📚 クイックナビ
📚 英文法 全120 Lesson

副詞の語形

副詞は「どのように?」「どれくらい?」「いつ?どこで?」をくわしく説明してくれる“説明役のことば”。
このレッスンでは -ly のつけ方y→i などの綴り変化)や -ic→-ically の原則・例外、 形容詞と同形の副詞分詞 + ly、さらに -wise / -ward(s) / -way(s) などの複合副詞まで、 ていねいに一歩ずつ整理します。 学習のコツ:まずは “形のパターン” を覚え、例外だけピン留めする と記憶が長持ちします。

Lesson 079

英語の副詞は形(語形)で「仲間分け」できます。まずは-ly をつけるタイプと、 もともと副詞(変更なし)形容詞と同形などの大づかみをつかみましょう。

  • 「y で終わる形容詞」は y → i に変えて ly をつける(例:happy → happily)。
  • -ic で終わる語はふつう -ically(例:dramatic → dramatically)。ただし public → publicly は例外。
  • fast / early などは形容詞=副詞の同形(意味や働きは文脈で判断)。
🌱 モチベUPメッセージ:「パターン+例外の2段構え」で覚えると、覚える量が半分に感じるはず。小さな達成を積み上げよう!

目次

1. もともと副詞であるもの

副詞(adverb)は、文の中で「いつどこでどれくらいどんなふうに」をくわしく説明することばです。
このセクションでは、-ly をつけなくてもはじめから副詞として使える仲間を学びます。 例:now(今)here(ここに)there(そこに)still(今もなお)very(とても)well(上手に/体調がよい)far(遠くに) など。

🔍 用語のやさしい説明

  • 修飾:となりのことばを「くわしく」すること(例:verycold を強くする → very cold)。
  • 副詞の役割:動詞・形容詞・ほかの副詞、そして文全体をくわしく説明できます。
  • -ly 不要グループ:形を変えずにそのまま副詞(nowhere など)。
時間:now / then / still 場所:here / there / near / far 程度:very / quite / rather / so 様態:well / thus(※フォーマル)
🌱 モチベUP:「形は変えない」仲間をひと箱にまとめて覚えると、-ly グループとの違いがスッと分かります。
Lesson 079 / Section 1

用途で覚えると迷わない:ジャンル分けマップ

まずは「用途(時間・場所・程度・様態)」でグループに分け、よく使う語とコアイメージをつかみます。
near のように、前置詞形容詞でも使える語がある点は、後で判別ルールを学びます(ここでは“副詞としての顔”に注目)。

カテゴリ コアイメージ 代表語(副詞) 使い方メモ
時間 「今」「その時」「まだ」 now, then, still 継続 still=「今もなお」。否定や疑問でも使える。
📍 場所 「ここ」「そこ」「近くに/遠くに」 here, there, near, far near は副詞(=名詞なし)でも使える:draw near
📏 程度 「どれくらい?」を強める very, quite, rather, so 注意 very は形容詞・副詞を強める(動詞は直接×)。
🎼 様態 「どんなふうに?」 well, thus well=「上手に/体調がよい」。thusはフォーマル(論文・説明文寄り)。

ミニ例(最小限) — 例文は「英文 → 日本語訳 → 音声ボタン」の順で掲載しています。

時間 still(今もなお)
I still study English every night.
(私は毎晩、今もなお英語を勉強しています。)
場所 here(ここに)
Please wait here.
(ここでお待ちください。)
程度 very(とても)
It’s very cold today.
(今日はとても寒い。)
※ 動詞は very で直接強めない:× I very like it. I really like it. / I like it very much.
様態 well(上手に/体調がよい)
She sings well.
(彼女は上手に歌う。)
good は性質(名詞を説明)/well は様態(動詞を説明)というイメージ。
✅ 覚え方のコツ:用途(時間・場所・程度・様態)で箱分け → 日常でよく使う語から優先。
🔁 置き場所の基本:副詞は「動詞の前後」「文末」に置かれやすい(詳細は後続セクションで)。
💡 プチ知識:near は副詞(名詞なし)でも使える → Christmas is drawing near.
※ 品詞の見分け(副詞/前置詞/接続詞)は次ブロックで整理します。
🚀 モチベUP:今日から会話でも書くときも、まずはこのマップから1語選んで使ってみよう。
「小さな成功の反復」が長期記憶を強くします。

“副詞/前置詞/接続詞”の判別クイックルール

同じ語でも、後ろに来る形(名詞? 文? 何もなし?)で品詞が変わることがあります。
下の3ステップを上から順にチェックすると、ほとんど迷いません。

  1. 直後が「名詞(名詞句)」なら前置詞
    例:near the station(駅の近くに)/in the box(箱の中に)
  2. 直後が「主語+動詞」なら接続詞
    例:Now that he is married, ...(〜なので)/since I met her, ...(〜して以来)
  3. 上のどちらでもない(名詞を取らない)なら副詞
    例:draw near(近づく)/wait here(ここで待つ)
フレーズ 直後の形 品詞 メモ
near the station 名詞(名詞句) 前置詞 「〜の近くに」
draw near (名詞なし) 副詞 「近くに(=近づく)」
Now that he is married, ... 主語+動詞 接続詞 理由「〜なので」
wait here (名詞なし) 副詞 here=「ここに/ここで」
near と nearby の違い
  • near副詞前置詞/形容詞でも使える(柔軟)。
  • nearby副詞/形容詞。前置詞としては基本不可×nearby the stationnear the station / The station is nearby.
ミニ例(判別の感覚をつかむための最小限)
Christmas is drawing near.
(クリスマスが近づいてきた。)
Is there a bookstore near here?
(この近くに本屋はありますか。)
Now that he's married, he comes home early.
(彼は結婚したので、帰宅も早い。)
💡 コツ:まずは直後の形を見るクセをつけるだけで、品詞の迷いが激減します。

頻出語の使い方ポイント

日常でよく使う副詞を、意味のコア置き場所(語順)でおさえましょう。必要に応じて最小限の例文を添えています。

時間 now(今)/then(その時)/still(今もなお)
  • now:現在の時点を指す。文中・文末どちらも可。
  • then:過去・未来の「その時」。文脈で時制が決まる。
  • still:変わらず続いている(継続)。be動詞の後/一般動詞の前/文末(やや弱め)などに置く。
I still love you.
(いまもあなたを愛しています。)
still は否定文・疑問文でも使える(例:Do you still live here?)。
場所 here(ここに)/there(そこに)/near(近くに)/far(遠くに)
  • herethere:口語で倒置が起きることがある(発展)。Here comes the bus.
  • near:副詞でも前置詞でもOK(判別は上の3ステップ)。
  • far:距離が離れているイメージ。「far from=〜からほど遠い」も重要表現。
Please wait here.
(ここでお待ちください。)
※ 発展:Here comes the bus.(バスが来たよ) のように、here/there が先頭に来ると動詞→主語の語順になることがあります。
程度 very(とても)/quite(かなり/まったく)/rather(やや・むしろ)/so(とても)
  • very形容詞・副詞を強める。動詞は直接強めない
  • quite:英米でニュアンス差あり(英:文脈により「かなり/まったく」)。
  • rather:「むしろ」のニュアンスを持てる(控えめな主張)。
  • so:感情や程度の強調。「so ... that ~」構文にも注意。
It’s very cold today.
(今日はとても寒い。)
誤り例:× I very like this movie.
修正: I really like this movie. I like this movie very much.
様態 well(上手に/体調がよい)/thus(このように・したがって:フォーマル)
  • well は「やり方」を説明する副詞。good は名詞を説明する形容詞(性質)。
  • thus は論文・レポートなどで用いられる硬めの語。「会話」では sotherefore が自然。
She sings well.
(彼女は上手に歌う。)
対比: She is a good singer.(形容詞)/ She sings well.(副詞)
🔁 使い分けの鉄則:何を説明しているかで判断(名詞=形容詞/動詞や形容詞・副詞=副詞)。まずはよく使う1語から確実に使えるようにしよう。

💬 例文で感覚をつかもう!(もともと副詞)

時間 肯定文 副詞

We are now ready to start.

(私たちは、始める準備ができています。)

🔧 置き場所:be動詞後ろnow を置くと自然(We are now ...)。文末(... ready to start now.)でも可。

📌 ニュアンス:時間の「この瞬間」。会議や作業開始の合図に便利。

時間 順序 副詞

We had dinner, and then we walked home.

(私たちは夕食をとり、それから歩いて家に帰りました。)

⏱️ then=「その後」。行動の順番をはっきり並べるときに使う。

🧩 構造:and then は話をつなぐ接着剤。日記・説明・プレゼンで有効。

時間 継続 副詞

She is still at the office.

(彼女はまだオフィスにいます。)

📍 位置:stillbe動詞後ろに置くのが基本。

💬 会話:疑問文でもOK → Is she still at the office?(今も?)

場所 命令文 副詞

Put your bag here.

(カバンをここに置いてください。)

🎯 ポイント:here は「この場所」。right here と言うと「まさにここ」。

🧭 反対語:there(あそこ)— 距離の違いで使い分け。

場所 発展:倒置 副詞

There goes the last train.

ほら、最終電車が行ってしまうよ。)

🌀 倒置:There / Here が先頭に来ると「動詞 → 主語」の順になることがある。

👀 ライブ感:その場で見えている動きに反応する時の言い方。

場所・距離 進行 副詞

The deadline is getting near.

(締め切りが近づいています。)

🧭 near は名詞を伴わずに「近くに」を表せる=副詞

🔁 前置詞なら:near the station(駅の近く)。用途で品詞が変わる点に注意。

距離 否定文 副詞

He doesn’t live far.

(彼は遠くには住んでいません=そんなに遠くない。)

🧠 否定と相性:far は否定文で「それほど遠くない」の含みを出す。

🧩 広げ方:far from here(ここから遠く)/not far from(〜からさほど遠くない)。

程度 肯定文 副詞

The water is very clear.

(水はとても澄んでいます。)

🎯 役割:very形容詞・副詞を強める(ここでは形容詞 clear を強調)。

⚠️ 動詞は直接強めない:× I very like it. I really like it. / I like it very much.

程度 ニュアンス 副詞

The book is quite difficult.

(その本はかなり難しいです。)

🇬🇧 英語では文脈により「かなりまったく」どちらにもなり得る。米語では「かなり」の傾向。

🧩 置き場所:強めたい語(ここでは difficult)のに置く。

程度 控えめ表現 副詞

It’s rather cold for May.

(5月にしてはやや寒いです。)

🎛️ 控えめに強調:rather は「やや強め」だが角が立たない言い方。

🧩 比較の目安を後ろに置く:for May(5月としては)。

程度 感情 副詞

I’m so happy today.

(今日はとってもうれしい。)

💡 感情形容詞と相性◎:so happy / so tired / so excited など。

📚 発展:so ... that ~ 構文(とても…なので〜)。

様態 スキル 副詞

He cooks very well.

(彼はとても上手に料理をします。)

🎯 well は「やり方(様態)」を説明。good は名詞を説明(a good cook)。

🧩 verywell をさらに強める副詞+副詞の組み合わせ。

時間 完了 副詞

I just finished my homework.

たった今、宿題を終えました。)

⏲️ just=「つい今」。米:過去形ともよく使う/英:現在完了と相性◎(I've just finished.)。

🧩 置き場所:動詞のに置くのが基本。

程度・限定 意味の拡張 副詞

It’s just a joke.

(それはただの冗談です。)

🎯 just には「単に・ほんの」の意味もある。強さを弱めてやわらげる効果。

🗣️ クッション言葉:Just to be clear, ...(念のためですが…)。

継続 恋愛 副詞

I still think about you.

(私は今もずっとあなたのことを考えています。)

💓 気持ちの継続を静かに表す。直接的すぎない分、丁寧な響きに。

🧩 位置:一般動詞のstill think)。

フォーマル 論理 副詞

Thus, the project was delayed.

したがって、そのプロジェクトは遅延しました。)

📚 文章語:レポート・論文で「結論・結果」を述べるときに使う。会話では so / therefore が自然。

🧩 カンマ:書き言葉では Thus, とカンマを添えることが多い。

FAQ:もともと副詞の使い分け

範囲時間・場所・程度・様態」「対象now/then/here/there/far/well/just/quite/rather/so/thus など」を中心に、大人にも通じる正確さ小学生にも届くやさしさで要点を整理します。

  • now:いま(広く現在全般)。
  • right now:まさに今この瞬間(強調)。
  • just now:ついさっき(米:過去形にもよく使う)。
  • nowadays:近ごろは/このごろは(長めの期間の現在、語尾は -days)。
I can’t talk right now.
今まさに話せません。)

then は「その時・その後」。next は手順の次の一手にフォーカス。after that は「それが終わってから」を明示します。

Finish your homework, and next take a break.
(宿題を終えたら、次に休憩しなさい。)

話し手のいる場所へ「来る」= come here。話し手から離れる方向は「行く」= go there

Please come here for a second.
(ちょっとこちらに来てください。)

いいえ。there は「存在」を言い出すための語(形式主語)。場所の there(そこに) とは別物です。

There is a problem we need to solve.
(解決すべき問題があります。)

far は比較・最上級を強める副詞でも活躍:far better(はるかに良い)/by far the best(群を抜いて一番良い)。

This option is far better.
(この選択肢のほうがはるかに良い。)

  • well=副詞:動作の「やり方」/形容詞:体調が良い。
  • good=形容詞:名詞の性質が良い(a good idea)。
I don’t feel well today.
(今日は体調がよくありません。)

just は多義:時間「たった今」、程度「ちょうど/きっかり」、限定「単に/〜だけ」。基本は動詞の前または強めたい語の前

It’s just perfect.
(それはまさに完璧です。)

  • quite:英→「まったく/かなり」(形容詞によって強さが揺れる)。米→「かなり」寄り。
  • rather:「やや強め」+ときに「むしろ」。婉曲で穏やかな印象。
The movie was rather long.
(その映画はやや長かった。)

フォーマル度:thusthereforeso(会話)。Thus, はレポート・論文向き。

Thus, we decided to postpone the launch.
したがって、私たちは発売を延期することに決めました。)

  • already(もう〜した):期待より早く達成。
  • yet(もう/まだ):疑問・否定で「もう?/まだ〜ない」。
  • still(いまもなお):状態が続いている。
Are you yet ready, or are you still working?
もう準備できた? それともまだ作業中?)

動詞は very で直接強めにくいので、very much / so much を後ろに置くのが自然(like it very much)。強調したい時は前置きも可(フォーマル):I very much appreciate ...

I very much appreciate your help.
(ご支援にたいへん感謝します。)
🔑 迷ったら「今? その時? どこ? どれくらい? どんなふうに?」を自問し、強めたい語の前文末に副詞を置く、の2点を先に決めるとブレません。

2. 形容詞に -ly をつけて副詞を作る(まずは見取り図)

多くの副詞は、形容詞(名詞を説明することば)に -ly をつけるだけで作れます。
ただし、語尾の文字によっては、つづりを少し変えてから -ly を付けます。ここでは 2-1〜2-6 の「型」をひと目でつかみ、どこに進めばよいか把握しましょう。

  • 形容詞 → 副詞 の基本:slow(遅い)→ slowly(遅く)
  • つづりの変化が起きる語尾:-y / -le / -ue / -ll / -ic
  • 例外は「覚えやすいひとこと」を添えてピン留め(例:public → publicly)。
Lesson 079 / Section 2 綴りルール 例外の覚え方 例→ことばレベル(文は後で)
🌱 コツ:まず「語尾」で箱分けしてから、各カードに進むと迷いません(y / le / ue / ll / ic)。
つづりは目で見て覚えるのが近道。カード内の を声に出して読むのも効果的です。

サブセクションへジャンプ(ホバーでアニメ)

✅ よくある落とし穴:friendly / lonely / lovely / elderly のように 形容詞がもとから -ly の語は、 ふつう *friendlily のようにしません。言い換えで表現: in a friendly way(親しみをこめて)。
🚀 まずはカードを開いて、見た目の変化を目に焼きつけましょう。

2-1. 形容詞の原形に -ly をつけて副詞にする(つづり変化なし)

多くの語は、形容詞(名詞の状態・性質を説明)-lyそのまま付けるだけで副詞(動詞や形容詞・副詞をくわしくする語)になります。
例:quick(速い)→ quickly(速く)、clear(明確な)→ clearly(はっきりと)

つづり変化なし 様態(どんなふうに) 程度(どれくらい) 文修飾(話し手の態度)
  • 形容詞a quick answer速い答え)— 名詞 answer を説明。
  • 副詞answer quickly速く答える)— 動詞 answer を説明。
  • 読み方は基本そのまま。-ly は軽く「リー」。
She speaks quickly.
(彼女は速く話します。)
This plan is perfectly fine.
(この計画で完全に問題ありません。)
Honestly, I didn’t know that.
正直に言うと、知りませんでした。)
🌱 学習のコツ:きょうは quickly など1語だけを、実生活の1文で口に出して使ってみましょう(行動のハードルを思い切り下げるのが継続の近道!)。

基本ルール(チェックリスト)

  1. 形容詞 + -ly(つづりはそのまま)
    例:quick → quickly / clear → clearly / quiet → quietly / nice → nicely / safe → safely
  2. 置き場所の基本
    ① 一般動詞のあと(または目的語のあと):explain it clearly be動詞のあと(程度):is perfectly OK ③ 文頭・文末で文全体を説明:Honestly, ... / ..., honestly.
  3. 意味のよく出るグループ
    様態(どんなふうに):quickly / slowly / clearly / carefully / quietly 程度(どれくらい):perfectly / completely / absolutely / highly 文修飾(態度):honestly / seriously / frankly
  4. このセクションは「つづり変化なし」だけ
    -yi に」「-le-ly」などの変化は 2-2 ~ 2-6 で学びます。
形容詞 → 副詞 意味(ざっくり) よく一緒に
quick → quickly 様態 速く speak / reply / move
clear → clearly 様態 はっきりと explain / see / hear
quiet → quietly 様態 静かに sit / enter / close
perfect → perfectly 程度 完全に is perfectly fine / perfectly clear
absolute → absolutely 程度 断固として・完全に absolutely agree / absolutely necessary
honest → honestly 文修飾 正直に言うと Honestly, ...(文頭が自然)
⚠️ 語順ミスに注意:
× explain clearly it
explain it clearly
Please explain it clearly.
(それをはっきり説明してください。)
🔁 次のステップ:つづりが変わるタイプ(happy → happily など)は 2-2 ~ 2-6 で個別にマスターします。今は「そのまま -ly」の安全地帯を固めましょう。

見取り図(用途別ミニマップ)

-ly で作った副詞は、大きく「様態」「程度」 「文修飾」「頻度」に分けて考えると迷いません。 それぞれ「どんなふうに?/どれくらい?/話し手の気持ちは?/どのくらいの回数?」の問いに答える語です。

様態(どんなふうに?)
動作の「やり方」を説明。
よく使う語:quickly / clearly / carefully / quietly
Drive carefully.
注意して運転してください。)
程度(どれくらい?)
強さの度合いを説明。
よく使う語:perfectly / completely / absolutely / highly
The room is completely silent.
(部屋は完全に静かです。)
文修飾(話し手の態度)
発言のトーンや態度を説明。
よく使う語:honestly / seriously / frankly / generally
Seriously, we should leave now.
真面目な話、もう出発すべきです。)
頻度(どのくらいの回数?)
定期性や回数を説明。
よく使う語:regularly / occasionally / daily / normally
We meet regularly.
(私たちは定期的に会います。)
🌱 学び方ヒント:各カテゴリから1語だけ選び、今日の会話・メールで必ず1回使ってみましょう。小さな成功の積み重ねが記憶を強くします。

よく使うコロケーション集(ミニ表 × 用途)

コロケーション(よく一緒に出てくる語の組み合わせ)を覚えると、自然な英語がすぐ作れます。
ここでは 様態 × 動詞、程度 × 形容詞、 文修飾 × 発言、頻度 × 習慣 の4表でサッと眺めます。

🛠️ 動詞 + -ly 副詞 意味 メモ
write neatly 様態 きれいに書く ノートや提出物の見た目を褒める定番。
listen attentively 様態 注意深く聞く 授業・会議での「集中して」= pay attention と同じ方向。
respond promptly 様態 すぐに返信する ビジネスメールで好印象のキーワード。
drive carefully 様態 注意して運転する 安全運転の副詞。命令文とも相性◎。
🎚️ 程度副詞 + 形容詞 意味 メモ
perfectly safe / perfectly clear 程度 完全に安全/明確 be動詞のあとに置きやすい:is perfectly ...
absolutely necessary 程度 絶対に必要 反対意見を許さない強い断定
highly likely / highly skilled 程度 可能性が高い/高い技能の 評価語と相性が良い(likely / recommended / effective)。
completely ready 程度 準備万端 fully と言い換え可:fully ready
🗣️ 文修飾(発言のトーン) 意味 メモ
Honestly, ... 文修飾 正直に言うと 文頭+カンマが基本。やわらかく本音を言う導入。
Seriously, ... 文修飾 真面目な話だが 注意喚起・方針変更の前置きに。
Frankly, ... 文修飾 率直に言えば 批評や提案を言い出す前に使うことが多い。
📆 動詞 + 頻度副詞 意味 メモ
meet regularly 頻度 定期的に会う 習慣や定例会議を述べる定番。
check daily 頻度 毎日確認する ToDo・学習アプリのルーティンに。
exercise occasionally 頻度 時々運動する 「いつもじゃないけど、やる」柔らかい表現。
review normally 頻度 ふつうは復習する 例外もあるけれど「普段は…」という含み。
✍️ 使い方のコツ:表の組み合わせをそのまま声に出して練習 → 自分の生活語彙(学校・仕事・趣味)に置き換えると、すぐ使える英語になります。

置き場所(語順)の型カタログ

-ly 副詞は「どんなふうに?(様態)」「どれくらい?(程度)」「話し手の態度?(文修飾)」「どのくらいの回数?(頻度)」を説明します。
置き場所はおおむね ①動詞のあと / ②be動詞+形容詞の前(程度) / ③文頭・文末(文全体) / ④(頻度は)主語のすぐ後や助動詞の後 の4系統で考えると迷いません。

様態 V + Adv(動詞のあと)

