📚 クイックナビ
📚 英文法 全120 Lesson

with の用法とは?

with は「〜と一緒に」という意味でおなじみですが、 実は 同伴・道具・原因・譲歩 など 19パターン もの使い方があります。
このレッスンでは、「あるものが別のものと いっしょに存在しているイメージ」から、 それぞれの意味をやさしく整理していきます。

「前置詞って覚えることが多すぎる…」と感じていても大丈夫😊 人の脳は、バラバラの単語よりも イメージやストーリーがあるものの方が覚えやすいと言われています。 少しずつイメージをつなげていけば、 with を見るたびに「どの用法かな?」とワクワクできるようになりますよ✨

Lesson 101

🔑 with を攻略する 3 つのコツ

  • ① まずは「いっしょ」のイメージ … 人・物・気持ちがセットになっている絵を思い浮かべる。
  • ② 似ている意味同士でグループ化 … 「同伴」「所有」「道具」など、家族のようにまとめて覚える。
  • ③ 1日1セクションだけでもOK … いっぺんに全部覚えようとせず、 「今日は 1〜3 だけ」と小さくクリアしていくのが継続のコツです💪

少しでも「理解できた!😆」と感じる回数が増えるほど、 脳はその分野を「得意分野」として扱うようになります。 まずは、気になる項目を 1 つクリックしてみましょう。

目次

1. 同伴や同居を表す with

コアイメージ with のいちばん基本のイメージは、 「人や物が『いっしょに』いる・動いていること」です。 「〜と一緒に歩く」「〜と一緒に暮らす」のように、 相手と同じ場所・同じ行動を共有している場面でよく使われます。

たとえば、 walk with my friend は「友達と一緒に歩く」、 live with my family は「家族と一緒に暮らす」というイメージです。 日本語の「〜と一緒に」にあたる パートナー役を紹介する前置詞が、 ここでの with だと考えると分かりやすくなります。

学習のコツとして、 「この with は、だれ(何)と一緒なんだろう?」 と自分に問いかけながら読むと、記憶にラベルがつくような効果があります。 ただ意味を眺めるだけより、 あとから思い出しやすくなるのでおすすめです。

Lesson 101 / Section 1
with の同伴・同居イメージ(人が一緒に歩いたり暮らしたりしているイラスト)

🧩 基本パターン整理:動詞+with+人/生き物

ここでは、同伴・同居を表すときによく使う 「動詞 + with + 人/生き物」 のパターンをまとめて確認します。 「どんな動詞と仲がいいのか?」を先におさえておくと、 例文がぐっと読みやすくなります。

どのパターンも、 「誰とその行動をしているのか」 を紹介するのが with の役目です。 日本語にするとどれも「〜と一緒に〜する」というニュアンスになります。

表を読むときは、 「この with の後ろには、どんな人・どんな生き物が来そうかな?」 とイメージしてみてください。 具体的な場面を思い浮かべるほど、記憶に残りやすくなります。

パターン 意味・イメージ ミニ例(イメージ用)
🚶‍♂️ 移動
go / walk with + 人
一緒に行く・歩く
出かけるときに、誰かと「同行する」イメージ。
例: go for a walk with my son
(息子と一緒に散歩に行くイメージ)
🏠 暮らし
live / stay with + 人
一緒に暮らす・泊まる
同じ家・部屋で「生活を共にしている」イメージ。
例: live with my grandparents
(祖父母と一緒に暮らしているイメージ)
💼📚 行動を共にする
work / study with + 人
一緒に働く・勉強する
同じ目的で「協力して作業している」イメージ。
例: study with my friends
(友だちと一緒に勉強するイメージ)
⏰💞 行動を共にする
spend time with + 人
一緒に時間を過ごす
何をしていてもよく、「そばにいて時間を共有する」イメージ。 恋愛表現にもよく使われます。
例: spend time with someone special
(大切な人と一緒に時間を過ごすイメージ)
🎮🐶 遊び
play with + 人 / ペット
一緒に遊ぶ
子ども同士、親子、ペットなどと「楽しくじゃれあう」イメージ。
例: play with my dog
(犬と一緒に遊ぶイメージ)

どのパターンも、 「動詞(行動)+ with + いっしょにいる相手」 という形になっていることに注目してみてください。 with は「その行動を、誰と一緒にするのか」を後ろにくっつけて教えてくれる前置詞です。

例文で学ぶ「同伴・同居」の with

肯定文 日常 live with

I live with my parents in a small apartment.

(私は小さなアパートで両親と一緒に暮らしています。)

語注: apartment = アパート・マンションのような集合住宅。

型: S live with 人 in 場所 で「場所で人と一緒に暮らす」を表します。

コロケーション: live with + 人 は「~と一緒に暮らす」という定番の組み合わせです。

肯定文 進行・完了 家族

I have been sharing a room with my brother since we were children.

(私は子どものころからずっと、兄と同じ部屋を使ってきました。)

語注: share a room with ~ = 「~と同じ部屋を使う」。

型: S have been V-ing with 人 since ~ で「ずっと~しているところだ」を表す現在完了進行形です。

ポイント: since ~ は「~以来ずっと」の意味で、長い期間が続いていることを強く感じさせます。

否定文 人間関係 stay with

I do not want to stay with people who are always complaining.

(私はいつも不平を言っている人たちと一緒にいたくありません。)

語注: complain = 不平を言う。people who are always complaining = 「いつも文句を言っている人たち」。

型: S do not want to stay with 人 で「~と一緒にいたくない」と気持ちを表します。

ポイント: who で始まる部分は people を説明する関係節で、「どんな人たちか」をくわしく言い足しています。

疑問文 家族 spend time with

Do you often spend time with your grandparents on weekends?

(あなたは週末に祖父母と一緒に過ごすことがよくありますか。)

語注: spend time with ~ = 「~と一緒に時間を過ごす」。grandparents = 祖父母。

型: Do you often V ... ? で「よく~しますか」と習慣をたずねています。

ポイント: on weekends は「週末に」。曜日や週末など「いつ」の表現と相性が良い前置詞です。

肯定文 恋愛 be with

I want to be with you for the rest of my life.

(私はこれからの人生ずっと、あなたと一緒にいたいです。)

語注: for the rest of my life = 「残りの人生ずっと」。とても強い気持ちを表す言い方です。

型: I want to be with 人 で「人と一緒にいたい」という気持ちを表します。

レジスター: ロマンチックで感情のこもったフレーズなので、親しい相手との会話やメッセージで使われます。

肯定文 受動 日常

She is always seen with her little dog in the park.

(彼女は公園で、いつも小さな犬と一緒にいるところを見られます。)

語注: be seen = 「見られる」。little dog = 小さな犬。

型: S be seen with 人 で「人と一緒にいるところを見られる」という受動態の形です。

ポイント: 「いつも一緒にいる」というニュアンスがあり、周りの人からもセットで見られている感じを出せます。

命令文 頼みごと stay with

Please stay with me until the doctor comes.

(医者が来るまで、私のそばにいてください。)

語注: stay with 人 = 「人のそばにいる」「人の家に泊まる」。ここでは「そばにいる」の意味です。

型: Please + 動詞 でていねいなお願いの命令文になります。

ポイント: until the doctor comes は「医者が来るまで」。時間の終わりをはっきり示す表現です。

疑問文 進行 一時的な同居

Are you staying with your friends while you look for an apartment?

(アパートを探している間、友だちの家に泊まっているのですか。)

語注: stay with ~ = 「~の家に泊まる」。apartment = アパート。

型: Are you V-ing ... ? で「今~しているところですか」と一時的な状態をたずねています。

ポイント: while you look for ~ = 「~を探している間」。二つの行動が同時に進んでいるイメージです。

否定文 進行 家族

I am not spending enough time with my family these days.

(私は最近、家族と過ごす時間が足りていません。)

語注: enough time = 「じゅうぶんな時間」。these days = 「最近」。

型: S am not V-ing enough time with 人 で「人と十分に時間を過ごしていない」という不満を表します。

ポイント: 否定文でも with の後ろに「誰と一緒に」の情報が来る点は変わりません。

肯定文 受動 物語風

He was sent with two guards to the gate.

(彼は二人の護衛と一緒に門へ送られました。)

語注: guard = 護衛、見張りをする人。gate = 門。

型: S be sent with 人 to 場所 で「人と一緒に場所へ送られる」という受動態です。

ポイント: with two guards は「二人の護衛が一緒についている」という同伴の情報を足しています。

疑問文 完了 経験

Have you ever lived with someone from another country?

(あなたは外国出身の人と一緒に暮らしたことはありますか。)

語注: someone from another country = 「別の国から来た人」。

型: Have you ever Vpp ... ? で「~したことがありますか」という経験の現在完了です。

ポイント: live with + 人 は、ここでも「同じ家で暮らす」という同居のイメージを表しています。

否定文 感情

I do not feel safe when I am not with my friends at night.

(夜に友だちと一緒でないとき、私は安心できません。)

語注: feel safe = 「安心だと感じる」。at night = 「夜に」。

型: I do not feel safe when S be not with 人 で「S が人と一緒でないとき安心できない」という意味になります。

ポイント: with は否定文の中でも「誰と一緒か/一緒でないか」をはっきりさせる役割をしています。

肯定文 ビジネス

Our manager often has lunch with new employees to make them feel welcome.

(私たちの部長は、新入社員がなじみやすいように、よく一緒に昼食を取ります。)

語注: have lunch with 人 = 「人と一緒に昼食を取る」。make 人 feel welcome = 「人を歓迎されている気持ちにさせる」。

型: S often have lunch with 人 to ~ で「よく~と一緒に昼食を取って、~するためだ」と理由を説明しています。

レジスター: 職場の雰囲気づくりを表すビジネスシーンでよく使える言い方です。

肯定文 仕事・学び

I enjoy working with people who have different ideas.

(私は、考え方の違う人たちと一緒に働くことを楽しいと感じています。)

語注: enjoy V-ing = 「~することを楽しむ」。different ideas = 「違う考え」。

型: I enjoy working with 人 で「人と一緒に働くのが好きだ」という気持ちを表します。

ポイント: people who have different ideas は「いろいろな考えを持った人たち」で、多様性をプラスにとらえる表現です。

🔁 セクション1「同伴・同居を表す with」ミニまとめ

ここでは、前置詞 with「誰かと一緒にいる/暮らす」 という意味を表す使い方を学びました。

  • 基本イメージ: 人・生き物が同じ場所で「いっしょ」にいる。 「同伴」「同居」の with はこのイメージから広がっています。
  • よく使う型: 動詞 + with + 人 の形で、 live with, stay with, spend time with などが日常会話でよく使われます。
  • 場面の広がり: 家族・友だち・恋人・同僚など、 人間関係のほとんどの場面で使える前置詞 だと分かれば、「with を使うチャンス」がたくさん見えてきます。

チェックしてみよう(できたらOK!)

  • 日本語「家族と一緒に暮らしています」を、英語で I live with ~. の形で言える。
  • 「週末に祖父母と過ごす」「犬と遊ぶ」など、自分の生活に合わせて 1 文作れる。
  • 「誰と一緒か?」を伝えたいときに、まず with を思い出せる。

🌱 今日のモチベーションメモ

学習の心理学では、 「できた!」という小さな成功体験 が増えるほど、脳はその分野を「得意かも」と感じやすくなると言われています。

いきなり全部の用法を覚えようとするのではなく、 今日は 同伴・同居の with だけ を自分のものにできたら十分です。 明日は「提携・勤務の with」…というように、 1セクションずつクリアしていく と、気づいたときには with が得意分野になっています。

まずはこのセクションの例文から、 「これなら実際に言ってみたい」というフレーズを 1つだけ選んで口に出してみましょう。 その一歩が、英語で人と「一緒に」話す力につながっていきます。

2. 提携や勤務を表す with

ビジネスの with with は「人と一緒に」のイメージだけでなく、 「会社・団体・チームなどに所属している」「他の会社と提携している」 という関係も表せます。 名刺や自己紹介でよく使う、 「〜に勤めています」「〜と組んでいます」 といったニュアンスを英語にするときに活躍する前置詞です。

たとえば、 He has a position with a bank. は「彼は銀行に勤めています」、 We have linked up with a British company. は「私たちは英国の会社と提携しました」という意味になります。 ここでの with は、 「どの組織とつながっているか」を紹介する役目をしています。

同伴・同居の with(人がとなりにいるイメージ)と比べると、 このセクションの with は 「会社や団体と線でむすばれているイメージ」 だと考えると分かりやすくなります。 「銀行の一員」「出版社のメンバー」「海外企業のパートナー」といった 「所属・提携」の関係を、 ぎゅっと一言でまとめてくれる前置詞が with です。

学習のコツとして、 「この with は、人と一緒? それとも会社・団体とのつながり?」 と自分に問いかけながら読むと、 脳の中で意味のグループ分けが自然に進みます。 こうした「自分に質問する学び方」は、 単に丸暗記するよりも記憶に残りやすいことが心理学の研究でも示されています。

Lesson 101 / Section 2
with の提携・勤務イメージ(会社に勤める人や企業同士が握手しているイラスト)

💼 基本パターン整理:動詞+with+会社・団体

「提携・勤務」を表す with は、 「どの会社・どの団体とつながっているか」 を教えてくれる役目があります。 とくに、 be with / work with / have a position with / link up with などの形は、ビジネス英語でとてもよく使われます。

下の表では、代表的なパターンを 勤務(所属)協力提携 の3つに分けてまとめています。 「どんな場面で使うか」をイメージしながら読んでみましょう。

パターン 意味・イメージ ミニ例(イメージ用)
💼 勤務
have a position with + 会社
〜に勤めている・〜で職を持っている
名刺や履歴書など、少しフォーマルに「勤務先」を言うときの言い方です。
例: He has a position with a bank.
(彼は銀行に勤めている。)
🏢 所属
be with + 会社 / 団体
〜に所属している・〜の一員だ
会社だけでなく、ボランティア団体やチームにも使えます。
例: She is with a publishing company.
(彼女は出版社に勤めている。)
⏱️ 所属+期間
be with + 組織 + for ~ years
〜に勤めて(所属して)〜年になる
「どれくらい長く、その組織とつながっているか」を強く伝えられます。
例: He has been with the company for ten years.
(彼はその会社に 10 年勤めている。)
🤝 協力
work with + 会社 / 人
〜と一緒に仕事をしている・協力している
「雇われている」というより、「力を合わせて仕事をしている」イメージです。
例: I work with a team in Singapore.
(私はシンガポールのチームと一緒に仕事をしている。)
🌐 提携
link up with / partner with + 会社
〜と提携する・〜とパートナーを組む
会社どうしの公式な協力関係を表すときによく登場します。
例: We have linked up with a British company.
(私たちは英国の会社と提携した。)

どのパターンも、 「動詞(働き方・関係)+ with + 会社・団体」 という形になっています。 with の後ろに「どんな組織名が来るか」 を意識すると、 自分の職歴や会社の提携関係を英語で説明しやすくなります。

📌 シーン別に見る「提携・勤務」の with

同じ with でも、 「職歴紹介」「会社どうしの提携」「学校・団体の所属」 など、使われる場面によって印象が少しずつ変わります。 よくある3つのシーンで整理してみましょう。

👔 職歴紹介・自己紹介

自分の「勤務先」や「経験年数」を話すときは、 have a position with / be with が使いやすい表現です。

型の例:
I am with a software company in Tokyo.
(私は東京のソフトウェア会社に勤めています。)

I have been with this company for five years.
(私はこの会社で 5 年働いています。)

🤝 会社どうしの提携

ニュースやビジネス記事では、 link up with / partner with をよく見かけます。 「どこと組んでいるのか」を短く表せます。

型の例:
Our company has partnered with a local startup.
(当社は地元のスタートアップ企業と提携しました。)

We are working with global partners on this project.
(私たちはこのプロジェクトで世界中のパートナー企業と協力しています。)

🎓 学校・団体の所属

会社だけでなく、 学校・クラブ・ボランティア団体 に属しているときにも with が使えます。

型の例:
She is with a volunteer group that supports children.
(彼女は子どもを支援するボランティア団体に所属しています。)

He is with the school soccer club.
(彼は学校のサッカークラブに入っています。)

どのシーンでも共通しているのは、 「with のあとに、自分がつながっている組織やグループの名前がくる」 ということです。 まずは自分の職場・学校・所属団体の名前を入れて、 I am with ~. の形で自己紹介を作ってみましょう。

💼 例文で学ぶ「提携・勤務」の with

肯定文 ビジネス自己紹介 be with+会社

I am with a software company in Tokyo.

(私は東京のソフトウェア会社に勤めています。)

語注: software company = ソフトウェア会社。

型: I am with + 会社 で「~の会社に所属している/勤めている」を表します。

ポイント: 名刺交換や自己紹介で、その人がどんな会社の一員かをシンプルに伝えられる表現です。

肯定文 継続・経験 have been with+期間

She has been with this hospital for over ten years.

(彼女はこの病院に 10 年以上勤めています。)

語注: for over ten years = 10 年以上のあいだ。

型: has been with + 組織 + for ~ は「~にずっと所属している」という継続の現在完了です。

ポイント: 勤続年数を言うときは、数字を変えるだけでいろいろ応用できます(for three years / for a long time など)。

否定文 部署異動 be not with+部署

I am not with the sales department anymore.

(私はもう営業部には所属していません。)

語注: sales department = 営業部。anymore = もはや~ない。

型: be not with + 部署 で「その部署にはもういない」という所属の変化を表します。

ポイント: 転属や部署異動の話をするときに便利なパターンです。「今はどこにいるのか」を続けて言うとさらに自然です。

疑問文 面接・雑談 How long have you been with ~?

How long have you been with this company?

(この会社にはどのくらい勤めているのですか。)

語注: How long = どのくらいの期間。

型: How long have you been with + 組織? は面接や名刺交換のときの定番フレーズです。

ポイント: 相手のキャリアに興味を持っていることが伝わる、会話のきっかけとして使いやすい質問です。

肯定文 提携 partner with+会社

Our firm has partnered with a startup in Singapore to develop new services.

(当社は新しいサービスを開発するために、シンガポールのスタートアップ企業と提携しました。)

語注: firm = 会社(ややフォーマル)。startup = 新興企業。develop = 開発する。

型: has partnered with + 会社 で「~と提携した」という完了のニュアンスを出せます。

ポイント: ニュースリリースやビジネスメールでよく使われる表現です。to develop ~ 以下で提携の目的を説明しています。

肯定文 協力関係 work with+組織

We are working with several NGOs on this environmental project.

(私たちはこの環境プロジェクトで、複数のNGOと協力して取り組んでいます。)

語注: NGO = 非政府組織。environmental project = 環境プロジェクト。

型: be working with + 組織 は「今まさに一緒に取り組んでいる」進行中の協力関係を表します。

ポイント: work with は「雇われている」よりも「一緒に活動している」というニュアンスが強くなります。

否定文 丁寧な断り currently not with~

I am not with the company you mentioned anymore.

(私は、あなたが言及された会社にはもう所属していません。)

語注: you mentioned = あなたが言及した。anymore = もはや~ない。

型: be not with the company (anymore) で、過去の勤務先であることをていねいに伝えられます。

ポイント: 断りを入れつつも角が立ちにくい表現なので、メールや電話対応でも使いやすい言い方です。

疑問文 提携状況の確認 Are you still with~?

Are you still with our partner company in Germany?

(あなたは今もドイツのパートナー会社にいらっしゃいますか。)

語注: partner company = 提携先の会社。still = 変わらず今も。

型: Are you still with + 組織? で「今もそこに所属していますか」と現在の勤務先をたずねます。

ポイント: 昔いっしょに働いていた相手に、近況をたずねるメールやチャットで使える自然なフレーズです。

💼 セクション2「提携・勤務を表す with」ミニまとめ

このセクションでは、前置詞 with「どの会社・どの団体とつながっているか」 を表す使い方を学びました。ポイントをコンパクトに振り返っておきましょう。

  • 1) 所属を表す with: be with + 会社/団体 で「〜に勤めています・〜に所属しています」を表します。 例:I am with a trading company.
  • 2) 勤続年数を伝える: have been with + 組織 + for ~ years で「〜に〜年勤めています」という、職歴トークの定番フレーズになります。
  • 3) 協力・提携を表す: work with / partner with / link up with + 会社 で「〜と協力している/提携している」というビジネス上の関係を短く言えます。
  • 4) 共通イメージ: どの表現でも、 with の後ろには「自分がつながっている組織の名前」 が来ます。 「同伴の with(誰と一緒にいる)」→「所属・提携の with(どことつながっている)」へ、 イメージが一段階広がった、という整理ができればバッチリです。

ここまでできたら、このセクションは合格!

  • 自分の勤務先・学校・所属団体を I am with ~. で言える。
  • 勤続年数を I have been with ~ for ... years. の形で言いかえられる。
  • 「会社どうしの提携」を partner with / work with を使って 1 文作れる。

🌱 今日のモチベーションメモ

学習の心理学では、 「自分自身のこと」を題材にした学び は、ただの例文よりも強く記憶に残りやすいことが分かっています。 仕事・学校・サークルなど、あなたのリアルなプロフィールそのものが、 最高の教材になります。

そこでこのセクションのゴールは、 自分の「所属」を英語で 2~3 文言えるようにすること です。内容はシンプルでOKです。例えば:

  • I am with a logistics company in Osaka.
  • I have been with this company for eight years.
  • We sometimes work with overseas partners.

これを声に出して 2~3 回読むだけでも、 「英語で自分のキャリアを話せる人」 に一歩近づきます。 with の使い方を覚えることは、そのまま 「自分のストーリーを英語で語る力」 につながっていきます。焦らず、一文ずつ自分仕様にカスタマイズしてみてくださいね。

3. 包含や混合を表す with

包含・混合の with with は「〜と一緒に」だけでなく、 「何かが足されている・混ざっている状態」も表します。 日本語の 「〜を含めて」「〜を入れて」「〜を混ぜて」 に近いイメージです。

レストランの会計で 「チップ込みで 30 ドル」 と言ったり、飲み物について 「水で薄めてある」 と言ったりするとき、英語ではこの with がよく使われます。 「メインのもの」に「おまけ・追加・混ざりもの」がくっついたイメージです。

このセクションでは、 「メイン+おまけ」としての with に注目して、 合計金額・混ざった飲み物・性質の共存など、さまざまな場面での使い方を整理していきます。

Lesson 101 / Section 3
with の包含・混合イメージ(料理や飲み物にトッピングやソースが加わっているイラスト)

🧩 コアイメージ:「メイン+おまけ」としての with

包含や混合を表す with は、 つねに 「メインのもの」+ with +「足されるもの・混ざるもの」 という形になっています。 たとえば、次のような文を見てみましょう。

料金の包含

With a tip, the meal cost $30.

(チップを含めて、食事代は 30 ドルでした。)

イメージ: メイン = 食事代(meal cost) おまけ = tip(チップ) という足し算です。

ポイント: 「with ~」を見たら、 「何が追加されているのか?」を探すクセをつけると、読み取りがグッと楽になります。

混合・まざりもの

The milk was adulterated with water.

(牛乳には水が混ぜてありました。)

イメージ: メイン = milk(牛乳) の中に おまけ = water(水) が混ぜられている状態です。

ポイント: 「A with B」と出てきたら、 「A が本体、B は足されているもの」という関係を意識して読みましょう。 料理・飲み物・性質の説明など、さまざまな文章がスッと理解できるようになります。

学習のコツとして、 「この文のメインはどれ? それに何が“with”でくっついている?」 と自分に問いかけながら読むと、 文法とイメージが一緒に頭に入ってきます。 こうした「自分に質問しながら覚える」学習スタイルは、ただ眺めるだけの勉強よりも記憶に残りやすいことが知られています。

🧪 基本パターン整理:with の「メイン+おまけ」3タイプ

包含・混合を表す with は、 どの文でも 「メインのもの」+ with +「足されるもの・混ざるもの」 という形になっています。 下の表では、よく使うパターンを 金額 / 混合 / 共存 の3つに分けて整理しました。

コツ: with の前にある名詞が「本体」、with の後ろにある名詞が「おまけ・追加」と考えると、 内容がスッと頭に入りやすくなります。

パターン 意味・イメージ ミニ例(イメージ用)
💰 金額・合計
With + 追加料金 / 税金, S V ...
〜を含めて・〜を足すと
メインの金額に、 チップ・税金・送料などの「おまけ」を足した合計を言うときに使う形です。
例: With a tip, the meal cost $30.
(チップを含めて、食事代は 30 ドルだった。)
🥤 混合
be mixed / adulterated with + 物質
〜が混ざっている・〜で薄められている
飲み物・液体・粉などに、 別のものがいっしょに入っている状態を表します。
例: The milk was adulterated with water.
(牛乳には水が混ぜてあった。)
⚖️ 共存・セット
coexist / come with + 性質・結果
〜と共存する・〜がセットでついてくる
抽象的な性質や結果が、 「一緒になって現れる」ことを表します。
例: Health coexists with temperance.
(健康は節制と両立する。)

どのパターンも、 「with の前にあるものがメイン、後ろにあるものがおまけ・追加要素」 になっていることに注目してみてください。 文章を読むときに 「メインはどれ? おまけはどれ?」 と分けて考えるだけで、意味の整理がとても楽になります。

📌 シーン別に見る「包含・混合」の with

同じ with でも、 料金の話 食べ物・飲み物の話 抽象的な性質の話 では、少しずつ使い方や雰囲気が変わります。 代表的な3つのシーンで整理してみましょう。

💰 料金・合計を言うときの with

レストランやネット通販では、 with tax / with a tip / with shipping のように「〜を含めて」の with がよく使われます。

型のイメージ:
With tax, it comes to $50.
(税金を含めて、合計 50 ドルになります。)

With shipping, the total is $80.
(送料を含めると、合計は 80 ドルです。)

🍽️ 飲み物・食品に使う with

メニューでは、 X with Y で「XにYが入っている/乗っている」ことをよく表します。

型のイメージ:
coffee with milk(ミルク入りのコーヒー)
pasta with tomato sauce(トマトソース付きパスタ)

「with の前がメイン料理/飲み物」「with の後ろがトッピングやソース」という 「メイン+おまけ」の関係が、ここでもそのまま当てはまります。

⚖️ 抽象的な「共存」を表す with

抽象的な文では、 A coexists with B / A comes with B のように、 2つの性質がセットになっていることを表します。

型のイメージ:
Freedom comes with responsibility.
(自由には責任がつきものだ。)
Stress often comes with long working hours.
(長時間労働にはしばしばストレスがつきものだ。)

ことわざや人生訓のような文で見かけることが多く、 「A と B が一体となっている」とイメージできると理解しやすくなります。

どのシーンでも共通しているのは、 「with の前に“メイン”、後ろに“おまけ・セットの要素”」 が来ていることです。 まずは、あなたの身の回りのメニューやレシートを思い浮かべて、 「with の前後に何が来ているか」をチェックするところから始めてみましょう。

🧪 例文で学ぶ「包含・混合・共存」の with(ビジネス+日常)

肯定文 ビジネス(会計) with+税金

With tax, the total comes to fifty dollars.

(税金を含めて、合計は 50 ドルになります。)

語注: total = 合計金額。come to ~ = 合計が~になる。

型: With + 追加要素, the total comes to ~. で「~を含めると合計~」を表します。

ポイント: with の後ろ(tax)が「おまけ」、total が「メインの金額」というイメージで考えましょう。

肯定文 ネット通販 with+送料

With international shipping, the price is much higher.

(海外送料を含めると、価格はずっと高くなります。)

語注: international shipping = 海外送料。much higher = ずっと高い。

型: With + 送料, the price is ~. で「送料込みの価格」を伝えられます。

ポイント: 「送料」「手数料」「サービス料」など、足し算されるものを with の後ろに置くイメージです。

肯定文 日常会話(注文) X with Y(料理+ソース)

I ordered pasta with tomato sauce and a small salad.

(私はトマトソースのパスタと小さなサラダを注文しました。)

語注: ordered = 注文した。tomato sauce = トマトソース。

型: X with Y は「YがついたX/Y入りのX」というメニュー表現の定番です。

ポイント: メイン(pasta)+おまけ(tomato sauce)という関係で、with で「何がついてくるか」を伝えています。

肯定文 受動文 be made with+材料

This smoothie is made with fresh berries and yogurt.

(このスムージーは新鮮なベリーとヨーグルトで作られています。)

語注: smoothie = スムージー。fresh berries = 新鮮なベリー。

型: be made with + 材料 で「~で作られている」と材料・混ざり物を説明できます。

ポイント: メニューの説明やレシピでとてもよく使う形です。main = smoothie, with の後ろが「中身のおまけ」です。

肯定文 環境問題 be polluted with+物質

The river is polluted with industrial waste.

(その川は工業廃棄物で汚染されています。)

語注: polluted = 汚染されている。industrial waste = 工業廃棄物。

型: be polluted with + 物質 で「~で汚れている/汚染されている」という状態を表します。

ポイント: main = river、with の後ろ(industrial waste)が「混ざってしまっているもの」です。

肯定文 日常(料理) be mixed with+材料

The sauce is mixed with garlic and herbs to add more flavor.

(そのソースには、より風味を出すためにニンニクとハーブが混ぜてあります。)

語注: sauce = ソース。garlic = ニンニク。herbs = ハーブ。flavor = 風味。

型: be mixed with + 材料 は「~が混ぜてある」という“中身”を説明するのに便利です。

ポイント: main = sauce、with の後ろが「追加された材料」。まさに「メイン+おまけ」の with です。

肯定文 ビジネスライフ come with+結果

In many jobs, success comes with stress.

(多くの仕事では、成功にはストレスがつきものです。)

語注: success = 成功。stress = ストレス。

型: A comes with B で「AにはBがつきものだ/Bがセットでついてくる」と言えます。

ポイント: 「成功(main)」に「ストレス(おまけ)」がくっついてくるという、抽象的な“セット”の関係を表しています。

肯定文 人生訓 come with+責任

True freedom always comes with responsibility.

(本当の自由には、いつも責任がつきものです。)

語注: freedom = 自由。responsibility = 責任。

型: ことわざ・格言のような文で comes with + 抽象名詞 がよく使われます。

ポイント: freedom(自由)が main、responsibility(責任)が「セットの要素」。with でセット関係を表しています。

疑問文 ホテル・出張 come with+朝食

Does the room rate come with breakfast?

(部屋代には朝食が含まれていますか。)

語注: room rate = 部屋代。breakfast = 朝食。

型: Does A come with B? で「AにはBが含まれていますか?」と丁寧に確認できます。

ポイント: 海外のホテル・旅行サイトでよく使う質問。with の後ろ(breakfast)が「料金に含まれるおまけ」です。

否定文 ビジネス・買い物 not always come with~

Good design does not always come with a high price.

(良いデザインが、いつも高い値段についてくるとは限りません。)

語注: design = デザイン。high price = 高い値段。not always = いつも~というわけではない。

型: does not always come with ~ で「必ずしも~がセットとは限らない」という言い方になります。

ポイント: 「高い=良い」と決めつけない言い方。with の後ろ(a high price)が「ついてくるかもしれない要素」です。

🧪 セクション3「包含・混合を表す with」ミニまとめ

このセクションでは、前置詞 with 「メインに何かが足されている・混ざっている」 状態を表すことを学びました。金額・飲食・性質の「セット」など、よく出る3パターンをおさらいしましょう。

  • 1) 金額の with(料金の足し算)
    With tax / with a tip, the total ...
    「税金・チップなどを含めて」 合計はいくら、というときに使います。 メイン:total(合計)/おまけ:tax, tip など。
  • 2) 混合の with(中身・材料)
    be made / mixed with ~be polluted with ~ の形で、 「中に何が混ざっているか」 を説明します。 メイン:smoothie, sauce, river など/おまけ:berries, garlic, waste など。
  • 3) 共存・セットの with(抽象的なペア)
    A comes with B / A coexists with B で、 「AにはBがつきもの」「AとBが一緒に成り立つ」 という意味になります。 例:成功とストレス、自由と責任などの“人生セット”によく使われます。
  • 共通ルール: どのパターンでも with の前が「本体(メイン)」 with の後ろが「足されるもの・おまけ」 になっている点を意識しておくと、読解も英作文も一気に楽になります。

🧷 覚えておきたい代表フレーズ

金額

With tax, the total comes to fifty dollars.

