:「たった/取るに足りない」例:
a mere detail(取るに足らない細部) - only:「唯一の/〜だけの」例:
the only option(唯一の選択肢) - sheer:「全くの/純然たる」例:
sheer luck(まったくの幸運) - utter:「完全な(否定的語と相性◎)」例:
utter nonsense(全くのナンセンス) - total:「完全な/総計の」例:
total silence(完全な静けさ) - very:「まさにその」例:
the very moment(まさにその瞬間)
the very first big problem(順に:very → 序数 → 大きさ → 名詞)
- ❌
*The rumor is mere.→ 〇It’s a mere rumor. - ❌
*This is only.→ 〇This is the only choice.(only は名詞を伴って「唯一の」) - ❌
*The book is very.→ 〇the very book/(程度副詞の very はvery interestingのように形容詞を修飾)
That’s the only way to fix it.
(それが直すための唯一の方法だ。)
It was sheer luck that we won.
(私たちが勝てたのはまったくの幸運だった。)
His excuse was utter nonsense.
(彼の言い訳は全くのナンセンスだった。)
- very は二役:① 形容詞(the very thing)② 程度副詞(very good)。文中の役割を見分ける。
- sheer の「垂直の」の語義は述語も可(The cliff is sheer.)。ただし本セクションの「完全な」の用法は名詞前が基本。
- only はしばしば the/this/my とセットで使う:the only one / my only chance。
💬 例文で感覚をつかもう!(mere / only / sheer / utter / total / very)
He is a mere beginner.
(彼はただの/まだ初心者です。)
beginner=初心者。mere は名詞の前で「大したことのない・たったの」を一言で強調。*He is mere. のように C 単独では通常不可。
It’s a mere formality.
(それは単なる形式にすぎません。)
formality=形式的な手続き。「重要でない」ニュアンスをmereが一発で付与。
This is the only option left.
(これが残された唯一の選択肢です。)
option=選択肢。left=残された。onlyは冠詞や所有格と相性◎(the/my)。
She was the only one who noticed the mistake.
(その間違いに気づいたのは、彼女だけでした。)
the only one + 関係節 で「〜したただ一人」。口語でも頻出。Her smile was sheer joy.
(彼女の笑顔は純粋な喜びそのものだった。)
sheer=「混じりけのない」。否定的/肯定的どちらの名詞にも接続可。We met by sheer coincidence.
(私たちはまったくの偶然で出会った。)
by coincidence=偶然に。sheerで偶然性の度合いを最大化。The plan ended in utter chaos.
(その計画は完全な混乱に終わった。)
utter は多くの場合ネガティブ名詞と相性がよい(utter failure / stupidity など)。The room fell into utter silence.
(部屋は完全な静けさに包まれた。)
fall into=(状態)になる。utter silence は定番コロケーション。Our first attempt was a total disaster.
(最初の挑戦は完全な失敗だった。)
disaster=大失敗/大惨事。total は「全面的に」を短く言い切る。He is a total stranger to me.
(彼は私にはまったくの他人です。)
a total stranger=完全な赤の他人(定番)。to me で「私にとって」。
We replied on the very same day.
(私たちはまさにその同じ日に返事をした。)
very はここでは形容詞。「まさしくその」。程度副詞の very(とても)とは役割が別。This is the very first step you should take.
(これがあなたが踏むべきまさに最初の一歩です。)
the very + 序数(first/second...) + 名詞。狙い撃ちの指示感を出す。You are my one and only love.
(あなたは私のかけがえのない唯一の愛です。)
one and only=「唯一無二」。only の唯一性を強く言い切る。He is the very person I was looking for.
(彼こそが私が探していたまさにその人だ。)
the very person + 関係節 で対象をピンポイント特定。4-1 FAQ:限定用法だけで輝く形容詞の疑問をまとめて解決
対象
mere/only/sheer/utter/total/very
キモ
名詞の前で「唯一・完全・たった」を一瞬で言い切る(述語では基本NG)
mere は基本、名詞の前で使って「単なる〜」を一気に示します。述語(SVCのC)では普通使いません。述語にしたい時は言い換えます。
- ① 名詞前:
a mere A(自然) - ② 述語:
be only A/be nothing but A(自然)
It’s only a rumor.
(それはただのうわさだよ。)
It’s nothing but a rumor.(うわさに過ぎない)。- 形容詞
only:名詞の前で「唯一の」。the only option - 副詞
only:どこに「だけ」をかけるかで意味が変わる。
This is the only solution.
(これは唯一の解決策だ。)
I only love you.
(私は愛するのはあなただけだ。)※副詞の用法
only は位置で意味が揺れます(試験で頻出)。very は二刀流。①副詞(very good)②形容詞(the very thing=まさにその)。本セクションは②の形容詞用法。
This is the very place I dreamed of.
(ここは私が夢見たまさにその場所だ。)
the very + 名詞/the very + 序数(the very first/same)。- sheer:混じり気ゼロ(肯定/否定どちらも)。sheer luck
- utter:完全(多くは否定的)。utter chaos
- total:全体として完全。total silence
- pure / complete:やや中立的。pure joy / complete success
The hall fell into total silence.
(会場は完全な静けさに包まれた。)
a mere + 数詞 + 名詞(複数) の形で、「たった〜」を表します。a は語全体をひとまとまりで捉える目印。
We waited for a mere five minutes.
(私たちはたった5分待っただけだ。)
mere は可算名詞の複数にも使えます(「取るに足りない細部たち」)。
Those are mere details.
(それらは単なる細部にすぎない。)
固定で the + very + 序数/同一表現 + 名詞。the very first day/the very same idea。
We met on the very first day.
(私たちはまさに初日に会った。)
基本は非段階的(グレード不可)として扱い、比較級・最上級は避けます。程度を強めたいなら副詞を使うのが自然。
It was absolutely utter nonsense.
(それは完全に全くのナンセンスだった。)
more complete のように語によっては比較可能なものもありますが、ここで扱う強調形容詞は非段階的が基本。可能です。this/that/those などと共に置いて「まさにその〜」を強調します。
I remember those very words.
(私はまさにその言葉を覚えている。)
be only A/be nothing but A(mere の置換)be completely/perfectly A(total/utter の置換)be pure A(sheer の置換:文脈次第)
His excuse was completely false.
(彼の言い訳は完全に間違っていた。)
4-2. 元は比較・最上級だった形容詞 — 名詞の前だけで使うのが基本
former / latter / elder / eldest / inner / outer / upper / lower / utmost などは、歴史的に
比較級・最上級から生まれた形容詞です。現代英語では名詞の前(限定用法)に置くのが原則で、述語(SVC の C)では不自然になりやすい語が多いのが特徴です。
the former plan
(前者の計画)※二つのうち前に言及した方
former / latter は「二者のうちの前者/後者」。三つ以上では使いません。my elder sister
(私の年上の姉)
elder は親族名に限るのが基本。比較は older than を用います。with the utmost care
(最大限の注意を払って)
utmost=「極限の」。utmost importance(きわめて重要)も定番。要点セット(語感・語法・落とし穴をひとまとめ)
- former / latter:二者のうちの「前者/後者」。例:
the former president,the latter point - elder / eldest:家族関係の「年上/最年長」。例:
my elder brother,her eldest son - inner / outer:内側/外側。例:
the inner wall,the outer layer - upper / lower:上の/下の。例:
the upper floor,the lower limit - utmost:程度の最上級(極限)。例:
with the utmost respect
- これらは限定用法中心(名詞の前)。述語に置くなら言い換えや別構文に。
- elder は基本的に family nouns とセット(brother, sister, son…)。比較は
older thanを使う。 - former / latter は二つにだけ使う。三つ以上は first / second / third などを使う。
- later は「もっと後で」の比較級副詞/形容詞。latter と混同注意。
- ❌
*He is elder than me.→ 〇He is older than me. - ❌
*This picture is former.→ 〇This is the former.(「前者だ」=名詞化) - ❌
*the later point→ 〇the latter point(後者のポイント)
We chose the latter option.
(私たちは後者の選択肢を選んだ。)
She lives on the upper floor.
(彼女は上の階に住んでいる。)
They formed an inner circle of advisors.
(彼らは助言者の中核のグループを作った。)
💬 例文で感覚をつかもう!(former / latter / elder / eldest / inner / outer / upper / lower / utmost)
He met the former CEO at the event.
(彼はそのイベントで前のCEOに会った。)
former=以前の・前任の。二つのうちの「前者」ではなく「以前」を表すときにも使える。The latter chapters are more practical.
(後半の章のほうが実用的です。)
latter は「二つ/前半・後半」のうちの後ろ側を指す固定語。Between tea and coffee, I prefer the latter.
(紅茶とコーヒーなら、私は後者が好きです。)
Between A and B, ... the latter. で「B(後者)」を指す。My elder brother works overseas.
(私の年上の兄は海外で働いている。)
elder は基本「親族名」専用。比較は older than を使う(✗ *elder than)。Her eldest daughter plays the violin.
(彼女のいちばん年上の娘はバイオリンを弾く。)
eldest。一般比較の最上級は oldest でも可。The inner wall was damp after the storm.
(嵐のあと、内側の壁が湿っていた。)
inner=内側/中心寄り。心理面では「内面的な(inner peace)」にも使う。They studied outer space at school.
(彼らは学校で宇宙(外側の空間)について学んだ。)
outer space=宇宙。対義語は inner(内側の)。The upper limit is 100 points.
(上限は100点です。)
upper limit=上限/lower limit=下限。数学・規則・料金などで頻出。The lower deck was crowded.
(下のデッキは混雑していた。)
upper deck。lowerは比較級由来の形容詞として名詞前に置く。This matter is of the utmost importance.
(この件は極めて重要です。)
of the utmost + 抽象名詞(importance / urgency / care など)。非常にフォーマル。They raised the child with the utmost love and patience.
(彼らは最大限の愛と忍耐でその子を育てた。)
with the utmost A=「Aを最大限に」。家族愛・ケア表現でよく使う。The outer gate was locked, but the inner door was open.
(外側の門は閉まっていたが、内側の扉は開いていた。)
inner⇔outer。The dentist checked the upper jaw and the lower jaw.
(歯科医は上あごと下あごを診た。)
upper jaw/lower jaw。The company’s former name was Bluebird Inc.
(その会社の旧名は Bluebird Inc. だった。)
former name=旧名。履歴やプロフィール説明で便利。4-2 FAQ:比較・最上級由来の形容詞、ここがよく迷う!
型
the former/latter + 名詞/Between A and B, ... the former/latter./one’s elder/eldest + 親族名/inner/outer + 名詞/upper/lower + 名詞/of the utmost + 抽象名詞
位置名詞の前(限定用法)が基本
言い換え
older/oldest/first/second/third/inside/outside/top/bottom/very/most
- former:よりフォーマル。「以前の〜/元〜」。語感は中立。
- ex- + 名詞:口語寄り。「元〜」。関係の終わりを強調することも。
She interviewed the former president.
(彼女は前の社長にインタビューした。)
ex-boyfriend のように「別れた」ニュアンスが出やすい点に注意。- latter:二つ(前半/後半)の後者。
- later:時間的に「もっと後」。比較級。
Between Plan A and Plan B, we chose the latter.
(A案とB案なら、私たちは後者を選んだ。)
We will discuss it later.
(それは後で話します。)
- elder/eldest:主に親族名の前(限定用法)。比較構文には使わない。
- older/oldest:一般に使える。比較
older than ...が可能。
My elder sister is a nurse.
(私の年上の姉は看護師です。)
She is older than me.
(彼女は私より年上です。)
*elder than は不可。家族以外には older/oldest を使うのが安全。はい。直前の二者を受けて、単独で「前者/後者」を指せます。
We tested two methods. The former was faster, but the latter was more accurate.
(2つの方法を試した。前者は速かったが、後者はより正確だった。)
the first / the second / the third などを使う。- inner:形容詞。
inner + 名詞(内側の〜/内面的な〜)。 - inside:前置詞・副詞・名詞・形容詞にもなる多機能語(中に/内側)。
He found an inner pocket.
(彼は内側のポケットを見つけた。)
Put your phone inside.
(携帯は中に入れて。)
- outer:空間的に外側(対:inner)。日常的。
- external:技術・医学などで外部性(対:internal)。フォーマル。
- exterior:外装・外観(建築・車など)。
The outer layer protects the seeds.
(外側の層が種子を守る。)
- upper/lower:位置・階層のラベル(上/下)。名詞の前。
- higher/lower:比較して「より高い/低い」。数値・程度。
We live on the upper floor, and prices are higher this year.
(私たちは上の階に住んでいて、今年は価格がより高い。)
- utmost:極限レベル(フォーマル)。
of the utmost + 抽象名詞。 - most:最上級/程度副詞(とても)。
- very:程度副詞(とても)。
Your safety is of the utmost importance.
(あなたの安全は極めて重要です。)
very important でもOK。公的文書なら of the utmost importance が堅い響き。「限定専用」形容詞は述語に置くと不自然。別構文で表します。
The former (of the two) is better.(名詞化して主語に)The plan came earlier.(時間の比較に言い換え)
Of the two plans, the former is more realistic.
(2つの計画では、前者のほうが現実的だ。)
former / latter は二者限定。三つ以上なら the first / second / third を用います。
Among three options, we picked the second one.
(三つの選択肢の中で、私たちは2番目を選んだ。)
latter-day はハイフンつきの形容詞で「現代の」。語源は「時代の後半」→「今風の」。
He is a latter-day Edison.
(彼は現代のエジソンだ。)
4-3. 限定用法のみの形容詞:その他(使う場所は名詞の前)
ここでは、現代英語でほぼ名詞の前にしか置かれないタイプをまとめます。例:
favorite(お気に入りの), indoor/outdoor(屋内/屋外の), main / principal / chief(主要な),
drunken(酔った…)、fallen(落ちた…)、overall(全体の), eventual(最終的な)など。
述語(SVC の C)に置くと不自然になるか、意味が変わることが多いのが特徴です。
my favorite song
(私のお気に入りの曲)
favorite は名詞の前に置くのが普通。述語なら is my favorite のように名詞扱いにします。indoor activities
(屋内の活動)
indoors は副詞(中で)。述語は The event is indoors. のように言い換え。the main reason
(その主な理由)
main/principal/chief は基本「名詞の前」。述語では It is the main reason. のように the + 形容詞 + 名詞 で言い切る形に。要点まとめ(語法・言い換え・落とし穴)
- favorite(お気に入りの)→ 述語は be my favorite(名詞化)。
- main / principal / chief(主要な)→ 述語は be the main/principal/chief + 名詞 の形で。
This is my favorite book.
(これは私のお気に入りの本です。)
Cost is the main issue.
(費用が主な問題だ。)
- indoor/outdoor は形容詞。述語では indoors/outdoors(副詞/名詞)を使う。
The outdoor concert was canceled.
(屋外のコンサートは中止になった。)
The concert will be indoors due to rain.
(雨のため、コンサートは屋内で行われます。)
- drunken(限定):a drunken driver。述語は drunk を使う。例:He is drunk.
- fallen(限定中心):fallen leaves。述語は通常 The leaves have fallen.
a drunken driver
(酔った運転手)
The driver was drunk.
(運転手は酔っていた。)
Fallen leaves covered the street.
(落ち葉が通りを覆った。)
- overall(全体の)※形容詞。「全体として」は副詞の overall を文末などで使用。
- eventual(最終的な)※原因→結果の時間軸を示す。述語では eventually(副詞)に言い換え。
the overall plan
(全体の計画)
the eventual outcome
(最終的な結果)
💬 例文で感覚をつかもう!(favorite / indoor・outdoor / main・principal・chief / drunken / fallen / overall / eventual)
My favorite teacher encouraged me to read more.
(私のいちばん好きな先生は、もっと本を読むよう励ましてくれた。)
🔧 構造:my + favorite + 名詞。favorite は名詞の前に置くのが基本。
語彙:encourage A to do=Aに〜するよう励ます。
Our chief concern is safety.
(私たちの最も大きな関心事は安全です。)
🧩 chief は名詞の前に置くタイプ。述語では Safety is the main/primary concern. などに言い換え。
語彙:concern=心配事・関心事。
The principal dancer received thunderous applause.
(主役のダンサーは割れんばかりの拍手を受けた。)
語法:principal は「校長(名詞)」とも紛らわしいが、ここは形容詞で「主要な」。
語彙:applause=拍手、thunderous=雷のような(とても大きい)。
You're my favorite person in the world.
(あなたはこの世界で私がいちばん好きな人だよ。)
favorite + 名詞 の形で温かいニュアンスに。Indoor plants often need bright, indirect light.
(屋内の観葉植物は、明るいが直射ではない光を必要とすることが多い。)
indoors(副詞)を使用:The plants should be kept indoors.Please wear outdoor shoes for the hike.
(ハイキングには屋外用の靴を履いてください。)
hike=(野山の)ハイキング。outdoors は副詞「外で」。His drunken speech upset the guests.
(彼の酔った状態でのスピーチは来客を不快にさせた。)
drunk:He was drunk./drunken + 名詞 は「酔っての〜」。A fallen tree blocked the road after the storm.
(嵐のあと、倒れた木が道路をふさいだ。)
Our overall budget increased by five percent.
(全体の予算は5%増えた。)
overall(形容詞)=「全体の」。副詞なら文末などに:The project went well, overall.After a close final, she became the eventual winner.
(接戦の決勝の末、彼女が最終的な勝者になった。)
eventually=「結局は、最終的に」。述語で言うなら She eventually won.Because of the rain, the match moved to the indoor court.
(雨のため、試合は屋内のコートに移された。)
The chief reason for the delay was heavy traffic.
(遅れの主な理由は交通渋滞だった。)
delay=遅れ、heavy traffic=激しい交通量(渋滞)。Freshly fallen snow sparkled in the morning sun.
(降り積もったばかりの雪が朝日にきらめいた。)
freshly=「新たに、できたてで」。動詞なら Snow fell last night.The main gate is on the east side of the campus.
(正門はキャンパスの東側にある。)
main は述語にしにくい形容詞(✗ *The gate is main.)。It is the main gate. のように名詞句で言い切る。4-3 FAQ:名詞の前だけで光る形容詞をスッキリ整理!
型
my/our + favorite + 名詞/
indoor / outdoor + 名詞(述語は indoors/outdoors)/
main / principal / chief + 名詞/
drunken + 名詞(述語は drunk)/
fallen + 名詞(動詞は fall / have fallen)/
overall + 名詞(副詞 overall)/
eventual + 名詞(副詞 eventually)
位置基本は名詞の前(限定用法)
いいえ。多くの場合、favoriteは名詞の前で使います。述語に置きたいときは、名詞化(my favorite)を使うのが自然です。
This is my favorite song.
