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📚 英文法 全120 Lesson

副詞の用法(Adverbs)

副詞は「情報をくわしくする」ための語です。動詞(どのように?)だけでなく、 形容詞・他の副詞・句/節・文全体にも広く働きます。
たとえば run quickly(速く走る)、very tall(とても背が高い)、Fortunately, ...(幸運にも〜)のように、 「程度・様子・頻度・時・場所・話し手の気持ち」などを自然に伝えます。

Lesson 076
📌

ポイント:副詞の骨子は「どのように・どれくらい・いつ・どこで」を足して、意味を具体化すること。

「まず全体像 → 用途別に見る」の順に学ぶと、位置や語順の迷いが減ります。

目次

1. 副詞とは?(全体像)

副詞(adverb)は、文の意味をくわしくするためのことばです。
たとえば「どうやって(様子)」「どれくらい(程度)」「いつ(時)」「どこで(場所)」「話し手の判断(文全体)」などの情報を足します。
大人向けには 動詞・形容詞・副詞・句/節・文全体を修飾できると覚えましょう。小学生にも「くわしくする言葉」としてイメージすればOKです。

Lesson 076 / Section 1

定義と守備範囲

定義:副詞は、語・句・節・文に対して「追加情報(様子・程度・時・場所・判断など)」を与える語です。
用語メモ:修飾=その語の意味をしぼったり、くわしく説明したりすること。

❶ 動詞をくわしく(様子・程度・頻度 など)
例:run quickly(速く走る), often visit(よく訪れる)

She runs quickly.

(彼女は速く走る。)

❷ 形容詞・副詞をくわしく(主に 程度
例:very tall(とても背が高い), quite well(かなり上手に)

She is very tall.

(彼女はとても背が高い。)

❸ 句・節を丸ごとくわしく
例:simply because ...(単に〜という理由で)

I did it simply because I liked it.

(好きだったから、ただそれだけで私はそれをした。)

❹ 文全体をくわしく(話し手の判断・態度)
例:Fortunately, ...(幸運にも〜), Maybe, ...(たぶん〜)

Fortunately, we won.

(幸運にも、私たちは勝った。)

注意:
  • -ly がつかない副詞も多い:fast, hard, late, early など(× fastly)。
  • good(形容詞)と well(副詞)は役割が違う:× She sings good.○ She sings well.
  • hard(一生懸命に)と hardly(ほとんど〜ない)は意味が大きく違う。

修飾できる相手(まとめ)

対象 代表の形・語 例(フレーズや文) 意味ラベル
動詞 quickly, carefully, often run quickly / often visit 様子 程度 頻度
形容詞 very, quite, really very tall, really busy 程度
副詞 very, quite very well, quite slowly 程度
句・節 simply, just, right simply because..., right after... 理由/時
文全体 fortunately, maybe, probably Fortunately, we won. / Maybe he will come. 話し手の判断
(限定的に)名詞相当 only, even など only you, even he 焦点化
補足: 名詞そのものを説明するのは基本的に形容詞の役割です。ただし only / even のような 「焦点化」の副詞は、名詞相当の語にかかったように見えることがあります(実際には文の中で範囲や焦点をしぼる働き)。

Maybe he will come.

(たぶん、彼は来るでしょう。)

形の作り方と例外

多くの副詞は形容詞に -ly を付けて作ります(clear → clearly)。ただし、つづりの変化や -ly をつけない副詞、見た目が似ていて意味が大きく違う語もあります。ここで基本の「作り方」と「例外」を いっしょに押さえましょう。

形容詞 → 副詞 変化のルール ひとこと
clear → clearly +ly She speaks clearly. 基本形
happy → happily y → i + ly They lived happily. y の置換
simple → simply ple → ply-le-ly Explain it simply. le→ly
basic → basically ic → ically Basically, it works. ic→ically
true → truly e を落として +ly He is truly kind. 特殊
public → publicly つづり注意(× publically She apologized publicly. 綴り注意
fast → fast -ly なしで副詞 She runs fast. 形容詞と同形
hard → hard / hardly 意味が大きく変わる They worked hard.She hardly worked. 要注意
friendly(形容詞) 副詞は不可× friendlyly in a friendly way(友好的に) 言い換え

She speaks clearly.

(彼女ははっきり話します。)

TIPS:-ly を付ける前に「もとの語が何か(形容詞?)」を確認。 迷ったら辞書で品詞と例文をチェックし、hard / hardly のようなペアは先に覚えてしまうと安全です。

位置ルールのざっくり図

英語は「短いもの → 長いもの」の順に置く傾向があり、副詞の種類によって置き場の“定位置”がだいたい決まります。 ここでは最小限のルールだけを地図のように整理します。

頻度(always / often / usually など)
  • 一般動詞の:She often plays tennis.
  • be 動詞の:She is usually busy.

She often plays tennis.

(彼女はよくテニスをします。)

様子・程度(quickly / well / very …)
  • 動詞の直後または文末に置きやすい。
  • 修飾対象の近くに置くのが基本。

He finished the work quickly.

(彼はその仕事を素早く終えた。)

文修飾(fortunately / maybe / probably …)
  • 文頭が基本。文中・文末に置いてニュアンスを加えることも。

Fortunately, we finished on time.

(幸運にも、定刻どおりに終えました。)

注意:否定・準否定の副詞(hardly, rarely, seldom, never など)を 文頭に置くと倒置(語順の入れ替え)が起きることがあります(詳細は後のセクション)。

代表カテゴリと頻出語

副詞は意味ごとにグループ分けすると覚えやすくなります。まずは日常会話で出現頻度が高い語から しっかり固めましょう。

カテゴリ 頻出語 日本語のニュアンス ミニ例
様子(manner) quickly, slowly, carefully, well 「どうやって?」を説明 drive carefully, speak well
程度(degree) very, quite, really, too, so 強さ・量をくわしく very tall, really hard
頻度(frequency) always, usually, often, sometimes, never どのくらいの回数? often visit, usually study
時(time) now, then, today, soon, already, still, yet いつ? もう? まだ? already finished, still waiting
場所(place) here, there, everywhere, nearby どこで? どこへ? come here, look everywhere
文修飾(stance) fortunately, maybe, probably, obviously 話し手の判断・態度 Probably, ..., Obviously, ...
焦点化(focus) only, even, just 範囲や強調をしぼる only you, even he

She is really busy today.

(彼女は今日は本当に忙しい。)

学習のコツ:まずは各カテゴリから2〜3語だけ選んで、ふだん使う例文を ひとつ作りましょう。小さな成功の積み重ねが記憶を定着させ、次の学習の勢いを作ります。

💬 例文で感覚をつかもう!(副詞の用法・導入)

様子(manner) 肯定文

He spoke softly to the baby.

(彼は赤ちゃんにやさしく話しかけた。)

🔧 構造:V + Advsoftly は「どうやって話したか」を説明する副詞(様子)。

📝 メモ:soft → softly のように多くは -ly を付けて副詞化します。

程度(degree) 肯定文

This coffee is too hot.

(このコーヒーは熱すぎる。)

🎯 ポイント:too は「度を越えて」。形容詞 hot程度を強めます。

比較:very hot(とても熱い)/too hot(熱すぎて困るニュアンス)。

程度(degree) 肯定文 発音・語法

She sings very well.

(彼女はとても上手に歌う。)

🧩 役割:very は副詞 well をさらに程度で修飾。

注意:× She sings good.○ She sings well.good は形容詞、well は副詞)。

頻度(frequency) 肯定文

I usually eat breakfast at seven.

(私はふつう7時に朝ごはんを食べる。)

位置:頻度副詞は一般動詞の前be動詞のに置くのが原則。

頻度の目安:always(いつも)>usuallyoftensometimesrarelynever

時(time) 肯定文

We will leave soon.

(私たちはもうすぐ出発する。)

ルール感:短い副詞は文末に置きやすい。意味のまとまり(目的語など)が長ければ、短い → 長いの順で自然に。

場所(place) 命令文

Please sit here.

(ここに座ってください。)

here / there / nearby などは「場所」を伝える副詞。動詞 sit を直接くわしくします。

文修飾(stance) 肯定文

Probably, it will rain tomorrow.

(おそらく、明日は雨が降るだろう。)

文全体へのコメント(話し手の判断)を表す副詞は文頭に置かれることが多い:probably / fortunately / obviously など。

焦点化(focus) 肯定文

Only Tom solved the puzzle.

(パズルを解いたのはトムだけだ。)

範囲(スコープ):only はあとに来る語句に焦点を当てます。Only Tom(トムだけ)/Only solved(解いたことだけ)など、位置で意味が変化。

口語では just も近い用法:just one minute(ほんの1分)。

焦点化(focus) 肯定文

Even she could solve the problem.

(彼女でさえその問題を解くことができた。)

even は「意外さ・驚き」を含む焦点化。Even she=「彼女ですら」。

否定と組み合わせると強い否定に:not even once(一度たりとも〜ない)。

句・節修飾 肯定文

He left right after the meeting.

(彼は会議のあとすぐに立ち去った。)

right は「ちょうど・すぐ」を加える副詞。after the meeting という句の意味をさらに絞り込みます。

似た表現:immediately after ... / shortly after ...

様子(manner) 肯定文

She quickly closed the window.

(彼女は素早く窓を閉めた。)

位置:様子の副詞は動詞の前・後・文末など柔軟に動けます。She closed the window quickly. も自然。

程度(degree) 恋愛 肯定文

I love you so much.

(あなたのことがとても大好きです。)

語順:love のような動詞に対する「程度表現(so much / a lot / very much)」は後ろに置くのが自然。

言い換え:I love you a lot. / I really love you.really は動詞の前にも置ける)。

様子(manner) 肯定文

He worked hard.

(彼は一生懸命働いた。)

hard-ly を付けずに副詞として使える代表語。× hardly = ほとんど〜ない と意味が全く違うので注意。

頻度(frequency) 否定的意味 語義注意

She hardly worked yesterday.

(彼女は昨日、ほとんど働かなかった。)

hardly=「ほとんど〜ない」の準否定。頻度副詞に近いふるまいで、一般動詞のに置かれることが多い。

強い表現:She hardly ever works.(ほとんど働くことがない)。

頻度(frequency) 疑問文

Do you often read books?

(あなたはよく本を読みますか?)

疑問文でも位置は同じく一般動詞の前。答えの幅:Yes, I often do. / No, I rarely do.

よくあるミスとコツ

大人向けの正確さを保ちつつ、小学生にも伝わるように言い換えで整理します。 迷ったら「どこをくわしくしたい?」を自分に質問しましょう(動詞? 形容詞? 文全体?)。

  1. good × / well ○(形容詞と副詞の役割が違う)
    × She sings good.○ She sings well.
    goodは名詞を説明する形容詞/wellは「うまく」の副詞)

    She sings well.

    (彼女は上手に歌う。)

  2. fast はそのまま副詞(× fastly
    ○ She runs fast.

    She runs fast.

    (彼女は速く走る。)

  3. hard と hardly は意味が逆方向
    ○ He worked hard.(一生懸命に)/ ○ He hardly worked.(ほとんど働かなかった)
  4. late(遅れて)と lately(最近)
    ○ He came late.(遅れて来た)/ ○ I’ve been busy lately.(最近ずっと忙しい)

    He came late.

    (彼は遅れて来た。)

  5. near / nearby / nearly の使い分け
    ○ I live near the station.(前置詞)/ ○ A park is nearby.(副詞)/ ○ I nearly missed the train.(もう少しで~しそう)
  6. high(高い)と highly(高度に/非常に)
    ○ The wall is high.(形容詞)/ ○ The book is highly recommended.(副詞)
  7. real(形容詞)と really(副詞)
    × It’s real cold.(口語では聞くが学習初期は避ける)→ ○ It’s really cold.
  8. friendly は形容詞。副詞は言い換え
    ○ They spoke in a friendly way.(友好的に)
  9. very は動詞を直接修飾しにくい → very much / a lot を後ろへ
    × I very like it.○ I like it very much.