(税金を含めて、合計は 50 ドルになります。)

共存・セット

True freedom always comes with responsibility.

(本当の自由には、いつも責任がつきものです。)

上の2文を、主語や名詞を変えて自分の言葉にアレンジしてみると、 「with = メイン+おまけ」の感覚がどんどん自分のものになっていきます。

🌱 今日のモチベーションメモ

学習の心理学では、 「自分の頭で小さな問いを立てながら学ぶ」 と、ただ読むよりも記憶に残りやすくなると言われています。

このセクションの with を見るときは、毎回かんたんでOKなので、心の中でこう自問してみてください:

  • この文の「メイン」はどれだろう?(金額? 料理? 性質?)
  • with の後ろには「どんなおまけ・追加」がくっついている?
  • もし with 以下を消したら、文の意味はどう変わる?

この「メイン+おまけ」チェックを習慣にすると、 with の別の用法(同伴・所属・道具など)を学ぶときも、 「結局、何と何が一緒になっているのか」 を素早くつかめるようになります。 一文ずつで大丈夫なので、今日覚えたフレーズを、 声に出して読みながら「メインとおまけ」を意識する練習 をぜひ続けてみてくださいね。

4. 接触や交際を表す with

やり取り・人間関係の with with は「一緒にいる」だけでなく、 「誰とやり取りするか」「誰とどんな関係か」 を表すときにも使います。 日本語の 「~と話す」「~と仲が良い」「~との付き合い」 といった表現にあたります。

たとえば、 talk with は「~と話し合う」、 be close with は「~と親しい」、 relationship with は「~との関係」を表します。 どれも、 人と人が線でつながっているイメージ を思い浮かべると、理解しやすくなります。

このセクションでは、 動詞+with+人(話す・会う・相談する) be+形容詞+with+人(仲が良い・優しい・厳しい) 名詞+with+人(関係・つながり) といった形に注目しながら、 「誰とどう関わっているか」を英語で言えるようになることを目指します。

Lesson 101 / Section 4
with の接触・交際イメージ(会話や握手、オンラインチャットでつながる人たちのイラスト)

🗣️ コアイメージ:線でつながる「やり取り相手」としての with

接触や交際を表す with は、 「主語」と「相手」を一本の線で結ぶ イメージです。 ただ同じ場所にいるだけでなく、 話す・相談する・仲良くする・ケンカする など、 「心やことばが行き来している相手」 を表します。

まずは、よく出てくる3パターンをざっくり押さえましょう:

  • ① 動詞+with+人: talk with / speak with / meet with / argue with など、「誰とやり取りするか」を表す。
  • ② be+形容詞+with+人: be close with / be friendly with / be patient with など、「相手との距離感・態度」を表す。
  • ③ 名詞+with+人: relationship with / contact with / connection with など、「~との関係そのもの」を表す。
会話・相談 talk with+人

I need to talk with my manager about the schedule.

(スケジュールについて、マネージャーと話し合う必要があります。)

イメージ: 主語「I」と「my manager」が talk with で線につながり、「話し合う相手」がはっきり示されています。

ポイント: talk with は「一方的に話す」よりも、 お互いに話し合う感じが強い表現です。

心理的な距離 be close with+人

She is very close with her grandparents.

(彼女は祖父母ととても仲が良いです。)

イメージ: 「彼女」と「祖父母」が close with で強く結ばれている感じ。 心の距離が近いことを表します。

ポイント: be close with 人 を覚えておくと、 「誰と仲が良いか」をシンプルに言えるようになります。

関係・つながり relationship with+人

I want to build a good relationship with our clients.

(私は顧客との良い関係を築きたいと思っています。)

イメージ: 「I」と「our clients」の間に、 relationship with という太い線が引かれているイメージです。

ポイント: ビジネスでも日常でも、 relationship with 人 を使えば、 「誰との関係の話をしているのか」をはっきり言えます。

学習のコツとして、 with の後ろに来ている人を「線で結ばれた相手」として意識する 習慣をつけると、英文を読むときに 「これは誰と誰の関係の話なのか」 が一瞬で見えるようになります。 まずは身近な人を思い浮かべて、 talk with ~be close with ~relationship with ~ を自分の例で作ってみましょう。

🧩 基本パターン整理:人との「接触・交際」を表す with

接触や交際を表す with は、 ほとんどが次の 3つの型 に分けられます。

① 動詞+with+人 ② be+形容詞+with+人 ③ 名詞+with+人 のイメージをつかんでおくと、 「誰とどんな付き合いか」をスムーズに英語で言えるようになります。

下の表では、それぞれの型のイメージと、代表的な例文をコンパクトにまとめています。 スマホの人は横スクロールしながら、1行ずつじっくり確認してみてください。

パターン 意味・イメージ ミニ例(イメージ用)
🗣️ 動詞+with+人
talk / meet / argue with + 人
「~と話す・会う・やり取りする」
会話・打ち合わせ・ケンカなど、 主語と相手のあいだで何かが行き来しているイメージです。 「誰と?」という相手を with でつなぎます。
例: I will talk with my boss about it.
(そのことについて、上司と話し合います。)
She often argues with her brother.
(彼女はよく弟と言い合いをします。)
🤝 be+形容詞+with+人
be close / friendly / strict with + 人
「~と仲が良い」「~に優しい/厳しい」
主語の 「相手への態度・心理的な距離」 を表す形です。 「誰に対して?」という矢印の向きが with でハッキリします。
例: He is very close with his sister.
(彼は妹ととても仲が良いです。)
You should be patient with children.
(子どもにはがまん強く接すべきです。)
👥 名詞+with+人
relationship / contact / connection with + 人
「~との関係・つきあい・つながり」
長い期間の 人間関係やネットワークそのもの をまとめて表します。 ビジネスでも日常でも、よく出てくる使い方です。
例: We want a long-term relationship with our clients.
(私たちは顧客との長期的な関係を望んでいます。)
I lost contact with him.
(彼とは連絡が途絶えました。)

3つとも共通しているのは、 with の前に「自分(主語)」側 with の後ろに「やり取りの相手」 が来ることです。 英文を読むときは、まず 「with の後ろにいる人=誰と関わっているのか」 を見つけるクセをつけると、人間関係の描写がとても読みやすくなります。

📌 シーン別で見る「接触・交際」を表す with

同じ with でも、 ビジネス 友人・家族 トラブル では、よく使われる表現が少しずつ違います。 代表的な3つの場面を、ミニカードで整理してみましょう。

💼 ビジネスのやり取り

会議・交渉・相談では、 talk / meet / negotiate with 人 のような形がよく使われます。 「誰と話す・会うのか」をはっきり示せます。

よくある表現:
talk with our clients(顧客と話し合う)
meet with the team(チームと会う)
negotiate with a supplier(仕入先と交渉する)

「メールする」「連絡を取る」なら communicate with 人 / stay in touch with 人 も便利です。

🧑‍🤝‍🧑 友人・家族とのつきあい

家族や友だちとの関係では、 be close / friendly with 人 のように、 仲の良さ・あたたかさ を表す表現が中心になります。

よくある表現:
be close with my sister(妹と仲が良い)
be friendly with everyone(みんなとフレンドリーに接する)
stay in touch with old friends(昔の友人と連絡を取り合っている)

「~との関係」をまとめて言うなら relationship with my family のような 名詞+with の型もよく使われます。

ネガティブな接触・トラブル

with は「仲良し」だけでなく、 argue / fight / have a problem with 人 のように、 対立・不満の相手 を表すときにも使います。

よくある表現:
argue with my brother(兄と口論する)
fight with classmates(クラスメイトとケンカする)
have a problem with his attitude(彼の態度には問題があると思っている)

後のセクション「敵対を表す with」では、 さらに一歩進んだ対立表現を扱いますが、ここでは 「with は“仲良し”だけじゃない」というイメージだけ押さえておけばOKです。

どのシーンでも、 with の後ろに来るのは「自分が関わっている相手」 です。 あなた自身の生活にあてはめて、 talk with ~ / be close with ~ / have a problem with ~ などを、自分の人間関係で1つずつ作ってみると、 記憶にぐっと定着していきます。

💬 例文で感覚をつかもう!(接触・交際を表す with)

肯定文 ビジネス talk with+人

I'll talk with my manager about the new project.

(新しいプロジェクトについて、マネージャーと話し合います。)

語注:manager = 上司・マネージャー。project = プロジェクト、計画。

型:talk with 人 about 〜 で「〜について人と話し合う」。with の後ろが「話し相手」です。

ポイント:talk to よりも、お互いに意見を出し合うイメージが少し強めです。

肯定文 ビジネス(会議) meet with+人

We are meeting with the client tomorrow morning.

(私たちは明日の朝、クライアントと打ち合わせをします。)

語注:client = 取引先・顧客。tomorrow morning = 明日の朝。

型:be meeting with 人 は「人と会う予定になっている」という進行形の未来表現。

ポイント:with the client で「会う相手」をはっきりさせています。

疑問文 カジュアル talk with+人

Can I talk with you after the meeting?

(会議のあとで、あなたと話してもいいですか。)

語注:after the meeting = 会議のあとで。

型:Can I talk with you 〜? は「〜してもいいですか?」と丁寧に相談を申し出る形。

ポイント:仕事でも日常でも使える、万能フレーズです。

命令文 ビジネス/教育 be patient with+人

Please be patient with our new members.

(新しいメンバーには、がまん強く接してあげてください。)

語注:patient = がまん強い。members = メンバーたち。

型:be patient with 人 で「人に対してがまん強くする・優しく見守る」という意味。

ポイント:学校や職場などで、新人・子どもに対してよく使われる表現です。

肯定文 家族・友人 be close with+人

She is really close with her classmates.

(彼女はクラスメイトたちととても仲が良いです。)

語注:classmates = クラスメイトたち。

型:be close with 人 は「人と仲が良い」。感情的な距離の近さを表します。

ポイント:家族・友人・同僚など、身近な人との関係を説明するときに大活躍する表現です。

否定文 日常生活 friendly with+人

I'm not very friendly with my neighbors yet.

(私はまだ近所の人たちと、あまり親しくありません。)

語注:neighbors = 近所の人たち。yet = まだ。

型:be friendly with 人 で「人と友好的に接する」。否定にすると「まだ親しくない」ニュアンスに。

ポイント:人間関係をやわらかく説明するときに便利な言い方です。

肯定文 家族 relationship with+人

I want to build a better relationship with my parents.

(私は両親との関係を、もっと良くしていきたいです。)

語注:build = 築く。parents = 親、両親。

型:build a better relationship with 人 で「〜との関係をより良くする」。

ポイント:家族・友人・会社など、長い付き合いを語るときに使える便利なパターンです。

肯定文 現在完了 contact with+人

I've stayed in close contact with my best friend since college.

(大学時代からの親友とは、ずっと密に連絡を取り合っています。)

語注:stay in contact = 連絡を保つ。best friend = 親友。since college = 大学の頃から。

型:stay in (close) contact with 人 で「人と連絡を取り合い続ける」。

ポイント:「今も続いている」ニュアンスを出すために、現在完了形 I've stayed ... を使っています。

否定文 トラブル argue with+人

I don't want to argue with you about this anymore.

(このことについて、もうあなたと言い争いをしたくありません。)

語注:argue = 言い争う、口論する。anymore = これ以上。

型:argue with 人 about 〜 で「〜について人と言い争う」。

ポイント:恋人・家族・友人とのケンカでも使える、人間関係のリアルな一文です。

肯定文 恋愛 in a relationship with+人

I'm in a serious relationship with her.

(私は彼女と真剣に付き合っています。)

語注:serious relationship = 真剣な交際。付き合いが本気であること。

型:be in a relationship with 人 で「人と付き合っている・交際している」。

ポイント:恋愛の場面でとてもよく使う定番フレーズです。主語を I / He / She に変えて練習してみましょう。

🤝 セクション4「接触や交際を表す with」ミニまとめ

このセクションでは、前置詞 with 「誰と関わっているか・どんな付き合いか」 を表すことを学びました。 ただ一緒にいるだけでなく、 会話・態度・人間関係 といった「心の距離」を描く with です。

  • 1) 動詞+with+人 🗣️
    talk / meet / argue with などで、 「誰と話す・会う・言い合うか」 を表します。 例: talk with my manager(上司と話す)、 meet with the client(顧客と会う)。
  • 2) be+形容詞+with+人 🤗
    be close / friendly / patient with のように、 「相手への態度・心理的な距離」 を表すパターン。 例: be close with my classmates(クラスメイトと仲が良い)、 be patient with children(子どもにがまん強く接する)。
  • 3) 名詞+with+人 👥
    relationship / contact / connection with で、 「~との関係・つきあい・連絡」 そのものをまとめて表します。 例: relationship with my parents(親との関係)、 contact with clients(顧客との連絡)。
  • 共通ルール: いつも with の前に「自分(主語)側」 with の後ろに「やり取り相手」 が来ます。 英文を見たらまず 「with の後ろ = 誰と関わっているのか」 をチェックするクセをつけると、人間関係の文章がぐっと読みやすくなります。

🧷 覚えておきたい代表フレーズ

動詞+with+人

I need to talk with my manager about the schedule.

(スケジュールについて、マネージャーと話し合う必要があります。)

be+形容詞+with+人

She is very close with her family.

(彼女は家族ととても仲が良いです。)

名詞+with+人

I want to build a good relationship with my coworkers.

(私は職場の仲間たちとの良い関係を築きたいと思っています。)

まずはこの3文を、主語や相手を入れ替えて 自分バージョンの文 を作ってみると、「with + 人」の感覚がグッと自分のものになります。

🌱 今日のモチベーションメモ

学習の心理学では、 「自分のことに結びつけて覚えた内容」 は、ただ眺めているだけの内容よりも 記憶に残りやすい と言われています(「自己関連づけ効果」と呼ばれます)。

そこで、接触・交際を表す with を覚えるときは、テキストの例文を読むだけで終わりにせず、 次のような小さなミッションをやってみてください:

  • よく話す人を3人思い浮かべて、 I often talk with ~. を自分の人間関係で作ってみる。
  • 「仲が良い人」を1人選んで、 I'm close with ~. を声に出して言ってみる。
  • 「もっとよくしていきたい関係」を1つ決めて、 I want to build a better relationship with ~. と書いてみる。

こうして with を「あなた自身の人間関係」と結びつける と、単なる文法ではなく、 あなたの世界を説明するための道具 に変わっていきます。 1日1文でもかまいません。 「今日は誰との with を英語で言おうかな?」 と考える習慣がつけば、英語力も人間関係の言語化力も、少しずつ確実に育っていきます。

5. 一致や同調を表す with

賛成・共感・事実の一致 with は「一緒にいる」だけでなく、 「考えが同じ」「気持ちを分かち合う」「事実がぴったり合う」 というときにも使われます。 日本語の 「~に賛成する」「~に共感する」「事実と一致する」 にあたる用法です。

たとえば、 agree with は「~に賛成する」、 sympathize with は「~に共感する/同情する」、 check with は「~と照らし合わせて一致する」というイメージです。 どれも、 自分の矢印が相手(または事実)の矢印と同じ向きになる と考えると理解しやすくなります。

このセクションでは、 賛成・同意(agree with / go along with) 感情の共感(sympathize with) 事実・データの一致(check with / be consistent with) の3つを中心に、 「何に合わせているのか」を英語でクリアに表現する力 をつけていきます。

Lesson 101 / Section 5
with の一致・同調イメージ(会議で同意して頷く人たちと、同じ方向を向く矢印のイラスト)

🎯 コアイメージ:矢印が同じ方向を向く with

一致や同調を表す with は、 「自分(主語)の矢印」と「相手・事実の矢印」が同じ方向を向く イメージです。 ただ一緒にいるのではなく、 意見がそろう / 気持ちが寄り添う / データがぴったり合う ときに活躍する with です。

よく出てくるパターンを、まずはざっくり頭に入れておきましょう:

  • ① 賛成・同意の with: agree with / go along with など。 意見や提案に「自分の考えを合わせる」イメージです。
  • ② 共感・感情の with: sympathize with など。 相手の気持ちに「心の向きをそろえる」イメージです。
  • ③ 事実・データの一致の with: check with / be consistent with など。 報告・結果・ルールが「事実や基準とぴったり重なる」イメージです。
賛成・同意 agree with+人

I quite agree with you on this point.

(この点については、私はあなたに全く同感です。)

イメージ: 「I」と「you」の意見の矢印が agree with で同じ方向にそろっている感じです。

ポイント: agree with 人 で「人に賛成する」。ビジネスでも日常会話でもとてもよく使う表現です。

共感・同情 sympathize with+人

She really sympathizes with him.

(彼女は本当に彼の気持ちがよく分かっている/同情しています。)

イメージ: 彼の気持ちの矢印に、彼女の心の矢印が sympathize with でそっと重なっていくイメージです。

ポイント: 困っている人・悲しんでいる人に対して、「気持ちが分かる」と言いたいときに使える表現です。

事実・データの一致 check with+名詞

The data checks with the facts.

(そのデータは事実と一致しています。)

イメージ: グラフや数字(data)の矢印と、現実の事実(facts)の矢印が、 checks with でぴったり重なっているイメージです。

ポイント: レポート・ニュース・研究などで、「結果が事実や理論と合っているか」を述べるときによく使われます。

学習のコツとして、 with の前側に「自分(主語)の考え・気持ち・報告」 with の後ろに「合わせている相手・事実」 が来ていることを意識しましょう。 英文を読むときに、 「誰(何)の矢印に合わせているのか」 を探すクセをつけると、一致や同調を表す英文が一気に読みやすくなります。

🧩 基本パターン整理:意見・気持ち・事実がそろう with

「一致・同調」を表す with は、 まず 動詞+with 名詞+with の2パターンに分けて考えるとスッキリ理解できます。

下の表では、 「賛成・共感」 「事実・基準との一致」 をまとめて確認できます。スマホの方は横にスクロールしながら、1行ずつゆっくり見てみてください。

パターン 意味・イメージ ミニ例(イメージ用)
🗣️ 動詞+with
agree / sympathize / check / go along with + 名詞
自分の考え・気持ち・判断を「相手・事実」に合わせる
agree with:意見に賛成する・同じ考えになる
sympathize with:相手の気持ちがよく分かる/同情する
check with:事実・資料と照らし合わせて確かめる
go along with:人の提案・方針に従う・受け入れる
例:
I agree with your idea.
(私はあなたの考えに賛成です。)
She sympathizes with him.
(彼女は彼に共感しています。)
Please check this with the data.
(これがデータと合っているか確認してください。)
I'll go along with your plan.
(あなたの計画に乗ります。)
📘 名詞+with
agreement / harmony / consistency with + 名詞
「〜との一致・調和・整合性」という状態そのもの
agreement with:〜との合意・一致
harmony with:〜との調和・バランスが取れている状態
consistency with:〜と矛盾せず、一貫していること
例:
We reached an agreement with the client.
(私たちは顧客と合意に達しました。)
The design is in harmony with the building.
(そのデザインは建物とよく調和しています。)
The result shows consistency with the theory.
(その結果は理論と一貫性があります。)

共通しているのは、 with の前側 = 自分の意見・気持ち・結果 with の後ろ = 合わせる相手・基準・事実 という並びです。 英文を読むときは、 「with の後ろにあるものに、自分の矢印をそろえている」 と意識すると、ぐっと理解しやすくなります。

📌 シーン別で見る「一致・同調」を表す with

同じ with でも、 ビジネスの合意 友人・家族への共感 データ・事実との一致 では少しずつよく出る表現が違います。 3つのシーンごとに、代表フレーズをミニカードで整理してみましょう。

💼 ビジネスの合意

会議や交渉では、 agree with / go along with がよく使われます。 「提案に賛成する」「方針に従う」ときの定番です。

よく使うパターン:
I agree with your proposal.
(あなたの提案に賛成です。)
We decided to go along with the plan.
(その計画で進めることにしました。)

「会社の方針と合っている」と言いたいときは in line with our policy などの表現もセットで覚えておくと便利です。

🧑‍🤝‍🧑 友人・家族への「わかるよ」

人の気持ちに寄り添うときは、 sympathize with がキー表現です。 「つらさ・悲しさ・大変さが分かる」というニュアンスです。

よく使うパターン:
I really sympathize with you.
(本当にあなたの気持ちがよく分かります。)
I agree with you on that.
(その点についてはあなたに同意します。)

日本語の「わかる」「それな」に近い感覚で、 I agree with you.I feel the same. と組み合わせて使うと、共感が伝わりやすくなります。

📊 データ・事実との一致

レポートや研究では、 check with / be consistent with で「事実・理論と合う/矛盾しない」ことを表します。

よく使うパターン:
The numbers don't check with the report.
(数値が報告書と一致していません。)
The result is consistent with the theory.
(その結果は理論と一貫しています。)

「この結果、ちゃんと合ってる?」と英語で確認したいときは、 Does it check with the data? のように質問することもできます。

どの場面でも、 with の後ろに「自分が合わせたい相手・ルール・事実」 が来ています。 自分の毎日の中で、 agree with ~ / sympathize with ~ / check with ~ を使えそうなシーンを1つずつ探してみると、「一致や同調の with」がグッと身近に感じられるようになります。

💬 例文で感覚をつかもう!(一致や同調を表す with)

肯定文 ビジネス agree with

I completely agree with you on this issue.

(この問題について、私はあなたに完全に賛成です。)

語注:completely = 完全に、全く。issue = 問題・課題。

型:agree with 人 on 事柄 で「~について人に賛成する」。

ポイント:会議やメールで「私はあなたの意見に賛成です」とはっきり伝えたいときの定番フレーズです。

肯定文 ビジネス agree with

Many employees agree with the new policy.

(多くの社員が、新しい方針に賛成しています。)

語注:employee = 社員。policy = 方針・ポリシー。

型:agree with 名詞 で「~に賛成する/~と一致している」。ここでは「新しい方針」に賛成。

ポイント:会社のアンケート結果や説明会のコメントなどでよく使える言い方です。

否定文 ビジネス agree with

I can't agree with this decision as it is.

(今のままでは、この決定に賛成することはできません。)

語注:decision = 決定。"as it is" = 今のままでは。

型:can't agree with 〜 で「~には賛成できない」。やわらかく反対するときに便利です。

ポイント:真っ向から否定するより、ビジネスで使いやすい丁寧な言い方です。

疑問文 会議・説明 agree with

Do you agree with me so far?

(ここまでのところで、私の話に賛成してもらえていますか。)

語注:so far = ここまでのところで。

型:Do you agree with me? で「私の意見に賛成ですか?」。プレゼン中の確認にぴったりです。

ポイント:聞き手がついてきているか、やさしくチェックしたい時の便利フレーズです。

肯定文 共感 sympathize with

I really sympathize with you about your situation.

(あなたの状況について、本当にお気持ちがよく分かります。)

語注:sympathize = 共感する・同情する。situation = 状況。

型:sympathize with 人 で「人の気持ちに寄り添う・同情する」。

ポイント:つらい話を聞いたとき、日本語の「大変だね/わかるよ」に近いニュアンスで使えます。

肯定文 ニュース・社会 sympathize with

Many people sympathized with the victims of the accident.

(多くの人々が、その事故の被害者たちに同情しました。)

語注:victim = 被害者。accident = 事故。

型:過去形 sympathized を使って「その時、同情した」という一度きりの出来事を表現。

ポイント:ニュース記事やレポートにもよく出てくる書き言葉寄りの表現です。

否定文 データ・報告 check with

These numbers don't check with the report.

(この数字は、その報告書と一致していません。)

語注:numbers = 数字・数値。report = 報告書。

型:don't check with 〜 で「~と一致しない」。数字やデータが合わないときに使えます。

ポイント:エクセルの確認や報告前のダブルチェックでそのまま使える一文です。

疑問文 データ・報告 check with

Could you check this with the original data?

(これが元のデータと一致しているか確認してもらえますか。)

語注:original data = 元のデータ。

型:check A with B で「AをBと照らし合わせて確認する」。丁寧な依頼なら Could you ~?

ポイント:同僚に確認をお願いするときに、そのまま使える便利フレーズです。

肯定文 ビジネス go along with

We decided to go along with your proposal.

(私たちは、あなたの提案で進めることに決めました。)

語注:proposal = 提案。decide to ~ = ~することを決める。

型:go along with 〜 で「~に従う/~を受け入れる」。agree より「それで行きましょう」という実行寄り。

ポイント:会議の結論をまとめるときに、とても自然な表現です。

肯定文 レポート・研究 consistency with

The result shows consistency with the theory.

(その結果は、理論と一貫性があることを示しています。)

語注:result = 結果。consistency = 一貫性・矛盾のなさ。theory = 理論。

型:consistency with 〜 で「~と矛盾しないこと・一貫していること」。

ポイント:レポート・論文・プレゼン資料など、少しフォーマルな場面でよく使われる表現です。

肯定文 恋愛 agree with

In a good relationship, partners agree with each other on important values.

(良い関係では、パートナー同士は大事な価値観についてお互いに同じ考えを持っています。)

語注:relationship = 関係(特に恋愛関係)。partner = パートナー。values = 価値観。

型:agree with each other on 〜 で「~についてお互い同じ考えを持っている」。

ポイント:恋愛だけでなく、友人・家族・仕事仲間との「大切な部分での一致」を表すときにも応用できます。

セクション5「一致や同調を表す with」ミニまとめ

このセクションでは、前置詞 with「一緒にいる」ではなく「考え・気持ち・事実が同じ方向を向く」 ときにも使われることを学びました。

  • 1) 賛成・同意の with 🗳️
    agree with / go along with で「人・提案・方針」に自分の意見を合わせるイメージ。
    例:I agree with you.(あなたに賛成です) 例:We went along with the plan.(その計画に従いました)
  • 2) 共感・感情の with 💓
    sympathize with で「相手の気持ちに心の向きを合わせる」イメージ。
    例:I really sympathize with you.(本当に気持ちがよく分かります)
  • 3) 事実・データとの一致の with 📊
    check with / consistency with で「数字・結果・理論とぴったり合う」ことを表現。
    例:The data checks with the facts.(データは事実と一致する)
    例:consistency with the theory(理論と一貫性があること)
  • 共通ルール: with の前側 = 自分の意見・気持ち・結果 with の後ろ = 合わせたい相手・基準・事実
    英文を見たら、 「with の後ろにあるもの = 自分が合わせにいっている相手」 と考えるクセをつけると、読み取りがグッとラクになります。

🧠 1分でできるセルフチェック

下の3つのうち、今日の自分に一番近いものを1つ選んで、 英語フレーズを頭の中で作ってみましょう。

  1. 最近「この考えいいな」と賛成したことがある → I agree with ~.
  2. 誰かのつらさに「それは大変だな」と共感したことがある → I sympathize with ~.
  3. 「数字や結果がちゃんと合っているか」確認したい場面がある → Does it check with ~?

🔥 モチベーションアップ:with で「分かり合える」英語力を育てよう

心理学では、人は 自分の気持ちや考えに共感してくれる人 に対して、自然と安心感や信頼を抱きやすいと言われています。

つまり、 I agree with you.I really sympathize with you.These numbers don't check with the report. のようなフレーズを使えることは、 「ただ英語ができる」以上に、相手と分かり合うための力 を手に入れているということです。

毎日すこしずつでかまいません。 今日あった出来事を1つ選んで、 agree with / sympathize with / check with のどれかを使った短い英文を1文だけ作ってみてください。

小さな一文でも、 「自分の1日」と「英語表現」がつながる ほど、記憶に残りやすくなります。 焦らず、でもちょっとだけストレッチする気持ちで、 1日1 with を続けていきましょう 👍

6. 比較の対象を表す with

比較の「相手」を示す with with は「~と一緒に」だけでなく、 「A を B と比べるときの“B側”」=比較の相手 を表すときにもよく使われます。 日本語の 「~と比べて」「~と同じレベルで」 にあたるイメージです。

たとえば、 compare A with B は「A を B と比べる」、 be level with は「~と同じ高さ・レベルである」、 rank with は「トップクラスと肩を並べる」といった意味になります。

セクション5では「考えや気持ちが同じ方向を向く with」を学びました。 このセクションでは、 「比較のモノサシに A と B を同じラインに並べる with」 に注目して、 自分・物・結果などを“何と比べているのか”をはっきり言える力 を育てていきます。

Lesson 101 / Section 6
with の比較イメージ:2本の棒グラフを並べて、同じ高さかどうかを比べているイラスト

⚖️ コアイメージ:比較のモノサシで「同じラインに並ぶ with」

比較を表す with は、 「比較のモノサシの上に A と B を並べてのせる」 イメージです。 まず with 「比べる相手(B)」を指定 してから、 高さ・レベル・ランクなどを考えます。

ざっくり言うと、次の3つのグループを押さえれば OK です:

  • ① compare A with B: A を B と比べる(並べて比較する)
  • ② be level / equal / on a par with B: B と同じ高さ・同じレベル
  • ③ rank / compete / compare well with B: トップクラスと肩を並べる・他と渡り合える

than と with のちがい も、イメージで分けておくと安心です。

  • than:「どちらが上か・下か」をはっきり言う 例:A is taller than B.(A は B より背が高い)
  • with:「A を B と並べて比べる」/「B と同じラインにいる」 例:Don't compare A with B.(A を B と比べるな) 例:A is level with B.(A は B と同じ高さだ)
比較:A を B と並べる compare A with B

Don't compare your children with others.

(自分の子どもを、ほかの子どもと比べないでください。)

イメージ: 「your children」と「others」を compare ... with ... で同じモノサシの上に並べている感じです。

ポイント: compare A with B で「A を B と比べる」。 with の後ろの B が「比較の相手」です。

高さ・レベルの一致 be level with

The sidewalk is not level with the street.

(その歩道は、通りと同じ高さになっていません。)

イメージ: 「sidewalk」と「street」の高さを比べたとき、 本来は同じライン(level)に並んでいてほしいのに、 not がついて「そろっていない」と言っています。

ポイント: be level with ~ は、物理的な高さだけでなく 「レベルが同じ」という比喩的な使い方もできます。

トップクラスとの比較 rank with the best

His research ranks with the best in this field.