(これは私のお気に入りの曲です。)
*This song is favorite. は不自然。○ This song is my favorite.- indoor / outdoor=形容詞(名詞の前で「屋内の/屋外の」)。
- indoors / outdoors=副詞(「屋内で/屋外で」)。
We chose an indoor venue.
(私たちは屋内の会場を選んだ。)
Because it’s raining, we’ll stay indoors.
(雨なので、私たちは屋内で過ごします。)
*The gate is main. のようには言いません。名詞句で言い切るか、別語で言い換えます。
- 名詞句:
It is the main gate. - 言い換え:
It is primary.(文脈次第)
Cost is the main issue.
(費用が主な課題だ。)
- principal=形容詞「主要な」/名詞「校長」。
- principle=名詞「原理・原則」。
The principal reason is cost.
(主な理由は費用だ。)
They acted on a moral principle.
(彼らは道徳的な原則に従って行動した。)
chief は形容詞で「主な/最高位の」。chef は名詞で「料理長」。音も綴りも似ていますが別物です。
the chief editor of the magazine
(その雑誌の編集長)
The chef prepared a special menu.
(料理長が特別メニューを用意した。)
- drunken:名詞の前だけに置いて「酔っての〜」。a drunken driver / a drunken party
- drunk:述語(補語)。He is drunk.
a drunken fight broke out
(酒に酔ってのケンカが起きた。)
He was drunk last night.
(彼は昨夜酔っていた。)
- fallen=過去分詞で名詞の前(fallen leaves)。
- 動詞は fall(過去 fell, 過去分詞 fallen)。
- 動作を言うときは fall down(倒れる・落ちる)もよく使う。
Fallen branches covered the path.
(落ちた枝が小道を覆っていた。)
A big branch fell down during the storm.
(嵐のあいだに大きな枝が倒れた。)
- 形容詞:
overall + 名詞(全体の〜)。 - 副詞:文頭・文中・文末で「全体的に」。
the overall result
(全体の結果)
The trip was great, overall.
(旅行は全体的にとても良かった。)
- eventual:形容詞(the eventual winner)。過程の末に到達する感じ。
- eventually:副詞「最終的に・結局」。
- final:最終段階・確定感が強い(final decision)。
- ultimate:究極・最終到達点(評価が強め)。
She became the eventual champion.
(彼女が最終的な優勝者になった。)
She eventually won after a long match.
(長い試合の末、彼女は結局勝った。)
はい。a favorite / one of my favorites / my all-time favorite のように名詞で使えます。
These songs are my favorites.
(これらの曲は私のお気に入りです。)
- outdoor:形容詞「屋外の」。outdoor activities
- outside:多機能(前置詞・副詞・形容詞)。形容詞は可能だが、outdoor の方が自然な場面が多い。
We love outdoor activities.
(私たちは屋外のアクティビティが大好きです。)
Let’s go outside for some fresh air.
(新鮮な空気を吸いに外へ出よう。)
5. 叙述用法だけで光る形容詞(be動詞と相性バツグン)
形容詞の中には、名詞の前(限定用法)ではほぼ使わず、文の述部(叙述用法)で
be(時制) + 形容詞 + 補足の形で「状態・気持ち・気づき」を表すものがあります。
代表例:afraid / ashamed / asleep / awake / alone / alike / aware / alive など。
まずは「置き場所」=述部と覚え、次のよく出る型から運用を始めましょう。
叙述専用は「状態を言う」:まずは型で覚える
これらの形容詞は、名詞のラベル付け(a happy child のように前から説明)ではなく、主語の今の状態を言い切ります。 小学生にもやさしく言うと「その人やものが、いまどんな様子か」を伝える言葉です。
S + be + afraid/ashamed/alone/awake/asleep/aware/alive/alike補足つきの定番
be + afraid/aware + of A/
be + sorry/glad + to do/
It is + likely/possible + that S V
She is afraid of the dark.
(彼女は暗闇がこわい。)
The baby is asleep.
(赤ちゃんは眠っている。)
They are alike in many ways.
(彼らは多くの点で似ている。)
I am aware of the risk.
(私はその危険に気づいている。)
✗ an afraid boy → ✓ a frightened/scared boy(名詞の前に置きたい時は別語を)/
✗ an asleep baby → ✓ a sleeping baby
be + 形容詞 の型で1日1語ずつ話せるようにしましょう。できることが毎日1ミリ増えると、1ヶ月後には「ミスしない英語」がはっきり見えてきます。
グループ①:a- で始まる形容詞(afraid / ashamed / asleep / awake / alone / alike / alive / aware など)
どれも「いまの状態・様子」を言い切るタイプで、基本は
S + be(時制) + 形容詞(=叙述用法)。
小学生向けに一言で言うと「名詞の前からラベルを貼る語」ではなく、後ろで状態を説明する語です。
S + be + afraid/ashamed/alone/awake/asleep/alike/aware/alive
組み合わせ
be afraid/ashamed/aware + of A / be alike(互いに似ている)
afraid → frightened / scared /
asleep → sleeping(a sleeping baby) /
alive → living(living things) /
alike → similar(similar designs)
Tom was ashamed of his mistake.
(トムは自分のミスを恥ずかしく思っていた。)
Is everyone awake?
(みんな起きている?)
The fish is still alive.
(その魚はまだ生きている。)
The twins look alike.
(その双子はよく似て見える。)
✗ an afraid boy → ✓ a scared / frightened boy /
✗ an asleep baby → ✓ a sleeping baby /
✗ an alive animal → ✓ a living animal
be afraid of / be asleep。
グループ②:補足が要る叙述形容詞(前置詞・to不定詞・that節とセット)
述語に来たあと何かを続けて言うのが自然な形容詞たち。よく出るのは
be + 形容詞 + 前置詞/be + 形容詞 + to 不定詞/It is + 形容詞 + that S V の3パターンです。
大人には運用の幅が広がり、子どもにも「決まったセット」で覚えやすいメリットがあります。
be aware/afraid/ashamed + of A /
be proud + of A /
be familiar + with A /
be good/bad + at Ato不定詞セット
be ready/eager/sorry/glad + to do /
be likely + to dothat節(形式主語)
It is likely/possible/essential/important + that S V
I’m sorry to hear that.
(それを聞いて残念に思います。)
She is ready to start.
(彼女は始める準備ができている。)
It is likely that the train will be late.
(列車が遅れる可能性が高い。)
This book is worth reading.
(この本は読む価値がある。)
✗ worth to read → ✓ worth reading /
✗ He is likely that he will win. → ✓ He is likely to win. /
✗ I’m glad that to see you. → ✓ I’m glad to see you.
glad to do は自分の行為と相性、glad that S V は出来事の事実を述べたい時に◎。likely to do は主語に人・ものもOK(He is likely to… / Prices are likely to…)。It is likely that… は客観寄り。
be + adj + of/be + adj + to/It is + adj + that。明日からは好きな形容詞を1つずつ、この3つの器に入れて育てましょう。
ミニ表:限定用法にしたいときの言い換え(意味もなるべく近く)
「a-で始まる形容詞」などは叙述専用(S + be + 形容詞)が基本。名詞の前に置きたいときは、別語に言い換えるのが安全です。 右端の例は限定(名詞の前)での典型形です。
| 叙述専用に近い形容詞 | 名詞前での言い換え(近い意味) | 限定での例(名詞の前) | 注意 |
|---|---|---|---|
afraid(こわい) |
scared / frightened / scary |
a scared child | 叙述 be afraid of A |
asleep(眠って) |
sleeping |
a sleeping baby | 叙述 be asleep |
alive(生きて) |
living |
living creatures | 叙述 be alive |
alike(互いに似て) |
similar |
similar designs | 叙述 They are alike. |
awake(目が覚めて) |
alert / wakeful |
an alert child | 叙述 be awake |
ashamed(恥じて) |
embarrassed / shamefaced |
an embarrassed boy | 叙述 be ashamed of A |
aware(気づいて) |
informed / conscious |
an informed citizen | 叙述 be aware of A |
alone(ひとりで) |
solitary / lonely |
a lonely girl | 叙述 be alone |
worth(〜の価値がある) |
worthwhile / valuable |
a worthwhile book | 叙述 be worth -ing |
afraid は「おそれ」の気持ち(人の内面)、scary は「こわい性質」(もの側)。状況に合わせて選び替えましょう。
つまずき → 正解(置き換えと文型のセットで覚える)
誤りは名詞の前に置こうとしているパターンがほとんど。正解は
be + 形容詞か、限定で使える別語に切り替えます。1項目=20秒でOK。
an afraid boyHe is afraid of dogs.
(彼は犬がこわい。)
a scared / frightened boy と別語に。an asleep babyThe baby is asleep.
(赤ちゃんは眠っている。)
a sleeping baby。an alive animalThe animal is alive.
(その動物は生きている。)
a living animal。He is alike his brother.They are alike.
(彼らは互いに似ている。)
alikeは「互いに似ている」。人と人を比べるときは be like A(例:He is like his brother.)でもOK。worth to readThis book is worth reading.
(この本は読む価値がある。)
worthは動名詞と相性。限定にしたいときは a worthwhile book。He is likely that he will win.He is likely to win.
(彼は勝ちそうだ。)
It is likely that he will win. でもOK。I’m glad that to see you.I’m glad to see you.
(あなたに会えてうれしい。)
glad to doは自分の行為、glad that S Vは事実を述べるとき。She is aware to the news.She is aware of the news.
(彼女はそのニュースに気づいている。)
awareの相棒はof。He is sorry of being late.He is sorry for being late.
(彼は遅れたことを申し訳なく思っている。)
sorry for -ing(行為そのもの)/sorry to do(これから・今起きる行為に対し残念)。He is proud for his son.He is proud of his son.
(彼は息子を誇りに思っている。)
proudの前置詞はofが基本。5 FAQ:叙述用法だけで使う形容詞/補足が要る形容詞
コアイメージ
S + be + 形容詞(+ 前置詞/to不定詞/that節) =「いまの状態・評価・気づき」を言う。
代表
afraid / asleep / alive / alike / aware / sorry / glad / likely / worth など
alive は叙述専用に近く「生きている状態」。living は名詞の前で「生きている〜」。live は「生放送/生の(加工していない)」など性質を前から言う語。
The tree is still alive after the storm.
(その木は嵐のあともまだ生きている。)
These are living cells.
(これは生きている細胞です。)
live concert / live TV(生放送)などは限定でOK。
asleep は「眠っている状態」(叙述)。sleepy は「眠い/眠たげな」(気分や様子)で名詞の前にも置けます。
The kids are sleepy, but not asleep yet.
(子どもたちは眠そうだけど、まだ眠ってはいない。)
a sleepy baby はOK、an asleep baby は不可。
afraid は「こわい気持ち」(叙述)で of が相棒。scared は限定でも叙述でも使える「怖がった」。scary は「こわい性質の」(物側)。
I’m afraid of heights.
(私は高い所がこわい。)
That movie was scary.
(その映画はこわかった(こわい性質)。)
どちらも「気づいている」ですが、aware of は情報・事実に気づく、conscious of は自分の状態・感覚に意識的、という傾向。
She became aware of the change.
(彼女はその変化に気づいた。)
He is fully conscious of his limits.
(彼は自分の限界をよく自覚している。)
叙述の be worth -ing は「〜する価値がある」。限定なら worthy / worthwhile を使って前から説明できます。
The idea is worth trying.
(そのアイデアは試す価値がある。)
a worthwhile idea / a worthy cause(崇高な大義)
be likely to do は主語に人・物が立てやすい。It is likely that ... は客観寄りの言い方。probably は副詞で文全体を修飾。
It is likely that prices will rise soon.
(物価がまもなく上がる可能性が高い。)
Prices will probably rise soon.
(物価はたぶんまもなく上がる。)
alike は「互いに似ている」(叙述で複数主語)。like は「〜に似て」前置詞。similar は限定・叙述どちらもOK。
The two pictures are alike.
(その2枚の絵は互いに似ている。)
This picture is like that one.
(この絵はあの絵に似ている。)
alone は「ひとりで(物理的)」。lonely は「さびしい(気持ち)」。by oneself は「自分ひとりで」(= alone)に近い。
She lives alone, but she isn’t lonely.
(彼女はひとりで暮らしているが、さびしくはない。)
He finished the task by himself.
(彼はその作業をひとりでやり遂げた。)
to do は自分の行為にフォーカス(これから/今)。that S V は事実にフォーカス。sorry for -ing は行為そのものを謝る。
I’m sorry to say this, but we must cancel.
(こう言うのは心苦しいのですが、キャンセルせざるを得ません。)
I’m glad that you came.
(あなたが来てくれてうれしい。)
I’m sorry for making you wait.
(お待たせして申し訳ありません。)
awake は形容詞「目が覚めている」。wake (up) は動詞「起きる/起こす」。文型が違います。
I was awake at five.
(私は5時に起きていた(目が覚めていた)。)
Please wake me up at six.
(6時に私を起こしてください。)
6. 限定用法と叙述用法で意味が変わる形容詞
同じ形容詞でも、名詞の前に置く( 限定用法) と、be などの後ろで補語に置く( 叙述用法) では、意味が変わることがあります。感覚としては、 名詞の前=ラベル付け、 補語=主語の状態・評価の説明 と考えると理解が速くなります。
[形容詞] + 名詞(限定)/
S + be(または連結動詞) + 形容詞(叙述)連結動詞の例:
be, become, get, feel, seem, stay, remain
- 例:
a certain person=「ある〜」/She is certain.=「確信している」 - 例:
the present members=「現在の」/Many members are present.=「出席している」
俯瞰ミニマップ:同じ形容詞でも「前」か「後」かで意味が変わる
左が 限定用法(名詞の前:ラベル)、 右が 叙述用法(補語:状態)。 まずは日本語の違いでOKです。
| 形容詞 | 限定用法(名詞の前) ラベル付け |
叙述用法(補語) 状態・評価 |
|---|---|---|
certain |
意味 ある〜/特定の | 意味 確信している |
present |
意味 現在の/当座の | 意味 出席して/その場にいて |
late |
意味 故〜/最近の | 意味 遅れて |
old |
意味 昔からの(旧知の) | 意味 年老いた/古い |
sorry |
意味 痛ましい・みじめな(限定でまれ) | 意味 申し訳なく思って/残念で |
due |
意味 正当な/然るべき | 意味 到着予定で/期限で |
I heard it from a certain person.
(私はある人からそれを聞きました。)
She is certain about the result.
(彼女は結果を確信しています。)
the present situation
(現在の状況)
All members are present.
(メンバーは全員出席しています。)
the late Mr. Tanaka
(故田中氏)
I was late for school.
(私は学校に遅れました。)
使い分けミニ表(代表ペア早見)
同じ形容詞でも、名詞の前(限定)と 補語(叙述)で意味が変わる語があります。まずは意味ペアをザッと把握しましょう。
| 形容詞 | 限定(名詞の前) ラベル付け |
叙述(S + be + 形容詞) 状態・評価 |
メモ |
|---|---|---|---|
certain |
a certain person(ある人) |
I’m certain (that ...)(確信している) |
限定=不特定の特定/叙述=確信 |
present |
the present issue(現在の問題) |
She is present.(出席している) |
限定=時間の「今」/叙述=場所に「いる」 |
late |
the late singer(故歌手) |
He is late.(遅れている) |
限定は追悼・最近/叙述は遅刻 |
old |
an old friend(昔からの友人) |
My friend is old.(年老いている) |
限定=関係の長さ/叙述=年齢 |
sorry |
a sorry state(痛ましい状態) |
I’m sorry.(申し訳なく思う) |
限定は稀:悲惨な・みじめな |
due |
due process(正当な手続き) |
The train is due at 6.(到着予定) |
叙述は「予定・期限」が基本 |
close |
a close friend(親しい友人) |
We are close.(親しい仲だ) |
意味は似るが役割が異なる |
right |
the right answer(正しい答え) |
You are right.(正しいね) |
同じ意味でも位置で機能が変化 |
最小限の例文(位置で意味が変わるを確認)
例文は短く・要点だけ。色の付いた部分が学習ポイントです。
I heard it from a certain person.
(私はある人からそれを聞きました。)
certain(限定)=「ある〜」。叙述では「確信して」。She is certain about the result.
(彼女は結果を確信しています。)
We must face the present situation.
(私たちは現在の状況に向き合うべきだ。)
present(限定)=「現在の」/(叙述)=「出席して」。All members are present.
(メンバーは全員出席しています。)
the late Professor Sato
(故 佐藤教授)
late は「故〜」。ニュースでは「最近の」の意味も。I’m late for work.
(私は仕事に遅れています。)
an old friend of mine
(私の昔からの友人)
old friend は「年齢」ではなく「関係が長い」。My dog is old now.
(うちの犬はもう年老いています。)
よくある誤り → 正しい型(限定 vs 叙述)
「名詞の前(限定)」と「補語(叙述)」の役割を混同しがちなポイントを、誤り→正しいで対比します。 誤り例は型の間違いをイメージするためのものです(発音は再生しません)。
*She is a certain.
a certain を叙述に流用している)She is certain about the result.
(彼女は結果を確信しています。)
*All members are the present.
the present を使ってしまう)All members are present.
(メンバーは全員出席しています。)
*the lately singer
the late ...。lately は副詞)the late singer
(故 歌手)
I was late for school.
(私は学校に遅れました。)
*He is old friend of mine.
old friend は名詞句。He is an old friend of mine. と冠詞が必要)He is an old friend of mine.
(彼は私の昔からの友人です。)
My friend is old.
(私の友人は年を取っています。)
*I’m a sorry.
I'm sorry. と名詞は付けない)I’m sorry to hear that.
(それを聞いて残念に思います。)
*The train is due 6.
The train is due at six.
(その電車は6時到着予定です。)
クイック型一覧(よく使う定型)
下の表は、学習でつまづきやすい語の「限定の型」「叙述の型」「相性のよい前置詞や節」を一覧にしたものです。 まずは太字の型だけ覚えると運用しやすくなります。
| 形容詞 | 限定の型(名詞の前) | 叙述の型(補語) | 相性のよい前置詞・節など | 一言メモ |
|---|---|---|---|---|
certain |
a certain + 名詞 |
be certain |
be certain of/about A/be certain that S V |
限定=「ある〜」/叙述=「確信」 |
present |
the present + 名詞 |
be present |
be present at 場所/会議 |
叙述は「出席して」 |
late |
the late + 人名/役職 |
be late |
be late for 学校/会議 |
限定は「故〜」 |
old |
an old friend |
be old |
— | 限定=関係が長い |
sorry |
a sorry state(限定でまれ) |
be sorry |
be sorry for/about A/be sorry to V/be sorry that S V |
叙述は感情 |
due |
due process / due care |
be due |
be due at/in/on 時刻/場所/日/be due to V |
予定・期限 |
close |
a close friend |
be close |
be close to A(距離・関係) |
意味は類似でも機能は別 |
right |
the right answer |
be right |
be right about A |
判断の正しさ |
She is right about the answer.
