for の用法
前置詞 for は、
「ある方向・目的に向かって伸びていくイメージ」
をもっています。そこから
「〜のために」「〜向きの」「〜のあいだ」「〜にとって」など、
たくさんの意味が生まれています。
このレッスンでは、そのイメージを軸に
20以上の代表的な用法を、やさしい日本語と例文で整理していきます。
前置詞は「ちょっと面倒」で後回しにされがちですが、 for を1つマスターするだけで、ニュースや会話のフレーズが一気に理解しやすくなります。 いまこのページを開いているあなたは、すでに多くの学習者より一歩リード中です 💪
for の「コアイメージ」を先に知っておこう ✨
for は、ざっくり言うと
「あるゴール・目的・相手に向かっていく感じ」
を表します。
- 人に向かって → 「君のために」
for you - 目的に向かって → 「勉強のために」
for study - 時間・距離が続いていく方向 → 「3時間のあいだ」
for three hours
この「向かっていく」イメージさえ頭に入れておけば、 これから出てくる細かい用法も、バラバラではなく 1本の線でつながったグループとして覚えられます 😊
▮ 目次
-
1. 利益を表す for(〜のために)
人・国・健康など
for you / for your countryの「〜のために」 -
2. 用途や適正を表す for(〜用・〜向き)
「〜用の」「〜向けの」
for sale / suitable for childrenなど -
3. 目的を表す for(〜するために)
散歩・休憩・勉強など、行動の目的をあらわす
for a walkなど -
4. 獲得や追及を表す for
「〜を求めて」「〜を得るために」
ask for help / send for a doctor -
5. 行き先や目的地を表す for(〜行き)
leave for Japan / a train for Tokyoのような「〜行き」 -
6. 受け取り予定者・宛先を表す for
「〜宛て」「〜への贈り物」
a present for you / a call for you -
7. 指定の日時や祝日を表す for
予約・試合・誕生日などが「〜のために予定されている」
-
8. 時間や距離を表す for(〜のあいだ・〜の距離)
for two hours / for three milesなど、続いている時間・距離 -
9. 数量や金額を表す for
「〜分の」「〜まで」
a check for 50 dollars / good for 100,000 yen -
10. 交換や代償を表す for
「〜と引き換えに」「〜で買う・売る」
sell for / exchange A for B -
11. 報酬・罰を表す for
「〜に対して」「〜の罰として」
thank for / be fined for -
12. 賛成や支持を表す for
「〜に賛成して」「〜を支持して」
vote for / be all for doing -
13. 感情・好み・能力の対象を表す for
「〜に対する感情」「〜への才能」
love for / talent for -
14. 原因や理由を表す for
「〜のために」「〜のせいで」「〜のおかげで」
cry for joyなど -
15. 関連を表す for(〜については)
「〜に関して」「〜の点では」
a good eye for artなど -
16. 基準を表す for(〜としては/〜のわりには)
young for her age / cold for Juneのような「〜の割に」 -
17. 資格や属性を表す for(〜と見なして)
「〜だと考えられて」「〜と間違えられて」
take A for Bなど -
18. 対比や割合を表す for(〜に対して)
「〜に対して〜」の割合表現
one A for every five B -
19. 代理・代用・代表を表す for
「〜の代わりに」「〜を代表して」
substitute A for B / speak for the class -
20. 表示を表す for(略語・記号など)
UN stands for United Nationsのように「〜を表す」 -
21. 「〜にとって/〜するには」を表す for
too 〜 for .../enough for ...などのパターン -
🧾 総まとめ:for の用法チェック&ミニクイズ
重要ポイントの振り返りと、理解度チェック用クイズへのリンク
1. 利益を表す for(〜のために)
前置詞 for の一番イメージしやすい使い方が、
「誰かの利益・幸せ・健康のために」 という意味です。
「この行動や状態で、誰が得をするのか?」に注目すると理解しやすくなります。
例:for you(君のために)、for your country(国のために)、good for your health(あなたの健康に良い)など。
🎯 「誰のための矢印?」というイメージで考えよう
for は、目に見えない 矢印 が、
人・グループ・健康・幸せ に向かって伸びているイメージです。
- 💝 for you:矢印が「あなた」に向かっている → 「あなたのために」
- 🇯🇵 for his country:矢印が「彼の国」に向かっている → 「国のために」
- 🩺 good for your health:矢印が「あなたの健康」に向かっている → 「健康に良い」
👉 「これは誰の笑顔のための for かな? と考えると、記憶に残りやすくなります 😊
人は「自分で気づいたこと」を長く覚える性質があります。
これから英文を読むときに、for を見つけたら必ず「誰のため?」と自分に質問してみる習慣をつけてみましょう。 それだけで、前置詞の学習が「丸暗記」から「意味のある理解」に変わっていきます ✨
📌 利益を表す for の基本パターン一覧
ここでは、「利益を表す for」でよく出てくる形をコンパクトに整理しています。 スマホなら、表を横にスライドしながら確認してみてください 👇
| パターン | 意味のイメージ | ミニ例(英語+日本語) |
|---|---|---|
🧍♀️
for + 人
|
〜のために
その人の利益・幸せのため
|
for you (君のために) |
🏳️🌈
for + 国・団体
|
〜のために
国・チーム・会社などのため
|
for his country (彼の国のために) |
🤝
do A for B
|
〜のために〜してあげる
B が得をするように A をする
|
open the door for me (私のためにドアを開ける) |
🩺
be good / bad for + 名詞
|
〜にとって良い/悪い
その人・ものにとってプラスかマイナスか
|
good for your health (あなたの健康に良い) |
✊
fight / work for + 抽象名詞
|
理想・目標のために
平和・自由・未来などのために努力する
|
fight for peace (平和のために戦う) |
👉 このあとの「例文カード集」では、ここで見たパターンを使った 本格的な英文+音声 で、実際の使い方を練習していきます。
🧐 「〜のために」と「〜にとって」の違いをやさしく整理
for が「利益」を表すとき、日本語ではだいたい
「〜のために」 と 「〜にとって」 のどちらかで訳されます。
どちらも似ていますが、英語では注目しているポイントが少し違います。
👉 ざっくり言うと… 「〜のために」= 行動の理由・目的 / 「〜にとって」= その人から見た評価・感じ方 を表すことが多いです。
🎯 「〜のために」の for(行動の目的)
誰かを助ける・喜ばせる・守るために行動する理由にスポットを当てた for です。
- 「〜の幸せのために」「〜を助けるために」のイメージ
- よくある形:
do A for B(B のために A をする) - 例:work for his family(家族のために働く)
🩺 「〜にとって」の for(評価・感じ方)
ある状態やものが、その人にとって良いか・悪いか・ちょうどよいかといった
「評価・感じ方」を表す for です。
- 「〜にとって良い/悪い」「〜には〜すぎる」のイメージ
- よくある形:
be good / bad for 〜 - 例:good for your health(あなたの健康に良い)
💬 ミニ例文でちがいをチェックしよう
He worked hard for his family.
(彼は家族のために一生懸命働いた。)
for his family と答えるイメージです。行動の理由・目的 にフォーカスした for です。
This job is too hard for me.
(この仕事は私にとってきつすぎる。)
too 〜 for ... の形とセットで「…には〜すぎる」という表現によく使われます。
👉 ポイント: 行動の理由 → 「〜のために」、 感じ方・評価 → 「〜にとって」 と考えると、 日本語への訳し分けもスムーズになります 😊
例文で学ぶ:利益を表す for
He works late every night for his family.
(彼は毎晩遅くまで、 家族のために 働いています。)
語注: late = 遅く。every night = 毎晩。family = 家族。
型: S V (副詞句) for 〜 の形で、「誰のために働くか」を表しています。
メモ: ビジネスでも家庭の話でもよく使う言い方です。動詞を change にして He changes jobs for his family. などと応用できます。
Fresh vegetables are really for your health good.
(新鮮な野菜は、 あなたの健康のために 本当に良いです。)
語注: fresh = 新鮮な。vegetables = 野菜。health = 健康。
型: 通常は be good for your health と言い、「健康に良い」という決まり文句になります。
メモ: good の反対は bad なので、bad for your health で「健康によくない」と言えます。
We have been saving a little money every month for our future.
(私たちは毎月少しずつお金を、 私たちの将来のために 貯めてきています。)
語注: save money = お金を貯める。future = 将来。a little = 少し。
型: have been V-ing は「ずっと〜してきている」という現在完了進行形です。
メモ: ビジネス文脈なら for the company's future、「会社の将来のために」に置き換えられます。
He wrote this song for her when she felt lonely.
(彼は彼女がさびしく感じていたとき、 彼女のために この歌を書きました。)
語注: wrote = write(書く)の過去形。lonely = さびしい。
型: S V O for 〜 when ... の形で、「いつ・誰のために」書いたかを説明しています。
メモ: song を letter に変えると He wrote this letter for her.「彼女のためにこの手紙を書いた」となり、日常でも使いやすい表現です。
Staying up late every night is not good for your health.
(毎晩夜更かしをするのは、 あなたの健康にとって 良くありません。)
語注: stay up late = 夜更かしをする。every night = 毎晩。
型: 動名詞 Staying up late を主語にして、「〜することは良くない」と述べています。
メモ: good を必要に応じて safe や healthy に変えると、ニュアンスを細かく変えられます。
She does not do this for herself; she does it for her team.
(彼女はこれを 自分のために しているのではなく、 チームのために しているのです。)
語注: for herself = 自分自身のために。team = チーム。
型: 否定文 does not do と、対比のためのセミコロン ; を使って二つの文をつないでいます。
メモ: ビジネスの自己紹介などで、I do this for my clients.「私はお客様のためにこれをしています。」と応用できます。
Working only for money is not enough for a happy life.
(お金のためだけに働くことは、 幸せな人生のためには それだけでは足りません。)
語注: only = 〜だけ。enough = 十分な。happy life = 幸せな人生。
型: 動名詞 Working ... を主語にし、is not enough で「十分ではない」と評価しています。
メモ: for の対象を変えて for fun「楽しみのために」などと言い換えれば、価値観の話を広げられます。
Are you doing this for his family or for your own dream?
(あなたはこれを、 彼の家族のために やっているのですか、それとも 自分の夢のために やっているのですか。)
語注: dream = 夢。own = 自分自身の。
型: 進行形の疑問文 Are you doing ...? を使い、「今の行動の目的」をたずねています。
メモ: for 以下を入れ替えて for the company「会社のために」などと言うと、ビジネスシーンにもそのまま使えます。
Who are these gifts for?
(これらのプレゼントは、 誰のためのもの ですか。)
語注: gift = 贈り物、プレゼント。these = これらの。
型: Who are A for? で「A は誰のためのものですか」とたずねる定番パターンです。
メモ: gifts を flowers に変えれば Who are these flowers for?「これらの花は誰のためですか」と言えます。
What can we do for our future as a team?
(チームとして、 私たちの将来のために 何ができるでしょうか。)
語注: as a team = チームとして。can = 〜できる。
型: 助動詞 can を使った疑問文で、「可能性・アイデア」をみんなに問いかけています。
メモ: future の代わりに for our customers「お客様のために」に変えれば、会議でそのまま使える表現です。
Please save some time for your family this weekend.
(今週末は、 家族のために 少し時間を取ってあげてください。)
語注: save time = 時間を確保する。weekend = 週末。
型: Please + 動詞の原形 でていねいな命令文(お願い)になります。
メモ: for 以下を変えて for yourself「自分のために」にすると、自分を大切にするメッセージにもなります。
This room is kept ready for her in case she comes back.
(彼女がいつ戻ってきてもよいように、この部屋はいつも 彼女のために 準備されています。)
語注: kept ready = 準備された状態に保たれている。in case = 〜の場合に備えて。
型: 受動態 is kept で、「誰かが部屋を準備している」という意味を、行為者を出さずに表しています。
メモ: for 以下を for guests「お客さんのために」に変えれば、ホテルや家の説明にも使えます。
Dinner was prepared for his family before he returned home.
(彼が家に帰ってくる前に、夕食は 家族のために 用意されていました。)
語注: dinner = 夕食。prepared = prepare(用意する)の過去分詞。
型: 過去の受動態 was prepared で、「誰かにより用意された」という意味を表しています。
メモ: for 以下を for the guests「お客さんのために」に変えれば、レストランの話にも応用できます。
Right now, they are fighting for our future, not just for themselves.
(今まさに、彼らは 私たちの将来のために 戦っていて、自分たちのためだけに戦っているのではありません。)
語注: Right now = 今まさに。fight = 戦う。not just A = 単に A だけではない。
型: 現在進行形 are fighting で、進行中の行動とその目的(for our future)を表しています。
メモ: for の対象を for peace「平和のために」などに変えると、ニュースやスピーチでよく聞く表現になります。
⚠️ ミニ注意点・落とし穴コーナー(for の「利益」用法)
「〜のために」「〜にとって」の for はとても便利ですが、次のポイントで間違えやすくなります。
スマホで見るときは、下のカードを1つずつチェックしていきましょう。
①「to」とまちがえやすい
「〜にあげる」ときは to、
「〜のためにする」ときは for が基本です。
-
×
I bought a present to you. -
○
I bought a present for you.(あなたのために買った) -
○
I gave a present to you.(あなたにあげた)
「物が実際に動く」イメージなら to + 人、
「その人の利益・幸せに向かっているイメージ」なら
for + 人 と考えると整理しやすいです。
②for のあとに動詞の原形を置かない
for のすぐ後ろは、基本的に
名詞(人・物・こと)です。
「〜するために」は
to + 動詞の原形 を使います。
-
×
I study for pass the exam. -
○
I study to pass the exam.(試験に合格するために勉強する) -
○
I study for the exam.(試験のために勉強する)
「名詞なら for」「動詞なら to」と覚えておくと、 小学生でも迷いにくくなります。
③「because of」と使い分ける
for も because of も「〜のために」と訳せますが、
見ているポイントが少しちがいます。
-
He was praised for his effort.
(彼は努力をしたことでほめられた) -
The game was canceled because of the rain.
(試合は雨のせいで中止になった)
for は「行動・性質に対する評価」になりやすく、
because of は「原因そのもの」を述べることが多いと考えると分かりやすいです。
まとめると、 「物が動く → to」「利益・目的 → for」「原因そのもの → because of」 という3つの視点で見分けると、落とし穴にはまりにくくなります。
🧾 セクション1まとめ:「for は誰の利益に向かう矢印か?」で考えよう
このセクションでは、前置詞 for の中でも、
「利益・幸せ・健康」を表す使い方 にしぼって見てきました。
要点をもう一度だけ、コンパクトに整理しておきましょう。
- for = 矢印が人やグループに向かうイメージ (誰のためかを表す)
-
行動の目的:
do A for B(B のために A をする)など、 「誰のために行動しているか」を示す。 -
評価・感じ方:
be good / bad for 〜で「〜にとって良い/悪い」など、 その人から見た評価を表す。 - 「to」「because of」との違いは、 何に矢印が向いているか(物の移動/利益/原因) に注目すると整理しやすい。
ここまで読めば、「利益を表す for」はすでにかなりイメージできているはずです。 あとは、実際に例文を声に出して読みながら、自分のものにしていきましょう。
🚀 モチベーションアップメッセージ
人の記憶は、
「自分で気づいたルール」 の方が長く残ると言われています。
これから英語を読むとき、for を見つけたら、
ぜひ次の質問を自分に投げかけてみてください。
for は、誰のための矢印なんだろう?」
こうして毎回「自分の頭で小テスト」をすると、 脳が自動的にパターンを見つけてくれるようになります。
今日のあなたは、 「for の意味がバラバラではなく、1本のイメージでつながっている」 ことに気づいた状態です。 この気づきを大切にしながら、次のセクションで 「用途・適正を表す for」も一緒にマスターしていきましょう。
2. 用途や適正を表す for(〜用/〜向き)
前置詞 for は、「誰のために」だけでなく、
「何に使うためのものか」「どんな人向けなのか」 も表せます。
たとえば、
for children(子ども向け)、
for beginners(初心者向け)、
for sale(売り物として) のような表現です。
「このモノは 何用?」「このサービスは 誰向け?」と考えると、
用途・適正を表す for が見つけやすくなります。
🎯 「用途」と「適正」を分けて考えるとスッキリ!
同じ for でも、2つの視点で使い分けると分かりやすくなります。
小学生にもイメージできるように、「何に使う?」「誰に合う?」という質問で考えてみましょう。
🧰 用途を表す for(「〜用」「〜のために使う」)
「このモノやお金は、
何に使うためのもの?」という
使いみち に注目した for です。
-
money for books= 本のためのお金(本代) -
a room for meetings= 会議用の部屋 -
This car is for sale.= この車は売り物です
イメージとしては、 モノやお金から矢印が「用途(使いみち)」に向かっている と考えると覚えやすくなります。
👥 適正を表す for(「〜向き」「〜に適している」)
「この本・この仕事・このプランは、
どんな人に合っている?」という
向き・不向き に注目した for です。
-
a course for beginners= 初心者向けのコース -
The job is not suitable for young people.
= その仕事は若い人には向いていません -
This cafe is perfect for studying.
= このカフェは勉強するのにぴったりです
こちらは、 サービスや場所から矢印が「合う人・レベル」に向かっている と考えるとイメージしやすいです。
見分け方のコツ:
- 「これは何用?」と聞いて答えられるなら → 用途を表す for(例:for school, for work)
- 「これは誰向き?どんな人に合う?」と聞いて答えられるなら → 適正を表す for(例:for children, for beginners)
今はざっくりで大丈夫です。このあと、
例文カード で実際の英文にたくさん触れながら、
「〜用」「〜向き」の for を体で覚えていきましょう。
🧰 用途を表す for + 名詞(「〜用」「〜向け」)
前置詞 for は、「このお金は何に使うの?」「この部屋は何用?」 といった
用途(使いみち) を表すときによく使われます。
日本語では「〜用の」「〜向けの」「〜のための」と訳せることが多いです。
ざっくり言うと、 モノやお金などから矢印が「使いみち」に向かっているイメージ でとらえると分かりやすくなります。
| パターン | 意味・イメージ | ミニ例(英語+日本語) |
|---|---|---|
💴
money for ~
|
〜のためのお金
どの目的に使うお金かを表す
|
money for books (本のためのお金/本代) |
🎒
a bag / room for ~
|
〜用の〜
何に使うかがハッキリした物
|
a bag for school (学校用のカバン) a room for meetings (会議用の部屋) |
🏷️
for sale / rent / hire
|
売り物・貸し出し用
「これから売る/貸すための状態」
|
for sale (売り物として) for rent (賃貸用に/貸し出し中) |
🏢
for ... use only
|
使用場面を限定
「〜で使うためだけのもの」
|
for office use only (事務所での使用に限る) for home use (家庭用として) |
🎉
for + イベント
|
行事・シーン用
特定の場面のために用意されたもの
|
decorations for a party (パーティー用のかざり) a cake for a birthday (誕生日用のケーキ) |
どの例も、
「for の後ろにある名詞」が「使いみち・目的」 になっています。
「このモノは何に使うの?」と自分に質問してみると、
for + 名詞 の感覚がぐっとつかみやすくなります。
👥 適正・向き不向きを表す for(be suitable for など)
前置詞 for は、モノやサービスについて
「どんな人に合っているか」「誰向きか」 を説明するときにも使われます。
日本語では「〜向きだ」「〜に適している」「〜には向かない」と訳されることが多いです。
感覚としては、 モノ・サービス・場所などから矢印が「ぴったり合う人」に向かっているイメージ を持つと分かりやすくなります。
| パターン | 意味・イメージ | ミニ例(英語+日本語) |
|---|---|---|
✅
be suitable for ~
|
〜に適している
フォーマル寄り。「ふさわしい」「ちょうどよい」のイメージ
|
This job is suitable for beginners. (この仕事は初心者に適しています。) |
⛔
be not suitable for ~
|
〜には向かない
「ふさわしくない」「おすすめしない」というニュアンス
|
The job is not suitable for young people. (その仕事は若い人には向いていません。) |
🌟
be perfect / ideal for ~
|
〜にぴったり
とても強い「おすすめ」。最高レベルで合っているイメージ
|
This cafe is perfect for studying. (このカフェは勉強するのにぴったりです。) This plan is ideal for families. (このプランは家族連れに理想的です。) |
🛡️
be good / safe for ~
|
〜にとって安心・よい
健康・安全面で「向いている」「問題ない」という評価
|
This area is safe for children. (この地域は子どもにとって安全です。) This exercise is good for beginners. (この運動は初心者向きです。) |
📘
a course / book / room for ~
|
〜向けの〜
「対象の人」をはっきり示すラベルとしての for
|
a course for beginners (初心者向けのコース) a book for children (子ども向けの本) |
🏷️
be for ~
|
〜向きだ/〜用だ
ラベル的に「これは〜向けですよ」と言うシンプルな形
|
This game is not for children. (このゲームは子ども向けではありません。) This restaurant is for adults. (このレストランは大人向けです。) |
どのパターンも、
「for の後ろに来る人・グループ・レベル」が「そのモノにぴったりかどうか」
を説明しています。
英文を読んだときに for を見つけたら、
「これは誰向き?」「どんな人にちょうどいいって言っているのかな?」と
自分に質問してみると、自然と感覚が身についていきます。
例文で学ぶ:用途・適正を表す for
This old house is now for sale in our neighborhood.
(この古い家は、今は近所で 売り出し中です。)
語注: old house = 古い家。neighborhood = 近所の地域。
型: S be for ~ で「S は~用だ/~向けだ」というラベルをつけています。
メモ: for sale は「売り物として」という決まり表現で、看板や広告でとてもよく見かけます。
Several offices on this floor are for rent at the moment.
(このフロアのいくつかのオフィスは、 現在、賃貸用になっています。)
語注: several = いくつかの。at the moment = 今のところ。
型: S be for rent で「S は賃貸用だ」と用途を表しています。
メモ: 店やビルの看板に for rent とあれば、「借り手を募集している」という意味です。
We are preparing a special online course for beginners this year.
(私たちは今年、 初心者向けの 特別なオンラインコースを準備しています。)
語注: preparing = 準備している。online course = オンライン講座。beginners = 初心者。
型: 現在進行形 are preparing で進行中の計画を表し、for beginners で対象を「初心者」に限定しています。
メモ: a course for beginners のように、教材やクラスの「対象レベル」を示すのによく使われるパターンです。
This weekend science event is ideal for children who love experiments.
(今週末の科学イベントは、 実験が大好きな子ども向き です。)
語注: ideal = 理想的な。experiment = 実験。
型: S be ideal for ~ で「S は~に理想的だ」と、ぴったり合う対象を説明しています。
メモ: 関係節 who love experiments で、「どんな子どもか」をさらにくわしく説明しています。
This bag is not for laptops; it is for documents only.
(このカバンは ノートパソコン用ではありません。書類 用です。)
語注: laptop = ノートパソコン。documents = 書類。
型: not for A; (but) for B で「A 用ではなく、B 用だ」と用途の違いをはっきりさせています。
メモ: 店員さんが説明するときにも使える表現で、for の後ろが「用途」を表していることがよく分かります。
This movie is not for children under twelve.
(この映画は、 12歳未満の子ども向けではありません。)
語注: under twelve = 12歳未満。movie = 映画。
型: not for ~ で「~には向かない/~向けではない」と対象外をはっきりさせています。
メモ: 年齢制限の説明では for children over ten(10歳以上向け)などと、反対向きの表現もよく使われます。
Our advanced program is not for beginners; it is for experienced users.
(当社の上級プログラムは 初心者向けではなく、 経験者向け です。)
語注: advanced = 上級の。experienced users = 経験のある利用者。
型: not for beginners; (but) for experienced users で「対象レベルの違い」をはっきりさせています。
メモ: コース説明やマニュアルの案内文など、ビジネス文書にもよく出てくる言い方です。
Is this building for sale or for rent now?
(このビルは、今は 売り物 なのですか、それとも 賃貸用 なのですか。)
語注: building = 建物。now = 今。
型: yes/no 疑問文 Is this building ...? に for sale / for rent を並べて、「どちらの用途か」をたずねています。
メモ: 物件紹介や不動産の会話で、その建物の「用途」を確認するときにそのまま使える表現です。
Who is this workshop really for?
(このワークショップは、 本当は誰向け なんですか。)
語注: workshop = 講座、ワークショップ。really = 本当に。
型: 疑問詞 Who を主語にした Who is this workshop for? で、「対象となる人」を直接たずねています。
メモ: 説明を聞いても対象が分かりにくいときに、サラッと確認できる便利な一言です。
Which plan is better for beginners who study alone at home?
(家で一人で学ぶ 初心者向けには、 どのプランの方が良いですか。)
語注: plan = プラン。alone = 一人で。better = より良い。
型: Which plan is better for ~? で、「どのプランが~向きか」を比較してたずねています。
メモ: 関係節 who study alone at home で、「どんな初心者か」を具体的にし、対象をはっきりさせています。
Please use this email address for support requests only.
(このメールアドレスは、 サポート依頼用としてのみ 使用してください。)
語注: support requests = サポート依頼。only = 〜だけ。
型: Please + 動詞の原形 でていねいな命令になり、for ~ only で用途を「~専用」にしています。
メモ: ビジネスの注意書きでよく使う形で、用途をしっかり限定したいときに便利です。
These seats are reserved for children at the front of the hall.
(ホールの前方のこれらの席は、 子ども用に取り置きされています。)
語注: reserved = 予約されている、取り置きされている。hall = ホール。
型: 受動態 are reserved で、「誰かによってそう決められている状態」を表し、for children で対象を示しています。
メモ: 行事やイベントの案内で、「ここは誰の席か」を説明するときに役立つ言い方です。
The apartment was listed for sale last week.
(そのアパートは先週、 売り出し物件として 掲載されました。)
語注: apartment = マンションの一室。listed = 掲載された。
型: 過去の受動態 was listed に for sale を続けて、「売る目的で載せられた」という意味になります。
メモ: 不動産サイトや広告の説明文などでよく使われる表現です。
We have been looking for a cafe that is perfect for a first date.
(私たちは、 初デートにぴったりの カフェをずっと探しています。)
語注: have been looking = ずっと探している。perfect = 完璧な、ぴったりの。first date = 初めてのデート。
型: 現在完了進行形 have been looking で「しばらくの間続けて探している」ことを表し、perfect for a first date で用途・シーンを説明しています。
メモ: 恋愛の話でも、「どんなシーンに向いているか」を言うときに perfect for ~ の形がとてもよく使われます。
⚠️ ミニ注意点・落とし穴コーナー(用途・適正を表す for)
「用途」や「適正」を表す for はとてもよく使う分、
似た表現との細かい違い で迷いやすいところです。
スマホでも見やすいように、代表的な落とし穴をカード形式でまとめました。
①「for sale」と「on sale」のちがい
どちらもカタカナで「セール」と聞こえるのでまぎらわしいですが、 実は意味がちがうので注意です。
-
for sale= 売り物として出ている(通常の価格のことも多い) -
on sale= セール中で、割引価格になっていることが多い
たとえば、
This car is for sale. は
「この車は売り物です」ですが、
This car is on sale. なら
「この車はセール中です(安くなっています)」というニュアンスになります。
「用途・ラベル」なら for sale、
「値下げ・セール」なら on sale と覚えておくと安全です。
②「for children」と「for a child」
どちらも「子どもにとって」という意味ですが、 イメージの広さ が少しちがいます。
-
for children= 子ども全般向け(一般的なラベル) -
for a child= ある一人の子どもを意識した言い方になりやすい
教材やおもちゃの箱には、
ふつう for children と書かれます。
一方で、This bag is too heavy for a child. のように、
ある子ども(たち)をイメージして「重すぎる」と言うときには
for a child もよく使われます。
商品ラベルや説明書では、
「広く一般の子ども向け」= for children が基本、と覚えておくと安心です。
③「suitable for」「good for」などの使い分け
どれも「〜向き」「〜にとってよい」という意味ですが、 ニュアンスの違いを知っておくと表現の幅が広がります。
-
suitable for= フォーマル寄り。「ふさわしい/適切だ」 -
perfect / ideal for= とても強いほめ言葉。「ぴったりだ」 -
good / safe for= 健康・安全の面で「よい/安心だ」
なお、基本は suitable for で覚えておき、
suitable to や suitable in などは
上級表現としてあとから追加で見ていけば十分です。
まずは 「人やレベルをうしろに置くときは for が基本」 とだけ覚えておくと、小学生でも迷いにくくなります。
落とし穴まとめ:
- ラベル用途:
for sale(売り物として)/値下げセール:on sale - 一般向け:
for children/ ある子どもを意識:for a child - 〜向きの評価:
suitable / perfect / good / safe for ~と「for + 人・レベル」をセットで覚える
🧾 セクション2まとめ:「何用?誰向き?」で for の意味をつかまえる
このセクションでは、
用途・適正を表す for を見てきました。ポイントをコンパクトに整理すると、次のようになります。
-
用途の for(何用?):
money for books,a room for meetings,for sale,for office use onlyなど、
モノ・お金 → 「使いみち」 に矢印が向いているイメージ。 -
適正の for(誰向き?):
be suitable for children,be perfect for beginners,a course for engineersなど、
サービス・場所 → 「合う人・レベル」 に矢印が向いているイメージ。 -
「利益」を表す
for(セクション1)とのちがいは、
「行動の恩恵を受ける人」 なのか、 「モノやサービスの用途・対象」 なのかという視点のちがいとして整理できる。
英文を読むとき、for を見つけたら、
「これは何用を言っている? それとも誰向きを言っている?」と
1秒だけ立ち止まって考える習慣をつけてみましょう。
🚀 モチベーションアップ:自分で「ラベル」を読む習慣をつくろう
心理学では、人は
「自分で気づいたパターン」 を長く覚えていると言われます。
そこで、今日からできる小さなトレーニングを1つだけ提案します。
ミニチャレンジ: 英語のパッケージやサイトで
for を見つけたら、
- 「これは 何用 を表している?」
- 「それとも 誰向き を表している?」
こうして自分で毎回ちいさなクイズを出すと、脳が 「用途の for」「適正の for」 を自動で仕分けしてくれるようになります。
すでにあなたは、
「for の後ろに来る名詞を見れば、意味がかなり予想できる」
という感覚を手に入れています。
あとは、例文や実際の英語にたくさん触れて、
その感覚を少しずつ「反射神経」レベルまで育てていきましょう。
次のセクションでは、「目的を表す for」もあわせて身につけて、
for の世界をさらに広げていきます。
3. 目的を表す for(〜のために)
前置詞 for は、「誰のために」(利益)や「〜用・〜向き」(用途・適正)だけでなく、
「何のためにその行動をするのか」= 行動の目的 も表せます。
たとえば、
go out for a walk(散歩に出かける)や
study for the exam(試験のために勉強する)のように、
行動のゴール をセットで表すイメージです。
セクション3では、この「目的の for」を中心に、
動詞+for+名詞 の型や
to 不定詞 との違いを整理していきます。
🎯 3-1. 目的の for のイメージ(「何をしに?」を表す)
目的を表す for は、行動について
「何をしに?」「何のために?」
を説明するための ゴールマーク のような役割を持っています。
「どこへ?」ではなく「何をしに?」
前置詞 to が
「どこへ?」(場所・方向)
を表すのに対して、目的の for は
「何をしに?」(行動の目的)
にピントを合わせます。
-
go to the park= 公園へ行く(行き先) -
go for a walk= 散歩しに行く(目的) -
leave for work= 仕事に出かける(仕事をする目的で出る)
「どこへ?」なら to、
「何をしに?」なら for と考えると、
小学生でもイメージしやすくなります。
目的の for がよく出る場面
次のような場面では、for が「〜のために」を表していることが多いです。
-
出かける目的:
go out for dinner,go for a run -
勉強や練習の目的:
study for the test,train for a race -
お金や時間を使う目的:
save money for a trip,take a day off for health
英文を読んだとき
for + 名詞
を見つけたら、まずは
「これは行動の目的かな?」 と考えてみるクセをつけておくと、
後のセクションで学ぶ他の用法とも区別しやすくなります。
見分け方のコツ:
-
文の中の
for + 名詞に対して 「何のために?」 と質問してみて、 きれいに答えられるなら → それは目的の for であることが多いです。 -
一方、「誰の利益?」「何用?」と聞いたほうがしっくり来るなら、
セクション1・2の
forかもしれません。
🏃♀️ 3-2. 動詞+for+名詞で「〜するために」を表す
目的の for は、
「動詞(行動)+ for + 名詞(目的)」
という形でよく表されます。
日本語では「〜するために」「〜のために」と訳せることが多く、
行動とゴールをセットでまとめて伝えるイメージです。
下の表では、よく使う動詞グループごとに
for+名詞
の目的パターンを整理しています。スマホでも見やすいように、短い例を中心に載せています。
| 動詞のタイプ | 基本パターン | ミニ例(英語+日本語のイメージ) |
|---|---|---|
| 🚶♂️ 出かける・移動 |
go / come / leave+ for + 行動名詞
「〜しに行く」「〜のために出かける」
|
go for a walk (散歩しに行く) leave for work (仕事に出かける) |
| 📚 勉強・練習 |
study / practice / train+ for + 試験・大会など
「〜のために勉強する/練習する」
|
study for the exam (試験のために勉強する) train for a race (レースのためにトレーニングする) |
| 💰 お金・時間の目的 |
save / pay / work+ for + 目的物・イベント
「〜のために貯める/働く」
|
save money for a trip (旅行のためにお金を貯める) work for a better future (よりよい未来のために働く) |
| 📅 集まり・イベント |
meet / gather+ for + イベント名
「〜のために集まる/会う」
|
meet for lunch (ランチのために会う) gather for a meeting (会議のために集まる) |
| 📨 何かを得る目的 |
send / call / write+ for + 人・助け・情報
「〜を求めて 〜する」(獲得の for とも関連)
|
send for a doctor (医者を呼びに人をやる) write for more information (詳しい情報を求めて手紙を書く) |
先取りヒント:
-
目的を名詞で言うなら →
for + 名詞例:study for the exam(試験のための勉強) -
目的を動詞の動きそのもので言うなら →
to + 動詞の原形例:study to pass the exam(試験に合格するために勉強する)
このセクションの後半では、
for+名詞 と to+動詞 の使い分け
を、もっとくわしく整理していきます。
🔀 3-3. for+名詞 vs to+動詞原形(どちらの「〜するために」?)
英語ではどちらも日本語で「〜するために」と訳せることがありますが、 for+名詞 と to+動詞の原形 は役割がちがう ので、ここでイメージをしっかり分けておきましょう。
かんたんに言うと、 名詞で言える目的なら for、 動きそのものを言いたいなら to 不定詞 です。
① for+名詞:イベント・目的物
イベント・行事・目的物 など、 名詞で表せるものをゴールとして言うときに使います。
-
study for the exam
→ 試験(というイベント)のために勉強する -
save money for a trip
→ 旅行(という目的)のためにお金を貯める -
go for a walk
→ 散歩(という行動イベント)のために出かける
「for のあとに、行事名・物の名前を置けるか?」と考えると、 for+名詞 を選ぶ場面が見えやすくなります。
② to+動詞の原形:行動そのもの
行動・動作そのものを目的として言いたいときに使います。 「〜するために」とストレートに言いたいとき の形です。
-
study to pass the exam
→ 試験に合格するために勉強する -
go to buy some bread
→ パンを買うために行く -
work hard to achieve your goal
→ 目標を達成するために一生懸命働く
to+動詞 は、 「〜する」という動きそのものにフォーカスしたいときの形だと考えるとスッキリします。
| 日本語のイメージ | 英語の形 | コメント |
|---|---|---|
|
「試験のために勉強する」 (イベントをゴールに) |
study for the exam
|
for+名詞 試験という「イベント」のために、という言い方。 |
|
「合格するために勉強する」 (行動の結果にフォーカス) |
study to pass the exam
|
to+動詞 「合格する」という動きをハッキリ言いたいとき。 |
|
「牛乳のために店に行く」 (ほしい物にフォーカス) |
go to the shop for some milk
|
for+名詞 目的物(牛乳)そのものをゴールとして表現。 |
|
「牛乳を買うために店に行く」 (することにフォーカス) |
go to the shop to buy some milk
|
to+動詞 「買う」という行動を目的としてはっきり言っている。 |
よくあるNG:
-
I study for pass the exam.
→ for の後ろに動詞の原形は置けません。
正しくはfor the exam(名詞)か、to pass the exam(to+動詞)を使います。 - 「名詞で言える目的?」と自分に聞いて、 名詞なら for+名詞、動作そのものなら to+動詞 と選ぶクセをつけると安心です。
❓ 3-4. 「何のために?」をたずねる What ... for? / What is A for?
目的の for が分かってきたら、
今度はそれを
「聞く側」
にまわってみましょう。
英語では、
What ... for?
と
What is A for?
の2パターンで「何のために?」をたずねることができます。
① 行動の目的をたずねる What ... for?
相手の行動の目的をたずねる、少しくだけた言い方です。 「なんでそんなことしたの?」というニュアンスにもなります。
-
What did you do that for?
(何のためにそんなことをしたの?) -
What are you saving money for?
(何のためにお金を貯めているの?) -
What did you come here for?
(何をしにここへ来たの?)
文の最後に for が来るのがポイントです。
くだけた会話ではよく使われますが、
場合によっては少しきつく聞こえることもあるので、
相手との距離感には注意しましょう。
② 物やルールの「用途・目的」をたずねる What is A for?
ボタン・道具・部屋・ルールなど、 「これって何のためのもの?」 と用途をたずねるときの形です。
-
What is this button for?
(このボタンは何のためのものですか。) -
What is this room for?
(この部屋は何用ですか。) -
What is this rule for?
(このルールは何のためのものですか。)
こちらは比較的ていねいで、フォーマルな場面でも使いやすい聞き方です。
「A は何のためのもの?」= What is A for? という型で覚えましょう。
💬 ミニ会話で確認しよう
例1:行動の目的をたずねる
A: I got up at five this morning.
B: What did you get up so early for?
A: To catch the first train.
(A: 今朝5時に起きたんだ。
B: そんなに早く起きて何をするため?
A: 始発電車に乗るためだよ。)
例2:物の用途をたずねる
A: There is a new icon on my screen.
B: What is that icon for?
A: It is for quick access to settings.
(A: 画面に新しいアイコンがあるんだけど。
B: そのアイコンは何のためのもの?
A: 設定画面にすぐアクセスするためのだよ。)
このブロックのまとめ:
-
行動の目的をカジュアルに聞く →
What ... for? -
物・部屋・ルールの用途をていねいに聞く →
What is A for? -
どちらも、答えの中には
for+名詞やto+動詞が出てきやすいので、セットで覚えると効果的です。
目的を表す for(〜のために)例文
We stopped for a break after two hours of driving.
(私たちは2時間運転したあとで、休憩のために車を止めました。)
語注: break = 休憩。driving = 車を運転すること。
型: stop for + 名詞 で「〜のために立ち止まる」という目的を表します。
ニュアンス: for a break は「ひと休みするために」という、短い休憩のイメージです。
バリエーション: We stopped for coffee after the meeting.
I am packing my suitcase for our trip next week.
(私は来週の旅行のために、スーツケースに荷物を詰めています。)
語注: pack = 詰める。suitcase = スーツケース。trip = 旅行。
型: be + -ing + for our trip で「旅行のために今〜している」という進行形の目的表現になります。
コロケーション: pack (one's) suitcase は「荷造りをする」というよくある組み合わせです。
バリエーション: We are buying snacks for our trip tomorrow.
She has been studying hard to pass the test for the interview.
(彼女は面接用のテストに合格するために、一生懸命勉強し続けています。)
語注: interview = 面接。test = 試験。study hard = 一生懸命勉強する。
型: to pass the test は「合格するために」という to 不定詞、for the interview は「面接というイベントのために」という for+名詞 です。
使い分け: 行動(合格する)を言いたいときは to+動詞、行事(面接)を言いたいときは for+名詞 が基本です。
バリエーション: He has been practicing to pass the test for the interview.
This room is not reserved for the interview tonight.
(この部屋は今夜の面接用には予約されていません。)
語注: reserved = 予約されている(受動)。tonight = 今夜。
型: be not reserved for A で「A のためには予約されていない」という受動文になります。
レジスター: 会議室や会場の予約など、ビジネス場面でよく使う表現です。
バリエーション: This hall is reserved for a concert tomorrow.
What are you keeping these notes for?
(あなたは何のためにこのメモを取って残しているのですか。)
語注: keep notes = メモを取って残しておく。these notes = このメモ。
型: What ... for? は行動の目的をたずねる形で、「何のために〜するの?」という少しくだけた聞き方です。
注意: フォーマルにしたいときは Why are you keeping these notes? など why を使う言い方もあります。
バリエーション: What are you saving this file for?
What is this for? It is for our trip to Hokkaido.
(これは何のためのものですか。これは私たちの北海道旅行のためのものです。)
語注: Hokkaido = 北海道。trip = 旅行。
型: What is this for? で「これは何のためのものですか」と物の用途・目的をたずねます。
ポイント: 答えには It is for ... と for+名詞 を使って目的を言うのが自然です。
バリエーション: What is this app for? It is for learning English.
Use this checklist for the interview so you do not forget anything.
(何も忘れないように、このチェックリストを面接のために使ってください。)
語注: checklist = チェックリスト。forget = 忘れる。
型: 命令文 Use ... に for the interview を続けて「面接のために〜を使いなさい」と目的を足しています。
コロケーション: use a checklist や use this form はビジネスメールでもよく使う言い方です。
バリエーション: Bring this resume for the interview tomorrow.
He is not preparing for our trip anymore because he changed his plans.
(彼は予定を変えたので、もう私たちの旅行のための準備をしていません。)
語注: prepare = 準備する。anymore = もはや〜ない。plans = 計画。
型: be not preparing for ... で「〜のための準備をしていない(最中でない)」という進行形の否定になります。
ポイント: because 以下で「理由(なぜ準備していないか)」を説明しています。
バリエーション: She is preparing for our trip, but I am not.
All the tickets for our trip have been booked for us in advance.
(私たちの旅行のチケットはすべて、事前に私たちのために予約されています。)
語注: ticket = 切符・チケット。in advance = 前もって。book = 予約する。
型: have been booked は現在完了形の受動で、「ずっと前から予約されている」という状態を表します。
ポイント: for our trip で目的(旅行のためのチケット)、for us で「誰のためか(私たちのため)」をそれぞれ表しています。
バリエーション: The hotel rooms for our trip have already been booked.
Aren't you studying for the interview today instead of playing games?
(今日はゲームをする代わりに、面接のために勉強しているんじゃないのですか。)
語注: instead of = 〜の代わりに。study for the interview = 面接のために勉強する。
型: Aren't you ... ? は「〜しているんじゃないの?」という、相手に確認するときの否定疑問文です。
注意: 否定疑問文は、日本語でも「〜してないの?」のように、状況によっては少し責めるように聞こえることがあります。
バリエーション: Aren't you getting ready for the interview yet?
I do not have time for a break during the busy season.
(忙しい時期には、休憩のための時間がありません。)
語注: busy season = 忙しい時期。have time for ... = 〜のための時間がある。
型: have no time for ... で「〜のための時間がない」という目的の欠如を表します。
ポイント: for a break を付けることで、「休憩する目的の時間がない」と具体的になります。
バリエーション: I barely have time for a break at lunch.
I booked a table for our trip so we can have a special first dinner together.
(一緒に特別な最初の夕食ができるように、私は私たちの旅行のために席を予約しました。)
語注: book a table = 席を予約する。special = 特別な。dinner = 夕食。
型: book a table for ... で「〜のために席を予約する」、so we can ... で「〜できるように」という目的の説明を足しています。
恋愛ニュアンス: 「特別な最初の夕食」は、旅行や記念日のロマンチックな場面でよく使える表現です。
バリエーション: I bought these tickets for our trip so we can make memories together.
The budget for the interview was increased to make the event more impressive.
(イベントをもっと印象的なものにするために、面接の予算が増やされました。)
語注: budget = 予算。increase = 増やす。impressive = 印象的な。
型: was increased は受動で「増やされた」、for the interview で「面接のための予算」であることを示しています。
ポイント: to make ... は「〜にするために」という目的の to 不定詞 で、for the interview と合わせて二重の目的が表現されています。
バリエーション: The budget for the interview was reduced to save money.
Our team will meet for a workshop next Friday to plan the new project.
(私たちのチームは新しいプロジェクトを計画するために、来週の金曜日にワークショップのために集まります。)
語注: workshop = 勉強会・研修会。plan = 計画する。project = プロジェクト。
型: meet for a workshop で「ワークショップのために集まる」、to plan the new project で「新しいプロジェクトを計画するために」と目的を重ねています。
ポイント: ビジネス場面では、meet for a meeting, meet for a review など、meet for + 名詞 の形がよく使われます。
バリエーション: We will meet for a briefing before the workshop.
