数量形容詞とは?
形容詞のうち、数や量を示すタイプを数量形容詞といいます。
many / much / few / little / enough / several / no などが代表で、
可算名詞・不可算名詞のどちらを修飾するかで使い分けます。
このレッスンでは、まず全体像をつかんでから、種類別に丁寧に学びます。
小学生にも伝わる言いかえを交えつつ、大人の学び直しにも役立つように進めます。
▮ 目次
-
1. 数量形容詞の全体像
「数・量」を表すグループの定義と役割
-
2. 不定数量形容詞の種類
可算/不可算のどれに付く?早見表で整理
-
3. many の用法
「数が多い」(可算名詞の複数)
-
4. much の用法
「量が多い」(不可算名詞)
-
5. few の用法
「数が少ない」/ a few との違い
-
5-1. few(否定寄り:ほとんどない)
very few で強調する言い方
-
5-2. a few(肯定寄り:少しはある)
only a few で「ごくわずか」
-
6. little の用法
「量が少ない」/ a little との違い
-
6-1. little(否定寄り:ほとんどない)
very little で強調
-
6-2. a little(肯定寄り:少しはある)
only a little で「ごく少し」
-
7. enough の用法
名詞にも形容詞/副詞にも使える「十分」
-
7-1. 基本用法
前置/後置の違いとコツ
-
7-2. enough + 名詞 + for ~
「~のために十分な…」
-
7-3. enough + 名詞 + to do
「…するのに十分な…」
-
7-4. enough + 名詞 + for ~ to do
「(人)が…するのに十分な…」
-
8. several の用法
few より多く many より少ない、目安の感覚
-
9. no の用法
数・量がゼロであることの言い方
-
🧾 総まとめ:数量形容詞の要点チェック
可算/不可算・肯定/否定寄りの見極めを総復習
1. 数量形容詞の全体像
数量形容詞は、名詞の「数」や「量」を示す形容詞です。 まずは 可算(数えられる)/ 不可算(数えない) の見分けと、 肯定寄り/否定寄り のニュアンスを地図のように把握すると、その後の学習が一気にラクになります。
Lesson 074 / Section 1はじめに:数量形容詞の正体
数量形容詞は、many・much・few・little・a few・a little・several・enough・no などの仲間です。
ポイントは次の2つだけ:
- 可算名詞(数えられる:
books,eggs,carsなど)か、不可算名詞(数えない:water,money,adviceなど)かを最初に判断。 - 肯定寄り(「少しはある/たくさんある」)か、否定寄り(「ほとんどない」)かで表現が変わる。
a lot of / lots of / plenty of が自然に使われることが多いです。
一方、many や much は 疑問・否定・比較・強調(too/so/how/very など)でよく登場します。
I have a lot of books.
(私は本をたくさん持っています。)
She has little money.
(彼女にはお金がほとんどありません。)
学びの地図:2×2マトリクスで俯瞰
次の表は、「可算/不可算」×「肯定寄り/否定寄り」で数量形容詞を整理した“地図”です。
まずは位置関係をざっくり掴みましょう(enough と no は両方にまたがります)。
| 区分 | 可算名詞(複数) | 不可算名詞 |
|---|---|---|
|
🟢肯定寄り
「少しはある/たくさんある」
|
a few, several, many日常的 a lot of / lots of
|
a little, much日常的 a lot of / plenty of
|
|
🔴否定寄り
「ほとんどない」
|
few(very few で強調) |
little(very little で強調) |
|
🔷どちらにも付く
状況により可算/不可算どちらにも
|
enough(十分な), no(ゼロ)例: enough chairs / enough water, no apples / no time
|
|
How many eggs do we need?
(卵はいくつ必要ですか。)
How much water is in the bottle?
(ボトルに水はどれくらい入っていますか。)
a few/a little(肯定寄り)と、few/little(否定寄り)は意味が逆方向。many/much/few/littleの後ろにof + 限定語(the/my/these など)が来る形にも注意:many of the students。enoughは名詞の前後どちらにも置ける(enough water / water enough)。前に置くほうが一般的。
可算/不可算を5秒で見分ける
まずは「その名詞が数えられるか?」を一瞬で判断します。小学生でも使える簡単チェックを 5秒で順番に当てるだけ。
| チェック | できること | 判定 | 例 |
|---|---|---|---|
| ① 複数形が作れる? | –s が付く/数で数えられる |
可算(複数) | book → books, idea → ideas |
| ② 数字を直に付けられる? | two, three を前に置ける |
可算 | two cars, three eggs |
| ③ 容器・単位を足せば数えられる? | そのもの自体は数えないが、単位で数える | 本体は不可算 | a glass of water, a piece of advice |
| ④ How many / How much のどちらが自然? | many=数、much=量 | many→可算 / much→不可算 | How many apples…? / How much rice…? |
⑤ 辞書の C/U 表示確認 |
C=可算、U=不可算、両方のことも | 確認 | coffee (U) / two coffees (C:カップ) |
- information / furniture / luggage / homework / advice は基本 不可算(× informations)。必要なら a piece of… を使う。
- hair, light, paper, coffee などは文脈で可算/不可算が切替(two coffees=2杯)。
- money / water / rice は不可算。数えるときは単位(yen, bottles, grains など)。
How many books do you have?
(本は何冊持っていますか。)
How much water do we need?
(水はどれくらい必要ですか。)
肯定文の言い換え(a lot of / plenty of)
肯定文では many や much より、a lot of(口語で lots of)や
plenty of が自然に聞こえる場面が多いです。どちらも
「たくさん」 を表し、可算(複数)・不可算のどちらにも使えます。
- 幅広く使える自然な言い方。やや口語寄り(lots of はさらにくだけた表現)。
- 可算複数/不可算どちらにも:a lot of apples / a lot of water
- 動詞は名詞に一致:a lot of people are / a lot of water is
- 「十分すぎるほどある」のニュアンス(量・数が足りている感じ)。
- 可算複数/不可算どちらにも:plenty of chairs / plenty of time
- 多くは肯定文で用い、足りていることを強調。
- many / much は肯定文よりも、疑問・否定・比較・強調でよく使われます。
- a large number of(可算)/ a great deal of(不可算) はフォーマル寄りの言い換え。
We have a lot of ideas for the project.
(そのプロジェクトにはアイデアがたくさんあります。)
There is plenty of time before the deadline.
(締め切りまで時間は十分にあります。)
A lot of water is cold, but a lot of people are waiting.
(水はたくさん〈量〉で単数扱い、しかし人はたくさん〈人数〉で複数扱い。)
語順・形の注意(enough・of構文 ほか)
数量を表す表現は、語順(どこに置くか)と形(どの形で使うか)に注意すると一気に正確になります。
とくに enough(「十分な」)と of 構文(many of / much of / few of / little of / most of / some of / all of / none of など)は、置き場所と後ろに来る語で形が決まります。
| 形 | 基本形 | 使いどころ | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| enough + 名詞 | enough + N |
最も一般的。「十分な〜」を名詞の前で示す。 | enough water, enough chairs |
| 形容詞/副詞 + enough | Adj/Adv + enough |
「〜するのに十分なほど…」の度合い。 不定詞 to do を続けやすい。 |
tall enough (to reach), quickly enough |
| 名詞 + enough(文語的) | N + enough |
やや硬い/書き言葉。今は前置きが一般的。 | water enough, time enough |
| X of + 限定語 + 名詞 | many/much/few/little/most/some/all/none + of + the/my/these + N |
the / my / these / those など「どの〜か」を示す語が必要。 | many of the students, much of the time |
| a number of / the number of | a number of + 複数名詞the number of + 複数名詞 |
a number of は「多くの」→動詞は複数。the number of は「〜の数」→動詞は単数。 |
A number of people are...The number of people is... |
| less / fewer | less + 不可算fewer + 可算複数 |
量=less、数=fewer。ただし less than 10 minutes のように数量表現では less がよく使われる。 |
less water, fewer errors |
- enough は名詞の前が一般的。形容詞/副詞の後ろに置くときは「度合い」を示す(warm enough)。
- of 構文は「どの集団の中の量/数か」を限定:many of the students(その学生たちの多く)。
- 主語と動詞の一致に注意:a lot of + 名詞 は名詞に合わせる(a lot of water is / a lot of people are)。
We have enough chairs for everyone.
(みんなの分の椅子は十分にあります。)
The box is light enough to carry.
(その箱は運べるくらい十分に軽いです。)
There was water enough for all of us.
(私たち全員にとって十分な水がありました。)
Many of the students passed the exam.
(その学生たちの多くが試験に合格しました。)
A number of people are waiting, but the number of seats is limited.
(多くの人が待っていますが、席の数は限られています。)
- few of / little of は「(その中の)ほとんど…ない」を強く示す:Few of my friends live nearby.
- none of + 複数名詞 は動詞が is/are どちらも可だが、会話では are がよく使われる。
less / fewerの区別は「量 vs 数」を意識。less sugar(量)/fewer cookies(個数)。
💬 例文で感覚をつかもう!(数量形容詞・総合)
There are many museums in this city.
(この街にはたくさんの博物館があります。)
🔧 構造:There are + many + 複数名詞。
🧠 ポイント:many + 可算名詞(複数)。肯定文でも文体次第で自然(口語では a lot of museums もよく使う)。
📘 単語:museum(博物館・可算)/city(都市・可算)。
He doesn't have many friends.
(彼にはあまり多くの友だちがいません。)
🔧 構造:否定文で many をよく使う。
🧠 ポイント:not many=「多くはない」=量感は控えめ。
📘 単語:friend(友だち・可算)。
Much work remains to be done.
(やるべき多くの仕事が残っています。)
🔧 構造:much + 不可算名詞。文体はやや硬め。
🧠 ポイント:会話では a lot of work が普通。文章語では much work もしっくり来る。
📘 単語:remain(残る/動詞)。
We don't have much time.
(私たちにはあまり時間がありません。)
🧠 ポイント:time は不可算。「たくさんの時間」は much time / a lot of time。
📘 単語:have(持っている)/time(時間・不可算)。
Few people noticed the small mistake.
(その小さなミスに気づいた人はほとんどいませんでした。)
🧠 ポイント:few=ほとんどない(否定寄り)。反対に肯定寄りは a few。
📘 単語:notice(気づく)/mistake(ミス)。
A few questions remain.
(いくつか質問が残っています。)
🧠 ポイント:a few=少しはある(肯定寄り)。
📘 単語:question(質問・可算)/remain(残る)。
There is little sugar left in the bowl.
(ボウルの中に砂糖はほとんど残っていません。)
🧠 ポイント:little=ほとんどない(不可算名詞)。肯定寄りは a little。
📘 単語:sugar(砂糖・不可算)/bowl(ボウル・可算)。
I need a little help with this report.
(このレポートについて少し助けが必要です。)
🧠 ポイント:a little=少しはある(不可算)。
📘 単語:help(助け・不可算)/report(報告書・可算)。
Several teams joined the tournament.
(いくつかのチームがその大会に参加しました。)
🧠 ポイント:several はおおむね「3〜5前後」。some より具体感がある。
📘 単語:tournament(トーナメント・大会)。
We have enough information to make a decision.
(結論を出すのに十分な情報があります。)
🔧 構造:enough + 名詞 + to do=「…するのに十分な〜」。
📘 単語:decision(決定)。
There was no traffic this morning.
(今朝は交通量がゼロ(ほとんどなし)でした。)
🧠 ポイント:no + 名詞 は「全くない/ひとつもない」の強い否定。
📘 単語:traffic(交通量・不可算)/this morning(今朝)。
I bought a few roses for you.
(あなたのために少しバラを買いました。)
🧠 ポイント:a few=少しはある(肯定寄り)。ロマンチックな場面で自然。
📘 単語:rose(バラ・可算)/buy(買う・過去形 bought)。
There are enough seats for everyone to watch comfortably.
(みんなが快適に見るのに十分な席があります。)
🔧 構造:enough + 名詞 + for 人 + to do。
📘 単語:seat(座席・可算)/comfortably(快適に)。
よくある誤り
数量形容詞は「可算/不可算」や「肯定/否定寄り」の見極めでミスが起きがちです。 大人向けの内容を、小学生にも伝わる言いかえで整理しました。×(誤り)→ ○(正しい) の順で、理由とミニ例文も添えています。
| × 誤り | ○ 正しい | ポイント | 例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|---|
much apples |
many apples |
可算(複数)には many。much は不可算。 |
We bought many apples. (私たちはたくさんのリンゴを買いました。) |
many money |
much money / a lot of money |
money は不可算。肯定文は a lot of が自然。 |
She saved a lot of money. (彼女はたくさんのお金を貯めました。) |
few water |
little water / a little water |
不可算は little(否定寄り)。肯定寄りは a little。 |
There is little water left. (水はほとんど残っていません。) |
a few advice |
a piece of advice / some advice / a little advice |
advice は不可算。数えるときは「単位(piece)」を足す。 |
I need a piece of advice. (ちょっとアドバイスが必要です。) |
a little people |
a few people |
people は可算(複数扱い)。a few を使う。 |
A few people are waiting. (少し人が待っています。) |
less cars |
fewer cars |
数=fewer(可算複数)/量=less(不可算)。 |
There are fewer cars today. (今日は車がより少ないです。) |
A number of students is ... |
A number of students are ... |
a number of=「多くの」→ 主語は複数、動詞も複数。 |
A number of students are absent. (多くの学生が欠席しています。) |
The number of students are ... |
The number of students is ... |
the number of=「〜の数」→ 主語は単数、動詞も単数。 |
The number of students is increasing. (学生の数は増えています。) |
many of students |
many of the students |
of 構文は the / my / these などの限定語が必要。 |
Many of the students passed. (その学生たちの多くが合格しました。) |
I don't have no time. |
I don't have any time. / I have no time. |
二重否定は避ける。not ... any か have no のどちらか。 |
I don't have any time. (時間がまったくありません。) |
I have much time.(日常会話) |
I have a lot of time. |
肯定文は a lot of / plenty of が自然。 |
We have a lot of time today. (今日はたくさん時間があります。) |
We don't have plenty of time. |
We don't have much time. |
plenty of は「十分ある」の肯定寄り。否定には much を。 |
We don't have much time. (時間はあまりありません。) |
a many problems |
many problems / a lot of problems |
many の前に a はつけない。 |
We faced many problems. (私たちは多くの問題に直面しました。) |
enough of water(文脈なし) |
enough water / enough of the water |
enough of + 限定語 + 名詞(the/my/this…)が基本。一般は enough + 名詞。 |
We have enough water. (水は十分あります。) |
- none of + 複数名詞 の動詞は is/are どちらも可(会話では are が多い)。例:None of the students are ready.
- less は原則不可算用だが、less than 10 minutes / 100 miles のような数量表現では慣用的に使われる。
- 迷ったら「可算/不可算 → 肯定/否定寄り → 文体(会話/フォーマル)」の順で選ぶと失敗が減ります。
小まとめ
「数量形容詞」は 可算 / 不可算 と 肯定寄り / 否定寄り の2軸で選ぶと迷いません。 下のチェックポイントを声に出して確認してみましょう。
-
1
名詞は数えられる?
(複数形-sが付く?数字を直接置ける?)
→ 数えられるならmany / (a) few / several、数えないならmuch / (a) littleを基本に。 -
2
気持ちは肯定?否定?
(「少しはある」か「ほとんどない」か)
→a few / a littleは少しはある、few / littleはほとんどない。 -
3
日常の肯定文は自然さ重視
→ まずはa lot of / lots of、状況が足りているならplenty ofも便利。 -
4
「どの集団の中で」かを示すなら of 構文
→many of the studentsのように the / my / these などの限定語を忘れない。 -
5
enough の位置と意味
→enough + 名詞(十分な〜)、形容詞/副詞 + enough(〜するのに十分)。どちらも正しいが役割が違う。
- 可算名詞:数えられる名詞(book, egg, car)。
- 不可算名詞:数えない名詞(water, money, advice)。
- 限定語:どの名詞か示す語(the, my, this, these など)。
- 迷ったら「可算/不可算 → 肯定/否定 → 文体」の順に決める。
- 不可算でも単位を足せば可算に:a glass of water, a piece of advice。
- 動詞の一致に注意:a lot of water is / a lot of people are。
次へすすむ
ここからは数量形容詞を個別に深掘りします。自分がよく使いそうなものから進めてもOK。 下のカードから各セクションにジャンプできます。
2. 不定数量形容詞の種類
不定数量形容詞は、正確な数ではなく「どのくらいか」をざっくり伝えるための表現です。 まずは可算(数えられる)/ 不可算(数えない)を見分け、 肯定寄り(ある)/ 否定寄り(ほとんどない)のニュアンスで選ぶのがコツです。
Lesson 074 / Section 2不定数量形容詞とは?(やさしい定義+判断の順番)
例:many, much, (a) few, (a) little, several, enough, no など。
これらは 名詞の「数」や「量」を表します。
まずは次の順で考えると迷いません:
- 名詞は数えられる?(可算:books, ideas / 不可算:water, money, advice)
- 気持ちは肯定寄り?否定寄り?(少しはある/ほとんどない/ゼロ/十分 など)
- 文体や場面は?(日常会話/フォーマル、疑問・否定・比較 など)
a lot of / lots of(両対応)や plenty of(「十分ある」)が自然なことが多いです。
一方、many / much は 疑問・否定・比較・強調でよく使われます。
How many students joined the club?
(クラブに何人の生徒が入りましたか。)
How much information is available?
(どれくらいの情報が利用できますか。)
We have enough chairs.
(椅子は十分あります。)
マスター早見表(可算/不可算 × ニュアンス)
一覧で「どの名詞に」「どんな気持ち(肯定寄り/否定寄り/十分/ゼロ)」で使うかを確認しましょう。
キーワードは code 表記、可算/不可算やニュアンスはバッジで示しています。
| 表現 | 意味(やさしい定義) | 可算/不可算 | ニュアンス | よく使う場面 | 例(フレーズ) |
|---|---|---|---|---|---|
many |
数が多い | 可算(複数) | 肯定寄り/疑問・否定で頻出 | 疑問・否定・比較・強調(so/how/too) | many students, so many problems |
much |
量が多い | 不可算 | 肯定寄り/疑問・否定で頻出(肯定はフォーマル寄り) | 疑問・否定・比較・書き言葉 | much information, too much noise |
a few |
少しはある(数) | 可算(複数) | 肯定寄り | 控えめな肯定 | a few emails, a few ideas |
few |
ほとんどない(数) | 可算(複数) | 否定寄り(very few で強調) |
不足を示す | few buses, very few options |
a little |
少しはある(量) | 不可算 | 肯定寄り | 控えめな肯定 | a little milk, a little help |
little |
ほとんどない(量) | 不可算 | 否定寄り(very little で強調) |
不足を示す | little time, very little water |
several |
いくつか(3〜5前後) | 可算(複数) | 肯定寄り | 「some」より具体感 | several reasons, several teams |
enough |
十分な(数/量/度合い) | 両対応 | 十分 | enough + 名詞/形容詞 + enough |
enough time, warm enough |
no |
ゼロ(まったくない) | 両対応 | 強い否定 | not … any と同様の意味 |
no tickets, no evidence |
many/much/few/little/most/some/all/none + of + the/my/these + 名詞 のように、
限定語(the, my, these など)が必要です。例:many of the students(その学生たちの多く)。
Several solutions are possible.
