等位接続詞とは?(and / but / or など)
等位接続詞は、文法的に同じレベルのものどうしを「横につなぐ」接続詞です。代表的なのは
and, but, or, nor, for
の5つ。
「A + 接続詞 + B」という形で、AとBを対等な関係のまま結ぶのがポイントです。
小学生でも「AとBをつなぐ“のり”」だとイメージできればOKです 😊
▮ 目次
✅ 迷ったら 「1 → 2 → 3 → 総まとめ」 の順がおすすめです。
📱 スマホは「まず1つだけ押して進む」でOK(押した項目は色が残ります)。
-
1. 等位接続詞とは?(まずは全体像)
最初にここ
「等位」の意味と、
A and B型の基本パターンを確認 -
2.
andの役割情報を足す・順番に並べるなど、「プラスのつなぎ方」をチェック -
3.
orの役割「または」「さもないと」など、えらぶ・条件を出すときの or -
4.
norの役割「Aでもないし、Bでもない」をまとめて言えるnorの形 -
5.
butの役割「しかし」「〜なのに」を表す、ギャップ担当の接続詞 -
6.
forの役割(接続詞として)「というのは〜だからだ」と、理由をあとからそっと添えるfor -
🧾 総まとめ:等位接続詞のチェックポイント
迷ったらここ
5つの等位接続詞の役割を一気に復習 + ミニクイズで最終チェック
まずはこの目次どおりに、1つずつチェックを入れていく感覚で進めていきましょう。
ここまで読んだ時点で、もう「スタートラインには立てている」ので自信を持ってOKです ✨
1. 等位接続詞とは?(“横にならべてつなぐ”接続詞)
キーワード 対等 横につなぐ A + 接続詞 + B
等位接続詞は、文法的に同じ役割をしている 語・ 句・ 節 を、対等な関係のまま横にならべてつなぐ接続詞です。 日本語でいう「〜と〜」「〜だけれど」「〜か〜」のようなイメージで、 and / but / or / nor / for が代表選手です。
長めの英文でも、等位接続詞のところで意味のかたまりが区切れるので、 ここを読めば文の“骨組み”が見えやすくなる のが大きなポイントです。
A + and / but / or / nor / for + B
のように、A と B を同じ高さでつなぐ“橋”だとイメージしよう。
🧩 等位接続詞のざっくりイメージ
1 「等位」=対等に並べるという意味です。 かんたんに言うと、 どちらがエライでもなく、同じレベル のもの同士をつなぎます。
- 名詞どうし:猫 と 犬
- 句どうし:公園で遊ぶ + 友だちと話す
- 節どうし:「〜した」 + 「それから〜した」
2
つなぎ方の基本の形は、つねに
A + 等位接続詞 + B
です。
A and B
A or B
A but BA と B の「役割」がそろっていればOK(名詞+名詞、文+文 など)。どちらかが従属的になるわけではありません。
3 代表的な等位接続詞 5 つは、それぞれ役割(性格)がちがうのもポイントです。
学習心理学では、「パターン(型)」を先に知っておくと新しい情報が整理されやすいと言われています。
ここで覚えるのは、たった 5 つの「信号(and / but / or / nor / for)」と、 A + 接続詞 + B という 1 つの型だけ。
これだけで、今後出てくる長めの英文をスッと意味のかたまりごとに読める土台ができあがります。 「まずは全体の地図がわかった!」という今の感覚を、次のセクションまで持っていきましょう 🚀
🔗 「語・句・節」をつなぐってどういうこと?
等位接続詞は、文法的なレベルが同じものどうしをつなぎます。 つまり、語+語、 句+句、 節+節 のように、 「高さ」のそろったペアを作ってあげるイメージです。
下の表では、レベル別に「何と何をつなぐのか」「どんな形になりやすいか」をざっくり整理しています。 スマホでは左右にスワイプして見てください 📱
| レベル | つなぐもの | 型(イメージ) | ポイント |
|---|---|---|---|
|
🧱 語 |
名詞+名詞 形容詞+形容詞 |
a cat and a dog
「ネコ と イヌ」「楽しく て 安全な 〜」など |
単語レベルの並べる係 モノや性質を 「〜と〜」 と横に並べるイメージ。 語+接続詞+語 のシンプルな形から慣れていくのがおすすめです。 |
|
🧩 句 |
前置詞句+前置詞句 動詞句+動詞句 |
in the park and at home
「公園で」「家で」のような、かたまり(句) をつなぐ。
|
意味のかたまり同士 1語では表しきれない情報を、一つのかたまりとして横に並べます。 「どこで?」「どんなふうに?」などの 状況説明を足していく ときによく出てきます。 |
|
🧱🧱 節 |
S+V と S+V |
S + V
and / but / or
S + V
2つの「文(節)」を1本の接続詞でつないで、1つの大きな文として読ませる。
|
長文読解のカギ 長めの英文では、ここが意味の切れ目になりやすいところ。 and / but / or の前後を「意味のブロック」として読むと、長文でも迷子になりにくくなります 📘 |
🎭 5つの等位接続詞の「性格マップ」
同じ「等位接続詞」でも、 and と but では メッセージの方向性がまったくちがいます。 ここでは 5 語それぞれのざっくりした性格を、 ひと目で分かるように整理しておきましょう。
細かい用法はこのあと各セクションでじっくり見ていくので、 まずは「どの単語がどんな雰囲気か」をつかめれば十分です 💡
| 接続詞 | 日本語イメージ | 性格・役割 | よく出るシーン |
|---|---|---|---|
|
and 「〜と〜」「そして」 |
プラス 追加 |
足し算タイプ 情報や要素を足し算していく接続詞。 A に B を「おまけ」ではなく、同じ重さでくっつけるイメージです。 |
・好きなものを並べる:cats and dogs ・行動を順に足す:wash my face and brush my teeth ・形容詞を並べる:kind and smart |
|
but 「しかし」「でも」 |
ギャップ 逆方向 |
ツッコミタイプ 前半の内容にブレーキをかけたり、方向を変えたりする役割。 読む人に「ところがね?」とツッコミを入れるイメージです。 |
・期待と現実のギャップ:It looks easy, but it's difficult. ・「〜だけれど」の対比:He is poor but happy. ・褒め+注意のセット:You're good, but be careful. |
|
or 「または」「それとも」 |
選択 条件 |
えらびなさいタイプ A と B のどちらかを選ばせる接続詞。 ときには「〜しなさい、さもないと…」のように、条件・結果をつなぐ役にもなります。 |
・メニューや選択肢:tea or coffee ・質問:Is it true or false? ・警告的な文:Hurry up, or you'll be late. |
|
nor 「〜も…ない」 |
否定の並列 かための表現 |
禁止&否定タイプ 「AもBも〜ない」と、否定を2つ並べるときに使う接続詞。 少しかしこまった文章でよく見られます。 |
・否定文とのコンビ:I don't like coffee, nor tea. ・ neither A nor B の形:neither Tom nor Mary・文章でリズムを出したいときに使われることもあります。 |
|
for 「というのは〜だからだ」 |
理由 後出し |
理由をそっと添えるタイプ 文のあとに「実は理由はね…」と、 すこし文語的に理由を付け足すときに使う接続詞です。 会話では because に言いかえることが多めです。 |
・説明をあとから足す:I went to bed early, for I was tired. ・文章で少しかしこまった雰囲気を出したいとき。 ・会話なら多くは because に置き換え可能です。 |
英文を読むとき、まずはこの表を思い出して 「今出てきた接続詞はどんな性格?」 と考えてみましょう。
接続詞の性格が分かると、これから来る内容の方向(プラスか、逆か、選択か)が予測できるので、 読むスピードも理解もグンと上がります 🚀
💬 例文で「横につなぐ」感覚をつかもう!
下のカードでは、等位接続詞 and / but / or / nor / for が
A + 接続詞 + B の形でどう働くかを確認します。
英文 → 日本語訳 → 音声ボタンの順に並んでいるので、音声も聞きながら「どこをつないでいるのか」を意識してみましょう 👂✨
I have a cat and a dog.
