前置詞の目的語とは?
前置詞(in, on, at, for, with など)のすぐ後ろに置く語を
前置詞の目的語といいます。
基本は 名詞・代名詞 が来ますが、
慣用的に 形容詞・副詞・動名詞・不定詞・句や節 が目的語の役割を果たすこともあります。
本レッスンでは、「まずは原則 → よく出る例外 → 使いどころ」を順番にやさしく整理します。
※ ポイント:前置詞 + 名詞(名詞相当語句)が基本形。to 不定詞は原則として前置詞の目的語にならない(例外的に except to do, but to do, about to do など慣用あり)。
▮ 目次
-
1. 前置詞の目的語(まずは基本)
原則:
前置詞 + 名詞(代名詞)/名詞相当語句の全体像 -
2. 形容詞が目的語になる慣用表現
at first,for certain,in vainなど -
3. 副詞が目的語になる慣用表現
before long,by far,until recentlyなど -
4. 動名詞(~ing)が目的語になる用法
without doing,on arrivingなど -
5. 不定詞(to do)が目的語になる慣用
except to do,but to do,about to doなど例外的パターン -
6. 句・節が目的語になる場合
from in front of .../upon whether ...など -
🧾 総まとめ:前置詞の目的語の要点チェック
原則と慣用の線引き・試験で問われやすいポイントを整理
1. 前置詞の目的語(まずは基本)
前置詞(preposition)は、in / on / at / for / with / to / from / about など、
場所・時間・理由・相手・方向といった関係をつくる「つなぎ役」です。
そして前置詞のすぐ後ろに置く語(語句)を
前置詞の目的語(object of a preposition)と呼びます。
基本の形は 「前置詞 + 名詞(名詞の仲間)」。
前置詞 + 名詞(名詞・代名詞〈目的格〉・名詞句・名詞節・動名詞)
science)/
代名詞の目的格(me, him, her, us, them)/
名詞句(the table)/
名詞節(what he said)/
動名詞(doing =「〜すること」)
She looked at me.
(彼女は私を見た。)— at の後ろは me(代名詞の目的格)。
Put the keys on the table.
(鍵をテーブルの上に置いて。)— on の後ろは 名詞句 the table。
without to go
○ without going
ひと目でわかる「基本型」:前置詞 + 名詞(名詞相当)
in on at for with to from about
前置詞 + 名詞:in class,about science前置詞 + 代名詞(目的格):for me,with him,to them前置詞 + 名詞句:on the big table,at the bus stop前置詞 + 名詞節:about what he said,from where I live- (動作を置くなら)
前置詞 + 動名詞:without eating,on arriving
We talked about science.
(私たちは科学について話した。)※ about の後ろに 名詞。
without to gowithout going目的格テーブル(前置詞の後ろは「目的格」を使う)
代名詞(I / you / he など)は、文の中での役割によって形が少し変わります。
主格は「〜が(主語)」の形、目的格は「〜を/〜に(目的語)」の形です。
前置詞のすぐ後ろに置くときは、必ず目的格を使います(例:for me / with him / to them)。※ you と it は主格・目的格が同じ形です。
| 🧩 種類(意味) | 主格 | 目的格 | 例(前置詞+目的格) | メモ |
|---|---|---|---|---|
🙂 一人称単数 自分 |
I |
me |
for me、with me |
前置詞の直後は me(× for I) |
🫵 二人称単数/複数 相手 |
you |
you |
to you、about you |
you は主格=目的格 |
👨 三人称単数(男) 彼 |
he |
him |
with him、for him |
× with he → ○ with him |
👩 三人称単数(女) 彼女 |
she |
her |
to her、about her |
her は形容詞の her(彼女の)と同形だが役割が違う |
🐾 三人称単数(物・動物) それ |
it |
it |
for it、about it |
it も主格=目的格 |
👥 一人称複数 私たち |
we |
us |
to us、with us |
× to we → ○ to us |
👨👩👧👦 三人称複数 彼ら |
they |
them |
for them、about them |
× for they → ○ for them |
between you and I → ○ between you and mewith he → ○ with himShe shared the file with us.
(彼女はそのファイルを私たちと共有した。)— with の後ろは us(目的格)。
I have a question for them.
(私は彼らに質問があります。)— for の後ろは them(目的格)。
💬 例文で感覚をつかもう!(前置詞+目的語の基本)
Please speak to him politely.
(丁寧に彼に話しかけてください。)
📘 to は「方向・相手」を示す前置詞。him は he の目的格。
⚠️ × speak to he → ○ speak to him(前置詞の直後は目的格)。
They walked through the park.
(彼らは公園を通って歩いた。)
📘 through=「〜を通り抜けて」。the park は名詞句(冠詞+名詞)。
💡 経路や内部を通過するときに through、表面や上側なら over / across を使い分けます。
We met at the station.
(私たちは駅で会った。)
📘 at は「点」を表す地点の前置詞。the station は名詞句。
💡 面的・広がりは in(in Tokyo)、接触・表面は on(on the wall)。
He paid for the meal.
(彼は食事代を支払った。)
📘 for は「〜の代金・目的・受益」を表すことがある。the meal は名詞句。
💡 「誰のために払う」は pay for someone ではなく通常 pay for the meal & pay him(人直目的語)など動詞語法の違いに注意。
She is in trouble.
(彼女は困っている。)
📘 in trouble は「困った状態」。抽象名詞 trouble も名詞なので前置詞の目的語になれる。
💡 状態を表す慣用:in danger / in a hurry / in good health など。
The book on the top shelf is mine.
(その一番上の棚の上にある本は私のものだ。)
📘 名詞 book を後ろから説明する前置詞句 on the top shelf。on は接触・表面。
💡 前置詞句は「名詞を詳しくする形容詞の働き」にもなります。
He apologized for his mistake.
(彼は自分の間違いについて謝った。)
📘 apologize for ~=「〜のことで謝る」。his mistake は名詞句(所有格+名詞)。
⚠️ × apologize about(一般的ではない)→ 原因に対しては for が基本。
I can't live without you.
(君がいなければ生きていけない。)
📘 without=「〜なしで」。you は主格と同形だが、ここでは目的格の働き。
💡 動作を置くなら without + 動名詞(例:without saying)。
We talked about what he said.
(私たちは彼が言ったことについて話した。)
📘 what he said は「彼が言ったこと」という名詞節で、前置詞 about の目的語になっている。
💡 前置詞の後ろは「名詞の仲間」。節(かたまり)でも名詞の役をすればOK。
There is a café across the street.
(通りの向こう側にカフェがある。)
📘 across=「〜の向こう側/横切って」。the street が目的語。
💡 「〜の向かい」は opposite(通常は無冠詞で副詞/前置詞としても用法あり)。
Let's meet after lunch.
(昼食のあとに会いましょう。)
📘 after=「〜の後で」。lunch は不可算名詞でも目的語になれる。
💡 「前に」は before。時間の前後で after/before を使い分け。
She sat beside me during the movie.
(彼女は映画の間、私のとなりに座っていた。)
📘 beside=「〜のとなりに」。me は I の目的格。
💡 似た語 besides は「〜に加えて」。つづり・意味が違うので注意。
He left without saying goodbye.
(彼はさよならを言わずに去った。)
📘 前置詞の直後に「動作」を置くときは 動名詞(V-ing) を用いるのが原則。
⚠️ × without to say → ○ without saying。
She laughed at my joke.
(彼女は私の冗談に笑った。)
📘 laugh at ~=「〜を見て(聞いて)笑う」。my joke は名詞句(所有格+名詞)。
💡 「〜をからかう」のニュアンスになることもあるので状況に注意。
He is proud of his daughter.
(彼は自分の娘を誇りに思っている。)
📘 be proud of ~=「〜を誇りに思う」。of の後ろに名詞(名詞句)。
💡 形容詞+前置詞の固定パターンは多い(afraid of, good at など)。後ろは名詞の仲間。
🧾 ミニまとめ:前置詞の目的語のコア
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基本型
前置詞 + 名詞(名詞相当)… 名詞 / 代名詞の目的格(me, him, her, us, them)/ 名詞句 / 名詞節 / 動名詞(~ing) - よくある目的語 for me、 with him、 in the box、 about what he said、 without doing
-
注意
×
without to go○without going※ 一部の慣用(except to do/but to do/about to do)は例外として後述 - 判定のコツ 文中で前置詞を見つけたら、すぐ右が「名詞の仲間」かチェック。代名詞なら me / him / her / us / them を選ぶ。
➡ 次はどこへ?(用途別に深掘り)
-
形容詞が目的語「のように」見える慣用
例:at first / in vain / for certain
慣用的に固定された表現。文法上は名詞化した語句として機能するケースを実例で整理。
-
副詞が目的語「のように」見える慣用
例:by far / before long / from now on
比較や時表現でよく使うセット。どこまでが前置詞句のまとまりか見極める練習へ。
-
動名詞(~ing)を前置詞の後ろに置く
例:without doing / on arriving
「動作=名詞化」の代表格。to不定詞を置けない理由と置き換えのコツを確認。
-
例外的に不定詞(to do)をとる慣用
例:except to do / but to do / about to do
原則の外にある「固定フレーズ」。意味と使いどころをピンポイントで暗記。
-
句・節が目的語になる場合
例:from in front of … / upon whether …
かたまり(チャンク)で名詞の役割を果たすタイプ。読解で最頻出の狙われどころ。
-
🧾 総まとめ:前置詞の目的語の要点チェック
原則と慣用の線引きを再確認し、テスト頻出のミスを一掃。
2. 形容詞が目的語に見える慣用(なぜ?どう読む?)
英語は原則として 前置詞 + 名詞(名詞の仲間) で一つのチャンク(かたまり)を作ります。ところが、 形容詞の姿が前置詞の後ろに置かれているように見える表現がいくつもあります。 これは多くが歴史的に定着した固定表現(慣用句)で、名詞が省略されていたり、 形容詞が副詞的に使われていたりします。学習では「丸ごと1セット」として覚え、文の流れで正しく機能をつかみましょう。
in short, for certain など)が
副詞的に文全体を修飾していないかを確認。新しく自作はせず、辞書に載る既成のセットだけを使います。
形容詞が後ろに来る「ように見える」3つの理由
- 名詞の省略(歴史的):
in short (words)「手短に言えば」のように、名詞が省かれた形で定着。 - 形容詞の副詞的用法:語形は形容詞でも、文全体を修飾する働きで固まっている(
for certain=「確かに」)。 - 固定チャンク:
in general / in particular / of lateなど、丸ごと辞書にある定型。作り替え不可。
generally / particularly / certainly / briefly / shortly など)と混同しない。
例:× Shortly, we finished.(「まもなく」の意味で文頭は不自然) →
○ In short, we finished early.(要するに、早く終わった)。
In short, our plan needs more data.