(いくつかの解決策が考えられます。)
We had little rain this month.
(今月は雨がほとんど降りませんでした。)
There are no tickets left.
(チケットは残っていません。)
グループ別カード(使い分けの核心)
使い分けの鍵は ①可算/不可算 と ②気持ち(肯定寄り/否定寄り/十分/ゼロ)。 下の2枚カードで“まずどのグループか”を素早く決めましょう。
-
可算(複数):
a few(少しはある),several(3〜5前後),many(たくさん) 会話の肯定はa lot of / lots ofも自然。 -
不可算:
a little(少しはある),much(量が多い・やや硬め) 会話の肯定はa lot of / plenty ofがラク。
Several volunteers applied this year.
(今年はいくつかのボランティア応募がありました。)
There has been much research on sleep.
(睡眠に関する多くの研究が行われてきました。)
- 可算(複数):
few(ほとんどない)/強調はvery few - 不可算:
little(ほとんどない)/強調はvery little - 両対応:
enough(十分),no(ゼロ)
Few passengers arrived on time.
(時間どおりに到着した乗客はほとんどいませんでした。)
There is enough space for two laptops.
(ノートPCが2台置けるだけの十分なスペースがあります。)
The coffee isn’t hot enough to drink.
(そのコーヒーは飲むには十分に熱くありません。)
- まず 可算/不可算、次に 肯定/否定寄り/十分/ゼロ。
- 会話の肯定は
a lot of / plenty ofを第一候補に。 few/littleは「ほとんどない」=否定寄り、a few/a littleは「少しはある」=肯定寄り。
of 構文(限定語が必要)
形:
many/much/few/little/most/some/all/none/enough
(数量語)
+ of +
限定語
+ 名詞
限定語 とは the / my / your / these / those / this / that など、
「どの名詞か」を絞る語のこと。必須です。
| 型 | 意味と使いどころ | ミニ例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|
many of + the/my/these + 可算複数 |
「(その集団の)多く」:the などで範囲を特定。 |
Many of the applicants were qualified. (応募者の多くは資格を満たしていました。) |
much of + the/my/this + 不可算 |
「(その)多くの部分」:量の大きさを示す。 |
Much of the discussion was helpful. (議論の多くは役に立ちました。) |
few/little of + the/these + 名詞 |
「(その中の)ほとんど〜ない」:否定寄り。 |
Few of the options are practical. (その選択肢のほとんどは実用的ではありません。) |
none of + the/those + 複数名詞 |
「(その中の)ひとつも/だれも 〜 ない」:強い否定。動詞は is/are 両方可(会話は are 多め)。 |
None of the answers are correct. (その答えはどれも正しくありません。) |
enough of + the/this + 名詞 |
「(その)十分な量/数」:対象を特定して“足りている”ことを示す。 |
We have enough of the data to proceed. (先へ進むのにそのデータは十分あります。) |
X of + 代名詞(目的格) |
them/us/you など“目的格”を用いる(× of they)。 |
Most of them agreed. (彼らのほとんどが同意しました。) |
- 限定語があれば of 構文:the/my/these など「どれか」を指すとき。
- 限定語がなければ前置きでOK:most students(一般)。
- 代名詞は目的格:many of them(× many of they)。
most students は「学生はたいてい(一般的に)」、most of the students は「(その場で話題の)学生のほとんど」。
Most students need sleep.
(学生はたいてい睡眠が必要だ。)
Most of the students in this class need sleep.
(このクラスの学生のほとんどは睡眠が必要だ。)
many of the students のように必ず限定語か、many students のように of を外して一般化しましょう。
言い換えとレジスター(文体差)
同じ「多い・十分」を表すときでも、日常会話かフォーマルかで言い方が変わります。 下の表で、言い換え(パラフレーズ)と文体(レジスター)の違いを一望しましょう。
| 言い換え | 文体 | 可算/不可算 | ニュアンス | 使い方メモ | ミニ例 |
|---|---|---|---|---|---|
a lot of / lots of |
日常〜中立 | 両対応 | 肯定で自然 | まずはこれでOK。疑問・否定では much/many が出番。 |
a lot of ideas / a lot of water |
plenty of |
中立 | 両対応 | 十分 | 「足りている」感じ。否定にはあまり使わない。 | plenty of time |
many |
中立〜フォーマル | 可算(複数) | 疑問・否定・比較・強調(so/too/how)で頻出。 | 肯定の日常文は a lot of がより自然。 |
too many emails |
much |
中立〜フォーマル | 不可算 | 疑問・否定・比較で頻出。肯定はやや硬い。 | 会話の肯定は a lot of / plenty of。 |
so much noise |
a large number of |
フォーマル | 可算(複数) | 多い | 主語は複数扱い:a large number of X are ... | a large number of participants |
a great/good deal of |
フォーマル | 不可算 | 多い | 書き言葉でよく使う。 | a great deal of research |
loads/tons/heaps of |
カジュアル | 両対応 | とても多い | 砕けた言い方。作文テストでは控えめに。 | tons of feedback |
We have a lot of options.
(選択肢がたくさんあります。)
A great deal of evidence supports the claim.
(非常に多くの証拠がその主張を裏づけています。)
We don't have much time.
(時間はあまりありません。)
We don't have plenty of time. は不自然になりがち。否定は much を使うのが基本。
a lot of、十分は plenty of。作文で格上げしたい時は a large number of(可算)/a great deal of(不可算)。
似て非なるペア(誤用予防)
形は似ていても意味や使い方が違うセットを並べて比較します。
見分け方を一緒に声に出すと、実戦での迷いが減ります。
| ペア | 違い(超要約) | 使い分けのコツ | ミニ例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|---|
a few ↔ few(可算) |
少しはある ↔ ほとんどない | a の有無でニュアンス逆転。 |
We still have a few tickets. (チケットは少し残っています。) 対比:We have few tickets.(ほとんどない)
|
a little ↔ little(不可算) |
少しはある ↔ ほとんどない | a の有無で肯定/否定寄りが変わる。 |
There is a little hope. (希望は少しあります。) 対比:There is little hope.(ほとんどない)
|
many ↔ much |
可算(複数) ↔ 不可算 | 疑問・否定・比較で活躍。日常肯定は a lot of。 |
Do you receive many messages? (メッセージをたくさん受け取りますか。) 不可算なら:much information
|
several ↔ some |
具体的(3〜5前後) ↔ 漠然 | 数を少し具体化したいなら several。 |
Several students volunteered. (数人の学生が志願しました。) |
less ↔ fewer |
量 ↔ 数 | 不可算=less/可算複数=fewer。ただし数量表現では less than 10 minutes などが普通。 |
We need less sugar and fewer cookies. (砂糖はより少なく、クッキーはより少ない数にする必要があります。) |
a number of ↔ the number of |
多くの(主語=複数) ↔ 〜の数(主語=単数) | 動詞の一致に注意:a number of X are / the number of X is |
A number of devices are failing. (多くの機器が不調です。) 対比:The number of devices is increasing.
|
- 名詞が数えられるか確認(可算/不可算)。
- 気持ちは肯定寄り・否定寄り・十分・ゼロのどれか。
- 文体(会話/フォーマル)で言い換えを選ぶ。
- 動詞の単数/複数の一致を最後にチェック。
ミニ診断
「可算/不可算」「肯定寄り/否定寄り」「限定語の有無」を素早く見分ける練習です。
| 問題 | 選択肢 | 正解と理由 | ミニ例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|---|
1) (不可算)information に合うのは?
|
many information /
much information
|
正解much不可算 → much。会話の肯定は a lot of information が自然。
|
We found much information online. (オンラインで多くの情報を見つけました。) |
| 2) 「少しはある(可算)」を選ぶなら? |
few books /
a few books
|
正解a fewa few=肯定寄り(少しはある)/ few=否定寄り(ほとんどない)。
|
I have a few books on design. (デザインの本が少しあります。) |
| 3) 「数が減った(可算複数)」は? |
less cars /
fewer cars
|
正解fewer数 → fewer(可算複数)/ 量 → less(不可算)。
|
There are fewer cars at night. (夜は車の台数が少ないです。) |
| 4) of 構文:限定語が必要なのはどっち? |
many of students /
many of the students
|
正解many of the studentsof 構文は the / my / these などの限定語が必須。
|
Many of the students passed the test. (その学生たちの多くがテストに合格しました。) |
5) 否定文で自然なのは?(不可算 time)
|
We don't have plenty of time. /
We don't have much time.
|
正解muchplenty of は「十分ある」の肯定寄り。否定は much が基本。
|
We don't have much time. (時間はあまりありません。) |
ナビ(次章への導線)
次は各表現を個別に深掘りしましょう。
目的別に最短ルートで進めるためのジャンプカードです。
3. many の用法
many は「数が多い」を表す語で、可算名詞の複数形にだけ使います(例:books, people, ideas)。
日常会話の肯定文では a lot of / lots of がより自然になりがち。いっぽう many は
疑問・否定・比較・強調(so / too / how / as)で出番が多いのが特徴です。
many の正体(基本と相手)
まず覚えるコア:many + 可算名詞(複数)。動詞は複数扱いになります。
相棒である much は「量が多い」(不可算名詞)なので、役割が違います。
- 基本:
many + 複数名詞→ many students - 部分集合:
many of + the/my/these + 複数名詞→ many of the members - 疑問:
How many + 複数名詞 … ?→ How many books … ? - 強調:
so/too/how/as + many→ so many problems / too many ads - 文語:
many a + 単数名詞(意味は複数だが動詞は単数)
- 可算名詞:1つ2つと数えられる名詞(book, car, idea)。複数形
-sが付く。 - 不可算名詞:数えずに量で捉える名詞(water, money, advice)。
- 限定語:the, my, these など「どれか」を特定する語。
many ofで必須。
How many books are on the desk?
(机の上に本は何冊ありますか。)
We don’t have many options.
(選択肢はあまり多くありません。)
We faced so many issues.
(本当にたくさんの問題に直面しました。)
- ×
a many people→ ○many people - 文語
many a + 単数名詞:意味は複数でも動詞は単数(Many a student has …)。 - 日常の肯定なら
a lot of / lots ofを第一候補に。
使いどころマトリクス(レジスター × 文の極性)
many を「どんな場面(レジスター)で」「どんな極性(肯定/否定/疑問)で」選ぶかを一望します。
迷ったら、可算名詞の複数か?→極性は?→文体は?の順で決めましょう。
| シーン / 文体 | 基本パターン | ポイント | ミニ例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|---|
| 会話〜中立 疑問 | How many + 複数名詞 … ? |
数量確認はまずこの形。動詞は状況に合わせる(are / do / did …)。 |
How many emails did you get today? (今日はメールを何通受け取りましたか。) |
| 会話〜中立 否定 | not / don’t / doesn’t / haven’t + many + 複数名詞 |
「あまり多くない」を自然に言える。可算だけ。 |
She doesn’t have many followers yet. (彼女にはまだ多くのフォロワーがいません。) |
| 会話 肯定 |
a lot of / lots of + 名詞※many の代わりの自然な言い方 |
可算・不可算どちらにも使える。作文テストで格上げしたいときは many でも良い。 |
We have a lot of ideas for the event. (イベントのアイデアがたくさんあります。) |
| 中立〜フォーマル 比較/強調 |
so / too / as + many + 複数名詞例:so many, too many, as many as |
多さの驚き(so)、多すぎ(too)、数の同等比較/強調(as many as)。 |
There are too many ads on this page. (このページは広告が多すぎます。) |
| フォーマル 肯定 |
a great many + 複数名詞かなり多くの(書き言葉寄り) |
学術・レポートで語調を上げたい時に有効。 |
A great many studies report similar results. (非常に多くの研究が同様の結果を報告しています。) |
many が候補。
肯定の会話は a lot of が自然、
疑問/否定/強調では many を積極活用。
文型カタログ(many の型を一気見)
many は 「数が多い」=可算名詞(複数)専用です。ここでは “型” ごとに最短理解。
まずは「名詞が数えられるか?(複数か?)」を確認してから選びます。
| 型 | 使い方の要点 | 注意 | ミニ例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|---|
many + 複数名詞 |
基本形。「たくさんの〜」。主語にすると動詞は複数。 | 不可算には使わない(× many money)。 |
Many students are absent today. (今日は多くの生徒が欠席している。) |
many of + the/my/these + 複数名詞/代名詞 |
集合の「一部」を指す。「その〜の多く」。of の後は限定語が必要。 |
代名詞は目的格:them/us など。 |
Many of the members agreed. (そのメンバーの多くが賛成した。) |
How many + 複数名詞 … ? |
数量をたずねる標準形。 | 動詞形は文型に合わせる(are/do/did …)。 |
How many tickets do we need? (チケットは何枚必要?) |
so + many + 複数名詞 |
多さへの驚き・強調。「本当にたくさん」。 | 感情・結果と相性がよい。 |
We solved so many problems. (とても多くの問題を解決した。) |
too + many + 複数名詞 |
多すぎる(マイナスの含み)。 | 改善策・不満と一緒に使われやすい。 |
There are too many ads here. (ここは広告が多すぎる。) |
as many as + 数詞 |
「〜もの(多さの強調)」。 | 数を聞き手に大きく感じさせる効果。 |
As many as 200 people joined. (200人もの人が参加した。) |
as many + 複数名詞 + as ~ |
「〜と同じ数だけ」。 | as の後は名詞句や they do / we have など。 |
We have as many books as they do. (私たちは彼らと同じだけの数の本を持っている。) |
not as many + 複数名詞 + as ~ |
「〜ほど多くはない」。 | 控えめ比較に便利。 |
We don’t have as many seats as we need. (必要なほど多くの席はない。) |
a great many + 複数名詞 |
「非常に多くの」(ややフォーマル)。 | レポート・論文調で語調を上げたい時。 |
A great many studies support this view. (非常に多くの研究がこの見解を支持している。) |
many a + 単数名詞 |
文語。「数多くの〜」。動詞は単数。 | 物語・エッセイの雅な響き。会話では多用しない。 |
Many a student has struggled with math. (多くの生徒が数学に苦労してきた。) |
many が基本。
集合の一部を言うときは many of + 限定語、数で強調なら as many as + 数詞 を使い分けましょう。
置き換え・相性のよい表現
文体(カジュアル/フォーマル)やニュアンス(十分さ・驚き)に合わせて、many を
言い換えたり、相性のよい表現と組み合わせたりすると自然さが上がります。
-
a lot of / lots of + 名詞(可算/不可算どちらもOK)カジュアルで自然。「たくさんの」。 -
plenty of + 名詞(十分ある、足りている)肯定寄り。「十分にあるよ」の安心トーン。否定文では普通使わない。 -
quite a few + 複数名詞(かなり多くの)数は多いが上品なニュアンス。
-
numerous + 複数名詞(多数の・形容詞)※numerous ofとは言わない。 -
a large number of + 複数名詞(多くの) -
a great/good many + 複数名詞(非常に多くの)
| 表現 | 意味・使い分け | ミニ例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|
a number of + 複数名詞the number of + 複数名詞
|
意味=many:
a number of は「多くの」。動詞は複数。数量そのもの:
the number of は「〜の数」。動詞は単数。 |
A number of students are absent. (多くの生徒が欠席している。) The number of students is increasing. (生徒数が増えている。) |
dozens of / scores of + 複数名詞 |
「何十もの/多数の」。会話〜記事で強調に便利。 |
Dozens of people visited the museum. (何十人もの人が博物館を訪れた。) |
as many as / more than + 数詞 |
「〜もの」「〜以上」。数字で多さを具体化できて説得力が増す。 |
We printed more than 500 copies. (500部以上を印刷した。) |
a lot of / lots of + 名詞 |
可算・不可算どちらにも使える万能選手。会話で自然。 |
She has a lot of friends. (彼女にはたくさんの友だちがいる。) |
much books(可算なら many)/
× numerous of(numerous は形容詞)/
× a many people(many に a は不可)。
numerous・a large number of を。
よくある誤り(many版)
many は可算名詞(複数)専用です。information や money のような
不可算名詞には使えません(その場合は much や a lot of を使います)。
また、of 構文では限定語(the/my/these など)が必須です。
| NG 例 | 正しい形 | 理由・ポイント | ミニ例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|---|
| much books | many books |
可算名詞(複数)は many。 |
He has many books. (彼はたくさんの本を持っています。) |
| many money | much money / a lot of money |
money は不可算=much/a lot of を。 |
We don’t have much money. (お金はあまりありません。) |
| many informations | much information / a lot of information |
information は不可算(複数 informations は不可)。 |
We found a lot of information. (たくさんの情報を見つけました。) |
| many of students | many of the students |
of 構文は限定語が必須(the, my, these…)。 |
Many of the students passed. (その学生たちの多くが合格した。) |
| a many people | many people |
many に冠詞 a は付けない(※文語 many a + 単数 は別)。 |
Many people agreed. (多くの人が賛成した。) |
| How many time? | How much time? / How many times? |
time(時間=不可算)/times(回数=可算)。意味で使い分け。 |
How much time do we have? (どれくらいの時間がありますか。) How many times did you try? (何回挑戦しましたか。) |
| Many people is … | Many people are … |
people は複数扱い。主語が複数なら動詞も複数に。 |
Many people are waiting. (多くの人が待っている。) |
| Many a students are … | Many a student is … |
文語の many a は名詞単数+動詞単数。 |
Many a student has felt nervous. (多くの生徒が緊張したことがある。) |
| too many noise | too much noise |
noise は不可算=much。 |
There is too much noise here. (ここは騒音が多すぎます。) |
of 構文は the/my/these など限定語が必要です。
ミニ診断(クリックで答えを表示)
1問あたり 5〜10 秒で解ける“瞬発力ドリル”です。
ボタンを押すまで答えは非表示。自分の判断プロセス(可算/不可算 → 極性 → 文体)を声に出して確認しましょう。
| 問題 | 選択肢 | 答え(クリックで表示) |
|---|---|---|
| (可算)自然なのは? | many students / much students |
正解を見る
正解
many students(可算複数は many)Many students are here. (多くの学生がここにいる。) |
(不可算 time)正しいのは? |
How many time / How much time |
正解を見る
正解
How much time(時間=不可算)How much time do we have? (どれくらいの時間がありますか。) |
of 構文:正しいのは? |
many of students / many of the students |
正解を見る
正解
many of the students(限定語が必須)Many of the students passed. (その学生たちの多くが合格した。) |
否定文:自然なのは?(可算 options) |
We don’t have many options. / We don’t have much options. |
正解を見る
正解
We don’t have many options.We don’t have many options. (選択肢はあまり多くない。) |
| 文語:正しいのは? | Many a students are … / Many a student is … |
正解を見る
正解
Many a student is …(名詞単数+動詞単数)Many a student has tried. (多くの生徒が挑戦してきた。) |
| 動詞の一致:正しいのは? | Many people is … / Many people are … |
正解を見る
正解
Many people are …(people は複数)Many people are interested. (多くの人が興味を持っている。) |
| 会話の肯定で自然なのは?(アイデアがたくさん) | We have many ideas. / We have a lot of ideas. |
正解を見る
推奨
We have a lot of ideas.(会話の肯定は自然)We have a lot of ideas. (アイデアがたくさんある。) ※ many ideas も正しいが、日常会話の肯定ではやや堅く聞こえることがある。
|
| 強調:自然なのは?(広告が多すぎ) | There are so many ads. / There are too many ads. |
正解を見る
どちらも可
so many=驚きの強調 / too many=多すぎ(マイナス)
There are too many ads on this site. (このサイトは広告が多すぎる。) There are so many ads here! (ここは広告が本当にたくさんある!) |
many/much を決定。
つぎに極性(肯定/否定/疑問)と文体(会話/フォーマル)で
a lot of / many / numerous を使い分ければ、迷いは一気に減ります。
💬 例文で感覚をつかもう!(many)
Many travelers prefer window seats.
