in の用法
前置詞 in は、基本のイメージはとてもシンプルで「〜の中に」。
そこから、
時間・場所・状態・着ているもの・気持ち
など、
一見バラバラに見える意味が22種類も広がっています。
「ルールを丸暗記」ではなく、
1つのイメージから枝分かれしたグループ
として理解すると、長期記憶に残りやすくなります 😊
1. まずは「in = 中にいる・包まれている」イメージから
in を見るときは、
「何かの中にすっぽり入っている」イメージ
を思い浮かべてみてください。
例えば、
in the box(箱の中に)や
in the room(部屋の中で)だけでなく、
in love(恋している)も
「気持ちが恋の中につかっている」イメージで考えると分かりやすくなります。
※ このレッスンでは、時間・場所・状態…と 22の用法を大きなグループに分けて ゆっくり整理していきます。
I am in love with you.
(私はあなたに恋をしています。)
🔧 ポイント:
in love は直訳すると「愛という状態の中にいる」イメージ。
「in = 中に」の感覚は、時間や場所以外の表現にもそのまま生きています。
💡 in のイメージを1つ、しっかりつかむこと ができれば、あとは 例文を見たときに「どんな中にいるの?」と考えるだけで、 用法がどんどんつながっていきます。
▮ 目次
-
1. 時間を表す in
月・季節・年・一日の区切りなどの「時間の中」を表す(in June, in the morning など)
-
2. 場所を表す in
国・町・建物・部屋など、広い場所や空間の「中に」いるイメージ(in Japan, in the room)
-
3. 行為や動作の方向を表す
「〜の中へ」という動きの向き(get in the car など)
-
4. 状態を表す in
in trouble, in good health のように「ある状態の中にいる」ことを表す
-
5. 環境を表す in
in the sun, in the dark など、周りを取り囲む環境の「中で」
-
6. 行為・活動・従事を表す in
in reading, in business のように「ある活動の中で/それに従事して」
-
7. 所属や職業を表す in
in the army, in high society など「〜に属している・〜の世界にいる」
-
8. 人の能力や性格を表す in
in me のように「人の内側に備わっているもの」(性格・勇気など)
-
9. 性質や能力などの分野を限定する in
abundant in 〜, good in English のように「〜において・〜の分野で」
-
10. 範囲を表す in
in my opinion, in sight など「考え・視界などの範囲の中で」
-
11. 特定の部分を表す in
in the eye, in the head のように「体の/物の一部分の中に」
-
12. 数量などを限定する in
〜 miles in length, few in number のように「〜という点で・〜において」
-
13. 着用を表す in
in a uniform, in red のように「〜を身につけて」
-
14. 全体との関係を表す in
in the world, in the office など「全体の中で一番〜」を言うとき
-
15. 割合や程度を表す in
in dozens, in groups of five のように「1単位あたり・〜ずつ」
-
16. 道具や材料を表す in
write in ink, paint in oils のように「何で/どんな材料で」
-
17. 方法を表す in
in many ways, in a low voice のように「どういうやり方で」
-
18. 配置や形状を表す in
in a circle, in a group のように「どんな形・並びになって」
-
19. 理由や動機を表す in
in alarm, rejoice in your success のように「どんな気持ち・理由から」
-
20. 目的を表す in
in answer to, in honor of のように「何を目的として・何のために」
-
21. 条件を表す in
in that case のように「その場合には」という条件を表す
-
22. 同格関係を表す in
a friend in Bill のように「〜という存在として・〜という人として」
-
🧾 総まとめ:in の用法チェック
重要表現をコンパクトに整理し、クイズで定着度をチェック
1. 時間を表す in
前置詞 in は、時間の世界では
「ある期間という箱の中に出来事が入っている」
というイメージで使われます。年・月・季節・午前/午後など、
「まとまりのある時間のかたまり」を箱として考えると、とても分かりやすくなります。
⏰ 「いつ?」と聞かれたとき、
大きめの時間の箱(年・月・季節・時間帯)が答えになるときは、
まず in を思い出してみましょう。
時間も「箱」で考えるとカンタンになる ⏰📦
in のいちばん大事なイメージは
「何かの中にある・包まれている」でしたね。
これは時間でも同じで、
「1年という箱の中」「7月という箱の中」「朝という箱の中」
のように考えることができます。
例えば、次の日本語をイメージしてみましょう。
- 「7月にテストがある」 → 7月という 1か月の箱 の中にテストが入っている
- 「午前中にサッカーをする」 → 午前中という 時間帯の箱 の中でサッカーをしている
👉 このセクションでは、この 「時間の箱」 というイメージをもとに、 年・月・季節・一日の時間帯・「〜後に」などの使い方 を少しずつ見ていきます。
We have a school festival in October .
(私たちは10月に学校祭があります。)
🔍 どこが「箱」?
October(10月)は、1か月分の時間がギュッとつまった
時間の箱
として考えられます。
その箱の「中」に学校祭というイベントが入っているので、 in October となります。 この「時間の箱」の考え方は、 in spring / in 2025 / in the morning / in my life など、これから出てくる表現にもそのまま使えます。
用途別ナビ:どの「時間の箱」の in か見極めよう
同じ in でも、
「年・月の箱」なのか、
「一日の時間帯の箱」なのか、
「これから○時間後の箱」なのかで
役割が変わります。気になるカードからタップしてOK 😊
1-1. 年・月・季節など「長い時間のまとまり」の in
時間を表すときの in は、
「1日より大きな時間のまとまり(時間の箱)」
に使うのが基本です。
年・月・季節・世紀・時代などの「長めの時間のかたまり」を、
ひとつの時間の箱としてイメージしましょう。
「1日より大きい時間」は in の出番 📅⏰
in は、
年(year)・月(month)・季節(season)・世紀(century)
のような、
1日より長い時間のまとまり
に使います。
例えば、次のような「時間の箱」です。
-
年
in 2025(2025年に) -
月
in July(7月に) -
季節
in spring(春に) -
世紀・時代
in the 21st century(21世紀に)
👉 あとで出てくる
on Monday(曜日)や at 7 o’clock(時刻)
は「もっと細かい時刻・日付のポイント」なので、
ここでは in との違いに注目しておきましょう。
「長い時間のまとまり」 × in の代表パターン
| 時間の種類 | 形 | 例 | 日本語 |
|---|---|---|---|
| 年 |
in + 年
|
in 2025 | 2025年に |
| 月 |
in + 月
|
in July | 7月に |
| 季節 |
in + 季節
|
in spring | 春に |
| 世紀 |
in + the + 序数 + century
|
in the 21st century | 21世紀に |
💡 ポイント:「カレンダーで見たときに“大きなブロック”になっている時間」
には、まず in を使えないか考えてみましょう。
My birthday is in July .
(私の誕生日は7月にあります。)
🔧 構造:be in + 月 で「〜は〇月にある」という形になります。
✅ 月=1か月分の時間の箱なので in。
× *My birthday is on July. とは言わない点に注意しましょう。
He was born in 2009 .
(彼は2009年に生まれました。)
🔧 よく使う形:be born in + 年 で「〜年に生まれる」。
年も「12か月が入った大きな時間の箱」です。
生まれたという出来事が、その箱の中で起きたと考えると、in がしっくりきます。
Many flowers bloom in spring , and science has grown rapidly in the 21st century .
(たくさんの花が春に咲き、科学は21世紀に急速に発展しました。)
🔍 in spring も in the 21st century も、
「ある長い期間の箱の中で、物事が起きている」
という点で同じです。
季節や世紀も「長い時間のまとまり」なので、 時間の箱=in というイメージをそのまま当てはめましょう。
1-2. ☀️ 一日の時間帯を表す in
前置詞 in は、
「一日の中の時間帯という箱」
にも使われます。
特に
in the morning / in the afternoon / in the evening
の3つは、日常会話でもテストでも超頻出表現です。
「朝・昼・夕方」という
大きめの時間のかたまり
を箱としてイメージしましょう。
⏰ 一日を「3つの時間の箱」に分けてみよう
一日をざっくり分けると、次のような 3つの時間帯の箱 に分けられます。
これらはどれも、
「けっこう長めの時間のまとまり」
なので、
in を使って表現します。
✅ 基本パターン:
in the morning(朝に/午前中に)in the afternoon(午後に)in the evening(夕方に/夜のはじめに)
💡 「夜」は少し特別で、
at night
と言うことが多いです。
くわしい in / on / at の比較は、
後のセクション 1-5 でまとめて確認します。
📊 一日のタイムラインと in のポジション
一日を時間の流れとして見ると、in を使う時間帯は次のようなイメージになります。
in the morning
(午前中)
in the afternoon
(午後)
in the evening
(夕方〜夜のはじめ)
at night
(夜 ※ふつうは at)
👉 3つの時間帯(morning / afternoon / evening)は in、 夜(night)は at が基本、とざっくり覚えておくと、 細かい説明を忘れても思い出しやすくなります。
I usually study English in the morning .
(私はたいてい午前中に英語を勉強します。)
🔧 構造:study A in the morning で「朝にAを勉強する」。
morning =一日の中の長めの時間帯
なので in を使います。
× *I study English at the morning. とは言わないので注意しましょう。
We often have club activities in the afternoon .
(私たちはよく午後に部活動があります。)
🔍 in the afternoon も「午後という時間帯の箱」の中で部活をしているイメージです。
「放課後」全体をざっくり指したいときにもよく使われる、 会話で便利なフレーズです。
I like taking a walk with you in the evening .
(私はあなたと夕方に散歩するのが好きです。)
💞 in the evening は、
デートや家族との時間など、ゆったりした雰囲気のフレーズとも相性がいい表現です。
「夕方という時間の箱の中で、大切な人と過ごしている」イメージで覚えると、 心にも残りやすく、記憶にも残りやすくなります。
I sometimes read books at night .
(私はときどき夜に本を読みます。)
⚠️ night はふつう
at night
と言います。
「どうしてここは in じゃないの?」という疑問は、
後のセクション 1-5(in / on / at の比較) で、
まとめてスッキリ整理していきましょう。
1-3. ⏳ 「〜後に」を表す in
前置詞 in は、「今から数えて、ある時間がたったあとの未来の一点」を表すこともできます。
in two hours / in ten minutes / in three days
のように、
「in + 時間の長さ」= 〜後に
と覚えておくと、とても便利です。
⏰ 「今から○○後」の未来は、in + 時間の長さ
in が時間で「〜後に」を表すときは、
「今」をスタート地点
にして、
「その時間ぶんの箱の終わり」
を指しています。
今
2 hours
(2時間という時間の箱)
in two hours
(2時間後の一点)
✅ 形の基本:
in + 数詞 + 時間単位(in five minutes, in two hours, in three days など)in a few minutes / in a moment / in a second(少ししたら、すぐに)
💡 日本語の「〜後に」とほぼ同じですが、
「今からその時間ぶんだけ進んだ先の一点」
を指しているイメージを持っておくと、for(〜のあいだ)や
after(〜の後で)との違いも理解しやすくなります。
🔍 in / for / after をざっくり見分けよう
| 表現 | イメージ | 意味(ざっくり) |
|---|---|---|
in two hours |
今から2時間の箱の終わりの一点 | 2時間後に |
for two hours |
2時間のあいだずっと続く | 2時間のあいだ |
after two hours |
2時間より後のタイミング全体 | 2時間たってから(それ以降) |
👉 このセクションではまず、 「ピンポイントの未来の一点」= in + 時間の長さ に慣れていきましょう。
I will call you in ten minutes .
(私は10分後にあなたに電話します。)
🔧 形:will + 動詞 + in + 時間の長さ で「〜後に〜する」。
ここでは、「今から10分という時間の箱」が進んだ先の一点で電話をかけるイメージです。 for ten minutes(10分のあいだ)とは意味が違う ことに注意しましょう。
The train will arrive in five minutes .
(電車は5分後に到着します。)
🗣 駅のアナウンスなどでもよく聞く言い方です。
「5分という時間の箱」が過ぎたタイミングで電車が到着するので、 in five minutes となります。
She will be back in two days .
(彼女は2日後に戻ってきます。)
🔍 in two days は、「今日が月曜なら、水曜ごろに戻る」イメージです。
two days という時間の箱の終わり に戻ってくる、と考えると分かりやすくなります。
I will text you in a minute .
(1分後に君にメッセージするね。)
💞 「すぐ連絡するよ」という、相手を安心させるやさしいニュアンスのフレーズです。
in a minute や in a moment は、
実際には「1分ちょうど」ではなく、
「すぐに」「もう少ししたら」
くらいの軽い感じでよく使われます。
1-4. 📖 「期間の中で」を表す in(生涯・時代など)
前置詞 in は、人生・子ども時代・ある時代などの「長い期間というストーリーの箱」
の中で起きたことを表すときにも使われます。
in my life / in my childhood / in those days / in the future
のように、
「〜という期間の中で」 と考えると分かりやすくなります。
📚 人生や時代も「ストーリーの箱」として in で包む
in は
1年・1か月のようなカレンダーの箱
だけでなく、
「人生」や「子ども時代」「ある時代」
などをひとつの大きなストーリーの箱
としてとらえるときにも使われます。
代表的な形を、ざっくりまとめると:
-
in my life(私の人生で / 生涯で) -
in my childhood(子ども時代に) -
in those days(当時は / そのころは) -
in the future(将来は / これから先) -
in the past(過去には / 昔は)
👉 どれも、 「ある長い期間というストーリーの中で」 という共通のイメージを持っています。 「そのストーリーの箱の中で起こったことを話しているんだな」と思いながら読むと理解しやすくなります。
🧾 よく使う「期間の中で」の in 表現
-
生涯
in my life→ (今までの)人生の中で例:I have never seen this before in my life. -
子ども時代
in my childhood→ 子どものころ / 幼少期に例:I played outside a lot in my childhood. -
当時
in those days→ そのころは / 当時は例:People did not have smartphones in those days. -
将来
in the future→ 将来は / これから先は例:In the future, we may travel in space.
💡 どれも 「期間」+ in のセットで使う、定番の言い方です。
I have never seen such a beautiful view in my life .
(私は人生の中でこんなに美しい景色を見たことがありません。)
🔧 形:have never + 過去分詞 + in my life で
「生まれてから今まで一度も〜したことがない」
という強い否定の経験を表します。
in my life は、
「人生という長い期間の箱の中で」
という意味合いで、経験を強く表現したいときにとてもよく使われます。
In my childhood , I lived in a small town.
(子ども時代には、私は小さな町に住んでいました。)
🔍 文頭の In my childhood, ... は、
「いつの話か(どの期間の中の話か)」
を先にまとめて示す働きがあります。
日本語の「子どものころはね…」と同じ感覚で、 思い出話を始めるときに使いやすいフレーズです。
In the future , more people will work from home.
(将来は、もっと多くの人が在宅で働くようになるでしょう。)
🔧 In the future は、「これから先の時代という長い期間の中で」というニュアンスです。
未来の予測や目標を話す前置きとして、とてもよく使われる表現なので、 まるごと覚えてしまいましょう。
I have never been this happy in my life .
(私は人生の中でこんなに幸せだったことはありません。)
💞 恋愛や大切な人への気持ちを伝えるときにも、
in my life はよく使われます。
「人生という長い期間の中で、今がいちばん幸せ」という、 とても強くてあたたかいメッセージ になるフレーズです。
1-5. ⌚ in / on / at の比較とよくある間違い
ここまでで、in が
「長い時間の箱」や「時間帯・期間のストーリー」
を表すことが分かってきました。
このセクションでは、
in / on / at
を時間表現で比較し、
テストで落とし穴になりやすいポイントを一気に整理します。
🧭 時間の in / on / at を「大きさ」でざっくり整理
時間の前置詞は、「どれくらい細かい時間か」でだいたい決まります。
| 前置詞 | 時間のイメージ | よくある例 | 日本語 |
|---|---|---|---|
| in | 大きな時間の箱 |
in 2025 / in July /in spring / in the 21st century /in the morning / in two hours /in my life
|
〜に/〜の中で/〜後に |
| on | カレンダーの「1マス」 |
on Monday / on Friday /on July 5th / on my birthday
|
〜曜日に/〜日に |
| at | ピンポイントの時間・特定の時 |
at 7 o'clock / at noon /at midnight / at night
|
〜時に/〜のときに |
👉 まずは、 大きな時間のまとまり=in、 曜日・日付=on、 時刻・夜=at という「ざっくりマップ」を頭に入れておきましょう。
⚠️ よくあるミスと正しい形
定期テストや入試でとても多い「前置詞の取り違え」を、 3パターンにしぼって確認しておきましょう。
-
曜日
×
*in Monday→ ✔on Monday
→ 曜日は「カレンダーの1マス」なので on。 -
時刻
×
*in 7 o'clock→ ✔at seven o'clock
→ 時計の針がさす「ピンポイントの時間」は at。 -
時間帯
×
*at the morning→ ✔in the morning
→ 朝・午後・夕方は「一日の中の時間の箱」なので in。
💡 前置詞に迷ったら、 「大きい?(in)」「カレンダー1マス?(on)」「ピンポイント?(at)」 の3ステップで考えてみると整理しやすくなります。
The meeting is on Monday .
(会議は月曜日にあります。)
❌ *The meeting is in Monday. とは言いません。
曜日はカレンダーの 「1マス」 なので on を使います。 「曜日・日付 → on」 とセットで覚えてしまいましょう。
I get up at seven o'clock every day.
(私は毎日7時に起きます。)
❌ *I get up in seven o'clock. のように in を使うのは誤りです。
時計の針が指す 「点」 を表すときは、at + 時刻 が原則だと覚えておきましょう。
We have classes in the morning , and I study alone at night .
(私たちは午前中に授業があり、私は夜に一人で勉強します。)
in the morning(朝という時間帯の箱)と、
at night(夜という特定の「とき」)が並んだ例です。
「朝・午後・夕方」は in the ...、 「夜」は at night というセットで覚えると、実際の会話でも迷いにくくなります。
🧾 セクション1まとめ:時間の in を一気に整理しよう
セクション1では、 「時間を表す in」 を 4つの使い方 にわけて学びました。 最後にもう一度、全体をコンパクトに整理しておきましょう。
-
✅ 1-1 年・月・季節など「長い時間のまとまり」
→in 2025 / in July / in spring / in the 21st centuryなど、 1日より大きな時間の箱にはin。 -
✅ 1-2 一日の時間帯を表す in
→in the morning / in the afternoon / in the eveningのように、 一日の中の「時間帯の箱」にin。 -
✅ 1-3 「〜後に」を表す in
→in ten minutes / in two hours / in three daysは、 「今からその時間ぶん進んだ先の一点」を表すin。 -
✅ 1-4 「期間の中で」を表す in(生涯・時代など)
→in my life / in my childhood / in the futureのように、 人生や時代という長いストーリーの箱の中を表すin。 -
✅ 1-5 in / on / at の比較
→ in=大きな時間の箱 / on=カレンダーの1マス / at=ピンポイントの時間 というざっくりマップ。
🎨 迷ったら「時間の箱」を思い浮かべよう
もし細かいルールを忘れてしまっても、 in = 時間の箱の中 というイメージさえ思い出せれば、 多くの表現は「あとから」自然とつながっていきます。
時間の表現で in を見つけたら、
「どんな時間の箱を思い浮かべているのかな?」
と考えてみてください。
📝 次のステップ:クイズで in を「使える知識」にしよう
このあと用意しているクイズでは、 in / on / at の選択・穴埋め・並べ替え などを通して、 「見て分かる」から「自分で使える」にステップアップしていきます。
特に、 年・月・季節 / 一日の時間帯 / 「〜後に」 の3つは頻出なので、 クイズの中で何度も出会いながら、体で覚えてしまいましょう 💪
in の時間用法について、
大きな地図を手に入れました。
あとはクイズや会話の中で、
少しずつ「できた!」の経験を増やしていくだけです 😊
焦らず、一歩ずついきましょう。
2. 📍 場所を表す in
前置詞 in は、場所を表すときにも
「何かの中にすっぽり入っている」
イメージで使われます。
国・都市・建物・部屋・公園・世界など、
「枠で囲める空間=箱」
の中にいるときに in が活躍します。
📦 空間の「箱」の中にいるときは in
時間のセクションでは、 「時間の箱の中」= in を学びました。 場所でも考え方は同じで、 in = 空間という箱の中 ととらえると、とても分かりやすくなります。
例えば次のようなイメージです。
- 🗺 国・都市・世界:地図の枠で囲まれたエリアの中 → in Japan / in Tokyo / in the world
- 🏠 建物や部屋:壁で囲まれた空間の中 → in the house / in my room
- 🌳 公園・山・自然のエリア:ここからここまで、とエリアを囲める空間の中 → in the park / in the mountains
👉 これからのセクションでは、
「国・都市などの地理的な場所」 →
「建物・部屋の中」 →
「屋外・自然のエリア」
の順に、in の空間イメージを少しずつ広げていきます。
I live in Japan .
(私は日本に住んでいます。)
🔍 日本という国を、地図の上で
大きな「エリアの箱」
として考えると、
in Japan = 「その箱の中に住んでいる」とイメージできます。
この考え方は、 in Tokyo / in the world / in my room / in the park など、これから出てくる「場所の in」すべての土台になります。
用途別ナビ:場所の in を4つのエリアで攻略しよう
同じ in でも、
「国や都市の中」なのか、
「建物・部屋の中」なのか、
「自然のエリアの中」なのか、
「in / on / at の比較」なのかで、見え方が変わります。
気になるカードからタップしてOKです 😊
2-1. 🌏 国・都市・大きな地理的な場所を表す in
前置詞 in は、国・都市・世界・地域などの「地図で囲めるエリア」を表すときによく使われます。
ざっくり言うと、
地図の枠で囲める場所=大きな空間の箱
の中にいるときは in を使う、と考えると分かりやすいです。
🗺 地図の中の「エリアの箱」= in
国や都市、世界、村・町・地域などは、地図で見ると
「ここからここまでがこのエリア」
と囲える場所ですよね。
そのエリアの内側(箱の中)にいるイメージで in を使います。
代表的なパターンをまとめると:
-
🏳️🌈 国:
in + 国例:in Japan,in Canada,in France -
🏙 都市・町:
in + 都市 / 町例:in Tokyo,in London,in this town -
🧭 地域・大きなエリア:
in + the + 地域名例:in the world,in Asia,in the village
👉 「地図の上で枠を描いたとき、その枠の中にいる」と思えたら、
まず in を使えないか考えてみるのがコツです。
🧾 in がよく使われる「地理的な場所」のまとめ
| 種類 | 形 | 例 | 日本語 |
|---|---|---|---|
| 国 | in + 国名 |
in Japan | 日本に |
| 都市 | in + 都市名 |
in Tokyo | 東京に |
| 地域 | in + the + 地域名 |
in the village | その村で |
| 世界・大きなエリア | in + the + 名詞 |
in the world, in Asia | 世界で/アジアで |
💡 すべて、 「地図で囲えるエリアの中」 という共通イメージを持っています。
I live in Japan .
(私は日本に住んでいます。)
🔧 形:live in + 国 / 都市 で「〜に住む」。
「日本という国」の中で暮らしているので、
in Japan
と表現します。
× *I live at Japan. とは言わない点に注意しましょう。
There are almost eight billion people in the world .
(世界には約80億人の人々が暮らしています。)
🌍 in the world は、「世界の中で」という意味でとてもよく使われる表現です。
世界という大きな球体をひとつの 「巨大な箱」 として考え、その中に多くの人がいるイメージです。
He is said to have been the richest man in the village .
(彼はその村の中で一番の金持ちだったそうです。)
🔍 in the village は「村というエリアの中で」を表します。
「世界の中で」「クラスの中で」など、
「ある集団・エリアの内側での比較」
をするときにも in がよく使われます(the best singer in the class など)。
We first met in Tokyo .
(私たちが最初に出会ったのは東京でした。)
💞 「どの街で出会ったの?」という、恋愛トークでもよく使えるフレーズです。
in Tokyo は、「東京という街の中で」という意味。
自分のストーリーに合わせて、
in Osaka / in New York / in Kyoto
など、好きな都市に入れ替えて練習してみましょう。
🔍 ちょっとだけ比較:in / from / at のニュアンス
ここでは深く入りませんが、よく一緒に出てくる from と at を、ざっくりだけ整理しておきます。
-
in
「〜という場所の中で」
例:
I live in Japan.(日本に住んでいる) -
from
「出身・出どころ」
例:
I am from Japan.(私は日本出身です) -
at
「地点・施設としての場所」
例:
We arrived at Tokyo Station.(私たちは東京駅に着いた)
in は、自己紹介・旅行・留学・恋愛トークなど、実生活のあらゆる場面で登場します。
学習心理学的にも、「自分の本当の情報」と結びつけて覚えたフレーズほど忘れにくいと言われています。
ぜひ今すぐ、
I live in 〇〇. や
We met in 〇〇.
を、自分の街や思い出の場所で言い換えて、声に出してみてください 😊
2-2. 🏠 建物・部屋・囲まれた空間を表す in
前置詞 in は、
家・部屋・教室・車・箱など「壁や枠で囲まれた空間の内側」を表すときにも使います。
ポイントは、
in = 「何かの内側という箱」の中
というイメージを持つことです。
🧱 壁や枠で囲まれた「内側の空間」= in
建物や部屋、車や箱などは、 外側がはっきり決まっていて、中に入れる空間ですよね。 そういう「内側の空間」にいるときは、 in + 場所 を使います。
代表的なグループをざっくり分けると:
-
🏠 建物:
in the house,in the library,in the shopなど -
🚪 部屋:
in my room,in the kitchen,in the classroom,in the officeなど -
🚗 中に乗りこむ乗り物:
in the car,in a taxi,in the busなど -
📦 容器・入れ物:
in the box,in my bag,in the drawerなど
👉 「その場所を線でぐるっと囲んだとき、中にすっぽり入っているかどうか」を
イメージすると、in を使う感覚がつかみやすくなります。
🧾 建物・部屋・囲まれた空間での in の型
| 種類 | 形 | 例 | イメージ |
|---|---|---|---|
| 建物 | in the + 建物 |
in the house |
家の中にすっぽり入っている |
| 部屋 | in my / the + 部屋 |
in my room, in the classroom |
部屋という箱の内側 |
| 乗り物 | in the + 乗り物 |
in the car, in a taxi |
中に乗りこんでいる状態 |
| 容器 | in the + 容器 |
in the box, in my bag |
物が容器の中に収まっている |
💡 「空間の箱の中にいる/入っている」と考えれば、 いろいろなパターンも同じグループとして覚えられます。
She stayed in the house all day.
(彼女は一日じゅう家の中にいました。)
🔧 stay in the house で「家の中にいる・とどまる」という意味になります。
「家(house)」という建物の中の空間にいたので、 in the house を使います。
There are thirty students in the classroom .
(教室の中に30人の生徒がいます。)
🏫 in the classroom は「教室という部屋の中で」という意味です。
後のセクションで学ぶ at school は「学校という場所にいる」という、
もう少し広いイメージなので、
ここでは「部屋の中」= in the classroom に意識を向けておきましょう。
I left my wallet in my bag .
(私はサイフをカバンの中に入れたまま忘れてきました。)
🔍 カバンは物を入れる「容器」なので、
in my bag = 「カバンの中に」となります。
物のありかを言うときは、 in the box / in the drawer / in my pocket のように、in + 入れ物 がとてもよく使われます。
We talked for hours in my room .
(私たちは私の部屋で何時間も話しました。)
💞 恋愛や大切な人との時間を表すときにも、
in my room のような「部屋の中」の表現はよく使われます。
「どこで?」と聞かれたときに、 in my room / in the café / in the library と、雰囲気のある場所を言えると、会話が一気にリアルになります。
🔍 プチ注意:in the house と at home のちがい(さわりだけ)
詳しくは後のセクションで扱いますが、よく出てくるペアだけ、イメージを軽く共有しておきます。
- in the house → 建物としての「家の中」という空間にいるイメージ
- at home → 「家にいる状態・自宅にいる」という、場所+状態のイメージ
in の世界は一見バラバラに見えますが、
実はすべて 「どこかの内側の空間という箱」 という共通イメージでつながっています。
学習心理学でも、こうした「共通イメージでまとめて覚える」方法は、暗記よりも忘れにくいとされています。
まずは身の回りを見回して、
in my room / in the kitchen / in my bag / in the car
など、自分の生活にある「in の箱」を英語でつぶやいてみてください 😊
2-3. 🌳 広い空間・エリア(屋外・自然・open air)を表す in
前置詞 in は、公園・広場・山・森・自然・屋外(open air) のような、
「広いエリアの中」
を表すときにも使われます。
目に見える壁がなくても、
ここからここまでが「〇〇」というエリアだな
と感じられる場所なら、
その内側にいるイメージで in を使えます。
🌄 公園や山も「見えない線で囲める箱」= in
屋外の場所でも、 「ここからここまでが公園」「この山のエリア」「この森の中」というように、 頭の中で線を引いて囲める空間なら、 それはやっぱり in で包まれた『空間の箱』 と考えられます。
よくあるグループをざっくり分けると:
-
🌳 公園・庭・広場:
in the park,in the garden,in the square -
🏔 山・森・自然のエリア:
in the mountains,in the forest,in nature -
🌞❄ 自然の環境・天候の中:
in the sun,in the shade,in the rain,in the snow -
🍃 屋外そのもの:
in the open air(屋外で / 野外で)
👉 ポイントは、
「その場所全体を、1つのエリアの箱としてイメージできるかどうか」
です。できるなら、まずは in を疑ってみましょう。
🧾 屋外・自然エリアでよく使う in の表現
| カテゴリ | 形 | 例 | 日本語 |
|---|---|---|---|
| 公園・庭 | in the + 場所 |
in the park, in the garden |
公園の中で / 庭で |
| 山・森・自然 | in the + 地形 |
in the mountains, in the forest |
山の中で / 森の中で |
| 天候・環境 | in the + 自然環境 |
in the sun, in the rain, in the snow |
日なたで / 雨の中で / 雪の中で |
| 屋外全体 | in the open air |
in the open air |
屋外で / 野外で |
💡 どれも、 「その空間の中にいる」 という感覚があれば OK です。
We had a good time in the open air .
(私たちは屋外で楽しく過ごしました。)
🍃 in the open air は、
「屋外で」「外の空気の中で」
という意味の、少しフォーマルめな表現です。
「外で楽しく過ごした」と言いたいとき、
outside と同じグループとして覚えておくと便利です。
They are hiking in the mountains this weekend.
(彼らは今週末、山の中でハイキングをしています。)
⛰ in the mountains は、
「山という広い自然エリアの中で」というイメージです。
同じ形で、 in the forest / in the desert / in nature など、自然の中を表す表現も一緒にイメージしておくと覚えやすくなります。
The cat was basking in the sun , while the dog was resting in the shade .
(猫は日なたでひなたぼっこをしていて、犬は日陰で休んでいました。)
🌞 in the sun は「日なたで」、in the shade は「日陰で」という意味です。
どちらも
「太陽の光の中」「影の中」
という環境の中にいるイメージで in を使っています。
We walked hand in hand in the park until it got dark.
(私たちは暗くなるまで公園の中を手をつないで歩きました。)
💞 in the park は「公園というエリアの中で」という意味です。
恋愛ドラマのようなシーンを思い浮かべながら、 in the park / in the garden / in this city など、自分の好きな場所に言い換えてみると、 感情とセットで記憶に残りやすくなります。
⚠️ プチ注意:in the street と on the street(今はイメージだけ)
「通り・道路」を表すときには、
in the street と on the street の両方があり、
文脈によってニュアンスが変わります。
- in the street → 「通りという空間の中で」というイメージ
- on the street → 「通りの上にある」「通りに面している」というイメージ
今は、 「エリアの中なら in を使うことが多い」 という大きなイメージだけ持っておけば十分です。
2-4. 📌 場所の in / on / at のざっくり比較(入口だけ)
場所を表すときの in / on / at は、
それぞれイメージする位置が違います。
細かい例外は一旦置いておいて、
in=中 / on=上 / at=点
という「ざっくりマップ」から入りましょう。
🧭 まずは「箱・面・点」の3つに分けて考えよう
場所の前置詞は、どこに立っているイメージかで決めるとスッキリします。
| 前置詞 | イメージ | どんな場所? | 代表例(場所) |
|---|---|---|---|
| in | 中の空間(箱の内側) | 部屋・建物・公園・国・都市などの「エリアの中」 |
in the roomin the parkin Tokyo
|
| on | 表面の上(ペタッと接している) | 机・壁・床・道・海岸など「面」の上 |
on the tableon the wallon the beach
|
| at | 地点・スポット(点) | 駅・入口・建物の前・イベント会場など「ポイント」 |
at the doorat the stationat school
|
👉 まずは、 in:箱の中・ on:面の上・ at:地点 とラフに考えられれば十分です。
⚖️ よく迷う in / on / at を「ざっくり」仕分け
-
部屋まわり
in the room :部屋という箱の中
at the door :部屋の入口という一点 -
街・駅まわり
in Tokyo :東京という街の中
at Tokyo Station :東京駅というスポット -
公園・入り口
in the park :公園エリアの中
at the park gate :公園の門という一点
💡 「箱の中なら in」「入口・スポットなら at」「表面にくっついていたら on」 くらいのラフな感覚でスタートして、細かいルールは少しずつ足していけばOKです。
She is in the room now.
(彼女はいま部屋の中にいます。)
🔧 in the room は「部屋という箱の内側」にいるイメージです。
もし、 She is at the door. と言えば、「部屋や建物の入口という一点」にいる感じになります。 同じ場所の近くでも、箱の中か、入口の点かで前置詞が変わることに注目してみましょう。
There is a picture on the wall .
(壁に1枚の絵がかかっています。)
🎨 on the wall は、「壁の表面にくっついている」イメージです。
机・床・道路・海岸などの「面」の上にあるものは、
基本的に on を使う、とざっくり覚えておきましょう。
(例:on the table, on the floor, on the road)
We first met at the station and spent the whole day in the city together.
(私たちは最初に駅で出会い、そのあと街の中で一日中一緒に過ごしました。)
💞 at the station は「駅というポイント」で、
in the city は「街という広いエリアの中」です。
恋愛ストーリーのような場面を思い浮かべながら、 at the station / in this city / in the park のように、自分の思い出の場所に置きかえて練習すると、 感情とセットになって、前置詞の違いがグッと記憶に残りやすくなります。
🧾 セクション2まとめ:場所の in は「空間の箱」の中
セクション2では、in が「場所の中にすっぽり入っている」イメージで使われることを学びました。
細かい例を全部暗記するのではなく、
in = 空間の箱の中
という1つのイメージでまとめておくのがコツです。
✅ 場所の in:5つのキーイメージ
- 1 in = 空間の箱の中 ─ 壁・枠・見えない線で囲めるエリアの「内側」にいるイメージ。
-
2
国・都市・世界などの「地理的な場所」
─
in Japan,in Tokyo,in the worldなど。 -
3
建物・部屋・入れ物の「内側の空間」
─
in the house,in my room,in my bagなど。 -
4
公園・山・自然などの「屋外エリア」
─
in the park,in the mountains,in the open airなど。 - 5 ざっくり比較: in=中 / on=上 / at=点
🗺 イメージで覚える「3つのレベル」
-
🌏 大きなエリア
─ 国・都市・世界・地域
例:
in Japan,in Tokyo,in the world -
🏠 中くらいの箱
─ 建物・部屋・乗り物
例:
in the house,in my room,in the car -
🌳 広い屋外のエリア
─ 公園・山・森・自然
例:
in the park,in the mountains,in nature
💡 どれも共通して、 「エリアの内側にいる」 とイメージできるかどうかがポイントです。
I live in Japan and work in an office in the city where we first met.
(私は日本に住んでいて、私たちが最初に出会った街のオフィスで働いています。)
🔍 この1文には、場所の in が3つ登場します:
- in Japan → 国という大きなエリアの中
- in an office → 建物・部屋という箱の中
- in the city → 街という中くらいのエリアの中
どれも別々に覚えるのではなく、 「大きい箱 → 中くらいの箱 → 小さい箱」 と、入れ子になった「空間の箱」としてイメージするとスッと理解できます。
🚀 次の一歩:知識を「使える in」に変えよう
セクション2で、 場所の in を「空間の箱」としてとらえる土台ができました。 ここからは、 クイズや例文づくり で「見るだけの知識」から「使える表現」に変えていきましょう。
- ✅ 自分バージョンで言い換え練習 例: I live in 〇〇. / I study in 〇〇. / We met in 〇〇.
- 🎯 Lesson 097 のクイズで、 in / on / at の感覚を実際に選んでみる
- 🔁 音声ボタンで何度も聞きながら、 「耳で覚える in」 もセットで鍛える
ここまでのイメージがつかめていれば、あとは問題を解きながら微調整するだけです。 少しずつで大丈夫なので、「今日は国」「今日は部屋」「今日は公園」など、 1ジャンルずつ気楽にチャレンジしてみてください。
in はパターンが多くて圧倒されがちですが、
学習の研究では、「イメージでひとまとめにして、少しずつ使ってみる」ほうが、
ただ暗記するよりも何倍も定着しやすいと言われています。
ひとつでも「これなら自分のことを話せそう!」と思えたフレーズがあれば大成功です。
焦らず、自分のペースで「in の箱」を増やしていきましょう 😊
3. 🚶♀️ 行為や動作の方向を表す in
セクション2では、in が
「場所という箱の中に“いる”」ことを表すときに使われる、という話をしました。
このセクションでは、その in に
「動きのある動詞」
がくっつくと、「どこへ動いていくのか」という方向を表せるようになる、という視点で見ていきます。
🎯 場所の in +「動きの動詞」=「どこへ入っていくか」の in
まずは、 「じっとそこにいる in」 と 「そこへ動いていく in」 を区別してイメージしてみましょう。
-
🧍♂️ 状態(静止)の in:
be + in + 場所
例:部屋という「箱」の中に、ただいるだけのイメージ。 -
🏃♀️ 動き(方向)の in:
動詞(go / come / put / get など)+ in + 場所
例:「箱」の中へ入っていく、置く、投げ入れる…といった動きの行き先を表す。
👉 このあと、 「モノを箱の中に入れる in」 と 「人が場所の中へ入っていく in」 の2つに分けて見ていきます。 たくさんのパターンを暗記するのではなく、 「箱の中へ動く」 という1つのイメージにまとめるのがコツです。
She is in the room now.
(彼女はいま部屋の中にいます。)
この文では、彼女はすでに「部屋という箱の中」にいて、動きはありません。 これがセクション2で扱った「場所の in(状態)」です。
ここから一歩進んで、
go / come / put / get + in + 場所
のように、「箱の中へ向かう動き」を表す in を見ていくのが、このセクション3のテーマです。
用途別ナビ:動きの in を3つのパターンで攻略しよう
同じ in でも、「モノを中に入れる」のか、
「人が中に入る」のか、
「into との違いを意識する」のかで意味の見え方が少しずつ変わります。
まずは、気になるカードからタップしてOKです 😊
3-1. 📦 モノを「中に入れる」動作を表す in(put / throw / put back)
ここでは、put や throw などの
「動きのある動詞」+ in で、
モノを「箱の中」に入れる動き
を表す形をまとめます。
ポイントはとてもシンプルで、
外 → 中への移動(どこに入れるか)= in でゴール地点を表す
と考えることです。
🧱 基本イメージ:A を B の「箱の中」に入れる in
モノをどこかにしまったり、投げ入れたりするときは、
動詞 + A + in + B
という形で、
A(モノ)が B(箱・場所)の中に入るゴールを in で表します。
| パターン | 形 | 意味イメージ | よくある例 |
|---|---|---|---|
| put A in B | put + A + in + B |
AをBの中に入れる・しまう |
put the keys in my bagput the book in the box
|
| put A back in B | put + A + back in + B |
A を B の中に戻す |
put the picture back in his hand
|
| throw A in B | throw + A + in + B |
A を B の中に投げ入れる |
throw the ball in the basketthrow the trash in the bin
|
👉 A には「動かすモノ」(picture, keys, ball など)、 B には「箱・入れ物・手・場所」(bag, box, hand, basket など)が入り、 in B = 「B の中へ」 という方向を表します。
🧰 よく出る「動詞+in」のセット
「中に入れる in」は、よく出る動詞とセットで覚えるとラクになります。
- 📥 put A in B: A を B の中に入れる・しまう 例: put the keys in my bag
- ♻️ put A back in B: A を B に戻す 例: put the picture back in his hand
- 🎯 throw A in B: A を B に投げ入れる 例: throw the ball in the basket
- 🧺 leave / keep A in B: A を B の中に置いたままにする・入れたままにしておく
She put the picture back in his hand .
(彼女はその写真を、彼の手の中にそっと戻しました。)
🔧 形は put + A + back in + B =「A を B の中に戻す」。
in his hand は「彼の手の中に」のイメージで、
手を小さな箱のような入れ物として見ていることに注目しましょう。
I put my keys in my bag so I wouldn't lose them.