(私はネコとイヌを飼っています。)
🔧 構造:I have A and B. = S + V + 名詞 and 名詞。
and が a cat と a dog を 同じレベルのものとして横に並べているのがポイントです。
I love you and respect you.
(私はあなたを愛しているし、そして尊敬もしています。)
🔧 構造:I love you and respect you. = S + V₁ + O and V₂ + O。
love と respect という 2つの気持ちを「and」で足し算しています。 「好きなだけじゃなくて、ちゃんと尊敬もしてるよ」という、恋愛でもよく使える丁寧なフレーズです 💕
She is busy but very kind.
(彼女は忙しいけれども、とても親切です。)
🔧 構造:She is A but B. = S + be + 形容詞 but 形容詞。
but は 「AなのにB」というギャップを表します。 「忙しい(大変そう)」というイメージに、「でも優しい」という プラスの意外性を足していると考えるとつかみやすいです。
Would you like tea or coffee?
(紅茶とコーヒー、どちらがよろしいですか。)
🔧 構造:Would you like A or B? = 疑問文 + A or B。
or は 「AかBか、どちらか選んでね」というサインです。 カフェやおもてなしの場面でとてもよく使う、丁寧で定番のフレーズです ☕️
He doesn't have a car, nor does he have a bike.
(彼は車も持っていないし、自転車も持っていません。)
🔧 構造:
He doesn't have A, nor does he have B.
「Aを持っていないし、Bも持っていない」という形です。
nor は 「AもBも〜ない」と否定を並べるときに使う、少しかしこまった等位接続詞です。 会話では and + 否定文で言いかえることも多いですが、 読解ではよく出てくるので「否定のセット」を作るサインとして覚えておきましょう。
I stayed home, for it was raining hard.
(ひどい雨が降っていたので、私は家にいました。)
🔧 構造:I stayed home, for S + V.
= 文, for 理由の文。
for は、この文では前置詞ではなく
「というのは〜だからだ」という意味の等位接続詞です。
前の文のあとに、少しかしこまった感じで理由を「後出し」するときに使われます。
会話では because に言いかえることが多いので、
「for = フォーマルな because」というイメージも持っておくと理解しやすくなります 📘
どの例文でも、A + 接続詞 + B の形になっていることに注目してみましょう。
接続詞の前後で「何と何が横に並んでいるのか?」を意識するだけで、 英文の骨組みがグッと見えやすくなります 💪
🧠 学びを続けやすくするコツ(心理学プチ知識)
等位接続詞は、たった 5語 ですが、英文を読むときには何度も何度も出てくる“信号”です。 心理学では、こうした「よく出てくる小さなパターン」をおさえておくと、 脳の負担が減って、理解がぐっと楽になるとされています。
心理学では、小さな達成感をくり返すとやる気が続きやすいと言われます。 まずは「and / but / or の役割を何となく説明できる」くらいのゴールでOK。 完ぺきよりも、少しずつ前に進むことを大事にしましょう。
脳はバラバラな情報よりも、パターン(型)を好みます。 等位接続詞は、 A + 接続詞 + B という1つの型を覚えておけば、多くの文で応用がききます。 まずはこの型をくり返し見て、自然に目に入るようにしてみましょう。
1回で全部覚えようとすると、心理的なハードルが上がってしまいます。
「今日は and に慣れたからOK」など、
できたところだけに注目するのが
成長思考(グロースマインドセット)のコツです 🌱
間違えた分だけ、次に読むときのアンテナが鋭くなります。
ここまで読み進めてきた時点で、もう 等位接続詞の「全体地図」 を手に入れています。 あとは、次のセクションで and、 but、 or … と1つずつ性格を深ぼりするだけです。 「少しずつ分かってきた!」という感覚を大事に、肩の力を抜いて進んでいきましょう 😊
➡️ 次はどこを読む?Section 2 以降へのミニナビ
Section 1 では、等位接続詞の全体像と A + 接続詞 + B という基本の型を確認しました。 ここからは、接続詞それぞれの性格を、例文といっしょにじっくり見ていきます。 気になるところ・よく目にするところから読んでもOKです 👍
「とりあえず1つだけ深く理解する」ほうが記憶に残りやすいので、 まずは and のセクションだけじっくり読み、 そのあと but や or へ広げていくのがおすすめです。 自分のペースで、少しずつ「接続詞の言いたいこと」を聞き取れるようになっていきましょう 🚀
2. and の役割
(情報を「足し算」する万能接続詞)
キーワード 足し算 同時 順番 条件・結果
and は、いちばん基本的には
A and B
の形で、同じレベルのものを「足し算」していく等位接続詞です。
「AとB」「そして〜」というイメージからスタートして、
同時に起きることや
順番・結果 を表したり、
条件や
強調の役割をすることもあります。
このセクションでは、and の代表的な役割を
「マップ」+「例文」でざっくりつかみ、
詳しい使い分けは Lesson 103:and の用法 にバトンを渡します。
and を理解すると、英文の「つながり」が一気に読みやすくなります 📚
A and B
の形で、「Aもあるし、Bもあるよ」と情報を足していくイメージで覚えよう。
🗺️ and の役割マップ(ざっくり全体像)
and は、日本語にすると「〜と〜」「そして」「それから」「そうすれば」など、
場面によっていろいろな顔を見せますが、根っこはすべて「AにBをくっつける」足し算です。
下の表では、and の役割を
5つのグループ にまとめています。
ここでは日本語イメージ+型だけをざっくり確認し、細かい使い分けは
Lesson 103:and の用法
で深掘りしていきましょう。
| グループ | 日本語イメージ | 型(パターン) | 詳しく学べる箇所 |
|---|---|---|---|
|
① 基本の並列 語・句・節を横に並べる |
AとB
AおよびB 「〜と〜」「そして〜」 |
名詞 and 名詞(cats and dogs)
句 and 句(in the park and at home)
節 and 節(S + V and S + V)
|
🔍 103-1:文法上の働きが同じものを結ぶ 語・句・節どうしを対等に並べる、いちばん基本の使い方。 |
|
② 同時性 「〜しながら」「同時に〜」 |
〜しながら
同時に〜 2つの動作がほぼ同時に進むイメージ |
V and V(sit and read)
S V and V(He sings and dances.)
|
🔍 103-2:同時性を表す and 「Aして、同時にBもしている」ときの and を確認。
|
|
③ 順序 「〜してから」「それから」 |
〜して、それから〜
続きの行動 AのあとにBが起こる |
V and V(finish and go home)
S V and V(I finished my work and went home.)
|
🔍 103-3:時間的な順序を表す and 「Aして、それからBした」という行動の流れを表現するときの and。 |
|
④ 条件・結果 「〜しなさい、そうすれば〜」 |
条件
結果 命令文+and で「〜しなさい、そうすれば〜」 |
命令文, and S + will V
Study hard, and you will pass.
|
🔍 103-4:条件を表す and /
103-5:理由・結果を表す and 「Aしなさい、そうすればBになるよ」という励まし系の表現でよく使います。 |
|
⑤ 強調・その他 「ますます」「それなのに」「〜付きの」など |
程度の強調
対立・非難
一体のもの ニュアンスの調整役としての and |
A and A(warmer and warmer)
A and yet B(rich and yet unhappy)
A and B(bread and butter = ひとまとまり)
|
🔍 103-6:同一語のくり返しで強調 /
103-7:対立・非難 /
103-8:追加・補足 /
103-10:一つのまとまり 少し上級ですが、長文読解やリスニングで and のニュアンスを感じ取るために重要です。
|
まずは「どの
and も、基本は A に B を足し算しているだけ」というイメージを持つことが大切です。
そのうえで、時間の流れなのか、
同時進行なのか、
条件と結果なのかを少しずつ意識していくと、
文脈に合った and の顔が見分けられるようになっていきます 😊
💬 代表パターンで and の使い方をつかもう!