(要するに、私たちの計画にはもっとデータが必要だ。)
in short は「短く言えば」。短い言葉(short words)が省略されたと考えると覚えやすい。I know it for certain.
(それは確かだと私は知っている。)
for certain=「確実さの度合い」を示す固定句。語順は know it for certain のように文末に置くのが自然。Of late, the city has become safer.
(最近、その街は安全になってきた。)
of late はやや改まった言い方。会話では lately / recently が一般的。頻出チャンク一覧(形容詞が「目的語に見える」固定表現)
ここでは、前置詞+語がひとかたまり(チャンク)として働く代表例を一覧で確認します。
見た目は形容詞でも、実際は名詞が省略されていたり、副詞的に機能していたりする
歴史的に定着した表現です。原則:辞書にあるセットのみを使い、勝手に作り替えないこと。
| 📌 チャンク | 意味 | ニュアンス / 用途 | 例 | 言い換え・注意 |
|---|---|---|---|---|
⏱️ at first |
初めは | 時間の出発点。後に変化(later, eventually)が続くことが多い。 | 例:At first, I felt shy.(最初は恥ずかしかった) |
注意 first(第一に)とは用途が違う |
🎯 at last |
ついに | 長い待ち時間の末に到達。安堵・達成感の含み。 | 例:At last, the rain stopped.(ついに雨がやんだ) |
≒ finally(文体で選択) |
🕰️ at present |
今のところ | フォーマル寄りの「現時点」。 | 例:At present, we have no plan.(今のところ計画はない) |
≒ for now / currently |
🗓️ of late |
最近 | やや改まった響き。書き言葉で見かける。 | 例:She has been busy of late.(最近ずっと忙しい) |
会話では lately / recently |
📝 in short |
要するに | 要点をまとめる合図。in short (words) の名詞省略と考えると覚えやすい。 | 例:In short, it failed.(要するに失敗した) |
≒ briefly / to sum up |
✂️ in brief |
手短に言えば | in short よりフォーマル寄り。要旨の提示。 |
例:In brief, nothing changed.(手短に言えば何も変わらない) |
副詞 briefly と使い分け |
🌐 in general |
一般に | 話の範囲を広くとる。一般論のマーカー。 | 例:In general, kids need sleep.(一般に子どもは睡眠が必要) |
副詞 generally との違いに注意 |
🎯 in particular |
特に | 話題の中で特定要素を取り立てる。 | 例:I like tea, in particular green tea.(特に緑茶が好き) |
副詞 particularly と用途で選択 |
✅ for certain / for sure |
確かに | 確信の度合いを示す。for sure は会話的。 |
例:I know it for certain.(それは確かだと知っている) |
副詞 certainly / surely と混同注意 |
🤫 in private |
内々で | 公の場ではなく、個人的に。 | 例:Let’s talk in private.(内々で話そう) |
≒ privately(文体差) |
💵 in full |
全額で | 請求・支払い文面で頻出。 | 例:Please pay in full by Friday.(金曜までに全額でお支払いください) |
対:in part(一部は) |
🤝 in common |
共通して | have A in common の形で「共通点がある」。 |
例:We have a lot in common.(共通点が多い) |
慣用固定。語順を崩さない |
In short, / In general, のようなカンマ付きの合図は、チャンクで読み取り要点をつかむサインです。
似た表現・落とし穴(意味・品詞の取り違えに注意)
-
混同1
in short(要するに) vs
shortly(まもなく)
NG
Shortly, we finished.(意味・位置が不自然)
OKIn short, we finished early.(要するに、早く終えた) -
混同2
in general(一般に) vs
generally(一般的に)
どちらも「一般に」だが、
in generalは句(チャンク)で合図的、generallyは副詞で文体がなめらか。
例:In general, adults need 7 hours./Adults generally need 7 hours. -
混同3
for certain / for sure(確かに) vs
certainly / surely(確かに)
for sureは会話的、for certainはやや中立。副詞は語順自由度が高いが語気が強すぎることも。
例:I know it for sure./Surely, he will come.(文頭のsurelyは推量で皮肉に聞こえる場合あり) -
混同4
at first(初めは) vs
first(第一に/まず)
NG
First, I was shy.(列挙の「まず」になってしまう)
OKAt first, I was shy.(最初は恥ずかしかった) -
混同5
of late(最近〈書き言葉〉) vs
lately / recently(最近〈一般〉)
of lateはやや改まった響き。会話ではlately / recentlyが自然。
例:He has been busy lately.(最近忙しい) -
混同6
in private(内々で) vs
privately(個人的に)
in privateは状況(場)に焦点、privatelyは行為の仕方に焦点。
例:Let’s discuss it in private./He spoke privately with her. -
混同7
in particular(特に) vs
particularly(特に)
in particularは取り立て・挿入向き、particularlyは副詞で形容詞や動詞を修飾。
例:I like tea, in particular green tea./I particularly like green tea.
💬 例文で感覚をつかもう!(形容詞が「目的語に見える」固定チャンク)
At first, I couldn’t follow the instructions.
(最初は、その説明についていけなかった。)
📘 at first=「初めは」。あとで状況が変わる流れと相性が良い(later, eventually 等)。
⚠️ first(第一に/まず)は列挙の合図。意味が違うので混同しない。
At last, the door opened.
(ついに、そのドアが開いた。)
📘 「長い待ち時間の末に」感。近い意味の finally との使い分けは文体で。
At present, no tickets are available.
(今のところ、チケットは入手できない。)
📘 事務連絡・お知らせ文でよく見る表現。会話では for now / currently も自然。
In brief, nothing crucial changed.
(手短に言えば、重要な点は何も変わっていない。)
📘 in brief は in short より改まった響き。副詞 briefly と用途で使い分け。
In general, smartphones help us save time.
(一般に、スマートフォンは時間の節約に役立つ。)
📘 文全体の「枠」を示すチャンク。副詞 generally は語順自由で、文の流れになじませやすい。
I enjoy classical music, in particular piano pieces.
(クラシック音楽が好きで、特にピアノ曲が好きだ。)
📘 「中でも〜」を取り立てる。副詞 particularly は like など動詞を修飾できる。
She tried many times, but in vain.
(彼女は何度も挑戦したが、むだに終わった。)
📘 in vain=「結果が出ない」。努力≠成功をはっきり示すときに便利。
Let’s discuss the issue in private after the meeting.
(会議のあと、その件は内々で話そう。)
📘 in private は「場所・状況」を示すチャンク。副詞 privately は「やり方」に焦点。
Please pay the invoice in full by Friday.
(金曜までに請求書を全額でお支払いください。)
📘 対になる表現は in part(一部は)。会計・通知で定型。
We have a lot in common.
(私たちは共通点がたくさんある。)
📘 定型は have A in common。common は「共通の」という形容詞だが、句全体で副詞的に機能。
I knew for sure I loved her.
(彼女を愛していると、確かにわかっていた。)
📘 for sure は会話的。「確かに/間違いなく」。導入で出した for certain と意味は近いが語感がカジュアル。
Of late, prices have risen in many cities.
(最近、多くの都市で物価が上がっている。)
📘 やや改まった響き。会話では lately / recently が一般的。
He never complains in public.
(彼は人前では決して不満を言わない。)
📘 in public ↔ in private。public は「公の」の形容詞だが、句全体で副詞的に働く。
2 FAQ:形容詞が目的語に見える慣用(使い方の疑問をまとめて解決)
原則
前置詞 + 名詞(名詞相当) を固定チャンクとして覚える(in short / for certain / in general など)
注意
自作は不可。辞書に載るセットのみ使用。
位置
文頭に置くときはカンマで区切るのが基本。
基本的にダメです。これらは歴史的に定着した固定表現なので、辞書に載るセットだけを使いましょう。
In simple, ...(不可) → ○ In simple terms, ... / Simply, ...In simple terms, this is a summary.
(簡単に言えば、これは要約です。)
推奨はカンマあり。文頭で全体を修飾するチャンクは、「合図」としてカンマで区切るのが読みやすいです。
In general, cats are independent.
(一般に、猫は自立心が強い。)
Cats are, in general, independent.for sure / for certain は文末が最も自然。文頭は強調的で場面を選びます。
I know it for sure.
(それは確かだと分かっている。)
I know for certain that ...in public は「人前で・公の場で」。一方 the public は「一般大衆」という名詞。
He spoke in public without fear.
(彼は人前で臆せず話した。)
trust of the public(国民の信頼)— 用法が別物。of late はやや改まった表現で、現在完了と相性がよいです。会話では lately / recently が一般的。
Job openings have increased of late.
(最近、求人が増えている。)
At first は文頭に置くのが自然。文末は不自然になりがちです(文の流れ上どうしても強調したい場合のみ)。
At first, I doubted the plan.
(初めは、その計画を疑っていた。)
in particular は挿入・取り立てに向くチャンク、especially は副詞で形容詞や動詞も修飾できます。
I like movies, in particular science fiction.
(映画が好きで、特にSFが好きだ。)
I especially like science fiction.(副詞で動詞 like を修飾)in brief は要旨提示のチャンク、briefly は「手短に」という副詞。文体と位置で選びます。
In brief, the project will continue.
(手短に言えば、その計画は継続される。)
Briefly, the project will continue.(やや硬い・報告調)for certain は「確実さの度合い」を示す句、certainly は副詞で、語気が強く丁寧/皮肉の両面があり得ます。
We don’t know for certain yet.
(まだ確実には分からない。)
Certainly, ... は同意・皮肉どちらにも解釈され得るので文脈に注意。一般論は複数形が基本(Dogs are ...)。学術文体では無冠詞単数(The dog is ... ではない)を使う流儀もあります。
In general, dogs are friendly.
(一般に、犬は人なつこい。)
Humankind is ... のような集合名詞・不可算名詞も使われます。3. 副詞が目的語に見える慣用(時間・程度・場所)
英語は原則として 前置詞 + 名詞(名詞の仲間) でチャンク(ひとかたまり)を作ります。ところが 副詞(adverb)が後ろに来るように見える固定表現があり、読解で頻出です。 これは歴史的に定着した慣用チャンクなので、丸ごと覚えるのが安全です。
soon)、場所(here)、程度(far / much)などを説明する語。
見た目は副詞でも、before long・by far・from now on のように
前置詞と固く結びついたセットとして使われます。
Before long, the fog will lift.
(まもなく、霧が晴れるだろう。)
We’ll keep this rule from now on.
(この規則を今からずっと守ります。)
before / until / by / from の直後がキー語
by far は比較級・最上級とセット
from now on は「今を起点に継続」
ひと目でわかる「基本型」
下の4パターンを押さえれば、本文の大半をスラスラ読めます。チャンク=前置詞+(副詞など)を丸ごと認識しましょう。
before + long / until + recently / from + now/then + on
We didn’t hire new staff until recently.