(私は鍵をなくさないように、カバンの中に入れました。)
🧳 in my bag は「カバンという入れ物の中に」という意味です。
日常会話でも、 put my phone in my pocket や put the book in the drawer のように、モノ+in+入れ物 はとてもよく使われます。
He threw the ball in the basket at the last second.
(彼は最後の一秒でボールをゴールの中に投げ入れました。)
🏀 throw the ball in the basket は「ボールをゴールの中に投げ入れる」イメージです。
ゴール(basket)も、ボールを受け止める
「カゴという箱」
としてイメージされているので in が使われています。
I secretly put a small note in his bag to say “Thank you”.
(私は「ありがとう」と伝える小さなメモを、こっそり彼のカバンの中に入れました。)
💌 put a small note in his bag の部分が、
「メモを彼のカバンの中に入れる」という動きの in です。
自分のストーリーに合わせて、 put a letter in her bag / put a gift in his hand など、相手との思い出のシーンでアレンジしてみると、感情と結びついて忘れにくくなります。
3-2. 🚪 人が「中に入る」動作を表す in(get in / come in / go in)
ここでは、
人が「外から中へ」入っていく
ときに使う in を見ていきます。
get in・come in・go in などのフレーズは、
ドラマや映画でも本当によく耳にする「超・実践的な in」です。
🎯 「外 → 中へ入る」動きがあるときの in
人が部屋・家・車などの
「中に入れる空間」
に移動するとき、そのゴール地点を in で表します。
| フレーズ | 形 | イメージ | 例 |
|---|---|---|---|
| get in | get in + 乗り物 |
車やタクシーなど 「乗り物の中」に乗り込む |
get in the carget in a taxi
|
| come in | come in / come in + 場所 |
話し手のいる部屋・家の 「中に入ってくる」 |
Come in, please.She came in late.
|
| go in | go in / go in + 場所 |
今いる所から別の場所の 「中に入っていく」 |
go in quicklygo in the house(※イメージ用)
|
👉 ポイントは、どれも
「入り口の外 → 中の空間」
へ移動していく動きがあること。
セクション2の be in the room のような「じっと中にいる in」と比べて、
ここでは「中へ向かう in」をイメージしましょう。
🚪 どんな「箱」に入るときに使う?
人が入る「箱」は、だいたい次のようなものです:
- 🏠 建物・部屋: in the room / in the house / in the classroom
- 🚗 乗り物(中に乗り込むタイプ): in the car / in a taxi
- 🎭 お店・劇場などの施設: in the café / in the theater
He invited us to get in the car .
(彼は私たちに、その車に乗るように声をかけてくれました。)
🚗 get in the car で「車の中に乗り込む」という意味になります。
車・タクシーなど、中にすっぽり入る乗り物は
get in が基本です。
(バスや電車、飛行機など「上に乗る」イメージの乗り物には get on を使うことが多いですが、詳しくは別レッスンで扱います。)
Come in , please, and have a seat.
(どうぞ中に入って、おかけください。)
🏠 ドラマなどでドアをノックしたあとによく聞くのが、 Come in! です。
これは 「(こちら側の)部屋の中に入ってきて」 という意味で、話し手がいる場所の「中」に相手が入るイメージになります。
She went in quickly when it started to rain.
(雨が降りはじめたとき、彼女はすぐに中に入りました。)
🌧 go in は「外にいた人が、建物や部屋の中に入っていく」イメージです。
「どこに?」が文脈で分かっているときは、 go in のように場所を省略しても自然です(=家・建物など「中に入れる場所」だと分かっている前提)。
We held hands and went in together when the movie was about to start.
(映画が始まるころ、私たちは手をつないで一緒に中に入っていきました。)
💞 went in together は「一緒に中へ入っていった」という、少しロマンチックな表現です。
自分のシーンに合わせて、 We went in the café together. や We went in together and sat by the window. のようにアレンジすると、感情とセットで記憶に残る in になっていきます。
3-3. 🔍 in と into のざっくり比較(入口だけ)
ここでは、よく質問される
in と into の違い
を、「まずこれだけ知っていればOK」レベルでざっくり整理します。
細かい例外まで全部覚える必要はなく、
「中にいる」か「中に入っていく動き」を強く言いたいか
のイメージからスタートしましょう。
🎯 コアイメージは「中にいる」vs「外から中へ」
まずは、次のイメージがつかめれば十分です:
- ✅ in: 中にいる/中にある 状態 +(ときどき)「中へ入る」 例: in the room / in the car / put it in the box
- ✅ into: 外から中へ「入り込む動き」 をハッキリ言いたいときに使う 例: jump into the pool / go into the house
| 前置詞 | コアイメージ | よく一緒に使う動詞 | 例 |
|---|---|---|---|
| in | 中にいる・中にある(状態) +ゴールが「中」の動き |
put / keep / stay / live など |
put the book in the bagShe is in the room.
|
| into | 外から中へ入り込む「動き」を強調 | go / come / walk / jump / run など |
He jumped into the pool.They walked into the room.
|
👉 初学者のうちは、
in だけでも通じる場面が多い
ので、まずは put A in B / get in the car などの形をしっかり固めておき、
「動きをハッキリ出したいときに into もあるんだな」くらいでOKです。
She put the book in the bag .
(彼女はその本をカバンの中に入れました。)
💡 ここは She put the book into the bag. と言うこともできます。
初級レベルではどちらも 「本をカバンの中に入れた」 でほぼ同じ意味ですが、 in は 「カバンの中にある状態」にフォーカス、 into は 「外 → 中へ入っていく動き」を少し強調したいニュアンスです。
He jumped into the pool with a big splash.
(彼は大きなしぶきをあげて、プールの中に飛び込みました。)
🌊 jump into the pool は、
「プールの外 → 中へ飛び込む」
動きをハッキリ描いているので into を使います。
jump in the pool と言うと、
「プールの中にいる状態でジャンプしている」ようなニュアンスにもなります。
このように、
「外から中に入る瞬間」を強く表したいときに
into
が活躍します。
She went into the room without saying anything.
(彼女は何も言わずに、その部屋の中へ入っていきました。)
🏠 ここも文脈によっては She went in. のように言うこともできます。
in は「中にいる/入る」ことをざっくり表し、 into は 「部屋の外 → 中へ入っていく」 という移動をよりはっきり表している、と考えると分かりやすくなります。
We walked into the café together, holding hands.
(私たちは手をつないで、そのカフェの中へ一緒に入っていきました。)
💞 walked into the café で、
「カフェの外から中へ、スッと入っていく」様子を描いています。
自分の好きな場所に変えて、 We walked into the park together. や We walked into the theater together. のように言い換えてみると、感情と風景ごと in / into が覚えられて、記憶に残りやすくなります。
in と into の違いを完璧にしようとすると、どうしても不安になりがちです。
でも、学習の研究では、
「まずはざっくりイメージだけつかんで、よく使うフレーズから慣れていく」ほうが、
長く続きやすく、結果的に上達も早いことが分かっています。
まずは
put A in B / get in the car / come in のような
in の基本フレーズをしっかり使えるようにして、
「動きをくっきり描きたい」と感じた場面で、
into
を少しずつ足していけば大丈夫です 😊
🧾 セクション3まとめ:動きの in は「箱の中へ向かうゴール」
セクション3では、in が
「どこに入っていくか」という動きのゴール
を表すときの使い方を学びました。
大事なのは、
「外にあるものが、箱や部屋・車の中に入っていく」
というイメージで、いろいろな表現をひとまとめにしておくことです。
✅ 行為・動作を表す in:5つのポイント
- 1 in は「箱の中」がゴール ─ 部屋・車・カバン・手など、中に入れる空間をイメージ。
-
2
モノを入れる in(put / throw)
─
put A in B,throw A in B:A を B の中に入れる・投げ入れる。 -
3
人が入る in(get in / come in / go in)
─
get in the car,Come in.など、「人が中に入る」動き。 -
4
into は「外 → 中」をくっきり言いたいとき
─
jump into the poolのように、入り込む瞬間を強く描きたいときに活躍。 - 5 まずは in の基本フレーズを優先 ─ 会話では put it in / get in the car / Come in! が言えれば十分に通じます。
🚶♀️ 「外 → 中」のストーリーで覚える
- 📦 モノの動き: She put the picture back in his hand. → 写真(モノ)が、彼の「手の中」という箱に戻る。
- 🚗 人の動き: He invited us to get in the car. → 人が、車という「乗り物の箱」の中に入る。
- 🌊 動きの強調: He jumped into the pool. → プールの外から中へ、飛び込む瞬間をくっきり描写。
💡 これらはすべて、 「何か/誰かが“箱の中”へゴールする」 という共通イメージでつながっています。 単語ごとにバラバラに暗記するのではなく、 「1つのストーリー」としてまとめて覚えるのがコツです。
I put my phone in my bag , got in the car , and we walked into the city together.
(私はスマホをカバンの中に入れて車に乗り込み、私たちは一緒に街の中へ歩いていきました。)
🔍 この1文には、セクション3で学んだ動きの表現がぎゅっと詰まっています:
-
put A in B
→
put my phone in my bag… モノ(phone)がカバンという箱の中に入る。 -
get in
→
got in the car… 人が車という箱の中に入る。 -
walk into
→
walked into the city… 街の外から中へ歩いて入っていく動きを強めたいのでinto。
それぞれ別々に覚えるのではなく、 「デートのストーリー」 のようにひとつの流れでイメージすると、感情と一緒に in / into が記憶に残りやすくなります。
✅ クイックチェック:どの in/into を使う?
下の日本語を読んで、頭の中で in か into を選んでみましょう(答えは口頭で考えるだけでOKです)。
- 🧺 「その本をカゴの中に入れた。」 → put the book ( in / into ) the basket.
- 🚪 「彼は何も言わずに部屋の中へ入っていった。」 → He went ( in / into ) the room without saying anything.
- 🌊 「子どもたちは楽しそうにプールの中へ飛び込んだ。」 → The kids jumped ( in / into ) the pool happily.
💡 正解そのものより、 「外から中に入る動きがハッキリしているかどうか」を考えるのがポイントです。 こうして頭の中でミニクイズを繰り返すと、前置詞の感覚がぐんぐん育っていきます。
4. 🌈 状態を表す in
ここからは、in が
「どこにいるか」ではなく「どんな状態の中にいるか」
を表す使い方をまとめていきます。
例えば、
in good health(健康な状態で) や
in a good mood(機嫌が良い状態で) のように、
目に見えない「状態」の箱
の中にいるイメージで in が使われます。
🧠 やさしい導入:場所の in と「状態の in」のちがい
これまでのセクションでは、
in the room / in Japan / in the car
のように、
「場所という箱の中にいる」 in を見てきました。
-
🏠 場所の in:
She is in the room now.
→ 「部屋という箱」の中に、彼女がいるイメージ。 -
❤️ 状態の in:
She is in good health now.
→ 「良い健康状態という見えない箱」の中に、彼女がいるイメージ。
このように in は、実際の箱や部屋だけでなく、
気分・健康・危険・満開などの「状態」 も箱のようにとらえて、
その中にいることを表すことができます。
👉 このセクションでは、 in good health / in trouble / in a good mood / in full blossom など、 よく使う「状態の in」を場面ごとに整理していきます。 たくさん暗記するより、 「状態という空気の中にいる」イメージ をつかむのがコツです。
She is really in good health now.
(彼女はいま、本当にとても健康な状態です。)
🔧 形は
S + be + in + 状態名詞
です。
in good health は
「良い健康状態という箱の中にいる」
というイメージになります。
これから、 in trouble(困っている状態) や in a good mood(機嫌が良い状態) など、 同じパターンでどんどん応用できる表現を見ていきましょう。
用途別ナビ:状態の in を4つのパターンで整理しよう
in は、体調・気分・ものや自然の様子・形容詞との言い換えなど、
いろいろな「状態の箱」を表すことができます。
気になるところからタップして読み進めてOKです 😊
in は、自分の体調・気分・状況・まわりの景色を描写するための大事なツールです。
学習の研究でも、自分の状態をことばにできる人ほど、ストレスをコントロールしやすいと言われています。
まずは、このカードのどれか1つを選んで読み進め、
「これなら今すぐ使えそう!」と思ったフレーズを1つだけメモして、声に出してみてください 😊
その小さな一歩が、きっと大きな自信につながります。
4-1. 🩺 体調・状況を表す in(in good health / in trouble / in danger など)
この小セクションでは、
be in + 名詞
で、「体の状態」や「今置かれている状況」を表す表現をまとめます。
例えば、
in good health(健康な状態で) や
in trouble(困った状況で) など、
体や生活が
どんな「状態の箱」の中にいるか
を in で表します。
🧠 基本パターン:be in +「状態名詞」
体調や状況を表す in の基本形は、とてもシンプルです。
S + be + in + 状態名詞
=「S が、その状態という箱の中にいる」
| 英語の形 | 状態のイメージ | 意味(日本語) | 一言メモ |
|---|---|---|---|
be in good health |
いい健康状態という「箱」の中 | 健康である | 健康診断・近況報告などでよく使う表現 |
be in trouble |
トラブル・困りごとの「箱」の中 | 困っている/トラブルの中にいる | ちょっとピンチな状況全般に使える便利フレーズ |
be in danger |
危険な「ゾーン」の中 | 危険な状態にある | ニュースや注意喚起でよく出てくる |
be in a hurry |
時間がない・急いでいる「状態」の中 | 急いでいる | 日常会話で超よく使う表現 |
be in a difficult situation |
難しい状況という「枠」の中 | 大変な状況にいる | フォーマルな場面でも安心して使える |
👉 ポイントは、 状態を「場所」と同じように箱として見る ことです。 in the room(部屋の中で) と同じ感覚で、 in trouble(トラブルの中で) をとらえると、覚えやすくなります。
🧰 まずはこの「体調・状況 in」から覚えよう
すべてを一気に覚える必要はありません。まずは、よく使うこのあたりを セット表現として覚えておくと便利です。
- 🩺 in good health:健康な状態で → She is in good health.
- ⚠️ in trouble:困っている状態で/トラブルの中で → I'm in trouble.
- 🚨 in danger:危険な状態で → They are in danger.
- ⏱ in a hurry:急いでいる状態で → I'm in a hurry.
- 🎯 in a difficult situation:大変な状況の中で → We are in a difficult situation.
She is really in good health now.
(彼女はいま、本当にとても健康な状態です。)
🔧 形は She is in good health. =「彼女は良い健康状態の中にいる」イメージです。
フォーマル寄りに聞こえる表現なので、 メールや手紙での近況報告 にも使いやすいフレーズです。
I'm in trouble because I lost my wallet.
(財布をなくしてしまって、私は今困った状態です。)
⚠️ I'm in trouble. だけで、
「今けっこう困っているんだ」というニュアンスをまとめて伝えられる便利表現です。
学校・仕事・お金・人間関係など、どんなジャンルのピンチでも使えるので、 最優先で覚えたい「状況 in」のひとつです。
The hikers were in danger because of the heavy snow.
(大雪のため、その登山者たちは危険な状態にありました。)
🚨 in danger は、ニュースやドキュメンタリーでよく聞く表現です。
人だけでなく、 The animals are in danger.(動物たちが絶滅の危機にある) のように、環境・自然保護の文脈でも頻出です。
I'm in a hurry this morning, so I'll call you later.
(今朝は急いでいるので、あとで電話します。)
⏱ I'm in a hurry. は「急いでるんだ」の定番フレーズです。
これが言えると、LINE・メール・電話などで 「今ちょっとバタバタしてて…」 をスマートに伝えられるようになります。
in は、旅行・仕事・学校など、どんな場面でも役に立つ「生活密着フレーズ」の宝庫です。
学習心理学の研究でも、
「よく使う短い表現」を何度も口に出して練習することが、
長期的なスピーキング力アップに特に効果的だと言われています。
まずは
I'm in trouble. /
I'm in a hurry. /
She is in good health. のうち、
「これなら今すぐ使えそう!」と思ったものを1つだけ選んで、音声をマネしながら3回声に出してみてください。
その小さな一歩が、あなたの英語を「実際に使えることば」に変えていきます 😊
4-2. 💖 感情・気分を表す in(in confusion / in a good mood / in love など)
この小セクションでは、
be in + 名詞
を使って、心の状態・そのときの気分 を表す in を見ていきます。
例えば、
in a good mood(機嫌がよい) や
in love(恋している) のように、
感情そのものを「空気」や「オーラ」のような箱
としてとらえ、その中にいるイメージで in を使います。
🧠 基本パターン:感情の「空気」の中にいる in
感情や気分を表す in も、形はとてもシンプルです。
S + be + in + 感情・気分を表す名詞
=「S が、その感情・気分という空気の中にいる」
| 英語の形 | どんな感情の箱? | 意味(日本語) | 一言メモ |
|---|---|---|---|
be in a good mood |
ご機嫌の「ふんわりした空気」の中 | 機嫌がよい | 日常会話でとてもよく使う表現 |
be in a bad mood |
イライラした空気の中 | 機嫌が悪い | 人の“ご機嫌チェック”に便利 |
be in confusion |
頭の中がごちゃごちゃの箱 | 混乱している | 少し書き言葉寄りのフォーマルな言い方 |
be in shock |
ショック状態の中 | ショックを受けている | ニュースやドラマでもよく登場 |
be in love (with …) |
恋している気持ちの「世界」の中 | 〜に恋している | 恋愛表現の定番フレーズ 💘 |
👉 ポイントは、
「感情そのもの」を場所のように扱っている
ことです。
in the room(部屋の中で) の代わりに
in a good mood(ご機嫌な空気の中で) を入れ替えて考えると、
in の感覚がつかみやすくなります。
💼 日常でよく使う「感情・気分 in」セット
たくさんある表現の中から、まずはこのあたりを セット丸ごと 覚えておくと便利です。
- 😀 in a good mood:ご機嫌な状態で → She is in a good mood today.
- 😣 in a bad mood:機嫌が悪い状態で → He is in a bad mood this morning.
- 🤯 in confusion:混乱した状態で → I was in confusion after the news.
- 😨 in shock:ショックを受けている状態で → They are still in shock.
- 💘 in love (with …):〜に恋している状態で → She is in love with him.
She is in a good mood today because she passed the exam.
(試験に合格したので、彼女は今日はご機嫌です。)
😀 in a good mood は、「気分がいい」「ご機嫌」という意味の、とてもよく使う表現です。
反対は in a bad mood。 She is in a bad mood today.(彼女は今日は機嫌が悪い) のように、セットで覚えると使いやすくなります。
He left the meeting in confusion after hearing the sudden news.
(その急な知らせを聞いて、彼は混乱した状態で会議室を後にしました。)
🤯 in confusion は、「頭がごちゃごちゃしている」「どうしていいか分からない」感じを表します。
日常会話なら、 He was very confused. のように形容詞を使うことも多いですが、 in confusion と言うと、状況全体を少しフォーマルに描写するニュアンスが出ます。
I think I'm in love with you .
(たぶん、私はあなたに恋をしているんだと思います。)
💘 in love with you は、恋愛ドラマや映画でも定番のフレーズです。
直訳は「愛の中にいる」イメージ。 in love だけでも「恋している状態で」という意味になり、 She is in love.(彼女は恋している) のように使うこともできます。
They have been in shock since they heard the accident.
(その事故のことを聞いてから、彼らはずっとショックを受けたままです。)
😨 in shock は、突然の出来事で心が追いついていない状態を表します。
They are in shock.(彼らはショック状態にある) のように、現在形で言うことも多く、 ニュース・SNS・日常会話のどこでも使える表現です。
⚖️ ちょっとだけ比較:形容詞と「in + 名詞」
感情の表現には、形容詞と in + 名詞 の両方があることが多いです。
- She is happy. ↔ She is in a good mood.
- He is confused. ↔ He is in confusion.
- They are shocked. ↔ They are in shock.
💡 今の段階では、 「in + 名詞」のほうが、少し情景描写っぽく聞こえることがある ……くらいの理解で十分です。 くわしい比較は、このあと出てくる 4-4 形容詞とのざっくり比較 でまとめて扱います。
in を覚えることは、
単に英語を話すためだけでなく、
「自分の気持ちに名前をつける力」を育てることにもつながります。
心理学の研究でも、感情を言葉にして表現する(ラベリングする)ことで、
不安やモヤモヤが和らぎやすくなると言われています。
まずは
I'm in a good mood today. /
I'm in a bad mood today. /
I think I'm in love with you. の中から、
「言ってみたい!」と感じた1つだけ選んで、音声をマネしながら3回声に出してみてください。
その小さな練習が、感情も英語も、どちらも大切にできる力になっていきます 😊
4-3. 🌸 物や自然の状態を表す in(in full blossom / in good condition / in use など)
この小セクションでは、in を使って
桜・機械・部屋・サービスなど「ものや自然の今の状態」を表す表現を学びます。
例えば、
in full blossom(満開で) や
in good condition(良い状態で) のように、
ものや景色が
どんな「状態の箱」の中にあるか
を in で表すイメージです。
🧠 基本パターン:景色や物の「今の姿」を箱として見る in
物や自然の様子を表す in も、形はとてもシンプルです。
S + be + in + 状態名詞
=「S が、その状態という箱の中にある」
| 英語の形 | どんな状態の箱? | 意味(日本語) | 一言メモ |
|---|---|---|---|
be in full blossom |
花がめいっぱい咲いている箱 | 満開である | in full bloom も同じようによく使う |
be in good condition |
状態が良い「コンディション」の箱 | 良い状態である | 機械・車・建物などに使うことが多い |
be in bad shape |
ボロボロ・調子が悪い箱 | 状態が悪い | カジュアル寄りの言い方 |
be in a mess |
ぐちゃぐちゃ・散らかった箱 | 散らかった状態である | 部屋・机・台所などで大活躍 |
be in use |
今まさに使われている箱 | 使用中である | 「使用中」の表示のときによく出てくる |
be in ruins |
壊れて廃墟のような箱 | 廃墟になっている | 歴史・ニュース・観光の説明で登場 |
👉 人間ではなく、 木・建物・部屋・サービス・道具 などの 「もの」や「自然」がどんな状態にあるかを説明するときに、 be in + 状態名詞 のパターンがとてもよく使われます。
🧰 覚えておきたい「物・自然の状態 in」セット
まずは、使えると便利なこのあたりの表現を、 丸ごとセットで覚えてみましょう。
- 🌸 in full blossom / in full bloom:満開で → The cherry trees are in full blossom.
- 🛠 in good condition:良い状態で → The machine is in good condition.
- 🚗 in bad shape:状態が悪くてボロボロで → The old car is in bad shape.
- 🧹 in a mess:散らかった状態で → My room is in a mess.
- 📶 in use:使用中で → This line is in use.
- 🏚 in ruins:廃墟になって → The castle is in ruins now.
The cherry trees along the river are in full blossom now.
(川沿いの桜の木は、今満開です。)
🌸 in full blossom(または in full bloom)で、
「花がめいっぱい咲いている状態」を表します。
The cherry trees are in full blossom. という形ごと覚えておくと、 お花見の感想を英語で伝えるときにとても便利です。
This second-hand laptop is still in good condition .
(この中古のノートパソコンは、まだとても良い状態です。)
🛠 in good condition は、物の状態が「良い」「問題なく使える」ことを表す定番表現です。
ネットオークションやフリマアプリの説明文にもよく出てくるので、 The camera is in good condition. など、 別の名詞に置きかえて練習してみましょう。
My room was in a mess last night, but I cleaned it up this morning.
(昨夜、私の部屋はめちゃくちゃに散らかった状態でしたが、今朝片づけました。)
🧹 in a mess は、「散らかっている」「ごちゃごちゃしている」状態を表します。
My desk is in a mess.(机が散らかっている) のように、いろいろな場所に応用できるので、ぜひ自分の身の回りのものに当てはめてみてください。
All the meeting rooms are in use at the moment.
(現在、すべての会議室は使用中です。)
📶 in use は、「使用中」「使われている状態」を表すときによく使います。
エレベーター・トイレ・ネットワーク回線など、 This machine is in use.(この機械は使用中です) のように、案内表示やアナウンスでよく見聞きする表現です。
in を身につけると、
景色・部屋・道具・サービスの「今の様子」を英語でサッと説明できる力が育ちます。
学習の研究でも、
「自分の身の回りのこと」を言葉にして説明する練習は、
英語の上達とモチベーションの両方に良い影響があるとされています。
まずは、
The cherry trees are in full blossom. や
My room is in a mess. のように、
今日の自分の生活にぴったり合う文を1つ選んで、音声をマネしながら声に出してみてください。
「自分の世界を英語で描写できた!」という小さな成功体験が、次の一歩への大きなエネルギーになります 😊
4-4. ⚖️ 形容詞とのざっくり比較(healthy vs in good health など)
ここでは、
healthy と
in good health のように、
「形容詞」だけで言うか、
in + 名詞 で言うか の違いを、ざっくり確認します。
結論から言うと、
どちらでも OK な場面が多い ので、
「ニュアンスの差をなんとなくイメージできれば十分」です 😊
🧠 ざっくりイメージ:どちらも「正解」、ただ少しだけ見え方が違う
🔹 形容詞(healthy / happy / confused / shocked …)
- 「その性質をストレートに言う」タイプの表現。
- 短くてシンプル、日常会話でとてもよく使う。
- 例: She is healthy. / He is confused. / They are shocked.
🔹 in + 名詞(in good health / in confusion / in shock …)
- 「その状態という箱の中にいる」タイプの表現。
- すこしだけ描写的・説明的に聞こえることがある。
- 例: She is in good health. / He is in confusion. / They are in shock.
👉 大事なのは、 「どっちもよく使われる言い方で、意味は大きく変わらない」 という安心感です。 細かいルールを全部覚えるより、 「短く言いたいときは形容詞」「ちょっと描写っぽく言いたいときは in + 名詞」 くらいの感覚でOKです。
📊 よく出るペアをざっくり比較してみよう
| 形容詞 | in + 名詞 | 日本語のイメージ | ニュアンス(ざっくり) |
|---|---|---|---|
healthy |
in good health |
健康だ | どちらもOK healthy は会話でよく使う、 in good health はすこし丁寧・説明的。 |
happy |
in a good mood |
うれしい / 機嫌がよい | 意味のフォーカス少し違う happy は「うれしい気持ち」全体、 in a good mood は「ご機嫌」寄り。 |
confused |
in confusion |
混乱している | 書き言葉寄り confused が会話で定番、 in confusion は状況描写や文章で少し硬め。 |
shocked |
in shock |
ショックを受けている | どちらも頻出 ニュース・ドラマどちらでも両方よく使う。 大きな意味の違いは気にし過ぎなくてOK。 |
messy |
in a mess |
散らかっている | 言い換え表現 messy は「散らかった」という性質、 in a mess は「すごく散らかった状態」の箱にいる感じ。 |
💡 ポイントは、 「どちらかしか絶対ダメ!」という組み合わせは少ない ということです。 まずは「よく見るペアがあるんだな」と知っておき、 少しずつ「こう言うとちょっとドラマチックだな」など、自分なりの感覚を育てていきましょう。
🚦 迷ったときのミニルール(まずはこれで十分)
- STEP 1 英語にまだ慣れていないうちは、 形容詞だけ使えれば十分。 例:She is healthy. / He is confused.
- STEP 2 ちょっと長い説明・描写をしたいときに、 in good health / in a good mood / in shock などを すこしずつ足していく。
- STEP 3 どちらを選んでも通じることが多いので、 「間違えたらどうしよう…」ではなく、 「まずは口から出してみる」ことを優先する 。
She is healthy , and the doctor says she is in good health for her age.
(彼女は健康で、お医者さんも「年齢のわりにとても良い健康状態です」と言っています。)
🔍 She is healthy. だけでも意味はしっかり伝わります。
in good health を足すと、 「医者の診断結果としての健康状態」 のような、少し説明的なニュアンスになります。
She looks happy today, and everyone says she is in a good mood .
(今日は彼女はうれしそうで、みんな「すごくご機嫌だね」と言っています。)
😀 happy は「うれしい・幸せ」という気持ち全体。
in a good mood は、 「ご機嫌」「いつもよりテンションが高い」 という、場の空気を含んだイメージがあります。
He was very confused , and the whole team was in confusion after the announcement.
(その発表のあと、彼はとても混乱していて、チーム全体も混乱した状態でした。)
🤯 confused は、人の気持ちそのものにフォーカス。
in confusion は、 「場の雰囲気も含めて、全体が混乱している状況」 を描写するイメージです。
in + 名詞 の違いは、試験勉強では細かく説明されがちですが、
実際の会話では
「どちらも通じる」 場面がほとんどです。
学習心理学でも、
「完璧さより、まず口から出す回数」 のほうが、長期的な上達に大きく効くと言われています。
まずは
She is healthy. /
She is in good health. のように、
同じ意味のペアを声に出して読み比べてみてください。
「言い方を選べる」こと自体が、すでにワンランク上の英語力。
あとは、あなたが「しっくりくるほう」を少しずつ増やしていけば大丈夫です 😊
🧾 セクション4まとめ:状態の in は「見えない箱」のイメージ
セクション4では、in が
「場所」だけでなく「状態という見えない箱」も表すことを学びました。
最後に、4つの小セクションのポイントをコンパクトに整理しておきましょう。
✅ 共通のカタチ
状態を表す in の基本形は、とてもシンプルでした。
S + be + in + 状態名詞
= 「S が、その状態という箱の中にいる/ある」 というイメージを、セットで覚えておきましょう。
🧩 4つの使い分け(4-1〜4-4)
- 4-1 体調・状況: in good health / in trouble / in danger / in a hurry …
- 4-2 感情・気分: in a good mood / in confusion / in shock / in love …
- 4-3 物・自然の状態: in full blossom / in good condition / in a mess / in use …
- 4-4 形容詞との比較: healthy ≒ in good health, happy ≒ in a good mood など 「形容詞だけ」も「in + 名詞」も、どちらもよく使われる表現。
🎯 これだけ押さえよう!ミニチェック
- [ ] in を見たときに、 「場所」か「状態」かを意識して読める。
- [ ] 自分のことを I'm in trouble. / I'm in a good mood. と言える。
- [ ] 景色や物を in full blossom / in good condition で描写できる。
-
[ ] 形容詞と
in + 名詞は、 「意味は大きく変わらないことが多い」と知っていて、不安になりすぎない。
My room is in a mess , but I'm in a good mood today.
(私の部屋は散らかった状態だけど、今日はご機嫌なんです。)
🧩 この1文の中に、 物の状態 in(in a mess) と 感情の in(in a good mood) が両方入っています。
S + be + in + 状態名詞
のパターンで、
自分の生活のことを1文で「まとめて」表現できる、良い練習文になっています。
in が分かると、
「いまの自分」「まわりの様子」「心の中」 を英語でやさしく説明できるようになります。
学習心理学でも、
自分の状態をことばにする習慣は、ストレスの軽減や自己理解の深まりに役立つとされています。
今日の自分に合うフレーズ
(例:
I'm in a hurry. /
I'm in a good mood. /
My room is in a mess. など)を1つ選んで、
音声をマネしながら3回声に出してみてください。
その小さな積み重ねが、「英語で自分の世界を語れる力」につながっていきます 😊
5. 🌤️ 環境を表す in(光・天気・音・雰囲気の「中で」)
ここでは in が、
光・天気・音・空気・雰囲気などの「環境」 を表すときの使い方をまとめます。
in the sun / in the dark / in this snow / in silence
のように、まわりを包んでいる「空気」や「雰囲気」そのものを
1つの箱としてとらえる イメージがポイントです。
🧠 やさしい導入:まわりの「空気の中にいる」=環境を表す in
すでに学んだように、in は
場所の中(in the room) や
状態の中(in trouble) を表すことができます。
それと同じ考え方で、
「光・天気・音・雰囲気」といった“まわりを包んでいるもの”
も、1つの「環境の箱」として in で表せます。
🔆 自然・天気の環境
- in the sun:太陽の光の中で
- in the dark:暗闇の中で
- in this snow:この雪の中で
🔊 音・雰囲気の環境
- in silence:静けさの中で
- in the noise:騒音の中で
- in a friendly atmosphere:フレンドリーな雰囲気の中で
どれも共通して、 S + be + in + 「環境を表す名詞」 という形になっています。
💡 イメージとしては、 「箱の形をした場所」 から一歩進んで、 「目に見えない“空気・雰囲気の箱”の中にいる」と考えると分かりやすくなります。 このあと、自然・音・雰囲気の3つに分けて、 具体的なフレーズと一緒にじっくり見ていきましょう 😊
in を身につけると、
「どんな場所で」「どんな空気の中で」何かをしているか を、英語で細かく描写できるようになります。
学習心理学でも、
自分がどんな環境で勉強・仕事をしているかを言葉にできる人ほど、集中しやすくなる と言われています。
まずは、「自分が好きな環境」「ちょっと苦手な環境」を思い浮かべながら、
「こんなとき英語でどう言えたらうれしいかな?」とイメージして読み進めてみてください 😊
5-1. 🌤️ 自然環境・天候を表す in
ここでは、太陽の光・暗闇・雨・雪・風 などの
自然がつくる「空気」の中
を表す in を学びます。
in the sun(太陽の光の中で)や
in the rain(雨の中で)のように、
自然・天候を「私たちを包む箱」としてとらえるのがコツです。
🧠 基本イメージ:天気や光も「大きな箱」のように私たちを包む
自然環境・天候を表す in は、形がとてもシンプルです。
S + 動詞 / be動詞 + in + 自然・天候を表す名詞
=「S が、その自然・天候という空気の中で〜する/〜である」
| 英語の形 | どんな「自然の箱」? | 日本語の意味 | 一言メモ |
|---|---|---|---|
in the sun |
太陽の光に包まれた箱 | 日なたで / 太陽の下で | 「日差しを浴びながら」のイメージ ☀️ |
in the dark |
暗闇に包まれた箱 | 暗闇の中で | 明かりがない / ほとんどない環境 |
in the rain |
雨が降っている空気の箱 | 雨の中で | 「傘をさして歩く」イメージと相性◎ |
in this snow |
今降っている雪に包まれた箱 | この雪の中で | 大雪・吹雪の描写にもよく使われる ❄️ |
in the wind |
風が吹いている空気の箱 | 風の中で | 髪や服が風にあおられている感じ |
👉 ポイントは、 「天気そのもの」を場所のようにとらえている ことです。 in the room(部屋の中で) と同じ感覚で、 in the rain(雨の中で) を考えるとスッと入ってきます。
🌈 まずはこの5つ!自然環境を表す in セット
すべてを一度に覚えようとせず、 「よく見る5つ」から押さえておくと安心です。
- ☀️ in the sun:太陽の光の中で → The cat was sleeping in the sun.
- 🌑 in the dark:暗闇の中で → I don't like walking in the dark.
- 🌧️ in the rain:雨の中で → She is waiting in the rain.
- ❄️ in this snow:この雪の中で → The trains are running in this snow.
- 🍃 in the wind:風の中で → The flag is flying in the wind.
The cat was basking in the sun all afternoon.
(その猫は午後じゅう日なたでひなたぼっこをしていました。)
☀️ bask in the sun で「日光浴をする」「ひなたぼっこをする」という意味になります。
in the sun は 「日なたの空気の中」 にいるイメージを持つと、他の動詞にも応用しやすくなります。
I don't like studying in the dark because it hurts my eyes.
(目が痛くなるので、私は暗闇の中で勉強するのが好きではありません。)
🌑 in the dark は、 単に「暗い場所で」というだけでなく、 周りがよく見えない不安な感じも含めて表せることがあります。
「場所の中」+「光の状態」を一緒にイメージすると覚えやすくなります。
The trains are still running in this snow .
(この雪の中でも、列車はまだ運行しています。)
❄️ in this snow は、 「こんな雪の中で(大変な状況だけど)」というニュアンスも含みます。
天候を「大きな環境の箱」としてとらえ、 その中で起こっている動作(are running)を描写していると考えるとイメージしやすいです。
I love walking in the rain with you.
(私は、あなたと一緒に雨の中を歩くのが大好きです。)
💕 in the rain は、歌や映画・ドラマのセリフにもよく登場するロマンチックな表現です。
「雨の“中”を歩く」という環境 in と、「love(大好き)」という感情を組み合わせることで、 情景と気持ちを同時に伝えられるフレーズになっています。
⚠️ ちょっとだけ:in the sun と under the sun のイメージ
詳しい比較は別レッスンで扱いますが、ここではイメージだけ軽く紹介しておきます。
- in the sun → 太陽の光の「中にいる」イメージ(光に包まれている)。
- under the sun → 太陽の「下にいる」という位置のイメージ(世界全体/誇張表現にも使う)。
💡 今は、
「環境の中にいる」= in
とざっくりつかめていれば十分です。
in を身につけると、
「どんな天気の中で、誰と、何をしているか」 を英語で情景豊かに話せるようになります。
心理学の研究でも、景色や状況を具体的に思い浮かべながら言語化することは、
記憶の定着とモチベーションアップの両方に効果があると言われています。
まずは、
The cat was basking in the sun. や
I love walking in the rain with you. など、
「いいな」と思った1文を選んで、音声をマネしながら3回声に出してみてください。
それだけでも、あなたの頭の中に「英語で思い出せる景色」が1つ増えます 😊
5-2. 🔊 音・静けさ・騒音など「音の環境」を表す in
ここでは、
静けさ・騒音・交通の音・音楽 などの
「耳で感じる環境」
を表す in を学びます。
in silence(静けさの中で)や
in traffic(交通の中で)のように、
周りの音の「空気」の中にいる イメージをつかむことがポイントです。
🧠 基本イメージ:音の「空気の中にいる」=音の環境を表す in
音・静けさ・騒音などを表す in も、形はとてもシンプルです。
S + 動詞 / be動詞 + in + 音の環境を表す名詞
=「S が、その音の環境という空気の中で〜する/〜である」
| 英語の形 | どんな「音の箱」? | 日本語の意味 | 一言メモ |
|---|---|---|---|
in silence |
ほとんど音がない静けさの箱 | 静けさの中で | 読書・テスト・瞑想などと相性◎ |
in the noise |
うるさい音があふれている箱 | 騒音の中で | 工事現場・繁華街などのイメージ |
in traffic |
車やバスが多く、音と混雑がある箱 | 交通の中で/渋滞の中で | 通勤・通学の場面でよく使われる 🚗 |
in loud music |
大音量の音楽に包まれた箱 | 大音量の音楽の中で | ライブ・クラブ・パーティーの描写に |
in a quiet room |
静かな部屋の音環境の箱 | 静かな部屋で | 部屋という場所+静けさの環境を一緒に表現 |
👉 ポイントは、
「何が聞こえる(または聞こえない)空気の中にいるか」
を in で表している、ということです。
place(場所) ではなく、
sound(音の状態) にフォーカスしている、と考えると分かりやすくなります。
🎧 まず押さえたい「音の環境 in」5つ
よく使う音の in を、セットでイメージしておきましょう。
- 🤫 in silence:静けさの中で → We studied in silence.
- 🔊 in the noise:騒音の中で → It's hard to think in the noise.
- 🚗 in traffic:交通/渋滞の中で → I was stuck in traffic for an hour.
- 🎵 in loud music:大音量の音楽の中で → We could't hear each other in loud music.
- 🛏️ in a quiet room:静かな部屋で → I like reading in a quiet room.
We took the exam in silence , and nobody said a word.
(私たちは静けさの中で試験を受けて、誰も一言もしゃべりませんでした。)
🤫 in silence は、「音がほとんどない状態の中で」をシンプルに表す便利な表現です。
「テスト」「図書館」「夜の道の雰囲気」など、 静かな場面を描写したいときにサッと使えるフレーズとして覚えておきましょう。
It's hard to concentrate in the noise of the construction outside.
(外の工事の騒音の中では、集中するのが難しいです。)
🔊 in the noise は、「うるさい音に囲まれている」状態を表します。
音がストレスになっている場面を説明するときに、 in the noise of 〜 と続ける形でよく使えます。
I was stuck in traffic for an hour this morning.
(今朝、私は 1 時間も渋滞の中で足止めされていました。)
🚗 in traffic は、 「車が多くて混んでいる(+車の音などもある)環境」を表します。
「遅れた理由」を説明するときの定番フレーズなので、 I was stuck in traffic. という短い形ごと覚えておくと便利です。
I love listening to your voice in the quiet of the night .
