from の用法
前置詞 from は、多くの場合「〜から」と訳されますが、
実は 「スタート地点(出発点)」を表す1つのイメージから、
時の起点・出発点・送り主・起源・出身・原料・変化・視点・原因…など
17種類以上の意味へ広がっています。
このレッスンでは、少しずつ意味を丸暗記するのではなく、 「どこからスタートしているか?」という共通イメージで整理していきます。 小学生でもイメージしやすいように、できるだけやさしい言葉で丁寧に説明していきますね😊
Lesson 096✨ まずは「from = スタート地点」のイメージをつかもう
from の一番大事なイメージは、
「ここから先へ進んでいくスタート地点」です。
- 時間では「いつ から 始まるか」(例: ある日から)
- 場所では「どこ から 動き出すか」(例:駅から)
- 原因では「何 から 生じたか」(例:ストレスから)
🧠 モチベーションひと言: 「from を見るたびに、スタート地点に小さな旗が立っている」と想像してみてください。 そうすると、長い英文を読んだときでも、 「どこが出発点なのか」がパッと見えるようになって、 理解スピードがどんどん速くなりますよ!
▮ 目次
-
1. 時の起点を表す
「〜から(ある時点から)」:
from next Mondayなど時間のスタート地点 -
2. 出発点を表す
「〜から出る/離れる」:場所・位置のスタート地点
-
3. 送り主を表す
「〜からの手紙/贈り物」:誰が送ったかという出発点
-
4. 起源・出所・由来を表す
「〜から来た・〜に由来する」:情報・ことば・考えの出どころ
-
5. 出身や原産地を表す
「〜出身・〜産」:人やもののスタート地点としての場所
-
6. 原料や材料を表す
「〜から作られている」:変身のスタートとなる素材
-
7. 変化や推移を表す
「A から B へ」:状態がどこからどこへ変わるか
-
8. 視点や観点を表す
「〜から見て・〜から判断して」:見る位置というスタート地点
-
9. 隔たりや不在を表す
「〜から離れて」:距離や不在のスタート地点
-
10. 分離や除去を表す
「〜から取り除く/引き算する」:手放す動きのスタート
-
11. 隔離や開放を表す
「〜から解放される」:束縛から離れるスタート
-
12. 抑制や防止を表す
「〜から守る・〜するのを防ぐ」:悪いものから距離を取るイメージ
-
13. 相違や区別を表す
「A と B を区別する」:2つを切り分けるスタートライン
-
14. 数量や値段などの起点を表す
「〜から(いくつ〜)」:数や値段のスタート地点
-
15. 選択を表す
「〜の中から選ぶ」:選択の出発点となるグループ
-
16. 動機や根拠を表す
「〜に基づいて・〜から判断して」:考えの出発点
-
17. 原因や理由を表す
「〜のために・〜の結果として」:出来事の原因となるスタート地点
-
🧾 総まとめ:from のイメージと17の用法を一気に整理
たくさんの意味を「スタート地点」のイメージでつなげて復習するまとめセクション
1. 時の起点を表す ⏰
前置詞 from が時間といっしょに使われるときは、
「いつからスタートするか」を教えてくれるサインです。
「子どものころから」「明日から」「9時から」など、
カレンダーや時計の上に小さなスタート旗が立つイメージでとらえると分かりやすくなります。
このセクションでは、from+時間 の
コアイメージ(時間のスタート地点)
にだけしぼって、ゆっくり丁寧に確認していきます。
🧭 「from = 時間のスタート地点」をイメージしよう
時間といっしょの from は、
ここから時間が動き出す!
という「スタート地点」を表します。
カレンダーのある日や、時計のある時刻のところに START の旗が立っているところを想像してみてください ⛳
たとえば、こんなときに from が使えます:
- ① 「いつから その状態か」 … 例:子どものころから、10年前から
- ② 「いつから その行動を始めるか」 … 例:明日から、来週から
-
③
「何時から何時まで」のスタート側 … 例:
from 9 a.m. to 5 p.m.
from はあくまで
「スタート地点」だけ を教えてくれる前置詞です。
「そのあとずっと続いているかどうか」は、文全体(時制やほかの語)で決まります。
🧠 モチベ・ブースト: 心理学では、 「スタートをはっきり言葉にする」 と、行動が続きやすくなると言われています。
英語でも from now on(今からは〜)や
from tomorrow(明日から〜)と口に出してみると、
「英語で未来の自分を宣言する習慣」 が自然と身についてきますよ✨
▮ 用途別ナビ:どんな「時間の from」を学ぶ?
1-1. 基本:単純な「〜から」の時間
前置詞 from が時間といっしょに使われるとき、
いちばん基本になる意味は
「ある時点から(〜から)」というスタート地点を示すことです。
「子どものころから」「朝から」「2020年から」のように、
時間のスタートに旗を立てるイメージ
でとらえると分かりやすくなります。
この 1-1 では、from + 時間 の
シンプルな使い方にしぼって、
「どんな時間と相性がいいのか」「どんな文と組み合わせやすいのか」を整理していきます。
「from now on」などの特別なフレーズや since との違いは、あとで別の小セクションでくわしく扱います。
⏰ from + 時間 = 「ここから時間がスタート!」
時間といっしょの from は、
「ある時点から、物事が始まる・続く」 という意味を表します。
目に見えない時計の目盛りに、
スタートの印
をつける感じです。
たとえば、
from childhood(子どものころから)、
from this morning(今朝から)、
from 2020(2020年から)
など、スタートの「点」だけを示し、
「いつまで続くのか」は文全体の流れやほかの語から読み取ります。
どんな「時間」といっしょに使う?
-
①
特定の時刻・時間帯
例:from seven o'clock(7時から),from this morning(今朝から)
→ 学校・お店・イベントの「開始時刻」によく使います。 -
②
日付・年・ある期間
例:from Monday(月曜から),from 2020(2020年から),from next week(来週から)
→ 仕事のルール変更や、人生の「ある時期のスタート」を言うときに使えます。 -
③
人生のある段階・昔のある時
例:from childhood(子どものころから),from my school days(学生時代から)
→ 思い出話や、習慣・夢の「起点」を語るときにぴったりです。 -
④
未来の基準「今から〜」
例:ten minutes from now(今から10分後)
→ 「今」を基準にして、そこから先の時間を数えたいときに使います。
時間軸で見る「from」のイメージ
時間をまっすぐな線だと考えると、
from はその線の上に「スタートのマーカー」を置くイメージです。
過去 ──▶ from childhood ──▶ 今 ──▶ 未来
今 ──▶ ten minutes from now ──▶ 少し先
「どこから先の時間を考え始めるか」を示すのが from、
「どこまで続くか」は to / until / till など、ほかの語が担当します(くわしくは 1-2 の範囲表現で扱います)。
💬 例文で確認:基本の「〜から」の時間(from + 時間)
From childhood, I loved drawing pictures.
(子どものころから、絵を描くことが大好きでした。)
語注: childhood = 子どものころ、loved = love の過去形で「大好きだった」、drawing pictures = 絵を描くことです。
型: From 時間, S V ... の形で、文頭に「いつから?」をまとめて出すことができます。
ポイント: 「子どものころからずっと〜」という思い出話の入り口として、とてもよく使われます。From my school days, I loved music. のように他の時期にも応用できます。
She studied piano from the age of five.
(彼女は5歳のときからピアノを習っていました。)
語注: studied piano = ピアノを習った、the age of five = 5歳のとき という意味です。
型: S V ... from the age of 数字 で「〜歳のときから」を表します。
ポイント: 「何歳からその習慣が始まったか」を言うときに便利です。from the age of ten(10歳から)など、年齢を入れ替えて使えます。
He has been tired from early this morning.
(彼は今朝早くから、ずっと疲れています。)
語注: tired = 疲れている、early this morning = 今朝早く という意味です。
型: S has been C from 時間 で「ある時からその状態が続いている」というイメージを表します。
注意: 「〜からずっと」を言うときは、ふつう since を使う方が自然な場合も多いですが、会話の中では from this morning も耳にします(くわしくは 1-4 で整理します)。
Ten minutes from now, the meeting will start.
(今から10分後に、その会議が始まります。)
語注: meeting = 会議、will start = 始まるでしょう(未来)という意味です。
型: 時間 from now, S will V ... で「今から〜後に……する」という未来の予定を表します。
ポイント: from now は「今」を基準にした表現です。Five days from now(今から5日後)、one year from now(今から1年後)などにも応用できます。
have + 過去分詞)といっしょに使うときは、
ふつう from ではなく
since
を使います。例)◎
I have lived here since 2010.
(くわしくは 1-4「since との違い」で整理します)
🧠 モチベーションメモ: 学習心理学では、 自分の人生や習慣を時間の流れで整理して話す と、記憶に残りやすくなると言われています。
ノートに、
From childhood, ...,
From this year, ...,
Ten minutes from now, ...
の形で、
自分のストーリーの文を1つずつ書いてみましょう。
たとえば
From this year, I will study English seriously.
のように書くと、
英語があなたの時間軸にしっかり結びついて、続けやすくなります。
1-2. 範囲表現:from A to B / from A till B
前置詞 from に to / till / until が続くと、
「AからBまで」という時間の範囲 を表すことができます。
「9時から5時まで」「月曜から金曜まで」「春から夏まで」のように、
スタートとゴール
をセットで言うイメージです。
このセクションでは、
from A to B を中心に、
till / until の使い方もあわせて整理します。
「時間の線」を頭の中で描きながら読むと、小学生でもスッとイメージできますよ。
⌛ from A to B = 「AからBまで」の時間の線を描く
from A to B は、
「AからBまでずっと」の時間の範囲を表す基本パターンです。
「始まり(A)」を from で、「終わり(B)」を
to / till / until
で示します。
学校の時間割やお店の営業時間など、「何時から何時まで」を説明するときにとてもよく使います。 日付・曜日・月・年などの「期間」にもそのまま応用できます。
基本パターンをおさえよう
-
①
いちばんよく使う形:
from A to B
例:from 9 a.m. to 5 p.m.(午前9時から午後5時まで)
書き言葉・話し言葉のどちらでも、いちばん無難でよく使われる形です。 -
②
少し丁寧な感じ:
from A until B
例:from Monday until Friday(月曜から金曜まで)
toの代わりにuntilを使ってもOK。 少しフォーマル・ゆっくりした言い方のイメージです。 -
③
日常でよく聞く短い形:
from A till B
例:from morning till night(朝から夜まで)
tillはuntilの短い形で、会話でよく使われます。 書き言葉ではuntilを使うと無難です。 -
④
「from なし」での
until / tillとのちがい
例:We studied until midnight.(私たちは夜中まで勉強した)
fromがないときは、「いつまで?」だけを表します。 このセクションは「from A to B」に重点をおきましょう。
時間の線でイメージしよう
from 9 ──────▶ to 5
9時 から 5時まで のあいだずっと
from April ──────▶ until June
4月 から 6月まで の期間
「線の左の点」が from A、「線の右の点」が to / till / until B です。
2つをセットで覚えると、会話でスラスラ言えるようになります。
💬 例文で確認:from A to B / from A till B
Our office is open from 9 a.m. to 5 p.m. on weekdays.
(私たちのオフィスは、平日の午前9時から午後5時まで開いています。)
語注: office = 会社・事務所、open = 開いている、weekdays = 平日(月〜金)です。
型: be open from A to B で「AからBまで開いている(営業時間)」を表す定番パターンです。
ポイント: お店・図書館・受付時間など、いろいろな場面でそのまま使えます。from 10 to 6 のように数字だけで言うこともよくあります。
We have classes from Monday to Friday.
(私たちは月曜日から金曜日まで授業があります。)
語注: have classes = 授業がある、Monday to Friday = 月曜から金曜まで です。
型: from 曜日 to 曜日 で、学校や仕事などが「何曜日から何曜日まで」あるかをまとめて表せます。
ポイント: 土日について言いたいときは、We do not have classes on weekends.(週末には授業がありません)のように続けてもOKです。
The swimming pool is open from June until August.
(そのプールは6月から8月まで開いています。)
語注: swimming pool = プール、June / August = 6月・8月です。
型: be open from 月 until 月 で「月から月まで開いている」という長い期間を表します。
使い分け: from June to August と言ってもOKです。until の方が少しフォーマルで、書き言葉にもよく合います。
She was busy from morning till night yesterday.
(彼女は昨日、一日中朝から夜まで忙しかったです。)
語注: busy = 忙しい、morning = 朝、night = 夜、yesterday = 昨日です。
型: from A till B で「AからBまで」を表します。till は until の短い形で、会話でよく使われます。
ポイント: 書くときは from morning until night としてもOKです。意味は同じで、「一日中」というイメージになります。
from を使うときは、ふつう
to / till / until
のどれかとセットにして「AからBまで」を言います。×
*Our shop is open from 9. だと、「9時から何時まで?」が分からず不自然です。
◎ Our shop is open from 9 to 6. のように、ゴールもいっしょに言いましょう。
🧠 モチベーションメモ: 学習心理学では、 自分の1日のスケジュールを言葉で説明する と、記憶が整理され、学んだ表現が定着しやすいと言われています。
ノートに、
from 7 a.m. to 8 a.m.,
from Monday to Friday,
from June until August
を使って、
自分の「毎日」や「1年の予定」を3文だけ英語で書いてみましょう。
たとえば
I study English from 9 p.m. to 9:30 p.m. every day.
のように書けば、from A to B があなたの生活の一部になっていきます。
1-3. 継続ニュアンス:from now on / from then on
from に now on や then on / that day on が続くと、
「その時から先ずっと」という継続のニュアンス を出すことができます。
「これからは〜する」「あの日からずっと〜だった」のように、
人生のターニングポイント
を表すときによく使われる表現です。
from now on は 「今からこれから先ずっと」、 from then on / from that day on は 「その時からそれ以後ずっと」というイメージです。 物語の中でも、普段の会話でも、気持ちの変化や決意を表すのにとても便利です。
⏳ 「その時から先ずっと」を表す from now on / from then on
from 自体は「〜から」という起点を表しますが、
from now on や
from then on のように
on がつくと、
「その時点をスタートにして、その先ずっと続く」
というニュアンスが強くなります。
つまり「点」だった起点が、「そこから先の長い時間」を含んだ ストーリーの出発点 になるイメージです。
from now on / from then on の使い分け
-
①
from now on = 「今からこれから先ずっと」
例:From now on, I will study every day.
→ 今を基準に、未来に向かって続く決意や習慣を表します。 -
②
from today on / from this year on
例:From this year on, we will work remotely.
→ 「今日から」「今年から」のように、特定の日や年を区切りにする表現です。 -
③
from then on / from that day on = 「その時からそれ以後ずっと」
例:From then on, he stopped smoking.
→ 物語を語るときによく使う、 過去のターニングポイント を指す表現です。 -
④
よく一緒に使う時制
・from now on → 未来形(will)や現在形(習慣)と相性が良い。
・from then on → 過去形(did)で、その後の習慣・状態を語るのに使うことが多いです。
時間の流れで見ると…
now
─────────▶ 未来
From now on, ...(今から先ずっと)
過去 ──▶
that day
─────────▶ その後
From that day on, ...(あの日からずっと)
どちらも「ある瞬間」を境目にして、 その先の時間が変わる というイメージを持つと理解しやすくなります。
💬 例文で確認:from now on / from then on
From now on, I will get up at six.
(これからは、6時に起きます。)
語注: get up = 起きる、at six = 6時に、という意味です。
型: From now on, S will V ... で「これからは〜するつもりです」という決意を表します。
ポイント: 習慣を変えたいときの宣言にぴったりです。I will の部分を I am going to に変えても自然です。
From today on, our shop will close at ten.
(今日から、当店は10時に閉店します。)
語注: shop = 店、close = 閉まる・閉店する、at ten = 10時に、という意味です。
型: From today on, S will V ... で「今日から(今後ずっと)〜になります」と、ルールや方針の変更を伝えるときに使えます。
ポイント: From this year on(今年から)、From this month on(今月から)など、期間の言葉を入れ替えて応用できます。
From then on, he studied English every night.
(そのとき以来、彼は毎晩英語を勉強しました。)
語注: then = そのとき、それから、studied = study の過去形、every night = 毎晩、という意味です。
型: 物語の中で、From then on, S V-ed ... の形を使うと、「その出来事をきっかけに、その後はずっと〜した」という流れを表せます。
ポイント: then の部分を that day に変えて From that day on とすると、「その日から」というニュアンスがよりはっきりします。
From that day on, I could not stop thinking about her.
(あの日から、彼女のことを考えずにはいられませんでした。)
語注: could not stop 〜ing = 〜せずにはいられなかった、thinking about her = 彼女のことを考える、という意味です。
型: From that day on, S could not stop 〜ing. のようにすると、「あの日をきっかけに、気持ちが変わった」ことをドラマチックに表現できます。
ポイント: 恋愛や友情の場面で、心の変化や特別な日のことを語るときにとてもよく合うフレーズです。物語の始まりの一文としても使いやすいです。
また、未来の習慣を言うときは
From now on, I will ... のほかに
From now on, I ...(現在形)で「決まった予定・強い決意」を表すこともあります。
🧠 モチベーションメモ: 心理学では、「宣言」を言葉にすると、新しい習慣が続きやすくなると言われています。 これは「宣言効果(commitment)」と呼ばれる考え方です。
ノートに、
From now on, I will ... を使って
自分だけの約束を1つだけ英語で書いてみましょう。
たとえば
From now on, I will practice English for 15 minutes every day.
のように書けば、
from now on
が、あなたの本当のスタートラインになります。
1-4. since との違いと注意点
時間の「〜から」を表すとき、from だけでなく
since もよく登場します。
どちらも「スタート」は指しますが、
ゴールのイメージや使う時制が大きく違います。
かんたんに言うと、 from = ただの起点(スタート地点を指すだけ)、 since = 「〜してからずっと」の起点(今まで続いている) というイメージです。 この小セクションでは、中学生〜大人レベルで テストにも会話にも役立つポイントを整理します。
🎯 コアイメージ:from は「起点」、since は「起点+今までずっと」
まずはイメージの違いから押さえましょう。
-
from
= スタート地点だけを指す「〜から」
・主に from A to B の形で、 「AからBまで」の範囲を表すときに使う。
・時制は 現在・過去・未来どれでもOK。 ・「今まで続いている」という意味は、from自体にはない。 -
since
= 「〜してからずっと」の起点
・「その時から今までずっと」という 継続のイメージが強い。
・英語ではふつう、have / has + 過去分詞の 現在完了 といっしょに使う。 -
時制のペア
よく出る組み合わせ
・from 2010 to 2020(2010年から2020年まで) ・since 2010(2010年からずっと〜している)
日本語ではどちらも「〜から」と訳せますが、 範囲なのか、 今まで続いているのか を意識すると迷いにくくなります。
時間の線で比べてみよう
from 2010 ─────▶ to 2020
→ 「2010年から2020年まで」(その期間)
since 2010 ─────────────▶ now
→ 「2010年からずっと今まで」(継続中)
💬 例文で確認:from と since の違い
I lived in Osaka from 2010 to 2020.
(私は2010年から2020年まで大阪に住んでいました。)
語注: lived = 住んでいた、in Osaka = 大阪に、という意味です。
型: lived ... from 年 to 年 で、「〜年から〜年まで住んでいた」という、終わりのある期間を表します。
ポイント: この文は「今も大阪にいる」とは言っていません。 過去のある期間だけ に注目しています。
I have lived in Osaka since 2010.
(私は2010年からずっと大阪に住んでいます。)
語注: have lived = ずっと住んでいる(現在完了)、since 2010 = 2010年から、という意味です。
型: have + 過去分詞 + since 時 で、「その時から今までずっと〜している」という継続を表します。
ポイント: この文は、「今も大阪に住んでいる」ことが含まれています。 since がついたら現在完了 とセットで覚えましょう。
We had a meeting from three to five yesterday.
(昨日、私たちは3時から5時まで会議をしました。)
We have been in this room since three.
(私たちは3時からずっとこの部屋にいます。)
語注: had a meeting = 会議をした、have been in = 〜にいる状態が続いている、という意味です。
型の違い: from three to five は「3時から5時までの会議(もう終わった)」、
have been ... since three は「3時から今までずっとこの部屋にいる」(継続)です。
テスト対策: 「〜から今までずっと」を日本語で見たら、 since + 現在完了 のパターンをまず疑いましょう。
× I have lived here from 2015.
(※テストではよく出る誤り。自然ではありません。)
◎ I have lived here since 2015.
(私は2015年からずっとここに住んでいます。)
NGポイント: have lived のような現在完了で「〜からずっと」を言うとき、
from を使うと不自然になります。
OKルール: 現在完了 +「〜からずっと」→ since を使う。
覚え方: 「since を見たら現在完了」「現在完了で『〜からずっと』と言いたいときは since」と、セットで頭に入れておくと安心です。
・「Aから今までずっと」のように継続を言う → since A + 現在完了
・テストで迷ったら「今もそうなのか?」を自分に質問してみると、どちらを使うか決めやすくなります。
🧠 モチベーションメモ: 学習心理学では、 「違いが分かるペア」をセットで覚えると記憶が長持ちしやすい と言われます。
ノートに見出しを2つ書いて、
from = 範囲(from A to B) と
since = 継続(have + p.p. since A)
の下に、それぞれ自分の例文を1〜2個ずつ書いてみてください。
自分の「生活」や「仕事」「恋愛」「趣味」と結びつけて書くと、英語がぐっと自分ごとになり、忘れにくくなります。
📝 セクション1「時の起点を表す」のミニまとめ
ここまでの内容を、3つのポイントにぎゅっとまとめておきましょう。 小学生でもパッとイメージできるように、できるだけやさしいことばで整理します。
-
1
from +時間 = 「いつから?」のスタート地点
時間といっしょのfromは、 どこから時間が動き出すか を教えてくれる前置詞でした。 「朝から」「子どものころから」「今から10分後」など、スタートの位置に旗を立てるイメージでした。 -
2
from A to B / from A till B = 「AからBまで」の範囲
from A がスタート、 to / till / until B がゴールでした。 「9時から5時まで」「月曜から金曜まで」など、 時間のはじまりとおわりをセットで表す形でした。 -
3
「from now on」「since」とのちがいをイメージで区別
From now on や From that day on は、「その時から先もずっと」のニュアンスが強い表現でした。
一方、 since +時点 は、現在完了といっしょに使って「〜から今までずっと」の継続を表すときにぴったりでしたね。
時間表現のざっくりイメージ
1. from 8 o'clock
→ 「8時から」(スタートだけ)
2. from 8 to 10
→ 「8時から10時まで」(はじまり〜おわり)
3. From now on
→ 「今から先ずっと」(これからの習慣・決意)
4. since 2010
→ 「2010年からずっと」(今まで続いている状態)
🚀 学びを行動につなげる一歩(モチベーションメモ)
心理学では、 「これからこうする」と言葉にする ことで、行動が続きやすくなると言われています。 これは「宣言効果」と呼ばれる考え方です。
このセクションで学んだ from の表現を使って、
次のような文を自分のノートに1つだけでいいので書いてみてください。
-
勉強の宣言例:
From now on, I will study English for 20 minutes every day.
(これからは、毎日20分英語を勉強します。) -
生活習慣の宣言例:
From this week, I will go to bed before eleven.
(今週から、11時前に寝るようにします。) -
恋愛・人間関係の宣言例:
From today on, I will be kinder to myself.
(今日からは、自分にもっとやさしくします。)
英語の文法はゴールではなく、
「自分のストーリーを語るための道具」
です。
セクション1で学んだ from を、
あなたの「過去・今・未来」をつなぐタイムライン作りに、少しずつ活用していきましょう。
2. 出発点を表す 🚉
前置詞 from は、時間だけでなく
「場所」や「状態」の出発点(離れる元の場所)も表します。
「駅から」「家から」「東京から」など、
地図の上で矢印が出てくるスタート地点
を指していると考えると、とてもイメージしやすくなります。
このセクションでは、
動きの出発点、
距離・離れた位置、
視線や気持ちの向き
など、from がつく「空間バージョン」のコアイメージを整理していきます。
🧭 「from = 離れる出発点」をイメージしよう
場所といっしょの from は、
「どこから動き出すか」「どこから離れるか」 を教えてくれる前置詞です。
地図の上で、家や駅から
矢印がスーッとのびていく
ところを想像してみてください。
その矢印の根元、つまり
「出発するもとになっている場所」
が from + 場所 で表される部分です。
from は「どんな出発点」を表す?
-
①
物理的な移動のスタート:
駅から電車が出る / 家から学校に行く など
例)leave from the station,walk from home -
②
距離・離れた位置の基準:
駅から遠い / 海から離れている など
例)far from the station,away from the sea -
③
視線・体・気持ちが向きを変える元の場所:
彼女から目をそらす / 目から涙がこぼれる など
例)turn away from her,tears fell from her eyes
地図で見る「from」のイメージ
1つの点(家・駅・人)から矢印がのびていきます。
🏠 from my house ───▶ 学校
🚉 from the station ───▶ 会社
👀 from her eyes ───▶ 涙が落ちる
from は、あくまで
「スタート地点」
を示すだけです。
「どこへ向かうか」「どれくらい離れているか」は、
動詞 や
to / toward / away などの語
が決めます。
🧠 モチベーションメモ: 「from は矢印の根元」とイメージしておくと、 実際の英会話でも「ここは from が使えそうだな」と自分で気づきやすくなります。
ノートに自分の生活を思い浮かべて、
from my house, from the station, from my office
を使った文を3つ書いてみると、記憶にぐっと定着します。
▮ 用途別ナビ:どんな「出発点」の from を学ぶ?
2-1. 基本の移動:「〜から来る/出る/離れる」
from がいちばん素直に使われるのが、
「ある場所から動き出す」 場面です。
例:駅から出る、家から学校へ行く、空港から飛び立つ…など、
動きのスタート地点
を指すのがこの用法です。
イメージとしては、
「場所」+ from → そこを出発点にして矢印が伸びていく
と思ってください。動詞は come / go / leave / run など、
動きのある動詞とセット でよく登場します。
🚶♀️➡️🏠 基本パターン:動詞 + from + 場所
「〜から来る/出る/離れる」を表したいときは、 まず次の形を思い出しましょう。
✅ 基本の型
S + 動詞(移動) + from + 場所
= 主語Sが、場所を
出発点として離れる
come from= 〜から来る(話し手のほうへ向かう)go from= 〜から行く(話し手から離れていく)leave from / leave= 〜から出発する・去るrun from / walk from= 〜から走る/歩いて出る
よくあるパターンの例
- come from 「(こちらへ)〜から来る」 例:空港から家に来るイメージ
- leave from 「〜から出発する」 例:駅・空港・港などを出発点として言う
- run / walk from 「〜から走る/歩く」 例:学校から家まで走る、など
イメージ図(場所がスタート地点)
from the station ➡️ home
「駅 から 家へ向かって移動」
airport ✈️ from Tokyo
「東京 から(こちらの国へ)来る」
→ come from Tokyo と言う
💬 例文で感覚をつかもう(基本の移動)
I came from Tokyo this morning.
(私は今朝、東京から来ました。)
語注: came = come の過去形、「今朝」は this morning です。
型: S came from 場所 で「Sは〜から来た」と、出発点をシンプルに表します。
ポイント: ふつう自己紹介では I am from Tokyo.(東京出身です)もよく使いますが、
I came from Tokyo. は「きょう東京から来た」というその日の移動を説明するときに使います。
The train leaves from platform 3.
(その電車は3番線から出ます。)
語注: leaves = leave の三人称単数形、「発車する・出発する」という意味です。
型: leave from 場所 で「〜から出発する」を表します。
platform 3 は「3番線」です。
ポイント: アナウンスや案内板では The train leaves from ... の形がよく使われます。
The children ran from the dog.
(子どもたちはその犬から走って逃げました。)
語注: ran = run の過去形、「走った」、the dog = その犬、です。
型: run from A で「Aから走って逃げる」のように、
イヤなものから離れる 動きを表せます。
ポイント: 「〜から離れる」イメージは、あとで出てくる
get away from や move away from にもつながります。
We walked from the station to our school.
(私たちは駅から学校まで歩きました。)
語注: walked = walk の過去形、「歩いた」、our school = 私たちの学校、です。
型: from A to B で「AからBまで」を表し、
その前の walked が「歩いた」という動きを示します。
ポイント: 「動詞+from A to B」の形は、 「どこからどこまで」+「どう動いたか」 をいっぺんに言えて、とても便利です。
He looked away from her.
(彼は彼女から目をそらしました。)
語注: looked away = 目をそらした、from her = 彼女から、という意味です。
型: look away from A で「Aから視線をそらす」を表し、
ここでも from は「離れる出発点」を表しています。
ポイント: このように、
心や視線が離れるとき
にも from が使われます。「物理的な移動」から少し抽象的な用法への橋渡しになります。
I am from Tokyo. は、「出身・もともとの場所」を表す用法で、
今この瞬間の移動とは関係ありません(Section 2-2 以降で扱います)。
この 2-1 では、
「今どこから動いているか」
に注目して、from の「出発点」イメージをつかむのがゴールです。
🧠 モチベーションメモ: 心理学では、 「イメージとセットで覚えた情報」は長く記憶に残りやすい と言われます。
ノートに、家・学校・駅・空港など好きな場所の絵をかいて、
walk from ... や come from ... を自分の1日の動きと合わせて書いてみましょう。
自分の生活ルートと英語がつながると、
from の「出発点」イメージが自然と頭に残るようになります。
2-2. 距離:「〜から遠い/離れている」
前置詞 from は、移動の「出発点」だけでなく、
「ある場所から、どれくらい離れているか」 を表すときにもよく使われます。
例:駅から遠い、ここから2km離れている、家から離れて暮らす… など、
距離のスタート地点
を示すイメージです。
この 2-2 では、 be far from や be ... away from などの定番パターンを中心に、 日常会話でそのまま使える「距離」の表現を整理していきます。
📏🚶♂️ 基本パターン:場所から「どれくらい離れているか」を言う
距離の from では、誰か・何かが「どこからどれくらい離れているか」を、
次のような形で表します。
✅ よく使う3つの型
-
be far from + 場所
例:Her house is far from the station.
→ 「駅から遠い」という意味。 -
be 数・距離+away from + 場所
例:The town is two miles away from here.
→ 「ここから2マイル離れている」。 -
be away from + 場所
例:He is away from home.
→ 「家から離れている(不在だ)」という状態。
動きではなく「位置」を表すのがポイント
Section 2-1 の come from / leave from は、
「動きのスタート」 に注目する表現でした。
一方、この 2-2 では、
「今、その場所からどれくらい離れた位置にいるか」
という「静止した状態」を説明するのがメインです。
距離のイメージ
station ──────── her house
「駅から 彼女の家まで
→ far from the station」
here ── 2 miles ── town
「ここから 2マイル離れた町
→ two miles away from here」
💬 例文で確認:距離を表す from
Her house is far from the station.
(彼女の家は駅から遠いです。)
語注: house = 家、station = 駅、far from = 「〜から遠い」です。
型: S be far from 場所 で、「主語Sは、その場所から遠い」という意味になります。
ポイント: 「徒歩○分」と合わせたいときは、
Her house is a 20-minute walk from the station.(彼女の家は駅から歩いて20分です)のように言いかえることもできます。
My school is not far from my house.
(私の学校は家からそれほど遠くありません。)
語注: not far from = 「〜からそれほど遠くない」、school = 学校、house = 家 です。
型: S be not far from 場所 で、「そんなに遠くないよ」とやわらかく距離を伝える表現になります。
ポイント: ちょっと遠いかな?くらいのときに、 「近い」と言い切らずにぼかす英語らしい言い方です。
The town is two miles away from here.
(その町はここから2マイル離れています。)
語注: town = 町、mile = マイル(およそ1.6km)、here = ここ、です。
型: S be 距離+away from 場所 で、「Sはその場所から〜だけ離れている」と、具体的な距離を言えます。
ポイント: 距離の部分は ten minutes や 3 kilometers に入れかえ可能です。
例:ten minutes away from here(ここから10分の場所)。
Our office is a ten-minute walk from the station.
(私たちのオフィスは駅から歩いて10分の場所にあります。)
語注: office = オフィス、a ten-minute walk = 徒歩10分、という意味です。
型: S be a 〜-minute walk from 場所 で、「その場所から徒歩〜分の距離」という、とても自然な表現になります。
ポイント: 日本語の「歩いて〜分」を、そのまま It takes ten minutes on foot. と言ってもよいですが、
a ten-minute walk from
のほうが「地図上での位置」っぽいニュアンスになります。
My father is away from home on business.
(父は仕事で家から離れています[出張中です]。)
語注: away from home = 家から離れて、不在で、on business = 仕事で(出張で)、という意味です。
型: S be away from 場所 で、「Sはその場所から離れている(そこにはいない)」という状態を表します。
ポイント: 「距離」だけでなく、「家にいない=不在」という意味合いも強くなります。 家族の会話などでとてもよく使われる表現です。
far from は「距離が遠い」だけでなく、「〜からほど遠い」(=まったく〜でない)という比ゆ的な意味でも使われます。
例:His explanation is far from clear.(彼の説明は少しも分かりやすくない)
このような「比ゆ的な far from」は、後半の「相違や区別を表す from」のセクションともつながっていきます。
🧠 モチベーションメモ: 自分の「生活圏」の距離を英語で言えるようになると、 海外旅行や留学先でも一気に会話がしやすくなる と言われます。
ノートに、
far from / away from / a 〜-minute walk from
を使って、自分の家や学校、職場の位置関係を3文だけ英語で書いてみましょう。
たとえば
My house is not far from the station. や
My favorite park is a five-minute walk from my home.
のように書くと、英語があなたの日常の地図としっかり結びついて、忘れにくくなります。
2-3. 視線・体の向き・感情の動き
from は「場所の出発点」だけでなく、
視線や体の向き、気持ちが「どこから離れるか」 を表すときにもよく使われます。
例:人から目をそらす、窓から体を背ける、暴力から心を遠ざける…など、
心や体のスタート地点
を指すイメージです。
この 2-3 では、 look away from ~(〜から目をそらす)や turn away from ~(〜から背を向ける)、 move away from ~(〜から離れていく) といった表現を通して、「目・体・感情」がどこから離れていくか を英語で言えるようにしていきます。
👀↩️💓 目・体・心が「〜から離れていく」from
ここでは「どこへ向かうか」よりも、 「どこから離れるか」= from + 名詞 に注目します。 英語では、視線・体・感情の動きを次のような形でよく表します。
✅ よく使う表現パターン
-
look away from ~
視線を〜からそらす 例:She looked away from the screen. -
turn away from ~
体や心を〜から背ける/〜を避ける 例:He turned away from her. -
step away from ~
一歩〜から離れる(物理的に / 関係から身を引く) 例:Please step away from the door. -
move away from ~
考え方・習慣・場所などを〜から少しずつ離れていく 例:She moved away from social media.
「動きの方向」ではなく「スタート地点」にフォーカス
Section 2-1 では、walk from A to B のように
「AからBへ」 という両方を言いました。
ここでは、from + 名詞 で、
「目・体・心が離れていく出発点」をはっきりさせるのがポイントです。
イメージ図(視線・体・感情)
👀 ➡️ away from her face
「彼女の顔から目をそらす」 → look away from her face
💓 ➡️ away from violence
「暴力から心を遠ざける」 → turn away from violence / move away from violence
💬 例文で感覚をつかもう(視線・体・感情の from)
He turned away from her without a word.
(彼は何も言わずに、彼女から顔を背けました。)
語注: turned away from = 〜から顔・体を背けた、without a word = 一言も言わずに、という意味です。
型: turn away from 人 で、「人から顔や体をそむける」=視線・気持ちを切る方向を表します。
ポイント: 恋愛やドラマの場面でよく使われる表現です。He turned toward her.(彼は彼女の方を向いた)と対比すると、意味の違いが分かりやすくなります。
She looked away from the screen to rest her eyes.
(彼女は目を休めるために、画面から目をそらしました。)
語注: looked away from = 〜から目をそらした、screen = 画面、rest her eyes = 目を休める、です。
型: look away from 物 で、「その物から視線をはずす」ことを表します。
ポイント: 長時間の勉強や仕事の話をするときにとても使いやすい表現です。Look away from your phone for a minute.(1分だけスマホから目を離して)と命令文にしてもOKです。
Please step away from the door.
(ドアから離れてください。)
語注: step away from = 一歩〜から離れる、door = ドア、Please ~ = ~してください、という丁寧な命令です。
型: Step away from 場所. で、「その場所から離れて」と伝える、駅や電車のアナウンスでもよく使われる形です。
ポイント: 「下がってください」という意味なので、危険から人を守るときの便利表現として覚えておくと、海外旅行でも役立ちます。
Many people turned away from violence after the incident.
(その出来事のあと、多くの人が暴力から心を遠ざけました。)
語注: Many people = 多くの人々、violence = 暴力、incident = 出来事・事件、です。
型: turn away from 抽象名詞 で、「〜から心を離す/〜をやめる」という抽象的な意味になります。
ポイント: 価値観の変化や人生の転機を語るときに使える、少し大人っぽい表現です。ニュース記事や演説などでもよく見かけます。
She slowly moved away from social media to focus on her study.
(彼女は勉強に集中するため、少しずつSNSから離れていきました。)
語注: slowly = ゆっくりと、moved away from = 〜から徐々に離れた、social media = SNS、focus on = 〜に集中する、study = 勉強、です。
型: move away from A で、「Aから少しずつ離れていく(習慣・考え方を変える)」ニュアンスを出せます。
ポイント: 勉強・健康・仕事など、自分の生活を整えたい場面でよく使える表現です。
move away from junk food(ジャンクフードから離れる)のように入れかえも簡単です。
from は「離れる出発点」を表すだけで、どこへ向かうか は文脈やほかの語が決めます。
たとえば
He turned away from her. と言っても、「どこを向いたか」は書かれていません。
一方、
He turned away from her to the window. とすれば、「彼女から窓の方へ向き直った」という具体的な動きまで表せます。
🧠 モチベーションメモ: 心理学では、 「やめたいこと」から目をそらす行動 を決めておくと、悪い習慣を変えやすいと言われています。
英語ノートに、
I will look away from ... /
I will move away from ...
を使って、
自分が少しずつ距離を置きたいものを1つだけ書いてみましょう。
たとえば
I will move away from checking my phone at midnight.
のように書けば、from があなたの「良い変化のスタート地点」を示す言葉になってくれます。
2-4. 比喩表現・定番フレーズ(from the bottom of my heart など)
from は「場所の出発点」だけでなく、
気持ち・考え・表現のスタート地点 を表すときにもよく使われます。
たとえば
from the bottom of my heart
(心の底から)などの比喩的なフレーズは、日常会話でも映画やドラマでもよく出てきます。
この 2-4 では、 from the bottom of my heart を中心に、 from head to toe(頭のてっぺんからつま先まで)、 from scratch(ゼロから) など、 丸ごと覚えておきたい定番フレーズをまとめて押さえます。
💞✨ 「心・全体・ゼロから」を表す from の比喩的な使い方
これまでのセクションでは、
from the station や from Tokyo のように、
実際の場所 を出発点として見てきました。
ここでは、その感覚が
心・体・話題
に広がった比喩表現を見ていきます。
✅ よく使う「from + 比喩」の定番フレーズ
-
from the bottom of my heart
直訳は「私の心の底から」。 → 心の一番深いところを出発点にした気持ち =「心の底から、本当に」「心から」という強い気持ち。 -
from head to toe
「頭からつま先まで」=全身。 → どこか一部分ではなく、「上から下まで全部」というイメージ。 -
from scratch
「引っかき傷の線のところから」→ 何もないところからスタート。 → ゼロから、自力で最初から。 -
from A to Z
A から Z まで、アルファベット全部。 → 「最初から最後まで、すべて」「一から十まで」という意味。
どの表現も、共通して 「どこから気持ちや行動が出てくるか」 を強くイメージさせています。 出発点=from というコアを覚えておくと、新しいフレーズも理解しやすくなります。
イメージで整理しよう
❤️ bottom of my heart ➡️ 言葉
「心の一番深いところからあふれた言葉」 → 本気の「ありがとう」「愛してる」
🙆♀️ head ⇔ toe
「頭からつま先まで全部」 → from head to toe
0️⃣ scratch ➡️ 完成
「何もないところから作り上げる」 → from scratch
💬 例文で感覚をつかもう(比喩表現・定番フレーズ)
I love you from the bottom of my heart.
(心の底からあなたを愛しています。)
語注: from the bottom of my heart = 心の底から、本当に、という強い気持ちを表すフレーズです。
型: love you from the bottom of my heart のように、
from ~ が「愛の出発点=心の深い部分」を示しています。
ポイント: 恋人・家族・とても大切な人に使う、定番のラブフレーズ。 ただ「I love you.」と言うより、気持ちの深さがぐっと伝わります。
Thank you from the bottom of my heart for your support.
(ご支援を心の底から感謝しています。)
語注: support = 支え・応援、Thank you from the bottom of my heart = 心の底からありがとう、です。
型: Thank you from the bottom of my heart for ~. で、
「〜してくれたことに心から感謝します」と丁寧に言えます。
ポイント: ビジネスでも、スピーチ・メールなどフォーマルな場で使える丁寧な感謝表現です。
She was covered in mud from head to toe.
(彼女は頭のてっぺんからつま先まで泥だらけでした。)
語注: be covered in mud = 泥まみれになる、head = 頭、toe = つま先、です。
型: from head to toe で「全身」という意味の決まり文句です。
服・ケガ・装飾など、体の状態を強調したいときによく使います。
ポイント: 「全身真っ赤」など言いたいときは、
He was red from head to toe. のように色や形容詞を入れて応用できます。
We built this website from scratch.
(私たちはこのサイトをゼロから作り上げました。)
語注: built = build の過去形、「作った」、website = ウェブサイト、from scratch = ゼロから、最初から、という意味です。
型: do ~ from scratch で「〜をゼロからやる」と表現できます。
プロジェクト・料理・勉強など広く使えます。
ポイント: from zero でも通じますが、
ネイティブは慣用表現として from scratch をよく使います。
He explained the system from A to Z.
(彼はそのシステムについて、一から十まで説明してくれました。)
語注: explained = 説明した、system = 仕組み・システム、from A to Z = 最初から最後まで全部、です。
型: explain ~ from A to Z で、「〜について全部説明する」という意味の決まり文句になります。
ポイント: 会議やプレゼンの場で、「全部ちゃんとカバーしたよ」と言いたいときに便利な表現です。
🧠 モチベーションメモ: 学習心理学では、 感情が動いたときに覚えた表現 は、長く記憶に残りやすいと言われています。
自分のノートに、
I love you from the bottom of my heart. や
Thank you from the bottom of my heart. など、
「もし本当に言ってみたい場面」 を想像しながら書いてみてください。
英語が「ただの暗記」ではなく、自分の気持ちを伝えるための道具だと感じられるようになると、
勉強のモチベーションも一気に上がります。
🧾 セクション2 ミニまとめ:「from = 出発点」の広がり
-
①
空間の基本イメージ
from + 場所 =「その場所からスタート」。walk from the station,come from the airportのように、 動きの出発点を表す。 -
②
距離をはっきりさせる
be far from / be ~ away from で「〜から遠い・〜離れている」。two miles away from hereのように 具体的な時間・距離も言える。 -
③
視線・体・感情の向き
look / turn / step / move away from で、「目・体・心がどこから離れるか」を表現。 物理的な動きだけでなく、 価値観や習慣から離れる意味にも広がる。 -
④
比喩フレーズで感情を強く伝える
from the bottom of my heart, from head to toe, from scratch などは 「心・全身・ゼロ地点」といったイメージの「出発点」を表す、丸暗記推奨フレーズ。
ぜんぶ同じコア:「ここがスタート」➡ from
🚉 from the station ➡ 🏠 = 駅から家へ(移動の出発点)
❤️ from the bottom of my heart ➡ 言葉 = 心のいちばん深いところから出る気持ち
どの用法も、「どこから?」を教えてくれるサインが from。
物理的な場所でも、気持ちでも、
「スタート地点」だと考えればOKです。
🚀 モチベーションアップ:自分の「from」を作ってみよう
学習心理学では、 自分の生活や感情と結び付けた例文 は、ただの丸暗記よりもずっと長く記憶に残ると言われています。 今日のうちに、次のどれか1つだけでも試してみましょう。
① 生活ルートを英語マップにする
- 家・駅・学校(職場)を小さくメモや図でかく。
-
I walk from my home to the station.
I come from the station at seven.など、
2文だけ「from文」を作る。 - 毎日のルートと結びつけると、忘れにくくなります。
② 気持ちを from で言ってみる
- 誰かに本気で言いたい「ありがとう」や「好き」をイメージ。
-
ノートに 1 文だけ書く:
Thank you from the bottom of my heart.
I love you from the bottom of my heart. - 感情が動いたフレーズは、テスト勉強よりもよく残ります。
③ 「やめたいこと」に距離をとる宣言
- 少し減らしたい習慣を 1 つだけ選ぶ(例:夜更かし、ゲーム、SNS)。
-
I will move away from ...を使って、
自分だけの宣言文を 1 文作る。 - from を使うことで、「ここから変わる」というスタートラインを英語で描けます。
💡 ワンポイント: ぜんぶ完璧にやる必要はありません。 1日1文の from 文 でも、1週間で7文。 小さな一歩でも、「昨日の自分」からはしっかり move away from できています。少しずつ、でも確実に、英語力を前に進めていきましょう。
3. 送り主を表す from
ここでは、前置詞 from が
「どの人・どの組織から届いたものか」=送り主・発信元
を表す使い方にしぼって学びます。
「彼女からの手紙」「上司からのメール」「友だちからのメッセージ」など、毎日のように使う表現ばかりです。
ポイントはとてもシンプルで、
【受け取るもの】+ from +【誰から】
というかたまりで覚えること。
a letter from her / an email from my boss / a gift from my parents のように、
日本語の「〜からの〜」とほぼ同じ感覚で使えます。
📨💌 「誰から届いた?」を教えてくれる from
セクション2では、
場所や
距離
の「出発点」としての from を見てきました。
ここでは、それが
「人」や「組織」
に広がったパターンだと考えてください。
「手紙」「メール」「電話」「プレゼント」「情報」「支援」などの
“受け取るもの”にくっついて、
from + 人・組織
が「誰から届いたか」を教えてくれます。
基本パターン(まずはこれだけ)
-
a letter from her→ 「彼女からの手紙」 -
an email from my boss→ 「上司からのメール」 -
a gift from my parents→ 「両親からのプレゼント」 -
advice from a friend→ 「友だちからのアドバイス」
中学生〜大人向けのイメージで言うと、
「発信元」や「送信者」
のラベルだと思えばOKです。
「誰が書いたのか」「誰が送ったのか」をシンプルにくっつける役目を from が担っています。
イメージ図:送り主からあなたへ
👩💼
her
➡
a letter
➡ あなた
= a letter
from her
🧑💻
my boss
➡
an email
➡ あなた
= an email
from my boss
このように、「誰から届いたか」というスタート地点を表すのが from + 人・組織 の役割です。
3-1. 手紙・メール・メッセージの送り主
ここでは、手紙・メール・チャット・DM などの
「送り主」
を表す from をまとめて確認します。
日本語の「彼女からの手紙」「上司からのメール」の
「〜からの」= from と考えると、とても分かりやすくなります。
基本形はいつも同じで、
【受け取るもの】+ from +【誰から】。
a letter from her / an email from my boss / a message from you のように、
ひとかたまりのフレーズとして覚えてしまいましょう。
📨💬 基本パターン:a letter from her / an email from my boss
手紙・メール・メッセージでは、 「何を」 と 「誰から」 のセットで考えます。
✅ 2つのよく使う型
-
名詞+from 人
a letter from her
an email from my boss
a message from you
→ 「彼女からの手紙」「上司からのメール」など、 名詞の後ろにfrom 人をつけて、送り主を表します。 -
receive / get + 名詞 + from 人
I received a letter from her.