(多くの旅行客は窓側の席を好みます。)
- 構造:
Many + 複数名詞が主語 → 動詞は複数(prefer)。 - 語彙:traveler=旅行客、prefer=より好む。
- ポイント:many は「数」。不可算なら much を使う。
Many of them were surprised.
(その人たちの多くは驚きました。)
- of 構文:
many ofの後ろは限定語や代名詞(目的格) →them/usなど。 - 語彙:surprised=驚いた(形容詞)。
How many countries have you visited?
(あなたは国をいくつ訪れましたか。)
- 型:
How many + 複数名詞 + 現在完了(これまでに〜した数を質問)。 - 語彙:visit=訪れる、country=国。
We don't receive many complaints.
(私たちは多くの苦情を受け取りません。)
- 型:
don't/doesn't + have/receive + many + 複数名詞=「あまり多くない」。 - 語彙:complaint=苦情、receive=受け取る。
We got so many orders that we ran out of stock.
(注文がとても多く、在庫が切れてしまいました。)
- 型:
so many + 複数名詞 + that + 結果。 - 語彙:run out of=〜を使い果たす、stock=在庫。
There are too many meetings this week.
(今週は会議が多すぎます。)
- 型:
too many + 複数名詞=「多すぎる」。不満・改善の文脈で使われる。 - 語彙:meeting=会議、this week=今週。
As many as 50 species live here.
(ここには50種もの生き物が暮らしています。)
- 型:
as many as + 数詞=「〜もの」。聞き手に多さを強く感じさせる。 - 語彙:species=種(単複同形)。
We invited as many guests as we could.
(できるだけ多くの招待客を招きました。)
- 型:
as many + 複数名詞 + as ~=「〜と同じだけ/できるだけ多く」。 - 語彙:invite=招待する、guest=客。
Our team doesn't have as many engineers as theirs.
(私たちのチームは、相手のチームほど多くのエンジニアがいません。)
- 型:
not as many ... as=「〜ほど多くはない」。控えめな表現。 - 語彙:engineer=エンジニア、theirs=彼らのもの(代名詞)。
A great many volunteers showed up.
(非常に多くのボランティアが集まりました。)
- 型:
a great many + 複数名詞=フォーマルで「非常に多くの」。 - 語彙:volunteer=ボランティア、show up=現れる、来る。
Many a writer has faced rejection.
(多くの作家が挫折を経験してきました。)
- 注意:
many a + 単数名詞は動詞も単数(has)。 - 語彙:rejection=拒絶、採用されないこと。
We have many more questions than answers.
(答えよりもさらに多くの質問があります。)
- 型:
many more + 複数名詞=「さらに多くの」。比較で量の差を強調。 - 語彙:answer=答え、question=質問。
There are so many reasons I love you.
(あなたを愛している理由がたくさんあります。)
- 強調:
so many + 複数名詞で気持ちの強さ・多さを表現。 - 語彙:reason=理由、love=愛する。
Many of the proposals were accepted.
(その提案の多くが採用されました。)
- 注意:
many of + the/my/these + 複数名詞(限定語が必須)。 - 語彙:proposal=提案、accept=受け入れる。
They proposed many ideas, many of which were innovative.
(彼らは多くのアイデアを提案し、その多くは革新的でした。)
- 型:
..., many of which + V ...=直前の名詞(複数)を受けて補足説明。 - 語彙:innovative=革新的な、propose=提案する。
小まとめ(many の要点を一気に)
-
相手
many は「数」専用。可算名詞の複数形だけに使う(例:
books / ideas / people)。 -
使いどころ
疑問・否定・比較・強調で活躍(
How/Not/so/too/as + many)。 -
会話の肯定
自然さを優先するときは
a lot of / lots ofも強い味方(可算・不可算どちらにもOK)。 -
of 構文
many ofの後ろは 限定語(the/my/these など)か 代名詞(them/us)。 -
文語
many a + 単数名詞は意味は複数でも 動詞は単数(has/is)。 -
主語一致
Many + 複数名詞を主語にすると動詞は 複数形(are/go/need)。
many projects(数えられる)
(たくさんのプロジェクト)
much traffic(数えない=量)
(多くの交通量/渋滞)
many / a lot of / much を選びましょう。小さな正解の積み重ねが記憶を強くします!
次へ:much への橋渡し(「量」をつかまえる)
many =「数が多い」(可算複数) に対して、much =「量が多い」(不可算) を担当します。
水・砂・時間・お金・情報のようにひとかたまりで測るものは much 側です。
会話の肯定では a lot of が万能で自然、というセットで覚えると判断が早くなります。
| 表現 | 相手(名詞) | 使用シーンのコツ | ミニ例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|---|
many + 複数名詞 |
可算(数) books / ideas / people |
疑問・否定・強調で活躍。 |
Many ideas sound promising. (多くのアイデアが有望に思える。) |
much + 不可算名詞 |
不可算(量) water / time / money |
疑問・否定が自然。肯定は文語か限定的。 |
We don’t have much time. (あまり時間がない。) |
a lot of / lots of + 名詞 |
可算・不可算どちらも可 | 会話の肯定で自然。万能表現。 |
We have a lot of sugar. (砂糖がたくさんある。) |
numerous + 複数名詞 |
可算(数)・形容詞 | ややフォーマル。報告書・論文に。 |
Numerous errors were found. (多数の誤りが見つかった。) |
4. much の用法(量で考える)
much は 「量が多い」 を表します。相手は 不可算名詞(water, time, money, information, traffic など)です。
会話の肯定文では a lot of / plenty of のほうが自然、疑問・否定・強調では much がよく使われます。
まずは「その名詞は数えられる? それとも量で測る?」の見極めからスタートしましょう。
導入:much の正体(まずは3つだけ!)
-
基本:
much + 不可算名詞例:much water / much time / much information -
of 構文:
much of + the/my/this/it例:much of the work(その仕事の多く)、much of it(その多く) -
疑問:
How much + 不可算名詞 ... ?例:How much time do we have? -
強調:
so / too / how / as + much + 不可算名詞例:too much noise(騒音が多すぎ)
-
much + 比較級:例:much better(ずっと良い),much more efficient(はるかに効率的) -
very much(とても):例:Thank you very much./I'm very much interested. -
not much(程度があまり〜ない):例:I don't study much.
How much time do we have?
(時間はどれくらいありますか。)
We don't have much information yet.
(まだあまり多くの情報がありません。)
There is too much noise here.
(ここは騒音が多すぎます。)
much 候補)→
② 文の極性(肯定/否定/疑問/強調)で much と a lot of / plenty of を振り分ける。
使いどころマトリクス(レジスター × 文の極性)
横(列)は文の極性、縦(行)は文体(レジスター)。各マスに「第一選択」+ひとことコツ+ ミニ例を配置。例文は 不可算名詞 を使っています。
| レジスター | 肯定 | 否定 | 疑問 | 強調・比較 |
|---|---|---|---|---|
| 会話(カジュアル) |
a lot of / plenty of + 不可算自然で明るいトーン。
We have a lot of time. (時間がたくさんある。) |
not much + 不可算「あまりない」
We don't have much time. (時間があまりない。) |
How much + 不可算 ... ?必要量を確認。
How much sugar do we need? (砂糖はどれくらい必要?) |
too much / so much + 不可算不満/驚き。
There is so much traffic today! (今日は渋滞が本当に多い!) |
| 中立(ふつう) |
much + 不可算 も可(やや書き言葉)会話なら
a lot of が無難。Much research supports this idea. (多くの研究がこの考えを支持している。) |
not much + 不可算落ち着いた言い方。
There isn't much space here. (ここはあまりスペースがない。) |
How much + 不可算 ... ?数量の客観把握。
How much water is there? (水はどれくらいありますか。) |
as much + 不可算 + as ~必要量に届くかの比較。
We need as much time as possible. (できるだけ多くの時間が必要だ。) |
| フォーマル |
much + 不可算 / a great deal of / a large amount of客観的・報告書調。
A large amount of data was collected. (大量のデータが収集された。) |
not much + 不可算婉曲な否定。
There was not much progress last quarter. (前四半期はあまり進展がなかった。) |
How much + 不可算 ... ?定量・予算・資源など。
How much funding is available? (利用可能な資金はどれくらいですか。) |
as much as + 数量/金額 / so much ... that 〜数字で強調・結果提示。
As much as $5 million was invested. (500万ドルもの投資が行われた。) |
a lot of / plenty of が自然、疑問・否定・強調で much の出番が増えます。
文型カタログ(much の型を一気見)
much は 量(不可算)を数えるときの言葉です。まずは「型(パターン)」を覚えると迷いません。
下の表は 型 → 意味 → コツ → ミニ例 の順でまとまっています。
| 型(パターン) | 意味 | 使い方のコツ | ミニ例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|---|
much + 不可算名詞 |
量が多い | 会話の肯定ではやや堅い。a lot of が自然。 |
Much information is missing. (多くの情報が欠けている。) |
not much + 不可算名詞 |
量があまりない | 否定で自然。会話でよく使う。 |
We don't have much time. (時間があまりない。) |
How much + 不可算名詞 ... ? |
どれくらい? | How many は数(可算)。How much は量(不可算)。 |
How much water do we need? (水はどれくらい必要?) |
too / so + much + 不可算名詞 |
多すぎ/とても多い | too=多すぎ(マイナス)、so=驚き・感情の強調。 |
There is too much noise here. (ここは騒音が多すぎる。) |
so much + 不可算 + that 〜 |
多すぎて/多くて…という結果 | 「結果」をthat節で言う。 |
We had so much work that we stayed late. (仕事がとても多くて残業した。) |
as much as + 数量/金額 |
〜もの(量・金額の強調) | 数字で「多さ」をぐっと強く。 |
As much as $3,000 was donated. (3,000ドルもの寄付があった。) |
as much + 不可算 + as ~ |
〜と同じだけ/できるだけ多く | as ... as の比較同等。 |
Use as much water as you need. (必要なだけの水を使ってよい。) |
much of + the/my/this/it |
〜の多く | 限定語か代名詞が必須(× much of students)。 |
Much of the work is done. (その仕事の多くは終わっている。) |
not much of a + 可算名詞 |
たいした〜ではない(評価) | 数量よりも「質・評価」を表す定型句。名詞は単数。 |
It's not much of a problem. (たいした問題ではない。) |
置き換え・相性のよい表現(ニュアンスと文体で選ぶ)
-
会話肯定
a lot of / lots of + 名詞:自然でよく使う。
可算・不可算どちらも可。We have a lot of time.
(時間がたくさんある。)
-
十分にある
plenty of + 名詞:量が「十分ある」という前向きの含み。
否定文ではふつう使わない。There is plenty of food.
(食べ物は十分ある。)
-
フォーマル
a great/good deal of + 不可算:やや書き言葉。
A great deal of research was needed.
(多くの調査が必要だった。)
-
数量を客観的に
a large amount of + 不可算:客観報告やニュース調の文体に合う。A large amount of data was lost.
(大量のデータが失われた。)
-
多すぎ
too much + 不可算:マイナス評価。「多すぎる」。There is too much sugar in this drink.
(この飲み物は砂糖が多すぎる。)
-
数で言いたいとき
numerous + 可算複数:不可算には使えない点に注意。
Numerous studies support the claim.
(多数の研究がその主張を支持している。)
※ × numerous information →a large amount of informationなどに。
a lot of / plenty of。数字・報告調=a large amount of / a great deal of。
「数」に言い換えたいときは numerous + 可算複数 を検討。
of 構文(限定語ルール/意味の切り分け)
much of は「全体の中の多くの部分」というイメージ。何の中の多くかを示すため、
後ろには 限定語(the / my / this / that など)か
代名詞(it / them)が必要です。
| 型 | 意味・ニュアンス | OK/NG の感覚 | ミニ例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|---|
much of + the/my/this + 不可算名詞 |
(特定の全体)の多く | OK:集合の「内訳」を言うとき。 |
Much of the information was outdated. (その情報の多くは古かった。) |
much of it / much of them |
それ/それらの多く | OK:代名詞は目的格を使う。 |
We reviewed the data and used much of it. (データを見直し、その多くを使った。) |
much of + 名詞(限定語なし) |
何の中の「多く」か不明 | NG:× much of students → many of the students |
✗ Much of students were late. (誤り) ✓ Many of the students were late. (その学生たちの多くが遅刻した。) |
not much of a + 可算名詞(単数) |
たいした〜ではない(評価の決まり文句) |
注意:数量ではなく質の評価。 例: not much of a cook(たいした料理人ではない)
|
It's not much of a difference. (たいした違いではない。) |
much of + 期間/領域 |
〜の大半(時間・地域) | OK:day / year / area / country など。 |
It rained for much of the day. (その日の大半は雨だった。) |
much of what + S + V |
〜の多く(関係詞節) | OK:「〜するものの多く」。 |
Much of what we learned was practical. (学んだことの多くは実用的だった。) |
many of + 複数名詞、量なら much of + 不可算 と覚えると安全です。
可算/不可算の5秒判定(much でよく出る名詞)
まずは 「数えられる?」で判断。1, 2, 3… と数えられないもの=不可算名詞は
much と相性が良いです(例:water, time)。数えるときは容器・単位で言い換えます(a cup of coffee など)。
| 名詞 | 基本 | 数えるときの言い換え(単位語) | ミニ例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|---|
information(情報) |
不可算 | a piece of information / some information |
We don’t have much information yet. (まだ多くの情報がない。) |
advice(助言) |
不可算 | a piece of advice / some advice |
Too much advice can be confusing. (助言が多すぎると混乱することがある。) |
furniture(家具) |
不可算 | a piece of furniture(家具一つ) |
We don’t have much furniture here. (ここにはあまり家具がない。) |
equipment(機器・装備) |
不可算 | a piece / an item of equipment |
They need a lot of equipment. (彼らには多くの機器が必要だ。) |
luggage / baggage(手荷物) |
不可算 | a piece of luggage(荷物1個) |
How much luggage do you have? (荷物はどれくらいありますか。) |
homework(宿題) |
不可算 | a lot of homework(量で言う) |
I have too much homework today. (今日は宿題が多すぎる。) |
traffic(交通量/渋滞) |
不可算 | — |
There is so much traffic this morning. (今朝は交通量がとても多い。) |
news(ニュース) |
不可算 | some good news(複数形にしない) |
We don’t have much news yet. (まだ多くのニュースはない。) |
research(研究) |
不可算 | a lot of research / many studies |
Much research supports this idea. (多くの研究がこの考えを支持している。) |
money(お金) |
不可算 | as much as $...(金額で) |
How much money do we need? (お金はどれくらい必要?) |
time(時間) |
不可算 | — |
We don’t have much time. (時間があまりない。) |
water / coffee / tea(水/コーヒー/お茶) |
不可算 | a bottle of water / a cup of coffee |
How much water is left? (水はどれくらい残っている?) |
sugar / salt(砂糖/塩) |
不可算 | a spoonful of sugar / a pinch of salt |
There is too much sugar in this drink. (この飲み物は砂糖が多すぎる。) |
much 側。
②容器・単位で言い換える? → それは量を測るタイプ。③抽象語(情報・助言・研究など)は多くが不可算。
よくある誤り(much 版)
「数」と「量」の取り違え、of の後ろの形、会話での自然さなどでつまずきやすいポイントをまとめました。
左が誤り、右が自然な形です。短い例で耳と目をならしましょう。
| 誤り(×) | 正しい形(✓) | ポイント | ミニ例(英文 → 日本語 → 音声) |
|---|---|---|---|
much books |
many books |
books は可算=「数」。 |
She read many books. (彼女はたくさんの本を読んだ。) |
many information |
much / a lot of information |
information は不可算(量)。 |
We have a lot of information. (情報はたくさんある。) |
furnitures |
furniture / a piece of furniture |
furniture は不可算。複数形を作らない。 |
They bought a piece of furniture. (彼らは家具を一つ買った。) |
equipments |
equipment / an item of equipment |
equipment は不可算。複数形にしない。 |
We ordered an item of equipment. (機器を1台注文した。) |
How much people ... ? |
How many people ... ? |
people は可算。 |
How many people are coming? (何人来ますか。) |
I have much time.(会話) |
I have a lot of time. |
肯定の会話では a lot of が自然。much は否定・疑問・強調に強い。 |
I have a lot of time. (時間はたくさんある。) |
There isn’t plenty of room. |
There isn’t much room. / There is plenty of room. |
plenty of は肯定で「十分ある」。否定には通常使わない。 |
There isn’t much room. (あまり空きがない。) |
Not much informations |
Not much information |
information は不可算で-sを付けない。 |
There isn’t much information. (あまり情報がない。) |
Much of students ... |
Many of the students ... / Much of the information ... |
of の後ろは限定語/代名詞必須。人= many(可算)/量= much(不可算)。 |
Many of the students were late. (その学生の多くが遅刻した。) |
Much datas are ... |
Much data is ... / A large amount of data was ... |
data は実務では不可算(集合)として単数動詞をとる運用が一般的。 |
A large amount of data was collected. (大量のデータが収集された。) |
I have very much money.(肯定) |
I have a lot of money.(肯定)I don’t have very much money.(否定なら可) |
very much + 名詞は否定/疑問なら自然。肯定では不自然になりがち。 |
I don’t have very much money. (お金はあまり持っていない。) |
many、②「量」なら much、③会話の肯定は a lot of。
迷ったらまず名詞の性質(数える?量る?)をチェックしましょう。
💬 例文で感覚をつかもう!(much=量・不可算)
Much excitement filled the hall.