(私は、夜の静けさの中であなたの声を聞くのが大好きです。)
💕 in the quiet of the night は、 「夜の静けさという音の環境の中で」という、とてもロマンチックな言い方です。
「音の環境」+「感情(I love)」 を組み合わせることで、 状況と気持ちを一度に伝えられる表現になっています。
⚖️ ちょっとだけ:in silence と in a quiet room の違い(ざっくり)
- in silence → 「音がほとんどない状態」の中にいることにフォーカス。
- in a quiet room → 「静かな部屋」という場所+静けさの両方をまとめて表現。
💡 どちらも 「うるさくない環境」 を表すので、 今は 「どちらでも大きくは間違いにならない」 と気楽に考えておいて大丈夫です。
in を使いこなせると、
「どんな音の中で勉強しているか」「どんな騒音に疲れているか」 を、英語でリアルに表現できるようになります。
学習心理学でも、
自分の集中しやすい/しにくい環境を言語化することは、
勉強の習慣づくりにとても役立つと言われています。
まずは今日の自分に合う文を1つ選んで、
I was stuck in traffic. や
We studied in silence. などを、
音声と一緒に3回声に出してみてください。
それだけで、「自分の毎日」を英語で説明できる力が少しずつ積み上がっていきます 😊
5-3. 🫶 社会的・心理的な環境・雰囲気を表す in
ここでは、
安全な環境・あたたかい雰囲気・競争の激しい世界・支え合うチーム など、
人間関係や心に影響を与える「空気」
を表す in を学びます。
in a safe environment(安全な環境で)や
in a friendly atmosphere(フレンドリーな雰囲気の中で)のように、
社会・人間関係・心理的な「空気の箱」の中にいるイメージをつかむのがポイントです。
🧠 基本イメージ:人間関係や「心の空気の中にいる」=社会的・心理的な環境の in
社会的・心理的な環境を表す in も、形はとてもシンプルです。
S + live / grow up / work / be + in + 社会・心理的な環境
=「S が、その社会的・心理的な環境という箱の中で生きる/育つ/働く/いる」
| 英語の形 | 種類 | 日本語の意味 | 一言メモ |
|---|---|---|---|
in a safe environment |
安全・安心 | 安全な環境で | 子ども・学習・仕事など、安心できる場の話でよく使う |
in a friendly atmosphere |
雰囲気 | フレンドリーな雰囲気の中で | 職場・教室・イベントなどの「空気」を描写するときに便利 |
in a loving family |
愛情 | 愛情にあふれた家庭で | 「愛のある環境」の中で育ったことを表す 💕 |
in a competitive world |
競争 | 競争の激しい世界で | ビジネス・スポーツ・受験などの厳しさを表す |
in a supportive team |
支え合い | 支え合うチームの中で | 仲間同士が協力し合う、ポジティブな人間関係 |
in a stressful situation |
ストレス | ストレスの多い状況で | プレッシャーのある環境・状況をまとめて表現 |
👉 ポイントは、
「目に見えないけれど、心に大きく影響を与える“空気”の箱
を in で表している、ということです。
場所だけでなく、
どんな雰囲気・どんな人間関係の中にいるか も英語で言えるようになると、
自分の気持ちを伝える力がグッと上がります。
🧩 まず押さえたい「社会・心理の in」5つ
日常でもよく使う表現を、イメージとセットで覚えておきましょう。
- 🛡️ in a safe environment:安全な環境で → Children learn best in a safe environment.
- 🤝 in a friendly atmosphere:フレンドリーな雰囲気の中で → We work in a friendly atmosphere.
- 💕 in a loving family:愛情にあふれた家庭で → She grew up in a loving family.
- 🏆 in a competitive world:競争の激しい世界で → He has to survive in a competitive world.
- 🌱 in a supportive team:支え合うチームの中で → I feel stronger in a supportive team.
Children learn best in a safe environment where they feel respected.
(子どもたちは、尊重されていると感じられる安全な環境の中で、いちばんよく学びます。)
🛡️ in a safe environment は、 学校・家庭・職場など、あらゆる場面で使えるとても重要な表現です。
単に「安全」というだけでなく、 安心して自分を出せる空気がある というニュアンスも含まれます。
We are working in a friendly atmosphere where everyone helps each other.
(私たちは、みんなが助け合うフレンドリーな雰囲気の中で働いています。)
🤝 in a friendly atmosphere は、 「人間関係の空気があたたかい」ことを伝えるのにぴったりです。
職場・教室・サークルなど、自分の今いる場所を紹介するときに使える便利フレーズとして覚えておきましょう。
He has to survive in a competitive world where many people have similar skills.
(彼は、多くの人が似たようなスキルを持っている競争の激しい世界で生き残らなければなりません。)
🏆 in a competitive world は、 ビジネス・スポーツ・受験など、 プレッシャーの強い社会環境をまとめて表すときに便利です。
「今の社会って大変だよね」という話を英語でしたいときに、サッと使えるフレーズです。
She grew up in a loving family , so she finds it easy to trust people.
(彼女は愛情にあふれた家庭で育ったので、人を信じることが自然にできます。)
💕 in a loving family は、 愛情のある「家庭という環境」をとてもやさしく表す表現です。
恋愛や人間関係の話の中で、 「どんな環境で育ったのか」「どんな愛情の空気の中にいるのか」を英語で伝えたいときに使えます。
⚖️ 「状態の in」と「環境の in」をざっくり整理
セクション4で学んだ 状態を表す in と、ここでの 環境を表す in は、 イメージがよく似ていますが、フォーカスが少しだけ違います。
- 🧍♀️ in trouble / in danger → 人が「どんな状態にあるか」にフォーカス(個人の状態)。
- 🏡 in a safe environment / in a loving family → まわりの「どんな環境・雰囲気の中にいるか」にフォーカス(周囲の空気)。
💡 どちらも 「見えない箱の中にいる」 というイメージでつながっています。 厳密に分けすぎず、 「自分の状態」なのか「まわりの空気」なのか を意識するくらいで十分です。
in を使いこなせるようになると、
「どんな空気の中で生きているのか」「どんな雰囲気の中でがんばっているのか」 を英語で表現できるようになります。
学習心理学でも、
自分が置かれている環境を言葉にすることは、ストレスを減らし、前向きな気持ちを保つ助けになるとされています。
今日の自分に一番近いフレーズ
(例:
I work in a friendly atmosphere. /
I want to learn in a safe environment. など)を1つ選んで、
音声と一緒に3回声に出してみてください。
それだけでも、「英語で自分の世界を語る力」が、少しずつ確実に育っていきます 😊
5-4. ⚖️ 環境 in と 状態 in / 場所 in のざっくり比較・注意
ここまでで、場所・状態・環境を表す in を見てきました。
どれも意味が近くて「どこまでが場所?どこからが状態?環境って何?」とモヤモヤしやすいところです。
このセクションでは、ざっくりの線引き と
よくある迷いポイント を整理して、スッキリさせましょう 😊
🧠 3つの in を一気に整理!「何の中にいる?」を意識しよう
| タイプ | 「中身」は何? | よくある形 | 例 |
|---|---|---|---|
| 場所 in | 目で見える場所・空間(部屋・国・建物など) | S + be / live / stay + in + 場所 |
in the room / in Japan / in the car(部屋の中で / 日本に / 車の中で) |
| 状態 in | 人や物の状態・気持ち(健康・ピンチ・恋愛中など) | S + be + in + 状態名詞 |
in trouble / in love / in a hurry(困った状態で / 恋をして / 急いで) |
| 環境 in | 周りを包む空気・天気・雰囲気・人間関係 | S + 動詞 / be + in + 環境 |
in the sun / in silence / in a friendly atmosphere(日なたで / 静けさの中で / フレンドリーな雰囲気の中で) |
👉 コツは、とにかく 「何の中にいる in なのか?」 を意識すること。 場所の箱なのか、自分の状態の箱なのか、まわりの空気の箱なのか、 ざっくりイメージできれば OK です。
🔍 どの in か迷ったときのチェックリスト
- 🧱 それは「地図に描ける場所」ですか? → はい ▶ 場所 in(in the park, in Tokyo など)
- ❤️ それは「心や体の状態」ですか? → はい ▶ 状態 in(in love, in pain, in good health など)
- 🌤️ それは「周りの空気や雰囲気・天気」ですか? → はい ▶ 環境 in(in the sun, in silence, in a safe environment など)
- 😵 どれにもピッタリこない… → 多くの場合、 場所+状態+環境が少しずつ混ざっている こともあります。 「どれか1つにきっちり分類しなきゃ!」と悩みすぎなくて大丈夫です。
🔁 よく迷う in のペアを見てみよう
① in the dark vs in a dark room
環境 in
in the dark
→ 「暗闇という環境の中で」=光がほとんどない空気にフォーカス。
場所+環境 in
in a dark room
→ 「暗い部屋の中で」=部屋という場所+暗さの両方。
💡 大きな間違いにはなりにくいので、 「場所も言いたいか?」「雰囲気だけ言いたいか?」で選べば OK。
② in love vs in a loving family
状態 in
in love
→ 「恋をしている状態」=心の中の状態にフォーカス。
環境 in
in a loving family
→ 「愛情に満ちた家庭の中で」=愛にあふれた環境にフォーカス。
💡 「自分の心」なら状態、「まわりの空気」なら環境、と覚えておくとスッキリします。
I'm in love with you , and I feel safe in this warm atmosphere .
(私はあなたに恋をしていて、このあたたかい雰囲気の中で安心していられます。)
❤️ in love は「心の状態」、 in this warm atmosphere は「まわりの雰囲気」という 状態 in + 環境 in のセットになっています。
状態 in と環境 in は、このように 1 文の中で自然に組み合わせて使うことがよくあります。 「自分の気持ち」と「その場の空気」を一緒に描写できる、とても使えるパターンです。
🧾 ミニまとめ:3つの in を一言で言うと…
- 🧱 場所 in: 「地図に描ける箱」の中にいる in (in the room / in Japan / in the car など)
- ❤️ 状態 in: 「心や体の状態という箱」の中にいる in (in trouble / in danger / in love など)
- 🌤️ 環境 in: 「天気・音・雰囲気という空気の箱」の中にいる in (in the sun / in silence / in a safe environment など)
- 😌 そしていちばん大事なこと: 3つはきっちり分かれているというより、 少しずつ重なり合っている と考えましょう。 イメージが合っていれば、大きな間違いにはなりにくい ので安心してください。
5. 🌤️ 環境を表す in のまとめ
このセクションでは、天気・音・雰囲気・人間関係 などの
「まわりを包む空気」
を表す in を学びました。
最後に、サッと振り返れる形でポイントを整理しておきましょう 😊
🧠 「環境 in」はこの3タイプをおさえよう
🌤️ 自然・天候の環境
太陽・暗闇・雨・雪・風など、自然が作る空気を表す in。
in the sun(日なたで)in the dark(暗闇の中で)in this snow(この雪の中で)
👉 天気ごとが「大きな箱」になっているイメージ。
🔊 音・静けさの環境
静けさ・騒音・交通など、耳で感じる空気を表す in。
in silence(静けさの中で)in the noise(騒音の中で)in traffic(渋滞の中で)
👉 「何が聞こえる空気か」に注目すると覚えやすい。
🫶 社会的・心理的な環境
安全・雰囲気・愛情・競争など、心に影響する空気を表す in。
in a safe environment(安全な環境で)in a friendly atmosphere(フレンドリーな雰囲気の中で)in a loving family(愛情ある家庭で)
👉 人間関係の「感じの良さ/つらさ」まで伝えられる。
🧾 場所 in・状態 in・環境 in のつながり
| タイプ | 「箱」の中身 | イメージ | 例 |
|---|---|---|---|
| 場所 in | 部屋・国・建物など、地図に描ける場所 | 物理的な空間の箱 | in the room / in Japan / in the car |
| 状態 in | 健康・ピンチ・恋愛など、心や体の状態 | 「今の自分の状態」の箱 | in trouble / in danger / in love |
| 環境 in | 天気・音・雰囲気など、まわりの空気 | 周囲を包む「空気の箱」 | in the sun / in silence / in a friendly atmosphere |
👉 3つとも、 「何かの中にすっぽり入っている」イメージ でつながっています。 「これは場所かな?状態かな?環境かな?」と迷ったときは、 何の“中”にいるのか をゆっくりイメージしてみましょう。
We are studying in the library , in good spirits , and in silence .
(私たちは図書館で、ごきげんな気分で、そして静けさの中で勉強しています。)
📌 この 1 文には、 場所 in(in the library)・ 状態 in(in good spirits)・ 環境 in(in silence) がすべて入っています。
「どこで」「どんな気分で」「どんな空気の中で」 を
in を使ってコンパクトに表している、総復習にぴったりの例文です。
in を
「箱」→「状態」→「環境(空気)」
へと、だいぶ立体的にイメージできるようになっています。
学習心理学では、
「できたこと」に意識を向ける人ほど、学習が長続きする と言われています。
今日はぜひ、
I like studying in silence. や
I work in a friendly atmosphere.
のように、
自分の本当の生活に当てはまる 1 文 を作ってみてください。
その一歩が、「知っている英語」を「自分の気持ちを伝える英語」に変えていく力になります 😊
6. 💼 行為・活動・従事を表す in
ここでは、「どんな行動・活動の中で時間を過ごしているか」 を表す in を学びます。
in reading(読書をして)や
in business(仕事の場面で)のように、
自分の行動そのものを “箱” としてとらえて、その中にいるイメージ がポイントです。
🧠 「何をして過ごしているか」を包む箱としての in
これまでのセクションで、in が示す「箱」はいろいろ見てきました。
- 🏠 場所の箱:
in the room(部屋の中で) - ❤️ 状態の箱:
in trouble(困った状態で)、in love(恋をして) - 🌤️ 環境の箱:
in the sun(日なたで)、in silence(静けさの中で)
このセクションではさらに一歩進んで、
「どんな行動・活動・仕事のしかたの中にいるか」
を表す in をまとめて学びます。
例えば、次のようなニュアンスを表せるようになります:
- ⏱️ 一日を何をして過ごしたか(例:一日じゅう本を読んで過ごした)
- 💼 仕事をどんなスタイルでしているか(例:とても誠実なやり方で商売をしている)
- 📚 ある行動においてどんな人か(例:人を教えるときとても辛抱強い)
👉 イメージはかんたんです。
「行動そのもの」 を 1 つの
大きな箱
としてとらえ、
「自分は今、その行動の箱の中にいる」と考えると、in の使い方がグッとつかみやすくなります。
in を使いこなせるようになると、
「今日はどんなふうに一日を過ごしたか」「どんなスタイルで仕事をしているか」 を英語で自然に話せるようになります。
心理学の研究でも、
自分の行動を言葉にして振り返る人ほど、目標達成の確率が高い と言われています。
これからのサブセクションで、あなたの毎日の「がんばり」や「大切にしているスタイル」を、
英語でちゃんと表現できるようにしていきましょう 😊
6-1. ⏱️ 「〜して過ごす」を表す in
このパートでは、「時間を何をして過ごしたか」 を表す in を学びます。
spend the day in reading や
spend time in studying English のように、
「行動そのもの」を 1 つの箱とみなして、その中で時間を過ごす というイメージをつかむことがポイントです。
🧠 基本イメージ:時間を「行動の箱」の中で過ごす in
「〜して過ごす」の in は、次のような形でよく使われます。
| パターン | 形 | 意味 | イメージ |
|---|---|---|---|
| 基本 |
spend + 時間・期間 + in + 動名詞(~ing)
|
「その時間を〜して過ごす」 | 時間が行動の箱(~ing)の中にすっぽり入っているイメージ。 |
| バリエーション |
spend + 時間・期間 + in + 名詞
|
「〜という活動の中で時間を過ごす」 |
in training / in conversation など、活動名詞とも相性がよい。
|
💡 現代の会話では
spend time doing
だけで言うことも多いですが、
in + doing
の形も、特に文章や少し丁寧な表現でよく見かけます。
「in をつけると、『その行動の中にどっぷり浸かって過ごしている』 というニュアンスが少し強くなる、 くらいのイメージで覚えておくとラクです。
📚 まず覚えたい「〜して過ごす」in のセット
- ⏱️ spend the whole day in reading ~ (一日中〜を読んで過ごす)
- 📖 spend time in studying English (時間を英語学習に費やす)
- 🎮 spend the evening in playing games (夕方をゲームをして過ごす)
- 💕 spend all night in talking with you (一晩中あなたと話して過ごす)
I spent the whole day in reading this novel.
(私は一日じゅう、この小説を読んで過ごしました。)
🔧 構造は
spent the whole day + in + reading ~。
「一日の時間」 が、
reading this novel という行動の箱の中にすっぽり入っています。
💡 会話では spent the whole day reading this novel と in を省いてもOKですが、
ここでは 「行動の中で過ごす in」 を意識してみましょう。
She spends her weekends in studying English and reviewing grammar.
(彼女は週末を、英語を勉強して文法を復習しながら過ごしています。)
📌 spends her weekends in studying English で、
週末という時間 を丸ごと「英語学習」という行動の箱に入れているイメージです。
自分の学習習慣を言うときに、 I spend my weekends in studying English. のようにマネしてみると、モチベーションが上がります 🔥
We often spend our evenings in playing board games together.
(私たちはよく、夕方の時間をいっしょにボードゲームをして過ごします。)
👨👩👧👦 spend our evenings in playing board games で、
夕方の時間が「みんなでゲームをする」という楽しい行動の箱になっています。
自分なら in watching movies や in cooking together など、好きな行動に入れ替えてみましょう。
I could spend all night in talking with you.
(私は一晩中、あなたと話して過ごしてもいいくらいです。)
💕 spend all night in talking with you は、 「一晩という時間」をまるごと「あなたと話す」という行動の箱に入れてしまう、ロマンチックな言い方です。
「あなたといる時間なら、いくらでも使える」という気持ちを、 in + ~ing でやさしく表現していると考えると分かりやすいです。
6-2. 🎯 「〜することにおいて/〜の面で」を表す in
このパートでは、「〜することにおいて」「〜の面で」 を表す in を学びます。
例えば、
helpful in preparing the report
(レポート作成において助けになった)や
successful in solving problems
(問題解決において成功している)のように、
ある行動や分野という「箱」の中で、どんな人か・どう振る舞うか を表すのがポイントです。
🧠 基本イメージ:「〜することという分野の中で」の in
「〜することにおいて/〜の面で」の in は、次のような形でよく使われます。
| パターン | 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| 評価 |
be + adj + in + 動名詞(~ing)
|
「〜することにおいて〜だ」 | successful in solving problems (問題を解くことにおいて成功している) |
| 手助け |
be helpful in + 動名詞
|
「〜するうえで役に立つ/助けになる」 | helpful in preparing the materials (資料を準備するうえで助けになる) |
| 態度 |
be patient / kind / strict in + 動名詞
|
「〜することにおいて辛抱強い/優しい/厳しい」 | patient in teaching beginners (初心者を教えるときに辛抱強い) |
| 分野 |
be experienced in + 名詞 / 動名詞
|
「〜において経験豊かだ」 | experienced in project management (プロジェクト管理の面で経験がある) |
💡 ここでの in は、
「〜することという“分野(field)”や“場面”の中で」
と考えると分かりやすいです。
「彼は普段はそうでもないけど、仕事をするとき は真剣」といったニュアンスを、 in doing ~ や in dealing with ~ で表現できます。
📚 まず押さえたい「〜することにおいて」の in
- 🎯 be successful in solving problems (問題を解決することにおいて成功している)
- 🤝 be helpful in preparing the report (レポートを準備するうえで助けになる)
- 🧑🏫 be patient in teaching beginners (初心者を教えるとき辛抱強い)
- 💬 be careful in choosing words (言葉を選ぶとき慎重だ)
- 💕 be gentle in talking about my worries (私の悩みについて話すとき優しい)
She was very helpful in preparing my manuscript.
(彼女は私の原稿を準備するうえでとても助けになりました。)
🔧 構造:
She was helpful in preparing my manuscript.
in preparing my manuscript
は、
「原稿を準備するという作業の面で」 という「分野」を表しています。
「〜のことでお世話になった」「〜する部分で助けてもらった」と言いたいときに使える便利なパターンです。
He is very careful in checking the details.
(彼は細部を確認することにおいてとても慎重です。)
🧾 この文は、「彼」という人全体ではなく、 「細部をチェックする場面」 に焦点を当てています。
「仕事のどの部分でその人が活躍するか」「どの場面でその人の良さが出るか」を言いたいときに、 careful in ~ing の形が役に立ちます。
She is very patient in teaching beginners.
(彼女は初心者を教えることにおいてとても辛抱強いです。)
👩🏫 patient in teaching beginners は、 「教えるときの彼女の姿勢」にフォーカスしています。
「人に何かを教えるときのあなたはとても優しいね」と言いたいときにも、 patient / kind in teaching ~ のように応用できます。
You are so gentle in talking about my worries.
(あなたは私の悩みについて話すときとても優しく接してくれます。)
💕 この文では、 gentle in talking about my worries で、 「悩みを打ち明ける場面」という特別なシーンの中での優しさ を表しています。
恋愛だけでなく、家族や友だちに対しても使えるフレーズなので、 「自分を大切に扱ってくれる人」に感謝を伝えたいときに、ぜひ使ってみてください。
⚠️ プチ注意:good at と good in / successful in など
スキルの話では good at ~ を使うことがとても多いですが、
in を使うと、「場面」や「行動のプロセス」を切り取る ニュアンスが少し強くなります。
- ✅ good at English → 英語が得意(科目として/スキルとして)
- ✅ good in communicating with people → 人とやりとりする「場面・やり方」においてうまい
- ✅ successful in solving problems → 問題解決という「行動」の中で成功している
💡 「at か in か」で悩みすぎるよりも、 「スキル全体(at)」なのか「場面・行動のプロセス(in)」なのか をイメージして選べば OK です。
in を使えるようになると、
自分の強み・優しさ・仕事ぶり・恋人や友人の良さ を、とても具体的に英語でほめられるようになります。
学習心理学でも、
自分や他人の「良い行動」を言葉でほめる習慣 は、モチベーションを高めるのに効果的だと言われています。
ぜひ、
You are very kind in helping me. や
I want to be more careful in choosing my words.
のように、
今日の自分や身近な人に当てはまる 1 文を作って、音声といっしょに声に出してみてください 😊
6-3. 💼 仕事・ビジネス・日常行動の「やり方」を表す in
このパートでは、「仕事や日常の行動をどんなスタイルでしているか」 を表す in を学びます。
たとえば、
honest in business(商売のやり方が誠実)や
careful in driving(運転の仕方が慎重)など、
行動の「やり方」「態度」という箱の中で、どんな人なのか を表すのがポイントです。
🧠 基本イメージ:「仕事のしかた」「行動スタイル」という箱の中にいる in
ここでの in は、「どんなやり方でその行動をしているか」 を表します。
| タイプ | 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| ビジネス |
be + adj + in + 名詞(分野)
|
「〜のやり方において〜だ」 |
honest in business (ビジネスのやり方が誠実だ) |
| 行動スタイル |
be + adj + in + ~ing
|
「〜するときの態度が〜だ」 |
careful in driving (運転するとき慎重だ) |
| 決まり文句 |
in business / in practice / in daily life
|
「ビジネスで」「実際には」「日常生活では」など |
in practice(実際には) in daily life(日常生活では) |
💡 ポイントは、 「その人がその場面でどんなふうに振る舞うか」 にフォーカスしていることです。 人柄そのものというより、 「仕事モード」「運転モード」「人付き合いモード」での姿 を切り取るイメージです。
📚 よく使う「やり方」の in 表現
- 💼 honest in business (ビジネスのやり方が誠実だ)
- 🧾 fair in dealing with people (人と接するとき公平だ)
- 🚗 careful in driving at night (夜の運転のとき慎重だ)
- 💬 polite in speaking to customers (お客さんに話すとき礼儀正しい)
- 🧪 in practice (実際には/実際やってみると)
- 🏠 in daily life (日常生活では)
He is very honest in business.
(彼はビジネスのやり方がとても誠実です。)
🔧 honest in business は、 「商売をするときの姿勢」 にフォーカスしています。 「普段の性格が正直」というより、 仕事の場面でお金や約束をどう扱うか を言っているイメージです。
💡 自己紹介で、 I try to be honest in business. (ビジネスでは誠実であろうと心がけています) のように言えると、大人の英語らしさがぐっと出ます。
She is always careful in driving at night.
(彼女は夜に運転するとき、いつもとても慎重です。)
📌 careful in driving at night は、 「夜の運転」という場面の中での彼女の行動スタイルを表しています。
応用して、 careful in checking emails や careful in spending money など、 自分の「気をつけていること」に置き換えて練習してみましょう。
Our staff are very polite in speaking to customers.
(当店のスタッフは、お客様にお話しするときとても礼儀正しく接します。)
🛍️ polite in speaking to customers は、 「お客様に話す場面」 における話し方のスタイルを表しています。
ビジネスメールなどでも、 We try to be polite in speaking to our clients. のように使える、丁寧で便利な表現です。
You are so gentle in treating the people you love.
(あなたは、愛する人たちへの接し方が本当にやさしいですね。)
💕 gentle in treating the people you love で、 「大切な人への接し方という場面」 におけるやさしさを表現しています。
恋人だけでなく、家族や友だちに対しても使えるフレーズなので、 感謝やほめ言葉としてサラッと言えたら、とても素敵ですね。
⚠️ プチ注意:in business のいろいろな意味
in business には、文脈によって少し意味が変わることがあります。
- 💼 honest in business → 「ビジネスのやり方が誠実だ」(やり方・スタイル)
- 🏢 He is in business. → 「彼は自営業だ/ビジネス界で働いている」(職業・業界にいる) ※ これは「所属」を表す in(次のセクション6-4, 7系)に近い用法です。
💡 「やり方」を言いたいときは、
adj + in business
の形(honest / fair / aggressive など)で覚えておくと安心です。
in が使えるようになると、
自分の仕事観・人付き合い・運転のしかた・接客スタイル などを、英語で具体的に話せるようになります。
行動科学の研究でも、
「自分はこういうやり方を大事にしている」と言語化できる人ほど、ぶれない行動を続けやすい
と言われています。
ぜひ今日、
I want to be more honest in business. や
I try to be gentle in treating the people around me.
のように、
自分が大事にしたい「やり方」を in で表す 1 文 を作って、音声と一緒に声に出してみてください 😊
6-4. ⚖️ 行為 in と他の in の比較&プチ注意
ここでは、これまで学んできた
行為・活動の in と
状態の in・
環境の in・
所属の in をまとめて見比べます。
「どれも in だけど、何が違うの?」を、
ざっくりマップ
と よくある間違い で整理しましょう 😊
🧠 「何の中にいる?」で考えるとスッキリ!
同じ in でも、「何の中にいるか」 がちがうだけ、という見方をすると楽になります。
| タイプ | 「中身」=箱の正体 | よくある形 | 例 |
|---|---|---|---|
| 行為 in | 行動・活動・仕事のやり方やプロセスという箱 |
spend time in ~ingbe adj in ~ingadj in business
|
spend the evening in studyingcareful in drivinghonest in business
|
| 状態 in | 心や体・ものごとの状態という箱 |
in trouble,
in love,
in good health
|
She is in trouble.They are in love.
|
| 環境 in | 天気・音・雰囲気など、周りを包む環境という箱 |
in the sun,
in silence,
in a friendly atmosphere
|
We studied in silence.The cat was basking in the sun.
|
| 所属 in | 組織やグループ・分野などの所属先・世界という箱 |
in the army,
in the club,
in television
|
He serves in the army.She is in television.
|
👉 4つとも、 「何かの中にいる」 というイメージは同じです。 ただ、 行為 in は 「どう行動するか」「どんなスタイルでしているか」 に、 状態 in は 「今どういう状態か」 にフォーカスしている、と考えると区別がしやすくなります。
🚫 よくある「行為 in」の誤用&注意
① be in ~ing は基本NG
進行形と混ざって、
✗ I am in reading a book.
と言ってしまいがちですが、これは不自然です。
-
✅ 進行形なら:
I am reading a book.
(ただ「今読んでいる」と言うだけでOK) -
✅ 行為 in なら:
I spend a lot of time in reading books.
(本を読むことに時間を費やしている)
💡 「今している最中」=進行形、 「時間の使い方・やり方」=行為 in と切り分けましょう。
② good at と good in のざっくり整理
スキルを言うときに
good at と good in で迷うことがあります。
- ✅ good at English → 科目・スキルとして英語が得意
- ✅ good in discussions → 議論の場でのふるまいがうまい(場面・やり方)
- ✅ good in dealing with customers → お客さんへの接し方が上手(行為 in)
💡 ざっくり、 能力そのもの=at、 場面・やり方=in とイメージできれば十分です。
She is in television and always honest in business , even when she is in trouble and working in a noisy environment.
(彼女はテレビ業界で仕事をしていて、ビジネスのやり方はいつも誠実です。 困った状況にあるときや、うるさい環境の中で働いているときでさえ、それは変わりません。)
🔍 この 1 文の中に、4種類の in が全部登場しています。
- in television:所属 in(どの業界にいるか)
- honest in business:行為 in(ビジネスのやり方)
- in trouble:状態 in(困った状態)
- in a noisy environment:環境 in(うるさい環境の中)
それぞれ
「何の中にいるのか」 が違うだけで、in のコアイメージは同じ、ということが分かります。
in」で表す 1 文を作ってみてください。
それを声に出して読むたびに、
英語の in の感覚も、自分の生き方も、少しずつクリアになっていきます 😊
🧾 6. 行為・活動・従事を表す in まとめ
セクション6では、「どんな行動・活動・仕事のスタイルの中で時間を過ごしているか」 を表す
in を学びました。
ポイントはかんたんに言うと、
「行動そのものを“箱”としてとらえ、その中に自分や時間が入っている」
というイメージです。
✅ チェックリスト:行為 in の「これだけ押さえればOK」ポイント
| タイプ | 基本パターン | キーワード | イメージ |
|---|---|---|---|
|
6-1 「〜して過ごす」 |
spend + 時間 / 期間 + in + ~ing例:spend the day in reading |
⏱️ 時間の使い方 🎮 勉強・趣味・会話 |
時間という箱が、~ing の行動の中にすっぽり入っている。
|
|
6-2 「〜することにおいて」 |
be + adj + in + ~ing / 名詞例:helpful in preparing / successful in solving |
🎯 スキル・得意 🤝 手助け・優しさ |
「〜する場面・分野」という箱の中で、どんな人かを表す。 |
|
6-3 「やり方・スタイル」 |
adj + in + 名詞 / ~ing例:honest in business / careful in driving |
💼 仕事のしかた 💬 接し方・話し方 |
行動の「スタイル」「態度」という箱の中での姿を切り取る。 |
|
6-4 比較・注意 |
行為 in / 状態 in / 環境 in / 所属 in の違い
|
⚖️ 「何の中にいる?」で区別 🚫 ✗ be in ~ing などの誤用
|
ぜんぶ「箱の中」だが、中身が「行動」「状態」「環境」「所属」で違うだけ。 |
💡 行為の in を見たら、心の中で
「これはどんな行動の箱?」
とつぶやいてみると、イメージが定着しやすくなります。
Today, I have spent a lot of time in studying English , and I'm trying to be honest in my work and gentle in treating the people around me.
(今日は英語の勉強をすることにたくさん時間を使いました。 そして、仕事では誠実でいるように心がけながら、周りの人たちにはやさしく接するようにしています。)
🔍 この一文には、
in studying English(時間の使い方)、
honest in my work(仕事のやり方)、
gentle in treating the people around me(人への接し方)
の 3 つの行為 in が入っています。
こんなふうに、 「時間の使い方」+「仕事」+「人間関係」 を 1 文でまとめられると、 英語日記や自己紹介がグッと大人っぽくなります。
In the future, I want to spend my days in working on what I love and my nights in talking and laughing with someone I love.
(将来は、昼は自分の大好きな仕事に打ち込んで過ごし、 夜は大切な人と話して笑い合いながら過ごしたいと思っています。)
💕 spend my days in working on what I love と
spend my nights in talking and laughing with someone I love で、
「どんなふうに生きたいか」 を、行為 in を使ってやさしく描いています。
自分の将来像を英語で書いてみると、 目標や大事にしたいものがはっきりして、行動のエネルギーにもなります 🌱
✍️ 自分で書いてみよう:行為 in チェック
次の質問に、英語で 1 文ずつ答えてみましょう(ノートやメモアプリで OK です)。
-
Today, I spent some time in ________.
(今日、あなたは何をして時間を過ごしましたか?) -
I want to be more ________ in ________.
(どんな場面で、どんなふうに振る舞えるようになりたいですか?) -
People say I am ________ in ________.
(周りの人から「〜なところがいいね」と言われる場面は?)
それぞれの空欄に、in + ~ing や
adj in ~ing / 名詞 を入れてみるだけで、
「自分らしさ」を英語で表現できる 3 文 が完成します。
in を使うことで、
「どう時間を使うか」「どんなやり方を大事にするか」「誰とどんなふうに過ごしたいか」を、
ひとつずつ英語で描けるようになりました。
ぜひ、今日のうちに
I spent some time in studying English today.
と声に出してみてください。
その小さな一文が、
英語力だけでなく、あなたの毎日と未来のスタイル も、少しずつ理想に近づけてくれます 😊
7. 💼 所属や職業を表す in
ここでは、「どんなグループ・世界に属しているか」 を表す in を学びます。
in the army(軍隊にいる)や
in sales(営業職で働いている)、
in television(テレビ業界にいる)のように、
「自分がどんな世界で活動している人なのか」 をシンプルに紹介できるのが、この in の特徴です。
🌍 やさしい導入:グループ・世界としての in
前のセクションでは、
in trouble(困った状態)や
in a noisy environment(うるさい環境の中)
のように、「状態」や「環境」の中にいる という in を見てきました。
このセクションでは、
「グループ・組織・職業・業界という“世界”の中にいる」
というイメージで in をとらえます。
会社・学校・部活・業界・社会的な世界などは、ぜんぶ「1つの大きな箱」のように考えられます。
| タイプ | イメージ | 例 |
|---|---|---|
| 組織 | 軍隊・チーム・部活などの「グループの箱」の中にいる |
He serves in the army.(彼は軍隊に所属している。) |
| 職業・業界 | 仕事の分野・業界という「世界」の中で働いている |
She is in sales.(彼女は営業の仕事をしている。) |
| メディア・分野 | テレビ・教育・ITなど、専門分野という「世界」の中に属している |
He is in television.(彼はテレビ業界で働いている。) |
💬 所属や職業をサラッと言えるミニフレーズ
He serves in the army.
(彼は軍隊に所属しています。)
She is in sales.
(彼女は営業職です。/営業の仕事をしています。)
He is in television.
(彼はテレビ業界で働いています。)
I'm in customer service. / I'm in education. / I'm in IT. のように、 あなた自身の「今いる世界」を英語で一言で言えるようになると、 自己紹介でも、将来のキャリアを考えるときでも、大きな自信につながります 😊
7-1. 🪖 組織・グループへの所属を表す in
このパートでは、
「どの組織・グループ・チームの一員なのか」
を表す in を学びます。
in the army
(軍隊にいる)や
in the club
(クラブに入っている)、
in our team
(私たちのチームの一員)など、
「どのグループの“中”に属しているか」 をやさしく教えてくれる in です。
🧠 イメージ:組織やグループという「箱」の中にいる in
学校・会社・部活・軍隊・チーム などは、どれも 「人が集まってできた大きなグループ」=1つの箱 と考えられます。
所属を表す in は、
「その箱の中の一員」 というイメージです。
「箱の外から出入りする」のではなく、
ふだんその中で動いている人
を表すことが多いです。
| グループの種類 | 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| 軍隊・公的組織 |
serve / be + in + the army / the navy
|
軍隊・公的な組織の一員として活動している |
He serves in the army.
|
| クラブ・部活 |
be + in + the club / the choir / the team
|
クラブ・部活・チームのメンバーである |
She is in the school choir.
|
| クラス・グループ |
be + in + the same class / group
|
同じクラス・同じグループに属している |
We are in the same class.
|
💡 キーワードは
「メンバー」「一員」。
in を見たら「何のグループの一員なんだろう?」と考えてみましょう。
📚 よく使う「所属」を表す in フレーズ
- 🪖 in the army(軍隊に所属している)
- 🎵 in the school choir(学校の合唱部に入っている)
- ⚽ in the soccer club(サッカー部に入っている)
- 🧑🤝🧑 in our team(私たちのチームの一員で)
- 🏫 in the same class(同じクラスで)
- 🧪 in the science club(科学部に所属している)
He serves in the army.
(彼は軍隊に所属して働いています。)
🔧 serve in the army で、 「軍隊という組織の一員として勤めている」 という意味になります。
💡 be in the army と言えば、
「軍隊に所属している」というもっとシンプルな言い方になります。
She is in the school choir.
(彼女は学校の合唱部に入っています。)
🎵 in the school choir は、 「合唱部というグループの一員」 というイメージです。
応用して、 in the basketball club / in the drama club のように、いろんな部活に差し替えできます。
We are in the same team.
(私たちは同じチームに所属しています。)
🤝 in the same team は、 「同じチームでがんばっている仲間」というニュアンスがあります。
クラスやプロジェクトなら、 in the same class / in the same project team などに変えて使えます。
I'm really happy to be in the same class as you.
(あなたと同じクラスでいられて、本当にうれしいです。)
💕 in the same class as you は、 「あなたと同じグループにいられるのがうれしい」 という、やさしい気持ちを込められる表現です。
好きな人や大切な友だちに、 I'm glad to be in the same team as you. と伝えるだけでも、関係がふわっと温かくなりますね。
⚠️ プチ注意:in the club と at the club のイメージ
所属の in は、
「クラブのメンバーとして」 のイメージでした。
いっぽう、場所の at を使うと、
「その場所にいる」 ことを表すことが多いです。
-
✅ She is in the tennis club.
(彼女はテニス部に所属しています。) -
✅ She is at the tennis club now.
(彼女は今、テニス部の活動場所にいるところです。)
💡 所属を言うときは in、
「今どこにいるか」を言うときは at が多い、
とざっくり覚えておくと便利です。
7-2. 💼 職業・業界・専門分野を表す in
このパートでは、
「どの仕事の世界・どの専門分野の中で働いているか」
を表す in を学びます。
in sales(営業職で)、
in education(教育の分野で)、
in IT(IT業界で)、
in television(テレビ業界で)など、
自己紹介や名刺交換のときに大活躍する表現です。
🧠 イメージ:仕事・業界という「世界」の中にいる in
営業・IT・教育・医療・テレビ・音楽 などの仕事の分野も、 「人が集まって働く大きな世界(フィールド)」 と考えられます。
職業・業界を表す in は、
「その世界の中で仕事をしている人」 というイメージです。
「私はなに屋さんです」だけでなく、
「どのフィールドで頑張っているか」
まで伝えられるのがポイントです。
| パターン | 形 | 意味・イメージ | 例 |
|---|---|---|---|
| be in + 分野 |
be in + sales / IT / education ...
|
どの分野・業界の世界の中で働いているかを言う。 「〜の仕事をしている」「〜の分野にいる」。 |
She is in sales.(彼女は営業の仕事をしている。) |
| be in + 〜 field |
be in + the medical field / the fashion industry
|
専門分野・業界の「フィールド」を強調する言い方。 |
He is in the medical field.(彼は医療の分野で働いている。) |
| be in + メディア |
be in television / radio / publishing
|
テレビ・ラジオ・出版などの世界の内側で働いている。 |
He is in television.(彼はテレビ業界の人だ。) |
💡 I'm a teacher.(職業名)と
I'm in education.(教育の分野で働いている)では、
「仕事そのもの」 か 「仕事のフィールド」 か、少し視点が違うこともポイントです。
📚 よく使う「職業・業界」を表す in フレーズ
- 💼 in sales(営業の仕事で)
- 🎓 in education(教育の分野で)
- 💻 in IT(IT業界で)
- 📺 in television(テレビ業界で)
- 🩺 in the medical field(医療の分野で)
- 🎨 in design(デザインの分野で)
- 🎵 in the music industry(音楽業界で)
She is in sales.
(彼女は営業の仕事をしています。)
🔧 in sales は、 「営業職で働いている」 という意味の便利フレーズです。
❌ *She is sales. や *She is a sales. とは言わず、
✅ She is in sales. とセットで覚えてしまいましょう。
I'm in education.
(私は教育の分野で働いています。)
🎓 in education は、 教師・講師・塾講師・学校スタッフなど、 「教育に関わる仕事全体」 をふんわりまとめて言える表現です。
個別の職業を言いたいときは I'm a teacher. のように 職業名そのもの を使い、 分野をざっくり言いたいときは I'm in education. と使い分けましょう。
He is in IT.
(彼はIT業界で働いています。)
💻 in IT は、 エンジニア・プログラマ・IT営業などをざっくり含んだ言い方です。
応用して、 in finance(金融業界)、 in consulting(コンサル業界) など、 いろいろな業界に置き換えて使えます。
He is in IT , and I'm secretly in love with him.
(彼はIT業界で働いていて、私はひそかに彼に恋をしています。)
💕 この文には、
in IT(職業・業界)と
in love(状態)の 2 つの in が出てきます。
「どんな世界にいる人か」 と 「どんな気持ちの中にいるか」 を、 短い一文で一緒に伝えられる、使いやすいフレーズです。
⚠️ プチ注意:I'm sales. ではなく I'm in sales.