I got an email from my boss.
→ 「〜から〜を受け取る/もらう」という文にしたいときの形です。receiveは少し改まった感じ、getは会話でよく使うカジュアルな動詞です。
小学生向けに言うと、
「何が届いた?」 と
「だれから届いた?」 を
1文にまとめるときに from を使う、というイメージです。
イメージ:送り主 → メッセージ → あなた
👩🦰
her
➡
a letter
➡ あなた
= a letter
from her
🧑💼
my boss
➡
an email
➡ あなた
= an email
from my boss
「このメール、誰から?」 その「誰から」の部分を英語でタグ付けしてくれるのが from + 人 です。
💬 例文で確認:手紙・メール・メッセージの「送り主」
I received a letter from her yesterday.
(私は昨日、彼女から手紙を受け取りました。)
語注: receive = 受け取る(少しかたい言い方)、letter = 手紙、yesterday = 昨日。
型: receive + もの + from + 人 で「人から物を受け取る」という意味になります。
ポイント: メールや手紙のやりとりを丁寧に言いたいとき、ビジネスメールの英文でもよく使われる表現です。
I got an email from my boss this morning.
(私は今朝、上司からメールをもらいました。)
語注: got = get の過去形、email = メール、boss = 上司、this morning = 今朝。
型: get + もの + from + 人 は会話でとてもよく使う「〜から〜をもらった」の形です。
ポイント: 友だち同士の会話や日記では get を使うことが多く、カジュアルな雰囲気になります。
A message from you always makes me happy.
(あなたからのメッセージは、いつも私を幸せな気持ちにしてくれます。)
語注: message = メッセージ、always = いつも、makes me happy = 私を幸せにする。
型: a message from 人 で「〜からのメッセージ」です。
ここでは from you が「送り主があなた」であることを示しています。
ポイント: 恋愛や大切な友だちとのやりとりで、そのまま使える定番フレーズです。主語を Your message にして Your message always makes me happy. としてもOKです。
I received a DM from a customer on social media.
(私はSNSでお客様からDMを受け取りました。)
語注: DM = ダイレクトメッセージ、customer = 顧客・お客様、social media = SNS。
型: a DM from 人 や a message from 人 で、オンライン上のメッセージの送り主も簡単に表せます。
ポイント: 仕事での問い合わせ対応や、SNS運用の会話でもそのまま使える表現です。
from a client(取引先から)など、送り主だけ入れ替えればOKです。
from を練習していますが、
「招待された」「送られた」などの 受け身文 では by を使うこともあります。例:
I was invited by her.(彼女に招待された)と、
an invitation from her(彼女からの招待状)は、
どちらも「彼女」が関係しているけれど、文の形と役割が違う ことに注意しておきましょう。
(くわしくは 3-5 で整理します。)
🧠 モチベーションメモ: 学習心理学では、 自分に関係のある人の名前を入れた例文 は記憶に残りやすいとされています。
ノートに、実際にあなたの生活にいる人を使って、
a message from ~ / an email from ~ / a letter from ~ を3文だけ作ってみましょう。
たとえば
A message from you always makes me smile. のように、
ちょっとドキドキするフレーズを書いてみると、英語があなたの感情と結びついて、ぐっと忘れにくくなります。
3-2. 訪問・電話・連絡の発信者
ここでは、「だれが来た?」「だれから電話があった?」「だれから連絡が来た?」といった
訪問・電話・連絡の“発信者”を表す from を確認します。
日本語の「母から電話があった」「お客さんからの訪問」の
「〜から」= from
だと考えればOKです。
基本形は、
【出来事】+ from +【だれから】。
a call from my mother / a visit from our clients /
a message from him のように、
「どんな出来事?」と「誰から?」のペアとして覚えていきましょう。
☎️🚪 基本パターン:a call from ~ / a visit from ~ / hear from ~
「電話・訪問・連絡」は、 出来事(call / visit / message / news ...) と 発信者(from 人) の組み合わせで表します。
✅ よく使う 3 つの型
-
名詞+from 人
a call from my mother
a visit from our clients
a message from him
→ 「母からの電話」「取引先からの訪問」のように、 名詞のあとにfrom 人をつけて発信者を表します。 -
get / receive + 名詞 + from 人
I got a call from him.
We received a visit from our clients.
→ 「〜から電話があった」「〜から訪問を受けた」のように、get / receiveで「こちらが受け取る」感じを出します。 -
hear from 人
I heard from her yesterday.
→ 直訳は「彼女から聞いた」ですが、 実際には「彼女から便りがあった/連絡が来た」という意味でよく使われる表現です。
小学生向けに言うと、
「何が起きた?」 と
「だれから?」 を
ひとまとめにするとき、from が「〜から」の役目をしている、というイメージです。
イメージ:発信者 → 出来事 → あなた
👩🦱
my mother
➡
a call
➡ あなた
= a call
from my mother
🧑💼
our clients
➡
a visit
➡ あなたの会社
= a visit
from our clients
「だれから連絡が来た?」「だれが来てくれた?」 その「だれから」の部分をタグ付けするのが from + 人 です。
💬 例文で確認:訪問・電話・連絡の「発信者」
We got a phone call from our teacher last night.
(私たちは昨夜、先生から電話をもらいました。)
語注: got = get の過去形、phone call = 電話、teacher = 先生、last night = 昨夜。
型: get a call from 人 で「人から電話があった/電話をもらった」と表現できます。
ポイント: 日常会話では get がとてもよく使われます。
フォーマルに言うなら We received a call from our teacher. でもOKです。
Did you get a call from him last night?
(昨夜、彼から電話はあった?)
語注: Did you get ~? = ~をもらった?、last night = 昨夜、him = 彼。
型: Did you get a call from 人 ~? で「〜から電話あった?」と、相手の状況をたずねる疑問文になります。
ポイント: 友だち同士の恋バナでも、ビジネスの確認でもそのまま使える便利な形です。
I haven't heard from her for a long time.
(彼女からは、長いあいだ連絡がありません。)
語注: haven't heard from ~ = 〜から連絡をもらっていない、for a long time = 長いあいだ。
型: have not heard from 人 は「人から便りがない/連絡がない」という決まり文句です。
ポイント: 「しばらく連絡してないな…」というときにそのまま使える表現なので、 パターンごと覚えておくと便利です。
We had a visit from our clients yesterday.
(昨日、私たちは取引先の訪問を受けました。)
語注: visit = 訪問、clients = 取引先の人たち、had a visit from ~ = ~の訪問を受けた。
型: have a visit from 人 で「人の訪問を受ける」という意味になります。
ポイント: ビジネス英語でも使いやすい表現です。日常的には
Our clients visited us yesterday.(取引先が昨日うちを訪問した)と動詞 visit を主語側に回す言い方もできます。
call 人 や call 人 at 場所 と言うのが基本で、
call to 人 とは言いません。
一方、「〜からの電話」は
a call from 人
のように from を使います。
「どちら向きの矢印か」(こちらから電話するのか、向こうから電話が来たのか)で、
call と from の組み合わせ方が変わる、と意識しておくと混乱しにくくなります。
🧠 モチベーションメモ: 心理学の研究では、 「自分の実生活のシーン」を具体的に思い浮かべる と、記憶が長持ちしやすいと言われています。
今日のうちに、実際にあなたの生活にありそうな場面を 3 つだけ選んで、
a call from ~ / a message from ~ /
I haven't heard from ~ を使って英作文してみてください。
たとえば
A call from you always surprises me. や
I was happy to get a call from my friend. のように、
自分の感情を少し乗せた文にすると、英語があなたの毎日としっかり結びついていきます。
3-3. プレゼント・物の送り主
ここでは、プレゼント・カード・花・荷物など「物」の送り主を表す from をまとめて学びます。
日本語の「両親からのプレゼント」「彼からの指輪」「先生からのお花」の
「〜からの」= from
だと考えると、とても分かりやすくなります。
基本形はいつも同じで、
【物】+ from +【誰から】。
a present from my parents / a gift from my friend /
flowers from my teacher のように、
「何を」「誰から」のセットで覚えるとスッキリします。
🎁💐📦 基本パターン:a present from ~ / a gift from ~ / flowers from ~
プレゼントや物のときも、 「何を」 と 「誰から」 のペアで考えます。
✅ よく使う名詞+from 人 のパターン
- a present from my parents → 「両親からのプレゼント」
- a birthday gift from my friend → 「友だちからの誕生日プレゼント」
- flowers from my teacher → 「先生からの花束」
- a package from an online shop → 「ネットショップからの荷物」
小学生向けに言うと、
「何が届いた?」 と
「だれから届いた?」
を一緒に言いたいときに from を使う、というイメージです。
「誰のプレゼントか」という持ち主を言いたいときは my parents' present のように
所有格('s)を使いますが、
「どこから届いたか・誰が贈り主か」をはっきりさせたいときは
a present from my parents
のように from を使うのが自然です。
イメージ:贈り主 → プレゼント → あなた
👨👩👧
my parents
➡
a present
➡ あなた
= a present
from my parents
🧑🎓
my teacher
➡
flowers
➡ あなた
= flowers
from my teacher
「このプレゼントは誰から?」 その「誰から」の部分を英語でタグ付けするのが from + 人・お店 だと考えましょう。
💬 例文で確認:プレゼント・物の「送り主」
This is a birthday present from my parents.
(これは両親からの誕生日プレゼントです。)
語注: birthday present = 誕生日プレゼント、parents = 両親。
型: This is a ~ from 人. で「これは人からの〜です」と紹介できます。
ポイント: 日記・自己紹介・会話など、いろいろな場面で使えるとても基本的な形です。
She is wearing a ring from him every day.
(彼女は、彼からの指輪を毎日身につけています。)
語注: ring = 指輪、wear = 身につける、every day = 毎日。
型: a ring from 人 で「人からの指輪」、be wearing は「身につけている最中」の進行形です。
ポイント: 恋愛ドラマなどでもよく出てくるイメージの文です。
a necklace from him(彼からのネックレス)など、名詞を入れ替えて応用できます。
I got flowers from my teacher at the graduation ceremony.
(卒業式で、先生から花束をもらいました。)
語注: flowers = 花束、graduation ceremony = 卒業式、got = get の過去形。
型: get + 物 + from 人 で「人から物をもらう」という意味になります。
ポイント: 学校行事などの思い出を書きたいときに、そのまま使える便利な表現です。
A package from an online shop arrived this afternoon.
(ネットショップからの荷物が、今日の午後届きました。)
語注: package = 小包・荷物、online shop = オンラインショップ、arrived = arrive の過去形(到着した)。
型: A package from 場所/店 arrived. で「〜からの荷物が届いた」と簡単に言えます。
ポイント: 実際の生活で使う場面がとても多い表現なので、
自分がよく使うサイト名(from Amazon など)に置き換えて練習すると覚えやすくなります。
my parents' present のように所有格を使います。
一方、「どこから届いたか・誰が贈り主か」を強調したいときは
a present from my parents
のように from を使うのが自然です。
ニュアンスの差ですが、両方使えるようになると表現の幅がグッと広がります。
🧠 モチベーションメモ: 学習心理学によると、 自分にとって「うれしかった出来事」を思い出しながら 例文を作ると、感情と結びついて記憶に残りやすくなります。
ノートに、あなたが本当にもらった(または、いつかもらってみたい)物を思い出しながら、
a present from ~ / a gift from ~ / flowers from ~ を使った文を 3 つだけ書いてみましょう。
例えば
A small gift from you would make my day. のように、
ちょっと心が温かくなる文を書くと、英語のフレーズも一緒に心に残っていきます。
3-4. 情報・アイデア・支援の出どころ
ここでは、アドバイス・アイデア・情報・応援・支援など、
目に見えにくい「助け」や「ひらめき」の
出どころ(どこから来たか)
を表す from を学びます。
「コーチからのアドバイス」「友だちからのアイデア」「会社からのサポート」など、
日本語の「〜からの」の多くが from に対応します。
物のときと同じように、
【見えない“何か”】+ from +【誰から/どこから】
という形で使います。
advice from my coach / an idea from a friend /
support from the company など、
「何の助け?」と「誰から?」をペアでセットにして覚えましょう。
💡📊🤝 基本パターン:advice from ~ / an idea from ~ / support from ~
「情報・アイデア・支援」も、 中身(何か) と 出どころ(誰/どこから) のペアで考えます。
✅ よく使う「見えない助け」+ from 人/場所 のパターン
- advice from my coach → 「コーチからのアドバイス」
- an idea from a friend → 「友だちからのアイデア」
- information from this website → 「このサイトからの情報」
- support from the company → 「会社からのサポート」
- energy from your words → 「あなたの言葉からの元気」
小学生向けに言うと、
「何の助け?」 と
「だれから/どこから?」
を一緒に言いたいときに from を使う、というイメージです。
目に見えないものでも、「出発点・出どころ」があるときに from が使えます。
中高生・大人向けに言うと、
from は「情報源・インプット源」
を表すことが多い、と覚えておくと応用がしやすくなります。
「この情報はどこから?」というときの英語のラベルが from ~ です。
イメージ:情報源・支援源 → あなた
🧑🏫
my coach
➡
advice
➡ あなた
= advice
from my coach
🧑💻
this website
➡
information
➡ あなた
= information
from this website
「そのアイデア/応援は、どこから?」 その「どこから」「だれから」を、英語で短くタグ付けするのが from + 人・場所・きっかけ です。
💬 例文で確認:情報・アイデア・支援の「出どころ」
I improved my performance thanks to advice from my coach.
(コーチからのアドバイスのおかげで、私はパフォーマンスが上達しました。)
語注: improve = 上達する、performance = 成績・パフォーマンス、thanks to ~ = ~のおかげで。
型: advice from 人 で「人からのアドバイス」、thanks to ~ は「~のおかげで」という決まり表現です。
ポイント: 勉強・スポーツ・仕事など、どんな場面でも使える便利なフレーズです。from my teacher / from my manager に変えて応用できます。
Did this idea come from a friend or from a book?
(このアイデアは、友だちから来たの? それとも本から?)
語注: idea = アイデア、come from ~ = ~から来る(原因・出どころを表す)、or = それとも。
型: come from A or from B で「Aから来たのか、それともBから来たのか」を表せます。
ポイント: アイデアの「情報源」をたずねるときに便利な質問です。from the internet / from your experience などにも入れ替えられます。
We received strong support from the company during the project.
(私たちは、そのプロジェクトの間、会社から強いサポートを受けました。)
語注: received = receive の過去形、support = 支援・サポート、during ~ = ~の間、project = プロジェクト。
型: support from 組織 で「組織からの支援」、received support from ~ で「~から支援を受けた」と表現できます。
ポイント: ビジネスメールや報告書などでもそのまま使える定番フレーズです。from our team / from our partners などにも応用できます。
I get a lot of inspiration from you when I feel tired.
(疲れたとき、私はあなたからたくさんのひらめきと元気をもらいます。)
語注: get = もらう、inspiration = ひらめき・刺激・やる気のもと、tired = 疲れた。
型: get inspiration from 人 で「人から刺激・ひらめきをもらう」、when I feel tired は「疲れたときに」という時間の節です。
ポイント: 恋愛にも、尊敬する人へのメッセージにも使える、少し感情のこもったフレーズです。
I get energy from your smile. のように言い換えもできます。
his idea のように所有格を使いますが、
「このアイデアは彼から来た」と、出どころ・きっかけを言いたいときは
an idea from him
のように from を使います。
所有(誰のもの?)= his と
出どころ(どこから?)= from him
の違いを意識しておくと、表現の幅が広がります。
🧠 モチベーションメモ: 心理学では、 「感謝」や「応援」の気持ちと結びついた言葉 は、ただの暗記よりも長く記憶に残りやすいとされています。
今日のうちに、あなたが本当に「支えられている」と感じる人やサービスを思い浮かべて、
advice from ~ / support from ~ / inspiration from ~ を使った文を 3 つだけ書いてみましょう。
たとえば
Your advice and support from day one have helped me a lot. のように、
感謝の気持ちをちょっとだけ英語にしてみることが、学習のモチベーションアップにもつながります。
3-5. by / of との違い(注意ゾーン)
ここでは、from と一緒に混乱しやすい
by と
of
の役割を整理します。
特に、
「招待された(受動文)」・「〜からの招待状(名詞+from)」・「彼の手紙(所有)」
などは、形が似ていて間違えやすいポイントです。
ざっくり言うと… from = 出どころ・送り主 / by = 行為者(〜した人) / of = 所有・中身・〜について と考えるとスッキリします。
⚠️ 役割のちがい:from / by / of を色でイメージ
1. from:出どころ・送り主
「どこから来たか」「だれから届いたか」を表します。 手紙・メール・プレゼント・情報・支援などの 送り主・出どころ がテーマでした。
a letter from her(彼女からの手紙)support from the company(会社からの支援)an idea from a friend(友だちからのアイデア)
2. by:行為者(〜した人)
受動態(be + 過去分詞) とよくセットで使われ、 「その行動をしたのはだれか」を表します。
I was invited by her.(私は彼女に招待された。)The book was written by my friend.(その本は友人によって書かれた。)
3. of:所有・中身・〜について
「〜の〜」と訳されることが多く、 所有(だれのもの)・中身(何の)・内容(〜について) を表します。
his letter(彼の手紙)=所有a letter of apology(謝罪の手紙)=中身・内容a story of his life(彼の人生の物語)=〜について
ひと目で比較:同じ「彼女」でも役割がちがう
| 表現 | 役割 | ニュアンス |
|---|---|---|
I was invited by her.
|
by:行為者 | 「招待する」という行動をしたのが彼女。 |
an invitation from her
|
from:送り主 | 招待状の「送り主」が彼女。 |
her invitation
|
of / 's:所有 | それが「彼女の招待」である(所有・持ち主)。 |
同じ「彼女」でも、 by = 「その行動をした人」 from = 「どこから送られてきたか」 of / 's = 「だれのものか」 と役割がちがう、とイメージしておきましょう。
💬 例文で確認:from / by / of のニュアンスの差
I was invited by her to the party.
(私は彼女にパーティーに招待されました。)
語注: invited = invite の過去分詞(招待された)、party = パーティー。
型: S be + 過去分詞 + by 人 で「S は人によって〜された」という受動文になります。
ポイント: ここでは「招待する」という行動をしたのが彼女なので by her を使います。
招待状そのものを言うときは an invitation from her(彼女からの招待状)になります。
This is a letter from him.
(これは彼からの手紙です。)
語注: letter = 手紙、from him = 彼からの。
型: a letter from 人 は「人から届いた手紙」、his letter は「彼の手紙」と所有を表します。
ポイント:
「どこから届いたか」を強調したいときは a letter from him、
「これは彼のものです」を強調したいときは This is his letter. のように言い分けられます。
This is a photo of my family that I got from my sister.
(これは、妹からもらった私の家族の写真です。)
語注: photo = 写真、of my family = 家族の、got from ~ = ~からもらった、sister = 妹・姉。
型: a photo of ~ は「~の写真」(写真の中身)、a photo from 人 は「人からの写真」(送り主)を表します。
ポイント:
of と from が両方入ってもOKです。
a photo of Tokyo from my friend(友だちからの東京の写真)のように、内容と送り主を同時に言えるようになると表現がぐっと豊かになります。
I haven't heard from him for years, but I have heard of him.
(彼からは何年も連絡をもらっていませんが、彼のことは耳にしたことがあります。)
語注: haven't heard from ~ = ~から連絡をもらっていない、for years = 何年ものあいだ、heard of ~ = ~のことを聞いたことがある。
型: hear from 人 は「人から便り/連絡をもらう」、hear of 人 は「人のうわさを聞く/存在を知る」です。
ポイント: 「from」と「of」の意味の差がはっきり出る有名なペアです。
I have never heard of him. は「彼のことは全く知らない」という意味で、「彼から連絡をもらったことがない」という意味ではありません。
🧠 学習のコツ&モチベーション: 認知心理学では、 「似ているけれど少し違うもの」をまとめて比べる と、記憶のネットワークが強くなると言われています。
ノートに
by / from / of の 3 つの箱を書いて、
今日の例文からそれぞれの箱に入るフレーズを 3 つずつ書き出してみましょう。
自分の生活に合わせて
a message from ~ /
a story of ~ /
I was helped by ~ などを作っていくと、
「あ、今は行為者だから by だ」「送り主だから from だ」 と、自然に英語の感覚が育っていきます。
📮 セクション3まとめ:from = 「送り主・出どころ」をタグ付けする前置詞
セクション3では、
from
が
「誰から?」「どこから?」という“出どころ”
を表すことを見てきました。
手紙・メール・プレゼント・情報・支援など、
目に見える物 も
目に見えない助け も、
すべて from + 人/場所/組織 で
「〜からの」とシンプルに表せます。
🧭 from の 4つの代表パターン(セクション3-1〜3-4)
-
3-1
📨 手紙・メール・メッセージ
⇒ a letter / an email / a message + from 人
例:a message from you(あなたからのメッセージ) -
3-2
☎️🚪 訪問・電話・連絡の発信者
⇒ a call / a visit / a DM + from 人
例:a call from my mother(母からの電話) -
3-3
🎁💐📦 プレゼント・物の送り主
⇒ a present / flowers / a package + from 人・店
例:a ring from him(彼からの指輪) -
3-4
💡🤝 情報・アイデア・支援の出どころ
⇒ advice / an idea / support / information + from 人・組織・場所
例:support from the company(会社からのサポート)
⚖️ 3-5 注意ゾーン:from / by / of の一行まとめ
| 前置詞 | コア意味 | 例(ざっくり訳) |
|---|---|---|
| from | 出どころ・送り主・情報源 |
a message from you(あなたからのメッセージ) |
| by | 行為者(〜した人)※受動文で出現 |
I was invited by her.(私は彼女に招待された。) |
| of | 所有・中身・内容(〜の) |
a photo of my family(家族の写真) |
🔑 from: 「どこから来た?誰から届いた?」 by: 「その行動をしたのは誰?」 of: 「それは何の?誰の?」 と役割を分けて覚えておきましょう。
✅ 3つのチェックで理解度をセルフテスト
-
Q1. 「彼からのメッセージ」は
a message ( ) him。
→ 正しくは
from? -
Q2. 「私は彼女に招待された」は
I was invited ( ) her.。
→ ここでは行為者なので
by? -
Q3. 「家族の写真」は
a photo ( ) my family。
→ 中身なので
of?
答え:Q1 from / Q2 by / Q3 of。 ノートに日本語だけ書いて、自分で英語を思い出すミニテストにするのもおすすめです。
🚀 モチベーション&学習のコツ
学習心理学では、 「自分の人間関係」と結びついた表現 は、 ただの例文よりも何倍も記憶に残りやすいと言われています。
セクション3で練習した
a message from ~ /
a call from ~ /
a present from ~ /
advice from ~ を、
実際にあなたの生活にいる人の名前に置きかえて、5つだけ文を書いてみてください。
たとえば、
A message from you always makes me smile. や
Support from my friends keeps me going.
のように、
少しだけ本音や感情を乗せた文
にすると、
from のフレーズがあなた自身の物語とつながり、「使える英語」として定着していきます。
4. 起源・出所・由来を表す
このセクションでは、
from
が「ものが生まれた場所・文化・アイデアのルーツ」を表す使い方を学びます。
日本語の
「ラテン語に由来する」、
「聖書からの引用」、
「データから分かったこと」
などの「〜から」が、まさに from の出番です。
ここでの from は、
「今どこから来たか」ではなく「もともとどこから生まれたか」
を示す前置詞。
単語の語源・文化のルーツ・結論の根拠など、少し「知的な」文脈でよく使われます。
🌱📚 from の「ルーツ」イメージをつかもう
ものごとには、 今見えている姿 と 見えないルーツ(根っこ) があります。 from は、その「根っこがどこにあるか」を教えてくれる前置詞です。
木をイメージしてみましょう:
-
上の葉っぱ・枝 → 今目に見えている結果
(英単語・文化・考え方・結論 など) -
土の下の根っこ → もともとの出どころ・由来
(ラテン語・昔の習慣・データ・経験 など) - from = 「この根っこから生えましたよ」と教えるラベル
たとえば:
-
Many English words come from Latin.
(多くの英単語はラテン語に由来する。) -
These are quotations from the Bible.
(これらは聖書からの引用です。) -
He drew his conclusions from this data.
(彼はこのデータから結論を導き出した。)
イメージ図:ルーツ(根っこ)を指さす from
📗
English word
⬆(目に見える葉っぱ)
⬆
from Latin(根っこ)
💡
this idea
⬆(ひらめき・考え)
⬆
from psychology(学問というルーツ)
小学生向けに言うと、
「これはどこから生まれたの?」
と聞かれたときに使う「〜から」が
from です。
中高生・大人向けには、
「語源・出典・根拠」をつなぐ前置詞として押さえておきましょう。
4-1. 引用・出典:from+本・作品・資料
ここでは、本・歌・映画・記事・レポートなどの「元ネタ」や「出典」を表す
from をまとめて学びます。
日本語の
「〜からの引用」、
「〜からの抜粋」、
「〜からのデータ」
といった「〜から」は、英語ではほとんど
from + 本・作品・資料
で言えます。
ポイントは、 今ここにある「ことば/数字」が、どの本・どの資料から来たのか をタグ付けするイメージです。 研究レポート・読書感想文・プレゼンなど、引用の出どころをはっきりさせたい場面で大活躍します。
📖🎬🎵 基本パターン:lines from ~ / a quote from ~ / data from ~
引用・出典の from は、
「このセリフ・数字・文章は、どの作品・どの資料から来たの?」
を示す前置詞です。
✅ よく使う「引用・出典」+ from ~ の形
- lines from a song → 歌の一節・歌詞の一部
- a quote from a movie → 映画からのセリフ・名言
- a passage from a novel → 小説からの一節
- data from this report → このレポートからのデータ
- information from this website → このサイトからの情報
小学生向けに言うと、
「この言葉はどの本から?」「この数字はどのプリントから?」
を教えてくれる「〜から」が from です。
中高生・大人向けに言うと、 レポートやプレゼンで、 出典・参考文献・引用元 を書くときに必須の表現だと考えてOKです。
イメージ:ことばの「出どころ」を矢印でつなぐ from
🎵
a famous song
⬇ 歌詞の一節が
these lines
になって届く
⇒
these lines
come
from a famous song
📊
this report
⬇ 数字・グラフが
these numbers
としてまとめられる
⇒
these numbers
are
from this report
「この言葉・数字の家はどこ?」 その「家の住所(どの作品・どの資料か)」を教えるのが from + 本・作品・資料 です。
💬 例文で確認:引用・出典としての from
These lines are from a famous song.
(これらの一節は、有名な歌からのものです。)
語注: lines = 行・一節(歌詞や詩の文)、famous = 有名な、song = 歌。
型: lines from ~ で「~からの一節」、These lines are from ~. で「これらは〜からの一節です。」と言えます。
ポイント: 好きな歌・アニメのセリフを紹介するときに、そのまま応用できる便利な文型です。
This quote is from a movie about space.
(この言葉は、宇宙についての映画からの名言です。)
語注: quote = 引用・名言、movie about space = 宇宙を題材にした映画。
型: a quote from ~ は「〜からの名言/一言」、This quote is from ~. で紹介できます。
ポイント: 発表やSNSで、自分の好きな作品のセリフを紹介するときにそのまま使えるフレーズです。
These numbers are from this report.
(これらの数字は、このレポートからのものです。)
語注: numbers = 数字、report = 報告書・レポート。
型: data / numbers from ~ で「〜からのデータ/数字」。ビジネスや研究発表で非常によく使われる形です。
ポイント: スライドやレポートでグラフを説明するとき、「この数字はどこから?」を一言で説明できます。
The information is from this website.
(その情報は、このウェブサイトからのものです。)
語注: information = 情報、website = ウェブサイト。
型: The information is from ~. で「その情報は〜からのものです」と出典を示すことができます。
ポイント: レポートで「引用元」「参考にしたサイト」を明示したいときに、そのまま使えるシンプルで大事な文です。
from を使うときは、「どの作品・どの資料か」をできるだけはっきり書きましょう。
ただし、長文をそのまま写すのではなく、
自分の言葉でまとめ直す(言い換える)
習慣をつけると、英語力も内容理解も同時にアップします。
🧠 モチベーションメモ: 学習心理学では、 「自分の好きなもの」と結びついた情報 は、単なる教科書の文よりずっと記憶に残りやすいと言われています。
今日のうちに、あなたの好きな
本・歌・映画・ゲームを 1 つだけ選んで、
This line is from ~. /
This idea is from ~. /
This quote is from ~.
を使って、自分専用の例文をノートに書いてみてください。
「推し作品」を英語で語れるようになると、from の表現も自然に身についていきます。
4-2. 語源・文化の由来:derive from / come from
このパートでは、言葉・文化・行事・習慣の「ルーツ(由来)」を表す
from をまとめて学びます。
「この言葉はどこの国から?」「この行事はどんな昔の習慣から?」という
『もともとどこから生まれたの?』
を説明するときに使う from です。
よく使う動詞は、 come from (いちばんやさしい)、 derive from (少しかたい/学術寄り)、 originate from (正式・説明文っぽい)などです。 ぜんぶ「A は B から来ている」というイメージで、A が“結果”、B が“ルーツ”です。
🌍📚🎎 基本パターン:X come / derive / originate from Y
「語源・文化の由来」の from は、
今目の前にあるもの(ことば・習慣)
が、
むかしのどんな言葉・習慣・文化から生まれたか
をつなぐ前置詞です。
✅ 代表パターン
-
X come from Y
→ いちばん基本。「X は Y から来ている」
例:
Many words in Japanese English come from English. -
X derive from Y
→ かたい表現。「X は Y に由来する」
例:
The word "camera" derives from Latin. -
X originate from Y
→ 正式・説明文。「X は Y に起源を持つ」
例:
Many traditions originate from ancient beliefs.
小学生向けに言うと、
「この言葉/お祭りの“生まれた場所”や“生まれた理由”を教えてくれる」
のが from です。
中高生・大人向けには、 語源説明・文化紹介・レポートの背景説明など、 「ルーツを語る」文章でほぼ必ず登場する表現として押さえておきましょう。
イメージ図:今の「かたち」 ← from ← むかしの「ルーツ」
📗
English word
⬆(今のことば)
⬆
from an older language
⇒
This word comes from an older language.
🎎
modern festival
⬆(今のお祭り)
⬆
from an ancient tradition
⇒
This festival comes from an ancient tradition.
「今あるもの」=葉っぱ、「むかしのルーツ」=根っこ。 その 2 つを結ぶ矢印が from だとイメージしておくと、応用がかんたんになります。
💬 例文で確認:語源・文化の由来を表す from
Many science words in English come from older European languages.
(英語の科学のことばの多くは、古いヨーロッパの言語に由来します。)
語注: science words = 科学の単語、older European languages = 昔のヨーロッパの言語たち。
型: Many X come from Y. で「多くのXはYに由来する」という、いちばん基本的な言い方です。
ポイント: come from は日常会話でも使いやすいので、「語源の説明+文化紹介」にも応用しやすい表現です。
The English word "encyclopedia" derives from ancient Greek.
(英語の "encyclopedia" という単語は、古代ギリシャ語に由来します。)
語注: derives from ~ = ~に由来する、ancient Greek = 古代ギリシャ語。
型: X derives from Y. は、辞書・解説書・レポートなどでよく使われる、少しかための語源説明の形です。
ポイント: 日常会話では comes from でも十分ですが、レポートやプレゼンで少しフォーマルにしたいときは derives from を使うと、英語が一段レベルアップして聞こえます。
This summer festival comes from an old harvest celebration.
(この夏祭りは、昔の収穫祭に由来しています。)
語注: summer festival = 夏祭り、harvest celebration = 収穫を祝う行事。
型: This festival comes from ~. で「このお祭りは〜に由来する」と、文化や行事のルーツをシンプルに説明できます。
ポイント: 自分の地域の行事や学校のイベントにもそのまま使えるので、紹介文を書くときにとても便利です。
Many safety rules originate from past accidents and lessons.
(多くの安全ルールは、過去の事故や教訓に起源を持っています。)
語注: safety rules = 安全ルール、originate from ~ = ~に起源を持つ、past accidents = 過去の事故、lessons = 教訓。
型: X originate from Y. は、公式な説明・解説文でよく使われる形で、「X の始まりは Y にある」という意味です。
ポイント: 事故・失敗をもとに作られたルールや仕組みを説明するときに便利で、「ルールはいつも理由から生まれる」という感覚も一緒に覚えられます。
come / derive / originate from は、
ふつう現在形(come, derives, originate)
を使います。
is coming from や was deriving from のような進行形は、この意味ではほとんど使われません。
「今も昔もずっと成り立つ事実」=現在形 と覚えておきましょう。
🧠 モチベーションメモ: 心理学の研究では、 「自分の興味のあるもののルーツ」を調べるとき 人は自然と深く調べ、よく覚えることが分かっています。
今日のミニタスクとして、
好きなゲーム・アニメ・音楽・スポーツから 1 つ選んで、
This word comes from ~. /
This custom comes from ~. /
This idea derives from ~.
のどれかを使って、「自分の好きなものの由来」を英語で 2 文だけ書いてみてください。
「好き」と「ルーツ探し」が合わさると、from の感覚はびっくりするくらい早く身についていきます。
4-3. データ・経験からの結論:conclusions from ~ / learn from ~
このパートでは、
「データ・経験・失敗」などをもとにした結論・成長
を表す from を学びます。
日本語の
「このデータから分かるように」、
「失敗から学ぶ」
のような「〜から」が、
from + データ/経験
にあたります。
キーワードは、 draw conclusions from ~ (~から結論を導き出す)と、 learn from ~ (~から学ぶ)。 どちらも、「材料(データ・経験)」→「頭で考えた結果・成長」 という流れを表します。
📊🧠 基本パターン:結論と学びは「from + データ/経験」から生まれる
「データ・経験からの結論」の from は、
目に見える数字や出来事
と
そこから生まれた考え・教訓
を結びつける前置詞です。
✅ 代表的な組み合わせ
-
draw conclusions from ~
→ ~から結論を導き出す 例:He drew his conclusions from this data. -
learn from mistakes / experience
→ 失敗・経験から学ぶ 例:We can learn from our mistakes. -
insights from the survey
→ アンケートから得られた気づき 例:We got useful insights from the survey.
小学生向けに言うと、
「テストの結果から分かったこと」「失敗から分かったこと」
を言うときの「〜から」が from です。
中高生・大人向けには、 レポート・プレゼン・自己紹介(失敗から学んだこと)など、 「根拠を示しながら話す英語」で欠かせない表現としておさえましょう。
イメージ:材料(データ・経験) → from → 結論・成長
📊
this data
⬇ 見て考える
conclusions
⇒
He drew his conclusions
from this data.
⚙️
experience / mistakes
⬇ ふり返る
learning / growth
⇒
We learn a lot
from our mistakes.
「材料」から「気づき」を取り出すときの矢印 それが from だとイメージしておくと、色々な動詞と組み合わせやすくなります。
💬 例文で確認:データ・経験からの結論を表す from
He drew his conclusions from this data.
(彼はこのデータから自分の結論を導き出しました。)
語注: drew his conclusions = 結論を導き出した(draw conclusions の過去形)、data = データ。
型: draw conclusions from ~ で「~から結論を導き出す」。ビジネス・レポート・研究でよく使われる表現です。
ポイント: 「データを見て、こう考えました」と言いたいときにぴったり。from this survey(この調査から)などに入れ替えて使えます。
From these numbers, we can see that our sales are growing.
(これらの数字から、わたしたちの売上が伸びていることが分かります。)
語注: sales = 売上、growing = grow の進行形(成長している)。
型: 文頭の From ~, で「~から見ると/~から分かるように」という意味を作り、we can see that ... につなげています。
ポイント: スライドを指しながら説明するときにそのまま使えるプレゼン定番表現です。テストの点数などにも応用できます。
We learned a lot from this experiment.
(私たちはこの実験から多くのことを学びました。)
語注: learned a lot = たくさん学んだ、experiment = 実験。
型: learn (a lot) from ~ で「~から(多くのことを)学ぶ」。学校の理科実験・職場のプロジェクトなど、あらゆる場面で使えます。
ポイント: レポートの最後に「この活動から学んだこと」をまとめるときの定番フレーズにできます。
You can learn from your mistakes and try again.
(あなたは自分の失敗から学んで、もう一度やり直すことができます。)
語注: mistakes = 失敗・まちがい、try again = もう一度挑戦する。
型: learn from your mistakes は「失敗から学ぶ」という定番フレーズで、自己紹介やエッセイにもよく出てきます。
ポイント: 自分や友だちを励ますときにも使える、心強い表現です。英語学習の失敗も、from で成長の材料に変えていきましょう。
learn mistakes
のようにしてしまうミスがよくあります。
正しくは
learn from mistakes(失敗から学ぶ)です。
「何を学ぶか」ではなく「何から学ぶか」を考えると、from を付けるのを思い出しやすくなります。
🧠 モチベーションメモ: 学習心理学では、 自分の失敗を「材料」として言語化する と、 ただ落ち込むよりずっと記憶に残りやすく、次の行動も良くなることが分かっています。
今日のミニタスクとして、
最近の「うまくいかなかったこと」を 1 つだけ選んで、
I learned ~ from this mistake. または
From this mistake, I learned that ~.
の形でノートに書いてみてください。
英語の練習と自己成長が同時にできる、一石二鳥のトレーニングになります。
🧾 セクション4まとめ:from で「ルーツ・出どころ」を語れるようになろう
セクション4では、 from が 「歴史・出典・語源・データの出どころ」 を表す用法を学びました。 どのパターンも、 今目の前にあるもの(言葉・文化・結論) と そのルーツ(本・昔の言語・経験・データ) を「← from ←」でつなぐイメージでしたね。
🔍 4-1〜4-3 で学んだ「ルーツ from」を一気に振り返り
-
4-1
📖 引用・出典:from+本・作品・資料
⇒ lines / a quote / data / information + from + 本・作品・資料
例:These lines are from a famous song.
(この一節は有名な歌からのものです。) -
4-2
🌍 語源・文化の由来:come from / derive from / originate from
⇒ words / customs / festivals + come / derive / originate from ~
例:This festival comes from an old tradition.
(この祭りは古い習慣に由来します。) -
4-3
📊🧠 データ・経験からの結論:conclusions from ~ / learn from ~
⇒ conclusions / lessons / insights + from data / surveys / experience / mistakes
例:We can learn from our mistakes.
(私たちは失敗から学ぶことができます。)
⚖️ 歴史・ルーツまわりの from / of / by のちがい
| 表現 | 役割(ざっくりイメージ) | 例(訳) |
|---|---|---|
| from | ルーツ・出どころ・出典 「どこから生まれたか」 |
Many words come from Latin.(多くの単語はラテン語に由来する。) |
| of | 所属・中身・特徴 「〜の(〜に属する)」 |
the traditions of Japan(日本の伝統) |
| by | 行為者・作者(受動文で登場) 「誰によって作られたか」 |
This book was written by a historian.(この本は歴史家によって書かれた。) |
🔑 迷ったら、 from=ルーツ、 of=〜の(所属)、 by=作者・行為者 と一度日本語で考えてみると、選びやすくなります。
✅ 3問セルフチェック:どの前置詞を入れる?
-
Q1.
「この歌詞は、あの映画からの引用です。」
These lyrics are ( ) that movie.
→ 出典なので? -
Q2.
「この単語はラテン語に由来します。」
This word comes ( ) Latin.
→ 語源なので? -
Q3.
「この本は有名な作家によって書かれました。」
This book was written ( ) a famous writer.
→ 行為者(書いた人)なので?
🔍 答え:Q1 from / Q2 from / Q3 by。 ノートに ( ) つきの英文だけを書いて、自分で答えを埋める「ミニ穴埋めテスト」にしておくと、スキマ時間に復習しやすくなります。
🚀 モチベーション&学習のコツ:自分の「好き」のルーツを英語で語ろう
心理学の研究では、 「自分の好きなものの背景や歴史」を調べるとき、 人は自然と集中し、記憶にも残りやすいことが分かっています。
そこでセクション4の締めとして、こんなミニタスクはいかがでしょうか:
- 好きな ゲーム / アニメ / 歌 / お祭り / スポーツ を 1 つ選ぶ
- その「ルーツ」を少し調べてみる(どこの国から?いつごろから?どんな意味?)
-
英語で 2 文だけ書く:
This idea comes from ~.
This festival comes from ~.
This word derives from ~.など
「推し」や「好きな世界」のルーツ を英語で語れるようになると、 from のルーツ用法だけでなく、単語・文化の知識も一気に広がります。 「どこから来たの?」と英語で考えるクセをつけて、あなた自身の英語のルーツも少しずつ育てていきましょう 🌱
5. 出身や原産地を表す
このセクションでは、
from
が 「人がどこの出身か」「モノがどこの産地か」 を表す使い方を学びます。
日本語の
「〜出身」、
「〜産」、
「〜の国の〜」
に当たる「〜から」が、ここでの
from です。
自己紹介の
I’m from Tokyo. /
Where are you from? から、
商品説明の
This coffee is from Brazil. まで、
日常会話・旅行・ビジネスで出番の多い意味の from
を、まとめて整理していきます。
👤🌍🍎 from の「出身・原産地」コアイメージをつかもう
出身・原産地を表す from は、
「今どこにいるか」ではなく
「もともとどこの土地の人・モノか」
を教えてくれる前置詞です。
✅ まずは日本語のイメージを整理
- 「私は大阪 出身 です。」 → 「私は 大阪から来た人 です。」のイメージ
- 「このお茶は京都 産 です。」 → 「このお茶は 京都から来たお茶 です。」のイメージ
- 「このチョコはベルギーのものだよ。」 → 「このチョコは ベルギーから来たチョコ だよ、という感覚
小学生向けに言うと、
「どこで生まれた?」「どこで作られた?」
と聞かれたときの「〜から」が from です。
中高生・大人向けには、 I’m from ~.(出身) / This is from ~.(産地・国)を軸に、 be from / live in / made in の違いも、このあと順番に整理していきます。
イメージ図:人の「出身」とモノの「産地ラベル」
👤
You
↕(人)
from Tokyo
→ 「あなたは 東京出身 です。」 (現在どこに住んでいても OK)
🍎
these apples
↕(モノ)
from Aomori
→ 「これらのリンゴは 青森産 です。」 =パッケージに書いてある「原産地:青森」のイメージ
💡
ポイント:
live in ~
は「今住んでいる場所」、
be from ~
は「生まれた場所・出身地」。
この違いを意識すると、from の「出身・原産地」感覚がつかみやすくなります。
5-1. 人の出身:I’m from Tokyo / Where are you from?
ここでは、
人の「出身」を表す from
を集中して確認します。
自己紹介の
I’m from Tokyo. や、
相手にたずねる
Where are you from? は、
英会話の最初の一歩になる超・基本フレーズです。
ポイントは、
be from ~(出身)
と
live in ~(今住んでいる場所)
の違いをはっきりさせること。
「生まれた場所」や「育った場所」のラベルが
from で、
「現在の住所」のラベルが
in だとイメージしておくと混乱しにくくなります。
👤🌏 基本パターン:I’m from ~. / Where are you from?
人の出身を表すときのいちばん基本の形は、 be動詞+from+場所 です。
✅ 型をおさえよう
-
I am from + 都市/県/国.
→ I’m from Tokyo.(私は東京出身です。) -
Where are you from?
→ 「あなたはどこの出身ですか。」 自己紹介の超・定番質問です。 -
He is from Canada./They are from Osaka.
→ 三人称にもそのまま使えます。
小学生向けに言うと、 「どこ生まれ?」 「どこから来た人?」と聞かれたときの 日本語の「〜出身」「〜の人」が、 be from ~ になっているイメージです。
中高生・大人向けには、 be from:出身 / live in:現在地 / come from:やや広く「〜から来た」 という区別を意識しておくと、自己紹介や面接でスムーズに話せるようになります。
be from と live in の違いをイメージで確認
👤 あなた
I’m from Osaka.
(大阪出身=ルーツ)
I live in Tokyo now.
(今は東京に住んでいる=現在地)
💡
ポイント:
出身を言うときは
from、
住所を言うときは
in。
まずはこの区別だけ意識できれば OK です。
💬 例文で確認:自己紹介の from
I’m from Tokyo.
(私は東京出身です。)
語注: from Tokyo = 東京出身、東京から来た人のイメージ。
型: I’m from + 場所. が自己紹介の基本パターンです。
ポイント: 日本語の「東京に住んでいます」よりも、「東京出身です」とルーツを示したいときに使います。
Where are you from?
(あなたはどこの出身ですか。)
語注: where = どこ、from = 〜出身(どこから来た人か)。
型: Where are you from? は自己紹介の鉄板フレーズ。相手の国や町を聞くときに使います。
ポイント: 答えるときは I’m from ~. で返すのが基本です。
I’m from Osaka, but I live in Tokyo now.
(私は大阪出身ですが、今は東京に住んでいます。)
語注: live in ~ = ~に住んでいる、but = しかし。
型: I’m from A, but I live in B now. で「出身地A」と「今住んでいる場所B」をセットで説明できます。
ポイント: 面接や自己紹介で、「出身」と「現住所」を両方伝えたいときにとても便利な形です。
My parents are from Hokkaido.