「どうやって?」を説明。走る・話す・書くなどの動きそのものの質を表します。

  • 語順:V Adv(自動詞)/V O Adv(他動詞は次の型を参照)
  • よく使う語:quickly / neatly / quietly / carefully
He typed neatly.
(彼はていねいにタイプしました。)
様態 V + O + Adv(目的語のあと)

目的語(何を)のあとに副詞を置くのが基本。× V Adv O は不自然になりがち。

  • 語順:explain it clearly / finish the report quickly
  • チェック:O を挟まずに最後に副詞を置く
I finished the report quickly.
(私はその報告書をすばやく仕上げました。)
程度 Be + Adv(程度)+ Adjective

形容詞の手前に程度副詞を置いて「どれくらい」をはっきりさせます。

  • 型:be Adv Adj(例:is absolutely correct
  • よく使う語:perfectly / completely / absolutely / highly
The answer is absolutely correct.
(その答えは完全に正しいです。)
文修飾 Adv, S + V / S + V, Adv

話し手の態度や文全体のトーンを示します。文頭はカンマを忘れずに。文末は言い切りをやわらげる効果。

  • 文頭:Honestly, ... / Seriously, ... / Frankly, ...
  • 文末:I'll answer briefly.(手短に、の意)
Frankly, this plan needs changes.
率直に言えば、この計画には修正が必要です。)
I'll answer briefly.
手短に答えます。)
頻度 S + Adv(頻度)+ V / S + Aux + Adv + V

頻度副詞(normally / regularly / occasionally / usually など)は、主語の直後または助動詞の後に置くのが自然です。

  • 主語の後:We normally start at nine.
  • 助動詞の後:She can quickly finish.(助動詞 can の後)
We normally start at nine.
(私たちはたいてい9時に始めます。)
実務TIP 長い述語は「最後にまとめて」

目的語や語句が長いときは、文末に副詞を置くと読みやすくなります。

  • 例:Turn off the lights in the hallway completely.
  • 読点の位置や強調で迷ったら文末に退避するのが無難。
Turn off the lights in the hallway completely.
(廊下の照明を完全に消してください。)
⚠️ よくある誤り: × explain clearly it のように目的語を副詞の後ろへ押し出さない。 explain it clearlyit を先に置く)
🌱 学び方のコツ:短い主語+短い動詞+副詞」のミニ文(例:I agree completely.)を1日1つ音読→ 自分の生活語彙(学校・仕事・趣味)で言い換えてみましょう。小さな成功が記憶を最速で固めます。

2-2. 「子音 + y」で終わる形容詞は yi-ly

形容詞が 子音 + y で終わるときは、 yi に変えて -ly をつけると副詞(〜に、〜く)になります。 例:happy → happily(うれしそうに)/ busy → busily(せわしなく)/ ready → readily(すぐに・進んで)。

様態(どんなふうに?)
動作の「やり方」をくわしく:smile happilywork busily
程度(どれくらい?)
heavily(激しく)など “強さ” を示す語もこの型に多い。
文修飾(話し手の態度)
luckily(幸いにも)などは文頭に置いて空気を作れる。
形容詞 副詞(変化) 意味(やさしい日本語) よく一緒に使う語
happy(幸せな) happily うれしそうに smile / endend happily=ハッピーエンド)
easy(かんたんな) easily たやすく・すぐに solve / access / understand
busy(いそがしい) busily せわしなく work / move / prepare
angry(怒った) angrily 怒って speak / reply / shout
ready(準備ができた) readily すぐに・進んで agree / respond / available
置き場所の超要約: V +(O)+ 副詞(様態)/ be + 副詞 + 形容詞(程度)/ 副詞, S + V(文頭で文修飾)。 迷ったらまず「動詞のあと」に置くと自然に読めます。
⚠️ 例外と注意
  • y を変えない語:shy → shylysly → slylyspry → sprylywry → wryly
  • どちらも見かけるdry → dryly または drily
  • もともと -ly の形容詞friendly / lovely は副詞にならない(言い換え:in a friendly way)。
The cat purred happily on the sofa.
(そのネコはソファでうれしそうにゴロゴロ鳴きました。)
He answered readily when I called.
(呼ぶと彼はすぐに/進んで返事をしました。)
She typed busily before the deadline.
(締め切り前に、彼女はせわしなくタイピングしました。)
🌱 学習のコツ:今日の行動をひとつ選び、easily / happily / busily / readily のどれかを入れて 1文だけ口に出しましょう。小さな音読がいちばん記憶に効きます。

基本ルールBOX(子音 + yi + -ly

形容詞が 子音 + y で終わるときは、 yi に変えて -ly をつけて副詞にします。 読み方(発音)はほぼ変わりません。(例:happyhappily は「ハピリー」)

形容詞 変化 意味(ざっくり) よく一緒に
happy(幸せな) happily 様態 うれしそうに smile / laugh
easy(簡単な) easily 様態 たやすく solve / win / understand
heavy(重い/大きい) heavily 程度 かなり・大いに rain heavily / heavily influenced
noisy(うるさい) noisily 様態 さわがしく eat / talk / play
busy(いそがしい) busily 様態 せわしなく work / move around
lucky(運のよい) luckily 文修飾 幸いにも Luckily, ...(文頭)
⚠️ 例外と注意
  • 例外:shy → shyly / sly → slyly / spry → spryly / wry → wryly y を残す)
  • drydryly / drily のように 両方みかける語もあります(現代英語では dryly がやや一般的)。
  • 母音 + y の多くは y を変えません (例:coy → coyly / gray → grayly(まれ))。 このセクションでは 子音 + y に絞って練習します。
  • friendly / lovely など もともと -ly の形容詞は副詞化しません。 言い換え:in a friendly way(親しみをこめて)。
The kids laughed happily.
(子どもたちはうれしそうに笑いました。)
She solved the puzzle easily.
(彼女はそのパズルをたやすく解きました。)
Luckily, nobody was hurt.
幸いにも、けが人はいませんでした。)
🌱 コツ:〜y を見たら i に変える」合図だと思って目で覚えましょう。 1日に1語だけ、実生活の文で使うと記憶が定着します。

見取り図(用途別ミニマップ)

子音 + y 型から生まれる -ly 副詞は、とくに 様態(どんなふうに?)程度(どれくらい?) でよく使います。 文全体をやわらかく導入する 文修飾 でも活躍します。

様態(どんなふうに?)
動作の「やり方」をくわしくする。
代表:easily(たやすく)/happily(うれしそうに)/busily(せわしなく)/noisily(さわがしく)/angrily(怒って)
He walked noisily down the hall.
(彼は廊下をドタドタと歩きました。)
程度(どれくらい?)
強さや大きさを示す。
代表:heavily(激しく/大いに)/severely(厳しく)※severeは y 型ではありませんが「程度」で比較としてよく並びます。
It rained heavily all night.
(一晩中、雨が激しく降りました。)
文修飾(話し手の態度)
文の前に置いて「幸いにも・残念ながら」などの気持ちをそえる。
代表:luckily(幸いにも)/happily(幸いなことに)/sadly(残念ながら)※sadly は y 型ではありませんが文修飾の対比用。
Happily, the plan worked.
幸いなことに、その計画はうまくいきました。)
✍️ 使い分けのヒント:まずは様態の easily / busily / noisily を自分の行動と結びつけて1文作る → 次に文修飾の luckily / happily を文頭に置く練習をしましょう。声に出して読むと定着が早まります。

よく使うコロケーション集(ミニ表 × 用途)

子音 + y で終わる形容詞からできる -ly 副詞(easy → easily / angry → angrily / busy → busily など)は、 「どんなふうに?」(様態)や「どれくらい?」(程度)を自然に表すのに便利です。
下の表は 様態 × 動詞程度 × 形容詞・受け身文修飾 × 発言 の3ジャンルで、そのまま使える組み合わせをまとめています。

🛠️ 動詞 + -ly 副詞 意味 メモ(使い方のコツ)
answer readily 様態 快く/ためらわずに答える be readily available の形でも頻出(入手しやすい)。
find / fix / learn easily 様態 たやすく見つける/直す/学ぶ can など助動詞の後に置きやすい:can easily find
speak / reply angrily 様態 怒って話す/返答する 「感情 + -ly」(happily / sadly 等)で気持ちの色を足す。
play / talk noisily 様態 さわがしく遊ぶ/話す 学校・家庭の描写で便利。命令文とも相性◎。
arrange / pack tidily 様態 きちんと整える/詰める tidy(きれいに片づける)→ tidily(きちんと)。
work / move busily 様態 せわしなく働く/動き回る be busily doing の進行形もよく使う。
🎚️ 程度副詞 + 形容詞/受け身 意味 メモ(使い方のコツ)
heavily damaged / polluted / taxed 程度 ひどく損傷/汚染/課税された be + heavily + 過去分詞 の固定感が強い。
readily available / apparent 程度 すぐ手に入る/一目でわかる readily は「すぐに・進んで・たやすく」の幅広い意味。
easily accessible / visible 程度 簡単にアクセスできる/見つけやすい 場所・UIの説明で実用度が高い。
🗣️ 文修飾(発言のトーン) 意味 メモ(使い方のコツ)
Angrily, S + V ... 文修飾 怒って言うと/怒りをこめて 文頭+カンマ。感情を前置きして空気を作る。
Merrily, S + V ... 文修飾 楽しげに/陽気に 童話・物語調の描写で雰囲気をやわらげる。
You can easily find the station.
(駅はかんたんに見つけられます。)
The bridge is heavily damaged.
(その橋はひどく損傷しています。)
Angrily, he refused the offer.
怒って、彼はその申し出を断りました。)
✍️ 覚え方:readily availableheavily damaged」のようなよく見る組み合わせで丸ごと暗記すると、実戦投入が速いです。

置き場所(語順)の型カタログ(最小例つき)

easily / angrily / busily / noisily / tidily / readily / heavily / merrily などは、-ly 副詞の一般ルールで配置します。 下の型に当てはめると迷いません(各型は短文で確認)。

様態V + Adv(自動詞のあと)

動作そのものの「やり方」をあと置きで表す。

The audience laughed merrily.
(観客は楽しげに笑いました。)
様態V + O + Adv(目的語のあと)

目的語を置いてから、副詞で「どうやって」を足す。

Please pack the items tidily.
(その品物をきちんと詰めてください。)
× pack tidily the items pack the items tidily
TIPS + 助動詞 + Adv + 動詞

can / will / must など助動詞の直後に置くと読みやすい。

You can easily find it.
(それはかんたんに見つけられます。)
程度Be + Adv + 形容詞/過去分詞

形容詞の直前に置いて強さを示す。

The road is heavily polluted.
(その道路はひどく汚染されています。)
文修飾Adv, S + V / S + V, Adv

話し手の気持ちや全体の雰囲気を先出し/言い切りで示す。

Angrily, she closed the door.
怒って、彼女はドアを閉めました。)
They finished the tasks busily.
(彼らはせわしなく作業を終えました。)
⚠️ 語順ミスに注意: × explain clearly it / explain it clearly。 目的語(it / the items など)は先に置くのが自然です。
🌱 練習アイデア:きょうは readily availablecan easily + 動詞 の2パターンを、 自分の生活に合わせて1文ずつ作って音読しましょう(例:Help is readily available online.)。

2-3. -le で終わる形容詞は ey にして -ly

形容詞が -le で終わる場合、語尾の ey に変えて -ly をつけるのが基本です。
例:simplesimplygentlegentlypossiblepossibly

  • ねらい:-le-ly」のつづりの変化を目で覚え、意味(様態/程度/文修飾)別に使い分けられるようにする。
  • 読み方のコツ:-bly は「ブリー」(例:terribly は「テラブリー」)-tly は軽く「トリー」(例:gently
Please speak gently.
やさしく話してください。)
We can probably finish today.
(たぶん今日中に終えられます。)
Sit comfortably and breathe.
楽に座って、呼吸しましょう。)
🌱 学び方:きょうは gently / probably / comfortably のうち1語だけを、あなたの予定や気分の文に入れて声に出してみましょう。

基本ルールBOX(-le-lyey に)

  1. つづり:語尾 -leey に替えて -ly をつける。
    例:gentle → gently / simple → simply / humble → humbly / noble → nobly
  2. -ble-bly に:terrible → terriblypossible → possiblycomfortable → comfortablyprobable → probably
  3. 置き場所:様態は動詞(または目的語)のあと、程度はbe動詞+形容詞の前、文全体なら文頭(カンマ)文末
  4. よくある例外:whole → whollyl を重ねて + -ly)、sole → solelye を残して + -ly)。
    true → truly2-4(-ue 型)で扱います。
形容詞 副詞(変化) 意味(ざっくり) よく一緒に
gentle(穏やかな) gently 様態 やさしく speak / hold / wash
simple(単純な) simply 様態 単純に・ただ explain simply / simply put
terrible(ひどい) terribly 程度 ひどく・とても terribly sorry / terribly cold
possible(可能な) possibly 文修飾 もしかすると・おそらく Possibly, ... / can possibly V
probable(ありそうな) probably 文修飾 たぶん probably not / probably will
comfortable(快適な) comfortably 様態 楽に sit / sleep / live comfortably
responsible(責任がある) responsibly 様態 責任をもって act / drive responsibly
idle(何もしない) idly 様態 ぼんやりと stand idly by(傍観する)
whole(全体の) wholly 程度 まったく・完全に wholly owned / wholly different
sole(唯一の) solely 様態 もっぱら・単独で work solely on A
⚠️ 注意:friendly / lovely のように最初から -ly を含む形容詞は副詞になりません(言い換え:in a friendly way)。

見取り図(用途別ミニマップ)

-le → -ly から生まれる副詞は、様態程度文修飾の3つを意識するとスッと使えます。

様態(どんなふうに?)
動作の「やり方」をくわしくする。
代表:gently(やさしく)/simply(単純に)/comfortably(楽に)/responsibly(責任をもって)/idly(ぼんやり)
Handle the glass gently.
(そのグラスはやさしく扱ってください。)
程度(どれくらい?)
強さ・大きさを示す。
代表:terribly(ひどく)/wholly(まったく)/possibly(場合によっては)
I'm terribly sorry.
本当に申し訳ありません。)
文修飾(話し手の態度)
文全体に「たぶん/もしかすると」などの色を足す。
代表:probably(たぶん)/possibly(ひょっとすると)(いずれも -ble → -bly
Probably, the meeting will end early.
たぶん会議は早めに終わります。)
✍️ 練習ヒント:be + terribly + 形容詞」「文頭に Probably,」「動作 + gently」の3パターンを 自分の文に差し替えて音読すると、場面ごとの使い分けが一気に身につきます。

よく使うコロケーション集(ミニ表 × 用途)

このセクションは -le で終わる形容詞からできる -ly 副詞 (gentle → gentlysimple → simplyterrible → terriblypossible → possibly など) を「様態」「程度」 「文修飾」の用途別に“よく一緒に使う語(コロケーション)”で覚える表です。 日本語の意味はざっくりで OK。大事なのは 置き場所 をセットでつかむことです。

🛠️ 動詞 + -ly 副詞 意味(ざっくり) メモ(使い方のコツ)
speak / hold / wash gently 様態 やさしく・そっと 人・物に対して「ていねいに」。命令文とも相性◎。
explain / put simply 様態 単純に・分かりやすく Simply put, ...(かみ砕く前置き)も頻出。
sit / sleep / live comfortably 様態 楽に・快適に 体の状態・生活水準を描写する定番。
act / drive responsibly 様態 責任をもって 社会・学校ルールの説明で鉄板表現。
change / differ subtly 様態 さりげなく・わずかに subtle → subtly(発音:サトル→サトリー)。
stand idly by 様態 ぼんやり(何もせず) 慣用句 stand idly by=傍観する。
🎚️ -ly(程度) + 形容詞/過去分詞 意味(ざっくり) メモ(使い方のコツ)
terribly sorry / cold / busy 程度 とても/ひどく I'm terribly sorry. は丁寧な強い謝罪。
wholly different / owned 程度 まったく/完全に whole → whollyl を重ねる)。
subtly different / changed 程度 ほんの少し(目立たない程度) ニュアンスの差をやわらかく表すのに便利。
🗣️ 文修飾(発言のトーン) 意味(ざっくり) メモ(使い方のコツ)
Probably, S + V ... 文修飾 たぶん 文頭+カンマ。断定をやわらげる。
Possibly, S + V ... / S + can possibly + V 文修飾 ひょっとすると/どうしても(強調) can't possibly =「どうしても〜できない」。
Simply, S + V ... / Simply put, ... 文修飾 単純に言えば 説明の前置きに使う定番フレーズ。
Please stir the soup gently.
(スープをそっとかき混ぜてください。)
The lake is terribly cold in winter.
(その湖は冬にとても冷たいです。)
Probably, the train will be late.
たぶん、電車は遅れます。)
✍️ 覚え方:表の太字の副詞を見出し語にして、「explain simply」「Probably, ...」のような セットの形で口に出して覚えると早いです。

置き場所(語順)の型カタログ(最小例つき)

-le → -ly の代表(gently / simply / comfortably / terribly / probably / possibly / wholly / subtly など)は、 一般的な -ly 副詞の配置ルールで動かせます。下の型に当てはめると迷いません。

様態 ① V + Adv(自動詞のあと)
動作そのものの「やり方」。短く、自然にまとまります。
He spoke gently.
(彼はやさしく話しました。)
様態 ② V + O + Adv(目的語のあと)
目的語を先に置いて、そのあとで「どうやって」を足す。
Explain the rules simply.
(そのルールを分かりやすく説明してください。)
× Explain simply the rules → 読みにくい。 Explain the rules simply
TIP ③ S + 助動詞 + Adv + V
can / will / must直後に副詞を置くと読みやすい。
We will probably finish early.
(私たちはたぶん早く終えます。)
程度 ④ Be + Adv + 形容詞/過去分詞
強さ・度合いを示す副詞は、形容詞の直前に。
The room is comfortably furnished.
(その部屋は快適にしつらえられています。)
文修飾 ⑤ Adv, S + V(文頭+カンマ)/ ⑥ S + V, Adv(文末)
話し手の態度や文全体のトーンを前後でコントロール。
Possibly, we took a wrong turn.
ひょっとすると、曲がる場所を間違えました。)
He waited idly.
(彼はぼんやり待っていました。)
⚠️ 語形の取り違え注意:possible は形容詞、possibly は副詞。
× It will possible rain. It will possibly rain. It is possible that it will rain.
🌱 練習のコツ:上の ①〜⑥から2つの型を選び、 それぞれ gently / simply / probably / comfortably / possibly のどれかを入れて1文ずつ音読しましょう。

2-4. -ue で終わる形容詞は e を落として -lytrue → truly / due → duly

形容詞の語尾が -ue のときは、最後の e を落として -ly をつけます。
代表例は true → truly(ほんとうに)と due → duly(正式に/然るべく)。 ふつうの「形容詞 + -ly」と違い、つづり(スペリング)の例外として必ず覚えます。

スペリング注意
× truely× duely
truly duly
意味の目安
truly=「心から/ほんとうに」
duly=「(規則通りに)正式に/然るべく」duly noted =「承知しました」※ビジネス定番
I truly appreciate your support.
(あなたの支えに心から感謝します。)
The form was duly signed.
(その用紙は正式に署名済みでした。)
Truly, this is a big step.
ほんとうに、これは大きな前進です。)
🌱 学び方:duly signed / duly authorized / truly sorry / truly amazing のように よく見る組み合わせで丸ごと覚えると、読み書きのスピードが上がります。

基本ルールBOX(-ue → e を落として -ly

  1. つづり:…ue で終わる形容詞は 語尾の e を消して -ly を付ける。
    例:true → trulydue → duly
  2. 主な使い分け: 程度・本気度truly(ほんとうに/心から)、 様態(手続きの正しさ)duly(規則に沿って/然るべく)。
  3. 置き場所のコツ: S + V + truly(動詞の直後)/ be + truly + 形容詞be + duly + 過去分詞duly noted / duly signed)/ Truly, S + V(文頭+カンマ)。
  4. 注意: bluebluely のような形は現代英語ではほとんど使いません。 色や様子を言いたいときは in a ... way や別の副詞(例:brightly)を使うのが普通です。
副詞 よく一緒に使う語 意味(やさしい日本語) 最小例
truly truly + appreciate / believe / love / sorry / amazing ほんとうに/心から We truly appreciate your help.
duly duly + noted / signed / authorized / elected 正式に/然るべく The report was duly noted.
We are truly grateful.
(私たちは心から感謝しています。)
The contract was duly executed.
(その契約は正式に締結されました。)
✍️ 練習ヒント:今日のメッセージに truly を1回、ビジネス文例に duly を1回入れて口に出してみましょう。 例:I truly believe we can do it.Your request has been duly processed.