日本語の「私は営業です」に引っぱられて、
*I'm sales.
と言ってしまいがちですが、
英語ではふつう
I'm in sales.
と言います。
-
✅ I'm in sales.
(営業の仕事をしています。) -
✅ I work in sales.
(営業の仕事をしています。) -
✅ I'm a salesperson.
(私は営業担当です。)
💡 「分野・業界」という
フィールド
を言うときは in、
「職業名そのもの」を言うときは a teacher / a nurse / a salesperson の形にする、
という感覚を持っておくとスッキリします。
7-3. 🌟 社会的な「世界」を表す in
このパートでは、
「どんな社会的な世界の内側で動いている人か」 を表す in を学びます。
例えば、
in high society
(上流社会で)、
in politics
(政治の世界で)、
in show business
(ショービジネスの世界で)など、
「どんな世界とつながっている人なのか」 を一言で表現できます。
🧠 イメージ:社会的な「世界」というステージの中にいる in
上流社会・政治の世界・芸能界・音楽業界・ファッションの世界 などは、 それぞれが 「1つの大きなステージ(世界)」 のようにイメージできます。
社会的な世界を表す in は、
「そのステージの内側で動いている人」「その世界の人」
という意味合いが強くなります。
ふつうの職業名だけでなく、
「どんな世界と関わっている人か」
までふんわり伝えられるのがポイントです。
| タイプ | 形 | 意味・イメージ | 例 |
|---|---|---|---|
| 上流社会 |
be / move + in high society
|
上流社会という「世界」の内側で生きている・出入りしている。 |
He moves in high society.
|
| 政治の世界 |
be active / work + in politics
|
政治の世界で活動している。 |
She is active in politics.
|
| ショービジネス |
work + in show business
|
芸能・エンタメの世界で働いている。 |
He works in show business.
|
| 音楽・芸術 |
be + in the music / art world
|
音楽・芸術という世界の一員として活動している。 |
She is in the music world.
|
💡 キーワードは
「社会的なステージ・世界」。
in を見たら、
「この人はどんな世界の内側にいるんだろう?」と考えてみると、イメージがつかみやすくなります。
📚 よく使う「社会的な世界」を表す in フレーズ
- 👑 in high society(上流社会で/社交界で)
- 🏛️ in politics(政治の世界で)
- 🎭 in show business(ショービジネスの世界で)
- 🎵 in the music world(音楽の世界で)
- 👗 in the fashion industry(ファッション業界で)
- 📰 in the media(メディアの世界で)
He moves in high society.
(彼は上流社会の世界で活動しています。/上流社会に出入りしています。)
👑 move in high society は、 「上流社会の人たちと付き合い、出入りしている」 というニュアンスです。
実際の生活だけでなく、ドラマや小説の中でもよく見かける表現です。
She is active in politics.
(彼女は政治の世界で精力的に活動しています。)
🏛️ active in politics は、 「政治の世界で積極的に活動している」 という定番表現です。
応用して、 active in the local community (地域のコミュニティで活動的)なども言えます。
He works in show business.
(彼はショービジネスの世界で働いています。/芸能界の仕事をしています。)
🎭 in show business は、 俳優・歌手・芸人だけでなく、裏方のスタッフも含む、 「エンタメの世界で働いている人」 全体を指すことができます。
仕事名を細かく説明しなくても、 「芸能の世界の人なんだな」と伝わる便利フレーズです。
She is in the music world , and I'm secretly in love with her songs.
(彼女は音楽の世界で活躍していて、私はひそかに彼女の歌に恋をしています。)
💕 この文には、
in the music world(社会的な世界)と
in love(感情の状態)という 2 つの in が入っています。
「どんな世界の人に惹かれているのか」 を、短い一文でロマンチックに伝えられるフレーズです。
⚖️ プチ比較:in politics と in the government など
社会的な世界を表す in は、
「広い世界・ステージ」
を指すことが多いです。
-
✅ She is in politics.
(彼女は政治の世界で活動している。/「政界の人」くらいの広いイメージ) -
✅ She works in the government.
(彼女は政府機関で働いている。/より具体的な職場イメージ)
💡
in politics / in show business
のような表現は、
「どんな世界の内側の人か」をふんわり示すときに使われることが多い、と覚えておくと自然です。
もしあなたが好きなアーティストや俳優さんがいるなら、 She is in the music world. / He is in show business. のように声に出してみてください。 そして、あなた自身についても I'm in ○○. と言える世界を少しずつ増やしていきましょう。 英語で世界を語ることが、 あなたの毎日と人間関係を、少しだけドラマチックにしてくれます 😊
7-4. 🛠️ work + 前置詞(in / at / for / as)のざっくり比較&注意
「働いています」を英語で言うとき、work の後ろにくる
in / at / for / as
がごちゃごちゃになりやすいですよね。
このセクションでは、
4つの前置詞の「ざっくりイメージ」 を色分けして整理します。
難しい文法用語はなるべく使わず、
「どんな世界で」 /
「どこで」 /
「誰のために」 /
「どんな立場で」
の4つの観点で見ていきます。
🧠 4つのキーワードでイメージしよう
work といっしょに使う前置詞は、
ざっくり次のように考えるとスッキリします。
| 前置詞 | キーワード | 意味・イメージ | よくある形 |
|---|---|---|---|
| in | どんな世界で | 分野・業界・部門という「仕事の世界」の中で働いている。 |
work in sales / IT / education / a bank
|
| at | どこで | 具体的な会社・店・建物など、働く「場所・職場」を指すことが多い。 |
work at a bank / at ABC Company
|
| for | 誰のために | どの会社・人の「ために」働いているか(雇い主・クライアント)。 |
work for a bank / for my boss
|
| as | どんな立場で | どんな職種・役割・肩書きとして働いているか。 |
work as a teacher / as a manager
|
✅ まとめると…
- in: どんな「世界・分野・部門」の中で仕事しているか
- at: どんな「場所・会社」で働いているか
- for: どんな「会社・人のため」に働いているか
- as: どんな「役割・職種」として働いているか
① in:どんな世界・分野で働く?
work in は、 「どんな分野・世界の中で働いているか」 を表します。
I work in sales.
(私は営業の仕事をしています。)
💼 in sales で、 「営業という分野で」 という意味になります。 「どんな世界で働いている人か」をざっくり伝えたいときに便利です。
She works in a bank.
(彼女は銀行の中で働いています。)
🏦 「銀行という建物の中で」「銀行業界で」という 「内側の世界」のイメージ があると考えると分かりやすいです。
② at:どこ(どの職場)で働く?
work at は、 「どの職場・どの会社・どの店で」 働いているかを表します。
She works at a bank near the station.
(彼女は駅の近くの銀行で働いています。)
📍 at a bank near the station で、
「駅近くのその銀行という職場で」 という具体的な場所がイメージできます。
in a bank よりも「どの銀行か」がはっきりしている感じになります。
③ for:誰のために働く?
work for は、 「どの会社・どの人のために働いているか」 を表します。 いわば「雇い主」「所属先」を強調するイメージです。
He works for an international company.
(彼は外資系の会社で/国際的な会社のために働いています。)
💼 for an international company は、
「その会社の社員として・その会社のために」というニュアンスです。
work for は、「どこの味方として働いているか」を表すイメージでとらえると分かりやすいです。
I work for the same company as him, and I'm secretly in love with him.
(私は彼と同じ会社で働いていて、ひそかに彼に恋をしています。)
💕 work for the same company で 「同じ会社の社員として働いている」、 in love with him で 「彼に恋をしている」。 仕事の英語と恋バナの英語を、一文で自然につなげた例です。
④ as:どんな立場・役割で働く?
work as は、 「〜として」 という意味で、 職業・役割・肩書きを表します。
She works as a nurse.
(彼女は看護師として働いています。)
🩺 as a nurse は、 「看護師という立場・役割で」 という意味になります。 他にも as a teacher / as an engineer など、職業名を入れ替えて使えます。
I work as a project manager in IT.
(私はプロジェクトマネージャーとして、IT業界で働いています。)
💡 work as + 役割 と work in + 分野 を組み合わせると、 「どんな役割で」「どんな世界で」 仕事をしているかを、1文でくっきり表現できます。
⚠️ よくあるミス&注意ポイント
前置詞を「なんとなく」で選ぶと、不自然になってしまうことがあります。 代表的なパターンをチェックしておきましょう。
-
ミス
*I'm sales.
👉 OKI'm in sales./I work in sales. -
ミス
*I work as in a bank.
👉 OKI work in a bank.(場所・世界) /I work for a bank.(会社のために) /I work as a clerk.(立場) -
ミス
*I work for a teacher.(言いたいのが「先生として」の場合)
👉 OKI work as a teacher.(「先生として」) /I work for a teacher.は「ある先生のために働いている(=助手など)」の意味になります。
✅ 迷ったときは、 世界=in / 場所=at / 雇い主=for / 役割=as の4つを思い出すと、かなりのケースをカバーできます。
ぜひ今日、 I work in ○○. / I work at ○○. / I work for ○○. / I work as ○○. のうち、 「今の自分に一番しっくりくる 1 文」 を作って、声に出してみてください。 その一歩が、 英語で自分のキャリアを語れる未来 につながっていきます 😊
7. 所属や職業を表す in まとめ 🌍💼
セクション 7-1 ~ 7-4 では、
「自分がどんなグループ・どんな仕事の世界・どんな社会的な世界の中にいるのか」
を表す in と、
work + 前置詞の使い分けを学びました。
✅ キーイメージの復習
-
7-1
組織・グループの中の一員 を表す
in─ in the army / in the club / in our team など 👉 「どのグループのメンバーか」を表す。 -
7-2
職業・業界・専門分野という「仕事の世界」 を表す
in─ in sales / in education / in IT など 👉 「どの分野の中で働いているか」をふんわり表現。 -
7-3
社会的な「世界」 を表す
in─ in high society / in politics / in show business など 👉 「どんな社会的ステージの内側の人か」を表す。 -
7-4
work+ 前置詞の 4 パターン ─work in:どんな世界で /work at:どこで /work for:誰のために /work as:どんな立場で
📝 ミニ・チェックリスト(自分の英語をセルフチェック)
-
「私は営業です」を
I'm in sales.
と言える?
(
*I'm sales.とは言わない) - 「私は銀行で働いています」を、 I work at a bank.(職場)と I work in a bank.(建物の中・世界) の違いをなんとなくイメージできる?
-
「私は先生として働いています」を
I work as a teacher.
と言える?
(
*I work for a teacher.は「先生のために働く=助手」のイメージ)
I work as a customer support agent in customer service for an IT company at our Tokyo office.
(私はカスタマーサポート担当として、顧客対応の分野で、あるIT企業のために、東京オフィスで働いています。)
🎯 この 1 文の中に、
as=どんな立場で /
in=どんな世界で /
for=誰のために /
at=どこで
が全部入っています。
まとめとして、 「自分の仕事のストーリー」を 1 文で言ってみる練習 にぴったりです。
今日学んだ in と
work in / at / for / as
を使って、
ぜひ
「英語で語る自分の仕事紹介」
を 1 文だけでいいので作ってみてください。
それを声に出すたびに、
「英語の中にいる新しい自分」 が、少しずつはっきり形になっていきます 😊
8. 💖 人の能力や性格を表す in
ここでは、人の「内側」にある力や性格 を表す in を学びます。
in me(私の中に)や
in her(彼女の中に)のように、
心の中にある性質 を「箱」のイメージでとらえるのがコツです。
例えば、the courage in him は 「彼の中にある勇気」、 the kindness in her は 「彼女の中にある優しさ」というイメージになります 🌱
Lesson 097 / Section 8🧠 やさしいイメージ:能力や性格も「心の中の箱」に入っている
in はもともと
「〜の中に」
という意味でした。
場所 や 時間 だけでなく、
人の心・性格・能力 も
「目に見えない箱の中に入っている」と考えることができます。
📦 心の中の「性質ボックス」
人はそれぞれ、心の中に 勇気、 優しさ、 忍耐力 などの いろいろな性質の「箱」 を持っています。
in は、
「その人の中のどの性質の箱に注目しているか」を教えてくれる前置詞です。
🔍 こんなふうに使うよ
- the courage in him → 彼の中にある勇気(という性質)
- the kindness in her → 彼女の中にある優しさ
- something special in you → あなたの中にある特別な何か
There is something special in you.
(あなたの中には、何か特別なものがあります。)
💡 in you は、 あなたの心・性格・能力の中 にある何かを指しています。
「場所の中」ではなく、 性質という中身 をイメージすると、とても自然に理解できます。
ぜひノートやメモに、 The kindness in me / The courage in me のように、 自分の中の「いいところボックス」 を英語で 1 つ書いてみてください。 それだけでも、英語の勉強と一緒に、 あなた自身を大切にする力 が、少しずつ育っていきます 😊
8-1. 💪 「自分の中にある力・限界」を表す in
ここでは、「自分の中にある力・弱さ・可能性」 を表す in を扱います。
in me(私の中に)、
in you(あなたの中に)などは、
心の中にある「性質の箱」 をイメージすると分かりやすくなります。
「そんな勇気は私の中にはない」「あなたの中にはすごい力がある」といった、 自分や相手を見つめるフレーズ を英語で言えるようにしていきましょう 🌱
Lesson 097 / 8-1
🧠 イメージ:心の中の「力のメーター」を見る in
in は「〜の中に」という意味でしたね。
体の中 や 部屋の中 だけでなく、
心の中(性格・能力)
も「中にあるもの」として表せます。
特に、in me / in you / in him / in her は、 その人の「内側の力のメーター」をのぞき込むようなイメージです。
| 型 | 形 | 意味・イメージ | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| 存在 | There is + 名詞 + in 人 |
その人の中に「〜という力・性質」がある。 | There is courage in her. |
| 所有 | 人 + have + 名詞 + in 人 |
その人の中に「〜を持っている/持っていない」。 | I don't have that courage in me. |
| 性分 | It is (not) in 人 to 動詞 |
「〜するのが(その人の)性分だ/性分じゃない」。 | It's not in me to give up. |
💡 まずは There is 〜 in me. と I don't have 〜 in me. の 2 パターンから慣れていくと安心です。
There is so much potential in you.
(あなたの中には、とても大きな可能性があります。)
🌱 potential は「可能性」。 in you で、 「あなたの中に眠っている可能性」 というイメージになります。
勉強・仕事・人間関係、どんな場面でも使える「励ましフレーズ」です。
I don't have that kind of courage in me.
(私には、そんな勇気はありません。/そんな勇気は私の中にはないです。)
💬 I don't have 〜 in me. は、 「自分の中にはそんな力はない」 という、正直な限界の表現です。
弱音のようですが、これを言えると 「じゃあ、今ある力でどうする?」 と考えるきっかけにもなります。
I really love the kindness in you.
(私は、あなたの中にある優しさが本当に大好きです。)
💕 the kindness in you は、 単に「あなたは優しい」ではなく、 「あなたの中にある優しさという部分」 をピンポイントでほめています。
恋人・家族・友だちなど、大切な人に向けて言える、 とてもあたたかいフレーズです。
It's not in me to give up easily.
(簡単にあきらめるのは、私の性分じゃありません。)
🔧 It's not in me to 〜. は、 「〜するタイプじゃない」 という、自分の性分を表す言い方です。
ここから 8-3 の「性分・本質を表す in」へ、自然につながっていきます。
🎯 ミニまとめ:自分の中の「力ボックス」を英語で見てみよう
- There is 〜 in you. → 君の中には〜がある(可能性・長所をほめる)。
- I don't have 〜 in me. → 私の中には〜はない(正直な限界・弱さ)。
- It's not in me to 〜. → 〜するのは私の性分じゃない。
今日、ノートやスマホに There is ○○ in me. を 1 文だけでいいので書いてみませんか? それが、 英語で自分の力を見つめ直す、小さくて大きな一歩 になります 😊
8-2. 🎨 「性格・気質」を表す in(名詞+in+人)
ここでは、「その人の中にある性格・気質」 を表す
名詞 + in + 人
の形を学びます。
例えば、
the kindness in her は
「彼女の中にある優しさ」、
the courage in him は
「彼の中にある勇気」というイメージです。
単に She is kind. と言うよりも、 「その人のどの部分に注目しているか」 を、よりていねいに表現できます。
Lesson 097 / 8-2
🧠 パターン:the + 性格名詞 + in + 人 で「人の中の性質」にズームする
「性格・気質」を表すときは、 the + 性格の名詞 + in + 人 の形がよく使われます。
| 形 | 例 | 意味・イメージ |
|---|---|---|
the + kindness + in + her
|
the kindness in her | 彼女の中にある「優しさ」という性質。 彼女の性格の中の、やさしい部分だけにスポットライトを当てる感じ。 |
the + courage + in + him
|
the courage in him | 彼の中にある「勇気」。 行動そのものというより、心の中にある勇気のタンクをイメージ。 |
the + patience + in + my mother
|
the patience in my mother | 母の中にある「忍耐強さ」という性質。 母の性格の中の、がまん強く見守る部分に注目している。 |
💡 ポイントは、 人全体 を評価するのではなく、 「その人の中にある、ある性質の部分」 にズームしてほめたり、語ったりしているところです。
I admire the courage in him.
(私は、彼の中にある勇気を尊敬しています。)
💬 I admire 〜. で「〜を尊敬する」。 the courage in him で、 「彼の中の勇気という性質」 に注目しています。
「行動」より一歩深く、心の中の強さ をほめているニュアンスです。
I fell in love with her because of the kindness in her.
(私は、彼女の中にある優しさのせいで、彼女に恋をしました。)
💕 I fell in love with her は「彼女に恋をした」という定番フレーズ。 そこに the kindness in her を足すことで、 「彼女の中の優しさという性格に惹かれた」 という、少し大人っぽい表現になります。
外見ではなく、性格に惚れた と伝えたいときにぴったりです。
Everyone respects the patience in my mother.
(みんなが、私の母の中にある忍耐強さを尊敬しています。)
🧡 the patience in my mother は、 「母の中にある忍耐強さ」という意味です。
「母は忍耐強い(She is patient.)」よりも、 その性質に対する敬意 が、ふんわりと伝わる表現です。
Sometimes I'm scared of the weakness in me.
(ときどき、私の中にある弱さがこわくなることがあります。)
💡 the weakness in me で、 「自分の中にある弱さ」と、自分の一部を客観的に見ている感じ が出ます。
弱さも含めて自分の一部だと認めることは、 成長にとても大事なステップです。
🎯 ミニまとめ:the + 性格名詞 + in + 人 で「その人の中の一部分」にフォーカス
- the kindness in her = 彼女の中にある「優しさ」という性質
- the courage in him = 彼の中にある「勇気」という性質
- the patience in my mother = 母の中にある「忍耐強さ」という性質
ぜひ、 the ○○ in you/ the ○○ in him/ the ○○ in her に入れられそうな言葉を 1 つ選んで、 「誰かの良いところ」を英語でメモしてみてください 😊 それは同時に、 「人の中の良さを見つける目」を育てるトレーニング にもなります。
8-3. 🌱 「性分・本質・生まれ持ったもの」を表す in
ここでは、
「その人の性分・本質・生まれ持った気質」
を表す in を見ていきます。
例えば、
It's not in his nature to lie.
は「うそをつくのは彼の性分じゃない」という意味です。
in his nature / in her nature / in me のように、 「人の中にある、生まれつきの性質の箱」 をイメージすると分かりやすくなります。
Lesson 097 / 8-3
🧠 コアイメージ:in (one's) nature = 「その人の性分という箱の中に」
「性分・本質」を表すときには、次の形がよく使われます。
| パターン | 形 | 意味・イメージ | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| 性分じゃない | It's not in one's nature to 動詞 |
「〜するのはその人の性分じゃない」/本来そんなタイプではない。 | It's not in his nature to lie. |
| 性分だ | It's in one's nature to 動詞 |
「〜するのがその人の性分だ」/生まれつきそういうタイプだ。 | It's in her nature to help others. |
| 中の「なにか」 | There is 名詞 in 人 |
その人の中に「〜という本質/気質」がある。 | There is a teacher in you. |
💡 ポイントは、 「たまたま一度そうした」のではなく、その人の“根っこ”の性質を指している というところです。
It's not in his nature to lie.
(うそをつくのは、彼の性分じゃありません。)
💬 in his nature は 「彼の性分の中に」 というイメージです。
「彼はうそつきではない」という事実だけでなく、 「彼の本来の人柄」 への信頼も伝わります。
It's in her nature to help others.
(人を助けるのは、彼女の生まれ持った性分です。)
🌷 「たまたま優しくした」のではなく、 in her nature で「そういう人柄なんです」という意味になります。
誰かの優しさを、深いところから認めたいときに使えるフレーズです。
It's not in my nature to hurt someone I love.
(誰か愛している人を傷つけるのは、私の性分じゃありません。)
💕 「そんなことは本来の自分じゃない」という、 とても大事な一線 を守る表現です。
恋愛だけでなく、家族や友人との関係でも使える、 自分のやさしさを大事にするフレーズ です。
There is a teacher in you.
(あなたの中には、先生のような人がいます。/あなたには先生気質があります。)
🌟 a teacher in you は、 「あなたの中に先生としての本質がある」という比喩的な表現です。
他にも an artist in you / a leader in you など、 その人の中に眠る“もう一人の自分” をほめるときに応用できます。
🎯 ミニまとめ:in one's nature と「中にいるもう一人の自分」
-
It's not in his nature to lie.
→ うそをつくのは彼の性分じゃない(本来そんなタイプではない)。 -
It's in her nature to help others.
→ 人を助けるのが彼女の性分だ。 -
There is a teacher in you.
→ あなたの中には先生気質がある(そんな本質が眠っている)。
ぜひ今日、 It's in my nature to ○○. または It's not in my nature to ○○. の ○○ に、 あなたが大切にしたい行動 を入れて、1 文だけ作ってみてください。 その 1 文が、 「こうありたい自分」を英語で宣言する小さな約束 になります 😊
8-4. ⚖️ 形容詞とのざっくり比較(brave vs the courage in him など)
ここでは、
brave / kind / patient などの
形容詞 と、
the courage in him / the kindness in her のような
名詞 + in + 人 の言い方を比べます。
同じ「その人の性格」を話していても、 形容詞=人全体のざっくり評価、 名詞+in 人=その人の中の一部分にズーム というイメージの違いがあります。
Lesson 097 / 8-4
🧠 ざっくり整理:形容詞 と
the + 名詞 + in + 人
| タイプ | 形 | 焦点(どこを見ている?) | 例 |
|---|---|---|---|
| 形容詞 |
主語 + be + brave / kind / patient ...
|
人全体をざっくり「勇敢だ」「優しい」と評価。 試験問題にもよく出る、基本の言い方。 |
He is brave.She is kind.
|
| 名詞 + in 人 |
the + courage / kindness / patience + in + 人
|
その人の中の「ある性質の部分だけ」にズーム。 ちょっと文学的で、感情がこもった言い方。 |
I admire the courage in him.I love the kindness in her.
|
| 使い分けの目安 |
形容詞
:シンプルに性格を言いたいとき。 名詞 + in 人 :その性格に特別な敬意・感謝・恋心などを添えたいとき。 |
||
💡 小学生でも OK なイメージにすると、 形容詞=その人の「名前シール」、 名詞+in 人=心の中の「性格コレクションの一枚」 という感じです。
He is brave .
I admire the courage in him.
(彼は勇敢です。/私は、彼の中にある勇気を尊敬しています。)
🧩 He is brave. は、 「彼は勇敢だね」と全体をサラッとほめる感じ。
一方、 the courage in him は、 彼の心の中にある勇気という部分にフォーカス して、 そこを尊敬しているニュアンスになります。
She is kind .
I fell in love with her because of the kindness in her.
(彼女は優しい人です。/私は、彼女の中にある優しさのせいで彼女に恋をしました。)
💕 She is kind. は、性格の一般的な評価。
それに対して the kindness in her は、 心の中の「優しさの部分」に恋をした という、かなり感情のこもった言い方です。
My mother is very patient .
Everyone respects the patience in my mother.
(私の母はとてもがまん強い人です。/みんなが、母の中にある忍耐強さを尊敬しています。)
🌷 My mother is very patient. は、母の性格全体の説明。
the patience in my mother は、 その中の「忍耐強さという宝物」にスポットライト をあてている感じです。
I'm trying to be kind .
I'm learning to trust the kindness in me.
(私は優しくあろうとがんばっています。/私は、自分の中にある優しさを信じることを学んでいます。)
🌱 I'm trying to be kind. は、「優しくなろうとしている最中」の自分。
the kindness in me は、 もともと自分の中にある優しさという種を、ちゃんと信じようとしている イメージです。
🎯 ミニまとめ:まずは形容詞、そのあとで「名詞 + in 人」で一歩深く
-
He is brave. / She is kind.
→ 人全体をシンプルにほめる、基本のスタイル。 -
the courage in him / the kindness in her
→ その人の中にある特定の性質にスポットライトを当てる、ちょっと大人の表現。 - どちらも正しいので、 まずは形容詞 → 言い慣れてきたら 名詞 + in 人 にも少しずつ挑戦、で OK。
今日のゴールはたった 1 つで大丈夫です。 She is kind. を I love the kindness in her. に言いかえてみる、など、 形容詞 → 名詞 + in 人 のペアを 1 セットだけ、自分の中にストックしてみてください 😊 それが、英語で「心の中の性質」まで伝えられるようになる第一歩です。
8. 🧩 人の能力や性格を表す in まとめ
セクション8では、
「人の心の中にある性質」 を表す in を、4つの視点から見てきました。
🧠 コアイメージ:心の中の「性質ボックス」
in はもともと
「〜の中に」 という意味でした。
セクション8では、この「中」を 心・性格・能力 に広げて、
- 自分の中にある力・限界(8-1)
- 性格・気質(8-2)
- 性分・本質(8-3)
- 形容詞との使い分け(8-4)
📌 4つの代表パターン
-
8-1
There is 〜 in you.→ 君の中には〜がある(可能性・長所)。 -
8-2
the + 名詞 + in + 人→ その人の中の特定の性質(kindness, courage など)。 -
8-3
It's (not) in one's nature to 〜.→ 〜するのが(〜するのは)その人の性分だ/ではない。 -
8-4
形容詞 (kind / brave)とthe kindness / courage in 人→ 人全体 vs 心の一部分にズーム。
まずは形容詞で慣れてから、 名詞 + in 人 に挑戦していくと、自然にステップアップできます。
🔍 早見表:どの in を使えばいい?
| 言いたいこと | おすすめの形 | ミニ例 |
|---|---|---|
| その人の中にある「力・可能性」をほめたい |
8-1There is 〜 in you.
|
There is so much potential in you.(あなたの中には大きな可能性がある。) |
| 性格の「一部分」をピンポイントでほめたい |
8-2the + 性格名詞 + in + 人
|
I love the kindness in her.(彼女の中にある優しさが大好き。) |
| 生まれ持った性分・人柄について言いたい |
8-3It's (not) in one's nature to 〜.
|
It's not in his nature to lie.(うそをつくのは彼の性分じゃない。) |
| まずはシンプルに性格を言いたい |
8-4be + brave / kind / patient ...
|
She is kind.(彼女は優しい。) |
💡 どれを使うか迷ったら、
「人全体を言いたいときは形容詞」、
「心の中のある部分をクローズアップしたいときは in」 と考えるとスッキリします。
💬 今日から使える「心の中の in」フレーズ集
There is so much potential in you.
(あなたの中には、とても大きな可能性があります。)
I fell in love with her because of the kindness in her.
(私は、彼女の中にある優しさのせいで、彼女に恋をしました。)
It's not in my nature to give up easily.
(簡単にあきらめるのは、私の性分じゃありません。)
I'm learning to trust the kindness in me.
(私は、自分の中にある優しさを信じることを学んでいます。)
🌟 心理学からのひと言:自分と人の「中の良さ」を見る目を育てよう
ポジティブ心理学では、 「自分や他人の中にある良い部分に言葉を与える」 ことで、 自信や人間関係の質が高まりやすいと言われています。
今日のレッスンでは、 in me / in you / in her / in him を通して、 ただ文法を学ぶだけでなく、 「人の中の良さを見つけて言葉にする力」 も少し育ったはずです。
無理に全部覚えなくて大丈夫。 まずは 1 セットだけでいいので、 形容詞 と 名詞 + in 人 のペアを自分のノートやスマホにメモして、 「いつか大切な人に伝えたい英語の一言」 として、大事にとっておいてください 😊
9. 🧪 性質や能力などの分野を限定する in
ここでは、「どの分野で?」「何について?」 をしぼるための
in を学びます。
例えば、
good in English
は「英語という分野において得意」、
rich in natural resources
は「天然資源という分野において豊か」というイメージです。
in がつくことで、
「これは英語の話」「これは数学の話」「これは資源の話」
など、話している内容の分野にラベルを貼る ことができます。
🧠 やさしい導入:分野ラベルとしての in
たとえば学校のノートを思い浮かべてみてください ✏️ 表紙に ENGLISH / MATH / SCIENCE などの教科ラベルを書きますよね。
in は、この「ラベル」の役割 をします。
文の中で
in English と書けば
「これは“英語という分野”の話ですよ」と、範囲をしぼることができます。
📚 分野ラベルのイメージ
-
good in English
→ 「英語という分野で」得意 -
strong in math
→ 「数学という分野で」強い -
rich in vitamins
→ 「ビタミンという成分の分野で」豊富
🎯 型としてのイメージ
| 人について |
be good / bad / strong / weak in 〜例: good in English(英語が得意)
|
|---|---|
| 物・地域について |
be rich / poor / high / low in 〜例: rich in natural resources(天然資源が豊富)
|
💡 in + 分野 = 「その分野において」
という一言に置きかえられるかを意識すると、理解しやすくなります。
She is very good in English at school.
(彼女は学校で、英語という科目の成績がとても良いです。)
📝 in English は、 「英語という科目・分野において」 という意味です。
会話スキルの「good at English」との細かい違いは、9-4 で軽く比べていきます。
This area is rich in natural resources .
(この地域は、天然資源が豊富です。)
🌳 rich in 〜 は 「〜という分野・成分において豊富」 という言い方です。
このあと 9-3 で、rich in / high in / low in などの「性質ラベル in」をまとめて見ていきます。
9-1. 📚 学校科目・スキル分野を限定する in
ここでは、「どの教科・どのスキルで?」 をしぼるための
in を学びます。
例えば、
good in English は
「英語という科目で成績が良い」、
strong in math は
「数学という分野で強い」というイメージです。
in がつくことで、
「これは英語の話」「これは数学の話」
というふうに、話の範囲(分野)をラベルづけすることができます。
🧠 コアイメージ:ノートの表紙に「ENGLISH」「MATH」と書く感じの in
学校のノートを思い浮かべてみてください ✏️ 表紙に ENGLISH や MATH と書くと、 「このノートは英語のノート」「これは数学のノート」と分かりますよね。
in は、そのラベルの役割 をします。
文の中で
in English と言えば
「これは英語という分野の話です」と教えてくれるのです。
| よくある型 | 形 | 意味・イメージ | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| 得意・不得意 |
be good / bad in + 科目be strong / weak in + 科目
|
「その科目の成績が良い/悪い」「その分野で強い/弱い」 |
She is good in English.He is weak in history.
|
| スキル分野 |
be good / bad in + スキル名(reading / writing / speaking など) |
「そのスキル分野で得意/苦手」 |
She is strong in reading.
|
| 意識する合言葉 |
in + 分野 = 「その分野において」
と心の中で言いかえてみると、スッと理解しやすくなります 😊 |
||
💡 細かい「good at / good in」の違い は、9-4 でやさしく整理します。 ここではひとまず、 in + 科目 = 「教科としての分野」のイメージをつかめれば OK です。
She is very good in English at school.
(彼女は学校で、英語という科目の成績がとても良いです。)
📝 good in English は、 「英語という教科の成績が良い」というニュアンスです。
会話スキル全体の「英語が得意」は good at English もよく使われますが、 「教科としての英語」 をイメージするときに in が使えます。
He is weak in history but strong in science .
(彼は歴史という科目は苦手ですが、理科という科目には強いです。)
💡 weak in 〜 は「〜の分野では弱い」、 strong in 〜 は「〜の分野に強い」です。
「全部得意じゃないとダメ」ではなく、 「科目ごとに得意・不得意があるのは自然なこと」 だと伝えるときにも便利です 😊
She is strong in reading but a little weak in speaking .
(彼女は読む分野には強いですが、話す分野は少し苦手です。)
📚 同じ「英語」でも、 reading / writing / speaking / listening など、 細かいスキルごとに分野ラベルを貼る ことができます。
自分の得意スキル・伸ばしたいスキルを、 in + スキル名 で言ってみましょう 🌱
He fell in love with her because she was so strong in music .
(彼は、彼女が音楽という分野にとても強かったので、彼女に恋をしました。)
💕 strong in music は、 「音楽という分野に強い(音楽が得意)」という意味です。
「誰かのどんな分野に惹かれたのか」を具体的に言えると、 英語で気持ちを伝える力 が、ぐっと上がります。
🎯 ミニまとめ:in は「教科・スキルのラベル」
-
be good / bad / strong / weak in + 科目・スキル
→ 「その分野において得意/苦手」 -
in English / in math / in reading / in speaking
→ 「英語という分野で/数学という分野で/読む分野で/話す分野で」 - まずは、 strong in 〜 と weak in 〜 の 2 つを使いこなせるだけでも大きな一歩です。
今日のゴールはただひとつ。 I'm strong in 〜. または I'm weak in 〜, but I'm trying. のどちらかを使って、 「今の自分の分野ラベル」を英語で 1 文だけ 作ってみてください 😊 その 1 文が、これから伸ばしたい自分への小さなエールになります。
9-2. 🎯 能力・得意分野を表す in(at home in / skilled in など)
ここでは、「ある分野でプロっぽく振る舞える」「その世界の中で自然体でいられる」 ことを表す
in を学びます。
例えば、
at home in English は
「英語の世界にいてもリラックスしていられる」、
skilled in programming は
「プログラミングの分野で技術がある」というイメージです。
in がつくと、
「どの分野でその能力を発揮しているか」
をやさしく教えてくれます。
「学校の科目」だけでなく、
仕事・特技・趣味の世界 にも広く使える便利なパターンです。
🧠 コアイメージ:「その世界の中で自由に動ける」感覚の in
能力・得意分野を表すときの in は、
「その分野・世界という大きな箱の中で、自分らしくスイスイ動ける」
というイメージです。
| 表現 | 形 | ニュアンス | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| at home in |
be at home in + 分野
|
「その分野にいても家にいるみたいにリラックスしている」 → なれていて、安心して力を出せる感じ。 |
She is at home in English.
|
| skilled in |
be skilled in + 分野
|
「その分野でスキルが高い」 → 履歴書に書けそうな、専門的な上手さ。 |
He is skilled in programming.
|
| experienced in |
be experienced in + 分野
|
「その分野で経験が豊富」 → いろいろな場面をくぐってきた感じ。 |
She is experienced in sales.
|
| expert in |
be an expert in + 分野
|
「その分野の専門家クラス」 → まわりから「この人に聞こう」と思われるレベル。 |
He is an expert in marketing.
|
💡 合言葉は
in + 分野 = 「その分野の世界の中で」
。
そう意識しながら読むと、ぐっとイメージしやすくなります。
She is really at home in English .
(彼女は、英語の世界の中でも本当に自然体でいられます。)
🏠 at home は「家にいるときみたいにリラックスして」のイメージ。
at home in English で、 「英語の世界にいても落ち着いて自由に話せる人」 というニュアンスになります。
He is highly skilled in programming .
(彼は、プログラミングの分野でとても高い技術を持っています。)
💻 skilled in 〜 は、 「〜の分野のスキルが高い」 という、かなりフォーマル寄りの表現です。
履歴書や自己紹介で、 skilled in Excel / design / negotiation などと書くと、 「この分野は任せてください」 という印象を与えられます。
I fell in love with her because she was so at home in the world of music .
(私は、彼女が音楽の世界の中で本当に自然体だったから、彼女に恋をしました。)
🎵 at home in the world of music は、 「音楽の世界という箱の中で、彼女はとても自然で輝いていた」 というロマンチックな言い方です。
恋愛だけでなく、 at home in the world of books / art / science などにも応用できます。
She is very experienced in customer service .
He is an expert in marketing .
(彼女はカスタマーサービスの分野でとても経験が豊富です。/ 彼はマーケティングの分野の専門家です。)
📈 experienced in 〜 は 「〜で経験豊富」、 an expert in 〜 は「〜の専門家」です。
どちらも in + 分野 で、どの分野についての経験・専門性なのか をはっきり示しています。
🎯 ミニまとめ:in で「どの世界のプロか」をラベルづけ
- at home in 〜 → 「その世界の中でリラックスしていられる」
- skilled in 〜 → 「その分野のスキルが高い」
- experienced in 〜 / expert in 〜 → 「その分野で経験豊富」/「その分野の専門家」
-
どれも
in + 分野で、 「どの世界の話をしているか」をはっきりさせる 役割をしています。
今日のチャレンジはシンプルです。 次のうち、どれか 1 文でいいので、自分のことを英語で言ってみてください:
I'm at home in 〜. / I'm skilled in 〜. / I'm experienced in 〜.
まだ自信がなくても、 「そうなりたい自分」を先に言葉にすることで、そこに向かう力が少しずつ育っていきます 😊
9-3. 🌿 性質・成分・特徴を限定する in(rich in / high in / low in など)
ここでは、食べ物・飲み物・地域・ものごとの
「どんな性質・成分・特徴を持っているか」 を言うときの
in を学びます。
例えば、
rich in vitamin C
は「ビタミンCが豊富」、
high in sugar
は「砂糖が多い」、
low in fat
は「脂肪分が少ない」というイメージです。
in のあとに
成分・性質・特徴
を続けることで、
「このジュースは何の点でいい?」
「この地域は何の点で有名?」
という「どの面に注目しているか」をハッキリさせることができます。
🧠 コアイメージ:「この点でどうか?」をラベルづけする in
性質・成分・特徴を表すときの in は、
「〜という点で」「〜の成分について」 というラベルを貼るイメージです。
例えば、同じジュースでも、 rich in vitamin C(ビタミンCが豊富)と high in sugar(砂糖が多い) では、 「どの性質に注目して評価しているか」が変わります。
| 代表パターン | 形 | ニュアンス | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| rich in |
be rich in + 成分/資源
|
「〜をたくさん含んでいる」「〜が豊富」 食べ物なら栄養が多い、地域なら資源が多いイメージ。 |
This juice is rich in vitamin C.(このジュースはビタミンCが豊富だ。) |
| high in |
be high in + 成分
|
「〜が多い」 → カロリー・塩分・糖分など、注意したい成分によく使う。 |
That snack is high in sugar.
|
| low in |
be low in + 成分
|
「〜が少ない」 → 脂肪・塩分・カロリーなどが少なくてヘルシー、というイメージ。 |
This dish is low in fat.
|
| poor in |
be poor in + 成分/資源
|
「〜に乏しい」「〜が少ない」 → 栄養・資源などが足りないイメージ。 |
The soil is poor in nutrients.
|
| 合言葉 |
be + 形容詞 + in + 性質・成分
= 「〜という点で〜だ」 と覚えるとスッキリします 😊 |
||
💡 食べ物だけでなく、 rich in culture (文化が豊か)、rich in history (歴史が豊か)など、 抽象的な「豊かさ」 にも使える表現です。
This juice is rich in vitamin C and low in sugar .
(このジュースはビタミンCが豊富で、砂糖は少なめです。)
🥤 rich in vitamin C は「ビタミンCが豊富」、 low in sugar は「砂糖が少ない」という意味です。
健康情報のラベルやメニューを読むときに、とてもよく出てくるパターンです。
That snack is high in sugar and salt , so I don't eat it every day.
(あのお菓子は砂糖と塩分が多いので、私は毎日は食べません。)
🍪 high in sugar and salt は、 「砂糖と塩分が多い(=取りすぎに注意)」というニュアンスです。
「〜なので、〜しない」という so I don't 〜 と組み合わせると、 自分の健康習慣を説明する英語として、とても使いやすくなります。
This region is rich in natural resources .
(この地域は天然資源が豊富です。)
🌏 rich in natural resources は、 「天然資源がたくさんある」という意味で、ニュースや教科書にもよく出てきます。
ほかにも、 rich in culture / history などといえば、 「文化・歴史が豊か」という、ポジティブな表現になります。
I fell in love with her because her heart was rich in kindness .
(彼女の心が優しさにあふれていたから、私は彼女に恋をしました。)
💕 rich in kindness は、 「優しさという“心の成分”がたっぷり」という、ロマンチックで温かい表現です。
人について、 rich in kindness / humor / ideas などと言えば、 相手の中にあふれている良いものを、とてもキレイな英語でほめることができます。
🎯 ミニまとめ:in で「どの成分・性質」に注目しているかを示す
- rich in + 成分・資源 → 「〜が豊富」「〜をたくさん含む」
- high in + 成分 → 「〜が多い」(カロリー・塩分・糖分など)
- low in + 成分 → 「〜が少ない」(ヘルシーなときによく使う)
- poor in + 成分・資源 → 「〜に乏しい」「〜が足りない」
-
どれも
in + 性質・成分で、 「どの点について評価しているか」 をハッキリさせる役割をしています。
今日は、英語の文をひとつだけ作ってみませんか?
