前置詞の働き
前置詞は、名詞(または名詞相当語句)の前に置いて
前置詞 + 名詞(例:in the box, for children)という
ひとかたまりを作ります。これが名詞を説明する「形容詞句」になったり、
場所・時間・理由などを伝える「副詞句」になったりして、文をわかりやすくします。
イメージは「前置詞=つなぐ橋」:名詞と文の他の部分をなめらかにつなぎます。
▮ 目次
-
1. 前置詞とは?(まずは全体像)
「前置詞+名詞」でできる2つの役割:形容詞句/副詞句
-
2. 形容詞句としての用法
名詞を後ろから説明して、意味をしぼる(限定・叙述)
-
2-1. 限定用法(名詞を直接しぼる)
例:
a magazine for kids/a man of ability -
2-2. 叙述用法(補語として性質・状態)
例:
He is of great use./Leave me in peace. -
3. 副詞句としての用法
動詞・形容詞・副詞・文全体をくわしくする
-
3-1. 動詞を修飾する
例:
study in Europe/float in the sea -
3-2. 形容詞を修飾する
例:
good at cooking/full of water -
3-3. 他の副詞を修飾する
例:
nearest to the school/early in the morning -
3-4. 文全体を修飾する
例:
In other words, .../On hearing the news, ... -
4. 熟語としての用法(定番パターン)
動詞+前置詞/動詞+副詞+前置詞/be+形容詞+前置詞 など
-
4-1. 動詞+前置詞
例:
look for/agree with/depend on -
4-2. 動詞+副詞+前置詞
例:
catch up with/put up with -
4-3. 動詞+名詞+前置詞
例:
take part in/pay attention to -
4-4. 動詞+A+前置詞+B
例:
regard A as B/inform A of B -
4-5. be動詞+形容詞+前置詞
例:
be anxious about/be rich in -
4-6. 動詞+(A)+前置詞+名詞
例:
put ... into practice/burst into tears -
🧾 総まとめ:前置詞の働きチェック
要点の再確認+小テストへの入口
1. 前置詞とは?(まずは全体像)
英文は「意味のかたまり」で読むとスッと入ります。前置詞(preposition)は
前置詞 + 名詞というチャンク(ひとかたまり)を作り、名詞を説明したり、
場所・時間・理由などをくわしく伝えたりします。
このセクションで身につけること
まずは「前置詞の正体」をおさえます。前置詞は名詞の前に置かれ、
in the box や for children のように意味のかたまりを作ります。
そのかたまりは、次のどちらかとして働きます。
-
形容詞句
名詞を「どんな?どの?」と説明(例:
a magazine for kids)。 -
副詞句
場所・時間・理由・方法などを補足(例:
study at night)。
用語ミニ解説(やさしく)
- 名詞(noun)
- 人・物・場所・考えなど(例:book, Tokyo, music)。
- 名詞相当語句
- 名詞と同じ働きをする形(代名詞 it、動名詞 reading など)。
- チャンク(chunk)
- 意味のかたまり。英語はチャンクで読むと理解が速くなります。
見分けのコツ(合言葉)
- 名詞を説明している? → 形容詞句
- どこ・いつ・なぜ・どうやって?に答える → 副詞句
- なくても文は成立?(情報は減る) → 多くは副詞句
(これは子ども向けの雑誌です。)
for kids が a magazine を説明(形容詞句)。(私は夜に勉強します。)
at night が「いつ?」に答える(副詞句)。前置詞のひと言定義
前置詞とは、名詞の前に置いて「前置詞 + 名詞」という意味のかたまりを作る語です。
できあがったかたまりは、名詞を説明(形容詞句)または
状況を説明(副詞句)として働きます。
形容詞句になる例
名詞を「どんな/どの」と説明。
a book on history
(歴史についての本)→ on history が a book を説明。
the man with glasses
(眼鏡をかけた男性)→ with glasses が the man を説明。
副詞句になる例
場所・時間・理由・方法など。
She waited at the bus stop.
(彼女はバス停で待った)→ at the bus stop が場所を示す。
We started after lunch.
(昼食のあとで出発した)→ after lunch が時間を示す。
よくある混同(ここだけ注意)
-
toの二役: 前置詞(to school)は後ろに名詞。不定詞(to study)は後ろに動詞の原形。 -
homeの前置詞:go homeは前置詞なし/状態ならat home。 - 目的格: 前置詞の後ろは通常名詞または代名詞の目的格(me, him, her, us, them)。
合言葉(すぐ判断)
- 名詞を説明している → 形容詞句
- どこ・いつ・なぜ・どうやって → 副詞句
- なくても文は成り立つ → 多くは副詞句
図でつかむ「前置詞フロー」
前置詞(preposition)は名詞の前に置かれ、前置詞 + 名詞の
意味のかたまり(チャンク)を作ります。できたチャンクは、名詞を説明したり、
文の状況(場所・時間・理由・方法など)をくわしくしたりします。
-
Put the book on the table.
(その本を机の上に置いて。)
→on the tableは「どこに?」に答える副詞句。 -
a picture of my family
(私の家族の写真)
→of my familyは a picture を後ろから説明する形容詞句。
形容詞句 vs 副詞句(見分けのポイント)
同じ 前置詞 + 名詞 でも、名詞を説明すれば形容詞句、
場所・時間・理由・方法などの状況を説明すれば副詞句です。
下の表で役割・答える疑問・位置の目安・チェック法をセットで覚えましょう。
| 役割 | 答える疑問 | 文中の位置の目安 | チェック法 | 例 |
|---|---|---|---|---|
|
形容詞句 名詞を後ろから説明 |
どんな?どの?
|
説明される名詞のすぐ後ろに置かれることが多い |
名詞単独で言い切れる?
言い切れない→そのチャンクが名詞を必要としている=形容詞句の可能性大 |
📌 a book on history意味 歴史についての本 the man with glasses 意味 眼鏡をかけた男性 |
|
副詞句 状況(場所・時間・理由・方法など) |
どこで?いつ?なぜ?どうやって?
|
文中の柔軟な位置(文末に置かれることが多い) |
削除テスト:
チャンクを外しても文の骨組みは残る(ただし情報量は減る)→副詞句の可能性大 |
📌 She waited at the bus stop.意味 彼女はバス停で待った We started after lunch. 意味 私たちは昼食のあとに出発した |
-
The man with glasses is my teacher.
(眼鏡をかけた男性が私の先生です。)
→with glassesは the man を説明する形容詞句。 -
She arrived at the station on time.
(彼女は時間どおりに駅に到着した。)
→at the station(場所) とon time(時の正確さ)は副詞句。
💬 例文で感覚をつかもう!(前置詞の働き)
The girl with a red scarf smiled.
(赤いスカーフをした女の子が笑いました。)
🔧 構造:the girl(名詞)を with a red scarf が後ろから説明=形容詞句。
語注:with は「〜を身に付けた/〜を持った」。物理的に「一緒に」だけでなく外見の特徴も表します。
The road to the station is closed.
(駅へ続く道は通行止めです。)
🔍 to the station は「駅へ向かう方向」を示し、「どの道?」の疑問に答える=形容詞句。
注意:to + 名詞 は前置詞句。to + 動詞の原形 は不定詞で別物。
A cup of coffee on the desk is mine.
(机の上のコーヒーの入ったコップは私のです。)
役割:of coffee は cup の中身=形容詞句。on the desk は場所=副詞句。
語注:of は「所属/中身」。容器+of+中身は頻出(a bottle of water など)。
He walked across the street.
(彼は通りを横切って歩きました。)
across は「端から端へ」。線や面を“横切る”動きを表す前置詞。
比較:through the park は「公園の中を通って」(空間内部を通過)。
We will meet after work at the café.
(仕事のあとに、そのカフェで会いましょう。)
after は「〜のあと」、at は「点の場所・時刻」。
語注:café の発音は /kæˈfeɪ/(カフェイ)。
She finished the report by Friday.
(彼女は金曜までにレポートを終えました。)
by は「締め切り」。その時点より前に完了していればOK。
対比:until Friday は「金曜までずっと(継続)」。
He stayed at home because of the rain.
(彼は雨のせいで家にいました。)
go home は前置詞なし、at home は「家にいる」という状態。
because of + 名詞=「〜のせいで」。文節全体の理由なら because + 文。
The cat jumped onto the table.
(猫はテーブルの上に飛び乗りました。)
onto は「表面へ移動」。静止は on、移動は onto が基本。
比較:into は「中へ」(箱の中へ、部屋の中へ)。
I went to school to study.
(私は勉強しに学校へ行きました。)
to + 名詞 は前置詞句(行き先)。
to + 動詞の原形 は不定詞(目的)。形が似ていても役割は別です。
She is responsible for customer support.
(彼女はカスタマーサポートを担当しています。)
responsible for ...=「〜を担当/責任がある」。前置詞句が形容詞 responsible を補足。
語注:customer support=「顧客対応・サポート部門」。
I’m in love with you.
(あなたに恋をしています。)
in love=「恋して」。with + 人 で「〜に対して」。
応用:I fell in love with you at first sight.(一目であなたに恋をした)も定番表現。
The park between the library and the river is quiet.
(図書館と川の間にある公園は静かです。)
between は「2つのものの間」。3つ以上はふつう among。
役割:名詞 park を後ろから限定=形容詞句。
She sat next to me during the movie.
(彼女は映画の間、私のとなりに座っていました。)
next to=「〜のとなり」。during=「〜の期間中ずっと」。
比較:for two hours は「2時間の長さ」(所要時間)。
We talked about the plan for an hour.
(私たちは1時間、その計画について話しました。)
about は「〜について」(話題)。for + 期間 は所要時間。
コツ:副詞句は文末に並べやすく、複数置くこともできます(話題+時間など)。
次セクションへのナビ(予告)
この先の学習ルートを先に知っておくと、理解がスムーズになります。前置詞は 「名詞を説明する働き(形容詞句)」と 「状況を説明する働き(副詞句)」の2本柱、さらに 「よく使う型(熟語)」で一気に使えるようになります。 それぞれで何ができるようになるのかを、やさしい言葉と要点でまとめました。
- 限定用法
- 名詞をしぼり込むはたらき。「どの本?」などと範囲をせばめます。
- 叙述用法
- 主語や目的語の性質・状態を補うはたらき。補語(C)になることがあります。
- 熟語(イディオム)
- 言葉のセットで特別な意味を作る表現。ひとかたまりで覚えるのが近道です。
- チャンク(意味のかたまり)
- 文を小さなブロックに分けて読む考え方。理解が速く、記憶にも残りやすいです。
2. 形容詞句としての用法
前置詞 + 名詞のチャンクが名詞を後ろから説明するとき、それは
形容詞句として働きます。たとえば
a book for beginners
(初心者向けの本)のように、「どんな?どの?」という疑問に答えて、名詞の意味をしぼります。
このセクションでは、形容詞句の2つの見方──
限定用法(名詞を直接しぼる)と
叙述用法(補語として性質・状態を述べる)──の全体像をつかみます。
何を学ぶ?(やさしい全体像)
同じ 前置詞 + 名詞 でも、名詞のうしろにくっついて「どんな/どの」と説明すれば
形容詞句になります。形容詞句の学び方は2段階に分けると理解が早いです。
まずは限定用法で「名詞をしぼる」感覚をつかみ、次に叙述用法で
「補語(C)として性質・状態を言い切る」形を確認しましょう。
2-1. 限定用法(名詞を直接しぼる)
前置詞 + 名詞のチャンクが、名詞のすぐ後ろにつき、
「どんな?どの?」とその名詞をしぼり込む使い方を
限定用法と呼びます。
例:the room on the second floor(どの部屋?→2階の部屋)、
a bottle of olive oil(どんなボトル?→オリーブ油入りのボトル)。
名詞の意味がはっきり特定され、読み取りが一気に楽になります。
まずは土台づくり(定義・ねらい・用語)
(前置詞+名詞) → 後ろの前置詞句が名詞を「どんな?どの?」で直接しぼる。
a ticket for students(どんなチケット?→学生用) /
the door with a blue handle(どのドア?→青い取っ手があるドア)
到達目標ここまでできればOK
- どの名詞を修飾しているかを即答できる。
- 形容詞句(限定)と副詞句の見分けができる。
of / for / with / in / onの“意味タグ”で説明できる(例:of=中身・所属)。
用語やさしいミニ辞書
- 名詞(noun)
- 人・物・場所・考えなど(例:teacher, cup,Tokyo, idea)。
- 前置詞(preposition)
- 名詞の前に置き、
前置詞+名詞のひとかたまりを作る語(例:in, on, of, for, with)。 - 形容詞句(adjectival phrase)
- 名詞を「どんな?どの?」で説明するかたまり。限定用法はこの仲間です。
-
the room
on the second floor
(2階の部屋)→onは「表面/位置」。on the second floorは「どの部屋?」に答える説明。 -
a bottle
of olive oil
(オリーブ油の入ったボトル)→ofは「中身/所属」。容器+of+中身は定番の限定。
前置詞+名詞が、その名詞を「どんな?どの?」で特定していれば限定用法。
まずは of / for / with / in / on を“意味タグ”で言い換えて説明できるようにしよう。
図でつかむ:名詞 ←(前置詞+名詞)
前置詞+名詞(PP)のチャンクが、名詞(N)を 後ろから「どんな?どの?」でしぼり込みます。下の図はそのイメージです。
[ 名詞(N) ] ⟵ [ 前置詞+名詞(PP) ]:後ろから名詞を限定します(例:magazine ⟵ for kids)。
-
the students
in Class A
(A組の生徒たち)
→
in Class Aが「どの生徒たち?」に答える。PPを外すと「どの生徒?」が曖昧に。 -
the door
with a blue handle
(青い取っ手のついたドア)
→
withは「付属・特徴」。外見の特徴で名詞を特定する典型パターン。
- 名詞の直後にあるPPが、その名詞にだけかかっているかを確認。
- 質問テスト:「どんな?どの?」に答えていれば限定用法。
- 削除テスト:PPを外すと名詞の特定がぼやけるなら限定用法。
- 語順:people in the room(○)/in the room people(×)。
- 前置詞の選択:
of=中身・所属、for=用途・対象、with=付属・特徴、in=所在・状態、on=表面・話題。
パターン別ミニ辞書(まずは5タイプを“意味タグ”でつかむ)
名詞のすぐ後ろに置いて、その名詞を「どんな?どの?」でしぼる代表パターンです。 単語だけで覚えるより、意味タグ(用途・中身・特徴…)で覚えると迷いません。
| 前置詞 | 型(パターン) | 主な意味 | フィットする場面 | 例(英語) |
|---|---|---|---|---|
🧴 of |
N + of + N |
中身 所属 部分 | 容器の中身/全体の一部/だれの〜か |
a glass of milk (牛乳の入ったコップ) |
🎯 for |
N + for + N(人/目的) |
用途 対象 | 〜向け/〜のための/〜用 |
a ticket for adults (大人向けチケット) |
🧷 with |
N + with + N |
付属 道具 特徴 | 〜を持つ/〜が付いた(外見・機能) |
the chair with wheels (キャスター付きの椅子) |
📍 in |
N + in + 場所/状態 |
所在 状態 | どこにある〜?/どんな状態の〜? |
people in uniform (制服を着た人々) |
📚 on |
N + on + 表面/話題 |
表面 話題 | どこに付いている〜?/何についての〜? |
a report on climate change (気候変動に関する報告書) |
-
a glass
of milk
(牛乳のコップ)→ofは「中身」。容器+of+中身は限定用法の定番。 -
the chair
with wheels
(キャスター付きの椅子)→withは「付属・特徴」。見た目のヒントで名詞を特定。 -
a report
on climate change
(気候変動に関する報告書)→onは「話題」。何についての名詞かをしぼります。
of=中身/for=用途/with=特徴/in=所在/on=話題)。
“限定 or 副詞?”判定ワーク(発想のテスト)
同じ 前置詞+名詞 でも、名詞を後ろからしぼれば
限定(形容詞句)、動詞・文全体に情報を足せば
副詞句です。下の2段テストで瞬時に見抜く練習をしましょう。
- 名詞質問テスト:そのチャンクは「どんな?どの?」と名詞を説明しているか。
- 削除テスト:チャンクを外すと名詞の特定がぼやけるか(骨組みが崩れるのは副詞でなく限定のサイン)。
-
① in の比較the kids in the park
(公園の子どもたち)判定:限定/理由:in the parkが「どの子どもたち?」に答える。The kids in the park are playing.
(子どもたちは公園で遊んでいます。)判定:副詞句/理由:動作の場所を足している。「どこで?」に答える。 -
② with の比較the man with a hat
(帽子をかぶった男性)判定:限定/理由:外見の特徴で名詞を特定。He painted with a brush.
(彼は筆で絵を描いた。)判定:副詞句/理由:方法(道具)を足している。「どうやって?」に答える。 -
③ on の比較a lecture on AI
(AIに関する講義)判定:限定/理由:話題で名詞を特定(どんな講義?)。The book is on the desk.
(本は机の上にあります。)判定:副詞句/理由:所在(位置)を述べている。 -
④ for の比較a ticket for adults
(大人向けチケット)判定:限定/理由:対象で名詞を特定(どんなチケット?)。We waited for an hour.
(私たちは1時間待ちました。)判定:副詞句/理由:所要時間を足す(いつまで/どのくらい?)。 -
⑤ of の比較a piece of cake
(ケーキ一切れ)判定:限定/理由:中身(素材)で名詞を特定。He died of old age.
(彼は老衰で亡くなった。)判定:副詞句/理由:原因・理由を述べる(なぜ?)。
💬 例文で感覚をつかもう!(限定用法:名詞をうしろからしぼる)
Please look at the map of the city.
(その市の地図を見てください。)
構造:map を of the city が後ろから限定。「どの地図?」→市の地図。
語注:of は「所属・範囲」。a map of Japan(日本の地図)などに頻出。
I bought a box of chocolates.
(私はチョコレートの箱を買いました。)
of は容器+中身の定番。「どんな箱?」→チョコが入った箱。
比較:× a box for chocolates は「チョコ用の箱」(用途)。
The students with laptops can join the workshop.
(ノートPCを持っている学生はワークショップに参加できます。)
ポイント:外見・装備の特徴で名詞を特定するのが with の王道。
語注:laptop=持ち運べるパソコン。
I talked to the woman with curly hair.
(私は巻き髪の女性と話しました。)
with + 特徴で「どの人/物?」を示す。curly=「くせのある、巻いた」。
削除テスト:the woman だけでは特定できない → 限定用法。
This is an app for learning English.
(これは英語学習用のアプリです。)
for + 名詞/動名詞 は「〜用」。名詞 app を後ろから用途で限定。
比較:× an app of learning English は不自然。
We booked a room for two people.
(私たちは2人用の部屋を予約しました。)
定員・対象を表す for。room を「どんな部屋?」の観点で限定。
book(動)=予約する。
Their office in the city center is new.
(彼らの市中心部のオフィスは新しいです。)
in + 場所 が名詞 office を限定。「どのオフィス?」→中心部のオフィス。
副詞句との違い:動作の場所ではなく、名詞の所在を説明している点に注目。
I’m attending a seminar on renewable energy.
(私は再生可能エネルギーに関するセミナーに参加しています。)
on + 話題=「〜についての」。seminar を「どんなセミナー?」で特定。
attend(動)=出席する/参加する。
The picture on the wall is from 1900.
(その壁にかかっている絵は1900年のものです。)
表面の接触は on。ここでは picture を特定しています。
副詞句なら:The picture hangs on the wall.(動詞 hangs の場所説明)
We found the path to the beach.