(最近まで、新しいスタッフを雇っていませんでした。)
by + far + (比較級/最上級)
better / more ... や the best / the most ... といった
比較表現と一緒に使います(× very by far)。
She is by far the most creative member.
(彼女は群を抜いて最も創造的なメンバーだ。)
from + here/there/home/abroad
here / there / home / abroad は見た目は副詞でも、
慣用チャンクとして前置詞と結びつきます。
We’ll start from here and head north.
(ここから出発して北へ向かいます。)
from + behind / within / above
A soft voice came from behind.
(小さな声が背後から聞こえた。)
頻出チャンク一覧(副詞が「目的語」に見える固定表現)
下の表は、前置詞+(副詞など)でひとかたまりになっている代表例です。 見た目は副詞でも、歴史的に定着した慣用チャンクとして機能します。 コツ 前置詞の直後を見て、セット丸ごとで意味を取ろう。
| 📌 チャンク | 意味 | 使い方 / 相性 | 例(英日+TTS) | NG/OKメモ |
|---|---|---|---|---|
⏳ before long |
まもなく | フォーマルでも会話でも。丁寧で落ち着いた言い方。 |
Before long, the lights will turn on. (まもなく、照明が点きます。) |
≒ soon/shortly(文体差) |
🗓️ until recently |
最近まで | 「継続→変化」を描く時制と相性◎(現在完了・過去進行など)。 |
The shop was open until recently. (その店は最近まで営業していた。) |
× by recently / since recently |
📈 by far |
ずば抜けて | 必ず比較表現と併用(比較級 / 最上級)。 |
This solution is by far the most practical. (この解決策が群を抜いて最も実用的だ。) |
× very by far / by far very best |
🕒 from now on |
今からずっと | 「今」を起点に継続。指示・方針表明で頻出。 |
We’ll recycle paper from now on. (今から紙をリサイクルします。) |
× since now(誤り) |
🕰️ from then on |
その時以後ずっと | 過去のある時点を起点に「以後」を表す。 |
They worked together from then on. (彼らはその時からずっと一緒に働いた。) |
物語文でよく使う「転機」の合図 |
📍 from here |
ここから | 出発点・起点を明確にするとき。 |
Go straight from here to the museum. (ここから博物館までまっすぐ行ってください。) |
単独の here では「起点」のニュアンスが弱い |
🧭 from there |
そこから | 手順説明・道案内で次のステップへ繋ぐ。 |
Take a bus from there to the airport. (そこから空港行きのバスに乗ってください。) |
「次の起点」を明示できる |
🏠 from home |
家から/在宅で | 在宅勤務(work from home)で超頻出。 |
She works from home three days a week. (彼女は週3日在宅で働いている。) |
home は副詞扱いでも、このチャンクは定着。 |
✈️ from abroad |
海外から | abroad は副詞。名詞ではないが慣用的に用いる。 |
We receive many orders from abroad. (海外からの注文が多い。) |
abroad 単独は「海外で/へ」 |
⬆️ from above |
上から | 視点・音・光の「出所」を示す。 |
Warm light fell from above. (あたたかな光が上から差し込んだ。) |
対:from below(下から) |
📦 from within |
内部から | 箱・建物・組織の「内部発」。 |
A faint sound came from within the cave. (かすかな音が洞窟の内部から聞こえた。) |
文学・記事でよく使う |
🔉 from behind |
後ろから | 「出所+位置」の二段構え(from+behind)。 |
A voice called from behind. (声が後ろからかかった。) |
behind 単独は位置(〜の後ろに) |
似た表現・落とし穴(意味・文体・語法の取り違えを防ぐ)
-
混同1
before long(まもなく) vs
soon / shortly(すぐに)
意味は近いが、
before longはやや丁寧・書き言葉寄り。Before long, you will see the results.
(まもなく、結果が見えてくるでしょう。)
-
混同2
by far は比較表現とセット
NG
by far very best/very by farOKby far the best/by far betterOur team is by far the best this season.
(今季、私たちのチームが群を抜いて最高だ。)
-
混同3
until recently(最近まで) ≠
by recently / since recently(不自然・誤り)「最近からずっと」はsince + 過去の時点を使う(例:since last month)。The service was free until recently.
(そのサービスは最近まで無料だった。)
-
混同4
from now on(今からずっと) ≠
since now(誤り)方針・ルールの宣言でよく使う定型句。From now on, we will back up data daily.
(今から毎日データをバックアップします。)
-
混同5
from here(ここから:起点を強調) vs
here(ここ:場所)
道案内・作業手順で「出発点」を明示したいときは
from here。Start from here and follow the arrows.
(ここから始めて、矢印に従ってください。)
-
混同6
from behind(後ろから:出所) vs
behind(後ろに:位置)
from behindは「どこから来たか」、behindは「どこにあるか」を示す違い。A whisper came from behind.
(ささやき声が背後から聞こえた。)
-
混同7
from abroad(海外から) vs
abroad(海外で/へ)
abroadは副詞。名詞ではないが、from abroadというチャンクは慣用的に定着。Many students come from abroad.
(多くの学生が海外から来る。)
by far+最上級、until recently+継続の文脈)も同時にチェックしよう。
💬 例文で感覚をつかもう!(副詞が「目的語」に見える固定チャンク)
Before long, our seedlings will sprout.
(まもなく、うちの苗が発芽します。)
📘 before long=soon/shortly に近いが、やや落ち着いた響き。フォーマル寄りの文でも使いやすい。
🔎 構造:before(前に) + long(長く) → 「長くないうちに」。
I lived with my parents until recently.
(最近まで、両親と一緒に住んでいました。)
📘 「~までずっと」を表し、直後に変化(今は別の状態)を含むことが多い。
⚠️ × by recently / since recently(不自然)。
This route is by far the quickest.
(このルートが群を抜いていちばん速い。)
📘 by far + the 最上級:「ずば抜けて」。
⚠️ × by far very best / very by far。
Her explanation is by far clearer than mine.
(彼女の説明のほうが、私のよりはるかに分かりやすい。)
📘 by far + 比較級でもOK(clearer, better, more efficient など)。
From now on, please submit reports by noon.
(今から、レポートは正午までに提出してください。)
📘 「今を境にずっと」。× since now。
From then on, he wore a helmet every time.
(その時以来ずっと、彼は毎回ヘルメットを着用した。)
📘 「then=その時」を起点として「以後ずっと」。物語文でよく使う。
The trail climbs steeply from here.
(登山道はここから急に登りになります。)
📘 from here は「出発点」を強調。単独の here では起点がぼやける。
From there, turn left at the second light.
(そこから二つ目の信号で左に曲がってください。)
📘 行程説明のつなぎ言葉。「次の起点」を明確にする。
He teaches math from home using video calls.
(彼はビデオ通話を使って在宅で数学を教えている。)
📘 work/teach from home は定着した言い方。home は副詞扱いでもこのチャンクは自然。
Tourists from abroad filled the park.
(海外からの観光客が公園にあふれた。)
📘 abroad は副詞だが、from abroad という固定チャンクで「海外から」。
A drone filmed the city from above.
(ドローンが街を上から撮影した。)
📘 光・音・視点の「出所」を描くときに便利。対義:from below(下から)。
Real change must come from within the team.
(本当の変化は、チームの内部から起きなければならない。)
📘 物理的な「内部」だけでなく、組織・心の内面など比喩にもよく使う。
Someone tapped me from behind.
(誰かが背後から私の肩をたたいた。)
📘 from(~から)+ behind(後ろ)で「どこから来たか」を明確にする。
Warm air rose from below.
(あたたかい空気が下から立ちのぼった。)
📘 from above と対で覚えると、視点・方向の表現力が広がる。
3 FAQ:副詞が目的語に見えるチャンク(before long / by far / from now on など)
原則
前置詞 + (副詞など)がひとかたまり=チャンクとして歴史的に定着。
ねらい
位置・時制・比較との相性を押さえ、誤用を回避。
対象
before long / until recently / by far / from now on / from here / from within / from above ほか
before long は文頭・文中・文末いずれも可。文中に入れるときはカンマで読みやすくします。
It will, before long, become clearer.
(まもなく、もっとはっきりしてくるだろう。)
It will become clearer before long. も自然。「最近まで継続→今は変化」という流れなので、過去形や現在完了と相性が良いです。
He lived here until recently.
(彼は最近までここに住んでいた。)
since recently(不自然)。「最近からずっと」は since + 過去の時点 を使う。by farは優れている/差が大きいことを強調するのに使います。否定で「全然〜ではない」を言うなら、by no means や far from が自然。
This result is far from perfect.
(この結果は決して完璧とは言えない。)
not by far the best(非推奨) → ○ by far the best / far from the best一番自然なのは比較表現の直前(by far the best)。文末に置いて強調することもできます。
She is the most reliable member, by far.
(彼女は群を抜いて最も頼れるメンバーだ。)
She is by far the most reliable member.(標準)from now on=「今を起点にこれからずっと」。starting today は開始点の宣言、from today はやや直訳感。
From now on, we’ll use a shared calendar.
(今から、共有カレンダーを使います。)
since now(誤り)。from here on は一般的、from here on out は主に米語で「この先ずっと」という意味を強調します。
From here on, follow the safety rules.
(ここから先は、安全ルールに従ってください。)
from abroad は人・物・情報いずれにも使えます。人については He is from abroad. も可能ですが、より具体的に He is from Canada. のように国名で言うのが普通。
We get many inquiries from abroad.
(海外から多くの問い合わせがあります。)
from within は「内部から」。箱・洞窟など物理的な内側にも、組織・社会・心の内にも使えます。
Real reform must grow from within the community.
(本当の改革は、地域の内側から育たなければならない。)
光・音・視点の出所を描くのに最適。受動文でも自然です。
The valley was lit from above by the moon.
(谷は月に上から照らされていた。)
from below(下から)。雰囲気ががらりと変わるので描写力が上がる。before long=「まもなく(これから短時間で)」。long before=「ずっと前に」。向きが逆です。
Before long, the results will appear.
(まもなく、結果が現れる。)
We met long before the project started.(そのプロジェクトが始まるずっと前に私たちは会っていた)4. 動名詞が“目的語”になる前置詞(前置詞の直後は -ing!)
英語は原則として 前置詞 + 名詞(名詞の仲間) で意味のかたまり(チャンク)を作ります。
動詞を名詞の働きに変える便利な形が 動名詞(-ing 形) です。
つまり、前置詞の直後に来るのは「名詞」なので、動詞を使いたいときは doing の形にします。
in, on, at, of, for, with, without, before, after, by, from, to, in spite of …)。動名詞:
動詞 + -ing で「…すること」(名詞の働き)。例:read → reading、meet → meeting。
to には2種類があります。① 前置詞の to(後ろは
名詞)→ 動詞なら to + doing:
look forward to meeting
② 不定詞の to(後ろは
動詞の原形):
want to meet
I’m looking forward to meeting you.