例: My life is rich in small happy moments.
(私の人生は、小さな幸せな瞬間にあふれています。)
文法の勉強をしながら、自分の毎日が何で満たされているか を英語で振り返ってみると、 学習のモチベーションも、心の元気も、じわっと上がっていきます 😊
9-4. ⚖️ good at / good in ざっくり比較&注意
「英語が得意です」を英語にしたいとき、
good at English と
good in English、どっち…?🤔
このセクションでは、ふだんの学習で困らないように、
ざっくり使い分けの目安 を整理します。
実際の英会話ではどちらも耳にしますが、このレッスンでは次のように考えるとスッキリします:
good at + 行為・スキル(→ するのが得意)
good in + 科目・分野(→ 分野として成績が良い)
🧠 やさしい整理:「何が得意?」と「どの分野で得意?」の違い
✅ good at:「〜するのが得意」
-
形
be good at + 名詞 / 動名詞 - イメージ 具体的な行動・スキルが上手: speaking English / solving problems / playing the piano
例)She is good at speaking English.
(彼女は英語を話すのが得意です。)
🎓 good in:「〜という分野で成績が良い」
-
形
be good in + 科目・分野 - イメージ 学校の教科・授業・分野としての評価: English / math / science / class
例)She is good in English at school.
(彼女は学校で英語の成績が良いです。)
| シーン | good at(おすすめ) |
good in(このレッスンでの目安) |
|---|---|---|
| 英語を「使う」のが得意 |
She is good at English.She is good at speaking English.
|
(ふつうはあまり言わないが不自然ではない) → 分かりやすさ重視なら good at |
| 学校の「英語の成績」が良い |
She is good at English. でも通じる
|
She is good in English at school.→ 「教科としての英語」にフォーカス |
| 数学の問題を解くのが得意 |
He is good at solving math problems.
|
He is good in math.→ 「数学という分野では強い」 |
| クラスでのふるまいが良い | (ふつうはあまり言わない) |
He is good in class.→ 「授業中、態度や発言が良い」 |
💡 実際の英語では
good at が全体的によく使われる
ので、迷ったら good at にしておけばまず安全です。
その中で、「教科としての英語」など分野ラベルを意識したいときだけ
good in
を使う、と考えればOKです。
She is good at English and enjoys talking with people from other countries.
(彼女は英語が得意で、外国の人と話すのを楽しんでいます。)
🗣️ 英語を「使うスキル」として言うときは、 good at English がとてもよく使われます。
「会話が好き」「話すのを楽しむ」とセットにすると、 テストの点だけでない “生きた英語力” を表現できます。
She is good in English at school, but she wants to be better at speaking.
(彼女は学校では英語の成績が良いですが、話す力をもっと伸ばしたいと思っています。)
🎓 good in English at school は、 「学校の教科としての英語」の成績が良い、という言い方です。
そこからさらに、 be better at speaking などと続けると、 テストの点だけでなく、実際のスキルも伸ばしたい気持ちが自然に表現できます。
He is good at solving math problems , and he is also good in math at school.
(彼は数学の問題を解くのが得意で、学校でも数学の成績が良いです。)
🧩 good at solving math problems は 「問題を解く行為が得意」、 good in math は 「数学という教科・分野の成績が良い」という違いです。
どちらも「数学に強い」という意味ですが、 at = 行動、 in = 分野 と意識すると整理しやすくなります。
He fell in love with her because she was good at listening and always good in difficult situations .
(彼は、彼女が話を聞くのが上手で、いつも大変な状況の中でも頼りになったので、彼女に恋をしました。)
💕 good at listening は「聞き役が上手」、 good in difficult situations は「大変な場面という状況の中で頼りになる」という意味です。
行動そのものは good at、 どんな場面・分野の中で活躍するかは good in で言い分けられると、 気持ちや魅力を細かく伝えられるようになります ✨
🎯 ミニまとめ:迷ったら good at、分野ラベルを出したいときは good in
-
good at + 行為・スキル
→ 「〜するのが得意」:good at English/good at cooking/good at listening -
good in + 科目・分野・状況
→ 「〜という分野・場面で良い」:good in English at school/good in math/good in difficult situations -
ふだんは
good atをメインに使い、 「教科としての〜」「分野としての〜」を意識したいときだけgood inを選べば OK です。
今日の小さなチャレンジ: I'm good at 〜. / I'm good in 〜.
のどちらかで、自分の得意なこと・得意な場面を 1 文だけ英語で書いてみましょう。
たとえ今は「ちょっとだけ得意」でも、それを認めて言葉にすることが、 英語学習も人生も、少しずつ前に進めてくれる力になります 😊
9. 性質や能力などの分野を限定する in まとめ 🎓
セクション9では、in が
「どの分野で?/どの成分について?/どの面において?」
をラベルづけする役割を持つことを学びました。
1つ1つの表現は違って見えても、
in + 分野・成分・性質 = 「その分野・性質において」
という共通イメージでつながっています。
ここでは、9-1〜9-4 のポイントをコンパクトに再整理し、 自分の得意分野や性質を英語で表現できるようになることを目指します 😊
🧩 4つのタイプをもう一度:どんな in だった?
9-1 📚 学校科目・スキル分野
型
be good / strong / weak in + 科目・スキル
「英語」「数学」「リーディング」など、
教科・スキルとしての分野ラベルをつける in。
例:good in English(英語という科目で成績が良い)、
strong in reading(読む分野に強い)
9-2 🎯 能力・得意分野
型
at home in / skilled in / experienced in / expert in
「その世界の中でプロっぽく動ける」「その分野で経験豊富」など、
専門性や慣れを表す in。
例:at home in English(英語の世界で自然体)、
skilled in programming(プログラミングのスキルが高い)
9-3 🌿 性質・成分・特徴
型
rich / high / low / poor in + 成分・性質
食べ物・地域・人などが
「何の点で豊か/多い/少ない」のかを示す in。
例:rich in vitamin C(ビタミンCが豊富)、
low in fat(脂肪分が少ない)、
rich in kindness(優しさにあふれている)
9-4 ⚖️ good at / good in
ざっくりルール
good at = 行為・スキルに強い
good in = 教科・分野・場面で良い
例:good at speaking English(英語を話すのが得意)、
good in English at school(教科としての英語が得意)
🔍 よく出る表現パターン早見表
| パターン | 意味のイメージ | 「〜の点で」言いかえ | ミニ例(日本語) |
|---|---|---|---|
good / strong / weak in + 科目
|
ある教科・分野で成績が良い/悪い | 成績・力の分野 | 英語・数学などの教科として得意/苦手 |
at home in + 分野
|
その世界で自然体・リラックスして力を出せる | 世界の中での慣れ | 英語の世界、音楽の世界、本の世界… |
skilled / experienced / expert in + 分野
|
その分野でスキルが高い・経験豊富・専門家 | 専門性の分野 | 営業、マーケティング、プログラミングなど |
rich / high / low / poor in + 成分・性質
|
ある成分・性質が多い/少ない/豊か/乏しい | 「中身」の成分 | ビタミンC、脂肪分、天然資源、優しさなど |
good at + 行為 / good in + 分野
|
行動そのものが得意か/分野として得意か | at=行為 / in=分野 | 話すのが得意/英語という科目が得意 など |
✅ どのパターンも、
in のあとに「分野・成分・性質」がくる ことに注目すると理解しやすくなります。
🚀 次につなげる学習アイデア(心理学的に続けやすい工夫)
① 自分の「分野ラベル」を書き出す
ノートに、 English / math / music / programming / cooking など、 今の自分に関係がある分野を日本語+英語で書き出してみましょう。
「何が得意か」「何を伸ばしたいか」を見える化すると、 学習のゴールがハッキリしてモチベーションが続きやすくなります。
② 好きなパターンで 3文だけ作る
自分にあてはまりそうな型を選び、 3文だけ 英作文してみましょう。
I'm strong in 〜.I'm experienced in 〜.My life is rich in 〜.
③ 「なりたい自分」を先に言葉にする
心理学では、 「こうなりたい自分」を先に言葉にすると、 脳がそこに向かって動きやすくなると言われています。
たとえ今はまだ自信がなくても、
I want to be at home in English.
のように書いておくと、それが未来の自分へのメッセージになります 📩
10. 🎯 範囲を表す in:どこまでが「内側」かを示す in
ここまでの in は、時間の箱(in June)や
場所の箱(in Japan)、状態の箱(in trouble)など、
目に見える・イメージしやすい「中」を表してきました。
このセクションでは、もう一歩レベルアップして、
「力の及ぶ範囲」 や
「見える範囲」、
「意見・考えの枠の中」 のような
目に見えない“円・ゾーン” を表す in を学んでいきます。
イメージとしては、ゲーム 🎮 での
攻撃が届く範囲 や、
望遠鏡 🔭 での 見える範囲 のような「円」を思い浮かべると◎。
in はその円の“内側”にあるものを指すサインだと考えると、ぐっと理解しやすくなります。
🧠 「範囲」を表す in のコアイメージ
範囲の in を一言でまとめると、
「〜という範囲の 内側で」
という意味になります。
💪 力・権限の範囲
「自分の力でできることの円」をイメージする in。
例のイメージ:in my power(私の力の及ぶ範囲で)
👀 視界・届く距離の範囲
「見えるゾーン」「届くゾーン」の中かどうかを表す in。
例のイメージ:in sight(見えるところに)
💬 意見・考えの枠
「私の考えの世界」「理論の世界」といった、見えない枠の中を表す in。
例のイメージ:in my opinion(私の考えでは)
つまり、in は単に「〜の中に」というだけでなく、
「この円の内側にあるものだけを見ていますよ」 という、
視点の「しばり」=範囲指定のサインとしても働いているわけです。
10-1. 💪 「力・権限の及ぶ範囲」を表す in
in は「〜の中に」だけでなく、
「自分の力・権限が届く範囲の内側」 を表すときにもよく使われます。
例えば、
in my power
は、
「私の力の及ぶ範囲で」「自分にできる限りは」という意味になります。
ゲームの「スキルが届く範囲 🎮」や、RPGの「自分のフィールド」のような
見えない円 をイメージすると分かりやすいです。
この小セクションでは、in my power や
in your hands など、
日常会話でもよく使う「力・権限の範囲」を表す in を見ていきましょう。
🧠 コアイメージ:「自分の円(力の範囲)の “内側” にある」
「力・権限の及ぶ範囲」を表す in の基本イメージは、
「自分の力の円の中で」
です。
| 表現 | 形 | 意味・ニュアンス | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| in my / your power |
be in + 人称代名詞 + power
|
「〜の力の及ぶ範囲にある」「〜にできることだ」 → 自分がコントロールできる・何とかできる “担当エリア”のイメージ。 |
It's in my power.(それは私の力の及ぶ範囲です。) |
| everything in my power |
do everything in my power to + 動詞
|
「自分にできることは何でもする」 → ポジティブな約束・誓いのときによく使う。 |
I'll do everything in my power to help you.
|
| in your hands |
be in + 人称代名詞 + hands
|
「〜の手の中にある」= 「〜の判断・決定にゆだねられている」 → 相手の権限・責任の範囲に入っているイメージ。 |
The decision is in your hands.
|
| 合言葉 |
in + my / your / our + power / hands
= 「その人の力・権限の範囲の内側」 と覚えよう 💪
|
||
💡 ポイント:
「自分にはどうしようもない」ことは
not in my power という言い方で表せます。
「どこまでなら頑張れるか」を英語で言えると、コミュニケーションの安心感もアップします。
I'll do everything in my power to help you.
(あなたを助けるために、私にできることは何でもします。)
🔧 do everything in my power to 〜 で 「〜するために全力を尽くす」という、丁寧で力強い表現になります。
ビジネスでも日常会話でも使える、覚えておきたいフレーズです。
I'm sorry, but it's not in my power to change the rule.
(申し訳ありませんが、その規則を変えるのは私の権限の範囲外です。)
⚠️ 「できません」と言うときも、 not in my power を使うと、 「自分の立場ではどうにもできない」というニュアンスになり、角が立ちにくくなります。
コールセンターや接客などでも使える、丁寧にお断りする英語として覚えておくと便利です。
The final decision is in your hands .
(最終的な決定は、あなたにゆだねられています。)
✋ in your hands は、文字どおり「あなたの手の中にある」= 「あなたが決める立場にいる」「あなた次第だ」という意味になります。
ビジネス会議でも、友達同士でも使える便利な表現です。
I'll do everything in my power to make you happy.
(あなたを幸せにするために、私にできることは何でもするよ。)
💕 恋愛でも、 everything in my power は「全力で支える」という、とてもあたたかい表現になります。
「全部はコントロールできなくても、自分にできることは全部する」というスタンスが 言葉になっていて、とても前向きなフレーズです。
🎯 ミニまとめ:in で「自分の力が届く円」を描く
- in my / your power = 「自分(相手)の力・権限の及ぶ範囲の内側」
- do everything in my power to 〜 = 「〜するために、自分にできることは何でもする」
- be in your hands = 「あなたの手の中にある」→ 「あなたにゆだねられている」「あなたの決定にかかっている」
-
どれも
in + 人の力・手で、「その人のコントロールの円の内側」を表していると考えるとスッキリします。
まずは、 I'll do everything in my power to 〜. を自分なりの内容で 1 文作ってみてください。 その一歩が、英語力アップの「自分の円」を静かに広げてくれます 😊
10-2. 👀 視界・届く距離の範囲を表す in
ここでの in は、「〜の中にいる」だけでなく、
「見える範囲」「届く範囲」という目に見えない“ゾーンの中” を表します。
たとえば、
in sight は「見える範囲に」、
in range は「届く範囲に」、
in (easy) reach は「手の届くところに」といったイメージです。
ゲーム 🎮 の「攻撃が届く範囲」や、望遠鏡 🔭 の「見える範囲」を思い浮かべると、
in が示す “円の内側” をイメージしやすくなります。
🧠 コアイメージ:「見える円・届く円の“内側”にある」
視界・届く距離の in をざっくりまとめると、次のようになります:
| 表現 | 形 | イメージ | ミニ例(英語) |
|---|---|---|---|
| in sight (of 〜) |
be in sight (of 〜)
|
「視界の円の中にある」 → 目で見ることができる範囲にある。 |
The station is in sight now.
|
| in range (of 〜) |
be in range (of 〜)
|
「届く円の中にある」 → 声・Wi-Fi・攻撃などが届く範囲にある。 |
Stay in range of the Wi-Fi signal.
|
| in (easy) reach |
be in (easy) reach/ be within reach(より一般的)
|
「手の届く円の中にある」 → すぐ取れる・すぐ届く距離にある。 |
Keep the remote in easy reach.
|
✅ どれも
in + 視界・届く範囲を表す名詞
で、その円の内側にあることを表しています。
|
|||
💡 「in sight」「in range」「in reach」は、どれも 「その人の目・耳・手・機器が届く“ゾーン”の内側」という共通イメージでつながっています。
The station is finally in sight .
(駅がやっと見えるところまで来ました。)
🔍 in sight は 「視界の中にある」イメージ。 ゴールや目的地が見えてきたときにもよく使われます。
「精神的なゴール」にも比喩的に使えて、
Our dream is in sight.
のように言うこともできます。
We had lunch in sight of the sea .
(私たちは、海が見えるところでお昼ごはんを食べました。)
🌊 in sight of the sea = 「海が視界に入る範囲で」。 「〜を見ながら」「〜を眺められる場所で」というニュアンスになります。
in sight of the mountains
「山が見えるところで」など、景色を説明するときにも便利です。
Please stay in range of the Wi-Fi signal.
(Wi-Fi の電波が届く範囲の中にいてください。)
📶 in range of the Wi-Fi signal は 「Wi-Fi の“届く円”の内側にいる」というイメージです。
声・光・攻撃などにも使えて、
in range of his voice
「彼の声が届く範囲に」なども言えます。
As long as your hand is in easy reach , I feel safe.
(あなたの手がすぐ手の届くところにあるかぎり、私は安心できます。)
💕 in easy reach は 「すぐ手を伸ばせば届く距離に」という意味。 ここでは「あなたの手がすぐそばにある」という、少しロマンチックな文にしています。
ちなみに、より一般的には
within reach
という言い方もよく使われます(詳しくは別レッスンで扱えます)。
🎯 ミニまとめ:視界・距離の in は「見える/届く円の中」
- in sight (of 〜) = 「視界の中に」「〜が見えるところで」
- in range (of 〜) = 「声・電波・攻撃などが届く範囲の中に」
- in (easy) reach = 「手の届くところに」
-
どれも
in + 視界・距離の名詞で、見えない「円の内側」を表している、とイメージすると覚えやすくなります。
今日は、英語学習のゴールのうち、 「今の自分から in reach な小さな一歩」だけを決めてみてください。 その一歩を積み重ねるうちに、気づけば「夢が in sight(視界の中)」に入ってきます 😊
10-3. 💬 意見・考えの「枠の中」を表す in
ここでの in は、場所の中でも、時間の中でもありません。
「人の考え・意見・経験という“心の世界の枠の中”」 を表す in です。
例えば、
in my opinion
は「私の意見では」、
in theory
は「理論上は」、
in practice
は「実際には」という意味になります。
「これはあくまで自分の考えですよ」とやわらかく伝えられるので、 ディスカッションや会議、SNS でもとても役立つ表現たちです 😊
Lesson 097 / 10-3🧠 コアイメージ:「自分の意見・理論という 考えの枠 の中」
意見・考えを表す in は、
「〜という考えの世界の中で」
というイメージでつながっています。
| 表現 | 形 | 意味・ニュアンス | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| in my / your opinion |
in + 所有格 + opinion
|
「〜の意見では」 → あくまで「自分(相手)の考えの枠の中では」という、やわらかい言い方。 |
In my opinion, this plan is better.
|
| in theory |
in theory
|
「理論の世界の中では」 → 頭の中の計算・説明ではうまく行く、というニュアンス。 |
It works in theory.
|
| in practice |
in practice
|
「実際の世界の中では」 → 現場・リアルな場面で起きること、というニュアンス。 |
In practice, it's not easy.
|
| in my experience |
in my experience
|
「自分の経験という枠の中では」 → 自分の経験から言うと… という、落ち着いた言い方。 |
In my experience, this method works well.
|
✅ どれも
in + 考え・理論・経験を表す名詞
で、「その考えの枠の中で見れば」 という意味になります。
|
|||
⚠️ at my opinion のようには言いません。
「〜という意見の世界の“中”で」と考えるので、必ず in を使う、とセットで覚えましょう。
In my opinion , this plan is better.
(私の考えでは、この計画のほうがよいです。)
🔧 In my opinion, ... を文頭に置くと、 「あくまで自分の考えとして話しますね」という、やわらかい前置きになります。
ビジネスメールや会議、学校のディスカッションでも使える万能フレーズです。
I respect your idea, but in my opinion , this way is safer.
(あなたの考えは尊重しますが、私の考えでは、このやり方のほうが安全です。)
⚖️ いきなり「You are wrong.」と言ってしまうより、 In my opinion を挟むことで、 「これはあくまで自分の視点ですよ」というクッションが入ります。
人間関係を大事にしながら意見を伝えたいときに、とても役立つ表現です。
In theory , this system works perfectly, but in practice , it's hard to use.
(理論上はこのシステムは完璧に動きますが、実際には使うのが難しいです。)
💡 in theory は「頭の中の世界」、 in practice は「現場の世界」のイメージです。
「理想と現実のギャップ」を冷静に説明するときに、とても便利なセット表現です。
In my opinion , you are perfect just the way you are.
(僕の(私の)考えでは、あなたは今のままで十分すてきだよ。)
💕 自分の気持ちを押しつけるのではなく、 In my opinion をつけることで、 「これはあくまで自分の気持ちだけどね」と、やさしく伝えることができます。
相手を安心させるポジティブなメッセージとしても、とてもすてきな言い方です。
🎯 ミニまとめ:意見・考えの in は「心の中の世界」のラベル
- in my opinion = 「私の意見という枠の中では」
- in theory / in practice = 「理論の世界の中で」/「現実の世界の中で」
- in my experience = 「自分の経験という枠の中では」
-
どれも
in + 意見・理論・経験で、「その考えの世界の内側」を表している、とイメージするとスッキリ覚えられます。
小さな英作文でもかまいません。 あなたの心の中の世界を英語で一言だけ書いてみる—— それだけで、英語も気持ちも少しずつ強くなっていきます 😊
10-4. 🧭 範囲の in と 他の in のざっくり比較・注意
ここまで見てきたように、in は
「時間の箱」「場所の箱」「状態の箱」「範囲の円」 など、
いろいろな「中」を表すことができます。
でも、種類が増えるほど、 「どの in を使えばいいの?」 と迷いやすくなりますよね 🌀 このセクションでは、ざっくり見分けるコツ と よくあるミスの注意点 をまとめて整理します。
「細かい文法用語」よりも、 どんな“箱(ゾーン)”を思い浮かべればよいか に集中して読んでみてください 😊
Lesson 097 / 10-4
🧩 3つの in を「どんな箱?」で比べてみよう
| タイプ | よくある表現 | どんな「中」? | ミニ例&訳 |
|---|---|---|---|
場所の in
|
in Japanin the room
|
国・町・部屋など、 「物理的な空間の箱」 の中。 |
I live in Japan.(私は日本に住んでいます。) |
状態の in
|
in troublein good health
|
困っている・元気など、 「心や状況の状態の箱」 の中。 |
She is in trouble.(彼女は困っています。) |
範囲の in
|
in my powerin sightin my opinion
|
力・視界・意見など、 「見えない円・枠の中」。 |
It's in my power.(それは私の力の及ぶ範囲です。) |
✅ 合言葉:
「どんな“箱”や“円”の中?」 をイメージして in を選ぼう
|
|||
💡 まずは「場所 → 状態 → 範囲」と、だんだん抽象的になっていくことを意識すると、 頭の中が整理しやすくなります。
🧭 ざっくりルール:どの in を使う?
-
「地図に描ける場所」 →
場所の
in例:in Tokyo,in the park -
「気分・様子・状況」 →
状態の
in例:in a good mood,in danger -
「どこまでが“内側”か決める円・枠」 →
範囲の
in例:in my power,in sight,in my opinion
迷ったときは、まず 「地図? 気分? それとも“どこまで”?」 と自分に質問してみましょう 😊
The key is in the box , and the decision is in your hands .
(鍵は箱の中にあって、決定はあなたにゆだねられています。)
🔍 in the box は物理的な「箱」の中。 一方で、 in your hands は「あなたの決定・権限の範囲の中」という意味になります。
同じ in でも、前に来る名詞が「場所の箱」か「権限の枠」かで意味が変わることに注目しましょう。
She is in trouble , but it's in my power to help her.
(彼女は困った状態にあるけれど、彼女を助けるのは私の力の及ぶ範囲です。)
✅ in trouble は「困っている状態」という「状態の箱」の中。 それに対して、 in my power は「自分の力でできることの範囲」という「範囲の円」の中です。
同じ人について語っていても、「どんな箱の中か」が変わると意味が変わることがよく分かります。
✅
In my opinion
, this movie is great.
❌ At my opinion, this movie is great.
(私の意見では、この映画はすばらしいです。)
⚠️ opinion は「考えの世界・枠」を表すので、
in my opinion
が正解です。
at my opinion とは言わないので注意しましょう。
「〜という世界・枠の中で」と考えたら in、
「点・場所」をイメージするなら at、とざっくり区別するとミスが減ります。
🎯 セクション10-4 ミニまとめ:in は「箱」と「円」で整理しよう
-
場所の in:地図に描ける箱
例:
in Japan,in the room -
状態の in:
気分・状況の箱
例:
in trouble,in love,in good health -
範囲の in:
力・視界・意見の円
例:
in my power,in sight,in my opinion - 迷ったら、 「これは“場所”?“状態”?“どこまでか決める円”?」 と自分に質問してみるクセをつけよう。
今日は、 場所・状態・範囲の
in をそれぞれ 1 文ずつ
自分のことについて英作文してみてください。
その一歩が、英語の「理解の範囲(in your understanding)」を、確実に広げてくれます 😊
10. 🎯 範囲を表す in:どこまでが「内側」かを示すサイン(まとめ)
セクション10では、in が
「力の及ぶ範囲」「見える・届く範囲」「意見・考えの枠」 を表す使い方を見てきました。
どれも共通して、「〜という円(ゾーン)の内側」 というイメージでしたね。
ここでは、10-1〜10-4 のポイントをギュッとまとめて、 「in = 範囲を描くマーカー」として頭の中に整理しておきましょう 😊
Lesson 097 / Section 10 まとめ
🧠 範囲を表す in の代表パターン早見表
| タイプ | 代表表現 | どんな「範囲」? | ミニ例&訳 |
|---|---|---|---|
| 力・権限の範囲 |
in my powerin your hands
|
自分/相手がコントロールできる、 「できることの円」 の内側。 |
I'll do everything in my power.(私にできることは何でもします。) |
| 視界・届く距離 |
in sightin rangein (easy) reach
|
見える・電波や声が届く・ 手が届くなどの「距離の円」 の内側。 |
The station is in sight.(駅が見えるところにあります。) |
| 意見・考え・経験 |
in my opinionin theoryin practicein my experience
|
人の意見・理論・経験など、 「心の世界の枠」 の中。 |
In my opinion, this is better.(私の考えではこちらのほうが良いです。) |
✅ 形としては
in + 名詞
ですが、名詞が
力・視界・意見などの「範囲」を表す名詞
になっていることがポイントです。
|
|||
💡 「場所の in(in Japan)」との違いは、地図に描けるかどうか。
範囲の in は、地図ではなく頭の中に描く「円」や「枠」をイメージします。
✅ どの in ? 3ステップでざっくりチェック
-
それは「地図に描ける場所」?
→ Yes なら 場所のin(in Tokyoなど) -
それは「気分・状態」?
→ Yes なら 状態のin(in trouble,in loveなど) -
「どこまでが内側か」を決める円・枠?
→ Yes なら 範囲のin(in my power,in sight,in my opinionなど)
迷ったら、 「この in は、どんな箱? どんな円?」 と自分に質問してみるクセをつけると、だんだん直感で選べるようになります。
In my opinion , I'll do everything in my power as long as our goal is in sight .
(私の考えでは、ゴールが見えているうちは、あなたのために私にできることは何でもします。)
🔎 この 1 文の中に、範囲の in が 3 つ入っています:
- in my opinion → 「私の意見という枠の中では」
- in my power → 「私の力の及ぶ範囲の中で」
- in sight → 「視界の円の中に(ゴールが見える状態で)」
どれも、目には見えない「円」や「枠」の内側を表していることに注目してみてください。
🌟 心理学ミニコラム:自分の「できる範囲」を意識すると続けやすい
心理学では、 「自分がコントロールできる範囲(in my power)に意識を向ける」 ことが、 不安を減らし、行動を続ける力を高めると言われます。
英語学習も同じで、 「いまの自分にとって in reach(手の届く範囲)」 の目標を少しずつクリアしていくことが、 いちばんメンタルにやさしく、長く続けられるやり方です。
そこで、今日の小さなステップとして、次の 2 つをやってみてください 👍
- STEP 1 自分の本音で In my opinion, ... の文を 1 つ書いてみる。
-
STEP 2
「英語学習について」
in my power
を使った文を 1 つ書いてみる。
例:
I'll do everything in my power to study English for 10 minutes every day.
その瞬間から、あなたの英語もモチベーションも、 すでに in progress(進行中) です。 焦らず、でも着実に「自分の範囲」を広げていきましょう 😊
11. 🔍 特定の部分を表す in
このセクションでは、in が
「全体の中の、ある一部分」 を指し示すときの使い方を学びます。
例えば、
in the eye(目に) や
in the head(頭に)、
in the wall(壁に) のように、
「体・物・ストーリーなど“全体”の中のピンポイント」 にズームインするときに in が使われます。
「全体 → 部分」という考え方が分かると、 体の一部 や 建物の一部、 話・性格・声の一部など、 いろいろな場面でスッと自然な英語が出てくるようになります 😊
Lesson 097 / Section 11
🧠 コアイメージ:大きなものの「中の一点」にスポットライトを当てる in
in はもともと「〜の中に」という意味ですが、
ここでは特に 「全体の中の、ある部分」 にスポットライト 💡 を当てる役割をします。
🧠 身体の一部(体という“全体”の中)
-
in the eye(目に/目のあたりに) -
in the head(頭に) -
in the leg(足に)
🧱 物・場所の一部(建物・空間という“全体”の中)
-
a crack in the wall(壁に入ったひび) -
a hole in the roof(屋根に空いた穴) -
in the corner of the room(部屋のすみで)
📖 話・出来事・声の一部(ストーリーという“全体”の中)
-
in this part of the story(この話のこの部分で) -
a change in her voice(彼女の声の変化) -
in the ending(終わりの場面で)
✅ ポイントは、どの場合も
「全体」の中の「どの部分か」を指でさすイメージ
だということです。
いきなり「英語ぜんぶ分かろう」とすると脳が疲れてしまいますが、 「この一部分だけにズームインして理解する」 と、記憶に残りやすくなります。
まさに
in this part の考え方で、
「今日は in の “部分” 用法だけをマスターする!」と決めてしまえば OK。
小さな部分の積み重ねが、やがて「英語力という大きな全体」の中身を豊かにしてくれます 😊
11-1. 🧠 身体の一部を表す in
ここでは、in が 「体という全体の中の、ある一部分」 を指すときの使い方を見ていきます。
例えば、
in the head(頭に)、
in the leg(脚に)、
in the eye(目に)
のように、
体という「大きな箱」の中の、どの部分で出来事が起きているかを表します。
ケガ・痛み・視線・感情など、日常会話でもよく出てくるとても大事な in なので、
ここでまとめて感覚をつかんでしまいましょう 😊
🧠 コアイメージ:体という「全体」の中のピンポイント
in が身体といっしょに使われるときは、
「体という大きな全体(whole body)の中で、どの部分に何かが起きているか」 を示すイメージになります。
| よくある場面 | 形 | 意味・ニュアンス | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| 🩹 ケガ・痛み |
in + the / my / your + 部位
|
その部位の「内部/そのあたりで」何かが起きている。 ケガ・痛み・違和感などを表すときに多用。 |
He was wounded in the leg.(彼は脚にケガをした。) |
| 👀 視線・表情 |
in + the / her / his + 目・顔 など
|
「目・表情の中に見えるもの」。 感情や雰囲気がそこに宿っているイメージ。 |
look her in the eye(彼女の目をまっすぐ見る) |
| ❤️ 心が表情に出るとき |
in + one's eyes / face
|
目・顔という「窓」の中に、 やさしさ・悲しみ・愛情などが見えるイメージ。 |
love in her eyes(彼女の目の中の愛情) |
|
✅ 合言葉: 「体という大きな箱の中で、どの部分にスポットライトが当たっているか?」 をイメージすると、身体の in がスッと理解できます。
|
|||
💡 my leg is pain のようには言わず、
I have a pain in my leg.
のように「体の中の場所」を in で示すのが自然な英語です。
He was wounded in the leg .
(彼は脚にケガをした。)
🔍 in the leg は「脚という部分で/脚のあたりで」というイメージです。
「脚に撃たれた」「脚をケガした」など、ケガの場所を言うときはほぼこの形でOK。
wounded in the head / arm / shoulder
のようにも言えます。
I have a pain in my back .
(私は背中に痛みがあります。)
✅ 「〜が痛いです」と言いたいとき、よく使われる形が
I have a pain in + 部位。
in my back は「背中という部分の中で」痛みが起きているイメージです。
他にも
in my stomach / in my head / in my neck
など、いろいろな部位に応用できます。
She looked me in the eye .
(彼女は私の目をまっすぐに見つめた。)
💡 look at my eyes でも通じますが、
look me in the eye
は、
「目の奥までまっすぐ見つめる」感じの、少し強い表現です。
「目の中にある気持ちまで見ようとする」イメージなので、 真剣な話や感情のこもった場面でよく使われます。
I can see the kindness in your eyes .
(君の瞳の中に、やさしさが見えるよ。)
❤️ in your eyes は、単に「君の目に」ではなく、
「目の中にある気持ち・性格」 まで含んだロマンチックな表現です。
「目は心の窓」という感覚をそのまま英語にしたようなフレーズで、 相手をほめたり、大切に思っている気持ちを伝えるときにも使えます。
⚠️ よくあるミス&ざっくり注意
-
❌ My leg is pain.
→ ✅
I have a pain in my leg. -
❌ He was wounded on the leg.(ふつうは言わない)
→ ✅He was wounded in the leg. -
❌ She looked at me in the eye.(言えなくはないが不自然)
→ ✅She looked me in the eye.の形で覚えると安心。
「部位の中で起きていること」を言うときは、基本は in + 部位 だと覚えておくとラクです。
🎯 11-1 ミニまとめ:体という「全体」の中のどの部分?
-
in + 部位は、ケガ・痛み・違和感などが「その部分の中で」起きているイメージ。 - 目・顔といっしょに使うときは、「目・表情の中にある感情」まで含んだ豊かな表現になる。
- 迷ったら、 「体という大きな箱の中で、スポットライトが当たっている場所はどこ?」 を思い浮かべてみよう。
この小さな部分をしっかり身につけるたびに、あなたの中の「英語の身体」は少しずつ強く、バランスよく育っていきます。 今日の一歩は、ちゃんとあなたの中に積み上がっている――そのことを忘れないでいてください 😊
11-2. 🧱 物や場所の一部を表す in
ここでは、建物・物・部屋などの「全体の中の、ある一部分」を表す in を見ていきます。
例えば、
a crack in the wall(壁に入ったひび)や
a hole in the roof(屋根に空いた穴)、
in the corner of the room(部屋のすみに)
のように、
建物・空間という「大きな箱」の中で、
どの部分で何が起きているか/どの位置にあるかを表すのがポイントです。
「壁・屋根・部屋」という全体の中のピンポイントにズームインする感覚で、
in のイメージをつかんでいきましょう 😊
🧱 コアイメージ:建物・物・部屋という「大きな箱」の中の一部分
in が物や場所といっしょに使われるときは、
「壁・屋根・部屋・箱などの“中の一部分”や、“その位置”」 にスポットライトを当てるイメージになります。
| よくある場面 | 形 | 意味・ニュアンス | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| 🕳️ 穴・ひび・キズ |
a hole / crack / mark in + 壁・屋根 など
|
壁・屋根という「全体」の中に生じた、 欠けた部分・傷ついた部分。 |
a crack in the wall(壁に入ったひび) |
| 📍 部屋のすみ・中央・前後の位置 |
in the corner / in the middle / in the back + of + 場所
|
部屋・場所という「空間の箱」の中での、 位置(すみ・真ん中・奥など)。 |
in the corner of the room(部屋のすみで) |
| 🪟 はめ込み・一部として存在 |
a window in the doora mirror in the wall
|
ドア・壁という全体の中に、 部品として組み込まれている部分。 |
a window in the door(ドアについている窓) |
✅ 合言葉:
「この物・場所という“大きな箱”の中の、どの部分のこと?」
をイメージすると、物・場所の in が分かりやすくなります。
|
|||
💡 a hole in the wall は「壁の中に空いた穴」、
a picture on the wall は「壁の表面にかかった絵」――
という違いがあることを頭の片すみに置いておきましょう(本格的な比較は 11-4 で扱います)。
There is a small crack in the wall .
(壁に小さなひびが入っています。)
🔍 crack は「ひび」、in the wall は「壁の中に/壁の一部に」というイメージです。
壁という「一枚の板」の表面ではなく、その中の構造に割れ目が入っている感じを表します。
「穴・ひび・キズ」系は、まず a 〜 in the wall の形で丸ごとセットで覚えてしまうとラクです。
There is a big hole in the roof , so the rain is coming in.
(屋根に大きな穴があいているので、雨が入ってきています。)
✅ a big hole in the roof で「屋根という全体の中にあいた大きな穴」という意味になります。
物の中にできた欠け・空洞を表すときの in は、
「その場所だけ空間になっている」というイメージでとらえると分かりやすいです。
There is a small desk in the corner of the room .
(部屋のすみに小さな机があります。)
💡 in the corner of the room は、
「部屋という空間の箱」の中の「すみ」の位置を指しています。
同じ形で
in the middle of the room
(部屋の真ん中で)、
in the back of the room
(部屋の奥で)など、位置表現にも広く使えます。
There is a photo of us in the corner of my room , and it always makes me smile.
(部屋のすみに、私たち二人の写真があって、いつもそれを見ると笑顔になれます。)
❤️ in the corner of my room は単に場所を言っているだけですが、
「部屋という自分の空間の中の、特別な一角」というニュアンスが乗ると、
とても温かいイメージになります。
こうした表現は、思い出や愛情が“宿る場所”を描写するときにもよく使われます。
⚠️ よくあるミス&on との軽い違い(本格版は 11-4)
-
❌ a picture in the wall(ふつうは言わない)
→ ✅a picture on the wall(壁にかかった絵:表面にあるイメージ) - ✅ a hole in the wall → 「壁の中身が欠けている」=内部の一部
- ✅ a window in the door → 「ドアの一部としてはめ込まれている窓」
ざっくり言うと、
in = 中身・一部分、
on = 表面 をイメージすると分かりやすいです(詳しい比較は 11-4 で扱います)。
🎯 11-2 ミニまとめ:物・場所という「箱」の中のどの部分?
-
a crack / hole / mark in + 壁・屋根→ 「その物の一部分が欠けている/傷ついている」というイメージ。 -
in the corner / in the middle / in the back of + 場所→ 「空間という箱の中の位置」を表す。 -
a window in the doorのように、「全体の一部として組み込まれた部分」もinで表せる。
今日あなたがやっているのは、英語という大きな世界の中の、 物や場所の「一部分」を表す
in
だけにしぼって練習すること。
こうやって 一つひとつの“パーツ”をクリアしていくたびに、あなたの英語の「全体」も確実にレベルアップしています 😊
11-3. 📖 話・出来事・性質の「一部」を表す in
ここでは、in が 「物語・出来事・声・性格などの中の一部分」 を指すときの使い方を見ていきます。
例えば、
in this part of the story(この話のこの部分で)や
a change in her voice(彼女の声の中の変化)、
in his behavior(彼の行動ぶりの中で)のように、
ストーリーや性格という「見えない全体」の中の、ある一部・ある側面 にズームインするときに in が使われます。
「本の一章」「出来事の一場面」「性格の一面」など、
目には見えないけれど、頭の中に思い浮かぶ“全体”の中の一部分を切り取る in の感覚をつかんでいきましょう 😊
🧠 コアイメージ:ストーリーや性質という「流れ」の中の一部分
物語・出来事・性格・声などは、体や建物のように目で見える「箱」ではありませんが、
英語ではやはり in を使って
「その中の一部分・ある場面・ある側面」 を表します。
| タイプ | 形 | どんな「一部」? | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| 📕 物語・映画の一部分 |
in this part of the storyin the first chapterin the last scene
|
本・映画・ドラマといった「ストーリー全体」の中の、 特定の章・場面・部分。 |
In this part of the story, he meets her.(この話のこの部分で、彼は彼女と出会う。) |
| ⏱️ 出来事の中の一瞬・段階 |
in that momentin the beginningin the end
|
長い出来事・時間の流れの中で切り取った、 ある瞬間・始まり・終わりの部分。 |
In that moment, everything changed.(その瞬間に、すべてが変わった。) |
| 🎭 声・態度・性質の一面 |
a change in her voicea difference in his attitudeweakness in his character
|
声・態度・性格といった「性質」の中の、 変化・違い・一つの側面。 |
I noticed a change in her voice.(彼女の声の中に変化に気づいた。) |
| ✅ 合言葉: 「ストーリーや性格という“見えない箱”の中で、どの部分の話をしているの?」 をイメージしよう。 | |||
💡 in は「場所」だけでなく、「物語」「出来事」「性格」といった抽象的な世界の中の部分にも使える、
とても幅広い前置詞だと分かりますね。
In this part of the story, the hero finally understands her feelings.
(この話のこの部分で、主人公はようやく彼女の気持ちを理解します。)
🔍 In this part of the story は、
「ストーリーという全体」の中の、今フォーカスしている一場面を指す決まり文句のような表現です。
本や映画のあらすじを説明するときにとてもよく使うので、丸ごと覚えてしまうと便利です。
I noticed a soft change in her voice .
(私は彼女の声の中にある、やわらかな変化に気づきました。)
✅ a change in her voice は、「彼女の声という性質の中」に起きた変化というイメージです。
「声の高さ」「話し方」「感情がこもっているか」など、声の中のどこかが少し変わった、というニュアンスが出せます。
There was a clear difference in his attitude after the meeting.