    I like it very much.

    (私はそれがとても好きだ。)

  10. already / still / yet の目印
    ○ I have already finished.(もう)/ ○ I am still working.(まだ)/ ○ I haven’t finished yet.(まだ~していない)
  11. 頻度副詞の位置:一般動詞の前/be 動詞の後
    ○ He often reads.○ He is often late.
  12. only の位置で「誰/何」を限定するかが変わる(スコープ)
    Only I saw her.(見たのは私だけ)/ ○ I only saw her.(見ただけ=話す・触れる等はしていない)/ ○ I saw only her.(彼女だけを見た)

コツ①:「対象」を決めてから形を選ぶ
  • 動詞をくわしく → 副詞quickly, well
  • 形容詞/副詞をくわしく → 程度副詞very, really
  • 文全体の判断 → 文修飾副詞probably, fortunately
コツ②:短い→長いの流れを意識
英語は「短い語 → 長い語(句/節)」が自然。副詞は修飾するものの近くに置く。
例:He explained it very clearly (to the new students).

次セクションへの導線

次は用途別に、実際の置き方とコツを深掘りします。気になるところから進んでOK。少しずつでも前進すれば十分です。

2. 動詞を修飾する

副詞は動詞(する/なる)に「どのように(様子)・どれくらい(程度)・ どのくらいの回数(頻度)・いつ(時)・どこで(場所)」を足して、意味を具体化します。
配置はおおむね次の型に沿います:一般動詞の前(頻度)動詞の直後・文末(様子・程度)助動詞・完了形のあとに中置文末に複数なら Manner→Place→Time の順。

Lesson 076 / Section 2

要点サマリー(動詞×副詞の配置)

  1. 頻度副詞は「一般動詞の前/be動詞の後」
    always, usually, often, sometimes, rarely, never など。

    I often walk to work.

    (私はよく歩いて通勤する。)

  2. 様子・程度は「動詞の近く」→ 直後または文末が自然
    短い語は文末に置きやすいが、修飾する動詞の近さを優先。

    She fixed the error quickly.

    (彼女はそのエラーを素早く直した。)

  3. 助動詞・完了形では「中置」:S + Aux + Adv + V
    助動詞(will, can, should など)や have/has/had の直後に副詞。

    They have already started.

    (彼らはすでに始めている。)

  4. 文末に複数なら「MPT順」:Manner → Place → Time
    自然な並びの基本。情報が長いときは「短い→長い」も意識。

    He practiced hard in the gym this morning.

    (彼は一生懸命に体育館で今朝練習した。)

ミニ注意:
  • × I very like it. I like it very much.very は動詞を直接修飾しにくい)
  • hard(一生懸命に)と hardly(ほとんど〜ない)は別物:He worked hard. / He hardly worked.
  • 頻度副詞は be 動詞の× He always is late. He is always late.

💬 例文で感覚をつかもう!(動詞を修飾する)

様子(manner) 肯定文

She gently closed the door.

(彼女はドアをそっと閉めた。)

🔧 位置:gently は動作 closed直前に置いて「どうやって?」を説明。

語注:gentle → gently(やさしく、静かに)。-lyで副詞化する代表パターン。

程度(degree) 肯定文(未然)

He almost dropped his phone.

(彼は携帯を落としそうになった。/もう少しで落とすところだった。)

almost=「ほとんど〜しそう」。実際には起きていないイメージ。

類義:nearly も同義に使える:He nearly dropped it.

頻度(frequency) 肯定文

We sometimes eat out on Fridays.

(私たちはときどき金曜日に外食する。)

位置ルール:頻度副詞は一般動詞の前eat の前)。be動詞のときは後ろ。

頻度(frequency) 語順

The bus is rarely on time.

(そのバスはめったに時間どおり来ない。)

be 動詞のときは be + 副詞 の順:is rarely× rarely is

助動詞 中置 勧め

You should really try this recipe.

(このレシピは本当に試してみるべきだよ。)

型:S + 助動詞 + 副詞 + Vreally は柔軟で、really should の語順も可だが、まずはこの形を覚えると安定。

完了形 中置 現在完了

She has just finished her homework.

(彼女は宿題をたった今終えた。)

have/has + 副詞 + 過去分詞just=「ちょうど今」。already(すでに)や never(一度も〜ない)も同じ位置に置く。

時(time) 否定文

I haven't received the email yet.

(私はそのメールをまだ受け取っていない。)

yet はふつう否定・疑問で使い、文末に置くのが基本。肯定では already を用いる。

様子(manner) 命令文

Please drive carefully on this road.

(この道では注意深く運転してください。)

drive(運転する)をどうやって行うか説明。careful → carefully

様子(manner) 語順の可動

He quickly figured out the answer.

(彼は素早く答えを見つけた。)

位置は前後どちらも可能:He figured out the answer quickly.figure out=「解き明かす」。

語順(MPT) 肯定文

We worked late at the office yesterday.

(私たちは遅くまで会社で昨日働いた。)

MPT順Manner(様子)→ Place(場所)→ Time(時)late=「遅く(副詞)」※lately は「最近」。

頻度(frequency) 疑問文

Do you often check your schedule at night?

(あなたは夜によく予定を確認しますか?)

疑問文でも位置は同じ:一般動詞の前に頻度副詞(often)。

頻度(frequency) 準否定

He hardly ever watches TV.

(彼はほとんどテレビを見ない。)

hardly ever=「めったに〜ない」。hardly は「ほとんど〜ない」で、hard(一生懸命に)と混同注意。

様子(manner) 語形対比 複合述語

She ran fast and won easily.

(彼女は速く走り、楽に勝った。)

fast-ly なしの副詞/easy → easily。両方とも動詞(ran, won)の様子を説明。

助動詞 中置 時(time) 肯定文

They will soon arrive.

(彼らはまもなく到着する。)

型:will + 副詞 + V。短い時の副詞(soon)は助動詞の直後に置く中置もよく使われる。

2 FAQ:動詞を修飾する(位置とニュアンス)

基本型 S + Adv + VS + Aux + Adv + V… + Manner + Place + Time 狙い最小ルールで「置き場所」と「伝わるニュアンス」を安定させる

いわゆる split infinitive(不定詞分離) は現代英語では自然に使われます。意味が分かりやすく、リズムも良ければOKです。 形式を気にして読みづらくなるより、伝わりやすさを優先しましょう。

I decided to quickly finish the report.

(私はレポートを素早く終わらせることに決めた。)

言い換え: to finish the report quickly も正しく、より形式的。文脈や好みで選びます。

一般的に、話し手の判断系(probably など)は will/can/should の直後、 時間系(already/just/soon など)は have/has/had の直後に置くと自然です。

He will probably have already left.

(彼はおそらくすでに出発しているだろう。)

覚え方:Aux(助動詞)ごとに「役割が近い副詞」を後ろに配置=意味が読み取りやすい。

多くの場合、動詞の前文末が安全。句動詞では「動詞+副詞句(particle)」を分断しないほうが読みやすいことが多いです。

Please quickly turn off the light.

(電気を素早く消してください。)

  • quickly turn off turn off ... quickly
  • × turn off quickly the light(particle と目的語の間は避けるのが無難)

I don’t usually … は「ふだんはしないことが多い」、I usually don’t … は 「たいていしない(例外的にすることも)」のように否定のかかり方がわずかに異なります。

I don’t usually drink coffee at night.

(私は夜はたいていコーヒーを飲まない。)

ニュアンス:前者=頻度を弱める方向の否定/後者=行為全体を否定し、その頻度を述べる。

  • already:相手が「もう終えている」可能性を想定して尋ねる。
  • yet:完了していない可能性を想定(未完前提)。通常は文末
  • still:状態が「今も続いている」前提で確認。

Have you already finished?

(もう終わりましたか?)

Have you finished yet?

(もう終わりましたか?/まだですか?)

原則は 程度(どう強い?)→ 様子(どうやって?)。つまり really/very が先、quickly/carefully が後。

She typed really quickly.

(彼女は本当に速く入力した。)

enough副詞(= 程度を表す)として働くときは、修飾する副詞の後ろに置きます。

He didn’t run fast enough to win.

(彼は勝つのに十分速くは走らなかった。)

only直後の語句を限定します。位置がズレると意味も変わります。

I only called Sarah.

(私は電話をしただけで、会ってはいない。)

I called only Sarah.

(私はサラだけに電話した。)

一般的には will probably V が最も自然。probably will も可。文頭の Probably, はやや書き言葉寄りで強調。

He will probably call later.

(彼は後でたぶん電話するだろう。)

ever は基本的に疑問文・否定文・比較で使います(経験・強調)。肯定文では限定的(the best … ever など)です。

Do you ever work on weekends?

(週末にときどき[これまでに]働くことはありますか?)

  • soon:今から見て「まもなく」。
  • early:「予定より早い」「通常より前」。
  • quickly:行為のスピードが速い。

I will reply soon.

まもなく返事します。)

She arrived early and finished the task quickly.

(彼女は早めに到着して、仕事を素早く終えた。)

もっとも自然なのは文末… again.。強調やリズムで動詞の前に出す用法(again V)もあります。

He checked the numbers again.

(彼は数値をもう一度確認した。)

3. 形容詞を修飾する

形容詞(beautiful, busy, possible など)にどれくらいの強さ・程度を足してあげるのが「副詞の出番」です。 たとえば very(とても), really(本当に), quite(かなり/まったく※英米差あり), too(〜すぎる), so(とても), enough(十分に)など。 基本は形容詞の前に置きます(例:very tall)。ただし enough後ろtall enough)。

Lesson 076 / Section 3

要点サマリー(形容詞×副詞の配置と使い分け)

位置 Adv(程度) + AdjAdj + enough

程度を表す副詞は形容詞のenough後ろに置くのが鉄則。

She is very tall.

(彼女はとても背が高い。)

The box is light enough to carry.

(その箱は運べるほど十分に軽い。)


意味差 very=単純強調 really=話し手の実感 so=結果・感情の強い強調(so ... that ~ と相性) too=行き過ぎ(望ましくない度合い)

This coffee is too hot.

(このコーヒーは熱すぎる。)

It was so funny that we couldn’t stop laughing.

(それはとてもおかしくて、笑いが止まらなかった。)

コツ:really は形容詞だけでなく動詞も修飾可(例:really like)。very は動詞は直接修飾しにくい(例:× very like)。

語感 段階がある形容詞(cold, busy, difficult)= very, quite, really, a bit 段階がない形容詞(perfect, impossible, unique など絶対系)= absolutely, completely, totally, utterly

That plan is absolutely impossible.

(その計画は完全に不可能だ。)

注意:unique(唯一の)など絶対系は very unique のように「程度」を付けにくい表現。より自然なのは truly unique / absolutely unique など。

ニュアンス
  • quite:米英差あり。米英ともに「かなり」だが、英では文脈により「まあまあ」〜「まったく(非段階形容詞と)」まで振れ幅。
  • pretty(副詞):口語的に「けっこう」。フォーマル文書では避けることも。
  • rather:やや改まった語感。「意外にも」「どちらかといえば」などのニュアンスを帯びることがある。

That idea is pretty good.

(その案はかなり良い。)

The task is rather difficult.

(その作業はかなり/思ったより難しい。)


比較の強調 much / far / a lot / a little / slightly + 比較級 / by far + 最上級

差の大きさを副詞でコントロール。

This method is much better.

(この方法のほうがずっと良い。)

This is by far the best option.

(これは群を抜いて最良の選択だ。)


コロケーション よく一緒になる定番の組み合わせを先に覚えると自然。
推奨・可能性
highly likely, highly recommended, strongly advised
明確さ・完全性
perfectly clear, absolutely necessary, completely full, utterly wrong

It is highly likely to rain tonight.