(私たちはビーチへ続く小道を見つけました。)
to は到達点。「どの小道?」→ビーチへ向かう小道。
注意:to + 動詞 は不定詞(目的)。本例は 前置詞の to。
The teacher from Canada is very kind.
(そのカナダ出身の先生はとても親切です。)
from + 地名で出身・由来。名詞 teacher を限定。
語注:kind=親切な。
The door at the end of the hallway is locked.
(廊下の突き当たりのドアは施錠されています。)
点の位置は at。長いPPでも、名詞のすぐ後ろに置いて限定。
lock(動)=鍵をかける/locked(形)=施錠された。
She bought a book by a famous author.
(彼女は有名作家による本を買いました。)
by + 人 で著者・制作者を示し、名詞を特定:どんな本?→有名作家の本。
受動態の行為者 by と同じ発想(作り手)。
He fixed the laptop with a broken screen.
(彼は画面が壊れているノートPCを修理しました。)
名詞の外観・状態を with で説明。broken=壊れた。
誤解防止:動作の道具(副詞句)ではなく名詞の特徴を述べている点が限定用法。
The building under construction will open next year.
(その建設中の建物は来年オープンします。)
under + 名詞 で「〜の最中」。名詞 building の状態を限定。
関連:under review(審査中)、under repair(修理中)。
The day after the party was very quiet.
(パーティーの翌日はとても静かでした。)
時間名詞 day を基準で限定。「どの日?」→パーティーの後の日。
ペア:the day before the trip(旅行の前日)。
2-1 FAQ:限定用法(名詞を直接しぼる)
判定の軸「どんな?どの?」に答えて名詞をしぼるか
語順N のすぐ後ろに PP(前置詞+名詞)
よく使う前置詞of / for / with / in / on / to / from / at / by
- a friend of mine:私の友達のうち一人(集合の中の1つ)。やや婉曲で丁寧。
- my friend:文脈上特定の友達。既知の一人を指すことが多い。
I met a friend of mine at the station.
(駅で私の友人の一人に会いました。)
N + of + 所有代名詞 が名詞を後ろから限定すること。所属の of。
- 近い関係ほど名詞の近く、重い情報(長い説明)はあとへ。
- よくある並び:
方向/中身 → 場所 → 追加情報(時間・条件)
the road to the station in the city center
(市中心部にある、駅へ続く道)
- 前置詞の
to:to + 名詞(行き先・到達点)。名詞を限定する形容詞句になりやすい。 - 不定詞の
to:to + 動詞の原形(目的・内容)。形は違うが名詞にかかって形容詞的に働くこともある。
the way to the station / a chance to grow
(駅への道/成長するための機会)
名詞なら前置詞、動詞なら不定詞。'sは主に人・動物・時間・国など“生きている/まとまり”に自然(John's car)。ofは無生物・長い名詞には自然(the roof of the house)。
the roof of the house
(その家の屋根)
- 限定用法(特徴):名詞の外見・付属物を示す。
the man with a hat - 副詞句(方法/道具):動作のやり方を示す。
He painted with a brush.
the man with a hat
(帽子をかぶった男性)
- 原則:PPは直前の名詞にかかると読まれる。
- 曖昧なら、語順を変える/関係詞にする。
I saw the man with a telescope.
(望遠鏡を持った男性を見た/私が使ったのかも?→あいまい)
- ふつうの代名詞(they, them など)には直接つけにくい。
- those / the one(s) を使うと自然。
Those in the room are engineers.
(部屋の中にいる人たちはエンジニアです。)
those を使って名詞的に。- 短く一語化して読みやすくしたいとき:
a 10-minute break - 数量が長い/強調したいとき:
a break of 10 minutes(of=数量)
a break of 10 minutes
(10分の休憩)
- ふつう不要(名詞に密着して限定するため)。
- カンマで挟むと挿入情報になりやすく、限定ではなく副詞的に解釈されることがある。
My brother in Tokyo runs a café.
(東京にいる兄はカフェを経営しています。)
- 情報が短く固定の関係なら PP で十分:
the people in the room - 情報が動作や状態を詳しく述べるなら 関係詞:
the people who are in the room
the people in the room
(部屋にいる人たち)
2-2. 叙述用法(補語として性質・状態を述べる)
前置詞+名詞(PP)が、文の中で補語として
主語や目的語の
状態・位置・立場を言い切る使い方です。骨組みは
SVC(S + be/系動詞 + PP)と
SVOC(S + V + O + PP)が中心。
「どんな?どこ?」を名詞そのものの今の様子として述べます。
まずは土台づくり(定義・ねらい・最小例)
前置詞+名詞(PP)が補語となって、
主語(S)や目的語(O)の状態・位置を述べる(= 文の意味を完成させる)。
We are at home.(私たちは家にいる)/
She put the bag on the table.(彼女はかばんを机の上に置いた)
到達目標ここまでできればOK
- SVC / SVOCの骨組みを即判定できる。
in / on / at / under / out of / of / with / byなどを 状態タグ(所在/稼働/点/影響下…)で説明できる。- 限定用法(名詞を後ろからしぼる)・副詞句(動作に情報追加)との違いを言える。
用語やさしいミニ辞書
- 補語(Complement, C)
- 主語や目的語の「正体・状態」を言い切る成分。ないと意味が未完成になることが多い。
- 系動詞(Linking verb)
be / seem / become / feel / remainなど。後ろに補語(形容詞・名詞・PP)が来やすい動詞。
-
We are at home.
(私たちは家にいる。)
SVC型。atは「点/拠点」。主語Weの所在を言い切る補語。 -
She put the bag on the table.
(彼女はかばんを机の上に置いた。)
SVOC型。目的語bagの最終位置を PP で補う。PPなしだと「どこに?」が未完。
be / put / keep / leave / find
などと相性が良く、PPを外すと意味が薄くなるのがサイン。
図でつかむ「補語としてのPP」(改良版)
補語(C)は 主語S や 目的語O の状態・位置を 言い切る部品です。下の図では、どこからどこへ意味が流れるかを ①②の矢印で示しています。
be/系動詞→SVC、put/keep/find→SVOCの可能性)/
2) PPを外して意味がスカスカなら補語のPP/
3) in trouble ≈ troubled のように形容詞言い換えができるなら叙述寄り。
コア型まとめ(SVC / SVOC でよく出る “状態タグ”)
叙述用法では PP(前置詞+名詞) が補語になって、主語や目的語の 状態・位置・立場を言い切ります。まずは下の最頻パターンを 状態タグで覚えましょう。
| 型(SVC / SVOC) | 前置詞 | 状態タグ | 意味のコア | 最小例(英語) |
|---|---|---|---|---|
S + be + PP |
in | 状態/内部 | 〜の状態で/〜の内部に | be in trouble / in a hurry |
S + be + PP |
at | 点/活動中 | 特定の地点/活動の場に | be at work / at lunch |
S + be + PP |
on | 稼働/接触 | 作動中・通話中/表面に接して | be on duty / on the phone |
S + be + PP |
under | 影響下/進行中 | 〜の下(影響・圧力・修理中) | be under pressure / under repair |
S + be + PP |
out of | 欠如/故障 | 〜が切れて/動かず | be out of stock / out of order |
S + be + PP |
of | 性質/価値 | 〜という性質・価値をもつ | be of value / of use |
S + be + PP |
by / with | 位置/同行 | 〜のそばに/〜と一緒に | be by the window / with his parents |
S + V + O + PP |
in / on / under … | 配置/状態保持 | 目的語の最終位置・状態を設定 | put O on the shelf / find O in a mess |
-
He is in trouble.
(彼は困っている。)
状態タグ:状態。inは「状態の中」。 -
My sister is at work.
(姉は勤務中です。)
タグ:点/活動中。「いる場所」や「活動の場」。 -
The line is on hold.
(回線は保留中です。)
タグ:稼働/進行。onは「作動中・接触」。 -
We are under pressure.
(私たちはプレッシャーを受けている。)
タグ:影響下。underは「下=影響を受けて」。 -
The machine is out of order.
(その機械は故障中です。)
タグ:故障。直訳の「順序の外」ではない! -
She found the room in a mess.
(彼女は部屋が散らかった状態だと気づいた。)
SVOC。room(O)の状態を PP で言い切る。
“叙述 or 副詞 or 限定?” 判定ワーク(考え方の練習)
同じ 前置詞+名詞 でも、どこに置くか/何に答えるかで役割が変わります。
下の三つ巴(叙述・副詞・限定)の比較で目を慣らしましょう。
- 動詞を見る:
be / seemなどは叙述(SVC)寄り、put / keep / findはSVOC寄り。 - 質問で区別:「どんな状態?どこ?」= 叙述 / 「どこで・いつ・なぜ」= 副詞 / 「どの名詞?」= 限定。
- 削除テスト:外すと意味がスカスカ=叙述、骨組みは保たれるが情報が減る=副詞、名詞の特定がボケる=限定。
in the car の三役叙述 The kids are in the car.
(子どもたちは車の中にいる。)
副詞 They waited in the car.
(彼らは車の中で待った。)
限定 the kids in the car
(車の中の子どもたち)
on the phone の三役叙述 The woman is on the phone.
(その女性は通話中だ。)
副詞 She spoke on the phone.
(彼女は電話で話した。)
限定 the woman on the phone
(電話中の女性)
on は「稼働中」。叙述=状態、限定=名詞の特徴、副詞=手段・媒体。under pressure の三役叙述 The team is under pressure.
(チームはプレッシャー下にある。)
副詞 They played under pressure.
(彼らは重圧の中でプレーした。)
限定 a team under pressure
(重圧下のチーム)
under は「下=影響を受ける」。三役を場所・作用・特徴で見分ける。at the door の三役叙述 The man is at the door.
(その男性は玄関にいる。)
副詞 He knocked at the door.
(彼はドアのところでノックした。)
限定 the man at the door
(玄関にいる男性)
at は「点」。叙述=所在、限定=名詞の絞り込み、副詞=動作の場所。💬 例文で感覚をつかもう!(叙述用法:補語のPP)
He is in charge of the project.
(彼はそのプロジェクトの担当だ。)
🔧 構造:S be PP。PPが主語の立場を言い切る補語。
語注:in charge of=「〜の担当で」。of=対象。
The store is out of stock today.
(その店は今日は在庫切れです。)
🔧 構造:S be PP。
語注:out of=「〜が切れて」。stock=在庫。
Our office is under renovation.
(私たちのオフィスは改装中です。)
🔧 構造:S be PP。
語注:under=「〜の下=影響を受けて」。renovation=改装。
The meeting is in progress.
(会議は進行中です。)
🔧 構造:S be PP。in は「〜という状態の中」。
語注:progress=進行。
The plane is on the runway.
(飛行機は滑走路上にいる。)
🔧 構造:S be PP。
語注:on=「表面に接して」。runway=滑走路。
The keys are by the door.
(鍵はドアのそばにある。)
🔧 構造:S be PP。
語注:by=「すぐそば」。keys(複数)に合わせて are。
Please put the books on the shelf.
(本を棚の上に置いてください。)
🔧 構造:S V O PP。PPがO(books)の最終位置を示す補語。
語注:putは「置く」。PPなしでは「どこに?」が未完。
We kept the room in the dark to protect the photos.
(写真を守るため、部屋を暗い状態に保った。)
🔧 構造:S V O PP。keep + O + PP=Oをその状態に保つ。
語注:in the dark=暗闇の中→「暗い状態」。
She left her phone on the kitchen counter.
(彼女はスマホを台所のカウンターの上に置いたままにした。)
🔧 構造:S V O PP。leave + O + PP=Oをその位置/状態のままにする。
語注:counter=調理台。
They found the key under the sofa.
(彼らは鍵をソファの下で見つけた。)
🔧 構造:S V O PP。PPがO(key)の所在を言い切る。
語注:under=「下」。
Place the chairs in a circle.
(いすを円形に並べてください。)
🔧 構造:S V O PP。place=丁寧に置く。
語注:in a circle=円の形に→「配置の状態」。
Set the meeting point at the main gate.
(集合場所を正門に設定してください。)
🔧 構造:S V O PP。set + O + at 場所=Oをその地点に定める。
語注:main gate=正門。atは「点」。
The website is of great value to learners.
(そのサイトは学習者にとって非常に価値がある。)
🔧 構造:S be PP。be of + 抽象名詞=「〜の性質/価値を持つ」。
言い換え:very valuable(形容詞)にも近い。
The children are with their teacher.
(子どもたちは先生と一緒にいる。)
🔧 構造:S be PP。PPが主語の同行状態を表す補語。
語注:with=「〜と一緒に」。
2-2 FAQ:叙述用法(補語としてのPP)
型
S + be/系動詞 + PP /
S + V + O + PP
PP=前置詞+名詞(in / on / at … + 名詞)
役割主語や目的語の「状態・位置・立場」を補語として言い切る
意味はほぼ同じですが、of + 名詞はやや改まった・客観的な言い方になりやすいです。
The data is of great importance to us.
(そのデータは私たちにとって非常に重要です。)
very important(形容詞)。
注意:× *The data is importance.(名詞をそのまま補語にしない)
on=「接触/稼働中」at=「点/拠点(場所・活動)」in=「内部/囲まれた空間」
The nurse is on duty now.
(看護師は今当番中です。)
My son is at school today.
(息子は今日は学校にいます。)
The files are in the folder.
(ファイルはフォルダの中にあります。)
叙述用法では「影響・管理・進行の下」にある状態を表すことが多いです。
The bridge is under construction.
(橋は建設中です。)
out of breath(息切れ)out of power / battery(電源切れ/電池切れ)out of reach(手の届かない位置)…など
The runner is out of breath.
(走者は息が切れている。)
- keep + O + PP:Oをその状態に保つ(維持)
- leave + O + PP:Oをその状態のままにしておく(放置・結果)
- find + O + PP:Oがその状態だと分かる(発見)
We keep the plants in the shade in summer.
(夏は植物を日陰に置いておきます。)
She left her jacket on the chair.
(彼女は上着をいすの上に置いたままにした。)
They found the documents in the drawer.
(彼らは書類を引き出しの中で見つけた。)
✗ 不自然です。
under repair 自体が「修理中という状態」を表すので、進行形 being を重ねません。
次のどちらかにしましょう。
The elevator is under repair.
(エレベーターは修理中です。)
The elevator is being repaired.
(エレベーターは修理されているところです。)
名詞はそのまま補語にしません。形容詞化するか、of + 名詞を使います。
This tool is of great use.
(この道具はとても役に立ちます。)
*This tool is use.on the phone は状態(SVC)、by phone は手段(副詞)です。
He is on the phone now.
(彼は今電話中です。)
He applied by phone.
(彼は電話で申込んだ。)
人の同行・所持など「付帯状態」を述べるときに自然です。
The manager is with a client right now.
(部長は今お客様と同席しています。)
He is without his ID card today.
(彼は今日は社員証を持っていません。)
here / there は「場所を示す副詞」なので、普通は前置詞をつけません。
He is here now.
(彼は今ここにいます。)
He is here./不自然:×*He is at here.
ただし from here / to there のように方向を表す前置詞とは組み合わせ可。3. 副詞句としての用法(PPが動作や文に情報を足す)
ここでは 前置詞+名詞(PP) が 副詞句として働くケースを学びます。 副詞句は 動詞・形容詞・副詞・文全体に 「いつ・どこで・どのように・なぜ」などの情報を追加します。 補語(SVC/SVOC)と違って、なくても文骨格は壊れないのが目印です。
Lesson 085 / Section 3まずは「副詞句かどうか」を3ステップで判断
- 削除テスト:PPを外しても文が成立する(情報が減るだけ)→副詞句の可能性大。
- 質問テスト:PPが答えるのは「いつ/どこで/どのように/なぜ」? → 副詞的。
- 位置の自由度:文頭・文末・動詞の後ろなど、置き換えに比較的自由度がある(※文頭ではカンマを添えることが多い)。
We met at the station (副詞句)/
the students in the library (限定句:名詞をしぼる)
学ぶ順番:4つのターゲットに情報を足す
動詞を修飾する(行為の場所・時・方法)
「どこで/いつ/どのように」行うかを追加。語順はふつう 動詞+PP、文頭に出せば強調可。
She studied in the library.
(彼女は図書館で勉強した。)
形容詞を修飾する(得意・満杯などの範囲)
good at / full of / proud of など、形容詞の意味を完成させる相棒としてのPP。
She is good at math.
(彼女は算数が得意だ。)
他の副詞を修飾する(程度や範囲)
比較級・最上級と相性が良い。nearest to / farther from などの到達点を示す PP。
He ran farther than before.
(彼は以前よりさらに遠くまで走った。)
文全体を修飾する(文頭・挿入のPP)
「言い換えれば」「結論として」など、話し手の視点を添えるPP。文頭でカンマを付けるのが基本。
In short, we need more time.
(要するに、私たちにはもっと時間が必要です。)
3-1. 動詞を修飾する(行為の場所・時・方法・理由)
このセクションでは、前置詞+名詞(PP)が 副詞句として動詞に情報を足す働きを学びます。 ポイントは、PPが「どこで(場所)・いつ(時間)・どのように(方法)・なぜ(理由)」の どれに答えているかを見抜くこと。PPを外しても文の骨組み(S+V(+O))は残るのが副詞句の目印です。
She studied in the library.
(どこで?=図書館で)
副詞句かどうかは「3つのテスト」で一瞬判定!
迷ったら、削除・質問・移動の3ステップでチェックします。ミニ例文はテストごとに1つだけ載せています(本番の例文カードは後ほど)。
PPを外しても文法的に成立すれば、副詞句の可能性が高い。意味は薄くなるが、文は壊れない。
We met at the station.
(私たちは駅で会った。)
We met.(骨組みは残る=副詞句の目印)
PPが答えるのが「Where / When / How / Why」なら、副詞的役割。 どの質問に答えるかで分類できる。
The shop opens at 10.
(その店は10時に開く。)
PPを文末⇄文頭に動かしても自然なら、副詞句であることが多い。文頭に置くときはカンマを添えるのが基本。
She studied in the library.
(彼女は図書館で勉強した。)
In the library, she studied.(自然=副詞句)
in trouble は
主語の状態を言い切る補語(SVC)なので、このセクションの「副詞句」とは役割が異なります。
ここでは動作に情報を足すPPだけを扱います。
図でつかむ:動詞 → 情報の矢印
PP(前置詞+名詞)は、動詞のあとに「どこで/いつ/どのように/なぜ」を追加する 副詞句として働きます。下の図は、V(動詞)から 4つの情報へ矢印が伸びるイメージです。PPを外しても S+V(+O) は成立――これが副詞句のサイン。
He is in trouble. のように in trouble が主語の状態を言い切る補語(SVC)になるケースは、
このセクションの「副詞句」とは役割が異なります(セクション2で扱いました)。
用法ガイド(4ブロックに整理)
in(内部)/at(点)/on(接触)to(到着点)/from(出発点)/through(通過)- 注意:
arrive at(駅・建物などの点)/arrive in(都市・国の内部)
They had lunch in the park.
(彼らは公園で昼食をとった。)
in(年月・期間)/on(日付・曜日)/at(時刻)during(〜の間に)/for(継続)/until(〜までずっと)/by(〜までに)- 区別:
for=継続時間、during=出来事や期間の内部。byは期限、untilは継続の終点。
The museum opens at nine.
(博物館は9時に開きます。)
by(手段:by bus / by email/※無冠詞)with(道具・材料:with a key / with care)on foot(徒歩で/× by foot)/via(経由)
He paid by card.
(彼はカードで支払った。)
because of/due to(原因)for+ 名詞(目的・利益:for health / for work / for fun)- 注意:
becauseは接続詞(S+Vが続く)、because ofは前置詞(名詞が続く)。
She left early because of the rain.