(会場には大きな興奮が満ちていた。)
🔧 型:much + 不可算名詞。excitement(興奮)は量で捉える抽象名詞=不可算。
💡 会話の肯定では a lot of excitement がより自然。
There isn’t much patience left.
(辛抱があまり残っていない。)
🧠 patience(忍耐)は不可算。「残っていない」は left で表現。
✅ 会話で自然:We don’t have much patience left.
How much coffee do you drink in a day?
(1日にコーヒーをどれくらい飲みますか。)
☕ coffee は液体=不可算。数えるときは a cup of coffee など単位で。
Kids today get too much screen time.
(今どきの子どもは画面を見る時間が多すぎる。)
too much + 不可算=「多すぎ」。screen time は時間の量=不可算。
We made so much progress that the deadline was moved up.
(大きな進展があったので、締め切りが前倒しになった。)
so much + 不可算 + that S V=「とても多くて、その結果〜」。progress は不可算。
They donated as much as ¥50,000.
(彼らは5万円もの寄付をした。)
as much as + 数量/金額=「〜もの」。数字でインパクトを強調。
Please give as much help as you can.
(できるだけたくさんの助けをお願いします。)
as ... as で「できるだけ」。help は不可算(助けの量)。
Much of the evidence was digital.
(その証拠の多くはデジタルだった。)
much of の後ろは 限定語(the/my/this)や代名詞が必要。
I didn’t read much of it.
(それの多くは読まなかった。)
代名詞は目的格(it / them)。「全体の中のどれくらい」を切り出す。
It’s not much of a secret anymore.
(もうたいした秘密ではない。)
not much of a + 名詞 は「大した〜ではない」という評価表現。名詞は単数。
I have so much love for you.
(あなたへの愛があふれるほどある。)
love は抽象名詞=不可算。「気持ちの量」を強く伝える定番表現。
We spent much of the morning fixing the bug.
(午前中の大半はバグ修正に費やした。)
much of + the + 期間=「その期間の大半」。spend ... -ing で「…して過ごす」。
There’s too much paperwork in this process.
(この手続きは書類作業が多すぎる。)
paperwork(事務書類作業)は不可算。「多すぎ」は too much。
This approach is much more efficient.
(このやり方のほうがずっと効率的だ。)
ここでの much は副詞として比較級 more を強める。数量の much + 名詞 と区別。
How much of a risk is this plan?
(この計画はどの程度のリスクですか。)
how much of a + 可算名詞(単数)=「どの程度の〜」。評価の度合いをたずねる定型。
ミニ診断(クリックで答え表示)— much を「量」でつかめているかチェック!
「数」ではなく量を表すか? 会話の肯定で a lot of が自然か? of 構文に限定語が必要か? を素早く見極めましょう。
各問題の答えを見るを押すまで答えは表示されません。
We don’t have _____ time.(時間があまりない)
much / many から選ぶWe don’t have much time.
(時間があまりない。)
I have _____ money.(肯定・会話で自然なのは?)
a lot of / muchI have a lot of money.
(お金をたくさん持っている。)
How much people are coming?(どれくらい来る?)
people は可算=数 → many)
How many people are coming?
(何人来ますか。)
There is _____ noise in this area.(この地域は騒音が多い)
too much / so manyso many は可算複数用)
There is too much noise in this area.
(この地域は騒音が多すぎる。)
Much of _____ was updated.(〜の多くが更新された)
the information / studentsmany of the students
Much of the information was updated.
(その情報の多くが更新された。)
It’s _____ a problem.(たいした問題ではない)
not much of / not many ofnot much of a + 名詞)
It’s not much of a problem.
(たいした問題ではない。)
_____ research supports this idea.(この考えを多くの研究が支持)
Much / A lot ofMuch research も可
A lot of research supports this idea.
(多くの研究がこの考えを支持している。)
How _____ water do we need?(水はどれくらい必要?)
much / manyHow much water do we need?
(水はどれくらい必要ですか。)
a lot of に置換も検討。
小まとめ & 次へ(few / little への橋渡し)
-
量=much
much + 不可算名詞。否定・疑問・強調(too/so/as much)で特に活躍。会話の肯定はa lot of / plenty ofが自然。 -
of 構文
much of + the/this/my/it(限定語・代名詞が必要)=「全体の中の多く」。 -
評価の定型
not much of a + 名詞=「たいした〜ではない」(数量ではなく質の評価)。 -
見極め
迷ったら「複数形が作れる? → 作れない=不可算 →
much側」。作れる=可算 →many側。
- 数が少ないfew(可算)/a few(少しはある=前向き)
- 量が少ないlittle(不可算)/a little(少しはある=前向き)
「少ない」でも few は数、little は量。a があるかで
ニュアンス(否定的/前向き)が変わります。
5. few の用法(数が少ない:可算名詞)
few は「ほとんど(数が)ない」という否定的な感じ。
a few は「少しはある/何人かいる」という前向きな感じ。
どちらも「数えられる名詞(可算)」の複数形とセットで使います(例:students, ideas, tickets)。
ここでは 5-1 / 5-2 の読みどころを地図でつかみ、各ページへ進む準備をします。
はじめに:少なさの「温度差」— few は不足感、a few は希望を残す
- 意味:ほとんど〜いない/ない(数が足りない)
- 相性:students, buses, tickets, ideas など数えられる名詞
- 強調:
very few=ごくわずか、few, if any,=いるとしてもごく少数
Few students passed the exam.
(試験に合格した学生はほとんどいなかった。)
- 意味:少しはある/何人かはいる(ゼロではない)
- 相性:minutes, people, options, emails などの複数名詞
- 強調:
only a few=ほんの少し、quite a few=かなり多く(慣用)
We have a few options left.
(いくつか選択肢が残っている。)
few / a few。
複数形にできず量で数えるもの(例:water, money)は little / a little(別セクション)。
学習ルート:5-1 と 5-2、どちらから読む?(まずは意味の違いを体感)
5-1. 「few」単独で用いる場合(可算名詞)
few は「ほとんど(数が)ない」という否定的なニュアンスを持つ語です。
数えられる名詞(可算名詞)の複数形と組み合わせて使います(例:few customers / few ideas / few tickets)。
※ 同じ「少ない」でも a few は「少しはある(前向き)」で別扱い(5-2 で学習)。ここでは few 単独に集中します。
はじめに:few は「足りない感じ」を表す
「人数・個数などが期待よりもずっと少ない」という不足感を伝えるときに使います。会議の参加者、来店客、チャンス、席など、数で数えられるものに使えるのが目印です。
Few customers visited the store today.
(今日は来店客がほとんどいなかった。)
There are few restaurants in this area.
(この地域にはレストランがほとんどない。)
Few of the candidates met the requirements.
(条件を満たした候補者はほとんどいなかった。)
要点:これを押さえれば迷わない(few 単独)
型 基本パターン
few + 可算名詞(複数)… 例:few visitors,few ideas,few errorsThere be + few + 複数名詞… 存在を述べる型:There are few seats.few of + 限定語(the / my / these)+ 複数名詞… 集合の中の一部:few of the plansfew of + 代名詞(them / us)… 代名詞にも使える:Few of them replied.
ニュアンス 不足・否定的なトーン
- 「期待より少ない」という不満・不足の気持ちが含まれる。
very few=「ごくわずか」→ 否定の度合いをさらに強調。few, if any, + 名詞=「いるとしてもごくわずか」→ ていねいに強い否定を言う。
of 構文 限定語が必須
few of の後ろは 限定語(the, my, these など)や代名詞が必要です。
これは「特定の集まりの中の少数」を示すためのルールです。
Few of the reports were accurate.
(その報告書のほとんどが正確ではなかった。)
言い換え 伝え方のコントロール
not many + 複数名詞… 事実は同じでも、fewより柔らかい印象(例:Not many customers came.)。only a small number of + 複数名詞… フォーマルに「少数の〜」と述べたいとき。
誤り注意 形と対象
- ×
few money→ ✓little money(money は不可算=数えない) - ×
few book→ ✓few books(複数形が必要) - ×
few of students→ ✓few of the students(ofの後ろに限定語)
「数えられる名詞の複数形」+不足のトーン —— この2点をセットで覚えると迷いません。
💬 例文で感覚をつかもう!(few=「ほとんどない」/可算名詞)
Few commuters use cash nowadays.
(最近では、現金を使う通勤者はほとんどいない。)
🔧 型:few + 可算複数。commuter=「通勤者」→ 複数で commuters。
🗝️ nowadays=「近ごろは」。時代の変化を示す語と相性がよい。
There were few complaints after the update.
(アップデート後の苦情はほとんどなかった。)
🧩 存在文の過去:There were + few + 複数名詞。
complaint=「苦情」。可算なので complaints。
Very few shops open before six a.m.
(午前6時前に開く店はほとんどない。)
very few=「ごくわずか」。shop は可算 → shops。
a.m.=午前。時間副詞句とあわせて事実描写に使いやすい。
Few of the proposals were accepted.
(その提案が採用されたのはごく一部だった。)
few of + 限定語 the + 複数名詞=特定集合の中の少数。
proposal=「提案」(可算)。受動態 were accepted=「採用された」。
Few of my friends enjoy very spicy food.
(私の友人で激辛を好む人はほとんどいない。)
所有格も限定語。friend は可算 → friends(複数)。
spicy=「辛い」。程度副詞 very で強調。
Few teams reached the final this year.
(今年、決勝に進めたチームはほとんどなかった。)
team は可算 → teams。reach the final=「決勝に進む」。
「期待より少ない」ニュアンスが自然に伝わる。
Few, if any, people noticed the change.
(その変化に気づいた人はほとんどいなかったと言ってよい。)
few, if any, + 名詞=「いるとしてもごくわずか」。丁寧で控えめな言い回し。
notice=「気づく」。
The town offers few opportunities for young artists.
(この町は若い芸術家にほとんど機会を与えていない。)
動詞の目的語に few + 複数 を置いて「不足」を表す形。
opportunity は可算。「機会」。
Few words can describe how much I love you.
(どれほどあなたを愛しているか、言葉ではほとんど言い表せない。)
word は可算。「言葉」。抽象的でも可算になる典型例。
how much I love you は「どれほど愛しているか」を表す名詞節。
We saw few stars because of the clouds.
(雲のせいで星はほとんど見えなかった。)
because of=「〜のせいで」。原因を名詞句で表す。
star は可算 → stars。視覚的な文脈で使いやすい。
Few errors were found in the report.
(その報告書で見つかった誤りはほとんどなかった。)
受動態 were found。error は可算で具体的ミスの数を数えられる。
「高品質」をやんわり示すのに便利。
Few passengers remained on board after the last stop.
(終点の後、乗客はほとんど残っていなかった。)
remain=「残る」。on board=「乗車(船)して」。
passenger は可算 → passengers。
Few companies disclose detailed salary data.
(詳細な給与データを公開する企業はほとんどない。)
disclose=「開示する」。company は可算 → companies。
ニュースやレポート調の文にも自然。
There are few seats near the front.
(前方付近の席はほとんど空いていない。)
存在文の現在形:There are + few + 複数名詞。
seat は可算。場所句 near the front で位置を具体化。
5-1 FAQ:few(単独)の使い方
基本
few + 可算名詞(複数)/few of + 限定語+複数名詞/few of + 代名詞
ニュアンス「ほとんどない」(不足感・否定的)
関連very few/too few/so few that .../fewer(比較級)
few は代名詞として単独で使えます(意味は「少数の人/物」)。
Few (people) showed up.
(来た人はほとんどいなかった。)
few はストレートで否定的、not many はやや柔らかい言い方です。
Few students raised their hands.
(挙手した学生はほとんどいなかった。)
Not many students raised their hands.
(挙手した学生は多くはなかった。)
not many が無難。very few(ごく少ない)か、前向きなら only a few(ほんの少しある:5-2)。
Very few people came to the meeting.
(会議に来た人はごくわずかだった。)
only a few は a few(5-2)の領域です。few of は「特定の集まりの中の少数」を言う形なので、the / my / these などの限定語が必須です。
Few of the applicants met the criteria.
(その応募者のうち、条件を満たした人はほとんどいなかった。)
Few applicants ... と of を外す形に。very few(ごく少ない)、surprisingly few(驚くほど少ない)、remarkably few(著しく少ない)など。
Surprisingly few errors were found.
(驚くほど誤りが少なかった。)
too few=「少なすぎる」(基準に届かず不都合)。so few that ...=「とても少ないので〜」と結果を続けます。
We have too few chairs.
(椅子が少なすぎる。)
There were so few chairs that some guests stood.
(椅子がとても少なかったので、立った人もいた。)
fewer は few の比較級。「〜より少ない」。後ろは可算名詞の複数。
Fewer people came than expected.
(予想より少ない人しか来なかった。)
※ 不可算に対しては less を用います(例:less money)。
As few as five people completed the survey.
(アンケートを最後まで回答したのはたった5人だった。)
Good libraries are few and far between in this town.
(この町には良い図書館はめったにない。)
no fewer than は「〜もの(多い)」という強調表現です(数字の大きさをアピール)。
No fewer than fifty volunteers signed up.
(50人ものボランティアが登録した。)
few とは用途が異なることに注意。so few や very few が一般的です。
How few people realize the risk!
(その危険に気づく人の少なさよ!)
So few people realize the risk. が自然。5-2. 「a few」となる場合(可算名詞)
a few は「少しはある/何人かいる」という前向きなニュアンスをもつ表現です。
数えられる名詞(可算名詞)の複数形と組み合わせて使います(例:a few books / a few minutes / a few people)。
※ few(5-1)は「ほとんどない」(不足感)。a few は「ゼロではない」(ある程度)。気持ちが逆方向です。
はじめに:a few は「あるよ」のサイン(可算・複数)
会議の参加者、空き席、質問、選択肢など、数で数えられるもの(=可算名詞)に対して「いくつかある」と伝えるときに使います。 「ちょっとあるから大丈夫」という前向きな空気を出せます。
We still have a few seats.
(まだいくつか席が残っています。)
I have a few questions.
(いくつか質問があります。)
A few of the students are absent today.
(今日は何人かの学生が欠席しています。)
a few/
複数形にしにくい量の名詞(water, money, time など)は a little(別セクション)。
要点:迷わないためのチェックリスト(a few)
型 基本パターン
a few + 可算名詞(複数)… 例:a few minutes,a few ideas,a few friendsa few of + 限定語(the / my / these)+ 複数名詞… 集合の中の一部:a few of the ticketsa few of + 代名詞(them / us)… 代名詞にも使える:A few of them agreed.
ニュアンス 前向き・ゼロではない
- 「少しだが、ある」というポジティブな含み。必要最低限を満たす雰囲気も出せる。
only a few=「ほんの少し(控えめ)」/just a few=「少しだけ(口語)」。quite a few=「かなり多い」(慣用・意外と多い)。※fewを含むが意味は前向きで “many” に近い。
of 構文 限定語を忘れない
a few of の後ろは 限定語(the / my / these など)か代名詞が必要。
「特定の集まりの中の少数」を示すときのルールです。
A few of my colleagues can help.
(何人かの同僚なら手伝えます。)
言い換え 自然に言い足す・和らげる
some… 文体中立で幅広く使える(量をぼかしたいとき)。a small number of + 複数名詞… フォーマル。「少数の〜」。at least a few… 「少なくとも何人か/いくつか」→ 最低ラインの確保を示す。
注意 形・対象・強調語
- ×
a few money→ ✓a little money(money は不可算)。 - ×
a few book→ ✓a few books(複数形が必要)。 - ×
very a few(不可) → 強弱はonly/just a few(少なめ)/quite a few(多め)。
💬 例文で感覚をつかもう!(a few=前向きに「少しある」/可算名詞)
There are a few parks around here.
(このあたりにはいくつか公園があります。)
🔧 型:There are + a few + 複数名詞。存在を述べる最頻パターン。
park は可算 → parks。around here=「この辺に」。
Could you spare a few minutes?
(数分お時間いただけますか。)
spare=「さく/割く」。minute は可算 → minutes。
丁寧な依頼では Could you ... ? が自然。
She bought a few books for the trip.
(彼女は旅行のために何冊か本を買った。)
目的は for + 名詞。book は可算 → books。
a few=「ゼロではなく、いくつかある」という前向きな含み。
We made a few changes to the plan.
(計画にいくつか変更を加えました。)
make changes to ~=「〜に変更を加える」。
change は「変更」という可算名詞になれる点がポイント。
Only a few people knew the secret.
(その秘密を知っていたのはほんの少数の人だけだった。)
only a few=量を控えめに言うとき。
people は集合可算として扱える(複数扱い)。
Quite a few students volunteered.
(かなり多くの学生が志願した。)
quite a few は「思ったより多い」= many に近い前向き表現。
volunteer(動詞)=「志願する」。
Just a few questions remain.
(あと少しだけ質問が残っている。)
just で控えめなトーンに。
remain=「残る」。状況説明に便利。
We need a few more chairs.
(椅子があと少し必要だ。)
a few + more + 複数名詞=「もう少し〜」。
chair は可算 → chairs。
Can we talk for a few minutes? I miss you.
(少しの間話せる? 会いたくてたまらないんだ。)
時間は可算名詞 minute(s) で表せる → a few minutes。
I miss you. は「会えなくてさびしい」の定番表現。
A few of them disagreed.
(彼らのうち何人かは反対した。)
a few of + 代名詞 も可。集合の中の一部を指す。
disagree=「意見が合わない/反対する」。
A few of these ideas are promising.
(これらのアイデアのいくつかは有望だ。)
限定語(these)で集合を特定 → その中の一部分を a few of で示す。
promising=「有望な」。
I'll call you in a few days.
(数日のうちに電話します。)
in + 期間=「〜後に」。day は可算 → days。
ビジネスでもよく使う丁寧表現。
There were a few errors, but we fixed them.