(あなたにお会いすることを楽しみにしています。)
We succeeded in solving the issue.
(私たちはその問題を解決することに成功しました。)
-ing を探す」— このワンアクションを習慣化すると、読解も英作も一気に安定します。
ひと目でわかる「基本型」— 前置詞+-ing の地図
前置詞の後ろは名詞が来ます。動詞を続けたいときは「動詞 + -ing」で名詞化(=動名詞)。下の型を覚えるだけで実戦の9割をカバーできます。
before/after + doing / on(upon) + doing(〜するとすぐに) / without + doing(〜しないで)
on doing は「〜すると すぐ」の合図。
After finishing my homework, I watched a show.
(宿題を終えてから、番組を見た。)
by + doing(〜することで)
by は「手段・やり方」を示します。
We saved time by using templates.
(テンプレートを使うことで、時間を節約した。)
in + doing(〜することにおいて)
succeed in doing / have difficulty in doing / interest in doing。
They succeeded in reducing costs.
(彼らはコストの削減に成功した。)
be good at + doing / be capable of + doing / be tired of + doing / be interested in + doing
good at / capable of / afraid of / interested in …)。
She is good at solving puzzles.
(彼女はパズルを解くのが得意だ。)
look forward to + doing / be used to + doing / object to + doing / be opposed to + doing / commit/contribute to + doing
to は 前置詞。後ろは「名詞」なので -ing。× look forward to meet(誤)→ ○ look forward to meeting
He is used to getting up early.
(彼は早起きに慣れている。)
prevent/stop/keep + A + from + doing(A が〜するのを防ぐ)
A is prevented from doing(A は〜するのを妨げられている)。
The fence keeps kids from entering the site.
(その柵は子どもたちが敷地に入るのを防いでいる。)
前置詞 → 右を見る → -ing を確認。このチェックを3秒で回す訓練をすると、読解速度と正確さが一緒に伸びます。
頻出チャンク一覧(前置詞+-ing の固定表現)
前置詞の直後は名詞。動詞を置きたいなら 動詞 + -ing(動名詞)で「名詞化」します。下の表は実務・試験でよく出る安全パターンです。
| 📌 チャンク | 意味 | 使い方 / 相性 | 例(英日+TTS) | NG / OK メモ |
|---|---|---|---|---|
⏰ before + doing |
〜する前に | 行動の順番。手順書・注意書きで頻出。 |
Before leaving, check the windows. (出発する前に、窓を確認してください。) |
× before leave → ○ before leaving |
🕒 after + doing |
〜した後で | 過去・未来どちらも可。時制は主文に合わせる。 |
After checking the data, we sent the report. (データを確認した後で、報告書を送った。) |
× after check → ○ after checking |
⚡ on(upon) + doing |
〜するとすぐに | 「直後」を表す書き言葉寄りの合図。 |
On hearing the news, he called me. (その知らせを聞くやいなや、彼は私に電話した。) |
× on hear → ○ on hearing |
🚫 without + doing |
〜しないで | 否定の手段・条件。「〜せずに」 |
You can’t pass without studying. (勉強せずには合格できない。) |
口語の強調:not ... without ... |
🛠️ by + doing |
〜することで | 手段・方法を説明する万能表現。 |
You learn faster by asking questions. (質問することで、上達が早くなる。) |
× by to ask → ○ by asking |
🏁 in + doing |
〜することにおいて | 領域・進行中・結果句(in doing so)と相性◎。 |
We reduced waste in doing so. (そのようにすることで、無駄を減らした。) |
succeed/have difficulty/interest in doing |
🏆 succeed in + doing |
〜することに成功する | ビジネス・受験で頻出の成果表現。 |
They succeeded in restoring service quickly. (彼らはサービスの早期復旧に成功した。) |
名詞形:success in doing |
🧭 have difficulty (in) + doing |
〜するのが難しい | in は省略可。名詞:difficulty |
He had difficulty finding the place. (彼はその場所を見つけるのに苦労した。) |
類:trouble, a hard time |
🎯 be good at + doing |
〜が得意 | 技能・勉強・スポーツに広く。 |
She is good at presenting complex ideas. (彼女は複雑な考えを発表するのが得意だ。) |
対:bad/poor at doing |
🧩 be capable of + doing |
〜する能力がある | 主語は人・物・システムいずれも可。 |
The system is capable of handling thousands of users. (そのシステムは数千ユーザーを処理できる能力がある。) |
× capable to do → ○ capable of doing |
💡 be interested in + doing |
〜することに興味がある | 趣味・学習・研究テーマなどで。 |
I’m interested in learning AI. (私はAIを学ぶことに興味がある。) |
名詞と並列可:in learning AI and data science |
😮💨 be tired of + doing |
〜にうんざりしている | 感情の原因を of + -ing で。 |
People are tired of waiting in long lines. (人々は長い列で待つのにうんざりしている。) |
類:be fed up with doing |
🙏 for + doing |
〜してくれて(ありがとう) | 理由・評価・用途。感謝表現で超頻出。 |
Thank you for waiting. (お待ちいただきありがとうございます。) |
用途:a tool for cutting paper |
🔁 instead of + doing |
〜の代わりに | 代替策の提示。提案メールで便利。 |
Instead of buying new, try repairing. (新品を買う代わりに、修理してみて。) |
× instead to buy → ○ instead of buying |
🌧️ in spite of / despite + doing |
〜にもかかわらず | despite は後ろが名詞句(-ingでOK)。 |
In spite of being busy, she helped us. (忙しいのに、彼女は手伝ってくれた。) |
文頭可。カンマで主文へ。 |
🎉 look forward to + doing |
〜するのを楽しみにする | to は前置詞。後ろは名詞(= -ing)。 |
We look forward to seeing you at the event. (イベントでお会いできることを楽しみにしています。) |
× to see(誤) |
🕰️ be used to + doing |
〜に慣れている | used to do(かつて〜した)とは別物。 |
She is used to working night shifts. (彼女は夜勤で働くことに慣れている。) |
対比:used to work(以前は働いていた) |
🙅 object to / be opposed to + doing |
〜に反対する | フォーマルな反対表明。 |
Some residents object to building a new mall. (一部の住民は新しいモールの建設に反対している。) |
× object to build → ○ object to building |
🤝 commit / contribute to + doing |
〜に尽力する/〜に寄与する | 目標・改善・削減などと相性◎。 |
This update contributes to reducing bugs. (このアップデートはバグの削減に寄与する。) |
名詞並列可:to reducing bugs and costs |
🛡️ prevent/stop/keep A from + doing |
Aが〜するのを防ぐ | 受動態でも頻出(A is prevented from ...)。 |
The firewall prevents devices from connecting to unsafe sites. (ファイアウォールは端末が危険なサイトへ接続するのを防ぐ。) |
× prevent to connect → ○ prevent ... from connecting |
似た表現・落とし穴(to と -ing の境目をクリアに)
-
落とし穴 1
toは2種類:前置詞のto(名詞=-ing)/不定詞のto(動詞原形)×look forward to meet→ ○look forward to meetingWe look forward to seeing you soon.
(近いうちにお会いできることを楽しみにしています。)
-
落とし穴 2
for + -ingは用途・理由、to + 動詞原形は意図・目的例:a tool for cutting paper(紙を切るための道具=用途)/a tool to cut paper(紙を切るために使う=目的)Thank you for helping me today.
(今日は手伝ってくれてありがとう。)
-
落とし穴 3
on(upon) + -ingは「〜するとすぐに」。whenより即時性が強いUpon opening the app, you’ll see the dashboard.
(アプリを開くとすぐ、ダッシュボードが表示される。)
-
落とし穴 4
原因理由は
because + 節が自然。because ofは後ろが名詞句(-ing なら名詞化を意識)×because of being late, ...(不自然) → ○because he was late, .../ ○due to a delayWe stayed home because it was raining.
(雨が降っていたので、家にいた。)
-
落とし穴 5
at + -ingは時の起点に使えない →on/upon + -ingを使う×at arriving→ ○on arrivingOn arriving at the venue, please register.
(会場に到着したらすぐに、受付をしてください。)
-
落とし穴 6
worthは前置詞相当 →worth + -ing/ ×worth to doThis book is worth reading.
(この本は読む価値がある。)
-
落とし穴 7
with + 名詞 + -ingは可能(状況説明)。with + -ing(名詞なし)は不可例:With the windows being open, it was cold.With the lights being off, the room felt quiet.
(電気が消えていて、部屋は静かに感じられた。)
-
落とし穴 8
stop/keep/prevent + A from + -ing(Aが〜するのを防ぐ)と、stop to do(〜するために止まる)は別物Noise-cancelling keeps us from hearing the engine.
(ノイズキャンセリングはエンジン音を聞こえにくくする=聞くのを妨げる。)
💬 例文で感覚をつかもう!(前置詞+-ing)
Before going to bed, set an alarm.
(寝る前に、目覚ましをセットしよう。)
語注:set an alarm(目覚ましをセットする)。
構造:before + doing(〜する前に)。× before go。
After logging in, update your profile.
(ログインした後で、プロフィールを更新しましょう。)
語注:log in(ログインする)/profile(プロフィール)。
構造:after + doing(〜した後で)。
On finishing the test, hand it in.
(テストを終えたらすぐ、提出しなさい。)
語注:hand ... in(提出する)。
構造:on(upon) + doing=「〜するとすぐに」。× at finishing。
You must not ride without wearing a helmet.
(ヘルメットをかぶらずに乗ってはならない。)
語注:helmet(ヘルメット)。
構造:without + doing(〜しないで)。禁止文と相性◎。
You’ll improve by practicing every day.
(毎日練習することで、上達します。)
語注:improve(上達する/改善する)/practice(練習する)。
構造:by + doing=「〜することによって」。
He had trouble falling asleep.
(彼は寝つくのに苦労した。)
have trouble / difficulty + doing=「〜するのが難しい」。
語注:fall asleep(眠りに落ちる)。
She is capable of leading the project.
(彼女にはそのプロジェクトを率いる能力がある。)
capable of + doing(〜できる)。× capable to do。
語注:lead(率いる)。
He is afraid of flying.
(彼は飛行機に乗るのが怖い。)
be afraid of + doing(〜するのが怖い)。
語注:flying は「飛ぶこと/飛行機に乗ること」。文脈で決まる。
I’m interested in getting to know you better.
(あなたのことをもっと知っていくことに興味があります。)
語注:get to know(知り合っていく/だんだん理解する)。
構造:be interested in + doing(〜することに興味がある)。
The new rules prevent students from cheating.
(新しい規則は生徒が不正行為をするのを防ぐ。)
prevent/stop/keep + A + from + doing(Aが〜するのを防ぐ)。
受動:Students are prevented from cheating.
Instead of taking the elevator, let’s use the stairs.