(彼女は雨のせいで早く帰った。)
She worked hard at home last night.
語順ミニルール(末尾に並べるとき)
動詞に情報を足すPP(前置詞+名詞)を文末へ並べるときは、 基本は「How(方法) → Where(場所) → When(時間)」が自然です。 長いPPがある場合は文頭に出してカンマで区切ると読みやすくなります。
- 基本並び:
[V] + How + Where + When(方法 → 場所 → 時間) - 長いPPは文頭:長い時間・場所フレーズは
文頭+,へ。 - 頻度副詞は別扱い:always / often / usually などは動詞の前(be動詞の後)。
She practiced with a metronome in her room after dinner.
(彼女は夕食後、部屋でメトロノームを使って練習した。)
In the summer of 2024, we worked with new tools in the field.
(2024年の夏、私たちは現場で新しい道具で作業した。)
She studied at home hard last night.She studied hard at home last night.(副詞 hard は動詞のすぐ後ろに)He arrived in April at 7 p.m. on Monday.He arrived at 7 p.m. on Monday in April.(具体→一般の順にするか、1つに絞る)誤りやすいポイント(落とし穴)
副詞句に関わる典型ミスを、短い例で一気に確認します。英語→日本語→音声の順で並べています。
by(〜までに) / until(〜までずっと)
Please finish it by Friday.
(それを金曜までに終えてください。)
We worked until midnight.
(私たちは真夜中まで働いた。)
during / for
He slept during the flight.
(彼はフライトの間ずっと寝ていた。)
He slept for three hours.
(彼は3時間寝た。)
by + 乗り物/手段(無冠詞)/with + 道具
She went by bus.
(彼女はバスで行った。)
He opened it with a key.
(彼は鍵でそれを開けた。)
by a key(不自然)on foot/go home
We came on foot.
(私たちは歩いて来た。)
He went home late.
(彼は遅く家に帰った。)
go to home ではなく、go home。arrive at(点)/arrive in(内部:都市・国)
They arrived at the station on time.
(彼らは駅に時間どおりに到着した。)
They arrived in Tokyo late at night.
(彼らは東京に深夜に到着した。)
in / on / at と last / next / this
We will meet on Monday.
(私たちは月曜日に会う予定です。)
We will meet next Monday.
(私たちは来週の月曜日に会う予定です。)
on next Monday は不可。last/next/this が付くと前置詞は普通つけない。
at night/in the morning
He studies at night.
(彼は夜に勉強する。)
She jogs in the morning.
(彼女は朝にジョギングをする。)
💬 例文で感覚をつかもう!(副詞句:動詞を修飾)
She waited at the gate for an hour.
(彼女は1時間、門のところで待った。)
S V + PP(場所) + PP(時間:for+期間)。forは「どれくらい続いたか」。
He walked through the tunnel without a light.
(彼は懐中電灯なしでトンネルを通って歩いた。)
through=「〜を通って」経路、without=「〜なしで」方法。どちらも動詞 walked に情報追加。
The bus arrived on time at platform 3.
(バスは時間どおりに3番ホームに到着した。)
on time=定刻に(慣用PP)。arrive at + 点/arrive in + 都市・国。
We will finish the report by Friday.
(そのレポートは金曜までに仕上げます。)
by=期限、「その時より前のどこかで完了」。untilは「〜までずっと続く」。
She traveled by train to Kyoto.
(彼女は電車で京都へ旅した。)
by + 乗り物(無冠詞)。目的地は to。
He cut the paper with scissors in a straight line.
(彼はハサミでまっすぐに紙を切った。)
with=道具。scissors は複数形が基本(a pair of scissors とも)。
They met after lunch at a café near the station.
(彼らは昼食後、駅の近くのカフェで会った。)
near は前置詞「〜の近くに」。How→Where→When の並びも意識。
The kids played in the snow until dark.
(子どもたちは暗くなるまで雪の中で遊んだ。)
until=その時点まで継続。場所は in(内部)。
He apologized because of the delay at the airport.
(彼は遅れのせいで空港で謝った。)
because of + 名詞(前置詞)/because + S+V(接続詞)。
She spoke in a whisper during the movie.
(彼女は映画の最中にささやき声で話した。)
in a whisper=ささやいて。during=出来事の「内部」で。
He saved the file to the cloud in seconds.
(彼はファイルを数秒でクラウドに保存した。)
to、所要時間は in + 期間(=その時間内に)。
He looked at her with love in his eyes.
(彼は愛情をこめて彼女を見つめた。=目に愛情をたたえて)
with + 感情名詞は「〜の気持ちをこめて」。in one's eyes=表情・目つきにその感情が宿っている。
3-1 FAQ:動詞を修飾する前置詞句(副詞句)
ねらい 文末・文頭の置き方、前置詞の細かな使い分け、複数PPの並べ方など「つまずきがちな実務ルール」をやさしく整理。 対象副詞句(Where / When / How / Why)に限定
答え原則として文頭PPのあとにカンマを置くと読みやすく、安全です(特に長いPP)。ごく短いPPはカンマ省略もありますが、学習段階では付けるのが無難。
After dinner, we went for a walk.
(夕食のあと、私たちは散歩に出かけた。)
In 2025, / At night, / In the morning, なども同様にカンマで区切ると明快。
基本文末ではHow → Where → When(方法 → 場所 → 時間)が目安。長いPPは文頭+カンマへ逃すと読みやすいです。
She practiced with a timer in her room after school.
(彼女は放課後、自室でタイマーを使って練習した。)
because=接続詞:後ろはS + V。because of=前置詞:後ろは名詞。
We stayed inside because it was raining.
(雨が降っていたので、私たちは屋内にいた。)
We stayed inside because of the rain.
(雨のせいで、私たちは屋内にいた。)
in front of A=Aの外側の前方に(建物の前など、外側)。in the front of A=Aの内部の前方部分に(部屋の前方など、内側)。
We met in front of the museum.
(私たちは博物館の前で会った。)
She sat in the front of the classroom.
(彼女は教室の前の方に座った。)
at the end of + 名詞=時期・物の終わりの地点で。in the end=「結局、最後には」という意味の副詞句(慣用)。
We had a meeting at the end of June.
(私たちは6月の末に会議をした。)
In the end, we chose the simpler plan.
(結局、私たちはより簡単な案を選んだ。)
結論on foot が正解。by walk は不可。手段の一般ルールは by + 乗り物/手段(無冠詞)ですが、徒歩だけは慣用で on foot。
We went there on foot.
(私たちは歩いてそこへ行った。)
目的地 home は慣用で無前置詞。ほかのPP(手段・時間など)とは普通に並べられます。
He went home by bus after ten.
(彼は10時以降にバスで家に帰った。)
go to home ではなく go home。by=手段・方法(by bus / by email / by chance)※通常無冠詞with=道具・材料・方法のニュアンス(with a key / with care / with sugar)
She paid by card and opened the drawer with a key.
(彼女はカードで支払い、鍵で引き出しを開けた。)
by、「具体的な道具」には with と覚えるとスッキリ。3-2. 形容詞を修飾する(相棒PPで意味が完成)
このセクションでは、形容詞(adj.)に前置詞+名詞(PP)がくっついて意味を完成させるパターンを扱います。
例:good at math/proud of you/full of water。
3-1 のように動詞に情報を足す「副詞句」と違い、ここは形容詞とPPがセット(相棒)になっているのが特徴です。
導入:3つのテストで「形容詞+PP(相棒)」を一瞬判定!
3-1(動詞+副詞句)では PP を外しても S+V が残りました。
3-2 では 形容詞の意味を完成させるPP なので、外すと情報が足りなくなるのがコア発想です。
形容詞には相棒の前置詞があることが多い:good at/proud of/full of/familiar with/to など。
セットで覚えると速い。
She is good at math.
(彼女は数学が得意です。)
proud of/rich in/similar to/responsible for …形容詞+PPはひとかたまりの意味。PPを外すと「何について?」が不明になり、情報が足りない文になりやすい。
He is proud of his team.
(彼は自分のチームを誇りに思っている。)
He is proud.(何を? が不明)→ 弱体化
形容詞のあとに密着するのが基本。PPだけを文頭に出すと不自然になりやすい(特殊な対比・詩的用法を除く)。
The bottle is full of water.
(その瓶は水でいっぱいだ。)
Of water, the bottle is full.(通常は不自然)/
✓ The bottle is full of water.
be + Adj + PP など)で現れやすい。
図でつかむ:形容詞コア+相棒PP(相棒=セットで覚える前置詞)
形容詞(Adj)は、あとに続く PP(前置詞+名詞) とセットで意味が完成することが多いです。
たとえば good at・proud of・full of のように、
どの前置詞が相棒か をいっしょに覚えるのが近道。下の図は、よく出る相棒PPをカテゴリ別に整理したイメージです。
- 相棒性:形容詞は特定の前置詞とセットになりやすい(例:good
at)。 - 削除NG:PPを外すと「何について?」が不明になり、意味が弱まる。
- 位置固定:基本は
be + Adj + PP。PPだけを文頭へ動かすのは不自然。 - 似た語の区別:
familiar with(使い手が精通) /familiar to(人々に知られている)。
good at/skilled at/capable ofafraid of/proud of/angry at/withfull of/rich in/free from/ofsimilar to/different from/familiar with/toresponsible for/ready for/suitable for/essential to/for
She is skilled at coding.
(彼女はコーディングが得意だ。)
The room is free of dust.
(その部屋にはほこりがない。)
free from は「本来あるべきでない有害なものが取り除かれている」含み、free of は「単に含んでいない」のニュアンスで使われることが多い。
用法ガイド:形容詞+前置詞(相棒PP)をカテゴリ別に整理
形容詞は「相棒の前置詞」とセットで意味が完成します。単語をバラバラで覚えるのではなく、 塊(コロケーション)として覚えるのが近道です。下の6ブロックで代表ペアをざっと把握しましょう。
at / ofgood at,bad at,skilled at(〜が得意/不得意)capable of(〜できる能力がある) ※後ろは名詞/動名詞
She is good at math.
(彼女は数学が得意だ。)
of / at / with / aboutafraid of(〜が怖い),proud of(〜を誇りに思う)angry at/with(at=事柄/with=人への怒りの傾向)happy about(出来事に満足),happy with(結果・物に満足)
He is proud of his team.
(彼は自分のチームを誇りに思っている。)
of / in / fromfull of(〜でいっぱい),rich in(〜に富む)free from/of(〜がない:from=除去の含み/of=単に含まない)
The bottle is full of water.
(その瓶は水でいっぱいだ。)
to / from / withsimilar to(〜に似ている),different from(〜と異なる)familiar with(使い手が精通)/familiar to(人々に知られている)
This tool is similar to ours.
(この道具は私たちの物と似ている。)
for / toresponsible for(〜の責任がある),suitable for,ready foressential to/for(to=対象に不可欠/for=目的のために必要)
This course is suitable for beginners.
(この講座は初心者に適している。)
ofaware of(〜に気づいている),conscious of(〜を意識している)
We are aware of the risk.
(私たちはそのリスクに気づいている。)
proud-of のように脳内で連結)。
語順・位置のルール:be / 連結動詞+Adj+PP を固める
- 基本形は SVC:
S + be + Adj + PP。Adj+PP はひとかたまり(補語)で切り離さない。 - 連結動詞でも同様:
seem / become / get / feelなどでもAdj + PPを密着させる。 - PPだけ前置は不可が基本:対比・文芸的効果を除き、PPだけを文頭に出すのは不自然。
- 複数情報があるとき:まず
Adj + PPを作ってから、必要なら文末に「方法/場所/時間」などの副詞句を追加(How → Where → When の順が目安)。 - to不定詞/that節に切替可能な形容詞:ready / afraid / aware / proud などは
Adj + to doやAdj + that S Vを取ることも。意味差に注意。 - 代名詞の位置:前置詞の直後(
proud of her/familiar with it)。
She is proud of her progress.
(彼女は自分の進歩を誇りに思っている。)
Adj + PP をくっつけて置く。間に別要素を挟まない。He became aware of the risk.
(彼はそのリスクに気づくようになった。)
become / get / feel / seem でも Adj + PP の塊はそのまま。They are responsible for safety in the lab during the night shift.
(彼らは夜勤の間、研究室での安全に責任がある。)
She is ready for the test.
(彼女はテストの準備ができている。)
She is ready to start.
(彼女は始める準備ができている。)
We are aware that costs will rise.
(私たちはコストが上がることを認識している。)
ready for + 名詞 は対象物に備えた状態、ready to + 動詞 は行為そのものを始める準備。
aware of + 名詞/aware that + 文 も言い換え可能。
💬 例文で感覚をつかもう!(形容詞+相棒PP)
She is excellent at problem-solving.
(彼女は問題解決がとても得意だ。)
excellent at + 名詞/動名詞=「〜が非常に得意」。atは「分野・技能」の相棒。
I'm terrible at remembering names.
(私は人の名前を覚えるのが苦手だ。)
terrible at + V-ing。atは「技能」の相棒。反対語は good/excellent at。
Our city is rich in history and culture.
(私たちの街は歴史と文化が豊かだ。)
rich in A=「Aに富む」。inは「中身・成分」の相棒。
The team is short of resources.
(そのチームは資源が不足している。)
lack と意味は近いが、ここは「形容詞+PP」。short of N を塊で記憶。
He is allergic to peanuts.
(彼はピーナッツにアレルギーがある。)
allergic of。allergic to が固定。
She is familiar with Python.
(彼女はPythonに精通している。)
familiar with=使い手が精通/familiar to=人々に知られている。
This version is different from the previous one.
(この版は前の版と違う。)
different to も見られるが、学習段階は from が無難。
She is qualified for the position.
(彼女はその職位にふさわしい資格がある。)
eligible for(応募資格がある)/suitable for(適している)。
This feature is essential to safety.
(この機能は安全に不可欠だ。)
essential to(対象にとって不可欠)/essential for(目的達成に必要)。
He is conscious of his tone.
(彼は自分の声の調子を意識している。)
aware of(気づいている)。conscious of は「自覚して配慮している」含みがやや強め。
I'm fond of classical music.
(私はクラシック音楽が好きだ。)
fond of は「とても好き(愛着)」の丁寧な言い方。くだけた場面は like でOK。
She is happy with the results.
(彼女はその結果に満足している。)
happy about=出来事に満足/happy with=結果・物に満足。
They are angry with the driver.
(彼らはその運転手に怒っている。)
angry with + 人/angry at + 事柄。
He is kind to her.
(彼は彼女にやさしい。)
kind to + 人。似た表現:gentle with(扱いがやさしい)/nice to。
3-2 FAQ:形容詞を修飾する前置詞句(相棒PP)
焦点
Adj + PP(形容詞+前置詞句)の“相棒関係”と細かな使い分けをやさしく整理。
見分け方相棒テスト/削除テスト/移動テスト
文型SVC(beやseemなどの後ろに Adj + PP)
- good at + 名詞/動名詞:技能・分野に「得意」。
- good for + 名詞:健康・環境などに「良い」。
- good to + 人:人に対して「やさしい/親切」。
She is good at mental math.
(彼女は暗算が得意だ。)
Yogurt is good for your gut.
(ヨーグルトは腸に良い。)
He is good to his neighbors.
(彼は近所の人たちにやさしい。)
- familiar with:話し手が「使い慣れている/精通」。
- familiar to:多くの人に「よく知られている」。
She is familiar with the new policy.
(彼女はその新しい方針に精通している。)
The logo is familiar to many users.
(そのロゴは多くのユーザーになじみがある。)
- married to + 人:誰と結婚しているか。
- married with + 子供の数:〈口語〉子どもの有無(例:married with two kids)。
She is married to Ken.
(彼女はケンと結婚している。)
They are married with two kids.
(彼らは2人の子どもがいる既婚だ。)
どちらも正しいが、bored with は「〜にうんざりしている」(対象に飽きた)、bored by は「〜によって退屈させられた」(受け身的)という含みがやや強い。
I'm bored with the routine.
(私はその決まりきった作業にうんざりしている。)
The audience was bored by the speech.
(聴衆はそのスピーチで退屈した。)
- responsible for + 名詞:〜に対する責任を負う。
- responsible to + 人/組織:〜に対して説明責任がある(上位者に対して accountable)。
She is responsible for quality control.
(彼女は品質管理の責任者だ。)
He is responsible to the board.
(彼は取締役会に対して説明責任がある。)
基本はsimilar to。similar with は一般に不可(特定の技術文などで例外的に見かけても推奨されません)。
Your approach is similar to ours.
(あなたの手法は私たちの手法に似ている。)
- afraid of + 名詞:〜が怖い。
- afraid for + 人:人の安否・安全を心配。
- afraid to + 動詞:〜するのが怖い(不定詞)。
She is afraid of dogs.
(彼女は犬が怖い。)
We were afraid for the child.
(私たちはその子どもの身を案じた。)
He is afraid to speak up.
(彼ははっきり言うのが怖い。)
- ready for + 名詞:対象に備えができている。
- ready to + 動詞:行為を始める準備ができている。
- ready with + 名詞:すぐ出せるよう準備済み(例:ready with an answer)。
We are ready for the launch.
(私たちは発売の準備ができている。)
We are ready to proceed.
(私たちは進める準備ができている。)
She was ready with the documents.
(彼女は書類をすぐ出せる状態だった。)
- kind to + 人:人にやさしい(本セクションの相棒)。
- kind of(副詞的):ちょっと/やや(口語)。
- a kind of + 名詞:一種の〜(名詞句)。
He is kind to animals.
(彼は動物にやさしい。)
It's kind of tricky.
(それはちょっと厄介だ。)
This is a kind of puzzle.
(これは一種のパズルだ。)
- happy about + 出来事:出来事に満足。
- happy with + 結果/物:結果・物に満足。
- happy for + 人:人の成功・幸せを祝って嬉しい。
We are happy about the news.
(私たちはその知らせを喜んでいる。)
She is happy with the design.
(彼女はそのデザインに満足している。)
I'm happy for you.
(あなたのことをうれしく思うよ=おめでとう!)
- keen on + 名詞/V-ing:〜が大好き・〜に熱中。
- keen to + 動詞:〜したくてたまらない(意欲)。
She's keen on photography.
(彼女は写真が大好きだ。)
He's keen to learn more.
(彼はもっと学びたい意欲が強い。)
厳密な区別は文脈によりますが、to は「対象にとって不可欠」、for は「目的達成のために必要」という説明が分かりやすいです。
Vitamin D is essential to bone health.
(ビタミンDは骨の健康に不可欠だ。)
Teamwork is essential for success.
(チームワークは成功のために必要だ。)
3-3. 他の副詞を修飾する(基準・到達点・時間の“器”)
副詞(early / nearer / up / back など)は単体だと意味があいまいになりがちです。
そこで前置詞句(PP)を続けて、「何に対して」「どこまで」「いつの枠内で」といった
基準・到達点・時間の器を与え、意味をピシッと確定します。
ゴール:見分け副詞+PPが「基準/到達点/時間の器」のどれかを判定できる
語順副詞とPPを密着させる配置が分かる
相棒up to / nearer to / early in などを塊で覚える
見分けのミニテスト(3-1/3-2との対比)
3-1(V + PP:動詞に情報を足す)/3-2(Adj + PP:形容詞の意味を完成)と違い、
3-3 は Adv + PP で副詞の意味を基準・到達点・時間の器で固定します。
下の3問で「このPPは何を言っているか?」を瞬時に判定してみましょう。
質問:この PP は何と比べる基準を作っている?(最上・比較の副詞を締める役目)
He lives nearest to the station.