(今夜は雨の可能性が高い。)


表記 名詞の前で「副詞+過去分詞」が形容詞化するときはハイフン:well-known author。叙述用法ではハイフンなし:The author is well known.

She is a well-known writer.

(彼女はよく知られた作家だ。)

💬 例文で感覚をつかもう!(形容詞を修飾する)

程度(degree) 肯定文

The water is very cold.

(その水はとても冷たい。)

very は形容詞を単純に強める副詞。位置は形容詞のが原則。

程度(degree) ニュアンス

I'm really happy for you.

(あなたのことを本当にうれしく思います。)

really は話し手の実感がこもる強調。フォーマルでも日常でも使いやすい。

過剰(too) 評価

The room is too small for five people.

(この部屋は5人には小さすぎる。)

too + 形容詞 は「望ましくないほど〜」。後ろに for + 人to 不定詞 を取りやすい。

十分さ(enough) 可否判断

The soup is hot enough to eat now.

(そのスープは今食べられるくらい十分に熱い。)

enough(十分に)は形容詞の後ろに置く点が重要:× enough hot○ hot enough

結果(so ... that) 過去

The presentation was so boring that I lost focus.

(その発表はとても退屈で、私は集中力を失った。)

so + 形容詞 + that 節=「とても〜なので…」。so は強さ、that 以下は結果。

程度(quite) 語感

Her handwriting is quite clear.

(彼女の字はかなり読みやすい。)

quite は文脈で「かなり/まったく」まで幅あり。まずは「かなり」の意味で覚えると安全。

程度(pretty) 口語

The report is pretty short.

(そのレポートはけっこう短い。)

pretty は副詞で「かなり」。フォーマル文書では避けることもある語感。

コロケーション 強意

The results are absolutely brilliant.

(結果はまさに見事だ。)

強い形容詞(brilliant, amazing, perfect など)には absolutely / totally / completely が相性良。

強意 評価

The data is entirely wrong.

(そのデータは完全に間違っている。)

entirely / completely / utterly は「全部・徹底的に」。誇張しすぎに注意。

程度(弱) 婉曲

Your idea is somewhat risky.

(あなたの案はややリスクがある。)

somewhat=「いくぶん」。否定的評価を柔らかく伝えるのに便利。

過剰(too) 強調語

The path is far too narrow.

(その小道はあまりにも狭すぎる。)

fartoo をさらに強める副詞。「はるかに/あまりにも」のニュアンス。

程度(degree) 連結動詞

She looked extremely tired.

(彼女はとても疲れているように見えた。)

look / feel / seem / become など「状態をつなぐ動詞」でも、形容詞ので程度を表せる。

恋愛 強意 感情

I'm madly in love with you.

(私はあなたに夢中で恋しています。)

慣用句 in love(恋して)は形容詞句として機能。madly / deeply / truly などで強調できる。

比較(comparative) 強調

The new model is much lighter than the old one.

(新しいモデルのほうが旧型よりもずっと軽い。)

比較級を強める副詞:much / far / a lot。少しの差なら a little / slightly

最上級(superlative) 強調

This is by far the most exciting part.

(ここが群を抜いていちばんワクワクする部分だ。)

最上級の強調は by far / easily などが定番。比較の対象が複数あるときに効果的。

3 FAQ:形容詞を修飾する(程度副詞の使い分け)

基本型 Adv(程度) + AdjAdj + enough 狙い「強さ・適切さ・文体」の違いを理解し、言いたい温度感を正確に表現する

  • very=事実として「とても」。感情色は薄め。
  • really=話し手の実感「本当に」。気持ちが乗る。
  • so=結果・驚きの強調。「so ... that ~」と好相性。
  • too=「〜すぎる」で過剰(望ましくない)。

It’s really helpful.

(それは本当に役に立つ。)

so + 形容詞such + (a/an) + 形容詞 + 名詞。名詞があるなら such を使うのが基本。

It’s so expensive.

(それはとても高い。)

It’s such a difficult question.

(それは本当に難しい質問だ。)

段階のある形容詞(cold, busy 等)→「かなり」。
絶対形容詞(perfect, impossible 等)→英では「まったく」。米では文脈次第で多くは「かなり」。

The plan is quite good.

(その計画はかなり良い。)

The result is quite impossible.

(その結果は完全に不可能だ。※英語(英)ではこの解釈になりやすい)

  • rather:やや改まった語感。「意外と」「どちらかといえば」も帯びやすい。
  • fairly:中立・控えめ。「かなり」。
  • pretty:口語的。「けっこう」。フォーマル文書では避けることも。

It’s rather complicated.

(それは意外と複雑だ。)

Adj + enough のあとは to V だけでなく、for + 人 + to V で「その人にとって十分」を表現可。

The bag is big enough for me to carry.

(そのカバンは、私が運べるくらい十分に大きい。)

「絶対系」(perfect, necessary, impossible, certain など)との相性が特に良いです。

Her answer is absolutely correct.

(彼女の答えは完全に正しい。)

避けたい例:× absolutely nice(語感のミスマッチ)。very nice / really nice が自然。

very はふつう最上級の副詞強調には使いません。推奨は by far / easily。ただし the very best は慣用で「まさにその最上の」。

This is by far the best choice.

(これは群を抜いて最良の選択だ。)

the very bestvery が「正真正銘の」の意味で、文法役割が異なる特例。

so は「とても!」の感嘆。too は「〜すぎる」で否定的ニュアンス。

That puppy is so cute!

(その子犬はすっごくかわいい!)

This coffee is too bitter for me.

(このコーヒーは私には苦すぎる。)

原則はひとつで十分。重ねると不自然になりやすいです。強めたいなら単語の選択を工夫しましょう(very → really → extremely)。

The movie was extremely interesting.

(その映画は非常に面白かった。)

名詞のではハイフン:a well-known artist。述語(be の後)ではハイフンなし:The artist is well known.

He is a well-known scientist.

(彼はよく知られた科学者だ。)

  • deeplyconcerned, grateful, sorry など感情系。
  • highlylikely, effective, recommended など評価・確率系。
  • stronglyopposed, advised, encouraged など主張・勧告系。

We are deeply grateful for your help.

(ご支援に心から感謝しています。)

indeed を文末に置いて、very + 形容詞を上品に強調する型。丁寧・書き言葉寄り。

The service was very polite indeed.

(対応はたいへん丁寧でした。)

4. 名詞や代名詞を修飾する

原則として名詞を直接説明するのは形容詞ですが、英語には only / even / just / almost / nearly / about / around などの限定・焦点・数量を表す副詞があり、名詞そのものというより 名詞句(代名詞・冠詞・数量詞を含むまとまり)を前から限定します。
例:only youあなただけ)、almost every studentほとんどの学生)、about ten people約10人)など。 このタイプは情報の焦点(誰だけ? どれくらい?)をクリアにする道具です。

Lesson 076 / Section 4

要点サマリー(副詞で「名詞句」を限定する3本柱)

1) 限定・焦点 only / just / even / mainly / especially などは、代名詞・固有名・名詞句直前で 「だけ」「さえ」「特に」などの焦点をつけます。
位置:[Adv] + you / John / the manager / my best friend ...(前から限定)

Only you can access this file.

あなただけがこのファイルにアクセスできます。)

Even he admitted the mistake.

彼でさえそのミスを認めた。)

スコープ(効き方)に注意: only直後の語句だけを「〜だけ」にします。 例:I only called Sarah.(「電話しただけ」)と I called only Sarah.(「サラだけに電話した」)は意味が変わります。

2) 数量・程度(数値) about / around / approximately / nearly / almost数・量・全体表現の前で「約」「ほぼ」を作ります。
位置:[Adv] + ten people / 3 km / every student / all items

About ten people joined the event.

約10人がそのイベントに参加した。)

Almost every student passed the test.

ほとんどの学生がそのテストに合格した。)

ミニ知識:almost allnearly all はほぼ同義。 about は「約」、around は口語寄りの「だいたい」。

3) 慣用(名詞句全体) quite a + 名詞such a + 形容詞 + 名詞 など、冠詞をまたいで名詞句全体を強調する定番があります。
語感:quite a=「かなりの/なかなかの」、such a=「とても〜な(名詞)」

It was quite a surprise.

(それはかなりの驚きだった。)

That was such a big help.

(それはとても大きな助けになった。)


落とし穴&コツ
  • × very teacher(副詞で名詞を直接は×)→ a very kind teacher形容詞を介す)。
  • only の位置で意味が変わる:only students(学生だけ)/students only(掲示などで「学生限定」)。
  • aboutaround は数値に強いが、approximately はよりフォーマル。
覚え方:名詞を直接いじる」のではなく、名詞句の輪郭を前から絞るイメージ(誰“だけ”、どれ“くらい”)。

💬 例文で感覚をつかもう!(名詞や代名詞を修飾する)

限定・焦点 主語を限定

Only my brother got a ticket.

私の兄だけがチケットを手に入れた。)

only直後の語を「〜だけ」にします。誰が対象かをハッキリ絞る働きです。

限定・焦点 意外性

Even my teacher laughed.

先生でさえ笑った。)

even は「意外にも〜まで」。驚き・強調のニュアンスが生まれます。

限定・焦点 口語

A table for just me, please.

(席は私だけです。お願いします。)

just は「ちょうど/だけ」。ここでは人数を1人に限定しています。

限定・焦点 情報の絞り込み

Only the first page is missing.

最初のページだけが見つからない。)

「何を限定するか」は only直後で決まります(= スコープ)。

数量・程度(数) 比率

Almost all the tickets are sold out.

(チケットはほとんど全部売り切れだ。)

almost=「ほとんど」。nearly に置き換え可:Nearly all ...

数量・程度(数) 比率

Nearly every seat was taken.

(席はほとんど埋まっていた。)

全体表現(every / all)のに置いて「ほぼ〜」を作るのが型。

数量・程度(数) 概算

The park is about three kilometers from here.

(公園はここから約3キロの場所にある。)

about / around=「だいたい」。フォーマルなら approximately を使うと丁寧。

数量・程度(数) フォーマル

Approximately 20 minutes of exercise is enough.

(運動は約20分で十分だ。)

数値の前で「約」を作る定番。of exercise のような後ろ説明も自然に添えられます。

数量・程度(数) 比率

Around half the students joined the trip.

約半数の生徒が旅行に参加した。)

分数・割合語(half, a third など)の前にも「約」を置けます。

数量・程度(数) 強い否定

Almost no time was left.

(時間はほとんど残っていなかった。)

almost no + 名詞=「ほとんど〜ない」。hardly any + 名詞 と同様の意味。

限定・焦点 格(case)注意

Only you and I were invited.

(招待されたのはあなただけと私だった。)

主語位置なので you and I。目的語なら you and me になります。

限定・焦点 スコープ

I brought only my laptop.

(私はノートPCだけを持ってきた。)

意味の違い:

  • I only brought my laptop.=「持ってきた”だけ”(他の動作はしていない)」で動詞を限定。
  • I brought only my laptop.=「ノートPCだけ(他は無し)」で名詞句を限定。
限定・焦点 数量 比率

Only a few people knew the answer.

(答えを知っていたのはほんの少数の人だけだった。)

a few(少しの)や many などの数量語のにも only を置けます。

数量・程度(数) 準否定

Hardly any passengers were waiting.

ほとんど乗客は待っていなかった。)

hardly any + 名詞=「ほぼゼロに近い」。almost no + 名詞 と同じ感覚。

限定・焦点 恋愛 感情の焦点化

Only you matter to me.