(私の両親は北海道出身です。)
語注: parents = 両親、from Hokkaido = 北海道出身。
型: My parents are from ~. / My father is from ~. のように、家族の出身にもそのまま使えます。
ポイント: 自分のバックグラウンド(家族のルーツ)を紹介するときに役立つ表現です。
🚀 モチベーションのヒント:自分の「出身マップ」を英語で作ろう
心理学の研究では、 「自分とつながりのある情報」 を使って学ぶと、 記憶に残りやすく、学習のモチベーションも上がりやすい ことが分かっています。
今日のミニタスクとして、ノートに次の 3 文を書いてみてください:
-
I’m from ~.(自分の出身) -
My family is from ~.(家族の出身) -
My best friend is from ~.(友だちの出身)
こうして 自分だけの「出身マップ」 を英語で作っていくと、 from の「出身」イメージがぐっと自分ごとになり、忘れにくくなります 😊
5-2. モノ・商品の原産地:coffee from Brazil / tea from Kyoto
ここでは、
モノや商品の「産地・原産国」
を表す from をまとめます。
日本語の
「〜産」 /
「〜の国の〜」
にあたる部分が、
from + 場所
で表せます。
例:
This coffee is from Brazil.(このコーヒーはブラジル産です。)
This tea is from Kyoto.(このお茶は京都のお茶です。)のように、
パッケージの「原産地ラベル」をそのまま英語にしたイメージで覚えると分かりやすくなります。
🍎☕🌏 基本パターン:This ~ is from + 場所.
モノ・商品の原産地を表すときは、
be動詞+from+場所
が基本です。
これは、商品に貼ってある
「このモノはここから来ました」
というラベルだと思ってください。
✅ 型をおさえよう(モノの「〜産」)
-
This coffee is from Brazil.
→ 「このコーヒーは ブラジル産 です。」 -
These apples are from Aomori.
→ 「このリンゴは 青森産 です。」 -
This tea is from Kyoto.
→ 「このお茶は 京都のお茶 です。」
小学生向けに言うと、 「どこで作られた?」「どこの土地のもの?」 を言うときの日本語の「〜産」が、 from に変わっただけ、というイメージです。
中高生・大人向けには、
from(〜産・〜の土地の)と
made in(〜で製造された)を区別しておくと便利です。
どちらも「原産地っぽい意味」ですが、
from:どこの土地のものか、
made in:どこで作られたか(製造地)
と考えるとスッキリします。
原産地ラベルのイメージ:from と made in
| 表現 | イメージ | 例 |
|---|---|---|
| from | どこの土地のものか 「〜産」「〜の地方の」 |
This tea is from Kyoto.(京都のお茶です。) |
| made in | どこで製造されたか 「〜製」「〜で作られた」 |
This watch was made in Japan.(この時計は日本製です。) |
💡 「ふつうの会話」で産地をサラッと言うなら from、 商品説明や表示ラベルっぽく言うなら made in を使うことが多いと覚えておくと自然です。
💬 例文で確認:モノ・商品の原産地を表す from
This coffee is from Brazil.
(このコーヒーはブラジル産です。)
語注: coffee = コーヒー、Brazil = ブラジル。
型: This ~ is from + 国. で「この〜は〜産です」と言えます。
ポイント: カフェで豆の産地を説明するときなど、日常会話でもよく使える表現です。
These apples are from Aomori.
(このリンゴは青森産です。)
語注: apples = リンゴ、Aomori = 青森。
型: These ~ are from + 地域. で「これらの〜は〜産です」と複数形にもそのまま使えます。
ポイント: 日本の特産品を紹介するときに、そのまま応用できます(rice from Niigata, oranges from Ehime など)。
This tea is from Kyoto.
(このお茶は京都のお茶です。)
語注: tea = お茶、Kyoto = 京都。
型: This tea is from + 都市/地域. で、地域ブランドを紹介するときの基本形になります。
ポイント: 旅行先のお土産を紹介するときに、「This is from ~.」と一言そえるだけで、会話がぐっと広がります。
This chocolate is from Belgium.
(このチョコレートはベルギー産です。)
語注: chocolate = チョコレート、Belgium = ベルギー。
型: This chocolate is from + 国. で、「このチョコは〜の国のもの」とさらっと説明できます。
ポイント: プレゼントやお土産を渡すとき、「It is from ~.」と一言そえると、会話がやわらかくなります。
🚀 モチベーションのヒント:家の中の「from ラベル」を探してみよう
学習心理学によると、 身の回りのモノと結びつけて覚えた表現 は、 単語帳だけで覚えた表現より ずっと長く記憶に残りやすいことが分かっています。
そこで、今日のミニタスク:
- 家の中で「産地がありそうなモノ」を 3 つ見つける(お茶・お菓子・果物・調味料など)。
- パッケージの「原産国・原産地」を見て、英語で書いてみる。
-
ノートに次の形でメモする:
This ~ is from ~.
こうして 自分だけの「from 辞書」 を作っていくと、 レストラン・旅行・オンラインショッピングなど、どんな場面でも自信を持って話せるようになります。
5-3. 動物・品種・ブランドの「~発」:a dog from Spain / a brand from Italy
ここでは、犬の品種・ブランド・チーム・音楽グループなどが
「どこの国・どの地域のものか」
を表す from を扱います。
日本語の
「スペイン発の犬種」 /
「イタリア発のブランド」
といった言い方に対応するイメージです。
例:
a dog from Spain(スペインの犬種) /
a brand from Italy(イタリア発のブランド) /
a team from England(イングランドのチーム)など、
「〜発」「〜の国の〜」をサラッと説明したいときに活躍する表現です。
🐶👟🎵 基本パターン:a/an + 名詞 + from + 国・地域
動物の品種・ブランド・チーム・音楽グループなどの「〜発」は、
a/an + 名詞 + from + 国・地域
で表せます。
これは
「この名詞は、この国から来たグループに属している」
というラベルだと考えると分かりやすいです。
✅ よくある組み合わせ
-
a dog from Spain
→ スペイン原産の犬種(スペイン発の犬) -
a brand from Italy
→ イタリア発のブランド -
a soccer team from England
→ イングランドのサッカーチーム -
music from Korea
→ 韓国発の音楽(K-POP など)
小学生向けに言うと、 「どこの国のワンちゃん?」「どこの国のブランド?」 と聞かれたときの「〜の国の〜」が from ~ になっているイメージです。
中高生・大人向けには、 セクション4の comes from / derives from が「歴史的な由来」の話だったのに対して、 ここでは 「ラベルとしての出身地」 を言っている点がポイントです。 「そのチームはどこの国のチームか?」を説明するイメージで使いましょう。
イメージ:グループ・ブランド・チームの「出身ラベル」
| 名詞 | from + 場所 | 意味 |
|---|---|---|
a dog
|
from Spain
|
スペインの犬種(スペイン発の犬) |
a brand
|
from Italy
|
イタリア発のブランド |
a soccer team
|
from England
|
イングランドのサッカーチーム |
music
|
from Korea
|
韓国発の音楽 |
💡
好きな犬種・ブランド・チーム・アイドルなどを思い浮かべて、
~ from Japan. /
~ from America. の形に入れかえてみると、
記憶に残りやすくなります。
💬 例文で確認:動物・品種・ブランド・チームの「〜発」
We have a dog from Spain at home.
(うちにはスペインの犬種の犬がいます。)
語注: have ~ at home = 家に~がいる/ある、a dog from Spain = スペイン発の犬種。
型: a + 動物 + from + 国 で「〜の国の犬/猫/鳥」と表現できます。
ポイント: 好きな犬種があれば、国名を調べて a dog from ~ の形で覚えると楽しいです。
This is a brand from Italy.
(これはイタリア発のブランドです。)
語注: brand = ブランド。
型: a brand from + 国 で「〜発のブランド」を表せます。
ポイント: お気に入りの服やバッグがあれば、そのブランドを a brand from ~ と言えるようにしておくと会話で話題にしやすいです。
My favorite soccer team is from England.
(私のお気に入りのサッカーチームはイングランドのチームです。)
語注: favorite = 一番のお気に入り、soccer team = サッカーチーム。
型: My favorite ~ is from + 国. で、「お気に入りの〜は〜の国のものです」と言えます。
ポイント: スポーツ観戦やゲームの話をするときに、「どこの国のチーム?」を紹介するのにぴったりです。
I often listen to music from Korea.
(私はよく韓国発の音楽を聴きます。)
語注: often = よく、listen to ~ = ~を聞く。
型: music from + 国 で「〜発の音楽」を表し、K-POP や J-POP などの話題につなげられます。
ポイント: 好きなアーティストや曲の話をするとき、「どこの国の音楽か」を from で一言そえると、会話が広がります。
🚀 モチベーションのヒント:推しの「国籍ラベル」を英語でつけよう
心理学の研究では、 自分の「好きなもの」と関連づけた知識 は、 そうでない知識より 何倍も記憶に残りやすいとされています。
今日のミニタスク:
- 好きな犬種・ブランド・チーム・アーティストを 3 つ書き出す。
-
それぞれについて、
a ~ from ~/~ from ~の形で英語にしてみる。 -
例:
My favorite brand is from Italy./My favorite band is from America.
こうして 「推しリスト」 に英語で from を付けていくと、 自然と 「〜発」「〜の国の〜」を語る力 が身についていきます。
5-4. be from / come from / live in / of の違い(注意ゾーン)
出身や原産地の話をするとき、 be from、 come from、 live in、 of をごちゃまぜにしがちです。 ここでは、よくあるミスをまとめてチェックし、 「出身」「現在地」「由来」「所属」 のイメージをはっきり分けておきましょう。
特に要注意なのが、 × I’m from Japanese. のような誤用です。 I’m from Japan. や I’m Japanese. のように、国名(Japan)と形容詞(Japanese)のどちらを使うか もいっしょに整理します。
⚖️ be from / come from / live in / of のざっくりマップ
| 表現 | コアイメージ | 例文(意味) |
|---|---|---|
| be from | 出身・原産地 「もともとどこの人/モノか」 |
I’m from Fukuoka.(私は福岡出身です。) |
| come from | 出身・由来 「どこから来ているか」「どこにルーツがあるか」 |
This idea comes from my experience.(このアイデアは私の経験から来ています。) |
| live in | 現在住んでいる場所 「いまどこに住んでいるか」 |
I live in Tokyo now.(私は今、東京に住んでいます。) |
| of | 所属・中身・性質 「〜の」「〜に属する」「〜の性質を持つ」 |
the people of Japan(日本の人々) |
小学生向けに言うと:
- be from =「どこ出身?」
- live in =「今どこに住んでる?」
- come from =「どこから来た?(出身・ルーツ)」
- of =「〜の」(チームの一員、国の人々、〜の性質 など)
中高生・大人向けには、 be from / come from は「ルーツ」寄り、 live in は「現住所」、 of は「所属・性質」 という整理をしておくと、表現の選び分けがかなり楽になります。
❌ よくある NG → ✅ 正しい言い方
-
× I’m from Japanese.
→ ✅ I’m from Japan.
→ ✅ I’m Japanese.
Japan(国名)と Japanese(形容詞)は役割が違います。 -
× I’m live in Tokyo.
→ ✅ I live in Tokyo.(live は動詞なので be 動詞はいらない)
→ 出身を言うなら: I’m from Tokyo. -
× This cheese is of France.
→ ✅ This cheese is from France.
原産地はふつう from。of は「性質や所属」に使われることが多いです。 -
× I come from Osaka now.
→ ✅ I come from Osaka.(出身の話)
→ 「今そこから来るところです」なら:
I’m coming from Osaka now.(文脈による・動作描写)
💬 例文で確認:出身・現在地・由来・所属の言い分け
I’m from Fukuoka, but I live in Nagoya now.
(私は福岡出身ですが、今は名古屋に住んでいます。)
語注: be from ~ = ~出身、live in ~ = ~に住んでいる、but = しかし。
型: I’m from A, but I live in B now. で「出身地 A」と「現在住んでいる場所 B」をセットで説明できます。
ポイント: 面接や自己紹介で「出身」と「今の住所」を一言でまとめたいときに、そのまま使える便利なフレーズです。
This idea comes from my experience.
(このアイデアは私の経験から来ています。)
語注: idea = アイデア、experience = 経験。
型: Something comes from ~. で「〜は〜から来ている」「〜に由来する」と言えます。
ポイント: プレゼンや打ち合わせで、自分の案の「根拠」や「背景」を説明するときに使える表現です。
This cheese is from France and is of high quality.
(このチーズはフランス産で、品質が高いです。)
語注: cheese = チーズ、high quality = 高品質。
型: be from + 国 で「〜産」、be of + 性質 で「〜という性質を持つ」と表現できます。
ポイント: 原産地は from、品質や性質は of と役割が違うことが分かる例です。
The people of Japan are from many different places.
(日本の人々は、さまざまな場所の出身です。)
語注: people of Japan = 日本の人々、many different places = たくさんのさまざまな場所。
型: the people of + 国 で「〜の人々」、be from many different places で「いろいろな場所の出身」と表せます。
ポイント: of は「〜の国に属する人たち」、from は「それぞれの出身地」と役割が違うことを確認できる文です。
🚀 モチベーションのヒント:「自分のストーリー」を 4 つの表現で語ってみよう
学習心理学では、 自分のストーリーを使って文を作る と、 単なる丸暗記より はるかに定着しやすいと言われています。
今日のミニタスク:
-
I’m from ~.(出身) -
I live in ~ now.(今住んでいる場所) -
My dream comes from ~.(夢のルーツ・きっかけ) -
I am a member of ~.(所属している学校・会社・サークルなど)
こうして be from / come from / live in / of を自分の物語に結びつけて使っていくと、 一度学んだ表現が「テスト用の知識」ではなく、 あなたの人生を語るための武器になっていきます。
🧾 セクション5まとめ:from で「出身・原産地」を語り切る
1️⃣ 人・モノ・ブランドをつなぐ「出身・原産地」の from
-
人の出身 →
be from + 場所
例:
I am from Tokyo.(私は東京出身です。) -
商品・特産品の「〜産」 →
be from + 地名
例:
This coffee is from Brazil.(ブラジル産のコーヒー。) -
犬・ブランド・チーム・音楽などの「〜発」 →
名詞 + from + 国・地域
例:
a brand from Italy(イタリア発のブランド。) - イメージはどれも 「この人・モノは、ここから来たグループに属している」 というラベル貼りです。
2️⃣ be from / live in / come from / of の役割分担
- be from = 出身・原産地 もともとの「ルーツ」を表す。
- live in = 現在住んでいる場所 「今どこにいるか」の情報。
- come from = 出身・由来 アイデアや文化・音楽などにも使って「どこから来ているか」を語る。
-
of
= 所属・性質
the people of Japanのように「〜の国に属する人々」やof high qualityのような性質を表すときに使う。
3️⃣ 最後に NG チェック:ここだけは間違えやすい
- × I’m from Japanese. → 国名を使うなら I’m from Japan. → 国籍を言うなら I’m Japanese.
- × I’m live in Tokyo. → 動詞 live の前に be 動詞は不要。 I live in Tokyo.
- 原産地はふつう from × This tea is of Kyoto. → This tea is from Kyoto.
-
「出身」と「今住んでいる場所」を混ぜて言いたいときは、
I’m from A, but I live in B now.の型にすると、とても自然です。
🚀 学習のコツとモチベーションアップ
心理学では、 自分と関係のある内容を使って練習する と、 単なる丸暗記よりも 記憶の定着がグッと良くなることが分かっています。
セクション5で学んだ from を、「自分の世界」に結びつけてみましょう:
-
自分の出身地 →
I’m from ~. -
今住んでいる場所 →
I live in ~ now. -
家の中の「〜産」のモノ →
This ~ is from ~. -
好きなブランド・チーム・音楽 →
a ~ from ~/music from ~
ノートにこれらの文を 自分の情報で埋めていく だけで、 from の「出身・原産地」イメージが、 一生使える自分の表現になっていきます。 少しずつで大丈夫なので、あなたのストーリーを英語で広げていきましょう。
6. 原料や材料を表す from:made from / made of / made with
このセクションでは、
「何から作られているか」
を表す from を中心に、
made from・made of・made with の違いを整理します。
日本語の
「〜からできている」「〜製の」「〜入りの」
といった表現を、英語でどう言い分けるかを、食べ物や身の回りの物を例にしながらやさしく解説していきます。
小学生でもイメージしやすいように、 「形が残っているか」「すっかり変わっているか」 という視点で考えるのがポイントです。 大人の学び直しとしても、 原料・材料の from と、素材を表す of の違いをここでスッキリさせておくと、英作文や会話の正確さがぐっと上がります。
🧪🪵 コアイメージ:材料ラベルとしての from / of / with
まずはざっくりと、 from、 of、 with のイメージをつかみましょう。
-
from:原料(もとになったもの)
料理や工場で、 「何から作られたか」 を説明するイメージ。 例:ぶどう → ワイン、牛乳 → チーズ など、 元の形がすっかり変わってしまうときにピッタリです。 -
of:素材(見れば分かる材料)
見た目で素材が分かる物 のときに使うことが多いです。 例:木の机、金属のベル、ガラスのコップ など。 -
with:一緒に使われている材料
「〜入り」「〜を使って」 のイメージで、 例:生クリームを使ったケーキ、たくさんの玉ねぎ入りカレー など、 材料の一つを強調したいときに便利です。
小学生向けに言うと、 from = レシピの出発点(もと)、 of = 出来上がった物の「見た目の素材」、 with = 「この材料も入っているよ」というおまけ情報 という感じです。
🍇 from / 🪵 of / 🥛 with をイメージで比べる
| 英語の形 | イメージ |
|---|---|
Wine is made from grapes.
|
🍇 ぶどうの形はもう見えないけれど、 「ぶどうが原料」だと説明したいとき → from |
The desk is made of wood.
|
🪵 見れば「木製」だと分かる → 素材をそのまま言うとき → of |
This soup is made with milk.
|
🥛 たくさん材料があるうちの一つとして 「牛乳入りだよ」と強調したい → with |
💡 セクション6では、 from = 原料、 of = 素材、 with = 「〜入り」 という3つの軸で、 料理・食品・家具・製品の説明にそのまま使える表現を身につけていきます。
6-1. 基本パターン:be made from / be made of
原料や材料を表すときのいちばん基本になるのが、 be made from と be made of です。 どちらも意味はざっくり「〜から作られている」ですが、 「元の形が残っているかどうか」で使い分けが変わります。
小学生でも分かるイメージで言うと、 made from は 「工場の中で元の形が分からなくなるまで変身した原料」、 made of は 「今見ても素材がはっきり分かるもの」を表すときに使います。
🧪🪵 コアの型:S be made from ~ / S be made of ~
まずは文の骨組みからおさえましょう。
-
S be made from 原料
→ 原料の形が すっかり変わっている とき。 例:Wine is made from grapes.(ぶどうの粒はもう見えず、ワインという別の姿になっているイメージ) -
S be made of 材料
→ 見れば 素材がそのまま分かる とき。 例:The desk is made of wood.(見て「木だな」と分かる木製の机) -
どちらも
「受動態(be + 過去分詞)」
なので、
文型としては
S be made from/of ~.「S は ~から作られている」と覚えておくとシンプルです。
小学生向けに一言でまとめると…
- made from = 「ぐちゃっと変身した元の材料」
- made of = 「見て分かる素材」
中高生・大人向けには、 from = 原料(加工プロセス寄り)、 of = 素材(出来上がりの見た目寄り) と押さえておくと、 文章を書くときに迷いにくくなります。
🍇 / 🪵 同じ材料でも「from」と「of」で見え方が違う
| 文 | イメージ |
|---|---|
Wine is made from grapes.
|
🍇 ぶどうの粒はもう見えない。 「原料としてのぶどう」を説明したい → made from |
The table is made of wood.
|
🪵 見た瞬間「木の机だ」と分かる。 「木製」であることを言いたい → made of |
This paper is made from wood.
|
🌳 木はすっかり細かくされて紙になっている。 もとの木の姿は残っていない → made from |
💡 「見て素材が分かるなら of」「工場・調理で大きく変身していたら from」 という ざっくりルールを頭に置いておくと、ほとんどの場面で自然な選び方ができます。
💬 例文で感覚をつかもう:made from / made of
Wine is made from grapes.
(ワインはブドウから作られます。)
語注: wine = ワイン、grapes = ブドウ。
型: Wine is made from + 原料. で「ワインは〜から作られている」と説明できます。
ポイント: ブドウの形はもう見えないので from。工場・発酵などの「加工プロセス」をイメージしましょう。
Cheese is made from milk.
(チーズは牛乳から作られます。)
語注: cheese = チーズ、milk = 牛乳。
型: Cheese is made from milk. のように、食べ物の主な原料を説明するときに使います。
ポイント: 牛乳の液体のままではなく、固まって姿が変わっているので from を使うのが自然です。
The desk is made of wood.
(その机は木でできています。)
語注: desk = 机、wood = 木・木材。
型: The desk is made of wood. で「その机は木製です」と言えます。
ポイント: 見た目で「木だ」と分かるので of。家具や建物の素材を言うときによく使います。
The statue is made of stone.
(その像は石でできています。)
語注: statue = 像、stone = 石。
型: The statue is made of stone. のように、彫像・建物などの素材を説明できます。
ポイント: 石の質感がはっきり分かるので of。金属・ガラス・木など「見て分かる素材」によく使います。
🚀 モチベーションのヒント:キッチンと自分の部屋を「英語ラボ」にしよう
学習心理学では、 身の回りの物と結びつけて覚えた表現 は、単に単語帳で覚えたものより 長く記憶に残りやすいと言われています。
今日のミニタスク:
- キッチンで「食品」を 2つ探して、
~ is made from ~.の形でノートに書く。 - 自分の部屋で「家具」を 2つ探して、
~ is made of ~.の形で書く。 - できれば声に出して、TTSボタンのように「自分で読み上げ」てみる。
こうやって made from / made of をあなたの日常とリンクさせていけば、 教科書の中の文ではなく、 自分の生活を説明するための英語として、自然に身についていきます。
6-2. 食べ物・飲み物の原料:made from ~ / made with ~
食べ物や飲み物の「原材料」を英語で説明するときに、よく使われるのが made from ~ と made with ~ です。 日本語の 「〜から作られている」「〜入りの」 にあたる部分で、メニューやレシピ、商品のパッケージ説明にそのまま使えます。
ざっくり言うと、 made from は 「主な原料(元の形が変わったもの)」、 made with は 「いくつかある材料のうち、強調したい材料」を表します。 小学生でも、 「レシピの土台」= from、「この材料も入ってるよ」= with と考えると分かりやすいです。
🍞🥤 レシピ発想で覚える made from / made with
食べ物・飲み物の説明は、レシピをイメージするとスッと入ってきます。
-
be made from + 原料
主な原料を言うとき。 元の形が ほとんど分からないくらい変わっている 場合が多いです。 例:豆腐、チーズ、パン、ジュース、ソースなど。 -
be made with + 材料
たくさんある材料のうち、 「この材料も使っているよ」と強調したいもの を言うとき。 例:牛乳入りスープ、たっぷり玉ねぎ入りカレー、ハーブ入りドリンクなど。 -
同じ料理でも、
from
と
with
で焦点が変わります。
This cake is made from rice flour.(主な原料は米粉)This cake is made with strawberries.(いちご入りだよ、と強調)
小学生向けにまとめると、 made from =「この食べ物の正体は、もともと何だった?」、 made with =「どんなおいしい材料が入っている?」 という質問に答えるイメージです。
🍽️ made from / made with の使い分けを一目でチェック
| 形 | よくある使い方 |
|---|---|
be made from ~
|
主な原料・ベースの材料。 姿が変わっていて、 「元の形」はもう見えない。 |
be made with ~
|
材料の一つを強調。 「〜入り」「〜を使って」 のニュアンス。 |
be made of ~
|
(おさらい)見て分かる素材。 食べ物よりも家具・道具などでよく使う。 |
💡 レストランやカフェで、 「何からできている?」 と 「何が入っている?」 を言い分けられると、注文や説明がとても自然になります。
💬 例文で確認:食べ物・飲み物の made from / made with
Tofu is made from soybeans.
(豆腐は大豆から作られます。)
語注: tofu = 豆腐、soybeans = 大豆。
型: Tofu is made from ~. で「豆腐の主な原料は〜です」と説明できます。
ポイント: 大豆の形はもう見えないので from。原料としての大豆を説明しているイメージです。
This cake is made from rice flour.
(このケーキは米粉から作られています。)
語注: rice flour = 米粉。
型: be made from rice flour で「米粉ベースの食品」と説明できます。
ポイント: アレルギー対応やグルテンフリー商品を紹介するときなどに、原料をはっきり伝えられる便利な形です。
This soup is made with fresh vegetables.
(このスープは新鮮な野菜を使って作られています。)
語注: fresh = 新鮮な、vegetables = 野菜。
型: be made with + 材料 で「〜入り」「〜を使って作られた」と言えます。
ポイント: ほかにも材料はあるけれど、「新鮮な野菜」を特にアピールしたいときに with が活躍します。
This curry is made with a lot of onions.
(このカレーはたくさんの玉ねぎを使って作られています。)
語注: a lot of = たくさんの、onions = 玉ねぎ。
型: be made with a lot of + 材料 で、「〜をたっぷり使った〜」というニュアンスになります。
ポイント: 味の決め手になる材料をアピールしたいときに with を使うと、メニュー説明がぐっとおいしそうになります。
🚀 モチベーションのヒント:キッチンを「英語の原材料ラボ」に
心理学の研究では、 実際の体験と結びついた言葉 は、机の上だけで覚えた言葉より ずっと忘れにくい と言われています。
今日できる小さなチャレンジ:
- 家にある食品を 2~3 個選んで、「これは何から作られている?」と考えてみる。
-
主な原料 →
It is made from ~.強調したい材料 →It is made with ~.の形でノートに書く。 - 書いた文を声に出して読んでみる(自分のキッチンがそのまま教科書になります)。
こうして made from と made with を「生活の中の英語」に変えていくと、 英文法が ただのテスト対策ではなく、毎日の暮らしを説明するためのツール に変わっていきます。
6-3. 形が残る vs 形が変わる:from と of のイメージ比較
be made from と be made of は、 どちらも「〜から作られている」という意味ですが、 原料の形が「残っている」か「変わっている」かでニュアンスが変わります。
このセクションでは、同じ材料(木・紙・金属・食べ物など)を使いながら、 from と of の イメージの差 を、図と例文でじっくり見比べていきます。 小学生でも分かるように、 「工場の中で大変身」= from、 「見た目で素材が分かる」= of と押さえておきましょう。
📄🪵 木から紙・机・ドアへ:from と of の見え方のちがい
同じ「木」でも、何に変身するかによって使う前置詞が変わります。
-
1) 形が変わる(原料が見えない) → from
例:木 → 紙、ぶどう → ワイン、牛乳 → チーズ など。 原料が 細かくくだかれたり、溶けたり、発酵したりして別のものになっている イメージです。 -
2) 形がある程度残っている(見れば素材が分かる) → of
例:木 → 机、木 → ドア、金属 → ベル、ガラス → コップ など。 出来上がりを見たときに、 「あ、木だ」「金属だ」「ガラスだ」 と素材が分かるイメージです。 -
文法的にはどちらも
S be made from/of + 材料という同じ型ですが、 「工場・キッチンの中から見るか」(加工の視点)と 「出来上がったものだけを見るか」(見た目の視点)で、 from / of の使い分けが決まります。
小学生向けに言うと、 from =「ぐちゃぐちゃにして別のものに変身させる」、 of =「形を残したまま作品を作る」 というイメージで OK です。
🌳 木からいろいろなものへ:from / of 比較
| 流れ | 英語の形とイメージ |
|---|---|
| 🌳 木 → 🏭 工場 → 📄 紙 |
Paper is made from wood.木は細かくくだかれて、もう元の「木の板」には見えない → made from |
| 🌳 木 → 🪚 工房 → 🪑 椅子 |
A chair is made of wood.椅子の形にはなっているけれど、見れば「木だ」と分かる → made of |
| 🍇 ぶどう → 🏭 発酵 → 🍷 ワイン |
Wine is made from grapes.ぶどうの粒はどこにも見えない → made from |
| 🪙 金属 → 🔔 ベル |
The bell is made of metal.ツルツルした金属の見た目がそのまま分かる → made of |
💡 細かい例外はありますが、 「姿がほぼ別物」= from / 「素材の顔が見える」= of のセットで覚えておくと、ほとんどの場面で迷わなくなります。
💬 例文で比べよう:同じ材料でも from と of が変わる
Paper is made from wood.
(紙は木から作られています。)
語注: paper = 紙、wood = 木・木材。
型: Paper is made from wood. で「紙の原料は木です」と説明できます。
ポイント: 木は細かくくだかれて紙になっているので、元の木の形は見えません。こうした「大変身」は from で表すのが自然です。
This chair is made of wood.
(この椅子は木でできています。)
語注: chair = 椅子、wood = 木・木材。
型: This chair is made of wood. で「この椅子は木製です」と言えます。
ポイント: 椅子になっていても、見れば「木だ」と分かるので of。素材をそのまま言いたいときの定番パターンです。
This juice is made from fresh apples.
(このジュースは新鮮なりんごから作られています。)
語注: juice = ジュース、fresh apples = 新鮮なりんご。
型: be made from fresh apples で、りんごを原料にしたジュースやお菓子を説明できます。
ポイント: コップの中のジュースを見ても、りんごの形は見えません。「原料としてのりんご」に注目しているので from を使います。
The bottle is made of glass.
(そのボトルはガラスでできています。)
語注: bottle = ボトル、glass = ガラス。
型: The bottle is made of glass. で「ボトルはガラス製です」と素材を説明できます。
ポイント: ガラスのツルツル・すべすべした質感が目で見て分かるので of。家具・容器・建物など、素材を言うときの基本パターンです。
🚀 モチベーションのヒント:「素材当てクイズ」で from / of を定着させよう
学習心理学では、 ゲーム感覚での反復 が、単純な暗記よりも 記憶の定着に効果的だとされています。
今日できるミニゲーム:
- 部屋の中から 5 つモノを探して、「原料が見えない食べ物」「素材が見て分かるモノ」に分ける。
- それぞれに対して、
It is made from ~./It is made of ~.のどちらを使うか考える。 - 慣れてきたら、家族や友だちにクイズ形式で出してみる。
from / of の違い が、 「テストで問われる知識」から あなたの目線で世界を説明するための表現 に変わっていきます。 ちょっとした日常の中に、英語の練習チャンスがたくさん隠れていますよ。
6-4. その他の型:make A from B / of B +よくある誤解
ここまでは be made from / be made of という「受動態」の形を中心に見てきました。 このセクションでは、 make A from B / make A of B という 「能動態」 の形と、 よくある誤解・迷いやすい組み合わせ をまとめて確認します。
小学生向けに言うと、
「だれが/なにが、なにを作るのか」
に注目するのが
make A from B / of B です。
中高生・大人向けには、
「主語が作り手」「目的語が出来上がったもの」
という意識を持つと、英作文の幅がぐっと広がります。
🧰 基本の型:make A from B / make A of B
まずは、「作り手が主語」になる make A from B / of B の基本パターンを確認します。
-
make A from B:B から A を作る(原料の形が変わる)
from はこれまでと同じく、元の形がほとんど分からないくらい 大変身する原料のイメージです。 例:木から紙、ぶどうからワイン、牛乳からチーズ など。 -
make A of B:B で A を作る(素材の顔が見える)
of は「素材としての B」をそのまま感じるとき。 例:木で椅子を作る、雪で雪だるまを作る など。 ※ 日常会話ではmake A from Bの方がよく使われますが、 文語・決まった言い回しではmake A of Bも出てきます。 -
受動態との対応関係を整理しておくと理解しやすくなります:
They make wine from grapes.
→Wine is made from grapes.
小学生向けまとめ:
A(できあがり) を
B(もとの材料)
から作るときに、
make A from B / make A of B の形で言えるようになるのがゴールです。
🔁 受動態との対応:誰が作る?何が作られる?
| 能動態(作り手が主語) | 受動態(できあがりが主語) |
|---|---|
They make wine from grapes.
|
Wine is made from grapes.
|
The craftsman made a bowl from wood.
|
A bowl was made from wood.
|
She made a snowman of snow.
|
A snowman was made of snow.
|
💡 「だれが(主語)」「なにを(A)」「何から(B)」の 3 点を意識すると、 能動態 ↔ 受動態 の切り替えがスムーズになります。
⚠️ よくある誤解・迷いやすい組み合わせ
from / of の両方が文法的に許されることもありますが、
ここでは「基本的にこう覚えると安全」というラインに絞って説明します。
❌ / ✅ 原料と素材をごちゃ混ぜにしない
-
× Wine is made of grapes.
「ぶどうの姿」がそのまま見えるわけではないので、普通は from を使います。 ✓ Wine is made from grapes. -
× The desk is made from wood.
「木製」であることを言いたいだけなら、 of の方が自然です。 ✓ The desk is made of wood. -
× They make chairs from wood of Japan.
✓ They make chairs from Japanese wood. (「日本の木から椅子を作っている」という自然な言い方)
🧠 学習のコツ:テストよりも「イメージ重視」で覚える
from / of の使い分け は、 「これはテストでどっちが正解か?」と考えるより、 「自分の頭の中でどんな場面を思い浮かべているか」 を意識する方が長く残ります。
- 工場・キッチンを想像する → 原料がバラバラになって変身 → from
- 完成したモノを手に取って眺める → 素材の顔が見える → of
心理学的にも、 イメージとセットで覚えた知識 は、 ただの暗記よりも 忘れにくく・取り出しやすい ことが分かっています。 「from は工場」「of は作品」と、頭の中で小さな映画を再生してみてください。
💬 例文でチェック:make A from B / of B
They make wine from grapes.
(彼らはブドウからワインを作っています。)
語注: make = 作る、wine = ワイン、grapes = ブドウ。
型: make A from B で「B から A を作る」と表現できます。
ポイント: 受動態 Wine is made from grapes. とペアで覚えると、能動・受動の切り替えがスムーズになります。
The craftsman made this bowl from a single piece of wood.
(その職人は、この椀を一本の木から作りました。)
語注: craftsman = 職人、bowl = 椀・ボウル、a single piece of = 一本の・一つの。
型: made this bowl from a single piece of wood で「一本の木からこの椀を作った」と具体的に言えます。
ポイント: 「一本の木を削って形を変えている」ので、基本イメージは from。加工の過程を意識すると覚えやすくなります。
She made a snowman of snow.
(彼女は雪で雪だるまを作りました。)
語注: snowman = 雪だるま、snow = 雪。
型: make a snowman of snow で「雪で雪だるまを作る」と言えます。
ポイント: 雪だるまを見れば「雪でできている」と分かるので of。素材の顔が見えるときのイメージ練習になります。
They made a big mistake from a small misunderstanding.
(彼らは小さな誤解から大きなミスを引き起こしました。)
語注: mistake = ミス、misunderstanding = 誤解。
型: make a big mistake from ~ のように、抽象的な「原因・きっかけ」にも from を使うことがあります。
ポイント: 物理的な「材料」だけでなく、「誤解」「情報」などから何かが生まれるときにも from が使える、という応用パターンです。
🚀 ミニまとめ:make A from B / of B を自分のことばにしてみよう
今日学んだ make A from B / of B を、 ノートの中だけで終わらせず、 自分の身の回りの物・体験と結びつけると記憶がぐっと安定します。
- 家にある料理・おやつ →
We make ~ from ~. - 工作・図工で作ったもの →
I made ~ of ~. - 仕事や勉強の失敗談 →
I made a mistake from ~.(大人向け)
心理学でも、 自分のエピソードと一緒に覚えた表現 は、 ただの例文より 何倍も思い出しやすいことが分かっています。 「自分だけの make A from B / of B の例」を 3 つ作ってみるところから始めてみましょう。
🧾 セクション6まとめ:原料・材料を表す from / of / with の全体像
このセクションでは、「何からできている?」「何製?」「何入り?」を英語で説明するために、 from / of / with のイメージと使い分けを学んできました。 小学生でも、大人でも、 「工場の中の原料」なのか「見た目で分かる素材」なのか「レシピの材料の一つ」なのか を意識できれば、かなり正確に選べるようになります。
🎯 1. コアイメージ一気まとめ
-
from(原料)
「工場・キッチンの中」で、 元の形がほとんど分からないくらい大変身した材料。 例:ぶどう → ワイン、木 → 紙、牛乳 → チーズ など。 型:be made from ~/make A from B -
of(素材)
完成したモノを見たときに、 素材の顔がそのまま見える。 例:木 → 椅子、石 → 像、金属 → ベル、ガラス → ボトル など。 型:be made of ~/make A of B -
with(〜入り)
たくさんある材料のうち、 「この材料も使っていますよ」と強調したいもの。 例:野菜入りスープ、玉ねぎたっぷりカレー、ハーブ入りドリンク など。 型:be made with + 材料
✅ 2. よく使うパターン・チェックリスト
次のポイントが押さえられていれば、このセクションはほぼクリアです。
-
from
原料チェック
▸Wine is made from grapes.のように、 「元の形が見えない原料」にfromを使える。 -
of
素材チェック
▸The desk is made of wood.のように、 「木製・金属製・ガラス製」をofで言える。 -
with
〜入りチェック
▸This soup is made with fresh vegetables.のように、 「~入り」「~を使って作った」をwithで言い分けられる。 -
能動 / 受動
切り替えチェック
▸They make wine from grapes.⇄Wine is made from grapes.をスムーズに変換できる。 -
イメージ
イメージチェック
▸ 「工場・キッチンの中=from」「できあがりを眺める=of」「レシピの中の材料=with」 の映像が頭の中でパッと再生できる。
📝 3. ミニ確認:どれを使う?
自分の頭の中で答えてみましょう(答えはクリックではなく、下の解説を見て自己チェックしてください)。
- チーズは牛乳から作られる。 →
Cheese is made ( from / of ) milk. - その像は石でできている。 →
The statue is made ( from / of ) stone. - このケーキはいちごを使って作られている。 →
This cake is made ( from / with ) strawberries.
目安:1 = from(もとの形が変わる)/ 2 = of(素材が見える)/ 3 = with(いちご入りをアピール)
🚀 モチベーション:キッチンと自分の部屋を「英語の実験室」にしよう
学習心理学では、 実際の物と結びつけて覚えた英語 は、 単語帳だけで覚えた英語より ずっと忘れにくい ことが分かっています。
セクション6を「使える知識」に変えるために、次のステップを試してみてください。
-
キッチンで食べ物・飲み物を 3 つ選び、
It is made from ~./It is made with ~.の形でノートに書く。 -
自分の部屋で、家具や道具を 3 つ探し、
It is made of ~.の形で書いてみる。 - できた文を、声に出して読んでみる。 「英語で自分の家をツアーする」つもりで、家族や友だちにも説明してみる。
こうやって from / of / with を日常のモノにどんどん貼り付けていくと、 英文法が テストのための知識から、 自分の世界を説明するためのことばに変わっていきます。 「今日は家の中のモノを 1 つ、英語で説明してみる」──そんな小さな一歩が、あとで振り返ると大きな成長につながります。
7. 変化や推移を表す
ここでは、from を使って、 「A という状態や場所から、B という状態や場所へ変わる」 表現をまとめて学びます。 from は 「変化のスタート地点」を示し、 to / into が 「ゴール地点」を示すイメージです。
天気が悪くなる、信号の色が変わる、値段が下がる、心や性格が成長する……。 こうした 「変化のストーリー」 を英語で話すときに、 from がとてもよく使われます。 小学生でも、「スタート → ゴールのすごろく」をイメージすれば OK です。
🔁 「from A to B」で描く、変化のストーリー
1コマで分かる「from A to B」のイメージ
💡 イメージ: from =スタート地点、 to / into =ゴール地点。 そのあいだを、天気・色・数字・気持ちが「スーッ」と動いていく感じです。
from は、 これまで「時間の起点」「出発点」「原料」などを表してきましたが、 このセクションでは 「変化のスタート地点」 という役目がメインになります。
-
状態の変化:
The weather went from bad to worse.
(天候は悪い状態から、さらに悪い状態へ向かった。) → bad から worse という「状態の線」を描いている。 -
色・表示の変化:
The light changed from red to green.
(信号が赤から青に変わった。) → 色の変化は、小学生にもイメージしやすい典型パターン。 -
数値の変化:
The price dropped from 100 to 80.
(値段は 100 から 80 に下がった。) → テストの点数、温度、人数、レベルなど、数字にも同じ「from A to B」がそのまま使える。
小学生向けのイメージまとめ: from A は「スタートのマス」、 to B は「ゴールのマス」。 コマ(天気・色・数字・気持ちなど)が、そのあいだを スゴロクみたいに進んでいく と考えると分かりやすいです。
📚 このセクションで扱う主な「変化の from」
-
状態の変化:
from bad to worse/from shy to confident -
色・表示の変化:
from red to green/from dark to bright -
数値・レベルの変化:
from 100 to 80/from 0 to 100 -
形・言語・形式の変化:
from Japanese into Englishなど -
長期的なストーリー:
from a small team to a big company/from strangers to close friends
7-1. 状態の変化:from bad to worse / from shy to confident
ここでは、from を使って 「ある状態 A から、別の状態 B へ変わる」 表現をまとめて学びます。 たとえば、 from bad to worse (悪い状態から、さらに悪い状態へ)や、 from shy to confident (内気な自分から、自信のある自分へ)のようなフレーズです。
小学生にもイメージしやすく言うと、 from A が 「スタートのマス」、 to B が 「ゴールのマス」。 天気・気分・性格・人間関係などが、そのあいだを スゴロクのコマみたいに動いていく感じです。
🎯 「A という状態」から「B という状態」へ:コアイメージ整理
状態の変化を表すとき、英語では from A と to B をセットで使うことがとても多いです。
-
よく一緒に使われる動詞
go/change/turn/growなど。 例:The weather went from bad to worse.,He changed from shy to confident. -
型のイメージ:
S + 動詞 + from A to BS(主語:天気・人・状況など)が、 A(スタートの状態) から B(ゴールの状態) へ動いていくイメージです。 - 中高生・大人向けには、 「悪い状況からさらに悪化する」「内気な自分から成長する」 といった ストーリー性のある表現として押さえておくと、英作文でとても役立ちます。
小さなコツ:日本語でまず「AからBになった」と言ってみてから、 頭の中で from A / to B をはめてあげるとスムーズです。
状態の変化を「線」で見る:3つの代表パターン
| 変化のタイプ | from A → to B のイメージ |
|---|---|
| 天気・状況の変化 |
from bad to worse「悪い」から「もっと悪い」へ、マイナス方向に進んでいく線。 |
| 性格・気持ちの変化 |
from shy to confident内気 → 自信あり、プラス方向への成長ストーリー。 |
| 人間関係の変化 |
from strangers to close friends「他人どうし」から「親友」へ関係が深まる線。 |
💡 同じ「from A to B」でも、 A と B に入る語が変わるだけで、 天気・性格・関係など 色々なストーリーを作れるのがポイントです。
💬 例文でつかむ「状態の from A to B」
The weather went from bad to worse.
(天気は悪い状態から、さらに悪い状態になっていきました。)
語注: weather = 天気、worse = より悪い。
型: S went from A to B で「だんだん A から B になっていった」と状態の変化を表します。
ポイント: from bad to worse は決まったフレーズとしてもよく使われ、「状況がさらに悪化する」というイメージがあります。
He changed from shy to confident in a few years.
(彼は数年のうちに、内気な性格から自信のある性格へと変わりました。)
語注: shy = 内気な、confident = 自信のある、in a few years = 数年のうちに。
型: change from A to B で「A から B に変わる」と表現できます。
ポイント: 勉強や経験で「自信がついてきた」場面など、自分の成長ストーリーを書くときにも使いやすいパターンです。
Our relationship slowly grew from strangers to close friends.
(私たちの関係は、他人どうしから、少しずつ親しい友だちへと変わっていきました。)
語注: relationship = 関係、strangers = 他人どうし、close friends = 親しい友だち、slowly = ゆっくりと。
型: grow from A to B で「A から B へ成長する」「関係が深まる」といった変化を表せます。
ポイント: 恋愛の前段階や、友情が深まっていく話を英語で書くときに、とてもよく使える表現です。
🚀 モチベーションのヒント:自分の「変化のストーリー」を 1 文で書いてみよう
学習心理学では、 自分の経験と結びつけた英文 の方が、 単なる例文よりも 長く記憶に残りやすいことが分かっています。
今日できる小さなステップ:
- 勉強・仕事・趣味などで、「昔の自分」と「今の自分」を一つ思い浮かべる。
- 日本語で「前は〜だったけど、今は〜になった」と書いてみる。
-
それを
I went from ~ to ~./I changed from ~ to ~.の形にしてみる。
こうして from A to B を使った文が自分のストーリーと結びつくと、 単なる文法ではなく、 「自分の成長を語るためのことば」として、英語がどんどん楽しくなっていきます。
7-2. 色・表示・信号の変化:from red to green
このパートでは、 信号・ランプ・画面などの 「色」や「表示」が変わるときの from を扱います。 たとえば、 from red to green のように、 from が 「元の色」、to が 「新しい色」を示します。
小学生にもイメージしやすく言うと、
信号の色がカチッと切り替わる瞬間をそのまま英語にしたのが
change from A to B /
turn from A to B /
go from A to B です。
色だけでなく、画面の明るさや表示、顔色の変化などにも広く使えます。
🚦 信号・ランプ・画面の「パッと変わる色」を from A to B で表す
色や表示が変わるとき、英語では from A と to B をセットで使い、 「A から B へ切り替わる」イメージを表します。
-
よく使う動詞は、
change/go/turn/switchなど。 どれも 「状態・色が変わる」動きと相性が良い動詞です。 -
基本の型はとてもシンプルです:
S + 動詞 + from A to B例:The light changed from red to green.(信号が赤から青に変わった) - 小学生向けのイメージ: 「赤のランプ」マスから「青のランプ」マスへ、 コマ(信号・画面・顔色など)が ひとマス動く感じで考えると分かりやすいです。
中高生・大人向けには、「信号」「PC画面」「スマホのテーマカラー」など、 日常シーンと一緒に覚えるのがおすすめです。
色・表示の from A to B 代表パターン
| シーン | 動詞+from A to B |
|---|---|
| 信号 |
The light changed from red to green.(信号が赤から青に変わった) |
| 画面の明るさ |
The screen went from dark to bright.(画面が暗い状態から明るい状態になった) |
| テーマカラー |
I switched my app from blue to black.(アプリの色を青から黒に切り替えた) |
💡 どの例も、 from A = 「前の色・表示」, to B = 「新しい色・表示」 という スタートとゴールのセットになっています。
💬 例文でつかむ:信号・画面・顔色の from A to B
The traffic light changed from red to green.
(信号が赤から青に変わりました。)
語注: traffic light = 信号機、change = 変わる・変える。
型: change from A to B で「A から B に変わる」という基本パターンになります。
ポイント: 「赤→青」のように、はっきり切り替わる変化には change がとてもよく使われます。
The screen went from dark to bright when I touched it.
(私が画面に触れると、画面は暗い状態から明るい状態になりました。)
語注: screen = 画面、dark = 暗い、bright = 明るい、touch = 触る。
型: go from A to B は「A から B の状態へ変わる」という少し口語的な言い方です。
ポイント: スマホやタブレットの動きを説明するときに、とても自然に使える表現です。
Her face turned from pale to pink when she saw him.