📝 セクション3 ミニ注意点・ミニまとめ(目的の for)
⚠️ミニ注意点(ここでチェック)
-
for の後ろは名詞:
✗ study
for passthe exam → 〇study for the exam/study to pass the exam - 「目的物」か「行動」かを意識: イベントや物がゴールなら for+名詞、 「〜すること」自体をゴールにしたいときは to+動詞。
-
What ... for? はカジュアル寄り:
時に「なんでそんなことしたの?」と少しきつく聞こえることも。
フォーマルなら
Why ... ?やWhat is A for?も候補に。 -
What is A for? は用途をたずねる型:
物・部屋・ルールなどの「役目」を聞くときに便利。
例:
What is this button for?(このボタンは何のため?) - for の役割を混ぜない: 「利益の for」「用途の for」「目的の for」が混ざるとモヤモヤしがち。 まずは「これは行動のゴール(目的)を言っている for かな?」とラベルをつけて読むクセをつけると◎
疑問に思った文を見つけたら、for の後ろを指さし確認するだけでも、かなりミスが減ります。
✅ミニまとめ(3行でおさらい)
-
for+名詞 = 「〜というイベント・目的物のために」
例:
study for the exam,save money for a trip -
to+動詞原形 = 「〜するために」行動そのものをゴールに
例:
study to pass the exam,go to buy some milk -
質問パターン:
行動の目的 →
What ... for?/ 物の用途 →What is A for?
🚀モチベーションアップメッセージ
「目的の for」をここで整理しておくと、これから出てくる 他の前置詞や to 不定詞 を見たときに、頭の中で自然と これはイベントのため / これは行動そのもののため と仕分けできるようになります。
これは心理学でいう 「ラベリング効果」(名前をつけて整理すると覚えやすくなる)で、 一度きちんとラベルをつけておくと、その後に読む英文が ぜんぶ「復習問題」になってくれます。
今この数分で for+名詞 / to+動詞 / What ... for? の型を頭に入れておけば、 これから何十個も出てくる文を読むたびに、 「また同じパターンだ、分かる!」という 小さな成功体験を積み重ねられます。 その積み重ねが、英語学習を長く続けるエンジンになってくれるはずです。
4. 獲得や追及を表す for(〜を求めて)
🎯 for は「まだ手に入っていないもの」に向かって手を伸ばすイメージを表すことがあります。 ask for help / look for a job / wait for the bus など、 「何かを求める動詞」+ for + 名詞 という形でよく登場します。
Lesson 095 / Section 4🧭まずはイメージと言葉をそろえよう
このセクションでは、 for が 「まだ手元にないものを求める」 ときの使い方をまとめます。
例えば、 ask for help (助けを求める)や look for a job (仕事を探す)のように、 心や行動の「矢印」を表す動詞といっしょに使われるのがポイントです。
まずは「 動詞(求める)+ for + 名詞(ほしいもの) 」の型を意識しながら、 例文や表で少しずつイメージを固めていきましょう。
🤲 イメージ整理:「まだ手元にないものへ手を伸ばす for」
for が「獲得・追及」を表すとき、イメージはとてもシンプルです。
1. 自分(主語)がいて、
2. 動詞で「求める行動」をし、
3. for+名詞で「ほしいもの・目標」を示します。
「矢印(行動)を作るのが動詞」 「矢印のゴール(ターゲット)を書くのが for+名詞」 と覚えると、読みやすくなります。
代表的なパターンを、色ごとにざっくりグループ分けしておきましょう。
-
お願い・依頼
ask for help(助けを求める) /ask for advice(助言を求める) -
探す
look for a job(仕事を探す) /search for information(情報を探す) -
待つ
wait for the bus(バスを待つ) -
申し込む・望む
apply for a visa(ビザに申し込む) /hope for peace(平和を望む)
📣 依頼・要求の for(ask for / call for / press for / apply for など)
「獲得・追及の for」の中でも、このブロックでは 人に何かを求めるタイプ の表現にしぼって整理します。
ask for help(助けを求める)や
apply for a job(仕事に応募する)など、
「お願い・要求・申し込み」の気持ちを表す動詞と
for+名詞
がセットになるのがポイントです。
🤲イメージ:「相手に向かって、ほしいものを求める」
依頼・要求の for は、次のような流れでイメージすると分かりやすくなります。
- 自分(主語)が、まだ手に入っていないものを持っていない。
- 誰かに向かってお願い・要求・申し込みなどの行動をする。(動詞がここを担当)
- for+名詞 で、 「ほしいもの・求めているもの」 を言葉にする。
「お願いの強さ」や「フォーマルさ」は
動詞のちがいが決めてくれます。
for はあくまで「矢印のゴール(何を?)」を書いている、と考えるとスッキリします。
📌よく使う「動詞+for」まとめ
よく見る表現を、ニュアンス別に色分けしてみましょう。
| 動詞+for | よく一緒に使う名詞 | ニュアンス |
|---|---|---|
ask forask for help
|
help, advice, information, more time など |
いちばんよく使うふつうのお願い。 「〜をください」「〜をお願いできますか」のイメージ。 |
call forcall for action
|
action, change, calm, reform など |
ニュースや発表でよく出る強めの「求める」。 「〜を求める声が上がる」「〜を要求する」という雰囲気。 |
press forpress for an answer
|
an answer, a decision, an explanation など |
ぐいぐい迫って答えを出させようとする感じ。 何度も聞いたり、返事を急がせたりするときに使う。 |
apply forapply for a job
|
a job, a visa, a scholarship, a position など |
書類やフォームで正式に申し込むイメージ。 就職・留学・各種申請など、ビジネス寄りの場面で多用。 |
どれも
「まだ手に入っていないものを、相手に向かって求める」
というイメージで共通しています。
まずは
動詞とセットでワンフレーズ暗記
しておくと、ニュース・メール・会話で一気に読みやすくなります。
🔎 探す・待つ・望むの for(look for / search for / wait for / hope for / long for)
ここでは、
「まだ手に入っていないもの」
を
探したり・待ったり・心の中で望んだり
するときの
for
に注目します。
look for a job(仕事を探す)や
wait for the bus(バスを待つ)、
hope for peace(平和を望む)など、
動詞の「矢印」と、for+名詞の「ゴール」
をセットでイメージできると読みやすくなります。
🧭イメージ:「目・時間・心」を向ける for
「探す・待つ・望む」の for は、ざっくり次の3パターンに分けて考えるとスッキリします。
-
探す
look for / search for
目や行動を「何か」に向けて探す。 (鍵・情報・仕事など) -
待つ
wait for
時間をかけて、やってくる人・物・出来事を待つ。 -
望む・憧れる
hope for / long for
心の中で「こうなってほしい」「そうなればいいのに」と願う・憧れる。
どの場合も、 for + 名詞 の部分に、 「ほしいもの」「待っているもの」「実現してほしい状態」 が入るイメージを持っておきましょう。
📌似ている表現どうちがう?(ミニ一覧)
よく使う 5 つの表現を、意味とニュアンスで比べてみましょう。
| 表現 | おおまかな意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
look forlook for a key
|
〜を探す(目や行動を向ける) |
いちばんよく使う「探す」。 日常会話の基本形。カジュアルでもOK。 |
search forsearch for information
|
〜を詳しく探す・捜索する |
少していねい・フォーマル寄り。 「くまなく探す」「本格的に情報を探る」感じ。 |
wait forwait for the bus
|
〜を待つ |
× wait the bus ではなく、必ず
wait for + 名詞。 時間をかけて「来るのを待つ」イメージ。 |
hope forhope for peace
|
〜を望む、〜を期待する |
実現するかは分からないけれど、 「そうなったらいいな」と前向きに期待する感じ。 |
long forlong for the day
|
〜を切望する、強く憧れる |
気持ちがより強く、少し文学的・感情的。 「ずっと心の中で思い続けている」イメージ。 |
どの表現も、 「今はまだ手元にないもの・起きていないこと」 に、 目・時間・心を向けるという点で共通しています。 英文を読むときは、 for の後ろにある言葉=その人が求めているもの と考えて、意味をつかんでみましょう。
❓ 質問パターン:What are you looking for? / What are you waiting for?
「探す・待つ・望む」の for が、会話でよく出てくるのが
What are you ... for?
という質問パターンです。
What are you looking for?(何を探しているの?)や
What are you waiting for?(何を待っているの?)のように、
「for の後ろにあるもの」= 相手が求めているもの
を聞き出す形になっています。
🧩文の型を分解してみよう
まずは、What are you looking for? の中身をパーツごとに見てみましょう。
全体としては、 What + be動詞 + 主語 + 動詞-ing + for? という形になっています。
-
What are you looking for?
→ 今、何を探しているの? -
What are you waiting for?
→ 今、何を待っているの?
💬会話での使い方 + 注意ポイント
探す What are you looking for?
A: What are you looking for?
B: I'm looking for my keys.
(A「何探してるの?」 B「鍵を探してるんだ」)
待つ What are you waiting for?
A: Why are you standing here?
B: I'm waiting for the bus.
A: Oh, I see. What are you waiting for?
(A「なんでここに立ってるの?」 B「バスを待ってるんだよ」 A「なるほど。何を待ってるの?」)
よくある落とし穴
- for を忘れない: ✗ What are you looking? → 〇 What are you looking for?
-
「今」の動作なので進行形:
✗ What do you look for?(不自然)
→ 〇
What are you looking for? -
短く聞き返すときの「What for?」:
A: I'm saving money.(お金を貯めてるの)
B: What for? (何のために?) 「何のために?」とだけ聞きたいときは、What for?と短く言う言い方もあります。
⚠️ ミニ注意点・落とし穴(獲得・追及 for 編)
「獲得・追及の for」は、
ask for / look for / wait for / apply for / hope for
などの表現でよく使われます。
ここでは、学習者がまちがえやすいポイントだけをギュッとまとめてチェックしておきましょう。
🧨よくある落とし穴ベスト5
-
1. for を落としてしまう
✗ ask him help → ask him for help
✗ wait the bus → wait for the bus
「何を求めているか」を言うときは、for+名詞 を忘れないように。 -
2. ask for と ask to の混同
ask for + 名詞 =「もの・ことを求める」
ask 人 to + 動詞 =「〜するように頼む」
例:ask for advice(助言を求める) /ask him to help me(彼に手伝うよう頼む) -
3. look for / look at / look after の取り違え
look for = 〜を探す
look at = 〜を見る
look after = 〜の世話をする
例:look for a job(仕事を探す)とlook at a job(仕事を見る)は意味が全然違うので注意。 -
4. apply for と apply to の使い分け
apply for + もの = 「〜に申し込む」
apply to + 組織 = 「〜という機関に申し込む」
例:apply for a job(仕事に応募する) /apply to the company(その会社に応募する) -
5. hope for と hope to のニュアンス差
hope for + 名詞 = 状態や結果を望む
hope to + 動詞 = 自分の行動について「〜したいと望む」
例:hope for peace(平和を望む) /hope to see you(会えることを望む/会いたい)
✅NG → OK パターンで一気に確認
よくあるミスを、NG → OK の形でまとめました。 自分がやりそうなミスがないか、サッと目でチェックしてみましょう。
| NG(よくあるまちがい) | OK(自然な表現) | ポイント |
|---|---|---|
| ✗ I asked him help. | I asked him for help. | ask for + 名詞:help の前に for が必要。 |
| ✗ We waited the bus. | We waited for the bus. | wait は必ず wait for + 名詞。 |
| ✗ I am looking the job. | I am looking for a job. |
「探す」は
look for。
look the job にはしない。
|
| ✗ I applied a job. | I applied for a job. | 「申し込む」は apply for + もの。 |
| ✗ I hope for see you soon. | I hope to see you soon. | hope for + 名詞 / hope to + 動詞 の形の違いに注意。 |
パターンで覚えてしまえば、 for を入れ忘れるミスは一気に減ります。 「この動詞は for がセットだな」と一塊で記憶するのが、遠回りに見えて実は一番ラクな覚え方です。
4. 獲得や追及を表す for(例文)
She is asking for a promotion at work this month.
(彼女は今月、職場で昇進を願い出ています。)
語注: promotion = 昇進。ask for = 物やことを「求める・願い出る」。
型: S be V-ing for + 名詞(今まさに〜を求めている、という進行形)。
使い分け: ask for は「もの・状態」を頼む表現。人に行動を頼むときは ask 人 to 動詞 を使う(例: ask her to help)。
They often look for creative solutions in customer feedback.
(彼らはよく、顧客のフィードバックの中に創造的な解決策を探します。)
語注: look for = 〜を探す。creative solutions = 創造的な解決策。feedback = フィードバック、意見。
型: S often look for A in B(Bの中にAを探す)。
コロケーション: look for は job, idea, answer, information など「目に見えないもの」ともよく組み合わせる。
I am not waiting for an answer anymore.
(私はもう、返事を待っていません。)
語注: anymore = もはや〜ない。answer = 返事。
型: S be not waiting for 名詞 で「もう〜を待っていない」という継続動作の否定。
よくある誤り: × I do not wait the answer. ではなく、○ wait for をセットで使う。
What are you looking for in a partner ?
(あなたはパートナーに何を求めていますか。)
語注: partner = パートナー(恋人・将来の相手など)。
型: What are you looking for in A? で「A に何を求めているの?」という定番パターン。
モチベーション: 自分が何を「for の先」に置きたいのか言葉にすると、理想の人間関係や将来像もはっきりしてくる。
Do not wait for the perfect chance; start with a small step today.
(完璧なチャンスを待たないで、今日、小さな一歩から始めましょう。)
語注: perfect chance = 絶好のチャンス。small step = 小さな一歩。
型: Do not wait for A; start B. で「Aを待たずにBを始めなさい」という対比の命令文。
モチベーション: 英語学習も同じで、「準備万端」を待つより小さな行動を積み重ねる方が、結果として大きな力になる。
Your idea was approved because you asked for honest feedback.
(あなたが正直なフィードバックを求めたおかげで、そのアイデアは承認されました。)
語注: be approved = 承認される。honest feedback = 正直なフィードバック。
型: S was approved because S' asked for 名詞 の形で「〜を求めた結果、〜が認められた」。
ポイント: 自分から積極的に ask for feedback すると、成長のチャンスも増えるという前向きな用法。
The position was not offered to him because he did not apply for the program.
(彼がそのプログラムに応募しなかったため、そのポジションは彼に提示されませんでした。)
語注: position = 職位・ポジション。offer = 提示する。program = プログラム、制度。
型: The position was not offered because S did not apply for 名詞. で「〜に応募しなかったので、そのポジションは与えられなかった」。
使い分け: apply for + もの(job, visa 等)、apply to + 組織(company, university 等)という区別も合わせて覚えると便利。
I have never applied for a credit card before.
(私は今までクレジットカードに申し込んだことがありません。)
語注: have never Vpp = 今まで一度も〜したことがない。credit card = クレジットカード。
型: S have never applied for 名詞 before. で「〜に申し込んだことがない」という現在完了の経験用法。
ポイント: 申し込みの場面では apply for を覚えておくと、留学・就職・各種申請などでそのまま使える。
Have you ever waited for a reply that never came ?
(一度も来なかった返事を待ち続けたことはありますか。)
語注: reply = 返事。that never came = 「決して来なかった」という関係節。
型: Have you ever waited for 名詞 that ...? で「〜な名詞を待ったことがあるか」をたずねる形。
ポイント: ever(今までに)と現在完了を組み合わせると、経験をたずねる自然な疑問文になる。
Many students are searching for scholarships to pay for their studies .
(多くの学生が、学費を払うための奨学金を探しています。)
語注: search for = 〜を捜し求める(look for より少しかたい)。scholarship = 奨学金。studies = 学業。
型: S be searching for 名詞 to 動詞 で「〜するために〜を探している」。
使い分け: 日常会話では look for、書き言葉やフォーマル寄りでは search for を使うことが多い。
The union is pressing for better working conditions this year.
(今年、労働組合はより良い労働条件を強く求めています。)
語注: union = 労働組合。press for = 強く要求する。working conditions = 労働条件。
型: S be pressing for 名詞 で「〜を強く求めている」というニュースなどでよく見る表現。
レジスター: 少しかしこまった文脈で使われることが多く、ニュース記事や社内文書に向いた表現。
What exactly are you waiting for now?
(今、あなたはいったい何を待っているのですか。)
語注: exactly = 正確に、いったい。now = 今。
型: What exactly are you waiting for now? で「結局、何を待っているの?」という軽いつっこみのような聞き方。
モチベーション: 自分に向けて使えば、「もう十分準備できている。あとは行動するだけだ」と背中を押すフレーズになる。
Please do not press me for details right now.
(今は、私に詳しいことをしつこく聞かないでください。)
語注: press 人 for A = 人にAをしつこく求める。details = 詳細。right now = 今すぐ。
型: Please do not press me for 名詞. の形で、ていねいに「今はそっとしておいてほしい」と伝える。
ポイント: press for は ask for よりも「ぐいぐい迫る」感じがあるので、やや強い要求やしつこさを表したいときに使う。
I have always longed for a love that feels safe and kind .
(私は、安心できて優しさにあふれた愛をずっと求めてきました。)
語注: long for = 強く憧れる、切望する。safe and kind = 安心できて優しい。
型: S have always longed for 名詞 that ... で「ずっと〜のような名詞を求めてきた」というロマンチックな表現。
モチベーション: 自分が本当に「long for(心から求めている)」ものを英語で言えるようになると、目標や夢もぐっと具体的になる。
ミニまとめ(獲得・追及を表す for)
「獲得・追及」の for は、
まだ手に入れていないもの
に向かって、
お願いする・探す・待つ・応募する・心から願う
ときに使われます。
これだけ押さえる「獲得・追及 for」
-
お願いする
ask for + 名詞
例: ask for help (助けを求める) -
探す
look for / search for + 名詞
例: look for a job (仕事を探す) -
待つ
wait for + 名詞
例: wait for the bus (バスを待つ) ※ × wait the bus はNG。for を忘れない。 -
応募する・申し込む
apply for + 名詞
例: apply for a scholarship (奨学金に応募する) -
心から願う・憧れる
hope for / long for + 名詞
例: hope for peace (平和を願う), long for home (故郷を恋しく思う)
覚え方のコツ & よくあるミス
-
「for の先」=ゴール と考える
目標・ほしい物・叶えたい状態など、
まだ手に入っていないもの が for の後ろに来るイメージ。 -
動詞とセットで覚える
ask for / look for / wait for / apply for / hope forなどは、 単語+for を一塊のフレーズとして暗記するとミスが減る。 -
よくあるNG:
✗ ask him help → ask him for help
✗ wait the train → wait for the train -
「for なのか to なのか」迷ったら
目標が 名詞なら for、 動詞なら to が目安。
例:apply for the job(仕事に応募する) /hope to see you(会えることを願う)。
モチベーション一言:
英語の for フレーズは、そのまま
あなたの「欲しい未来」
を表すことばです。
今日は、
「ask for」「look for」「hope for」から1つ選んで、自分の夢や目標を入れた文を1つ作る
ところから始めてみましょう。
小さな一文でも、「欲しいものに向かって for を使って手を伸ばす」練習を続ければ、
英語力も、叶えたい未来も、少しずつ近づいてきます。
5. 行き先や目的地を表す for
このセクションでは、
for
が「どこへ向かうのか」という
行き先・目的地
を表す使い方をまとめます。
leave for Tokyo や
be bound for Osaka のように、動きの動詞+for+場所 で
「出発点から目的地への矢印」をイメージできるようにしていきましょう。
行き先 for のイメージ:出発点からゴールへ向かう矢印
行き先・目的地を表す
for は、
「今いる場所 → for → まだ着いていない目的地」
というイメージでとらえると分かりやすくなります。
代表的な形
-
leave for+ 場所 例:leave for Tokyo→ 「(今いる場所を)出発して東京へ向かう」 -
depart for+ 場所 例:depart for London→ 飛行機や列車の「ロンドン行き出発」 -
be bound for+ 場所 例:This train is bound for Osaka.→ 「この電車は大阪行きです」
go to とのちがい(ざっくり)
行き先を表すとき、
to と for がごちゃごちゃになりがちです。
ここではイメージだけ簡単に整理しておきましょう。
-
go to
go to Tokyo→ 単に「東京へ行く」という動き全体にフォーカス -
leave for
leave for Tokyo→ 今いる場所を出発して、東京というゴールへ向かい始める - よくある間違い: ✗ leave to Tokyo → 正しくは leave for Tokyo
まずは、 「動きの動詞」+ for+場所 で「どこに向かうのか」を表す、という軸をしっかり作っておくのがコツです。
行き先 for の基本パターン一覧
ここでは、旅行・出張・留学などで特によく使う 「動詞+for+場所」 をミニ表で整理します。英語のまま丸ごとフレーズとして覚えてしまうと、実戦でとても楽になります。
| パターン | 意味のイメージ | ミニ例文 |
|---|---|---|
| leave for + 場所 | 「〜へ向けて出発する」 今いる場所を出て、目的地へ向かい始めるイメージ。 |
例:
We will leave for Tokyo at 9.(私たちは9時に東京へ向けて出発します。) |
| depart for + 場所 | 「〜行きとして出発する」 飛行機や列車の出発を少しかために言う。 |
例:
The plane will depart for London soon.(飛行機はまもなくロンドン行きとして出発します。) |
| set off for + 場所 | 「〜へ向けて出発する(旅に出る感じ)」 旅や長い移動の始まりによく使う。 |
例:
They set off for the mountains at dawn.(彼らは夜明けに山へ向けて出発しました。) |
| head for + 場所 | 「〜の方へ向かう」 歩く・車で行くなど、移動中の「向かう方向」を表す。 |
例:
We are heading for the station now.(私たちは今、駅の方へ向かっています。) |
| be bound for + 場所 | 「〜行きである」 電車・バス・飛行機などの行き先表示で定番の言い方。 |
例:
This train is bound for Osaka.(この電車は大阪行きです。) |
| leave A for B | 「A を出発して B へ向かう」 出発点と目的地を両方はっきり言いたいとき。 |
例:
She left Osaka for Tokyo yesterday.(彼女は昨日、大阪を出て東京へ向かいました。) |
まずはこの表にある
「動詞+for+場所」
を数個えらんで、自分の行きたい場所の名前を入れ替えて声に出してみましょう。
例:
leave for Canada /
head for Kyoto など、自分の未来の旅行プランと結びつけると記憶に残りやすくなります。
「go to」とのざっくり比較:to は行き先、for は出発点からゴールへの矢印
行き先を表すとき、
go to と
leave for などの
for
がごちゃごちゃになりやすいところです。
ざっくりと、
to = 行き先そのもの / for = 出発点から目的地への矢印
とイメージしてみましょう。
go to 基本の「〜へ行く」
-
go to + 場所→ 「〜へ行く」という動き全体を淡々と表す。 - 出発点を特に意識せず、「行き先」をシンプルに言いたいとき。
We go to Tokyo every summer.
(私たちは毎年夏に東京へ行きます。)
She went to Kyoto yesterday.
(彼女は昨日、京都へ行きました。)
語注: go to ~ = 「~へ行く」。行き先をそのまま示す、いちばん基本の形です。
型: S + go/went + to + 場所(一般動詞の文)
使い分け: 出発する「瞬間」を強調したいときは、leave for に切り替えるとニュアンスが変わります。
leave / head / depart + for 「〜へ向けて出発する」
-
leave for,depart for,head forなどは、 今いる場所から目的地へ向かう矢印 を表します。 - 「どこを出発して、どこへ向かうか」を強調したいときにぴったり。
We will leave for Tokyo at 9.
(私たちは9時に東京へ向けて出発します。)
The bus is heading for the airport now.
(バスは今、空港に向かっています。)
語注: leave for ~ = 「~へ向けて出発する」 / head for ~ = 「~の方へ向かう」。
型: S + will leave + for + 場所 / S + be + heading + for + 場所
よくある誤り: ✗ leave to Tokyo ではなく、 leave for Tokyo と言います。
迷ったときは、 「とりあえず行き先を言う」なら go to、 「出発して向かい始める瞬間を言う」なら leave for / head for と覚えておくと、使い分けがかなり楽になります。
よく使うフレーズのミニ会話(行き先・目的地の for)
When are you leaving for Singapore?
(いつシンガポールへ出発するの?)
I'm leaving for Singapore on Monday.
(月曜日にシンガポールへ向けて出発します。)
語注: leave for ~ = 「~へ向けて出発する」。on Monday = 「月曜日に」。
型: 質問は When are you leaving for + 場所?、答えは
I'm leaving for + 場所 + 時 の形になっています。
使い分け: 単に「行く予定」を言うなら go to Singapore でもOKですが、leave for は
「出発するタイミング」に焦点があります。
Excuse me, is this train bound for Tokyo?
(すみません、この電車は東京行きですか。)
Yes, it's bound for Tokyo Station.
(はい、東京駅行きです。)
語注: be bound for ~ = 「~行きである」。電車・バス・飛行機などの行き先に使う表現です。
型: be bound for + 場所(受け身の形ですが、「〜行き」という決まった意味になります)。
よくある誤り: 「東京に向かっている」を ✗ go for Tokyo とは言わず、 go to Tokyo / be bound for Tokyo のように言います。
セクション5:行き先や目的地を表す for の例文
We are leaving for New York tomorrow morning.
(私たちは明日の朝、ニューヨークへ向けて出発します。)
語注: leave for ~ = 「~へ向けて出発する」。tomorrow morning = 「明日の朝」。
型: S + be + leaving for + 場所 + 時(現在進行形で近い未来の予定を表現)
使い分け: 単に「行く」なら go to New York でもよいですが、出発のタイミングを強く出したいときは leave for が合います。
I am not ready to leave for the airport yet.
(私はまだ空港へ出発する準備ができていません。)
語注: be ready = 「準備ができている」。yet = 「まだ」。
型: S + be not ready to leave for + 場所(「~へ出発する準備ができていない」)
よくある誤り: ✗ ready leave for the airport のように to を忘れないように注意しましょう。
When does this bus depart for the city center?
(このバスはいつ市内中心部へ向けて出発しますか。)
語注: depart for ~ = 「~行きとして出発する」。city center = 「市内中心部」。
型: When + does + S + depart for + 場所?(一般動詞の疑問文)
レジスター: depart は少しかためで、時刻表やアナウンスでよく使われます。会話では When does this bus leave? でもOKです。
What time are you heading for the hotel?
(何時ごろホテルに向かう予定ですか。)
語注: head for ~ = 「~の方へ向かう」。What time = 「何時に」。
型: What time + are + S + heading for + 場所?(現在進行形の疑問文)
使い分け: 「今まさに向かっている途中」の感じを出したいときは are heading for が便利です。
Get your things and leave for the gate now.
(荷物を持って、今すぐ搭乗口へ向かいなさい。)
語注: gate = 「搭乗口・出入口」。Get your things = 「荷物を持ちなさい」。
型: 動詞 + O + and + leave for + 場所(命令文で2つの動作を指示)
よくある誤り: ✗ leave to the gate とは言わず、かならず leave for the gate と for を使います。
The next train is bound for Nagoya and stops at Gifu.
(次の電車は名古屋行きで、岐阜にも止まります。)
語注: be bound for ~ = 「~行きである」。next train = 「次の電車」。
型: S + be + bound for + 場所(受動形のような形だが「~行き」という決まった意味)
使い分け: 行き先を説明するとき、乗り物については go to よりも be bound for の方が自然な場面が多いです。
Our bus is not bound for the beach resort; it goes to the town center.
(私たちのバスはビーチリゾート行きではなく、町の中心部行きです。)
語注: resort = 「リゾート地」。town center = 「町の中心部」。
型: S + be not bound for + 場所; S + go(es) to + 場所(否定で行き先の違いを説明)
よくある誤り: 「バスがどこ行きか」を言うときは Our bus goes for ... ではなく、is bound for ... / goes to ... を使います。
She left her hometown for Berlin when she was eighteen.
(彼女は18歳のとき、故郷を離れてベルリンへ向かいました。)
語注: hometown = 「故郷」。leave A for B = 「Aを離れてBへ向かう」。
型: S + left + A + for + B + when ...(Aを出てBへ向かった、という形)
使い分け: 「AからBへ引っ越す」ニュアンスを出したいときに leave A for B がよく使われます。
They have already departed for the conference venue.
(彼らはすでに会議会場へ向けて出発しました。)
語注: conference venue = 「会議会場」。already = 「すでに」。
型: S + have already departed for + 場所(現在完了で「もう出発した」状態を表現)
レジスター: ビジネスメールでは They have departed for ... のような書き方がよく使われます。
Are you really heading for Canada this winter?
(この冬、本当にカナダへ向かうつもりなのですか。)
語注: really = 「本当に」。this winter = 「この冬」。
型: Are + S + heading for + 場所 + 時?(現在進行形の疑問文)
使い分け: 決まった予定というより、「今そういう方向に動いているの?」というニュアンスを込めたいときに便利です。
We should not leave for the mountains in this storm.
(こんな嵐の中で山へ出発すべきではありません。)
語注: should not = 「~すべきではない」。storm = 「嵐」。
型: S + should not leave for + 場所 + in + 状況(助動詞を使った否定文)
よくある誤り: ✗ leave to the mountains と言わず、必ず leave for the mountains とします。
The group was heading for the wrong gate, so I stopped them.
(そのグループは間違った搭乗口に向かっていたので、私は止めました。)
語注: wrong gate = 「間違った搭乗口」。stop = 「止める」。
型: S + was heading for + 場所, so S + V ...(過去進行形+接続詞 so)
コロケーション: heading for the wrong ... は「間違った~に向かっている」というよくある組み合わせです。
Someday I want to leave for Paris with you.
(いつかあなたと一緒にパリへ向けて旅立ちたいです。)
語注: someday = 「いつか」。with you = 「あなたと一緒に」。
型: Someday + S + want to leave for + 場所 + with + 人(「いつか~へ旅立ちたい」願望を表現)
使い分け: 「観光する」だけなら visit Paris with you もよいですが、leave for Paris は「出発する瞬間」まで含めてロマンチックに言えます。
Trains bound for the airport leave from platform three.
(空港行きの電車は3番ホームから出ます。)
語注: platform = 「ホーム」。be bound for ~ = 「~行きである」。
型: Trains bound for + 場所 + V ...(分詞 bound for が列車を説明)
コロケーション: trains bound for the airport のように、駅の案内表示でよく見る組み合わせです。
行き先を表す for は、「まだそこにはいないけれど、そこに向かう」イメージです。
ただし、to や in と混ざりやすいポイントがいくつかあるので、サクッと整理しておきましょう。
落とし穴 1 "go for Tokyo" と言いたくなる問題
行き先はふつう go to Tokyo のように
to + 地名 を使います。
for + 地名 は、 leave / depart / be bound / head など、 限られた動詞とセットで使うことが多い表現です。
- OK: The bus leaves for Kyoto at 9.
- OK: This train is bound for Osaka.
- OK: I will go to Tokyo tomorrow.
- NG:
I will go for Tokyo tomorrow.(ふつうはgo to)
落とし穴 2 「今いる場所」には for を使わない
for Tokyo は 「東京行き・東京へ向けて」のニュアンスです。
「東京にいる」と言いたいときは
in Tokyo / at Tokyo Station など、
場所を表す前置詞を使います。
- OK: I live in Tokyo.
- OK: I am at Tokyo Station.
- OK: This train is for Tokyo.(東京行きの電車)
- NG:
I live for Tokyo.(意味が「東京のために生きている」にずれる)
落とし穴 3 home まわりの特別ルール
home は「家」という場所ですが、ふつう前置詞をつけないのがポイントです。
「家へ帰る」は go home、「家に向けて出発する」は
leave for home のように言います。
- OK: I will go home after work.
- OK: They left for home at midnight.
- NG:
I will go to home.(to はつけない)
今日のポイント 3行まとめ
- for + 地名 =「〜行き・〜へ向かって」。今はまだそこにいないけれど、そちらの方向へ動いているイメージ。
-
行き先の
forは、 leave for / depart for / be bound for / head for など、よくセットで出てくる動詞と一緒に覚えるとラク。 -
まずは go to + 地名 を基本にしつつ、
電車・バス・飛行機の「〜行き」は for、
「今いる場所」は
in / atで言い分ける。
実感できる場面をイメージしよう
駅や空港でアナウンスを聞くとき、次のようなフレーズが聞こえてきます。
- This train is for Osaka.
- The next flight for London will depart at 10.
「〜行き」と書いてある場面を見かけたら、頭の中で「This bus is for 〜.」とつぶやいてみると、
行き先の for がどんどん体にしみこんでいきます。
モチベーションひと言
行き先を表す for は、旅行・留学・出張など「動きのある英語」でとてもよく使われます。
「駅で行き先を説明できた!」「空港のアナウンスが分かった!」という小さな成功体験が、 英語を続ける大きな自信になります。
自分の行きたい場所をいくつか決めて、
This bus is for ○○.
を声に出して練習してみてください。
未来の旅先をイメージしながら練習すると、覚えるスピードもアップします。
6. 受け取り予定者や宛先を表す for
プレゼントやメッセージ、電話などの「これは誰あて?」を教えてくれるのが
for + 人
の使い方です。
箱に貼る「To: ○○」ラベルのように、
受け取り予定の人・宛先
をやさしく指さすイメージでとらえましょう。
📦 イメージでつかむ:「for」はプレゼントの宛名ラベル
プレゼントの箱に「For Yuki」と書いたタグが付いているところを想像してみましょう。
このとき for のあとに来る人(for Yuki)は、
「これを受け取る予定の人」
を表しています。
-
This present is for you.= このプレゼントは「あなたあて」です。 -
There is a message for you.= 「あなたあて」のメッセージがあります。 -
I have good news for you.= 「あなたに伝えたい」うれしいニュースがあります。
ポイントは、 「モノや情報」+ for +「人」 という形で、 「このモノ/メッセージは、その人に向けられている」という 宛先の矢印 を表すところです。
📋 受け取り・宛先を表す for の基本パターン一覧
| 型 | 例文 | 意味・よくある場面 |
|---|---|---|
🎁be for + 人
|
This present is for you.
|
「このプレゼントはあなたあてです」のように、 モノ側から宛先を説明するときの形。 誕生日プレゼント・おみやげなどで超頻出。 |
☎️There is ~ for + 人
|
There is a phone call for you.
|
「あなたに電話が入っています」のように、 連絡・知らせの宛先を言うときに便利。 メールや伝言にも応用できる。 |
✉️have + 名詞 + for + 人
|
I have good news for you.
|
「あなたに話したいニュースがあります」のように、 持っている情報の行き先を示す。 ビジネス・日常どちらでもよく使う。 |
👥be intended / meant for + 人
|
This course is intended for beginners.
|
「この講座は初心者向けです」のように、 特定のグループ宛てであることを表す。 教材・イベント紹介などでよく使う表現。 |
🪑be reserved / kept for + 人
|
These seats are reserved for guests.
|
「これらの席はお客様用に予約されています」のように、 あらかじめ誰かのために取っておく というニュアンスを出すときに使う。 |
まずは、 for you / for me / for us などの短い形から、 「これは誰あて?」と英語でパッと言える感覚 を育てていきましょう。
🎁
プレゼント・メッセージの for(「これはだれあて?」を伝える)
プレゼントの箱やカードに
For Yuki
のように書くと、「これはユキあてです」という意味になります。
英語の for + 人 も同じで、
モノやメッセージの宛先(受け取り手)
をやさしく指さす役目があります。
-
This present is for you.= このプレゼントは「あなたあて」です。 -
The letter is for Tom.= この手紙はトムあてです。 -
I have good news for you.= あなたに伝えたい良い知らせがあります。
ポイントは、 「モノ・情報」+ for +「人」 の形を作ると、 「これはこの人に向けたものです」 という宛名ラベルになる、というイメージです。
for you は「あなたにあげるね」「あなたに向けて用意したよ」という、少しあたたかいニュアンスをそっと添えるラベルです。
This present is for you.
(このプレゼントはあなたへのものです。)
語注: present = プレゼント。
型: S be for + 人 で「S は~あてです」を表す。
ポイント:
「誰あてのプレゼントか」を言うときは
for + 人
を使う。to you ではなく for you が自然。
I have a message for you.
(あなたへの伝言があります。)
語注: message = メッセージ・伝言。
型: S have 名詞 for + 人 で「~あての~を持っている」。
モチベーション: こうした短い「for you フレーズ」をサッと言えると、相手を大切にしている気持ちが伝わり、 心理学的にも相手との距離がぐっと縮まりやすくなります。
☎️
電話・連絡・お知らせの for
電話やメール、アナウンスなどでも、 for + 人 は「その人あての連絡ですよ」という合図としてよく使われます。
-
There is a phone call for you.= あなたに電話が入っています。 -
Is there any message for me?= 私あてのメッセージはありますか。 -
This email is for all staff.= このメールは全スタッフあてです。
There is / There are + 名詞 + for + 人 で
「~あての~があります」
という便利な言い方になります。
There is a phone call for you.
(あなたに電話が入っています。)
語注: phone call = 電話(1本の通話)。
型: There is + 名詞 + for + 人 で「~あての~があります」。
よくある場面: オフィスや家で「○○さん、電話ですよ」と伝えるときの定番フレーズ。
This email is for all staff.
(このメールは全スタッフあてです。)
語注: staff = 職員・スタッフ。
型: S be for + 人(グループ) で「S は~あてです/~向けです」。
モチベーション: 日常でもビジネスでも、「このお知らせは誰向けか」をハッキリ言えると、 コミュニケーションの行き違いが減り、安心してやり取りできるようになります。 小さなフレーズの積み重ねが、英語への自信につながります。
👥
intended / meant for で「グループ宛て」を表す
プレゼントの for you が「人ひとり」あてなら、
intended / meant for + グループ
は「この教材は初心者向けです」のように、
グループ全体あて
を表す表現です。
-
This course is intended for beginners.
→ このコースは初心者向けです。 -
This book is meant for children.
→ この本は子ども向けです。 -
The workshop is for teachers only.
→ このワークショップは先生向けだけです。
どれも、「これを誰に使ってほしいか・見てほしいか」をはっきりさせる表現です。 グループ名(beginners, children, teachers など)を for の後ろ に置きましょう。
よく使うグループ名の例
for beginners(初心者向け)for advanced learners(上級者向け)for children(子ども向け)for adults(大人向け)for staff(スタッフ向け)
イメージで整理
intended / meant for は、ポスターのすみっこに小さく "for beginners" と書いておく感じです。
「この情報は、この人たちに向けて用意しています」という ていねいなラベルだと考えると覚えやすくなります。
intended for beginners のように書けると、
英語での「案内文」作りがぐっと楽になります。
小さなフレーズですが、ビジネスでも学習でも役立つ頻出パターンです。
🔁
for 人 vs to 人 ざっくり比較
for you と to you は、どちらも「あなたに」という日本語になりますが、
英語では
意味の中心
が少し違います。
| for 人 | to 人 |
|---|---|
🎁 「〜あて・〜向け」This book is for you.→ この本はあなたのための本です(あて先ラベル)。 |
📤 「〜へ動きが向かう」I gave this book to you.→ この本をあなたに渡しました(動きの方向)。 |
✉️ 用意されている「宛先」I have a message for you.→ あなたあてのメッセージを持っている。 |
📩 送る「向き」I sent an email to you.→ メールをあなたに送った。 |
ざっくり覚え方
- for + 人 = 「その人あてに用意されたもの」。
- to + 人 = 「ものや言葉がその人のほうへ動く」イメージ。
-
プレゼントのラベルなら
for you、渡す動作を言いたいならgive ~ to you。
よくあるつまずきポイント
-
This is to you.はふつう言わない。 「これはあなたあてです」は This is for you. -
Thank youのあとに to you はつけない。 「あなたに感謝しています」はそのままThank you.やI'm grateful to you. - 迷ったらまず for you で「あなたのための〜」と言えるか考えてみると整理しやすいです。
6. 受け取り予定者や宛先を表す for:例文集
This ticket is for you.
(このチケットはあなたのためのものです。)
語注: ticket = チケット・きっぷ。
型: S be for + 人 で「S は~あてです/~のためのものです」。
使い分け:
「渡す動作」を言いたいときは give this ticket to you、
「これはあなたあてのもの」と言いたいときは for you が自然。
I have prepared a small surprise for you.
(あなたへのちょっとしたサプライズを用意しました。)
語注: prepare = 準備する。surprise = サプライズ・おどろきのプレゼント。
型: have + Vpp + 名詞 + for + 人 で「~のために~を用意してある」。
よくある誤り:
× prepared a surprise to you ではなく、
for you を使う。
Is this seat for you or for your friend?
(この席はあなたのためですか、それとも友だちのためですか。)
語注: seat = 席、座る場所。
型: Is this ~ for A or for B? で「これは A あて?それとも B あて?」とたずねる形。
コロケーション:
seat, ticket, gift など「モノ」には
for + 人 がよく付く。
This email is not for you; it is for the whole team.
(このメールはあなたあてではなく、チーム全体あてです。)
語注: whole team = チーム全体。
型: S be not for A; it is for B. で「A あてではなく、B あてです。」と対比する。
使い分け:
ビジネスメールで宛先を確認するときは
Is this email for me? / Who is this email for? のように聞ける。
This song is especially for you.
(この曲は特別にあなたのためのものです。)
語注: especially = 特に、とくべつに。
型: S be especially for + 人 で「S は特別に~あてだ」と気持ちを強調。
モチベーション: こうしたフレーズをさらっと言えると、相手に「自分は大事にされている」と感じてもらいやすく、 心理的な距離がぐっと縮まりやすくなる。
This discount is intended for new members.
(この割引は新しい会員向けです。)
語注: discount = 割引。member = 会員。
型: S be intended for + グループ で「S は~向けとして用意されている」。
使い分け:
for new members の部分を for students, for families などに入れ替えれば、
いろいろな案内にそのまま使える。
The training materials are intended for staff who work at night.
(その研修資料は夜勤のスタッフ向けです。)
語注: training materials = 研修資料。staff = スタッフ。
型: S be intended for + 名詞節 の形で、「~向けの S」と説明する。
構文メモ:
staff who work at night は「夜に働くスタッフ」という
関係節つきの名詞句で、どんなグループかをくわしく説明している。
These documents are meant for internal use only.
(これらの書類は社内での利用のみを想定したものです。)
語注: internal use = 社内利用。only = ~だけ。
型: S be meant for + 用途/グループ で「S は本来~向けである」。
使い分け:
intended for よりも少し口語的で、「こういうつもりで作られている」というニュアンスが出る。
This video is not meant for children.
(この動画は子ども向けではありません。)
語注: children = 子どもたち。
型: S be not meant for + グループ で「S は~向けではない」と対象をはっきりしめす。
よくある誤り:
× This video is no for children. ではなく、
not meant for
や not for を使う。
I am preparing a short video for all of you.
(みなさん全員に向けて短い動画を準備しています。)
語注: short video = 短い動画。
型: be + -ing + 名詞 + for all of you で「みなさん全員に向けて今~しているところです」。
モチベーション: クラスやチームに向けて話すとき、 for all of you を添えると、「みんなのためだよ」という一体感を作りやすい。
Is this announcement for all of you or for the leaders only?
(このお知らせはみなさん全員あてですか、それともリーダーだけですか。)
語注: announcement = お知らせ。leader = リーダー。
型: Is this ~ for A or for B only? で「A あてか、それとも B だけあてか」をたずねる。
使い分け:
宛先がはっきりしないメールや連絡には、「これは誰あてですか?」と
Who is this for? とシンプルに聞いてもよい。
Is there any message for you from the manager?
(マネージャーからあなたあての伝言はありますか。)
語注: message = 伝言・メッセージ。manager = 上司・マネージャー。
型: Is there any 名詞 for you from 人? で「人からあなたあての~はありますか」。
コロケーション:
message for you, call for you, email for you など、
連絡のことばとセットで覚えると使いやすい。
Please leave a note for me on the desk.
(机の上に私あてのメモを残しておいてください。)
語注: leave a note = メモを残す。desk = 机。
型: leave 名詞 for + 人 で「~あての~を残す」。
バリエーション:
Please leave a message for me. でも「私あての伝言を残してください」という自然な表現になる。
This survey is not intended for external customers.
(このアンケートは社外のお客様向けではありません。)
語注: survey = アンケート。external customers = 社外の顧客。
型: S be not intended for + グループ で「S は~向けではない」と対象をしぼる。
使い分け:
注意書きなどで「一般の方向けではありません」と言いたいときにも
not intended for the general public のように応用できる。
⚠️ ミニ注意点・落とし穴(宛先 for 編)
「誰あてのものか」を表す for は、ちょっとした取り違えでニュアンスが変わりやすいポイントです。
よくあるパターンだけ、サクッと押さえておきましょう。
-
落とし穴 1
「プレゼントそのもの」には for 人 /「あげる動作」には to 人
×
This present is to you.
✓This present is for you.一方、「渡す動き」に注目するときは
give this present to youのようにtoを使うのが自然です。 -
落とし穴 2
There is a call for you.の for you を忘れがち「君あての電話だよ」は
There is a phone call for you.
*There is a phone call.だけだと「電話があるよ」までで、誰あてかが分かりません。「伝言」「電話」「メール」など「連絡」は、
message for youのようにfor + 人をつけて「宛先」をはっきりさせるのがコツです。 -
落とし穴 3
intended for / meant for は「だれ向けのものか」のラベル
This program is intended for beginners.