(彼女はその答えについて正しい。)
6-FAQ:限定/叙述で意味が変わる形容詞
型
[形容詞] + 名詞(限定) /
S + be/連結動詞 + 形容詞(叙述)
位置名詞の前=ラベル/後=状態・評価
限定 名詞の前で「ある〜/特定の」。叙述 be certain で「確信している」。
I heard it from a certain person.
(私はある人からそれを聞きました。)
She is certain about the result.
(彼女は結果を確信しています。)
of/about や that節 をよく伴います。限定 「現在の」。叙述 「出席して」。
the present situation
(現在の状況)
All members are present.
(メンバーは全員出席しています。)
attend(動詞)「出席する」も合わせて覚えると便利。限定 人名の前で「故〜」。叙述 be late「遅れている」。
the late Professor Sato
(故 佐藤教授)
I’m late for work.
(仕事に遅れています。)
lately は副詞「最近」。*the lately singer は不可。限定 an old friend=「昔からの友人」。叙述 be old=「年老いている」。
He is an old friend of mine.
(彼は私の昔からの友人です。)
My friend is old now.
(私の友人はもう年老いています。)
限定 「正当な/然るべき」。叙述 「〜の予定・期限」。
due process
(正当な手続き)
The train is due at six.
(その電車は6時到着予定です。)
at、日付は on、月は in。基本は 叙述(感情)。限定はまれに「痛ましい・みじめな」。
I’m sorry to hear that.
(それを聞いて残念に思います。)
a sorry state
(痛ましい状態)
限定は名詞を修飾、叙述は主語を評価します。
the right answer
(正しい答え)
You are right.
(あなたは正しい。)
限定は「親しい〜」、叙述は be close (to A) で「近い/親しい」。
a close friend
(親しい友人)
We are close to the station.
(私たちは駅に近いところにいます。)
限定 「関係する」。叙述 「心配して」。
the people concerned
(関係する人々/当事者)
Parents are concerned about safety.
(保護者は安全面を心配しています。)
about/for を使います。7. 他の品詞への転化(形容詞 → 名詞/副詞)
形容詞は本来「名詞を説明することば」ですが、文の中での役割が変わって 名詞として働くことや、 副詞として働くことがあります。 日本語でも「若い人」→「若者」のように形が変わるのと似ています。 英語では主に次の2タイプを押さえましょう。
the + 形容詞→ 集合的に「〜の人たち/〜というもの」(名詞化)- 一部の形容詞が
別の形容詞を強める副詞として使われる(副詞化)
ゴール(ここが分かればOK)
- 名詞化:
the + 形容詞で「〜な人たち/〜というもの」を表せる。 - 副詞化:
dead / pretty / quite / ratherなどが程度を示す副詞として機能するのを見分けられる。 - 「どんな働きで使われているか」を、直前直後の語の種類(名詞・形容詞・動詞)で判断できる。
7-1 名詞へ転化:the + 形容詞
「the rich(裕福な人たち)」「the poor(貧しい人たち)」「the true(真)」など、 グループ全体や抽象概念を一語で表せます。
- 人を表すときは多くが複数扱い(例:
The rich are ...)。 - 概念を表すときは単数扱い(例:
The truth is ...)。
7-2 副詞へ転化:程度を表す形
形容詞なのに副詞のように別の形容詞を強める語(例:dead serious=「超まじめ」、 pretty good=「かなり良い」)。辞書では「副詞」としても載ることが多いです。
- 次に形容詞が来るなら副詞として使っているサイン。
- 強さのニュアンス(弱め〜強め)も一緒に覚えると自然に使える。
最小限の確認例
The young need support.
(若者たちには支援が必要だ。)― the + young =「若い人たち」
It’s pretty simple.
(それはかなり簡単だ。)― pretty が「simple」を強める副詞
the + 形容詞 ⇄ 副詞化(程度) を
ノートで左右に並べて書くと、記憶の引き出しが増えて実戦で迷いません。
7-1. 名詞へ転化:the + 形容詞(人の集団/抽象概念)
形容詞はふつう名詞を説明しますが、the + 形容詞の形になると
名詞と同じ働きをします。
意味は大きく2つ:①人の集団(例:the young=若者たち)②抽象概念(例:the beautiful=美/美なるもの)。
「日本語の“若者”“善・悪”」のように、一語でグループや概念を指せるのがポイントです。
- 人の集団=多くは複数扱い(
The poor are ...)。 - 抽象概念=単数扱い(
The unknown is ...)。
全体像と基本ルール(まずはここから)
the + 形容詞 → 名詞化
- 人の集団:
the young / the old / the rich / the poor / the sick / the unemployedなど。 - 抽象概念:
the beautiful / the good / the unknown / the impossibleなど(やや文語的)。
- 直後に名詞が来ない(=名詞なしで完成)。
- 人の集団なら複数動詞、概念なら単数動詞。
- people who are ~ に言い換えて通じれば人の集団の用法。
The young are ... ✓(人)/The beautiful is ... ✓(概念)
| カテゴリ | 意味 | 動詞の一致 | 例(訳) |
|---|---|---|---|
| 人の集団 | 〜な人たち(集合名詞) | 複数 |
The poor are tired.(貧しい人たちは疲れている。) |
| 抽象概念 | 〜というもの/〜という性質 | 単数 |
The beautiful is timeless.(美は時を超える。) |
最小限の例文(使い方の感覚をつかむ)
The young need support.
(若者たちには支援が必要だ。)
The poor are facing new challenges.
(貧しい人たちは新たな課題に直面している。)
The unknown is exciting.
(未知なるものはわくわくさせる。)
We must care for the elderly.
(高齢者を大切にしなければならない。)
the elderly / the disabled / the unemployed は社会的配慮を表す集合名詞として頻出。
固有名詞・普通名詞の前には置けません(例:× *the young people(別の意味)ではなく、
young people と言う)。
落とし穴 → 正しい型(すぐ直せるチェックリスト)
誤*The poors are ...
正The poor are ...
「the + 形容詞」は-s を付けないのが原則。
誤*The young is ...
正The young are ...
人の集団は複数動詞で受ける(are / have など)。
誤*The beautiful things is ...
正Beautiful things are ... / The beautiful is ...
the + 形容詞か形容詞 + 名詞かのどちらか。混ぜない。
注意the French / the Japanese
これは国民名(形容詞形の民族名)が名詞化したパターン。意味は近いが「性質の形容詞」の名詞化(the rich 等)と区別して覚える。
The rich pay higher taxes in some countries.
(裕福な人たちは、国によってはより高い税金を支払う。)
🔧 構造:S(= the + 形容詞) は 人の集団を表すため pay のように 複数動詞で受ける。
💡 言い換え:rich people でも可。意味はほぼ同じ。
The poor often lack access to healthcare.
(貧しい人たちは、医療へのアクセスが不足しがちだ。)
🪄 ポイント:the + 形容詞 に -s は付けない(× *the poors)。
The sick need rest and care.
(病気の人たちには、休養とケアが必要だ。)
📌 ヒント:need は複数主語と自然に相性が良い動詞のひとつ。
The injured were taken to the hospital.
(けが人は病院へ運ばれた。)
🧭 文法:主語が複数(the injured)なので were を使う(× *was)。
The unemployed are seeking new opportunities.
(失業中の人たちは、新しい機会を探している。)
🔍 語注:unemployed は形容詞。「the + unemployed」=「失業者(全体)」。
The homeless often sleep in shelters.
(ホームレスの人たちは、よくシェルターで寝泊まりする。)
📝 語順:often は一般動詞の前に置くのが基本(be動詞のときは後ろ)。
The brave are admired by many.
(勇敢な人たちは多くの人に称賛される。)
💡 ニュアンス:性質(brave)で人々のグループを指す定番の言い方。
The lonely need love and company.
(孤独な人たちには、愛と仲間が必要だ。)
🧡 記憶フック:the lonely を「孤独な人たち」と訳せれば、名詞化の感覚が定着。
The unknown inspires discovery.
(未知なるものは、発見をかき立てる。)
✅ 単数扱い:概念は inspires のように 三単現で受ける。
The beautiful is hard to define.
(美は定義しにくい。)
📝 フレーズ:be hard to + 動詞原形=「〜しにくい」。
The impossible sometimes becomes possible.
(不可能なことが、時に可能になる。)
🎯 学習術:impossible ↔ possible の 反対語ペアで記憶を固定。
The ordinary is often overlooked.
(平凡なものは、しばしば見過ごされる。)
🔎 単語:overlook=「見落とす/見過ごす」。受動態 is overlooked をセットで覚える。
The extraordinary challenges us to think differently.
(並外れたものは、私たちに違う考え方を促す。)
🧩 対ペア:ordinary(ふつう)↔ extraordinary(並外れた)。
The unexpected teaches humility.
(予期せぬことは、謙虚さを教えてくれる。)
📚 語注:humility=謙虚さ。概念主語なので teaches の 三単現。
7-1 FAQ:the + 形容詞(名詞化)のよくある疑問
型
the + 形容詞 → 名詞化
意味
人の集団(複数扱い)/抽象概念(単数扱い)
言い換え
(people) who are + 形容詞/名詞(beauty 等)
使えます。形は次の2通り:
- 限定なしの一般表現:
many poor people(形容詞+名詞) - 集合名詞の一部を指す:
many of the poor(many of + the + 形容詞)
Many of the poor are unemployed.
(貧しい人たちの多くは失業している。)
many poor people が中立的。統計・論説では many of the poor もよく見ます。可能です。後ろに in / of / from などの句で範囲を限定できます。
The poor in this city need housing support.
(この市の貧しい人たちには住宅支援が必要だ。)
the + 形容詞 + (場所句/限定句)。語順は限定句が後ろ。文法的には正しいですが、文脈によっては人を属性でひとくくりにする響きがあります。配慮が必要な場面では people-first 表現を推奨:
people with disabilities(障害のある人々)people who are disabled(障害のある人々)
We should include people with disabilities in every plan.
(あらゆる計画に障害のある人々を含めるべきだ。)
はい。the Japanese / the French などは国民全体を指す集合名詞で、複数扱いです。
The Japanese are fond of seasonal festivals.
(日本人は季節の祭りを好む。)
Japanese people も自然。固有名詞のように *the Japanese people と重ねないのが基本(特定集団を指す場合は文脈で可)。the young は「若者という層」を示すやや書き言葉寄りの表現。young people は日常的で具体的な人々を自然に指します。
The young face intense job competition.
(若者は厳しい就職競争に直面している。)
the young、会話・説明なら young people が自然。はい。主語だけでなく、目的語・補語・前置詞の目的語としても使えます。
Our charity supports the homeless.
(私たちの慈善団体はホームレスの人たちを支援している。)
We must listen to the elderly.
(高齢者の声に耳を傾けるべきだ。)
抽象概念は文学的・論文調でよく使われます。日常説明では名詞へ言い換えると分かりやすいです。
The beautiful is universal. (= Beauty is universal.)
(美は普遍的だ。=Beauty は普遍的だ。)
できます。the + (副詞)+ 形容詞 で強さや最上級を表せます。
The very rich often donate anonymously.
(非常に裕福な人たちは、匿名で寄付することが多い。)
the very/so/extremely + 形容詞、the most + 形容詞。可能です。比較表現や派生語でも集合を指せます。
We must help the less fortunate.
(恵まれない人たちを助けなければならない。)
the + 比較級 + 形容詞 でも「〜な人たち」。意味は文脈で判断。はい。one/some/any of the + 形容詞 が使えます。口語では one unemployed person のように名詞化しない言い方も自然です。
She is one of the unemployed this year.
(彼女は今年の失業者の一人だ。)
She is an unemployed person.(より会話的で具体)。7-2. 副詞へ転化する場合
英語では、本来は形容詞の形をした語が、副詞の役割(動詞・形容詞・副詞を修飾)で使われることがあります。これは
flat adverb(フラット副詞)
と呼ばれる用法や、慣用的な強調語として定着したパターンで起こります。
例:go straight home(まっすぐ家に帰る)/They were dead serious.(彼らは本気そのものだった)
形容詞が「副詞みたい」にふるまうって?
ふつうは quick → quickly のように -ly を付けて副詞にします。ところが、
形容詞のまま 動詞を修飾したり(=副詞の働き)、
ほかの語を強くする強調語として使われる定番があります。これが「副詞へ転化」の学習ポイントです。
go straight home(まっすぐ家に帰る)drive slow(ゆっくり運転する)※標準はslowlycome right now(今すぐ来る)
dead serious / dead tired(超本気/くたくた)bitter cold(刺すように寒い)real good(とても良い)※標準はreally good
Go straight home after school.
(放課後はまっすぐ家に帰りなさい。)
They were dead serious about the plan.
(彼らはその計画に本気だった。)
要点チェック(安全に使うためのルール)
- -ly が基本、フラット副詞は例外・慣用:
quickly / slowly / carefullyが標準。go slowのような形は口語・地域差あり。 - 丁寧文・試験では標準形が安全:
Drive safely.(◎)/Drive safe.(会話的)。 - 強調語はセットで覚える:
dead + 形容詞、bitter + 形容詞、right/straight + 副詞・場所句などは連語として暗記。 - 文法上の役割で見分ける:
come straightのstraightは動詞を修飾=副詞の働き。
| 型 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
flat adv go + straight/right |
方向・即時 | 例:Go straight home./Come right now. |
口語 V + slow/quick |
動作の様子 | 例:Drive slow.(=slowly) |
強調 dead + adj |
「とても〜」 | 例:dead tired / dead serious |
強調 bitter + adj |
程度の強さ | 例:bitter cold(ひどく寒い) |
口語 real + adj/adv |
とても〜 | 例:real good(=really good) |
He answered quick.
(彼はすばやく答えた。)→ フォーマルには不適切。
He answered quickly.
(彼はすばやく答えた。)
go straight/come right away/dead serious を口に出して3回ずつ言うだけで体に馴染みます。
💬 例文で感覚をつかもう!(形容詞 → 副詞の働き / flat adverbs & 強調)
Go straight ahead at the corner.
(その角をまっすぐ進みなさい。)
🔧 構造:go + straight(形容詞の形だが動詞を修飾=副詞の働き)。
🧠 語彙:straight=曲がらずに、一直線に。
Come right in, please.
(どうぞそのままお入りください/すぐ入ってください。)
💡 right は「まっすぐに」「ただちに」の副詞的用法。
🧭 位置:命令文で動詞の直後に置かれやすい。
Drive slow on this road.
(この道ではゆっくり運転しなさい。)
⚠️ メモ:slow を副詞にする標準形は slowly。試験・フォーマルは Drive slowly. が安全。
🗣️ 会話では go/drive slow が自然に聞かれる地域も多い。
The morning air was bitter cold.
(朝の空気は刺すように寒かった。)
🔧 連語:bitter + cold=「ひどく寒い」。bitter は強調語として定着。
🧠 語彙:bitter(痛烈な/きつい)→ 程度の強さを表す。
He is dead certain about the results.
(彼は結果について完全に確信している。)
dead=「まったく/完全に」。dead + 形容詞 はよく使う強調パターン。
類:dead serious / dead tired / dead wrong
I clean forgot your birthday.
(君の誕生日をすっかり忘れていた。)
clean は「完全に」の口語強調。標準的には completely。
🗣️ くだけた文体でよく見かける定番。
The door swung wide open.
(ドアは大きく開いた。)
wide は「大きく/いっぱいに」の副詞用法。
他:open wide / eyes wide open など固定表現も多い。
She sang real loud at the concert.
(彼女はコンサートでとても大きな声で歌った。)
real=「とても」(口語)。標準は really。loud は副詞としても「大声で」。
フォーマル:She sang very loudly.
Hold tight and don't let go.
(しっかりつかんで、離さないで。)
tight は副詞で「しっかりと」。
関連:sit tight(じっと待つ)。
Work hard and aim high.
(一生懸命働き、高く狙え。)
hard/high は -ly を付けない副詞形。highly は「高度に」(意味が変わる)。
例:highly recommended(非常におすすめ)。
We arrived safe and sound.
(私たちは無事に到着した。)
固定表現。フォーマルには safely を使ってもOK。
📌 safe and sound=「ぴんぴんして/無傷で」。
The arrow flew straight and true.
(矢はまっすぐにそして正確に飛んだ。)
true は副詞で「正確に」。文学・記事などで見かける表現。
対:truly は「本当に」の意味で用法が異なる。
The ball rolled clear across the field.
(ボールはグラウンドを端から端まで転がっていった。)
clear は副詞で「はっきり/すっかり/ずっと」。
近い表現:right across / all the way across
I'm real fond of you.
(あなたのことが本当に好きです。)
real=「とても」の口語副詞。フォーマルなら really。
fond of=「〜が好きで/〜に愛情があって」。丁寧でやさしい言い方。
Please reply right away.
(すぐに返信してください。)
right は副詞で「ちょうど/すぐに」。
類:right now / right here / right before(位置・時点の強調)。
7-2 FAQ:形容詞が「副詞みたい」に働くとき
型
V + straight/right/
dead/real/pretty/clean + 形容詞/
V + hard/high/near
ポイント
意味が変わるペア(hard vs hardly 等)・フォーマルは -ly が無難
形は形容詞なのに、実際は動詞を修飾して副詞の働きをする語のこと。会話でよく使われる定番があります(straight/right/tight/clear/wide など)。
Walk straight ahead.
(まっすぐ前に歩きなさい。)
walk を説明=副詞の役割です。
slow, loud も副詞として使われますが口語的。テストやフォーマル文書では slowly, loudly が無難です。
Please drive slowly.
(ゆっくり運転してください。)
He spoke loudly to be heard.
(聞こえるように彼は大きな声で話した。)
Drive slow./Speak loud.(地域差あり)。正式文では -ly 形を。
hard は「一生懸命に」。hardly は否定語で「ほとんど〜ない」。意味が大きく違います。
She works hard.
(彼女は懸命に働く。)
She hardly works on weekends.
(彼女は週末はほとんど働かない。)
- late(遅れて):時刻が遅い/lately(最近)
- near(近くに):距離/nearly(ほとんど)
- high(高く):位置・高さ/highly(非常に):評価・程度
The train arrived late.
(列車は遅れて到着した。)
I've been busy lately.
(最近忙しい。)
We nearly missed the bus.
(バスに危うく乗り遅れるところだった。)
The balloon flew high.
(その風船は高く飛んだ。)
He is highly skilled.
(彼は高度に熟練している。)
- right:副詞で「すぐに/ちょうど」。位置・時点の強調。
- straight:方向の一直線(曲がらない)。
- directly:フォーマル寄りの「直接に/すぐに」。
Come right over when you can.