(彼女は彼を見たとき、顔色が青白い感じから、赤みのある顔色に変わりました。)
語注: face = 顔、turned = 変わった、pale = 青白い、pink = ピンク色の、saw = 見た。
型: turn from A to B は、「色・状態が自然に変わる」感じを表すときによく使います。
ポイント: ドラマや恋愛シーンなどで、「顔が赤くなる」表現としてとてもよく登場するタイプの文です。
🌈 ミニまとめ&モチベーション:身のまわりの色の変化を英語でつかまえる
from A to B を「色」に結びつけて覚えると、 そのあと「気持ち」「関係」「数字」の変化も 同じ型で考えやすくなります。
今日からできる小さなチャレンジ:
- 家の中で、色が変わるもの(信号のおもちゃ・家電ランプなど)を 1 つ探す。
- 日本語で「赤から青になった」などと説明してみる。
-
それを
It changed from A to B./It went from A to B.に変えて、ノートに書いてみる。
心理学的にも、 身のまわりの具体的なモノとセットで覚えた表現は、 ただの例文より、ずっと長く記憶に残ると言われています。 「今日は from A to B を 1 文だけ作る」――そんな小さな積み重ねが、 気づいたころには大きな自信になっています。
7-3. 数値・レベルの変化:from 100 to 80 / from 0 to 100
このパートでは、点数・値段・温度・レベルなどの
「数字の変化」
を表す from A to B を学びます。
たとえば、
from 100 to 80
(100 から 80 に)や
from 0 to 100
(0 から 100 に)のように、
from がスタートの数字、
to がゴールの数字を表します。
小学生にもイメージしやすく言うと、
数直線(数の線)の上で、
from 100
は「ここからスタート」、
to 80
は「ここでストップ」という感じです。
「上がった」「下がった」は、
rise / go up / drop / fall
のような動詞で表します。
📊 数字が「ここからここまで」動くイメージ:from A to B
数値やレベルが変化するときも、 from A と to B のセットで、「A から B に動く」イメージを表します。
-
よく一緒に使われる動詞(上昇・下降系)
▸ 上がる:
rise,go up,increase▸ 下がる:fall,drop,go down -
基本の型:
数値・レベル + 動詞 + from A to B例:The price dropped from 100 to 80.(価格は 100 から 80 に下がった) - 小学生向けのイメージ: 数直線を思い浮かべて、 from 0 から to 100 まで、数字のコマがスーッと動く感じです。
テストの点数、ゲームのレベル、お金の額、体重、フォロワー数など、 「数字」が関係する話なら、ほとんどこの from A to B で表せる、と考えてOKです。
数値・レベルの from A to B 代表パターン
| シーン | 動詞+from A to B |
|---|---|
| テストの点数 |
My score went from 60 to 90.(点数が 60 から 90 に上がった) |
| 価格・値段 |
The price dropped from 100 to 80.(値段が 100 から 80 に下がった) |
| 温度 |
The temperature rose from 10 to 25 degrees.(気温が 10 度から 25 度に上がった) |
💡 どの例も、 from A が「前の数字」、 to B が「あとの数字」です。 動詞を入れ替えれば、上がる/下がるを自由に言い分けできます。
💬 例文でつかむ:点数・価格・レベルの from A to B
The price dropped from 100 to 80 yesterday.
(その価格は昨日、100 から 80 に下がりました。)
語注: price = 値段、dropped = 下がった、yesterday = 昨日。
型: drop from A to B で「A から B に落ちる・下がる」を表します。
ポイント: ニュースやビジネスの場面で、株価・為替・商品の価格が変化したときによく使われる言い方です。
My English score went from 60 to 90 this year.
(私の英語の点数は、今年 60 点から 90 点に上がりました。)
語注: score = 点数、went from A to B = A から B に変わった、this year = 今年。
型: go from A to B は「A から B に変わる」という口語的でよく使うパターンです。
ポイント: 自分の成長を語るときに使うと、「頑張りの成果」が分かりやすく伝わる表現になります。
Her skill level rose from 3 to 10 after months of practice.
(数か月の練習のあと、彼女のスキルレベルは 3 から 10 に上がりました。)
語注: skill level = スキルレベル、rose = 上がった(rise の過去形)、after months of practice = 数か月の練習のあとで。
型: rise from A to B で「A から B に上昇する」という、やや書き言葉寄りの表現になります。
ポイント: ゲームのレベルや語学力の伸びなど、「コツコツ続けてレベルアップした」ことをかっこよく伝えられます。
🚀 ミニまとめ&モチベーション:自分の「数字の成長」を英語で記録してみよう
from A to B は、テストの点数やレベルの変化を 「見える形の成長ストーリー」として残せる便利な表現です。
今日からできる小さなステップ:
- 自分の点数・単語数・筋トレ回数・勉強時間など、数字で言えるものを 1 つ決める。
- 「前は〜だった。今は〜になった」と、日本語で書いてみる。
-
それを
It went from A to B./It rose from A to B.の形にしてノートに英語で書いてみる。
学習心理学では、 自分の成長を数字とことばで記録する人ほど、学習が長続きしやすいと言われています。 「今日は from A to B を 1 文だけ書く」──そんな小さな一歩が、 数か月後には from 0 to 100 のような大きな成長につながっていきます。
7-4. 形・言語・形式の変化:from Japanese into English
このパートでは、
from
を使って、「形・言語・形式が A から B に変わる」場面をまとめて学びます。
たとえば、
translate と一緒に
from Japanese
into English
のように使うと、
「日本語から英語へ(中身ごと)変わっていく」イメージが伝わります。
小学生にも分かりやすく言うと、 from A は 「スタートの箱」、 into B は 「B という新しい箱の中に変身して入っていく」イメージです。 言語の変換(日本語→英語)、ファイル形式の変換(PDF→Word)、状態の変化(固体→液体)など、 中身や形が変わるときによく使われます。
🌐 「日本語の手紙」が「英語の手紙」に変わるイメージ:from A into B
形・言語・形式の変化では、 中身そのものが別の姿に変わることが多いため、 from A と into B の組み合わせがよく使われます。
-
代表的な動詞
▸
translate(翻訳する) ▸change(変える・変わる) ▸convert(変換する) ▸melt(溶ける・溶かす) -
基本の型:
S + 動詞 + O + from A (into B)
例:She translated the letter from Japanese into English.
(彼女はその手紙を日本語から英語に翻訳しました。) -
to と into の違い(やさしく)
・to: 「A から B へ」という到着点のイメージ(線) ・into: 「A から B という形・中身に変身して入り込む」イメージ(中に入る) 言語や形の変化では、 into を使うと 「ちゃんと別のものに変わった感じ」がよく出ます。
小学生向けのイメージ:日本語のジュースが、「英語」という新しいコップに 注ぎ直される感じです。味(意味)は似ているけれど、 コップ(言語)が変わる、というイメージです。
形・言語・形式の from A into B パターン
| シーン | 動詞+from A into B |
|---|---|
| 言語の変換(翻訳) |
translate the text from Japanese into English(その文章を日本語から英語に翻訳する) |
| ファイル形式の変換 |
convert a file from PDF into Word(ファイルを PDF から Word に変換する) |
| 状態の変化(物質) |
melt snow from solid into water(雪を固体から水の状態へと溶かす) |
💡 どのパターンも、 from A が「元の形・言語・形式」、 into B が「新しい形・言語・形式」を表しています。
💬 例文でつかむ:言語・形式・状態の変化
She translated the letter from Japanese into English.
(彼女はその手紙を日本語から英語に翻訳しました。)
語注: translated = 翻訳した、letter = 手紙。
型: translate A from X into Y で「A を X から Y に翻訳する」。
ポイント: 言語が「中身ごと別の形に変わる」イメージなので、 into がよく使われます。
The document was converted from PDF into Word format.
(その文書は PDF から Word 形式に変換されました。)
語注: document = 文書、was converted = 変換された、format = 形式。
型: convert A from X into Y で「A を X から Y に変換する」。受動態 be converted で「変換される」。
ポイント: デジタル文書や画像の変換など、IT・ビジネス場面で非常によく使う表現です。
The snow slowly melted from solid into water in the warm sun.
(その雪はあたたかい日差しの中で、固体から水へとゆっくり溶けていきました。)
語注: snow = 雪、melted = 溶けた、solid = 固体、水の状態、warm sun = あたたかい日差し。
型: melt from A into B で「A という状態から B という状態へ溶ける」。
ポイント: 物質の変化も、「元の状態」と「変化後の状態」を from / into でつなげて表現できます。
🧠 ミニまとめ&モチベーション:ことばも、自分も「別の形」に変えていける
from A と into B を使うと、 言語・形式・状態の変化を 「前の姿」と「新しい姿」で、はっきり描くことができます。
今日できる小さなステップ:
- 日本語で書いた短い文を 1 つ選び、「これを英語に変身させてみよう」と決める。
- ノートに「I translated the sentence from Japanese into English.」と書いてみる。
- パソコンやスマホで、PDF→画像など、何か 1 つ形式を変えてみて、英語で説明してみる。
心理学的には、 自分が本当にやった行動を英語で振り返ると、記憶に残りやすく、モチベーションも続きやすいと言われています。 ことばだけでなく、自分自身も from beginner into a confident learner に変わっていくつもりで、一歩ずつ進んでいきましょう。
7-5. 長期的な変化・成長ストーリー:from a small team to a big company
このパートでは、 「長い時間をかけて、A から B へ成長していくストーリー」を from A + to B で表す方法を学びます。 代表例が from a small team to a big company という表現です。
小学生にもイメージしやすく言うと、 「ちいさなスタート」から「大きなゴール」までの長いすごろくを、 1 本の英語の文で表すイメージです。 会社の成長だけでなく、 自分の英語力や キャリア・夢 の変化にも、そのまま応用できます。
📈 時間をかけて「小さなスタート」から「大きなゴール」へ
長期的な変化・成長ストーリーを英語で話すとき、 from A と to B はとても便利です。 特に、次のような動詞と相性が良いです。
-
grow: 少しずつ成長していく(会社・チーム・関係など) -
develop: 発展する・発達する(ビジネス・アイデア・スキルなど) -
turn: ある姿から別の姿へ変わる(方向転換・意外な変化も含む) -
基本の型:
S + 動詞 + from A to B
例:Our startup grew from a small team to a big company.
(私たちのスタートアップは、小さなチームから大きな会社へと成長しました。)
小学生向けのイメージ: 「3 人だけのチーム」が、 ゲームのレベルアップみたいにメンバーを増やしていき、 最後には「大きな会社」になるイメージです。 そのスタートとゴールを、英語では from a small team と to a big company で表します。
成長ストーリーを 3 コマでイメージ
これを 1 文にまとめると:
Our startup grew from a small team to a big company.
💡 ポイント: ・「どこから成長したのか」= from ~ ・「どこまで来たのか」= to ~ の 2 つをセットで見せることで、成長ストーリーが一気に伝わりやすくなります。
💬 例文でつかむ:会社・キャリア・英語力の「from A to B」
Our startup grew from a small team to a big company in ten years.
(私たちのスタートアップは、10年で小さなチームから大きな会社へと成長しました。)
語注: startup = 新しい会社・スタートアップ、grew = grow の過去形、in ten years = 10年で。
型: grow from A to B で「A から B に成長する」。会社・チーム・コミュニティなどによく使います。
ポイント: 時間を表す in ten years をつけると、「どのくらいの期間で成長したか」がはっきり伝わります。
Her career has developed from a part-time job to a global role in the company.
(彼女のキャリアは、その会社のパートタイムの仕事から、世界的な役職へと発展してきました。)
語注: career = キャリア、developed = 発展した、part-time job = パートタイムの仕事、global role = グローバルな役職。
型: develop from A to B は「A から B へ発展する」。長い時間をかけた変化にぴったりです。
ポイント: 現在完了形 has developed を使うことで、「今もその結果が続いている」ニュアンスが出ます。
My English has improved from basic phrases to everyday conversation thanks to daily practice.
(毎日の練習のおかげで、私の英語は簡単なフレーズレベルから、日常会話ができるレベルへと上達してきました。)
語注: improved = 上達した、basic phrases = 基本的なフレーズ、everyday conversation = 日常会話、thanks to = ~のおかげで。
型: improve from A to B で「A から B まで上達する」。自分の英語力の変化を語るときにそのまま使えます。
ポイント: 自分の成長を英語で言葉にすると、モチベーションが上がり、学習の継続にもつながります。
🚀 ミニまとめ&モチベーション:あなた自身の「from A to B」を書いてみよう
from A と to B を使うと、 会社の成長だけでなく、 自分のストーリーを英語で語れるようになります。
今日できる小さなステップ:
- 「昔の自分」と「今の自分」を、1 つだけテーマを決めて思い出す(例:英語・仕事・人間関係・健康など)。
- 日本語で「前は〜だったけれど、今は〜になった」とノートに書いてみる。
-
それを
I have grown from ~ to ~./My life has changed from ~ to ~.の形にして英語で書いてみる。
学習心理学では、 「自分の成長を言語化する」習慣が、 自信とやる気を保つうえでとても効果的だと言われています。 たとえ今は from a beginner の段階でも、 一歩ずつ学んでいけば、必ず to a confident English user というゴールに近づいていきます。
セクション7まとめ:from で「変化のストーリー」を描けるようにしよう
セクション7では、 from を使って 「A という状態から B という状態へ変化・推移する」 場面をたくさん見てきました。 天気・気持ち・色・信号・数字・言語・会社の成長など、 どれも from A と to / into B のセットで「スタート」と「ゴール」を表すのが共通ルールでしたね。
ここでは、学んだ内容をコンパクトに振り返りながら、 すぐに使えるチェックリストと モチベーションアップの一言で締めくくります。
🧾 一気に振り返る:セクション7の「これだけは押さえたい」7ポイント
-
状態の変化(7-1)
from bad to worse /
from shy to confident
のように、
S + V + from A to Bで「気持ち・性格・関係」が変わる物語を表現できる。 -
色・信号の変化(7-2)
信号・ランプ・画面などの
色の切り替えは、
change / go / turn from A to Bが基本。 例:The light changed from red to green. -
数字・レベルの変化(7-3)
点数・価格・温度などの
数値のアップ/ダウンは、
rise / go up / drop / fall from A to B。 例:The price dropped from 100 to 80. - 形・言語・形式の変化(7-4) 日本語→英語、PDF→Word など 中身が別の姿になるときは、 from A + into B がよく使われる。
-
長期的な成長ストーリー(7-5)
from a small team
to a big company
のように、長い時間をかけた成長は
grow / develop / improve from A to Bで表せる。 -
動詞のセットで覚えると楽
go / change / turn / grow / developなど、 「状態が動く」イメージを持つ動詞と from A to B をセットで覚えておくと、表現の幅が一気に広がる。 - 日本語→英語の変換コツ まず日本語で 「A から B になった」 と考え、そのあと from A と to / into B を当てはめると、スムーズに英文が作れる。
変化・推移の from を一目でチェック
| 変化のタイプ | よく使うパターン |
|---|---|
| 状態・気持ち・関係 |
go / change / growS + V from A to B例: from shy to confident
|
| 色・表示・信号 |
change / turn 例: from red to green,
from dark to bright
|
| 数字・レベル |
rise / drop / go up 例: from 100 to 80,
from 0 to 100
|
| 形・言語・形式 |
translate / convertfrom A into B が基本
例:
from Japanese into English
|
| 長期的な成長 |
grow / develop / improve 例: from a small team to a big company
|
💡 迷ったときは、 「これは 色の変化? 数字の変化? 成長ストーリー?」 とタイプを決めてから、表の中の動詞+ from A / to / into B を選ぶと、すばやく英作文できます。
🚀 モチベーション:あなた自身の「from A to B」を英語で書いてみよう
セクション7で学んだことの中でも、特に大事なのは、 from A to B が「変化や成長のストーリー」を語る魔法の型だということです。 これは、会社や数字だけでなく、 あなた自身の人生や夢 にも使えます。
今日からできる小さなステップ:
- 自分の中で「変わった」と感じることを 1 つだけ選ぶ(例:英語・性格・人間関係・習慣など)。
- 日本語で「前は〜だったけど、今は〜になった」と書いてみる。
-
それを
I went from ~ to ~./My life has changed from ~ to ~.などの形にして、英語にしてみる。
学習心理学では、 「自分の成長を自分のことばで説明できる人」ほど、学習を続けやすいとされています。 今はまだ from a beginner の途中かもしれませんが、 こうしてコツコツ学んでいるあなたは、確実に to a confident English speaker へ向かって歩いています。 その道のりを、これからも一緒に英語で描いていきましょう。
8. 視点や観点を表す:from で「どこから見ているか」を伝える
ここでは from が「視点・観点・立場」 を表す使い方を学びます。 「窓から見た景色」だけでなく、 from my point of view (私の立場から見ると)のように、 心のカメラがどこにあるか を示す表現としても大活躍します。
イメージはかんたんです。
from
は「この場所・この立場から見るとね」というカメラの位置。
同じ出来事でも、
友だちの視点 と
先生の視点 では
見え方が変わりますよね。その「どこから見ているか」を英語でハッキリさせるのが
from + 視点・観点 です。
🎥 from = カメラの位置:「どこから見た話なのか」を示すことば
これまでのセクションでは、
from
を「時間のスタート」や「場所のスタート」として見てきました。
セクション8では、さらに一歩進んで、
「人の視点・考え方のスタート地点」 を表す
from に注目します。
-
物理的な視点:
The view from her house is beautiful.
(彼女の家からの眺めは美しい。) ⇒ カメラが her house に置かれているイメージ。 -
心の視点(観点):
From my point of view, this plan is risky.
(私の視点から見ると、この計画はリスクが高い。) ⇒ カメラは「私の考え方・立場」の中にあるイメージ。 -
情報・手がかりからの判断:
From the look of the sky, it will rain soon.
(空模様から判断すると、まもなく雨が降りそうだ。) ⇒ 見た目や情報をスタート地点にして、結論までつなげる感じ。
小学生向けに言いかえると、 from は「どこに立って見るか」を教えてくれることばです。 大人の学習者にとっては、「私はこの立場からこう思う」と 丁寧に意見を言うときの、超・便利フレーズがたくさん出てくるゾーンになります。
3つの「視点 from」をイメージで整理
カメラがどこに置かれているか。
例:
from the window,
from here
誰の考え方・立場なのか。
例:
from my point of view,
from a teacher’s point of view
どんな情報をもとに判断したのか。
例:
from the look of the sky,
from your voice
💡 どの場合でも、 from + 名詞 は 「ここがスタート地点(視点・観点)です」という印。 ここから先のサブセクション(8-1〜8-4)で、それぞれのパターンをくわしく見ていきます。
8-1. 物理的な視点:from the window / from here
このパートでは、
「どこから見た景色なのか」 を表す
from
を学びます。
例えば
from the window(窓から)や
from here(ここから)のように、
カメラが置かれている場所を教えてくれるのが
from + 場所
です。
小学生にも分かりやすく言うと、
from
は「ここに立って、そこを見ているよ」というサイン。
同じ町でも、
山の上から見る のと
駅の前から見る のでは、
見えるものがちがいますよね。その差をはっきり伝えるのが、ここでの
from の役目です。
👀 from = 「この場所から見た景色だよ」というサイン
物理的な視点の from は、 「カメラの位置」を教えてくれます。 カメラがどこにあるかによって、写る景色が変わるイメージです。
-
基本パターン:
from + 場所例:from the window,from here,from the top of the hillなど。 「窓から」「ここから」「丘の上から」といった出発点(視点)を表します。 -
使いやすい動詞:
▸see(見える) ▸look(見る) ▸watch(じっと見る) ▸be visible(見えている) などと相性が良いです。 -
「at / in」とのちがい(ざっくり):
・at the station= 駅にいる場所そのもの ・from the station= 「駅から見て」どう見えるか、どれくらい離れているか ⇒ from は、 「その場所に立って何かを見たり、距離を測ったりする」イメージになります。 -
よくあるシーン:
・家やホテルからの眺め:from my room・高いところから街を見下ろす:from the tower・「ここからそこまで」の距離を言う:from here to the station
まずは「from = カメラのスタート地点」と覚えておくと、 どんな文章でも「これはどこから見ているのかな?」と考えながら読むクセがつき、理解がぐっとラクになります。
カメラの位置で変わる「from」の世界
家の中の窓にカメラがあるイメージ。 外の景色を「窓というフレーム越し」に見る感じです。
自分が立っているその場所がスタート。 「ここからそこまで」「ここから見えるもの」を言いたいときに便利です。
丘やタワーの上にカメラを置いて、街全体を見下ろす感覚。 見える範囲が広くなるイメージもいっしょに覚えておきましょう。
💡 ポイント: 文の中で from + 場所 を見つけたら、 「この人はどこに立ってこの景色を話しているのか」をイメージしてみましょう。
💬 ミニ例文で確認:どこから見た景色なのかを言ってみよう
The view from the window is beautiful.
(窓からの眺めは美しいです。)
語注: view = 景色・眺め、beautiful = 美しい。
型: the view from + 場所 で「〜からの眺め」。
ポイント: 「どこから見た景色か」をハッキリさせたいときに from を使います。
You can see the sea from here.
(ここから海が見えます。)
語注: see = 見える、sea = 海。
型: can see A from B で「B から A が見える」。
ポイント: 観光や道案内でとてもよく使うパターンです。
From the top of the hill, we can see the whole town.
(丘の上から町全体が見えます。)
語注: the top of the hill = 丘のてっぺん、whole town = 町全体。
型: 文頭の From + 場所, S + V ... で「〜から見ると、…」という文を作れる。
ポイント: 文頭に置くと、「どこから見ているか」をいちばん最初に強く伝えられます。
8-2. 評価・判断の視点:from my point of view / from a medical point of view
ここでは、 「私の立場から見ると」「医療の立場から見ると」 のように、評価や判断の出発点を表す from を学びます。 代表的な言い方が from my point of view や from a medical point of view です。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は「この人のメガネをかけて見たらこう見えるよ」というサインです。 大人の学習者にとっては、意見をやわらかく伝えたり、 専門家としての視点を示したりするときに、とても役立つ表現です。
💡 from + point of view = 「誰の目線からの評価か」を示す合図
評価・判断の from は、 「どの立場から見ての意見なのか」 をていねいに示すために使います。
-
基本パターン:
From my point of view, S + V ...
(私の視点から見ると、S は V だ) → 「私はこう思う」とストレートに言うより、
角が立ちにくく、ていねいな印象になります。 -
専門的な視点:
From a medical point of view(医療の観点から)やFrom an economic point of view(経済の観点から)のように、 専門家の立場 をはっきりさせる言い方としてもよく使われます。 -
よく使われる表現セット:
▸ from my point of view(私の視点では)
▸ from a medical point of view(医療の観点から)
▸ from a professional point of view(プロの立場から)
▸ from your point of view(あなたの立場からすると) -
似た表現:
from my perspective(私の見方では)やfrom where I stand(今の私の立場からすると)なども、同じように 「視点」をやわらかく示す表現です。
日本語の「私はこう思います」だけだと、強く聞こえてしまう場面もあります。 そんなとき、 From my point of view を文頭につけるだけで、「あくまで私の視点からの意見です」と伝えられ、 相手とのぶつかりをやわらげる効果があります。
「視点のラベル」を先に貼るイメージ
「これはあくまで私の考えですよ」と やわらかく前置きしたいときに使うラベル。
「医者として」「専門家として」のような、 プロの立場からの評価を示すラベル。
「あなたの立場から見たらどう?」と、 相手の視点を尊重して尋ねるときのラベル。
💡 ポイント: 意見を言う前に from ~ point of view を添えると、 「感情的なぶつかり」ではなく「視点のちがい」として話し合いやすくなる、大人の英語になります。
💬 ミニ例文で確認:視点ラベルをつけて意見を言ってみよう
From my point of view, this schedule is too busy.
(私の視点から見ると、このスケジュールは詰め込みすぎです。)
語注: schedule = 予定・スケジュール、too busy = 忙しすぎる・詰め込みすぎ。
型: 文頭の From my point of view, ~ で「私の視点から見ると、〜です」。
ポイント: ただ This schedule is too busy. と言うより、
「あくまで自分の感じ方」としてやわらかく伝えられます。
From a medical point of view, you need more sleep.
(医療の観点から見ると、あなたにはもっと睡眠が必要です。)
語注: medical = 医学の・医療の、need more sleep = もっと睡眠が必要だ。
型: From a ~ point of view, S + V ... で「〜の観点から見ると、S は V だ」。
ポイント: doctor / expert など「専門家の判断」であることを強調するときに使えます。
From your point of view, what is the biggest problem?
(あなたの視点から見て、いちばん大きな問題は何ですか。)
語注: biggest problem = 最大の問題。
型: From your point of view, what ~? で「あなたの視点から見て、〜はどうですか?」。
ポイント: 会議やカウンセリングなどで、相手の考えを尊重して聞き出すときにとても便利な聞き方です。
🚀 ミニまとめ:視点ラベルをつけると、英語の意見はもっと伝わりやすくなる
From my point of view や From a medical point of view のような表現は、 「これはどの視点からの意見か」を先にラベルで見せる ための便利な道具です。
今日できる小さなステップ:
- 日本語で「自分の意見」を 1 つ書く(例:この計画はいい/大変だ など)。
- その前に「私の視点から見ると」「仕事の立場から見ると」を付けて、日本語だけで言い直してみる。
- それを
From my point of viewやFrom a professional point of viewを使って英語にしてみる。
学習心理学によると、「自分の考えを安全に表現できる」と感じたとき、人は意見を出しやすくなります。 英語でも、 from ~ point of view を身につけることで、 あなたのアイデアをやさしく、でもはっきりと伝えられるようになっていきます。
8-3. 立場・役割としての視点:from a teacher's side / from a customer's side
ここでは、 「先生の立場から」「お客さんの立場から」 といった 役割ベースの視点 を表す from を学びます。 代表的なのが from a teacher's side や from a customer's side のような表現です。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は「この人の立場に立って見るとこうだよ」という合図です。 大人の学習者にとっては、仕事の話や意見交換で、 「どの立場からの発言か」をていねいに示せる、大事な英語表現になります。
🎭 from + 役割's side = 「○○として見ると」の英語版
立場・役割としての from は、 「どんな役割で、その状況を見ているか」 を表します。
-
基本パターン:
From a teacher's side, S + V ...
(先生の立場からすると、S は V だ)From a customer's side, S + V ...
(お客さんの立場からすると、S は V だ) -
役割を入れ替えて応用:
▸ from a manager's side(管理職の立場から)
▸ from a parent's side(親の立場から)
▸ from an employee's side(社員の立場から) など、 人の役割+side を入れ替えるだけで、たくさんの言い方が作れます。 -
point of view / perspective との違い:
・point of view / perspectiveは「見方・考え方」そのもの。 ・sideは「○○側」という 立場・ポジション をはっきりさせるイメージ。 ビジネスや交渉ではfrom our side(こちらとしては)のように、よく使われます。 -
よくあるシーン:
・学校:先生側と生徒側で意見が違う ・会社:お客様側と会社側で感じ方が違う ・家庭:親の立場と子どもの立場 こうした「A側 vs B側」を説明するときに、 from ~'s side がとても便利です。
日本語でも「会社としては…」「お客様の立場からすると…」と言い分けますよね。 英語でも from ~'s side を使うと、感情的な対立ではなく「立場の違い」として整理して話せるようになります。
「どちら側から見ているか」をラベルで見せる
先生の側から見ると、宿題は「必要」。 生徒の側から見ると、「大変」。 どちらも正しいけれど、立場が違うだけです。
お客さんからすると「分かりにくいマニュアル」。
会社からすると「説明は書いてある」。
ここでも from ~'s side が対話のカギになります。
親の立場では「安全第一」。 子どもの立場では「もっと自由にしたい」。 英語でも、立場の違いをそのまま表せます。
💡 コツ: まず日本語で「○○の立場からすると…」と考え、 その ○○ の部分を英語の役割にして from a ~'s side を当てはめてみましょう。
💬 ミニ例文で確認:立場のちがいを英語で言い分けてみよう
From a teacher's side, homework is very important.
(先生の立場からすると、宿題はとても大切です。)
語注: homework = 宿題、important = 大切な。
型: 文頭の From a ~'s side, S + V ... で「〜の立場からすると、S は V だ」。
ポイント: 先生側の考えをていねいに説明したいときに使えます。
From a customer's side, this manual is hard to understand.
(お客さんの立場からすると、このマニュアルは分かりにくいです。)
語注: manual = 説明書・マニュアル、hard to understand = 分かりにくい。
型: From a customer's side, S be hard to understand. で「お客さんの立場からすると、S は分かりにくい」。
ポイント: クレーム対応や改善提案で、相手側の視点を代弁するときに使えるフレーズです。
From a parent's side, more time with children is precious.
(親の立場からすると、子どもと過ごす時間がもっとあることは、とても大切です。)
語注: precious = とても大切な・かけがえのない。
型: From a parent's side, ~ is precious. で「親の立場からすると、〜はかけがえがない」。
ポイント: 家庭やライフワークバランスの話題でよく使える言い方です。
🚀 ミニまとめ:自分の「○○としての声」を英語で言えるようにしよう
from ~'s side を使うと、 「親として」「スタッフとして」「お客さんとして」 など、 あなたの中にあるいろいろな「立場の声」を、英語でていねいに表現できます。
今日できる小さなステップ:
- 自分の中の「○○としての自分」を 1 つ選ぶ(親として・社員として・友だちとして など)。
- 日本語で「その立場から言いたいこと」を一文書いてみる。
- それを
From a ~'s sideを使って英語にしてみる。
学習を続けるコツのひとつは、 「自分ごと」として使える表現を増やすこと です。 from ~'s side は、あなた自身の立場を大切にしながら話せる表現。 少しずつ、自分の本音を英語でも言える世界を広げていきましょう。
8-4. 手がかり・外見からの判断:from the look of the sky / from your tone
このパートでは、 目に見える様子・声の調子・言葉づかい などの 「手がかり」から判断するときの from を学びます。 たとえば from the look of the sky (空模様から判断すると)や from your tone (あなたの話し方からすると)のような表現です。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は「ここからヒントを読み取っているよ」というマークです。 大人の学習者にとっては、 感覚や雰囲気をていねいに言葉にする ときの、大事な表現になります。
🔍 from = 「このヒントからそう思ったんだ」という出発点
手がかり・外見からの from は、 「何をヒントに、その結論・気持ちにたどり着いたか」 を表します。
-
基本パターン:
From the look of A, S + V ...
例:From the look of the sky, it will snow tonight.
(空模様から判断すると、今夜は雪になりそうだ。) ⇒ 空の様子が「判断の出発点」= from the look of the sky -
声や話し方からの判断:
From your tone, I can tell you are upset.
(話し方からすると、あなたが怒っているのが分かります。) ⇒ 声のトーン(tone)がヒントになっています。 -
言葉そのものからの判断:
From what you said, this issue is serious.
(あなたの話した内容からすると、この問題は深刻そうです。) ⇒ 「何を言ったか」がスタート地点です。 -
よく使うヒントの言い方:
▸ from the look of ~ (見た感じでは)
▸ from your tone / voice (話し方・声からすると)
▸ from what you said (あなたの言ったことからすると)
▸ from your reaction (あなたの反応からすると) -
because とのちがい(ざっくり):
・because of the rainは「雨が原因で」という事実をズバッと言う感じ。
・From the look of the skyは「空の様子を見てそう感じた」という、 ちょっと控えめな推測 のニュアンスがあります。
日本語でも「見た感じ」「話しぶりからすると」「言い方からすると」など、 ふんわりした手がかり から結論を言うことが多いですよね。 英語の from + 手がかり も、まさにそれを表す便利なパターンです。
「ヒント」→「気づき」への流れを図でイメージ
空の色・雲の形・暗さなどを見て、 「雨が降りそう」「雪になりそう」と予想するイメージです。
声の高さ・速さ・強さから、 「怒っていそう」「落ち込んでいそう」と感じ取るイメージです。
相手の言葉の内容をヒントに、 「その仕事が大変そうだ」「状況がよくない」と判断するイメージです。
💡 コツ: 「何を見て・聞いて・感じて、そう思ったのか?」を日本語で考えて、 それを from + 手がかり に置き換えてみましょう。
💬 ミニ例文で確認:ヒントからそっと気持ちや状況を伝えてみよう
From the look of the sky, it will snow tonight.
(空模様から判断すると、今夜は雪になりそうです。)
語注: look of the sky = 空の様子、snow = 雪が降る。
型: 文頭の From the look of ~, S + will + V ... で「〜の様子からすると、S は〜しそうだ」。
ポイント: 天気の話をやわらかく予想するときの定番パターンです。
From your tone, I can tell you are upset.
(あなたの話し方からすると、怒っているのが分かります。)
語注: tone = 話し方・声の調子、upset = 動揺した・怒っている。
型: From your tone, I can tell (that) S be ~. で「話し方から、S が〜だと分かる」。
ポイント: 気持ちを当てるときに使えるが、デリケートな内容なので丁寧に使いましょう。
From what you said, the project seems difficult.
(あなたの話した内容からすると、そのプロジェクトは難しそうです。)
語注: what you said = あなたの言ったこと、seems difficult = 難しそうに思える。
型: From what you said, S seems ~. で「あなたの話からすると、S は〜のようだ」。
ポイント: 仕事や相談の場面で、相手の説明を整理して丁寧に返すときに便利です。
From his reaction, he really liked the surprise.
(彼の反応からすると、そのサプライズを本当に気に入ってくれたようです。)
語注: reaction = 反応、liked = 気に入った、surprise = サプライズ。
型: From his reaction, S really liked ~. で「彼の反応からすると、S は〜を本当に気に入った」。
ポイント: プレゼントやサプライズの場面で、「相手の表情や動きから分かる気持ち」を表すのにぴったりです。
✨ ミニまとめ:ヒントをことばにすると、相手との距離がやさしく近づく
from + 手がかり を使うと、 「空の様子」「声の調子」「反応」などの 目に見えない感覚 を、英語の文としてやさしく表現できます。
今日できる小さなステップ:
- 身の回りで「見た感じ〜」「声の感じから〜」と思ったことを、日本語で 1 つメモする。
- その日本語を、
From the look of ~/From your tone/From what you saidのどれかに当てはめて英訳してみる。 - できた英語を声に出して読んでみて、「自分の感覚を英語で言えた!」という感覚を味わう。
学習心理学的には、「自分の微妙な気持ちや感覚を言語化できた」と感じると、 自己効力感(自分はできるという感覚) がグッと高まると言われています。 from + 手がかり をマスターして、 あなたの繊細な「感じ方」を英語でも大切に表現していきましょう。
8. 視点や観点を表す from:セクションまとめ
セクション8では、 from を「時間・場所のスタート」ではなく、 視点・観点・手がかりのスタート地点 として使うパターンを学びました。 どの表現も、「どこにカメラや心を置いて、その状況を見ているか」を示すのがポイントでしたね。
ここでは、 4つのタイプの視点 from を一気に振り返り、 明日からすぐに使える形で整理しておきましょう。
🎥 1. 4つの「視点 from」を一気に整理
-
8-1 物理的な視点:
from the window / from here
カメラの位置そのものを示すfrom + 場所。 例:The view from the window is beautiful. -
8-2 評価・判断の視点:
from my point of view,
from a medical point of view
「この視点からの意見です」とていねいにラベルを貼る表現。 例:From my point of view, this schedule is too busy. -
8-3 立場・役割としての視点:
from a teacher's side,
from a customer's side
「先生側から」「お客さん側から」と どちら側の立場か をはっきりさせる表現。 例:From a customer's side, this manual is hard to understand. -
8-4 手がかり・外見からの判断:
from the look of the sky, from your tone, from what you said
「見た感じ」「話し方」「言った内容」などの ヒント(手がかり) から、そっと結論を言う表現。 例:From what you said, the project seems difficult.
「カメラの位置」と「メガネの種類」を意識してみよう
物理的 from
→ カメラが置かれている場所
(例:
from the window,
from here)
評価 from
→ どんなメガネ(視点・観点)をかけているか
(例:
from my point of view,
from a medical point of view)
立場 from
→ どちら側のポジションから話しているか
(例:
from a teacher's side,
from a customer's side)
手がかり from
→ 何をヒントに、そう思ったのか
(例:
from the look of the sky,
from your tone)
💡 コツ: 「どこから見ている?」「どの立場?」「どんなヒント?」 と自分に問いかけてから、 from + 名詞 を選ぶと、文がスッと決まりやすくなります。
✅ 2. 自分でチェック!視点 from を使いこなせているか
-
「どこから見た景色か」を言うとき、
from the window / from hereが自然に出てくる。 -
意見を言う前に、
From my point of view, ...をつけてやわらかく話せる。 -
仕事や学校で、
From a customer's side, ...,From a teacher's side, ...のように立場を言い分けられる。 -
「見た感じ」「話し方」「言い方」からの推測を、
From the look of ~,From your tone,From what you saidで表現できる。
3つ以上「できそう」と思えたら、このセクションはかなり身についています。 1つでも「まだ自信がないかも」と感じたら、そのタイプをもう一度だけ軽く読み返してみましょう。
1日1分トレーニング:自分の「視点メモ」を作る
- 今日あった出来事を 1 つ思い出す。
- 日本語で「どの立場・どの視点から見た話か」を 1 行メモする。 (例:「お客さんの立場から」「親として」「自分の気持ちとして」など)
-
その 1 行を
From my point of view/From a customer's side/From what you saidなどに置き換えて英語1文を作る。
学習心理学では、「自分の経験を素材にした練習」が記憶にいちばん残りやすいと言われています。 1日1文でも、あなたの視点・気持ちを英語で表現する練習を続ければ、 「英語でも自分らしく話せる」という手応えが、少しずつ確かなものになっていきます。
🚀 3. モチベーション:英語でも「自分の視点」を大事にしよう
セクション8で学んだ from は、ただの前置詞ではなく、 「私はここから世界を見ている」 という、あなたの視点そのものを表す道具です。
心理学では、
「自分の視点を言葉にできること」
が、自信や自己肯定感を支えると言われています。
日本語だけでなく、英語でも
From my point of view, ... と始められるようになると、
あなたの世界は、いっそう広く・自由になります。
うまく話せない日があっても大丈夫。 一文だけでも from my point of view をつけてつぶやけたら、それはもう大きな一歩です。 少しずつ、あなたの大事な「視点」を英語でも伝えられるように、一緒に積み上げていきましょう。
9. 隔たりや不在を表す from
このセクションでは、
「〜から離れている」「そこにいない」
という
距離・不在
のイメージにしぼって
from を見ていきます。
from は「スタート地点」だけでなく、
「スタート地点からスキマがあいている状態」
も表せる、ということを押さえるのがねらいです。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は「ここから少し離れたところにいるよ」「ここには今いないよ」という “はなれているマーク” だと考えてみましょう。
👣 from で表す「距離・不在」のコアイメージ
「隔たりや不在を表す from」は、次のようなイメージで考えると分かりやすくなります。
-
① 距離がある(物理的なスキマ)
例:far from,away from→ 「駅から遠い」「ここから2マイル離れている」のように、 場所と場所のあいだにスキマがある。 -
② そこにいない(本来いる場所から離れている)
例:away from home,away from the office→ 「家から離れている = 家にはいない」「会社から離れている = 会社にはいない」 つまり、 不在 のイメージ。 -
③ 少し奥に引っ込んだ位置
例:set back from the road→ 「道路から少し奥に引っ込んだところにある」 道路と建物の間に“ゆとりのスペース”がある イメージです。 -
共通ポイント:
どの場合も、 from + 基準となる場所 を使って、 「その場所からどれくらい離れているか/今そこにはいないか」を表していると考えましょう。
このあと、9-1「距離」・9-2「不在」・9-3「少し奥まった位置」 といった形で、 それぞれの使い方を例文つきでくわしく見ていきます。
シンプル図解:A と B のあいだにスキマがある from
far from / away from
away from home
「人」が home から離れている → home には「いない」=不在
set back from the road
道路から 少し奥にずらす イメージ。静か・安全などのニュアンスが出せます。
💡 ポイント: 「どこから離れているのか」 をいつも意識して、 from + 場所 をセットで覚えると、使い方がぐっと分かりやすくなります。
9-1. 物理的な距離:far from / away from
このパートでは、
「場所と場所のあいだの距離」 を表す
far from
と
away from
を中心に、from の「離れている」イメージを整理します。
小学生にも分かりやすく言うと、 far from は「とても遠い」、 away from は「そこから離れたところにある」という感じです。 どちらも、 「どこから?」= from + 場所 がセットになっているのがポイントです。
👣 「どこからどれくらい離れているか」を言う from
物理的な距離を表すときの from は、 「出発点となる場所」 を示します。そこに far や away を組み合わせると、 「どれくらい離れているか」が分かる文になります。
-
基本型 1:far from ~(〜から遠い)
S be far from 場所
例:My house is far from the station. → 「駅」を基準にして、家がかなり離れているイメージ。 -
基本型 2:be away from ~(〜から離れたところにある)
S be 数量 away from 場所
例:The town is two miles away from here. → 「ここ」をスタート地点にして、「2マイル離れた場所に町がある」というイメージ。 -
ポイント:
どちらも from + 基準となる場所 がセット。 「どこから見て遠いのか?」をはっきりさせるのがコツです。 -
far from の抽象的な意味は別セクションで
far from perfect(決して完ぺきとは言えない)などの 抽象的な使い方 もありますが、 ここではまず 「本物の距離」 にしぼって感覚をつかみましょう。
日本語の「〜から遠い」「ここから〇〇km」の「〜から」にあたるのが from です。 頭の中でいつも 「どこをスタート地点にするか?」 を意識すると、表現が安定してきます。
物理的な距離を表す from の型(ミニ早見表)
| 型 | 意味・イメージ |
|---|---|
far fromS be far from 場所
|
場所とのあいだにかなり距離がある。 例:My house is far from the station. |
away fromS be 数量 away from 場所
|
「ここから2km」「駅から10分」など、数字つきの距離 を言うのに向いている。 |
be away fromS be away from 場所
|
「〜から離れたところにいる/ある」。 距離だけでなく、「そこにはいない」というニュアンスにもつながる。 |
💡 コツ: 「遠い」と言いたいときに、 far か away をつけて、 最後に from + 場所 を忘れずに置く、という順番で考えてみましょう。
💬 例文で体感しよう:駅から遠い?家から離れている?
My house is far from the station.
(私の家は駅から遠いです。)
語注: house = 家、station = 駅。
型: S be far from 場所 で「S はその場所から遠い」。
ポイント: 「かなり遠い」イメージ。日常会話でもよく使う形です。
The town is two miles away from here.
(その町はここから2マイル離れたところにあります。)
語注: mile = マイル(約1.6km)。
型: S be 数量 away from 場所 で「S はその場所から 数量 離れている」。
ポイント: 「数字 + away from」で、地図アプリのような距離感を表せます。
The town is away from the coast.
(その町は海岸から離れたところにあります。)
語注: coast = 海岸。
型: S be away from 場所 で「S はその場所から離れたところにある」。
ポイント: 「海のすぐそばではない」という、ざっくりした距離感を表すときに便利です。
Our school is not far from the park.
(私たちの学校は公園からあまり遠くありません。)
語注: not far from ~ = ~からあまり遠くない。
型: S be not far from 場所 で「S はその場所からそんなに遠くない」。
ポイント: 「近い」と言うときも、near だけでなく not far from と言うと、やわらかい言い方になります。
🚀 ミニまとめ:自分の生活マップを英語にしてみよう
このセクションでのキーワードは、 far from と away from。 どちらも、 「どこから?=from + 場所」 をはっきりさせることで、距離感を分かりやすく伝えられます。
今日できる小さなステップ:
- あなたの家・学校・職場を 1 つ選ぶ。
- 「駅から遠い?近い?ここから何分?」を日本語でメモする。
-
それを
far from/not far from/away from+from + 場所を使って英語にしてみる。
学習心理学では、 「自分の生活にそのまま使える文」 を作ると、記憶に残りやすく、モチベーションも上がると言われています。 まずはあなたの「生活マップ」を英語で描くつもりで、 from + 場所 を少しずつ増やしていきましょう。
9-2. 不在・留守:away from home / away from the office
このパートでは、 away from を使って、 「本来いる場所に、今はいない(留守・不在)」 という意味を表す使い方をまとめます。
小学生にも分かりやすく言うと、 away from home は「家からはなれたところにいる → 家にはいない」、 away from the office は「会社からはなれたところにいる → 会社にはいない」ということです。 「どこから離れている?」= from + 場所 をはっきりさせて考えるのがコツです。
🏠💼 「ここにいるはずなのに、今はいない」を表す away from
away from は、 「いつもの場所から離れている」 という状態を表し、結果として 「そこにはいない(留守・不在)」 という意味になります。
-
基本型:
S be away from 場所
例:My father is away from home.→ 「父は家から離れたところにいる」= 家にはいない(留守)。 -
よく使う「場所」:
home (家)/ the office (職場)/ school (学校) など、 「ふだんいる場所」をfromのあとに置くことが多いです。 -
一時的な不在のニュアンス:
He is away from the office today.→ 「今日は会社にいない(出張・休みなどで不在)」という、 一時的 な感じが出ます。 -
far from とのちがい:
far fromは「距離が遠い」ことにフォーカス。away fromは、「いつもの場所から離れていて、今そこにはいない」状態にフォーカス。 どちらも from + 場所 を使いますが、 何を伝えたいか で使い分けます。
日常会話やビジネスメールでは、 away from the office や away from my desk といった表現がよく出てきます。 「どこを基準にして不在なのか?」を意識してみましょう。
図解イメージ:本来の場所から「はなれている」
be away from home
「家」から離れた場所にいる → 家には いない(留守)。
be away from the office
職場から離れている → 会社には いない(不在)。
💡 コツ: 「ふだんはどこにいる?(家・会社・学校など)」を思い浮かべて、 そこから離れているときに away from + 場所 を使ってみましょう。
💬 例文で確認:家から?会社から?今はどこに「いない」のか
My father is away from home.
(父は家にいません。/父は家から離れたところにいます。)
語注: father = 父。
型: S be away from home で「S は家にいない(家から離れている)」。
ポイント: 「旅行中」「出張中」など、理由を言わなくても「今は家にいない」ということを自然に伝えられます。
He is away from the office today.
(彼は今日は会社にいません。)
語注: office = 会社・職場。
型: S be away from the office + 時間表現 で「S はその日は会社にいない」。
ポイント: 電話対応やメールで「本日不在です」と言うときの超定番表現です。
She has been away from home all week.