(いくつか誤りはあったが、修正した。)
「問題はあったが大きな支障なし」という前向きな報告に便利。
error は可算 → errors。
He has a few close friends at work.
(彼には職場に何人か親しい友人がいる。)
a few は「十分にある」ニュアンスを含められる(ゼロではない)。
friend は可算 → friends。close=「親しい」。
At least a few options are worth testing.
(少なくともいくつかの選択肢は試す価値がある。)
at least a few=「最低限でも少数はある」→ 安心感・保険をかける言い方。
option は可算 → options。be worth -ing=「〜する価値がある」。
5-2 FAQ:a few(可算・複数)
型
a few + 複数名詞/a few of + 限定語+複数名詞/a few of + 代名詞
ニュアンス「ゼロではない・少しある」(前向き)
相性only / just / quite / at least などの副詞と好相性
a は few という「小さい数」を作るラベルに付き、名詞そのものは複数で受けます。
I have a few ideas.
(いくつかアイデアがあります。)
ideas と複数に。a few は「少しある」(前向き)、few は「ほとんどない」(不足感)。
We still have a few tickets.
(チケットはまだ少しある。)
We have few tickets left.
(チケットはほとんど残っていない。)
a few(2–5程度/明るいトーン)< several(3–7程度/「いくつか」だが a few より多い);
some は数量をぼかす中立表現。
We invited a few neighbors.
(近所の人を何人か招待した。)
quite a few は「かなり多い/思ったより多い」。意味は many に近いが、少し会話的で柔らかい。
Quite a few customers asked for it.
(かなり多くのお客さんがそれを求めた。)
only a few=「ほんの少し」控えめ/just a few=口語で「ちょっと」/at least a few=「少なくとも少数はある」安全策。
We need only a few volunteers.
(ボランティアは数人だけで十分です。)
a few of の後ろは限定語(the / my / these)+複数名詞、または代名詞です。
A few of the people left early.
(その人たちのうち何人かは早退した。)
a few people と of を外します。a few hundred=「数百」、ざっくり幅を持たせる表現(300前後とは限らない)。
We received a few hundred applications.
(応募は数百件あった。)
in a few days=「数日後に」(一度きりの時点)/every few days=「数日に一度」(反復)。
I'll check back in a few days.
(数日後にまた確認します。)
I water the plants every few days.
(植物には数日に一度水をやります。)
not a few は文語寄りで「かなり多くの」。現代の会話では quite a few を使う方が自然。
Not a few experts support the proposal.
(かなり多くの専門家がその提案を支持している。)
very few(否定的)か、only/just a few(控えめ)/quite a few(多め)を使います。
We still need only a few details.
(細部はほんの少し詰めればよい。)
A few have already replied.
(何人かはすでに返信済みです。)
6. little の用法(不可算名詞の「量」が少ない)
little は「量がほとんどない」という否定的な感じ、a little は
「少しはある」という前向きな感じを出します。どちらも
数えられない名詞(不可算名詞)につきます(例:water, time, money, information, advice, furniture, homework, traffic, progress)。
※ 「数」で考える可算名詞には few / a few(前セクション)。「量」で考える不可算名詞には little / a little。
はじめに:気持ち(ニュアンス)の違いをつかむ
We have little time.
(時間がほとんどない。)
We have a little time.
(時間が少しはある。)
There is little water left.
(水はほとんど残っていない。)
There is a little water left.
(水が少しは残っている。)
little / a little。複数形がある単語(例:books / apples / chairs)→
few / a few。
続けるコツ:一気に極めようとしない
学習科学では、小さな成功体験を積み重ねると記憶が安定しやすいと言われます。まずは little=ほとんどない、 a little=少しはある の「気持ちの差」だけを完璧に。あとは語彙(不可算の代表例)を1日2語ずつ増やせば、1週間で14語=十分な進歩です。
6-1. little(単独):不可算名詞の量がほとんどない
little は 数えられない名詞(不可算名詞)と使い、「量がほとんどない」という
否定的な手触りを出す語です(例:water, time, money, information, advice, sugar, traffic, progress)。
反対に、少しはあるときは a little(前向き)を使います(別節 6-2)。
はじめに:little は「不足」を伝える言い方
little + 不可算名詞 は「必要量に届いていない」「足りない」をコンパクトに伝えます。
文そのものは肯定形でも、意味は否定的になるのがコツです。
We have little time before the meeting.
(会議までの時間がほとんどない。)
There is little hope of recovery.
(回復の望みはほとんどない。)
She showed little interest in the offer.
(その提案にほとんど興味を示さなかった。)
要点チェック:ここだけ押さえれば迷わない
型 little + 不可算名詞
little + 不可算名詞:little time / little money / little progress- 意味は否定的(不足):We have little time.(ほとんど時間がない)
- 肯定的に「少しある」は
a little(6-2)。
強弱 意味をはっきりさせる相棒たち
very little(ごくわずか):very little time / very little raintoo little(少なすぎる):too little informationso little ... that 〜(あまりに少なくて〜):so little time that we had to skip Q&Alittle if any(あるとしてもほとんどない):little if any evidencelittle to no(ほぼゼロ〜ゼロ):little to no risk
言い換え 文体・口調で選ぶ
not much + 不可算名詞(口語):We don’t have much time.hardly any + 名詞(可算・不可算どちらも可):hardly any water / hardly any peoplescarcely any + 名詞(ややフォーマル):scarcely any progress
注意 形・対象・ニュアンス
- ×
little informations / advices→ ✓little information / little advice(不可算は語尾にsを付けない)。 - × 可算名詞に
little:little books は不可 → ✓ few books(可算はfew)。 - × ニュアンス取り違え:
little(不足・否定的) vsa little(少しはある・前向き)。 - ×
very a little(不可) → 強めるならvery little/前向きに言うならa little。
💬 例文で感覚をつかもう!(little=不足感/不可算名詞)
We have little money for extras.
(追加費用に使えるお金はほとんどない。)
money は不可算名詞(複数にしない)。little + 不可算=量の不足。
extras=「追加費用・追加項目」。必要最低限にも届かないニュアンス。
The report contains very little information.
(その報告書にはごくわずかな情報しかない。)
contain=「含む」。very little は「ほんのわずか」。
information は不可算(✕ informations)。
He gave me little advice before the exam.
(試験の前に彼はほとんど助言をくれなかった。)
「助言」は不可算の advice。数えるなら a piece of advice。
give 人 advice=「人に助言する」。
There’s too little sugar in this coffee.
(このコーヒーは砂糖が少なすぎる。)
too little=基準よりも少なすぎる。
sugar は不可算(液体・粉・物質名詞はだいたい不可算)。
We made little progress today.
(今日はほとんど進捗がなかった。)
make progress=「進捗する」。progress は不可算。
ビジネス報告で多用。数量ではなく「程度」の不足を述べる。
Drivers showed little patience in the heavy traffic.
(ひどい渋滞で運転手たちはほとんど我慢を見せなかった。)
patience=「忍耐心」(不可算)。show patience=忍耐を示す。
heavy traffic=「ひどい渋滞」。
The room has little natural light.
(その部屋は自然光がほとんど入らない。)
物質・現象名詞の light は不可算(✕ lights =「電灯」など別義)。
natural light=「自然光」。
She has surprisingly little energy this morning.
(彼女は今朝、意外なほどエネルギーがない。)
surprisingly=「驚くほど」。副詞で不足感の度合いを調整。
energy は不可算(元気・活力)。
The change will make little difference to small businesses.
(その変更は中小企業にほとんど影響を与えないだろう。)
make (a) difference=「影響を与える」。little で「ほぼ影響なし」。
ビジネス・ニュースで頻出の評価表現。
The team paid little attention to safety.
(チームは安全にほとんど注意を払わなかった。)
pay attention to=「〜に注意を払う」。attention は不可算。
paid little attention で注意不足を端的に表現。
We found little evidence of damage.
(損傷の証拠はほとんど見つからなかった。)
evidence は不可算(✕ evidences)。
of damage=「損傷の(証拠)」とつないで範囲を限定。
There is little trust left between us.
(私たちの間にはほとんど信頼が残っていない。)
trust(信頼)は不可算。left=「残っている」。
気持ちの距離を静かに伝える定番表現。
The desert receives little rain in winter.
(砂漠は冬にほとんど雨が降らない。)
receive rain=「雨を受ける(降る)」。rain は不可算。
地理・科学の説明にぴったり。
He has little knowledge of coding.
(彼はコーディングの知識がほとんどない。)
knowledge of A=「Aについての知識」。knowledge は不可算。
面接・評価で頻出の言い回し。
Little of the data is reliable.
(そのデータのほとんどは信頼できない。)
little of + 限定語(the / my / this)+ 不可算名詞 で「〜の大半が不足」。
reliable=「信頼できる」。
We had so little budget that we canceled the trip.
(予算があまりに少なかったので旅行を中止した。)
so little A that S + V=「A があまりに少なくて〜」。
budget(予算)は不可算として扱える(複数で「予算案」なら budgets も可)。
6-1 FAQ:little(単独)で迷いやすいポイント
型
little + 不可算名詞/very/too/so little + 不可算名詞/little of + 限定語 + 不可算名詞
言い換え
not much + 不可算/hardly any + 名詞(可算・不可算)
注意
little(不足・否定ニュアンス)≠ a little(少しはある)
構文は肯定でも、little 自体が「ほとんどない」という不足の意味をもつため、文全体のトーンは否定的になります。
We have little time to discuss this.
(これについて話し合う時間がほとんどない。)
little=「ほとんどない」(不足・否定的)a little=「少しはある」(前向き)
There is little hope of success.
(成功の見込みはほとんどない。)
There is a little hope of success.
(成功の見込みは少しある。)
little は「量・程度が少ない」。small は「物理的なサイズが小さい」。可算名詞の前で「小さい」を言いたいときは通常 small を用います。
We have little information.
(情報がほとんどない。)
It’s a small box.
(それは小さな箱です。)
可能です。前後の文脈で「対象」が推測できるとき、Little を主語にして「ほとんど〜ないこと」をまとめて指せます。
Little is known about the cause.
(原因についてはほとんど分かっていない。)
little to no A:口語寄り。「ほぼゼロ〜ゼロ」の幅を示す。little, if any, A:やや書き言葉。「あるとしてもごくわずか」。
The policy has little to no impact on prices.
(その政策は物価にほとんど、あるいは全く影響がない。)
not much A は会話で自然、やや柔らかい。little A は簡潔だが不足感が強く響くことがあります。
We don’t have much time.
(時間があまりない。)
We have little time.
(時間がほとんどない。)
so little A that S + V=「A があまりに少ないので〜」。原因(Aの不足)→ 結果(〜)の順で論理が明快。
We had so little data that we postponed the decision.
(データがあまりに少なかったので判断を延期した。)
little of の後ろは 限定語(the / my / this / that など)+不可算名詞、または代名詞を置きます。
Little of the evidence was useful.
(その証拠のほとんどは役に立たなかった。)
限定しないなら little evidence と of を外します。
little by little は「少しずつ(=gradually)」という慣用句。数量形容詞の little と意味は関連しますが、塊で覚えるのが楽です。
We improved little by little.
(私たちは少しずつ改善した。)
形容詞・副詞を「少し」修飾するのは a little の出番(6-2 で詳述)。little(単独)は不可算名詞の量に用います。
Please speak a little slowly.
(少しゆっくり話してください。)
※ 量ではなく「程度」を少し下げる(または上げる)ときは a little を使います。
6-2. a little:不可算の「量」は少しある/「程度」を少し下げる
a little は 数えられない名詞(不可算名詞)の前で「少しはある」という
前向きなニュアンスを出します(例:time, water, money, information, advice, traffic, progress)。
さらに 形容詞・副詞の前で「少しだけ〜に」を表す用法もよく使います。
※ 可算名詞には a few(例:a few books)。不可算名詞には a little(例:a little water)。
はじめに:a little は「ゼロではない」をやさしく伝える
I have a little time this afternoon.
(今日の午後なら少し時間があります。)
Could you speak a little more slowly?
(もう少しゆっくり話してくれますか。)
a little。
複数形がある名詞(apples / books など)→ a few。
要点チェック:迷いどころを一気に整理
型
a little + 不可算名詞(量が「少しはある」)
- a little time / a little water / a little money / a little information
- 不足を和らげる前向きトーン:There is a little hope.(望みは少しある)
- 比較的くだけた口語では
only/just a little(ほんの少し)で弱められる。
程度 形容詞・副詞の前で「少しだけ〜」
a little + 形容詞:a little tired / a little worried / a little noisya little + 副詞:a little slowly / a little later / a little more carefully- くだけた会話では
a little bitも可(やや口語)。書き言葉ではa littleが無難。
言い換え 文体に合わせて選ぶ(量の用法)
some + 不可算:some water(中立。具体量をぼかす)not much + 不可算:not much money(控えめな否定寄り)quite a little + 不可算:quite a little time(ややフォーマル「かなりの量」※多い側へ転ぶ)
of 構文
a little of + 限定語 + 不可算名詞 / 代名詞
「(その◯◯の)少し」を言うときは 限定語 が必要:
There is a little of the water left.
(その水の少しが残っている。)
限定せずに一般に言うなら a little water と of を外す。
注意 形・対象・似た表現
- × 可算名詞に
a little:a little books は不可 → ✓ a few books。 - ×
a very little(表現の揺れ)→ 一般にはvery little(量をより少なく強調)を使う。 - 慣用
not a little=「少なからぬ/かなりの」(フォーマル寄り)。not a little interest(かなりの関心)。意味が逆転するので要注意。
💬 例文で感覚をつかもう!(a little=前向きの「少し」/程度のコントロール)
Please add a little water to the soup.
(スープに少し水を足してください。)
物質名詞 water は不可算。必要量に「少し届く」イメージで a little を使う。
a little + 不可算名詞=量が「少しはある」。
I saved a little money last month.
(先月、少しお金を貯めました。)
money は不可算。肯定的に「少しある」を示すのが a little の基本。
不足を強く言う little money(ほとんどない)との対比を意識。
We need a little information before we decide.
(決定する前に少し情報が必要です。)
information は不可算(✕ informations)。
a little は「ゼロではない」安心感を添える表現。
I drank a little of the milk.
(その牛乳を少し飲みました。)
a little of + 限定語(the / my / this)+ 不可算。
一般なら a little milk(of を外す)。
I’m a little tired but fine.
(少し疲れていますが大丈夫です。)
a little + 形容詞=程度を少し下げて柔らかく伝える。
Move a little closer to the screen.
(画面に少し近づいてください。)
a little + 比較級(closer / faster / more など)で「少しだけ〜に」。
Please work a little more carefully.
(もう少していねいに作業してください。)
a little + more + 副詞/形容詞で丁寧な依頼表現に。
Let’s meet a little later if possible.
(できれば少しあとで会いましょう。)
later は副詞。「時刻・期日」を少しだけ後ろへずらすニュアンス。
Just a little sugar, please.
(砂糖はほんの少しでお願いします。)
just で控えめ依頼に。不可算 sugar と好相性。
Could I have a little bit of help?
(少しだけ手を貸してもらえますか?)
a little bit of + 不可算 は口語的でやわらかい依頼。丁寧さを保ちたい時に便利。
I need a little honesty from you.
(あなたから少し正直に話してほしい。)
honesty(正直さ)は不可算。人間関係の距離をやわらかく詰める表現。
We made only a little progress today.
(今日はわずかな進捗しかありませんでした。)
only が入ると控えめな(やや消極的な)評価。肯定を保ちつつ期待値を下げる。
The task took quite a little time.
(その作業にはかなりの時間がかかった。)
quite a little は「かなり多い」を表す特別表現。通常の a little と意味が逆方向になる点に注意。
6-2 FAQ:a little に関するよくある疑問
型
a little + 不可算名詞 / a little + 形容詞/副詞 / a little + 比較級 / a little of + 限定語 + 不可算/it
言い換え
a bit / a bit of(口語)/slightly(書き言葉)/some(中立)
位置名詞の前/形容詞・副詞・比較級の前
不可算名詞の「量」に使います。可算名詞(books, apples など)には a few を使います。
I read a little poetry today.
(今日、少し詩を読みました。)
a little poems → ✓ a few poemsa little + 形/副:標準的で丁寧。a little noisya bit + 形/副:やや口語的(英・口語でよく)。a bit latea bit of + 不可算:口語で量。a bit of helpslightly + 形/副:書き言葉寄り。slightly different
I’m a little worried.
(少し心配しています。)
a little は比較級の前に置いて「少しだけ〜に」。more/less/better/closer などと相性が良いです。
Could you come a little earlier?
(もう少し早く来られますか。)
a little too + 形容詞:程度が少し「行きすぎ」。a little too spicytoo little + 名詞:量が「少なすぎ」。too little time
This curry is a little too spicy for me.
(このカレーは私には少し辛すぎます。)
We have too little time.
(時間が少なすぎます。)
just a little:依頼や申し出で柔らかく・控えめに。only a little:量を限定して控えめ評価(事実の線引き)。
Just a little milk, please.
(牛乳は少しだけお願いします。)
不可算を受けるなら a little of it は自然。複数(可算)を受けるなら a few of them を用います。
I drank a little of it.
(それを少し飲みました。)
a little of them は不自然。→ a few of them(可算・複数)。a little は修飾する語の直前に置きます(形容詞・副詞・比較級)。
The room is a little cold.
(部屋が少し寒い。)
どちらも慣用で「かなり(多く)」を表すことがあります(やや書き言葉)。意味が通常の a little と逆なので注意。
We received not a little support.
(少なからぬ支援を受けた。)
レシピや文芸的文体では見られますが、ふつうは very little + 不可算(とても少ない)を使えば自然です。
We have very little time left.
(残り時間がごくわずかだ。)
申し出や依頼では a little を使うと柔らかい響きになります。Would you like ... ?/Could you ... ? と相性◎。
Would you like a little more tea?
(紅茶を少しおかわりいかがですか。)
7. enough の用法:必要なだけ/十分な
enough は「足りる・十分」を伝える言葉です。名詞を修飾するときは
enough + 名詞(例:enough water)。形容詞・副詞を修飾するときは
形容詞/副詞 + enough(例:warm enough)のように位置が入れ替わります。
また、of 構文や for/to を伴うパターンで「誰にとって十分」「〜するのに十分」も表せます。
はじめに:enough は「必要分ぴったり〜十分」のスイッチ
We have enough water for everyone.
(みんなに行きわたる十分な水がある。)
It’s warm enough to swim.