と言うと、「このプログラムは初心者向けです」という対象グループのラベルになります。for beginnersだけでも意味は通りますが、 intended / meant をつけると「そのつもりで作られたものです」と、よりていねいな言い方になります。 -
落とし穴 4
for + 人だけで「渡した」とは限らないThis letter is for you.は「これはあなたあての手紙です」までで、
「もう渡したのか」「まだ机の上に置いてあるだけなのか」は文脈しだいです。「さっき渡しました」と言いたいときは
I gave this letter to you earlier.のように、 to + 人 で 動作(あげる/渡す)まで表しましょう。
📝 セクション内ミニまとめ + モチベーション
「受け取り予定者・宛先」を表す for は、次の3つを意識するとグッと分かりやすくなります。
-
「これはだれあてのもの?」は
S be for + 人
例:This present is for you.「これはあなたへのプレゼントです」 -
「どのグループ向け?」は
be intended / meant for + グループ
例:This class is intended for beginners. -
連絡・電話・メールには
message / call / email for you
例:There is a message for you.「あなたあての伝言があります」
この3パターンを「チャンク(かたまり)」としてセットで覚えておくと、 宛名やお知らせの英語が、ひと目でスッと頭に入るようになります。
💡 モチベーション:誰かのための英語は、あなたのための味方になる
for you や for all of you のような表現は、
職場でも、友だち同士でも、だれかを思って話すときに必ず出てきます。
心理学では、「自分あてのメッセージ」をもらったとき、
人は相手に対して親しみや信頼を感じやすいと言われています。
英語で宛先をきちんと言えるようになることは、
単なる文法ではなく、人間関係をあたためるスキルにもつながります。
まずは This is for you. を口グセレベルで言えるようにしてみましょう。 毎日1回声に出すだけでも、英語で気持ちを届ける力が少しずつ育っていきます 😊
7. 指定の日時や祝日を表す for(カレンダーにピンを刺すイメージ)
for + 日時 / 祝日・イベント名
で、「その日・その時間をターゲットとして決めている」「その日のお祝いとして」というニュアンスを表します。
行き先の for Tokyo とは違い、ここでは
カレンダーのマス目やイベント名にピンを刺すイメージです。
🔰 行き先ではなく「日時・イベント」にピンを刺す for
前のセクションで見た for + 場所 は、 地図の上の地点にピンを刺すイメージ(どこへ?) でした。
このセクションの for は、
カレンダーのマス目やイベント名にピンを刺すイメージ(いつ?どの日のお祝い?)
で使います。
-
行き先:
He left for Tokyo.
「彼は東京へ出発した。」→ 地図の Tokyo にピン -
日時:
The meeting is scheduled for Monday at 3 p.m.
「会議は月曜の3時に予定されている。」→ カレンダーのその時間にピン -
祝日・イベント:
I bought a present for her birthday.
「彼女の誕生日のためにプレゼントを買った。」→ 誕生日というイベントにピン
小学生イメージ:
学校のカレンダーに「運動会」「遠足」「誕生日」のシールを貼る感じで、
for + 日時 / イベント名
をくっつけると、「この日はこのための日だよ」と英語で言えるようになります。
イメージ整理 地図ピン vs カレンダーピン
🗺 行き先 for(場所にピン)
leave for Osaka
「大阪へ向けて出発する」=どこへ行くか
📅 日時・イベント for(カレンダーにピン)
be planned for Saturday
「土曜日に予定されている」=どの日にするか
a party for New Year
「お正月のためのパーティ」=どのイベントのお祝いか
on / at / in は「いつ?」をただ言う前置詞。
for + 日時 / イベント名 は、その日に向けて 予定・お祝い・ターゲットをセットする感じ と考えると、すっきり整理できます。
📋 基本パターン一覧(指定の日時・祝日を表す for)
「いつの予定か」「どの日のお祝いか」を表す
for + 日時 / イベント名
の代表的なパターンをまとめました。
スマホでは横スクロールで全体を確認できます。
| パターン | 意味・使いどころ | ミニ例文 |
|---|---|---|
📅 be scheduled / planned / set for + 日時
|
予定 「〜に予定されている」「〜に決まっている」。会議・イベントなどの日時をはっきり言うとき。 |
The meeting is scheduled
for Monday at 3 p.m.
(会議は月曜の午後3時に予定されています。) |
🍽 be booked / reserved for + 日時
|
予約 レストランのテーブルや部屋・チケットなどが「〜用に予約されている」ことを表す。 |
The table is reserved
for tonight.
(そのテーブルは今夜の予約になっています。) |
🌙 be arranged / planned for + the night / the weekend
|
ブロック時間 「今夜のために」「週末に向けて」など、カレンダー上のブロック(夜・週末)にピンを刺す。 |
The concert is planned
for the weekend.
(そのコンサートは週末に計画されています。) |
🎁 a present / gift for + 誰かの誕生日 / 記念日
|
お祝い 「〜のためのプレゼント」。誕生日・記念日・母の日などイベント名とセットで使う。 |
I bought a present
for his birthday.
(彼の誕生日のためにプレゼントを買いました。) |
🎉 a party / event for + 祝日・イベント名
|
イベント 「〜のお祝いのパーティ」「〜のためのイベント」。Christmas, New Year などと相性がよい。 |
We are having a party
for New Year.
(私たちはお正月のためにパーティを開きます。) |
📆 an appointment / booking for + 日付
|
予約日時
病院・美容院などの「予約日」を言うときに使う。on June 1st との違いは「予約ターゲット」のニュアンス。
|
I have an appointment
for June 1st.
(私は6月1日に予約があります。) |
⏰ be due / planned for + 時間帯
|
時間帯 「明日の朝」「来週のはじめ」など、ざっくりした時間帯をターゲットにするとき。 |
The delivery is due
for tomorrow morning.
(配達は明日の朝の予定です。) |
👉 ポイント:
for + 日時 / イベント名
は、「その日をターゲットにして予約・予定・お祝いをセットしている」というイメージでまとめておくと、他の
on / at / in との違いがスッキリ見えてきます。
📅
予約・スケジュールで使う for
会議・配達・病院の予約など、「いつに予定しているか」を表すとき、
for + 日時
をよく使います。
「その日・その時間をターゲットとして予約している」というイメージです。
🧩 よくある型(パターン)
-
be scheduled for + 日時
→ 会議やイベントが「〜に予定されている」 -
be booked / reserved for + 日時
→ テーブル・部屋・チケットなどが「〜に予約されている」 -
have an appointment for + 日付
→ 病院・美容院などの「予約日」がいつかを言う -
be planned / set for + 曜日 / 週末
→ 「土曜日に」「週末に」といったブロック時間に決めている
小学生イメージ:
スマホのカレンダーアプリで、イベントを作るときに
「日付」と「時間」をタップして決めますよね。
その「この時間に予約!」というピンを英語にしたのが
for + 日時
だと考えると分かりやすいです。
The meeting is scheduled for Monday at 3 p.m.
(会議は月曜の午後3時に予定されています。)
→ for Monday at 3 p.m. で「いつの予定か」をピン止め。
I have an appointment for June 1st.
(私は6月1日に予約があります。)
→ for June 1st で「予約日」を指定。
🎉
誕生日・祝日・イベントで使う for
誕生日・クリスマス・お正月など、「何のお祝いのためか」を言うときも
for + イベント名
を使います。
「このプレゼントは、どの日・どんなイベント用なのか?」をはっきりさせるイメージです。
🎂 よくある型(パターン)
-
a present / gift for + 誰かの誕生日
例:a present for my birthday
→ 自分・友だち・家族の「誕生日用のプレゼント」 -
a party / event for + 祝日・イベント名
例:a party for Christmas
→ クリスマス・ハロウィーン・New Year などのお祝い -
special menu / sale for + 期間・イベント
例:a special sale for the holidays
→ 休暇シーズン・連休向けの特別セール
小学生イメージ:
「これはママの誕生日のためのケーキ」「これはクリスマスのためのツリー」
という「○○用」のラベルをはる感じです。
英語では、そのラベルを
for + 誰 / どのイベント
で書いている、と考えてみましょう。
I bought a cake for her birthday.
(私は彼女の誕生日のためにケーキを買いました。)
→ 「誰の誕生日用か」を for her birthday で表現。
I am planning a surprise dinner for our anniversary.
(私は記念日のためにサプライズディナーを計画しています。)
→ 恋人・夫婦の記念日など、「特別な日用のイベント」にピッタリの言い方。
The store has a big sale for the New Year.
(その店は新年のための大セールをしています。)
→ 「新年に合わせたセール」という意味で、イベントにピンを刺している。
指定の日時や祝日を表す for の例文
Our tickets are for tonight's show.
(私たちのチケットは、今夜の公演用です。)
語注: ticket = チケット、show = 公演・ショー。
型: Our tickets are + for ~ で「~用のチケット」という形です。
使い分け: 「for tonight's show」は「今夜の公演のための」という、日時+イベントにピンを刺すイメージです。
The agenda is ready for tomorrow's meeting.
(明日の会議用の議題は、もう準備できています。)
語注: agenda = 議題リスト、meeting = 会議。
型: be ready for ~ で「~のための準備ができている」という形です。
コロケーション: 「agenda for tomorrow's meeting」はビジネスメールでもよく使うまとまりです。
Is the checkup scheduled for Monday morning?
(健康診断は月曜の朝に予定されていますか。)
語注: checkup = 健康診断、schedule = 予定を入れる。
型: 受動形 be scheduled for ~ で「~に予定されている」です。
よくある誤り: scheduled on Monday も言えますが、「時間帯」まで入るときは for Monday morning が自然です。
He reserved a table at our favorite restaurant for my birthday.
(彼は私の誕生日のために、行きつけのレストランで席を予約してくれました。)
語注: reserve a table = 席を予約する、favorite restaurant = お気に入りのレストラン。
型: reserve ~ for my birthday で「誕生日用に~を取っておく」という形です。
ニュアンス: 誕生日というイベントに向けて、「気持ちをこめて準備している」感じが出ます。
What should I prepare for tomorrow's meeting?
(明日の会議に向けて、私は何を準備すべきですか。)
語注: prepare = 準備する、meeting = 会議。
型: What should I prepare for ~? で「~のために何を用意すればいい?」とたずねるパターンです。
使い分け: 「prepare for the meeting」は「会議そのもののために」、prepare the documents なら「資料を準備する」という意味になります。
Please keep your schedule open for Monday morning.
(月曜の朝は、予定を空けておいてください。)
語注: schedule = スケジュール、keep ~ open = ~を空けておく。
型: keep your schedule open for ~ で「~のために予定を空けておく」です。
よくある誤り: ×keep your schedule empty より、自然なのは open です。
This gift is not for my birthday; it's for your promotion.
(このプレゼントは私の誕生日用じゃなくて、あなたの昇進祝い用だよ。)
語注: promotion = 昇進、gift = プレゼント。
型: be not for ~; it's for ... で「~用じゃなくて、…用だ」という対比を表します。
ニュアンス: 「誰のためのプレゼントか」をはっきりさせるときに便利な言い方です。
Are you free for tonight's show?
(今夜の公演、空いている?)
語注: be free = 空いている、暇である。
型: Are you free for ~? で「~のために空いている?」と、デートの誘いにも使えるパターンです。
バリエーション: Are you free for dinner on Friday?
I haven't finished the slides for tomorrow's meeting yet.
(明日の会議用のスライドが、まだ終わっていません。)
語注: slide(s) = スライド資料、finish = 終える。
型: haven't finished ~ yet で「まだ終わっていない」という現在完了の否定です。
よくある誤り: ×for the tomorrow meeting ではなく、for tomorrow's meeting と名詞を 's でつなぎます。
The room has been booked for Monday morning.
(その部屋は月曜の朝用に、すでに予約されています。)
語注: book = 予約する、room = 部屋・会議室。
型: 現在完了受動 has been booked for ~ で「~用に予約済み」のイメージです。
コロケーション: book a room for Monday morning, book a table for 7 p.m. など時間と一緒によく使います。
A small party is planned for my birthday.
(私の誕生日には、小さなパーティーが予定されています。)
語注: party = パーティー、be planned = 計画されている。
型: be planned for ~ で「~に予定されている」をやわらかく表します。
ニュアンス: まだ準備途中であっても、「計画されているよ」という前向きな感じになります。
Seats are being prepared for tonight's show now.
(今、今夜の公演のために席の準備が進められています。)
語注: seat = 席、be prepared = 準備される。
型: 進行形受動 are being prepared で「ちょうど準備しているところ」という最中のイメージです。
バリエーション: The hall is being cleaned for tonight's show.
We are meeting online for tomorrow's meeting because the office is closed.
(オフィスが閉まっているので、明日の会議はオンラインで行います。)
語注: meet online = オンラインで会う、office = 会社・事務所。
型: We are meeting ... for ~ because ... で「~のために…する、なぜなら…だから」という理由づけの形です。
接続: because が「理由の接続詞」で、「for tomorrow's meeting」が「何のための集まりか」を示します。
This concert ticket isn't actually for tonight's show; it's for next weekend.
(このコンサートチケットは、実は今夜の公演用じゃなくて、来週末の分なんです。)
語注: concert ticket = コンサートのチケット、actually = 実は、本当は。
型: isn't actually for ~; it's for ... で「実は~用ではなく、…用です」と訂正するときの言い方です。
よくある誤り: 日付を間違えるとき、「for tonight」か「for next weekend」かをしっかり確認する、という学習ポイントにもなります。
⏰on / at / in と for のざっくり比較
「いつ?」を表す前置詞は on / at / in が基本セット。
for
は「その日・その時間に予定されたイベントや予約」にピンを刺すイメージです。
| 前置詞 | ざっくりイメージ | よくある形 | 例文イメージ |
|---|---|---|---|
| on |
カレンダーの1日 「その日そのもの」を指す |
on Mondayon June 1st
|
「月曜日に」「6月1日に」:ただの日付/曜日。 |
| at |
時刻のピン ぴったりの時間・時点 |
at 3 p.m.at noon
|
「3時に」「正午に」:時刻そのもの。 |
| in |
時間の箱 月・年・季節などの「中」 |
in Junein 2025
|
「6月に」「2025年に」:ざっくりした期間の「中で」。 |
| for |
その日・時間に向けた「予約・イベント」 「そのときのための~」 |
book a room for Mondaya party for my birthday
|
「月曜用に部屋を予約」「誕生日のお祝いパーティー」: 日時そのものではなく、その日時に行われる用事・イベント を指す。 |
✅ まずは on / at / in で「いつ?」を押さえ、
その上に
for
で「そのときのためのイベント・予約」を重ねるイメージで覚えると整理しやすくなります。
⚠️ミニ注意点・落とし穴 + 💡ミニまとめ&モチベーション
注意ポイント よくある勘違い
-
for Monday
と
on Monday
は同じではありません。
→on Monday= 「月曜日に(ただの日付)」
→for Monday= 「月曜日用に(予約・計画の向き先)」。 -
at June 1st❌ のように、 at + 日付 は基本使いません。
→ 日付ならon June 1st、月ならin Juneを使います。 -
I'm busy for Monday.は不自然になりがちです。
「月曜は予定がつまっている」と言いたいならI'm busy on Monday.の方が自然です。
※forを使うなら、具体的な用事を足してI'm busy preparing for Monday's event.のようにします。 -
「予約・イベント」が主役なら
for + 日時、
「単に日付や時刻」を言うだけなら on / at / in を優先する、というルールで考えると迷いにくくなります。
ミニまとめ ポイント3行
-
on / at / inで「カレンダー・時計」の上にピンを刺す。 - for は「その日時のために準備されたイベント・予約」にピンを刺す。
- 「何が主役? 日付そのもの? それともイベント?」と考えると、自然に前置詞が選べる。
モチベーション 「前置詞の世界」がちょっと楽しくなる
前置詞は丸暗記ではなく、 イメージ でつかむと一気にラクになります。
予約メールやお知らせ文を読むときに、
「これは on、これは
for だな」
と頭の中で仕分けしてみてください。
小さな仕分けの積み重ねが、気づいたら「時間表現に強い英語耳」につながっていきます 🚀
8. 時間や距離を表す for
前置詞 for は「〜のために」だけでなく、
どれくらいの時間や
どれくらいの距離
といった「長さ」を表すときにもよく使われます。
例:for two hours(2時間のあいだ)/for three kilometers(3キロのあいだ)など。
⏱️📏「時間」と「距離」をつなぐ for のイメージ
「時間」も「距離」も、スタートからゴールまでの
長さ
と考えることができます。
前置詞 for は、その長さにピタッとくっついて
どれくらい続くのか
を教えてくれるイメージです。
⏱ 時間の長さを表す for
「いつから・いつまで」ではなく、
どれくらいの時間続くか
を言うときの for です。
for two hours(2時間のあいだ)for a week(1週間のあいだ)for a long time(長いあいだ)
📏 距離の長さを表す for
道や列、景色などが、
どれくらいの距離続いているか
を表すときにも for を使います。
walk for three kilometers(3キロのあいだ歩く)traffic is backed up for miles(何マイルも渋滞している)The forest stretches for miles.(森が何マイルも続いている)
💡
ワンポイント
:
for は「時間」「距離」のどちらでも、
スタート ➜ ゴールの長さ
をセットで表している、とイメージすると覚えやすくなります。
学校のテストだけでなく、英語日記・旅行の話・ゲームのプレイ時間など、身近な場面でもたくさん使える表現なので、
これからの例文や練習問題で少しずつ「長さの for」に慣れていきましょう。
📋
時間・距離を表す for の基本パターン一覧
| 分類 | 型(パターン) | よくある表現 | イメージ・使いどころ |
|---|---|---|---|
|
時間 基本 |
for +
数詞
+
時間名詞
|
⏱ for two hours⏱ for three days
|
「どれくらいの時間続いたか」を
シンプルに言う形。 勉強時間・仕事時間・待ち時間など、あらゆる場面で使える超基本パターンです。 |
|
時間 あいまいな長さ |
for +
a long time
|
⏱ for a long time⏱ for ages
|
きっちり時間を言わずに
「長いあいだ」
とふんわり言うときの表現。 日常会話で「ずっと」「長いこと」のニュアンスを出したいときに便利です。 |
|
時間 継続 |
have / has been + ~ing +
for + 期間
|
⏱ have been studying for three hours⏱ has been raining for a week
|
「ずっと〜している」を表す形。for + 期間 が「どれくらいのあいだ続いているか」をくっつける役わりです。
|
|
距離 移動 |
for +
数詞
+
距離名詞
|
📏 walk for three kilometers📏 drove for ten miles
|
歩く・走る・車で移動するなど、
「どれくらいの距離進んだか」を言うときの形。 旅行の話やスポーツの話でよく出てきます。 |
|
距離 状態が続く |
主語 + 動詞 +
for + 距離
|
📏 traffic is backed up for miles📏 The forest stretches for miles.
|
渋滞・森・川・列などが
どこまでも続いている
イメージ。 「ずっと続く景色」を説明したいときに便利なパターンです。 |
💡ポイント:
時間
でも
距離
でも、for は「スタートからゴールまでの長さ」を示す役わりは同じです。
まずはこの表のパターンをざっくり頭に入れておき、
あとは例文や会話の中で
「for のあとに時間か距離の
"長さワード"
が来ているかどうか」を意識してチェックしていくと、自然と感覚がつかめてきます。
⏰
用法別:時間を表す for(for + 時間)
「時間を表す for」は、
スタートからゴールまで、どれくらい続いたか
という「長さ(期間)」にピンを刺すイメージです。
「何時間」「何日」「どれくらいのあいだ」など、時間の長さをあとろにくっつけて使います。
🧩 基本パターン
一番よく使う型は次のような形です。
動詞 +
for + 時間の長さ
- 「時間の長さ」は
two hours / three days / a long timeなど。 forのあとには「何時間・何日・どれくらいか」が来ると考えると分かりやすいです。
🎯 イメージ整理
- POINT 1 長さ に注目するときに使う。
- POINT 2 スタート地点や終わりの時刻そのものは言わなくてもOK。
- POINT 3 継続を表す形(現在完了進行形など)とも相性バツグン。
🔍 ミニ例文で「時間の長さ」を確認
I studied English for two hours last night.
(昨夜、英語を2時間勉強しました。)
語注: study = 勉強する。last night = 昨夜。
型: S V O + for + 時間 で「〜を、〜時間した」の形。
ポイント: 「いつからいつまで」ではなく、「合計で2時間」という長さを言っているだけです。
It has been raining for three days .
(3日間ずっと雨が降り続いています。)
語注: rain = 雨が降る。for three days = 3日間。
型: has been ~ing + for + 期間 で「ずっと〜している」。
ポイント: 「今も続いている長い時間」を表すとき、for + 期間 と現在完了進行形はセットでよく使われます。
for は「three days」「two hours」など
長さ(数) とセットになりやすい、とイメージしておくと混乱しにくくなります。
📏
用法別:距離を表す for(for + 距離)
「距離を表す for」は、
どれくらいの長さが続いているか
を表すときに使います。
「何メートル」「何キロ」「何マイル」のような 距離の長さをあとろに置いて、 道・川・列・渋滞などが「ずーっと続いている様子」をイメージしましょう。
🧩 基本パターン
距離を表すときの一番シンプルな形は次の通りです。
動詞 +
for + 距離
for three miles / for ten kilometers / for 100 metersなど。- 「どれくらい先まで続くか」「どれくらい渋滞しているか」を言うときに便利。
📌 よく使う形(距離)
| 渋滞 |
be backed up
for three miles
「3マイルのあいだ渋滞している」
|
| 道・川など |
stretch
for miles
「何マイルも続いている」
|
| 列・行列 |
line up
for blocks
「何ブロックにもわたって並んでいる」
|
| 範囲 |
spread
for kilometers
「何キロにも広がっている」
|
距離を表す名詞(miles / kilometers / meters / blocks など)を
for のあとに置く、と覚えておくと安心です。
🔍 ミニ例文で「距離の長さ」を確認
The traffic was backed up for three miles on the highway.
(高速道路で、渋滞が 3マイル も続いていました。)
語注: traffic = 交通(車の流れ)。be backed up = 渋滞している。
型: S be backed up for + 距離 で「〜は〜マイルにわたり渋滞している」。
ポイント: 「どこからどこまで」よりも、「どれくらいの長さか」を言いたいときに for + 距離 を使います。
The river runs for hundreds of kilometers through the country.
(その川は国の中を 何百キロ にもわたって流れています。)
語注: run(川などが)流れる。hundreds of = 何百もの。
型: S run for + 距離 で「〜は〜だけの長さにわたって続いている」。
ポイント: 川・道・線路など「細長く続くもの」を説明するときに、for + 距離 がよく使われます。
for long のように
はっきりした長さを書かないと、時間の「長いあいだ」とまぎらわしくなります。
距離なら for + 数字 + 単位 の形を意識しておきましょう。
⏱️ for が省略される/されにくいパターン(時間・距離の for)
for は「時間の長さ」「距離の長さ」を表すとき、
省略してもOKな場合と、
省略すると不自然になる場合
の両方があります。
英文を読むとき・書くときに「ここは for を書く? 書かない?」で迷いやすいポイントなので、
よく出るパターンだけでも整理しておくと安心です。
省略されることが多い 「続く」タイプの動詞
「ある状態が続く」「〜し続ける」を表す動詞のあとでは、
for + 時間 が
よく省略されます。
-
last (for)+ 時間 … (〜のあいだ続く)
例:The meeting lasted (for) two hours. -
continue (for)+ 時間 … (〜のあいだ続く) -
wait (for)+ 時間 … (〜時間待つ)
例:I waited (for) three hours. -
stay (for)+ 時間 … (〜のあいだ滞在する) -
run / stretch (for)+ 距離 … (〜マイル続く・伸びる)
日常会話では、for を付けても付けなくても意味はほぼ同じで、
音のリズムでどちらかが選ばれることも多いイメージです。
省略しにくい for を残したいパターン
次のようなときは、for を省くと
不自然・誤りっぽく
聞こえます。
-
現在完了形 + 期間
例:I have lived here for ten years. (× I have lived here ten years は学習レベルでは避ける) -
否定文・疑問文での「〜のあいだ〜していない」
例:I haven't seen her for three days. -
慣用表現:
for a long time / for ages / for yearsなどはforまでセットの言い方。 -
文頭などで前置きにするとき
例: For two weeks, it rained every day.
迷ったら「テストや参考書に出てきそうな文」では for を付けておく のが安全です。
🔍 省略OK / NG をミニ例文でチェック
The snowy weather lasted (for) three days.
(雪の天気が 3日間(ずっと) 続きました。)
語注: snowy weather = 雪の天気。last = 続く。
型:
S last (for) + 時間 で「〜が〜のあいだ続く」。
ポイント:
会話では lasted three days と
for を省略しても自然です。テストで書くなら for を付けておくと安心。
I haven't seen her for three days.
(彼女には 3日間 会っていません。)
語注: haven't seen = 会っていない(現在完了の否定)。
型:
have not + 過去分詞 + for + 時間 で「〜のあいだずっと〜していない」。
ポイント:
× I haven't seen her three days.
のように for を省くと不自然なので、
現在完了 + 否定では for を必ず残しましょう。
last / continue / wait / stay / runなど「続く」を表す動詞のあとでは、for + 時間・距離は省略されることが多い。- 現在完了の否定文や「for a long time / for years」などの決まった言い方では、
forは省略しない。 - 迷ったら「書くときは
forを入れておく」が安全。ネイティブが省略していたら「あ、こういうとき省くこともあるんだ」と少しずつ慣れていけばOKです。
こうした「ゆるく省略されるルール」は、たくさんの英文に触れるうちに自然と身についていきます。 完璧を目指すのではなく、 まずは自分で意味をイメージできること をゴールにしていきましょう。
🧭 for vs during / over / in の軽い比較
どれも「時間」に関係する前置詞ですが、
for は「長さ」、
during / over は「期間の中で」、
in は「ある時点(〜後に)」のイメージが強くなります。
まずは「ざっくりイメージ」でOKです。細かい例外を覚えるより、 それぞれの得意分野をつかみましょう。
| 前置詞 | ざっくりイメージ | よくある形 | ニュアンス・得意分野 |
|---|---|---|---|
for長さ |
⏱️ 時間・距離の長さ にフォーカス |
for three daysfor two hoursfor ten kilometers
|
「どれくらい続いたか?」「どれくらいの距離か?」を言いたいときの定番。 数字とセットで使うことが多い。 |
during期間の中 |
📅 ある期間・イベントの「中で」 |
during the meetingduring the summerduring the holidays
|
「その期間のあいだに起こったこと」を言う。 長さ(何時間・何日)そのものは言っていない。 |
overまたがる |
📈 期間にまたがって / その間ずっと |
over the weekendover the last three years
|
「ずっと続いた」「その期間にわたって変化した」というイメージ。 ビジネス英語でよく使われる。 |
in〜後に |
🎯 今から〜後の1点 |
in two hoursin three days
|
「今から数えて〜後に」のイメージ。 長さではなく、未来の「いつ?」というタイミングを指す。 |
🔍 ミニ例文でイメージ確認
We stayed there for three days.
(私たちはそこに 3日間 滞在しました。)
語注: stay = 滞在する。there = そこで。
型: S + V + for + 時間 で「〜が〜時間〜する」。
ポイント: 「どれくらい長く?」に答えるので for がぴったり。
I met many new people during the camp.
(私は合宿の あいだに たくさんの新しい人に出会いました。)
語注: camp = 合宿。meet = 出会う。
型: S + V ... during + 期間名詞 で「その期間の中で〜した」。
ポイント: 期間名詞(the camp, the summer など)とセットで使うことが多い。
The bus will arrive in ten minutes.
(バスは 10分後に 到着します。)
語注: arrive = 到着する。minute = 分。
型: will + V + in + 時間 で「〜後に〜する予定」。
ポイント: for ten minutes なら「10分間ずっと」、in ten minutes なら「10分後に」と意味が変わるので注意。
for + 数字→ 「どれくらい長く?」(時間・距離の長さ)during / over + 期間名詞→ 「その期間の中で何が起こったか?」in + 時間→ 「今から数えて〜後に」という未来の1点
一気に完璧を目指す必要はありません。 読むたび・聞くたびに「これは長さ? 期間の中? それとも〜後?」と 自分で小さくツッコミを入れる 練習を続けると、少しずつ自然に使い分けられるようになります。
8. 時間・距離を表す for の例文
She studied English for two hours last night.
(彼女は昨夜、2時間英語を勉強しました。)
語注: study = 勉強する。last night = 昨夜。
型: S + V + O + for + 時間 で「〜が〜時間〜する」。
ポイント: for two hours の部分だけ入れ替えて for ten minutes, for three days なども同じ形で使える。
They walked along the river for three kilometers.
(彼らは川沿いを3キロメートル歩きました。)
語注: along the river = 川に沿って。walk = 歩く。
型: S + V + 場所 + for + 距離 で「〜が〜の場所を〜キロ歩く・進む」。
ポイント: 距離を表すときも for を使う。「どれくらいの長さか」に注目した表現。
He did not talk to his brother for a long time.
(彼は兄弟と長いあいだ話をしませんでした。)
語注: talk to A = Aと話す。brother = 兄弟。
型: did not + V + ... + for a long time で「長いあいだ〜しなかった」。
注意: 「長いあいだ〜していない」は現在まで続くなら have not + Vpp ... for a long time もよく使う。
We have not seen each other for years.
(私たちは長年お互いに会っていません。)
語注: each other = お互い。for years = 何年も(長いあいだ)。
型: have not + Vpp ... for years で「長年〜していない(今も続いている)」。
ポイント: 「今も会っていない」という現在までの継続を表すので、現在完了形と相性がよい。
I have not been sleeping well for a long time.
(私は長いあいだよく眠れていません。)
語注: sleep well = よく眠る。a long time = 長いあいだ。
型: have not been V-ing ... for + 時間 で「ずっと〜できていない」。
注意: 否定の現在完了進行形は「今に影響している不調」があるニュアンスになるので、体調や生活リズムの話でよく使う。
Did you stay at the museum for two hours?
(あなたは美術館に2時間いましたか。)
語注: stay = とどまる、いる。museum = 美術館。
型: Did + S + V ... for + 時間? で「〜は〜時間〜しましたか。」とたずねる形。
ポイント: 答え方は Yes, I did. / No, I did not. のように did を使う。
Are we going to drive for three kilometers or more?
(私たちは3キロメートル以上運転する予定ですか。)
語注: drive = 車を運転する。or more = それ以上。
型: be going to + V ... for + 距離 で「〜する予定ですか」と距離をたずねる。
ポイント: 「予定」をやわらかくたずねるので、旅行計画など日常会話でよく使える。
Have you been practicing the piano for years?
(あなたは何年もピアノの練習をしているのですか。)
語注: practice the piano = ピアノを練習する。for years = 何年も。
型: Have you been V-ing ... for years? で「ずっと〜しているのですか」と今までの継続をたずねる。
ポイント: 「今も続いている長い習い事・努力」にぴったりのパターン。
Keep walking straight for three kilometers and then turn left.
(まっすぐ3キロメートル歩いてから、左に曲がってください。)
語注: keep walking = 歩き続ける。straight = まっすぐ。turn left = 左に曲がる。
型: 命令形 + for + 距離 + and then + 命令形 で道案内の定番パターン。
ポイント: 地図アプリの英語音声などでもよく出てくる形なので、丸ごと覚えてしまうと便利。
The road will be closed for two hours tomorrow morning.
(その道路は明日の午前中2時間通行止めになります。)
語注: be closed = 閉鎖される。tomorrow morning = 明日の朝。
型: The road will be Vpp for + 時間 で「道路は〜時間〜される予定だ」。
ポイント: 工事情報や案内文など、ビジネスでもよく使う受動態+for の組み合わせ。
This shop has been loved by locals for years.
(この店は地元の人たちに何年も愛されています。)
語注: local(s) = 地元の人。be loved = 愛されている。
型: S has been Vpp ... for years で「Sは何年も〜されている」。
ポイント: 「長年の人気」を表すときによく使う言い方。お店紹介の英語にもぴったり。
We have been waiting for a long time in the cold.
(私たちは寒い中、長いあいだ待ち続けています。)
語注: wait = 待つ。in the cold = 寒い中で。
型: have been V-ing ... for + 時間 で「ずっと〜し続けている」。
ポイント: 「もうそろそろにしてほしい」という気持ちもこめやすい表現。
When I was a child, our family lived abroad for years.
(子どものころ、私たち家族は何年も海外に住んでいました。)
語注: abroad = 海外で。When I was a child = 子どものころ。
型: When S V, S' V' ... for years で「〜のとき、…を何年もした」。
ポイント: 思い出話をするときに、for years を足すと「長く続いた経験」をやさしく表現できる。
The meeting, which lasted for two hours, was exhausting.
(その会議は2時間続き、とても疲れるものでした。)
語注: meeting = 会議。exhausting = へとへとにさせる。
型: N, which V ... for + 時間, V' の形で、名詞に説明(関係節)を足している。
ポイント: 「どれくらい続いた会議だったか」を後から説明しているイメージ。
Cars were lined up for three kilometers after the accident.
(事故のあと、車が3キロメートルにわたって並んでいました。)
語注: be lined up = 並んでいる。after the accident = 事故のあとで。
型: Cars were lined up for + 距離 で「車が〜キロにわたって並んでいた」。
ポイント: 渋滞や列の「長さ」を強調したいときに for が活躍する。
I have loved you for years and I still do.
(私は何年もあなたのことを愛していて、今もそうです。)
語注: still = 今でも。I still do. = 今もそうです。
型: have loved ... for years で「長年ずっと愛している」。
ポイント: 恋愛ドラマなどでもよく出てくる定番フレーズ。for years を for a long time に変えてもOK。
ミニ注意点・落とし穴(時間・距離を表す for 編)
「どれくらい長く?」の for をサクッと確認
for two hours, for three days など、
「数字+単位」
が基本。for a long time のようなあいまい表現も OK。
❗ for yesterday のように「日付・曜日」そのものとは組み合わせない(それは on Monday などの世界)。
for は 「〜のあいだずっと(長さ)」、 since は 「〜からずっと(スタート時点)」。
✅ 例:for three years(3年間) / since 2021(2021年から)。
for three kilometers は
「3キロメートルにわたって」
のイメージ。道案内や渋滞の長さを言うときによく使う。
✅ 例:Cars were lined up for three kilometers.(車が3キロにわたって並んでいた)
会話では I waited (for) three hours. のように
短い文で for が落ちる
ことも。ただし学習段階では付けておいた方が安全。
❗ テスト・フォーマル文書では for をきちんと書く方が無難。
for two hours は「2時間のあいだ」。
「何時から何時まで?」と具体的な時間帯を言うときは
from A to B
もセットで思い出そう。
✅ 例:from 3 to 5(3時から5時まで)+for two hours(2時間)というダブル表現もあり。
ミニまとめ&モチベーション
「時間」と「距離」の for を味方にする⏱️ 時間の for をおさえる
-
型
for + 時間= 「〜のあいだずっと」。 -
よく出る形
for a long time,for years,for a few minutes -
現在完了(
have + Vpp,have been V-ing)といっしょに使うと、 「今までずっと」が自然に言える。
📏 距離の for をおさえる
-
型
for + 距離= 「〜キロにわたって」。 - 道案内・渋滞・行列など、「どれくらい続いているか」を説明するときに便利。
-
シンプルなパターン
walk for three kilometers,drive for ten kilometersをまずは丸ごと暗記。
英語での自己紹介・旅行の話・勉強の記録が一気に具体的になります。
まずは自分の生活に合わせて、 for three years, for a long time, for five kilometers など、よく使いそうな「マイ定番 for 表現」を3つだけ決めて使い回してみましょう。
9. 数量や金額を表す for
前置詞 for は、
「〜のために」だけでなく
どれくらいの量や
いくらの金額
を表すときにもよく使われます。
例:for 50 dollars(50ドルで)/
for 100,000 yen(10万円まで)/
for ten people(10人分)など。
イメージ
値札タグにぶら下がる for
数量・金額を表すときの for は、ものごとの「値札」や「上限」にピタッとくっつきます。
- for 50 dollars =「50ドルで(その値段で)」
- for 100,000 yen =「10万円まで(その上限まで)」というイメージ
ポイント 「時間の for」とのちがい
セクション8では for が「2時間」「3キロ」などの
長さ(時間・距離)を表しました。
このセクションでは、同じ for でも
お金・量・上限
にピンを刺します。
- 時間・距離 → 「どれくらい長く?」
- 数量・金額 → 「どれくらい分/いくらまで?」
基本パターン一覧(数量・金額の for)
よく出るパターンをまとめてチェックしましょう。 for + 金額 が見えたら「その値段で」、for + 数量 が見えたら「そのくらい分」のイメージです。
| パターン | 例 | 意味のイメージ | よく使う場面 |
|---|---|---|---|
💵 for + 金額値段 |
He sold his house for 50,000 dollars. |
「〜円/ドルで」という売値・買値を表す。 日本語の「〜で売る/買う」に近い。 |
買い物 不動産 |
💳 be good for + 金額 / 数量上限・有効枠 |
My credit is good for 100,000 yen. |
「〜円まで使える」「〜回まで有効」など、 ここまで OK のラインを表す。 |
クレジット 回数券 |
🧾 pay + 金額 + for + 名詞支払い |
I paid 20 dollars for this book. |
「この本に20ドル支払った」。 金額+ 何に対して をセットで覚える。 |
会計 オンライン購入 |
📦 for + 数量数量・枠 |
This voucher is valid for two items. | 「2個分」「3人分」など、 どれくらい分使えるかの枠を表す。 | クーポン 引換券 |
📝 allow / budget + 金額 + for + 名詞予算・見込み |
We allowed 50,000 yen for travel. |
「旅行のために5万円見込んだ/予算をとった」。 何にいくら使うかを、前もって決めておくニュアンス。 |
家計・予算 出張計画 |
👉 セクション10では、ここで出てきた
金額の for
が、今度は「何と引きかえに?」という
交換・代償の意味に広がるパターンを見ていきます。
(A) 価格を表す for(売る・買う・払う) 💵
「いくらで?」という値段のところにfor + 金額がくっつく。
価格の for は、
「〜円で」
「〜ドルで」という
値札タグのイメージです。
-
sell A for B
→ 「AをBの値段で売る」 -
buy A for B
→ 「AをBの値段で買う」 -
pay B for A
→ 「Aに対してBを支払う」
日本語の「〜で売る/買う/払う」と同じ感覚で、
金額のところに for がつく、と押さえましょう。
✅ よく使う「値段の for」パターン
He sold his bike for 80 dollars.
彼は自転車を80ドルで売った。
「自転車」が売ったもの(A)、 for 80 dollars が 「そのときの値段(B)」を表しています。
I bought this jacket for 6,000 yen.
このジャケットを6,000円で買いました。
「何を買ったか」が A(this jacket)、「いくらで」が B(6,000 yen)。
買い物のレシートをイメージすると覚えやすいです。
We paid 200 dollars for the hotel.
私たちはホテル代として200ドル支払った。
金額(B)と 何に対して(A) をセットで言うのがポイントです。
(B) 上限・枠を表す for
(good for / credit is good for ... など)
for は
「ここまでOK」という上限
や
「この期間だけ有効」という有効期限
を表すことがあります。
イメージ:見えない「枠」や「期間」
- good for =「〜に対して有効」「〜分までOK」。
-
good for three days=「3日間だけ有効」という 時間の枠。 -
good for 100,000 yen=「10万円までOK」という 金額の上限。
「目には見えないけれど、線が引いてあって、
それをこえるとダメ、というイメージでとらえると分かりやすいです。
よくあるパターン
- good for + 期間
-
「〜のあいだ有効」
例:This ticket is good for three days. - good for + 金額
-
「〜円までOK」
例:My credit is good for 100,000 yen. - be good for + 人
-
「〜(人)にとって有利/役立つ」
例:This rule is good for customers.
日本語では「〜まで」「〜分」のニュアンスが強いので、
英語では
good for のあとに
期間や
金額を続ける、
という「型」で覚えてしまうのがおすすめです。
(C) 割り当て・予算を表す for
(allow for / budget for など)
for は、
「このぶんをとっておく」
というイメージでもよく使われます。
お金や時間を
ある目的のためにキープしておく
ときの表現です。
イメージ:あらかじめ「とり分けておく」
- allow for ... =「〜を見込んで(時間・お金などを)とっておく」。
- budget for ... =「〜用の予算を組む」「〜のぶんを予算に入れておく」。
- どちらも まだ使っていないけれど、使う予定のぶんを確保しておく というイメージです。
日本語の「〜用に○○円とってある」「遅れを見込んで10分多めに見ておく」に近い感覚です。
基本パターン(型でおぼえる)
| パターン | 意味のイメージ |
|---|---|
S
allow(s) for
名詞
|
「〜を見込んでおく」「〜のぶんを考えておく」 例: allow for traffic(渋滞を見込む)
|
S
budget(s) for
名詞
|
「〜用の予算をとる」「〜のためにお金を割り当てる」 例: budget for marketing(マーケ費を見込む)
|
S
plan(s) for
名詞
|
「〜にそなえて準備・計画しておく」 例: plan for emergencies(緊急事態にそなえる)
|
for のあとは、
目的(何のためか)
や
対象(どの費目か)
を置くことが多いです。「
allow / budget / plan + for + 名詞」という
ワンセット表現として覚えると、ビジネスメールでもすぐに使えます。
for。お金・時間・労力など、いろいろな「資源」に応用できます。
9. 数量や金額を表す for ― 例文
I'll pay for dinner tonight, so don't worry about the price.
今夜の夕食代は私が出すから、値段のことは心配しないでね。
語注: pay for dinner = 夕食代を払う / おごる。price = 値段。
型: S will pay for O, so ...(S が O の代金を払うと約束する形)
レジスター: カジュアルな会話でよく使う言い方。恋人や友達との食事シーンにぴったり。
バリエーション: I'll pay for lunch tomorrow, so let's go somewhere nice.
We sell this software for 50 dollars per month.
このソフトウェアは、月50ドルで販売しています。
語注: sell = 売る。per month = 1か月あたり。
型: sell O for 金額(O を〜円で売る)
使い分け: at 50 dollars も価格を表せるが、日常会話では for がとてもよく使われる。
バリエーション: We sell this service for 10 dollars a week.
This ticket, which is good for three days, is perfect for tourists.
このチケットは3日間有効なので、旅行者にはちょうどよいです。
語注: be good for three days = 3日間有効。tourist = 旅行者。
型: ticket, which is good for 期間, ...(関係節でくわしい情報を足す)
コロケーション: ticket / pass / coupon + be good for + 期間・回数。
バリエーション: This pass is good for ten rides.
How much did you pay for that bag?
そのバッグにはいくら払ったの?
語注: How much = いくら。pay for that bag = そのバッグの代金を払う。
型: How much did you pay for O?(値段をたずねる定番パターン)
よくある誤り: How much did you pay it? のように for を抜かさない。
バリエーション: How much did you pay for this watch?
We won't sell this laptop for less than 80,000 yen.
このノートパソコンは、8万円より安い値段では売りません。
語注: less than = 〜より少なく。laptop = ノートパソコン。
型: sell O for 金額 + less than / more than で値段の下限・上限を表す。
レジスター: 値引き交渉などビジネス場面でよく使う表現。
バリエーション: We won't sell this car for less than 2 million yen.
Is this coupon good for ten rides or just one?
このクーポンは10回分使えるのですか? それとも1回だけですか?
語注: ride = 乗ること・乗車。coupon = クーポン券。
型: be good for 数量(〜回分有効/〜個分有効)
使い分け: good for ten rides は「10回分の権利がある」イメージ。
バリエーション: Is this ticket good for all trains?
The tickets were sold for half price to students.
そのチケットは、学生には半額で販売されました。
語注: half price = 半額。were sold = sell の受動形。
型: be sold for 金額(〜円で売られた)
コロケーション: tickets / goods / products + be sold for + 金額。
バリエーション: The books were sold for 500 yen each.
I have already paid for three extra lessons this month.
今月は追加レッスンを3回分、すでに支払っています。
語注: extra lesson = 追加レッスン。already = もうすでに。
型: have paid for 数量(〜回分・〜個分をすでに払った)
レジスター: 習いごとやオンライン講座の支払いを説明するときに便利。
バリエーション: I have already paid for two months in advance.
We haven't budgeted for maintenance costs yet.
まだ保守費用の予算を見込んでいません。
語注: budget for = 〜用に予算をとる。maintenance costs = 保守・メンテナンス費用。
型: have not budgeted for 名詞 yet(まだ〜の予算を組んでいない)
使い分け: plan for は広く「計画する」、budget for は特に「お金」を割り当てるイメージ。
バリエーション: We have budgeted for travel expenses but not for meals.
We are still paying for the new equipment, so please use it carefully.
新しい機器の代金はまだ支払い中なので、大切に使ってください。
語注: equipment = 機器。carefully = 注意深く・大切に。
型: be paying for O(まだOの支払いが続いている)+ so で理由を説明。
レジスター: 社内連絡やマネージャーからのお願い文でよく使える表現。
バリエーション: We are still paying for the renovation, so we need to save money.
Did you allow for delays when you made the schedule?
スケジュールを作ったとき、遅れを見込んでおきましたか。
語注: allow for = 〜を見込む。delay = 遅れ。schedule = スケジュール。
型: allow for 名詞 when ...(〜を見込んで…する)
使い分け: budget for が「お金」のイメージなのに対し、allow for は「時間・誤差なども見込む」広めのイメージ。
バリエーション: Did you allow for traffic when you left home?