(彼女は今週ずっと家を離れています。)
語注: all week = 一週間ずっと。
型: S has been away from 場所 + 期間 で「S はその場所を~の間ずっと離れている」。
ポイント: 現在完了形と組み合わせると、「今もまだ不在が続いている」ことを自然に表せます。
Our manager is away from his desk right now.
(部長は今、席を外しています。)
語注: manager = 部長・マネージャー、desk = 机・席、right now = 今ちょうど。
型: S be away from one's desk で「S は席を外している」。
ポイント: 電話対応で「席を外しています」と丁寧に伝えたいときにそのまま使える表現です。
✨ ミニまとめ:不在をやわらかく伝える英語フレーズ
このセクションのキーワードは、 away from home と away from the office。 どちらも、 「ふだんいる場所から離れていて、今はそこにいない」 という状態を、ていねいに伝えてくれる表現です。
今日できる小さなステップ:
- 自分の「ふだんいる場所」(家・会社・学校など)を 1 つ選ぶ。
- 「今日はそこにいない」状況を日本語で 1 文書いてみる。
-
その文を
I am away from ~ today.かI have been away from ~ all day.などに変えて、英語にしてみる。
学習心理学では、 「自分のリアルな状況を伝える表現」 を覚えると、英語を使いたくなる気持ち(モチベーション)が高まりやすいと言われています。 まずは away from + 場所 を使って、 「今日は家にいない」「今日は会社にいない」といった一言メッセージを、英語で言えるようにしていきましょう。
9-3. 少し引っ込んだ位置:set back from the road
このパートでは、建物などが 「道路から少し奥に引っ込んだ位置にある」 ことを表す be set back from ~ という表現を学びます。
小学生にも分かりやすく言うと、 「道路からちょっと下がったところに家がある」 イメージです。 車の音が小さくなったり、少し静かで落ち着いた感じがしますね。
🏡 「道路から少し下がった位置」を from で表す
建物の位置を説明するとき、 be set back from ~ を使うと、 「基準になるもの(道路・川など)から、少し奥に離れている」 という意味になります。
-
基本型:
S be set back from 場所
例:The houses are set back from the road.
→ 家が 道路から少し奥に引っ込んだ位置 に建っているイメージ。 -
「set back」のイメージ:
set = 置く、 back = 後ろに。 → 「基準の線より少し後ろに置く」= 道からちょっと奥に下げて建てる感覚です。 -
from の役割:
from + road / river / street のように、 どこから引っ込んでいるか のスタート地点を表します。 -
よくある組み合わせ:
from the road,from the street,from the river,from the main streetなど。 不動産の説明や旅館・カフェ紹介などでよく使われます。
「道路にピタッとくっついている」のではなく、 「少しだけ距離をとっている」 イメージを持つと覚えやすくなります。
図解イメージ:道路から「ひと呼吸」下がった家
この「スペース」があると、 静か・安全・落ち着いた雰囲気 になります。
🔎 使いどころの例:
- 「この家は道路から少し奥まっています。」
- 「うちのカフェは大通りから離れていて静かです。」
これらはすべて be set back from ~ で表現できます。
💬 例文で確認:道路から少し奥にある場所を説明してみよう
The houses are set back from the road.
(家は道路から少し引っ込んだところにあります。)
語注: be set back from ~ = ~から少し奥まった位置にある。
型: S be set back from 場所。
ポイント: 道路に直接面していない、少し落ち着いた場所だというニュアンスが出ます。
Our school is set back from the main street.
(私たちの学校は大通りから少し奥まったところにあります。)
語注: main street = メインストリート、大通り。
型: S be set back from the main street。
ポイント: 「車の多い通りから少し入ったところです」と説明したいときに便利です。
Our cafe is set back from a busy road, so it is quiet inside.
(うちのカフェは交通量の多い道路から少し奥まっているので、中は静かです。)
語注: busy road = 交通量の多い道路、quiet = 静かな、inside = 中で。
型: S be set back from 場所, so S be 形容詞 の形で、「位置の説明+その結果」をまとめて言える。
ポイント: 場所の紹介・レビューで使える自然な一文です。
✨ ミニまとめ:安全・静かな場所の「ちょっと奥」を英語で説明しよう
このパートのキーフレーズは、 be set back from ~ です。 道路や大通りから少し下がった位置 を説明するときに、とても便利な表現でした。
今日できる小さなステップ:
- 自分の家・学校・よく行くお店で、「道路から少し奥にある場所」を 1 つ思い出す。
- 日本語で「○○は大通りから少し奥まっている」と書いてみる。
-
それを
○○ is set back from the road / main street.の形で英語にしてみる。
学習心理学によると、 「自分の生活の景色」をことばにする練習 は、記憶に残りやすく、学習を続ける力にもつながります。 いつもの景色の「ちょっと奥まった静かな場所」を、 be set back from ~ で表現できるようにしておくと、 英語での説明力がぐっとアップしますよ。
セクション9まとめ:隔たりや不在を表す from
セクション9では、
「距離があいている」「そこにいない」「少し奥に引っ込んだ位置」
という
隔たり
のイメージを通して from を見てきました。
ポイントはいつも同じです。 「どこから?」= from + 場所 をしっかり意識すること。 あとは、 far / away / set back などを組み合わせて、 「どんな距離感・不在感なのか」を調整していくだけです。
🧾 要点チェック:3つの from の使い分け
-
1)物理的な距離:
far from ~
S be far from 場所
「その場所からかなり遠い」 例:駅から遠い、海から遠い など。 -
2)不在・留守:
away from ~
S be away from 場所
「ふだんいる場所から離れていて、今はそこにいない」 例:家にいない(away from home)、会社にいない(away from the office)。 -
3)少し引っ込んだ位置:
be set back from ~
S be set back from 場所
「道路などの基準線より少し奥に下がっている」 例:道路から奥まった家、静かなカフェなどの説明に使える。
どの場合も、 from + 場所 が スタート地点 を表します。 「どこから離れているのか?」をはっきりさせると、英語の文も自然に組み立てられます。
似ているけど違う!表現どうしの整理
| 表現 | 主なイメージ |
|---|---|
far fromfar from the station
|
「駅との間に長い距離」。 地図上の「遠さ」にフォーカス。 |
away fromaway from home
|
家と自分のあいだに距離があり、 結果として家にはいない(不在)。 |
be set back fromset back from the road
|
道路の線からちょっと奥に置いてある。 静か・安全などの雰囲気を添えやすい。 |
💡 迷ったときは、 「何を一番言いたいのか?」 を自分に質問してみましょう。 「遠い」と言いたいなら far from、 「いない」と言いたいなら away from、 「少し奥まっている」と言いたいなら set back from が出てくればバッチリです。
💬 総まとめミニ例文:3つの距離感を言い分ける
My house is far from the station.
(私の家は駅から遠いです。)
She is away from the office today.
(彼女は今日は会社にいません。)
The hotel is set back from the road.
(そのホテルは道路から少し引っ込んだところにあります。)
語注: station = 駅、office = 会社・職場、hotel = ホテル。
型のおさらい:
S be far from 場所 /
S be away from 場所 /
S be set back from 場所。
ポイント: すべての文で from + 場所 が共通の骨組みになっていることを意識して、声に出して読んでみましょう。
🚀 学習を続けるコツ:自分の「距離感ストーリー」を英語にする
学習心理学では、 自分に関係のある例文(自宅・学校・職場など)を作って練習するほど、記憶に残りやすい ことが分かっています。
今日のおすすめトレーニング:
- 「家」「学校」「職場」など、自分にとって大事な場所を 1 つ選ぶ。
- その場所と、駅・コンビニ・お気に入りのカフェとの「距離」や「不在」を日本語でメモする。
-
それを
far from ~/away from ~/set back from ~を使った英語の文にしてみる。
小さな 1 文でも、 「自分の生活をちゃんと英語で説明できた」 という成功体験が、次の学習へのエネルギーになります。 今日はぜひ、 far from・ away from・ set back from を使って、あなた自身の「距離ストーリー」を 1 文だけでいいので作ってみてくださいね。
10. 分離や除去を表す from
このセクションでは、
「A を B から切り離す/取りのぞく」
という
分離・除去
のイメージにしぼって
from を見ていきます。
from は「スタート地点」だけでなく、
「もともと一緒だったものを、そこからはがす・減らす」
ことも表せる、というのがこのセクションのポイントです。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は「○○から△△をとるハサミ」のようなイメージです ✂️ たとえば「7 個のおかしから 4 個を取る」「棚から本を 1 冊取る」「スマホから写真を消す」など、 すべて 動詞 + A + from + B という形で表すことができます。
✂️ from で表す「分離・除去」のコアイメージ
「分離や除去を表す from」は、 次のような場面で使われます。
-
① 数や量を引き算する
例:take four from seven→ 「7 から 4 を取る」= 7 − 4 のイメージ。 from のあと(seven)が「もとの数・全体」 になります。 -
② モノを場所・入れ物から取り出す
例:take a book from the shelf→ 「棚から本を取る」。 B = shelf(棚) の中から A = book(本) を取り出すイメージです。 -
③ 情報・汚れ・感情などを取りのぞく
例:delete the photo from my phone,clean the stain from the dress→ 「スマホから写真を消す」「ドレスからシミを落とす」のように、 見えないもの・イヤなものを B から取りのぞくイメージです。 -
共通ポイント:
どの場合も 動詞 + A + from + B という形になり、 from + B が「元の場所・元の全体」を表します。 A = 取りのぞくもの、 B = もとあった場所・全体 と覚えるとスッと整理できます。
このあと、 10-1「数や量の引き算」・ 10-2「モノを場所から取り出す」・ 10-3「情報・汚れ・感情を取りのぞく」 といった形で、 それぞれの使い方を例文つきでじっくり見ていきます。 「A を B から取りのぞくハサミ ✂️」というイメージを頭の片すみに置いて読み進めてみてくださいね。
シンプル図解:A を B から「切り離す」from
take A from B
from B なので、B(7)が「もとの数」になります。
take a book from the shelf
本(A)を棚(B)からスッと取り出すイメージです 📚
delete the photo from my phone
いらない写真(A)をスマホ(B)から消して、 気持ちもスッキリ させるようなイメージです 📱✨
💡 コツ: いつも A = 取りのぞくもの、 B = もとあった場所・全体 を意識して、 「A from B = B から A を…」 と頭の中で日本語にひっくり返しながら慣れていきましょう。
10-1. 数や量を引き算する from
このパートでは、
「B から A を引く」
という引き算のときに使う
from をまとめます。
たとえば
take four from seven
は「7 から 4 を取る」という意味で、
from のあとの語(seven)が『もとの数・全体』
になります。
日本語では「B から A を引く」と言いますが、英語では
動詞 + A + from + B
の順番になります。
小学生にも分かりやすく言うと、
「B がもともと持っていた数」で、「A をそこから取りのぞくハサミ ✂️」
が from だと思ってみてください。
🧮 「B から A を引く」=動詞 + A + from + B の形
数や量を引き算するときの from は、 「もとの数・もとの量」 を表します。 その手前に来る A が「引かれる量」です。
-
基本型①:take A from B(B から A を取る)
take A from B
例:take four from seven→ 「7 から 4 を取る」= 7 − 4。 from のあと(B)が『もとの数』 です。 -
基本型②:subtract A from B(B から A を引く)
subtract A from B
例:subtract five from twenty→ 数学の「引き算」を少しカタめに言いたいときに使います。 -
基本型③:cut A from B(B から A をカットする)
cut A from B
例:cut ten minutes from the meeting→ 「会議の時間から 10 分カットする」のように、 時間・予算・量 を減らすときによく使います。 -
日本語との語順のちがいに注意:
日本語:B から A を引く(B − A)
英語:動詞 + A + from + B(まず A、それから from B)
迷ったときは、 「A from B = B から A」 と頭の中で入れ替えてみましょう。
「どっちの数が もともとあった数 かな?」と考えるクセをつけると、
from のあとの語を選ぶときにミスが減ります。
図解:A from B = B から A を引く
take four from seven
from + 7 なので、7 が「もとの数」、4 が「引かれる数」です。
動詞ごとのニュアンス早見表
| 表現 | よく使う場面 |
|---|---|
take A from Btake four from seven
|
やさしい言い方。 子どもの算数や、日常会話での「引き算」全般。 |
subtract A from Bsubtract five from twenty
|
数学・テスト・説明文など、少しフォーマルな場面。 |
cut A from Bcut ten minutes from the meeting
|
会議時間・予算・量を「カットする」ときの実務っぽい表現。 |
💡 どの動詞でも、 A from B の骨組みは同じです。 「今日はどの動詞で『減らす』話をしているのか?」に注目してみましょう。
💬 例文で体感しよう:数・点数・時間を「引く」from
If you take four from seven, three remains.
(7 から 4 を引くと 3 になります。)
語注: remain = 残る。
型: take A from B で「B から A を取る」。この文では B = seven, A = four。
ポイント: 日本語では「7 から 4 を引く」と言いますが、英語は take four from seven の順番になることに注目しましょう。
The teacher subtracted five points from my score.
(先生は私の点数から 5 点を減点しました。)
語注: subtract = 引き算する、score = 点数、points = 点。
型: subtract A from B で「B から A を引く」。ここでは B = my score, A = five points。
ポイント: テストの説明や成績表では subtract がよく使われます。少しカタめの言い方ですが、意味はシンプルな「引き算」です。
We cut ten minutes from the meeting.
(私たちは会議時間から 10 分カットしました。)
語注: cut = 減らす・削る、meeting = 会議。
型: cut A from B で「B から A を削る」。ここでは B = the meeting, A = ten minutes。
ポイント: 会議・予算・メニューなどを「カットする」ときに、日常的によく使われる表現です。
They cut twenty percent from the price.
(彼らは値段から 20%カットしました。)
語注: percent = パーセント、price = 値段。
型: cut A from the price で「値段から A を引く」。ここでは A = twenty percent。
ポイント: セールや値引きの場面でよく出てくる形です。 「どれくらい安くしたか」を言うときに便利です。
🚀 ミニまとめ:A from B の「向き」を意識しよう
このセクションのキーワードは、 take A from B、 subtract A from B、 cut A from B でした。 どれも 「B から A を引く」 という意味で、 from + B が「もとの数・もとの量」を表していました。
今日できる小さなステップ:
- 自分のテストの点・ゲームのスコア・おこづかいなど、身近な「数」を 1 つ思い出す。
- 「そこから何点/何円引いたらどうなるか?」を日本語でメモしてみる。
-
その文を
take A from Bやcut A from Bを使って英語にしてみる。
学習心理学では、 「自分の生活に直結した数字」を英語で説明できるようになると、理解がグッと深まり、学習を続けやすくなる と言われています。 今日はぜひ、 A from B = B から A の向きを意識しながら、あなた自身の「引き算ストーリー」を 1 文だけでいいので作ってみてくださいね 😊
10-2. モノを場所・入れ物から取り出す from
このパートでは、
「箱・カバン・ポケット・棚などから物を取り出す」
ときに使う
from
をまとめます。
たとえば
take a book from the shelf
は「棚から本を取る」という意味で、
from + 場所・入れ物
が「もとにもどる場所(入っていたところ)」を表します。
小学生にも分かりやすく言うと、 「箱(入れ物)からものを取り出すイメージ」 です 📦 「本を棚から」「お金をサイフから」「指輪をポケットから」取り出すとき、 英語では 動詞 + 物 + from + 入れ物 の形を使います。
📦 「入れ物 B から中身 A を取り出す」from の型
モノを取り出すときの from は、 「A がもともと入っていた場所・くっついていた場所」 を表します。
-
基本型 1:take A from B(B から A を取る)
take A from B
例:take a book from the shelf→ 「棚(B)から本(A)を取る」。 いちばんよく使う、やさしい表現です。 -
基本型 2:remove A from B(B から A を取りのぞく)
remove A from B
例:remove the label from the bottle→ 「ボトル(B)からラベル(A)をはがす」。 くっついているもの/不要なものを取りのぞく ときに便利です。 -
基本型 3:pick A from B(B から A をつまんで取る/選ぶ)
pick A from B
例:pick an apple from the basket→ 「カゴ(B)からりんご(A)を 1 つ取る」。 たくさんの中から、1 つ・いくつか選んで取る イメージです。 -
共通ポイント:
どの動詞でも、 A from B の形は同じで、 A = 取り出すもの、 B = 入れ物・場所 になります。 「A を B から」と日本語に入れ替えながら、順番に慣れていきましょう。
B には、
the shelf,
my bag,
my pocket,
the drawer,
the box
など、
「物が入っていそうな場所・入れ物」
がよく入ります。
図解イメージ:箱(B)から中身(A)を取り出す from
take a book from the shelf
「A from B」=「B から A」。 本(A)を棚(B)からスッと取り出す イメージです。
take money from my wallet
「A(中身)を B(入れ物)から取り出す」というパターンは、 どんな持ち物にも応用できます。
take a ring from his pocket
大事なものをそっと取り出す 場面でも、やっぱり from を使います 💍
💡 コツ: 「これは どこに入っていた?」と考え、 その場所を from + 場所 に置くだけで、 「~から取り出す」英語 が一気に増えていきます。
💬 例文で体感しよう:棚・サイフ・ポケットから取り出す from
I took a book from the shelf.
(私は棚から本を 1 冊取り出しました。)
語注: shelf = 棚、took = take の過去形。
型: take A from the shelf で「棚から A を取る」。ここでは A = a book。
ポイント: 「棚から~を取る」という超よくある動作を、そのまま英語で表現できます。
She took some money from her wallet.
(彼女はサイフからお金を取り出しました。)
語注: wallet = サイフ、some money = いくらかのお金。
型: take A from one's wallet で「~のサイフから A を取り出す」。
ポイント: 会計の場面など、日常生活でそのまま使える表現です。
He took a ring from his pocket and smiled at her.
(彼はポケットから指輪を取り出し、彼女にほほえみました。)
語注: ring = 指輪、pocket = ポケット、smiled at her = 彼女にほほえんだ。
型: take a ring from his pocket で「彼のポケットから指輪を取り出す」。
ポイント: プロポーズなどのロマンチックな場面でも、やはり
from を使って「ポケットから」を表します 💍
Please remove the label from the bottle.
(ボトルからラベルをはがしてください。)
語注: remove = 取りのぞく、label = ラベル、bottle = ボトル。
型: remove A from B で「B から A を取りのぞく」。ここでは A = the label, B = the bottle。
ポイント: 「くっついているものをはがす/どかす」ときには remove がぴったりです。
She picked a red apple from the basket.
(彼女はカゴから赤いりんごを 1 つ選んで取りました。)
語注: picked = pick の過去形、basket = カゴ、red apple = 赤いりんご。
型: pick A from B で「B から A を選んで取る」。
ポイント: たくさんの中から 1 つ「えりすぐる」感じが出せる表現です。
🚀 ミニまとめ:身の回りの「入れ物」を from で言えるようにしよう
このセクションのキーフレーズは、 take A from B、 remove A from B、 pick A from B でした。 どれも 「A を B から取り出す/取りのぞく」 という意味で、 B = 入れ物・場所 を表していました。
今日できる小さなステップ:
- 自分の部屋・カバン・デスク周りにある「入れ物」(引き出し・箱・ポケットなど)を 3 つ書き出す。
- それぞれの入れ物から、よく取り出すものを日本語でメモしてみる。
-
その組み合わせを、
take A from B/remove A from B/pick A from Bを使って英語にしてみる。
学習心理学では、 「自分の身の回りの行動」をそのまま英語にする練習 が、記憶の定着とモチベーションアップにとても効果的だと言われています。 今日はぜひ、 from + 入れ物 を使って、 「カバンからスマホを出す」「ポケットから鍵を出す」「棚から本を取る」など、 あなたの日常シーンを 1 文だけでいいので英語にしてみてくださいね 😊
10-3. 表面やまとまりから取り去る from:remove / clean A from B
このパートでは、
remove
/
clean
と
from
を組み合わせて、
「表面から汚れを取る」「リストから名前を消す」 などの
“いらないものを取り除く”
使い方をまとめます。
小学生にも分かりやすく言うと、 「B から A を取る/消す」= remove / clean A from B です。 机からホコリを取る・服からシミを落とす・リストから名前を消す・心から不安を取り去る…… ぜんぶ A from B の形で言い表せます。
🧽 「B から A を取り去る」remove / clean A from B のコアイメージ
「分離や除去」を表す
from
は、ここでは
『B という場所・まとまりから、いらない A を取り去る』
というイメージで使われます。
-
① 表面から汚れを取る:
remove A from B/clean A from B
例:remove the dust from the table→ 「テーブル(B)の表面からホコリ(A)を取り除く」イメージ。 -
② まとまり(リスト・グループ)から外す:
remove my name from the list
→ 「リスト(B)というまとまりから、名前(A)を消す」イメージ。 -
③ 心の中・感情を取り去る:
remove fear from my heartなどのように、 目に見えない「不安」や「悲しみ」 を心から取り去る、という比喩表現にも使えます。 -
共通ポイント:
どれも A(取り去りたいもの) を from + B(表面・場所・まとまり) から外す、という形です。 「何を」「どこから」取り去るのか をセットで考えましょう。
日本語の「〜から〜を取る」「〜から〜を消す」にあたる A from B を意識しておくと、 汚れ・名前・情報・感情など、いろいろな「不要なもの」を自然に英語で表現できるようになります。
remove / clean A from B の基本パターン早見表
| 型 | 意味・イメージ |
|---|---|
remove A from Bremove the label from the bottle
|
B(物・場所・リスト)から いらない A を取り去る。 例:ラベル、名前、データ、汚れなど。 |
clean A from Bclean the mud from your shoes
|
B(表面)から A(汚れ)をきれいに落とす。 意味としては「汚れを取り去る」にフォーカス。 |
remove A from one's heartremove you from my heart
|
心の中の感情・思い出など 見えないものを取り去る比喩的な使い方。 恋愛・気持ちの表現にも応用できる。 |
💡 コツ: まず 「取り去りたいもの(A)」 を決めてから、 「それがくっついている場所・まとまり(B)」を from B で後ろに足す、という順番で考えるとスムーズです。
💬 例文で確認:表面・リスト・心から「いらないもの」を取り去る
I removed the dust from the table.
(私はテーブルからホコリを取り除きました。)
語注: dust = ホコリ、table = テーブル。
型:
remove A from B
=「B から A を取り除く」。
ポイント: 「表面についた汚れを取る」ときの、とても使いやすい基本パターンです。
She cleaned the coffee stains from her shirt.
(彼女はシャツからコーヒーのシミを落としました。)
語注: stain = シミ、shirt = シャツ。
型:
clean A from B
で「B から A(汚れ)をきれいに落とす」。
ポイント:
「汚れ」が主役のときは
clean A from B
も自然です(同じ意味で
clean B
だけと言うことも多いです)。
Please remove my name from the list.
(リストから私の名前を削除してください。)
語注: list = リスト・一覧。
型:
remove A from B
は「B(グループ・一覧)から A を外す」という意味にも使える。
ポイント: メールなどで「メルマガのリストから外してほしい」と頼むときにも、そのまま応用できます。
I can't remove you from my heart.
(あなたを心から消し去ることなんてできません。)
語注: heart = 心。
型:
remove A from one's heart
で「心から A を取り去る」。
ポイント: 「どうしても忘れられない」という気持ちを、少しドラマチックに表現できるフレーズです 💕
✨ ミニまとめ:A from B の「いらないものを外す」イメージを自分ごとに
このパートのキーフレーズは、 remove A from B と clean A from B でした。 どちらも 「B という場所・まとまりから、A を外す/取り去る」 というイメージで考えれば OK です。
今日できる小さなステップ:
- 自分の身の回りで「取り除きたいもの」(ホコリ・シミ・不要メール・不安など)を 1 つ書き出す。
- それが「どこから」なくなってほしいのか(机・服・リスト・心…)を書き出す。
-
それを
remove A from Bまたはclean A from Bの形に当てはめて、英語の 1 文を作ってみる。
学習心理学では、 「自分のリアルな悩み・日常の場面」を英語にすると、記憶に残りやすく、学習を続けるエネルギーも高まりやすい と言われています。 机のホコリでも、心のモヤモヤでも構いません。 ぜひ A from B を使って、 「これはここから取り去りたい!」というあなたの本音を、英語で 1 文だけ作ってみてくださいね 😊
10-4. 抽象的な「切り離し」:心や生活から取り除く from
このパートでは、
目に見えないもの を
心・生活・考え方
から「切り離す」イメージの
from
を取り上げます。
例えば、ストレスとの距離を置く・仕事と私生活を分ける・ネガティブな関係から離れる といった場面です。
小学生にも分かりやすく言うと、 「見えない糸をチョキンと切る from」 です。 「このつながりはもういらない」「ここからは少し距離を置きたい」というときに、 from がよく使われます。
✂️ 「見えないつながり」を from でスパッと切るイメージ
「分離・除去」を表す
from
は、物だけでなく
人間関係・習慣・考え方
など、目に見えないつながりにも使えます。
-
① 生活レベルの切り離し:
separate A from B
例:separate work from private life→ 「仕事(B)と私生活(A)をきちんと分ける」イメージ。 -
② 生活から遠ざける:
remove A from one's life
例:remove stress from my life→ 生活の中からストレスという存在を追い出したいイメージ。 -
③ 心のつながりを弱める・切る:
distance oneself from A/detach oneself from A
→ 「A から自分の気持ち・心を少し離す」「しがらみから抜け出す」イメージ。 -
共通ポイント:
どの表現も、 from + 出発点・切り離したい側 で、 「どこから自分を離すのか/何を生活から外すのか」 を示しています。
日本語の「〜から距離を置く」「〜から抜け出す」「〜と自分を切り離す」といった表現は、 英語では from を使うことがとても多いです。 「心の距離」「生活からの卒業」 をイメージしながら読んでみましょう。
抽象的な「切り離し」を表す from の型(早見表)
| 型 | 主なイメージ |
|---|---|
separate A from Bseparate work from life
|
A と B を きちんと分ける。 仕事と私生活・勉強と遊びなど「線引き」のイメージ。 |
remove A from one's liferemove stress from my life
|
生活・毎日から いらないものを追い出す。 悪習慣・ストレス・有害な人間関係などに使いやすい。 |
distance oneself from Adistance myself from social media
|
A との 心の距離・関わり方をゆるめる。 完全に切るより「少し離れる」イメージ。 |
💡 コツ:
まず
「何から離れたいのか(from のあとの部分)」
を決めて、
そこに
separate /
remove /
distance
などを組み合わせる、と考えるとスムーズです。
💬 例文で確認:心や生活から「そっと距離を置く」from
I try to separate work from my private life.
(私は仕事と私生活を分けるようにしています。)
語注: separate = 分ける、private life = 私生活。
型:
separate A from B
=「A を B から分ける」。
ポイント: 仕事とプライベートの線引きの話題で、そのまま使える便利フレーズです。
I'm trying to remove unnecessary stress from my life.
(私は、不要なストレスを生活からなくそうとしています。)
語注: unnecessary = 不要な、stress = ストレス。
型:
remove A from one's life
で「A を生活から取り除く」。
ポイント: 生活習慣・人間関係・SNS など、何を生活から減らしたいかを A の部分に入れ替えて応用できます。
I need to distance myself from social media for a while.
(私はしばらくの間、SNSから距離を置く必要があります。)
語注: distance oneself from A = A から距離を置く、social media = SNS、for a while = しばらくの間。
型:
distance oneself from A
で「A から自分を少し離す」。
ポイント: 完全にやめるのではなく、「しばらく控える」というニュアンスが出せます。
It's hard to separate my feelings from our memories.
(自分の気持ちを、2人の思い出から切り離すのは難しいです。)
語注: feelings = 気持ち、memories = 思い出、It's hard to ~ = ~するのは難しい。
型:
separate A from B
を心の世界に使った形。「A(自分の感情)」と「B(共通の思い出)」を切り離したい、という気持ちを表します。
ポイント: 心理的な「まだ好きだけど、少しずつ前に進みたい」というニュアンスもにじむ、感情表現として便利なフレーズです 💕
🚀 ミニまとめ:心と生活の「ちょうどいい距離感」を英語で描こう
このパートで大事だったのは、 separate A from B、 remove A from one's life、 distance oneself from A などの表現でした。 どれも、 「A と B のつながりをゆるめる・切る」 というイメージで、 from がその「出発点・切り離す側」を示していました。
今日できる小さなステップ:
- あなたの生活の中で、「少し距離を置きたいもの(こと・習慣・アプリなど)」を 1 つだけメモする。
- それが「何から」距離を置きたいのか(自分の生活・心・時間など)を考える。
-
その内容を使って、
separate A from B/remove A from my life/distance myself from Aのどれかで、英語の 1 文を作ってみる。
学習心理学では、 「自分の本音に近い文」 を英語にすると、記憶に残りやすく、学習のモチベーションも長続きしやすいと言われています。 今日はぜひ、 from を使って、 あなたの心と生活にとって ちょうどいい距離感 を表す一文を、やさしい英語で書いてみてくださいね 😊
セクション10まとめ:分離や除去を表す from
セクション10では、 「あるものを別のものから取りのぞく」「つながりを切る」 という意味で使われる 分離・除去の from を学びました。 もの・数・汚れ・感情など、「もうここにはいなくていいもの」 を外に出すイメージでしたね。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は 「ごちゃごちゃしたところから、いらないものをスッと抜くマーク」 だと思ってOKです 🧹 あとは take / remove / clean / separate などの動詞と組み合わせれば、自然な英語になります。
🧾 要点チェック:4つの「分離・除去」の from
-
10-1. 数や量を引き算する from
subtract / take A from B
例:take four from seven→ 「7 から 4 を取りのぞく」= 7 − 4。 B(元の数)から A(引きたい分)をひっこぬく イメージ。 -
10-2. モノを場所・入れ物から取り出す from
take A from B
例:take a book from the shelf→ 「棚という世界から、本を 1 つスッと取り出す」感覚。 -
10-3. 表面やまとまりから取り去る from
remove / clean / delete A from B
例:remove the stain from the shirt→ シャツ全体(B)から、汚れ(A)だけを消す イメージ。 -
10-4. 抽象的な「切り離し」:心や生活から取り除く from
separate / remove / distance A from B
例:separate work from private life→ 仕事と私生活の 見えないつながりに線を引く イメージ。
どれも共通して、 from +「もともと A がくっついていた世界」 を表します。 「どこから A を外したいのか?」 をハッキリさせると、文が作りやすくなります。
4つの from をまとめて整理 🧩
| 場面 | 代表的な型 | イメージ |
|---|---|---|
| 数の引き算 |
subtract A from Btake A from B
|
B という数から A を引きはがす。 算数の「B − A」そのもの。 |
| 入れ物から取り出す |
take A from Bpick A from B
|
箱・棚・ポケットなど「B」という空間から、 中身 A をひょいっと取り出す。 |
| 汚れ・情報を消す |
remove A from Bclean A from B
|
B(シャツ・画面・リストなど)から、 いらない A をきれいに取り去る。 |
| 心・生活から切り離す |
separate A from Bremove A from one's lifedistance oneself from A
|
B(生活・心・時間)から、A(ストレス・依存など)との 見えないつながりをスッとゆるめる/切る。 |
💡 迷ったら、
「何をどこから外したいの?」
と自分に質問してみましょう。
それがそのまま
A from B
の形になります。
💬 総まとめミニ例文:いろいろな「取り除く from」を言い分ける
If you take four from seven, three remains.
(7 から 4 を引くと、3 が残ります。)
I took a book from the shelf.
(私は棚から本を1冊取り出しました。)
This soap can remove the stain from your shirt.
(この石けんはシャツからその汚れを落とすことができます。)
Little by little, I am separating my feelings from the past.
(少しずつ、私は自分の気持ちを過去の恋から切り離しています。)
型のおさらい:
・数の引き算:
take A from B
・入れ物から取り出す:
take A from B
・汚れ・情報を消す:
remove A from B
・心・生活から切り離す:
separate A from B
4 文とも、 A from B の形で、 「B から A を外す」 という同じ骨組みを持っていることを意識しながら、声に出して読んでみましょう。
🚀 学習を続けるコツ:英語で「手放す」と、心も少し軽くなる
学習心理学では、 「自分の本音に近い文」を使って勉強したとき、記憶にも感情にも強く残る と言われています。 セクション10の 分離・除去の from は、まさに 「いらないものを手放す」 ときにピッタリの表現ばかりでした。
今日できる小さなステップ:
- あなたの生活の中で、「少し減らしたいもの」を 1 つだけ考えてみる(例:スマホ時間、SNS、夜更かし、心配ごとなど)。
- それが「どこから」減らしたいのか(自分の生活・心・時間など)を日本語でメモする。
-
そのメモを、
remove A from my life/separate A from B/distance myself from Aの形を使って、英語の 1 文にしてみる。
ほんの 1 文でも、 「自分の心の整理を、英語でちゃんと言えた」 という体験は、モチベーションをグッと引き上げてくれます。 完璧な文でなくて大丈夫なので、 from を使って、少しずつ 「手放したいもの」 を英語で外に出してみましょう。続けていけば、英語力も心の整理力も、どちらもじわじわ育っていきますよ 😊
11. 隔離や開放を表す from
このセクションでは、
「悪いもの・つらいもの・危険なものから、人や物を切り離してあげる」
という意味の
from
を学びます。
たとえば、
借金・義務・不安・牢屋・病院・嵐・雪
などから、
「解放する・守る」
ときに
from
が活躍します。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は 「イヤなもの/キケンなものから、ギュッと守る&自由にしてあげるマーク」 だと思ってみてください。 体の自由だけでなく、 心の重荷 や 不安・恐れ からも「はなしてあげる」イメージです。
🔓🕊🛡 「イヤなものから守る&解放する from」のコアイメージ
「隔離や開放を表す from」は、 次のようなイメージでとらえると分かりやすくなります。
-
① 心の重荷からの解放(💼 借金・義務・ストレス)
free from 例イメージ:free from debt / free from stressなど。 「借金」「ストレス」といった 目に見えない重り から、ふっと軽くなるイメージです。 -
② 牢屋・病院などからの解放(🏢 閉じこめから外へ)
release from 例イメージ:release from prison / from hospital。 ドアが開いて、 「中に閉じこめられていた人」が外の世界へ出ていく 感じです。 -
③ 危険や環境からの保護(🌧 🛡 雨・雪・騒音から守る)
safe / sheltered / protected from 例イメージ:safe from the storm,sheltered from the snowなど。 「危ない場所」から少し離れた、安全なゾーンに入れてあげる 感覚です。 -
共通ポイント:
どの場合も、 A from B と考えると整理しやすくなります。 A:守りたい人・物/ B:イヤなもの・危険なもの 👉 「A を B から離れた自由で安全なところに置く」 という図になっています。
学習心理学の研究では、 「自分の不安やプレッシャーを、ことばにして外に出す」 ことで心が軽くなり、やる気も続きやすくなると言われています。 このセクションの free from ~ や safe from ~ を使えば、 「テストの不安から自由になりたい」「ストレスから守られたい」といった気持ちも、少しずつ英語で言えるようになりますよ 😊
シンプル図解:A を B から「外に出す/守る」from
free from stress
あなたが stress から少しずつ遠ざかっていく イメージです。
release from prison
中にいた人が、 外の世界へ自由に出ていく 状態を表します。
safe from the storm
嵐や騒音から少しはなれた、 安全ゾーン にいるイメージです。
💡ポイント: いつも A from B の形を意識して、 「A=守りたいもの」「B=そこから離したいもの」 を先に決めてから英文を考えると、表現がぐっと作りやすくなります。
11-1. 負担・義務・借金からの解放:free / release from
このパートでは、
借金・ストレス・義務・不安
のような
「心の重り」
から
人や気持ちを解放する
ときの
from
を学びます。
キーフレーズは
free from ~
と
release from ~
です。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は 「重たいものからスッと離れるマーク」 だと思ってみましょう。 テスト・仕事・借金・不安などから 心がふわっと軽くなる イメージです。
🧳🕊 「重たい荷物をおろす」イメージの from
「負担・義務・借金からの解放」を表す from は、 「A を B から切り離して、自由にしてあげる」 という形で考えると分かりやすくなります。
-
① free from ~(~から自由な/解放された)
S be free from + 負担・イヤなもの
例:He is free from debt.→ 「彼は借金から自由だ」= 借金にしばられていない状態。 -
② free of ~(~がまったくない/取り除かれている)
S be free of + 好ましくないもの
例:a room free of dust(ほこりのない部屋) free from より 「完全になくなっている」 ニュアンスが強いことが多いです。 -
③ be released from ~(~から解放される)
S be released from + 義務・約束・重い責任
例:They were released from their duties.→ 「彼らは義務から解放された」= やらなければならないことから放たれた イメージ。 -
共通ポイント:
いつも A from B の形で、 A:守りたい人・物 / B:取りのぞきたい負担・重り と考えると、文の組み立てがとても楽になります。
学習心理学では、 「自分のストレスや不安を言語化する」 だけでも心が軽くなると言われています。 free from stress や free from worry のようなフレーズを覚えておくと、 英語で自分の気持ちを整えることもできるようになっていきますよ 🌈
図解:A を B から解放する「free / release from」
free from debt
「彼」が debt(借金)から離れて、軽くなる イメージです。
released from duty
しばられていた 義務のロープ がほどけて、自由になるイメージです。
free from worry
💡コツ: まず 「何から解放されたい?」(debt / stress / duty / worry...) を決めて、 それを from ~ に入れてあげると、英文が作りやすくなります。
💬 例文で体感:借金・ストレス・義務から「自由になる」from
He is finally free from debt.
(彼はようやく借金から解放されました。)
語注: finally = とうとう/ついに, debt = 借金。
型: S be free from + 負担 で「S はその負担から自由だ/解放された」。
ポイント: 「借金がなくなってホッとした」場面の定番表現。 「心の重りがストンと落ちた」イメージで覚えましょう。
She felt free from worry after the exam.
(彼女は試験のあと、不安から解放されたと感じました。)
語注: felt = feel の過去形, worry = 心配・不安, exam = 試験。
型: feel free from + 不安 で「~から自由だと感じる」。
ポイント: テストやプレゼンが終わったあとに使えるフレーズ。 自分の生活シーンと結びつけて覚えると、記憶に残りやすいです。
They were released from their duties at last.
(彼らはついに自分たちの義務から解放されました。)
語注: duties = duty の複数形(義務・任務), at last = ついに。
型: S be released from + 義務 で「S はその義務から解放される」。
ポイント: プロジェクト終了・役職交代・当番終了などの場面で使える表現。 「やっと終わった〜!」という安堵感とセットで覚えましょう。
With you, I feel free from loneliness.
(あなたと一緒にいると、私は孤独から解放された気持ちになります。)
語注: loneliness = 孤独, with you = あなたと一緒にいると。
型: feel free from + 感情 で「そのイヤな感情から解放されたと感じる」。
ポイント: 恋愛・友情どちらにも使えるフレーズ。 「あなたがいるから、さびしくない」という気持ちを、やさしく英語で伝えられます 💞
✨ ミニまとめ:心の「重り」を英語で外していこう
このセクションのキーフレーズは、 be free from ~ と be released from ~ でした。 どちらも、 「S を負担・義務・不安などから切り離して、軽くしてあげる」 イメージで使います。
今日できる小さなステップ:
- 今の自分にとって「重たいもの」(例:stress / worry / homework / duty)を1つメモする。
-
それを使って
I want to be free from ~.という文を作ってみる。 -
余裕があれば、
After this week, I will be free from ~.のように、 「解放された未来の自分」 も英語で描いてみる。
学習心理学では、 「自分の本音をことばにする」 ことが、モチベーションアップにもつながると言われています。 英語学習を通して、 free from stress や free from worry のようなフレーズを自分のものにしていけば、 英語で心の重りを少しずつ外していく感覚も、きっと味わえるはずです 🌟
11-2. 拘束・閉じこめからの解放:release from prison / hospital
このパートでは、
牢屋・病院・建物の中などに「閉じこめられている状態」
から、外に
「解き放つ・解放される」
ときの
from
を学びます。
キーフレーズは
be released from ~
と
release A from ~
です。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は 「ドアの外への出口マーク」 のイメージです。 prison(刑務所) や hospital(病院) の中から、 外の自由な世界に出る方向 を指しています。
⛓️🔓 「中に閉じこめられた人を外に出す」from のイメージ
「拘束・閉じこめからの解放」を表す from は、 「中にいる人」 を 「閉じた場所」 から外へ出してあげる方向を示します。
-
① be released from ~(~から釈放される・退院する)
S be released from 場所
例:He was released from prison.→ 「彼は刑務所から釈放された」。 例:She was released from the hospital.→ 「彼女は退院した」。 -
② release A from ~(A を ~から解放する)
release 人 from 場所 / 状態
例:The doctor released him from the hospital.→ 医者が「彼を病院から出してあげた」イメージ。 -
③ escape from ~ とのちがい
escape from ~ は 「自分の力で逃げる」。 be released from ~ は 「誰かに出してもらう」 イメージです。 -
共通ポイント:
いつも A from B の形で、 A:出してあげたい人 / B:閉じこめている場所 と考えると、文の組み立てがスムーズになります。
学習心理学では、 「ストーリーのある場面」 ほど記憶に残りやすいと言われています。 「ニュースでの釈放」「友だちの退院」「心が救われた瞬間」など、 自分の中にイメージを作りながら release from の表現を味わってみましょう。
図解:牢屋・病院の中から外へ「出す」from
released from prison
「人」が prison から外の世界へ 出ていくイメージです。
released from the hospital
入院生活から、ふつうの生活へ 戻るイメージです。
released from fear
💡コツ: まず 「どんな場所・状態から出す?」(prison / hospital / fear など) を決めて、 それを from ~ に入れてあげると、英文が作りやすくなります。
💬 例文で体感:牢屋・病院・心の「牢屋」から解放する from
He was released from prison yesterday.
(彼はきのう刑務所から釈放されました。)
語注: prison = 刑務所, yesterday = きのう。
型: S be released from 場所 で「S はその場所から釈放された」。
ポイント: ニュースでよく見かける形。 released from prison のまとまりで、ひとかたまりとして覚えてしまうと楽です。
She was released from the hospital last week.
(彼女は先週退院しました。)
語注: hospital = 病院, last week = 先週。
型: S be released from the hospital で「S は退院する」。
ポイント:
leave the hospital でも言えますが、
released from the hospital
は「医師からOKが出た」というニュアンスが少し入ります。
The hostages were released from the building.
(人質たちはその建物から解放されました。)
語注: hostage = 人質, building = 建物。
型: S be released from 場所 または
They released the hostages from the building.(能動)と書き換え可能。
ポイント:
危険な場所から人を出してあげるイメージ。
「誰を?」「どこから?」の
2つの情報
を、英語では
hostages と
from the building
に分けて表していることに注目しましょう。
Your love has released me from loneliness.
(あなたの愛が、私を孤独から解き放ってくれました。)
語注: love = 愛、loneliness = 孤独、has released = 現在完了(今もその結果が続いている)。
型: release 人 from 感情 で「人をその感情から解放する」。
ポイント: よく使われるロマンチックな言い回し。 「あなたのおかげで、もう一人じゃない」という気持ちを、やさしく英語で伝えられます 💞
✨ ミニまとめ:ドアの外に出る from ― 自分のストーリーで覚えよう
このセクションのキーフレーズは、 be released from ~ と release A from ~ でした。 どちらも、 「中に閉じこめられていた状態 → 外へ出る」 というストーリーを持っています。
今日できる小さなステップ:
- 自分が「早く終わってほしい」と感じているもの(例:exam, project, duty, worry)を 1 つ書き出す。
-
それを使って
I will be released from ~ next month.やYour support released me from ~.のような文を作ってみる。 - できれば、その英文を声に出して読んで、 「解放された自分」 をイメージしてみる。
学習心理学によると、 「自分の感情や願いを言葉にする」 ことは、記憶にもモチベーションにも良い影響を与えると言われています。 英語の release from の表現を使って、 あなた自身の 「ここから自由になりたい」ストーリー を 1 文だけでも英語にしてみてくださいね。きっと、その一歩が次の学習へのエネルギーになります 🚀
11-3. 危険・環境からの保護・隔離:safe / sheltered from
このパートでは、
「危険・悪い環境から守られている状態」
を表す
from
を扱います。
キーフレーズは
be safe from ~
と
be sheltered from ~
です。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は 「悪いものから守ってくれるバリア」 のイメージです。 雨・風・騒音・危険・イヤな気持ちなどから、 ガードしてくれるドーム を思い浮かべてみましょう ☔🛡️
🛡️🌧️ 「危険・悪条件から守る」from のバリアイメージ
「保護・隔離」を表す from は、 「A を B から離して、安全な状態にする」 というイメージで使われます。
-
① be safe from ~:~から安全である
S be safe from 危険
例:The children are safe from danger here.
→ 「ここなら、子どもたちは危険から守られている」イメージ。 -
② be sheltered from ~:~から守られている(おおわれている)
S be sheltered from 雨・風・騒音 など
例:The garden is sheltered from the wind.
→ 「風から守られている(建物や木などにおおわれている)」。 -
③ shelter A from ~:A を ~から守る
shelter 人 / 物 from 危険・悪条件
例:The wall shelters the house from noise.
→ 壁が家を騒音から守っている。 -
共通ポイント:
どの表現も、 A from B で、 A:守られる側 / B:危険・悪条件 を表します。 「何から守るの?」= from + 危険・イヤなもの を意識しましょう。
学習心理学では、 「安心のイメージ」 とセットで覚えると、英語表現も長く記憶に残りやすいと言われています。 「ここなら安心」「この人と一緒なら安心」という、 あなた自身の安心スポットを思い浮かべながら、 safe / sheltered from を味わってみてくださいね。
図解:A と 危険Bのあいだに「バリア」を置く from
be safe from danger
子どもと危険のあいだに守ってくれるものがあるイメージです。
sheltered from the wind
風や雨から物理的におおわれているときに、 sheltered from を使います。
safe from fear
💡コツ: まず 「何から守りたい?」(rain, wind, noise, danger, stress など) を決めて、 それを from ~ に入れてあげると、英文が作りやすくなります。
💬 例文で体感:雨・風・危険・孤独から「守る」from
You are safe from the storm here.
(ここなら、あなたは嵐から安全です。)
語注: storm = 嵐。
型: S be safe from 危険 で「S はその危険から安全である」。
ポイント: 「ここなら大丈夫だよ」と安心させる場面で、そのまま使えるフレーズです。
The village is sheltered from the wind by the hills.
(その村は丘のおかげで風から守られています。)
語注: village = 村, hill = 丘。
型: S be sheltered from A by B で「B によって A から守られている」。
ポイント: 自然・街・建物の説明でよく出てくるパターンです。
The tall trees shelter the house from the traffic noise.
(高い木々が、家を交通の騒音から守っています。)
語注: tall trees = 高い木々、traffic noise = 交通の騒音。
型: shelter A from B で「A を B から守る」。
ポイント: 主語が「守ってくれるもの」(木・壁・建物など)になるのが特徴です。
With you, I feel safe from the world.