ここでは、and の代表的な使い方を
5つのパターン にしぼって、例文カードで確認します。
それぞれ、
A and B
の形で「何と何を足し算しているのか」に注目してみてください。
I want to stay with you and support you.
(私はあなたのそばにいたいし、あなたを支えたいです。)
🔧 構造:I want to stay with you and support you.
= S + V₁ and V₂ + O(同じ主語 I が
stay with you と support you の2つの動作をする)
and が、 一緒にいたい という気持ちと 支えたい という気持ちを 同じ重さで足し算しています。 恋愛シーンでもよく使える、ポジティブで丁寧な表現です 💕
I finished my homework and went to bed.
(私は宿題を終えて、それから寝ました。)
🔧 構造:I finished my homework and went to bed.
= S + V₁ O and V₂(同じ主語 I が「終える」→「行く」の順で動く)
ここでは and が 「まずAして、次にBした」という 時間の流れをつなぐ役目。 前後の動詞の「順番」を意識すると、物語や日記の英文がとても読みやすくなります 📖
He sat at his desk and studied English.
(彼は机に座って、英語を勉強していました。)
🔧 構造:He sat at his desk and studied English.
= S + V₁ ... and V₂ ...(1人の動作がほぼ同じ時間帯に2つ続いている)
この and は 「座って、そのまま勉強している」という 同時進行のイメージ。 ぴったり「同時」ではなくても、「AしつつBもしている」感覚で読み取ると自然です 👀
Study hard, and you will pass the exam.
(一生けんめい勉強しなさい、そうすれば試験に合格しますよ。)
🔧 構造:Study hard, and you will pass the exam.
= 命令文, and S + will V
この形の and は、 実質的には 「もしAすれば、Bになるよ」 という 条件+結果 を表しています。 励ましやアドバイスのフレーズでよく使われるので、まるごと覚えてしまってOKです ✨
Our love is getting deeper and deeper.
(私たちの愛は、ますます深くなっています。)
🔧 構造:... is getting A and A.
= be動詞 + getting + 形容詞 and 形容詞(同じ語をくり返す)
deeper and deeper のように、
同じ語を and ではさんでくり返すと
「どんどん〜していく」「ますます〜だ」という変化の強調になります。
ロマンチックなフレーズですが、ほかにも
warmer and warmer(だんだん暖かく)など、
日常的な表現にも応用できます 💗
どの例文でも、
A and B の形になっていて、
AとBの関係(足し算・順番・同時・条件・強調)
が少しずつちがっているのが分かりますか?「
and の前後で何と何をつないでいるか」を意識して読むクセをつけると、
長めの英文でもスムーズに意味の流れを追えるようになります 🚀
📍 Lesson 103:and の用法へジャンプしよう
このセクションで and の「顔」がいくつか見えてきたら、
さらに詳しい使い分けを
Lesson 103:and の用法
でチェックしてみましょう。
下のカードから、気になる用途別にジャンプできます 🚀
いきなり全部を読まなくても OK。 まずは「よく目にするな」と感じるパターンから 1 枚カードを選んで、 そこだけ読むだけでも十分な前進です 😊
🧠 and を制す者は長文を制す?
英語の長文を読むとき、いちばん頻繁に目に入る接続詞の一つが and です。
心理学的には、よく出てくる「パターン」を先におさえておくと、
脳が先読みしやすくなり、読み疲れしにくくなると言われています。
文中の and を見つけたら、まずは
A and B の
「A」と「B」の境目を探してみましょう。
それだけで、長い文が「意味のかたまり」に分かれ、
どこまでが一つのセットか が見えやすくなります。
足し算の and なら「似た情報が続くな」、 順序の and なら「次の行動が来るな」など、 接続詞の性格が分かっていると、読んでいる最中に 次の展開をざっくり予測できるようになります。 これは読解スピードアップにも大きく貢献します ⏩
長文を読むとき、知らない単語があっても、
and をはじめ接続詞のパターンさえ分かれば、
大まかな意味は追えることが多いです。
「まずは接続詞のつながりだけ追う」という読み方は、
完璧主義から抜け出して、理解を積み上げていくうえでも役立ちます 🌱
すべての使い方を一気に覚える必要はありません。 まずは、
A and B の「A」と「B」が何か言える
というレベルを目標にしてみましょう。
それだけでも、「and を制す者は長文を制す」の第一歩を踏み出しています 😊
3. or の役割
(えらぶ・言い換える・さもないと)
キーワード 選択 分かれ道 さもないと
or は、基本的には
A or B
の形で、「AかBか、どちらかをえらぶ」分かれ道を作る等位接続詞です。
日本語では「〜または〜」「それとも〜」に当たりますが、文によっては
「すなわち/言い換えれば」 や
「さもないと」
のような意味にもなります。
and が情報を足し算していく接続詞だとすると、
or は考え方や行動を2つ以上のルートに分けるサインです。
このセクションでは、or の代表的な
3つの顔
をマップで整理し、のちほど例文カードで体験していきます。
or を見つけたら、「ここで話が分かれ道になっているんだ」と意識してみましょう 👀
tea or coffee
のように、「AかBか、どちらか選んでね」と分かれ道を作るのが or の基本イメージです。
🗺️ or の役割マップ(3つの顔)
or は大きく分けて、
選択
言い換え
さもないと
の 3 タイプに整理できます。
ここでは、日本語のイメージとパターン(型)だけをざっくり確認し、くわしい用法は
Lesson 104:or, nor の用法
にゆずります。
スマホでは、表を左右にスワイプして見てください 📱
| タイプ | 日本語イメージ | 型(パターン) | 読解のヒント |
|---|---|---|---|
① 選択の orえらぶ・二択/三択 |
〜または〜
それとも〜
A と B のどちらかを選ぶイメージ。
|
A or B
(tea or coffee)
S + V A or B?
(どちらがいい?)
|
🔍 104-1:「または/あるいは」を表す or 質問やメニュー、選択肢の説明などで、分かれ道を作っていると考えると分かりやすいです。 |
② 言い換えの orすなわち・言い換えれば |
すなわち
言い換えれば
A を B で説明し直す・言い換えるイメージ。
|
A, or B
B のところに、A をわかりやすく説明し直した内容が来る。
|
💬 104-2:「すなわち/言い換えれば」を表す or 読解では、「ここから先は、さっきの内容を別の言い方で説明してくれている」と意識すると、 内容を整理しやすくなります。 |
③ さもないと の or条件・警告 |
さもないと
そうしないと
A をしないと、B というよくない結果になる、という警告。
|
命令文, or S + will V
「Do A, or B will happen.」=「A しなさい、さもないと B になるよ」。
|
⚠️ 104-3:「さもないと」を表す or 命令文やアドバイスとセットで出てきやすいパターン。 or の右側には、「A をしなかった場合の結果」が来ていると考えましょう。
|
まずは、目の前の
or が
選択
言い換え
さもないと
のどれに近いかを考えてみましょう。
完ぺきに訳そうとするよりも、「どのタイプの分かれ道かな?」と意識するだけで、
長文の流れがグッとつかみやすくなります 😊
💬 例文で or の「分かれ道」感覚をつかもう!
ここでは、or の代表的な使い方を
選択
言い換え
さもないと
の 3 タイプに分けて確認します。
それぞれ、A or B が
どんな分かれ道を作っているのかに注目して読んでみてください 👀
Would you like tea or coffee?
(紅茶とコーヒー、どちらがよろしいですか。)
🔧 構造:Would you like A or B? = 疑問文 + A or B
or が tea と coffee の 二択の分かれ道を作っています。 カフェやおもてなしの場面でとてもよく使う、丁寧で定番のフレーズです ☕️
You can call me tonight or tomorrow morning.