(彼の研究は、この分野の最高レベルのものと肩を並べています。)

イメージ: 研究のランキング表を思い浮かべて、 「彼の研究」が the best in this field と同じラインの位置にいる感じです。

ポイント: rank with the best は、 「トップクラスと並ぶほど優れている」と言いたいときの、少しフォーマルでカッコいい表現です。

学習のときは、 with の前側:比べられるもの(A) with の後ろ:比較の相手(B) をセットで見るクセをつけてみましょう。 英文を読むたびに、 「A を B と並べているんだな」 と意識できれば、「比較の with」が自然と体にしみ込んでいきます。

🧩 基本パターン整理:compare / level / rank + with

「比較の with」は、 compare A with B(AをBと比べる) を中心に、 be level / equal / on a par with B(同じレベル) rank / compete / compare well with B(同じくらいのレベルで渡り合う) の3グループに分けて考えると整理しやすくなります。

スマホの方は、表を指で左右にスクロールしながら、 「with の後ろにあるもの = 比較の相手」 を意識して読んでみてください。

パターン 意味・コアイメージ ミニ例(イメージ用)
⚖️ compare A with B
compare A with B
A と B を「同じモノサシの上に並べて」比べる
A = 比べられるもの(自分の子ども、自分の成績など)
with B = 比較の相手(ほかの子ども、他人、別の商品)
例:
Don't compare your children with others.
(自分の子どもを、ほかの子と比べないでください。)
I try not to compare myself with my friends.
(自分を友達と比べないようにしています。)
📏 be level / equal / on a par with
be level / equal / on a par with B
「高さ・実力・価値」が B とほぼ同じラインにある
be level with:高さ・位置が同じ(歩道と道路など)
be equal with:結果・数字などがほぼ同じ水準
be on a par with:実力・質が「肩を並べる」レベル
例:
The sidewalk is not level with the street.
(その歩道は通りと同じ高さではありません。)
Her skills are almost on a par with a professional's.
(彼女のスキルはプロとほぼ同じレベルです。)
The score is equal with last year's result.
(その得点は昨年の結果と同じくらいです。)
🏅 rank / compete / compare well with
rank / compete / compare well with B
トップクラスやライバルと「十分戦えるレベル」にある
rank with:トップグループの中に入る
compete with:他社・他校と互角に戦える
compare well with:他と比べてもかなり良い
例:
His research ranks with the best in this field.
(彼の研究は、この分野の最高レベルと肩を並べています。)
Our product can compete with global brands.
(うちの商品は世界的ブランドとも十分に張り合えます。)
This model compares well with more expensive ones.
(このモデルは、もっと高価な製品と比べてもかなり優れています。)

共通しているのは、 with の前側 = 比べられている側(A) with の後ろ = 比較の相手・基準(B) という並びです。 英文を読むときは、 「この with は、A を B と並べているんだな」 と頭の中でつぶやきながら読んでみてください。

📌 シーン別で見る「比較の with」

同じ with でも、 教育・子育て パフォーマンス・商品比較 学術・研究 など、場面によってよく使う表現が少しずつ違います。 代表的な3シーンをミニカードでイメージしてみましょう。

👨‍👩‍👧 教育・子育て

子どもや自分自身を、 他人と比べすぎない というメッセージで、 compare A with B がよく登場します。

よく使うフレーズ:
Don't compare your children with others.
(自分の子どもを、ほかの子どもと比べないでください。)
Try not to compare yourself with your friends.
(自分を友達と比べないようにしてみましょう。)

「比べる相手」が with の後ろ にいることを意識すると、心にも優しい英語表現として覚えやすくなります。

📊 パフォーマンス・商品比較

成績・サービス・商品を比べる場面では、 be on a par with / compare well with などが活躍します。

よく使うフレーズ:
Our service is on a par with bigger companies'.
(当社のサービスは、より大きな会社のものと同じレベルです。)
This laptop compares well with more expensive models.
(このノートPCは、もっと高価なモデルと比べてもかなり優れています。)

直接「うちのほうが上だ」と言わなくても、 with で同じ土俵に乗せる ことで、自然に「良さ」を伝えられます。

🔬 学術・研究・高度な成果

研究成果やハイレベルなパフォーマンスでは、 rank with the best のような表現で「トップクラスと肩を並べる」ことを表します。

よく使うフレーズ:
Her research ranks with the best in this area.
(彼女の研究は、この分野の最高レベルと肩を並べています。)
His work can compete with leading scholars'.
(彼の業績は、第一線の研究者たちと渡り合えるレベルです。)

自分や誰かの努力をたたえるときに、 with の後ろに「最高レベル」や「トップグループ」 を置くと、励ましの言葉としてもとても力強く響きます。

どのシーンでも、 「A を B と比べる」ときの B を導くのが with です。 日常の中で「つい誰かと比べてしまった瞬間」を思い出して、 I compared ~ with ~. と英語にしてみると、 文法と自分の気持ちがセットで記憶に残りやすくなります。

💬 例文で感覚をつかもう!(比較の対象を表す with)

命令文 教育・子育て compare A with B

Please don't compare your test score with your friend's.

(自分のテストの点数を、友だちの点数と比べないでね。)

語注:test score = テストの点数。friend's = friend's score(友だちの点数)の省略。

型:compare A with B で「AをBと比べる」。ここでは A = your test scoreB = your friend's (score)

ポイント:「比べないでね」とやさしく注意したいときの定番フレーズです。with の後ろが「比べる相手」だと意識しましょう。

肯定文 自己成長 compare A with B

I sometimes compare my progress with last year's results.

(ときどき、自分の成長を去年の結果と比べます。)

語注:progress = 成長・進歩。results = 結果。

型:compare my progress with last year's results で「自分の成長を去年の結果と比べる」。

ポイント:他人ではなく、「過去の自分」と比べるイメージを表すときにも compare ... with ... が使えます。

疑問文 ビジネス compare A with B

How does this year's performance compare with last year's?

(今年の業績は、去年と比べてどうですか。)

語注:performance = 業績・成績。last year's = last year's performance(昨年の業績)の省略。

型:How does A compare with B? で「AはBと比べてどうですか?」とたずねる形。

ポイント:プレゼンや会議で、数字を比べながら説明するときにとてもよく使われる聞き方です。

肯定文 日常・描写 be level with

The water in the lake is almost level with the bridge.

(湖の水位は、ほとんど橋と同じ高さまで来ています。)

語注:water level = 水位(ここでは「水の高さ」という意味)。almost = ほとんど。

型:be level with ~ で「~と同じ高さ(レベル)にある」。物理的な高さの説明にぴったりです。

ポイント:高さの話から、比喩的に「レベルが同じ」という意味にも広げて使える表現です。

肯定文 スキル・実力 be on a par with

Her English is now on a par with many native speakers' in daily conversation.

(彼女の英語は今では、日常会話なら多くのネイティブと同じレベルです。)

語注:on a par with ~ = ~と同じレベルで。native speaker = 母語話者。

型:be on a par with ~ は「~と肩を並べるレベルだ」という少しフォーマルな言い方。

ポイント:ほめ言葉としてもよく使われます。「かなりすごい」というニュアンスが入ります。

否定文 ビジネス・数字 be equal with

Our current sales are still not equal with last quarter's figures.

(今の売上は、まだ前期の数字と同じレベルには達していません。)

語注:current sales = 現在の売上。last quarter = 前期。figures = 数字・数値。

型:be equal with ~ で「~と同じくらいだ」。ここでは not がついて「まだ同じではない」。

ポイント:営業報告や資料説明などで「あと少し足りない」状況をていねいに伝えるときに使えます。

肯定文 商品・サービス rank with

Their new smartphone ranks with the top models in this price range.

(彼らの新しいスマートフォンは、この価格帯のトップ機種と肩を並べています。)

語注:ranks with ~ = ~と同じランクに入る。price range = 価格帯。

型:A ranks with the top models で「Aはトップクラスの機種の中に入る」。

ポイント:商品紹介やレビューで、「かなり上位レベルだ」とほめたいときに便利な表現です。

肯定文 ビジネス・競争 compete with

Our app can compete with larger platforms in terms of speed.

(私たちのアプリは、速度の面ではより大きなサービスにも負けていません。)

語注:compete with ~ = ~と競争できる。platform = プラットフォーム(サービスの基盤)。in terms of ~ = ~の点で。

型:can compete with ~ は「~と十分に戦える」「遜色ない」というポジティブな評価。

ポイント:弱い立場からでも、「この点なら対等に勝負できる」と前向きにアピールしたいときの表現です。

肯定文 旅行・レビュー compare well with

This budget hotel compares well with more expensive ones in the area.

(この格安ホテルは、このエリアのもっと高いホテルと比べてもなかなか良いです。)

語注:budget hotel = 格安ホテル。more expensive ones = より高いホテル。in the area = この地域で。

型:compares well with ~ で「~と比べてもかなり良い」。はっきり「勝っている」とは言わない、やわらかいほめ方です。

ポイント:レビューや口コミで、「値段のわりにいいね」と伝えたいときにぴったりの表現です。

否定文 恋愛・人間関係 compare A with B

I try not to compare our relationship with other couples'.

(私は、私たちの関係をほかのカップルと比べないようにしています。)

語注:relationship = 関係(特に恋愛関係)。couple = カップル。other couples' = other couples' relationships(ほかのカップルの関係)の省略。

型:compare our relationship with other couples' で「私たちの関係を、ほかのカップルの関係と比べる」。

ポイント:心理学でも「自分たちを他人と比べすぎない」ことが大切だと言われます。その考えをそのまま英語で表せる、心にやさしい一文です。

📝 ミニまとめ:比較の with を「モノサシ」でイメージしよう

セクション6では、 「A を B と比べるときの B(相手)」 を表す前置詞としての with を学びました。ポイントを3つにしぼると、次のようになります。

  • ① compare A with B
    A と B を「同じモノサシの上に並べて」比べる
    例:compare your score with last year's(今の点数を去年の点数と比べる)
  • ② be level / equal / on a par with B
    高さ・実力・価値が B と同じライン上にある
    例:Her skills are on a par with a professional's.(彼女のスキルはプロと同じレベル)
  • ③ rank / compete / compare well with B
    トップクラスやライバルと「十分戦えるレベル」にある
    例:Our product can compete with global brands.(うちの商品は世界的ブランドとも十分に戦える)

共通しているのは、 with の前側 = 比べられる側(A)with の後ろ = 比較の相手・基準(B) というセットです。 英文を見たら、まず 「この with の後ろ、何と何を比べているのかな?」 と考えるクセをつけてみましょう。

⏱️ 1分アクティビティ:今日の「比べない宣言」を作ってみよう

今日の自分にいちばん近いものを1つ選んで、頭の中で英語にしてみましょう。

  1. テストの点数を、友だちと比べすぎてしまう
  2. 仕事の成果を、同僚やライバルと比べてしまう
  3. SNSで、自分の生活を他の人の写真と比べてしまう

どれか1つを選んで、 I won't compare ~ with ~ today. の形で、自分だけの「比べない宣言」を作ってみてください。

例(マネしてOK):

I won't compare my progress with other people's today.

(今日は、自分の成長をほかの人と比べないようにします。)

🔥 モチベーションアップ:比べる相手を「他人」から「過去の自分」へ

心理学では、人は 他人との比較 が多くなるほど、自己肯定感(自分を認める気持ち)が下がりやすいと言われています。

だからこそ英語でも、 Don't compare yourself with others. のように 「比べすぎない」メッセージ がよく使われます。 同じ compare A with B でも、 A = 今の自分、B = 過去の自分 にすると、比べること自体がポジティブな成長チェックになります。

英語学習でも、 「昨日の自分」と比べて一歩でも進めたか をモノサシにしてみてください。 たとえば今日、 compare / be level with / rank with のどれか1つでも新しい文が作れたなら、 それだけで昨日より確実にレベルアップです。

完璧を目指す必要はありません。 1日1フレーズ でも、 「英語で考える時間」が毎日すこしずつ積み重なっていきます。 比較の with を味方につけて、「他人」ではなく「成長する自分」と気持ちよく付き合っていきましょう ✨

7. 同時や同程度を表す with

「~とともに」「~につれて」を表す with with は「いっしょに」のイメージから発展して、 時間の流れや変化にあわせて、別のものが同時に起こる・同じように増える という意味もよく表します。 日本語の 「~とともに」「~につれて」「~と同時に」 に近い使い方です。

たとえば、 Wisdom comes with age. は「年齢とともに知恵がやってくる」、 Language keeps in step with the times. は「言葉は時代とともに変化する」というイメージです。

このセクションでは、 「同じ時間軸・変化のラインをいっしょに進む with」 に注目して、 「何といっしょに」「何に合わせて」変化しているのか を英語で自然に言えるようにしていきます。

Lesson 101 / Section 7
時間とともに2本の線グラフが一緒に上がり、年齢と知恵や、地震と火事が同時に起こるイメージ図

⏱️ コアイメージ:同じ時間軸・変化のラインを一緒に進む with

「同時や同程度」を表す with は、 時間の横軸 をイメージすると分かりやすくなります。 グラフの上に A と B という2本の線 があって、 時間が進むにつれて ほぼ同じ形で動いたり、同じタイミングでピョンと跳ねたりする —— そんなときに with が使われます。

特に次の3パターンを意識すると、グッと整理しやすくなります。

  • ① 成長・変化が「ついてくる」 comes / grows / improves with ~
    例:年齢や経験に合わせて、知恵・スキル・自信が増える
  • ② 歩調を合わせて変化する keeps in step / keeps pace / goes hand in hand with ~
    例:言葉やルールが、時代や社会の変化と歩調を合わせる
  • ③ 同じタイミングで起こる coincides with ~ / starts with ~
    例:地震と火事が同時に発生する・イベント開始と同時に発表がある
成長・変化がついてくる 日常・人生

Wisdom comes with age.

(知恵は年齢とともに身についていきます。)

イメージ: 横軸が「年齢」、縦軸が「知恵」だとすると、 年齢の線と知恵の線が ほぼ同じカーブで一緒に伸びていく 感じです。

ポイント: comes with ~ は「~とともにやってくる」「~に付いてくる」のイメージ。 英語学習も Skill comes with practice. のように言い換えられます。

歩調を合わせる 社会・言葉

Language keeps in step with the times.

(言葉は時代とともに移り変わります。)

イメージ: 「language(言葉)」と「the times(時代)」が 並んで同じスピードで歩いている 写真を思い浮かべましょう。

ポイント: keep in step with ~ は「~と歩調を合わせる」。 ビジネスでは keep pace with the market (市場の変化と歩調を合わせる)などにも応用できます。

同時に起こる 災害・ニュース

The fire coincided with the earthquake.

(火事が地震と同時に起こりました。)

イメージ: 時間のグラフの上で、 fire のピンと earthquake のピンが同じ時刻に立っている ような感じです。

ポイント: coincide with ~ は「~と同時に起こる」。 事件・ニュース・イベントのタイミングを説明するときに役立ちます。

🧩 基本パターン整理:A + with B の4つの型

「同時や同程度」を表す with は、 A comes with B / A grows / increases / changes with B / A keeps in step / keeps pace / goes hand in hand with B / A coincides with B の4グループで考えると、とても整理しやすくなります。

スマホの方は、表を指で左右にスクロールしながら、 「with の後ろにあるもの = 時間・年齢・状況などの“変化の軸”」 を意識して読んでみてください。

パターン 意味・コアイメージ ミニ例(イメージ用)
🌱 A comes with B
A comes with B
B があると、A が「セットでついてくる・いっしょにやってくる」
A:知恵・自信・スキルなど「あとから身につくもの」
B:年齢・経験・練習・時間など「土台・背景」になるもの
例:
Wisdom comes with age.
(知恵は年齢とともに身につく。)
Skill comes with practice.
(スキルは練習とともに身についてくる。)
📈 A grows / increases / changes with B
A grows / increases / changes with B
B が変わるにつれて、A もいっしょに増えたり変わったりする
grows / increases with:B が増えると A も増える
changes with / varies with:B の状況しだいで A の様子も変わる
例:
Confidence grows with each small success.
(自信は小さな成功を重ねるごとに増えていく。)
Sales increase with the holiday season.
(売上はホリデーシーズンとともに伸びる。)
The atmosphere changes with the lighting.
(雰囲気は照明によって変わる。)
🚶‍♀️🚶‍♂️ A keeps in step / keeps pace / goes hand in hand with B
A keeps in step / keeps pace / goes hand in hand with B
A と B が「並んで歩くように」、同じスピード・方向で変化していく
keeps in step with:歩調を合わせる(ズレずに進む)
keeps pace with:遅れずについていく
goes hand in hand with:手をつないで一緒に進む(密接な関係)
例:
Language keeps in step with the times.
(言葉は時代とともに移り変わる。)
Our strategy keeps pace with market trends.
(私たちの戦略は市場の動向に遅れずについていく。)
Technology goes hand in hand with social change.
(技術は社会の変化と手を取り合って進む。)
A coincides with B
A coincides with B
A と B が「同じタイミング」で起こる・重なる
coincide with:時刻・日付・イベントなどがぴったり重なるときの表現。 「原因」よりも「タイミングが一緒」というニュアンスが強め。
例:
The fire coincided with the earthquake.
(火事が地震と同時に起こった。)
The product launch coincided with our 10th anniversary.
(製品の発売は、ちょうど10周年と同じタイミングだった。)

どのパターンでも、 with の前側(A)= 変化・出来事そのもの with の後ろ(B)= 時間・年齢・状況・イベントなどの「軸」 という役割分担になっています。 英文を読むときは、 「A が、B という軸に合わせて どう動いているか」 を意識してみましょう。

📌 シーン別で見る「同時・同程度」の with

同じ with でも、 言葉・社会の変化 年齢・経験とスキル ビジネス・データ など、場面によってよく使うフレーズが少しずつ違います。 代表的な3シーンをミニカードでイメージしてみましょう。

🌏 言葉・社会の変化

社会や時代が変わるとき、 language / rules / values などもいっしょに変わっていきます。

よく使うパターン:
Language keeps in step with the times.
(言葉は時代とともに移り変わる。)
Our policy changes with social needs.
(私たちの方針は社会のニーズとともに変化する。)

ニュースや社会問題の話で、 「時代に合わせて変わる」 と言いたいときに便利なグループです。

🧠 年齢・経験とスキル

「経験を重ねるほど」「年齢とともに」伸びていくものを表すときは、 comes with / grows with / improves with が活躍します。

よく使うパターン:
Wisdom comes with age.
(知恵は年齢とともに身につく。)
Your English will improve with daily practice.
(英語は毎日の練習とともに上達していく。)
Confidence grows with small successes.
(自信は小さな成功の積み重ねとともに育つ。)

自分の成長を表現するとき、 「努力した時間はちゃんと力になっていく」 という前向きなメッセージにもなります。

💹 ビジネス・データ

売上やアクセス数など、 数字が季節・キャンペーン・イベントと連動して動く 場面でも with がよく使われます。

よく使うパターン:
Sales increase with the holiday season.
(売上はホリデーシーズンとともに増える。)
Website traffic goes up with new campaigns.
(サイトのアクセス数は新しいキャンペーンとともに増える。)
The problem started with the update.
(問題はアップデートと同時に始まった。)

グラフや資料を説明するときに、 「何が軸で、何がそれに連動して動いているのか」 を英語で言えると、プレゼン力がぐっと上がります。

自分の身の回りを見渡して、 「~とともに増えるもの」「~と同時に起こること」 を1つ思い出し、 A grows / comes / changes / coincides with B の形で言い換えてみると、with の「同時・同程度」の感覚がどんどん定着していきます。

💬 例文で感覚をつかもう!(同時や同程度を表す with)

肯定文 日常 comes with

Stress often comes with big changes in life.

(ストレスは、人生の大きな変化とともに起こることがよくあります。)

語注:stress = ストレス。big changes in life = 人生の大きな変化。

型:A comes with B で「B があると A がセットでついてくる」。ここでは A = stress, B = big changes in life

ポイント:「変化が起きるとついてくるもの」をまとめて言える便利パターンです。

肯定文 学習・自己成長 comes with

Real confidence comes with steady practice.

(本当の自信は、コツコツした練習とともに身についていきます。)

語注:real confidence = 本当の自信。steady practice = コツコツ続ける練習。

型:confidence comes with practice で「自信は練習とともについてくる」。学習の名言のようによく使える形です。

ポイント:「練習すればするほど自信がつく」という前向きなメッセージを、そのまま英語で言えます。

否定文 学習・自己成長 does not come with

Lasting progress does not come with one lesson; it comes with small efforts every day.

(長く続く上達は、1回のレッスンとともにやって来るのではなく、毎日の小さな努力とともにやって来ます。)

語注:lasting progress = 長く続く上達。effort = 努力。

型:A does not come with X; it comes with Y. で「A は X ではなく Y とともにやって来る」と対比できます。

ポイント:「一気にじゃなくて、少しずつ」が大事だというメッセージをそのまま表せる便利な型です。

肯定文 学習・自己成長 grows / improves with

Your English improves with every small step you take.

(あなたの英語は、あなたが踏み出す小さな一歩一歩とともに上達していきます。)

語注:improve = 上達する。every small step you take = あなたが踏み出す小さな一歩一歩。

型:A improves with B で「B が積み重なるにつれて A がよくなる」。英語学習との相性がとても良い表現です。

ポイント:「一冊のテキスト」「一回のテスト」ではなく、「小さな一歩の積み重ね」を強調したいときのフレーズです。

肯定文 ビジネス・データ increases with

Our online sales usually increase with the holiday season.

(当社のオンライン売上は、ふつうホリデーシーズンとともに伸びます。)

語注:online sales = オンラインでの売上。holiday season = 年末や長期休暇の買い物シーズン。

型:A increases with B で「B になると A が増える」。ビジネスの数字説明でよく使います。

ポイント:グラフを説明するときに、「この山はホリデーシーズンと連動しています」と英語で言えるようになります。

肯定文 社会・ルール keeps pace / in step with

Our security policy keeps pace with new threats on the internet.

(私たちのセキュリティ方針は、インターネット上の新しい脅威に遅れずについていっています。)

語注:security policy = セキュリティ方針。threat = 脅威。

型:A keeps pace with B は「A が B に遅れずついていく」。keep in step with とほぼ同じイメージです。

ポイント:IT やビジネスの会話で、「変化にちゃんと追いついている」と伝えたいときにとても便利です。

肯定文 ビジネス・社会 goes hand in hand with

Long-term success goes hand in hand with patient effort.

(長期的な成功は、がまん強い努力と手を取り合って進みます。)

語注:long-term success = 長期的な成功。patient effort = がまん強い努力。

型:A goes hand in hand with B で「A と B が手を取り合って進む」=「A と B が切り離せない関係にある」。

ポイント:英語学習にもそのまま応用できて、Fluency goes hand in hand with daily practice. のように言い換え可能です。

肯定文 ニュース・出来事 coincides with

The system error coincided with the latest update.

(そのシステムエラーは、最新のアップデートと同時に発生しました。)

語注:system error = システムエラー。latest update = 最新のアップデート。

型:A coincided with B は「A が B と同時に起こった」。タイミングの説明に使う表現です。

ポイント:必ずしも「B が原因」と決めつける表現ではなく、「時期が重なっている」という事実を落ち着いて伝えるときにぴったりです。

疑問文 会話 What comes with ~?

What comes with this course?

(この講座には、どんなものがセットになっていますか。)

語注:course = 講座・コース。

型:What comes with ~? は「~には何がついてきますか?」とセット内容をたずねる表現。

ポイント:英会話で、レッスン・商品・サービスの「おまけ」「含まれているもの」を聞くときにそのまま使えます。

疑問文 ビジネス・分析 changes with

What changes with customer age in this data?

(このデータでは、顧客の年齢とともに何が変化していますか。)

語注:customer age = 顧客の年齢。data = データ。

型:What changes with ~? は「~とともに何が変化しているか」をたずねる分析向けの質問形。

ポイント:グラフや統計を読み解くときに、「何が軸で何が連動しているのか」を整理するのに役立つフレーズです。

📝 ミニまとめ:with で「一緒に動く関係」をつかもう

セクション7では、 同時や同程度を表す with を学びました。ポイントは次の3つです。

  • ① A comes with B
    B があると、A が「セット」になってついてくる
    例:Wisdom comes with age.(知恵は年齢とともに身につく)
  • ② A grows / increases / changes with B
    B が変化すると、A もいっしょに増えたり変わったりする
    例:Sales increase with the holiday season.(売上はホリデーシーズンとともに増える)
  • ③ A keeps pace with / coincides with B
    A と B が同じスピードで進んだり、同じタイミングで起こったりする
    例:The event coincided with our anniversary.(イベントが記念日と同じタイミングだった)

どのパターンでも、 with の前側(A)= 変化・出来事そのものwith の後ろ(B)= 時間・年齢・時代・状況などの「軸」 という役割分担になっています。 英文を見たら、まず 「A は、どんな軸 B といっしょに動いているのか?」 を考えてみましょう。

⏱️ 1分アクティビティ:自分の「with 文」を1つ作ってみよう

次のうち、今の自分にいちばん近いものを1つ選んでください。

  • 英語の勉強時間が増えると、自信も少しずつ増える
  • 仕事の経験を重ねるほど、判断が早くなる
  • 小さな成功が増えるほど、「自分でもできる」という気持ちが強くなる

それを A grows / improves with B の形で英語にしてみましょう。

例(マネしてOK):

My fluency improves with regular practice.

(私の英語の流暢さは、定期的な練習とともに良くなっていきます。)

🔥 モチベーションアップ:英語力も「with practice」で育っていく

心理学の研究では、 大きな変化よりも、小さな行動の継続 の方が、長期的な成長につながりやすいと言われています。 これは英語学習にもそのまま当てはめることができます。

このセクションで学んだ comes with / grows with / improves with は、その考え方をそのまま英語にしたフレーズです。 たとえば、 "My English improves with ten minutes of practice every day." のように言えば、 「ちょっとずつでも、続ければ必ず伸びる」 という自分へのメッセージになります。

今日からは、 「英語力は with practice で育つ」 というイメージを持って、1日5~10分でもいいので、英語にふれる時間を作ってみてください。 その小さな習慣が、 「自信」や「表現の幅」という形で、必ずあなたのところに comes with してきます 😊

8. 感情や態度の対象を表す with

「~に対して」「~には」の気持ちを表す with with には、 「どんな気持ち・態度で」「誰や何に対して」そうしているのか を表す使い方があります。 たとえば、 gentle with children (子どもにやさしい)や careful with money (お金に対して慎重な)のように、 感情や態度の矢印の行き先 を with でくっつけます。

このセクションでは、 be + 形容詞 + with + 人/物 be in love / be happy / be satisfied + with などの形を通して、 気持ちのベクトルがどこに向かっているか を英語でスッと言えるようになることを目指します。

「誰にやさしい?」「何に対してきびしい?」「誰に恋している?」—— そうした気持ちの「相手(target)」を with + 名詞 でつなぐイメージをしっかりつかんでいきましょう。

Lesson 101 / Section 8
子どもにやさしく接する大人、お金に慎重な人、誰かに恋している人のイメージ図

💓 コアイメージ:感情・態度の矢印 → with + 相手(target)

感情や態度を表す with は、 心の中から伸びる「気持ちの矢印」 をイメージすると分かりやすくなります。 自分の中にある 優しさ・きびしさ・注意深さ・怒り・恋心 などが、 誰/何に向かっているのかwith + 名詞 で表します。

図で考えると…

  • 自分(主語)から矢印が出ている → gentle / strict / careful / in love などの「気持ち・態度」
  • 矢印の先にいるのが「with + 人/物」 → with children / with money / with her など
  • まとめると be + 形容詞 + with + 相手 = 「その相手に対して、どんな気持ち・態度なのか」を表す文
子どもに対する態度 日常

She is gentle with children.

(彼女は子どもにやさしく接します。)

ポイント: gentle は「やさしい」、 with children 「子どもに対してやさしい」 という「相手」をはっきりさせています。

同じように、 strict with students(生徒にきびしい)、 patient with new members(新メンバーに辛抱強い) などと応用できます。

お金・物への態度 ライフスキル

You should be more careful with your money.

(あなたはお金の使い方には、もっと気をつけるべきです。)

ポイント: careful は「注意深い」、 with your money 「お金に対して注意深い」 という意味になります。

他にも careful with your phone(スマホの扱いに注意して)、 careful with your words(言葉づかいに気をつけて) などと言えます。

恋愛・好意 感情

He is in love with her.

(彼は彼女に恋しています。)

ポイント: be in love with ~ は「~に恋している」の定番フレーズ。 恋心という強い感情の矢印が相手に向かっている イメージです。

同じ形で happy with(~に満足している)、 satisfied with(~に満足している)など、 いろいろな感情を表すことができます。

🧩 基本パターン整理:感情・態度の矢印と with の形

「感情や態度の対象」を表す with は、 be + 形容詞 + with + 人/物be in love / be happy / be satisfied + with のような 決まった型 で使うと、とても分かりやすくなります。

下の表では、よく使う 3 グループを 「態度」 / 「感情」 / 「名詞パターン」 に分けて整理しています。スマホの方は表を左右にスワイプして見てください。

パターン 意味・イメージ 代表例(イメージ用)
🧑‍🏫 be + 形容詞 + with + 人/物
be gentle / strict / patient / careful with ~
「どんな態度で」「誰や何に接しているか」を表す
形容詞が「態度の種類」、 with + 名詞が「その矢印の向き(相手)」になります。
例: gentle with children(子どもにやさしい)、 strict with students(生徒にきびしい)、 careful with money(お金に慎重な)
ミニ例:
She is gentle with children.
(彼女は子どもにやさしい。)
Please be patient with new members.
(新メンバーには辛抱強く接してください。)
💓 be in love / be happy / be satisfied + with
be in love / happy / satisfied / pleased with ~
「どんな気持ちが」「誰や何に向かっているか」を表す
in love / happy / satisfied / pleased などが 「感情そのもの」、with + 名詞 が「その感情の対象」です。
例: in love with her(彼女に恋している)、 happy with the result(結果に満足している)
ミニ例:
He is in love with her.
(彼は彼女に恋している。)
We are satisfied with your work.
(私たちはあなたの仕事ぶりに満足しています。)
🧠 名詞+with(オプション)
have patience / trouble / problems with ~
「~に対しての辛抱・困りごと・問題」といった名詞を使う型
patience / trouble / problems などが名詞で、 with + 名詞 がその対象です。
例: have patience with kids(子どもに辛抱強い)、 have trouble with this software(このソフトに手こずる)
ミニ例:
I have trouble with names.
(私は人の名前を覚えるのが苦手です。)
She has great patience with beginners.
(彼女は初心者に対してとても辛抱強い。)

📌 シーン別ミニカード:誰や何に向けた気持ちかを with で言ってみよう

同じ with でも、 子ども・後輩への接し方お金や物への態度恋愛や好意 など、シーンごとに少しずつよく使う表現が変わります。 ここでは、代表的な 3 パターンをミニカードでイメージしてみましょう。

🧑‍🏫 子ども・後輩への接し方

先生や先輩など、 「どういう態度で」 人に接しているかを言うときは、 be + 形容詞 + with + 人 をよく使います。

  • gentle with children(子どもにやさしい)
  • strict with students(生徒にきびしい)
  • patient with new members(新メンバーに辛抱強い)

She is very gentle with new students.

(彼女は新入生にとてもやさしく接します。)

💰 お金・物への態度

お金・スマホ・時間などの「扱い方」 を話すときも with が大活躍です。

  • careful with money(お金に慎重)
  • careless with your phone(スマホの扱いがぞんざい)
  • strict with your budget(予算にきびしい)

You should be more careful with your phone.

(あなたはスマホの扱いにもっと気をつけるべきです。)

💘 恋愛・好意・満足感

恋愛や満足感など、 心の温度 を表すときは、 in love / happy / satisfied / pleased + with のセット表現を覚えましょう。

  • in love with her(彼女に恋している)
  • happy with the result(結果に満足している)
  • pleased with your progress(あなたの上達をうれしく思っている)

He is really in love with her.

(彼は本当に彼女に恋しています。)

どのシーンでも、 「どんな気持ち・態度か」= 形容詞や感情表現 と、 「その矢印の先(相手)」= with + 名詞 をセットで考えると、記憶に残りやすくなります。 自分のまわりの人・物を思い浮かべながら、 gentle with ~ / careful with ~ / in love with ~ の形で 3 つくらいオリジナル文を作ってみましょう。

💬 例文で感覚をつかもう!(感情や態度の対象を表す with)

肯定文 子ども・家族 gentle with

She is always gentle with her grandparents .

(彼女はいつもおじいちゃんとおばあちゃんにやさしく接します。)

語注:grandparents = 祖父母。「おじいちゃんとおばあちゃん」のこと。

型:be gentle with + 人 で「〜にやさしい」。ここでは She is gentle with her grandparents. のかたまりで覚えてOKです。

ポイント:「誰にやさしいのか」を言うので、gentle with children / gentle with animals など、with の後ろに相手を入れ替えて使えます。

肯定文 学校・指導 strict with

Our coach is strict with us in practice , but honest with us about our progress .