(エレベーターに乗る代わりに、階段を使おう。)
instead of + doing=「〜の代わりに」。
語注:stairs(階段)。
In spite of feeling tired, she kept studying.
(疲れていたのに、彼女は勉強を続けた。)
in spite of / despite + doing(〜にもかかわらず)。
名詞句扱いなので -ing OK。
Thank you for coming today.
(今日は来てくださりありがとうございます。)
Thank you for + doing(〜してくれてありがとう)。
用途:a tool for cutting なども同じ for + -ing。
This movie is worth watching again.
(この映画はもう一度見る価値がある。)
worth は前置詞相当:worth + doing。× worth to do。
We are committed to reducing waste.
(私たちは廃棄物の削減に尽力しています。)
to はここでは前置詞→後ろは名詞相当(= -ing)。× committed to reduce。
I’m used to commuting by bike.
(私は自転車で通勤することに慣れている。)
be used to + doing(〜に慣れている)。
対比:used to do(かつては〜した)。意味も形も別。
4 FAQ:前置詞の直後は -ing(動名詞)— 実務で迷うポイントを解決!
原則
前置詞 + 名詞(=動詞なら -ing)
代表パターン
before/after/on/without + -ing/by + -ing/in + -ing/for + -ing/to(前置詞) + -ing/from + -ing
対象ビジネス文書・試験・メール運用の疑問
一般に 所有格+動名詞(your coming)は文法的に正しいものの、自然な英語では省くことが多く、Thanks for coming. が最も普通です。Thanks for you coming は非標準。
I appreciate your taking the time.
(お時間を割いてくださったことに感謝します。)
your doing を見ることもありますが、日常では Thanks for coming. が安全です。before/after + -ing は主語が主文と同じ時に自然。主語が違うなら文(節)で書きます。
After finishing my report, I called Ken.
(報告書を終えてから、私はケンに電話した。)
After he finished his report, I called him.
(彼が報告書を終えた後で、私は彼に電話した。)
in doing so は「その過程で/そうする中で」、by doing so は「そうすることで(手段)」。
We avoided errors by doing so.
(そうすることで、ミスを避けられた。)
In doing so, we learned the pitfalls.
(そうする中で、落とし穴が分かった。)
文頭の副詞句は、原則カンマで区切ると読みやすくなります(必須ではないが推奨)。
On receiving your message, we will reply.
(メッセージを受け取り次第、返信いたします。)
これは状況を付け足す言い方(絶対構文)。主文の動作と並行する状態を描きます。
With the door being locked, we waited outside.
(ドアが施錠されていたので、私たちは外で待った。)
with + -ing(名詞なし)は不可。必ず with + 名詞 + -ing。よく使います。原因側よりも影響を受ける側(A)を主語にしたいときに便利。
Notifications are kept from disturbing users at night.
(通知は夜間にユーザーを邪魔しないように制御されている。)
We keep notifications from disturbing users at night.直後が名詞相当なら前置詞の to、動詞の原形なら不定詞の to。
I’m ready to start.
(私は始める準備ができている。)
I’m used to working late.
(私は遅くまで働くことに慣れている。)
for + -ing は用途・役割、to + 動詞 は目的・意図。同じ名詞でも焦点が違います。
This brush is for cleaning keyboards.
(このブラシはキーボードを掃除するためのものだ。)
I bought a brush to clean my keyboard.
(私はキーボードを掃除するためにブラシを買った。)
despite / in spite of は前置詞(後ろは名詞句=-ing可)。although は接続詞(後ろは文)。
Despite being new, the app is stable.
(新しいのに、そのアプリは安定している。)
Although it is new, the app is stable.
(それが新しいけれど、そのアプリは安定している。)
worth は前置詞相当なので worth + -ing。worthwhile は形容詞で It is worthwhile to do. の形が自然。
The museum is worth visiting.
(その博物館は訪れる価値がある。)
It is worthwhile to visit the museum.
(その博物館を訪れることは価値がある。)
5. 例外に見える to 不定詞――前置詞の目的語じゃない「to」の正体
大原則は 前置詞 + 名詞(名詞の仲間)。動詞なら 動詞 + -ing(動名詞)で名詞化します。
ところが英文では、to + 動詞の原形(= 不定詞)が
前置詞の直後に来たように見える型がいくつかあります。これらは「例外」というより
決まったチャンク(ひとかたまり)として覚えるのが安全です。
to + 動詞の原形。「〜すること/〜するために」などの意味。チャンク:意味のひとかたまり。丸ごと覚えると運用が速くなります。
to confirm)/
名詞・代名詞 → 前置詞(例:talk to me)
We had no choice but to cancel.
(私たちは取りやめるしかなかった。)
She is about to leave.
(彼女は今まさに出発するところだ。)
I called to confirm the schedule.
(予定を確認するために電話しました。)
to を見たら直後を確認」。これだけで
前置詞か
不定詞かを瞬時に見分けられます。
ひと目でわかる「基本型」— to 不定詞が関わる代表チャンク
大原則(前置詞の直後は名詞=-ing)を保ちながら、例外的に to 不定詞が来る/来るように見える安全パターンを
まとめて把握しましょう。丸ごと暗記が近道です。
no choice but to do / except to do / save to do
but/except/save のあとに to 不定詞が来るタイプです。
なお do nothing but + 原形 という揺れパターンも試験で出ます(to を省く原形)。
We had no choice but to apologize.
(私たちは謝るしかなかった。)
He did nothing but complain.
(彼は文句を言ってばかりいた。)
be about to do
be on the point of doing(-ing 型)もあります。
about は“もうすぐ”の雰囲気を作り、to は不定詞です。
The show is about to start.
(ショーはまもなく始まるところだ。)
in order to do / so as to do / … to do
for + -ing(用途・道具)と区別しましょう。
フォーマル度は in order to > to(単独)。
Please sign here to complete your order.
(ご注文を完了するために、ここに署名してください。)
形容詞 + to do(ready/likely/able/important など)/
名詞 + to do(a plan/way/time to do)/
for + 人 + to do
to 不定詞。for + 人 + to では
その人が行為者になります。
It is important for students to ask questions.
(生徒が質問することは大切だ。)
This is a great way to learn vocabulary.
(これは語彙を学ぶための素晴らしい方法だ。)
to の直後が 動詞原形なら不定詞。
名詞・代名詞なら前置詞。迷ったらまず直後を見ましょう。
頻出チャンク一覧(to 不定詞が関わる安全パターン)
原則は「前置詞+名詞(=動詞なら -ing)」ですが、ここに並ぶ表現は
不定詞(to + 動詞原形)を使う決まった型です。丸ごと暗記が近道です。
| 📌 チャンク | 意味 | 使いどころ | 例(英日+TTS) | 注意メモ |
|---|---|---|---|---|
🚫 no choice but to do |
〜するしかない | 不可避の判断・謝罪・延期など。 |
I had no choice but to postpone the event. (私はそのイベントを延期するしかなかった。) |
× but postponing / but postpone(誤) |
🧩 except to do |
〜することを除いて | 例外の一点を添えるとき。 |
He did everything except to sign the contract. (彼は契約書に署名すること以外はすべてやった。) |
except to do はややフォーマル。口語では except signing も。 |
📜 save to do |
〜するのを除いて(文語) | 書き言葉・報告書で。 |
She made no remark save to thank the audience. (彼女は聴衆に感謝するほか、何も言わなかった。) |
やや硬い表現。save for との混同注意。 |
🌀 do nothing but + 原形 |
〜してばかりだ | 非難・不満・習慣の強調。 |
They did nothing but argue all night. (彼らは一晩中口論してばかりだった。) |
揺れ:do nothing but to do も可だが原形が標準的。 |
⏱️ be about to do |
今まさに〜するところ | 直前の未来。アナウンスで頻出。 |
The bus is about to depart. (バスはまさに出発するところです。) |
同義:be on the point of doing |
🎯 be on the point of doing |
今にも〜するところ | 感情・行動の直前を描写。 |
She was on the point of crying. (彼女は今にも泣き出しそうだった。) |
about to の -ing 版。前置詞 of → 後ろは名詞相当。 |
🎛️ in order to do |
〜するために(目的) | フォーマルな目的表現。 |
We updated the app in order to improve security. (セキュリティを向上させるためにアプリを更新した。) |
口語は to + 動詞 だけでもOK。 |
🗣️ so as to do |
〜するために(配慮) | 丁寧・配慮のニュアンス。 |
Speak clearly so as to be understood. (理解されるように、はっきり話しなさい。) |
否定:so as not to do |
👤 for + 人 + to do |
(人)が〜すること | 行為者(主語)を指定。 |
It’s unusual for children to stay up this late. (子どもがこんなに遅くまで起きているのは普通ではない。) |
for の目的語は「人」。行為は to do。 |
🔥 too 形/副 to do |
〜すぎて…できない | 程度→結果の定番。 |
The coffee is too hot to drink. (このコーヒーは熱すぎて飲めない。) |
反対:〜 enough to do(十分〜なので…できる) |
✅ 形/副 enough to do |
十分〜なので…できる | 能力・条件が満たされる。 |
She is experienced enough to lead the team. (彼女はチームを率いるのに十分な経験がある。) |
enough の位置に注意(形容詞の後)。 |
🧱 形容詞/名詞 + to do |
〜するための/〜する用の | 性質・目的・内容の説明。 |
The team is ready to launch. (チームは開始する準備ができている。) We need a plan to reduce costs. (私たちはコストを削減するための計画が必要だ。) |
評価用法:It is kind of you to ... などもあり。 |
🧭 疑問詞 + to do(how/what/where...) |
〜の仕方/何を…すべきか | 手順・方策の提示。 |
Tell me how to proceed. (どう進めるか教えてください。) |
前置詞ではなく「不定詞句」。 |
似た表現・落とし穴(to と -ing/目的と用途/例外チャンクの揺れ)
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落とし穴 1
toは「前置詞」か「不定詞」か?—直後を見れば一発判定。動詞原形→不定詞/名詞・代名詞→前置詞。I talked to him (前置詞).
(私は彼に話しかけた。)
I called to confirm the time (不定詞).
(時間を確認するために電話した。)
-
落とし穴 2
used to do(昔は〜した)とbe used to doing(〜に慣れている)は別物。I used to live here.
(私は昔ここに住んでいた。)
I’m used to working remotely.
(私はリモートで働くことに慣れている。)
-
落とし穴 3
for + -ing(用途・道具)とto + 動詞(目的)の区別。This ruler is for measuring fabric.
(この定規は布を測るためのものだ。)
I bought a ruler to measure fabric.
(私は布を測るために定規を買った。)
-
落とし穴 4
be about to do(今すぐ)とtalk about doing(話題)のaboutは別物。The ceremony is about to begin.
(式典はまさに始まるところだ。)
We talked about improving our workflow.