(都合がついたらすぐ来て。)
Head straight upstairs.
(まっすぐ上の階へ行って。)
Please answer directly.
(直接答えてください/率直に答えてください。)
dead, real, pretty, clean は口語的な強調。フォーマルでは very / really / extremely / completely / absolutely などに置き換えるのが安全です。
I'm real sorry.
(本当にごめんなさい。)
I'm really sorry.
(本当にごめんなさい。)※フォーマルでも安心
I'm dead sure.
(絶対に確かだ。)
原則は -ly 副詞。flat adverb は会話では自然でも、採点者や読み手によって評価が割れます。
Please respond promptly.
(迅速にご返信ください。)
Please drive carefully.
(注意して運転してください。)
多くは動詞の直後や句の前で使います(come right over/go straight upstairs)。様態副詞の基本位置(動詞の後・目的語の前後)も参考に。
Open wide, please.
(大きく開けてください。)
Move right here.
(すぐここに動いてください。)
8. 分詞形容詞:-ing / -ed の使い分け
コア発想
-ing = 「〜させる側(原因・性質)」
-ed = 「〜させられた側(受け手・気持ち)」
主語がものごと(映画・ニュース・出来事など)なら -ing、
主語が人なら -ed をまず当てはめます。これだけで迷いが大きく減ります。
The movie is interesting.
(その映画はおもしろい=人をおもしろがらせる性質)
S + be + -ing(形容詞)
I am interested in the movie.
(私はその映画に興味がある=気持ちが起きた側)
S + be + -ed + 前置詞 + 名詞
▮ 俯瞰ミニマップ:原因(-ing)→ 感情(-ed)
interesting / surprising / confusing / tiring / satisfying ...- 限定用法:
an interesting book(名詞の前に置く) - 叙述用法:
The book is interesting.
The news was surprising.
(そのニュースは驚くべき内容だった)
We were surprised at the news.
(私たちはそのニュースに驚いた)
-ing は「性質」寄り、-ed は「気持ち」寄り。
get / become を使うと変化(〜になっていく)も表せます:I got excited.
使い分けミニ表(代表ペア早見)
-ing = 原因・性質(人をそう感じさせる側) -ed = 受け手・気持ち(感じた側) まず主語が「モノごと」か「人」かで見分けましょう。
| 代表ペア | -ing(原因・性質) | -ed(受け手・気持ち) |
|---|---|---|
🎬 interesting / interested |
おもしろい
an interesting book |
興味がある
be interested in ~ |
😮 surprising / surprised |
驚くべき
a surprising result |
驚いた
be surprised at/by ~ |
🥱 boring / bored |
退屈させる
a boring class |
退屈して
be bored with ~ |
🔥 exciting / excited |
わくわくさせる
an exciting game |
わくわくして
be excited about ~ |
🌀 confusing / confused |
ややこしい
a confusing map |
混乱して
be confused about ~ |
😫 tiring / tired |
疲れさせる
a tiring day |
疲れて
be tired of/from ~ |
😊 satisfying / satisfied |
満足させる
a satisfying meal |
満足して
be satisfied with ~ |
🎯 disappointing / disappointed |
がっかりさせる
a disappointing score |
がっかりして
be disappointed at/with/in ~ |
😳 embarrassing / embarrassed |
気まずくさせる
an embarrassing mistake |
恥ずかしくて
be embarrassed about ~ |
😖 annoying / annoyed |
いら立たせる
an annoying noise |
いら立って
be annoyed at/with/by ~ |
The news was surprising.
(そのニュースは驚くべきものだった)
We were surprised at the news.
(私たちはそのニュースに驚いた)
最低限おさえる型(クイック一覧)
-
型
S + be + -ing(形容詞)モノの性質を述べる(=人をそう感じさせる)。an exciting story / The story is exciting.The class is boring.
(その授業は退屈だ)
-
型
S + be + -ed + 前置詞 + 名詞人の感情を述べる定番。前置詞の相性:in / about / at(by) / with / ofなど。I’m interested in science.
(私は科学に興味がある)
-
型
S + get / become + -ed「〜になっていく」という変化。気持ちが生まれる瞬間を表す。She got excited.
(彼女はわくわくしてきた)
-
型
make / keep / find / leave + O + -ing / -ed目的語(O)の状態説明(第5文型)。The movie kept me interested.
(その映画は私を興味津々の状態にさせた)
I found the lecture boring.
(その講義は退屈だと感じた)
-
型
It is -ing that S + V / be -ed to V評価文。-ingは出来事の性質、-edは話し手の気持ち。It is surprising that he won.
(彼が勝ったとは驚くべきことだ)
I’m pleased to meet you.
(お会いできてうれしいです)
interested in / surprised at…)の順で判断すると迷いません。
-ing / -ed のコアをひとことで
8-1. -ing 形容詞:原因側の性質
-ing で終わる形容詞(present participle adjectives)は、物ごと・出来事が持つ「人をそう感じさせる性質」を表します。
例:boring=「退屈にさせる」、exciting=「ワクワクさせる」、tiring=「疲れさせる」。
コアのポイント(-ing形容詞)
S (thing) is V-ing.例:
The movie is interesting.
-
語感「〜させる」性質(原因)boring / exciting / surprising …
-
位置限定(名詞の前)/叙述(
beの後) :an interesting book/The book is interesting. -
相棒感情系動詞の派生:
interest → interesting、excite → exciting、tire → tiringなど
boring を使うと「その人は他人を退屈にさせる人」という意味になります(本人が退屈している=bored)。
The class was tiring.
(その授業は疲れさせるものだった)
It was an amazing game.
(それは驚くほどすごい試合だった)
The news was shocking.
(そのニュースは衝撃的だった)
チェックポイント(要点の確認)
- 意味
-ing=原因側の性質(人を〜させる) - 配置名詞の前(限定)/
be後(叙述)どちらも可 - 対比
-edは受け手の気持ち(人が〜と感じる) - 言い換え
interesting=「面白い性質の」→a really interesting book
I am boring.I am bored.(私は退屈している)The class is boring.(授業が退屈にさせる)The puzzle is confusing.
(そのパズルは混乱させる/わかりにくい)
🔧 構造:S be C。confusing=「人を混乱させる性質」。
🧠 語注:confuse(混乱させる)→ confusing(混乱させる)。人の気持ちは confused(-ed)。
We have an inspiring teacher this year.
(今年はやる気にさせる先生がいる)
🔧 配置:an inspiring teacher(名詞の前で限定)。
🧠 語注:inspire(鼓舞する)→ inspiring(やる気・感動を与える)。
The schedule is overwhelming.
(その予定表は圧倒されるほど大変だ)
🔧 構造:S be C。
🧠 語注:overwhelm(圧倒する)→ overwhelming(圧倒するような)。
This is a relaxing song.
(これはリラックスさせる曲だ)
🔧 配置:a relaxing song(名詞句の中)。
🧠 語注:relax(くつろがせる)→ relaxing(心を落ち着かせる)。
The result is surprising to us.
(その結果は私たちにとって驚くべきものだ)
🔧 型:S be Adj + to + 人(〜にとって…だ)。
🧠 語注:surprise(驚かす)→ surprising(驚かせる)。
She wrote a touching love letter.
(彼女は心を打つラブレターを書いた)
🔧 配置:a touching love letter。
🧠 語注:touch(感動させる)→ touching(胸にしみる、感動的な)。
The app is frustrating to use.
(そのアプリは使うとイライラさせる)
🔧 型:S be Adj to + 動詞(〜するのに…だ)。
🧠 語注:frustrate(いら立たせる)→ frustrating(イラつかせる)。
They watched an amusing video.
(彼らはおかしくて笑わせる動画を見た)
🔧 配置:an amusing video。
🧠 語注:amuse(楽しませる)→ amusing(面白おかしい)。
The hike was challenging but rewarding.
(そのハイキングは大変だったが、やりがいがあった)
🔧 構造:S be Adj1 but Adj2(形容詞並列)。
🧠 語注:challenge(難題)→ challenging(難しいがやる気を引き出す)/reward(報いる)→ rewarding(報いのある)。
A disturbing noise kept me awake.
(不安にさせる騒音のせいで眠れなかった)
🔧 配置:a disturbing noise(名詞の前)。
🧠 語注:disturb(不安にさせる・邪魔する)→ disturbing(不安・不快にさせる)。
The documentary was eye-opening.
(そのドキュメンタリーは目を開かせる内容だった/啓発的だった)
🔧 構造:S be C。
🧠 語注:eye-opening(直訳「目を開かせる」=ハッと気づかせる)。
The café plays soothing music at night.
(そのカフェは夜に心を落ち着かせる音楽を流す)
🔧 配置:soothing music(名詞の前)。
🧠 語注:soothe(落ち着かせる)→ soothing(気持ちを静める)。
The offer is tempting, but I’ll pass.
(その提案は魅力的で心を動かすが、やめておく)
🔧 構造:S be Adj, but ...(対比)。
🧠 語注:tempt(誘惑する)→ tempting(つい乗りたくなる)。
Quantum physics is fascinating.
(量子物理は人を惹きつけるほど面白い)
🔧 構造:S be C。
🧠 語注:fascinate(魅了する)→ fascinating(とても興味深い)。
8-1 FAQ:-ing 形容詞(原因側の性質)
型
S + be + Adj(-ing)/
a(n) + Adj(-ing) + N/
Adj(-ing) + to + V/
It is Adj(-ing) that S + V
役割
-ing=「人の気持ちを引き起こす側(原因)」を表す
位置 叙述(述語)/限定(名詞の前後)
結論 -ing は「原因(もの・出来事)」、-ed は「感情の受け手(人)」を表します。
This movie is interesting.
(この映画は人を引きつける/おもしろい)
I am interested in the movie.
(私はその映画に興味がある)
interesting=「興味を起こさせる性質」/interested=「興味という感情を持っている状態」。
ポイント 人にも使えるが、その人が「その感情を起こさせるタイプ」という評価になります。慎重に。
He is boring.
(彼は退屈させる人だ)※かなり失礼な評価
funny / inspiring / charming などポジティブ語を選ぶのが安全。
使い分け to=「誰にとって感じられるか」/ for=「(目的や状況に)適しているか」。
The topic is interesting to me.
(その話題は私にとっておもしろい)
The project is interesting for beginners.
(その企画は初心者に向いている/有益だ)
型 「事実(that節)」に対する評価を先に出すフォーマルな言い方。
It is surprising that he won the prize.
(彼がその賞を取ったのは驚くべきことだ)
原則 短い形容詞は名詞の前。後置は、補足語(to不定詞・前置詞句など)を伴って長くなるときに自然。
a plan promising(前)/ a plan promising to cut costs(後)
(期待が持てる計画/コスト削減が見込める計画)
強調 very / really / extremely で単純強調。結果を言いたいときは so ... that ...。
The book is very interesting.
(その本はとてもおもしろい)
The movie was so interesting that I watched it twice.
(映画がとてもおもしろかったので、2回見た)
意味 「〜するのに…な/〜してしまいそうにさせる」のニュアンス。
The cake is tempting to buy.
(そのケーキは思わず買いたくなる)
The cake makes me want to buy it.(そのケーキは私に「買いたい」と思わせる)
OK 音節が長い -ing 形容詞は more / most を用いるのが自然です。
This is more interesting than that.
(これはそれよりもっとおもしろい)
It was the most exciting match of the year.
(それは今年最もワクワクする試合だった)
8-2. -ed 形容詞:感情の受け手
-ed 形容詞は、人や動物など「感じる側」の状態を表します。たとえば
bored(退屈している)、surprised(驚いている)のように、
その人がどんな気持ちになっているかを伝える語です。
対になる -ing 形容詞(原因側)とセットで覚えると混乱しません。
まずは全体像(何を感じている?=受け手の気持ち)
- ✅ 基本型:
S(人) + be + Adj(-ed)(例:I am tired.) - ✅ 前置詞セット:
interested in/excited about/surprised at/byなど - ✅ 名詞の前にもOK:
a tired child(疲れた子)/a broken window(割れた窓)
I’m worried about the test.
(私はテストのことで心配している)
She felt encouraged by your message.
(彼女はあなたのメッセージに励まされた)
We were shocked at the news.
(私たちはその知らせにショックを受けた)
人 + be + -ed(感じる側)/物・出来事 + be + -ing(原因側)の対比を常に意識。
使い分けの核心(ミニ要点+型)
interested in A(Aに興味がある)/
excited about A(Aにワクワクして)/
surprised at/by A(Aに驚いて)/
bored with/by A(Aに飽きて)/
tired of A(Aにうんざりして)/
pleased with A(Aが嬉しい)/
disappointed in/with A(Aに失望して)/
afraid of A(Aが怖い)/
confused about A(Aに混乱して)
a worried mother(心配している母)など名詞の前にも置けます。
説明が長くなるときは後置(名詞の後ろ)も自然:
students worried about the exam
I’m bored.
(私は退屈している)※I’m boring. は「私はつまらない人」の意味で失礼
S(人) + be + Adj(-ed) (+ 前置詞 + 名詞) /
a(n) + Adj(-ed) + 名詞 /
名詞 + Adj(-ed) + 前置詞句
I’m interested in astronomy.
(私は天文学に興味がある)
語注:interested in A=「Aに興味がある」。astronomy=天文学。
型:S + be + interested in + 名詞。原因側は interesting(おもしろい)で対比:astronomy is interesting。
She is excited about the school trip.
(彼女はその遠足にワクワクしている)
excited about A=「Aにワクワクして」。school trip=遠足・修学旅行。
原因側:The plan is exciting.(その計画はワクワクさせる)。
We are concerned about water shortage.
(私たちは水不足を心配している)
concerned about=心配している。water shortage=水不足。
類義:worried about(より感情的)。concernedは「課題として気にかける」ニュアンスも。
He was surprised at the result.
(彼はその結果に驚いた)
surprised at/by A=Aに驚く。result=結果。
atは出来事・数値などに、byは原因(誰・何)に使われることが多い。
I’m tired of waiting.
(私は待つのにうんざりしている)
tired of A=Aに飽きた/うんざり。動名詞(waiting)もOK。
原因側:The long delay was tiring.(長い待ち時間は人を疲れさせる)。
She’s bored with this game.
(彼女はこのゲームに飽きている)
注意:I’m boring.は「私はつまらない人」。受け手ならI’m bored.。
withは接している対象、byは原因としての出来事に使い分ける傾向。
They were disappointed with the service.
(彼らはそのサービスにがっかりした)
disappointed with=物・結果に失望、disappointed in=人に失望。
丁寧表現:We were not fully satisfied with ...(全面的に満足ではなかった)。
I’m satisfied with the result.
(私はその結果に満足している)
反対語:dissatisfied/unsatisfied(前者は感情、後者は条件未充足の傾向)。
withの後ろは名詞・動名詞:with winning(勝てたことで)。
He is frightened of spiders.
(彼はクモが怖い)
frightened of A=Aが怖い。口語ではafraid ofが頻出。
原因側:Spiders are frightening to him.(クモは彼を怖がらせる)。
The kids are fascinated by dinosaurs.
(子どもたちは恐竜に夢中だ/魅了されている)
fascinated by/with=〜に魅了される。強い関心。
原因側:Dinosaurs are fascinating.(恐竜は人を魅了する)。
We were embarrassed by the mistake.
(私たちはそのミスで気まずい思いをした)
embarrassed=恥ずかしい・気まずい(状況的)。
個人的な恥ずかしさはashamed(反省・道徳的ニュアンス)。
She was touched by his letter.
(彼女は彼の手紙に心を動かされた)
touched by=感動した/心を動かされた。穏やかなポジティブ感情。
より強い感動:moved by/喜びが強い:delighted with/by。
He is accustomed to early mornings.
(彼は早起きに慣れている)
accustomed to A=Aに慣れている。口語ではused to Aも。
toの後ろは名詞・動名詞:to getting up early。
I’m confused about these instructions.
(私はこの説明書に混乱している/よく分からない)
confused about A=Aについて混乱している。
原因側:The instructions are confusing.(この説明書は分かりづらい)。
They were amazed at the view.
(彼らはその景色に驚嘆した)
amazedは「度肝を抜かれる」レベルの驚き。view=景色。
類語:astonished(仰天)、impressed(良い印象を受けた)。
8-2 FAQ:-ed 形容詞(感情の受け手)
型
S + be + ed-adj + 前置詞 + 名詞 /
S + be + ed-adj + to + 動詞の原形 /
S + be + ed-adj + that節
よく使う前置詞
in(関心)/about(話題)/with(結果・道具)/at/by(出来事・原因)/of(対象)
語感 原因に反応した「気持ちの状態」を表す
原因(物・出来事)= -ing / 受け手(人・感じる側)= -ed と覚えます。
The movie was exciting. I was excited.
(映画はワクワクさせる。私はワクワクした)
ポイント:story/news/event など「出来事」= interesting/surprising/boring ...。I/you/they など「人」= interested/surprised/bored ...。
- to不定詞 行為の「これから/今回の具体的行動」:
pleased to meet you(会えてうれしい) - 前置詞 対象や話題:
interested in math(数学に興味)/excited about the trip - that節 事実内容:
surprised that he won(彼が勝って驚いた)
I’m pleased to meet you.
(お会いできてうれしいです)
基本は interested in。話題を表すなら about が使われる語もありますが、interested とは相性が悪いです。
I’m interested in space exploration.
(私は宇宙探査に興味がある)
✔ 同じ「話題」でも curious about/excited about などは自然。
at… 数字・結果・出来事に(例:at the news)by… 原因となった人・もの(例:by his answer)to + 動詞… その行為に(例:surprised to hear)that節… 事実内容(例:surprised that...)
We were surprised to see the price.
(私たちはその価格を見て驚いた)
可能。ただし 語の意味が「人の状態」を自然に表すときに限られやすいです。
補足(前置詞句など)が必要なら、名詞の後ろに置くのが普通です。
a bored audience
(退屈した観客)
a student interested in physics
(物理に興味をもつ学生)※補足句があるので後置が自然
very… 広く無難:very interested/very tiredreally… 口語で自然:really surprisedso… 程度が大きい(しばしば理由・結果へ):so excited that...highly/deeply/utterly… 相性あり:highly satisfied/deeply moved/utterly disappointed
Customers were highly satisfied.
(顧客は非常に満足していた)
be は状態、get/become は「変化してその状態になる」です。口語では get がよく使われます。
I got interested in coding last year.
(私は去年、プログラミングに興味を持つようになった)
基本は「人・感じる主体」が -ed。物が主語なら -ing で原因側を表すのが自然です。
The story was interesting, not interested.