見取り図(用途別ミニマップ)

-ue で終わる形容詞は 語尾の e を落として -ly にするのが基本。 代表は true → truly(ほんとうに)と due → duly(正式に/然るべく)。 下の3つの用途に分けて、意味の役割置き場所を素早く判断しましょう。

程度・本気度
気持ちの強さ・本気度を足す。
  • be + truly + 形容詞truly happy / truly sorry
  • truly + Vbelieve / respect / understand
I truly respect your decision.
(あなたの決断を心から尊敬します。)
手続き・規則どおり
duly は「規則通りに/然るべく」。ビジネス文書で頻出。
  • be + duly + 過去分詞duly signed / duly registered
  • duly + V(かたい書き言葉:duly acknowledge
The payment was duly received.
(支払いは正規の手続きで受領済みでした。)
文修飾(話し手の態度)
Truly, を文頭に置いて「ほんとうに/心から」と雰囲気づけ。
Truly, I had no idea.
ほんとうに、知りませんでした。)
✍️ ワンポイント:truly は感情・評価に、duly は手続き・法的な正当性に強い。 まずは be + truly + 形容詞be + duly + 過去分詞 の2型から覚えると迷いません。

よく使うコロケーション集(ミニ表 × 用途)

trulyduly の「よく一緒に使われる語」を用途別にまとめました。 日本語はおおまかでOK。英語の形ごと覚えると、読解も作文もスムーズです。

🔶 truly(程度・本気度) 意味(やさしい日本語) 最小コロケーション 最小例(英→日)
truly + believe / understand / respect ほんとうに(心から) truly believe that ...
I truly believe that we can improve.
(私たちはよくできると本気で信じています。)
be + truly + kind / unique / inspiring まさに(評価を強める) truly unique / truly inspiring
Her idea is truly unique.
(彼女のアイデアは本当に独創的です。)
feel / be + truly + sorry / happy 心から(感情) truly happy / truly sorry
We are truly happy for you.
(あなたのことを心からうれしく思います。)
🟩 duly(手続き・規則どおり) 意味(やさしい日本語) 最小コロケーション 最小例(英→日)
be + duly + signed / registered / authorized 正しく手続き済み duly signed / duly registered
The document is duly registered.
(その書類は正式に登録済みです。)
duly + acknowledge / notify / submit 規定どおりに(動詞を修飾) duly acknowledge receipt
We duly acknowledge receipt of your letter.
(ご書簡の受領を正規の手続きで確認いたします。)
be + duly + elected / appointed 正当に選ばれて duly elected / duly appointed
She was duly elected chairperson.
(彼女は正式に議長に選出されました。)
🌱 覚え方:truly は感情・評価(truly unique / truly respect)、 duly は手続き・権限(duly registered / duly authorized)。まずはそれぞれ太字の型で1文ずつ音読しましょう。

置き場所(語順)の型カタログ(最小例つき)

このボックスは -ue で終わる形容詞から派生する truly / duly を中心に、どこに置くかを最短で判断できるようにまとめたカタログです。
ルールの核:truly=「本気度・評価・感情」を強めるduly=「手続きどおり・規則どおり」を示す

用途 基本型(語順) 置き場所のコツ 主な副詞
程度・評価 be + truly + 形容詞 形容詞の直前で強さを足す truly
本気度(動作) S + (助)動詞 + truly + V will / can / do直後に置くと読みやすい truly
文修飾 Truly, S + V ...S + V, truly. 文頭はカンマ必須/文末は余韻を作る truly
手続き・規則 be + duly + 過去分詞 受動文で「正式に〜された」を手早く表す duly
かたい書き言葉 duly + V(能動) フォーマル文書でよく使う配置 duly
程度・評価 be + truly + 形容詞
She is truly talented.
(彼女は本当に才能があります。)
形容詞の直前に置くと評価がくっきり伝わる。
本気度(動作) S + (助)動詞 + truly + V
We will truly miss you.
(私たちはあなたのことを本当に寂しく思うでしょう。)
will / can / must の直後に置くと自然。
文修飾 文頭+カンマ/文末
Truly, I appreciate your patience.
本当に、あなたのご辛抱に感謝します。)
文頭は必ずカンマ。文末は「, truly.」で柔らかい余韻。
手続き・規則 be + duly + 過去分詞
The invoice was duly approved.
(その請求書は正式に承認されました。)
duly + 過去分詞で「規則どおりに〜された」。ビジネス文で頻出。
かたい書き言葉 duly + V(能動)
We duly acknowledge your application.
(ご申請を正規の手続きで受理したことを通知します。)
フォーマル通知・公的文で使う定型。日常会話では受動のほうが自然。
⚠️ スペリング注意:× truely× duely trulyduly語尾の e を落として -ly
🌱 練習:上の型から2つ選び、あなたの今日の出来事で1文ずつ作って音読しましょう。短い音読がいちばん記憶に効きます。

2-5. -ll で終わる形容詞は 語尾に y を付けて副詞に

形容詞が …ll(エルが2つ)で終わるときは、そのまま語尾に y を足して -ly 副詞を作ります。
代表例:full → fully完全に/十分に)/ dull → dullyぼんやりと/生気なく

ポイント
スペリングは「ll + y」fully を足すと fullyl が3つに見えるけれど「ll + y」)になります。
使いどころ
fully は非常に頻出:fully booked / fully charged / fully understand など。
dully は文芸調で頻度は低め:stare dully / answer dully
The hotel is fully booked.
(そのホテルは満室です完全に予約で埋まっています。)
Please make sure the battery is fully charged.
(電池が完全に充電されていることを確認してください。)
He stared dully at the wall.
(彼は壁をぼんやりと見つめました。)
🌱 覚え方:be + fully + 過去分詞fully booked / fully charged / fully equipped)と S + fully + VI fully agree / understand)の2型をまず口慣らし!

基本ルールBOX(…ll → そのまま + y

  1. つづり: …ll + y例:full → fullydull → dully
  2. 意味のめやす: fully=「完全に/十分に」で程度を強める。 dully=「ぼんやりと/生気なく」で様態を表す。
  3. 置き場所(型):
    be + fully + 過去分詞(状態の完成)例:is fully booked/charged
    S + 助動詞 + fully + V(動作の本気度)例:will fully support
    V + dully(動作の様子)例:stare dully / answer dully
  4. よくある誤解の整理:
    • full(形容詞)fully(副詞) は役割が違う。 The bus is full.(形容詞) / The hotel is fully booked.(副詞+過去分詞)
    • -ful で終わる形容詞careful / helpful など)は通常どおり -ly を付ける:carefully / helpfully。 これは -ll + y の特例とは別グループ。
    • well はもともと副詞よく)なので welly とはしない。
形容詞 → 副詞 ざっくり意味 定番の組み合わせ(覚えやすい型) 最小例(英→日)
full → fully 完全に/十分に be fully + 過去分詞fully booked / fully charged / fully equipped
The device is fully charged.
(その端末は満充電です。)
dull → dully 生気なく/ぼんやりと V + dullystare dully / answer dully
She answered dully.
(彼女は無感情に答えました。)
— → fully(副詞のみ) 真に/十分に fully + V / 形容詞fully understand / fully aware
I fully understand your concern.
(ご心配を十分に理解しています。)
✍️ 練習のコツ:fully状態(be動詞+過去分詞)と 動作(助動詞の直後)の両方で使ってみよう。 例:We will fully support you.全面的に支援します)

見取り図(用途別ミニマップ)

-ll で終わる形容詞は、語尾に y を足して副詞にします(full → fullydull → dully)。 fully は「完全に・十分に」と程度を強め、dully は「ぼんやりと・生気なく」と様態(どんなふうに)を表します。 まずは下の3つの使い分けを押さえましょう。

完成度・程度(fully)
状態の「満タン」「100%」をはっきり示す。
  • be + fully + 過去分詞fully booked / fully charged
  • S + 助動詞 + fully + Vwill fully support
  • be + fully + 形容詞fully aware / fully responsible
The battery is fully charged.
(電池は完全に充電されています。)
様態・雰囲気(dully)
動作に「活気のなさ」「ぼんやり感」を足す。文学的・描写寄り。
  • V + dullystare dully / answer dully
  • 副詞なので名詞は修飾しない(× *a dully face
He answered dully.
(彼は無感情に答えました。)
文全体のトーン
fully文頭ではあまり使わない。原則は「動詞・形容詞の近く」。
We fully agree with the plan.
(私たちはその計画に全面的に賛成です。)
✍️ 見取り図の使い方:fully は「度合いアップ」、dully は「様子の描写」。 まずは be + fully + 過去分詞V + dully の2型を口に出して覚えましょう。

よく使うコロケーション集(ミニ表 × 用途)

「よく一緒に出てくる語」をセットで覚えると、読むスピードも書く力も上がります。意味はざっくりでOK。を丸ごと記憶しましょう。

🔶 fully(完成度・程度) 意味(やさしい日本語) 最小コロケーション 最小例(英→日・音声)
be + fully + 過去分詞 完全に〜された(状態) fully booked / fully charged / fully equipped
The rooms are fully booked.
(部屋はすべて予約で埋まっています。)
S + 助動詞 + fully + V 十分に〜する(動作) fully support / fully understand / fully agree
We will fully support you.
(私たちは全面的に支援します。)
be + fully + 形容詞 完全に〜である(認知・責任) fully aware / fully responsible / fully qualified
I am fully aware of the risks.
(私はそのリスクを十分に認識しています。)
🟩 dully(様態:描写) 意味(やさしい日本語) 最小コロケーション 最小例(英→日・音声)
V + dully 生気なく・ぼんやりと stare dully / answer dully / move dully
She stared dully at the floor.
(彼女は床をぼんやりと見つめました。)
reply / speak + dully 無感情に・覇気なく reply dully / speak dully
He replied dully, without looking up.
(彼は顔を上げずに気のない様子で返事をしました。)
※ 名詞は修飾しない 副詞は名詞を直接は修飾しない × *a dully story a dull story
The story was dull, and he listened dully.
(その話は退屈で、彼はぼんやり聞いていました。)
🌱 覚え方:fully は「100%の合図」、dully は「元気のなさの描写」。
まずは太字のコロケーションを丸ごと音読して、口に馴染ませるのが最短ルートです。

置き場所(語順)の型カタログ(最小例つき)

fully は「完全に/十分に」=程度を強める副詞、dully は「ぼんやりと/生気なく」=動作の様子を描く副詞。 置き場所は「修飾したい語の近く」が基本です。下の型をそのまま使えば自然に通じます。

用途 基本の語順(型) どんな意味の時? 代表コロケーション
状態の完成(fully) be + fully + 過去分詞 「完全に〜された状態」 fully booked / fully charged / fully equipped
動作の強度(fully) S + 助動詞 + fully + V 「十分に〜する/全面的に〜する」 will fully support / can fully understand
認知・評価(fully) be + fully + 形容詞 「完全に〜だ(わかっている・責任がある等)」 fully aware / fully responsible / fully qualified
様態の描写(dully) V + dully (+ 目的語/前置詞句) 「生気なく/ぼんやりと〜する」 stare dully / answer dully / speak dully
文位置の注意 fully は文頭には置かないのが自然(動詞・形容詞の近くに) We fully agree.× *Fully, we agree.
状態の完成:be + fully + 過去分詞
The schedule is fully booked.
(予定は完全に埋まっています。)
befully+過去分詞」で“満タン感”。
動作の強度:S + 助動詞 + fully + V
We will fully support you.
(私たちはあなたを全面的に支援します。)
will / can / must の直後に置くと読みやすい。
認知・評価:be + fully + 形容詞
I am fully aware of the risks.
(私はそのリスクを十分に理解しています。)
形容詞の直前に置いて“度合い”を足す。
様態の描写:V + dully (+ …)
He answered dully, without looking up.
(彼は顔を上げずに無感情に答えました。)
dully は“どんなふうに?”の答え。名詞は修飾しない。
⚠️ スペリング注意:× fuly× dulley fullyll + y)/dullyll + y)。 形容詞の full / dully を足すだけ。
🌱 練習:be + fully + 過去分詞V + dully を使って、あなたの今日の出来事で1文ずつ作り、 音読してみましょう。短い音読が記憶の定着にいちばん効きます。

2-6. -ic で終わる形容詞は -ally をつけて副詞に

形容詞の語尾が -ic のときは、ふつう -ally をつけて副詞を作ります。
例:comic → comically(こっけいに)/dramatic → dramatically(劇的に)/basic → basically(基本的に)/specific → specifically(具体的に)。

ココが核
  • つづり-ic + ally → -ically(読みは「イカリー」に近い:dra-ma-ti-cal-ly)。
  • 意味は「〜的に/〜という観点で」。文全体の評価や方法を足すことが多い。
  • 置き場所は原則「修飾したい語の近く」:V + advbe + adv + 形/分詞/文頭/文末も可(カンマに注意)。
よくあるスペリングミス
× basicly basically
× specificaly specifically
× publically publicly(※例外)
Prices rose dramatically last year.
(昨年、物価は劇的に上がりました。)
Basically, we agree with the idea.
基本的には、その案に賛成です。)
Could you explain it specifically?
(それを具体的に説明していただけますか?)
🌱 学習ヒント:dramatically / basically / specifically の3語をまず「口ぐせ化」すると、 読解・会話での応用範囲が一気に広がります。

基本ルールBOX(…ic…ically

  1. つづり:-ic + ally-ically例:economic → economicallyscientific → scientificallybasic → basically
  2. 主な使い方: 様態V + …ically(どんなふうに?)、 評価・態度文全体を修飾(Basically, … / Technically, …)、 程度を強めるケース(dramatically increase など)。
  3. 置き場所の型:
    S + V + …ically(動詞の直後)
    …ically, S + V …(文頭+カンマ)
    be + …ically + 形/過去分詞(状態・評価)
  4. 例外:public → publicly-ally をつけない綴りが標準)。publically は非推奨。
  5. 似た形に注意:historic / historical は意味が違う。副詞も historically(歴史的に)と使い分けが必要。
形容詞 → 副詞 ざっくり意味 よくある組み合わせ(覚えやすい型) 最小例(英→日・音声)
dramatic → dramatically 劇的に/大幅に increase/decrease/change + dramatically
Sales changed dramatically.
(売上は大きく変化しました。)
basic → basically 基本的に/要するに Basically, S + V …(文頭+カンマ)
Basically, it’s the same idea.
要するに、同じ考えです。)
specific → specifically 具体的に/特に ask/explain + specifically
Please explain it specifically.
(それを具体的に説明してください。)
public → publicly(例外) 公に/公開で apologize/announce + publicly
The company apologized publicly.
(その会社は公に謝罪しました。)
✍️ 練習のコツ:dramatically / basically / specifically3本柱で、文頭・動詞直後・文末の位置替えをして音読すると、リズム感が身につきます。

見取り図(用途別ミニマップ)

-ic で終わる形容詞は、原則 -ally をつけて -ically という副詞になります。 例:dramatic → dramatically(劇的に)/basic → basically(基本的に)/specific → specifically(具体的に)。 下の3カテゴリに分けると、意味と置き場所の判断が速くなります。

変化・程度
数値や状況の「大きな変化」や「度合い」を強調。
  • increase/decrease + dramatically
  • improve/change + dramatically
Prices rose dramatically.
(物価が大幅に上がった。)
話し手の姿勢・要約
文全体に「要するに」「技術的には」などの態度・見方を添える。
  • Basically, S + V ...
  • Technically, S + V ...
Basically, it’s the same plan.
要するに、同じ計画です。)
方法・具体性
「どんなふうに?」を説明。専門性や観点を示す。
  • explain/ask + specifically
  • be scientifically provenhistorically importantprove/explain + …ically
Please explain it specifically.
(それを具体的に説明してください。)
✍️ 覚え方:dramatically(度合い)/basically(要するに)/specifically(具体的に)の 3本柱を口ならし → すぐ実戦投入できます。

よく使うコロケーション集(ミニ表 × 用途)

「よく一緒に使われる語」とセットで覚えると、読むスピードも書く力も伸びます。日本語訳はおおまかでOK。形(型)を丸ごと暗記しましょう。

副詞(…ically) 用途 最小コロケーション ミニ例(英→日・音声)
dramatically 変化・度合いを強調 increase/decrease + dramatically
Sales increased dramatically.
(売上が劇的に伸びた。)
basically 要点・結論の提示 Basically, S + V …(文頭+カンマ)
Basically, we agree.
基本的には賛成です。)
specifically 具体性・明確化 explain/ask + specifically
Could you describe it specifically?
(それを具体的に説明してもらえますか?)
scientifically 科学的観点から be scientifically provenevaluate scientifically
The method is scientifically proven.
(その方法は科学的に実証されている。)
historically 歴史的観点から be historically importantview historically
The site is historically important.
(その遺跡は歴史的に重要だ。)
⚠️ 例外の綴り:public → publicly× publically)。意味は「公に」。

置き場所(語順)の型カタログ(最小例つき)

基本は「修飾したい語の近く」。…ically は動詞のあと/be のあと/文頭(カンマ必須)に置くのが自然です。 まずは下の5型をテンプレ化しましょう。

用途 語順(型) コツ 最小例(英→日・音声)
変化を強める S + V + …ically 動詞を直接修飾。グラフ説明とも相性◎。
Costs fell dramatically.
(コストが大きく下がった。)
状態・評価 be + …ically + 形/過去分詞 「〜的に見て/科学的に」などの評価を添える。
The result is scientifically valid.
(その結果は科学的に妥当だ。)
要約・姿勢 …ically, S + V … 文頭に置くと「話者の姿勢」を明示。カンマ必須。
Basically, we agree with the proposal.
要するに、その提案に賛成です。)
丁寧な依頼・強調 S + 助動詞 + …ically + V 助動詞の直後に置くと読み取りやすい。
Could you specifically explain the steps?
(手順を具体的に説明していただけますか?)
文末で余韻 …, …ically. 文末に置くと全体のトーンをそっと添える。
They announced the decision publicly.
(彼らはその決定を公に発表した。)
🧩 ミニ注意:public → publicly は例外(-ally ではない)。
🌱 練習:上の5型を使って、あなたの今日の出来事をそれぞれ1文ずつ作り、音読してみましょう。

3. 現在(過去)分詞からできる -ly 副詞

-ing / -ed で終わる分詞由来の「形容詞」に -ly を付けると、 surprising → surprisinglysupposed → supposedly のような副詞になります。意味は大きく3タイプ: 評価・態度 伝聞・推定 様態(どんなふうに)。 文全体に気持ちや見方を足したり、情報の確かさを示したり、動作の様子を描いたりできます。

評価・態度
「驚いたことに/面白いことに」など、話し手の視点を文全体へ。
Surprisingly, the rule is simple.
意外にも,その規則は簡単です。)
伝聞・推定
「~と言われている/報道によれば」。情報源に距離を置く。
He is supposedly 30.
(彼はたぶん/伝えられるところでは30歳です。)
様態(どんなふうに)
動作の“見え方”を足す。「ややこしく/がっかりする感じで」など。
She explained it confusingly.
(彼女の説明はややこしい感じでなされました。)
スペリング早見
  • -ing → -inglysurprising → surprisinglyinteresting → interestingly
  • -ed → -edlysupposed → supposedlyalleged → allegedlyreported → reportedly
まぎらわしい語
friendly / likely / lovely形容詞(副詞ではない)
friendlily は綴り上は可でも実用は非常に稀。普通は in a friendly way を使う。
🌱 学習ヒント:まずは Surprisingly, …He is supposedly …explain … confusingly3型を“口に出して”覚えましょう。口慣らしが最速で定着します。 Lesson 079 / Section 3

基本ルールBOX(-ing / -ed → -ly の作り方と使い分け)

  1. 作り方(つづり)-ing + ly → -ingly-ed + ly → -edly。 例:surprising → surprisinglysupposed → supposedlyalleged → allegedly
  2. 意味の核(3タイプ)評価・態度(話し手の気持ち)/ 伝聞・推定(「~と言われている」)/ 様態(どんなふうに)。
  3. 置き場所の原則(自然な位置を型で記憶):
    文頭+カンマSurprisingly, S + V …(評価)/Supposedly, S + V …(伝聞)
    be / 助動詞の直後is reportedly … / will allegedly … / can supposedly …
    動詞の直後(様態):explain/write/speak + confusingly
  4. よくある誤り× supposebly supposedly× He spoke friendly. He spoke in a friendly way.
評価・態度(文頭+カンマ)
Interestingly, no one noticed.
興味深いことに,誰も気づきませんでした。)
評価系は文頭+カンマが読みやすい。
伝聞・推定(be/助動詞の直後)
They are reportedly moving.
(彼らは報道によれば移転するそうです。)
be の直後に置くと情報の出所がクリア。
様態(動詞の直後)
He answered disappointingly.
(彼の答え方はがっかりする感じでした。)
「どんなふうに?」に答えるのが様態副詞。
🔁 練習のコツ:上の3文を「文頭/be直後/動詞直後」の位置感ごとに入れ替えて音読。 位置が変わると読み手の受け取り方(評価・確からしさ・様子)がどう変わるかが体感できます。

見取り図(用途別ミニマップ)

-ing / -ed の分詞由来の形容詞に -ly をつけた副詞は、ざっくり 評価・態度 伝聞・推定 様態(どんなふうに) の3タイプで考えると迷いません。

評価・態度(話し手の気持ち)
「驚いたことに/嬉しいことに」など、文全体に気持ちを添える。
  • surprisingly / interestingly / thankfully / regrettably
  • 型:Adv, S + V ...(文頭+カンマ)
Thankfully, the bus arrived on time.
ありがたいことに、バスは時間どおり来ました。)
伝聞・推定(情報の確かさ)
「〜と言われている/報道では」など、情報の距離を示す。
  • supposedly / reportedly / allegedly / seemingly
  • 型:be/助動詞 + Adv + VAdv, S + V ...
The team will reportedly relocate next year.
(そのチームは報道によれば来年移転します。)
様態(どんなふうに?)
動作の見え方・雰囲気。「ややこしく/魅力的に」など。
  • confusingly / disappointingly / charmingly
  • 型:S + V + Adv(動詞の直後が基本)
She presented the idea charmingly.
(彼女はその案を魅力的に提案しました。)
📝 スペリングの目安:-ing → -inglysurprising → surprisingly)/ -ed → -edlysupposed → supposedlyalleged → allegedly)。 friendly/likely/lovely は形容詞。副詞は in a friendly way などで表現。

よく使うコロケーション集(ミニ表 × 用途)

「よく一緒に出る相手語」とでセット暗記すると、読む・話すが一気にラクになります。

副詞(-ly) 用途 最小コロケーション ミニ例(英→日・音声)
surprisingly 評価(意外にも) Surprisingly, S + V ...
Surprisingly, no one complained.
意外にも、誰も文句を言いませんでした。)
interestingly 評価(面白いことに) Interestingly, S + V ...
Interestingly, the simplest solution worked.
面白いことに、一番簡単な解決策が効きました。)
supposedly 伝聞(〜と言われる) is/are supposedly ...
The museum is supposedly free on Sundays.
(その博物館は日曜は無料だと言われます。)
reportedly 伝聞(報道によれば) will/reportedly + Vbe reportedly + pp
The bridge was reportedly closed at night.
(橋は夜間閉鎖されたと報じられました。)
allegedly 伝聞(法的文脈) was allegedly + V-ing/pp
He was allegedly involved.
(彼は関与したとされています。)
confusingly 様態(ややこしく) explain/speak + confusingly
He explained it confusingly.
(彼の説明はややこしいものでした。)
disappointingly 様態(がっかりする感じで)/評価 answer/end + disappointingly
The event ended disappointingly.
(そのイベントは残念な形で終わりました。)
💡 コツ:評価は文頭+カンマ、伝聞はbe/助動詞の直後、様態は動詞の直後が基本ポジション。

置き場所(語順)の型カタログ(最小例つき)

「どこに置く?」は型で覚えるのが一番早いです。まずは下の5型をそのままマネしましょう。

用途 語順(テンプレ) コツ 最小例(英→日・音声)
評価 Adv, S + V ... 文頭に置いて、読み手に態度を先出し。カンマ必須
Surprisingly, everyone agreed.
驚いたことに、全員が賛成しました。)
伝聞 S + be + Adv + pp/形 be の直後が読みやすい位置。
The policy is reportedly effective.
(その方針は報道によれば有効です。)
伝聞 S + 助動詞 + Adv + V 助動詞の直後に置くとスッと読める。
They will supposedly reopen soon.
(彼らはおそらくまもなく再開するそうです。)
様態 S + V + Adv 動詞の後で「どんなふうに?」に答える。
She answered disappointingly.
(彼女の答え方は残念な感じでした。)
全体修飾(挿入) S + , Adv, + V ... 文中に挿入して、軽くトーンを添える。
The plan, interestingly, worked well.
(その計画は、興味深いことに、うまくいきました。)
⚠️ つづり注意:× supposebly supposedly評価系は文頭+カンマ、伝聞はbe/助動詞の直後、様態は動詞の直後が合言葉。
評価・態度 文頭+カンマ

Surprisingly, I fell in love at first sight.