Please budget for at least a 10 percent increase in costs.
コストが少なくとも10パーセント増えることを見込んで予算を組んでください。
語注: budget for = 〜用に予算をとる。percent = パーセント。costs = 費用。
型: Please budget for 数字 percent increase in 名詞.
レジスター: 上司から部下への指示メールなど、ビジネスでよく使う丁寧な命令形。
バリエーション: Please budget for unexpected expenses as well.
What is this store credit good for?
このストアクレジットは何に使えるのですか。
語注: store credit = お店で使えるポイント・商品券のようなもの。good for = 〜に使える。
型: What is A good for?(A は何に使えるのかをたずねる)
使い分け: ものの「用途」をたずねる What is A for? とほぼ同じだが、good for は「使える範囲」に少しフォーカスがある。
バリエーション: What is this coupon good for at the cafe?
Overtime is not paid for at this company, unfortunately.
残業代は残念ながら、この会社では支払われません。
語注: overtime = 残業。be paid for = 〜に対して支払われる。unfortunately = 残念ながら。
型: O is not paid for(O に対してお金が支払われていないことを表す受動文)
よくある誤り: Overtime is not paid. だけでも意味は通じるが、「何に対しての支払いか」をはっきりさせるなら paid for とするとよい。
バリエーション: Travel time is not paid for under this contract.
for のミスが減ります。
🧍♀️🧍♂️ 誰の立場で話しているか
sell A for 10 dollars は「売る側の目線」、
buy A for 10 dollars は「買う側の目線」です。
「誰がお金を出すのか?」を先に決めておくと、動詞と for の組み合わせを選びやすくなります。
🧮 金額だけ?単位つき?
for 50 dollars だけだと、1回なのか1か月なのかがあいまいです。
先に「1か月あたり」「1人あたり」などの
単位
を決めておき、for 50 dollars per month のようにセットで覚えると安心です。
⏰🎟 有効期限・回数の枠を意識
good for three days, good for ten rides などは、
「どこまで使えるか」という
上限の枠
を表します。
チケット・クーポン・回数券などは、 「日数」「回数」のどちらで管理するかを先に決めておくと、表現を選びやすくなります。
📊 予算に入れるかどうかを決める
budget for, allow for は、
「お金・時間を あらかじめ見込む」
表現です。
「これは絶対に必要な費用か?」「余裕枠か?」を日本語で整理してから、 英語にするとスムーズに話せます。
for を迷わず使えるようになります。
-
①
for + 金額
=「いくらで」。
sell A for 〜,buy A for 〜の形で丸ごと覚える。 -
②
for + 数量
=「〜回分・〜個分」。
for ten rides,for three peopleなど、 「どれくらい使えるか」をセットでイメージ。 - ③ be good for / budget / allow for は「有効期限・枠・予算」のサイン。
🚀 モチベーション:お金の話がスムーズだと、一気に「大人の英語」
旅行の料金交渉、オンラインサービスの月額料金、仕事の見積もり…。
数量や金額を表す for が使いこなせると、
「いくらで・どれくらいで」をサッと言えるようになります。
まずはよく使う場面を 3つだけ 決めて、その場面のフレーズを集中的に練習してみましょう。 少しずつ表現の「レパートリー」が増え、金額の相談も英語でこわくなくなります。
10. 交換や代償を表す for
前置詞 for は、
ものやサービスを
何かと引き換えに
手に入れたり、
行動に対する
ごほうび・罰・感謝・謝罪
を表したりするときにも使われます。
例:exchange A for B(AをBと交換する)/
reward you for your effort(努力に報いる)/
thank you for coming(来てくれてありがとう)など。
イメージ:A ↔ B の「引き換え」+ 行動へのごほうび/代償
「交換・代償」を表す for は、
Aと引き換えにBを得る、
あるいは
ある行動に対する結果(ごほうび・罰・感謝・謝罪)
を表すときに使われます。
イメージ図
言葉の整理ポイント
-
forのあとには、 「何に対して」 かが来る(交換の相手・理由・代償など)。 -
「AをBと交換する」
は
exchange A for Bのように、 前が差し出すもの、 後ろが手に入れるもの。 -
「〜したことへのごほうび・罰」
は
reward / punish / blame A for Bの形で、 B = 原因・理由 を表す。 -
「ありがとう」「ごめん」は
thank you for ~ing / be sorry for ~ingのように、 for + 動名詞 が基本パターン。
まずは「交換」「代償」「評価・感情」のどれかに当てはめて考えると、 意味がつかみやすくなります。
用法マップ:どんな「交換・代償」の for?
| 場面・シーン | 代表パターン | イメージ(日本語のヒント) |
|---|---|---|
| 🔁 物・サービスの交換 |
exchange A for Btrade A for B
|
Aを差し出して Bを手に入れる。 日本語では「AをBと交換する」。 |
| 💸 お金・時間などの代償 |
pay for Acharge A for B
|
〜の代金・コストとして 支払う/請求する。 「〜の分を払う」「〜について請求する」というイメージ。 |
| ⚖️ ごほうび・罰・評価 |
reward A for Bpunish / blame A for B
|
行動Bに対して、 いい評価(reward) または 悪い評価(punish/blame) を与える。 |
| 💗 感謝・謝罪・ゆるし |
thank you for ~ingbe sorry for ~ingforgive A for B
|
for のあとに、 「何をしてくれたか/何をしてしまったか」という 理由・きっかけ を置いて、感情を伝える。 |
🔍 まず「これは交換? 代償? 評価? 感謝・謝罪?」とシーンを決めてから、
そのグループの for パターンを選ぶと、使い方がわかりやすくなります。
(A) 物やサービスの交換を表す for
ここでの for は、
Aを差し出して
Bを手に入れる
「物やサービスの交換」を表すイメージです。お金との交換でも、物どうしの交換でも同じ考え方でとらえられます。
🔁 基本パターン
-
物どうしを交換
exchange A for B
例:exchange this shirt for a larger size
「このシャツを大きいサイズと交換する」 -
取り替える・トレードする
trade A for B/swap A for B
例:trade my seat for yours
「自分の席をあなたの席と取り替える」 -
お金と物の交換
sell A for $10/buy A for $10
例:sell this bike for $100
「この自転車を100ドルで売る」
👉 パターンのコアは A(今持っているもの) → for + B(見返り) という順番です。
🧩 イメージと mini 比較
pay for the meal
「その食事の代金を払う」=食事<→お金>の交換。
exchange this ticket for another one
「このチケットを別のチケットと交換する」
✅ 日本語では「AをBと交換する」と言いますが、英語では A + for + B の順番になります。
-
exchange A for B
→ A を差し出し、B を受け取る。 -
sell A for $10
→ A を渡し、その見返りとして 10ドルを受け取る。
💡 まず「何を差し出しているか(A)」を決めて、そのあとに「見返り(B)」を
for の後ろに置く、と覚えるとスッキリします。
🔍 ワンフレーズ確認:
exchange this item for a new one
trade my day off for extra pay
sell the old phone for $50
(B) 代償・コストとしての for(お金・時間・体力など)
ここでの for は、
何かを手に入れるために払う代償
をつなぐ働きをします。
お金だけでなく、
時間・体力・自由
など「見えないコスト」にもよく使われます。
💸 基本パターン
-
代金を払う
pay for + 名詞
例:pay for the ticket
「そのチケットの代金を払う」 -
失敗の「つけ」を払う
pay for + ミス・行動
例:pay for your mistakes
「自分のミスの代償を払う(ツケを払う)」 -
高い代償・犠牲
pay a high price for A
例:pay a high price for success
「成功のために大きな代償を払う」 -
時間・体力のコスト
spend time / energy for A
例:spend hours for this project
「このプロジェクトのために何時間も費やす」 -
罰・苦労という代償
be punished for A/suffer for A
例:be punished for cheating
「カンニングの代償として罰を受ける」
👉 パターンのコアは コスト(お金・時間・体力など) をかけて、 何かの結果・状況 を手に入れる/引き受けるイメージです。
🧩 イメージと (A) との違い
for コスト は、つぎのようなイメージです:
-
お金:
pay for the meal
→ 食事をする「代わりに」お金を払う。 -
時間:
work late for the team
→ チームのために残業する(自分の時間を差し出す)。 -
失敗:
pay for a mistake
→ ミスをした「代償」として、あとで苦労や損をする。
🔁 (A) 交換の for
すぐに目に見える交換
例:exchange this shirt for a larger one
💸 (B) 代償・コストの for
あとから効いてくる負担・犠牲
例:pay a high price for success
「成功の見返りに、大きな犠牲を払う」というニュアンス。
💡 日本語の「〜のために」はポジティブにも聞こえますが、英語の
pay for ... は
『痛みをともなう代償』
のイメージが強い表現も多い、という点に注意しましょう。
🔍 ワンフレーズ確認:
pay for the repairs
pay a high price for rushing the project
be punished for breaking the rules
(C) ごほうび・罰・評価を表す for
ここでの for は、
「行動」や「結果」
と、
「ごほうび・罰・評価」
をつなぐ役目をします。
「何をしたごほうびとして?」「どんな行動の罰として?」という
理由の部分を for で表します。
⭐ 基本パターン(ごほうび・罰・評価)
| ごほうび・感謝 |
reward / prize / gift / bonus for A例: a bonus for your hard work「あなたのがんばりに対するボーナス」 thank A for B例: Thank you for your help.
|
| 罰・マイナス評価 |
punishment / penalty for A例: a penalty for breaking the rules「ルール違反に対するペナルティ」 blame A for B /
criticize A for B→ 「〜のことで責める/批判する」 |
| 評価・特徴 |
praise A for B例: praise her for her creativity「彼女の創造性をほめる」 be famous / known / respected for A例: be famous for its beautiful garden
|
👉 パターンのコアは、
行動・性質(A)
があって、その
結果としてのごほうび・罰・評価
を for でつなぐイメージです。
🧩 イメージ整理
ポジティブな for
-
a reward for saving the cat
→ 「猫を助けたごほうびとしての報酬」 -
praise him for his patience
→ 「彼のがまん強さをほめる」
ネガティブな for
-
a punishment for cheating
→ 「カンニングをした罰としての処分」 -
be blamed for the accident
→ 「事故のことで責められる」
評価としての for
-
be known for its friendly staff
→ 「親切なスタッフで知られている」 -
get credit for the idea
→ 「そのアイデアを出したと評価される」
💡 日本語ではどれも「〜のことで」「〜のために」と訳せますが、
英語では
ごほうび / 罰 / 評価
という「結果」と、
その理由となる行動・性質
をセットで意識すると整理しやすくなります。
🔍 ワンフレーズでサッと確認:
a prize for the winner
be punished for breaking the rule
thank you for your support
be famous for its coffee
(D) 感謝・謝罪の for(感情系・恋愛フレーズ)
for は、感情動詞ととても相性のよい前置詞です。
thank / grateful / appreciate
などの「感謝」や、
sorry / apologize
などの「謝罪」といっしょに使って、
「何に対して感謝しているのか」「何をしてしまったことを謝っているのか」を
for でつなぎます。🙏
⭐ よく使うパターン
| 感謝 |
thank you for A例: Thank you for your help.「手伝ってくれてありがとう」 be grateful for A例: I am grateful for your support.
appreciate A for B例: We appreciate you for your honesty.
|
| 謝罪 |
be sorry for A例: I am sorry for the delay.「遅れてごめんなさい」 apologize for A例: I apologize for the mistake.
forgive A for B例: Please forgive me for being late.
|
| 感情・評価 |
love A for B例: I love you for who you are.「ありのままの君が好きだよ」 thank A for B(人+理由)例: Thank you for always being with me.
|
💡 コアイメージ:
感情(ありがとう/ごめん/うれしいなど)
の「原因・理由」を
for + 名詞 / 動名詞
で表す。
🧩 イメージ整理(恋愛フレーズにもそのまま使える)
感謝の for
-
Thank you for listening to me.
→ 話を聞いてくれた「行動」に対する感謝。 -
Thank you for your kindness.
→ やさしさという「性質」に対する感謝。
謝るときの for
-
I am sorry for making you wait.
→ 待たせてしまった「行動」に対して謝る。 -
Sorry for being so cold.
→ 冷たくしてしまったことを謝るカジュアル表現。
恋愛フレーズでの for 💘
-
Thank you for loving me.
→ 「私を愛してくれてありがとう」 -
Thank you for being there for me.
→ 「そばにいてくれてありがとう」の定番フレーズ。 -
I am sorry for hurting your feelings.
→ 「傷つけてごめんね」と気持ちに寄りそう言い方。
✔ 日本語では「〜してくれてありがとう」「〜してごめんね」と訳しますが、
英語では
for のあとに「行動」や「性質」を置く
という型を意識すると、やさしくアレンジできます。
🔍 ワンフレーズでサッと確認:
Thank you for your time.
Thank you for everything.
I am sorry for the trouble.
I am grateful for your support.
Thank you for being with me.
10. 交換や代償を表す for - 例文
She traded her afternoon shift with me in exchange for a day off next week.
彼女は来週の休み1日と引き換えに、午後のシフトを私と替わってくれました。
語注: trade A with B = AをBと交代・交換する、shift = 勤務時間(シフト)。
型: trade A with B in exchange for C で「Cと引き換えにAを交換する」という形になります。
使い分け: もっと口語的には switch shifts with someone もよく使われます。
The company will pay for your hotel during the training.
会社が研修中のホテル代を支払ってくれます。
語注: training = 研修、will pay for = 「〜の代金を払う」。
型: pay for + 名詞 で「〜の代金を払う」という基本パターンです。
コロケーション: ビジネスでは pay for travel expenses / pay for accommodation などとよく組み合わせます。
The repairs were done for free because the product was still under warranty.
その製品はまだ保証期間内だったので、修理は無料で行われました。
語注: repair = 修理、warranty = 保証(書)。
型: 受動文 be done for free で「無料で行われる」という意味になります。
使い分け: 「タダで」はカジュアルに for free、かっちり言うなら at no charge もよく使われます。
We do not pay for overtime at this company.
この会社では残業代は支払われません。
語注: overtime = 残業時間・残業代の両方の意味があります。
型: do not + 動詞の原形 で現在形の否定文になります。
よくある誤り: 「〜のために支払う」を pay to としてしまいがちですが、目的語が「物やサービス」なら pay for を使います。
Do not sign up for that subscription; the basic version is available for free.
その有料サブスクには登録しないで。基本版は無料で使えますよ。
語注: sign up for = 「〜に申し込む」、subscription = サブスク・定期サービス。
型: 命令文の否定は Do not + 動詞の原形 で作ります。
使い分け: 「無料で利用できる」は be available for free を覚えておくと便利です。
How much did you pay for this software license?
このソフトのライセンスにはいくら支払いましたか。
語注: software license = ソフトウェアの利用許諾(ライセンス)。
型: 金額をたずねるときは How much did you pay for + 名詞? が定番です。
バリエーション: 例:How much did you pay for this bag?
We are saving a little each month for our trip abroad.
私たちは海外旅行のために、毎月少しずつ貯金しています。
語注: save = 貯金する、abroad = 海外で・海外へ。
型: 進行形 be saving で「今も続いている貯金」を表します。
使い分け: 「〜のためにお金を貯める」は save money for ... が自然です。
What did you get in exchange for all the extra hours you worked?
そんなにたくさん残業して、見返りには何をもらいましたか。
語注: extra hours = 追加の勤務時間、見返り = in exchange for ...。
型: get A in exchange for B で「Bと引き換えにAを得る」という意味になります。
よくある誤り: 「in exchange of」と言ってしまう人もいますが、正しくは in exchange for です。
The company has agreed to pay for your ticket, so you do not need to bring cash.
会社があなたのチケット代を払うことに同意したので、現金を持ってくる必要はありません。
語注: agree to = 「〜に同意する」、cash = 現金。
型: 現在完了 has agreed は「もう決まっている状態」を表します。
使い分け: 「払ってくれた」は過去形 paid for、「払ってくれることになっている」は has agreed to pay for のように言い分けます。
What would you give up for love?
あなたは愛のために、何を手放せますか。
語注: give up = 手放す・あきらめる、for love = 「愛のために」。
型: 仮定的な質問は What would you + 動詞 ...? でやわらかく聞けます。
使い分け: シリアスな場面でも、ロマンチックな場面でも使える定番フレーズです。
I would cross the ocean for you if you asked me to.
あなたに頼まれたら、あなたのために海だって渡ります。
語注: cross the ocean = 海を渡る、for you = 「あなたのために」。
型: would + 動詞 と if ... で「もし〜なら、〜してあげるのに」というニュアンスになります。
使い分け: 大げさな愛情表現としてよく使われる言い回しです。
She did not receive anything in return for all her hard work.
彼女はあんなに一生懸命働いたのに、その見返りに何も受け取りませんでした。
語注: receive = 受け取る、in return for = 「〜の見返りとして」。
型: not ... anything in return for ... で「〜の見返りに何も…ない」という否定表現になります。
使い分け: in exchange for は具体物の交換寄り、in return for は努力や好意への「見返り」によく使われます。
He was promoted in return for years of loyal service.
彼は長年の忠実な勤務への見返りとして昇進しました。
語注: be promoted = 昇進する、loyal service = 忠実な働き。
型: 受動態 be promoted in return for ... で「〜の見返りとして昇進する」という意味になります。
バリエーション: 例:He was rewarded in return for his efforts.
He was punished for breaking the rules during the game.
彼は試合中にルールを破った代償として、罰を受けました。
語注: be punished = 罰を受ける、break the rules = ルールを破る。
型: be punished for + 動名詞 で「〜したことで罰を受ける」という意味になります。
使い分け: 「〜のためにほめられる」は be praised for ... のように言い換えられます。
Please save some of your energy for the meeting this afternoon.
今日の午後の会議のために、少しは体力を残しておいてください。
語注: save energy = 体力・エネルギーを温存する、meeting = 会議。
型: 丁寧な命令は Please + 動詞の原形 で表せます。
使い分け: 「〜のために残しておく」は save A for B のパターンで、時間・お金・体力などに幅広く使えます。
You should not blame yourself for one small mistake.
たった1つの小さな失敗のことで、自分を責めるべきではありません。
語注: blame yourself = 自分を責める、mistake = 間違い・失敗。
型: 助動詞 should not で「〜すべきではない」というアドバイスの否定形になります。
使い分け: 「〜のことで責める」は blame A for B の形で、Aに人、Bに理由が入ります。
「交換・代償」の for は便利ですが、
何に対しての代償か
をいつも意識しておくと失敗しにくくなります。
-
① 「誰に払う?」と「何の代金?」をまぜない
pay for + 物・サービス は「〜の代金を払う」、pay 人は「その人に支払う」です。
例:I paid for the ticket.(チケット代を払った) /I paid him.(彼に支払った) -
② 感情表現の for は「理由」を表す
Thank you for your help.やSorry for being late.の for + 名詞 / 動名詞 は「〜という理由で」のイメージです。
「人」に対しては通常Thank you for...のように「行動」が続きます。 -
③ 「ごほうび」と「罰」どちらにも使える
reward / prize / praise などの「ごほうび」だけでなく、punishやblameなど「罰・責め」もforで理由をつなげます。
例:He was praised for his idea./He was punished for cheating. -
④ 「for free」はひとかたまりで覚える
for free は「無料で」という決まり文句です。for a freeのように名詞をつけないのがポイントです。 -
⑤ 「見返り」の for は表現の違いに注意
in exchange for は 「物の交換」寄り、 in return for は 「努力や好意の見返り」寄りで使われることが多い、というざっくりイメージを持っておくと自然です。
for の向きが迷いにくくなります。
セクション10 ミニまとめ + モチベーション
交換や代償の for は、
「何を支払って」、
「何を受け取るか」
をコンパクトにまとめてくれる、とても大事な前置詞です。
今日おさえておきたいコア
-
・
pay for / save forなどは 「何のためのお金か」 を示す。 -
・
reward / punish / thank / blame + forは、 行動や結果への評価 を表す。 - ・ in exchange for / in return for で「引き換え」「見返り」のニュアンスをきれいに言える。
モチベーションメモ
-
・ 仕事では「費用・見返り・評価」を話す場面が多く、
forを使いこなせると お金と結果の話 をスマートに説明できます。 -
・ 恋愛や人間関係でも
Thank you for always being there.など、 感謝や気持ち を具体的に伝えられるようになります。 -
・ まずは「いつも同じパターン」を一つ決めて、
例:
Thank you for ~/pay for ~を 口ぐせレベル にしてしまうのがおすすめです。
for を置いてみるクセをつけると、
セクション10で学んだ表現がどんどん実戦で使えるようになります。
11. 報酬を表す for
前置詞 for は「〜のために」「〜にとって」だけでなく、
がんばった結果としてもらうもの
――つまり
報酬・ボーナス・ごほうび
を表すときにもよく使われます。
例:get a bonus for your hard work(頑張りに対してボーナスをもらう)/
Thank you for your help.(助けてくれたことへの感謝の“ことばの報酬”)
イメージと言葉の整理
報酬を表す for は、次のような
「ベクトルのイメージ」
で考えると分かりやすくなります。
イメージ図:
行動・努力・仕事 ➡ for ➡ お金・ボーナス・感謝
-
ポイント1
for の後ろには、
「何に対する報酬か」が来ます(例:
for your work)。 -
ポイント2
報酬そのものは、
bonus/reward/salaryなどの名詞で表します。 - ポイント3 Section 10 の 代償・コストの for と違い、ここでは “プラスの見返り” にフォーカスします。
💰 お金の報酬
仕事やサービスに対する「給料・謝礼」を表すときの for。
pay 人 for 仕事(仕事に対してお金を払う)be paid for 仕事(仕事の報酬をもらう)charge 人 for サービス(サービスに対して料金を請求する)
🎁 成果へのごほうび
テスト・大会・プロジェクトの成功に対する「ボーナス・賞・ごほうび」。
a bonus for good performance(良い成績へのボーナス)a prize for the winner(優勝者への賞)reward 人 for 行動(行動に対して人に報いる)
💬 ことばの報酬
モノではなく「感謝のことば」で返すときの for。
Thank you for your help.(助けてくれたことへの感謝)Thank you for waiting.(待ってくれたことへの感謝)I’m grateful for your support.(支えへの感謝)
用法マップ(ミニ表)
| パターン | 意味(ざっくり) | for の後ろに来るもの |
|---|---|---|
💰 pay 人 for 仕事
|
「〜の仕事に対してお金を払う」 | 仕事・サービスの内容 (例:your work, the project) |
🎁 a bonus / reward for 行動
|
「〜したことへのボーナス・ごほうび」 | 努力・成果 (例:your effort, your success) |
💬 Thank you for ~ing
|
「〜してくれたことへの感謝」 | 相手の行動 (例:coming today, helping me) |
どのパターンも、 for の後ろに 「何に対する報酬・感謝か」が来る、という共通ルールをおさえておくと応用しやすくなります。
💰 (A) お金・給料としての報酬を表す for
ここでは、
仕事・サービス
に対して
お金・給料という報酬
が「戻ってくる」イメージで for を使います。
例:pay you for your work(あなたの仕事に対してお金を払う)
イメージ図:
あなたの仕事 ➡ for ➡ 給料・報酬
- for の後ろ に「何の仕事・サービスか」が来る。
-
報酬そのものは
money/salary/bonusなどの名詞。 - 「行動 ▶ for ▶ 見返り」という流れを意識すると、文が組み立てやすくなります。
🔧 お金・給料の for 基本パターン
💵 pay 人 for 仕事
|
人に
お金を払う
(何の仕事かを for ~ で説明)
例:
We pay employees for overtime work.
|
📄 be paid for 仕事
|
「〜で
お金をもらっている
」という受動形。
例:
She is paid for translation.
|
💳 charge 人 for サービス
|
人に
料金を請求する
という意味。
例:
They charged us for delivery.
|
🎁 a bonus for 成績
|
成績・成果に対するボーナス
を表す。
例:
a bonus for good sales
|
⏱ get paid for 時間
|
働いた
時間に対して
お金をもらう。
例:
We get paid for every hour.
|
「いくら払うか」は
pay 人 金額 for 仕事 のように、
金額は for の前 に置くのが基本です。
🏅 (B) 成果・達成に対する報酬を表す for
こちらの for は、
がんばり・成果
に対して
ごほうび(ボーナス・賞・報酬)
が「返ってくる」イメージです。
例:a bonus for good performance(よい成績に対するボーナス) /
a prize for the winner(優勝者に対する賞)
イメージ図:
努力・成果 ➡ for ➡ ボーナス・賞
- for の後ろ に「どんな成果か(good work / hard work / the best design など)」を書く。
-
報酬そのものは
bonus/reward/prize/awardなどの名詞。 - 「成果 ▶ for ▶ ごほうび」というセットで覚えると、表現がすっきり整理できます。
🎯 成果・達成の for 基本パターン
💼 a bonus for 成績
|
よい結果に対するボーナス
を表す。
例:
a bonus for excellent sales
|
🎁 a reward for 行動
|
よい行動へのごほうび
を表す。
例:
a reward for helping others
|
🏆 a prize for 最優秀〜
|
コンテストなどでの
賞・景品
を表す。
例:
a prize for the best photo
|
🥇 an award for 貢献
|
貢献・実績に対する表彰
を表す。
例:
an award for lifetime achievement
|
❤️ a prize for couples
|
恋人・夫婦向けの
ロマンチックな賞
なども for で表現できる。
例:
a prize for the sweetest couple
|
人を言いたいときは
a prize for the winner のように、
「誰にとっての賞か」をセットで書いてあげましょう。
💬 (C) 「感謝の言葉」という “ことばの報酬” for
お金やボーナスだけが報酬ではありません。英語では
Thank you for ~.
のように、感謝のことばそのものが「心の報酬」として相手に返っていきます。
for は「何に対してありがとうなのか」をつなぐ役目をしている、とイメージすると分かりやすいです。
イメージ:
相手の行動・優しさ ➡ for ➡ “ありがとう” という報酬
- for の後ろ に「何に対してありがとうか」(help / coming / everything など)を書く。
-
日本語の「〜してくれてありがとう」にあたる形が
Thank you for ~ing.。 - お金は出ていなくても、 心のごほうび を伝えているイメージで覚えると使いやすくなります。
🎯 感謝の for よく使うパターン
😊 Thank you for 名詞/動名詞
|
いちばん基本の丁寧表現。
例:
Thank you for your help.(手伝ってくれてありがとう)
|
🙂 Thanks for ~
|
少しカジュアルな「ありがとう」。
例:
Thanks for waiting.(待ってくれてありがとう)
|
🌟 Thank you so much for ~
|
気持ちを強めたいときの「本当にありがとう」。
例:
Thank you so much for your support.
|
| ❤️ 恋愛・人間関係 |
関係性そのものに感謝するフレーズ。
例:
Thank you for being there for me.(そばにいてくれてありがとう) |
| 🌈 ざっくり全部 |
何もかもまとめてお礼を言いたいとき。
例:
Thank you for everything.(いろいろ本当にありがとう)
|
❌
Thank you your help. ではなく、✅
Thank you for your help. のように「for + 理由」の形をセットで覚えておきましょう。
報酬を表す for(給料・ボーナス・感謝のことば)
I get paid for working overtime.
私は残業をした分の給料をもらいます。
語注: get paid = お金・給料をもらう。overtime = 残業。
型: S get paid for + 動名詞(〜したことへの報酬を表す形)
よくある誤り: × for work overtime ではなく、動詞は working のように -ing 形にする。
She received a reward for her hard work.
彼女は一生懸命働いたことへの報酬を受け取りました。
語注: reward = 報酬・ごほうび。hard work = 一生懸命な努力。
型: receive a reward for + 名詞/動名詞(〜したことへの報酬をもらう)
コロケーション: reward for effort / success / information などとよく組み合わさる。
Do you get any bonus for meeting your targets?
目標を達成すると、ボーナスはもらえますか。
語注: bonus = ボーナス。target = 目標。
型: get a bonus for + 動名詞(〜したことへのボーナスをもらう)
使い分け: 「目標を達成する」は meet your targets や hit your targets とも言える。
We do not get paid for small tasks.
私たちは小さな作業には報酬が出ません。
語注: task = 仕事・作業。small tasks = 簡単な作業、小さな仕事。
型: S do not get paid for + 名詞(〜にはお金が出ない)
よくある誤り: × not get pay ではなく、受け身の形 get paid にする。
He has been praised for improving customer service.
彼は顧客サービスを改善したことでずっと評価されています。
語注: praise = ほめる・評価する。customer service = 顧客対応・サービス。
型: S has been praised for + 動名詞(〜したことでほめられてきた)
コロケーション: praised for honesty / effort / creativity などでよく使う。
Have you ever been thanked for something you did in secret?
こっそりしたことについて、感謝されたことはありますか。
語注: in secret = こっそりと。thank A for B = A に B のことで感謝する。
型: be thanked for + 名詞節/名詞(〜について感謝される)
構文メモ: something you did in secret は「あなたがひそかにした何か」という関係節。
Thank you for helping me finish the report.
レポートを仕上げるのを手伝ってくれてありがとうございます。
語注: finish the report = レポートを終わらせる。
型: Thank you for + 動名詞(〜してくれてありがとう)
レジスター: ビジネスでもカジュアルでも使える、非常によく使う定番フレーズ。
Thank you for always being there for me.
いつもそばにいてくれて、本当にありがとう。
語注: be there for someone = そばで支える・味方でいてくれる。
型: 心の支えへの感謝は Thank you for always being there for me. のように「always」を入れて気持ちを強められる。
使い分け: 友人・家族・恋人など、親しい関係でよく使うフレーズ。
Please do not expect extra pay for every small favor.
ちょっとしたお願い一つ一つに、追加の給料を期待しすぎないでください。
語注: extra pay = 追加の給料。favor = 親切・お願い。
型: expect extra pay for + 名詞(〜に対して追加の給料を期待する)
レジスター: 社内ルールやマナーを伝えるときの、やわらかい注意表現。
They were not punished for speaking honestly.
彼らは正直に話したことで罰を受けることはありませんでした。
語注: punish = 罰する。honestly = 正直に。
型: be punished for + 動名詞(〜したことで罰を受ける)
使い分け: 「〜したからこそ罰を受けない」と言いたいときも、同じ for + 動名詞 の枠組みで表せる。
What did you get for winning the design contest?
デザインコンテストで優勝して、何をもらいましたか。
語注: contest = コンテスト・大会。winning = 勝つこと・優勝すること。
型: get ... for winning ...(〜で勝ったごほうびに...をもらう)
バリエーション: What kind of prize did you get for winning? のように prize を入れてもよい。
Our team is working hard for a chance to get a promotion.
私たちのチームは、昇進のチャンスのために一生懸命働いています。
語注: promotion = 昇進。chance = チャンス・機会。
型: work hard for a chance to + 動詞(〜するチャンスを求めて努力する)
構文メモ: for a chance は「ごほうびとしての機会」を表す目的・報酬のイメージ。
She will be famous for her music one day.
彼女はいつか音楽で有名になるでしょう。
語注: famous = 有名な。one day = いつか。
型: be famous for + 名詞(〜で有名だ)
使い分け: 能力や作品など、理由・きっかけになるものを for の後ろに置く。
I am really grateful to you for your support.
あなたの支えに本当に感謝しています。
語注: grateful = 感謝している。support = 支え・サポート。
型: be grateful to 人 for + 名詞(人に〜のことで感謝している)
レジスター: かしこまりすぎず、ビジネスメールでもよく使える丁寧な表現。
You deserve a hug for being so sweet.
あなたはとても優しいから、ハグされるくらいのごほうびに値するよ。
語注: deserve = 〜に値する。sweet = 優しい・思いやりのある。
型: deserve + 名詞 for being + 形容詞(〜なくらいのごほうびに値する)
使い分け: 褒め言葉としての「ごほうび」を伝える、やさしい恋愛フレーズ。
No bonus is given for being late, only for being on time.
遅刻してもボーナスは出ません。時間どおりに来たときだけボーナスが出ます。
語注: bonus = ボーナス。on time = 時間どおりに。
型: No bonus is given for A, only for B.(A にはボーナスは出ず、B のときだけ出る)
構文メモ: 2つの for + 動名詞 を only で対比させ、「何に対して報酬があるか」をはっきり示している。
報酬の for をサクッと整理しよう
⚠ ミニ注意点・落とし穴
for の後ろには、 基本的に「報酬の理由」が来ます。
-
✅
Thank you for your help.
「あなたの助けという“理由”に対して」ありがとう。 -
✅
He got a bonus for finishing the project. -
❌
Thank you your help.(for が抜けていて不自然)
近い表現とゴチャ混ぜ注意のポイントです。
-
▶ for は
「その行動・成果に対する報酬/評価」。
例:reward for your effort -
▶
because ofは「原因・理由」を説明するだけで、報酬っぽさは薄め。
意味は近いけれど、ニュアンスが変わる。 -
▶ 感謝・評価系は
thank A for B/praise A for Bの 形をセットで覚えるとラク。
🌱 ミニまとめ + モチベーション
-
for + 名詞 / 動名詞 で、
「何に対する報酬・評価なのか」を表す。 -
Thank you for.../reward for.../be famous for...など、
セット表現として丸ごと覚えると楽。 -
「お金・ボーナス・ごほうび・感謝のことば」など、
目に見える報酬も 心の報酬もforでまとめて表現できる。
「報酬の for」を使いこなせると…
- ✅ 仕事で誰かをほめる・ねぎらう表現が増える
- ✅ 「何に対してのボーナス/評価か」をハッキリ伝えられる
- ✅ 英語での「ありがとう」や「よく頑張ったね」がぐっと自然になる
まずは、Thank you for ... と
reward for ... の2パターンからでOKです。
毎日の中で「これは何に対するごほうびかな?」と意識してみると、
for の感覚が少しずつ身体になじんできます。
12. 賛成や支持を表す for
前置詞 for は、
「〜のために」
から広がって、
「この案の味方だよ」 や
「この人を応援しているよ」
といった賛成・支持の気持ちを表すときにもよく使われます。
例:I'm for the new plan.(新しい計画に賛成です)/
We're all for you.(みんな君の味方だよ)
「賛成・支持の for」のイメージ
賛成・支持を表すときの for は、
自分の気持ち から
人・案・チーム
に向かって伸びる「味方になる矢印」のイメージです。
たとえば、
I'm for the idea. は
「そのアイデアの側に立っている」、
Are you for or against it? は
「どっちの側につく?」というニュアンスになります。
単なる「好き・嫌い」ではなく、「どの立場につくか」「誰の味方になるか」
をはっきりさせるのが、賛成・支持の for です。
イメージ図:気持ちがどちらに向いている?
あなたの気持ち → A案 に向かう
あなたの気持ち → B案から離れる
for は「この人/案の側につくよ」というサイン、 against は「反対側だよ」というサインです。
用法マップ:どっちの味方?を表す for
「賛成・支持の for」は、大きく分けると
立場・
応援・
投票・運動・
評価
の4つのグループで考えると整理しやすくなります。
| 用法グループ | 代表パターン | イメージ | よく出る場面 |
|---|---|---|---|
| 立場・賛成 |
be for ~ / be against ~be all for ~
|
「どの案の側につくか」を表す。 for は賛成、against は反対。 | 会議・アンケート・社会問題・学校の話し合いなど。 |
| 応援・サポート |
cheer for ~ / root for ~be there for ~ / stand up for ~
|
人やチーム・大切な人を心から応援する矢印。 「ずっと味方でいるよ」というニュアンスも含む。 | スポーツ観戦/アイドル・推し活/友達・恋愛の相談、いじめ問題など。 |
| 投票・運動 |
vote for ~ / campaign for ~run for ~
|
誰に票を入れるか、どの案を公式に推すかを表す。 「その人/案のために動く」というイメージ。 | 選挙・生徒会・会社のプロジェクト案・キャンペーン活動など。 |
| 評価・評判 |
be famous for ~ / be known for ~be respected for ~
|
人や物が「何について高く評価されているか」を表す。 良い意味での「支持・称賛」が集まっている感じ。 | 人物紹介・会社紹介・観光地やお店の説明、プロフィール文など。 |
(A) 「賛成/反対」の立場を表す for
「どっちの味方か?」をはっきりさせる be for / be against。
会議・アンケート・ニュースなどでとてもよく使います。
for は、あなたの気持ちが
どの案・どの人の側にあるか
を表します。
いっぽう against は、
その案・その人に反対の立場
に立つことを表します。
立場のイメージ:どの側に立つ?
あなた: You
I'm for the new rule.
→ 新しいルールの味方です。賛成。
I'm against the new rule.
→ 新しいルールに反対の立場です。
「どっちの側に立つか」を聞くときは
Are you for it or against it?
のようにセットで出てきます。
日常会話では、 I'm all for it. (大賛成)や I'm not really for it. (あまり賛成じゃない)といった「温度感」を表す言い方もよく使います。
| 形 | 意味のニュアンス |
|---|---|
be for ~
|
~に賛成だ/~の側につく。 例: I'm for the change.
|
be against ~
|
~に反対だ。 例: She's against the plan.
|
be all for ~
|
大賛成・全面的に支持。 例: We're all for your idea.
|
be not really for ~
|
あまり賛成ではない。 ソフトな否定で便利。 |
be for or against ~
|
~に賛成か反対か。 立場をはっきりさせてほしいとき。 |
語注:
all は「全力で」「完全に」のイメージ。
not really は「完全なノーではないが、微妙…」というクッション。
レジスター: ここに出てくる表現は、フォーマルな会議からカジュアルな会話まで幅広く使えます。
よくある誤り:
賛成を表したいときに
I'm agree for ~
とは言いません。
正しくは I agree with ~. または I'm for ~. を使い分けましょう。
(B) 応援・サポートする for(人・チーム・考え)
for は「賛成」だけでなく、
誰か・何かを応援する気持ち
を向けるときにもよく使われます。
イメージ:あなたの気持ちの矢印が「誰の味方か」に向かう
あなた: You
I'm cheering for your team.
→ あなたのチームを応援しているよ。
I'm here for you.
→ いつでもあなたの味方だよ(そばで支える)。
「誰のどんな考え・チャレンジを応援するか」を表すとき、
for 人 / for the idea の形でよく出てきます。
応援の for は、
その人の側に立って力を送るイメージ
です。声を出して応援するだけでなく、静かに支えるときにも使えます。
特に、 be there for 人 は「そばにいてあげる」やさしい表現で、日常会話・恋愛フレーズでもよく使われます。
| 形 | 意味・使いどころ |
|---|---|
cheer for ~
|
~を声を出して応援する。 スポーツ観戦・イベントなど。 |
root for ~
|
くだけた「推し」のイメージ。 例: I'm rooting for you.
|
be there for 人
|
人のためにそばにいて支える。 心のサポート・恋愛でもよく使う。 |
stand up for ~
|
~を守るために立ち上がる。 人の権利・考え・弱い立場の人など。 |
fight for ~
|
~のために戦う。 権利・自由・チームの優勝など。 |
語注:
cheer = 声を上げて応援する/root = 「推し」のニュアンス。
stand up for = 不公平に立ち向かって守る。
レジスター:
root for, be there for はカジュアル寄り、
stand up for, fight for はニュースやスピーチでも使える少し強めの表現です。
よくある誤り:
「~を応援する」を
support to ~
としてしまいがちですが、
正しくは support ~ または
cheer for ~ / root for ~ を使います。
(C) 投票・キャンペーン・運動の for
「賛成・支持の for」が、
行動の形
になったものがこのグループです。
投票・署名・デモ・キャンペーンなどで、
どの案・誰・どの考えの側に立つか
を表します。
イメージ:あなたの行動が「どの案・候補・考えのためか」にくっつく
🗳️ 投票:
I'll vote for the new plan.
→ 「新しい計画」に賛成票を入れるつもりです。
📢 キャンペーン:
They're campaigning for better working conditions.
→ よりよい労働環境のためにキャンペーンをしています。
🚶 デモ・行進:
We joined a march for peace.
→ 平和のための行進に参加しました。
「どちら側?」= for A /「どちらに反対?」= against B とセットで覚えると整理しやすいです。
投票・運動の for も、
賛成の矢印
が「A のほう」に向かうイメージです。
「A に投票する」「A のために活動する」「A のためにデモに参加する」など、
動詞 + for + 目的 の形で、
行動の目的地
を表していると考えるとスッキリします。
| 形 | 意味・使いどころ |
|---|---|
vote for A
|
A に投票する。候補者・案・制度など。 反対は vote against A。
|
campaign for A
|
A のためにキャンペーンをする。 政治・社会問題・企業のプロジェクトなど。 |
run for (office)
|
公職などに立候補する。 例: run for mayor(市長選に出る)。
|
sign a petition for A
|
A を求める署名にサインする。 例: a petition for better pay(賃金アップを求める署名)。
|
protest for / against A
|
A のために/A に反対して抗議する。 文脈で「賛成のため」か「反対のため」かが決まる。 |
語注:
campaign = 組織的な運動・キャンペーン、petition = 署名(嘆願書)。
レジスター:
vote for, campaign for はニュース・ビジネス両方でよく使われます。
よくある誤り:
「彼に投票する」を
✗ vote him
としてしまうミスが多いです。
正しくは
✓ vote for him
です。
セットで覚える:
for(どちら側に賛成?)と
against(どちらに反対?)を対で覚えると、ニュース英語も読みやすくなります。
(D) (軽く)評価としての for
for は
「〜にしては」「〜のわりには」
というゆるい比較・評価を表すこともあります。
「ふつうの基準よりどうか?」という
ものさし
をイメージすると分かりやすいです。
イメージ:ふつうの基準とくらべて「よい/悪い/意外だ」をやわらかく言う for
-
基準:for + 人・もの
例:for a beginner(初心者としては)/for his age(彼の年齢のわりには) -
評価:形容詞・副詞
例:pretty good,quite tall,too expensiveなど。
💡 例1:
It's pretty good for a beginner.
→ 「初心者にしてはかなりいいね。」(やわらかいほめ言葉)
💡 例2:
He's tall for his age.
→ 「彼は年齢のわりに背が高い。」
💡 例3:
This room is cheap for its size.
→ 「この部屋は広さのわりに安い。」
日本語の「〜にしては」「〜のわりには」にぴったり来ることが多く、 ほめるときにも やんわり悪く言うときにも使えます。
強く断定する感じではなく、「基準」をぼんやり示すだけなので、
ビジネスでも日常会話でも使いやすい評価表現です。
| 形 | 意味・ポイント |
|---|---|
good / great for A
|
A にしては良い。 例: good for a first try(初めてにしてはいいね)。
|
big / small for A
|
A にしては大きい/小さい。 例: big for a cat(ネコにしては大きい)。
|
tall / short for A
|
A にしては背が高い/低い。 例: tall for a junior high student。
|
cheap / expensive for A
|
A にしては安い/高い。 例: expensive for a lunch(ランチにしては高い)。
|
fast / slow for A
|
A にしては速い/遅い。 例: fast for a beginner(初心者にしては速い)。
|
語注:
for a beginner = 初心者としては、
for his age = 彼の年齢のわりには。
型:
S + be + 形容詞 + for + 名詞
→ 「S は名詞にしては〜だ」という評価。
レジスター: カジュアル会話でもビジネスでもよく使う、無難で便利な言い方です。
よくある誤り:
「初心者にしては〜」を
✗ as a beginner good
のように並べてしまうことがあります。
英語では
good for a beginner
の形にそろえると自然です。
12. 賛成や支持を表す for の例文
Most employees are strongly for this plan.
ほとんどの社員は、この計画に強く賛成しています。
語注: employee = 社員、strongly = 強く。
型: S + be + 副詞 + for this plan(S はこの計画に賛成だ)。
使い分け: be for は「〜に賛成」、be against は「〜に反対」。セットで覚えると便利です。
I am not really for this plan, to be honest.
正直に言うと、私はこの計画にはあまり賛成していません。
語注: not really = それほど〜ではない、to be honest = 正直に言うと。
型: I am not really for this plan. = 「私はこの計画に本当に賛成というわけではない」。
よくある誤り: 「× I am not agree for this plan」としがちですが、賛成は agree ではなく be for で表すパターンもよく使われます。
Are you for this plan or against it?
あなたはこの計画に賛成ですか? それとも反対ですか?
語注: against = 〜に反対して。
型: Are you for A or against it? で「A に賛成か、それとも反対か」をストレートに聞けます。
使い分け: 賛否をはっきり聞きたいときのシンプルな質問で、会議でもよく使われます。
Many citizens will vote for the new mayor.
多くの市民が、新しい市長に投票するつもりです。
語注: citizen = 市民、mayor = 市長、vote = 投票する。
型: vote for + 人 で「〜に投票する・〜を支持して票を入れる」。
コロケーション: vote for a candidate, vote for a party など政治の文脈でよく使います。
I decided not to vote for that bill.
私は、その法案には投票しないと決めました。
語注: decide = 決める、bill = 法案。
型: decide not to vote for A = 「A に投票しないことに決める」。
よくある誤り: 「× vote to A」と前置詞を to にしてしまいがちですが、支持の対象には for を使います。
Who are you going to vote for in the election?