(泳ぐのに十分あたたかい。)
enough。そのあとに to + 動詞 が続いて「〜するのに十分」。
enough、形容詞/副詞の後ろは enough。場所が変わるのが合図です。
7-1
基本用法:enough + 名詞 / 形/副 + enough
「量」なら名詞の前、「程度」なら形容詞/副詞の後ろ。enough の置き場所がカギ。
We have enough time.
(時間は十分あります。)
7-2
enough + 名詞 + for ~(誰に/何にとって十分)
受け手を明示して「〜にとって十分」を表現。
There’s enough food for ten people.
(10人分の十分な食べ物がある。)
7-3
enough + 名詞 + to do(〜するのに十分な◯◯)
目的(行為)を to + 動詞 で示す型。
We have enough money to buy a laptop.
(ノートPCを買うのに十分なお金がある。)
7-4
enough + 名詞 + for ~ to do(人が〜するのに十分な◯◯)
行為者(主語)を for + 人 で明示してから to + 動詞 につなぐ。
There’s enough room for five people to sit.
(5人が座るのに十分なスペースがある。)
7-1. enough の基本:語順と「足りる」のコア
enough は「必要なだけ/十分」を表す語です。名詞につくときは
enough + 名詞(量が足りる)、
形容詞や副詞につくときは
形容詞/副詞 + enough(程度が足りる)
の語順が決まっています。否定は not enough で「足りない」。
まずはこの3本柱を体に入れましょう。
はじめに:enough は「必要量のスイッチ」
We have enough time.
(時間は十分あります。)
Please speak clearly enough.
(十分はっきり話してください。)
enoughは後ろに置きます。
This bag isn’t big enough.
(このかばんは十分に大きくない。)
not enough は「足りない」。名詞のときは not enough money、
形容詞/副詞のときは not big enough / not quickly enough の形をとります。
要点チェック:語順・数え方・似た表現の線引き
語順 置く場所が変わると意味は同じ、ターゲットが変わる
-
enough + 名詞:量が足りる(例:
enough water/enough chairs) -
形容詞/副詞 + enough:程度が足りる(例:
quiet enough/quickly enough) - ※ to + 動詞 で「〜するのに十分」を後ろへつなげられます(詳細は 7-3・7-4)。
可算/不可算 どちらにも使えるが、単数の可算は不可
可算は複数形に、不可算は単数扱いにします。
単数で特定の名詞の一部を言うなら enough of the + 名詞(例:enough of the book)のように
of 構文を使います(詳細は 7-2 へ)。
似た表現 many / much / a lot of / plenty of との住み分け
many/much/a lot of/plenty ofは「多い」=実量の多さを述べる。enoughは「必要量に達しているか」を述べる(多い・少ないは二の次)。- 例) We don’t have much time.(量が少ない)/ We don’t have enough time.(必要量に達しない)
He didn’t run fast enough.
(彼は十分速くは走らなかった。)
💬 例文で感覚をつかもう!(enough の基本)
We bought enough chairs.
(私たちは十分な椅子を買いました。)
🔧 型:enough + 名詞(複数)。chair は可算名詞なので複数形 chairs に。
🧠 語彙:buy(買う)/chair(椅子)。
Do we have enough money for the trip?
(旅行に十分なお金はありますか。)
💡 money は不可算名詞なので moneys とはしません。
🧭 補足:for + 名詞 で用途や対象(旅行)を添えるだけなら 7-1 の範囲でOK(詳しくは 7-2)。
The coffee is hot enough now.
(そのコーヒーは今は十分熱いです。)
🔧 型:形容詞 + enough。「程度が足りる」→ hot enough(十分に熱い)。
🧠 語彙:coffee(コーヒー)/hot(熱い)。
She didn’t speak loudly enough.
(彼女は十分に大きな声で話しませんでした。)
🔧 型:副詞 + enough。loudly(大きな声で)+enough=「十分に大きく」。
🧠 語彙:speak(話す)/loudly(大きな声で)。
There isn’t enough space in the car.
(車の中に十分なスペースがありません。)
🧩 存在文 There is/are ... と相性◎。space は不可算名詞。
🧠 語彙:space(空き、余地)/in the car(車の中に)。
Is the room quiet enough for study?
(その部屋は勉強するのに十分静かですか。)
for + 名詞 は目的の名詞化(study=勉強)。to + 動詞 は 7-3 で扱います。
🧠 語彙:quiet(静かな)/study(勉強)。
Make sure the rope is long enough.
(ロープが十分長いことを確認してください。)
Make sure ...(…を確認する)は依頼・指示でよく使う決まり文句。
🧠 語彙:rope(ロープ)/long(長い)。
Enough is enough.
(もう十分だ/いい加減にして。)
📌 「限度を超えた、もうたくさん」の決まり文句。通常の文型とは別枠のイディオム。
We have more than enough volunteers.
(ボランティアは必要以上にいます。)
more than enough=「十分以上」。可算名詞 volunteers は複数形。
🧠 語彙:volunteer(ボランティア)。
I’ve had enough of the noise.
(その騒音にはもううんざりだ。)
enough of + 限定語 + 名詞。ここでは the noise と限定語 the を伴う形。
🔜 of 構文の整理は 7-2 で詳説。
I love you enough to wait.
(私は十分にあなたのことが好きだから、待てます。)
程度(好きの度合い)→ 行為(待つ)へつなぐ enough ... to + 動詞。
🔜 to の用法は 7-3・7-4 で体系化します。
The water wasn’t clean enough.
(その水は十分にきれいではありませんでした。)
clean(きれいな)+ enough で基準(飲める・使える)に達しないことを表現。
🧠 語彙:clean(きれいな)。
We have enough work for today.
(今日は十分な仕事量があります。)
work は不可算。enough work として量を述べる。
🧠 語彙:work(仕事)。
Are the seats comfortable enough?
(座席は十分快適ですか。)
comfortable(快適な)+ enough で基準を満たすかを確認。
🧠 語彙:seat(座席)/複数形 seats。
7-1 FAQ:enough の基本(語順/意味のコア)
型
enough + 名詞 /
形容詞/副詞 + enough /
not + enough
相性
to + 動詞/for + 名詞(詳細は 7-2〜7-4)
注意単数可算は不可/enough of は限定語が必要
ターゲットが「数・量」なら名詞を修飾=enough + 名詞。「程度」なら性質を表す形容詞/副詞に後置=形/副 + enough。
- 量:
enough water(水の量が足りる) - 程度:
warm enough(温かさの程度が足りる)
We don’t have enough data.
(私たちは十分なデータを持っていない。)
enough:基準に達している(肯定的)/not enoughは不足。too + 形/副 + to 動詞:強すぎて(〜できない)=過剰で不可能。
The box is light enough to carry.
(その箱は運べるくらい十分軽い。)
The box is too heavy to carry.
(その箱は重すぎて運べない。)
いいえ。可算名詞なら複数形にします(例:enough chairs)。単数なら enough of the + 名詞 のように of 構文を検討。
We need enough chairs for the event.
(イベントのために十分な椅子が必要だ。)
enough of の後ろは 限定語(the/this/that/my など) か代名詞が必要。
That’s enough of this topic.
(この話題はもう十分だ。)
good enough:形容詞(名詞を説明)。例:a good enough plan(十分よい計画)。well enough:副詞(動詞のしかた)。例:She reads well enough(十分うまく読む)。
This is a good enough solution.
(これは十分よい解決策です。)
She sings well enough for the show.
(彼女はそのショーに十分なくらい上手に歌う。)
多くの場合は可能。ただし to 不定詞 の主語は文の主語と同じになる(異なるときは for + 人 + to)。
The room is bright enough to read.
(部屋は読書ができるくらい十分明るい。)
The room is so bright that I can read.
quite enough(十分すぎるくらい)、far from enough(全然足りない)、nearly enough(ほぼ十分)。
This explanation isn’t clear enough—it’s far from enough.
(この説明は十分に分かりやすくはない――全然足りない。)
ダメです。形容詞・副詞を修飾するときは必ず後ろ:big enough / quickly enough。
The stage wasn’t big enough for the band.
(そのステージはそのバンドには十分に大きくなかった。)
enough は「十分な量」を指して代名詞のように単独でも使えます。
That’s enough for today.
(今日はこれで十分です。)
7-2. enough + 名詞 + for ~:誰のため?何のため?を添える
enough + 名詞(量が足りる)に、for で受け手(人)や用途・期間を加える型です。
例:enough food
for everyone
=「みんなに行き渡るだけの食べ物」。
はじめに:型と意味を一発でつかむ
enough + 名詞 + for + 名詞句
- 「量」は
enough + 名詞で表し、「誰向け/何用」はfor + 名詞句で後ろに添える。 - 可算名詞は複数形(enough chairs)、不可算名詞はそのまま(enough water)。
forの後ろは“名詞句”に限る(人・集団・時間・目的物など)。動詞を置きたいときは 7-3/7-4 のto 不定詞を使う。
We have enough tickets for everyone.
(全員分のチケットが足りています。)
There is enough water for today.
(今日は足りるだけの水があります。)
要点チェック:頻出パターンと落とし穴
頻出 この3つを押さえる
- 人数:
for two people / for the team / for everyone - 期間・時間:
for today / for a week / for the night - 用途・目的物:
for lunch / for the meeting / for emergencies
形 名詞の数え方と語順
for は「受け手/用途」を示す。名詞そのものを修飾しない)
区別 for + 名詞句 と to + 動詞
enough time for lunch(昼食のための時間)
enough time to eat(食べるのに十分な時間)
We don’t have enough time for lunch.
(昼食のための時間が足りません。)
💬 例文で感覚をつかもう!(enough + 名詞 + for ~)
We printed enough handouts for the class.
(授業用に配布資料が足りるだけ印刷しました。)
語彙:handout(配布資料)。
文型:enough + handouts(複数形) + for + the class。可算名詞は複数にするのがコツ。
There is enough sugar for three cups of tea.
(紅茶3杯分の砂糖は十分あります。)
sugar は不可算名詞なので × sugars。
for + 数量表現(three cups of tea)で「用途・目安量」を添える。
Do we have enough time for questions?
(質疑応答のための時間は十分ありますか。)
ポイント:time は不可算。for questions で目的(質疑)を足すだけ。
They don’t have enough players for a game.
(試合をするのに選手が足りません。)
player は可算 → players。for a game で用途=「試合用」。
The park has enough space for wheelchairs.
(その公園には車いす用のスペースが十分あります。)
space(空間)は不可算。for wheelchairs で対象(受け手)を示す。
Is there enough light for reading?
(読書に十分な明るさはありますか。)
light(明かり)は不可算。動詞にしたいなら 7-3(to read)へ。
We saved enough seats for our guests.
(招待客の分の席を十分確保しました。)
save seats=席を取っておく。for our guests で受け手(誰のため)を明示。
The battery has enough power for a full day.
(そのバッテリーは1日使えるだけの電力があります。)
power(電力)は不可算。for a full day は期間。
This jacket has enough pockets for tools.
(このジャケットには道具用のポケットが十分あります。)
pocket は可算。for tools で用途(入れる物)を表す。
We raised enough money for the shelter.
(そのシェルターのために十分な募金を集めました。)
money は不可算。shelter(避難所・保護施設)。
There isn’t enough food for the weekend.
(週末分の食料が足りません。)
food は通常不可算。for the weekend は期間の目安。
We brought enough umbrellas for everyone.
(みんな分の傘を十分持ってきました。)
umbrella は可算 → umbrellas。対象が人全体のときは for everyone が便利。
Mom packed enough snacks for the trip.
(お母さんが旅行用におやつを十分詰めました。)
snack は可算。pack(詰める/荷造りする)。
I reserved enough seats for our anniversary dinner.
(結婚記念日のディナーのために席を十分予約しました。)
reserve seats(席を予約する)。for + 名詞句 は用途(ディナー)。
We don’t have enough blankets for the night.
(今夜のための毛布が足りません。)
blanket は可算。期間は for the night と簡潔に言える。
7-2 FAQ:enough + 名詞 + for ~(受け手・用途・期間の for)
型
enough + 名詞 + for + 名詞句
語順 enough は名詞の前/for ~ は後ろ
数え方 可算は複数/不可算はそのまま
「量」は enough + 名詞 で表し、for で誰のため・何のため・いつまでなどの追加情報を添えます。
We set aside enough materials for beginners.
(初心者向けの教材を十分に取り置きしました。)
使えます。動名詞は名詞化しているので「名詞句」です(※ to 動詞 は 7-3/7-4 で扱う別の型)。
This lamp provides enough brightness for studying.
(このランプは勉強するのに十分な明るさを提供します。)
- 可算:
enough documents for the review(書類=複数形) - 不可算:
enough information for the report(インフォメーション=不可算)
Do we have enough documents for the review?
(審査用の書類は十分そろっていますか。)
enough clean water:量が十分で、その水が「清潔」である。clean enough water:水の清潔さの程度が十分(量は不明)。
We finally found enough clean water for cooking.
(料理に使える清潔な水が十分見つかりました。)
any は名詞を直接修飾します。*any enough は不自然。代わりに enough for anyone(誰にとっても十分)などにします。
The guide is clear enough for anyone.
(そのガイドは誰にとっても十分分かりやすい。)
for + 期間 でOK。today, this week, two hours, the winter などがよく使われます。
We have enough fuel for the winter.
(この冬を越せるだけの燃料があります。)
もちろんOK。for + 人で「その人向け」を表します。
There isn’t enough room for us in the car.
(車内に私たちの分のスペースは足りません。)
everyone=「みんな」。for everyone=全員向け。every one=「それぞれ一つずつ」。for every one of usなど数量を意識するとき。
We packed enough gifts for every one of the kids.
(子どもたち一人ひとりに行き渡るだけのプレゼントを用意しました。)
抽象名詞(emergencies, maintenance, practice など)もOK。「〜用の」と自然に言えます。
Keep enough batteries for emergencies.
(緊急時用に電池を十分常備しておきなさい。)
OKです。特定のイベントやプロジェクト名をそのまま置けます(冠詞の有無は慣用に従う)。
We secured enough budget for Project Aurora.
(Project Aurora のための予算を十分確保しました。)
7-3. enough + 名詞 + to do:「〜するのに十分な〜」
enough + 名詞(量・数が足りる)の後ろに、to + 動詞の原形 を置いて
「〜するのに十分な …」という目的をはっきり示す型。
例:enough time (十分な時間) →
enough time to finish (終えるのに十分な時間)
はじめに:型と意味をつかむ
型
enough + 名詞 + to + 動詞の原形
- 名詞の量・数は
enough + 名詞で表し、その用途=行為はto + 動詞で後ろに添える。 - 可算名詞は複数形(enough tickets)、不可算名詞はそのまま(enough time, enough water)。
- 「誰がその行為をするの?」は文脈で決まる(=意味上の主語)。明示したい時は 7-4 の
for + 人 + to doを使う。
We have enough time to catch the last train.
(最終電車に乗るのに十分な時間があります。)
She saved enough money to buy a laptop.
(彼女はノートPCを買うのに十分なお金を貯めました。)
enough + 名詞 に1本、to + 動詞 に1本線を引くと、いつも語順が同じに見えて安心!
要点チェック:頻出パターンと落とし穴
頻出 この3セットを押さえる
enough time to finish(終えるのに十分な時間)
enough money to travel(旅行するのに十分なお金)
enough people to run two teams(2チーム動かすのに十分な人数)
形 語順と数え方
- 語順:
enough + 名詞は必ず名詞の前。×time enough to ...(名詞の前に enough を置く) - 可算/不可算:tickets(複数)/time, water, information(不可算)。
- 形容詞 + enough(
quiet enoughなど)とは別物。ここは名詞 + to do に集中。
区別 for + 名詞(用途・受け手)vs. to + 動詞(行為)
enough chairs for the meeting
enough chairs to seat twenty people
We don’t have enough data to make a decision.
(結論を出すのに十分なデータがありません。)
注意 よくある語順ミス
We have time to finish enough.
→ ✓ We have enough time to finish.
We need to buy enough tickets for enter.
→ ✓ We need enough tickets to enter.
💬 例文で感覚をつかもう!(enough + 名詞 + to do)
We have enough volunteers to cover all booths.
(すべてのブースを担当できるだけのボランティアが十分そろっています。)
語彙:volunteer(ボランティア)/cover(担当する)/booth(屋台・ブース)。
文法:volunteers は可算複数。to cover が「行為(担当する)」を示す。
They gathered enough evidence to prove the claim.
(その主張を証明するのに十分な証拠を集めた。)
evidence は不可算。「証拠たち」とは数えない点に注意。
to prove=「証明するために」という目的の行為。
Do we have enough people to move the piano?
(ピアノを運ぶのに十分な人手はありますか。)
people は複数扱いの名詞(person の複数)。to move が行為。
We don’t have enough data to draw reliable conclusions.
(信頼できる結論を出すのに十分なデータがない。)
data は実務英語では不可算扱いが一般的。
reliable(信頼できる)/draw a conclusion(結論を出す)。
There is enough space to park three cars.
(車を3台停めるのに十分なスペースがある。)
space は不可算。「スペースが十分」→ enough space。
There isn’t enough light to take photos indoors.
(屋内で写真を撮るのに十分な明るさがない。)
indoors(屋内で)。light は不可算。
We have enough staff to keep the store open late.
(店を夜遅くまで開けておくのに十分なスタッフがいる。)
staff は集合名詞で通常は不可算扱い(× staffs)。
We secured enough funding to launch the project.
(プロジェクトを始めるのに十分な資金を確保した。)
funding(資金調達)は不可算。to launch=開始するために。
There are enough rooms to accommodate all participants.
(参加者全員を収容できる部屋数が足りている。)
accommodate(収容する)。可算名詞 rooms は複数形。
He finally had enough courage to say 'I love you'.
(彼はついに「愛してる」と言うだけの勇気を持てた。)
courage は不可算。「〜する勇気」→ enough courage to + 動詞。
We cooked enough food to feed everyone.
(みんなに行き渡るだけの食事を作った。)
feed(食べさせる)。food は通常不可算。
The library has enough books to share with the whole class.
(クラス全体で共有できるだけの本が図書館にある。)
可算名詞 book → 複数 books。share with(〜と共有する)。
She has enough knowledge to answer basic questions.
(彼女は基本的な質問に答えられるだけの知識がある。)
knowledge は不可算。「知識たち」とは言わない。
The generator has enough power to last through the night.
(その発電機は夜通しもつだけの電力がある。)
last(持ちこたえる/もつ)/through the night(夜通し)。
They brought enough masks to distribute to visitors.