驚いたことに、私は一目惚れしました。)

🧩 Adv, S + V ...(評価の副詞は文頭+カンマで読みやすい)

📗 語注at first sight=「一目見て」。surprisingly は話し手の気持ちを文全体に添える副詞。

評価・態度 文頭+カンマ

Interestingly, children solved the puzzle faster than adults.

面白いことに、子どもは大人より早くそのパズルを解きました。)

💡 ニュアンス:事実に「興味深さ」という評価を加える。

📗 語注solve=解く / faster than=〜より速く。

評価・態度 文頭+カンマ

Alarmingly, the river rose overnight.

警戒すべきことに、その川は一晩で水位が上がりました。)

🎯 ポイント:危険や不安を示す評価副詞。ニュース解説で頻出。

📗 語注overnight=一晩で / rose=rise(上がる)の過去形。

伝聞・推定 法的文脈でよく使う

She allegedly leaked the draft to the press.

(彼女はその草案を報道機関に漏らしたとされています。)

🧭 S + allegedly + V(助動詞の直後や be の直後にも置ける)

📗 語注allegedly=「(証拠は示さず)〜とされる」/ draft=草案。

伝聞・推定 助動詞の直後

The festival will reportedly be held next spring.

(その祭りは来春に開催される見込みだと報じられています。)

🧭 will + reportedly + Vbe held=開催される)

📗 語注reportedly=「報道によれば」。ニュース英語で頻出。

伝聞・推定 be の直後

The painting was supposedly lost for decades.

(その絵は何十年も失われていたとされています。)

🔧 be + supposedly + pp(受動態に副詞を差し込む)

📗 語注supposedly=「世間では〜とされる」(確証は弱め)。

様態 動詞の直後

He spoke confusingly during the meeting.

(会議中、彼の話し方はややこしい感じでした。)

🎯 コツ:「どんなふうに?」に答える副詞は動詞の後ろへ。

📗 語注during the meeting=会議の間。

様態 動詞の直後

She answered reassuringly, "Everything is fine."

(彼女は「大丈夫」と安心させるように答えました。)

💡 ニュアンス:相手の不安をしずめる口調・表情を表す。

📗 語注reassuringly=安心させる感じで。

様態 評価ニュアンス

The story ended disappointingly for many fans.

(多くのファンにとって、その物語は残念な形で終わりました。)

🎭 ポイント:様態(どう終わったか)と評価(がっかり)を同時に表す。

📗 語注ended=終わった / for many fans=多くのファンにとって。

様態 動詞の直後

The host greeted us charmingly at the door.

(主催者は玄関で私たちに愛想よく挨拶してくれました。)

🌼 使いどころgreet/smile/speak と相性がよい。

📗 語注host=主催者 / greet=挨拶する。

評価・態度 文頭+カンマ

Shockingly, the data was deleted by mistake.

衝撃的なことに、そのデータは誤って削除されました。)

トーン:感情の強さがやや高い評価副詞。言いすぎに注意。

📗 語注by mistake=誤って。

評価・傾向 形容詞・分詞を修飾

The market is increasingly volatile.

(市場はますます不安定になっています。)

📈 ポイントincreasingly は「だんだんと〜に」。形容詞(volatile=不安定な)を修飾。

📗 語注:ニュースやビジネスで頻出。

伝聞・推定 be の直後

The rules were reportedly changed without notice.

(その規則は予告なく変更されたと報じられています。)

🧭 were reportedly + pp

📗 語注without notice=予告なしで。

伝聞・推定 目撃情報

They were allegedly seen together after midnight.

(彼らは深夜過ぎに一緒にいるのを見られたとされています。)

🔍 ポイント:出所は不確か。断定を避けたいときに便利。

📗 語注after midnight=深夜過ぎに。

4. -ly 以外の接尾辞や複合副詞(ここで全体図)

英語の副詞は -ly だけではありません。-wise(〜の観点で)、 -ward(s)(〜の方向へ)、-way(s)(方法・方向)といった別の接尾辞や、 down + stairs → downstairs のような複合語も日常的に使われます。 ここでは 4-1〜4-4 の見取り図と、学び始めの注意点をまとめて確認します。

-wise 観点
「〜の点で/〜という観点では」。clockwise(時計回り)、otherwise(そうでなければ)、likewise(同様に)。
Turn the screw clockwise.
(ネジを時計回りに回しなさい。)
-ward(s) 方向
「〜の方向へ」。米語は -ward、英語は -wards が一般的:forward(s), upward(s), homeward(s)
The balloon moved upward.
(風船は上方へ動きました。)
-way(s) 方法・方向
「〜な方法で/〜向きに」。sideways(横向きに)、anyway(とにかく)、halfway(途中で)。
Slide the box sideways.
(箱を横向きにずらして。)
複合副詞 語の合体
単語がくっついて副詞化:downstairs(階下へ)、however(しかしながら/どんな方法でも)、indeed(実に)。
We waited downstairs for you.
(私たちはあなたを階下で待ちました。)
🌟 学習ヒント:ラベル(-wise=観点/-ward(s)=方向/-way(s)=方法・方向/複合=形の合体) を先に覚えると、未知の単語でも意味を推測しやすくなります。 Lesson 079 / Section 4 総覧

4-1〜4-4 へのジャンプ

🔁 学習の進め方:まずは各カードのラベル(観点/方向/方法/合体)を覚え、最小例を音読。 「意味の軸」を先に入れると、新しい語でも迷いません。

用法の違いと注意(よくある混同)

  • -ward(s)toward(s) は別物:toward(s) は前置詞(名詞が後続)、 一方 forward(s)/upward(s) は副詞(単独で使える)。
    He walked forward.
    (彼は前へ歩いた。)
  • -wise は「過度に多用するとカジュアル寄り」。フォーマル文書では言い換え(例:in terms of)も検討。
  • -way(s)anywayanyways:後者は口語的・地域差あり。学習初期は anyway を推奨。

4-1. -wise(〜の観点で)って何?

-wise は「〜の点で/〜という観点では」という ラベル(タグ)を文に付ける接尾辞です。
たとえば price-wise(価格面では)、time-wise(時間面では)のように、 名詞 + wise で「どこに注目して話すか」を示せます。
もう一つ、clockwise(時計回りに)や lengthwise(縦方向に)のように 向き・方向を表す語もあります。
さらに otherwise(さもなければ/他の点では)・likewise(同様に)のような 慣用的な単語も覚えておきましょう。

観点ラベル
「〜の点では」を先に(または後で)付け足す。

Price-wise, this model is great.

価格の点では、この機種はとても良いです。)

向き・方向
どう動かす?に即答する副詞。

Turn the lid clockwise.

(フタを時計回りに回して。)

慣用セット
otherwise=さもなければ/他の点では、likewise=同様に。

Finish it now; otherwise, we’ll be late.

(今終わらせて。さもないと遅れます。)

🌱 学びのコツ: -wise は「話題のふせん」。price-wisetime-wise の2つをまず口ぐせに! Lesson 079 / Section 4-1

-wise の基本ルール(場所・意味・丁寧さ)

観点 生産的(多くの名詞につけられる)

名詞 + wise で「〜の点では」の意味。
代表:price/time/schedule/budget/quality/safety/size/performance + -wise

  • 文頭+カンマ:全体の視点を先に提示して読みやすい。
    Time-wise, we’re tight.
    時間の点では、余裕がありません。)
  • 文末(カジュアル):あとから補足する言い方。
    It’s fine, budget-wise.
    予算面では問題ありません。)
  • 名詞(形容詞)に掛ける口語:やや砕けた響き。フォーマルでは控えめに。
    It’s great quality-wise.
    品質面では素晴らしい。)
    フォーマル代替:in terms of quality / regarding quality / from a quality standpoint

向き・方向 操作・動作の様態

clockwise(時計回りに)/counterclockwise(反時計回りに)/lengthwise(縦方向に)/crosswise(横切って)。
多くは 動詞の直後に置くと自然です。

Rotate the knob counterclockwise.
(つまみを反時計回りに回して。)

慣用 意味は個別に覚える
  • otherwise = ①「さもなければ」※条件的に結果を導く ②「他の点では」。
  • likewise = 「同様に」。文頭・挿入・文末いずれも可(読みやすくカンマを使う)。
Wear gloves; otherwise, you might get burned.
(手袋をして。しないとヤケドするかも。)
He agreed; she did likewise.
(彼が同意し、彼女も同様に同意した。)

注意
  • 使いすぎ注意:N + wise は便利ですが カジュアル寄り。フォーマル文書では in terms of / regarding / as for を優先。
  • -ward(s) と toward(s) は別:forward(s) は副詞(単独OK)。toward(s) は前置詞(名詞が必要)。
  • 綴り:otherwiselikewise(z ではなく s)。
🔁 モチベUP: 毎日の会話で「最初に視点を言う」練習を。Time-wisePrice-wise を 1日1回使えたら合格です。小さな成功が“英語脳”を育てます。

見取り図(用途別ミニマップ)— 何を言いたい? → 型 → よく出る語

観点ラベル(topic-wise) 向き・方向(orientation-wise) 慣用(otherwise / likewise)
※「観点」は 名詞 + wise で “〜の点では”。「向き」は clockwise / lengthwise / crosswise など。「慣用」は個別に意味を覚えます。

観点ラベル N + wise(文頭 or 文末)
よく出る名詞: price / time / schedule / budget / quality / safety / size / performance

Schedule-wise, we’re flexible.

スケジュールの点では、私たちは柔軟です。)

向き・方向 V + clockwise / lengthwise …
相性の良い動詞: turn / rotate / twist / cut / slice / slide

Twist the cap clockwise.

(キャップを時計回りにひねって。)

慣用 otherwise / likewise
ヒント: otherwise=「さもなければ/他の点では」、 likewise=「同様に」。

Back up your files; otherwise, you could lose them.

(ファイルをバックアップして。しないと失うかもしれないよ。)

🧭 道しるべ: まずは price-wise / time-wise を使って 「視点」を先に言う練習から。向き系は「動詞の直後」が基本です。

よく使うコロケーション(ミニ表 × 用途)

英語では「よく一緒に使われる組み合わせ」が自然さを作ります。用途別に最小例を添えました。

用途 コロケーション 意味の目安 最小例(英→日→TTS)
観点 price-wise + affordable / expensive / fair 価格面では(手頃/高い/妥当)
Price-wise, it’s affordable.
価格の点では、手頃です。)
観点 time-wise + tight / flexible / impossible 時間面では(厳しい/柔軟/無理)
Time-wise, tomorrow is tight.
時間の点では、明日は厳しいです。)
観点 schedule-wise + free / full / open 予定面では(空いてる/詰まってる/開いてる)
Schedule-wise, Friday works.
予定の点では、金曜で大丈夫です。)
観点 safety-wise + risky / acceptable / critical 安全面では(危険/許容/重大)
Safety-wise, helmets are required.
安全面では、ヘルメットが必要です。)
観点 quality-wise + excellent / stable / poor 品質面では(優れている/安定/悪い)
It’s excellent, quality-wise.
品質面では、優れています。)
観点 budget-wise + limited / friendly / over 予算面では(限られる/優しい/超過)
We’re limited budget-wise.
予算面では、制約があります。)
向き turn/rotate/twist + clockwise 時計回りに
Rotate the dial clockwise.
(ダイヤルを時計回りに回して。)
向き turn/rotate + counterclockwise 反時計回りに
Turn it counterclockwise to loosen.
(緩めるには反時計回りに回します。)
向き slice/cut + lengthwise / crosswise 縦方向に/横切って
Cut the tofu lengthwise.
(豆腐を縦方向に切って。)
慣用 otherwise + 結果(命令/助動詞) さもなければ(条件-結果)
Save your work; otherwise, you might lose it.
(作業を保存して。しないと失うかもしれない。)
慣用 ..., and ... likewise. / ..., likewise, ... 同様に(並列・挿入)
We hired more staff; our partner did likewise.
(私たちは人員を増やし、相手社も同様にしました。)
🧩 覚え方:「観点」は 名詞 + wise を先に声に出す。 「向き」は 動詞の直後に置くクセをつける。「慣用」は個別に丸暗記。

置き場所(語順)カタログ(最小例つき)

どこに置く?を型で覚えると、英作文が一気に楽になります。

A:文頭+カンマ(観点を先に) N + wise, S + V ...

Size-wise, the bag is small.

サイズの点では、そのバッグは小さいです。)

読み手に優しい順番。まず視点=何について話すかを示します。
B:文末で補足(カジュアル) S + V ..., N + wise.

The plan is fine, risk-wise.

リスクの点では、その計画は大丈夫です。)

あとからそっと注釈。フォーマルでは言い換え(in terms of risk)も検討。
C:動詞直後(向き・方向) V + clockwise / lengthwise / crosswise

Slide the drawer sideways.

(引き出しを横向きにスライドさせて。)

「どう動かす?」に即答する位置。作業手順の英語で大活躍。
D:接続的(otherwise)/ 並行(likewise) ..., otherwise, ... / ..., likewise, ... (※文頭や文末も可)

Submit the form; otherwise, the request won’t start.

(申請フォームを提出して。しないと手続きが始まりません。)

Our team will join; our partner will do likewise.

(私たちのチームが参加し、相手社も同様に参加します。)

句読点に注意:otherwiselikewise はカンマで区切ると読みやすいです。
⚠️ 注意:N + wise は便利ですが口語寄り。書類・レポートでは in terms of / regarding / with respect to などへ言い換えましょう。

💬 例文で感覚をつかもう!(-wise)

観点 文頭+カンマ

Feature-wise, the app is solid.

機能の点では、このアプリは堅実です。)

🔧 構造:N + wise, S + V ...。視点(feature=機能)を先に提示。

語注:feature=機能、solid=しっかりしている・信頼できる。

言い換え:In terms of features, the app is solid.

観点 文頭+カンマ

Service-wise, they're very responsive.

サービス面では、彼らはとても反応が速いです。)

語注:responsive=問い合わせなどにすぐ対応する

コロケーション:highly responsive / responsive support

観点 文末補足(口語)

This chair feels minimal, design-wise.

(この椅子は、デザイン面ではミニマルに感じます。)

語注:minimal=余計な装飾がない・最小限。

フォーマル代替:In terms of design, this chair feels minimal.

観点 文頭+カンマ

Energy-wise, this fridge is efficient.

省エネの観点では、この冷蔵庫は効率が良いです。)

語注:efficient=無駄が少なく効率が良い。

関連:energy-efficient / power consumption

観点 文末補足(口語)

These shoes win, comfort-wise.

(この靴は、履き心地の点では勝ちです。)

語注:win=勝っている(口語)。comfort=快適さ。

同義表現:These shoes are the most comfortable.

観点 恋愛 文頭+カンマ

Relationship-wise, I feel we're getting closer.

関係の面では、私たちはもっと近づいていると感じます。)

語注:relationship=人間関係/恋愛関係、get closer=距離が縮まる。

言い換え:In terms of our relationship, I feel we're getting closer.

向き 動詞直後

Lay the boards crosswise.

(板を横切る向きに置いてください。)

🔧 構造:V + crosswise(どう置く?に答える)。

語注:crosswise=十字に/横方向に。

向き 動詞直後

Slice the cucumber lengthways.

(きゅうりを縦方向に薄切りにして。)

表記メモ:lengthways は英(BrE)。米(AmE)は lengthwise

相性の良い動詞:slice / cut

向き 動詞直後

Cut the paper widthwise to fit the box.

(箱に合うように、紙を横幅方向に切ってください。)

語注:widthwise=幅方向に。

型:V + widthwise + to ...(目的を to 不定詞で説明)。

慣用 イディオム

I couldn't get a word in edgewise.

(口を挟むすきがありませんでした。)

意味:get a word in edgewise=会話に一言差し込む(米語)。

状況:相手がしゃべり続けていて入る余地がない時に使う定番表現。

慣用 接続:条件→結果

Follow the instructions; otherwise, the warranty becomes void.

(手順に従ってください。従わないと保証が無効になります。)

語注:warranty=保証、void=無効の。

型:命令形/助動詞, otherwise, 結果

慣用 副詞:別の事情なら

I was busy; otherwise, I would have joined.

(忙しかったです。そうでなければ、参加していました。)

would have + 過去分詞=「(もし〜だったら)…したのに」。

otherwise の多義に注意:ここは「別の事情なら」。

慣用 並列:同様に

She submitted her report; I will do likewise.

(彼女がレポートを提出しました。私も同様に提出します。)

使い方:文頭・文末・挿入でもOK。読みやすさのためにカンマ区切りがよく使われます。

言い換え:... and so will I.

観点 文頭+カンマ

Security-wise, this option is stronger.

セキュリティ面では、この選択肢のほうが強固です。)

語注:strong=強い → stronger=より強い(比較級)。

フォーマル代替:From a security standpoint, this option is stronger.

4-2. -ward(s)(〜の方向へ)って何?

-ward(s) は「〜の方向へ/〜の方へ」を表す 方向副詞(ときに形容詞)を作る接尾辞です。
例:forward(s)(前へ)、backward(s)(後ろへ)、upward(s)(上へ)、 downward(s)(下へ)、inward(s)(内へ)、outward(s)(外へ)、 northward(s)(北へ)、homeward(s)(家へ)、onward(s)(前進して)、 afterward(s)(その後で)。
会話では 動詞の直後や文末に置かれることが多く、 作業手順・移動・方角の指示と相性抜群です。

意味 方向・進行
  • forward(s)=前へ(前進)
  • upward(s)=上へ(上向き)
  • homeward(s)=家の方向へ

Step forward.

前へ一歩出てください。)

名詞/形容詞 + -ward(s)
northnorthward(s)ininward(s)
形容詞用法:an upward trend(上昇傾向)

Prices moved upward.

(価格は上向きに動いた。)

英/米の綴り s の有無
米:afterward/英:afterwards
forward(s)backward(s) はどちらも見られる(意味差は小)。

We’ll talk afterward(s).

あとで話しましょう。)

🔍 まず覚える3つ: forward(s)upward(s)afterward(s)。 どれも「動詞のあと」に置くと自然です。 Lesson 079 / Section 4-2

-ward(s) の基本ルール(意味・品詞・語順・英米差)

ルール1 副詞中心、名詞を取らない「単独の方向語」。

go / move / step / look / lean / turn / tilt などの動詞と相性が良く、 「どちらへ?」に即答します。 形容詞として名詞を修飾することもあります(例:an outward flight 外向きの便)。

副詞

He leaned backward.

(彼は後ろへもたれた。)

形容詞

an upward trend

上向きの傾向)


ルール2 toward(s) は「前置詞」。-ward(s) は「副詞/形容詞」。

toward(s)うしろに名詞(目的語)が必須-ward(s) は単独でOK。意味は似ても、文法の役割が違います。

前置詞(名詞が必要)

He walked toward the station.

(彼は駅の方向へ歩いた。)

副詞(単独でOK)

He walked homeward.

(彼は家の方向へ歩いた。)


ルール3 基本は「動詞の直後」か「文末」。文頭に置くのはまれ。
  • 手順説明:Rotate the knob clockwise.(ノブを時計回りに)
  • 動作描写:Birds flew northward(s).(鳥が北へ飛んだ)
  • 時間順:We met afterward(s).(あとで会った)
They moved forward together.
(彼らは一緒に前へ進んだ。)

ルール4 英(BrE)は -wards がやや多め。米(AmE)は -ward も一般的。
  • afterward(米)/afterwards(英)
  • forwardforwards はどちらも可(意味差はほぼなし)。
  • 形容詞は -s なしが基本:forward planning(先を見据えた計画)
We’ll continue onward after lunch.
(昼食後に先へ進みます。)

ルール5 動詞の相性で一気に自然に。
移動go / move / step / march / travel / head + forward / northward(s) ...
操作turn / rotate / tilt / roll + upward(s) / downward(s) / inward(s) ...
時間happen / meet / discuss + afterward(s)
Head eastward for two blocks.
東へ2ブロック進んでください。)
ワンポイント: toward(s) + 名詞(駅へ)/ -ward(s)(単独:前へ)の違いをセットで覚えると、ミスが激減します。

見取り図(用途別ミニマップ)— どんな「方向」を言いたい?

-ward(s) は「〜の方向へ」を作る語尾。動詞のあと文末に置くと自然です。名詞を後ろに取りません(=toward(s) + 名詞と役割が違う)。

移動・進行 go/move/step + forward(s) / backward(s)
よく出る語:forward(s)(前へ)、backward(s)(後ろへ)、onward(s)(先へ)

They moved forward together.

(彼らは前へ一緒に進んだ。)

操作・姿勢 tilt/lean/rotate + upward(s) / downward(s)
よく出る語:upward(s)(上向きに)、downward(s)(下向きに)、inward(s)(内側へ)、outward(s)(外側へ)

Tilt the screen upward.

(画面を上向きに傾けて。)

方角・地理 head/travel + northward(s)/eastward(s)...
よく出る語:north/east/south/west + ward(s)homeward(s)(家の方向へ)

Head northward after the bridge.

