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副詞の用法

Lesson 076

目次

副詞

   副詞 ( adverb ) は 「 verb ( 動詞 ) に ad ( 付加 ) する語 」という意味で、主に動詞を修飾する働きをします。名詞・形容詞や他の副詞、またはそれらに相当する句や節、さらには文全体を修飾する働きもあります。このように副詞は他の品詞に比べ、用法や文中の位置が多種多様な品詞であることが特徴です。

動詞を修飾する

The boy's behavior has improved remarkably.

( この少年の行儀はとてもよくなりました。 )

I stepped on the accelerator carefully.

( 私は注意深くアクセルを踏んだ。 )

She speaks French fluently.

( 彼女はフランス語を流暢に話す。 )

形容詞を修飾する

You are very tall.

( 君はとても背が高い。 )

She became a remarkably beautiful young woman.

( 彼女は非常に美しい女の子になりました。 )

She is quite pretty.

( 彼女はなかなかきれいだ。 )

名詞や代名詞を修飾する

He is quite a gentleman.

( 彼はまったくの紳士だ。 )

Even he cannot solve the problem.

( 彼でさえその問題を解くことができない。 )

Only you understood what I said.

( 君だけが私の言っていることを理解した。 )

他の副詞を修飾する

She smiled very happily.

( 彼女はとても幸せそうに微笑んだ。 )

She sang pretty well.

( 彼女はかなりうまく歌った。 )

I like her very much.

( 私は彼女が大好きだ。 )

句や節を修飾する

It's now possible to fly entirely around the world.

( 今や飛行機で世界のどの場所にも行けます。 )

I did it simply because I like her.

( 私は彼女を好きだからこそ、それをやった。 )

He left soon after her arrival.

( 彼は彼女の到着後すぐに立ち去った。 )

文を修飾する

   ふつう文修飾の副詞は文頭に置かれますが、文中や文末に置かれる事もあります。文末に置く場合は追加で表現したい気持ちがあるときに用いらることが多い。

Maybe she will come here, too.

( 多分、彼女も来るかもしれません。 )

She will certainly become ill if she goes on working like that.

( あんなに働いてばかりいたんでは彼女はきっと病気になってしまう。 )

He could not go to school, unfortunately.

( 運悪く、彼は学校へ行くことができなかった。 )

補語になる

   一部の副詞は、文中の語句を修飾するのではなく、形容詞のように主格補語や目的格補語の働きをします。

School was over at three.

( 学校は 3 時に終わった。 ) - [ 主格補語 ]

The vacation is over.

( 休暇は終わった。 ) - [ 主格補語 ]

Keep the TV on.

( テレビをつけたままにしておいて。 ) - [ 目的格補語 ]

接続詞の役割をする

接続詞のような働きをする副詞として however, so, still, yet などがあります。

He is such a nice person; still I don't like him.

( 彼はいい人だけど、やはり私は彼が好きではありません。 )

I see. However, I will do it in my own way.

( わかりました。しかしながら、私は私なりのやり方でやります。 )

I offered him still more, and yet he was not satisfied.

( それ以上出すと言ったが彼は満足しなかった。 )

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