(来場者に配れるだけのマスクを持参した。)
distribute(配布する)/visitor(来場者)。可算名詞は複数形。
7-3 FAQ:enough + 名詞 + to do(〜するのに十分な〜)
型
enough + 名詞 + to + 動詞の原形
役割 名詞=足りている対象/to + 動詞=目的の行為
語順 enough は名詞の前
for + 人 + to do を使います(このセクションでは触れるだけ)。
I have enough energy to study tonight.
(今夜勉強するのに十分な体力がある。)※ 勉強するのは I。
👉 行為者が主語と異なる場合は enough N for A to do に(詳細は 7-4)。
enough は名詞の前に置きます(× time enough to …)。形容詞にかかる 形容詞 + enough(例:quiet enough)とは別物です。
We have time enough to finish.
→ ✓ We have enough time to finish.
We brought enough tools to fix the bike.
(自転車を直すのに十分な工具を持ってきた。)
just / almost / barely などは enough の前に置きます。量の「ギリギリ/ほぼ/ちょうど」を伝える効果。
We had barely enough water to finish the hike.
(ハイキングを終えるのにかろうじて足りる水しかなかった。)
※ enough just water のようには並べません。
not enough N は中立的、too little/few N は「多すぎる/少なすぎる」という評価が強め。
We have not enough time to discuss all items.
(全部の議題を話し合うのに時間が足りない。)
We have too few participants to run the workshop.
(ワークショップを実施するには参加者が少なすぎる。)
📝 実務では not enough N のほうが柔らかい表現で使いやすいです。
enough は後ろの名詞句全体にかかります。可算名詞は複数形に。
We don’t have enough time and resources to complete Phase 1.
(フェーズ1を完了するのに時間と資源が足りない。)
※ × enough resource → ✓ enough resources(可算名詞)。
to be + 過去分詞 が自然。
The guide gives enough details to be understood by beginners.
(そのガイドは初心者に理解されるのに十分な詳細を与えている。)
能動にすると:… enough details for beginners to understand.(これは 7-4 の領域)。
There are enough seats to host everyone.
(全員を受け入れるのに十分な座席がある。)
to を省略します(to buy and repair)。
We saved enough money to buy and repair the car.
(その車を買って修理するのに十分な資金を貯めた。)
We have enough volunteer to run two lines.✓
We have enough volunteers to run two lines.
The museum has enough guides to support three tours.
(3本のツアーを支えるのに十分なガイドがいる。)
enough は名詞句全体の先頭に置きます:enough + 形容詞 + 名詞。
qualified enough staff to operate …✓
enough qualified staff to operate …
We finally hired enough qualified staff to operate the new system.
(新システムを運用するのに十分な有資格スタッフをようやく採用した。)
7-4. enough + 名詞 + for ~ to do(人が〜するのに十分な〜)
「だれが to 不定詞の行為をするのか」を for + 人 で明示する形です。
設計図は enough + 名詞 + for + 人/もの + to + 動詞原形。
例:There are enough seats for everyone to sit.(全員が座れるだけの座席がある)
導入:「だれの行為か」をはっきり言えるのが 7-4 の強み
7-3(enough + 名詞 + to do)では、to の行為者は通常「主節の主語」でした。
7-4 は for + 人 を入れて行為者(意味上の主語)を指定できます。
There are enough seats for everyone to sit.
(全員が座るのに十分な座席がある。)
The guide includes enough examples for beginners to understand.
(初心者が理解するのに十分な例が掲載されている。)
- 役割
enough + 名詞=足りている対象/for + 人=行為者/to + V=目的の行為 - 場面 There is/are 構文、依頼・案内、規模感の説明(人数・時間・資源)で頻出
要点スナップ:形・語順・よくある落とし穴
1行為者(意味上の主語)は for + 人 に置く
主語と行為者が違うときに力を発揮。不一致を避けられます。
We prepared enough materials for the team to practice.
(チームが練習するのに十分な教材を用意した。)
2語順は固定:enough は名詞の前に
× time enough for us to finish → ✓ enough time for us to finish
Do we have enough time for us to finish this?
(これを終えるのに十分な時間はありますか。)
3名詞の性質に合わせる:可算は複数、不可算は単数形
chairs / volunteers などは複数に。water / time / advice などは不可算。
There are enough volunteers for them to run two booths.
(彼らが2つのブースを運営するのに十分なボランティアがいる。)
4能動/受動の切替:意味が変わる
for A to do=Aがする/to be done=(Aに)される。状況に合うほうを選ぶ。
The article has enough details for readers to follow.
(読者が追える十分な詳細がある。)
受動なら:… enough details to be followed by readers.
5just / almost / barely は enough の前
We had just enough food for everyone to share.
(みんなで分けるのにちょうど足りる量の食べ物があった。)
6for + 人 がないと意味がズレることがある
「だれがするのか」が曖昧になりやすい場面では必ず入れる。
△ There is enough guidance to start.(だれが始める?)
✓ … enough guidance for newcomers to start.
for + 人 は代名詞なら目的格(for me / for him / for us)。for I は誤り。
💬 例文で感覚をつかもう!(enough + 名詞 + for ~ to do)
The room has enough light for plants to grow.
(その部屋には、植物が育つのに 十分な光がある。)
語彙:light(光:不可算)/plants(植物:可算複数)/grow(育つ)。
構造:enough + light(不可算) + for + plants + to grow。誰が育つ?→ plants を for で明示。
Is there enough bandwidth for us to stream in HD?
(HDで配信するのに 十分な回線速度はありますか。)
語彙:bandwidth(帯域幅:不可算)/stream(配信する)。
型:There be 構文+enough + 名詞 + for + 人 + to do。for us で行為者を特定。
We didn’t have enough evidence for the jury to convict.
(陪審が有罪を言い渡すのに 十分な証拠がなかった。)
evidence は不可算。× evidences。
評価を強めたいときは too little evidence for the jury to … も可。ただし語感はやや厳しめ。
The onboarding guide provides enough detail for interns to get started.
(新人向けガイドは、インターンが始めるのに 十分な詳細を提供している。)
detail は「詳細」という意味では不可算(可算の a detail は「細部の一つ」)。
行為者は interns。for + 人 で明示するのが 7-4 の肝。
There will be enough time for everyone to ask questions.
(全員が質問するのに 十分な時間があります。)
未来表現の There will be と相性抜群。for everyone で受け手を広く指定。
We brought enough snacks for the kids to share.
(子どもたちが分け合うのに 十分なおやつを持ってきた。)
snacks は可算複数。× enough snack。
I gathered enough courage for me to tell you I love you.
(あなたに「愛してる」と伝えるのに 十分な勇気を集めた。)
courage は不可算。「勇気を出す」は gather courage / find the courage が自然。
行為者は me。省略せずに気持ちをはっきり示すのがポイント。
Our school has enough computers for every student to practice coding.
(学校には、全ての生徒がプログラミング練習をするのに 十分な台数のパソコンがある。)
every student は単数扱い(students にしない)。名詞 computers は複数形。
The app includes enough exercises for beginners to practice on their own.
(そのアプリには、初心者が自分で練習するのに 十分な練習問題が入っている。)
exercises は「練習問題」(可算)。「運動」も exercise だが文脈で区別。
Do we have enough chairs for the guests to sit comfortably?
(来客が快適に座るのに 十分ないすはありますか。)
comfortably のような副詞は to 不定詞 の後ろに自然に置けます。
The village built enough wells for families to have clean water.
(その村は、家族が安全な水を得るのに 十分な数の井戸を作った。)
可算名詞 wells は複数。目的は to have clean water と明確に。
The microscope provides enough magnification for students to see bacteria.
(その顕微鏡は、生徒が細菌を見るのに 十分な倍率を提供する。)
magnification(倍率:不可算)。see bacteria は複数扱いで無冠詞が自然。
We had barely enough fuel for the plane to reach the nearest airport.
(飛行機が最寄りの空港に到着するのに かろうじて足りる燃料しかなかった。)
barely は enough の前に置く(強調語の定位置)。
This budget is more than enough funding for the team to complete the prototype.
(この予算は、チームが試作品を作り終えるのに 十分すぎる資金だ。)
more than enough で「十分以上」。名詞を funding(資金:不可算)にして滑らかに。
7-4 FAQ:enough + 名詞 + for ~ to do(人が〜するのに十分な〜)
型
enough + 名詞 + for + 人/もの + to + 動詞原形
コア 行為者(誰がする?)を for + 人 で明示
相性 There is/are/have/数量説明
7-3 は通常「主節の主語」が to の行為者、7-4 は for + 人 で行為者を指定できます。
The kit has enough tools for beginners to build a robot.
(そのキットには、初心者が作るのに 十分な道具が入っている。)
「誰が作るの?」→ for beginners で明示できるのが 7-4 の利点。
for の後ろは目的格(me, him, her, us, them)にします。
There isn’t enough time for me to explain everything.
(全部を説明するのに 十分な時間が私にはない。)
× for I to explain / ✓ for me to explain
原則、名詞の前に置きます:✓ enough time。
形容詞や副詞を修飾するときは語の後ろ:✓ clear enough。
The instructions are clear enough for kids to follow.
(説明は、子どもが従えるほど 十分に分かりやすい。)
× time enough for us to …(口語例外はあるが学習初期は避ける)
- 可算名詞:
enough + 複数名詞(例:chairs, tickets, volunteers) - 不可算名詞:
enough + 単数不可算(例:water, time, information)
We collected enough information for the team to decide.
(チームが決めるのに 十分な情報を集めた。)
× informations/advices は不可算誤り。
for A to do は「Aがする」、to be done (by A) は「Aにされる」。目的や主語の視点で使い分けます。
The dataset has enough variety for the model to learn.
(モデルが学習するのに 十分な多様性がある。)
受動なら:… enough variety to be learned from by the model.(やや形式ばった響き)
OK です。主語が「行為者」なら、生物でも無生物でも使えます。
The cage has enough space for the rabbits to move freely.
(そのおりには、ウサギが自由に動くのに 十分なスペースがある。)
enough の直前に置くのが基本です(not enough / barely enough / just enough / almost enough)。
We had just enough budget for the team to travel.
(チームが出張するのに ぎりぎり十分な予算があった。)
文脈から行為者が明らかなら省略されることもありますが、誤解の余地があるなら必ず入れましょう。
The checklist contains enough steps for new users to install the app.
(チェックリストには、新規ユーザーがアプリをインストールするのに 十分な手順がある。)
行為者を省くと「誰が?」が曖昧に:△ … enough steps to install.
この構文は目的・到達点を示すため、基本は to + 動詞原形 を使います。-ing にすると構造が変わり、不自然になりがちです。
× We have enough tablets for students using in class.
(誤り例:授業で使うために、を言いたいなら …)
✓ We have enough tablets for students to use in class.
(授業で使うのに 十分なタブレットがある。)
8. several の用法(「いくつかの」=可算複数)
several は「いくつかの」という意味で、だいたい 3〜7個 ほどの
少数の複数を指します。本・人・案のように数えられる名詞(可算名詞)につけ、名詞は必ず複数形にします
(例:several books / several ideas)。
several の正体(コア意味と使い方)
- 意味いくつかの(具体的な数は決めないが、複数と分かる程度)。
- 文法位置名詞の前に置く:
several + 複数名詞。 - 名詞タイプ可算名詞の複数形のみ(不可算名詞×)。
- 語感
someより具体、a fewより少し多めのことが多い。中立〜やや事務的。 - of 構文
several of + the/these/those/my + 複数名詞/代名詞(母集団が特定のとき)。 - 代名詞用法
Several + 複数動詞(例:Several were absent.)。
基本可算複数
We need several volunteers.
(数人のボランティアが必要です。)
volunteers は複数形。× several volunteer
of 構文限定語が必須
Several of the students asked questions.
(その生徒たちの何人かが質問した。)
of の後ろは the/these/those/my などの限定語が必要。
× several of students
several information(不可算×)/
× several book(単数×)/
× severals(sは付けない)
マスター早見表:several の主要パターン
まずは「型」を目で覚えましょう。例は可算名詞の複数が基本です。
| 型 | 名詞タイプ | 例 | 訳 | ニュアンス/注意 |
|---|---|---|---|---|
several + 複数名詞 |
可算複数 | several books / several ideas |
いくつかの本/いくつかの考え | 数は少ないが複数。単数× |
several of + 限定語 + 複数名詞 |
可算複数 | several of the members / several of them |
(その)メンバーの数名/彼らの数名 | 限定語 必須 × several of people |
| 代名詞用法 | 主語 | Several were late. |
数名が遅刻した。 | 動詞は複数形(were / are)。簡潔で事務的。 |
| 頻出コロケーション | 可算中心 | several times / several years / several options / several issues |
数回/数年/いくつかの選択肢/いくつかの論点 | ビジネス文書や報告書で自然。 |
| 比較の目安 | — | some(幅広い)/a few(少しはある)/few(ほとんどない) |
— | several は a few より「やや多い」ことが多い。 |
| 不可算は? | 不可 | × several information → some information |
情報(不可算) | 不可算名詞は some / much / a lot of などを用いる。 |
We met several times.
(私たちは数回会った。)
使い分けの核心(比較)
several は「いくつかの(=少数の複数)」。a few や few、some、many と
「数の大きさ」「気持ち(ポジ/ネガ)」が少しずつ違います。まずはざっくり位置関係をつかみましょう。
| 表現 | 数量感(ざっくり) | 可算/不可算 | 例 | ニュアンス・注意 |
|---|---|---|---|---|
few |
ほとんどない | 可算複数 | few students |
ネガティブ。「十分な数がない」含み。 |
a few |
少しはある | 可算複数 | a few students |
ポジティブ。最低限はある、の含み。 |
several |
3〜7くらい | 可算複数 | several students |
a few よりやや多め。中立〜やや事務的。 |
some |
あいまい | 可算複数 / 不可算 | some students / some water |
幅広く「いくつか/いくらか」。数はぼかす。 |
many |
多数 | 可算複数 | many students |
多い(数)。肯定文では a lot of で言い換えも。 |
several 可算複数
We received several emails.
(いくつかのメールを受け取りました。)
emails は複数形。× several email
a few few
I have a few questions, not few.
(質問が少しはあります。ほとんどないわけではありません。)
a few はポジ、few はネガ。「ある vs ほぼない」の対比。
several が便利。
「多い」主張を避けつつ、複数であることを明確にできます。
of 構文(限定語が必要)
several of は「(ある集団の中の)何人か / いくつか」という部分取り出しの形。
そのため、後ろの名詞(または代名詞)はどの集団かが分かる形=限定語つきにする必要があります。
型
several of + the/these/those/my/our + 複数名詞
Several of the candidates withdrew.
(その候補者の何人かが辞退した。)
the candidates は特定の集団。その中から「数名」を取り出すイメージ。
代名詞
several of + them/us/you
Several of them were doctors.
(彼らの何人かは医師だった。)
them が母集団を指すので、of の後ろに限定語は不要(代名詞自体が特定)。
誤り → 正解
- ×
several of students→ ○several students/several of the students - ×
several of people→ ○several people/several of the people - ×
several informations(不可算) → ○some information
直感のコツ
母集団が特定=of を使う(the/these/my などが見える)。
母集団が特定でなければ、several + 複数名詞 とシンプルに言う。
We interviewed several designers.
(何人かのデザイナーに面接した。=特定せず)
We interviewed several of the designers.
(そのデザイナーの何人かに面接した。=母集団が特定)
several は「少数の複数」。several of は「特定の集団の一部」。迷ったら「集団が特定か?」をチェックしましょう。
よくある誤り(several)
several は「いくつかの=可算名詞の複数」がコア。不可算名詞や単数にはそのまま付けられません。
下の NG → OK を目で覚えましょう。
| NG | OK(修正) | ポイント |
|---|---|---|
×
several book
|
○
several books
|
名詞は必ず複数形。 |
×
several information
|
○
some information /
several pieces of information
|
不可算名詞は単位語(pieces of など)で可算化。
|
×
severals
|
○
several
|
several 自体に s は付けない。 |
×
several of students
|
○
several students /
several of the students
|
several of の後ろは限定語(the/these/those/my など)が必要。
|
×
There was several reasons.
|
○
There were several reasons.
|
several は複数主語扱い(動詞も複数)。 |
×
very several issues
|
○
several very important issues
|
very は形容詞 important などを修飾。several 自体は数量詞。 |
We found several errors in the report.
(報告書にいくつかの誤りを見つけた。)
ミニ診断(クリックで答え表示)
判断の根拠も読み、なぜそうなるかを理解しましょう。
正解:several
「博物館(可算)」が複数。several は「いくつかの(3〜7程度)」で中立的。a few は「少しはある(ポジ)」でも可。
We visited several museums during the trip.
(旅行中にいくつかの博物館を訪れた。)
正解:There were several reasons.
several は複数主語。動詞も were に。
There were several reasons.
(いくつかの理由があった。)
of 構文の可否を判定。正解:several students / several of the students
of の後ろには限定語(the/these など)が必要。
Several of the students agreed.
(その生徒の何人かが賛成した。)
正解:some information / several pieces of information
不可算名詞は単位語で可算化する。
We collected several pieces of information.
(いくつかの情報を集めた。)
正解:Several were late.
several は名詞なしでも「数名」を表せる(代名詞用法)。
Several were late.
(数名が遅刻した。)
次へ:no の用法(ゼロを一撃で示す)
no は名詞の前に置いて「なし/ゼロ」を直接表します(例:no time, no problem, no students)。
not any とほぼ同じ意味ですが、短くて強い印象。可算・不可算どちらにも使えます。
I have no time.
(時間がない。)
I don't have any time. より端的。
9. no の用法 ― 「数も量もゼロ」を名詞の前で言い切る
no は 名詞の直前に置いて、「ゼロ/なし」をひとことで表す決定打です。
意味は not any とほぼ同じですが、短くて強い響きになります。可算・不可算、単数・複数のいずれにも使えます。
導入:no の正体(not any より短く・力強く)
- 位置:
no + 名詞(否定の助動詞は不要)。例:I have no time. - 意味:
not any + 名詞とほぼ同じ(=「ひとつも/少しも~ない」)。noの方が簡潔で強調的。 - 対象:可算(単数・複数)/不可算のどれでもOK。動詞の単複一致に注意(
No students were ...)。 - 掲示・標識で頻出:
No parking / No smoking / No entry(名詞だけで「~禁止」を表す)。
I have no time.
(時間がない。)
I don't have any time.(no の方が短く強い)
There are no seats left.
(席が残っていない。)
seats は複数 → are を使う(There is/are の一致)
No parking.