(コーチは練習中は私たちにきびしいですが、上達ぶりについては正直に伝えてくれます。)

語注:coach = コーチ。progress = 上達・進み具合。

型:strict with 人(人にきびしい)と honest with 人(人に正直な)を対比させています。

ポイント:「きびしいけれど正直で信頼できる」というニュアンスは、英語でも with を使うときれいに表現できます。

命令文 自己成長 patient with

Be patient with yourself when you are learning something new.

(新しいことを学んでいるときは、自分に対して辛抱強くいてあげてください。)

語注:patient = 我慢強い。yourself = 自分自身。

型:Be patient with ~. で「〜に対して辛抱強くして」。ここでは yourself が相手です。

ポイント:英語学習にもぴったりのフレーズです。ミスしても、「自分にはやさしく」が合言葉ですね。

肯定文 お金・物 careful with

I try to be careful with my money at the end of the month.

(月末には、お金の使い方に気をつけるようにしています。)

語注:try to be ~ = 〜であろうと努める。at the end of the month = 月末に。

型:careful with + 名詞 で「〜に対して注意深い」。ここでは my money が対象です。

ポイント:お金だけでなく、careful with your phone / careful with your words など、いろいろ応用できます。

否定的な評価 お金・物 careless with

He is a bit careless with his phone and often drops it.

(彼はスマホの扱いが少しぞんざいで、よく落としてしまいます。)

語注:a bit = 少し。drops it = それを落とす。

型:careless with + 名詞 で「〜の扱いが不注意」。careful with の反対です。

ポイント:注意してほしい場面で、「性格そのもの」ではなく「扱い方」についてやわらかく指摘できます。

肯定文 恋愛 in love with

He has been in love with her for a long time.

(彼はずっと前から彼女に恋しています。)

語注:for a long time = 長い間ずっと。

型:be in love with 人 は「〜に恋している」の超定番フレーズ。ここでは現在完了 has been で「ずっとそうだ」と表しています。

ポイント:主語や相手を入れ替えれば、I'm in love with you. など、ドラマでよく聞くセリフも作れます。

肯定文 評価・満足 happy with / satisfied with

Our team is very happy with the result , but not completely satisfied with the process .

(私たちのチームは結果にはとても満足していますが、プロセスには完全には納得していません。)

語注:result = 結果。process = 過程・やり方。completely = 完全に。

型:happy with ~(〜に満足している)と satisfied with ~(〜に満足している)を対比させて、「どこに満足・不満があるか」を説明しています。

ポイント:ビジネス会議などで、「結果はOKだけどやり方は見直したい」と英語で言うときに、そのまま応用できます。

否定文 評価・フィードバック not satisfied with

I'm not satisfied with my pronunciation yet , but I'm happy with my progress .

(私は自分の発音にはまだ満足していませんが、上達ぶりには満足しています。)

語注:pronunciation = 発音。yet = まだ。progress = 上達。

型:not satisfied with A, but happy with B で「Aには不満だけど、Bには満足」というバランスのよい自己評価を表せます。

ポイント:英語学習の振り返りにもそのまま使えます。「全部ダメ」と言うより、良いところも言葉にする方が続けやすいです。

肯定文 学習・弱点 have trouble with

Many learners have trouble with English word order at first.

(多くの学習者は、最初は英語の語順に苦労します。)

語注:learner = 学習者。word order = 語順。at first = 最初は。

型:have trouble with ~ で「〜に苦労している」。trouble が名詞、with ~ が「何に」苦労しているかを示します。

ポイント:自分の苦手分野を説明するときに、have trouble with listening / grammar / small talk などと応用できます。

肯定文 サポート・指導 have patience with

She has a lot of patience with beginners in her class.

(彼女はクラスの初心者に対してとても辛抱強く接します。)

語注:patience = 辛抱強さ。beginner = 初心者。

型:have (a lot of) patience with ~ で「〜に辛抱強い」。patience が名詞で、その対象が with + 名詞 で表されています。

ポイント:先生や先輩をほめるときに使えるフレーズです。自分自身について I have patience with myself. と言えば、「自分に対してもガマン強い」という意味になります。

📝 ミニまとめ:感情・態度の矢印は with で「誰に向いているか」が決まる

セクション8では、 「感情や態度の対象」を表す with を学びました。ざっくり言うと、 心の中の気持ちの矢印 → with + 相手 というイメージでしたね。

  • ① 態度の with
    be + 形容詞 + with + 人/物 例: gentle with children(子どもにやさしい)、 strict with students(生徒にきびしい)、 careful with money(お金に慎重) など。
    形容詞 = 態度の種類、with の後ろ = その態度を向ける相手
  • ② 感情の with
    be in love / be happy / be satisfied + with ~ 例: in love with her(彼女に恋している)、 happy with the result(結果に満足している)。
    感情そのもの+with で「その気持ちの行き先」を表す
  • ③ 名詞パターン(発展)
    have patience / have trouble + with ~ 例: have trouble with names(名前を覚えるのが苦手)、 have patience with beginners(初心者に辛抱強い)。
    patience / trouble など「気持ちや状態」を表す名詞+with で、その対象をつけ足す

まとめると、どのパターンでも、 「どんな気持ち・態度か」 「その矢印の先の相手」 をセットで考えるとスッキリ整理できます。 英文を見たら、 「with の後ろには、誰や何がいるかな?」 と意識してみましょう。

⏱️ 1分チャレンジ:あなたの「with 文」を3つ作ってみよう

次の 3 つの相手それぞれについて、自分の気持ち・態度を with を使って英語にしてみましょう。

  • 子どもや後輩(例:gentle / strict / patient)
  • お金・スマホ・時間(例:careful / careless)
  • 自分自身 or 大事な人(例:in love / happy / satisfied)

たとえば、こんな感じです 👇

例1:

I am happy with my small progress every day.

(私は毎日の小さな成長に満足しています。)

例2:

I try to be gentle with myself when I make mistakes.

(失敗したときは、自分にやさしくしようと心がけています。)

🔥 モチベーションアップ:with を「自分を励ます魔法のフレーズ」にしよう

心理学では、 自分への声かけ(セルフトーク) を少し変えるだけで、行動の続きやすさが変わると言われています。 英語の with を使えば、そのセルフトークをそのまま英語フレーズにできます。

たとえば、 Be patient with yourself. (自分に辛抱強くね)や I am happy with my small progress. (小さい成長にも満足している)といった言葉は、 「完璧じゃなくていい、少しずつ前に進めばOK」 というメッセージそのものです。

今日からは、 with + 自分へのやさしい言葉 を1つ決めて、心の中の口ぐせにしてみてください。 英語の勉強も、 「with kindness(やさしさとともに)」 進めていけば、きっと長く続けられます 😊

9. 関係や立場を表す with

このセクションでは、 「〜にとって」「〜について」「〜のケースでは」 といった、関係や立場の“枠” をつくる with を学びます。 たとえば Everything went well with him. は「彼にとっては、すべてうまくいった」という意味になります。

同じ出来事でも、 人によって「うまくいった」「大変だった」の感じ方が違う ことがありますよね。 with + 人/もの は、そんな 「その人・ものに関する話の枠」 を先にセットしてから、その中身(うまくいった点/問題点など)を説明するための便利なスイッチです。

この「枠」のイメージをつかんでおくと、 The trouble with him is … As is usual with him, … のような自然なフレーズがぐっと作りやすくなります。

Lesson 101 / Section 9
同じ出来事でも、人によって「うまくいった/大変だった」の枠が違うイメージ図(それぞれに with のラベルがついている)

🧩 コアイメージ:with + 人/もの = 「その人・ものに関する話の枠」

ここでの with は、 「〜に対して」よりも「〜にとって」「〜について」のニュアンス が強いのが特徴です。 つまり、with + 人/もの は、 「その人/そのものに関する話の【枠】」 を先にポンと置いておくイメージです。

日本語だと、次のような表現に対応しやすくなります:

  • 「〜にとっては」 Everything went well with him.
    → 「彼にとっては、すべてうまくいった。」
  • 「〜については」 The trouble with him is that he is not punctual.
    → 「彼について困るのは、時間を守らないことだ。」
  • 「〜のケースでは」 As is usual with him, he arrived late.
    → 「彼にはいつものことだが、彼は遅れてやって来た。」

どの場合も、 with + 人/もの が「話の対象となる枠」を作っていて、その枠の中で「うまくいった/問題がある/よくあるケースだ」などの評価をしている、と考えるとスッキリします。

状態・結果の枠 日常・ビジネス

Everything went well with him .

(彼にとっては、すべてうまくいった。)

イメージ: 同じプロジェクトでも、 彼の立場から見た枠 では「全部うまくいった」と感じている、という言い方です。

Everything went well with the project.(そのプロジェクトについては、すべてうまくいった)など、 with + 人/もの を入れ替えるだけで応用できます。

問題点の枠 人物評価

The trouble with him is that he is not punctual.

(彼について困るのは、時間を守らないことだ。)

イメージ: まず 「彼に関する話の枠」 with him で作り、 「その枠の中での“困りごと”は何か」を The trouble ... is that ... で説明しています。

The problem with this plan is the cost.(この計画について問題なのは、コストだ)のように、 人だけでなく「計画・システム」などにもそのまま使えます。

「いつものパターン」の枠 よくあるケース

As is usual with him , he arrived a little late.

(彼にはいつものことだが、彼は少し遅れてやって来た。)

イメージ: As is usual with him で、 「彼にはよくあるパターン」 という枠を先に示しています。そのあとに、具体的な出来事(遅れてくる)を続けます。

応用パターンとして As is often the case with teenagers, ...(10代にはよくあることだが、〜) のようにグループにも使える表現です。

🧩 基本パターン整理:関係や立場の「枠」をつくる with

ここでの with は、 「〜にとって」「〜について」「〜のケースでは」 という関係や立場の枠 を表す前置詞です。 下の表では、よく使う 4 つのパターンを 意味使いどころ とセットで整理しています(スマホの方は横にスワイプして見てください)。

パターン 日本語のイメージ 使いどころ・ミニ例
Everything went well with ~
Everything went well with + 人/計画/プロジェクト
「〜にとっては、すべてうまくいった」
同じ出来事でも、 誰の立場から見て「うまくいった」のかをはっきりさせる表現。
ミニ例:
Everything went well with him.
(彼にとっては、すべてうまくいった。)
Everything went well with the project.
(そのプロジェクトについては、すべて順調だった。)
⚠️ The trouble with ~ is …
The trouble / problem with + 人/物 + is (that) ...
「〜について困るのは…」「〜の問題点は…」
人・計画・アイデアなど、 「どこが残念・困るポイントか」をまとめて言うときに使う型。
ミニ例:
The trouble with him is that he is not punctual.
(彼について困るのは、時間を守らないことだ。)
The problem with this plan is the cost.
(この計画の問題点は、コストだ。)
🔁 As is usual with ~ / As is often the case with ~
As is usual with + 人, S V ...
As is often the case with + グループ, S V ...
「〜にはよくあることだが」「〜にはありがちなことだが」
その人・グループにとってお決まりのパターンを、前置きとして言う表現。
ミニ例:
As is usual with him, he arrived late.
(彼にはいつものことだが、彼は遅れて来た。)
As is often the case with teenagers, they want more freedom.
(10代にはよくあることだが、彼らはもっと自由を望む。)
What's wrong with ~? / What's the matter with ~?
What's wrong with + 人/体の部位/物?
What's the matter with + 人?
「〜はどうしたの?」「〜のどこが悪いの?」
人や物の体調・状態の問題をたずねるときの定番フレーズ。
ミニ例:
What's wrong with your leg?
(足、どうしたの?)
What's the matter with your computer?
(パソコン、どうかしたの?)

📌 シーン別ミニカード:誰・何との「関係の枠」なのかを意識しよう

同じ with でも、 人間関係健康やコンディション「いつもの〜」パターン のように使いどころが少しずつ違います。 下のミニカードで、具体的なシーンとセットでイメージしてみましょう。

🧑‍🤝‍🧑 人間関係:「彼にとっては」「彼については」

誰かとの関係について話すときは、 Everything went well with ~ The trouble with ~ を使うと、「その人にとってどうか」がはっきり伝わります。

  • Everything went well with him.
  • The trouble with him is his temper.

Everything went well with him this year.

(彼にとっては、今年はすべてうまくいきました。)

🩺 健康・コンディション:「どこが悪いの?」

体の調子や物の不具合をたずねるときには、 What's wrong with ~? What's the matter with ~? を使います。 「〜について、どこがよくないの?」という「問題の枠」を作るイメージです。

  • What's wrong with your leg?
  • What's the matter with your computer?

What's wrong with your leg today?

(今日は足、どうしたの?)

🔄 「いつもの〜」パターン:お決まりのケース

その人・グループにありがちなパターンを紹介するときは、 As is usual with ~ / As is often the case with ~ を使います。 「〜にはよくあることだけどね」と前置きしてから本題に入る感じです。

  • As is usual with him, he was late.
  • As is often the case with teenagers, they argue with their parents.

As is usual with him , he forgot to reply to the message.

(彼にはいつものことだが、メッセージの返事をするのを忘れていました。)

どのシーンでも、 with + 人/もの が「その人・その物についての話の枠」を作っています。 英文を読むときは、まず 「with の後ろにあるのは“誰・何についての話”なのか?」 を意識してから内容を追うと、ぐっと理解しやすくなります。

💬 例文で感覚をつかもう!(関係や立場を表す with)

肯定文 人間関係 Everything went well with ~

Everything went well with him in the end.

(結局のところ、彼にとってはすべてうまくいきました。)

語注:in the end = 最後には・結局。

型:Everything went well with + 人 で「その人にとっては、すべてうまくいった」という「立場の枠」を作ります。

ポイント:同じ出来事でも、with him / with her と言い分けることで、「誰にとって」の話かをはっきりさせられます。

否定文 ビジネス go well with ~

Things are not going well with their project right now.

(今のところ、彼らのプロジェクトはうまくいっていません。)

語注:right now = 今のところ。project = プロジェクト・計画。

型:Things are not going well with + 物 で「〜については事がうまく運んでいない」という意味になります。

ポイント:with their project の部分を with our plan などに置き換えるだけで、仕事の状況説明にすぐ使えます。

肯定文 健康 be fine with ~

Everything is fine with her health now.

(今では、彼女の健康に関してはすべて問題ありません。)

語注:fine = 問題ない・良い。health = 健康状態。

型:Everything is fine with + 人/物 で「〜については大丈夫」という安心の枠を作ります。

ポイント:心配している相手に「もう大丈夫だよ」と伝えるときにも、そのまま使える言い方です。

問題点 人間関係 The trouble with ~ is …

The trouble with him is that he is not punctual.

(彼について困るのは、時間を守らないことです。)

語注:trouble = 困りごと。punctual = 時間をきちんと守る。

型:The trouble with + 人 + is (that) ... で「〜について困る点は…」とハッキリ伝える言い方です。

ポイント:with himwith this plan に変えれば、「この計画の問題点は…」というビジネス表現にもそのまま応用できます。

問題点 ビジネス The problem with ~ is …

The problem with this plan is the cost.

(この計画の問題点は、コストです。)

語注:plan = 計画。cost = 費用・コスト。

型:The problem with + 物 + is ... で、モノやアイデアに関する「弱点・注意点」を述べる表現になります。

バリエーション: The good thing with this plan is the support.(この計画の良い点は、サポート体制です。)のように、 problemgood thing に変えると「良いところ」も言えます。

習慣・傾向 人間関係 As is usual with ~

As is usual with him , he arrived a little late.

(彼にはいつものことですが、彼は少し遅れて到着しました。)

語注:as is usual = いつものように。a little = 少し。

型:As is usual with + 人, S V ... で「〜にはよくあることだけどね」という前置きをしてから本題を続ける形です。

ポイント:直接「また遅れた」と責めるより、少しやわらかいニュアンスで状況を描写できます。

一般論 家族・世代 As is often the case with ~

As is often the case with teenagers , they sometimes argue with their parents.

(10代によくあることですが、彼らはときどき親と言い合いをします。)

語注:teenager = 10代の人。argue = 口論する・言い合う。

型:As is often the case with + グループ, S V ... で「〜にはよくあることだが」という一般論を述べる決まり文句です。

ポイント:特定の誰かを責めるのではなく、「この年代にはありがちなこと」としてやわらかく表現できます。

疑問文 健康 What's wrong with ~?

What's wrong with your leg today?

(今日は足、どうしたの?)

語注:leg = 足(脚)。today = 今日は。

型:What's wrong with + 人/体の部位/物? で「〜はどうしたの?」「どこが悪いの?」と状態の問題をたずねます。

ポイント:心配しているニュアンスで、家族や友達にもよく使えるフレーズです。

疑問文 機械・コンディション What's the matter with ~?

What's the matter with your computer ?

(君のパソコン、どうかしたの?)

語注:matter = 問題・具合。computer = コンピューター。

型:What's the matter with ~? も「〜はどうしたの?」という意味で、What's wrong with ~? とほぼ同じように使えます。

ポイント:人に対しても物に対しても使えますが、場面によっては少し心配そうな響きになります。

否定的な状態 サービス・アカウント Something is wrong with ~

Something is wrong with my account , so I cannot log in.

(私のアカウントに何か問題があるようで、ログインできません。)

語注:account = アカウント。log in = ログインする。

型:Something is wrong with + 物 で「〜のどこかがおかしい」という意味になり、原因はまだ特定できていないニュアンスです。

ポイント:サポートセンターなどに状況を伝えるときにも、そのまま使える便利フレーズです。

📝 ミニまとめ:with は「〜にとって・〜について」の“関係の枠”をつくる

このセクションでは、 関係や立場を表す with を見てきました。ポイントは、 「誰にとって」「何に関して」の話かを示す“枠”with + 人/もの で先に作る、という考え方です。

  • ① 状態・結果の枠
    Everything went well with him.
    「彼にとっては、すべてうまくいった」 のように、誰の立場から見た結果かをはっきりさせる。
  • ② 問題点の枠
    The trouble with him is his temper.
    「彼について困る点は…」 と、人や計画の“弱点”をコンパクトに言える。
  • ③ 「いつもの〜」「よくあるケース」の枠
    As is usual with him, he arrived late.
    「彼にはよくあることだが」 と前置きしてから出来事を説明できる。
  • ④ 具合・調子の枠
    What's wrong with your leg? / What's the matter with your computer?
    「〜はどうしたの?どこがおかしいの?」と、 問題の対象 を with で表す。

どのパターンでも、 with + 人/もの が「その人/その物に関する話の枠」を作っています。 英文を見たら、まず 「with の後ろにあるのは“誰・何についての話”なのか?」 をチェックするクセをつけてみましょう。

⏱️ 1分セルフチェック:3つの「with の枠」を作ってみよう

次の 3 つのテーマについて、自分の状況を with を使って 1 文ずつ英語で言ってみましょう(ノートやメモアプリで OK)。

  1. 自分の仕事や勉強にとって「うまくいっていること」
  2. 今の計画や習慣について「少し困っていること」
  3. 自分や身近な人にとって「よくあるパターン」

例: Everything is fine with my study plan.
(私の勉強計画については、今のところ順調です。)
→ こんな短い文で OK なので、 「with = 誰/何についての枠」 という感覚を自分の生活に重ねてみてください。

🔥 モチベーション:人それぞれの「with の枠」を言葉にできると、人間関係もラクになる

心理学では、 「見方の違いを言葉にする」 ことで、対立やモヤモヤが減りやすいと言われています。

英語の with を使えば、 Everything went well with me, but not with him.
(私にとってはうまくいきましたが、彼にとってはそうではありませんでした。) のように、 「自分にとって」と「相手にとって」をやさしく分けて話す ことができます。

英語学習でも同じで、 with English, you are opening new doors.
(英語とともに、あなたはいくつもの新しい扉を開いています。) まだ道の途中にいて大丈夫です。 「今の自分にとっての一歩」を積み重ねていけば、そのうち Everything went well with my English study. と胸を張って言える日がきっと来ます 😊

10. 敵対を表す with

with は「いっしょに」「仲良く」のイメージだけではなく、 「意見がぶつかる相手」「対立している相手」 を表すこともあります。 同じ with でも、“仲良し” だけじゃない。意見がぶつかる相手も with でつなぐ」 という視点で、fight withargue with などの表現を整理していきましょう。

ポイントは、 with = 「相手」というライン はそのままで、 そのラインの上を流れる内容が 「話し合い」なのか「口論」なのか「競争」なのか で変わる、という考え方です。

Lesson 101 / Section 10
向かい合って意見をぶつけ合う2人と、その間を with が結んでいるイメージ図

⚔️ コアイメージ:with = 「ぶつかる相手」とのライン

すでに talk with / meet with / stay with などで、 「いっしょに何かをする相手」としての with を見てきました。 このセクションでは、同じ with fight with / argue with / quarrel with のように、 「意見がぶつかる相手」「対立している相手」 をつなぐ役目をする使い方に注目します。

イメージとしては、2人のあいだに 1本のライン(with の線) があり、 そのラインの上を流れているものが 「会話・協力」なら talk with / work with 「口論・ケンカ・対立」なら fight with / argue with になる、というイメージです。

たとえば:

  • talk with him → 「彼と話す」= 話し合いのライン
  • argue with him → 「彼と言い合う」= 対立してぶつかるライン
  • compete with another team → 「別のチームと競争する」= 勝ち負けを争うライン

どれも with + 相手 で「誰と向き合っているか」は同じですが、
前に来る動詞が変わるだけで、ラインの“中身”が変化する と考えるとスッキリ整理できます。

このあと、 fight with / argue with / have a problem with / be at odds with などの表現を 日常会話やビジネスの場面でどう使うかを、例文と一緒にじっくり見ていきましょう 💬 「きらい!」と感情的に言う前に、 英語で冷静に状況を説明できる力 を育てるイメージです。

🧩 基本パターン整理:敵対・対立を表す with の3グループ

ここでは、with 「けんかの相手」「対立している相手」 を表す代表的なパターンを、 3つのグループ に分けて整理します。 前の動詞や名詞が変わるだけで、 「どんな対立か(口げんか・不満・本格的な対立か)」 が変わるイメージをつかみましょう。

グループ・パターン 日本語のコアイメージ 典型シーン&ミニ例
🤼‍♂️ グループ1:動詞+with+人
fight with + 人
argue with + 人
quarrel with + 人
compete with + 人/組織
「〜と争う/言い合う/競い合う」
直接 顔を合わせてぶつかっている相手with で表すグループ。 けんか・口論・スポーツやビジネスの競争に使われます。
典型シーン:
きょうだいげんか、友達と言い合う、他社との競争 など。
ミニ例:
He often argues with his brother about games.
(彼はよくゲームのことで弟と言い合います。)
⚠️ グループ2:名詞・イディオム系
have a problem with + 人/物
have issues with + 人/物
be at odds with + 人/組織
「〜に問題を感じている」「〜と意見が合わない」
はっきりしたケンカだけでなく、「不満・ギクシャク」 した関係も表現できます。 感情的にならず、状況を冷静に説明するときに便利。
典型シーン:
上司の判断に不満がある、友達の行動が気になる、方針の違い など。
ミニ例:
I have a problem with this decision.
(この決定には引っかかるところがあります。)
🌍 グループ3:やや強め(国家・組織)
be at war with + 国/組織
be in conflict with + 国/組織
「〜と戦争状態にある」「〜と深刻に対立している」
ニュース・歴史・国際関係など、スケールの大きな対立 を語るときに使われます。
典型シーン:
国どうしの対立、企業どうしの法的トラブル、長期的な紛争。
ミニ例:
The company is in conflict with a rival over patents.
(その会社は特許をめぐってライバル企業と対立しています。)

📌 シーン別ミニカード:どんな「敵対 with」を使う?

同じ「敵対・対立」でも、家族・友人・ビジネス・国どうしなど、場面によって合う表現が少しずつ変わります。 代表的な 3 シーンを、ミニカードでイメージしましょう。

👨‍👩‍👧‍👦 日常・家族:けんか・口論

家族や友達との「ちょっとしたケンカ」「言い合い」は、 fight with / argue with / quarrel with が定番です。 感情がぶつかっている相手with でつなぎます。

  • argue with my brother(弟と言い合う)
  • quarrel with her parents(親と言い争う)

She often quarrels with her sister about small things.

(彼女はささいなことで、よく妹と口論します。)

🏢 ビジネス・会議:意見の対立・上司との衝突

仕事では、感情的な「ケンカ」よりも、 have a problem with / be at odds with のような、少し控えめで丁寧な言い方がよく使われます。 「この点に不満があります」 と冷静に伝える感じです。

  • have a problem with this decision(この決定には納得できない)
  • be at odds with the manager(マネージャーと意見が合わない)

I do not want to fight with my boss , but I have a problem with this decision .

(上司と争いたくはありませんが、この決定には問題を感じています。)

🌐 大きな対立:会社 vs 競合・国どうし

企業や国レベルの対立では、 be in conflict with / be at war with がよく使われます。 ニュースや歴史など、スケールの大きな「対立の関係」を説明する表現です。

  • be in conflict with a rival company(ライバル会社と対立している)
  • be at war with another country(他国と戦争状態にある)

Our company is in conflict with a competitor over the new patent.

(当社は新しい特許をめぐって競合他社と対立しています。)

どのシーンでも、 with + 相手 が「誰とぶつかっているのか」のラインを描いています。 あとは、 fight / argue / have a problem / be in conflict など、前に来る単語で「どんなタイプの敵対なのか」を描き分けるだけです。

💬 例文で感覚をつかもう!(敵対・対立を表す with)

否定文 人間関係 fight with

I do not want to fight with you , I just want to talk.

(あなたとけんかしたいわけではなく、ただ話がしたいだけです。)

語注:fight with ~ = ~とけんかをする。just want to talk = ただ話をしたい。

型:fight with + 人 で「その人と争う」関係を表します。

ポイント:I do not want to fight with you と前置きすると、落ち着いて話したい気持ちをやさしく伝えられます。

肯定文 家族 argue with

She often argues with her brother about games.

(彼女はゲームのことで、よく弟と言い合います。)

語注:argue with ~ = ~と言い合う。about games = ゲームのことで。

型:argue with + 人 + about + 話題 で「誰と/何について」言い合っているかを表せます。

ポイント:感情的な大げんかよりも、「口論・言い合い」のイメージが強い動詞です。

肯定文 家族 quarrel with

He sometimes quarrels with his parents about money.

(彼はお金のことで、ときどき両親と口論します。)

語注:quarrel = 口論する。money = お金。

型:quarrel with + 人 + about + 話題argue with と同じパターンです。

ポイント:quarrel はやや書き言葉寄りで、「言い争い」のニュアンスを持ちます。

肯定文 スポーツ・競争 compete with

Our team competes with three other schools in the tournament.

(私たちのチームは、その大会でほかの3校と競い合います。)

語注:compete with ~ = ~と競争する。tournament = トーナメント・大会。

型:compete with + 相手 + in + 場所/大会 で「どこで誰と競っているか」を表します。

ポイント:スポーツ・ビジネスどちらにも使える、比較的ニュートラルな「競争」の表現です。

否定的な評価 ビジネス have a problem with

I have a problem with this schedule because it is too tight.

(このスケジュールには問題があると思います。詰め込みすぎです。)

語注:have a problem with ~ = ~に問題を感じている。tight = きつい・余裕がない。

型:have a problem with + 人/物/案 で「~に納得していない/困っている」という気持ちを丁寧に伝えられます。

ポイント:直接「bad」などと言うよりソフトで、会議やメールでも使いやすい表現です。

否定的な評価 職場 have issues with

Many employees have issues with the new system at work.

(多くの社員が、その新しいシステムに不満や問題を感じています。)

語注:have issues with ~ = ~にいろいろ問題・不満がある。employee = 社員。

型:have issues with + 人/物 は、単なる1つの問題ではなく「いろいろ引っかかる点がある」ニュアンスになります。

ポイント:problem より少し広く、「苦手」「気に入らない」も含めて使える便利な言い方です。

否定的な関係 ビジネス be at odds with

She is at odds with her manager over the project plan.

(彼女はそのプロジェクト計画をめぐって、マネージャーと対立しています。)

語注:be at odds with ~ = ~と意見が合わない・対立している。over ~ = ~をめぐって。

型:be at odds with + 人 + over + 問題 で、ビジネスでも使える少しフォーマルな「対立」の表現になります。

ポイント:感情的なケンカではなく、「考え方や方針が食い違っている」ことを冷静に言いたいときに便利です。

肯定文 企業間 be in conflict with

Our company is in conflict with a rival over the new patent.

(当社は新しい特許をめぐって、ライバル企業と対立しています。)

語注:in conflict with ~ = ~と対立状態にある。rival = ライバル。patent = 特許。

型:be in conflict with + 組織 + over + 争点 で、ニュースなどでもよく見る「対立関係」の説明に使えます。

ポイント:裁判・交渉など、長期に続く対立にも使えるフォーマル寄りの表現です。

肯定文 国際関係 be at war with

The two countries were at war with each other for many years.

(その2つの国は、何年ものあいだ互いに戦争状態にありました。)

語注:be at war with ~ = ~と戦争状態にある。each other = お互い。

型:be at war with + 国/組織 は、歴史やニュースで「戦争状態」を説明するときによく使われます。

ポイント:ここでは事実の説明として使っており、具体的な暴力表現は含めません。あくまで「関係の状態」の言い方として覚えましょう。

否定文 自己との関係 be at war with

I do not want to be at war with myself ; I want to be kinder to me.