(私にとって大切なのはあなただけ。)

matter=「重要である」。only you で感情の焦点をあなた一人に当てています。

4 FAQ:名詞・代名詞を「前から」限定する副詞(only / even / about / almost など)

基本型 Adv + (Det) + NAdv + Pronoun 代表語 onlyevenjustabout/around/approximatelyalmost/nearly ほか 狙い「誰だけ?」「どれくらい?」をハッキリ示す

the only N は名詞を「唯一の〜」と定義。only the N は直後の語句にだけ「だけ」を当てる(スコープが狭い)。

She is the only doctor here.

(彼女はここで唯一の医師だ。)

Only the doctor can enter.

医師だけが入室できる。)

  • only=限定「〜だけ」。やや中立。
  • just=限定でも使えるが口語寄り。ほかに「ちょうど」「たった今」など時間・程度の意味も。

A table for just two, please.

(席は2人だけでお願いします。)

  • about/around:会話で自然。
  • approximately:フォーマル・書き言葉。
  • roughly:おおまか。誤差の大きさを匂わせる。

About thirty people attended.

約30人が出席した。)

  • almost every N:ほとんど全員(例外はごく少数)。
  • most N:大半。割合は高いが、almost every ほど“ほぼ全部”ではない。

Almost every student finished on time.

ほとんどの生徒が時間内に終えた。)

almost no + Nhardly any + N はほぼ同義。「ほとんどない」を丁寧に言うだけで、二重否定ではありません。

Hardly any tickets remain.

(チケットはほとんど残っていない。)

even は「〜でさえ」。驚かせたい対象の直前に置くと自然。

Even my boss agreed.

上司でさえ同意した。)

掲示の Students only は省略表現(=Only students are allowed. の省略)。文中では only を限定したい語句の直前に置く。

Only students are allowed here.

(ここは学生だけ入れます。)

quite a + 名詞 は「なかなかの/かなりの」。驚き・評価の強調でよく使う定番。

It was quite a challenge.

(それはなかなかの挑戦だった。)

about every は通常不可。every は「全員」を前提に数える語なので「約」と相性が悪い。代わりに almost every / nearly every を使う。

Almost every seat was taken.

(席はほとんど埋まっていた。)

文の役割が主語なら主格(I / he / she)。目的語なら目的格(me / him / her)。only が付いても格のルールは同じ。

Only you and I know the answer.

(答えを知っているのはあなたと私だけ。)

数詞 + or so で「〜くらい」。about/around を前に置く代わりに、後ろでふんわり示す口語表現。

We waited ten minutes or so.

(私たちは10分くらい待った。)

5. 他の副詞を修飾する

副詞は副詞どうしでも修飾できます。多くの場合、程度・焦点の副詞very, really, quite, too, so, almost, nearly, far, much など)が、 別の副詞(quickly, well, often, late など)の強さ・回数・タイミングを細かく調整します。
基本は Adv(程度/焦点) + Adv(例:very quickly)。例外的に enough は後置(quickly enough)。
また、much / far / a lot比較級の副詞faster, more slowly など)を強める働きが得意です。

Lesson 076 / Section 5

基本型と語順(例外:enough は後ろ)

原則:程度/焦点 Adv + 副詞。 例:really well, very quickly, quite often
例外:enough後置loudly enough / slowly enough)。意味は「十分に」。

She ran very quickly.

(彼女はとても速く走った。)

He speaks slowly enough to be understood.

(彼は相手に伝わるように十分ゆっくり話す。)

学習コツ:まずは「程度/焦点 Adv は前、enough は後」を身体で覚えると迷いにくくなります。

比較・最上級の副詞を強める(much / far / a lot / slightly など)

副詞の比較級(faster, more slowly, less frequently など)や最上級(the most efficiently)は、 much / far / a lot(差が大きい)/a little / slightly(差が小さい)で強弱を調整できます。

She finished much faster than before.

(彼女は以前よりずっと速く終えた。)

Our team worked by far the most efficiently.

(私たちのチームが群を抜いて最も効率よく働いた。)

豆知識by far最上級と相性抜群。比較級をさらに強めるなら far / much / way(口語)もよく使います。

頻度副詞の強弱(almost always / quite often / pretty often)

回数や確率を示す副詞(always, often, rarely, late など)にも強弱を足せます。almost / nearly は「ほとんど」、 quite / pretty は「かなり」。 very always のような組み合わせは不可。

She almost always arrives on time.

(彼女はほとんどいつも時間通りに来る。)

I travel quite often for work.

(私は仕事でかなり頻繁に出張する。)

過剰 / 不足を表す(too / far too / not … enough)

too + 副詞 は「〜しすぎ」、far / much でさらに強調。not + 副詞 + enough は「十分〜ではない」。

The bus came far too late.

(バスはあまりにも遅く来た。)

He didn’t speak loudly enough.

(彼は十分な大きさで話さなかった。)

(似ているが別枠)very much:動詞を後ろで強める定番

very much動詞フレーズを強める決まり表現(like/love/hate/enjoy など感情・評価動詞と相性◎)。 「副詞を副詞で強める」ケースではありませんが、実用頻度が高いので合わせて覚えます。

I like this song very much.

(私はこの曲がとても好きだ。)

注意very like のように very を動詞に直接は置けません。 really like は OK(really は動詞も修飾可)。

口語ブースター:way(かなり/ものすごく)、surprisingly(意外にも)

会話では way を比較級や too の前で使って「すごく」を表現(例:way faster, way too slowly)。
また surprisingly は「意外にも」の焦点副詞として他の副詞(well など)を柔らかく強められます。

The file uploaded way faster this time.

(今回はかなり速くアップロードできた。)

He answered surprisingly well.

(彼は意外にもうまく答えた。)

💬 例文で感覚をつかもう!(他の副詞を修飾する)

程度 スピード

He typed incredibly fast.

(彼は信じられないほど速くタイピングした。)

incredibly は「とても/ものすごく」。fast はここでは副詞(速く)。副詞を副詞で強めています。

程度 マナー

They answered quite politely.

(彼らはかなり礼儀正しく答えた。)

丁寧さの度合いを quite で上げています。pretty / fairly に置き換え可能(語感は口語・控えめなど微差)。

頻度 準否定

She almost never eats out.

(彼女は外食をほとんどしない。)

almost は「ほとんど」。never(決して〜ない)の手前で強さを少し和らげています。

頻度 日常会話

We hardly ever meet these days.

(最近はめったに会わない。)

hardly ever=「ほとんど決してない」。almost never と近いが、会話でやや柔らかい響き。

比較 差の大きさ

The file downloaded much more quickly than yesterday.

(そのファイルは昨日よりずっと速くダウンロードできた。)

much / far / a lot は比較級(more quickly)を大きく強める定番。

比較 差の小ささ

Could you speak a little more slowly?

(もう少しゆっくり話していただけますか?)

差が小さいときは a little / slightly。丁寧依頼の相性も良い表現。

比較 時間

The train arrived far earlier than expected.

(列車は予想よりはるかに早く到着した。)

far は比較級を強く。口語では way earlier もよく使われます。

程度 評価

He sings remarkably well for his age.

(彼は年齢のわりに驚くほど上手に歌う。)

well(上手に)を remarkably で強調。評価系の副詞は程度副詞と相性が良いです。

過剰(too) 口語

The update rolled out way too soon.

(そのアップデートはあまりにも早すぎて公開された。)

口語の waytoo / comparatives をさらに強調。「すごく・超」イメージ。

頻度 フォーマル可

We very rarely watch TV.

(私たちはテレビをめったに見ない。)

veryrarely のような頻度副詞も強められます(ただし × very always)。

語順ルール 十分さ

He didn’t drive fast enough to win.

(彼は勝てるほどには十分速く運転しなかった。)

enough は副詞を後ろから修飾(fast enough / quickly enough)。

程度+評価 意外性

The old laptop runs unexpectedly well after the update.

(その古いノートPCはアップデート後、意外とよく動く。)

unexpectedly / surprisingly は「予想外に」。評価の副詞 well を上品に強調できます。

程度の段階 学術/説明文

Our services are almost entirely online now.

(当社のサービスは今ではほぼ完全にオンラインです。)

二段重ね:almost(ほぼ)で entirely(完全に)を弱め、現実的なニュアンスに調整。

概算/近似 口語

The meeting started just about on time.

(会議はほぼ時間どおりに始まった。)

just about は「ほとんど/だいたい」。後ろの副詞句 on time をふんわり修飾します。

恋愛 強調の重ね 感情動詞+副詞束

I love you so very much.

(あなたのことが本当に、すごく好き。)

強調の積み上げ:soverymuch副詞が副詞をさらに強める形で気持ちの強さを表現。

5 FAQ:他の副詞を修飾する(程度・焦点のかけ方と語順)

基本型 Adv(程度/焦点) + Adv 例外 Adv + enough は後置(slowly enough など) よく使うブースター very / really / quite / pretty / almost / nearly / much / far / a little

はい。原則は 程度/焦点 Adv + Adv。ただし enough(十分に)は副詞の後ろに置きます。

Please speak clearly enough for everyone.

(みんなに分かるように十分はっきり話してください。)

  • very:客観的に「とても」。
  • really:話し手の実感「本当に」。
  • extremely:書き言葉寄り/強度が高い「極めて」。

She performed really well today.

(彼女は今日は本当によくできた。)

not nearly は比較や enough にかかって「全然足りない」。nowhere near はさらに強い口語。

The site didn’t load nearly as quickly as we hoped.

(サイトの読み込みは期待したほど全然速くなかった。)

much / far / a lot=差が大きい、a little / slightly=差が小さい。

The alerts arrive much faster now.

(通知は今ではずっと速く届く。)

  • very often / very rarely はOK(「とても頻繁に/めったに」)。
  • too often は「頻度が高すぎて困る」ニュアンス。
  • × very alwaysalways は最高度でこれ以上強めにくい)。

We meet very rarely these days.

(最近はめったに会わない。)

almost は「ほとんど」。頻度系(always)や時間系(immediately)と好相性です。

I almost always take the stairs.

(私はほとんどいつも階段を使う。)

just=「ちょうど/たった今」。only just はその度合いを強めて「ほんの今しがた」。

I only just arrived.

(今来たばかりです。)

使えます。副詞を強調して、その結果を that 節で続けます。

She spoke so quickly that we couldn’t follow.

(彼女はとても速く話したので、私たちはついていけなかった。)

  • too + Adv:過剰(よくない方向)
  • not + Adv + enough:不足(足りない)

He spoke too quietly to be heard.

(彼は聞こえないほど静かに話した=静かすぎた。)

We didn’t leave early enough to catch the first bus.

(始発に間に合うほど十分早く出発しなかった。)

原則は1つで十分。重ねるとくどくなります。上品に強めたいなら文末 indeed も選択肢。

He did very well indeed.

(彼はたいへんよくやった、本当に。)

避けたい例:× very extremely quickly(二重強調で冗長)。

right は「ちょうど/まさに」。時間・場所の副詞と相性が良い定番表現です。

Please wait right here for a minute.

まさにここで1分お待ちください。)

6. 句や節を修飾する

副詞は、主語・動詞を持たないかたまり:例 after lunch, in the morning)や 主語+動詞がそろったかたまり:例 because I was tired, when she arrived全体にも はたらきます。right / just / immediately / shortly / long のような「時刻・タイミング」をピンポイントにする語や、 mainly / partly / simply / especially / only のように「理由・条件の焦点」を調整する語がよく使われます。
コツは修飾したい句・節の直前に置くこと。そうすると「どの情報にスポットを当てたいか(スコープ)」が自然に伝わります。

We left right after the meeting.

(私たちは会議のすぐ後に出発した。)

She stayed mainly because she liked the team.