(橋を渡ったら北へ進んでください。)

時間の順序 meet/discuss + afterward(s)
afterward(s)=「その後で」。米 afterward / 英 afterwards

We’ll discuss it afterward.

(その件はあとで話し合いましょう。)

視線・心理の向き look/turn + inward(s)/outward(s)
比喩OK:turn inward(内省する)、look outward(外へ目を向ける)

She turned inward and reflected.

(彼女は内側へ心を向け、振り返った。)

🧭 道しるべ: まずは forward / upward / afterward の3兄弟から。使う場面がはっきりしていて覚えやすいです。

よく使うコロケーション(ミニ表 × 用途)

「どの動詞と一緒に?」が分かると即・実戦投入できます。必要に応じて米英の綴り差も確認しましょう。

用途 コロケーション 意味の目安 最小例(英→日→TTS)
移動 go/move/step + forward(s) 前へ進む
Step forward, please.
前へお進みください。)
移動 head/travel + northward(s)/eastward(s)... 方角へ進む
Travel eastward along the coast.
(海岸沿いに東へ進みなさい。)
操作 tilt/lean + backward(s)/forward(s) 後ろ/前へ傾ける
Lean backward slightly.
(少し後ろへ体を倒して。)
操作 rotate/turn + clockwise / counterclockwise 時計回り/反時計回り
Turn the knob counterclockwise.
(ノブを反時計回りに回して。)
姿勢 sit/face + forward(s) 前向きに座る/向く
Face forward during takeoff.
(離陸中は前向きに座ってください。)
時間 meet/discuss + afterward(s) その後で
Let’s meet afterward.
あとで会いましょう。)
傾向 trend/move + upward(s)/downward(s) 上向き/下向きに推移
Prices are moving upward.
(価格は上向きに動いています。)
内外 look/turn + inward(s)/outward(s) 内側/外側へ向ける
Turn the valves inward.
(バルブを内側へ向けてください。)
🧩 覚え方:動詞-ward(s)」を1セットで口に出す練習を。toward(s) + 名詞と混同しないのがコツ。

置き場所(語順)カタログ

迷ったら「動詞の直後」か「文末」。形容詞用法は名詞の前に置けます(例:an upward trend)。

A:動詞の直後(基本) V + -ward(s)

March onward to the gate.

(ゲートへ先へ進みなさい。)

動作の「向き」を直感的に示す配置。
B:目的語のあと(操作系) V + O + -ward(s)

Push the lever downward.

(レバーを下向きに押して。)

機械操作や体の使い方の指示で多用。
C:文末(あと置きで読みやすく) S + V (+ O) ... , -ward(s)

We’ll talk afterward.

あとで話しましょう。)

時間順の表現は文末が自然(米:afterward/英:afterwards)。
D:形容詞用法(名詞の前) an + upward/downward + N

an upward trend

上向きの傾向)

名詞を修飾する時は -s を付けないのが基本。
⚠️ toward(s) と混同注意: toward(s) + 名詞(例:toward the station)は前置詞。 homeward のような -ward(s) は名詞を取りません。

💬 例文で感覚をつかもう!(-ward(s) の方向副詞)

移動 群衆の動き

The crowd surged forward as the gates opened.

(門が開くと、群衆は前へ一気に押し寄せた。)

surge=どっと押し寄せる(波のように動く)。

forward は「前方へ」。名詞は取りません(=toward(s) + 名詞と役割が違う)。

移動 安全行動

The child stepped backward to avoid the puddle.

(その子は水たまりを避けるために後ろへ下がった。)

step backward=後ろに一歩下がる。avoid=避ける。

語尾 -ward / -wards は米/英の綴り差(意味差はほぼ無し)。

操作 動詞直後

Lift the handle upward until it clicks.

(カチッと音がするまで、ハンドルを上向きに持ち上げて。)

型:V + O + upward(s)(操作系でよく使う)

until it clicks=「カチッとなるまで」。安全手順の定番表現。

操作 機械・器具

Press the pedal downward to stop the machine.

(機械を止めるには、ペダルを下向きに踏んでください。)

目的は to + 動詞(〜するために)で表す。

pedal=ペダル、downward=下向きに。

心理 比喩OK

During meditation, he looked inward and breathed slowly.

(瞑想のあいだ、彼は内側へ心を向け、ゆっくり呼吸した。)

look inward=内省する。心の「向き」も -ward(s) で表現できる。

meditation=瞑想、breathe=呼吸する。

姿勢 命令文

Face outward to watch the fireworks.

(花火を見るときは、外側へ向いてください。)

型:Face + outward(s)=〜の方向を向く。

fireworks=花火。場所指示と相性が良い表現。

方角 現在進行

Migrating birds are flying northward this month.

(今月、渡り鳥は北へ飛んでいる。)

migrating birds=渡り鳥。季節の移動を描写するときに便利。

northward(s) は “北の方向へ”。

進行 比喩可

The hikers continued onward despite the rain.

(雨にもかかわらず、ハイカーたちは先へ進み続けた。)

despite=〜にもかかわらず。onward=前進して。

仕事や学習の「前進」を比喩で表すときにも使える。

方角 海方向

The ship sailed seaward at dawn.

(その船は夜明けに海のほうへ出航した。)

seaward=海の方向へ、dawn=夜明け。

山なら mountainward のような派生も文脈によって可能。

時間 英:-sあり

We can catch up afterwards if you’re busy now.

(今忙しいなら、あとで近況を話そう。)

英:afterwards/米:afterwardcatch up=近況を話す。

文末に置くのが自然な配置。

方角 視線

She glanced skyward and laughed.

(彼女は空のほうをちらっと見て笑った。)

glance=ちらっと見る。skyward=空の方向へ。

短い動作+方向で情景がすぐ描ける。

恋愛 比喩・情景

After the date, we wandered homeward hand in hand.

(デートのあと、私たちは手をつないで家のほうへぶらぶら歩いた。)

wander=あてもなく歩く、hand in hand=手を取り合って。

homeward は「家の方向へ」。温かい情景に合う語。

傾向 データ言及

Output numbers drifted downward last quarter.

(前四半期、アウトプットの数値は下向きに推移した。)

drift=ゆっくり動く/流れる。ビジネスの数値表現と相性良し。

last quarter=前四半期。

方角 自然現象

The storm is moving westward overnight.

(その嵐は今夜のうちに西へ移動している。)

天気でも方向語はよく使う。overnight=一晩のうちに。

型:be + V-ing + westward(進行中の移動)。

方角 派生語

Traffic flowed cityward at sunset.

(日没時、交通は街のほうへ流れていった。)

cityward=街方面へ(やや文語的だが意味は明快)。

flow=流れる、sunset=日没。

4-3. -way(s)(〜の向き/途中/つなぎ言葉)って何?

語尾 -way(s) は、主に ①向き・方向②途中・程度③談話のつなぎ の3タイプの副詞を作ります。 例:sideways(横向きに)、lengthways(長さ方向に/縦に)、halfway(途中まで)、 partway(途中で)、always(いつも)、anyway(とにかく/ともかく)。 -wise(例:clockwise)は別セクション(4-1)。ここでは -way(s) に集中します。

① 向き 姿勢・配置

Turn the phone sideways.

(スマホを横向きにしてください。)

sideways=横向きに/lengthways=長さ方向に(縦に)。
② 途中・程度 程度副詞

The door is halfway open.

(ドアは半分ほど開いている。)

halfway=途中まで/半分ほど、partway=一部だけ途中で。
③ 談話 文全体を修飾

Anyway, let’s begin.

とにかく、始めましょう。)

文頭・文末に置いて話題を切り替える/まとめる働き。
🧭 コツ:動作の向きsideways / lengthways」、 「進み具合halfway / partway」、 「話のつなぎanyway」とざっくり3分割で覚えると迷いません。

-way(s) の基本ルール(意味・語順・バリエーション)

ルール1 意味は大きく ①向き ②途中 ③談話 の3系統。
  • 向きsideways(横に)/lengthways(長さ方向に)
  • 途中halfway(半分まで)/partway(途中のどこかまで)
  • 談話anyway(とにかく)/anyways(口語・くだけた米語)
Slide the box sideways a little.
(箱を横向きに少し動かして。)

ルール2 語順は「どう動く?」系=動詞の後/文末、「途中」系=形容詞の前後OK、「談話」系=文頭・文末が自然。
  • 向きV (+ O) + sideways/lengthways(例:Put the book sideways.
  • 途中be + halfway + 形容詞/分詞(例:The door is halfway open.
  • 談話文頭/文末(例:Anyway, ......, anyway.

Cut the paper lengthways.

(紙を縦方向に切りなさい。)

We’re halfway done.

(作業は半分終わったところだ。)


ルール3 米英差や口語形に注意:anyways はくだけた米口語。lengthwayslengthwise は語尾違い。
  • anyway(標準)/anyways(カジュアル)。フォーマル文書では anyway を。
  • lengthways(-ways)/lengthwise(-wise)。意味は近いが本セクションは -way(s) を扱う。
  • always は頻度副詞:be動詞の後一般動詞の前に置くのが基本。

He is always on time.

(彼はいつも時間どおりだ。)

位置:be の後。

She always checks her notes.

(彼女はいつもノートを確認する。)

位置:一般動詞の前。

ルール4 よく組み合わさる動詞
向き turn / rotate / slide / place / put + sideways / lengthways
途中 be / get / leave + halfwaygo / stop + partway
談話 Anyway, ...(話題転換・締め)/..., anyway.(譲歩・まとめ)
Let’s finish this part and review the rest anyway.
(この部分を終えて、残りはともかく復習しよう。)
🌱 モチベUPヒント: 文の「向き」を一つ決めるだけで表現は一気にスムーズ。今日の行動も forward ならぬ sideways/halfway/anyway の力で進めていきましょう。小さな前進でも、積み重ねが最短ルートです。

見取り図(用途別ミニマップ)— 「-way(s)」で何が言える?

語尾 -way(s) は「向き」「途中・程度」「談話(つなぎ)」「頻度」などを作る万能副詞メーカーです。 名詞を後ろに取らず(=前置詞 toward(s) とは違う)、文全体・動作の様子・進み具合をサッと足せます。

向き sideways / lengthways / edgeways / endways
物・体の向き配置を表す。「横・縦・端・先端の方向に」など。

Turn the phone sideways.

(スマホを横向きにして。)

途中・程度 halfway / partway / midway
「半分まで」「途中で」など進み具合を表す。形容詞や分詞と相性が良い。

The door is halfway open.

(ドアは半分開いている。)

談話(つなぎ) anyway / anyways*
話題転換・まとめの合図anyways はくだけた米口語。標準は anyway

Anyway, let’s start.

とにかく、始めよう。)

頻度 always
動作の回数感。「いつも」。位置は be 動詞の後一般動詞の前

She always checks the schedule.

(彼女はいつも予定を確認する。)

🧭 学び方ヒント:まずは sideways(向き)・halfway(途中)・anyway(談話)・always(頻度)の4本柱から。

よく使うコロケーション(ミニ表 × 用途)

「どの動詞とセットで自然か?」が分かると即戦力。最小例で耳と目を同時に慣らしましょう。

用途 よく組む動詞+-way(s) 意味の目安 最小例(英→日→TTS)
向き turn/rotate/tilt/hold + sideways 横向きにする/なる
Hold it sideways.
(それを横向きに持って。)
向き cut/fold/stack/align + lengthways 縦(長さ)方向に
Cut the paper lengthways.
(紙を縦方向に切って。)
途中 be/get/leave + halfway + 形容詞/分詞 半分ほど〜だ
We are halfway done.
(作業は半分終わった。)
途中 go/stop/pause + partway 途中まで行く/で止まる
We stopped partway.
(私たちは途中で止まった。)
談話 Anyway, + 文..., anyway. 話題転換・まとめ
Anyway, let’s move on.
とにかく、次へ進もう。)
頻度 be + always + Calways + V いつも〜する/〜だ
He is always calm.
(彼はいつも落ち着いている。)
🧩 覚え方:動詞+-way(s) を1セットで口慣らし。toward(s) + 名詞(前置詞)と混同しないのがコツです。

置き場所(語順)カタログ(最小例つき)

迷ったら「動詞の直後」か「文末」。halfway は形容詞・分詞と、anyway は文頭/文末に強いです。

A:動詞の直後(向き) V (+ O) + sideways/lengthways/edgeways...

Place the blocks edgeways.

(ブロックを端を上にして置いて。)

動作の「向き」を最短で示せる定位置。
B:be + halfway + 形容詞/分詞(途中) S + be + halfway + open/closed/done...

The bottle is halfway full.

(ボトルは半分入っている。)

halfway は程度副詞として直後の性質(open/full/done など)をやわらかく修飾。
C:文末(談話・まとめ) ..., anyway.

It wasn’t perfect; we learned a lot, anyway.

(完璧ではなかったが、いずれにせよ多くを学べた。)

文末は「結局ね」のニュアンスで軽く締めるのに便利。
D:always の位置 be + always / always + V

He is always polite.

(彼はいつも礼儀正しい。)

位置:be の後ろ。

They always arrive early.

(彼らはいつも早く到着する。)

位置:一般動詞の前。
⚠️ 注意:toward(s)前置詞で必ず名詞を伴う(例:toward the door)。sideways / halfway / anyway / always副詞なので名詞を直後に置きません。

💬 例文で感覚をつかもう!(-way(s) の副詞)

向き 操作・配置

Rotate the camera sideways to include everyone.

(全員が入るように、カメラを横向きに回して。)

rotate=回転させる、include=含める。

sideways は「横向きに」。名詞は後ろに取りません(前置詞ではない)。

向き 収納・整頓

Place the books lengthways to save space.

(スペースを節約するには、本を縦方向に置こう。)

lengthways=長さ方向に(=縦に)。save space=場所を節約する。
途中・程度 移動の進み具合

We walked halfway to the station and then took a taxi.

(駅まで半分くらい歩いて、そこからタクシーに乗った。)

進み具合を表す halfwayand then=それから。
途中・程度 学習・作業

We got partway through the chapter and paused.

(その章を途中まで進めて、いったん休憩した。)

partway=途中のどこかまで、pause=一時停止する。
談話 話題転換

Anyway, here’s the plan.

とにかく、これが計画だよ。)

文頭の Anyway, は「本題へ戻る/切り替える」サイン。
談話 まとめ・譲歩

The result wasn’t perfect; we did our best, anyway.

(結果は完璧ではなかった。それでも全力は尽くしたよ。)

文末の ..., anyway. は「結局〜だ」「いずれにせよ」の軽いまとめ。
頻度 一般動詞の前

You can always ask me for help.

(困ったら、いつでも私に頼っていいよ。)

always は一般動詞の前に置くのが基本。ask A for B=AにBを頼む。
恋愛 頻度 be動詞の後

I am always on your side.

(私はいつもあなたの味方だよ。)

心を支える定番表現。be on your side=あなたの味方でいる。
向き 出来事の描写

The cart rolled sideways into a shallow ditch.

(手押し車は横向きに転がって浅い溝に落ちた。)

roll=転がる、shallow ditch=浅い溝。方向を短く足せるのが sideways
途中・程度 操作手順

Slide the drawer halfway out and press the tab.

(引き出しを半分ほど引き出して、ツメを押して。)

slide=滑らせる、tab=ツメ。手順説明と halfway は相性が良い。
途中・程度 描写

The beads rolled partway across the floor and stopped.

(ビーズは床の途中まで転がって止まった。)

量感のぼかしに便利な partway。「どこまで?」をふんわり表現。
イディオム 主に英

I couldn’t get a word in edgeways.

(口を挟むすきが全然なかった。)

直訳「端から言葉を入れられなかった」→「口を挟めない」。会話が一方的なときの定番表現。
向き 省スペース

Turn the logs endways to make more room.

(場所を空けるため、丸太を先端を手前に向けて置いて。)

endways=端(先端)を向けて。make more room=場所を作る。
向き 視線

He looked sideways and smiled.

(彼は横目で見て、ほほえんだ。)

動詞 look の様子(どんな向きで?)を副詞 sideways が説明。
途中・程度 位置・タイミング

The ceremony started midway through the afternoon.

(式は午後のちょうど中ほどに始まった。)

midway=中ほどに。時間・場所の「真ん中あたり」を柔らかく示せます。

4-4. 複合副詞(compound adverbs)って何?

2語以上がくっついてひとつの副詞になった語をここでは 複合副詞 と呼びます。たとえば downstairs(階下へ/階下で)、indoors(屋内で)、somewhere(どこかで)、 however(しかしながら/どのように〜しても)、therefore(それゆえに)、 indeed(実に)など。※ 本セクションは「-wise/-ward(s)/-way(s)」以外の“くっつき型”にフォーカスします。

場所・方向 位置の説明
建物や空間のどこで/どこへを一語で表現。

Let’s stay indoors.

屋内で過ごそう。)

不特定の場所 -where 系
some/any/no/every + where=「どこか/どこでも/どこにも〜ない/どこでも」

I left my keys somewhere.

(カギをどこかに置き忘れた。)

談話(つなぎ) 論理の合図
however / therefore / moreover / instead などは文と文を論理でつなぐ役。

However, the store was closed.

しかし、店は閉まっていた。)

🌱 モチベUPヒント:複合副詞は「一語で状況説明」できる便利パーツ。まずは downstairs / indoors / somewhere / however / therefore の5語を“即戦力セット”として覚えましょう。

複合副詞の基本ルール(意味・語順・句読点・よくある混同)

ルール1 タイプ別に覚えると迷わない。
  • 場所・方向downstairs / upstairs / indoors / outdoors / overseas / nearby
  • 不特定の場所somewhere / anywhere / nowhere / everywhere(-where 系)
  • 談話(論理)however / therefore / moreover / otherwise / instead / indeed
We waited downstairs.
(私たちは階下で待った。)

ルール2 談話副詞(however/therefore…)は文頭文中(セミコロン+カンマ)文末に置く。
文頭では後ろにカンマ、文中で2文をつなぐときはセミコロン+however+カンマが基本。

However, it started to rain.

しかし、雨が降り始めた。)

文頭+カンマ。

It was late; however, we kept working.

(遅い時間だった。それでも作業を続けた。)

セミコロン+however+カンマで二文を論理接続。

ルール3 -where 系は “some/any/no/every” の違いで意味が変わる。
肯定=somewhere/疑問・否定=anywhere/全否定=nowhere/包括=everywhere

Did you go anywhere interesting?

(どこか面白い所へ行きましたか。)

疑問文は anywhere が自然。

We found it nowhere.

(それはどこにも見つからなかった。)

全否定は nowhere

ルール4 スペースの有無・-s の有無で意味が激変する語に注意。
  • anytime=いつでも(副詞)/any time=いつの時刻でも(名詞句)
  • sometime=いつか(副詞)/sometimes=ときどき(頻度副詞)/some time=しばらく(名詞句)

You can call me anytime.

いつでも電話して。)

Let’s talk some time this week.

(今週のどこかの時間で話そう。)


ルール5 場所・方向は 文末が自然。談話系は 文頭/文中も多用。

The kids are playing outside (= outdoors).

(子どもたちは外で遊んでいる。)

場所は文末が最も自然。

Therefore, we postponed the event.

それゆえ、イベントを延期した。)

論理の合図は文頭で効果的。
🧭 学び方のコツ:場所=文末論理=文頭/文中の型をまず身につけ、-where 系は some/any/no/every の使い分けを声に出して練習しましょう。習慣化が最速の近道です。

見取り図(用途別ミニマップ)— 複合副詞を一目で

2語がくっついて副詞になったタイプをまとめて確認。ここでは 場所・方向不特定の場所(-where 系)談話(論理のつなぎ) の3グループに分けます。

場所・方向 downstairs / upstairs / indoors / outdoors / overseas / nearby
「どこで/どこへ」を一語で。nearbyは「近くで/近くの(形容詞)」の両用に注意。

We waited downstairs.

(私たちは階下で待った。)

不特定の場所(-where) somewhere / anywhere / nowhere / everywhere
some=肯定/ any=疑問・否定/ no=全否定/ every=どこでも。

I left my keys somewhere.

(カギをどこかに置き忘れた。)

談話(論理) however / therefore / moreover / instead / otherwise / indeed
文と文を論理でつなぐ合図。文頭・文中(セミコロン)・文末の位置情報がカギ。

Therefore, we changed the plan.

それゆえ、計画を変更した。)

🌱 学び方ヒント:まずは各グループから1語ずつ使えるように—downstairssomewherehowever

よく使うコロケーション(ミニ表 × 用途)

自然に出てくる「動詞+副詞」「文型+談話副詞」の組み合わせをミニ表で。

用途 相性のよい型 意味の目安 最小例(英→日→TTS)
場所・方向 go/stay/wait/live + downstairs/indoors (階下/屋内で)〜する
Let’s stay indoors.
屋内で過ごそう。)
場所・方向 move/carry/keep + upstairs/outdoors (上階/屋外へ)動かす・置く
Please carry the boxes upstairs.
(箱を上の階へ運んでください。)
-where 系 find/put/look/go + somewhere/anywhere どこかに置く/見つける/行く
Can we put this anywhere safe?
(これをどこでも安全な場所に置けますか。)
-where 系 be/go + nowhere / everywhere どこにも〜ない/どこでも〜
The signal is nowhere available.
(電波はどこにも届いていない。)
談話(論理) 文頭: However, / Therefore, 逆接/結果の提示(文頭+カンマ)
However, the store was closed.
しかし、店は閉まっていた。)
談話(論理) 文中: S₁ V₁; however, S₂ V₂. 2文の対比を論理接続
It was late; however, we kept working.
(遅い時間だった。それでも作業を続けた。)
談話(補強) S V, indeed.Indeed, S V. 「確かに」「実に」強調
Indeed, that was helpful.
確かに、それは役に立った。)
🧩 コツ:場所系=動詞と仲良し談話系=文の入り口や文と文の境目をまず固定化。

置き場所(語順)カタログ(最小例つき)

「どこに置く?」が分かるとミスが減ります。場所系/-where 系/談話系の3型で確認。

A:場所・方向は文末が基本 S + V (+ O) + downstairs/indoors/outdoors/nearby ...

She is working upstairs now.