(あなたと一緒にいると、世界のいろいろなことから守られているように感じます。)
語注: with you = あなたと一緒に, feel safe = 安心だと感じる, the world = 世界(=現実のつらいこと全般という比喩)。
型: feel safe from ~ で「~から守られているように感じる」。
ポイント: とてもよく使われるロマンチックな言い回しです 💕 「あなたといると安心する」という気持ちを、やさしく伝えたいときにぴったりです。
✨ ミニまとめ:あなたの「安心ゾーン」を英語にしてみよう
このセクションのキーフレーズは、 be safe from ~ と be / shelter A from ~ でした。 どれも、 「A と 危険B のあいだにバリアを置く」 というストーリーを持っています。
今日できる小さなステップ:
- あなたにとっての「安心できる場所」や「安心できる人」を 1 つ思い浮かべる。
- 「何から守られている?」(rain, noise, stress, loneliness など)を日本語でメモする。
-
それを
I feel safe from ~ when I'm with …やThis place is sheltered from ~.の形で英語にしてみる。
学習心理学によると、 「自分の安心・幸せを言葉にする」 ことは、記憶にもモチベーションにもとても良い影響があると言われています。 ぜひ、 safe / sheltered from のフレーズで、 あなた自身の「安心ゾーンストーリー」を 1 文だけでも英語にしてみてくださいね。 その一文が、次の学習へのエネルギーになります 🚀
セクション11まとめ:隔離や開放を表す from
セクション11では、
「何かを切り離す」「〜から解放する/守る」
というイメージで使われる
from
をまとめて学びました。
キーワードは
free / release from ~
と
safe / sheltered from ~
でした。
どの場合も、 「A を B からはなす」= A from B という骨組みは共通です。 あとは、 free / release で「解放」、 safe / shelter で「保護」のニュアンスを足してあげるだけ、と考えるとスッキリします 😊
🧾 要点チェック:3つの「隔離・開放」from を一気に整理
-
① 負担・義務・借金からの解放:
free / release from ~
・be free from debt(借金から自由である)
・be released from one's duty(義務から解放される)
👉 重荷・プレッシャーから「ふわっと軽くなる」イメージ。 -
② 拘束・閉じこめからの解放:
release from prison / hospital
・be released from prison(刑務所から釈放される)
・be released from hospital(退院する)
👉 閉じこめられた場所から外の世界へ出るイメージ。 -
③ 危険・悪条件からの保護・隔離:
safe / sheltered from ~
・be safe from danger(危険から安全である)
・be sheltered from the wind(風から守られている)
👉 雨・風・ストレスなどから守ってくれるバリア のイメージ。
3つとも、 A from B の形で、 A:解放・保護される側 / B:切りはなしたいもの・守りたい相手 を表します。 「何から?= from + 名詞」をしっかり意識するのがコツです。
似ている表現どうしの「一言イメージ」比較
| 表現 | 一言イメージ |
|---|---|
free fromfree from debt
|
心や生活の上に乗っている 「重り」を外す イメージ。 借金・不安・ストレスなどに使いやすい。 |
released fromreleased from prison
|
ドアが開いて、閉じこめられた場所から 外へ出る瞬間 のイメージ。 prison / hospital / duty などに。 |
safe / sheltered fromsafe from dangersheltered from the wind
|
危険や悪条件から 守ってくれるバリア を作るイメージ。 雨・風・騒音・ストレスなどからの保護に。 |
💡 迷ったときは、 「今いちばん言いたいのは、軽くなること? 外に出ること? 守られること?」 と自分に質問してみましょう。 その答えに合わせて、 free / release / safe / shelter を選べば OK です。
💬 総まとめミニ例文:重りから?場所から?不安から?
At last, he is free from debt.
(ついに、彼は借金から解放されました。)
She was released from hospital last week.
(彼女は先週、退院しました。)
With you, I feel safe from the world.
(あなたと一緒にいると、世界のいろいろなことから守られているように感じます。)
語注: debt = 借金、released = 解放された・退院した、the world = 世界(現実のつらいこと全般の比喩)。
型のおさらい:
S be free from ~ /
S be released from 場所 /
S feel safe from ~。
3つの文すべてで、 from + 名詞 が「切りはなしたいもの・守られたいもの」を表していることを、声に出しながら確認してみましょう。
🚀 学習を続けるコツ:あなたの「解放ストーリー」を 1 文つくろう
学習心理学では、 「自分の本音に近い一文」 を英語で作ると、記憶にもモチベーションにも強く残ることが分かっています。 セクション11の from は、 「ここから抜け出したい」「ここにいると安心する」 という気持ちをそのまま表せる、とても心に近い表現です。
今日のおすすめミニチャレンジ:
- いま「解放されたいこと」や「守られていてうれしいこと」を日本語で 1 つ書き出す。
-
それに合いそうな型を選ぶ:
I want to be free from ~./I was released from ~./I feel safe from ~ when … - 選んだ型に言葉を入れて、あなた自身の「解放ストーリー」を 1 文だけ英語で作ってみる。
小さな 1 文でも、 「自分の本音を英語で言えた」 という経験は、学習を続けるうえでとても大きな力になります。 ぜひ、 free / release from や safe / sheltered from を使って、 あなたの心を少し軽くしてくれる 1 文を、ここで作ってみてくださいね ✨
12. 抑制や防止を表す from
このセクションでは、
「悪いこと・望ましくないことが起こらないようにする」
という意味で使われる
抑制・防止の from
を学びます。
from は「〜から」と訳すだけでなく、
「そのイヤなものから、守る・離すバリア」
の役目もある、と考えるのがポイントです。
小学生にも分かりやすく言うと、
from
は
「ここから先は入れません!」
とストップをかける
見えないガードレール
のようなイメージです。
その前に
protect(守る),
keep(〜の状態にしておく),
prevent(防ぐ),
stop(止める),
refrain(控える)
などの動詞を組み合わせると、
「A を B から守る・B するのを防ぐ」
という表現が作れます。
🛡️ 「悪いことが入ってこないように守る」from のコアイメージ
抑制や防止を表す from には、つねに 「守りたい人・もの」 と 「近づけたくない危険や行動」 の 2 つが登場します。
-
① 危険から守る:
例:protect A from B→ A(守りたいもの)を、B(危険・良くないもの)から ガードする イメージ。 雨・寒さ・危険な動物・ウイルス などから守るときに使う。 -
② 行動を止める・防ぐ:
例:keep A from doing,prevent A from doing,stop A from doing→ A が「〜してしまう」のを 手前でストップ するイメージ。 -
③ 自分でグッとこらえる:
例:refrain from doing→ 自分がやりたくなっても、 from のところで踏みとどまる 感覚。 「〜するのを控える・ガマンする」というニュアンスになります。 -
共通ポイント:
どの場合も、 from +「近づけたくないもの」 を使って、 「ここから先には行かせない」「ここまでで止める」 というラインを引いている、と考えましょう。
学習心理学の観点では、 「自分の行動をコントロールする表現」 を身につけると、セルフコントロールへの自信が高まり、 英語学習も生活習慣も続けやすくなると言われています。 このセクションの from を、ぜひ 「なりたい自分を守るバリアのことば」 として味方につけていきましょう 💪
図解イメージ:A と B のあいだに立つ「from バリア」
protect A from B
A と B のあいだに from のバリア が立っているイメージ。
keep / prevent / stop A from doing
「A が doing する」手前で、 from がストッパー になっているイメージ。
refrain from doing
自分の中の「したい」を、from のところで静かに止めるイメージ。
💡 コツ:
いつも
A(守りたいもの)
と
B(守りたい相手から遠ざけたいもの)
を意識して、
protect / keep / prevent / stop / refrain + A from B / doing
の形で考えてみましょう。
12-1. 危険・被害から守る:protect / save / keep A from B
このパートでは、
人や物を危険や悪影響から守る
ときの
from
の使い方を学びます。
protect, save, keep
などの動詞と組み合わせて、
「A を B から守る・A を B から救う」
という意味になります。
小学生にも分かりやすく言うと、
from
は
「ここから先は危ないから、入ってこないでね!」
と伝える
見えないバリア
だと思ってください。
そのバリアの手前で
protect / save / keep
がしっかり守ってくれるイメージです 🛡️
🛡️ 「A を B から守る」from のバリアイメージ
危険・被害から守るときの from は、 つねに A(守りたいもの) と B(遠ざけたい危険・イヤなもの) のあいだに立つ バリア のように働きます。
-
① protect A from B:A を B から守る
protect A from B
例:protect us from the rain → 「A」を雨や風・危険な動物などの 外からの攻撃・悪影響 から守る。 -
② save A from B:A を B から救う
save A from B
例:save you from danger → A が「危ない目にあう」のを ギリギリで救い出す イメージ。 -
③ keep A from B:A を B から遠ざけておく
keep A from B
例:keep children from the fire → A が B に近づかないように、 安全な距離を保つ 感覚。 -
共通ポイント:
どの表現でも、 from + B が 「A を近づけたくないもの」 を表し、そこにprotect / save / keepが組み合わさって「守る・救う」という意味になります。
学習心理学では、 「自分や大切な人を守る表現」 は感情と結びつきやすく、記憶にも残りやすいと言われています。 あなたの「守りたいもの」を思い浮かべながら、 A from B の形をイメージしてみましょう 💚
図解:A と B のあいだに立つ「from バリア」
代表的な型(ミニ早見表)
| 表現 | イメージ |
|---|---|
protect A from Bprotect us from the cold
|
A を B の攻撃・寒さ・雨などから 守る。 |
save A from Bsave him from danger
|
A を B という 危ない状況から救う。 |
keep A from Bkeep children from the fire
|
A が B に近づかないように 離しておく。 |
💡 コツ: まず A(守りたいもの) を決めてから、 「どんな危険 B から守るのか?」を考えて from B をセットで作ると、文がスムーズに組み立てられます。
💬 例文で確認:何から誰を守りたい?
He protected us from the dangerous animals.
(彼は私たちを危険な動物から守ってくれました。)
語注: dangerous animals = 危険な動物たち。
型: protect A from B で「A を B から守る」。
ポイント: 「誰を(us)」「何から(the dangerous animals)」という A と B をハッキリさせるのがコツです。
Wearing a seat belt can save you from serious injury.
(シートベルトをしていると、あなたを大けがから救ってくれます。)
語注: seat belt = シートベルト、serious injury = 重傷・大けが。
型: save A from B で「A を B から救う」。
ポイント: 「〜しておくと、〜から守ってくれる」という
can save
の形は、説明文や注意書きでもよく使われます。
We have to keep children from the fire.
(子どもたちを火から離しておかないといけません。)
語注: have to = 〜しなければならない、fire = 火。
型: keep A from B で「A を B から遠ざけておく」。
ポイント: 「〜から離しておく」というニュアンスが強く、 安全の話をするときによく使われます。
I want to protect you from any sadness.
(あなたをどんな悲しみからも守ってあげたいです。)
語注: any sadness = どんな悲しみでも。
型: want to protect you from B で「あなたを B から守りたい」。
ポイント: 気持ちを伝えるときによく使える、 やさしくてロマンチックな表現です 💓
🚀 ミニまとめ:守りたい相手を思い浮かべて from を味方にしよう
このセクションでは、 protect A from B、 save A from B、 keep A from B の 3 パターンを見てきました。 どれも 「A を B から守る」 という大きなイメージは同じで、細かいニュアンスが少しずつ違うだけです。
- protect:じっと守るバリア(雨・寒さ・危険などから守る)。
- save:危険な状況から救い出す(助けるイメージ)。
- keep:近づかないように離しておく(安全な距離)。
今日できる小さなステップ:
- 「守りたいもの」(家族・友だち・ペット・自分の心など)を 1 つ思い浮かべる。
- 「何から守りたいのか?」(寒さ・危険・ストレスなど)を日本語でメモする。
-
それを
protect A from B/save A from B/keep A from Bのどれかで英語の文にしてみる。
学習心理学では、 「大切な人を思いながら作った例文」 は、感情とセットで記憶に残りやすいと言われています。 ぜひ、あなたの大事な人や大事なものを from のバリアで守るつもりで、 1 文だけでも英語で書いてみてくださいね 😊
12-2. 行動・出来事を起こらせない:prevent / stop / keep A from ~ing
このパートでは、
「〜が起こる前にストップする」
という意味の
from
を学びます。
prevent・stop・keep
と組み合わせて、
「A が 〜するのを防ぐ/止める」
という形でよく使われます。
小学生にも分かりやすく言うと、
from
は
「ここから先は行かせないよ!」
と
行動を手前で止めるストッパー
のイメージです。
そのストッパーの前に
prevent / stop / keep
が立って、行動や出来事が起きないように守ってくれます 🚫
✋ 「A が 〜するのを止める」A from ~ing のバリアイメージ
行動・出来事を防ぐときの from は、 A(主語とは別の人・物) が ある行動(〜ing) をするのを 手前でカットする 役割をします。
-
基本型:
S prevent / stop / keep A from ~ing
S = する側(止める人) A = 止められる側(人や物) from ~ing = 「〜すること(行動)」を表す部分 -
① prevent A from ~ing:A が〜するのを未然に防ぐ
例:prevent accidents from happening → 事故が「起きる前に」対策して、 そもそも起きないようにする。 -
② stop A from ~ing:A が〜するのを止める
例:stop him from leaving → もう「出て行きそうな状態」を その場で止める イメージ。 -
③ keep A from ~ing:A が〜しない状態を保つ
例:keep the noise from bothering you → うるささが「あなたのじゃまにならないように」 離しておく・続かせない ニュアンス。 -
共通ポイント:
どの表現も、 from + 動名詞(~ing) の形で 「実際に起きてほしくない行動」 を表し、その前にprevent / stop / keepを置いて「防ぐ・止める・させない」を表現します。
学習心理学では、 形ごと覚えること(チャンク学習) が効果的だと言われています。 ここでは A from ~ing を「1セットの部品」として丸ごと覚えてしまいましょう 💡
図解:A が「〜しようとしている」のを from がブロック 🚫
ニュアンスのちがい(ミニ早見表)
| 動詞 | イメージ |
|---|---|
| prevent A from ~ing | 事前に対策して、 そもそも起こらないように防ぐ。 |
| stop A from ~ing | もう起こりかけている行動を、 その場で止める。 |
| keep A from ~ing | 行動が続かないよう、 「させない状態」を保つ。 |
💡 迷ったら、まず
A from ~ing
を決めて、
「事前に防ぐ」なら
prevent、
「その場で止める」なら
stop、
「させない状態を保つ」なら
keep
を選ぶ、と考えるとスッキリします。
💬 例文で確認:雨・ミス・気持ち…何を「起こらせない」?
The rain prevented us from playing soccer.
(雨のせいで、私たちはサッカーができませんでした。)
語注: prevent A from ~ing = A が〜するのを妨げる。
型: The rain prevented us from playing soccer.
ポイント: 「雨が“サッカーをする”という出来事を、起こる前にストップした」というイメージです。
I tried to stop him from shouting.
(私は彼が叫ぶのを止めようとしました。)
語注: shout = 叫ぶ、try to ~ = 〜しようとする。
型: stop A from ~ing で「A が〜するのを止める」。
ポイント: すでに起きかけている行動を「やめさせる」イメージが強い表現です。
Good communication can keep small problems from becoming big ones.
(よいコミュニケーションは、小さな問題が大きな問題になるのを防いでくれます。)
語注: communication = コミュニケーション、become = 〜になる。
型: keep A from ~ing で「A が〜するのを防ぐ/させないでおく」。
ポイント: 「日ごろから気をつけておくことで、悪いことを大きくしない」ような話でよく使われます。
Nothing can stop me from loving you.
(私があなたを愛するのを止められるものは、何もありません。)
語注: nothing = 何も〜ない、loving you = あなたを愛すること。
型: Nothing can stop me from ~ing. で「何も私が〜するのを止められない」。
ポイント: とても有名で、気持ちをまっすぐ伝えられる恋愛フレーズです 💖
🚀 ミニまとめ:自分の「守りたい未来」を A from ~ing で表現しよう
このセクションでは、 prevent A from ~ing・ stop A from ~ing・ keep A from ~ing を学びました。 どれも 「A が〜する未来」を変える表現 です。
- prevent: 起こる前に対策して、そもそも起こさない。
- stop: 起こりかけた行動を、目の前で止める。
- keep: 起きない状態をキープして、続かないようにする。
今日できる小さなステップ:
- 「起こってほしくないこと」(ミス・けが・ケンカ・悲しみなど)を 1 つ思い浮かべる。
- 「誰を守りたいか」(自分・家族・友だち・大切な人など)を決める。
-
それを
prevent A from ~ing/stop A from ~ing/keep A from ~ingの形で英語の文にしてみる。
学習心理学によると、 「自分の未来や大切な人を守るイメージ」 と結びつけた表現は、長く記憶に残りやすく、学習を続ける力にもなります。 ぜひ、 A from ~ing の型を味方につけて、 あなた自身の「守りたい未来ストーリー」を英語で 1 文だけでも作ってみてくださいね ✨
12-3. 自分で控える・丁寧依頼:refrain from ~ing / keep from ~ing
このパートでは、
「自分で控える」「ていねいにお願いする」
ときの
from
を学びます。
看板などでよく見る
refrain from ~ing
と、
「〜しないようにしている」「〜せずにいられない」と気持ちを表す
keep (oneself) from ~ing
が主役です。
小学生にも分かりやすく言うと、 「〜しちゃダメ!」と怒るのではなく、 「できれば〜は控えてくださいね」 と、やわらかくブレーキをかけるイメージです 🚦 自分の気持ちやお願いを、やさしく伝えたいときにとても役立つ表現です。
🧘♀️ 「自分でブレーキをかける」from のイメージ
このセクションの from は、 「ここから先の行動は、なるべくしないでおこう」 という 心のブレーキ のイメージです。
-
① refrain from ~ing:〜するのを控える(ていねい・かため)
refrain from ~ing
例:Please refrain from smoking here.
→ 「ここでの喫煙はご遠慮ください。」 看板・アナウンスなどの 丁寧なお願い でよく使われます。 -
② keep (oneself) from ~ing:〜しないようにする/〜せずにいられない
keep from ~ing/keep oneself from ~ing
例:I try to keep from eating too many sweets.
→ 「甘いものを食べすぎないようにしている。」 自分の行動にブレーキをかけるイメージです。 -
③ can't keep from ~ing:〜せずにはいられない
例:I can't keep from thinking about you.
→ 「あなたのことを考えずにはいられません。」 ブレーキをかけても、気持ちがあふれてしまう ときの表現です 💖 -
共通ポイント:
どの表現も、 from + 動名詞(~ing) の形で 「控えたい行動」 を表し、その前のrefrain / keep / can't keepが 「どれくらいガマンしているか」を表しています。
学習心理学では、 「感情や習慣をことばにして客観視する」 ことが、自己コントロールの第一歩と言われています。 refrain from ~ing と keep from ~ing を使って、 自分の「控えたい行動」を英語で書いてみるだけでも、行動が少し変わりやすくなりますよ ✨
図解:行動にそっとブレーキをかける from
ニュアンスのちがい(ミニ早見表)
| 表現 | 主なイメージ |
|---|---|
| refrain from ~ing | 公告・アナウンスなどの ていねいな「ご遠慮ください」。 かための場面でよく使う。 |
| keep from ~ing | 自分で 「〜しないように気をつける」 日常的な自制。 クセ・習慣のコントロールに便利。 |
| can't keep from ~ing | ブレーキをかけても 「どうしても〜してしまう」 気持ちがあふれる状態。 恋愛フレーズにもよく登場 💖 |
💡 迷ったら、まず
from + ~ing
を決めて、
「ていねいにお願い」なら
refrain、
「自分でがんばって控える」なら
keep、
「ガマンしても抑えきれない」なら
can't keep
を選ぶ、と考えると整理しやすくなります。
💬 例文で確認:マナー・健康・気持ちを「控える/抑えきれない」
Please refrain from smoking in this room.
(この部屋での喫煙はご遠慮ください。)
語注: refrain from ~ing = 〜するのを控える、smoking = 喫煙すること。
型: Please refrain from ~ing. で「〜はご遠慮ください」という丁寧な張り紙フレーズ。
ポイント: Don't smoke. よりもやわらかく、ていねいにお願いしたいときにぴったりです。
I try to keep from eating too many sweets at night.
(私は夜に甘いものを食べすぎないようにしています。)
語注: sweets = 甘いもの、お菓子、try to ~ = 〜しようとする。
型: keep from ~ing で「〜しないようにする」。I try to を付けると「がんばって控えている」ニュアンスに。
ポイント: ダイエット・健康管理など、自分の習慣を話すときにそのまま使える便利な型です。
He could hardly keep from laughing.
(彼は笑うのをこらえるのがやっとでした。)
語注: hardly = ほとんど〜できない、laugh = 笑う。
型: could hardly keep from ~ing で「〜するのをほとんどこらえられなかった」。
ポイント: 「笑いをこらえる」「泣きそうなのをこらえる」など、感情のコントロールを表すときにぴったりです。
I can't keep from thinking about you.
(あなたのことを考えずにはいられません。)
語注: think about you = あなたのことを考える。
型: can't keep from ~ing で「どうしても〜せずにはいられない」。
ポイント: 気持ちがあふれて止められない、ロマンチックな気持ちをまっすぐ伝える定番フレーズです 💖
🚀 ミニまとめ:なりたい自分に近づく「控える英語」を味方にしよう
このセクションでは、 refrain from ~ing・ keep from ~ing・ can't keep from ~ing を通して、 「自分で控える」「感情や行動にブレーキをかける」 表現を学びました。
- refrain from ~ing: ていねいなお願い・注意書き(「〜はご遠慮ください」)。
- keep from ~ing: 自分の習慣・行動をコントロール(「〜しないようにしている」)。
- can't keep from ~ing: 感情があふれて抑えきれない(「〜せずにはいられない」)。
今日できる小さなステップ:
- 自分の生活で「少し控えたいこと」(スマホ時間・夜食・ネガティブ発言など)を 1 つ紙に書き出す。
-
それを
I try to keep from ~ing.の形にして、英語で書いてみる。 -
もし「どうしてもやめられない大切なこと」(夢・推し活・愛情など)があれば、
I can't keep from ~ing.の形でポジティブに表現してみる。
学習心理学では、 「なりたい自分の行動」を具体的な言葉にすると、実現しやすくなる ことが分かっています。 今日作った keep from ~ing の一文は、 ただの英作文ではなく、 未来の自分への小さな応援メッセージ だと思って、大事にしてあげてくださいね 🌱✨
セクション12まとめ:抑制や防止を表す from
セクション12では、
「悪いこと・望ましくないことを防ぐ」「しないようにする」
という意味で使われる
from
を学びました。
キーワードは
protect / save / keep A from B、
prevent / stop / keep A from ~ing、
refrain / keep from ~ing
でしたね。
イメージとしては、どれも 「from 以下にある危険・よくない行動に対して、前でストップをかける」 感じです。 from + 名詞 / ~ing の部分には、 「守りたい相手に近づけたくないもの・行動」 が入ると考えるとスッキリ整理できます 🛡️
🧾 要点チェック:3つの「ブレーキ from」を使い分ける
-
1)危険・ダメージから守る:
protect / save / keep A from B
A from BのBには、 「A を近づけたくないもの(危険・被害・悪影響)」 が入ります。 例:protect children from violence(子どもを暴力から守る) -
2)出来事を起こらせない:
prevent / stop / keep A from ~ing
「A が ~することを防ぐ」 という流れで、 from + 動名詞(~ing) が「起こってほしくない動作」を表します。 -
3)自分で控える・やさしくお願いする:
refrain from ~ing / keep from ~ing
「自分でブレーキをかけて控える」「ていねいに控えてくださいと頼む」 ときに使います。 例:Please refrain from smoking.(喫煙はご遠慮ください)
どのパターンでも、 「from のあとには、遠ざけたいもの・行動が来る」 と覚えておきましょう。 守りたいもの(人・計画・健康など)に、そっと 盾(shield) を置くイメージです 🛡️
似ている表現どうしの整理(ミニ早見表)
| 表現 | 型・主なイメージ |
|---|---|
|
protect / save A from B keep A from B |
A from B の
B
は
危険・悪影響。
「A を B から守る/遠ざける」イメージ。
|
| prevent / stop / keep A from ~ing |
A from ~ing の
~ing
は
起こってほしくない行動・出来事。
「A が ~するのを防ぐ」イメージ。
|
|
refrain from ~ing keep from ~ing |
主語(人)が 自分でブレーキをかけて控える。 注意書きや、自分の習慣・感情のコントロールを語るときに便利。 |
💡 迷ったら、 「守りたいのは〈人〉?」「止めたいのは〈行動〉?」「がまんしたいのは〈自分の気持ち〉?」 と自分に問いかけてみましょう。 守りたい対象で考えると、どのパターンを選べばいいか見えやすくなります。
💬 総まとめミニ例文:守る・止める・控える を言い分けよう
This sunscreen protects your skin from the sun.
(この日焼け止めは、あなたの肌を太陽から守ります。)
Heavy rain prevented us from playing soccer.
(激しい雨のせいで、私たちはサッカーができませんでした。)
I try to keep from checking my phone before bed.
(私は寝る前にスマホをチェックしないようにしています。)
I want to protect you from anything that hurts you.
(あなたを、あなたを傷つけるものから守ってあげたい。)
語注: sunscreen = 日焼け止め、heavy rain = 激しい雨、hurt = 傷つける。
型のおさらい:
protect A from B /
prevent A from ~ing /
keep from ~ing
4つの文すべてで、 from のあとに「守りたい・止めたいもの」が来ていることを意識して、声に出して読んでみましょう。
✨ 学習を続けるコツ:自分を守るための「from 文」を1つ作ろう
学習心理学では、 「自分の生活にそのまま使える文」を作ると、記憶が長く残りやすく、やる気も続きやすい ことが分かっています。 セクション12の表現は、 健康・ メンタル・ 人間関係 を守るために、そのまま使えるフレーズばかりです。
今日できる小さなステップ:
- 「守りたいもの」(自分の健康・時間・集中力・大切な人など)を 1 つ決める。
- 「そこから遠ざけたいもの」(ストレス・SNS の見過ぎ・悪口・夜ふかしなど)を 1 つ選ぶ。
-
それを使って
protect A from B/keep A from B/keep from ~ingのどれかで 自分オリジナルの英作文 を 1 文作ってみる。
その 1 文は、ただの英語の練習ではなく、 「未来の自分を守るための約束」 にもなります 🌱 ほんの小さな一歩でも、 from の一文を積み重ねていくうちに、 あなたの英語力も、あなた自身の生活も、少しずつ強く・優しくなっていきますよ 💪📚
13. 相違や区別を表す from
ここでは、 「A と B を分けて考える」「違いに線を引く」 という意味で使われる from を学びます。 「善と悪を区別する」「君の考えは私のとは違う」「その考えは現実とはかけ離れている」のように、 目に見えない“ちがいのライン” を表すのがポイントです。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は「こっちチーム」と「あっちチーム」を分ける “しきり線” のイメージです。 このセクションでは、 見分ける・ 違っている・ ギャップがある という 3 つの使い方にしぼって整理していきます。
🧠 from で「ちがいに線を引く」イメージをつかもう
「相違や区別を表す from」は、 9〜12 で学んだ 「離す」「分ける」イメージ が、 心・考え・性質 にまで広がったものと考えると分かりやすくなります。
-
① 2つを見分ける from
例:know / tell / distinguish A from Bなど。 「A と B を間違えずに区別できる」というイメージで、 right from wrong のように 2つをハッキリ分ける ときによく使います。 -
② AとBは違うと言う from
例:be different from。 「君の考えは私と違う」のように、 A と B は同じグループじゃない という意味をやさしく伝える表現です。 -
③ 理想・現実とのギャップを表す from
例:be far from ~。 「完ぺきとはほど遠い」「現実とはかけ離れている」など、 イメージと現実のズレ を表すときに使われます。 -
共通ポイント:
どの場合も、 from + 比べる相手 を使って、 「そこからどれくらい違っているか・離れているか」を表していると考えましょう。
このあとの 13-1「見分ける from」・ 13-2「違うと言う from」・ 13-3「ギャップを表す from」 では、 それぞれのパターンを 例文+ミニ図解 で詳しく見ていきます。 学習心理学でも、 「似ている表現どうしの違いに気づくこと」 は理解を一気に深めるカギだと言われています。 「何と何を区別しているのか?」という視点を意識しながら読み進めてみましょう 💡
図解:from で A と B に「見えない線」を引くイメージ
right / wrong
2つのグループをハッキリ分けて考えるイメージです。
different from
ケンカではなく、 「ちがいを認める」 やさしい線引きのイメージです。
far from ~
「完ぺきとはほど遠い」という、 イメージと現実のあいだの“遠さ” を表せます。
💡 コツ: いつも from のあと には、 「比べる相手」「基準になるもの」 が来ているかをチェックしてみましょう。 それだけで、 相違・区別・ギャップの from を見抜く力がぐんとアップしますよ ✨
13-1. 2つを見分ける from:know / tell / distinguish A from B
このパートでは、
A from B
を使って
「A と B を見分ける/区別する」
表現をまとめます。
know / tell / distinguish などの動詞といっしょに使って、
「ここからこっちは A、あっちは B」
と線を引くイメージをつかみましょう。
小学生にも分かりやすく言うと、
from
は
「ちがうチームどうしを分けるしきり」
です。
tell A from B は
A と B を見分ける、
distinguish A from B は
A と B をよりはっきり区別する
イメージです。
🔍 from は「A チーム」と「B チーム」のあいだの区切り線
「2つを見分ける
from」は、
すべて
動詞 + A from B
という形で使います。
-
① know A from B(A と B の違いを知っている)
例:know right from wrong→ 「善」と「悪」を区別できる、という意味で、 常識レベルの区別 のイメージです。 -
② tell A from B(A と B を見分ける)
例:can tell Tom from his twin brother→ 顔・声・雰囲気などを手がかりに、 パッと見分けられる 感じです。 -
③ distinguish A from B(A と B をはっきり区別する)
例:distinguish fact from opinion→ 「事実」と「意見」などを じっくり分析して区別する イメージ。少しかたい文でもよく使います。 -
共通ポイント:
どの動詞でも、 from のあとに「比べる相手」 を置いて、 「A と B のあいだに見えない線を引く」 と思うとスッキリします。
学習心理学では、
「似ているものをきちんと区別できるようになると、自信が一気に上がる」
と言われています。
ここで
tell A from B や
distinguish A from B
をマスターすれば、
英語で説明できる「見分け力」がぐっとレベルアップしますよ ✨
動詞ごとのニュアンス早見表(A from B)
| 動詞+型 | ニュアンス |
|---|---|
knowknow A from B
|
「A と B の違いを知っている」。 常識・経験として分かる イメージ。 |
telltell A from B
|
「見た目・声などで見分ける」。 パッと区別できる カジュアルな表現。 |
distinguishdistinguish A from B
|
「性質や役割をはっきり区別する」。 少しかしこまった場面・説明文でよく使う。 |
💡 迷ったら、まず tell A from B を使えるようにするのがおすすめです。 そこから少しずつ know や distinguish に広げていきましょう。
💬 例文で確認:right from wrong から恋愛まで見分けてみよう
Even a child knows right from wrong.
(子どもでさえ善と悪の区別がつきます。)
語注:even = 〜でさえ, right = 善いこと, wrong = 悪いこと。
型:know A from B で「A と B の違いを知っている」。
ポイント:「常識として分かる」感じのときによく使う定番表現です。
Can you tell Tom from his twin brother?
(トムと彼の双子の兄弟を見分けられますか。)
語注:twin brother = 双子の兄弟。
型:tell A from B で「A と B を見分ける」。
ポイント:顔や声がよく似ている人を話題にするときの、日常会話で使いやすいフレーズです。
He can't tell love from friendship.
(彼は「恋」と「友情」の違いが分かりません。)
語注:love = 恋、friendship = 友情。 「友情だと思っていたら実は恋だった」みたいな、ドラマによくある状況です。
型:can't tell A from B で「A と B の違いが分からない」。
ポイント:恋愛の話題でとてもよく使えるフレーズ。 自分の気持ちを英語で話せると、学習のモチベーションもグッと上がりますよ ❤️
It is important to distinguish facts from opinions.
(事実と意見を区別することが大切です。)
語注:fact = 事実, opinion = 意見, important = 大切な。
型:distinguish A from B で「A と B をはっきり区別する」。
ポイント:ニュースやSNSを読むときにも大事な視点。 英語学習と同時に「情報を見る力」もアップします。
🚀 ミニまとめ:A from B を言えると「説明力」が一段アップ
このセクションでは、 know A from B・ tell A from B・ distinguish A from B を学びました。
-
型はどれも同じ:
動詞 + A from B(A と B を区別する) -
ニュアンスの違い:
tellはカジュアルな「見分ける」、distinguishはかための「区別する」。 - love と friendship など、心の話にも使える: だから恋愛トークにも応用しやすい 💕
学習心理学によると、
「自分の気持ちや人間関係を言い表せる表現」
を身につけると、
英語が
テストのための道具
から
自分の人生を語ることば
に変わると言われています。
ぜひ、
tell A from B を使って、
「仕事とプライベート」「恋と友情」など、あなたの世界の大事な区別を英語で 1 文作ってみてくださいね ✨
13-2. AとBの違いを述べる from:different from / distinct from
このパートでは、
be different from ~
と
be distinct from ~
を使って、
「A は B と違う」 と言うときの
from の使い方をまとめます。
小学生にも分かりやすく言うと、
from
は
「ここからこっちは A、あっちは B」と区切る線
です。
A is different from B. は
「A と B は同じグループじゃないよ」とやさしく伝える表現、
A is distinct from B. は
「A と B ははっきり別物です」と少しかしこまって言うイメージです。
🧩 「同じグループじゃないよ」と伝える from のイメージ
「A と B は違う」と言いたいときの代表は be different from です。 そこに from + 比べる相手 を続けて、 「A と B は別のグループだよ」 と伝えます。
-
基本型:
A is different from B.
「A は B と違う」 例:This town is different from that town.(この町はあの町と雰囲気が違う。) -
強さを変える表現:
very / quite / completely / totally + different fromで、 「かなり違う」「まったく違う」と 違いの大きさ を調整できます。 -
distinct from のニュアンス:
be distinct from は少しかしこまった表現で、 「A は B と はっきり区別される別物 です」という感じ。説明文やビジネスでよく使われます。 -
名詞の形:
「違い」を名詞で言うときはthe difference between A and Bと between を使うのが基本です。
学習心理学によると、
「似ているものをきちんと言い分けられる」
ようになると、理解がグッと深まり、忘れにくくなると言われています。
different from と
distinct from
をマスターして、
街・文化・考え方・人間関係の「違い」を英語で説明できる自分をイメージしてみましょう ✨
be different from / be distinct from の早見表
| 型 | 意味・イメージ |
|---|---|
be different fromA is different from B.
|
一般的な「A は B と違う」。 会話でも文でも一番よく使う 安全な表現。 |
very / quite / totallyA is very different from B.
|
「かなり違う」「まったく違う」など、 違いの大きさ を強調したいときに使う。 |
be distinct fromA is distinct from B.
|
「A は B と明確に区別される別物」という、 少しかしこまった/専門的な響き のある表現。 |
💡 まずは be different from を軸にして、 慣れてきたら be distinct from で言い換えてみると、 英文の表現力が一段ステップアップします。
💬 例文で確認:街・意見・恋愛・色の「違い」を言ってみよう
This town is different from that town.
(この町はあの町と雰囲気が違います。)
語注:town = 町, atmosphere = 雰囲気(ここでは訳に含意)。
型:A is different from B. で「A は B と違う」。
ポイント:「東京は大阪と違う」「田舎と都会は違う」など、自分の周りの町に置き換えて練習しやすい文です。
My opinion is different from yours.
(私の意見はあなたの意見とは違います。)
語注:opinion = 意見, yours = あなたのもの(ここでは「あなたの意見」)。
型:My opinion is different from yours. で「意見が違う」とやわらかく伝えられます。
ポイント:ケンカ腰ではなく、ていねいに考えの違いを伝えたい場面で、そのまま使える便利フレーズです。
Our relationship is different from friendship.
(私たちの関係は、ただの友情とは違います。)
語注:relationship = 関係, friendship = 友情。 「友だち以上かも…」と感じたときに使えそうな一文です。
型:A is different from friendship. の形で「ただの友情とは違う」と表現できます。
ポイント:自分の気持ちや人間関係を英語で言えるようになると、 英語がぐっと「自分ごと」になって、モチベーションも上がります ❤️
This color is distinct from that one.
(この色はあの色とははっきり違います。)
語注:distinct = はっきり異なる, that one = あの色。
型:A is distinct from B. で「A は B と明確に違う」。
ポイント:デザインの説明やビジネス文書など、 かための場面で「きちんと区別される別物です」と言いたいときにピッタリの表現です。
✨ ミニまとめ:「違い」を言葉にできると理解が一気に深まる
このセクションのキー表現は、 be different from と be distinct from でした。
-
日常会話はまず:
A is different from B.をしっかりマスター。 -
少しかしこまって言うなら:
A is distinct from B.で「はっきり別物です」と伝える。 -
名詞バージョン:
「A と B の違い」は
the difference between A and Bが基本。
学習心理学では、
「似ているものどうしの違いを、“自分のことば”で説明できるかどうか
が、理解の深さのバロメーターになると言われています。
今日のおすすめは、
「〇〇は△△とは違う」
という文を、
A is different from B. の形で 3 つ作ってみること。
街・趣味・人間関係など、あなたのリアルな世界を英語で言い分けられるようになると、
英語がどんどん「自分の味方」になってくれますよ 😊
13-3. 理想や現実とのギャップを表す from:far from ~
このパートでは、
far from ~
を使って、
「理想・期待・イメージと現実とのギャップ」
を表す
from
の使い方を学びます。
小学生にも分かりやすく言うと、 far from ~ は 「ぜんぜん ~ じゃない」「まだまだ ~ とは言えない」 という意味です。 「完ぺきとはほど遠い」「終わりなんかじゃない」のように、 理想のゴール と 今の自分・現実 の差を、かっこよく表現できます。
🎭 「理想のゴールから、まだまだ遠い」を表す far from ~
far from ~ は、直訳すると「~から遠く離れて」。 そこから転じて、 「決して~とは言えない」「~にはほど遠い」 という意味になります。
-
① be far from 形容詞 / 名詞
S be far from 形容詞 / 名詞
例:The result is far from perfect.
→ 結果は 「完ぺきとはほど遠い」 = 決して完ぺきではない。 -
② be far from ~ing(~するなんてとんでもない)
S be far from ~ing
例:The project is far from being finished.
→ 「終わるなんてとんでもない/まだ全然終わっていない」というイメージ。 -
③ “現実”と“理想”のあいだにある距離
理想の状態(perfect, over, finished など) と、 今の状態(現実) のあいだにある 「ギャップ」 を表すときにピッタリです。 -
④ “ダメ出し”より “伸びしろ”のニュアンス
far from perfect は、 「もうダメだ…」というより、 「まだまだ伸びしろがたくさんある」 と前向きにとらえることもできます 🌱
学習心理学では、 「ギャップ(まだ足りない部分)」をはっきり意識できる人ほど、成長しやすい と言われています。 far from perfect と自分を表現できるのは、 すでに 「完ぺきへの道のりが見えている人」 でもあるんです ✨
図解:理想のゴールと今の自分の「距離」
far from perfect =「完ぺきのゴールからは、まだまだ遠い」イメージ。
far from ~ のよくある組み合わせ
-
far from perfect
→ 完ぺきとはほど遠い -
far from easy
→ かんたんとは言えない -
far from over
→ 終わったなんてとんでもない(まだ続く) -
far from finished
→ 終了にはほど遠い
💡 far from +「本当はなりたい形」 をセットで覚えると、 自分の英語や仕事、恋愛などの「まだ途中です」をかっこよく言えるようになります。
💬 例文で確認:結果・プロジェクト・恋愛・英語力の「ギャップ」
The result is far from perfect.
(結果は決して完ぺきとは言えません。)
語注:result = 結果, perfect = 完ぺきな。
型:S be far from 形容詞 で「S は決して~とは言えない」。
ポイント:「ダメだ…」と言い切るよりも少し柔らかく、 「まだまだ改善の余地があります」というニュアンスにもなります。
The project is far from over.
(そのプロジェクトは終わったなんてとても言えません。)
語注:project = プロジェクト, over = 終わっている。
型:S be far from over. で「S はまだ終わりにはほど遠い」。
ポイント:「まだまだやることがある」という、途中経過の感覚をスタイリッシュに言える表現です。
Our story is far from over.
(私たちの物語は、終わりなんかじゃない。)
語注:story = 物語。 恋愛ドラマのような雰囲気で使われることの多い一文です。
型:Our story is far from over. で「私たちの関係はまだ続いていく」という前向きなイメージに。
ポイント:ちょっとロマンチックに 「まだ終わらせないよ」 という気持ちを伝えたいときにぴったりのフレーズです ❤️
My English is far from perfect, but I'm improving every day.
(私の英語はまだまだ完ぺきにはほど遠いですが、毎日少しずつ上達しています。)
語注:improve = 上達する, every day = 毎日。 「まだまだだけど、前に進んでる」という前向きな自己評価の文です。
型:My English is far from perfect, but ... で「完ぺきからはほど遠いけど、~」とポジティブにつなげる形。
ポイント:学習心理学的にも、 「まだ完ぺきじゃないけど、成長している」 と言える人は、 難しいときも学習を続けやすいと言われています。 ぜひあなた自身の口ぐせにしてみてください ✨
🚀 ミニまとめ:「ギャップ」はダメ出しではなく、伸びしろのサイン
このセクションのキーフレーズは、 far from ~ でした。 「決して ~ とは言えない」「~にはまだ遠い」 という意味で、 理想と現実のギャップを表します。
-
形容詞とセット:
far from perfect / easy / simple→ 完ぺき・かんたん・単純とはほど遠い。 -
状態の終わりとセット:
far from over / finished→ 終わったなんてとても言えない。 -
自己評価に使うと効果大:
My English is far from perfect, but ...→ 自分の「今」と「成長」をいっしょに表現できる。
学習心理学では、
「できていない部分」を自覚しつつ、同時に「前に進んでいる自分」も認めること
が、
学習を長く続けるためのカギだと言われています。
今日のおすすめミッションは、
あなた自身の “far from 文” を 1 つ作ること
です。
たとえば
My English is far from perfect, but I'm trying.
とスマホのメモに書いて、声に出して読んでみましょう。
その一文が、
「今の自分」から「なりたい自分」への橋
になってくれますよ 😊
セクション13まとめ:相違や区別を表す from
セクション13では、 「A と B を区別する」「A と B が違う」「理想と現実のギャップ」 というテーマで from の使い方を見てきました。
ポイントは、いつも 「どこから見て違うのか?」「何と比べているのか?」 を from + 基準 でハッキリさせることでした。 あとは know / tell / distinguish / different / far などを組み合わせて、 「見分ける」「違いを述べる」「ギャップを言う」といった細かい意味を表現していきます。
🧾 3つの from を整理しよう:見分ける・違う・ギャップ
-
1)A と B を見分ける from
know / tell / distinguish A from B
「A と B を区別する・見分ける」 例:tell right from wrong(善悪を見分ける) -
2)A と B が違う from
be different from B
be distinct from B
「A は B と違っている」 例:Your ideas are different from mine. -
3)理想・期待とのギャップを表す from
be far from ~
「~とはほど遠い/決して~とは言えない」 例:far from perfect(完ぺきにはほど遠い)
どの場合も、 from + 比べる相手 が 「比較のスタート地点」 になっています。 「何から見て違うのか?」を意識すると、文がぐっと自然になります。
似ているけど違う!3つの from の使い分け
| 表現 | 主な役割 |
|---|---|
tell A from Btell right from wrong
|
A と B を見分ける力にフォーカス。 「区別できるかどうか」を言いたいときに使う。 |
be different from Bdifferent from mine
|
A と B が性質や考え方の面で違うことを説明。 「あなたの考えは、私の考えと違う」といった比較に便利。 |
be far from ~far from perfect
|
理想やゴールからまだかなり距離があることを表す。 「決して~とは言えない」「まだまだこれから」というニュアンス。 |
💡 迷ったときは、 「何を一番言いたいのか?」 を自分にたずねてみましょう。 「見分けたい」→ tell A from B、 「違っている」→ different from、 「理想からほど遠い」→ far from が思い出せればバッチリです。
💬 総まとめミニ例文:区別・違い・ギャップを言い分ける
Even a child can tell right from wrong.
(子どもでさえ善と悪の区別がつきます。)
Your ideas are different from mine.
(あなたの考えは私の考えと違っています。)
Our story is far from over.
(私たちの物語は、終わりなんかじゃない。)
語注:right = 正しいこと、wrong = 間違ったこと、ideas = 考え、story = 物語。
型のおさらい:
tell A from B(A と B を見分ける)/
A be different from B(A は B と違う)/
A be far from ~(A は~からほど遠い)。
3つとも from のあとに「基準・比べる相手」が来ていることを意識しながら、 声に出して何回か読んでみてくださいね 😊
🚀 学習を続けるコツ:自分の「価値観」と「理想」を from で言葉にする
学習心理学では、 「自分の考えや理想を、ことばでハッキリ表現できる人ほど、成長のスピードが速い」 と言われています。 from を使った表現は、まさにその練習にピッタリです。
今日のおすすめミッション:
-
① 区別:
「自分が見分けられるもの」を 1 つ決めて、
I can tell A from B.の形で英作文してみる。 -
② 違い:
「自分と友だちの違い」を 1 つ選んで、
My hobby is different from his / hers.のように書いてみる。 -
③ ギャップ:
英語・仕事・恋愛などについて、
My ◯◯ is far from perfect, but ...と続けて、前向きな一文を作る。
小さな 3 文でも、 「自分の価値観や理想を英語で言えた」 という体験が、次の一歩への大きなエネルギーになります。 ぜひ、 from を味方にして、 あなたらしい「違い」と「伸びしろ」を英語で表現していきましょう 🌈
14. 数量や値段などの起点を表す from
このセクションでは、
「数・量・値段・期間など、数字のスタート地点」
を表す
from
をまとめて学びます。
時間の from 9 to 5 ではなく、
「1から数える」「2〜3週間くらい」「100円から98円へ」
など、数字の世界での from にフォーカスします。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は 「ここから数え始めるよ」「ここが値段や数値の出発点だよ」 という スタートマーク だと思ってください。 数直線やグラフの 「スタートの旗」 をイメージすると、とてもつかみやすくなります。
📊 数直線と値札でイメージする「数字の from」
数字の世界での from は、つぎのような場面で 「スタート地点」 を示します。
-
① 数を数え始めるスタート
count from 1 to 10→ 「1から10まで数える」のように、 数列のスタート番号 を表します。 -
② 数量・期間・人数などのレンジの下限
anywhere from two to three weeks→ 「だいたい2〜3週間くらい」のように、 幅(レンジ)のいちばん下 を from が担当します。 -
③ 値段や数値の変化の出発点
dropped to 98 from 100→ 「100から98に下がった」のように、 前の値(スタート値) を from が表します。 -
共通ポイント:
どの場合も、 from + 数字・金額・期間 が 「ここが出発点!」 になっており、 そこからto ~やup to ~で「どこまで?」をつないでいきます。
The work will take from two to three weeks.