(自分自身と戦うような状態にはなりたくありません。もっと自分にやさしくしたいのです。)

語注:be at war with myself = 自分自身と戦っているような状態。kinder = よりやさしい。

型:be at war with + 自分 のように、比喩的に「心の中の対立」を表すこともできます。

ポイント:敵対を表す with も、このように「自分を責めすぎないでいよう」という前向きなメッセージに使えます。

📝 ミニまとめ:with は「敵対・対立」の相手もつなぐ

このセクションでは、 敵対・対立を表す with を見てきました。 大事なのは、 with = 「相手」をつなぐ線 という役目は同じで、 その線の上を流れる内容が 協力なのか・口論なのか・対立なのかで変わる、という考え方です。

  • ポイント① fight / argue / quarrel / competewith + 人 で、 けんか・口論・競争の相手 を表せる。
  • ポイント② have a problem with / have issues with / be at odds with は、 「不満・意見の食い違い」 をやわらかく伝えるときに便利。
  • ポイント③ be in conflict with / be at war with は、 会社や国などの 大きな規模の対立 をニュースや歴史の中で説明するときに使うことが多い。
  • ポイント④ 同じ with + 相手 でも、 talk with(話す) / work with(協力する) / fight with(争う) のように、 前に来る動詞が「関係の中身」を決めている と考えるとスッキリ整理できる。

⏱️ 1分セルフチェック:自分の「with」を言葉にしてみよう

次のような場面を思い浮かべて、 英語 1文ずつ で言ってみましょう(声に出す or メモに書くのでOKです)。

  1. 最近、ちょっとモヤモヤしている相手(人・計画・ルールなど)
  2. その相手について「何が引っかかるか」
  3. 本当はどうしたいか(けんかしたいのか、落ち着いて話したいのか)

例:

I have a problem with this rule, but I do not want to fight with my boss.
(このルールには問題を感じていますが、上司とけんかしたいわけではありません。)

「怒っている自分」だけでなく、 「本当はどうしたいか」 まで英語で言えたら大成功です。

🔥 モチベーション:with で気持ちを「ぶつける」から「伝える」へ

心理学では、 自分の気持ちをていねいな言葉に変える だけで、 相手との衝突が小さくなりやすいと言われています。

英語でも、 I am angry. だけで終わらせずに、 I have a problem with this idea.I do not want to fight with you. のように 「誰と」「何について」with で説明できると、 感情を「ぶつける」ではなく 「伝える」コミュニケーション に近づいていきます。

英語学習は、ときどき be at war with myself (自分との戦い)に感じることもありますが、 それでも一歩ずつ進めば、やがて Everything went well with my English study. と言える日が来ます。 今日このページをここまで読んだ時点で、 すでにその一歩は踏み出せています。この調子で、一緒に少しずつ進んでいきましょう 😊

11. 分離を表す with

これまで with 「いっしょにいる相手」 を表すことが多いと見てきました。 しかし英語では、 「その相手・モノから離れる」「関係を終わらせる」 場面でも with が使われます。

たとえば、 part with my house「家といっしょの生活」から離れるbreak up with her「彼女といっしょの関係」から離れる というイメージです。 つまり、 with = もともと「いっしょ」だった相手・モノ を指し、 前にくる part / break up / part ways などの動詞が 「その線を切る・手放す」 ことを表しています。

このセクションでは、 part withbreak up withpart ways with などを通して、 「いっしょだったところから離れる with」 の感覚を、やさしい例と一緒に整理していきましょう。

Lesson 101 / Section 11
手をつないでいた二人が、そっと手を離れて別々の道を歩き出すイメージ図

🧩 コアイメージ:with = 「いっしょだった相手」からそっと離れる

すでに、 live with / stay with / talk with などで、 「いっしょにいる」「関わりを持つ」 相手としての with を学びました。 ここでは、その 「いっしょ」の線が切れる瞬間 を表す with を見ていきます。

イメージとしては、 人やモノと自分を結んでいた線 があって、 それが part / break up / part ways という動詞によって「ほどける」感じです:

  • part with my house → それまで my house といっしょ(with) だった生活から離れ、「家を手放す」。
  • break up with her → これまで her といっしょ(with) にいた関係を終わらせる。
  • part ways with the company → 会社と 同じ道を歩いていた(with) のをやめて、別々の道へ進む。

どの場合も、 with + 相手・モノ = 「もともといっしょだった側」 を指しています。 その上で、 part / break up / part ways「関係を終わらせる」「手放す」 動きを表している、と考えるとスッキリします。

なお、 from との違いはざっくり from = 場所・出発点から離れる with = 一緒だった人・モノとの関係が切れる とイメージしておくと良いでしょう。

  • separate from the station (駅から離れる・物理的な距離)
  • part with my house (家を手放す・生活や所有の関係が終わる)

🧩 基本パターン整理:分離を表す with の3グループ

「分離を表す with」は、大きく 3つのグループ に分けて考えると、とてもスッキリします。 どれも もともと「いっしょ」だった相手・モノwith で表し、 前に来る動詞が 「別れる・手放す」動き を表しているのが共通点です。

グループ・パターン 日本語のコアイメージ 典型シーン&ミニ例文
🧳 グループ1:所有物から離れる
part with + 所有物
例:part with my house / part with my old car
「(大切な)ものを手放す・手元から離す」
ずっと持っていたものを 売る・譲る・処分する ときに使われることが多く、 そこには少し さびしさ・もったいなさ が含まれることもあります。
典型シーン:
引っ越しで家や家具を手放す/長く乗った車を売る など。
ミニ例:
I finally decided to part with my old bike.
(ついに古い自転車を手放す決心をしました。)
💔 グループ2:人間関係の別れ
break up with + 人
split up with + 人
part with + 人(ややフォーマル)
「交際・関係を終わらせる」「別々の道を歩きはじめる」
カップル・パートナー・長い付き合いの友人などとの 別れ を表します。 「ケンカ」そのものより、 関係そのものが終わる イメージです。
典型シーン:
恋人と別れる/長年のパートナーと別々の道を選ぶ。
ミニ例:
She broke up with her boyfriend last month.
(彼女は先月、彼氏と別れました。)
🚪 グループ3:比喩的な決別
part ways with + 人/組織
be done with + 人/仕事
「縁を切る」「関わりを終える」「別の道に進む」
ニュースやビジネスで、 契約終了・関係解消 をやわらかく表すときによく使われます。 日常会話では be done with ~ で「~とはもう関わらない」の気持ちを表すことも。
典型シーン:
会社とコーチが契約終了/ある仕事や習慣と決別する など。
ミニ例:
The coach parted ways with the team after the season.
(シーズン終了後、そのコーチはチームと道を分かちました。)

📌 シーン別ミニカード:どんな「別れの with」を使う?

同じ「別れ」でも、 持ち物・恋愛・仕事 など、場面によってピッタリくる表現が少しずつ違います。 ここでは、よくある 3 つのシーンで with がどう使われるかをイメージしてみましょう。

🧸 持ち物を手放す:part with

長く使ってきたものを手放すときは、 part with + 所有物 が活躍します。 単に「処分する」だけでなく、 少しさびしい気持ち が含まれることも多い表現です。

  • part with my old books(古い本を手放す)
  • part with my first car(初めての車を手放す)

I had to part with my favorite guitar when I moved abroad.

(海外へ引っ越すとき、お気に入りのギターを手放さなければなりませんでした。)

💞 恋愛・人間関係の別れ:break up with

恋人やパートナーと 「お付き合いを終わらせる」 ときには、 break up with + 人 が定番です。 fight with(ケンカする)は関係が続きますが、 break up with 関係そのものの終了 を表します。

  • break up with her(彼女と別れる)
  • split up with him(彼と別れる)

She broke up with her boyfriend after a long talk.

(彼女は長い話し合いのあと、彼氏と別れました。)

🏢 会社・組織との決別:part ways with / be done with

ビジネスやニュースでは、 part ways with + 組織 がよく使われます。 直接「クビ」「辞める」と言うより、 「お互い別の道に進む」ニュアンス で聞こえる表現です。

  • part ways with the company(会社と道を分かつ)
  • be done with this job(この仕事とはもうおしまいにする)

Our CEO parted ways with the company last year.

(わが社のCEOは昨年、その会社と道を分かちました。)

どのシーンでも、 with + 相手・モノ が「もともといっしょだった相手・モノ」を指し、 その前の part / break up / part ways / be done「そのつながりを手放す」動き を表しています。 こう考えると、分離を表す with もぐっと覚えやすくなります。

💬 例文で感覚をつかもう!(分離を表す with)

ここでは、 part with / break up with / part ways with / be done with など、「いっしょだったもの・人から離れる」 with の使い方を、例文で確認します。

肯定文 日常 part with

I finally decided to part with my old books before moving.

(引っ越しの前に、ついに古い本を手放す決心をしました。)

語注:part with ~ = ~を手放す・手元から離す。finally = とうとう・ついに。

型:decide to + 動詞「〜する決心をする」+ part with + 所有物 で「何を手放すか」を表します。

ポイント:単に「捨てる」ではなく、少し名残惜しい気持ち があるときによく使われる表現です。

否定文 日常 part with

I will never part with this photo of my family.

(家族のこの写真だけは、絶対に手放しません。)

語注:will never = 決して〜しない。photo of my family = 家族の写真。

型:will never + 動詞 で「絶対に〜しない」強い気持ちを表します。

ポイント:part with の否定にすると、「大切だからこそ手放さない」という気持ちがはっきり伝わります。

肯定文 恋愛 break up with

She broke up with her boyfriend after a long talk.

(彼女は長い話し合いのあと、彼氏と別れました。)

語注:broke up with ~ = ~と別れた(break up with の過去形)。after a long talk = 長い話し合いのあとで。

型:break up with + 人 は「ケンカする」のではなく、交際関係が終わる ことを表します。

ポイント:「別れる」という意味で、とてもよく使われる定番表現です。

肯定文 人間関係 split up with

They split up with the band and started a new project.

(彼らはそのバンドと別れて、新しいプロジェクトを始めました。)

語注:split up with ~ = ~と別れる・解散する。band = バンド・楽団。

型:split up with + 人/グループ で、恋愛・バンド・チームなど、まとまりが解ける イメージを表せます。

ポイント:break up with と似ていますが、グループが分かれる場面でもよく使われます。

肯定文 ビジネス part ways with

Our manager parted ways with the company last year.

(私たちのマネージャーは昨年、その会社と道を分かちました。)

語注:parted ways with ~ = ~と道を分かった。manager = 管理職・マネージャー。

型:part ways with + 組織 は、ニュースやビジネス記事で「退職・契約終了」をやわらかく言うときによく使われます。

ポイント:「クビになった」「辞めさせられた」とダイレクトに言わず、大人っぽい言い回し にしたいときに便利です。

否定的な感情 仕事 be done with

I am completely done with this job and ready for a new challenge.

(私はこの仕事とはもう完全におしまいで、新しい挑戦をする準備ができています。)

語注:be done with ~ = ~とはもう関わりを終える。challenge = 挑戦。

型:be done with + 人/物/仕事 で「〜はもう終わりにする」という気持ちを表現できます。

ポイント:少しカジュアルですが、「もうこれ以上はいいかな…」という軽い決別にも使える便利な表現です。

否定文 ビジネス part ways with

We never want to part ways with our best customers .

(私たちは、いちばん大切なお客様とは決してお別れしたくありません。)

語注:best customers = 大事な顧客・上得意さま。never want to = 決して〜したくない。

型:never want to + 動詞 で「絶対に〜したくない」、part ways with + 人 で「〜と別々の道に行く」を表します。

ポイント:ビジネスでも、「お客様を大切にしたい」気持ちをポジティブに伝えられる表現です。

肯定文 スポーツ part ways with

After this season, the team will part ways with its coach .

(今シーズンのあと、そのチームは監督と道を分かつ予定です。)

語注:after this season = 今シーズンが終わったあとで。coach = コーチ・監督。

型:will part ways with + 人 で、ニュースなどの「〜と契約を終える予定」をやわらかく伝えられます。

ポイント:スポーツニュースでよく見かける表現で、「クビ」という直接的な言い方を避けたいときにも使われます。

🌱 学習モチベーション:手放すことも、前に進む英語表現の一つ

もの・人・仕事との別れを言葉にするのは、少し切ないですが、 part with / break up with / part ways with / be done with を使えるようになると、 自分の気持ちや状況を 落ち着いて説明できる力 がぐっとアップします。 1日に1文だけでもいいので、あなた自身の「手放したいこと」「卒業したいこと」を英語で書いてみると、 心の整理と英語の上達を同時に進められますよ 😊

📝 ミニまとめ:with は「別れるとき」も相手をつなぐ

このセクションでは、 分離を表す with を学びました。 大きなポイントは 「with = もともといっしょだった相手・モノ」 を表し、 前に来る動詞が 「別れる・手放す」動き を表している、という考え方です。

  • ① 所有物 part with + 所有物 ➜ 「大切にしてきたものを 手放す・手元から離す」 例:part with my old books
  • ② 人間関係 break up with / split up with + 人 ➜ 「交際・関係 そのものが終わる」 例:break up with her
  • ③ 比喩的な決別 part ways with + 人/組織 / be done with + 仕事 ➜ 「会社・仕事・習慣と 別々の道に進む/関わりを終える
  • + from との違い from 場所・出発点から離れる イメージ、 with いっしょだった人・モノとの関係が切れる イメージ、とざっくり分けておくと混乱しにくくなります。

まとめると、 with「いっしょにいる相手」も「そこから離れるときの相手」も 表せる前置詞です。 あとは、 part with / break up with / part ways with / be done with といった セット表現ごとに意味を押さえる と、どんどん使いやすくなります。

🌱 モチベーション:手放しを英語で言えると、心の整理も上手くなる

心理学では、 自分の気持ちを言葉にする ことで、 不安やモヤモヤが少し軽くなる と言われています。 英語で part with / break up with / be done with を使えるようになると、 「何と別れたいのか」「何を卒業したいのか」を 落ち着いて説明できる力 がついていきます。

⏱️ 1分セルフワーク:あなたが「卒業したいもの」は?

ノートやスマホのメモに、次のような英文を 1 つだけ書いてみましょう。 難しく考えなくて大丈夫です。短くてOKです。

  • もうやめたい習慣: I am done with staying up late. (夜更かしはもうやめにします。)
  • 手放したいモノ: I will part with these clothes. (この服とはお別れします。)
  • 一歩進みたい気持ち: I want to part ways with my old excuses. (前に進めない言い訳とは、そろそろ別れたいです。)

たとえ文法が少しあやしくても、 「英語で自分の気持ちを書く」 こと自体が、 英語力アップと 心の整理のトレーニング になっています。

ここまで読み切ったあなたは、 「with = いっしょ」だけに縛られない、ワンランク上の理解 に入っています。 学習は時々 be at war with myself (自分との戦い)に感じることもありますが、 今日のように 小さな一歩 を積み重ねる人ほど、 気づいたときには Everything went well with my English. と胸を張って言えるようになります。 この調子で、with の世界を一緒に広げていきましょう 😊

12. 道具や手段を表す with

「この作業、何でするの?」という質問に答えるとき、英語では with + 道具・手段 が大活躍します。 たとえば write with a pen(ペンで書く)や eat with a knife and fork(ナイフとフォークで食べる)など、 「手に持っているもの・使っているもの」 を with でつなぐイメージです。

このセクションでは、 ペン・お箸・ナイフ・PC・アプリ など、学校でも仕事でもよく出てくる「道具」や with the help of ~(~の助けを借りて) のような「手伝ってくれる力」としての with まで、 日常とビジネスの両方で使える表現をまとめて身につけていきます。

「道具・手段」を with で言えるようになると、 「どうやってやったか」 を英語で説明する力が一気にアップします。 今日から少しずつ、 「〇〇で~する」を英語にしてみる習慣 をつけていきましょう。

Lesson 101 / Section 12 "何で?" の答えを with でつなぐ
ペンでノートを書く人、ナイフとフォークで食事をする人、ノートPCで仕事をする人が並んだイメージ図

🧩 コアイメージ:with = 手に持った「道具」・今使っている「手段」

道具や手段の with は、 次のような 3ステップの線 をイメージするとスッキリします:

  • ① 自分(主語:I / you / she など)
  • ② 道具・手段(with a pen / with a knife / with my laptop)
  • ③ 目的・行動(write / eat / work / contact など)

たとえば、 write with a pen「自分 → ペン → 書く」 という流れになっています。 with のあとに来る名詞 = そのとき手に持っている「道具」や、使っている「手段」 だと考えると、とても覚えやすくなります。

よく一緒に出てくるのが by との違いです。細かい文法の話はあとでも大丈夫なので、ここでは ざっくりイメージ だけ押さえておきましょう。

  • by car → 「車という 交通手段 で」 (乗り物・方法そのものを表す)
  • with a car → 「車を持っていて/車を使って」 ( 手元にある道具としての車 のイメージ)
  • with a pen → 「ペンという 道具を手に持って 書く」

勉強でも仕事でも、 「どんな道具を使うか」 を言葉にできる人は、 自分のやり方を振り返って、 もっと良いやり方 を見つけやすいと言われています。

今日から、 with a pen / with my phone / with this app など、 あなたの毎日の行動を少しずつ英語で言ってみてください。 「道具を意識して言語化する力」は、 英語力も仕事力も一緒に伸ばしてくれる 心強いスキルになります。

🧩 基本パターン整理:with + 道具・手段 の4グループ

「〜で」「〜を使って」と言いたいときの with は、次の 4つのグループ に分けて考えると、とても分かりやすくなります。

グループ・パターン 日本語コアイメージ 典型シーン&ミニ例文
🖊️ グループ1:物理的な道具
write / draw / cut / open など
with a pen
例: write with a pen, cut it with a knife, open it with this key
手に持っている「道具」で〜する
ペン・ナイフ・鍵など、 はっきりした形がある道具 を使うイメージです。
典型シーン:
ノートを書く・ハサミで切る・鍵でドアを開ける など。
ミニ例:
She opened the door with this key.
(彼女はこの鍵でドアを開けました。)
グループ2:体の一部を道具として
with my hands
with both hands, with his voice, with her eyes
からだを「道具」として使う
手・声・目など、 自分のからだの一部 を使って何かをするイメージです。
典型シーン:
手だけで箱を運ぶ/声だけで指示を出す など。
ミニ例:
He carried the box with both hands.
(彼は両手を使って箱を運びました。)
💻 グループ3:機械・テクノロジー
with a computer
with this app, with AI tools, with a smartphone
デジタルな「道具」で作業する
PC・アプリ・AIツールなど、 IT機器やソフト を使って何かをするイメージです。
典型シーン:
資料作成・データ分析・オンライン会議 など。
ミニ例:
We analyzed the data with this tool.
(私たちはこのツールを使ってデータを分析しました。)
🤝 グループ4:助け・サポートとしての手段
with your help
with the support of our team, with guidance from my mentor
人の助け・支えを「手段」として借りる
人のサポートやチームの支援など、 目に見えないけれど大事な手段 を表します。
典型シーン:
プロジェクト完了のスピーチ/自己紹介で「周りのおかげです」と言う場面など。
ミニ例:
We finished the project with your help.
(私たちはあなたの助けを借りて、そのプロジェクトを終えました。)

📌 シーン別ミニカード:どんな「with + 道具」を使う?

ここでは、 学校・日常・ビジネス の 3 つの場面で、 with のあとに来る名詞が 「道具・手段」 だと一目で分かるように整理してみましょう。

📚 シーンA:学校・勉強の道具

ノート・えんぴつ・電卓など、 「勉強するときの道具」with でつなぎます。

  • write with a pencil
    (えんぴつで書く)
  • underline with a red pen
    (赤ペンで下線を引く)
  • solve the problem with a calculator
    (電卓を使って問題を解く)

宿題の説明でも、 Do it with a pencil. (えんぴつでやりなさい)のように、 「何でやるの?」 をはっきり指示できます。

🍽️ シーンB:食事・日常生活

ナイフ・フォーク・お箸・家事の道具など、 生活の中の道具 にも with が使えます。

  • eat with chopsticks
    (お箸で食べる)
  • cut it with a knife
    (ナイフでそれを切る)
  • clean the room with a vacuum cleaner
    (掃除機で部屋を掃除する)

「お箸派?フォーク派?」なども、 I usually eat with chopsticks. のように、 自分のスタイル をシンプルな英語で表現できます。

🏢 シーンC:ビジネス・ITの手段

フォーム・ツール・アップデートなど、 仕事の「手段」 を with で説明すると、 自分の仕事の進め方を具体的に話せます。

  • contact me with this form
    (このフォームで私に連絡してください)
  • analyze the data with this tool
    (このツールでデータを分析する)
  • fix the problem with a software update
    (ソフトのアップデートで問題を修正する)

面接や自己紹介で、 I solved the issue with a simple script. のように言えると、 「自分で工夫して道具を使える人」 という印象も与えられます。

どのシーンでも、 with + 名詞 の名詞部分をよく見ると、 それが 「道具・手段」になっているかどうか が分かります。 まずは、 with a pen / with a computer / with your help など、 あなたの生活に近いフレーズから少しずつストックしていきましょう。

💬 例文で感覚をつかもう!(道具・手段を表す with)

ここでは、 動詞+with+道具・手段 を中心に、学校・日常・ビジネスまで使える文を集めました。 「何で?」の答えになっている with + 名詞 に注目しながら読んでみましょう。

命令文 学校

Write your name with a black pen .

(名前は黒いペンで書きなさい。)

語注:write = 書く, name = 名前, black pen = 黒いペン。

型:Write + 目的語 + with + 道具 で「何を」「何で」書くかをまとめて指示できます。

ポイント:with a pen が「ペンで」という意味。by a pen とは言わないので注意しましょう。

疑問文 日常

Do you usually eat with chopsticks at home?

(家ではふだん、お箸で食べますか。)

語注:usually = たいてい, chopsticks = 箸, at home = 家で。

型:Do you usually + 動詞 ... with + 道具? で「ふだん〜で…しますか?」と習慣をたずねる形になります。

ポイント:お箸・フォーク・スプーンなど、「食べるための道具」はすべて with を使って表せます。

否定文 ビジネス

I cannot work well with this old laptop .

(この古いノートパソコンでは、うまく仕事ができません。)

語注:cannot = 〜できない, work well = うまく働く/仕事ができる, laptop = ノートパソコン。

型:cannot + 動詞 + well with + 道具 で「その道具ではうまく〜できない」という不便さを表現できます。

ポイント:IT機器も「仕事の道具」なので、with this laptop のように with でつなぎます。

肯定文 進行形

She is drawing a map with a colorful marker .

(彼女はカラフルなマーカーで地図を描いているところです。)

語注:draw = 描く, marker = マーカー, colorful = カラフルな。

型:be + -ing + ... with + 道具 で「〜しているところだ+何を使っているか」を同時に表せます。

ポイント:画材(ペン・色鉛筆・マーカーなど)もすべて with + 道具 で言えます。

肯定文 日常

He opened the door with this key .

(彼はこの鍵でドアを開けました。)

語注:opened = 開けた, key = 鍵。

型:open + 物 + with + 道具 で「何を」「何で」開けたかをシンプルに表現できます。

ポイント:with this key の部分を変えれば、カードキー・暗証番号などにも応用できます。

肯定文 ビジネス

We will analyze the results with this new tool .

(私たちは結果をこの新しいツールで分析する予定です。)

語注:analyze = 分析する, results = 結果, tool = ツール・道具。

型:will + 動詞 + 目的語 with + 道具 で「今後、その道具を使って〜するつもりだ」と未来の計画を表せます。

ポイント:仕事の説明や面接で、「どんなツールを使っているか」を説明するときにとても使いやすいパターンです。

肯定文 サポート

We finished the project with your help .

(私たちはあなたの助けを借りて、そのプロジェクトを終えました。)

語注:finished = 終えた, project = プロジェクト, help = 助け。

型:finish + 仕事 with + 人のhelp/support で「誰の助けによってできたか」を丁寧に伝えられます。

ポイント:スピーチやプレゼンの「お礼」の場面で、そのまま使える便利フレーズです。

肯定文 体の一部

He carried the box with both hands .

(彼はその箱を両手で運びました。)

語注:carried = 運んだ, both hands = 両手。

型:carry + 物 with + 体の一部 で「からだを道具のように使っている」様子を表します。

ポイント:with one hand(片手で)や with my left hand など、表現を入れ替えて練習しやすい文です。

肯定文 恋愛

He expressed his feelings with flowers .

(彼は花を使って気持ちを伝えました。)

語注:expressed = 表現した, feelings = 気持ち, flowers = 花。

型:express + 気持ち with + 物 で「〜という物を使って感情を表す」という意味になります。

ポイント:プレゼント・メッセージカード・行動なども with でつなげば、「何で好意を伝えたか」を英語で説明できます。

疑問文 ビジネス

Can we fix this problem with a simple update ?

(この問題は、簡単なアップデートで直せますか。)

語注:fix = 直す, problem = 問題, simple update = 簡単なアップデート。

型:Can we + 動詞 + 目的語 with + 手段? で「〜という手段で直せますか?」と提案まじりにたずねる形になります。

ポイント:ITサポートや打ち合わせで、そのまま使える自然なビジネス英語です。

🌱 ミニひと言:あなたの「相棒の道具」を英語で言ってみよう

今日出てきた文をまねして、 with + あなたがよく使う道具 に入れ替えてみてください。 例:I study English with my tablet.(タブレットで英語を勉強しています。)のように、 自分のリアルな生活をそのまま英文にすると、記憶にぐっと残りやすくなります。

📝 ミニまとめ:with は「何で?」に答える前置詞

このセクションでは、 道具・手段を表す with の使い方を見てきました。 大事なポイントだけ、もう一度コンパクトに整理しておきましょう。

  • ① コアイメージ with = 手に持った道具・今使っている手段
    例: write with a pen(ペンで書く)、 eat with chopsticks(箸で食べる)など、 「何で?」の答えになっている名詞を with でつなぎます。
  • ② 4つのよく出るタイプ 物理的な道具体の一部機械・テクノロジー人のサポート の4グループ。 どれも 「これを使って〜する」 という意味でまとまっています。
  • ③ 「何で?」に答えるスイッチ 日本語の 「何で?」 を英語にするときは、 頭の中で 「with + 道具・手段」 を思い浮かべるクセをつけるとスムーズです。
  • ④ with と by のざっくり対比 by 交通手段・方法 に広く使うことが多く、 by car(車で)、 by email(メールで)のように言います。 一方 with 手元にある具体的な道具・手段 にフォーカスして、 with a key(鍵で)、 with this app(このアプリで)のように使います。

ざっくり言えば、 「目に見える道具・助け」 があれば with、 「移動や方法の種類」なら by をイメージしておけば、最初の一歩としては十分です。

🌱 モチベーション:あなたの「相棒の道具」を英語で言ってみよう

心理学では、 自分がふだん使っている道具や環境を言葉にして意識する と、 行動が続きやすくなる と言われています。 英語学習も同じで、 with good tools (よい道具といっしょに) 進めると、 心理的なハードルがぐっと下がります。

⏱️ 1分セルフチェック:あなたの勉強スタイルを with で言ってみる

ノートやスマホのメモに、次のような文を 1 つだけでいいので書いてみましょう。 英文が少しぎこちなくても構いません。「英語で書くこと」自体がトレーニングです。

  • I study English with a tablet.
    (タブレットで英語を勉強しています。)
  • I review words with flashcards.
    (単語はフラッシュカードで復習しています。)
  • I learn grammar with this website.
    (文法はこのサイトで学んでいます。)

こうして with + 自分の道具 を書き出していくと、 「自分はこうやって勉強している」という 勉強スタイルの自己紹介 も、自然と英語で言えるようになっていきます。

いきなり難しい表現を目指さなくても大丈夫です。 まずは with a penwith my phonewith this app のような短いフレーズから。 その小さな積み重ねが、気づいたときには 「英語で自分の生活を説明できる自分」 をつくってくれます。 今日の一文が、あなたの 英語で考える習慣 のスタートラインです。

13. 材料や中身を表す with

このセクションでは、 「中身・材料・表面をおおっているもの」 を表す with を学びます。 たとえば be filled with ~(~で満たされている)、 be covered with ~(~でおおわれている)、 be made with ~(~を使って作られている)など、 「このボトルの中身は何?」「この料理は何が入っている?」と聞かれたときに、 with で“中身”をくっつけて説明するイメージです。

ポイントは、 「入れ物・場所・食べ物」+「中身・材料・コーティング」 というペアを意識すること。 ボトルの中の水、山をおおう雪、スープの中の具材など、 目に見える“中身”からスタートして、 だんだんと 想いや情報で満たされた「抽象的な中身」 まで広げていきます。

小学生でも、 「水でいっぱいのボトル」「雪で真っ白な山」 など身近なイメージから入れば大丈夫ですし、 大人の学習者にとっては a day packed with meetings のような ビジネスでよく使う言い回しにもつながっていきます。

Lesson 101 / Section 13 「中身は何?」を with で説明
水で満たされたボトル、雪におおわれた山、具材たっぷりのスープなど「中身・材料」を表す with のイメージ図

🧩 コアイメージ:with = 入れ物に「中身・材料・コーティング」をくっつける

材料や中身を表す with は、 「入れ物」+「状態」+「with + 中身」 という 3 ステップで考えると分かりやすくなります。

  • ① 入れ物(Container) bottle / room / hill / soup など → 「何の中身・表面・材料を説明したいのか」
  • ② 状態を表す語(filled / covered / packed / made など) → 「中身がどうなっているか」「どんなふうに作られているか」
  • ③ with + 中身・材料 water / snow / people / chicken / cream など → 「具体的に何が入っているのか・何でおおわれているのか」

たとえば、「ボトルの中身が水でいっぱい」をイメージすると、 頭の中では次のような図ができています:

bottle(入れ物) ⬇ is filled(満たされている状態) ⬇ with water (中身)

つまり、「入れ物の中や表面にあるものを、with でくっつけている」 と考えれば OK です。

料理や飲み物の説明でよく出るのが be made with ~ という形です。

  • スープの「材料の一つ」を言うとき: soup is made with chicken and vegetables
  • クッキーに「バターが入っている」と言うとき: cookies made with butter

ここでの with は、 「その料理の中に入っている材料の一つ」 を紹介しているイメージです。 「全部がその材料だけ」というニュアンスまでは踏み込まず、 「〜も入っているよ」 と言ってあげる感覚で十分です。

「この料理の中身は?」「この部屋は何でいっぱい?」と、 日常生活では “中身”を気にする場面がたくさんあります。 そんなときに with + 中身・材料 をサッと言えるようになると、 英語での説明力がぐっと上がります。

まずは、 bottle / room / soup / hill など、身のまわりの「入れ物」や「場所」に注目して、 「これは何で filled / covered / made されているかな?」と クイズ感覚で考えてみるところから始めましょう。

🧩 基本パターン整理:with + 材料・中身 の代表パターン

「材料や中身」を表す with は、次の 4つのグループ に分けて考えると、とても分かりやすくなります。

グループ・パターン 日本語コアイメージ 典型シーン&ミニ例文
🧴 グループ1:中身が満たされている
be filled with ~
be packed with ~
be crowded with ~
「中が~でぎっしり・いっぱい」
ボトル・部屋・一日など、 入れ物の中身 が何であふれているかを表します。
典型シーン:
水でいっぱいのボトル/人でぎゅうぎゅうの教室/予定が詰まった一日。
ミニ例:
The bottle is filled with water.
(そのボトルは水でいっぱいだ。)
The room was packed with students.
(その部屋は学生でぎゅうぎゅうだった。)
🏔️ グループ2:表面がおおわれている・並んでいる
be covered with ~
be coated with ~
be lined with ~
「表面が~でおおわれている/ふちどられている」
山が雪で真っ白/通りが木でならんでいる、など 外側の見た目 を説明するイメージです。
典型シーン:
雪景色・桜並木・クリームでコーティングされたケーキ。
ミニ例:
The hill is covered with snow.
(その丘は雪でおおわれている。)
The street is lined with cherry trees.
(その通りは桜の木が並んでいる。)
🍲 グループ3:材料・成分が含まれている
be made with ~
be mixed with ~
be cooked with ~
「(いくつかある)材料の一つとして~を使っている」
料理・飲み物・お菓子などの 中に入っているもの を紹介するときに使います。
典型シーン:
スープの具材/クッキーの材料/飲み物のフレーバー。
ミニ例:
This soup is made with fresh vegetables.
(このスープは新鮮な野菜を使って作られている。)
The sauce is mixed with herbs.
(そのソースにはハーブが混ざっている。)
💡 グループ4:抽象的な中身・比喩
be filled with joy / anger
be packed with ideas
a report filled with errors
「心・一日・文章の中身が~でいっぱい」
感情・予定・情報など、 目に見えない中身 を「ぎっしり入っている」として表します。
典型シーン:
会議だらけの一日/ミスが多い報告書/希望でいっぱいの心。
ミニ例:
My day is packed with meetings.
(私の一日は会議でぎっしりだ。)
Her heart was filled with hope.
(彼女の心は希望でいっぱいだった。)

📌 シーン別ミニカード:どんな「中身・材料」を with で言う?

ここでは、 料理・景色・心や情報 の 3 つの場面で、 with + 材料・中身 のイメージを固めていきます。 どのカードでも、 with のあとに来る名詞が「中身・材料」になっているかをチェックしてみましょう。

🍽️ シーンA:料理・飲み物・スイーツ

スープ・パスタ・ケーキなど、 「何入り?」 を説明するときに with がよく使われます。

  • This soup is made with fresh vegetables .
    (このスープは新鮮な野菜入りです。)
  • We ordered pasta with cheese and mushrooms .
    (私たちはチーズとマッシュルーム入りのパスタを注文しました。)
  • I like coffee with milk .
    (私はミルク入りのコーヒーが好きです。)

メニューでよく見る with cheesewith cream は、 「〜が入っている」「〜がのっている」 という意味だと押さえておきましょう。

🌄 シーンB:景色・場所の「中身」

山・通り・公園など、 「その場所の中や表面に何があるか」 を with で説明できます。

  • The hill is covered with snow .
    (その丘は雪でおおわれている。)
  • The park was crowded with families .
    (その公園は家族連れでいっぱいだった。)
  • The street is lined with shops and cafés .
    (その通りには店やカフェが並んでいる。)

「その景色を構成しているもの」が with + 名詞 になっているかどうか、意識して読んでみましょう。

🧠 シーンC:心・情報・時間の「中身」

日にち・心・メール・レポートなど、 目に見えない中身 も with で「何でいっぱいか」を表せます。

  • My schedule is packed with meetings .
    (私のスケジュールは会議でぎっしりだ。)
  • Her inbox is filled with unread emails .
    (彼女の受信箱は未読メールでいっぱいだ。)
  • His heart was filled with hope .
    (彼の心は希望でいっぱいだった。)

「時間」「心」「フォルダ」など、ふだん目には見えないものも 入れ物だと思って with で中身を表現 できると、英語表現の世界が一気に広がります。

まずは、 with + 自分の身近な「中身」や「材料」 から 1 つ選んで、 My cup is filled with tea. / My notebook is filled with ideas. のように 自分ごととして一文作ってみるところから始めてみましょう。

💬 例文で確認しよう!(材料・中身を表す with)

ここでは、 材料・中身・表面 を表す with のパターンを、例文でしっかり確認します。 「何で満たされている?」「何でおおわれている?」「何が入っている?」 という目線で、with + 名詞 に注目して読んでみましょう。

肯定文 be filled with 日常

The bottle is filled with cold water .