(彼女は今、上の階で働いている。)

行き先・場所は「最後にサッと」足すと読みやすい。
B:-where 系は直後/文末の両方OK V + somewhere/anywhere ... / S + V ... + everywhere

Let’s meet somewhere quiet.

どこか静かな所で会おう。)

名詞なしで場所感を出せるのが -where 系の強み。

People use smartphones everywhere.

(スマホはどこでも使われている。)

一般性を出したいときは文末に置くと自然。
C:談話系は文頭/文中/文末 However, S V ... / S₁ V₁; however, S₂ V₂. / S V, indeed.

However, we decided to continue.

しかし、続けることにした。)

文頭+カンマ。

It was raining; however, the match went on.

(雨だった。それでも試合は続行された。)

セミコロン+however+カンマ。

It was a fair decision, indeed.

(それは実に公平な判断だった。)

文末の補強・同意に indeed
⚠️ 混同注意:nearby は副詞(近くで)と形容詞(近くの)の両方あり。 また however接続詞ではなく副詞(等位接続できない)— 文中で2文をつなぐときは セミコロン ; + however + カンマ , を使います。

💬 例文で感覚をつかもう!(複合副詞 / compound adverbs)

場所・方向 位置の説明

She left her jacket upstairs.

(彼女はジャケットを上の階に置いてきた。)

upstairs は「上の階に/で」。前置詞ではないので upstairs the room のように名詞を直接は続けません。
場所・方向 移動の描写

It’s getting cold; we’ll move the party indoors.

(寒くなってきたので、パーティーを屋内へ移します。)

indoors=屋内で/へ。天候の話と相性抜群。
場所・方向 ビジネス

Our team will expand overseas next spring.

(私たちのチームは来春、海外へ展開します。)

overseas は「海外へ/で」。abroad と置き換え可能な場面も多い。
場所・方向 周辺

There’s a café nearby.

近くにカフェがあります。)

nearby は副詞「近くに」。形容詞「近くの」でも使える(例:a nearby station)。
場所・方向 生活・レジャー

We ate outdoors under the trees.

(木の下で屋外で食事をした。)

outdoors=屋外で。outside とほぼ同義だが、outdoors は名詞を直に続けない点に注意。
恋愛 -where 系 感情の比喩

My heart is somewhere else tonight.

(今夜、私の心はどこか別の場所にある。)

somewhere=どこかに/で。抽象的な「心ここにあらず」の表現にも使える。
-where 系 否定パターン

You won’t find this model anywhere else.

(このモデルはどこにも他では見つからない。)

anywhere は疑問・否定と相性が良い。「他では」を else で補強。
-where 系 存在の否定

Their name is nowhere on the list.

(彼らの名前はリストのどこにもない。)

位置を示す語と相性よし:on the list / in the file / on the map など。
-where 系 一般化

Sand gets everywhere at the beach.

(砂は海辺ではどこにでも入り込む。)

get everywhere=あちこちに入り込む/広がる、の定番コロケーション。
-where 系 作業指示

Put the microphone somewhere higher.

(マイクをどこかもっと高い位置に置いてください。)

名詞なしで場所感を出せるのが -where 系の強み(前置詞句を省略しても自然)。
談話(論理) 逆接・対比

However, the budget is limited.

しかし、予算は限られている。)

文頭の However, の後ろはカンマ。接続詞ではない点に注意。
談話(論理) 強い逆接

It was raining; nevertheless, the festival continued.

(雨が降っていた。それでも祭りは続いた。)

;nevertheless, が文と文を論理で接続する標準形。
談話(論理) 代わりに

We decided to walk instead.

(私たちは代わりに歩くことにした。)

instead は文末で「〜の代わりに」。名詞の前に置く場合は instead of + 名詞
談話(論理) 条件・警告

Hurry up; otherwise, we’ll miss the train.

(急いで。そうでないと電車に乗り遅れるよ。)

otherwise=「そうしないと」。条件のニュアンスを一語で表す便利な談話副詞。
談話(論理) 付加・列挙

Moreover, the results were consistent across ages.

さらに、結果は年齢層を超えて一貫していた。)

moreover はフォーマルな「付け加えると」。会議資料・論文要約で活躍。
談話(補強) 同意・強調

It was risky; it was necessary, indeed.

(危険だった。だがそれは実に必要だった。)

indeed は文末に置くと軽い同意・補強に。文頭に置けば「確かに」のニュアンスが強まる。

5. 形容詞と同形:単純形副詞(simple-form adverbs)

単純形副詞は、見た目が形容詞と同じでも、 役割は動詞・形容詞・副詞を説明する副詞です。 例:fast / early / long / high / hard / near など。 まずは「何を説明している?」で判別しましょう。 名詞を説明=形容詞 動き・程度・頻度を説明=副詞

判定:名詞か動きか
名詞を説明→形容詞/動きを説明→副詞。

The train is fast.

(その電車は速い。)← 名詞 train を説明=形容詞


The train runs fast.

(その電車は速く走る。)← 動詞 runs を説明=副詞

語順:基本の置き場所
  • 様態(どんなふうに):動詞の後/文末 run fast / speak early
  • 頻度:一般動詞の前/be動詞の後 often study / is often late
  • 程度:修飾語の前 very early / quite near

He finished early.

(彼は早く終えた。)

まず覚える単純形副詞
fast(速く) early(早く) hard(一生懸命に) high(高く) near(近くに) long(長く)
hard は「一生懸命に」。hardly(ほとんど〜ない)と意味が大きく異なるので要注意(→ セクション6)。
🌱 学習ヒント:「名詞を説明=形容詞/動きを説明=副詞」を音読で徹底。 迷ったら“何を説明?”の一問一答で仕分けましょう。 Lesson 079 / Section 5

基本ルール:見分け方・置き場所・よくあるペア

ルールA 直後の語で見分ける: 名詞を説明→形容詞/動詞・形容詞・副詞・文全体を説明→副詞。
a fast runner (名詞 runner を説明→形容詞)
He runs fast. (動詞 runs を説明→副詞)
(速い走者/彼は速く走る)
ルールB 置き場所の基本: 様態(どんなふうに)は文末が自然。短い副詞は動詞直後も可。
She arrived early.
(彼女は早く到着した。)
run fast today のように「短い副詞+時間/場所」の順もよく使います。
ルールC 比較・最上級もOK: early → earlier → earliest / fast → faster → fastest
We finished earlier than expected.
(私たちは予定より早く終えた。)
ルールD -ly で意味激変ペア: 最低限は次の4組を固める。
  • hard=一生けんめい / hardly=ほとんど〜ない
  • late=遅く / lately=近頃
  • near=近くに / nearly=ほとんど
  • high=高く(物理) / highly=高度に(評価)
I hardly know him.
(彼のことはほとんど知らない。)
ルールE 相性のよい動詞(コロケーション)で覚える:
run/speak/drive + fastwork/try/study + hardarrive/get up/leave + early/latego/point/look + straightstand/stay + nearfly/jump + highopen/spread + widelook + close(ly)
Please drive slowly in the rain.
(雨の日はゆっくり運転してください。)
slow は形容詞が基本。副詞は slowly を推奨(口語で drive slow も見かけますが、学習初期は slowly を推奨)。
ルールF 文体の注意: pretty(副詞=「かなり」)はやや口語。フォーマルは quite / fairly
The task is pretty simple.
(その作業はかなり簡単だ。)
⚠️混同注意:close=近くに(副詞)/closely=綿密に・密接に(副詞)。 例)They examined the data closely.(綿密に)/Stay close.(近くにいて)。

見取り図(用途別ミニマップ)

「単純形副詞」は、どう動く?(様子)いつ?(時間)どこへ?(位置/方向)などを、短く・はっきり伝えるのに向いています。 まずは用途ごとに代表語ミニ例で全体像を掴みましょう。

速度・様態 fast / hard
fast=速く/hard=一生けんめい(強く)
He runs fast.
(彼は速く走る。)
時間 early / late
early=早く/late=遅く
She arrived early.
(彼女は早く到着した。)
高さ・距離 high / far / near
high=高く/far=遠くへ/near=近くに
The kite flew high.
(凧は高く飛んだ。)
位置・方向 right / straight / close
right=まさに/ちょうど、straight=まっすぐ、close=近くに
Go straight ahead.
まっすぐ進んでください。)
幅・深さ wide / deep
wide=大きく(幅広く)、deep=深く
Open your mouth wide.
(口を大きく開けて。)
程度・評価 pretty(副詞=かなり)
形容詞「かわいい」と区別。副詞の pretty は口語。
That’s pretty good.
(それはかなり良い。)
✅ ミニマップの見方:用途代表語最小例 の順に“絵で覚える”。fast / early / straight などは短く言い切るのが英語のコツ。

よく使うコロケーション(ミニ表 × 用途)

コロケーション(よく一緒に出る組み合わせ)で覚えると、迷わず即アウトプットできます。
右端の「最小例」は型の雛形。まずは口に出してリズムで覚えましょう。

用途 相性のよい動詞 単純形副詞 最小例(型)
速度 run / drive / speak fast S + V + fast
努力・強度 work / try / study hard S + V + hard(≠ hardly)
時間 arrive / get up / leave early / late S + V + early/late
高さ fly / jump high S + V + high(≠ highly)
近さ come / stand / stay near / close S + V + near/close(≠ nearly/closely)
方向・直線 go / point / look straight / right Go straight / Right here
幅・深さ open / spread / breathe wide / deep Open ~ wide / Breathe deep
程度(口語) be / look / feel pretty be + pretty + 形容詞
Please speak fast.
速く話してください。)
They worked hard all day.
(彼らは一日中一生けんめい働いた。)
⚠️意味差に注意:hardly=ほとんど〜ないhighly=高度にnearly=ほとんどclosely=綿密に。 形が似ていても文意が激変します。

置き場所(語順)カタログ(最小例つき)

単純形副詞は「文末が基本」。短い副詞は動詞直後にも置けます。
まずは下の最小例をひとつずつ口に出す → そのあと語を入れ替えて応用しましょう。

型A(基本) S + V (+ O) + 副詞
様態・場所・時間は文末が自然。
He finished the task early.
(彼はその作業を早く終えた。)
型B(短い副詞の前寄せ) S + V + 副詞 + (時間/場所)
短い副詞は動詞直後に置いてもリズム良く読める。
She runs fast every morning.
(彼女は毎朝速く走る。)
型C(比較・最上級) … + earlier / later / faster / fastest …
単純形副詞も比較できます。
We started earlier this year.
(今年はいつもより早く始めた。)
型D(位置・瞬間の指示) right + here/now/away / straight + ahead/back
rightstraight は、前置詞・副詞をさらに説明して「ちょうど」「まっすぐ」を作る便利な副詞。
Come right now.
今すぐ来て。)
🧩 迷ったら文末に置く → リズムで読む → 必要なら動詞の直後へ前寄せ。
まずは finish early / run fast / go straight3型を“口に出して”定着させましょう。
用途:速度 単純形副詞 S V 副詞

The river flowed fast last night.

(昨夜、その川は速く流れた。)

🔧 fast は形容詞でも副詞でも同形。ここでは flowed を説明しているので副詞

💬 よく出る組み合わせ:flow/run/drive/speak + fast

用途:強く・一生けんめい 単純形副詞 注意:hard ≠ hardly

He hit the ball hard.

(彼はボールを強く打った。)

⚠️ hardly は「ほとんど〜ない」。意味が真逆になるので注意。

🧩 コロケ:work/try/study/hit + hard

用途:時間 単純形副詞 命令/提案表現

Let’s start early tomorrow morning.

(明日の朝は早く始めよう。)

📌 「いつ?」を答える副詞。文末が自然:start/leave/finish + early

用途:時間 単純形副詞 注意:late ≠ lately

The bus came late because of the fog.

(霧のためにバスは遅く来た。)

⚠️ lately は「近頃」。意味が違う別語と覚える。

用途:高さ(物理) 単純形副詞 注意:high ≠ highly

The eagle soared high above the valley.

(ワシは谷の上を高く舞い上がった。)

⚠️ highly は「高度に/非常に(評価)」の意。物理の高さには使わない。

用途:距離 単純形副詞 否定文で自然

We didn’t walk far after sunset.

(日没後は遠くまでは歩かなかった。)

💡 far は否定・疑問・比較で特によく使う:not far / how far / far better

用途:近さ 単純形副詞 注意:near ≠ nearly

Please stand near me at the crossing.

(横断歩道では私の近くに立ってください。)

⚠️ nearly は「ほとんど」。数量・程度を表す別語。

用途:方向 単純形副詞 強調表現

Look me straight in the eyes.

(私の目をまっすぐ見てください。)

🧩 前置詞句 in the eyes の前で様態を強く示す位置。go/come + straight も定番。

用途:位置の強調 副詞(強調) 談話的

The answer was right there on the first page.

(答えは最初のページにまさにあった。)

right は「ちょうど/まさに」を作る副詞。right here / right before など。

用途:近さ 単純形副詞 注意:close ≠ closely

Stay close to the guide in the cave.

(洞窟ではガイドの近くにいてください。)

⚠️ closely は「綿密に/密接に」。examine closely など別の意味。

用途:幅 単純形副詞

The door swung wide in the wind.

(風でドアが大きく開閉した。)

open/swing + wide は物理的に「大きく」。比喩の「広く」は widely

用途:深さ(物理) 単純形副詞

The roots go deep under the old house.

(古い家の下へ根が深く伸びている。)

比喩の「深く(感情・思想など)」は deeplydeeply moved(深く感動して)。

用途:時間の長さ 単純形副詞 否定・疑問

I haven’t waited long.

(私は長くは待っていない。)

long は「長く」。肯定文では for a long time が自然な場面も多い。

用途:程度(口語) 副詞 スタイル注意

The schedule is pretty tight this week.

(今週の予定はかなり詰まっている。)

フォーマルなら quite / fairly へ置換も。

用途:正誤 単純形副詞 注意:wrong ≠ wrongly(文体差)

You guessed wrong about the password.

(パスワードについては間違って推測したよ。)

wrongly は形式張った文体で「不当に/誤って」。日常会話は wrong が自然。

用途:低さ(物理・音量) 単純形副詞

The helicopter flew low over the lake.

(ヘリコプターは湖の上を低く飛んだ。)

音量でも使う:speak low(声を低く/小さく)。丁寧には speak softly/quietly もOK。

6. 単純形副詞と -ly 副詞の関係と使い分け

同じグループの語でも、単純形(形容詞と同形)と -ly 形①ほぼ同じ意味のこともあれば、②意味が変わることもあります。 学び方はかんたん。まずは用途(速さ・方法・方向・程度)でセット化し、 次に“意味が変わる”要注意ペアをまとめて覚えます。

① ほぼ同じ意味(置換OK)
文脈によりニュアンス差はあるものの、意味が近く入れ替え可能。
  • fastquickly(速く)
  • loudloudly(大声で)
  • tighttightly(きつく・しっかり)

She answered quickly.

(彼女はすばやく答えた。)≒ She answered fast.

② 意味が変わる(要注意)
否定・時制・評価などの“スイッチ”で、-ly の意味が別物に。
  • hard(一生懸命に)≠ hardly(ほとんど〜ない)
  • late(遅く)≠ lately(最近)
  • high(高く)≠ highly(高度に/非常に)
  • near(近くに)≠ nearly(ほとんど)

He hardly sleeps.

(彼はほとんど眠らない。)

方向と時間がズレるタイプ
direct/directly のように、方向(まっすぐ)と時間(すぐに)の両義が出やすい語は文脈を意識。

Go direct to the room.

(部屋へまっすぐ行ってください。)

I'll call you directly.

すぐに電話します。)

学習ステップ
  1. 用途ごとに単純形 ↔ -lyペアで並べる。
  2. 「置換OK/意味が変わる」をマークして音読。
  3. 自分の生活に当てはめた一文日記を作る(例:I work hard, but I hardly complain.)。
🔁 定着のコツ:「置換OK」ペアは入れ替え練習、「意味が変わる」ペアは対比音読。 ストップウォッチで時間を測って、速い回転で声に出すと記憶が加速します。 Lesson 079 / Section 6

どちらへ進む?(6-1 / 6-2 のご案内)

✅ 進み方のコツ:6-1で「安心して置き換えられる」ペアを固める → 6-2で「置き換え禁止」の境界線を明確に。

6-1. 単純形副詞と -ly がほぼ同じ意味

単純形副詞(形容詞と同じ形:fast など)と -ly 副詞(quickly など)は、 用途(どんな場面の意味で使う?)で対にして覚えるとスッと定着します。まずは次の4棚: 速さ 方法(どんなふうに) 方向・経路 程度・評価。 「似た意味で入れ替えられるか」「意味がズレるか」を意識して練習しましょう。

速さ
fast(速く) ↔ quickly(すばやく)。日常は quickly が汎用。

She answered quickly.

(彼女はすばやく答えた。)

方法(どんなふうに)
loudloudly(大声で)/tighttightly(きつく)。

They spoke loudly.

(彼らは大声で話した。)

方向・経路
direct(まっすぐ)/directly(まっすぐに/すぐに)。2義ありに注意。

Go direct to the gate.

(ゲートへまっすぐ行ってください。)

程度・評価
high(高く:物理)/highly(非常に・高く評価して:比喩)。

Her work is highly valued.

(彼女の仕事は高く評価されている。)

入れ替え練習のコツ
  • fast ⇄ quickly:両方「速く」。quickly は文頭・文末どちらも置きやすい。
  • direct ⇄ directlydirectly は「すぐに」の時間意味もある(例:I’ll call you directly.)。
  • high ⇄ highly:物理か評価かで使い分け。fly highhighly skilled
注意
friendly / likely / lively / lovely形容詞。副詞にしたいときは in a friendly way など言い換えが自然。
🌱 学習ヒント:「用途の棚」を声に出して説明できるようにする → 例文を fastquickly で交互に音読。 Lesson 079 / Section 6-1

基本ルールBOX:置換できるペアを「語順と文体ごと」つかむ

1 この5ペアを最優先で定着: fast ≈ quicklyslow ≈ slowlyloud ≈ loudlydirect ≈ directlytight ≈ tightly

どれも「様態(どんなふうに)」を説明。まずは文末に置けば自然です(例:He ran fast.)。

2 語順:基本は S + V (+ O) + 副詞。短い単語は動詞直後でも自然。

We finished quickly.
(私たちはすぐに終えた。)
He ran fast yesterday.
(彼は昨日速く走った。)

3 文体:単純形は会話・看板で頻出(例:Drive slow)。-ly は書き言葉で安定。

Drive slow on this road.
(この道ではゆっくり運転して。)
フォーマルなら Drive slowly
Please speak loudly during the presentation.
(発表のときははっきり大きな声で話してください。)

4 direct / directly は「直行」で置換可。(時間の「すぐに」は別義→6-2 で扱う)

We went direct to the station.
(私たちは駅へ直行した。)
We went directly to the station.

5 線引きが大事:以下は「意味が変わる」ので 6-2 に回す(このセクションでは扱わない)。

要注意 hard ↔ hardly(一生けんめい ↔ ほとんど〜ない)/ high ↔ highly(物理的に高く ↔ 高度に/非常に)/ near ↔ nearly(近くに ↔ ほとんど) など
💡 モチベーション:「短いこと」は記憶の味方fast / slow / loud などの単純形は音読3回・録音1回で“口の筋トレ”が完了します。 「言える=使える」。まずはここで「言える」を量産しましょう!

見取り図(用途別ミニマップ:ペアを“用途”で覚える)

ここでは、ほぼ同じ意味で置換できる単純形副詞と -ly 副詞のペアを 用途(何を説明するか)で整理します。
基本の考え方: 会話:単純形もOK作文・試験:-lyが無難

用途(何を説明?) 推奨の型 代表ペア メモ
速度(速く/ゆっくり) manner S + V (+ O) + 副詞 fast ≈ quicklyslow ≈ slowly 会話は fastslow が軽快。作文は quicklyslowly が安定。
音量(大きく) voice S + V + 副詞 loud ≈ loudly 口語で loud、書き言葉では loudly が無難。
方向・直行(まっすぐ/直行で) direction S + V + 副詞 direct ≈ directly ここでは「直行」の意味。directly の「すぐに(時間)」は別義(6-2 で扱う)。
しっかり・きつく(ぎゅっと) tightness 命令:V + 副詞 tight ≈ tightly どちらも自然。「看板・会話」では単純形が出やすい。

He runs fast.

(彼は速く走る。)

He runs quickly.

Please speak loudly.

大きな声で話してください。)

会話では loud も可。

コロケーション・ミニ表(動詞 × ペア)

コロケーション(collocation)とは「よく一緒に使われる語の組み合わせ」です。 下の表は、動詞と副詞ペアをセットで覚えるための暗記短冊
迷ったら「作文は -ly、会話は単純形もOK」という指針を思い出しましょう。

動詞(よく一緒に) 単純形が自然 -ly でも自然 ミニ例(英→日)
run / drive / move fast quickly She drove fast.
(彼女は速く運転した。)
go / work / move slow slowly Work slowly.
ゆっくり作業して。)
speak / talk / read / laugh loud loudly Read loudly.
大きな声で読みなさい。)
go / come / fly / send direct directly We flew directly to Paris.
(パリへ直行で飛んだ。)
hold / tie / close / shut tight tightly Hold it tight.
(それをしっかり持って。)

She drove fast.

(彼女は速く運転した。)

She drove quickly.

Hold it tightly.

(それをしっかり持って。)

会話では tight も自然。

置き場所(語順)カタログ(最小例つき)

原則は文末。ただし、短くてリズムのよい単語(fast など)は 動詞直後にも置かれやすいです。命令文でもよく使われます。

型A 基本:S + V (+ O) + 副詞

We finished quickly.

(私たちはすぐに終えた。)

型B 動詞直後(短い副詞):S + V + 副詞 (+ 時間/場所)

He ran fast yesterday.

(彼は昨日速く走った。)

型C 命令:V + 副詞

Drive slowly.

ゆっくり運転して。)

標識・会話では Drive slow も見られる。
型D 直行の意味:S + V + 副詞

We went directly to the station.

(駅へ直行で向かった。)

We went direct to the station.時間の「すぐに」は別義(6-2)。

💬 例文で感覚をつかもう!(置換OKペア)

置換OK 速度

The river flows fast in spring.