(今夜か、明日の朝のどちらかに私に電話してくれていいですよ。)
🔧 構造:You can call me A or B. = S + can + V + A or B
or の前後に 2つの時間が並び、 話し手がえらべる自由を相手に渡しています。 「どちらでもいいよ」というやさしいニュアンスも伝わる表現です 📞
Do you want to stay with me, or be just friends?
(私と一緒にいたい? それとも、友だちのままでいたい?)
🔧 構造:Do you want to A, or (do you want to) B?
「Aしたい?それともBしたい?」という or の基本パターンです。
ここでは or が、 恋人でいたい のか 友だちでいたい のかという、 関係性の分かれ道を作っています。 気持ちをはっきりさせたいときに使える、少しドラマチックなフレーズですね 💕
Hurry up, or you will miss the train.
(急ぎなさい、さもないと電車に乗り遅れますよ。)
🔧 構造:命令文, or S + will V
= Hurry up, or you will miss the train.
この形の or は、 実は 「もしAしなければ、Bになってしまう」 という 条件+結果 を表しています。 「しないと困ったことになるよ」という、やさしい警告のフレーズとしてよく使われます ⚠️
He is a programmer, or a kind of computer engineer.
(彼はプログラマーです。すなわち、コンピューター技術者の一種です。)
🔧 構造:A, or B
ここでの or は 「すなわち/言い換えれば」 の役割を持っています。
programmer という少し専門的な単語を、 a kind of computer engineer と 言い換えて説明している形です。 読解では、「or のあとに『つまり〜』が来ているんだな」と意識すると、 内容の理解がぐっと楽になります 💡
どの例文でも、
A or B の形になっていますが、
えらぶ
言い換える
さもないと
のように、or の役割(分かれ方)が少しずつ違っています。英文を読むときには、
or を見つけたら
「これはどんな分かれ道を作っている or かな?」 と考えるクセをつけると、
長めの文章でも意味の流れを追いやすくなります 🚀
📍 Lesson 104:or, nor の用法へジャンプしよう
ここまでで or の「選択」「言い換え」「さもないと」という 3 つの顔が見えてきました。
もっとくわしく知りたくなったら、
Lesson 104:or, nor の用法
で用途別に深掘りしてみましょう。
下のカードから、気になるテーマに直接ジャンプできます 🚀
3 枚すべて読まなくても大丈夫です。 まずは「自分がよく出会うな」と感じるタイプのカードを 1 枚選んで、そこだけ深く読むだけでも 読解力の土台づくりとしては十分な一歩になります 😊
🧠 「or は分かれ道のサイン」として読む
英語の長文を読むとき、or に気づくだけで
「ここが意味の分かれ道なんだ」と分かります。
心理学の研究でも、文章を理解するときには、内容を
いくつかの選択肢・グループ
に分けて整理することで、脳の負担が軽くなると言われています。
文の中で or を見つけたら、まずはそこに
分かれ道の標識が立ったイメージで眺めてみましょう。
そのあとで、「左の道(A)」と「右の道(B)」 に何が書いてあるかを読めば OK。
すべての単語を完璧に追わなくても、意味の大枠がつかみやすくなります。
読みながら、 選択 言い換え さもないと のどれかを、心の中でそっとラベル付けしてみましょう。 こうした「ラベリング」は、心理学で言う メタ認知(自分の理解のしかたを客観視する力)を高めるトレーニングにもなります 🌱
長文を読むとき、単語を一つひとつ完璧に理解しようとすると、
途中で疲れてしまいがちです。
まずは or のような接続詞だけを追って、
話がどこで分かれているか を確認するだけでも大きな前進です。
「今日は or の分かれ道だけは意識して読めた」
それだけで、学習としては十分な成功体験ですよ 😊
すべての用法を暗記しなくても、
or を見たら「ここで意味が分かれている」と気づけるだけで、
英文の読みやすさはかなり変わってきます。
次に英語の文を読むときは、まず or を探す「分かれ道ウォッチャー」になってみましょう 👣
4. nor の役割
(AもBも〜ない:否定専用の等位接続詞)
キーワード 否定 AもBも〜ない 読み取りで重要
nor は、「Aでもないし、Bでもない」という
二重の否定を表す等位接続詞です。
日本語では「〜でもなく、〜でもない」「AもBも〜ない」と訳されることが多く、
必ず否定語とセットで使われます。
例:not / never / neither など。
会話では少しフォーマルな印象がありますが、
英検・TOEIC の長文や
小説・評論文ではよく出てくるので、
「nor が見えたら AもBも✖ なんだな」と分かるだけでも読解の力がグッと上がります。
nor は「両方にバツをつける」接続詞、とイメージしておきましょう ✖✖
neither A nor B
は「AもBも〜ない」という、両方にバツをつける表現です。
🗺️ nor の役割マップ(基本パターン)
nor は、否定どうしをつなぐ専用の接続詞です。
ここでは、読解で特に大事な
否定語 + A, nor B
と
neither A nor B
にしぼって全体像を確認し、少し発展的な
Nor do I. などの倒置
にも軽くふれておきます。
スマホでは、表を左右にスワイプして見てください 📱
| タイプ | 日本語イメージ | 型(パターン) | 読解のヒント |
|---|---|---|---|
|
① 否定語 + A, nor B 〜ではないし、〜でもない |
Aでもなく、Bでもない
どちらも✖
1つ目の否定(not / never など)に続けて、2つ目の内容も否定するときに使います。
|
not A, nor B
not A, nor do S + V
前半で A を否定し、
nor 以降で「B も同じく否定だよ」と言い足している形です。
|
🔍 104-4:「Aでないし、またBでない」を表す nor 「Aではないし、Bでもない」と否定をもう1回くり返すサインとして読むと分かりやすくなります。 |
|
② neither A nor B AもBも〜ない |
AもBも〜ない
二人とも/どちらも〜ない
主語が 2 つ(AとB)あるけれど、両方まとめて否定する表現です。
|
Neither A nor B + V ...
「AもBも〜ない」と言い切るので、V はふつう 単数扱い になります(is / likes など)。
|
❌ 104-5:「AもBも〜ない」を表す neither A nor B 「AもBも〜ない」ときに使う、セットの言い方としてそのまま覚えておくと便利です。 |
|
③ 発展:nor + 倒置 Nor do I / Nor can he ... |
(私も)〜ない
同じく否定を受ける
「私も〜ではないよ」「彼も〜できないよ」と、前の否定文に続いて自分も否定するときに使われます。
|
Nor do I.
Nor can he ...
助動詞や
do が文頭に出る倒置(語順の入れ替え)が起こるのが特徴です。
|
📘 104:or, nor の用法(発展部分) 書き言葉・フォーマルな文でよく見かけます。 自分で使えなくても、意味が読めれば十分と考えてOKです。 |
まずは、 ① 否定語 + A, nor B と ② neither A nor B の 2 パターンだけおさえれば十分です。
nor を見つけたら、
「あ、ここは AもBも✖ なんだな」
と意識するところから始めてみましょう 😊
💬 例文で nor の「両方✖」感覚をつかもう!
ここでは、nor の代表的な使い方を
否定語 + A, nor B
と
Neither A nor B
を中心に、例文カードで確認します。
それぞれ、
A と
B
のどこにバツが付いているかを意識して読んでみてください ✖✖
I don’t have a car, nor do I have a bike.
(私は車も持っていないし、自転車も持っていません。)
🔧 構造:
I don’t have a car, nor do I have a bike.
= not A, nor do S + V B
前半で 「車を持っていない」 と否定し、
nor 以降で
「自転車も持っていない」 と
B も同じく否定しています。
nor は「Aでもないし、Bでもないよ」と、否定をもう一度くり返すサインです。
I have not read the book, nor do I want to.
(私はその本を読んでいないし、読みたいとも思っていません。)
🔧 構造:
I have not read the book, nor do I want to.
= have not + Vpp A, nor do S want to B
前半は「行動(読む)」の否定、後半は「気持ち(読みたい)」の否定です。 nor が、 「実際に読んでいない」 だけでなく、 「読みたい気持ちもない」 と 二重でバツを付けているのがポイントです。
Neither my sister nor my brother likes natto.