(彼は駅にいちばん近くに住んでいる。)
nearest の「いちばん近い」は基準が必要 → to + 場所で完成。
× nearest of the station(ofは不可)
質問:この PP はどこまで行くか(到達点)を言っている?
Carry it up to the third floor.
(それを3階まで運んでください。)
up のベクトルを、to + 到達点で終点指定。
類例:back to / away from / out of
質問:この PP はいつの枠(時間の器)を作っている?
She left early in the morning.
(彼女は朝のうちに早く出発した。)
early を in + 時間名詞 が受け皿に。
目安:in=期間内/at=時点/before/after=相対関係
図でつかむ:副詞 → 情報の矢印(PPで意味をしめる)
副詞(early / nearer / up / back / away / right など)は、前置詞句(PP)と組むと意味がピタッと決まります。
下図は「副詞 →(意味をしめる)→ PP」の関係を、4つの代表カテゴリに分けて可視化したものです。
to / from
比較・最上の副詞(nearer / nearest など)は基準が必要。to + 名詞で「何に対して」近い/遠いかを確定。
We live nearest to the river.
(私たちは川にいちばん近く住んでいる。)
to / into / out of
方向副詞(up / back / away / out)はどこまで行くかを PP で指定。
Move back to your seat.
(席まで戻ってください。)
in / at / before / after
時間副詞(early / late / soon)は in/at/before/after + 時間名詞 で「いつの枠」を作る。
They arrived late at night.
(彼らは夜遅く到着した。)
up to / until / by / right before
「どこまで・いつまで」を区切る語で副詞の意味幅を固定。by(期限までに)と until(その時点までずっと)を混同しない。
Discounts apply up to 30%.
(割引は最大30%まで適用される。)
副詞+PP」はひとかたまりで覚える(例:nearest-to / back-to / early-in / up-to)。
語順は Adv → PP を密着させ、ほかの情報(場所→時間など)はその後ろに足すと読みやすくなります。
用法ガイド(Adv + PP を4ブロックで把握)
副詞(early / nearer / up / back / away / right など)は、直後に前置詞句(PP)を置くことで
「基準・到達点・時間の器・範囲」が確定します。下の4ブロックを“塊”で覚えると迷いません。
up/back/away/out → to/from/into/out of
- 型
Adv + to/from/into/out of + 名詞 - コア どこへ向かい、どこから離れるかの終点/起点をPPで指定
Move back to your seat.
(席まで戻ってください。)
nearer/nearest/farther/further → to/from
- 型
Adv(比較/最上) + to/from + 名詞 - コア 「何に対して近い/遠いか」の基準をPPで与える
We live nearest to the river.
(私たちは川にいちばん近く住んでいる。)
early/late/soon → in/at/before/after
- 型
Adv + in/at/before/after + 時間名詞 - コア 「いつの枠」を作って副詞の意味を固定(
in=期間、at=時点)
They arrived late at night.
(彼らは夜遅く到着した。)
right/just → before/after / up to / until / by
- 型
Adv + up to/until/by/right before + 名詞/時刻 - コア 「どこまで・いつまで」の境界を明示(
by=期限までに/until=その時点までずっと)
Discounts apply up to 30%.
(割引は最大30%まで適用される。)
nearest–to」「back–to」「early–in」「up–to」のように
Adv–PP をハイフンでひと塊化して覚えると速く判定できます。
語順・位置の指針(Adv + PP を崩さない)
読みやすい英語は「近い情報は近くに」。副詞とその前置詞句は密着配置が基本です。複数の副詞句があるときは、
ひとかたまり(Adv + PP)を崩さず、文内の配置を調整します。
-
原則
Adv → 直後にPP。
✅
She left early in the morning.(自然) ⛔She left in the morning early.(焦点が散る) -
複数の情報
ひとかたまりを崩さず、他の句は後ろへ。配置の目安は
場所 → 時間。
✅
They arrived at the station late at night. -
前置き(強調)
枠を先に見せたいときはPPごと前置(カンマ必須)。
In the morning, she left early.
(朝に、彼女は早く出発した。)
-
強調副詞との位置
right/just/straightなどは前置詞の直前でPPを強める。We met right before noon.
(私たちはちょうど正午の直前に会った。)
-
固定相棒は崩さない
nearest to/out ofなどは固定。言い換えでofに置換するのは不可。✅nearest to the station⛔nearest of the station
Adv + PP をひと塊で置く——それだけで語順の9割は解決します。
He stepped away from the door quietly.
(彼はドアから離れて静かに一歩下がった。)
🔧 構造:away + from + 場所 で「起点から離れる」。
💡 語注:away=離れて/遠ざかって、from=〜から(出発点)。
Please go straight into the building on your left.
(左手の建物にまっすぐ中へお入りください。)
🔧 構造:straight + into + 場所 で方向を一直線に示す。
💡 語注:into は「外→内」への動きを表す前置詞。
The ball rolled down into the gutter.
(ボールは溝の中へコロコロと下っていった。)
🔧 構造:down + into で「上→下」へ移動しつつ中へ入る流れ。
💡 語注:gutter=側溝・溝。
She walked back to her desk after the break.
(休憩後、彼女は自分の机まで戻って歩いた。)
🔧 構造:back + to + 場所 で「帰還先(到達点)」を指定。
💡 比較:× back for her desk(目的・理由の for とは異なる)。
He moved nearer to the fire to warm his hands.
(彼は手を温めるため、火にもっと近いほうへ移動した。)
🔧 コア:nearer + to + 基準 で「何に対して近いか」を指定。
📝 near は前置詞にもなる(near the fire)が、比較は nearer to が基本。
We grew closer to each other over time.
(時間がたつにつれて、私たちはお互いにもっと近い関係になった。)
💡 語注:grow + 形/副=だんだん〜になる、closer to A=Aにより近い状態へ。
🔁 コロケーション:get closer to / move closer to も頻出。
This path goes farther from the road than you think.
(この小道は思っているよりも道路からもっと遠くへ伸びている。)
📌 比較:距離なら farther(米語で further も可)。from + 基準 で「何から離れるか」。
⚠️ × further of the road は不可。
The show starts early in the evening.
(その公演は夕方の早い時間に始まる。)
⏰ 目安:in + the morning/afternoon/evening、時点なら at + 時刻/night。
🧩 early 単体の曖昧さを「夕方という器」で固定。
We resumed soon after the storm.
(嵐の直後に私たちは作業を再開した。)
🔧 構造:soon + after + 出来事 で「出来事の後すぐに」。
類:shortly after / immediately after(強さ:immediately > shortly ≒ soon)
The plane landed shortly before sunrise.
(飛行機は日の出の少し前に着陸した。)
比較:right before(ちょうど直前)/shortly before(少し前)。
🧭 before/after は出来事を基準にした相対位置を作る前置詞。
We met again after ten years.
(私たちは10年後に再び会った。)
🔧 構造:again + after + 期間 で「〜の後に再び」。
📌 after ten years は基準(今or当時)に応じて解釈が変わる→文脈で補う。
He ran out of the room laughing.
(彼は笑いながら部屋の外へ走り出た。)
📌 out of=中から外へ。out from は自然度が下がる。
🧩 out 単体の方向性を of + 容器/場所 で具体化。
She pushed right up to the finish line.
(彼女はゴールぎりぎりまで押し切った。)
💡 right は直後の前置詞句を強める副詞。「ぴったり/ちょうど」のニュアンス。
類:right before(ちょうど〜の直前)/right after(直後)。
Our cabin is closer to the lake now.
(今では、うちの小屋は湖により近い場所にある。)
🔧 closer to + 基準 で距離の比較を完成。
🧭 「何に対して近いか」を必ず to + 名詞 で明示。
3-3 FAQ:副詞+前置詞句(基準・到達点・時間の“器”)
型
Adv + PP(to / from / in / at / before / after / into / out of ...)
相棒の例
nearest to/back to/away from/early in/late at/right before など
位置原則は副詞の直後にPP
結論:nearest + to が基本。of は使いません(集合内の所有とは別物)。
We live nearest to the station.
(私たちは駅にいちばん近く住んでいる。)
nearest は「何に対して?」という基準が必要 → to + 名詞で確定。until=その時点までずっと継続、by=その締切までに(完了)。副詞 late と組むとニュアンスが変わります。
The shop stays open late until midnight.
(その店は深夜まで遅く開いている。)
by midnight は「深夜までに(その時点より前に)」。open late by midnight は文意が不自然になりやすい。英語では「中 → 外」へ出るときはout ofが定型。out from は不自然になりやすいです。
He ran out of the room laughing.
(彼は笑いながら部屋の外へ走り出た。)
out of/into など、形をセットで覚える。原則は密着。間に語を挟むと読み手が「何を修飾するのか」を見失いがちです。
She left early in the morning.
(彼女は朝のうちに早く出発した。)
She left in the morning early. は焦点が分散します。right before=「ちょうど直前」、shortly before=「少し前」。強さ(直前度)が違います。
We met right before noon.
(私たちはちょうど正午の直前に会った。)
immediately before(さらに強い)/just before(=rightに近い)
near は前置詞にも副詞にも形容詞にもなります。比較はふつう nearer to + 基準。
2つを比べる文なら A is nearer than B も可(thanは接続詞的な比較表現)。
Our office is nearer to the station than yours.
(うちのオフィスはあなたのところより駅に近い。)
near + 名詞(前置詞)/nearer to + 名詞(比較+基準)をセットで覚える。immediately は「即座に」、soon は「まもなく」。どちらも after + 出来事 と相性が良いです。
Classes resumed immediately after the announcement.
(発表の直後に授業が再開した。)
immediately > shortly ≒ soon。文頭に PP を置いて場面設定を先に示すときは、カンマで区切るのが普通です。
At night, they arrived late.
(夜に、彼らは遅く到着した。)
Adv + PP はひとかたまり。前置するなら PP ごと移動してカンマ。to は到達点そのもの、up to は「上限(〜まで最大)」を作る表現。数量・割合でよく使います。
Discounts apply up to 30% during the event.
(イベント期間中は最大30%まで割引が適用される。)
to 30% は「30%に到達」ニュアンス。通常は上限提示なら up to を選ぶ。3-4. 文全体を修飾する(評価・進行・文脈のフレームを作るPP)
ここでは、前置詞句(PP)が文全体にコメントを付けたり、話の流れを示したり、時間や話題の枠(フレーム)を作る使い方を学びます。
3-1/3-2/3-3が「動詞・形容詞・副詞」に情報を足すのに対して、3-4は命題全体への注釈が中心です(例:In my opinion, ... / By the way, ... / In the end, ...)。
読みやすさの鍵は語順とカンマの扱いです。
導入ミニ検査:このPPは「文全体」を修飾している?(3秒チェック)
迷ったら3つのテスト。3つともOKなら、ほぼ「文全体PP」。 合図文頭配置+カンマ/削除してもS+Vは成立/文中挿入(カンマ両側)でも自然
-
位置テスト
文頭に置いて、後ろにカンマが打てるか?
In my opinion, this is fair.
(私の考えでは、これは公平です。)
役割話し手の評価・立場を文全体に付与 語順PP→,→ 命題(S+V...) -
削除テスト
PPを消しても「S+V(文の骨格)」は成立するか?
By the way, let's move on.
(ところで、先へ進みましょう。)
✅ PPを削除 →Let's move on.(命令文として完結) 役割談話の話題転換 -
括弧テスト
文中に挿入(両側カンマ)してもしっくり来るか?
The plan, in fact, was simple.
(その計画は、実のところ、単純でした。)
役割訂正・強調の談話マーカー 語順主語の直後や述語の前に挿入(カンマで両側区切り)
In my opinion/By the way/In the end/In other words」のような表現は、まず文頭+カンマを基本形として覚えると判定が速くなります。
コア概念マップ:前置詞句(PP)が文全体に与えるフレーム
ここでのPPは、動詞や形容詞だけでなく命題(S + V ...)全体をまとめてコメントします。典型は次の4系統:姿勢・評価/談話の進行/時間の枠/話題・条件の枠。
図の矢印は「PP → 文全体」を表し、文頭+カンマが最も“全体に効いている”ことを示します。
in my opinion / in fact …話し手の立場・評価を、文全体に付けるラベル。
In my opinion, this is fair.
(私の考えでは、これは公平です。)
by the way / in other words …話の切り替え・言い換え・結果など、流れの案内板。
By the way, let's move on.
(ところで、先へ進みましょう。)
at first / in the end …物語や説明の時間の段取りを示す合図。
In the end, we agreed.
(結局、私たちは合意した。)
in this case / in general …発言の適用範囲・観点をはっきりさせる。
In this case, the rule changes.
(この場合は、規則が変わります。)
用法ガイド:PPで「文全体」にラベルを付ける4系統
下の4ブロックは、文全体を修飾する前置詞句(PP)の代表用途です。
それぞれの型(パターン)・意味・よくある言い換え・最小例をワンセットで確認できます。
文頭+カンマが基本配置です。
PP, + 命題
例
in my opinion / in fact / in principle
話し手の立場・評価を付ける。「私はこう見る」というラベル。
言い換え
from my point of view / to be honest
In principle, the policy is sound.
(原則として、その方針は妥当です。)
in fact は「訂正・強調」で使う。多用するとくどくなる。
PP, + 命題
例
by the way / in other words / as a result
話の切替・言い換え・結果を示す。読み手に次の方向を知らせる合図。
言い換え
that is / therefore(※PPではないが機能近い)
As a result, sales increased.
(その結果、売上が伸びた。)
on the other hand は「対置相手」が必要。単独で出すと不自然。
PP, + 命題
例
at first / in the end / in the meantime / by then
物語・説明の時間の段取りを示す。「いつの話か」を一言で提示。
区別
in the end(結局) vs at the end (of ...)(〜の終わりに)
At first, the plan looked risky.
(当初は、その計画は危険に見えた。)
PP, + 命題
例
in this case / in general / in this context / in terms of A
発言の適用範囲・観点を限定する。「どのケースで」の明示。
言い換え
with respect to A / regarding A
In this context, the term is technical.
(この文脈では、その語は専門用語です。)
in terms of は必ず名詞句につなぐ(ぶら下げ禁止)。
語順・位置の指針(句読・強調)
文全体を修飾するPPは、どこに置くかとカンマの打ち方で読みやすさが激変します。基本形から始め、強調や流れに応じて位置を変えます。
-
基本
文頭+カンマが第一選択。ひと目で「枠(フレーム)」だと伝わる。
In the end, we changed the plan.
(結局、私たちは計画を変更した。)
-
挿入
主語や述語の途中に挿入する場合は両側カンマで区切る(読みの躓きを防ぐ)。
The decision, in fact, was unanimous.
(その決定は、実のところ、満場一致でした。)
-
文末
文末は補足トーン。主張を弱めたいときに有効。
We should postpone the launch, in my opinion.
(私の考えでは、発売は延期すべきです。)
-
量の管理
文頭PPの連発はNG。原則「1文1つ」。必要なら段落で分ける。
× Bad:
In the end, In my opinion, In this case, we should...✓ Good:In the end, we should ...
In my opinion, the alternative is better. -
強調
程度副詞でPPを強めることができる(意味を曖昧にしない範囲で)。
We met right before noon.
(私たちは正午のちょうど直前に会った。)
類:just before≒right before(immediatelyは「即座に」) -
置換注意
意味が変わる前置詞に置き換えない。定番のコロケーションを守る。
✓
out of the room(中→外) / ×out from the room✓nearest to the station/ ×nearest of the station -
句読
PPが長いとき/PPが二つ続くときはカンマで層分けし可読性を上げる。
In this context, and in general, the term is neutral.
(この文脈では、そして一般的には、その語は中立的です。)
💬 例文で感覚をつかもう!(文全体を修飾する前置詞句:評価・進行・時間枠・話題枠)
In my view, the numbers are misleading.
(私の見方では、その数字は人をまちがわせます。)
🗣️ 語彙:misleading=「誤解させる」。
🔧 構造:PP, + S + V。PPを削ってもS+Vは成立→文全体ラベル。
In practice, the method saves time.
(実際には、その方法は時間を節約します。)
🗣️ 語彙:in practice=「理屈ではなく実運用では」。
💡 コツ:in theory(理論上は)と対で覚えると便利。
In reality, the cost was higher.
(現実には、費用はもっと高かったのです。)
🗣️ 語彙:cost=「費用」。higher=「より高い」。
🔧 構造:評価PPで文全体のトーンをセット→命題。
By the same token, the policy is unfair.
(同じ理由で、その方針は不公平です。)
🗣️ イディオム:by the same token=「同じ根拠で」。
💡 コツ:前の文と同一論法で話を進める合図。
In other words, we need more data.
(言い換えると、もっとデータが必要です。)
🗣️ 語彙:data=「データ」(複数扱いが原則だが口語では単数扱いも)。
🔧 構造:言い換えPPで文全体を再表現。
As a consequence of the delay, the budget increased.
(遅延の結果として、予算は増えました。)
🗣️ 言い換え:as a result of .../because of ...。
💡 コツ:of + 名詞で原因を名詞化→文全体の結果ラベル。
In the meantime, please wait in the lobby.
(その間は、ロビーでお待ちください。)
🗣️ 語彙:lobby=「ロビー」。
🔧 構造:時間の窓を先に提示→命令文。
At the end of the day, we chose quality.
(結局のところ、私たちは品質を選びました。)
🗣️ 表現:比喩的に「最終的には」。物理的な「一日の終わり」とは別。
💡 類:in the end(結局)。
In the long run, prevention is cheaper.
(長い目で見れば、予防のほうが安上がりです。)
🗣️ 語彙:prevention=「予防」。
🔧 構造:将来の時間枠を提示→一般論。
For now, let's keep it simple.
(今のところは、シンプルにしておきましょう。)
🗣️ 言い換え:for the time being(当面の間)。
💡 コツ:暫定の方針を示す柔らかい枠。
With respect to safety, helmets are mandatory.
(安全に関しては、ヘルメットは必須です。)
🗣️ 語彙:mandatory=「義務の、必須の」。
💡 コツ:in terms of A/regarding A と同機能。
Under these conditions, the reaction slows down.
(この条件下では、反応は遅くなります。)
🗣️ 語彙:reaction=「反応」。slow down=「遅くなる」。
🔧 構造:条件の枠→一般的な結果。
From a practical standpoint, we need more staff.
(実務的な観点からは、人員がもっと必要です。)
🗣️ 語彙:standpoint=「立場・観点」。staff=「スタッフ・人員」。
💡 コツ:from A standpoint のAは financial / medical / legal などに置換可。
The plan was feasible, in theory.
(その計画は理論上は実行可能でした。)
🗣️ 語彙:feasible=「実行可能な」。
🔧 構造:文末PP=柔らかい補足。主張を強めすぎない。
3-4 FAQ:文全体を修飾する前置詞句(PP)のコツと落とし穴
文全体PPは、文の「骨格(S+V)」にラベルや枠を付ける表現です。基本形PP, + 命題(S + V ...)
位置文頭・挿入(, PP,)・文末
判定PPを消してもS+Vが成立=文全体PPの可能性大
意味
In the end=「結局」〈結果のまとめ〉は文全体を修飾。
At the end (of ...)=「〜の終わりに」〈時間/場所の点〉は句の内部情報。
In the end, we canceled the event.
(結局、私たちはイベントを中止しました。)
We took photos at the end of the meeting.
(会議の終わりに、私たちは写真を撮りました。)
意味
On the contrary=直前の内容を真っ向から否定。
On the other hand=同一テーマの対置(もう一方の側面)。
On the contrary, the task was easy.
(それどころか、その作業は簡単でした。)
On the other hand, the cost may rise.