(私たちは作業の流れを改善することについて話し合った。)
-
落とし穴 5
except(除外)とbesides(追加)の違い。Nothing was needed except water.
(水以外は何も必要なかった=水だけ必要。)
We needed paper besides water.
(水に加えて、紙も必要だった。)
-
落とし穴 6
否定の目的は
so as not to do/ 口語はnot toだけでも多い。Leave early so as not to miss the train.
(電車に乗り遅れないように、早めに出発しなさい。)
-
落とし穴 7
It is kind of you to ...(あなたの性質を評価)とIt is important for you to ...(あなたが行為者)を区別。It was kind of you to help me.
(助けてくれてあなたは親切でした。)
It is important for you to rest.
(あなたが休むことが大切です。)
-
落とし穴 8
worthは前置詞相当 →worth + -ing/ ×worth to doThis trail is worth hiking.
(このトレイルは歩く価値がある。)
💬 例文で感覚をつかもう!(to 不定詞が絡む“例外&見えかけ”)
The team had no choice but to restart the project.
(チームはプロジェクトを再開するしかなかった。)
型:no choice + but to + 動詞原形。「〜するしかない」。
語注:restart(再開する)。× but restarting / but restart。
We made no changes except to extend the deadline.
(締め切りを延長すること以外、変更はしなかった。)
except for + 名詞/動名詞 も可。She wrote nothing save to apologize.
(彼女は謝ること以外、何も書かなかった。)
save=「〜を除いて」(文語)。save for + 名詞 と混同注意。He does nothing but scroll his phone at dinner.
(彼は夕食のとき、スマホをスクロールしてばかりいる。)
but + 原形 が標準。but to do も見られるが少数派。The doors are about to close. Please stand clear.
(ドアがまもなく閉まります。離れてお立ちください。)
be on the point of + -ing(〜しようとして)。I was about to call you to say I missed you.
(ちょうど君に電話して「会いたかった」と伝えようとしていたところだよ。)
about to(今まさに)+ to say(目的の不定詞)の二段構え。We backed up the data in order to prevent loss.
(データを失わないように、バックアップした。)
to prevent だけでも自然。Lower your voice so as not to wake the baby.
(赤ちゃんを起こさないように、声を小さくして。)
so as not to が丁寧。口語の not to も可。It is difficult for beginners to read this manual.
(初心者がこのマニュアルを読むのは難しい。)
for + 人 が行為者(誰が〜するのか)。評価の of + 人 と区別。She is eager to learn new skills.
(彼女は新しいスキルを学びたがっている。)
eager/ready/likely/able + to の系列。形容詞の意味で不定詞の内容が決まる。I need a place to charge my phone.
(スマホを充電するための場所が必要だ。)
a way/time/chance/place + to などで「目的・内容」を後ろに説明。The box is too heavy to carry alone.
(その箱は重すぎて一人では運べない。)
形/副 + enough to(十分〜なので…できる)。The room is bright enough to read without a lamp.
(その部屋はランプなしで読めるほど十分に明るい。)
enough は形容詞の後に置く位置規則に注意。Please show me where to submit the form.
(フォームをどこに提出すればよいか教えてください。)
how/what/which/where/when + to=「〜の仕方/〜すべき〜」。前置詞ではなく不定詞句。5 FAQ:to 不定詞が「前置詞の目的語みたい」に見える型
型
no choice but to do/except to do/save to do/
be about to do/in order to do/so as to do/
for + 人 + to do/形容詞/名詞 + to do/too〜 to do/疑問詞 + to do
合言葉to の直後が「動詞原形」→ 不定詞/「名詞」→ 前置詞
普通は 動詞自体を否定して言い換えます。no choice but not to はぎこちないので避けましょう。
We had no choice but to decline the offer.
(その提案を断るしかなかった。)
We had to decline./We had no alternative but to say no.両方見ますが、原形が標準的(試験でもよく出る)です。
He does nothing but complain.
(彼は文句ばかり言う。)
but to complain もあり。文体・地域差でゆらぎます。except to do:動作一つを除外(ややフォーマル)。except for + 名詞:名詞句の除外(最もよく使う)。except that S+V:文を除外(理由・条件を含む言い換えに便利)。
Everything was fine except that it rained.
(雨が降ったこと以外はすべて良かった。)
使えます。「直前」のニュアンスはそのまま保たれます。
The event was about to be canceled when the sponsor called.
(スポンサーから電話が来たとき、イベントは中止される直前だった。)
be about not to は硬く不自然。否定は言い換え推奨(例:was about to leave but didn’t)。in order to:最もフォーマル。文頭でも中でもOK。so as to:ややフォーマル。行為の配慮を示すことが多い。- 単独
to:最も一般的で簡潔。
In order to avoid delays, please arrive early.
(遅れを避けるために、早めに到着してください。)
原則、主文の主語が「to 以下」の行為者。違う人なら for + 人 + to を足します。
The book is too difficult to understand.
(その本は難しすぎて理解できない。)
The book is too difficult for children to understand.
(その本は子どもが理解するには難しすぎる。)
名詞 + to は「これからそうする目的/内容」、for + -ing は「用途(その名詞が本来もつ使い道)」の色がやや強い、という差がよく語られます。
I need a quiet place to study.
(勉強するための静かな場所が必要だ。)
This room is a good place for studying.
(この部屋は勉強に向いた良い場所だ。)
英語は前置詞を後ろに置いて自然に言うことが多いです(口語)。
Tell me what to talk about.
(何について話すべきか教えて。)
about what to talk も文法上は可だが不自然。who to talk to など語尾前置詞が普通。ready/likely/able は基本 to 不定詞と相性良し。ready for + 名詞/動名詞 も可ですが、内容が「行為」なら to が自然。
She is ready to present.
(彼女は発表する準備ができている。)
ready for the presentation(発表という「名詞イベント」への準備)。文頭・文中どちらも可。文頭に置いたら可読性のためカンマを打つのがおすすめです。
So as not to disturb others, please mute your phone,
(他の人の邪魔をしないように、携帯をマナーモードにしてください。)
Not to disturb others, ... もよく使います。6. 句・節が前置詞の目的語になる(名詞化の発想でスッキリ)
英語は意味のひとかたまり(チャンク)で動きます。前置詞の後ろに来るのは「名詞〈名詞の仲間〉」ですが、
その「名詞の仲間」には、長い名詞句・-ing で名詞化した句・
wh / whether で名詞化した節・the fact that で名詞化した節なども含まれます。
節(clause)=
S + V を含むミニ文。名詞節は「文全体で名詞のはたらき」。
The bus leaves from in front of the station.
(バスは駅前から出ます。)
Our plan depends on whether he agrees.
(計画は彼が賛成するかどうかにかかっている。)
前置詞の後ろ=名詞の席」。長くても“名詞っぽい塊”ならOK、と考えると読みやすくなります。
ひと目でわかる「基本型」— P + 目的語 の6タイプ
すべて「前置詞 + 名詞(名詞相当の塊)」の延長です。that節をそのまま置くのは原則NG(→ the fact that で名詞化)。
P + [名詞句(修飾つき)]
形容詞句・前置詞句を含んだ長い名詞でもOK
at [the very end of the road](道のいちばん端で)We met at the very end of the road.
(私たちは道のいちばん端で会った。)
P + [複合前置詞句]
in front of / in spite of / by means of / in response to など
from [in front of the station](駅前から)They were waiting in front of the museum.
(彼らは博物館の前で待っていた。)
P + [wh / whether + S + V]
what / where / how / why / whether ...
about [what he needs](彼が何を必要としているかについて)We talked about what we should improve.
(私たちは何を改善すべきかについて話し合った。)
P + [wh-不定詞]
what to / where to / how to ...(Section 5 とも接続)
with [how to use it](それの使い方について)She needs help with how to apply.
(彼女は申請のしかたについて助けが必要だ。)
P + [-ing 句]
by / without / before / after などと相性◎
by [working together](協力することで)We cut costs by sharing resources.
(資源を共有することで、コストを削減した。)
P + [the fact that + S + V]
that節を名詞化して前置詞の目的語にできる
at [the fact that he succeeded](彼が成功したという事実に)We were surprised at the fact that he succeeded.
(私たちは彼が成功したという事実に驚いた。)
because of / in spite of / due to などの「前置詞」は名詞(名詞相当の塊)を後ろに取り、
because / although のような「接続詞」はS + V を後ろに取ります。ここを混同しないのが鍵。
頻出チャンク一覧(前置詞 + 名詞相当の塊)
「前置詞の後ろ=名詞(名詞の仲間)」という基本はそのまま。表では 長い名詞句・複合前置詞句・wh/ whether 名詞節・wh不定詞・-ing句・the fact that などの代表パターンをまとめます。
| 📌 チャンク(型) | 意味 | 使いどころ | 例(英日+TTS) | 注意メモ |
|---|---|---|---|---|
🏛️ in front of + 名詞 |
〜の前で(外側) | 建物・人物の「前の位置」。 |
They waited in front of the museum. (彼らは博物館の前で待った。) |
in the front of は「内部の前方」。区別! |
🌧️ in spite of / despite + 名詞(句) |
〜にもかかわらず | 逆接の強調(書き言葉で多い)。 |
Despite the rain, the game continued. (雨にもかかわらず試合は続行された。) |
× despite of。although S+V は接続詞。 |
🧭 because of / due to + 名詞(句) |
〜が理由で | 原因・理由を名詞で述べる。 |
The flight was delayed because of heavy fog. (濃霧のため便は遅れた。) |
× because of he was late → because he was late(接続詞)。 |
🛠️ by means of + 名詞 |
〜という手段で | 方法・ツールを丁寧に述べる。 |
We solved the issue by means of a patch. (パッチという手段で問題を解決した。) |
口語は by using が自然。 |
📨 in response to + 名詞 |
〜への対応として | 通知・要望・変化への反応。 |
The team acted in response to feedback. (フィードバックに対応してチームは動いた。) |
response=「反応・対応」。動詞は respond to。 |
🧩 with respect to / in terms of + 名詞 |
〜の点で/観点では | 評価軸を限定して述べる。 |
In terms of cost, this plan is best. (費用の点では、この案が最良だ。) |
as for + 名詞(〜については)との使い分けに注意。 |
🧠 on / about + wh / whether + S + V |
〜かどうか/何を…か | 議題や判断基準を名詞節で。 |
The result depends on whether we pass the audit. (結果は監査に合格するかどうかにかかっている。) |
that節は原則× → the fact that で名詞化。 |
🧭 with + wh-to(what/where/how + to) |
〜のしかた/どこに…するか | マニュアル・手順説明に最適。 |
Users struggle with how to reset the device. (ユーザーは装置のリセット方法で困っている。) |
Section 5 の「wh-不定詞」と接続。 |
⚙️ by / without + -ing |
〜することで/〜せずに | 方法・否定条件の提示。 |
We improved quality by adding tests. (テストを追加することで品質を改善した。) |
-ing は動作を名詞化=名詞の席に置ける。 |
⏰ until after / since before + 名詞 |
〜の後まで/〜の前から | 時間の重なりを簡潔に表す。 |
The store will open after noon; the meeting lasts until after lunch. (店は正午以降に開く/会議は昼食の後まで続く。) |
until after=「〜まで待ち、それが終わった後」。 |
📝 according to + 名詞/what S+V |
〜によれば | 情報源の提示・引用。 |
According to what he said, the plan will change. (彼の話によれば、計画は変更になる。) |
according to me は不自然(自分の意見には普通使わない)。 |
🔎 the fact that + S + V |
〜という事実 | that節を名詞化して受ける。 |
He was upset by the fact that he was ignored. (無視されたという事実に彼は動揺した。) |
前置詞+that節は原則× → the fact that を挟む。 |
that節は直接置かずに the fact that で名詞化。
似た表現・落とし穴(that節禁止/接続詞との住み分け/位置の微差)
-
落とし穴 1
前置詞 +
that S+Vは原則✖︎。 名詞化して受けるならthe fact thatを使うか、接続詞に言い換え。She is angry at the fact that her idea was rejected.