(私の姉も弟も、納豆が好きではありません。)
🔧 構造:
Neither A nor B + V ...
= Neither my sister nor my brother likes natto.
Neither と
nor がペアになって、
姉も弟も(どちらも)納豆が好きではない と
2人まとめて否定しています。
主語は 2 人ですが、
likes のように動詞はふつう単数形になる点も、上級では大切なポイントです。
I don’t love him, nor do I hate him.
(私は彼のことを好きでもないし、嫌いでもありません。)
🔧 構造:
I don’t love him, nor do I hate him.
= not A, nor do S B
「好き」という感情も、「嫌い」という感情もどちらも否定している文です。 nor が、 love(好き) と hate(嫌い) の 両方にバツを付けて、 「どちらでもない、グレーな気持ち」を表しています 💕
I don’t like horror movies. Nor do I.
(私はホラー映画が好きではありません。私も好きではありません。)
🔧 構造:
Nor do I. / Nor can he ... など
= Nor + 助動詞 / do + 主語
1 文目の
I don’t like horror movies.
に対して、
2 文目の
Nor do I.
は 「私も(同じく)好きではないよ」 という意味になります。
語順(nor + do + I)が少し特別ですが、
「私も〜ない」=前の否定に同意
と読み取れれば、読解としては十分です 📘
どの例文でも、
nor は
「Aでもないし、Bでもない」
「AもBも〜ない」
のどちらかを表しています。まずは
not A, nor B と
Neither A nor B
の 2 パターンだけ意識して、
「ここは両方にバツをつけているんだな」 と気づけるようになることを目標にしましょう 🚀
📍 Lesson 104:or, nor の用法へジャンプ(nor 編)
ここまでで nor が
AでもなくBでもない
AもBも〜ない
を表す接続詞だと分かってきました。
もっと詳しく知りたくなったら、
Lesson 104:or, nor の用法
で nor のパターンをしっかり整理しておきましょう。
下のカードから、気になるテーマに直接ジャンプできます 🚀
3 枚すべて読む必要はありません。 まずは AもBも〜ない(neither A nor B) か not A, nor B のどちらか一方だけを集中して読むだけでも、 「nor =両方にバツ」の感覚がかなりはっきりしてきます 😊
🎯 「めったに使わないのに、読解コスパ最強」の nor
日常会話では nor をほとんど見かけないかもしれません。
でも、英検やTOEIC・洋書などの長文の世界では、
nor を知っているかどうか が
意外なくらい理解度の差につながります。
心理学では、自分でも「ちょっと難しいかも」と感じるものを理解できたとき、
自己効力感(自分はできるという感覚)が強く高まると言われます。
nor のような「めったに見ないけれど重要な単語」を1つ押さえるだけで、
英文を読むときの自信がグッと増します ✨
nor の基本は、
not A, nor B と
Neither A nor B
のたった 2 パターン。
この 2 つさえ覚えておけば、
どんな文でも「AもBも〜ない」という核心の意味は読み取れます。
覚える量が少ないのに、読める文の数が一気に増えるコスパ最強ゾーンです 📘
自分で完璧に使いこなそうとすると、ハードルが一気に上がってしまいます。
まずは
nor を見たら「両方にバツ」
と分かれば十分、とゴールをゆるめておきましょう。
「読めれば合格」という現実的な目標は、挫折しにくい学習プラン作りにもつながります 😊
すべての例文を暗記する必要はありません。 まずは
Neither A nor B=「AもBも〜ない」、
not A, nor B=「〜ではないし、〜でもない」
と言えるようになれば、それだけで nor を「読解コスパ最強ワード」として味方につけたことになります 🎉
5. but の役割
(「しかし」で流れをくるっと反転させる接続詞)
キーワード 逆接 予想外の展開 訂正 譲歩
but は、「Aだけれども、Bだ」と
話の流れを反対方向にクッと曲げる等位接続詞です。
日本語では「しかし」「だが」「けれども」にあたり、
A, but B.
の形で、後ろの B に本音や結論が来ることが多いのが大きな特徴です。
「and = 足し算」「or = 分かれ道」「nor = 両方✖」だったのに対して、
but は
「そのまま行くと思ったら…でもね!」
と、読者の予想をくるっと裏切る合図として働きます。
英語の長文では、but の右側に「筆者が一番言いたいこと」が来ることがとても多いので、
読解のうえでも重要な目印になります 👀
but を見つけたら、「ここから話の方向が変わるんだ」と意識してみましょう 🔀
🗺️ but の役割マップ(よく使う 3 つの顔)
but にはいろいろな説明ができますが、まずは
基本の逆接
訂正(〜ではなくて)
譲歩(〜だけど、それでも〜)
の 3 タイプに分けておさえるとスッキリします。
ここでは、日本語のイメージと「型(パターン)」をざっくり確認し、詳しい用法は
Lesson 105:but, for の用法
にゆずります。
スマホでは、表を左右にスワイプして見てください 📱
| タイプ | 日本語イメージ | 型(パターン) | 読解のヒント |
|---|---|---|---|
① 基本の butしかし・だが・けれども |
しかし
だが
けれども
前半の内容(A)をいったん認めたうえで、それとは逆方向のBを出すイメージ。
|
S₁ + V₁ ..., but S₂ + V₂ ...
例:
I was tired, but I was happy.(疲れていたけれども、幸せだった。) |
🔍 105-1:「しかし/だが/けれども」を表す but but の右側(B)が、話し手の本音・結論になりやすいので、 長文では「but 以降に注目する」読み方がとても有効です。 |
② 訂正の but〜ではなくて…だ |
〜ではなく、〜だ
AではなくてB
A にバツを付けて、本当に言いたい B を言い直すときの
but。
|
not A but B
例:
It is not a problem but a chance.(それは問題ではなくて、チャンスだ。) |
💬 105-2:「〜ではなくて」を表す but 読解では、 not A but B を見つけたら
「AじゃなくてBにマルを付け直している」と考えると理解しやすくなります。
|
③ 譲歩の but〜だけど、それでも〜 |
〜だけれども
〜なのに、それでも〜
マイナスな状況(A)を認めつつ、それでもポジティブなBを主張するパターン。
|
S + V A, but S + (still) V B.
例:
It was cold, but we enjoyed the picnic.(寒かったけれど、私たちはピクニックを楽しんだ。) |
🌈 105-3:譲歩を表す but マイナス → プラス/心配 → 前向き という「ポジティブ逆転」をよく作るので、 文章の雰囲気がガラッと変わるポイントとしてチェックしましょう。 |
④ 不満・意義の but〜だけどさ…/〜とは言うけれど |
反論
不満・ツッコミ
相手の意見を受け止めつつ、「でもさ…」と軽く逆らうニュアンスの but。
|
“..., but ...”
例:
That sounds good, but I'm not sure.(それは良さそうだけど、よく分からないな。) |
⚖️ 105-4:意義や不満を表す but 会話文では、 But ... で始まる文が「ツッコミ」や「本音の反論」になることが多いので、
登場人物の気持ちを読み取る手がかりとして注目してみましょう。
|
まずは、 ① 基本の逆接 と ② 訂正(not A but B) をおさえれば十分です。 英文を読むときには、
but の右側に「ほんとうに言いたいこと」が来る
と意識するだけで、長文の要点がグッとつかみやすくなります 😊
💬 例文で but の「方向転換」感覚をつかもう!
ここでは、but の代表的な使い方を
基本の逆接
訂正(not A but B)
譲歩(〜だけど、それでも〜)
などに分けて、例文カードで確認します。
それぞれ、A but B の
B の部分が「ほんとうに言いたいこと」になっているかどうかに注目して読んでみてください 👀
I was tired, but I was happy.
(私は疲れていましたが、幸せでした。)
🔧 構造:
I was tired, but I was happy.