(一方で、費用は上がるかもしれません。)
機能
By the way=話題転換の寄り道。
Anyway=元の話に戻す/まとめ直す合図。
By the way, have you met our new member?
(ところで、新しいメンバーに会いましたか?)
Anyway, let's return to the main topic.
(とにかく、本題に戻りましょう。)
使い所 予想や前言を訂正・強調するときに効果的。事実列挙の代用に多用すると読みにくい。
The plan, in fact, saved money.
(その計画は、実のところ、費用を節約しました。)
実務 文頭PPはカンマ推奨(読みやすさ・誤読防止)。短いPPで省かれることもあるが、学習段階では付けるのが安全。
In my opinion, this is fair.
(私の考えでは、これは公平です。)
ルール
文中挿入は両側カンマで区切る:S, PP, V ...
The result, in summary, was positive.
(要するに、結果は良好でした。)
トーン 文末PPは柔らかい補足。主張を少し和らげる効果。
We should revise the plan, in theory.
(理論上は、計画を見直すべきです。)
可読性 可能だが多用は避ける。必要ならカンマで層分け。
In this context, and in general, the term is neutral.
(この文脈では、そして一般的には、その語は中立的です。)
接続
in terms of の後ろは名詞句。文全体に観点ラベルを付けるときに使う。
In terms of cost, this option is better.
(費用の面では、こちらの選択肢が良いです。)
品詞
As a result=PP(前置詞句)。Therefore=接続副詞。機能は近いが「PPでラベル化したい」なら前者が自然。
As a result, traffic decreased.
(その結果、交通量は減りました。)
Therefore, traffic decreased.
(それゆえ、交通量は減りました。)
ニュアンス
In general=文全体への枠ラベル。Generally=文副詞で一般的に。意味は近いが、前者はPPとしてより「フレーム感」。
In general, kids learn fast.
(一般的に、子どもは学ぶのが早い。)
Generally, kids learn fast.
(一般的に、子どもは学ぶのが早い。)
4. 熟語としての用法(前置詞がつくる「決まり表現」)
英語では「動詞+前置詞」「形容詞+前置詞」のようにセットで意味が完成します。 下の6カードは縦長レイアウトで1枚ずつじっくり読めるようにしました。用例の“型”と“頻出”を大きめに表示し、クリックで各セクション(4-1〜4-6)へ移動できます。
Lesson 085 / Section 44-1. 動詞+前置詞:セットで意味が完成する表現
動詞+前置詞は、前置詞が「対象・目的・相手・話題」などの
ラベルを付けて、動詞の意味を完成させる形です。
例:look for=「探す」/agree with=「(人に)賛成する」。
直訳で「look=見る、for=〜のため」…と分解するより、ひとかたまりで覚えるのがコツ。
型V + Prep + N
語順の鉄則前置詞の直後は名詞(代名詞/動名詞もOK)/代名詞は必ず後ろ(look at it)
導入ミニ解説:最短ルール&コアイメージ
- 前置詞の直後=名詞(名詞・代名詞・動名詞):
listen to music/apologize for being late - 代名詞は後ろ:×
look it at→ ○look at it - 他動詞に余計な前置詞を足さない:×
discuss about→ ○discuss the plan - 意味はセットで覚える:
rely on=「頼る」、agree on=「(話題・点で)合意する」
for=目的へ向かう/
at=点にピン留め/
with=一緒・道具/
about=話題の周り/
on=面に触れる・話題の面/
to=到達点
I’m looking for my keys.
(私は鍵を探しています。)— for=目的ラベル「何のため?→鍵を見つけるため」
She agreed with me.
(彼女は私に賛成しました。)— with=相手ラベル「誰に合わせた?」
We agreed on the price.
(私たちはその価格で合意しました。)— on=話題・焦点ラベル「どの点で?」
look at(視線を向ける)/
look for(探す)/
look after(世話する)
/ agree with(人に賛成)・agree on(話題に合意)・agree to(提案に同意)
💡 ワンポイント:「ラベル(前置詞)」を足すと、動詞の意味がピタッと定まります。
ノートは 見出し語+前置詞(例:rely on)を太字で書き、1行の自作例を添えると記憶が長持ちします。
コアイメージ早見(動詞とつながる前置詞)
前置詞は「関係ラベル」。for=目的 / at=点 / with=一緒・道具 / about=話題 / on=面・焦点 / to=到達点 を軸にすると、動詞の意味が完成します。
| 前置詞 | コアイメージ(ひとことで) | よく組む動詞+前置詞 | 意味のヒント |
|---|---|---|---|
for |
目的・ゴール | look for / pay for / apply for |
「何のため?」のラベル。例:pay for=代金を目的として払う。 |
at |
点にピン留め | look at / laugh at / aim at |
視線・狙いの的を示す。 |
with |
一緒・道具 | agree with / work with / fill with |
相手・材料・道具の「いっしょ」タグ。 |
about |
話題の周り | talk about / think about / learn about |
「〜について」。話題の円の周辺を回るイメージ。 |
on |
面・焦点 | focus on / decide on / agree on |
ある面・点にぴたっと接触して焦点を当てる。 |
to |
到達点 | listen to / belong to / consent to |
向かう先・所属先を指す「矢印」。 |
He laughed at the joke.
(彼はその冗談に笑いました。)— at=「点(対象)」に反応。
We decided on a title.
(私たちは題名に決めました。)— on=焦点の面。
型と語順(迷ったらここだけ見る)
V + Prep + N(動詞+前置詞+名詞)
代名詞
V + Prep + it / them / him ...(※必ず後ろ)
will + look + at + the map → Will you look at the map?- 副詞の入り方:ふつうは動詞の後・前置詞句の前に置く。例:
look carefully at the map - 動名詞を目的語に:
apologize for being late(for の直後にV-ing) - 否定・疑問は動詞側:
don’t rely on .../Do you agree with ... ? - 他動詞に余計な前置詞は不可:×
discuss about→ ○discuss the plan
You should listen to your teacher.
(先生の話を聞きなさい。)— 助動詞 should は動詞の前、語順はそのまま。
They are waiting for the bus.
(彼らはバスを待っています。)— 進行形でも for + 名詞 は不変。
look carefully at ... のように
副詞で一呼吸 入れると読みやすくなります。
よくある使い分け(対立ペア早見)
同じ「見る/話す/賛成」でも、前置詞が変わると意味が変わります。ラベルの違いに注目して覚えましょう。
| ペア / トリオ | コアイメージ | 意味(短く) | ワンポイント |
|---|---|---|---|
look at / look for / look after |
点 / 目的 / 世話 | at=見る、for=探す、after=世話をする | 動詞は同じでも前置詞が意味を決める代表例。 |
agree with / agree on / agree to |
相手 / 話題 / 提案 | with=人に賛成、on=点で合意、to=提案に同意 | on は「どの点?」、to は「提案という到達点」。 |
talk to / talk with / talk about |
方向 / 一緒 / 話題 | to=話しかける、with=会話する、about=〜について話す | 会話の関係と話題でラベルが変わる。 |
hear about / listen to |
話題 / 到達 | about=(情報を)耳にする、to=(注意して)聞く | listen は能動、hear は受け身に近い。 |
depend on / rely on |
面・依存 | どちらも「頼る」。rely のほうが少し堅い。 | ビジネス文書では rely on が好まれがち。 |
think of / think about |
点 / 周り | of=思いつく/短時間、about=じっくり考える | ざっくり vs ねっとり、のイメージで覚えると楽。 |
We agreed on a plan.
(私たちはある計画に合意しました。)— 焦点の「点」に on。
ミニ辞書(よく使う V + 前置詞)
頻出のまとまりをカテゴリごとに。前置詞までセットで覚えて、例文は短く口に出して練習しましょう。
laugh at / smile at / get angry atPeople laughed at the joke.
(人々はその冗談に笑いました。)
rely on / count on / base A on BWe rely on data.
(私たちはデータに頼っています。)
talk to/with / talk about / hear aboutLet’s talk about your idea.
(あなたのアイデアについて話しましょう。)
ask for / wait for / apply forShe is waiting for the bus.
(彼女はバスを待っています。)
compare A with/to B / differ fromPrices differ from city to city.
(価格は都市ごとに異なります。)
learn about / read about / think about/ofI read about the project.
(私はそのプロジェクトについて読みました。)
📌 コツ:見出し語は必ず前置詞付きでノート化(例:depend on)。単体で覚えるより忘れにくいです。
3ステップ判定テスト(4-2との違いも意識)
次の3つを順にチェック。全部Yesなら 4-1「動詞+前置詞」。どこかでNoなら、4-2(動詞+副詞+前置詞 など)を疑います。
-
前置詞の直後は名詞?
Yes →V + Prep + 名詞の形:例) I’m looking for my wallet. (私は財布を探しています。) -
副詞(up / out / off など)が動詞のすぐ後ろに入っていない?
Yes → 4-1の可能性が高い。No → 4-2の可能性(例:give up,put off)。4-1listen to music(前置詞) 4-2put off the meeting(副詞) -
前置詞を外すと意味が崩れる?
Yes → セットで暗記すべき 4-1。 例)×agree the price→ ○agree on the price
give up(あきらめる)、run into(偶然出会う)などは
「動詞+副詞(+前置詞)」の固まり。まず副詞の有無を確認しましょう。
💬 例文で感覚をつかもう!(動詞+前置詞)
We depend on the weather.
(私たちは天気に頼っています。)
🔧 構造:S + V + Prep + N
語彙:depend on=〜に頼る/〜次第である、weather=天気。
💡 on=「面・接点」にのるイメージ→“支えとして上にのる”=依存。
She applied for a visa online.
(彼女はオンラインでビザに申請しました。)
語彙:apply for=(許可・職など)に申し込む、visa=査証。
💡 for=「ゴール・目的」への矢印。「何を目指して?」→ビザ。
Many people object to smoking indoors.
(多くの人が室内での喫煙に反対しています。)
ポイント:toは前置詞なので後ろは名詞相当=V-ing(smoking)。
語彙:object to=〜に異議を唱える/反対する。
The board approved of the budget.
(取締役会はその予算を承認しました。)
語彙:approve of=〜を是認する、board=取締役会、budget=予算。
💡 of=話題の“出どころ”。「その予算について(の評価)」。
He stared at the screen for hours.
(彼は何時間も画面を見つめていました。)
stare at=〜をじっと見る。for hours=何時間も。
💡 at=狙いを「一点にピン留め」→視線を一点に固定。
They paid for the damage.
(彼らはその損害の代金を支払いました。)
pay for=〜の代金を払う、damage=損害。
💡 何のために払う?→forが“目的”を示す。
I talked to my manager after the meeting.
(会議の後、私は上司に話しかけました。)
talk to=一方向に話しかけるニュアンス。
💡 to=矢印の到達点「誰に向けて?」。
Do you care about the environment?
(あなたは環境のことに関心がありますか。)
care about=〜を気にかける/関心をもつ。
💡 about=「〜について」=話題の周りを回る感覚。
Neighbors complained about the noise at night.
(近所の人たちは夜の騒音について苦情を言いました。)
complain about=〜について不満を言う、noise=騒音。
💡 “何について?”を about が示す。
She agreed to the proposal.
(彼女はその提案に同意しました。)
agree to=提案・申し出に同意、proposal=提案。
💡 to=到達点。「その提案という点に到達=同意」。
After some discussion, we settled on a date.
(少し議論した後、私たちは日程に決めました。)
settle on=〜に落ち着く/〜に決める。
💡 on=「面にぴたっと接触」→“この一点に決める”。
He belongs to the local tennis club.
(彼は地元のテニスクラブに所属しています。)
belong to=〜に属する/所属する。
💡 所属先という「行き先」を to が示す。
Our team succeeded in solving the problem.
(私たちのチームはその問題の解決に成功しました。)
ポイント:in の後ろは名詞相当→V-ingでもOK。
💡 in=「中に入って」達成する感覚。
She insisted on paying the bill.
(彼女は会計を自分が払うと強く主張しました。)
insist on ~=〜を強く主張する。
💡 on=焦点の面。「この点だけは譲らない」。
This medicine can result in drowsiness.
(この薬は眠気を引き起こすことがあります。)
result in=(結果として)〜になる、drowsiness=眠気。
💡 in=「中に生じる」→最終的に〜という状態に入る。
He dealt with the issue calmly.
(彼はその問題に冷静に対処しました。)
deal with=〜に対処する、issue=問題。
💡 with=対象と「向き合って一緒に扱う」感覚。
I always think of you.
(いつも君のことを考えています。)
ニュアンス:think of=ふっと思い浮かべる/短く思う。
💡 of=「心に浮かぶ点」。話題の“点”に意識が触れるイメージ。
They participated in the science fair.
(彼らはそのサイエンスフェアに参加しました。)
participate in=〜に参加する(フォーマル)。
💡 in=「イベントの内側に入る」。
The city suffers from heavy traffic.
(その都市はひどい交通渋滞に悩まされています。)
suffer from=(病気・問題で)苦しむ/悩む。
💡 from=原因の“出どころ”。何から苦しみが来ているのかを示す。
4-1 FAQ:動詞+前置詞(V + Prep)
ねらい前置詞は「関係ラベル」。look at(点に視線)/agree on(話題の一点で合意)など、
セットで意味が完成します。よくある疑問を短くクリアに。
結論前置詞は直後に名詞(代名詞/動名詞)が来るラベル。副詞は名詞を取りません。まず「直後が名詞か?」で判定。
He looked at the map.
(彼は地図を見ました。)
He looked up the word.
(彼はその単語を調べました。)
- V+前置詞:
look at + 名詞(前置詞の直後は名詞) - 句動詞:
look up(upは副詞)+目的語(分離可:look it up)
原則V+前置詞では、前置詞の直後に代名詞を置きます。
Look at it.
(それを見て。)
look it at は不可。覚え方「前置詞のうしろは名詞(代名詞)」を固定ルールに。
原則前置詞の直後は名詞相当なので、動詞なら V-ing。ただし agree to do の to は前置詞ではなく「不定詞の to」。
She objected to working late.
(彼女は残業することに反対しました。)
We agreed to meet tomorrow.
(私たちは明日会うことに同意しました。)
object to V-ing(to=前置詞)agree to do(to=不定詞マーカー)
受動態(be + 過去分詞)でも前置詞は維持し、しばしば文末に残ります(前置詞残置)。
The plan was agreed on yesterday.
(その計画は昨日合意されました。)
This is the person I talked to.
(こちらが私が話をした人です。)
関係代名詞節でも talked to のように最後に置くのが自然です。
- × discuss about → ○
discussthe issue(discuss は他動詞) - × enter into a room → ○
entera room(他動詞)。ただしenter into a contractは慣用で可。
We discussed the schedule.
(私たちは予定について話し合いました。)
They entered into a contract.
(彼らは契約を結びました。)
ask for + 名詞(〜を求める)、ask to do(〜することを願い出る)apply for(もの:仕事・許可)、apply to(相手:会社・機関)
She asked for help.
(彼女は助けを求めました。)
He asked to leave early.
(彼は早退させてほしいと願い出ました。)
talk to 人=一方向に話しかける(方向ラベル)talk with 人=互いに話す(いっしょラベル)talk about 話題=〜について話す(話題ラベル)
Let’s talk about your plan.
(あなたの計画について話しましょう。)
可能です。V+前置詞では、副詞を動詞のすぐ後や文末に置けます。
Please look carefully at the data.
(そのデータを注意深く見てください。)
※ 句動詞(give up など)は語順制約が異なるので 4-2 を参照。
原則、前置詞の直後に that節は置けません(※in that ~ などの特殊用法を除く)。必要なら the fact that ~ など名詞化します。
We talked about the fact that prices were rising.
(私たちは物価が上がっていたという事実について話しました。)
また、whether/if節は前置詞の目的語にできる場合があります(例:talk about whether ...)。
agree with 人:人に賛成agree on 点:話題・一点で合意agree to 提案:提案・条件に同意
We agreed on the date.
(私たちは日程で合意しました。)
She agreed to the plan.
(彼女はその計画に同意しました。)
4-2. 動詞+副詞+前置詞(句動詞+前置詞)
コアイメージ
副詞(up / out / away / forward …)が動詞の意味をグッと跳ね上げ、前置詞(with / for / of / to …)が名詞との関係をラベル付けします。
基本型:V + Adv + Prep + N(例:come up with an idea / run out of time)
導入:二つの役者 ― 副詞 と 前置詞
- 副詞(particle):名詞を後ろに取りません。動詞の意味をジャンプさせます(例:
come→come up)。 - 前置詞(preposition):直後に名詞相当(名詞・代名詞・動名詞など)を取り、関係をラベルにします(
with=一緒、for=目的、of=出どころ、to=到達点 など)。
V + Adv + Prep + N
(三語型は不可分が原則:put up with it は可、put it up with は不可)
She came up with a great idea.
(彼女はすばらしいアイデアを思いつきました。)
We ran out of time.
(私たちは時間を使い果たしました。)
- look forward to の
toは前置詞 → 後ろはV-ing:look forward to seeing you。 - 代名詞は前置詞の直後に:
put up with it(put it up withは不可)。
図でつかむ:「二段ロケット」フロー
第1段(副詞)で意味がジャンプ、第2段(前置詞+名詞)で関係ラベルを付けて、文の情報がゴールへ届きます。
come
up意味ジャンプ:浮上
with an idea関係:一緒・相棒
She came up with an idea.
(彼女はアイデアを思いついた。)
run
out意味ジャンプ:外へ尽きる
of time関係:出どころ
We ran out of time.
(私たちは時間切れになった。)
V(動作の基盤) → Adv(意味ジャンプ) → Prep + N(関係ラベル)/
代名詞は前置詞の直後に置く:put up with it。
型と語順・見分けガイド
三語型(V + Adv + Prep + N)は、副詞で意味がジャンプし、 前置詞+名詞で関係ラベルが決まります。まずは語順固定と代名詞の位置を体に入れましょう。
V →
Adv →
Prep + N
(例:come up with an idea)
- 不可分感:
V + AdvとPrep + Nがセットで動く(間に代名詞を割り込ませにくい)。 - 代名詞の位置:
put up with it(前置詞の直後)。×put it up with - V-ing ルール:
look forward to V-ing(to は前置詞)。
He finally came up with a solution.
(彼はついに解決策を思いつきました。)
We ran out of milk.
(私たちは牛乳を切らしました。)
- 前置詞の直後は名詞?(Yes→どちらもあり得る)
- 動詞直後に副詞(up/out/away…)がある?(Yes→4-2の可能性↑)
- 不可分感はある?(
put up with itはOKだがput it up withは不可→4-2)
run out of の of を落とさない(× run out money)。
また、look forward to V-ing の to は前置詞です。
4-1とのコア差(V+前置詞 vs V+副詞+前置詞)
4-1は「関係ラベルを付けるだけ」で意味が比較的素直。4-2は「副詞で意味ジャンプ」したうえで 「前置詞で関係確定」する二段構えです。
look at A(点を「見る」)agree on A(話題の一点で合意)rely on A(Aに頼る)
I agree on the plan.
(私はその計画に賛成です。)
look up to A(Aを尊敬する)※upで意味が飛ぶput up with A(Aを我慢する)come up with A(Aを思いつく)
Many students look up to her.
(多くの学生が彼女を尊敬しています。)
V + Prep + N」で関係ラベルだけ。4-2は「V + Adv + Prep + N」で副詞が意味を跳ね上げ、その後に関係ラベルで着地。
代名詞は常に前置詞の直後(例:put up with it)。
最頻セット Top10(V + Adv + Prep + N)
コアの見方 Adv(副詞)=意味ジャンプ + Prep(前置詞)=関係ラベル。 それぞれのイメージをつかむと、初見でも意味を推測できます。
-
1
put up with A我慢する・耐えるup=上へ積み上げる感覚/ with=一緒に抱える → 「不快さを抱えたまま持ちこたえる」。I can’t put up with the smoke.