選挙では、あなたは誰に投票するつもりですか。
語注: election = 選挙。
型: 文末に前置詞が来る Who are you going to vote for? は会話でとても自然です。
使い分け: フォーマルな書き言葉では For whom are you going to vote? もありますが、ふつうの会話ではまず使いません。
She will always stand up for her friends.
彼女は、いつも友だちの味方になってくれます。
語注: stand up for = 〜のために立ち上がる → 〜を守る、〜の味方をする。
型: will always stand up for + 人 で「いつも〜の味方になる」。
レジスター: とても会話的で、友人や家族の関係を話すときによく使われます。
They did not stand up for the idea when it was first proposed.
その案が最初に提案されたとき、彼らはその案を支持しませんでした。
語注: propose = 提案する、idea = 案・アイデア。
型: did not stand up for the idea = 「その案の味方をしなかった・後押ししなかった」。
文法ポイント: when it was first proposed は受動態の過去形で「それが最初に提案されたとき」という意味になります。
Would you stand up for me if I were in trouble?
もし私が困っていたら、あなたは私の味方をしてくれますか。
語注: be in trouble = 困っている、stand up for me = 私のために立ち上がる → 私の味方になる。
型: Would you ... if I were ...? は「もし〜なら、〜してくれる?」という丁寧でやわらかい聞き方。
恋愛フレーズ: 信頼や支え合いをテーマにした、さりげなく気持ちを確かめる表現としても使えます。
The union is campaigning for better working conditions.
その労働組合は、よりよい労働条件を求めて活動しています。
語注: union = 組合、working conditions = 労働条件、campaign = 活動する・運動する。
型: be campaigning for + 目的 で「〜のために運動している・活動している」。
レジスター: ニュース記事やビジネスの話題など、少しフォーマルな場面でよく見られる表現です。
Our team launched a campaign for cleaner streets.
私たちのチームは、街をもっときれいにするためのキャンペーンを始めました。
語注: launch = 始める、campaign = キャンペーン・運動。
型: a campaign for + 目的 で「〜のためのキャンペーン」。
コロケーション: campaign for cleaner air, campaign for peace など、公的な活動の話でよく使います。
New members are being recruited to campaign for animal rights.
動物の権利のために活動するため、新しいメンバーが募集されています。
語注: recruit = 募集する、animal rights = 動物の権利。
型: are being recruited は受動の進行形、「募集が行われている最中」というニュアンスになります。
構文メモ: to campaign for A の to は「〜するために」の不定詞で、目的を表します。
Please stand up for us when your family is against our relationship.
あなたの家族が私たちの関係に反対するときは、どうか私たちの味方でいてください。
語注: relationship = 関係、とくに恋愛関係、be against = 〜に反対している。
型: Please stand up for us when ... で「〜のときは、私たちの味方でいて」というお願いの表現。
恋愛フレーズ: 家族や周囲の反対があるカップルが「味方でいてほしい」と伝えるときなどにぴったりの言い回しです。
I have always campaigned for equal opportunities at work.
私はこれまでずっと、職場での平等な機会のために声を上げてきました。
語注: equal opportunities = 平等な機会、at work = 職場で。
型: have always campaigned for A で「ずっと A のために活動してきた」という現在完了(継続)の表現。
レジスター: 自分の信念やポリシーを語るときに使える、少しフォーマルで力強い言い方です。
We are going to cheer for our team until the very end.
私たちは最後の最後まで、自分たちのチームを応援し続けるつもりです。
語注: cheer for = 〜を応援する、until the very end = 最後の最後まで。
型: be going to cheer for + 人・チーム で「〜を応援するつもりだ」。
使い分け: スポーツ観戦などでの「支持・応援」を表すカジュアルな for の使い方です。
ミニ注意点 + ミニまとめ(賛成・支持を表す for)
「どの案・どの人・どのチームの味方なのか」を指さしするのが 賛成・支持の for。 よくある言い間違いとセットで、サクッと整理しておきましょう。
ミニ注意点
✅ 賛成の立場をざっくり言う:be for / be against
✅ 意見に賛成する:agree with 人 / 意見
❌ I am agree for this plan はNG。
vote, stand up, cheer には「for」がセット
「誰の味方か」をはっきりさせる動詞は
for とペアで覚えると安心。
🔹 vote for A(A に投票する)
🔹 stand up for A(A の味方をする)
🔹 cheer for A(A を応援する)
❌ vote to A や stand up A にはしない。
for を落とさない
否定・疑問になっても「誰の味方か」を示す
for + 人・案 は残します。
✅ Are you for this plan or against it?
✅ I decided not to vote for that bill.
「for まで消えてしまって、何に対してなのか不明」にならないよう注意。
for you は「あなたのために」「あなたに賛成して」の両方になりえます。
文脈で「応援・支持」なのか、「プレゼント・宛先」なのかを意識して読むクセをつけましょう。
ミニまとめ + モチベーション
賛成・支持を表す for は、イメージ的には
「どっち側につく?」
をはっきりさせるマーカー。
- be for / against:どの立場か
- vote / campaign / cheer for:行動で応援する
- stand up for:守る・味方する
こんな場面で効いてくる
- 会議で「自分はどの案を支持しているか」をスマートに伝えたいとき
- 推しのチーム・推し活で「誰を応援しているか」を英語で言いたいとき
- 恋愛や人間関係で「あなたの味方だよ」と伝えたいとき
一言まとめ: for = 「この人・この案の味方です」のしるし
日本語ではサラッと流れてしまう「賛成」「支持」のニュアンスも、
for を使い分けられると、英語での立場表明が一気にクリアになります。
今日のアクション(1分でOK)
- 自分の「推し」や「応援したい人」を1人思い浮かべる。
I am for .../I always cheer for ...の形で1文作ってみる。- できれば声に出して、賛成・支持の
forのリズムを体に覚えさせる。
13. for が指し示す「心の向き」
前置詞 for は「〜のために」だけでなく、
うれしい・かなしい・同情する といった
感情の向きや、
好き・推し・得意・才能 などの
心や能力が向かう先
を指し示すときにもよく使われます。
例:happy for you(あなたのことでうれしい)/talent for music(音楽の才能)など。
💡 イメージと言葉の整理:心の矢印 が向かう先を表す for
イメージ
あなたの中にある 感情・ 好み・ 才能 から、 → for + 名詞 へ矢印が伸びていくイメージです。
- 「誰のことでうれしいのか?」
- 「何に対して好き・得意なのか?」
- 「どんな分野にセンスがあるのか?」
キー表現のざっくり例
happy for you(あなたのことでうれしい)feel sorry for him(彼を気の毒に思う)have a passion for games(ゲームが大好き)talent for design(デザインの才能)respect for her effort(彼女の努力への尊敬)
どの文も、「感情・好み・能力」そのものと、「向かう先(for + 名詞)」が セットで使われていることに注目しましょう。
🗺 用法マップ:for が指し示す「心の向き」
下の表では、for が表す「心の向き」を
感情・
好み・
能力・
評価
の4つに整理しています。
| カテゴリ | イメージ | よくある形 | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
| 😄 感情・共感 feeling for | 人の幸せや不運に 気持ちが寄りそう |
be happy for 人feel sorry for 人feel for 人
|
「〜のことでうれしい/気の毒に思う」など、 感情の行き先を for ~ で示す。
|
| ⭐ 好み・推し liking for | ある物・人に 特別な好み や「推し」が向く |
care for ~have a passion for ~have a soft spot for ~
|
単なる like よりも、「かなり好き」「弱い」「目がない」感じ。 |
| 💡 能力・センス talent for | ある分野に対して 才能・適性 の矢印が向く |
talent for ~gift for ~be cut out for ~
|
good at ~ よりも、「向いている」「生まれつき強い」ニュアンス。 |
| 🏆 評価・尊敬 respect for | 人の行動や性質に対して 評価・尊敬 が向く |
respect for ~admiration for ~love for ~
|
「何について尊敬・愛情を感じているか」を、 名詞 + for ~ でラベルづけ。
|
このセクションでは、 感情・ 好み・ 能力・ 評価 の4方向から、「for が指し示す心の向き」をまとめて押さえていきます。
A. 好み・関心の対象を表す for
「〜が好き」「〜に目がない」「〜に関心がある」といった
好み・関心
の矢印が
for + 名詞
に向かうイメージです。
単なる like よりも、少し気持ちが強かったり「推し」感が出る表現が多くなります。
イメージ
心の中の 「好き」「気になる」 という気持ちから、 → for + 名詞 に向かって矢印が伸びているイメージです。
- 「特に好きなもの(推し・趣味)」をしめす
- 「なんとなく好感がある(好印象)」ニュアンスになることも
forのあとには「対象(誰・何)」がくる
よく使うパターン
-
have a passion for ~
→ 〜が大好きだ/情熱がある -
have a soft spot for ~
→ 〜に弱い/ついひいきしてしまう -
have a thing for ~
→ 〜が妙に好き(ちょっとくだけた言い方) -
care for ~
→ 肯定文:けっこう好き/ 否定文:あまり好きではない -
love for ~
→ 〜への愛情・愛着
どの表現も、「感情の種類(passion, soft spot など)」と for + 対象 のセットで覚えると整理しやすくなります。
for の使いどころが見えやすくなります。
B. 感情・共感・同情の対象を表す for
「かわいそうに思う」「心配する」「共感する」などの
心の動き
が、for + 人/グループ/出来事
に向かうイメージです。
日本語の「〜に対して」「〜のことで」を、そのまま
for で表すことが多いパターンです。
イメージ整理
自分の中の 「心配」「同情」「共感」 という気持ちから、 → for + 対象 へ矢印が伸びているイメージです。
- 「誰のことをかわいそうと思っているのか?」=
forで示す - ニュース・災害・失敗など「出来事」に対しても使える
forの後ろはほとんどが「人」または「人をふくむグループ」
よく使うパターン
-
feel sorry for ~
→ 〜が気の毒だと思う/かわいそうに思う -
feel bad for ~
→ カジュアルに 「〜のことをかわいそうに思う」 -
feel for ~
→ 一言で 「〜に共感する/同情する」 という口語表現 -
have sympathy for ~
→ 〜に同情する (ややかたい言い方) -
have compassion for ~,have empathy for ~
→ 深い思いやり・共感 を表すときに使う -
show concern for ~
→ 〜への心配・気づかいを見せる -
care for ~(感情)
→ 〜を大切に思う/世話をする の意味でも使われる
どれも 感情のことば + for + 人(対象)
のセットで覚えると、「誰の気持ちが、誰に向かっているか」がイメージしやすくなります。
たとえば
feel sorry for the situation(その状況を気の毒に思う)のように、
「人」か「人に関わる状況」に向けた気持ちだと考えると、使い方が安定します。
C. 能力・センス・適性の対象を表す for
「〜に向いている」「〜のセンスがある」「〜が得意だ」というとき、
英語では 能力・才能・適性
から
for + 分野・対象
へ矢印が伸びるイメージで表します。
日本語の「〜に関しては強い」「〜に向いている」を、まとめて
for でつなぐパターンです。
イメージ整理
自分の中の 「得意」「センス」「能力」 という力が、 for + 分野・対象 の方向へ向かっているイメージです。
- 「何に対して」才能があるのか →
forで示す - 勉強・仕事の分野だけでなく、音楽・スポーツ・人付き合いなど幅広く使える
- 「向き不向き」の話と相性がよく、自己紹介や面接でもよく出てくる表現
よく使う表現パターン
-
have a talent for ~
→ 〜の才能がある
例:have a talent for music(音楽の才能がある) -
have a gift for ~
→ 生まれつきのセンスがある、というニュアンス -
have an aptitude for ~
→ 適性がある(テスト・進路の話でよく使う) -
have a good eye for ~
→ 〜を見抜く目がある/審美眼がある
例:a good eye for detail / design -
have an ear for ~
→ 〜の聞き分けができる耳がある
例:an ear for languages / music -
have a knack for ~
→ カジュアルに 「〜のコツをつかんでいる」「要領がいい」 -
be suited for ~,be cut out for ~
→ 〜に向いている(仕事・役割との相性) -
have a head for ~
→ 〜が得意なタイプだ
例:a head for numbers(数字に強い)
どれも 能力を表す名詞/形容詞 + for + 分野・対象
のセットで覚えると、「自分のどんな力が、どこに向いているか」をスッキリ言えるようになります。
be good at ~(〜が得意だ)もよく使うので、「
be good at math(数学が得意)」
と
「have a talent for math(数学の才能がある)」
のように、感覚の違いもセットで意識しておくと表現の幅が広がります。
D. 評価・尊敬・好意の対象を表す 名詞 + for
「〜を尊敬している」「〜を高く評価している」「〜に好意を持っている」など、
評価・尊敬・好意の“気持ち”
が向かう先を、
名詞 + for + 対象
で表します。
「どんな点について」尊敬・好意を持っているのかを for でピン留めするイメージです。
イメージ整理
心の中にある 評価・尊敬・好意 という感情から、 for + 相手・理由・行動 に向けて矢印が伸びるイメージです。
- 「誰を/何を」尊敬しているのか →
respect for ... - 「どんな行動・性格」に好意を持っているのか →
love for ...,admiration for ... - 「〜のおかげでありがたい」という評価 →
appreciation for ...,gratitude for ...
よく使う 名詞 + for パターン
-
respect for ~
→ 〜への尊敬
例:respect for her honesty(彼女の正直さへの尊敬) -
admiration for ~
→ 憧れに近い 深い尊敬・賞賛
例:admiration for his work -
love for ~,affection for ~
→ 〜への愛情・好意
例:love for her family(家族への愛)、affection for animals(動物への愛着) -
sympathy for ~,compassion for ~
→ 〜への同情・思いやり
例:sympathy for the victims -
appreciation for ~,gratitude for ~
→ 「ありがたい」という 感謝の評価
例:appreciation for your support(あなたの支援への感謝) -
passion for ~,enthusiasm for ~
→ 〜への情熱・やる気
例:passion for teaching(教えることへの情熱) -
concern for ~,care for ~
→ 〜を気にかける気持ち
例:concern for her health(彼女の健康を気にかける気持ち)
どれも
感情・評価を表す名詞 + for + 相手/行動
のセットで覚えると、
「誰のどんなところを尊敬・好意・感謝しているのか」
を自然に説明できるようになります。
respect や love は
I respect her. / I love him. のように
動詞だけでも使えますが、「どんな点について?」と 理由・対象をくわしく言いたいときは、
respect for ~, love for ~ のように
名詞 + for にすると、より丁寧で説明的な表現になります。
例文セクション:感情・好み・能力を表す for
I have a deep love for classical music.
私はクラシック音楽に深い愛着があります。
語注: deep = とても強い、深い。classical music = クラシック音楽。
型: have + (形容詞) + love for + 名詞 で「〜に対する強い愛情・好み」。
使い分け: 「大好き」でも I like より気持ちが強く、少し丁寧・感情豊かな言い方。
I'm not sorry for speaking honestly.
正直に話したことを悪いとは思っていません。
語注: sorry = 申し訳ない。honestly = 正直に。
型: be not sorry for + 動名詞 で「〜したことを悪いと思っていない」。
よくある誤り: × sorry about speak honestly ではなく、sorry for speaking honestly のように for + 動名詞 にする。
Are you sorry for what you said yesterday?
あなたは昨日言ったことを悪いと思っていますか。
語注: what you said = あなたが言ったこと。yesterday = 昨日。
型: Are you sorry for + 名詞 / what節 で「〜を悪く思っていますか」。
構文メモ: what you said は「あなたが言ったこと」というかたまり(名詞節)。
She is developing a real passion for cooking because it relaxes her.
彼女は料理に本当に情熱を持つようになってきています。料理をすると気持ちが落ち着くからです。
語注: develop = 育てる・だんだん持つようになる。relax = リラックスさせる。
型: be + V-ing + passion for + 名詞 で「〜に情熱を持ち始めている」。
接続詞: because で「なぜその情熱が生まれたか」の理由をつなげている。
He has a natural talent for languages.
彼には言語の生まれつきの才能があります。
語注: natural = 生まれつきの。talent = 才能。
型: have + (a) talent for + 名詞 で「〜の才能がある」。
コロケーション: talent for languages, talent for music, talent for drawing などセットで覚えやすい表現。
Her talent for design is recognized worldwide.
彼女のデザインの才能は世界中で認められています。
語注: recognize = 評価する・認める。worldwide = 世界中で。
型: 名詞 + be + Vpp で受動態。「才能が認められている」という受け身の表現。
レジスター: ビジネスやプロフィール紹介など、フォーマルな文脈でよく使われる言い方。
I have discovered a new passion for learning English since I moved abroad.
海外に引っ越してから、英語を学ぶことへの新しい情熱を見つけました。
語注: discover = 見つける。abroad = 海外で。
型: 現在完了 have discovered で「最近〜するようになった」気持ちの変化を表現。
接続詞: since は「〜してからずっと」を表し、きっかけとなった出来事(引っ越し)を示す。
He has no love for early morning meetings.
彼は早朝の会議が大の苦手です。
語注: early morning = 早朝。meeting = 会議。
型: have no love for + 名詞 で「〜が好きではない」「苦手だ」という柔らかい否定。
使い分け: 直接的な × He hates meetings. よりやさしいニュアンスで、ビジネス場面でも使いやすい。
Do you think she has the talent for this job?
彼女にはこの仕事に向いた才能があると思いますか。
語注: talent = 才能。job = 仕事・職種。
型: Do you think + S + have the talent for ~? で「〜に向いていると思いますか」。
構文メモ: Do you think を前につけると、質問が少しやわらかく丁寧な印象になる。
Show your passion for the project in your presentation.
プレゼンの中で、そのプロジェクトへの情熱をしっかり見せてください。
語注: show = 見せる。presentation = プレゼンテーション。
型: 命令形 Show your ... で「〜を見せてください」と前向きに促す表現。
コロケーション: passion for the project, passion for learning など、やる気を伝えるビジネス英語として便利。
Do you still feel that love for me?
あなたはまだ私へのあの気持ちを感じていますか。
語注: still = 今でも。feel = 感じる。
型: feel (that) love for + 人 で「〜への愛情を感じる」。
レジスター: 恋愛ドラマや手紙などで使われる、感情をストレートに伝えるフレーズ。
I can't pretend to be sorry for his rude behavior.
彼の失礼な態度について、悪いふりをすることはできません。
語注: pretend = ふりをする。rude behavior = 失礼な行動。
型: can't pretend to be sorry for ~ で「〜について悪いふりはできない」。
使い分け: 本音を強めに伝えたいときの表現で、やや感情的なニュアンスが出る。
The team is greatly admired for its patience with customers when problems get complicated.
そのチームは、問題が複雑になったときにお客さんに根気強く対応することで高く評価されています。
語注: admire = 尊敬する・すごいと思う。patience = がまん強さ。complicated = 複雑な。
型: 受動態 be admired for + 名詞 で「〜で尊敬されている・評価されている」。
接続詞: when 節で「どんな状況のときに評価されるのか」をくわしく説明している。
We are slowly building our love for this city.
私たちは少しずつ、この街を好きになってきています。
語注: slowly = ゆっくりと。build = 作り上げる。
型: 進行形 be building our love for ~ で「〜への愛着を育てている最中」を表す比喩的な言い方。
バリエーション: We are slowly building our love for this job. など、仕事や趣味にも応用できる表現。
「心の向き」を表す for は、ほかの前置詞や形の近い表現と
ニュアンスの差
が出やすいポイントです。
sorry for と sorry about のちがい| 形 | イメージ | よくある対象 |
|---|---|---|
| sorry for | 「〜した人・行動」に対しての気持ち。 人の立場・つらさに心が向く。 |
sorry for you, sorry for being late など |
sorry about |
「出来事・問題そのもの」について残念な気持ち。 | sorry about the noise, sorry about the trouble など |
👉 人や自分の行動に心が寄りそっているときは
for、
ものごと全体に「残念だな…」と感じるときは about と覚えておくと整理しやすいです。
| for を使う表現 | 近い表現 | ニュアンスの違い(ざっくり) |
|---|---|---|
| love for | like, love(目的語をそのまま取る形) |
分野・対象全体への「愛着・情熱」。 少し感情が深く、ていねい。 |
| talent for | be good at |
talent for は「生まれつきの向き・センス」、good at は「練習の結果ふくめて、うまい」。 |
| passion for | like, be into |
「燃えるような情熱」。 仕事の志望動機・自己PRでよく使う。 |
✅ 試験や書類では
talent for /
passion for のほうが
good at, like より少しフォーマルで好印象になりやすいです。
for を忘れがち-
respect for ~,sympathy for ~,care for ~なども 「気持ち・評価の矢印」を for で示す形。 -
×
respect to, ×sympathy toは基本 NG。
名詞になっても for をキープする、と覚えておくと安心です。 -
感情・評価の名詞が来たら、「後ろは
forかな?」と一度チェックするクセをつけましょう。
for が指し示す「心の向き」をつかもう
このセクションの for はすべて、
love for や
sorry for、
talent for、
passion for
のように、
「気持ち・評価・能力がどの方向を向いているか」
を教えてくれるマーカーでした。
要点 「心の for」3つの柱
-
好み・愛着:
love for,
preference forなど。 -
感情・共感:
sorry for,
sympathy for,care forなど。 -
能力・評価:
talent for,
passion for,
respect forなど。
モチベーション 「自分の for」を増やしていく
-
まずは、今の自分に当てはまる文をひとつ作ってみましょう。
例:I have a passion for drawing. - つぎに、その文を少し変えて別バージョンも作ると、 「for の後ろに入れられる名詞」が一気に増えていきます。
- 気持ちや才能をことばにすると、「自分は何が好きで、何が得意なのか」が クリアになり、英語学習の方向性も見えやすくなります。
今日のゴールは、
「for で心の矢印を描く」感覚
をひとつ体験することです。
明日、だれかに自分の
talent for や
passion for
を英語で紹介できたら、それだけでも大きな一歩です。
14. 原因や理由を表す for
前置詞 for は「〜のために」だけでなく、
行動や結果の「理由」
を説明するときにもよく使われます。
「ほめる・しかる・評価する・決める」といった
出来事の“原因”
をあとから一言でそえるイメージです。
例:praise A for B(Bを理由にAをほめる)/
famous for ~(〜のことで有名)など。
結果から「理由」にさかのぼる矢印 🡒 for イメージ整理
「原因や理由を表す for」は、
ある結果
から
その原因・理由
へとさかのぼるイメージです。
- 行動の結果(ほめる・しかる・謝る など)の理由を説明する
- 評判や評価(有名・尊敬される・批判される など)の理由を説明する
- 判断・決定(やめる・中止する・選ぶ など)の理由を説明する
例:He was praised for his hard work.
結果
:ほめられた
理由
:hard work(よく働いたこと)
「結果(praised)」→「理由(hard work)」を
for が橋のようにつないでいます。
例:The event was canceled for safety reasons.
結果
:中止になった
理由
:safety reasons(安全上の理由)
because of と似ていますが、
判断や方針の理由
をさらっと言うときに好まれます。
このセクションでは、こうした 「結果 → 理由」のパターン を、よく使う動詞・形容詞・名詞ごとに整理していきます。
原因・理由を表す for の用法マップ
「何に対する理由か?」でグループ分けすると、for の使い方が整理しやすくなります。
スマホでも見やすいように、代表パターンをミニ表でまとめました。
| カテゴリ | 代表パターン | 意味(ざっくり) | ミニ例文 |
|---|---|---|---|
| 🧭 行動の原因 |
praise / thank / blame / punish / apologize
+ for ~
|
「〜を理由に(ほめる/しかる/謝る)」 行動や結果に対して、その理由をあとから説明。 |
She thanked him
for his help
.
|
| ⭐ 評判・評価の理由 |
be famous / known / respected / hated
+ for ~
|
「〜のことで(有名/尊敬される/嫌われる)」 人・物がどう評価されているか、その理由を説明。 |
The city is famous
for its food
.
|
| 📝 判断・決定の理由 |
close / cancel / choose / change
+ ~
for safety / for convenience / for personal reasons
|
「〜という理由で(〜の都合で)」 中止・変更・選択などの決定の理由を、やわらかく伝える。 |
The store was closed
for safety reasons
.
|
| 💡 慣用フレーズ |
for fear of ~
,
for lack of ~
,
for some reason
|
「〜するのを恐れて」「〜がないために」「なぜか(理由は分からないが)」など、 少し表現力を上げたいときのスパイス表現。 |
She stayed home
for fear of getting sick
.
|
これ以降のサブブロックでは、上のマップをもとに、 行動の原因・ 評判の理由・ 判断の理由・ 慣用表現 をそれぞれ具体的な例文で見ていきます。
A. 行動・結果の原因を表す for
行動の理由
ほめる・しかる・謝る
praise / thank / blame / punish / apologize + for ~
「行動・結果の原因を表す for」は、
ほめる・しかる・感謝する・謝る
といった行動に対して、
その理由・きっかけ
をそっと付け足すイメージです。
🧩 基本パターン
S + V + O
for + 名詞 / 動名詞(-ing)
praise A for B:B を理由に A をほめるthank A for B:B をしてくれたことにお礼を言うblame A for B:B のことで A を責めるpunish A for B:B を理由に A を罰するapologize for B:B のことで謝る
「誰に対して?」は A、「何が理由?」は
for ~ の部分
が担当します。
🔗 よく使う組み合わせ(コロケーション)
例1:We praised her
for her honesty
.
→ 「正直さ」を理由にほめた、という自然な英語表現。
例2:He apologized
for the delay
.
→ 「遅れた理由で謝る」という形で、「遅れたこと(結果)」の原因を説明します。
-
thank A for B:B(理由・してくれたこと)に対しての感謝 例:Thank you for your support. -
apologize for B:B のことで謝る 例:I apologize for the confusion. -
×
thank you about.../apologize about...は基本NG。 「理由」を言うときはforを使うのが定番です。
「動詞(行動)
+
for+理由」
というセットで覚えると、会話の中で
「ほめる・しかる・感謝する・謝る」ときに、
スムーズに理由もそえて話せるようになります。
B. 評判・評価の理由を表す for
評判・イメージ
長所・短所の理由
be famous / known / respected / criticized for ~
今度の for は、「この人(物)はこういうところで知られている」という
評判・評価の理由
を表します。
主語(人・物)に対して、
どんな点で知られているのか
を後ろから説明するイメージです。
🧩 基本パターン
① S + be + 形容詞
for + 名詞 / 動名詞(-ing)
-
be famous for ~:〜で有名だ 例:The town is famous for its apples. -
be known for ~:〜で知られている -
be respected / admired for ~:〜で尊敬されている、〜で慕われている -
be criticized for ~:〜のことで批判されている
② S + have a reputation
for + 名詞 / 動名詞(-ing)
-
have a reputation for quality:品質の評判がある -
have a bad reputation for being late:遅刻することで悪い評判がある
🔍 よく使う組み合わせ(コロケーション)とミニ例
例1:This city is
famous for its music festivals
.
→ 「音楽フェス」で有名、という評判の理由を for で表現。
例2:She is
known for her patience
.
→ 「がまん強さ」で知られている、という「いい評判」の典型パターンです。
例3:The company is
criticized for poor customer service
.
→ 「よくない評判」のときも for で理由を言います。
-
famous for ~:〜で有名famous as ~:〜として有名(役割・肩書き)
例:famous for its castle(お城で有名) /famous as a singer(歌手として有名) -
popular with / amongは「〜に人気がある」(相手=人)で、forは「理由」。 例:popular with students for its low prices
「主語(人・物)
+
be famous / known / respected / criticized for ~
」
の形で一セットにしておくと、
「何で有名?」「どんな点で尊敬されてる?」といった
評判トークをスムーズに言えるようになります。
C. 判断・決定の理由としての for + 抽象名詞
判断・決定の理由
for + 抽象名詞
for safety / for convenience / for personal reasons
for のあとに
気持ちでは触れられるけれど、目に見えない「理由」
(安全・都合・戦略など)を置いて、
判断・決定の根拠
を一言でまとめる言い方です。
例:for safety(安全のために)/for personal reasons(個人的な理由で)/for business reasons(仕事上の理由で)など。
🧩 基本パターン
① 文のうしろで理由をまとめる形
S + V + O
for + 抽象名詞
-
We closed the parkfor safety. → 安全のために、公園を閉鎖しました。 -
We chose this designfor simplicity. → シンプルさを理由に、このデザインを選びました。
② 文頭に出して「〜という理由で」と先に言う形
For + 抽象名詞(+ reasons)
, S + V ...
-
For personal reasons, I have to move. → 個人的な理由で、引っ越さなければなりません。 -
For health reasons, she stopped smoking. → 健康上の理由で、彼女はタバコをやめました。
🧠 よく出る「抽象名詞」
💡 ミニ例でイメージをつかむ
例1:
We decided to work from home
for safety
.
→ 「安全のために」在宅勤務を決めた、という「判断の理由」を一語でまとめています。
例2:
The meeting was postponed
for technical reasons
.
→ 「技術的な理由で」会議が延期になった、というニュース・ビジネス文でよくある言い方です。
例3:
For strategic reasons
, the company changed its plan.
→ 「戦略上の理由で」会社が計画を変えた、という少しフォーマルな言い方。
例4(やわらかい断り方):
For personal reasons
, I can't answer that question.
→ 「個人的な理由で、その質問には答えられません」 詳しいことは言わずに、角を立てずに断る便利フレーズです。
-
for safetyとfor personal reasonsなどは、中身がはっきり説明されない「まとめられた理由」です。 「くわしくは言わないけど、ざっくりこういう理由」と考えるとイメージしやすいです。 -
because of ~も原因を表しますが、for + 抽象名詞は 大人っぽいニュース・ビジネス文でよく使われます。 例:for legal reasons(法的な理由から)など。 -
for you / for herのように「人」が来るときは 恩恵・対象(〜のために) のニュアンスになり、for safety / for convenienceのように「抽象名詞」が来ると、 判断の理由 のイメージになります。
「 for + safety / convenience / personal reasons / health reasons ... 」を セットのフレーズとしてストックしておくと、 ビジネスメールやフォーマルな説明で 「〜という理由で」と言いたいときに、とても便利に使えます。
D. 慣用表現ミニブロック(for fear of / for lack of / for some reason など)
原因・理由のイディオム
会話でよく出る表現
少し大人っぽい言い回し
原因・理由を表すとき、前置詞 for は
決まり文句(イディオム)
の中でもよく登場します。
一つ一つ丸暗記するより、
「どんな気持ち・状況をまとめているのか」
のイメージで押さえておくと、読み取りやすくなります。
😨 1. 「〜がこわくて」「〜を避けるために」:for fear of ...
for fear of ~
=「〜を恐れて」「〜にならないように」
「よくないことを避けるための理由」をまとめて言う形です。
-
She spoke quietlyfor fear of waking the baby. → 赤ちゃんを起こすのがこわくて、小さな声で話しました。 -
He avoided the topicfor fear of causing trouble. → トラブルになるのを恐れて、その話題を避けました。
☑ イメージ:
「恐れ」=良くない未来を避けるための理由。
「何がこわいのか」が of のあとの部分に入ります。
🕳️ 2. 「〜が足りないせいで」:for lack of ...
for lack of ~
=「〜がないために」「〜不足で」
「何かが足りないせいでそうなった」という理由をまとめます。
-
The plan failedfor lack of support. → 支持が足りなかったせいで、その計画は失敗しました。 -
We stayed homefor lack of money. → お金がなかったので、家にいました。
☑ イメージ:
「lack(欠乏)」=「ないこと」がそのまま理由になっている感じです。
for lack of time / for lack of space など、ビジネス文でもよく登場します。
🤔 3. 「なぜか/よく分からないけど」:for some reason
for some reason
=「なぜか」「どういうわけか」
理由が
はっきりしない・説明しにくい
ときに使う便利フレーズです。
-
For some reason, the door won't open. → なぜかドアが開きません。 -
I like this song
for some reason. → どういうわけか、この曲が好きなんです。
🔁 バリエーション:
for some strange reason(なぜか妙なことに)/
for some reason or other(なぜだか知らないが)など。
🌱 4. そのほかのよく使うセット
-
for no reason=「理由もなく」 例:He got angryfor no reason. → 彼は理由もなく怒りました。 -
for good reason=「もっともな理由があって」 例:She is worried,and for good reason. → 彼女が心配するのも無理はありません。
☑ コツ:
for some reason
や
for no reason
は、文頭・文末どちらにも置ける
「一言で理由の雰囲気だけを伝えるラベル」
のような役割と考えると、覚えやすくなります。
-
for fear of ~は「〜することを恐れて」という ネガティブな理由 にだけ使います。 「うれしくて」「楽しみで」は別の表現になります。 -
for lack of ~はフォーマル寄りなので、カジュアル会話ではbecause we don't have ~のように言い換えることも多いです。 -
for some reasonは、 話し手自身も理由がよく分かっていない ときのフレーズです。 「わざと理由をぼかしている」感じも出せるので、会話で覚えておくと便利です。
これらのイディオムは、ニュース・小説・ビジネスメールなどで
「さらっと理由を添える一言」としてよく使われます。
まずは
for fear of ~(恐れて)
/
for lack of ~(〜不足で)
/
for some reason(なぜか)
の3つを「セット」で覚えておくと、英文を読むときの理解スピードが一気に上がります。
14. 原因や理由を表す for:例文
I am really sorry for being late again to the meeting.
会議にまた遅れてしまって、本当にごめんなさい、という意味です。
語注: sorry = ごめんなさい、申し訳なく思う。meeting = 会議。
型: be sorry for ~ing で「〜したことを申し訳なく思う」と原因を表します。
コロケーション: sorry for being late, sorry for the trouble など決まり文句でよく使われます。
バリエーション: I am really sorry for the trouble I caused.
The bonus was not given for your hard work alone.
「ボーナスはあなたの努力だけを理由にもらえたわけではありません」という意味です。
語注: bonus = ボーナス。alone = 〜だけ、単独で。
型: be given for ~ で「〜を理由として与えられる」という受動表現です。
使い分け: 「〜のおかげで」は thanks to ~ 、「〜ということで」は because of ~ もよく使います。
バリエーション: The award was not given for his name alone.
Are you still angry with me for my mistake yesterday?
「昨日の私のミスのことで、まだ怒っていますか」という問いかけです。
語注: angry = 怒っている。mistake = ミス、まちがい。
型: angry with 人 for ~ で「〜のことで人に怒っている」という原因を表します。
レジスター: still を入れると「まだ?」というニュアンスが出て、感情の長さをやさしく確認する感じになります。
バリエーション: Are you still upset with me for what I said?
Please forgive me for my mistake this time.
「今回の私のミスを許してください」という、ていねいなお願いです。
語注: forgive = 許す。this time = 今回は。
型: forgive 人 for ~ で「〜のことで人を許す」と、原因を for 以下で表します。
コロケーション: よく使う組み合わせは forgive me for being late, forgive me for my words など。
バリエーション: Please forgive me for being so careless.
You have been praised for your hard work on the project.
「あなたは、そのプロジェクトでのがんばりを理由にほめられてきました」という意味です。
語注: praise = ほめる。project = プロジェクト、計画。
型: have been + Vpp for ~ で「〜を理由にずっと〜されてきた」という現在完了受動です。
使い分け: 「お礼を言う」は thank 人 for ~、「評価する・ほめる」は praise 人 for ~ を使い分けます。
バリエーション: She has been praised for her clear presentations.
We were not punished for being late again today.
「今日はまた遅刻したのに、罰は受けませんでした」という意味です。
語注: punish = 罰する。again = また、もう一度。
型: be punished for ~ で「〜のことで罰を受ける」という受動表現です。
よくある誤り: × punished because late のように for を抜かないよう注意します。
バリエーション: He was punished for breaking the rule.
Why was the team criticized for missing the deadline only once?
「なぜチームは、締め切りに一度遅れただけで批判されたのですか」という質問です。
語注: criticize = 批判する。deadline = 締め切り。
型: criticize 人 for ~ing で「〜したことで人を批判する」となり、理由を示します。
レジスター: ビジネスの会議や報告書でもよく使われる表現です。
バリエーション: Why was she criticized for speaking honestly?
Because of his carelessness, he was blamed for the accident.
「彼は不注意が原因で、その事故のことで責められました」という意味です。
語注: carelessness = 不注意。blame = 責める、非難する。
型: blame 人 for ~ で「〜のことで人を責める」。Because of ~ も原因を表す接続表現です。
使い分け: because of は名詞を続ける、「because」 は文(S V)を続ける点がポイントです。
バリエーション: Because of the delay, we were blamed for the loss.
She loves you for your kindness, not for your looks.
「彼女は、あなたの見た目ではなく、やさしさを理由にあなたを愛しているんだよ」という、恋愛系の文です。
語注: kindness = 親切さ。looks = 見た目、外見。
型: love 人 for ~ で「〜を理由に人を愛している」。ここでも for が原因・理由を表します。
使い分け: not A but B の形で「AではなくBだ」と、理由をはっきり対比させています。
バリエーション: She loves you for who you are, not for what you have.
I could not join the trip for personal reasons.
「私は個人的な理由で、その旅行に参加できませんでした」という意味です。
語注: personal = 個人的な。join = 参加する。
型: for personal reasons は「詳しくは言わないけれど、個人的な理由で」という便利な言い回しです。
レジスター: ビジネスメールでもよく使われる、ていねいで無難な表現です。
バリエーション: I had to leave early for personal reasons.
The company is being investigated for serious safety problems.
「その会社は重大な安全上の問題が理由で、現在調査を受けています」という意味です。
語注: investigate = 調査する。serious = 重大な。
型: is being investigated for ~ は「〜を理由に調査されている」という現在進行形の受動です。
コロケーション: investigated for fraud(詐欺の容疑で調査)などニュースでよく見られます。
バリエーション: The factory is being investigated for causing pollution.
He has been suspended for breaking the company rules.
「彼は会社のルールを破ったことが理由で、停職処分になっています」という意味です。
語注: suspend = 一時的に止める、停職にする。rule = 規則。
型: has been suspended for ~ing で「〜したことで停職になっている」という現在完了受動です。
使い分け: because he broke the rules と言い換えることもできますが、for ~ のほうが理由部分をコンパクトにまとめられます。
バリエーション: She has been suspended for sharing confidential data.
What was the reason for the meeting being canceled?
「会議が中止になった理由は何でしたか」という、ていねいな質問です。
語注: reason = 理由。cancel = 中止する。
型: the reason for ~ で「〜の理由」。for のあとに「何が起きたのか」という名詞的なかたまりが来ています。
レジスター: ビジネスメールやミーティングでよく使える、柔らかい聞き方です。
バリエーション: What was the reason for the sudden change?
I fell in love with you for reasons I still cannot explain.
「自分でもうまく説明できない理由で、あなたを好きになってしまいました」というロマンチックな文です。
語注: fell in love = 恋に落ちた。explain = 説明する。
型: fall in love with 人 for ~ で「〜を理由に人を好きになる」と、気持ちの原因をやわらかく表せます。
レジスター: 会話やメッセージで使うと、少しドラマチックで大人っぽいニュアンスになります。
バリエーション: I fell in love with you for your smile and your kindness.
14. for で「原因・理由」を言うときの小さな落とし穴
-
1.
becauseとごちゃ混ぜにしない
for + 名詞(句) は「〜という理由で」という 名詞のかたまりを取り、 because + S V は「〜なので」という 文を取ります。
× I was praised for I worked hard → ○ I was praisedfor my hard work/because I worked hard -
2. 「責める/ほめる」の動詞とセットで覚える
blame 人 for ~(〜のことで責める)、praise 人 for ~(〜のことでほめる)、thank 人 for ~(〜のことで感謝する)など、 動詞+for のセットで覚えるとミスが減ります。 -
3. 「人の性質」か「行動」かを意識する
love 人 for their kindness(やさしさを理由に好き)と、love 人 because they helped me(助けてくれたから好き)は、 for = 性質・特徴、 because = 具体的な出来事 と考えると整理しやすくなります。 -
4. 受動文との相性がとても良い
ニュースやビジネスではwas arrested for ~/was fired for ~/was awarded for ~など、 be + Vpp + for ~ の形が頻出です。受動とセットで慣れておきましょう。
| 表現 | 形 | ニュアンス・使いどころ | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| for | for + 名詞 / ~ing |
行動・性質などを「理由」として
後ろから説明するイメージ。 感謝・評価・処罰と相性がよい。 |
Thank you for your help.He was punished for cheating.
|
| because | because + S V |
「なぜなら〜だから」と
文と文をつなぐ理由説明。 会話でいちばん素直な「〜なので」。 |
I stayed home because I was sick.
|
| because of | because of + 名詞 |
文ではなく
名詞だけで理由を言う形。 少し書き言葉寄り。 |
The game was canceled because of rain.
|
| due to / thanks to | due to / thanks to + 名詞 |
due to は「〜が原因で」(中立〜やや固い)。thanks to は「〜のおかげで」(ポジティブ)。
|
The delay was due to traffic.We finished early thanks to you.
|
💡 迷ったら、
動詞+for
で「〜のことで」、
because / because of
で「〜なので」と覚えておくとスッキリします。
3ポイントでおさらい:for で「理由」をスマートに言い分ける
thank / praise / blame / punish / reward + for
のように、
「動詞+for」のコンビごとに覚えると、実戦でスラスラ出てきます。
例: Thank you for your help. / He was punished for cheating.
for + 性質・行動
で「〜を理由に評価する/責める/感謝する」と覚えると、
because ときれいに役割分担できます。
例: She is admired for her honesty.
ニュースや仕事では be + Vpp + for ~ (〜のことで〜される)が多用されます。
例: He was fired for poor performance.
- 仕事の場面で「評価・処分の理由」を説明するとき
- 恋愛や人間関係で「好きな理由」「感謝の理由」を伝えるとき
- メールやレポートで「公式な理由」を丁寧に表現したいとき
「好き・嫌い」「ほめる・しかる」「感謝・謝罪」の
理由を英語で言えるようになると、
相手に伝わる温度が一気に上がります。
最初は
for my mistake /
for your help
など、
短いかたまりだけでも十分です。
小さなフレーズを積み重ねて、
「理由まで言える英語」を一緒に育てていきましょう。
15. 関連を表す for
前置詞 for は「〜のために」だけでなく、
あるものに「これは何に関するものか」
「誰向けのものか」という
ラベルを貼る働きも持っています。
たとえば
a guide for beginners は「初心者のためのガイド」=
「初心者に関する/初心者向けのガイド」
というイメージになります。
例:information for customers(お客様向けの情報)/
plans for the weekend(週末に関する予定)など。
🔗 イメージと言葉の整理:for がつなぐ「A と B の関係」
「関連を表す for」は、A と B のあいだに
ゆるいクリップ
をはさむイメージです。
-
名詞 A
(情報・計画・理由など)
+
for+ 名詞/動名詞 B - 「A は B に関するもの/向けのものだよ」 と教えてくれるラベルだと思うと理解しやすくなります。
-
「目的」の
for(〜するために)よりも、 グループ分け・タグ付け のニュアンスが強いのがポイントです。
✅ 目的の for(これまでのセクション)
save money for a trip
「旅行のためにお金を貯める」=
ゴールに向かう矢印
✅ 関連の for(このセクション)
tips for saving money
「お金を貯めるコツ」=
“貯金” に関する情報
というラベル付け。
※ このセクションでは、information for ... / plans for ... /
reason for ... など、
「名詞+for」で関連を表すよく出るパターンを整理していきます。
🗺️ 用法マップ:関連を表す for の主なパターン
| タイプ | イメージ | よくある形 | 例 |
|---|---|---|---|
| 📘 情報・資料の関連 | 「これは 誰/何向け の情報か」を示す |
information for ...guide for ...manual for ...
|
例:
information for customers「お客様向けの情報」 |
| 📅 計画・予定の関連 | 「どの時間・場面に関する計画か」を示す |
plans for ...schedule for ...agenda for ...
|
例:
plans for the weekend「週末に関する予定」 |
| 🧠 抽象名詞+for(理由・解決策など) | 「何についての理由・解決策・戦略か」を示す |
reason for ...solution for ...strategy for ...
|
例:
reason for the delay「遅れの理由」 |
| 📈 ニーズ・需要・期待の対象 | 「何に対する必要性・需要・期待か」を示す |
need for ...demand for ...hope for ...
|
例:
demand for clean energy「クリーンエネルギーへの需要」 |
📘 A. 情報・資料にラベルを貼る for
ここでは、
information / guide / manual
などの「情報・資料の名詞」に for をつけて、
「これは誰向けのものか」
「何に関するものか」
をラベル付けする使い方をまとめます。
🔧 型(パターン)
情報系の名詞 + for + 人/グループ/目的
information for customersa guide for beginnersa manual for new staff
💡 意味のイメージ
「情報・資料」に “◯◯用”ラベル をペタっと貼る感じです。
- 「お客様用の情報」
- 「初心者向けガイド」
- 「新入社員用マニュアル」
📂 よく出る「情報系名詞 + for」の組み合わせ
| 英語の形 | 日本語イメージ | ポイント |
|---|---|---|
information for customers
|
お客様向けの情報 | 「about customers(お客様について)」ではなく、「お客様のための/向けの」情報。 |
a guide for beginners
|
初心者向けガイド | 読む人のレベル(対象)を示すラベル。「for kids」「for advanced users」なども同じ。 |
a manual for new staff
|
新入社員用マニュアル |
ビジネス場面で定番。manual は「手引き」「説明書」のイメージ。
|
-
information about the productは「その商品の内容について」、information for customersは「お客様向けの情報」。aboutとforでフォーカスが少し違います。 - 「〜用の」「〜向けの」と日本語に訳せそうなら、 名詞 + for をまず疑ってみると良いです。
-
スライドや資料のタイトルにも
for beginners/for managersなどをつけると、英語らしいラベルになります。
💭 B. 計画・アイデア・話題を結びつける for
ここでは、
plan / idea / proposal / topic
のような「計画・アイデア・話題」の名詞に for をつけて、
何に向けたものか
「どのテーマと結びつくか」を表すパターンを整理します。
🔧 型(パターン)
計画・アイデア系の名詞 + for + 対象/目的
a plan for the weekendan idea for a new appa proposal for the projecta topic for today's meeting
💡 イメージ
頭の中の
アイデアの箱
に、for で
「これは◯◯用」
とラベルを貼る感じです。
- 「週末のための計画」
- 「新しいアプリ向けのアイデア」
- 「このプロジェクトのための提案」
📂 よく出る「計画・アイデア + for」のセット
| 英語の形 | 日本語イメージ | ポイント |
|---|---|---|
a plan for the weekend
|
週末のための計画 |
for the weekend で「いつ・何のための計画か」をまとめて示す。
|
an idea for a new app
|
新しいアプリ向けのアイデア |
idea about a new app だと「アプリについての考え」寄りで、目的より「話題」にフォーカス。
|
a topic for today's meeting
|
今日の会議用の議題 |
どの場面で話す話題かをラベル付け。for class(授業用)なども同じイメージ。
|
-
a plan for the event: イベントのための計画(目的・ゴールとの結びつき)。 -
information about the event: イベントについての情報(内容・説明)。 -
a talk on climate change: 気候変動についての講演(話題のテーマ)。 -
「〜のための計画・アイデア」
なら
for、 「〜についての説明・情報」ならabout / onが来やすい、とイメージしておくと整理しやすいです。
Plan for... / Idea for... / Proposal for...