= S + be A, but S + be B.
tired(疲れている) と happy(幸せな) は、気持ちの方向が正反対です。 but で感情の向きが マイナス → プラス にクッと曲がり、 「大変だったけど、結果的には幸せだった」という本音(B側)が強調されています。
She is shy, but she is very kind.
(彼女は内気ですが、とても優しい人です。)
🔧 構造:
She is shy, but she is very kind.
= S + be A, but S + be B.
「shy(内気)」は少しマイナスに聞こえることがありますが、
but she is very kind
の部分で「でも、本当に大事なのは優しいところだよ」と
良い面(B)を持ち上げている文です。
人を紹介するときによく使える、やわらかい逆接の but です 😊
I’m busy, but I always think of you.
(私は忙しいけれど、いつもあなたのことを考えています。)
🔧 構造:
I'm busy, but I always think of you.
= S be A, but S always V B.
A の busy(忙しい) は現実の状況、
B の always think of you は
本当の気持ち を表しています。
but で「忙しい」というマイナスを乗り越えて、
「それでもあなたが大事」というプラスのメッセージを強く伝えている、
恋愛シーンの定番フレーズです 💕
It is not your fault, but my mistake.
(それはあなたのせいではなく、私のミスです。)
🔧 構造:
It is not your fault, but my mistake.
= It is not A, but B.
not A but B は 「AではなくてBだ」と訂正する形です。 この文では、 your fault(あなたの責任) にバツを付けて、 my mistake(自分のミス) にマルを付け直しています。 相手を責めずに、自分が責任を引き受ける大人な言い方としても使えます 👍
It was raining, but we still enjoyed the picnic.
(雨が降っていましたが、私たちはそれでもピクニックを楽しみました。)
🔧 構造:
It was raining, but we still enjoyed the picnic.
= S + be A, but S still V B.
raining(雨が降っている) はマイナス条件ですが、
we still enjoyed the picnic で
「それでも楽しめた」とプラスにひっくり返しています。
こうした but は、文章の雰囲気を
暗い → 明るい に変える「ポジティブ逆転」のサインです 🌈
That sounds good, but it’s too expensive.
(それは良さそうだけど、値段が高すぎます。)
🔧 構造:
That sounds good, but it's too expensive.
= S V A, but S be too B.
「sounds good(良さそう)」と一度ポジティブに受け止めてから、
but it's too expensive で
本音の不満を出しています。
会話文では、このように
「一応ほめる → でもさ…」
という流れを作るときに but がよく使われます。
どの例文でも、
A but B
の B のほうが大事な情報・本音 になっていることに注目しましょう。長文を読むときには、まず
but を見つけて、
「この右側に、筆者が一番言いたいことが来るかも」
と意識するだけでも、英文の理解がグッとラクになります 🚀
📍 Lesson 105:but, for の用法へジャンプ(but 編)
ここまでで but が
「しかし/だが」の逆接
「〜ではなくて」の訂正
「〜だけど、それでも〜」の譲歩
を表せることが見えてきました。
さらに深く練習したいときは、
Lesson 105:but, for の用法
で、用途別にじっくり確認してみましょう 🚀
すべての用法を一気にやろうとせず、 基本の逆接 → not A but B → 譲歩・不満 のように、興味のあるカードから順番に進んでいくだけで OK です 😊
🧠 「but を追えば、筆者の本音が見えてくる」
英語の長文を読むとき、すべての単語を完璧に理解しようとすると、
途中でヘトヘトになってしまうことがあります。
そこで役立つのが、
but だけを目印にする読み方
です。
心理学では、対比(ギャップ)がある情報ほど記憶に残りやすいと言われます。
A, but B. のような文は、
「A と B がどう違うのか?」という差に注目すると、
内容がスッと頭に入りやすくなります。
まずは but を見つけて、
「前と後ろで何がひっくり返っているのか」
を眺めてみましょう。
多くの文章では、
A, but B.
の B のほうに、筆者の本音や結論 が書かれます。
すべての文を細かく訳すのではなく、
まずは but を見つけて
「B 側を丁寧に読む」
だけでも、内容の大枠がつかみやすくなります。
これは長文読解でよく使われる「要点読み」のテクニックです 📘
すべての接続詞を一気にマスターしようとすると大変です。
まずは
but を見つけて、右側を意識して読む
だけで十分な一歩です。
「今日読んだ長文で、but の右側だけはちゃんと追えた」
という小さな成功体験が、
学習を続けるモチベーションをじわっと育ててくれます 😊
英文を読むときに、
but をマーカーだと思って探す
だけでも読み方が変わります。
「全部わからないとダメ」ではなく、
「but を見つけて本音ゾーンに気づけたら大成功」 というくらいの気持ちで、
気楽に長文にチャレンジしていきましょう 🌱
6. for の役割
(「というのは〜だからだ」と理由をあとからそっと足す接続詞)
キーワード 理由・説明 なぜなら〜だからだ 書き言葉寄り 等位接続詞 for
for には「〜のために」という有名な意味がありますが、ここでは
接続詞としての for
を扱います。
接続詞の for は、
「……。というのは〜だからだ」と
前の文の理由や根拠を、あとから説明する
働きをします。
型はとてもシンプルで、
S₁ V₁ ..., for S₂ V₂ ...。
「A した。というのは B だからだ。」という
ナレーション風の because
と考えるとイメージしやすいです。
会話では because を使うことが多い一方で、
for は
小説・エッセイ・スピーチなど、落ち着いた文章
によく登場する接続詞です。
for を見つけたら、「今の文の理由や根拠が説明されるんだな」と意識して読んでみましょう 🔍
I went to bed early, for I was very tired.「早く寝た。というのは、とても疲れていたからだ。」のように、 メインの出来事 に 理由の吹き出し をあとから付け足すイメージで読むと分かりやすいです。
🗺️ for の役割マップ(よく出る 3 つの顔)
接続詞の for は、すべてを細かく分類しようとすると難しく感じてしまいますが、
読解で大事なのは次の 3 パターンです:
① 行動・状態の理由
② 推量・判断の根拠
③ 文体:書き言葉の because。
まずは「どのタイプの理由を説明しているのか」に注目してみましょう。
スマホでは、表を左右にスワイプして見てください 📱
| タイプ | 日本語イメージ | 型(パターン) | 読解のヒント |
|---|---|---|---|
① 理由の for行動・状態の理由 |
というのは〜だからだ
なぜなら〜だからだ
すでに述べた行動や状態の「なぜ?」を、あとから説明するときの
for です。
|
S₁ V₁ ..., for S₂ V₂ ...
例:
I went to bed early, for I was very tired.(私は早く寝ました。というのは、とても疲れていたからです。) |
🔍 105-5:「というのは〜だからだ」を表す for 「さっきの文の理由を説明しているんだな」と気づくだけでも、 物語や説明文の流れがグッと分かりやすくなります。 |
② 根拠の for〜に違いない、というのも〜だから |
〜に違いない、というのも〜だからだ
こう考える根拠を示す
「〜だろう/〜に違いない」といった推量・判断の「根拠」を説明するときの
for です。
|
S V (must / probably ...), for S V ...
例:
He must be at home, for the lights are on.(彼は家にいるに違いありません。というのも、電気がついているからです。) |
💡 ポイント:
must / probably / surely など推量表現のあとに for が来たら、
「今の推量の理由・証拠を説明している」と考えて読みましょう。
|
③ 文体としての for書き言葉・ナレーション風 |
文章っぽい「なぜなら〜」
語り手の説明
会話では
because がよく使われる一方で、
for は書き言葉・語り手の説明でよく出てきます。
|
S V ..., for S V ...