(私はその煙に耐えられません。)
-
2
make up for A埋め合わせるup=不足を上へ積んで満たす/ for=目的・見返りへ向かう。We’ll make up for the delay.
(私たちは遅れを取り戻します。)
-
3
catch up with A追いつくup=レベルを上にそろえる/ with=並走・同伴。She finally caught up with her classmates.
(彼女はついにクラスメイトに追いつきました。)
-
4
run out of A使い果たすout=容器の外へ出る/ of=出どころ(資源の元)。We’ve run out of paper.
(用紙を切らしました。)
-
5
come up with A思いつくup=浮上/ with=連れ添って持ってくる。He came up with a clever plan.
(彼は賢い計画を思いつきました。)
-
6
look forward to A楽しみにするforward=前方へ気持ちが伸びる/ to=到達点。toは前置詞→後ろは名詞相当(V-ing)。I’m looking forward to meeting you.
(お会いするのを楽しみにしています。)
-
7
get away with A(罰を受けずに)うまくやるaway=離脱/ with=持ち去る・共にある。He tried to get away with cheating.
(彼はカンニングをして逃げ切ろうとした。)
-
8
get along with A仲良くやっていくalong=並んで進む/ with=一緒。She gets along with everyone.
(彼女は誰とでもうまくやっています。)
-
9
stand up to A立ち向かうup=起立・対峙/ to=相手へ向かう・到達。We must stand up to injustice.
(私たちは不正に立ち向かわねばなりません。)
-
10
go through with A(困難でも)やり遂げるthrough=貫通・最後まで/ with=相棒として携える。They decided to go through with the plan.
(彼らはその計画をやり遂げると決めた。)
代名詞・分離ルール(三語型の鉄則)
結論 三語型(V + Adv + Prep + N)は不可分が原則。 代名詞(it / them / him / her など)は前置詞の直後に置きます。
V + Adv + Prep + Pron
put up with itrun out of itlook forward to it(to は前置詞)
We can’t put up with it.
(私たちはそれに耐えられません。)
V + Pron + Adv + Prep(分離)- ×
put it up with - ×
run it out of - ×
look it forward to
put up with it / run out of it / look forward to it
look up など)は look it up のように代名詞を挟めることが多いですが、
三語型(V + Adv + Prep)は不可分として覚えましょう。
💬 例文で感覚をつかもう!(V + 副詞 + 前置詞)
No one should put up with bullying.
( だれも「いじめ」を我慢すべきではありません。)
🔧 構造:put + up + with + N。三語型で不可分。代名詞は with it の位置。
🧠 コア:up=上に積む/with=一緒に抱える → 不快さを抱えたまま耐える。
The bonus made up for the long hours.
( そのボーナスは、長時間労働を埋め合わせてくれました。)
単語:bonus=賞与、long hours=長時間労働。
🧠 コア:up=不足を満たす/for=目的・見返りへ。
I need to catch up with the latest updates.
( 最新の更新に追いつく必要があります。)
比較:catch up with(追いつく) vs keep up with(遅れずについていく)。
🧠 コア:up=レベルを上へ/with=並走。
They ran out of fuel in the middle of the lake.
( 彼らは湖の真ん中で燃料を切らしました。)
注意:of を落とさない(× run out fuel)。
🧠 コア:out=容器の外へ/of=出どころ。
Can you come up with a better title?
( もっとよいタイトルを思いつけますか?)
単語:title=題名・表題、better=より良い。
🧠 コア:up=浮上/with=相棒として持ってくる。
I’m looking forward to seeing you this weekend.
( 今週末にあなたに会えるのを楽しみにしています。)
重要:to は前置詞 → 後ろは V-ing。
🧠 コア:forward=前へ伸びる期待/to=到達点。
He thought he could get away with a white lie, but he couldn’t.
( 彼は「小さな嘘」で逃げ切れると思ったが、できませんでした。)
単語:white lie=罪の軽い嘘。
🧠 コア:away=離れる/with=持ち去る・共に。
Do you get along with your new boss?
( 新しい上司とうまくやっていますか?)
単語:boss=上司、get along=仲良くやっていく。
🧠 コア:along=並んで進む/with=一緒。
She stood up to the unfair rule.
( 彼女はその不公平な規則に立ち向かいました。)
文法:stand up to + N=〜に対抗する。
🧠 コア:up=起立・対峙/to=相手へ向かう。
They went through with the merger despite concerns.
( 懸念があるにもかかわらず、彼らはその合併をやり遂げました。)
単語:merger=合併、despite=〜にもかかわらず。
🧠 コア:through=貫通・最後まで/with=相棒。
It’s hard to keep up with technology.
( 技術に遅れずについていくのは難しい。)
比較:catch up with=すでに離された差を「追いつく」。keep up with=差を広げず「ついていく」。
🧠 コア:up=水準を保つ/with=並走。
Don’t look down on people who ask questions.
( 質問する人を見下してはいけません。)
語法:look down on A で「Aを見下す」。
🧠 コア:down=下方向の視線/on=対象に向けて。
We must face up to our mistakes.
( 自分の誤りに正面から向き合わなければなりません。)
語法:face up to=つらい事実を受け止める。
🧠 コア:up=正面へ起こす/to=対象へ向かう。
She finally broke up with her boyfriend.
( 彼女はついに彼氏と別れました。)
語法:break up with 人=(人と)別れる。
🧠 コア:up=関係がバラバラに/with=相手との結びつき。
4-2 FAQ:V + 副詞 + 前置詞(三語型)
型
V → Adv → Prep + N
代名詞の位置
Prep + it/them...
不可分
基本的に V + Adv と Prep + N はセットで動きます
三語型は不可分が原則。代名詞は前置詞の直後に置きます(入れ替えNG)。
We can’t put up with it.
(私たちはそれを我慢できません。)
put it up with(分離は不可)
いいえ、to は前置詞。後ろは名詞相当が来ます。動詞なら V-ing。
I’m looking forward to meeting you.
(あなたに会うのを楽しみにしています。)
to meet you(ここでは不定詞にしない)
できます。前置詞は残すのがコツ(副詞は動詞と結びついて意味を作る)。
She is looked up to by many students.
(彼女は多くの学生から尊敬されています。)
be + V(pp) + Adv + Prep + by...
助動詞や do が前に出ても、V + Adv と Prep + N のまとまりは維持します。
Did you put up with the noise?
(その騒音を我慢しましたか?)
Did you put the noise up with?(不可)
意味が自然なら V と Adv の間や V の前が一般的。不可分は保ちます。
She really gets along with her team.
(彼女はチームと本当にうまくやっています。)
really get along with/get really along with(後者は不自然になる場合あり)
可能です。Prep + 名詞相当なので、that/wh-節・不定詞句(to が前置詞でない場合)も来られます。
We came up with what we needed.
(私たちは必要なものを思いつきました。)
come up with how to solve it のような不定詞句も可。
両方可。口語は後置が自然。フォーマル文書では前置も使われます。
This is the rule (which) we stood up to.
(これが私たちが立ち向かった規則です。)
... the rule to which we stood up.
口語では後置が普通。フォーマルでは前置も可。
What did you put up with?
(あなたは何を我慢したのですか?)
With what did you put up?
put up を割らない)。
可能ですが不自然になることも。抽象名詞で言い換えると読みやすいです。
Putting up with noise is exhausting.
(騒音を我慢することはとても疲れます。)
Tolerance for noise(騒音への寛容さ)
catch up with=すでに空いた差に追いつく/keep up with=差を広げずついていく。
I finally caught up with the class, and now I’m keeping up with it.
(やっとクラスに追いつき、今は遅れずについていています。)
with + 目的語 が必要(相手・対象が要る表現)。
4-3. 「動詞 + 名詞 + 前置詞」:名詞をハブにして意味を作る
本セクションは V + N + Prep + 目的語 のコア型を扱います。動詞(pay, take, make など)は軽く働き、名詞(attention, care, fun など)が意味の中心=“ハブ”。その後ろの前置詞句が「向き・相手・対象」をつなぎます。
例:pay attention to A(注意という“行為”を A へ向ける)
名詞ハブの発想(V → N → Prep)
pay attention to details
take care of your dog
make fun of him
Please pay attention to the signs.
( 標識に注意してください。)
V → N → Prep + 目的語。× pay to the signs(名詞を落とさない)
We must take care of them.
( 私たちは彼らを大切に世話しなければなりません。)
of them。× take care them of
- 語順:
S + V + N + Prep + 目的語。名詞(N)を落とすと意味が成立しません。 - 冠詞:
pay attention toは通常無冠詞/take a look atは可算でaが必要。 - 代名詞:
to it,of himのように前置詞の直後に置く。 - 受動:
Attention was paid to A.のように、Nを主語にして形式を変えられる。 - 言い換え:
pay attention to A≒notice A / focus on A(ニュアンス差に注意)。
用法ガイド:名詞が「意味の箱」、前置詞で「向き・相手」をつなぐ
V + N + Prep + 目的語 の中心は N(名詞) です。attention / care / fun / part / advantage / use / track / sight / fault / access などの
抽象名詞が「行為・状態の箱」を表し、Prep がその行為を誰へ・どこへ向けるかを示します。
| コア名詞(箱) 英語は V + N で行為を作る |
代表コロケーション | 意味タグ | 言い換え・補足 |
|---|---|---|---|
| attention(注意) | pay attention to A |
注意 | 不可算名詞。通常 a/an なし。≒ notice A, focus on A |
| care(世話・配慮) | take care of A |
ケア | 人・物の世話/問題への対処。代名詞は of him/it |
| fun(からかい) | make fun of A |
評価 | やや口語。対象を笑いものにするニュアンス |
| part(参加) | take part in A |
参加 | ≒ participate in A(やや形式的) |
| advantage(利点) | take advantage of A |
利用 | 文脈で「うまく利用する/悪用する」両義あり。注意 |
| use(活用) | make use of A |
利用 | 中立〜ややフォーマル。≒ use A, utilize A(硬め) |
| track(追跡) | keep track of A |
モニタ | 情報・進捗を把握し続ける |
| sight(視界) | lose sight of A |
視覚 | 〈直〉見失う/〈比〉本質を見失う |
| fault(あら探し) | find fault with A |
評価 | 人や物の欠点を探す(否定的) |
| access(接近・利用権) | have access to A |
権利 | 通常 不可算。an access は不可(道の意なら可) |
- 冠詞:可算なら
a/anを付ける(例:put an end to A)。不可算なら通常無冠詞(pay attention to)。 - レジスター:書き言葉寄り(
give rise to,put an end to)/口語寄り(make fun of,keep track of)。 - 受動:名詞を主語化して
N + be + V(pp) + Prep ...(例:Attention was paid to details.)。
She paid attention to the instructions.
(彼女はその指示に注意を払った。)
paid an attention(通常は不可算)
They decided to put an end to the rumor.
(彼らはその噂に終止符を打つと決めた。)
an が必要
語順・代名詞位置:S + V + N + Prep + 目的語 を崩さない
of him, to them)。
- NG:
pay to the details(名詞attentionを省略しない) - NG:
make fun him of(代名詞はofの直後に) - 受動:
Care was taken of the matter./Fault was found with the plan. - 疑問・否定:助動詞・
doが前に出ても、V + N + Prepの骨格は維持(Did you take care of it?)。 - 関係詞:口語は後置(
the person we made fun of)、フォーマルは前置(the person of whom we made fun)。
Please take care of it.
(それを処理/世話してください。)
take care it of(順序が逆)
Attention was paid to every detail.
(すべての細部に注意が払われた。)
N(箱) + be + V(pp) + Prep + 目的語
最頻セット Top12:まずは「型」で覚え、次に「意味」で磨く
どれも V + N + Prep + 目的語 の典型。N(名詞)が「行為・状態の箱」、Prepが「向き・相手」。
例:pay attention to A(注意という“行為”をAへ)
| パターン(型) | 意味 | レジスター | 例文(英文→和訳→音声) |
|---|---|---|---|
pay attention to A
|
(Aに)注意を払う | 中立 |
We should pay attention to details. (私たちは細部に注意を払うべきです。) |
take care of A
|
(Aの)世話をする/対処する | 中立 |
She takes care of her grandmother. (彼女は祖母の世話をしています。) |
make fun of A
|
(Aを)からかう | 口語 |
Don’t make fun of others. (他人をからかうのはやめよう。) |
take part in A
|
(Aに)参加する | 中立 |
Our class will take part in the contest. (クラスでそのコンテストに参加します。) |
take advantage of A
|
(Aを)うまく利用する/悪用することも | 中立 |
He took advantage of the opportunity. (彼はその機会を最大限に活用した。) |
make use of A
|
(Aを)活用する | ややフォーマル |
Please make use of this guide. (このガイドを活用してください。) |
put an end to A
|
(Aに)終止符を打つ | ややフォーマル |
The city put an end to illegal dumping. (市は不法投棄に終止符を打った。) |
give rise to A
|
(Aを)引き起こす | ややフォーマル |
The policy gave rise to heated debate. (その政策は激しい議論を引き起こした。) |
keep track of A
|
(Aを)追跡・把握し続ける | 中立 |
I keep track of my expenses. (出費を把握し続けています。) |
lose sight of A
|
(Aを)見失う/本質を忘れる | 中立 |
We lost sight of the mountain in the fog. (霧で山を見失いました。) |
find fault with A
|
(Aの)あら探しをする/非難する | 否定的 |
They often find fault with minor issues. (彼らはささいな点をよく非難します。) |
have access to A
|
(Aへ)アクセス権がある/利用できる | ややフォーマル |
Students have access to the library database. (学生は図書館データベースを利用できます。) |
- 冠詞の注意:
attention / accessは通常不可算で無冠詞。put an end toのendは可算でa/an必須。 - 言い換えの糸口:
pay attention to A≒notice A/focus on A、take part in A≒participate in A。 - 代名詞の位置:常に
Prep + it/them/him/her...(例:of him,to them)。
💬 例文で感覚をつかもう!(V + N + Prep / 名詞ハブ型)
Please pay attention to what your body tells you.
(自分の体が教えてくれることに注意を向けてください。)
🔧 構造:S + pay + attention + to + 目的語。attention は不可算(× an attention)。
語彙:tell(教える), what your body tells you=「体からのサイン」。
We will take care of the paperwork after lunch.
(昼食後にその書類仕事に対処します。)
🧭 代名詞は of it / of them のように前置詞の直後へ。
語彙:paperwork=事務書類の処理。
Never make fun of people with different accents.
(話し方(訛り)が違う人をからかってはいけません。)
× make fun people of(代名詞・名詞は of の後)。
語彙:accent=発音のなまり。
Our team took part in a charity run last weekend.
(先週末、私たちのチームはチャリティーランに参加しました。)
言い換え:participate in(やや形式的)。
語彙:charity run=慈善目的のマラソンイベント。
She took advantage of the early-bird discount.
(彼女は早割を活用した。)
文脈で「うまく使う/悪用する」の両方あり。ここでは前者。
語彙:early-bird discount=早期割引。
You can make use of free online courses.
(無料のオンライン講座を活用できます。)
use(中立)/utilize(硬め)。
The new rule put an end to noisy parties at night.
(新しい規則は夜のうるさいパーティーに終止符を打った。)
an が必要(× put end to)。
The shortage of chips gave rise to higher prices.
(半導体不足が価格高騰を引き起こした。)
shortage=不足。give rise to=原因→結果の矢印。
I keep track of my sleep with a smartwatch.
(スマートウォッチで睡眠を記録・把握しています。)
lose track of(把握を失う)。
In the fog, we quickly lost sight of the lighthouse.
(霧の中で、灯台をすぐに見失いました。)
lose sight of the goal(目標を見失う)。
Instead of finding fault with others, offer help.
(他人のあら探しをする代わりに、助けを差し出しましょう。)
find fault with + 人/物(重箱の隅をつつく含み)。
All residents have access to the community gym.
(住民は全員、そのコミュニティジムを利用できます。)
an access)。
He made a promise to her and kept it.
(彼は彼女に約束をして、それを守った。)
promise(約束)という「箱」を作り、to + 人で相手へ向ける。
Please take a look at the agenda before the meeting.
(会議の前に議題をざっと見てください。)
look はここでは可算(一回の「視線/確認」)→ a が必要。
The city will give priority to public safety.
(市は公共の安全を優先します。)
place emphasis on(後述例)/focus on。
The teacher gave consideration to the student's situation.
(教師はその生徒の事情に配慮した。)
take ... into account(〜を考慮に入れる)。
The policy places emphasis on transparency.
(その方針は透明性を重視している。)
transparency=情報が開かれていること。口語なら focus on でもOK。
4-3 FAQ:V + N + Prep(名詞ハブ型)まるわかり
型
S + V + N(箱) + Prep + 目的語
核
attention / care / use / part / advantage ...
見分け
直後が名詞なら 4-3、直後が前置詞なら 4-1、直後が副詞なら 4-2 を疑う
多くの「箱」名詞は 不可算 です。典型:attention / access / information / baggage。
したがって × pay an attention to ...、× have an access to ...。
Please pay attention to the road.
(道路に注意を向けてください。)
put an end to(一つの終止)など。
はい。名詞(箱)を主語に前倒しし、be + V(pp) のあとに前置詞を置きます。
パターン:N + be + V(pp) + Prep + 目的語。
Attention was paid to every detail.
(すべての細部に注意が払われた。)
Care was taken of the matter./Fault was found with the plan.
可能です。make use of ≒ use(中立)/utilize(硬い)。
take part in ≒ participate in(やや形式的)。
You can make use of templates to save time.
(時間節約のためにテンプレートを活用できます。)
utilize も可、日常会話は use が自然。
代名詞は必ず前置詞の直後へ。× make fun him of、✓ make fun of him。
Please take care of it today.
(今日はそれを処理してください。)
take of it。
フォーマル:the person of whom we made fun。
口語:the person we made fun of(こちらが自然)。
同様に:the topic to which we paid attention/the topic we paid attention to。
That’s the person we made fun of.
(あれが私たちがからかった人です。)
動詞を修飾する副詞(really, always など)は動詞の前後へ。 名詞(箱)を修飾するなら形容詞(careful, close など)で箱の前に置く。
We really paid close attention to the data.
(私たちはデータに本当に/とても細かい注意を払った。)
paid attention closely(副詞の掛かり先が曖昧)。close は attention を修飾する形容詞。
take care of=世話/処理。care for=好む/世話をする(文脈で2義)。
名詞ハブ型(4-3)は take care of の方(care が箱)。
He took care of the guests.
(彼は来客の世話をした。)
care for の例:Do you care for tea?(お茶はお好きですか?)=好む。
否定・疑問でも V + N + Prep の骨格は維持します。助動詞/do だけが前に出ます。
Did you take care of it?
(それを処理しましたか?)
We didn’t make fun of him.
(私たちは彼をからかったりしていません。)
Did you take of it care?(語順誤り)/× We didn't make fun him of.