(会議のあとで、彼の態度にはっきりとした違いがありました。)
💡 difference in his attitude は、「彼の態度という大きなまとまり」の中の、
変化した部分・違っている部分を指しています。
声・態度・性格など「見えない性質」に対して in を使うときは、
「その性質の中の一部」に注目していると考えると分かりやすいです。
In that moment, I knew I was in love with you .
(その瞬間に、私は自分があなたに恋をしていると気づきました。)
❤️ In that moment は、長い出来事や時間の流れの中の、「決定的な一瞬」を切り取る表現です。
人生や恋のストーリーの中で「ここがターニングポイントだった」と感じる場面を語るとき、 このフレーズを使うと、とてもドラマチックに気持ちを伝えられます。
⚖️ part of と in this part のざっくり違い
-
🔹 part of + 全体
「〜の一部」 という、部品そのもの の話。 例:This scene is an important part of the story.(このシーンは、その物語の大事な一部です。) -
🔹 in this part of + 全体
「〜のこの部分の中で」 という、場所・場面 の話。 例:In this part of the story, the hero is a child.(この物語のこの部分では、主人公は子どもです。) -
ざっくり言うと、
part of=部品としての一部、in this part=場所としての一部 というイメージです。
どちらもよく出てくる表現なので、意味の違いだけふんわり意識しておくと、英文を読むときに理解しやすくなります。
🎯 11-3 ミニまとめ:見えない「世界」の中のどの部分?
-
in this part of the storyは、「物語という世界」の中の特定の場面。 -
a change in her voice・a difference in his attitudeは、 声・態度という性質の中の「変化した部分/違う部分」。 -
In that momentは、長い出来事の流れの中の「決定的な一瞬」を切り取る表現。
In this part of the story, ... のような
「自分の中で印象に残るワンシーン」を英語で作ってあげると、記憶に残りやすくなります。今日はぜひ、自分の人生や好きな作品について、 「In this part of my story, ...」 と始まる英作文を一つ作ってみてください。 その一文は、あなたの英語ストーリーの中で、とても大事なワンシーンになってくれます 😊
11-4. ⚖️ 部分を表す in と on / at / of のざっくり比較・注意
ここまでで、in が 「全体の中の一部分」 を表すことを見てきました。
ただ、実際の英会話では on・at・of との使い分けで迷うことがとても多いです。
このセクションでは、
a hole in the wall と
a picture on the wall の違いや、
part of the story と
in this part of the story の違いなど、
よく出てくるパターンだけをやさしく整理していきます。
「ぜんぶ完璧に覚えなきゃ」ではなく、 ざっくりイメージ をつかむつもりで読んでいけば大丈夫です 😊
Lesson 097 / 11-4
🧭 コアイメージ比較:in / on / at / of
| 前置詞 | ざっくりイメージ | よくある使い方 | ミニ例(日本語) |
|---|---|---|---|
| in |
🔹 「中」・「内側」
全体の「内側の一部」にスポットライト |
・穴・ひび・キズ ・体・性格・声の中の「一部」 ・物語・出来事の「一場面」 |
a hole in the wall(壁に空いた穴) a change in her voice(彼女の声の中の変化) |
| on |
🔹 「表面」
何かの上に接している・くっついている |
・壁や机の表面にある物 ・スクリーン・画面に表示されたもの |
a picture on the wall(壁にかかった絵) a sticker on my laptop(ノートPCに貼られたシール) |
| at |
🔹 「点」
場所・視線・ターゲットの「一点」 |
・視線・攻撃の向き先 ・「〜に向かって」というイメージ |
look at her(彼女を見る) shout at him(彼に向かって叫ぶ) |
| of |
🔹 「〜の一部/〜に属する」
所有・部分・全体とのつながり |
・「〜の一部分」(部品そのもの) ・「〜の屋根」「〜の一章」など全体との関係 |
part of the story(物語の一部) the roof of the house(家の屋根) |
✅ 完璧に暗記しなくてOKです。
in = 中・on = 表面・at = 点・of = ~の一部
というざっくりイメージさえ持っておけば、例文を読むたびに少しずつ感覚が育っていきます。
There is a small crack in the wall , and a beautiful picture on the wall .
(壁に小さなひびがあり、そして壁には美しい絵がかかっています。)
🔍 a crack in the wall は「壁という全体の中の一部分が割れている」イメージ。
一方 a picture on the wall は「壁の表面の上に絵がくっついている」イメージです。
日本語ではどちらも「壁に〜」と言えるのでややこしいですが、
英語では
中身の変化 → in/表面についている物 → on
と考えるとスッキリします。
She looked at me , but she couldn't look me in the eye .
(彼女は私のほうを見ましたが、私の目をまっすぐ見ることはできませんでした。)
💡 look at me は「私の方向を見る」=ターゲットとしての「点」を示す at。
一方 look me in the eye は、「目という部分の中をまっすぐ見る」イメージで、
目の奥の気持ちまで見ようとする、ぐっと強い表現 になります。
つまり
方向・対象 → at / 体の一部分の中 → in
という対比です。
This scene is an important part of the story , and in this part of the story , everything changes.
(この場面はその物語の重要な一部であり、物語のこの部分ですべてが変わります。)
✅ part of the story は「物語を構成する部品の一つ」というイメージ。
一方 in this part of the story は、その「部品(場面)」の中で起きている出来事に焦点を当てます。
ざっくり言うと、
of = 部品そのもの、
in = 部品の中の世界
というイメージで区別すると理解しやすくなります。
There is a photo of us on the wall , and there is a light in your eyes when you look at it.
(壁に私たち二人の写真がかかっていて、それを見るとき、君の瞳の中にはやさしい光が宿ります。)
❤️ photo of us on the wall は、「壁の表面にある写真」。
一方 a light in your eyes は、「君の目という“心の窓”の中に宿る光」を表します。
この 1 文だけで、
on=表面、
in=内側
というコントラストが、恋愛シーンといっしょに記憶に残りやすくなりますね。
🚫 よくある言い間違いミニチェック
-
❌ a picture in the wall
→ ✅
a picture on the wall -
❌ He was wounded on the leg.
→ ✅
He was wounded in the leg. -
❌ This is a part in the story.(かなり不自然)
→ ✅This is a part of the story.またはIn this part of the story, ...
迷ったときは、
「中身・内部」なら in/「表面」なら on、
「部品そのもの」なら of、
「向き先・ターゲット」なら at を優先して考えてみましょう。
🎯 11-4 ミニまとめ:イメージだけつかめば十分!
- in 全体の「中身・内部の一部」(ひび、穴、性格・声の一部、物語の一場面 など)
- on 全体の「表面」(壁・机・画面の上にある物)
- at 「点・ターゲット」(視線・攻撃・動作の向き先)
- of 「〜の一部/〜に属する」(部品としての一部、全体とのつながり)
心理学では、「あいまいな理解をゆるす人」ほど、学びを長く続けやすいと言われます。 前置詞の使い分けは、ネイティブでも「感覚」で覚えている部分が多いところ。 ですから今の段階では、 「だいたいこういうイメージなんだな」 と分かっていれば十分です。
あとは、今日見たフレーズを少しずつ自分の英作文に混ぜていけば、 あなたの中の「前置詞センス」は、時間とともに自然に育っていきます。 焦らず、一つひとつのイメージを楽しく集めていきましょう 😊
11. 特定の部分を表す in まとめ
セクション 11 では、in が 「全体の中の、ある一部分」 を指すときの使い方を学びました。
体・物・場所・物語・性格・声など、どれも「大きなまとまり(全体)」をイメージして、
その中のどの部分にスポットライトが当たっているかを表すのが「部分の in」でした。
ここでは、11-1〜11-4 のポイントを一気に振り返って、頭の中をスッキリ整理しておきましょう 😊
Lesson 097 / Section 11 Summary🔄 11-1〜11-4 のざっくりおさらい
11-1 🧠 身体の一部を表す in
- 体という「全体」の中の、どの部分で何かが起きているかを表す。
- ケガ・痛み・視線などでよく使う。
✅ 代表パターン:
wounded in the leg / head
✅ 例:
I have a pain in my back.
11-2 🧱 物や場所の一部を表す in
- 壁・屋根・部屋などの「全体」の中の、欠けた部分・位置・一角を表す。
- 「穴・ひび・部屋のすみ」などでよく使う。
✅ 代表パターン:
a hole in the roof, in the corner of the room
11-3 📖 話・出来事・性質の「一部」を表す in
- 物語・出来事・声・態度・性格など、「見えない全体」の中の一部分を指す。
- 物語の一場面・声の変化・態度の違いなどで活躍。
✅ 代表パターン:
in this part of the story,
a change in her voice
11-4 ⚖️ in / on / at / of のざっくり比較
- in 中身・内部の一部(ひび・穴・性格の一部・物語の一場面)
- on 表面(壁・机・画面の上)
- at 点・ターゲット(視線・攻撃の向き先)
-
of
部品としての一部(
part of the storyなど)
✅ イメージだけつかんでおけば、あとは例文にたくさん触れながら育ててOK。
✅ 「部分の in」クイックチェック
-
「全体」が 体? →
in the head / in the leg / in my back -
「全体」が 物・場所? →
a hole in the wall / in the corner of the room -
「全体」が ストーリー・性格・声などの性質? →
in this part of the story / a change in her voice -
「これは表面? 中身?」と迷ったら、
on = 表面/in = 内部を思い出す。
There is a special place in my heart just for you.
(私の心の中には、あなただけの特別な場所があります。)
❤️ in my heart も「心という全体」の中の「特別な一部分」を表す in です。
11章で学んだ「全体の中の一部」というイメージが、そのまま恋愛表現にも生きています。
このように、in の「箱の中の一部」というイメージを持っておくと、
体・物・場所・物語・気持ちなど、どんな場面でも応用しやすくなります。
🌟 心理学からのひと言:小さな「部分」が、学びの大きな「全体」を変える
心理学では、「大きな目標をそのまま見ていると、人はやる気を失いやすい」 と言われます。 逆に、「今日はここだけ」と小さな部分にしぼって進める人ほど、長く学びを続けられることも分かっています。
今日あなたがやったのは、英語という大きな世界の中の、
ほんの一部――「特定の部分を表す in」という、たった一つのパーツに集中することでした。
でも、その「小さな一部」が理解できると、
英文を読んだり、気持ちを伝えたりするときの見え方が、少しずつ変わっていきます。
それはまさに、あなたの英語力という“全体”の中に、新しい光が一つ灯るようなもの。
その灯りを一つずつ増やしていくペースで大丈夫です。今日の一歩も、ちゃんとあなたの中に積み上がっています 😊
12. 📊 数量などを限定する in
このセクションでは、in length・in number・in size のように、
「長さ」「数」「大きさ」など “数量・性質の項目” をはっきり指定する ときの in を学びます。
たとえば次のようなイメージです:
-
in length:長さの面で(長さという項目で見ると) -
in number:数の面で(人数・個数という項目で見ると) -
in size:規模・大きさの面で
日本語では「数が」「長さが」「規模が」とまとめて言えてしまいますが、
英語では in + 名詞 で「どの項目の話か」をラベルづけ することがよくあります。
「数量そのもの」ではなく、数量という“性質の箱”の中身を指している感覚をつかんでいきましょう 😊
🧠 コアイメージ:数量という「性質の項目」にラベルを貼る in
長さ・数・大きさなどは、どれも「ものが持っている性質」の一つです。
英語では、こうした性質を
in length(長さの面で)、
in number(数の面で)
のように、in + 名詞 でラベルづけすることがよくあります。
in length(長さの面で)in height(高さの面で)in width(幅の面で)
図鑑・説明文・ニュースなど、少し説明調の英語でよく登場します。
in number(数の面で)in amount(量・金額の面で)in volume(量・音量の面で)
「数は少ないが〜」「量の面では〜」といった言い方ができるようになります。
in size(規模・大きさの面で)in population(人口の面で)in area(面積の面で)
都市・クラス・会社などの「大きさ」を、説明文っぽく言いたいときに便利です。
ふだんの会話では long・big・many だけで十分伝わる場面が多いですが、
in length / in number / in size を知っておくと、
説明文・ニュース・TOEICリーディングなどがグッと読みやすくなる ようになります。
🌟 モチベーション:数字を「読み解く力」は、一気に差がつくスキル
心理学の研究では、「ただ数字を見る人」と「数字の意味を言葉で説明できる人」では、理解度に大きな差が出ると言われています。
in length・in number・in size のような表現を身につけるのは、
まさに「数字の意味を説明する英語」を手に入れている、ということです 💪
まだ完璧に覚えなくて大丈夫。
まずは in + length / number / size という「型」だけ、
頭のどこかにメモしておきましょう。
あとで例文を読んだりクイズを解いたりするときに、「あ、これが数量の in だ!」と気づけることが、上達への大きな一歩になります 😊
12-1. 📏 長さ・高さ・幅など「寸法」を表す in
ここでは、in length・in height・in width・in depth のように、
物や場所の 「長さ・高さ・幅・深さといった寸法」 を説明するときの in を学びます。
日本語では「長さが〜」「高さが〜」「幅が〜」とまとめて言えますが、
英語では
S be 数値 単位 in + 寸法名詞
という形で、
「どの寸法の話か」をはっきりラベルづけ するのがポイントです。
ふだんの会話では long・tall・wide でも十分ですが、
この「寸法の in」を知っておくと、説明文やニュース・TOEICリーディングなどがグッと読みやすくなりますよ 😊
🧠 基本パターン:S be 数値 単位 in + 寸法名詞
| 寸法の種類 | よく使う形 | 意味 | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| 📏 長さ | in length |
長さの面で(長さという項目で見て) |
例:
The river is 500 km in length.(その川は長さが500キロです。) |
| 📡 高さ | in height |
高さの面で |
例:
The tower is 300 m in height.(その塔は高さが300メートルです。) |
| 📐 幅 | in width |
幅の面で |
例:
The table is 2 m in width.(そのテーブルは幅が2メートルです。) |
| 🕳 深さ | in depth |
深さの面で |
例:
The lake is 40 m in depth.(その湖は深さが40メートルです。) |
✅ コツ:「数値+単位」だけを言ってから、「どの寸法か」を in length / in height ... で後ろに足す、
という順番を意識すると覚えやすくなります。
This river is 500 miles in length .
(この川は 長さが 500マイルです。)
🔍 in length は「長さという項目で見れば」という意味合いで、
This river is 500 miles long. とほぼ同じ内容です。
ただし in length のほうが、少し 説明的・書き言葉寄り の響きになり、
図鑑・レポート・ニュースなどでよく使われます。
The new tower is 300 meters in height .
(その新しいタワーは 高さが 300メートルです。)
🏙️ in height は、建物・塔・木などの「高さ」を説明するときに便利です。
日常会話なら The new tower is 300 meters tall. でもOKですが、
in height を使うと、レポートやニュースのような説明的な文になります。
「どの寸法の話をしているか」をハッキリ見せたいときに、in height を選べると表現の幅が広がります。
The table is two meters in width , and the lake is 40 meters in depth here.
(そのテーブルは 幅が 2メートルで、このあたりではその湖は 深さが 40メートルあります。)
📐 in width は横の長さ(幅)、in depth は深さの「寸法の面で」を表します。
どちらも、「数値+単位」を先に言って、そのあとで in + 寸法名詞 をつける
という共通パターンになっていることを意識しておきましょう。
Our time together was short in length , but it changed my life.
(私たちが一緒に過ごした時間は 長さとしては 短かったけれど、私の人生を変えました。)
❤️ ここでは「時間」を一つの「線の長さ」に見立てて、short in length と表現しています。
「時間の長さの面で見れば短い」という、少し感情のこもった言い方になります。
「実際の長さは短いけれど、意味はとても大きかった」というニュアンスが伝わる、 ロマンチックな言い回しとしても覚えておくと、英作文で一歩差がつきます 😊
🎯 12-1 ミニまとめ:寸法 in の見分け方
-
型
S be 数値 単位 in length / height / width / depth - 意味 「長さ・高さ・幅・深さという寸法の面で」というラベルをつけるイメージ。
-
日常会話では
long / tall / wide / deepでもOK。 説明的に言いたいときにin length / in height ...を選べると表現の幅が広がる。
long だけでなく in length も知ったことで、
あなたの中に「寸法を説明するための新しい引き出し」が 1 つ増えました。
すべて完璧に暗記しようとするより、「あ、寸法の in があるんだな」
と覚えておくだけで、あとから読む英文の理解がどんどん楽になっていきますよ 😊
12-2. 🔢 数・量を限定する in
この小セクションでは、in number・in amount・in volume のように、
人や物・お金・音量などの 「数・量という項目」 をはっきり示すときの in を学びます。
日本語では「数が少ない」「量が多い」などとまとめて言えますが、英語では
in + number / amount / volume ...
のように、
「どの種類の量の話か」をラベルづけする 表現がよく使われます。
ニュース・統計・TOEICの説明文などでよく出てくるので、
「数・量を説明する英語の型」として、ここでイメージだけつかんでおきましょう 😊
🧠 基本イメージ:in で「どんな量か」のラベルを貼る
| 種類 | よく使う形 | 意味のイメージ | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| 🔢 数(人数・個数) | in number |
数の面で(人数・個数の点で) |
例:
They are few in number.(彼らは 数が 少ない。) |
| 💰 量(お金・量全般) | in amount |
金額・量の面で |
例:
The damage was small in amount.(損害は 金額の点では 小さかった。) |
| 🔊 容積・音量など | in volume |
量・音量の面で |
例:
The sound is low in volume.(その音は 音量が 小さい。) |
✅ ポイント:
「何が多い/少ないのか?」 を、in number / in amount / in volume でハッキリさせているイメージです。
日本語の「〜が多い/〜が少ない」の 〜 の部分を、英語では in + 名詞 で言い分けている、と考えると分かりやすくなります。
The students in this club are few in number , but they are very active.
(このクラブの学生は 人数は 少ないですが、とても活動的です。)
「人数が少ない」はふつう There are few students. でも言えますが、
few in number とすると、
「数という面で見れば」少ない という、少し説明的な言い方になります。
統計やレポート・ニュースなどで、many in number / large in number なども使われます。
My donation was small in amount , but it came from my heart.
(私の寄付は 金額としては 小さかったですが、心からのものです。)
ここでの in amount は「金額の面で」「量の面で」という意味です。
small in amount で、
「金額だけ見れば小さい」というニュアンスを強調できます。
お金だけでなく、水・薬・情報など「量」を扱う場面でも、large in amount のように応用できます。
Please turn down the music. It is too high in volume for this small room.
(音楽の音を下げてください。この小さな部屋には 音量が 大きすぎます。)
in volume は「量の面で」「音量の面で」という意味です。
「大きい・小さい」が どの性質についての話か をハッキリさせたいときに役立ちます。
容積・本の冊数・データ量など、文脈によってさまざまな「量」に使える表現です。
Messages from you are few in number , but each one is full of love.
(あなたからのメッセージは 数こそ 少ないけれど、その一つ一つに愛がつまっています。)
ただ「メッセージが少ない」と言うだけなら I don't get many messages from you. でもOKです。
ここではあえて few in number とすることで、
「数だけ見れば少ないけれど、意味はとても大きい」 というニュアンスが引き立ちます。
このように、in number / in amount を使うと、感情のこもった表現にも深みを出せます。
🎯 12-2 ミニまとめ:数・量 in を見抜くチェックポイント
-
型
形容詞 + in number / amount / volume例:few in number,small in amount,high in volume - 意味 「数の面で」「量の面で」「音量の面で」と、どの種類の量の話かをラベルづけしている。
-
日常会話なら
many / few / a lot of / muchだけでも十分通じる。 説明的に言いたいときにin number / in amount / in volumeを選べると、読解・英文作成の幅が広がる。
many だけじゃなくて、many in number みたいな言い方もあるんだ」と気づけたこと自体が、
あなたの脳にとっては立派なごほうびです。
この「小さな発見」を積み重ねていくほど、英語の世界がどんどんクリアに見えるようになっていきますよ 😊
12-3. 🏙️ 規模・大きさ・人口などを限定する in
このパートでは、都市・国・建物・プロジェクトなどの
「規模・面積・人口」 について話すときの in を学びます。
単に「大きい (big / large)」と言うだけでなく、
in size(大きさの点で)、
in area(面積の点で)、
in population(人口の点で)のように、
「どの物差しで測った話なのか」 をはっきりさせる表現です。
🧠 コアイメージ:「どのスケール(物差し)で見るか?」を指定する in
例えば「東京は大きい」と言ったとき、それは「面積」でしょうか? それとも「人口」でしょうか?
in を使うと、その「評価の基準」をラベルのように貼り付けることができます。
| 基準 | よく使う形 | 意味のイメージ | ミニ例 |
|---|---|---|---|
| 📦 大きさ・規模 | in sizein scale |
大きさ・規模の面で (見た目のデカさやプロジェクトの規模感) |
例:
It is huge in size.(それは サイズが 巨大だ。) |
| 🗺️ 面積・広さ | in area |
面積の面で (土地の広さ、平米数など) |
例:
Japan is small in area.(日本は 面積は 小さい。) |
| 👥 人口 | in population |
人口の面で (住んでいる人の数) |
例:
Tokyo is large in population.(東京は 人口が 多い。) |
✅ 使い方のコツ:
large / big / small + in + size / area / population
というセットでリズムよく覚えてしまいましょう。
This apartment is small in size , but very comfortable.
(このアパートは サイズ(広さ)は 小さいけれど、とても快適です。)
📦 単に This apartment is small. と言うよりも、
small in size とすることで、
「物理的なサイズは小さいけれど(他の面では良い)」 という対比がしやすくなります。
服や家具選びでも使える便利な表現です。
China is extremely large in population .
(中国は 人口が 極めて多いです。)
👥 「人口が多い」は have a large population とも言えますが、
(Country) is large in population.
という言い方も、国の特徴を説明するときによく使われます。
「面積は?」「人口は?」と、項目ごとに比較するときにとても役立つ形です。
Russia is the largest country in the world in area .
(ロシアは、面積において世界で一番大きな国です。)
🗺️ in area は「面積の点で」という意味。 地理の授業や旅行ガイドブックなどで頻出のフレーズです。
Our house is small in size , but huge in love .
(私たちの家は サイズは 小さいけれど、愛の大きさは 巨大です。)
🏠 物理的な大きさ(in size) と 精神的な大きさ(in love) を対比させた、素敵な表現です。
このように in を使うと、
「形あるもの」と「形ないもの」を同じリズムで並べて語ることができます。
🎯 12-3 ミニまとめ:スケールを説明する in
-
in size= サイズ・規模の面で -
in area= 面積・広さの面で -
in population= 人口の面で -
基本形:
S is big / small / large + in + 項目名
「この公園は面積(in area)は狭いけど、緑(in greenery)は豊かだね」 「このチームは人数(in number)は少ないけど、エネルギー(in energy)は大きいね」
「〜の点では」という視点 を持つだけで、あなたの英語表現力はグッと立体的になりますよ 😊
12-4. ⚖️ 形容詞とのざっくり比較:long vs in length
「この川は500マイルの長さです」と言うとき、
500 miles long と
500 miles in length、
どちらも正解ですが、「響き」が少し違います。
このセクションでは、日常会話でよく使う 形容詞パターン と、 説明書やニュースでよく見る in + 名詞パターン の違いを、ざっくり整理します 📏
Lesson 097 / 12-4🧠 コアイメージ:カジュアルな「感想」vs きっちりした「データ」
🗣️ 形容詞 (long / big / many)
日常会話・感想・シンプル
- ふだんのおしゃべり向き。
- 「長いね!」「大きいね!」と直感的に言う感じ。
It is 500 miles long.
📝 in + 名詞 (in length / in size)
説明文・データ・フォーマル
- ニュース・レポート・仕様書向き。
- 「長さという点においては…」と項目を立てて説明する感じ。
It is 500 miles in length.
👉 意味は同じ ですが、TPO(場面)によって使い分けられるとカッコイイです。
📊 よくあるペアの比較チェック
| 項目 | ふだんの英語 (形容詞) |
説明的な英語 (in + 名詞) |
|---|---|---|
| 📏 長さ |
It is 500 miles long.
|
It is 500 miles in length.
|
| 📦 大きさ |
It is small / big.※シンプルに「小さい/大きい」 |
It is small / large in size.※「サイズという点では」と限定する |
| 🔢 数 |
They are many / few.※または There are many... |
They are large / small in number.※「数の上では」多い/少ない |
| 📐 幅 |
It is 2 meters wide.
|
It is 2 meters in width.
|
💡 in を使うと、「Aという点では〇〇だが、Bという点では△△だ」 という対比がキレイに作れます。
The ants are small in size , but large in number .
(そのアリたちは、体のサイズは小さいですが、数はとても多いです。)
🔍 ここで単に The ants are small but many. と言うよりも、
in size と in number をつけることで、
「大きさ」と「数」という2つの観点を比べていること がハッキリ伝わります。
プレゼンや説明をするときに、とても便利なテクニックです。
🎯 12-4 まとめ:いつどっちを使う?
-
基本
会話・メール・日記なら、迷わず形容詞(
long, big, wide)でOK! -
応用
「大きさは〜だけど、重さは〜」と対比したいときや、
ちょっと知的に説明したいときは
in length / in sizeを使ってみよう。
これで Lesson 097「in の用法」の全セクション の概要をつかむことができました。
「時間」「場所」から始まって、「状態」「環境」「範囲」「数量」まで……
in が持つ「何かの中に包まれているイメージ」が、あなたの頭の中にしっかり根付いたはずです。最後は下の「総まとめクイズ」で、学んだ感覚を楽しくチェックしてみましょう 🚀
13. 👔 着用を表す in:服は「着るもの」? それとも「入るもの」?
日本語では服を「着る」と言いますが、英語の in を使うときは
「服という“箱”の中に、体がすっぽり入っている」
とイメージします。
in a suit(スーツを着て)や
in red(赤い服を着て)のように、
「何に包まれているか」 でその人の外見を表すのがポイントです。
🧠 コアイメージ:体全体が「服の中」に入っている
wear(動詞)は「身につけている状態」を表しますが、
in(前置詞)はもっと視覚的・絵画的です。
👉 「人がスーツという空間の中に in している」= スーツ姿である
💡 このイメージさえあれば、
「帽子をかぶっている(帽子の中に頭が入っている)」
「着物を着ている(着物の中に全身が入っている)」
なども、すべて in で説明できます。
🧭
用途別ナビ:着用の in を4つの切り口で攻略
服の種類・色・人を見分ける時など、in が活躍する場面を整理しました。
気になるところからタップして進んでみましょう 👗
13-1. 👔 特定の服・スタイルを身につけて
このパートでは、スーツ・制服・ジーンズなど、
「特定の服装スタイル」 を表す in を学びます。
in a suit(スーツ姿で)や
in uniform(制服を着て)のように、
「その服の中にすっぽり入っている状態」 をイメージするのがポイントです。
🧠 コアイメージ:「服という“空間”に入っている」
日本語では「服を“着る”」と言いますが、英語の in は
「服という箱の中に体が入っている」
ととらえます。
特に、スーツや制服のように 「全身や体の大部分を覆う服」 ほど、この「中に入っている」イメージがしっくりきます。
スーツという「正装の箱」の中に
カチッと入っているイメージ。
制服という「役割の箱」の中に
身を包んでいるイメージ。
着物という「伝統の箱」の中に
すっぽり入っているイメージ。
💡 冠詞(a / the)の有無に注意:
基本的に in a suit, in a dress のように「a」がつきますが、
uniform(制服) は「役割・機能」を強調して、無冠詞の in uniform で使われることが多いです。
He looks sharp in a suit .
(彼はスーツ姿がキマっています。/スーツを着るとカッコよく見えます。)
👔 He is wearing a suit.(動作・状態)と言うよりも、
He looks good in a suit.
のように言うと、「スーツ姿という外見・スタイル」 をほめているニュアンスが強くなります。
Students must be in uniform at school.
(生徒は学校では制服を着用しなければなりません。)
🎓 in uniform は 「制服を着ている状態(=勤務中・登校中)」を表す決まり文句です。
警察官や看護師さんなどについても、
The officer was in uniform.(その警官は制服姿だった)のように使えます。
She usually comes to work in jeans .
(彼女はたいていジーンズ(姿)で仕事に来ます。)
👖 jeans は複数形なので a はつきません。
in jeans で「ジーンズをはいて」となります。
in a T-shirt(Tシャツ姿で)や in pajamas(パジャマ姿で)など、
ラフな服装にももちろん in が使えます。
You look beautiful in that dress .
(そのドレス姿、とてもきれいだよ。)
👗 誰かの服装をほめるとき、 You look good in 〜. は魔法のフレーズです。
「その服(という箱)に入っている君は素敵だ」というイメージで、 服だけでなく「それを着ているあなた」全体をほめることができます。
🎯 13-1 ミニまとめ:服の in は「〜姿で」
-
基本
in a suit / in a dress / in a kimono(〜の姿で、〜を着て) -
無冠詞
in uniform(制服を着て/勤務中で) -
複数形
in jeans / in pajamas(ジーンズで/パジャマで)
今日鏡を見たとき、自分の服装を英語で言ってみましょう。
I am in pajamas. I am in a T-shirt.
「着ている」ではなく「入っている」と意識するだけで、英語の
in の感覚が体に染み込んでいきます 😊
13-2. 🎨 「色」を身につけて(in red / in black など)
このパートでは、服の名前を使わずに
「色」だけで服装を表す in を学びます。
in red(赤い服を着て)、
in black(黒ずくめで)のように、
「その色のイメージに包まれている」 ことをシンプルに表現できます。
🧠 コアイメージ:「色のオーラ」をまとっている
英語では、わざわざ "in a red shirt" と言わなくても、 文脈が服装の話なら "in red" だけで「赤い服を着ている」という意味になります。
まるでその色のインクの中にドボンと浸かったような、 全身がその色のイメージで包まれている感覚です。
💡 冠詞は不要:
色は「物質・概念」扱いなので、in a red とは言わず、単に in red と言います。
Who is the woman in red over there?
(あそこにいる、赤い服を着た女性は誰ですか?)
🔴 The woman in red は、 「赤いドレス(または服)の女」を表す決まり文句のような響きがあります。
パーティーや人混みの中で人を探すとき、
「服の種類」より「色」のほうが目立つので、この in + 色 が大活躍します。
Have you seen the movie "Men in Black" ?
(映画『メン・イン・ブラック(黒服の男たち)』を見たことはありますか?)
🕶️ 映画のタイトルにもなっている Men in Black。 これは「黒いスーツ・サングラスなどで全身を黒く決めた男たち」のことです。
お葬式の「喪服を着て」という場合も、シンプルに He was in black. と言えます。
The bride looked stunning in white .
(その花嫁は、純白のドレス姿でとても素敵でした。)
👰 in white は、文脈によって「ウェディングドレス」「白衣」「白い着物」などいろいろな服装を表せます。
わざわざ "wedding dress" と言わなくても、結婚式の話なら in white だけで十分に伝わるのが英語の面白いところです。
You look great in blue . It matches your eyes.
(青い服がよく似合うね。君の瞳の色に合っているよ。)
💕 相手をほめるとき、 You look good in [色] は鉄板フレーズです。
「今日はピンク着てるんだね、似合うよ」と言いたいときも、
You look nice in pink. と言えば完璧です。
🎯 13-2 ミニまとめ:服の名前がわからなくても「色」でOK!
-
in red / in black / in whiteのように、冠詞なしで色をつけるだけ。 -
人を探すとき:
Look for the man in blue.(青い服の人を探して) -
ほめるとき:
You look good in green.(緑が似合うね)
もし「パーカー」や「カーディガン」の英語が出てこなくても、焦らなくて大丈夫。
"The man in grey"(グレーの服の人) と言えれば、コミュニケーションは十分成立します。
in + 色 は、あなたの英会話を助ける強い味方です 😊
13-3. 🔍 人を見分ける・説明する in
このパートでは、人混みの中で
「ほら、あの〇〇を着ている人!」
と特定するときに使う in を学びます。
The man in the hat(あの帽子の男性)や
The girl in the pink dress(あのピンクのドレスの女の子)のように、
服装を「目印(ラベル)」にして人を見分ける とても便利な表現です。
🧠 コアイメージ:服装を「目印」にして指をさす
誰かを探しているときや、特定の人を説明したいとき、いちいち
The man who is wearing a hat(帽子をかぶっている男性)と言うのは少し長ったらしいですよね。
そんなとき、in を使うと
"The man in the hat"
だけでスッと通じます。
「その服を着ているあの人」 と指差す感覚です。
| 形 | 意味 | ミニ例 |
|---|---|---|
The + 人 + in + 服/小物
|
〜を着ている(身につけている)人 |
The man in the hat(あの帽子の男性) |
The + 人 + in + 色
|
〜色の服を着ている人 |
The lady in red(あの赤の服の女性) |
Do you know the man in the hat ?
(あの帽子をかぶった男性を知っていますか?)
🎩 服だけでなく、帽子・靴などの「身につけるもの」全般に in が使えます。
「あのメガネの人」と言いたいときは in glasses よりも
with glasses(顔の一部という感覚)を使うことが多いですが、
帽子や靴のように「体を入れるもの」なら in がしっくりきます。
I'm looking for the girl in the pink dress .
(私は、あのピンクのドレスを着た女の子を探しています。)
👗 迷子のアナウンスや待ち合わせでよく使われる形です。
in pink(色だけ)でも通じますが、
in the pink dress と服の種類も入れると、より特定しやすくなります。
There were many people in suits at the station.
(駅にはスーツ姿の人たちがたくさんいました。)
🏙️ 「スーツを着ている人たち」を people wearing suits と言うより、
people in suits と言うほうがスッキリしてリズムが良いです。
街の風景を描写するときなどに、さらっと使えるとかっこいい表現です。
🎯 13-3 ミニまとめ:人を「見た目」で指名する
- The man in the hat(あの帽子の男性)
- The woman in blue(あの青い服の女性)
- The boy in the T-shirt(あのTシャツの男の子)
街を歩いているときやテレビを見ているとき、「あ、あの緑の服の人!」と思ったら、 心の中で "The person in green!" とつぶやいてみましょう。
動詞(wear)を使わずに状況を切り取る
in の感覚が、自然と身についていきますよ 😊
13-4. ⚖️ wear と in のざっくり比較
「彼はスーツを着ています」と言いたいとき、
He is wearing a suit. と
He is in a suit.
のどちらを使えばよいでしょうか?
結論から言うと「どちらも正解」ですが、
「動作・状態」として言うか、「絵的な描写」として言うか
というニュアンスの違いがあります。
🧠 コアイメージ比較:普通の「動詞」vs 絵のような「描写」
🏃♂️ wear(動詞)
「身につけている」という状態・行為
- 最も一般的で、どんな場面でも使える。
- 「着ていること」そのものを伝える。
He is wearing a suit.
(彼はスーツを着ています。)
🖼️ in(前置詞)
「〜姿の」という外見の描写
- その人の特徴や見た目を説明する感じ。
- 「スーツ姿の彼」という絵が浮かぶ。
He is in a suit.
(彼はスーツ姿です。)
💡 使い分けのコツ:
迷ったら wear を使えば間違いありません。
in は、「あのスーツ姿の人を見て!」や「ドレス姿が似合うね」のように、
「見た目・ビジュアル」に注目しているとき に使うと効果的です。
🤔 どっちが自然? シチュエーション別チェック
-
Q1
「毎朝、何を着ますか?」と習慣を聞くとき
👉 wear が自然。
What do you wear to work?(仕事には何を着ていきますか?) -
Q2
「あの赤い服の人、誰?」と指差すとき
👉 in が便利でスマート。
Who is the man in red?(あの赤の人は誰?)
🧾 セクション13まとめ:服は「入るもの」とイメージしよう
このセクションでは、「着用」を表す in を学びました。
ポイントは、服を「体の上にのせる」のではなく、
「服という空間の中に体が入っている」
とイメージすることでしたね。
👔 服の名前で
in a suit / in uniform
スーツ姿、制服姿など、スタイルを表す。
🎨 色だけで
in red / in black
服の名前が分からなくても、色だけでOK。
🔍 人の識別に
The man in the hat
「あの〜を着た人」と指差すときに便利。
I first saw you in a suit , but I like you best in blue .
(君を初めて見たときはスーツ姿だったけど、僕は青い服を着た君がいちばん好きだよ。)
着用の
in は、日常会話ですぐに使える表現ばかりです。
次に映画を見るときや街を歩くとき、
"Oh, a man in black!"
"A girl in pink!"
と心の中でつぶやいてみてください。その繰り返しが、あなたの英語脳を確実に育てていきますよ 😊
14. 🏆 全体との関係を表す in:「一番!」の舞台を決める
「日本で一番」「クラスの中で一番」と言いたいとき、私たちは無意識に
「どの範囲の中で?」という枠 を決めています。
the best in the world(世界で一番)や
the tallest in the class(クラスで一番背が高い)のように、
「比較するためのステージ(範囲)」 を用意するのが、この in の役割です。
🧠 コアイメージ:「No.1」を決めるための「囲い(枠)」
「一番だ!」と発表するとき、スポットライトが当たるステージが必要です。
in はそのステージ(範囲)を囲うロープのようなものです。
世界という「大きな箱」の中で
一番有名
クラスという「グループの箱」の中で
一番背が高い
💡 ポイント:
場所(Japan, world)だけでなく、グループ(class, team, family)も
「ひとつの枠・箱」 とみなして in を使います。
🧭
用途別ナビ:比較の in を3つのステップで攻略
「広い場所」から「身近なグループ」、そして迷いやすい of との違いまで。
順番に見ていくとスッキリ整理できます 🥇
14-1. 🌏 広い場所・世界の中での位置づけ
このパートでは、国・都市・世界など
「地図上のエリア」 を範囲にして、
「その中で一番〜だ」と言うときの in を学びます。
in the world(世界で)や
in Japan(日本で)のように、
「このエリアの枠の中で」 と限定するスポットライトの役割をします。
🧠 コアイメージ:地図に「ここからここまで」と線を引く in
「一番高い山」と言っても、地球全体の話なのか、日本の話なのかで変わりますよね。
in は、そのランキングを決めるための「境界線(エリア)」を引くイメージです。
💡 ルールのポイント:
比較の対象が「場所(単数形)」のときは、基本的に in を使います。
(※ of the world と言うこともありますが、最上級の範囲を表すときは in the world が圧倒的に自然で一般的です。)
Mt. Fuji is the highest mountain in Japan .
(富士山は、日本で一番高い山です。)
🏔️ 「場所」の中で一番 と言いたいときの基本形です。
in the world(世界で)、in the universe(宇宙で)など、
スケールが大きくなっても「場所・空間」なら in を使います。
He is one of the most famous soccer players in the world .
(彼は、世界で最も有名なサッカー選手の一人です。)
🌏 in the world はとてもよく使うフレーズです。
「世界中の(of the world)」と日本語で訳すこともありますが、 英語の感覚では「世界という大きなエリアの中で(in the world)」ととらえるのが自然です。
This is the best Italian restaurant in this town .
(ここは、この町で一番おいしいイタリアンレストランです。)
🏙️ 「この町で」「この市で」といった身近なエリア比較でも in が活躍します。
旅行先でおすすめを聞くときや、地元を紹介するときに便利なパターンです。
🎯 14-1 ミニまとめ:地図に描ける「枠」は in
-
広い場所・地域を表す言葉(world, Japan, city, town...)には
inを使う。 - イメージは「地図の上にペンで囲ったエリアの中で」。
-
✕
of Japan(日本という所属の?)
⭕in Japan(日本という場所の中で!)
あなたの住んでいる街や都道府県で「一番〇〇なもの」は何ですか?
The oldest temple in Kyoto や The best café in my city のように、 身近な「一番」を英語で探してみると楽しいですよ 😊
14-2. 🏫 集団・組織の中での位置づけ
このパートでは、場所ではなく
「人の集まり(グループ)」 を範囲にして、
「その中で一番〜だ」と言うときの in を学びます。
in the class(クラスで)や
in my family(家族の中で)のように、
「グループ全体をひとつの“箱”」 とみなして、その内側にいるイメージを持つのがポイントです。
🧠 コアイメージ:グループという「箱」の中にメンバーがいる
英語の in は、物理的な場所だけでなく、
「組織・団体・グループ」 も「中に入れる箱」として扱います。
💡 ポイント:
「クラス」や「家族」は、メンバーが集まってできた単数形のまとまりですよね。
「まとまり(単数)」の中での位置づけを言うときは、in を使うのが基本です。
She is the most popular student in the class .
(彼女は、クラスで一番人気のある生徒です。)
🏫 日本語でも「クラスの中で」と言いますよね。
その感覚のまま in the class でOKです。
in school(学校で)も同じように使えます。
I am the youngest in my family .