(その作業には2〜3週間かかります。)
from two が「2週間くらいからスタート」、 to three weeks が「最大3週間くらいまで」のイメージです。
学習心理学では、 「数字をからめた表現」 は具体的でイメージしやすく、 記憶に残りやすいことが分かっています。 これから出てくる from + 数字 のフレーズを、 自分の勉強時間・おこづかい・仕事のスケジュール などに当てはめてみると、グッと定着しやすくなりますよ 😊
シンプル図解:from は「数字のスタート地点マーカー」 🎯
count from 1 to 5
from 2 to 3 weeks
dropped to 98 from 100
ここでも from 100 が「スタートの値段」です。
💡 コツ: 文の中に数字が出てきたら、 「この数字はスタート?ゴール?」 と考えてみましょう。 スタート側を表しているときは、そこに from が来ているはずです。
14-1. 数を数えるスタート:count from 1 to 10
このパートでは、
count from 1 to 10
のように、「どこから数え始めるか」 を表す
from を見ていきます。
数直線の
スタート地点マーク 🎯
が from だと考えると、とても分かりやすくなります。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は「ここから数えようね」という合図です。 「1から10まで数えて」「10から1まで逆に数えて」のようなときに、大活躍します。
📊 「どこからどこまで数える?」を言う count from A to B
数を数えるときの from は、「数え始める数字」 を表します。 そのあとに to をつけて、「どこまで数えるか」 をつなげます。
-
基本型:
count from A to B
例:count from 1 to 10
→ 「1から10まで数える」。 from 1 がスタート、 to 10 がゴールです。 -
逆向きに数えるとき:
count from 10 to 1
→ 「10から1まで数える(カウントダウン)」のように、大きい数から小さい数 へもOK。 -
「〜語で数えられる」:
count from 1 to 10 in English
→ 「英語で1から10まで数えられる」。 in English など、言語を後ろに足すことも多いです。 -
ここでもカギは from:
どんなパターンでも、 from + スタート数字 を見つければ、 「あ、ここが数え始めなんだな」とすぐに分かります。
学習心理学では、
「リズムにのせて声に出す」
学習は記憶定着にとても効果的だと言われています。
count from 1 to 10 のリズムに合わせて、英語の数字を声に出してみましょう。
ほんの数十秒の練習でも、脳にとっては立派なトレーニングです 💪
図解イメージ:数直線の「スタート」に立つ from 🎯
count from 1 to 10
from 1
がスタート地点。
そこから
to 10
に向かって進みます。
count from 10 to 1
スタートは from 10。 テスト前に深呼吸しながら数えるイメージです。
count from 1 to 10 in English
from 1 → to 10 → in English
「どこから」「どこまで」「何語で」の順に並べると、スッキリ覚えられます。
💡 コツ: 「from がスタート」「to がゴール」と頭の中でラベリングしておくと、 初めて見る文でも、意味をつかみやすくなります。
💬 例文で体感しよう:1から10まで数える from
Please count from 1 to 10 slowly.
(1から10までゆっくり数えてください。)
語注: slowly = ゆっくり。
型: count from A to B で「AからBまで数える」。
ポイント: from のあとが「数え始める数字」、to のあとが「終わりの数字」です。
I can count from 1 to 10 in English.
(私は英語で1から10まで数えることができます。)
語注: in English = 英語で。
型: can count from A to B in 言語。
ポイント: 自己紹介で「英語で10まで数えられます」と言うときにそのまま使えるフレーズです。
The teacher asked us to count from 10 to 1 together.
(先生は私たちに10から1まで一緒に数えるように言いました。)
語注: asked us to ~ = 私たちに〜するよう頼んだ、together = 一緒に。
型: ask O to count from A to B で「OにAからBまで数えるよう頼む」。
ポイント: カウントダウン(逆に数える)でも from A to B をそのまま使えます。
I count from 1 to 10 before I send you a message, so I don't say something silly.
(あなたにメッセージを送る前に、変なことを言わないように1から10まで数えています。)
語注: before I send you a message = あなたにメッセージを送る前に、silly = ばかげた・ヘンな。
型: count from A to B before S V で「〜する前にAからBまで数える」。
ポイント: ドキドキしながらメッセージを送る前に深呼吸するイメージの、 恋愛シーンでも使える 定番フレーズです。
🚀 ミニまとめ:from は「数え始めのスタート地点」
このセクションでは、 count from A to B の形で、 from が「数え始めの数字」、to が「終わりの数字」 を表すことを確認しました。
今日できる小さなステップ:
- まずは声に出して、英語で
1 → 10とスラスラ言えるようにする。 - 次に、
I can count from 1 to 10 in English.を3回ゆっくり音読する。 -
そして、自分の生活に合わせて
count from A to Bを使った文を1つ作ってみる(テスト前・試合前・好きな人にメッセージする前など 💌)。
学習心理学では、 「自分のドキドキやワクワクと結びついたフレーズ」 は、特に記憶に残りやすいと言われています。 ほんの1文でもいいので、 count from 1 to 10 をあなたのストーリーの中で使ってみてください。 その一歩が、英語との距離をグッと縮めてくれますよ 😊
14-2. 数量・期間・人数などのレンジの下限を表す from
このパートでは、
from
が「ここからここまで」のスタート(下限)を表す使い方を見ていきます。
値段・時間・人数などの
レンジ(範囲)
を言うとき、
from A to B
の形で、
「AからBまで」という両端をセットで表します。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は「ここからOKだよ」というスタートライン、 to は「ここで終わりだよ」というゴールラインです。 「2〜3時間」「5〜10人」「1000〜3000円」など、日常でよく出てくる表現に直結します。
📏 「ここからここまで」を言い切る from A to B
数量・時間・人数などのレンジを表すとき、 from は下限(スタート)を指し、 to は上限(ゴール)を指します。
-
① 基本型:from A to B(AからBまで)
from 数量A to 数量B
例:from 2 to 3 hours(2〜3時間)、from 5 to 10 people(5〜10人)。 A が下限、 B が上限です。 -
② よくある組み合わせ
時間:from 9 a.m. to 5 p.m.(9時〜17時)
期間:from April to June(4月〜6月)
料金:from 1,000 to 3,000 yen(1000〜3000円)など。 -
③ anywhere from A to B(おおよそA〜B)
anywhere from A to B
例:anywhere from two to three weeks(だいたい2〜3週間ほど)。 「このくらいからこのくらいまで」という、少し幅をもたせた言い方です。 -
共通ポイント:
どの表現も、 from + 下限 + to + 上限 のセットで、 「スタート〜ゴールのあいだ全部」をまとめて表しています。
学習心理学では、
「自分のお金・時間・人間関係」と結びついた数字表現
は、印象に残りやすいと言われています。
自分の生活に合わせて、「通勤時間は from 30 to 40 minutes」「友だちとの飲み会は from 2 to 4 people」など、
あなた専用の from A to B 文を作ってみると、グッと記憶に定着しますよ 😊
図解イメージ:レンジの「下限」と「上限」
from 1,000 to 3,000 yen
from 1,000 が下限、 to 3,000 が上限。
from 9 a.m. to 5 p.m.
お店の「開いている時間」のスタート〜終わりを表す。
from 2 to 4 players
2 players 3 players 4 players
「2人でもOK、4人までOK」という参加可能な人数の幅を表せます。
💡 コツ: 文の中に from を見つけたら、まず「ここが下限だな」と意識してみましょう。 そのあとに続く to + B を探すクセをつけると、読むのも聞くのもグッと楽になります。
💬 例文で体感しよう:時間・料金・人数のレンジ from
The ticket costs from 500 to 1,000 yen.
(そのチケットは500円から1000円です。)
語注: ticket = チケット、cost = 値段が〜かかる。
型: cost from A to B で「A〜Bの範囲の値段がかかる」。
ポイント: from 500 が下限、 to 1,000 が上限です。
We are open from 9 a.m. to 5 p.m..
(当店の営業時間は午前9時から午後5時です。)
語注: be open = 営業している、a.m. = 午前、p.m. = 午後。
型: be open from A to B で「A〜Bまで開いている」。
ポイント: お店や施設の案内で、そのまま使える超定番フレーズです。
The course runs from April to June.
(その講座は4月から6月まで開講されています。)
語注: course = 講座、runs = 開講されている・行われている。
型: run from 月 to 月 で「〜から〜まで行われる」。
ポイント: イベントや講座の日程説明でよく使うパターンです。
Our table is perfect for two, but this cafe is great for groups from 2 to 4 people.
(このテーブルは2人にぴったりだけれど、このカフェは2〜4人のグループにもとてもいい場所です。)
語注: perfect for two = 2人にぴったり、group = グループ。
型: for groups from A to B people で「A〜B人のグループに向いている」。
ポイント: デートでカフェを紹介するときなどに、 ロマンチックさ+実用情報 を両方伝えられる一文です 💕
🚀 ミニまとめ:あなたの「時間・お金・人間関係」を from で言葉にしよう
このセクションでは、 from A to B が、 時間・料金・期間・人数などのレンジの「下限〜上限」 をまとめて表すことを学びました。
今日できる小さなステップ:
- 自分の通勤時間や通学時間を、日本語で「◯分〜◯分くらい」と書き出す。
-
それを
from A to B minutesを使って英語にしてみる。 -
行きつけのお店やカフェについて、料金や人数を
from A to Bで説明する文を1つ作ってみる。
学習心理学によると、 「自分のお金・時間・人間関係」を具体的な数字で表す練習 は、記憶にも残りやすく、モチベーションも上がりやすいと言われています。 ぜひ今日、あなたの生活のどこか1つを選んで、 from A to B で表現してみてください。 その小さな一歩が、 「数字に強い英語の自分」 へのスタートになりますよ 😊
14-3. 値段・数値の変化の起点を表す from
このパートでは、 from が「数値の変化のスタート地点」を表す使い方を学びます。 たとえば、値段・温度・点数・売上などが 「AからBに変化する」 とき、英語では from A を出発点として、 to / down to / up to B などでゴールを表します。
小学生にも分かりやすく言うと、 from は「変化がはじまる数字」、 to / down to / up to は「変化がたどり着いた数字」を表します。 「100円から98円に下がった」「60点から80点に上がった」など、ニュースや会話でとてもよく出てくる使い方です。
📉📈 数値の変化:「どこからどこまで変わったか」を言う from
値段・点数・温度などの 「数字の変化」 を説明するとき、 from は変化の出発点(もともとの数字)を表します。
-
① 基本型:change / rise / fall from A to B
S rise / fall / change from A to B
例:Sales increased from 50 to 80 units.→ 売上が 50 から 80 に増えた。 -
② 下がるときの down to / up to
down to :「〜まで下がって」 up to :「〜まで上がって」 例:dropped from 100 down to 98/rose from 10 up to 20 -
③ 「AからBへ」のイメージをセットで持つ
from A =変化のスタート to / down to / up to B =変化のゴール → 「どこから」「どこまで」がハッキリすると、グラフが頭の中に浮かびやすくなります。 -
④ 感情や評価にも応用できる
数字だけでなく、from a small mistake to a big successのように、 気持ちや評価の変化 にも使えるのがポイントです。
学習心理学では、 「変化の前と後」をペアで覚えた情報は記憶に残りやすい と言われています。 ぜひ、 from(前) と to / down to / up to(後) を、ひとつのセットとしてイメージしてみてくださいね 💡
図解イメージ:数値の変化グラフと from
dropped from 100 to 98
from 100 がスタート、 to 98 がゴール。
improved from 60 to 90
努力の結果、 60→90 に伸びたイメージが一目で分かります。
rose from 10 to 20 degrees
10°C 20°C
「寒い」から「少しあたたかい」へ。
from 10
が変化の起点です。
💡 コツ: グラフを思い浮かべて、左側の点に from、 右側の点に to / down to / up to がつくイメージを持つと、数字の英語が一気に分かりやすくなります。
💬 例文で体感しよう:値段・点数・温度の「変化の起点」from
The dollar dropped to 98 yen today from 100 yen yesterday.
(ドルは、昨日の100円から今日は98円に下がりました。)
語注: dollar = ドル、drop = 下がる、yesterday = 昨日。
型: dropped to B from A で「AからBに下がった」。
ポイント: ニュース記事でよく見かける形です。 from 100 yen が「変化の起点」になっています。
Our sales increased from 50 to 80 units last month.
(先月、私たちの売上は50個から80個に増えました。)
語注: sales = 売上、unit = 個・ユニット、increase = 増える。
型: increase from A to B で「AからBに増える」。
ポイント: 会議やレポートでそのまま使える表現です。 from 50 が「元の数字」、to 80 が「結果の数字」です。
The temperature rose from 10 to 20 degrees this afternoon.
(今日の午後、気温は10度から20度に上がりました。)
語注: temperature = 気温、rose = 上がった(riseの過去形)、degree = 度。
型: rise from A to B degrees で「A度からB度に上がる」。
ポイント: 天気の話などでよく出てくるパターンです。数字部分だけ入れ替えれば応用できます。
My feelings for you have grown from a small crush to a deep love.
(あなたへの気持ちは、小さな憧れから深い愛へと育ってきました。)
語注: feelings = 気持ち、crush = 片思い・憧れ、deep love = 深い愛。
型: grow from A to B で「AからBへと成長する」。
ポイント: 数字ではないものの、 from が「気持ちのスタート」を、 to が「今の状態」を表していて、 ロマンチックなメッセージにもぴったりです 💕
🚀 ミニまとめ:あなたの「成長ストーリー」を from で表現しよう
ここでは、 from A が数値・状態の変化の起点になることを学びました。 あとは、 to / down to / up to B を組み合わせれば、 値段・点数・温度・気持ちなど、ほとんどの「変化」を英語で説明できるようになります。
今日できる小さなステップ:
- 自分の英語の点数や単語数の「昔」と「今」の数字を書き出す。
-
それを
My score improved from A to B.やMy vocabulary has grown from A to B words.などの形で英語にしてみる。 - できれば声に出して3回読む。TTSボタンも使って耳からも確認する。
学習心理学によると、 「自分の成長をことばにして確認する」 ことは、モチベーションを大きく高める効果があります。 ほんの小さな変化でも、 from A to B で表現してあげると、 「ちゃんと前に進んでいる自分」 を実感できるようになります。 ぜひ、あなた自身の成長ストーリーを from を使って、1文だけでも英語で書いてみてくださいね 😊
セクション14まとめ:数量・期間・値段のスタート地点を表す from
セクション14では、from が
「数えはじめの地点」「レンジの下限」「数値の変化の出発点」
を表す使い方を学びました。
どの用法でも共通するのは、
「どこから?」= from + 数・値・時点
をはっきりさせることでしたね。
小学生にも分かりやすく言うと、
from は「スタートマーク」。
「1から10まで数える」「2〜3週間かかる」「100円から98円に下がる」など、
「ここから始まるよ!」 を教えてくれるのが from の役目です。
🧾 要点チェック:3つの「スタート地点」を押さえよう
-
1)数えはじめの from(14-1)
count from 1 to 10 など。 「どの数字から数え始めるか」 を表すときにfrom + 数字を使う。 例:Start from page 10.(10ページから始めてください。) -
2)レンジの下限を表す from(14-2)
from two to three weeks のように、 「この数・期間から上のレンジ」 を表すとき、from A to Bがよく使われる。 例:from 10 to 20 people(10〜20人) -
3)値段・数値変化の起点を表す from(14-3)
dropped from 100 to 98 のように、 「もともとの値」 をfromで示し、 「変化後の値」 をto / down to / up toで表す。
3つとも、共通の骨組み は
from + スタート
+
to + ゴール。
「スタート → ゴール」の矢印を頭の中に思い浮かべながら読むと、from の感覚がぐっと安定します。
似ているけど役割が違う from の使い分け
| 表現 | 主なイメージ |
|---|---|
count fromcount from 1 to 10
|
「ここから数え始める」スタート地点。 掛け算・ゲーム・リスニングなど、カウントの始まりを示す。 |
range fromfrom two to three weeks
|
「この数字から上のほうまでの範囲」を表す。 期間・人数・値段などのレンジにぴったり。 |
change from A to Bdropped from 100 to 98
|
「もともとAだったものがBになった」という変化を説明。 ニュース・レポートでよく登場する形。 |
💡 迷ったときは、
「これは数えはじめ?レンジ?それとも変化?」
と自分に質問してみましょう。
何を説明したいのかが分かれば、使う from も自然に選べるようになります。
💬 総まとめミニ例文:3つの「スタート地点」from を言い分けよう
Let's count from 1 to 10 together.
(1から10まで、いっしょに数えてみましょう。)
The work will take from two to three weeks.
(その仕事には2週間から3週間ほどかかります。)
The dollar dropped from 100 to 98 yen today.
(ドルは今日、100円から98円に下がりました。)
My feelings for you have grown from a small crush to a deep love.
(あなたへの気持ちは、小さな憧れから深い愛へと育ってきました。)
語注: count = 数える、take = ~かかる、dollar = ドル、crush = 片思い・憧れ、deep love = 深い愛。
型のおさらい:
count from A to B /
take from A to B /
drop from A to B /
grow from A to B。
どの文でも、 from + A が「スタート」、 to + B が「ゴール」になっていることを意識して、声に出して読んでみましょう。
🚀 学習を続けるコツ:自分の「成長グラフ」を from で描いてみよう
学習心理学では、
「自分の成長を、数字や言葉でハッキリ自覚する」
ことが、モチベーションアップにとても効果的だと言われています。
from はそのための「成長グラフを描くためのことば」にもなります。
今日できるおすすめトレーニング:
- 英語学習に関する数字(勉強時間・覚えた単語数・模試の点数など)で「昔」と「今」の2つをメモする。
-
それを
My study time has increased from A to B hours a week.やMy score improved from A to B.のように、from A to B の形で英語にしてみる。 - 作った文を、声に出して3回読み、TTSボタンも使って「耳」でも自分の成長グラフを確認する。
たとえ数字が小さくても、 「from 0 to 10」「from 1 to 2」 は立派な成長です 🌱 今日のあなたの一歩も、 from を使えば、ちゃんと英語で「スタートからここまで来たよ」と表現できます。 ぜひ、あなた自身の 「成長ストーリー」 を 1 文だけでもいいので英語で書いてみてくださいね。 その一文が、次の一歩への大きな力になります 😊
15. 選択を表す from
このセクションでは、
「この中から選ぶ」
という
選択のイメージ
にしぼって from を見ていきます。
from は、分離や除去のセクションで出てきたように
「元となる場所・グループ」 を示す前置詞ですが、ここでは
「たくさんある中から、欲しいものだけを取り出す」
という使い方に注目します。
小学生にも分かりやすく言うと、
from は「この箱の中から選んでね」の「この箱から」の部分
を表す言葉です。
choose A from B や
pick A from B のように、
A(選んだもの)
と
B(もとのグループ)
をつなぐ、大事な “スタート地点マーク” だと考えてみましょう。
🧺🎯 「いっぱいある中から 1 つ選ぶ」イメージで考える from
「選択を表す from」 は、次のようなイメージで考えると分かりやすくなります。
-
① B = もとのグループ・箱
choose A from BのBには、 お菓子の入った箱・メニュー・候補者のグループ など、 「えらぶ前に、もともと集まっているもの」 が入ります。 -
② A = その中から選んだもの
Aには、 1つだけ取り出された「選ばれたもの」 が入ります。 「この中からプレゼントを 1 つ選ぶ」のようなイメージです。 -
③ from = 「どのグループから選んだのか」を示す
fromがあることで、 「どこから取り出したのか(どのグループの中から選んだのか)」 がハッキリします。 日本語の「この中から」「候補の中から」にあたる部分です。 -
④ 分離とのちがい:
「分離・除去を表す from」は、 いらないものを取り除く イメージでした。 それに対して、このセクションの from は、 ほしいものを選び取る 前向きなイメージだと考えると整理しやすくなります。
学習心理学では、 「自分で選んで決める」感覚 があるとやる気が続きやすいと言われています。 まずは choose / pick / select A from B の形をおさえて、 「推しグッズをこの中から選ぶ」「今日のメニューをこのリストから選ぶ」など、 自分の好きな“選択ストーリー”を英語で言えるようにしていきましょう 😊
図解イメージ:箱の中から 1 つ選ぶ choose A from B
choose A from B
= B(箱・グループ)の中から A(1つ)を
取り出して選ぶ イメージ。
メニュー・リストから選ぶときも同じ from
from the menu
- • Pasta
- • Curry
- • Salad
「メニューというグループ」= B の中から、 1つの料理 A を選ぶときも from を使います。
💡 コツ: 「A を B から選ぶ」と考えたら、 A(選んだもの) → from → B(もとのグループ) の順番で、頭の中に“箱と中身”のイメージを描いてみましょう。
15-1. 日常会話の「選ぶ」:choose / pick A from B
このパートでは、
たくさんある中から、ほしいものを選ぶ
という意味の from を見ていきます。
choose や pick と組み合わせて、
「A を B から選ぶ」= choose / pick A from B
の形で使うのが基本です。
小学生にも分かりやすく言うと、 A が「えらんだもの」、 B が「えらぶ前のグループ(箱・メニュー・候補者たち)」、 from が 「このグループの中からね!」 と教えてくれる前置詞です。
🧺🎯
箱やメニューから「えらび取る」 from のコアイメージ
日常会話でよく使う choose / pick A from B を、イメージで整理してみましょう。
-
① A:えらばれたもの
choose A from Bの A は、 「これに決めた!」という えらばれた 1 つ or 複数 を表します。 例:Choose a gift from these.(この中からプレゼントを 1 つ選んでね。) -
② B:えらぶ前のグループ
B には、 「もともと集まっているもの」 が入ります。 例:a box, the menu, this list, these cards, the candidates など。 -
③ from:どのグループから?をつなぐ前置詞
from は、 「どのグループの中から取り出したのか」 を示す役目。 日本語の「この中から」「候補の中から」にあたる部分です。 -
④ choose と pick のちがい(やさしく)
choose … えらぶ行為そのもの(フォーマル〜ふつう)
pick … 「パッとつまんで取る」感じの、少しカジュアルな言い方。 -
⑤ ストーリーで覚える
「プレゼントをこの中から選んでね」「メニューから好きなものを選んで」などの リアルな場面 を思い浮かべながら、choose / pick A from Bを丸ごとセットで覚えるのがコツです。
学習心理学では、 「自分で選んだ例文」ほど記憶に残りやすい と言われています。 このセクションの後半では、あなた自身の 「推しを選ぶ英文」 を作るアイデアも紹介します 😊
基本の型:choose / pick A from B
| 型 | イメージ・例 |
|---|---|
choosechoose A from B
|
落ち着いて「えらぶ」。
例:
Choose a present from these.
|
pickpick A from B
|
パッと「つまんで取る」イメージ。
例:
Pick a card from the deck.
|
from + グループfrom the box / list
|
A をとり出すもとのグループ。 「この中から」「候補の中から」にあたる部分。 |
図解:箱の中から 1 つえらぶ
You can choose one from the box.
「たくさん入った箱(B)から、1つ(A)をえらび取る」イメージです。
💬 例文で体感しよう:箱・メニュー・カードから「選ぶ」
You can choose one present from these.
(あなたはこの中からプレゼントを1つ選ぶことができます。)
語注: present = プレゼント、these = これら。
型: choose A from B で「B から A を選ぶ」。
ポイント: 「この中から1つ選んでね」という、とてもよく使うパターンです。
Please choose a drink from the menu.
(メニューからお飲み物をお選びください。)
語注: drink = 飲み物、menu = メニュー。
型: choose a drink from the menu で「メニューから飲み物を選ぶ」。
ポイント: レストランやカフェでそのまま使える、ていねいな言い方です。
Please pick a card from the deck.
(山札からカードを1枚引いてください。)
語注: pick = つまんで取る・選ぶ、deck = 山札・カードの束。
型: pick a card from the deck で「山札からカードを1枚取る」。
ポイント: ゲームや占いなど、「カードを引いて」と言う場面でよく使います。
I chose you from everyone.
(たくさんの人の中から、私はあなたを選びました。)
語注: chose = choose の過去形、everyone = みんな・みなさん。
型:
choose 人 from everyone で「大勢の中からその人を選ぶ」。
ポイント: 恋愛ドラマのようなセリフですが、 「みんなの中から、あなたを選んだ」 という気持ちをやさしく伝えられる表現です 💕
🚀 ミニまとめ:自分の「推しチョイス」を英語で言ってみよう
このパートのキーフレーズは、 choose A from B と pick A from B でした。 どちらも、 from + グループ(B) を使って、 「どの中から選んだのか」をハッキリさせる のがポイントです。
今日できる小さなステップ:
- 自分の「推し」(歌手・キャラ・ゲーム・カフェなど)を 1 つ思い浮かべる。
- 日本語で「◯◯の中から、私は△△を選びました」とメモしてみる。
-
その文を
I chose △△ from ◯◯.やI picked △△ from ◯◯.の形にして英語にしてみる。
学習心理学によると、 「自分で意味のあるものを選んで作った英文」 は、ただ教科書を読むだけの文よりずっと記憶に残りやすいと言われています。 まずは choose / pick A from B を使って、 あなたの「推しチョイス」や「大切な人」を選ぶ一文を、1つだけでも英語で作ってみてくださいね 😊
15-2. グループから人・候補を選ぶ:select A from a group
このパートでは、少しフォーマルな
select
を使って、
「グループの中から人・候補を選ぶ」
ときの from を学びます。
基本の形は
select A from B(B から A を選ぶ)
と
be selected from B(B から選ばれる)
の 2 パターンです。
小学生にも分かりやすく言うと、 select は 「よく考えて、ていねいに選ぶ」 というイメージ。 就職の candidates(候補者) や、クラスの代表・メンバーなど、 大事な場面の「選ばれる/選ぶ」 でよく使われます。
👥🎯 「グループの中から、特別な人をえらぶ」 select A from B のイメージ
select を使うと、 「たくさんいる人の中から、よく考えて選ぶ」 という丁寧なニュアンスになります。
-
① A:選ばれた人・もの
select A from Bの A は、 「代表」「メンバー」「リーダー」など 特別に選ばれた人(またはグループ) を表します。 -
② B:元のグループ(候補の集まり)
B には、this class(このクラス) /many candidates(多くの候補者) /the team(チーム) など、 「えらぶ前に集まっている人たち」 が入ります。 -
③ from:どのグループから?をつなぐ
from は、 「どのグループの中から、A を選んだのか」 を示す前置詞。 日本語の「〜の中から」「〜の中で」にあたります。 -
④ 受け身の形:be selected from ~
「選ばれた」と言いたいときは、S be selected from Bで 「S は B から選ばれた」 を表せます。 例:She was selected from many candidates. -
⑤ choose / pick とのちがい
select は、ビジネスや公式な場面でよく使う 「かしこまった『選ぶ』」。 一方、choose/pickは、日常会話寄りの、もう少しカジュアルな「選ぶ」です。
学習心理学では、 「自分ががんばった結果、選ばれた経験」 を英語でことばにすると、自己肯定感と学習モチベーションが上がりやすいと言われています。 このセクションの例文をベースに、 自分版の「選ばれたストーリー」 も作ってみましょう 😊
基本の型:select A from B / be selected from B
| 型 | 意味・よくある場面 |
|---|---|
能動select A from B
|
「B から A を選ぶ」。
例:select three students from this class(このクラスから3人選ぶ)。
|
受け身S be selected from B
|
「S は B から選ばれた」。
例:She was selected from many candidates.
|
from + グループfrom this group
|
「このグループの中から」。 class / team / group / candidates / members などと組み合わせて使う。 |
図解:グループから 1 人が「選ばれる」イメージ
She was selected from many candidates.
「たくさんの候補者(B)の中から、1 人(A)が選ばれた」イメージです。
💬 例文で体感しよう:クラス・候補者・チームから「選ばれる」
We will select three students from this class.
(私たちはこのクラスから3人の生徒を選びます。)
語注: select = 選ぶ、student = 生徒、class = クラス。
型: select 人 from クラス で「クラスの中から人を選ぶ」。
ポイント: 学校やイベントでの代表決めなど、少しフォーマルな場面にぴったりの言い方です。
She was selected from many candidates.
(彼女は多くの候補者の中から選ばれました。)
語注: candidate = 候補者、many = 多くの。
型: S be selected from many candidates で「S は多くの候補者の中から選ばれた」。
ポイント: 就職・オーディションなど、「選ばれた!」と伝えるときの定番表現です。
The committee selected a new leader from the team.
(委員会はチームの中から新しいリーダーを選びました。)
語注: committee = 委員会、leader = リーダー、team = チーム。
型: select a leader from the team で「チームからリーダーを選ぶ」。
ポイント: 部活・プロジェクト・委員会など、いろいろな場面で応用できます。
I selected you from everyone because you make me happy.
(たくさんの人の中から、あなたを選びました。あなたは私を幸せにしてくれるからです。)
語注: everyone = みんな、because = ~なので、make me happy = 私を幸せにする。
型: select you from everyone で「みんなの中から、あなたを選んだ」。
ポイント: 「たくさんいる中で、特別なのはあなた」 という、ロマンチックなフレーズです 💕
🚀 ミニまとめ:自分の「選ばれた/選んだ」ストーリーを英語にしよう
このセクションのキーフレーズは、 select A from B と be selected from B でした。 どちらも、 from + グループ が 「元の集まり」 を表していることを忘れないようにしましょう。
今日できる小さなステップ:
- これまでの人生で「選ばれた経験」(代表・合格・任命など)を 1 つ思い出す。
- 日本語で「◯◯の中から、私は選ばれた/△△を選んだ」とメモする。
-
それを
I was selected from ◯◯.やI selected △△ from ◯◯.の形で英語にしてみる。
学習心理学では、 「自分のストーリーを英語で表現できた」という成功体験 が、学習を続ける強いエネルギーになると言われています。 ぜひ、 select A from B と be selected from B を使って、 あなた自身の「選んだ/選ばれた」エピソードを 1 文だけでも英語で書いてみてくださいね 😊
15-3. メニュー・リストから選ぶ:from the menu / list
このパートでは、
from the menu
や
from the list
を使って、
「メニューやリストの中から、1つを選ぶ」 ときの from の使い方をまとめます。
小学生にも分かりやすく言うと、
メニューや曲のリストは
「えらぶ候補がならんでいる紙/画面」。
そこから
1つだけ取りだす
イメージで、
choose / pick / order / select
+
from the menu / list
をセットで覚えていきます 🍽️🎵
📋➡️✅ 「メニュー・リストの中から1つだけえらぶ」 from のイメージ
メニューやリストは、 「えらぶ前の候補の集まり」 です。 そこから 1 つ決めるときに、 from を使って、 「どのメニュー/どのリストの中から選んだのか」 を表します。
-
① 基本の形:choose / pick / order from the menu
choose A from the menu
order A from the menu
例:choose a drink from the menu→ 「メニューの中から飲み物を選ぶ」。 -
② リストから選ぶ:from the list
choose a song from the list(リストの中から曲を選ぶ)
プレイリスト・候補リスト・TODOリストなど、 横一列に並んだ選択肢の集まり に広く使えます。 -
③ A を言わない形:choose from the menu
何を選ぶかをハッキリ言わなくても、You can choose from the lunch menu.のように 「このメニューの中から選んでね」 と伝えられます。 -
④ from の役割:
from + the menu / list で、 「選ぶ前の集まり(出どころ)」 を示します。 日本語の「メニューから」「リストから」にあたる部分です。 -
⑤ choose / pick / order のニュアンス差
choose:ふつうの「選ぶ」
pick:くだけた感じの「ぱっと選ぶ」
order:店で「注文する」 どの場合も、 from the menu / list が同じように使えます。
学習心理学では、 「実際に体験するシーン(レストラン・カラオケ・配信サービスなど)」 とセットで表現を覚えると、長期記憶に残りやすいと言われています。 外食やカラオケのときに、 from the menu / from the list を思い出せたら、もう一段レベルアップですね 😊
メニュー・リストから選ぶときの基本パターン
| 型 | よくある意味・場面 |
|---|---|
メニューchoose A from the menu
|
「メニューの中から A を選ぶ」。 例:drink / dessert / set など。 |
注文order A from the menu
|
「メニューから A を注文する」。 レストラン・カフェの定番パターン。 |
リストchoose A from the list
|
「リストの中から A を選ぶ」。 曲・映画・タスクなど、いろいろなリストで使える。 |
図解:メニュー(候補)➡ えらばれた 1 品
You can choose any drink from the menu.
「メニュー(候補の集まり)から、飲み物を 1 つ選ぶ」イメージです。
💬 例文で体感しよう:メニュー・リストから「これにする!」と言ってみよう
You can choose any drink from the menu.
(メニューからどの飲み物でも選べます。)
語注: any drink = どの飲み物でも。
型: choose A from the menu で「メニューから A を選ぶ」。
ポイント: 店員さんがよく言いそうなフレーズ。聞き取れると一気に実戦感がアップします。
I'll order the pasta from the lunch menu.
(ランチメニューからパスタをお願いします。)
語注: order = 注文する、lunch menu = ランチメニュー。
型: order A from the menu で「メニューから A を注文する」。
ポイント: 実際に海外のカフェなどでもそのまま使える、超実用フレーズです。
Please choose a song from this list.
(このリストから曲を1つ選んでください。)
語注: song = 曲、list = リスト。
型: choose A from the list で「リストから A を選ぶ」。
ポイント: カラオケ・プレイリスト・アンケートなどで、そのまま応用できます。
I chose this cake for you from the dessert menu, because you love chocolate.
(あなたがチョコレート好きだから、デザートメニューの中からこのケーキを選んだんだ。)
語注: dessert menu = デザートメニュー、because = ~なので、love = 大好きである。
型: choose A for 人 from the menu で「人のためにメニューから A を選ぶ」。
ポイント: デートで使えそうな、やさしい愛情表現 💕 「たくさんある中から、あなたのことを思って選んだ」という気持ちが伝わります。
🚀 ミニまとめ:あなたの「お気に入り」を from the menu / list で言ってみよう
このセクションのキーワードは、
from the menu
と
from the list
でした。
どちらも、
「どの候補の集まりから選んだのか」
を示す from だという点が共通しています。
今日できる小さなステップ:
- 最近行ったお店や、よく見るアプリの「メニュー/リスト」を 1 つ思い出す。
- 日本語で「そのメニュー/リストから何を選んだか」を書き出してみる。
-
それを
I chose ~ from the menu./I picked ~ from the list.の形で英語にしてみる。
学習心理学では、 「自分のリアルな経験を英語にする」 ほど、記憶が長く続きやすいと言われています。 今日食べたランチ、今ハマっている曲、推しの作品などを、 from the menu ・ from the list を使って英語で言えたら、もう立派なアウトプット学習です。 小さな 1 文でも OK。 「自分の好きなものを英語で紹介できた!」という達成感が、次の勉強へのエネルギーになりますよ 😊
セクション15まとめ:選択を表す from
セクション15では、 「たくさんある中から、1つ(またはいくつか)を選び出す」 というイメージで from を見てきました。 どの場合も、 「どの集合(グループ・メニュー・リスト)から選んだのか」 を from + 集合 で表すのが共通ポイントでした。
小学生にも分かりやすく言うと、
from
は
「このなかからえらんでね!」
と、選ぶ前の「候補の集まり」を指さす言葉です。
あとは
choose / pick / select / order
を組み合わせて、自分がどう選ぶのかを表現していきます。
🧾
要点チェック:3つの「選ぶ」+ from の使い分け
-
1)日常会話の「えらぶ」:choose / pick A from B
choose A from B
We chose a movie from the list.
「リスト(候補の集まり)」から映画を 1 本えらぶイメージ。 ふだんづかいの「選ぶ」に最適 な形でした。 -
2)グループから人・候補を選ぶ:select A from a group
select A from a group
They selected three students from the class.
クラス・候補者・メンバーなど まとまったグループの中から、ていねいに選ぶ イメージ。 ややフォーマル な場面にも合います。 -
3)メニュー・リストから選ぶ:from the menu / list
from the menu / list
order a drink from the menu/choose a song from the list
レストラン・アプリ・カラオケなど、 実生活でそのまま使える場面が多い 表現でした。
どのパターンでも、 from + 集合 が 「選ぶ前の候補の集まり」 を表します。 あとは choose / pick などの動詞で、 どういう気持ちで・どんな場面で選んだのか を調整していくだけです。
似ているけれど少し違う:選択動詞+from の整理
| 表現 | ニュアンス・よく使う場面 |
|---|---|
choose A from Bchoose a book from the shelf
|
いちばん広く使える「選ぶ」。 日常会話で迷ったら まずは choose を選べば OK。 |
pick A from Bpick a card from the deck
|
くだけた、軽い感じの「ぱっと取る」「ひょいっと選ぶ」。 カジュアルな会話 と相性が良い表現。 |
select A from Bselect members from a team
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よく考えて、基準にもとづいて選ぶイメージ。 ビジネス・公式説明 など、少しフォーマル寄り。 |
order A from the menuorder lunch from the menu
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レストラン・カフェなどで「メニューから注文する」。 実戦ですぐ使える 定番フレーズ。 |
💡 迷ったときは、 「今、自分はどんな気持ちで選んでいる?」 と自分に聞いてみましょう。 じっくりなら select、 気軽なら choose / pick、 お店なら order from the menu が思い出せればバッチリです 👍
💬 総まとめミニ例文:集合から「これ!」と選び出す from
They selected two players from the team.
(彼らはチームから2人の選手を選びました。)
We chose a movie from the list.
(私たちはリストの中から映画を1本選びました。)
I picked this dessert for you from the menu.
(メニューの中から、あなたのためにこのデザートを選んだよ。)
語注: player = 選手、team = チーム、movie = 映画、dessert = デザート、for you = あなたのために。
型のおさらい:
select A from B /
choose A from B /
pick A from B /
order A from the menu。
3つの文すべてで、 from + 集合 が 「えらぶ前の候補の集まり」 を表していることを、声に出しながら確認してみましょう。
✨ 学習を続けるコツ:あなたの「選択ストーリー」を英語にする
学習心理学では、 「自分が本当に選んだもの・迷ったもの」を英語で表現する と、記憶が強く定着しやすいと言われています。 それは、単なる文法ではなく、 自分の人生の「選択ストーリー」を言葉にする作業 になるからです。
今日できる小さなステップ:
- 最近「メニューやリストから何かを選んだ場面」を 1 つ思い出す(ランチ・映画・曲など)。
- 日本語で「何をどこから選んだのか」をメモする。
-
それを
I chose ~ from …/I picked ~ from …/We selected ~ from …の形で英語にしてみる。
たとえ 1 文でも、 「自分の大事な選択を英語で表現できた」 という経験は、学習を続ける力をぐっと引き上げてくれます。 たくさんある選択肢の中から、 今日も英語学習を選んだあなた は、それだけでもう一歩前に進んでいます。 焦らず、でも確実に、 少しずつ「選べる表現」を増やしていきましょう 🌱
16. 動機や根拠を表す from
このセクションでは、 「なぜそう思うのか」「どこからそういう行動が生まれたのか」 を表す from に注目します。 場所や時間ではなく、 考え・気持ち・経験のスタート地点 を指さすイメージです。
たとえば
from experience(経験から)、
judging from ~(~から判断すると)、
from kindness(親切心から)など、
「〇〇からこう考える/こう行動する」
という心のルートを英語で表現できるようになるのが、このセクションのゴールです。
🧠✨ 心の中の「スタート地点」を指さす from
ここで学ぶ from は、 場所・時間ではなく「考え・気持ち・判断の出どころ」 を表します。
-
① 経験・情報がスタート地点
例:from experience(経験から)、from this data(このデータから) など。 「その理解やアイデアは、どこからやって来たの?」という 知恵の出どころ を示します。 -
② 観察や発言をもとに判断する
例:judging from ~(~から判断すると)、from what you said(あなたの言ったことから) など。 「この情報をヒントにして、こう考えます」という 判断の根拠 を表します。 -
③ 感情や性格から生まれる行動
例:from kindness(親切心から)、from love(愛情から)、from fear(恐怖から) など。 行動の後ろにある 心のエネルギー源 を表すイメージです。 -
共通ポイント:
どの場合も from + 名詞 / 節 で、 「その考え・行動はどこから生まれたのか」という 心のスタート地点 を示していると考えましょう。
学習心理学でも、 「自分がなぜそう思うのか・なぜそうしたのか」を言語化する力 は、 自己理解とコミュニケーション力を高めるカギと言われています。 このセクションの from を使えば、 あなたの「考えのルート」や「行動の理由」を、英語でていねいに説明できるようになりますよ 😊
ミニ図解:thought(考え)がどこから「流れてくる」?
come from experience
judging from ~
from kindness / love
パターン早見(イメージ用)
-
経験
come from experience -
判断
judging from ~/from what ~ said -
感情
from kindness/from love/from fear
💡 コツ: 「この考え・行動は、どこからやって来たの?」と自分に質問してみて、 その答えを from + ○○ で表せないか考えてみましょう。 それだけで、英語の表現力が一段レベルアップします📈
16-1. 経験・情報をよりどころにする from:from experience / from this data
このパートでは、 from を使って、 「どんな経験・どんな情報を土台にして、その考えにたどりついたのか」 を表す表現をまとめます。
たとえば from experience (経験から)、 from this data (このデータから) のように、 「この経験・このデータをもとに、こう考えます」 という考えの出どころを示すのがポイントです。
🧠📊 「考えの出どころ」を指さす from:経験・情報→考え
ここでの from は、 場所 や 時間 ではなく、 「考え・理解・判断が生まれたスタート地点」 を表します。
-
① 経験がもとになっている
from experience 例:I know from experience that ...→ 「自分の経験から、そうだと知っている」という、実体験ベースの確信を表せます。 -
② データ・事実がもとになっている
from this data, from these results など。
例:We drew our conclusions from this data.→ 「このデータに基づいて結論を出した」という、客観的な根拠を示します。 -
③ 失敗・ミスから学ぶ
learn from mistakes(失敗から学ぶ) のように、 マイナスの経験も from を使えば、「学びの源」として表現できます。 -
共通イメージ:
どの表現も、 from + 経験 / データ / 失敗 が 「今の考え・理解が流れてきた川の上流」 を指している、と考えると分かりやすいです。
学習心理学では、 「自分の経験を言葉にする」ことが、記憶の定着と自己理解にとても役立つと言われています。 この from + experience / data を使えば、 あなたの「学びのルート」を英語で説明できるようになりますよ 😊
ミニ図解:経験・情報 → from → 考え/結論
Understanding comes from experience.
draw conclusions from data
learn from mistakes
💡 コツ: 「この考え・結論はどこから来たの?」と自分に質問して、 その答えを from + 経験 / データ / 失敗 で言い表せないか考えてみましょう。 それだけで、英語の「説明力」がぐっと上がります 📈
💬 例文で体感しよう:経験・データ・失敗が「先生」になる from
I know from experience that practice really helps.
(私は、練習が本当に役に立つことを経験から知っています。)
語注:practice = 練習、really helps = 本当に役に立つ。
型:know from experience that S V で「経験から、SがVだと知っている」。
ポイント: 勉強・仕事・スポーツなど、ほぼ何にでも使える超汎用フレーズです。
We drew our conclusions from this data.
(私たちはこのデータから結論を導き出しました。)
語注:draw conclusions = 結論を導き出す、data = データ。
型:draw conclusions from A で「A から結論を導き出す」。
ポイント: レポートやプレゼンで「データに基づいています」と言いたいときに、そのまま応用できます。
We can learn from our mistakes.
(私たちは自分の失敗から学ぶことができます。)
語注:mistake = 失敗・まちがい。
型:learn from A で「A から学ぶ」。
ポイント: 落ち込んでいる友だちへの励ましにも、自分へのメッセージにも使えるフレーズです。
From experience, I know that love takes time.
(経験から、愛には時間がかかると分かっています。)
語注:love takes time = 愛は時間がかかる(育つのに時間が必要だ)。
型:From experience, I know that ~. で「経験から、~だと分かる」。
ポイント: 恋愛や人間関係の話をするときに、そのまま使えるやさしい英語の名言風フレーズです 💕
🚀 ミニまとめ:あなたの「学びのルート」を英語で描こう
ここでのキーフレーズは、 from experience、 from this data、 learn from mistakes の 3 つでした。
- 「自分の経験から言えること」 を 1 つ日本語で書く。 (例:たくさん練習すると、少しずつ自信がつく。)
-
それを
From experience, I know that ~.の形で英語にしてみる。 -
仕事や勉強の場面なら、
We drew our conclusions from this data.のように、 「どのデータからそう考えたか」を from + 情報 で言ってみる。
学習心理学では、 「自分の経験や気づきをことばにする」ことが、モチベーションを高めるうえでとても大事だとされています。 今日の小さなチャレンジとして、 From experience, I know that ~. を使って、 あなたの「学びのルート」を 1 文だけ英語で書いてみてください。 その 1 文が、次の英語学習への大きな一歩になります 🌱
16-2. 発言・判断の根拠:judging from ~
このパートでは、 judging from ~ を使って、 「〜から判断すると…」 という「発言・判断の根拠」を表す言い方を学びます。
日本語の 「〜からすると」「〜から判断すると」 にあたる表現で、 天気・成績・人の言動・データ など 「手がかり」 を先に出してから、 「だからこう思う」 を続けるイメージです 😊
🔍⚖️ 「手がかり → 判断」をつなぐ judging from ~
judging from ~ は、 「〜から判断すると…」 という意味で、 from + 手がかり の部分を、 「自分が判断している視点」 からまとめて言っている形です。
-
基本型:
Judging from ~, S V ...
例:Judging from what you said, he must be a very good man.
→ 「あなたの話から判断すると、彼はとても良い人に違いない。」 -
「何から」判断している?
from + 手がかり のところには、 発言・ 見た目・ 数字・ 行動 などが入ります。 例:judging from his face(彼の顔つきから判断すると)、judging from these numbers(この数字から判断すると)など。 -
どこに置く?