(そのボトルは冷たい水でいっぱいです。)

語注:bottle = ボトル、filled = 満たされた、cold water = 冷たい水。

型:be filled with ~ で「中身が~でいっぱい」を表します。be は主語に合わせて変化(is / was など)。

ポイント:「ボトルの中 = 水」というイメージ。中身を説明したいとき、with ~ が「何で?」の答えになります。

肯定文 be covered with 景色

The hill was covered with fresh snow .

(その丘は新雪でおおわれていました。)

語注:hill = 丘、covered = おおわれた、fresh snow = 新雪。

型:be covered with ~ は「表面が~でおおわれている」状態を表すお決まりフレーズです。

ポイント:山・道・テーブルなど、「上に何かがのっている/かぶさっている」イメージのときに便利です。

肯定文 be lined with 景色

The street is lined with cherry trees .

(その通りには桜の木が並んでいます。)

語注:street = 通り、lined = 並んでいる、cherry trees = 桜の木。

型:be lined with ~ で「道・通りの両側が~でならんでいる」という景色を表現できます。

ポイント:桜並木・店が並ぶ通りなど、日本語でもよく話題にする風景を、そのまま英語にしやすい表現です。

肯定文 be made with 料理

This soup is made with chicken and vegetables .

(このスープは鶏肉と野菜を使って作られています。)

語注:soup = スープ、chicken = 鶏肉、vegetables = 野菜。

型:be made with ~ は「材料の一つとして~を使っている」という意味で、料理の説明にぴったりです。

ポイント:with chickenwith milk などを入れ替えるだけで、メニュー説明が一気に英語らしくなります。

肯定文 with A and B 飲み物

I ordered coffee with milk and sugar .

(私はミルクと砂糖入りのコーヒーを注文しました。)

語注:ordered = 注文した、coffee = コーヒー、milk and sugar = ミルクと砂糖。

型:coffee with A and B の形で、「AとB入りのコーヒー」という自然な表現になります。

ポイント:カフェで「砂糖抜き」は without sugar のように without に変えるだけで応用できます。

肯定文 be crowded with イベント

The hall was crowded with excited fans .

(そのホールは興奮したファンでいっぱいでした。)

語注:hall = ホール、crowded = ぎゅうぎゅうの、excited fans = 興奮したファンたち。

型:be crowded with ~ は「人でいっぱい」を表すお決まり表現です。

ポイント:駅・店・会場など、人が多い場所を描写するときにとてもよく使われます。

肯定文 be packed with ビジネス

My day is packed with meetings and emails .

(私の一日は会議とメール対応でぎっしりです。)

語注:packed = ぎっしり詰まった、meetings = 会議、emails = メール。

型:My day is packed with ~ で「〜でスケジュールがパンパン」という口語表現になります。

ポイント:忙しさを少しユーモアまじりに伝えたいときにも使える、ビジネス定番フレーズです。

肯定文 抽象表現 感情

Her heart was filled with hope again.

(彼女の心は再び希望でいっぱいになりました。)

語注:heart = 心、hope = 希望、again = 再び。

型:be filled with + 感情 で「心が(感情)でいっぱい」を表すロマンチックな言い方になります。

ポイント:filled with joy(喜びでいっぱい)や filled with anger(怒りでいっぱい)など、感情を入れ替えて練習できます。

肯定文 注意喚起 ビジネス

The report is filled with small errors .

(その報告書は小さなミスでいっぱいです。)

語注:report = 報告書、errors = 誤り・ミス、small = 小さな。

型:be filled with errors で「ミスだらけ」という、少し厳しめの評価表現になります。

ポイント:ビジネスメールでは直接的すぎることもあるので、実際に使うときは has some errors のように弱めるパターンも覚えておくと安心です。

疑問文 日常 メール

Is your inbox filled with unread emails ?

(あなたの受信箱は未読メールでいっぱいですか。)

語注:inbox = 受信箱、unread = 未読の、emails = メール。

型:Is your ~ filled with ~? の形で、「〜は〜でいっぱいですか?」とたずねる疑問文になります。

ポイント:自分の状況に合わせて filled with spam(迷惑メールでいっぱい)などに入れ替えても練習できます。

🌱 ミニひと言:あなたの「今日」を with で一文にしてみよう

心理学では、 自分の一日や心の中身を言葉にする と、 「何が大事で、何を減らしたいか」が見えやすくなると言われています。

今日のあなたの一日は、 with を使うとどう表せそうでしょうか? たとえば、 My evening is filled with study time.(私の夜は勉強時間でいっぱいです。) のように書いてみると、 「頑張っている自分」 を客観的に眺めることができます。

まずはノートやスマホに、 My day is filled with ... と書き出してみることから。 その一行が、 あなたの毎日を英語でデザインしていく第一歩 になります。

📝 ミニまとめ:with で「中身・材料・コーティング」をつなごう

このセクションでは、 材料や中身を表す with を見てきました。 さいごに、いちばん大事なポイントだけ整理しておきましょう。

  • ① コアのイメージ 「入れ物」+「状態」+ with +「中身・材料」
    例: The bottle is filled with water. 「ボトル(入れ物)」が「満たされている状態」で、 中身が water だと with で教えてあげるイメージです。
  • ② よく出る4つのグループ 中身が満たされている (be filled / packed / crowded with) 表面がおおわれている (be covered / coated / lined with) 材料・成分が含まれている (be made / mixed / cooked with) 抽象的な中身 (hope, ideas, meetings など) の 4 パターンに分けると、頭の中で整理しやすくなります。
  • ③ 日本語の感覚との対応 日本語の 「〜でいっぱい」「〜入り」「〜でおおわれた」 という表現は、 英語にするとき be + 過去分詞 + with ~ の形になることがとても多いです。
  • ④ チェックの質問「何で?」を使う 文を読む・作るときに、 「この with の前にあるものは、何で満たされている?何でおおわれている?」 と自分に質問してみましょう。 それに答えている部分が、 with + 中身・材料 になっているか確認できます。

最初は bottle / room / soup / hill など身近なものだけで OK。 慣れてきたら、 a day filled with meetingsa heart filled with hope のように、 目に見えない「中身」も with で表せる ことにチャレンジしてみましょう。

🌱 モチベーション:あなたの「中身」を英語でラベルづけしてみよう

心理学では、 今の自分の「中身」を言葉でラベルづけする と、 気持ちが落ち着いたり、行動を整理しやすくなったりすると言われています。

英語の with を使えば、 あなたの カバン・ノート・一日・心の中身 を、シンプルな文章で表現できます。

⏱️ 1分ワーク:自分の「中身」を with で書いてみる

ノートやスマホに、次のような文をひとつだけでいいので書いてみましょう。 完ぺきな英語でなくても大丈夫です。「書いてみよう」と思った時点で、もう大きな一歩です。

  • My bag is filled with textbooks.
    (私のカバンは教科書でいっぱいです。)
  • My notebook is filled with ideas.
    (私のノートはアイデアでいっぱいです。)
  • My heart is filled with curiosity.
    (私の心は好奇心でいっぱいです。)

この「with を使った自分の一文」を少しずつ増やしていくと、 自分の生活や気持ちを英語で整理する力が、ゆっくり育っていきます。

どんなに忙しくても、 「今日の自分は何で filled with されているかな?」 と一瞬ふり返る習慣は、 英語力だけでなく心の整理にもつながります。 ここで学んだ with を、ぜひ あなたの毎日をていねいに言葉にするための道具 として使ってみてください。

14. 原因を表す with

このセクションでは、 「感情・状態が原因で起きる変化」 を表す with を学びます。 たとえば、 She was shaking with fear. (彼女は恐怖で震えていた)のように、 心の中の感情が、体や表情の変化として外にあふれ出ているイメージです。

ここでの with は、 「〜のせいで」「〜のために」 という日本語に近いですが、 because のように 理由を論理的に説明するというより、 「感情エネルギーが体に出ている様子」 を描写するのがポイントです。

小学生でも、 「こわくて震える」「はずかしくて顔が赤くなる」「うれしくて目がキラキラ」 のような場面を思い浮かべれば OK。 大人の学習者にとっては、 tremble with feareyes shining with excitement などの表現が、 英会話や読解で“感情の描写”を読み解くカギになります。

Lesson 101 / Section 14 感情が原因の変化を with で描写
怒りで震える人、恥ずかしさで赤くなる人、ワクワクで目が輝く人など、感情が原因で起こる変化を表す with のイメージ図

💡 コアイメージ:with = 「内側の感情エネルギー」が原因で起きる変化

原因を表す with は、 「心の中の感情・状態」→「体・表情・声の変化」 という流れを、ひとつのセットとして表します。

イメージを 3 ステップで考えてみましょう。

  1. 内側(Inside):感情・状態
    rage(怒り) / fear(恐怖) / excitement(ワクワク) / shame(恥ずかしさ) など
  2. 外側(Outside):見える変化
    quiver / tremble / shake / shine / turn red / go pale など
  3. つなぎ(Link):with + 感情・状態
    「どんな感情が原因で、そうなっているのか」を with ~ でラベルづけします。

例えば、次のように考えることができます。

  • She was tremblingwith fear → 「彼女は震えていた。その原因は fear(恐怖)だよ」と教えている。
  • His eyes shonewith excitement → 「彼の目が輝いていた。その中身は excitement(わくわく)だよ」というイメージ。
  • He turned redwith shame → 「顔が赤くなった。そのもとは shame(恥ずかしさ)だよ」という説明。

ここでよく出てくる質問が、 「because とどう違うの?」 です。

  • because「理由の説明」 にフォーカス。 例:She was trembling because she was afraid.
  • with「感情が体に出ている様子の描写」 にフォーカス。 例:She was trembling with fear.

ニュアンスの差を全部覚えようとしなくて大丈夫です。 まずは、 「感情・状態が原因で、目に見える変化が起きているときに with がよく使われる」 と押さえておきましょう。

心理学でも、 自分の感情と体の反応をことばで結びつける ことはとても大切だと言われています。 I was shaking with nervousness.(緊張で震えていた) のように英語で言えるようになると、 「今の自分の状態を、少し離れたところから見る力」 が育っていきます。

まずは、 tremble with ~ / eyes shining with ~ / turn red with ~ のようなセット表現から、 「感情 → 変化」のペアとして、ゆっくり覚えていきましょう。

🧩 基本パターン整理:感情・状態が原因の with パターン

「原因を表す with」は、 感情・状態(inside)→ 体・表情・声の変化(outside) をつなぐ表現です。 よく使われる形を 3つのグループ に分けて整理しましょう。

グループ・パターン 日本語コアイメージ 典型シーン&ミニ例文
😰 グループ1:動詞+with+感情・状態
tremble with ~
shake with ~
quiver with ~
cry / shout with ~
「~で体が反応する・~のせいで体が動く」
こわさ・怒り・うれしさなど、 感情のエネルギーで体がブルッと動く イメージです。
典型シーン:
試験前の緊張、こわい話を聞いたとき、大笑いしたとき。
ミニ例:
She was trembling with fear before the exam.
(彼女は試験の前、恐怖で震えていた。)
He shook with anger when he heard the news.
(彼はその知らせを聞いて怒りで震えた。)
😳 グループ2:be+形容詞+with+感情
be pale with ~
be red with ~
be frozen with ~
「(顔・体の見た目)が~でこうなっている」
顔色・表情など、 見た目の変化 を形容詞であらわし、 with + 感情 でその原因をくっつけます。
典型シーン:
恥ずかしくて顔が真っ赤、ショックで青ざめる、こわくて固まる。
ミニ例:
He was pale with fear.
(彼は恐怖で顔が青ざめていた。)
She turned red with embarrassment.
(彼女は恥ずかしさで顔を赤らめた。)
👀 グループ3:体の部位+動詞+with+感情
eyes shine with ~
hands shake with ~
voice tremble with ~
「目・手・声などの一部が、~でそうなっている」
体の一部分に 感情のエネルギーが集中して表れている イメージです。
典型シーン:
ワクワクで目がキラキラ、緊張で手が震える、感動で声がふるえる。
ミニ例:
His eyes shone with excitement.
(彼の目はわくわくで輝いていた。)
Her voice trembled with emotion.
(彼女の声は感情で震えていた。)

📌 シーン別ミニカード:どんな「原因 with」をよく使う?

次の 3 つの場面で、 「感情・状態 → 体の反応」 のセットを確認してみましょう。 どの例でも、with のあとに来る名詞 が「原因の感情・状態」になっているかをチェックするのがコツです。

📚 シーンA:試験・発表・プレゼンの緊張

大人も子どもも、 「こわさ・緊張」で体が反応する 場面です。

  • She was trembling with fear before the exam.
    (彼女は試験の前、こわさで震えていました。)
  • His hands were shaking with nervousness during the presentation.
    (発表のあいだ、彼の手は緊張で震えていました。)
  • Her voice trembled with anxiety when she started to speak.
    (話し始めたとき、彼女の声は不安でふるえていました。)

with fear / nervousness / anxiety のように、 「緊張の原因ラベル」 を 1 つ付けるだけで、情景がぐっとリアルになります。

シーンB:怒り・恥ずかしさ・ショック

顔の色や表情が変わるときにも、 with がよく使われます。

  • He was shaking with anger after the meeting.
    (会議のあと、彼は怒りで震えていました。)
  • She turned red with embarrassment when she made a mistake.
    (ミスをしたとき、彼女は恥ずかしさで顔を赤くしました。)
  • They were pale with shock when they heard the news.
    (その知らせを聞いたとき、彼らはショックで青ざめました。)

turn red with ~ / be pale with ~ のように、 「見た目の変化+with 感情」 のセットとして覚えておくと、読解でも一気に理解しやすくなります。

シーンC:喜び・ワクワク・感動

ポジティブな感情も、 with + 感情 で表せます。

  • Her eyes were shining with excitement before the trip.
    (旅行の前、彼女の目はわくわくで輝いていました。)
  • His voice trembled with emotion when he said thank you.
    (「ありがとう」と言ったとき、彼の声は感動で震えていました。)
  • My heart was full with joy when I saw the result.
    (結果を見たとき、私の心は喜びでいっぱいでした。)

ネガティブな感情だけでなく、 excitement / joy / emotion のようなポジティブな言葉も一緒に覚えておくと、 「うれしさでいっぱい」「感動で声がふるえる」 といった表現がスッと英語で出てくるようになります。

まずはどのシーンでも、 「どんな感情が with のあとに来ているか」 に注目してみましょう。 「自分もこういう場面あるな」と感じた例から、 1日1文ずつマネして書いてみるだけでも、 感情を英語で描写する力が少しずつ積み上がっていきます。

💬 例文でつかむ:感情・状態が原因の with

ここでは、 「感情・状態」+ with → 「体や表情の変化」 を表す文を集めました。 with のあとに来る名詞 が、「怒り・こわさ・ワクワク」などの 原因の感情 になっているか意識して読んでみましょう。

肯定文 tremble with 試験前の緊張

She was trembling with fear before the exam.

(彼女は試験の前、恐怖で震えていました。)

語注: tremble = ふるえる、fear = 恐怖、exam = 試験。

型: was trembling with ~ で「~で震えていた」。be + V-ing なので進行形(そのとき続いている様子)です。

ポイント: 「こわくて震える」は tremble with fear というまとまりで覚えてしまうと楽です。

肯定文 shake with プレゼンの緊張

His hands were shaking with nervousness during the presentation.

(プレゼンのあいだ、彼の手は緊張で震えていました。)

語注: hands = 手、nervousness = 緊張、presentation = 発表・プレゼン。

型: were shaking with ~ で「~で震えていた」。主語が複数(hands)なので were になっています。

ポイント: 「手が震える」は His hands were shaking. に、原因ラベル with nervousness を足すイメージです。

肯定文 eyes shine with 結果を見てワクワク

Her eyes were shining with excitement when she saw the results.

(結果を見たとき、彼女の目はわくわくで輝いていました。)

語注: eyes = 目、excitement = 興奮・わくわく、results = 結果。

型: eyes were shining with ~ で「目が~で輝いていた」。

ポイント: 「目がキラキラ」は eyes shining with excitement という英語らしいセット表現です。

肯定文 turn red with 恥ずかしさ

He turned red with embarrassment when he forgot her name.

(彼女の名前を忘れてしまい、彼は恥ずかしさで顔を赤くしました。)

語注: turned red = 顔が赤くなった、embarrassment = 恥ずかしさ。

型: turn red with ~ で「~で赤くなる」。turn は「変化」を表す動詞です。

ポイント: 「恥ずかしくて赤くなる」は red with embarrassment とセットで覚えると表現力アップにつながります。

肯定文 be pale with ショック

They were pale with shock when they heard the news.

(その知らせを聞いたとき、彼らはショックで青ざめていました。)

語注: pale = 青ざめた、shock = ショック・衝撃。

型: be pale with ~ で「~で青ざめている」。They were pale with shock. が基本形です。

ポイント: 「ショックで顔色が悪い」場面を描写したいときに、そのまま使える便利なパターンです。

肯定文 voice tremble with 感動のスピーチ

My voice trembled with emotion when I said thank you.

(「ありがとう」と言ったとき、私の声は感動で震えていました。)

語注: voice = 声、trembled = 震えた、emotion = 感情・感動。

型: voice trembled with ~ で「声が~で震えた」。

ポイント: 感謝スピーチなど、ちょっとドラマチックな場面を英語で描写したいときに使える表現です。

疑問文 shake with anger 不満・怒り

Are you still shaking with anger about the decision?

(その決定について、あなたはまだ怒りで震えていますか。)

語注: still = まだ、anger = 怒り、decision = 決定。

型: Are you shaking with ~? で「~で震えているの?」と現在の状態をたずねる疑問文です。

ポイント: 「まだ怒っている?」と感情の強さをたずねるときに、そのまま使えるパターンです。

否定文 not trembling with 恐怖を乗り越える

I am not trembling with fear anymore.

(私はもう恐怖で震えてはいません。)

語注: anymore = もはや~ない(否定文で使う)、trembling = ふるえている。

型: am not trembling with ~ で「~で震えていない」。現在の状態を否定しています。

ポイント: マイナスの感情を乗り越えたとき、「もう大丈夫」と英語で言う表現としても使えます。

肯定文 jump with joy 喜び

The children were jumping with joy when the game started.

(ゲームが始まったとき、子どもたちは喜びで飛び跳ねていました。)

語注: children = 子どもたち、jumping = 飛び跳ねている、joy = 喜び。

型: were jumping with joy で「喜びで飛び跳ねていた」。

ポイント: ポジティブな感情にも with joy を使えると、「うれしくてたまらない」場面を豊かに表現できます。

🌱 ミニひと言:自分の感情+体の反応を英語でラベルづけしてみよう

心理学では、 「今の自分は、どんな感情で、体がどう反応しているか」 を言葉にするだけでも、 その感情に飲み込まれにくくなると言われています。

今日のあなたは、 with joy でしょうか、 with nervousness でしょうか。 ノートに My hands are shaking with ... / My eyes are shining with ... と一文書くだけでも、 感情を英語で整理する力 が、少しずつ育っていきます。

📝 ミニまとめ:with で「感情が原因の変化」をラベルづけしよう

このセクションでは、 感情・状態(inside)→ 体・表情・声の変化(outside) をつなぐ with を学びました。 ポイントだけ、もう一度サッとふり返っておきましょう。

  • ① コアイメージ 「感情エネルギーが原因で、目に見える変化が起きている」
    例: She was trembling with fear. 「こわさ(fear)が原因で、震える(trembling)」というセットです。
  • ② 代表パターン3グループ 動詞+with+感情 (shake / tremble / quiver with ~) be+形容詞+with+感情 (be pale / red with ~) 体の部位+動詞+with+感情 (eyes shine / voice tremble / hands shake with ~)
  • ③ because とのちがい(ざっくり) because = 理由の説明 with = 感情が体に出ている「状態の描写」
    ニュアンスを完ぺきに分けなくて OK。 まずは、 「感情+with → 体の反応」 の形がよく出る、と覚えておきましょう。
  • ④ チェック質問で整理する 文を見たら、 「何でそうなっている?」(with のあとにある感情は?) と自分に質問してみましょう。 それに答える部分が、with + 感情・状態 になっているか確認できればバッチリです。

まずは、 tremble with fear / shake with anger / eyes shining with excitement のようなセット表現から、 「感情 → 変化」のペア として少しずつストックを増やしていきましょう。

🌱 モチベーション:感情を英語で言えれば、気持ちの整理も上手くなる

心理学では、 「今の自分がどんな感情で、体がどう反応しているか」 を言葉にするだけでも、 感情に振り回されにくくなると言われています。

英語で I am trembling with nervousness.My eyes are shining with excitement. と言えるようになることは、 単に英作文がうまくなるだけでなく、 「自分の状態を一歩引いて見る力」 を育てることにもつながります。

⏱️ 1分チャレンジ:今日の自分を with で表してみる

ノートやスマホに、次のような文をひとつだけ書いてみましょう。 文法ミスがあっても気にしなくて大丈夫です。「書こう」と思えた時点で、大きな前進です。

  • My hands are shaking with nervousness before the test.
    (テストの前、私は緊張で手が震えています。)
  • My eyes are shining with excitement about the trip.
    (旅行のことで、私の目はわくわくで輝いています。)
  • My heart is full with mixed feelings today.
    (今日は、私の心はいろいろな気持ちでいっぱいです。)

こうした「自分の今の状態」を英語で書く習慣は、 英語力メンタルのセルフケア を同時に育ててくれます。

毎日でなくてもかまいません。 思い出したときに、 「今日はどんな感情 with で自分を表せるかな?」 と、1文だけ英語で書いてみてください。 その一歩一歩が、「感情も英語で扱える自分」 へとつながっていきます。

15. 所持や所有を表す with

このセクションでは、 「〜を持った」「〜付きの」「〜のある」 といった意味を表す with を学びます。 たとえば、 a girl with long hair「長い髪の女の子」=長い髪がセットになった女の子 というイメージです。

ここでの with は、 「いま、その人・物にくっついている特徴・持ち物」 をまとめて説明するときに使います。 have のように 「〜を持っているという事実」を言うだけではなく、 「その人・モノの“姿かたち・プロフィール”を描写する」 のがポイントです。

小学生でも、 「〜付きノート」「ポケットがたくさんあるカバン」 のようなイメージがあれば十分です。 大人の学習者にとっては、 a room with a balconya man with glasses などを使いこなすことで、 英会話・メール・プレゼンで モノや人を具体的に描写する力 がぐっとアップします。

Lesson 101 / Section 15 「〜付き・〜のある」を with で表現
長い髪の女の子、大きな窓のある部屋、ポケットがたくさんあるカバンなど、with で表す「〜付き」のイメージ図

💡 コアイメージ:with = 「メイン+くっついている特徴・持ち物」

所持や所有を表す with は、 「メインの人・モノ」+「そこにくっついている特徴・持ち物」 を、ひとまとめにして表すイメージです。

まずは、次の 3 パーツに分けて考えてみましょう。

  1. メイン(main)=「中心となる人・モノ」
    a girl / a room / a car / a bag / a man など
  2. プラス要素(extra)=「特徴・持ち物・パーツ」
    long hair / a big window / GPS / many pockets / glasses / a warm smile など
  3. つなぎ(link)= with
    main と extra を「〜付きの〜」という 1 セットにまとめます。

たとえば、次のようになります。

  • a girl(女の子)+ withlong hair(長い髪)
    a girl with long hair =「長い髪の女の子」。
  • a room(部屋)+ witha big window(大きな窓)
    a room with a big window =「大きな窓のある部屋」。
  • a saw(のこぎり)+ withhandles at both ends(両端のハンドル)
    a saw with handles at both ends =「ハンドルが両端にあるのこぎり」。

よくある質問が、 「have とどう違うの?」 というものです。

  • have = 所有という事実
    She has long hair. (彼女は長い髪を持っている。)
  • with = 見た目・プロフィールの描写
    She is a girl with long hair. (彼女は長い髪の女の子だ。=「長い髪付き」というイメージ。)

ニュアンスの違いをすべて完ぺきに区別しようとしなくて大丈夫です。 まずは、 「名詞+with+名詞(or 形容詞句)」=「〜付きの〜」 という形を、よく見る パターン表現 として押さえておきましょう。

もうひとつ大事なのが、 with you / with me / with us の表現です。

  • Do you have small change with you?
    (小銭の持ち合わせはありますか。) → 「あなたに小銭が“くっついている状態”?」というイメージ。
  • I don’t have my ID with me today.
    (今日は身分証を持ってきていません。) → 「ID が“自分といっしょにない”」という感覚です。

ここでも、 「今この瞬間、手元・身の回りにくっついているかどうか」 with で表している、と考えるとスッキリします。

日常の中で、「これはどんな with で言えるかな?」と考えてみるだけでも、 自分のまわりのモノや人を「特徴付き」で観察する力 が育っていきます。

ノートに、 a notebook with a blue covera bag with many pockets のように 身のまわりの「〜付き」フレーズ を 1 日 1 つメモしていくだけでも、 英語での描写力が、少しずつ確実にレベルアップしていきます。

🧩 基本パターン整理:名詞+with+名詞/with you 系

所持や所有を表す with は、 「名詞 + with + 名詞(または句)」 「〜付きの〜」「〜のある〜」 をつくるのが基本です。 さらに with you / with me で「今、手元にある・持ち合わせ」という意味も表せます。

グループ・パターン 日本語コアイメージ 典型シーン&ミニ例文
💼 グループ1:モノの特徴
a room with a big window
a bag with many pockets
a car with GPS
「〜付きの〜」「〜のある〜」
モノ + with + パーツや機能 で、 「そのモノの特徴・スペック」を一言で表します。
典型シーン: 商品説明・レビュー・不動産の案内など。
ミニ例:
This is a room with a big window.
(ここは大きな窓のある部屋です。)
I bought a bag with many pockets.
(私はポケットがたくさんあるカバンを買いました。)
🧑 グループ2:人の外見・性格・スキル
a girl with long hair
a man with glasses
a teacher with a warm smile
「〜という特徴をもった人」
見た目・雰囲気・スキルなど、 その人の“プロフィール”をひとことで描写 します。
典型シーン: 自己紹介・他人紹介・キャラクター説明。
ミニ例:
She is a girl with long hair.
(彼女は長い髪の女の子です。)
We need a designer with experience in UX.
(私たちは UX の経験を持つデザイナーが必要です。)
🎒 グループ3:with you / with me(持ち合わせ)
Do you have small change with you?
I don’t have my ID with me.
She had her laptop with her.
「今いっしょに持っている」「手元にある」
人 + with + 所持品 で、 「その人が今それを持っているかどうか」を表します。
典型シーン: 財布・カード・教科書などの確認。
ミニ例:
Do you have your textbook with you today?
(今日は教科書を持っていますか。)
I don’t have my card with me right now.
(今はカードを持っていません。)
📊 グループ4:実績・状態・背景
a team with three wins in a row
a company with many overseas clients
「〜という実績・背景を持つ」
チーム・会社・プロジェクトが どんな状態を抱えているか をコンパクトに言えます。
典型シーン: ビジネス紹介・ニュース・レポート。
ミニ例:
We are facing a team with three wins in a row.
(私たちは 3 連勝中のチームと対戦しています。)
They work for a company with many overseas clients.
(彼らは海外の顧客が多い会社で働いています。)

📌 シーン別ミニカード:道具・人の特徴・持ち合わせ

「with + 名詞」が 何を表しているか を意識すると、読みやすさ&話しやすさがぐっと上がります。 よく出る 3 つの場面で、どこが「〜付き」なのか を色で確認してみましょう。

🖊️ シーンA:道具・設備がセットになったモノ

ノート・カバン・部屋など、 モノ + with + 道具・設備 で「〜付き」を表します。

  • a notebook with a blue cover
    (青い表紙のノート)
  • a laptop with a large screen
    (大きな画面付きのノートPC)
  • a room with a balcony
    (バルコニーのある部屋)

カタログやサイトの説明文で見かけたら、 「何が with の後ろに来ているか」 にチェックを入れてみましょう。

🙂 シーンB:人の特徴(見た目・性格・雰囲気)

人を紹介するときは、 人 + with + 特徴 で「〜な人」とサラッと言えます。

  • a girl with long hair
    (長い髪の女の子)
  • a man with glasses
    (メガネをかけた男性)
  • a manager with a calm voice
    (落ち着いた声のマネージャー)

「どんな人?」と日本語で説明するときの 形容詞+名詞のかたまり を、 英語では with + 名詞 側にまとめるイメージです。

🎫 シーンC:持ち合わせ・手元にあるもの(with you 系)

「今、持っている?」「手元にない…」は、 have + 名詞 + with 人 でよく言います。

  • Do you have your textbook with you ?
    (教科書を持っていますか。)
  • I don’t have my card with me today.
    (今日はカードを持ってきていません。)
  • She had her laptop with her in the meeting.
    (彼女は会議にノートPCを持ってきていました。)

「with+人」=「その人の手元・身の回り」 と考えると、 with you / with me / with her が一気に覚えやすくなります。

日常で見かけるもの・人を眺めながら、 「a ~ with …」と言い換えるゲーム をしてみると、 ほんの数分でも、英語での描写力 が確実に鍛えられていきます。

💬 例文で体感しよう:with で表す「〜付き・〜を持った」イメージ

このセクションでは、 名詞+with+名詞(句) with you / with me を中心に、 「長い髪の女の子」「大きな窓のある部屋」「持ち合わせ」などの表現に慣れていきましょう。

肯定文 人の特徴

She is a girl with long hair .

(彼女は長い髪の女の子です。)

語注: girl = 女の子, long hair = 長い髪。

型: a girl with long hair で「長い髪の女の子」= girl + with + long hair。

ポイント: 「〜な女の子」は a girl with ... でよく言えます。他にも a boy with glasses など応用可能です。

肯定文 モノの特徴

This is a room with a big window .

(ここは大きな窓のある部屋です。)

語注: room = 部屋, window = 窓, big = 大きい。

型: a room with a big window で「大きな窓のある部屋」。「部屋」という名詞に「窓付き」の情報を足しています。

ポイント: 不動産やホテルの説明でよくある形。a room with a balcony, a room with two beds など入れ替え練習がしやすいパターンです。

肯定文 ビジネス

We are looking for an engineer with experience in AI .

(私たちは AI の経験を持つエンジニアを探しています。)

語注: engineer = エンジニア, experience = 経験, AI = 人工知能。

型: an engineer with experience in AI で「AI の経験を持つエンジニア」。求人広告でよく見る形です。

ポイント: スキルや資格は with experience in ..., with a license in ... の形でくっつけて表現できます。

否定文 持ち合わせ(with me)

I do not have my ID with me today.

(今日は身分証を持ってきていません。)

語注: ID = 身分証, today = 今日。

型: have ~ with me で「~を自分の手元に持っている」。do not have で否定にしています。

ポイント: 「家にはあるけど、今ここにはない」というときに便利な言い方です。I don’t have my wallet with me. などにも応用できます。

疑問文 持ち合わせ(with you)

Do you have your textbook with you today?