(私は、家族の中で一番年下です。)
👨👩👧👦 in my family も定番フレーズです。
「家族」というひとつのグループの箱の中に、自分が含まれているイメージです。
He is the fastest runner in the team .
(彼は、チームの中で一番足が速い選手です。)
⚽ チームも「メンバーが集まったひとつの箱」なので in the team を使います。
※ちなみに、単に「チームに所属している」と言うときは on the team もよく使われますが、
「チームの中で一番〜だ」という範囲の限定を表すときは in がとても自然です。
🎯 14-2 ミニまとめ:集団も「箱」と考える
-
クラス・家族・チーム・会社 など、人が集まるグループには
inを使う。 - イメージは「そのグループという枠の中で」。
- the best in the class the tallest in the family のように、最上級とセットで覚えると忘れにくい!
あなたも「〇〇の中で一番」と言えることはありますか?
I'm the tallest in my family. や This is the best computer in the office. など、 身近なグループで例文を作ってみましょう 😊
14-3. ⚖️ in と of のざっくり使い分け
「クラスで一番」は in the class、「3人の中で一番」は of the three。
どちらも日本語では「〜の中で」となりますが、英語では
後ろにくる言葉のタイプ
によって使い分けます。
難しく考えず、 in = 場所・グループ(箱) of = メンバー・期間・全部 というざっくりしたイメージを持つだけで、迷うことが激減します 😊
Lesson 097 / 14-3🧠 コアイメージ比較:「箱の中」か、「取り出し」か?
in + 単数のまとまり
場所・組織という「ひとつの箱」の中で。
(後ろは基本的に単数形)
- ✅
in the class(クラス) - ✅
in the world(世界) - ✅
in the family(家族)
of + 複数 / 時間 / all
メンバーや期間という「構成要素」の中から。
(後ろは複数形・all・時間が多い)
- ✅
of the three(3人の中で) - ✅
of all(すべての中で) - ✅
of the year(1年の中で)
He is the tallest in his class .
(彼は、彼のクラスの中で一番背が高いです。)
🏫 「クラス」はメンバーの集まりですが、
ここでは「ひとつの組織・箱」と見ているので in を使います。
She runs the fastest of the five .
(彼女は、5人の中で一番速く走ります。)
🏃♀️ 「5人」はバラバラのメンバーの集まり(複数)なので、
その中から取り出すイメージで of を使います。
of them(彼らの中で)なども同じです。
This is the best movie of the year .
(これは、今年(1年の中で)最高の映画です。)
🗓️ 「1年」「今月」のような期間の中で比較する場合、
慣習的に of がよく使われます。
(※ in 2024 のように年号が来る場合は in です!)
🎯 14-3 ミニまとめ:迷ったら「単数」か「複数」かを見る!
-
後ろが単数(箱) → in
in the world, in Japan, in the group -
後ろが複数(メンバー) → of
of all, of them, of the three boys -
期間(〜の間で) → of
of the year, of the month
「どっちだっけ?」と思ったら、in the box(箱の中) のイメージを思い出してください。
箱に入りそうな言葉(国、部屋、チーム)なら
in、
数えられるメンバー(3人、みんな)なら of です。これだけで正解率はグンと上がりますよ 😊
14. 🏆 全体との関係を表す in まとめ
セクション14では、最上級や比較の話をするときに、
「どの範囲の中で一番なのか」 を決める in を学びました。
ポイントは、比較の舞台となる場所やグループを
「ひとつの枠(箱)」
としてとらえることでしたね。
🧠 「No.1の舞台」を決める 3つのポイント
🌏 場所・地域の中で
地図上のエリアを「枠」にする基本形。
in the world(世界で)in Japan(日本で)in this town(この町で)
🏫 グループの中で
人が集まる組織も「箱」とみなす。
in the class(クラスで)in the team(チームで)in my family(家族で)
⚖️ in と of の違い
後ろに来る言葉で使い分ける。
-
in + 単数(箱)
(in the class) -
of + 複数・期間
(of all / of the year)
You are the most important person in my life and the best partner in the world .
(あなたは私の人生の中で一番大切な人で、世界で一番のパートナーです。)
💕 in my life(人生という時間の枠)と in the world(世界という場所の枠)。
どちらも「私にとっての No.1」を決めるための、最大級のステージを用意している表現です。
これで、自分の気持ちや周りの状況を「一番!」と強調して伝えられるようになりました。
今日から、好きなものを見つけたら This is the best in the world! と(心の中でこっそりでも)つぶやいてみてください。
ポジティブな言葉を使うと、英語学習のモチベーションも自然とアップしますよ 😊
15. 📊 割合や程度を表す in:数や量も「パッケージ」で考える
「10人に1人が合格する」や「2人組になって歩く」など、数や量を表すときにも in が使われます。
one in ten(10人中1人)や
in pairs(ペアになって)のように、
バラバラのものを「ひとつのグループ・単位の箱」にまとめて考えるのがポイントです。
🧠 コアイメージ:「まとまりの箱」の中での話
例えば「10人に1人」と言うとき、英語の in は
「10人という1セットの箱の中に、1人いる」
というイメージでとらえます。
(10人セットの中に1人)
💡 単位も同じ:
「ダース単位で (in dozens)」や「ペアで (in pairs)」も、
バラバラではなく「その単位のパッケージにして」扱うイメージです。
🧭
用途別ナビ:数・量・程度の in を攻略
ニュースやデータで見かける「割合」から、日常会話の「単位」、そして大人の会話で役立つ「程度」の表現まで。 順番に見ていきましょう 📈
15-1. 📊 割合・比率を表す in (one in ten)
このパートでは、「〜個のうちの〇個」 という割合を表す in を学びます。
one in ten(10人に1人)や
nine times in ten(十中八九)のように、
「全体をひとつのセット(箱)」 とみなして、その中での比率を表すのがポイントです。
🧠 コアイメージ:「1セットの箱の中に、当たりが〇個ある」
「10人に1人」と言うとき、英語では "one in ten" と言います。
これは、「10人というグループの箱の中に (in ten)、対象者が1人いる (one)」 と考えるとスッキリ理解できます。
5人の箱の中に、対象が1人入っている
| 表現 | 直訳イメージ | 自然な日本語 |
|---|---|---|
one in ten |
10(のセット)の中に1つ | 10人に1人/10個に1個 |
one in three students |
学生3人(のセット)の中に1人 | 3人に1人の学生 |
nine times in ten |
10回(のセット)の中に9回 | 十中八九/たいてい/9割がた |
One in three students studies abroad these days.
(最近では、学生の3人に1人が留学します。)
📊 One in three students は主語としてよく使われます。
注意点: 意味は複数(たくさんの学生)ですが、文法上の主語は "One" なので、
動詞は単数形(studies / is / has)を使うのが正式です。
(※口語では複数扱いにすることもありますが、テストでは単数扱いが安全です。)
Nine times in ten , he arrives early.
(彼は十中八九(ほとんどいつも)、早めに到着します。)
🎯 Nine times in ten(10回中9回)は、
「高い確率でそうなる」「たいてい」と言いたいときの決まり文句です。
日本語の「十中八九」と発想が似ていて覚えやすいですね。
You are one in a million .
(あなたは100万人に1人の(素晴らしい)存在です。)
💎 one in a million は「めったにいない」「かけがえのない」という最上級のほめ言葉。
「100万個入りの箱から、たった1個の宝石を見つけた」ような、奇跡的な確率を表す in です。
🎯 15-1 ミニまとめ:割合の in
- One in ten = 10人に1人(10個のセットの中に1個)。
- Nine times in ten = 十中八九(高い確率)。
-
inの後ろに来る数字が「全体の母数(箱のサイズ)」を表す。
ニュースで「3人に1人が…」と聞こえたら、頭の中で "One in three..." と変換してみましょう。数字の感覚が英語でつかめるようになります 😊
15-2. 📦 単位・まとめて数える in (in dozens / in pairs)
このパートでは、ものを 1 つずつではなく
「ある単位・グループ」でまとめて扱う ときの in を学びます。
in pairs(ペアになって)、
in dozens(ダース単位で)のように、
「この単位の“箱”に入れて」 数えたり動いたりするイメージです。
🧠 コアイメージ:バラバラではなく「パッケージ単位」で
例えば「卵をダースで買う」とき、卵を1個ずつカゴに入れるのではなく、 「12個入りのパック(箱)」 を単位として扱いますよね。
この「単位としての箱」を表すのが in です。
(ペアで)
(ダースで)
(グループで)
💡 ポイント:
単位を表すときは、複数形(pairs, dozens, numbers)にするのが基本です。
「いくつもの箱(単位)がある」という感覚ですね。
The students walked in pairs .
(生徒たちは、2人組(ペア)になって歩きました。)
👫 in pairs は「2人1組で」「2列になって」という意味です。
バラバラに歩くのではなく、 「2人セットの箱」に入って整列している 様子が浮かびます。
These pencils are sold in dozens .
(これらの鉛筆は、ダース単位で売られています。)
✏️ in dozens は「12個ずつのセットで」という意味。
ほかにも in bundles(束で)、 in bulk(大量に/まとめ買いで) なども同じグループです。
Birds migrate in large numbers in winter.
(鳥たちは冬になると、大群で(多数で)渡りをします。)
🕊️ in large numbers は「多数で」「大挙して」という熟語的な表現です。
これも「大きな集団という箱」の中にまとまって行動しているイメージです。 人が集まるときにも使えます(Example: People gathered in large numbers.)。
🎯 15-2 ミニまとめ:よく使う「単位の in」
- in pairs:2人組で、ペアで
- in groups:グループに分かれて、集団で
- in dozens:ダース単位で
- in numbers:多数で、大勢で
「1人ずつ (one by one)」ではなく、「ペアで (in pairs)」。
学校やスポーツ、イベントなどのシーンを思い浮かべると、この
in の感覚がつかみやすくなりますよ 😊
15-3. 🌡️ 程度・範囲の限定を表す in
このパートでは、物事の 「程度」や「範囲」を限定する in を学びます。
in a way(ある意味では)や
in part(部分的には)のように、
「全体(100%)ではないけれど、ある限定された範囲の“箱”の中では そうだ」
と伝える、大人の会話に欠かせない表現です。
🧠 コアイメージ:「全部じゃないけど、この箱の中では YES」
「君は正しい!」と断言するのではなく、 「ある意味では(in a way)君は正しい」と言う。
これは、「君の意見すべて(全体)には賛成できないけど、 “ある見方という箱”の中では 正しいね」と、 範囲を限定して認めるイメージです。
(部分的・ある意味)
💡 会話のクッション:
これを使うと、相手を全否定せずに「一理あるね」と伝えたり、
事実を正確に伝えたりすることができます。
📚 よく使う「程度・限定」の in セット
- 🤔 in a way / in a sense (ある意味では/ある意味において)
- 🧩 in part (部分的には/一部には)
- 📈 in large measure / in large part (大いに/かなりの程度)
- ⚖️ in some degree (ある程度は)
You are right in a way , but I still disagree.
(ある意味では君は正しいけれど、それでも私は反対だ。)
🤔 in a way(または in a sense)は、
「ある1つの道(方法・感覚)から見れば」という意味です。
完全には同意できないとき、相手の顔を立てつつ自分の意見を言うのにとても便利です。
The success was due in part to good luck.
(その成功は、部分的には(ある程度は)幸運によるものでした。)
🧩 「全部が運ではないけれど、運の要素も一部入っているよ」というニュアンスです。
partly と同じ意味ですが、in part のほうが少し堅く、説明的な響きになります。
His success is due in large measure to his hard work.
(彼の成功は、大いに(かなりの程度)彼の努力によるものです。)
📈 in large measure は「大部分において」「かなりの程度まで」という意味。
largely や mostly のフォーマルな言い換えとして、スピーチや論文などで使われます。
🎯 15-3 ミニまとめ:「ある範囲の箱」で限定する
- in a way:ある意味では(全部ではないが、ある視点では)。
- in part:部分的には(全体ではないが、一部は)。
-
断定を避けて、正確に・丁寧に伝えたいときに使う
in。
日本語でも「ある意味、そうだね」ってよく言いますよね。
その感覚で "In a way, yes." と相槌を打ってみましょう。
これだけで、英会話の "こなれ感" がグッと上がりますよ 😊
15. 📊 割合や程度を表す in まとめ
セクション15では、数・量・程度 を表す in を学びました。
ポイントは、バラバラの数字として見るのではなく、
「ひとつのパッケージ(箱・単位)」
としてまとめてとらえるイメージでしたね。
🧠 「まとまりの箱」で考える 3つのポイント
📊 割合・比率
「〜個のセットの中に、当たりが〇個」というイメージ。
one in ten
(10人に1人)nine times in ten
(十中八九)
📦 単位・まとまり
バラバラではなく「この単位のパック」で扱うイメージ。
in pairs
(ペアで/2人組で)in dozens
(ダース単位で)
🌡️ 程度・限定
「全体ではないが、ある範囲の箱の中では」という限定。
in a way
(ある意味では)in part
(部分的には)
One in ten students walked to school in pairs .
(学生の10人に1人は、ペアになって(2人組で)学校へ歩いていました。)
🔍 この文には、 割合の in (one in ten) と 単位の in (in pairs) が両方使われています。
どちらも「あるまとまり(10人セット/2人セット)」を意識している点が共通していますね。
これで、数字や量を「点」ではなく「まとまり」として英語でとらえられるようになりました。
今日からニュースで数字を見かけたら、 one in five(5人に1人)や in large numbers(多数で)など、 「英語のパッケージ」に変換して遊んでみてください。
その遊び心が、あなたの英語力を豊かにしていきますよ 😊
16. 🖌️ 道具や材料を表す in:道具は「手に持つ」、材料は「中に入る」?
「ペンで書く」は with a pen ですが、「インクで書く」は in ink になります。
このセクションでは、
in ink(インクで)、
in pencil(鉛筆で)、
in cash(現金で)のように、
「素材・材料・手段という“世界(媒体)”の中で」 行動するイメージの in を学びます。
🧠 コアイメージ:「道具」と「素材」の違い
日本語ではどちらも「〜で」と訳しますが、英語のイメージは大きく違います。
手で持って使う器具。
「手」と「道具」は別々。
文字や絵を構成するもの。
「素材の海・世界の中」で表現する。
💡 ポイント:
形のある「道具」として使うなら with。
インクや絵の具、お金の価値など、「その世界・媒体(ミディアム)の中にどっぷり浸かって」 行うなら in です。
🧭
用途別ナビ:道具と材料の in を使いこなそう
書くもの、描くもの、そしてお金まで。
「素材・媒体」としての in の感覚を、3つのステップで身につけましょう 🎨
16-1. ✒️ 書くもの・描くものを表す in
このパートでは、「何(どんな素材)を使って書くか・描くか」 を表す in を学びます。
in ink(インクで)、
in pencil(鉛筆で)、
in oils(油絵具で)のように、
「書かれた文字や絵が、その素材の中に存在している」 イメージでとらえるのがポイントです。
🧠 コアイメージ:「文字や絵は、その素材の海の中に浮かんでいる」
なぜ「インクで」なのに in を使うのでしょうか?
-
🛠️ 道具 (with):
write with a pen
→ ペンは「手で持つ道具」。書き終わったら手から離れる。 -
💧 素材 (in):
write in ink
→ インクは紙の上に残り、文字そのものを構成する「中身」になる。
つまり、in ink は「インクという素材の世界の中で書く」という感覚に近いのです。
| 表現 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
in ink |
インクで | 不可算 冠詞(a/the)はつかない。液体・素材扱い。 |
in pencil |
鉛筆で | 不可算 黒鉛という素材で書くイメージ。 (※ a pencil だと道具) |
in oils |
油絵具で | 画材 芸術作品の素材を表すときによく使う。 |
in chalk |
チョークで | 黒板の文字がチョークの粉でできているイメージ。 |
Please sign your name in black ink .
(お名前は黒のインクで署名してください。)
🖋️ 公的な書類では「鉛筆ではなくインクで(消えない素材で)」という指定がよくあります。
with a black pen と言うと「黒いペンを使って」という道具の指示になりますが、
in black ink と言うと「文字の色・素材」を指定しているニュアンスが強くなります。
It's better to write in pencil so you can erase it later.
(あとで消せるように、鉛筆で書いたほうがいいですよ。)
✏️ ここでの pencil に a がついていないことに注目!
a pencil は「1本の鉛筆(道具)」ですが、
in pencil は「黒鉛という素材(書かれた線)」を指しています。
「鉛筆書きで」と言いたいときの定番表現です。
This portrait was painted in oils .
(この肖像画は油絵具で描かれました。)
🎨 絵画の素材を言うときも in が活躍します。
in watercolor(水彩で)、 in charcoal(木炭で)、 in pastel(パステルで)。 作品が「その素材の世界の中で」表現されているイメージです。
🎯 16-1 ミニまとめ:道具じゃなくて「素材」
- in ink / in pencil = インク/鉛筆(の線)という素材で。
- with a pen / with a pencil = ペン/鉛筆という道具を使って。
-
inの後ろは無冠詞(a/the なし)になることが多い(素材扱いだから)。
手元のメモを見て、「これは
in ink かな? in pencil かな?」と考えてみましょう。書かれた文字そのものに注目する視点が、英語の
in の感覚を育ててくれます 😊
16-2. 💰 支払い・通貨を表す in
このパートでは、お金の支払い方法や通貨を表す in を学びます。
in cash(現金で)、
in dollars(ドルで)のように、
お金を「道具」としてではなく、「価値をやり取りする“媒体(世界)”」 としてとらえる感覚がポイントです。
🧠 コアイメージ:「通貨という“価値の海”の中で」
「現金で」と言うとき、英語では "in cash" を使います。
これは、お金を単なる道具として使う(with)のではなく、 「現金やドルという“通貨システムの中”で取引をする」 というイメージです。
(通貨の世界の中にいる)
(交通手段の by bus と同じ感覚)
💡 使い分けのコツ:
「現金・ドル・円」など、価値の実体があるもの は in。
「カード・小切手・スマホ決済」など、送金手段 は by を使うのが一般的です。
I would like to pay in cash .
(現金で支払いたいのですが。)
💵 pay in cash はお店で最もよく使うフレーズの一つです。
「現金で」は by cash と言ってしまう人も多いですが、
ネイティブの感覚では in cash が圧倒的に自然です。
Can I pay in US dollars here?
(ここでは米ドルで支払えますか?)
💱 in yen(円で)、in euros(ユーロで)など、通貨の種類もすべて in です。
「ドルという通貨のシステム(世界)の中で払う」とイメージすると覚えやすいですね。
He paid the bill in small bills .
(彼は小額紙幣(細かいお札)で勘定を払いました。)
💴 in 1000-yen bills(千円札で)のように、お札の種類を指定するときも in を使います。
これも「インクで書く」と同じく、 「その素材(お札)を使って構成されている」 という感覚です。
🎯 16-2 ミニまとめ:お金の in
-
現金・通貨 は
in。 (in cash, in dollars, in yen) -
決済手段(カードなど) は
by。 (by credit card, by check, by phone)
海外旅行で「ドルで払えますか?」と聞くときは、 "In dollars?" と短く言うだけでも十分通じます。
in 一語に「通貨の指定」の意味が込められている便利な表現です 😊
16-3. ⚖️ with と in の決定的な違い
「ペンで書く」は with a pen。
「インクで書く」は in ink。
どちらも日本語では「〜で」ですが、英語では
「道具 (Tool)」として使うか、「素材 (Material)」として使うか
で前置詞が変わります。
🧠 決定的な違い:「形ある道具」か、「溶け込む素材」か
🛠️ with = 道具 (Tool)
「手で持って使う、形のある器具」
- 数えられる(a / the がつく)。
- 使い終わったら手から離すもの。
with a pen✅
with a pencil✅
with a brush
💧 in = 素材 (Material)
「文字や絵を構成する、形のない材料」
- 数えられない(a がつかない)。
- 紙の上に残り、作品の一部になるもの。
in ink✅
in pencil✅
in oils / charcoal
💡 一番のポイント:鉛筆 (pencil) の使い分け
with a pencil は「(棒状の)鉛筆という道具を使って」。
in pencil は「黒鉛という素材で(書かれた線が黒鉛でできている)」。
ネイティブは無意識にこの「道具 vs 素材」を使い分けています。
He wrote the letter with a pen , but he signed it in red ink .
(彼はその手紙をペン(道具)で書きましたが、署名は赤インク(素材)でしました。)
🖊️ with a pen は「ペンを握って」という動作に焦点があります。
💧 in red ink は「赤い色の文字で」という結果(見た目)に焦点があります。
🤔 どっちを使う? 瞬間チェック
-
Q1. 「チョークで書く」(チョークの粉で書くイメージ)
👉 in chalk ※素材として見ている -
Q2. 「新しい筆(ふで)で描く」(道具として使う)
👉 with a new brush ※手に持つ道具 -
Q3. 「ドルで払う」(通貨という価値の媒体で)
👉 in dollars ※16-2の応用!
16. 🖌️ 道具や材料を表す in まとめ
セクション16では、「何を使って(何で)」 を表す in を学びました。
最大のポイントは、手で持つ「道具」ではなく、
「文字や絵、価値を構成する“素材・媒体(ミディアム)”」
としてとらえるイメージでしたね。
🧠 「素材の世界」に入る in:3つのポイント
✒️ 書くもの・描くもの
文字や絵が「その素材」でできているイメージ。
in ink(インクで)in pencil(鉛筆で)in oils(油絵具で)
💰 支払い・通貨
お金を「価値の媒体(世界)」としてとらえる。
in cash(現金で)in dollars(ドルで)in yen(円で)
⚖️ with との決定的な違い
「道具」か「素材」かで見分ける。
-
with 道具(形がある・可算)
with a pen -
in 素材(形がない・不可算)
in ink
I signed the contract with a pen in black ink .
(私はペン(道具)を使って、黒のインク(素材)で契約書に署名しました。)
🖊️ この 1 文で違いがハッキリします。
with a pen:手に持っている道具。in black ink:紙の上に残った文字の素材。
「道具」と「素材」の区別がつくと、英語の解像度がグッと上がります。
次に何かを書くとき、 "I use a pen (with)." "I write in ink (in)." と、心の中で2通りの視点で実況してみてください。
その小さな習慣が、ネイティブのような「前置詞の感覚」を育てていきますよ 😊
17. 🛤️ 方法を表す in:行動を「型(スタイル)」にはめて説明しよう
このセクションでは、「どのようなやり方・様態(モード)で」 行動するかを表す in を学びます。
in this way(このようにして)、
in English(英語で)、
in a loud voice(大声で)のように、
「ある決まった『型』や『スタイル』の枠組みの中で」 行動するイメージがポイントです。
🧠 コアイメージ:「その『やり方のレール』の上を走る」
「方法の in」は、行動そのものを
「特定のスタイルや環境(モード)の中に入れる」
感覚です。
💡 道具(with)との違い:
道具は「手で持つもの」ですが、方法は「自分がその中に入り込んで行うスタイル」です。
だから「大声で」も with ではなく、大声という状態の中で話すので in a loud voice となります。
🧭 用途別ナビ:行動の「スタイル」を4つの切り口で攻略
やり方・声のトーン・形式など、日常やビジネスで「どうやって?」を説明する表現を整理しました。 気になるところからタップして進んでみましょう 🚀
17-1. 🛤️ やり方・手順を表す in
このパートでは、「どのような方法・やり方で」 行動するかを表す in を学びます。
in this way(このようにして)や
in a friendly manner(フレンドリーな態度で)のように、
「ある決まった『型(スタイル)』や『道筋』の中で」 行動するイメージです。
🧠 コアイメージ:「やり方という“レール”の上を進む」
方法の in は、行動がバラバラにならないように
「枠組み(型)」 をはめるイメージです。
「この道(方法)」というレールの中を通ってゴールへ向かう。
→ 「このようにして/このやり方で」
「〜な態度・流儀」という型(スタイル)にはまって行動する。
→ 「〜な態度で/〜なふうに」
💡 ポイント:
道具を使うときは with ですが、
「やり方そのもの」を指すときは 空間的な広がり(プロセス全体) を感じる in が使われます。
📚 よく使う「やり方」の in セット
- 👉 in this way (このようにして/こうやって)
- 🔄 in the same way (同じようにして)
- 🤝 in a friendly manner (友好的な態度で/フレンドリーに)
- ⚡ in a hurry (急いで/急ぐという様態で ※状態 in とも重なる)
We solved the problem in this way .
(私たちは、このようにして(このやり方で)その問題を解決しました。)
🛤️ in this way は、 直前の説明を受けて「こういう風にして〜したんだよ」とまとめるときによく使います。
Like this(こんな感じで)よりも少しきちんとした響きがあり、ビジネスやレポートでも便利です。
She greeted us in a friendly manner .
(彼女は、フレンドリーな態度で私たちに挨拶してくれました。)
💃 in a ... manner は、 「〜な態度で」「〜な流儀で」という意味です。
単に friendly(形容詞)と言うよりも、
「その場の振る舞い方全体がフレンドリーだった」 という情景が浮かぶ表現です。
Time passes for everyone in the same way .
(時間は誰にとっても、同じように過ぎていきます。)
⚖️ in the same way は、 「同じ道を通って = 同じやり方・あり方で」というイメージです。
文頭に置いて In the same way, ...(同様に、...)と話を展開する接続詞的な使い方もよくします。
🎯 17-1 ミニまとめ:行動の「型」を決める
-
in this way= このやり方で(このレールの上を通って)。 -
in a ... manner= 〜な態度・流儀で(そのスタイルの箱に入って)。 -
「どんなふうに?」 を説明するとき、副詞(happilyなど)だけでなく、
in + 名詞の形が使えると表現力がアップします。
何かを説明するとき、最後に ...in this way.(こうやってね) と付け加えてみましょう。
それだけで、話全体がキュッとまとまった印象になりますよ 😊
17-2. 🗣️ 声のトーン・言語を表す in
このパートでは、「どんな声で」「何語で」 話すかを表す in を学びます。
in a loud voice(大声で)や
in English(英語で)のように、
声や言葉を「道具」として使うのではなく、「その音量や言語の“モード(環境)”の中で」 話しているイメージを持つのがコツです。
🧠 コアイメージ:「声や言葉の“空気”に包まれて話す」
日本語の「〜で」につられて with や by を使いたくなりますが、
英語では 「話し方や言語のスタイル」 は in で表すのが自然です。
💡 ポイント:
声の大きさや言語は、道具のように「手に持つ」ものではなく、
「その状態に入り込んで行うもの」 だから in なのです。
📚 よく使う「声と言葉」の in セット
- 📢 in a loud voice(大声で)
- 🔉 in a low voice(低い声で/小声で)
- 🤫 in a whisper(ささやき声で)
- 🇺🇸 in English(英語で) / 🇯🇵 in Japanese(日本語で)
- 📝 in plain English(平易な英語で/分かりやすい言葉で)
He shouted at me in a loud voice .
(彼は私に向かって、大声で怒鳴りました。)
📢 with a loud voice と言っても通じますが、
in a loud voice のほうが、
「その大声の状態で/大声という様態で」 というニュアンスが自然に出ます。
She told me the secret in a whisper .
(彼女は私に、ささやき声で秘密を話してくれました。)
🤫 whisper(ささやき)は、声の大きさというより「息遣いのような話し方」。
その「空気感」の中で話すので、やはり in がピッタリです。
Let's try to speak in English .
(英語で話してみよう。)
🔤 言語は by English(手段)と言いたくなりますが、これは間違い。
英語という「システム・枠組みの中」で話すので、必ず in を使います。
Write in English.(英語で書いて)も同様です。
🎯 17-2 ミニまとめ:声と言葉は「モード」
-
声の大きさ:
in a loud / low / soft voice -
話し方:
in a whisper(ささやきで)、in anger(怒って ※感情) -
言語:
in English / in Japanese(決して by ではない!)
「英語で話す」は、脳のスイッチを「英語モード」に切り替えて、その世界に入る感覚です。
"I'm in English mode now!" と思うと、
in を使うのが自然に感じられますよ 😊
17-3. 📝 詳細・形式・書式を表す in
このパートでは、
「どのような形式(フォーマット)で」 行うかを表す in を学びます。
in detail(詳細に)、
in writing(書面で)、
in alphabetical order(アルファベット順で)のように、
「情報をどの『型』に入れて出すか」 を指定するイメージです。
🧠 コアイメージ:「情報の『出力形式』を指定する」
「詳細に説明して」や「書面でください」と言うとき、 英語では 「詳細という型に入れて」「書面という形式の中で」 と表現します。
💡 ビジネスでも頻出:
「どういう形でアウトプットしてほしいか」を伝えるときに、この in がとても役に立ちます。
📚 よく使う「形式・書式」の in セット
- 🔍 in detail (詳細に/詳しく)
- ✍️ in writing (書面で/文書で)
- 🔡 in alphabetical order (アルファベット順で)
- 🥜 in a nutshell (手短に言えば/要するに ※木の実の殻に入るくらい小さく)
- 🔚 in conclusion (結論として/終わりに)
Please explain the plan in detail .
(その計画について、詳細に(詳しく)説明してください。)
🔍 explain in detail はセットで覚えたい表現です。
「大まかに」ではなく、「細かい部分まで含めた詳細なスタイルで」と指定しています。
I would like to have the agreement in writing .
(その合意事項を、書面で(文書の形で)いただきたいのですが。)
📄 「口約束じゃなくて、紙に残してね」というときに必須のフレーズです。
Put it in writing.(それを書面にして) と言えば、ビジネスやトラブル防止でも大活躍します。
The names are listed in alphabetical order .
(名前はアルファベット順にリストアップされています。)
🔤 in ... order は 「〜という順序(秩序)の中で」という意味です。
他にも in chronological order(年代順に)などがよく使われます。
🎯 17-3 ミニまとめ:情報の「カタチ」を決める
-
in detail= 詳細に(詳しく) -
in writing= 書面で(文字にして) -
in order= 順序通りに、整って -
in brief / in short= 手短に(簡潔に)
話が長くなりそうなとき、最初に "In short, ..." (手短に言うと…)と切り出すと、相手も要点をつかみやすくなります。 「形式の
in」は、コミュニケーションをスムーズにする潤滑油ですね 😊
17-4. ⚖️ by(手段)と in(方法)のざっくり比較
「バスで行く」は by bus、「英語で書く」は in English。
どちらも日本語では「で」ですが、英語では
「手段(How)」 か 「様態(In what way)」 かで使い分けます。
by = 道具・経路を使う、 in = そのスタイル・環境の中に入る というイメージを持つと、迷わず選べるようになります 😊
Lesson 097 / 17-4🧠 コアイメージ比較:「運ぶ道具」vs「包むスタイル」
🛠️ by = 手段 (Means)
「目的地へ運んでくれる道具・経路」
- 「どうやって?」(How) に答える。
- 交通手段、通信手段など。
go by bus(バスを利用して)📧
send by email(メールというシステムで)
🎨 in = 様態 (Manner)
「行動を包み込むスタイル・形式」
- 「どんなふうに?」(In what way) に答える。
- 言語、書式、雰囲気、やり方など。
go in style(かっこよく行く)🔤
write in English(英語という形式で)
💡 見分け方のヒント:
「それを使って移動・伝達するか?(道具)」なら by。
「その中身・形はどうなっているか?(中身)」なら in です。
Please contact me by email , and write it in English .
(メール(という手段)で連絡してください。そしてそれは英語(という言語)で書いてください。)
📧 手段: メールという「配達システム」を使うので by email。
🔤 様態: 中身の文章は「英語という枠組み」で構成されるので in English。
They traveled by train but in luxury .
(彼らは列車で旅をしましたが、それは豪華な(スタイルの)旅でした。)
🚆 手段: 移動に使った乗り物は列車なので by train。
✨ 様態: どんな雰囲気の旅だったか(豪華な環境の中)を表すので in luxury(または in comfort / in style)。
🧾 セクション17まとめ:行動を「型」にはめる in
セクション17では、行動の「やり方・スタイル」を表す in を学びました。
-
やり方:
in this way(このように) -
声・言語:
in a loud voice/in English -
形式:
in detail/in writing -
区別:道具・手段は
by / with、その中身・スタイルはin。
「英語で話す」を speak by English と言わずに、 自然と speak in English と言えるようになれば、 あなたの英語脳は「英語のモード」をしっかり理解しています!
自信を持って使っていきましょう 🚀
18. 📐 配置や形状を表す in:人や物を「形(シルエット)」にはめてみよう
このセクションでは、ものの並び方や形を表す in を学びます。
in a circle(円になって)や
in a line(一列に並んで)のように、
「その形の『枠(フレーム)』の中に、人や物が収まっている」 イメージを持つのがポイントです。
🧠 コアイメージ:「型抜きの枠(フレーム)」の中に入っている
「円になって座る」や「列に並ぶ」と言うとき、英語の in は
「クッキーの型抜き」 のような枠をイメージします。
💡 ポイント:
単に並んでいるだけでなく、全体として「どんな形のグループになっているか」に注目するのが in です。
🧭
用途別ナビ:形と並び方の in を4つに整理
円、列、山積み……日常でよく見る「並び方」を英語で言えるようになりましょう。 気になるところからタップして進んでください 🚶♂️🚶♀️
18-1. ⭕ 丸く囲む・円形を表す in
このパートでは、「円・輪・半円」 などの形を表す in を学びます。
in a circle(円になって)、
in a ring(輪になって)のように、
「みんなで囲んで作った『円という枠』の中にいる」 イメージでとらえるのがポイントです。
🧠 コアイメージ:「囲んでできた“空間”の中にいる」
「円になって座る」と言うとき、私たちは単に線の上にいるだけではありません。 「みんなで囲んだ内側の空間」 を共有していますよね。
だから on a circle(円周という線の上)ではなく、
in a circle(円という空間の中)を使います。
💡 使い分け:
in a circle:座ったり話し合ったりする、静的な円。
in a ring:手をつないで踊るなど、動きのある輪や、指輪のようなリング状の形。
Let's sit in a circle on the floor.
(床の上に、円になって(車座で)座りましょう。)
⭕ sit in a circle は、学校やキャンプファイヤーなどでよく使うフレーズです。
お互いの顔が見える配置なので、「話し合い(discussion)」などの場面でも We gathered in a circle. と表現します。
The children held hands and danced in a ring .
(子供たちは手をつないで、輪になって踊りました。)
💫 circle でも間違いではありませんが、
手をつないで輪になるようなときは ring(指輪のような輪っか)のイメージが合います。
The chairs were arranged in a semicircle .
(椅子は半円形に並べられていました。)
🌓 semicircle(セミサークル)は「半円」。
先生やスクリーンを囲むような配置ですね。
これも「半円という形の枠」の中に椅子が収まっているイメージで in を使います。
🎯 18-1 ミニまとめ:丸い「枠」の中にいる
- in a circle:円になって、車座で
- in a ring:輪になって(ダンスや手つなぎ)
- in a semicircle:半円になって
飲み会やミーティングで席に着くとき、 「あ、いま sitting in a circle だな」 と心の中でつぶやいてみましょう。 日常の配置を英語の「型」にはめてみる遊びが、英語脳を育てます 😊
18-2. 📏 列・並びを表す in (line / row / queue)
このパートでは、人や物が 「列になって」 並んでいるときの in を学びます。
in a line(一列に)、
in a row(横一列に)のように、
「整列したラインという『枠』の中に収まっている」 とイメージするのがポイントです。
🧠 コアイメージ:「並び順の枠(フレーム)に入っている」
「列に並ぶ」と言うとき、英語では 「列というグループの箱の中にいる」 と考えます。
(※横並びを指すこともありますが、行列はこっち)
映画館の席や集合写真のイメージ。
💡 ポイント:
単に線の上に立っている(on)のではなく、
「列の一部として組み込まれている(in)」
という感覚が大事です。
Please stand in a line .
(一列に並んでください。)
📏 stand in a line は、学校やお店でよく聞くフレーズです。
wait in a long line(長い列に並んで待つ)のように、
「順番待ちの行列」 は基本的に line を使います。
We sat in the front row at the theater.
(私たちは劇場で最前列に座りました。)
💺 row は「横の並び」。映画館、劇場、教室の机の列などは row です。
in a row で「一列に(横並びに)」、
three days in a row(3日連続で=カレンダーの横並び)という使い方もします。
They are waiting in a queue for the bus.
(彼らはバスを待って列に並んでいます。)
🇬🇧 queue(キュー)は、イギリス英語でよく使われる「順番待ちの列」です。
アメリカ英語の line と同じ意味で、
stand in a queue や jump the queue(割り込みする)のように使います。
🎯 18-2 ミニまとめ:タテかヨコか、行列か
- in a line:一列に(主に行列、縦並び)。
- in a row:一列に(主に座席、横並び)。
- in a queue:順番待ちの列に(イギリス英語)。
スーパーのレジやバス停で並んでいるとき、 「いま私は waiting in a line だな」 と思い出してみてください。
日常の待ち時間が、ちょっとした英語レッスンの時間になりますよ ⏳
18-3. 📚 群れ・塊・堆積を表す in
このパートでは、きれいに並んでいなくても
「ひとかたまりになっている」 状態を表す in を学びます。
in groups(グループになって)、
in piles(山積みになって)、
in bunches(房になって)のように、
「集団・堆積という『まとまりの枠』の中にいる」 イメージです。
🧠 コアイメージ:「ひとまとめの“塊(かたまり)”になっている」
列(Line)のように規則正しくなくても、
「ここからここまでがひとつの山」 と囲えるなら、それは in の領域です。
💡 複数形に注意:
「いくつかの山」「いくつかのグループ」がある状態を指すことが多いので、
in piles, in bunches のように 複数形 で使うのが一般的です。
Please discuss the topic in groups of three.
(そのトピックについて、3人のグループになって話し合ってください。)
🗣️ in groups は「グループに分かれて」という意味。
in groups of [数字] と続けると、
「〇人のグループになって」と具体的なサイズを指定できます。
Old magazines were kept in piles on the floor.
(古い雑誌が、床の上に山積みになって置かれていました。)
📚 pile(パイル)は「積み重ねた山」のこと。
in piles で「いくつもの山になって」という状態を表します。
in stacks(きれいに積み重ねられて)や in heaps(無造作な山になって)も仲間です。
Grapes grow in bunches .
(ブドウは房になって(房の状態で)育ちます。)
🍇 bunch(バンチ)は「房、束」。
ブドウ、バナナ、鍵束、花束などに使います。
Bananas are sold in bunches.(バナナは房単位で売られている)のように、
買い物の場面でも使えます。
🎯 18-3 ミニまとめ:「かたまり」を作る in
- in groups:グループになって(集団)
- in piles:山積みになって(積み重ね)
- in bunches:房になって、束になって(結合)
洗濯物がたまっていたら「Oh, clothes in piles...」、 スーパーでバナナを見たら「Bananas in bunches!」と心の中で言ってみましょう。
目の前の景色を英語の形(in)にはめる練習になります 👀
18-4. ⚖️ in a line と on a line のざっくり比較
「一列に並んで!」と言うとき、
in a line と
on a line
のどちらを使えばいいか迷うことがあります。
結論から言うと、「行列(集団)なら in」、「地面の線(マーク)なら on」 です。
🧠 コアイメージ比較:「集団の中」か、「線の上」か
🚶♂️ in a line
「行列」という集団の枠の中
人が前後に並んで、ひとつのグループ(列)を作っている状態。
stand in a line(列に並んで立つ)
✅
wait in line(列に並んで待つ ※米語で冠詞aが抜けることが多い)
➖ on a line
「線(ライン)」の表面の上
地面に引かれた白線の上や、ロープ(洗濯紐など)の上に接している状態。
stand on the line(白線の上に立つ)
✅
hang clothes on the line(洗濯物をロープに干す)
💡 電話やネットは?
電話線や回線は「線の上に乗って声が届く」イメージから、
on the phone /
on the line(電話に出ている) /
online
のように on を使います。
We waited in a long line for the rollercoaster.
(私たちはジェットコースターに乗るために、長い列に並んで待ちました。)
🎢 「順番待ち」をしているときは、自分がその「列の一部(中身)」になっているので in です。
The ball landed right on the line .
(ボールはちょうどラインの上に落ちました。)
🎾 テニスやバレーボールなどで「ライン上」と言うときは、物理的な線の上に接しているので on です。
🧾 セクション18まとめ:形(シルエット)を表す in
セクション18では、人や物の「並び方・配置」を表す in を学びました。
ポイントは、その形を「型抜きの枠(フレーム)」のようにとらえ、その中に収まっているとイメージすることでしたね。
⭕ 円・輪
in a circle / in a ring
囲んで内側に空間を作るイメージ。
📏 列・並び
in a line / in a row
整列した細長い枠の中にいるイメージ。
📚 塊・群れ
in piles / in groups
ひとかたまりの山や集団になっているイメージ。
We stood in a line first, and then sat in a circle to talk.