4-4. 動詞+A+前置詞+B:AとBに“役割”を配る
この型の骨格は S + V + A + Prep + B。Prep(前置詞)が A と B に役割を割り当てるラベルになります。
例:inform A of B(A=知らせの受け手/B=内容)、
rob A of B(A=被害者/B=奪われる物)、
regard A as B(A=対象/B=評価ラベル)。
学び方のコツ:意味の向き(付与・剥奪・同定・理由・変化)から
with / of / as / for / into / to / from / on を選ぶと迷いにくいよ。
ロール早見:前置詞=「誰が何をどうする?」のラベル
下の表は、代表的な V + A + Prep + B の対応表です。Prepのコアイメージと
A/Bの役割をセットで覚えると、使い分けが速くなります。
| 動詞パターン | Prep | A の役割 | B の役割 | コア | 例(英→和+音声) |
|---|---|---|---|---|---|
regard A as B |
as | 対象(見なす相手) | 評価・ラベル | 同定 |
(私たちは好奇心を強みだと見なす。) |
mistake A for B |
for | 誤認される対象 | 誤って当てたラベル | 取り違え |
(彼らは皮肉を無礼だと取り違えた。) |
tell A from B |
from | 区別対象① | 区別対象② | 区別 |
(善悪を見分けられますか。) |
inform A of B |
of | 受け手 | 知らせる内容 | 通知 |
(部長は私たちに遅延を知らせた。) |
remind A of B |
of | 思い出す人 | 思い出させる物・事 | 想起 |
(この歌を聴くと夏を思い出す。) |
rob A of B / deprive A of B |
of | 被害者 | 奪われる物 | 剥奪 |
(嵐はその街から電力を奪った。) |
provide / supply / equip A with B |
with | 受け手 | 提供物・装備 | 付与 |
(研究室にセンサーを備え付けた/研究室をセンサーで装備した。) |
provide B to / for A |
to for | 便益の受け手(for) |
提供物(B主語化) |
方向/便益 |
(食事は住民に提供される。) |
congratulate A on B |
on | 祝われる人 | 理由・出来事 | 祝意 |
(私たちは彼女の受賞を祝った。) |
blame / praise A for B |
for | 評価される人 | 理由(非難/称賛) | 理由 |
(彼女は正直さで称賛された。) |
prevent / stop A from V-ing |
from | 阻止される人・物 | 阻止される行為 | 阻止 |
(マスクは私たちがほこりを吸い込むのを防ぐ。) |
turn / convert A into B |
into | 変化前 | 変化後 | 変化 |
(そのアプリは写真をステッカーに変える。) |
A を主語にして A + be + V(pp) + Prep + B。例:He was robbed of his wallet./
We were informed of the change.
The manager informed us of the delay.
(部長は私たちに遅延を知らせた。)
The storm deprived the city of power.
(嵐はその街から電力を奪った。)
We regard curiosity as a strength.
(私たちは好奇心を強みだと見なす。)
図でつかむ:V を起点に A と B へ「役割ラベル(Prep)」が流れる
V(動詞)を中心に、A(人・もの)とB(内容・結果・物)へ情報が分配されます。 矢印の上にある Prep(前置詞) が「役割ラベル」。with/to/for/on は多くが 付与・方向・便益・理由、of/as/into/from は 内容・同定・変化・起点/阻止 を表します。
The charity provided residents with blankets.
(その慈善団体は住民に毛布を提供した。)
語順・受動化の道しるべ(ミニ)
基本は S + V + A + Prep + B。受動化では A または B を主語へ前倒しします。
代名詞は必ず前置詞の直後に置きましょう(例:with it / to him)。
| 場面 | 型(語順) | よく使う動詞 | 短いメモ |
|---|---|---|---|
| 能動(基本) | S + V + A + Prep + B |
inform / provide / rob / regard ... |
骨格 Prep が役割ラベル |
| 受動①(A を主語化) | A + be + V(pp) + Prep + B |
inform A of B → A be informed of B |
Prep はそのまま残す |
| 受動②(B を主語化)※可動語のみ | B + be + V(pp) + to/for + A |
provide など(offer / send も) |
文体:with型が一般的 |
| 代名詞の置き場所 | with it/to him(前置詞の直後) |
provide A with B/provide B to A |
× make fun him of |
The team provided the clinic with masks.
(チームはその診療所にマスクを提供した。)
The clinic was provided with masks.
(その診療所はマスクを提供された。)
Masks were provided to the clinic.
(マスクがその診療所に提供された。)
He was robbed of his wallet.
(彼は財布を奪われた。)
inform the delay to us →
✓ inform us of the delay(A=us / B=the delay)。
前置詞は「役割ラベル」なので、入れ替えると意味が崩れます。
💬 例文で定着しよう!(V + A + Prep + B / 役割ラベリング)
The airline notified passengers of a gate change.
(その航空会社は乗客に搭乗口の変更を通知した。)
🔧 構造:S V A of B。of は「内容ラベル」。
語彙:notify=正式に知らせる/gate change=搭乗口変更。
The guide warned us about falling rocks.
(ガイドは私たちに落石について注意を促した。)
🔧 about=話題・対象。「〜について」。
語彙:falling rocks=落ちてくる岩、落石。
They accused the company of fraud.
(彼らはその会社を詐欺で非難した。)
of=理由・根拠のラベル。「〜ということで」。
語彙:accuse=告発/非難する/fraud=詐欺。
The director charged her with leading the project.
(その部長は彼女にプロジェクトの主導を任せた。)
with=与える・背負わせる。「〜を持たせる」。
語彙:charge A with ~=Aに〜の責務/役割を課す。
The assistant relieved me of the heavy bags.
(アシスタントが私から重い荷物を持ってくれて楽にしてくれた。)
of=手元から「剥がす」。
語彙:relieve=和らげる、(負担を)取り除く。
The new treatment cured the child of asthma.
(新しい治療はその子どものぜんそくを治した。)
⚕️ 医療表現で定番:cure A of B=AからB(病気)を取り除く。
The scandal stripped the leader of credibility.
(その不祥事はそのリーダーから信用を奪った。)
strip A of B=AからB(称号・権利・信頼など)をはぎ取る。
The station supplies nearby villages with clean water.
(その施設は周辺の村々にきれいな水を供給している。)
with=与える・装備する。類義:provide / furnish。
The host furnished the room with fresh flowers.
(主催者はその部屋に生花を飾って整えた。)
furnish=(家具・備品などで)整える。
The school presented her with a scholarship.
(学校は彼女に奨学金を授与した。)
present A with B=AにBを贈呈する(儀式的・公式)。
Let me introduce you to our team.
(あなたを私たちのチームに紹介させてください。)
to=方向・接続先。「〜へ(に)」。
They invited me to the ceremony.
(彼らは私をその式典に招待した。)
似た型:send B to A(BをAへ送る)※語順が逆になる点に注意。
I see you as my home.
(私はあなたを「帰る場所」のように感じている。)
❤️ 愛を込めた同定表現:see A as B=AをBだとみなす/感じる。
The workshop turned ideas into prototypes.
(そのワークショップはアイデアを試作品へと変えた。)
into=「中へ」→状態の変化・転換。
Seat belts prevent drivers from being injured.
(シートベルトは運転者がけがをするのを防ぐ。)
from=起点・離脱→「その行為に至ることから遠ざける」=阻止。
We thanked them for their help.
(私たちは彼らの助力に感謝した。)
for=理由。「〜のことで」。類義:praise A for B/forgive A for B/compensate A for B。
例:The firm compensated customers for delays.(会社は遅延で顧客に補償した)
4-4 FAQ:V + A + Prep + B(役割ラベリング型)
型
S + V + A + Prep + B
前置詞=役割
of(内容/理由)・with(付与/装備)・to(方向/接続)・for(理由/便益)・from(起点/阻止)・as(同定)・into(変化)・about(話題)
- of=「中身・理由」…
inform A of B(B=内容) - with=「与える・装備」…
provide A with B - to=「方向・接続」…
introduce A to B - for=「理由・目的」…
thank A for B - from=「離す・阻止」…
prevent A from doing - as=「〜として(同定)」…
regard A as B - into=「変化」…
turn A into B - about=「話題」…
warn A about B
両方OK。with型=A中心、to型=B中心で焦点が少し違います。
The city provided residents with masks.
(市は住民にマスクを提供した。)
The city provided masks to residents.
(市はマスクを住民に提供した。)
withは「Aに装備させる」、toは「BをAへ届ける」。ビジネスでは provide A with B がやや定番。
- prevent=「(事前に)起きないよう防ぐ」…制度・仕組みのニュアンス
- stop=「(今まさに)止める」…動作をガッと止める感じ
Seat belts prevent drivers from being injured.
(シートベルトは運転者がけがをするのを防ぐ。)
prevent/stop の後は from + V-ing が基本。to不定詞は不可。- inform A of B(公的・フォーマル)=Bの「内容」を知らせる
- notify A of B(公式通知)=書面や事務連絡で多い
- tell A about B(口頭・カジュアル)=Bについて話す
The office informed us of the schedule change.
(事務局は私たちにスケジュール変更を知らせた。)
as は「同定」。Bには 名詞・形容詞・分詞(being 省略可) が来られます。
We regard safety as essential.
(私たちは安全を不可欠だと考える。)
regard A as a friend/分詞例:regard A as (being) lost(being は通常省略)。provide A with B→ A が主語:A is provided with Brob A of B→ A が主語:A was robbed of B- *
B was provided A withは不可(英語はこの並びを取りません)。
They provided the team with laptops.
(彼らはチームにノートPCを提供した。)
The team was provided with laptops.
(チームはノートPCを支給された。)
原則:短い代名詞は動詞の近くに置くと自然です。
provide them with it(やや堅いがOK)provide it to them(B中心で自然)
with型なら A→B、to型なら B→A で迷わない。
できます。ただし 「PP型」→「that節型」 に変わるので、厳密には 4-4 から外れます。
inform A of B⇔inform A that S Vremind A of B⇔remind A that S V
The office informed us that the meeting was canceled.
(事務局は会議が中止になったと知らせた。)
- introduce A to B=A(人)をB(人/グループ)に紹介(一般的)
- introduce B to A=B(物事/概念)をA(人)に紹介(トピック導入)
The mentor introduced me to the CEO.
(メンターは私をCEOに紹介してくれた。)
consider A B(前置詞なし)が一般的。consider A as B も見かけますが、フォーマル文では regard/see A as B を推奨。
We consider this plan feasible.
(この計画は実行可能だと私たちは考える。)
regard/see A as B へ置換するのが安全。4-5. be + 形容詞 + 前置詞:状態・評価をつくる相棒セット
この型は be の後ろに 形容詞(状態・性質)と、その意味を具体化する前置詞が続く形です。
例:be proud of ...(理由・中身)、be good at ...(領域・得意)、be familiar with ...(接触・扱える)。
形容詞にはそれぞれ「相棒」の前置詞があり、セットで覚えると自然な英語になります。
前置詞のコアイメージ(ざっくり):of=中身/理由、at=点を狙う、with=接触/装備、in=内側/含有、
for=目的/便益、to=方向/到達、from=起点/隔離、as=同定(〜として)。
📚 5本の柱:形容詞グループ × 相棒前置詞
① 能力・得意 skill
「何の分野でうまいか?」を示すセット。atは“狙う点”=分野・科目をピンポイント指定。
good at / bad at / skilled at /
capable of(~できる)
She is good at math.
(彼女は数学が得意です。)
capable of は「~する能力がある」と、行為(動名詞/名詞)に繋がりやすい。
② 感情・評価 feeling
「何が理由で、誰に対して」など感情の向きを表す。of=原因/中身、with=人に対する怒り、at=事柄への怒り。
afraid of / proud of / angry with/ at /
sorry for
I’m proud of you.
(あなたのことを誇りに思います。)
angry with 人 / angry at 事 が基本。
③ 知識・親しみ familiarity
with=「触れて扱える」感覚、to=「その人にとって馴染み」。
aware of=情報を知っている、interested in=興味の対象。
familiar with/ to / aware of / interested in /
accustomed to
I’m familiar with the tool.
(そのツールに詳しい/慣れている。)
familiar to 人=その人に「馴染みだ」。
④ 量・性状 quantity
「内側に何がどれだけあるか」を表す。in=含有、of=中身、from=不在/除去。
full of / rich in / short of / free from
The valley is rich in wildlife.
(その谷は野生生物が豊富だ。)
free from=「~が無い状態」(例:sugar-free)。
⑤ 関係・評価(名声) relation / fame
もの同士の関係性や、理由つきの評価。from=相違の基準、to=類似の接続、for=理由、with/among=対象集団。
different from / similar to /
famous for / popular with/among /
known for/to/as
She is famous for her charity work.
(彼女は慈善活動で有名だ。)
known for(理由)/known to(誰に)/known as(肩書)。
相棒PP早見(カテゴリー別ミニ表)
見るコツ 形容詞(状態)+ 前置詞(関係ラベル)をひとかたまりで覚えます。前置詞のコアイメージも一緒にメモしておくと応用が効きます。
| カテゴリ | 形容詞+前置詞(相棒) | 意味のコア | 例(英→和→音声) |
|---|---|---|---|
| 🙂感情・評価 | |||
| feeling | proud of/afraid of |
of=原因・中身(何について) |
They are proud of their team.(彼らは自分たちのチームを誇りに思っている。)
|
| feeling | angry with 人/angry at 事 |
with=相手/at=出来事 |
She was angry with me.(彼女は私に怒っていた。)
|
| 💪能力・得意 | |||
| skill | good/bad at/skilled at |
at=点を狙う(分野をピン指定) |
He is good at cooking.(彼は料理が得意だ。)
|
| ability | capable of ~ing/ready for 名詞 |
of=内容/for=用途・場面 |
He is capable of solving the problem.(彼はその問題を解ける能力がある。)
|
| 🧠知識・親しみ | |||
| familiarity | familiar with/familiar to 人 |
with=扱える/to=その人にとって馴染み |
We are familiar with the rules.(私たちはその規則に詳しい。)
|
| awareness | aware of/interested in |
of=情報の把握/in=関心の対象内 |
Are you aware of the risk?(そのリスクを認識していますか?)
|
| ⚗️量・性状 | |||
| quantity | full of/short of |
of=中身/不足も of で表す |
We are short of time.(時間が足りない。)
|
| content | rich in/free from |
in=含有/from=〜を含まない |
This bread is rich in fiber.(このパンは食物繊維が豊富だ。)
|
| 🧩関係・評価(名声) | |||
| relation | different from/similar to |
from=基準から離す/to=結びつける |
This policy is different from the previous one.(この方針は前のものと異なる。)
|
| fame | famous for/popular with/among/known for |
for=理由/with/among=(集団)に人気 |
Kyoto is famous for its temples.(京都は寺で有名だ。)
|
使い分け&落とし穴メモ(誤用矯正)
よく迷うポイントを対比で整理。日本語の発想そのままだとズレやすい所に注意します。
-
angry
angry with 人 / angry at 事
相手に対しては
with、出来事・結果にはat。She was angry with the driver.(彼女はその運転手に怒っていた。) -
familiar
familiar with 対象 / familiar to 人
with=自分が扱える/to=その人にとって馴染み。The design is familiar to children.(そのデザインは子どもたちにとって馴染みだ。) -
different
different from / than / to
基本は
from。米口語でthan、英ではtoも見かけますが、学習の軸はfromに。This color is different from that one.(この色はあの色と違う。) -
married
× married with 人 → ○ married to 人
married withは「~付き」(married with two kids=子どもが2人いる既婚)という別義。相手には必ずto。She is married to Tom.(彼女はトムと結婚している。) -
used to
be used to ~ing(慣れている) vs used to 動詞原形(昔は~した)
be used toは後ろに名詞/動名詞。時昔の習慣はused to + 動詞原形。I’m used to getting up early.(早起きに慣れている。) -
good
good at / good for / good to
at=技能、for=有益、to=(人に)親切。Green tea is good for your health.(緑茶は健康に良い。) -
sorry
sorry for 人/about 事
for=相手への同情、about=出来事・問題について。I’m sorry about the noise.(騒音のことはすみません。) -
capable
× capable to do → ○ capable of doing
capableは必ずof。不定詞は不可。Our team is capable of meeting the deadline.(私たちのチームは期限に間に合わせる能力がある。) -
known
known for / to / as
for=理由、to=(誰にとって)知られている、as=肩書・身分として。The restaurant is known for spicy ramen.(そのレストランは辛いラーメンで知られている。)
💬 例文で感覚をつかもう!(be + 形容詞 + 前置詞)
Our team is capable of handling emergencies.
(私たちのチームは緊急事態に対処できる能力がある。)
語感:of は「中身・内容」。capable of ~ing=「〜する能力の中身を持つ」。
型:be capable of + 動名詞/名詞。× capable to do は不可。
He is bad at remembering names.
(彼は名前を覚えるのが苦手だ。)
at は「点をねらう」→分野やスキルをピン指定。
対:good at(得意)/skilled at(熟練)。
They were angry at the decision.
(彼らはその決定に怒っていた。)
区別:angry with + 人/angry at + 事。
出来事=at(矢印が“事柄”へ向く)。人=with(“相手”と向き合う)。
My parents are angry with me.
(両親は私に腹を立てている。)
with は「相手と向き合う」。人に怒るときの定番相棒。
She is sorry for the injured dog.
(彼女はけがをした犬を気の毒に思っている。)
sorry for + 人=同情、sorry about + 事=出来事について残念。
例:Sorry about the delay.(遅れについてすみません)
This app is familiar to beginners.
(このアプリは初心者にとって馴染みだ。)
familiar to 人=その人にとって馴染み/familiar with 物=自分が扱える。
We are familiar with the safety procedures.
(私たちは安全手順に詳しい/慣れている。)
with は「接触・扱える」。手順・道具・話題など“対象”に強い。
We are aware of the schedule change.
(私たちはスケジュール変更を認識している。)
of=情報の“中身”。aware of は「知っている・気づいている」。
He is interested in classical music.
(彼はクラシック音楽に興味がある。)
in は「内側に入る」→ 関心の領域の内側に対象があるイメージ。
The bottle is full of cold water.
(そのボトルは冷たい水でいっぱいだ。)
of は“中身”。容器の中が何で満たされているかを表す。
That region is rich in minerals.
(その地域は鉱物資源が豊富だ。)
in=「内側に含む」。成分・要素に用いられる定番相棒。
This smoothie is free from added sugar.
(このスムージーは砂糖無添加だ。)
from は「離す・除く」。害になるものが“無い”状態。
The new model is different from the old one.
(新しいモデルは旧型と違う。)
学習の軸は from。米口語の than、英で稀に to もあるが、まずは from を定着。
Your approach is similar to mine.
(あなたのやり方は私のと似ている。)
to は「方向・到達」→ 2つを“結びつける”。
The café is popular with students.
(そのカフェは学生に人気だ。)
with/among は「(集団)の中で」。popular to は誤り。
She is known to locals as a reliable doctor.
(彼女は地元の人々に、頼れる医師として知られている。)
known for(理由)/to(誰に)/as(肩書)。使い分けで意味が変わる。
She is married to a photographer.
(彼女は写真家と結婚している。)
× married with 人(別義)。相手には必ず to。
The staff were kind to the lost child.
Yoga is good for your back.
(スタッフは迷子の子に親切だった。/ヨガは背中に良い。)
good at=得意、good for=有益、good to=(人に)親切。kind to も「人に優しい」。
I’m ready for the presentation.
(発表の準備ができている。)
for は「目的・用途の方向」。ready to + 動詞 も可(例:ready to start)。
4-5 FAQ:be + 形容詞 + 前置詞(意味のつなぎ目を攻略)
型
S + be + 形容詞 + 前置詞 + 名詞/動名詞
動名詞ルール
前置詞の直後は基本 ~ing
学習TIP 前置詞は「矢印」。何とどうつながるかを意識!
使い分け:capable of ~ing は「能力の中身」を言うとき。be able to 動詞 は「可能かどうか」を直接述べるとき。
She is capable of solving tough problems.