実際には ①・② と同じ形ですが、
「会話で自然かどうか」よりも文章全体の雰囲気を整える役割が強いです。
|
📘 105:but, for の用法(発展) 自分で話すときは because を使ってもまったく問題ありません。
for は「読めるだけで得するボーナス接続詞」くらいに気楽に覚えておきましょう 😊
|
まずは、 ① 行動・状態の理由 と ② 推量の根拠 の 2 パターンだけ意識できれば十分です。 英文を読むときに
for を見つけたら、
「今の文について、作者が“なぜ?”を説明してくれている場所なんだ」
と考えてみてください。
それだけで、物語や説明文の「理由」と「結論」のつながりが、ぐっとクリアに見えてきます ✨
💬 例文で for の「理由ナレーション」感覚をつかもう!
ここでは、接続詞 for の代表的な使い方を
行動・状態の理由
推量の根拠
気持ち・人間関係の理由
などに分けて、例文カードで確認します。
それぞれ、
S₁ V₁, for S₂ V₂ ...
の形になっているか、
「for の右側が “なぜ?” に答える理由になっているか に注目して読んでみてください 🔍
I went to bed early, for I was very tired.
(私は早く寝ました。というのは、とても疲れていたからです。)
🔧 構造:
I went to bed early, for I was very tired.
= S₁ V₁, for S₂ V₂.
went to bed early が「したこと(結果)」、
was very tired が「その理由」です。
日本語では
「〜しました。というのは、〜だからです」
のように、文を二つに分けて言う感じになるのがポイントです 😊
He must be at home, for the lights are on.
(彼は家にいるに違いありません。というのは、電気がついているからです。)
🔧 構造:
He must be at home, for the lights are on.
= S V (must ...), for S V ...
must be at home は「きっと〜だ」という
結論、
lights are on はその
根拠(理由)です。
for の右側を読めば、「なぜそう考えたのか」 が分かるので、
英文の「ロジック(考え方)」をたどるときにとても役立ちます 🔎
She is loved by everyone, for she is always kind.
(彼女はみんなに愛されています。というのは、いつも優しいからです。)
🔧 構造:
She is loved by everyone, for she is always kind.
= S be 過去分詞, for S be 形容詞.
is loved by everyone が「結果」、
is always kind が「理由」です。
「みんなに好かれている人には、ちゃんと理由があるんだよ」という
人間関係のロジックを、そのまま英語にしたイメージです 🌱
I can’t forget her, for she was my first love.
(私は彼女のことを忘れられません。というのは、彼女が初恋の人だったからです。)
🔧 構造:
I can't forget her, for she was my first love.
= S can't V A, for S was B.
can’t forget her は「今の気持ち」、
was my first love は
「その気持ちを生み出している過去」です。
for は、こうした心の背景をそっと説明してくれる接続詞としてもよく使われます 💕
We stayed inside, for it was snowing heavily.
(私たちは家の中にいました。というのは、激しく雪が降っていたからです。)
🔧 構造:
We stayed inside, for it was snowing heavily.
= S₁ V₁, for it was -ing ...
stayed inside が行動、
was snowing heavily がその理由です。
天気(it 主語の文)をつかった for の理由説明は、
物語文でよく登場するパターンなので、見慣れておくと安心です ☃️
どの例文でも、
S₁ V₁, for S₂ V₂ ...
の for の右側 が「さっきの文の理由・根拠」になっていることに注目しましょう。英文を読むときに
for を見つけたら、
「ここは作者が “なぜ?” を教えてくれている部分なんだ」
と意識するだけでも、
物語や説明文の筋がグッと追いやすくなります 🚀
📍 Lesson 105:but, for の用法へジャンプ(for 編)
ここまでで、接続詞 for が
「というのは〜だからだ」
行動や気持ちの理由
推量の根拠
をあとからそっと説明する働きを持つことが見えてきました。
もっとじっくり練習したくなったら、
Lesson 105:but, for の用法
で、用途別にパターンを整理してみましょう 🚀
まずは 理由の for と 推量の根拠の for のどちらか一つだけを選んで読むだけでもOKです。 「全部を一気に完璧に」ではなく、 気になるカードを 1 枚だけじっくり読む ぐらいの気持ちで進めていきましょう 😊
📖 for は物語の中の「理由ナレーション」
接続詞 for は、ふだんの会話ではあまり出てきませんが、
物語やエッセイの中では語り手がそっと理由を教えてくれるナレーションのような役割をもっています。
だからこそ、for を読めるようになると、英文の世界の「裏側」が見えやすくなります ✨
心理学では、理由づけがある情報は記憶に残りやすいことが分かっています。
I went to bed early, for I was tired. のように、
出来事(早く寝た)+
理由(疲れていた)
が for でセットになると、ストーリーとして頭に残りやすくなります。
英語でも「何が起きたか」だけでなく、「なぜそうなったか」まで読めると、理解がグッと深くなります。
He must be at home, for the lights are on. のような文では、
結論(must be at home) と
根拠(lights are on) のつながりを
for が教えてくれます。
これは、ただ単語を訳すだけでなく、
「この人はこういう理由でそう考えているんだな」
と、英語の中の考え方の筋道を追う練習にもなります 🔎
自分が英語を話すとき、理由は because で言えば十分です。
for を無理に使いこなす必要はありません。
その代わり、
for が出てきたら「理由ナレーション」だと分かる、
というレベルを目標にすると、プレッシャーがぐっと減ります。
「話すときはシンプルに、読むときは少し深く」——そんなゆるいバランスで続けていきましょう 😊
英文を読むときに、
for を見つけて「ここは理由ナレーションだな」と意識する
だけでも、ストーリーの筋がすっと見えやすくなります。
「全部を一字一句訳す」よりも、
「for のところで作者の説明をキャッチできたらOK」
くらいの気持ちで、気楽に読み進めてみてください 📚
🧾 総まとめ:等位接続詞 and / or / nor / but / for
等位接続詞は、
A + 接続詞 + B
の形で、対等な語・句・節どうしをつなぐ「横のつなぎ役」です。
なかでも
and,
or,
nor,
but,
for
の 5 つは、英文の筋道(ロジック)を読むときの強力な目印になります。
このレッスンでは、それぞれの等位接続詞を 「足し算」 「選ぶ」 「両方✖」 「方向転換」 「理由ナレーション」 といったイメージで整理してきました。 ここでは、その 5 つを一気に「見える化」して、頭の中にコンパクトな地図を作っていきます 🗺️
長文を読むときは、まず
and / or / nor / but / for
を見つけて、
「前と後ろはどんな関係かな?」と考えるだけでも、
一文一文をバラバラに訳すよりずっと楽に、ストーリーの流れを追えるようになります。
🗺️ 5つの等位接続詞「性格マップ」
5つの等位接続詞には、それぞれ 「どんなふうに A と B をつなぐか」という性格があります。 スマホでもサッと眺められるように、ひとつひとつをカードにまとめました。 💡 迷ったときは、「この接続詞を日本語にすると、いちばん近いのはどれ?」と考えると整理しやすくなります。
and
足し算・追加
A and B は、 「A と B をならべて足し算する」接続詞です。
- 日本語のイメージ:「〜と」「そして」「〜および」
- 情報・動作・形容詞などを横にどんどんつなぐときに使う
- 長文では、理由や条件を「追加」してくる役割も多い
or
選択・分かれ道
A or B は、 「A か B か、どちらかを選ぶ」分かれ道の接続詞です。
- 日本語のイメージ:「または」「それとも」「さもないと」
- 質問なら「どっちがいい?」、命令・助言なら「さもないと〜」の注意書きになることも
- 長文では、選択肢・対立・条件違反の結果を示す合図として登場
nor
両方✖(二重否定)
A nor B は、 「A でもなく B でもない」と、二つとも ✖ にする接続詞です。
- 前に否定があるのが基本形:
not A, nor B neither A nor Bなら「A も B も〜ない」というセット表現- 頻度は高くないけれど、読解では「どちらも✖」のサインとして重要
but
逆接・方向転換
A, but B. は、 「A だけれども、B だ」と 話の流れをクッと曲げる接続詞です。
- 日本語のイメージ:「しかし」「だが」「けれども」
- 多くの場合、B 側に話し手の本音や結論が来る
- 長文読解では、「but の右側に注目」が鉄則
for
理由ナレーション
A, for B. は、 「A だ。というのは B だからだ」という あとから理由を説明する接続詞です。
- 日本語のイメージ:「というのは〜だからだ」「なぜなら〜だからだ」
- 会話よりも、物語・エッセイ・スピーチなどの書き言葉でよく登場
forの右側は、「作者が自分で理由を教えている部分」として要チェック
最初からすべて完璧に覚えようとしなくて大丈夫です。 まずは、
and=足し算
or=選ぶ
but=しかし(方向転換)
for=というのは〜だからだ
の 4 つだけでも OK。
長文を読むときに、この 4 つを見つけて
「前と後ろの関係」を一言で説明できるか
を意識すると、英文の流れがぐっと読みやすくなります 🚀
📌 用途別チートシート:等位接続詞の「型」と読み方
and / or / nor / but / for のそれぞれについて、
日本語イメージ
よく出る型
読解のヒント
を一覧にしました。
長文を読むとき、この表を「ミニ辞書」のように思い出せるととても便利です。
📱 スマホでは、下の表を左右にスワイプして確認してください。
| 接続詞 | 日本語イメージ | 代表パターン | 読解のヒント |
|---|---|---|---|
|
➕ and
追加・足し算
|
〜と
そして
〜および
A と B をならべて足し算するイメージ。
情報・動作・形容詞などを横に並べるときに使います。
|
A and BS V A, and S V B.