を自然に使えると、「考え」と「目的」がすっきり結びついた英語になります。
📚 C. 抽象名詞 + for で「〜に関する○○」を作る
ビジネス英語では、
抽象名詞
+ for で
「〜に関するルール・方針・基準」
を表すフレーズがとてもよく使われます。
例:
guidelines for employees(社員向けのガイドライン)、
policy for remote work(リモート勤務に関する方針)など。
🔧 型(パターン)
抽象名詞
+ for + 対象
guidelines for new staffpolicy for remote workrules for the contestcriteria for promotionplan for cost control
💡 イメージ
抽象名詞
は「ルールの箱・方針の箱」。
for + 対象 で、
この箱は誰/何のためのものか
をラベル付けするイメージです。
- 「社員のためのガイドライン」
- 「リモート勤務に関する方針」
- 「昇進のための基準」
📂 よく見る「抽象名詞 + for」のセット
| 英語の形 | 日本語イメージ | ポイント |
|---|---|---|
guidelines for new staff
|
新人スタッフ向けのガイドライン |
「誰のためのルールか」を for でまとめて言う。
マニュアル名にもよく使われる形。
|
policy for remote work
|
リモート勤務に関する方針 |
policy on remote work も可能だが、
for は「用途・対象」に少しフォーカスがあるイメージ。
|
criteria for promotion
|
昇進のための基準 |
criteria は「判定するものさし」。
for + 名詞 で「何を決める基準か」を続ける。
|
-
policy for students: 学生のための/学生向けの方針(対象)。 -
policy on students: 学生に関する方針(扱い方・考え方の内容)というニュアンスが強くなることも。 -
information about the policy: その方針についての情報(説明)。 -
「〜向けのルール/基準」
と言いたいときは
forを優先するとスッキリまとまりやすいです。
Guidelines for... /
Policy for... /
Rules for...
のように言えると、「プロっぽい英語のラベル付け」が一気にやりやすくなります。
🔍 D. 需要・必要性・検索対象などの「〜を求める/必要とする」for
for は「〜のために」だけでなく、
何かを求める・必要とする
気持ちや、
需要・ニーズ
を表す名詞や動詞といっしょに出てきます。
例:demand for clean energy(クリーンエネルギーの需要)/
search for a job(仕事探し)/
need for communication(コミュニケーションの必要性)など。
🔧 よくある型
-
名詞(需要・必要) + for + 対象
例:demand for skilled workers -
動詞(探す・応募する) + for + 対象
例:search for information,apply for a job -
be + 形容詞 + for + 対象
例:be hungry for success(成功を渇望している)
💡 イメージ
「心の矢印 が
for + 名詞 に向かって伸びている」イメージです。
- demand for A:A に向かって「ほしい」が集まる感じ
- need for A:A に向かって「必要だ」が向いている
- search for A:A をめがけて探しにいく
- hope for A:A を願って心が伸びている
📂 よく見る「〜を求める/必要とする」for セット
| パターン | 日本語イメージ | よくある場面 |
|---|---|---|
demand for products
|
商品への需要 | 市場分析・営業資料などで「どれくらい求められているか」を言うとき。 |
need for support
|
サポートの必要性 | 調査レポートや提案書で「サポートが足りていない」と問題提起するとき。 |
search for information
|
情報探し | 日常会話やIT文脈で「〜について調べる」「情報を探す」と言いたいとき。 |
request for documents
|
資料の請求 | メールや通知文で「書類をください」とフォーマルに言うときに便利。 |
demand for」「need for」などは
for がセットのコロケーション
として覚えるとラクです。
-
✅
demand for quality(品質への需要)
❌demand of qualityはふつう言わない。 -
✅
search for information(情報を探す)
✅look for informationもOK(よりカジュアル)。 「検索・調査」のニュアンスを出したいならsearch forが合いやすい場面も多いです。
demand for /
need for /
request for をサッと使えると、
「日本語の直訳」ではなく
英語らしい“ニーズの表し方”
ができるようになります。
15. 関連を表す for の例文
This guide is for beginners in programming.
このガイドは、プログラミングの初心者向けです。
語注: guide = ガイド・案内書、beginners = 初心者たち、programming = プログラミング。
型: S + be + for + 対象 で「〜向けの〜です」とラベル付けする形です。
コロケーション: guide for beginners, course for beginners など「初心者向け」の決まり文句が多いです。
バリエーション: This course is for beginners in web design.
We are creating a website for customers who need quick support.
私たちは、素早いサポートを必要としているお客様向けのウェブサイトを作っているところです。
語注: create = 作る、customers = お客様たち、support = サポート・助け。
型: be + V-ing ... for + 人 + who ... で、「〜な人向けに作っている」と説明できます。
コロケーション: support for customers, service for users など、サービスとセットになりやすい表現です。
バリエーション: We are designing an app for customers who travel a lot.
This report is not for internal use only; it is also for clients.
この報告書は社内用だけではなく、お客様向けでもあります。
語注: internal = 社内の、clients = 顧客・クライアント。
型: not for A only; it is also for B で「AだけでなくBのためでもある」と対比します。
使い分け: for internal use は「社内用」と覚えておくと、書類の注意書きが読みやすくなります。
バリエーション: This manual is not for engineers only; it is also for managers.
Is this form for work or for personal use?
このフォームは仕事用ですか、それとも個人用ですか。
語注: form = 用紙・フォーム、personal use = 個人的な用途。
型: Is this A for X or for Y? で「X用かY用か」をたずねる形になります。
使い分け: for work は「仕事関連」、for personal use は「私用」と覚えておくと便利です。
バリエーション: Is this account for work or for private projects?
Please fill out this survey for our online event.
このアンケートは、私たちのオンラインイベント用にご記入ください。
語注: fill out = 記入する、survey = アンケート、event = イベント。
型: Please + 動詞 + O for + 名詞 で「〜のために〜してください」と丁寧にお願いできます。
レジスター: ビジネスメールや案内文でもそのまま使える丁寧な表現です。
バリエーション: Please answer these questions for our customer survey.
This area is reserved for customers only.
このエリアはお客様専用に確保されています。
語注: area = エリア・場所、reserve = 予約する・確保する。
型: 受動態 be reserved for + 人 で「〜のために取ってある・確保されている」という意味になります。
使い分け: for customers only と only for customers のどちらも自然ですが、看板では前者がよく使われます。
バリエーション: These seats are reserved for speakers only.
Is this course really for beginners, or is it for advanced users?
この講座は本当に初心者向けですか? それとも上級者向けですか。
語注: course = 講座、advanced = 上級の、user = 利用者。
型: Is this course for A, or is it for B? で対象の違いをたずねています。
使い分け: for beginners / for advanced users は教材紹介でよく見かけるラベルです。
バリエーション: Is this book for beginners, or is it for professionals?
I have saved these links for information about visa rules.
ビザのルールに関する情報として、これらのリンクを保存しておきました。
語注: save = 保存する、visa = ビザ、rules = 規則。
型: save O for information about ~ で「〜についての情報としてOを取っておく」という言い方になります。
コロケーション: for information about, for further information など「情報用」の決まり文句が多いです。
バリエーション: I have saved these emails for information about the project.
Access to this folder is restricted for security reasons.
このフォルダーへのアクセスは、安全上の理由で制限されています。
語注: access = アクセス、restrict = 制限する、security = セキュリティ、安全。
型: be restricted for + 理由 で「〜という理由で制限されている」と説明できます。
使い分け: for security reasons は「安全のために」という決まり文句としてセットで覚えておくと便利です。
バリエーション: Access to this data is limited for privacy reasons.
There is growing demand for information about remote work.
リモートワークに関する情報への需要が高まっています。
語注: demand = 需要、remote work = リモートワーク・在宅勤務。
型: demand for + 名詞 で「〜への需要」を表す名詞+for の代表的な形です。
コロケーション: demand for information, demand for services, demand for housing などよく使われます。
バリエーション: There is growing demand for training on remote work.
This chat room is not for work; it is for casual talk among friends.
このチャットルームは仕事用ではなく、友だち同士の雑談用です。
語注: chat room = チャットルーム、casual talk = 気軽なおしゃべり、among friends = 友だち同士で。
型: not for A; it is for B で「A用ではなく、B用です」と用途の違いをはっきり示します。
使い分け: 仕事・私用・勉強用など、用途を言い分けるときに for ~ がとても役立ちます。
バリエーション: This channel is not for complaints; it is for sharing ideas.
Do not use this group for personal ads or spam.
このグループを個人広告やスパムの投稿には使わないでください。
語注: personal ads = 個人広告、spam = 迷惑メッセージ。
型: Do not use A for B で「AをBの用途に使わないでください」と注意をあたえます。
よくある誤り: × Do not use this group to personal ads のように to を入れないよう注意しましょう。
バリエーション: Do not use this channel for off-topic discussions.
I made this playlist for you and for our next date.
君のために、そして次のデートのためにこのプレイリストを作ったんだ。
語注: playlist = プレイリスト、date = デート・約束して会うこと。
型: make A for 人 and for ~ で、「人のため+シーンのため」の両方を表せます。
レジスター: カジュアルで親しい相手に使える、やわらかい恋愛フレーズです。
バリエーション: I cooked this dinner for you and for our anniversary.
What is the best title for this section of the report?
この報告書のこのセクションには、どんなタイトルが一番よいでしょうか。
語注: title = タイトル、section = セクション・章、report = 報告書。
型: title for this section のように、何に対するタイトルかを for でつなげます。
使い分け: 「〜についてのタイトル」と言いたいときは title for や title of のどちらもよく使われますが、ここでは「このセクション用の」という用途のイメージなので for が合います。
バリエーション: What is a good title for this chapter?
⚠️ ミニ注意点・比較ブロック(「関連」を表す前置詞のざっくり整理)
- for は「目的・対象」のイメージ。 内容そのものには about / on を使うことが多い。
-
×
a book for history(歴史の本)
→ 〇a book about history -
ただし「〜向けの本」なら
a book for beginnersのように for が自然。
-
×
information for English
→ 〇information about English
→ 〇information for students(学生向け情報) -
×
news for the war
→ 〇news about the war
| 前置詞 | ざっくりイメージ | よくある組み合わせ |
|---|---|---|
for目的・対象 |
「〜向け」「〜のためのラベル」をペタッと貼る感じ。 |
for beginners(初心者向け)for customers(お客様向け)for kids(子ども向け)
|
about内容 |
「〜について中身が書いてある」というイメージ。 |
book about historytalk about the planinformation about safety
|
on専門的な内容 |
報告書・講義など、少しカタい「テーマ」のイメージ。 |
report on saleslecture on AIarticle on health
|
of所属・分類 |
「〜の一部」「〜に属する」といったつながり。 |
a member of the teamthe capital of Japana picture of my family
|
💡 for はラベル・用途、 about / on は内容、 of は所属・分類、とまずざっくり分けておくと迷いにくくなります。
📝 ミニまとめ + モチベーション(「関連の for」を実戦で使うために)
- Point 1 ラベルの for: for + 人・グループ で「〜向け」「〜用」、シンプルだけど仕事でも一番よく使うパターン。
- Point 2 内容は about / on、対象は for: 「何について?」は about / on、 「誰向け?」は for と役割分担して考える。
-
Point 3
名詞+for でタイトル感覚:
guide for beginners/notes for the meetingなど、 「◯◯に関する△△」という日本語のタイトルは 名詞 + for + 対象 に置きかえられることが多い。
🎯 イメージ: for は「ファイルやイベントにタグを貼るラベルシール」のようなもの。
シールに
for customers /
for kids /
for beginners
と書いてペタッと貼ると、
「これは誰のためのものか?」が一瞬で伝わります。
英文メールでも資料作りでも、 ラベルを貼る感覚があると for が自然に選べるようになります。
🚀 最初から完璧な前置詞を狙わなくて大丈夫です。 まずは 「対象=for / 内容=about」 のようなざっくりルールを持って、 少しずつ自分の中の「ラベル帳」を増やしていきましょう。 使うたびに、あなたの英語の資料やメッセージが ぐっとプロっぽく、親切に見えるようになります。
16. 基準を表す for
前置詞 for は「〜のために」だけでなく、
年齢・レベル・役割 や
場所・時期 などの
“ものさし(基準)”
を示すときにもよく使われます。
例:tall for his age(年齢のわりには背が高い)/cheap for Tokyo(東京にしては安い)/
good for a beginner(初心者としてはよくできている)など。
イメージと言葉の整理:for = 「どのものさしで見るか」
イメージ まず「評価したいもの」があり、それを 年齢 や 場所 など 何か1つの基準でながめるイメージです。
- 1️⃣ 評価したいもの:
He(彼) - 2️⃣ ものさし:
his age(彼の年齢) - 3️⃣ コメント:
tall(背が高い) -
👉
He is tall for his age.
「年齢というものさしで見ると 背が高い」という評価になります。
日本語との対応 このセクションでは、次の日本語と結びつけて考えます。
- 〜としては
- 〜にしては
- 〜という点では
例:
cheap for Tokyo = 「東京にしては 安い」
good for a beginner = 「初心者としては よくできている」
このあと、年齢・レベル / 場所・時期 / 役割・職種 / 正式な基準・条件 の4つに分けて見ていきます。
用法マップ:for が示す「基準」の種類
基準になるものは大きく分けて 4タイプ。形もだいたい決まっています。
| 基準の種類 | よくある形 | 代表例 | 日本語イメージ |
|---|---|---|---|
|
年齢・レベル 子ども/初心者/上級者 など |
形容詞 + for + 年齢/レベルtall for his age / good for a beginner |
He is tall for his age.(年齢のわりには背が高い) |
「〜としては」 「〜のわりには」 |
|
場所・時期 都市/国/季節/曜日 など |
形容詞 + for + 場所/時期cheap for Tokyo / warm for December |
This room is cheap for Tokyo.(東京にしては安い) |
「〜にしては」 「〜という場所/時期のわりに」 |
|
役割・立場・人物像 teacher / boss / manager など |
形容詞 + for + 役割strict for a teacher / kind for a boss |
She is kind for a boss.(上司としては優しい) |
「〜という立場から見ると」 期待値とのギャップをコメント |
|
正式な基準・条件 criteria / standards / requirements など |
名詞 + for + 対象criteria for the job / standards for safety |
We set clear criteria for the job.(その仕事の基準をはっきり決めた) |
「〜のための基準」 ビジネス文書でよく使う形 |
このあと、それぞれのタイプごとに例文といっしょにくわしく見ていきます。
ポイントはいつも同じ:「何を基準にしている for なのか?」 を意識して読む・話すことです。
年齢・経験レベルを基準にした評価
for は、年齢 や
経験レベル(初心者〜上級者) を
「ものさし」にして人をほめたり、コメントしたりするときによく使われます。
日本語だと「〜としては」「〜にしては」に近い感覚です。
パターン よく使う形
-
形容詞 + for + 年齢
例:tall for his age
(彼の年齢としては背が高い) -
形容詞 + for + a beginner
例:good for a beginner
(初心者としては上手) -
形容詞 + for + レベル名
例:advanced for a first-year student
(1年生としてはレベルが高い) -
形容詞 + for + someone of his age
例:polite for someone of his age
(その年齢にしては礼儀正しい)
🔍 どの文でも、「誰を」「どんな基準の目で見るか」 が
for + 年齢/レベル で表されています。
イメージ 「ふつう」とのギャップをコメントする
S + be + 形容詞 + for + 基準
- S: 評価したい人・もの(He / This child / The project)
- 形容詞: コメント(tall / good / advanced / slow など)
- for + 基準: 年齢・経験・学年など(his age / a beginner など)
日本語とのつながり
-
tall for his age→ 「年齢のわりには 背が高い」 -
good for a beginner→ 「初心者としては よくできている」 -
smart for a kid→ 「子どもにしては頭がいい」
コツ:
英文を見たらまず
for の右側
を見て、心の中で「〜としては」「〜にしては」と読みかえてみましょう。
-
for his ageをfor his yearsのように 複数形 にしないのがふつうです。 -
「とても〜だ」という意味の
veryとfor his ageは一緒に使えます:very tall for his age(年齢のわりにとても背が高い)。 - ほめ言葉にもなる一方、場合によっては 「上から目線」に聞こえる こともあるので、ビジネスでは使い方に注意しましょう。
場所・状況を基準にした評価 (for + 場所/状況)
for は、場所 や
状況・条件 を
「ものさし」にして、いい・わるいを評価するときにも使われます。
日本語だと「このエリアにしては」「月曜の朝にしては」「雨の日にしては」などの
ニュアンスに近いです。
パターン よく使う形
-
形容詞 + for + 場所
例:cheap for Tokyo
(東京にしては安い) -
形容詞 + for + 地域・エリア
例:quiet for this area
(このあたりにしては静か) -
形容詞 + for + 状況
例:good for a Monday morning
(月曜の朝にしては調子がいい) -
形容詞 + for + a rainy day
例:not bad for a rainy day
(雨の日にしては悪くない)
🔍 ポイント:
絶対評価ではなく、
「その場所・状況にしてはどうか」
を言いたいときに for を使います。
イメージ 「ふつうのこの場所なら…」とのギャップを見る
S + be + 形容詞 + for + 場所/状況
- S: 評価されるもの(the room / the rent / the traffic など)
- 形容詞: 評価(cheap / expensive / quiet / busy / good など)
- for + 場所/状況: 比べる基準(Tokyo / this area / a Monday morning / a rainy day など)
日本語との対応ミニ表
| 英語表現 | 日本語イメージ |
|---|---|
cheap for Tokyo
|
東京という場所にしては安い |
quiet for this area
|
このあたりにしては静か |
good for a Monday morning
|
月曜の朝にしてはいい感じ |
not bad for a rainy day
|
雨の日にしては悪くない |
コツ:
for + 場所/状況 を見つけたら、
頭の中で 「〜にしては」「〜のわりには」 と読みかえてみると理解しやすくなります。
-
cheap in Tokyoでも意味は通じますが、 for Tokyo の方が「東京の標準と比べて」という評価っぽさが強く出ます。 -
good for this areaは、 「このエリアとしてはまあまあいい」という やや控えめなほめ方 になることもあります(日本語の「この辺にしてはいい方だね」に近い)。 -
ビジネスメールでは、少し皮肉に聞こえる場合もあるので、
上司やお客様に対しては
very goodなどシンプルなほめ表現を使う方が安全な場面もあります。
役割・立場・人物像を基準にした評価 (for + 役割/立場/人物像)
for は、「どんな人か」 という
役割・立場・人物像をものさしにして、良し悪しや意外さを評価するときにも使われます。
日本語だと「新人のわりには」「マネージャーにしては」「内向的な人にしては」などのイメージに近いです。
パターン よく使う形
-
形容詞 + for + a beginner
例:quite good for a beginner
(初心者にしてはとても上手だ) -
形容詞 + for + a manager
例:very patient for a manager
(マネージャーにしてはとてもがまん強い) -
形容詞 + for + a shy person
例:quite talkative for a shy person
(内気な人にしてはけっこう話す) -
形容詞 + for + a leader
例:rather quiet for a leader
(リーダーにしてはかなり静かだ)
🔍 ポイント:
「ふつうのそのイメージ」
と 現実のギャップを表すイメージです。
「役割」や「キャラ設定」のラインに対して、意外に〜だ/十分〜だ、というニュアンスが出ます。
イメージ 「○○として見るとどうか?」という評価
S + be + 形容詞 + for + a(n) 役割/人物像
- S: 評価される人(he / she / you / the team など)
- 形容詞: 性質(kind / strict / calm / confident など)
- for + 役割/人物像: 基準になる「役」や「キャラ」(a beginner / a manager / a shy person / a leader など)
ミニ比較表 日本語との対応
| 英語表現 | 日本語イメージ |
|---|---|
good for a beginner
|
初心者にしてはよくできている |
confident for a new member
|
新人にしては自信がある |
calm for a manager
|
マネージャーにしては落ち着いている |
quiet for a leader
|
リーダーにしては静かなタイプだ |
日本語では「〜のわりには」「〜としては」と訳すと、
for + 役割
のニュアンスがつかみやすくなります。
-
for a beginnerはポジティブなほめ表現としてよく使われますが、
言い方しだいでは「まだ一人前ではない」というニュアンスも出るので、 ビジネスでは慎重に使いましょう。 -
性別・国籍など を基準にした
for(例:for a woman,for a Japaneseなど)は、 失礼・偏見と受け取られることがあるので避けるのが安全です。 - 「役割」や「ポジション」(beginner / manager / leader など)のような、 比較的中立な言葉を基準にすると、自然で丁寧な評価になりやすくなります。
正式な基準・条件を表す 名詞 + for
(requirements / criteria / standards for ...)
ビジネスや試験の世界では、for は
「何のための条件か」
をハッキリ示すラベルとして使われます。
日本語だと「〜のための条件」「〜に関する基準」「〜向けの規定」といったイメージです。
パターン 名詞 + for のよくある組み合わせ
-
requirements for + 名詞
例:requirements for the job
(その仕事の応募条件) -
criteria for + 名詞
例:criteria for promotion
(昇進のための評価基準) -
standards for + 名詞
例:standards for safety
(安全のための基準) -
rules for + 名詞
例:rules for the contest
(コンテストのルール) -
conditions for + 名詞
例:conditions for entry
(入場/参加の条件) -
eligibility for + 名詞
例:eligibility for the program
(そのプログラムに参加できる資格)
🔍 コアイメージ:
名詞(箱)
に対して、
for + 目的
が「この箱は何のためのルール/条件か」をラベルづけしているイメージです。
骨組み 文の中での典型パターン
名詞(基準) + for + 対象
- requirements, criteria, standards などが「基準・条件」を表す名詞。
- for + the position / the exam / members が「どの場面の基準か」をしめします。
ミニ表 日本語との対応
| 英語表現 | 日本語イメージ |
|---|---|
requirements for the position
|
その職種の応募条件 |
criteria for admission
|
入学のための選考基準 |
standards for quality
|
品質に関する基準 |
conditions for use
|
利用条件 |
✅ 使い分けのヒント:
-
requirements:必要な条件リスト(「これがないとダメ」系) -
criteria:評価のものさし(点数をつける感じ) -
standards:守るべき標準レベル(安全基準・品質基準など) - いずれも for + 対象 で「どの場面の話か」をしっかり限定するのがポイントです。
-
requirements of the jobも文法的には可能ですが、
「何のための条件か」をハッキリさせたい ときはrequirements for the jobの方が自然です。 -
conditions forは「〜のための条件」、conditions ofは「〜の状態」という意味にぶれやすいので注意しましょう。 -
契約書や案内文では、
名詞 + for
のラベルを意識して読むと、
「これは何の基準なのか?」が一気に見えやすくなります。
16. 基準を表す for - 例文
He is very polite for his age.
彼は年齢のわりにとても礼儀正しいです。
語注: polite = 礼儀正しい。age = 年齢。
型: S V C + for his age(C は性質を表す形容詞)。
使い方メモ: "for his age" は「年齢を基準にすると」というほめ言葉になりやすい表現です。
This manual is not easy for a beginner.
このマニュアルは、初心者にはやさしくありません。
語注: manual = 手引き・マニュアル。beginner = 初心者。
型: S be not ADJ for a beginner で「初心者にしては〜ではない」。
よくある誤り: "for beginner" と a を忘れがちなので、必ず "for a beginner" と単数で覚えましょう。
Is this rent high for this area?
この家賃は、この地域にしては高いですか。
語注: rent = 家賃。area = 地域。
型: Is S ADJ for this area? で「この地域を基準にして高いか」をたずねています。
コロケーション: "high/low for this area" は不動産やホテルの会話でよく出てきます。
Be patient with him; the work is quite tough for a beginner.
彼にはがまん強く接してあげてください。その仕事は初心者にはかなり大変です。
語注: be patient = がまん強くする。tough = きつい、たいへん。
型: 命令文 Be + ADJ + 文;後半で tough for a beginner とレベルの基準を示しています。
使い分け: 「初心者にはきつい」は "tough for a beginner" と覚えておくと、他の場面にも応用しやすいです。
The service has been considered expensive for this area.
そのサービスは、この地域にしては高いと見なされています。
語注: consider = 〜だと考える。expensive = 高価な。
型: 現在完了受動形 has been considered + 形容詞 + for this area。
レジスター: 評価・レポートなどフォーマル寄りの文でよく使われる言い方です。
She is doing very well for a beginner in this field.
彼女はこの分野では、初心者にしてはとてもよくやっています。
語注: field = 分野。do well = うまくやる。
型: 進行形 is doing + 副詞 very well + for a beginner でレベルの基準を説明。
コロケーション: "do well for a beginner" は、仕事や勉強の評価でよく使える組み合わせです。
The hotel is not very clean for the price.
そのホテルは、この値段のわりにはあまりきれいではありません。
語注: clean = 清潔な。price = 値段。
型: S be not very ADJ for the price で「値段を基準にした評価」を表します。
使い分け: "for the price" は「この値段にしては〜」というときの便利なひとことです。
Do you think this result is good for a beginner?
この結果は、初心者にしては良いと思いますか。
語注: result = 結果。think = 思う。
型: 疑問文 Do you think S be ADJ for a beginner? で意見をたずねる形です。
コロケーション: "good for a beginner" / "great for a beginner" は学習や仕事の評価でよく使われます。
I fell in love with him because he is so gentle for his age.
彼が年齢のわりにとても優しいので、私は彼を好きになりました。
語注: fall in love = 恋に落ちる。gentle = 優しい。
型: 理由を表す because 節の中で gentle for his age と基準を示しています。
使い方メモ: 恋愛の場面でも、「年齢を考えると特にすてき」というニュアンスをやわらかく伝えられる表現です。
Is this workload considered normal for a manager?
この仕事量は、マネージャーとしては普通と見なされますか。
語注: workload = 仕事量。normal = 普通の。
型: 受動疑問文 Is S considered ADJ for a manager? で、役職を基準にしています。
使い分け: "for a manager" のように、役割・肩書きを入れると「その立場ならどうか」という視点がはっきりします。
These safety rules are strict for this area, but they keep everyone safe.
これらの安全ルールは、この地域にしては厳しいですが、みんなの安全を守っています。
語注: safety rules = 安全ルール。strict = 厳しい。
型: S be ADJ for this area, but ... と接続詞 but で理由・結果を続けています。
使い方メモ: 「基準に対しては厳しいが、目的のためには必要」というバランスを説明したいときに便利です。
Sales have not been very high for this area this year.
今年の売上は、この地域にしてはあまり高くありません。
語注: sales = 売上。this year = 今年。
型: 現在完了形 have not been + 程度表現 very high + for this area。
使い方メモ: 「今年の〜は、この地域の平均から見るとどうか」を言うときに、その地域を基準として示しています。
For his age, he runs very fast, which is impressive.
彼は年齢のわりにとても速く走るので、その点がすごいです。
語注: run = 走る。impressive = 印象的な、すごい。
型: 文頭の前置句 For his age, ... で先に基準を示し、そのあとで評価を述べています。
構文メモ: "which is impressive" は直前の内容を受けて「それはすごいことです」と付け足す関係詞節です。
What would be a reasonable salary for a manager in this city?
この街では、マネージャーとして妥当な給料はいくらでしょうか。
語注: reasonable = 妥当な。salary = 給料。
型: 疑問文 What would be a reasonable salary for a manager ... ? で、「役職+場所」を基準にしています。
使い分け: お金の話をやわらかく聞きたいときは "reasonable" をつけると、角の立たない表現になります。
for は 「その基準から見てどうか」を言う前置詞、 than と as ... as は 「A と B を比べる」比較表現です。
| 表現 | ざっくり意味 | イメージ例 |
|---|---|---|
| for + 基準 |
「その基準から見ると〜だ」 → 評価の物差しをそっと足すイメージ |
He is kind for his age.(年齢という物差しで見た評価) |
| 比較級 + than |
「A は B より〜だ」 → ふたつを横に並べて比べる |
He is kinder than his brother.(兄弟どうしを直接くらべる) |
| as + 形容詞 + as |
「A は B と同じくらい〜」 → ふたつの高さをそろえるイメージ |
He is as kind as his father.(お父さんと同じレベルの優しさ) |
注意 置きかえ NG パターン
-
He is kind than his age.❌
→forとthanは入れかえ不可 -
He is kind as his age.❌
→ 「〜のわりに」はfor his ageと言う
「わりに」「〜として」は for、 「〜より」「〜と同じくらい」は than / as ... as と覚えておくと、安全に使い分けできます。
感覚の整理 「基準」と「比較」のちがい
for は 「ひとつのもの+物差し」で評価するだけ。
than / as ... as は「A と B を並べてくらべる」表現です。
どちらも「評価」を言う点は同じですが、 for は「物差しを足す」だけ、than/as は「相手とガチ比較」 とイメージするとスッキリします。
小さなまとめ: for は「ゆるい基準」、than / as は「ガチ比較」
Section 16 Wrap-up- 「〜のわりに」「〜としては」と言いたいときは for + 基準 を使う。
- 「A より B が〜」「A は B と同じくらい〜」と、 名前を出してくらべたいときは than / as ... as。
-
for his age/for a beginner/for this areaなど、 よく出る「基準セット」をまるごとフレーズとして覚えると一気に楽になります。
「英語でほめる」のが上手な人は、よく for を使います。
You did great for a beginner.
こう言えるだけで、相手にとてもやさしい印象を与えられます。
今日覚えた for + 基準 は、
テストにも会話にもそのまま使える「ほめフレーズの土台」です。
まずはひとつ、自分の仕事や趣味に合わせた
Myフレーズ
を作ってみましょう。
17. 資格や属性を表す for
前置詞 for は「〜のために」だけでなく、
どんな資格・条件を満たしているか や
どんな人向け・どんな属性のものか
を表すときにもよく使われます。
例:qualified for the job(その仕事に対する資格がある)/
a course for beginners(初心者向けの講座)など。
「資格・属性ラベル」としての for をイメージしよう 🎓
for は、行き先や目的だけでなく、
その人・モノに貼られたラベル
を表すときにも使われます。
-
資格
She is qualified for the position.
→ 「そのポジションに応募できるだけの条件を満たしている」 -
対象者
This event is for students only.
→ 「学生向け・学生限定」というラベル -
役割
He is responsible for safety.
→ 「安全担当」という役割ラベル
ポイントは、「誰が/何が、どんな枠に入る存在なのか」を
for で示している、と考えることです。
| カテゴリ | 形 | 代表的な例 | イメージ・訳のヒント |
|---|---|---|---|
| 🎓 人の資格・適格性 |
be + 過去分詞 + forbe + 形容詞 + for
|
She is qualified for the job.He is eligible for a scholarship.
|
「〜の資格がある」「〜の条件を満たしている」 → 応募できる枠に入っている |
| 🏷️ 対象者・対象用途ラベル |
名詞 + for + 名詞
|
a course for beginnersa service for seniors
|
「〜向けの」「〜用の」 → パッケージや案内に書いてある ラベル表現 |
| 🧑💼 役割・担当分野 |
be responsible for名詞 + for + 分野
|
She is responsible for marketing.a manager for the project
|
「〜担当の」「〜を受け持つ」 → 組織の中での 役割ラベル |
| 🚫 制限・条件ラベル |
for + 名詞 + onlyfor + 用途名詞
|
for members onlyfor internal use only
|
「〜限定」「社内用」などの
注意書きラベル → 「どんな人/場面に当てはまるか」をしばる |
(A) 人の資格・適格性を表す for
「この人は、この枠に当てはまる?」という
適格性チェック
を表す for です。
人について言うときの for は、
「どんな仕事・枠・条件にピッタリか」
を示すラベルのような役割をします。
for + 目的/ポジション
例:
qualified for the job
例:
eligible for a visa
例:
suitable for children
よく使う表現のニュアンス
-
qualified for:必要な 資格・スキル を持っている。 -
eligible for:条件を満たして 申し込める・受けられる 状態。 -
suitable for:性格・内容・難易度などが ちょうど合っている。
どれも「人」+ for + 枠 で、
「この枠にマッチしている?」という視点でチェックしています。
ミニ注意点
-
good at(〜が得意)とqualified for(資格がある)は別物。
→ 「うまい」だけでなく、 正式な条件 をクリアしているイメージ。 -
eligible forは書類・制度・ルールの フォーマルな言い方。 -
日常会話なら、
It's not for beginners.のように 「〜向きじゃない」と軽く言うことも多いです。
「得意かどうか」より、
「その枠に入る資格・条件があるか」を意識すると
for の使い分けがスッキリします。
She is qualified for the position.
彼女はそのポジションの資格があります。
語注: qualified = 必要な資格・能力を持っている。position = 会社などのポジション・役職。
型: S + be + qualified for + 名詞(人が、ある枠に適格である形)
使い分け: 単に「上手」なら good at、採用できるレベルなら qualified for が合います。
You are eligible for a housing allowance.
あなたは住宅手当の対象になります。
語注: eligible = 条件を満たして受けられる。housing allowance = 住宅手当。
型: S + be + eligible for + 名詞(制度や手当の対象になれる形)
レジスター: 社内規程・案内文など、少しフォーマルな場面でよく使われます。
(B) 対象者・対象用途ラベルとしての for
「これはだれ向け?」「何に使うもの?」という
対象ラベル
を示すときの for です。
商品やサービス・資料などに
「○○向け」
や
「△△用」
とタグを付けるイメージで使う for です。
「誰に/何のために 作られているか」をコンパクトに表せます。
① 対象者ラベル:for + 人
「〜向けの」「〜のための」という ターゲットの人 を示します。
-
for children(子ども向け) -
for adults(大人向け) -
for beginners(初心者向け)
② 用途ラベル:for + 目的・使用場面
「〜用」「〜用途」という 使い道 を示します。
-
for outdoor use(屋外用) -
for office use(オフィス用) -
for personal use only(個人利用のみ)
| タイプ | よくある形 | 意味・イメージ | 例 |
|---|---|---|---|
| 対象者 | for + 人を表す名詞 |
「〜向けの人」「〜の人のための」 |
例:
This course is for beginners.
|
| 用途 | for + 用途・場面 |
「〜用」「〜用途」 |
例:
These shoes are for running.
|
| 注意ラベル | for ... use only |
「〜のみ使用可」「〜専用」 |
例:
for internal use only
|
ミニ注意点:ほかの表現とのちがい
-
for childrenは「子ども向け」ラベル。
of childrenだと「子どもの〜」という 所有のイメージ に変わります。 -
for runningは「走るための(用途)」、
to runは「走るために(目的)」で、 文全体の意味 が少し変わります。 -
時間の
for two hours(2時間のあいだ)と 対象ラベルのfor kids(子ども向け)は 別の用法 なので、セットで覚えて整理すると安心です。
パッケージやアプリ画面の「〜向け」「〜用」を見つけたら、
その for がどんな人・用途を指しているかを意識してみましょう。
This book is for beginners.
この本は初心者向けです。
語注: beginner = 初心者。book = 本・教材。
型: S + be + for + 対象者(この本は、〜向けだ)
使い分け: 「初心者用」と言いたいときは for beginners がシンプルで便利です。
These lights are for outdoor use.
これらのライトは屋外用です。
語注: outdoor = 屋外の。lights = ライト・照明。
型: S + be + for + 用途名詞(〜は〜用だ)
注意: 「外で使ってもよいですよ」という
ラベルなので、室内専用なら for indoor use only などと書かれます。
(C) 役割・責任・役割分担の for
属性+義務のグレーゾーン
「その人の役割」と「やるべき仕事」が
くっついている感じ
を表す for です。
名刺の肩書きや、チーム内の「担当エリア」をイメージしてください。
もともとの属性
(営業担当・リーダー など)と、
実際の義務・責任
(売上・進行管理 など)が、
for でふわっとつながります。
① 「〜の担当です」の for
自己紹介や役割分担の場面で、
担当エリア
を言うときの for。
-
I'm responsible for sales.
→ 売上・営業の担当です。 -
She is responsible for customer support. -
This team is responsible for safety.
② 「この人の役割」の for
「〜にぴったりな人」「〜を任される人」という 人物像+期待 を表します。
-
He's the right person for the job. -
She's the contact person for this project. -
You are the one for this task.
| タイプ | よくある形 | ニュアンス | 例 |
|---|---|---|---|
| 担当・責任 | be responsible for + 名詞/動名詞 |
「〜を担当する/〜に責任がある」。 役割+義務がセット。 |
例:
He is responsible for training new staff.
|
| 担当者ラベル | the person for + 名詞 |
「〜の担当の人」「〜にふさわしい人」。 スキル+任せる気持ち。 |
例:
She is the person for marketing.
|
| 持ち場・順番 | be on ... duty for + 名詞 |
「〜当番」「〜を担当する番」。 チーム内の役割分担。 |
例:
I'm on night shift for this week.
|
ミニ注意点:どこまでが「性格」、どこからが「義務」?
-
He's good with people.は「人付き合いが得意(性質)」、
He's responsible for people management.は 人事・マネジメントを任されている という「役割+義務」です。 -
He's the right person for the job.は褒め言葉ですが、
同時に 「だから任せますね」 という期待・責任もふくんで聞こえます。 -
responsible forと言うと、 「失敗したら説明する立場」 というニュアンスも少し入るので、ビジネスでは使い所に注意しましょう。
「その人の強み(属性)」だけを言いたいのか、「仕事としての責任」まで含めて言いたいのか、
どこまでを for で結びたいのかを意識すると、表現の選び方がスッキリします。
I'm responsible for quality control in this team.
このチームでは、私は品質管理を担当しています。
語注: quality control = 品質管理。responsible for = 〜を担当している・〜に責任がある。
型: S + be responsible for + 名詞(私は〜を担当している)
コロケーション: responsible for は budget(予算)や safety(安全)など
大事な分野とよく一緒に使われます。
(D) 資格・属性ラベルをまとめるミニブロック 注意点+フレーズ集
「この人は〇〇向き」「この制度は〇〇のためのもの」など、
資格・属性ラベル
を表す for を一気に整理しておきましょう。
まずは、実際によく見る「ラベル系」のフレーズをざっと眺めておくとイメージしやすいです。
| ターゲット | よくある形 | 意味のイメージ | 例 |
|---|---|---|---|
| 人の資格 |
qualified for + 名詞eligible for + 名詞
|
「〜の資格がある」「要件を満たしている」。 試験・条件などの ハードルをクリア した感じ。 |
例:
She is qualified for the position.You are eligible for the scholarship.
|
| 向き・適性 |
good for + 名詞perfect / ideal / suitable for + 名詞
|
「〜向きだ」「〜にぴったりだ」という フィット感 を表す。 |
例:
This course is ideal for beginners.He is suitable for the role.
|
| 制度・サービス |
available for + 名詞designed for + 名詞
|
「〜が利用できる」「〜向けに作られている」。 対象者・対象用途の ラベル張り のイメージ。 |
例:
The service is available for students.This app is designed for remote teams.
|
| 不適切ラベル |
not right for + 名詞not suitable for + 名詞
|
「〜には向いていない」。 きつく聞こえやすいので、ビジネスでは 言い方に注意。 |
例:
This toy is not suitable for children under 3.
|
ミニ注意点:よく混ざるポイント
-
good atvsgood for
good at mathは「数学が得意」、
good for mathは「数学に向いた(教材・コースなど)」の意味になります。 -
qualified forvssuitable for
qualified forは資格・条件クリア、
suitable forは性格・雰囲気も含めた「向き/適性」のニュアンス。 -
eligible forの固さ
eligible forは書類・制度の説明など かなりフォーマル な場面でよく使われます。
「試験に受かっているか(qualified / eligible)」なのか、
「雰囲気として合っているか(suitable / ideal)」なのかを意識すると、
自分の言いたいニュアンスに合った for が選びやすくなります。
使い回しやすいフレーズ集(そのまま覚えてOK)
上のフレーズは、for + 名詞 の部分だけ入れ替えて応用しやすい定番パターンです。
「人の側のラベル」なのか「制度・サービス側のラベル」なのかを意識しながら、
自分の言いたい場面に合う for を選んでみてください。
17. 資格や属性を表す for の例文
This online course is perfect for busy professionals.
このオンライン講座は、忙しい社会人にとってぴったりです。
語注: perfect for = 「〜にぴったりの」。professional = 専門的に働く人・社会人。
型: S be perfect for + 人/用途 で「S は〜に最適だ」という意味。
使い分け: 「とても合っている」ニュアンスで、ビジネス紹介文などでもよく使われます。
She feels truly qualified for the position of team leader.
彼女は、自分はチームリーダーの役職に本当にふさわしいと感じています。
語注: qualified for = 「〜の資格がある・ふさわしい」。position = 職・役職。
型: S feel qualified for + 職/役割 で「S は〜にふさわしいと感じる」。
コロケーション: qualified for the job / role / position のように job, role, position とよく組み合わせます。
Aren't you qualified for this role yet?
あなたは、まだこの役割をこなす資格がないのですか。
語注: role = 役割。yet = 「もう」「まだ」のニュアンスを出す語。
型: Aren't you qualified for ... ? は「〜する資格があるのではないですか?」と軽く確認する形。
注意: 否定疑問文は、驚きや「当然そうだと思っていた」感じが出やすいので、場面によっては強く聞こえることがあります。
He has been eligible for the scholarship since last year.
彼は昨年から、その奨学金を受ける資格があります。
語注: eligible for = 「〜を受ける資格がある」。scholarship = 奨学金。
型: have been eligible for ... since ... で「〜以来ずっと資格がある」という継続のイメージ。
使い分け: qualified for は能力・経験寄り、eligible for は条件・制度寄りのニュアンスが強いです。
You are not eligible for this refund because the deadline has passed.
締め切りが過ぎているため、あなたはこの返金の対象ではありません。
語注: refund = 返金。deadline = 締め切り。eligible for = 「〜の対象である」。
型: S be not eligible for + 名詞 because ... で「〜なので、S は〜の対象ではない」と理由まで一度に言えます。
注意: お客様向けには、Unfortunately, you are not eligible ... のように前に Unfortunately を添えると、少しやわらかい言い方になります。
This software is suitable for remote work.
このソフトウェアは、リモートワークに向いています。
語注: suitable for = 「〜に向いている」。remote work = 在宅勤務・リモートワーク。
型: S be suitable for + 用途 で「S は〜用に適している」。
使い分け: perfect for は「理想的」、suitable for は「十分合っている」くらいの少し控えめな評価です。
Is this diet suitable for teenagers?
このダイエットは、10代の子どもたちに向いていますか。
語注: diet = ダイエット・食事法。teenager = 10代の若者。
型: Is this ... suitable for ... ? で「これって〜に向いてる?」とカジュアルにも使えます。
バリエーション: good for teenagers とすれば、もう少しやわらかく「10代にいい」と言えます。
Choose a password that is good for both security and ease of use.
セキュリティと使いやすさの両方にとって良いパスワードを選びましょう。
語注: good for = 「〜にとって良い」。ease of use = 使いやすさ。
型: Choose a password that is good for A and B. のように、A と B を並べて「両方にとって良い」と言えます。
注意: 命令文ですが、「〜しましょう」のつもりで読み上げると、優しいアドバイスのトーンになります。
The candidate was chosen for her creativity and is highly qualified for the role.