(彼女は難題を解く能力がある。)
of の直後は 動名詞(~ing)。good at:技能分野に強い(点をねらうイメージ)。good for:体・目的に有益(方向・用途)。good to + 人:人に優しい(相手へ向かう)。
He is good at math.
(彼は数学が得意だ。)
Green tea is good for your health.
(緑茶は健康に良い。)
angry at + 事(出来事に怒る)/angry with + 人(相手に怒る)。
She was angry at the delay.
(彼女は遅延に怒っていた。)
sorry for + 人=同情、sorry about + 事=出来事について残念・お詫び。
I’m sorry about the noise.
(騒音についてすみません。)
familiar to 人:その人にとって馴染みだ(対象→人へ)。familiar with 物:自分がその物に通じている(人→対象へ接触)。
The rules are familiar to students.
(その規則は学生に馴染みだ。)
married to + 人 が「〜と結婚している」。married with は「〜を持って結婚している」(例:married with two kids)の意味で相手を表せません。
She is married to Ken.
(彼女はケンと結婚している。)
afraid of A:Aが怖い対象。afraid for 人:その人を心配して。afraid to do:〜する勇気がない(不定詞で行為を怖がる)。
He is afraid of spiders.
(彼はクモが怖い。)
interested in は「自分が〜に興味がある」。interesting to 人 は「その人にとって面白い」。
I’m interested in biology.
(私は生物学に興味がある。)
popular with/among + 集団 が自然。popular to は通常不可。
The show is popular with teenagers.
(その番組は10代に人気だ。)
known to 人:誰に知られているか。known for 理由:何で有名か(理由・特徴)。known as 役割:〜として(肩書・身分)。
He is known for his kindness.
(彼はその優しさで知られている。)
まずは different from を基本に。英では to も見られ、米口語で than もありますが、試験・実務は from が無難。
Her idea is different from mine.
(彼女の考えは私のと異なる。)
free from:望ましくないものが除かれている(化学物質・アレルゲンなど)。free of:より口語的。「〜がない状態」。free to do:自由に〜できる(不定詞)。
The product is free from artificial colors.
(その製品は合成着色料無添加だ。)
4-6. 動詞 + A + 前置詞 + 名詞(V + A + P + N)
Verb がスイッチ、A は対象(目的語)、前置詞は 矢印、名詞は 到着点(入れ物・状態) を表します。
つまり V → A → [P → N] で「AをBという場所/枠/状態へ運ぶ」イメージです。
V → A → P → N
代名詞 必ず A を前置詞の前に置く(put it into practice)
到着点 into / to / in / at / under / with / of などで「場所・状態・関係」を作る
導入ミニ解説:矢印(前置詞)が「Aの行き先」を作る
前置詞は「どっちへ?どんな関係へ?」を示す 矢印 です。
名詞はその矢印の 到着点(入れ物・枠・最終状態)。だから
V と A のあとに [P + N] を置くと、Aの行き先が完成します。
Please keep it in mind.
(そのことを心の中にとどめておいて。)
mind は「心という入れ物」。A(it)をその中に保持します。
We took her advice into account.
(私たちは彼女の助言を考慮に入れた。)
account は「計算・勘定=考慮の入れ物」。助言を中へ入れる感覚。
The policy reduced costs to zero.
(その方針はコストをゼロという状態にまで下げた。)
turn A into B は「Bの姿へ変身」。例:
The story turned fear into courage.(恐れを勇気へ変えた)
put it into practice
/
誤
put into practice it
(代名詞は必ず前置詞の前)
今日の合言葉は「矢印がAの行き先を作る」。意味の筋道が見えると記憶は長持ちします。まずは上の3パターンを自分の例で言い換えてみましょう。
図でつかむ:V → A → [P → N](矢印が「行き先」を作る)
動詞=スイッチ
目的語=対象
前置詞=矢印
名詞=到着点/枠
| 前置詞 | コアイメージ(やさしい一言) | よくある型 | ミニ例(英→日) |
|---|---|---|---|
in |
中に入れて保持 | V + A + in + N |
keep it in mind=心の中にとどめる
|
into |
中へ入れ変化 | V + A + into + N |
take facts into account=事実を考慮に入れる
|
to |
点・結果へ到達 | V + A + to + N |
reduce costs to zero=コストをゼロにする
|
at |
点に置く/向ける | V + A + at + N |
place lives at risk=命を危険にさらす
|
under |
下で統制 | V + A + under + N |
put data under control=データを管理下に置く
|
with / of |
付与/分離 | provide A with B / rob A of B |
provide users with tools=ユーザーに道具を与える
|
Please keep it in mind.
(そのことを心にとどめておいて。)
型と語順・代名詞のルール(迷ったら“荷物→レーン→駅”)
- 基本型
V→A→P→N(順番は固定) - 代名詞必ず前置詞の前に置く:
put it into practice(×put into practice it) - 長いAAが句・節でも位置は同じ:
V + [Aが長くても] + P + N - to/into
to=到達点(結果の点)/into=内部へ入り変化 - 受動化
Aが主語へ:The plan was put into practice.
put it into practice
We put it into practice.
(私たちはそれを実行に移した。)
itは必ず前置詞より前に。put into practice it
英語では前置詞の直後に代名詞の目的格を置くのは不自然(put it into practiceが正しい語順)。
reduce A to B(AをBという状態にまで落とす)
turn A into B(AをBの姿へ変える)
The news threw the team into confusion.
(その知らせはチームを混乱状態に陥れた。)
💬 例文で感覚をつかもう!(V + A + P + N:動詞 + A + 前置詞 + 名詞)
The speech moved the audience to tears.
(そのスピーチは聴衆を涙の状態へと動かした=感動させた。)
🔧 型:V + A + to + N。to は「点・到達」。tears は「涙(という状態)」。
🧠 単語:move=心を動かす/audience=聴衆。
Her smile brought the room to life.
(彼女の笑顔が部屋に命(活気)を吹き込んだ。)
🎯 to life=「生き生きした状態へ」。
🧠 単語:bring A to life=Aを活気づける。
The coach pushed the team into action.
(コーチはチームを行動の中へ押し出した=行動させた。)
into=「中へ入り変化」。action=行動。
🔧 型:V + A + into + N(AをNの状態に入れる)。
The announcement set the project in motion.
(発表がそのプロジェクトを動きの中に置いた=動き出させた。)
in=「中に入れて保持」。motion=動き。
🧩 コロケーション:set A in motion は定番。
The deadline put the team under pressure.
(締め切りがチームをプレッシャーの下に置いた=強い圧力をかけた。)
under=「下で統制・圧」。pressure=圧力。
🔧 型:V + A + under + N。
Did the rumor throw the market into panic?
(その噂は市場をパニックに陥れましたか。)
⚙️ throw A into N=AをNという状態に投げ入れる。
🧠 単語:rumor=噂/panic=恐慌・パニック。
We must not place patients at risk.
(患者さんを危険という点に置いてはならない。)
at=「点」。risk=危険の「点」にAを置くイメージ。
🧩 医療・安全の文脈で頻出。
His words filled her with love.
(彼の言葉は彼女を愛で満たした。)
with=「〜を与えて満たす」。
🧠 コア:容器(her)に内容物(love)を満たす。
The storm left the town in ruins.
(嵐は町を廃墟の状態にした。)
leave A in B=AをBという状態のままにする。
ruins=廃墟・荒廃。
The chef turned leftovers into soup.
(シェフは残り物をスープへ変えた。)
into=「姿・性質の変化」。
leftovers=残り物。
The crisis drove the company to bankruptcy.
(危機はその会社を破産という点へ追い込んだ。)
drive A to B=AをBの状態へ追いやる。
bankruptcy=破産。
The guardrail keeps children from harm.
(そのガードレールは子どもたちを危害から守る。)
from=「〜から離しておく(分離)」。
harm=害・危害。保護の語感が強い定番表現。
4-6 FAQ:V + A + P + N(動詞+A+前置詞+名詞)の極意
型
V + A + P + N
位置
A(目的語)の直後に前置詞句
代名詞
前置詞の前に置く(put it into practice)
必ず 前置詞の前 に置きます。英語では *put into practice it のように代名詞を前置詞の後ろへ置けません。
We put it into practice.
(私たちはそれを実行に移した。)
it は前に出しておくのが決まりです。- to 到達点の「点」。結果というゴールに着地します(例:
drive A to bankruptcy)。 - into 内部へ入りながらの「変化」。姿・状態が変わります(例:
turn A into soup)。
The news drove prices to zero.
(そのニュースは価格をゼロへ追い込んだ。)
The chef turned leftovers into soup.
(シェフは残り物をスープへ変えた。)
- in 「中に入っている状態」を表します(例:
leave A in ruins)。 - at 「点」に置く感じ(例:
place A at risk)。
The policy kept the company in balance.
(その方針は会社を均衡状態の中に保った。)
We must not put patients at risk.
(患者を危険という点に置いてはならない。)
できます。基本は A が主語 になります。前置詞句(P + N)はそのまま残ります。
It was put into practice (by the team).
(それは実行に移された(チームによって)。)
put A into B → A is put into B。大丈夫です。前置詞の後ろは「名詞相当」ならOK。動名詞(〜ing)も名詞として働きます。
She talked me into joining the club.
(彼女は私を説得して、そのクラブに入ることへ導いた。)
into + doing は「〜する方向へ」の意味的な延長。コアイメージは変化・移行です。あります。語の相性(コロケーション)で前置詞がほぼ固定のものがあります。
move A to tears(Aを感動で泣かせる)…*into tearsは不可。leave A in ruins(Aを廃墟状態にする)…*at ruinsは不可。place A at risk(Aを危険にさらす)…*in riskは不可(in dangerは可)。
The film moved me to tears.
(その映画は私を涙へと動かした=泣かせた。)
はい。意味により冠詞・複数形が変わります。
in trouble(不可算・一般状態)in a hurry(単数カウントの一時的状態)in ruins(複数形慣用)
The storm left the port in ruins.
(嵐は港を廃墟の状態にした。)
使えます。全体で 1つの前置詞 とみなします(複合前置詞)。
He parked the car in front of the house.
(彼はその車を家の前に停めた。)
V + A + [in front of + N]。- with(付与・同伴) AにBを与える/満たす:
fill A with B,provide A with B - by(手段・行為者) 〜によって/〜で:
open A by hand,was put into practice by the team
Her story filled us with hope.
(彼女の話は私たちを希望で満たした。)
in peace は前置詞句で「平穏の中に」。alone は形容詞補語で「一人で/干渉されずに」。どちらも「そっとしておく」ですが、in peace は状況の枠組み、alone は状態の形容語。
Please leave me in peace.
(お願いだから私をそっとしておいて。)
Please leave me alone.
(お願いだから私を一人にして。)
🧾 総まとめ:前置詞の働き(Lesson 085)
前置詞(preposition)は P + N(前置詞+名詞(相当))というかたまりを作り、
「どんな名詞か」を絞り込む(限定)か、「いつ・どこ・どうして」などの情報を文に足します(副詞的)。
名詞相当=名詞・代名詞・動名詞(~ing)・名詞節のこと。
最短3ルール(まずはここだけ!)
P + N(前置詞+名詞相当)だけ。
前置詞のすぐ後ろに来られるのは名詞の仲間だけです(代名詞や動名詞もOK)。形容詞や普通の動詞の原形は置けません。
例:at noon(正)/*at quickly(誤)
We arrived at dawn.
(私たちは夜明けに到着しました。)
P + N/
Pat=時刻・時点/
Ndawn=名詞(夜明け)
名詞のあとに置いて「どんな名詞か」を説明すれば限定(形容詞句)。
文のなかで場所・時間・理由・方法などを足せば情報追加(副詞句)です。
the keys on the table
(テーブルの上の鍵)→ どの鍵?を絞る=限定
N + [P + N]
The keys are on the table.
(鍵はテーブルの上にあります。)→ 位置を足す=副詞
... + [P + N]
She studied for two hours.
(彼女は2時間勉強しました。)
for=「~のあいだ」
V + A + it + P + N
慣用セット(V + A + P + N)で目的語が代名詞になるときは、代名詞を前置詞の前に出します。
例:put it into practice(正)/*put into practice it(誤)
Let’s put it into practice.
(それを実行に移しましょう。)
V(put) + 代名詞(it) + P(into) + N(practice)/
注意代名詞はintoの前!
コアイメージ図:PP(前置詞句)の4つの働き
前置詞句(PP)は P + N(前置詞+名詞相当)のかたまりです。そこから
限定(名詞をしぼる)/
副詞(文に情報を足す)/
叙述(C=状態を言い切る)/
慣用セット(決まった並び)
に枝分かれします。
P + Non + the deskthe book
on
the desk
She arrived
at
noon.
The keys are
on
the table.
put it into practice
(× put into practice it)
He works at night.
(彼は夜に働きます。)
P + N/
意味時間情報(いつ?)→ 副詞の働き
型・語順 早見表(迷ったらここ)
| 用法 | 骨格(型) | 置きどころ | 例 | コツ / 注意 |
|---|---|---|---|---|
| 限定 | N + [P + N] |
限定したい名詞の直後 | the keys on the table | 「どんなN?」に答える。 前からは言えない→後ろから説明。 |
| 副詞 | V ... + [P + N] |
文末が基本。短いPPは前にも可 | She arrived at noon. | 場所・時間・理由・方法など。 強調したいときは前置きもOK。 |
| 副詞 | Adj/Adv + [P + N] |
修飾する語の直後 | good at cooking |
be good at のような相棒PPを覚える。
|
| 叙述 | S + V + C(= [P + N]) |
V(多くは be)のあと |
The keys are on the table. |
主語の状態を言い切る。
There is ... とも相性◎
|
| 慣用 | V + A + [P + N] |
A(目的語)の直後 | put it into practice | 代名詞は前置詞の前へ(× put into practice it)。 並びが固定の組み合わせに注意。 |
| 参考 | P(複合) + N |
in front of / by means of などはかたまりで扱う |
He stood in front of the door. |
of の後ろは必ず名詞相当。
|
語順&代名詞配置ルール(迷ったらここ)
前置詞句 PP(P + N=前置詞+名詞相当)は「かたまり」です。文の中での並べ方と、代名詞(it, them など)の置き場所だけ覚えれば一気に読み書きが楽になります。
| 場面 | 基本の語順 | コツ / 例 |
|---|---|---|
| 動詞を説明(副詞的) | S + V + O + [PP](文末に置くのが基本) |
短いPPは前へも可。複数置くときは
方法→場所→時間
が自然。 例: He studied hard in the library at night.
|
| 名詞を説明(限定) | N + [PP](名詞の直後から後ろ置きで説明) |
前からは言えない情報を後ろから追加。 例: the book on the desk |
| 叙述(補語C) | S + V + [PP](be等のあとに状態を言い切る) |
主語の今の位置・状態を言い切る。 例: The keys are on the table. |
| 強調・話題化 | [PP], S + V ...(文頭置き+カンマ) |
「場所・時間」などを前に出してリズムを作る。 例:In the morning, she runs. |
V + A + P + N)で A が代名詞なら 前置詞の前に出す
put it into practice(正)/*put into practice it(誤)Pの目的語は目的格(me / us / him / her / them)。例:
for me, with them口語OK前置詞残り(stranding):
Who are you talking to?(=To whom are you talking? より自然)
She practiced carefully in the gym after school.
(彼女は注意深く、体育館で、放課後に練習した。)
carefully(方法)→ in the gym(場所)→ after school(時間)の順。
Let’s put it into practice today.
(それを今日、実行に移しましょう。)
it は into より前。× put into practice it
最頻コロケーション Top20(カテゴリー分け)
「よく一緒に使われる並び」を先に固めると、英語は一気に速く正確になります。下の20セットは覚えて損なしの鉄板コロケーション。意味は短く、使いどころは直感で思い出せる説明にしました。
| コロケーション(英) | 型 | 意味・使いどころ | ヒント |
|---|---|---|---|
| A動詞+前置詞(V + P + N) | |||
listen to music |
V + to + N | 耳を向ける。「聞こえる」は hear |
「方向 → 対象」 |
look at the sky |
V + at + N | 点を見る/視線の先 | look for は「探す」 |
agree with you |
V + with + N | 意見が一致する(人と) | 内容には on/about |
wait for the bus |
V + for + N | 到来を待つ(矢印が先へ) | 期間は for + 時間 |
depend on luck |
V + on + N | よりかかる/頼る | 信頼は rely on |
| B動詞+副詞+前置詞(V + Adv + P + N) | |||
look forward to A |
V + Adv + to + N | 楽しみに待つ(to の後は名詞/動名詞) | 例:to meeting you |
run out of time |
V + Adv + of + N | 使い切る/残りゼロ | 「外へ出る」の像 |
catch up with A |
V + Adv + with + N | 追いつく(速度が並ぶ) | 学校・仕事にも |
put up with A |
V + Adv + with + N | 我慢する(耐える) | 否定で頻出 |
keep up with news |
V + Adv + with + N | 遅れずについていく | 技術・潮流など |
| C動詞+名詞+前置詞(V + N + P + N) | |||
take care of A |
V + N + of + N | 世話をする/対処する | of=「所属・中身」 |
pay attention to A |
V + N + to + N | 注意を向ける | 授業・安全アナウンス |
make fun of A |
V + N + of + N | からかう(失礼) | 使い過ぎ注意 |
take part in A |
V + N + in + N | 参加する(内部に入る) | event・project |
find fault with A |
V + N + with + N | あら探しをする | 批判の語感強め |
| Dbe動詞+形容詞+前置詞(be + Adj + P + N) | |||
be good at A |
be + Adj + at | ~が得意 | 不得意:bad at |
be interested in A |
be + Adj + in | ~に関心がある | 能動は interest 人 |
be afraid of A |
be + Adj + of | ~が怖い | 行為は to V も可 |
be familiar with A |
be + Adj + with | ~に詳しい | 人に知られている:familiar to |
be responsible for A |
be + Adj + for | ~の責任がある/担当 | 原因の for |
Please listen to the announcement.
(その案内放送を聞いてください。)
to は「向き」。listen は「注意を向けて聞く」。
I’m interested in astronomy.
(私は天文学に興味があります。)
in=「内側へ意識が向く」イメージ。
at=点、in=内部、on=接触)。🧠 モチベUP:1日5個×4日で20個。短い自作例文を声に出す→録音→翌日チェックが最速です。
🔁 次におすすめのレッスン
「前置詞の働き」を学んだら、目的語や 位置、そして コロケーションへ進むと理解が一気に深まります。
🎯 「P + 名詞」の核:目的語で意味が決まる
for me/with them/at night など、何を後ろに置くかで前置詞句の意味が確定。代名詞の形(目的格)や語順もここで整理。
- 目的格:
me / us / him / her / them - 代名詞の配置と「前置詞残り(stranding)」
- 頻出パターンで耳慣らし
📍 置き場所で伝わり方が変わる(文頭 / 文末 / 名詞後)
文末が基本。強調なら文頭、名詞説明なら名詞の直後。疑問文の「Who ... to?」もここで解決。
🧩 PPの働き総覧:形容詞句 / 副詞句 / 補語
「名詞を後ろから説明」「動詞や文全体を修飾」「beのあとで状態を言い切る」を一望。配置のクセも整理。
⏰ at / on / in の時間感覚(点・日付・期間)
at 7(点)/on Monday(日)/in July(月・期間)。迷いやすい境界も視覚で理解。
📦 in / on / at の空間イメージ(内部・接触・点)
写真・地図・建物…シーン別に最短で選べる判断軸を整理。at the station なのに in the station もあり得る理由は?
🧠 for / because of / due to の使い分け
ニュアンス差とフォーマル度を一枚で。because of は「原因のせいで」、for は目的にも広がる。