(駐車禁止。)
no の方が短い」――この視点で、まずは
have 型(所有)と There is/are 型(存在)の2パターンからマスターしよう。
使いどころマトリクス(可算/不可算 × 文の作り)
行(縦)が名詞のタイプ、列(横)が文の作りです。実務でよく使う4パターンを俯瞰しましょう。
| 名詞タイプ | 所有:have/has |
存在:There is/are |
主語が No + 名詞 |
付帯:with no + 名詞 |
|---|---|---|---|---|
|
可算・単数 例:student, seat |
I have no plan.(計画がひとつもない) = not any plan |
There is no seat.(席が1つもない) |
No student was late.(遅刻した生徒は1人もいなかった) |
He left with no ID.(身分証なしで出た) |
|
可算・複数 例:tickets, problems |
We have no tickets.(チケットが1枚もない) |
There are no seats.(席が1つもない/動詞は複数) |
No problems were found.(問題はひとつも見つからなかった) |
She spoke with no notes.(メモなしで話した) |
|
不可算 例:water, time, information |
I have no time.(時間が全くない) |
There is no information.(情報が全くない) |
No evidence was presented.(証拠は何も示されなかった) |
They worked with no budget.(予算ゼロで取り組んだ) |
There are no tickets left.
(チケットは残っていない。)
are
No students were late.
(遅刻した生徒はだれもいなかった。)
No + 複数名詞 + 複数動詞
We finished it with no help.
(助けなしで終えた。)
with no + 名詞 で「~なしで」
no any は誤り。no + 名詞 か not any + 名詞 のどちらか一方で表現します。
文型カタログ(no の型を一気見)
no は名詞の前に置いて「数・量がゼロ」をひとことで表します。まずは仕事や学校でよく使う型から。
| 型 | 意味・用途 | ミニ例(英) |
|---|---|---|
所有
have/has + no + 名詞
|
持ち物・予定・手掛かりなどの「不在」。 | I have no idea. |
存在
There is/are + no + 名詞
|
「~が存在しない」。名詞の単複で is/are を一致。 | There is no evidence. |
主語否定
No + 複数名詞 + 複数動詞
|
主語ごと否定して力強く言い切る。 | No visitors are allowed after 8. |
付帯状況
with + no + 名詞
|
「~なしで」。道具・準備・支援がゼロ。 | She finished with no mistakes. |
評価
be of no + 名詞
|
「役に立たない/価値がない」。 | The plan is of no use. |
標識
No + 動名詞/名詞
|
掲示・指示の定番。「~禁止/不可」。 | No smoking. / No phones in class. |
上級
at no time / in no way / no sooner ... than
|
強い否定や時間表現(上級コラム向け)。 | At no time did he complain. |
I have no idea.
(全く見当がつかない。)
no は短く強い)There is no evidence.
(証拠はない。)
no をそのまま付けられる。The plan is of no use.
(その計画は役に立たない。)
be of no + 名詞 は評価を言い切る定番。No + 複数名詞 が主語なら複数動詞(例:No visitors are ...)。存在文は名詞の単複で is/are を選ぶ。
代名詞との対応(none / no one / nobody / nothing)
no + 名詞 の代わりに、名詞を置かずに「ゼロ」を言える代名詞があります。後ろに名詞を続けない点が決定的に違います。
| 語 | 対象 | 動詞の一致 | ポイント | ミニ例(英) |
|---|---|---|---|---|
none |
人・物どちらも | 単数/複数どちらも可(意味で選ぶ) |
none of + 限定語付き名詞(the/these/my/them など)✕ no them → ○ none of them
|
None of the students were late. |
no one |
人のみ | 単数扱い | ややフォーマル/書き言葉で安定 | No one knows the answer. |
nobody |
人のみ | 単数扱い | 口語的。no one と同義 |
Nobody was injured. |
nothing |
物・事 | 単数扱い | 「何も~ない」 | Nothing changed. |
None of the answers are correct.
(その答えはどれも正しくない。)
answers が複数 → 意味優先で are を採用(is も文法上は可)。
No one knows the answer.
(だれも答えを知らない。)
knows。
Nobody was injured.
(けが人はゼロだった。)
nobody が自然。書き言葉は no one も多い。Nothing changed.
(何も変わらなかった。)
nothing は「ものごと」をゼロにする代名詞。none of them(of の後ろは 限定語つきや代名詞)。
迷ったら「none of + the/these/those/my/them」の形にすると安全です。
よくある誤り(no の落とし穴を一気に回避)
ポイント:no は「名詞の前でゼロを言い切る」語です。動詞は否定しません。また、可算/不可算・単複の一致にも注意します。
| 誤り(×) | 正しい形(○) | なぜ?(コツ) |
|---|---|---|
no any + 名詞 |
no + 名詞 /
not any + 名詞
|
否定は一回で十分。no any は二重っぽくなって不自然。 |
don’t have no ... |
don’t have any ... / have no ...
|
否定は一つ。二重否定(意味の取り違え)を避ける。 |
There is no seats. |
There are no seats. |
存在文は名詞の単複に合わせて be 動詞を一致。 |
no informations / no advices |
no information / no advice |
不可算名詞は複数にしない。数えずにそのまま。 |
no a book |
no book / not a book |
no は冠詞を置かない。単数可算もそのまま修飾。 |
very no idea |
no idea / not much of an idea / not a single idea |
very は no を修飾しない。言い換えで強さを表す。 |
no them |
none of them |
no は名詞を前にとる。代名詞には none of + 代名詞。 |
I no understand. |
I don’t understand. |
no は動詞を否定しない。動詞は do/does/did + not。 |
No student were late. |
No students were late. |
No + 複数名詞 + 複数動詞 が基本。 |
We have no time.
(時間がない。)
no は短く強い)There are no seats.
(席がひとつもない。)
are に一致。None of them were ready.
(彼らはだれも準備ができていなかった。)
no them ではなく none of them。do + not、代名詞は none of を使う!
コロケーション & 定番表現(自然に聞こえる「no」の言い回し)
コロケーション=「よく一緒に出てくる語の組み合わせ」。暗記よりも、まとまりで覚えると早いです。
| 表現 | 意味・場面 | ミニ例(英) |
|---|---|---|
be of no use / value / help / avail |
役立たない/価値がない/助けにならない | The tip was of no use. |
no doubt |
まず間違いなく/きっと(文頭・挿入で) | No doubt he’ll call. |
no problem |
「大丈夫です」「問題ありません」(返答) | — Thanks! — No problem. |
no longer |
もはや〜ない(副詞) ※位置に注意 | He is no longer here. |
by no means / in no way / at no time |
決して〜ない(フォーマル寄り)。文頭では倒置になることが多い。 | By no means is it easy. |
no more than / no less than |
no more than=たった〜/にすぎない、no less than=〜も |
It costs no more than $5. |
No + 動名詞/名詞(標識) |
禁止・不可を簡潔に表示 | No entry. / No photos. |
The plan is of no use.
(その計画は役に立たない。)
be of no + 名詞 は「評価」を短く言い切る型。No doubt she’ll succeed.
(彼女はきっと成功する。)
He is no longer my boss.
(彼はもう私の上司ではない。)
no longer は副詞。be 動詞の後/一般動詞の前に置く。By no means is the task simple.
(その作業は決して簡単ではない。)
be of no use / no longer / no doubt の3本柱を運用できるようにしよう。
ミニ診断(no の使い分け)
直感で選び、ボタンを押して答えと解説を確認しましょう。no は「名詞の前でゼロ」を言い切る語です。動詞は do/does/did + not で否定します。
There is no seats.B.
There are no seats.C.
There are not no seats.
There are no seats.
(席がひとつもない。)
seats に合わせて are。二重否定(C)は不可。
I don’t have no clue.B.
I have no clue.C.
I have not any clue.
I have no clue.
(全く見当がつかない。)
no them / B. none of them / C. no one of them
None of them were ready.
(彼らはだれも準備ができていなかった。)
no は名詞を前にとる。代名詞には none of + 代名詞 を使う。
no informations / no advicesB.
no information / no advice
We got no information.
(何の情報も得られなかった。)
information / advice。The tip is no very useful.B.
The tip is of no use.C.
The tip is no a use.
The tip is of no use.
(そのコツは役に立たない。)
be of no + 名詞 は定番評価表現。no は very を取らない。小まとめ(no の核心)
-
1
no + 名詞=数・量がゼロ。名詞の前で一撃否定。 -
2
動詞は否定しない:動詞は
do/does/did + not。 -
3
一致:
No + 複数名詞 → 複数動詞/存在文は名詞の単複に合わせてis/are。 -
4
不可算は単数形:
no information / no advice。
-
5
代名詞対応:
none(人・物)/no one / nobody(人)/nothing(物・事)。 -
6
定番表現:
be of no use/no doubt/no longer/掲示のNo + 動名詞。 -
7
二重否定は避ける:
I have no .../I don’t have any ...のどちらか1つ。
I have no time.
(時間がない。)
No phones in class.
(授業中は携帯禁止。)
He is no longer here.
(彼はもうここにはいない。)
🧾 総まとめ:数量形容詞の要点チェック
「数える名詞(可算)」と「数えない名詞(不可算)」を見分け、many / much / few / little / several / enough / no と
a lot of / plenty of を状況に合わせて使い分けよう。
一画面サマリー表(どれを使う?を一目で)
| 表現 | 対象 | 自然な場面 | 言い換え・相性 | 語順・注意 | 最小例 |
|---|---|---|---|---|---|
many |
可算(複数) | 否定 疑問 書き言葉の肯定 |
a lot of(口語)/plenty of(十分)/a great many(やや硬)
|
of 構文:many of + 限定語
数量は名詞の前
|
Many people came. (多くの人が来た。) |
much |
不可算 | 否定 疑問 |
肯定では a lot of / plenty of が自然
|
形容詞比較級と相性:much better
|
We don’t have much time. (時間はあまりない。) |
a lot of/plenty of |
可算(複数) 不可算 | 肯定(自然) 口語で多用 |
中立:a lot of/「十分」ニュアンス:plenty of
|
名詞の前 |
We have a lot of water. (水がたくさんある。) |
few/a few |
可算(複数) |
語感:few=ほとんどない語感: a few=少しはある
|
強調:very few/限定的:only a few
|
of 構文:few/a few of + 限定語
|
She has a few friends. (彼女には友だちが少しはいる。) |
little/a little |
不可算 |
語感:little=ほとんどない語感: a little=少しはある
|
強調:very little/限定的:only a little
|
of 構文可:(a) little of + 限定語
|
There’s a little hope. (少し希望がある。) |
several |
可算(複数) | 中立(3〜5前後の感じ) |
several of + 限定語 で集合の一部
|
不可算は不可 |
We discussed several ideas. (いくつかの案を話し合った。) |
enough |
可算 不可算 | 「十分」 |
形容詞・副詞には後置:adj/adv + enough
|
名詞前:enough + 名詞
名詞後は不可
|
We have enough time. (時間は十分ある。) |
no |
可算 不可算 | 肯定文形で強い否定 |
not any より直接的にゼロを表す
|
二重否定に注意 |
There is no problem. (問題はない。) |
many of the students / much of the money / several of my friends
判断フローチャート(5秒で選ぶ)
-
名詞は「数えられる?」Yes(複数形になる)→ 可算:
many / (a) few / several
No(数えない)→ 不可算:much / (a) little -
文の極性(肯定/否定/疑問)は?否定・疑問 →
many / muchが自然(例:Do you drink much coffee?)
肯定で自然に →a lot of / plenty of -
「ほとんどない」か「少しはある」か?(ニュアンス)ほとんどない →
few / little(否定的)/ 少しはある →a few / a little(肯定的) -
「十分さ」を言いたい?はい →
enough(名詞の前:enough money/形容詞後:tall enough) -
「ゼロ(全くない)」を強く言う?はい →
no + 名詞(肯定文形で強い否定)/(控えめ)not any -
集合の一部を言う?(of 構文)はい →
many/much/several/few/little/none + of + 限定語(例:Many of the students passed.)
We have plenty of time.
(時間はたっぷりある。)
言い換え&レジスター早見(バリエーション地図)
同じ「多い/少ない」でも、場面(口語/書き言葉)や言い方の強さで選ぶ語が変わります。まずは用途をざっくり地図化しておくと、迷いません。
many ↔ a lot ofmany:やや書き言葉/否定・疑問で自然。a lot of:口語で自然(肯定文に強い)。
Many people agree.
(多くの人が賛成している。)
A lot of people agree.
(多くの人が賛成している。口語的)
much ↔ a lot ofmuch:否定・疑問で自然。肯定は硬め。a lot of:肯定で自然(口語)。
Do you drink much coffee?
(コーヒーはたくさん飲みますか?)
I drink a lot of coffee.
(私はコーヒーをたくさん飲みます。)
few/little(否定的) ↔ a few/a little(肯定的)few / little:ほとんどない(残念さが混ざる)。a few / a little:少しはある(前向き)。
We have few options.
(選択肢はほとんどない。)
We have a few options.
(選択肢は少しはある。)
no(強いゼロ)/not any(控えめ)/several(中立の「いくつか」)no + 名詞:肯定文形で強い否定。not any:やや柔らかい/口語。several:3〜5前後の中立的な数。
There is no doubt.
(疑いはまったくない。)
We found several errors.
(いくつかの誤りを見つけた。)
語順・形の最重要ルール集(超要点ピン留め)
-
位置
enough + 名詞/形容詞・副詞 + enoughWe have enough money.(名詞の前)/ The room is big enough.(形容詞の後) -
of 構文
many/much/several/few/little/none + of + 限定語(the/my/these/those/所有などが必要)Many of the students passed.(× many of students) -
否定の作り
no + 名詞は肯定文形で強い否定(≒not anyより直接的)There is no evidence.(× There isn’t no evidence. 二重否定NG) -
語感
few/little=否定的/a few/a little=肯定的We have a little time.(少しはある)/ We have little time.(ほとんどない) -
比較・程度
much + 比較級(程度を強める)This is much better. -
数量の修飾
too/so/as/how + many/much、quite/very + a few/a littletoo many choices / so much noise / quite a few books -
特別形
many a + 単数名詞(文語的)/the few / the many(集合を指す)Many a student tried. / the few who survived
コロケーション&定番表現スナップ
「よく一緒に使われる」相棒をまとめて覚えると、自然な英語に一気に近づきます。
many people / many students / many times / many reasons / many countries
We visited many countries.
(私たちは多くの国を訪れた。)
much time / much money / much information / much trouble / much room比較級強調:
much better / much easier / much clearer
Thanks so much.
(本当にありがとう。)
very few options / few chances肯定的:
a few friends / a few minutes / quite a few books
I’ll be back in a few minutes.
(数分で戻るね。)
very little time / little hope肯定的:
a little water / a little help / a little adviceイディオム:
little by little(少しずつ)
There is little hope.
(望みはほとんどない。)
several reasons / several cases / several years / several ideas
We found several reasons.
(いくつかの理由が見つかった。)
enough time/space/evidence / no problem / no doubt / no idea
We have enough evidence.
(証拠は十分ある。)
No problem.
(問題ありません。)
よくある誤りミュージアム(対策つき)
「数える名詞(可算)」と「数えない名詞(不可算)」、そして
of 構文・語順をおさえるだけで、ミスの 8割 は消えます。各項目は
誤り →
正 →
理由 →
記憶フック →
最小例 の順で確認しましょう。
-
誤り
many information正much information / a lot of information理由information は不可算(数えない量)なのでmanyではなくmuch/肯定文ならa lot ofが自然。
記憶フックmany → 数(S)/much → 量(L)。「S(複数s)」「L(液体)」と覚える。We don’t have much information.
(情報はあまりない。)
-
誤り
I have much time.(日常肯定) 正I have a lot of time.理由肯定文のmuchは硬め。会話ではa lot ofが自然。
記憶フック肯定=「a lot of を優先」。否定・疑問=muchが活躍。I have a lot of time.
(時間はたくさんあるよ。)
-
誤り
many friend正many friends理由manyは可算「複数形」とセット。
記憶フック「many は s を呼ぶ」。語尾の-s/-esを確認。She has many friends.
(彼女には友だちがたくさんいる。)
-
誤り
few money正little money / a little money理由money は不可算。可算=few/a few、不可算=little/a little。
記憶フックfew ↔ 可算/little ↔ 不可算。We have a little money.
(少しはお金がある。)
-
誤り
many of students正many of the students/many of my students理由of構文は 限定語(the/所有/these など)が必須。
記憶フック… of + 限定語を「鍵穴セット」と覚える。Many of the students passed.
(多くのその生徒が合格した。)
-
誤り
enoughの位置ミス:money enough/enough tall正enough money/tall enough理由enough + 名詞、形容詞・副詞 + enoughが基本。
記憶フック名詞は前/形容詞は後。「名前(前)・形後(後)」で語順暗記。We have enough money.
(お金は十分ある。)
-
誤り 二重否定:
There isn’t no evidence.正There is no evidence./There isn’t any evidence.理由英語は二重否定を避ける。noは肯定文形で強い否定。
記憶フックnoとnotは原則「同居させない」。There is no evidence.
(証拠はない。)
-
誤り
several furniture正several pieces of furniture/some furniture理由severalは可算複数のみ。furniture は不可算。
記憶フック不可算+数を言いたい →pieces of / cups of / bottles ofなど量詞を使う。We bought several pieces of furniture.
(家具をいくつか買った。)
3分ミニ診断(クリックで答え表示)
直感で選び、答えをクリックで表示。すべて「数量形容詞」の基礎だけで解けます(各問:英語 → 日本語訳 → TTS)。
- I have
muchfree time. - I have
a lot offree time. - I have
manyfree time.
正解:②
肯定+不可算は a lot of が自然。
I have a lot of free time.
(自由な時間がたくさんある。)
- much
- many
- little
正解:② many(可算=数)
We saw many stars last night.
(昨夜、星をたくさん見た。)
- many of students
- many of the students
- many of them students
正解:②。of の後ろは 限定語つきが必須。
Many of the students passed.
(多くのその生徒が合格した。)
- I have much books.
- I have many books.
- I have a lot of books.
正解:③(会話の肯定は a lot of が最優先)。②も正しいがやや書き言葉寄り。
I have a lot of books.
(本はたくさん持っている。)
- little water
- a little water
- a few water
正解:②。little は否定的/a little は肯定的。water は不可算。
We have a little water.
(水は少しはある。)
- enough big
- big enough
- enough room big
正解:②。形容詞/副詞 + enough がルール。
The room is big enough.
(その部屋は十分に広い。)
- There isn’t no time.
- There isn’t any time.
- There is no time.
正解:③。no は肯定文形で直接「ゼロ」を示す。
There is no time.
(時間がまったくない。)
- We have time enough.
- We have enough time.
- We have many time enough.
正解:②。enough + 名詞 が基本。
We have enough time.
(時間は十分ある。)
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