(その話はおもしろかったのであって、興味があるわけではない)
✗ *The story was interested.(×)/✔ The listeners were interested.(聞き手=受け手)
disappointed in + 人… その人に失望disappointed with + 物・結果・サービス… それに失望disappointed at + 出来事… 出来事に失望(英)
She was disappointed with the outcome.
(彼女はその結果に失望した)
sure/afraid/surprised/pleased/glad などは that節 と相性が良いです。
I’m glad that you came.
(あなたが来てくれてうれしい)
口語では that を省くことが多い:I’m glad you came.
8-3. 前置詞パターンと意味の広がり
焦点
be/get + 形容詞(-ed/-ing) + 前置詞 + 名詞/動名詞
考え方
前置詞は「何に対して」の角度を示す。in=分野/中身、about=話題、with=相手/結果、
at=点/対象、by=原因、of=対象/所有、for=目的/理由、to=向き/比較。
中心 分詞形容詞(-ed/-ing)を軸に説明しますが、相性上よく使う一般形容詞も最小限扱います。
概要:前置詞が「感情の向き」や「話題の枠」を決める
-ed 形容詞(interested, excited, surprised …)は「人の気持ち/反応」、 -ing 形容詞(interesting, exciting, surprising …)は「原因/出来事の性質」を表します。 そこに前置詞が加わると、何について・誰に対して・どんな出来事に という 視点(ターゲット)が明確になります。
例①
I’m interested in astronomy.
(私は天文学に興味がある)※ in=「分野/中身」に興味
例②
We were surprised by the result.
(私たちはその結果に驚いた)※ by=「原因(〜により)」
例③
She is proud of her team.
(彼女は自分のチームを誇りに思っている)※ of=「対象」
in は「箱の中へ」/to は「矢印の向き」/for は「目的・恩恵」…というイメージで覚えると迷いにくいです。
キーマップ:頻出ペアとニュアンス早見
対象/分野
interested in A… Aという分野/中身に興味involved in A… Aに関与してrich in A… Aが豊富(rich in minerals)familiar with A… Aに詳しい/使い慣れているaware of A… Aに気づいている
原因/出来事
surprised at/by A… Aに驚く(by=原因者、at=結果・出来事)shocked by A… Aに衝撃frightened of/by A… Aを恐れる/に驚くbored with/by A… Aに飽きる/退屈させられる
話題/テーマ
excited about A… Aについてワクワクcurious about A… Aが気になるworried about A… Aが不安optimistic about A… Aに楽観的
相手/比較/目的
angry with 人 / at 物・出来事 / about 話題proud of A… Aを誇りにsimilar to A / different from A(米:than可、英:toも)responsible for A… Aの責任があるgood/bad at A… Aが得意/苦手
落とし穴と正しい言い方
- ✗
interested about→ ✔interested in - ✗
married with 人(「子どもがいる」の意味になる) → ✔married to 人 - ✗
different with→ ✔different from(米:than、英:toも) - ✗
afraid from→ ✔afraid of - 強意副詞の相性:
highly satisfied / deeply moved / utterly disappointedは自然だが*utterly happyのような不自然な組み合わせは避ける。
形の型(クイック)
S + be + 形容詞 + 前置詞 + 名詞/動名詞:I’m proud of my work.名詞 + 後置の形容詞句:students interested in physics(補足が長いと後ろに置く)get/become + 形容詞 + 前置詞 …:She got angry with me.
He is good at coding.
(彼はコーディングが得意だ)
The news was shocking to everyone.
(そのニュースはみんなにとって衝撃的だった)
angry with 人(相手に怒って)/angry at 物・出来事(結果・出来事に怒って)/angry about 話題(その話題に関して怒って)。
Many kids are interested in robotics.
(多くの子どもはロボット工学に興味がある。)
🔧 構造:S + be + interested + in + 分野
語注:interested=「興味を持っている(人側)」/in=「〜の分野・中身」。
She is involved in community projects.
(彼女は地域プロジェクトに関わっている。)
🔧 be involved in=「〜に関与している」。受け身形に見えるが慣用的な状態表現。
語注:community=地域社会。
This region is rich in minerals.
(この地域は鉱物が豊富だ。)
語注:rich in A=「Aが豊富」。minerals=鉱物。
Are you familiar with this system?
(このシステムに詳しい/慣れていますか?)
familiar with=「〜に詳しい・使い慣れている」。withは「手に持つイメージ」。
He was angry with the driver about the mistake.
(彼はその運転手に、そのミスのことで怒っていた。)
angry with 人=相手に対して/angry at 物・出来事=結果や出来事に対して/angry about 話題=話題について。
二つの前置詞を並べると「怒りの相手」と「理由」を明確化できる。
We are proud of her progress.
(私たちは彼女の進歩を誇りに思う。)
proud of A=「Aを誇りに思う」。progress=進歩。
This model is similar to ours.
(この型は私たちの物に似ている。)
similar to/対義:different from(米ではthan、英ではtoも用法あり)。
Your answer is different from mine.
(あなたの答えは私のと違う。)
誤り例:✗ different with → ✔ different from.
She is responsible for customer support.
(彼女はカスタマーサポートの担当だ。)
responsible for=「〜の責任がある/担当」。
Our town is famous for fresh seafood.
(私たちの町は新鮮な海産物で有名だ。)
famous for A=「Aで有名」/famous to 人=「(ある人たちに)有名」も可。
The child is afraid of the dark.
(その子は暗闇を怖がる。)
誤り例:✗ afraid from → ✔ afraid of.
He was bored with the repetitive tasks.
(彼は同じ作業にうんざりしていた。)
bored with A=Aに飽きる/bored by A=Aによって退屈させられる(原因に焦点)。
They are excited about the concert.
(彼らはそのコンサートにワクワクしている。)
aboutは「話題の枠」。類:thrilled about, nervous about。
We are aware of the deadline.
(私たちは締め切りを把握している。)
aware of=「〜に気づいている」。否定はunaware of。
She is accustomed to working at night.
(彼女は夜に働くことに慣れている。)
toは不定詞ではなく前置詞→後ろは名詞/動名詞(-ing)。
Many residents are opposed to the plan.
(多くの住民はその計画に反対だ。)
opposed toもtoが前置詞→後続は名詞/動名詞。
He is allergic to peanuts.
(彼はピーナッツにアレルギーがある。)
allergic to=「〜にアレルギーがある」。医学的表現でも頻出。
The team is ready for the final.
(そのチームは決勝の準備ができている。)
ready for A=Aに備えて準備完了。人に対してはready to 動詞も可。
This tool is suitable for beginners.
(このツールは初心者に向いている。)
類:good for/対:unsuitable for。
We are open to feedback, and we’re grateful to you for your help.
(私たちはフィードバックに前向きで、あなたの助けに感謝しています。)
open to A=Aに対して開かれている/受け入れる姿勢。
grateful to 人 for 物=相手(to)と理由(for)をセットで表す定番パターン。
8-3 FAQ:前置詞パターンと意味の広がり
形容詞は「前置詞」と強いペアを作ります。be + 形容詞 + 前置詞 + 名詞/動名詞 の型を意識しましょう。
例:interested in A/proud of A/good at A。
型
be good at 技能/be good for 目的・効能/be good with 人・道具
She is good at math.
(彼女は数学が得意です。)
This tea is good for your throat.
(このお茶は喉に良いです。)
He is good with children.
(彼は子どもの相手が上手です。)
基本different from
地域差米語で than が口語的に見られる/英語で to もあり。
Your idea is different from mine.
(あなたの考えは私のものと違う。)
人側be interested in A
物側A is interesting
I’m interested in astronomy.
(私は天文学に興味がある。)
Astronomy is interesting.
(天文学はおもしろい。)
ここでの to は不定詞ではなく「前置詞」。よって後ろは名詞または動名詞(-ing)になります。
She is accustomed to getting up early.
(彼女は早起きに慣れている。)
They are opposed to the plan.
(彼らはその計画に反対だ。)
familiar with A=「Aに詳しい/慣れている」。familiar to 人=「(その人にとって)見慣れている」。
She is familiar with this device.
(彼女はこの装置に詳しい。)
His name is familiar to us.
(彼の名前は私たちによく知られている。)
angry with 人=相手に対して/angry at 物・出来事=結果や出来事に対して/angry about 話題=テーマについて。
She was angry with him about the delay.
(彼女は遅れの件で彼に怒っていた。)
役割が分かれます:相手(to)と理由・担当(for)など。
She is married to a pianist.
(彼女はピアニストと結婚している。)
We are grateful to you for your advice.
(あなたの助言に感謝しています。)
He is responsible for sales.
(彼は営業を担当している/責任がある。)
rich in A=A(成分)が豊富/rich with A=A(付属物・具体物)がたくさんある(文脈次第)。
The soil is rich in nutrients.
(その土壌は栄養分が豊富だ。)
The museum is rich with rare artifacts.
(その博物館には珍しい工芸品が多い。)
full of A=Aでいっぱい(状態)/filled with A=Aで満たされた(動作の結果が残った状態)。
The box is full of books.
(その箱は本でいっぱいだ。)
The room was filled with smoke.
(その部屋は煙で満たされていた。)
afraid of A=Aが怖い/afraid for 人=(人を)心配して/afraid to 動詞=〜するのが怖い。
The child is afraid of dogs.
(その子は犬を怖がる。)
She was afraid for her son.
(彼女は息子を心配していた。)
He is afraid to speak in public.
(彼は人前で話すのを怖がる。)
8-4. 限定/叙述ポジション&語順
形容詞の「置き場所=ポジション」と 「並べる順番=語順」をまとめます。 ポジションは大きく 限定(名詞の前) と 叙述(動詞のあとでC) の2つ。語順は複数の形容詞を並べるときの「お作法」です。
基本の型:
Adj + N
/
be + Adj
/
V + O + Adj
概要:どこに置く?どう並べる?(全体マップ)
(美しい 庭)
(古い 木製のテーブル)
be / look / feelなどのあとで
補語(C)として主語(S)や目的語(O)を説明します。
(その庭は美しい。)
(私たちはそのテーブルが役に立つと分かった。)
Opinion(主観) → Size(大きさ) → Age(新旧) → Shape(形) → Color(色) → Origin(由来) → Material(材質) → Purpose(用途) + N
(素敵な/小さな/古い/丸い/黒い/イタリア製の/革の かばん)
要点チェック(ポジション&語順)
the best plan possible など
(甘い ものが欲しい。)
(うまくいきそうな 計画)
(時間節約の コツ/よく知られた 俳優)
(美しい/大きな/ガラスの 窓)
asleep / afraid / aware などは主に叙述のみ。utter / mere / former などは限定のみ。
(赤ちゃんは眠っている。)
the best solution possible のように後ろに置く定型があります。
(これは考えうる最良の計画だ。)
We visited a charming small old Japanese wooden shrine.
(私たちは魅力的で・小さく・古い・日本の・木造の神社を訪れた。)
charming(魅力的な), wooden(木製の), shrine(神社)
The water is safe to drink.
(その水は飲んでも安全です。)
safe(安全な), to drink(飲むための)
be + Adj + to不定詞 で「〜するのに…だ」を表します。
They painted the door red.
(彼らはそのドアを赤く塗った。)
paint(塗る), red(赤い)
paint O C 型。C(補語)の red は目的語 the door の状態を表します。
I need something cold to drink.
(私は冷たい飲み物が欲しい。)
something(何か), cold(冷たい)
something/anything/someone などの後ろに形容詞を置くのが英語の定型です(前には置きません)。
This is the shortest route available.
(これは利用可能な中で最短のルートです。)
route(ルート), available(利用できる)
available は「最上級など+名詞」の後ろに置くことが多い後置形容詞の代表。
She works in a well-equipped, high-speed research lab.
(彼女は設備の整った・高速研究ラボで働いている。)
well-equipped(設備の整った), lab(研究室)
She wore a red and white scarf.
(彼女は赤と白のスカーフを身につけていた。)
scarf(スカーフ), wear(身につける)
and で並べ、カンマは使いません。
The soup smells delicious.
(スープはおいしそうな匂いがする。)
smell(匂いがする), delicious(おいしい)
look / sound / smell / taste / feel +形容詞は叙述用法の定番です。
She is afraid of dogs.
(彼女は犬が怖い。)
afraid of ~(〜を恐れて)
afraid / asleep / aware などは主に叙述専用。名詞の前には置きません。
It was a mere rumor.
(それは単なる噂にすぎなかった。)
mere(単なる), rumor(噂)
mere / utter / former などは限定専用。名詞の前でだけ使うのが自然です。
We bought a small round black metal cooking pot.
(私たちは小さく・丸い・黒い・金属製の・料理用の鍋を買った。)
round(丸い), metal(金属の), cooking(料理用の)
cooking など)は名詞の直前に置かれます(最後の位置)。
He is the person responsible for safety.
(彼は安全担当の人です。)
responsible for ~(〜の責任がある)
We left the door open.
(私たちはドアを開けたままにしておいた。)
leave(〜のままにする), open(開いた)
leave O C で「OをCの状態にしておく」。C は形容詞になることが多いです。
8-4 FAQ:限定/叙述ポジション&語順
原則(OSASCOMP)
Opinion →
Size →
Age →
Shape →
Color →
Origin →
Material →
Purpose + 名詞
位置 限定(名詞の前)/叙述(be/look/sound... の後)
原則は OSASCOMP ですが、読みやすさ・慣用・強調で軽く崩れることもあります。迷ったら原則に戻ればOK。
We stayed in a lovely little old house.
(私たちは素敵な・小さな・古い家に泊まった。)
lovely(意見)→little(大きさ)→old(年齢)の順で自然。- どれを強く言いたいかで、ごく軽く順番を変えることはありますが、試験や教材では原則順が安全です。
はい。前置詞句や不定詞を伴って長くなる形容詞は、名詞の後ろ(後置)にすると読みやすくなります。
This is the best plan available.
(これは利用可能な中で最良の計画です。)
available / possible / necessaryなどは後置されやすい代表。- 長い修飾は「名詞の後ろへ」が英語の“息継ぎ”です。
色が2つなら red and white のように and を使います。3つ以上は red, white and blue のようにカンマ+and が一般的。
She wore a red and white scarf.
(彼女は赤と白のスカーフを身につけていた。)
- 色以外の形容詞は基本カンマ不要(OSASCOMPの“積み重ね”)。
- 同じ種類(同格)の形容詞だけカンマで並べることがあります(例:
bright, cheerful room)。
名詞の前で複数語を一塊にするときはハイフンで結びます。叙述ではハイフンを外すのが普通です。
a three-year-old boy
(3歳の男の子)
The boy is three years old.
(その男の子は3歳です。)
well-known author(名詞前)/The author is well known.(叙述)
OSASCOMP の最後、Purpose(用途)が名詞直前に来ます。
a small metal cooking pot
(料理用の小さな金属製の鍋)
sleeping bag(寝るための袋)/running shoes(走る用の靴)なども同じ考え方。
後ろです。postpositive(後置)がルール。
I want something sweet.
(私は甘いものが欲しい。)
anything interesting/someone specialなども同様。
次の2つのテストが便利です。
- 間に
andを入れて自然ならカンマOK(並列)。 - 順番を入れ替えても自然ならカンマOK(並列)。
a bright, cheerful room
(明るく・陽気な部屋)※どちらも「意見」なので並列
a small wooden table
(小さな・木製のテーブル)※種類が違うので積み重ね(カンマ不要)
基本は形容詞(叙述)。It smells good. が自然で、smells well は「嗅覚が良い」の意味になります。
The soup smells delicious.
(スープはおいしそうな匂いがする。)
look/sound/taste/feelも同様に形容詞を続けます。
9. 人を主語にできない形容詞:It 構文で言う「状況の評価」
ポイント
easy / difficult / hard / dangerous / necessary / important / possible などは
「人」を主語にせず、It + be + 形容詞 + to 不定詞 / that 節 で
「行為・状況の評価」を表すのが基本です。
例:It is difficult to swim.(泳ぐのは難しい)/
It is important that everyone arrive on time.
俯瞰ミニマップ:3つの型を一望
| 型 | 基本の並び(型) | 意味 / 使い所(やさしい説明) |
|---|---|---|
| A It 構文(評価) |
It + be + 形容詞
+ to V/ that + S + V
|
行為や状況そのものを評価。 だれにとって? は for + 人 で足す:It is hard for me to ...
|
| B 対象主語(性質) |
名詞 +
be + 形容詞 + to V
|
「そのモノが〜しにくい/危険」という性質: 例) The river is dangerous to cross.
|
| NG → 言い換え |
× I am difficult to swim.→ It is difficult for me to swim.
|
注意
「人」を主語にしてしまうと不自然。 評価は It、性質は対象(名詞)を主語に。 |
It is difficult to wake up early.
早起きするのはむずかしい。
The river is dangerous to cross.
その川は渡るのが危険だ。
9-1. It 構文の基本(to不定詞/that節/for・of)
It 主語で「状況の評価」を言う。for + 人は「その人にとって」、
of + 人は「その人の性質評価」。that節は提案・必要の意味で
should 省略が起こることも。
It is necessary to .../It is important that ...for=条件・能力、of=人のふるまい評価
It is important that everyone arrive on time.
全員が時間どおりに到着することが重要だ。
9-2. 対象主語で言い換える(名詞 + be + 形容詞 + to)
「対象」に性質があるときは名詞を主語に。読みやすく、情報の主役が前に出る。
This book is difficult to read.The road is safe to drive on.
This puzzle is impossible to solve.
このパズルは解くのが不可能だ。
9-1. It 構文の基本(to不定詞/that節/for・of)
キーワード
It + be + 形容詞 + to V
It + be + 形容詞 + that S + V
It + be + 形容詞 + for/of + 人 + to V
英語では、人を主語にしづらい形容詞 (necessary, important, possible, easy, difficult, dangerous など)を使うとき、 It(仮主語)を先頭に置いて、 本当の内容をあとに続けます。日本語の「〜することは…だ」に相当します。
概要:なぜ It を主語にするの?
形容詞が表しているのは「人」そのものではなく、
行為・状況・事実の性質です。
だから、まずダミーの主語 It を置き、
本題(to不定詞/that節)で「何が」について話します。
It is important to rest.
休むことは大切だ。
It is dangerous to run here.
ここで走るのは危険だ。
It + be + 形容詞 + to V
It + be + 形容詞 + that S + V
It + be + 形容詞 + for / of + 人 + to V
理解のカギ:運用ポイントとミニ表
① to不定詞で「〜すること」
It + be + 形容詞 + to V は、行為全体を評価します。
使いやすい形容詞:easy / hard / difficult / important / necessary / dangerous / possible
It is necessary to arrive early.
早く到着することは必要だ。
② that節で「〜ということ」
It + be + 形容詞 + that S + V は、事実・見解を評価します。
likely / possible / true / clear / important などと相性が良いです。
It is clear that we need more time.