ふつうは文頭に置いて、Judging from ~, S V ...の形で使います。 口語ではJudging from ~のあとに、少し間をおいて続けるイメージです。 -
from のイメージ:
ここでも from は 「スタート地点」 を表しています。 「その手がかりから出発して、今の判断にたどり着いた」 と思うとピッタリです。
学習心理学の観点でも、 「自分は何を根拠にそう思ったのか」 を言語化する習慣は、論理的思考力アップにつながると言われています。 judging from ~ を使って、 あなたの「判断のスタート地点」を、英語でスッキリ表現してみましょう 💡
図解:手がかり(sign)→ judging from ~ → 判断(judgment)
Judging from what you said, ...
judging from the look of the sky
judging from these numbers
💡 型のまとめ:
Judging from + 手がかり, S V ...
「この手がかりからすると、SはVだ」と言いたいときに、サッと使えるようにしておきましょう。
💬 例文で体感しよう:空・数字・メッセージから「判断する」
Judging from what you said, he must be a very good man.
(あなたの話から判断すると、彼はとても善良な人に違いありません。)
語注:what you said = あなたが言ったこと、must be = 〜に違いない。
型:Judging from what you said, S must be ... で「あなたの話からすると、Sは〜に違いない」。
ポイント: 会話の内容を受けて、ていねいに自分の意見を言うときに使える便利な表現です。
Judging from the look of the sky, it will snow tonight.
(空模様から判断すると、今夜は雪になりそうです。)
語注:the look of the sky = 空のようす、snow = 雪が降る。
型:Judging from the look of the sky, it will ~. で「空を見た感じだと、〜しそうだ」。
ポイント: 天気の話は日常会話の定番なので、使えると一気に自然な英語になります ⛅️
Judging from these numbers, our sales are improving.
(この数字から判断すると、私たちの売上は伸びてきています。)
語注:numbers = 数字・データ、sales = 売上、improve = 良くなる・伸びる。
型:Judging from these numbers, our sales are ~. で「この数字からすると、売上は〜だ」。
ポイント: レポートやプレゼンで「数字ベースで話しています」と伝えたいときにぴったりです。
Judging from his messages, he really cares about you.
(彼のメッセージから判断すると、彼は本当にあなたを大切に思っているようです。)
語注:care about ~ = ~を大切に思う。
型:Judging from his messages, S really cares about you. で「メッセージからすると、Sは本当にあなたを大事にしている」。
ポイント: 恋愛の相談や、友だちを励ますときにサラッと言えると、とても心強い表現です 💕
🚀 ミニまとめ:あなたの「観察メモ」を英語にしてみよう
このセクションのキーフレーズは、 Judging from ~, ... でした。 「〜から判断すると…」という 発言の根拠 を、短くカッコよく伝えられます。
今日できる小さなステップ:
- 身の回りで「これを見て、こう思った」という場面を 1 つ思い出す。
- 日本語で「〇〇からすると、△△だと思う」とメモする。
-
それを
Judging from 〇〇, I think ~.の形で英語にしてみる。
学習心理学では、 「自分の観察と考えをセットで表現する」 ことで、理解が深まり、学習のモチベーションも長く続きやすいと言われています。 ぜひ Judging from ~ を使って、 あなたの「観察メモ」を 1 文だけ英語にしてみてください。 その 1 文が、「英語で考えられる自分」への確かな一歩になります 🌱
16-3. 感情からの動機:from kindness / from love
このパートでは、
from kindness
や
from love
のように、
「心の中の感情がスタート地点になって行動が生まれる」
という意味での from を見ていきます。
日本語の 「親切心から」「愛情から」「恐怖心から」 にあたる部分を、 from + 感情 で表せる、というイメージをつかみましょう 💓
💖 「どんな気持ちから?」を表す from + 感情
感情からの from は、
「行動のスタート地点が心の中にある」
ことを表します。
つまり、
from + 感情
で
「〜という気持ちから(その行動をした)」
という意味になります。
-
基本の型:
do A from 感情
例:He helped her from kindness.
→ 「親切心から、彼女を助けた。」 -
よく使う感情:
from kindness (親切心から) from love (愛情から) from fear (恐怖心から) from curiosity (好奇心から) など。 -
because of とのちがい:
because of fearも「恐怖のために」ですが、 from fear のほうが、 「その感情が出発点になって、思わず動いてしまった」 というニュアンスがやや強めです。 -
from のイメージ:
ここでも from は 「起点・出発点」 を表しています。 身体の動きではなく、 心の中の気持ち をスタート地点として考えるのがポイントです。
心理学でも、 「自分の行動がどんな感情から来ているかに気づく」 ことは、とても大事だと言われています。 英語で from + 感情 を使えるようになると、 自分や相手の「心の動き」 をやさしく言葉にできるようになりますよ 🌱
代表パターンまとめ:from + 感情
| 表現 | 意味・イメージ |
|---|---|
from kindnessHe did it from kindness.
|
親切心から(見返りを求めずに)やった。 「やさしさがスタート地点」のイメージ。 |
from loveShe said that from love.
|
愛情からそう言った。 きびしい言葉でも「本当は相手を思っている」感じを出せる。 |
from fearHe ran away from fear.
|
恐怖心から逃げ出した。 マイナスの感情でも「心が出発点」であることは同じ。 |
from curiosityI asked it from curiosity.
|
好奇心から質問した。 「ちょっと気になって…つい聞いちゃった」ニュアンス。 |
💡 コツ: まず 「どんな気持ちから動いたのか?」 を日本語で考えてから、 それを from + 感情 に置き換えると、スムーズに英文が作れます。
💬 例文で体感しよう:親切心から?愛情から?それとも恐怖から?
He helped her from kindness.
(彼は親切心から、彼女を助けました。)
語注:help = 助ける、kindness = 親切心。
型:help A from kindness で「親切心からAを助ける」。
ポイント: 「お礼がほしいから」ではなく、純粋な優しさ がスタート地点であることを表せます。
She said those words from love, not to hurt you.
(彼女は、あなたを傷つけるためではなく、愛情からその言葉を言ったのです。)
語注:those words = その言葉、hurt = 傷つける。
型:say A from love で「愛情からAを言う」。
ポイント: ちょっときびしい言い方でも、本当は相手を思っている と伝えたいときの、とても温かいフレーズです 💕
I asked the question from curiosity.
(私は好奇心から、その質問をしました。)
語注:curiosity = 好奇心、ask a question = 質問する。
型:ask A from curiosity で「好奇心からAを尋ねる」。
ポイント: 「ちょっと気になって聞いてみただけです」と、やわらかく言いたいときに便利です。
He kept silent from fear.
(彼は恐怖心から、黙ったままでした。)
語注:keep silent = 黙ったままでいる、fear = 恐怖(心)。
型:keep silent from fear で「恐怖心から黙っている」。
ポイント: マイナスの感情でも、「そうせざるを得なかった心の理由」を、やさしく説明できる表現です。
✨ ミニまとめ:あなたの行動の「心のスタート地点」を英語で言ってみよう
このセクションでは、 from kindness・ from love・ from fear・ from curiosity など、 感情から出発する from を見てきました。
今日できる小さなステップ:
- 最近の自分の行動を 1 つ思い出して、「どんな気持ちからそうしたのか?」を日本語で書いてみる。
- その気持ちを英語の名詞にして、
from kindness / from love / from fear / from curiosityなどに当てはめる。 -
I did it from ~.やShe said it from ~.の形で、短い英文を 1 文作ってみる。
学習心理学では、 「自分の感情と言葉をていねいにつなげる」 ことが、自己理解とモチベーションのアップにつながると言われています。 ぜひ、 from + 感情 を使って、 あなたのやさしさや愛情、ドキドキや不安まで含めた「心のスタート地点」を、英語で表現してみてくださいね 😊
セクション16まとめ:動機や根拠を表す from
セクション16では、
「行動や判断のスタート地点がどこにあるか」
という視点から from を見てきました。
「経験・情報」「状況からの判断」「心の感情」の 3 つを軸に、
動機・根拠
を表す表現を整理しました。
ポイントは、 「何からそれが生まれているのか?」 をいつも意識することです。 from experience や judging from ~、 from love など、 「from + 出発点(経験・情報・感情)」 のセットでイメージをつかみましょう。
🧾 要点チェック:3つの「スタート地点」と from の使い分け
-
1)経験・情報をよりどころにする from:
from experience / from this data / from notes
He spoke from his notes.
→ 「メモをもとに話した」= メモが話の出発点。 「データから結論を出す」「経験から学ぶ」といった、 知識・経験ベース の from。 -
2)状況から判断する:judging from ~:
judging from ~ / judging from what you said
Judging from his face, he was tired.
→ 「顔つきから判断すると、疲れていた」= 見た目・話の内容が判断の根拠。 「〜から判断すると…」と言いたいときの定番パターン。 -
3)感情からの動機:from kindness / from love など:
from kindness / from love / from fear / from curiosity
She did it from love.
→ 「愛情からそうした」= 心の感情が行動の出発点。 行動の「裏にある気持ち」をやさしく説明できる。
どの場合も、
from + 名詞
が
「どこからそれが生まれたのか」
を表しています。
「この行動・判断は、何から来ているんだろう?」と日本語で考えてから、
それを英語の from ~ に置き換えるとスムーズに使えます。
一覧で整理:何を「根拠・動機」にしている from?
| 表現 | 出発点(from の中身) |
|---|---|
from experience / from this dataWe know it from experience.
|
経験・データ・メモ などの「知識」。 → 「〜をもとにして知っている/結論を出す」。 |
judging from ~Judging from the weather, it will rain.
|
今見えている状況・情報。 → 「〜から判断すると…」という推測の根拠。 |
from love / from kindnessShe did it from love.
|
心の感情・気持ち。 → 「愛情から」「親切心から」「恐怖心から」など、行動の動機。 |
💡 迷ったときは、 「これは頭(情報)から?目の前の状況から?心の感情から?」 と自分に質問してみましょう。 それに合わせて、 from experience / judging from ~ / from love / from kindness を選べば OK です。
💬 総まとめミニ例文:何を「根拠・動機」にしているのか言い分けよう
We know that from experience.
(私たちはそれを経験から知っています。)
Judging from the dark clouds, it will rain soon.
(黒い雲から判断すると、まもなく雨が降りそうです。)
She made that decision from love.
(彼女は愛情から、その決断をしました。)
語注:experience = 経験、dark clouds = 黒い雲、decision = 決断。
型のおさらい:
know A from experience /
Judging from B, S V /
do A from love / kindness。
ポイント: 3 文とも、 from + 経験・状況・感情 が「行動・判断の出発点」になっていることを意識して、声に出して読み返してみましょう。
🚀 学習を続けるコツ:自分の「判断・行動の理由」を英語日記にしてみよう
学習心理学では、
「自分の行動の理由をことばにする」
ことが、自己理解とモチベーションアップにつながると言われています。
from を使うと、その「理由」を英語でとてもきれいに表現できます。
今日できる小さなステップ:
- 今日あった出来事を 1 つ思い出して、「なぜそうしたのか?」を日本語でメモする。
- その理由が 経験・情報 なのか、 状況からの判断 なのか、 感情 なのかを考えてみる。
-
それぞれ
from experience/Judging from ~/from love / from kindnessなどを使って、短い英語文を 1〜2 文書いてみる。
どんなに短い文でも、 「自分の気持ちや考えを英語で表現できた!」 という経験は、大きな成長の一歩です。 焦らなくて大丈夫。 今日はぜひ、 from + 経験・状況・感情 を 1 つだけでも使って、 あなたの「今日の気持ち」を英語にしてみてくださいね 😊
17. 原因や理由を表す from
このセクションでは、ある出来事や結果が
「どこから生まれてきたのか」
を表す
原因・理由の from
を学びます。
result from ~
や
die from ~
のように、
「結果 ⇐ 原因」
の矢印をイメージすると分かりやすくなります。
小学生にも分かりやすく言うと、
from
はここでは
「この結果は、ここから来たんだよ」
という
原因スタートのしるし
だと考えてみましょう。
「失敗は間違った判断から来た」「理解は経験から来た」のような、
いい結果も悪い結果も from でつなげられます。
🧠 コアイメージ:結果 ⇐ 原因スタートの from
「原因や理由を表す from」は、 「この結果は、どこから生まれたの?」 という質問に答えるイメージです。
-
① 結果が何から生じたか(result from / come from)
This fault results from my wrong decision.
「この失敗は、間違った決断から生じた」 → 失敗(結果) ⇐ my wrong decision(原因) -
② 良い結果の出どころ(understanding comes from experience)
Understanding comes from experience.
「理解は、経験からやってくる」 → 良いことも悪いことも、どこから来たかを from で言える。 -
③ 病気・ケガ・トラブルの原因(die / suffer from)
He could die from overwork.
「彼は働き過ぎで死にそうだ」 → 体調・病気・苦しみの原因となっているものを from のあとに置く。 -
共通ポイント:
どの表現でも、 from + 原因 が スタート地点(原因) を表し、 そこから 結果 が生まれていると考えるのがコツです。
学習心理学の研究では、
「なぜ?どうして?」を自分の言葉で説明できると、理解が深まり記憶にも残りやすい
と言われています。
ぜひ、あなた自身の
失敗・成功・体験
の「原因」を
from
で言語化してみましょう。それが英語力アップの強力なエンジンになりますよ 💪
図解イメージ:結果 ⇐ from 原因
die / suffer from ~
come from ~
💡 コツ:
頭の中でいつも
「結果 ⇐ from + 原因」
という矢印を思い浮かべてみましょう。
「これは何から来たの?」と日本語で考えてから、
from + 原因
を英語でつなげると、表現がグッと楽になります。
17-1. 失敗や成功の「出どころ」:result from / come from
このパートでは、出来事や結果が
「どこから生まれてきたのか(出どころ)」
を表す
原因の from
を学びます。
This fault results from my wrong decision. や
Understanding comes from experience.
のように、
結果 ⇐ from + 原因
の矢印でとらえるのがコツです。
小学生にも分かりやすく言うと、 from はここでは 「この失敗/成功は、ここから来たんだよ」 という「スタート地点マーク」です。 悪い結果(失敗・トラブル)にも、いい結果(成功・成長)にも使えます。
🎯 コアイメージ:「結果 ⇐ from 原因」という矢印
ここでの from は、結果が 「どんな原因・もと」 から生まれたかを示すマークです。
-
① result from ~:〜に起因する/〜の結果として起こる
S result(s) from 原因
例:This fault results from my wrong decision.
「この失敗は、私の間違った判断に起因する」 👉 fault(結果) ⇐ from my wrong decision(原因) -
② come from ~:〜から生まれる/〜に由来する
S come(s) from 原因・源
例:Understanding comes from experience.
「理解は、経験からやってくる」 👉 良い結果・ポジティブな変化に使いやすい表現です。 -
③ result と come のざっくりイメージ
result from =「原因の『結果として』こうなった」 come from =「その良さ・強さは『ここから来ている』」 -
共通ポイント:
どちらも from + 原因 が スタート地点(原因)。 頭の中で「結果 ⇐ from 原因」という矢印を描きながら読むと、ぐっと理解しやすくなります。
学習心理学では、 「なぜそうなったのか」を説明する言葉 を持つと、出来事を整理する力が高まり、記憶にも残りやすいと言われています。 自分の失敗・成功も result from ~ / come from ~ で言えるようになると、英語だけでなく「振り返り力」も一緒に鍛えられますよ 💪
図解:Result(結果) ⇐ from 原因
come from ~
💡 迷ったら、 「この結果は、どこから来たの?」 と日本語で自分に質問してみましょう。 その答えを from のあとに置けば、英語の文がスムーズに組み立てられます。
💬 例文で体感しよう:失敗も成功も「どこから来た?」
This fault results from my wrong decision.
(この失敗は、私の間違った判断に起因します。)
語注: fault = 失敗・欠点、wrong decision = 間違った判断。
型:
S result(s) from 原因 で「S は原因から生じる」。
ポイント: 「〜が原因でこうなった」と少しかために説明したいときに便利な表現です。
Her success comes from years of practice.
(彼女の成功は、何年にもわたる練習のおかげです。)
語注: success = 成功、years of practice = 何年にもわたる練習。
型:
success comes from 原因 で「成功は〜から来る」。
ポイント: 前向きな「がんばりの結果」をほめるときに、とてもよく使われる言い方です。
My courage comes from your love.
(私の勇気は、あなたの愛から生まれています。)
語注: courage = 勇気、love = 愛。
型:
感情・強さ comes from 愛・支え で「心の支えがどこから来ているか」を表す。
ポイント: 大切な人へのメッセージにそのまま使える、ロマンチックな定番フレーズです 💖
Understanding comes from experience.
(理解は経験から生まれます。)
語注: understanding = 理解、experience = 経験。
型:
Understanding comes from experience. は「やってみることの大切さ」を表す定番の言い回し。
ポイント: 英語学習そのものにもぴったりのメッセージ。「たくさん英語に触れるほど、理解が深まる」という自分への励ましにもなります。
🚀 ミニまとめ:あなたの「結果ストーリー」を from で説明してみよう
このパートのキーフレーズは、 result from ~ と come from ~ でした。 どちらも 「結果 ⇐ from 原因」 という矢印でとらえると、意味がスッキリ見えてきます。
今日できる小さなステップ:
- 最近の「うまくいかなかったこと」「うまくいったこと」を 1 つずつ思い出す。
- それぞれ「何が原因だったか」「何のおかげか」を日本語でメモする。
-
失敗のほうは
This problem results from ~.、成功のほうはMy success comes from ~.の形で英語にしてみる。
学習心理学によると、 「自分の経験をことばで振り返る」 ことは、記憶の定着とモチベーションアップにとても効果的だと言われています。 失敗も成功も、 from を使ってやさしく言語化できるようになると、 英語があなたの「人生メモ帳」のように感じられてきます 📘 まずは 1 文だけでいいので、あなた自身の result from / come from ストーリー を作ってみてくださいね。
17-2. 「〜のせいではない」を示す from:from no fault of ~
このパートでは、
原因・責任
の話をしながら、実は
「その人のせいではなかった」
と言いたいときの
from
の使い方を学びます。
英語では、 from no fault of ~ という形で 「~の落ち度から来たものではない → ~のせいではない」と ていねい&フォーマルに責任ゼロ を伝えることができます。
⚖️ 「結果 ⇐ でもその人のせいではない」を from で言う
原因・理由を表す from はふつう 「〜が原因で」 を表しますが、 no fault (落ち度がない)と組み合わせると、 「その人のせいではない」 という丁寧な言い方になります。
-
基本の形:
from no fault of his own
直訳すると 「彼自身のどんな落ち度からも来たものではなく」 → 自然な日本語では 「彼のせいではなく」 と訳すのがポイントです。 -
よく使うパターン:
from no fault of his own(彼のせいではなく)
from no fault of her own(彼女のせいではなく)
from no fault of yours(あなたのせいではなく) など。 -
文の骨組みのイメージ:
It was from no fault of his own that S V ~.
= 「S が V した(〜という結果になった)のは、彼のせいではなかった。」 → 結果 と 責任ゼロ をセットで伝える形です。 -
どんな場面で使う?
破産・失業・別れ・トラブルなど、 重めの結果 が起きたときに、 「でも、その人を責めるのはちがうよ」と やさしくフォローするとき によく使われます。
まとめると、 from はここでも 「原因の出どころ」 を示しつつ、 no fault と組み合わせることで 「そこからは原因が来ていない=その人は悪くない」 とやんわり伝える役割をしています。
図解:結果はあるけど「この人のせいではない」 from
「破産した」という結果はあるけれど、 その原因は彼の落ち度から来たわけではない → 「彼のせいではなかった」とフォローしている。
型のミニ整理:
-
from no fault of his own
→ 彼のせいではなく -
from no fault of hers
→ 彼女のせいではなく -
from no fault of yours
→ あなたのせいではなく
💡 気持ちとしては 「あなたは悪くないよ」 をやさしく伝える表現です。 とくにフォーマルな文章や、相手を気づかうメッセージで活躍します。
💬 例文で確認:「〜のせいではなかった」をやさしく伝える
It was from no fault of his own that he became bankrupt.
(彼が破産したのは、彼自身のせいではありませんでした。)
語注: bankrupt = 破産した。
型:
It was from no fault of his own that S V ~.
「S が V したのは彼のせいではなかった。」という骨組みです。
ポイント: 結果(破産)は重いけれど、 彼に責任はない と丁寧にフォローしています。
She lost her job, from no fault of her own.
(彼女は仕事を失ったが、それは彼女自身のせいではなかった。)
語注: lost her job = 仕事を失った。
型:
S V, from no fault of her own.
メイン文のあとにカンマで添えて、「それは彼女のせいではない」と付け足しています。
ポイント: リストラ・会社都合の退職など、 本人を責めたくないとき にやさしく使える表現です。
Their relationship ended, from no fault of his own; he truly loved her.
(2人の関係は終わってしまったが、それは彼のせいではなかった。彼は本当に彼女を愛していた。)
語注: relationship = 交際・関係、ended = 終わった、truly = 本当に。
型:
Their relationship ended, from no fault of his own;
のように、結果(別れ)と「彼のせいではない」をセットで述べています。
ポイント: 恋愛の場面でも、 責めるのではなく、気持ちをねぎらう ニュアンスを出せる表現です。
The delay was from no fault of yours, so please don't blame yourself.
(その遅れはあなたのせいではなかったから、自分を責めないでください。)
語注: delay = 遅れ、blame yourself = 自分を責める。
型:
The delay was from no fault of yours.
「その遅れはあなたの責任から来たものではない」=「あなたのせいじゃない」です。
ポイント: コールセンターやメール対応などで、 相手をそっと励ましたいとき にも応用できる、あたたかい表現です。
✨ ミニまとめ:「責めない from」で人を守る英語表現
このセクションのキーワードは、 from no fault of ~ でした。 「結果は起きたけれど、その人のせいではない」 と、やさしくフォローするときに使える表現です。
-
骨組み:
It was from no fault of his own that S V ~.→ 「S が V したのは、彼のせいではなかった。」 -
カンマで添える形:
S V, from no fault of her own.→ 「〜したが、それは彼女のせいではなかった。」 -
励まし:
from no fault of yours→ 「あなたのせいではない」と、やさしく相手を守る表現。
学習心理学によると、 「自分や大切な人をねぎらうフレーズ」 は、心にも気持ちよく残るので、記憶に定着しやすいと言われています。 ぜひ今日、 from no fault of ~ を使って 「あなたのせいじゃないよ」 と英語で言う練習を、1 文だけでもしてみてくださいね 😊
17-3. 病気・事故・状態の原因:
die / suffer / pain from ~
このパートでは、病気・事故・つらい状態など、
「よくない体の状態の原因」
を表す
原因の from
を見ていきます。
die from ~(~が原因で死ぬ)、
suffer from ~(~で苦しむ)、
pain from ~(~による痛み)など、
「結果(つらい状態) ⇐ 原因(病気・事故など)」
をつなぐ表現です。
小学生にも分かりやすく言うと、ここでの from は 「この痛み・つらさは、ここから来ているよ」 と教えてくれる 原因ラベル です。
⚕️ コアイメージ:つらい結果に「原因ラベル」を貼る from
病気や事故が原因で 「死ぬ」「苦しむ」「痛みがある」 などの結果が起きるとき、 from を使って 「どこから来たつらさなのか」 を表します。
-
① die from ~:~が原因で死ぬ
die from illness / overwork / an accident
例:He might die from overwork.→ 「結果(死) ⇐ 原因(働きすぎ)」というつながり。 -
② suffer from ~:~で苦しむ
suffer from a headache / a cold / back pain / stress
長く続く 「つらい状態」 に使われることが多い表現です。 -
③ pain from ~:~による痛み
pain from an old injury,back pain from sitting too longなど。 名詞 + from ~ で「~が原因の痛み・状態」をまとめて言えます。 -
④ 共通の「型」:
[結果] from [原因]の形で考えると分かりやすいです。
例:die / suffer / pain(結果) ⬅ from ⬅ illness / accident / overwork(原因) -
⑤ 「from + 何?」を意識する
from + 病気、 from + 事故、 from + 生活習慣 など、 「何が原因なのか?」を 名詞で書き出してから from を付ける と、文が作りやすくなります。
日本語の「~で死ぬ」「~で苦しむ」「~による痛み」にあたる部分が、 from + 原因 になっている、とイメージしてみましょう。
図解:病気・事故 → from → 結果(つらい状態)
die from ~
suffer from ~
pain from ~
昔のケガ(原因)から、今の痛み(結果)が続いているイメージ。
💡 コツ: まず日本語で「~が原因で」「~から来る」と書き出してから、 それを from + 原因 に置きかえる練習をしてみましょう。
💬 例文で確認:病気・事故・状態の「原因」を from で表す
He might die from overwork if he keeps working like this.
(彼は今のように働き続けると、働き過ぎで倒れてしまうかもしれません。)
語注: overwork = 働きすぎ、keep ~ing = ~し続ける。
型:
die from + 原因 で「~が原因で死ぬ/倒れるほど悪くなる」。
ポイント:
深刻な注意をうながすときの表現。日常的には
get sick from overwork
のように少し弱めて言うことも多いです。
She suffers from back pain because she sits for long hours.
(彼女は長時間座っているので、腰痛に悩まされています。)
語注: suffer from ~ = ~で苦しむ、back pain = 腰痛、for long hours = 長時間。
型:
suffer from + 病気・状態 で「その状態で長く苦しんでいる」。
ポイント: 長く続く体の不調・メンタルのつらさなどに幅広く使える表現です。
I still feel pain from an old injury in my knee.
(ひざの昔のケガのせいで、今もまだ痛みを感じます。)
語注: injury = ケガ、knee = ひざ、still = まだ。
型:
pain from + 原因 で「~による痛み」。
ポイント:
pain from my tooth(歯の痛み)など、いろいろな痛みの原因を説明できます。
Many office workers suffer from stress and headaches.
(多くの会社員がストレスや頭痛に悩まされています。)
語注: office worker = 会社員、stress = ストレス、headache = 頭痛。
型:
suffer from stress / headaches で「ストレスや頭痛に悩まされている」。
ポイント: ニュースや説明文でよく出てくる自然な言い方です。自分の状態を話すときにもそのまま使えます。
🩺 ミニまとめ:体の「つらさ」と原因をセットで言えるようにしよう
このパートでは、 die from ~、 suffer from ~、 pain from ~ といった、 「結果(つらい状態) ⇐ from ⇐ 原因(病気・事故・生活習慣など)」 の形を見てきました。
今日できる小さなステップ:
- 最近感じた「体の不調」(肩こり・頭痛・目の疲れなど)を 1 つメモする。
- 「何が原因?」を日本語で書き出してみる(例:パソコンの使いすぎ、運動不足など)。
-
それを
I suffer from ~./I have pain from ~.の形で英語にしてみる。
学習心理学では、 自分の状態をことばでていねいに説明する練習 が、記憶の定着にも役立つと言われています。 ぜひ、 [結果] from [原因] の形を意識しながら、あなた自身の「体調メモ」を英語で 1 文だけ作ってみてくださいね。
17-4. 成長や理解はどこから?:成長の原因を from で語る
このパートでは、
「成長・上達・理解」
の
原因・出どころ
を表す
from
の使い方をまとめます。
「今の自分はどこから来たのか?」を、
comes from ~
を使って自然に言えるようになるのがねらいです。
小学生にも分かりやすく言うと、 from はここでは、 「この成長は、ここから生まれたんだよ」 と スタート地点 を教えてくれることばです。
🌱🧠 「成長・理解(結果)」はどこから生まれた?を from でつなぐ
原因や理由を表す from は、 「失敗の原因」 だけでなく、 「成長・理解・成功の出どころ」 を言うときにもよく使われます。
-
基本の形:X comes from Y
X comes from Y.
例:Understanding comes from experience.
→ 「理解(Understanding)」という結果は、 経験(experience) から来ている、というイメージです。 -
よく組み合わせる「結果」:
growth (成長)/ progress (進歩)/ confidence (自信)/ understanding (理解)など。 -
よく組み合わせる「原因」:
experience (経験)/ practice (練習)/ effort (努力)/ feedback (フィードバック)など。 -
文の骨組みのイメージ:
結果(good thing) + comes from + 原因・出どころ
→ 「いい結果」が from + 原因 から生まれた、と考えましょう。 -
ポイント:
from はここでも 「どこから?」=出どころ・土台 を示すだけ。 「自信は小さな成功から」「理解は経験から」といった、 ポジティブな原因 を話すときに、とても使いやすいパターンです。
自分の英語学習にあてはめると、 My progress comes from daily practice. のように、 努力の出どころ をほめるフレーズとしても活躍します。
図解:成長・理解(結果) ⇐ from 経験・練習・フィードバック(原因)
「いい結果」 は、どこかの 「経験・努力・声かけ」 から生まれています。 それを from でつなぐイメージです。
型のミニ早見表:
-
Understanding comes from experience.
→ 理解は経験からやってくる。 -
Confidence comes from practice.
→ 自信は練習から生まれる。 -
My progress comes from daily study.
→ 私の進歩は毎日の勉強のおかげ。
💬 例文で確認:成長や理解の「出どころ」を from で言ってみよう
Understanding comes from experience.
(理解は経験からやってきます。)
語注: understanding = 理解、experience = 経験。
型:
Understanding comes from experience.
「理解」という結果が、「経験」という原因から生まれる、という言い方です。
ポイント: 勉強や仕事で 「やってみて分かる」 という感覚を、シンプルに表してくれる表現です。
My confidence comes from small successes.
(私の自信は、小さな成功体験から生まれています。)
語注: confidence = 自信、small successes = 小さな成功。
型:
My confidence comes from ~.
自分の自信の「出どころ」をやさしく説明する形です。
ポイント: 英語学習にもぴったり。 「今日 1 つ聞き取れた」「1 文書けた」などの 小さな成功 が自信のもとだ、というイメージで使えます。
Her improvement in English comes from daily practice.
(彼女の英語の上達は、毎日の練習のおかげです。)
語注: improvement in English = 英語の上達、daily practice = 毎日の練習。
型:
improvement in ~ comes from ~.
「~の上達は、〜から来ている」と言うときの便利なパターンです。
ポイント: 「がんばっている人をほめるフレーズ」としても、そのまま使えます。
Our success came from working together.
(私たちの成功は、協力して働いたことから生まれました。)
語注: success = 成功、working together = 協力して働くこと。
型:
Our success came from ~ing.
過去の成功の原因を、「~したことから来た」と振り返る形です。
ポイント: チームのがんばりをねぎらうメッセージとして、そのままメールやスピーチにも使えます。
✨ ミニまとめ:自分の成長ストーリーを from で言葉にしよう
このセクションのキーフレーズは、 X comes from Y でした。 「今の成長・理解・自信」 が、 「どんな経験・努力・人のおかげ」 で生まれたのかを、やさしく説明できる形です。
-
型 1:
Understanding comes from experience.→ 理解は経験からやってくる。 -
型 2:
My confidence comes from small successes.→ 自分の自信の出どころをほめるフレーズ。 -
型 3:
My progress comes from daily study.→ 自分のがんばりをきちんと認める言い方。
学習心理学では、 「自分の成長を言葉で振り返る」 ことが、モチベーションを保つうえでとても効果的だとされています。 ぜひ今日、 X comes from Y の形で、 「今のあなたの成長はどこから?」 を 1 文だけでも英語で書いてみてください。 その一文が、これからの学習を支えてくれる あなた自身の成長ストーリー になります 🌱
セクション17まとめ:原因や理由を表す from
セクション17では、 「結果 ⇐ 原因」 のつながりを from で表す使い方を見てきました。 失敗・成功・病気・成長など、さまざまな 「今の状態の出どころ」 を英語で説明できるようになるのがゴールです。
小学生にも分かりやすく言うと、 from はここでは 「その結果は、ここから生まれたんだよ」 と教えてくれる 矢印の出発点 です。
🧩 要点チェック:原因・理由を表す from の 5 パターン
-
① 失敗・結果の原因:
result from /
come from
This problem results from a small mistake.
→ 「この問題は、小さなミスに起因している」。 -
② ミス・責任の原因:
from one's fault /
from carelessness
The accident came from his carelessness.
→ 「その事故は彼の不注意から生じた」。 -
③ 「〜のせいではない」:
from no fault of ~
He became bankrupt from no fault of his own.
→ 「彼が破産したのは彼自身のせいではなかった」。 -
④ 病気・状態の原因:
die / suffer / pain from ~
He is suffering from back pain.
→ 「彼は背中の痛みで苦しんでいる」。 -
⑤ 成長・理解の出どころ:
X comes from ~
Understanding comes from experience.
→ 「理解は経験からやってくる」。
どの表現でも、 from + 原因・出どころ が 「どこから?」 を示していることが共通ポイントです。
結果 ⇐ 原因 を from でつなぐミニ早見表
| パターン | イメージ・よくある場面 |
|---|---|
result fromX results from Y
|
X(問題・結果)が Y(原因)に起因する。 ニュース・報告書など少しカタめの文でよく使う。 |
from one's fault / carelessnessfrom my / his fault
|
ミスや責任の元になった行動を表す。 反省・説明の文で登場しやすい。 |
| from no fault of ~ | 「~のせいではない」と責任がないことを強調。 受け身の立場を説明するときに便利。 |
| suffer / die from | 病気・けが・状態の原因を言うときに使う。 ニュースや医療の話題でよく見かける。 |
| X comes from ~ | 成長・理解・成功などポジティブな結果の出どころを表す。 英語学習や自己紹介にもそのまま使える。 |
💡 迷ったときは、 「今言いたいのは、どんな種類の原因?」 と考えてみましょう。 ミスなら fault / carelessness、 病気なら suffer from、 成長なら comes from が候補になります。
💬 総まとめミニ例文:原因・理由を from で言い分ける
This fault results from my wrong decision.
(この失敗は私の間違った判断に起因します。)
He became bankrupt from no fault of his own.
(彼が破産したのは、彼自身のせいではありませんでした。)
Many people are suffering from stress.
(多くの人がストレスに苦しんでいます。)
Understanding comes from experience.
(理解は経験からやってきます。)
語注: fault = 過失・ミス、bankrupt = 破産した、stress = ストレス。
型のおさらい:
X results from Y /
from no fault of ~ /
suffer from ~ /
X comes from Y。
すべて from + 原因・出どころ でつながっていることを意識しながら、声に出して読んでみましょう。
🚀 学習を続けるコツ:自分の「原因ストーリー」を from で振り返る
学習心理学では、 「自分の失敗・成功の原因を言葉にして振り返る」 ことが、次の一歩につながりやすいと言われています。 そのとき、 from を使うと、 「どこから?」 をとてもシンプルに表せます。
今日できる小さなステップ:
- 最近の「うまくいかなかったこと」を 1 つ決めて、日本語で原因をメモする。
- 最近の「ちょっと成長したかも」と感じた出来事も 1 つメモする。
-
それぞれを
This problem results from ~./My progress comes from ~.の形で英語にしてみる。
失敗も成功も、 「どこから来たのか」 を英語で説明できるようになると、 英語の表現力だけでなく、 自分を客観的に見る力 もいっしょに育っていきます。 ぜひ、 from を味方にして、あなた自身の「原因ストーリー」を少しずつ英語で語ってみてくださいね 🌱
Lesson 096 総まとめ:from のコアイメージ
このレッスンでは、 from の用法を 17 個に分けて見てきましたが、根っこにあるイメージはシンプルです。 それは、 「ある起点から離れる/生まれる」 という 1 本のイメージです。
具体的には、 時間や場所のスタート、 分離・距離・防止、 原因・動機・根拠 という 3 つの大きなグループに整理できます。 17 の用法をバラバラに覚えるのではなく、 この「3本軸」から眺めることで、記憶にも定着しやすくなります。
🧭 from の3つの軸で全体像をつかもう
ここでは、Lesson 096 の内容を 3 つのコアイメージ にギュッと整理してみましょう。 「スタート地点」 / 「切り離し・守る」 / 「原因・動機」 の 3 本柱に分けて考えると、「from は難しい…」という気持ちがスッと軽くなります。
「どこ・いつから?」 を表す from です。 時間・場所・数のはじまり を示すイメージでとらえましょう。
-
🕒 時間の起点
例:from 9 to 5(9時から5時まで),from now onなど -
📍 場所の起点
例:from Tokyo,from the stationなど -
🔢 数・レンジの起点
例:from 1 to 10,from two to three weeksなど
どれも、 「ここがスタートライン!」 という感覚で覚えるとスッキリします。
こちらは、 「A を B から切り離す・遠ざける・守る」 イメージの from。 距離・分離・除去・防止 がキーワードです。
-
🚶♂️ 距離・隔たり
例:far from,away from -
✂ 取り除く・引き算
例:remove A from B,take A from B -
🛡️ 守る・防ぐ
例:protect A from B,keep A from B,prevent A from ~ing
図で描くと、 A と B のあいだに「バリア」を置く イメージです。 「A を B から離す(守る)」と考えると、まとまりで覚えやすくなります。
最後は、 「結果はどこから生まれたの?」 を示す from。 経験・情報・感情・原因 が出どころになります。
-
📈 結果の原因
例:result from,come from,suffer from -
🧠 判断の根拠
例:from experience,judging from ~ -
❤️ 感情からの動機
例:from kindness,from love
イメージとしては、 「結果 ← from 原因」 という矢印です。 日本語の「〜から生まれる」「〜から来ている」にぴったり対応するゾーンだと考えてみましょう。
学習心理学では、たくさんの情報を 「少数のグループ」にまとめて覚える(チャンク化) と、記憶に残りやすくなると言われています。 17 個の用法を無理にバラバラで覚えようとせず、まずはこの スタート地点・ 分離・防止・ 原因・動機 の 3 本軸をしっかりおさえることで、 「from は怖くない、自分の味方だ」と感じられるようになっていきますよ 😊
🗺️ 17セクション早見表:from の全体マップ
Lesson 096 で学んだ 17 個の from の用法 を、ひと目で見わたせる「番号付きマップ」にしました。 それぞれの項目をタップすると、対応するセクションへジャンプできます 👍 右側のバッジの色で、 起点 / 分離・防止 / 原因・動機 / 相違・選択 といったグループもすぐ分かります。
-
🕒 1. 時の起点を表す from時間の起点
from 9 to 5/from childhoodなど、 「いつから?」 のスタート時間を表す。 -
📍 2. 出発点を表す from場所の起点
from Japan/from the stationなど、 「どこから来たか・離れるか」 を表す。 -
✉️ 3. 送り主を表す from送り主・出所
a letter from herなど、 「だれから届いたか」 を示す。 -
📚 4. 起源・出所・由来を表す from起源・出所
quotations from the Bibleなど、 ことば・考えの出どころ を表す。 -
🌏 5. 出身や原産地を表す from出身・原産
I'm from Tokyo.など、 人やモノの出身地・原産地 を言う from。 -
🧪 6. 原料や材料を表す from原料・材料
wine is made from grapesなど、 「何から作られているか」 を表す。 -
🔄 7. 変化や推移を表す from変化の起点
from A to Bで 「A から B へ変わる」 流れを表現。 -
👀 8. 視点や観点を表す from視点・観点
from her house,from the look of the skyなど、 「どこから見たか・判断したか」 の観点を示す。 -
🚶♂️↔️🏠 9. 隔たりや不在を表す from距離・不在
far from,away from homeなど、 「離れている・そこにいない」 状態を表す。 -
✂ 10. 分離や除去を表す from分離・除去
take A from B,remove A from Bなど、 「A を B から取り去る・引き算する」 イメージ。 -
🕊️ 11. 隔離や開放を表す from解放・自由
free from debt,release from prisonなど、 「なにかから解放される」 状態を表す。 -
🛡️ 12. 抑制や防止を表す from抑制・防止
protect A from B,prevent A from ~ingなど、 「A を B から守る・起こらせない」 使い方。 -
⚖️ 13. 相違や区別を表す from相違・区別
tell right from wrong,different fromなど、 「A と B を区別する・違っている」 を表現。 -
💰 14. 数量や値段などの起点を表す from数量・価格の起点
from two to three weeks,from 100 yenなど、 レンジ・価格のスタート を言う from。 -
✅ 15. 選択を表す from選択・グループ
choose A from B,from the menuなど、 「グループの中からえらぶ」 というイメージ。 -
💡 16. 動機や根拠を表す from動機・根拠
from experience,judging from ~など、 判断・行動のよりどころ を表す。 -
🎯 17. 原因や理由を表す from原因・理由
result from,die fromなど、 結果の「原因・わけ」 を示す from。
💡 学習のコツ: いきなり 17 個を丸暗記しようとする必要はありません。 まずは気になる番号を 1 つ選んで、そのセクションをじっくり読み、 「自分の生活で使えそうな例文」を 1 文だけ作る ところから始めてみてください。 小さな一歩の積み重ねが、from マスターへの近道です 😊
🔝
よく使う from フレーズ Top 20
Lesson 096 で登場したり、日常会話でとくに出てきやすい
from フレーズを 20 個 にギュッとまとめました。
バッジの色で、
時間・範囲 /
起源・動機 /
分離・防止 /
相違・選択
のようなグループもすぐ分かるようにしてあります。
from A to B
「A から B まで」。時間・場所・数字の スタートとゴール をまとめて言う基本形。
例:
from 9 to 5(9時から5時まで)
from time to time
「ときどき」。たまに・時々 をやわらかく言う便利フレーズ。
ニュアンス: always でも often でもない「ときどき」。
from now on
「これからは~」「今後は~」。今この瞬間 をスタートにする表現。
例:from now on, I'll...
from the beginning
「最初から」。話・ゲーム・計画などの スタート地点 を指すときに。
例:from the beginning to the end
from scratch
「ゼロから」「イチから」。何もない状態 0 をスタート地点 にするイメージ。
例:start from scratch(ゼロから始める)
from childhood
「子どものころから」。子ども時代がスタート というイメージ。
例:from childhood I liked music.
from experience
「経験から」。自分の 実体験を根拠 に話すときのひと言。
例:speaking from experience
from my point of view
「私の立場から見ると」。自分の視点 をていねいに示す表現。
類似:from your point of view
from the bottom of my heart
「心の底から」。とても 強い気持ち・心からの思い を表すフレーズ。
例:Thank you from the bottom of my heart.
be from ~
「~出身です」。自己紹介の超基本形。 住んでいる場所と出身 を分けて言えると◎。
例:I'm from Tokyo.
far from ~
「~から遠い」「~とはほど遠い」。物理的な距離と、 理想とのギャップ の両方に使える。
例:far from perfect(決して完璧とは言えない)
away from ~
「~から離れて」「~にはいない」。本来いる場所から離れている 状態。
例:away from home / the office
protect / save / keep A from B
「A を B から守る」。危険や被害から守る ときの鉄板パターン。
型:protect A from B
prevent / stop / keep A from ~ing
「A が~するのを防ぐ」。行動や出来事を起こらせない ときの定番。
例:prevent accidents from happening
free / release A from B
「A を B から解放する」。負担・借金・不安などから自由にする イメージ。
例:free him from debt
tell / distinguish A from B
「A と B を見分ける」。2つを区別する ときの代表的な from。
例:tell right from wrong
different from ~
「~と違う」。日本語の「と違う」= different from をセットで覚えると◎。
例:different from mine
result from ~ / come from ~
「~に起因する」「~から生じる」。結果 ⇐ 原因 の向きを表す from。
例:result from a mistake
be made from ~
「~から作られている」。元の形が変わる原料 に使う from。
例:wine is made from grapes
from all over the world
「世界中から」。人・ニュース・商品などの 出どころが広い ことを表すフレーズ。
例:people from all over the world
💡 おすすめの使い方:
まずはここから
3〜5 個
だけ選んで、自分の生活に当てはめた短い文を作ってみましょう。
たとえば
from now on+「自分の決意」、
from the bottom of my heart+「感謝のことば」など、
気持ちのこもった 1 文
を作ると、記憶にも残りやすくなります。
🗺️ 自分の「from マップ」づくりガイド
Lesson 096 で学んだ
from
を、「自分の生活マップ」 に落としこむためのガイドです。
時間・場所・気持ち・理由など、あなたの毎日を
from + ○○
でつなげて、あなただけの「from マップ」 を作ってみましょう。
STEP 1 自分の生活の「起点」と「ギャップ」を書き出す ✍️
まずは、あなたの毎日の中にある 「どこから?」「いつから?」「何から?」 を、日本語でざっくりメモします。
- 時間・範囲 いつから習いごとを始めた?仕事は何時から何時まで? 例:9時から5時まで働く/子どものころからゲーム好き
- 起源・出どころ どこ出身?どこから通っている?何がきっかけでその趣味を始めた?
- 分離・防止 何から自分を守りたい?何が起きないように気をつけている?
- 相違・比較 「これは前の仕事とどう違う?」「理想と現実のギャップは?」
💡 この時点では全部日本語で OK。とにかく「自分にとって大事な from のネタ」を集める感覚で。
STEP 2 日本語メモに「fromパターン」を当てはめる 🔄
STEP 1 の日本語メモから、使えそうな
from パターン
を選んでいきます。
⚙️ よく使う「from マップ」変換パターン
| 日本語メモ | from パターン |
|---|---|
| 「9時から5時まで働く」 |
時間
I work from 9 to 5.
|
| 「子どものころからゲーム好き」 |
起点
From childhood, I loved games.
|
| 「世界中からお客さんが来る」 |
出どころ
We have visitors from all over the world.
|
| 「昔の自分とはだいぶ違う」 |
相違
My life now is far from what it used to be.
|
💡 すべてを完璧に英作文しようとせず、
まずは
from + ○○
の部分だけ決めてしまうのもコツです。
STEP 3 小さな「from ストーリー」を完成させる 📖
選んだ from を使って、
自分専用の 1〜2 文 のミニストーリーを作ってみます。
- 時間マップ 「朝から夜まで」「子どものころから」「今後は~」をつなぐ。
- 場所マップ 「家から職場まで」「駅から遠い/近い」「世界のどこから来た?」をつなぐ。
- 気持ち・理由マップ 「経験から分かったこと」「心からの感謝」「失敗の原因は?」などをつなぐ。
🧠 学習心理学では、「自分の物語に文法を埋め込む」 と定着しやすいと言われています。
まずは 1 日 1 文でいいので、
from を使った自分ストーリー
を作ってみましょう。
🌈 サンプル:ある社会人の「from マップ」
🔹 時間のライン
-
I work from 9 to 5.
(9時から5時まで働いています。) -
From childhood, I loved drawing.
(子どものころから絵をかくのが好きでした。)
🔹 場所のライン
-
I'm from Osaka but live in Tokyo now.
(出身は大阪ですが、今は東京に住んでいます。) -
My office is not far from the station.
(会社は駅からあまり遠くありません。)
🔹 気持ち・理由のライン
-
From experience, I know it takes time.
(経験から、それには時間がかかると分かっています。) -
I helped him from kindness, not for money.
(お金のためではなく、親切心から彼を助けました。)
✨ コツ:
ノートの 1 ページを
時間/
場所/
気持ち・理由
の 3 つに分けて、
それぞれに
from を使った自分の文
を1つずつ書き足していくだけでも、立派な「from マップ」になります。