例:
I have a cat and a dog.
|
✅ 情報を足しているだけか? に注目。
and が続くときは、
「このあとも同じ方向の話が続く」
というサインです。
|
|
🔀 or
選択・分かれ道
|
または
それとも
さもないと
A か B かどちらかを選ぶときの接続詞。
文脈によっては「さもないと〜」の警告になることもあります。
|
A or BS V A, or S V B.
例:
Hurry up, or you will miss the bus.
|
❓ 「どちらか」「そうしないと」のどちらを表しているかを確認しましょう。 選択肢・条件・結果のどれをつないでいるのかを見ると、文の流れがつかみやすくなります。 |
|
🚫 nor
両方✖(二重否定)
|
〜でもなく〜でもない
A も B も〜ない
A と B をまとめて否定する接続詞。
「二人とも/両方ともダメ」というイメージです。
|
not A, nor Bneither A nor B
例:
I don't like coffee, nor do I like tea.例: Neither Tom nor Mary was there.
|
⚠️ 前後どちらも否定になっているかをチェック。
nor を見つけたら、
「両方✖になっているものは何か?」
を探してみましょう。
|
|
↩️ but
逆接・方向転換
|
しかし
だが
けれども
A から話の方向をクッと曲げて B を言う接続詞。
A と反対の情報・予想外の展開が来ることが多いです。
|
A, but B.not A but B
例:
I'm busy, but I always think of you.例: It is not your fault, but my mistake.
|
🔑 but の右側(B)が本音や結論になりやすいのがポイント。
長文では、まず but を見つけて、
「B で何を強調しているのか」
を意識して読みましょう。
|
|
💭 for
理由ナレーション
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というのは〜だからだ
なぜなら〜だからだ
すでに言ったことについて、あとから理由を説明する接続詞。
物語やエッセイで、語り手の「解説」が入る場所に出てきます。
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S₁ V₁, for S₂ V₂ ...
例:
I went to bed early, for I was very tired.例: He must be at home, for the lights are on.
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💡 for の右側は、
「さっきの文の理由・根拠」です。
読むときは、
「この人は、なぜそう言うのか?」
を教えてくれる部分だと思って注目してみましょう。
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⚠️ よくあるつまずき&区別ポイント
等位接続詞はそれぞれよく似た場面に出てくるので、 「ここを区別できると一気に読みやすくなるポイント」 をカードにまとめました。 すべて覚えなくても、 and vs but or vs nor for vs because の 3 ペアだけ意識できれば十分です 👍
1️⃣ and と but のちがい
-
and:A の「延長線上」に B が続く
例)
She is kind and smart.(優しい+頭がいい) -
but:A から「逆方向」に B が来る
例)
She is shy, but very kind.(内気だけどとても優しい)
and、反対方向→but と整理できます。
2️⃣ or と nor のちがい
-
or:どちらかを選ぶ/結果が分かれる
例)
Tea or coffee?(紅茶かコーヒー?) -
nor:A も B も〜ない(両方✖)
例)
I don't like tea, nor do I like coffee.(紅茶もコーヒーも好きではない)
or は肯定文でもよく出ますが、
nor は
「not A, nor B」 のように
否定とセットで出てくることが多いです。
3️⃣ for と because のちがい(ざっくり)
-
because:いちばん普通の「〜だから」
例)
I went home because I was tired.→「〜したのは、〜だから」 -
for:あとからそっと理由を説明する
例)
I went home, for I was tired.→「〜した。というのは、〜だったからだ」
for は、読んだときに「理由ナレーション」と分かれば合格です。
「全部使いこなす」前に、
まずは区別して読めるようになる
ことを目標にしましょう。
接続詞どうしの細かい違いにこだわりすぎると疲れてしまうので、 まずは 同じ方向(and) 逆方向(but) どちらか(or) 両方✖(nor) のように、ざっくりした「向き」で考えるクセをつけてみてください。 それだけでも、英文の流れがかなりクリアに見えるようになります 🚀
💬 例文カード集(and / or / nor / but / for を一気に復習)
ここでは、等位接続詞
and,
or,
nor,
but,
for
の代表例を 1 文ずつカードにまとめました。
それぞれ
A と B をどうつないでいるか
接続詞の前が A・後ろが B になっているか
を意識して読みながら、英語のリズムに慣れていきましょう 😊
I have a cat and a dog.
(私は猫と犬を飼っています。)
🔧 構造:
I have [A] and [B].
= I have a cat and a dog.
A and B
の形で、
「A と B をならべて足し算」するのが and です。
単語だけでなく、
動作(動詞句) や
文(節) どうしも同じように並べてつなげます。
Do you want tea or coffee?
(紅茶とコーヒー、どちらがほしいですか。)
🔧 構造:
Do you want [A] or [B]?
or は
「A か B か、どちらか」
をえらぶ分かれ道のサインです。
質問文なら
「どっちがいい?」、命令文といっしょに使うと
「さもないと〜」
の注意メッセージになることもあります。
I don't like coffee, nor do I like tea.
(私はコーヒーも紅茶も好きではありません。)
🔧 構造:
not A, nor B./neither A nor B の形で使われることが多いです。
nor は、
「A でもなく B でもない」=両方✖
にするときの接続詞です。
前に
not や
never などの否定がある形とセットで覚えておくとスッキリします。
I'm busy, but I always think of you.
(私は忙しいです。でも、いつもあなたのことを考えています。)
🔧 構造:
A, but B.
ここでは
I'm busy が A、
I always think of you が B です。
but は
A から話の向きをクッと曲げて B を出す
接続詞です。
この文では、
「忙しい」という状況と
「それでもあなたを想っている」という気持ちが対比されています。
長文では
but の右側=本音・結論ゾーン
という意識を持つと読みやすくなります。
I went to bed early, for I was very tired.
(私は早く寝ました。というのは、とても疲れていたからです。)
🔧 構造:
I went to bed early, for I was very tired.
= S₁ V₁, for S₂ V₂ ...
for は、
「〜しました。」
に続けて
「というのは、〜だったからです。」
とあとから理由をナレーションする接続詞です。
物語や説明文で for を見つけたら、
「作者が“なぜ?”を教えてくれている部分」
として注目してみましょう。
それぞれの例文で、
A + and / or / nor / but / for + B
の「A 部分」と「B 部分」がどこかを指でなぞってみてください。
A と B の関係(同じ方向/逆/選ぶ/両方✖/理由)を一言で説明できればバッチリです ✨