(彼女が残ったのは、主にチームが好きだったからだ。)

Lesson 076 / Section 6

要点サマリー:句・節に「ピン」を刺す副詞の使い方

Adv + 前置詞句(例:right after lunch, just before sunset)/ Adv + 従属接続詞節(例:partly because S V, especially when S V
位置は修飾したい句・節の直前。前に出したら(文頭配置)副詞もいっしょに前に出す:Right after the meeting, ...
スコープ

副詞 only などは直後だけを限定します。語順で意味が変わる代表例:

We only left after the meeting.

(私たちは「出発しただけ」で、他のことはしていない)

We left only after the meeting.

(私たちは「会議の後にだけ」出発した=タイミングを限定)

カンマ

従属節を文頭に置くときは、通常カンマで区切ります(読みやすさのため)。

Right after I arrived, the phone rang.

(到着してすぐに、電話が鳴った。)

コロケーション
  • immediately/shortly/right + after/before + 時間表現/節(例:immediately after we finished
  • mainly/partly/primarily/simply + because 節(理由の焦点)
  • especially/particularly + when/if 節(条件や場面の焦点)
  • just/as/precisely + as 節(同時性・一致)
注意
  • × 不自然な組み合わせ:almost across the city のように前置詞自体を「ほぼ」にするのは不自然。 almost the whole city / nearly all parts of the city のように量・範囲語と合わせる。
  • 副詞は「何を」「どれくらい」に焦点を当てる道具。直前原則を守れば誤解が減ります。
覚え方:副詞はピン刺した場所(直後)が光る=そこが読み手の注意点になります。

💬 例文で感覚をつかもう!(句や節を修飾する)

タイミング 前置詞句

We started right before sunrise.

(私たちは日の出のすぐ前に始めた。)

right=「ちょうど・すぐ」。before/after/until などの時間句のに置き、タイミングをピンポイントにします。

タイミング 前置詞句

He submitted the report shortly before the deadline.

(彼は締め切りの少し前にレポートを提出した。)

shortly=「まもなく/少しの差で」。right よりも“わずかに手前・直後”のニュアンス。
タイミング 従属節

The alarm went off immediately after we pressed the button.

(ボタンを押した直後に警報が鳴った。)

immediately=「即座に」。副詞 + after節で“タイムラグなし”を明確にします。
期間 従属節

She kept studying long after the class had ended.

(授業が終わったずっと後まで、彼女は勉強を続けた。)

long は時の長さを強調。long before/after は頻出のまとまりです。
理由 従属節

We chose the plan partly because it was cheaper.

(そのプランを選んだのは、一部には安かったからだ。)

partly=「部分的に」。理由を複数挙げたい時の便利な「配分」副詞です。
場面特定 従属節

Drive carefully, especially when it rains.

(運転は注意して。特に雨のとき。)

especially=「特に」。副詞 + when節で状況の焦点を示します。
条件の限定 従属節

You can enter only if you have an ID.

IDがある場合にのみ入場できます。)

文頭に出すと Only if ... , S V で主節が倒置になることがあります(試験頻出)。
一致 従属節

Please follow the steps exactly as they are written.

(手順は書かれているとおりにぴったり従ってください。)

exactly=「正確に」。副詞 + as節で“ズレなし”を表します。
同時性 従属節

The lights went out just as the movie started.

(映画が始まったちょうどそのとき、明かりが消えた。)

just は「ぴったり/まさに」。as の同時性をより強く伝えます。
期間 前置詞句

We worked right until midnight.

(私たちは真夜中までずっと働いた。)

right は終点をキュッと固定。「どこまで?」を明確にします。
余裕 前置詞句

Please arrive well before the start time.

(開始時刻の十分前に到着してください。)

well は「十分に」。well before/after は実務メールでも使いやすい丁寧表現。
即時性 従属節

Call me almost as soon as you arrive.

(到着したらほぼすぐ電話してください。)

almost は「ほとんど」。as soon as の“すぐ”を少し弱め、現実味を出します。
位置 前置詞句

The café is directly across from the station.

(そのカフェは駅の真向かいにある。)

directly=「真っ直ぐに/真正面に」。場所の前置詞句に“ズレのなさ”を与えます。
恋愛 タイミング 従属節

I loved you even before I knew your name.

(あなたの名前を知る前から、もう好きだった。)

even は「〜でさえ/〜より前から」。副詞 + before節で気持ちの早さ・意外性を表現します。

6 FAQ:句や節を修飾するときの副詞(right / just / only / immediately など)

Adv + 前置詞句(例:right before sunrise)/ Adv + 従属節(例:only after S V, especially when S V位置 修飾したい句・節の直前 句読点 文頭に出した従属節はカンマで区切ることが多い 試験頻出 Only when/after ... ,Not until ... , 後の倒置

可読性のため、When/After/If などの節を文頭に出したら、通常カンマで主節と区切ります。

Soon after I sat down, the train left.

(私が座ってすぐ、列車は出発した。)

はい。否定・限定の副詞句/節が文頭に来ると、主節は通常「助動詞/Be + 主語」の倒置になります。

Only after the data was verified did we publish the report.

(データが確認されてからになって初めて、報告書を公開した。)

Not until A , の後は主節が倒置。強い「〜まで…なかった」を表します。

Not until I opened the box did I see the letter.

(箱を開けるまで、手紙に気づかなかった。)

  • right=「ぴったり/すぐ」。ズレゼロ。
  • just=「ちょうど」。やや柔らかい。
  • shortly=「少しの間をおいて」。

We left just before the show started.

(公演が始まる直前に出た。)

only直後を限定します。意味が変わるので位置に注意。

He spoke only after she finished.

(彼は彼女が終えてからだけ話した=タイミング限定。)

He only spoke after she finished.

(彼は「話すことしか」しなかった=行為内容を限定。)

状況を絞るときに便利。when/if 節の直前に置き、特にその場面を強調します。

The park is beautiful, especially when the leaves change.

(公園は、木の葉が色づく時期に特に美しい。)

時間・場所を「ピタッ」と固定。「at/on/in + 時刻/日付/場所」などの前に置いて精度を上げます。

The meeting starts precisely at nine.

(会議はきっかり9時に始まる。)

  • immediately:タイムラグなし。
  • soon:ほどなく。
  • shortly:ややフォーマルな「まもなく」。

The confirmation email arrived shortly after we submitted the form.

(フォーム送信の少し後に確認メールが届いた。)

right up to は口語で「(ギリギリの)終点まで」。until は中立的。

She worked right up to the deadline.

(彼女は締め切り直前まで働いた。)

almost / nearly は数・量・頻度などに当てるのが基本。× almost at 5 より、 almost five / close to 5 p.m.

It was almost five when we left.

(私たちが出たときはほぼ5時だった。)

可能です。「意外にも(〜の前/後にさえ)」という驚きを出せます。

Even before the show began, the audience cheered.

(公演が始まる前でさえ、観客は歓声を上げた。)

  • 同時瞬間:「〜したちょうどそのとき
  • 類似・一致:「〜とまさに同じように

Just as I was leaving, it started to rain.

(私が出かけようとまさにそのとき、雨が降り始めた。)

7. 文を修飾する

ここでは文全体に「話し手の気持ち・評価・確信度・情報の位置づけ」を乗せる副詞(sentence adverbs / disjuncts)を扱います。 例:fortunately(幸いにも), unfortunately(残念ながら), honestly(正直に言うと), probably(おそらく), perhaps/maybe(たぶん), apparently(見たところ), reportedly(伝えられるところでは)など。
これらは「動作のしかた(ゆっくり・上手に)」ではなく、「話し手の態度・評価」を示すのがポイントです。

Fortunately, the package arrived on time.

幸いにも、その荷物は時間どおりに届いた。)

She will probably join us.

(彼女はおそらく参加するだろう。)

Lesson 076 / Section 7

要点サマリー:文修飾の副詞を「どこに」「どう置く」?

役割
  • 態度・評価:fortunately / unfortunately / sadly / honestly / frankly など。「うれしい/残念/正直に言うと…」
  • 確信度(推量):probably / perhaps / maybe / certainly / definitely / apparently / seemingly など。
  • 情報源・伝聞:reportedly / allegedly(「伝えられるところでは/…と言われている」)。
位置

置き場所でニュアンスが変わります。基本は文頭、次に文中(挿入)、時に文末。 文頭の多くは後ろにカンマ(例:Unfortunately, ...)。ただし maybe/perhaps はカンマなしでも自然。

Unfortunately, we have to cancel.

残念ながら、中止にしなければならない。)

We will, frankly, need more time.

率直に言って、もっと時間が必要だ。)

語順
  • be動詞のあと:S + be + probably/definitely + C(例:She is probably right.
  • 助動詞のあと:S + will/can + probably + V(例:They will probably agree.
  • 一般動詞のみ:S + probably + V(例:I probably know the answer.

She is probably right.

(彼女はおそらく正しい。)

スコープ

文修飾は命題全体に作用。動作のしかたを言う「様態副詞」(clearly=「はっきりと」)と区別を意識。

Clearly, he explained the problem.

明らかに/はっきり言って、彼はその問題を説明した=話し手の評価

He explained the problem clearly.

(彼はその問題をはっきりと説明した=説明の様態

注意
  • 重ねすぎNG:× Very probably maybe(強調や推量の副詞をむやみに重ねない)。 It is highly likely that ... のように言い換え。
  • 語登録の違い:maybe は口語的、perhaps はややフォーマル。
  • 法的ニュアンス:allegedly は「容疑の段階」や「伝聞」を示し、断定を避ける効果。
覚え方:文頭に置けば「地の文のトーン」文中に挿めば「一言補足」文末は「そっと添える」。この三段階で使い分けましょう。

💬 例文で感覚をつかもう!(文全体を修飾する副詞)

態度・評価 文頭が自然

Honestly, I don’t understand the instructions.

正直に言うと、その指示が理解できません。)

honestly=「率直に言えば」。話し手の姿勢を文全体に乗せます(動作の“誠実さ”ではない点に注意)。
態度・評価 やや強めの直言

Frankly, this plan isn’t realistic.

率直に言って、この計画は現実的ではありません。)

frankly は相手に厳しめの評価を伝えるときに使われやすい。言い過ぎに注意。
認識・推定 根拠は外部の情報

Apparently, the store is closed today.

どうやら、その店は今日は休みらしい。)

apparently=「見たところ/聞くところによると」。自分の直接体験ではない感じを出します。
伝聞・情報源 客観的トーン

Reportedly, the two companies will merge next year.

報道によれば、その2社は来年合併する。)

reportedly はニュース文体でよく使われる伝聞のマーカー。断定を避けたいときに便利。
確信度(弱) 文頭OK

Perhaps he missed the train.

もしかすると、彼は電車に乗り遅れたのかもしれない。)

perhaps はやや堅い。口語では maybe。どちらも推量を文全体にかけます。
確信度(強) 丁寧・改まった文体

Certainly, we can arrange a refund.

もちろん、返金の手配は可能です。)

certainly / definitely / surely は確信の強さを表す。ただし surely は反語っぽくなることも。
希望 自然な口語

Hopefully, the weather will improve by afternoon.

うまくいけば、午後までに天気は良くなるでしょう。)

意味は「期待をこめて言えば」。天気が希望しているわけではありません(文全体のトーン)。
態度・評価 フォーマル

Regrettably, we cannot accept any more applications.

遺憾ながら、これ以上の申請は受け付けられません。)

regrettably / unfortunately は悪い知らせの前置き。ビジネスメールで便利。
話題の提示 学術・説明

Interestingly, both groups reached the same conclusion.

興味深いことに、両グループは同じ結論に達した。)

読み手の注意を促すディスコース標識。surprisingly / notably なども近い働き。
基準・定義 細則の断り

Technically, the ticket is non-refundable.

厳密には、そのチケットは返金不可です。)

technically / strictly speaking は規則面の注意書きに最適。柔らげたいなら formally なども。
注意喚起 会話的

Seriously, you need to back up your files.