もっと時間が必要なのは明らかだ。
※ 学術文体では It is essential/important that + S + (should) + 動詞原形 もよく使われます(shouldは省略可)。
③ for と of の使い分け
| 前置詞 | 意味(役割) | よく合う形容詞/型 |
|---|---|---|
for + 人 |
「その人にとって / 条件として」 能力・状況への適否を述べる | It is important/necessary for you to ...It is easy/hard for me to ... |
of + 人 |
「その人についての評価」 親切・不注意など性質を評価 | It is kind/careless of you to ...It was wise/foolish of him to ... |
It is important for you to sleep well.
あなたにとって、よく眠ることは大切だ。
It was kind of you to help me.
手伝ってくれて親切でした。
④ よくある誤りと直し方
-
誤
He is necessary to finish the work.
正It is necessary to finish the work./It is necessary for him to finish the work. -
誤
It is kind for you to come.
正It is kind of you to come.(評価だからof) -
誤
It is possible that he passes the test.
正It is possible that he will pass the test.(事実ではなく見通しなのでwillが自然)
It is possible to finish the task today.
今日、その作業を終えることは可能だ。
possible=可能な(「できる見込みがある」)to finish ...=「…を終えること」:to不定詞=名詞的
It is impossible to read this tiny print without glasses.
メガネなしでは、この小さな文字を読むのは不可能だ。
impossible=不可能な(possibleの否定)without=〜なしで(条件を示す前置詞)
It is easy for kids to learn this song.
子どもたちにとって、この歌を覚えるのは簡単だ。
for + 人=「その人にとって」:対象・条件easy↔hard/difficult(難しい)
It is hard for me to say no.
私にとって、「ノー」と言うのは難しい。
say no=断る- 評価対象は「
to以下の行為」全体
It was wise of her to save money early.
彼女が早いうちから貯金をしたのは賢明だった。
of + 人=その人の性質・行為を評価(賢明・親切など)wise=賢明な/foolish=愚かな
It was careless of him to leave the door open.
彼がドアを開けっぱなしにしたのは不注意だった。
careless=不注意な(↔careful注意深い)of + 人=人物評価のときに使う
It is essential that everyone arrive on time.
全員が時間どおりに来ることが不可欠だ。
- 形式主語+
that節:事実・必要性を評価 - mandative用法:
arriveは原形(should省略可)
It is likely that the meeting will run long.
会議が長引く可能性が高い。
- 未来の見通し →
willが自然 likely=ありそうな/unlikely=なさそうな
It is surprising that he passed the exam.
彼が試験に合格したのは驚きだ。
surprising=(人を)驚かせる性質- 出来事という「事実」を
that節で受ける
It is true that practice makes perfect.
「練習は完璧を生む」というのは本当だ。
- ことわざなど普遍的内容も
that節で提示 true=真実の
It is not unusual for cats to sleep all day.
猫が一日中眠るのは珍しくない。
not unusual=「よくある」(二重否定的な控えめ表現)for + 人/動物=対象を示す
It will be difficult to find parking at night.
夜は駐車場所を見つけるのが大変だろう。
- 未来の予測は
will be + 形容詞 difficult=難しい(≒hard)
It is polite of you to wait your turn.
順番を待つのは、あなたの礼儀正しい行いです。
of + 人=人の振る舞いの評価(礼儀正しい・親切など)wait your turn=順番を待つ
It was natural for them to be nervous.
彼らが緊張したのは当然だった。
natural=自然な/当然の- 出来事の評価 →
for + 人を用いて対象を示す
9-1 FAQ:人を主語にできない形容詞(possible / necessary / essential など)
型
It + be + Adj (+ for/of + 人) + to 不定詞
/
It + be + Adj + that + S + V
よく出る語
possible / impossible / necessary / essential / important / advisable / natural
ポイント人主語は不可(*He is possible to… は誤り)
「possible / necessary / essential / advisable など」は、人の能力や状態ではなく、事柄・状況を評価する形容詞です。したがって主語は形式主語 It を使い、内容は to不定詞や that節で受けます。
- ✅ 正:
It is possible for him to leave early.(彼が早く帰ることは可能だ) - ❌ 誤:
*He is possible to leave early. - 💡 言い換え:能力なら
He can leave early.(can=できる)
for + 人 は「その人にとって(状況の適合)」、of + 人 は「その人の行為・性質の評価(親切/不注意など)」を表します。
<よく使う of + 人 の形容詞> kind / polite / wise / smart / generous / careless / rude / foolish …
必要・提案・要求を表す形容詞/名詞の後は、mandative(仮定法命令)で that + 主語 + 動詞原形 を用います。should を入れてもOK(省略可)。
... that everyone should arrive ...(should は省略されることが多い)対象となる形容詞: essential / important / vital / necessary / imperative / desirable …
to不定詞の行為者(論理主語)が必要なときに for + 人 を付けます。一般的な真理・状況の評価なら省略してOK。
- 一般論:
It is dangerous to swim here.(ここで泳ぐのは危険だ) - 限定:
It is dangerous for children to swim here.(子どもにとって危険)
easy / hard / difficult は「行為の対象(もの)」を主語にしやすい一方、人を主語にして目的語を続ける形は不可です。
- ✅ 正:
This book is easy to read.(この本は読みやすい) - ✅ 正:
It is easy for children to read this book. - ❌ 誤:
*Children are easy to read this book.
形容詞の後の that節は、省略しないのが基本です(可読性のため)。動詞(think / believe など)のあとでは省略がより一般的ですが、It is certain/true/clear that ... のような形では that を残すのが無難です。
worth は前置詞的に使うため、後ろは 動名詞(-ing) を置きます。to不定詞は不可。言い換えは worthwhile to が便利。
- ✅ 正:
It is worth trying. - ❌ 誤:
*It is worth to try. - 💡 言い換え:
It is worthwhile to try.
likely / unlikely / able / willing / eager などは「人を主語」にしやすい形容詞です。いまのセクション(9-1)は「人を主語にしないタイプ(possible / necessary / essential …)」がテーマなので、ここでは区別して扱います。
9-2. It構文の運用テクニック(言い換え・強調・否定/疑問)
主題
It + be + Adj (+ for/of + 人) + to 不定詞/that 節
をベースに、丁寧さ・強さ・焦点をコントロールします。
ここでは too〜to / enough to / so〜that、否定・疑問、物主語への言い換えなど、現場で役立つ「型」を整理します。
概要:評価は「It」で受け、必要に応じて強さ・対象・焦点を調整
- 強さの調整:
too ... to(〜すぎて…できない)、Adj + enough to(…できるくらい十分〜)、so ... that(とても〜なので…)。 - 対象の明確化:
for + 人(その人にとって)/of + 人(その人の行為評価)。 - 言い換え:可能なら
物主語(This book is easy to read.)へ。不可の型はItで保持。 - 丁寧さ・確度:
quite / rather / absolutely / apparentlyなど副詞でトーン調整。 - 疑問・否定:
Isn't it ...?で丁寧に確認/It isn't ... to ...で柔らかく否定。
押さえておきたい要点(クイック参照)
| 目的 | 型 | メモ | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| 〜すぎて…できない |
It is too Adj to V
|
否定含意(実現不可) |
It is too heavy to lift.
|
| 十分〜なので…できる |
It is Adj enough to V
|
肯定的達成 |
It is warm enough to swim.
|
| とても〜なので… |
It is so Adj that S V
|
that節で結果 |
It was so late that we left.
|
| 対象明確化 |
for + 人/of + 人
|
for=適合/of=人物評価 |
It is kind of you to help.
|
| 物主語言い換え |
N is Adj to V
|
easy/hard型で有効 |
This tool is easy to use.
|
| 価値づけ |
It is worth V-ing
|
to不可/worthwhile to可 |
It is worth seeing.
|
| 丁寧な確認 |
Isn't it Adj to V ?
|
控えめに同意求め |
Isn't it better to wait?
|
否定含意の too A to V と、達成可能な A enough to V を対で覚える。
so Adj that ... は原因→結果が明示的で、書き言葉でも自然。
*He is possible to ... のように「人主語」に置き換えられない形容詞(possible / necessary / essential など)は、常に It で評価します。
It is necessary for all visitors to register at the front desk.
受付で来訪者全員が記名することが必要だ。
It で受けるのが自然。It is essential that every device be updated today.
全ての端末を今日中に更新しておくことが不可欠だ。
that節内は提案・必要の意味で<原形>(仮定法現在):be updated。Itで評価を先出し。It is possible to solve the issue without downtime.
停止時間なしで問題を解決することは可能だ。
*People are possible to ... は不可。It is possible to ... を使う。It is impossible for a child to lift this box safely.
子どもがこの箱を安全に持ち上げるのは不可能だ。
for+人+to V で「誰にとって」を明示。It is advisable for beginners to start slowly.
初心者はゆっくり始めるのが望ましい。
forは適合(その人にとって)、ofは人物の行為評価(例:It was careless of me ...)。It is natural for him to feel nervous before the speech.
スピーチ前に彼が緊張するのは自然なことだ。
It is unusual for trains to be late in this city.
この街では電車が遅れるのは珍しい。
It で評価→事柄を不定詞で説明。It is worth trying the new feature.
新機能は試してみる価値がある。
worth + V-ing(不定詞不可)。類:It is worthwhile to V.It is not acceptable to share passwords with anyone.
パスワードを誰かと共有するのは好ましくない(許されない)。
Isn't it better to cancel now than rush later?
後で慌てるより、今キャンセルしたほうが良くない?(控えめ提案)
Isn't it ... ? で丁寧に同意や提案を促す。better to A than to B。It was so cold that the lake froze overnight.
とても寒かったので、湖は一晩で凍った。
so Adj that S V=原因(so)→結果(that)。It is bright enough to read without a lamp.
ランプがなくても読めるくらい十分明るい。
Adj enough to V=実現可能な程度。It was careless of me to forget your name.
あなたの名前を忘れたのは、私が不注意でした。
of+人=その人の行為を評価(親切・不注意・思慮深さなど)。It is crucial that the report be finished by Monday.
レポートを月曜までに終えることが極めて重要だ。
that S be Vpp は提案・必要型の原形。9-2 FAQ:It + be + Adj の疑問にまとめて回答
型
It + be + Adj + (for/of + 人) + to V
別型
It + be + Adj + that S 原形/should V
狙い評価を先に出し、内容は後ろで説明
of + 人 は「その人の行為や性質を評価」。 for + 人 は「その人にとって適切・不適切」を表します。
It was kind of you to help me.
手伝ってくれてご親切でした。(あなたの行為=親切)
It is important for drivers to rest.
運転手にとって休息は重要だ。(その人に適した条件)
*It was kind for you to ...(意味がずれる/不自然)。○ 「行為の善し悪し」=
of + 人 / 「適合・必要」=for + 人。
possible は「状況的に可能」。 able は「人の能力」を述べます。
It is possible to finish today.
今日中に終えることは可能だ。(状況)
We are able to finish today.
私たちは今日中に終えることができる。(能力)
*People are possible to ... は不可。It is possible to ... を使う。
「必要・提案」を表す形容詞の that 節は
原形(仮定法現在)が基本。
should + 原形 も広く用いられます。
It is essential that the report be submitted by noon.
レポートは正午までに提出されることが不可欠だ。
should be submitted も可。学習では「原形」を基準に覚えると安全。
It was too dark to read.
暗すぎて読めなかった。(できない理由)
It was bright enough to read.
読むのに十分明るかった。(できる基準)
It was so dark that I used a lamp.
とても暗かったのでランプを使った。(原因→結果)
It is worth trying.
試してみる価値がある。(worth + V-ing)
It is worthwhile to try.
試すのは有意義だ。(worthwhile + to V)
It is worthy of attention.
注目に値する。(worthy of + 名詞/V-ing)
It is likely to rain.
雨が降りそうだ。(事態の見込み)
He is likely to win.
彼は勝ちそうだ。(人主語も可)
*It is likely for him to win は不自然になりがち。人主語で言うのが自然。
It is easy for me to read this.
これは私にとって読みやすい。(適合性→for)
「人の行為をほめる/責める」=of + 人(It was careless of me ...)。
「人にとって〜だ」=for + 人(It is hard for me ...)。
It is hard to learn English.
英語を学ぶのは難しい。
Learning English is hard.
英語を学ぶことは難しい。(主語が重い文。書き言葉寄り)
It 構文が自然。書き言葉では V-ing 主語も使われます。
It’s time to go.
そろそろ行く時間だ。
It’s (high) time we left.
もう出発してよい頃合いだ。(仮定法過去の丁寧要請)
It’s time for 人 to V(例:for us to leave)。of + 人は不可。
10. 人が主語になる形容詞
「人(I / you / we / they / he / she)」が主語になると自然な
感情・態度/能力・意思/認知・経験の形容詞を整理します。
基本は叙述用法(S + be/get + Adj)で使い、
to 不定詞・前置詞+名詞・that 節などと相性が良いのが特徴です。
主語 人(I / you / we / they / he / she)
用法 叙述中心(be / get / feel / seem)
よくある接続
to 不定詞/for/of/with/about+名詞/that 節
I am ready to start.俯瞰ミニマップ(人主語に自然な形容詞の全体像)
happy / angry / afraid / proud / ashamedinterested / bored / excited / worried
S + be + Adj + about N
She is proud of her work.able / capable (of) / willing / eagerready / prepared
S + be + Adj + to do
They are willing to help.aware (of) / sure (that) / confident (that)familiar (with) / used to ~ing
S + be + Adj + that ...
I am aware of the risk.to 不定詞/前置詞+名詞/that 節)で
「型」を先に覚えると、単語が増えても迷いません。
グループ①:感情・態度(人主語が基本自然)
「人」がどう感じているか・どんな態度かを表す形容詞です。
多くは be + 形容詞 + 前置詞 で「対象」や「理由」とつながります。
小学生にも分かるコツは、
形容詞+前置詞=ひとかたまり
と覚えること。
be Adj + in/about/at/with/of ...
angry at(出来事)/ angry about(話題)/
angry with(人) のように、前置詞で「何に対して」かが変わります。
グループ②:能力・意思・準備
「できる」「やる気がある」「準備OK」のように、行動に向かう気持ちや可能性を表す形容詞です。
目的の行動は to 不定詞 で続けます。
be Adj + to V
が基本フォーム。
be able/willing/ready/eager/likely/reluctant + to V
He is possible to go. は不自然。✅
He can go. / ✅ It is possible for him to go. を使いましょう。
グループ③:認知・経験・確信
「知っている・慣れている・確信している」といった頭の中の状態を表す形容詞です。
事実内容を文のまま言うなら that節、
対象を名詞で言うなら 前置詞 + 名詞/V-ing を使います。
be sure/certain/confident + (that) S V /
be aware/conscious + of N/V-ing /
be familiar + with N
I’m sure (that) の that を省くことが多いですが、書き言葉では残すと丁寧です。
sure/certain + that S V(内容を文で言う)
/ sure/certain + to V(起こりそう:She is certain to pass.)
のように、後ろの形で意味が少し変わります。
よくある誤り → 正解(誤り訂正テンプレ)
下のテンプレは、✗ 誤り → ✓ 正解 の順で示し、
すぐ下に「理由(型のポイント)」を添えています。
形だけ覚えるのではなく、to不定詞 / 前置詞 / that節 の
どれでつなぐかに注目しましょう。
possible は人主語が不自然。It is possible for 人 to V にするか、He can go. と言い換える。
-ing は原因側(物事)/ -ed は感情を受ける側(人)。
at を使う(skill の前置詞)。
to。with は同伴の「〜と一緒に」。
of + 名詞。afraid to V は「怖くて〜しない」。
worth は V-ing をとる(to Vにしない)。
to は前置詞。後ろは 名詞/動名詞。
that節。sure to V は「きっと〜する」。
be likely to V、内容主語なら It is likely that ...。
confident は that節 か of + 名詞/動名詞。
クイック型一覧(最低限の型)
迷ったらここを見れば OK。太字が核です。
| 型(パターン) | 意味・使い分けのコア | 最小例(英文/訳/音声) |
|---|---|---|
be Adj + in / about / at / with / of + N |
感情・態度・得意分野など。good at / proud of など前置詞固定。 |
She is proud of her work.
彼女は自分の仕事を誇りに思う。
|
be Adj + to V |
能力・意志・準備・見込み(able / willing / ready / eager / likely)。 |
We are ready to start.
私たちは始める準備ができている。
|
be Adj + that S V |
確信・判断(sure / certain / confident)。that は省略可(書き言葉では残す)。 |
I’m sure (that) it’s true.
それが本当だと確信している。
|
It is Adj for 人 + to V |
「人にとって〜するのは形容詞」。possible / easy / hard など能力評価。 |
It’s easy for kids to learn.
子どもにとって学ぶのは簡単だ。
|
It is Adj of 人 + to V |
性格評価(親切・賢明など)。kind / wise / careless。 |
It was kind of you to help.
手伝ってくれて親切でした。
|
be afraid of N / to V |
of + 名詞=対象が怖い/to V=怖くて〜しない。 |
He’s afraid of heights.
彼は高所恐怖だ。
|
be familiar with N |
〜に慣れている・詳しい。with 固定。 |
She’s familiar with the system.
彼女はそのシステムに詳しい。
|
be good/bad/poor at N |
得意・不得意。at 固定。 |
I’m bad at cooking.
私は料理が苦手だ。
|
be used to N/V-ing |
〜に慣れている。to は前置詞なので V-ing。 |
We’re used to working online.
私たちはオンライン作業に慣れている。
|
be likely to V / It is likely that S V |
起こりそう。人主語=to V/内容主語=that。 |
They’re likely to win.
彼らは勝ちそうだ。
|
be worth V-ing / be worth N |
to V にしない点に注意。worthwhile to V は可。 |
The movie is worth watching.
その映画は見る価値がある。
|
be sure/certain + (that) S V |
確信の表明。会話では that 省略多め。 |
I’m certain (that) he knows.
彼が知っていると確信している。
|
be married to 人 |
結婚相手は to。with にしない。 |
She’s married to Ken.