(その川は春になると速く流れる。)

語彙:flow=「流れる」。
置換:≒ flows quickly。自然さは文脈次第。自然の動きには fast もよく使われる。
置換OK 音量

They sang loud to cheer the team.

(チームを応援するため、彼らは大声で歌った。)

語彙:cheer=「応援する」。
置換:≒ sang loudly。口語では loud、書き言葉は loudly が安定。
置換OK 安全・注意

Move slow on the icy steps.

氷で滑りやすい階段ではゆっくり動いてください。)

語彙:icy=「氷で滑りやすい」。
置換:≒ Move slowly ...。標識・会話では slow がよく出る。
置換OK 直行

They came direct from the airport.

(彼らは空港から直行で来た。)

置換:≒ came directly。ここは「方向」の意味。directly の「すぐに(時間)」は別義(6-2)。
置換OK しっかり固定

Tie the rope tight at both ends.

(ロープの両端をしっかり結んで。)

語彙:tie=「結ぶ」。
置換:≒ tie ... tightly。命令文では tight がよく響く。
置換OK

The stars shone brightly above the desert.

(砂漠の上で星が明るく輝いた。)

置換:口語・詩的には shone bright も可。brightly は標準・教科書的。
置換OK 安定

Sit firm and stay calm.

しっかり座って、落ち着いて。)

置換:≒ Sit firmly ...。命令表現では firm が簡潔で力強い。
置換OK 反応の速さ

She replied quickly to the message.

(彼女はそのメッセージにすぐ返事した。)

置換:口語では replied fast も耳にする(よりカジュアル)。
語彙:reply=「返事する」。
置換OK 避難

People moved quickly to the exit.

(人々は速やかに出口へ移動した。)

置換:≒ moved fastexit=「出口」。緊急案内では quickly が定型。
置換OK 情景

The sun rose slowly over the mountains.

(太陽が山々の上にゆっくり昇った。)

置換:会話では rose slow もありうるが、描写文では slowly が自然。
置換OK 観察

Look closely at the map.

(その地図をよく見て。)

置換:口語で look close も聞く。試験・作文は closely 推奨。
語彙:closely=「注意深く、よく」。
置換OK 締め切り

The team worked fast to meet the deadline.

(そのチームは締め切りに間に合わせるため素早く作業した。)

置換:≒ worked quicklydeadline=「締め切り」。
置換OK 密閉

The door shut tight in the wind.

(風でドアがぴったり閉まった。)

置換:≒ shut tightlyshut=「閉まる/閉める」。
置換OK 直行

The train traveled direct to Osaka.

(その列車は大阪へ直行で行った。)

置換:≒ traveled directly「途中停車なし」のイメージ。

6-2. 意味が変わるペア:hard / hardlylate / lately ほか

形は似ていても、-ly が付くと意味がガラッと変わる語があります。 キーワードは 否定時の幅評価割合。 ペアごとに“スイッチ語義”をタグで覚え、誤訳の元を断ちましょう。

否定スイッチ
hard=一生懸命に / hardly=ほとんど〜ない。

He hardly sleeps.

(彼はほとんど眠らない。)

時の幅
late=遅く(時刻) / lately=最近(期間)。

I’ve lately changed jobs.

最近、転職した。)

評価
high=高く(物理) / highly=非常に(評価・程度)。

The book is highly recommended.

(その本は非常におすすめだ。)

割合
near=近くに / nearly=ほとんど。

We are nearly there.

(私たちはほとんど着いた。)

クイック指針
  • 否定感が出たらhardly / scarcely / barely 系かも? 数量・頻度が「ほとんど〜ない」。
  • 時間の“最近”ならrecently / latelylate は時刻に遅いだけ。
  • 評価を言うならhighly / deeply / strongly など“程度副詞”を優先。
よくある誤訳
I can hardly wait. は「待ちきれない」=楽しみで仕方ない、の定訳。 直訳の「ほとんど待てない」ではニュアンスがズレる点に注意。
💡 学習ヒント:I work hard, but I hardly complain. のように“対比”で音読すると、意味スイッチが体に入ります。 Lesson 079 / Section 6-2

基本ルール:-ly が付くと「意味スイッチ」が入る代表ペア

形が似ていても、-ly が付くと「ほとんど〜ない」「最近」「評価が高く」など 意味が大きく変わる語があります。まずは次の4つの観点で覚えましょう。 否定 時間 評価・程度 割合・ほぼ +(補助)方法・ていねいさ

用 途 単純形 -ly コア差分(やさしい日本語) 最小例(英→日)
否定 hard=一生懸命に hardly=ほとんど〜ない 否定量:回数や量が“ゼロに近い”
He hardly sleeps.
(彼はほとんど眠らない。)
時間 late=遅く(時刻) lately=最近(期間) 時刻 vs 近ごろ
I’ve lately changed jobs.
最近、転職した。)
評価・程度 high=高く(物理) highly=非常に/高く評価して 比喩・評価に切替
Her work is highly valued.
(彼女の仕事は高く評価されている。)
割合・ほぼ near=近くに nearly=ほとんど 割合:“ほぼ〜”と言いたい
We are nearly there.
(目的地にほとんど着いた。)
方法・ていねいさ close=近くに(位置) closely=注意深く・密接に やり方:慎重・綿密
Check the data closely.
(データを注意深く確認して。)
すぐに / まっすぐ direct=まっすぐ(方向) directly=すぐに(時間)/まっすぐに(方向) 同形でも 時間の意味がある点に注意
I’ll call you directly.
すぐに電話します。)
正しさ / 正当に right=正しく(口語多) rightly=正当に・当然のことながら 書き言葉では rightly が無難
He was rightly praised.
(彼が称賛されたのは当然だ。)
間もなく / 手短に short=短く shortly=間もなく 時間の近さを表す
The meeting will start shortly.
(会議はまもなく始まる。)
広く行き渡る wide=幅広く(空間) widely=広く・広範に(分布) 空間から“分布”へ
The method is widely used.
(その方法は広く使われている。)
クイックテスト
  • “ほとんど〜ない”を言いたい? → hardly / scarcely / barely 系を選ぶ。
  • “最近”と言いたい? → recently / latelylate は「遅刻」寄り。
  • “評価が高い/強く〜”? → highly / strongly / deeply など程度副詞。
  • “ほぼ〜”? → nearly / almostnear は場所寄り。

見取り図(用途別ミニマップ):タグで覚える “意味スイッチ”

否定
“ほとんど〜ない” のセット。
  • hardhardly
  • scarcely(類義)
  • barely(かろうじて)
I can hardly hear you.
(ほとんど聞こえません。)
時間
“最近”は lately / recently
  • latelately
  • recently(近頃)
  • directly(すぐに)
Have you read anything good lately?
最近、良い本を読みましたか?)
評価・程度
“とても/大いに/深く”。
  • highhighly
  • deepdeeply
  • strongstrongly
I deeply appreciate your help.
(ご支援に深く感謝します。)
割合・ほぼ
“ほとんど/およそ”。
  • nearnearly
  • mostmostly(たいてい)
  • cleancleanly(別義注意)
It’s nearly ten o’clock.
ほぼ10時です。)
🔎 覚え方:ペアを必ず“タグ”でセット記憶(例:hard ↔ hardly否定)。 声に出して 10 秒シャドーイングすると、定着が一気に速くなります。 Lesson 079 / Section 6-2

コロケーション・ミニ表(動詞 × 副詞ペア)

よく一緒に使われる組み合わせ=コロケーションを、「単純形」↔「-ly 形」の 意味差とセットで覚えます。単語はできるだけやさしく注釈しています。

動詞(よく組む) 単純形の軸 -ly 形の軸 使い方ポイント 最小例(英→日)
can / could + V(〜できる) hard=一生懸命に hardly=ほとんど〜ない 否定量。「ほとんど〜できない」。ever と相性◎
I can hardly hear you.
ほとんど聞こえません。)
have / has + p.p.(現在完了) late=遅く lately=最近 時間。「現在完了」と相性が良い。
We have lately moved.
(私たちは最近引っ越しました。)
be + p.p.(受け身) high=高く(物理) highly=非常に/高く評価して 評価highly + 過去分詞 が鉄板。
Her work is highly praised.
(彼女の仕事は高く評価されている。)
be / feel / become など + 形容詞 highly + likely / unlikely 確率評価。「かなり/とても(起こりそう/起こりそうにない)」
It is highly likely.
かなりありそうです。)
follow / check / read close=近くに(位置) closely=注意深く・綿密に 方法V + closely / closely + V の両置きOK。
Please read closely.
注意深く読んでください。)
start / begin / return short=短く shortly=間もなく 未来予定と相性◎。文末置きが自然。
The event will start shortly.
(イベントはまもなく始まります。)
use / know / share wide=幅広く(空間) widely=広く(分布) 受け身と相性◎。widely + p.p.
The app is widely used.
(そのアプリは広く使われています。)
go / come / head(移動動詞) direct=まっすぐ(方向) directly=すぐに/まっすぐに 命令文とも相性◎。「直行で/即座に」。
Go directly to your class.
(教室へ直行してください。)
be + p.p.(受け身) right=正しく rightly=当然のことながら 評価の副詞。原因があって「当然」称賛/非難される。
He was rightly praised.
(彼は当然称賛された。)
be / get + 数量・時刻 near=近くに nearly=ほとんど/もう少しで 数・量・時刻の前に置くのが基本。
It’s nearly noon.
(もうほとんど正午です。)
regret / move(心の動き) deeply=深く/強く 程度。「心の動詞」と相性◎。
I deeply regret it.
(そのことを深く後悔しています。)
recommend / agree strongly=強く 主張・賛成・勧めを力強く表現。
I strongly recommend this book.
(この本を強くおすすめします。)
🧠 記憶のコツ:hard ↔ hardly(否定)late ↔ lately(最近)high ↔ highly(評価) のように 「タグ代表文」で口に出して覚えましょう。

置き場所(語順)カタログ(最小例つき)

「どこに置くか」で迷いやすい語を、最短の型でまとめました。
ルールは①修飾したい語の直前、または②文末(とくに時間)③受け身の分詞の前が基本。

hardly(ほとんど〜ない)
S + (助動詞/Be) + hardly + V ...S + hardly + ever + V
He hardly eats breakfast.
(彼は朝ごはんをほとんど食べない。)
※文末に置かないのが自然。
lately(最近)
S + have/has + p.p. + lately(文末が基本)
I have been busy lately.
最近忙しいです。)
※現在完了と相性◎。late(遅く)と混同注意。
評価・分布(分詞の前)
S + be + highly / widely / rightly + p.p.
The method is widely used.
(その方法は広く使われている。)
highly recommended / rightly called ... のように 分詞直前が基本。
nearly(ほとんど)
nearly + 数・量 / nearly + V(ほぼ〜する)
I nearly forgot.
危うく忘れるところだった。)
almost と同義で使える場面が多い。
closely(注意深く)
closely + VV + closely(どちらも可)
They work closely together.
(彼らは密接に協力する。)
※語のリズムで前後を選べばOK。
shortly / directly
S + will + V + shortly / directly(文末が自然)
I’ll call you directly.
すぐに電話します。)
※命令文では Go directly … のように動詞の直後も可。
🔧 運用ヒント:まずは各語を「置き場所の型」とワンフレーズで声出し暗記。 例:have + p.p. + latelybe + highly + p.p.V + closely

💬 例文で感覚をつかもう!(単純形と -ly で意味が異なる)

意味差 肯定文 hard ↔ hardly 型ではない

I clean forgot the deadline.

(締め切りのことをすっかり忘れていました。)

🔍 clean は「完全に」の副詞(口語)。cleanly は「きれいに/滑らかに」。
例:She cut the paper cleanly.(彼女は紙をきれいに切った)
恋愛 感情の強さ dear ↔ dearly

I love you dearly.

(あなたを心から愛しています。)

💡 dearly=「深く、心から」。一方 dear は形容詞「高価な/親愛なる」、副詞では「高い代償で」(下の #3 参照)。
結果・代償 肯定文

We paid dearly for the mistake.

(その誤りのせいで大きな代償を払いました。)

🔁 pay dearly=「痛い目を見る」。pay dear(高く支払う)は別用法で、意味の焦点が違います。
感情・心理 受け身

She was deeply moved by the story.

(彼女はその物語に深く心を動かされた。)

💬 deeply は「心の深さ」。deep は「深く(物理的に)」:dive deep(深く潜る)。
否定量 助動詞

They can hardly afford the rent.

(彼らは家賃をほとんど払えない。)

⚠️ hardlyalmost notwork hard(一生懸命に働く)とは正反対の意味。
評価 受け身

The plan is highly effective.

(その計画は非常に効果的だ。)

highly + 形容詞/過去分詞highly recommended / respected など)。fly high は「高く飛ぶ」(物理)。
公正 受け身

He was justly criticized for the delay.

(彼は遅延について正当に批判された。)

🧭 justly=「公平に」。just は「ちょうど/たった今」:I just arrived.
程度 肯定文

Parking here at noon is nearly impossible.

(正午にここへ駐車するのはほとんど不可能だ。)

📏 nearly + 形容詞/数量near は副詞/前置詞で「近くに」。
時間 疑問文

Have you seen her lately?

最近彼女に会いましたか?)

⏱️ lately は現在完了と好相性。late は「遅く」:stay up late(夜更かしする)。
近い未来 肯定文

The manager will be back shortly.

(部長はまもなく戻ります。)

📆 shortly=「もうすぐ」。stop short は慣用で「ハッと立ち止まる」など意味が異なる。
様態 肯定文

She smiled prettily at the camera.

(彼女はカメラにかわいらしくほほえんだ。)

📝 pretty は副詞で「かなり」:pretty coldprettily は様子(スタイル)を表し、やや文語的。
分布 受け身

The book is widely available online.

(その本はネットで広く入手できます。)

🔎 widely + p.p./形容詞 が定番。open your eyes wide は「目を大きく」=物理。
方法 命令文

Please answer directly.

率直に答えてください。)

🧩 directly は「すぐに/率直に」。英(BrE)では go direct もあり、意味の軸が異なることに注意。
評価 肯定文

You are rightly proud of your team.

(あなたが自分のチームを当然誇りに思うのはもっともです。)

✔️ rightly=「理由があって当然」。do it right は「正しくする」(方法)。
注意・観察 命令文

Watch closely during the demo.

(デモの間はよく見ていてください。)

👀 closely=「注意深く」。stand close は「近くに立つ」=位置の副詞。

7. 前置詞・名詞と同形の「単独副詞」を攻略する

キーワード in / on / up / out / back / away / home / abroad / indoors / outdoors / upstairs / downstairs
同じつづりでも、「前置詞」「副詞」で役割が変わります。前置詞は必ず後ろに名詞(例:in the box)、副詞は単独でOK(例:go in)。
まずはこの名詞の有無でサッと見分けられるようにしましょう。

副詞(名詞なし)

動作の方向や様子を「単独」で足す語。目的語(名詞)は取りません。

He went in.

(彼は中へ入った。)


I’ll go home now.

(いま家に帰ります。)

💡 home / abroad / indoors は基本「副詞」。to などは不要です。
前置詞(名詞が続く)

後ろに「名詞(または名詞句)」が必須。セットで1まとまりになります。

He went in the room.

(彼はその部屋の中に入った。)


There is a book on the desk.

(机の上に本がある。)

✅ 後ろが名詞なら前置詞。on the desk / in the box / up the hill など。
🌱 学習ヒント:声に出して「名詞がいる?いらない?」と確認しながら読みましょう。
脳は“問いかけ”で覚えます。毎回5秒でOK! Lesson 079 / Section 7

クイック判別ルール(1分で見抜く)

  1. 後ろに名詞がある? → あるなら 前置詞 / ないなら 副詞
  2. 句動詞(動詞+副詞)で代名詞を取る? → 多くは 動詞 + 代名詞 + 副詞pick it upturn it off
  3. 単独副詞の定番を暗記: home / abroad / indoors / outdoors / upstairs / downstairs前置詞は不要
ルール1 名詞がある?

He went in.

(彼は中へ入った。)副詞

He went in the room.

(彼は部屋の中に入った。)前置詞

ルール2 代名詞は真ん中
※多くの句動詞で:動詞 + 代名詞 + 副詞

Pick it up.

(それを拾い上げて。)

Turn it off.

(それを消して/電源を切って。)

暗記セット(前置詞なし)
go homestudy abroadstay indoorsplay outdoorsgo upstairscome downstairs

She studied abroad.

(彼女は留学した/海外で学んだ。)

We stayed indoors all day.

(私たちは一日中家の中にいた。)

🔁 トレーニング:go home / study abroad / stay indoors を毎日10秒だけ音読。前置詞なしで言えると、運用が一気に安定します。

見取り図(用途別ミニマップ)— まずは「何を足す副詞?」を把握

同じつづりでも 副詞 は「名詞を連れないで」動作の方向・位置・移動の結果などを足します。 下のミニマップは、用途→代表語→最小例の順で見える化しています。

方向(どちらへ)
  • in / out(中へ/外へ)
  • up / down(上へ/下へ)
  • back / away(戻る/離れる)

He went out.

(彼は外へ出た。)

位置(どこにいる)
  • here / there(ここ/そこ)
  • home(家へ・家に)※前置詞不要
  • indoors / outdoors(屋内で/屋外で)

I’m here.

(私はここにいます。)

移動の結果(段差・内外)
  • upstairs / downstairs(階上へ/階下へ)
  • abroad(海外で・へ)※前置詞不要

She went upstairs.

(彼女は階上へ行った。)

🧭 コツ:名詞が続かないなら副詞の可能性大。go home / stay indoors / study abroad は“前置詞なし”で覚えよう。

コロケーション・ミニ表(動詞 × 副詞ペア)— よく一緒に出る形

動詞と「単独副詞」は固定ペアで覚えると速いです。代名詞(it, them など)が来るときは 動詞+代名詞+副詞 になりやすい点も一緒にチェック。

動詞 よく組む副詞 意味のメモ ミニ例(TTS)
go home / out / upstairs / abroad 目的地・方向を副詞で足す(前置詞いらずの語に注意) We went out.
come in / back / downstairs 「こちらへ来る」方向の変化 Come in, please.
get up / out / away 状態・場所からの移行 Get up early.
pick up 代名詞は中pick it up Pick it up.
turn off / on スイッチ系。turn it off が自然 Turn it off.
look up / back 検索・振り返りの方向づけ Look up the word.
run away / out 離脱・枯渇(run out=使い切る) He ran away.
bring back / in 「こちらへ持って来る」の方向変化 Bring it back.
✅ 句動詞の多くは 動詞+代名詞+副詞× pick up it ではなく pick it up

置き場所(語順)カタログ— 最小パターンで迷わない

単独副詞は基本的に動詞の後ろ。命令文や文頭提示(強調)にも使えます。最小例で型を固めましょう。

基本 S + V + Adv

We stayed indoors.

(私たちは屋内にいた。)

目的語あり S + V + O + Adv

Put the book down.

(その本を置いて/下に置いて。)

代名詞は中 V + Obj(pron.) + Adv

Turn it on.

(それをつけて。)

文頭提示(強調) Adv, S + V

Back, he came.

戻って彼はやって来た。)※文語・描写で用いられる型

🔁 練習:go home / come in / put it down / turn it on を3回ずつ音読。口が覚えると、読解も作文も一気にラクになります。

💬 例文で感覚をつかもう!(前置詞と同形の単独副詞)

状態 S be Adv

The lights are out.

電気が消えています。)

語い:light(s)=電灯・照明、out=「外へ」だけでなく「消えて」の意味も。

構文:be + out =「(明かり・火が)消えている」。前置詞ではなく名詞なしの副詞

方向 命令文 V Adv

Come over anytime.

(いつでも遊びに来てね。)

語い:come over=(話し手のいる所へ)来る。

注意:over はこの文では副詞。後ろに名詞は続かない(=前置詞ではない)。

様態・方向 S V Adv

He looked around but found nothing.

(彼はあたりを見回したが、何も見つからなかった。)

around は「周囲へ・あたりを」の副詞用法。

コロケーション:look around(見回す)は定番ペア。

方向 S V Adv + 句

She stepped back in surprise.

(彼女は驚いて後ろへ下がった。)

語い:step back=一歩下がる、in surprise=驚いて。

型:S + V + Adv に状況句を追加。

場所 S V Adv

We moved abroad last year.

(私たちは昨年海外へ引っ越しました。)

abroad は「海外で/へ」の副詞前置詞は不要

比較:× to abroad go abroad

句動詞 V Obj(pron.) Adv

Please bring it back later.

(あとでそれを持って戻ってください。)

語順ルール:bring it back のように代名詞は動詞と副詞のあいだ。

対比:bring the bag back(名詞はどちらでも可)。

句動詞 V Obj(pron.) Adv

Put them down gently.

(それらをそっと置いてください。)

put down=下に置く。them が来ると put them down

副詞 gently(やさしく)は様態。down は方向の副詞

場所 S be Adv

The cat is upstairs.

(その猫は階上にいます。)

upstairs は「階上で/へ」の副詞

比較:on the second floor(前置詞+名詞句)と役割が異なる。

方向+様態 S V Adv Adv

He climbed down slowly.

(彼はゆっくりと下へ降りた。)

down=下方へ(副詞)、slowly=ゆっくり(様態副詞)。

副詞は複数並べられるが、意味の自然さを優先して配置する。

場所 S be Adv

We are home now.

(私たちは今家にいます。)

home はここでは副詞(「家に/へ」)。

比較:名詞として使うときは at home(家で)。

提示・描写 Adv, S + V

There she goes!

(ほら、彼女が行くよ!)

there が文頭に来て、状況を「提示」する言い方。

会話的な描写でよく使う決まり文句。

方向 S V Adv + 時

The bus goes south on weekends.

(そのバスは週末は南へ行きます。)

方角語(north/south/east/west)は副詞として「〜へ」にもなる。

語順:go + 方角 が自然。

方向転換 S V Adv and V

He turned around and left.

(彼は振り向いて去った。)

turn around=向きを変える/振り向く。

around は名詞を取らないのでここでは副詞

句動詞 V O Adv

Put the phone away before dinner.