真剣に言って、ファイルはバックアップすべきだよ。)

冗談でなく本気で、という前置き。Look と同様に注意を集める働きも。
態度・評価 ポジティブ

Thankfully, no one was hurt.

ありがたいことに、けが人はいなかった。)

thankfully は話し手の安堵や感謝の気持ちを文全体にかける副詞。
注意点 誇張に使わない

Literally, the lake froze overnight.

文字どおり、その湖は一晩で凍った。)

誇張で「マジで」の意味に使う口語もあるが、学習段階では「実際に」の意味で使うのが安全。
恋愛 態度・評価 心からの前置き

Honestly, I love you.

本当に、あなたを愛しています。)

気持ちをまっすぐに伝えるときの前置き。truly / sincerely でも丁寧に言い換え可能。

7 FAQ:文全体を修飾する副詞(stance / sentence adverbs)

Adv, S + V ...(文頭・カンマ)/ S + , Adv, + V ...(文中・挿入)/ S + V ... Adv(文末)  代表 fortunately / unfortunately / honestly / frankly / probably / perhaps / maybe / apparently / reportedly / technically / admittedly

文修飾は「話し手の気持ち・評価」を文全体に乗せます。様態は「どうやって?」という動作のしかた。

Honestly, I don’t know the answer.

正直に言うと、答えは分かりません。)

He answered honestly.

(彼は正直に答えた。)

  • Unfortunately / Fortunately / Frankly / Honestly / Technically / Admittedly などはカンマで区切るのが普通。
  • Maybe / Perhaps は口語でカンマなしでも自然(書き言葉では入れても可)。

Unfortunately, the museum is closed on Mondays.

残念ながら、その博物館は月曜休館です。)

前後をカンマ2つで挟みます。読点の役割で読みやすく。

We will, frankly, need extra time.

率直に言って、追加の時間が必要です。)

文末の probably / maybe は、言い切りを弱める口語的な響きに。

She will join us probably.

(彼女はたぶん参加するよ。)

書き言葉では She will probably join us. がより中立的。

  • maybe:口語的。文頭で自然(Maybe he’s late.)。
  • perhaps:ややフォーマル。文頭・文中どちらも可。

Maybe we should try a different route.

もしかすると、別の道を試した方がいいかも。)

  • certainly:丁寧・事務的に「確かに/もちろん」。
  • definitely:はっきり強い断言。「間違いなく」。
  • surely:相手への同意・驚きを含むことあり(Surely you’re joking?)。

Certainly, we will send a replacement.

もちろん、代品をお送りします。)

OK。現代英語では文頭の Hopefully, ... は自然な「うまくいけば」の意味です。

Hopefully, the traffic will ease soon.

うまくいけば、渋滞はすぐ緩和するでしょう。)

  • apparently:見聞にもとづく「どうやら/らしい」。
  • obviously:話し手にとって「明らかに/当然」。強め。

Apparently, the meeting moved to Friday.

どうやら会議は金曜に移ったようだ。)

literally は「文字どおりに」。学習段階では誇張には使わないのが安全。

Literally, the pipes froze overnight.

文字どおり、配管が一晩で凍った。)

  • be動詞のあと:She is probably right.
  • 助動詞のあと:They will probably agree.
  • 一般動詞のみ:I probably know.

They will probably join later.

(彼らはおそらくあとで参加する。)

Indeed は文頭で前文を受けて同意強化、文末で「本当に」の上品な添え。

Indeed, this is a major step forward.

確かに、これは大きな前進だ。)

Admittedly は「確かに〜だが…」という譲歩の前置き。後半で本題を述べます。

Admittedly, the tool is expensive, but it saves time.

確かにそのツールは高いが、時間は節約できる。)

8. 補語になる

一部の副詞は、単なる「飾り(修飾)」ではなく、補語(complement)として 文の意味を完成させます。とくに be / become / get / stay / go / come などの 状態・位置を表す動詞のあとで 場所・状態の言い切りを作ることがよくあります。 例:on(オンの状態), off(オフの状態), in / out, away, abroad, here / there, upstairs / downstairs など。

The vacation is over.

(休暇は終わった状態の言い切り

The kids are out.

(子どもたちは外出中・不在だ。)

Keep the TV on.

(テレビをつけたままにしておいて。)

Lesson 076 / Section 8

要点サマリー:副詞が「補語」になるときの見取り図

用語
  • 主語補語(SVC)S + be/状態動詞 + CC が文のゴール(= 主語の状態・位置を言い切る)。例:The store is open / out / abroad.
  • 目的語補語(SVOC)S + V + O + CO の結果状態を言い切る。例:Keep the door open / the TV on / your phone off.
  • ここでの Con / off / in / out / away / here / there / upstairs などの副詞(状態語)が入ることがある。
見分け方
  • 削除テスト:補語を消すと意味が未完成に感じる → 補語の可能性が高い。
    The vacation is ( ).(未完成)→ over が必要。
  • 質問テスト:Where / In what state?(どこに?どんな状態に?)と尋ねられる語は補語になりやすい。

We are in.

(私たちは在室・受け付け中です。)

SVCS + be/stay/go/come + Adv
例:He is out.The lights are on.She went abroad.
SVOCS + keep/leave/put + O + Adv
例:Keep it on.Leave the window open(※openは形容詞/比較のために掲載)/Put your phones away.
頻出
on / off in / out here / there / home away / back abroad / overseas upstairs / downstairs / inside / outside over
home は前置詞 to を伴わないのが自然: go home× go to home
注意
  • 副詞か前置詞句か:in 単独(副詞)と in the room(前置詞+名詞)を区別。どちらも補語の位置に来られるが、品詞が異なる。
  • 形容詞との境目:open/closed は形容詞、on/off は副詞(状態語)として使われることが多い。どちらも補語の席に座れる。
  • 語順:命令文の SVOC は「動詞 + 目的語 + 補語」。例:Keep your voice down.down=副詞)。

The meeting is over.

(会議は終了だ。)

Please keep your phone off.

(携帯電話は電源オフのままにしてください。)

覚え方: 副詞=「スイッチの状態」や「位置」を言い切ることがあるon/off/in/out などは 「飾り」ではなく文のゴール(補語)になることを意識しよう。

💬 例文で感覚をつかもう!(副詞が補語になる)

SVC(主語補語) 状態

Our router is down.

(うちのルーターは落ちている/不調です。)

down はIT文脈で「停止中」。be + down状態の言い切り(補語)。

SVC 状態

The projector is on again.

(プロジェクターは点いてまた動いています。)

on=「オンの状態」。again は「再び」。
SVC 帰還

He is back.

(彼は戻ってきている/帰っている。)

back は「以前いた場所・状態」へ戻ったことを示す状態語
SVC 場所

She went abroad after college.

(彼女は大学卒業後に海外へ行った。)

abroad は副詞。「× to abroad」にならない点に注意。
SVC 場所

Everyone is outside.

(みんなにいるよ。)

outside は副詞(名詞なし)。outside the room は前置詞+名詞。
恋愛 SVC

I’m here for you.

(私はここにいるよ=あなたの味方だよ。)

here は場所の言い切り(補語)。for you は「支える」気持ちを添える句。
SVC 場所

Is Tom home?

(トムは家にいますか?)

home は副詞。× go to home go home
SVC 状態

Dad is away on business.

(父は出張で不在です。)

away=「離れて」。on business=「仕事で」。
SVC 場所

The cat is inside.

(猫はにいる。)

inside は副詞。「~の中に」は inside the box(前置詞+名詞)。
SVC 場所

The children are upstairs.

(子どもたちは上の階にいる。)

upstairs / downstairs は副詞(名詞なしでOK)。
SVOC(目的語補語) 状態維持

Please keep your cameras off during the movie.

(映画の間はカメラをオフのままにしてください。)

keep + O + off/on=「Oをオフ/オンの状態に保つ」。off補語
SVOC 位置固定

Leave your shoes outside.

(靴は外に置いておいてください。)

leave + O + Adv=「Oを〜の状態に残す」。
SVOC 片付け

Put the chairs away after the event.

(イベント後は椅子を片付けてください。)

away=「離してしまう/収納する」方向の副詞。結果状態を表す補語。
SVOC 程度制御

Please keep your voice down in the library.

(図書館では声を小さくしてください。)

down は「低い状態」。keep + O + down=「Oを低く保つ」。
SVOC 帰還

Bring the kids back by nine, please.

(子どもたちは9時までに連れ戻してください。)

back は「元の場所へ」。bring + O + back で結果状態=「戻った状態」を作る。

8 FAQ:補語になる副詞(on / off / in / out / here / there / away / back / home / abroad など)

S + be/stay/go/come + Adv(SVC)/ S + keep/leave/put + O + Adv(SVOC) 代表補語 on/offin/outhere/there/homeaway/backinside/outsideabroad/overseas よく使う動詞 be / stay / go / come / keep / leave / put

どちらも文の意味を完成させる点は同じですが、副詞Cは場所・方向・オン/オフなどの「状態」を一語で言い切ることが多く、形容詞Cは性質・状態を述べます。

The lights are on.

(照明は点いている。)— 副詞が補語

The store is open.

(店は開いている。)— 形容詞が補語

  • on/off:電源・スイッチなどの作動状態(副詞C)
  • open/closed:店・ドアなどの開閉状態(形容詞C)

All microphones are off now.

(マイクは今すべてオフです。)

in 単独は副詞(場所の言い切り)、in the room前置詞+名詞。どちらも補語位置に来られますが、品詞が異なります。

He is in.

(彼は在室です。)

He is in the room.

(彼は部屋の中にいます。)

home はここでは副詞(目的地の言い切り)なので to を不要とします。名詞として「家」を言うなら at home など別構文。

Let’s go home.

家に帰りましょう。)

  • abroad副詞× to abroad go abroad
  • overseas:副詞にも形容詞にもなる(go overseas / overseas clients

She studied abroad for a year.

(彼女は1年間留学(海外で学習)した。)

here/there副詞なので目的地の言い切りができます。通常は to を付けません(× go to here)。

Come here, please.

(こちらへ来てください。)

動詞 + 目的語 + 補語 の順。補語に副詞を置いて結果状態を言い切ります。

Please keep your phones off.

(携帯電話はオフのままにしてください。)

自然です。stay/remain は「状態維持」の動詞。on / off / in / out などの副詞Cと相性が良いです。

Please stay inside until it stops raining.

(雨がやむまで屋内にいてください。)

どちらも「遠くに」。far away は口語で情緒的・強調的。補語として場所の言い切りに使えます。

My hometown is far away.

(私の故郷は遠くにある。)

  • 存在文:There is/are ...there はダミー主語(場所を指さない)。
  • 場所副詞:I’ll be there.there副詞C(「そこに」)。

I’ll be there at six.

(6時にそこに行きます/います。)

stay upup は「起きた状態でいる」ことを表す副詞。late を足すと「遅くまで」の程度を加えます。

We stayed up late to watch the meteor shower.

(流星群を見るために遅くまで起きていた。)

back は「元の場所・状態へ」。結果状態を作る補語として put/bring/take + O + back などでよく使います。

Please put the books back on the shelf.

(本は棚に戻してください。)

9. 接続詞の役割をする(文と文をつなぐ副詞)

接続副詞(conjunctive adverbs)は、文と文の関係を示す副詞です。 例:however(しかし)、therefore(だから)、nevertheless(それでも)、moreover(さらに)、otherwise(さもなければ)など。 これらは副詞なので、文頭・文中(挿入)・文末に置け、話の流れ(対立・結果・追加・条件・時間のつながり)を明確にします。

ただし純粋な接続詞and / but / because など)とは品詞が異なります。 接続副詞で2つの完全文を直接つなぐときは、前にセミコロン後ろにカンマが基本です(例:S + V; however, S + V.)。

Lesson 076 / Section 9

要点サマリー:接続副詞の働き・句読点・代表表現

用語
  • 接続副詞:文と文の論理関係を示す副詞(対立・結果・追加・例示・時間・条件・転換)。
  • 接続詞との違いand / but / because接続詞(語と語、節と節を直接つなぐ)。however / therefore副詞なので、句読点ルールが必要。
句読点
  • 2つの完全文をつなぐ... ; however, ...... . However, ...
  • 文中挿入..., however, ...(前後をカンマで挟む)
  • 文末..., however.(控えめに補足)

We left early; however, the traffic was heavy.