その候補者は、創造性が評価されて選ばれ、この役割にとてもふさわしいとされています。
語注: candidate = 候補者。be chosen for = 「〜が理由で選ばれる」。highly = とても。
型: S be chosen for A and be (highly) qualified for B. で「A が理由で選ばれ、B の役割にふさわしい」とつなげて説明。
コロケーション: chosen for her skills, chosen for his experience など、for 以下に評価ポイントを入れます。
This room is not considered suitable for large meetings.
この部屋は、大人数の会議には向いていないと見なされています。
語注: be considered = 「〜と見なされる」。large meetings = 大人数の会議。
型: S be not considered suitable for + 用途 で「S は〜にはふさわしくないと見なされる」。
注意: 直接「bad for」と言うより、not suitable for, not considered suitable for の方がビジネスでは丁寧です。
Do you really think I am perfect for you?
本当に、私はあなたにとってぴったりだと思いますか。
語注: perfect for you = 「あなたにとって理想的な人」。really = 本当に。
型: Do you think I am perfect for you? の形で、気持ちをたしかめる恋愛フレーズになります。
使い分け: 「完璧な人」というより、「相性がとても良い」というイメージで使われることが多い表現です。
For someone who is so young, he is remarkably qualified for this job.
あんなに若いわりには、彼はこの仕事にとてもふさわしい人です。
語注: For someone who is so young = 「こんなに若いのに」。remarkably = 驚くほど・とても。
型: 文頭の For someone who ... , は「〜のわりには」という評価の前置きに使える便利なパターンです。
コロケーション: remarkably qualified for, highly qualified for など、副詞で強さを足して評価できます。
He is being trained for a management position and is already suitable for leadership.
彼は管理職のポジションに向けて訓練を受けており、すでにリーダーにふさわしい人材です。
語注: be being trained for = 「〜のために訓練を受けている」。leadership = リーダーシップ・指導的立場。
型: S be being trained for A and be suitable for B. で「A の訓練を受けていて、B にも向いている」と二つの情報をつなげています。
進行+属性: 動きのある部分(訓練中)と、状態としての属性(向いている)を同時に表すよい例です。
Why am I never eligible for any of the benefits?
どうして私は、どの手当の対象にも一度もなれないのですか。
語注: never = 一度も〜ない。benefits = 福利厚生や手当のこと。
型: Why am I never eligible for ... ? で、不満や疑問をやや感情まじりに表すことができます。
注意: 不満が強く聞こえるので、実際のビジネスでは Could you tell me why I am not eligible for ... ? と柔らかく聞くことも多いです。
- 区別① qualified for は「条件・経験が足りている」、 good at は「〜が得意」。「for にしない」ことに注意。
- 区別② eligible for は「制度上の対象」、available for は「利用できる状態」。意味の軸が少し違います。
- 注意③ for kids / for adults などの「対象ラベルの for」は、必ず名詞のあとに付ける(前に置かない)。
- ニュアンス perfect for は「理想的」、suitable for は「十分合っている」。強さの差も意識すると表現が上手くなります。
- for は「向き・対象・資格」の方向を示す ─ 「誰に向いているか」「どの役割にふさわしいか」を一言で表現できる。
- 自己紹介や面接では、 I am qualified for this position. や This course is perfect for beginners. など、for フレーズがそのまま自己PRになります。
- 恋愛シーンでも、 You are perfect for me. のように「心の向き」をやさしく伝えられます。 小さな for の一言で、印象や雰囲気がぐっと変わります。
ラベルを貼る感覚」をつかむこと。
例文を声に出して読みながら、「これは誰にとっての for かな?」と毎回イメージしてみてください。
18. 対比や割合を表す for
前置詞 for は、これまで見てきた
目的・理由
だけでなく、
ふつうからのズレ(対比)
や
1人あたり・1つあたりの割合
を表すときにもよく使われます。
例:
He is tall for his age.(年齢のわりに背が高い)/
one teacher for every thirty students(生徒30人につき先生1人)など。
「期待値」と「1あたり」をつなぐ for のイメージ
1. 期待値とのズレを表す
まわりの人がなんとなく持っている「ふつうはこれくらい」という
期待値
を基準にして、
for で「それにしては〜だね」とコメントするイメージです。
-
He is quiet for a singer.
(歌手にしてはおとなしい)=「歌手=にぎやか」期待とのギャップ -
It is cold for May.
(5月にしては寒い)=「5月=もっとあたたかいはず」からズレ
2. 「1あたり」の割合を表す
あるまとまりに対して「1人あたり・1個あたりどれくらい?」という 配分・比率 を線で結ぶイメージです。
-
One ticket is needed for each guest.
(ゲスト1人につきチケット1枚が必要) -
There is one nurse for every ten patients.
(患者10人ごとに看護師1人がつく)
ポイントは、 「ふつう」と比べる for と 「1あたり」を示す for を見分けることです。どちらも「ある基準に対してどうか?」を伝える働きがあります。
| タイプ | 基本パターン | 意味・イメージ | 例文イメージ |
|---|---|---|---|
| 🔸 対比の for(〜にしては) |
形容詞 + for + 名詞for his age, for a beginner |
「その人・物にしては〜だ」と、 ふつう想像されるレベルとの ギャップ をコメントする。 |
例:
He is tall for his age.(年齢のわりに背が高い) |
| 🔹 時期・状況との対比 |
形容詞 + for + 時期・状況for this time of year,
for a Monday
|
「この時期・この状況にしては〜だ」と、 季節・曜日などの イメージとのズレ を表す。 |
例:
It is cold for May.(5月にしては寒い) |
| 🔹 価格とのバランス |
形容詞 + for + 金額good for the price,
cheap for this quality
|
「この金額にしては〜だ」と、 値段と品質・量の バランス を評価する。 |
例:
This laptop is good for the price.(この値段にしてはこのノートPCは良い) |
| 🔹 割合・比率の for |
数 + 名詞 + for every/each + 数 + 名詞for every, for each |
「A がいくつに対して B がいくつ」という 1あたりの割合 や「わりあて」を表す。 |
例:
There is one teacher for every thirty students.(生徒30人ごとに先生1人がいる) |
| 🔹 点数・報酬の割合 |
数 + 単位 + for each + 名詞two points for each question
|
テストの点や報酬などを、 「1つあたり〜」と 配分 で説明する。 |
例:
You get two points for each correct answer.(正解1つにつき2点もらえる) |
(A) 「〜にしては」を表す 対比の for
対比 評価 for + 基準
for が「〜にしては」を表すときは、
ふつうこうだろう
という
期待値(基準) と、
実際の様子
をくらべてコメントするイメージです。
1. 「ふつうより上/下」をコメントするイメージ
頭の中に「基準のライン」を引いて、
それより高い・低い・静か・にぎやか…といった
ギャップ
を伝えるときに for を使います。
his age
(彼の年齢)
He is tall for his age.
-
He is tall for his age.
(年齢のわりに背が高い) -
It is cold for May.
(5月にしては寒い)
2. よく使う「対比の for」パターン
| 型 | よく出る「基準」 | 意味のイメージ |
|---|---|---|
形容詞 + for + 年齢
|
for his age, for a child | 「その年齢にしては〜だ」 |
形容詞 + for + 職業・立場
|
for a manager,
for a beginner
|
「その立場・レベルにしては〜だ」 |
形容詞 + for + 時期・場所
|
for this season,
for Tokyo
|
「その時期・場所にしては〜だ」 |
形容詞 + for + 金額
|
for the price,
for this budget
|
「その金額のわりに〜だ」 |
✅ コツ: for の右側 に「基準となるもの」を置いて、 「それにしては〜だ」と読めば OK です。
✅ 言い換え:
He is tall for his age.
≒
Considering his age, he is tall.
(彼の年齢を考えると、彼は背が高い)
⚠ 注意:
for を入れない
He is tall his age.
は誤りです。
「基準」を表すときは
必ず for を入れる
と覚えましょう。
ミニ例:
This café is quiet for Tokyo.
(ここは東京にしては静かなカフェだ)
「東京=にぎやか」という イメージ を頭の中に置き、 それと比べてコメントしていると考えると理解しやすくなります。
学習ヒント:
- まず「何にしては?」の部分(for のあと)から考える。
- 「年齢」「立場」「場所」「金額」とセットで覚える。
for + 名詞を消しても文が通じるが、
「意外さ・評価のニュアンス」が消える、と意識する。
(B)
時期・状況との対比
を表す for
「〜にしては」
時期・状況
for + time / situation
ここでは、
この時期・この状況ならふつうは…
という
前提 と、
現実のようす
をくらべてコメントするときの for を扱います。
「〜にしては」「この状況のわりには」と考えるとスッと入ってきます。
1. 「こんな時期なのに」「この状況のわりに」
頭の中で ふつうのイメージ を思い浮かべて、そこから ズレている部分 をコメントする感じです。
-
It is hot for October.
(10月にしては暑い) -
The city is quiet for a Friday night.
(金曜の夜にしては街が静かだ)
-
Sales are strong for this economy.
(今の景気にしては売上が好調だ) -
She looks calm for this kind of crisis.
(こういう危機にしては彼女は落ち着いて見える)
2. よく使う「時期・状況系」パターン
| 型 | よく使う for + ... |
意味のイメージ |
|---|---|---|
形容詞 + for + 月・季節
|
for October, for this season | 「その時期にしては〜」 |
形容詞 + for + 曜日・時間帯
|
for a Monday morning,
for a Friday night
|
「その曜日/時間帯にしては〜」 |
形容詞 + for + 状況名詞
|
for this economy,
for this situation
|
「この状況のわりには〜」 |
形容詞 + for + 時期表現
|
for this stage of the project,
for the beginning
|
「この段階にしては〜」 |
3. NG と OK のちがい
*It is cold this May.(「今年の5月は寒い」のニュアンスが弱く、不自然になりがち)
It is cold for May.→ 「5月にしては寒い」 と、期待とのズレがハッキリ出る。
✅ コツ:
for + 時期・状況 の部分を、心の中で
「〜にしては」「〜のわりには」
と読み替えるクセをつけましょう。
ミニ例:
The meeting was short for this kind of topic.
(この手の話題にしては会議が短かった)
「ふつうならもっと長くなるテーマなのに、今回は短かった」という
意外さ・評価
が for によって伝わっています。
学習ヒント:
- まず「どんな時期・状況とくらべているか」を日本語で考える。
for October,for a Monday,for this economyなど、かたまりで暗記。- 同じ形容詞でも
for ~が付くと 評価コメント になる、と意識する。
(C)
割合・比率
を表す for
for every
for each
「1あたり」のイメージ
ここでは、for every / for each などを使って、
「1あたり」
や
「〇個ごとに〜」
といった
割合・比率 を表す使い方を見ていきます。
日本語の「〜ごとに」「〜につき」に近いイメージです。
1. 「Aが〇個なら、Bが△個」=対応関係を作る
A : B = 〇 : △
という
ペアの関係
を言葉で説明するときに for が活躍します。
-
There is one teacher for every ten students.
→ 生徒10人ごとに先生が1人いる。 -
You get two points for every correct answer.
→ 正解1つにつき2点もらえる。 -
We plant one tree for each house.
→ 家1軒ごとに木を1本植える。
✅ イメージ:
for every / for each は
「それぞれに」「ひとつひとつに」
と、1個ずつカウントする感じ が強い表現です。
2. よく使う「割合・比率」パターン
| 型 | 例 | 日本語イメージ |
|---|---|---|
for every + 数詞 + 名詞
|
for every three minutesfor every five tickets
|
「3分ごとに」 「チケット5枚につき」 |
for each + 名詞
|
for each guestfor each item
|
「ゲスト1人ごとに」 「品物1個ごとに」 |
名詞 + for every / for each ...
|
a break for every two hoursa voucher for each participant
|
「2時間ごとに休憩1回」 「参加者1人ごとにクーポン1枚」 |
金額 + for every / for each ...
|
$1 for every kilometer$5 for each box
|
「1キロごとに1ドル」 「箱1つごとに5ドル」 |
3. 「per」とのちがいミニメモ
per → 数字だけの比率 をサラッと言う、少しかたい・事務的な感じ。
for every / for each → 1つ1つを意識して、 「〇ごとに〜がついてくる」 ニュアンスが出しやすい。
例)
60 kilometers per hour(時速60キロ)
でも、キャンペーン説明なら
You get one point for every dollar you spend.
のように for every がよく使われます。
✅ コツ: 「AごとにBが1つつく」と思ったら、 for every か for each をまず思い出すようにしましょう。
ミニ例:
For every challenge, there is a chance to grow.
(どんな困難にも、それぞれ成長のチャンスがある)
比率の for every を、
ポジティブなメッセージ
にも応用できます。
「〇ごとに1つチャンスがある」と考えると、前向きな英作文にも使いやすくなります。
練習アイデア:
- 「〜ごとに」「〜につき」と言いたくなったらメモして、英語で
for every / for eachにしてみる。 - 買い物のポイント制度や、ゲームのルールを英語で説明してみる。
- 仕事の「売上」「顧客数」などをからめて、自分用の例文を作ると定着しやすい。
18. 対比や割合を表す for - 例文
He is growing very fast for his age.
彼は年齢のわりにはとても成長が早いです。
語注: grow = 成長する。for his age = 「彼の年齢のわりには」。
型: S be V-ing ... for his age(進行形+「年齢のわりには」)。
使い分け: 「for his age」はほめ言葉として使われることが多いが、文脈次第でやや遠回しな評価にもなる。
Sales have not been very strong for this time of year.
この時期にしては、売上はあまり好調ではありません。
語注: sales = 売上。not very strong = あまり強くない、=あまり良くない。
型: Sales have not been ... for this time of year.(現在完了+「この時期にしては」)。
使い分け: for this time of year は「暦のこの時期」を基準にした評価で、ビジネス会話でもよく使われる。
Isn't it a bit warm for this time of year?
この時期にしては、ちょっと暖かすぎませんか。
語注: warm = 暖かい。a bit = 少し。Isn't it ...? = 「〜じゃないですか?」と軽く同意を求める言い方。
型: Isn't it ... for this time of year?(疑問+対比の for)。
レジスター: 日常会話でよく使う、やわらかい言い方。ビジネスでも同僚同士なら使える。
Don't judge him too harshly for his age.
彼を年齢のわりに厳しすぎる目で評価しないでください。
語注: judge = 評価する。harshly = 厳しく、きびしく。
型: Don't + V + O ... for his age.(否定の命令+対比の for)。
よくある誤り: for his age を because of his age とすると、「年齢のせいで」というニュアンスが強くなり、違う意味になるので注意。
The price is considered high for this time of year.
この時期にしては、その価格は高いとみなされています。
語注: be considered = 「〜と見なされる」という受動表現。high = 高い。
型: The price is considered + 形容詞 + for this time of year.
コロケーション: be considered high / low / expensive / cheap など、評価の形容詞とよく組み合わさる。
You earn one mile for every dollar you spend.
使ったお金1ドルごとに、マイルを1ポイント獲得できます。
語注: earn = 獲得する。mile = マイル(ポイントの単位としても使う)。
型: You earn A for every B you spend.(「BごとにAを得る」という割合)。
使い分け: per dollar でもよいが、for every dollar you spend の方が「1回1回たまっていく」感じが少し強い。
One seat is reserved for every guest.
ゲスト1人ごとに、席が1つ予約されています。
語注: be reserved = 予約されている。guest = ゲスト、招待客。
型: One seat is reserved for every guest.(受動態+割合)。
よくある誤り: for each guests と複数にしない。for each guest / for every guest のように単数名詞を取る。
There is a short quiz for each chapter.
各チャプターごとに、短いクイズがあります。
語注: chapter = 章、チャプター。quiz = 小テスト。
型: There is ... for each chapter.(存在文+「各〜ごとに」)。
使い分け: for each は「1つ1つ」を強く意識した言い方。for every chapter でもほぼ同じ意味になる。
Do we have enough staff for each shift?
各シフトごとに、十分なスタッフがいますか。
語注: staff = スタッフ、人員。shift = シフト、勤務時間帯。
型: Do we have enough staff for each shift?(疑問文+「各シフトごと」)。
コロケーション: enough staff for each shift / class / team のように、単位となるグループとよく組み合わさる。
Her handwriting is not very neat for a designer.
彼女の字は、デザイナーにしてはあまりきれいではありません。
語注: handwriting = 手書きの字。neat = きれいな、整った。
型: be not very 形容詞 for a + 職業(「〜という職業にしては...」という対比)。
使い分け: for a designer / for a teacher / for a beginner など、「肩書き」に対して期待値とのギャップを表すのに便利。
Isn't this cafe a bit quiet for a first date?
ここ、初デートにしてはちょっと静かすぎないかな。
語注: quiet = 静かな。a first date = 初デート。
型: Isn't A a bit 形容詞 for a first date?(恋愛シーンでよくある「〜にしては...」)。
ニュアンス: 不満ではなく、軽い冗談や感想として使える言い方。言い方次第でやさしく聞こえる。
Our team has done very well for its size.
うちのチームは、規模のわりにはとてもよくやっています。
語注: team = チーム。for its size = 「その規模のわりには」。
型: have done very well for its size(現在完了+対比)。
コロケーション: small team / small company などと一緒に、「小さい割にがんばっている」という評価でよく使う。
A small bonus is paid for every five hours of overtime.
残業5時間ごとに、小さなボーナスが支給されます。
語注: bonus = ボーナス。overtime = 残業。
型: A small bonus is paid for every 数詞 + 単位.(受動+「〜ごとに支給される」)。
使い分け: for every five hours は「5時間たまるごとに」のイメージ。exactly 5 hours と混同しないようにする。
Does this result look good for this stage of the project?
この結果は、プロジェクトのこの段階にしては良さそうに見えますか。
語注: result = 結果。stage of the project = プロジェクトの段階。
型: Does this result look good for this stage of the project?(疑問+段階を基準にした評価)。
コロケーション: for this stage / for this phase / for this point など、進み具合を基準にした言い方でよく使う。
対比の for 割合の for をごちゃまぜにしないように、「何を基準にしているか」をいつも意識しましょう。
- for his age =「年齢のわりには」という 期待値とのズレを表す。
-
He is tall for his age.
→ 「10歳にしては背が高い」=同世代とのイメージ比較。 -
He is taller than his brother.
→ than は 相手をハッキリ1つ指定して比べる表現。
💡 for + age / job / size / time は「〜にしては」の合図。
「誰と比べているのか」を頭の中でイメージすると覚えやすいです。
-
for every /
for each
→ 「〜ごとに1つずつ」と、 1人1人・1回1回をていねいに数える感じ。 -
You earn one mile for every dollar.
= 1ドル使うごとに1マイル。 -
per / a(an)
→「1時間につき」「1人あたり」のように、 数字+単位をサラッと言うときに多用。
💡 ネイティブは
for every
をよく使います。
「きちんと1人ずつ配っている」イメージが出せるので、説明文やルール文にぴったりです。
✅ 迷ったら、for + 基準 を
「〜のわりには」「〜ごとに」と日本語にしてみて、
自分が言いたいニュアンスと合っているかチェックしましょう。
まずは次の3パターンを押さえておけば、日常会話もビジネスもかなり楽になります。
-
対比
for his age / for a beginner / for this time of year
→ 「〜にしては」:年齢・立場・時期を期待値のものさしにする。 -
割合
for every / for each + 単数名詞
→ 「〜ごとに1つ」:ルール説明やサービスの条件で超頻出。 -
評価
good for its size / small for this price
→ 「規模のわりに」「この値段のわりに」など、ちょっとしたほめ言葉・苦情をやわらかく言える。
🌱 モチベーション:言いにくい本音をやさしく伝えられる
for を使うと、
「正直な評価」をストレートに言いすぎず、
クッションを置いて伝えることができます。
-
ほめるとき:
You did great for your first presentation. -
やんわり指摘するとき:
This is a bit expensive for a student.
こうした「やさしい本音」が言えるようになると、
英語での人間関係づくりもグッと楽になります。
🔁 練習のコツ:
日本語で「〜にしては」「〜ごとに」と思ったら、
まずは for + 基準 を試すクセをつけていきましょう。
19. 代理・代用・代表を表す for
前置詞 for は「〜のために」だけでなく、
人の「代理」や
物・方法の「代用」、
グループの「代表」
といった「だれ/なにの代わりに・代表として」の意味でもよく使われます。
例:cover for me(私の代わりに対応する)/
substitute soy milk for milk(牛乳の代わりに豆乳を使う)など。
イメージと言葉の整理:「代わりにバトンを持つ」for
「代理・代用・代表の for」は、
誰かが持っていた
役割やポジション
のバトンを、別の人や物が受け取るイメージです。
-
他の人の仕事を代わりにする →
cover for you -
いつもの材料を別のもので置き換える →
substitute A for B -
チームを代表して発言する →
speak for the team
どの場合も、for の後ろには
「本来その役割を持っているもの(人・物・グループ)」が来る、と覚えておくと整理しやすくなります。
イメージをざっくり分類すると、次の3つです。
- 🧑💼 人の代理 :欠席した人の代わりに仕事・発言をする
- 🛠️ 物・方法の代用 :いつもの材料や道具を別のものに入れ替える
- 🎤 代表・窓口 :チームや会社の名前を背負って話す・対応する
どれも「本来〜がやるべきことを、 別の誰か/何かが引き受ける」という点で共通しています。
| 分類 | イメージ | よくあるパターン | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| 🧑💼 人の代理 | 欠席した人の代わりに 仕事や発言を引き受ける。 |
cover for 人fill in for 人speak for 人
|
Thanks for covering for me.(私の代わりに対応してくれてありがとう) |
| 🛠️ 物・方法の代用 | いつもの物を、別の物で 置き換える。 |
substitute A for Buse A for Bswitch A for B
|
We substituted soy milk for milk.(牛乳の代わりに豆乳を使いました) |
| 🎤 代表・窓口 | チームや会社の 代表として 話す・対応する。 |
a representative for 会社a spokesperson for 団体contact for プロジェクト
|
She is a spokesperson for the company.(彼女は会社のスポークスパーソンです) |
for のあとには「本来の持ち主(人・物・組織)」が来ています。
まず「誰/何の代わりか・代表か」を考えると、for のイメージがつかみやすくなります。
(A) 人の代理・代行を表す
for
ここでは「誰かの代わりに行動する」という意味の
for をまとめます。会社・学校・家の中など、日常会話でもビジネスでもよく出てくるパターンです。
イメージ:欠席した人のバトンを受け取る
本来は A さんがやるはずの仕事・発言・役割を、B さんが
代わりに引き受ける
── その関係を for でつなぎます。
-
仕事・タスクの代理:
cover for you(あなたの代わりに対応する) -
一時的な代役:
fill in for the manager(マネージャーの代わりを務める) -
発言の代表:
speak for the team(チームを代表して話す)
ポイントは、for のあとに来るのが
本来その役割を持つ人
だということです。
| シーン | よく使う動詞+for | ニュアンス |
|---|---|---|
| 🧑💼 仕事・シフトの代理 |
cover for 人work for 人
|
休みの人の仕事を肩代わりするイメージ。 |
| 🎓 授業・会議の代役 |
fill in for 人stand in for 人
|
一時的に席を埋める代役という感じ。 |
| 🎤 発言・サインの代表 |
speak for 人/組織sign for 人
|
グループや相手の気持ち・意見を代表して行動する。 |
※ instead of は「〜の代わりに」の意味ですが、
前置詞+名詞として使う形が多く、
「代理で行動する人」を表すときは上のような
動詞+for+人 のほうが自然になる場面が多いです。
(B) 物・方法の代用を表す
for
ここでは「本当は ◯◯ を使うけれど、代わりにこれを使う」
という意味の for を見ていきます。道具・材料・やり方を
別のもので代用するときによく使います。
イメージ:足りないピースを別のピースで埋める
本来の道具や材料がない・合わないときに、 別の物や 別の方法で「穴を埋める」イメージです。
-
道具を代用:
use a spoon for a knife
(ナイフの代わりにスプーンを使う) -
材料を代用:
use honey for sugar
(砂糖の代わりにハチミツを使う) -
方法を代用:
use email for phone calls
(電話の代わりにメールを使う)
「何を何の代わりに使うか」は、use A for B の形で
A=代用品/B=本来のもの
と覚えると分かりやすいです。
| シーン | よく使うパターン | ニュアンス・ひとこと |
|---|---|---|
| 🛠 道具・文房具を代用 |
use A for B例: use tape for glue |
本来の道具がないので、別の物でしのぐイメージ。 |
| 🍽 食材・飲み物の代用 |
use A for Ba substitute for B
|
健康・アレルギー・好みなどの理由で、 別の食材に置きかえるイメージ。 |
| 📱 方法・手段を切り替える |
use A for Ban alternative for B
|
会議・連絡方法などを、別のやり方に置き換えるとき。 |
| 💡 ちょっとした工夫・応急処置 |
use A for nowgood enough for now
|
本命ではないが、とりあえずこれでOKというニュアンス。 |
※ instead of は「〜の代わりに(=◯◯は使わない)」という
対立のイメージが強めです。
一方、use A for B は「B の用途に A をあてる」という
用途の説明に近いと考えると整理しやすくなります。
(C) 代表・窓口・担当者としての for
「〜の代表として/〜の窓口として話す・動く」というときにも
for が使われます。
人・チーム・会社を“背負って話す/動く”イメージを持つと分かりやすくなります。
イメージ:前に立って話す人
会社やグループの前に立って、その人たちの代わりに
話したり決めたりする人を表すときに for を使います。
-
🧑💼 代表して話す:
She spoke for the team.
(彼女がチームを代表して話しました) -
📞 問い合わせ窓口:
He is the contact person for the project.
(彼がそのプロジェクトの窓口担当です) -
🏢 会社の代表:
They act for the client.
(彼らはクライアントの代理として動いています)
ポイントは、for + 人/組織 のところが
「誰のために・誰の代表として」
なのかを示している、ということです。
| シーン | よくあるパターン | ニュアンス・ひとこと |
|---|---|---|
| 🧑⚖️ 会議・スピーチで代表して話す |
speak for Aanswer questions for A
|
A のメンバー全体の意見を、まとめて伝えるイメージ。 |
| 📧 問い合わせ・サポートの窓口 |
be the contact (person) for Abe in charge for A
|
A に関する連絡は、その人がまとめて受ける役目。 |
| 🤝 業務を代行する |
act for Asign a contract for A
|
A 自身ができない部分を、その人が代わりに行う。 |
| 🏷 名刺・プロフィールの肩書き |
a representative for Aa spokesperson for A
|
「A の代表/広報」という肩書き・ラベルを表す。 |
※ on behalf of A は「A を代表して」という意味で、
よりフォーマルで強い表現です。
日常会話やビジネスメールでは、まずは speak for A・act for A・contact person for A
などの for パターンに慣れておくと安心です。
(D) 日常でよく使う「お願い・感謝」フレーズ集(代理系)
「for + 人」を使うと、 「その人の代わりに/その人のためにやってもらう」お願いや、 それに対する感謝を、やさしく自然な英語で伝えられます。
📝 お願いフレーズ(代理してもらう)
「Could you」「Can you」+動詞+
for me / for us
で「〜してもらえますか?」のていねい表現になります。
| 英語フレーズ | 意味メモ |
|---|---|
Could you check this for me?
|
これを私の代わりに確認してもらえますか。 |
Can you call my doctor for me?
|
お医者さんに私の代わりに電話してくれる? |
Could you sign this form for my boss?
|
上司の代理としてこの書類にサインしてもらえますか。 |
Will you speak for us at the meeting?
|
会議で私たちの代わりに話してくれる? |
Please cover the shift for me tonight.
|
今夜のシフトを代わりに入ってください。 |
✅ ポイント:for me / for us / for my boss など、
「誰のために/誰の代わりに」かをハッキリさせるのがコツです。
💐 感謝フレーズ(代理してくれた人へ)
「Thank you for」+動詞-ing +
for me / for us
で、「〜してくれてありがとう(代理)」が伝えられます。
| 英語フレーズ | 意味メモ |
|---|---|
Thank you for calling the customer for me.
|
お客さんに私の代わりに電話してくれてありがとう。 |
Thanks for speaking for us in the meeting.
|
会議で私たちの代わりに発言してくれてありがとう。 |
Thank you for covering the shift for me yesterday.
|
昨日はシフトを代わりに入ってくれてありがとう。 |
Thank you for being there for me when I was down.
|
落ち込んでいたときに、そばにいてくれてありがとう。 |
Thank you for always being there for me.
|
いつも私の味方でいてくれてありがとう。(恋愛・大切な人向け) |
❤️ 「be there for 人」は、
精神的な支えになる
というニュアンスで、家族や恋人・親友などにとてもよく使われるフレーズです。
型ごとに覚えておくと、 「ちょっと代わりにお願いしたい/してくれてありがとう」が、すぐ英語で出てくるようになります。
セクション19. 代理や代用、代表を表す for:例文
He will stand in for me at the presentation tomorrow.
彼はあしたのプレゼンで、私の代わりをしてくれます。
語注: stand in for = 人の代わりをする。presentation = 発表会・プレゼン。
型: S will stand in for 人 at 行事 で「〜の代役をする」。
レジスター: ビジネスでも日常会話でもよく使える、やや口語寄りの表現。
Can you cover for me on Friday evening?
金曜の夜、私の代わりに仕事に入ってもらえますか。
語注: cover for = 仕事などを代わりにする。evening = 夕方・夜。
型: Can you cover for 人 on 日時? でシフト交代などをていねいにお願い。
よくある誤り: ×cover me だけだと「私を隠す」の意味になるので、for を忘れない。
I cannot speak for everyone in the company.
会社のみんなを代表して話している、とは私には言えません。
語注: speak for = 〜を代表して話す。everyone = みんな。
型: I cannot speak for 全体 で「全員の意見とは限らない」と遠慮する言い方。
使い分け: speak of は「〜について話す」、speak for は「〜を代表して話す」。前置詞に注意。
Ms. Lee is speaking for our team in today's online meeting.
リーさんが、きょうのオンライン会議で私たちのチームを代表して発言しています。
語注: speak for = 〜を代表して話す。online meeting = オンライン会議。
型: S be speaking for グループ in 会議 で「会議で〜を代表している」状況を表す。
レジスター: ビジネスメールでは represent もよく使われるが、会話では speak for が自然。
The wrong file was substituted for the final report by mistake.
まちがったファイルが、最終報告書の代わりに誤って提出されました。
語注: substitute A for B = B の代わりに A を使う。by mistake = 誤って。
型: 受動形 A is substituted for B で「B の代わりに A が使われる」。
よくある誤り: substitute B with A など言い方が混ざりやすいので、「for の後ろが元のもの」と意識する。
I am standing in for my manager while she is on vacation.
上司が休暇のあいだ、私は上司の代わりをしています。
語注: standing in for = stand in for の進行形。manager = 上司。vacation = 休暇。
型: S be standing in for 人 while S' ... で「〜のあいだ代わりをしている」。
コロケーション: 仕事の場面で stand in for my boss / supervisor がよく使われる。
Please cover for Tom until he gets back.
トムが戻るまで、彼の代わりをお願いできますか。
語注: cover for = 仕事を代わりに行う。until = 〜するまで。
型: Please cover for 人 until S V ... で「〜するまで代わってほしい」。
レジスター: 丁寧に頼みたいときは Please をつけるとやわらかくなる。
No one can stand in for you in this exam.
このテストで、あなたの代わりに受けられる人はだれもいません。
語注: No one = だれも〜ない。exam = 試験。
型: No one can stand in for 人 in 場面 で「その場は本人しかできない」と強調。
使い分け: テストや面接など、本人が絶対に必要な場面を説明するときに便利な言い方。
Could you speak for our group at the event tomorrow?
あしたのイベントで、私たちのグループを代表して話してもらえますか。
語注: speak for = 〜を代表して話す。event = 行事・イベント。
型: Could you speak for グループ at イベント? で「代表スピーチ」をお願い。
レジスター: Could you は丁寧な依頼。ビジネスの場でも安心して使える。
Our old laptop cannot substitute for a proper video camera.
古いノートパソコンは、ちゃんとしたビデオカメラの代わりにはなりません。
語注: substitute for = 〜の代わりになる。proper = きちんとした。
型: 物 cannot substitute for 物 で「〜の代わりにはならない」。
使い分け: 「完全な代用にはならない」と言いたいときに便利。似ていても性能が足りないニュアンス。
All the seats are already spoken for by our clients.
席はすべて、すでにお客様の予約でうまっています。
語注: be spoken for = 予約済みである・もう他の人のものになっている。client = 顧客。
型: Seats are spoken for で「席は予約済みです」という決まり文句。
コロケーション: tickets / rooms / seats など「数に限りがあるもの」とよく一緒に使う。
Will you stand in for him just for today, or is that too much?
きょうだけでいいので、彼の代わりをしてくれませんか。それは負担が大きすぎますか。
語注: just for today = 今日だけ。too much = 負担が大きすぎる。
型: Will you stand in for 人 just for 期間? で「期間を区切って代役を頼む」。
レジスター: 仲の良い同僚・友人どうしの会話でよく使うカジュアルな聞き方。
Thank you for always speaking for me when I am too shy to talk.
私が恥ずかしくて話せないとき、いつも私の代わりに気持ちを伝えてくれてありがとう。
語注: shy = 恥ずかしがり屋な、内気な。speak for me = 私の気持ちを代わりに言葉にする。
型: Thank you for V-ing for me when S ... で「〜なとき、私のために〜してくれてありがとう」。
レジスター: 恋人やとても親しい人に、感謝と好意を伝えるときに使えるロマンチックな言い方。
In emergencies, a simple email can substitute for a formal letter.
緊急時には、かんたんなメールが正式な手紙の代わりになります。
語注: emergency = 緊急時。formal letter = きちんとした形式の手紙・文書。
型: In 場面, A can substitute for B で「ある場面では A が B の代用になる」。
使い分け: ふだんは手紙だが、特別な状況ではメールでもよい、という「条件付きの代用」のニュアンスを出せる。
ミニ注意・ミニまとめ(代理・代用・代表の for)
substitute / speak for / stand in for / cover for のポイント整理-
substitute A for B =
B の代わりに A を使う
→ 日本語と語順が逆になりやすいので、for のあとが「元のもの」と覚える。 -
be substituted for B =
「B の代わりに使われる」の受け身。
→ 書類やファイルなど、ビジネス文書でよく登場。 -
speak for 人 =
その人・グループを代表して話す。
speak of / speak aboutは「〜について話す」で別物。 -
cover for / stand in for =
「シフトや仕事を代わりにする」。
→cover meだけだと「私をかくす」の意味にもなるので、 for を忘れない。 -
be spoken for =
「予約済み・もう他の人のもの」。
→ 席・チケット・部屋など、数に限りがあるものに使う決まり表現。
| stand in for | 一時的な「代役」。会議・授業・イベントなど。 |
| cover for | シフト・仕事を「肩代わり」するイメージ。 |
| speak for | 「代表して話す/気持ちを代弁する」。発言の場面で多い。 |
| substitute for | 物・方法が「代用品になる」。書きことば寄り。 |
同じ「代わり」でも、人の代役か 物・方法の代用かで、よく使う動詞が少しずつ変わる。
-
人の代役:
stand in for 人/cover for 人 -
物・方法の代用:
substitute A for B(B の代わりに A) -
代表・代弁:
speak for 人 / グループ,be spoken for(予約済み) - for の向き を 「だれ・なにのために」「だれ・なにの代わりに」としてイメージすると迷いにくい。
モチベーションメッセージ
代理・代用・代表の for をスッと使い分けられると、
仕事のメールでの「代わりに対応します」「代表してお話しします」、会議での一言が
ぐっと自然でプロっぽく
なります。
文法用語として覚えるだけでなく、「現場でそのまま使えるフレーズ集」として少しずつ口になじませていきましょう。
20. 表示を表す for
看板やラベル、アプリの画面などでは、
「誰のため/何のため」
を短く伝えるために
for がよく使われます。
文章というより、
タグやラベル
のように「表示」として働くイメージです。
例:for members(会員用)/for kids(子ども向け)/for takeout(お持ち帰り用)など。
イメージと言葉の整理 🏷️
日本語でよく見る
「〜用」・
「〜向け」・
「〜専用」
は、英語では
for + 名詞 で表すことが多くあります。
- 「会員専用」→ for members (誰のため?を示す)
- 「子ども向け番組」→ for kids (どんな人向け?を示す)
- 「お持ち帰り用カップ」→ for takeout (どう使う?という用途を示す)
ポイントは、「長い説明文」ではなく
パッと見て分かる一言ラベル
として for を使うことです。日本語で「〜用/〜向け」と書きたくなったら、
まず for を思い出しましょう。
用法マップ(ミニ表)
| どんな表示? | 何を示す for? |
代表的な例 | 日本語のイメージ |
|---|---|---|---|
| 🏬 店頭・看板 | 商品・サービスの 用途・対象 |
for salerooms for students
|
「売り出し中」「学生向け」「〜用の部屋」など、外から見て分かるラベル。 |
| 📦 パッケージ・ラベル・注意書き | 使う人・使い方 や禁止事項 |
for external use onlynot for children
|
「外用専用」「子どもには使わないで」など、使用条件としての表示。 |
| 📄 書類・フォーム・欄 | 誰が書く/読む欄か を示す |
for office use onlyinstructions for applicants
|
「事務用」「応募者向けの説明」など、書類の対象や用途をラベルづけ。 |
| 💻 Web・アプリ・UI 表示 | 画面や機能の 対象ユーザー |
help for beginnerssettings for this account
|
「初心者向けヘルプ」「このアカウント用の設定」など、UI テキストとしての for。
|
同じ for でも、
看板・
ラベル・
書類・
アプリ
など、どこに表示されるかで雰囲気が少し変わります。まずは「日本語で『〜用/〜向け』と書きそうなところには、
for + 名詞 が来やすい」とつかんでおきましょう。
(A) 店頭表示・看板の for
お店や施設の看板には、長い文ではなく
「パッと見て分かる一言ラベル」
がよく使われます。英語では、そのラベルに
for + 名詞
を使って、
「誰のため?」「何の用途?」
を表します。
🏬
for sale
🏠
rooms for rent
「売り出し中」「賃貸用」など、商品の「状態」を短く表示。
🅿️
parking for customers only
🚻
restroom for staff
「お客様専用」「スタッフ用」など、使える人・使えない人を示すラベル。
☕
coffee for here
🍱
meals for takeout
「店内用」「お持ち帰り用」など、どう使うか・どこで使うかを短く表示。
店頭表示での for の型
| 型 | 意味・役割 | 看板イメージ | 日本語の感覚 |
|---|---|---|---|
for sale / rent
|
商品・物件が 何の目的で出ているか を示す。 |
FOR SALE APARTMENT FOR RENT |
「売り物です」「賃貸用です」。 「〜用に出しています」というベタっとしたラベル。 |
parking for customers only
|
利用者の条件 を表示。 | PARKING FOR CUSTOMERS ONLY |
「お客様以外は使わないで」。only が付くと「〜だけ」の強めの制限。
|
seats for seniors
|
特定の人の ための席・場所 を示す。 | SEATS FOR SENIORS |
「高齢者のための席」。 優先席のようなニュアンスでやさしい印象。 |
meals for takeout
|
提供スタイル(店内/持ち帰り)などの 用途 を示す。 | MEALS FOR TAKEOUT |
「テイクアウト用メニュー」。 「〜用メニュー表」などの見出しにぴったり。 |
- 店頭表示の for は「文」ではなくラベル として使うのが自然です。
-
It is for sale.も文としては正しいですが、 看板・張り紙ではFOR SALEとだけ書くのがふつうです。 -
日本語で「〜専用」「〜向け」「〜用」と書きたくなったら、
まず
for + 名詞で店頭ラベルっぽく言えないか考えてみましょう。
(B) ラベル・パッケージ・注意書きの for
シャンプーのボトルや、お薬・お菓子の
ラベル・箱・袋
には、短い英語がたくさん書かれています。その多くで使われているのが
for + 名詞 / 動名詞 です。
「誰のための?」「どんな用途の?」「どんな使い方の?」
を一言で伝える便利なラベルが、
for
です。
cream for sensitive skin
toys for ages 3 and up
「敏感肌の人のため」「3歳以上向け」のように、
使う人のタイプを一言で表示します。
for external use only
not for children
「外用専用」「子ども向きではない」など、
直接「禁止!」と言うより少しやわらかい言い方。
for daily use
for best results, use twice a day.
「毎日用」「一番効果が出る使い方」をコンパクトに案内。
ラベル・パッケージでよく見る for の型
| 型 | 意味・役割 | 例 | 日本語の感覚 |
|---|---|---|---|
for sensitive skin
|
商品が どんな人向けか を示す。 | Shampoo for sensitive skin |
「敏感肌用シャンプー」。 「〜用」「〜向け」というラベル。 |
for ages 3 and up
|
対象年齢 を示す。 | Game for ages 3 and up |
「3歳以上向け」。 日本語の「対象年齢:3歳〜」に近い。 |
for external use only
|
使い方の 範囲・制限 を示す。 | Cream for external use only |
「外用のみにお使いください」。 飲まないで、の遠回し表現。 |
for daily use
|
どのくらいの頻度で使うか を案内。 | Lotion for daily use |
「毎日用のローション」。 使うペースをやさしく提案する言い方。 |
report for internal use only
|
利用範囲 を制限するラベル。 | For internal use only |
「社内用」「社外秘」のようなニュアンス。 メールや資料のフッターにもよく使う。 |
-
ラベル・注意書きでは
It is for external use only.よりもFor external use only.のように、短いフレーズだけで書くのが自然です。 -
not for children under 3の語順はnot + for + 人(children) + 条件の形を崩さないようにしましょう。 -
日本語で「〜用」「〜向け」「〜専用」と書かれているところを見たら、
頭の中で一度
for + 名詞 / 年齢 / 使い方に置き換えてみると、英語のラベル感覚が身につきます。
-
誰向け・
どんな用途・
どんな使い方
を、短く分かりやすく伝えるのがラベルの
for。 -
文にせず
for + 名詞 / 動名詞のフレーズにすると、パッケージや注意書きらしい英語になります。 -
日常でも、資料のタイトルに
Guide for new employeesのように付けると、「誰のための資料か」が一目で伝わるようになります。
(C) 書類・フォーム・欄の for
申込書・アンケート・社内の稟議フォームなどには、 「この欄はだれのため?」「だれが書く?」 を示すラベルがよく付きます。
そこで活躍するのが
for。
for + 人・部署・用途
で、その欄の
「担当・用途ラベル」
をコンパクトに表します。
-
for applicantで 「ここは申請者用」という ラベル を示しています。 -
for office use onlyは 「ここは事務側だけが使う・記入する」と 利用者を限定 しています。 -
日本語の「記入不要」「事務記入欄」「担当者記入欄」に当たる部分が、
英語では
for ...でサッと書かれることが多いです。
書類・フォームでよく見る for の型
| よくある見出し | 意味・役割 | 日本語イメージ | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
For applicant
|
申請者本人が記入する欄だと示す 担当ラベル。 | 「申請者記入欄」「本人記入欄」 | 文ではなく「見出し」なので、主語や動詞は省いてOK。 |
For office use only
|
事務・受付など 事務側だけが使う欄 だと示す。 | 「事務局記入欄」「※事務用」など。 | 学校・役所・会社のフォームでほぼ定番のフレーズ。 |
Details for emergency contact
|
緊急連絡先に関する情報 を書く欄だと示す。 | 「緊急連絡先」欄のタイトルに近い。 | contact = 連絡先。フォームのセクションタイトルにもよく使う。 |
Space for signature
|
署名を書く場所 だと示す。 | 「署名欄」「サイン欄」。 | signature = 署名。線だけが引いてある欄の説明にぴったり。 |
Section for teacher's comments
|
先生がコメントを書く欄 だと示す。 | 成績表などの「教師記入欄」。 |
「だれのコメントか」を for + 人 で表現。
|
-
フォームの見出しは
For office use onlyのように、 for から始まるフレーズだけ にするのが自然です。 -
It is for office use only.のように文にしてしまうと、 ラベルではなく 「説明文」っぽくなってしまいます。 -
語順もそのまま使うのが安全です。
only for office useと並べ替えるより、 見出しではFor office use onlyが定番だと思っておきましょう。
-
フォーム・書類では、
for applicant / for office use only / for signatureなどの 担当者ラベル にforが大活躍。 -
日本語の「〜記入欄」「〜用」「※事務記入」などは、
英語では
for + 人 / 用途と考えるとスムーズに訳せます。 - 実際のフォームや PDF を見るときに、 こうした for から始まる見出し を探してみると、書類英語の読み方に自信がついていきます。
(D) Web・アプリ・UI 表示の for
Web やアプリの画面では、 「だれ向け?」「どんな用途向け?」 を一瞬で伝えるラベルがよく使われます。
そこで活躍するのが
for。
For you /
For business /
For kids
のように、
「〜向け」「〜用」 をコンパクトに表示できます。
-
For youは「あなた向け」「あなた用」。 パーソナライズされたおすすめ によく使われます。 -
For workは「仕事向け」「ビジネス用途向け」。 「仕事モードに切り替えるタブ」のイメージです。 -
For kidsは「子ども向け」。 コンテンツの 対象ユーザー を示しています。 -
UI では文ではなく
短いラベル
にしたいので、
For + 名詞の形だけで十分です。
UI でよく見る for 表示パターン
| UI 表示例 | 意味・使いどころ | 日本語イメージ | ポイント |
|---|---|---|---|
For you
|
ユーザーに 個別におすすめ されたコンテンツのタブやセクション名。 | 「あなたにおすすめ」「あなた向け」 |
"To you" はふつうメッセージの向きなので、タブ名には
For you が自然。
|
For beginners
|
初心者向けコンテンツ のフィルターやタグ。 | 「初心者向け」「入門向け」 | beginner = 初心者。学習レベル別メニューによく使われる。 |
For businessFor personal use
|
料金プランやアカウント種別など、 用途で区別 したときのラベル。 | 「ビジネス向け」「個人利用向け」 | UI では "Plan for business" のように名詞と合わせるパターンも多い。 |
For AndroidFor iOS
|
ダウンロードボタンやリンクで、 対応OS を示す。 | 「Android 用」「iOS 用」 |
OS名の前に for を置くと「〜向けバージョン」と分かりやすい。
|
Filter for photosSearch for friends
|
動詞+ for + 対象 で、「何を絞り込む/探すか」を示す。 | 「写真を絞り込む」「友だちを探す」 | command ボタンのテキストとしてもよく使われる形。 |
-
タブ名・ボタン名では
For youが自然です。To youにすると「〜に送る」ニュアンスが強くなり、 UIラベルとして不自然 になりがちです。 - 「〜向け」「〜用」は for + 人/用途/機種 をまず疑いましょう。
-
文として長く書くより、UI では
For beginnersのような 短いフレーズ のほうが読みやすく、デザインにも収まりやすいです。
-
Web・アプリの世界では、
For you / For work / For kids / For Androidなど、 for + 名詞 が UI ラベルの基本パターン。 - 自分でアプリやサイトを作るときも、 この形をそのまま真似すれば、 英語ネイティブが見ても自然な画面 に近づきます。
-
ふだん使っているサービスの「おすすめ」「プラン選択」の表示を観察して、
どんな
forが使われているか探してみると、 UI 英語のセンスが一段アップします。
20. 表示を表す for:看板・ラベル・UI 表現の例文
Every item marked for sale is clearly tagged on this page.