(夕食前にスマホをしまっておきなさい。)

put away=片づける/しまう。目的語が名詞のときは put the phone away でも put away the phone でも可。

ただし代名詞なら put it away(間に入れる)。

8. 名詞・代名詞と同形の副詞

見た目は名詞でも、前置詞なしで文の中で「場所・方向・時・程度」を表す 副詞として働く語があります。代表例: home indoors / outdoors upstairs / downstairs north / south など today / tomorrow / tonight all(程度)
たとえば go home は「家へ行く」で to を付けません( × go to home)。一方、状態を言うときは be at home のように前置詞が要ります。

場所(前置詞なし)

家・屋内/屋外・階上/階下などを一語で。

She is upstairs .

(彼女は上の階にいます。)

方向(前置詞なし)

方角語で「〜へ」。

We drove south .

(私たちは南へ車で向かった。)

時・程度

today / tomorrow / tonight は副詞が基本。 all は形容詞を強める。

I will call you tomorrow .

明日電話します。)

🌱 学習ヒント: まずは声に出して go homestay indoorsdrive southcall … tomorrow を口慣らし。脳は「まとまり(チャンク)」で覚えると 長期記憶に残りやすいです。 Lesson 079 / Section 8

クイック判別ルール:名詞? 副詞?(3チェック)

見た目が同じでも、名詞として使うときと副詞として使うときで 「前に置ける語」「直後の形」「文中の役割」が変わります。下の3点を順に確認すれば、 ほとんどのケースが数秒で判別できます。

見るポイント 名詞のサイン 副詞のサイン 最小例(EN → JP)
① 前に何が来る?
冠詞/所有語が置けるか
a/themy/this が置ける 置けない(そのまま一語)
I am at the home of my aunt.
(私はおばのにいます。)

I will go home now.
(今から家へ帰ります。)
② 直後に名詞を取る?
後ろに語を続けられるか
前置詞の後ろで名詞句を作る 単独で完結(後ろに名詞を取らない)
He walked to the south gate.
(彼は南の門へ歩いた。)

The wind blows south .
(風は南へ吹く。)
③ 役割は何?
文中で何を修飾?
名詞=人/物/場所そのもの 副詞=動詞や文全体を修飾
The outdoors is beautiful in spring.
(春の野外は美しい。)

Let’s study outdoors .
外で勉強しよう。)
番外:程度副詞 all
数量詞との区別
all + 名詞(全部の〜) be + all + 形容詞(とても〜)
She was all right.
(彼女は大丈夫だった。)
⚠️ よくあるミスgo to home×)、 in indoors×)、 on today×)。
正しくは go homestay indoorsI’ll do it today

用途別ミニマップ(用途 → 代表語 → 定番動詞)

“名詞と同じ見た目”でも前置詞なしで動詞を修飾する副詞があります。まずは 用途代表語よく組む動詞の順で、チャンク(かたまり)で覚えましょう。

用途 代表語(副詞) 定番動詞(よく一緒に使う) 最小メモ
場所(建物の内外・階) indoors / outdoors
upstairs / downstairs
stay work wait go/come “中で/外で/上階へ/下へ”を一語で表す
方向(方角・上下) north / south / east / west
up / down
head drive move look “〜へ”の方向が前置詞なしで言える
帰宅・出発(行き先としての家) home go/come return arrive send toは不要(× go to home)
時(いつ?) today / tomorrow / tonight do/finish/call meet leave 通常は文末。強調で文頭も可(カンマを添える)
程度(どのくらい?) all(副詞用法:とても/すっかり) be feel be + all + 形容詞(例:be all right)
She works indoors.
(彼女は屋内で働いています。)

コロケーション・ミニ表(動詞 × ペア)

「この動詞にはこの一語副詞がハマる」という組み合わせを先に覚えると、一気に流暢になります。 右端の最小例は、核になる語を視覚強調しています。

動詞 ペア(副詞) 意味メモ 最小例(EN → JP)
go / come home 前置詞なしで「家へ」
She came home early.
(彼女は早く家に帰ってきた。)
stay / work / wait indoors / outdoors 屋内/屋外で(場所の副詞)
We will wait outdoors.
(私たちは外で待ちます。)
head / drive / move north / south / east / west 方角へ進む
They headed north.
(彼らは北へ向かった。)
finish / call / meet today / tomorrow / tonight 時の副詞(通常は文末)
I will finish it tonight.
(それは今夜終わらせます。)
be / feel all + 形容詞 程度副詞(とても〜)
The kids are all excited.
(子どもたちはとてもわくわくしている。)
send / bring home 人を家に戻す/連れて帰る
The coach sent him home.
(コーチは彼を家に帰らせた。)
🌱 記憶術:動詞 + 一語副詞」で1セットの“発音リズム”を作ると忘れにくくなります。 例:go HOME(後ろにストレス)/HEAD north(前にストレス)。

置き場所(語順)ガイド

一語副詞の基本位置は動詞の直後(または文末)です。時副詞は文頭に出して強調もできます。 all は形容詞を挟む特殊形に注意。

基本
V + 副詞(または文末)
He went downstairs.
(彼は下へ行った。)
時副詞の位置
通常は文末。強調なら文頭+カンマ。
I’ll see you tomorrow.
明日会いましょう。)

Tomorrow, I’ll see you.
明日、会いましょう。)
程度:all の型
be + all + 形容詞
She is all right now.
(彼女は今は大丈夫です。)
⚠️ 注意:go to homein indoorson today は誤り。 正しくは go home / stay indoors / I’ll do it today

💬 例文で感覚をつかもう!(名詞・代名詞と同形の副詞)

肯定文 home(家へ/家に)

We finally got home at midnight.

(私たちはやっと家に午前0時に着きました。)

🔧 構造:get + hometo不要の一語副詞)。

📝 ポイント:× get to home ではない。

疑問文 home(状態:家にいる)

Are you home yet?

(もう家にいる?)

🔧 構造:be + home は場所の「状態」を表す。

💡 at home も可だが、be home はより口語的で自然。

否定文 home(到達)

I didn't make it home before dark.

(日が暮れる前に家に着けませんでした。)

🔧 コロケーション:make it home=「なんとか家に着く」。

🪄 強調:before dark で締めると状況がクリアに伝わる。

依頼 home(帰着点)

Text me when you get home.

家に着いたらメッセージしてね。)

⛳ 時間副詞節:when + S + V の中でも home は前置詞なし。

評価 all(程度副詞)

The plan is all wrong.

(その計画は完全に間違っています。)

🔧 型:be + all + 形容詞。「とても/すっかり」の意。

🧩 同型語注意:all は名詞(全部)でもあり、ここでは副詞。

準備OK all(程度副詞)

We are all set for the trip.

(旅行の準備はばっちりできています。)

💬 口語定番:all set=「準備万端」。

恋愛 all(全面的に)

I'm all yours.

(私は全部あなたのものだよ。)

🧠 ニュアンス:全面的な同意・委ねる気持ち。

🔁 置換:I'm all ears.(話を聞く体勢バッチリ)も同じ型。

方向 south(南へ)

Birds fly south in winter.

(鳥は冬に南へ飛びます。)

🔧 構造:V + 方角名詞(副詞用法)。

📌 to south は誤り。前置詞なしでOK。

進行 north(北へ)

The storm is moving north.

(嵐は北へ移動しています。)

🌬️ 天気・ニュースで頻出の言い方。

描写 west(西へ)

The boat drifted west overnight.

(その船は一晩で西へ流されました。)

🧭 方角語は副詞として前置詞不要:drift west

場所 downtown(都心で)

She works downtown.

(彼女は都心で働いています。)

🏙️ downtown は名詞・形容詞・副詞で同形。ここでは副詞。

場所 backstage(舞台裏へ)

The actor went backstage after the show.

(公演後、その俳優は舞台裏へ行きました。)

🎭 backstage も名詞と副詞が同形の代表例。

時間経過 past(過ぎて)

Midnight is long past.

(深夜はとうに過ぎています。)

🧭 past は名詞(過去)でもあり、副詞「過ぎて」にもなる。

指示 inside(中へ)

Please step inside.

中へお入りください。)

🏠 inside は名詞(内部)・形容詞・副詞・前置詞で同形。ここでは副詞。

🧾 総まとめ:副詞の語形(Lesson 079)

このまとめでは、副詞の「形の作り方」例外の覚え方を一気に整理します。 まずは -ly にする規則、次に 例外スペリング、最後に 分詞由来(-ing / -ed) をざっと確認。中学生〜社会人まで迷いやすい所だけを“見てすぐ分かる”形にしました。

入り口
基本は「形容詞 + ly」。意味はそのまま“〜に”が多い。
quick → quickly
(速い → 速く)
例外に注意
つづり替えが必要な語(y→i / le→ly など)と例外(publicly)。
happy → happily
(しあわせな → しあわせに)
分詞由来
分詞(-ing / -ed)が形容詞になり、さらに -ly が付くタイプ。
interesting → interestingly
(興味深い → 興味深く)
🌱 学習ヒント: まずは happy → happily / gentle → gently / public → publicly3つだけを声に出して暗唱。口が覚えると、スペリングの迷いが激減します。 Lesson 079 / Summary

形の作り方チートシート(スペリング早見・例外メモ)

基本公式は 形容詞 + ly。ただし語尾によってつづり替えが起きます。 表で「元の形 → 変化のルール → 副詞」を確認し、右端で例外をチェックしましょう。 小学生にも分かるコツは「音はほぼ同じでも、字の形が少し変わる」と意識することです。

元の形(形容詞・分詞) ルール できる副詞 備考・例外
happy / easy / heavy 子音 + y → y を i にして + ly happily, easily, heavily 読みは同じでも y→i に注意。
gentle / noble / idle -le の e を y に置換 gently, nobly, idly 「-le → -ly」に“変形”するイメージ。
true / due -ue の e を取って + ly truly, duly true → truly は頻出。e を残さない
full / dull -ll に y を付ける fully, dully fully は二重の l をそのまま活かす。
comic / dramatic / economic -ic に -ally を付ける comically, dramatically, economically 例外public → publicly
surprising / interesting -ing → -ingly surprisingly, interestingly 分詞(-ing)から派生する副詞。
supposed / alleged / reported -ed → -edly supposedly, allegedly, reportedly 「〜といわれている」などの伝聞・推定に使いやすい。
friendly / likely / lovely そのままでは副詞にならない (形容詞のまま) in a friendly way のように言い換えるのが自然。
ミニ例文(スペリングの実例を声で確認)

She apologized publicly.

(彼女は公の場で謝罪しました。)


The rumor is allegedly true.

(そのうわさはそう言われているところでは本当です。)

ポイント定着: 上の表から「各行ひとつ」だけ選び、5回音読目を閉じて綴りを頭で描くもう1回音読。 たった1分で“形の型”が身体に入ります。

意味の違いミニ表(同形/-ly で意味が変わる代表ペア)

同じ語でも、そのまま(単純形副詞)-ly を付けた形意味や使いどころが大きく変わることがあります。まずは下のミニ表で“ざっくり意味の差”をつかみ、 右の最小例でニュアンスを耳と目で確認しましょう(英文→和訳→音声の順)。

ペア 単純形(〜く) -ly(比喩・程度・頻度など) 最小例(英→和)
hard / hardly 一生懸命に ほとんど〜ない
I work hard.
(一生懸命働きます。)
I hardly sleep.
(ほとんど眠りません。)
late / lately 遅く(時間) 最近(近ごろ)
He stayed late.
(彼は遅くまで残った。)
Lately, I jog more.
最近、よく走ります。)
near / nearly 近くに・近くへ ほとんど・もう少しで
Come near.
(近くに来て。)
I nearly cried.
危うく泣くところでした。)
high / highly 高く(物理的に) 高度に・非常に(評価)
Fly high.
(高く飛べ。)
Highly skilled staff.
高度に熟練したスタッフ。)
deep / deeply 深く(距離) 深く(感情・程度)
Dive deep.
(深く潜れ。)
Deeply moved.
深く感動した。)
close / closely 近く(距離) 綿密に・密接に(方法・関係)
Stand close.
(近くに立って。)
Check it closely.
綿密に確認して。)
free / freely 自由に(制限なく) 遠慮なく・率直に
Speak free.
(自由に話そう。)
Ask freely.
遠慮なく聞いてください。)
wide / widely 広く(幅広く) 広範に・世に広く
Open wide.
(大きく開けて。)
Widely known.
広く知られている。)
just / justly ちょうど・たった今 公正に・正当に
I just arrived.
たった今着きました。)
Judge justly.
公正に判断しなさい。)
short / shortly 簡潔に・短く まもなく(時間)
Answer short.
簡潔に答えて。)
I'll call shortly.
まもなく電話します。)
pretty / prettily かなり(程度) かわいらしく(様態)
It's pretty easy.
かなり簡単です。)
She smiled prettily.
(彼女はかわいらしく微笑んだ。)
💡コツ:物理的な意味=単純形評価・程度・抽象=-ly の方向でまず当てに行くと外しにくいです。

品詞クイック判別(副詞/前置詞/接続詞)

同じ形でも、何を後ろに従えるかで品詞が変わります。まずは 名詞を取る → 前置詞S + V をつなぐ → 接続詞単独で修飾 → 副詞 の3ステップで素早く判断しましょう。

🔎 スロット(後続テスト)
  • 名詞(the + 名詞 / 代名詞)がすぐ来る → 前置詞
    near the station
    (駅の近くに)
  • S + V(主語+動詞)を導く → 接続詞
    since I moved, ...
    引っ越して以来、〜)
  • 名詞も文も取らず、動詞や文全体を修飾 → 副詞
    He is here.
    (彼はここにいる。)
🧩 よくある多品詞語の使い分け
副詞 前置詞 接続詞
near Come near. near the station
since I met her since then.(副詞相当:then付きで“それ以来”) since 2020 Since I met her, ...
before I've seen it before. before lunch Before I eat, ...
after See you after. after school After I finish, ...
now / now that Come now. Now that he’s here, ...

Is there a park near here?

(この近くに公園はありますか。)


Since I started, I've learned a lot.

始めて以来、多くを学びました。)

⏱ ワンポイント:名詞を直で置けるか? → 置けたら前置詞。主語+動詞を導けるか? → 導けたら接続詞。 どちらもダメで「場所・時・程度」を足すなら副詞の可能性が高いです。

置き場所(語順)カタログ(最小例の型見本)

副詞は「どこに置くか」で読みやすさと意味の焦点が変わります。まずは 文頭=文全体を修飾文中=動詞/形容詞に密着文末=情報の“追加” という3つの置き場を型でつかみましょう。

場 所 よく置く副詞の種類 型(ミニ型見本) 最小例(英→和→音声)
文頭 評価 話し手の態度 接続・話題転換 Adv, S + V …
例:Surprisingly / Frankly / Fortunately
Surprisingly, it worked.
意外にも、うまくいきました。)
文中 頻度 程度 焦点
Be動詞のあと/助動詞のあと
S + be / 助動詞 + Adv + V …
一般動詞の前
S + Adv + V …
She is usually calm.
(彼女はたいてい落ち着いています。)
He often jogs.
(彼はよくジョギングします。)
動詞直後 様態(どんなふうに) S + V + Adv
Speak clearly.
はっきりと話しなさい。)
目的語の後 副詞句(場所・時間など) S + V + O + Adv(phrase)
Put it here.
(それをここに置いて。)
文末 時間 場所 様態 S + V (+ O) + Adv
We’ll meet tomorrow.
明日会いましょう。)
複数の並び 順序の目安 様態(Manner)→ 場所(Place)→ 時(Time)
※ 時は文頭に出して強調も可(Tomorrow, …
He worked quietly at home last night.
(彼は静かに家で昨夜働いた。)
🌱 ヒント:まずは「文中=頻度」「文末=時間・場所」「文頭=話し手の態度」で当てに行くと迷いにくいです。

用途別ミニマップ(用途 → 代表副詞 → よく出る動詞)

副詞は「用途(何を足したい?)」で覚えると強いです。代表語と相性のよい動詞を一緒にインプットして、 口からそのまま出せるコロケーションにしていきましょう。

用途 代表副詞(同系統) よく出る動詞 最小例(英→和→音声)
程度(どれくらい) very / really / quite / almost / nearly like / agree / enjoy / improve / double
I really like it.
(それが本当に好きです。)
頻度(どのくらいの頻度) always / usually / often / sometimes / rarely / hardly ever go / eat / meet / check / study
We often meet.
(私たちはよく会います。)
時間(いつ) now / already / recently / soon / still / yet start / finish / arrive / wait / decide
I’m still waiting.
(私はまだ待っています。)
場所(どこで) here / there / abroad / nearby / outside / inside live / stay / meet / move / arrive
She lives nearby.
(彼女は近くに住んでいます。)
様態(どんなふうに) well / quickly / slowly / carefully / clearly work / speak / explain / drive / write
Please speak clearly.
はっきりと話してください。)
評価・態度(話し手の視点) frankly / honestly / surprisingly / fortunately / unfortunately say / think / admit / conclude
Frankly, I disagree.
率直に言うと、私は賛成しません。)
伝聞・推定 allegedly / reportedly / supposedly / apparently be / say / claim / report
He is apparently fine.
(彼はどうやら元気なようです。)
方向・移動 back / forward / home / abroad / away go / come / move / head / send
Let’s go home.
(家に帰りましょう。)
焦点化・追加 only / even / also / too affect / include / add / allow
I only asked.
(私はただ聞いただけです。)
🗺️ 学習ヒント:用途→副詞→動詞の順で口に出して練習すると、英語の「かたまり」で記憶できます(例:頻度 → often → meet)。

総まとめ FAQ:副詞の語形(Lesson 079)

学習の仕上げとして、-ly の付き方・意味の違い・置き場所で迷いやすいポイントを 短く 具体的に 解説します。例文は 英文日本語訳音声 の順で並べています。

いいえ。friendly / likely / lively / costly / lovely など もともと -ly で終わる形容詞があります。これらは副詞ではないため、 friendlily のように無理に -ly を二重付けしません。 副詞が必要なら in a friendly way のように言い換えます。

She welcomed us in a friendly way.
(彼女は親しげに私たちを迎えてくれた。)

どちらも「速く」。fast形容詞兼副詞の単純形、副詞でも -ly は付きません。 quickly様態副詞で、行為の速さをはっきり述べたい時に便利です。

The train runs fast.
(その列車は速く走る。)
She finished the task quickly.
(彼女はその作業を素早く終えた。)

hard は「一生懸命に」。hardly否定副詞で「ほとんど〜ない」。 形が似ていても意味は真逆です。

He hardly knows me.
(彼は私のことをほとんど知らない。)

home はこの用法では 副詞(方向)だからです。 したがって go home(家に行く)で OK。go to home は不自然になります。

We went home early.
(私たちは早めに家に帰りました。)

still=「今も続いている」、 already=「思ったより早く終わった」、 yet=否定「まだ〜していない」/疑問「もう〜した?」。

I’m still working.
(私はまだ作業中です。)
I’ve already finished.
(私はもう終えました。)
Have you finished yet?
もう終わりましたか?)

変わります。only直後を狭く限定します(スコープ)。

I only saw her yesterday.
(私はただ昨日彼女を見ただけだ。)
I saw only her yesterday.
(昨日会ったのは彼女だけだ。)

基本は very + 形容詞/副詞much + 比較級 / 過去分詞 / 動詞(否定・疑問)。 肯定の動詞には a lot が自然です。

This movie is very interesting.
(この映画はとても面白い。)
I like it very much.
(私はそれが大好きです。)

-wise=「〜の点で」(口語寄り:money-wise など)、 -ward(s)=「〜の方向に」(英では -wards も)、 -way(s)=「〜の方向/方法で」。 使いすぎるとカジュアルに聞こえるので文脈に注意。

The project is moving forward.
(そのプロジェクトは前進している。)

文全体を評価する副詞(Frankly / Honestly / Fortunately / Surprisingly など)は、 文頭に置いたらカンマで区切るのが読みやすいルールです。

Honestly, I’m tired.
正直に言うと、疲れています。)

apparently は「見たところ/伝聞では」で確信度は高くない。 obviously は「明らかに」で誰が見てもそう、という強い確信。

He is apparently new here.
(彼はどうやらここでは新入りのようだ。)

near は前置詞/形容詞/副詞の多機能語。 nearly は副詞「ほとんど」。 nearby は副詞/形容詞で「近くに/近くの」。

It’s nearly midnight.
ほとんど真夜中だ。)
The station is nearby.
(駅は近くにあります。)

good は形容詞(名詞を説明)、 well は副詞(動詞/形容詞/副詞を説明)や「健康な」という形容詞もあります。

She sings well.
(彼女は上手に歌う。)

次に学ぶなら:おすすめレッスン

本レッスン(Lesson 079:副詞の語形)で土台を固めたら、用法・配置・注意点を 順に広げると理解が一気に深まります。以下は 最優先関連 の順で並べました。

イチオシ

Lesson 080:注意すべき副詞の用法

hard / hardly, late / lately, near / nearly など、 形は似ているのに意味が違うペアをまとめて整理。誤解しやすい only / even / just置き場所(スコープ)も図解で確認できます。

  • 狙い紛らわしい組を一掃し、読解・英作のミスを激減
  • 素材実務メール/試験頻出の短文で定着
I hardly know him.
(私は彼のことをほとんど知らない。)
関連 ➡️

Lesson 078:副詞の位置

文頭・文中・文末の基本や、only / evenかかり先を短い型で整理。always / usually など頻度副詞の 助動詞・be動詞との順序も迷わなくなります。

  • 狙い置き場所の混乱をゼロに
  • S + always + V / be + always + C
She usually works from home.
(彼女はたいてい在宅勤務です。)
関連 📗

Lesson 076:副詞の用法

副詞が何を説明するか(動詞/形容詞・副詞/文全体)を用途別に整理。 時間・場所・様態・頻度・程度などの代表パターンと、very / really / quiteかかり方を具体例で身につけます。

  • 狙い修飾対象を一目で見抜く力をつける
  • 分類様態/時間/場所/頻度/程度/文修飾
She sings beautifully.
(彼女は美しく歌う。)
関連 🧭

Lesson 081:比較級と最上級の作り方

形容詞だけでなく副詞の比較もセットで整理。短い語は -er / -est、長い語は more / mostgood / well → better → best など不規則もまとめて確認します。

  • 狙い比較表現を正しく作る・使う
  • ルール短語:-er/-est/長語:more/most/不規則:better/best
Tom runs faster than Ken.
(トムはケンより速く走る。)