(早く出たのに、渋滞はひどかった。)

位置
  • 文頭:話の切り替えがクリア(However, / Therefore, / Meanwhile, ...)。
  • 文中:挿入でトーンをやわらげる(..., however, ...)。
  • 文末:控えめな追加や対立の含み(..., though. は接続副詞ではなく接続詞の派生用法に近いが、口語で類似の働き)。

The server was down; therefore, we postponed the launch.

(サーバーが落ちていた。だから、公開を延期した。)

代表カテゴリ
対立・逆接however / nevertheless / nonetheless / still / instead / on the other hand / yet*
*yet は等位接続詞としても使われる点に注意。
結果therefore / thus / consequently / hence / as a result
追加・並列moreover / furthermore / besides / in addition
時間・転換・条件meanwhile / afterwards / then / otherwise

It was expensive; moreover, it was poorly made.

(高かった。そのうえ、作りもよくなかった。)

コツ
  • テスト①:文頭に出しても意味が通るなら接続副詞の可能性大(例:However, ...)。
  • テスト②:等位接続詞に置き換え可能か? → howeverbut に、thereforeso に意味が近いが句読点ルールが異なる。
  • レジスター:moreover / nevertheless / consequently はややフォーマル、so / then / still は口語寄り。

Take an umbrella; otherwise, you’ll get soaked.

(傘を持っていきなさい。さもないと、びしょ濡れになるよ。)

注意
  • but + however の重ねは不可:× But however, ... However, ... または But ... のどちらか一方。
  • therefore に接続詞の力はない:2文をつなぐなら ;, が必要。× *..., therefore ...(コンマだけ)
  • still の位置:文頭 Still, ... は「それでも」。動作副詞の still(「まだ」)と混同しない。
  • so の2つの顔:So, ...(文頭の談話マーカー)と等位接続詞..., so ... は使い分ける。

He was injured; nevertheless, he finished the race.

(彼はけがをしていた。それでも、レースを完走した。)

Still, I’ll help you.

それでも、手伝うよ。)

覚え方: 「等位接続詞はハイウェイ直結、接続副詞は料金所(句読点)経由」but / and は直結、however / therefore;, を通って安全に接続!

💬 例文で感覚をつかもう!(接続副詞:however / therefore / moreover / otherwise ...)

対立・逆接 文頭/文中可

I practiced for months; however, my hands were still shaking.

(何か月も練習した。しかし、手はまだ震えた。)

完全文 ; however, 完全文 の形。however は「しかし」。セミコロン(;)とカンマ(,)がセット。

結果 フォーマル寄り

The file was corrupted; therefore, we restored a backup.

(ファイルが壊れていた。その結果、バックアップを復元した。)

therefore=「だから/その結果」。2文をつなぐときは ;, を忘れない。

結果 論理的

The bridge was closed; thus, all buses were delayed.

(橋が封鎖された。そのため、バスはすべて遅れた。)

thus は書き言葉で「よって」。科学・報告書でよく見る。

結果 フォーマル

He missed the last train; consequently, he stayed at a hotel.

(彼は終電を逃した。その結果、ホテルに泊まった。)

consequently は「結果として」。因果のつながりをハッキリ示す。

逆接 かたい文体

The task was risky; nonetheless, we moved forward carefully.

(作業は危険だった。それでもなお、私たちは慎重に進めた。)

nonethelessnevertheless の兄弟。逆風の中でも進むニュアンス。

追加 フォーマル

The library is quiet; moreover, the staff are very helpful.

(その図書館は静かだ。そのうえ、スタッフもとても親切だ。)

強い「付加」。スピーチ・レポートで自然。口語なら also/besides も可。

追加 論証を積む

The course is free; furthermore, it offers certificates.

(その講座は無料だ。さらに、修了証も出る。)

furthermore は主張を積み上げるときに便利。

転換・代替 口語でも多用

We planned a picnic; instead, it rained all day, so we cooked at home.

(ピクニックの予定だった。代わりに、一日中雨だったので家で料理した。)

「AのはずがBに」。instead 前はセミコロン、後はカンマが基本。

条件的転換 注意喚起

Save your work; otherwise, you may lose your changes.

(作業を保存しなさい。さもないと、変更が消えるかも。)

otherwise は「もしそうでなければ」。軽い条件のニュアンス。

同時進行 文頭(新文)

The kids were playing outside. Meanwhile, I prepared dinner.

(子どもたちは外で遊んでいた。その間、私は夕食を作った。)

新しい文で Meanwhile, と始める型。並行作業を示す。

追加 フォーマル寄り

She speaks Spanish; in addition, she understands Portuguese.

(彼女はスペイン語を話す。さらに、ポルトガル語も理解する。)

in addition は「加えて」。メール・ビジネス文書でよく使う。

結果 かたい書き言葉

He didn’t set an alarm; hence, he overslept.

(彼は目覚ましをセットしなかった。それゆえ、寝過ごした。)

hence は形式ばった文で用いられる。「ゆえに」。

対照 語句は長め

The city is expensive; on the other hand, salaries are higher.

(その街は物価が高い。一方で、給料は高い。)

対照比較を示す転換句。;, を忘れずに。

順序・時間 口語OK

Finish your homework; then, you can watch a movie.

(宿題を終えなさい。それから、映画を見てもいい。)

then は時間の順番をつなぐ談話マーカーとしても機能。

逆接 恋愛

We had a tough week; nevertheless, I truly love you.

(大変な一週間だった。それでも、私は本当にあなたを愛している。)

nevertheless は「それにもかかわらず」。強い気持ちや意志を残して逆接する時に自然。

9 FAQ:接続副詞(however / therefore / moreover / otherwise など)

S + V; Conjunctive Adverb, S + V. 位置文頭・文中(挿入)・文末 句読点;(前)+,(後)

  • but=等位接続詞。カンマで一つの文に二つの節を直接つなげられる:..., but ...
  • however=接続副詞。二つの完全文をつなぐときは ;, が基本。

It looked easy; however, it took hours.

(簡単そうに見えた。しかし、何時間もかかった。)

注意:× *But however, ... の重ねは不可。どちらか一方を使う。

  • so=等位接続詞(口語的)。..., so ...
  • therefore=接続副詞(ややフォーマル)。...; therefore, ...

The roads were icy; therefore, school was canceled.

(道路が凍結していた。そのため、休校になった。)

  • Still, ...=接続副詞(「それでも」)。文頭に置き、前文と対立。
  • still(「まだ」)=時間の副詞。文中で動詞などを修飾。

Still, we kept going.

それでも、私たちは続けた。)

She still lives here.

(彼女はまだここに住んでいる。)

両方あります。接続副詞的に「次に」と段取りを示すことも、時間副詞として「その時」を表すことも。

First, wash your hands; then, start cooking.

(まず手を洗いなさい。それから料理を始めなさい。)

カンマだけで二つの完全文をつなぐのは comma splice(コンマの誤用);,、または文を分ける。

We were tired; however, we finished the job.

(疲れていた。しかし、仕事をやり終えた。)

  • 接続詞..., yet ...(しかしながら)
  • 副詞not ... yet(まだ〜でない)

It was cold, yet we kept swimming.

(寒かった。それでも泳ぎ続けた。)

I haven’t finished yet.

(私はまだ終えていない。)

  • instead=接続副詞(「その代わりに」)。文頭/文中で文と文をつなぐ。
  • instead of + 名詞/動名詞=前置詞句(AではなくB)。

We didn’t drive; instead, we took the train.

(車では行かなかった。代わりに電車で行った。)

I wrote an email instead of calling.

(電話する代わりにメールを書いた。)

  • meanwhile=接続副詞(その間に)。文頭で新文に置く。
  • while=接続詞(〜の間)。While S + V, S + V ...

She cleaned the kitchen. Meanwhile, I did the dishes.

(彼女が台所を掃除した。その間、私は皿洗いをした。)

While she cleaned the kitchen, I did the dishes.

(彼女が台所を掃除している、私は皿洗いをした。)

意味はほぼ同じ(どちらも「それでも」)。文体の好み・語感の違いで選ばれることが多いです。

He failed the test; nevertheless, he kept studying.

(彼はテストに落ちた。それでも勉強を続けた。)

It was late; nonetheless, the café was crowded.

(遅い時間だった。それにもかかわらず、カフェは混んでいた。)

  • 接続副詞Besides, ...(そのうえ/加えて)— 口語寄り。
  • 前置詞besides A(Aのほかに/A以外に)。

Besides, we don’t have enough time.

それに、時間が足りない。)

Besides math, she studies physics.

(数学に加えて、彼女は物理も学んでいる。)

どちらも見られます。一般文では Thus, ... とカンマを置くことが多く、学術文では Thus we ... と省くこともあります。

Thus, we confirm the hypothesis.

よって、仮説を確認する。)

hence はフォーマルで、「結果として」を短く示す表現が可能:hence + 名詞

The festival drew many visitors; hence the long lines.

(祭りに多くの来場者があった。その結果、長い行列ができた。)

🧾 総まとめ:副詞の用法(Lesson 076)

副詞(adverb)は「動作・状態・全体の言い方」を補い、動詞・形容詞・他の副詞・句/節・文全体まで幅広く修飾できます。 また、接続副詞however, therefore など)は文と文の論理関係を示し、前にセミコロン後ろにカンマの句読点が基本です。

位置の大原則は次の3つ:①文修飾は文頭②頻度は「一般動詞の前・be動詞の後」③様子(manner)は文末寄り。迷ったらこの順で考えましょう。

Lesson 076 / Summary

要点チェック(理解しているかサッと確認)

  • 守備範囲 副詞は 動詞・形容詞・副詞・句/節・文全体・補語 を修飾できる。

    She sings beautifully.

    (彼女は美しく歌う。)

  • 多くは 形容詞 + lyquick → quickly)。ただし fast は無変化、hard は「一生懸命に」。

    He works hard.

    (彼は一生懸命働く。)

  • 頻度 often / always / usually などは一般動詞の前・be動詞の後

    She often studies at night.

    (彼女はよく夜に勉強する。)

  • 様子(manner) ふつう文末または目的語の後で自然(短い動詞句なら動詞直後も可)。

    He answered the question calmly.

    (彼はその質問に落ち着いて答えた。)

  • 程度 very / quite / rather形容詞・副詞の前へ。much は比較級や過去分詞と相性が良い。

    This is much better.

    (これはずっと良い。)

  • 文修飾 文頭に置いて話の流れを示す:However, ... / Therefore, ...

    However, we decided to wait.

    しかし、私たちは待つことにした。)

  • 接続副詞の句読点 S + V; however, S + V.;, をセット)
  • 補語になる副詞 be/stay + on/out/homekeep/leave/put + O + on/off/back などで状態を言い切る

    Please keep your phones off.

    (携帯はオフにしておいてください。)

  • 前置詞いらず home / abroad / here / there は副詞として目的地を言い切る(× go to home)。

    Let’s go home.

    家に帰りましょう。)

  • 似た語の区別 hard(一生懸命に)vs hardly(ほとんど〜ない)、late(遅く)vs lately(最近)。

    She has hardly slept lately.

    (彼女は最近、ほとんど眠れていない。)

用途 × 位置 早見表(どこに置く? どう書く?)