このページでは、「販売用」と表示された商品は、すべてはっきりとタグが付けられています。
語注: for sale = 売り物の/販売用の。item = 商品。
型: Every item marked for sale + be + clearly tagged(受動の形で「表示されている」イメージ)。
コロケーション: marked for sale は「販売表示が付いている」という決まり文句に近い言い方です。
This camera is not for sale; it is for display only in the store.
このカメラは「販売用」ではなく、店内の「展示専用」です。
語注: for display only = 展示専用。not for sale = 売り物ではない。
型: A is not for sale; it is for display only. の形で、「販売用か展示用か」を対比しています。
よくある誤り: ×for only display とは言わず、〇for display only と語順に注意しましょう。
Are these rooms still for rent, or have they already been booked?
この部屋はまだ「賃貸中」ですか、それともすでに予約済みですか。
語注: for rent = 賃貸用。book = 予約する。
型: Are A for rent, or have they been booked? と現在形+現在完了を組み合わせた疑問文。
使い分け: for rent は「貸し出し中」、rented は「すでに借りられている」状態を指すことが多いです。
Please click the button for members only to see the premium content.
プレミアムコンテンツを見るには、「会員専用」と表示されたボタンをクリックしてください。
語注: for members only = 会員専用。premium content = 有料・特典コンテンツ。
型: Click the button for members only to ... で「〜と表示されたボタンをクリックして〜する」という命令文。
レジスター: Please を付けると、ビジネスサイトでも丁寧な印象になります。
The lounge on the top floor is for adults only after 8 p.m.
最上階のラウンジは、午後8時以降は「大人専用」です。
語注: for adults only = 大人専用。lounge = ラウンジ、くつろぎスペース。
型: A is for adults only after 時刻 で、「時間帯による利用制限」を表示できます。
使い分け: only for adults も意味は近いですが、注意書きのラベルでは for adults only が定番です。
Is this playlist for adults only, or is it okay for teens to listen too?
このプレイリストは「大人専用」ですか、それとも10代が聞いても大丈夫ですか。
語注: playlist = 再生リスト。teens = 10代の人たち。
型: Is A for adults only, or ...? で「表示がどこまでの人を対象としているか」をたずねる疑問文。
よくある誤り: ×for only adults と並び替えないように注意しましょう。
The apartments have been listed for rent on our website since last week.
そのアパートは、先週から当社のサイトに「賃貸物件」として掲載されています。
語注: have been listed = 掲載されている(現在完了受動)。for rent = 賃貸用。
型: A have been listed for rent on B since ... で「〜からずっと賃貸として載っている」を表します。
レジスター: 不動産系サイト・ビジネスメールでよく使われる落ち着いた表現です。
This page is being redesigned for mobile users, so some labels may look different today.
このページは「スマホ利用者向け」にデザインを作り直しているところなので、今日はいくつかの表示がいつもと違って見えるかもしれません。
語注: be being redesigned = ちょうど今、再デザインされているところ。label = ラベル表示。
型: This page is being redesigned for A, so B. の形で、「A向けに作り直しているので B」という因果を表します。
使い分け: 完了形ではなく進行形なので、「作業の最中である」ニュアンスが強く出ます。
Products marked for sale online must match the prices shown in the store.
オンラインで「販売中」と表示されている商品は、店頭の価格と一致していなければなりません。
語注: marked for sale = 販売中と表示されている。match = 一致する。
型: Products marked for sale ... must match ... で、先に「表示条件」を説明してからルールを述べています。
コロケーション: prices shown(表示価格)も、ビジネス文書でよく使われる組み合わせです。
Do not share the link for members only when you post in public chat rooms.
公開チャットに投稿するときは、「会員専用」と表示されたリンクは共有しないでください。
語注: public chat rooms = 誰でも見られるチャットルーム。Do not ... = 〜してはいけません(強めの禁止)。
型: Do not share A for members only when you ... で、「〜と表示されたAを〜するときに共有するな」という禁止文。
よくある誤り: ×link of members only ではなく、〇link for members only と言います。
Is there a section for rent information on the English version of the site?
サイトの英語版には、「賃貸情報」用のセクションはありますか。
語注: section = セクション、まとまった区画。version = 〜版。
型: Is there a section for A information on B? で「B上にA情報用のセクションはありますか」とたずねる形。
使い分け: for rent information のように、for + 名詞 で「〜に関する情報」とラベルづけできます。
If your video is marked for adults only, you must add a clear warning on the thumbnail.
あなたの動画が「大人専用」と表示されている場合は、サムネイルに分かりやすい警告を追加しなければなりません。
語注: thumbnail = サムネイル画像。marked = 表示されている、印が付けられている。
型: If A is marked for adults only, you must ... の形で、表示ラベルにもとづく条件文になっています。
よくある誤り: ×marked as adults only でも通じますが、ラベル文言に合わせて for adults only をそのまま使う方が自然です。
She wrote "For you" on the gift tag for our first date anniversary.
彼女は、私たちの初デート記念日のプレゼントのタグに「For you」と書いてくれました。
語注: gift tag = プレゼントに付ける小さなカード。anniversary = 記念日。
型: write "For you" on the gift tag で、「For you」と表示されたタグを書く、という表現になります。
モチベーション: シンプルな For you でも、タグやカードに書くと、とても気持ちが伝わるフレーズになります。
This checkbox is not for sale options; it is for rent requests only, so please choose carefully.
このチェックボックスは「販売用オプション」ではなく、「賃貸希望」用だけなので、選択には注意してください。
語注: checkbox = チェックボックス。request = 申し込み、依頼。
型: This checkbox is not for sale options; it is for rent requests only. と対比させて、「何用の欄か」をはっきり表示しています。
よくある誤り: 「〜用のチェックボックス」は ×checkbox of sale ではなく、〇checkbox for sale のように for でつなぎます。
-
1
for + 名詞は「ラベル/用途」、about + 名詞は「内容」のイメージ。
例:✗This page is about members only.
✓This page is for members only. -
2
for sale と on sale は別物。
・for sale= 売りに出している(通常価格でも OK)
・on sale= セール中・値下げ中 -
3
「〜情報/〜用ページ」は日本語と語順が逆になりやすいです。
日本語「賃貸情報ページ」
→ 英語はa page for rent information(先にfor + 名詞でラベル) -
4
看板・ラベルは 受動+for が基本。
例:The bottle is labeled for adults only.(「大人専用」と表示されている)
ボタン・看板・ラベル・UI などの「ラベルづけ」にぴったりです。
例:for members only, for mobile users, for rent, for adults only など。
be marked / be labeled / be shown + for ~ で「〜と表示されている」と覚えると、実務のメールや仕様書も読みやすくなります。
「表示の for」を押さえておくと、英語の看板や Web 画面の一言が一瞬で解読できるようになります。海外サイトやアプリでも、「このボタンは誰のため?何のため?」をすぐに判断できて、操作ミスもぐっと減らせます。
21. 「〜にとって」「〜するには」を表す for
前置詞 for は、
for + 人
で「〜にとって」、
for + A to 動詞
で「〜するには」のイメージを表します。
誰の立場から見た話か、何をするための条件なのかという
「視点」と「条件」
をつなぐ役割に注目しながら、やさしく整理していきます。
イメージと言葉の整理:「誰にとって?」「何をするには?」
日本語の「〜にとって」「〜するには」は、よく for で表します。
- 視点: For me, English is fun. →「私にとって英語は楽しい」
- むずかしさ・しやすさ: It is hard for children to study at night. →「夜勉強するのは、子どもにとって大変だ」
- 条件・前提: For this plan to work, we need more time. →「この計画がうまくいくには、もっと時間が必要だ」
ポイントは、まず 「誰の目線?」 と 「何をするため?」 を決めてから英文を組み立てることです。
for のイメージ図
STEP 1 「誰 / 何について話している?」
me / you / children / this plan
(人・物・計画など)
↓ for ↓
STEP 2 「どう感じる?何をする?」
- English is fun.(楽しい)
- to study at night(勉強する)
- to work / to succeed(うまくいく)
用法マップ:for で表す「〜にとって」「〜するには」
日本語の「〜にとって」「〜するには」が出てきたら、まずこの4パターンのどれかを疑う、と覚えておくと楽です。
| タイプ | 基本パターン | 意味・使いどころ | ミニ例文 |
|---|---|---|---|
| 視点 「〜にとって」 |
For + 人, S V ...
|
誰の立場から見た意見・気持ちかをはっきりさせるとき。
(「私にとって」「子どもにとって」など) |
For me, this job is exciting.→ この仕事は私にとってワクワクする。 |
| 難易度 「〜するには〜だ」 |
It is ADJ for 人 to 動詞
|
「〜にとって〜しやすい/しにくい」「〜するには大事だ」など、 行動のしやすさ・重要さを言うとき。 |
It is hard for kids to sit still.→ 子どもがじっと座っているには大変だ。 |
| 条件 「〜するには〜が必要」 |
For + A to 動詞, S V ...
|
何かがうまくいくための条件・前提を言うとき。
(「〜するには〜が必要だ」) |
For this event to succeed, we need support.→ このイベントが成功するには、サポートが必要だ。 |
| 程度 「〜にとって〜すぎる/十分」 |
too ADJ for 人 to 動詞ADJ enough for 人 to 動詞
|
ある人の立場から見た「多すぎる」「ちょうどよい」を表すとき。 |
This bag is too heavy for me to carry.→ このカバンは私には重すぎて持てない。 |
まずは、日本語で「〜にとって」「〜するには」と感じたら、上のどのパターンかを考え、 for + 人 と for + A to 動詞 を使い分けるイメージをつかみましょう。
🧭 視点をあらわす for:「誰にとって?」をはっきりさせる
for + 人
は、「〜にとって」「〜の立場から見ると」という
“視点マーカー”。
評価・感想・難易度などを、「誰の目線?」とセットで伝えられます。
1. 基本イメージ:「人 ➜ 物ごと」に矢印が伸びる
私 / 子ども / 会社 のような「人や組織」から、 仕事 / 英語 / ルール などの「対象」へ、気持ちや評価の矢印を飛ばすイメージです。
(誰の立場?)
(何についての気持ち?)
よく使う基本パターン
-
For + 人, S V ...
For me, this job is exciting.
→ この仕事は私にとってワクワクする。 -
S V ... for + 人
This place is too noisy for children.
→ ここは子どもにとってうるさすぎる。
文頭に置くと「まず視点を強調」、文末に置くと「あとから補足」のニュアンスになります。
2. 使いみち別ミニ例
For me, English is fun.
→ 英語は「私にとって」楽しい。
「For me,」で 「私の目線だよ」 と先に宣言する感じ。
This test is very difficult for beginners.
→ このテストは初心者にとってとても難しい。
「誰にとって難しいのか?」を for beginners で指定しています。
You are special for me.
→ 君は僕にとって特別だよ。
シンプルだけど、そのまま使える定番フレーズです。
3. ミニ注意点&コツ
-
「for + 人」は「〜のために」だけではない
「目的」だけでなく、「〜にとって」の 感覚・評価を表す用法もとても多いです。 -
感情・評価の形容詞と相性がよい
easy / hard / important / natural / unusual / normalなどとよく組み合わせます。 -
「for + 人」を抜くと誰の視点かわからない
It is hard. だけだと「誰にとって?」が不明なので、 for me / for kids などで視点を足してあげます。
ワンポイント 日本語からの変換のコツ
-
日本語の文から「誰にとって?」を探す。
例)「私にとって〜」「子どもにとって〜」など -
その部分を
for + 人に変える。
例)私にとって →for me/ 子どもにとって →for children - 文頭か文末に置いて、評価・感想の文とつなげる。
まずは「For me, ...」「for beginners」の2パターンを 会話で何度か口に出してみると、感覚でつかみやすくなります。
「私にとってはこう思う」「初心者にとっては難しい」といった ていねいな意見表明 がぐっと自然になります。
英語で自分の感覚や価値観を伝えやすくなるので、スピーキングの幅も広がります。
🎯 「〜するには〜だ」を一気に言える便利パターン
It is ADJ for 人 to V
は、「(人にとって)〜するには〜だ」をコンパクトに言える定番の形。
「誰にとって」「何をするのが」「どんなふうか」を、きれいに並べて表現できます。
1. パターンの分解:「It がダミー主語」
It is ADJ for 人 to V は、次の4パーツからできています:
ダミー主語 + is ADJ
形容詞 + for + 人
誰にとって? + to + V
何をする?
よく使う形容詞(ADJ)
- easy / hard / difficult (簡単 / 難しい)
- important / necessary (重要だ / 必要だ)
- natural / unusual / strange (自然だ / ふつうでない / 変だ)
基本例:
It is hard for me to wake up early.
→ 私にとって、早起きするのは大変だ。
「視点(for me)」+「すること(to wake up early)」+「評価(hard)」がワンセットになっています。
ポイントは、「It」=本当の意味の主語ではないこと。
本当の主語は to V(〜すること)で、それを後ろに回して言いやすくした形です。
2. 用法マップ:どんな場面で使う?
| 場面 | よく使う ADJ | ミニ例 |
|---|---|---|
| 難易度 | easy hard | It is hard for kids to sit still. |
| 重要性 | important necessary | It is important for you to rest. |
| 自然さ・ふつう度 | natural normal | It is natural for him to be shy. |
| 恋愛💗 | hard easy | It is hard for me to forget you. |
コアの意味 「人にとって、〜するのは〜だ」を言う枠組み。
日本語との対応
「〜するのは難しい」「〜するのはふつうだ」「〜するのは大事だ」などを
for 人
を足すことで、「誰にとって?」までクリアにできます。
まずは It is hard for me to ... と
It is important for you to ... の2パターンを
自分のこと・相手のことに当てはめて、何文か作ってみるのがおすすめです。
3. ミニ注意点&モチベーション
-
「for 人」を忘れない
It is easy to use this app. だと「誰にとって?」が分かりません。
for beginners などを足すと、ぐっと親切な表現になります。 -
「to + V」は動詞の原形
× touses/ tousedではなく、 to use のように原形にします。 -
ADJ を変えるだけで表現の幅が広がる
hard → easy / important / fun / dangerous などに入れ替えるだけで、
同じパターンからたくさんの文が作れます。
モチベーション 「It is ADJ for 人 to V」が使えると…
- 「子どもにとっては難しいけど、大人にとっては簡単」のような 細かいニュアンスを英語で言える。
- ビジネスメールで「お客様にとって分かりやすい」「チームにとって必要」など、 相手目線を大事にした表現ができる。
- 恋愛トークでも「It is hard for me to forget you.」のように、 自分の気持ちをストレートに伝えられる。
「It is ADJ for 人 to V」は、ていねいに気持ちや評価を伝えるための万能フレームです。
自分の生活に合う for me / for my team / for our customers などを組み合わせて、
ぜひ「自分専用のフレーズ集」を作ってみてください。
🔧 「〜するには〜が必要」の条件ブロック:For + A to V
For + A to V
は、「AがVするには〜が必要だ」という
条件ブロックを作る表現です。
「何がどうなるためには」「どんな条件がいるか」を、文頭にまとめて置けるのが特徴です。
1. イメージ:「条件ブロック」を先に出す for
For + A to V, S V ... は、「AがVするには、SがVしなければならない」という形です。
For A to V, S V ...
→ A が V するための「前提」
→ 実際に「必要なこと」「条件」を言う部分
例 1(ビジネス):
For this plan to work, we need your support.
→ この計画がうまくいくためには、あなたのサポートが必要です。
- this plan = 「この計画」
- work = うまくいく / 機能する
- need your support = あなたの支援が必要だ
例 2(恋愛):
For our relationship to grow, we have to be honest.
→ 私たちの関係が深まるためには、正直でいなきゃいけないね。
- relationship = 関係(恋愛にも友情にも使える)
- grow = 成長する、深まる
- be honest = 正直でいる
ミニ注意 A のところは「Vするもの」になります。
For this machine to work, ...
For you to pass the exam, ...
のように、「誰 / 何」が「何をする」ためなのかをセットで意識しましょう。
2. 用法マップ:どんな「必要条件」を言える?
| 場面 | For + A to V | 意味のポイント |
|---|---|---|
| ビジネス |
For this project to succeed
|
このプロジェクトが 成功するには |
| 勉強・成長 |
For you to improve
|
あなたが上達するには |
| 生活・健康 |
For you to stay healthy
|
健康でいるには |
| 恋愛・人間関係 |
For us to trust each other
|
お互いを信頼するには |
It is ADJ for 人 to V と比較
-
It is ADJ for 人 to V:
「人にとって〜するのは〜だ」(評価メイン) -
For A to V, S V ...:
「AがVするにはSがVしないといけない」(条件メイン) -
どちらも
for + 人 / モノ + to Vを使いますが、
It is ... 型は「評価」、 For A to V, ... 型は「条件」と覚えると整理しやすいです。
モチベーション 「For + A to V」が使えると…
- 仕事で「成功の条件」「必要なステップ」を、一文でわかりやすく説明できる。
- 勉強・健康・目標など、自分のライフプランを英語で話すときに 説得力のある言い方になる。
-
恋愛や人間関係でも「関係を続けるために必要なこと」を、
感情的になりすぎず、落ち着いた大人の言い方で伝えられるようになります。
⚖️ 「多すぎてできない / じゅうぶんだからできる」を一気に言う for
too + 形容詞 + for 人 to V と 形容詞 + enough + for 人 to V を使うと、「量・程度」と「その人にできる / できない」をワンセットで言えます。
1. 基本パターンとイメージ
too パターン 「〜すぎて、(その人には)できない」
too + ADJ
for 人 to V
例:This box is too heavy for me to carry.
→ この箱は重すぎて、私には運べません。
「重さ(heavy)」がやりたいこと(運ぶ)」のじゃまをしているイメージ。
enough パターン 「じゅうぶん〜なので、その人はできる」
ADJ
enough
for 人 to V
例:She is confident enough for the team to rely on her.
→ 彼女は自信がじゅうぶんあるから、チームのみんなが頼りにできます。
恋愛ミニ例:
I am happy enough for us to keep going.
→ ぼくはじゅうぶん幸せだから、この関係を続けていきたいよ。
「幸せの量」が「関係を続ける」ことを後押ししているイメージです。
ミニ注意 語順に気をつけよう
-
❌
enough tall for him to play(NG)
✅tall enough for him to play - too は 形容詞の前、 enough は 形容詞の後ろ に置くのがポイント。
-
名詞を修飾するときは
too much + 名詞/enough + 名詞になるので、別パターンとして意識しておきましょう。
2. 用法マップ:too / enough + for 人 to V の使い分け
| パターン | ざっくり意味 | ミニ例 |
|---|---|---|
too ADJ
for 人 to V
|
〜すぎて、その人にはムリ | The movie was too long for kids to enjoy. |
ADJ
enough
for 人 to V
|
じゅうぶん〜なので、その人にできる | The room is big enough for us to study together. |
too much / enough + 名詞 + for 人 to V
|
「量」が多すぎる / 足りている | There is too much noise for me to concentrate. |
ミニ比較 It is ADJ for 人 to V / For A to V, S V とのちがい
-
It is hard for me to study.
→ 「勉強するのは大変だ」(評価) -
For me to study, I need some quiet.
→ 「勉強するには静けさが必要」(条件) -
It is too hard for me to study.
→ 「大変すぎて勉強できない」 (量・程度 が原因で「できない」)
ミニまとめ
- too + ADJ + for 人 to V → 「その人にはハードルが高すぎてできない」。
- ADJ + enough + for 人 to V → 「その人が行動できるレベルまで届いている」。
- for 人 to V は「その人目線での“できる/できない”」の枠組みを作るイメージ。
💡 このミニパターンを押さえておくと、
・「難しすぎて無理です」
・「あなたならきっとできるくらい十分です」
を、ていねいで大人っぽい英語で言えるようになります。
ビジネスでも恋愛でも、相手への「期待値」や「限界」を柔らかく伝えたいときにとても役立つ表現です。
21. 「〜にとって」「〜するには」を表す for の例文
This book is difficult for me.
この本は、私にとってはむずかしいです。
語注: difficult = むずかしい。「for me」で「私にとって」という意味になります。
型: S + be + ADJ + for 人 で「人にとって〜だ」を表します。
よくある誤り: ❌ difficult for I ではなく、✅ difficult for me のように「for + 目的格」を使います。
For me, this city is the best place to live.
私にとっては、この街が一番住みやすい場所です。
語注: For me = 私にとっては。the best place to live = 一番住みやすい場所。
型: For 人, S + V ... で「人から見ると、Sは〜だ」という言い方になります。
使い分け: 文頭の For me, ... は「自分の意見」をやわらかく出すときに便利です。
Is it easy for you to get up early?
あなたにとって、早起きするのは楽ですか。
語注: get up = 起きる。early = 早く。
型: Is it ADJ for 人 to V ... ? で「人にとってVするのはADJですか」とたずねる形になります。
コロケーション: easy for you to ..., hard for you to ... のペアでよく使われます。
It is important for us to listen to our customers.
私たちにとって、お客様の声を聞くことは大切です。
語注: important = 大切な。listen to = 耳をかたむけて聞く。
型: It is ADJ for us to V で「私たちにとってVすることはADJだ」を表します。
レジスター: ビジネスメールや会議でもよく使える、ていねいで中立的な言い方です。
It is not common for children to stay up so late.
子どもにとって、こんなにおそくまで起きているのはふつうではありません。
語注: common = よくある。stay up = 寝ないで起きている。
型: It is not ADJ for children to V で「子どもにとってVするのはふつうではない」を表します。
使い分け: not common は強く否定せず、「あまり一般的ではない」というやわらかい言い方です。
This rule is designed for children to stay safe online.
このルールは、子どもたちがオンラインで安全にすごすために作られています。
語注: be designed = 設計されている。stay safe = 安全にしている。
型: S be designed for A to V で「AがVするためにSが設計されている」という受動文になります。
レジスター: 規約、説明書、学校のおたよりなどフォーマルな文書でよく使われる形です。
For this plan to work, we need more time.
この計画がうまくいくには、もっと時間が必要です。
語注: plan = 計画。work = うまくいく、機能する。
型: 文頭の For A to V, S V ... で「AがVするには、Sが必要だ」という条件ブロックを作ります。
使い分け: For this plan to work はビジネス会議でとてもよく出てくる言い方です。
For you to get better, please take a short break every hour.
あなたがよくなるためには、1時間ごとに少し休みを取ってください。
語注: get better = よくなる。take a break = 休憩をとる。
型: For you to V, please ... で「あなたがVするには、...してください」というアドバイス命令文になります。
よくある誤り: ❌ For you get better ではなく、✅ For you to get better と to を忘れないようにします。
This coffee is too hot for me to drink now.
このコーヒーは、今の私には熱すぎて飲めません。
語注: too hot = 熱すぎる。drink = 飲む。
型: too ADJ for 人 to V で「人にとって〜すぎてVできない」という意味になります。
使い分け: too hot for me to drink は、「無理」「やめておくべき」というニュアンスをやわらかく伝えるときにも使えます。
The room is not bright enough for us to study in the evening.
この部屋は、私たちが夕方に勉強するには、明るさが足りません。
語注: bright = 明るい。enough = じゅうぶん。in the evening = 夕方に。
型: not ADJ enough for 人 to V で「人がVするにはADJが足りない」という意味になります。
対比: じゅうぶんな場合は bright enough for us to study、足りない場合は not bright enough for us to study と言いわけます。
It has been hard for me to balance work and family.
仕事と家族のバランスをとるのは、私にとってずっと大変でした。
語注: balance = バランスをとる。hard = 大変な。
型: It has been ADJ for me to V で「これまでずっと、私にとってVするのはADJだった」という現在完了の形になります。
バリエーション: It has become easier for me to balance work and family.(バランスをとるのが、前より楽になってきました。)
Would it be hard for you to move abroad for work?
仕事のために海外へ引っこすことは、あなたにとって大変でしょうか。
語注: move abroad = 海外へ引っこす。hard = つらい、大変な。
型: Would it be ADJ for you to V ... ? で「あなたにとってVするのはADJでしょうか」とていねいに聞く形になります。
レジスター: 面談や1対1の話し合いで、相手の気持ちを気づかいながらたずねるときに使いやすい表現です。
What does this change mean for us as a team?
この変化は、チームである私たちにとって、どんな意味がありますか。
語注: change = 変化。mean = 意味する。as a team = チームとして。
型: mean for us で「私たちにとってどんな意味があるか」を表します。
使い分け: for us as a team と言うと、「一人ひとり」ではなく「チーム全体」の視点で考えていることを強調できます。
It is not easy for me to forget you.
私にとって、あなたのことを忘れるのは簡単ではありません。
語注: forget = 忘れる。not easy = 簡単ではない。
型: It is not easy for me to V で「私にとってVするのは簡単ではない」という、気持ちをやわらかく伝える形です。
レジスター: ストレートに「忘れられない」と言うよりも少し控えめで、大人っぽい恋愛フレーズになります。
The form is provided for you to give feedback after the event.
このフォームは、イベント後にあなたがフィードバックを書くために用意されています。
語注: form = 用紙、フォーム。be provided = 提供されている。feedback = 感想・意見。
型: S be provided for you to V で「あなたがVするために、Sが用意されている」という受動文になります。
レジスター: Webフォームの説明や社内案内でとてもよく使われる自然な言い方です。
It has become easier for children to learn coding with tablets.
タブレットのおかげで、子どもたちにとってプログラミングを学ぶことが楽になってきました。
語注: has become easier = だんだん楽になってきた。coding = プログラミング。
型: It has become easier for children to V で「子どもにとってVするのが前より楽になってきた」という現在完了の変化を表します。
使い分け: It is easy は今の状態だけ、It has become easier は「以前とくらべて今は楽になった」という時間の流れも含みます。
ミニ注意・落とし穴 🔍
「for 人」「for A to V」のよくあるミスを先にチェック目的格を忘れない:❌ for I / ✅ for me
for + 目的格 が基本ルールです。
例: for I ではなく
for me。
小学生にも:I が「わたし」、me が「わたしを・わたしに」→ for の後ろは「〜に」の形 (me / you / him / her / us / them)。
「It is ADJ for 人 to V」の語順をくずさない
正しい型は
It is ADJ for 人 to V。
❌ It is for me easy to V のように、for 人 の位置を動かさないよう注意。
小学生にも:レゴの順番のように「It is + 形容詞 + for 人 + to ~」をセットで覚えると安心です。
「For A to V, S V...」で主語が二重にならないように
条件ブロックは
For A to V, S V ...。
❌ For this plan to work, this plan needs more time. のように A と S をそのまま重ねると、くどく見えます。
コツ:前半の A と、後半の主語 S は、どちらかを言いかえる(this plan → it など)と読みやすくなります。
too / enough + for 人 to V のかたまりを切らない
基本型:
too ADJ for 人 to V /
ADJ enough for 人 to V。
❌ too hot to drink for me ではなく、✅ too hot for me to drink。
小学生にも:「too / enough」から「for 人」「to ~」までが1セットのレールだと思って、バラバラにしないこと。
まとめ:for で「人の立場」と「条件ブロック」をスッキリ整理
型で覚えれば、会話でもライティングでも安心して使える✔ チェックリスト(ざっくり3パターン)
-
1
「〜にとって」 → ADJ for 人 / For 人, S V ...
-
2
「〜するには〜だ」 → It is ADJ for 人 to V
-
3
「〜するには … が必要」条件ブロック → For A to V, S V ...
🌱 モチベーション:一気に「言えること」が増える for
for + 人 をマスターすると、 「私にとって」「あなたにとって」「子どもにとって」など、 立場の違いをさらっと言い分けられるようになります。
さらに It is ADJ for 人 to V や For A to V, S V... を使えると、 会議での提案・恋愛トーク・日常の本音まで、自然な英語で説明できます。
次のステップでは、ここで見た型を意識しながら、 自分の「仕事」「家族」「趣味」「恋愛」をテーマに、3文ずつオリジナル文を作ってみると、定着がぐっと早くなります。
Lesson 095. for の用法まとめ
これまでの各セクションで見てきた for の使い方を、
「意味のまとまり」と「文型の型」という 2 本柱で一気にふり返るまとめセクションです。
例文を暗記するのではなく、🌳 意味の森(何と何をつなぐか)と 🧩 文型マップ(どんな型で出てくるか)をセットで押さえるのがゴールです。
for の世界を一枚の地図として整理します。
ステップ1:for の「意味の森」と「文型マップ」をざっくり整理
まずは、for が英語の中でどんな「つなぎ役」をしているのかを全体像で確認し、 そのあとで代表的な文型パターンをマップとして眺めます。
1. 「for の意味の森」をイメージでつかむ
for は、ざっくり言うと 「あるゴール・基準・相手」に向かって矢じるしが伸びているイメージです。
- 🎯 目的・役割: 「何のために?」「どんな用途の?」を示す
- 💬 評価・感情・賛成: 「誰にとって?」「何に対して?」という心の向き
- 📏 基準・対比・割合: 「〜にしては」「〜あたり」「〜という基準で」
- 👥 代理・表示・資格: 「誰の代わりに」「何用として」「誰向けとして」
- どのパターンでも、for の先に「ゴール・基準・対象」があると考えると整理しやすくなります。
これまでのセクションを、「意味の枝」にまとめると次のようなイメージになります。
どのセクションで学んだ for も、
上のどれかの枝にぶら下がるイメージで覚えておくと、
新しい表現に出会ったときも意味を推理しやすくなります。
2. よく出る「for の文型マップ」を型でおさえる
次は、for がどんな形(文型)で使われることが多いかを整理します。 「どの意味グループで、どの型がよく出るか」をセットで見ると、 例文の暗記に頼らず使い回しがしやすくなります。
| 文型パターン | ざっくり意味 | よく出る場面 | 主なカテゴリ |
|---|---|---|---|
for + 名詞 |
〜のための/〜用の/〜行きの | 用途・目的、予定、価格・時間・距離など | 目的・役割 基準・割合 |
for + 人 |
〜にとって/〜のために | 評価・基準、感情・好み、賛成・支持、代理・代表 | 感情・好み 評価・基準 |
for + -ing |
〜したことに対して/〜しているために | 感謝・謝罪・賞罰の理由、行動の原因・理由 | 原因・理由 感情 |
for 人 to V |
人が〜するには/人に〜してほしい | It is ADJ for 人 to V, 条件・必要条件, too/enough 構文 | 条件・前提 評価 |
名詞 + for + 名詞 / -ing |
〜に関する○○/〜の理由の○○ | reason for, basis for, demand for, respect for などの抽象名詞 | 判断の根拠 感情・評価 |
for + 期間 / 金額 / 回数 |
〜のあいだ/〜につき〜/〜のわりに | 期間表現、割合・比率、「〜にしては」の対比表現 | 対比・割合 基準 |
for + 名詞 なのか、
for + 人 なのか、
for 人 to V なのか」をまず見分けてから、
どの意味カテゴリ(目的・評価・感情・基準・条件…)に当てはまるかを考えると、
for のイメージがぶれにくくなります。
ブロック1:意味カテゴリ別ふり返り
ここでは、これまで学んだ for の用法を
「意味カテゴリ」 ごとに一気にふり返ります。
ひとつひとつの枝を確認しながら、どんなときにその for を思い出せばよいか、
イメージでつなげておきましょう。
1. 目的・役割・交換の for
「何のための?/どんな役割の?」に向かう矢じるし。 「〜用」「〜行き」「〜の代わりに」といった意味をつくります。
for + 名詞/pay / exchange + for + 名詞
2. 感情・好み・賛成の for
「心の向き」がどこに向かっているかを表す for。 好き・嫌い・心配・同情・賛成などの対象を示します。
V / be ADJ + for + 人・物
3. 原因・理由・評価の for
「〜という理由で/〜したことに対して」をまとめるための for。 感謝・謝罪・ほめ言葉・評判の理由につながります。
for + -ing / 名詞/名詞 + for + 名詞 / -ing
4. 基準・対比・割合の for
「何を基準にして見るか」を示す for。 「〜にしては」「〜あたり」「ある基準で見ると」という対比・比率のイメージです。
for + 年齢・時期/for every / for each + 名詞
5. 代理・代表・資格・属性の for
「誰を代表して?/どんな立場の?」という 属性ラベルや代理・担当を表す for です。
speak / act / work + for + 人・組織/名詞 + for + 人
6. 表示・ラベル・関連情報の for
「画面や紙の上で、どの項目が何のためのものか」を示す for。 看板・ラベル・フォーム・UI など「表示の世界」でよく使います。
名詞 (sign / label / button / field) + for + 名詞
ミニまとめ:for は「矢じるしの向き」で整理する
すべてのカテゴリに共通するのは、 for の先に「ゴール・基準・対象」がある というイメージです。
- 「何のための?」→ 目的・役割・交換
- 「誰にとって?」→ 感情・評価・基準
- 「何に対して?」→ 原因・理由・評判・関連
- 「誰の代わり/どの立場で?」→ 代理・代表・属性・表示
ブロック2:文型パターン別ふり返り
ここでは、for の使い方を
「文型パターン」 ごとに整理します。
「どの形で出てきたら、どんな意味になりやすいか」をセットで思い出せるようにしておきましょう。
パターン1:for + 名詞
もっとも基本の形。「〜のための」「〜行き」「〜用」 など、 名詞だけを後ろに連れてくる前置詞句です。
型
for + 人 / 物 / 用途
よくある形
for work, for kids, for you, for three people
「ラベルや用途を一言でくっつける形」として、 看板・商品説明・日常会話で最頻出のパターンです。
パターン2:V / be ADJ + for + 名詞
感情・評価・賛成 などの 「気持ちや判断の向き」を表す文型です。
型
care / vote / feel / be sorry / be happy + for + 人
例
feel sorry for him, be happy for you, vote for her
「誰に対してそう思っているのか」を for + 人 で後ろにまとめて置く、
心の矢じるしパターン として覚えておくと整理しやすくなります。
パターン3:V + for + -ing / 名詞
感謝・謝罪・ほめ言葉などの 「〜したことに対して」 を 1 かたまりにする形です。
型
thank / apologize / forgive + 人 + for + -ing
例
thank you for coming, apologize for the delay
動詞のあとに for を続けて、
「何についてそうしているか」を丁寧に説明する文型です。
パターン4:名詞 + for + 名詞 / -ing
理由・目的・役割 を 1 語の名詞としてラベル化する形です。 書き言葉や説明文でよく使われます。
型
reason / need / demand / plan / guide + for + 名詞 / -ing
例
reason for the change, plan for expanding the team
「〜の理由」「〜の計画」「〜への需要」など、 説明書きやビジネス文書での定番パターン です。
パターン5:for + 期間 / 回数
「どれくらいの長さ・頻度」 を表すときの for。 継続・割合・1 あたりのイメージにつながります。
型
for three days, for years, for every / for each + 名詞
例
for every ten students, for each question
「時間・個数・比率」を表すときは、
まず for + 期間 / 回数 パターンを思い出しましょう。
パターン6:It is ADJ for 人 to V
「人にとって〜するのは…だ」という評価を言う定番の型。
人を for のあとに置き、to V で行動を表します。
型
It is ADJ for 人 to V
例
It is hard for me to say no.
It is important for students to read.
「誰にとって?」を for 人 で、「何をするのが?」を to V で表す、
評価パターンの代表 としてまとめておきましょう。
パターン7:for A to V ブロック
for A to V は、「A が V するための条件・対象」 を
ひとかたまりにしたブロックです。単独でも、too / enough と組み合わせてもよく使われます。
基本型
for A to V
例: For this plan to work, we need more time.
「この計画がうまくいくためには」のように、
条件ブロック を作るときに便利です。
too + ADJ + for A to V
例: too heavy for me to carry
「重すぎて私には運べない」のように、
「〜すぎてできない」 を表す定番パターンです。
ADJ + enough + for A to V
例: warm enough for kids to play outside
「子どもたちが外で遊べるくらい暖かい」のように、
「十分〜なので…できる」 をつくる形です。
ミニまとめ:文型パターンで「for の顔」を見分ける
for の意味はバラバラに見えても、
文型パターン で見ると整理しやすくなります。
for + 名詞→ 用途・対象・行き先などの「ラベル」V / ADJ + for + 名詞→ 感情・評価・賛成など「心や判断の向き」V / 名詞 + for + -ing / 名詞→ 感謝・理由・計画などの「理由・目的」for + 期間 / 回数→ 継続時間や「1 あたり」「割合」のイメージfor A to V系 → 「A が V するための条件・対象」をまとめるブロック
ブロック3:頻出チャンク・フレーズ早見表
「for のイメージ」は分かってきたので、
ここではそのまま覚えてしまいたいセット表現(チャンク)を
早見表でまとめます。英会話やメールでそのままコピペするつもりで眺めてOKです。
| チャンク / フレーズ | ざっくり意味 | シーン | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
thank you for ~ing
|
〜してくれてありがとう | 日常 ビジネス |
「for のあとに動詞の ~ing」がセット。
例: Thank you for coming.(来てくれてありがとう)
|
sorry for ~ing
|
〜してごめんなさい | 日常 |
「何について謝るか」を for ~ing で説明。
例: Sorry for being late.(遅れてごめん)
|
be famous / known for ~
|
〜で有名だ / 〜で知られている | 感情・評価 |
評価の理由を for + 名詞 で。
例: The city is famous for its food.
|
be ready for ~
|
〜の準備ができている | 日常 ビジネス |
「何のための準備か」を for で。
例: I'm ready for the meeting.
|
be responsible for ~
|
〜の責任がある / 担当している | ビジネス |
仕事の「担当範囲」を言うときの定番。
例: She is responsible for sales.
|
for example / for instance
|
たとえば〜 | 日常 ビジネス |
説明のときに「例」を出すサイン。
少しフォーマルなのが for instance。
|
for a while
|
しばらくの間 | 日常 |
はっきりした長さは言わず「しばらく」と言いたいとき。
例: Let's take a break for a while.
|
for now
|
とりあえず今のところは | 注意・決まり文句 |
「あとで変えるかもしれないけど、今はこうしよう」のニュアンス。
例: Let's keep it like this for now.
|
for good
|
永遠に / もう二度と | 注意・決まり文句 |
「良いこと」ではなく「ずっと・完全に」という意味。
例: He left the team for good.
|
for a change
|
気分転換に / たまには | 日常 |
「いつもと違うことをしてみよう」というときの一言。
例: Let's eat out for a change.
|
be there for someone
|
〜のそばにいてあげる / 支えてあげる | 恋愛・人間関係 |
恋人や友だちを「支える」という温かい表現。
例: I'll always be there for you.
|
for your information (FYI)
|
ご参考までに / お知らせまで | ビジネス |
メールの前置きでよく使う「情報共有」のサイン。
カジュアルに略すと FYI。
|
for better or worse
|
良くても悪くても / どんな結果でも | 注意・決まり文句 |
「いい結果でも悪い結果でも受け入れる」という覚悟のフレーズ。
例: We are tied together for better or worse.
|
for the first time
|
初めて / 生まれて初めて | 日常 恋愛・人間関係 |
恋愛エピソードでもよく出る「初めて」の表現。
例: I felt truly happy for the first time.
|
この早見表の使い方ミニガイド
- 英文を「1 語ずつ」ではなく、色が付いている部分ごと(チャンク単位)で覚えると、口から出しやすくなります。
- 同じ色のバッジは「似たシーン」で使うサインです。日常 / ビジネス / 恋愛・人間関係 / 決まり文句で使い分けを意識しましょう。
- まずはよく使うものを 2~3 個決めて、自分のメールやチャットに実際に差し込んでみると定着が一気に早くなります。
ブロック4:紛らわしい表現との比較
for は「時間・理由・目的・役割」など幅広く使えるぶん、
他の前置詞や表現と混同しやすいのも事実です。
よく迷いやすいペアだけをギュッとまとめて、どこが違うのかを一目で確認できるようにしました。
| シチュエーション | ✅ for を使う表現 |
➡ よく迷う別表現 | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
⏱ 時間表現:for vs during / in
|
|||
| 「〜時間」の長さを言う |
I studied for three hours.
|
during three hours
|
数字+時間は for が基本。
during は the meeting など
出来事名と相性が良い。
|
| ある期間の「中で」起きたこと |
It rained for two days.
|
during two days
|
「2日間ずっと続いた」→ for two days。
「その2日間という期間の間に」なら during the two days と言い換え。
|
🎯 目的表現:for + 名詞 vs to + 動詞
|
|||
| 「〜するために(動詞)」 |
I went to the store to buy milk.
|
for buy milk ✕
|
動詞が続くときは for ではなく
to + 動詞の原形。
for は for milk のように名詞をとる。
|
| 「〜用の(物の用途)」 |
a bag for my laptop
|
a bag to my laptop ✕
|
物の「用途・対象」には for + 名詞。
to は「方向」のイメージ。
|
💡 理由表現:for vs because / because of
|
|||
| 「名詞が理由」 |
The game was canceled because of rain.
|
canceled for rain(とても堅い)
|
会話・ニュースでは because of + 名詞 が自然。
for は文学的で堅く、日常ではあまり使わない。
|
| 自分の行動を謝る |
I'm sorry for the delay.
|
sorry because of the delay
|
sorry for ~ は「〜のことでごめん」。
because of は原因を客観的に説明するとき向き。
|
🧠 話題・関連:for vs about / on
|
|||
| 「〜について話す」 |
Let's talk about your plan.
|
talk for your plan ✕
|
「話題」には about / on。
for は「〜のために」「〜向けに」のイメージで別物。
|
| 「〜向けの資料」 |
a guide for beginners
|
a guide about beginners ✕
|
「初心者向け」→ for beginners。
about beginners だと「初心者について書かれた本」のニュアンス。
|
🏷 役割・立場:for vs as
|
|||
| 職業として働く |
He works as a nurse.
|
works for a nurse
|
as = 「〜という立場で」。
for にすると「看護師のために/看護師に雇われて」の意味になり、別物。
|
| 会社のために働く |
She works for a tech company.
|
works as a tech company ✕
|
for + 組織 = 「〜のために働く/〜に勤めている」。
as a tech company は「会社そのもの」の説明になってしまう。
|
🤝 代理・代行:for vs instead of / on behalf of
|
|||
| 「〜の代わりにサインする」 |
I'll sign for my boss.
|
I'll sign instead of my boss.
|
sign for 人 は「〜の代理で書類にサインする」の定番。
フォーマルに言うなら on behalf of my boss もよく使う。
|
| フォーマルな「〜を代表して」 |
I'm speaking on behalf of the team.
|
speaking for the team(やや口語的)
|
ビジネス・式典などでは on behalf of が丁寧。
会話なら speak for the team でもOK。
|
紛らわしいペアを見分けるコツ
-
動詞が続くなら
forでなくto + 動詞、名詞が続くならfor + 名詞のパターンをまず意識。 -
「話題」なら
about / on、「職業として」ならas、「会社に勤めている」ならfor。 -
「代理・代表」は
forだけでなくon behalf ofも一緒に覚えると、ビジネスメールが一気に自然になります。
全部を一度に覚えようとせず、自分がよく使いそうなペアを1組ずつ、 実際のメールや会議のメモに書いてみると、混乱しにくくなります。