(私たちはまず一列に並び、それから話すために円になって座りました。)
これで、ものの「並び方」を見たまま英語で言えるようになりました。
日常の中で行列を見たら in a line、 ミーティングで円になったら in a circle。 目に映る「形」を英語のタグ付けしていく感覚で、楽しく練習してみてくださいね 😊
19. 🔥 理由や動機を表す in:「〜のために」ではなく、「その感情の中にいたから」
このセクションでは、行動のウラにある
「感情や動機」 を表す in を学びます。
in anger(怒って)、
in surprise(驚いて)、
in fun(ふざけて)のように、
「その感情に包まれた状態(箱の中)で」 行動した、とイメージするのがポイントです。
🧠 コアイメージ:「感情の炎(オーラ)に包まれている」
「彼は怒って叫んだ」と言うとき、英語の in は
原因(Because)を説明するというより、
「怒りという激しい状態(箱)の中にいて、その影響で叫んだ」
という状況を描写します。
💡 ポイント:
単なる理由の説明ではなく、
「その時、どんな心境(モード)だったか」 を伝える臨場感のある表現です。
🧭
用途別ナビ:動機の in を4つに整理
とっさの感情から、フォーマルな式典の理由まで。 「なぜ?」を説明する大人の表現を身につけましょう 🕵️♀️
19-1. 😡 強い感情・衝動を表す in (in anger / in fear)
このパートでは、とっさの行動の原因となる
「強い感情」 を表す in を学びます。
in anger(怒って)、
in fear(恐怖で)、
in surprise(驚いて)のように、
「その感情に支配された(包まれた)状態で」 何かをした、というニュアンスです。
🧠 コアイメージ:「感情の“箱”から飛び出すアクション」
人は激しい感情に襲われると、その感情の「中」に入り込んでしまいます。
そこから生まれる行動(叫ぶ、逃げる、見つめるなど)を説明するのが in です。
💡 無冠詞に注目:
特定の「ある怒り」ではなく、感情そのものの中にいるので、
基本的に a や the はつけず、
in + 感情名詞 の形で使います。
🔥 そのまま使える「感情 in」セット
- 😡 shout in anger(怒って叫ぶ)
- 🏃 run away in fear(恐怖で逃げ出す)
- 👀 stare in surprise(驚いてじっと見る)
- 😭 cry in pain / in despair(痛みで/絶望して泣く)
- 😲 gasp in shock(ショックで息をのむ)
He slammed the door in anger .
(彼は怒って(怒りにまかせて)ドアをバタンと閉めました。)
💢 in anger は「怒りの中で」→「怒りにかられて」というニュアンス。
単に「彼は怒っていた(He was angry)」と言うよりも、 「その怒りが原因でドアを閉めた」 という行動との結びつきが強く感じられます。
She looked at me in surprise when I told her the news.
(その知らせを伝えると、彼女は驚いて私を見ました。)
😳 in surprise は、目を見開いたり、ぽかんとしたりしている様子が目に浮かぶ表現です。
小説や物語で、登場人物のリアクションを描写するときによく使われます。
The cat ran away in fear of the dog.
(その猫は犬を恐れて(恐怖の中で)逃げ出しました。)
😱 in fear は、恐怖に包まれてパニックになっているような状態を表します。
in fear of 〜 と続けると、「〜を恐れて」と対象をはっきり言えます。
🎯 19-1 ミニまとめ:感情の「中」で動く
- in anger:怒って、怒りにかられて
- in surprise:驚いて、ビックリして
- in fear:怖がって、恐怖で
- in shock:ショックを受けて(呆然として)
ドラマやアニメを見ていて、キャラが激しく感情を露わにしたとき、 "He shouted in anger!" などと実況してみましょう。
感情とセットで覚える英語は、記憶に強く残ります 🔥
19-2. 🃏 遊び心・軽い動機を表す in (in fun / in jest)
このパートでは、「本気ではなく、遊び心で」 行ったことを表す in を学びます。
in fun(ふざけて)、
in jest(冗談で)のように、
「『遊び・冗談』という枠組み(箱)の中でやったこと」 だから、本気にしないでね、というニュアンスを伝えます。
🧠 コアイメージ:「『冗談』という安全な箱の中」
誰かをからかったり、きつい冗談を言ったりしたとき、
「悪気はないよ」と伝えるために in を使います。
この箱の中の言葉は
「本気(Serious)」ではありません
💡 ポイント:
「これは現実の攻撃ではなく、遊びのルールの中でのこと」と線を引くイメージです。
🎭 よく使う「遊び心」の in セット
- 🃏 in fun(ふざけて/遊び半分で)
- 🎭 in jest(冗談で/戯れに) ※少し古風・文学的な響き
-
😄 in a joke(冗談で)
※
as a jokeの方が一般的ですが、文脈により使われます - 🌓 half in fun, half in earnest (半分冗談、半分本気で)
Don't be mad. I only said it in fun .
(怒らないで。ほんのふざけて(冗談で)言っただけだよ。)
😜 in fun は「楽しみの中で=悪気なく」というニュアンス。
for fun(楽しみのために=目的)とも似ていますが、
in fun は「その場のノリや雰囲気の中で」という 状態 に焦点があります。
Many a true word is spoken in jest .
(冗談の中に真実がある。/嘘から出た真(まこと)。)
📖 jest(ジェスト)は「冗談・戯れ」という意味の少し古い言葉ですが、このことわざでは必ず使われます。
「冗談という枠組み(箱)を借りて、本音を言う」という心理をうまく表しています。
He asked her out half in fun , but she said yes.
(彼は半分冗談(遊び半分)で彼女をデートに誘ったのですが、彼女はOKしました。)
⚖️ half in fun は「半分は遊びのつもりで」。
反対語の in earnest(真面目に/本気で)と組み合わせて、
half in fun, half in earnest(冗談半分、本気半分)と言うこともよくあります。
🎯 19-2 ミニまとめ:それは「本気」の箱?「遊び」の箱?
- in fun:ふざけて、遊び心で
- in jest:冗談で、戯れに
- 対義語は in earnest(大真面目に、本気で)。
「ごめん、冗談だよ!」と言いたいとき、 "Just kidding!" や "It was a joke." も便利ですが、 "I said it in fun." と言えると、「そういう軽いムードで言っただけなんだ」というニュアンスが大人っぽく伝わりますよ 😉
19-3. 🎖️ 敬意・記念・追悼を表す in (in honor of / in memory of)
このパートでは、パーティーや式典、記念碑などで使われる
「フォーマルな動機」 を表す in を学びます。
in honor of(〜に敬意を表して)、
in memory of(〜を偲んで)のように、
「その人への敬意や想いという『精神的な枠組み』の中で」 行う、という格調高いニュアンスです。
🧠 コアイメージ:「敬意・追悼という“精神”に包まれて」
単なる「目的(for)」よりも、もっと精神的で儀式的な意味合いが強くなります。 「〜のために」というより、「〜という気持ち(スピリット)のもとで」 と考えるとイメージしやすいです。
(パーティー、表彰、祝賀会など)
(記念碑、追悼式、寄付など)
💡 使い分け:
生きている人や嬉しいことには in honor of。
亡くなった人や過去の出来事には in memory of を使います。
💐 そのまま覚える「記念・式典」の in セット
-
🎖️ in honor of 〜
(〜に敬意を表して/〜を祝して/〜のために) -
🕊️ in memory of 〜
(〜を偲んで/〜の記念として/〜の追悼に) -
🎉 in celebration of 〜
(〜を祝って) -
👏 in praise of 〜
(〜を称えて)
We held a party in honor of his retirement.
(彼の引退を記念して(に敬意を表して)、パーティーを開きました。)
🥂 in honor of は、主役を立てるイベントで必ずと言っていいほど使われます。
「彼の引退のために (for)」と言うより、 「彼の功績を称えるという主旨で (in honor of)」 と言うほうが、 ずっと敬意が伝わる表現になります。
This bench was placed here in memory of our beloved teacher.
(このベンチは、私たちの最愛の先生を偲んで(記念して)ここに置かれました。)
🕯️ 公園のベンチや記念樹のプレートなどでよく見かけるのが in memory of です。
「亡くなった方を忘れない」という、記憶(memory)の中にずっと残す ような温かいニュアンスがあります。
🎯 19-3 ミニまとめ:特別な日の in
- in honor of:お祝い、敬意(ポジティブ・公式)。
- in memory of:追悼、記念(静か・想い出)。
- どちらも「〜という精神(スピリット)の中で」行うこと。
もし誰かの誕生日会や送別会を企画するなら、招待状に "A party in honor of [名前]" と書いてみましょう。
それだけで「あなたを大切に思っています」という気持ちが伝わる、素敵な英語になりますよ 💐
19-4. ⚖️ from(原因)と in(状態)のプチ比較
「習慣で」は from habit、「急いで」は in a hurry。
どちらも日本語では理由のように見えますが、英語では
「原因の出発点(〜から)」 か 「その状態の真っ最中(〜の中で)」 かで使い分けます。
🧠 コアイメージ比較:「出発点」か「渦中」か
🏁 from = 出発点 (Source)
「〜から」生じた(原因・起源)
- 行動を引き起こした「きっかけ」や「元」。
- 内側から外へ出てくるイメージ。
from habit(習慣から)✅
from experience(経験から)✅
die from ...(〜が原因で死ぬ)
🔥 in = 状態 (State)
「〜の中で」行っている(渦中)
- その感情や状況に包まれている「最中」。
- 行動している時の「様子」を描写。
in a hurry(急いで=急ぐ状態で)✅
in anger(怒って=怒りの中で)✅
in pain(痛くて=痛みの中で)
💡 ポイント:
迷ったら、
「それが原因(元)なのか?」(from)
「その状態(様子)なのか?」(in)
と考えてみましょう。
※ 感情(恐怖など)の場合は、どちらも使えることがありますが、視点が少し違います。
He shouted in fear.
(彼は恐怖で叫んだ。)
👉 描写: 恐怖に震えながら、その「恐怖の状態の中で」叫んでいる姿が浮かぶ。
He shouted from fear.
(彼は恐怖から叫んだ。)
👉 説明: なぜ叫んだのか? その「原因」は恐怖だった、と説明している感じ。
🧾 セクション19まとめ:動機は「心の状態」
セクション19では、行動の理由や動機を表す in を学びました。
ポイントは、理由をただ説明するのではなく、
「その時、どんな気持ち・状態(箱)の中にいたか」
という状況を描写するイメージでしたね。
😡 強い感情
in anger / in fear / in surprise
感情の激しい波の中にいて、思わず行動した。
🃏 軽い動機
in fun / in jest
本気ではなく「遊び・冗談」という枠組みの中でやった。
🎖️ 敬意・記念
in honor of / in memory of
「〜を称える精神」の中で行われるイベント。
I shouted in surprise , but I only did it in fun .
(私は驚いて叫んじゃったけど、ほんのふざけて(遊び心で)やっただけなんだ。)
この文では、
「とっさの感情(in surprise)」と
「行動の動機(in fun)」の両方を in で表現しています。
どちらも「その時の心のモード」を表しているのが分かりますね。
自分の行動について「なぜ?」と聞かれたとき、 Because... だけでなく、 In fun!(冗談だよ)や In a hurry!(急いでて!) と、「状態」で答えるバリエーションが増えました。
これだけで、会話の表現力がグッと豊かになりますよ 😊
20. 🎯 目的を表す in:ただの「目的」じゃない、「探求の旅」の途中
このセクションでは、ある目的のために
「活動している最中の状態」 を表す in を学びます。
in search of(〜を探して)、
in answer to(〜への返答として)のように、
単にゴール(for)を見るだけでなく、
「探し回っているプロセス」や「応じようとしている活動」の渦中にいる イメージがポイントです。
🧠 コアイメージ:「探求・対応という“活動の箱”に入っている」
for が「ゴールを遠くから見ている」のに対し、
in はその目的のために
「汗をかいて動いている真っ最中」 という臨場感があります。
💡 ポイント:
「〜のために」と訳せますが、心のなかでは
「〜を求めて活動中で」
「〜に応じる形で」
と読み解くと、ニュアンスがより正確につかめます。
🧭
用途別ナビ:目的の in を4つの動きで攻略
「探す」「答える」「交換する」「守る」。
それぞれの動きに合わせた in の使い方を見ていきましょう 🏃♂️💨
20-1. 🕵️♀️ 探求・追跡を表す in (in search of / in pursuit of)
このパートでは、何かを
「探し求めている最中」「追いかけている状態」 を表す in を学びます。
in search of(〜を探して)、
in pursuit of(〜を追求して)のように、
「ゴールを求めて動き回っている“活動の箱”の中にいる」 イメージです。
🧠 コアイメージ:「ハンターのように何かを追いかけている」
単に「〜が欲しい」と思うだけでなく、
実際に足を使って探したり、行動して追いかけたりしている
アクティブな状態を in で表します。
(真実、自分、場所など)
(犯人、幸福、卓越性など)
💡 使い分け:
一番よく使うのは in search of です。
in pursuit of は「追いかける」ニュアンスが強くなります。
He traveled the world in search of himself.
(彼は、本当の自分を探し求めて世界を旅しました。)
🔍 in search of は、物理的なもの(水や食料)だけでなく、
「自分」「真実」「平和」のような抽象的なものを探すときにもよく使われる、かっこいい表現です。
We are always in pursuit of happiness.
(私たちは常に、幸福を追い求めて(追求して)います。)
🏃♂️ pursue(追いかける)の名詞形です。
映画『The Pursuit of Happyness(幸せのちから)』のタイトルにもなっていますね。
また、警察が「犯人を追跡中 (in pursuit of the suspect)」という緊迫した場面でも使われます。
🎯 20-1 ミニまとめ:何かを求めて動く in
- in search of 〜:〜を探し求めて(探偵や冒険者のイメージ)。
- in pursuit of 〜:〜を追求して、〜を追跡して(ハンターや警察のイメージ)。
もし何か新しいカフェや本を探して街を歩くときは、 "I'm in search of a good coffee." とつぶやいてみましょう。
ただの散歩が、ちょっとした「探求の旅」になりますよ ☕️
20-2. 🗣️ 対応・返答を表す in (in answer to / in reply to)
このパートでは、相手のアクションに対する
「お返し(レスポンス)」 を表す in を学びます。
in answer to(〜への返事として)、
in reply to(〜への回答として)のように、
「相手への応答という活動(箱)の中で」 行動しているイメージです。
🧠 コアイメージ:「ボール(質問・手紙)を打ち返すフォーム」
相手から何か(質問、手紙、視線)が飛んできたとき、
それを受け止めて投げ返す「対応アクション」 を in で表します。
💡 ポイント:
必ず "to"(〜に対して)とセットで使われます。
in answer to ...
という形をワンセットで覚えておきましょう。
📨 よく使う「お返事」の in セット
- 🗣️ in answer to 〜 (〜への答えとして/返事として)
- ✍️ in reply to 〜 (〜への回答として ※手紙・メールで頻出)
- 📢 in response to 〜 (〜に応えて/反応して ※少しフォーマル)
I am writing this in reply to your inquiry.
(貴社からのお問い合わせへの回答として、これを書いております。)
📧 in reply to は、ビジネスメールの書き出しで非常によく使われます。
「これは単なる手紙ではなく、あなたの質問に対する返信ですよ」という、 手紙の役割(位置づけ) をはっきりさせる表現です。
He nodded in answer to my question.
(彼は、私の質問への答えとしてうなずきました。)
🙆♂️ 言葉ではなく「うなずき(nod)」や「微笑み(smile)」で返すときにも使えます。
「うなずいた」という動作が、質問に対する 「YESのサイン(回答)」という枠組み の中で行われた、というニュアンスです。
🎯 20-2 ミニまとめ:相手に「返す」ときの in
- in answer to:口頭や動作での返事。
- in reply to:手紙やメールでの返信。
- 必ず to で相手(対象)につなげる!
メールの件名(Subject)で Re: をよく見かけますよね?
あれは "Regarding"(〜に関して)の略ですが、 本文では In reply to your email... と書き始めると、とても丁寧でプロフェッショナルな印象になりますよ 👔
20-3. ⚖️ 交換・代償を表す in (in exchange for / in return for)
このパートでは、何かを得る代わりに何かを差し出す
「交換・お返し」 を表す in を学びます。
in exchange for(〜と引き換えに)、
in return for(〜のお返しに)のように、
「AとBを交換するという『取引の枠組み(ルール)』の中で」 というニュアンスです。
🧠 コアイメージ:「ギブ・アンド・テイクの“天秤”に乗せている」
ただあげる(for you)のではなく、 「これをもらう代わりに、これを渡す」という 交換条件のボックス の中でやり取りするイメージです。
💡 ポイント:
これも必ず "for"(〜と交換で)とセットで使われます。
in exchange for ...
という形をリズムで覚えておきましょう。
🤝 よく使う「交換・お返し」の in セット
-
🔄 in exchange for 〜
(〜と引き換えに/〜の代わりに)
※ビジネスや等価交換でよく使う -
🎁 in return for 〜
(〜のお返しに/〜の見返りとして)
※親切や贈り物への「お礼」のニュアンスが強い -
🔁 in return
(お返しに/その代わりに)
※文末につけて副詞的に使うことも多い(I gave him a gift in return.)
I gave him my watch in exchange for his camera.
(私は彼のカメラと引き換えに、自分の時計を彼にあげました。)
⚖️ in exchange for は、「AとBを等価で取り替える」というニュアンスが強いです。
物々交換だけでなく、「労働の対価としてお金をもらう」など、 ビジネスライクな場面でも使われます。
I bought this gift in return for your kindness.
(あなたの親切へのお返しに、このプレゼントを買いました。)
💝 in return for は、「受け取った好意に対して、こちらからも返す」という
感謝のキャッチボール のイメージです。
単に I'll help you in return.(お返しに手伝うよ)のように、
文末に in return だけを置く使い方もとても便利です。
🎯 20-3 ミニまとめ:ギブ・アンド・テイクの in
- in exchange for:〜と引き換えに(物の交換、取引)。
- in return (for):〜のお返しに(お礼、見返り)。
何かをもらったり助けてもらったりしたとき、 "I want to do something in return." (お返しに何かしたいな)と言ってみましょう。
感謝の気持ちがより行動的に伝わる、素敵な表現です 😊
20-4. 🛡️ 擁護・支持を表す in (in defense of / in support of)
このパートでは、誰かや何かを
「守る・支える」 立場で行動するときの in を学びます。
in defense of(〜を弁護して)、
in support of(〜を支持して)のように、
「擁護や支持という『立場の枠組み』の中に立って」 発言や行動をするイメージです。
🧠 コアイメージ:「守る・支える『チーム(陣営)』の中にいる」
誰かをかばったり、意見に賛成したりするとき、
あなたは「その人を守るバリアの中」や「その意見を支える土台の上」に立っています。
その「ポジション」を表すのが in です。
💡 使い分け:
批判されている人を守るなら defense。
意見や活動を応援・賛成するなら support や favor。
🛡️ よく使う「守る・支える」の in セット
- 🛡️ in defense of 〜 (〜を弁護して/〜を守るために)
- 🤝 in support of 〜 (〜を支持して/〜を支援して)
- 🗳️ in favor of 〜 (〜に賛成して/〜を支持して)
She spoke up in defense of her friend.
(彼女は友人を弁護して(かばって)発言しました。)
🛡️ speak in defense of は「〜を守るために口を開く」という頼もしい表現です。
誰かが責められているときに「私は味方だ」というポジションを明確にするフレーズです。
Many people marched in support of peace.
(多くの人々が、平和を支持して(求めて)行進しました。)
🤝 in support of は、意見・計画・運動などを「応援する立場」を表します。
I am in favor of the plan.(その計画に賛成です)という言い方(in favor of)も、会議などで非常によく使われます。
🧾 セクション20まとめ:目的は「活動の渦中」にある
セクション20では、探求・応答・交換・支持など、
「相手やゴールに向かって活動している状態」 を表す in を学びました。
単に「〜のために (for)」と言うよりも、
その活動プロセスの中に身を置いている
という臨場感がポイントです。
🕵️♀️ 探求・追跡
in search of / in pursuit of
探し回っているハンターの状態。
🗣️ 対応・返答
in answer to / in reply to
ボールを打ち返すレスポンスの動き。
⚖️ 交換・代償
in exchange for / in return for
AとBを入れ替える取引の枠組み。
🛡️ 擁護・支持
in defense of / in support of
守り支える立場の箱。
I traveled in search of truth, and now I speak in support of peace.
(私は真実を求めて旅をし、今は平和を支持して語っています。)
何かを探しているとき、誰かを助けたいとき、 "I'm in search of..." や "I'm in support of..." と言えると、あなたの行動の「意思」が相手にしっかり伝わります。
自分のスタンスを英語で表現できるって、とてもかっこいいことですよ 😊
21. 🤔 条件を表す in:「もしもの箱(ケース)」を用意して話そう
このセクションでは、前提や条件を設定する in を学びます。
in that case(その場合には)、
in case of fire(火事の場合には)のように、
「もし〜という状況(ケース)になったら」という“仮想の箱” を用意して、その中での話をするイメージです。
🧠 コアイメージ:「現実とは別の『もしもの箱』を用意する」
単語の case は「箱・入れ物」という意味も持っています。
条件の in は、まさにそのイメージです。
"In that case, we stay home."
(その箱の中では、家にいることにしよう)
💡 ポイント:
「現実」とは別に、「〜という場合」の箱 をポンと置いて、
「その箱の中でのルールや行動」を決めるのが、条件の in の役割です。
🧭 用途別ナビ:3つの「ケース(場合)」を使い分けよう
日常会話の「それなら〜」から、緊急時の「〜の場合」、そして間違いやすい「備え」の表現まで。 気になるところからチェック! ✅
21-1. 📦 ケース・場合を表す in (in that case / in any case)
このパートでは、会話の流れを整理する
「場合・状況」 の in を学びます。
in that case(その場合には/それなら)、
in any case(どんな場合でも/いずれにせよ)のように、
「〜という『状況の箱(ケース)』の中での話」 として前提を決める表現です。
🧠 コアイメージ:「どの『箱(ケース)』の話をするか選ぶ」
会話の中で「もし雨が降ったらどうする?」「忙しかったらどうする?」といろいろな可能性が出てきます。
in ... case は、その中から
「この箱(状況)の話をしよう」 と指差すイメージです。
「その箱の中なら、こうしよう」と言う。
「どの箱の中でも、やることは変わらない」と言う。
💡 ポイント:
日本語の「ケースバイケース(場合による)」と同じで、
Case = 箱(状況) とイメージすると分かりやすいですね。
🗣️ 会話で使える「ケース」の in セット
-
👉 in that case
(その場合には/それなら/だったら)
※相手の話を受けて「じゃあ〜」と返す定番フレーズ。 -
👆 in this case
(この場合には/今回に限っては)
※目の前の特定の件について話すとき。 -
🔄 in any case
(どんな場合でも/いずれにせよ/とにかく)
※話をまとめたり、決意を示したりするときに便利。 - 💼 in most cases (たいていの場合/多くの場合)
A: "The meeting is cancelled."(会議は中止だって。)
B: "Oh, in that case , I'll go home early."
(「あぁ、それなら(その場合には)、早く帰るよ。」)
📦 「会議が中止」という状況の箱(that case)が渡されたので、 「じゃあその箱の中での行動はこれだね」と反応しています。
Then(それなら)と同じように使えますが、In that case の方が少し丁寧で論理的な響きがあります。
It might rain or snow, but in any case , we have to leave now.
(雨かもしれないし雪かもしれない。でもいずれにせよ(どんな場合でも)、もう出発しなきゃ。)
🔄 「どんな天気(箱)になろうとも関係ない」というニュアンスです。
Anyway(とにかく)と似ていますが、In any case は「あらゆる可能性を考慮した上で」という、しっかりした意思を感じさせます。
I'll bring an umbrella, just in case .
(念のため(万が一の場合に備えて)、傘を持っていきます。)
☂️ 文末に just in case をつけるだけで「念のためね」と言える、魔法のフレーズです。
これは「(何か悪いことが起きるかもしれない)その場合という箱の中に入っても大丈夫なように」というイメージから来ています。
🎯 21-1 ミニまとめ:「箱(ケース)」を選んで話す
- In that case:それなら(その箱の中なら)。
- In any case:いずれにせよ(どの箱の中でも)。
- Just in case:念のため(もしもの箱に備えて)。
会話で相手が何か言ったあと、 "In that case..." と切り出すだけで、話がスムーズにつながります。
「じゃあ」「だったら」の代わりに、ぜひ使ってみてください 😊
21-2. 🚨 非常時・出来事を表す in (in case of / in the event of)
このパートでは、緊急時や特定の出来事が起きたときの
「〜の場合には」 を表す in を学びます。
in case of fire(火事の場合には)、
in the event of rain(雨天の際には)のように、
「もしその出来事が起きたら(という箱の中では)、こうしてください」 とルールや指示を出すときによく使われます。
🧠 コアイメージ:「『非常ボタン』を押す条件」
看板や説明書でよく見るこの形は、 「普段は何もしなくていいけれど、この状況(ケース)に入ったら アクションを起こしてね」 というサインです。
→ 逃げる/ガラスを割る
→ 中止する/場所を変える
💡 使い分け:
in case of は看板や警告でよく見る、少し硬い表現。
in the event of はさらにフォーマルで、公式なアナウンス向きです。
📢 掲示板で見る「〜の場合」セット
- 🔥 in case of fire (火事の場合には)
- 🚨 in case of emergency (緊急の場合には)
- 🌧️ in case of rain (雨天の場合には)
- 🎫 in the event of cancellation (中止の際には ※払い戻し等の説明で)
In case of fire , break the glass.
(火事の場合には、ガラスを割ってください。)
🔨 建物の消火栓や非常口によく書いてあるフレーズです。
In case of emergency(非常時には)もセットで覚えておくと、海外旅行で役立ちます。
The picnic will be cancelled in case of rain .
(雨天の場合、ピクニックは中止になります。)
☔ 日本語の「雨天中止」にあたる表現です。
日常会話なら if it rains と言いますが、
ポスターやメールのお知らせでは in case of rain がよく使われます。
In the event of an earthquake, please stay calm.
(地震の際には、落ち着いて行動してください。)
📢 in the event of は、in case of よりもさらに堅い表現です。
飛行機の機内安全ビデオや、契約書の条文などで耳にすることが多いフレーズです。
🎯 21-2 ミニまとめ:看板の英語を読もう
- in case of + 名詞:〜の場合には(もし〜が起きたら)。
- in the event of + 名詞:〜の際には(よりフォーマル)。
- どちらも「もしもの時(IF)」の状況設定に使われる。
街中で「非常口」や「消火器」を見かけたら、 "In case of fire!" と心の中でラベルを貼ってみましょう。
風景とセットで覚えると、いざという時にパッと出てくるようになりますよ 🚨
21-3. ☂️ 「備え」の in case (vs if)
「雨が降るといけないから、傘を持っていく」と言いたいとき、
if it rains と言ってしまうと、ネイティブには「雨が降った(のを確認した)ら、その時持っていく」と聞こえてしまいます。
このパートでは、「〜する場合に備えて(先にやっておく)」 という
予防・準備 の in case を、if との決定的な違いとともに学びます。
🧠 コアイメージ:「先に行動する」か、「後で行動する」か
☂️ in case ...
「〜するといけないから(先にやる)」
未来の「もしも」を心配して、今準備する。
雨が降らなくても、傘は持っています。
🌧️ if ...
「もし〜したら(その時やる)」
実際に雨が降った後で行動する。
降らなければ何もしません。
💡 ポイント:
「備えあれば憂いなし」のときは in case。
「結果オーライ(条件次第)」のときは if です。
I'll take an umbrella in case it rains .
(雨が降るといけないから(降る場合に備えて)、傘を持っていきます。)
☔ これが一番の基本文です。「降るかどうか分からないけど、とりあえず持つ」というニュアンスです。
× I'll take an umbrella if it rains. だと、 「雨が降ったら(その瞬間、どこからか)傘を持っていく(降らなかったら手ぶら)」という変な意味になりがちです。
Write it down in case you forget .
(忘れるといけないから(忘れたときのために)、書いておきなさい。)
📝 これも「忘れてから書く(if)」のは無理ですよね。「忘れる前に書く」ので in case です。
in case の後ろは、未来のことでも現在形を使うのが一般的です。
🧾 セクション21まとめ:「もしも」の箱を用意する
セクション21では、条件や前提を表す in を学びました。
「〜という場合(ケース)」という箱をポンと置いて、その中での話をしたり、その箱に備えたりするイメージです。
📦 ケース・場合
in that case(それなら)
in any case(いずれにせよ)
会話の前提となる状況の箱を選ぶ。
🚨 非常時・出来事
in case of fire(火事の際は)
in the event of(〜の場合には)
特定のイベントが起きた時のルール。
☂️ 備え・予防
in case it rains
「〜するといけないから」先に準備する。(vs if)
I made a map for you in case you get lost. In that case , call me anytime.
(迷うといけないから、地図を作っておいたよ。もしそうなったら(その場合には)、いつでも電話して。)
前半の in case は「迷う前の準備(地図)」、
後半の In that case は「迷ってしまった状況(箱)の中での行動(電話)」を表しています。
「備え」の
in case が使えるようになると、
"I'll study English in case I meet a foreigner."
(外国人に会った時のために英語を勉強する)のように、
未来のチャンスに向けた準備 を語れるようになります。あなたのその準備(in case)は、きっといつか役に立つときが来ますよ 😊
22. 💎 同格関係を表す in:その人の中に「宝物」を見つける
最後のセクションでは、少し文学的で素敵な in の使い方を学びます。
a friend in Bill(ビルという友人)や
a father in him(彼という父親)のように、
単なる事実(A=B)ではなく、
「その人の中に、かけがえのない価値や役割を発見する」 という、気持ちのこもった表現です。
🧠 コアイメージ:「あなたの中に、友人という『宝石』を見つけた」
直訳すると「あなたの中に友人を持つ」ですが、これは 「あなたこそが(私にとって)友人だ」 という意味になります。
単に "You are my friend." と言うよりも、 「あなたという存在の中 (in) に、友人としての素晴らしい資質を見出した」 という、発見や感謝のニュアンスが含まれます。
(あなたの中に「友人」という宝物がある
= あなたこそが友人だ)
💡 使われる場面:
感謝の手紙、スピーチ、追悼の言葉など、
相手への深い思い を伝えたいときにぴったりの表現です。
🧭
用途別ナビ:心に響く in の使い方
感謝、発見、そして惜別。
言葉に重みと温かさをプラスする in の世界へご案内します 🕯️
22-1. 🤝 感謝・発見を表す in (I have a friend in you)
このパートでは、相手の中に
「特別な役割や価値を見出す」 表現を学びます。
I have a friend in you(君という友人がいてよかった)のように、
単なる「友達だ」という事実だけでなく、
「あなたという人の中に、友人としての素晴らしい姿を発見した」 という、感謝や感動を込めた言い方です。
🧠 コアイメージ:「あなたの中に『宝物』を見つけた」
in は「中にある」という意味でしたね。
ここでは、「人(器)」 の中に 「役割(宝物)」 が入っているとイメージします。
💡 ニュアンスの違い:
"You are my friend."(事実:あなたは友達だ)
"I have a friend in you."(発見・感謝:あなたの中に友人という存在を見つけた=あなたこそが真の友人だ)
I am so lucky to have a friend in you .
(あなたという友人がいて、私はとても幸運です。)
🤝 直訳すると「あなたの中に友人を持っている」。 つまり、「あなたという素晴らしい友人に恵まれた」 という感謝の気持ちを伝えるときの決まり文句です。
トイ・ストーリーの主題歌 "You've got a friend in me."(俺がついてるぜ)もこの用法です!
Don't worry. You have a supporter in me .
(心配しないで。私という味方がついていますよ。)
🛡️ 「私の中にサポーターがいる」=「私があなたのサポーターだ」という意味。
単に "I support you." と言うよりも、 「私がついているから安心して」 という頼もしさや、人格的なつながりを感じさせる表現です。
Even though they weren't related, the boy found a father in him .
(血のつながりはなかったけれど、少年は彼に父親の姿を見出しました。)
💕 find A in B(Bの中にAを見出す)。
実際には父親ではなくても、「父親のような存在」として慕っていたことが伝わります。
She found a sister in her roommate.(ルームメイトが本当の姉妹のように思えた)なども素敵な表現です。
🎯 22-1 ミニまとめ:相手を「宝箱」にする in
-
I have a friend in you.
(あなたという友人がいてよかった。) -
You have a supporter in me.
(私という味方がついているよ。) -
A in B= 「Bという存在の中にあるA」→ 「BこそがAだ」
大切な人に感謝を伝えたいとき、 "I'm glad to have a friend in you." とメッセージを送ってみましょう。
この
in ひとつで、あなたの深い気持ちがきっと伝わりますよ 🎁
22-2. 🕯️ 喪失・惜別を表す in (We lost a great leader in him)
このパートでは、大切な人を失ったときに使われる
「惜しむ気持ち」 を表す in を学びます。
We lost a great leader in him.(彼という偉大な指導者を失った)のように、
「その人の死(または離別)によって、私たちは(その人の中にあった)かけがえのない宝物を失った」
という深い敬意と悲しみを伝えます。
🧠 コアイメージ:「その人が去ることで、世界から『価値あるもの』が消えた」
単に "He died."(彼は死んだ)と言うのは事実の報告です。
しかし in を使うと、「彼という存在の中にあった価値」 に焦点が当たります。
"We lost a great leader in him."
(彼がいなくなり、私たちは偉大な指導者を失ってしまった)
💡 ポイント:
「彼を失った」だけでなく、「彼=偉大な指導者」という
社会的・精神的な損失の大きさ を強調する表現です。
追悼記事やスピーチでよく使われます。
We have lost a great leader in him .
(私たちは彼という偉大な指導者を失いました。)
🕯️ lost A in B = 「B(人)を失うことで、A(価値ある役割)を失う」。
会社の社長や恩師、尊敬する人が亡くなったとき、 その功績を称えながら別れを告げる、もっとも美しい英語のひとつです。
The world lost a true genius in that artist .
(その芸術家の死によって、世界は真の天才を一人失いました。)
🌍 直訳は「その芸術家の中に真の天才を失った」。
「彼がただの人ではなかったこと」「その才能がもう戻らないこと」への深い悲しみが、
たった一語の in に込められています。
I felt like I was losing a sister in her when she moved away.
(彼女が引っ越してしまったとき、私は実の妹のような存在を失う気がしました。)
👋 死別だけでなく、引っ越しや卒業などの「別れ」でも使えます。
losing a sister in her = 彼女は友達だけど、私にとっては「妹そのもの」だった、という気持ちが伝わります。
🎯 22-2 ミニまとめ:喪失の重みを伝える in
-
lost A in B
= B(人)を失ったことは、すなわち A(偉大な役割)を失ったことだ。 -
We lost a father in him.(彼という父を失った=組織の父のような人だった) - 相手への「最大限の敬意」と「惜しむ心」を表すフォーマルな表現。
悲しい場面での英語は難しいですが、 "We lost a great friend in him." と言えるだけで、あなたの弔意(ちょうい)は相手の心に深く届きます。
言葉にできない想いを託せるのが、この
in の力です 🕯️
22-3. ⚖️ is(断定)と in(発見)のニュアンス比較
「彼は父親だ」は He is a father. ですが、
I found a father in him. と言うとどう違うのでしょうか?
このパートでは、単なる「事実(=)」を表す is と、
相手の中に価値を「見出す」 in の、
心の温度差 を整理します。
🧠 コアイメージ比較:「イコール(事実)」か、「宝探し(発見)」か
😐 is = 事実 (Fact)
「彼は〜である」と定義する。
- 客観的なステータスや職業。
- 感情は特にこもっていない(フラット)。
He is a friend.
(彼は友人です。)
😍 in = 発見 (Discovery)
「Bの中にAを見出す・感じる」
- 主観的な感謝や喜び、敬意。
- 「私にとっては〜だ」という強い思い。
I have a friend in him.
(彼という友人がいて嬉しい。)
💡 ポイント:
in を使うと、話し手の
「心(ハート)」
が乗ります。
だから感謝の手紙やスピーチで好まれるのです。
※ 父親ではない人(先生や先輩など)に対して使う場面を想像してください。
He is a father.
(彼は父親です。)
👉 事実: 彼には子供がいる、というステータスの説明。
I found a father in him.
(彼の中に父親(のような存在)を見出しました。)
👉 感情: 血縁はないかもしれないが、私にとっては父親のような温かい存在だ、という心の発見。
🧾 セクション22まとめ:人の中に「価値」を見つける in
セクション22では、単なる「A=B」ではなく、
「その人の中に、かけがえのない役割や価値がある」 ことを表す
文学的で温かい in を学びました。
🤝 感謝・発見
I have a friend in you.
あなたの中に友人を見つけた。
= あなたこそが真の友人だ。
🕯️ 喪失・惜別
We lost a leader in him.
彼を失うことで、指導者を失った。
= 彼という偉大な指導者を失った。
「あなたは先生だ」と言うのと、「あなたの中に先生(の資質)がある」と言うのとでは、 受け取る側の感動が違います。
人の本質や可能性を認める、とても リスペクト(敬意)にあふれた英語 です。
🎉 in の正体:22の顔を持つ「たった1つの箱」
時間・場所・感情・方法……。
これまで 22 種類もの in を見てきましたが、
実はこれら全て、たった1つの「コアイメージ」 でつながっています。
その正体は、
境界線のある「箱(Container)」
包み込む力
in とは、対象を「枠」で囲って、
その「内側にある」と定義するスポットライトです。
- ✅ 目に見える箱(部屋・国・建物)だけでなく… [cite: 26]
- ✅ 時間の箱(月・年・季節)も…
- ✅ 心の箱(怒り・愛・悩み)も…
- ✅ 社会の箱(組織・職業・流行)までも! [cite: 37]
どんなに用法が増えても、
「何かの枠の中に、すっぽり入っている」
この感覚さえあれば、迷うことはありません 😌
22個の用法を、大きく「4つの世界」に分けて整理しました。
以下のリストから、復習したい世界をのぞいてみてください 👇
🧭
4つの世界で整理する in の地図
22個の用法は、大きく分けると4つのグループに分類できます。
迷子になったら、この地図に戻ってきてください。
「いつ? どこで? どの範囲で?」という物理的・概念的な広がりを表すエリア。
「どんな気分? どんな状況?」という、心や環境の状態を表すエリア。
「どんな格好? どんなやり方? どんな形?」という様態を表すエリア。
「何でできてる? どこに属してる? 何の途中?」という構成要素や活動のエリア。
🥊 迷い解消!「VSシリーズ」総まとめ
in と他の前置詞、どっちを使う?
迷いやすいポイントを「コアイメージの違い」で決着させましょう。
空間・期間の広がり
地図上のポイント
- 🇯🇵 in Japan / Tokyo ⇆ 🚉 at the station
- 🌅 in the morning ⇆ 🕖 at 7 o'clock
入り込んでいる
乗っている
- 🧱 crack in the wall ⇆ 🖼️ pic on the wall
- 🚶 in a line (行列) ⇆ ➖ on the line (線)
形がない (不可算)
形がある (可算)
(インクという素材で)
vs
🖊️ write with a pen
(ペンという道具で)
単数のまとまり
複数のメンバー
(クラスという箱の中で)
vs
🥇 best of the three
(3人の中から取り出して)
(In what way?)
speak in English
(How?)
go by bus
💎 これだけは持って帰って! 厳選フレーズ10
もし他のことを忘れてしまっても、この10個があれば日常会話はかなり乗り切れます。 「お土産」としてポケットに入れて帰ってください 🎁
-
1
In my opinion, ...私の意見では、…(会話の切り出しに最強)
-
2
Just in case.念のため。(文末に付けるだけでOK)
-
3
I'm in a hurry.急いでいます。(断りたい時にも便利)
-
4
I'm in trouble.困っています。(助けを求めるサイン)
-
5
I'm in love.恋しています。(自分の状態を伝える)
-
6
In English, please.英語でお願いします。(モードの指定)
-
7
In a way, yes.ある意味では、そうですね。(大人の相槌)
-
8
In the future.将来的には。(希望や予定を語る時)
-
9
In detail.詳しく(詳細に)。Explain in detail. など
-
10
In the world.世界で一番。(The best in the world!)
Congratulations!
Lesson 097 Complete!
おめでとうございます!
あなたは今、前置詞 in の広大な世界を旅し終えました。
あなたの手に入れた「in の力」
-
🌏
世界を包む力
時間・場所・空間を大きな「箱」として捉えられる。 -
❤️
心を映す力
感情・動機・状態を「空気」のように表現できる。 -
🛤️
スタイルを決める力
行動のやり方や形式を「型」にはめて伝えられる。
Next Step: 次はこれを学ぼう!
of の用法
「A of B」は単なる「BのA」だけじゃない?
「つながり」と「分離」という、一見逆に見える2つの顔を持つ最強の前置詞 of。
この本質をつかめば、熟語の暗記が劇的に減ります!