彼女はケンと結婚している。
|
be Adj + to V/be Adj + 前置詞 + 名詞/be Adj + that S V の三本柱を運用できるようにしよう。
文法
be proud of 名詞 / for V-ing(理由は for V-ing)
文法
be angry at/with N(前置詞に注意)
文法
be willing to V(意思・態度)
文法
be interested in N(前置詞は in 固定)
文法
be able to V(能力を述べる公式)
文法
be ready to V(準備完了の型)
文法
be eager to V(強い意欲)
文法
be reluctant to V(消極的な意思)
文法
be aware of N(of 固定)
文法
be familiar with N(分野・道具の経験)
used to(ここでは「慣れている」)※toは前置詞文法
be used to N / V-ing(後ろは名詞・動名詞)
文法
be certain + (that) S V(thatは省略可)
文法
be capable of V-ing(of+動名詞)
文法
be confident that S V / of N(内容はthat節/名詞はof)
10 FAQ:人が主語になる形容詞(感情・能力・認知)
型
S + be + Adj + to V/
S + be + Adj + that S V/
S + be + Adj + of/with/in + N
例
willing/ready/eager/reluctant/
able/capable/
aware/conscious/
confident/certain/sure など
- can は助動詞(瞬間の可能・能力・許可)。時制変化が限られる(過去は
couldだが継続的能力とは限らない)。 - be able to は形容詞 able を使った表現。時制や完了形と相性が良い(例:
has been able to)。
- interested in:人の気持ち(受け手)。「〜に興味がある」。
- interesting:物事の性質(原因側)。「おもしろい」。
- ready to + 動詞:行動の準備ができた(これからする)。
- ready for + 名詞:対象への準備ができた。
- be about to + 動詞:今まさに〜するところ(直前)。
| 形容詞 | 意味 | 型 |
|---|---|---|
| eager | ぜひやりたい(強い意欲) | be eager to V |
| willing | 嫌ではない(協力的) | be willing to V |
| reluctant | 気が進まない(消極的) | be reluctant to V |
- able to + 動詞:具体的行為ができる能力。
- capable of + 動名詞/名詞:潜在能力・適性(フォーマル寄り)。
- aware of:知っている・気づいている(最頻)。
- conscious of:はっきり意識している(慎重・医療文脈でも)。
- mindful of:配慮している・心に留める(配慮ニュアンス)。
- afraid of + 名詞/動名詞:対象そのものが怖い。
- afraid to + 動詞:怖くて(ためらって)〜しない。
- confident:根拠ある自信(対外的・ビジネスでも)。
confident that S V / of N - certain:ほぼ確実と思う(フォーマル)。
certain that S V - sure:口語的に確信。
sure (that) S V / of N
- familiar with + 名詞:知識・経験で詳しい。
- be used to + 名詞/動名詞:日常的で慣れている(
toは前置詞)。
- be likely to + 動詞:〜しそうだ(確率が高い)。人主語でも自然。
- 近い語:apt to(傾向)、prone to(悪い傾向に)(ややフォーマル)。
11. 目的語をとる形容詞
ここでは、名詞を直後にとれるものや、~ing・to 不定詞・that節などを
目的語(補足情報)として後ろに接続できる形容詞をまとめます。
例:near the station(駅の近く)/opposite the museum(博物館の向かい)/
worth reading(読む価値がある)/like a native(ネイティブのような)など。
The office is near the station.
直後に名詞 near / opposite / unlike
動詞的な目的語 worth + ~ing/easy + to do
比喩 like / -like
俯瞰ミニマップ(分野別の「型」)
「〜のよう」「〜とは違う」「互いに似ている」「〜風の」の4系統。比喩・対照・類似のニュアンスを整理。
be + like + 名詞/be + unlike + 名詞/A and B are alike/N + -like
前置詞のように名詞を直後に置けるタイプ。場所関係をサッと言い切れるのが利点。
be + near + 名詞/be + opposite + 名詞
「価値がある」を表すときの接続は数・金額か動名詞(~ing)。to不定詞は基本不可。
be worth + 金額/数/be worth + ~ing
くだけた言い方/フォーマル/学術調の言い換えをセットで習得。場面に合わせた表現選びを練習。
like ≈ similar to/unlike ≈ in contrast to
11-1. like / unlike / alike / -like の使い分け
「like(〜のように)」は比喩を作る前置詞です。対して unlike は
「〜と違って」という対照、alike は
「似ている」を表す形容詞/副詞(名詞は後ろに置きません)。
接尾辞 -like は「〜風の」という形容詞を作ります(名詞の前に置きやすい)。
全体像(コアの意味と基本型)
前置詞。後ろは名詞/代名詞。役割や事実の説明は as が基本。
V + like + 名詞/be + like + 名詞
She sings like a professional.前置詞。対照を出す。文頭に置いてカンマで区切る書き方も自然。
Unlike + 名詞, S + V .../S be unlike + 名詞
Unlike his brother, Ken is quiet.
形容詞/副詞。名詞を直接は取らないので注意。ふつうは be などの後ろで使う。
A and B are alike/A and B are alike in + 点
The twins are alike in looks.接尾辞で形容詞化。「〜っぽい」。名詞の前でよく使う(ときに述語でも可)。
N-like + 名詞/S be + N-like
a child-like drawinglike は比喩(似ている)/as は役割・事実(〜として)。
例:She works as a teacher.(教師として働く)
要点チェック(ミスしやすい所と正しい型)
-
誤
She is alike her sister.(alikeは名詞を直接とらない)
正She is like her sister./She and her sister are alike. -
誤
Unlike to last year, sales grew.(unlikeの後ろは前置詞句ではなく名詞)
正Unlike last year, sales grew. -
誤
He has a childish smile.(言い方によってはネガティブ「幼稚」)
正He has a child-like smile.(無邪気な/かわいらしいニュアンス) -
言い換え
be similar to≈be like(ややフォーマル)/in contrast to≈unlike(文語的)
Her idea is similar to mine.In contrast to last year, we grew fast.like a pro / unlike last year)。
形容詞は名詞の前(限定)か be の後ろ(叙述)で使います(alike は後者中心)。
接尾辞 -like は「〜風の」を作り、名詞の前で説明しやすくなります。
例文カード(11-1:like / unlike / alike / -like)
This fabric feels like silk.
この布は絹のように感じられます。
fabric(布)/feel(手触りが〜に感じる)。like + 名詞 は「〜のように」の比喩。
The soup tastes like tomatoes.
そのスープはトマトのような味がします。
taste(味がする)。五感動詞+like + 名詞 の型。
He looks like his father.
彼はお父さんに似ています。
look like + 名詞。事実の役割は as(〜として)を使う。
It sounds like thunder.
それは雷のような音がします。
thunder(雷)。sound(音がする)+like。
She talks like a native speaker.
彼女はネイティブのように話します。
She speaks fluently.(流ちょうに話す)も可。ただし「〜のように」は like で明示。
Unlike many apps, this one works offline.
多くのアプリと違って、これはオフラインで動きます。
Unlike + 名詞, S + V ...。unlike の直後は前置詞句ではなく名詞。
My town is unlike Tokyo at night.
私の町は夜になると東京とは違います。
unlike は「〜と違って」。be unlike + 名詞 の形でもOK。
The houses are alike in design.
その家々はデザインが似ています。
alike は形容詞/副詞。名詞を直接は続けない(✗ alike design)。
We think alike about this issue.
この問題について、私たちは同じように考えます。
think alike(同じように考える)。後ろに名詞は置かない。
We built a human-like robot.
私たちは人間っぽいロボットを作りました。
N-like + 名詞(〜風の)。ニュアンスは外見・動き・雰囲気が「っぽい」。
The dessert has a jelly-like texture.
そのデザートはゼリーのような食感です。
texture(食感・質感)。素材・質感の比喩に -like は相性が良い。
She has cat-like reflexes.
彼女は猫のような反射神経を持っています。
have ... reflexes(反射神経が〜)。-like で比喩的に性質を付与。
He behaves like a leader under pressure.
彼はプレッシャーの中でリーダーのように振る舞います。
behave(振る舞う)/under pressure(圧力下で)。
He acted like a comedian, not as one.
彼はコメディアンのように振る舞ったが、コメディアンとしてではありません。
like=比喩(〜のように)、as=役割・立場(〜として)。
11-1 FAQ:like / unlike / alike / -like の使い分け
型
like + 名詞 /
S + be + unlike + 名詞 /
S + be + alike(名詞は直後に置かない)/
N-like + 名詞
言い換え
similar to / different from / as(〜として)
位置
Unlike + 名詞, は文頭に置きカンマで区切る
like + 名詞 は比喩(〜のように)、as は役割・立場(〜として)。
He works like a machine.
彼は機械のように働く(比喩)。
He works as a teacher.
彼は教師として働いている(役割)。
Unlike + 名詞, S + V ... は文頭で対照提示。different from は述語で使い、主語や目的語にかかる。
Unlike my brother, I enjoy cooking.
兄と違って、私は料理が好きです。
My taste is different from his.
私の好みは彼のとは違います。
different to/different than も見られますが、学習では different from が無難。
alike は形容詞/副詞で、名詞直前に置かないのが原則です。
The twins look alike.
その双子はよく似ています。
They are similar./They look similar.(similar to + 名詞 なら名詞に接続可)
look like + 名詞 は「〜に似ている」。look alike は「互いに似ている」(名詞は続けない)。
She looks like her mother.
彼女はお母さんに似ています。
They look alike.
彼らは似ています(互いに)。
human-like robot)。よく使われる語は一語化していることも(childlike, ladylike など)。
a human-like voice
人間のような声。
machine-learning-like result)。
as if / as though + S + V。会話では like + S + V も口語で広く使われます。
It looks as if it will rain.
雨が降りそうに見えます。
It looks like it's going to rain. も自然(会話寄り)。
Unlike winter mornings, summer mornings are bright.
冬の朝とは違って、夏の朝は明るい。
nothing like は「全然ちがう/〜とは比べ物にならない」(強い否定)。unlike は中立〜弱めの「〜と違って」。
This is nothing like what I ordered.
これは私が注文したものと全然ちがいます。
feel like + 名詞 は比喩、「〜のように感じる」。feel like + 動名詞 は「〜したい気分」。
I feel like taking a walk.
散歩をしたい気分です。
feel like to do は不可。feel like doing にする。
alike は補語(SVC)や副詞で、名詞直後に置かない。similar to + 名詞 は名詞に直接つなげられます。
These ideas are alike.
これらの考えは似ています。
These ideas are similar to mine.
これらの考えは私のものに似ています。
11-2. near / opposite 系(前置詞的に名詞を直後に置ける)
ねらい
near / opposite などは、名詞をすぐ後ろに置ける点がコツ。near the station(駅の近くに)/
opposite the bank(銀行の向かいに)のように、余計な前置詞を足さないのが基本です。
小学生にも:near = ちかく、opposite = むかい。どちらも「場所ことば」の仲間として丸ごと覚えると楽です。
要点整理(使い分け・ミニ表・最小例文)
| 語 | 用法 | 型(フォーム) | 例 |
|---|---|---|---|
near |
前置詞 | near + 名詞 |
near the station(駅の近く) |
near |
形容詞 | a near miss |
危うく当たりそうなこと |
near |
副詞 | come near |
近づく |
opposite |
前置詞 | opposite + 名詞 |
opposite the bank(銀行の向かい) |
opposite |
形容詞/名詞 | the opposite side/the opposite |
反対側/反対のもの |
-
ルール
nearは基本的に 単独で前置詞。✖ near to the station は冗長(地域差で見かけるが、学習ではnear + 名詞を推奨)。 -
ルール
oppositeも 単独で前置詞。✖ opposite of/to the bank は不可(形容詞で「反対の〜」と言うならthe opposite of A)。 -
言い換え
opposite(向かい)⇔across from(米口語)。near⇔close to(こちらはtoが要る)。 -
発想
「場所ことば」は かたまりで覚える:
[near the ~]、[opposite the ~]を丸ごと音読。
Our office is near the station.
私たちのオフィスは駅の近くにあります。
near + 名詞(to は不要)
The café is opposite the library.
そのカフェは図書館の向かいです。
opposite + 名詞(of/to は付けない)
Our house is close to the park.
私たちの家は公園に近いです。
close to は to が必要。near は不要。
near の比較級は nearer、最上級は nearest/next。
位置の最寄りは the nearest station、順番の「次」は the next station と使い分けます。
There’s a taxi stand near the hotel entrance.
ホテルの入り口の近くにタクシー乗り場があります。
near + 名詞
語注taxi stand=タクシー乗り場/entrance=入口
We live near the river.
私たちは川の近くに住んでいます。
near + 名詞
ニュアンスby the river も可(川沿いイメージ)。near は「付近」の幅広い近さ。
Please wait near the gate.
門(ゲート)の近くで待っていてください。
near + 名詞
語注gate=門/wait=待つ
The restroom is near the elevator.
お手洗いはエレベーターの近くにあります。
be + near + 名詞
語注restroom=お手洗い/elevator=エレベーター
The meeting starts near noon.
会議はお昼ごろ(正午の近くの時間)に始まります。
near + 時間名詞(時間的に「〜ごろ」)
比較around noon でも可(ほぼ同義)。
Her desk is near the window.
彼女の机は窓の近くにあります。
near + 名詞。
The bus stop is opposite the supermarket.
バス停はスーパーマーケットの向かいにあります。
opposite + 名詞
言い換えacross from the supermarket(米口語)
Our classroom is opposite the teachers’ room.
私たちの教室は職員室の向かいです。
opposite は単独で使う)。
There’s a park opposite the museum.
博物館の向かいに公園があります。
museum=博物館/park=公園
He sat opposite me.
彼は私の向かい側に座りました。
opposite + 代名詞 も可(名詞だけでなく代名詞も取れる)。
The bakery is right opposite the post office.
そのパン屋は郵便局の真正面(すぐ向かい)です。
right で位置関係を「ちょうど」を強める。
The café stands across from the cinema.
そのカフェは映画館の向かいにあります。
opposite the cinema ≒ across from the cinema(米口語)
A pharmacy is near the hotel.
ホテルの近くに薬局があります。
near + 名詞)。
The playground is just near the school.
運動場は学校のすぐ近くです。
just で「ほんの・ちょうど」のニュアンスを付与。
11-2 FAQ:near / opposite 系(前置詞的に名詞を直後に置ける)
コア
near / opposite + 名詞
注意
close は to が必要/nearby は名詞直結不可
言い換え
across from(米)/in front of(真正面では≠“向かい”)
near + 名詞(前置詞的)… 名詞を直後に置ける:near the stationbe near(形容詞)… 述語で使える:The station is near.closeはto必須:close to the stationnearbyは形容詞/副詞で「近くの/近くに」。名詞を直結しない(✗nearby the station)。
Our office is near the station.
私たちのオフィスは駅の近くです。
位置関係なら opposite + 名詞(of は不要)。
意味が「反対のもの(名詞)」なら the opposite of A を使います。
Our café is opposite the library.
うちのカフェは図書館の向かいです。
opposite=道路などを挟んだ「向かい側」。in front of=「正面(前方)」で向かい側とは限らない。across from=米語で「向かいの」。英英ではoppositeがよく使われる。
The bus stop is across from the school.
バス停は学校の向かいにあります。
near 単独が標準。near to は英(特に口語・強調)で見られますが、学習では near + 名詞 を基本に。
比較級は nearer (to)、最上級は nearest (to) も可。
Which station is nearest to here?
ここから一番近い駅はどこですか。
next + 名詞=「次の/隣の」だが語感は「順番・位置の直後」。next to=「すぐ隣に」(前置詞句)。nearest=「最も近い」(距離の最短)。駅・店などはnearestが自然。
The bakery is next to the pharmacy.
パン屋は薬局の隣です。
位置を表すときは前置詞として inside/outside + 名詞。
名詞の前に置けば形容詞:the inside wall / the outside door。
Please wait outside the office.
オフィスの外でお待ちください。
会話では位置を強く示す副詞 right を添えて
right opposite / right next to / right near などと言えます(「まさに/ちょうど」)。
The taxi stand is right opposite the exit.
タクシー乗り場は出口のまさに向かいです。
past + 名詞 は「〜を通り過ぎて/〜の先に」。
時間では after を使います(「〜の後に」)。
Go past the museum and turn left.
博物館を通り過ぎて左に曲がってください。
the near future は名詞句(形容詞の near)。文中では通常 in the near future と前置詞 in を伴います。
We will upgrade the app in the near future.
私たちは近い将来アプリをアップグレードします。
close by=副詞句「すぐ近くに」。nearby=形容詞/副詞。「近くの/近くに」。ただし 名詞直結はしないのが基本(✗nearby the station)。
A convenience store is close by.
コンビニがすぐ近くにあります。
11-3. worth 系の型(「〜の価値がある」を最短で言う)
worth は「価値(value)」を表す形容詞です。基本は
S + be + worth + 名詞/
be + worth + V-ing の2本柱。
「〜の向かい」などの位置語と違い、価値の有無・見積もりを述べます。
まずは「名詞の価値」「〜する価値」の2パターンに慣れ、次に
…’ worth of + 名詞(〇〇分/〇〇相当)や
worth it / worth one’s while などの慣用へ広げましょう。
要点(最短で通じるコアの型)
S + be + worth + 金額/名詞
例:The book is worth 20 dollars.(その本は20ドルの価値がある)
worthは形容詞。動詞を直接は続けない(✗worth to read)。- 金額や時間など、評価基準を名詞で置くのがコツ。
S + be + worth + V-ing
例:The book is worth reading.(その本は読む価値がある)
V-ing(動名詞)で「その行為全体」の価値を表す。- 強調は
wellを前に:well worth reading(相当読む価値がある)。
数量(時間・金額・量)’ worth of + 名詞
例:two hours’ worth of work(2時間分の仕事) /
ten dollars’ worth of apples(10ドル分のリンゴ)
- 数量語の後に 所有格のアポストロフィ(
hours’ / dollars’)。oneのときはone hour’sのように’s。
It is worth it.
(やってよかった/割に合う)
It is worth your while to + V
(〜する価値がある/時間を割く価値がある)
worthwhile(形容詞)=「価値がある」:It is worthwhile to read.worthy of + 名詞/ V-ing:worthy of attention(注目に値する)。
- ✗
It is worth to try.→ ◎It is worth trying. - ✗
nearby the station方式で名詞直結はしない:worthは名詞か V-ingのみ。 worth ofは数量語のあとだけ:✗worth of the book→ ◎ten dollars’ worth of books
This movie is worth watching.
この映画は見る価値がある。
The painting is worth $5,000.
その絵は5,000ドルの価値がある。
We did two hours’ worth of cleaning.
私たちは2時間分の掃除をした。
The idea is worth exploring.
そのアイデアは調べてみる・試してみる価値がある。
- idea=考え・発想、explore=探る/試してみる。
worth + V-ing(〜する価値がある)の基本形。
This café is worth a visit.
このカフェは一度行ってみる価値がある。
worth + 名詞でもOK:a visit(訪問)=「行くこと」。- café=カフェ、喫茶店。
It’s worth arriving early to get good seats.
いい席を取るために、早く着く価値がある。
- arrive early=早く到着する、seat=席。
to get ...は目的(理由)の説明。
The app is well worth trying.
そのアプリはかなり試す価値がある。
- app=アプリ、well は強調(とても)。
well worth V-ing=「相当〜する価値がある」。
The museum is worth the entrance fee.