(彼女は自分の案が却下されたという事実に怒っている。)
× at that her idea was rejected -
落とし穴 2
because of + 名詞(句)とbecause + S+Vは別物。The match was canceled because of the storm.
(試合は嵐のために中止になった。)
The match was canceled because it was dangerous.
(危険だったので試合は中止になった。)
-
落とし穴 3
despite / in spite of + 名詞とalthough + S+Vの住み分け。In spite of the noise, I kept working.
(騒音にもかかわらず、私は仕事を続けた。)
Although it was noisy, I kept working.
(うるさかったが、私は仕事を続けた。)
× despite of。despiteは of を取らない。 -
落とし穴 4
in front of(外側の前)とin the front of(内部の前方)の差。There is a statue in front of the building.
(建物の前に像がある。)
I sat in the front of the classroom.
(教室の前のほうに座った。)
-
落とし穴 5
from whereは自然だが、×at where。→at the place whereが自然。We moved from where we used to live.
(昔住んでいた場所から引っ越した。)
He arrived at the place where we first met.
(彼は私たちが初めて会った場所に到着した。)
-
落とし穴 6
複合前置詞の重ねすぎに注意。
from behind the houseはOKだが、×from behind from the house。He appeared from behind the house.
(彼は家の裏から現れた。)
-
落とし穴 7
according toは「情報源によれば」。自分の意見には普通使わない。According to the report, sales grew.
(報告書によれば、売上は伸びた。)
× According to me, ... →In my opinion, ... -
落とし穴 8
until after + 名詞=「〜が終わるまでずっと待ち、その後」。単なる「〜まで」とはズレる。Please don’t call until after the meeting.
(会議が終わるまでは電話しないでください。)
-ing・wh/whether・the fact that を使うと安全です。
💬 例文で感覚をつかもう!(句・節が 前置詞の目的語 になる)
We set up a tent on top of the mountain.
(私たちは山の頂上にテントを張った。)
型:P + [複合前置詞句](on top of + 名詞)。
語注:set up(設置する)。× on the top of(意味は通るが、慣用の塊は on top of)。
He parked at the far end of the narrow street behind the theater.
(彼は劇場の裏手にある細い通りのいちばん端に駐車した。)
型:P + [名詞句(修飾つき)]。
コツ:前置詞の直後は「名詞の席」。修飾(far / narrow / behind ...)が増えても塊で読めばOK。
Our timeline rests on whether the vendor delivers this week.
(スケジュールは、業者が今週納品するかどうかにかかっている。)
rest on=「〜に依存する」。whether + S + V が名詞節=名詞の席。
× on if ...(if は名詞節で使えない場面が多い。whether を優先)。
They talked about why the experiment failed.
(彼らは実験がなぜ失敗したかについて話し合った。)
about + why S V:why節が名詞節として目的語。
× discussed about ...(discuss は他動詞。talk about を使うなら OK)。
We need clear guidance on how to enroll online.
(オンラインで登録する方法について、明確な案内が必要だ。)
on + how to V=「〜のしかた」。不定詞なので to + 動詞原形。
語注:enroll(登録する)。
He asked about what to bring for the picnic.
(ピクニックに何を持っていくべきか彼は尋ねた。)
about + what to V=「〜すべき何」。
比較:asked what he should bring(wh節)。どちらも名詞相当で受けられる。
He booked the flight without checking the schedule.
(彼はスケジュールを確認せずに航空券を予約した。)
without + -ing=「〜せずに」。-ing が動作名詞となって名詞の席に。
語注:book(予約する)。
We avoided errors by reading the manual carefully.
(私たちはマニュアルを注意深く読むことでミスを避けた。)
by + -ing=「〜することによって」。
比較:through careful reading でも可(名詞句)。
In light of the fact that the deadline is tomorrow, we’ll keep the briefing short.
(締切が明日という事実を踏まえて、説明は手短にします。)
the fact that + S V で that節を名詞化して前置詞の目的語に。
口語:Since the deadline is tomorrow, ... に言い換え可(接続詞)。
Orders were delayed due to the fact that the system crashed.
(システムが落ちたという事実により、受注は遅延した。)
やや堅い表現。実務では because the system crashed と簡潔にすることも多い。
due to は名詞(名詞相当)を取る前置詞。
There is some doubt as to whether the rumor is true.
(その噂が本当かどうかには多少の疑いがある。)
as to + 名詞/wh節=「〜については」。
口語は about whether ... も自然。
You can see the sea from where the cliff bends.
(崖が曲がっている場所から海が見える。)
from + where S V は自然。× at where → at the place where ...
語注:cliff(崖)。bend(曲がる)。
He wrote a letter about how much he loves her.
(彼は彼女のことをどれほど愛しているかについて手紙を書いた。)
about + how much S V:how much が程度を表す名詞節。
語注:love は状態動詞で進行形にしにくい(通常形でOK)。
The project is designed for the quality of life of local residents.
(その計画は地域住民の生活の質の向上のために設計されている。)
for + [名詞句]。of が重なっても「名詞の席」の一塊として読めば迷わない。
言い換え:to improve the quality of life for ...(不定詞で目的を表す)。
6 FAQ:句・節が前置詞の目的語になるときの疑問まとめ
基本型
P + [長い名詞句]/P + [複合前置詞句]/P + [wh / whether + S + V]/
P + [wh-to]/P + [-ing 句]/P + [the fact that S+V]
合言葉前置詞の直後=名詞の席(名詞相当の塊)
原則は不可。名詞化して受けたいときは the fact that を使うか、前置詞句をやめて接続詞に言い換えます。
She apologized for the fact that she missed the meeting.
(彼女は会議に出られなかったという事実について謝った。)
前置詞の直後は基本的に whetherを使います(名詞節)。on if ... は不自然になりやすいです。
Success hinges on whether the team cooperates.
(成功はチームが協力するかどうかにかかっている。)
hinge on=「〜次第だ」。会話では語尾に置く(前置詞ストランディング)のが自然。フォーマルなら前に出してもOKです。
I’m not sure who to talk to about this.
(この件を誰に相談すべきか分からない。)
I’m not sure to whom to talk about this.
(この件を誰に相談すべきか分からない。フォーマル)
why to は一般に不自然。why + S + should V などの文にするか、whether to に言い換えます。
Let’s discuss why we should adopt the policy.
(その方針をなぜ採用すべきか話し合おう。)
according to=「〜によれば」(情報源の提示)。based on=「〜に基づいて」(行為・判断の土台)。
According to the guidelines, submissions are due Friday.
(ガイドラインによれば、提出期限は金曜です。)
Based on the data, we adjusted the plan.
(データに基づいて、計画を調整した。)
as to whether はややフォーマル/書き言葉寄り。会話なら about whether が自然です。
We are uncertain as to whether the train will operate.
(列車が運行するかどうかは不明だ。)
from where / since when は自然な組み合わせ。at where は不自然なので at the place where を使います。
You can follow the river from where it begins.
(川が始まる場所から辿ることができる。)
長めの前置詞句を文頭に置くときは、可読性のためにカンマを置くのが一般的です。
In view of the fact that traffic is heavy, we will leave early.
(渋滞がひどいという事実を踏まえ、早めに出発します。)
due to も前置詞として広く使われます。because of とほぼ同義ですが、文体はややフォーマル寄り。
Due to bad weather, the ferry was canceled.
(悪天候のため、フェリーは欠航した。)
on は「議題・テーマとの結びつき」がやや強く、about は一般的で口語的。どちらも後ろに what / how / whether などの名詞節・不定詞句を置けます。
The committee will decide on what to prioritize.
(委員会は何を優先するかを決める。)
We talked about what resources we need.
(必要なリソースは何かについて話した。)
🧾 総まとめ:前置詞の目的語 ― 「前置詞の直後=名詞の席」
英語では、前置詞(preposition)の直後には名詞(または名詞のはたらきをする“かたまり”)が来ます。
この“かたまり”には、長い名詞句・複合前置詞句・
wh / whether で名詞化した節・wh-不定詞(what/where/how + to)・
-ing 句・the fact that + S + V などがあります。
S + Vは含まない)。/
節(clause)=S + Vを含む“ミニ文”。名詞節は「文全体で名詞のはたらき」。
In light of recent changes, we will revise the schedule.
(最近の変更を踏まえて、予定を見直します。)
They gave us tips on where to park.
(どこに駐車すべきかについて、コツを教えてくれた。)
前置詞 + □ の □ には、名詞または名詞相当の塊しか入れません。that S + V をそのまま置かず、必要なら the fact that で名詞化します。
要点チェック(読めば秒で確認できる!)
-
✅ 基本
P + [名詞]/P + [名詞句]/P + [名詞相当の塊]。— 前置詞の直後は名詞の席。 -
✅ 受け皿1
P + [長い名詞句]:修飾語が増えても“一塊”でOK。例:at [the end of the long road] -
✅ 受け皿2
P + [複合前置詞句]:in front of / in spite of / by means ofなどはセットで覚える。 -
✅ 受け皿3
P + [wh / whether + S + V]:whether優先(名詞節)。×on if ... -
✅ 受け皿4
P + [wh-to]:what/where/how + to。手順・選択の表現に便利(例:on how to...)。 -
✅ 受け皿5
P + [-ing 句]:by/without/before/after + -ingは鉄板(手段・否定条件・時間)。 -
✅ 受け皿6
P + [the fact that + S + V]:that節を名詞化して受ける(例:in view of the fact that ...)。 -
🚫 NG
P + [that S + V]は原則不可。— 接続詞ならbecause/although/when...を使う。 -
🔁 仕分け
because of(前置詞)⇔because(接続詞)/despite / in spite of(前置詞)⇔although(接続詞) -
🧭 位置のコツ
in front of(外側の前)≠in the front of(内部の前方)。from whereは自然だが ×at where。 -
📌 ミニ確認
前置詞+□ の □ に
S + Vを入れたい →the fact thatで名詞化、または接続詞文に言い換え。
We’ll share details about what to prepare.