用途 典型位置 基本型(code) 注意 最小例
動詞を修飾(様子・方法) 文末/目的語の後 S + V + O + AdvS + V + Adv 自然な語順:短い動詞句なら動詞直後も可

He closed the door quietly.

(彼はドアを静かに閉めた。)

形容詞を修飾(程度) 形容詞の前 Adv + Adj very / quite / rather など

It’s very cold.

(とても寒い。)

他の副詞を修飾(程度) 副詞の前 Adv + Adv quite / very / rather など

She runs very fast.

(彼女はとても速く走る。)

句・節を修飾(理由・時間など) 句/節の直前や文末 Adv + [phrase/clause] 文脈で意味が決まる

I left right after lunch.

(昼食のすぐ後に出発した。)

文全体を修飾(談話マーカー) 文頭(+カンマ) Adv, S + V ... 話の流れを明確に

Therefore, we changed the plan.

だから、計画を変えた。)

補語(SVC・SVOC)としての副詞 動詞の後(C位置) S + be/stay + AdvS + V + O + Adv home / here / there / on / off / back など

The lights are on.

(照明は点いている。)

接続副詞(文と文の接続) 文頭 / 文中挿入 / 文末 S + V; however, S + V. ;, をセット/but とは品詞が違う

We tried; however, it failed.

(努力した。しかし、うまくいかなかった。)

頻度副詞(位置ルール) 一般動詞の前/be動詞の後 S + Adv + VS + be + Adv :always / usually / often / sometimes

She is usually early.

(彼女はたいてい早く来る。)

比較級の強調 比較級の前 Adv + 比較級 much / far / a lot などで増減を強調

This route is much faster.

(このルートの方がずっと速い。)

コツ:迷ったら「文頭=話の流れ」「動詞まわり=様子」「形容詞・副詞の前=程度」の3本柱で位置を決める。接続副詞は ;, の「料金所」通過を忘れずに。

接続副詞の句読点ミニチャート(however / therefore / nevertheless など)

接続副詞(conjunctive adverbs)は2つの完全文をつなぐとき、 前にセミコロン ;後ろにカンマ , を置くのが基本です。 文中に挿入する場合は前後をカンマで挟むのが原則。

型 A S + V; however, S + V.

The forecast looked fine; however, the game was canceled.

(天気予報は良さそうだった。しかし、試合は中止になった。)

2つの完全文を ;, で安全接続。
型 B S + V. However, S + V.

It started to snow. However, the roads were clear.

(雪が降り始めた。しかし、道路は空いていた。)

新しい文として切り出す方法。フォーマルでも自然。
型 C ..., however, ...

The plan, however, needs more time.

(しかしながら、その計画にはもっと時間が必要だ。)

挿入は前後カンマで区切るのが基本。
型 D ..., however.

We couldn’t book any seats, however.

(しかし、座席は1つも予約できなかった。)

文末は控えめな逆接の含み。正式文書では多用しない。
NG例(comma splice): × *We were ready, however, the venue was closed. We were ready; however, the venue was closed.

形の作り方ショートガイド(-ly中心/意味の差に注意)

基本 多くは 形容詞 + lyquick → quicklycareful → carefullypolite → politely

She answered politely.

(彼女は礼儀正しく答えた。)

スペリング
  • -y-ilyhappy → happily / easy → easily
  • true → trulye を落として -ly)/simple → simply
  • -ic 多くは -icallybasic → basicallytragic → tragically(※public → publicly は例外)

Her idea was explained clearly and simply.

(彼女の考えは分かりやすく、そして簡潔に説明された。)

意味が変わるペア
hard(一生懸命に) vs hardly(ほとんど〜ない)

They hardly talked.

(彼らはほとんど話さなかった。)

late(遅く) vs lately(最近)

I’ve been busy lately.

最近忙しい。)

near(近くに) vs nearly(ほとんど)

We waited for nearly an hour.

(私たちはほぼ1時間待った。)

high(高く) vs highly(非常に/高く評価して)

The book is highly recommended.

(その本は非常におすすめされている。)

例外・無変化
  • fast / hard / late / early などは形容詞・副詞どちらでも使える形がある(無変化)。
  • slow は副詞として口語で可(Drive slow.)だが、書き言葉は slowly が無難。
  • free → freely(自由に)、close → closely(密接に/綿密に)など、-ly で意味が明確になる語に注意。

Please read the terms carefully.

(利用規約を注意深く読んでください。)

よくあるミス早見表(赤系アラート)

1) however のコンマ誤用(comma splice)
× *We were ready, however, the venue was closed.
We were ready; however, the venue was closed.

We were ready; however, the venue was closed.

(準備はできていた。しかし、会場は閉まっていた。)

2) but however の重ね打ち
× *But however, we continued.
どちらか一方:But we continued.However, we continued.

However, we continued.

しかし、私たちは続けた。)

3) 形容詞のまま使用(副詞が必要)
× *Please speak clear.
Please speak clearly.

Please speak clearly.

(はっきり話してください。)

4) go to homehome は副詞)
× *We went to home early.
We went home early.

We went home early.

(私たちは早く家に帰った。)

5) verymuch の相性
× *I very like it.
I like it very much.I like it a lot.

I like it very much.

(私はそれがとても好きだ。)

6) still の2つの顔(「それでも」vs「まだ」)
× 用途の混同
Still, ...(それでも)/still + 動詞(まだ)

Still, I respect her decision.

それでも、彼女の決断を尊重する。)

She still lives with her parents.

(彼女はまだ両親と一緒に住んでいる。)

7) enough の位置
× *an enough big room
形容詞の後ろ:a big enough room/名詞の前:enough time

We need enough time.

(私たちには十分な時間が必要だ。)

確認テスト(要点チェック)

大人向けの内容を、小学生でも読める言葉でまとめた5問のミニテストです。 迷ったら「文頭=話の流れ動詞まわり=様子形容詞・副詞の前=程度」の3本柱を思い出しましょう。

  1. 句読点 Q1. 正しい文を選びなさい(however の接続)。
    接続副詞は「前にセミコロン ;」「後ろにカンマ ,」が基本。
    正解B

    S + V; however, S + V. の形で、; の後に however、その直後に , を置きます。

    It was raining; however, we left.

    (雨が降っていた。しかし、私たちは出発した。)

  2. 位置(頻度) Q2. always の正しい位置はどれ?(be 動詞のとき)
    頻度副詞は「一般動詞の前」「be動詞の後」。
    正解B

    be 動詞の後に頻度副詞を置きます(is + always)。

    She is always calm.

    (彼女はいつも落ち着いている。)

  3. 語形 Q3. 正しい文を選びなさい(話し方の様子)。
    動作の「様子」を言うときは副詞(-ly 形)。
    正解B

    clear は形容詞、「はっきりと」は副詞の clearly を使います。

    Please speak clearly.

    はっきりと話してください。)

  4. 目的地(副詞) Q4. 正しい文を選びなさい(home の前置詞)。
    home / here / there / abroad は副詞として単体で使える。
    正解B

    home は副詞なので to は不要です。

    Let's go home now.

    (今、家に帰りましょう。)

  5. 語順 Q5. 正しい語順を選びなさい(enough の位置)。
    enough は形容詞の後ろに置く(名詞を修飾する場合)。
    正解B

    形容詞 big の後に enough を置いて「十分に大きい部屋」。

    We found a big enough room for four.

    (4人に十分に大きい部屋を見つけた。)

ヒント: however は接続副詞(;,)、 頻度副詞は be 動詞の後/一般動詞の前、様子は文末寄り、home は副詞、enough は形容詞の後ろ。

用語ミニ辞典(副詞まわりのキーワード)

できるだけやさしい言葉で、レッスン内で使う専門用語を短く整理しました。必要に応じて code で「型(かた)」を示します。

adverb(副詞)
動作や状態の「どんなふうに・いつ・どこで・どれくらい」を補う語。 quickly, often, here
adverbial(副詞相当語句)
副詞と同じ働きをする 語句(句や節)。 right after lunchwhen S + V
modifier(修飾語)
他の語を説明して意味をくわえる語。副詞は 動詞・形容詞・副詞・句/節・文 を修飾できる。
complement(補語)
主語や目的語の「状態・結果」を言い切る部分。 S + be + CS + V + O + C。副詞が入ることも(on/off/home など)。
conjunctive adverb(接続副詞)
文と文の論理関係を示す副詞。句読点 S + V; however, S + V.Therefore, ...
discourse marker(談話マーカー)
話の流れを示す合図。 first, then, finally, however
phrase / clause(句・節)
phrase=主語と動詞を含まない語のまとまり。clause=主語と動詞を含むまとまり。
degree adverb(程度の副詞)
強さ・量を示す副詞。相性 形容詞/副詞の前:very / quite / rather、比較級の前:much / far
manner adverb(様子の副詞)
「どんなふうに」を表す。位置は文末寄り:S + V + O + AdvS + V + Adv
frequency adverb(頻度の副詞)
「どれくらいの回数」を表す。位置は 一般動詞の前/be動詞の後always / usually / often / sometimes
ワンポイント:話の流れ=文頭の副詞」「様子=文末寄り」「程度=形容詞/副詞の前」の3本柱を覚えると迷いにくいです。

音で覚えるミニ例(耳で位置とリズムをつかむ)

それぞれ 7〜9語ほどの短文。声に出してまねし、強調した副詞の位置と音を一緒に覚えましょう。

文修飾 接続副詞

Therefore, we will start at ten.

だから、10時に始めます。)

「理由→結論」の合図は文頭+カンマ。Therefore, ...
頻度 位置ルール

I sometimes forget my keys.

(私はときどき鍵を忘れます。)

一般動詞の前に頻度副詞:S + Adv + V
様子(manner) 文末寄り

He spoke softly.

(彼は静かに話した。)

様子は文末が基本:S + V + Adv
目的地(副詞) 前置詞なし

We came home late.

(私たちは遅く家に帰ってきた。)

home は副詞。× to home
比較の強調 程度副詞

This model is far more expensive.

(このモデルははるかに高い。)

比較級の前で量感を出す:much / far / a lot + 比較級

🔁 次におすすめのレッスン

「副詞の用法」を学んだ今、種類・位置・語形・注意点を順に深めると、実戦力がグッと上がります。

続きで伸ばす
最もおすすめ 副詞

Lesson 077:副詞の種類

意味別(様子・時間・場所・頻度・程度・否定・焦点など)に整理。用法で学んだ「動かし方」を、語の性格から素早く判断できるように。

  • hard / hardlylate / lately など紛らわしいペアを一網打尽
  • 会話でよく使う頻出コアイテムに集中
副詞 配置のコツ

Lesson 078:副詞の位置

「文頭=話の流れ」「一般動詞の前=頻度」「文末寄り=様子」など、迷いがちな置き場所をケース別に。

  • 目的語の前後どちら? を図解で判断
  • only / even / just当てはめ位置
副詞 語形成

Lesson 079:副詞の語形

形容詞 + ly を中心に、-y → -ily-ic → -icallypublic → publicly 等のスペリング規則と例外を整理。

  • fast / hard / early など無変化副詞の扱い
  • close → closely など意味の変化
副詞 要注意

Lesson 080:注意すべき副詞の用法

接続副詞の句読点(;,)や enough / almost / too の位置など、落とし穴を先回りで回避。

  • howeverbut役割の違い
  • hardly / scarcely否定の含み
比較 次の章へ

Lesson 081:比較級と最上級の作り方

程度副詞(much / far / a lot)が活躍。副詞の知識で比較表現のニュアンスが一気に通じやすく。

  • much + 比較級差の大きさを表現
  • 最上級と by far相性
学び方の順番ヒント: 077(種類)→ 078(位置)→ 079(語形)→ 080(注意点)で「正しく置く・正しく書く」を固め、必要に応じて 081(比較)で程度副詞の使いこなしを強化しましょう。