その博物館は入場料に見合う価値がある。
- entrance fee=入場料。
worth + the + 名詞で「〜に見合う価値」。
We bought ten dollars’ worth of gas.
私たちはガソリンを10ドル分買った。
数量’ worth of + 名詞=「〜分の」「〜相当の」。dollars’ は複数の所有格。
I did a week’s worth of work in one day.
私は1日で1週間分の仕事をこなした。
- week’s の
’sは単数所有格(1週間分)。
It’s worth your while to back up your files.
ファイルをバックアップするのは、あなたの時間を割く価値がある。
- worth your while=「時間を割る価値がある」。back up=保存しておく。
This tutorial wasn’t worth finishing.
このチュートリアルは、最後までやる価値がなかった。
- 否定形:
be not worth V-ing=「〜する価値がない」。 - tutorial=解説教材、手引き。
Is the upgrade really worth the price?
そのアップグレードは本当にその値段に見合う?
- 疑問文でも語順は
be + 主語を保つ:Is it worth ... ? - upgrade=上位版・更新、price=価格。
The repair was worth every penny.
その修理は1円(1セント)たりとも無駄じゃない価値があった。
- every penny=(支払った)お金の全て。満足度の高いときの定番表現。
How much is this watch worth?
この腕時計はどれくらいの価値がありますか。
How much is A worth?=「Aはいくらの価値?」(金額をたずねる定型)。
It’s worth noting that the deadline has moved.
期限が変更になったことは、書き留めておく/注意しておく価値がある。
- note=メモする・心に留める、deadline=締め切り。
worth + V-ing that ...の形で後に内容説明を続けられる。
11-3 FAQ:worth 系の使い分け(価値を表す形容詞)
型(主なパターン)
worth + V-ing /
worth + 名詞 /
数量’s worth of + 名詞 /
worth + 金額 /
worth one’s while /
worth it
言い換え
be worthwhile to V / be worthy of + 名詞
注意
✗ worth to V は不可。be動詞と相性が良い形容詞。
はい、✗ worth to V は不可です。正しくは worth + V-ing か、言い換えで be worthwhile to V を使います。
It’s worth trying.
それは試してみる価値がある。
(参考)言い換え:It’s worthwhile to try.
- worth:後ろに
V-ing / 名詞 / 金額を取る形容詞。「〜する価値/〜分」 - worthy:
worthy of + 名詞。「〜に値する」やや硬め。 - worthwhile:
to V / V-ingの両方に接続可。「やってみるだけの値打ちがある」標準的。
The book is worth reading.
その本は読む価値がある。
(参考)The book is worthwhile to read. / The book is worthy of attention.
cost は「価格が〜である」(事実)。be worth は「価値が〜である」(評価)。
The jacket costs $50.
そのジャケットは50ドルの値段だ。
The jacket is worth $80 to me.
そのジャケットは私にとっては80ドルの価値がある。
数量’ worth of + 名詞 で「〜分の」「〜相当の」。複数形(dollars など)は s'(後ろにアポストロフィ)。
We bought three dollars’ worth of apples.
私たちはリンゴを3ドル分買った。
単数なら a dollar’s worth of ...('s)。
it は直前の行動・出費・手間など「まとめた対象」を指します。
The hike was tough, but it was worth it.
登山はきつかったが、やった価値はあった。
worth one’s while (to V) は「時間を割く価値がある」。while は「時間」。丁寧めの助言表現です。
It’s worth your while to learn keyboard shortcuts.
キーボードショートカットを覚えるのは、時間を割く価値がある。
be 動詞で否定・疑問にします(not/Is/Was ...?)。
It isn’t worth waiting any longer.
これ以上待つ価値はない。
Is it worth trying again?
もう一度試す価値はある?
✗ a worth reading book は不可。
正しくは「a book + worth V-ing」の後置修飾にします。
a book worth reading
読む価値のある本
well worth=「かなり価値がある」、more than worth=「十分以上に価値がある」。
The detour is well worth taking for the view.
景色のためなら、その回り道は十分すぎる価値がある。
worth + 名詞 は「〜に見合う/〜分」、worth + V-ing は「〜する価値」。意味がずれない名詞なら名詞型も自然です。
This movie is worth watching on the big screen.
この映画は大画面で見る価値がある。
(名詞型の例:worth the ticket price)
11-4. 対照・言い換え・レジスター
「言い方を変える力」は読み書き・スピーキングの説得力を上げます。ここでは 対照(contrast)、 言い換え(paraphrase)、 レジスター(register:丁寧さ/場面) の3つの軸で、形容詞・前置詞フレーズの使い分けを整理します。
全体像(ミニ定義+最小例)
-
対照:反対/対立する関係で並べる。
英文 The designs are similar to each other, not identical. 日本語 そのデザインは似ているが、同一ではない。 -
言い換え:意味は近く、場面や語感だけ変える。
英文 The result was surprising → The result was unexpected. 日本語 結果は驚くべき → 予想外だ。 -
レジスター:丁寧さ・硬さ・場面の違い。
英文 mad(口語・米) → angry(中立) → furious(強い/書き言葉寄り) 日本語 怒ってる(くだけた)→ 怒っている → 激怒している
| テーマ | 中立(推奨) | 口語寄り | やや丁寧/書き言葉 | 対照(反対側) |
|---|---|---|---|---|
| 「似ている」 | similar to |
like |
resemble(他動詞) |
different from / unlike |
| 「反対側」 | opposite + 場所名詞 |
across from |
opposite to(稀/堅い) |
on the same side as |
| 価値判断 | worth V-ing |
worth it |
worthy of / worthwhile to V |
not worth V-ing |
| 感情の強さ | angry |
mad(米口語) |
furious / indignant |
calm / unfazed |
要点チェック(必修ポイント)
1) 前置詞・接続の相性を固定で覚える
similar to/different from(米ではthanも口語で見かける)oppositeは場所名詞を直後に取りやすい:Our office is opposite the station.likeは後ろに名詞を直接、alikeは述語寄り(補語)で使う:They are alike.
2) 言い換えテンプレ(意味は近い/語感を調整)
like + 名詞
→
similar to + 名詞英文 This plan is like the previous one.
→ 言い換え This plan is similar to the previous one.
S be similar to A
→
S be different from A英文 Her view is different from mine.
3) レジスター(丁寧さ・場面の階段)
| くだけた | 中立(標準) | 丁寧/書き言葉 | 例 |
|---|---|---|---|
mad(米口語) |
angry |
furious / indignant |
He was angry about the delay. |
okay |
fine |
acceptable / adequate |
The quality is adequate for now. |
like |
similar to |
comparable to / analogous to |
Results are comparable to last year’s. |
11-4 例文:対照・言い換え・レジスター
太字枠+下線の部分が学習ポイントです(語感の違い/丁寧さの段差/対照関係)。英文 → 日本語訳 → 音声 の順で配置しています。
対照 Her approach is different from mine.
彼女のやり方は、私のやり方とは違う。
different from=標準。米口語ではdifferent thanも見かけますが、まずはfromを軸に。
言い換え The interface is similar to a game console.
そのインターフェースは、ゲーム機に似ている。
likeより少し丁寧に言いたいときsimilar to。フォーマル文書や説明で好相性。
対照 Unlike the old contract, the new one is simpler.
旧契約と違って、新しい契約はより簡潔だ。
Unlike A, B ...=「Aと違ってBは…」。文頭で対照をハッキリ示す型。
対照 The twins look alike, but their hobbies differ.
双子は見た目はよく似ているが、趣味は違う。
alikeは補語(述語)で使うのが自然。名詞を直接とるのはlike + 名詞。
レジスター The quality is acceptable for publication.
その品質は、出版には許容できる水準だ。
okay → 中立fine → やや丁寧acceptable。場面(レジスター)で語を選ぶ。
言い換え The price is affordable for students.
その価格は、学生でも手が届く。
cheapは「安っぽい」まで含むことあり。丁寧・前向きに言うならaffordableが無難。
レジスター The task is challenging, not impossible.
その課題は難しいが、不可能ではない。
hard/difficultより前向きニュアンスのchallenging。「歯ごたえがある」。
言い換え This change is beneficial to the environment.
この変更は、環境にとって有益だ。
good forを丁寧に言い換えるとbeneficial to。接続はtoに注意。
対照 The delay is detrimental to our schedule.
その遅延は、私たちのスケジュールに害がある。
bad forの丁寧版がdetrimental to。反対側にbeneficial toを置くと対照が明確。
レジスター Our office is adjacent to the library.
私たちのオフィスは図書館に隣接している。
next to / close toより硬い表現がadjacent to。説明文・掲示・契約文などで有用。
言い換え The meeting was worthwhile for the team.
会議はチームにとって有意義だった。
good/usefulの丁寧な言い換えにworthwhile。近縁にvaluableやuseful。
レジスター He was absolutely furious about the error.
彼はその誤りに激怒していた。
annoyed(少し不満)→ angry(怒っている)→ furious(激怒)。副詞absolutelyでさらに強調。
言い換え The explanation is concise yet clear.
その説明は簡潔だが、分かりやすい。
short(単に短い)よりconciseは「無駄がない」。ポジティブな評価語として使いやすい。
11-4 FAQ:対照・言い換え・レジスター
主眼 似た意味の形容詞の使い分けと 場面(レジスター)に合う丁寧さの選択。 例ではキーワードを軽く強調しています。
要点:
カジュアル → フォーマルの順に
okay(くだけた) / fine(中立) /
acceptable(基準クリア) / satisfactory(期待水準を満たす)。
英文:
The draft is acceptable for submission.
その草稿は提出に許容できる水準です。
S be acceptable / satisfactory for A
注意
okayはフォーマル文書では避けがち。
cheap:安い(品質が「安っぽい」含意のことも)inexpensive:手頃だが丁寧・中立affordable:支払い可能=「懐にやさしい」ポジティブ
英文:
The plan is affordable for students.
そのプランは学生にも手が届く価格です。
inexpensive / budget-friendly(口語)
good forは日常的、beneficial toはフォーマル寄り。
前置詞はtoを使う点に注意(× beneficial for)。
英文:
The policy is beneficial to local communities.
その方針は地域社会に有益です。
detrimental to(有害な)/harmful to
強さは annoyed → angry → furious。
米口語のmad=「怒った」だが文脈で「気が狂った」の意味もあるので注意。
英文:
He was furious about the delay.
彼は遅延に激怒していた。
furious about/at / angry with/at
big:最も口語的・感覚的large:客観量(サイズ・数)considerable/substantial:フォーマルな「かなりの」
英文:
We saw a considerable increase in sales.
売上がかなり伸びた。
significant(統計的に意味がある/重要な まで含意しやすい)
important:一般的に重要significant:統計的・客観的な意味合いの「有意」まで含みやすいcrucial:成否を分ける決定的critical:危機的・極めて重要(医療の「危篤」など強い含意も)
英文:
Timing is crucial in negotiations.
交渉ではタイミングが決定的だ。
safe:危険がないsecure:守られている(物理・情報の安全)reliable:信頼できる(壊れにくい/当てになる)
英文:
The system is secure and reliable.
そのシステムは安全で、信頼性が高い。
fast:一般的に速い(会話で最頻)quick:短時間で済む(行為の所要時間)rapid:フォーマル/科学・統計文脈で「急速な」
英文:
We need a quick review before launch.
リリース前に短時間のレビューが必要だ。
意味は近いですが、responsible forは結果責任の含意が強く、
in charge ofは担当・管轄の含意が強い表現です。
英文:
She is responsible for quality control.
彼女は品質管理に責任を負っている。
as opposed to:並置対比(AではなくB)in contrast to:明確に対照を示す(文頭に置きやすい)whereas:接続詞(AだがB)— 二文節をつなぐ
英文:
We focused on quality, whereas our rivals emphasized speed.
私たちは品質に焦点を当てたが、競合は速度を重視した。
In contrast to A, B ...(文頭+カンマ)/
A, whereas B ...(文中接続)
🧾 総まとめ:形容詞の用法の要点
形容詞は「名詞を直接しばる 限定用法」と、「文の中で状態を説明する
叙述用法」の2本柱。さらに
-ing(原因側の性質)と
-ed(感情の受け手)で意味がガラッと変わります。
大人向けの内容を、やさしい言いかえ付きでサッと復習しましょう。
限定/叙述/SVC/SVOC/-ing/-ed/語順
学習のコツ
「何を説明しているか?」を先に決める → 型(語順・文型)に当てはめる
A beautiful garden is behind the house.
「美しい庭」=名詞 garden を直接説明
The garden is beautiful.
主語 The garden の状態を beautiful で説明
俯瞰ミニマップ:これで全体をつかむ
形容詞の使い方は「置き場所」と「文型」と「分詞形容詞(-ing/-ed)」の交点で考えると速いです。 下のミニマップを上から順にたどれば、迷子になりません。
-
限定:
Adj + N(名詞を直接限定) -
叙述:
S + be/link + Adj(Sの状態)
SVC:be / become / seem / look / feel などの後に形容詞。S=Cの関係。
SVOC:make / keep / find / paint / leave で O=C(目的語の状態)にする。
- -ing: 原因側の性質(人をそう感じさせる)
- -ed: 感情の受け手(感じている人の状態)
opinion → size → age → shape → color → origin/material → purpose
クイック要点チェック
迷ったら「何を説明したい?」→「置き場所」→「文型」→「-ing/-ed」の順に確認します。 5つの質問でサッと自己チェック。
-
Q1 名詞を直接しばる? それとも文中で状態を言いたい?限定 vs 叙述直接しばるなら
Adj + N(quiet library)。 状態ならS + be/look… + Adj(The library is quiet)。英文:The library is quiet.日本語:その図書館は静かだ。 -
Q2 文型はどっち?SVC / SVOC
SVC(主語=補語)かSVOC(目的語=補語)か。SVC:She looks tired.
SVOC:The joke made us happy.英文:The joke made us happy.日本語:その冗談で私たちは幸せな気分になった。 -
Q3-ing / -ed
-ingと-edはどっち?(原因側の性質 vs 感情の受け手)The lecture was boring(退屈させる性質)。
I was bored(退屈している私)。英文:I was bored during the lecture.日本語:講義の間、私は退屈していた。 -
Q4 限定用法の語順(意見→大きさ→年齢→形→色→出身/材質→用途)になっている?語順例:a nice small round red Italian coffee cup
-
Q5 「前だけ/後ろだけ」専用の形容詞ではない? or 人主語に合わず例外とIt構文
It構文が必要では?限定のみ:mere / only / former / upper… / 叙述のみ:afraid / asleep / alive…
It構文:It is important to rest.英文:It is important to rest.日本語:休むことは大切だ。
ミニ表:用法 × 例(ショート版)
代表パターンを「型」と「短い例」で一覧化。英語は太字や下線・背景で学習の焦点を強調しています。
| 用法 / 型 | ショート例(英文 → 日本語訳 → 音声) |
|---|---|
限定
Adj + N
|
英文:a beautiful garden
日本語:美しい庭
|
叙述
S + be/look… + Adj
|
英文:The sky is clear.
日本語:空は澄んでいる。
|
目的語=補語
SVOC
|
英文:The news made me anxious.
日本語:その知らせで私は不安になった。
|
分詞形容詞
-ing(原因)
|
英文:an exciting plan
日本語:ワクワクさせる計画
|
分詞形容詞
-ed(受け手)
|
英文:I am interested.
日本語:私は興味がある。
|
語順
opinion→size→age→shape→color→origin/material→purpose
|
英文:a
nice
small
old
brown
wooden
coffee table
日本語:感じがよく小さくて古い茶色の木のコーヒーテーブル
|
限定のみ
mere / only / former …
|
英文:a mere child
日本語:ほんの子ども
|
叙述のみ
afraid / asleep / alive …
|
英文:The cat is asleep.
日本語:そのネコは眠っている。
|
It 構文
It + be + Adj + to/that …
|
英文:It is essential to back up data.
日本語:データをバックアップすることは不可欠だ。
|
よくある誤り → 正しい型(ひと目で確認)
下の表は「誤り」→「正しい型」→「なぜそうなるか」を短く示した早見です。英語は 強調表示 で学習の焦点を示しています。
| 誤り | 正しい型 | 解説(やさしく) | ミニ例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|---|
an afraid girl |
S + be + AdjThe girl is afraid. |
afraid は「叙述のみ」〜 名詞の前に置かず、beの後ろで使う。 |
英文:The girl is afraid. 日本語:その女の子はこわがっている。 |
I am boring. |
be + interested/boredI am bored. |
-ingは「人をそうさせる性質」、-edは「感じている側」。自分の気持ちは -ed。 |
英文:I am bored. 日本語:私は退屈している。 |
It smells well. |
感覚動詞 + AdjIt smells good. |
look/sound/smell/feel の後ろは基本「形容詞」。副詞にしない。 |
英文:It smells good. 日本語:いいにおいがする。 |
The movie made me happily. |
V + O + AdjThe movie made me happy. |
SVOC では C は「状態」を示す語。副詞ではなく「形容詞」を置く。 |
英文:The movie made me happy. 日本語:その映画で私は幸せな気分になった。 |
a red big car |
opinion → size → color …a big red car |
英語は形容詞の並びに「順番」がある。大きさは色より前。 |
英文:a big
red car 日本語:大きな赤い車 |
a man tall |
Adj + Na tall man |
ふつうの形容詞で名詞を説明するときは名詞の「前」に置く。 |
英文:a tall man 日本語:背の高い男性 |
He is important to study. |
It + be + Adj + to …It is important to study. |
important / possible / necessary などは「人主語」が不自然。Itで受ける。 |
英文:It is important to study. 日本語:勉強することは大切だ。 |
It is worth to read. |
be worth + -ing / 名詞It is worth reading. |
worthの後ろは to 不定詞ではなく -ingか名詞。 |
英文:It is worth reading. 日本語:読む価値がある。 |
the poors |
the + Adjthe poor |
the + 形容詞で「〜な人々」。複数 -sは付けない。 |
英文:the poor 日本語:貧しい人々 |
The door is close. |
be + closedThe door is closed. |
closeは「近い」。ドアが「閉まっている」は closed(状態)。 |
英文:The door is closed. 日本語:ドアは閉まっている。 |
He became a happiness. |
become/get + AdjHe became happy. |
become / getの後ろは「名詞」ではなく「形容詞」で状態の変化を言う。 |
英文:He became happy. 日本語:彼は幸せになった。 |
The plan sounds interested. |
sound + AdjThe plan sounds interesting. |
soundは感覚動詞。形容詞を置く。計画そのものの性質は -ing。 |
英文:The plan sounds interesting. 日本語:その計画はおもしろそうに聞こえる。 |
-ing/-edを選ぶ →
語順や例外(限定のみ/叙述のみ、It構文、worthの型)をチェックすると、誤りが素早く直せます。