(準備する内容について、詳細を共有します。)
受け皿6タイプの早見表(前置詞 + 名詞相当)
「前置詞の直後=名詞の席」という大原則。ここでは“名詞の仲間”6タイプをひと目で確認します。
| 型(コード) | 使いどころ | 最短パターン | 例(英日+TTS) | 注意 |
|---|---|---|---|---|
🏁 P + [長い名詞句] |
場所・時間などを詳しく言う | at [the back of the drawer] |
I found it at the back of the drawer. (それを引き出しのいちばん奥で見つけた。) |
修飾が長くても「名詞の塊」として読む。 |
🧩 P + [複合前置詞句] |
セットで覚える定番表現 | in addition to + 名詞 |
In addition to coffee, they serve tea. (コーヒーに加えて、紅茶も提供している。) |
語順固定。「in+名詞+of/to」などの並びを丸ごと記憶。 |
🧠 P + [wh / whether + S + V] |
内容・可否を“文の形”で受ける | about [what caused the issue] |
We talked about what caused the issue. (その問題が何で起きたかについて話した。) |
× on if ... → whether を使う。 |
🧭 P + [wh-to] |
手順・方針・選択肢の提示 | on [how to proceed] |
We need advice on how to proceed. (今後どう進めるかについて助言が必要だ。) |
× why to ...(不自然)→ why + S + should V等に。 |
⚙️ P + [-ing 句] |
方法・条件・時間の表現に強い | by [staying calm] |
We solved it by staying calm. (落ち着いて対処することで解決した。) |
-ingで動作を名詞化=名詞の席に置ける。 |
🔎 P + [the fact that + S + V] |
that節を名詞化して受ける | at [the fact that ...] |
We were relieved at the fact that everyone arrived safely. (全員が無事に到着したという事実にほっとした。) |
× at that S+V(直接は不可)。 |
S+V を入れたくなったら、the fact that で名詞化するか、前置詞をやめて接続詞文に言い換える。
似た表現の仕分け & 落とし穴(名詞の席か、S+Vの席か?)
-
仕分け 1
because of(前置詞:名詞の席) vs because(接続詞:S+Vの席)
The event was postponed because of rain.
(雨のためにイベントは延期された。)
The event was postponed because it rained.
(雨が降ったのでイベントは延期された。)
-
仕分け 2
despite / in spite of(前置詞) vs although(接続詞)
Despite the cold, we kept walking.
(寒さにもかかわらず歩き続けた。)
Although it was cold, we kept walking.
(寒かったが歩き続けた。)
※ × despite of。 -
仕分け 3
in front of(外側の前) vs in the front of(内部の前方)
A taxi is in front of the hotel.
(ホテルの前にタクシーがいる。)
I sat in the front of the cinema.
(映画館の前のほうに座った。)
-
仕分け 4
according to(〜によれば:情報源) vs based on(〜に基づいて:判断の土台)
According to the memo, the rule changes today.
(メモによれば、規則は今日から変わる。)
Based on user feedback, we added a shortcut.
(ユーザーの意見に基づいて、ショートカットを追加した。)
-
落とし穴 1
due to はややフォーマル寄り。多くの場面で because of と置換可。
Due to maintenance, the service is unavailable.
(メンテナンスのため、サービスは停止中です。)
-
落とし穴 2
from where は自然。× at where →
at the place whereに。She could see the town from where she stood.
(彼女が立っていた場所から町が見えた。)
-
落とし穴 3
as to whether(やや硬い) vs about whether(会話で自然)
We’re not sure as to whether it will snow.
(雪が降るかどうかは分からない。)
-
落とし穴 4
会話では前置詞を語尾に置く(Who are you talking to?)。フォーマルなら前置詞前置き(To whom are you talking?)も可。
That’s the person who I spoke to yesterday.
(昨日私が話した人だ。)
前置詞 + □」を見つけたら、□が「名詞(名詞相当の塊)」になっているかチェック。S+V を置きたいときは接続詞文へ言い換えるか、the fact that で名詞化すれば安全です。
💬 まとめ:例文リマインド(前置詞の直後=名詞の席)
He was waiting at the very end of the corridor near the emergency exit.
(彼は非常口の近くの廊下のいちばん端で待っていた。)
型:P + [名詞句(修飾多め)]。前置詞の直後は「名詞の塊」。
語注:corridor=廊下、emergency exit=非常口。
All forms must be completed in accordance with the new policy.
(すべての用紙は新しい方針に従って記入しなければならない。)
in accordance with=「〜に従って」。塊で覚えるのがコツ。
似:according to + 名詞(〜によれば/情報源)。ニュアンスの差に注意。
Approval is contingent on whether all documents are complete.
(承認は、すべての書類が完全かどうかにかかっている。)
whether + S + V が名詞節=名詞の席。× on if ...。
語注:contingent on=「〜次第である」。
Please read the instructions on how to back up your data.
(データをバックアップする方法についての説明を読んでください。)
on + how to V=「〜のしかた」。to の後は動詞原形。
語注:back up=(データを)保存・複製する。
We reduced errors by double-checking every measurement.
(各測定値を二重に確認することでミスを減らした。)
by + -ing=「〜することによって」。-ing は動作名詞。
語注:double-check=二重確認する。
Do not unplug the device without turning it off.
(電源を切らずに機器を抜かないでください。)
without + -ing=「〜せずに」。
語注:unplug=(電源プラグを)抜く。
He is proud of the fact that she trusted him.
(彼は彼女が自分を信頼してくれたという事実を誇りに思っている。)
前置詞+that節は不可 → the fact that で名詞化。
語注:be proud of=〜を誇りに思う。
We’re collecting information about when the outage started.
(障害がいつ始まったのかについて情報を集めている。)
about + wh節 の wh は内容を名詞化する役割。
語注:outage=停止・障害。
With respect to safety, this model performs best.
(安全性の点では、この機種が最も優れている。)
with respect to + 名詞=「〜の点で」。
言い換え:in terms of + 名詞。
According to what the manual says, you should restart once.
(手引書によれば、一度再起動すべきだ。)
according to + 名詞 / what S V は「〜によれば」。
according to me は不自然(自分の意見には通常使わない)。
The road will be closed until after the parade.
(道路はパレードが終わった後まで閉鎖される。)
until after + 名詞=「〜が終わるまでずっと、その後」。
単なる until + 名詞 とのニュアンス差に注意。
There remain questions as to whether the data is reliable.
(そのデータが信頼できるかどうかには疑問が残る。)
やや硬い言い方。会話では about whether が自然。
語注:reliable=信頼できる。
You can take great photos from where the bridge arches.
(橋がアーチを描く場所から素敵な写真が撮れる。)
from where + S V は自然。× at where → at the place where。
語注:arch=弓状に曲がる。
用語ミニ辞書(前置詞の目的語でよく出ることば)
「前置詞の直後=名詞の席」を見抜くためのキーワード集です。大人向けの内容を、やさしい言葉で短く整理しました。
-
前置詞(preposition) 定義名詞(または名詞のはたらきをする“かたまり”)の前に置き、場所・時間・理由などの関係を示す語。例:
in / on / at / for / with / about / because ofなど。We met after work.
(私たちは仕事の後に会った。)
-
前置詞の目的語(object of a preposition) 定義前置詞の直後に置かれる名詞(または名詞相当の塊)。例:
because of the fogの the fog が目的語。Flights were delayed because of heavy fog.
(便は濃霧のため遅延した。)
-
名詞の席 考え方文の中で「名詞しか座れない場所」のこと。
前置詞+□の □ は必ず名詞(名詞相当)。She smiled at my joke.
(彼女は私の冗談に微笑んだ。)
-
名詞句(noun phrase, NP) 定義名詞を中心に、形容詞句や前置詞句などの修飾がついた「名詞の塊」。
He lives in the very center of the city.
(彼は街のど真ん中に住んでいる。)
-
句(phrase)/節(clause) 定義句=
S + Vを含まない語の集まり。節=S + Vを含む“ミニ文”。例:in the garden(句)/when he arrived(節)。 -
名詞節(noun clause) 定義文全体で名詞のはたらきをする節。
wh / whetherなどで始まることが多い(that節はそのまま前置詞の直後に置けない点に注意)。There are questions about whether we can meet the deadline.
(締切に間に合うかどうかには疑問がある。)
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複合前置詞(multi-word preposition) 定義2語以上がセットで前置詞の役目をする表現。
in spite of / in front of / in addition to / with respect toなど。In spite of the noise, the baby slept well.
(騒音にもかかわらず、赤ちゃんはよく眠った。)
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wh-不定詞(what/where/how + to) 定義
what / where / howなど+to + 動詞原形で「〜するべきこと/場所/方法」を名詞化する形。We need clear signs on where to sit.
(どこに座るべきかの明確な表示が必要だ。)
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動名詞(gerund, -ing 形) 定義
動詞 + -ingが名詞としてふるまう形。前置詞の目的語にできる(例:by / without / before / after + -ing)。We improved accuracy by practicing every day.
(毎日練習することで精度が上がった。)
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the fact that構文 定義that節を名詞化して、前置詞の目的語にできるようにする方法。Owing to the fact that the road is closed, we took a detour.
(道路が閉鎖されているという事実のため、回り道をした。)
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前置詞のストランディング(preposition stranding) 会話で自然前置詞を文末側に残す言い方。会話でよく使う(フォーマルでは前置を選ぶことも)。
Who are you looking for?
(誰を探しているの?)
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前置詞句(prepositional phrase) 定義
前置詞 + 目的語のセット。文中で副詞的(いつ・どこで・なぜ)や形容詞的(名詞を説明)に働く。The book on the table is mine.
(机の上の本は私のだ。)
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チャンク(chunk) 読み方のコツ意味のひとかたまりとしてまとめて読むこと。長い前置詞句も「塊」で捉えると理解が速くなる。
Let’s meet at the end of the day.
(今日の終わりごろに会いましょう。)
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whetherとif(前置詞の直後) 使い分け前置詞の直後は whether が基本(名詞節)。×on if ...。We’re uncertain about whether it will be approved.
(それが承認されるかどうかは不確かだ。)
前置詞 + □」の □ が 名詞(名詞相当)かを毎回チェック。S+Vを入れたいなら the fact that で名詞化、または接続詞文に言い換えれば安心です。
🔁 次におすすめのレッスン
いま学んだ「前置詞の目的語」から、語順・ 前置詞句の広がり・ 意味別の前置詞へ進むとスムーズです。 最優先は前置詞の位置(Lesson 087)で、語順のクセを一気に整理しましょう。