(今日は教科書を持っていますか。)

語注: textbook = 教科書。

型: Do you have ~ with you? で「~を持っていますか」。学校でも会社でもそのまま使える便利なパターンです。

ポイント: 「今ここに持っている?」と確認するときは、with you をつける癖をつけると英語らしくなります。

肯定文 家・生活

They live in a house with a small garden .

(彼らは小さな庭のある家に住んでいます。)

語注: live = 住む, garden = 庭, small = 小さな。

型: a house with a small garden で「小さな庭のある家」。前置詞 in で「〜に住む」をつないでいます。

ポイント: a house with a garage, a house with three bedrooms など、家の説明にもよく使うパターンです。

肯定文 ビジネス

They work for a company with many overseas clients .

(彼らは海外の顧客が多い会社で働いています。)

語注: company = 会社, overseas = 海外の, clients = 顧客。

型: a company with many overseas clients で「海外顧客が多い会社」。work for ~ で「〜のために働く/〜に勤める」です。

ポイント: 会社・チーム・プロジェクトの「強み」を伝えるときに、with many ... の形がよく使われます。

肯定文 恋愛

I fell in love with a girl with bright eyes .

(私は、輝くような目をした女の子に恋をしました。)

語注: fell in love = 恋に落ちた, bright eyes = 輝くような目。

型: a girl with bright eyes で「輝くような目をした女の子」。最初の with は「〜に恋をする」の目的語、2つ目の with が「特徴」を表しています。

ポイント: 恋愛系のフレーズでも、with a warm heart, with a gentle smile のように with で「どんな人か」をロマンチックに説明できます。

命令文 持ち合わせ(安全・習慣)

Always keep your phone with you when you travel.

(旅行中は、いつも携帯電話を手元に持っておきなさい。)

語注: keep ~ with you = ~を手元に持っておく, travel = 旅行する。

型: 命令文 Keep ~ with you. で「~を手元に持っておきなさい」。Always で「いつも〜しなさい」と強調しています。

ポイント: 安全面のアドバイスや、習慣にしたい行動を伝えるときにそのまま使える便利な表現です。

🌱 ワンポイント:自分の「with プロフィール」を作ってみよう

人は、自分の特徴を言葉にすると自信が生まれやすいと言われます。 ノートの端に、 a person with ... / a student with ... の形で、 自分の良いところや、目指したい姿を書き出してみるのもおすすめです。

例: a person with curiosity(好奇心を持つ人)、 a learner with patience(粘り強い学習者)など。 「英語を続けるあなた」 も、 すでに a learner with strong will (強い意志を持つ学習者)と言える存在です。

📝 ミニまとめ:with で「〜付き」「〜のある」を一気に表そう

所持や所有を表す with は、むずかしく考えなくて大丈夫です。 イメージは、 メインの人・モノ + くっついている特徴・持ち物 を 1 セットで言うための「のり」だと思ってください。

  • ① 基本形 名詞 + with + 名詞(句)
    例: a room with a big window (大きな窓のある部屋)、 a girl with long hair (長い髪の女の子)。
  • ② 人の特徴をまとめる 人 + with + 外見・性格・スキル
    例: a man with glasses (メガネの男性)、 a manager with a calm voice (落ち着いた声のマネージャー)。
  • ③ with you / with me = 持ち合わせ have + もの + with 人
    例: Do you have your textbook with you? (教科書を持っていますか。) 「家にはあるけど今ここにはない」も含めて、 “手元にあるかどうか” を表す表現です。
  • ④ have とのざっくり比較 have = 持っているという事実 / with = 「〜付きの姿」を描写
    例: She has long hair.(事実) She is a girl with long hair.(「長い髪の女の子」という見た目のイメージ)

まずは、 a ~ with ... の形に慣れておけば十分です。 余裕が出てきたら、自分で 「この名詞に、どんな“おまけ情報”を with でくっつけられるかな?」 と考えるクセをつけてみましょう。

🌱 モチベーション:あなたの「with プロフィール」は、もう始まっている

心理学でも、 自分の「持っているもの」「強み」をことばにする ことは、とても大事だと言われます。 英語なら、 a learner with patience (がんばり強い学習者)、 a person with curiosity (好奇心を持つ人) のように、一言で「自分」を紹介することができます。

⏱️ 1分チャレンジ:自分を with で紹介してみよう

ノートやスマホに、次のような文を1つだけ書いてみてください。 文法は多少あやしくても大丈夫です。「書こう」としたこと自体が大きな前進です。

  • I am a learner with strong will.
    (私は強い意志を持った学習者です。)
  • I am a person with a love for English.
    (私は英語が大好きな人です。)
  • I am a student with many questions.
    (私は質問がたくさんある学生です。)

こうした「with 自己紹介」を少しずつ増やしていくと、 英語の表現力自分への信頼感 が、どちらも少しずつ育っていきます。

ここまで読み進めているあなたは、すでに a learner with persistence (ねばり強さを持つ学習者)です。 明日もまた 1 つ、 a ~ with ... のフレーズを見つけてメモしていけば、 あなたの英語は、 「知っている」から「使いこなせる」 へ着実に近づいていきます。

16. 様態を表す with

ここでは、 「どんな様子で」「どんな気持ちで」「どんな態度で」 何かをするかを表す with を学びます。 たとえば with courage(勇気をもって)、 with a smile(笑顔で)、 with respect(敬意をもって)など、 行動そのものではなく 「心のスタイル」や「ふるまい方」 を一言でそっと足してくれる表現です。

小学生でも、 「にこにこで」「こわごわと」「ていねいに」 のような日本語のイメージがあれば OK。 大人の学習者にとっては、 face difficulties with courage, treat people with kindness のような表現が自然に出てくると、 英語で 自分の姿勢・価値観・人柄 まで伝えられるようになります。

このセクションでは、 行動(何をするか) 様態(どんな気持ち・顔つきでするか) を、 with + 名詞 でセットにする感覚を身につけていきましょう。

Lesson 101 / Section 16 行動の「心のスタイル」を表す with
勇気を持って進む人・笑顔で話す人・ていねいに仕事をする人など、行動の様態を表す with のイメージ図

💡 コアイメージ:with = 行動に「心のラベル」をそえる

様態を表す with は、 「何をしたか」ではなく「どんな気持ち・どんな顔つきで、それをしたか」 を伝えるための前置詞です。 イメージとしては、行動の上に 心のラベルをペタッと貼る かんじです。

よくある形:

action(行動)withmanner(様態・心のスタイル)

  • face difficultieswith courage
    → 困難に「勇気をもって」立ち向かう。
  • speak to customerswith respect
    → お客さんに「敬意をもって」話す。
  • welcome guestswith a smile
    → お客さんを「笑顔で」迎える。

日本語の 「勇気を持って」「ていねいに」「笑顔で」「自信を持って」 にあたる部分を、 英語では with + 名詞 で表すことがとても多いです。

よく似た仲間に「副詞」があります。たとえば:

  • carefully(注意深く) ↔ with care(注意を持って)
  • politely(ていねいに) ↔ with respect(敬意をもって)
  • confidently(自信を持って) ↔ with confidence(自信を持って)

小学生〜中学生レベルでも、 名詞のほうが覚えやすい ことが多いので、 「副詞が分からないときは with + 名詞 にしてみる」という作戦もおすすめです。

同じ「勉強する」「話す」「働く」でも、 with curiosity(好奇心を持って) with kindness(やさしさを持って) のように、 どんな心でそれをするかを言葉にすると、 自分の行動にちょっとした誇りが生まれます

このあと出てくる例文カードでは、 with courage / with care / with respect / with a smile などをたくさん見ていきます。 読みながら、 「自分なら、どんな with で勉強したいかな?」 と考えてみるのも、英語学習を続ける大きな力になります。

🧩 基本パターン整理:動詞+with+名詞(態度・様子)

様態を表す with は、 「行動」+「どんな態度・気持ちで?」 をセットで表します。 たとえば face difficulties with courage (困難に勇気をもって向き合う)や、 treat people with respect (人を敬意をもって扱う)などです。

下の表では、 よく出る動詞パターン コアイメージ+ミニ例文 でまとめています。スマホでも読みやすいように、行ごとに解説を入れています。

パターン(code) 日本語コアイメージ 典型シーン&ミニ例文
💪 逆境・問題と向き合う
face difficulties with courage
handle a problem with care
respond to change with flexibility
「〜という心構えで、むかっていく」
困難・課題・変化に対して、どんな気持ちや態度で立ち向かうか を表す。
典型シーン: テスト前の不安、仕事のトラブル、環境の変化など。
ミニ例:
We must face this challenge with courage .
(私たちはこの挑戦に勇気をもって向き合わなければなりません。)
She handled the complaint with care .
(彼女はそのクレームに注意深く対応しました。)
🤝 人への接し方
treat people with respect
treat children with kindness
treat customers with patience
「〜に対して、どんなふうに接するか」
respect(敬意), kindness(やさしさ), patience(がまん強さ)など、人への態度 を表す。
典型シーン: 接客、先生と生徒、上司と部下、親子など。
ミニ例:
We should treat everyone with respect .
(私たちは誰に対しても敬意をもって接するべきです。)
She always treats her students with kindness .
(彼女はいつも生徒たちにやさしく接します。)
🗣️ 話し方・表現のしかた
speak with a smile
answer with honesty
explain it with simple words
「どんな顔つき・どんなスタイルで話すか」
「笑顔で」「正直さをもって」「やさしいことばで」など、 話し方の雰囲気 を伝える。
典型シーン: プレゼン、接客、面接、友だちとの会話。
ミニ例:
Please speak with a smile during the presentation.
(発表のときは笑顔で話してください。)
He answered the question with honesty .
(彼はその質問に正直に答えました。)
🔥 努力・スキル・情熱
work with focus
practice with effort
perform with great ability
「どれくらい真剣に・どんな姿勢で取り組むか」
勉強・仕事・練習などの 取り組み方・姿勢 を表す。
典型シーン: テスト勉強、部活の練習、プロジェクト作業。
ミニ例:
She always works with focus in the morning.
(彼女は朝はいつも集中して仕事をします。)
If you practice with effort , you will improve.
(努力して練習すれば、上達します。)
📝 副詞との言いかえ
do it carefully
do it with care
answer politely
answer with respect
「副詞がむずかしいときは、with+名詞で言いかえ」
小学生〜中学生でも分かりやすい 名詞ベースの言い方 に変えられる。
典型シーン: テストや宿題の「注意してやりなさい」「ていねいに答えなさい」。
ミニ例:
Please do this homework with care .
(この宿題は注意してやりなさい。)
Try to answer with respect when you disagree.
(意見が合わないときも、敬意をもって答えるようにしなさい。)

📌 シーン別ミニカード:逆境・仕事・人間関係で使う with

同じ「勉強する」「話す」「働く」でも、 with courage / with care / with kindness をつけるだけで、 あなたの 心のスタイル まで英語で表現できます。 よく使う 3 つの場面で、どんな with + 名詞 がハマるか見てみましょう。

⛰️ シーンA:逆境に立ち向かう

テスト・仕事・人生の「むずかしい場面」でも、 with courage / with hope / with patience のように 「どんな心で向き合うか」 を決めると、行動が少し前向きに見えてきます。

  • face exams with courage
    (試験に勇気をもって立ち向かう)
  • move forward with hope
    (希望を持って前に進む)
  • deal with problems with patience
    (問題にがまん強く向き合う)

自分のノートに study with ... と書いて、 「どんな気持ちで勉強したいか」を決めておくのもおすすめです。

💼 シーンB:仕事・勉強の姿勢

「がんばってる人だな」と感じさせるのは、 with focus / with effort / with care で表せる “仕事や勉強への向き合い方” です。

  • work with focus in the morning
    (朝は集中して仕事をする)
  • check reports with care
    (報告書を注意深くチェックする)
  • practice with effort every day
    (毎日努力して練習する)

「ただやる」から、 「どんな姿勢でやるか」 を言えるようになると、 英語で日々の仕事や勉強を語るのが楽しくなってきます。

👥 シーンC:人との関わり方

人間関係では、 with kindness / with respect / with patience のような 「相手への態度」 がとても大事です。

  • treat others with kindness
    (他人にやさしく接する)
  • listen to children with patience
    (子どもたちの話をがまん強く聞く)
  • speak to customers with respect
    (お客さんに敬意をもって話しかける)

自分が with 何 の人になりたいかを英語で書いてみると、 性格+英語表現 を一緒に育てていけます。

どのシーンでも、 動詞 + with + 名詞 の骨組みは同じです。 あとは courage / care / kindness / respect / focus などの 「自分が大事にしたい言葉」 を少しずつ増やしていけば、様態を表す with はどんどん使いやすくなります。

例文で感覚をつかもう!(様態を表す with)

肯定文 逆境に立ち向かう

Face difficulties with courage.

困難には、勇気をもって立ち向ちなさい。

語注: difficulties = 困難。courage = 勇気。

型: 命令文(動詞原形)+ with + 抽象名詞 で「〜を持って…しなさい」。

ポイント: 副詞 brave を知らなくても、with courage と名詞で表現できるのが便利です。

命令文 ビジネス・接客

Please speak to our customers with respect.

お客様には、敬意をもって話してください。

語注: respect = 敬意。customer = 客。

型: speak to 人 with 名詞 で「〜に、名詞という態度で話す」。

ビジネス: 店舗やコールセンターなど、接客の基本フレーズとしてそのまま使えます。

肯定文 仕事・勉強の姿勢

He always works with great focus in the morning.

彼は朝はいつも、高い集中力をもって仕事をします。

語注: focus = 集中。great focus = 強い集中力。

型: work with 名詞 で「名詞をそなえて働く/取り組む」。

学習のヒント: study with focus と言い換えれば「集中して勉強する」という自分用フレーズになります。

肯定文 正直さ・信頼

She answered the question with honesty.

彼女はその質問に、正直に答えました。

語注: honesty = 正直さ。answer the question = 質問に答える。

型: answer ~ with 名詞 で「名詞の態度で〜に答える」。

ポイント: 副詞 honestly の代わりに、with honesty とシンプルな名詞で言えるのが楽です。

肯定文 人への接し方

They treated the children with kindness.

彼らは子どもたちに、やさしく接しました。

語注: treat = 扱う、接する。kindness = やさしさ。

型: treat 人 with 名詞 で「人に名詞という態度で接する」。

よくある誤り: × treat with kind ではなく、名詞 kindness を使うように注意。

否定文(命令) 感情コントロール

Do not handle this problem with anger.

この問題には、怒りにまかせて対処しないでください。

語注: handle = 対処する。anger = 怒り。

型: Do not 動詞 ~ with 名詞 で「名詞という態度で〜しないで」。

心理ポイント: 英語で「怒りではなく、with calmness(落ち着き)で対処しよう」と言語化すると、感情をコントロールしやすくなります。

疑問文 話し合い・相談

How can we deal with this situation with patience?

この状況に、どうすればがまん強く向き合えるでしょうか。

語注: deal with = 対処する。situation = 状況。patience = 忍耐、がまん強さ。

型: How can we 動詞 ~ with 名詞? で「名詞という態度でどう〜できるか」。

会議用フレーズ: 問題解決の場で、そのまま使える丁寧な聞き方です。

肯定文 歓迎・ホスピタリティ

She welcomed the guests with a warm smile.

彼女はお客さんを、あたたかい笑顔で迎えました。

語注: welcome = 歓迎する。guest = 客。warm smile = あたたかい笑顔。

型: welcome 人 with a smile で「笑顔で人を迎える」。

表現のコツ: with a big smile としてもよく使われます。表情をイメージしながら覚えると定着しやすいです。

肯定文 学習・自己成長

I want to study English with curiosity.

私は英語を、好奇心をもって勉強したいです。

語注: curiosity = 好奇心。「知りたい」という気持ち。

型: study ~ with 名詞 で「名詞という気持ちで〜を勉強する」。

モチベーション: 自分のノートに「I study with curiosity.」と書くだけでも、学習の姿勢が前向きになります。

複文 友人関係・支え合い

Even when I am tired, I try to listen to my friends with care.

疲れているときでも、私は友だちの話をていねいに聞くようにしています。

語注: Even when = 〜のときであっても。listen to = 聞く。care = 注意深さ、思いやり。

型: listen to 人 with 名詞 で「名詞という態度で人の話を聞く」。

心のケア: こうしたフレーズを自分に向けて使うと、 I treat myself with kindness. (自分にやさしく接する)など、セルフケアの英語表現も増やせます。

🧾 ミニまとめ:様態を表す with のポイント

様態を表す with は、 「何をしたか」 ではなく 「どんな気持ち・どんな態度で、それをしたか」 を伝える前置詞です。

  • 動詞 + with + 名詞 で、 行動+心のスタイル をセットで表す。 例: face difficulties with courage (困難に勇気をもって立ち向かう)
  • 人への態度 treat 人 with 名詞 で「人に〜という態度で接する」。 例: treat people with kindness (人にやさしく接する)
  • 話し方 speak / answer / listen with 名詞 で、 「笑顔で」「正直に」「ていねいに」など 話し方の雰囲気 を表現できる。
  • 副詞との言いかえ carefullywith care / politelywith respect のように、 むずかしい副詞の代わりに「with+名詞」でやさしく言える

道具の with a pen(ペンで)や、 原因の with fear(恐怖で)と区別するときは、 「これは道具? 原因? それとも心のスタイル?」 と考えると整理しやすくなります。


🌱 モチベーション:自分の「スタイル」を英語で決めてみよう

同じ「勉強する」「働く」「人と話す」でも、 with curiosity (好奇心をもって)、 with respect (敬意をもって)、 with kindness (やさしさをもって)など、 「どんな心でやるか」 を決めるだけで、行動の意味がぐっと変わります。

ノートの片すみに、こんな一文を書いてみるのもおすすめです:

  • I study English with curiosity .
    (私は英語を、好奇心をもって勉強します。)
  • I work with focus in the morning.
    (私は朝は集中して仕事をします。)
  • I treat myself with kindness .
    (私は自分にやさしく接します。)

小学生でも大人でも、 with + 自分の大切にしたい言葉 をひとつ決めるだけで、 英語が 「テストのため」から「自分の生き方を言葉にするツール」 に変わっていきます。 今日の自分は、どんな気持ちで学びたいか―― with courage, with curiosity, with joy など、あなたらしい with を、少しずつ増やしていきましょう 💬

17. 委託を表す with

このセクションでは、 「モノ・仕事・決定を、誰の手にゆだねるか」 を表す with を学びます。
leave this with you(これをあなたに預ける)、 trust her with the project(彼女にプロジェクトを任せる)のように、 責任や管理の窓口 を示すときに使われるのが「委託の with」です。

同じ with でも、 「一緒にいる相手」 ではなく、 「預け先・任せ先」 を表すのがポイント。 小学生にもイメージしやすく言うと、 「この用事は、この人の手のひらに乗せておくね」 という感覚です。

社会人にとっては、 trust you with this taskIt rests with you to decide. のような表現が使えると、 仕事の場面で 「誰にどこまで任せるか」 を英語でスマートに伝えられるようになります。

Lesson 101 / Section 17 委ねる・預ける with
荷物を受付に預ける人・書類を専門家に渡す人・決定をメンバーに任せる場面など、委託を表す with のイメージ図

💡 コアイメージ:with = 「その人の手のひらに、モノ・仕事・決定をのせる」

委託を表す with は、 「何が」「誰の手の中にまかされているか」 を示します。 目で見るときは、 物・仕事・決定権 → with + 人 という矢印をイメージすると分かりやすくなります。

よくある形:

  • leave + 物 + with + 人
    → 物をその人のところに預ける/置いておく
  • trust + 人 + with + 物・仕事
    → 人に物や仕事の管理・処理を任せる
  • It rests with + 人 + to 動詞
    → その人が「〜するかどうか」を決める立場にある(=決定権がある)

日本語では、 「〜に預ける」「〜に任せる」「〜にかかっている」 と訳される部分が、 英語では with + 人 で表されていることが多いです。

似ている意味に「所持・所有の with」がありますが、ニュアンスに少し違いがあります:

  • 所持 Do you have small change with you ?
    → 今あなたが「持っている」状態
  • 委託 May I leave this with you ?
    → これからその人に「預かってもらう」「管理を任せる」イメージ

まとめると、 所持の with は「今持っている」、 委託の with は「これから面倒を見てもらう・責任をゆだねる」と考えると、きれいに整理できます。

仕事でも日常でも、すべてを自分だけで抱え込む必要はありません。 英語で trust my team with this taskIt rests with you to decide. のように言えるようになると、 「誰に何を任せるか」 をクリアに言葉にできて、気持ちも少しラクになります。

このあと続く表や例文カードでは、 leave A with B / trust A with B / rest with A などをくり返し見ていきます。 自分の生活や仕事に当てはめながら読むと、 「委ねる with」 が自然と身についていきます。

🧩 基本パターン整理:委託を表す with の代表パターン

「委託」を表す with は、 物・仕事・決定権 誰の手の中にゆだねられているか を示します。 下の表では、よく使うパターンを コード+コアイメージ+ミニ例文 で整理しています。

パターン(code) 日本語コアイメージ 典型シーン&ミニ例文
🧺 物を預ける
leave + 物 + with + 人
May I leave this with you ?
「物を、その人のところに置いておく・預ける」
荷物・コート・書類などを、 しばらくその人の管理下におく イメージ。
典型シーン: ホテル・受付・友達の家など。
ミニ例:
May I leave my bag with you for a while?
(しばらくカバンを預かってもらえますか。)
Please leave your coat with the staff .
(コートはスタッフにお預けください。)
🤝 仕事・書類を任せる
trust + 人 + with + 物・仕事
We trusted her with the project .
「信用して、物や仕事をその人に任せる」
単に「好き・信じている」ではなく、 実務的な責任や処理もゆだねる ニュアンス。
典型シーン: プロジェクト・重要書類・顧客対応など。
ミニ例:
Can I trust you with this report ?
(この報告書をあなたに任せても大丈夫ですか。)
They trusted the lawyer with the case .
(彼らはその事件を弁護士に一任しました。)
📝 任務・責任を負わせる
charge + 人 + with + 任務
He was charged with the task .
「正式に、その人に役目を負わせる」
少しフォーマルで、 組織での役割・任務 をあたえる場面に多い。
典型シーン: 社内プロジェクト、委員会、公式な任命など。
ミニ例:
She was charged with leading the team .
(彼女はチームを率いる役目を任されました。)
The committee charged him with reviewing the plan .
(委員会は、彼にその計画の見直しを任せました。)
⚖️ 決定権・判断を委ねる
It rests with + 人 + to 動詞
It rests with you to decide.
「〜するかどうかは、その人にかかっている」
最終判断・決定権 が誰にあるかを落ち着いたトーンで伝える表現。
典型シーン: 会議・相談・進路選択など。
ミニ例:
It rests with the manager to make the final decision.
(最終決定はマネージャーに委ねられています。)
It rests with you to choose your path.
(どの道を選ぶかは、あなた自身にかかっています。)
📦 提供(形は同じだが意味は別)
provide / supply + 人 + with + 物
They provide us with information .
「人に物を与える/提供する」
「委託」ではなく 「供給」 の意味ですが、形が似ているのであわせて確認。
典型シーン: 会社が顧客にサービスや情報を提供する場面など。
ミニ例:
The company provides employees with laptops .
(その会社は社員にノートPCを支給しています。)
→ 「任せる」ではなく、「与える」イメージなので、委託の with と区別して覚えます。

📌 シーン別ミニカード:何を、誰に、どこまで委ねる?

同じ「任せる/預ける」でも、
日常の荷物預かり 仕事のタスク委譲 決定権の委ね など、シーンごとに少しニュアンスが変わります。 3つの場面で with のイメージを固めていきましょう。

🏨 シーンA:日常の「預かってもらう」

いちばん身近なのが、 荷物・コート・鍵 を人や受付に預ける場面です。 「預かってね」の 「預け先」with + 人 で表されます。

  • leave my suitcase with the hotel
    (スーツケースをホテルに預ける)
  • leave your coat with the staff
    (コートをスタッフに預ける)
  • leave the key with a neighbor
    (鍵を近所の人に預ける)

「誰のところに置いておく?」という発想で、 with + 人/場所 をセットで覚えるとスムーズです。

💼 シーンB:ビジネス・仕事の委譲

社会人にとっては、 プロジェクト・顧客・重要書類 を「誰に任せるか」が大事なテーマです。 ここでは trust 人 with 仕事 のパターンがよく使われます。

  • trust her with the project
    (そのプロジェクトを彼女に任せる)
  • trust our team with new clients
    (新しい顧客をチームに任せる)
  • trust the assistant with the documents
    (書類の管理をアシスタントに任せる)

「この仕事は with 誰 ?」と意識すると、 役割分担や責任のイメージが英語でもクリアになります。

⚖️ シーンC:決定権・最終判断を委ねる

「最終的に決めるのは誰?」というときに使えるのが、 It rests with + 人 の形です。 ぐっと大人っぽい表現ですが、意味はシンプルで 「〜するかどうかはその人次第」 です。

  • It rests with you to decide.
    (決めるかどうかはあなたにかかっています。)
  • It rests with the manager to approve the plan.
    (その計画を承認するかどうかはマネージャー次第です。)
  • The final choice rests with the customer .
    (最終的な選択はお客様に委ねられています。)

自分のノートで、 It rests with ... to ... に自分の名前や身近な人の名前を入れてみると、 「誰がどこまで決めるのか」を英語で考える練習になります。

「委託の with」は、 leave A with B trust 人 with B It rests with 人 の 3 本柱を押さえると、 日常会話からビジネスまで、かなり広い場面をカバーできます。

例文で感覚をつかもう!(委託を表す with)

疑問文 荷物を預ける

May I leave this bag with you for a moment?

このカバンを、少しの間預かってもらえますか。

語注: leave ~ with you = ~をあなたに預ける。for a moment = 少しの間。

型: May I leave + 物 + with + 人 ... ? で「~を…に預けてもいいですか」。

ポイント: ホテルや受付、友だちの家など、日常でそのまま使える丁寧な言い方です。

命令文 案内・掲示風

Please leave your laptop with the receptionist before the meeting.

会議の前に、ノートパソコンは受付にお預けください。

語注: receptionist = 受付係。before the meeting = 会議の前に。

型: leave + 物 + with + 部署・人 で「~を…に預ける」。

ビジネス: オフィスやセミナー会場の「ご案内」として自然なフレーズです。

肯定文 プロジェクト委譲

We trusted her with the project because she knows the client well.

私たちは、そのプロジェクトを彼女に任せました。彼女はその顧客をよく知っているからです。

語注: trust 人 with ~ = 人に~を任せる。client = 顧客。

型: trust + 人 + with + 仕事 で「仕事を人に委ねる」。

ポイント: 「信用する」だけでなく、「責任も含めて任せる」というニュアンスがある表現です。

疑問文 秘密・感情をゆだねる

Can I trust you with this secret ?

この秘密を、あなたに打ち明けても大丈夫かな。

語注: secret = 秘密。trust you with ~ = ~をあなたに託す。

型: Can I trust you with ~ ? で「~を任せてもいい?」と気持ちを確かめる聞き方。

心の動き: 物だけでなく、感情や秘密も「with + 人」でその人の手にゆだねるイメージです。

否定文 慎重な態度

I do not feel comfortable trusting a stranger with my personal data .

見知らぬ人に、自分の個人情報を任せるのは気が進みません。

語注: stranger = 見知らぬ人。personal data = 個人情報。feel comfortable ~ing = ~するのは気が進む。

型: trust + 人 + with + 資産・情報 で「大事なものをその人に任せる」。

ポイント: 「任せたくない」ときも、このパターンを使えば丁寧に距離感を表現できます。

受動文 役目を任される

She was charged with leading the new team last year.

彼女は昨年、新しいチームを率いる役目を任されました。

語注: charge 人 with ~ = 人に~という任務を負わせる(少しフォーマル)。

型: be charged with + 動名詞 で「~する任務を任されている」。

レジスター: ビジネス文書やニュース寄りの表現ですが、意味が分かると読む力がぐっと上がります。

肯定文 決定権(It rests with)

It rests with you to decide how we move forward.

これからどう進むかを決めるのは、あなた次第です。

語注: rest with 人 = 人の手にかかっている。move forward = 前に進む、今後進める。

型: It rests with + 人 + to 動詞 で「~するかどうかは人次第」。

ニュアンス: プレッシャーをかけるというより、「信頼して任せる」落ち着いたトーンでよく使われます。

肯定文 最終決定を委ねる

The final choice rests with the customer .

最終的な選択は、お客様に委ねられています。

語注: final choice = 最終選択。customer = 顧客。

型: 主語 + rests with + 人 で「主語が~にかかっている」。

ビジネス: 販売・サービスの説明で、「決めるのはあくまでお客様です」と丁寧に伝えるときに便利です。

肯定文 家族への委託

While we were abroad, my parents trusted my older brother with the house .

私たちが海外にいる間、両親は家のことを兄に任せていました。

語注: abroad = 海外で。older brother = 兄。house = 家(家そのもの・家の管理)。

型: trust 人 with + 場所・家 で「その場所の管理を人に任せる」。

イメージ: 実際には「留守番を頼む」「家のことをお願いする」という、ごく身近な委託表現です。

🧾 ミニまとめ:委託を表す with のポイント

委託を表す with は、 物・仕事・決定権 誰の手の中にゆだねられているか を示す前置詞です。

  • 荷物を預ける leave + 物 + with + 人
    例: leave this bag with you (このカバンをあなたに預ける)
  • 仕事を任せる trust + 人 + with + 仕事
    例: trust her with the project (プロジェクトを彼女に任せる)
  • 役目を負わせる be charged with + 任務
    例: She was charged with leading the team (チームを率いる任務を任された)
  • 決定権を委ねる It rests with + 人 + to 動詞
    例: It rests with you to decide. (決めるかどうかはあなた次第です)

日本語では「~に預ける」「~に任せる」「~にかかっている」と訳される部分が、 英語では with + 人 になっていることを意識すると、読解力が一気に上がります。


🌱 モチベーション:全部一人で抱えなくていい、という英語表現

勉強でも仕事でも、 「全部自分で何とかしないといけない」 と感じると、とても苦しくなります。 英語では、 trust my team with this taskIt rests with you to decide. のように、 「誰にどこまで任せるか」 をはっきりと言葉にできます。

ノートに、こんな一文を書いてみるのもおすすめです:

  • I can trust my friends with my worries .
    (私は心配ごとを、友だちに打ち明けて頼ることができます。)
  • I do not have to deal with everything alone;
    I can share some tasks with my team .
    (すべてを一人で抱え込まなくていい。いくつかの仕事はチームと分担できます。)
  • It rests with me to choose how I study.
    (どう勉強するかを選ぶのは、自分次第です。)

こうして with + 人 を使いこなせるようになると、 英語は単なるテスト科目ではなく、 「頼る」「任せる」「分け合う」気持ちを整理するツール に変わっていきます。 少しずつ、 leave it with ..., trust ... with ..., It rests with ... を自分の生活に当てはめていきましょう。

18. 付帯状況を表す with

このセクションでは、「〜したまま」「〜という状態で」を表す with の使い方を見ていきます。メインの動作に、 気持ち・姿勢・見た目などの「状態」を そっと「おまけ」でくっつけるイメージです。

小学生でも、「本を読みながら音楽を聞く」「涙ぐみながら話す」など、よくあるシーンを思い浮かべればOK。 英語ではその「〜しながら」「〜したまま」を with + 名詞 + 状態 で表せます。

学習のコツは、 「メイン動作」と「一緒についてくる状態」を分けて考える こと。あとから with 以下を付け足せると、文章表現の自由度が一気に上がります。

Lesson 101 / Section 18 付帯状況(状態のプラスα) 中級への一歩
with で「状態」をくっつけるイメージ(涙を浮かべて話す人/イヤホンをしたまま歩く人など)

メインの動作(話す・歩く・勉強する など)に、 with + 目・手・表情・持ち物 をくっつけて、「どんな状態で?」をまとめて伝えるイメージです。

付帯状況のコアイメージ:「メイン動作+くっついた状態」を描く with

ここでの with は、ただの「一緒に」ではなく、 メインの動作「どんな状態で?」という追加情報 をくっつける役目をします。

1. 形のイメージ

よくある形は、 with + 名詞 + 形容詞 / 現在分詞(~ing) / 過去分詞 です。

  • with + 名詞 + 形容詞with his eyes wide open(目を大きく開けたまま)
  • with + 名詞 + -ingwith music playing(音楽が流れたままで)
  • with + 名詞 + 過去分詞with the door closed(ドアが閉まったままで)

2. 意味のイメージ

日本語でいうと、次のようなニュアンスをまとめて受け持ちます。

  • 「〜したまま」:メガネをかけたまま寝る
  • 「〜の状態で」:涙を浮かべた状態で話す
  • 「〜しながら」:音楽を聞きながら勉強する

3. 「メイン文+with句」で考えると分かりやすい

まずは「普通の文」を作って、そのあとに with 〜 を足す、と考えるとスッキリします。

  • She spoke.with tears in her eyes.
    → 「話した」というメイン動作に「目に涙を浮かべて」という状態がくっつく。
  • He studied.with music playing.
    → 「勉強した」+「音楽が流れた状態で」。

まずは S + V の骨組みを作ってから、「どんな状態?」を with で後ろに足すクセをつけると、表現の幅がぐっと広がります。

4. モチベーションメモ

心理学では、「状況を具体的にイメージできると記憶に残りやすい」と言われています。

with の付帯状況は、 英文に「表情」「雰囲気」「背景」を描き足すための便利なツールです。

完璧な文を一気に作ろうとしなくてOK。 まずはシンプルな文+withで1つ状態を足す ところから始めれば、少しずつ「描写力のある英語」が身についていきます。

🧩 基本パターン表:with + 名詞 + 状態(付帯状況)

付帯状況の with は、 with + 名詞 + 状態 という形で、 メイン動作に「どんな状態で?」という情報をくっつけます。

パターン コアイメージ 典型シーン ミニ例文
進行する状態
with + O + V-ing
O が「~している」状態で
背景で動きが続いているイメージ。
・夜が近づく中で行動する
・音楽やテレビが「ついたまま」
・雨が降り続く中で歩く
With night coming on, we started home.
(夜になってきたので/夜が近づく中、私たちは家路についた。)
※「夜がやってくる」という進行中の状態が、メイン動作にくっついている。
結果としての状態
with + O + p.p.
O が「~されたまま」の状態で
受け身の結果が続いているイメージ。
・腕を組んだまま座る
・ドアを閉めたまま話す
・窓を開けっぱなしで寝る
She sat with her arms folded.
(彼女は腕を組んだまま座っていた。)
※「腕を折りたたまれた状態」がずっと続いているイメージ。
形容詞・前置詞句の状態
with + O + 形容詞 / 前置詞句
O が「どんな様子か/どこにあるか」
位置・表情・様子などをまとめて表す。
・ポケットに手を入れたまま歩く
・涙目で話す
・ライトをつけたまま作業する
He walked with his hands in his pockets.
(彼はポケットに手を入れたまま歩いた。)
※「手」がどこにあるか(in his pockets)という状態を、with でくっつけている。
文頭 with 句
With + O + 状態, S V …
「O が〜の状態で/〜だから」S が V
「~なので」「~という状況で」を一気に前に出す。
・締め切りが近づいている状況
・雨が降っている状況
・みんなが疲れている状況
With the deadline coming up, we all worked late.
(締め切りが近づいていたので、私たちは皆遅くまで働いた。)
※「締め切りが迫っている」という状態を先に言って、状況をまとめて説明。

🎬 シーン別ミニカード:どんな「状態」をくっつける?

具体的な場面ごとに、 「メイン動作」+「with 〜(状態)」 のセットをイメージしてみましょう。

Scene A 感情・表情の状態

「涙目で」「笑顔で」「顔を赤くして」など、
顔・目・表情の状態 をくっつけるパターンです。

  • She spoke with tears in her eyes.
    (彼女は目に涙を浮かべて話した。)
  • He answered with a nervous smile.
    (彼は不安げな笑みを浮かべて答えた。)
  • She listened with her face bright red.
    (彼女は顔を真っ赤にして聞いていた。)

Scene B 体・持ち物の状態

「手をポケットに入れて」「カバンを持ったまま」など、
体の一部や持ち物がどうなっているか を表します。

  • He walked with his hands in his pockets.
    (彼はポケットに手を入れたまま歩いた。)
  • I fell asleep with my contacts in.
    (私はコンタクトを入れたまま寝てしまった。)
  • She stood with a heavy bag on her shoulder.
    (彼女は重いカバンを肩にかけたまま立っていた。)

Scene C 環境・背景の状態

「窓を開けたまま」「音楽を流したまま」「エンジンをかけたまま」など、
周りの環境・背景がどうなっているか を描写します。

  • We slept with the window open.
    (私たちは窓を開けたまま寝た。)
  • She studied with music playing.
    (彼女は音楽を流したまま勉強した。)
  • The car was left with the engine running.
    (その車はエンジンをかけたまま放置されていた。)

どのシーンでも、 「まず S+V(メイン動作)」 を作ってから、 with + 名詞 + 状態 を「おまけの一コマ」として足す、という順番で考えるとスムーズです。

💬 例文で感覚をつかもう!(付帯状況を表す with)

肯定文 付帯状況 with 感情・表情

She spoke with tears in her eyes.

(彼女は目に涙を浮かべて話した。)

語注: tears = 涙、eyes = 目。

型: S V with + 名詞 + 状態(speak + with tears in her eyes)。

ポイント: 「どんな表情で話したか?」という状態を with で追加しているイメージです。

肯定文 付帯状況 with しぐさ・姿勢

He walked with his hands in his pockets.

(彼はポケットに手を入れたまま歩いた。)

語注: pocket = ポケット、hands in his pockets = 手をポケットに入れて。

型: V with + 名詞 + 前置詞句(walk + with his hands in his pockets)。

ポイント: 「どんな歩き方?」を with 以下でくっつけていると考えると分かりやすいです。

否定文 付帯状況 with 日常

He did not notice me, with his headphones on.

(彼はヘッドホンをつけたままだったので、私に気づかなかった。)

語注: notice = 気づく、headphones = ヘッドホン、on = 身につけている状態。

型: S did not V, with + 名詞 + 形容詞 / 副詞

ポイント: メインは「気づかなかった」。with で「なぜ気づかなかったか」の背景(ヘッドホンをつけた状態)を足しています。

疑問文 付帯状況 with 勉強・学習

Do you often study with music playing?

(あなたはよく、音楽を流したまま勉強しますか。)

語注: often = しばしば、music playing = 音楽が流れている状態。

型: Do you V with + 名詞 + V-ing ?

ポイント: with music playing で「背景に音楽が鳴っている状態」をくっつけています。

命令文 付帯状況 with 注意・健康

Do not sleep with your contacts in.

(コンタクトを入れたまま寝てはいけません。)

語注: contacts = コンタクトレンズ、sleep with A in = A を入れたまま寝る。

型: Do not V with + 名詞 + 前置詞

ポイント: 「何が危ない状態なのか」を with 以下で示す、典型的な注意表現です。

進行形 付帯状況 with ビジネス

We were working with the windows open.

(私たちは窓を開けたまま作業していました。)

語注: windows open = 窓が開いた状態。

型: be V-ing with + 名詞 + 形容詞

ポイント: メインは「作業していた」。with で「どんな環境で?」(窓を開けて)を説明しています。

否定文 付帯状況 with 運転

She cannot drive safely with the lights off.

(彼女はライトを消したままでは安全に運転できない。)

語注: safely = 安全に、lights off = ライトが消えている状態。

型: cannot V with + 名詞 + 形容詞

ポイント: 「どんな状態では無理なのか?」という条件を with で表しています。

肯定文 付帯状況 with ビジネス会議

They continued the meeting with the slides on the screen.

(彼らはスライドを画面に映したまま会議を続けた。)

語注: continue = 続ける、slides = スライド資料、on the screen = 画面に映っている状態。

型: V O with + 名詞 + 前置詞句

ポイント: 会議というメイン動作に、「資料が表示された状態」を with で足して、場面をくっきりさせています。

肯定文 付帯状況 with 恋愛

He listened to her with his heart wide open.

(彼は心を開いたまま、彼女の話に耳を傾けた。)

語注: heart wide open = 心を大きく開いた状態(比喩的な表現)。

型: V to 人 with + 名詞 + 形容詞

ポイント: 表情だけでなく「心の状態」も with でくっつけると、恋愛シーンのニュアンスがよく伝わります。

文頭 with 句 付帯状況 with 仕事・締め切り

With the deadline coming up, we worked late last night.

(締め切りが近づいていたので、私たちは昨日の夜遅くまで働いた。)

語注: deadline = 締め切り、coming up = 近づいている、worked late = 遅くまで働いた。

型: With + 名詞 + V-ing, S V ...(文頭に with 句)。

ポイント: 先に「どんな状況か」をまとめて言ってから、メインの文 we worked late を続けています。

📝 ミニまとめ:with で「状態のワンシーン」を足そう

1. 形はいつも「with + 名詞 + 状態」

  • 基本の形は with + 名詞 + 状態。 「誰/何」が「どんな状態か」をまとめて表す。
  • よく使うパターンは 3 つ:
    • with + O + V-ing(O が〜している状態)
    • with + O + p.p.(O が〜された状態)
    • with + O + 形容詞 / 前置詞句(O がどんな様子か・どこにあるか)
  • 文頭に置くときは With + O + 状態, S V ... の形で 「〜という状況で/〜なので」から説明をスタートできる。

2. 意味は「メイン動作+おまけの状態」

  • まず S + V(メインの文) を作る。
  • そのあとで with + 名詞 + 状態 を「おまけのカット」として足すイメージ。
  • 日本語の「〜したまま」「〜の状態で」「〜しながら」を見つけたら、 英語では with で言えるか考えてみると、感覚がどんどん育つ。

3. モチベーション:シーンが浮かぶ英語へ 🌟

心理学の研究でも、「情景がはっきり浮かぶ情報」ほど記憶に残りやすいと言われます。

with + 状態 を使うと、 ただの事実 だった英文が、 「ドラマのワンシーン」 みたいに生き生きしてきます。

  • She spoke.(彼女は話した。)
  • She spoke with tears in her eyes.(涙を浮かべて話した。)

差はほんの一フレーズですが、伝わる「温度」がまったく違います。

最初から完璧な文を作らなくて大丈夫です。 まずは 短い文 + with で1つ状態を足す だけでもOK。 今日覚えた with のパターンを、あなたの日常シーンに少しずつ当てはめていけば、 「伝わる英語」が確実に育っていきます 🔁📚

19. 譲歩を表す with

このセクションでは、 with all 〜 を中心に、「マイナス・ハンデがあるのに、それでも〜」という 譲歩の with を学びます。日本語の「〜なのに」「〜にもかかわらず」にあたる表現で、 人の欠点・問題・ストレス・才能などをまとめて示し、そのうえで本音や評価を続けるのがポイントです。

すでに学んだ「付帯状況の with」が 中立な状態 を足すのに対して、 ここでは 逆風・ハンデ をくっつけるイメージでとらえると、 用法の違いがスッキリ整理できます。

with の用法 譲歩 中級レベル
欠点やハンデという逆風を背負いながら前に進む人物と、ハートマークで好意を示すイメージ図

🎯 コアイメージ:逆風・ハンデを背負っている with

譲歩の with は、 「問題・欠点・大変さ」 といったマイナスの要素を、 まとめて背負った状態 として表すイメージです。

1. ハンデという「荷物」をくっつける

with all her faults は、「彼女のたくさんの欠点という荷物を背負った状態で」というイメージ。

そこから I still like her. のように、それでも〜を続けることで、「〜なのに」のニュアンスが自然に出ます。

2. 「あるのに活かさない」というギャップ

with all the talent he has は、「才能という強いカードを持っているのに」という意味合いになります。

そのあとに he never makes any effort. を続けると、 「才能があるのに努力しない」という 期待とのギャップを、短くはっきり伝えられます。

3. 日本語の「〜なのに」「〜にもかかわらず」

譲歩の with は、日本語の 「〜がありながら」「〜にもかかわらず」 によく対応します。

・with all her faults, I still like her.
・with all this stress, she keeps smiling.
など、前半で逆風をまとめて言ってから、本音・評価を続けるという流れを意識すると、 ぐっと理解しやすくなります。

まとめると、 with all +(欠点・問題・才能・ストレスなど) =「そんな条件があるのに」という逆風スタート。 そのうえで、 still / yet / nevertheless + 本音・評価 を続けると、英語でもとても自然な「〜なのに」が表現できます。

🧩 基本パターン表:with all ~ で「〜なのに」「〜にもかかわらず」

譲歩の with は、 with all + 抽象名詞 の形で「逆風・ハンデ」をまとめて言い、そのあとに 本音・評価の文 を続けるのがコアパターンです。

パターン コアイメージ 典型シーン ミニ例文
基本形 1
with all + 抽象名詞, S V ...
たくさんの欠点・問題が「全部ある状態で」
それでも〜する/それでも〜だ、という感じ。
・欠点は多いけれど、まだ好き
・トラブルだらけだけど、続ける
・ストレスは多いが、笑顔でいる
With all her faults, I still like her.
(彼女には欠点がたくさんあるけれど、私はそれでも彼女が好きだ。)
基本形 2
with all the + 名詞 + S have/has, S V ...
こんなに「強み・条件・カード」があるのに
期待どおりにいかないギャップを表す。
・才能があるのに努力しない
・サポートがあるのに結果が出ない
・お金や時間があるのに動かない
With all the talent he has , he never makes any effort.
(あれだけ才能があるのに、彼は決して努力しない。)
基本形 3
with all this/that + 名詞, S V ...
今ここにある「こんなに多くの〜」を逆風としてまとめる
目の前の状況を強く意識させる。
・この騒音の中での勉強
・このプレッシャーの中での仕事
・この忙しさの中での挑戦
With all this noise, I cannot concentrate.
(こんなに騒がしいのに、私は集中できない。)
基本形 4
with all + 名詞, S still / yet V ...
逆風はあるが、「それでも〜」と言い切る
still / yet などと相性が良い。
・困難の中でもやり切った
・忙しさの中でも続けている
・失敗が多くても成長している
With all these difficulties, we still finished the project on time.
(これだけ多くの困難があったのに、私たちは期限どおりにプロジェクトを終えた。)

🎬 シーン別ミニカード:どんな「逆風・ハンデ」を with でくっつける?

with all ~ のあとに来る名詞は、たいていマイナス・ハンデ・条件です。 シーンごとに、どんな「逆風」をくっつけているのかイメージしてみましょう。

Scene A 人間関係:欠点はあるけれど好き

人の欠点・変なところを「全部ある状態で」と認めたうえで、 「それでも好き」「それでも一緒にいる」を言うときの with です。

  • With all her faults , I still like her.
    (彼女には欠点がたくさんあるけれど、私はそれでも彼女が好きだ。)
  • With all his silly jokes , we enjoy working with him.
    (彼のくだらない冗談は多いけれど、私たちは一緒に働くのを楽しんでいる。)
  • With all their problems , they stay close as a family.
    (いろいろ問題はあるけれど、彼らは家族として仲良くしている。)

Scene B 才能・資源はあるのに活かさない

才能・お金・サポートなどの「強いカード」を持っているのに、 期待どおりに行動しないときの、ちょっと残念なニュアンスです。

  • With all the talent he has , he never makes any effort.
    (あれだけ才能があるのに、彼はまったく努力しない。)
  • With all the resources they have , the project is always late.
    (あれほど資源があるのに、そのプロジェクトはいつも遅れる。)
  • With all your experience , you should know better.
    (それだけ経験があるのだから、もっと分かっていてもいいはずだ。)

Scene C 状況の逆風:困難の中でも前へ

たくさんのプレッシャー・騒音・忙しさといった状況の逆風をくっつけて、 それでも前に進んだことをほめるときにぴったりです。

  • With all this pressure , she remains calm.
    (これだけプレッシャーがあるのに、彼女は落ち着いたままだ。)
  • With all these difficulties , we still finished on time.
    (これだけ多くの困難があったのに、私たちは期限どおりに終えた。)
  • With all the changes around us , we keep learning.
    (周りがこれだけ変化しているのに、私たちは学び続けている。)

どのシーンでも、 with all + 逆風 でスタートし、 そのあとに still / yet / nevertheless + 本音・評価 を続けると、自然な「〜なのに」「〜にもかかわらず」が表現できます。

💬 例文で感覚をつかもう!(譲歩:with all ~)

肯定文 with all her faults 人間関係

With all her faults, I still like her.

(彼女には欠点がたくさんあるけれど、私はそれでも彼女が好きです。)

語注: faults = 欠点・短所。still = それでも。

型: With all + 名詞, S still V ... で「〜が全部あるのに、それでも〜」。

ポイント: マイナスを認めた上で好きと言う、やさしい「〜なのに」です。

否定文 with all the talent he has 才能 vs 努力

With all the talent he has, he never makes any effort.

(あれだけ才能があるのに、彼はまったく努力しません。)

語注: talent = 才能。effort = 努力。

型: With all the + 名詞 + S have/has, S (never) V ...

ポイント: 「強みがあるのに活かさない」という、少し残念なニュアンスを出せます。

否定文 with all this noise 勉強・集中

With all this noise, I cannot concentrate.

(こんなにうるさいのに、私は集中できません。)

語注: noise = 騒音。concentrate = 集中する。

型: With all this/that + 名詞, S cannot V ...

ポイント: 「この状況では〜できない」というイライラも、上品に表現できます。

肯定文 with all these difficulties プロジェクト

With all these difficulties, we still finished the project on time.

(こんなに多くの困難があったのに、私たちはプロジェクトを期限どおり終えました。)

語注: difficulties = 困難。on time = 時間どおりに。

型: With all these + 名詞, S still V ...

ポイント: 「逆風の中でよくやった」というねぎらいを、短く力強く伝えられます。

肯定文 with all the stress at work 職場

With all the stress at work, she keeps smiling.

(職場にこれだけストレスがあるのに、彼女はいつも笑顔を絶やしません。)

語注: stress = ストレス。keep smiling = 笑顔でい続ける。

型: With all the + 名詞, S keep(s) V-ing.

ポイント: 「そんな中でも〜し続けている」人をほめるときにとても便利です。

肯定文 with all your experience アドバイス

With all your experience, you should know better.

(それだけ経験があるのだから、もっと分かっていてもいいはずです。)

語注: experience = 経験。know better = もっと分かっているべきだ。

型: With all your + 名詞, you should V ...

ポイント: 少しきびしめのアドバイスを、直接的すぎずに伝えられる表現です。

肯定文 with all this homework 日常・勉強

With all this homework, I still want to watch that movie tonight.

(こんなに宿題があるのに、私は今夜あの映画をどうしても見たいんです。)

語注: homework = 宿題。still want to = それでも〜したい。

型: With all this + 名詞, I still want to V ...

ポイント: 勉強と遊びの間でゆれる気持ちも、「〜なのにまだ〜したい」と英語で素直に言えます。

肯定文 with all the mistakes you make 学習・モチベーション

With all the mistakes you make, you are still improving every day.

(これだけたくさん間違えても、あなたは毎日ちゃんと上達しています。)

語注: mistakes = 間違い。improve = 上達する。

型: With all the + 名詞 + S V, S be still V-ing ...

モチベ: 語学では「ミスの数」と「伸び」はセットです。 with all the mistakes をポジティブにとらえて、たくさん試して、たくさん成長していきましょう。

📝 ミニまとめ:with all ~ で「逆風スタート」の文を作ろう

1. 形と意味をセットで覚える

  • 基本の形は with all + 名詞, S V ... 「〜が全部そろっているのに、それでも S は V」というイメージになります。
  • 名詞のところには、 faults / problems / difficulties / stress / talent など、 「欠点・問題・大変さ・(なのに活かされない)強み」がよく入ります。
  • そのあとに still / yet / nevertheless などを置くと、 日本語の「それでも」「〜にもかかわらず」にとても近いニュアンスになります。

2. 他の with とのちがいを意識しよう

  • 付帯状況の with: with + 名詞 + 状態 で、 「〜の状態で」「〜しながら」という中立〜ややプラスの情報を足す。
  • 譲歩の with: with all + 名詞 で、 「逆風・ハンデ・矛盾した条件」が最初からくっついた状態を表す。
  • 日本語で「〜なのに」「〜があるのに」と言いたくなったら、 まずは with all + 名詞 を思い出してみましょう。

3. モチベーション:自分にも「with all ~」を向けてみよう ✨

心理学では、「ダメなところも含めて自分を認める」ことが、 学習を続けるうえでとても大事だと言われます。

英語でも、 with all the mistakes I make のように、 自分のミスや弱点をまとめて認めたうえで、 I am still improving. と続けることができます。

これはそのまま、 「完璧じゃなくても、前に進んでいる自分を認める言い方」 になっています。

今日からは、誰かをほめるときも、自分を励ますときも、 with all + 逆風 を意識してみてください。 「いろいろあるけど、それでもがんばっている」という気持ちを英語で言えた瞬間、 きっと英語学習そのものも、少しやさしく見えてくるはずです 😊

🧾 Lesson 101 総まとめ:with の用法の全体像

ここまでで with の 19 の使い方 を見てきましたが、バラバラに覚える必要はありません。 すべての with の根っこには、 「何かと何かがくっついて、一緒にある/一緒に動く」 というコアイメージがあります。 あとは、「誰と」「どんな状態で」「どんな道具や材料で」など、 「どういう形でくっつくのか」が変わるだけです。

この総まとめでは、人間関係・状態・道具・材料・原因・譲歩といった観点から with をもう一度眺めなおし、「with の森」を 一枚の地図として頭に入れることを目指します。

Lesson 101 総まとめ with のコアイメージ
人を中心に、人・道具・材料・感情などが with で線につながっているイメージ図

🎯 with のコアイメージ:まずは「くっついて一緒」をおさえる

with を一言で言うと、 「あるものが、別のものにくっついて、一緒にある/一緒に動く」 というイメージです。 この「くっつき方」が変わることで、同伴・提携・道具・材料・原因・譲歩など、 いろいろな用法が生まれます。

1. 人・感情・関係とくっつく with

with + 人 / 生き物 で、主に「人との距離・関係」を表します。

  • 一緒にいる・行動する(同伴・同居・交際)
  • 誰かに賛成・共感する(一致・同調)
  • 相手に向かう感情(gentle with / in love with)
  • 意見がぶつかる(fight with / argue with)も同じ「相手との線」です。

2. 状態・様態・時間とくっつく with

with + 名詞(状態・特徴) で、「どんな様子・条件で」という情報を足します。

  • 涙・笑顔・勇気などをまとった様子(様態・付帯状況)
  • 年齢や時代と一緒に変化すること(同時・同程度)
  • ハンデや逆風を背負った状態( with all 〜 の譲歩)
  • 「今、この条件をしょっている」というイメージを意識すると覚えやすくなります。

3. 道具・材料・原因とくっつく with

with + 物・材料・抽象名詞 で、「何を手にして・何を含んで・何が原因で」という 情報のオマケをくっつけます。

  • ペン・フォーク・アプリなどの道具(道具・手段)
  • 水・砂糖・空気・雪など中身や材料(材料・中身・混合)
  • 怒り・喜び・恥ずかしさ・疲れなどの感情や原因(原因)
  • 「メインの出来事+with でつけ足す情報」と考えるとスッキリ整理できます。

まずは、 「with = くっついて一緒」 という一本の軸を頭の中に通しましょう。 そのうえで、 人・関係 / 状態・様態 / 道具・材料・原因 / ハンデ(譲歩) のように、 「何と何が、どんなふうにくっついているのか?」という視点で復習すると、19 の用法もぐっと覚えやすくなります。

📚 with の用法グルーピング一覧(19セクション → 4つの大きな箱で整理)

Lesson 101 では 1〜19 までの with の用法 を見てきましたが、そのまま 19 個を丸暗記する必要はありません。 下の表のように、ざっくりと 人・関係 / 状態・様態・条件 / 道具・中身・所有 / 仕事・所属・比較/評価 といった4つの箱に入れ直すと、全体像がグッと見えやすくなります。

グループ 対応セクション コアイメージ 代表フレーズ
👥 人・関係・感情 1 同伴・同居 4 接触・交際 5 一致・同調 8 感情・態度 9 関係・立場 10 敵対 11 分離 17 委託 「人どうしを線でつなぐ」 というイメージ。 一緒にいる・仲良し・ケンカ・困っている点・任せる相手など、 人と人の距離・関係性を表す with が中心です。

live with my family (家族と一緒に暮らす)

agree with you (あなたに賛成する)

What's wrong with your leg? (足はどうしたの?/どこが悪いの?)

💼 仕事・所属・比較/評価 2 提携・勤務 6 比較の対象 「同じラインに並べる」 というイメージ。 どこに属しているか(会社・組織)や、何かと比べたときに 同じレベル・同じグループに並べる感覚の with です。

work with a bank (銀行に勤めている)

link up with a partner (パートナー企業と提携する)

rank with the best (最高レベルのものと肩を並べる)

🧰 道具・中身・所有 3 包含・混合 12 道具・手段 13 材料・中身 15 所持・所有 「メインのもの+中身/道具のオマケ」 のイメージ。 何で作るか・何が入っているか・何を持っているかなど、 モノの情報をくっつける with が中心です。

coffee with milk (ミルク入りのコーヒー)

write with a pen (ペンで書く)

a girl with long hair (長い髪の女の子)

🌦 状態・様態・条件・譲歩 7 同時・同程度 14 原因 16 様態 18 付帯状況 19 譲歩 「どんな状態・条件をしょっているか」 のイメージ。 涙・笑顔・怒り・年齢・時代・逆風など、 見えない背景やハンデをまとめてくっつける with です。

with a smile (笑顔で)

with age (年齢とともに)

With all her faults, I still like her. (欠点がいろいろあっても、それでも彼女が好きだ。)

復習するときは、「今見ている with は、この 4 つのどの箱に入るかな?」と考えるだけでも OK です。 まずは箱のラベル(人・関係/道具・中身/状態・条件/仕事・比較)を覚え、 細かい 19 用法は、例文を読みながら少しずつ「この箱の中の仲間なんだ」と整理していきましょう。

🧩 実用パターン&キーフレーズミニ集(まずはここだけ押さえる)

with は用法が多い分、「最初の一軍フレーズ」を決めておくと覚えやすくなります。 ここでは、日常会話・ビジネス・感情表現で特によく使う with + 人 / with + 物・道具 / with all + 名詞 にしぼって、キーフレーズをまとめました。

with + 人 日常・人間関係

「誰と一緒に」「誰に対して」 を表すときの with。 自分のまわりの人間関係を、そのまま英語にしやすいパターンです。

  • be with you (あなたと一緒にいる/味方でいる)
  • have lunch with my friends (友だちと昼食をとる)
  • talk with my boss about the plan (上司とその計画について話す)
  • be gentle with children (子どもにはやさしくする)
  • in love with her (彼女に恋している)
with + 物・道具・中身 道具・材料

「何で?」「何入りの?」「どんな見た目?」 に答える with。 モノの説明・写真の説明・レシピなどでとてもよく使います。

  • write with a pen (ペンで書く)
  • eat with chopsticks (お箸で食べる)
  • coffee with milk (ミルク入りのコーヒー)
  • a room with a big window (大きな窓のある部屋)
  • a bottle filled with water (水でいっぱいのボトル)
with all + 名詞 譲歩・逆風

「〜がたくさんあるのに(それでも)」 を一気に言えるパターン。 がんばりをねぎらう/もったいなさを指摘するときにとても便利です。

  • With all her faults, I still like her. (欠点は多いけれど、それでも彼女が好きだ。)
  • With all the talent he has, he never tries. (あれだけ才能があるのに、彼は全然挑戦しない。)
  • With all this homework, I still want to read. (こんなに宿題があるのに、それでも本を読みたい。)
  • With all the mistakes I make, I'm still learning. (こんなに間違えても、私はちゃんと学び続けている。)

まずはここにあるフレーズから、「自分の日常にそのまま使えそうなもの」を 1〜2 個選んで、 声に出してみてください。 with + 人/物/all 名詞 の 3 パターンが口になじんでくると、 Lesson 101 で学んだ他の with も、「あ、この箱の仲間だ」と自然につながってきます。

自己チェック:with の森でどれくらい歩ける?

下のチェックリストは、Lesson 101 の内容をどれくらい自分のものにできているかをざっくり確認するためのものです。 紙やメモアプリにチェックを入れながら、 「ここは言えそう」「ここは復習したい」 と感じるところを見つけてみましょう。

  • 1
    人と一緒にいる with がイメージできる
    「誰と一緒に」「誰と話して」「誰とケンカして」など、 with + 人 で人間関係を表せると感じる。
  • 2
    道具・材料の with を、自分の生活で言い換えられる
    「ペンで書く」「お箸で食べる」「ミルク入りのコーヒー」など、 with + 物・道具・中身 が自分の身の回りの例とセットでイメージできる。
  • 3
    感情・態度の with が「心の矢印」として理解できる
    gentle with children, careful with money, in love with someone など、 「心の向き」 を with でくっつけているイメージがある。
  • 4
    状態・様態・条件の with を「背景情報」として扱える
    with a smile / with tears in her eyes / with age などの表現を見たとき、 「メインの動き+背景の様子」 として切り分けて考えられる。
  • 5
    with all ~ で「逆風の中でも…」と言える
    With all her faults, … / With all the mistakes I make, … のように、 「〜がたくさんあるのに、それでも…」 というニュアンスを感じ取れる。
  • 6
    「どの箱の with か」をざっくり言える
    新しい with 表現を見たときに、「これは 人・関係かな、 道具・中身かな、 状態・条件かな?」 と大まかなグループ分けができそうだと思う。

目安として、3つ以上「できそう」と感じたら、 Lesson 101 のクイズ にチャレンジしてみるタイミングです。 もし 2 つ以下なら、気になったセクションだけでもう一度、例文カードを声に出して読んでみましょう。

💬 モチベーション:with all the effort you've made...

Lesson 101 では、with の 19 の用法 を、一つひとつ丁寧にたどってきました。 ここまで読み進められた時点で、すでにあなたは with all the effort you've made, you are still learning. の状態です。

心理学の世界では、 「できていないところ」よりも「すでにできているところ」に意識を向ける ことが、学習を続けるコツだと言われます。 with の用法を全部完璧に暗記できていなくても大丈夫です。 すでにあなたは、 with people, with tools, with feelings, with all the challenges を少しずつ英語で表せるようになっています。

もし今、「まだ覚えきれていないな」と感じているなら、それは with all your curiosity, you want to go deeper. という、とても前向きなサインかもしれません。 好奇心やモヤモヤ感も含めて、 全部ひっくるめて今の自分だと認めてあげてください。

これから例文を声に出したり、クイズに挑戦したりするたびに、 あなたの中の with も少しずつ、 一緒に成長 していきます。 With all the small steps you take, your English will move forward. この一文を、あなた自身へのメッセージとして、そっと心の中に置いておいてください。

🔁 次におすすめのレッスン

Lesson 101 では with のさまざまな用法を見てきました。 このあと学ぶなら、 接続詞他の前置詞 を押さえておくと、 文どうし・情報どうしを「つなぐ力」が一気にアップします。

下のおすすめから、 「今の自分に役立ちそう」 と思うものを 1 つ選んで進んでみてください。 ほんの少しでも前に進めば、英語の世界がまた一段、広がって見えてきます。